11 2006オープン戦

2006年3月30日 (木)

中日1軍登録メンバー発表、開幕まであと1日。

藤井、2番センター
福留以来7年ぶり ルーキー開幕スタメン

明日31日のセ・リーグ開幕を控え、
開幕1軍出場登録メンバーがこの日公示されました。
落合監督が選んだ「元気な27人」
ドラゴンズの開幕メンバーは以下の通りです

【開幕出場選手登録】(中日)
<投 手>川上憲伸、岡本真也、岩瀬仁紀、朝倉健太
      中田賢一、石井裕也、平井正史
      ドミンゴ・グスマン、デニー友利
      ルイス・マルティネス、高橋聡文

<捕 手>谷繁元信、小田幸平
<内野手>高橋光信、荒木雅博、立浪和義
      渡邉博幸、井端弘和、川相昌弘
      タイロン・ウッズ、鎌田圭司

<外野手>福留孝介、アレックス・オチョア
      井上一樹、藤井淳志、上田佳範、英智

(背番号順、トーチュウ、セ・リーグ公式

◇藤井淳志
<ルーキーでただ1人開幕1軍入り。
7年ぶり快挙となる開幕スタメンも確実>
「周りが開幕1軍、開幕スタメンと
騒いでいるだけ、という感じで、自分ではピンとこない。
すごいことなのかさえ分からない。実感がないんです。
オープン戦開幕から
シーズンのつもりでやってますから
僕の中ではもう開幕しているんです。
だからいつも通りの気持ちでできると思います」

<他人事だった昨季までは>
「ああ、プロ野球が開幕したんだ、という感じ。
テレビをつけると、野球をやっていたりして…」

<打席テーマは『TRAIN-TRAIN』に決まり>
「これなら知ってる人が多いし、
お客さんも乗れますよね」

◇福留孝介
<日々成長していくルーキー藤井に>
「まだシーズンになってみないと
分からない部分があるけど、
あれだけの身体能力があれば大丈夫だと思うよ」
(中スポ、時事通信名古屋ニッカン

注目すべきは、大学・社会人ドラフト3巡目
NTT西日本出身のルーキー・藤井
昨年の澤井に続き2年連続となる
新人野手の開幕1軍入りを決めました。
また確実視される開幕スタメンとなると
99年の福留以来7年ぶりの快挙となります。

ピンと来ませんが開幕1軍です。1軍に抜擢された
キャンプインから、
頭角を現し、
俊足、強肩という
持ち味に加え、
課題とされた打撃面でも
オープン戦通算、
打率.270とまずまずの評価。
新打線のポイントとなる
2番を任されるまでに
成長したルーキーは、
1軍切符をゲットとなりました。

キャンプからレギュラー争いをしてきながら、
ひそかな自信があったという藤井
この快挙にも至って冷静
すでに1軍のつもり、これからも
いつも通りの気持ちでやっていくと語りました。

この日は開幕で守るセンターの位置で
捕球する場所について福留から助言を受けるなど
開幕へ向け、着々と準備を重ねている藤井
バント、進塁打など2番打者としての
課題はありますが、心はすでにスタンバイ。
打席入場テーマもブルーハーツの
『TRAIN-TRAIN』に決まりました。
開幕2番をゲットしたルーキーが
栄光へ向かって走り出していきます。


◇鎌田圭司
<2年目で初の開幕1軍キップをつかむ>
「うれしいです。とにかく頑張ります。
守備でも、代走でも、代打でも
自分のできることを精一杯やって、
チームに貢献したいですね。

<昨秋、今春と守備のレベルアップに取り組む>
「(荒木、井端という)こんないい手本がいる。
動き方とかいろいろですね。
去年のままなら終わってた」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇上田佳範
<オープン戦終盤に猛アピール。
リストラの星が開幕1軍入りを決める>
「一度クビになり拾ってもらった球団で
開幕1軍に入れたのはうれしい。
チームに貢献できないと生き残っていけない
世界ですから、がむしゃらにやるだけ」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇落合監督
<開幕ベンチ入りメンバーに自信を見せる>
「3月31日(開幕戦)に一番元気な27人を登録した。
この27人を見て誰も文句を言うやつはいない。
きのうからの3日間の過ごし方が一番大事。
大学受験と同じだよ」

<三塁の守備練習をする鎌田を見つめ
立浪の『控え』に指名>
「三塁の2番手は鎌田だよ。
去年1年間やって、自分の下手さ加減が
分かったんだろうな。1度鼻っ柱を折られて、
秋(のキャンプ)から一番伸びたな。
冬を越えて成長した。
アイツが(開幕1軍を)自分で勝ち取ったんだ」

<プロ15年目のベテラン上田にエールを送る>
「自分で勝ち取ったポジションだよ」
スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)

同じく笑顔となったのが、鎌田
球界一の小兵、身長161.8センチの男が、
2年目で初の開幕1軍入りを果たしました。
昨年はわずか5試合の出場でしたが、
昨秋キャンプでの高代コーチのアドバイスで、
アライバコンビに学びながら猛練習。
今春のキャンプでも1軍に帯同。
早出から居残りまで、
守備力の向上に努めてきました。

最近は、森野の離脱もあって、
これまでの二塁、遊撃だけでなく、
三塁の守備も練習し始めた鎌田
落合監督も、サードの2番手と好評価。
代走でも代打でも守備固めでも
小兵は出場機会を増えることを望む構えです。

また他球団からの移籍組
デニー友利、小田、そして上田
3選手が開幕1軍に名を連ねました。
なかでも北海道日本ハムから
戦力外通告となった上田は喜ぶもひとしおのよう。
イチロー並みの守備力を買われ、
キャンプでは高評価も、オープン戦で打率が急降下。
しかし終盤で連続出塁など、猛スパートをかけ
開幕1軍を掴みました。
福留がライトへ戻ったこともあり、
レギュラーこそなりませんでしたが、
スタートラインに立てたことに
気持ちを引き締めたようです。


◇石井裕也
<2年目で初の開幕1軍に笑顔が満開>
「びっくりした。
先発でも中継ぎでもいい。
開幕へ気持ちを高ぶらせていきたい」

◆加藤室長(キクチメガネ)
<石井に補聴器を提供。
撥水加工を施した先発仕様の補聴器が完成>
「石井選手から『先発をやりたいから
防水の補聴器を』と要望があり、
特注で作らせていただきました」
中スポ

◇朝倉健太
<2年連続5度目の開幕1軍を勝ち取る。
02年以来となる2ケタ勝利を目指す>
「開幕1軍? やるだけです。
(02年から)月日が結構流れたんで、
忘れ去られないようにしたいですね」
中スポ

投手陣では2カード目で
登録されるであろう山本昌は別として、
ベテランの落合英二、佐藤充、小笠原、
鈴木、金剛、山井、久本ら
がメンバーから外れました。

そのなかで初の開幕1軍となったのが、石井
目指していた先発ローテこそ入れませんでしたが、
オープン戦での好投が認められ、29日から1軍に合流。
はりきって体を動かしていたようです。

さらにサイレントKに心強い相棒が。
要望していた防水補聴器がこの度完成し、
石井のもとに届けられるそうです。

中スポによると、もともと汗っかきの石井
汗が内部にしみ、故障することしばしば。
そこでキクチメガネワイデックス社が、
共同で水を弾く補聴器を計画。
これまでと同じデンマーク製の機器を分解、
メガネレンズの撥水技術を応用して、
石井モデルが完成したそうです。

飛躍を遂げる左腕に頼もしい相棒
さらなる活躍を期待しましょう。

またキャンプ後半に2軍落ちも、
その時につかんだ「開き直り」がきっかけで
15、26日の東京ヤクルト戦で好投した
朝倉が開幕1軍を逆転でゲット。
先発6人目として、
開幕ローテ入る可能性も出てきたそうです。

まぁ唯一のお得意といえる
東京ヤクルト戦だったことを差し引いても
少しは良くなってきたのでしょうか。
まずはローテに入って、守っていくことが目標。
開幕の春『あサクラ満開』といけるでしょうか。

この日チームは、午後からナゴヤドームでの練習。
特打や特守をこなす選手たちを見ながら、
落合監督手ごたえを感じている様子。
いよいよ開幕まであと1日
刻一刻とシーズンも迫りつつあります。


ナゴヤからの話題。(29日)

◇井端弘和
<全体練習前に30分の早出特打を行う。
新しく座る『3番』に自信を見せる>
「これまでと変わりませんよ。
(3番ということで)どうしても、
大きいの(長打)を求められるかもしれません。
でもボクはボクのスタイルでやりますよ」

<思い描くは、2番と3番の間の『2.5番』>
「ランナーがいなければ自分が出ればいいし、
いる場合には自分が返せばいい。
それがボクのやる仕事だと思っています。
チャンスが増えれば、当然、打点は増えると思います。
ただ、何打点とかそういうことはあまり考えていません。
疲れも抜けてきて順調です。
あとは開幕を待つだけです」
名古屋ニッカン

新打線で最大の目玉となるのが『3番・井端』
温めていた落合構想がついに現実のものとなります。
その井端は、この日は
全体練習前に30分の早出特打
十八番の右打ちから思い切っての引っ張りまで
最終調整を行ったようです。

もっとも井端自身が目指しているのは、
つなぐ2番と走者を返す3番
どちらの役割もこなすという『2.5番』
オープン戦こそ得点力不足と貧打で悩んだ打線ですが、
昨季得点圏打率ナンバーワンの井端
チャンスを作り、またチャンスを
しっかり生かして、得点を重ねていくことが、
V奪回へのカギを握ることでしょう。
新たな3番像を築き上げられるか、
ニュー井端の真価が問われる1年になりそうです。


◇福留孝介
<練習開始2時間前にナゴヤドームに到着、
この日もフリー打撃を約1時間行う>
「うーん…。まずまずだね。
開幕はもちろん、100%の状態でいきたい」

<自らプロデュースの
『ドラゴンズあんかけ』について>
「こだわったのは、後味。
もう一度食べたいというような後を引く味を追求しました。
それほど重くなく、胃にもたれない味付けにしてあります」
(中スポ、公式ブログニッカン

昨日に続き、福留が早出特打を行いました
練習終了後には、落合監督から再びの指導。
フォーム固めの突貫工事は依然続きます。

また福留の話題では、この日の昼頃に
ナゴヤドームのアリーナビューレストランで
自らが味付けの段階からこだわって
プロデュースしたというレトルトの
スパゲティソースの発表がありました。

ソースの名前は
『福留孝介プロデュース ドラゴンズあんかけ』

名古屋人がこよなく愛するという新名物料理の
あんかけスパゲティのソースで
「もう一度食べたくなるようにしたい」
福留自身がプロデュース。

ナゴヤドームのプライムボックス売店や
アリーナビューレストランで食べられるそうですが、
この度、ジェム・カワグチ社
一般向けに開発し販売されることになりました。

ソース10パックで2940円。
楽天市場などネットによる通販
ナゴヤドームなどで買うことができるそうです。
なお『ドラゴンズあんかけ』の売上の一部は
福留が行う社会貢献活動
『福留フレンズ』に寄託されるとのこと。

あんかけスパ、関東人の自分は
どういうものかは、見当がつきません。
今度、名古屋にいった時はぜひとも試食したいです。
通販でご希望の方は、こちらまで↓

★★★【楽天市場】名古屋ドラゴンズ食堂
プロ野球中日ドラゴンズの選手が
プロデュースする家庭向け食品




◇西川球団社長
<ヘルメット広告に買い手つかず>
「今年は難しい。
交渉もしたが、金額的な問題がクリアできなかった」
サンスポ

開幕も近くなり、心うきうきなときに
またもサンスポは、このダークな話題を。
今年から予定していた
ヘルメットに貼る広告の買い手が
つかなかったことが判明したとのこと。

確か袖には『中日新聞』と入るそうですが、
ヘルメットは、破談ですか。
TOYOTAシャチハタ辺りに期待したかったですが。
まぁおかしなメーカーがつくよりは
今季はない方がいいです。


若竜からの話題。(29日)

◆ウエスタンリーグ
中日-阪神2回戦
(29日・ナゴヤ球場)
 T 000 000 010-
 D 000 130 10×-
[勝] 佐藤充(1勝)

[試合結果]
3回まで佐藤(充)、阪神玉置
両投手の投げ合いで0行進。
4回、1死から新井2塁打、
柳田センター前打で1死1・3塁。
中村(公)内野フライで2死。
中村(一)の4球目にWP。相手ミスで先取点。
5回、2四球、安打などで2死満塁のチャンス。
4番新井が走者一掃の2塁打放ち3点追加。
7回、このゲーム2個目のWPで5点目上げる。
4投手が踏ん張り5対1で勝利する。
(公式HPファーム情報・速報ニュース
『野球のこと話そう。』ウエスタンリポート

◇落合英二
<2番手で登板、1イニングを
三者凡退で抑え、存在感を見せる>
「いつ(1軍で)出番があるかわからないから。
いつもいい状態でいなければいけないですから。
いつまでもぶざまな投球はできなかった」

◇佐藤2軍監督
<ベテランの奮起に顔をゆるませ>
「この間、風呂で2人になって
『このままじゃ終われないな』と話したんだよ。
フォークも137キロ出てたし、
この投球を続ければ、当然1軍も見えてくる」

◇佐藤充
<先発して5回を2安打9奪三振無失点>
「途中から、本来の向かっていく姿勢を出せた。
今後も、ダメでも低めという意識でやりたい」
(すべて中スポ)

◇新井良太
<5回の走者一掃の適時二塁打など
4打数3安打3打点の活躍も喜ぶ様子はなし>
「1打席、3打席は良かったですが、
後の打席は駄目です。
上から叩くことを注意しています。
打つ方はまずまずですが、守備が....。
バッティングは打てる日もあれば、
打てない日もある。それより今は
守備のことだけしか頭にないです」

<ナゴヤドームでの打席テーマ曲が
ウルフルズの『ガッツだぜ!!』に決まる>
「いろいろとアイデアを出してくださって
ありがとうございました。
自分は開幕2軍ですが、早く1軍に上がって、
ナゴヤドームに『ガッツだぜ!!』を
流せるように頑張ります」
(中スポ、公式HP・ファーム情報

開幕1軍のメンバーから漏れた
落合英二が、悔しさをボールにぶつけたようです。
MAX145キロのストレートを始めとした
気迫の投球で、格の違いを見せつけました。

オープン戦等では結果を残せず、
紙一重の差で2軍スタートとなった英二
試合後も、満足な表情はなかったようですが、
長いシーズン、絶対上がれるチャンスが来ます。
その時にベストに持って行けるよう
ベテランらしくやっていってほしいです。

また先発の佐藤充は、尻上がりの投球だったよう。
立ち上がりの悪さを解消することですね。
その他では、石川(2回を1失点も直球にキレなし)と
鈴木(先頭に安打も三者凡退に取る)が登板したもよう。

また打線では、4番サード新井
レフト線への3点タイムリーなど猛打賞
しかし本人としては、打より今は守備のよう。
試合後は2時間の特守に挑んだようです。

また新井の打席テーマが
『ガッツだぜ!!』に決まりました。
ファンの中での最多投票だったとのこと。
あまりにベタですが、インパクトは
ぜひともナゴヤドームで聞きたいですので、
ガッツで練習に取り組み、精進して下さい。

2006年3月29日 (水)

落合監督決意表明、開幕まであと2日。

今年は悲しい思いさせません
落合監督、本社激励会で決意表明

いよいよ開幕まであと2日
シーズン直前恒例の中日新聞本社で
行われた激励会で、落合監督
球団創立70周年となる今季のV奪回
そして52年ぶりとなる日本一に向け、
強い決意表明を行いました。

◇落合監督
<中日新聞本社での激励会で決意表明>
「人間は面白いもので、
確かな実のある時は多くを語る必要がありません。
もうみなさんに悲しい思いをさせる
1年にはならないと思います。
温かい声援をよろしくお願いいたします。

この日の(午後)3時で
開幕の1軍メンバーが締め切られました。
とはいっても、選んだ27人でシーズンを
乗り切ろうとは考えていません。
開幕から漏れた選手も、準備万端で
グラウンドで汗を流しています」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇白井オーナー
<激励会であいさつ。
選手にパフォーマンスの勧め>
「ヒーローインタビューで
お立ち台に立った選手は、
ファンに手を振ってほしい。
そして喜びをファンとともに分かち合ってほしい。
ドラゴンズの選手は感情を
表に出さない謙虚な特性があるが、
勝ったときは思い切り喜んでほしい。
その喜びをファンに分かち合ってもらいたい」
(トーチュウ)

落合監督の言葉からは、
これまでずっと口にしてきた
日本一というフレーズは出てきませんでした。
ただその代わりに

『確かな実のある時は
多くを語る必要がありません』

そのひと言から、オフにしっかり鍛え、
精神的にも肉体的にも
1ランク、2ランク上げてきたという
選手への手応えとシーズンを戦い抜ける自信
あふれていることを感じました。

開幕ダッシュこそあれど、交流戦で足をすくわれ、
夏場盛り返すも、9月の声を聞いたとたん息切れ
連覇を成し遂げられず、悔しい思いをした昨季。
シーズン終了直後からすでに今季に向け、
選手それぞれがかなりの猛練習と徹底した体力強化
技術面、精神面のレベルアップをしてきました。

そしてこの春表れたのが、
オープン戦リーグ1位
チーム防御率1.54という好結果。
落合野球の根幹でもある守り勝つ野球
復活しつつある強力投手陣を前面に出すことで
やれるということが
『確かな実』に繋がっているのでしょう。

また監督は開幕戦の登録メンバーを
28人ではなく27人であることも明かしました。
これは優勝した一昨年同様、
総動員で戦う姿勢を示すことと、
選手間の競争がシーズンに入っても
続くということを示していると思います。

「強いチームが勝つ野球をします。
中日が圧倒的な強さを見せつけ、
ぶっちぎって勝ちます」

と、オフに誓っていた落合監督
短いながらも自信のある決意表明をして、
あとは勝つも負けるも自らのタクト次第。

いよいよあと2日。
球団創設70周年の記念イヤーが幕が開けます。


山本昌、充実の40歳!
ウ・リーグで調整登板 快幕準備OK

◆ウエスタンリーグ
中日-阪神1回戦
(28日・ナゴヤ球場)
 T 000 000 000-
 D 000 000 000-
(9回規定により引き分け)
[D投] 山本昌、中田、石井-小山

【ゲームレビュー】
山本(昌)、中田、石井の3投手が一軍から調整に来る。
3投手とも0点に抑え完封リレー
阪神打線をチャンスらしいチャンスも与えず。
阪神の4投手も中日打線を3安打に抑え完封リレー。
両チームとも攻撃陣が振るわず0対0の引き分け。
公式HPファーム情報・速報ニュース

◇山本昌
<ナゴヤ球場でのウエスタン阪神戦に調整登板。
先発し、5回を投げ、4安打6奪三振無失点>
「久しぶりのナゴヤ球場、何年ぶりかな...
9年ぶり?(本当は2年ぶり)懐かしいよ。
今日ぐらい投げられれば、勝負できるよ!

内容には満足。こんなもんかな、と。
あとはシーズンに入ってその時の調子が
良ければ、というレベルまで来ている。

コントロールも安定しました。
前回、前々回に比べて、どうかな、と。
全球種を使ったし、調子を見るだけ。
これしたい、あれしたい、というのはないから。
(今季から使用の綿糸ボールについては)
投げやすいな、と思う。
滑らない。滑って抜けた、というのが減った。

ローテーションから外れてしまえば、
即引退とか、そういうこともありますから」
(中スポ、公式HPファーム情報スポニチ名古屋名古屋ニッカン

『最初はどうなるかと思いました。
3回までに61球も投げて、
どうなるかと思いました。
でも基本的には制球は満足していました。
結局5回で87球。最終調整としては
まずまずだったと思います。』

(山本昌公式HP『山本昌広NEWS』より引用)

◇中田賢一
<2番手で登板、3回を無安打も
4四死球と制球に苦しむ>
「今日は、全然駄目です。
変化球でストライクを取れたのは
良かったが、バランスが悪かった。
コントロールにばらつきがありました。
納得がいかなかったのでブルペンに入って、
少しは修正することができたと思います。
これから実戦の中でいい時の状態に
もっていきたいですね」

◇小林コーチ
<中田の投球について>
「一時期に比べれば状態は上がってきている」
中スポ公式HPファーム情報サンスポ名古屋ニッカン

◇佐藤2軍監督
<山本昌の雰囲気の変化について>
「今年はちょっと目が違う。
(200勝まで)あと20勝という目標が、
彼にはあるからね。例年になく状態がいい。
そう、本人も言っている」

<中田の投球については首をかしげ>
「ちょっと心配やな…」
(中スポ、名古屋ニッカン)

◇石井裕也
<9回の1イニングを3人で締める>
「先発で投げられるようになったけど、
先発でも中継ぎでも、どっちでも、
いつでも投げられます」
中スポ

開幕ローテ入りが確実な山本昌中田
ウエスタンの本拠地開幕戦となる
ナゴヤ球場での阪神戦に調整登板

昌さんは先発して、5回を4安打無失点。
シーズン中でも見られないような
MAX136キロのストレート。
若干球数が多かったようですが、
抜群の制球力で6三振を奪い、
走者を背負いながらも要所を締めるなど
開幕前のラスト登板は
まずまずの投球だったようです。

23年目の開幕は、ここ数年で最高の状態。
今季から使用の綿糸ボールも味方して、
屈辱だった昨年の汚名を晴らしてくれることでしょう。
醸し出す雰囲気に変化があるという昌さん
まだまだ健在というところを
このままシーズンでも見せてほしいですね。

なお昌さんは、この日の夜、
CBCのラジオナイターのCM録りを
アレックスとともに行ったようです。
「機会があれば聞いてくださいね」とのこと。

一方、2番手で登板した中田は、
小雨降る悪天候のなか、
3回、57球を投げ、無安打無失点。
ストレートのMAXは、149キロを計測するも
4四死球を与えるなどテーマとしている
制球が乱れ、若干不安を残したようです。
中田自身もこの点に納得がいかなかったか、
マウンドを降りた後は、屋内練習場のブルペンで、
さらに78球の投球練習を行ったもよう。

いくら実戦に強く、修正能力がある
中田といえど、制球の乱れは命取りとなります。
自身の開幕まであとわずか、しっかり調整を。

そして最終回は、石井が登板。
1イニングを三者凡退で切りました。
今春のキャンプから先発ローテ入りを目指し、
チェンジアップなど新球も増やし、
若干モデルチェンジした石井
オープン戦でも12イニングを投げて自責点0と
しっかり結果を出し、1軍に内定しているものの
チーム事情で開幕での配置は、中継ぎとなりそう。
しかし、仕上がりはいたって順調のようです。

プロ2年目の今季、
同期の中田以上に目立つ可能性を秘めています。
中継ぎとはいえど、ロングリリーフもありそう。
このまましっかり実績を積んでいって
緊急時には、先発もこなしてほしいです。


ナゴヤからの話題。(28日)

◇井上一樹
<熱田神宮で恒例の必勝祈願。
あいにくの雨模様となったが>
「毎年、気が引き締まる思いがしますね。
始まりが雨というのは、いいんじゃないですか。
あとは晴れていくだけですからね」
(トーチュウ、公式ブログニッカン

冒頭の激励会の他にも
開幕前の恒例行事がありました。

名古屋市内の熱田神宮での必勝祈願
西川球団社長以下フロント、
宗教上の理由で欠席した
落合監督を除くコーチ陣、
そして井上選手会長ら選手が、
V奪回と52年ぶりの日本一を祈願しました。

あいにくの小雨模様だったようですが、
井上選手会長は、ASKAのようなひと言。
たしかにシーズンは晴れ晴れといってほしいです。
熱田神宮の神様、ぜひともお力を。
なお参拝の後、ナゴヤドームに戻って
練習を行いました。


◇藤井淳志
<開幕1軍枠のみならず、
2番・センターでスタメンも濃厚>
「監督からはナンボ打っても3割5分。
それよりもお前にはバントとか進塁打とか、
やることはたくさんある言われてます。

今までは結果を気にしないでやってきたけど、
これからはそうもいかないかもしれません。
自分のできることを頑張りたい」

◇落合監督
<ナゴヤドームでの練習後、
ルーキー藤井の開幕スタメンを認める>
「プロにはルーキーも5年目も10年目もない」
大きな数字は期待していない。
2割台でも犠打、進塁打を打てればいい」

<開幕投手については>
「多分おれだと思っている人が
3、4人いると思うが、まだ決まってない」
(サンスポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

落合監督も抱負のなかで話していましたが、
この日の午後3時にセ・リーグ開幕1軍の
メンバー登録が締め切られました。
27人1軍枠のなかに、ルーキーでただ1人
名前を連ねていそうなのが、藤井
しかも『2番・センター』の座も確定したようです。
ルーキーの開幕スタメンとなれば、
99年、2番・ショートで出場した
福留以来の快挙となります。

この日藤井は、ナゴヤドームで特打。
オープン戦では18試合で
63打数17安打1本塁打8打点の打率.270
まずまずの結果を残してきましたが、
ラスト数試合では安打が出ないまま終了。
そのための特打と思われますが、
首脳陣は、ヒットよりもバントや進塁打などの
小技をしっかり出来ることを望んでいます。
きっちり決められるよう、
こちらの練習も重ねてほしいです。

名古屋ニッカンでは、
「早くも重圧を感じ始めていた」と書かれた藤井
まずは失敗を恐れず、やっていくことでしょう。
トップの荒木主軸をつなぐ
ニュードラゴンズ打線のポイントとなる新2番
デビューまであと2日です。


◇福留孝介
<ナゴヤドームでの練習後、1時間の特打。
落合監督にも指導を仰ぐ>
「自分で気づかないところも
あるからね。参考になりました。
でも、イメージとのギャップがあります。
すぐ実践できるかどうかは別。
少し時間がかかるかも。
まだ(打ち込みの)数が足りない。
開幕までに時間を見つけて打ち込みたい」
(中スポ、名古屋ニッカン

昨秋から取り組んでいる新フォーム
今だ未完成という福留
ナゴヤドームで打ち込みを行いました。

実るか突貫工事?フリー打撃中、
落合監督から
「右足を踏み出した際に
かかとに体重が
乗っているため、
腰を引いてバットを振っている」

と指摘を受け、
監督自らがケージの右打席に立ち、
福留と向かい合って
ステップした足の踏み出し方と、
重心移動の見本を繰り返し見せました。
さらに特打の後も、福留が歩み寄り、
約10分間指導を仰ぐなど、
固まらない新フォームへの不安をぬぐうべく、
「突貫工事」は続いていくようです。

今後も時間を見つけて、打ち込みを行うと語る福留
この日のマンツーマン指導がきっかけとなるのか。
ドラゴンズでは『代打』ではないですからね。
カード1巡するくらいまでには、
うまく固まってほしいところです。

2006年3月28日 (火)

昌、中田、立浪、そしてピンキー、開幕まであと3日。

中日・山本昌が甦ったぞ!

…近年最高の仕上がり




いよいよ開幕まであと3日

ともに開幕ローテに入ることが確定的な

23年目の山本昌と、2年目の中田

きょう28日、ナゴヤ球場での

ウエスタン・リーグ阪神戦に登板。

開幕前の最終調整を行うようです。



◇山本昌

<きょう28日、ナゴヤ球場での

ウエスタン阪神戦に中継ぎで登板予定>

「今年は例年になく不安が少ないね。

不安の少なさという意味では

例年になく順調にきている。

もうやるべきことは全部終わってるんで、

後は調子を合わせるだけ。

(初登板が出遅れた)去年は去年。

今年は違うというところを見せます」

(中スポ、スポニチ名古屋)



この日昌さんは、ナゴヤ球場の屋内練習場で

ランニングやキャッチボールで

体を動かすという軽めの練習で登板に備えました。

23年目の開幕を迎える大ベテラン

春季キャンプから例年よりも

1週間以上早いペースで調整してきただけあって

近年最高の仕上がりとのこと。

縫い目の高くなった新ボールに合わせ、

宝刀・スクリューの握りも修正。

その効果もあってか、

オープン戦3試合で9イニングを6安打3失点。

先発5番手の座を確定させています。

ただくれぐれも気をつけたいのが、ケガ

昨季も開幕前の最終調整となった

4月1日の登板で左足かかとを負傷。

初登板が開幕9試合目と出遅れた嫌な経験があります。

その辺はしっかり注意してほしいですね。

現在通算180勝、200勝まであと20。

今季中に達成はまず無理ですが、

近づくことはできるはず。

今季の意気込みについては、

自身のHPでのエッセイでも

『新聞紙上では

開幕からローテーションを

5人で回すという報道もありますが、

5人だろうが6人だろうが、開幕からの

ローテーションに入れるよう頑張ります。』

熱く語っている昌さん

これでしっかり投げられれば、

中7日で、横浜での登板となるでしょう。

まずは今日の登板でしっかり調整を

締めくくってほしいです。


◇中田賢一

<きょう28日のウエスタン阪神戦に登板予定。

山本昌らと軽めの練習で最終登板に備える>

「(テーマは)今までと変わらず、

自分の思ったところに投げられるようにすること」

<2年連続の開幕ローテ入りも確実>

「1年経験しているのは大きいです。

去年とは全然違う」

<課題は新ボールへの対応>

「今年からボールが変わって、

変化と体にかかる負担が変わった。

投げた後、右ひじの張りが違う」

中スポ



オープン戦では左足ふくらはぎに

打球を当てるアクシデントもあった中田

きっちり開幕に向け、仕上げてきました。

最終登板では、テーマでもある

制球面をしっかりチェックするようです。

中田がそれとともに課題としているのが、

今季からナゴヤドームで使用するボール

麻糸から綿糸に変わり、

縫い目が高くなったことで、

ボールの変化大きくなりました。

昌さんのように変化球投手には朗報なのですが、

マメが出来やすかったり、

ひじに張りが出やすいなど

新ボールにもいろいろ問題もあったりするようで

中田も右ひじのケアなど慎重に対処していくようです。

ルーキーイヤーだった昨季も開幕ローテ

しかし途中でバテて、交流戦後に2軍に落ちました。

この経験がしっかり生きているという中田

今季はまさしくローテの中心

やってもらわなくてはいけない投手。

最終登板をキッチリ締めて、

開幕3戦目に合わせてほしいです。


ナゴヤからの話題。(27日)

◇立浪和義

<70年展のトークショーへ井上とともに出席。

今季の目標を、打率3割に定める>

「シーズンを通して、

3割打てば活躍したとみなさんにも思われると思う。

調子の波を少なくすれば残せると思う。

3割打てるように頑張りたいです。

昨年1年は不本意でした。

色々言われながらきたけど、やれる自信はある。

とにかく1年間、まだまだできると

いうことを見せていきたい。

1年間万全の体調で出ることは難しいけど、

体調をうまく管理して頑張っていきたい」

中スポ公式ブログスポニチ名古屋



開幕前の最後の休養日となった

ドラゴンズナイン

しかし、名古屋市内の松坂屋で行われている

『中日ドラゴンズ70年の軌跡展』

トークショーに立浪、井上、山本昌、高橋聡文が出演。

最終日に花を添えたようです。

たなぼただなんて言わせません!そのトークショーの中で

サードのポジションを

つかんだ立浪が、

今季の最低目標

打率3割

挙げました。

これまで具体的な目標を

口にしていなかった

ミスタードラゴンズ

ファンの前であえて口にしたことは、

今季への決意の表れと思われます。

これまで2346本のヒットを重ねてきた

立浪ですが3割達成というのは、

18年間でわずか7度。

『7番・サード』

開幕を迎えるであろう今季、

控え、代打での3割ではなく、

常時出場しての3割を目標にあげたことは、

1年間サードのポジションを

守りきることを示しています。

そのためには、肩、下半身をはじめ

体調をしっかり整えていくことが大事でしょう。

もともとの勝負強い打撃

3割をキープしていけば、チームとしても

ずっと7番に置いておくとは考えられません。

そうなれば、自然と活躍した

ファンも認めることでしょう。

19年目にして巻き返しにかける立浪

公約実現といってほしいものです。


◇井上一樹

<立浪とともにトークショーへ出席。

ピンクのリストバンドの限定復活を宣言>

「みなさんから、ピンクはどうしたんだと

言われるんですけど、調子がむちゃくちゃ良くて、

日曜日とかいうときに、着けることが

あるかもしれません」

(中スポ)

◇高橋聡文

<午後の部で山本昌とともに出席。

緊張気味ながら、今季の決意を話す>

「昨年はリリーフの失敗が多かったので、

成功の確率を上げたい」

◇山本昌

<緊張気味に話す聡文に助け舟>

「こんな無表情ですけど、

カラオケを歌わせたらうまいんです。

若い女の子にも人気があるんですよ」

(ともに中スポ



まじめな発言に終始した立浪に対し、

井上選手会長は、もちまえのキャラクター

場を盛り上げていたようです。

そのなかで、ファンサービスの1つとして、

『ピンクのリストバンド』限定復活を宣言しました。

以前はずっとピンク

ある意味トレードマークだった

井上のリストバンド。

しかし落合監督就任時に色の変更を命じられ

水色に変更したいきさつがあります。

しかしファンの要望が多く、限定復活

考えることにしたという井上

まずは好成績をあげて、監督を認めさせ、

ここぞというときに着けてくれれば、

ファンも盛り上がるのではないかと思います。

桜舞う春先になるのか、夏場になるのか、

ピンキー復活には期待したいですね。

ただ『サンデーピンク』は縁起悪いかも?



また午後の部では、

緊張する聡文をリラックスさせる昌さんという場面も。

聡文唄声というのも聴いてみたいですね。

千葉ロッテの里崎ではないですが、

ナゴヤドームのお立ち台で唄ってもらいましょうか。


WBC効果、開幕戦チケットは完売間近

◇中日球団営業担当者

<31日の開幕・広島戦の入場券が

ほぼ完売する見込みに>

「このままいけば、開幕戦は

当日券を出さないということになりそうです。

去年より全然、売れています。

WBC効果? そうかもしれませんね」

スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)



31日の広島との開幕戦のチケットが

ほぼ完売状態に近づいているようです。

翌4月1日の第2戦も売れ行きが好調で完売間近

WBC優勝からの3日間で、チケットが

通常の1週間分以上売れたということで

まさにWBC効果といったところでしょうか。

昨年の開幕戦では

満員に2300人足りない36200人止まり。

今季からは1ケタまで実数

開幕戦には、浅田姉妹が始球式を行います。

果たして数字がどうはじき出されるのか楽しみです。

盛り上がりつつある野球人気

熱いプレーをどれだけ見せ続けられるかがカギ。

ぜひとも選手たちには勝利好プレーを期待します。


名古屋へ行ったら

「ドラゴンズロード」を歩こう
(トーチュウ)

またナゴヤドームへの玄関口

ナゴヤドーム前矢田駅に

『ドラゴンズロード2006』が完成。

駅の改札口からナゴヤドームまでの

地下連絡通路の壁面を利用して

選手やチームの歴史を写真で展示しているとのこと。

中スポによると、このロードは

名古屋市交通局、中日ドラゴンズ、

イオンの共同企画によって実現。

約150メートルの通路がAからDのゾーンに分けられ、

主力メンバーの紹介等身大写真

今季にかける抱負、過去6回の優勝シーン

展示されているようです。

選手パネルの例を挙げると、

『円熟巧投』(山本昌)『快速豪腕』(憲伸)

『鉄壁堅守』(英智)と様々。

ぜひとも他の選手のキャッチフレーズもチェックですね。

迫力ある選手たちのパネルがお出迎えし、

ナゴヤドームまで気分を高揚させてくれそうな

『ドラゴンズロード2006』

3月27日から今季の日程終了後まで展示される予定です。


WBC優勝トロフィー巡回 12球団の本拠地

またWBCの優勝トロフィーの12球団の

本拠地巡回予定が発表されました。

ドラゴンズ関係では、

4月4~6日の横浜戦で横浜スタジアム

また7~9日の巨人戦では、

ナゴヤドームに展示されるとのこと。

ティファニーが作った豪華なトロフィー。

おそらくかなり並ぶのではと思われます。

見たい方は早めに球場へどうぞ。


川上憲伸投手のオフィシャルサイトがオープン

以前、制作中と出ていた

憲伸投手公式ウェブサイトが完成。

きのう27日、午前11時にオープンとなりました。

気になるサイト名は

『kk11.jp :: 川上憲伸公式ウェブサイト』

アドレスは、http://www.kk11.jp/ となっています。

オープン記念として動画でのメッセージや

『あるOFFの一日』が公開中。

また日記コーナー『憲伸の声』

フォトギャラリー、応援メッセージの

コーナーもあるようです。

憲伸自身

『このホームページもいよいよ

明日11時にオープンするけど、

たくさんのみんなが見に来てくれるとうれしいなぁ。

これからこのページで、

僕の「声」をみんなに伝えていくので、

楽しみにしていてください。

友達にもこのホームページを紹介してね。』

と『憲伸の声』で綴っていたので

ぜひとも紹介したいと思います。



開幕まで心技体を完璧にして

本番を向かえたいと語る憲伸

公式戦での活躍ともに、このサイトの充実にも

期待したいと思います。

川上憲伸公式ウェブサイトは、

サイドバーのリンクか、こちらからどうぞ

2006年3月27日 (月)

オープン戦終了、ドラゴンズ投手陣早くも満開!

竜投 23年ぶり快挙

OP戦チーム防御率1.54

オープン戦もいよいよ最終戦

ナゴヤドームでの東京ヤクルト戦では、

好調さを象徴するように

6投手が許した安打はわずか1本

5度目の完封リレーでの勝利によって、

チーム防御率は23年ぶりの快記録となる

1.54となり、早くも満開状態に。

竜投万全の体勢でシーズンを迎えます。

◇オープン戦 中日-東京ヤクルト
(26日・ナゴヤドーム)
29866人123456789R
ヤクルト
中 日×
[勝] ドミンゴ(2勝)
[S] 岩瀬(1S)
[D本]なし

【ゲームレビュー】

中日は6投手が1安打に抑えた。

先発ドミンゴをはじめ、いずれも制球良く

打者を打ち取り、上々の仕上がり。

ヤクルトは貧打線が相変わらず気になるが、

2番手で投げたガトームソンが3回無安打と

復調の兆しを見せたのが大きい。

共同通信社ニッカン式スコア

TBSエキサイトベースボール



◇ドミンゴ・グスマン

<先発し、3回を無安打3四死球4奪三振>

「3回は予定通り。いい感触をつかめた。

チェンジアップ、スライダーがよかった。

準備は万端と言ってもいい。

心の準備は出来ている。不安は何もない。

日本一になることしか考えていない」

(中スポ、インフォシーク読売新聞

◇朝倉健太

<2番手で登板、2イニングをピシャリ>

「結果を残さないといけないと

思っていたので、良かったです。

自分の球がいってます。

右バッターのインサイドを

攻められたことは収穫ですね。

投球の幅が広がりました。

これからも自分のできることをやるだけです」

(中スポ、ニッカン

◇岡本真也

<3番手で登板、1イニングを無安打>

「フォークもよく落ちたし、制球がよかった。

本番でもきょうみたいに

気負わず投げられればいいね」

<好調な投手陣の要因は激しい競争>

「(中継ぎだった)平井が先発やったり

デニーさんが入って中継ぎの競争も激しくなった。

オープン戦で抑えないと

下に落とされるという危機感がすごくあった。

いい意味でみんなが結果を競うようになったと思う。

自分だってもちろん例外じゃない」

(中スポ、名古屋ニッカン)

◇デニー友利

<5番手として登板、

古田PMに唯一のヒットを許すも、1安打無失点>

「古田さんには外角に投げようとした

ボールが真ん中の甘いところに入っちゃった。

よりによって古田さんに

初ヒットを打たれるなんてね」

中スポ

◇岩瀬仁紀

<前日に続く連投も9回1イニングを

3人でピシャリ。オープン戦脅威の防御率に>

「出来過ぎだね。

でもオープン戦はオープン戦、関係ないからね

シーズンではこんなわけには

いかないでしょうけどね。

やり残したことはありません。

あとは気持ちを高めて

開幕を迎えるだけです。

セーブ記録のプレッシャー?

またゼロからのスタートです。

去年は去年。今年は今年です」

(トーチュウ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇谷繁元信

<12球団一の投手陣の好調を実感>

「全員とは言えないけど

(投手は)全体的にいいね。

僕が帰ってきて打たれたら

シャレにならないから頑張ったよ」

◆畝(うね)スコアラー(広島)

<開幕戦の相手・広島007もため息>

「いいねえ…。

だれが敗戦処理やるの? 

中日とやる時は早めに勝負に出ないといけない」

(ともに名古屋ニッカン

◇森コーチ

<素っ気ないコメントながら、

好調な投手陣にうれしい悲鳴>

「手応え? ないよ」

(中スポ、サンスポスポニチ名古屋



オープン戦最終戦ながら、

投手陣の激しい競争

この日も繰り広げられました。

先発のドミンゴは、

MAX147キロのストレートに

チェンジアップ、スライダーを低めに決める投球。

四死球で走者を出しても焦らず

後続を打ち取り、3回をノーヒットに。

これでオープン戦4試合で、12イニング無失点

昨季は右肩、右ヒジの故障などで

わずか3試合の登板に終わった豪腕

復活へ手応えをつかんだようです。

2番手は、1軍生き残りをかける朝倉

4回から登板し、2イニングをパーフェクト

MAX147キロのストレートとシュートを武器に

内角を攻める強気の投球

打者を詰まらせるなど

先発5番手に食い込むべく、結果を出しました。

6回以降は、岡本-高橋聡文-デニー友利

1イニングずつを無失点のリレー。

8回、デニー友利が先頭の古田PM

意地のセンター前ヒットを運ばれますが、

ヒットは、結局この1本のみでした。

さあ開幕へ!そして最終回は、

シーズンを想定し、

連投テスト

なった岩瀬

3人でピシャリと

締めてゲームセット。

この守護神もオープン戦6試合、

計7イニングを投げて、

わずか1安打、1四球と完ぺきな仕上がり

盤石の状態で開幕を迎えることが出来そうです。

このオープン戦5度目となる完封リレー

チーム防御率を1.54として、

83年の近鉄以来23年ぶりとなる

オープン戦防御率1点台を達成。

9勝6敗4分、オープン戦リーグ1位

12球団でも2位という好成績の原動力となりました。



チーム防御率1.54ですか。

知らず知らずのうちに

驚異的なことになっていましたね。

先発候補、中継ぎ候補として

多くの投手が激しい競争を重ね、

それぞれが危機感ライバル心から

負けられないと結果を出し続けたことが

この好数字に繋がったと思います。

先発ローテとしては、

川上、マルティネス、中田、ドミンゴ、山本昌

平井、石井、朝倉が追走する構え。

また中継ぎも、岡本が調子を取り戻し、

聡文、デニー友利、鈴木、落合英二、

山井、石川、久本、小林
となかなかの粒ぞろい。

そしてセーブ日本記録をもつ

守護神・岩瀬が控えるという豪華さは

優勝した04年のような

投手王国復活するのではと思えるくらいです。

まぁあくまでオープン戦での結果ですが、

昨季のように先発陣が崩壊ということは

なさそうな予感はあります。

完全に計算が出来る投手となると

やや難しい面もあったりしますが、

ある程度は、計算も立つのでは。

打線があのような状態なので、

やはり投手王国再建V奪回のカギを

握っていると言えるでしょう。

後はこの好調を各自がしっかりと維持

無事に開幕を迎え、良い滑り出しをしてくれるよう

やっていってほしいです。


◇立浪和義

<オープン戦最終戦は、7番・サード。

2回の第1打席でライト前に痛烈なヒット>

「開幕への準備? 体は大丈夫です。

万全だよ。いい状態で開幕を迎えられる。

(2軍戦への調整出場は)

ケガはしたくないので。特に出る予定はないです」

中スポ、サンスポ、名古屋ニッカン



前日の25日にサードのポジションを

争ってきた森野が右手小指を骨折

思わぬ形で開幕レギュラーが確定した立浪

この日は『7番・サード』でスタメン出場しました。

2回1死一、二塁、東京ヤクルト先発の

ディッキー・ゴンザレスから

立浪らしいライトへの痛烈なライナーでの

ヒットを放ち、先制点のお膳立て。

またサードでの2度の守備機会でも

無難にこなすなど右肩の状態も上向きなようで、

17年連続となる開幕スタメンへ

準備OKとアピールをしたようです。



結局サードは、立浪に落ち着きましたね。

打つ方では3打数1安打と

しっかりと存在感を見せています。

守備は多少不安なところはありますが、

それを補うベテランらしい勝負強い打撃

チームを引っ張っていってほしい。

まずは全力プレーを期待したいです。

巻き返しにかけるミスタードラゴンズ

19年目の開幕もサードの定位置で迎えそうです。


◇高代コーチ

<12球団最低のチーム打率.229に終わり>

「シーズンに入ってもそう点は取れないだろう。

でも投手陣はいいから」

<WBCに出場した谷繁に代わって

投手陣をリードした小田を評価>

「小田のリードが光った。

いい補強ができた。それが防御率に出た」

(トーチュウ)



結局、得点シーンは、その2回のみ。

それも福留の四球、アレックス、立浪の連打から

谷繁の一塁ゴロと一塁・リグスのミスでの2点と

タイムリーではなく、チーム合計で3安打

打線は相変わらずのお湿りぶり

オープン戦12球団最高となった投手陣に対し、

打線はオープン戦12球団最低の打率.229

1試合平均2.89点という得点力不足とともに

かなりの低空飛行となっています。

オープン戦だから

流してしまいたいですが、

さすがに笑ってばかりはいられません。

いくら投手陣が絶好調といえ、

おんぶにだっこではダメでしょう。

シーズンに入っても貧打で悩みたくはありません。

打率.182のウッズ、打撃改造中のアレックス

そして振り込み不足の福留谷繁

そして、この日一塁の守備のみで、

打率.250で終わった渡邉選手も含め、

開幕までにうまく調整していってほしいものです。


◇新井良太

<開幕2軍を通達され、気合を入れ直す>

「自分の取りえは元気しかない。

全部課題ですけど、まずは声を出して頑張ります」

(中スポ)

その他では、1軍枠二次試験のために

23日から1軍再合流していた

ルーキー・新井でしたが、せっかくのチャンスも

25日にはサードで2失策と精彩を欠き

この日2軍行きが通告されました。

兄・貴浩(広島)との夢の開幕兄弟対決は、

幻と消えてしまいましたが、

まだまだプロ人生は始まったばかり。

期待の大砲なのですから、

まずは2軍で課題をしっかりこなし、

早く戻ってこれるよう再び精進してほしいです。


ナゴヤからの話題。(26日)

衣装&ダンス一新、チアドラと応援してね(トーチュウ)

☆可児千裕 さん

<2年連続メンバーでリーダーを務める>

「衣装もダンスも昨年から一新しました。

ダンスの中の、アクロバットのようなものも

見ていただきたいです」

公式ブログ、トーチュウ)



公式ブログにも出ていましたが、

『チアドラゴンズ2006』の新メンバー14名が

この日、プレスリリース。

開幕を前に一足早くお披露目となりました。

トーチュウによると、

シーズン中は、試合開始前、5回ウラ終了後、7回ウラ開始前、

試合終了後に登場して、ダンスなどを披露するとのこと。

シーズンは長丁場

いろいろ大変でしょうが、

しっかりゲームを盛り上げてほしいですね。

ちなみにドアラ、シャオロンパオロンも健在のようです。


PS 今日のその他。

私事で恐縮ですが、

きょうは、自分の誕生日

BlogPeople』の

「Happy Birthday!本日お誕生日のBlogサイト」にも

しっかり名前が出ていました。

けっこう上の方に出ていてありがたかったです。

まぁ今年の誕生日は、

自分の年齢よりも、誕生日に納車された愛車

ついに10周年を迎えたことの方がうれしかったですね。

大きな故障もなく、よく乗ってこれました。

「ご苦労さん、これからもよろしく」と思いながら、

今朝も通勤のため、ハンドルを握りました。

これからも良き相棒

安全運転をしていきたいと思います。

2006年3月26日 (日)

ショック森野右小指骨折、開幕サード消えた...。

森野骨折、立浪開幕サード確定

◇オープン戦 中日-東京ヤクルト
(25日・ナゴヤドーム)
20233人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗]  鈴木(1敗)
[D本]ウッズ1号

【ゲームレビュー】

ヤクルトの先発藤井は4回3失点。
81球も投げ、変化球の制球に課題を残した。
リグスは逆転2ランで好調な打撃をキープ。
中日川上は3回を1安打と危なげなかった。
ウッズも1号ソロを含む2安打と
ようやく調子が上がってきた。
共同通信社ニッカン式スコア
TBSエキサイトベースボール

 

ナゴヤドームで行われた25日の
ヤクルトとのオープン戦で
中日森野将彦内野手が4回、
ヤクルト・藤井から死球を受けた。
すぐに名古屋市内の病院で検査を受けた結果、
右手小指の骨折が判明した。
全治は4週間から6週間。開幕は絶望で、
復帰は早くても5月半ば以降になる。
(中スポ)

◇森野将彦
<4回、藤井から右手甲付近へ死球を受ける。
右小指の骨折とわかり、唇をかみしめ>
「悔しいです。
ケガだけはしないようにと思って
やってきたので、悔しいとしか言いようがない。
でも切り替えていくしかないですから。
とにかく一日でも早く復帰したい。
でないと、これまでやってきたことが
無駄になってしまう」

<早期復帰に強い意欲を見せる>
「もう一度、頑張ります。
4週間から6週間と言われたけど、
もっと早く復帰したい。
多少の痛みがあっても
我慢できるのならやります」
(トーチュウ、サンスポ、時事通信、名古屋ニッカン)

森野が4回、死球を受け、右手小指骨折
開幕が絶望となってしまいました。
正直、かなりショックですね。

シーズン終了後、福岡へ直行してから、
昨秋のキャンプでは泥まみれになり、
春季キャンプでは、ベテラン・立浪
サードのポジションを争うべくひたすら取り組み
この日も7番・サードでスタメンと
数日での開幕を前に、悲願のレギュラー獲りが
あと少しのところまできていただけに
この骨折はとても痛い
さぞかし本人も悔しいことと思います。

中スポによると
患部は、腫れが引くまでギプスで固定
その後は手術はせず、筋肉が衰えないように
動かしながら治療していくとのこと。
負傷箇所が利き手の右手ということもあり、
復帰は早くても5月半ば以降となるようです。

『空席』となっていたサード
これで立浪が座ることがほぼ確定
しかし、右肩に不安があるだけにちょっと心配です。
当面は、鎌田新井がバックアップをして、
ゲーム終盤では、川相MA渡邉選手
守備固めで登場となるでしょう。

また左の代打としては、
ご存じ井上選手会長
ここへ来て好調の上田に期待します。

激しくなるはずの争いがこんなカタチ
ある種の結末を迎えたのは残念ですが、
立浪には森野の分まで頑張ってもらいましょう。

森野も早く復帰したいと意欲的ですが、
夏場には必要となる時がくるはず。
まずはくさらず、気持ちを切り替え、
利き手だけに多少の痛みがあっても
我慢するのではなく、しっかり直してほしいです。


◇タイロン・ウッズ
<4回、藤井からバックスクリーンに本塁打。
オープン戦36試合目となる待望の一発に>
「打ったのは、スライダーか
チェンジアップか分からないけど、
よくボールを見て、強く振ることだけを考えた。
いいスイングができた」

<5回にはライトへの二塁打>
「(上体を)突っ込まないで打てると
いうことは、ボールが見えてる証拠さ。
ボールがよく見えているから右方向に打てたんだ。
打つときに、ボールを
長く見ることが課題だったからね」

<オープン戦はこれまで打率1割台と不振>
「1試合やって移動、そして試合をやって
また移動と大変な日程だよ」

(先週)ナゴヤ球場で打ち込んで、
いい感じになってきた。
あとは波がないように、
一貫性があるバッティングをしたい」
中スポサンスポスポニチ名古屋

主砲・ウッズにようやく一発が飛び出しました。
4回1死の第2打席、東京ヤクルト先発の
藤井のカットボールをバックスクリーン中段へ。
ボールをよく見て、振り抜いた、
オープン戦36打席目でのお待たせの本塁打。
ようやくお目覚めとなったでしょうか。

続く5回も花田真人から課題としている
右方向への二塁打を放ち、
この日は、3打数2安打1四球1打点。
開幕を前にしての復調
ウッズから笑顔がにじみ出たようです。

ただこれで満足したわけではなく、
試合後はアレックスとともに、
45分間の特打で汗を流していたのこと。

一発が出て、本人はうれしいことでしょう。
あくまでも勝負は公式戦
今季もウッズ包囲網は敷かれることでしょうが、
それを突破できるよう、開幕まで仕上げてほしいです。


◇福留孝介
<5番・ライトで帰国後初の先発出場>
「声援が大きくて、
それがうれしかったですね。
まだ時差ぼけだけど、
これから仕上げていけば問題ない。
今度はチームでがんばらないと」

<この日はコンバートされたセンターではなく
昨季までの守備位置のライトでの起用>
「守備位置を決めるのは自分じゃないからね。
いずれにしてもどっちでも自分としてはいい。
準備はできてる」

◇高代コーチ
<福留のライト起用について>
「(監督は)福留というより、
藤井の適性を試したいんだと思う。
藤井は足があるから
広いセンターを守った方がいい。
個人的な意見なら、孝介(福留)が
ライトにいるのは三塁コーチにとっては
いやなもの。(相手を)進塁させないから」
中スポ公式ブログニッカン
スポニチ名古屋、名古屋ニッカン

◇谷繁元信
<8番・捕手でスタメンフル出場>
「これからゲームに出る
スタミナをつけていきたい。
守りの面ではまったく問題なかった。
打撃ではやっぱり打ち込みが不足しているかな。
これからだけど大丈夫だよ」
名古屋ニッカン

WBC日本代表コンビの福留、谷繁
試合前には、この2人に加え、
東京ヤクルト宮本、岩村、青木にも
花束が送られ、場内からは
大きな拍手が沸き起こりました。

またこの日の試合はともにスタメン
疲れが残るなか、元気にフル出場となりました。

ドラゴンズ福留、復活!まずは、5番・ライト
福留から。
2回の第1打席で
ショートの頭を越える
ポテンヒット
出るなど3打数1安打1四球。
守りでも右肩の不安を感じさせない
スローイングを披露していたようです。

ところで、この日の守備位置は、
コンバートされたセンターではなく、
昨季守っていたライト
これは、落合監督高代コーチの判断で
藤井の俊足と強肩、
福留のそれ以上の早くて正確な送球を考慮。
結果、ライト・福留、センター・藤井
開幕を迎えることになるようです。

確かに、福留ライトの方がいいですよ。
あの捕殺レベルは、他球団には脅威です。
今季も福留捕殺が見られて
自分としてはうれしいです。

また8番・捕手谷繁
エース川上を好リードするなど
守備は無難にこなすも、
打つ方では2三振を含む4打数ノーヒット。
あと数日に迫る開幕戦に向け、
実戦調整という課題を口にしました。

「大丈夫だよ」というコメントもありますし、
どうにかなるでしょう。


◇藤井淳志
<5回1死一塁できっちり送りバント。
井端のタイムリーにつなげる>
「とにかく頑張るだけです」
スポニチ名古屋

◇上田佳範
<DHで1打席に立ち、レフト前ヒット。
8打数連続安打はなおも続く>
「このままイメージ良く
(開幕まで)いければいいですね」
(中スポ)

福留のライトUターンでライト争いにも
決着がつきそうな気配。
この日3打数ノーヒットながら、
きっちり犠打を決めた藤井
『2番・センター』をほぼ確定的に。

また好調を持続、ついに打率を3割に乗せた上田
開幕1軍入りをつかみそうです。

なお、この日の渡邉選手は、
9回ウラ2死1塁で荒木の代打で登場。
五十嵐亮太の前に二ゴロに倒れ、ゲームセット。
森野の離脱で、再びサードの準備が
必要になりそうです。(.250


◇川上憲伸
<オープン戦最終登板は3回を投げ
1安打1四球4奪三振無失点と完ぺきな内容>
「オープン戦最後の登板で
それなりの投球が出来た。
全体的にピッチャーらしさというか、
内容というより、ゲームをすることを意識した。
やるべきことは、自分の中ではやったと思う。
あとはシーズンに入って、
自分の力を信じてやるだけだと思う」

<2年連続となる開幕投手について>
「ボクの口から何とも言えませんが、
投げる日は、期待に応えるよう全力でいく」

<不安は食事とミクロの花粉>
「(不安は)食事ですかね。
シーズン中は炭水化物を
多く取ったりしていたけど、
そういうことを考えていかないといけないですね。
(花粉症は)だるいのは、だるい。
でも、風邪のときのように、
動けないということはない」
中スポインフォシーク読売新聞名古屋ニッカン

◇ルイス・マルティネス
<2番手で登板、6回に3点を失うも
「今日は良くもなく、悪くもない。
コントロールなどをもう少し調整したい。

開幕ローテだからと言って意識することはないよ。
昨季の途中から投げたような投球を
すればいいだけさ。今年はドラゴンズの
カンピオン(王者)に貢献したいね」
(中スポ、ニッカン

投手陣は、万全の様子。
オープン戦ラスト登板となった
エース・川上憲伸が、3回を1安打無失点。
MAX145キロ、140キロ台中盤のストレート、
140キロ前後のカットボールを中心の投球で
で東京ヤクルト打線を封じ込め、
2年連続4度目の開幕投手確実としました。

オープン戦は4試合で防御率1.13
中5日で迎える3月31日。
よほどのことがない限り、この人が開幕でしょう。
「やるべきことは、自分の中ではやった」という
自信がみなぎっているところがいいですね。

また2番手のマルティネスも順調。
4回から登板。6回に2四球と
サードに入った新井の2つのエラーなどで
3点を失うも自責点は0
MAX145キロの速球を中心の投球で
オープン戦最後の登板を締めくくりました。

オープン戦5試合で19イニングで自責点1
防御率0.47という安定感は、
開幕ローテは確実で、開幕投手を任せてもいいくらい。
ただ落合監督は、意外とオーソドックス。
おそらく2戦目の先発となると思います。

マルちゃんにも、ローテ左腕の中心として、
今季は2ケタ勝利も期待しておきます。

そのほかでは、3番手・鈴木
四球、盗塁でピンチを招き、
リグスに2ランを喰らって、1回を2安打2失点。
また4番手・デニー友利は1回を三者凡退ながら、
登板後に審判から注意が入ったようです。困ったな。


若竜からの話題。(25日)

◆ウエスタンリーグ開幕戦
広島-中日1回戦
(25日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 000 010 111-
 C 040 010 000-
[敗] 小笠原(1敗)
広島東洋カープファーム情報

◇小笠原孝
<先発も5回を5失点>
「(2回2死二、三塁で白浜のときは)
勝負にいってフォアボールを出してしまった。
そのあと抑えないといけなかったです。
感覚的には悪くない。
今回は球数が(93球と)
多かったので次回は少なくしたい」

◇佐藤2軍監督
<小笠原の投球について>
「2回はヒットのほとんど
(5本のうち4本)がゴロヒットだったのが救い。
まあ、良くなってくるでしょう」

◇柳田殖生
<ルーキーながら『4番・ショート』。
第1打席でプロ初安打を放つなど4打数1安打>
「ヒットを何本打っても駄目です。
サインミスをするし、チャンスでも
打てなかったから駄目です」

◇春田剛
<9回代打で登場、初打席初安打を放つ>
「チームが負けていたので
何とかして塁に出たかった。
(初安打のボールは)
グラブに入れておいたはずなんですけど、
無くしちゃいました」
(すべて中スポ)

ウエスタンリーグの開幕戦
ドラゴンズ広島との一戦。
先発・小笠原が2回に広島打線につかまり、
四球を挟んで5連打で4点を失うなど
5回を投げて7安打5失点と結果を出せず。
しかし本人的には感覚はまずまずだったよう。
2番手以降は、遠藤-久本-山井のリレーでした。

一方、打線は12安打で後半追い上げるも
あと一歩届かず、1点差での敗戦となりました。
ルーキーの柳田春田プロ初ヒットが。
これまで1軍にいた柳田もそうですが、
高校生ルーキーの春田
さらにうれしかったことでしょう。


PS 今日のその他。
真央&舞“スピン投法”見せる 
31日始球式登板

◆浅田真央(グランプリ東海ク)
<ナゴヤ球場の屋内練習場で始球式の極秘練習>
「(井端に)腰をスピンして投げろと言われた。
本番は迷わず思い切って投げたいです」

◆浅田舞(東海学園高)
<ワンバウンドながら力のあるボールを投げ込み>
「不安だったけど(捕手まで)
届くかなって自信が出ました」

◇井端弘和
<浅田姉妹に始球式の指導を>
「スピンと言った方が
わかりやすいと思って。やっぱりのみ込みが早いよ」
(スポニチ名古屋、名古屋ニッカン

31日のナゴヤドームの開幕戦
始球式を行う予定の
フィギュアスケートの浅田姉妹
この日、ナゴヤ球場屋内練習場で
始球式に向けての練習を。
井端もオープン戦後にかけつけ
指導をしました。

井端から
「振りかぶって足をおろした後に
(スケートの)スピンの要領で投げて」

という的確な?アドバイスを受けた浅田姉妹
なんとかワンバウンドながら
力のあるボールを投げ込み、笑顔だったのこと。

昨日はインボイス西武ドームで
荒川静香選手が始球式を行ってました。
清原の背中を通っていましたが、
あんな感じでも、いいんじゃないかと思います。

なお始球式スタイルはトップシークレット
ユニホームにパンツ姿の荒川選手とは違い、
ド派手なモノが予想されてたりします。その辺も楽しみです。

2006年3月25日 (土)

福留、谷繁合流と2006パ・リーグきょう開幕!

福留 フル出場志願
全員集合きょうからOP戦ラスト

WBCへ参加しチームを離れていた
福留、谷繁がこの日から合流
ともに居残り特打を行いました。
また不振のアレックス新フォームに着手。
またパ・リーグが一足早くきょう開幕
今季も当たらない順位予想をやってみます。

◇福留孝介
<約1カ月ぶりにチームに合流。
激戦の疲れも見せず、約40分間300スイングの特打>
「向こうでは、最後打てたけど、
いい結果が出なかった。
調整の意味を込めてやりました。
打ち込みの量が少ないし、
あまりいい結果が出てないから。
監督の指導?確認作業です」

<世界の頂点に立ってからまだ3日>
「(世界一は)チームメートが
うれしそうにしてくれたのでよかった。
体はちょっとだるい。
何かしら忙しいですからね。
きょうは汗を流して体調を整えた」

<オープン戦は残り2試合だけ>
「監督の考えもあるだろうけど、
1試合の中での体力がいるだろうし、
僕は全部出るつもりでいます。
気持ちの切り替えはこれからだけど、
お客さんがたくさんいる所でやれば出てくるでしょう。
汗を流して、体調を整えたい」
(中スポ、公式ブログスポニチ名古屋名古屋ニッカン

激戦を終えて、ナゴヤに凱旋。
時差ボケや取材攻勢で疲れが残るなか
開幕まで残り間もないとあって、
福留はこの日からチームに合流

ナゴヤ球場での全体練習に参加すると
練習の最後に、谷繁とともに約40分間の特打
その後落合監督の指導を受けながらの
16分間のティー打撃とバットを振りまくり、
さらにロッカールームに入っても、
長嶋コーチとフォームのチェックと
シーズンモードへの切り替えに
余念がなかったようです。

世界一の代打としてWBCでは活躍をしたものの
それまでは極度の不振
昨秋のキャンプから取り組む新フォームには、
落合監督からも厳しいチェックが入ったもよう。

やはり気になるのは、振り込み不足
まずは、きょう25、26日のオープン戦
東京ヤクルト戦(ナゴヤドーム)に
フル出場を志願しました。

まだまだ新フォームは、完成とはいかないはず。
いかに開幕までに状態を上げていけるかでしょう。
開幕まであと1週間
ドラゴンズに戻った福留には
ゆっくり休んでいる時間はないようです。


◇谷繁元信
<福留と並んで38分の特打。
残り2試合のオープン戦にはフル出場を志願>
「(開幕まで)あと2試合しかないんでね。
WBCで打席に入ったのは、1、2...、10くらいだね。
この時期としては少ない。
行く前からわかっていたことだから
何とかしていくしかない。
あと2試合しかないわけだから。
(ウエスタンの試合出場は)
あす、あさって(25、26日)の様子を見て考える」

◇高代コーチ
<実戦不足解消に谷繁らを28日からの
ウエスタン阪神3連戦に出すことも示唆>
「谷繁もそうだし、何人か出場させたい。
チームとして、個人として、
万全で開幕を迎えたいからね」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

谷繁もこの日から合流。
福留と並んで居残り特打を行うなど、
感覚を取り戻すのに躍起になっているようです。

貴重な控え捕手として世界一に貢献し
出場機会がほとんどなかったWBCでは
2試合で4打席、練習試合を含めて14打席。
昨季のオープン戦では37打席
明らかに振り込み量が足りません。

谷繁自身も当然わかっているようで、
残りのオープン戦2試合フル出場に加え、
来週のナゴヤ球場、ウエスタン阪神3連戦
出場も視野に入れているようです。

とにかく実戦感覚の回復でしょう。
これは経験あるベテランとはいえ
やや不安ですよ。
急ピッチながら、何とか仕上げてほしいです。

それにしてもここまでのオープン戦
チーム防御率が、なんと1.61
この仕上がり具合には、
さぞかし谷繁も驚いていると思いますね。

オフィシャルベースボールガイドの訂正
(トーチュウ、サンスポ)

そのほかの谷繁の話題では、こちらが。
『2006年度オフィシャルベースボールガイド』
の訂正が、セパ記録部から発表され、
個人守備記録の捕手の8 
連続守備機会無失策のb 連続シーズンの項目。
セ記録保持者が
「セ-1046 古田敦也(ヤ)
95.4.26対横~96.5.17対巨」となっているのを
『セ-1245 谷繁元信(中)
04.5.5対ヤ~05.6.21対神』
と訂正するとのこと。

なるほどと普通に流せそうですが、
これってスゴイ記録ですよ。今季も無失策で!


ナゴヤからの話題。(24日)

◇アレックス・オチョア
<不振脱出に打撃フォームを大改造。
カブレラ打法で開幕スタメンを狙う>
「落合監督から、
きみにはもっとパワーがあると言われたんだ。
もう少したくさんのホームランを打つため、
パワーを利用するためのフォームにした。
より多くのホームランを打つためなんだ。

カブレラ? 自分ではわからないけど、
そういわれればそうかな。
彼くらいホームランを打てたらうれしいけどね。

ちょっと頑固なところがあるけど、
監督に指摘されて気持ちがオープンになった。
いい感じで振れているからこれで行きたい。
開幕は近いけど、完成品に近いものにしたい。
長い目で見たら、いい結果をもたらすと信じている」

◇高代コーチ
<アレックスの開幕直前の打撃大改造に>
「危機感を持ったんだろう。
去年もトライさせたが、その時は
自分のスタンスでやると言っていたから」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

この日ちょっと驚いたのが、こちら。
オープン戦で打率.179と不振で
開幕2軍の可能性を示唆されたアレックスが、
開幕1週間前に、打撃フォーム改造に着手。

「アレックス」カブレラだ!そのフォームとは、
左ひざを軽く曲げ、
スタンスを大きく、
上体を起こし
背筋を伸ばして、
バットを寝かせて構える
というスタイル。
まるでカブレラ(西武)にそっくりというもの。

パワーがあるのだがら、
もっと本塁打を打てるという
落合監督のアドバイスによる大幅なフォーム改造は
あまりの不振に元メジャーのプライド
捨てざるをえなくなったアレックス
今季にかける意気込みを示したものとなりました。
フリー打撃ではまずまずだったようで、
開幕までに仕上げていくようです。

『アレックスつながり』ではないですが、
確かに写真をみると、プチカブレラのよう。
ただカブレラほどの腕っぷしではない
アレックスあの打法が通用するのでしょうか。
外国人選手には本塁打を期待しますが、
アレックスはそんなタイプではないと思うのですが。
ただこのフォームならコネることはないのかも?
果たしてニュー・オチョアに変身できるか。
あと1週間、突貫工事に注目です。


◇井上一樹
<打撃用マシンに向かい、15分間キャッチング。
狙いは新調したグラブを慣らすこと>
「今季から使いたいんだけど、
まだカチカチだから。
少し時間がかかるかもね」
(中スポ)

井上選手会長が新しいグラブを慣らすため
マシンの投げるボールを座ってキャッチング
別に捕手転向ということでは全くありません。


◇川上憲伸
<きょう25日がオープン戦最後のマウンド>
「短いイニングになると思う。
開幕? さあ、誰ですかね。
調子? まだまだ完ぺきじゃないですよ。
試合にならないとわからない部分もありますしね」

<この日は屋内練習場で30分の特打>
「今日の打撃はケガの予防のためです.
シーズンでは当然打つこともあるんで、
ケガしないように今のうち振っておきたかった」
(中スポ、ニッカン

◇中田賢一
<全体練習終了後に1人で黙々と
マシン打撃、バント練習を繰り返す>
「体調もいいですし、何とか開幕を迎えられそうです」
名古屋ニッカン

きょう25日の先発予定は、川上憲伸
この日は、近藤コーチを相手に
30分、約80スイングの特打を行ったよう。
ここまでのオープン戦3試合で
13イニングを2失点とまずまず。
開幕投手に向け、ラスト登板となりますが、
準備に抜かりはなさそうです。

また中田も自主的に打撃練習を。
打撃といえば、おなじみ憲伸
昨季なら同じ2年目の石井が印象に残っています。
仲の良い中里も打撃は良いと聞いています。
まずは投球ありきですが、今季は打撃にも期待ですね。


若竜からの話題。(24日)

ウエスタンリーグ きょう開幕(中スポ)

きょうからウエスタンリーグが開幕。
5球団によるリーグ戦と
イースタンの球団との交流戦を含め、
88試合を戦っていきます。

ドラゴンズの開幕戦は、
25、26日は広島戦(山口・由宇)。
開幕投手は山井。26日は石井が先発予定。
28日からは、ナゴヤ球場で阪神との3連戦。
この3連戦は谷繁、山本昌ら1軍の選手も
調整のため出場しそう。

確か、新しくできた大人のファンクラブでは、
ナゴヤ球場のウエスタンのゲームは無料のはず。
会員でお近くの方は、若竜の活躍をチェックしに
ナゴヤ球場へたくさん足を運んでみては。


PS 今日のその他。

今朝の中スポ<ドラ番記者>に出ていましたが、
ドラゴンズ・トレイン2006の運行ダイヤが
名古屋市交通局のHPにUPされているそうです。
なお時刻の発表は今月までとのこと。
乗りたい方はぜひともチェックです。

ちなみに、明日26日のダイヤはこんな感じ


NPBからの話題。(25日)

世界一効果でファン10万人 パ・リーグ開幕

WBC世界一の余韻が残るなか
きょうからパシフィックリーグが開幕しました。
開幕戦から昨季の首位と2位の対決となる
福岡ソフトバンク千葉ロッテが対戦と、
いきなり好カードではじまりました。

注目の開幕戦のスコアは以下の通り↓

◆パ・リーグ開幕戦 (25日)
福岡ソフトバンク 7-2 千葉ロッテ
西武 2-5 オリックス
北海道日本ハム 3-1 東北楽天

王監督率いるソフトバンクが、
アジア一の千葉ロッテ先発の
久保康友を2回、連打で攻略。
新フォームが懸念されていた
斉藤和巳が8回を投げ5安打2失点の力投。
最後は、馬原孝浩がピシャリと抑え、
『倍返し』の初戦を飾りました。
先制点のきっかけとなる二塁打など
松中の動きがよかったですね。
一方、西岡、里崎、今江らはスタメンでしたが、
まだ疲れが残っているように感じました。

CSでこのゲームを見ていましたが、
WBCと違って日本のプロ野球は、
太鼓やラッパがかなりうるさいなと。
久々だったので、慣れないといけないなと感じました。

そして開幕ということで、恒例の順位予想を。
昨季は、見事なくらい全て外してしまいました。
リベンジに燃える今季のST流
パ・リーグ順位予想は、以下の通りです↓

優勝:福岡ソフトバンクホークス
(シーズンは2位、プレーオフで勝利)
2位:千葉ロッテマリーンズ(シーズンは1位通過)
3位:西武ライオンズ
4位:北海道日本ハムファイターズ
5位:オリックス・バファローズ
6位:東北楽天ゴールデンイーグルス

今季は固くいきたいなと。
3度目の正直ソフトバンクでいきます。
パ・リーグも大いに盛り上がってほしいです。

2006年3月24日 (金)

福留熱狂ナゴヤ凱旋と新井1軍2次試験へ!

名古屋駅で「福留フィーバー」
ファン500人が祝福

WBC世界一の一員となった
福留がナゴヤへ凱旋
約500人もの出迎えにかなり驚いたよう。
また岡崎市民球場での広島戦は、
前夜から降り続いた雨で
グラウンド状態不良のため早々と中止
快晴での中止嘆き節のほうが多かったようです。

◇福留孝介
<名古屋駅での約500人のファンと
多くの報道陣の出迎えに驚き顔で話す>
「本当にびっくりですよ。
名古屋でもまさかこんなに
人が来てもらえるとは思わなかった。
世界一になって名古屋へ帰ってきたんだ
という気持ちですね。
これだけ歓迎してもらえれば
疲れも吹っ飛びます。

あしたから練習、時差ボケもある。
1週間時間があるんで、体調を整えたい。
心配は特にないですよ。
いいところで使ってもらって、いい結果が出せた。
終わりがよかったんで、
シーズンにつなげられれば」

<『中日ドラゴンズ70年の軌跡展』で
金メダルを特別展示することを快諾>
「優勝できたのは、ファンの皆さまのおかげ。
金メダルをみて、ファンの方が喜んでいただけるなら、
言うことはありません。
(展示後は)金(WBC)、銀(アトランタ)、銅(アテネ)
きれいにそろったので、
実家にでもきれいにかざりたいですね」
中スポ、トーチュウ、ニッカン
サンスポ、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン

◇谷繁元信
<24日の練習から合流し、
25日のオープン戦に出場する予定>
「開幕をいつでも迎えられる状態」
名古屋ニッカン

◇西川球団社長
<WBC優勝に貢献した
福留、谷繁への報奨金について>
「(報奨金は)ご褒美というか
お疲れ様という意味で、もちろん考えている。
金額については、他球団の様子を見ながら
これから検討します。
(額は)2人とも一緒。巨人の1000万円?
お金があるね、巨人は。そこまでは」

<WBCの大会そのものについては>
「大会の不備などもあったが、
世界一という結果は素晴らしい。
日本の野球界の今後にとっても大きな出来事。
野球人気を考えれば非常に良かった」

◇伊藤球団代表
<25日の東京ヤクルト戦で
花束贈呈のWBC祝賀セレモニーを行うことに>
「福留君と谷繁君だけではなく、
ヤクルトさんにも協力していただいて、
ファンの皆さんと一緒に
お祝いしたいと思っています」
(サンスポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

コースケ、ビックリ!!WBCの準決勝、
決勝戦にて
『世界一の代打』として貢献。
一躍、ジャパンの
救世主となった福留孝介
約1000人が出迎えたという成田に続き、
この日、新幹線で地元・名古屋に凱旋。
いきなり全国区となった『フクドメ』をひと目見ようと
JR名古屋駅には約500人ものファンが殺到、
「ありがとう!」「おめでとう!」などの声が飛び交い、
さっそく駅前で地元報道陣に囲まれるなど
福留本人世界一の影響力に驚いた様子でした。

またWBC及び、フクドメ効果は、
凱旋試合となる週末のオープン戦や
公式戦のチケットが急激に売れ始めたり、
名古屋市の松坂屋本店で行われている
『中日ドラゴンズ70年の軌跡展』
金メダルが特別展示されることが決まるなど、
あらゆるところで出ているよう。

さらに中日球団も動いたようで、
西川球団社長白井オーナーと連絡を取り、
巨人などと同様に、福留、谷繁
500万円程度の報奨金を贈呈することを検討するなど
まさに予想以上の効果を巻き起こしています。

ところで名古屋ニッカン
このWBCと今後についての
福留のロングインタビューが出ていたので
引用して紹介します。

◇福留孝介
<世界一になって日本に帰ってきた>
「正直、こんなに盛り上がっているとは
思わなかった。新幹線の中でも、
おばあさんに「おめでとう」と言われた」

<あの準決勝韓国戦の代打決勝2ランだけど>
「2球目が(外角)いっぱいに来た。
(見逃して1-1となったが)仕方ない。
でもあれでもう何でも振らなきゃっていう気になれた。
その後はあまり覚えていない。
気づいたら(チームメートに)頭をたたかれていた」

<その打席まで打率.105と
不振であの試合からスタメンを外れた>
「僕がスタメン落ちした時は
だれも声をかけてこなかったから(笑)。
気を使ってくれたと思う。
でも王監督だけは練習の時から声をかけてくれた。
1度だけではなかった。
だから『王貞治』という人は
人格者だって言われるんだなって思った」

<クールなイメージしかなかった
イチローはこの大会ではまるで別人>
「イチローさんにはびっくりした。
すごく熱い。僕だけじゃなくて
常に選手のだれかに声をかけていた。
食事にも連れて行ってもらった。
優勝が決まった瞬間には
(センターから、ライトへ)
握手を求めに行ったんだ。
そしたらイチローさんの方から抱きついてきた。
おどろいた。何かものすごくかけるものがあると
人間は変わるんだなって思った」

<優勝を決めた後の祝勝会では
あまりテレビに映ってなかった>
「シャンパンファイトの時は
わざとテレビカメラに映らないようにしていたんだ。
(不振だった)僕が出る必要もないかなって(笑)。
でも韓国に勝った後に向こうの新聞に
(記事が)載っていたから読もうと思って買ったんだ。
でも結局(英語のため)全然読めなかった(笑)」

<優勝以外に得たものは?>
「メジャーの球場は楽しかった。
あんなにフェンスが低いし、ネットがないのに
打球に当たったのは1人だけしか見なかった。
おじいさんやおばあさんも
みんな野球をじっと見ているんだ。
だから楽しいんじゃないかな。
それと天然芝だから1試合での疲れ方が全然違う。
あれは選手として助かるよ」

<3年後に予定される次回のWBC出場は>
「常に全力だったからとにかく疲れた。
でも今回は出てよかったと思う。
(3年後は)まだわからないな」

<息つく間もなく、31日にはセ・リーグ開幕。
調整や気持ちの切り替えは>
「帰りの飛行機では最初のちょっとだけ寝て、
あとの8時間は時差ボケ対策でずっと起きていた。
体調は問題ない。それに開幕の
あの独特の雰囲気になれば自然と切り替えられる。
そのためにはお客さんが満員になってほしいな」
(名古屋ニッカン『福留、WBCを熱く語る』より)

一気に有名人となった福留
今までは元日テレアナの影響もあって
「フクトメ」と間違えられていましたが、
これで『フクドメ』と覚えてもらえるでしょうか。

あとはジャパンの背番号17ではなく
中日ドラゴンズの福留孝介として、
さらに有名になってくれることを期待します。

きょう24日には、同じジャパン戦士の
谷繁とともに練習に合流し、
明日25日の東京ヤクルト戦(ナゴヤドーム)から
オープン戦に出場予定の福留
特別ボーナスももらえそうでよかったことでしょう。

ただ『孝介日記』にもあるように
絶対的に足りないという実践打席
実戦感覚の不足は懸念されますね。
青木、宮本(東京ヤクルト)も
早速昨日のゲームに出ていましたし、
その辺りを補っていくことは大事。
あと1週間、しっかり調整し
開幕へ向け、気を引き締めていってほしいです。
頑張れ、福留孝介!


ナゴヤからの話題。(23日)

◇山本昌
<オープン戦最後の調整が流れ、
空を見ながら試合中止を残念がる>
「晴れてるもんね。
ゲームで100球くらいを投げる予定だったからね。
次回? フォームの微調整をしたいので、
シーズンまでに下でもう1度投げるかも。
そのまま下にいるかもしれないけどね」
中スポ、サンスポ、名古屋ニッカン

◇鎌田圭司
<地元・岡崎での凱旋出場はならずもクールに>
「僕はまだ地元とか意識してもしょうがない。
これからも与えられた仕事でベストを尽くすだけです」
(中スポ)

◇森コーチ
<開幕直前の晴天中止にご立腹>
「痛いよ。晴れているのに笑われるよ」
(サンスポ)

この日先発予定だったのが、山本昌
最後の調整が出来ず、肩を落としていたよう。
代わりにナゴヤ球場の屋内練習場のブルペンで、
打者を立たせて、試合の予定と同じ
約100球を投げ込み、たっぷり汗をかきました。

今後は、明日開幕となるウエスタン
1度調整登板してからシーズンへ臨む予定。
くれぐれも昨年のように、
調整登板してすぐに一塁ベース上で
左足かかとを痛めたなどケガのないように。

また凱旋出場が流れてしまったのは、鎌田
しかし、本人はいたってクールなコメント。
同じ内野手の柳田が2軍に降格し、
このままいけば、開幕1軍はつかめそう。
ただボーダーラインに位置しているだけに
開幕まで残り2試合、少ない機会で
結果を出してもらいたいです。


◇新井良太
<教育リーグで結果を残し
柳田と入れ替わりで1軍に再昇格>
「1軍合流? そうみたいですね。
でもコーチの方に特別な考えはないでしょう。
前回は力のなさを思い知った。
フォームとかタイミングの取り方とか、
自分の感覚の中で少し変えてみました。
とにかくできることを精一杯やるだけです」

◇高代コーチ
<新井の昇格について>
「下で結果を残しているから上げたんだ。
間違いなく将来の主砲になるからね。
代打として適性を見てみようということ。
もし新井が1軍に入るなら
ミツ(高橋光信)に勝たないといけないな」
中スポ名古屋ニッカン

ルーキー・新井良太が1軍に再合流。
オープン戦の残り2試合で
代打としての資質をテストするもよう。

キャンプではサク越えを
連発していた新井でしたが、、
オープン戦に入るとプロの壁にぶち当たり
11日の東北楽天戦後に2軍降格
しかしタイミングの取り方などを変えたという
ウエスタン教育リーグでは
15打数8安打1本塁打3打点、打率.533
再び快音が戻ってきたもよう。
もともと素材を高く買っている
高代コーチが開幕1軍への
2次試験の場を与えたようです。

正直、もう少し下でやらせると思っていましたが、
思った以上に早く上げてきましたね。
光信と比べれば、まだまだ若いですが、
違った面があるのかも。
もしかしての開幕兄弟対決のため、
残り2打席のテストに、新井は真剣です。


若竜からの話題。(23日)

◆ウエスタン教育リーグ(23日・神戸サブ)
サーパス 2-5 中日
[D投] 佐藤充、ガルバ、金剛、小林-柳沢、前田
[D本] 中村公治

◇佐藤充
<先発し、3回を3安打3奪三振無失点
フォークがよく決まる好投>
「今日は感触が良かった。
どの球も良かったです。
本当はもっと長いイニングを投げたかった。
3年目ですから必死です。
今の調子を維持したい」

◇佐藤2軍監督
<佐藤充に合格点も課題を指摘>
「フォークの切れ、カットボールともに良い。
ストレートにも威力があった。
欲を言えばカーブでカウントを
稼げるようになればいいんだが」

◇森岡良介
<3安打の固め打ち、
バットコントロールのうまさを見せる>
「少しずつ良くなってきました。
(二塁と遊撃の併用も)
どちらでも関係ないです。
ヘタなので練習あるのみです」
(すべて中スポ)

先発の佐藤充が好投。
MAX147キロ、常時140キロのストレート
長身から投げ下ろすフォークが低めに決まるなど
やや辛い球審の判定にも負けず、
我慢強く投げ続け、3回を無失点。
ややケガがちなのが気になりますが
落合監督も期待する右腕。
今は層が厚い先発陣、判定同様じっと我慢のときです。

2番手・ガルバは2回を無失点、
金剛は打たれたものの、小林が2回を締めています。

打線では、2番・二塁で出場した森岡
バスターでのヒット、センターへのタイムリー、
そしてライト線への二塁打と猛打賞
期待の若竜もキャンプの早期離脱
今季はやや印象が薄いですが、
もともとバッティングはシュア。
守りがよくなれば、アライバを脅かせる存在。
しっかり練習に取り組んでいきましょう。

また5番・ライトの中村ハム
4打数2安打3打点。一発も出たようです。


◇平田良介
<3月23日は18歳の誕生日。
プレゼントは屋内練習場で中里との対決>
「ようやく18歳になれましたね(笑い)。
今は試合に出られないので、
なかなかプロのピッチャーのボールを
打つ機会がないですけど、いい勉強になりました。
プロの中でもキレのいい球を投げる
中里さんとやれて勉強になった。
すごくきれいな真っすぐでした」
ニッカンスポニチ名古屋

また右肩痛で2軍でも別メニュー調整を
続けている高校生ドラフト1巡目の平田
この日18歳のバースデーを迎えました。
おめでとうございます!

この日はプレゼントではないでしょうが。
屋内練習場のシート打撃で中里と対戦。
切れのある直球に戸惑いながらの約60スイングは
ほとんど振り遅れだったものの、
時折、鋭い打球を飛ばしたようです。

キャッチボールの距離が55メートルまで伸びたそう。
来月にも実戦デビューする見込みという平田くん
リハビリはつらいですが、まだまだ18歳
この日からはセンバツも始まりました。
甲子園を熱狂させた雄姿を、
暑くなったころに再び披露できるよう、
頑張ってもらいたいです。


PS 今日のその他。
ドラゴンズ創立70周年記念「昇竜魂」
歴代応援歌収録 2枚組できょう発売

以前も紹介しましたが、
ドラゴンズの創立70周年を記念し、
歴代応援歌を収録した
『昇竜魂~ドラゴンズ70thメモリアルソングス~』
きょう24日、発売されるもよう。

ようやく正式に発売されるようですね。
歴代燃えドラなど応援ソングの集大成。
ぜひとも聴いて見て下さい↓

ドラゴンズ70周年メモリアルアルバム
板東英二 南利明 少年ドラゴンズ ロイヤル・ナイツ 山本正之 たいらいさお
キングレコード (2006/03/24)

2006年3月23日 (木)

中田万全間に合うぞ、開幕前哨戦に連勝!

中田 出た148キロ 

小牧市民球場での広島戦は、
途中から混じる一戦となりました。
先発・中田が7回途中まで好投。
開幕へ向け、万全をアピールするとともに
打線は、上位が足を使った連係攻撃
地元での開幕カード前哨戦
ドラゴンズが連勝となりました。

◇オープン戦 中日-広島
(22日・小牧市民球場)
4696人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 中田(1勝)
[S] 石川(1S)
[D本]上田1号

【ゲームレビュー】

中日中田は直球が走り、
7回途中3安打2失点と順調な仕上がりを印象づけた。
上田は3試合連続の複数安打で
外野の生き残りへアピール。
広島は新外国人のダグラス
4回6安打3失点と開幕に向けて不安を残した。
共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball

◇中田賢一
<オープン戦最後のマウンド。
広島相手に6回0/3を投げ、3安打2失点>
「ささいなコントロールを
直さないといけないけど、真っすぐはよかった。
きょうは腕が振れていたので、これを継続したい。

(新球の)スライダーとカーブが
良かったから、そっちを中心に投げました。
でも、思ったよりストライクが取れました。
(スタミナ面でも)思ったよりどんどんいけて、
いい感じになってきた。
最後打たれたけど、いい結果がでてよかった。

コントロールが曖昧になったのが反省点です。
甘く入った球があったから、
開幕までにしっかり調整します」

◇森コーチ
<100球をメドに長いイニングを投げさせる。
中田が開幕にきっちりと合わせたことに>
「(登板を)1週間遅らせたんだから、
自分でケリつけなきゃいけないだろ。
(遅れた)カタは付けたんじゃないか。
あとは細かいコントロールだな」
(中スポ、共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン

開幕間に合った!この日の先発は、
中田賢一
開幕カードの
広島相手と
なりましたが、
MAX148キロ
本来の球威が
戻ってきた
ストレートを軸に
切れの良い
スライダーなどを低めに集め、
広島打線を4回まではノーヒット。
5回以降は、やや制球が甘くなり、
7回無死一塁で福井敬治
レフトへ2ランを打たれたところで
ちょうど100球となり、交代しましたが、
6回0/3を3安打1奪三振4四球2失点と好投

4日に左ふくらはぎに打球を受けて降板、
登板予定が一回飛ぶなど
懸念された調整遅れの不安を一掃。
2年連続となる開幕先発ローテ入りに向け、
万全をアピールしました。

急ピッチで調子を上げたと
いう感もありますが、
中田に関しては、しっかり投げられれば
問題はほとんどないでしょう。
ストレートの球速も上がってきましたし、
スライダーもよかったようなので、
あとは細かいコントロール
若干肩のスタミナさえつければ
ベストへもっていけると思います。

川上、マルティネスに続き、
開幕3戦目の先発が濃厚とされている中田
今季はローテの中心
投げてもらわなくてはいけません。
この予行練習をしっかり生かして、
開幕まで仕上げていってほしいです。


◇高橋聡文
<2番手で登板、2イニングを無失点>
「ストレートがよかった。
このままシーズンまでいけるくらいの状態だけど、
まだ球数が多い。もっと楽に打ち取らないといけない」
(中スポ)

中田をリリーフしての登板は、高橋聡文
8回に2死二、三塁のピンチを迎えるも
森笠繁をこの日3つ目となる三振で切り抜けました。

ストレートがよかったようで、
違和感のあった左肩もここへ来て完全復調
「まだ球数が多い」というコメントからは
今季も左のセットアッパーという仕事を
全うしようという気構えも見えました。

なお9回は、石川
キッチリ三者凡退にとってセーブ
制球もよく右のセットアッパーとして
しっかり仕事をしたようです。


◇荒木雅博
<3回2死からレフト線へ技ありの二塁打>
「広島の守備陣形は当然頭に入ってますよ。
ただ狙って打ったというわけじゃないですけど。
そんなに簡単には打てませんよ」
(中スポ)

◇藤井淳志
<3回、ライト前タイムリーで荒木を帰し、
すかさず二盗を決める>
「いい感じで打てていますね。
盗塁もしっかり決めないといけないと
思っていたのでよかったです。
これからも頑張っていくだけですよ」。
ニッカン

◇井端弘和
<狙いすましたライト前タイムリーで
藤井をホームへ迎え入れる>
「体が動くようになってきたからね。
当然、2死走者一塁と、
2死走者二塁では打ち方を変えます。
藤井が走ってくれたので、
去年の荒木との(1、2番)コンビを思い出しました。
あの盗塁で右方向に打とうと思いました。
ああいうのはいいね。

ダグラスの印象? 
何か隠しているような感じがしましたねえ。
だからオレも隠したよ。冗談だけどね」
(中スポ、サンスポ名古屋ニッカン

◇高代コーチ
<広島の新外国人投手・ダグラスに警戒感>
「今日は真っすぐが多すぎるよね。
(三塁コーチボックスから見ていて)
何か1つ隠しているような気がした。
あそこまで真っすぐで押してくるはずがない。
それはそれでいいんだけど。
(カーブを隠していたことを知らされ)やっぱりな。
確かに、いいカーブを投げそうなフォームだったな」
(サンスポ、スポニチ名古屋ニッカン

対する広島の先発は、
新外国人右腕、ショーン・ダグラス
黒田、大竹とともに開幕3連戦の
先発が予定されているとあって、
カーブやチェンジアップをひた隠し
ストレート主体の単調な投球。

そんなこともあってか、
3回、上田のライトへのホームランと
2死から上位打線の足を絡めた連打
3点を奪うなど、しっかり攻略
開幕に向け、弾みをつけました。

中スポが『新ブルー・スリー』
持ち上げたのは、3回2死からの攻撃。

まずは1番・荒木が相手の守備陣形を計算した
サード横を抜くレフト線へツーベース。
2番・藤井が続いて、ライト前へのタイムリー。
直後すかさず二盗を決めると、
アライバ連係攻撃を思い出した、
3番・井端がきっちりとお得意の右打ち!
ライト前にタイムリーを放ち、藤井を迎え入れ、
さらに井端本人はホームへの返球の間に二塁へ。

を自在に使っての攻撃
オープン戦で失点のなかったダグラスから
見事に2点を奪いました。

井端もいっていましたが、
こういう連係攻撃はいいですね。
アライバのあうんの呼吸には及ばないものの、
2番に奮闘する藤井と新3番・井端
うまくかみ合い、このような攻撃
シーズンでも出てきてくれれば、
二塁に置いてウッズ、福留に繋がるわけですから、
効果は絶大となると思います。

開幕まで残りわずか、
『新ブルー・スリー』の攻撃パターンが
今季のドラゴンズ打線目玉の1つになるのか。
注目していきましょう。


◇上田佳範
<オープン戦初本塁打となる
先制アーチを含む2打数2安打1打点>
「(ホームランは)真っすぐを打ちました。
一時の最悪の状態は脱した感じ。
今はすごくいいリズムでスイングができる。
だから2打席目の当たりがヒットになるんです。

タイミングの取り方が
いい感じになってきていますね。
当てにいくのではなく、
振り切る意識でバットが振れる。
いい感じで振れている。
開幕が近いんで、いいイメージで
開幕に入っていけますね」
中スポ、サンスポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

開幕1軍、ライトのレギュラー獲りへ
ここへ来て猛烈なラストスパート
かけているのが、上田

この日も7番・ライトでスタメン。
第1打席では、先発ダグラスのストレートを
うまく振り切り、ライトへの先制アーチ
続く第2打席では、
しぶとく一二塁間を抜くヒットと、
2打数2安打1打点

19日の北海道日本ハム戦から
1四球を挟んで、7打数連続安打、
8打席連続出塁
と好調を持続して、
低迷していた打率も.282
一気に上昇となりました。

名古屋ニッカンによると、
今年のドラゴンズの1軍枠
捕手を除く野手は14人が基本構想、
12人までは埋まっているらしいです。

ウッズ、荒木、井端、立浪、福留のレギュラーに、
内野手では、森野、渡邉選手、川相MA、高橋光信
外野手は、アレックス、井上選手会長と、
ほぼ確実のルーキー・藤井
これで12人になります。

あと2人となると、
内野のスペア用に成長著しい鎌田
守備のスペシャリストの英智をはじめ、
若手の普久原、柳田、そしてこの上田あたりが
この枠を争うことになるのでしょうか。

どちらにしても1軍枠争いは激しい限り
上昇気流に乗りそうな上田
意地を見せて、食い込んでいくようです。

ところでこの日の渡邉選手は、
7回、ウッズに代わって一塁の守備で登場。
9回にまわってきた打席では、右飛でした(.273)。


若竜からの話題。(22日)

◆ウエスタン教育リーグ(22日・神戸サブ)
サーパス 7-1 中日
(8回降雨コールドゲーム)
[D投] チェン、鳥谷部小川

◇チェン・ウェイン
<先発も変化球が決まらず4四球>
「今日はボールを切るのではなく、
押す形になってしまった」

◇堂上剛裕
<3回1死、ライトへのホームラン>
「腕をたたんでうまく打てました。
練習の時から調子がよかったので
思い切っていこうと思っていました。
今、課題にしているのは
タイミングをうまくとることです」

◇佐藤2軍監督
<チェンについて>
「投球動作に入り右足を上げるときに
軸足がずれるので直しているところ。
フォームを気にして思い切って
手が振れなかったな」

<堂上について>
「時々、気が抜けたプレーがあるが
潜在能力はすごい。
肩が強いので外野もという考えをもっている。
落合監督と相談して決めたい」
(すべて中スポ)

先発のチェンは制球に苦しみ、6安打5失点
変化球でカウントを稼げず、
ボールが高めに浮いたところを痛打されたよう。

唯一の得点は、堂上の一発。
内角一杯のストレートを
うまく腕をたたんでライトへの弾丸ライナーでした。
ところで佐藤2軍監督には
潜在能力が高い堂上
外野としての起用プランもあるようです。
本人の気持ちも含め、今後が楽しみです。


WBCからの話題。(22日)

◇福留孝介
<WBC日本代表が凱旋帰国。
成田空港には1000人もの出迎えが>
「あんなにファンが空港に
見に来てくれるとは思わなかったです。
1000人? やっぱりすごいんだなと思いました」

<大事な2試合で素晴らしい活躍をみせ>
「でも、それまでがダメだったもんね。
たまたまいい結果が出たんですよ」

<これからは中日の福留としての仕事が待つ>
「最後のオープン戦は出ますよ」
中スポ

◇谷繁元信
<これからは中日の谷繁としての仕事が待つ>
「僕は貢献していませんからねえ。
23日は休みますが24日の練習からは出ます。
シーズンで頑張らなくちゃ」
(中スポ)

WBC初代世界王者のチーム・ジャパン
成田着のチャーター機で凱旋帰国
約1000人という出迎えに、
福留世界一のすごさをまた実感したよう。

気になる今後のスケジュールとしては、
福留のコメントによると、
25、26日のナゴヤドーム、
東京ヤクルトとの2連戦から
チームに合流する予定だそうです。
谷繁も24日にはチームに合流します。
ともに日本野球の実戦感覚を取り戻すのが大事ですが、
いきなりの凱旋弾が飛び出すかも?楽しみです。


PS 今日のその他。
Dragons 中日ドラゴンズ-公式ブログ

球団公式HPでも告知されていましたが、
中日ドラゴンズ広報部の石黒哲男さんが
ブログを始めたようです。

『ドラゴンズのできごとを私なりに、
いろんな角度で書いてみたいと思います。
目標毎日更新!!(できない日はゴメンなさい。)
(笑)で頑張ってみたいと思ってます。
よかったら読んでやってください。』

とのこと。

ウェブリブログというのが、
なかなかシブいですね。
初日はさっそくドアラ
最後というチアドラ2005の写真が。
2日目のきょうは、岩瀬の70年展のテープカットと、
名古屋へ帰ってきたという
福留のWBCの金メダルが!!
さすが公式ブログ、お見事です!

「沖縄発キャンプレポート」は楽しみにしていました。
毎日更新ということなので、
なかなか聞けない話なども期待したいと思います。
東京ヤクルト東北楽天のように
選手もブログを作ってくれれば、うれしいのですが。

『Dragons 中日ドラゴンズ-公式ブログ』
サイドバーのリンクか、こちらからどうぞ!

2006年3月22日 (水)

福留WBCを振り返ると祝福ドラゴンズナイン!

福留が独占手記

「一生忘れられない」

王監督率いるチーム・ジャパン

初代世界王者に輝いた

ワールド・ベースボール・クラシック

この日も代打で大きな活躍をし、

優勝に貢献した福留谷繁の手記とコメントが。

さらにドラゴンズナインからも

祝福のコメントが寄せられました。

抜粋して紹介していきます。


まずは、1次、2次リーグと

結果が出せず苦しむも、

準決勝、決勝で代打として、

価値ある働きをした福留の手記から。



◇福留孝介

<決勝・キューバ戦でも代打で絶妙な働き。

9回1死満塁から左翼へダメ押しの2点タイムリー>

「外野から走っていくのが遠かった…。

みんなが輪になっているのを見て、

本当に世界一になったんだな。そう思えました。

先発は外れてしまいましたけど、

9回(1死満塁)のいい場面で使ってもらえて…。

よし、抜けたッ! って思ったときは、うれしかった。

結果が思うように出せなかったという意味では、

よきにつけあしきにつけ、

すごく勉強になった大会でした。

ファンの方にも知っていただきたいのですが、

選手が3月にチームを離れるというのは

相当なリスクです。

代表という誇り、名誉を得るのと同時に、

競技者としては非常に覚悟の求められる選択なのです。

でも、その分だけ得がたい財産があったのも事実です。

メキシコが“贈り物”をくれた夜、

サンディエゴ市内の日本食レストランに行きました。

現地在住の日本人、出張のサラリーマン…。

みんなが『よかったですね』、

『応援に行きますよ』って声をかけてくれました。

日の丸を背負ったからこそだと思うんです。

本当にありがたかった。

ボクにとっては3個目のメダル。

そして、3色そろいました。

次回のWBC? 3年後のボクは31歳です。

『その時の気持ちしだい。今はまだわかりません』

というのが正直な答えです。

ただ、この大会で野球が楽しみだと

思う人が増えてくれれば…。

今後の野球界がどうしなくちゃいけないか、

その方向性が出てくれば…。

ボクにとっても一生、忘れられない大会になりました」

(中スポ・独占手記から抜粋引用)

◆王監督(WBC日本代表)

<9回に代打で2点適時打の福留について>

「1番に起用することも考えたが、

ここ一番のためにベンチに置いておきたかった。

チャンスが来たら...と思っていたんだ」

(トーチュウ)



世界一おめでとう!一死満塁と

いい場面での代打

ちょうどキューバ

投手が右投手に代わり

福留かと思ったら、

即座の起用でした。

2-0に追い込まれたときは、

これは三振かと思いましたが、

うまくレフトへ持っていく鮮やかなタイムリー

これまでの不振を帳消しにする活躍でした。

松井秀喜(ヤンキース)の代替選手としての選出。

1次リーグ前には、右肩を痛め、

フォームを崩してしまったことによる不振もあって

結局22打数4安打、2本塁打、6打点という成績でしたが

この大会は、福留にとって

今後の大きな財産になったことと思います。

あとは福留本人のいうように

打ち込みや調整での打席の絶対数

まったく足りないというリスク

開幕までにどう補えるか、

その辺にかかっていると思います。

かなりの重圧を乗り越えたばかりで

すぐに開幕はキツイでしょうが、

福留ならやってくれるでしょう。

シーズンでも勝負強さに期待したいです。


◇谷繁元信

<最年長として、チームを縁の下で支える>

「いろいろありましたけど、

勝って本当によかったです。

秋には自分のチームで優勝できるよう頑張ります」

(スポニチ)

里崎(千葉ロッテ)がラッキーボーイ的な

活躍をしていたこともあり、

WBCは2試合のみ出場の谷繁

しかし大事なアメリカ戦ではスタメンマスクで

上原(巨人)らをナイスリードで導きました。

当初チームの要が抜けることに、不安がありましたが、

谷繁は、早めの調整などで補っていたと思います。

縁の下の力持ちとして、ジャパンを支える役割でしたが、

世界一となったことで、報われたと思います。

「秋には自分のチームで

優勝できるよう頑張ります」

この言葉がいいですね。

開幕まであと約10日、うまく切り替えて

シーズンモードに入ってほしいです。


ところで岐阜長良川球場

オープン戦を行ったドラゴンズナイン

いつもと違う雰囲気だったようです。

中スポによると、試合前のサイン会でも

かたわらに置いた小さなTVモニタを

渡邉選手、森野、鎌田、英智、そして立浪までもが

輪に加わって食い入るように見ていたようです。

さらに7回終了時に優勝の速報が流れると、

この日一番の拍手が球場全体から起こったとのこと。

試合後は、広島に勝利したこともあって、

みな笑顔だったようです。

そのドラゴンズナインから

福留、谷繁をはじめ、

チーム・ジャパンに祝福のコメントが。

トーチュウから抜粋して紹介します。



◇落合監督

<試合途中にも関わらず、広報から発表>

「大変な重圧の中での優勝、

おめでとうございました。お疲れさまでした」

◇井上一樹

「福留の活躍がからんで日本が優勝したことに、

ドラゴンズとしてとても喜びを感じます」

◇井端弘和

「よかったですよ。

これからも勝てるといいよね」

◇岩瀬仁紀

「どんな勝ち方でもいい。

勝ったということがすごい。

記念すべき第1回のWBCに勝ったんだから。

選手や関係者のみなさまには

おめでとうございますと言いたい」

◇荒木雅博

「おめでとうございます。

よかったですよ。勝ったし、

孝介もいいところで打ったし。

代打なら打てると僕は思ってましたけどね。

(活躍した福留に)胸を張って帰ってきてくれ。

本当によかったと思います」

◇川相昌弘

「日本代表がすごく気になっていたからね。

よかったよ。いろいろあったけど、

最後に優勝することができたんだ。本当によかった」

◇立浪和義

「楽しみにしていた。

あれだけのプレッシャーの中で

大変だったと思うけど、(勝って)良かった。

福留もいいところで打てて、いい財産になると思います。

おめでとうございます」

(すべてトーチュウ紙面より)



荒木川相MAのコメントが印象的でした。

苦しみ、崖っぷちまでいったにも関わらず、

最後に『勝てた』ことで、すべてが報われたと思います。

なお福留谷繁は、きょう22日の夜、帰国。

解散後、数日間の休養を経て、

約1カ月ぶりにドラゴンズの一員に戻るそうです。


オープン戦の話題。(21日)

ドラ・平井「合格」“第5の男”

◇オープン戦 中日-広島
(21日・岐阜 長良川球場)
11721人123456789R
広 島
中 日×
[勝] 平井(1勝1敗1S)
[D本]藤井1号 高橋光信1号3ラン

【ゲームレビュー】

中日は新人の藤井

先制のスクイズバント1号

見せ場を作りレギュラー獲得が大きく近づいた。

先発枠入りを狙う平井は直球に力があり、

7回途中4安打1失点の好投

広島大竹は6回途中2失点。

低めへの制球が安定していた。

共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball)



◇平井正史

<開幕前のラスト登板は、

先発して、6回2/3を5奪三振1失点と好投>

「内容はあまりよくなかった。

ストレートは走っていたんですけど

球が高く、フォークも全然ダメだった。

要所を抑えられたのは良かったが

内容には納得していません。

先発でやっていくなら、もう少しコントロールを

よくしていかないといけない。

今年はキャンプ初日から、

ずっといい感じできている。

近年にない状態で開幕を迎えられる、

という感じです」

◇森コーチ

<平井の好投を認める>

「よかったじゃないか。

(この日の投球を)悪かった、なんて言えないだろう」

(中スポ、サンスポ、名古屋ニッカン

◇鈴木義広

<1軍再昇格して、7回2番手で登板。

1回1/3をパーフェクトリリーフ>

「腕をしっかり振ることだけを考えて投げた。

シンカーも落ちていたし、

今日はいい球が投げられたと思います」

(中スポ)



この日から開幕戦であたる広島との3連戦。

前哨戦の初日、岐阜長良川球場での一戦は、

平井-鈴木-久本のリレーでした。

先発は、ローテ入りのための

最終テストとなった平井

6回2/3を投げて、4安打2四球5奪三振の1失点。

オープン戦通算でも15回2/3を投げ、3失点。

防御率1.72としっかりと結果を出して、

ローテ5番手としての座を大きくアピール。

森コーチもローテ入りについては

言及しなかったものの、好投を認めました。

配置はどうあれ、

平井自身は、テーマにしていた

この日のフォークと低めへの制球に不満らしく

開幕までその課題を調整していくようです。

また2番手は、1軍再昇格となった鈴木

こちらも1回1/3、打者4人をパーフェクト。

ストレートの球威が復活し、納得の投球。

中継ぎとして、最後のアピールを続けいきます。


◇高橋光信

<8回2死一、三塁に代打で登場。

試合を決定づけるレフトへの1号3ランを放つ>

「前の試合では同じ場面で打てなかった。

打てなかったら、ここ(1軍)に

いられない気持ちでやっているので、

結果が出てよかった」

<試合前、落合監督の直接指導を受け>

「(打撃に関して)バットの出し方など、

最初から全部見てもらった。

自分にとって一番良いバットの出し方を、

細かく分かりやすく説明してくれた。

監督が打たせてくれた。

結果が出てくれば自信になる。

これを忘れないようにしたいですね」

(中スポ、サンスポニッカンスポニチ名古屋



この日の打線は、

終盤広島の勝ちパターンを

粉砕しての9安打6得点

ホームラン2本開幕前哨戦を制しました。

『監督が打たせてくれた』という一発は

右の代打の切り札・高橋光信

8回2死一、三塁に代打で登場。

広島の守護神・ベイルのスライダーに

うまく対応して、レフトスタンドへの

ダメ押し3ランを放ちました。

ここまで結果が出ていなかった光信

試合前、落合監督に付きっきり指導を受け

バットの出し方など、すべてをチェック

監督からは、地面に置いたボールを

ゴルフのように打ったりするなどの方法を授かったよう。

指導を受けた直後に結果が出たことに

光信も笑顔だったとのこと。



この時期に、売りの打撃

もしも自信を失いかけているのならと

やや問題ありですね。まあ余計な心配ならいいのですが。

開幕まであと約10日です。

しっかり復習をしていって下さい。


◇藤井淳志

<6回、レフトポール際へオープン戦第1号を放つ>

「何となく左は狙っていた。

社会人の時もちょこちょこ打ってる方向。

たまたま。風のおかげですよ」

<3回1死三塁から大竹の内角への直球に

のけぞりながら、先制スクイズを決め>

「スクイズ(のサイン)は予測していました。

自分では上出来だと思います」

<開幕スタメンが見えてきたが>

「自信にはなっているが、

まだまだこれから。まず開幕一軍です」

◇高代コーチ

<藤井の先制スクイズについて厳しい評価>

「スクイズは結果的に成功させたけど、

あのやり方ではこれから使えるという判断がし難い。

のけぞったところに当たっただけ。

のけぞるような球ではない。

今はチームの作戦の中でいろいろ試している。

藤井には前半からスクイズもあるという

気構えでいてもらわないと困る」

中スポサンスポ共同通信社スポニチ名古屋

名古屋ニッカンインフォシーク読売新聞



もう1本のホームランは、ルーキーの藤井

2番ライトでの開幕スタメンに向け、

この日は大技、小技を見せました。

まずは大技、1-0でリードの6回、

開幕2戦目で先発が予想される

大竹の142キロのストレートを流すと

レフトポール際へのオープン戦初ホームラン

風のおかげといえど、長打力をアピールしました。

また苦手とする小技は、

3回ヒットとボーク、二ゴロで進んだ

上田を三塁に置き、出たサインはスクイズ

大竹の内角球にのけぞりながらも

投手前に転がして、先制点をもたらしました。

キャンプからずっと練習してきた

バントを、ここ一番で決め、

藤井本人は上出来の表情でしたが、

2番としての適性をテストしている

高代コーチはバントのまずさを指摘。

のけぞる球ではないと厳しい評価を下しました。

まあこれも期待のあらわれでしょう。

ハードルは高くなっていきますからね。

開幕スタメンは、ほぼ確実のようですが

『2番のレギュラー』としての役割を

こなすためには、まだまだ精進

藤井小技練習は今後も続きそうです。


◇上田佳範

<9番・ライトで出場し2打数2安打

7回、ロマノからセンターへのタイムリー>

「ようやくヒットゾーンも見えてきた。

北海道がいいきっかけになったのかな」

(中スポ)

この日の2-2を含め、

1四球を挟み、5打数連続安打中の上田

札幌での古巣との試合で底を脱したのでしょうか。

ここへ来て再び、

藤井と対決となるかもしれませんよ。


ナゴヤからの話題。(21日)

◇川上憲伸

<開幕投手大本命はナゴヤ球場で余裕の調整>

「順調? そうですね。

自分のできることをやるだけです」

名古屋ニッカン

◇朝倉健太

<チームを離れてナゴヤ球場で調整。

開幕ローテーションをあきらめない姿勢>

「今日はいい感じではなかったです。

でも、チャンスをもらえたら、

結果を出せるように頑張るだけです」

名古屋ニッカン



登板予定のない憲伸朝倉

チームを離れ、ナゴヤ球場に残っての練習。

憲伸はランニング、キャッチボール、

たっぷりと時間をかけてのウエートトレなど。

開幕まで順調に仕上がっているようで、

比較的ゆとりを漂わせていたよう。

一方、朝倉はブルペンでの投球練習。

再昇格した前回の神宮の登板では、

得意の東京ヤクルト相手に3回無失点。

次のチャンスでもしっかり結果

出したいところでしょうね。

果たして、開幕ローテに望みをつなげられるでしょうか。

オープン戦もいよいよ残り4試合です。

2006年3月21日 (火)

残り5試合、最後の仕上げ、最後のチャンス。

ウッズ、キング打法

「右へ飛ぶ」今年はいける

オープン戦も残り5試合

ドラゴンズはきょうから

中日新聞お膝元でもある

岐阜、小牧、岡崎での広島との3連戦。

開幕前哨戦とも言えるこのシリーズで、

最後の仕上げを行う選手もいれば、

また最後のアピールにかける選手と

様々のようです。



◇タイロン・ウッズ

<休日返上で屋内練習場で

打撃投手を相手に約1時間、300球を打ち込む>

「ボクは休みじゃないよ。

タイミングは良くなってきた。

打球が(調子のバロメーターである)

センターから右方向に飛ぶようになってきた。

いい感じで打てるようになっていると思うよ。

シーズンを100とすれば、今は85%くらいかな

(残り5試合は)全部出たい」

<福留が5番を打つ可能性が高いが>

「福留のような素晴らしい打者が

自分の後ろを打ってくれるなら、歓迎するよ。

もし自分が四球で出ても、昨日のように

福留が2ランを打ってくれればいいんだ」

<3番有力の井端とは対応を話し合う>

「自分が後ろにいれば、

相手投手は井端に挑戦していくと思う。

井端には『真っすぐがたくさんくるように

なるかもしれないから、準備しておいてくれ』と、

話しているんだ」

(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

オヤスミナシヨ。主砲・ウッズ

志願の休日返上

ナゴヤ球場の

屋内練習場で

約1時間の

打ち込みを行いました。

ここまでのオープン戦は打率.143と絶不調。

札幌遠征には帯同せず、

復調へ名古屋で打ち込みを行っていたウッズ

18、19日のウエスタン教育リーグでは

5打数2安打3打点と感覚を戻し始めたとのこと。

この日の打ち込みでは、

ベースから投手よりの場所に

ボールを置き自身のミートポイントを再確認。

その球を力強く打つため、

足のスタンスと位置を何度も試したもよう。

ただ飛んだ打球の方向は

ほとんどセンターから右方向

右方向への打球は好調のバロメーター。

ウッズ自身上昇の手応えをつかんだことに

笑顔だったようです。

今季は、3番に井端、5番に福留

座る可能性が高いドラゴンズ新クリーンアップ

井端とは、対応を話し合ったりしているようですが、

基本はやはり4番ウッズが打つこと。

大きなホームランもいいですが、

上位が作ったチャンスで、きっちり返す

『4番の仕事』が今季はできるよう

しっかり調子を上げていってほしいです。


◇平井正史

<きょう21日の広島戦に登板予定。

先発ローテ入りへのラストチャンスに挑む>

「チームの状態がいいし、

僕だけ打たれたらイメージ悪い。

0点で抑えられればいいし、打たれても、

どこが悪いのかわかるような投球をしたい。

今回は、フォークで

三振を取れればいいなと思っています。

三振が欲しい時に取れる球がないときつい。

僕の中ではフォークが一番、三振を取れる球。

これまで三振を取ってきたフォークを

自信のある球にしなければいけませんから。

先発というのは

もちろん目標にやっているけど、

まずは1軍に残らなければいけない」

中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇鈴木義広

<きょうからの広島3連戦で1軍に再合流>

「球威もだいぶ戻ってきたんで、

結果出さないといけない」

(中スポ)



きょう21日登板予定の平井

ナゴヤ球場で遠投中心の

軽めのメニューで最終調整。

実質、先発転向への最終テストとなる

岐阜での登板に燃えているようです。

ここまでのオープン戦3試合は

9回を投げ、8安打2失点

他の先発候補の調子がいいだけに、

いくらキャリアがある平井といえども、

先発としては微妙な立場。

4度目となるマウンドで、

ぜひともアピールをしておきたいところ。

今回の登板では、ウイニングショットである

フォークで三振を取ることを目標としました。

これまでは、新球であるチェンジアップ

カーブの試投をテーマとしてきましたが、

やはりここまで来ると、決め球を磨くこと。

ピンチで自信を持ってフォークを投げられるかに

ポイントを置いているようです。



正直、平井の先発ローテ入りは厳しいと思います。

ただ1軍メンバーとしては外せません。

先発がダメだとしても

中継ぎという大きな仕事がありますから、

どちらにしても調子を上げることが大事です。

ただ可能性はまったくないとはいえません。

剛速球と宝刀フォーク

プロ入り以来のをたぐり寄せられるか。

ラストチャンスのマウンドに注目です。



また2回3失点の乱調となった

5日のオリックス戦以来の

1軍帯同となったのが鈴木。。

ストレートの球速も143キロまで上がり、

状態は上向きとのこと。

しっかりアピールしないといけない立場。

このチャンスをしっかり生かして

激しい争いとなる中継ぎの座をゲットしてほしいです。


◇藤井淳志

<初めての長期遠征も元気いっぱい>

「札幌来るのはあと交流戦の1回きりですか?

もっと来たいですね。

札幌ドームも、球がよく見えるし、

人工芝のバウンドもいいんで、すごい守りやすかった」

<中部国際空港では電車に乗り遅れそうに>

「荷物を(座席から)離れたところに

置いてしまったんで…。

ほかのお客さんが出てきてましたし、

待っているしか…。どうしようって感じでした」

(中スポ、ニッカン

◇井端弘和

<札幌2連戦も含め、14打数ノーヒット。

くたびれた表情で中部国際空港に降り立つ>

「やるだけです。

今はちょっと(疲れが)ピークなんでね」

中スポ



1週間で浜松-東京-所沢-札幌

次々に移動した遠征を終え、

セントレアに帰ってきた選手たち。

しかし、表情はさまざまだったよう。

オープン戦では11試合連続出場中。

出場全試合で2番を任され、

打率3割をマークしている藤井は、元気一杯。

ただ飛行機から最後に出てきた後、

ギリギリで岐阜行きの電車に何とか間に合うなど

ややお茶目な面があったりしましたが、

開幕スタメンに向け、ルーキーはアピールを続けます。

一方、15日の東京ヤクルト戦のホームラン以来、

ヒットが出ず、打率が.206まで落ちた井端

かなりくたびれているようです。

ほとんど地元での開催となる残り5試合、

疲れをとって開幕に合わせてくださいね。


ナゴヤからの話題。(20日)

◇高代コーチ

<開幕を控え、敵のエースを徹底マーク>

「黒田? 新しい球も投げているみたいだし、

誰か(教育リーグへ)行かせます」

◇田中監督付スコアラー

<広島の開幕投手が予想される

黒田の2軍登板を偵察のため福岡入り>

「(新球の)チェンジアップは

前にも投げていたけど、どう変わっているのかを

じっくりと見させてもらいます」

スポニチ名古屋名古屋ニッカン



おそらく広島の開幕投手は、

昨季リーグ最多勝の黒田

右手人差し指の負傷により、

WBCは途中離脱となりましたが、

しっかり開幕までには仕上げてくることでしょう。

落合監督は、岐阜での1軍の偵察する

広島担当の高橋スコアラーとは別に

教育リーグ・ソフトバンク戦(雁ノ巣)に登板する

黒田の偵察を田中監督付スコアラーに指示。

敵のエースを密着マーク、丸裸にするようです。


◇岩瀬仁紀

<あごにちょいワル風な無精ひげが伸び>

「もうすぐそるよ。

疲れて、そる気力もなくなってた」

(中スポ<ドラ番記者>



岩瀬の面構えが少々、コワいようです。

その理由は少々コワモテな感じのあごヒゲ

しかし開幕に向けてそるようです。

確かにヒゲ面は相手バッターに

威圧感が与えたりもしますが、それについては

「もう怖いとか思われなくてもよくなったからね」

さすが岩瀬、今年も『守護神』

相手打者にはひげがなくとも怖そうです。


WBCからの話題。(20日)

◇福留孝介

<赤い稲妻相手に準決勝の再現を>

「キューバは細かいことをやってくるチーム。

ただ、ボクはチームが勝つために、

できることを何でもやるだけです。

特別なことなんてできないんだから。

厳しい試合になると思いますが、

このメンバーでやるのも最後。

精いっぱい頑張りたい」

中スポサンスポスポーツ報知

◆王監督(WBC日本代表)

<いよいよ決勝のキューバ戦。

ファイナルを前に、オーダーへの基本姿勢を口に>

「それほど大きくは変わらないと思ってくれていいよ。

3、4番あたりは変わらないね。

福留? きのうの一本で、

彼もスッキリしたんじゃないかな。

今、聞かれてどうするってのは言えないけど…。

まあ、あした決めますよ」

(中スポ)

いよいよ今日はWBCの決勝戦

相手はアマ最強、赤い稲妻と呼ばれるキューバ

準決勝で代打2ランを放ち、

一躍、注目の人となった福留

中スポでは今大会初の1番

先発復帰するオーダーが急浮上と出ていました。

しかし実際は、

1番・川﨑(ソフトバンク)、

6番・里崎(千葉ロッテ)、

9番・青木(東京ヤクルト)など

大きく打順を入れ替え、

福留は、準決勝同様ベンチスタートに。

本格的な公開練習を行わず、

記者会見すらもキャンセルするなど

やや不気味キューバ

しかし世界一になるためには

絶対に倒さなくてはいけない相手。

再び『代打の切り札』として

登場するであろう福留

チャンスで大きな活躍をして

初代世界王者をつかんでほしいです。

頑張れ、王ジャパン!!

2006年3月20日 (月)

マル安定、立浪二塁打、そして荒木も喜んだ!

マルティネス、スキなし
オープン戦で16回1失点

福留値千金の2ランなどで
韓国に勝利を収めたWBC準決勝
勝利に沸く日本列島ですが、
オープン戦はしっかりと行われております。
札幌ドームでの北海道日本ハム戦。
左腕マルティネスが好投、
開幕ローテ入りを確実にしました。

◇オープン戦 北海道日本ハム-中日
(19日・札幌ドーム)
5422人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
日本ハム
[勝]岡本(1勝1S)
[S]ガルバ(1S)
[D本]なし

【ゲームレビュー】

日本ハムの新人左腕八木
緩急を巧みに操り、7回を3安打無失点。
先発枠入りを引き寄せる2試合連続の好投だった。
中日マルティネスも7回1失点と安定していた。
集中打の出た9回の中日の攻め以外は
ともに打線が淡泊だった。
共同通信社ニッカンスコア速報TBS -the baseball

◇ルイス・マルティネス
<先発し、7回を5安打6奪三振1失点。
オープン戦通算16回を1失点、防御率0.56も>
「調子はあまりいい方ではなかったけど、
まだ開幕までに時間があるので
しっかりと調整をしていきたい。
今日はコントロールが良くなかった」
(中スポ、サンスポ、スポニチ名古屋
なにわWEBより独立→名古屋ニッカン

先発したマルティネスは、
ここまでのオープン戦では無失点を続行中。
立ち上がりは制球に苦しみ、
3回に稲葉にタイムリーを許し、
オープン戦初めての失点を喫します。

しかしそれ以降は、
MAX141キロのストレートと
チェンジアップを武器に連打を許さず、
5回以降は3人ずつで片付け、
結局7回を投げて、5安打6奪三振1失点
まずまずの内容でゲームをまとめました。

試合後は、制球など課題ばかり
口にしたマルティネスですが、
オープン戦4試合通算で防御率0.56
1点台を誇る好調ドラゴンズ投手陣とはいえ、
先発陣ナンバーワンの安定感
ローテ入りほぼ確実にしました。

まさに進化する左腕ですね。
ここまで安定してくるとは思いませんでした。
クイックが出来ず、守備がボロボロなど
日本野球に適応外だった昨季と比べて雲泥の差
努力をして、和風になじんだからでしょう。

左腕の柱をいつまでもベテランの昌さん
頼っておいてばかりではチーム的にもよくありません。
しっかり投げ続け、中心となってほしいですね。
次回は週末、ナゴヤドームでの東京ヤクルト戦。
この調子をしっかり維持して、
登板濃厚の開幕広島3連戦に臨んでほしいです。


◇岡本真也
<2番手で登板。1回1/3を無失点も反省>
「交代は球数のためです。
ボールはいいんだけど、
細かいコントロールがまだまだ。
もう少しっていう感じです。
ただ、球自体は悪くないから大丈夫。
スライダーは曲がりはいいと思う」
(中スポ、名古屋ニッカン

2番手で登板したのは、
ミスターパーフェクト・岡本
昨日の岩瀬に続いて、シーズン想定の
イニングまたぎのテストを行ったもよう。

8回に四球と立浪悪送球エラーで走者を出し、
9回も内野安打と四球で1死一、二塁の
ピンチを招いてガルバと代わりましたが、
この日も1回1/3を1安打無失点、
依然防御率は0をキープしました。

試合後は2四球を反省していた岡本
なるべくシーズンでは、またがせたくないですが、
有事に備え、しっかりとやってきましょう。

また岡本を継いで、
9回1死一、二塁のピンチで登場したのが、ガルバ
持ち前の打たせる投球で併殺に打ち取り、ゲームセット。
わずか3球初セーブをゲットしました。


◇立浪和義
<この日も5番・サードでスタメン出場。
9回、ライト線へ逆転2点タイムリー二塁打>
「(打った球は)スライダーです。
たまには打ちますよ。
バットを持ってるんだからね。
(開幕まで)もうちょっとだし、
テンションをグッと上げていかないとね」
中スポサンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

4番に森野を据えた打線は、
北海道日本ハム先発・八木智哉
好投のまえに7回まで三塁を踏めない状況。
しかし、9回に集中打で逆転。
その立役者となったのが、立浪でした。

やはりミスターダブル!ライバル・森野
三塁内野安打でつないだ
1点を追う9回、
2死二塁から
武田久のスライダーを
うまくさばいて、
ライト線への
逆転2点タイムリー二塁打
通算二塁打日本新記録を作った
思い出の札幌ドームでの二塁打
二者をホームに迎え入れ、
勝負強さをアピールする一振りとなりました。。

前日は森野が本塁打を含む猛打賞で
逆襲をかけてきましたが、
この日は負けじと4打数2安打
オープン戦通算でも.310と好調をキープ。
右肩が気になる守備では、
8回に三ゴロを一塁に悪送球してしまう場面も
ありましたが、まずまずのよう。
レギュラー死守へチャージをかける立浪
残り5試合、ラストスパートです。


◇上田佳範
<古巣日ハム相手に3打数3安打をマーク>
「(日本ハムのファンも)
応援してくれたのでうれしかったですね。
バッティングも上向いてきています。
徐々に感じがつかめてきた。
(開幕へ向けて)頑張るだけです」
(サンスポ、名古屋ニッカン

また7番・ライトでスタメン出場した上田
昨季までのホームである札幌ドーム
3打数3安打の猛打賞をマーク。
ナゴヤドームでは出来なかった恩返しをして、
開幕1軍へ大きくアピールしました。

ライトの開幕レギュラーは
藤井が濃厚となってきましたが、
1軍で残るためには、打撃が大事。
底を脱した上田逆襲に期待したいです。

ところで、我らが渡邉選手
この日は、9回ウラから
お役ご免の立浪に代わり一塁の守備で登場。
最後は6-4-3の併殺で勝利に貢献したもよう。


若竜からの話題。(19日)

◆ウエスタン教育リーグ(19日・ナゴヤ球場)
中日 2-10 サーパス
[D投] ドミンゴ、落合英二、遠藤、鈴木、中里
[D本] 新井

◇ドミンゴ・グスマン
<先発で5回を投げ、7安打4失点。
怒りの147キロも4失点に反省>
「調子は良かったけど、
寒かったからうまくいかなかった。
この寒さでは仕方ないね。
結果は悪かったけど、
寒さの中で投げられたことがよかった。

後半は調子が上がって、
いいボールを投げられた。
エラー? 試合だからその中でも
やらなきゃいけないんだ。
結果は悪かったけど、
状態は去年よりいいのは間違いないから」

<WBC準決勝で母国ドミニカ共和国が敗戦>
「残念だけど野球にはこういうこともある」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇中里篤史
<9回から5番手で登板。
本塁打を浴びるなど2安打1四球1失点>
「直球は指にもかかって、
むだな力を出さなくても
いい感じで投げられました。
変化球は、重点を置いて投げないといけませんね」

<強風が吹いて寒い悪条件に>
「外で投げる不安があったけど、
肩が温まれば投げられます。
大丈夫と実感しました」
(中スポ)

◇新井良太
<8回、レフトへホームラン>
「ホームランは長打を狙っていました。
たまたま、甘いところに来ました。
好調な原因として目線を高くし、
積極的に打っていく事を心掛けてます」
(公式HP・ファーム情報

1軍レベルの投手が調整登板するとあって、
注目されていた教育リーグのサーパス戦。
冷たい強風が吹く悪天候だったようです。

先発したのは、復活を期すドミンゴ
立ち上がりエラーをきっかけに3連打を喫し3失点
2回もタイムリーを打たれるなど1失点
リズムを崩しややキレていたようですが、
3回からは立ち直ったようで
MAX147kmのストレートを武器に
変化球を織り交ぜ、復調。
5回を投げ7安打4失点と課題を残したものの、
肩のスタミナなどの不安はなさそうです。

また5番手で登板したのが、中里
寒いなかでの登板となりましたが、
ストレートはMAX147キロを記録。
しかし変化球の制球が甘くなり、
直球を狙われ、一発を浴びるという
悪いパターンが出てしまい、2安打1四球1失点。
ただ中里本人は、肩の順調さに笑顔もあったよう。
まぁ暖かくなってからが勝負。
しっかり課題をこなしておきましょう。

その他では、2番手・落合英二
4安打5失点とふがいない投球
4番手・鈴木は、1回を無安打1奪三振1死球で無失点
ストレートはMAX143キロと良かったもよう。

また打線では、3番・サードの
ルーキー・新井一発が出たもよう。
この日は4打数2安打、2軍に来てから
打率.533大暴れの気合男。
やはり2軍では規格外なのかもしれません。

ちなみに完全に規格外のはずウッズは、
4番・DHでスタメン、3打数1安打でした。


WBCからの話題。(19日)

福留、人生最高の一発
代打決勝2ラン

◇福留孝介
<代打で先制2ランを放ち、この回5得点の猛攻を導く>
「人生でもこんなにうれしい
ホームランはなかったですね。
出てはないんだけど、涙が出そうになりましたよ」

<勝利の瞬間、外野の芝生でイチローと抱擁>
「イチローさんがあんなに
気さくな人だとは思ってなかったです」

<あと1勝で世界一、相手はキューバ>
「ここ一番の集中力は
ものすごく高い選手がそろっているチームです。
次にどういうプレーが起こるのか、
細心の注意を払わないと
簡単には勝てないと思います」

◇荒木雅博
<同い年の同僚は福留の一発を札幌で予言。
福留がスタメンから外れたことを聞かされると>
「打ってないんだから仕方ない。
でも、必ずあいつは打ちます。
こういうときに打つヤツです」

<試合後、自分のことのように喜ぶ>
「ね、言った通りでしょ?
打つと思っていたんです。あいつは。
ああいう大きな舞台で打つ雰囲気を持った男なんです」
(中スポ)

それにしても、昨日の韓国戦での2ラン
ほんと「福留よくやった」という感じで
とてもうれしかったですね。

福留自身公式HP『孝介日記』
『僕の一打で重苦しい雰囲気を打開できて
チームに勢いをつけれたのが本当によかった。』

と語っています。

これまでまったく打てず、
チームに迷惑をかけてきた福留
しかし、同い年の荒木は、
復調を全く信じて疑わなかったようで、
「必ずあいつは打ちます」と予言。
そして出たアーチには大喜びだったようです。
こういう友情、なかなかいいですね。

あとは世界一に向け、もう一踏ん張り!
赤い稲妻、アマ最強のキューバ
明日の決勝戦でぜひとも撃破してほしいです。

松坂(西武)のピッチングに注目するとともに、
スタメン復帰か、代打の切り札かはわかりませんが、
ファイナルでの福留の爆発に、期待したいと思います。
頑張れ福留、谷繁、そして王ジャパン!

2006年3月19日 (日)

憲伸3失点も開幕へ前向きと森野逆襲猛打賞。

憲伸、自責の念
OP戦3試合目で初自責点も前向き反省

札幌ドームでの北海道日本ハム戦。
この日の先発は開幕投手大本命川上憲伸
開幕まであと2週間
打順でも9番に入るなど、
本番モードでの登板となりました。

◇オープン戦 北海道日本ハム-中日
(18日・札幌ドーム)
6097人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
日本ハム ×
[敗]川上(1敗)
[D本]森野1号

【ゲームレビュー】

日本ハム金村が6回無失点。
変化球主体の丁寧な投球で4安打に抑え、
開幕戦に向けて仕上がってきた。
新庄が1回に3点二塁打を放ち、
勝負強さ健在を示した。
中日先発の川上は立ち上がりが不安定で、
6回3失点だった。
共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball)

◇川上憲伸
<先発で登板、6回を6安打2四球3失点。
本来の投球ではなかったが、前向きにとらえ>
「たくさん球を放れたし、
ピンチもあったのでシーズンに生きる」

<鼻声混じりの会見に>
「どうや花粉症ですかね。
カゼなのか、その辺微妙なところですね。
まあ、大丈夫だと思います」

<エラーとバント処理のミスから招いたピンチ。
SHINJOに走者一掃の二塁打を浴び>
「(バントはラインを)切れるかなと思った。
少しショックでしたね。
高めに浮いてしまった。
シーズン中もエラーとかは出てくるので、
その中で乗り切らなければいけないところ。
反省しなければいけない」

<投げる予定のないシュートも試投>
「全然練習してなかったんだけど、
小田があった方がいいって言うんで、
即席で数球投げました」

<開幕まであと2週間と迫り>
「僕はオープン戦も一生懸命投げるので、
開幕に向けて上げていこうという意識はない。
これから自然に気が入っていけばいい」。

<指名打者を使わず、9番に入り、
竜投のなかでオープン戦初めて打席に立つ>
「打つことには何にも知らされて
いなかったので、打つ気もなかった。
(相手投手の金村を見つけ、ジョーク気味に)
いいバッティング投手がいたので簡単でした」
(中スポ、サンスポ共同通信社スポニチ名古屋

花粉症による微熱をおしての
オープン戦3度目のマウンドとなった憲伸
立ち上がりいきなりつかまり
一ゴロエラーと自らの
バント処理ミスによる内野安打、
さらに犠打と四球で一死満塁とピンチ
ここで迎えたSHINJO
139キロの甘く入ったカットボールをとらえられ、
レフトオーバー走者一掃のタイムリー二塁打
いきなり3点を失ってしまいました。

ちょっと花粉症?オープン戦初となる
自責点を喫し、
四球を含め
3ボールになることが
7度あるなど、
本来の投球ではないものの、
その後は、
尻上がりに調子を上げて、
2回以降は、
4安打されながらも無失点
球数は、予定通り100球ちょうど。
チーム最長の6回を投げ6安打3失点。
可もなく不可もなくというこの結果に
エース反省収穫を口にしました。

ミスから招いたピンチ
乗り切ることができなかったことを反省
一方、今季自己最速の146キロをマーク、
また小田の進言によるシュートを試投という収穫

まぁそれほど心配はいらないでしょう。
失点はいずれはすること。
それよりもピンチになっても
動じない投球をしていくことの方が大事。
他の先発候補とは違うエースとしての仕上げ
あと一度ありそうな
登板機会でしていけばいいでしょうね。


◇岩瀬仁紀
<守護神が複数イニングの投球をテスト。
ピンチ招くも2回を投げ、1安打1四球無失点>
「監督から
『またぎをやってみるか』と、言われたので。
状態は良くなかったけどセットでも
クイックでも投げられたのでよかった。
いい練習にはなった。
シーズンでは、ああいう場面もあるので」
(中スポ、サンスポ、スポニチ名古屋

2番手で7回から登板した岩瀬
イニングをまたいだ登板を想定し8回も続投。
オープン戦初の2イニングを投げ、
ピンチを招きながらも無失点で切り抜けました。

9回に登板し延長に入る場合など
有事を想定し、やっていくのはいいことですね。
ただ昨季のドラゴンズ投手陣
イニングをまたぐといい結果が出ませんでした。
なるべくは1回限定の方がいいとは思いますが。
複数イニングの投球テストを終えた守護神
次からは連投テストで開幕に向かっていくようです。


◇森野将彦
<9回、ライトへオープン戦第1号。
猛打賞で三塁奪取へ最終アピール>
「たまたまです。
(18打席ぶりの安打にも)
気持ちが楽になることはないです。
なるべく多く打席に立ちたいから、
守備は一塁でもいいと思っています。
まだオープン戦なので。

今やっていることをしっかりやろうと、
それだけを考えて打ちました。
今日結果が出ても、明日から出なかったら
意味がないですから。また明日からです」
中スポサンスポ

◇立浪和義
<4番・サードでフル出場。
守備は無難にこなすも打撃では4打数無安打>
「状態はまだまだかな。まだ100%じゃない。
これから上げていきますよ」
(中スポ、スポニチ名古屋

最終局面を迎えた、
サードのレギュラー争い。
この日は、右肩が癒えた立浪が4番・サード
森野は、5番・一塁でのスタメンでの対決となりました。

打つ方でアピールできたのが、森野
4回の第2打席でセンター前に運び、
5試合、18打席振りの安打を放つと、
6回にもセンター前、そして9回、
MICHEALのストレートをライトスタンドへ
オープン戦第1号となるソロホームラン。
4打数3安打1打点と猛打賞で復調をアピールしました。

しかし守備では、初回先頭、坪井の一ゴロをエラー。
サード戦争は劣勢に回っているときのエラーに
コメントは相変わらずのダークモードでした。

一方、立浪は守備ではオープン戦初の
フル出場を果すなど、ステップアップ。
初回無死1、2塁からマシーアスのバントを
無難に処理するなど右肩痛の不安
吹き飛ばすプレーを見せました。
打つ方はノーヒットながら
体調の良さに本人も明るい表情だったとのこと。

打撃での森野、守備での立浪
それぞれアピールができた
この日はとりあえずドロー
あと6試合、争いはまだまだ続いていきそうです。

なおサードの3番手といわれる?
我らが渡邉選手、この日は9回ウラ一死、
英智の代打で登場。二ゴロに倒れました。(.300


◇藤井淳志
<初回、ファウルで粘ってセンター前へ。
盗塁、セーフティーバントも決める>
「全部、サインです。
(盗塁を)いけたらいけのサイン、
セーフティーバントもやれたらやれのサインでした」

◇高代コーチ
<追い込まれながら、球数を投げさせ>
「あの粘りは評価したい。
2番の役割を見事に果たした」
(中スポ)

北海道日本ハムの開幕投手が
予定されている金村のまえに
6回まで無得点で抑えられるなど、
相変わらず低調のドラゴンズ打線

そのなかで光ったのが
2番・ライトでスタメン出場の藤井
この日は2番としての
適応能力の高さを見せました。

初回、荒木が盗塁死のあと、
カウント2-0からファウルで粘り
12球目の甘いカーブをセンター前に。
これまでの早打ちオンリーから
粘ったり、積極的にいったりと
状況判断ができるようになってきたことに
高代コーチも高評価を与えました。

テストも残りわずか
ニュードラゴンズ打線のポイントとなる
2番に当確サインが出そうな藤井
あと6試合、さらに小技を磨いていきましょう。


◇小田幸平
<この日は盗塁を2つ刺すなど強肩をアピール。
しかし3つ目を刺せずに不満顔>
「3つとも(盗塁してくるのが)
みえみえでしたから。
でも一番簡単なのを刺せなかったんで…」
ニッカン

16日の西武戦では、打撃でアピールした小田
この日は持ち味の強肩でのアピールとなりました。
2回一死1塁で金子誠を、
同じく二死1塁で坪井を刺して、
フラフラ気味の憲伸を助けました。
しかし、5回スタートが遅れた小谷野栄一
刺せなかったことには反省しきり。
憲伸へシュートの試投を進言するなど
谷繁とはひと味違うリードをする小田
清水、小山との第2捕手争いでも一歩抜け出たようです。


若竜からの話題。(18日)

◆ウエスタン教育リーグ(18日・ナゴヤ球場)
中日 6-5 サーパス
[D投] 石井、佐藤亮太、斉藤、小笠原-前田


◇石井裕也
<先発し、3回4失点と今一つの内容>
「ボールが高めに浮いたのが反省点です。
(打球を当てた)足は痛くなかったけど、
投げるときに軸足として踏ん張れなかった」
(トーチュウ)

◇小笠原孝
<4番手で6回から登板。
2週間ぶりに実戦登板は、4回を5安打1失点>
「間隔が空いたわりには、
全体的に投げた感覚はよかった。
でも、球の高低差に課題を残しました」
(中スポ)

1軍先発ローテ入りを目指す石井が先発。
しかしこの日は今一つの結果に。
3回二死を取りながら、
四球と4連打3点を失い、
さらに打球を左足すねに当てるアクシデントも。
2軍相手だとやりにくいのでしょうか。
幸い足の方は、大事に至らず一安心
残り少ない登板機会をモノにしてほしいですね。

また4日の横浜戦で左すねに打球を受けて以来の
登板となった小笠原が4回を1失点。
こちらはまずまずといったところでしょうか。


◇櫻井嘉実
<3安打2打点と大暴れ。
しかし本人はセンターへの犠飛に納得>
「きょうは犠牲フライが自分としては
一番納得しています。
ランナーが三塁のときに、犠牲フライを
求められているのでそれができてよかった。

今のタイミングの取り方だと真っすぐにも、
変化球にも両方に対応できている。
(守備は)キャンプで成長した部分だと思う。
これを続けていきたい。
また、明日も頑張ります」

◇佐藤2軍監督
<櫻井の成長に目を細める>
「ずっと打撃の調子がいい。
(守備でも)送球が安定してきた」
(中スポ)

この日は3安打の固め打ちを見せたのが、櫻井
しかし、本人は猛打賞よりも
5回の一時逆転となるセンターへの
犠牲フライ仕事ができたと納得だったよう。
春季キャンプでは、立浪にアドバイスを受け、
自分なりに打撃フォームを改造。
1軍昇格へアピールを続けていきます。

2006年3月18日 (土)

三塁、外野、先発、定位置争いラストスパート。

立浪 右肩OK 守備解禁宣言

守りでバットでサード獲りラストスパート

ドラゴンズは、きょうから札幌ドームで

北海道日本ハムとの2連戦。

比較的ゲンのいい札幌で、投手陣は好調を維持し、

打撃陣は低迷を脱したいところ。

開幕まであと2週間、オープン戦も残り7試合

激しいポジション争いも

いよいよ佳境に入ってきたようです。



◇立浪和義

<不安のあった右肩に自らゴーサイン。

きょう18日からサードを守り続けることを示唆>

「だいぶ投げられるようになった。

やっといけるようになりました。

トレーニングコーチとも

色々と話ながらやっているから、

併用しながら(鍛錬も)やっていく。

もう1つ、肩が引っかかるところが

あったけど、それもよくなりました」

(中スポ)

◇森野将彦

<三塁争いも残り7戦、逆襲を誓う>

「望みをあきらめずに、というか、

最後までしっかりやっていきたい。

これからやっていけば、

まだ間に合うと思う。考え方だと思います。

もう残り少ないと考えるか、

まだ時間がある、と考えるか。

結果は出ていないけど、形は悪くない」

<練習では居残り特打を行い、

落合監督から打撃フォームの直接指導を受ける>

「腰が引けているといわれました。

ボクもそう思っていたんで、これで結果を残したい」

中スポ



ここまで右肩の仕上がりが遅れ、

守備につくことを制限していた立浪が、

ここに来てそれを解除

きょう18日から残りのオープン戦では、

サードを守りきることを示唆しました。

やはり立浪か?結果が求められる

サード争い

守らないと

いけないにも関わらず、

なかなか状態の

良くならない右肩

患部へ潤滑作用のある

液体注入や

右肩の柔軟性と強さを増すための運動など

さまざまな方法で治癒を目指してきたこともあり、

ようやくこの日のゴーサイン

札幌ドームの練習でも

ノック前には約50メートルのキャッチボール。

さらに、ノックでもサードから

本番さながらの返球など

軽快な動きを見せていたようです。

DHでの登場が多かった

ここまでのオープン戦の立浪ですが、

それでも打率は.333と

数字ではライバル・森野をリード。

こうなるとあとは守れることをアピールして、

一気にレギュラー奪回へとスパートをかけるもよう。



一方、そんな立浪ストップをかけるべく、

立ち向かわなくてはいけないのが、森野

しかし現在16打席連続ノーヒットと不振。

状況はかなり劣勢ながらも逆襲を誓いました。

この日も練習では居残り特打を行い、

落合監督からマンツーマンの指導を受けるなど、

打率.219という不振からの脱却に向け、

バットを振り込んでいたようです。



いよいよ立浪も全開モードに入ってきましたね。

『やはりサードは立浪』

決定づけるための限定解除。

森野に引導を渡すには、いいタイミングかも。

対する森野の方は、

コメントを読むと「望みをあきらめず」とか

かなりダークモードのよう。

ただ守備では明らかにでしょうから、

あとはいかに打席結果を出せるか。

相手は大打者と引け目を感じず、

思い切ってやるしかないでしょうね。

いよいよ佳境となったサード争い

一気の立浪か、逆襲の森野か。

残り7試合、白熱するのか、差が表れるのか。

ラストスパートに注目しましょう。


◇藤井淳志

<札幌ドーム初見参。実は実戦派?>

「初札幌ドームです。広く感じますね。

監督からは『練習より試合の方が

いい打ち方してる。珍しいタイプだな。

練習ではサボってんのか』と、言われてます」

(中スポ)

◇井上一樹

<札幌ドームでの練習後、

8年連続の開幕スタメンへ意欲を見せる>

「毎年、開幕に照準を合わせてやっている。

こだわらないといけない部分。

(藤井のアピールにも)デンとかまえているよ。

フォームは良くなっているよ」

スポニチ名古屋



こちらも争いが佳境となるライト争い

ルーキーの藤井は、初の札幌ドーム。

広いドームは、足と肩の絶好のアピールの場。

打撃はここ3試合は2割台と

やや下降気味ながらもここでの活躍で

『2番・ライト』当確サインを出したいところ。

一方、井上選手会長は、

そんな藤井の好調さにも

どっしり構えて、8年連続!という

開幕スタメンに向け、照準を絞っています。

センターの福留以外は決定していない

今季のドラゴンズ外野陣

打撃が課題だった藤井が目立ってしまうほど、

現在の外野陣の調子はアレックス、

上田
も含め、軒並み不振という状況。

井上選手会長も打率.214。

この日は、落合監督に直接指導を受けたもよう。

おさらくこのままの調子でいけば、

レフトは、何だかんだでアレックス

ライトは、藤井という感じになるでしょう。

井上としては、いかに打撃の調子を

上げていくことでしょうね。

ここまでの7年連続の開幕スタメンは

『春男』の異名のごとく、開幕にしっかり

ピークをもってきていることにあります。

毎年定位置争いをしているベテランですから、

その辺もしっかりわかっていると思います。

心配はしていませんが、もうちょっと

打率を上げてほしいところです。


◇川上憲伸

<きょう18日、北海道日本ハム戦で先発予定。

ナゴヤ屋内のベルペンで40球を投げ込む>

「あした? 投げますよ。

とにかくボクは自分に任されたことを

きっちりやるだけですよ。

調子はふつう。例年通りです。

チームのことばかり考えすぎると

気負いすぎてしまうので、リラックスして投げたい」

中スポサンスポスポニチ名古屋

◇ルイス・マルティネス

<19日に登板予定。ナゴヤ球場で軽めの調整。

ここまで3試合9回で無失点と好調さを継続>

「開幕に向けて、順調にきている。

(先発ローテ入りかどうかは)

チームの方針に従ってやるだけだけど、

このまま順調に仕上げていきたいね」

(中スポ、サンスポ)



一方、こわいくらいの好調さ

キープしているのが、投手陣

チーム防御率1点台という数字は、

投手王国復活へ向け、

着々と進んでいることを示しています。

そのなかで争いとなっているのが、

先発ローテを巡る争い。

この札幌ドーム2連戦では、

きょう18日は、エース・川上憲伸が、

19日は、マルティネスの先発が予定されています。

憲伸は、この日ナゴヤ球場の室内ブルペンで

投げ込んでから、岩瀬とともに札幌入り。

少し風邪気味の体調が心配されますが、

6イニングか100球当たりをめどに登板の予定。

ここまでのオープン戦2試合の登板で

計7イニングを投げ、自責0に抑えている憲伸

他の投手が無失点を重ねていくなか、

先に点を取られるのは、エースとしては

プライドが許さないと思われます。

ただ憲伸はいたってマイペース

自分らしい投球を行うことに主眼を置くようです。

一方、マルティネスは軽めの調整。

好調さもあって、いたって元気

練習後は寮のテレビでWBCを観戦。

ドミニカ出身にもかかわらず、

メキシコ勝利の瞬間は

だれよりも大声で喜んでいたとのこと。

これまで同日登板してきたドミンゴ

今回は札幌には帯同せず、

19日の教育リーグ・サーパス戦で先発するもよう。

ナゴヤと札幌で、場所と相手がは違えど

ドミニカン同士の先発対決となりそうです。

気が早いサンスポでは、

31日からの開幕・広島3連戦は、

憲伸、マルティネス、ドミンゴが先発と

予想を立てています。

実際にそうなるかは、残り2回の登板に

かかってくることでしょう。

オープン戦防御率0点トリオ

果たしてどこまで続くのか、とても楽しみです。


ナゴヤからの話題。(17日)

◇アレックス・オチョア

<WBCアメリカ敗退に複雑な表情。

日本代表にさわやかにエールを送る>

「知ってるよ。

やっぱりうれしいことではないよね。

米国代表チームには友だちがいっぱいいるから。

がっかりはしてるけど、ま、仕方ないよね。

(父親の母国)キューバも準決勝に進出したし、

日本だって準決勝にいった。

米国と同じくらい、日本代表にも友だちはいる。

がんばってほしいよ」

(中スポ<ドラ番記者>



驚かされたWBC日本代表準決勝進出

それは、アメリカメキシコ

敗れたことによって生じたことですが、

笑顔を浮かべるドラゴンズナインが多い中、

アレックスは肩を落としていたようです。

メジャー時代の仲間が多いでしょうから、

母国の敗戦は悔しかったことでしょう。

しかし、実はお父さんはキューバ人

そして3年間プレーしてきた日本の4強入りに、

改めてエールを送ったようです。

WBCを主催したにもかかわらず、

2次リーグ敗退となったアメリカ

日本もそうですが、出場辞退する選手が相次ぎ

満足なチーム作りができなかったことに

原因があると思われます。

次回開催されるなら、野球発祥国の威信をかけ

本気モードのチームで挑んでほしいです。

もちろん選手だけでなく、審判もそうですが。


PS 今日の渡邉選手。

◇渡邉博幸

<札幌ドームで行われた全体練習中に

落合監督から打撃指導を受ける>

「(監督には)

ボールを呼び込んで打てと言われました。

体が前に突っ込んで打ってると指摘されました。

調子のいい時は軸足に体重を乗せて打てるんだけど、

調子が悪くなると体が突っ込む。

どうしても前へ、前へと行っちゃいますから。

だからよけい低めの変化球が打てなくなる。

自分でもわかっているけど」

(中スポ、ニッカン



今朝の中スポニッカンに取り上げられていました。

札幌ドームの練習中、落合監督から、

上体が突っ込んでいることを指摘され、

直接指導を受けました。

ニッカンによると、ティー打撃で軸足となる右足を

押さえられた形でフォームを確認した後、

高く投げ上げた球が落ちてくるのを待って

バットを振るなどティー打撃とフリー打撃で、

不振脱出に向けて、汗を流した渡邉選手

自分でもわかっているけど出てしまう悪いクセ

打率.333とまずまず当たっているのではと

勝手に思っていましたが、

やはりチーム同様、低迷していたんですね。

守備のイメージが強いですが、

『右の代打』としても力を

発揮してもらわなくてはいけません。

開幕までにしっかり調整してほしいです。

2006年3月17日 (金)

山本昌、中田上々とWBC日本たなぼた準決勝進出!

マサも順調
制球、配球OK 4イニング1失点

ドラゴンズはインボイスSEIBUドームで、
オープン戦8連勝中の西武との対戦。
開幕投手候補の西口から
少ないチャンスをものにして得点を奪い、
投げては山本昌、中田がともに好投。
防御率1点台の絶好調投手陣
好調西武を1点に抑えての勝利。
そしてWBCでは大どんでん返しがありました。

◇オープン戦 西武-中日
(16日・インボイスSEIBUドーム)
1878人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
西 武
[勝]山本昌(1勝1敗)
[S]金剛(1S)
[D本]なし

【ゲームレビュー】

西武西口は6回を6安打。
下位打線に連打を許して2失点したが、
スライダーに切れがあり、
6三振を奪うなどしっかり仕上げてきた。
中日山本昌が打たせて取る持ち味が出て
4回を3安打1失点、中田は2回を無安打だった。
共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball)

◇山本昌
<先発し4回を1失点。開幕ローテへ大きく前進>
「そんなにいいという感じじゃないけど、
球数(55球)はいかなかったし、(調子は)普通くらい。
打たせるというか、ストライクを先行させた。

甘い球もあったけど、
何とか外の球でストライクが取れた。
シーズン中にもそういうことはある。
でも、何とか形になる投球ができた。
ほとんどの球種も投げられたしね。

きょうは5回までか、70球をメドと思ったけど、
次に投げさせたいから代われと言われたので。
この10年間ぐらいのオフでは一番ボールを握った。
シーズン中の手前まで
状態は順調に仕上がっている。
これまでは開幕まで突貫工事だったからね。
(ほかの投手は)気になるけど、
自分が良ければある程度投げられると思っている」

◇森コーチ
<及第点を与えた
「昌なりの投球をしたんじゃないか。それで十分だ」
(中スポ、スポニチ名古屋なにわWEB

この日の先発は、山本昌
冷え冷えしたインボイスSEIBUドーム
「寒いねえ。冷えてるときは
あまり調子が良くないんで」

試合前はぼやいていたようですが、
マウンドに立つと、さすがベテランの貫禄

マサに順調?初回、一死1塁から
中島
外角のスクリューを
叩かれて、右中間への
先制タイムリー二塁打で
1点を失いましたが、
それ以降は立ち直り、
抜群の制球で
無四球と、危なげない投球
4回二死3塁のピンチでは
江藤をスクリューで捕邪飛に抑えるなど
今季最長となる4回を投げ、3安打1失点
開幕ローテに向け、
しっかりと順調さをアピールしました。

屈辱の2軍落ちで終えた昨シーズン。
しっかりと反省し臨んだオフ、
そして例年以上の早いペースですすめた
春季キャンプのかいもあって
ここまでは大きなケガもなく、
開幕への手応えをつかんでいる昌さん
状態はまずまずとのこと。

確かに周りの先発候補の調子はいいですが、
自身が順調な限り、ここまでの実績
軸ではなくとも先発枠確保できると思います。
あとは昨季の春先のように
ちょっとしたケガで出遅れることのないよう
しっかり仕上げてほしいです。


◇中田賢一
<2番手で登板し、2回をノーヒット。
左ふくらはぎに打球を受けた不安を一掃>
「足はもう不安はないです。
真っすぐの球速は出ていなかったけど、
指にかかっていたし、キレもありました。

実戦でしかわからないこともある。
周囲がどう思っているかわからないけど、
ボクは開幕ローテが確実とかは思っていないので。
あとはもっと実戦感覚をつけるだけ。
特に内角へのコントロールです」

◇森コーチ
<中田の好投にひと安心>
「中田はずっと心配してた。
きょうも、もっと長いイニングを
投げさせたかったけどな。
次は(21日からの)広島3連戦のどこかで
(球数を)60球から70球投げさせる」
中スポスポニチ名古屋なにわWEB

2番手で登板したのは、中田
4日の地元・北九州での横浜戦で
内川の打球を左ふくらはぎに受け
途中降板して以来、12日ぶりの登板でしたが、
2回を投げ無安打1四球2奪三振で無失点。
いつもと何ら変わらない投球
周囲を安心させたようです。

ここまで雨で中止、そして負傷降板と
十分な実戦登板
出来ていなかった中田ですが、
今回は低めへの制球がさえ、まずまずの出来。
6回には、好調な中島への初球で
習得を目指す高速スライダーも試投するなど、
いくらか実戦感覚も養えたようです。

あとは内角へのコントロールなど
細かいチェックを実戦で行いたいという中田
森コーチによると、次回は23日の広島戦(岡崎)。
球数を多く放らせるようです。

ローテの中心でと期待されている中田
まずは開幕に間に合いそうで、安心しました。
2年目のジンクスとかは今は心配しません。
しっかりとした投球が出来れば問題がないでしょう。
次の実戦登板でしっかりチェックして、
開幕まで合わせもらいたいです。


◇デニー友利
<3番手で登板、
古巣相手に1回を1死球無安打>
「投げる前は意識していたけど、
投げるときには忘れていたよ」

<MAX144キロの計測に目を丸く>
「え、そんな出てた?
きょうはシュートばかりで、
ほとんど真っ直ぐは投げていないんだけどね」
(中スポ)

◇金剛弘樹
<9回に登板、3人でピシャリ>
「抑えたかったのでよかったです。
ボールが高めにいく課題もあったので、
次に向けて直したい」
(トーチュウ)

3番手以降もこの日は鉄壁
インボイスSEIBUドームでは
03年のオープン戦以来の登板となる
デニー友利は、栗山巧に死球を与えるも
後続を切って、古巣相手に無失点。
思ったよりもスピードガンの数字
出ていたようです。

またガルバを挟んで、
9回に登板した金剛
カブレラ、中村、リーファー
三者凡退に切り、初セーブをマーク。
結果が出て、うれしいことでしょう。


◇小田幸平
<2回、逆転のセンター前ヒット。
素っ気ない言葉にもうれしさが込もる>
「打つ方はいいんです。
自分の役目は、出場した試合で
投手が結果を出すこと。
ゼロに抑えることだから。
それが一番うれしいことだから」

<1回ウラの失点について>
「ヒットは関係ない。問題はリードです。
(山本昌に)シンカーを要求した
ぼくのリードミスだった」

<『自分が思っていることを試せ。
失敗したっていいんだ』と
落合監督にアドバイスを受け>
「ありがたいです。
せっぱ詰まってプレーはしているんだけど、
大きな気持ちで野球がやれてる。
何より試合に出させてもらえることがうれしい」

<15日の誕生日をナインに祝福されて>
「自分では分からない。
でもみなさん(報道陣)から
チームに溶け込んでいると
思われているとしたら、うれしいです」
(中スポ、ニッカン

西武の先発が、西口とあって、
なかなか打てないだろうと思われた
打線のなかでヒーローとなったのが小田
2回、一死2、3塁で甘く入ったスライダーを
見逃さずに振り切り、センター前へ
逆転2点タイムリーを放ちました。
さらに4回にもショートへの内野安打と
4打数2安打2打点
打つ方で結果を出しました。

今朝の中スポによると、
3月15日の29歳のバースデーでは、
仲良くなった井端らからはもちろん
ウッズまでが「ハッピーバースデー」
ハミングして祝ってくれたなど
持ち前の明るい性格で
チームに溶け込んできているという小田
ここまでの投手陣の防御率1点台において、
貢献度は高いと思います。

来週には、谷繁もアメリカから帰ってきます。
開幕1軍はもちろんのこと、
この投手は小田組ませた方がいい
いうようになれば、願ったりです。
そのためにも打撃もしっかり磨きましょう。


◇高橋光信
<8回一死2塁、代打でレフト線へ
タイムリーツーベースを放つ>
「スライダーでした。
詰まって、たまたまですけど。
ぼくは代打でやらなきゃいけないですからね。
結果が出ないよりは、たまたまでも続いた方がいい」
(中スポ)

◇柳田殖生
<7回、石井貴のボールが
左肩を直撃し、その場でもん絶>
「超痛い。久々に泣きそうになりました」
中スポ

またいい一振りを見せたのが、高橋光信
8回、森野の代打として登場。
左腕・三井からレフト線へのタイムリー
代打の切り札として存在をアピールしました。
本人的には胸を張れない当たりだったようですが、
結果を出たことはプラスでしょう。
今季も、あの昨季の開幕2試合目のような
インパクトのある活躍を、常に期待したいです。

一方、柳田はインパクトのある痛さだったよう。
開幕も近いです。ケガに気をつけましょう。

その柳田の次の打者だったのが、我らが渡邉選手
石井貴の前に空振り三振。
9回の第2打席は、田﨑昌弘の前に投ゴロ。
この日は、2打数ノーヒットでした。(.333


◇タイロン・ウッズ
<札幌遠征には参加せず、18日からの
教育リーグ・サーパス2連戦に出場>
「体調はいいよ。打ち込みもするよ」

◇高代コーチ
<ここまで21打数3安打1打点という
主砲・ウッズについて心配無用を強調>
「全然心配していない。
いま打っていたら逆に怖い。
試合前のフリー打撃で
ちゃんとチェックしているから大丈夫」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋なにわWEB

2つのタイムリー以外は
冷え冷えだったドラゴンズ打線
特に4番のウッズは3打数無安打2三振
オープン戦はわずか3安打、低迷が続いています。
開幕まであと2週間となりましたが、
首脳陣は心配していないよう。
ただウッズ自身は打ち込みたいようで、
週末の札幌遠征には参加せず、
ナゴヤに戻り、打ち込みを行うようです。
スポニチ名古屋は『飛行機が苦手』という理由に
なっていますが、どちらにしても
ここまでは想定内の不振なのでしょうか。
昨季は気負いもあって、4月5月は散々でした。
今季はしっかり開幕に合わせて調整してほしいです。


WBCからの話題。(15、16日)

日本1点差で韓国に敗れる WBC2次リーグ

◆第1回 ワールド・ベースボール・クラシック
2次リーグ1組
(15日・エンゼルスタジアム)
日本 1-2 韓国
[敗] 杉内(1敗)
[J本] 西岡2号
(共同通信社、サンスポスポーツナビ)

◆王監督(WBC日本代表)
「相手の投手が素晴らしく、
得点するのが難しかった。
残念ながら、相手の執念がこちらを上回った。

四球を得ながら点に結びつけられず、
逆に四球から失点した。緊張感のある投手戦では、
出してはならない走者が失点につながる。

3、4、5番に本塁打が出ず、
日本の破壊力を発揮できなかった。
負けたことではっきりした。

韓国野球のレベルが高いという意識は
今までも持っていたが、実際に戦ってみて、
それを強く感じる。あした1日、吉報を待ちたい」
共同通信社12

◆イチロー(マリナーズ)
「僕の野球人生で最も屈辱的な日です。
相手のビクトリーラン? 不愉快でした。

(8回のファウルフライの場面で)
あの時の僕は何をやったかよく覚えてません。
でも、捕れる可能性のある打球でした。

きょうの負けは今後にプラス? 今は分からない。
気持ちの整理に時間がかかる? そうかもしれません。
(韓国にはあって、日本に欠けていたものは)
うーん、何だろう。
それ(違い)があるとは思えないですけど。

(準決勝進出が困難となり)
僕らにできることはもう何もない…」
共同通信社中スポ

日本代表韓国に再び敗れ去りました。
投手戦の終盤8回、四球、二塁打と重なったピンチで
元中日イ・ジョンボムに左中間への2点タイムリー。
韓国投手陣を打ち込めず、1点差で敗戦。
試合後のウイニングランと、
マウンド上に太極旗を掲げられるなど
とても悔しい思いをしました。

3番・センターでスタメンだった福留
韓国先発、パク・チャンホに翻弄され
2打席連続三振のあげく、
代打を出されてしまいました。

やはり国全体で取り組んでいる韓国との
意気込みの差が出てきたのでは感じました。
次回はしっかりとしたチーム
作ることが大事だと思いました。

そしていくら調子が良くなさそうなアメリカとはいえ、
連敗しモチベーションが下がったと思える
メキシコ負けることはないだろう。
王さんも吉報を待っていないで、
早く日本へ帰った方がいいのではと
考えながら、疲れていたので、
昨夜はすぐに寝てしまいました。

ところが、今日の関東の春の嵐のように
考えられないような試合結果がここに↓

◆第1回 ワールド・ベースボール・クラシック
2次リーグ1組
(16日・エンゼルスタジアム)
メキシコ 2-1 アメリカ
サンスポスポーツナビMAJOR.JP

なんと、メキシコアメリカを破ってしまいました!
これで1勝2敗で3チーム並びましたが、
WBCの大会規定により、
失点数を守備イニング数で割るという、
当該対戦での失点率」で
わずか0.01差ながら、日本が準決勝進出!
19日、サンディエゴで三たび、
韓国との対戦が決定しました。

◆王監督(WBC日本代表)
<サンディエゴでの記者会見で喜びと
韓国戦に向けた意欲を語る。今の気持ちは>
「99%、準決勝進出はないと思っていた。
ただただうれしい。こんなにびっくりし、
こんなに感激したのは久しぶり」

<韓国に敗れた時の気持ちは>
「お互いに力を出し切った。
韓国は投手をはじめとして、いいプレーをした。
うちの打線がどうしても点が取れなかった。
勝負に負けたのは大変悔しかったが、
内容的には満足していた」

<3度目の韓国戦。どう戦うか>
「2試合とも8回に失点している。
試合の後半を抑えること。
そして前半でもっともっと点を取ること。
そういう形に持ち込めるよう頑張る。
韓国の投手はいいが、最後なので総力戦で戦う」

<ミーティングで選手にどんな声をかけたか>
「もっと失点していれば、チャンスはなかった。
みんなが頑張ったからこういう結果になった。
胸張っていこうじゃないかと言った」

<準決勝の抱負は>
「ここまできたら守るものはない。思い切ってやる。
韓国よりうちの方がプレッシャーはないと思う。
日本のファンのみなさんに華々しさを見せてない。
日本の野球を世界に示したい」
共同通信社ニッカン

◆イチロー(マリナーズ)
<きりっと引き締まった表情で>
「日本が3度も同じ相手に
負けることは決して許されない。
きのうも向かっていく立場だったが、
もっと強い気持ちを持ち、みんなでまとまっていきたい」
共同通信社時事通信

王さん、よかったですね
久しぶりに信じられないことが起きて
自分もちょっと浮かれてしまいました。
メキシコに敬意を表して、
テキーラは飲めないので、
コンビニでドンタコスを買ってお祝いします。

ただ浮かれてばかりはいられません。
三度目の正直、今度こそは
勝たなくては意味がいけません。
一度死んだ身ですから、怖いものはないはず。
2度対戦して、韓国勝負強さもわかっています。
いい試合をするのではなく、とにかく勝つこと
いかにミスを少なくして、チャンスで点が奪えるか。
その辺をしっかり考えて、
取り組んでほしいと思います。

動きのよかった岩村(東京ヤクルト)が負傷したことで
サードに穴が出来ますが、今江(千葉ロッテ)、
新井(広島)らでしっかりとカバー。
おそらく先発であろう上原(巨人)と
谷繁のバッテリーは、前回以上の好投を。
そして、昨日の敗戦で
「野球人生で最も屈辱」を味わったという
イチローのリベンジと、
「国際大会に強い」というイメージが
ほぼ消えつつある1割打者福留の奮起に
期待したいと思います。絶対に勝ってくれ!

2006年3月16日 (木)

3番井端会心本塁打と忘れちゃ困るよ朝倉を!

井端、先制2ラン 強打も披露

ドラゴンズ東京にやってきました。
神宮で古田PM率いる東京ヤクルトとの一戦。
3番・井端に先制の一発ではじまったゲームは
忘れかけていた投手の快投や
ベテラン川相MAの技ありの一打があったようです。

◇オープン戦 東京ヤクルト-中日
(15日・明治神宮野球場)
2269人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト
[勝]朝倉(1勝)
[D本]井端1号2ラン

【ゲームレビュー】

中日は先発枠入りを目指す朝倉高橋聡文
3回無失点でアピールした。
初登板の朝倉は球威、変化球ともに良く、
高橋聡文も直球に切れがあった。
ヤクルトの開幕投手候補、石川
5回を一発による2失点とまずまずの内容だった。
共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball)

◇井端弘和
<初回一死2塁からレフトへ先制ホームラン>
「感触は完ぺき。狙ってはいないけど、
バットがうまく出たし、いいポイントで打てました。
年に数少ないホームランを
ここで使うのはもったいないよね」

<3番に入る姿もさまになってきて>
「荒木の後に打たないっていうのは、
最初は慣れなかった。
きょうみたいに1打席目に打つと気持ちが楽になる
3番に慣れてきたということですかね」

◆石川雅規(東京ヤクルト)
<ヤクルトの開幕投手候補も脱帽>
「球は甘いとは思わない。詰まっていたけど、
あそこまで持ってかれてしまったのはさすがです」
(中スポ、サンスポ、共同通信社

雪が舞う浜松とうって変わって好天の神宮
初回、オープン戦チーム2本目となる
ホームランが飛び出しました。

シーズンに取っておきたい!打ったのは、
3番・井端
一死2塁で
迎えた場面、
東京ヤクルト先発
石川のストレートを
完ぺきにとらえ、レフトポール際へ。
まさに打った瞬間という一発で
2点を先制しました。

得点が少ないチームでトップの7打点
勝負強い3番の打撃が出来ているようです。
数少ないホームランを打ってしまったことに
もったいなさを感じたりと井端本人
今までとほとんど変わらないようですが、
まわりからどんどん3番としての機運
高まって来ているように見えてきます。
結果を残している3番・井端
果たして実現となるのか。今後も目が離せません。


◇川相昌弘
<9回一死1塁からレフト線二塁打で初安打初打点。
一塁走者の渡邉と2人でエンドランを成功させて>
「フォークのすっぽ抜けかな。
タイミングよく打てたね。
キャッチャー(米野)はその前のプレーで
股間にボールが当たって痛がっていた。
思った通りにエンドランのサインが出た。
エンドランは、ベンチと選手の気持ちが
一致したサインだった。
シーズン中もこういう勝ち方ができれば理想だね」

<今季からメンタルアドバイザーも兼ねるが>
「肩書はついたけど、昨季となんにも変わらないよ」
(中スポ、ニッカンスポニチ名古屋

◇英智
<9回一死2塁でレフト線へタイムリー二塁打>
「渡邉さん、川相さんが連打で点を取ってくれて、
気楽な立場で打席に入れました。
つないだといっても関係ないですよ」
中スポ

初回の2点以降は、
東京ヤクルト投手陣の前に
0を重ねてきましたが、
最終回にベテランの渋い一打で追加点。

渡邉のライト前ヒットで
一死1塁から打席に立ったのは、川相昌弘
この日は立浪に代わり、7回からサードの守備につくと
回ってきた打席では、的確な状況判断を。

直前のカウント2-0から
本間忠のフォークをファウルチップ。
打球が捕手・米野智人の股間を直撃し、
治療の間に、高代コーチからサインが。

「直球ならバットに当たるし、
フォークを空振りしても捕手は股間の痛みのため
うまく送球できず、ランナーは走ることができる」

川相MA判断とベンチの思惑が一致したサインは
もちろんエンドラン
すっぽ抜けたフォークをうまくすくって
レフト線へタイムリーツーベース
スタートを切っていた渡邉がホームを踏みました。
今季3打席目で初安打をマークした川相MA
続く英智のレフト線へのタイムリーで一気に生還
まさにスーパーサブそろい踏みの2点のなかで、
大ベテランうまさをアピールしました。

元気な川相MA、とてもうれしいですね。
してやったりの一打にニッコリだったようです。
今季も終盤での味あるプレー、期待しています。

また英智は7日の千葉ロッテ戦に続くタイムリー。
役割がかぶるルーキー・藤井に負けないためには
昨年全くダメだったバッティング
いくらかまともにすることでしょう。
時折奇想天外な動きをして、沸かせる英智
やはり1軍で見たい選手です。


◇アレックス・オチョア
<4回、3球続けてのバントのサイン。
首脳陣の厳しい姿勢が出た場面に>
「サインが出たらバントでもする。
打撃のタイミングは合ってないけど、
調子は悪くないと思う」
(中スポ)

昨日のスポーツ紙では、
2軍落ちの危機と書かれたアレックス
この日も6番・レフトでスタメンでしたが、
4回無死1、2塁の第2打席では、ベンチから
3球続けての送りバントのサインが出されました。
初球はボール、2球目はファウル
3球目を当てるも、打球を巧く殺せず
投ゴロとなり、二塁走者のウッズ
三塁で封殺されてしまいました。
結局、この日もノーヒットで打率はついに.167に。
まだまだアレックスの打撃の桜は
かなりつぼみのようです。


◇朝倉健太
<オープン戦初登板初先発で快投。
3回を2安打無失点に抑え、開幕ローテにアピール>
「きょうは思っているところにも
投げられた。できは良かった。
結果を残していかないといけないですから。
いい感じで投げられるようになったので、
ほかのピッチャーに負けないようにしたい。

自分の持ち味の思い切りの良さを出して
投げればいいんだと気づきました。
暴れるというんじゃないけど、
少し球がばらついても、
しっかり腕を振って投げられれば。
腕を振って散らばるところは散らばっていい。

最近は(先発候補に)名前も
出てこなくなったのでここで出さないと。
今みたいな投球をしていけば、結果はついてくる。
この調子を上げていきたい。もっと上を目指したい」
中スポサンスポスポニチ名古屋なにわWEB

◇高橋聡文
<1軍に合流、2番手で登板し3回を2安打無失点。。
MAX148キロのストレートも復活>
「みんな抑えてるんで、
自分だけが打たれるわけにはいかないでしょ。
もう肩の張りはありません。
キャンプ後半よりもストレートが伸びてきている。
もう大丈夫です。
まあまあ自分の思ったボールがいくようになりました」
(中スポ)

この日のトーチュウの先発予想は
ベテランの山本昌
しかし実際、先発のマウンドに上がったのは、
2軍で調整していたはずの朝倉でした。

その朝倉、この日は快投を披露。
腕をしっかり振り抜いての
MAX147キロのストレートと、
シュート、スライダー、カーブ、フォークと
切れのある変化球がうまく決まります。
先頭打者を四球で歩かせたり、
二死後、また四球を出すなど
若干制球にばらつきがあったものの
3回を投げ、2安打2四球3奪三振で無失点。
復調の兆しを見せ、
先発候補に再び名乗りを挙げました。

キャンプでの練習試合で
不用意な投球をして、2軍落ち。
そのままWBCの壮行試合に登板。
あのイチロー(マリナーズ)との対戦があり、
二ゴロに抑えたことが転機となったようです。
持ち前の思い切りの良さを生かし、
腕を振りまくるという朝倉
果たして先発争いに食い込めるでしょうか。

また左肩の張りで2軍調整が続いていた
高橋聡文も1軍に合流。
MAX148キロ、キレのあるストレートが復活。
スライダー、フォーク、カーブの変化球も
低目にしっかりコントロールされ、
こちらも3回を2安打2奪三振で無失点
つけいるすきを与えませんでした。

キャンプ終盤は疲れからか、
ボールが走らなくなり肩の違和感から
2軍で調整を余儀なくされていた聡文
ライバル・石井との差は
若干差が開いてしまった感がありますが、
巻き返しへのアピールが出来たようです。

正直、朝倉忘れかけていましたよ。
見出しに「開幕殴り込み」と出ていましたが、
他の先発候補がいいですからね。
なかなか食い込むのは難しいと思います。

ただネックとなるのは、
今日投げた聡文、平井、石井などは、
中継ぎも出来ますが、
「劇場性」のある朝倉は、
先発でしか使えそうもないこと。
今の状態で先発ローテに入れるとしたら、
同じ右腕の中田の調子が
上がらなかった時くらいではと思います。
あとは首脳陣の判断次第ですが。

期待が大きい選手だけに、
ふがいない姿はみたくありません。
もっともっと調子を上げていってほしいです。

なお3番手以降は、岡本-岩瀬で完封リレー。
岡本はまたも2回を投げ、パーフェクト。
いまだに防御率は0のまま。スゴイですね。
岩瀬はさすがの投球だったようです。
これでオープン戦のチーム防御率は1.68
とんでもないことになっています。


若竜からの話題。(15日)

◆ウエスタン教育リーグ(15日・鳴尾浜)
阪神 3-2 中日
[D投] 山井、鳥谷部、鈴木-柳沢

◇新井良太
<4番・サードは4打数3安打と大当たり>
「ストレートを待っていて、
今日はたまたま変化球に対応できました」

<1軍に上がるために>
「打つことも守ることも走ることも
すべて勉強です。
一番大事にしていることは、
フルスイングとむちゃな振りは
違うということを考えてやっています」
(中スポ)

2軍に落ちて、
4番サード育成プロジェクトに挑んでいる
ルーキー・新井がこの日は爆発したようです、

第1打席に阪神の新外国人・オクスプリング
チェンジアップをレフト線へ二塁打。
第2打席は2-3から低めのスライダーをセンター前。
第3打席はルーキー金村大裕フォークをセンター前。
4打数3安打と大当たり。
豪快なフルスイングが売り物ですが、
この日は追い込まれた時に
コンパクトなスイングを見せるなど
巧さもみせたようです。

『フルスイングとむちゃな振りは
違うということを考えてやっています』

いいじゃないですか。
考えながら状況に対応できるスイング。
将来へ向けていい心がけと思います。
ただあまり考え過ぎないように。


PS 今日の渡邉選手。

ここまでの間に何度が出てきましたが、
この日もいい動きを見せたようです。
ウッズに代わって、終盤、一塁の守備で登場。
9回一死に回ってきた打席では、
本間からライトへのヒット。
スタンドからの「走れ 走れ ワッタナベ」コールに
応えたかどうかは微妙ながらも、
続く川相昌弘の打席で
エンドランのサインにナイススタート!
一塁から一気にホームを陥れました。

打率が一気に跳ね上がって.429
チーム打率.225の中で光るアベレージとなっています。
ベテラン35歳、頑張っていますよ。いいぞ!

2006年3月15日 (水)

雪の中のオープン戦とWBC日本望みつなぐ勝利!

平井、踏ん張った
立ち上がり2失点でも粘りの投球

浜松でのソフトバンクとのオープン戦は、
3月半ばにもかかわらず、
時折の降る悪天候のなか行われました。
途中吹雪となり3分間中断するなど、
凍えるような外気と同様、
ドラゴンズ打線もかなり寒かったようです。

◇オープン戦 中日-福岡ソフトバンク
(14日・浜松市営球場)
6038人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ソフトバンク
中 日
[敗]平井(1敗1S)
[D本]なし

【ゲームレビュー】

ソフトバンクの先発新垣が順調な調整ぶり。
序盤こそ球がばらついたが、
尻上がりに調子を上げ6回1/3を4安打1失点だった。
先発枠入りを目指す中日平井
4回を5安打2失点ながらスライダーが切れて、
まずまずの内容だった。
(共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball)

◇平井正史
<オープン戦3度目の登板は雪の中。
立ち上がり味方の拙守もあり2失点>
「ついてない?
うーん…。制球が甘いんです。
まだ球が高いです。
だから野手の間に落ちたり、
間を抜けたりする。自分の責任」

<2回からは丁寧な投球で
3イニングを無失点に抑えたが>
「チェンジアップやスライダーがよかった。
(フォークが)ちゃんと落ちていれば
もっと楽に三振を取れた。
大丈夫だと思ってあまり練習してこなかったが、
考え直さなければいけませんね。
緩い球って、若かったころは
投げられなかったんです。
でも今は低めに決まる。自分でも不思議に思います。

もう少し長い回数を投げて、
スタミナを確かめたかった。
基本は先発完投を考えているので、
まだ4回じゃ何とも言えない」

◇森コーチ
<平井の投球に及第点をつけ、
チャンスを与えることを明言>
「よかったと思うよ。
運が悪くて何点取られたかなんて、
こっちは見てないから。順調にきている。
次ももちろんチャンスは与える。
長いイニングを投げさせる予定は入れてる」
(中スポ、ニッカンサンスポスポニチ名古屋

が降りしきるなか、
先発したのは平井
ローテ入りを目指し、3度目の登板。
ここまでは無失点を続けてきましたが、
立ち上がり、ボールがやや高いところを連打され、
ピンチを背負うと、カブレラの内野安打などで
いきなり2点を失います。

しかし2回以降はしっかりと修正
常時140キロ台前半のストレート
スライダーやチェンジアップなど
変化球がさえ、3イニングを無失点。
悪天候と72球という球数の関係もあり、
予定の5回は投げられませんでしたが、
結局4回を投げて、5安打2失点。
粘り強く投げたことに首脳陣も及第点をあげ、
先発ローテ入りに望みをつなぎました。

平井自身長いイニングを投げられず
不満顔のようですが、天候が悪いなか
しっかり修正し、ゲームを作れたことは
評価できると思います。
時期も時期だけにテストも残りわずか。
結果を残さなくてはいけない平井
次の登板がいよいよ最終テストとなりそうです。


◇チェン・ウェイン
<2番手で登板、寒さのため乱調。
制球を乱し、3回を2失点>
「雪が降る中で投げるのは初めて。
最初は(寒さで)手が思うように動かず
寒くて腕が振れなかった。
投げながら徐々に調子は良くなった」

◇森コーチ
<チェンの今後の方針について>
「チェンについてはちょっと考える」
(トーチュウ、ニッカン

2番手として5回から登板したのは、チェン
しかし初めてという雪のなかでの登板。
6回、突如制球を乱し、仲澤のライト前、
井出竜也の四球と自らの野選でピンチを背負うと
稲嶺誉への押し出し四球
城所龍磨のショート内野安打で2失点
しかし7回はストレートも144キロを
2度記録するなど立ち直りました。
この日は3回を投げ2安打2失点ながら、
乱調には森コーチ微妙な評価となりました。

台湾出身のチェンは、
さすがに雪の中では投げたことがないのでしょう。
途中中断するなど不運な面もあったかもしれませんが、
6回の点の失い方は痛かったですね。
次のチャンスは未定ですが、挽回しましょう。


◇金剛弘樹
<1軍に合流し、オープン戦初登板。
1回を1安打無失点に抑える>
「真っすぐとスライダーが低めにいってよかった。
フォークを投げられなかったので、
次チャンスがあったら投げたい」
中スポ

◇小林正人
<9回、4番手で登板。
オープン戦4試合目の登板で初の失点を喫す>
「打者への入り方が悪かった」
(中スポ)

中里に代わって、1軍に合流した
金剛が3番手として8回に登板。
稲嶺にヒットを打たれ、盗塁を許すも
後続を抑え、無失点に抑えました。
持ち球はスライダー、カーブ、
シュート、カットボール、
そして昨春のキャンプで騒がせた宝刀・フォーク
果たしてこれらが2年目右腕の
1軍定着への武器となるでしょうか。

また4番手の左腕・小林は、9回一死1塁から
荒金久雄に甘く入ったストレートを
完璧にとらえられ左中間へのタイムリー二塁打を
浴びてしまうなど、1回を投げ2安打1四球1失点。
柴原を遊ゴロにとるなど左打者は抑えるも、
江川智晃、荒金右打者に打たれてしまったことに
肩を落としていたもよう。

1軍中継ぎ枠は6人を予定。
好調の岡本以外はまだ確定せず、
落合英二、デニー友利、山井でさえ当落選上。
金剛小林もそのなかに残るには
かなりのサバイバルが予想されます。
次の登板でもしっかり自分の持ち味を出せるよう、
課題をもってやっていってほしいです。


◇アレックス・オチョア
<初回一死1塁から大村の飛球を見失う>
「まぶしくてボールが見えなかった。
目? 大丈夫だよ」

◇高代コーチ
<アレックスの開幕2軍の可能性も示唆>
「(初回の拙守は)
雪雲で見えづらかったみたいやな。

監督と投手コーチが決めることだけど、
(投手での)1勝、2勝を優先すれば
アレックスは代えるかも知れない。
重視するならそういうこともある」
サンスポスポニチ名古屋

◇森野将彦
<6番・サードでスタメンも
3打数無安打2三振に言葉少な>
「今は頑張るしかない…」
(サンスポ)

雪降りすぎ、見えないよ!こんな悪天候のため、
主力選手は
荒木が3回までの
2打席で、
3番・DHで出場した
井端は1打席で交代。
ウッズ立浪はお休みとなりました。

それを差し引いたとしても、
やはりこの日もお寒い状況
7回途中まで投げた
ソフトバンク先発の新垣渚の前に
わずか4安打1失点に抑えられるなど、
得点力が上がらない状況が続いています。

レギュラー奪取の期待がかかる
森野も3打席で2三振
13打席連続ノーヒットと元気がなく、
9回のチャンスでは小山を代打に
送られてしまいました。
こういう状況にで調子が今ひとつ
上がらないのは、つらいところですね。
ライバルとするはずの立浪
安心させてしまっています。

また今朝のスポーツ紙には、
打撃不振に悩むアレックス
『開幕2軍の危機』と書かれてしまいました。

この試合を終え、打率.190と散々なうえに、
レフトの守備でも、12日の東北楽天戦での落球に続き、
この日も初回一死1塁で大村のレフトフライを
見失って二塁打にしてしまうなど
精彩を欠くプレーが続いています。
そんなこともあり、投手のガルバ、チェンの調子次第では、
アレックスを2軍に落とす
可能性もあると高代コーチも示唆しました。

確かにが降るなかですからね。
見えにくかったこともあると思います。
それにしても打てないこと
守備にも影響しているのでしょうか。
センターの福留以外は、競争の外野陣。
アレックス安泰とは言えなくなっています。
この状態が続くと、井上を入れるという
選択肢もありえますからね。
正念場が続きそうなアレックス
開幕までには、まだ日がありますから、
何とか調子を上げてほしいところです。


◇普久原淳一
<7回、左中間を破るツーベース。
オープン戦8試合目で初安打をマーク>
「やっと1本出ました。あせってました。
このままオープン戦ノーヒットで終わるかと思った。
これまでバットが出てなかったけど、
思い切って打ちました」
(トーチュウ)

お寒い状況が続く打線のなかで
うれしい一打が出た選手もいます。
アレックスに代わり
センターで途中出場の普久原
7回、新垣から反撃の口火となる
左中間を破るツーベースを放ちました。

なかなか1本が出ず、あせっていたようで、
前日も休日返上で練習していた普久原
成果が出たことに喜んでいたようです。
9回無死2塁の第2打席では三振に倒れましたが、
この初ヒットがいいきっかけになればいいですね。


若竜からの話題。(14日)

◇鈴木義広
<教育リーグ・広島戦は積雪のため中止。
広島屋内での練習でブルペンに入り、61球>
「キャンプ中よりは状態は
よくなってきているけどまだまだです。
力のあるストレートがいっていない。
何とか開幕までに調子を上げたい」
(中スポ)

ウエスタン教育リーグ・広島戦(由宇)は
3センチの積雪があったため中止
この日先発予定の鳥谷部鈴木ら
ベルペンに入り投げ込みを行いました。

鳥谷部は、またも中止ですか。
なかなかアピールが出来ませんね。
一方、キャンプ中の練習試合では、
今ひとつ調子が上がらなかった鈴木
し烈な中継ぎ陣に食い込むために
自慢のストレートを磨いていくようです。
ちなみにその鈴木、きょう15日の教育リーグ
阪神戦でリリーフ登板が予定されています。


PS 今日の渡邉選手。

雪が降るなど寒いなか行われたこのゲーム。
35歳とベテランにもかかわらず、
我らが渡邉選手『7番・一塁』
久々のスタメン出場となりました。

確かにこの天候ではウッズは出せないし、
新井は2軍に落ちてしまったし、
森野はサードで出ていますから
自然に白羽の矢が立ったのかもしれません。

新垣との対戦は
四球、ひっかけての三ゴロでしたが、
迎えた第3打席、待望のタイムリーが!
2番手・篠原貴行から
素直に打ち返すという言葉がピッタリの
センター前へのタイムリーヒット!
お寒い打線のなかで意地を見せた一打となりました。
9回ウラ一死1塁の第4打席も
ルーキー藤岡好明からしっかり四球を選ぶなど
チャンスを広げるなど、2打数1安打2四球1打点。
頼れるスーパーサブとして
存在感をみせたようです。

当然、中スポにもコメントが!

◇渡邉博幸
<7回二死2塁からセンター前タイムリー。
拙攻が続くチームで意地の一打>
「バッティングの調子は悪くないよ。
自分なりに修正しながら取り組んでいる」
(中スポ)

これでオープン戦の成績は6打数2安打の.333
まずまずの調子のようで安心です。
細かい点をしっかり修正して、開幕にあわせていきましょう。


WBCからの話題。(14日)

王ジャパン準決勝に望み 
WBC、メキシコ破る

◆第1回ワールド・ベースボール・クラシック◆
2次リーグ1組
(14日・エンゼル・スタジアム)
日本 6-1 メキシコ
[勝]松坂(2勝)
[J本]里崎1号2ラン
サンスポMAJOR.JP

◆王監督(WBC日本代表)
「きょうの試合は松坂君の快投に尽きる。
5回、多村君が追い込まれながら
タイムリーを打って5点目が入ったのが大きかった。
韓国戦は失点を少なくしながら勝たないといけない
厳しい条件だが、ラストゲームだと思って全力で戦う」
共同通信社

負けたら2次リーグ敗退という
瀬戸際に追い込まれていた日本代表
メキシコとの一戦は、
日本のエース・松坂(西武)が見事な投球。
序盤、チャンスを生かせず苦労していた打線も
4回、小笠原(北海道日本ハム)の
ライト線への2点タイムリーと
里崎(千葉ロッテ)の2ランで4点を先取。
5回には多村(横浜)のセンター前タイムリーを放ち、
9回、イチロー(マリナーズ)のライトへの
ラッキーなタイムリーと計6点。
投げては、和田毅(ソフトバンク)-藪田(千葉ロッテ)
大塚(レンジャーズ)が本塁打よるの1点のみにしのぎ、
6-1と快勝。明日16日の韓国戦
準決勝進出への望みをつなぎました。

松坂の好投が光りましたね。
MAX153キロのストレートが抜群。
2回に西岡(千葉ロッテ)の悪送球による
一死3塁のピンチでも内角をつくストレートで
ピンチを凌ぐなど、パワーのあるメキシコ打線を圧倒。
5回をわずか1安打無失点に抑え、
日本のエースとしての意地をしっかり見せてくれました。

送りバントなどがうまく決まらず
なかなか先制できなかった打線では、
4回の小笠原のタイムリーが大きかったです。
あれでかなり落ちつき、
里崎の2ランでいけると感じました。

和田毅も立ち上がりは多少危うげでしたが、
徐々に自分のペースをつかんでいましたし、
藪田、大塚もしっかり凌いでくれました。

前日の練習では、

「勝つしかないでしょ。
絶対にっていう気持ちに、みんながなっています。
アメリカともう1回やらなきゃね」

と語っていた福留
打順が上がり、3番・センターでスタメン。
第2打席の3回二死1、3塁での
セカンドゴロは痛かったですが、
5回の第3打席でつまりながらのファースト内野安打
ようやくWBC通算2本目のヒットが出ました。
その後の2打席も右飛2つながら
打球自体はよくなってきたと思います。
守備ではいくつものフライを処理。
抜群の安定感を見せ、勝利に貢献しました。
明日こそは、チャンスでの活躍を期待したいです。

これで1勝1敗となり、いよいよ明日は韓国戦
勝利して、6失点以内に抑えるか、
2点差以上のスコアで勝つことが条件となるなど
いろいろハードルがあったりしますが、
まずは勝つこと。
アジアラウンドでは、逆転負けを喰らった因縁の相手。
必ずリベンジをするとともに、
準決勝への扉を開いてほしいです。頼むぞ!

2006年3月14日 (火)

平井、井上、上田、しりとりドラゴンズ情報。

平井「内容より結果!!」
きょう先発 開幕ローテ生き残る

◇平井正史
<きょう14日、ソフトバンク戦先発予定。
求めるものとの質問に単純明快な回答>
「結果です。
(数値設定は)0点? もちろん」

<他の投手の好結果を歓迎>
「刺激にはなります。
チームとしての流れもいい感じで来ているし、
チーム防御率もいいですから。
いい流れを続けられるように」
(中スポ)

ドラゴンズのオープン戦は、今週は東方遠征
きょう14日は浜松でのソフトバンク戦。
15日は神宮での東京ヤクルト戦、
そして16日はインボイス西武ドームでの
西武戦とひたすら東へ向かいます。

きょう14日の先発予定は、平井
この日はナゴヤ球場で練習を行いました。
これまでオープン戦は2試合登板し、無失点
順調に結果を出しています。

きょう14日の浜松での3度目の登板では
5イニング前後の予定。
先発投手として、ゲームをつくるための投球回数。
いかに投げきれるかが勝負となるでしょう。
自慢のストレート,、スライダーだけでなく、
新球のチェンジアップ、カーブ
どれだけ打者を翻弄できるかにかかります。

マルティネス、ドミンゴ、石井
ライバルが軒並み、結果を出している投手陣
周りが無失点を続けているだけに
痛い失点が足を引っ張りそう。
その流れに乗っていかないと、
希望するローテ枠は掴めなくなってしまいます。

とにかく結果のみを求める平井
移籍1年目の03年3月にも登板したという浜松で
ぜひとも無失点を継続してほしいと思います。

...と書き終えて、ニッカンスコア速報を見ると、
先発はしていますが、いきなり初回に2失点
無失点が途絶えてしまいました。あらら。
果たして以降の結果は...。


ナゴヤからの話題。(13日)

ドラゴンズファンにお乗換え下さい
地下鉄乗ったらドラ色に染まっちゃう

◇井上一樹
<『ドラゴンズ・トレイン2006』が運行開始。
ナゴヤドーム前矢田駅一日駅長として、
出発式のテープカットに出席>
「ドラゴンズ・トレインに乗って、
ナゴヤドームへ行きたいという人が増えて
活性化してくれればいいですね」

<選手会長兼『営業部長』は
ナゴヤドーム前矢田駅の地下通路を
ドラゴンズロードにするアイディアを披露>
「駅の構内の壁もドラゴンズカラーというのか、
ポスター一色になるのがぼくの夢です。
ファンのみなさんが、あちこち見渡しながら、
じっくり楽しんでドームへ向かうって
いいじゃないですか。
ハリウッドみたいに、選手の手形とか、
ボールが埋め込まれたりしているのもいいですね」

<この日は大お忙し、朝のトレイン出発式、
夕方は豊橋市内での激励会に出席、夜に浜松入り>
「大変ですけど、ファンのみなさんが
喜んで応援してくれるのなら。それも大事な仕事です」
(中スポ、トーチュウ)

ドラゴンズ・トレイン出発進行!開幕を前にいよいよ
ドラゴンズ
ラッピング電車
『ドラゴンズ・トレイン2006』
運行を開始。
その出発式が13日朝、
名古屋市営地下鉄名城線の
ナゴヤドーム前矢田駅で行われました。
この出発式には、井上選手会長
『一日駅長』として出席。
出発式のテープカットに加わりました。

内観は、この日の中スポによると、

落合監督がいる、井端がいる、立浪がいる。
ラッピングが施された6両編成の車両は
ドラゴンズの青地に、中日選手の写真、
ボールのイラストなどが描かれている。
車内もドア横と網棚上の広告掲示板は
中日選手、中日情報
なつかしのシーンのポスターなどが掲示。
床はCDマークなどが描かれ、
まさに車両まるごとドラゴンズだ。

という感じになっているようです。
企画3カ月、デザイン決定に1カ月
ラッピングに4日間かかった
この『ドラゴンズ・トレイン2006』
実に楽しそうなこの走るドラゴンズ・ミュージアム
ナゴヤドームお出かけのさいは
ぜひともお乗り下さい。

さらに井上選手会長は、
ナゴヤドーム前矢田駅からドームまでの
長いわりに殺風景な通路
ドラゴンズ化したいとアイディアを提案。
さすがにこれはすぐとは行きませんが
仮に実現すればいいですね。

電車やロードで盛り上げるのもいいことですが、
まずはチームがしっかり好調をキープし、
ナゴヤドームに足を運んでもらえるよう
頑張っていくことが一番だと思いますね。


◇上田佳範
<休日返上での打ち込みを行う>
「打てないから、休みなし」

◇落合監督
<上田にアドバイスを送る>
「練習ではいいんだから、
試合でもそのまま同じ打ち方をしろ」
(中スポ)

オープン戦でここ6試合
17打席連続ノーヒット
今ひとつ結果が出せない上田が、
朝から屋内練習場に現れ、
ティー打撃とマシン打撃を約2時間行いました。

ルーキー藤井の評価がどんどん上がっています。
キャンプ当初は実績のある上田のほうが、
『開幕ライト』と言われていただけに
やはり負けられないところもあると思います。

上田自身、調子自体は悪くないそうで、
試合でもそのまま「同じ打ち方」
出来ないのがつらいところのよう。
何とかきっかけをうまくつかんで
レギュラーゲットと行きたいところですが。


若竜からの話題。(13日)

◆ウエスタン教育リーグ(13日・由宇)
広島 0-9 中日
[D投] 佐藤充、久本、石川-小川

◇久本祐一
<2番手で登板、3イニングをパーフェクト。
最高気温5度の寒さを吹き飛ばす快投>
「きょうはチェンジアップの
コントロールが良かったですね。
ブルペンで多めに投げたので、
練習の成果を出すことができて良かったです」

<反省点は、コースを狙いすぎて
カウントを悪くしたこと>
「スライダーがいいところに決まりすぎて、
ストライクを取れなかった。
欲しいときにカウントを取れるようにしたい。
調子は維持できているので、
あとは緩急をしっかり使えるようにしたい」

◇佐藤2軍監督
<久本の投球について>
「(相手を)見下ろして投げたときの久本は強い。
コントロールがよかったし落ち着いていた。
ただ、先頭打者で(カウント)1-3までいっちゃねぇ。
でも、あとは完ぺきだった」
中スポ

◇落合監督
<ルーキー新井を『4番・三塁』で固定して
起用するように2軍首脳陣に指令>
「いいモノは持っている。
4番・サードで使うようには言ってある。
(開幕1軍は)今の力じゃ無理。
それよりは下でじっくりやった方がいい」
スポニチ名古屋

小雪が舞う悪天候の中で
行われたという教育リーグ・広島戦。
佐藤充、久本、石川
ともに3回を無失点の完封リレー
1軍入りを目指し、アピールしたようです。

コメントでは2番手で登板し好投の久本を。
チェンジアップ、スライダーを武器に
広島打線を翻弄し3回をパーフェクト
1軍でもこれくらい投げられれば、
炎上しなくてすむのですが、そこが課題ですね。

打者では、6番・ライトに座った中村公治
すべて2塁打の5打数3安打と大活躍。
4番・サードに座った新井も3打数1安打2打点。
レフト前にタイムリーを放ったそうです。
同じタイプの新井が2軍に来ました。
中村ハムとしても負けられません。

ところで落合監督は、2軍首脳陣に
ルーキー新井『4番・サード』
起用することを指令。
出場機会を増やすことにより、
英才教育を施していくようです。
気合男、さっそく2軍で頑張っているようですね。
開幕1軍は消えてしまいましたが、
それ以上に大事なことはあります。
しっかり課題に取り組み、
大きくなって戻ってきてほしいです。


◇吉見一起
<プロ入り後最多となる138球の投げ込み。
19日の教育リーグ・サーパス戦でデビュー決定>
「自分では試合に投げて
ナンボだと思っているので。
そろそろ投げないとヤバイです。
(138球の投げ込みも)ヒジは大丈夫です」

<ひっそりと磨くのはチェンジアップ>
「自分は球速の速い変化球しかなかった。
緩急をつけるために、遅い球は欲しかった」
(中スポ、スポニチ名古屋

希望枠ルーキーの吉見
19日のナゴヤ球場での
ウエスタン教育リーグ、サーパス戦
実戦デビューすることが決まったそうです。

この日は屋内練習場で、変化球を交えながら
プロ入り後最多となる138球の投げ込み。
きょう14日も150球ほどの投げ込みを
予定しているとのこと。
これまで古傷の右ヒジ
違和感が出て投球を控えるなど
慎重な調整を重ねてきた吉見でしたが、
春を迎え、ようやくベールを脱ぎそうです。

まあすぐに出てくるとは
思っていませんでしたが、
投げられるようになったことは
とてもうれしいことですね。
高橋コーチとの個別練習で習得した
チェンジアップも披露するとのこと。
将来のエース候補初登板、楽しみにしましょう。


◇平田良介
<本格的な返球練習を開始>
「まだボールがバラバラでした。
思ったところにいかなかった」
(中スポ)

こちらも再起にかけるルーキーの話題。
右肩のリハビリを続ける平田
この日ステップアップしました。
ナゴヤ球場で約50メートルの距離でのキャッチボール。
外野からの返球を想定し、
捕球からの素早い返球を繰り返したもよう。
本人的にはうまくいかず不満げだったようですが、
もう少し暖かくなれば、もっとがよくなりそう。
前を見据えてやっていってほしいです。


◇中里篤史
<12日の東北楽天戦、ほろ苦い再会が>
「(鉄平に)>回ってきたときは、
それどころじゃなかった。
(高校時代のライバル・西谷など)
今年は同級生が結果を出している。
自分だけ結果が出ていない。頑張らないと」
(中スポ<ドラ番記者>

12日の東北楽天戦に登板し、
4安打3失点と打ち込まれ、
2軍降格となった中里
同期の鉄平との対決は楽しみだったようです。
しかし実際は、その直前に連打を浴び、
ピンチでの対戦。なんとか一邪飛に打ち取るも
そのあとの吉岡に3ラン。
感慨に浸るということにはなりませんでした。
復活に向け、2軍で鍛錬することになった中里
再び交流戦での対決を目標にして
モチベーションを上げていくようです。


WBCからの話題。(13日)

次戦に向け態勢整える 
メキシコ戦視察の王監督

◆王監督(WBC日本代表)
<不可解な判定こそあれ、胸を張る>
「米国との初めての真剣勝負で、
日本の選手ははつらつと戦った。
世界中の人たちに日本の野球をアピールできた」

<敗戦のショックを引きずることなく
韓国-メキシコ戦を視察、前を見据えて>
「もう終わったこと。
あした1日で態勢を整えてやりましょう」
(共同通信社)

◆イチロー(マリナーズ)
<敗戦から一夜明け、口調はすっきり。
アメリカとの再戦のため、残り2試合へ>
「(前日のことを)みんなは消化して、
晴れやかだと感じました。
あれだけの(米国の)メンバーを前に
最終的に負けましたが、
自信を得たこともたくさんあった。

いいチームになってきた。
何かを言葉で表現するよりも、
やっぱり行動を起こすことが
大事ということを実感しましたね」
共同通信社

現地アメリカでも各紙に取り上げられ、
判定変更批判的な論調が目立つなど
かなりの問題になっている
昨日のWBC、対アメリカ戦
ただ日本代表の心は、
次のメキシコ戦へ進んでいるようです。
もはや1つも負けられない状態。
アメリカへのリベンジという目標も出来ましたし、
なんとか切り換えてやっていってほしいです。


◇谷繁元信
<WBC初スタメン、巧みなリードで上原を導く>
「上原は我慢して投げていたから勝ちたかった」

<納得いかないのは清水の不正投球の判定>
「四球のあとに指をなめて、
カウント0-1からのスタート。
(アメリカ先発の)ピービなんて
ベロベロなめているじゃないか」
(トーチュウ)

◆清水直行(千葉ロッテ)
<6回、デレク・リーに同点2ランを浴びる。
2度の反則投球との判定に困惑を隠せず>
「大リーグとの練習試合でも
普通にやっていたけど何も言われなかった。
確認不足といえば、そうかもしれないけど…」
ニッカン

谷繁のコメントが入ってきました。
この日、初スタメンでマスクをかぶり
上原(巨人)、清水をリード。
やはり勝ちたかったでしょうね。
そのなかで不服としたのが、
審判の清水への反則投球の判定。
直前にマウンド上で右手を口に持っていった
いうことで、2度ともボールがカウント。
2度目がデリク・リーの同点2ランに繋がってしまいました。

8回の判定変更の方がクローズアップされていますが、
こちらもおかしいのではと感じました。
あまり審判のことはとやかく言いたくないですが、
やはり野球ベースボールは融合しないのでしょうか。
国際大会での今後の課題だと思います。


PS 今日のその他。

身だしなみインタビュー
SWITCH! OFFからONへ

(花王サクセス・月刊チャージャー)

花王サクセスのサイトの
スペシャルインタビュー企画
『身だしなみインタビュー』福留が登場。
仕事へ向かうスイッチが入る瞬間、
そして身だしなみについて語っています。

目次のみ紹介すると

『身だしなみインタビュー"哲学編"』
1:去年の活躍を踏まえ、今年度の野球にかける想い
2:極度の集中により聞こえる、ボールが指から離れる
3:「オフ」の僕は、笑顔の似合ういいヤツですよ
『身だしなみインタビュー"アイテム編"』
1:身だしなみに対する、僕なりのこだわりとは
2:美容師さんとは友人感覚。なんでも話し合っています!
3:敏感肌なので、アイテム選びには気を付けていますね

自分的にはやはり
今年度の野球にかける想いなどの
哲学編の方に興味がいきましたが、
基本的に青色系が好きとか
裏話的な話題もあるアイテム編
読んでいておもしろかったです。

詳しくは、↓からどうぞ↓
福留孝介が語る『身だしなみインタビュー"哲学編"』

福留孝介が語る『身だしなみインタビュー"アイテム編"』

2006年3月13日 (月)

ドミマル開幕へ順調とWBC日本悔しいサヨナラ負け。

ドミンゴ、開幕OK
オープン戦9イニング無失点

前日の若手主体とうって変わった
1軍メンバーで臨んだ東北楽天との第2戦。
引き分けにはなりましたが
ドミンゴ、マルティネス
ともに4回を無失点と結果を出し、
開幕ローテに当確ランプを。
またルーキー藤井が自慢の強肩を披露。
ナゴヤドームのファンを沸かせたようです。

◇オープン戦 中日-東北楽天
(12日・ナゴヤドーム)
19042人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
東北楽天
中 日
(9回規定により引き分け)
[D投] マルティネス、ドミンゴ、中里
[D本]なし

【ゲームレビュー】

中日マルティネス、ドミンゴ
それぞれ4回無失点と好調をキープ。
特に5奪三振のマルティネス
変化球の切れ、内外角への制球がさえた。
楽天は5回1失点の新外国人、
林英傑(リン・インチェ)が収穫。
低調だった打線も9回に集中打を見せた。
共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball)

◇ルイス・マルティネス
<先発し、4回を2安打5奪三振無失点。
安定した内容で開幕ローテに前進>
「今日はチェンジアップが良かった。
開幕へ徐々に調子はあがってきているよ。
あとはコントロールを磨いて、
球速も上げて開幕に向かいたい」

<初回に死球、牽制悪送球と
自らピンチを招くも後続をピシャリ>
「ピンチでも落ち着いて投げることが大事」

◇ドミンゴ・グスマン
<2番手で登板、4回を投げ2安打無失点。
MAX147キロのストレートで東北楽天打線を圧倒>
「おかげさまで、すごく調子がいいです。
最初は投げ急いでうまくいかなかったが、
投げるうちに修正できた。故障の影響はないね」

◇森コーチ
<ドミンゴについてぼやく>
「球数をもう少し放ってほしいんだけどなあ。
肩のスタミナを見たいんだけどな。
もうちょっと良くなるでしょう。
本人もそう思っているみたいだし」

<独特の森繁節も、好調に目尻が下がる>
「状態は2人ともいい。みんないいな。
選ぶのが難しい?そんなことはねえ。
これから1人ずつ落ちていくよ」
(中スポ、サンスポニッカン共同通信社
スポニチ名古屋インフォシーク読売新聞

先発・マルティネスは、中4日でのテスト登板。
チェンジアップを武器に
東北楽天打線に的を絞らせず5奪三振を奪う好投。
初回、死球と自らの牽制悪送球で
ピンチを背負うも、後続をしっかり断つなど
安定感抜群のマウンド。
あらためて仕上がりの良さをアピール。
マルティネス本人
徐々に調子が上がっていることや
調整が最終段階にきていることを明かしました。

前回の千葉ロッテ戦同様の調子なら
開幕ローテに入れてもまずは問題はないでしょう。
あとは日本をなめないで、
謙虚に取り組んでくれればいいです。

一方、2番手・ドミンゴは、力で押す投球。
7回二死1、3塁のピンチでも
カツノリのインコースを
力強く突いて二ゴロに取るなど、
MAX147キロのストレートで圧倒。
スイスイと47球で投げきりました。

ドミンゴの順調さはうれしいですが、
森コーチが言うように、昨季故障した
右肩のスタミナ面が気になりますね。
イニングは投げるたび増えているものの、
この日も省エネ投球
シーズンに入れば、先発投手として
5、6回、もしくは100球
必ず放ってもらわないといけません。

幸いドミンゴ自身
「おかげさまで、調子がいい」ようなので
次の登板では、長いイニングを放ってもらい、
様子を見てみたいですね。期待しています。

ともにオープン戦通算9イニングを無失点と
甲乙つけがたい結果となっています。
ローテ確立に欠かせないドミニカンコンビ
このまま切磋琢磨してほしいですね。


◇中里篤史
<9回、3番手で登板、
吉岡に3ランを浴び、リードを守りきれず>
「変化球がもうちょっとでした。
久々ですけど、短いイニングでも抑えないといけません。
最初にヒットを打たれたり、真っすぐを狙われてしまった」

<2軍落ちは決まるも、投球に光を見いだす>
「状態は上がってきました。
調子は良くなっている。(3ランも)気にはしていない。
これで指に引っかかる球がもっとあって、
まとまってきたらいいと思います。
自分がどうすればいいか分かったんで、調整していきたい」

◇森コーチ
<試合後、中里の2軍行きを示唆>
「しばらく下で調整させる。
外では(けがが)怖くて投げさせられないし、
ナゴヤドームの(オープン戦の)予定もいっぱいだ。
暖かくなってから1軍で投げてくれればいい」
中スポサンスポ

ドミニカンコンビが順調で
ますます枠が狭まってくる先発ローテ
9回には、3番手として
先発での勝利で復活を期す中里が登板。
しかし、ストレート中心の単調な投球を捕らえられ、
礒部、山下勝己に連打を浴び、1、2塁。
同期だった鉄平はキャッチャーフライに取りますが、
吉岡にストレートをバックスクリーン左へ持って行かれ
痛い同点3ラン。リードを守りきれませんでした。

この日は結局、1回を投げ4安打2奪三振3失点。
他の先発候補が結果を出している中での
この出来は、首脳陣には良く映らず
試合後、森コーチ中里2軍行きを示唆。
これにより夢の開幕1軍は、
はかなく消えてしまいました。

調子は上向きだといえど、
他の投手がこれだけ順調だと、
いまの中里仕上がり具合では
入り込む余地はなかなかないでしょうね。
北谷キャンプには参加させたものの、
首脳陣も開幕に合わせてほしいとは
思ってはいないでしょうし、
まだまだ抜群のストレートを生かす
変化球のコントロールをよくするなど、
やることは多いと思います。

幸い中里自身、しっかり課題をもっているようで
コメントにも前向きな姿勢もうかがえます。
まずは、2軍でしっかり投げ込んで、
状態を完璧にしてもらい、
『背番号18』には必ず1軍に
帰ってきてもらいたいと思います。


◇藤井淳志
<7回一死1、2塁から山崎武司の
右前打で本塁に好返球、二走・鉄平を刺す>
「あれ(補殺)は(捕手の)小田さんの
ブロックのおかげです。
でも、これまでは守備で見せる機会がなかったんで、
どんな形であれアウトを取れて自信になりました」

<4回無死2塁では、右飛を処理し
荒木との中継で、二走・礒部を悠々と刺す>
「あれも、うまく握れなかったんで、
荒木さんに返しました」

◆野村監督(東北楽天)
<藤井の強肩に舌を巻く>
「いい肩しているね。
きょうは彼にやられたわい。
礒部と鉄平と2度もね。
あれ(7回)は鉄平の足なら普通はかえってこれる。
うーん。藤井のファインプレーでしょう。
ちょっとでもズレていたらセーフだった」
(トーチュウ)

◇高代コーチ
<捕球から送球までの
スピード、正確性が今後の課題>
「(4回の場面は)1人で刺してほしかったな。
送球の正確性などでいえば、
福留にはまだまだ及ばない」

<藤井の開幕スタメンに関して>
「開幕レギュラー? 
可能性は十分にあるんじゃないか。
それは監督が決めることだけど、
使えるメドは立ったよ」
中スポ、サンスポ、スポニチ名古屋なにわWEB

野手でこの日、最も目立ったのが、
またもルーキーの藤井
ついにナゴヤドームのドラゴンズファンの前で
自慢のレーザービームを披露となりました。

まずは4回、無死2塁から、
フェルナンデスのライトフライを処理し、
荒木との中継で、タッチアップした
二塁走者・礒部を悠々と刺すと、
7回、一死1、2塁、一打同点の場面では、
山﨑武司のライト前ヒットの打球を処理。
グラブの中で一度握り返すなど
返球が遅れながらもビーム発動!
本塁へ低い弾道のストライク送球は、
小田ナイスブロックもあって、間一髪アウト。
二塁走者・鉄平を見事に刺しました。

結局この日、2つの捕殺
「かなり強い」といわれていた藤井がベールを脱ぎ、
開幕レギュラー獲得へ
さらなるアピールとなったようです。

打撃の方は、第4打席でセンター前ヒットを放つも
走塁ミスなどもあり、まだまだ課題はあるものの、
このままいけば、かなりの確率で
使っていきそうな雰囲気になってきました。
藤井の強肩、この目で見たかったですね。
まだまだ開幕までは、日があります。
さらに細かいところをしっかり磨いて、
この先も進んでいってほしいです。


◇タイロン・ウッズ
<初回二死2塁、ライト前にはじき返し、
オープン戦8戦目で待望の初打点>
「(タイムリーは)外のまっすぐ。
しっかり我慢して、いい球を待っていた。
ジャストミートを心がけた。
きょうはいい仕事ができたね」
(トーチュウ、サンスポ、スポニチ名古屋

ここまでオープン戦わずか1安打、
打率.077だったウッズに待望の一打が出ました。
初回二死2塁の第1打席で、
リン・インチェの外角のストレートを
逆らわずにライト前へはじき返す先制タイムリー
さらに7回の第3打席でも
レフトフェンス直撃のヒットを放つなど、
今季初の3打数2安打をマーク。
落合監督から再三打撃指導を受けるなど
本調子にはまだまだほど遠いようですが、
開幕へ向け、ようやく動きはじめたようです。


◇立浪和義
<7回二死2塁のチャンスで代打に登場。
ドームを沸かし、ライト前ヒットで応える>
「ありがたいです。
頑張らないといけないですね。
もう痛いとか言ってられませんからやりますよ」
(中スポ、なにわWEB

また右肩の状態が万全でない立浪は、
7回のチャンスに代打で登場。
ナゴヤドームは大歓声が起こったそうです。
それに応え、ライト前ヒットでつなぎ、
さすがの勝負強さを見せました。

昨年も終盤ありましたが、
立浪の代打ってかなり盛り上がるんですよね。
ただそれが当たり前になってもらっては、
立浪自身も困ることでしょうが。

なにわによると、「右肩不安は残るが
14日ソフトバンク戦(浜松)からの
三塁スタメンを直訴するなど」と出ています。
屋内の球場で出場した方がいいと思いますが、
本人が希望しているのでしょうか。
新井が落ち、森野との一騎打ちとなった
サード争いの行方はいかに?

ところで我らが渡邉選手
この日は久々に9回、ファーストの守備で登場。
サードの川相MAとともに、
勝利のフォーメーションとあいなりましたが、
中里が打たれ、それもパーに。残念です。


WBCからの話題。(12日)

日本、判定変更に泣く
「見たことがない」王監督

◆第1回ワールド・ベースボール・クラシック◆
2次リーグ1組 (12日・エンゼル・スタジアム)
日本 3-4x アメリカ
[敗]藤川(1敗)
[J本] イチロー1号
サンスポMAJOR.JP

◆王監督(WBC日本代表)
<8回の判定変更に怒りを隠さず>
「悔しい。
野球がスタートした国といわれるアメリカで、
そういうことがあってはならないと思う。
一番近いところで見た審判のジャッジを、
抗議があったからといっても変えるのは、
私は日本で長年野球をやっているが、見たことがない。
球審であれ、塁審であれ、4人の審判は
同等の権利をもち、責任をもってジャッジするんだから。
普通は変わらないと思う。
それがボクたちが教わった野球です。
世界中(の野球ファン)が見ているのに、
アメリカのためにもならないよね」
中スポ

◆西岡剛(千葉ロッテ)
<疑惑の判定での三塁走者。
審判への怒りをかみ殺して口を開く>
「審判がアウトと言ったら、覆るものじゃない。
今日は僕のミスとしっかり反省したい」
(トーチュウ)

◆イチロー(マリナーズ)
<8回の判定について>
「全員が納得していないから
(すぐには)守備につかなかった」
共同通信社

◆マルティネス監督(アメリカ代表)
<辛くも勝利をものにして>
「すごく緊迫した一戦だった。
日本は守備も救援陣の投球もよかった。
最後はポストシーズンのような雰囲気になった」

<8回の判定について>
「私は早いと見た。ダッグアウトにいたみんなもそうだ」

◆アレックス・ロドリゲス(アメリカ代表)
<9回ウラ、センター前サヨナラヒット。
8回の判定を重要な勝因として挙げる>
「判定が変わったのには、すごく驚いたけど、
それで『この試合、勝てる』と思った。
バック(マルティネス監督)がこの日の最優秀選手だ」
共同通信社

◆ボブ・デビットソン球審
<8回のプレーについて>
「われわれのシステムからすれば、
あのプレーは自分がジャッジすべきだった。
二塁塁審が『セーフ』とコールしたが、
自分が下すべきプレーだったので
最終的に自分がジャッジした。
私の判断は(西岡の)離塁が早かったというものだ。
だからアウトとコールした」
(トーチュウ)

いよいよWBC2次リーグが始まりました。
日本代表初戦の相手は、
優勝候補のアメリカ戦。
あと一歩のところまで行きましたが、
最後は、9回二死満塁から
アレックス・ロドリゲス
センター前タイムリーを打たれて、
サヨナラ負けとなってしまいました。

初回いきなりイチロー先頭打者ホームラン!
あまりの突然さに驚きましたね。
さらに2回二死2、3塁には川﨑(ソフトバンク)が
レフト前に2点タイムリー。
3点リードという思わぬ展開に
これはいけるというような気になりました。

先発の上原(巨人)-谷繁のバッテリーも
7安打を浴びながら、要所をしっかり締めて、
チッパー・ジョーンズのホームラン1失点のみ。
よく抑えていたと思います。
清水直行(千葉ロッテ)が
デレク・リーに同点弾を浴びましたが、
続く藤田、薮田(千葉ロッテ)がしっかり踏ん張り
勝ち越しを許さなかったのも大きかったです。

風向きが変わってきたのが、
3-3の同点で迎えた8回表。
一死満塁のチャンスで、
岩村(東京ヤクルト)のレフトへの飛球。
若干浅いながらも、三塁ランナーの
西岡(千葉ロッテ)がホームイン。
勝ち越しとなるはずが、あわやの判定変更!

西岡の離塁が早い」とアピールした
アメリカの抗議を球審が認めて、
判定がアウトに覆り、得点ならず。
これで流れがアメリカへと変わっていきました。

そして迎えた最終回、
藤川(阪神)がナイスバント処理のあと、
デレク・ジーターを死球で出したのも痛かったです。
何とかケン・グリフィーを空振り三振に取るも
続くアレックス・ロドリゲスの当たりは
藤川の脇をすり抜けるセンターへの
アンラッキーなサヨナラヒット。
悔しい敗戦となってしまいました。

ちなみに5番・センターでスタメンの福留
四球、三邪飛、遊ゴロ、四球の
2打数無安打と大きな活躍は出来ず。
8番・捕手の谷繁は、打つ方は3三振。
9回チャンスの場面で青木(東京ヤクルト)を
代打に出されてしまいましたが、
リード面ではよくやったと思います。

セーフじゃないのか?微妙な判定変更
勝負を分けましたね。
いとも簡単に
判定が覆ったのには
正直、驚きました。
王監督も怒っていましたが、
日本では考えにくいものでしょう。
もしあれが逆の状況
日本が守りで、アメリカが攻撃なら
あのような展開にはおそらくならなかったと思われます。
そう考えると、さらに悔しく思えました。

ただアメリカと白熱した接戦
できたことは評価できると思います、
難しいかもしれませんが、
なんとか切り替えてもらいたいです。
打ち取った内野ゴロがセーフになるなど
細かいミスもありました。
その辺は修正していかなくていけないでしょう。

次はB組1位のメキシコ戦
どのくらいの強さなのかはわかりませんが、
韓国が2-1で勝ったそうです。
準決勝進出のためには、負けられなくなりました。
この一戦で身につけた自信と悔しさを胸に
戦っていってほしいです。

2006年3月12日 (日)

若竜共通一次、石井藤井突破、新井サクラチル。

若手で苦手払しょく
昨年負け越し楽天に快勝

ナゴヤドームでの東北楽天との一戦。
試合前、落合監督野村監督
再会を喜び、約3分間談笑などを。
鉄平をよろしく」とお願いしていたようです。
しかしこの日のスタメンが発表されると
ナゴヤドームにはどよめきが!
レギュラーはほぼ外し、若手主体のメンバーに。
昨季負け越した東北楽天戦は、
若竜絞り込み1次試験の場となりました。

◇オープン戦 中日-東北楽天
(11日・ナゴヤドーム)
17464人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
東北楽天
中 日 ×
[勝]チェン(1勝)
[S]岡本(2S)
[D本]なし

【ゲームレビュー】

中日の左腕石井は5回を2安打に抑えた。
制球がやや不安定だったが、先発枠入りへ1歩前進。
新人の藤井は2安打1打点と好調を維持。
楽天は初登板の先発金田が6回1失点。
緩いカーブを効果的に使い、
打たせて取る投球が光った。
共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball)

◇高代コーチ
<若手主体のスタメンの意図を説明>
「まあ、若手の絞り込みというよりも、
お披露目という意味合いが強いかな。
ちょうど新入団選手の紹介も試合前にあったことだし」
(中スポ)

そのスタメンとは、以下の通り。

(4)鎌田 (9)藤井 (5)森野 (3)新井
(DH)高橋光信 (6)柳田 (7)英智 (2)清水 (8)普久原

新人です、よろしくお願いします!3番・森野、5番・高橋光信以外は、
2軍のスタメンだと言っても
おかしくないような布陣。
藤井、新井、柳田のルーキートリオをはじめ、
鎌田、普久原の北谷キャンプ抜擢組、
さらに出番が少なかった英智、清水など、
絞り込みといっても過言ではないスタメンで、
昨季交流戦で負け越し、
ナゴヤドームでは勝ったことがない
苦手?の東北楽天と相対することに。

しかし試合というのは、
やってみないとわからないもので
投手陣が東北楽天打線完封リレー
打線は打てないものの、少ないチャンスを生かして
1点を奪い、そのまま逃げきり、
東北楽天戦ナゴヤドーム初勝利という
好結果をもたらしてしまいました。

ある意味貧打戦でしたが、驚きましたね。
そのなかで活躍したのは、この選手でした。


◇石井裕也
<5回を2安打無失点、5奪三振の快投。
ストレートは130キロ台後半が中心だったが>
「速さよりもキレを意識した。
ストレートの球速は、あまり速くない
感じでしたけど、キレがありました。
シンカーとチェンジアップが良かった。
(2四球に暴投と制球が乱れた点は)
ストライクと思った球もボールと判定された」

<オープン戦最多の81球、残る課題は>
「今日はばらばらでボール球が多かった。
もうちょっと投げたかったです。
あとはスタミナです。
腕の振りがいいときはボールのキレもいいから、
最初は良かった。後は球数が多すぎた」

◇清水将海
<この日、石井をリード。課題をズバリ>
「あとはスタミナですね。
4回の(先頭打者・沖原への)
四球のころからバテてましたね。
ただ先発、中継ぎどちらでも問題ないですよ」

◆樽見スコアラー(巨人)
<中日専属007も石井の快投に脱帽>
「キャンプ中は、あまり球威がないから、
どうかな…、と思ってたけど、
手元でピュッと伸びてくる。あの球速で十分。
チェンジアップなど抜いた球、
タイミングを外す球をうまく使っている。
特に右バッターは的が全く絞れていない。
あれでは的を絞るのは難しい」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋なにわWEB

先発した石井が、5回を投げ、
2安打無失点、5奪三振の好投を見せました。
この日のストレートはMAX139キロ
終始130キロ台後半と決して速くはないものの、
それでもキレがよく、東北楽天打線を圧倒。
審判のジャッジに苦戦し、制球を乱しはしますが、
シンカー、チェンジアップも決まり、
若干軟投派という投球も見せたようです。

4回、若干バテてピンチを招くものの
後続をしっかり封じ、5回を投げきりました。
これで登板したオープン戦3試合、
通算12イニングを投げ、自責点ゼロ
テストでしっかりと結果を残し、
先発ローテがかなり近づいてきそうです。

ただこの日の試合後、森コーチ
今季の投手陣の編成のついて、
以下のようなコメントを出しました。

◇森コーチ
<試合後、今季の投手陣の編成について語る>
「監督からも言われたけど、
このチームは間隔を空けずに
先発を回したほうがいいだろう。
12人の枠のうち、先発は5人、中継ぎが6人、
抑えは岩瀬。これでいきたい。

(石井は)現状では先発でも
そこそこやれるだろうが、
きょうは内容が良くなかった。
現時点で川上、中田、マルティネス、
ドミンゴはほぼ決まり。
5番手に山本昌が入ってくるか。

ふつうに考えれば石井、高橋聡文、
朝倉、平井あたりは6番手以降ということになる。
5人が全員順調にいったらの話だけどな。

これからどうなるかだな。
石井だって現状なら5番手にいる。
仮に先発からはずれてもロングリリーフが
できる投手はほしいんだ。
開幕で決めたローテーションで
最後までいけるとも思ってないしな。
これからも結果を出すうちは先発で使っていく」
(中スポ)

4月は6連戦が2度しかないこともあり、
5人で先発を回してくことになりそうで、
川上、中田、ドミンゴ、マルティネス当確
5番手は順調なら山本昌が来ますから、
現時点で6番手と思われる石井は、
その5番手の座を、昌さん平井、聡文、
小笠原ら
と争うことになるでしょう。

そうなるとちょっと難しい側面もありますが、
たとえ中継ぎになったとしても、
長いシーズン何が起こるかわかりませんからね。
ロングも耐えうるスーパーサブとして、
まずはスタミナを付け、制球も安定させる。
さらに結果と実績をつんでいくことが重要。
できることをしっかりやっていってほしいです。


◇岡本真也
<9回から登板、2三振を奪うなど3人で片付け、
オープン戦3度の登板はすべてパーフェクト>
「良かったと思いますよ。
フォームについては全く問題ないです。
変化球でストライクが取れているのがいいですね。
去年はオープン戦でも出たら打たれたけど、
今年は変化球でストライクが取れる。
打てないぞと相手に思わせる意味では
うまくいってます」
(中スポ、ニッカン

チェン、遠藤、ガルバに継いで
最終回に登板したのは、岡本
この選手は、絞り込みには該当しませんが、
1イニングを3人でピシャリと抑え、2セーブ目。
3戦連続パーフェクトと好調をキープしています。
昨秋のキャンプでは身に付かず心配された
脱2段の新フォームも完全にモノにしつつあるようです。


◇藤井淳志
<若手主体のスタメンで唯一3打数2安打。
6回二死2塁でセンターへ決勝点となるタイムリー>
「何とかしようというか、
タイミングが合ってないと
(相手に)思われてたと思うんで、
変化球に合わせたら打てました。たまたまです。

(配られる相手チームのデータは)
ぼくには初めての対戦ですから、
実際見てみないと。
社会人は一発勝負だったので、
いい意味で役に立っています。

ベテランの方々はこの時期に出ることは、
調整とかの意味もあると思いますが、
自分は内容も大事だが結果を出さなきゃいけない。
1戦1戦が勝負のつもりでやっています」

◇高代コーチ
<1回無死1塁で、藤井にヒットエンドランの
サインを出すも、空振り三振に倒れたところを重視>
「ああいうところで
どういう打撃をするか見てるんだよ」
中スポサンスポ

若手主体のゲームは、楽天先発・金田政彦
ベテランらしいカーブを主体とした
粘りの投球のまえに、内野ゴロの山。
しかし、6回二死2塁、少ないチャンス
モノにしたのが、ルーキーの藤井でした。
センター前に運ぶタイムリーヒット
決勝点となる一打を含む3打数2安打1打点。
またも結果を出しました。

しかし高代コーチは、そのヒットより、
初回のエンドラン失敗の方を重要視
にも出てきますが、同じルーキーで
キャンプ初日から一緒に過ごしてきた
新井がオープン戦で結果が出ず、
この日の試合後、2軍行きが決定。
絞り込みも徐々にながら、始まっています。

首脳陣の期待するのは、2番打者としての適用性。
結果も大事ですが、チームにとって必要な選手
なるためには、まだまだ勉強していってほしいです。


◇新井良太
<この日、4番・一塁でスタメンも3タコ。
試合後、2軍行きを通告される>
「1軍はあっという間でした。
結果を残せなかったので、ファームで頑張ってきます。
(結果を残せなかったんですから)仕方ないです。
ここまで気持ちは張りつめていましたが、2軍でも一緒です。
これまでと同じように頑張るだけです。課題は全部です」
(中スポ、スポニチ名古屋なにわWEB

お披露目といっていたこのゲームですが、
やはり絞り込みの1次試験の様相も。
この日、4番・一塁でスタメン出場の新井
しかし、三ゴロ、見逃し三振、三ゴロと3打数ノーヒット
オープン戦15打数2安打結果が出ないことと
出場機会を増やさせるために
試合後、首脳陣が2軍行きを通告したそうです。

合同自主トレから注目され、まさかの北谷抜擢
連日の早出、居残り特打、特守を続けてきた新井
韓国チームとの練習試合では打ちまくってものの、
オープン戦で失速、結果を出せませんでした。

ただ本人は切り換え、
気合を入れ直したようです。
12日から2軍に合流し、13日の教育リーグ
広島戦(山口・由宇)に出場する予定。

残念ながらサクラチルになってしまいましたが、
2軍でもがむしゃらに頑張り、
早く1軍に戻れるよう、鍛錬してほしいですね。

これでルーキーは、藤井柳田の2選手に。
その柳田は、この日6番・ショートでスタメンだったものの、
5回無死1塁で、2度バント失敗したあげく三ゴロ併殺
さらに7回、カウント0-3から打ちに行き、遊飛と
こちらも3打数ノーヒット、悔しい思いをしました。
これをしっかり糧にしてください。


WBCからの話題。(11日)

王ジャパン、米国撃ち打線完成
あす対決 3番・多村、5番・福留

◆WBC練習試合(10日・アリゾナ州メリーベール)
日本代表 4-5 ブルワーズ

◇福留孝介
<3番から5番に打順が下がる。
15打席ぶりのヒットは、ランニング本塁打>
「気持ちは一緒。やることも変わらない。
(2番)西岡のスタートを見極めて打つのは、
自分で思っていた以上に難しいんです。
状態? いいも悪いも言ってる場合じゃないですから」

◆王監督(WBC日本代表)
<多村、福留の打順変更について>
「いろいろやってみようということだね。
(上位か下位のどちらかで)左が続くんだけど、
あの形がウチにとって一番いいんじゃないかな。
多村君の調子がいいというのもあるし、
とにかく得点につながる打線をと考えています。
待ったなし。全力でやるだけだよ」
(中スポ、ニッカンサンスポ

いよいよ12日、2次リーグ初戦となる
アメリカ戦が近づいて来た日本代表
最後となる練習試合では、
クリーンアップの打順を入れ替え、
3番に多村(横浜)、5番に福留を入れました。
これが功を奏し、多村が6回、レフトへの一発を放つと、
福留も負けじと、ライトフェンス最上部を直撃する打球!
ボールが右中間に外野を転々とする間に
福留は俊足を生かし、一気にホームイン!
なんとランニング本塁打で、
久々のヒットを飾り、アメリカ戦へ弾みを付けました。

決して好調とはいえない福留ですが、
これがきっかけで2次リーグは、
打ちまくれればいいですね。
チームでもおそらくこのままの5番に座りそう。
今はジャパン重視ですが、
5番でしっかり自分の打撃をしてほしいと思います。

この日の深夜のチャーター機で、
決戦の地・アナハイムに飛んだ日本代表
12日(日本時間13日6時)ついにアメリカ戦を迎えます。
おそらく先発は上原(巨人)ですから、
谷繁のスタメンもあるでしょう。
周囲の予想覆す番狂わせ
大いに期待したいと思います。

2006年3月11日 (土)

川上憲伸、開幕ほぼ当確とデニーついに初登板。

憲伸、開幕へ死角なし
5イニングノーヒット

ナゴヤドームで行われた
北海道日本ハム戦は、またも引き分け
しかし、この日抜群だったのが、
オープン戦初先発となった川上憲伸
5回をノーヒットと、3週間後の
開幕投手の座をほぼ確定させる
完璧な投球を披露しました。

◇オープン戦 中日-北海道日本ハム
(10日・ナゴヤドーム)
13374人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本ハム
中 日
(9回規定により引き分け)
[D投]川上、落合英二、デニー友利、岩瀬
[D本]なし

【ゲームレビュー】

中日川上は5回を無安打
真っすぐの球威、変化球の切れともに抜群だった。
日本ハムは初登板のエース金村
4回を2安打1失点に抑えたが、球にばらつきがあった。
打線は両チームとも3安打ずつと収穫がなかった。
(共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball)

◇川上憲伸
<5回を投げ、無安打1四球無失点。
開幕投手にほぼ当確な投球を披露>
「オープン戦といえども、
しっかりした投球ができてるんで安心しています。
とにかくゲームをつくろうという(考え)だけでした。
今まではストライク先行を考えたけど、
今回はバッターに対してのことを考えた。

(カットボールが)
少しずつ良くなっていきましたね。
まだばらつきがあるんで、もうちょっとですが。
今までは真っ直ぐの握りでも
投げられていたけど、今は最初から意識して
丁寧に握らないと投げられない。
課題は球速アップ。あと2、3キロ欲しいですね」

<見えてくるのが開幕戦のマウンド>
「開幕投手? 何も言われてないですよ、本当に。
まだ、全然そんな気持ちないです。
だいたいそのころに合わせていってるけど、
その日だけということはありません」

◇小田幸平
<ODA流の考えた配球でしっかりリード。
川上にほめられニッコリ>
「(相手打者を)起こして、かがませて、
いろいろやってみました」
(中スポ、サンスポMSN毎日新聞
スポーツ報知スポニチ名古屋

オープン戦2度目のマウンドは
先発登板となった憲伸
前回はフォークはよかったものの、
2回2失点と今ひとつの出来。
しかし今回はしっかりと修正してきました。

3週間後もここで投げる!本番
想定しての投球は、
スローカーブ
2球続けたり、
内外角を
しっかりとつくなど
小田の考えたリードにより、
ただ力だけで押していくのとは
ひと味違った内容だったようです。

この日特に決まったのが、カーブ
さらに今季の武器として復活させる
カットボールも回を追うごとにキレが増し、
許した走者は2回のSHINJOの四球1つのみ。
しかしこのSHINJOも続く高橋信二
三振時に小田が刺して、
終わってみれば、対戦打者は3人ずつの15人。
5回をノーヒットノーラン
完ぺきな投球に仕上げてみせました。

本人はこの日MAX144キロという
ストレートの球速に若干不満だったようですが、
この快投を見る限り、3週間後の3月31日、
2年連続4度目の開幕マウンドは、
ほぼ当確といえるでしょう。
憲伸本人はもちろんとぼけていますが、
その日にしっかり合わせるように進んでいくはずです。
順調といえるドラゴンズ投手陣
その中でもエースのこの頼もしさ。
開幕に向け、いい流れになっているようです。

またこの日の快投をささえたのが、
マスクをかぶった小田
前日の投球練習で憲伸のボールを受け、
調子はつかんでいたようですが、
カーブを決め球に使うなど
ODA流の攻めのリードを披露。
試合後憲伸
「小田が考えたリードをしてくれた」
褒められ、ニッコリ。
谷繁に続く捕手として、しっかりアピールとなりました。


◇デニー友利
<移籍後初登板で1回を1安打2奪三振、
まずは無難に飾るも表情は複雑>
「球数を減らして、三振よりも
内野ゴロで取りたかったが、その逆をいっちゃった。
不満ですね。三振は2つとったけど、
別に狙いにいったものじゃない。
できれば球数を少なく、打ち取る投球をしたかった。

(ナゴヤドームの第一印象は)
捕手との距離が近くて投げやすい。いい球場。
ツーシームとかチェンジアップと
増やした球種を投げられた。
相手のバッターにもイメージが変わったと言われた。

実戦でも中継ぎで投げるのだから、
少ない球数でアウトを取ってリズムをつくりたい。
困ったら真っすぐじゃなくて、
変化球を使っていやらしい投手になっていきたい。
次はそんな投球ができるようにする。
投手陣のレベルが高いから
次のチャンスがあるかどうかはわからないけどね」
中スポ、トーチュウ、サンスポ、スポニチ名古屋

◇岩瀬仁紀
<4番手として9回に登板。
1回を3人でピシャリと抑える抜群の仕上がり>
「キャンプ終盤にたまっていた疲れも抜けてきました。
いつ開幕がきても、いいという感じになってきています」
なにわWEB

8回から3番手で登板したのが、
アメリカ逆輸入のデニー友利
キャンプ終盤、疲労とフォームの修正の影響もあり、
この日が移籍後初めての実戦登板
約5カ月ぶりのマウンドでしたが、
アメリカで覚えたツーシーム、チェンジアップなどの
変化球をコーナーに散らす、ベテランならではの投球術
1回を金子誠の投手強襲安打1本のみ、
2奪三振と無失点に抑え、無難な日本復帰戦を飾りました。

しかしデニー本人は、三振よりも内野ゴロ。
いかに少ない球数で抑えていくかが、
中継ぎとしての今後の課題と、
反省を口にしていました。
これから調子をさらに上げれば、
中継ぎ争いにしっかり顔を出してくるでしょう。

また9回は、岩瀬が登板。
前回は先発でしたが、今回は本業の9回に。
ストレートこそ138キロでしたが、
スライダーは抜群でしっかり三者凡退。
危惧する昨季の疲れも取れたようで、
守護神、今季もやってくれそうです。


◇井上一樹
<2回、センター前へのタイムリー。
唯一の打点を上げるなど3試合連続安打>
「あと開幕まで3週間あるでしょ。
僕も新人じゃないんで、
ちゃんと合わせていきます。
今は、投手との駆け引きや、チャンスでの打撃に、
体を慣らしておかなければいけない」

◇藤井淳志
<8回の第4打席にセンター前ヒット。
右での安打は通算2本目>
「最後に打てて良かったです。
右打席でなかなか打つ機会がないですからね。
打てたのはたまたまですよ」
(中スポ)

◇上田佳範
<古巣相手に無安打、恩返しできず>
「知っている顔が多くて
楽しみだったが、自分も打ちたかった」
(サンスポ)

◇高代コーチ
<エンジンのかからない打線について>
「この時期だし、よそも打ってないから大丈夫」
中スポ

ほぼ万全な投手陣に対し、
打線は、森野、井上、藤井とわずか3安打。
なかなかわからない相手というのもありますが、
オープン戦1試合平均3点未満
この日の6回二死2、3塁、9回二死1、2塁など
ランナーが出ても、ホームに返せないなど
なかなか火を噴かないようです。
4番に座るウッズも打率.077
1割を割ってしまいました。
しかし高代コーチはまだまだ心配無用の構えのよう。
きょうからの対東北楽天2連戦では
爆発を期待したいですね。


◇立浪和義
<右肩の状態がおもわしくなく、ベンチスタート。
9回の代打では右ふともも付近に死球を受ける>
「(投球を受けた足は)大丈夫です」

<9日に関節機能改善剤を投与したことを明かす>
「きょうは安静にしなければ
いけなかったんでね」

◇森野将彦
<打撃ではヒットと盗塁で先制点のお膳立ても、
守備で当たりをタイムリーにしてしまい反省>
「打撃の調子はずっといいんです。
でも、守備で失敗しました。ものすごく反省してます」
(ともに中スポ)

ここまでサードかDHで
連続スタメン出場してきた立浪
この日はベンチスタート
中スポによると9日に『アルツ』という
関節機能改善剤を投与したそうで、
安静にするためのよう。
右肩が万全になるまでには
まだ時間がかかるとなると
サードの守備はきつくなりそうですね。

しかしライバルとなる森野は、
7回、落合英二からSHINJOが放った
三遊間の当たりをヒットにしてしまい、
同点となった守備を反省。
それでもなお追いつけないところがちとつらいです。


ナゴヤからの話題。(10日)

◇落合監督
<中部財界の後援会による激励会であいさつ。
無言で通した春季キャンプを振り返り>
「マスコミ等でほとんど
私のコメントを聞いたことがないと思うが、
監督が表に出るのはやめようと思った。
選手の名前を全国区にするには
どうしたらいいかと思い、あえて口をつぐんできた」

<低迷するプロ野球人気などに持論を展開>
「たまには罵声(ばせい)を
浴びせてもらっても結構だが、
いいプレーには敵味方関係なく拍手を送って下さい。
それがプロ野球の活性化にもつながる」
共同通信社、トーチュウ、ニッカン

この日行われた中部財界の後援会による
激励会で落合監督があいさつ。
久しぶりに公の場で“しゃべった”そうです。

キャンプで報道陣との接触を避けてきた理由や、
チームの現状や低迷するプロ野球人気などに、
独特の持論を展開するなど、
最後まで冗舌だったとのこと。

ドラゴンズの選手は、
比較的おとなしいですから、
監督が黙ってしまいますと、
さらにコメントが洩れてこないような気がします。
野村監督(東北楽天)のように
しゃべって話題を作れとはいいませんが、
やはり『オレ流語録』が聞きたいですし、
シーズン中はできればコメントしてほしいです。


「ドラゴンズファンブック2006」発売のご案内

公式HPに出ていました。
すでにナゴヤドームでは発売されているようです、
トーチュウによると、

3年目の落合博満監督に聞く
V奪回への戦略を特集。
川上憲伸を軸とする投手陣、
三冠王を狙う福留孝介らの今季にかける姿、
さらにチームの二遊間コンビの
井端弘和・荒木雅博
吉見一起ら期待のルーキーなど
ドラゴンズの選手を迫力ある
写真とともに紹介します。
また、昨シーズン苦戦した
交流戦対策など充実した内容です。

とのこと。情報満載のようなので
自分も読んでみたいなと思っています。


【オープン戦スコア速報】 (11日・ナゴヤドーム)

中日 1-1 東北楽天
[勝]石井(1勝) [S]岡本(2S)
[D本] なし

ドラゴンズ、ナゴヤドームでの
東北楽天初勝利です!
この日のスタメンを見て驚きましたよ。
昨春も岐阜でのオープン戦でありましたが、
1.5軍のような布陣での一戦となりました。

東北楽天先発の金田政彦の前に、
5回まで無得点だったドラゴンズ
6回一死2塁で迎えた藤井
センター前にタイムリーヒット!
他の若手野手がいまひとつだったなか、
3打数2安打1打点と結果を出した藤井
またも評価が上がりそうです。

投手陣では、先発・石井
5回を2安打5奪三振2四球で無失点。
制球が不安定ながら、要所をしっかりまとめ
先発2次試験も突破できそうです。
2番手以降はチェン-遠藤-ガルバ-岡本
つないでの完封リレーでした。

2時間23分という短い試合時間。
打線は、前日同様湿っていたようです。
こういうときこそ
アピールしなければならない若竜たち
やや悔しい結果に終わってしまったのは残念。

対する東北楽天
主力が出ての4安打0点。
6回一死1、2塁で併殺になってしまった
4番・DH山﨑武司も、もう少し頑張らないと...。

コメントなど詳しくは、またあした。

2006年3月10日 (金)

気合憲伸、特訓藤井、開幕まであと3週間。

憲伸「気合入ってます!!」
今季“初先発”でうなる

ドラゴンズは、この日はナゴヤ球場での練習。
ナゴヤドームでの10日の北海道日本ハム戦、
11、12日の東北楽天戦に備えます。
日ハム戦に先発予定は、エース・川上憲伸
初先発にそなえ、気合十分の調整。
また2番定着を目指すルーキー藤井には、
首脳陣の熱血指導が施されたようです。

◇川上憲伸
<きょう10日、北海道日本ハム戦に先発予定。
ナゴヤ球場で気合満点の前日調整>
「50球ちょっとくらいですかね。
試合? どれくらい投げるかは
まだ決まってませんが、
そんなに長いイニングは投げないと思います。

コントロールはキャンプの方が良かったですね。
今の方が乱れている。
修正していく? シーズン中でも
そんなにいいわけではないですけどね」
(中スポ)

「フゥン!」ナゴヤ球場での
投球練習では、
持ち球である
ストレート、カーブ、
フォーク、カットボールを
ちりばめ、
ボールの感触
確かめたという憲伸
途中から井上に打席に立ってもらうなど
実戦を想定しての55球は、うなり声を上げるなど
気合満点だったようです。

2日の初登板では、2イニング目に
突如制球を乱し、崩れて2失点
決め球に加えるというフォーク
復活目指すカットボールはまずまずだったものの、
肝心のストレートが今ひとつでした。

開幕まであと3週間
おそらく『開幕投手』間違いなしであろう
憲伸は、やるべきこともわかっていることでしょう。
オープン戦初先発となるこのマウンドでは
3週間後を考えた組み立ても見られるかもしれません。

エースなしには、ドラゴンズ投手陣は語れません。
しっかりとした柱になるべき憲伸の投球に
きょうも注目しておきましょう。


◇藤井淳志
<早出バントに居残り特打、
首脳陣から、付きっきりの指導を受ける>
「バットに当てるポイントが
体に近過ぎるのでうまくいかない。
前でとらえるよう教えてもらいました。

これまで見逃し三振が多かったんですけど、
オープンスタンスの構え(左右打席とも)に
問題があることがわかりました。
打順を意識して練習しているわけではない。
バントや進塁打も、プロならどの打順でも求められる」

◇高代コーチ
<2番としての適正テスト続行を明言>
「これからは打たせるだけではだめ。
サインもどんどん出していく」

◇落合監督
<オープン戦好調の藤井に対して>
「こっちは結果をみてるんじゃないんだからな」
中スポ

ここまでのオープン戦で
21打数7安打4打点、打率.333
好調な成績を残しているルーキー・藤井

2番スタメンで実戦を積ませるため、
ここ3試合は、チームでただ1人のフル出場
期待の大きさが表れています。

またこの日は、首脳陣が代わる代わるで
付きっきりの指導が行われたようです。
ナゴヤ球場に30分早出した藤井に、
まずは長嶋コーチが1時間30分のバント指導
左右関わらず地味な特訓をひたすら繰り返し、
練習中の川相MA井端も、
合間を見てバントの極意を伝授しました。

バント練習のあとの特打では
今度は落合監督、石嶺、宇野コーチが打撃指導。
オープン気味だったスタンス
通常に戻しての打ち込み。
全体練習が終わっても、屋内練習場で1時間30分、
居残りでのマシン打撃を続けたようです。

社会人では経験のない『2番』
送りバントなど細かい小技
進塁打やエンドランなど
時に様々な打撃を求められます。

首脳陣がいじりすぎて
グチャグチャにしてしまうことはないでしょうが、
いまの藤井は課題にしっかりと取り組んで、
技術をひとつでも多く吸収していくことが
大事だと思いますね。
『3番・井端』が現実となりつつある
今季のドラゴンズ打線
突貫工事のルーキーが座れるかは
今後にかかってくるでしょう。


◇上田佳範
<約1時間の打ち込みで落合監督の指導を受ける>
「タイミングの取り方を言われました。
(バットの)始動が遅いと監督に指摘されました。

監督にはいいタイミングで
声をかけてもらったと思ってます。
調子の波は誰にもあるんです。
大切なのは不調の期間をどれだけ短く抑えるかなんです。

<きょう10日は北海道日本ハム戦。
古巣との初対決に静かなる闘志を燃やす>
「(日本ハムは)全く別のチーム。
特に気負ったりすることはないと思います。
今はもう中日の一員ですから。
それより(1軍生き残りへ)
結果を出せるように頑張るだけです」
(中スポ、なにわWEB

きょうの北海道日本ハム戦に
他ならぬ闘志を燃やしているのが、上田でしょう。
昨秋、日ハムを自由契約となり、
北谷キャンプにテスト生として参加し、
ドラゴンズへ入団となった経緯の上田
この日の練習では、居残り特打を行うなど
気合満々だったそうです。

キャンプ終盤の好調時に比べ、
オープン戦に入ってからは、やや低調な感がある上田
ライトのポジション争いは、
オープン戦好調で、首脳陣の期待大のルーキー藤井
代打でシュアさを見せ、お得意の春先に向け
しっかり合わせている感のある井上選手会長
相変わらずの混戦。試合には出ているものの
バットではアピール出来ていない気がします。

この古巣への恩返しをきっかけに
新たな波を起こしてほしいものです。


ナゴヤからの話題。(9日)

◇石井裕也
<11日の東北楽天戦で2度目の先発予定。
先発2次試験に表情を引き締め>
「今度も、頑張って抑えたいです」

<解禁したチェンジアップに手応え>
「今みたいに腕がきっちり振れていなかったので、
ボールが落ちなかった。今は落ちるようになった」

◇森コーチ
<石井の『最終テスト』であることを明言>
「良ければ(先発で)使うよ」
ニッカンスポニチ名古屋

11日の東北楽天戦は、石井が先発予定。
オープン戦2度目の先発は、
先発ローテ入りへの2次試験になりそうです。

前回のオリックス戦では、
4回を投げ、1安打無失点に抑える好投
なかでも清原らが絶賛した
チェンジアップが威力を発揮しました。
石井自身もその新球に手応えを感じている様子。

先発ローテはまだ確定していません。
現状では、6番手あたりになるかもしれませんが、
東北楽天戦・ナゴヤドーム初勝利とともに
2次試験を突破して、自らの希望をかなえてほしいです。


◇中田賢一
<きょう10日、小笠原とともに
ナゴヤドームで投球練習を再開することに>
「足はもう大丈夫です。打撲でした。
だいぶよくなってきています。
明日(10日)にはブルペンで投げられると思います。
試合の登板は、まだ投球を再開していないので
決まっていません。
ブルペンで投げた様子を見てから、
次の登板が決まると思います」
(中スポ、スポニチ名古屋なにわWEB

4日の横浜戦で負傷した中田小笠原
きょう10日のナゴヤドームのブルペンで
投球を再開することになりました。

なかでも開幕ローテに期待がかかる
中田がこの日、1軍の全体練習に合流。
ランニング、キャッチボール、
遠投を行い順調な回復をアピールしたそうです。
きょうの投球練習次第では、
来週のオープン戦では登板できそうな気配。
本人も明るい表情のようですね。
早い復帰を待ちたいと思います。


若竜からの話題。(9日)

◇平田良介
<まゆ毛に前髪がかかるくらい
髪が伸びたのに、ボサボサのまま>
「伸びたはいいけど、初めてなんで、
どうしていいかわからないんですよね…」
(中スポ<ドラ番記者>

<ドラ番記者>によると、
平田くん髪の毛がだいぶ伸びたらしいです。
子どものころから丸刈りで通してきたので、
どうしていいか分からず困っている様子。

本人は以前からイメチェンをしたいらしいですが、
あまりに丸刈りがよく似合っていますからね。

まぁ本人の好み次第ですが、
愛読している『ドカベン』
山田太郎も今だにボウズですから、
丸刈りのままでいいんじゃないかと思いますよ。
ちなみに平田のが好きなキャラクターの
殿馬の髪形は、おかっぱ頭です。

一時は10キロオーバーだった体重も
6キロほど減り、かなり精かんになったそうで、
早くその姿が見たいですね。


WBCからの話題。(9日)

◆WBC練習試合(8日・ピオリア)
日本代表 6-5 マリナーズ
[J投] 上原、清水、久保田-谷繁、里崎

◆上原浩治(巨人)
<5回を1安打無失点、6奪三振と好投>
「楽しく投げられたかな。
シゲさん(谷繁)がいいリードをしてくれた」

◆王監督(WBC日本代表)
「谷繁(と上原)の呼吸が
よかったんじゃないかな。
きょうの投球内容は
捕手(が代わったから)というのもある」
中スポ

アメリカカナダに敗れる波乱があり、
2次リーグの相手がやや掴めない日本代表
この日は、イチロー、城島が所属する
マリナーズとの練習試合。
最後はあのペタジーニ(元ヤクルト・巨人)の3ランで
わずか1点差。辛勝となったようです。

その試合で先発マスクをかぶったのが、谷繁
代表で初めてバッテリーを組んだ
上原との相性がよく、好投をアシスト。
スライダーを解禁するなど
持ち味を巧みに引き出す好リードを見せ、
2次リーグでは上原の登板に合わせての
開幕マスクがかぶるプランも急浮上しました。

確かに里崎だけでは、世界相手には
ツライかもしれませんので、
ここは日本の要である『tanisige』が、
スパイスを加えるのもいいかもしれませんね。

なお3番・センターでスタメンの福留
この日も3打数無安打、
まだ目覚めていないようです。

2006年3月 9日 (木)

山本昌冴えた新スクリュー、完封負けにも収穫。

さすが昌 3イニング5K
視界良好、40歳開幕

好天の千葉マリンスタジアムでの
千葉ロッテとの第2戦。
お返しとばかり完封負けとなってしまいましたが、
投手陣にいくつかの収穫があったようです。

◇オープン戦 千葉ロッテ-中日
(8日・千葉マリンスタジアム)
5608人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
千葉ロッテ ×
[敗] 山本昌(1敗)
[D本]なし

【ゲームレビュー】

ロッテは先発候補の左腕、
加藤が5回を2安打無失点。
緩いカーブを効果的に使って毎回の5三振を奪った。
中日の先発山本昌は3回1失点。
得意のスクリューボールに切れがあった。
両チームとも打線は湿りがちだった。
共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball

◇山本昌
<オープン戦初先発、宝刀スクリューで
一発は許すも3回を5三振と好投>
「コントロールが思った通りいかなくて。
前回よりはまあまあ感覚はよくなってきました。
三振? たまたまですよ。
カーブとかストライクが入らなかったから苦労した。

(新スクリューは)
ボールの縫い目が高くなったから、
よく(指に)かかるようになった。
少し握りを変えたり試行錯誤してきたんです。
握り方? それは企業秘密です。
いい感じになっているよ。
変化球は、だんだん良くなってきてる。

(堀に左越えソロを浴びたが)
調子に乗って真っすぐを投げたら
シュート回転した。
(直球も130キロ中盤とほぼMAXの状態)
僕も抑えなら140キロ出るよ。

いまの状態は例年のオープン戦後半くらいかな。
早めに(調整を)キャンプでやってきたので、
手の振り自体は問題ない。
この状態を維持していきたいね。
オープン戦終盤には細かいコントロールや
長い回を投げる体力を試さないとね」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋なにわWEB

『一発は浴びましたが、この時期にしては
納得いく投球だったと思います。
三振5つというのはたまたまで、
あまり気にしないようにしますが、
キャンプでは右打者の内角に重点を置いて
投げていたのが、きょうは逆に外角がよかった。
まあ何度も言いますがブルペンと試合では
違うものが出てくるということですね。
カーブがダメでストライクを取れたのは1球だけかな。
2-2、2-3というカウントが多くて
守ってる野手にも迷惑かけたし、
このへんがこれからの課題になるかと思います。』
山本昌公式ホームページより抜粋引用)

オープン戦初先発となったのが、
ベテランの山本昌
3回にに低めのストレートを
レフトへ持って行かれ、オープン戦では
お約束という一発を浴びたものの、
打者10人に対し、5三振を奪うなど好投。
制球はイマイチながら
3回を2安打無四球1失点で投げ終えました。

ストレートは早くもMAX!この日よかったのが、
今季から
握りを変えたという
宝刀・スクリューボール
使用ボールが
綿糸に変わるため、
昌さん握り方を研究して若干変更。
その新スクリューが威力を発揮し、
サブローを見逃しの三振に仕留めるなど、
5奪三振への布石となったようです。

昨年の不振を反省し、今季の春季キャンプでは
例年より1クール分ほど早いペースで調整してきた昌さん
これからも課題を1つ1つ、つぶしていくとのこと。

他の先発候補も結果を出しているだけに
180勝のベテランとしても負けてはいられませんね。
次回も先発で登板の予定。
新スクリューをしっかりと武器にして、
今季も先発ローテに食い込んでもらいましょう。


◇鳥谷部健一
<2番手として4回から登板。2回を無安打に抑える>
「地元なんで。
何とか0点に抑えられてうれしいです。
ぼくは結果を出し続けていくしかないですから」
(中スポ、ニッカン

◇クラウディオ・ガルバ
<6回から3番手で登板。
前回登板よりも制球力がアップ>
「この前は最悪だった。
ストライクを先行させることが身上だから、
今回はうまく投げることができて満足している」
(中スポ)

2番手として4回から登板したのは
千葉県我孫子市出身の鳥谷部
地元での登板はいきなり先頭の福浦
ストレートの四球を与えましたが、
続くサブローを6-4-3の併殺に仕留め、
5回も代走・代田建紀に二盗、三盗を許すも
後続をなんとか断って、2回を無安打に抑えました。

3番手のガルバは、2イニング目の7回に
フランコ、ベニーに連打を浴びて交代も
ストライクが多いなど内容はまずまずでした。


◇小林正人
<8回一死1塁から登板すると
左打者2人をきっちり抑えて結果を出す>
「相手が初対戦というのも
あるんでしょうが、自信になりますね。
生き残るために必死です。
まずは左を抑えないとぼくの仕事はないので。
初球にストライクを取る自信が今はあります。
このまま抑えていきたい」
(中スポ、サンスポ)

◇石川賢
<7回一死1、2塁での登板も併殺に打ち取る>
「低めへの制球だけを意識して投げてる。
調子はあがってきてます。
8回の先頭打者(田中雅彦)に投げたシュートが
きょう一番納得のできた球。こういう投球を続けたい」

◇森コーチ
<結果を出し続ける2人に喜びを隠さず>
「次はもっと球数を投げさせるよ。
結果を出しているんだからな」
(ともに中スポ)

ともに走者のいる場面での登板から
無失点に抑えたのが、石川小林
石川は7回一死1、2塁で登板すると、
代打・辻俊哉を137キロのストレートで
4-6-3の併殺に。自慢のシュートも放れたようです。
続いては、左腕・小林
8回一死1塁からその石川をリリーフすると
左打ちの寺本四郎、大松
三ゴロ、右飛ときっちり抑えて、
左キラーとしての結果を出しています。
先発争いとは別の中継ぎ1軍争いも続きます。


◇井端弘和
<技ありの右打ちでチャンスメーク。
3番井端は、3打数2安打2盗塁と活躍>
「ちょっとポイントが近かった。
まだ目がまだ慣れていないけど、
自分のスイングができるようになってきた。

盗塁? 3番でも走りますよ。
去年以上に走りたいと思っていますよ。

スイング的にはできつつある。
ボール1個、2個、ポイントを前に
打てるようになればいいと思う」
中スポ、サンスポ、スポニチ名古屋なにわWEB

◇藤井淳志
<初回無死1塁で投手前にオープン戦初犠打を決め>
「川相さんに『バントがヘタだな』と、言われて、
キャンプ中からいろいろと教えてもらいました」

◇高代コーチ
<藤井に小技を意図的にやらせる>
「打たせるばかりじゃダメ。
どんどんサインを出していく」
中スポ

打線は、前日とうって変わって
沈黙となってしまいました。
千葉ロッテの左腕、加藤康介ら
よかったこともありますが、
ちょっとお寒いですね。

そのなかで3番に座った井端
この日は3打数2安打2盗塁と活躍。
4回の第2打席に得意の渋い右打ちで出塁すると、
6回の第3打席でもライト前に。
ともにすかさず二塁を決め、
チャンスメークをするなど
『走る3番』をアピールしました。

先頭打者で回れば、
2番の時とそれほど役割は変わりません。
今季は走ると宣言した井端
さらにイヤな3番打者になっていきそうです。

なおこの井端、5回、堀の遊ゴロを一塁へ暴投
今季守備率10割を目指す名手の珍しい悪送球
ある意味プレミアものだったかも。

その他では、2番の藤井
初回、四球で出た荒木を送るバントを投前に。
これまで失敗していた送りバントを決め、
ようやく川相塾の成果が出たようです。

また前日渋い内野安打で初ヒットを決めた新井
8回に小林雅英の初球をレフトへクリーンヒット!
今回は鋭い当たりだったようです。


若竜からの話題。(8日)

◆プロ・アマ交流試合(8日・ナゴヤ球場)
中日 0-7 三菱重工名古屋
[D投] 佐藤亮太、山井、佐藤充、加藤、齊藤

◇佐藤充
<3番手で登板、気迫を前面に押し出した
意地の投球で、1回を1安打無失点>
「課題であった腕をしっかり振ると
いうことができた。
結果、球にも力が伝わったと思う」

◇佐藤2軍監督
<プロ・アマ交流試合の三菱重工名古屋戦。
苦手?の社会人に完封負けを喫し>
「ゲーム自体にリズムがなかった。
トンネルがあったり、けん制で刺されたり...。
ミスがあるから勝てない」

<5月3日からの『ベーブルース杯争奪大会』に
出場することを発表も口元を引き締め>
「今日負けて言いにくいんだけど、
出場する以上は勝ちにいく。
とにかく恥ずかしくない試合をしないといけない」
中スポ

中スポによると、先発した
ルーキー・佐藤亮太が4回3安打1失点、
2番手・山井が1回を3安打1失点、
4番手・育成選手の加藤が3安打5失点と
合わせて7点を献上。
打線は澤井、堂上、前田
2安打ずつ放つも、得点圏でことごとく凡退。
得点を奪うことができず、完封負けを喫しました。
今季は5月に社会人野球の公式大会
『ベーブルース杯争奪大会』にも
出場予定のドラゴンズ2軍
10日には同じくナゴヤ球場で
本田技研鈴鹿と対戦する予定ですが
本当にしっかりやらないと恥かきますよ


WBCからの話題。(8日)

◇福留孝介
<久々の天然芝に上機嫌>
「気持ちよかったですね。
芝生の上で眠りたくなるくらい。
打球も弾きが違う。よく飛んでくれますよ」

◇谷繁元信
<8日のマリナーズ戦で先発出場予定>
「しっかりと投手のことを把握しなきゃいけないし、
自分の仕事をやるだけですね」
(ともにトーチュウ)

アリゾナ州・ピオリアでの合宿中の日本代表
福留は天然芝のグラウンドに気持ちよさそうに
バットを振っていたそうです。
本当に気持ちよさそうですね。いいなぁ。
また谷繁は、2次リーグ開始前の練習試合、
マリナーズ戦で先発マスクをかぶることに。
野球ベースボールは違うと思われますので
しっかりと特徴をつかんでほしいです。


PS 今日の渡邉選手。

前日は出番がありませんでしたが、
この日は6回ウラから、一塁の守備に。
まわってきた打席は、8回一死。
マウンドには千葉ロッテの守護神・小林雅英
相手に不足はありませんでしたが、
低めの変化球にバットが止まらず空振り三振
新フォームの効果が出ず、
おとなしめの打席となりました。(.250

2006年3月 8日 (水)

中日関東初見参、先発候補完封リレー!

落ち着きが“マル”

揺さぶりにも強い!

オープン戦も徐々に北上しています。

ドラゴンズがついに関東にやってきました。

千葉マリンスタジアムでの千葉ロッテとの2連戦。

アジアチャンピオンを相手に

先発ローテを争う3投手が好投を見せました。

◇オープン戦 千葉ロッテ-中日
(7日・千葉マリンスタジアム)
4891人123456789R
中 日
千葉ロッテ
[勝] ドミンゴ(1勝)
[S] 平井(1S)
[D本]鎌田1号

(ゲームレビュー・スコアなどは↓から。

共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball



WBCで8選手が抜けたにもかかわらず

3連勝中の千葉ロッテの先発は、

開幕投手の有力候補でもある小野晋吾

その立ち上がりをドラゴンズ打線が捕まえます。

先頭の荒木が四球、続く好調の藤井

高めのストレートをセンター前に運びます。

続く3番・井端は見逃しの三球三振に倒れるも、

ウッズも四球で一死満塁のチャンス。

ここで迎えるは、

5番・サードでスタメンの森野

逆らわずはじき返してのレフトへの2点タイムリー!

ドラゴンズが先制しました。

ドラゴンズの先発は、

大半の新聞予想だった平井ではなく、ドミンゴ

半袖のアンダーシャツと

一見やる気満々のように見えましたが、

先頭の大松尚逸にライト前に運ばれます。

しかし続くフランコをチェンジアップで

3-6-3のゲッツー、福浦を二ゴロに取って、

ピンチを凌ぎました。

ドミンゴは、この日は変化球主体の投球。

ボール先行で抜け気味のボールも見られるなど

制球にややばらつきがありました。

それでもセンターへ抜けそうな当たりを

必死に追いついて処理した鎌田の好守などもあり、

3回をわずか1安打2四球で無失点と凌ぎ、

結果を出してしまうのは、見事でした。

4回からは、マルティネスが登板。

こちらは順調に仕上がっているようで

しっかり自分の投球をしていました。

5回ウラには、四球で出した早坂圭介

牽制で刺すなど落ち着きもあり、

6回ウラも福浦、サブロー

連続空振り三振に斬るなど、3回を1安打無失点。

開幕ローテに一歩近づきました。

7回表、先頭の小田

左中間を破るツーベースで出ると、

続くDH立浪の代打・井上の投ゴロで3塁へ。

ここで迎えるは、途中出場の柳田

打撃で目立てるチャンスでしたが、

神田義英の外へ逃げるボールに空振り三振

続く藤井も投ゴロと、

うまくかわされてしまいました。

このまま投手戦かと思われた終盤8回表、

ドラゴンズに追加点が入ります。

マウンドには、左の川井貴志

先頭の鎌田は三ゴロに倒れるも、

ウッズに代わり一塁に入っていた新井

オープン戦初ヒットとなる、

高いバウンドのショート内野安打で出塁します。

川井の出来が今一つのようで

森野の遊ゴロで新井が二塁へ進むと、

アレックスにはストレートの四球で一死1、3塁。

ここで迎えるは、途中出場の英智

ふらふらとライト前方へ落ちるタイムリー

さらに続くは小田の代打・高橋光信

バットを折りながらも

ライトへ渋く運ぶ連続タイムリー!

そして1、3塁で井上選手会長の出番。

逆らわずに三遊間を鋭く破り、これで5-0

勝負を決める一打となりました。

7回からは、3番手で平井が登板。

順番的には、中継ぎのように見えますが、

れっきとした先発へのテスト。

7回こそ三者凡退に取りますが、

8回は四球に投手強襲の内野安打と、

無死1、2塁としてしまいます。

しかしここは経験豊富な平井

続く青野毅を6-4-3の併殺に取ると、

田中雅彦をスライダーで空振り三振。

落ち着いて処理し、結果をしっかり出しました。

9回に3年目右腕の内竜也から、

なんと鎌田がライトスタンドに飛び込むホームラン!

高めの甘いストレートを強振した一発は、

オープン戦チーム第1号となりました。

最後は平井が簡単に三者凡退に切ってゲームセット。

ドラゴンズ、関東第1戦を完封リレーで飾りました。



これぞスモールベースボール。先発ローテを争う

ドミンゴ、マルティネス、

そして平井

それぞれ3回を

無失点と結果

しっかり出しました。

まだまだ競争は

続いていきそうですね。

その中でも

マルティネスがよかったですね。

鋭い変化球で千葉ロッテ打線を牛耳りました。

3人のなかでは一番ローテに近そうです。

打線では新井小田に初ヒットが出ました。

とくに小田も試合前に落合監督に受けた

打撃指導の効果が出たようです。

さらに3回に再三の好守を見せ、

9回にチーム第1号を放った鎌田もいい動き。

キャンプからの成長を見せてくれました。

9安打で6点、連続タイムリーが出るなど

効率の良い点の取り方だったと思います。

まぁオープン戦なので勝敗は関係ないですが、

この調子で千葉ロッテに連勝といき、

週末のナゴヤドームに繋いでいってほしいです。


☆今日のコメントから。(7日)

○ルイス・マルティネス

<3回を投げ、1安打2三振2四球で無失点。

鋭い変化球を絡めて順調な仕上がりも>

<角度のある直球で千葉ロッテ打線を圧倒。

3回を投げ、1安打無失点2奪三振の快投>

「自分なりに良かったと思うが、

まだ頑張らないといけない。

完ぺきな投球なんてないから、毎日少しでも良くしたい。

今季の目標? それはあっても、

みんなには知られたくない。

ドミンゴだけでなく、山本昌さん、

川上さん、中田だっている。

みんながうまく交われば、チームも良くなる。

自分もそうできるように頑張る」

○ドミンゴ・グスマン

<2四球と制球がやや不安定も、丁寧な投球で

ピンチを回避。先発で3回を投げ1安打無失点>

「出来はまあまあかな。

きょうは寒かったから苦しいところもあったけど、

一番調子のいい球で抑えるようにした。

ちょっと投げ急いだところがあったから、

その辺が次回の課題だね。

もちろん先発をやると思っているし、

今は自分がやらなきゃいけないことをやっている。

今年はやれる自信はあるよ」

○森コーチ

<ドミニカコンビに及第点をつける>

「(マルティネスは)

去年もこの時期は良かったんだ。

途中から悪くなったけど」

<3イニングずつ零封リレーした

3人のハイレベルな競争に満足そう>

「結果を出しているんだから、

チャンスはある。先発だってあるよ」

(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

○平井正史

<助っ人2人に負けじと

3回を内野安打1本無失点に抑える>

「前回より球威はあったけど、制球がよくない。

先頭打者にストレートの四球を出してはダメでしょう。

(先発枠の)競争が激しいんで頑張ります」

(中スポ、スポニチ名古屋

○鎌田圭司

<9回、オープン戦チーム第1号となるライトへの一発。

守備でも遊撃と二塁で好守を披露>

「(打ったのは)真っすぐでした。

全速力だったのは、フェンスに当たって

跳ね返ってくると思ったんで。

ホームランはいいんです。

しっかり振り抜いては打ってます。

チーム第1号? そうなんですか。

(3回の)守備? そっちの方がうれしいです。

チャンスをもらえて結果を出せてよかった。

竹原のときも、ある程度指示があって

右寄りには守ってました。

(完全休養日となった6日は)

ボーッとしてました。

あとは風呂に入ってリラックスしました」

○高代コーチ

<鎌田の守備に合格点>

「守備は使えるメドが立った」

中スポニッカンスポニチ名古屋

○森野将彦

<初回、技ありのレフト前2点タイムリー。

今年のテーマは『シンプル』>

「イメージ通りのバッティング。

いい振り方ができました。

去年まではいろいろ考えて、

ボールを見過ぎてしまってた」

(トーチュウ)

○小田幸平

<7回、左中間突破の二塁打。

落合監督のアドバイスが早くも結果を>

「いい当たりやった。よかったあ。

そんなに考え込まずに楽しんで打ってこいと

言われたんです。いい結果を出せてよかった」

(中スポ)

○新井良太

<完全なミスショットも貴重な内野安打。

オープン戦14打席目の初安打に>

「結果を恐れずにいろいろ試しなさい、と

(首脳陣から)言ってもらっているので」

<前日に柳田と一緒にカットし短髪に>

「気持ちボウズです」

中スポ




PS 今日のその他。

セ、パともプレーオフ実施 プロ野球実行委員会

◆豊蔵 実行委員会議長

<セ・リーグ会長の立場で、

プレーオフ制導入を決断した重みを話す>

「長い間、シーズンで優勝を争う伝統を守ってきた。

ただパのプレーオフが効果あったのも事実。

伝統は伝統として、変革すべきは変革したい」

スポニチ

◇伊藤球団代表(セ理事長)

<プレーオフの具体的な方式に関して>

「ポストシーズンゲーム検討委員会から

3案が出ているが、146試合の維持を前提に

パ・リーグ側と話し合い、

どういう形でやるのが

一番新鮮な印象を与えるのか、

またファンに喜んでもらえるのか。

これから詰めていくことになる」

(共同通信社)

◇落合監督

<プレーオフ制導入について>

「仕組みがわからないので話しようがない」

(スポニチ紙面)



セ・リーグが来季からプレーオフ制度

導入する方針を決めたそうです。

両リーグで試合方式などを検討し、

7月までに具体化させるとのこと。

リーグの前提条件として、公式戦146試合の維持

公式戦勝率1位を優勝とするを確認。

プレーオフは日本シリーズ出場権を争う

『ポストシーズンゲーム』と位置づけているようです。

たしかにプレーオフとは違う、

『ポストシーズンゲーム』になりそうですね。

正式決定ではないので、何とも言えませんが、

リーグ優勝と日本シリーズが

完全に別物になってしまうという印象を受けました。

球界も新しい事をやっていかなければいけない

というのも分からないでもないので、

反対はしませんが、各球団の儲けの追求ばかりでなく、

ファンが納得できるような対戦形式になるよう、

しっかり話し合ってほしいですね。

チームとしては、決定事項に対処するしかないですから。


PSその2 今日の渡邉選手。

もちろん我らが渡邉選手も、この日が関東初見参!

しかしこの日は出番なし。

ベンチの一番外野寄りの場所で

時折テレビに映るにとどまってしまいました。

以上、関東在住の『ST』としては、

この試合が、唯一のオープン戦中継

試運転代わりにシーズン仕様でお送りしました。

2006年3月 7日 (火)

ドラゴンズトレイン2006出発進行と福留逆襲宣言!

「ドラゴンズ・トレイン」出発進行!
地下鉄は走るドラ博物館

中日ドラゴンズ、イオン株式会社、
名古屋市交通局は6日、
名古屋市の地下鉄・名城線
中日のラッピング電車
「ドラゴンズ・トレイン・2006」
運行することを発表した。
期間は今月13日から約半年の予定。
(中スポ)

◇近藤営業部長
<『ドラゴンズ・トレイン・2006』について>
「単に選手のポスターが飾られているだけじゃなく、
ドラゴンズの情報や、懐かしのシーンを
写真と解説にして、ミュージアムという特色を出した。
ファンはもちろん、これまではあまり
ドラゴンズに興味のなかった人にも、
ドラゴンズというチームに
興味を持っていただけるような工夫をしました。
少しでも市民の目に触れれば、
野球を知らない人にも興味を持ってもらえる。
これをきっかけに、1人でも多くの人に、
ドラゴンズを好きになってもらえたらいいですね。

イオンのショッピングセンターには、
球団の直営店としては第1号となる
グッズショップも出店させます。
今回もイオンさんのバックアップと、
名古屋市交通局の理解を得て実現することができた」
(中スポ、スポニチ名古屋

ドラゴンズの選手の写真などを
全面に施したラッピング電車
『ドラゴンズ・トレイン・2006』
13日から名古屋市営地下鉄・名城線
運行されることが発表になりました。

デザインはこんな感じ。中スポによると、
6両編成のすべてに
ドラゴンズ
詰まった列車。
外観はもちろん、
落合監督を始め、
ドラゴンズ選手たちの写真で飾られ、
電車の中も選手のポスター、
1954年に日本一になった時の
思い出の写真などがはられているそうです。

今月末にナゴヤドームの隣に
大型ショッピングセンターを
オープンさせるというイオンとのタイアップ。
シーズン開幕に先駆け、
ドラゴンズトレイン先陣を切り、
突っ走ります。

シーズン終了まで1日1編成
運行する予定とのことで、
ひんぱんには走ってはいません。
タイミング次第でドラゴンズトレインに巡りあえるかも?

自分は関東在住のため、
チャンスはほとんどありませんが、
電車好きとしては、ぜひとも乗ってみたいです。
名古屋在住の方やナゴヤドームに行かれる方は、
ぜひとも楽しんでもらいたいと思います。
ただみんなのミュージアムですから、
間違っても、中のポスター写真
はがしたり、お持ち帰りにはしないこと!


ナゴヤからの話題。(6日)

◇平井正史
<きょう7日の千葉ロッテ戦に先発予定。
内容より結果にこだわることを宣言>
「先発? やめようかな。(と、おどける)
テーマは結果を残すこと。
(他の先発候補も)みんないいからね。
周りが調子がいいので、負けてはいられない。
色々、試しつつ結果を出せるように頑張ります。
(新球であるチェンジアップ、カーブも)
状況を見て投げたい」

<ロッテ戦には忘れられない苦い思い出が。
95年4月21日のサヨナラ負け>
「ロッテ戦ではあれが一番嫌な思い出ですね。
僕の誕生日だったし...。
でも今はなかなか対戦できない相手だし。
昨年のアジアチャンピオンですからね。
(対戦が)楽しみですよ」
中スポスポニチ名古屋なにわWEB

ドラゴンズは、きょう明日と
千葉マリンで、千葉ロッテとの2連戦。
昨季の交流戦では1勝5敗と大きく負け越した
アジアチャンピオンとの対戦で
選手達は結果を出していきます。
この日チームが全休する中、
きょう7日先発予定の平井が、
中日屋内練習場で約2時間の調整。
希望する先発ローテ入りのためにも
とことん結果にこだわる事を宣言しました。

5日のオリックス戦では同じく
先発転向を目指す石井が好投。
またドミンゴ、マルティネスなども
前回の登板では結果を出しているだけに
オープン戦2度目の先発登板となる平井
負けてはいられないところ。

対戦相手となる千葉ロッテには、
平井自身、苦い思い出もあるそうで、
オリックス時代の95年4月21日、、
先発・野田が19奪三振という日本記録を
達成した試合に救援失敗、サヨナラ負けを喫したそうです。

西岡、今江などWBCの日本代表で抜けながらも、
ボビーチルドレンがズラズラいるという
千葉ロッテは、相手にとっては不足なし。
前回の登板では投げなかったカーブ
新球チェンジアップも披露して結果を出していく構え。
自ら希望する先発のために、
平井の挑戦が続いていきます。

...と書き終えて、ニッカンスコア速報を見ると
きょうの先発はドミンゴですよ。
いきなり違うじゃないですか!
まぁリレーでの直接対決になるかもしれませんね。


◇平田良介
<約4時間の研修会を終えて>
「しんどくなかったですよ。
一番印象に残ったのは、
長嶋(茂雄元巨人)監督と、落合監督の話です。
人の見ていないところで
努力するというのはいい話でした。

ぼくも、もっと頑張らなきゃいけません。
キャンプでほかの人より
体力がないことも分かりました。
あせらずに頑張ります」

◇新井良太
<オープン戦10打数ノーヒット、
ここからの開花宣言>
「打ちます。やるだけです!
ある程度、こうなることは見えていたので...。
いろいろと感じたことはあるんですけど...。
やるしかないので見ていてください!」

<日本代表の兄の姿に奮起>
「代表のユニホームはいいなと思います。
ボクもいつかは着たい。
”何十年”先になるかわからないですけど」
中スポ

12球団の新人選手を対象とした
2006年の『NPB新人選手研修会』が6日、
都内のホテルで開かれ、103選手が参加。
ドラゴンズからも平田、新井らが出席しました。
警察関係者による暴力団対策の指導
「暴力団の実態と手口」から始まり、
スポーツジャーナリスト・増田明美氏の「感謝の心」、
元ニッポン放送アナウンサー・深澤弘氏の
「話し方、インタビューの対応」、
そして昨年引退した前千葉ロッテ・初芝清氏の
「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」という
4つの講演が行われ、最後に修了証が渡され、
約3時間30分の全スケジュールを終えたようです。

深澤氏の講演のなかには、
落合監督がロッテ選手時代に
試合後黙々と練習していたエピソードを披露。

『プロはユニホームを
着ているときはセレモニー。
着ていないときにいかに努力するかだ』
という
落合語録などもあったようで、
前から2列目で聴いていた平田も感動、
気持ちを新たにしたようです。

この4本なら新人でなくても、
自分も聞いてみたい講演ですね。
正直、参加したくなってしまいました。

右肩関節唇損傷からのリハビリに励む平田や、
オープン戦ではまだヒットが出ない新井に、
初芝氏が講演で語ったという
メッセージを捧げます。

『野球を楽しむためには、
練習と鍛錬しかありません。
与えられたチャンスを絶対にモノにするという
気持ちを持ってください』

これを胸に刻んで、練習、試合に
取り組んでいってほしいです。


◇中田賢一
<名古屋市内の病院で左ふくらはぎの検査、
幸い骨に異常は認められずホッとした様子>
「まだ少し腫れはありますが、大丈夫です。
様子を見ながらですけど、
1週間ぐらいで復帰できそうです」
(中スポ)

4日の横浜戦で負傷した中田が検査。
1週間程度で復帰予定とのこと。
とりあえずは安心ですね。
雨に負傷と、描いた青写真通りには
いかなかったようですが、
開幕には間に合いそうで何よりです。


◇西川球団社長
<WBCに派遣した選手の補償に関して問題提起>
「右肩のことは球団としても気にしているが、
本人の意思で出場したのだから、
これについて球団は何も言えない。
ただ(大会中に故障した場合)
本人には補償があるが、球団にはない。
これはどうかと思う」
なにわWEB

福留があのようになっているだけに
球団としても不安なのかもしれませんね。
ただ本人の意思ですから、補償は難しいと思います。
まずは、福留谷繁にケガがないことを
くれぐれも願います。


ドラゴンズマークの呼(よ)び名(な)です。

追加募集があるという、
『2006年ドラゴンズ
ジュニアファンクラブ通信』のページから。
「ドラゴンズマークの呼び名」というのが
出ていました。

03年までの「Dragons」の綴りのマークは
『筆記体ドラゴンズ』
現在の「CDRAGONS」は『CDロゴ』
よく新聞に載る平面の
シャオロンマークは『ペットマーク』
そして帽子のCDは
『CDマーク』と正式には呼ぶそうです。

どうでもいいことながら、勉強になりました。


WBCからの話題。(6日)

福留「米国で暴れる」
WBC2次リーグへ出発

◇福留孝介
<まさかの1本塁打のみに終わった
1次リーグ3試合を振り返って>
「こんなもんじゃないですか。僕の実力なんて。
言い訳をするつもりはないです。
けど、打撃の調子は悪くない。
ただ、体に少しキレがないから、
暖かいアリゾナでは走り込んで(体の)キレをつくります」

<本当のプレッシャーが
選手を襲うのはここから>
「これからは経験がものをいう戦いになると思う。
僕も何だかんだで日本代表で10年プレーしてる。
戦い方は知っているつもり。暴れますよ。米国では。
一発勝負のしびれるような感覚を味わっている。
きついけど、やっぱり楽しい。
ワクワクしながら野球してます」
(中スポ)

<離れて気になるのはチームメートの成績。
ドラ番記者にチームの状態について逆取材を>
「そりゃ気になりますよ。
ドラゴンズの選手ですもん。
イチローさんがプロ野球選抜で投げた
健太(朝倉)の球にびっくりしてた。
いい球投げるって。
確かに、いい時のあいつのスライダー、
よく切れるもんね。

あ、オレ? オレは大丈夫。
米国に行ったら打てますよ。これでおしまい」
(中スポ<ドラ番記者>より)

「まだまだ本調子とはいきませんが、
アメリカでは日本代表として
自分のできることを やりたいと思っています。
昨日の負けをプラスにできるようがんばります。
ここからはもう負けられない戦いになると思います。
リベンジしてきます」
( Kohsuke Fukudome Official Web Site
孝介日記』より抜粋引用)

◇谷繁元信
<米国へ行ってもサポート役宣言>
「今の自分の立場からすれば、
サポートをしっかりして、
少しでもプラスになるようになれば。
今までも負けられない戦いでしたが、
とにかくアメリカに行けると
いうことなので頑張りたい」
(トーチュウ)

5日に韓国に敗れるも
2次リーグにすすんだWBC日本代表
アメリカ・アリゾナ州に向けて
この日、成田空港から出発しました。

1次リーグでは、スタメン選手のうちで
最低の打率だった福留も、
2次リーグ、アメリカでの爆発を誓い、
谷繁はあくまでサポート役として、
悲願の世界一へ貢献していくと話しました。

右肩の張りは「まぁなんとか大丈夫でしょう」
いうことで完治に近づいているもよう。
ただ体のキレがよくないようで、
温暖なアリゾナでは走り込み
アメリカラウンドに備えるようです。

あくまでも予感ですが、
アジア相手よりもアメリカなどの相手の方が、
感覚的に動きそうな福留には
合っているのではないかと思います。

最後には代打が送られてしまうなど、
スタメンの保証はやや危ういかもしれませんが、
本人がいう日本代表で10年プレーしてる経験
しっかり生かして、2次リーグを戦ってほしいです。
まずはもう少し打撃の調子を上げていきましょうね。

2006年3月 6日 (月)

立浪森野火花散る猛打賞とST 2nd Anniversary!

開幕サードへ猛アピール
立浪3安打、森野4安打

神戸・スカイマークスタジアムでのオリックス戦。
最終回に追いつかれ、2試合連続の引き分け
しかしこの日はサードのレギュラーを争う
立浪森野がともに猛打賞と爆発!
定位置取りへ互いに猛アピールとなりました。

◇オープン戦 オリックス-中日
(5日・スカイマークスタジアム)
11247人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
オリックス
(9回規定により引き分け)
[D投]石井、鈴木、ガルバ、岡本、久本
[D本]なし

【ゲームレビュー】

中日は2年目の左腕石井が4回1安打無失点。
テンポの良い投球で的を絞らせず、
ローテーション入りへ前進。
打線は森野が4安打3打点、
立浪が3安打と三塁手を争う2人が活躍した。
オリックス金子は先発入りへ可能性を示した。
(共同通信社ニッカンスコア速報TBS-the baseball)

◇森野将彦
<「3番・サード」でスタメン。
三塁定位置争いが激化させる4打数4安打3打点>
「アピールするしかないですから。
最初に1本出たのがよかった。楽になった。
自分はアピールする立場。
結果を出していくしかない」

<立浪との三塁定位置争いでは>
「同じでは勝てないんです。
それだと、去年までと何も変わらない。
立浪さんと自分では、
信頼とか、目に見えない部分の差がある。
自分は技術で勝たないといけない。
そこで差をつけないと勝てない」

<求めるのは内容より結果>
「そういう時期になってますから。
出たときには結果を出せるようにしたい。
一喜一憂せず開幕までアピールするしかない。
まだまだ、次があるので」

◇立浪和義
<9番・DHでスタメン出場、
4打数3安打とこちらも負けずに結果を>
「今は出られるところで頑張るだけ」

<試合前にはPLの先輩・清原にあいさつ。
また下半身強化にアメリカンノックを志願>
「(清原とは)何もしゃべってないですよ。
天然芝の球場だけですが、継続は力なりというでしょ」

<レギュラー死守へ争いは続く>
「(起用が)交互なのは、監督が決めることだから。
1打席でも多く?
そこまで考えてないけど、頑張りますよ」

◇高代コーチ
<森野、立浪の相乗効果にニンマリ>
「(安打が)3対4やね。打ったね。
競い合う相手がいるのはいい現象だね。
2人で競い合って、お互いに刺激に
なってるんじゃないかな。いいことですよ」
(中スポ、トーチュウ、サンスポスポニチ名古屋

この日、『3番・サード』でスタメンは森野
ここまでのオープン戦では
わずか1安打と結果が出ず、
気になっていたようですが、
この日は、第1打席にオリックス先発の
セラフィニからセンター前ヒット。
これで楽になったか、続く2回には
ライト線への2点三塁打、
さらに5回、6回にはレフト前ヒットと打ちまくり、
結局この日は、4打数4安打3打点と大当たり。
ようやく打撃でアピールとなりました。

しかし、定位置死守に
自らのプライドをかける立浪も負けてはいません。
オープン戦では森野新井を起用する
兼ね合いもあって、DH三塁を交互での出場。
この日は、9番・DHでスタメンでしたが、
2、8回には一二塁間を痛烈に破り、
6回はライト前方へのポテンヒットと
こちらも4打数3安打と存在感を示しました。

昨季不振だった立浪
レギュラーはく奪から始まった
このサードのポジション争い。
結果が問われるオープン戦に入り、
その激しさはさらに増しているようです。

キャンプ終盤はルーキー新井の台頭で
ややなりを潜めた感のあった森野ですが、
再び浮上してきそうですね。
ただ焦りもあるような気もします。
なんとかキャンプでやって来たことを
結果に結びつけてほしいですね。

この日の試合前も練習で
アメリカンノックを志願するなど
立浪が思った以上に元気なようで
カベはまだまだ高いかも。
打撃では立浪、守備では森野という感のある
現在のサード争いの様相。
森野としては、打撃でも立浪以上
結果を出していかないとレギュラーはつかめません。

勝たせてくれないだろう立浪の頑張りと
勝つために結果を求めていく森野の熱い戦い、
26日のオープン戦終了まで続いていきます。


あの先発誰だっけ?…石井です
清原うならせた

◇石井裕也
<オープン戦初先発で、4回を1安打無失点。
4奪三振の準パーフェクト投球を見せる>
「今日はよかった。
打たせて取るピッチングを心がけました。
特にチェンジアップがよかったですね。使える」

<清原を一ゴロ、右飛と手玉に取り>
「清原さんを打ち取れて自信になった。
チェンジアップで空振りも取れてうれしい」

<先発ローテに向け、課題も忘れず>
「セットポジションの時に、
カウントを悪くしてしまったのが今後の課題です。
もっとボールを減らしてストライクを先行させたい」

◆清原和博(オリックス)
<石井の前に2打席凡退に終わる>
「あの先発なんていう名前やったかな?
チェンジアップがすごい良かった。
真っすぐのコントロールもよかった。
今日みたいなピッチングをすれば
けっこう勝つんじゃないかな」

◆谷佳知(オリックス)
<石井に対し、2打数無安打>
「いいピッチャーですね。
ボールがいいコースに来ていました」
(トーチュウ)

◇森コーチ
<石井の好投に先発テスト続行を断言>
「今後の先発? 当然あるよ。
次はナゴヤドームで先発させる」
(中スポ、共同通信社スポニチ名古屋なにわWEB

投手陣では、先発を志願している
2年目の左腕・石井が好投!
オープン戦初先発ながら、
この日はMAX144キロの直球と
スライダーを低めに集め、安定感のある投球。
また秋季キャンプから取り組んでいる新球、
チェンジアップが右打者の外角へ良く決まり、
対決を希望していた清原を2打席とも抑えるなど
4回を1安打無失点と首脳陣にアピール。
左腕先発の有力候補に浮上しました。

めざせ先発ローテ!新球である
チェンジアップは、
社会人時代も
使っていたようですが、
昨季は封印。
先発として
やっていくためには緩急も必要と
キャンプで再び取り組んでいました。

この日の収穫と本人も満足のようでしたが、
今後の課題も忘れてはいません。
清原をうならせたチェンジアップ、
シーズンでも武器として唸りを上げてほしいです。


◇岡本真也
<8回に4番手で登板、打者3人を15球で料理>
「パーフェクト? 
きょうも...と言ってほしいね。
この時期にしてはストレートも走っていた。
ただ、ファウルがちょっとね。
もっとポンポンと、アウトに取れればいいんだけど」
(中スポ)

◇クラウディオ・ガルバ
<3番手で登板、2四球と
制球に苦しみながらもなんとか無失点>
「今日は足の動きが悪くて
コントロールが悪かった。
ボールがバラついていた。
森コーチからも指摘されたけど、
もっとコントロールを良くしないと。
これから修正していきたい」
(トーチュウ、ニッカン

他の投手でこの日良かったのが、
5番手で登板の岡本
1日の西武戦に続く3人斬り
ストレートが走っていたようです。

3番手で登板のガルバは、
持ち味の制球が不安定。
中継ぎ左腕としての生き残るため、
しっかり修正しなくては。

また2番手の鈴木は、5回二死2、3塁から、
北川博敏にストレートを弾き返され
センターオーバーの三塁打を喰らうなど、
2回を投げ、5安打3失点。

そして5番手として、最終回に登板は、
2日の西武戦で振り逃げから炎上した久本
しかし、この日も同様
いきなり3連打を浴びるなど
4安打1四球2失点で
今回も同点に追いつかれてしまうありさま。
またも結果を残せませんでした。

炎上した前回は、小山との相性が
悪かったからと思いましたが、
今回は清水とのバッテリー、言い訳になりません。
どうやら悪いのは久本自身のようですね。
この調子では降格もあるかもしれませんよ。

ところで4日の横浜戦(北九州)で
左ふくらはぎに打球を当て、帰名した中田
ナゴヤ球場でウエートなど軽いメニューで汗を流したもよう。
6日に検査の予定ですが、どうやら打撲のようです。


◇柳田殖生
<地元からの多数の応援団に前で
2回、初ヒットを放ちホッとした表情>
「(横断幕は)もちろん見えてました。
初ヒットも出てホッとしました」
(中スポ)

◇藤井淳志
<この日も2安打と打撃好調も、ミスが多く渋い顔>
「やっちゃいましたね。
初回(の空振り)はエンドランのサインでした。
2安打したけど...」
中スポ

ルーキーで目立ったのは
井端の代わりに8番・ショートで
スタメン出場した柳田

兵庫県西脇市出身、
スカイマークスタジアムには、
両親、婚約者、親戚など大応援団がかけつけ、
レフトスタンドには、アルバイト先からの
『がんばれ柳田選手』の横断幕も。

そのかいがあったか、
2回の第1打席にはライト前ヒットと
オープン戦初ヒットをマーク。
凱旋試合でいいところを見せられたようです。
よかったですね。

またこの日も2安打したものの、
反省となったのが藤井
初回無死1塁でエンドランを空振り
6回は二塁上で牽制に刺されアウト。
さらに9回には盗塁死
売り物のでミスが出たことに渋い顔だったようです。
なお新井は途中から一塁で登場、2打数無安打でした。

ちなみに我らが渡邉選手は、
7回ウラから一塁の守備から登場。
8回に回ってきた打席は、惜しくも三振でした。(.333


若竜からの話題。(5日)

ウエスタン教育リーグ(5日・ナゴヤ球場)
中日 4-4 阪神
[D投] 山井、朝倉、金剛

◇朝倉健太
<5回から2番手で登板。
3回打者10人に対し、2安打無失点>
「内角の球が良かったでしょう。
力もあったしコントロールも良かった。
腕をしっかり振ることができた。
でも(7回の安打はカウント)
2-0から打たれてしまったので、
こういうところをなくさないといけないです。
とにかく1軍に上がれるよう頑張ります」

◇山井大介
<先発し、4回を投げて6安打4失点。
今ひとつの内容に自信なさげな発言>
「キャンプからあまり良くなかったです。
そのままの結果です」

◇春田剛
<対外試合プロ初安打初打点をマーク
6回の同点タイムリーについて>
「高めの真っすぐです。
2ストライクと追い込まれていましたが、
食らい付いて行きました。
チャンスだったので燃えました。
いいバッティングができてよかったです」

◇井端弘和
<珍しい4番・DHでの出場に>
「DHなら何番でもよかった。
ポイントが近い分、ファウルになったけど
スイングはよくなっている。
自分のスイングができたからよかった」
(中スポ、公式HP・ファーム情報

山井の出来がイマイチだったようです。
3回にタイムリーと三塁打で3点を失い、
続く4回も失策絡みで1失点。
本人もダークモードになっているようです。

一方、朝倉は3回を2安打無失点。
阪神の右打者がかなり詰まっていたようです。
普通にやっていれば、まずまずなのでしょう。
ただ1軍に上がるにはもっともっと
結果を積み上げないと、監督は納得しないでしょう。

打つ方では、育成選手の竹下
澤井、春田がタイムリーを打ちました。
ちなみにナゴヤ残留の井端
この日は4番・DHでスタメン出場。
三振、二塁内野安打、三ゴロの3打数1安打も
「4番・指名打者、井端」のアナウンスに
ナゴヤ球場は拍手が沸き起こったようです。


WBCからの話題。(5日)

逸機直後の失点で流れ失う
最強の自負砕かれた日本

◆第1回ワールド・ベースボール・クラシック◆
1次リーグA組 (5日・東京ドーム)
日本 2-3 韓国

◇福留孝介
<2次リーグに巻き返しを誓う>
「これが現実だから仕方がない。
アメリカに向けて切り替えるしかないですよ」
(中スポ)

◆王監督(WBC日本代表)
<3連勝を狙った1次リーグで、まさかの黒星。
アジア最強の自負心は砕かれ>
「得点できる場面でできなかったのが大きかった。
韓国の投手が本当によかった。
(石井弘寿は)一生懸命に投げた結果。
あそこは打った選手を褒めるべきです。

ここで負けて米国に行けないということではない。
きょうの厳しい戦いを生かしたいと考えている。
きょう負けているので、
ぜひ(2次リーグでは)雪辱したい」
共同通信社

WBC第3戦は、ライバル韓国が相手。
さすが最終戦、だいぶ観客も入っていましたね。
白とブルーのコリア応援団
レフトの一角で、すごい勢いでした。

やはりポイントは、4回二死満塁の
西岡の鋭い当たりをダイビングキャッチした
韓国ライトのイ・ジンヨン
ファインプレーでしょう。

抜けていれば、おそらく3点が入り、
日本へ流れがいっていただけに
ピンチを防いだ韓国やれる!という気に
させてしまったプレーは痛かったです。

そして8回の逆転2ラン。
石井弘寿の真ん中高めの
スライダーを完ぺきに捉えられてしまいました。
あれは打ったイ・スンヨプが見事でしょう。
これまでの打席、抑え込んでいたので、
いけると思ったのですが、悔しかったですね。
それよりもその前の打者の
元中日、イ・ジョンボムを出してしまったのが
大きかったと思います。

追いつめられた日本は、
後半、かなり硬くなってしまったようで、
攻撃も中途半端。
唯一見事だったのは、最後に出てきた
大塚の気迫の三者三振くらいです。

福留もアジアラウンドでは調子が上がらず。
この日も二ゴロ、一ゴロ、中飛と3打数ノーヒット。
7回の第4打席では左腕ク・デソンだったこともあり、
和田一浩(西武)を代打に出されてしまいました。
アメリカでは調子を上げ、活躍を期待したいです。

よもやの逆転負けを喫し、
アジアラウンド2位での通過となった日本代表
やや想定外にはなったものの、
選手ひとりひとり課題をもったことでしょう。
2次リーグでは、韓国に雪辱はもちろんのこと、
アメリカに一泡吹かせるくらいの結果を
出してほしいと思います。


PS ごあいさつ。

おかげさまをもちまして、
『ドラゴンズスタジアム - ST Dragons Stadium -』
通称『ST』は、本日3月6日で
開設2周年を迎えることが出来ました。
誠にありがとうございます!!

この2年目は、
URL、ドメイン変更(05年3月25日)
タイトル変更(06年2月2日)と
大きな変更があったのにも関わらず、
更新を続けられたことを本当にうれしく思います。

これからも出来る限り、毎日コツコツと
地道に続けられたらと思いますので
『ST』、これからもおつきあい下さい。
よろしくお願いいたします。

2006年3月 5日 (日)

中田撃痛凱旋登板とWBC日本連夜のコールド!

中田、あ痛っ!
凱旋先発2回に打球直撃…

北九州市民球場での横浜戦。
地元での先発となった中田賢一
まさかのアクシデント!
2回、内川の打球を左ふくらはぎに受けて降板。
悔しさ残る凱旋登板となってしまいました。

◇オープン戦 横浜-中日
(4日・北九州市民球場)
6748人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
(9回規定により引き分け)
[D投]中田、小笠原、チェン、小林、石川
[D本]なし

【ゲームレビュー】

横浜は2年目の岸本が先発し4回4安打1失点。
制球に苦しみながらも変化球を駆使して
要所を締め、先発枠入りをアピールした。
新人左腕の高宮は1回無安打。
中日は新人藤井が2試合連続の適時打を放ち、
定位置取りに前進した。
共同通信社ニッカンスコア情報TBS-the baseball

◇中田賢一
<凱旋先発も2回内川の打球を
左ふくらはぎに受けて降板。
地元のファンに投球を少ししか見せられず>
「大丈夫だと思います。
まずまず調子は良かった。残念です」
(中スポ、サンスポなにわWEB

オープン戦初登板が、
故郷・北九州での先発となった中田
初回は先頭の石井
レフト前ヒットを打たれるも、
後続を打ち取り、無得点に。
ストレートのMAXは141キロを示し、
まずまずの立ち上がりと思われましたが、
そのアクシデントは2回早々に!

勝手知ったる庭で痛っ!この回先頭の
内川の打球が
ワンバウンドで
中田直撃!
記録こそ遊ゴロと
なりましたが、
打球を左ふくらはぎ付近
受けた中田は、
そのまま降板
なんとか歩いてベンチに戻るも、
その後痛みが増し、トレーナーに担がれながら
球場を後にし、北九州市内の病院へ。
結果骨には異常はないものの、大事を取り、
名古屋に戻って検査することになりました。

ニッカンのスコア情報を見て、
1回1/3と中途半端なイニングが
気になりましたが、
やはりアクシデントだったんですね。

練習再開など今後については
様子を見て決めるそうですが、
待ちに待っていた凱旋登板がとんだ結果に。
試投予定だった高速スライダー
使えずじまいで、悔しい表情だったようです。

で中止に続き今回のアクシデント
まともに登板できていない今季の中田
開幕まであと4週間、不安を抱えず、
調子を上げていくためにも
まずは軽傷であることを願うばかりです。


◇小笠原孝
<中田の負傷降板で急きょ登板も
3回2/3をソロ本塁打1本のに1安打1失点と好投>
「(急きょ登板も)準備はできていました。
(5回古木の打球が)当たったのも大丈夫です。

あの1球(吉村の本塁打)がなければ
パーフェクトだったんですけどね。
スライダーがよかった。
全体的にバランス良く投げられて良かったですけど、
変化球が高めに浮いていたので、次に直したい。
次につながったので頑張りたいです」

◇森コーチ
<この日の小笠原を評価し笑みも>
「小笠原?良かったよ」

◆樽見スコアラー(巨人)
<ネット裏でチェックも小笠原を絶賛>
「もともと丁寧に投げるなど、
特にきょうはコーナーにきっちりきていた」
(中スポ、ニッカンスポニチ名古屋

中田の負傷降板で、
急遽スクランブル登板となったのが、小笠原
2番手での登板は決まっていましたが、
想定外のアクシデント
しかしこの日の小笠原は落ち着いていました。
ストレートの球速こそ139キロだったものの
コーナーを丁寧につき
スライダー、カーブなどで緩急を付け、
5回二死までパーフェクト

その後、吉村裕基にストレートを
左中間に運ばれ1点を失うもヒットはその1本のみ。
続く古木の打球を右ふくらはぎ横に受けるなど
最後は中田同様、アクシデントとなるも、
3回2/3を1安打1失点と好投。結果を出しました。

今季のキャンプは2軍スタートだった小笠原
しかし調整法を変えたこともあり、
キャンプ中盤に最初のピークでの
韓国LGとの練習試合で好投、
そのまま昇格し、今回につなげています。

小笠原で思い出されるのが、
昨季の最後の登板が、9月18日の広島戦での、
打球を左手に当てるアクシデントでの降板。
逆の立場での緊急登板が、
今後のいいきっかけになってくれればいいですね。
自身4年ぶり2度目という開幕ローテ
食い込むべき、今後もアピールが続きます。


◇チェン・ウェイン
<3番手で6回からオープン戦初登板。
いきなりピンチを招き1失点に不満顔>
「きょうは全体的にまだまだ。
ボールも速くなかった」
(中スポ)

◇小林正人
<8回から4番手で登板。1回1安打無失点。
左打者3人から2三振を奪ってピシャリ>
「シュートとスライダーをしっかり
両サイドに投げられた」
中スポ

6回から登板したチェンは、
いきなり四球とヒットでピンチを招き、
鈴木尚典にレフトへ犠牲フライを打たれ、
同点に追いつかれてしまいました。
7回は抑えたものの不満顔
全体的にはまだまだのようです。

ところで昨日のWBC
チャイニーズ・タイペイ戦では
8人の投手が出てきましたが、
あのような状況ならチェンも代表にいれば、
出てこられたのにと思いました。

4番手で登板の小林は、2日に続き地味に仕事
しかし左打者3人をしっかり抑え、
左キラーの本領発揮。ステップを踏んでいます。

5番手は石川
八戸大の2年後輩・内藤雄太
ライトへ弾丸ライナーの2塁打をプレゼント。
人が良さそうなところが
出たかどうかはわかりませんが、
後続を抑え、引き分けに持ち込んだようです。


◇石井裕也
<きょう5日オリックス戦先発が有力。
清原、中村紀洋らと対戦も>
「抑えるためには内角にもしっかり投げないと」
(中スポ)

その他の投手の話題としては、
きょう5日の先発は、石井が有力。
オリックスの新たな顔の清原、中村紀洋
内角攻めも辞さない覚悟と出ていましたが、
4日の阪神戦を発熱で欠場したという
清原との対戦はあるのでしょうか。
まあそんなことは関係なく、
結果を出し、念願の先発ローテ入りをかけます。


うん、2番は藤井だな
バントのサインも出た育成へ着々

◇藤井淳志
<ルーキー2番はこの日も活躍。
長打2本でチームの全得点に絡む>
「(右中間への適時三塁打は)
結果はたまたまですけどうれしいです。
ランナーがいたので、右方向を狙っていました。

自分は何でもできるバッターではないので、
最低限のことをやろうと思っている。
打順どうこうでやっていない。
2番に慣れたとか、そういうことはないです」

◇高代コーチ
<新人の奮闘を認め、積極的なテストを示唆>
「いい結果が出ているんだから、
評価が下がるということはない。
(セーフティーバントなど)
そういうケースになればサインを出すでしょうね」
(中スポ、サンスポなにわWEB

打線のなかで光ったのはこの人!
2番・センターでスタメンの藤井がこの日も大活躍!
3回一死1塁、左での第2打席では、
横浜先発・岸本秀樹からライト線へのツーベース
先制点につながるチャンスをつくると、
5回一死2塁、同じく左の第3打席でも、
新人右腕・三橋直樹から
2度セーフティーバントを失敗した後、
右中間を真っ二つに割るタイムリー三塁打を放ち、
自ら打点を挙げる勝負強さも見せました。

これで出場した3試合で、
9打数4安打3打点。打率.444という
まさかの好結果を出し続けています。
ベンチの2番育成計画は着々とすすみ、
第3打席では失敗したものの、
セーフティーバントのサインを
2度を出すなど小技のテストも。

評価高まる「2番・藤井」
上田との差をまたも広げ、
ライトの定位置取りにまた一歩前進です。


◇荒木雅博
<この日も3打数2安打で
オープン戦は8打数5安打の打率.625>
「結果はたまたまです。
今はいろいろと試しているので、
もうちょっと見ておいてください」
(中スポ、スポニチ名古屋)

2戦連続マルチ安打と好調の荒木
2番打者に勉強の場を与えるべく、
チャンスを作り出しています。
この日も2得点と、ルーキー藤井の活躍には、
必ず塁にいる荒木の姿あり。
いい巡り合わせになっていますね。
本人がいうに、まだまだ試行段階のようですが、
仕上がりは順調のようです。


若竜からの話題。(4日)

ウエスタン教育リーグ(4日・ナゴヤ球場)
中日 3-4 阪神

◇佐藤充
<初戦の先発も4回を投げ4失点>
「ブルペンでは調子が良かった。
ブルペンのまま投げようとしたが裏目に出ました。
フォームばかり気にして
闘争心、打ち取ることを忘れていました。
初めての実戦なので勘が...。
でも、腕を振れば抑えられます」

◇高橋聡文
<2番手で登板、3回3安打無失点も今後に課題>
「直球で勝負すれば打ち取れる感じは
分かっていたんですけど、
今日は変化球も試してみたかったので…」

◇佐藤2軍監督
<高橋聡文のピッチングに>
「非力な打者は力で抑えないとね。
先発を考えるなら、打者を見て投げないと。
長いイニングを投げようと思ったら
メリハリを覚えてほしいね」

◇遠藤政隆
<3番手で登板、2三振を含むパーフェクト>
「体の開きを早くしないというテーマを
持って投げたけど、それができて良かった。
納得できるボールも投げられた。
みんなより随分(調整が)遅れているけど、
これから上げていきますよ」

◇櫻井嘉実
<チーム6安打中、二塁打2本と気を吐く>
「打ったのは、ストレートとカーブです。
手ごたえはありました。でも、まだまだです」
(中スポ、公式HP・ファーム情報

ウエスタンの教育リーグが開幕しました。
ナゴヤ球場での阪神戦は、
3-4で敗れ初戦を飾れませんでした。
先発佐藤充は初回いきなりつかまり
タイムリーと2ランを浴びるなど、4回を投げ4失点。
高橋聡文遠藤はともに無失点。

打者では、櫻井がセンターオーバー、右中間と
2本の二塁打を放つ活躍。
澤井に本塁打が出ました。
また注目の井端は出場しなかったようです。


WBCからの話題。(4日)

日本、2次リーグ進出 WBC、韓国も連勝

◆第1回ワールド・ベースボール・クラシック◆
1次リーグA組 (4日・東京ドーム)
日本 14-3 チャイニーズタイペイ(7回コールド)

◇福留孝介
<2回一死満塁、センターへ飛距離十分の犠牲フライ。
3番・センターは2試合連続の打点をあげる>
「(打ったのは)真っ直ぐ。最低限の仕事です」
(トーチュウ)

◆王監督(WBC日本代表)
「緊張感もあったと思うが、
多村の見事な3ランが吹き飛ばしてくれた。
その後の攻撃につながったと思う。
一般的には(1次リーグ突破で)
ほっとするところもあると思うが、
われわれは3つ勝って米国に行くつもり」
共同通信社

WBC第2戦は、チャイニーズ・タイペイ戦
この日も打線爆発となった日本代表
予想外の7回コールド勝ち
韓国とともにA組2位以上を確定させ、
12日からの2次リーグ(アメリカ)進出を決めました。

初回の多村(横浜)のレフトへの3ラン
これが大きかったですね。
タイミングがどんぴしゃで
打った瞬間わかる見事な一発でした。

ヒーローインタビューでは
「谷繁さんのアドバイスで」とも話す多村
思わぬ谷繁効果があったようです。

これで今夜も火がつき、
5回にも小笠原(北海道日本ハム)の
三塁打をきっかけに
里崎、西岡(千葉ロッテ)ののタイムリーなどで
5長短打を集中して6点を奪いコールドペース。
2試合連続の圧勝となりました。

ただ先発の松坂(西武)は正直、イマイチの出来。
すっぽ抜けのボークで1点を失うなど
何度もピンチを迎え、今後に不安を抱かせました。

福留3番・センターでスタメン。
止めたバットでの投ゴロ、センター犠牲フライ
進塁打となる二ゴロ、二塁ベース前の遊ゴロと
3打数無安打1打点で
2試合好調な代表打線では最低の.143
イチローとともに、打率こそ悪いものの
最低限の仕事はしっかりやっています。

今夜は韓国との一戦。
両チームとも1次リーグ突破が決まっているだけに
ある意味消化試合っぽい一面もありますが、
王監督は3つ全て勝つと言っていますし、
今後を占う意味でも注目かもしれません。
福留のスタメンはあるでしょうか?
気になるところですね。


PS 今日の渡邉選手。

この試合を観戦された
Blogあまるな!さんの記事では
天気が良くて気持ちいい球場で
練習する渡邉選手の姿が!
ベテランも元気に頑張っております。

その渡邉選手、この日のゲームでは、
8回ウラの一塁の守りから登場。
9回に打席が回り、二死1塁の場面で
しっかり四球を選びました。(.500

2006年3月 4日 (土)

中田飾るぞ凱旋登板とWBCついに開幕!

中田、お披露目 高速スライダー
凱旋先発で新球試す

◇中田賢一
<きょう4日、故郷・北九州で行われる
横浜戦に先発。初となる凱旋マウンドに>
「(北九州市民球場は)
大学のリーグ戦でも使ってましたから。
ただ懐かしいとかそういう気持ちはないです。
しっかり投げるだけ。

状態は徐々に上向いて来ている。
ストレート、変化球がどれだけ
キャッチャーの要求通りに投げられるかですね。
1カ月間のキャンプでやってきたことを、
実戦で出すことに集中したい」

<狭く、すぐに本塁打が出ることで知られる
北九州市民球場対策はおてのもの、対応法は>
「両翼が91メートルしかない。
ストレートはだいぶ走って来ていますが、
打球が上がると入りやすいから、
甘いコースに行かないように
気をつけないようにしないと。
大学のときもクリーンアップ相手には、
低め、低めに投げるようにしていた」

<今年のオープン戦初登板で。
新球の高速スライダーを披露する>
「最初はコントロール。
それがまとまってきたら、
新しい球…、となると思う。
使えなかったら、それでいい。
まずは持っている球をしっかり磨くこと。
持っていても損はない」
(中スポ、トーチュウ、スポニチ名古屋なにわWEB

ドラゴンズは、この週末、
横浜(北九州)、オリックス(スカイマーク)と連戦。
そのなかできょう4日の北九州では、
2年目の中田賢一が先発予定。
奇しくも今季のオープン戦初登板
故郷での凱旋マウンドとなりそうです。
福岡・八幡市の実家から車で約20分の距離、
北九州市立大学時代にはリーグ戦で
何度も投げ慣れ親しんだ懐かしいマウンドで
進化した姿を披露します。
この日ナゴヤ球場で調整した中田
『凱旋登板』を前に表情を引き締めました。

登板で試すとされているのが、
昨秋から取り組んできた高速スライダー
その新球が公式戦で使えるかどうかを決めるのは
本人の出来次第でしょうが、まずは試運転
凱旋登板で新たな武器を手にして、
開幕への道を一歩進んでもらいたいところです。


ナゴヤからの話題。(3日)

中日・落合監督
「緊張感持ってやれ」2軍若手に喝

◇落合監督
<約20分間、厳しい表情でカミナリ>
「練習のための練習をするな。
このミスが一軍に上がって出たら、
それは取り返しのつかないことになる。
これが重なれば、このチームにもいられなくなる。
それをわかって欲しい」
(中スポ)

◇朝倉健太
<落合監督にカツを入れられ猛反省>
「すみません」
(スポニチ名古屋、なにわWEB

落合監督がナゴヤ球場での2軍練習を視察。
しかし投内連係で悪送球が続いたところで
本塁付近に選手とコーチを集めました。
「緊張感を持ってやれ」など、
約20分間、厳しい表情で
カミナリを落とし、選手たちは
緊張感を漂わせていたようです。

昨季ではキャンプで一発落ちましたが、
やはり効果があることでしょう。
それにしても、なにわWEBでは、
朝倉が二塁へ連続して悪送球した時に』と
出ていました。
猛反省していたとはいえ、
また朝倉ですか、しっかりやってくれよ!


◇石井裕也
<屋内練習場で58球の投球練習。
5日のオリックス戦で先発が有力>
「投げる順番はまだ聞いていませんけど、
神戸に行け、と言われてるだけで先発かわからない。
課題は打ち取ることと、点を取られないこと。
四球を出さないことですね。
先発でイニングが長くなるとバテてしまう。
球数を少なくしたい。
(番長・清原との対戦も)楽しみ」
(中スポ、スポニチ名古屋なにわWEB

◇岡本真也
<中日屋内練習場で48球のブルペン投球。
5日のオリックス戦でリリーフ登板を予定>
「いいボールがいっていた。
去年はスライダーが引っ掛かったりしたから
ゲームではそういうミスをなくしたい」
(トーチュウ)

5日のオリックス戦では、
2年目の石井が先発の予定。
2月26日の横浜戦では、2番手として登板。
3回を3安打1失点(自責0)とまずまず。
今後は先発での登板で、
ローテ入りに向けアピールします。
また岡本もリリーフとして登板の予定です。


◇新井良太
<落合監督からの個人授業を受け>
「守備については、
上体が起きないようにということと、
打撃については...、極秘です」
中スポ

ウインドブレーカーを着る選手が多いなか、
ただ1人半袖姿だったという新井
落合監督が練習中に呼び寄せると、
守備と打撃を身ぶりを交えながら指導
新井は直立不動で耳を傾けていたようです。

別に半袖だったから目立っていたという
理由からではないとは思いますが、
2日の西武戦では、悪送球などミスもあった新井
この日の指導で何かを掴んだでしょうか?


◇荒木雅博
<オープン戦2試合で5打数3安打>
「キャンプでやってきたことが、
いい感じで出ていますね」

<3番井端構想で1番荒木の重要度も高くなる>
「ぼくより2番を打つ選手の方が
いろいろ考えるんじゃないですかね。
井端さんが2番だと、ぼくが塁に出たら
何とかしてくれるという意識がありました。
その辺はぼくなりに考えて
打たないといけないでしょう」
(トーチュウ)

3番・井端構想が現実味を帯びてくるなか、
チームにとっては、新たな2番打者
育成するのも課題となってきます。

秋から取り組む打撃フォーム
実を結んできたという荒木は、
このオープン戦では、新たな2番打者
勉強の場を与える意味でも、
ヒットメーカーに徹し、出塁を増やすようです。

これまで2番井端とともに
コンビを組んできた1番打者の荒木
変化していくチーム構想では、
出塁率などの重要度も増してくることでしょう。
さらに得点力を上げるための課題に
自らも取り組んでいく構えです。


◇遠藤政隆
<73球の投球練習を行う。
4日の教育リーグで今季初の実戦登板予定>
「初実戦なんで、とにかくストライクを先行させたい」
(トーチュウ)

◇佐藤2軍監督
<井端の2軍教育リーグに出場について>
「DH制が認められれば3番で使う予定。
打席数は本人に任せてある」
(中スポ)

その「3番」井端は、この1軍遠征に帯同せず、
きょう4日の2軍教育リーグ(阪神戦・ナゴヤ球場)に
出場するそうです。
「3番・DH」か代打での出場予定。
7日の千葉ロッテ戦から1軍に再合流とのこと。
雨で流れてしまった2軍教育リーグの開幕戦。
こちらでも「3番・井端」が暴れるかも?
また遠藤もリリーフで1、2イニングを投げる予定。


WBCからの話題。(3日)

“代表男”福留中押し弾
OH JAPAN ストロング!!18点

◆第1回ワールド・ベースボール・クラシック◆
1次リーグA組(3日・東京ドーム)
日本 18-2 中国
(8回コールド)

◇福留孝介
<5回に西岡に続き、連続本塁打>
「塁に出ることだけを考えていた。
前の西岡が(勝ち越し3点本塁打を)
打っていたので楽に打てた。
何とか1本出て、よしとしたい。
いい意味で緊張感がありました」

<野球人生で初めての右肩痛、出場辞退も考えたが>
「でも、今さら断ったら、いろんな人に迷惑がかかる。
自分も納得ができない。出ようと決めたです」

<3回、中前への飛球をグラブに
当てながらこぼし、ヒットとしたことに>
「あれは上原に悪いことをした」
なにわWEB

<先発全員の15安打、18得点のコールド発進にも>
「アジアの中でなら、パワーでも一番と思っている。
けど、中国の投手の層は薄い。打てたからといって、
台湾や韓国の投手も打てるとは思ってません」
(中スポ、ニッカン

◆王監督(WBC日本代表)
<パワフルな野球で圧勝も>
「同点にされても慌てることはなかった。
かえってあの一発で目が覚めたというか
(硬さが)ほぐれて本来の打撃ができたんじゃないか。
あしたはもう一度気持ちを引き締め、
スタートラインに立つという気持ちで臨みたい」
共同通信社

ついにWBCが開幕しました。
1次リーグアジアラウンド
第1戦の相手は、中国
右肩が心配された福留
「3番・センター」でスタメン出場。

出たぞコウスケ弾!2点をリードするも、
4回に上原が同点弾を浴び、
重苦しいムードが漂うなか、
5回一死1、3塁から
西岡(千葉ロッテ)が
左中間への勝ち越し3ラン!
続く福留
左腕ザオ・チュアンセンの
123キロ、真ん中低めの
フォークをうまくバットに乗せて、すくいあげると、
右中間スタンドへのホームラン
一塁をまわると、右手の拳を振り下ろしました。

それからは日本ペース。
ミスが出始めた中国を一気果敢に攻め込み、
5回からの4イニングで13安打16点と圧倒!
8回コールド勝ちで初戦を飾りました。

西岡の一発は大きかったですね。
あれで流れを一気にたぐり寄せました。
福留はホームランこそ出ましたが、
あとは捕邪飛2つと遊飛とまだまだ本調子でなさそう。
これから本領を発揮してもらいましょう。
なお谷繁は、17-2となった8回無死1、2塁に
里崎の代打で登場も、サードゴロ併殺打
しかし、そのウラの守りでは
しっかりリードして締めました。

今日のゲームで一番良かったと感じたのが、
2番手で登板した清水直行(千葉ロッテ)。
5三振を奪うなど、3回をパーフェクト。
まさに完ぺきの投球、素晴らしかったです。

今夜はチャイニーズ・タイペイ戦
中国戦のようにはいかないでしょうが、
連勝で1次リーグ突破といってほしいです。

2006年3月 3日 (金)

先発岩瀬、憲伸、昌そして中里、豪華投手リレー。

守護神が先発 中日の岩瀬

ナゴヤドーム今季第2戦

西武との一戦の先発マウンドに立ったのは、

なんと、不動の守護神・岩瀬でした。

◇オープン戦 中日-西武
(2日・ナゴヤドーム)
8292人123456789R
西 武
中 日
[敗]久本(1敗)
[D本]なし

【ゲームレビュー】

中日は守備力のある新人藤井

2点三塁打を放って打撃でもアピールした。

投手では球に切れのあった岩瀬に対し

川上は制球がばらついた。

西武G.G.佐藤が失投を逃さず

早くも3本目の本塁打。

グラマンギッセルは球威不足。

共同通信社ニッカン式スコアTBS・the baseball



◇岩瀬仁紀

<日本一のクローザーが6年ぶり先発。

スライダーがさえ、1回をきっちり三者凡退に>

「監督から先発で投げてみるかって聞かれて、

やってみたいと。1回だけですよ。

やっぱ、まっさらなマウンドは

気持ちよかったですね。

(オープン戦)初めての登板なんで

どんな感じかなと楽しみにしていた。

ここまでは順調にきてます。

ワインドアップはまずまず。

今日はスライダーがよかったですね。

ただ今のままだと苦しいので、

もう少し(状態を)上げていきたいです」

<MAX137キロと速球のスピードは

140キロに届かなかったが>

「いつもこの時期は出ないから心配ない。

シーズン中は緊張した場面ばかりで、

アドレナリンでもう少し上がる」

<投球数はわずか9球の出番に>

「もうちょっと投げたかったけれど、

次にとっておきます。

もうこれで先発は終わり。

本業(抑え)もちゃんとやっておかないとね」

(トーチュウ、ニッカン、サンスポ、

共同通信社、毎日新聞、スポニチ名古屋



00年10月8日の広島戦以来、

6年ぶりとなった先発登板は、

「まっさらなマウンドで気分転換を」という

落合監督の配慮に岩瀬が了解したもの。

変わりはないけど先発です。MAX137キロ

ストレートの球威は

いま一つだったものの、

キャンプから取り組む

ワインドアップも披露。

スライダー

中心とした組み立てで

赤田を空振り三振、

佐藤友亮を三ゴロ、

中島も遊ゴロと簡単に仕留め、

1回を3人でピシャリと抑えました。

わずか9球、たった数分間の

先発体験だったものの、

雰囲気を味わい、岩瀬も満足だったよう。

ある意味サプライズ気味な初登板は

この日の話題になりましたね。

調整も順調のようで、ひとまずは安心しました。

夢の先発体験も終えて、

これからは本業の守護神として

バリバリとやってもらいましょう。


◇川上憲伸

<先発・岩瀬の後を継ぎ、2番手で登板。

キャンプから取り組んできたフォークで、

2回、江藤を空振り三振に取る>

「去年よりも落ちるボール。

それだけは収穫でした。

前と違うのはグラブの中でも

しっかり意識して握っている。

握りを変えたわけじゃなく、意識を変えたんです。

そうしたら、ちゃんと落ちました。

腕も必死で振りましたけど。

去年までならほかの変化球があれば、

フォークは落ちなくてもいいかなって

感じで投げてました。それがあかんかった。

先発で投げるのなら、ちゃんとしたフォークも投げないと」

<復活を目指すカットボールの握りも変えた>

「去年まではストレートの握りで

ボールを意識的に動かしてカットボールにしていました。

これを縫い目を使って

スライダーの握りで変化を小さくする。

カットというよりもスライダーに近い。

まだちょっとスピードが足りない。

140キロを超えないと、ぼくのはカットじゃないんです」

<初登板は制球に不安が残る2回3安打2失点。

ストレートは140キロ止まり>

「外のストレートがシュート回転してしまっている。

10球に1球にならいいけど10球に5球なら計算できない。

これから1カ月で練習をしていかないといけないですね。

修正しないと。ボクなりに良い勉強になりました」

◆畝(うね)スコアラー(広島)

<川上の投球に別の意味で首を傾げ>

「きょうに限っていえば

力強く投げているわりにボールがきていない。

まあ、これから調整してくるだろうけど」

中スポサンスポ毎日新聞スポニチ名古屋なにわWEB



先発・岩瀬をリリーフして

2番手で登板したのは、エース・川上憲伸

オープン戦初登板となった憲伸は、

登板直後の2回、キャンプから

取り組んできたというフォークで、

江藤を空振り三振に取るなど、

一定の収穫はあったものの、

続く3回には制球が定まらず

中島、江藤にタイムリーを許すなど2失点。

課題を残した制球やストレートのキレなどは

今後の登板で修正していくようです。



憲伸が今季はフォーク

ウイニングショットに使うようですね。

しっかりとはさんで、しっかりと振るという

基本に返った新兵器に手応えをつかんだようです。

またカットボールもスライダー気味に

握りを変えるようで、こちらも復活の兆し。

150キロ近いストレートに

持ち球のスライダー、カーブ、

さらに切れ味鋭いカットボールの復活と、

原点に返ったフォークが加われば、

エースにとって、まさに鬼に金棒かもしれません。

あとはこの日、シュート回転して

イマイチだったストレートのキレをよくすること。

まだ初の実戦、修正する時間はたっぷりあります。

しっかりやっていけば大丈夫でしょう。


◇山本昌

<3番手で登板、2回を本塁打1本の1失点。

ベテラン23年目は初陣から本気のアピール>

「年も年ですから。若い投手もたくさんいるし、

ローテーションから外れてしまえば、

即引退とか、そういうこともありますから。

そうならないよう、競争の中で

先発の一角を勝ち取る気持ちでやってます」

<初実戦は感覚のズレが>

「ブルペンで放っているのと、投げ方が変わってくる。

カーブはもっと切っていかないといけない。

一つ思い出す感じだった。

どんどんゲームのなかで投げていかないと

思い出さないから。

去年に比べたら余裕があるな、という感じ」

中スポ、サンスポ)

「ホームランは打たれてしまいましたが、

去年のオープン戦初登板に比べれば

体に悪いところはないし、上出来といえるでしょうね。

四球を2つ出して、何してんだと思われる方も

いらっしゃるでしょうが、ブルペンと試合では

フォームが全然別のものになってしまうことは

キャンプ日誌でも何度か書いた通り。

それよりも思い切って腕が振れた証拠と

考えればこれもよしです。

技術的にいえば上半身と下半身の動きがバラバラでしたが、

これも試合で投げ込んでいくうちに合ってきます。

あとは変化球でストライクをとりたいときに

とれるように調整していくつもりです」

(『山本昌公式ホームページ』より抜粋引用)

◇落合英二

<オープン戦初登板。4番手として

1回を投げ、3安打2失点>

「捕逸で失点? 実戦になったら

結果を出さないといけない。今の自分の力だから」

(トーチュウ)



岩瀬-憲伸と続く豪華なリレーは、

3番手昌さん、4番手英二とさらに繋がっていきました。

4回から登板の昌さんは、好調のG.G.佐藤

初球、ど真ん中に入ったカーブを本塁打されるも、

そのカーブの投げ方をすぐに微調整

5回には、そのカーブ中島を一ゴロ、

リーファーを空振り三振に仕留めました。

さすがベテラン、お見事とはいえ、

まだ始まったばかりというところでしょうか。


◇中里篤史

<8回から6番手で登板。1回を三者凡退。

背番号18はプロ入り初のオープン戦に>

「最初はどうしようかと思ったけど、

ツーシームがいいシュート回転してうまくいった。

引っかけたり、詰まらせたりできればいい。

キャンプで一度調子落としたけど、終盤から上向いてきた。

きょうも腕が振れて、ボールが指にかかっていた」

<復活登板を果たした

昨季の10月から比べれば、調子は6、7割>

あの時は万全の状態だったし、

きょうはスピードを気にしていない。

雨で練習試合が流れたので、

まずは投げられてホッとしています。

競争があるし、それに勝てるかどうかもわからない。

今は『投げろ』と、言われれば、どんどん投げたい」

中スポ



豪華リレーはまだ続き、

5番手小林をはさんで、

8回から6番手で登板は中里

新たな背番号『18』を背負った右腕が、

6年目で初というオープン戦のマウンドに立ちました。

雨で登板機会を流していたこともあり、

この日が初の実戦登板

その影響もあって、いきなりの0-3など

全10球中、ほとんどがボール球

ストレートのMAXは142キロとまだ6、7分の出来。

それでも中村を中飛、G.G.佐藤を三ゴロ。

そして新人の吉見太一には、

秋季キャンプから取り組んでいたという

新球のツーシームで遊飛に仕留め、1回を無失点。

開幕1軍に向け、まずは結果を1つ出しました。

キャンプでは一時下向いていた調子も

ここへきて良くなってきたようです。

あとはフォームに気をつけて、

実戦でカタチを整えていければいいでしょう。

次の登板は、7、8日の千葉ロッテ戦を予定。

いよいよ中里関東へ凱旋します!

ちなみにプレシーズンは

スポーツ紙も結果ではなく、

期待重視のため、7番手に登板し、

9回二死からの振り逃げがきっかけで

4連打3失点と炎上してしまった

久本のコメントは載っていませんでした。

ここまで良かっただけに残念。

次のチャンスはしっかりやってほしいです。


◇藤井淳志

<2番・ライトでスタメン。

3回無死1、3塁からセンターオーバーの

2点タイムリー三塁打を放つ>

「前の球を見逃してしまったので、

犠飛でも併殺でも1点は入ると思って

思い切り振ったのがよかった。

いい結果になったのは、

きのう1本出て、楽になったおかげ。

思い切ってやろうと

思っていますが、結果が出てうれしい。

今は打席でボールがよく見える。

2番の経験が少ないので、

役目はまだイメージでしかわからない。

難しいことは考えずにしっかりバットを振るだけ」

◇高代コーチ

<藤井に期待、2番テスト続行を明言>

「たいしたもの。

これからも出場する試合は2番だと思う」

共同通信社、サンスポ)

◇井端弘和

<藤井はベンチ応援では不動のレギュラー>

「新人が入ってムードが変わりましたね。

この2、3年、チームにいなかった

キャラクターじゃないですか。

(藤井、新井とともにベンチに座ると)

うるさいんですよ。耳が痛くなるほどうるさい」

(トーチュウ)

◇立浪和義

<9番・DHでフル出場。

2打席連続安打も残り2打席が三振に終わり>

「結果が出た? どうでもいいですよ」

スポニチ名古屋

◇荒木雅博

<2安打にオープン戦初盗塁を決め>

「昨年の死球後遺症?

同じチームと(紅白戦を)やっているときは

どうかな...という感じはあったけど、

オープン戦になって、そういうのはなくなった」

(中スポ)



打線では、2番・ライトに入った

ルーキー藤井がこの日も存在感をアピール。

初回無死2塁の場面では、サイン通りの進塁打

荒木を3塁に進め、2番の役目を果たすと

3回には右打席で、左腕・グラマン

甘いストレートを強振すると、

センターオーバーの2点タイムリースリーベース!

プロ初打点をマークするなど、

課題といえる打撃での活躍。

評価を上げ、開幕レギュラーへ一歩前進しました。

「今、おまえが打てているのはたまたま

トップをしっかり作れば、

スイングの軌道が安定する」と

落合監督が連日のようにマンツーマン指導。

その成果が出ているようです。

ベンチでも良太語録新井とともに

やかましくを出しているという藤井

ベンチだけでなく、グラウンドでも

レギュラーを掴めるよう、

これからも思い切りいってほしいです。

その他の選手では、9番・DHに入った

立浪が初安打となるツーベースを含む2安打。

荒木が3打席を2安打1四球、さらに1盗塁と

昨秋の死球後遺症をようやくクリアできそうな

動きを見せていたそうです。

3番井端はこの日はノーヒットながら、

初回、遊ゴロが野選となり1打点と

3試合連続の打点をあげています。




WBCからの話題。(2日)

「スモール&ストロング」ベースボールだ

WBCきょう開幕

◇福留孝介

<「ストロング&スピーディー」ベースボールに

欠かせぬ男。WBC初戦にスタンバイOK>

「(長打は)時と場合によりますよ。

出れば打った方もいい気分になるし、

欲しいけどそればかりはねえ。

ただ、打撃の状態は悪くないですよ」

◇谷繁元信

<宮本ともに最年長コンビが

打撃投手を買って出る>

「チームの役に立てればね。

テンション? 上がってきたよ」

◆王監督(WBC日本代表)

<福留の戦列復帰に満足そう。

あとは当日の朝の状態次第>

「福留も走るのが速いしね。

現時点でトレーナーから

報告を聞いていないから、大丈夫だと思います。

あとは朝のコンディションを本人に聞いてだね」

(すべてトーチュウ)



いよいよきょうからWBCが開幕します。

心配された福留の右肩の張りも

取れつつあるそうです。

果たして3番・センターでスタメンはあるのか?

谷繁イチローの打撃投手を買って出ていました。

まずは今夜の中国戦

確実に勝利を得てほしいです。

福留谷繁も気負わず頑張って下さい!


PS 今日の渡邉選手。

この日は、9番・DHを立浪に譲ったため、

我らが渡邉選手は、ベンチスタート。

途中、井端に代わり、一塁の守備で登場。

7回に左腕・星野智樹から

レフトへオープン戦初ヒットを放ちました(.500)。

2試合目で1本が出たのは、良い兆しでしょう、いいぞ!

2006年3月 2日 (木)

3番井端決勝打とドミニカンリレーで初勝利!

井端、3番革命 しぶとさ全開

技あり決勝2点打

ドラゴンズが今季初のナゴヤドーム

オープン戦初勝利をあげました。

その決勝打を放ったのが、3番・井端

またも打点をたたき出し、

3番構想がまた一歩前進したようです。

◇オープン戦 中日-西武
(1日・ナゴヤドーム)
11191人123456789R
西 武
中 日
[勝]マルティネス(1勝)
[S]岡本(1S)
[D本]なし

【ゲームレビュー】

西武は高校出新人捕手の炭谷

落ち着いたリードで盗塁も刺し、実力を見せた。

先発枠を狙う涌井は2回を3奪三振でパーフェクト。

中日は先発転向を目指す平井が2回を2安打の内容、

ドミンゴは力のある球で順調ぶりをアピール。

共同通信社ニッカン式スコア



◇井端弘和

<3回二死満塁でセンターへ2点タイムリー。

『3番・井端』がこの日も機能>

「まだまだ目が落ち着いていない。

自分のスイングで打てたヒットではないから。

たまたま体が反応しただけで打っちゃった。

これがシーズンなら最高なんだけど、

今は結果より内容だから。

<3番という打順については>

「(1番)荒木の次に打つ習慣がしみついているから、

どうしても打席にいくのを急いでしまう。

打順が変わったからといって、

急に大きいの(長打)が打てるようには

ならないから、これまで通りの打撃をするだけ。

まず塁に出ること、

走者がいたら、その走者をかえすこと。

自分の役割は変わりませんよ」

◇高代コーチ

<落合監督の理想を代弁して>

「井端ほどの2番はなかなか見つからない。

だから井端を2番に置くことが一番簡単。

でも3番でも井端は生きる。

好機にあれだけ強い打者だから。

そのためには誰を2番に据えるのがいいのか。

監督はいろいろ考えているんだと思う」

(中スポ、スポニチ名古屋なにわWEB



2006年、ナゴヤドームでの最初のゲーム。

スタメンには、1番・荒木、4番・ウッズ

5番・アレックス、6番・立浪という

ほぼ開幕オーダーを思わせるようなスタメン。

そこでも3番に起用されたのは、井端でした。

3番井端、ナゴドに参上!第1打席は、

先発・涌井秀章の前に

遊ゴロでしたが、

3回の第2打席は、

渡邉の四球、

荒木、藤井の連続ヒットで

二死満塁のチャンス。

カウント2-2、西武2番手の正津

外角からストライクゾーンに入ってくるシンカーを、

体勢を崩しながらもセンター前に2点タイムリー

2月26日の初戦の横浜戦に続いての打点をあげ、

この日も結果を出しました。

落合監督があたためている

『3番・井端構想』がまた一歩前進です。

チャンスを確実にモノに出来る勝負強さを持ち、

さらに粘り強く四球を選んだり、

進塁打で主砲につなぐなどチャンスメークもできる3番。

昨季まで3番に座っていた

立浪福留の状態と自身の好不調の波さえなくなれば、

井端という選択肢も悪くないでしょう。

他球団のもつドラゴンズイメージ

変わるかもしれない『3番・井端』

この先の結果次第では、

現実味が帯びてくるかもしれません。


◇藤井淳志

<3回、ボテボテの遊ゴロを、俊足飛ばし内野安打。

第2打席で出たうれしいオープン戦初安打に>

「緊張はしなかった。

一本出た? うん、そういうの大事。

ヒットはヒットですよね。

社会人のころから、初球を振っていたし、

いまは打順のことまで考えていられない。」

(トーチュウ、スポニチ名古屋

◇新井良太

<4回から4番・一塁に入りナゴヤドームデビュー。

6回の初打席はライト正面のライナー>

「いい当たり? そうでもないですよ。

<試合前の早出特守に試合後の特守と

キャンプ同様、特訓が続くが>

「下手ですから」

◇上田佳範

<4回、左中間突破のライナーで二塁打、

新本拠地初安打も前後の打席の三振に>

「タイミングの取り方、始動が遅いので、

早くなるよう修正したい」

(トーチュウ)



今季からドラゴンズに加わるニューフェイス

2番・センターでスタメンの藤井

7番・ライトで同じくスタメンの上田

さらに途中からは、4番・一塁で新井

3番・ショートで柳田と続々お披露目に。

なかでもほぼベストか

思えるスタメンに起用された藤井

試合前はライトスタンドのフジイコールに

ぺこりとお辞儀するなど初々しさもあったようですが、

打席では、プレッシャーなく

積極的に初球ヒッティング

さらに3回二死1、2塁では、

バットの先にあたったボテボテの遊ゴロを

俊足内野安打にし、井端の先制打につなげました。

その井端には「荒木並みの早打ちだな」

笑われたようですが、この姿勢はいいですね。

早く自慢の強肩でスタンドをうならせてほしいです。

また途中出場の新井は、6回に初打席。

外角高めのストレートを叩くと

鋭い当たりはヒット性のライトライナー

ヒットはなりませんでしたが、大物ぶりを発揮しました。

一塁の守備では、9回二死で岡本からの投球を

危なっかしく捕ったようですが、これはご愛嬌で。

さらにライトのレギュラー競争に挑む上田

4回、左腕・三井浩二のスライダーを

うまく捉えて、レフトへのツーベース

首脳陣ドラゴンズファンにアピールしたようです。


◇平井正史

<ナゴヤドーム初戦で約1年半ぶりの先発。

新球・チェンジアップを交え、2回を2安打無失点>

「最初のイニングの緊張感があった。

トップでいきなり流れを悪くしちゃいけないから。

全体的にボールが高かった。いい出来、とは言えない。

(新球の)チェンジアップを使いたいと思っていて、

効いたかどうか分からないけど、打ち取れた。

カウントは取れなかったけど、良かったと思う。

まだ完ぺきじゃないけど使える。いい感じだった。

低めに集められるように。

それと、変化球の精度を上げていきたい

先発はできればやってみたいです」

◇森コーチ

<平井の先発1次試験の内容に満足顔>

「次は千葉(ロッテ戦、7、8日)で

3回か5回を投げさせる」

中スポニッカンスポーツ報知

◇ルイス・マルティネス

<2番手で登板し、2回を無失点。

4回には、2三振を奪うなど上々の内容>

「キャンプから課題としてきたものが、

いい方向へ向かっているから良かった。

(キャンプで痛めた左足も)良かった」

(中スポ)

◇ドミンゴ・グスマン

<3番手で実戦初登板。

打者6人をパーフェクトと完璧な投球を披露>

「球速が出たのはうれしいし、

久々に(試合で)投げられたのはよかった。

この時期にゲームで投げられたことが、

一番の収穫だね。

いまは肩の状態がすごくいいんだ。

すごくいい感触で投げられたよ。

この状態をシーズン中も続けたい。

自分にとってもチームにとってもいい年にしたい」

(中スポ、サンスポデイリー

◇クラウディオ・ガルバ

<4番手で初登板、先頭打者を出すも、

牽制で仕留め、後続をきっちり打ち取る>

「自分は投げ込んで調子を上げていくタイプ。

スライダーがきょうはよかったので、

今後はチェンジアップの制球をよくしていくだけ」

(中スポ)

◇鳥谷部健一

<初の実戦登板は古巣・西武が相手>

「相手は意識しなかったけど、初登板で気合が入った。

高校生(炭谷)にいきなりヒット打たれてしまったけど...」

(中スポ)



この日の先発は、先発転向を志願する平井

久々の先発登板で、立ち上がりは緊張

全体的にボールが高く、抜け球もあったようですが、

習得したチェンジアップ中村、中島に披露。

中村にはファウルを打たせ、

中島を三ゴロに仕留めるなど、

新たな勝負球としての収穫はあったようです。

結局2回を投げ、2安打無失点。

先発転向への1次試験はクリアした平井

次回登板は、7、8日の千葉ロッテ戦が有力。

落ち着きを取り戻し、

この日はサインが出なかったカーブとともに

さらに結果を出せることを期待します。

2番手からは、シーズンではまずない

ドミニカントリオのリレーに。

まずは左腕・マルティネス

左足のねんざも回復したようで、

2回を無失点とまずまずの投球。

打たせて取る本来の投球が出来ていたようです。

続いて3番手は、ドミンゴ

5回から登板し、2回打者6人をパーフェクト。

久しぶりの実戦登板ながら、

ストレートの球速がMAX147キロ

右肩痛からの豪腕復活を思わせる投球でした。

テンポ良く制球も安定していたようで、

自分としては、期待をかけている投手だけに

好調な出足はうれしいですね。

ドミニカントリオ3人目は、新入団ガルバ

いきなりランナーを出すも、

牽制球で刺したり、低めへの制球など、

出始めのマルティネスとは違うよう。

ただこの日、まずまずのマルティネス

抜群のドミンゴが相手の2枠争いとなると、

まだ後じんかも。

この結果をに繋ぎましょう。



また8回からは、これまで実戦登板を

雨で延ばされてきた鳥谷部が登板。

いきなり古巣・西武相手となり、

先頭の新人・炭谷銀仁朗にヒットを打たれるも、

なんとか後続を抑え無失点に。

ワンバウンドが何球もあるなど、

制球にばらつきがあるよう。今後の課題でしょう。


ナゴヤからの話題。(1日)

ナゴヤドームの「人工芝張り替え」ナインに大好評

◇立浪和義

<張り替えられた新人工芝はナインに好評>

「やわらかくて体にやさしい」

ニッカン

◇井上一樹

<強度、クッション性も天然に近くなり>

「今までで一番いい。

去年まではボールを捕球するのに

飛び込んだりしたらヤケドしたけど、

今回のは大丈夫。

スパイクも1種類で履き替えなくていいから楽だね」

(スポニチ名古屋)



総工費3億円をかけて張り替えられた、

本拠地・ナゴヤドーム人工芝

この日お披露目となりました。

新しい人工芝は、札幌ドームと同じタイプ、

昨年までよりも芝の長さが2倍の26ミリ、

特殊カールに強カールを混ぜて織り込み

よりクッション性を高めているのが特徴のよう。

また色は、塁間や外野フェンス際の

ベージュ色がなくなり、天然芝に近い緑一色に。

芝の毛足が長く、柔らかくなったことで

選手の足腰への負担の軽減が期待されるなど

選手たちの反応もおおむね好評のようです。

ベテランの立浪、井上などはうれしいでしょうね。

早くバウンドなどの特徴を把握して、

本拠地のアドバンテージを持ちましょう。


◇岩瀬仁紀

<きょう2日、約5年半ぶりに先発マウンドへ>

「まあ、先発投手というより、

最初に投げる投手という感じです。

投げられる状態になってきている」

◇川上憲伸

<同じきょう岩瀬の後を継ぎ登板予定>

「岩瀬さんの後ろを投げるんですから、

しっかりと抑えないといけないですね」

(中スポ、スポニチ名古屋



きょう2日の西武戦では、

なんと守護神・岩瀬先発で登場します。

実に00年10月8日の広島戦以来、

約5年半ぶりとなる先発登板

「たまにはまっさらなマウンドに立ちたい」という

岩瀬の願いを落合監督が聞き入れての

実現となりました。

さらに続いて投げるという憲伸や、

昌さんも登板予定のプレミアムな一戦。

結果はいかに?


パノラマ席ペア招待券早くも定員超え(トーチュウ)

1日から受付が始まった

ドラゴンズ公式ファンクラブ

受け付け初日の申し込み者が

2万5000人を突破したと事務局が発表しました。

先着2万5000人にプレゼントされる

パノラマ席ペア招待券は早くも定員を超え、

2日以降の申込者はこの特典がなくなったそうです。



中日新聞販売店の方々が

かなり頑張ったようですね。

2日からは多少落ち着くと思いますが、

まずはいい出足なのでは。

これだけ求められているのですから、

今後のプランをしっかり練らないといけないでしょう。

期待していますよ。


WBCからの話題。(1日)

福留、右肩OK

WBCあす開幕・中国戦

◆WBC・エキシビションゲーム

(1日・東京ドーム)

日本代表 2-0 巨人



◇福留孝介

<スタメンに復帰、6回に右中間へ二塁打>

「そう実戦から離れていたわけではないけど、

1本でたらやはりホッとしますね」

<5日ぶりにスローイングも解禁。

初回先頭、亀井の打球を処理して二塁に送球>

「あれくらいなら問題なく投げられます。

怖さ? ちょっとは…。

もし、またっていうのはあるから、

控えめにとは思っていました」

<3番スタメンに当確か>

「それは首脳陣が決めることです。

万全の状態で出られるよう、努力します」

(中スポ、ニッカン)

◆王監督(WBC日本代表)

<主砲・松中の前後のクリーンアップについて>

「多村君にも福留君にも岩村君にもヒットが出て、

彼らが一番ホッとしているんじゃないか。

(3日の中国戦は)左投手が予想されるので、

それなりのメンバーを組もうと思っています。

最終的には当日、決めます」

<4試合の実戦を経て、確信を得る>

「投手、走塁、守備は完ぺきだと思う。

長打力が本来の力が出ていないが、

現在の調子で試合を進める。

やるうちに調子が出てくれば、

また違った形で試合を進める。

かなりいいチームを編成した。

現在の日本の野球の最高のものを

見てもらえる自信はできた。

あとの結果は神様だけが知る。

期待の大きさは分かっている。

われわれもその気になってやります」

(中スポ、ニッカン



右肩の張りを訴え、

練習試合を2試合欠場した福留

この日スローイングを5日ぶりに解禁し、

巨人との練習試合でも『3番・センター』でスタメン。

初回先頭の亀井の右中間の当たりでの処理で

二塁送球をいきなり披露しました。

打つ方では、初回の一死2塁で右への進塁打。

さらに6回は二死1塁、センター前への当たりを

俊足でスタンディングダブルに。

うれしい初安打で、3番スタメン出場へ向け、

アピールとなっったようです。

いきなりセンターで守っていて、驚きました。

右肩には不安はあるようですが、

無難にこなしていたようで、少し安心しましたね。

いよいよ明日からはアジアラウンドが始まります。

圧倒的に強いチームではないですが、

まずはしっかり1次リーグを突破してほしいです。

王さん、あまり福留に無理をさせないで下さい。


PS 今日の渡邉選手。

地元・ナゴヤドームでのオープン戦初戦。

我らが渡邉選手は、驚きの『9番・DH』でスタメン!

第1打席は、四球を選んで、井端のタイムリーで初得点

第2打席は二ゴロ。第3打席では高橋光信が代打に。

結局、1打数0安打1四球でした。

トーチュウの先発予想では、

出てこなかったので、スコア速報を見て驚きました。

ヒットはなかったものの、ホームを踏めて

幸先のよい初戦だったと思います。

また今朝のトーチュウ

『ホットDステーション』では、コメントが。

◇渡邉博幸

<新しい人工芝について>

「落ち着けばいい人工芝になると思う。

人工芝でも芝目はあるから、それに慣れるだけ。

柔らかい分だけ体にも優しそうだしね」

(トーチュウ)

さすが、守備の達人

「芝目に慣れる」など通ならではの

フレーズがとてもよかったですよ。

早く転がるボールの速さや、

バウンド具合に慣れてほしいです。

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