15 2006オフシーズン

2007年1月31日 (水)

春季キャンプ直前、沖縄からの話題。

キャンプインを2日後に控え、
ドラゴンズ選手会の合同自主トレが
この日、打ち上げられました。
また落合監督をはじめ、イ・ビョンギュ、
川上、岩瀬ら
がぞくぞく現地入り、
新外国人投手がナゴヤに到着など、
キャンプ直前の様々な話題をどうぞ!


オキナワからの話題。
(30日)

◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<沖縄合同自主トレ最終日、
北谷球場でフリー打撃などを行う。
2月1日からのキャンプへ向けての意気込みを>
「ある程度やりたいことはできたと思います。
キャンプは厳しいとは思いますが、
何とかついていきたい」

<キャンプ中の体重維持の秘策をを明かす>
「(キャンプでは)打撃をアピールしたい。
ただメニューがきついので体重が減って、
80キロ以下にはならないようにしたい。

最低でも80キロをキープしたいので、
毎日ケーキを食べようと思ってます。
甘いものを食べると疲れも取れるし。
おなかがいっぱいでも、ケーキなら食べられる。
特に好きなのはモンブラン。
疲れた時でもモンブランなら食べられます」
スポーツ報知名古屋ニッカン12

◇新井良太
<フリー打撃で5本のサク越えを放つ。
打撃フォームをオフに修正>
「トップからバットをあおらないように
ワンピースで打つ形(に変えた)。
ホームランを打てなかった理由は
自分が一番わかっていますから」
スポニチ名古屋

◇浅尾拓也(大・社ドラフト3巡目)
<北谷球場ブルペンで約30球を投げたが
キャンプインを前に早くも悩む>
「全然だめです。僕のフォームは
タイミングが取りやすいので改造しようかと
思っているんですが、そうすると球がいかない…」
名古屋ニッカン

☆こちらも本番直前!
北谷キャンプ現地レポさんの
『中日ドラゴンズ 北谷キャンプ2007』は、こちらから!


27日から続いていた
沖縄合同自主トレもこの日打ち上げ
最終日も好天の北谷、読谷で
選手たちはキャンプに向け、
最後の総仕上げを行ったようです。

北谷キャンプ現地レポさんによると、
2年目の吉見がブルペンで熱の入った投球
他の投手が上がっても、ひとり残って投げ続け、
かなりの球数を投げ込んだもよう。

また午後の陸上トレーニングでは、
森岡が足を気にする仕草を見せていたようです。
キャンプインを前に不安がよぎります。

また全体メニュー終了後は、
樋口、高江洲がブルペンでキャッチボール。
球場では、ベテラン・上田が、
また室内練習場では、堂上直倫、福田、西川、
柳田、普久原ら
若手が居残り特打を行ったもよう。
特に堂上直倫は、他の選手若手が上がっても、
一人きりでさらに打ち込みを続け、
初のキャンプに備えていたようです。

ところでその直倫が、キャンプでの秘策を。
過酷なキャンプで減ってしまう体重
毎日の夕食後にケーキを2個食べて
補っていくとコメントしました。
大の甘党で好きなケーキは、モンブラン
高校生らしく、なんともかわいい限りですが、
プロの体を作るのも、このキャンプでの課題。
しっかりキャンプを乗り越えられるよう頑張りましょう。


◇堂上剛裕
<読谷球場でのシートノックで、
ライトから本職さながらの強肩を見せる>
「肩ができてくればもっといけます。
(若手の中では)藤井さんが肩強いけど、
球の速さとか、内野やってたんで、
捕ってから投げるまでの速さとかで、
負けないようにしたい」

<これからは打球処理が課題>
「まだ一歩目がどうしても遅れますね」
(中スポ)

◇音外野守備走塁コーチ
<堂上剛裕のレーザービームに>
「外野も面白いかもしれないね。
地肩は(中日外野陣でも)上の方。
コントロールなど他の部分は
実戦をやっていけばつく」
(中スポ)

◇三澤興一
<読谷球場で移籍後初めてのブルペン入り。
巨人時代の同僚・小田を相手に立ち投げで約20球>
「準備はできてます。
実戦で早く投げられるように仕上げていきたい」
(東京中日)


一方、読谷球場では、
直倫の兄・堂上剛裕が、
シートノックで強肩を披露。
本来は三塁手ながら、
迷わずライトのポジションに入ると、
三塁、本塁へダイレクトでストライクを連発。
もともとには自信があり、
スピードガンでもかなりの数字を叩き出す剛裕
本職に負けない肩で音コーチにアピールしました。

昨秋から出場機会を増やすため、
自主的に外野練習に励んでいた剛裕
ハワイのウインターリーグでも
レフトを守っていたりしたようです。
秋季練習では、春田澤井、普久原ら
内外野兼務を指令されましたが、
これもその一環とも言えます。
キャンプでは、内野組に入ると思いますが、
チャンスを掴むためには、
今後も外野練習を続けていくことも大事です。


◇イ・ビョンギュ
<春季キャンプに備え、沖縄入り。
慌ただしいスケジュールでさすがにお疲れ気味>
「ちょっと疲れがあります。
サウナに入って休みたい」

<持ち込んだ野球道具以外の荷物は、
パソコンとDVD。さらに日本語習得のために
『日本語の本』も持ってきたことを明かし>
「日本語を覚えようと思いまして、
本を持ってきました。
日本語の本を見ながら
勉強しようと思っているので。
休みの日や、暇な時に勉強したいです」

<会見では報道陣のリクエストに応じて
知っている日本語も披露>
「ヨロシクオネガイシマス」
「コレイクラデスカ?」

<日本では有名な中日の猛練習。
キャンプについて問う報道陣に逆取材を>
「逆に聞きたいのですが、
中日のキャンプは厳しいと言われるが、
どんなふうにハードなんですか?
どのくらい厳しいのか教えて欲しい」

<昨年、落合監督のノックを受けた森野が
脱水症状になったことなど
担当記者の説明をうなずいて聞き、
キャンプ初日からのフルメニュー参加を希望>
「最初からすべてのメニューを
やろうと思っていますが、
『脱水症状』を起こさないように
ペースを抑えてやりますよ」

<沖縄でのキャンプは慣れている>
「興奮するかと思ったけど、
LG時代から通じて
11年目の沖縄キャンプになるので」

<昨季のリーグMVP・福留に
日本野球を学ぶ考えを明かす>
「練習しながら色々なことを聞きたい。
相手ピッチャーのこととかを聞いて行きたい」

<レフトかセンターか
決まっていない守備位置に関しては>
「自分はセンターをやってきたから
慣れているのはセンターだが、
監督に言われればどこでもやる」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇福留孝介
<所用のため、30日の合同自主トレには参加せず。
イにアドバイスを求められたら、話をする考えを明かす>
「オレの教えられることがあったら、何でも教える。
いろいろ話しますよ。通訳もいるし。
(同じ外野で)話をする機会も多いでしょう」
(東京中日)


イ・ビョンギュが、沖縄の宿舎に合流。
ドラ番への記者会見を開きました。
会見のなかで12球団一厳しいと言われる
ドラゴンズのキャンプを逆取材。
そのうえで外国人としての特権を返上し、
初日からフルメニューに取り組む意欲を示しました。

LG時代と同じ沖縄でのキャンプですが、
荷物のなかに日本語の学習本を入れていたり、
外野でコンビを組むことになりそうな
福留に教えを請う構えなど見せるなど
日本に溶け込む姿勢も伺えました。

新天地で迎える1カ月間のキャンプ。
まずはしっかり自己管理し、
無理しすぎないよう、練習に取り組んで
日本に溶け込んでほしいと願います。


◇川上憲伸
<岩瀬とともに沖縄の宿舎に到着。
キャンプ初日のブルペン入りに向け、調整は順調>
「(肩は)いい感じですが
やってみないとわからない。
まずは(ブルペンで)投げてみることですね。
最初から全力で投げるのは無理なんで、
どの辺で全力で投げられるかを確かめるのが課題です」

<岩瀬が自分のマネジャーに
間違えられ、笑顔が絶えず>
「いやー、間違えられてたよー」
サンスポスポニチ名古屋

◇岩瀬仁紀
<川上とともに沖縄入り。
タクシーでの移動中、運転手から
まさかの言葉をかけられ、苦笑い>
「『お客さん中日の川上さんですよね。
隣の方はマネジャーさんですか?』って。
おもしろかったよ」

<キャンプについては>
「自分のペースでやっていきたい」
中スポ名古屋ニッカン


◇落合監督
<東京からキャンプ地の沖縄に移動。
きょう31日の全体ミーティングから連覇へ始動>
「第1、第2クールはふるいにかける。
この世界全員同じスタートを
切らないといけないからね。
(厳しいのは)いつものことだよ」
(中スポ、名古屋ニッカン


憲伸とマネジャーさん。また仲良しコンビの
エース・川上憲伸
守護神・岩瀬
この日、そろって沖縄入り。
サイパンで順調に
自主トレをこなした憲伸は、
ここ数年続けている早期ブルペン入りを示唆。
初日から半袖で投げるエースが見られそうです。

一方、キャンプでは
マイペースを貫く考えの岩瀬
しかしこの日乗ったタクシーでは、
運転手から「川上さんのマネジャーですか?」
言われてしまい、思わず苦笑いだったとのこと。
球界最高年俸投手マネジャー呼ばわりする
オキナワのタクシードライバー、
ある意味、ツワモノだと思います!

最後に落合監督
例年通り、東京からの最終便で沖縄入り。
きょう31日の全体ミーティングでは、
ナインへ厳しいゲキを飛ばすのではと思われます。


◇中田賢一
<荒木、森野とともに、
イオン南風原店でのトークショーに参加。
今キャンプから投球フォームを
マイナーチェンジすることを明かす>
「無駄のないフォームが一番ですからね。
それを探してやっていきたい。
1年間やれば結果はついてくる。
10勝? それは目指してやります。

いまはインステップするところを修正しています。
キャッチボールから気をつけていますが、
うまくいっている。
これが内転筋を痛める原因かもしれませんからね。

プロに入ってからはフォームに繊細になりました。
まあ悪くなって修正、悪くなって修正の
イタチごっこですけど。
投げるときに(右)ひざが割れている、
腰が下がりすぎているというのもあると思います」

<キャンプではブルペンでのフォームをビデオ撮影。
宿舎に戻ってチェックし、納得いくまで修正する>
「故障するのは投げ方の問題。
何とかいいフォームを見つけたい」
(中スポ)

◇荒木雅博
<『沖縄での楽しみは?』との質問に>
「キャンプ中は沖縄とか関係なく寝ることが一番。
幸せに感じるのは、寝ることです」
(中スポ)

◇森野将彦
<『チャンスで打つ心構えは?』と聞かれ>
「無心というか、平常心になること」
(中スポ)


荒木、森野、中田の3人が
現地・沖縄で行われたトークショーに参加。
約200人のファンの前で活躍を誓ったもよう。

そのなかで中田が、キャンプで
投球フォームの修正を行うことを明らかに。
カギとなるのが、インステップの修正。
左足を捕手に向かって、
まっすぐに踏み出すことで、
腰や内転筋の負担を軽減させることが目的のようです。

ケガに負けない体と
理想のフォームを固めることで、
1年通じての先発ローテ入り
初の2ケタ勝利を狙うという背番号20
ただあまりフォームにナーバスになりすぎて
袋小路に入り込まないよう、注意しましょう。


ナゴヤからの話題。(30日)

◇ジョー・バレンタイン
<中部国際空港着の航空機で来日。
新天地にかける決意を熱っぽく語る>
「日本に来ることをすごく楽しみにしていた。
エキサイトしている。
プロではリリーフの経験が多いが、
チームが勝つために与えられた役割は何でもやる。
先発でも中継ぎでも、抑えでもだ」

<右投手ではあるが、
特に左打者に強いことをセールスポイントに>
「そう、ぼくのチェンジアップが左打者に有効なんだ。
これと真っ直ぐを組み合わせて
打者を抑える。自信を持っている投球だ」

<きょう31日に沖縄入りし、
ナインとともにキャンプに合流>
「アメリカでもしっかり体を動かしてきた。
いつでもキャンプに入れる」
(東京中日)

◇フランクリン・グラセスキー
<196センチの長身左腕。初めての日本に>
「すごくいいところと聞いている。
ドミニカに比べると寒いが、慣れれば大丈夫。
ここで野球をするのが楽しみ。
どんな形でもいいからチームの優勝に貢献したい。
優勝リングを手に入れたい。ベストを尽くすよ」
(東京中日)

◇ラファエル・クルス
<キャンプで入団テストを受けるため、
ドミニカ共和国から来日。
捕手から投手に転向の変わり種はやる気満々>
「ドラゴンズからもらったチャンス。
何が何でも、ものにしたい。
(投手に転向したのは)4年半ぐらい前から」
(東京中日)

◇エンリケ・ラミレス
<同じくテストのため来日。日本での成功に賭ける>
「テストに合格したい。頑張る」
(東京中日)


新外国人投手のバレンタイン、グラセスキー
さらに春季キャンプでテストを受ける、
クルスエンリケ・ラミレスが、
この日、中部国際空港着の飛行機で来日しました。

最も期待がかかるバレンタインは、
上下ジャージというラフな普段着で登場。
MAX157キロのストレートと
チェンジアップのコンビネーションという
自分のセールスポイントをアピール。
さっそくセットアッパー左殺しに立候補しました。

またドミニカンのテスト生の2人は
合格した場合、育成選手となる予定。
それでも異国での成功に向け、
テストに全力をつくすと語りました。


今日のその他。(30日)

竜、年俸総額トップ 日本選手
V9以降 巨人抜いた

(中スポ)

今朝の中スポによると
『日本選手に2007年支払われる年俸総額』
ドラゴンズ巨人を抜いて
12球団の首位に立ったことが、明らかになりました。

日本選手(支配下選手のみ)に今季支払われる額は、

中日=31億4870万円
巨人=30億7784万円

福留が更改すれば、その差は
さらに開くことになるそうです。


ついに巨人を抜いたんですか!
確かに巨人は、ここ数年の新旧入替で
高年俸の選手がずいぶん抜けましたからね。

それにしても、スゴい額
それだけドラゴンズの日本人選手の
質が高いということでうれしいことですが、
先日の西川球団社長
「ない袖は振れない」発言などにもあるように
今後は人件費抑制の方向へ進む可能性も
出てくるかもしれません。

ちなみに『外国人選手を含めた総年俸』では、
6億5000万円のイ・スンヨプなどがいる
巨人が41億7634万円で12球団のトップ。
ドラゴンズは39億8870万円で2位になるそうです。

お金を払っている分、
選手達には、しっかり働いてもらい、
チームに還元してほしいと期待します。

2007年1月30日 (火)

イ・ビョンギュはじめましてと見せた強肩。

李炳圭 頼れるお肩
来日初練習で大遠投

前日に来日した新外国人選手、
イ・ビョンギュが記者会見を行い、
ドラゴンズの力になるべく意気込みを語りました。
また終了後の初練習で大遠投。
いきなりその強肩ぶりを披露したそうです。


◇イ・ビョンギュ
<屋内練習場で来日記者会見を行う>
「(日本語であいさつ)
はじめまして。よろしくお願いします」

<以下一問一答、来日しての感想は>
「緊張もあるし、新しい世界で
ドキドキしているところがあるが、
一生懸命、活躍できるように頑張りたい」

<見せたい点は>
「韓国にいた時と同じようにやっていきたい。
特に、どうしたい、とか考えていない。
試合に出れば、一生懸命に
プレーする所をお見せしたい」

<目標は>
「ドラゴンズは優勝チームで、いい外野手が多い。
そこに自分が入るのは難しいと思うが、
打って、守って、走って、何でもできる選手として
チームの力になり、貢献できるように頑張りたい。
特に数字的な目標はなく、ケガなく、
フルシーズン試合に出られるように頑張りたい」

<日本野球の印象は>
「正確、精巧、速い」

<ドラゴンズの印象は>
「古巣のLGの姉妹球団で、
キャンプにも(練習参加で)来てるから、
家族的な雰囲気があるという目で見ている」

<韓国のファンへひとこと>
「10年間韓国でプレーし、
昨日名古屋で1泊して寝る前に
韓国のこと、韓国のファンのことを思い出した。
日本で活躍する姿を見せたい」

<中日では過去、韓国選手が活躍したが>
「先輩方が頑張っているし、自分も頑張って、
韓国にはいい選手がいる、
ということをアピールしたい」

<イ・スンヨプのいる巨人と4月3日に初対戦する>
「1対1ではなくチーム対チームという意識。
『スンヨプ対ビョンギュ』というのは
グラウンドでは考えない」

<日本での成功のために何が必要か>
「(日本と韓国は)文化も違うし、
慣れなければいけないこともある。
日本語も覚えないといけないと思う。
ドラゴンズは家族的なチームだから
心配ないと思うが、チームメイトと
仲良くなるのが一番だと思う」

<どう呼ばれたいか>
「自分からは特にこう呼んでほしいというのはない。
ボクのプレーする姿を見て、ファンが
いろんなニックネームをつけてくれればいいと思う」


<屋内練習場の玄関で自主トレ中の
山本昌、岩瀬にあいさつし、握手も交わす>
「2人のことはもちろん、知っています」

<記者会見後、約1時間半の練習を行う。
キャッチボールでは屋内練習場のスペース、
約60メートルを軽く越える大遠投を繰り返し>
「もう少し遠くへ投げたかったから」

<日本での初練習に>
「いつもやっていることをやったから、
これまでと変わりはなかったですよ。
韓国で一生懸命に練習してきた。
まだ足りないところもあるが、
(仕上がり具合は)80~90%ぐらいです。
(最後は日本語で)おつかれさまでした」

(中スポ、サンスポスポーツ報知
共同通信社時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


◇西川球団社長
<イ・ビョンギュの記者会見に同席>
「念願の日本一に向けて、戦力として期待している」
MSN毎日新聞スポニチ名古屋

◇山本昌
<屋内練習場で岩瀬とともにイと初対面。
チームに溶け込むための心得を挙げる>
「思っていたよりも大きいね。
ソン(ドンヨル)さんが話していたけど、
『外国人選手だと思わない方がいい』と。
それが大事だと思うよ。
僕はソンさん、サムソン(リー)、
(イ・)ジョンボムと見てきた。
過去の(韓国人選手)3人を見ても、
気質も(日本人と韓国人は)似ているし、
あまり外国人選手だと思って
やらない方がいいんじゃないかな。
ドラゴンズはフレンドリーなチームだし、
大丈夫だと思う。僕も先輩だからサポートしますよ」
中スポ名古屋ニッカン

◇岩瀬仁紀
<同い年のイと初対面して>
「思っていたよりも大きいね。
同級生だし、お互いに頑張りたい」
名古屋ニッカン


来日記者会見を終え、
ナゴヤ球場で初練習を行ったイ・ビョンギュ
前日に来日したばかりながら、
疲れた様子も見せず、汗を流しました。

ウエートトレ、キャッチボール、遠投、
ペッパー打撃、ティー打撃、
ランニング、ダッシュという約1時間半のメニュー。
しかしそれを軽快にこなす辺りは、
上々な仕上がりぶりを印象づけました。

そのトレーニングのなかで、
注目を浴びたのが、遠投
キャッチボールの距離をどんどん延ばし、
屋内練習場最長の距離となる約60メートルへ。
さらに「もっと遠くへ投げたかった」と伸ばし、
推定80メートルという相手のはるか頭上に
力強いボールを投げ続ける
自慢の強肩がさっそくベールを脱いだようです。


ヨロシクオネガイシマス。いきなり強肩
披露しましたね。
その実力やいかに?
という感じだったので、
仕上がりの良さに安心しました。

守り重視のドラゴンズ野球
センターかレフトを任される予定の
打撃については、時間と慣れ
必要になってくると思いますが、
それより大事なのは、守備をしっかりこなせるか。
強肩堅守のアレックスの後釜ですし
それが出来れば、まずは戦力になりますからね。

韓国から海を渡り、新たな舞台に挑む
大切なのは、日本野球のムードに慣れること。
そのためにチームに溶け込むこと。
さらにケガせずにゲームに出続けることですね。
人柄も良さそうな感じですし、
仲間もバックアップしてくれるだろうと思いますので、
ドラゴンズブルーに染まるのも早いのではと思います。

シュアな打撃が持ち味の韓国のヒットマンが、
ドラゴンズファンの期待に応えて
日本球界で活躍してくれることを願っています。


ところで、イ・ビョンギュが記者会見で、
日本でのニックネーム募集を呼び掛けました。
韓国では『赤兎馬(チョクトマ)』だったようですが、
日本では、少々なじみの薄いうえ、
本名が「ビョンギュ」
日本語では発音しづらい面もあって、
そのプレーを見て付けてほしいそうです。

自分的にぱっと浮かんだのが、『ビョン吉』
ど根性ガエルのピョン吉から来てますが、
どうも、センスないなぁ...。
でなければ、赤兎馬から『青韓竜』というのは?

ただ某球団の『ウルフ』みたいに
まったくはやらなくて消えるものもありますし。
中スポでは『ビョン様』となっていますが
活躍して、良いニックネームが付けばいいですね。


オキナワからの話題。(29日)

◇中田賢一
<北谷球場でブルペンに入り、
今季初めて捕手を座らせ15球。
投げるたびに踏み込んだ左足の位置を確認>
「多少インステップ気味なんで
意識して投げました。
(踏み込んだ左足が内側に入ると)
無理に体を回転させないといけない。
とにかく今はキャッチボールの時から
気を付けて投げてます。
1日、1日を無駄にしたくないですからね」

<今キャンプのテーマについて>
「真っ直ぐ、スライダー、投げるの全部
コントロールを徹底させたいです。
僕はどうしても球数が多くなってしまう。
コントロールが良くなれば減っていきます。
最後まで投げるためにも直球も変化球も
完ぺきなコントロールを身につけたい」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇石井裕也
<ブルペンに入り、捕手を座らせ投球練習。
今季からワインドアップ投法を導入する>
「(走者がいないときは)セットをやめて、
ワインドアップで投げようと思っています。
しっくりといい感じで投げられました」

<ワインドアップの利点を挙げ>
「セット(ポジション)だと、141キロくらいで、
ワインドアップでは146キロは出ます」

<変えようと思ったきっかけは>
「2段モーションのことがあるので」

<今年の目標は>
「今年は先発でも、中継ぎでもどちらもやりたい」
(東京中日)

◇清水昭信(大・社ドラフト6巡目)
<沖縄入り後、初のブルペン入り。
森コーチが見守る中、捕手を立たせて約30球>
「(森コーチに見られて)緊張しましたね。
状態はまだ本調子じゃない。
焦る気持ちを押し殺して
キャンプに向かいたいですね」
(東京中日)


沖縄合同自主トレは、3日目。
北谷球場では、ともに3年目を迎える
中田石井がブルペン入り。
捕手を座らせ、力のあるボールを放ったもよう。

そして両投手が、キャンプでの課題を披露。
先発ローテ入りを目指す中田は、
踏み込んだ左足が内側に入らないよう
注意するとともに、制球に磨きをかけること。

一方、石井は、今季から無走者の時は、
ワインドアップ投法を導入するそうで、
球速を上げ、制球、変化球のキレを
良くしていくことで、
アピールしていく考えを明かしました。


久本、小林、高橋、樋口ら
中継ぎ左腕の争いになるであろう石井
5キロ増すというワインドアップで投げ込めば、
より力のある投球ができるでしょうからね。
まずはしっかりと制球が付くよう、
使えるように仕上げていってほしいと思います。


◇田村捕手コーチ
<北谷球場での合同自主トレを視察。
希望枠ルーキー・田中の育成プランを披露>
「まずキャンプの序盤で
キャッチングを見てから。それからだよ。
大事なのはキャッチング。
それからスローイング。基礎を教え込まないとね。
(現時点の状態は)まだよく分からない」

<ダイエー時代は城島のお手本として、
当時の若菜バッテリーコーチと二人三脚で指導>
「3人でよく話し合ったよ。
城島はオレのキャッチング、
スローイングをまねて実戦を積んだ。
ビデオでチェックしたりもした。
何でもまねることが大事だからね」

<キャンプ中は毎日ブルペンに通わせる方針も>
「どれだけ捕れるか見たい。
きちんと捕れなければ次のステップには進ませない。
ブルペンでいい音を出して捕って、
ピッチャーを乗せていかないと。
必要ならブルペンで投手全員の球を受けさせたい」

<キャッチングを習得すれば次のステップへ>
「前田や小川ら若手と競わせる形で
紅白戦、オープン戦で使う」
中スポ名古屋ニッカン

◇田中大輔(大・社ドラフト希望枠)
<この日はブルペンで佐藤充のボールを受ける。
田村コーチの『城島式英才教育』に気合十分>
「キャッチングは得意な方じゃない。
ケツが落ちて次の動作に
時間がかかるのがボクの弱点なんです。
だからいろいろ教わって修正していきたい。
プロの球をしっかり捕れるようになりたい。
全員の球を受けたいです」

<全体メニュー後、居残りで送球練習を行う>
「強いスローイングをやっていなかったんで。
それに内野が空いていましたからね」
中スポ名古屋ニッカン

◇岩﨑達郎(大・社ドラフト5巡目)
<強肩・田中の送球を受けて>
「ワンバウンドかと思ったら
ボールが伸びた。すごい投球ですよ」
(中スポ)


今季から就任した田村捕手コーチ
合同自主トレを視察。
さっそくブルペンで教え子となる
希望枠・田中の捕球を視察しました。

ポスト谷繁の育成が任務となる田村コーチ
その筆頭候補ともいえる田中
キャンプでの育成プランを披露。
序盤では、基礎を徹底的にたたき込むもよう。
谷繁、小田、そして自らも手本となり、
まずは物まねでもいいから、
しっかりとしたキャッチングを身につけさせる。
それを完成させてから、
次に進ませる方針のようです。

現役時代には、城島(マリナーズ)の
お手本となった田村コーチ
『ポスト谷繁』の育成は
チームとしての長年の課題の1つです。
学ぶ意気込み十分の希望枠を鍛え、
第二の谷繁、そして城島を育ててほしいと思います。


◇福留孝介
<この日キャンプ地の沖縄入り。
未更改で自費参加となるキャンプについて>
「しっかり体を作ることかな。
ケガをしないように、
(シーズンへの)準備をしっかりしたい」

<きょう30日から合同自主トレに参加。
フリー打撃について、場外での初打ちも示唆>
「時間があったらします」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇立浪和義
<福留と同じくこの日、沖縄入り。
高代コーチとの話し合いの結果、
北谷球場でのキャンプスタートが決まる>
「やることは変わりません。
最初は体ができていないと思うので、
じっくりと調整します」
(東京中日)


福留立浪がこの日、沖縄に入りました。
午後7時過ぎに宿舎に到着した
福留の左手には、分厚い財布が。
自費キャンプだからということもあるのでしょうか。
今後の精算のために、
領収証はしっかりもらっておきましょう。


◇高代野手総合チーフコーチ
<恩納村の宿舎でコーチ会議を開き、
2月1日からのキャンプの方針を確認。
キャンプのメンバーの振り分けについて>
「キャンプでの練習の流れ、
特守、特打をする選手などを決めた。
メンバーの振り分けは
1、2軍で分けるということではない。
まだ監督が来てないので決定はしていない」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン


キャンプへ向けたコーチ会議がこの日開かれ
北谷、読谷球場で練習する選手の振り分け
初日の練習や個別のメニューなどが
話し合われました。
今春のキャンプでは、例年の「1軍=北谷」
「2軍=読谷」というくくりが撤廃され
ベテランや主力選手、故障者が読谷球場で、
若手などそれ以外は、北谷球場でのスタートとなるもよう。
選手の人数は北谷の方が多く、厳しい競争になるとのこと。
きょう30日に沖縄入りするため
会議には不参加だった落合監督
承認を得てから、選手に通達される予定です。


中日が外国人投手をテスト キャンプで
(共同通信社)

この日、ドミニカ共和国出身の
ラファエル・クルス(29=右投右打)、
エンリケ・ラミレス(30=右投右打)の
両投手の入団テスト
キャンプ中に行うと発表されました。

また契約をした新外国人3投手のうち、
サンティアゴ・ラミレス
カリビアン・シリーズ出場のため、
来日が遅れ、2月12日以降になるそうです。


今日のその他。(29日)

ウエスタン・リーグ 試合日程発表
(NPB公式サイト)

今季のウエスタン・リーグの公式戦の
試合日程が発表されました。
1球団あたりの試合数は88試合
3月24日(土)に開幕し、
ドラゴンズは、サーパスと対戦します。
地元・ナゴヤの開幕は、3月30日からの広島戦です。

また春季教育リーグに日程も同時に発表。
3月2日から始まり、ドラゴンズの初戦は
こちらも同じサーパス戦(12:30・神戸サブ)となります。
詳しい日程等は、↓で
2007年度 ウエスタン・リーグ春季教育リーグ試合日程
2007年度 ファーム公式戦日程

2007年1月29日 (月)

浅尾に驚く森コーチとイ・ビョンギュ来日!

中日・浅尾に“プロの洗礼”森コーチ「ピッチャー?」

沖縄合同自主トレは、2日目。
152キロルーキー・浅尾がブルペンで
はじめて捕手を座らせての投球練習
しかし視察した森コーチはその投げ方に驚いたもよう。
一方、新外国人選手のイ・ビョンギュが来日。
キャンプを前に準備万端のようです。

◇浅尾拓也(大・社ドラフト3巡目)
<ブルペンで初めて捕手を座らせ投球練習。
同じルーキーの福田を相手に25球>
「(直球は)8割くらい(の力)です。
大学ではこの時期に肩をつくってましたし、
キャンプでバッティング投手をすると
聞いていたから、つくっておけばと思いました」

<森コーチのフォームの指摘に>
「今まで専門的な人に
教わることがなかったので…。
投手を始めた時からこの投げ方。
自分が1番投げやすいように投げているだけなんです」
(中スポ、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<北谷球場で合同自主トレを視察。
ブルペンで投球練習を行った浅尾を観察。
あきれたような口調で辛らつな評価を>
「あいつはピッチャーなのか?
そういえば意味は分かるだろう」

<浅尾の上半身に頼りすぎるフォームを指摘>
「よくあの投げ方で
あんなボールが投げられるな…。
あの投げ方で無理してけがをしてもいけない」

<さらにその前の体力についても指摘>
「トレーニングコーチに聞いたけど、
(浅尾は)腹筋50回できないらしい。
体をしっかりつくらないとな」

<辛口の評価もその潜在能力は認め>
「あの投げ方で速い球が
あれだけ投げられるのだから、
逆に言えば、ちゃんとした投げ方をすれば
どうなるのか楽しみだ。
ちゃんと教えれば、
もっといい球を投げられるということ。
体をしっかり鍛えれば良くなる。
持ってるものはあるだろう」
(中スポ、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン

◇三木トレーニングコーチ
<浅尾の体づくりの必要性を話す>
「まだまだ高校生だと思っている」
(中スポ)

◇福田永将(高校生ドラフト3巡目)
<浅尾の投球練習の相手を務め>
「キレがあるし(手元で)伸びてくる」
(中スポ)


大学・社会人ドラフト3巡目の
浅尾が北谷球場のブルペンで
森バッテリーチーフコーチが視察する中、
初めて捕手を座らせて25球を投げました。
キレのあるストレートを始め、
スライダー、フォーク、パームボールなど
変化球も織り交ぜ、福田を相手に
力のこもった投球を披露したもよう。

しかし浅尾の投球を初めて見た
森コーチの第一声は、
「あいつはピッチャーなのか?」
テークバックとフォロースルーが
極端に小さく、上背だけで投げるという
野手のような変則的なフォーム。
ただでさえ細身でが出来ていない浅尾
この投げ方を続けるとケガをするぞと
半ば呆れたような表情でダメを出しました。
一方、専門家の指導をほとんど受けることなく、
我流で作り上げたフォームを
指摘された浅尾は苦笑い。
今後は体力強化とともに、
投げるときの体の使い方も教わっていくようです。


その力、未知数...。「あいつは
ピッチャーなのか?」

いきなりそう来ましたか。
まあこれからの
指導方針によりますが、
フォームを改造して
しまうのでしょうか?
ただ森コーチ
その素質や潜在能力に
ついては、高評価
ある意味、未完成さが魅力の浅尾ですから、
その素質を開花させさえすれば、
球速や球威は、さらに伸びていくかもしれません。

そのためにまずは、しっかり食べて、
走って、鍛えて、プロの体を作ること。
プロの門をまだくぐったばかり。
未完の大器の成長、楽しみにしたいです。


◇森バッテリーチーフコーチ
<合同自主トレを視察した後に
キャンプ第1クールからのサバイバルを予告>
「主力を除いて(2月)5、6日に
フリー打撃に投げてもらう。
そこで投げられないなら結構。
投げたくて仕方がない投手がたくさんいるんだから」

<マルティネスが抜けた先発左腕については>
「穴なんてすぐ埋まるよ。
たくさん候補はいる。最悪、右だっていいんだ」
名古屋ニッカン

◇佐藤亮太
<思わず張り切ってしまい、
ブルペンで捕手を座らせて53球>
「(視察の)コーチもいるし
みんなも座らせて投げてたので、つられてしまって。
ボールの回転を見たかったんですが
あまり飛ばして無理しないように気をつけます」
(中スポ)

◇樋口龍美
<捕手を立たせたままながら、
力のこもった投球練習を行う>
「いつでも捕手を座らせて
投げられるくらいまできています。
あしたも、あさってもブルペンにはいります」
(中スポ)


また森コーチが改めてキャンプの方針を。
若手投手は遅くても第1クール終了までに
必ずフリー打撃に登板してもらい、
その出来により徐々に振り落としていくとのこと。

川上、山本昌、朝倉辺りはほぼ当確としても、
それ以外は、かなり厳しい競争になりそう。
しかし選手たち
すでに織り込み済みのようですね。
この日の北谷のブルペンでも朝倉を始め、
佐藤亮太、吉見、長峰、
樋口、金剛ら
が投げ込みを行い、
中でも吉見佐藤亮太
捕手を座らせての本格的な投球。
走り込みでもコンビを組んだ2人が
火花が散るくらいのライバル争いを見せたそうです。
コメントを読むと、佐藤亮太の方が
吉見につられただけだったようですが、
キャンプを前に選手間では、
サバイバルの幕が開いているのかもしれません。


◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<北谷球場でのフリー打撃で荒木と相対して>
「緊張しましたね。
荒木さんが褒めた? いや、まだまだですよ。
きょうはとにかく思いっ切り振ろうと思っていました」

<この日は合計62スイングで
サク越え6本も、キャンプ前とあって>
「まだ足りないところがある。
まだまだこれからですよ」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇荒木雅博
<堂上直倫の打撃投手を務める。
30スイング中、3本のサク越えに絶賛の言葉を>
「いいパワーしていますよ。
あの遅い球を遠くまで運ぶんだから」

<打撃投手での肩慣らしに>
「去年肩を痛めて休んでいるから、
きっちり調整したくて」

<全体練習後は、屋内練習場へ直行。
約1時間、マシン相手に打ち込む>
「こんなに打ったのは11カ月ぶりかな。
(久々の特打に)いい感じじゃないですか。
キャンプである程度
バット振れるようにしておきたいんです。
(2月1日には)しっかり打ち込める状態にしたいですから。
4月(開幕)に合わせればいいという人もいますが、
僕は2月1日に動けないと納得できないタイプですから。
まあ(ホテルに)帰っても暇ですから」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇井上一樹
<練習中に堂上直倫と手の平を合わせ>
「おれも手は大きいけど
堂上(直倫)も大きいから
どれくらいだろうと思って合わせたんだ」

<結果は井上の方が少し大きかったが
体格の良さに驚き、褒める>
「高校生であれだけの
体をしているのはうらやましいね。
おれはきゃしゃだった。20キロ増えたけど」
(中スポ)

☆今春もお世話になります。
北谷キャンプ現地レポさんの
『中日ドラゴンズ 北谷キャンプ2007』は、こちらから!


初日に比べ、やや肌寒かった北谷
その北谷に初登場となったのが、堂上直倫
この日もフリー打撃を行い、サク越え6本
前日よりも強振する場面もありながらも、
自分のペースで左右に打ち分けていたようです。

ところでこの日、
直倫の打撃投手をしたのが、荒木
昨年痛めた肩のトレーニングの一環で
比較的遅い球を投げていたようですが、
それをレフトへ持っていくパワーを絶賛しました。
終了後、少し肩を気にするしぐさを見せた荒木
ただスポーツ紙には、
「右肩痛の影響も全くなし」とありました。


その荒木ですが、全体練習終了後、
屋内練習場で居残り特打を敢行。
マシンを相手に約1時間、200スイング。
ただそのペースがハンパではなく、
秋季練習の速射マシンを思わせるきつめの速さ。
スロー調整を誓ったとは思えないハードな特打
キャンプを前に体を追い込んでいたようです。

打ち込みを終えた荒木は、納得の笑み。
今後は、30日にももう一度打ち込み、
キャンプインを迎える予定だそうです。


◇鈴木義広
<読谷球場で今季初めてプルペン入り、
キャンプでのブルペン皆勤計画を明かす>
「(2月1日からは)
プルペンは毎日入ろうと思います。
1日の球数を50球、60球ぐらいにして、
去年のようにバカ見たく
投げ込むことがないようにします。

先発投手じゃないんだから、
そんなに球数を投げる必要なかったんです。
今年はゲームに近いかたちで投げます」

<沖縄入り前の城島道場での自主トレで
ソフトバンクの馬原、三瀬に相談しアドバイスを>
「球数を投げなくても、シーズンが近づけば、
肩は自然にできると言われました」
中スポ


一方、読谷球場では、
鈴木が今季初めてのブルペン入りし、
小田を相手に立ち投げで約20球。
しかしそのボールは、力強かったようです。

その鈴木が、キャンプでの構想を披露。
1、2日おきに200、300球といった
昨年の投球過多を反省。
今年は、1日の投球数を減らす代わりに
休みなく投げるという方法に転換。
シーズン中同様、少ない球数
肩をつくる構えを見せました。

調整失敗の反省を生かす3年目のキャンプ。
中継ぎとしての肩をしっかり作り上げましょう。


◇田中大輔(大・社ドラフト希望枠)
<大学の卒業試験が無事終了し、
沖縄合同自主トレに合流。
読谷球場でゴロ捕球などを行う>
「テストは何とか...。
向こうでも体は動かしていましたが、
まだ少し重いですね。
体調はいいです。
キャンプでアピールできるように
しっかりと準備したい」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇齊藤信介
<父・博さんを脳腫瘍で亡くし、
沖縄を離れ、実家の高松市に帰る>
「去年から入退院の繰り返し
だったので、覚悟はしてました。
一人っ子なので母が落ち込んでいないか心配です。
なるべく早くこっちに帰ってこれるようにします」
(東京中日)

その他では、大学の卒業試験
東京に戻っていた希望枠・田中
沖縄合同自主トレに合流。

一方、齊藤は、父・博さんが27日に死去。
連絡をもらい、沖縄から帰郷しました。
長男ということで、喪主も務めるそうです。
ご冥福をお祈り致します。


ナゴヤからの話題。(28日)

◇イ・ビョンギュ
<中部国際空港着の航空機で来日。
大勢の報道陣に囲まれ、少し硬い表情で>
「新しい舞台ということで緊張感もあるし、
ドキドキしている部分もある。
まだ落ち着いていないけど、
沖縄に行ったら実感するかもしれない」

<今月は夫人の出産などもあり、多忙ながらも
すぐにキャンプインできる体をつくってきた>
「韓国でもしっかり練習してきたので、
体調は大丈夫です。80~90%ぐらいの感じ。
バッティング練習はしてきました」

<日本での目標について>
「去年の優勝チームでプレーできることは
光栄です。チームに貢献したい。
個人として大きな目標はありません。
ケガなく1年間、レギュラーで
プレーできるように頑張りたいです」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン12


期待の新外国人選手、
イ・ビョンギュがソウル発の航空機で
中部国際空港に来日しました。
黒いダウンジャケットにジーンズと
ラフな出で立ちで現れた
しかし、ソウルでの自主トレでは、
すでに打ち込みを行うなど、
体の方は、8割方仕上がっている様子。
今後は、きょう29日にナゴヤ球場で
来日初練習と来日会見を行い、
明日30日に沖縄入りする予定とのこと。

あと3日後には、ベールを脱ぐ背番号7
連覇へのカギを握る選手の1人とも言えるでしょう。
まずはドラゴンズブルー
ユニホーム姿を楽しみにしたいです。


◇福留孝介
<名古屋市で行われたトークショーに参加。
大勢のファンを前に出発宣言>
「沖縄って聞いたら、ゾッとする。
観光地じゃなくて、キャンプ地だから。
(春季キャンプについては)
とにかくけがをせずに乗り切りたい」

<北京五輪の話題に触れ、
金メダル獲りに意欲を見せる>
「野球をやっていて、
金銀銅の全部を持っている人は
そういないでしょう? 
ぼくが取っていないのは金だけだから。
取りたい気持ちはありますよ。
金、銀、銅を並べて写真を撮りたい。

その時に選ばれる選手で
あることが大前提ですけどね。
選ばれる選手でありたいし、
そういう状態にしておきたい。
力になれるのであれば
(星野監督の)お手伝いをしたい。
協力できることはするつもりです」

<ファンに、チームでただ1人
契約を保留していることについて説明>
「別に球団とケンカを
しているわけではないですよ。
お互いの意見を出して話し合っていけば
何とかなると思いますから」

<トークショー出席後、契約交渉に言及。
自費キャンプ突入が決定したが、表情は明るく>
「そんなに気にしてないです。
別に休日じゃなくても
沖縄では練習が終われば時間があるし、
いくらでも話し合えますから。
球団の都合に合わせてという感じです。
ゆっくり(交渉を)できる方がいい。

別に球団とケンカしているわけじゃないし、
交渉ごとだから妥協もある。
契約の面で妥協するかもしれないし、
気持ちの中で妥協するかもしれない。
言葉一つで変わってくることもあるでしょう」

<今後の交渉に関しても、水面下で応じる構え>
「皆さん(報道陣)の前に出ると
いじめられるから(笑い)。
(更改時期が)遅くなったのは申し訳ないけど、
まあ、なかなかできることじゃないしね。
自費キャンプっていっても、
これも一つの経験だと思う。人間だもの。
人生は何事も経験が大事」
中スポ、東京中日、サンスポスポーツ報知
共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


名古屋市内の2つのショッピングセンター
「イオンナゴヤドーム前ショッピングセンター」
「ヨシズヤ名古屋名西店」
それぞれトークショーなどを行った福留
大勢のファンの前で、
北京五輪への意欲などを語りました。

一方、双方のスケジュール調整がつかず。
やむを得ず沖縄へ持ち越しとなった契約問題
初の自費キャンプ突入については、
意に介するそぶりはなく、
練習時間以外であればいつでも交渉。
円満決着へ向け、とことん話し合うようです。

ところで今朝のスポーツ報知の見出しが、
『福留「“金”欲しい」…北京へ前向き』

「金」を思わず「かね」と読んでしまいました。
出来るだけ早く、円満解決して、
「きん」と読めるようになってほしいです。

2007年1月28日 (日)

沖縄合同自主トレ開始、堂上直倫冷静フリー。

竜、連覇だ!日本一だ!
沖縄で合同自主トレ始まる

ドラゴンズ選手会合同自主トレ
沖縄に場所を移して、再開されました。
名古屋に比べれば穏やかな気候のなか、
選手たちは、北谷、読谷の2球場に分かれ
それぞれ汗を流しました。
また期待のルーキー・堂上直倫
初のフリー打撃を披露。
周囲を意識しない姿勢に
大物の片りんを伺わせました。


◇井上一樹
<選手会長は北谷球場で陣頭指揮を執る。
練習開始前に選手たちに呼び掛ける>
「だんだんとペースを上げていくように。
練習したい選手は、(施設を)どんどん使ってほしい」
名古屋ニッカン名古屋タイムズ


午前10時に始まった第二次合同自主トレ
曇り空で気温は例年よりやや低めの16.5℃
それでも8.9℃というナゴヤに比べれば、上々。
半袖姿も現れるなど、選手たちは、
ランニング、ダッシュキャッチボール、
ノック、フリー打撃などで汗を流したようです。
ちなみに56人という大所帯。
沖縄自主トレでは、選手を二組に分け、
北谷(ちゃたん)、読谷(よみたん)と
両球場を交互で使っていくようです。

ちなみにこの日の北谷球場組は、以下の通り↓

<北谷球場組>(30選手・27日)
【投 手】岡本、佐藤充、中里、中田、鈴木、
           石井、平井、菊地、石川、久本、
      清水昭信、高橋、小林、三澤、チェン

【捕 手】小田、小川
【内野手】渡邉、森野、岩﨑、澤井、
            鎌田、堂上剛裕、竹下

【外野手】平田、井上、藤井、中村一生、
      中村公治、英智


まずは北谷球場からの話題をどうぞ!



◇中里篤史

<ブルペンで捕手を座らせて33球>
「座らせて投げたのは今年初めてです。
いい感じだったので、
座らせてもいいかなと思いました。
感触は良かったです。
このキャンプはなるべく
ブルペンに多く入りたいと思っています。
変化球をよくしていきたいです」

<昨年よりも土を盛り10センチ高くなって
ナゴヤドームと同じ傾斜となったブルペンに>
「マウンドは特に違和感はなかったし、
高さはそんなに変わった感じはないです」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇小林正人
<フォームを確かめながら、ブルペンで70球>
「初めて(捕手を)座らせて投げました、
沖縄は暖かいし、感じがいいです。
どこかで調子は落ちると思いますが、
いいときは投げたい」

<改装された北谷球場のブルペンの
新マウンドに良い感触を持つ>
「傾斜はきつくなりました。
ナゴヤドームに近い感じがあります」
(中スポ)

☆今春もお世話になります。
少ない観客のなか、初日から全開の
北谷キャンプ現地レポさんの
『中日ドラゴンズ 北谷キャンプ2007』は、こちらから!


曇り空の北谷球場。
しかし井上選手会長の陣頭指揮のもと、
全体的になかなか元気も良く、
また沖縄に来る前にメガネを壊し
サングラス姿が「謎の整体師」のように見える?
小田の影響もあって、明るいムードだったもよう。

そんななか、ブルペン入りしたのは
中里、小林、石川の3投手。
なかでも中里は途中から小田を座らせて33球。
ストレートも9割くらいの力、
またカーブなどの変化球を交えるなど
順調な調整をアピールしたもよう。

小林も今年初めて捕手を座らせの投球。
また予想以上にスリムになったという石川
今年から土が盛り上がり、
傾斜がナゴド仕様になったブルペンで
違和感もなく投げこんでいたようです。


◇中村公治
<打撃の自分の方向性が見つかる。
キャンプの1カ月間、
福留ウオッチャーになることを決め>
「目の前にいいお手本がいます。
キャンプの間、ずっと見たいし、
(福留さんに)バッティングのことを
聞きまくろうと思ってます」

<秋季練習で打撃のコツをつかみ、
オフは、福留、ウッズ、緒方(広島)
金本(阪神)の打撃フォームを編集したDVDを
毎日1時間半見続け、研究してきた>
「(沖縄には)DVDは持ってきませんでした。
その代わりに福留さんをずっと見たいです」
中スポ

◇菊地正法(大・社ドラフト4巡目)
<沖縄の暖かさに満足>
「風があって、きのう(26日)よりは
寒いですけど、それでも暖かいです。
キャッチボールでも
寒さを気にすることなく投げられます。
指先もしっかり動きます」
(中スポ)


その他では、4年目の中村公治
伸び悩む打撃のお手本を
福留に定めることを決意。
ナゴヤ球場での自主トレ中には、
タイミングの取り方、構えたときのバットの位置などを
福留に質問し、教わったそうで、
その発展型として、キャンプでは密着マーク
見て、聞いて、技を盗みたいと語りました。

大卒4年目、ある意味正念場ともいえる中村ハム
そのためにまずは、福留同じ組に入れるよう、
努力を続けていくことが必要ですね。

またルーキーの菊地は、沖縄の気候に満足。
初日は、ランニング、キャッチボール、ノックなどで
自主トレ終了の30日までにはブルペンに入るとのこと。
ただ即戦力左腕も、チームではまだまだ新人
清水昭信とともにタオル運びなど、雑用もこなしたようです。

続きましては、なぜか28人になってしまう
読谷球場組の話題を、どうぞ!


◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<沖縄合同自主トレ初日、
読谷球場で初のフリー打撃を披露>
「思ったよりはスイングができたと思います。
打球の速さ、伸びは自分の中で良かったかな」

<35スイング中、サク越えは1本も、
この日の本人の意識は確実性と右打ち>
「初めからサク越えは狙っていません。
サク越えは意識せず
右方向への打球のスピード、
強い打球を意識して打ちました。
僕の場合、高校の時から
無理にレフトにガンガン引っ張ろうとすると、
大抵(フォームが)崩れてしまうんです。
崩れるとキャンプの時にダメなので。
まだアピールする時ではないですから。
とにかくスイングを崩さないようにしました」

<この右打ちを続けるのはプレキャンプだけ>
「キャンプに入ったら気持ちも変わるし、
(首脳陣に)見られるわけですから、
もっとアピールしていかないといけない。
サク越えは打とうと思えば誰でも打てると思う。
それよりも打球のスピードですね。
強く速い打球を見せたいです」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇清水将海
<堂上直倫の打撃投手を務める。
肩の仕上げのため、打撃投手を志願も
よりによって黄金ルーキーの初打ちを任され>
「え、直倫かよっ! って感じ。
緊張しましたよ。自分の肩よりも、
ストライク投げなきゃって意識ばかりでした」

<堂上直倫のただならぬ雰囲気と
その打撃から意図を感じ、大物ぶりに感心>
「初めてのフリーだから
張り切るものなんだろうけど、
意識的に低いライナーを打とうとしてる感じだった。
それに、スイングスピードは
やっぱりものすごく速い。振りが鋭かったね」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇新井良太
<堂上直倫のフリー打撃を見て、苦笑い>
「見てました。すごいですね」
中スポ

◇福田永将(高校生ドラフト3巡目)
<初めてのフリー打撃に四苦八苦。
堂上直倫の前に打つも約40スイング中、安打性は15球>
「久しぶりなので
タイミングがつかめませんでした。
まだまだ改造している部分も
ありますし、これからですね」
名古屋ニッカン

<読谷球場組>(28選手・27日)
【投 手】金剛、朝倉、川井、吉見、樋口、山井、
           齊藤、浅尾、小笠原、佐藤亮太、
     高江洲、金本、長峰、加藤

【捕 手】前田、小山、清水将海、福田
【内野手】荒木、堂上直倫、新井、中川、
     西川、森岡、柳田

【外野手】上田、春田、普久原


荒木副会長を中心とした読谷組でしたが、
スポーツ各紙は、こちらに集中したもよう。
それもそのはず、注目のスーパールーキー、
堂上直倫が、初めてフリー打撃に臨みました。

高校通算55本塁打というふれこみのスラッガー。
しかし期待する周囲の注目をよそに
35スイング中、ヒット性の当たりは、4本。
サク越えは、左中間スタンドへのわずか1本
記念すべきプロ1号弾は放ったものの、
やや期待を外す結果に終わったようです。

しかし、今回の直倫本人の意識は
サク越えではなく、右方向へ強く速い打球を打つこと。
事実、センターから右方向への打球は20本。
後半には、ヒット性の当たりも多く飛んだようです。
パワーをアピールするのは、まだまだ
周囲に惑わされることなく、状態を見極め
自分の課題をしっかりこなす辺りは、
並みのルーキーではないところを伺わせました。

直倫初フリー!今春のキャンプでは、
常に注目を浴び続ける
ことになるであろう直倫
取材慣れしている
部分もあるかもしれませんが、
浮かれずに自分の状態を
冷静に判断し、
無理をしないところは、
さすがと思えましたね。
今はしっかりと土台を作っていく時期。
はやる気持ちをしっかりと
コントロールできているのは、良いことでしょう。

前日の夜は兄・剛裕や相部屋の澤井ら
食事に出かけ、改めてキャンプの心得を聞き、
この日の練習後は、読谷球場から
同期の福田と走って宿舎に帰った背番号24
2軍スタートが濃厚ながら、キャンプインすれば
そのベールが明らかになる日は近いかもしれません。


◇長峰昌司
<沖縄自主トレ初日から意欲のブルペン入り。
捕手を立たせたまま30球を投げる>
「このキャンプ中に
何とかシュートを使えるようにしたい。
変化球の精度を上げるのがテーマです」
名古屋ニッカン

◇新井良太
<読谷球場で初のフリー打撃を行う>
「初めてのフリー打撃だったんで
力感を意識せずバットを振った。
外に出るとどうしても飛ばしたくなるんで
バットをあおらないように心がけた」

<目標体重95キロをシーズン全般で
維持するため、1日5食の過酷ノルマを設定>
「金本(阪神)さんには
『とにかく体重を維持しろ』と言われました。
プロとして、体を保つことの重要性を
教えていただきました。

<現在の体重は92キロ>
「あと3キロは欲しいっすね。
暇があれば口に物を運ぶようにしないと。
5食ぐらい食べて」
(中スポ、スポニチ名古屋デイリー


その他の読谷組では、
長峰が順調に仕上げているもよう。
キャンプで習得を目指すシュートも試投したようです。

またこの日、堂上直倫のフリー打撃を見て
奮起したであろう新井良太
フリー打撃では、33スイング中、2本のサク越え。
昨季のフルスイングとは違うイメージも
この辺は、1年間の経験が成す業かもしれません。


ナゴヤからの話題。(27日)

◇立浪和義
<今オフ初めてナゴヤ球場での自主トレを行う。
マシン相手の初打ちでは、鋭いスイングを披露>
「どこかで打ってきたように見える?
初めてですよ。何年やってると思ってるんですか」

<昨年同様に素振りで振り込み、
さらに打球をとらえるイメージも磨いてきた>
「(打撃の)イメージトレーニングは
してきましたからね。
バッティングがどんな感じか、
打っておきたかった。いい感じでした」

<サードの位置で福留のノックを約20本受け
一塁へ鋭い送球を投げ込むなど、右肩の不安も払拭>
「肩は良くなりました。
去年は全然投げられなかったですけど」

<手探りの体づくりも好感触を確認。
キャンプインへ順調に仕上がりを見せ>
「今やっていることよりも、
キャンプに入ってから
ケガをしないようにやっていきたいですね」
中スポ名古屋ニッカン

◇福留孝介
<立浪のスイングを見て、ため息混じりにつぶやく>
「何がすごい、ってさあ、フッと来て打って、
あれだけ打てるってことなんだよね。
若いヤツらが同じことをやれ、って言ってもできない。
あんなに芯に当てられないもん。
やっぱセンスだよ。バッティングは。
うわっ、すげえ、あのインコースのさばき...」

<立浪の直前には自身もマシン打撃を行う。
また悩みのたねだった右肩痛も消え、
この日は約40メートルの距離でキャッチボールも>
「肩も今年はじっくりつくろうと思ってる」
(東京中日)


大部隊が沖縄入りしたことで、
一部の主力のみの練習の場となった
ナゴヤ球場に、立浪が今年初めての登場。

しかし約50スイングのマシン打撃では、
初打ちとは思えないほどの
巧みなバットコントロールで快音を連発。
さらに居合わせた福留のノックを受けると、
鋭い送球を返すなど、右肩の不安もなしと、
順調な調整ぶりを見せたようです。

逆風のなか迎えるプロ20年目
しかし立浪本人は、かなり意欲的。
自宅周辺で地道に体を動かすなど
これまでとトレーニング法を変えたようですが、
逆襲への準備は心身とも十分のようです。

イメージトレだけで打てるのは、スゴイですね。
それだけ状態が良いのでしょう。
いきなり北谷組ということはないでしょうが、
巻き返しを期するミスタードラゴンズ
今季はかなり違うかもと感じました。


◇山本昌
<『ドラHOT』出演後、屋内練習場で自主トレ。
前日示した五輪への出場意欲発言を撤回>
「オレなんて無理だよ...」

<それでも五輪のチーム編成に興味津々>
「ウチ(中日)から5人は取られると思うよ。
井端と谷繁も選ばれるんじゃないかな。
ソフトバンクも多いだろうね...」
(中スポ)

◇岩瀬仁紀
<ナゴヤ球場で自主トレを行う>
「例年よりも肩はいい感じ。
ブルペンにはいろうと思えばいつでも入れるけど、
その前にやっておきたいことがあるから」
(中スポ)

昌さんが前言撤回。
ただの願望で、半分はジョークだったようです。
この日出演した『ドラHOT』では、
今季の目標として、簡単な漢字の「日本一」ではなく
「十五勝」と書き込んだ昌さん
ただ北京五輪へのは捨ててはいけません。
出場するには、短期決戦に強くなることが条件かも?


2007 ナゴヤドーム オープン戦・公式戦 前売券発売日
(公式HP)

今季ナゴヤドームで主催する公式戦と
オープン戦の入場券販売方法が、発表されました。

オープン戦全試合は、2月17日(土)に発売。
公式戦は、3月3日から8月11日まで
毎週土曜日、カード毎に販売されるそうです。
>詳しい日程などは、こちらから

ちなみに、2月1日からは、
ドラゴンズ公式ファンクラブ会員限定
ナゴヤドームチケット先行予約サービス
『DRATICKET』も開始されるとのこと。
抽選エントリー式ながら、
ファンクラブ会員の方は、こちらも注目ですね。

2007年1月27日 (土)

竜戦士沖縄入りと山本昌、北京五輪に意欲!?

堂上弟、“静香と沖縄入り”
金の教えでキャンプ乗り切る

井上選手会長ら56選手がキャンプインを前に
この日、中部国際空港から沖縄入りしました。
またナゴヤ残留中の山本昌は休日返上の自主トレを。
母校のセンバツ出場とともに話した雑談
大きな記事になってしまったようです。


◇井上一樹
<選手会長として2度目の沖縄入り。
27日からの第二次自主トレについて>
「(2月1日の)キャンプインに向けて、
打つ投げるというより
実戦に近い練習もやっていきたい。

ボク自身も例年より動いてるし、
ほかの連中も第一のハードルは
突破したという感じでしょう。
沖縄に入れば暖かい分、
投手は投げる球が増えるし、
野手は屋外で打つ人が多くなる。
キャンプインへの下準備の自覚はもってますよ」

<自身にとっても『外野戦争』のゴングが鳴る>
「しんどいといわれる練習、下半身強化とかを
いつも以上に取り入れるつもりです。
ベテランになれば『まあいいや』ってなりますが、
それに甘えず自分の体をいじめていかないと」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇荒木雅博
<56人の大部隊となった先乗り組で沖縄入り。
メリハリを付け新たなスタイルでキャンプに臨む>
「このキャンプで重要なことは体のケアです」

<しかし沖縄に入り、気分が乗ってきた?>
「オフは十分休めました。
肩も投げるのは問題ないです。
(自分を)追い込むところは追い込みます」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇渡邉博幸
<ベテランが12回目の沖縄入りに
気持ちを新たにして>
「ここから始まるのだから頑張るよ」
(中スポ)

◇浅尾拓也(大・社ドラフト3巡目)
<人生2度目の飛行機にガチガチに緊張。
沖縄に出発する前、中部国際空港内をうろうろ>
「大学の時に1度福岡に行って以来、
2度目なんです…。落ち着かないです」
名古屋ニッカン

◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<スーツ姿で沖縄入り。
初のキャンプを前に緊張気味ながら
明るい表情で意気込みを話す>
「兄(堂上剛裕)からは練習が長いとか、
高校の練習とは違うと、聞いています。
不安より楽しみ。
キャンプはこれまでの合同自主トレとは違う。
自分ももっと声を出して、どんどんアピールしていきたい」
(中スポ、共同通信社


キャンプインまできょうを含めあと5日
この日先乗り組として、沖縄入りしたのは、
井上選手会長をはじめとした
選手56人とスタッフ28人
きょう27日からは、北谷、読谷の
両球場に分かれて、
第二次合同自主トレを行う予定とのこと。

沖縄入りしたことで、
選手たちの気持ちも高揚!
グアムで松中イズムを吸収し、
ぬるま湯には浸からずに
己を追い込むことを学んだ井上にしても、
方針を変え「休む勇気と体のケア」
重きをおく構えの荒木にしても、
そして『地獄』と称されるキャンプに
初めて挑む堂上直倫にしても、
それぞれ期するものがあるようです。

キャンプインまでの最後の4日間。
投手、野手それぞれが、地獄の1カ月に向け、
しっかり下準備をしてほしいですね。

ちなみにその他の主力選手は、
福留が29日、川上、岩瀬らが30日、
そして御大・昌さんは例年同様31日に沖縄入り。
ウッズを除く、イ・ビョンギュら
新外国人選手も今月中に入る予定です。


◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<バッグには前日に買ったばかりの本を忍ばせ>
「荒川静香さんの本です。
テレビで見て感動したんです。
普段は本をあまり読まないんですけど、
金メダルをとった人が、いつもどういう考えで
練習していたのか気になったんです」

<金メダリスト・荒川の半生がつづられた
このエッセーを『バイブル』に決め>
「最初だけ読んだんですけど、
荒川さんはすごいプラス思考で、
結果より過程を大事にしています。
一流の人は苦しい時を
どう乗り越えるのかとか参考になるはず。
沖縄にいる間に学ぼうと思いました」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇英智
<沖縄に向け、画材一式を持参>
「絵の具を持っていきます。
休みのときに部屋で描きます。
気分転換にもなるし、
前から絵を描いたりしていたんです」

<学生時代は体育より美術の方が成績が良かった>
「体育では(5段階の)5を
もらったことがないんですが、
美術では5をもらったことがあるんです」

<今のところは部屋でじっくり描く計画を>
「景色より、部屋に物を置いて、
それを描こうと思っています。
みんなにわかると恥ずかしいですよ」
(中スポ)

◇高江洲拓哉
<キャンプに高まくらを持参>
「まくらが高くないと寝られないんです。
遠征のときはまくらを
2つ重ねて寝ることもあります」
(中スポ)

◇金剛弘樹
<自身の必需品のもろみ酢を
現地で買いだめしてキャンプ期間に飲む>
「練習で疲れるんで、
体に少しでもいいかなと思って」
(中スポ)

◇上田佳範
<キャンプでは1カ月かけて本を読破>
「分厚い小説を1冊持っていって、
寝る前に少しずつ読みます」
(中スポ)

◇中里篤史
<超音波治療器のほかに
1台あれば何役でもこなせるPCを持参>
「パソコンならDVDも見られるし、音楽も聴ける」
(中スポ)

◇竹下哲史
<丸刈り頭維持にバリカンを持参>
「(値段は)1500円です。
バリカンは値段より、ちゃんと刈れればいいんです」

<荷物出しのときに入れ忘れため、
手荷物検査では、機内持ち込み禁止の危機に。
搭乗前に航空会社に預け、なんとか無事持参>
「どうすればいいんでしょう。
持って行けないんでしょうか」
(中スポ)

◇森野将彦
<『何も持っていかない』と答え>
「練習で疲れてホテルに帰ったら寝るだけです。
野球一筋? そうですね」
(中スポ)


約1カ月間行われる沖縄キャンプ。
練習で疲れた体をリフレッシュするため、
休みの少ない自由時間を有効に使うため、
選手たちは様々なモノを持参したようです。

一番大きく取り上げられていたのが、
注目のルーキー・堂上直倫
前日、書店で購入したという
フィギュアスケート・荒川静香選手のエッセー本、
『Tira mi su~だから私はがんばれる!~』を。
金メダリストの教えをバイブル
辛いキャンプを乗り越えていくようです。

本やTVゲーム機、iPodなどの
デジタルオーディオやDVDプレーヤーなどが
定番だったようですが、面白い所では、
英智がなんと画材を持参!
休みの日には、絵筆を握り自室でスケッチ!
Tシャツのデザインなど芸術的センス
ありそうな英智らしい一面でした。

また2年目の高江洲は、マイ高まくらを。
ただ宿泊先のルネッサンスリゾートのまくらは
けっこう高かった覚えがありますが、
しっかり寝ることも大事ですからね。

それから昨年中里が持参した超音波治療器を、
今年は交流戦MVPの賞金で購入した佐藤充も持参。
肩、ひじなどのケアで使っていくようです。

その他では、中川愛犬の写真を。
いつも散歩に連れて行って可愛がっている
愛犬だけに、これは癒やされそうですね。

最後に我らが渡邉選手
なんと『軟式のテニスボール』
いつも持っているゴム製の軟らかいボールで
プロ入り前に左手首を怪我して以来、
握って手首を鍛えるために使ってるそうです。
軟式のテニスボールは、
確か『ドカベン』土門剛介も使っていました。
バイブルとする平田ではないですが
『ドカベン』の影響かもしれません?

Tira mi su―だから私はがんばれる!
荒川 静香
角川書店
売り上げランキング: 111787

ナゴヤからの話題。(26日)

◇山本昌
<ナゴヤ球場で休日返上の自主トレを行う>
沖縄にはキャンプイン前日の31日に入る予定>
「予定通りにいっていますよ」

<終了後、星野ジャパンにエールを送る>
「星野さんは熱い人だから、
野球人気も盛り上げてくれると思います。
ボクも招集があれば、応じますよ。
変則左腕、いらないかなあ」

<プロアマ通じて国際舞台は未経験。
『ジャパン』への憧れを口に>
「一度くらいは全日本のユニホームを
着てみたいという憧れはある。
ただプロが呼ばれるころには
年寄りになっていたからね。
(2年連続最多勝に輝いた93、94年)
13、14年前なら呼ばれていたと思う。
状況が許せば、間違いなく行っていた」

<困難なことは承知しているが、希望は捨てず>
「五輪は力と力のガチンコ勝負だから
投球術で、といってもね。
選ばれないとは思うけど、ミズノに頼んで
(背番号)『34』のユニホームだけでも
作ってもらおうかな」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋名古屋ニッカン12

◇川上憲伸
<ナゴヤ球場で自主トレを行う。
前日にTV出演した日本代表・星野監督から
『押しも押されもせぬ日本のエース』と指名され>
「(番組は)見てませんでしたが、
ネタとしてそう言ったんじゃないですか。
自分では(代表は)全然想像もつきませんよ。
今のところは(日本代表より)
中日ドラゴンズの方が大切なので。
ペナントレースのことを
しっかりと考えないといけませんから」

<今は星野ジャパンよりドラゴンズ。
来月からの沖縄キャンプへ意気込む>
「前日のミーティングで
どういう方針かによりますが、
ブルペンに入れと言われれば入る。
(キャンプ初日に)ブルペンで
投げられる準備だけはしておかないと」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


沖縄入りせず、ナゴヤに残留し
自主トレを行っている選手の話題から。
まずは、ベテランの山本昌
休日返上してのトレーニングは、
50分にわたって黙々とランニングを行った後、
キャッチボールなどで体を動かしました。

一方『押しも押されもせぬ日本のエース』
川上憲伸もトス打撃や約45メートルの遠投などを。
塁間のキャッチボールでは剛球を披露するなど
順調な調整具合をうかがわせたもよう。

ところで今朝のWEBで驚いたのが、
北京五輪の日本代表についての話。
「招集があれば、応じますよ」
昌さんが軽い気持ちで話してしまったら、

『「行くよ」史上最高齢五輪出場その気』
(スポニチ名古屋)
『おじさんが投げる!昌、43歳で五輪前向き』
(スポーツ報知)

と大きな見出しになってしまったようです。

目指せ、全日本!確かに昌さん
バリバリだった90年代は
まだ五輪はアマチュアのもの
でしたからね。
『全日本』の憧れも
あったことでしょう。
しかし北京五輪の
開催時には、43歳
今季20勝とか挙げれば、
別でしょうが、
おそらく選出は
ないと思われます。

まあそんな雑談が出来る昌さん
それだけ元気ということなのでしょうか。
ただ『34』のジャパンのユニホームは
本当にミズノに頼んで、
作ってもらいそうな気はしますが。

それにしても、やや騒ぎすぎとも思える
『星野ジャパン狂想曲』
キャンプに入っても、
しばらくは続いていくのでしょうね。


今日のその他。(26日)

◇山本昌
<弟の秀明さんが監督を務める
母校・日大藤沢高の甲子園出場が決まり>
「卒業生としてとてもうれしく思います。
特に、昨年、今年は、練習をさせてもらってますし、
弟が監督をやらせてもらっていると
いうことで特にうれしいです。
弟がどれだけ頑張っているか知っているし、
とにかくおめでとうと言いたい。
選手たちには甲子園でのびのびとプレーしてほしいです」

<吉報が届いたことを聞き、破顔一笑>
「出るってだけでもうれしいのに、
今回はもっと特別ですよね。
弟が頑張っている姿、そこ(甲子園出場)に
かけてやっていたことを知っているから...。
よくがんばった、おめでとうといってやりたいですね」

<昨年に続き、今年1月にも
母校のグラウンドで自主トレをし、
2年間でボール100ダースを差し入れた>
「(後輩たちは)
しっかりやっているなと感じていました。
寄付や差し入れは、恥ずかしくないだけのことをしたい」
(東京中日、サンスポMSN毎日新聞

◆山本秀明監督(日大藤沢高)
<山本昌の実弟。
9年ぶりセンバツ切符を獲得。
就任3年目で初の吉報を受け>
「高校時代から20年越しの夢がかないました。
素直にうれしい。
年初めのミーティングでも選手には話したが、
(優勝)旗を取りに行くつもりで臨みたい」

<朗報が届いたこの日も兄には連絡を控えたが>
「そのうちに差し入れでも頼もうかな」

<センバツの期間はプロ野球の開幕直前>
「(兄は)開幕前だから、
2軍にいれば見に来るかもしれないけど、
兄弟としては、忙しくて
見にきてもらえないぐらいがいい」

<自分の甲子園出場と兄の200勝。
どちらが先か競っていたが、先を越した>
「秋の神奈川大会の時に
兄がちょうどノーヒットノーラン。
勢いづけてもらった。
今度はうちが頑張って、その流れに乗って
兄に開幕から頑張ってもらい、夏、
そして秋には兄が...」
(東京中日、スポーツ報知共同通信社ニッカン


『第79回選抜高校野球大会』
出場校が、この日発表され、
昌さんの母校であり、実弟の秀明さん
監督を務める日大藤沢高
9年ぶり3度目のセンバツ出場を決めました。

昨年、今年と母校のグラウンドで
自主トレを行い、後輩の動きを見てきた昌さん
また監督を務める秀明さんの思いが
よくわかるだけに、とてもうれしかったことでしょう。
うれしさついでにもしかしたら
この春、甲子園のスタンドで、
お忍びで応援している昌さんの姿が
見られるかもしれません。


PS 今日の渡邉選手。

センバツ出場を果たした日大藤沢高
それは我らが渡邉選手の母校でもあります。
特に山本監督渡邉選手は、同級生であり、
三菱自動車川崎時代のチームメイト。
喜びは、格別のはず。
今朝の東京中日にコメントが出ていました。

◇渡邉博幸
<母校・日大藤沢高のセンバツ出場を喜ぶ。
山本監督とは同級生で社会人野球でもチームメイト>
「選手たちにありがとう。
監督にはおめでとうといいたいです」

(東京中日)


おそらく同期と相談して
それなりの寄付などもするのでしょう。
この春起こるかもしれない『日藤旋風』
この日、沖縄入りした渡邉選手
後輩に負けないよう気合を入れ直したようです。

ところで、今回のセンバツ
日藤以外にも、ドラゴンズの選手の母校が、
続々出場を果たしましたので、紹介↓

日大藤沢(神奈川・関東)=山本昌、渡邉
桐生第一(群馬・関東)=小林
帝京(東京・東京)=三澤、金剛
中京(岐阜・東海)=中川
大阪桐蔭
(大阪・関西)=平田
市川(兵庫・関西)=小田
熊本工(熊本・九州)=荒木
鹿児島商(鹿児島・九州)=井上
>その他の出場校は、こちらで。


春のナゴドのベンチ裏では、
ドキドキしている選手もいるかもしれないですね。

2007年1月26日 (金)

合同自主トレ打ち上げと新加入バレンタインとルイス。

ナゴヤ球場での合同自主トレがこの日打ち上げ
沖縄キャンプを前に動ける体づくりができたもよう。
また新外国人投手として
ジョー・バレンタインの入団が決定。
さらに大物助っ人もヘッドハンティングされたようです。


◇井上一樹選手会長
<ナゴヤ球場での合同自主トレを打ち上げ。
納得の表情で9日間の練習の成果を口に>
「皆、沖縄キャンプで動ける体ができたでしょう。
自分自身も例年よりも動けているし、
他の連中もあれだけ動ければ
第1ハードルをクリアといってもいい。
次の沖縄では暖かくなるし、
投手のボールも打者の打球も
勢いが増すでしょう」

<自身は26日に若手らとともに沖縄入り>
「(2月1日までに)
1、2回ぐらい打撃練習をやります。
春季キャンプではしんどいと言われる
地味な練習も取り入れたい。
ベテランになるときつい練習は
もういいや、となりがちだけど、
それに甘えずに体をいじめていく」

<自らの発案でナゴヤ球場のスタンドを
解放した今回の合同自主トレ。
最終日も朝倉、中田、中里、
福留らとともに即席サイン会を行い>
「せっかく見に来てくれたんだから
サイン1枚でも持って帰ってくれればね」
(中スポ、名古屋ニッカン12

◇福留孝介
<合同自主トレ最終日、本格的に打撃練習を始める。
マシンを相手に82スイングもあくまで調整>
「今だったら誰にでも抑えられちゃうな」
(中スポ、スポーツ報知名古屋ニッカン


15日から行われていた
ナゴヤ球場での合同自主トレが打ち上げ。
最終日となったこの日も約3時間、
主力も若手も元気に汗を流したもよう。
初日に訓示を行った井上選手会長
選手の仕上がり具合に、満足げ。
恒例の即席サイン会も最終日とあって
さらにグレードアップしたようです。

選手の動きの中では、
福留が本格的な打撃練習を開始。
前日、マシン相手に3球だったものの、
この日はしっかりと約82球を打ち込みました。
しかしまだティー打撃を始めたばかり。
さすがの昨季の首位打者
その出来には、思わず苦笑いだったようです。

多くの選手たちは、
きょう26日にキャンプ地の沖縄に移動。
30日まで北谷、読谷の2カ所に分かれ、
第2次合同自主トレを行う予定です。


◇西川明(大・社ドラフト7巡目)
<合同自主トレを無事に乗り切って>
「最初はきつかったけど、
(法政大学の先輩の)普久原さんに
いろいろ教えてもらった。
プロは1つ1つの練習の内容が濃いです。
春季キャンプについていけるかどうか…。
でも積極的にいきたいです」
名古屋ニッカン

◇清水昭信(大・社ドラフト6巡目)
<合同自主トレを振り返って>
「プロの先輩方を
近くで見られたのは大きな収穫でした。
ただ自分のことは
『このままじゃダメだ』と思いました。
(キャンプでの目標は)とにかくケガをしないこと」
(中スポ)

◇浅尾拓也(大・社ドラフト3巡目)
<発熱スタートで出遅れもすでに挽回。
紅白戦など早期の実戦登板を熱望>
「周りには“飛ばすな”って
言われるんですけど、
ぼくは早く肩ができる方なんです。
沖縄ではタイミングをみて
捕手に座ってもらおうと思っています。
(実戦で投げる)チャンスはそうないと思うので、
機会があればぜひ投げたいですね。
楽しみと不安が、今は五分五分です」
中スポ

◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<3日間の卒業テストを終える>
「やるだけやったという感じです」

<合同自主トレを振り返り>
「自主トレは最初体力的にきつかったです。
準備体操だけできつかったけど、
やる間に体力がついた感じがします」
(中スポ)


ルーキーたちも合同自主トレを打ち上げ。
初めて先輩たちとともに
取り組んだ自主トレでしたが、
まずは無事に乗り切ったもよう。

その中で意欲的なのが、浅尾
新人自主トレの初日は、発熱で出遅れたものの、
もうその面影になく、しっかりと挽回
投球練習も徐々に本格化させているとのこと。

ブレーキをかける周囲の心配をよそに
浅尾自身としては、実戦登板を熱望。
自慢のMAX152キロのストレートや
けん制、フィールディングで
アピールしたいと考えているようです。

ルーキーにとっては、これからが正念場
厳しいキャンプをしっかり乗り越えましょう。


ナゴヤからの話題。(25日)

◇ジョー・バレンタイン(背番号『4』)
<中日入りが決まり、広報を通じてコメント>
「ドラゴンズのような素晴らしいチーム、
名古屋という素晴らしい場所で
プレーを出来る機会を与えられたのは
本当に光栄なことです。
シーズンを迎えることは待ちきれない。
今は最高の気持ちです」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇井手編成担当
<新外国人バレンタインについて>
「粗削りではあるが、速球に力がある」
名古屋ニッカン


ドラゴンズは、新外国人選手として
ジョー・バレンタイン投手と契約したと発表。
契約金5万ドル(約600万円)、
年俸3000万円の1年契約で、
背番号は『4』に決まりました。

バレンタインのプロフィールは、以下の通り↓

◆ジョー・バレンタイン(Joe Valentine)
1979年12月24日生まれ(27歳)
アメリカ・ネバダ州ラスベガス出身。
188センチ、95キロ。右投げ右打ち、投手。
<球歴>99年ドラフト26巡目で
ホワイトソックスに入団。
03年レッズでメジャー初昇格。
メジャー通算成績は42試合、
2勝4敗4セーブ、防御率6.70。
昨季は、ブルワーズ傘下2A・ハンツビル、
アストロズ傘下3A・ラウンドロックに所属。
>総合的な球歴と成績は、こちら
(Sportsnet.ca)
>ウインターリーグの成績は、こちら
(Minor League Baseball)


MAX157?という150キロを超える直球と
スライダー、チェンジアップが
持ち味という本格派右腕バレンタイン
昨季はメジャーでの登板がなかったなど
ここ数年は伸び悩んでいるようですが、
球団としては、守護神・岩瀬へとつなぐ
セットアッパーとして期待しているそうです。


この写真はコワくないです。総評では、左打者に
強いようですね。
先日発表された
ラミレス、グラセスキー
外国人枠を争うと同時に、
岡本、中里、高橋ら
セットアッパーの座も
競っていくことになりそうです。
まずはお手並み拝見というところですね。

そして気になったのが、背番号が『4』ということ。
確かに空いている番号がないからでしょうが、
モッカ、ゲーリー、ゴメス、アレックス
外国人打者のイメージが強かった背番号『4』
若干の寂しさもありますが、
期待の証としておきたいと思います。

30日に来日し、翌31日に沖縄に移動する予定。
V旅行で行ったラスベガス出身バレンタイン
チームに貢献する『バレンタインデー』
増えていくことを期待しています。


◇ルイス・フランシス
<ブルペン捕手兼通訳として契約。
ドミニカ共和国出身で、10年前に来日。
昨年までは広島のブルペン捕手を務めていた。
自主トレ終了後、流ちょうな日本語であいさつ>
「初めまして。
頑張って仕事をしようと思っています。
よろしくお願いします」

<球団はドミニカ出身の新外国人
ラミレス、グラセスキーのサポート役に期待>
「ボクが初めてきたときに
困ったのは、言葉と食べ物です。
ドミニカは油と塩をたくさん使うので、
日本の味は(薄くて)合わなかった。
そういうところもサポートできればいいですね」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋名古屋ニッカン


一方、今朝の中スポでは、
新加入のバレンタイン以上に
扱いが大きかったのが、この人!
前広島のルイス・フランシス氏と
ブルペン捕手として契約したことが、
この日発表されました。
背番号は『95』、1年契約とのこと。

どうしてブルペン捕手の入団が
こんなに大きく取り上げられるのかというと、
ドミニカ共和国生まれ、30歳のルイス氏は、
カープのドミニカアカデミー出身で
10年前にブルペン捕手として来日。
ブルペン捕手としての契約ながら
試合前練習ではコーチの手伝いに
グラウンド整備まで、
一人で何役もこなす働き者
さらに日本語は、来日2年目から
球団の補助を受けて日本語学校に通い、
今や敬語も駆使するほどペラペラ

まさに理想的な裏方といえる
気配り上手なドミニカンは、
今季、獲得したドミニカ出身の
ラミレス、グラセスキーの本領を発揮させるため、
ドラゴンズヘッドハンティングしたという
大物『助っ人』なのだそうです。

前日に契約したばかりの
ルイスブルペン捕手ですが、
すでにこの日のナゴヤ球場での
合同自主トレに初参加。
ボールキーパーをやっていたかと思えば、
マスクをかぶって「さあ来い!」と大声を出すなど、
早くもチームの一員と化しました。


頼むぞルイス君!言葉、食事、生活習慣、
さらにブルペンワークなど
日本野球を熟知する
ルイスブルペン捕手
ラミレス、グラセスキーにとって、
良きアドバイザーになってくれるでしょう。
さらに昨季苦手とした
広島対策にも効果を発揮しそう。
なかなか見どころある補強だなと感じました。

また今朝の名古屋ニッカンには、
今季、研修コーチとして、
前・韓国LGのソ・ヨンビン(徐溶彬)氏を
受け入れることが明らかに。
ドラゴンズLGの友好球団活動の一環で、
主に2軍に帯同する予定だそうですが、
今季LGからドラゴンズに入団した
イ・ビョンギュにとっては、元チームメイト。
良き援軍となりそうです。

ドミニカから、アメリカから、
そして韓国から海を渡りやって来て、
異国で野球に取り組む新外国人選手
しかし今季のドラゴンズは様々な面で
バックアップを考えているようです。


◇井端弘和
<『川崎野球人の集い』に出席。
異例の海外はしご自主トレを経てのキャンプに>
「例年よりも練習はできているけど、
急いでもしょうがないので、
じっくりと体をつくっていきたい。
1日1日、朝起きてから体調を見て考えたい」
(中スポ)

川相コーチらとともに
神奈川県川崎市にゆかりのある野球人を激励する
『川崎野球人の集い』に出席した井端
久々となる川崎市出身のスーパースターとして
同会の熱い期待を一心に集めたもよう。

その井端、沖縄キャンプに向けては、あくまで自然体
異例の海外はしご自主トレで体はできてはいるものの、
無理にペースを上げてはいかない構えです。


今日のその他。(25日)

2008年北京五輪出場を目指し星野仙一氏が監督に就任
(全日本野球会議(野球日本代表)オフィシャルサイト)

◇岩瀬仁紀
<星野氏の代表監督就任について>
「監督になるといううわさは聞いていましたけど、
実際になってこれからが大変だなと思います」

<自らも背負った五輪での重圧について>
「言葉では表せないものがある。
(出場については)簡単にいきますと
軽々しい言葉では済まない。
今は何も考えていません」
(東京中日)

◇福留孝介
<北京五輪の出場について>
「北京(五輪出場)は魅力。
(代表に)選ばれたらできるだけ協力できるよう、
そういう選手でいたいです」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇井端弘和
<北京五輪の代表入りに立候補>
「もちろん出るつもりです。
選ばれたらの話ですけどね。
星野さんはボクをレギュラーに抜てきしてくれた監督。
恩返しできるようにアピールしていきたいですね。
五輪最後の野球だから」
デイリー

◇落合監督
<星野氏の代表監督就任について>
「正式に就任が決まり、おめでとうございます。
これからが大変だと思いますが、頑張ってください」
(東京中日)


08年の北京五輪出場を目指す
野球の日本代表監督に
星野SD(阪神)の就任が正式決定しました。

中日球団は北京五輪について、全面協力を明言。
↑にコメントを挙げたドラゴンズの選手も
きっとジャパンの主力になることでしょう。
ただ落合監督も言うように
「これからが大変」だと思いますけどね。

2007年1月25日 (木)

川上憲伸右肩順調、キャンプインまであと7日。

憲伸、右肩万全
はや打撃投手も!キャンプ待ち切れない

エース・川上憲伸が自主トレ先のサイパンから帰国。
右肩を含め、仕上がり順調をアピールしました。
また福留が、封印していた打撃練習を解き、
川相コーチは講演で日記のすすめを説きました。


◇川上憲伸
<サイパンでの約2週間の自主トレを終え、
朝倉、小笠原、前田とともに帰国>
「いい感じでできましたね。
トレーニングは、サイパンに限らず
昨年末からずっと続けていますから、
順調に進んでいます」

<現地ではランニング、キャッチボールや
筋力トレ中心の練習メニューを消化。
新しいシーズンに向けた体力強化に汗を流す>
「キャッチボールは入念に、
ずっとやってましたよ。
練習場にはブルペンもあって、
まあ、そんなに使ってませんが、
遊び程度では投げていました。
向こう(サイパン)ではやる時はやって、
抜くときは抜くという感じでやってきました。
キャッチボールでの(右肩の)感触はいいですよ」

<30日に沖縄入りし、昨年同様6勤1休と
厳しい練習日程のキャンプに備える>
「キャンプは休日が少ないらしいので、
それに合わせた体づくりはやってきたつもり。
休みが少ないのはチームの方針。
(キャンプでは)1カ月間、
ケガをしないことを目標にやっていきたいですね」

<きょう25日に正式発足する
北京五輪日本代表に関しては明言を避け>
「ドラゴンズに所属している以上
全日本がどうとか(代表に関して)は言えないし、
この問題についてはあまり話したくない。
ただ、基本的には興味はないです。
(選出の)依頼を受ければ
それなりにこたえるが、
今はまだドラゴンズのシーズンのことが
頭にあって考えられない」

<監督に就任予定の星野氏から
代表入りを依頼された場合にはどうするのか>
「星野さんに頼まれたら…」
(中スポ、サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


◇朝倉健太
<川上らとともにサイパンから帰国。
3キロ減量のノルマ達成に満面の笑みを浮かべ>
「この10日間で3キロくらい減りました!
体がしぼれたと思いませんか?
走り込み中心というか
投げ込み中心というか、ウエート中心というか…。
とにかく暑かったですし、絞れましたよ。
いつでもキャンプに入れます。もう大丈夫です」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇前田章宏
<サイパンでの自主トレで
川上『打撃投手』と相対して>
「いい球を投げていましたよ」
(中スポ)


エース、精悍!約2週間のサイパンでの
自主トレを終え
同行した朝倉、小笠原、
前田ら
とともに帰国した憲伸
出国時同じ服装
帰国しながら、
違っていたのは、
その顔の色!
真っ黒に日焼けした
その表情は、トレーニングの
充実ぶりを物語っていました。

キャンプで故障しない体力づくりを
目的した今回のサイパン合同自主トレ。
現地では、走り込みやキャッチボール、
また筋力トレ中心の練習メニューで体力強化

気になる右肩の方も、仕上がりは順調
昨年暮れのアメリカ・アリゾナ州でのリハビリ以降、
きっちりと体を鍛え抜いてきたこともあり
今回のサイパンでは打撃投手も務めるほど。
キャンプを前に、エースの肩
早くも出来上がりつつあるようです。


今季の個人の目標に
200イニング20勝を挙げている憲伸
その表情を見る限りでは、
調整が順調という余裕も感じました。
球団初のリーグ連覇へ不可欠なエース
そのためにはシーズンフルに投げ抜くが必要。
30日の沖縄入りを前に
まずはひと安心といったところでしょう。


ナゴヤからの話題。(24日)

◇中里篤史
<今季始めてのプルペン入り。
変化球を交えながら、元気に約30球を投げ込む>
「沖縄に入る前に、マウンドの感じをつかみたかった。
ドミニカ(共和国)でもずっと投げる
準備をしていたので、肩は例年以上にいい」
(中スポ)

◇長峰昌司
<捕手を座らせて、約20球投げ込む。
春季キャンプでシュートの習得に取り組む構え>
「キャンプではシュートを覚えたい。
左打者の内角をつく球がないので、
もっとスライダーを生かしたいです」

<参考にしたいのが
昨季習得し激変した先輩・朝倉のシュート>
「(朝倉さんとは)仲いいし、
教えてもらいたいですね。
簡単には教えてくれないでしょうけど、
握り方でも、投げた後の感覚でも、
なんでもいいので...」

<狙うは先発ローテ。
落合監督からも候補に名前を挙げられ>
「監督から名前が挙げられているなら、
なおさら頑張らないといけない」
(中スポ)


ナゴヤ球場での合同自主トレは、
きょう25日まで。
キャンプまであと7日
いよいよ球春到来が近づいて参りました。

この日の選手の話題としては、
左の先発候補に挙がる長峰
自主トレ開始から4日に一度の間隔で
ブルペン入りするハイペースぶり。
キャンプ開始から猛アピールに向け、
自身を仕上げているようです。

その長峰、キャンプでは
新球・シュートの習得を課題に挙げました。
打者の内角をえぐるシュートで
投球の幅を広げたいとのこと。
そのモデルとしているのが、昨季の朝倉
キャッチボールでは試投しているものの、
今後も先輩に教えを請う構えのようです。


今やチームの中堅に昇格した朝倉
『メシのたね』を簡単には
教えたくないかもしれませんが、
可愛い後輩ブレークのため、一肌脱いであげてください。


◇清水昭信(大・社ドラフト6巡目)
<キャンプの持ち物について心配>
「(ドラ番記者に)
何か持って行かなきゃいけないものありますか?。
荷物がスーツケース中の
半分くらいしか入ってないんです。
みんないっぱい入れたというし」
(中スポ<ドラ番記者>


この日、自主トレの後、
ナゴヤ球場からキャンプ地の沖縄へ向け、
事前に荷物を送る『荷物出し』が行われました。
そのなかで心配顔なのが、ルーキーの清水昭信
着替えも寒さに備えた服も
準備したにも関わらず、
スーツケースはまだ半分だとのこと。

まあキャンプは1カ月と長いですし、
最悪、トレーニングウェアさえあれば
暮らしていくことはできますが、
足らなければ、休みの日に現地調達できますから。
不安顔のシミちゃんも明日、沖縄入りの予定です。


◇福留孝介
<全体メニュー終了後、屋内練習場で
今年初めて本格的にバットを握る>
「報道陣の方がネタなさそうに
しているから打ちました。特に意味はないですよ。
去年はWBCがあったから
早めに打っていただけで、
別に(調整が)遅いとは思わない。
今年はゆっくりやっていきます」

<この日の練習終了後、29日の沖縄入りまで
球団との交渉ができないことを明かす>
「球団が名古屋にいる間には
(交渉する)時間が取れないと言っているので
(自費キャンプでも)仕方がないでしょう」

<自費キャンプ突入が決定的となったが、
調整には支障がないことを強調>
「調整に影響? ないと思います。
ボクはユニホームを着ている間は
野球だけに集中していますけど、
(練習後に)脱いだら交渉できるわけですから。
(交渉は)ユニホームを脱いでる時の話。
着ている時は問題ないですよ」

<今後は水面下での話し合いが続くが>
「落としどころ? まだ何も(球団と)
話し合っていないんだからこれからですよ」
中スポ名古屋ニッカン12

◇白井オーナー
<東京都内のホテルでのオーナー会議に出席。
難航している福留との契約更改問題について
双方の歩み寄りに期待感をのぞかせる>
「(球団の)考えは熟知していますよ。
球団は割合、公平に配慮してやっていると思う。
報告はもらっているし(西川)社長に任せています。
大丈夫。円満にいくでしょう」
(東京中日、サンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇川上憲伸
<契約交渉が難航している福留にエールを送る>
「球団側の言い分もあるだろうし、
どういった事情でそうなったのかは分からない。
けど選手としてはスッキリとして
シーズンに臨んでほしい。
自分の思うように、納得するまで話し合えばいい」

<球団側に配慮を見せつつも、
やはり選手としての姿勢も崩さず。
自身も昨オフは苦い経験をした>
「交渉ごとは、球団が非難されても
個人ではないが、相手の福留は個人。
球団が福留を否定しても名前は出ないけど、
福留が否定した場合は名前が出る。
それでファンの受け取り方が変わるのは
かわいそうだが、彼はへこたれないと思う」
(東京中日、スポニチ名古屋


福留明るい話題を提供!
とはいっても、契約がまとまった訳ではなく、
今オフ封印していた打撃練習を解禁したとのこと。
この日の全体メニュー終了後、
屋内練習場でトス打撃、ティー打撃を行った後、
マシンを相手に、3スイング!
その後は目慣らしで、36球バントを繰り返し、
ミートポイントを確認しました。

「みんなに見せられる状態に
なったら打ちます」
と語っていた福留
キャンプを前に調整が順調に進んでいるのでしょう。
スポーツ紙には十分な話題となりました。

その福留ですが、球団側が時間とれず
自費キャンプ突入が決定的に。
今後はキャンプ地の沖縄での交渉となりそうです。
昨年の憲伸に続く『練習生・コースケ』
頭を悩まして、調整に影響が出ないことを願っています。


◇川相内野守備走塁コーチ
<愛知県額田郡幸田町民会館で講演。
キャンプから選手に日記を付けさせる考えを明かす>
「毎日、5行、10行でもいい。
書き続ければ、1年間で大学ノート1冊ぐらいになる。
ちりも積もれば...ではないけど」

<89年から18年間綴ってきた野球ノートには
貴重な情報がビッシリ詰まっている>
「18年前、当時の巨人の藤田監督の
おっしゃった指針も書いてあるし、
当時のバントシフトなどもすべて...」

<コツコツ積み重ねることの大切さを
今年からは選手にも伝授>
「内野手には伝えました。
簡単に捨てられるようなノートではなく、
長く使える、できればファイルして
増やせるタイプのノートを
キャンプに持ってきなさいと」

<書き記す効果は他にもある>
「ボクは日記的に、感じたことや
講演で聞いた話も書いていた。
監督の話したこと、サイン、
さらにグラウンドで教わったことや
気づいた点なども書いた方がいい。
書くためにはしっかり覚えないといけないし、
書くという行動自体が学んだことの復習になる」

<講演後は幸田中のグラウンドへ。
野球部とソフトボール部の部員に
野球教室を開き、世界一のバントを伝授>
「バットと顔の距離を離れないように...」
(東京中日)

◇藤田チーフトレーナー
<秋季練習で連日足がつった新井に
水分とミネラルの十分な摂取をアドバイス>
「水分が足りなくなると
起こりやすくなることがあるので、
ミネラルと水分を取ることが大事。
キャンプではちゃんと用意するし、取るでしょう」
中スポ

◇新井良太
<足がつる仕組みを知るよしもなく>
「足がつるのは自分が弱いからです。
対策? 鍛えるしかないです。頑張ります」

<春のキャンプは秋よりも
時間が長く、練習量も増えるが>
「厳しい練習になります。
覚悟しないといけないですから。
今年は結果出さなきゃいけないから
とにかくやるだけです」
中スポ


この時期恒例の川相コーチ講演会
今年は、現役時代に綴り続けた
約20冊の野球ノートを持参。
文字で記録していくことの重要性を
力説するとともに、今春のキャンプから
選手たち日記を付けさせる考えを明かしました。

自身では18年間、思ったこと、
気づいたことなどを書いてきたという川相コーチ
以前、配球などを記した川相メモ
外国人などに見せていたという話を
聞いたことがありますが、
長く現役を続ける選手は、
いろんな努力をしているんですね。

書くために記憶する。
そして書き記して、何度でも見直し
自分の財産にしていく。
捕手では今季のルーキーでも
田中福田も行っているようですが、
プロ選手にとって、大事なことだと思います。


また昨年の秋季練習では、
連日、足がつって苦しみながらも
猛練習を続けていた新井
足がつる理由の1つが、脱水状態であると判明。
今春のキャンプでは、
トレーナーが対策法を説明し、
水分ミネラルを摂取させるもよう。

気合だけでは治せなかった足のつり
それだけの練習をこなしている証拠ですが、
期待も大きいだけにしっかりケアしてほしいです。
総合すると、沖縄の宿舎では、
黒砂糖を取りながら
野球日記を付ける新井良太が見られるかも知れません。


今日のその他。(24日)

3月30日ナイターで開幕
セ・リーグが詳細日程発表

(共同通信社)

セ・リーグがこの日、
試合開始時間などを加えた
今季公式戦の詳細日程を発表しました。
>詳細は、NPBの公式サイトから

昨季より2試合減り、144試合制となる公式戦。
開幕戦は3月30日(金)でナイトゲームでの開催。
ドラゴンズは、地元・ナゴヤドームでの
東京ヤクルト戦で幕を開けます。

ちなみに今季から導入される
日本シリーズ出場権を争うプレーオフ、
『クライマックスシリーズ』は、
第1ステージが10月13日、第2ステージは18日に開幕。
日本シリーズは、10月27日からとのこと。


雨天中止などで流れることが
考えられるとはいえ、
クライマックスシリーズ開幕まで
多少の間があったりするんですね。
さらに日本シリーズは、11月までずれ込んでいるし、
もし日本一になったら、アジアシリーズ、
北京五輪アジア予選と続くことに...。
選手にとって、今季はかなりハードになりそうです。

2007年1月24日 (水)

ナゴヤ自主トレ鈴木合流とドラゴンズ検定発売!

鈴木、覚えた
目からウロコの「内角の使い方」
…勉強になりました

ナゴヤ球場での合同自主トレ
最終クールに入りました。
26日には、キャンプ地の沖縄へ
移動となる選手たちの調整のペースも
上がってきたようです。

ナゴヤからの話題。(23日)

◇鈴木義広
<合同自主トレに初めて合流。
キャッチボールやランニングで汗を流す>
「しっかり準備はしてきました。調子はいいです」

<21日まで約2週間、
長崎県佐世保市で城島らの自主トレに参加。
財産となったのが、投球術を教わった夜の食事タイム>
「そうなのかっていう話が聞けましたね。
いままでのボクの考え方とは違っていた。
打者の立場の話が聞けたんです」

<印象に残っているのが『詰まる』ことの考え>
「ボクはいままで打者は詰まるのは
嫌だろうと思っていた。
でも城島さんは違った。
詰まっても押し込めばいいと。
だから単純に内角で詰まらせようと思ってもダメ。
もっと際どいコースを狙わないといけないんです」

<配球の勉強とともに
『城島流内角攻め』も伝授され>
「内角球はリスクを伴うけど、
外角一辺倒では踏み込まれる。
使い方に注意しろと言われた。
(内角球を)どこで使うかなんです。
その使い方は一言では説明できないけど、
すごく勉強になりました。

とにかくコントロールを磨くこと。
できなければ練習するしかない。
城島さんに、来年もまた来いよと
言ってもらったので、
いい報告ができるように今年も頑張りたい」
(中スポ、名古屋ニッカン12


この日から3年目の鈴木が自主トレに合流。
21日まで約2週間、長崎県佐世保市で
城島(マリナーズ)、馬原(福岡ソフトバンク)らとの
合同自主トレで下半身強化と、遠投で肩を作り、
仕上がり具合は順調とのこと。

2度目の参加となる城島道場
今やメジャーリーガーの城島には、
打者として、さらに捕手としての配球を学び、
単に内角に投げ、打者を詰まらせるのではなく、
さらに際どいコースを投げる制球
身に付けることが大事ということなどを
教わってきたようです。


仲良し3年目コンビ。平井が先発に回ったことで
開幕からより重き役割
任されるであろう鈴木
目標とするは、
ロングも出来るセットアッパー
そのカギを握るのが、
右打者の対する攻め。
城島道場で掴んだ財産
今季の投球に役立ててほしいです。


◇中田賢一
<全体メニュー終了後、
アップシューズのまま、ブルペン入り>
「どんな(肩の)感じか、知りたかったので。
まだ遊びみたいなもの。
まだまだですね。7割程度なので」
(中スポ)

◇中里篤史
<今季からの中継ぎを想定し、
キャンプでの連日ブルペン入りを計画>
「今年は中継ぎをやるということなので、
自分で考えて準備をしたい。
キャンプでは、球数が少なくなってもいいから
ブルペンに入る回数を多くしたい。
連投もやっておきたい。

自分の状態を自分で感じながらやっていくけど、
なるべく多くブルペンに入りたい。
去年は1軍のキャンプに
ついていくので精いっぱいだった
(今年は)自分で課題を持って取り組みたい」

<昨年までの起用法から一転、
酷使される立場になるが、実績も経験もない>
「去年も何度か連投はあったけど、2連投まで。
3日目は最初から投げる予定がなかった。
今年、中継ぎをやるなら、
去年までのようにはいかない」

<年末年始も埼玉の実家付近で体を動かし続けた>
「体の状態もいいし、
肩も、今のところ不安はないです」
(中スポ)


またこの日は、鈴木と同世代の
中・中コンビの話題も入ってきました。
まずは、先発ローテ入りを目指す中田
ブルペンで捕手を座らせての投球を行いました。
しかしその足元はスパイクではなく、アップシューズ
『本気』ではないものの、ボールに力があったようです。

一方、セットアッパー候補の中里
軽快な動きでノックの打球をさばくなど
順調な仕上がりを見せているもよう。
その中里ですが、沖縄キャンプでは
中継ぎを想定した練習に取り組む計画を。
連投に耐えられる肩を作るため、
ブルペンに多く入り、投げ込んでいくようです。


昨季はおそるおそるでやっていたキャンプですが、
今季は肩の不安もないことですし、
ようやくやりたいことが出来ることでしょう。
鈴木に比べ、経験も実績もない中里
しかしそれをも覆す球威があります。
まずは体をしっかり作って、
セットアッパー争いに参入していきましょう!


◇清水昭信(大・社ドラフト6巡目)
<屋内練習場で今年初のブルペン入り。
捕手を立たせたまま、約20球>
「2月1日にきっちり
ブルペンで投げられるように、調整しています。
いまはバランスだけを考えていますよ」
(中スポ)

◇佐藤充
<捕手を立たせたまま、ブルペンで投球練習>
「春季キャンプの早いうちに
投げられるように準備していきたい。
調子がいい時の球のキレを出せるようにしたい」
名古屋ニッカン

◇岩瀬仁紀
<練習後、帰宅するために車に乗り込むも
再び車から降り、井上とともに即席サイン会>
「この期間はこういうことぐらいしかできないから」
(中スポ)


その他の話題からは、
ルーキーの清水昭信がブルペン入り。
同期の田中に教わったフォームのバランス
気にしながら、捕手を立たせたままで20球。
沖縄入りしてからは捕手を座らせ、
キャンプでのアピールに向け、仕上げていくようです。

またこの自主トレ恒例の即席サイン会
この日は、なんと駐車場で約20分。
岩瀬井上が、各100人ほどのファンに
対応していたもよう。
車の行く道をふさがれてしまったのでしょうか?


◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<愛工大名電高のテストのために
合同自主トレを離れることに。
25日まで3日間の試験の初日を終えて>
「久しぶりに友達に会えて楽しかった。
勉強はあんまりやっていないんですが…、
ぼちぼちという感じでした」

<合宿所に戻るとトレーナー室で
トレーニング指導などを受ける。
26日の沖縄入りまでは自主練習となるが>
「全体(練習)では動けないけど、
自分で時間を見つけて体を動かしていきたい」

<練習場では兄弟ニアミスに終わるも
前夜から久しぶりに1つ屋根の下暮らし始め>
「昨日はほとんど話せなかった。
今日、(兄の部屋に)遊びに行こうかなと思う」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇堂上剛裕
<前日、三重県での自主トレを打ち上げ帰名。
この日の合同自主トレには参加せず、
屋内練習場でマシン相手に目のトレーニング。
目慣らしだけでバットスイングは封印>
「今日は自分で休みの日と決めていたので」
(中スポ)


今季のドラゴンズの目玉のひとつ・堂上兄弟
兄・剛裕が三重での修行トレを終え、
帰名したことで、この日のナゴヤ球場では
若干のニアミスもあったもよう。
しかし今度は、弟・直倫が高校のテストのため離脱。
グラウンド上で兄弟2人が一緒になるのは、
沖縄入りする26日以降になりそうです。


◇福留孝介
<『踊る!さんま御殿!!』の収録に参加。
その移動中に取材に応じる。
前日の西川球団社長の調停発言に困惑>
「(調停は)しないほうがいいんじゃないかな。
調停? まだ1回しか交渉していないのに、
そんなこと考えられない。それでは交渉ではない」

<第1回交渉では提示額を見た後、
冷静さを保てないと判断しすぐに席を立った>
「カッとした時に
何を言ってもダメだと思ったから
前回の交渉では金額を見ただけ。
全く話し合いはしていません」

<「今はこっちが何を言っても
ケンカになる」と言葉を選びながら>
「僕らは個人事業主だけど
球団に雇われている身。
球団の満額と選手の希望する満額が
違うから交渉するんでしょ。
話し合いもしていないのに球団トップに、
いきなり調停と言われたらショックですよね。

これから交渉なのに一方的に
調停だと言われたら交渉もできない。
お互いの差を話し合いで埋めていくのが交渉なのに…。
それに人件費が高くて経営が危ないと言われるけど、
僕1人で人件費を占めているわけではない。
活躍したことが悪いことみたい…」

<歩み寄る姿勢を見せるとともに
球団側にも条件の見直しを求める>
「僕も、全部思い通りにいくとは思っていない。
(西川球団社長が出馬することで)その方が
話が進みやすいでしょうね」

<次回の交渉時期について。
予定は決まっておらず、自費キャンプ突入を示唆>
「(名古屋では)時間が取れないかもしれない」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇西川球団社長
<契約を保留している福留の交渉について、
あくまで対話重視の姿勢を強調>
「確かに調停というルールはありますが、
それはあくまで最終手段ですよ。
それまで何回でも話し合えばいいこと。
期限も決めない」

<自らが交渉に直接出馬する可能性を示す>
「私? 交渉は代表や井手君に任せていますが、
昨年の川上の時も出たし、
必要であれば話し合いに出ることもあります。
私が出る場合も、話し合いです。
(球団経営についての)説明だってします。
球団の経営状況や窮状を説明して、
福留君を説得していくしかない」
中スポスポニチ名古屋

◇井手編成担当
<社長発言で泥沼化の様相を呈してきた
福留問題の沈静化に務める>
「交渉なのだから
完全に上積みがないということはない」

<今後の交渉を『極秘』で行うことを明らかに>
「彼のイメージもあるから公にしない。
大っぴらな交渉はしない」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン


日テレ『踊る!さんま御殿!!』
(1月30日放送予定)の収録に参加するため、
東京に向かった福留が、報道陣に対応。
前日、調停も辞さずの姿勢を見せた
西川球団社長の発言にショックを受けたもよう。

頭を冷やし冷静な話し合いを望んだ矢先の
一方的な球団トップからの最終通告に、
突きつけられた側の福留は戸惑うばかり。
しかしその一方で
「調停はしないほうがいいんじゃないかな」
今後の話し合い次第では、歩み寄る姿勢も。
球団の態度に失望感はあるものの、
今後も納得いくまで交渉をする姿勢を示しました。

一方、球団側は前日の姿勢からトーンダウン
調停はあくまで最終手段で、
できるだけ回避したい考え。
まず仕切り直しての話し合いから、
双方の妥協点を見い出すこと。
その状況によって、西川球団社長が自ら出馬。
球団の経営状況を説明するなど、
福留の説得にあたる可能性もあるとしました。


確かに正式な話し合いは、
まだなんですよね。
そう考えると『調停発言』は
急ぎすぎた結論だったかも?
まずはお互い感情的にならず、
しっかりひざを突き合わせ話し合うこと。
いがみ合っているわけではないですし、
例え、時間がかかったとしても、
とことん話し合うことで
双方納得できる着地点が見つかるかも知れません。
出来るだけ、最悪の事態は避けてほしいです。

またこの日、球団側
沖縄入りする29日以降行われる予定の
福留との今後の交渉を
非公開で進めていくことを明らかに。
確かに、「保留、保留、また保留」では
お互いのイメージも悪くなっていきます。
会見は、まとまった時だけで十分。
その方法は、大いに結構だと思います。


今日のその他。(23日)

日本生命セ・パ交流戦 詳細日程発表
(NPB公式サイト、MSN毎日新聞

3年目を迎える2007年度
『日本生命セ・パ交流戦』
球場、試合開始時間入り詳細日程が発表されました。
>詳しい日程は、こちらから

5月22日(火)から6月24日(日)まで
ホーム・ビジター2試合の各4回戦で行われます。
ドラゴンズの初戦は、対千葉ロッテ戦(千葉マリン)。
千葉マリンでのゲームは、悲しいかな
過去2年間、憲伸のあわや完全試合以外
ほとんどいいところがないイメージなので、
今年はサクッと勝ってほしいですね!


これが分かれば真のドラファン
「ドラゴンズ検定」発売

(中スポ)

あなたのドラゴンズへの入れ込み度を試す本。
『ドラゴンズ検定』が、
この度、中日新聞社から発売されました。

ドラゴンズ検定委員会・編集によるこの本は、
選手のエピソードや記録にまつわる話題について
常識問題、珍問、奇問を階級に分け、約180問掲載。
解説もあり、70年を超えるドラゴンズの歴史が
丸ごとわかるありがたい本になっているそうです。

四六判で定価1200円。
お求めは、書店か中日新聞販売店へ。
通販としては、Amazonは、ちょっと時間がかかるかも?
一方↓楽天ブックスは、まだ在庫があるようです。
ドラゴンズ検定

開幕を前にこの本を読んで、
ドラゴンズ博士になってみてはいかかでしょうか?


ドラゴンズ検定
ドラゴンズ検定委員会編
中日新聞社 (2007.1)
通常2-3日以内に発送します。

2007年1月23日 (火)

ない袖は振れない、福留交渉深刻化。

どうする福留 調停か?
球団社長“第三者に委ねても…”

3億8000万円の提示を保留し、
契約更改交渉が難航している福留について
西川球団社長が今後も提示額を
変えない方針を明らかにするとともに
場合によっては、調停も辞さずという
強硬な姿勢を示しました。


◇西川球団社長
<契約更改交渉で保留した福留について
年俸額を見直さずという厳しい姿勢を打ち出す>
「ない袖は振れない。
こちらに上積みする余裕はない。
これ以上出すと球団経営を圧迫する。
選手間の年俸バランスではなく、
球団の収支のバランスを考えている。
(福留以外の)選手、裏方や球団職員の生活がある。
経営者としての責任がある。
選手側も球団経営の考えを分かってもらうしかない。

(福留の保留については)ショックだった。
『がっかりした』と言われてもねえ。
査定の最上限(の金額)を提示している。
小出しにはしていない。
こちらは100%以上の誠意を見せている。
最高の評価だし、出し惜しみもしていない。
元が2億円を超えている選手。
何でそこ(4億円)まで上げないといけないのか。
1000万円ぐらいの選手とは違う」

<球団経営の苦しい現実も説明。
持論を展開し、福留の理解を求める>
「人件費は(総収入の)50%に抑えたい。
あのヤンキースでも50%くらい。
それがウチは65%を超えている。
年俸を上げても、増収のメドはない。
活躍したら(年俸が)上がるのが
プロだけど、上限はある。
そんなことしていたら2、3年内に
経営が成り立たなくなる。
給料をもらって球団がなくなっては困るでしょう。
(経営の)危険ギリギリまでは行くが、
危険に踏み込むことはできない」

<最後の手段として調停を考えていることを示唆>
「やれとは言わないが
最終的に調停というルールもあるわけだから、
場合によっては考えないといけない。
落合監督も(現役時代に)やっている。
(調停は)球団も評価が低いと言われれば
年俸を上げるしかないんだし、
その場合、リスクはこちらもあるが」
(中スポ、サンスポスポーツ報知
共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇福留孝介
<西川球団社長の発言を報道陣から伝え聞き>
「(社長のコメントを)
直接聞いたわけじゃないから、
コメントのしようがない」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン


20日の第1回契約更改交渉で
1億2500万円アップの3億8000万円提示に
あぜんとして、保留した福留について、
球団側のトップ・西川球団社長が発言。
球団としては、今後も提示額を見直さず、
あくまで初回の提示額をのんでもらう構え。
そのためには福留に何度でも説明。
しかし分かってもらえなかった場合は、
第三者が判断する調停委員会に持ち込むことも
やむを得ないという姿勢であることを示したもよう。

3億8000万円という提示額は、
白井オーナー、大島名誉オーナーにも
相談した上での金額で100%以上の誠意
赤字経営が続く球団側も苦しい台所事情なだけに、
譲歩の気配はなく、このまま行けば、
決着が調停にまでもつれ込む可能性も出てきました。


やはり球団トップの判断は、
見直す余地なしでしたね。
年俸4億円を希望しているという福留
この発言に対して最小限に話を止めたようですが、
ここまでの経過だけを見ていくと、
双方がかなり強硬な態度を示していますし、
最悪の場合、『調停』というフレーズが
現実味を帯びてくるかもしれません。

そして球団側が示唆していた『バランス』
選手間のバランスではなく、
球団収支のバランスだったんですね。
もし自分なら、ここまで言われてしまうと、
仕方ないと納得してしまいそうですが、
過去2年間の経緯もあってか、
福留の姿勢はおそらく違うと思いますし、
両者の溝は簡単には埋まりそうもないのでは。
ただ調停決着にもつれこんだ場合
福留球団双方に『しこり』は確実に残りそう。
今オフのFA権行使に拍車がかかる事は確かでしょう。


自分的に見ると、福留の方が旗色が悪く、
調停に持ち込んでも勝ち目は薄いのではと思います。
できれば双方間の話し合いで解決してほしいです。
球団側も意固地にならず、
仮に「3億8100万」と提示して見れば、
意外と福留も納得するかもしれませんし。

次回交渉日はまだ決まっていない状態で
解決の糸口さえつかめない状況ですが、
ファンとしては、早期解決を望み、
福留には、スッキリとした形で
キャンプを迎えてもらいたい。
2回目の交渉での互いの歩み寄りを願うばかりです。


ナゴヤからの話題。(22日)

◇佐藤亮太
<屋内練習場で休日返上の自主トレを行う。
スクリューボールをマスターするため
異例のバット投げトレーニングを行う。
珍しい練習法を笑いながら報道陣に説明>
「スクリュー(ボール)の練習ですよ。
遊びみたいなものですけど、
手を返すコツをつかんでいるんです。
バレーボールのアタックの感覚に似ていますね。
昔、山本昌さんがやっていたという
話を聞いたので始めました。
これから時間のある時にやっていきます。

スクリューの精度を上げて
緩急を付けられるようになりたい。
同じスクリューでも速い球や遅い球を
投げ分けられるようになりたいんです。
(同じ変化球でも)速いのと遅いのがあれば
2種類あるのと同じ」

<左腕の先発の陣容は確定していないが>
「自分は打たせて取るので先発タイプだと思う。
チャンスだと思っています。
キャンプからアピールしていきたい」
中スポスポーツ報知名古屋ニッカン

◇福田永将(高校生ドラフト3巡目)
<屋内練習場で休日返上のトレーニング。
ランニング、ストレッチなどで汗を流す>
「ちょっと体を動かして
おきたかったのでやりました」

<前日の夜には平田や佐藤亮太らと
名古屋一の歓楽街・栄を『初体験』>
「えへへ…遊びました」

<意味深発言した直後に笑いを誘う>
「ボウリングですけど」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇福留孝介
<澤井とともに屋内練習場で自主トレを行う。
アップ後に報道陣をシャットアウト>
「見られたくない」

<約1時間以上の秘密練習の後、
午後7時すぎ外に出てきて、報道陣をはぐらかす>
「特に何もしていないよ。
バットを振った? 
それは皆さん(の想像に)にお任せします。
まだ若いやつらがやっているので、
そっちを取材してやってください」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇澤井道久
<福留とともに屋内練習場で自主トレを行う。
走塁練習ではスタートの切り方から
ベースの踏み方など福留から助言を受け>
「やはりいろいろ参考になることが多いですね」
名古屋ニッカン


ナゴヤ球場での合同自主トレは、休日
しかし誰もいない屋内練習場で
佐藤亮太が珍しいトレーニングを行いました。

ストレス解消法ではないです。左手の手のひらで
バットの真ん中の部分を握ると、
やり投げのように
助走をつけて放り投げること約10分。
異色とも言えるこのバット投げは、
スクリューボールを会得するための
練習法なのだそうです。

スクリューの投げ方をイメージし、
手のひらを返し、回転をかけて投げるこの練習。
入団後から取り組むスクリューの精度を
上げるため、球団関係者に紹介されたとのこと。
だがこれがなかなか難しいようで、
この日も何度か失敗もあったようです。

ストレートの球速が速くない佐藤亮太にとって、
先発争いに食い込むために
ぜひとも習得したいウイニングショット
同じ左腕の大先輩・昌さんも行った練習法ですから、
進歩を信じて、続けていってほしいです。


その佐藤亮太ら栄初体験をした
ルーキーの福田も休日返上のトレーニング。
連日、居残り打撃練習を行っているという
練習の虫は、この日も軽く体を動かしたもよう。
まだまだ先輩に気を遣う日々だそうですが、
ポスト谷繁争いに食い込み、勝ち抜いていくためにも
その姿勢は忘れないでいてほしいです。

また夜には『ドメのカーテン』が!
澤井とともに自主トレを行っていた福留
アップ後、屋内練習場で秘密練習を敢行。
おそらく「まだ見せられない」という
打撃練習を行ったと見られています。


◇立浪和義
<名古屋市で行われた
『ITエンジニア成功の秘訣セミナー』に出席。
約70人のITエンジニアに熱血講演を>
「人を大切にすることは大事です。
人を粗末にすると自分に返ってくる。
どれだけ立場が高くなろうが、お金を稼ごうが、
人を粗末にすると罰があたると思います」

<自分にとって大切なことだと思えるのは、
定位置を奪われた昨季があったから>
「こんな自分でも声援されて、
サインを求められるなんて、
本当にありがたいと思うようになった」

<さらに後輩に対する言葉のかけ方の工夫や
『野球日誌』と題した立浪ノートを
昨季途中から書き始めていることを告白>
「勉強しないといけないんでね」
中スポ


いつの間にかグアムから帰国した立浪
ITエンジニアのセミナーで講演
昨季の挫折や理想の指導者像なども含め、
過去の様々な野球エピソードを披露しながら
『成功の秘訣』を語りました。

その中で、成功するための答えとして
『感謝の気持ち』『人を大切にすること』を挙げ
特に昨季、代打稼業になったにもかかわらず、
ナゴヤドームをはじめとするファンの大きな声援
本当に「ありがたい」
感じるようになったと語りました。
監督修行も始めているミスタードラゴンズ
しかしまだまだ現役進行中
今年もそのバットさばきでファンを沸かせてほしいです!

2007年1月22日 (月)

堂上直倫目がスゴいと井端北京五輪に意欲。

怪物ルーキー・堂上弟 眼力一番!
福留に肉薄 野球センスに太鼓判

視力検査を受けた堂上直倫
優れた動体視力の持ち主であることが判明。
改めてスーパールーキーさが実証されました。
また井端が北京五輪のジャパン参加に意欲。
一方、福留、岩瀬らジャパン戦士はイベント参加と、
さまざなドラゴンズの話題をどうぞ!


◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<屋内練習場で視力検査を受診。
動体視力の検査で突出した数値を叩き出し、
超一流級であることが明らかに。
数字を聞き、少しはにかみながら笑顔をみせる>
「平均的にはいい方だと言われました。
褒められました。良かったです。
これまで目のトレーニングは
特にしたことはなかったですけどね。
目はいい方だとは思っていましたけど…。
目のケアとか考えたこともないので…。
目だけでも、そういう一流選手に
近づけるのはうれしいです」
(中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◆加藤一幸さん
(キクチメガネ企画運営部)
<堂上直倫の動体視力について絶賛>
「一般人は70%から75%。
野球選手なら80%あれば十分です。
この日のルーキーの平均値は75%ですから、
堂上君の数字はかなり高いものです」

<さらに伸びる余地は十分あると見る>
「昨年の夏で(高校野球が)終わり、
あまり速い球を振っていない。
時間が空いたので、スピードのあるものを
見る機会が少なかったと思います。
それでもこの数字です。

動体視力は鍛えれば上がるもので、
速いものを見ればさらに上がります。
今後シーズン通して速い球を見続けると、
秋にはかなり凄い数値が出るんじゃないですか。
今年の秋に測れば、福留選手に
追いつく可能性もありますね。
遠近感も良い。
守備での球際の感覚に優れている」
(中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇中田賢一
<検査の1つ、EH協調性検査で、
昨年に続き金剛とパネルタッチ対決。
昨季は81-92と破れ、リベンジを誓う>
「今年こそは絶対勝ちますからね」

<プレッシャーをかけるも今季も75-89と連敗>
「やっぱりダメでした」
(東京中日)


ナゴヤ球場屋内練習場で
この日、視力検査が行われ、40人の選手が
動体視力(動いているものを識別する力)、
EH強調性(目で見て、体を反応させる速さ)
など10項目をそれぞれ検査しました。

そのなかで高数値を挙げたのが、
ルーキーの堂上直倫
この日の直倫の検査結果は、
じっとして測る静体視力値が両目で1.5。
動くものを見て測る動体視力値は1.3。
よって動体視力は静止視力の87%に。
両方の値の差が少ないほど、
動体視力が優れているとされるそうですが、
テストを受けた他のルーキーの平均が75%、
投手を含めたチームの平均が80%。
総合すると、直倫がいかにトップクラスの
『目』を持っているかが実証されました。

目隠し棒がカワイイね!動体視力の良さ
打者にとっては
必要不可欠な条件。
その視力が
優れていればいるほど、
プロの投手が投げる
速球や変化球に
対応することが出来ると言われ、
福留(静止視力1.2、動体視力1.1=92%)や
イチロー(マリナーズ)も
かなりの高数値を挙げているそうです。
さらにこの動体視力は鍛えれることが出来、
若い直倫ならその数値は、1年後には
福留に迫る可能性も高いのではと言われました。

球界を代表するスラッガーに匹敵する
潜在能力を秘めたスーパールーキー
やはりモノが違うようですね。
野球選手にとって、は大事な武器のひとつです。
さらに能力に磨きをかけ、
打撃力アップに役立ててもらいたいです。


ナゴヤからの話題。(21日)

◇森野将彦
<屋内練習場でマシン打撃を行う。
今季初打ちに好感触を示す>
「いい感じでした。
最近の中では一番感触が良かった。
この冬は暖かくて、(自分の)仕上がりも
早いということもあるでしょうね」
(中スポ)

◇井上一樹
<選手会長が内野ノックの前に提案>
「エラーした選手は、あとで皆さんに
サイン会を開きますから!」

<発案者も自らエラー。サイン会に参加>
「沖縄に行く前の最後の日曜日だから。
昨日からやろうと思っていた」
(中スポ)

◇山本昌
<合同自主トレのノックで最多エラー。
寒風吹きすさぶなかファンサービス>
「(気温10.3℃に)寒くは感じなかった。
せっかく大勢のお客さんが来てくれているのだから、
こういうこともあっていいんじゃない」
(中スポ)

◇高橋聡文
<山本昌、井上らとともに寒中サイン会に参加も
薄着姿で体が冷えてしまい救済される。
終了後、屋内練習場のブルペンで投球練習>
「投げたら、だいぶ体が温まりました」
(中スポ)

◇田中大輔(大・社ドラフト希望枠)
<東洋大学の卒業試験受験のため、
合同自主トレを切り上げて一時帰京>
「4、5科目(の試験を)受ける予定です。
(卒業は)大丈夫だと思います。
あと22単位残っているんすよ。
何とか自信はありますけど…」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン


森野が初打ちを行った
合同自主トレからの話題。
内野ノックの開始直前に井上選手会長
「エラーした選手のサイン会」を提案。
結果エラーした7選手が、罰ゲーム?となり、
全体メニュー終了後、ナゴヤ球場入口で
約2時間の寒中サイン会を開きました。
その中のメンバーには、
最多のエラーを犯した昌さん
発案者の井上選手会長の姿も。
寒さにも負けず、ずらっと並んだ500人の
ファンのため、ペンを走らせたようです。
薄着で一時救済?された聡文
くれぐれも風邪をひかないように。

また希望枠の田中が全体メニュー終了後、
卒業試験受験のため、一時帰京。
26日までチームを離れることになりました。
まだ22も単位が残っているようですが、
果たして大丈夫でしょうか。
勉強に煮詰まったら、素振りでもして、
頭をリフレッシュしてください。

ちなみに浅尾、清水昭信、西川
同期大学生3選手は、
すでに単位取得済だそうです。


◇井端弘和
<名古屋市でのトークショーに参加。
『北京五輪に出たいですか』というファンの質問に>
「オリンピック? 出るつもりでいます。
もちろん選ばれたらの話ですけどね。
前回(アテネ)は出られなかったし、
今回で(正式種目として)最後。
選ばれるように、アピールしていこうと思います」

<司会を務めた高木守道氏に
『もしメジャーに誘われたら?』と振られ>
「誘われないでしょ。
(矢継ぎ早に突っ込まれ渋々)
じゃあ気持ちは7、8割ある」

<OB会長に押しつけ問答に苦笑い>
「言わないとしようがないでしょ」

<イベント終了後、国際舞台にかける思いを語る>
「本当言うとWBCに出たかったんです」

<出場要請を受けるも、
シーズンを最優先に考えて辞退>
「もし出てたとしても、いい結果が出なかった。
実際昨年の4、5月の成績は悪かった。
あそこで出たい気持ちを
押し殺してよかったと思う」

<日本代表監督に就任する予定の
星野SD(阪神)への感謝の気持ちも>
「星野さんは(中日の監督時代に)
初めて自分をレギュラーに抜てきしてくれた監督。
もし選んでくださるなら、
恩返しできるように頑張りたい」。

<過去に3度経験した国際舞台は大きな財産に>
「1試合1試合にかかるプレッシャーは、
年に数試合しか味わえないたまらないもの。
また経験したいですね」

<トークショーを終えるとナゴヤ球場へ。
ランニング、キャッチボール、トス打撃の後、
マシン相手に約10分間の初打ちを行う>
「やりたくなったのでやりました。
3カ月ぶりにバット振りました。まだまだですね」

<年明けは5日からオーストラリア、
グアムで自主トレを行い、17日に帰国。
温暖な場所で走り込み、仕上がりは順調>
「年々足腰が弱くなってきているので、
例年以上に走り込んで下半身を鍛えました。
肩はいい感じにできてきています」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇荒木雅博
<後援会の発足パーティーに参加。
会員、関係者約450人の前で活躍を誓う>
「たくさんの方に来ていただいてありがたいです。
これまでも応援していただいていると
思ってやってきたけど、いっそう思いが強くなりました。
努力して頑張ります」
(中スポ)

◆山内一生 氏(小原和紙作家)
<就任要請のため出向いてきた
荒木のために後援会会長就任を快諾>
「わざわざ小原村(豊田市小原地区)
までお願いに来てくれた。
29歳と若いのに、考えが素晴らしいし、
人柄が何よりいい。
野球はよくわからないんだけど、
荒木君のためならと引き受けました」
(中スポ)


アライバコンビのイベントの話題から。
まずは、中日ビルで行われた
『OB会とファンの触れ合いトークショー』
参加した井端
高木守道OB会長には、
メジャー挑戦を無理強いされたようですが、
その井端が08年北京五輪への出場に向け、
強い意欲を見せたもよう。

1チーム2名のため、
選考から漏れたアテネ五輪
シーズンを優先するため辞退したWBC
しかし今回は野球が最後の五輪ということと、
恩師でもある星野SD(阪神)が
監督に就任しそうということもあり、
参加に向けて、アピールしていくようです、

球界屈指の遊撃手である井端
おそらく星野氏なら候補には選んでくれるでしょう。
ただ本大会は8月8日から24日まで。
ファンとしては、その期間に
ペナントレースが行われるのかが気になります。
福留岩瀬が出場したアテネ五輪では、
ペナントレースは中断せず、
ライトには英智が入り、抑えは平井がやっていました。
ただ井端の代わりとなると...。
井端が出場するのは大いに結構ですが、
その出場に向けては、ポスト井端
育ってこないといけないでしょうね。


また名古屋市内のホテルでは、
『荒木後援会』の発足パーティーが。
ボランティア、チャリティーを
幅広くやりたいという荒木の希望を受け、
それを支援していく会がこの度発足。
今後は、後援会シートでのナゴド招待。
オフには野球教室やボランティアの
手伝いなども予定されているそうです。

後援会長に就任する山内氏のコメントにも
ありますが、荒木人柄だから成せる業ですね。
大勢の会員のバックアップを
さらににしていってほしいです。


今日のその他。(21日)

◇福留孝介
<千葉・幕張メッセで行われた
『長嶋JAPANドリームプロジェクト2007』に参加。
30秒間の反復横跳びに選手代表の1人として登場。
顔を真っ赤に挑むも29回、30回の小学生に敗れ苦笑い。
小学生に賞品としてサイン入り帽子をプレゼント>
「あれは足がつらかったよ…。
でも楽しかったな。
嫌なこと(契約更改)も忘れられたし」

<保留した第1回の契約交渉から一夜明け、
表情は穏やかさを取り戻し、冷静に自省する姿勢を示す>
「過去のこと(契約更改の不満)が
引っかかっていた部分もあると思うけど、
引っかかったままシーズンを迎えわけにはいかない。
気持ちよくプレーするためにも、
いろいろ考えていかないと...」

<しかしスタンスは変わらず
「そんなに妥協する気もない。
(今年は)納得するまでとことんやります。
話し合っていくうちに
(金額差が)なくなっていければ。
そういう道(調停)もあるから。
今でもいろんな人に相談しながら
考えているけど、最後は自分で決める。
最後に(球団と)話すのは自分だからね」
(中スポ、サンスポ
スポニチ名古屋名古屋ニッカン12

◇岩瀬仁紀
<福留、谷繁とともに
長嶋JAPANのイベントに参加。
トークショーで少年ファンに語る>
「とにかく野球を楽しんでほしい。
僕も昔から楽しく野球をしてここまできた。
野球が好きで好きでたまらなかった。
だからたくさん練習した。
みんなも、もっともっと野球を好きになって
それを忘れずになるべく長く野球をやってください」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇谷繁元信
<福留、岩瀬らと長嶋JAPANのイベントに参加。
トークショーで少年野球の思い出を語る>
「小学生のときに父親に無理やり
野球の練習に連れて行かれ、最初は嫌だった。
だんだんと野球が好きになり、もっと早い球を投げたい、
もっと上手くなりたい、と練習するようになった」

<ポスト谷繁を狙う若手の挑戦を受けて立つ決意を>
「今年からプレーオフだけど
2位、3位なんて考えない。
リーグで優勝して日本一になることしか考えていない。
(ポスト谷繁に)スキを見せるつもりはない。
個人的にもここ数年で1番調子がいい。
(現役として)数年先まで考えているよ」
(中スポ、名古屋ニッカン


アテネ五輪の野球日本代表メンバーが
小学生たちと触れ合うイベント
『長嶋JAPANドリームプロジェクト2007』
ドラゴンズから、福留、岩瀬、谷繁が参加。
野球を指導したり、競技やトークにと
大忙しだったもよう。

そのなかで前日の契約更改で
年俸3億8000万円の提示を保留した福留
一夜明け、だいぶ落ち着いた表情を
見せていましたが、今後も徹底抗銭を宣言。
過去2年間、消化不良のまま終わったこともあり、
今季は球団側と徹底的に話し合い、
納得するまでサインをしない姿勢を示しました。

ところでアテネ五輪には参加せず、
王JAPANのメンバーのはずの谷繁
何でいるんだ?と疑問だったのですが、
アテネ五輪の予選の時のメンバーだったんですね。
井端は覚えていましたが、
谷繁の方はすっかり忘れておりました。ゴメンナサイ。


チアドラゴンズ  オーディション終了しました。
(公式ブログ)

この日、ナゴヤドームで
中日ドラゴンズダンスファンサービスチーム
『チアドラゴンズ2007』
最終オーディションが行われ、
応募者104人のなかから、12名が合格しました。
公式ブログ↑には、合格者の集合写真が。
今のうちからチェックしておくのもいいかも。
11代目となるチアドラは、今後レッスンを重ね、
開幕戦の3月30日にデビュー予定です。


PS 今日の渡邉選手。

公式HPのイベント情報で
かなり前から告知されていた
愛知県北名古屋市での
『第23回北なごや新春チャレンジマラソン』
ようやくこの日開催され、
我らが渡邉選手がゲストとして参加しました。
東京中日では完全スルーでしたが、
中スポには、写真付きの記事とコメントが↓

◇渡邉博幸
<愛知県北名古屋市で開催された
『新春チャレンジマラソン』に参加。
6000人を超える参加者と一緒に汗を流す>
「いやあ、いいウオーミングアップになりました」
中スポ


走ってます!中スポによると、
安全?を考慮し
最長の10キロコースではなく
約2キロのジョギングコースを
走った渡邉選手
参加者たちと楽しく
走っていたようですが、
最後の直線では
小学生をダッシュで追い抜くなど、
ちゃめっ気たっぷりなパフォーマンスで見せ、
会場を沸かせたもよう。

アップ代わりにしっかり汗をかいた渡邉選手
そのままナゴヤ球場に向かったそうです。
おつかれさまでした!

2007年1月21日 (日)

福留あぜん、中日最高年俸タイを保留。

福留「あきれた」 3億8000万円保留
球団提示額に怒り…自費キャンプも
 

中日・福留孝介外野手が20日、
名古屋市内の球団事務所で1回目の契約交渉を行い、
1億2500万円増の3億8000万円を保留した。
会見では「言葉が出ません。あぜんとしたかな」と発言。
昨年、一昨年とキャンプ直前まで交渉がずれ込んだ
昨年のMVP男の初交渉は、今年もまた決裂
自費キャンプの可能性さえ出てきた。
(中スポ)


◇福留孝介
<チーム日本人最高の3億8000万円の提示も
希望額と言われる4億円には遠く及ばず。
紅潮した顔で努めて淡々とした口調で会見>
「サイン? していません。
額を見た瞬間? 言葉が出ませんでした。
あぜんとしたかな。
球団からの提示は自分(の希望)と
大きくかけ離れていた。久々にあきれました」

<その口調の中には譲れないプライドが>
「(希望額との)開き? 大きいと思います。
球団の提示を楽しみにしてたけど、
今シーズンに向けてという意味では、ガッカリしました。
球団としては精いっぱいと言われたが、
いくら言葉で最大限の評価をしたといわれてもね。

自分でも、目いっぱいの成績出したつもり。
それにしては球団の提示額は
大きくかけ離れていたので、何も言わず出てきた。
これ以上の成績を求められても僕自身、苦しい。
一番いいと思った年。
その評価としてはちょっと低いと思う。
提示額? 言葉が出ません…」

<シーズン途中に右ひざ負傷による離脱があり、
『146試合出たわけじゃない』という減点材料に>
「じゃあ146試合出るために
力をセーブしてやるのですか」

<球団側のバランス論には耳を貸さない構え。
納得するためには自費キャンプも覚悟>
「冷静になって考えます。
ただ、慌てて(サインを)したくない。
最後は納得してシーズンを迎えたい。
キャンプに突入しても? はい。
僕の希望とかけ離れていると思う。
あとは球団がどう感じてくれるか」
(中スポ、サンスポスポーツ報知共同通信社
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


◇井手編成担当
<チーム内の年俸バランスとして、
球団トップの岩瀬の年俸を上回る金額を
簡単には提示できない状況を説明>
「彼(福留)には
今年はすごくやったという自負がある。
野手として最高レベルであることは認めているが、
こちらにはこちらの事情がある。
チームのバランスは考えます。
(4億円の大台は)いかない。
ここ5年くらいのことを考えて。
だから(福留が)突出するわけにはいかない。
誰がトップでいるべき、という話があるし。
とにかく、こちらの立場を説明した」

<シーズン中盤の右ひざ負傷による離脱に触れ>
「146試合出たのとは(提示額は)違う。
プラスの満額とは違う、と伝えた。
(117得点、104打点について)
昔の130試合制で“200超”なら超一流」

<次回交渉について白井オーナーの
裁可を仰ぎ、歩み寄りの可能性も示す>
「億単位の話だから、簡単には決められない。
また交渉によって変わるかもしれない」
(中スポ、サンスポスポーツ報知共同通信社
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

◇伊藤球団代表
<福留の2度目の交渉日について、
キャンプインまでの決着を望む>
「25日か26日あたりに、
何とかもう一度できれば…」
サンスポ

△ドラゴンズ・契約更改▼
1月20日(金額は推定・単位は万円)
福留 38000(△ 12500・49%)を保留


年をまたいでようやく
実現した契約更改交渉
しかし交渉時間は、わずか約30分
球団からの説明を聞くと、
交渉することなく席を立ち、
会見に臨んだ福留の顔は、
明らかに怒りの表情だったようです。

打率.351で4年ぶりの首位打者を獲得。
リーグMVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、
最高出塁率、最優秀MEP賞、昇竜賞と
7冠のタイトルラッシュ。
さらには球団としては、56年ぶりとなる
『3割、30本塁打、100打点、100得点』の偉業も達成。
シーズンを通じてコンスタントに打ち続け、
自己ベストの成績でチームを
リーグ優勝に導いたという自負を持って臨んだ交渉。

成績を野手トップと評価した球団側
1億2500万円のアップ額。
さらにチーム日本人最高年俸の
岩瀬と同額の3億8000万円を提示。

それでも最低希望額が4億円とも言われる福留は、
「思っていた額とあまりにも違った。
(希望額との差が)大きくかけ離れていた」

その評価にあ然とし、ガッカリ。
よって、今回の保留となったようです。


がっかりだよ!すんなりいかないとは
思いましたが、
やはり初回は
保留となったようですね。
それでも球団側としては、
相当の金額
出したと思いますよ。
ファンの目で見ると、
岩瀬の金額には届かないだろうと
思っていましたが、一緒に並べましたからね。
アップ額も1億2500万円と破格ですし、
それだけでも十分なのではと感じましたが、
福留もっと上を見ていたようです。

球団側の言い分は、やはり『バランス』
「3億8000万の岩瀬
福留が抜くという図式は成り立たない」と主張。
そして今回新たなキーワードで
『ここ5年くらいのこと』というのが出ました。

確かに5年間フルに投げ通して
結果を出し続ける岩瀬に対して、
首位打者は2度獲得したものの、
ケガによる離脱もあった福留
共にその離脱がチームに大きな影響を与えるだけに
そのは大きかったと言えるのでしょう。

しかしいきなり『5年間』を持ち出されても、
人一倍プライドが高いと思える福留には、
それはおそらく通用しないでしょうし、
過去2年間の契約交渉では、
自身では我慢してきたという経緯もありますから、
この1年間で評価しろと言ってくるでしょう。
おそらく、お互いに納得できる金額は
もう少しは高くなるのではと思われます。

今後は双方のスケジュールの合間を縫って
25、26日あたりが濃厚のようですが、
最低希望額といえる4億円とも
あと2000万円の差があるだけに、
最悪の場合には、昨年の憲伸同様、
自費キャンプ突入の可能性もあるかも。

現時点で着地点が見えないうえに、
いくらかのしこりを残してしまえば、
今季取得するFA権にも影響を与えそう。
ただファンとしてはとことんやった末に
双方納得な解決のみを願うだけです。


ナゴヤからの話題。(20日)

◇岩瀬仁紀
<ナゴヤ球場での合同自主トレに初合流。
18日まで鳥取の『ワールドウイング』で
蓄積疲労除去のトレーニングをしてきた>
「全部クリアにはできないけど、
だいぶ疲れは取れました。
ここまでは例年と変わらず、順調に来ています。

向こうでも投げていたし、
いつでも投げられる状態。
春のキャンプは疲れとの戦いなので、
うまく疲れを取りながらやっていく」

<練習後には正面入り口で
即席のサイン会を開催も約10分で打ち切り>
「さすがに全員にはできないねえ」
(東京中日、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇福留孝介
<ナゴヤ球場での合同自主トレに初合流。
井上、岩瀬らと体を動かして笑顔>
「皆が元気だったね。
やっぱり元気なのが一番ですよ」

<しばらくはバット封印で調整する意向>
「バットは2月半ばになったら振ろうかな。
人に見せられるような形になったら
皆さんにお見せしますよ」
名古屋ニッカン

◇中川裕貴
<ナゴヤ球場での合同自主トレに合流。
福留と同じ便で帰国も出国ゲート内で解散。
日常生活でもその違いを痛感>
「荷物が出る時間が違った。
ビジネスクラスの福留さんと
エコノミークラスの僕らの差です」

<全体練習後、屋内練習場で
ティー打撃を行い、久々にバットを握る>
「いきなり振ってどうかなと思ったけど、
そこそこ振れたしよかったです。
下半身を鍛えてからバットを振ると
いうことが理解できました」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇澤井道久
<合流後、屋内練習場で打撃練習。
実はハワイでもバットを握っていた>
「いい選手ほど走る。
シーズン中でも疲れたときは走るんだと
福留さんに言われ、なるほどと思いました。
自分でもやろうと思います。
春季キャンプは初日から100%の力でアピールします」
(中スポ、名古屋ニッカン


この日も主力選手が
ナゴヤ球場の自主トレに続々合流
まずは、鳥取での自主トレを終えた岩瀬
蓄積した疲労も取れてきたようで、順調な仕上がり。
キャッチボール、ランニングなどフルメニューを消化。
ただ守備練習では思わぬエラー
井上からは「プロとは思えんぞ」と突っ込まれたもよう。

またハワイ帰りの福留、中川、澤井も合流。
この時はまだ、福留ゴキゲンのようでした。


◇中田賢一
<決め球フォークの復活を誓い、
春季キャンプでの最大テーマに挙げる>
「フォークですよね…。
プロに入ってから、しっかり落ちなくなった。
大学時代のフォークだったら、
絶対打たれる気がしないんですけど、
今は投げられない。ほんと悔しいんですよ。
昔は困ったらフォーク。
いい時の『押し抜く』って感覚が
たまにしかなくて、
低い場所から抜いてるだけなんです」

<昨季は17試合に先発し7勝4敗に終わり>
「粘りきれないんです。
7回、8回に崩れて
勝ち負けつかなかったのが3度。
それがなければ10勝できましたからね」

<キャンプのブルペンでは、
毎日全球種は投げず、日ごとに重点的に
取り組む球種を決めてやっていくことに>
「僕は2ケタ勝利を挙げた
ピッチャーじゃないので、
オープン戦からしっかり
結果を残さないといけない立場です」
中スポ

◇佐藤充
<約3カ月ぶりのブルペン入り。
セットポジションから約30球の立ち投げ。
カーブを多めに投げ、フォームを入念チェック>
「めちゃくちゃ違和感がありました」
(東京中日)

◇石川賢
<4年目右腕は減量に成功。
大きな体ながら動きの良さが目を引く>
「3キロ減りました。
100キロを切って、97キロを維持しています。
去年の秋の練習で100キロを切ってからは
増えていないんです」

<チームメートには『どすこい』と呼ばれる。
体重を維持するために肉体改造を試みる>
「増やさないことと、筋肉を落とさないように
ウエートトレをして鍛えています。
体重を落としながら、
体を締めることが大事ですね」

<トレーニングコーチとも相談してやっているが、
最近肩の周りが大きくなったと言われるという>
「自分ではそんなに意識してないんですが。
キレというより、動きが良くなったです。
このまま維持していこうと思っています」
(中スポ)

◇菊地正法(大・社ドラフト4巡目)
<屋内練習場で福田相手にプロでの初投げを行う。
立ち投げながらキレの良い速球を投げこむ>
「いい感じで投げられました」
(中スポ)

◇上田佳範
<外野レギュラー争いに
ごく短い言葉ながら参入意欲を示す>
「頑張ります」

<昨季は夏場以降に出場機会が減り、
落合構想には、その名前は出ていないが>
「それは仕方がないです」

<オフは山梨の山奥のゴルフ場を走り準備着々>
「体はしっかりできたと思う」
中スポ


3年目を迎えた中田の情報が。
沖縄キャンプでは、
決め球のフォークの精度を上げるために
投げ込みを行う考えを示しました。
昨季は、MAX151キロのストレート、フォーク、
曲がりの大きなスライダーを持ち球に
小さな曲がりのスライダー、カーブ、
チェンジアップを混ぜていたという中田

しかし昨季はそのフォークのキレが悪く
大事な場面では決まらなかったもよう。
中田自身の理想としては、
簡単にストライクが取れた
大学時代のフォークに近づけること。
初の2ケタ勝利と先発ローテを確保するために、
背番号20は、往年のフォークを追い、
新たに磨きをかけていくようです。


その他では、昨秋は肩の休養と
下半身強化のため走り込みを続けていた
佐藤充が、ブルペン入り。
約3カ月ぶりに試投を行いました。

また今朝の東京中日には、
さらに体が大きくなったのでは!?
思えた石川の写真が!
太ったのかと思いきや、実は減量に成功。
ウエートトレの成果で脂肪を燃焼、
筋肉を付けて体重2ケタをキープしたそうです。

秋季練習で落合監督にダメだしされた
2段ぎみのフォームも修正したとのこと。
動きが良くなった『どすこい』
待ったなしの4年目に勝負をかけるもよう。期待しましょう。

2007年1月20日 (土)

岡本合流、福留帰国、合同自主トレ第2クール開始。

岡本投げ込み2勤2休に
セットアッパー争いへ闘志

ナゴヤ球場での合同自主トレは第2クール。
この日から岡本、山本昌が合流しました。
またハワイでの自主トレを終えた福留が帰国。
ついに行われる注目の契約更改交渉
08年北京五輪の日本代表についてコメントしました。


◇岡本真也
<ナゴヤ球場での合同自主トレに初参加。
これまでは某所でに極秘トレを敢行>
「(練習場所は)国内ですが秘密です。
グアムやサイパンに行けば
自然と汗はかけるけど、
体のシンから汗を出したかった」

<自主トレ中のブルペン入りを宣言>
「年末年始も走ることと、
キャッチボールは続けていました。
肩はいいですよ。肩もヒジも軽いです。
休めたわりにキャッチボールをしても元気だし、
今のところ休んだことがいい方向に出ています。
(この2年間は)あっち痛い、こっち痛いとあったから。
今年頑張らないとという気持ちです
(マウンドの)傾斜にも慣れておきたいし、
(名古屋で)そのうちブルペンには入るでしょう」

<キャンプではメリハリを付け投球練習に励む>
「(キャンプでは)多めに投げて、
その分休もうと思っています。
3日投げて1日休んでいたのを、
2日にしてその分多めに投げて、
2日休んだりしたい」

<若手、外国人とセットアッパーの地位を
脅かされかねない状況での決意を口に>
「意識を全然しないわけじゃありません。
外国人が入ってくるし、
ほかにも(中里、高橋らの若手が)入る。
ぼくにはいい刺激になるし、
ぼくがしっかり働いて、優勝したい」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇山本昌
<ナゴヤ球場での合同自主トレに初参加。
メニューを軽快にこなし順調な調整をアピール>
「向こう(鳥取)で下(半身)はつくれた。
もう、下の準備はできていますよ。
あとは投げるだけです。
例年通り順調に来ています。
キャンプは初日から投げる(投球練習)こと以外は
フルメニューをやるけど、所々ぬいていく」
(東京中日、名古屋ニッカン


岡本がナゴヤ球場での
合同自主トレに合流。
さっそくランニング、キャッチボール、
ノックなどのメニューで汗を流しました。
このオフは日本シリーズ後、
12月中旬まで約1カ月半、体を完全に休め、
その後は、国内某所での極秘トレを敢行。
走り込み中心のメニューで
シーズン同様の95、6キロまで体を絞り込むなど
例年にない順調なスタートを切ったようです。

今季は、平井が先発に転向。
セットアッパーとしてより責任がかかる
役割を任される予定。
勝ちパターンなら、先発-岡本-岩瀬への
リレーとなることが首脳陣の構想に含まれています。

しかしそれはあくまで構想
実際は、中里、高橋、鈴木ら若手、
さらにラミレス、グラセスキーら
新外国人との競争を制することが必須となります。
2年連続で数度の2軍落ちを経験するなど
好不調の波が激しい岡本としては、
1年通じてのコンディションの維持と
安定時期の長期化が望まれています。

そんななか岡本本人は、
その競争を良い刺激になると受け取り、
さらにコンディション維持の方法として、
キャンプではメリハリをつけて
投球練習に励むなど
工夫していく考えを示しました。

後ろの鎌田がいい味出してます。04年のような獅子奮迅
活躍をファンは望んでいます。
中継ぎ再編で若手の躍進も
期待したいところですが、
土壇場では、経験の多い
投手の力がどうしても必要。
守護神・岩瀬につなぐ7、8回を劇場化せず
完全に任せられる不動のセットアッパー
今季の岡本にはそのような投手に
なってくれることを期待したいところです。


ナゴヤからの話題。(19日)

◇吉見一起
<今年初めてブルペン入り。
立ち投げで32球も、やや不満顔>
「マウンドの傾斜の感覚を
確かめたかったんですけど、全然だめです。
バランスが悪すぎた。
これからも状態を見て投げていきます」
(中スポ)

◇田中大輔(大・社ドラフト希望枠)
<全体メニュー終了後、
ブルペンで吉見のボールを受ける>
「やはりいい球が来ますね」

<沖縄キャンプでチームの投手33人
全員の球を捕りたい考えを明かす>
「キャンプではできれば
全員の方の球を受けたいです。
たくさんの投手とコミュニーケーション取って、
早く特長をつかみたいんです」

<投手33人分を頭に入れるため、
練習以外の時間もフル活用する>
「(特長を)ノートに書いて覚えます。
高校時代から試合の後や反省した時、
ためになる言葉などをメモしていましたから。
プロの球はこれまでと違う。
最初はちゃんと捕れないと思う。
自分の課題はキャッチングとリードです」
中スポ

◇浅尾拓也(大・社ドラフト3巡目)
<ルーキーのトップを切りブルペン入り。
同じルーキーの福田を相手に約40球の立ち投げ。
プロの施設に感激し、入念にトンボをかけ、降りる>
「8、9割ぐらいの力で投げました。
気持ちよく投げられました。
こういうマウンドは投げてませんでしたから。
キレイな土だし、石ころろか落ちてない。
これからも焦らない程度に投げていきたい」
(東京中日)


吉見が今季初のブルペン入り。
ボールは力強かったものの、
本人的には不安定で
納得がいかなかったよう。
ただ「ちょっと球を受けてくれん?」
その吉見から声がかかり、
今季の成長株と思われる投手の球を受けた
希望枠の田中にとっては、収穫があったようです。

その田中のキャンプでの自身のノルマは、
チーム33人、全投手のボールを受けること。
1、2軍関係なく、投手全員の特長、
スピード、球種、制球、持ち味、性格などを掴み、
ノートに記録して勉強していくようです。

将来のドラゴンズの扇の要として
期待を寄せられている田中
捕手としての課題は、やはりリード
投手からの信頼を勝ち取る前提としては、
しっかり球を受け、その投手それぞれの
持ち味を把握しなくてはいけない。
このポジションは、他のルーキー以上に
覚えなくてはいけないことが多くなりそうです。
しかし苦労は若いうちにしないと。
田中のその意欲、大いに買っておきましょう。


◇荒木雅博
<全体メニュー終了後、
競輪の合志正臣と合同トレーニングを行う。
屋内練習場でマシン打撃などで汗を流す。
熊本工高の同級生・合志選手に対して>
「(合志選手とは)ゴールデングラブ賞の
お祝いをしたとき以来ですから1年ぶりです。
グランプリに出たんですからね。すごいですよ。
ボクも負けないように頑張らないと。
(グランプリで)一つずつ順位を上げろよ」
(東京中日、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◆合志正臣(熊本・81期)
<競輪選手が打撃練習などで汗を流す。
高校時代には荒木とともに甲子園出場の経験も>
「荒木とはたまにしか会えませんけど、
頼もしくなりました。
あいつが頑張っていると励みになります。
今年もグランプリに出られるように頑張りたいです。
まずは(25日からの)競輪祭でいい成績を残したいです」
(東京中日、名古屋ニッカン

◇小田幸平
<トレーニングウエアなどに刺繍を施す。
ローマ字の『KOHEI』の上部分には
トレードマークといえる
メガネ『ー○-○-』のイラストも>
「これ? メーカー(ゼット)の人に
お願いしたんだよ。マークも考えてくれて。
(グッズとして販売する予定は?)
ないない、ないよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇森野将彦
<反復横跳びのように往復しながら、
ボールを運ぶ強化練習で
足腰ががくがくになり、悲鳴を上げる>
「もう無理。だめっす。きょうはきつかった」
(東京中日)


その他の話題としては、
合同自主トレに競輪の合志正臣選手が参加。
実は、この合志選手荒木の熊工の同級生。
95年のセンバツには、2番・レフトで
荒木とともに出場した経験があるそうです。
久々にバットを握り、打ち込みましたが、
その動きはなかなかだったとのこと。
年末のKEIRINグランプリに出場するなど
一流選手の仲間入りを果たした
同級生の来訪に荒木も刺激されたようです。

そして最後は、森野
ある意味森野『悲鳴』がよく似合います?
「もう無理。だめっす」の声を聞くと
もうすぐキャンプだなと感じたりもしますね。


◇福留孝介
<中部国際空港着の航空機で
自主トレ先のハワイから帰国。
バットを振らず、走り込み中心だったが>
「やれる事はやれたんじゃないかな。
バットはまったく振ってない」

<きょう20日には日程の都合で
昨年中に行えなかった
1回目の契約交渉が行われる>
「今年が自分の中で
一番いい成績を残した年だからね。
いままで(球団と)何も話をしていない。
あした(20日、交渉の)席について、
どんな評価をしてくれるのか、楽しみにしてますよ」

<4億円をめぐる攻防となりそうだが>
「評価してもらえれば1回で(判を)押すし、
そうでなければじっくり話し合う。
出たとこ勝負です」

<08年北京五輪の日本代表への参加を問われ>
「(監督就任が確実な星野氏には)
お世話になったから、
できる限り力になりたいです。
北京は(野球が)正式競技として
最後になるし、興味はある。
ただ、そのときの状況に
なってみないと分からない。
状況で出られれば出るし、出られなければ難しい」

<海外でプレーする可能性があるために
状況が難しいのかと質問されて>
「(プレーが)国内でも国外でも
状況はわからないから」

<ナゴヤ球場で行われている
合同自主トレ参加については>
「寒いから、あしたになってみないと分からない」
中スポサンスポスポーツ報知
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


◇中川裕貴
<福留らとともにハワイから帰国。
2週間のハワイ自主トレを終え満足>
「2週間でしたけど(東北楽天の)山﨑さん、
福留さんの話をたくさん聞けてよかった」
(中スポ)


◇澤井道久

<同じく福留らとともにハワイから帰国>
「打撃のことをたくさん聞けたのが収穫。
生かしたいですね」
(中スポ)


自主トレ先のハワイから
中川、澤井らと帰国した福留
中部国際空港では、約50人ものファンに
出迎えられ、日焼けしたその顔は笑顔
バットは一度も振らず、走り込み中心で
下半身強化に徹したトレーニングに
手応えは十分のようです。

その福留がきょう20日、
これまで未更改だった契約交渉に臨みます。
リーグMVPなど貢献度は、チームで一番。
2億5500万円からの大幅アップは確実で
攻防ラインは4億円となりそう。
福留本人「どんな評価をしてくれるのか、
楽しみにしています」
とコメントしました。

さらに報道陣からは、
星野SD(阪神)の監督就任が
確実な08年北京五輪の
日本代表についての質問が。
恩師でもある星野氏の力になりたいという
気持ちはあると語りながらも、
今夏取得予定のFA権も絡み、
参加については
「その時の状況でわからない」
明確な即答は避けたようです。


北京五輪のアジア地区予選は、
今年11月26日からスタート。
本大会は、08年の8月となります。
もし福留『動く』となれば、
ジャパン入り、そして自身3度目となる
五輪出場は、ほぼ不可能でしょう。
まだ監督も正式に決まってない上、
オールプロなのか、佑ちゃん辺りが入るのか、
どのようなチーム編成になるかもわからず、
やや時期早々な質問のように思えますが。
どちらにしてもやはり今秋の福留
その状況には、注目せざるえないようです。

2007年1月19日 (金)

W佐藤飛躍への意欲と堂上兄花ムコ修行トレ。

ナゴヤ球場での合同自主トレは、休日
目立った話題はこれといってないものの、
様々な小ネタが入ってきました。
この日のドラゴンズの話題をいくつか!


ナゴヤからの話題。(18日)

◇佐藤亮太
<ナゴヤ球場で休日返上の練習を行う>
「自分の思うように
体を動かせるようになりたいので、
きょうも少し動いておきたかった」

<マルティネスの穴を埋める
先発左腕としても期待されている>
「中日で佐藤と言えば充さんじゃなく
亮太と言ってもらいたい。
去年はいろいろ勉強になりました。
今年はキャンプからアピールして
ケガすることなく過ごしたいです」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇福田永将(高校生ドラフト3巡目)
<休日返上でマシン打撃を行う。
視察した高代コーチに誉められる>
「まだ不安があるので打ちたかった。
(中スポ)

◇高代野手総合チーフコーチ
<甲子園大会のころから福田をチェック。
今回も活躍にお墨付きを与える>
「投球を待つ構えがいい。
準備がしっかりできている。
目などに障害されなければ、打つよ」

<屋内練習場でマシン打撃を視察。
2年目の柳田を今年の注目株に指名>
「(柳田が)良くなっている。
去年とは全然違う。
来た球をただ打ち返してるいるのではなく、
しっかりとボールをとらえて打っている」
(中スポ)


合同自主トレは最初の休日でしたが、
休日を返上した選手もいたようです。
2年目の左腕・佐藤亮太もその1人。
投球の際にヒザが後方に流れてしまう
フォームを矯正するため、
ナゴヤ球場のスタンドを何度も駆け上り
筋力強化に努めるなど、精力的に汗を流しました。


左腕の先発が不足している今季のドラゴンズ
佐藤亮太は、昨季最終戦のみの
わずか1試合の登板でしたが、
落合構想には、その名前が入っています。
まずはフォームを安定させ、低目への投球を徹底させる。
名字の『さとう』では、佐藤充
名前の『りょうた』では、同期の新井
呼び名が被ってしまう面もあったりもしますが、
背番号50、今季はブレークしてほしいと期待します。

ところで休日練習を視察した高代コーチ
マシン打撃を行っていた
2年目の柳田注目株に挙げたそうです。
福田の方は多少リップサービスもありそうですが、
内野争いに新たな選手が加わりそうですよ。


◇佐藤充
<荒木、平田とともに
名古屋市の名古屋市大病院を慰問。
一昨年、自らも右ひじ手術で入院を経験>
「病院のベッドで、
もう野球はできないんじゃないか...、と
思っていたときがありましたから」

<健康体を再認識し、体の手入れをすることを誓う>
「今、こうして健康でいられることを、
当たり前のことと思うのではなく、感謝したい。
これからは体のケアをしっかりしないといけない。
まあいいや、という考え方を捨てていかないと。
徹底してやっていきたい」

<今オフはほとんど無休でトレーニング。
休日のこの日もナゴヤ球場で体を動かした>
「トレーニング的なこともしっかりやっていく。
肩甲骨回りを鍛えたり、
必要以上にやるぐらいの意識で」
(中スポ)

◇荒木雅博
<佐藤充らと名古屋市大病院を慰問。、
昨年12月に胃を痛めたときの話を披露。
気持ちの大切さを話して患者を励ます>
「(胃カメラを拒否し)気合で治しました。
軽々しくは言えないけど、
気持ちの持ちようでずいぶん変わるかと思う。
みなさんもしっかりと前を向いて
治療を頑張ってください」
(中スポ)

◇平田良介
<入院中の子どもからの質問で
ホームランを打つコツを荒木から振られ>
「ホームランを打とうという
気持ちがあれば、打てると思います」
(中スポ)


荒木、佐藤充、平田の3選手が
名古屋市立大学病院を慰問。
病気と闘う子供たちと触れ合ったもよう。
そのなかで佐藤充は、
健康体であることを再認識。
今後の故障再発を防ぐため、
ケアを徹底していくという意欲を語りました。

ところで↑の平田の答えは、
当初は荒木への質問でしたが、
「去年もここで同じことを聞かれたけど...。
ボクは去年は2本しかホームランを打てなかった。
平田君が答えてくれると思います」

と困った荒木平田へ質問をトス!
迷わず即答した平田でしたが、
子どもたちはただポカンとしていたようです。


◇中川裕貴
<福留に弟子入りしたハワイ自主トレを打ち上げ。
バットを振らず、ランニング中心のトレーニングに
体力面に関しては、手応えをつかむ>
「こんなの初めてで多少の不安はありますが、
名古屋に帰ってから振り込みたい。
どうなっているか楽しみ。
ぼくは大きなケガもないので、
1軍でケガした誰かに
すぐ代われるよう準備はしておきたい。

福留さんに『来年はハワイにこられるかなぁ』と
脅されているので、今年が最後のつもりで
必死にやります。来年も来たいです」
中スポ

◇澤井道久
<同じく福留に弟子入り、
ランニングの効果を理解し走り込む>
「この練習は、山崎さんや福留さんが
オープン戦に合わせているものだと思うので、
2月1日に照準を置いている自分は、
その分だけ多めに走った」

<『けがだけはするな』という福留の教えに>
「今まではケガでチャンスを逃してきた。
今年は絶対にケガしないことでアピールしたい。
そのための体力づくりはやってきたつもり。

一流の人は、自分のことをよくわかっている。
そういった人たちの練習方法や考え方が
知りたくて参加しましたが、
福留さんや山﨑さんにいろいろ
聞く機会があってよかったです。
今年は最低でもずっと1軍にいることが目標」
中スポ

◇福留孝介
<ハワイでの自主トレを打ち上げ。
弟子入りした2人に1軍で勝ち抜く教えを伝授>
「工藤さん(巨人-横浜)にしろ、
山本昌さんにしろ、
プロで長くやっている人は皆、
シーズン中もよく走る」

<最終日、何気なく中川のグラブを手にし発狂。
頭をかく中川を尻目にゴムで即席の補強工事を開始>
「何これ? こんな形で、
しかもこんなに硬くて、ボール捕れるの?
捕りやすいように、正しく使わなきゃ。
プロなんだから」
中スポ


ナゴヤ以外の各地で自主トレを行っている
選手たちの打ち上げの話題が。
まずは、福留、中川、澤井の3選手。
ハワイでの自主トレを17日、打ち上げました。
今回初めて門戸を開放した福留師匠
弟子入りした2人には、
いくつかの教えを伝授したもよう。

その教えとは、以下の通り↓
一、とにかく走れ。
バットを握る前に、強い下半身を築くこと。

一、けがだけはするな。
プロで生き残るためには、大きな故障厳禁。

一、用具にはこだわれ。
プロなんだから、道具は正しく使え。

ハワイ滞在中は結局、バットを振らず、
100キロ以上を走り込んだという中川澤井
補強工事が施された中川のグラブは、
新たに作った外野手用のグラブかもしれません。

コメントを読む限りでは、
効果については、まだ半信半疑2人ですが、
とりあえず吸収の『吸』の字は通過したような感じ。
福留師匠の教えを収めることが出来るかは、
今後の努力にもかかっています。
しっかり継続して、調整を進めてください。


◇岩瀬仁紀
<鳥取市での自主トレを打ち上げ。
充実したトレーニングに手応え十分>
「しっかりとトレーニングできた」
(東京中日)

◇山本昌
<鳥取から帰名し、名古屋での自主トレを再開。
ランニング、キャッチボールなどで汗を流す>
「時間を見つけて肩だけは
休ませすぎないようにやっています」
名古屋ニッカン


また岩瀬山本昌が10日からの
鳥取市内のでの合同自主トレを打ち上げ、
ナゴヤに帰ってきました。
毎年恒例となったトレーニング施設
『ワールドウィング』での自主トレ。
14日からは元同僚の大塚(レンジャーズ)も合流。
なぜかいる安藤(阪神)ととも
充実したトレーニングをこなせたようです。


◇堂上剛裕
<三重県志摩市での自主トレを公開。
トレーニングを終えると夜は
書道、華道、茶道、珠算の修行を
行っていることを明かす>
「書道は小学校で習ったくらい。
生け花は見たこともありません。
これがどう結果につながるかは
分からないけど、人間的には成長すると思う。
ありがたく受け止めています」

<書道は、自らが決めた今年のテーマ
『感謝』の文字を必死に書き続ける>
「今年は感謝の気持ちを
持ってやろうと思って。
(腕前は)最初とは別人になったと思う」

<苦手な科目は珠算>
「難しいですね。でも何とか覚えたい」

<本業のトレーニングもしっかり。
昨年末から取り組む外野練習もこなしている>
「弟ですか。連絡は取り合っていますよ。
あいつもいろいろ考えてやっているみたい。
ボクはボクで自分を高めていきますよ」
中スポ、東京中日)

◆奥村会長(愛工大名電高OB会)
<堂上剛裕に修行トレを提案>
「社会人としてのたしなみ。
お茶、お花も今後の人生に役に立つ。
(珠算は)1軍にあがればサインプレーが増える。
暗記力、暗算力をつけるために必要」
中スポ、東京中日)


堂上兄弟の兄・剛裕の話題が。
現在、愛工大名電高の後輩、
柴田(オリックス)らと
三重県志摩市で自主トレ中。
ランニング、内外野の守備練習
ティー打撃、マシン打撃などを
こなしているそうですが、
なんとトレーニングを終えた夜には、
書道、華道、茶道、珠算という
花婿修行さながらの修行トレを
敢行しているそうです。

母校のOB会長の提案で
講師を招いてのレッスンは、
精神力、集中力を付ける目的があるようです。
22日まで行うというこの修行付きトレ
大人のたしなみを身につけた
今季の堂上兄ちゃん
体と心と脳を一気に鍛えたことで、
春のキャンプでは、
大きく変身するかもしれません。


今日のその他。(18日)

◆室伏広治(ミズノトラッククラブ)
<アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリスト。
ナゴヤ球場屋内練習場で打撃練習に挑戦。
落合監督から指導を受けた初体験の感想は>
「初めて(バットを)振りました。
(硬球を)打ったんですが、手がしびれましたよ。
さすがプロの選手は違います。
(ハンマー投げも打撃も)回転するのは同じ。
一回、経験してみたかったんですよ。
得るものはあると思う」

<落合道場入門のきっかけは
昨年1月の契約メーカー・ミズノのイベント。
下半身の使い方などを質問したことが始まり>
「落合監督はすばらしい打者であり、監督。
本や雑誌のインタビューなんかを
読んで(落合監督に)興味があった」
中スポスポーツ報知時事通信名古屋ニッカン

◇落合監督
<打撃初体験の室伏選手にアドバイスを送る。
野球から何かを学ぼうとする
金メダリストを笑顔で見つめ、パワーに脱帽>
「本人が打ちたいと言うからな。
(自主トレ休日の)今日しかなかったんだ。
飛距離? そりゃあ飛ばすよ。
力があり余っているんだからな。
みんな、野球が好きなんだな。
技術とかどうのじゃない、遊べばいいんだ」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


先日は、少年野球教室を開いた落合監督
この日、さらに異色のコラボが実現しました。
その相手とは、アテネ五輪
男子ハンマー投げ金メダリスト・室伏広治選手。
合同自主トレ休日のナゴヤ球場の室内練習場で
室伏選手打撃練習を初体験。
CDマークのヘルメットとすね当てを着け、
110キロ設定のマシン打撃をこなした後、
松永監督付広報が投げる球を打ち込むなど、
約1時間30分の練習を行いました。

ハンマー投げの回転
野球の打撃に似ている点があると考え、
室伏選手が親交がある落合監督
お願いしての今回の実現。
初体験ということで、
スイングこそぎこちなかったものの、
見守っていた落合監督から
「もっとしっかり振らなきゃ駄目」など
アドバイスを受けると、徐々に快音が。
パワーは元々あるだけに、
しんでとらえると、打球が痛烈だったそうです。

新外種目人選手?構えた写真などをみると
丸太のような腕など、
カブレラ(西武)を
思わせますね。
センスはあるかは
わかりませんが、
当たりどころによっては
かなり飛んでいくのではないかと思えます。
すね当てをしっかり着けさせていたのは、
落合監督らしいかなと。
今後は五輪、世界選手権に
照準を合わせていくという世界のムロフシ
オレ流エキスを生かし、より遠くへ
ハンマーを飛ばしてほしいです。


2月24日に開幕 プロ野球オープン戦
(共同通信社)

来月24日にスタートするオープン戦
試合開始時間が加えられた詳細日程が発表されました。
くわしくは、NPBの公式サイトのこちらを。

ドラゴンズは、12球団最多の22試合。
3月1日の対福岡ソフトバンク(ヤフードーム)
2日の対オリックス(京セラドーム大阪)
そして主催試合の4日
対千葉ロッテ(ナゴヤドーム)の3試合は、
午後6時開始のナイトゲームになるそうです。
観戦予定のファンの方は注意が必要です。

2007年1月18日 (木)

新外国人2投手契約と平井あっさり先発転向。

中日が新外国人2投手と契約

新外国人選手として、獲得が伝えられていた
ラミレス、グラセスキー両投手との
契約がまとまり、この日発表されました。
また井上、荒木らが成田山への必勝祈願
自主トレに合流した平井
先発転向をあっさりと告げられました。


◇サンティアゴ・ラミレス(背番号『42』)
<中日入りが決まり渉外担当を通じコメント>
「日本でプレーしたかったので、
チャンスをもらって光栄だ。
チームの勝利のため、家族のため、毎日でも投げる」
公式ブログ

◇フランクリン・グラセスキー(背番号『49』)
<中日入りが決まり渉外担当を通じコメント>
「日本でプレーできることを楽しみにしている」
公式ブログ

◇井手編成担当
<入団が決まった2投手について>
「落合監督は中継ぎが欲しいと言っていた。
現場からの要望で中継ぎタイプを獲得した。
使えるような戦力なら、
中継ぎをやってもらうことになるだろう」
スポーツ報知共同通信社時事通信
MSN毎日新聞、名古屋ニッカン)


ともに契約金5万ドル(約600万円)、
年俸3000万円の1年契約。
背番号は、右腕のラミレス『42』
左腕のグラセスキー『49』に決まりました。
2投手の簡単なプロフィールは、以下の通り↓

◆サンティアゴ・ラミレス(Santiago Ramirez)
1978年8月15日生まれ(28歳)
ドミニカ共和国出身。
180センチ、98キロ。右投げ右打ち、投手。
<球歴>2006年メジャーデビュー
(ワシントン・ナショナルズ)
メジャー通算成績は4試合、0勝0敗、防御率9.00。
現在は、ドミニカ・ウインターリーグ
アギラスのセットアッパーとして活躍中。
>ドミニカ・ウインターリーグの成績は、こちら
(Minor League Baseball)


◆フランクリン・グラセスキー(Franklyn Gracesqui)
1979年8月20日生まれ(27歳)
ドミニカ共和国出身。
195センチ、116キロ。左投げ両打ち、投手。
<球歴>2004年 フロリダ・マーリンズでプレー。
メジャー通算成績は、7試合、0勝1敗、防御率11.25。
昨季はオリオールズ傘下の3Aオタワで
プレーし、29試合0勝2敗、防御率4.75。
ドミニカ・ウインターリーグでは
エスコヒドでプレーした。
>ドミニカ・ウインターリーグの成績は、こちら
(Minor League Baseball)


昨秋、ドミニカ・ウインターリーグを
現地で視察した森コーチがリストアップ。
ラミレスは、右のオーバースロー。
150キロの速球とマウンド度胸が売り。
左腕のグラセスキーは、195センチの
長身から繰り出される速球が武器。
奪三振率も高い投手だそうです。
ともに数試合ながら、
メジャーでの登板経験もあるとのこと。

今季は先発を国産ローテとしていく方針で
両投手は、中継ぎ要員として期待していくもよう。
昨季、左右ともに絶対的な
セットアッパーがいなかったドラゴンズ
岡本、中里、高橋らが候補に挙がっていますが、
この2人もその争いに加えていくと思われます。


森-マルティネスのドミニカルート、
ようやく固まったようですね。
まずはドミニカン2投手
その力を大きく発揮してほしいです。
ただ外国人投手は、ある意味、くじのようなもの。
来日して進化していった
マルティネスのような選手もいれば、
対応できずにキレてフェードアウトした
ドミンゴのようなタイプもいるなど様々。
まずはキャンプでどれだけの力を持っているのか
把握していくことが大事でしょう。

30日に来日し、2月1日のキャンプインから
合流する予定のラミレスグラセスキー
(ラミレスはドミニカンリーグ決勝Rで遅れる可能性も)
異国でタイヘンでしょうが、日本野球にうまく対応して、
思わぬ掘り出し物になってくれることを願っています。

ところでもう1人の候補、バレンタインについては、
現在交渉中、入団発表は後日となるそうです。


ナゴヤからの話題。(17日)

◇井上一樹
<荒木、近藤コーチ、伊藤代表ら球団関係者と
愛知・犬山市の成田山名古屋別院で連覇を祈願。
選手会長は優勝の他にチームの和も祈る>
「どのチームも日本一を目指している。
うちはみんながバラバラにならないよう
チームワークを大事にしていきたい。
苦しい時期も楽しい時期もある。
すべての選手がチームワークよく、
まとまったチームを築けるように祈りました」

<実は午前11時の開始にまた10分遅刻。
すっかりドタバタ劇の常連化に苦笑い>
「途中で事故があって思ったより
道が混んでいたんだ。でも、いかんねえ…」

<26日から自主トレ本隊は沖縄に移動。
今年は北谷、読谷の両球場を使用する>
「キャンプしてから
新人や2年目の選手があたふたしないように、
自主トレからキッチリやる。
ピッチャーはブルペンに入るだろうし
野手もフリーバッティングをやる。
きっちりしたメニューで
(午後)1時半ぐらいまでやる。
その後に個人メニューを行う」

<キャンプでは選手全員が同じホテルに宿泊。
若手とのコミュニケーションにも力を入れる考え>
「後輩が先輩に声を掛けるのは
難しいと思うけど、こっちから声を掛けるようにする。
それだけでも若手は嬉しいだろうし」
(東京中日、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇荒木雅博
<副会長は優勝祈願で無病息災を祈願>
「優勝のほかにも、ケガ、体調などが
無事であることをお祈りしました。
自分もけがのないように、
体調がいいよう、内蔵のことなどお祈りしました」

<終了後はナゴヤ球場の室内練習場で
今年初めてのマシン打撃を行う>
「26日に沖縄に行ったら、
すぐにフリー打撃をしますよ」

<キャンプでは『早めのケア』を方針に掲げる>
「方針は早めのケアですね。
このくらいなら手入れするという気持ちでやります。
むちゃするところはしますよ。
でも、押して引いてを
しっかりすればいいと思います」
(中スポ、スポニチ名古屋


毎年恒例の愛知県犬山市の
成田山への優勝祈願
今年は、球団首脳と近藤コーチ、
井上選手会長、荒木副会長
が出席し、
それぞれ神妙な表情で
球団史上初の連覇と日本一を祈願したもよう。

今年は参加した井上選手会長ですが、
実は、優勝旅行、病院慰問に続き、3度目の遅刻
目ざとい記者にまたも記事にされてしまいました。
ちなみに多くの選手たちは、
キャンプインを前に、26日に沖縄へ移動予定。
約60人の選手を率いる選手会長として、
その日は絶対に遅刻は許されませんよ。


◇平井正史
<ナゴヤ球場の合同自主トレに合流。
視察中の森バッテリーチーフコーチに
正式に先発転向を言い渡され>
「ビックリしました」

<もともとは先発志望。前向きに受け止める>
「調整? 去年と変えるつもりはないですよ。
去年も先発もできるような
調整をしていたので、問題はないです。
どっちでもできるように準備をしていきます。

結局は開幕の時点でどうなっているか。
先発の練習をしておけば、中継ぎにも対応できる。
オフは走り込んでいました。状態はいいですよ。
キャンプは去年も投げ込んだ。
投げられるだけ投げたい。
オープン戦で結果を出すだけです」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<視察に訪れ、平井に先発転向を通達>
「おう平井、そういやおまえ、頭(先発)な」
中スポ

◇佐藤亮太
<鹿児島での自主トレを終え、この日合流。
ルーキーの田中を相手に立ち投げで30球>
「向こうでは40球ぐらい投げてました。
名古屋は寒いので、怪我しないように
ゆっくり投げていきます」
(中スポ)

◇中田賢一
<今年初めてブルペン入り。
約20球の立ち投げで肩の感触を確かめる>
「キャッチボールをする場所がなかったんで、
たまたまブルペンでやっただけです。
ウエートをやっているので
体に張りがあるけど、肩はいい感じです」
中スポ


合同自主トレは、第1クールの最終日。
この日から合流した平井
視察に訪れていた森コーチから
初めて先発への転向を告げられ、
正式に平井先発転向が決まりました。

昨季はチーム最多の57試合に登板し、
27ホールドポイントを記録したセットアッパー。
若手を中継ぎに起用する方針や
絶対的な先発不足で白羽の矢が立った格好ですが、
平井自身は昨季も先発を意識しての
調整をしていたこともあり、戸惑いはなく
どちらでもできるよう準備していくと話しました。


3年ぶりの先発ローテつかめ!「そういやおまえ、頭な」
って...。新聞辞令は
あったにしても、
実にあっさり
告げられましたね。
ただ平井としては、
モヤモヤが飛んだのでは。
今季からはオリックス時代の
背番号を『33』に変更。
配置も換わって、
心機一転というところでしょう。

昨季は、開幕時にチーム事情
中継ぎに逆戻りとなりましたが、
今季はよほどのことがなければ、先発でしょう。
ただ上の外国人らが使えなければ、
また元に戻されてしまう危険性もあります。
まあその辺は考えずに、3年ぶりとなる
先発に向け、調整を進めていってほしいです。


◇辻2軍監督
<ナゴヤ球場での合同自主トレを視察。
屋内練習場でノックを受ける
ルーキー・堂上直倫に目を奪われ>
「いい雰囲気を持っている。キャンプが楽しみだ。
さすがにいい体をしているね。
面構えもいいし、スター性があるんじゃないかな。
どうしても目が行っちゃったね。
将来、チームを背負って立つ選手になってくれる」

<それを踏まえた上で
堂上直倫の育成の方針を示す>
「いきなり(1軍)は難しいでしょう。
高校出ていきなり1軍の練習は厳しいと思う。
パワーがあると聞いていますけど
これからドラゴンズを背負って立つ選手だから、
体のしんの部分から育てていきたい。
じっくりとね。楽しみだよ」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<リラックスした表情でメニューを終える。
辻2軍監督の熱視線について>
「まだコーチの目は気になりません。
キャンプ入ってから徐々にですけど、
アピールしていきたい。頑張るだけです」
(中スポ、名古屋ニッカン


◇田中大輔(大・社ドラフト希望枠)
<全体メニュー後、送球練習を行い強肩を披露。
視察した田村バッテリーコーチに猛アピール>
「今年初めてなので、二塁が遠く感じた。
でも田村さんが見ていたので
アピールしちゃいました。
城島(マリナーズ)さんを育てた方なんですよね。
あいさつをしたら
『期待しているぞ』と言ってもらえました。
これからいろいろ学んでいきたい」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇古久保2軍捕手コーチ
<希望枠・田中の強肩を見て感心>
「肩は強いね」
(中スポ)


今季から2軍を率いる辻監督
合同自主トレを視察。
スーパールーキー・堂上直倫にも
熱い視線を注いだもよう。
同じ内野手ということで
「目が行った」ということもありますが、
そのまま注目させたところは、
さすがかもしれません。

堂上直倫らルーキーの指導方針
まだはっきりとは決まっていませんが、
辻2軍監督としては、ファームで数年かけ
熟成させてから送り出す考えのようです。

また希望枠の田中は、前日会えなかった
田村・新バッテリーコーチにあいさつを。
さらに浅尾、西川ら同期の協力を得て、
自慢の強肩も披露し、アピールしたもよう。
こちらは早い時期から1軍で鍛えられそうです。


チェンの背番号は203 中日
(共同通信社)

△ドラゴンズ・契約更改▼
1月18日(金額は推定・単位は万円)
チェン 400(▼ 900・31%)
(育成選手として再契約)

昨年11月に左ひじ手術を受け、
現在リハビリ中のチェン
育成選手として再契約を交わしました。
背番号は『203』となり、
これで昨季の竹下の202を抜き、
球界過去最大の背番号となりました。
合同自主トレにも参加しているチェン
今季はしっかりリハビリに励んでほしいです。


◇福留孝介
<ハワイ自主トレはここまで順調。
現地で契約、FA権、今季への意気込みを語る。
まずはまだ未更改の契約について>
「昨年はリーグMVPになったこともあり、
12月は取材などの仕事で本当に時間がなかった。
年明けもこうして自主トレで
ハワイに来てしまったし…。
球団の話もまだ聞いていないし、連絡もないんです。
もめて長引いているわけではないですよ。
まだ交渉の席にも着いてないのだから(笑)」

<どんな気持ちで交渉を待っているのか>
「昨年や一昨年とは違う。
納得のいく成績が出せたから、
十分に楽しみにしています。
球団がどう自分を評価してくれるのか、
どう見てくれているのかが分かるので。

成績の悪いチームで
個人がいい成績を出しても
抑えられるのは仕方ないけど、
昨年はチームも自分もいい成績が出た。
プロに入って一番いいシーズンを
過ごせたという自負はあります」

<契約が終われば、
今年はFA権を取得するシーズンが待っている>
「本当のところ、まだ何も考えてない。
『考えるのは大変だよ』と聞くけど、
それは取った人にしか分からないことだと思います。
今は『取ってどうしよう』とは思わないけど、
取った時にチームから『必要』とされる選手で
あることが大きな目標ですね」

<『必要』かどうかが
所属チーム選択の条件となる?>
「それもあるけど、
1回しかない野球人生だから
後悔するようなことだけはしたくない。
自分が『やりたい』と思える環境を重視したい。

(ドラゴンズは)この世界に入る道を
築いてくれたチームだし、
大勢のファンが応援してくれている。
愛着はあるし、今はチームへの恩返しを
一番に考えています。ただ…。
もしかしたら、慣れた環境を
退屈に思う時が来るかもしれない」

<メジャーは自身の夢ではなかったはずだが>
「確かにメジャー志向は強くないです(笑)。
プロ入り当初は
『自分の届く世界ではない』と思っていたから。
でも、日本人選手が挑戦するようになって、
自分の中でもメジャーの世界が身近になった。
そういう意味では視野を広げたいと思っています」

<どんどん日本人スターが
メジャーに流出してしまう感じだが>
「日本に残る、残らないは人それぞれ。
(野球選手として)先が長くないから、
やりたいことをやりに行くんでしょ。
一概に悪いことだと僕は思いません」

<今シーズンはどうありたい?>
「首位打者のタイトルを取ったからといって、
変わったことはしません。
簡単に『すべてを上回れ』といっても
難しいから、やってきたことを持続して、
去年に近い、もしくはそれ以上の
成績を出せればいいかな、と。

上を目指すのは当然だけど、
その前に最低ラインは決めようと。
そうすれば上も見えてくる。
去年が3割5分だったから、今年もし3割3分で
『えっ?』と思う人がいるかもしれないけど、
僕は3割3分を打てれば上出来だと思う。
そこにプラスアルファがあればいい。

(本塁打は)もう欲張りません。
とにかく今は率を大きく落としたくない。
打率ならチーム内でも競争になるから、
ほかに負けないという気持ちでやります」

<ハワイ自主トレに初めて参加した
中川と澤井については満足>
「どう感じているかわからないけど、
2人にはよかったんじゃないかな。
僕や山﨑さん(東北楽天)にも
積極的に話を聞いていたし」
中スポ


ハワイ・ホノルルで
自主トレ中の福留に中スポが独占取材を敢行。
契約問題、FA権、今季への意気込みを語りました。

確かに.351.333に下がれば、
数字は、落ちたように感じますが、
実際は、高打率ですからね。
今季も高い位置での調子を
キープしてくれればと期待しています。

契約問題やFAについては、
これからの年俸交渉次第になるのではと思います。
それによって気持ちが変化するかもしれませんから。
ちなみに19日に帰国する予定の
福留の第1回交渉は、20日に行われることで
調整が進められているそうです。

2007年1月17日 (水)

森コーチ視察と落合監督小学生にオレ流ノック。

竜、沖縄キャンプ 超厳しい!!
森コーチ構想披露…若手投手底上げへ

森バッテリーチーフコーチ
ナゴヤ球場での合同自主トレを視察し、
沖縄キャンプの構想を明らかにしました。
またナゴヤドームでは落合監督
福袋の中身である野球教室を開き、
少年たちにオレ流ノックを行いました。


◇森バッテリーチーフコーチ
<ナゴヤ球場での合同自主トレを視察。
投手部門のキャンプ構想の一部を明かす>
「若手を伸ばすためのチャンスを作る。
猶予は3日間だろうな。
(2月)5、6日までには若手全員が
打撃投手をやってもらうことになる」

<マルティネスが退団したことで、
新しい左の先発投手が必要になるが>
「マルティネスの穴を埋めるためにも、
どんどん若手を競争させたい。
新人とかも使うことになる」

<自ら視察し、獲得を目指していた
新外国人投手3人の入団が決定的に>
「交渉は終わった。あとは手続きだけ。
2月1日のキャンプから参加する」

<テストを受ける予定のドミニカ出身の
ラファエル・クルス投手について>
「今度来る選手の中では球は一番速いよ。
153か154キロは出ていた」
(中スポ、スポニチ名古屋12名古屋ニッカン


「しっかり調整しろよ!」この日、ナゴヤ球場に訪れ、
合同自主トレを
視察した森コーチ
その後、ナゴヤドームの
監督室を訪れ
落合監督と会談。
春季キャンプについての
話し合いもあったもよう。

その森コーチが投手部門の
キャンプについての構想を披露。
第1クール終了までに
若手全員フリー打撃登板を義務化。
その後、段階を経て徐々に
ふるい落としていくことを明らかにしました。

6勤1休となり春季キャンプ
大まかなスケジュールとしては、
第1クールで、フリー打撃の打撃投手。
第2クールで、シート打撃など実戦練習で登板。
第3クールで、紅白戦や韓国球団との練習試合
そして第4クールで、沖縄でのオープン戦
若手投手は、それぞれの段階でアピールを続け、
その結果、3月のオープン戦に帯同させていく
という具合になっているようです。


マルティネスが抜けたことで空いた先発左腕
また平井を先発に回すことで、
セットアッパーにも空席が生まれます。
1、2軍合同という今年の沖縄キャンプ。
中田、佐藤充、吉見、長峰、佐藤亮太など
候補となる若手投手にとっては
願ってもないチャンスとなるでしょう。

しかしライバルは多数。
キャンプ当初からの積極的なアピールが必要で
例年そうですが、今年も熾烈な争いとなるのは確か。
ただキャンプのテーマでもある
若手投手陣の底上げが実現すれば、
チームにとっては、願うことなしとなります。

果たしていくつもの関門をくぐり抜け、
開幕1軍枠を掴むのは誰か。
若手投手は、今からしっかり調整して
キャンプ第1クールに合わせていくことが大事です。


ナゴヤからの話題。(16日)

◇落合監督
<ナゴヤドームで石嶺コーチらとともに
少年野球教室を開く。教室の最初にあいさつ>
「元気よく遊ぶつもりで
楽しんでいってください」

<最初から最後まで約2時間、ノックを担当。
唯一のレッスンとして子どもたちに教えたことは>
「グラブじゃなく手でつかむ感じでやりなさい」

<就任後は初めての野球教室に>
「きょうは教えることじゃなく、楽しんで帰ること。
みんなに平等に接するにはノックが1番だと思った。
ノックだと全員が捕って、均等にやれるから。
ボールを捕るにしても監督が打てば思い出になる。

野球教室って間違ったことは絶対に教えられない。
頭に残っちゃうから。
それだけは細心の注意をはらわなきゃいけないんだ。

(子供たちにとって)
きょうの一番(の収穫)は、
ナゴヤドームに足を踏み入れて野球をやれたこと。
普通は入れないのだから」


<少年野球教室終了後、報道陣の質問に答え、
オリックス退団が決まった中村紀洋について
獲得の意思がないことを明らかに>
「(選手)枠は目いっぱい。取りにはいかない。
個人的に今後(獲得要請の)
電話があることもないだろう。
(中村の)選択肢から中日を外してもらって結構だ。

本人が(野球を)やりたいなら
オリックスでやればいい。
もし本当にお金の問題じゃないって言うのなら、
オリックスでやればいいじゃないか。
それとも代理人の弊害か。
(球団と)意思の疎通を図れなかったということか。
ウチはというと自由契約になって、
最低保障の440万円でも手を出さない。
球団の考えも現場の考えも一緒だ」

<沖縄キャンプについては明言を避ける>
「キャンプ? まるっきりの白紙。
北谷か、読谷か。
その都度、見たい選手がいるところに行く。それだけ」
中スポ、東京中日、共同通信社時事通信12
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


名古屋市の名鉄百貨店の
福袋企画『開運デラックスパック』。
その1つで発売されたのが、
『落合監督による少年野球教室』

この日のナゴヤドームには、
抽選で選ばれた小学4年生から6年生の
約90人の野球少年がずらり。
午後5時から始まった教室は、約2時間。
3班に分かれて、打撃、守備、
キャッチボールなどの練習を行いました。

石嶺コーチとともに参加した
落合監督は打撃指導こそしなかったものの、
バットを手に外野付近で全員にオレ流ノック
監督の直接指導を受けた子どもたちは、
「楽しかった。
すごい分かりやすかった」
と感激の面持ち。
また練習後は、質問コーナーを行い、
落合監督が参加者全員に直筆サインボールを
プレゼントしたそうです。


地元のプロ野球チームの監督のノック
直接受けることができた少年たちは、
うれしかったでしょうね。
野球を続けるにしても、やめるにしても、
大きな思い出の一つになるのでは。
福袋で1万円を払わなくても
今後もこういった試みを出来れば
増やしていってほしいと思いました。


もう一つ落合監督絡みの記事では、
オリックス退団が決まっている
中村紀洋についてのコメントが。

FA宣言した小笠原の獲得を見送った時と同様、
サードには森野立浪がいること。
外国人投手3人を獲得することが決定的となり、
70人枠がいっぱいという事情もあって、
ドラゴンズとして、救いの手
さしのべる可能性を否定しました。

いきなり湧き出てきた問題ですが、
ドラゴンズ的には、これで終止符。
『中日受け皿説』を否定した見解に
間違いはないと思えますし、それで正解でしょう。


◇吉見一起
<ナゴヤ球場10周の持久走でトップ独走。
順調な調整ぶりをアピール>
「普通に走っただけですよ。
(投球練習については)
合同自主トレ中に何度か投げるつもり。
2月1日にしっかり合わせていきたい」
名古屋ニッカン

◇長峰昌司
<合同自主トレ2日目にして
早くもブルペン投球を行う>
「投げられる状態になったので。
まだまだこれからです」
名古屋ニッカン

◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<合同自主トレでナゴヤ球場のグラウンドを初体験
内野でのノックなど、この日はフルメニューを消化>
「この球場でノックを受けたのは初めて。
グラウンドの硬さとか
土の感触がつかめてよかったです」
名古屋ニッカン

◇田中大輔(大・社ドラフト希望枠)
<メディカルチェックを受け、
肩、腰、足首など検査の結果は問題なし>
「骨もきれいです。
このまま(野球を)やっていってくださいと
言われてホッとしました」

<この日自主トレを初視察した
田村捕手コーチとは顔を合わせらせず>
「挨拶をしたかったんですが」
(中スポ)

◇浅尾拓也(大・社ドラフト3巡目)
<自主トレ終了後、メディカルチェック。
異常なしの診断に、ブルペン投球への意欲が>
「早くブルペンに入って投げたいです。
キャッチャーを立たせて、7、8割の力で
投げようと思っています。
自分はうずうずしているんです」

<昨秋に痛めた腰なども異常はないが、
もう少し様子を見て調整を重ねていくつもり>
「(腰の痛みは)心配していました。
周りから焦るなと言われているので、
ゆっくりやろうと思います。
ずっと面倒を見てくれている
中原スカウトに言われました」
(中スポ)


2日目を迎えたナゴヤ球場での合同自主トレ
前日の井上選手会長の提案が早くも実現し、
この日午前11時30分から
ナゴヤ球場のスタンドを解放
きょう17日も開始時間の
午前10時30分から解放されるそうです。

この日の話題のなかでは、
2年目の吉見が得意の持久走でトップを快走。
順調な調整ぶりをアピールしたもよう。
これまでの長距離王中田とどちらが早いのか、
これからキャンプにかけて、注目したいです。

また先発ローテ入りを狙う左腕の長峰は、
早くも屋内練習場のブルペンで
捕手を立たせたまま約30球。
森コーチの構想に、真っ先に
反応を示さなくてはいけない投手。
早めのアピールが必須になってくるでしょう。


◇森野将彦
<小林、中村一生、春田らとともに
『名古屋養育院』を訪れ、65人の子どもたちに
手作りのすしを振る舞い、交流を楽しむ。
最後にお礼の手作りドラ人形を贈られ>
「みんなでいい成績を残して、
また来年もここに来られるように頑張ります」
中スポ

◇春田剛
<『ドラゴンズし』の一員に初参加。
子どもたちの笑顔に励まされる>
「初めて施設訪問をしましたが、
とても楽しかった。またやりたいです」
中スポ

◆高橋光信(阪神)
<ご存じ『ドラゴンズし』の店主。
阪神に移籍しても恒例の慰問に参加>
「もうすぐ大阪に引っ越すことになるけど、
名古屋を離れるのは寂しいですね」
(中スポ)


その他のドラゴンズの話題をいくつか。
まずは恒例ともいえる『すし慰問』
28年目となる今年も森野らが、子どもたちに
「ヘイ、お待ち」のかけ声とともに
スペシャルにぎりずしを振る舞ったようです。

ところで『ドラゴンズ一のすし職人』と言えば
今季から阪神に移籍した高橋光信
今回いないのが残念だなと思いきや、
中スポには、そのお姿が!
それも森野らがユニホーム姿にも関わらず、
ひとり黒の職人装束で登場。
さすがみっちゃん
まだまだその座を譲らず、『主役』は健在でした。

その光信、現在ナゴヤ球場で自主トレ中。
もうすぐ大阪へ引っ越すそうで、こちらもとても寂しいです...。


◇立浪和義
<映画『守護神』の東海地区テレビCMに出演。
映画の試写を見た感想について>
「ラストシーンに感動した。
一番上に立つ人間は、口だけでは誰もついてこない。
自らが率先するのが指導者であり、
結果を出すまでの努力が
大切であることがあらためて分かった。
映画を見て、(元監督の)星野さんを思い出しました。
映画のように厳しさの中に本当の愛情があった」
スポーツ報知

◇福留孝介
<中川、澤井らとハワイで自主トレ中。
オアフ島に移動し、ランニングトレの総仕上げ>
「ハワイ島が天気が最後の3日間しか
よくなかったけど、自主トレは順調。
かなり走り込んでいるから
ホノルル・マラソンにも出られるかな」
(東京中日)

◇イ・ビョンギュ
<16日午後、ユ・ジェヒ夫人が第2子を出産>
「ドラゴンズでプレーできる年に
2世が生まれ励みになります。
この子のためにも頑張りたい」
(東京中日)


日本国外にいる選手の話題を。
2月公開の映画『守護神』
地域限定CMに立浪が出演。
今月3日に行われた収録では、

『ドラゴンズの立浪です。
どんなにボロボロになっても、
命を救い続ける伝説の男、
必死に闘い続ける姿に思わず泣けました。
名古屋の皆さん見てください』

というナレーションを吹き込んだそうです。

「守護神」だけに、
岩瀬でも良かったと思いましたが、
『天職のために現役で戦い続ける伝説の男』
やはりミスタードラゴンズにぴったりでしょう。

ちなみにその他の地区は
北海道地区は、森本(北海道日本ハム)、
静岡地区は、藤本淳吾(清水エスパルス)、
関西地区は、藤川(阪神)、
九州地区が馬原(福岡ソフトバンク)とのこと。
CMは24日からオンエアされ、
2月9日までの2週間限定。チェックはお早めに。


ドラゴンズ検定!!
(公式ブログ)

以前、一度紹介しましたが、
ドラゴンズ検定委員会編、中日新聞社発行の本、
『ドラゴンズ検定』が、
1月24日に発売になるそうです。
書店もしくは中日新聞販売店で販売、
定価1200円とのこと。

『本物のドラ・ファンと思っている、あなたに贈る』
というオビ付きの究極の検定本
ナゴヤの書店では平積みになりそうですが、
わが関東で手にはいるのは、いつになることか?

ドラゴンズ検定
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2007年1月16日 (火)

ドラゴンズ・選手会合同自主トレスタート!

日本一へ竜が始動
合同自主トレ始まる

中日選手会合同自主トレーニング
ナゴヤ球場で始まりました。
井上選手会長、荒木、森野両副会長
主力選手をはじめ、田中、堂上直倫ら
新人8人を含めた全47選手が、
連覇と日本一に向け、スタートを切りました。


◇井上一樹
<47人が参加した合同自主トレ初日、
冒頭で選手会長があいさつし、訓示を述べる>
「ケガをしないためにも、
タラタラしていたらダメだからね。
キャンプの前にケガをしたら何にもならない。
それと昨年(2006年)より今年(2007年)の方が
元気だといわれるように
春のキャンプに向けてしっかり準備をしよう。
やるからにはダラダラせずに
掛け声を出していこうって言ったんですよ」

<いきなりカツを入れるも、新人にはやさしく>
「オレのこと知ってる?(と声をかけ)
先輩の名前と顔が合わないのは仕方ないこと。
自主トレはキャンプの準備。無理するな」

<逆に先輩たちにはサポートを求め>
「(新人に)冷たくするなよ!優しくしてあげて」

<午前の部を終えた直後、球団職員に
自主トレ期間中のスタンド開放をリクエスト>
「スタンドを開放できないかってお願いしました。
上の人に言わないといけないなら言います。
オレがファンの立場なら
打撃練習とかのないこの練習でも見たいから。
せめて土日だけでもいい。
根回しが必要なら、お願いします」

<一緒に汗を流しながら選手たちを観察>
「みんなでやっていつもより軽快に動けた。
イキイキして会話も弾んでいたね。
でも足の方はあんまり弾んでなかったけど。
恒例の合同自主トレでみんなに一体感が出てくる。
一番はケガしないことだから」

<今年は球団史上初の連覇という大目標もある>
「ボクらはもっと上を
目指さないといけないんです」
中スポ、中日新聞、東京中日、時事通信
楽天スポーツ読売新聞名古屋ニッカン12


◇伊藤球団代表
<井上が提案したスタンド解放について>
「問題ないんじゃないか。
ファンに(スタンドを)解放できると思う。
きょうは(代表者会議で)いなかったから、
あした(ナゴヤ球場を管理する)
ナゴヤドームと話し合う」
(東京中日)


海外で自主トレ中の立浪、井端、川上、福留ら
山本昌、岩瀬、谷繁など一部主力を除き、
ナゴヤ球場で始まったドラゴンズの合同自主トレ。
初日の参加メンバーは以下の通り↓

◆合同自主トレ参加選手(15日)
<投 手>金剛、佐藤充、川井、中里、吉見
       中田、樋口、山井、石井、齊藤

       浅尾菊地石川、高江洲清水昭信
       金本、高橋、長峰、小林三澤チェン

<捕 手>小田、田中、小山、清水将海、福田、小川
<内野手>荒木、渡邉、堂上直倫、新井、森野
       
西川、森岡、岩﨑、柳田、鎌田、竹下

<外野手>平田、井上、藤井、上田、中村一生
       春田、中村公治、英智、普久原

(背番号順・赤字は新入団選手・東京中日より)


午前10時30分の開始とともに
外野に集まってのミーティング。
冒頭で井上選手会長が訓示をのべ、
恒例の新人選手が自己紹介した後、
ランニング、キャッチボール、
ノックなどで汗を流したもよう。
井上会長の訓示の際は
選手達の表情がピリッと締まりましたが、
雰囲気は、時折笑みが浮かぶなど、
和やかだったようです。

また井上『営業部長』の要望で、自主トレ期間内の
ナゴヤ球場のスタンドを解放する可能性も。
球団側も前向きに検討することになりそうで
ナゴヤのファンは、昨秋の秋季練習同様、
選手達の動きがで見られるかもしれません。


奥の帽子は中里かな? 井上選手会長
言うとおり、
ダラダラせず元気よく、
チームに一体感
持たせることと
ケガをしないことが、
目的となるこの自主トレ
47人とずいぶん
大所帯となりましたでが、
しっかり調整して
キャンプを迎えてほしいです。

ナゴヤ球場では、25日まで行われ
26日に沖縄入りして、継続。
2月1日から始まる沖縄・北谷、読谷での
春季キャンプに備えていきます。


ナゴヤからの話題。(15日)

◇森野将彦
<選手会の合同自主トレに参加。
初日、今季の目標として具体的な数字を掲げる>
「勝負の年になると思う。
結果を残したいです。
数字は去年以上のを残したい。
打率3割、ホームラン
(昨年10本)も倍打ちたいです。
打点も欲を言ったら100
(昨年は52打点)とか取ってみたい。
目標は欲深くいきたいです。

ホームランは(昨年でも)
もうちょっと打てた感じがしたんで、
できるんじゃないかと思います。
打点はタイロン(ウッズ)が
かえしてくれたらいいですけど、
走者が残ったときは、ぼくがかえせば
得点力が上がるじゃないですか」

<ハードルが高い強気な目標は、
これまでの消極性を反省してのもの>
「(これまでは目標を立てても)
できるノルマをこなしていただけ。
みんなの前で欲を言わないと。
周囲が難しいという数字を掲げて、
自分にプレッシャーをかけて、
やりたいことを達成したいんです。
アピールし直して、またイチからのスタートです。
しっかり準備したい」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン


合同自主トレ初日、
まだ選手達の足並みも弾まず、
キャッチボールの返球も山なりが多いなか、
伸びのある球を投げ、
動きが軽快だったのは、森野
年明けの神奈川軍団合同トレ
かなり仕上げてきたようです。

その森野が、今季の目標
打率3割、20本塁打、100打点
昨季の成績を大きく
上回る数字を設定したもよう。

プロ10年目の昨季、
7月以降、サードのレギュラーに定着。
はじめて規定打席に到達し、
打率.280、10本塁打、52打点と
自己最高の成績を挙げた森野
3割はともかく、本塁打、打点は昨年の2倍
かなりハードルが高いと思われる数字を
挙げたのは、今季に対する意気込みからでした。

落合監督からお墨付きを
もらっているサードのレギュラー。
しかし本人的には、まだチャレンジャー
立浪の逆襲、新井ら若手の突き上げなどから、
レギュラーの座を死守するために
より高い目標を立てて、その数字に挑んでいく。
良い意味でのプロとしてのが出てきた証でしょう。


100打点は、正直厳しいと思いますが、
20本塁打は、ぜひとも到達してほしいですね。
新外国人のイ・ビョンギュは、
おそらく6番に座ることが予想されます。
そうなると5番はもちろん森野
クリーンアップを張るとなれば、
本塁打を増やしてもらいたいところですから。

沖縄キャンプでは、今年も
オレ流ノックなどで、もまれることでしょう。
サードを不動にするため、
積極的に挑んでいく背番号31に期待したいと思います。


◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<名古屋市内の病院でメディカルチェック。
昨夏に故障したという
右ひじの診断結果は「問題なし」>
「全然問題ないと言われました。
右ひじ? ひじも問題ないと。
練習をやり過ぎると
痛みが出るかもしれないと
不安はありましたが
(病院で)大丈夫と言われて安心しました。
不安がなくなりましたね」

<病院では背筋の弱さを指摘された>
「先生から背筋を鍛えろと言われました。
腹筋はしていたけど、
あまり背筋はしてなかったので…。
腹筋の割に背筋が弱いと言われたんで、
これからは背筋の運動もしっかりしますよ。
ストレッチもしていきます」

<検査のため、合同自主トレ初日は
午前のみの参加も、先輩たちと一緒に汗を流す>
「短い時間でも一緒に入ってやるのは充実しますね。
先輩にあいさつして? 緊張しました。
あと英智さんが格好いいなと思いましたね」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇田中大輔
(大・社ドラフト希望枠)
<合同自主トレに参加して、先輩投手をチェック>
「意外と硬くならずにできた。
練習中は自然と投手の方に目がいきました」

<その中でも視線を
奪われたのは190センチの佐藤充>
「テレビでしか見たことなかったので
あんなに大きな人とは…。
あの高さからフォークが来ると
バットを振るなあと思った」
名古屋ニッカン

◇岩﨑達郎(大・社ドラフト5巡目)
<同郷の社会人の先輩・石井と再会。
ジョギング中には密着トークを>
「(社会人1年目の都市対抗野球で
石井が新日本石油の補強選手として加入)
あのときから石井さんと親しくなって。
きょうは雑談だったけど、
こういう先輩がいるのは心強いですね」

<最近もメールでやりとりしている仲>
「まさか同じチームになるとは」
(中スポ)

◇川相内野守備走塁コーチ
<ナゴヤ球場での合同自主トレを視察。
ルーキーに秘密練習のすすめ>
「こんなに多くの選手(47選手)がいる。
このなかでレギュラー獲るなら、
人と同じことをやっていたらダメ。
新人も? もちろん。
みんなでやる練習以外でも
自分で課題をみつけて、取り組まなきゃ」

<現役時代は秘密練習の実行者>
「若いころは、寮のやつらが
全員遊びに行ったのを見計らってね。
こっそり練習場行ってバット振ってた。
オレは周りから、ずっと変なヤツと言われてきた。
でもきっと、プロ野球選手としては変じゃなかった。
現役を24年間も続けられたんだからね」
中スポ

◇三澤興一
<テスト入団でチーム初合流。
開始前には参加選手にあいさつ>
「こんなに多くの人数で
合同自主トレをやる球団は初めてです。
大勢でやるのはいいことですよね」

<ひとり屋内練習場で軽く体を動かす>
「新しい環境でもあるし、
しばらくゆっくりとやりたいので、
別メニューで」
(中スポ、名古屋ニッカン


合同自主トレには、
新入団選手たちも参加しました。
初日を終えたコメントのなかから
まずはスーパールーキーの堂上直倫
兄・剛裕は不参加だったため、
兄弟そろい踏みとはいきませんでしたが、
まずはしっかりと自己紹介。
緊張のなかでのランニングでは、
前を走る英智カッコ良さを感じたもよう。

その直倫がこの日の午後、
名古屋市内の病院でメディカルチェックを。
実は昨夏の愛知大会で痛めたという
右ひじに不安を抱えていましたが、
この日はレントゲン、MRI検査では、
骨に異常もなく炎症もなし。
ドクターには、背筋を鍛えろと言われた以外は
問題なしということでホッとしたようです。

また希望枠の田中は、やはり先輩投手をチェック。
なかでも佐藤充の予想外のデカさに驚いた様子。
たしかに190センチは、想像以上かも?

それから東京ヤクルトを戦力外となり
テスト入団した三澤が、この日チーム初合流
あいさつは行ったものの、
しばらく他の選手とは離れての調整。
今後もナゴヤ球場で練習を行う予定とのこと。


堂上直倫
の右ひじの状態は
良かったから明かせるという感じでしょう。
再発しないよう、無理をしないことですね。

そして、この日もナゴヤ球場で
選手がキャッチボールする間、
屋内練習場でひっそり
ノックを練習していたという
川相コーチが言うように
一流になるには、ある意味
『変人』にならないといけないでしょう。
ルーキーですから、まだまだ勉強の連続。
はじめのうちは、受け身になるでしょうが、
それぞれの個性を生かし、
プロとして生きる道を見つけてほしいと思います。


李炳圭28日来日し"入団会見"春季Cも初日から参加
(スポニチ名古屋)

新外国人選手のイ・ビョンギュの来日が
28日になることが明らかになりました。
来日したその日に入団会見を行い、
その後はナゴヤで2日間調整し、沖縄入りする予定。


◇西川球団社長
<読谷球場の屋内練習場の建設理由を説明>
「現場から要望が出ていたこともあります」
名古屋ニッカン


春季キャンプで2軍組が練習する
読谷球場仮設室内練習場
建設されたことが明らかになりました。
プレハブ式で、総工費約1500万円、
広さ16メートル×30メートル。
これまで雨天時には不可能だった
ノックなどが可能となるそうです。

おなじみ北谷キャンプ現地レポさんの情報によると、
その仮設練習場は、2面あるそうです。
↓詳しい整備状況の写真等は、こちらから↓
『中日ドラゴンズ 北谷キャンプ2007』


春季キャンプの敵の1つでもある
これで練習消化がさらに出来そうですね。
ただ6勤1休の選手たちにとって
「恵みの雨」がなくなるのは、
少々カワイソウな気もしますが。

その他、北谷のブルペンのマウンドを
従来より約10センチ高くし
「読谷仕様」に改造する予定とのこと。
こちらの費用は、約500万円。
合わせて約2000万円、スゴイですね...。

2007年1月15日 (月)

井上、英智、藤井、外野レギュラーに名乗り。

井上、目覚めた!
松中の厳しさに初心にかえる

井上選手会長が、グアムから帰国。
現地で合同自主トレを行った
ソフトバンク・松中に多大な刺激を受けたもよう。
またこの日、トークショーを行った英智は、
残り1枠となっている
外野レギュラーを狙うと発言。
有力候補となる2年目の藤井とともに、
今季も熾烈な争いになりそうです。


◇井上一樹

<自主トレ先のグアムから帰国。
現地ではソフトバンク・松中と合同練習を>
「ダッシュ系中心に走り込んだ。
1人だとあそこまでできない。
結構、筋肉痛になっているよ。
ここ数年はスローでやってたけど、
久しぶりにいいペースできつい練習をした。
朝が来るのがいやになったくらい。

日本でナンバーワンといわれる打者だけあって、
(松中から)学ぶべきところがたくさんあった。
何というか、自分の中に芽生え始めていた
『これくらいでいいや』ていう
ヌルくなっていた部分を洗い流してくれたね」

<厳しい姿勢で野球に取り組む松中。
そのなかで驚いたのは食事。
出てくるのはササミに、黄身を抜いたゆで卵>
「なんで黄身抜くんやって聞いたら
『タンパク質だけ食べるんです』って言ってたよ。
プロやなあと思った」

<きょう15日からの若手合同自主トレに
選手会長として参加するために帰国となったが>
「後10日間くらい追い込んでも…。
せっかく鍛えたのに緩めると
もったいないからね。体を動かしていきたい」

<合同自主トレでは
冒頭で選手会長としての訓示を行った上で、
参加選手のやる気をチェックする考えを明かす>
「明日は『今年も頑張ろう』と訓示するつもり。
あとは誰が来ているのか、確認しよっかな~」

<昨季は7年連続で守り続けた
開幕スタメンを当時新人の藤井に譲った。
今季も落合構想からはスタメン外だが>
「去年は記録が途切れた
そういう悔しさがあったから。
あの悔しさを忘れないようにしたい。
今年はもう一回自分を見つめ直して、
春のキャンプで頑張りたい。
これからも自主トレで感じたことを
忘れないようにしなければいけない。
(グアムでの)自主トレの成果を生かして、やるよ」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


7日から行っていた自主トレ先の
グアムから帰国した井上選手会長
ランニングや坂道ダッシュなど
毎日3時間半のメニューで
下半身強化に取り組んだその顔は
真っ黒に日焼けしていたようです。

これまでの立浪らとの合同自主トレを卒業
単独でグアムに旅立った井上は、
松中(福岡ソフトバンク)と
連絡を取り合い、合同練習。

三冠王を獲ったこともある
球界最高年俸打者の厳しいトレーニング。
走り込みことで、体を追い込み、
さらに体をしっかりケアして、
食事もササミ卵の白身だけという制限を行うなど、
松中のプロとしての徹底した姿勢に触れることで、
井上「ぬるくなっていた」自身の考えを改め、
気持ちを引き締め直したもよう。


肉はササミだけを食べ、
卵は黄身を捨てて、白身だけを食べる。
ダイエットシェイプアップの方法などで
聞いたことがありますが、
松中は実践していたんですね。
これまでの立浪らとの自主トレが
甘かったということではないですが、
18年目でさらに多くのことを学んだ井上
収穫のある自主トレになったことでしょう。

今後は、きょう15日からの
若手主体の合同自主トレに参加。
初日には、選手会長として訓示も述べるそうです。
もちろん自身もしっかり調整して、
キャンプでは、外野の残り1枠を争っていきます。
競争にさらされるのは、毎年のことながら、
「松中エキス」吸収で、心機一転。
2年ぶりの開幕スタメンを
虎視眈々と狙う構えの井上選手会長
ここまでの体調は近年最高の出来ということで
まずは、最右翼ならぬ「最左翼」になってきそうです。


◇英智
<名古屋市の松坂屋本店でトークショー。
登場直後、ファンの多さにまずはジョークを一つ>
「半分以上は僕が頼んだエキストラです」

<愉快なヒーローインタビュー同様の調子で
独特の表現で自身の打撃感を披露>
「広島の黒田(博樹)さんの球は
シュバーンと消えちゃって見えない。
横浜のクルーンは速いけど、
ブルーンって感じで消えない」

<約500人のファンを前にレギュラー獲りを宣言>
「レギュラーを(プロ9年目にして)
今年初めて狙っていいのかなという気になりました。
心の整理はつきました。
これまで形の見えないものを思い描いても
しょうがなかったけど、
1年間やって分かってきた。
レギュラーという目標が見えてきました」

<最後はファンに後押しを呼び掛ける>
「声援が一番の力。
シーズンが始まったら
ナゴヤドームに来てください」

<イベント終了後、
約2時間ナゴヤ球場で汗を流す。
神奈川軍団合同自主トレを12日に打ち上げ>
「(自主トレは)8年間
ずっと一人でやってきたけど、
今回は一人の時と違って、和気あいあいと
心身ともにリラックスして準備ができた。
明るく練習して体を作れてすごく満足しています。
もう十分に動ける感じ。
(沖縄キャンプも)今年に関してはスゴく楽しみ」

<1枠と相変わらず狭き門での戦いとなるが>
「アレックスがいたときと状況は変わらないです。
(ライバルが少なくて)ぬるま湯状態で
やるよりいい刺激になります」
中スポ中日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇藤井淳志
<ナゴヤ球場で自主トレを行う。
外野の一角をモノにする決意を語る>
「今年はいい年にしたい。
そのためには、つねに試合に出られる地位を
つかみたい。敵は多いですけど」

<定位置取りの心得は>
「いい意味で、わが道をいきたい。
この世界は本当にシビア。
自分をしっかり持たないといけない。
周りに流されすぎず、
我が道を行って結果を出したい」

<実家の豊橋市の初詣で吉兆もあった>
「今年は飛躍の年になりますよ。
5年ぶりぐらいで大吉を引いたんです」
(中スポ、スポニチ名古屋


打撃と実績では群を抜く井上とともに、
残り1枠を争う有力候補と
なってきそうなのが、右打者の英智藤井

ファンとノリノリ!?まずは、守備では
他を寄せ付けない英智
この日は、松坂屋本店での
トークショーと
サイン会に参加。
軽妙なトークや、
ポーズを撮りながら
記念写真に納まるなど、
集まった約500人のファンを楽しませたもよう。
その英智が、
「レギュラーという目標が見えてきた」と発言。
昨年付けた自信や、神奈川軍団との自主トレで
しっかり体を作れたこともあり、
レギュラー獲りへの
機が熟したという考えを秘めているようです。

昨季、下柳キラーで名を売った英智
左投手が出てくれば、出番が今季も増えそう。
年齢的にも、そろそろ定位置も掴んでもよい時期。
課題となる打撃の状態
常に上向かせることが出来れば、
さらに見えない先が見えてくるかもしれません。

また左ヒザのケガが癒え、
急ピッチで練習中の2年目の藤井
昨季の開幕スタメンを勝ち取った若竜は、
今季は、自分を見失わず
結果を出すことに専念。
専任となった右打ちを極めていくことで
初詣同様、自分をアピールして、
大吉を掴む構えを見せています。


今季は、福留をライトに固定。
新外国人となるイ・ビョンギュ
長い目で使っていくという落合構想
レフトもしくはセンターで
残り1枠となっている外野のレギュラー。
ここまでは有力候補は、それぞれ
順調な調整を行っているようです。

きょう15日からの若手選手の合同自主トレ
そしてボーダーレスとなる沖縄キャンプ。
この3人以外にも、まだまだ候補も出てきますし、
さらに熾烈な争いになることは間違いないでしょう。
3.30の開幕スタメンに誰が名を連ねるのか。
今後も注目していきたいですし、楽しみです。


ナゴヤからの話題。(14日)

◇小田幸平
<鎌田とともに自主トレ先の
オーストラリアから予定通りに帰国>
「井端弘和のすべてを盗んできました。
今年こそ谷繁さんを脅かせる存在になります」
(中スポ)

◇高橋聡文
<ナゴヤ球場で自主トレを行う。
今季は左のセットアッパーとして期待される>
「(左肩は)ここ数年になくいい状態。
2年間、肩の痛みが完全には抜けなかったが、
最近は感じなくなった」
(中スポ)

◇樋口龍美
<ナゴヤ球場で自主トレを開始。
ランニング、遠投などで汗を流す。
古巣での練習で、肩の仕上がりも早く>
「立ち投げや遠投などをやって
今の肩の状態をキープしたい」
(中スポ)

◇高江洲拓哉
<ナゴヤ球場で自主トレを行う。
2年目は横の変化球習得に挑戦>
「スライダーと、可能ならシュートを覚えたい。
今季は1軍で投げて勝ちたい。
そのためには2軍で
しっかりローテーションを守って、
チャンスが来るようにしたい」
(中スポ)


豪州自主トレ団長の井端が、
立浪との合流のため、一足先に弾丸移動。
残されてしまった?小田鎌田は、
この日、予定通りに中部国際空港に到着しました。
ODAが語る「井端弘和のすべて」
何なのかちょっと知りたいです。

また自分的に今季期待を寄せる
2年目右腕の高江洲の情報が!
今季は、これまでの持ち球である
ストレートとカーブの他に
スライダーとシュートなどを
習得したいという意欲を語りました。

同じ「たくや」では、
ルーキーの浅尾が注目されそうですが、
こちらの「タクヤ」も負けられません。
球種を増やしてのステップアップ
昨季は体験の1日のみだった1軍。
チャンスを掴んでほしいです。


◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<合同自主トレ初の休日も
ナゴヤ球場で1人黙々とランニングなどを行う>
「眠たかったので…(と照れ隠し)。
少しだけでもいいから、
体を動かしておいた方がいいと
思ったので、走りました。
できることをやっていきたいです」

<入寮を境に、何もしない完全オフとは決別>
「ここに入るまでは完全な休みも
ありましたけど、もう寮に入ったので。
完全に体を休めた方がいいときは
休みますけど、なるべく体は動かしていきたい」

<9日以降、控えている打ち込みは
本格的には沖縄入りしてからになりそう>
「徐々にやっていきたい。
暖かいところ? そうですね」
中スポ名古屋ニッカン


3日間の新人合同自主トレを終えた
新竜たちは、この日は練習休み
しかし堂上直倫は、ナゴヤ球場に姿を見せ、
ランニング、強化運動などで汗を流したもよう。
前日までは、強化メニューに苦戦した直倫
約20分間ながら、休まずトレーニングするのは、
その辺りの悔しさもあったかもしれません。
1年365日24時間野球漬けを誓った
スーパールーキー。
休日返上は、その覚悟の現れと見ておきます。


◇宇野打撃コーチ
<悲願の日本一に向け、
心理カウンセラー役に名乗りを上げた>
「今年は選手のカウンセラーにでもなれたらと思ってる。
どんな時でも明るく振る舞うことが大事だと思うんだよ。
特に劣勢の場面なんかではね。
ベンチのムードをガラリと変える存在でありたい」

<キッカケは昨年の日本シリーズ。
劣勢に縮こまる自軍の選手の姿が目に留まり>
「あの雰囲気を変えられなかった
自分が情けなくもあった。
コーチでありながらも、
兄貴分的な存在でいられたら」
デイリー


最後に選手を追う他のスポーツ紙と
違ったベクトルのデイリーの記事から。
なんと宇野コーチをフューチャー!
今季は選手達の兄貴分となり、
持ち味の明るいキャラクターで
ベンチを盛り上げるそうです。

森コーチ
をはじめちょっとコワそうな?
コーチ陣のなかで、川相コーチともに
数少ない親しみを感じる宇野コーチ
デイリーによると
「シーズン終了後から、人の心を解きほぐすため、
心理学者の書籍を読みあさる毎日」
ということで
今季のベンチは、変身したニューうーやん
見られるかも知れませんね!

ちなみにこちらも愉快な
奈良原コーチも現在、軽目の練習で
ノックを打てる準備をしているそうです。

2007年1月14日 (日)

井端海外はしごトレ敢行と荒木究極新グラブ。

井端、大移動 自主トレ2人旅
立浪の誘いに海外はしご決断
 

オーストラリアから帰国した井端
その足で立浪と合流、グアムへと向かいました。
またナゴヤでの自主トレを再開した
荒木が今季使う新グラブ
最終日となった新人合同自主トレなど
たくさんの話題に溢れたナゴヤからの話題を。


ナゴヤからの話題。(13日)

◇井端弘和
<立浪の誘いを受けてグアム同行が決定。
オーストラリアから強行移動で帰国も
たった1時間の日本滞在でグアムに出発。
前代未聞の海外はしご自主トレを敢行>
「2次キャンプに行ってきます。
ハードな移動? 
自主トレはハードでいいんですよ」

<強行軍を選択したのは、中日を支えてきた
先輩と行動をともにしたいという意欲の表れ>
立浪との合同自主トレについて>
「立浪さんの勝負強さを学びたい」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇立浪和義
<中部国際空港で井端と合流し、
自主トレ先のグアムに向けて出発。
オフには入念にキャッチボールして肩を作った>
「体は動ける状態。
もういつでもキャンプインできる準備ができている。
明日がキャンプインでも構わない。
自分は1度体をつくってから
暖かいところに行くほうがいい。
グアムに行くのは体の準備ができたからです」

<2月1日から始まる春季キャンプについて>
「1軍か2軍かは首脳陣の指示に従う。
まだ何も言われていないが、
読谷(よみたん=2軍)に行けと
言われればそこに行く」

<ともに自主トレする井端には
チームリーダーの心得をグアムで伝授する>
「(僕は)大したリーダーじゃない。
これからは井端が引っ張っていかないといけない。
昔、オレも星野(仙一元監督)さんから
『調子が悪くても関係ない。言うことは言え』と
言われたけど、井端も同じ。
僕に遠慮することなく、
率先してやっていってほしい。
2人で一緒にいれば食事する時とか、
そういう話にもなると思う。
色々な話ができたらいい」

<プロ20年目を迎えるミスタードラゴンズ>
「試合に出られるチャンスがあれば出る。
なくても準備する。
それはユニホームを脱ぐまで変わらない」

<井端が税関内で手続きに追われたことで
ツーショット写真は不可能。そこで珍提案>
「合成写真なんてどう? 
井端が豪州に出発したときの写真あるでしょ」

<井端と並んだ小田にかぶせる形を提案すると>
「いや、それは嫌だな」

<今オフ、トレーニングをした
名古屋市の自宅近くの公園では
時には少年野球の指導も買って出ていた>
「僕は近所のアイドルですよ。
おばちゃんからよく手を振ってもらえる。
公園で? よく声をかけられますよ」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


まずはこの日一番驚いた記事から。
5日から小田、鎌田とともに
オーストラリアで自主トレしていた井端が、
この日、中部国際空港に到着。
しかし税関内で乗継手続きを終えると、
空港にいた立浪と合流。
中部国際空港の滞在時間は、たった1時間
ブリスベーン→ケアンズ→名古屋→グアム
ビジネスマンや芸能人並みの弾丸ツアー
疲れた表情を見せながらも、
合同自主トレ先のグアムに向けて出発しました。

当初は、14日に帰国予定だったのを1日早め、
立浪からの誘いに応えた井端
その背景には、リーダーへの意欲が。
「これからはチームを引っ張りたい」と発言した井端
「井端が引っ張っていかないといけない」と語る立浪
18日まで滞在する予定のグアムでは、
走り込み中心の調整をするとともに、
チームリーダーとしての心得も伝授されるもよう。


まさかと思いましたが、
本当にグアムに行くんですね。
それにしても、今オフは
立浪井端の距離が縮まっています。
体づくりを行う自主トレですが、
精神的にも鍛えられるかもしれません。
ドラゴンズ未来のためにも、
大きな出来事になるかもしれない強行自主トレ。
ミスタードラゴンズから、
「勝負強さ」とともに多くのことを
学んでくれることを願いたいです。


◇荒木雅博
<ナゴヤ球場での自主トレを開始。
今季はミズノの坪田信義マイスター作、
黄色の『名人グラブ』で臨むことを明らかに>
「坪田さんに作っていただきました。
試合で使うのは今年が初めてですね。
使い心地? 抜群です。
球が吸い付くような感じだし、
手にもフィットするし…。
ボクもようやく使えるようになりました」

<12月上旬、坪田氏が直接グラブ談議し
細かい注文を踏まえたグラブも現在作成中>
「(これと作成中の)その2つを比べて、
どちらかを使っていくことになります」

<この日、東海テレビの
『ドラHOT』に出演し、今季の目標を掲げる>
「今年はフルイニング出場を目指します。
去年、初めて3割を打ったんですけど
納得できるシーズンじゃなかった。
優勝は嬉しかったですけど、
個人としては喜べなかった」

<個人的には盗塁王に挑む。
自己ベストは05年の42個>
「盗塁王は獲りたいタイトル。
フルイニング出場とともに今年、何とか頑張りたい。
最低でも40個以上。
遠慮せずに、足が衰える前にタイトルを獲りたい」

<グラブ同様、気になるのは捕った後。
昨季痛めた右肩痛については
黄色いゴムチューブを持参し、入念にトレーニング>
「肩が痛くない状態で
キャッチボールすることが、
これほど幸せなことなんだって
今、ホントに実感しています。
(右肩は)まだ万全とはいえない。
ただ、これからはウエートも
本格的にやっていきます」

<我慢し続けたことで約1カ月の戦線離脱。
同じ過ちは繰り返さないために『手抜き』も>
「今まではガムシャラに
やり過ぎてた面が多かったと思うんです。
今年からは痛みがヒドくなる前とか、
これ以上やったらヤバいって感じたら、
そこで引く勇気を持たないと。
チームに迷惑が掛かりますから。
去年みたいな思いはしたくないですから。
今年で30歳。いいシーズンにしたいですね」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


3日から故郷・熊本で自主トレを行い、
12日に帰名していた荒木が、
この日からナゴヤ球場で自主トレを再開。
キャッチボール、ウエートトレーニングで
約2時間、汗を流しました。

その左手に名工グラブが!キャッチボールをする
荒木の左手に
はめられていたのは、
黄色のグラブ
実は『グラブの坪田』と
呼ばれる名人
坪田信義マイスター作の
一品だそうです。
坪田グラブを公式戦で使用するのは
初めてという荒木
ゴールデングラブ賞防衛への
良き相棒にしていくようです。

名工グラブを使える喜びを感じながら
キャッチボールを繰り返した荒木
昨季、痛めた右肩もだいぶ回復してきたもよう。
今季掲げた目標は、盗塁王フルイニング出場
個人としても喜ぶために、
グラウンドを走り回る姿に期待したいと思います。


◇岩﨑達郎(大・社ドラフト5巡目)
<狙いはセールスポイントを生かしての開幕1軍。
グラブと足を堂々と指さし>
「ボクの売り物はこっち(グラブ)と
こっち(足)ですから」

<もう1つ持っていた派手な茶色のバットを披露>
「バットですか? 
こっちは全然、自信ないです。
だから、こだわりがないッス。
(重さも長さも)よく分からない」

<しかしこのバットには狙いがあった>
「この色、ほとんど使っている人が
いないんじゃないですか。
このバットを見たピッチャーが、
『変わった色のバット使ってるな。
何かあるんじゃないか...』と思ってくれれば」

<一方、自慢のグラブは、厳選した一品。
掌底部分のぬい糸を抜いて、
手首部分のひもにも工夫をこらしたり
指と指の間の結び目も遊びを持たせている>
「実際に手に6、7個はめてみて、
しっくりくるものを選んだ。
グラブは大きく開いている形がいい。
閉じているグラブを使う人が多いけど
大きいほうがとりやすい。
グラブが大きいと『あ、入っちゃった』
ってのがあるでしょ」

<脚力は抜群。長距離走では2日連続トップ>
「高校生(福田)に負けられないと思って。
でも長距離は苦手。
僕は守備と足(短距離)が売りだから。
(3日間の新人合同自主トレを終え)
自分の中ではすんなりできました」

<守備では早くも辻2軍監督に弟子入り志願。
興味津々なのは、辻流のアンパンミット>
「社会人で1度だけ使ったけど、
もっと学んでみたい」

<また苦手な打撃でも世界の犠打王、
川相1軍守備走塁コーチに弟子入り志願>
「バント、守備、右打ちなど
細かい技術を教えてもらいたい。
特にバントを目の前で見てみたい。
1軍に入れるなら、守備固めでも代走でもいい」

<この日は、ナゴヤ球場に自主トレに来た
同じ二塁手の荒木と初対面して、あいさつを>
「テレビで見てた人だから、
ちょっとかたまりました。
スカウトの石井さんに『似ている』と
いわれましたが、似てない、と思う。
ティー打撃しながら、チロチロ見ていました。
腕の使い方がやわらかい。勉強になりますね」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇菊地正法(大・社ドラフト4巡目)
<2月1日の春季キャンプ初日に照準>
「キャンプですぐに
ブルペンに入れるように肩をつくりたい。
練習後の夜の時間も有効に使います。
開幕までに投球の幅を広げるため
落ちる球を学びたい」
名古屋ニッカン

◇清水昭信(大・社ドラフト6巡目)
<キャンプではワールドウイング・小山代表から
握り方を教わった新球をマスターしてアピール>
「カットボールよりも激しく変化するボール。
横滑りしたり、カットボール気味にガッと曲がったり。
スライダーとはまた違う新しい変化球です。
まだ練習中ですが、早く自分のものにしたい」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<新人合同自主トレがこの日終了。
スーパールーキーもプロの強化メニューに悪戦苦闘。
プロとしての第1クールを終え、苦笑い>
「思ったより練習がきついです。
メッチャ走るんで。体力不足ですね。
下半身(の筋肉が)バリバリです。
体力がないとはわかっていたけど、
思っていた以上にきつかったです」

<15日からは先輩たちと一緒の自主トレが始まる>
「一流の選手と一緒にやれるのは楽しみ。
上の人たちを見ていろいろ勉強したい。
(春季キャンプの)2月1日に
フルでやれるようにしたい」
(中スポ、名古屋ニッカン12

◇三木コーチ
<メニューをスイスイこなす岩﨑に>
「岩﨑は余力を残してこなしている。
社会人らしくメリハリがある」

<走ることは苦手な堂上直倫の失速に>
「人にはそれぞれ
得意不得意というものがあるからね」
名古屋ニッカン12


ナゴヤ球場で3日間行われた
新人合同トレがこの日、終了。
ランニング、ウエートトレーニング中心の
体力強化メニューを行った後、
ノック、マシン打撃などの
個別メニューをこなしたもよう。

最終日に存在をアピールしたのは、
大・社ドラフト5巡目の岩﨑
球場内5周の持久走では、
2日連続トップでフィニッシュ。
「長距離は苦手」と言いながらも
自慢のを披露しました。

自慢のグラブへのこだわりと
茶色のバットについての秘策も明かし、
キャンプでは好守の職人、
辻2軍監督川相コーチへの
弟子入りも志願した岩﨑
新人職人が目指すはこの日対面した荒木
まずは長所を伸ばしながら、
プロの技をどんどん身につけてほしいです。

また前日、希望枠の田中
投球フォームを見てもらった清水昭信は、
ワールドウィングで教えてもらった
新球をマスターし、キャンプでアピールする考えを。
「カットボールよりも激しく変化する」という秘球。
習得した暁には「シミちゃんボール」と名付けましょう。

ところでこの日の堂上直倫
苦手の持久走では、最下位に沈むなど苦戦。
3日間のトレーニングを振り返り
体力強化を再認識したしたもよう。
ただまだ始まったばかり、日々是勉強です。

きょう14日は、練習休み。
あす15日からは、いよいよ
先輩も加わる合同自主トレが始まります。


◇佐藤亮太
<鹿児島市鴨池市民球場で
國學院大の先輩である渡辺俊介らと合同トレ>
「(渡辺)俊介さんはすごい。
体を全部自分の思う通りに動かせています。
こっちに来て、自分がいかに
体が動かせないかが分かりました」

<この自主トレでは歩き方を変えた。
まっすぐに踏み出す方向運動を意識しウオーキング>
「今の動きでは力がロスしている。
俊介さんのように体を動かすことが出来れば、
球だって速くなると思うし、
コントロールもよくなるはず」
(中スポ)

◆渡辺俊介(千葉ロッテ)
<佐藤亮太、巨人・矢野、広島・梅津らと合同自主トレ。
大学の後輩・佐藤亮太にエールとアドバイスを>
「大学が同じだとやっぱり気になる。
頑張ってほしいよね。
僕も球種から、フォーム、配球などいろいろ考えてきた。
同じ相手と毎年戦うわけだから、
こっちも工夫していかないといけない」
(中スポ)

◇藤井淳志
<ナゴヤ球場での自主トレを再開。
屋内練習場で初打ちを。
約2カ月ぶりとなるマシン打撃に>
「秋季キャンプでひざを痛めた後、
初めて打ったので、詰まってしまいましたね…。
久しぶりに前から来るボールを打ったら、
詰まって、手がつぶれるかと思った」

<6日からは古巣・NTT西日本で練習。
心配された左ヒザも順調に回復。
後輩たちと同じ強化メニューをこなす>
「ヒザはもう大丈夫ですが、今は足がパンパン...。
今年は去年以上に頑張ってアピールしたいです」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇柳田殖生
<ナゴヤ球場と屋内練習場で本格的自主トレ開始。
年末年始は兵庫県西脇市でトレーニング。
極秘トレの場所は地方競馬のトレセン周辺?>
「ウチの実家の周りの山ですから、
山ごもりしてました。
馬が走るようなところでも走ってました」
(中スポ)


2年目の選手の情報をまとめて。
まずは、鹿児島で母校・國學院大の先輩、
渡辺俊介(千葉ロッテ)、矢野(巨人)らと
自主トレを行う佐藤亮太
母校トレで渡辺俊介から
「体を思うように動かす」ことを学んでいるもよう。
速球ではなく、変化球を低目に投げる配球など
技で勝負するタイプの佐藤亮太
ぜひとも今季は1軍での先発登板に期待。
サブマリンから様々なことを吸収しましょう。


また左ヒザが心配された藤井
ナゴヤ球場での自主トレに合流。
ランニングの後、初打ちを行いました。
しかし久々の打撃で手がしびれたとのこと。
足は大丈夫そうなので、安心しました。
外野戦線に食い込むため、しっかり調整しましょう。


今日のその他。(13日)

◆柳沢裕一(前・中日)
<オリックス合宿所「青濤館」で
イチローの打撃投手を務める。
イチローからの電話に即答も
現役続行を希望する自分自身のためでもある>
「このところ何もやっていなかったので。
ボクにとってもいい練習になる。
これが終わったら、次のことを考えます」
中スポ


イチローの記事に、あの柳沢が。
神戸でのトレーニングで打撃投手を務めたそうです。
現役続行を希望するも、去就が決まらない柳沢
果たして、次のこととは...。


Red Sox agree to terms with right-hander Kyle Snyder;
sign outfielder Alex Ochoa to Pawtucket contract

(Boston Red Sox Press Release)

松坂の同僚に? 前中日アレックスがRソックス入り
(MAJOR.JP)

前中日・アレックス、松坂の同僚に
Rソックスとマイナー契約

(中スポ)


アレックスファンの皆さん、お待たせしました!
ずっと気になっていた去就の情報が入りました。
今季、松坂、岡島が加入する
ボストン・レッドソックスはこの日、
アレックス・オチョアとマイナー契約を結んだと発表。
レッドソックス傘下の3A、
ポータケットとの契約への締結ですが、
非登録簿選手として、ボストンの
大リーグ春季キャンプに招待選手として合流。
5年ぶりのメジャー復帰を目指すことになりました。

薄々は聞いていましたが、
正式にプレスリリースされて、良かったです。
MLBではメッツやレッズ、エンゼルスなどで
8年間プレーしたアレックス
『オチョア』と書かれると
まだ違和感もありますが、必ずチャンスを掴んで、
松坂らバックで守ってほしいと思います。

2007年1月13日 (土)

エース憲伸筋肉改革と中田、鈴木本格始動!

憲伸、20勝ボディー作る
自主トレ地・サイパンへ出発

エース・川上憲伸が、朝倉らとともに
自主トレ先のサイパンへ出発しました。
また3年目を迎える中田鈴木
それぞれ本格的な自主トレを開始。
また2日目を迎えた新人合同自主トレでは、
なんと新人による新人への指導があったりも...。
この日のドラゴンズの話題をどうぞ!


◇川上憲伸
<朝倉や小笠原らとともに
自主トレ地のサイパンへ出発。
今季の目標に2年連続200イニングを掲げる>
「今年も1週間に1度のローテをクリアしたい。
15勝しても1カ月おらんかったとかではダメ。
1年間安定して離脱せず、
ローテーションを守ることが目標」

<そのためにウエートトレの方法を修正。
今年は筋力アップよりもインナーマッスルを
重点的に鍛える方法に変更>
「今年は、動き、柔軟性が欲しいので、
ウエートを少しやめるようにします。
去年は今までの1.5倍ぐらい
ウエートトレをやった時期もあった。
これまでは『アウター系を!』と思って
やってきたけど、インナーマッスルも
大事だと思うようになったんです」

<ウエートトレを減らそうと
決意したのは昨季途中。
中盤の不振時にウエート量を増やしたが>
「逆効果だと分かったんです。
体が硬くなったような気がした。
年が年だし、バランスが
悪くなってたんでしょうね。
いい具合にしたいので、
これからは外側の筋肉よりも
インナー(マッスル)系を鍛えます。

外の筋肉をつけすぎると体が硬くなる。
動きに柔軟性がほしいから内側を鍛えたい。
2月のキャンプに入っていくための
準備をしっかりしたい。
サイパンでは、健太(朝倉)や前田ほどは
無理だけど、走り込みもやります」

<昨年末から8日までの約2週間、
アメリカ・アリゾナ州に滞在。
体の手入れなどメジャー流の方法に触れ>
「メジャーのキャンプに参加したことがある
トレーナーに会ってリハビリ法を見てもらった」

<このオフ、背中から腰にかけて
少し張りがあることを告白。
これも新トレーニングで克服したい考え>
「今でも背中から腰に近い部分から
(違和感が)抜けない。
シーズンに支障はないと思う。
犬が雑草を食べたくなることもあるでしょ?
今はそんな雰囲気なんです」

<同行する朝倉に助言をおくる>
「調子が悪くなった時、よくなった時、
それぞれの原因をつかんで、もっと追求してほしい。
そして悪くなった時にそれを生かしてほしい。
先発は調子が悪くても、悪いなりに
試合をつくることが大切だから。
でも、それができるようになったらオレはかなわないな」
(中スポ、東京中日、サンスポ
スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇朝倉健太
<川上らとサイパンへ飛び立つ。
南の島でさらなるパワーアップを目指す>
「まずは体重を(98キロから2キロ)
落としてくることです。
いつもやっていることを、今年もしっかりやる。
体を絞る以外はそれだけですよ」
(東京中日)

◇前田章宏
<川上らのサイパン自主トレに同行>
「例えキャッチボールでも、
川上さんの球を受けるのは、
こういう機会しかないので。
なるべくいろんな人の球を受けて
自分の役に立てたい」
(東京中日)


川上憲伸が、朝倉、小笠原、前田ら後輩、
専属トレーナーの加藤佑介氏とともに
中部国際空港から自主トレ先のサイパンに出発。
毎年恒例ともいえるサイパンでのトレーニング。
11泊12日の日程でキャンプに備える予定。

その憲伸が、今季の目標としている
200イニングと20勝へ向け、意識改革
これまでの筋力アップのウエートトレから
肩、腰などの大きな筋肉を
補助する役割を持つ小さな筋肉、
いわゆるインナーマッスル
鍛えるトレーニングに変更。
今年はランニング量を増やすなど
体幹運動中心のメニューも取り入れ、
外側よりも内側の筋肉を鍛え、
柔軟にしていくことで、腕の動きを良くしたり、
肩の故障を防いでいきたいと語りました。

これまでは、のような筋肉を
築き上げていくことで故障防止に
努めてきた憲伸でしたが、
昨季、腰痛で苦しむなど
そのトレーニングが逆効果
つながったこともあったもよう。
原因は体の外と中の筋肉のバランスの悪さ
年末年始の2週間は、自主トレと旅行を兼ね
アメリカ・アリゾナ州に滞在し、
リハビリや体の手入れ方法などを学んだことで
その辺りにも気づいたようです。


プロ10年目
を迎えて、さらなる肉体改造
年々変わっていく自分の身体を
しっかりと把握したうえで、
新たなことに取り組むことは、良いこと。
背中から腰への違和感もあるようですが、
しっかりと治して、キャンプを迎えてほしい。
そして今季もフル回転。
憲伸自身もノルマとしている
「1年間ローテを守り、勝ち星を重ねていくこと」
連覇を目指すチームのエースとしては、必須条件です。
まずは、1年間しっかり投げられる体力の礎
サイパンで作って来てもらいたいと思います。


ナゴヤからの話題。(12日)

◇中田賢一
<ナゴヤ球場で本格的な自主トレを開始。
目標に1年通してのローテ入りを掲げ>
「(昨年は)多少、体のバランスにズレがあった。
今年は1年間(先発ローテで)やりたいんです。
ここまではどこも悪いところはないし、
調整はすごくうまくいってるんで、
しっかりと続けたいですね」

<帰省した時に高校、大学時代に通院した
整骨院を訪ね、しっかりと治療に専念>
「治療とトレーニングをかねて、
地元(北九州)でやってきました。
鍛えるのはもちろんですが、
(降板後の)ストレッチですね。
表だけじゃなく、裏もやるんです。
(ツメ割れ防止には)
亜鉛とマグネシウムを摂ってます。
やるだけのことをやります。
オープン戦から結果を残さないといけませんから」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇鈴木義広
<長崎県佐世保市・佐世保野球場での
マリナーズ・城島らの合同自主トレに参加。
メニューに持久走やキャッチボールなどはなく
瞬発性、敏しょう性を鍛えるトレーニング中心>
「『城島流トレ』ですかね。
ずっとこういうトレーニングばかりで、
かなりえらい(疲れる)です。
ふくらはぎにきます」

<今年は中継ぎ投手として
究極の理想像を思い描いている>
「12球団に1人しかいないような
セットアッパーになりたいんです。
ロングリリーフができるセットアッパーです。
ここで体をいじめれば、
しっかりした体力がつくと思う」

<11日夜には、城島、三瀬、馬原ら
参加者全員で佐世保市内に食事へ出かけ、
メジャーリーガーともすっかりうち解ける>
「城島さんには
『去年、成績よかったんだったな』って言われました。
でもメジャーといっても同じ野球選手ですからね。
2度目だし、もう普通に楽しく話せますよ」

<自身目当ての報道記者はただ1人>
「僕は影で生きていくんで、気にしないっすよ。
チーム帰っても中田や中里にばかり注目いきますから」

<それでも球場には中日のユニホームの親子連れも。
謙虚ながらもうれしそうにサインを書く>
「全国区の人気? いや佐世保だけです」
中スポ、東京中日)


3年目を迎える中田鈴木
それぞれの地で本格的に始動しました。
まずは、先発ローテ入りを目指す中田
ナゴヤ球場で約4時間、
ランニング、ウエートトレなどを行いました。
将来のエース候補である中田ですが、
昨季も右手中指のツメ割れや右足内転筋痛などで
シーズン途中の離脱を余儀なくされました。

競争は厳しくなる右の先発
フルシーズン投げ続けるために
このオフは、地元・北九州の旧知の治療院で
肩、ひじを含めたオーバーホール
バランスよく両足を鍛えるトレーニング。
また爪割れを防ぐため、
亜鉛やマグネシウムなどの
サプリメントを服用するなど、
再発防止に取り組んだようです。
ボールに関しては、まだほとんど握っていないものの、
沖縄に入るまでには、投げておくとのこと。


1年目8勝、2年目7勝。
チームとしては、まだまだやれるという
計算を立てているはず。
それには、フォームの安定などもありますが、
まずは、ケガをしないようにすること。
背番号20は、1軍で輝かなければいけない番号。
しっかりローテで躍動できるよう
調整を続けていってほしいです。


一方、セットアッパーとして
期待が掛かる鈴木は、2年目となる
長崎・佐世保での城島道場への入門。
同郷の三瀬をはじめ、馬原、
領健、中西ら
福岡ソフトバンク勢とともに
瞬発性、敏しょう性を鍛える徹底トレーニングで
下半身を鍛え上げているもよう。
その鈴木は目指すのは、
ロングリリーフもできるセットアッパー。
先発が崩れた2、3回から
岡本らにつなぐ8回まで投げきれる投手とのこと。


素早い肩づくりや連投できる体力など
まだまだ得なくてはいけないことが多いですが、
「影で生きていく」スーさんの野望、
けっこうビッグマウス的な部分もありますが、
まずは小さく期待しておきます。


◇田中大輔(大・社ドラフト希望枠)
<新人合同自主トレで早くもコーチに。
居残り練習で、6巡目の清水昭信に、
約15分間の投球フォームの指導を行う>
「清水さんは力が入りすぎだなと思っていたので
上半身の力を抜いてみたらどうですかと言ったんです。
恐らく力んでいるんだと思いますが、
右腕と左腕のバランスが悪い。
清水さんに今回は『どう?』と聞かれましたが、
ボクも打撃を見てくださいと言っています」

<捕手といえども投手の指導がお手の物>
「コーチのアドバイスを
投手と一緒に聞くことが多かった」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇清水昭信(大・社ドラフト6巡目)
<1歳年下ながら助言をくれた田中に感謝>
「教えてもらうのに年下、先輩はないッス。
あいつ(田中)は野球をよく知っている。
投げ方を教えてもらいました。
きょうは収穫がありましたよ。
あしたを見ておいてください」
(中スポ、名古屋ニッカン


今朝の東京中日では、前面カットとなった
ナゴヤ球場での新人合同自主トレ
メニュー終了後の居残り練習で異例の光景が。
投球フォームに悩む6巡目の清水昭信
なんと希望枠の田中が実技を交え、
約15分間の指導を行ったもよう。

「力を抜いて!」昨年の日米大学野球でも
バッテリーを
組んだという2人。
初日ペアでの
キャッチボールで
暴投を繰り返していた
清水昭信を見て、
力みを感じていた田中
前日のアドバイスに続き、
この日はネット投球を行う
清水昭信の軸足を抑えるなど実技指導も。
母校・東洋大学では、
将来の監督候補とも目されている田中
さっそくその片りんを披露したようです。

入団してしまえば、年上年下はないですが、
2日目でのこういう光景は
ある意味異例ともいえるかも?
それだけ田中がしっかりしていると思えます。
キャンプに入れば、コーチが指導していきますが、
捕手というのは、時として
投手も教えて行かなくてはいけない。
その資質をもっている田中
1つ年上の清水昭信が信頼を寄せるなど
同期の中では谷繁並みかもしれません。


◇浅尾拓也(大・社ドラフト3巡目)
<初日は別メニューも、この日はフル参加。
4日ぶりの本格トレにヘトヘト>
「えらかったですね。疲れました。
もう熱もないし、大丈夫です。
朝から皆と一緒に練習できて楽しいです」

<ブルペン入りに関しては慎重>
「いまでも入れますが、体を鍛えてからですね」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<グラウンド10周競争で8人中4位と苦戦。
持久走が苦手なことが判明>
「最下位はヤバイなって。
抜いたのは気持ちよかったけど、
走ることは苦手です。特に長距離は嫌いですね。
短距離走も嫌いですけど」
中スポ名古屋ニッカン


その他のルーキーでは、
初日、発熱とへんとう腺炎のため
別メニューだった浅尾が、この日はフル参加
ランニングや守備練習など
しっかりメニューをこなしたもよう。

また堂上直倫は、長距離走で苦戦。
しかし負けじ魂で、ラスト2週スパート!
最下位から4人抜きをしたもよう。
ちなみにその持久走の1位は、5巡目の岩﨑
2位は、浅尾だったそうです。
早く得意の打撃でアピールしたいですね。

ところで鈴木浅尾
この日、口走っていましたが、
「えらい」というのは
「大変だった、疲れた」と言う意味の
愛知県地方の方言なのでしょうか。
ちょっと気になりました。


◇平田良介
<屋内練習場でマシン打撃などを行う。
昨年の高校生ドラフト1巡目が堂上直倫を歓迎>
「ナオ(堂上直倫)は高校生の時も
(05年のAAAアジア野球選手権などで)
一緒にやっていますし、ポジションも違うし、
ライバルというよりよきチームメート。
一緒にやれてうれしい。
一緒にがんばりたいですね」

<自身も今年が実質上、初のキャンプだが>
「体が強い所をアピールしたい」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン


スーパールーキー・堂上直倫
いろいろと注目を浴びるなか、
昨季の高卒ドラ1・平田がエールを。
実はこの2人、05年のAAAアジア野球選手権では
日本代表の4番を平田が、5番を直倫が打ち、
宿舎では同部屋だったとのこと。
また10日の夜には、昇竜館で
TVゲーム対決をするなど仲も良さそうです。

アジア選手権で右肩を痛めた平田
その影響で昨季の春季キャンプは別メニュー
実質上、春は初めてのキャンプとなります。
将来は2人でクリーンアップに名を連ねるよう、
平田先輩にも頑張ってもらいましょう。

2007年1月12日 (金)

ドラゴンズ・新入団選手合同自主トレ開始!

堂上弟“ハラ腹”始動
「思っていたより大変でした」

ドラゴンズ新入団選手合同自主トレ
この日からナゴヤ球場で始まり、
田中、堂上直倫ら8選手が、
キャンプに備えて、体力強化に励みました。
また全体メニュー終了後も
個別でマシン打撃などを行った選手も。
初日を終えた各選手の様子を
まずは大学・社会人ドラフト指名選手から!


◇田中大輔(大・社ドラフト希望枠)
<合同自主トレ初日を終え>
「すごく中身の濃い練習でためになると思います。
1年目なのでいろんなことを学んでいきたい。
けがをしないように頑張るだけです」

<新人全員が参加した身体測定では、
太もも62センチと自慢の下半身を披露>
「太ももは一番太かったです。
背は低いけど、キャッチャーなので
これぐらい一番になってないといけませんからね」

<午前中のランニングでは
集団の先頭を切って汗を流す>
「最初ということもあるし、率先して前を走った」

<1、2軍同宿となるキャンプでは、
積極的にコミュニケーションをとる>
「中日にはいいピッチャーがたくさんいる。
キャンプで、できるだけ早くブルペンで
たくさんの方の球を受けてみたい。
いろいろな場所でピッチャーの方たちと
接して考えとかも知りたい」

<捕球ポイントが安定し、送球動作に入りやすい
中村武志モデルのミットで狙うは1軍入り。
キャンプでは自慢の強肩も披露したいが>
「でも、スローイングは後回しでいいです。
早く生きた球を受けたい」
(中スポ、中日新聞MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


◇浅尾拓也(大・社ドラフト3巡目)
<前日に発熱でダウン。
大事を取って午後からの参加。
初日から別メニューでの練習となる>
「あせりがあったので練習した。
動けて楽しかったです。
(キャッチボールの球の力は)7、8割。
もう大丈夫。
これまでも結構、練習で投げてきました」
(中スポ、名古屋ニッカン


◇菊地正法(大・社ドラフト4巡目)
<社会人出身らしいタフさを披露>
「結構動けた、という感じです。
ケガしない体づくりをしていきたいけど、
休むときは休む、と、
しっかりメリハリをつけたい」

◇岩﨑達郎(大・社ドラフト5巡目)
<体力には自信も、初日からグッタリ>
「きつかったっス。
腹筋は自信があったんですけど、ダメでした。
何とかついていけたという感じです」

<プロの洗礼を受けるもアピール意欲は満々>
「持ち味の守備を磨いて見せていきたい」

◇清水昭信(大・社ドラフト6巡目)
<下位指名選手は報道陣に存在を猛アピール>
「田中や堂上(直倫)は
取材が多すぎて大変みたいですけど、
僕なんてカメラさんに
『もっと撮って』って感じですよ」

◇西川明(大・社ドラフト7巡目)
<プロのレベルの高さに衝撃を受ける>
「これからもっと厳しくなるのか、
と思うと、不安になる。
(入寮した)昨日より緊張感が増しました。
(憧れのプロでの練習に)もう、喜びはないです」
(すべて中スポ)


新竜始動!身体検査や、
屋内練習場での
ウオーミングアップを終え、
午前11時から
ナゴヤ球場のグラウンドへ。
トレーニングコーチの
指示により、30分ランニング、
柔軟体操、ダッシュ、
キャッチボール、ペッパー、
筋力トレーニングなどのメニュー。
おなじみの名前と背番号の入った
ビプスを着けたルーキー8選手は、
約4時間汗を流しました。

まずは即戦力の期待もかかる希望枠田中
午前中の30分ランニングでは
先頭を走り、常にリードするなど
キツいメニューを軽快にこなしていたもよう。
また身体検査では、174センチと小柄ながら
太ももは8人の中で一番太い62センチ
捕手らしいどっしりとした下半身が明らかに。
さすが希望枠、しっかりとは作ってきたようです。


一方、初日から別メニュー
なってしまったのが、浅尾
入寮した前日の夜に40度近くの発熱
大事を取り、午前中病院へ。
へんとう腺炎と診断されましたが、
注射を打って熱が下がったこともあり、
志願して午後から練習に参加。
ストレッチ、ゴロ捕球、キャッチボールと
軽めのメニューをこなしたもよう。

前日の入寮式の写真には、7選手しか
写っていなかったので、誰かと思いましたが、
いなかったのが、浅尾くんだったとは...。
ただでさえ細く、体力強化が課題。
初日からそれが浮き彫りになってしまったようです。
緊張や焦りもあるでしょうが、
コンディションをしっかり整えることですね。


その他の選手としては、
菊地は社会人出身らしく初日はやや様子見。
荒木似の岩﨑は、初日からグッタリ。
下位指名の清水昭信は、
もっとTVに映りたいとアピール。
そしてゴールデンルーキー・西川は、
厳しいプロのレベルに気を引き締めたようです。

続いては、高校生ドラフト指名選手から。


◇堂上直倫
(高校生ドラフト1巡目)
<合同自主トレ初日を振り返り、
プロの厳しさを早くも実感>
「プロの練習は予想以上に
厳しかったが、充実して楽しかった。
(練習)初日だから気合を入れてやりましたが、
思っていたよりきつくて大変でした。
特に腹筋が...。キャンプまでには、
もっとできるようになりたいです。
気を引き締めていかないといけないですね。
これからは自分で時間を見つけて
腹筋をやるようにしたいです」

<7キロ増の85.3キロと体重増量にも成功。
スーパールーキーはまず体づくりを課題に挙げ>
「筋肉を増やすように
食事などに気をつけていましたけど、
すごいかどうか自分ではわかりません。
まずはケガをしない体づくりです。
ダッシュ系を多くやりたい。
だいたい85キロ前後をキープしたい」

<早くもライバル心をむき出しに>
「キャンプではバッティングを一番アピールしたい。
新人の中では負けたくない」
(中スポ、サンスポ楽天スポーツ読売新聞
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇塚本トレーニングコーチ
<練習を指揮し、堂上直倫の身体を絶賛。
キャンプへ向けての体作りでは早くも合格点>
「とても高校生とは思えない。
すごい肉体をしていますね。
強いだけではなくバランスがいい。
うちで言えば孝介(福留)のような体です。
特に絞らなくてはいけないとか
そういうこともない。
肉体的にはこのままキャンプに
入っていけばいいと思います」
名古屋ニッカン

◇三木トレーニングコーチ
<体格のよさでは群を抜く堂上直倫について、
腹筋強化を今後の課題に挙げる>
「お兄さん(剛裕内野手)と同じで、
肩回りとお尻にボリュームがある家系だと思う。
その割に体幹、胴体がもうちょっと...。
うまく使えれば、もっとよくなるのではないか」
(中スポ)


◇福田永将(高校生ドラフト3巡目)
<筋力強化のメニューで各選手が
悲鳴を上げる中、ただ1人平然とこなす>
「思ったよりも大丈夫」

<初日から自らの判断で超異例の居残り特打。
しっかり者の高校生ルーキーは7時間の練習>
「部屋に帰っても、テレビを見て、
もったいないな、もったいないな…、
と時間が過ぎてしまうと思ったんで。
今日は(練習が)楽だったので打ちました。
木のバットにもまだ慣れていない。
夏の大会が終わってから使ってきましたが、
不安がいっぱいあるので」

<母校の横浜高・渡辺監督の教え
『目標が、その日、その日を支配する』を実践>
「そう思えば、一日一日が大事に使える、
気が抜けない、ということだと思います」

<同じ高校出新人でも注目では
堂上直倫に水をあけられているが>
「中学のころからすごかったけど、
高校でも(堂上直倫)は活躍しているので。
そう強くは思っていないですけど、
どちらかというと、負けたくないです」

<福田にとって一日一日を支配する目標とは>
「1軍でレギュラーになることです。
何年でとか、具体的なことまでは考えていませんが…」
中スポ、東京中日、MSN毎日新聞名古屋ニッカン


注目のスーパールーキー・堂上直倫
練習開始前に行われた身体測定では
83.5キロと増量した体重にも関わらず、
体脂肪率は浅尾に次いで2番目に少ない
13.5%という均整が取れた肉体であることが判明。
30分間ランニングでも、福田とともに2番目と
トレーニングの成果を出していましたが、
午前最後のメニュー、腹筋運動で試練。
回を追うごとに体を上げるのに必死になるなど
思わぬところで課題が見えてしまいました。
早くもプロの厳しさを感じながらも、
並みの高校出新人とはやはり違うようです。


またこの日、中スポ
一番の扱いだったのが、
高校生ドラフト3巡目の福田
慣れない初練習の後にも関わらず、
自らの判断でマシン相手に、
約1時間の居残り特打を敢行。

「プロは自分のペースで
練習できるのがうれしい」
と話す福田は、
ライバルに負けないため、
プロとしての土台を作るため、時間を有効活用。
その姿勢、ただ者ではないと感じさせました。
はりきって、取り組む姿勢はヨシですね。
ただやり過ぎには注意しましょう。

まずは初日を終えたルーキーたち。
12球団一の練習量の一端を肌で感じたことでしょう。
しかしまだプロの門を叩いたばかりですから、
とにかくケガなく、キャンプに参加し、
自身をアピールできるよう、
トレーニングを続けてほしいと思います。


ナゴヤからの話題。(11日)

◇谷繁元信
<横浜市内での自主トレを公開>
「調整? さすがに去年よりは
少し遅いですよ。でも順調です」

<19年目の今季は打撃をアピール>
「守るだけじゃなく、
やっぱり打たなきゃいけないっていうことです。
それもここぞっていう場面でね。
(昨季は)得点圏打率(2割5分)そのものは
前の年と変わりなかったんですが、
そういうヒットが少なかった。
今年はヒーローになって、
インタビューを受ける機会が
増えるようにがんばります」

<自らに課したお立ち台のノルマ回数は>
「5回だと少ない。
8回。末広がりってことで。
舌もなめらかに回るようにしなきゃね」
中スポ


今年初めてといえる谷繁からのコメントが。
年末から年始にかけて、ハワイで肉体の土台を作り
横浜市内の國學院大グラウンドで仕上げるという
例年通りのスケジュールをこなしているもよう。
すでに肩は7割できていて、調整は順調とのこと。

その谷繁が今季は、打者として
自らにノルマを課しました。
それも打率や本塁打ではなく、
活躍しないと上がれないお立ち台の回数を。
8番打者ということで「8回」を目標に立てたもよう。
バットを3年前までの太めタイプに戻したり、
右肩が突っ込み気味だったクセも修正したようです。

昨年の谷繁お立ち台といえば、
2000試合出場の時におまけで上がったのと、
8月27日の横浜戦での立浪とのツーショット。
さらに通算1500安打を達成し、マジック1となり、
「早く決めたいので、全力で明日、いきます」と語った
神宮でのゲームぐらいでしょうか。
昨季は、投手陣のリードで手一杯だったようですが、
今季は恐怖の8番を復活してもらい、
「もうちょっと入ってもらわないと...」とか
ナゴドの観客にダメ出しとかをしてもらいたいです。


◇伊藤球団代表
<バレンタインら3選手の獲得に
乗り出していることを認める>
「現在、キャンプまでの入団を前提に
条件面などで交渉中です」
(東京中日)

バレンタイン、グラセスキ、
ラミレス
の3投手について、
球団が交渉中ということを認めました。
しかし3人のうち、1人は育成選手になるそうです。


◇平田良介
<今オフ、運転免許を取得し、笑顔>
「取れました。一発です!」

◇石井裕也
<昨オフは神奈川の教習所だったため通いきれず。
今オフは愛知県内の教習所に通い、卒業したが>
「筆記で落ちました。あと1点でした。
勉強はダメです。
でも今年の12月までに受からないと、
また最初からなんです。どうしましょう」
(ともに中スポ<ドラ番記者>


<ドラ番記者>に、自動車運転免許での明暗が。
早生まれのため、昨年取得のタイミングを
逃していた平田は、2年越しの悲願成就
一方、石井は、卒業しながら筆記試験で不合格に。

自主トレも始まってしまっています。
あと1点ならどうにかなります。
後悔しそうですから「合格堂」みたいなところに
通ってでも、なるべく取ってしまってください!

2007年1月11日 (木)

新竜昇竜館入寮完了と岩瀬・昌本格始動。

竜新入団選手 入寮完了
浅尾、岩﨑、西川ら7人

大学・社会人ドラフト3巡目の浅尾
5巡目の岩﨑、7巡目の西川
この日も昇竜館に新竜たちが続々入寮
これでルーキー全選手の入寮が完了。
夜には入寮式も行われました。
また山本昌、岩瀬が恒例の鳥取で本格始動。
岩瀬「初心」を今季のテーマに掲げました。


◇浅尾拓也(大・社ドラフト3巡目)
<この日、合宿所「昇竜館」に入寮。
引っ越しには3人の友人とともに>
「野球部の友だちです。
手伝いに来てくれました」

<持参した青いグラブは初めての特注品。
新調したグラブをうれしそうにをなでる>
「ドラゴンズブルーを意識しました。
オーダーメードで作ってもらったのは初めてです」

<こだわったのは、人差し指部分の穴。
上半分はつばのようなものに覆われるデザイン>
「人差し指を出すわけではないんです。
ただ見た目が格好よかったのでこれにした。
皆と違うものを使いたかった。どうですか?
この1つを大事に使いたい」

<設備の整った昇竜館について>
「思った以上に広くて設備がそろっている。
荷物が少なかった」

<実家暮らしだっただけに、家財道具は少ない。
入寮時に絶対に必要なものを質問され>
「コンタクトレンズです」

<野球漬けの日々が続くため、
友だちと遊べるのは当分先となる>
「野球に専念できる環境があるので、
不安はありません。
体調管理だけはしっかりやっていきたい」
(中スポ、名古屋ニッカン


◇岩﨑達郎(大・社ドラフト5巡目)
<新人で一番最後に入寮。
93年から06年までのプロ野球名鑑14冊を持参>
「93年から集めているんです。
プロへ行った(新日本石油ENEOSの)仲間を見たり、
いろんなところを見たりしてました」

<子どものころから漫画を読まずに、
ひまがあれば眺めていたという宝物>
「(今でも)93年のセ・リーグ6球団なら
背番号で誰だかわかると思う。
でもまさか自分が名鑑に載るなんて…。
自分のページは恥ずかしくて見られないですよ」

<昨年のドラフトで指名されてから、
中日のところだけはじっくりと読み出し
先輩ライバルも名鑑でしっかりチェック>
「中日の選手は覚えました。
足が速いのは東海理化出身の沢井さん、
トヨタ自動車出身の鎌田さん、
NTT西日本出身の藤井さん。
二遊間は5人いるんですよね。
沢井さん、鎌田さんと、中川、森岡、
柳田さんはNOMOベースボールクラブ。
自分がプロになるのは
あまり想像していなかったけど頑張りたい」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


◇西川明(大・社ドラフト7巡目)
<激励の言葉がびっしり書かれた、
金色の招き猫型の貯金箱を持参>
「年末に中学時代の同窓会で
プレゼントされました。
金色は好きな色だし、珍しいので気に入りました」

<金色が好きになったのは幼稚園のころ>
「金色は好きなんです。
幼稚園の時に折り紙セットには
金と銀が1、2枚しかないことを知って
高級感を覚えました。
金色は絶対に自分が使っていた」

<バット、グラブなど金色づくしで
プロ生活の第一歩を踏み出す>
「金色のグッズってほかにもあるんですかね。
これからも金を増やしていきたい」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇中原スカウト
<地元への愛着が強い浅尾を少し不安がる>
「浅尾の口からは、何かあると
すぐに友だちの話が出てくる。
でも、プロに入れば、地元に帰るヒマはない。
これからは、ちゃんと切り替えなきゃダメ」
(中スポ)

◇西川球団社長
<『昇竜館』での入寮式であいさつ。
オリックス・前川容疑者の事件を例に挙げ訓示>
「プロ野球選手になりたい人は沢山いる。
その中で選ばれプロになる以上は、自覚を持って、
社会の模範になるような立派な人間になってほしい。

最近、交通事故を起こした選手がいるが、
プロとしても社会人としても
自覚がないということになる。
決してそういうことがないようにすること」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇堂上照(昇竜館館長)
<館長も社会人としての基本を厳命>
「とにかくあいさつだけはしっかり」
サンスポ


どの球団に関わらず、スポーツ紙は
ルーキーが合宿所に何を持ち込むか
注目しているようですが、
この日入寮した3選手もまたそれぞれ
個性溢れる品を披露してくれました。

まずは大・社ドラフト3巡目の浅尾
地元の友人3人と現れた浅尾は、
初の一人暮らしで荷物も少ないということで
引っ越しはあっという間に完了したもよう。
その中で披露したのが、
プロに入り、新調したという青いグラブ
背番号の41Asaoと刺しゅうが入ったグラブは
自身初のオーダーメード
高校、大学と無名だった浅尾にとって、
とてもうれしいものとなったようです。

ドラゴンズブルーのグラブです!地元の友人と
遊ぶことが
リラックス法という浅尾
しかししばらくは
離れての野球漬けに。
青いグラブ
なでた初心を忘れず、
まずは体力強化に励みましょう。


続いて入寮した西川は、
なんと高さ30センチの
金色の招き猫型の貯金箱を持参。
ボーイズリーグの仲間らがプロでの活躍を願い、
寄せ書きして贈ってくれた宝物だそうです。
実はこの西川、幼いころの
折り紙をきっかけに大の金色好き
大学時代に使用していた
黒いバットにもゴールドのマーク、
プロ用に新調したバットは黒塗りに金縁
井口(ホワイトソックス)モデルの
グラブには背番号と名前の金刺しゅうを施すなど
ある意味ゴールドラッシュとなっているようです。

ユーティリティープレーヤーの将来は、
金ピカ先生ならぬ、金ピカ選手となるのか?
まずはゴールデンルーキーとして期待します。


そして最後に入寮したのが、岩﨑
部屋の机に本をズラリと並べていたそうですが、
それはなんとプロ野球の選手名鑑
おそらくベースボールマガジン社の文庫版。
(2006年版は全338ページ)
93年度版からその数14冊
漫画を読まない野球少年の岩﨑にとって、
宝物だったようです。
指名後は、2006年度の中日の欄を読み、
澤井、鎌田、藤井らの古巣を覚えてくるなど
俊足選手や競合する二遊間の選手という
自分のライバルとなる選手は
しっかりチェックしてきたようです。
ただこれから自身がその名鑑に
載っていくことに関しては、苦笑いを浮かべました。

プロ選手になっても、出身校をチェックするなど
けっこう利用されている選手名鑑
14冊というのは、かなりのコレクター、
出身で覚えるとは、かなりの野球博士と見ました。
なおこの日、岩﨑は屋内練習場で
同じ野手の西川とキャッチボールを行ったもよう。


これで新人全8選手が入寮完了
夕方5時半ごろから、入寮式も行われ、
出席した西川球団社長からは、
プロ選手、社会人としての自覚を。
堂上館長からは、挨拶の徹底を訓示されました。

落合監督が入団会見で語った
「野球人として1年365日、1日24時間、
野球でまわさなくてはいけない生活」

始める第一歩となる『昇竜館』での生活。
早くその水に慣れることが大切ですね。
またきょう11日からは、新人合同自主トレ。
まずはそれぞれの個性をしっかり出せるよう
トレーニングに励んでほしいと思います。


ナゴヤからの話題。(10日)

◇岩瀬仁紀
<山本昌とともに鳥取市のトレーニングジム
『ワールドウイング』で自主トレを開始。
さすがの鉄腕もオフは完全休養していた>
「シーズンが終わった時の疲れが
前の年と比べて出てきている。
体力的には中継ぎをやっていた方がキツイ。
精神的には、今の方がキツイ。
頭がおかしくなりそうなときがあるから…」

<激務の抑え3年目、心に決めたことは、
セーブ記録でも、防御率の数字でもなく>
「ストレスをためないようにしたいんです。
いろいろと考えていることを制限し始めると、
そこにストレスがたまる。
体重が増えてきたが
食べたいものは食べた方がいい。
成績が出なくなったら
原因を探さないといけないけど、
成績が出ている以上はなるべく考えたくない」

<ストレスの元になる数字も距離を置く。
自己成績は意識から外し、初心に帰る>
「数字は最後についてくるものだと思う。
その日、その1球、を大事に
できるようにやっていきたい」

<キャンプでは、例年以上に
厳しいトレーニングを積む考え>
「今年は初心に帰る。
自分自身、どこまでできるか分からないけど、
自分なりにどこまで追い込めるかやってみたい。
今年は去年みたいに
(2段モーション禁止で)キャンプで
新しいフォームを試すこともないから」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇山本昌
<岩瀬とともにワールドウィングで本格始動。
今年の自分の体の調子の良さを実感>
「今年も体調が良くて楽しみ。
体重も今年(のオフ)は
例年より太らなかったし、
あとは、けがなくオープン戦、
公式戦と入っていくだけ。それだけです」

<難しいはずの40代の体調管理について>
「難しくないよ。
自分のやってきたことをずっとやってるだけ。
できなくなったら辞めるしかない。
今さら、新しいことを
前面に出してもしょうがない。
昨年悪かった時期を良くしていけば、
もうちょっと勝ち星も増やせると思う。

200勝? 近くなりゃ、
周りも黙ってないだろうけど、
まだ先の話なんで考えてないですね。
今年達成したいというより、しなきゃいけない」

<今年こだわるのは、日本一。
個人で勝てなくても日本一になれれば帳消しに>
「半分、恥ずかしくなっている。
4回も日本シリーズに投げさせてもらって、
1回も勝っていない。
もちろん勝ちたいけど、ボクが勝てなくても
チームが日本一になれば、
シリーズに貢献したことになるので、
個人が勝つことはそんなに考えない」

<春季キャンプでは
『山本塾』を開設する考えを示す>
「今年の春季キャンプは
1、2軍の宿舎が一緒なんだから、
何か聞きたければ
晩飯を一緒に食べながら
話しをすればいいんじゃない」
中スポ、東京中日、共同通信社スポニチ名古屋

◆小山代表(ワールドウィング)
<今年、42歳にな山本昌の動きをチェック。
あと9勝と迫る200勝到達に太鼓判を押す>
「うわぁ、肩が柔らかい。
体の反応が去年よりも早い。
いつも変化を見ているけど、
年々反応が良くなってくる。
カウントする年齢と
肉体年齢の差は確実にあると思う。
十二分に(達成の)可能性はある。
200勝をぜひ通過してほしい」

<岩瀬の活躍にも自信をもつ>
「疲労感をかなり感じるけど、
このオフでかなりクリアな感じに仕上がる」
中スポ、東京中日)


山本昌、岩瀬の両左腕が
毎年恒例となる鳥取市のトレーニングジム
『ワールドウィング』での自主トレを開始。
ジムでウエートトレーニングをこなした後、
陸上競技場に場所を移しダッシュ、
また50メートルのキャッチボールなどで
初日からしっかり汗を流しました。

そのなかで、昨季もフル稼働
8年連続50試合以上登板を達成し、
2年連続40セーブで最多セーブ王。
今や球界最高年俸投手となった岩瀬
今年のテーマとして『初心』を掲げ、
再び原点に戻ることを決意。
春季キャンプでは、走り込みを含め、
例年よりも厳しいトレーニングを積み、
体力強化に当てていくと語りました。

昨季は、多くの記録ラッシュに
数字にがんじがらめになったこともあったようです。
ただでさえ精神的に過酷なクローザー稼業
常に冷静を装う岩瀬ですが、
そのプレッシャーによるストレスは
相当なものなのでしょうね。

しかし今季は、そのような数字などを
頭から切り離し、再び原点に立ち返ることで
自分を追い込んでいくという鉄腕
奢る事なきその姿勢は素晴らしいと思います。
ただ心配なのは、蓄積している疲労
肉体面、精神面双方のリフレッシュが必要でしょう。
今年も命運を握る竜の守護神
春にはさらに強化された鉄腕を見せてくれるよう
しっかりトレーニングに励んでほしいです。

また昌さんも同じく本格始動。
しかしその動きは、昨年よりも衰えるどころか、
進化し続けているそうです。
あまりうれしすぎて、ケガしないよう注意しましょう。


◇中村公治
<年末年始もずっと名古屋にいて
年始は元日から屋内練習場で打っていた>
「車で帰るのも大変だし、
新幹線も満席で帰るのが面倒になりました。
それに親も結果出すまで
帰ってくるなと言ってましたし。
(元日も)夜来て練習していました。
この前は朝の8時からやってました」
(中スポ<ドラ番記者>


ドラゴンズの選手で、今年最初に
ナゴヤ球場でトレーニングを
開始したのは、2日の渡邉選手
しかしそれが違っていたことが判明。
なんと中村公治が、元日の夜、
屋内練習場で打ち込みを行っていたそうです。
「帰るのが面倒になった」
いうこともあったようですが、その意気込みやヨシです。
今季の中村ハム、意外とやってくれるかもしれません!


◇井手編成担当
<元レッズ-ブルワーズの
ジョー・バレンタインらの身分照会を行うなど
複数の外国人選手を獲得する方針を固める>
「バレンタインを含め、
新外国人選手5、6人を身分照会した。
手続きを経た上で、
これから候補選手と交渉することになる」
名古屋ニッカン


昨日のスポニチ名古屋にも出ていましたが、
新外国人候補として、ジョー・バレンタイン
身分照会を済ませたことは明らかに。
また他にも数人の外国人投手の身分照会をしており、
中継ぎ投手陣の補強を模索しているもよう。

昨秋、ドミニカのウインターリーグを視察した
森コーチが作成したリストの中からピックアップ。
今朝の東京中日には、
そのバレンタイン(右投・アメリカ出身)の他に、

フランクリン・グラセスキ
(左投・ドミニカ出身・元マーリンズ)
サンティアゴ・ラミレス
(右投・ドミニカ出身・元ナショナルズ)と
合わせて3人の身分照会を済ませたそうです。

「外国人投手を取るなら中継ぎ」という
落合監督の意向で進めていましたが、
ようやく候補が決まったようですね。

ただ東京中日によると、
3投手に共通するのは、年齢が20代というのと、
速球を武器にしているもの、制球が今一つということ。
果たして第二のマルとなるのか、注目です。
ところでアルモンテはどうしたのでしょうか?


PS 今日の渡邉選手。

年末にも触れた『週刊ベースボール』No.3
(1月22日号)が昨日発売。
注目の巻末の「球界リレートーク」
渡邉選手が指名した選手は、
日大からもらったものは
日大に渡します」
ということで
日大の同級生の真中満(東京ヤクルト)でした。

1、2年のころは幽霊部員だった渡邉選手
一方、真中は1年からバリバリのレギュラー。
まさに雲の上の存在だったそうです。
上級生になって2人の距離を縮めたのは、
野球ではなく、パチスロ
一緒に行った店で出しすぎて、
「もう来ないでください」と言われたことも。
ただパチスロ店では会うことはあっても
プライベートでは食事に1回しか行ってないそうです。
これを気にぜひとも食事をし、
パチスロ談義に花を咲かせてほしいです。

ちなみに渡邉選手
5日からの神奈川軍団の自主トレを継続中。
先日の中スポのなかでも

「1人だとどうしても
『これぐらいでいいや』ってなる。
みんなでやればメニューがあるし、
人に負けられないから、きつい練習ができるんだ」

合同トレの好影響を語っています。
「みんなでやれば」といいながら
団員まとめてパチスロ店
連れて行くことがないよう願います!

なお今週の『週べ』には
「HOPE'S INTERVIEW」で
2年目を迎える春田のインタビュー記事も。
自己分析では「負けず嫌いで短気」
性格なのだそうですが、
宮崎の映画館で「涙そうそう」を観て、
同期の金本と2人して涙した一面も!
>詳しくは『週べ』のHPのこちらを。

2007年1月10日 (水)

堂上直倫早くも練習、田中ら新竜続々入寮。

堂上弟、いきなり2時間!!
入寮即!打った走った

高校生ドラフト1巡目の堂上直倫
大学・社会人ドラフト希望枠の田中など
ドラゴンズの今季の新人4選手
合宿所・昇竜館に入寮しました。
中でも父、兄と共同生活となる堂上直倫は、
入寮初日にいきなり打撃練習を行いました。


◇堂上直倫(高校生ドラフト1巡目)
<この日、合宿所『昇竜館』に入寮。
赤飯を食べてからジャージー姿で登場。
晴れやかな表情を浮かべ>
「新しい気持ちです。
早くチームの皆さんとプレーしたい」

<運んだ荷物の中には
大事なお宝も入っていた>
「イチローさんのサインも持ってきました。
部屋に飾って、いつも見えるところに置きます。
それを見て励みにしようと思います。
『(兄弟)2人とも期待してるぞ。
結果を残して活躍しろ』と言われて、
それが印象に残っています。
(イチローは)目標の大きな人。
サインを見て、その人のことを
頭に入れておけば妥協しないと思う」

<イチローのサインの隣には
同級生の寄せ書き色紙も飾る。
さらに3年間使ったグラブなども持参>
「思い出があるので、特別持ってきました。
(鉢植えのアロエは)鑑賞用です。癒やし用です」

<さっそく午後、屋内練習場で2時間、
ランニングとマシン打撃に励む>
「動くつもりで(寮にも)
ジャージーを着てきました。
練習をやれる時には
1日でも多くやりたいですから。
僕にとっては普通です。
1人で打っていてもつまらない。
(報道陣に)見てもらった方が気合が入ります。
キャンプでフルに動けるようにして、
アピールしたい」

<館長の父・照さん、同僚になる兄・剛裕と
同じ寮での共同生活がスタートするが>
「お父さん(照寮長)には、
けじめとあいさつはちゃんとして、
社会人としてしっかりやるように言われました。
お兄ちゃん(剛裕)には
けがをしないよう言われました。
『プロは厳しいから遊んでいる
ヒマなんてない』と言われました」

<頭も気持ちもすっきりして、
11日からの新人合同自主トレに臨む>
「あした(10日)髪を短く切ってきます。
丸刈り近くになるかもしれません」

<プロとしてのスタートを切り>
「寮では野球しかやることがないので、
1日もムダにせず、野球だけに集中して、
少しずつ前進していきたいです」
(中スポ、共同通信社スポニチ名古屋
名古屋ニッカン12デイリー


この日、昇竜館に入寮を果たしたのは、
田中、清水昭信、堂上直倫、福田の4選手。
改めて、昇竜館とは
どういう所かというと、以下の通り↓

■昇竜館
ナゴヤ球場(名古屋市中川区)の敷地内に
03年11月に屋内練習場と合わせ、
総工費約13億円をかけて完成。
合宿所は4階建てで、寮の個室は平均14.5畳、
風呂は定員8人のサウナ付き。
寮費は食事込みで1カ月5万円。
1階に堂上兄弟の父でもある照寮長が住み、
堂上直倫らは4階に住む。

(東京中日より抜粋)

またこういうわかりやすいレポートも↓
ドラゴンズ選手の合宿所「昇竜館」
(中日新聞・こどもタイムズ)


そのなかでも注目されるのは、
地元・愛工大名電高出身の堂上直倫
正式な入寮日は10日なのですが
「日柄がいい」という理由でこの日を選択。
朝は母・ゆかりさんが炊いてくれた赤飯を食べ、
午前11時に昇竜館に現れた服装は、
なんと白のジャージー姿でした。

スーツやブレザーではない、ジャージー
それにはやはり意図があり、
部屋に荷物を運び込み、整理を済ますと
午後は、さっそく隣接する屋内練習場へ。
ランニング、ストレッチで体をほぐすと、
いきなりの約50分間のマシン打撃
報道陣の注目を浴びるなか、
清原タイプと言われる木製バットで
約50分間、200スイング。
大物ルーキーの片りんを見せました。

そんな直倫がこの日、
部屋に持ち込んだ荷物のなかには、お宝が。
それは、先日2日に一家で
マリナーズ・イチロー宅に訪問した際の
イチロー堂上兄弟との寄せ書きサイン
偉大な先輩と共に書いたサインを常に見て、
妥協せず野球に打ち込み、
いつか追いつけるようにと
励みにするため持参したそうです。

この日は、共に不在でしたが、
今後は、父の照寮長、兄・剛裕
親子鷹ならぬ、親子竜として歩んでいく直倫
注目されることはなんのその、
それをも含めて、まずは野球だけに
集中してまい進して行く構えのようです。

お宝見~つけた!他のルーキーと違い、
初めて来た
場所ではない
だけに、
いきなり動きましたね。
昇竜館に入り、
いてもたっても
いられなくなって
しまったのかもしれません。
まずはケガなく、ありのまま
自主トレ、キャンプに入ってくれれば。
竜のサラブレッドであり、
久々の地元出身の大物ルーキー。
この日の「新たな気持ち」を忘れず、
大きく成長していってほしいと思います。


◇田中大輔(大・社ドラフト希望枠)
<地元・宮島名物の大型しゃもじなど
過去の思い出の品などはすべて処分>
「プロに入り、名古屋という土地にきたので
ゼロから行こうという気持ちです。
プロでは1からいこうかなと。
(『必勝』と書かれたしゃもじは)
リーグ戦でもベンチに置いていたんですけどね。
大事なものはほとんど処分しました。
ネタがないんですよ」

<年明けは広島県三次市の実家で
あいさつ回りとトレーニング>
「これから鍛えていきたい。
まずは体力をつけて、
練習についていきたいです」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇清水昭信(大・社ドラフト6巡目)
<年明けに有名な鳥取県の
『ワールドウィング』で極秘合宿。
早くもブルペン投球を開始>
「エッ? その話ですか。
秘密でやっていたので
内証にしておこうと思ってたんですが…。
年末年始はワールドウイングで
練習していました。
もう(ブルペンで)投げました」

<名城大1年時のオフから
『ワールドウィング』を利用。
昨年12月には、3度も訪問し武者修行を>
「大学に投手コーチがいなかったんで。
山本昌さんとか岩瀬さんには
会えなかったのが残念でしたけどね。
あそこはボクに合っている。
行く度にいいボールになるんです。
1日でつかむものもあるんですよ」

<千葉ロッテ・柳田と並んで投げ込み、
オリックス・村松には激励を受ける>
「肩はもうできています。
これからはとにかくケガをしないで、
厳しい練習に耐えたい」
中スポ名古屋ニッカン

◇福田永将(高校生ドラフト3巡目)
<大事そうに箱から取り出したのは、
高校時代につけていた丸秘ノート>
「(横浜高の)監督や部長から教わったことや、
自分で感じたことが書いてあるんです。
なるべく持っていくものは
少なくしようと思ったんですが、
これは持ってきましたね」

<年明けから母校で練習していたが、
7日にはレッドソックス入りした松坂らと
一緒に練習し、エールをもらう>
「(中日にいる松坂の同期の)
小山はいいヤツだからって言われました。
(松坂と)言葉を交わしたのは初めて。
あんなに話す人だと思いませんでした。
僕も頑張ろうと思いました」

<球団はポスト谷繁と期待している>
「練習はとにかく厳しいと聞いている。
ついていきたいですね」
(中スポ、名古屋ニッカン


堂上直倫が注目を一心に浴びるため、
「も」とされるなど、やや地味な扱いに
なってしまっているのが、希望枠田中
こちらは、大学時代の公式戦で
ベンチに飾っていた大型の必勝しゃもじなど
思い出の品をすべて処分して、
まさに1からのスタートとしたようです。

「名古屋という土地にきたので」という
コメントが印象的でしたね。
地元の堂上直倫とは正反対になりますが、
1からしっかり実績を重ねていってほしいです。

それから大・社ドラフト6巡目の清水昭信は、
昌さん岩瀬の自主トレ先でおなじみの
鳥取『ワールドウイング』
初投げを終えていることを明らかに。
でしっかりトレーニングを積んでいるもよう。
ちなみに70年史でなく、『月刊Dragons』を持参。

さらに高校生ドラフト3巡目の福田は、
横浜高・渡辺監督からのアドバイスや
高校時代、自身の感じたことなどが
書いてあるという丸秘ノートを持参。
しっかりした捕手らしい一面を見せると共に、
母校での自主トレでは、
あの松坂(レッドソックス)らに激励されたようです。

さまざまな個性がありそうな新竜たち
11日からの新人合同自主トレ
さらにそのベールが明らかになりそうです。


ナゴヤからの話題。(9日)

◇立浪和義
<岐阜県多治見市の知的障害者更生施設
『社会福祉法人・陶技学園』を慰問>
「12年ぶりに来たのに
園生が覚えてくれていてうれしい。
(笑顔でサインに応じ)
喜んでもらって、励みになる」

<今月中旬にもグアムでの
自主トレを開始することを明かす。
目的は、長いシーズンを乗り切る下半身強化>
「とにかくケガをしないような体をつくらないと。
下がしっかりできていないと何も始まらない。
走り込みが中心になると思います」

<年末年始も無休で体を動かし続けてきた>
「30代後半にもなれば、
早くから動かさないと
若手にはかなわないからね」
中スポ中日新聞


立浪が岐阜の施設「陶技学園」を慰問し、
米400キロやサインボールなどをプレゼント。
園生は、12年ぶりとなる立浪の訪問に
大興奮の様子だったそうです。

その立浪、今後は例年通り、
グアムに渡る予定。
ただいつもと違うのは、単独トレになりそうなこと。
長いシーズンを乗り切るため
ミスタードラゴンズは独りで走り込み、
巻き返しへの土台作りをしていくようです。


◇菊地正法(大・社ドラフト4巡目)
<前日に入寮済み。
午前中に新人1番乗りで自主トレを開始。
プロの整った設備に感激する>
「すごい施設でプロなんだなと
感じることができました。
早めに入寮してよかったです」

<朝倉、鈴木、中里らにあいさつを済ませる>
「早めにしておけば
損することはないですからね」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇石川賢
<故郷の北海道・函館から戻り、
ナゴヤ球場で自主トレを始める>
「函館ではジムに行ったり、
高校時代の後輩と
キャッチボールをしたりしました。
天気の影響もなくしっかり体を動かせました」
(中スポ)

◇樋口龍美
<古巣・JR九州での自主トレを打ち上げ。
故障の連続で3年目を迎えた自由枠左腕は
引退覚悟で勝負をかける>
「とにかく1軍で活躍すること。ほかに何もない。
現状維持がどういうことか、意味は分かってます。
28歳でドラゴンズに入り、
3年もチャンスをもらった身ですから...」

<ハードな練習で有名というJR九州。
同じメニューをこなし、合宿所にも泊まり込む>
「社会人の時の気持ちを思い出します。
今の自分に欠けているものを考え、
もっと追い込んでいかないといけない、と思う。
みんなと一緒だから妥協できない。
人間は弱いから、自分を追い込むには最適です」
(中スポ)

◆吉田監督(JR九州)
<恩師が樋口の復調に太鼓判を押す>
「社会人時代の調子が良かったときの
投球が戻ってきている」
(東京中日)


その他のドラゴンズの話題。
前日に新人1番乗りで入寮していた菊地は、
午前中に屋内練習場で新人1番乗りの練習を。
ランニング、ウエートトレーニングなどで汗を流しました。
また朝倉ら若い世代の先輩にあいさつを。
前日の反省をしっかり生かし、
「菊地、菊地です」を連呼できたようです。よかったですね。

また石川が、ナゴヤ球場の自主トレに合流。
東京ヤクルトに移籍した遠藤
キャッチボールなどで汗を流したもよう。
遠藤は手強い相手になりそうな気がします。

そして自由枠入団ながら、1軍登板なし
3年目の今季に進退をかける樋口
昨年から行っていた古巣での自主トレを打ち上げ。
社会人時代を思い出し、日々鍛錬
すでに捕手を立たせての投球を
開始し、この日も100球投げたようです。
アマナンバーワン左腕と言われた樋口ですが、
正直、どのくらいの投手なのか、
入団してからは把握ができていません。
ただ状態は良くなってきているようですね。
勝負の3年目、1軍での登板が
最低ノルマとなるでしょう。
キャンプ序盤からの
早めのアピールを期待します。


◇西川球団社長
<代理人を通じて退団を申し入れた
オリックス・中村の獲得の可能性を否定>
「獲得はあり得ない。
三塁といっても森野もいるし、
控えには立浪もいるし、考えていません。
若い選手もいます。
そういう情報はすぐ入ってくるけど、
監督の方から何も言ってこないですし。

(支配下選手の)残り枠は4つで、
これから外国人選手を獲得することも考えている。
それに落合監督の意向で、
1枠は空けておくことにしている。
現場とは(獲得しない)
コンセンサス(合意)はとれている」
(東京中日、名古屋ニッカン


代理人が申し入れた「退団」
本人が慌てて否定するなど迷走している?
オリックス・中村紀洋の契約問題。
もし退団となったとしても、
右の外野手ではないですし、
3年前ならまだしも、今の状態では
ドラゴンズ的には、いらないかなと。
「監督の方から何も言ってこない」ことを
自分としては、願っています。

2007年1月 9日 (火)

荒木故郷で自主トレときくち・きくち・きくち。

荒木+らっきょ、故郷で合体!
熊本で自主トレ

荒木故郷での自主トレを公開。
また即戦力の期待もあるドラ4・菊地
新人入寮一番乗りを果たしました。
そのほか、今年の新成人が1人もいなかった
ドラゴンズの成人の日の話題からどうぞ。


◇荒木雅博
<今年始めた故郷・熊本市での自主トレを公開>
「こんなにいい施設とは思っていなかった。
今後も使いたい」

<昨季痛めた右肩は順調に回復してきている>
「去年のような、どこにボールがいくか
分からないような状態ではなくなった。
いいボールが投げられています」

<今季の目標をを掲げる>
「ケガをせずに、全試合フルイニング出場。
フルイニング出られる体であれば、
数字はそれなりのものが出ると思う」

<同郷で野球振興にも心血注ぐ
井手らっきょの姿に影響を受け>
「(井手を)テレビで見ていて、
芸能人なのに、野球選手じゃないのに、
何で野球がうまいのかなあと思っていた。

最近は子どもが野球をやりたくても
できない環境が増えている。
キャッチボール禁止の公園とか。
だからこういう施設が増えればいい。
(これまで野球振興を)あまりやってこなかった。
ボクも野球教室などをやっていきたい。
教えるのは難しいけど、
大事なのはプロ選手と触れ合うこと。
子どもにとっては貴重な経験になる。
野球人口が増えるように手助けできれば」
(中スポ)

◆井手らっきょ(PBA熊本・校長)
<同郷で親交のある荒木に練習場所を提供>
「荒木くんに一度、子どもたちの前で
話をしてもらいたいと思っているんです。
子どもたちもうれしいと思いますよ。
すごい刺激になりますからね」
(東京中日)


荒木が、故郷・熊本市での本格自主トレを公開。
新年は3日から実家近くの
熊本県民総合運動公園で自主トレを開始。
その後、5日から11日までは、
『PBA熊本』の屋内練習施設を利用。
この日も熊本工の同級生を相手に
ランニングのあと、キャッチボール、
ティー打撃などを行ったもよう。
シーズン中、痛めた右肩
最近は継続して動かしているそうで、
だいぶ回復してきたようです。

ところで荒木が練習場所を
提供してもらった『PBA熊本』
PBAとは、プロフェッショナル・ベースボール・
アカデミーの略で、大の野球好きのタレント
井手らっきょさんが設立した小、中学生の野球塾
今回、施設を利用したり、
井手校長の野球に対する情熱に触れることによって、
消極的だった荒木自身の野球振興への
考えにも変化があったそうです。


荒木に関しては、
とにかく右肩を完治させることですね。
チームの核弾頭としての走塁
2ケタだった失策数を減らす守備
また暫定3割をきっちりした3割に乗せる打撃
そのために必要なのは、
自身も話す「フルイニング出られる体づくり」
現状での目的はただ一つでしょう。

今季も落合構想では、
外せないレギュラーに名を連ねている荒木
全試合出場して、そのプレーで
ファンを沸かしてほしい。
故郷での自主トレ、そして沖縄キャンプで
しっかりした体を作ってほしいと思います。

ところでお笑いタレント繋がりではないですが、
元・中日で昨季限りで、
東北楽天のユニホームを脱いだ酒井忠晴が、
なんと欽ちゃん球団・茨城GGに加入。
宮崎・日向キャンプに合流したそうです。
今年はTVで姿を見ることが増えるかもしれません?


ナゴヤからの話題。(8日)

◇菊地正法(大・社ドラフト4巡目)
<この日、新人一番乗りで昇竜館に入寮。
新入団発表時に球団から渡された
『中日ドラゴンズ70年史』を持参>
「昔、ドラゴンズにどんな選手がいたのかとか、
いろいろ勉強しようと思って
(70年史を)持ってきました。
読んで勉強しなさいと言ってるんだなと思いました」

<隣の屋内練習場で自主トレを行っていた
憧れの山本昌には、人見知りのため声をかけられず>
「マサさんが来られていたのは聞きました。
でも僕1人で勝手に(あいさつに)
行っていいのかな、と思いまして
行かなかったんです。
どう(屋内練習場に)入っていけば
いいのかもわかりませんし…。
僕はすごく人見知りをするんです。

もし話せていたら名前を連呼すると思います。
『菊地、菊地です』、と。
ペコペコして回ります。
社会人と同じです。その辺は心得てます」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン12

◇中原スカウト
<担当の菊地が『70年史』を持参したことに>
「持ってきただけでも大したものですよ」
中スポ


大学・社会人ドラフト4巡目の菊地
この日午前中に、新人一番乗り
合宿所『昇竜館』に入寮。
自室でさっそく荷物整理などを行いましたが、
その中には、入団発表のときに、
球団から手渡された「中日ドラゴンズ70年史」も。
まずは球団の歴史を知り、
OBの名前を覚えることにも役立てるようです。

そんな菊地にさっそくの幸運が!
なんとこの日、すぐ隣の屋内練習場で
憧れの昌さんが自主トレを行うとの報が。
同じ左腕で弟子入りを志願している
菊地にとって、大きなチャンスでしたが、
入寮初日の緊張、新人としての遠慮
そして極度の人見知りな性格のため、
結局部屋から動けずじまいで、撃沈
弟子入りのあいさつのチャンスは
後日となってしまったようです。

けっこうゴチャゴチャ!?確かに自分も
同じ立場なら
行けなかったかも
知れないですね。
物事にはやはり
順序があると思いますし、
地元出身の
菊地にとっては
オーラをも感じる一流選手。
それもいきなり昌さんでは、
恐れ多すぎますよ。

先発タイプで即戦力の評判も高い菊地
ファースト・コンタクトこそ逃しましたが、
合同自主トレやキャンプでは
『菊地、菊地です』と連呼し、
しっかりと弟子入り宣言をしてほしいと思います。

中日ドラゴンズ70年史
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◇山本昌
<きょう9日からの鳥取での自主トレを前に
ナゴヤ球場屋内練習場でで軽めの調整を行う>
「ヒジ、肩、体重に文句なし。
もちろん大台(200勝)は
今年中にちゃんとやります」

<沖縄キャンプについての青写真を描く>
「何も聞いていないけど
たぶん読谷(2軍)スタートだろうね。
ペースが去年と同じくらいじゃないかな。
第2クールにブルペンに入って
第4クールくらいには1軍にいたい。
最初から1軍だとペースが早くなってしまう」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇中里篤史
<屋内練習場で自主トレを開始。
セットアッパーの座を狙うことを宣言>
「平井さんが先発にまわるということなので
1つ(セットアッパーが)空く。
その競争に勝ちたい」

<きょう9日からは三重県津市の病院で
連投トレを開始することを明かす>
「無理やり向こうで
合宿させてもらうことにしました。
筋力が落ちてきているのもあるし、
連投できるだけの肩をつくりたい。
ケガしたことに甘えてはいけない。
今年はチャンスですからね。不安はないです」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇中村公治
<屋内練習場で自主トレを行う。
今季は肉体改造に乗り出していることを明かす>
「去年の終わりくらいから
食事管理を徹底しています。
体重をコントロールしないといけないですから。
(外野のレギュラー獲りへ)
今年はどんどんアピールしてきたい」
名古屋ニッカン

◇上田佳範
<北海道日本ハム・金子、稲田らとの
山梨・笛吹市での合同自主トレに初参加。
目的は、ハードメニューに耐えうる体力アップ>
「(昨年はキャンプの練習量に)ビックリした。
毎年が勝負。まずは体をつくっていく」
名古屋ニッカン


ルーキー・菊地モジモジをヨソに
昌さんは、屋内練習場での
若手自主トレに飛び入り参加。
ランニング、キャッチボールなどで汗をかきました。
血色も良く、動きも軽やかという昌さん
きょう9日からは、恒例の鳥取のトレーニング施設
「ワールドウィング」での自主トレを開始。
そして沖縄キャンプは例年通り、読谷スタート
いつも通りの青写真に沿って、進んでいくようです。

また今季は、セットアッパーとしての
起用が予想される中里が帰名。
屋内練習場でランニング、ネット投球などで
汗を流していたもよう。
その中里、きょう9日から15日までの約1週間。
三重県の病院に入院するとのこと。
といっても、行うのは
リハビリではなくトレーニング
連投に耐えうる右肩を作るために
筋力強化を行う予定なのだそうです。

常に連投となるセットアッパー
名乗りを上げるからには、
耐えうる肩を作り上げなくてはいけない。
2月1日のキャンプインとともに
ブルペン入りし、アピールをしたい構えの中里
しっかり地盤を作る自主トレになりそうです。

2007年1月 8日 (月)

井上自主トレに出発と福留不祥事にがく然。

井上、福留らが自主トレ先の海外に旅立ちました。
またルーキー・堂上直倫は、肉体改造に成功。
2年目の新井は今季の目標を掲げました。
全国的に荒れた天気となった7日の話題から。


◇井上一樹
<中部国際空港から自主トレ先のグアムに出発。
朝からの悪天候に心配顔も定刻通りに出発>
「朝起きたら雪が降っていたから、
今日は出発できるかどうか…。
グアムではいきなり体を動かさないで
ゆっくり歩くことから始める。
あせらないようにしたい」

<昨年までは立浪、上田らと合同だったが、
今年は単独でのトレーニング>
「向こうにいけば野球選手はいっぱいいます。
練習相手を見つけながら、体をつくってきますよ」

<落合監督の今年のスタメン布陣に
自分の名前がなかったことについて>
「監督の考えを批判する気はない。
毎年のことだから、オレも気にならない。
予想スタメンに自分の名前が
ないことには慣れている。
やっぱり一樹(井上)を
使わなしゃーないと言わせたい」

<その上でイ・ビョンギュへの
ライバル心もむき出しに>
「(イが)怖いわけじゃない。
イ・スンヨプもそうだったけど、
1年目からバリバリ働くのは難しいと思う。
ハングリー精神は強いけど、オレは競争するつもり。
ばんばんホームランを打つわけじゃないし、
打率だって十分に超えられる。
李に負けるつもりはない。
センターのグラブも用意しようかな」

<グアムではソフトバンク・松中らとの
『コラボ自主トレ』なども予定>
「おれはまだ体の衰えは感じてない。
体の強さにも自信がある。
結果を出しておのずと(監督の)構想に
入れざるを得ない状況に自分が持っていけばいい」

<球団側のファンサービス構想に大賛成
選手会長としてナゴヤドームの
特設ステージへの登場を申し出る>
「選手側もぜひ活用すべき。
シーズン中にサイン会や握手会が
できるならやるべきだと思う」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン123


まずはグアムでの自主トレのため、
悪天候の中部国際空港から飛びだった井上
昨年暮れの優勝旅行ではパスポートを紛失して
チーム便に乗り遅れましたが、
この日はしっかり携帯し、定刻通りに出発したもよう。

空港での取材では、自分の名がない
今季の落合構想に発憤。
レギュラー死守に強い意気込みを見せ、
イ・ビョンギュにライバル意識を燃やしました。


昨季は代打要員からのスタートでしたが、
立浪からの助言や、選手会長としての責任感もあり、
後半からはレギュラーを奪取した井上
現時点でのスタメン構想くらいで、
18年目のベテランは動じないでしょう。
今年も頼りがいのあるプレーに磨きをかけ、
愛される選手会長として、さらに精進してほしいです。

溝際トレーナーが同行し、14日に帰国予定。
他球団の自主トレ滞在者が多い現地では、
松中(福岡ソフトバンク)との合同トレも計画。
今年36歳、年男選手会長
まずは、落合構想猪突猛進する構えです。


ナゴヤからの話題。(7日)

◇福留孝介
<中部国際空港発の航空機で
自主トレ地・ハワイに向けて出発>
「下地をつくってくる。体を動かす準備だから。
たくさん走って下半身をしっかりと作ってきます。
本格的にやるのはこれから。
いつも言っているように
バットは振らずにしっかり走ってきます。
日本に帰ってきて、
すぐに練習できるくらいにしてきますよ」

<交渉日すら決まってない契約交渉について>
「やらないままキャンプを迎えた選手って、
今までにいるんですかね...」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


グアムに旅立った井上に次いで、
この日夜、山﨑武司(東北楽天)、
中川、澤井と中部国際空港発の航空機で
自主トレ地・ハワイに向けて出発した福留

バット持っていきません、走るだけです。しかしこの日の
午前中は、3日連続
ナゴヤ球場に出現。
小笠原、前田、山井ら
サッカーやランニングなど
しっかり汗を流すなど
相変わらず
忙しい中の渡航となりました。
11泊13日の予定の自主トレでは、
とにかく走って、下半身を鍛えること。
兄貴分の山﨑武司や弟子入り志願した
2人とともに滑走路も走るそうです。
19日に帰国する予定。


◇堂上直倫
<愛工大名電グラウンドで
昨年の甲子園出場記念碑の除幕式に出席。
7キロ増の肉体改造に成功していたことを明かす>
「78キロから85キロになりましたね。
いまがベストだと思います」

<9日に入寮予定だが>
「父や兄からは最初から飛ばして
ケガをしないように、と言われています。
でも、早くみんなと練習がしたい。早く溶け込みたい。
目標? 練習についていくことだけど、
1日も早く一軍でプレーしたいですね」
中スポ

◆日比野コーチ(愛工大名電高)
<堂上直倫の体について証言>
「11月に見たときは太ったな、でしたけど、
いまは大きくなったなって感じですね」
中スポ

◇堂上照(昇竜館寮長)
<トレーニングを続ける直倫について>
「そんな大きくなった感じはないけど、
裸を見ても太った感じはないね。
でもキャンプですぐ6キロくらい落ちるよ」
中スポ


母校で甲子園出場の
記念碑の除幕式に出席した堂上直倫
しかしその肉体はビルドアップ
体重が7キロ増え、85キロになったそうです。
11月中旬に野球部寮に再入寮し、ウエートトレ。
さらに年末年始もトレーニングを積んだ成果。
ハードなキャンプに耐え抜ける体を作りました。

それでも体重は減るだろうとは思いますよ。
新人ですし、仕事となるプロとしての練習。
ひと味もふた味も違うでしょうから。
まずはプロの世界でしっかりもまれましょう。


◇新井良太
<CBC『サンデードラゴンズ』に生出演。
『50試合、打率2割7分、5本塁打、20打点』と
ボードに謙虚な今季の目標を掲げる>
「レギュラーは目標に
置いておかないといけないけど、
去年は走者のいる場面での代打が多かった。
代打ならゲーム終盤チャンスで
『ここは新井しかないだろ』と
思われるようになりたい」

<終了後、今年は体重管理に
サプリメントをたっぷり摂取する計画を語る>
「プロの世界は、あらためて体力勝負だと分かりました。
(同じジムでトレーニングする阪神の)金本さんも
『体重を維持しなきゃいけない』って、言ってました。
話すのはほとんど世間話ばかりですけど、
体重のことは話されてました。
食事面が大事です。今年は徹底して食って、
足りなかったらサプリメントを取って、体力を維持したい」
中スポ


この日、『サンドラ』に生出演した新井
同期の吉見、平田、春田らと、
愛知県知多半島の離島、日間賀島での
釣りや料理を楽しんだ様子などが放映されました。

新井といえば、猛練習
その代償として、体重が一気に激減。
昨秋もかなり減ったもよう。
しかしこの反省から今季は、
兄の兄貴分の金本(阪神)を見習い、
大量のサプリメントを摂取し、
体重を管理していくと語りました。

堂上直倫も味わうであろう
厳しいルーキーイヤーを乗り越えてきた新井
ある意味、経験がものをいう発言ですね。
その新井ですが用事を終えると、
トレーニングのため、
広島へとんぼ返りしたそうです。


◇前田章宏
<ナゴヤ球場屋内練習場で
ランニング、ウエートトレーニングなどを行う>
「新人選手も入ってくるし、負けられないです」
名古屋ニッカン

◇鈴木義広
<『中部大学硬式野球部OB会』に参加。
同大唯一のプロ選手とあって引っ張りだこ>
「(あいさつで)
ぜひナゴヤドームに足を運んでください」

<愛知大学リーグ出身の新人二人にエールを送る>
「浅尾(日本福祉大)も
清水(昭信・名城大)も
大学は違っても同じ愛知リーグ出身。
同じリーグのぼくでも通用することを
実証できたから自信もってやってほしい」

<2学年後輩ながら
練習試合やリーグで投げ合った仲>
「浅尾は速い球を投げるなって。
清水はとにかく1戦目がすごかった。
協力? まあ、僕ができることなんて限られますけど」
(中スポ)

◇川相内野守備走塁コーチ
<岡山市内のホテルで行われた
後援会主催の激励会に出席。
1軍を目指す若手選手の技術向上と意識改革を促す>
「バントでもいい、走塁でもいい、守備でもいい。
何かひとつでいいからスペシャリストになれれば、
1軍にいられるチャンスが出てくる。

ぼくと、奈良原(内野守備コーチ)が
やめて枠が空いたでしょう。
バントや代走の役割をできる選手がいなくなった。
バントなんて誰でもできるんだよ。本当に。
ただ、うまくなるにはいかに意識して
練習するかでしょう。やる意思が大事。
興味を持たないとうまくならない思う」

<初めて指導者として迎えるキャンプ。
後継者育成へ若手をしっかりサポート>
「若い選手は経験がないから、
足りないものはアドバイスできればと思う」
中スポ


その他のドラゴンズの話題をいくつか。
6年目を迎える前田がナゴヤ球場で自主トレ。
今季は、希望枠の田中ら
ポスト谷繁に向け、厳しい競争になることでしょう。
12日から憲伸らと自主トレ先のサイパンへ出発予定。

また川相コーチが、
若竜『一芸』のすすめ。
激励会の席で、1軍へのチャンスは、
バントと走塁のスペシャリストに
なることが近道と話しました。
その道のスペシャリストと
アライバ後継者の育成が
コーチとしての任務になると思います。
ただ、時にはダジャレも披露してほしいですね。


今日のその他。(7日)

オリックス・前川逮捕
無免許ひき逃げで

(中スポ)

◇福留孝介
<ナゴヤ球場での自主トレ中に
PLの1学年後輩「前川逮捕」の報を聞き、がく然>
「(しばし宙に視線をさまよわせ)アホか!
アホくさい。何と言っていいのか…。
もう話になりませんよね。
同じ学校出身として情けない。
ほかの先輩もみんな同じじゃないですかね…。
自分1人だけの問題ではない。
本人も(野球)人生が終わっちゃいかねないんだから。

免許が取れない理由があったのなら、
運転手を雇うとか、方法はいくらでもあるでしょ。
ほかの人よりもお金は
たくさんもらってるわけだし。恥ずかしい。
情けないというより、あんなヤツのことを
もうこれ以上は話す気になれん」
(中スポ、名古屋ニッカンデイリー

◇立浪和義
<同じPL学園の大先輩も口調は厳しく>
「コメントするのも情けないくらいですね。
名前が売れている分、
余計にしっかりしないといけないのに…」
(中スポ)


無免許運転でひき逃げ事故を起こしたとして、
逮捕されたオリックス・前川
その報を聞いたPL学園の先輩・福留は、愕然
1学年下でともに甲子園に出場。
ショックは大きく、不祥事を起こした
後輩の自覚のなさ怒りを隠せなかったようです。

02年にスピード違反で運転免許を失効した後、
4年以上も高級外車を運転して
球場へ通っていたことだけでも
許されない上に、今回のひき逃げ
注目度が高いプロ野球選手という
立場以前に、話にならない愚行
オリックス球団は、暫定的に
無期限謹慎処分を決めたそうです。
全く思い入れはありませんが、
まずは本人がきちんと罪を償い、
猛省することが大事だと思います。


ところで中スポに出ていたのですが、
立浪専属運転手を雇っているんですね。
名鑑には「ベンツ500SE」
出ていたので、少々驚きました。
ドラゴンズとしても、しっかり教訓にしてほしいです。

2007年1月 7日 (日)

若竜新春ばなしと07落合構想・野手編。

鈴木、新球・シュート覚える!
セットアッパーの座を狙う!!

若竜たちも徐々に始動。
この日は、鈴木長峰がナゴヤ球場に帰ってきました。
また落合監督が、野手についての構想を披露。
8つのうち、6つのレギュラーが決まっていると明言。
残り2つと控えに対して、争いが繰り広げられそうです。


◇鈴木義広
<ナゴヤ球場内の屋内練習場で
本格的に自主トレをスタート。
今季のセットアッパー争いに名乗りをあげる>
「セットアッパー? 
1軍で投げられるならどこでもいいけど、
意識はします。やってみたい。
そのためにはコントロールとか
クイック(投法)とか
レベルアップする必要がある。
新しい球も覚えないといけない」

<新球・シュートを習得することを宣言>
「右打者の内角を攻める球があれば幅も広がる。
それに1球で併殺に仕留められますしね。
何としても覚えたいんです。
(昨年秋から取り組んでいるが)感触はいいんです」

<11日からは今年で2度目となる
マリナーズ・城島らとの佐世保自主トレに参加>
「城島さんにはピンチの場面での配球を教わりたい。
いつまでも谷繁さんにおんぶにだっこではよくない。
自分でも考えたいですから」
(中スポ、スポーツ報知)

◇長峰昌司
<前日まで母校の茨城・水戸商で練習。
この日、屋内練習場での自主トレをスタート。
合同自主トレ開始の15日にブルペン入りも>
「最近まで(ドミニカ・ウインターリーグの)
試合で投げていたこともあって肩はできています。
早めにブルペン入りしますよ」
(中スポ)


入団3年目の鈴木が自主トレをスタート。
落合構想では、今季も中継ぎ。
しかし勝ちパターンでのセットアッパー争いに
名乗りをあげるとともに、
その位置を勝ち取る武器として、
新球・シュートを習得したいと語りました。

今年もがんばれ、スーさん!変則的なサイドスローからの
力のあるストレート
スライダーが持ち味。
さらなる飛躍として、
右打者に対しての
シュートを覚えられれば、
昨季の朝倉のように
内野ゴロで併殺が
取りやすくなるかも
しれないですね。
さらに11日からの
佐世保での自主トレでは、
昨季同様、城島健司(マリナーズ)から
ピンチの際の配球を学ぶとのこと。
まだまだ3年目、何事もどん欲に
吸収することは大事なことだと思います。

死球を怖がらず、内角をえぐるシュート
それが習得できたとき、
鈴木の新たな可能性が広がるかもしれません。


ナゴヤからの話題。(6日)

◇福留孝介
<始動した前日に続き、
ナゴヤ球場屋内練習場で自主トレを行う>
「早く寒い日本を脱出したいね」

<ハワイ自主トレに同行する
澤井と中川の2人に走り込ませる考えを明かす>
「ずっと走りますよ。
おれと一緒のときは2人にバットは振らせない。
ホテルの部屋で振るのは知らないけどね」

<福留自身、毎年ハワイではずっと走っている。
今年はバットも持って行くつもりはない>
「(バットは)いつも持って行っても振らない。
今年はバットは持っていかない。
持って行くと振っちゃうから。
向こうでも素振りもしないし、打つこともない。
とにかく走ること。
下(半身)ができるまで振らない。

(この時期)寒いところで振ってても
けがをするのが怖い。
バットを振るのも、打つのも帰ってきてからで十分。
向こうで下半身ができればバットは自然と振れる。
だからハワイでは下を鍛えます。

昨年の成績(3割5分1厘、31本塁打、104打点)が
マックスとは思っていません。
簡単じゃないけど挑戦しなきゃね。
(今年は)例年よりも遅いくらいに調整したい。
焦る必要はないでしょ。自分のペースでやるよ」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋
名古屋ニッカン12デイリー

◇澤井道久
<福留らのハワイ自主トレに初参加。
福留からすでに内容を伝えられ>
「下半身を鍛えるために
走るということは聞いています」

<ハワイではMVP男の精神力を盗む>
「福留さんから技術を学ぶのももちろんですが、
なぜWBCのあの場面でホームランが打てるのか。
そういう集中力の高め方など
精神的な部分を吸収したい」
中スポ名古屋ニッカン


始動した前日同様、この日も
ナゴヤ球場屋内練習場で
ランニング、バドミントン、
キャッチボールなどで汗を流した福留
きょう7日、毎年恒例の自主トレ先の
ハワイに出発しましたが、
弟子入り志願し初同行となる澤井、中川
用意したメニューは、走り込み主体。
自身もハワイにバットを持っていかず、
徹底的に下半身を鍛えることを明らかにしました。
バットを振るには、まずは下半身強化
とにかく走って、走って、
基礎体力を養うことがハワイでの目的だそうです。

沖縄キャンプでの落合ノックもそうですが、
土台となる足腰を鍛えることにより、
バットが振れるようになる。
福留も同様の考えなのでしょう。
弟子入りした2人にまず最初に教えること。
常夏の島でのランニング、ダッシュ。
福留軍団は、とにかく下半身をいじめ抜く構えです。


◇佐藤充
<愛知県豊橋市常盤通商店街のイベントに出演。
今年の目標として1年間フル稼働しての
規定投球回到達を掲げる>
「今年は1年間通して上(1軍)にいたい。
数字的には規定投球イニングを投げること。
(昨季は2ケタまで)あと1勝より、
(規定投球回数に)
あと10数イニングの方が惜しかった」

<土台の強化のため肉体改造を決意。
年末年始も返上で地道なトレーニングを続けている>
「強い負荷をかけるというトレーニングではない」
中スポ


豊橋市常盤通商店街のイベント、
開運祈願餅つき大会に参加した佐藤充
今季の目標を、フルシーズン1軍
規定投球回数到達を掲げました。
体力不足で急失速した反省を踏まえ、
地味な筋力トでの肉体改造を継続しているそうです。
7日からは、古巣・日本生命で自主トレを行い
心の師・杉浦監督から教えを請う予定。


◇落合監督
<年末年始を過ごした和歌山から名古屋入り。
自宅での取材で07年布陣の基本構想を明かす>
「今、(レギュラーが)決まっている野手は
ウッズ、荒木、井端、森野、
福留、(新外国人の)イの6人だけ。
今のところ野手ではこの6人を
超える選手は見当たらないだろう。
あとは外野、バックアップで
どれだけ底上げできるかだな」

<唯一の新戦力となる
イ・ビョンギュについては慎重な対応を見せる>
「センターかレフトかまだ決めていない。
キャンプ、オープン戦を見てから決める。
今年は福留にセンターはさせない。ライトに固定する。
それによってベンチ入りする
外野手の顔ぶれも変わるだろう」

<レギュラー争いのチャンスは限られるが、
控え争いによる選手層のアップを期待>
「去年よりも1軍に入るチャンスは多くなるだろうな。
川相、奈良原(ともに引退)、
高橋光(現・阪神)が抜けたんだから。
3つのポジションを10人ぐらいで争ってほしい。
キャンプでレギュラー陣を
追い抜くやつが出てくることだってある」

<投手陣も配置転換。
昨季は1軍登板がなかった山井を
今季から中継ぎで起用する方針も明かす>
「アイツ(山井)は先発だと
登板日の数日前から調整しすぎてしまう性格。
ジャンケンで勝った時みたいに
急に投げた方が緊張しないで
思い切って投げられる」

<退団した先発左腕・マルティネスに代わる
外国人投手についての方向性を示す>
「左の先発は長峰も佐藤亮太もいる。
外国人を獲るなら中継ぎ投手になる」
スポニチ名古屋12名古屋ニッカン


年末年始を過ごした和歌山県太地町から、
5日夜にナゴヤの自宅に戻った落合監督
この日、07年のチーム構想を明らかにし、
レギュラーとして固まっているのは
ウッズ、荒木、井端、森野、福留
新外国人のイ・ビョンギュの6人だけと明言しました。

基本的には昨年と同じメンバー。
森野の三塁が固定されるのと、新戦力のを加え6人。
そのも沖縄キャンプでポジションの適正を見て、
センターレフトで起用する予定。
福留は今季は、ライトで固定するそうです。
若手、控え選手にとっては空いているのは、
外野の1ポジションのみ。今年も厳しそうです。

がセンターが出来れば、レフトが井上
がレフトになれば、センターは英智藤井
そんな感じになるのではないでしょうか。
しかし1軍枠は、空いたので、
若手としてはチャンスはなくはありません。
まずは1軍に定着し、レギュラーを脅かしてほしいです。

ところで良く読むと、落合監督
「決まっている野手は、6人だけ」と明言。
そうなると、捕手の谷繁が抜けていることになります。

各紙の反応は、
谷繁の名前こそ口から出てこなかったが、
不動のメンバーで今年も戦うという意思表示」

名古屋ニッカン

捕手と外野1枠の2ポジションだけ。
不動の正捕手・谷繁も今年で37歳になり、
若手の育成が急務となった」

スポニチ名古屋

となっていますが、
単なる監督のケアレスミスなのか、
昨季のサード同様、『捕手』を空けているのか、
真相が気になります。

また昨季引退し、1軍枠から「抜けた」
奈良原コーチが、この日、佐賀入り
ゴルフ場でのランニングや野球教室などで
コーチとしての「自主トレ」を7日開始するそうです。


◇伊藤球団代表
<今季からファンサービスの一環として
ナゴヤドームに特設ステージを設置する構想を話す>
「(イメージは)ロッテがやっているものが近い」
名古屋ニッカン


今季からのファンサービスとして
ナゴヤドームの正面入り口前に
移動式のステージを配置し、
マスコットとチアドラのダンスなどの
ステージイベントを行う構想があるそうです。
千葉マリンスタジアムのようなイメージで
基本的には開門時間前に行う予定。
選手側の理解が得られれば、
現場参加型イベントに発展する可能性もあるとのこと。


千葉マリンのステージイベントは華やかですし、
セ・リーグではハマスタでも
同じようなイベントをやっていたりします。
おそらく土日のデーゲームなどになりそうですが、
1階の千葉マリンと違い、階上ですしやや狭いかも?
発展するかは別として、楽しみなのは確かです。
選手たち「燃えドラ」くらいは歌えるようにしとかないと。


PS 今日の渡邉選手。

東京中日連載の4コマ「竜党あっぱれ計画」
その第2435回(たかみね駆・編)に渡邉選手ネタが。

前日の『1人3役』の記事から
守備固め、ここぞというときの代打、
若手の相談役にもと意気込む渡邉選手
しかしオチの4コマ目で、英智がひと言。
「つまり『川相さん役』ですね」
それを聞き「1人分か....」と落ち込む渡邉選手


よくよく考えてみれば、確かに川相さんの役。
『3役』『さん役』で韻を踏んでいるのに
気づくとともに、妙に納得してしまいました。
1人分でも3人分でもとにかく頑張りましょう!

2007年1月 6日 (土)

福留始動!球団も始業!そしてあの軍団も...!?

「開幕に合わせる」と福留 セ・リーグMVPが始動

多くの会社が仕事始めとなった1月5日、
選手からも様々な情報が入ってきました。
昨季リーグMVPの福留が自主トレを開始。
また球団の年賀式も行われました。
そして今年は新たな志願者が加わった
あの軍団もついに始動したもようです!

◇福留孝介
<ナゴヤ球場で自主トレを開始。
バドミントンやキャッチボールなどで汗を流す>
「肩はいい調子じゃないかな。
肩を治す意味でも11月はボールを握らなかったけど、
12月はちょこちょことやっていたからね」

<昨季のリーグMVPも気を引き締め直し>
「余裕なんてないよ。
シーズンが始まってみないと
打てるかどうかわからないんだから」

<始動は昨年と同じ5日だが、
WBCがあった昨年より大幅にペースダウン>
「年始だからって目標とかもないよ。
いつもと同じことをやるだけ。
ただWBCがあった去年とは違うかな。
(今年は)開幕に合わせて普通にやる。
まずは走ること。バッティングも
人様に見せられるような状態になるまでは
皆さん(報道陣)の前で振りませんよ」

<契約更改交渉はまだ1度もなく、
帰国後の1月下旬になることが濃厚だが>
「別に焦りはない。都合が合わなくて
交渉できなかったのだから仕方ない。
やった分だけしっかり
(球団が)評価してくれるでしょう。
期待しています」
(中スポ、東京中日、共同通信社、
スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


◇澤井道久
<ナゴヤ球場での自主トレに姿を見せる。
7日からは福留らとともにハワイに飛ぶ>
「予定はどうなっているかわかりませんが、
とにかく行ってきます。
何も聞いていませんが、
一緒にいさせていただきます。
見て勉強したい」
(中スポ)

◇伊藤球団代表
<福留の契約更改交渉について>
「自費キャンプまでいくことはないでしょう。
そこまでいかないと思う。
(1度目の交渉日については)まだ決まっていない。
福留が(自主トレ先のハワイから)
帰国してからだから、20日以降になるとは思うが…」
名古屋ニッカン


昨季セ・リーグMVPの福留孝介が始動。
ナゴヤ球場などで自主トレを開始しました。
11時すぎに姿を見せた福留は、
外野を歩いた後、ゆっくりと1時間かけてランニング。
ストレッチ、ダッシュ、筋力トレーニングのあと、
そして屋内練習場に移動して、
森岡を相手に約20分間のバドミントン
右肩のまわりを確かめるようにラリーを続け、
満を持して、キャッチボールを開始。
山なりのボールで肩を十分に温めた上で
強いボールを投げ込んだもよう。
バットを握ることのない軽めのメニューながら
約2時間30分、汗を流した福留は、
新春初トレにまずまずの表情。
しかし好成績を残して迎えた今季に対しては、
「余裕なんかない」を気を引き締めていたとのこと。


オフのスケジュールが多忙だったこともありましたが、
右肩を痛めていたことを正直、忘れていました。
しかし新年初のキャッチボールでは
「違和感がない」ということでホッとしましたね。
昨季は、3月のWBCに出場することで
ややハイペースになっていた福留ですが、
今季はあくまでも3月30日
開幕に間に合えばいいという調整方法。
ゆっくり慎重に進めていくそうです。

7日には、先輩の山﨑武司(東北楽天)、
そして弟子入り志願の澤井、中川
ハワイでの自主トレに出発。
現地で本格的な自主トレーニングを開始します。
ある意味、注目のシーズンとなる福留
しかし調整は、マイペースを貫いていくようです。
ケガをしない体づくりを願いたいですね。


ナゴヤからの話題。(5日)

◇白井オーナー
<球団年賀式で年頭のあいさつ。
クライマックスシリーズなど、
新方式が導入された球界の初代王者を大号令>
「プロ野球からファンが離れる傾向にあります。
ほかの楽しみが増えたというのもあるでしょうが、
昔のように人(の心)を引きつけるためには、
勝つことが条件になります。
(その上で)昔のような巨砲主義ではなく、
新しいタイプの野球、
魅力あるゲームをしなくてはならない。
落合監督はその辺りを模索しておるようでした」

<今季から導入される
クライマックス・シリーズについて>
「クライマックス(シリーズ)は、
史上初の試みだが、中日の名前を
真っ先に書き込まれるのはもちろん、
新しい形での日本シリーズでも勝たなければ!
戦力というものは毎年変わっていくもの。
その中で連覇をつかみとることは難しいが、
栄冠をつかみとりたい」

<あいさつは地域経済の活性化にまで及び>
「(今季の公式ファンクラブの会員)
10万1000人の期待にも応えなければいけない。
景気はいざなぎ越えとか言われていますが、
消費はいまひとつ。
ドラゴンズが消費者の景気を
盛り上げるのに貢献できるのではないか。
また、ドラゴンズあってのドーム、
ドームあってのドラゴンズ。
三者が手を取り合い、栄冠を目指したいと思います」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇伊藤球団代表
<同じく年賀式であいさつ>
「多くのファンにナゴヤドームに
足を運んでいただいて、
熱烈な応援をしていただきたい」
名古屋ニッカン

◇西川球団社長
<年賀式で乾杯の音頭を取る。
経営者としてクライマックスシリーズに期待>
「(主催権のある)1位になるとインカムがある。
シリーズの分配金もある。
今年以上の収益をあげられます。
ドームと手を携えて盛り上げていこうと思います」
(東京中日)

◇落合監督
<4日、オーナーに電話で年始のあいさつ。
『連覇するとあいさつした』とのプレッシャーに>
「ありがとうございます。そのつもりです」
中スポ


中日球団が今年の業務を開始。
名古屋市中区の中日パレスでの年賀式
白井オーナーが、今季から両リーグで
実施される日本シリーズ出場権を争う
「クライマックスシリーズ」での
初代王者獲りを大号令。
今季は良質の野球で勝利を納め、
ファンを楽しませる野球を落合監督に求めました。

「魅せて勝つ野球」
けっこうハードルが高そうですが...。
ナゴヤドームとは年に数度しか手が取り合えない
自分としては、連覇を成し遂げてくれれば
それで十分喜べますのでよろしくお願いします。


◇立浪和義
<井上、岩瀬、井端、朝倉らとともに
名古屋第一赤十字病院を慰問。
講堂でのトークショーで『野球とは』との質問に>
「野球を通じていろんな事を学んだ。感謝している」

<進退をかけたシーズンへ口元を引き締め
サードのレギュラーを諦めない姿勢を示す>
「今までの年と意識や気持ちは違いますよ。
自分は与えられたポジションでやるだけですけど、
もちろん(先発の)チャンスはうかがいます。
何が起こるか分からないから。
ただ出られないなら代打の準備もしていく」

<年末年始も自宅のジムなどを利用し、
極秘トレで汗を流し続けている>
「とにかくケガだけはしないように備えないと。
特別なことはせず、
キャンプでケガをしないようにする。
ずっと最初(先発)から出てきたからね。
ユニホームを着ている限り、
期待や応援してくれる人がいる限り、一生懸命頑張ります」
(中スポ、中日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇井上一樹
<立浪らとともに名古屋第一日赤を慰問。
選手会長はトークショーで呼びかけを>
「サインや写真撮影にもっと応じる、
地域密着の球団にしていきたい。
皆さんもぜひ応援してください」

<実はこの日も遅刻を。
高速道路で火災事故が発生するなどで
1時間近く遅れてしまい苦笑い>
「エラい目にあった」

<サムスンのキャンプ参加は日程が合わず
キャンセルするも7日に単身グアムへ出発>
「自主トレなんてやることは一緒だけどね。
今度はパスポート忘れないよ」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇朝倉健太
<立浪らとともに名古屋第一日赤を慰問>
「僕は2年連続で活躍したことがないので、
今年は勝負の年だと思っています」
(中スポ)

立浪、井上らが恒例の
名古屋第一日赤への慰問を。
今年は、岩瀬、井端、朝倉らとともに訪れ、
約150人を前にトークショーを行った後、
小児病棟では病室を回りながら、
サインボールやサイン入りバットなどを
一人一人にプレゼントするなど
入院している子どもたちを励ましたもよう。

ところで足長おじさんの代表ともいえる
井上選手会長ですが、この日も遅刻したことが判明。
高速で道路火災事故が発生した影響もあり、
集合時間から1時間近く遅れの現地入りと
なってしまい、苦笑いだったそうです。

7日に自主トレのため、
単身グアムに出発する予定という井上
三度目はしっかりパスポートを携帯し、
フライト時間に間に合うよう行動してください!


◇井端弘和
<小田、鎌田と中部国際空港から
自主トレ先のオーストラリアに向けて出発>
「(自主トレを)久々に一生懸命やりますよ。
基本は自分の体をつくることですよ。
でも聞いてくれば別。
教えられることは教えますよ」

<自身も若手時代、打撃、守備ともに
さまざまな現役選手に教えを請った>
「ボクはしつこかったですよ。
野球のことに関しては分かるまで何度も聞いた。
いまでも立浪さんに聞くことがありますよ。
2月以降も指導? 聞いてくればね」
中スポ名古屋ニッカン

◇小田幸平
<井端らとともにオーストラリアへ。
中部国際空港であの桑田真澄に出会い>
「ビックリしました。
去年まで一緒に自主トレしていたんですよ。
『頑張れ』って言われて気合が入りました。
井端さんから何かを盗みます。
といってもバットを盗むとかじゃないですよ」
(中スポ)

↑の病院慰問にも参加していた井端
終了後、セントレアに移動し、
小田、鎌田と自主トレ先の
オーストラリアへ向かい、出発しました。
10日間程度のゴールドコーストでの自主トレ。
現地では、小田、鎌田に打撃指導も
行うことを明らかにしました。

ポスト谷繁のため、打力を向上させたい小田は、
弟子入りに備え、同じモデルのバットを3本持参。
若手時代に彦野、久慈ら現役選手に
指導を仰いだという井端
今回は逆の立場となり、指導を快諾しました。
しかし教えるだけでなく、井端自身もしっかり練習。
早朝にランニング、夕方にティー打撃、
キャッチボールなどを行うなど
「久々に一生懸命」の自主トレになりそうです。

ところでスポニチ名古屋には、
立浪『今月前半は名古屋市内で、
後半は
井端とともにグアム自主トレの意向』
出ていたのですが、井端グアムにも行くのでしょうか。
「井上」の間違いならいいのですが、
ラスベガスではキャッチボールもしていましたし、果たして?
渡航を前に、髪を短く刈ったいばちん
自主トレも忙しくなりそうです。


PS 今日の渡邉選手。

◇渡邉博幸
<恒例の神奈川合同軍団自主トレを開始。
今季の決意は『1人三役』への挑戦>
「去年までは甘んじていたわけではないけど、
ウッズの代わりという意識が高かった。
今年は代打も頑張りたい。
この年で言うのあれだけど、チャレンジだね」

<『ポスト川相』として、
チームの精神的支柱にもなると語る>
「自分が引っ張れるような存在になりたい。
川相さん(現・コーチ)は偉大過ぎて
遠慮しちゃうところがあったかもしれないけど、
僕は若手でも話し掛けやすいと思う」
中スポ

◇森野将彦
<神奈川軍団自主トレに
小山、石井、普久原らと参加。
走り込みやノックに汗を流す>
「今年も始まったかと言う感じ。
シーズンまであっという間ですよ」
(中スポ)

◇英智
<神奈川軍団の自主トレに志願の特別参加。
ハードな練習に悲鳴をあげる>
「1人でやるのが大切だと思っていたけど、
今年は何か変えていこうかと思って参加しました。
でも初日からこんなにきついとは...」

<ウエートトレーニング中、
『ゴムチューブないかな』と探す森野に
初ギャグをかます>
「チューブならありますよ!
(有線放送が流れるステレオに向かい)
えーと、チューブは懐メロだな!?」
(中スポ、<ドラ番記者>


全国の渡邉選手ファンのみなさん。
おまたせいたしました!
新春恒例の『ドラゴンズ神奈川軍団』
合同自主トレが、神奈川県の
三菱ふそう川崎平間グラウンドで開始となりました。
今年も、渡邉選手をリーダーに、
森野、石井、小山、普久原
神奈川県出身の5選手に加え、
渡邉選手『尊敬』する英智が、
「今までの自主トレの答え合わせ」のために
志願して参加。計6名で行われました。

初日となったこの日でしたが、
お日柄もよろしく晴天のグラウンドで
走り込み、アメフトボールを使ってのキャッチボール、
ノック、ウエートトレーニングなど多種多彩。
初参加の英智は、早くも悲鳴を上げたようです。

少ないギャラリーのなか、今年も見学された
「だらごんず」さんのレポートは、こちら

そんななか神奈川軍団リーダーの
渡邉選手の記事が今朝の中スポ、東京中日に!

何でもやりますよ!6月に37歳となる渡邉選手
今季は守備固め、
代打、相談役の
1人三役
務めていくそうです。
数日前の井端
リーダー宣言でも触れましたが、
川相、奈良原が引退し
コーチになったことで
渡邉選手は野手では上から数えた方が
早い年齢になりました。
また高橋光信も移籍したことで右の代打が手薄に。
元祖・スーパーサブとしては、
守備固めとともに、出番は増えそう。
そのためにこのオフはウエートトレで
腕力を重点的に強化するなど
しっかり目的を持って、取り組んでいるそうです。

さらに渡邉選手
二代目「メンタルアドバイザー」にも立候補。
面倒見がよく、親しみあるキャラクターですから、
けっこう合っているかもしれませんね。

12年目を迎えるスーパーサブ。
今季は、その活動範囲が広がっていきそう。
「チャレンジ」をモットーに
まずは神奈川軍団をしっかり仕切ってもらいましょう!

2007年1月 5日 (金)

山本昌母校トレで始動と07竜投国産ローテ。

マサ、母校から始動
元気もらった刺激もらった

ベテラン・山本昌が母校である
神奈川・日大藤沢高で始動。
200勝を目指す大事な年のスタートを切りました。
また落合監督が今季の先発ローテーションを
日本人投手で固めていくことを明らかにしました。


◇山本昌
<母校・日大藤沢高グラウンドで始動。
後輩が見守る中で楽しそうに汗を流す>
「ここへ来ると気持ちがいいね。
本当は教えることもできたらいいけど、
ここへ来られるだけでもいい。
高校生は元気だね。若いよ…。
みんなよく頑張ってるよね。
ぼくらのころこんなに練習しなかったよ」

<母校の9年ぶりのセンバツ出場が
確実視されていることもあり、心待ちに>
「気になるね。
何事もなく、うまくいけばいいね。
選ばれたら、そりゃ寄付しますよ」

<3週間ぶりの投球ながら手応えを口に>
「キャッチボールをするのは、
優勝旅行に行く前以来だけど、いい感じだった。
少し体を休めたわりにはいい感じだった。
100メートルダッシュを10本やったよ」

<練習を終え、今季への意気込みを語る>
「思ったより肩、ひじの状態がいいね。
200勝は周りが言うほど意識はしてないよ。
みんなに助けてもらって
やっと達成というんじゃなく、
勝って当然という形でやりたい。
でも、200勝はまだ考えてない。
日本一、連覇と目標は際限なくある。
それよりローテーションに入ることの方が大変。
毎回言うけどローテを守ることが一番。
それができれば自然に勝てる。
それに200勝したから燃え尽きるということはない」

<励みになっているのが、2歳上の工藤の存在>
「工藤さんまではやれるという気持ちになるよね。
工藤さん(の記録=215勝)は抜きたいねえ…。
引退してからもあの人とはいろいろなところで
顔を合わせることになると思う。
その時に僕の方がいい成績を
残している状態で話がしたい。
これからもずっと会うだろうし、
抜けば冗談っぽく言えるでしょ。

工藤さんが現役でやってくれているおかげで
僕は『もう年だから』と
周りに言われなくてすんでいる。
工藤さんがやっているということは
僕もあと3年はやれるということ。
まだまだやりますよ!」
(中スポ、<ドラ番記者>
スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


◆山本秀明監督(日大藤沢高)
<兄・昌広らOBの訪問を喜ぶ。
就任3年目でセンバツ出場の可能性も>
「来てくれるだけで選手に励みになるんです」

<県大会の応援にも来てくれた兄の調子を気遣う>
「年も年なので、シーズンに入って、
去年の疲れが出ないといいんですが」
(東京中日)


後輩と年の差ふたまわり! 2年連続となる
母校・日大藤沢高での始動。
弟の秀明さんが
同校の監督を
務めていることもあり、
プロ24年目のシーズンも
思い出深いこの地での
スタートとなりました。
選手と一緒に練習することはありませんでしたが、
同高OBの館山(東京ヤクルト)
黒羽根(横浜)とともに、後輩部員が見守るなか
ランニング、ダッシュ、キャッチボールなど
約2時間の練習をで楽しそうにこなした
昌さんの表情は、笑顔が溢れていたもよう。

投球の方も3週間ぶりにしては順調
練習後、今季の目標について、
200勝をあくまで通過点として、
2歳年上で現役を続ける巨人・工藤
215勝を抜くことも新たに掲げました。


今季は、200勝というフレーズが
昌さんには常に掛かってきそうですが、
自分的には、200勝達成した後
気になっていたので、
『工藤超え』は大いに歓迎したいですね。
常に前を行く先輩・工藤公康
それを励みとしていくことで
さらなるやる気につながっていく。
それに日本一になるまでは、
ユニホームは脱げないですからね。

11勝を挙げた翌年ですから、
本人の思う以上の疲労などが
押し寄せる可能性もありますが、
先発ローテに入り、悲願の200勝
まずは今季成し遂げ、次のステージに進んでほしい。
今後は、9日の鳥取の「ワールドウィング」で
岩瀬らと恒例の自主トレに入る予定。
写真によってはやや太め?な体をしっかり絞り、
まだまだ投げ続ける姿をファンとして
今年も大いに期待したいと思います。


ナゴヤからの話題。(4日)

◇落合監督
<年末30日から家族とともに
和歌山県太地町で過ごし、英気を養う。
記念館の来館者を自ら出迎えることも>
「久しぶりにのんびりさせてもらっているよ」

<絞り込み作業中の外国人投手について、
セットアッパーを最優先することを明言。
先発陣の『日の丸ローテ』構想を明らかに>
「(新たに獲得する)外国人は
リリーフってことになるだろうな。左右1人ずつ。
マルティネスの穴? 日本人で何とかなるだろうよ。
左が少ない? そんなことないさ。
マサがいて、長峰がいる。
佐藤(亮太)だっているじゃないか」

<先発に転向となる平井について>
「平井は5回、6回くらいを
ある程度にまとめて抑えてくれりゃ十分だ。
リリーフだといきなりの失点は命取りだけど、
先発ならその後をしのいでくれりゃいいからな」

<リリーフ陣もメンバーが入れ替わる。
候補がたくさんいるセットアッパーについて>
「中里はまだ先発は早い。
週に1度、長いイニングというのは、
無理だろうからな」
中スポ


落合監督が今季の先発陣
日本人投手だけで編成。
22試合先発し、6勝を挙げたマルティネスの穴を
若手で埋めていく構想を明かしました。
連覇に向けて、再編される竜投先発陣
10年ぶりという国産ローテとなりそうです。

落合監督のコメントを踏まえた
今季の投手陣編成は、下記の通り↓

■07年中日投手陣編成(予想)
<先 発>川上、山本昌、朝倉、
       佐藤充、中田、平井、吉見、
       長峰、佐藤亮太、小笠原、石井

<中継ぎ>岡本、鈴木、中里、デニー、山井
       高橋、久本、小林
新外国人・左右各1人)
<抑 え>岩瀬


中継ぎから先発に転向する予定の
平井を含め、候補がすでに9人
これだけでも外国人先発はいらなそうな感じ。
層が薄いと思われる左の先発については、
長峰、佐藤亮太ら若手の成長を期待しました。
また絞り込みを進めている新外国人投手については
セットアッパーとして、左右1人ずつを検討中。
再編されるリリーフ陣は、森コーチの構想通り、
中里、高橋らを持ってくる公算が強いようです。

もともと選手層が厚いドラゴンズ投手陣
名前だけ見ると壮観に思えますし、
憲伸、昌さん、朝倉以降のグループは
競争が激しくなることでしょう。
特に長峰、佐藤亮太、石井ら
左腕の奮起を期待したいですね。
全体的にはケガや不調をできるだけ抑え、
1年フルに回せるよう、各選手調子を整えてほしい。
連覇の核となるのはやはり強力な投手陣
総崩れにならないよう、願っています。


◇山井大介
<ナゴヤ球場で本格始動>
「肩の状態はまだわかりませんが、
焦ってやらないようにしたいです。
今年は去年の分まで取り返さないといけない。
やらないといけないですね」
中スポ名古屋ニッカン

◇福田永将
<母校・横浜高で約4時間
今年最初となる自主トレを行う>
「(9日の入寮を前に)不安です。
機会があれば(母校の先輩・松坂大輔の)
球を受けてみたいです」
名古屋ニッカン


昨季1軍登板なしに終わった山井が、
この日、ナゴヤ球場で始動。
約2時間半、ランニング、キャッチボール、
遠投、ウエートトレなどで汗を流しました。
右肩の状態を考慮しながらのようで
ブルペン入りは今月末の沖縄入り以降になりそう。
このオフに結婚もしましたし、
復活のため、しっかり練習に取り組んでほしいです。

また高校生ドラフト3巡目・福田も始動。
昇竜館への入寮は、9日になるようです。


◇平田良介
<巨人・辻内らと母校・大阪桐蔭高で自主トレ。
後輩の中田翔選手にエールをおくる>
「ボクの70本は練習試合解禁
(3月10日)と同時に抜かれますよ。
すごい人材だと思う。
もっと上へ。100本打ってほしい。
もし、また一緒にできることがあればうれしい」
(東京中日)

◇米村スカウト
<中田選手の初練習に駆けつけ、熱い視線を送る>
「ナゴヤドームで40本塁打を
打てる選手を探してこいと言われたら
この選手しかいない。
この先十数年球界を背負っていける選手。
プロでもエースで4番という夢を持たせてくれる」
中スポスポニチ


今朝の東京中日の1面、
秋の高校生ドラフトの超目玉と言われる
大阪桐蔭高・中田翔投手の初練習に
何と日米10球団ものスカウトが
大挙して押し寄せたもよう。
さすが高校通算68本塁打の打棒をはじめ、
その潜在能力は注目の的となっているようです。

その記事の角の方に、先輩・平田のコメントが。
母校で自主トレを行っているようです。
1年前と違い、今春はを気にせず取り組めます。
再び一緒にプレーできるかは微妙ですが、
まずは今季、先輩として、いいところを
見せられるよう頑張ってほしいですね。

2007年1月 4日 (木)

新春初井端、竜のチームリーダー就任宣言!

井端、“現場監督”になる
ミーティングでゲキ!グラウンドで喝!!
 

新春のトークショーに出演した井端
今季は、チームリーダーになると宣言!
竜の現場監督となり、マウンドで、
グラウンドで、そしてミーティングで発言をし、
今年はチームを引っ張っていくと誓いました。


◇井端弘和
<愛知県日進市のナゴヤハウジングセンターで
行われたトークショーに参加。
その中でライバルは?との質問に>
「ライバルは堂上(直倫)君ですね。今年入団した。
理由? いい顔をしているからね。
(本気?)まだ大丈夫でしょうけどね」

<落合監督が投手に声を掛ける
内容について、昨年までの一例を披露し>
「年下には優しいけど、
川上や岩瀬さん、(山本)昌さんには
『相手よりいくら給料もらっているんだ!』って」

<今季のプレーの目標は>
「個人的には3割、失策ゼロ。
(守備でも)相手のお客さんから
拍手をもらえるようにしたい」

<出演後、今年は真のチームリーダーとして
チームを引っ張ることを誓う>
「もうこの年ですからね。
今年はチームを引っ張ろうと思います。
球場に入ったら、全面的にそうしたい。

選手会長といってもチームの外、
立浪さんには前から引っ張るように
言われていたんですが、
いままでは立浪さんに頼っていた面があった。
立浪さんが(グラウンドに)いると
遠慮というか安心感があった。
だから今年はグラウンド内で引っ張りたい。
選手をしかることも、みんなの前で
しゃべることもあると思う。

まあ、その分怠慢プレーとか
絶対にできないですけどね。
その方がボクにとってもいいと思う。
立浪さんがやられていたようにできればいい。
(日本人の)内野では一番、年上ですからね。
今年は(グラウンドでも)発言しないとダメだし、
勢いをつけるようなプレーもしないとね。
周りに言うと自分も手を抜けなくなる。
谷繁さんや井上さんには
自分たちのことをやっていただきます」

<今後は5日に小田、鎌田とともに
自主トレ先のオーストラリアへ出発>
「沖縄に行く前に体も肩も完ぺきにしていきたい。
ボクが怠慢プレーをしていたら示しがつかない」

<今年の沖縄キャンプで打ち込む計画を明かす>
「これまではバッティングが
狂うのが怖かったから、
打ち込みをしてなかったんですけど、
修正の仕方も分かってきた。
今年は(バットを)振るだけ振りたいと思っています」

<もちろん恒例の落合ノックを受けることを表明>
「体力が落ちているかいないか
確認するのにいいんですよ」
(中スポ、スポーツ報知
スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


奥の藤波さんがシブい!この日は、愛知県日進市の
ナゴヤハウジングセンター
日進梅森会場で行われた
『新春!プロ野球対談~
中日ドラゴンズ
井端選手がやってくる!』
に参加。
藤波行雄さんらとトークショーに出演。
約500人くらいのファンが集まった会場で
失策0など今季の目標を語り、
またファンの質問にも答えていたもよう。

その井端が年頭の決意として、
今年は、リーダーとして
チームを引っ張ることを誓いました。
リーダーといっても、選手会長としてではなく、
マウンドやグラウンドで仲間をしかり、
若手の怠慢プレーを見逃さずしっ責。
ミーティングではゲキを飛ばすという
現場監督的な役目。
グラウンドでのチームリーダー
目指していきたいと語りました。

04、05年と選手会長を務めた実績もある井端
しかしグラウンド外の職務で精いっぱい。
精神的支柱となるチームリーダーといえば、
やはりミスタードラゴンズ・立浪
その役目を担っていました。

しかしその立浪も8月で38歳。
サードのレギュラーとしてよりも、
代打の切り札としての出番が増えると思われる今季。
そうなると、ピンチの時にマウンドで
監督・コーチ以外に投手にゲキを入れたりする
役目が出来るのは、やはり内野の要である井端
年齢的にも今年32歳。
ラスベガスの優勝旅行などでも
共に行動することが多かった立浪からは
常々言われていたことなのでしょう。
ようやく今季「立浪流リーダー」
継承することを決意し、行動に出るようです。

内野手の年齢でいうと
荒木が今季30歳、森野が29歳など
レギュラーでは、やはり井端が一番年上。
実績からいっても、適任ですし、
そのような雰囲気なのであろうと思います。
怠慢プレーをしている選手を見かければ
時には激怒して、チームを締めるなど
ある意味、嫌われ役の部分もあったりしますが、
そういう選手がいないとチームは成り立たない。
そして当然、自らはそんなプレーはできない。
そういう年齢に差し掛かった井端にとっても、
メリットがあることだと思います。

年末はかなりイベントをこなした井端でしたが、
5日からようやく選手として始動。
小田、鎌田とともに、オーストラリア
ゴールドコーストで自主トレを開始。
肩をはじめ、万全な体を作り、
春季キャンプでは、徹底的な打ち込みも行うもよう。

将来のドラゴンズのために立ち上がった井端
真のチームリーダーになるべく、
言葉で、プレーでチームを引っ張っていってほしいです。


ナゴヤからの話題。(3日)

◇藤井淳志
<愛知県小坂井町の豊橋中日ハウジングセンターでの
トークショーに出演。
イベントには約150人のファンが集まり>
「1人も来ないのでは…(と思っていた)」

<トークショーでは
定位置奪取に並々ならぬ決意を語る>
「今年もレギュラーを目指します。
まだ堂々と言える立場ではないけど、
去年の成績に満足してたら
プロでやっていけませんから。
キャンプには100%の状態で向かいます」
中スポ


2年目のシーズンを迎える藤井が、
愛知県宝飯郡小坂井町の
豊橋中日ハウジングセンターでのトークショーに出演。
藤井の地元・豊橋市の隣町ということで、
約150人のファンを前に今季の飛躍を誓ったもよう。

開幕スタメンは果たしたものの、
プロの壁にも当たった昨季。
しかし今季は、2つ空いている
外野のレギュラー争いに食い込まなくてはいけない。
特に秋季練習では、強化選手に挙げられながらも
左ひざを痛めるなどでリタイア。
ある意味、マイナス評価からのスタートとなります。

幸い左ひざも良くなってきているのは朗報。
右打ち専任となるバットも1センチ長くし、
グラブも形状を変えるなど、
準備はぬかりないとのことだそうです。

イ・ビョンギュをはじめ、
井上、上田、英智ら先輩のライバルはたくさんいます。
厳しい戦いになるかもしれませんが、
それを勝ち抜く気持ちと技術の向上を
2年目は目指してほしいと思います。

2007年1月 3日 (水)

渡邉選手新春始動と堂上兄弟イチロー宅へ。

渡辺、小笠原、前田、ナゴヤ球場で始動

◇渡邉博幸
<小笠原、前田とナゴヤ球場で
自主トレを行い、07年のスタートを切る>
「きょうはノックを多めにした。
人がいる時しかできないからね。
元日? 子供と遊んだり、
ちょっと遅いけど家の掃除しました。
今日は午前中だけは
動こう(トレーニング)と決めていたからね。
これから初詣でに行ってきます」

(中スポ、名古屋ニッカン


今朝の中スポなどに出ていましたが、
新年明けて2日目、ドラゴンズ
今年一番はじめにトレーニングを
開始したのは、やはり我らが渡邉選手でした!

この日の午前中、ナゴヤ球場と屋内練習場で
小笠原、前田とともにランニング、キャッチボール、
ノック、ウエートトレーニングのメニューで
約2時間半、汗を流したもよう。

元旦はよきパパらしく、
やや遅い家の掃除など家事もしていたものの、
当初から決めていた2日からの始動。
新年早々さすがだなと、
今年にかける意気込みを感じました。
しかし練習後は、初詣に出かけるため、
速攻で家路を急いだところは、やはり家族思いかも?
5日からは神奈川軍団リーダーとして、
川崎での自主トレが控える頼もしきスーパーサブ
今年もしっかり頑張ってほしいです。

といったところで、
新年明けたドラゴンズの選手の話題をどうぞ!


ナゴヤからの話題。(2日)

◇森野将彦
<愛知県知多郡ののイオン東浦SCでの
『新春昇竜トークショー』に参加。
今季の目標に、全試合フルイニング出場を掲げる>
「今年は最初から最後まで、
全試合フルで出たいですね。
去年はセカンドとサードをやったりしたので
ゴールデングラブは無理と思っていた。
でも、今年は(サードで)144試合
フルに出られれば結果はついてくると思うので」

<目標達成に向けて対策も立てている。
通常より15グラム軽い900グラムの
『夏用』軽量バットを作製することも検討中>
「去年の夏は、疲れが出て、
バットを振れない日が多かったんでね。
シーズン最後に気づいたけど遅かった…。
今年は夏用のバットを準備します。
これまで(バットは)重い方がいい、
というこだわりががあったけど、
それだけじゃいけない。
今年はしっかり対策していきたい」

<昨年はチームの顔・立浪からポジションを
奪ったが、2月の沖縄キャンプでは
例年通り、落合監督の鬼ノックを受ける覚悟>
「守備は練習しないと下手になる。
今年は今年で自分はまた挑戦者だと思う。
去年の成績よりも上の数字を残さないと
レギュラーとは認めてもらえない」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


森野が愛知県知多郡東浦町の
イオン東浦SCで行われたトークショーに出演。
集まったファンを前に、今年の目標として
全試合フルイニング出場を誓いました。

昨季はシーズン途中から
サードのレギュラーの座を奪取したものの、
開幕当初は、ケガで離脱。
さらにシーズン通しての疲れから
秋になって打率が3割から下降、.280に終わりました。
レギュラーを確立させるための144試合フル出場。
その対策として、体力的にきつくなる夏場用
通常よりも15グラムほど軽いバット
作製することも検討しているようです。

5日、地元・神奈川で、
渡邉選手らとの合同自主トレで始動する背番号31
レギュラーとして迎えるシーズン、
フルイニングでなくても全試合出場は必須。
打撃の調子の波が小さくなればいいと思いますね。
しっかり準備して、さらなる飛躍を期待します。


◇福留孝介
<ニッカンの直撃取材に現在の胸の内を語る。
順調なら8月にFA権を取得するが>
「(移籍、残留の)どっちとも思っていない。
正式に権利を得てから考えようという気持ちが強い。
今、考えたとしても、
絶対に状況の変化や心境の変化もあると思う。
先入観を持ってその時を迎えるより、
その場になってみて(自分が)
感じたことを選択するのが1番いいと思う。

例えばチームに残ってやることが
1番だという考えもある。
メジャーに行ってやってみたいかと言われれば、
全然行きたくないということはない。
違う世界でやってみたいと
思わないというのはうそだと思う。
また、他球団が自分のことをどう思っているのか
知りたいというのも選手みんなの本音だと思う」

<中日には逆指名で入団したが>
「小さい時に(宮崎県の)串間で
中日のキャンプを見て、体が大きくないのに
すごいプレーをする立浪さんを見た。
1番野球にあこがれている時代に
「すごいな」と最初に思ったのがこの球団だった。
(実家のある)九州は田舎だから
巨人戦の放送しかなかったけど、
それでも(巨人と戦う)中日を見ていた。

小さい頃から常に
自分の力を試したいと思ってきた。
PLに行ったのはやるのなら
高校野球界で1番水準の高いところで
やりたいと思ったから。
(進路について)まわりの人の意見は
すごく聞いたけど、最終的には自分で決めた。
高校も社会人も決めてから両親に伝えた。
自分で決断すれば絶対に後悔しないと思う。
他人の言う通りにしたら他人のせいにするでしょう。
今までの決断は間違っていると思わない。

そこ(メジャー)に、日本とは違う野球がある。
『自分がそこに行ったらどれだけできるんだ』
というのは当然思う。
メジャーに移籍する選手は
そういう興味から始まって
それが『やってみたい』と
強い気持ちに変わるんだと思う。
今のオレがそうかというと…。
興味があるのは間違いない。
だけど『絶対に行きたい』と
いうほどかというとまだ、わからない」

<昨年3月にはWBCで優勝した。
メジャー志向が強まったのでは?>
「影響はない。
特に(メジャーリーガーが)
すごいとも思わなかった。
オレは(日本とアメリカの)
どっちが上という見方はしたことがない。
だってアメリカで数字残した人が
日本でそれだけの数字を残すかはわからない。
逆に日本で数字を残した人が
アメリカでやれるかもわからない。
だから、どっちが上というのはわからないと思う」

<昨年オフには松坂、井川が
ポスティングでメジャー移籍を実現させたが?>
「彼らはどうしてもメジャーでやりたいから
そういう形にしたんだろう。
オレは今の段階ではそこまでの気持ちはない。
でも(時間が)進んでいくうちに
そう思うかもしれない」

<オフにいい決断をするためにも
今年、結果を残すことが重要になる>
「今年のテーマは継続だね。
今の(フォーム)もまだ完ぺきではないし、
シーズン中に微妙におかしくなったことがあった。
もっと早く自分で『ここが違うな』と気づけるように。
スランプが少しでも短くなるように、
(フォームを)固めていきたい」

<これまでフォームを進化させてきたが、
今年は継続するという難しい作業となる>
「打率(3割5分1厘)をさらに上げるのは
簡単じゃないけど、
最低限のラインを引き上げることはできる。
最低3割じゃなく最低3割2分、3割3分という。
最低限の数字が高くなれば
結果的に打率が上がるかもしれない。
口で言うのは簡単だけど、
やるとなると難しいだろうね」

<結論はどう導き出すのか>
「オレは恩義を感じて生きていく人間だとは思う。
ただ、それがFAにあてはまるかと言えば、わからない。
これは正直な気持ち。自分の人生って1度しかない。
残留することが恩返しかと言うと、
それもちょっと違うとも思うし…。
(残留ではない)違った形で恩を返すと
いう方法を取るかもしれない。

だからといってすべてを新しい場所に求めて
『はい、さようなら』というつもりもない。
ここまでにしてもらったのはこの球団だから、
恩義は絶対にある。今、考えるよりも
(FA権取得の)その瞬間に思ったことを、
素直に行動で表現していくのが1番いいと思う」
名古屋ニッカン


名古屋ニッカンに福留のロングインタビューが。
気になるFA権を行使しての
メジャー移籍について、熱く語りました。

論旨としては。

・メジャーに興味があるのは間違いないが
『絶対に行きたい』というほどではない
・常に人生の決断は最終的には自分で決めた
・今、考えるよりも正式に権利を得てから。
その瞬間になってみて感じたことを選択する。

こんな感じでしょうか。
周りが考えているほど、今はメジャーについて
「行きたい」とは思っていないようです。
あまりマスコミがけしかけるというのは感心しませんね。
どちらにしても福留が、
今年のオフに一つの大きな決断
しなくてはならなくなるのは、確かでしょう。


◇堂上剛裕
<両親、愛工大名電高・倉野監督とともに
愛知県豊山町にあるイチローの実家を訪れ、
スーパースターからエールをもらう>
「みんなで話していたので
技術的に何かを聞くということはなかったけど、
話せただけでいい体験になりました」

<初詣には2人で近くの神社を訪れる>
「(願い事は)いつもと同じなんですが
『家族や友だちが健康でありますように』です」
中スポ

◇堂上直倫
<同じくイチロー宅を訪れ、
至福の時間をうれしそうに振り返った>
「先輩といっても、テレビの中の人ですから。
最初はすごい緊張したんですけど、
イチローさんが明るかったので普通に話せました。
『しっかり見ているから頑張れ』と
声をかけてもらえました」

<岐阜・下呂温泉で新年を迎え、早速元日始動>
「周りは全部山道なんで、
2人別々に走り込みをしました」
中スポ


◇新井良太
<広島市内のジムでトレーニングを続ける。
プロ2年目の抱負を語り>
「自分の場合、全部を鍛えないといけない。
上半身も下半身もまだまだです。
まずは秋季キャンプでやせた5キロ分を、戻したい」
(中スポ)


↑の福留がもしもいなくなった場合、
チームを支えてほしい有望株が、
堂上兄弟新井良太
正月もそれぞれの地元で
トレーニングを続けています。

これが3人の寄せ書きです!そのなかで堂上兄弟
新年早々、あの
イチロー宅を訪れたもよう。
昨年は自主トレで
母校でもある
愛工大名電高の
グラウンドを訪れたイチローでしたが、
今年はその予定がなし。
来訪を楽しみにしていた直倫の気持ちを知ってか、
同高野球部の倉野監督のはからいで
両親も交えた新年のあいさつ訪問が実現しました。

愛知県西春日井郡豊山町のイチロー宅
約1時間、野球談議や母校の思い出話で盛り上がり、
最後は1枚の色紙に3人でサインを書き、
活躍を誓い合って別れたそうです。

世界のスーパースターとして活躍する
母校の大先輩からエールまでもらった兄弟
今は憧れている立場ですが、
将来は、自分たちがドラゴンズファンに
憧れられるようなプレーヤー
なってもらわなくてはいけません。
同じチームメートながらライバルとなる2人。
互いに切磋琢磨して、成長していってほしいです。

2007年1月 2日 (火)

憲伸、福留、山本昌、竜戦士2007年の目標。

謹賀新年。2007年最初
ドラゴンズの話題は、
新年ということで、
主力選手が立てた
07年の目標を!
チームとしては、
53年ぶりの日本一ですが、
個人の目標は、さまざまなようです。

◇川上憲伸
<06年について胸を張って>
「(昨年は)自分の中で最高の年でした。
限界まで頑張れたと思います」

<エースの意地を見せた06年、
最も印象に残っているのは
9月15日の阪神戦(ナゴヤドーム)>
「あそこで負けていたら
開幕からそれまで頑張ってきたことが
無になってしまうという気持ちでした」

<07年については、さらに上の目標を立て>
「20勝、200イニングを目指して頑張りたい。
(夏場対策も)自分ができることを頑張ってやります」
名古屋ニッカン


『自分自身の目標は、
1年間安定したピッチングをすること。
そうすれば結果は
自然についてくると思っています。
ファンの皆さんが期待しているガッツポーズを、
たくさんお見せできるように頑張りたいですね。』

憲伸の声「あけましておめでとうございます」より)


投打の主軸となるのは、
やはりエース・川上憲伸と06年MVPの福留孝介
それぞれ自身のHPの日記を元日に更新。
2007年の目標をしっかりと披露しました。

まずは、エースとして
今季もフル回転を期待される憲伸から。
07年の目標として、
「1年間安定したピッチングをすること」
そのための目安として、自身初となる『20勝』
2年連続の『200イニング登板』を掲げました。

昨年は17勝で最多勝、そして215イニングを放り
チームのリーグ優勝に貢献。
先発投手にとって、200イニングというのは、
1年間フルに働かないと
なかなか到達しないイニング数。
エースが長いイニングを放れれば、
それだけ勝ち星も増えてくる。
200イニング投げられれば、
「結果は自然についてくる」
エースらしい自信も秘めているようです。


3年連続2ケタ勝利を挙げていますが、
「隔年投手」のイメージも消えていないのも事実。
今季はその隔年のにあたる07年。
「限界まで頑張れた」反動が心配なのですが、
200イニング以上を投げれれれば、
そういう危惧をきっと振り払えると思います。

年末から体のケアを中心に、
ショッピングなどを兼ね、
アメリカに来ているという憲伸
数少なくなった日本の本格派のエースとして、
07年もチームの連覇と日本一のために
その右腕で大きく貢献してほしいと期待します。


◇福留孝介
<首位打者、リーグMVPを手にした06年だったが>
「やっぱりまだまだだと思う…。
自分の理想というのは10割打てるというのが究極。
無理だというのは心のどこかにあるけど、
そういう数字があるのならそこに少しでも近づきたい。
10あるうちのまだ3なんだから。
そういう考え方をしていかないと」

<07年のテーマは「継続」に決める>
「おおまかなフォームは固まったけど、
シーズン中でも微妙におかしくなったり、
ちょっと違うなと思うことがあった。
もっと早く自分でこれが違うなと
気づけるようにしたい」

<順調ならば今年8月にFA権を取得
決断が迫っているが、本人はあくまで自然体>
「正式に権利を得てから考えようと思う」
名古屋ニッカン


『今年の目標は・・・
チーム日本一! 首位打者!!
チームとしては日本一になりたいですね。
個人としては2年続けて
首位打者を獲れるようにしたいです。
まず何より、日本一ですね。
チームが日本一になれるようだったら
個人成績も 付いてきて、
きっと納得できる成績を納められると思います。』

(福留孝介公式HP「孝介日記」No.63から抜粋引用)


一方、攻撃面の核ともいえる福留
昨年、自己ベストの成績を残しながらも
まだまだ自身の意識としては、発展途上。
フォームなど打撃をさらに追求していくとともに
首位打者などのタイトル防衛を誓いました。


FA権取得など、おそらく周囲が
騒がしくなる1年になりそうですが、
その辺は、福留らしいマイペースを貫き、
プレーではしっかりチームを
引っ張っていってほしいですね。
そして注意すべきは、やはりケガ
昨季は約1カ月の離脱がありました。
あくまでもチームの核ですから。
1年通じて戦線離脱がないよう、
やっていってほしいと思います。

まもなく山﨑武司(東北楽天)らと
ハワイへの自主トレに出発するという福留
走り込み中心のメニューでしっかり体を作り
新たなシーズンに臨んでいきます。

ところで元日の中スポ、東京中日の
新春企画で菊川怜さんとの対談が実現しました。
そのなかから気になったところを↓

◇福留孝介
<新春企画で菊川怜との対談が実現。
互いの結婚観についてのトークから>
「じゃ、結婚願望ってあります?
実は、ぼく全然ないんですよ。
1人って楽じゃないですか。
自分で何かしたい時は、
すぐにできる。そういうのって楽じゃないですか。
(結婚)してみないと分からないんだろうな。
でも、“バツ”つけるわけにいかないしなあ。
(1人でもいいのは、モテるからでは?と聞かれ)
そんなことないです、全然。
本当に1人が楽なんです。
普段は団体行動で生活しているから、
1人になれる時間が好きで、
何もなければ1日中、家でボーッとしてます」
中スポより抜粋)

憲伸、井端、そしてこの福留
ドラゴンズには、独身貴族が多いですが、
福留に関しては、まだまだ「ひとり上手」が続くようです。



◇山本昌
<2007年について>
『ボクとしては200勝はできるだけ早く、
できればややこしくないときに達成して、
それよりも何としても
日本一に貢献したいと思っています。
契約更改の席でも球団のおえらいさんと
「何かが足りない」という話になりました。
その足りない部分を補うことができれば、
きっと日本一にも手が届くと信じて頑張ります。』

(山本昌公式HPエッセイ『路傍の一球』
第123話「何かが足りない」より抜粋引用)


最後に、大ベテラン・昌さんの目標を。
おおみそかは実家で3兄弟そろって迎え、
一番の話題はやはりノーヒットノーランだったようです。

「ややこしくないとき」というのが、
果たしていつのことかは、わかりませんが、
必ず07年中に達成してほしいですね。
4日の正午から弟さんが監督をされている
母校・日大藤沢高で始動するという昌さん
ケガのないよう、自主トレに励んで下さい。


ナゴヤからの話題。(12月31日)

◇岩瀬仁紀
<蒲郡競艇場でのトークショーに参加。
司会者にメジャーリーグ挑戦について聞かれ>
「興味がないと言ったらウソになりますね。
僕にコピーロボットがいたら、
絶対に(メジャーに)行かせていますね」

<今年の目標について2つの誓いを立て
トークショーを締めくくる>
「絶対に日本一になりたい。
それと50試合登板と40セーブの記録は
伸ばしていきたい」

<イベント後に発言の真意を語り>
「(メジャーへの)好奇心はそれはありますよ。
でも現状というものがあるし、こっちに家族がいる。
簡単に決められることじゃないです。
FA権を取得できても、
考えるのはシーズンが終わった後になります」
中スポ名古屋ニッカン


年の瀬も仕事に励んだ選手の話題をいくつか。
まず現役投手最高年俸となる
3億8000万円で契約更改した守護神・岩瀬
大みそか恒例、蒲郡競艇場でのトークショーに参加。
そのなかでメジャーへの関心を示す発言を!
ただ「コピーロボットがいたら」とやや冗談交じり。

日本一の守護神ですから
メジャーの興味はないはずはないでしょう。
ただ岩瀬の場合、地元への愛着や
チームでの立場や年齢、家族の問題など
いろいろ事情がありますから、
簡単にはいかないでしょう。

もし「コピーロボット」ができたとしても
メジャーに挑戦するのは、コピーの方。
本体は、ドラゴンズに絶対残ってほしいですね。


◇井端弘和
<CBC『サンドラ年末スペシャル』に生出演。
07年の目標を日本一と嫁取りに定める>
「来年(07年)は
日本一と嫁をもらうことが目標ですね。
僕もそろそろ結婚しないと
引退するまでできないような気がする。
来年(07年)中には結婚したい」

<結婚を本気で口にしたのは
この日まで3日間のつらい体験から。
発熱と下痢でフラフラの状態でテレビ局入り>
「(通常75キロある体重は)
測ってないですけど
絶対に体重は60キロ台に落ちてますよ」

<相手の条件としては>
「できれば年下の人がいいですけど、
1、2歳上の人でも…。
オフは相手の好きな所に
(新婚旅行で)連れて行ってあげます」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン


一方、30日の常滑競艇場での
トークショーを体調不良のため、早退した井端
しかしこの日は、シーズンよろしく鉄人ぶりを発揮し、
『サンドラSP』に生出演したもよう。

そのなかで日本一とともに
07年の目標として飛び出したのが、
なんと『嫁取り』宣言!
病気にかかり、体調管理の大切さとともに
独り身の寂しさを痛感したようです。

今のところ決まった相手はいないものの、
「来年ぐらいに結婚しないと
引退するまでできないような気がする」

(スポニチ名古屋)
「そろそろ結婚しないと一生できなくなる
(名古屋ニッカン)
いばちんのコメントが深刻さを物語ります。
憲伸福留よりは、嫁取りが早まりそうな感じですね!


PS 今日の渡邉選手。

2007年も当然続くこのコーナー!
元旦以外は、トレーニングを続けると
語っていた我らが渡邉選手
大みそかに行ったトレーニングの様子が
元日の名古屋ニッカンに出ていました。
題して『ベテラン渡辺が大みそかトレ』

◇渡邉博幸
<ナゴヤ球場で大みそかトレーニングを敢行!
午前中からランニングなどで1年の締め>
「来年はまずリーグ連覇を目指して、
その後に日本一を考えたい」

名古屋ニッカン


午前中からランニングなどで汗を流し
終了後にはCBCの「サンドラSP」に
2006年一番最後まで
練習している選手
として、飛び入り出演。
「別に家にいたくないから
(練習に)来てるわけではないんです」
と言い訳するわ
スタジオにいた井端には
「あまり汗をかいてないですね」
冷やかされるわで、苦笑いの連続だったもよう。

ところで元旦以外ということは、
当然、きょう2日もナゴヤ球場に行ったのでしょうか?
どうなんだろうと思っていたら、↓の記事

ベテラン渡辺が07年のスタート
(名古屋ニッカン)

やっぱり始動しておりました!
2007年は、リーグ連覇に貢献できるよう、
持ち前の守備はもちろん、代打でも活躍できよう
頑張ってほしいと思います。
詳しくはまたあした!

2006年12月31日 (日)

ドラゴンズ・2006年10大ニュース!

2006年も、あと数時間で終わろうとしています。
ST大みそか恒例、3回目になる
ドラゴンズ『10大ニュース』
今年も選んでみました。
昨季同様「週ベ」別冊にも掲載されていたので
参考にしながら発表したいと思います。
それではドラゴンズ10大ニュース・ST版をどうぞ!


★中日ドラゴンズ 2006年10大ニュース★

【1位】(2) 苦しんで、苦しんで2年ぶりセ・リーグ制覇
【2位】(3) 野手では中日史上2人目、福留セMVPに輝く
【3位】(1) 山本昌 史上最年長のノーヒッター
【4位】(4) 救世主・佐藤充、5試合連続完投勝利&開幕8連勝
【5位】(6) 2度目の交流戦できっちりリベンジ
【6位】(-) 守護神・岩瀬、史上初2年連続40セーブ
【7位】(5) マジック点灯は球団史上最速記録
【8位】(7) 谷繁、捕手で史上4人目の2000試合連続出場達成
【9位】(8) 川相、奈良原、落合英二が引退
【10位】(10) 地元の星・堂上直倫獲得、親子3人同チームに。

( )は「週刊ベースボール別冊新年号」選出の順位

【惜しくも圏外】
エース・川上憲伸、最多勝、最多奪三振など4冠
ウッズ47本塁打、144打点、56年ぶりに球団記録更新
竜投43イニング連続無失点、50年ぶりの4試合連続完封
さらばアレックス、君の雄姿を忘れない
韓国のヒットマン、イ・ビョンギュ中日入り
荒木ケガを乗り越え、初の打率3割
森野、サード奪取と初の規定打席到達
フルイニング井端、遊撃手513連続守備機会無失策
朝倉成長13勝、4年ぶりの2けた勝利
落合監督続投、勝つチーム作りの2年契約
立浪、球団史上最大1億2500万円ダウンで更改


以上、圏外は順不同ですが、挙げてみました。
あれが無いよとかあるかもしれませんが、
思いつかなくて申し訳ございません。

「週べ」は昌さんの快記録のが1位でした。
日本一になっていたなら、
間違いなく日本一が1位だったと思います。
振り返ると交流戦を勝ち越すことが
出来たことが大きかったですね。
佐藤充の快投もインパクト大だったと思います。

球団創立70周年の今季、
2年ぶりのリーグ優勝
果たしたドラゴンズでしたが、
日本一はまたも叶いませんでした。
しかしその厚い壁を乗り越えるために
続投となった落合監督は、
選手1人1人の心の強化、勝つチーム作り
来季のテーマに置き、
さらなる鍛錬が積んでいくと語りました。

来季はセ・リーグで初めて
クライマックスシリーズが行われるなど
ポストシーズンゲームの形態が変わります。
しかしあくまで来季の目標は、球団史上初の連覇
勝つチームで連覇を果たし、
短期決戦を制し、53年ぶりの日本一を掴む。
来季こそチャンピオンフラッグ
ナゴヤの地に持ち帰れるよう、
期待するとともに、願っていきたいと思います。


ナゴヤからの話題。(30日)

◇落合監督
<信子夫人、福嗣さんとともに
正月を過ごす和歌山県太地町に出発。
右手の人さし指を立てて
連覇&クライマックスシリーズ初代優勝を宣言>
「ウチは2位、3位は眼中にない。
全部これだけしか考えてない」

<しかし短期決戦の怖さも忘れず>
「短期決戦は1位が6位に負けることもある」

<来春の沖縄キャンプの方針に触れ>
「荒木、井端、福留、ウッズ、森野、イ…。
野手ではこの6人を超える選手はいないだろう。
ただそれ以外やバックアップとして
空いているポジションは多い。
川相と奈良原(引退)、
高橋光(阪神移籍)が抜けたんだ。
今年のように少数精鋭にはしない。
新人を含めて全選手に
(開幕)1軍のチャンスが増えるだろう」

<FA権を取得する選手について
慰留しないという従来のスタンスを貫く>
「来年、FA権を取ったら
アメリカへ行きたいという選手が
出てくるかもしれない。
チームにとって必要な選手に変わりはないが、
FA権を取った選手を引き留める権限は監督にはない。

チームに必要な選手と、FA権は別。
生え抜き選手を引き留めないのは
冷たいとか言われるけど、そういう時代じゃなくなった。
冷たいとか、温かいという問題ではない。
必要な選手だけどそれは選手の権利。
それにアメリカへ行きたいとまで言う選手は
年俸が安くなっても、誰が何と言っても行くだろう。
だから、あとの選手も育てて行かないといけない」
スポニチ名古屋12名古屋ニッカン12


正月は自身の記念館もある
和歌山県太地町で過ごすという落合監督
ナゴヤからの出発を前に、報道陣に対し
福留、岩瀬ら来季以降、
FA権を取得する選手について
権利を行使しての移籍を
容認する考えを示唆しました。


「必要な選手だけどそれは選手の権利」
自身も93年に初のFA移籍選手となった落合監督
おそらくそう言うだろうとは思っていました。
たとえ選手が抜けても、抜けなくても
ドラゴンズは続いていきます。
来春のキャンプでは、1、2軍ボーダーレスにし、
主力を脅かす逸材を育てる方針。
チャンスを掴む新たな選手が出てくるのか、
来季のドラゴンズのキャンプが楽しみです。


◇井端弘和
<愛知県の常滑競艇場のトークショーに参加。
しかし極度の体調不良のため、
終了後は舟券を買わずに帰宅>
「風邪ひいたみたい。
ノロウイルス? 病院行ってないんで何とも…。
今年のうちに体を悪くしておいたんで、
来年はまたフルイニング出場します」
中スポ

◇岩瀬仁紀
<井端とともにトークショーに参加。
リーグ優勝が決まった10月10日の裏話を披露>
「(Vまであと1人のところで)
荒木が泣きたかったらしいですけど、
僕が間を取らずにすぐ投げちゃって、
泣く時間がなかったようです」

「(延長10回の打席に入る前)
(落合)監督に『バントは無理です』と
言ったのに、サインはバントで、失敗...。
僕は悪くないです」
(中スポ)

◇新井良太
<広島市内のトレーニングジム
『アスリート』で兄・貴浩と兄弟自主トレ。
ガムシャラに出場機会を求めるため
なりふり構わず外野にも挑戦する覚悟を>
「力不足を痛感した1年でした。
肌で感じるにつれ、まだまだ…。
レギュラーを目標に置いていないといけない。
とにかく試合に出ないと始まらない。
(ポジション取りへ向けて)
外野用のグラブを発注しようと思っています。
チャンスがあるのなら練習したい」
中スポ

◆新井貴浩(広島)
<飛躍が期待される弟・良太に向け、
遅咲きだった兄は、背水の構えを説く>
「まだまだ甘い。ボクが見るに、
まだ目が座ってない。泳ぎまくってる。
ボクもひとのことは言えない。
1年目、2年目はそうだった。
でも、それじゃダメなんです。
プロは1年1年が勝負。
来年が最後の年、という覚悟でやってほしい。
ボクからああしろ、こうしろ、
というつもりはない。自分で気付いてほしい」
中スポ


◇佐藤充
<前日、自主トレを打ち上げたはずが、
この日も現れ、屋内練習場でウエートトレを>
「荷物がなかなかまとまらず、
間に合わなくなってしまって。
もういいやと、昨日は帰るのをやめました。
これから帰ります」
中スポ


奥のいばちん、実はフラフラ?暮れも大忙しの
選手たちの話題。
まずは恒例の
ギャンブラー競演
愛知県常滑市の
常滑競艇場での
トークショーですが、
饒舌なトークの岩瀬と対照的に
大の競艇好きの井端が体調を崩し、なんと早退
実は前日から38度の発熱
腹痛に襲われていたもよう。

さすがのいばちんにも
1年の疲れが来てしまったのでしょうか?
寝正月で体調を戻し、1月5日からの
オーストラリアでの自主トレに備えてください。

また広島では新井が仲良く自主トレ
外野手のグラブも作るという良太ですが、
自分的には内野で勝負してほしいなと思います。

そして埼玉の実家に
帰省するはずだった佐藤充
なんと荷造りが出来ず、延期し自主トレ。
「もういいや」って投げてしまうのが、
なんとなく充っぽいなと感じました。
2度目となる「これから帰ります」ですが、
次こそはしっかり帰省してください!


PS 今日の渡邉選手。

きょうは大みそか
しかし連日、ナゴヤ球場の屋内練習場で
自主トレを行っている我らが渡邉選手
なんと大みそかも練習するそうです。
今朝の中スポに記事とコメントが!
題して『渡辺 休みは元日だけ』

◇渡邉博幸
<この日、ただ1人顔を出した野手。
屋内練習場で関係者と汗を流す>
「元日だけ休んで、あとはやりますよ」
(中スポ)


やはり来ているとは思っていました。
新年は2日から体を動かし
5日からは、森野、英智ら
恒例の神奈川軍団自主トレ
リーダーとして仕切る予定。
37歳となる2007年
さらに元気に頑張る姿を期待します。
よいお年をお迎え下さい!


2006年のSTは、これで終了です。
今年の記事は合計376本
2月に「ドラゴンズスタジアム」にタイトル変更、
11月に2度目のURL変更がありましたが、
ドラゴンズの優勝記事を書くことができるなど
ST的には良い1年になったと思います。

今年1年、大変お世話になりました。
トラックバックやコメントも感謝します。
みなさん、良いお年をお迎え下さい!

2006年12月30日 (土)

ドラゴンズ来る人去る人2006。

桜井、地元に恩返し
元竜戦士、第二の人生 決意新た
 

年末のスポーツ紙恒例の惜別球人企画
今朝の東京中日に、第二の人生
歩み始めた元竜戦士の記事がありました。
22日のスポニチに出ていた
思い出とともにまとめて紹介します。

ちなみにドラゴンズ『来る人・去る人』は以下の通り。

<IN> (10選手)
イ・ビョンギュ(韓国・LG)
三澤(東京ヤクルト)
田中、浅尾、菊地、岩﨑、清水昭信
西川、堂上直倫、福田

<OUT> (12選手)
落合英二(評論家・解説者)、
遠藤(東京ヤクルト)、川岸(東北楽天)
鳥谷部、ドミンゴ、マルティネス、
ガルバ、ペレイラ

柳沢、高橋光信(阪神)、アレックス、櫻井
川相昌弘、奈良原中日コーチに就任)

◆櫻井好実(→会社員)
<思い出>
1軍出場はなかったけどプロに挑戦できたこと。

<地元の富山県砺波市に帰り、
会社員として再スタートを切る。
現在はカーポートの設置工事などを担当>
「何をしていいのか初めは戸惑いもあったけど、
今は少しずつ慣れてきて楽しいです」

<今後は新たな夢に向かって
地元のスポーツ少年団で野球の指導に当たる>
「自分としてはやれるだけのことは
やりました。悔いはないです。
これからは、これまで支えてくださった
地元の人たちのために恩返しできればと思います。
自分が教えた子どもがプロに行って、
1軍で活躍する姿を見ることが夢ですね」

<来年末には結婚する予定。
3月から新店舗の金沢支店で営業担当に就く>
「10年後には会社を引っ張っていけるような
存在になれるよう頑張ります」
中スポ

◆落合英二(→中スポ評論家)
<思い出> プロ初登板となった
93年7月28日の横浜戦で7球連続ボール。
8球目の135キロ直球でやっとストライクが入った。
もう1球ボールだったら、ここまでやれなかったと思う。

<勉強の場はネット裏だけではなく、
ソン・ドンヨル監督率いる
韓国・サムスンに野球留学する予定。
正式なコーチではなく、自費でのコーチ修行>
「来年の5、6月くらいを考えています。
しっかり勉強してきます。
日本の投手より体格的には
恵まれているのに、速いだけだったり、
力を出し切れていないように見えたんです。
それがなぜかは、今のボクにも分かりません。
見ていて分かるようになれば、
ボクも勉強になるし、選手のためにもなりますからね」
中スポ

◆鳥谷部健一(→現役続行希望)
<思い出> 03年8月29日のオリックス戦での初勝利。

◆ドミンゴ・グスマン(→米球界復帰希望)
<思い出> 中日で04年にリーグ優勝できたこと。

◆ルイス・マルティネス(→米球界復帰希望)

◆エルネスト・ペレイラ(→米球界復帰希望)

◆クラウディオ・ガルバ(→米球界復帰希望)

◆柳沢裕一(→現役続行希望)
<思い出> 04年にスーパーサブとして
リーグ優勝に貢献できたこと。

◆アレックス・オチョア(→米球界復帰希望)
<思い出> 04年、今年と2回もリーグ優勝できたこと。


◇奈良原浩
(→中日2軍内野守備走塁コーチ)
<思い出> 今季途中に中日に移籍してリーグ優勝できたこと。

◇川相昌弘(→1軍内野守備走塁コーチ)
<コーチとしての自らの課題は>
「教える側と教わる側が、
いかに本気で向かい合い、練習に取り組めるか。
そしてオレはそこにいろいろな
引き出しを用意しておく必要がある」

<引退して初めてのオフに、一抹の寂しさも>
「現役の時と違って
自主トレをしなくていいからいいね」
スポニチ


第二の人生で櫻の花を!東京中日2面に
大きく出ていたのが、
地元の富山県砺波市に帰り、
会社員として
再スタートを切った
櫻井好実(登録名・嘉実)さん。
『未来の右の大砲』
期待されるも、ケガなどもあり、
力を発揮できずに戦力外通告
トライアウト、福岡ソフトバンクの
入団テストを受けるも不合格。
4年間のプロ野球人生にピリオドを打ち、
故郷のアルミエクステリア会社・日建に就職。
現在はカーポートの設置工事などで
汗を流しているそうです。
野球と違う一般職に就きながら、
勤め先の社長さんからの要請もあり、
地元のスポーツ少年団で野球を指導していくようです。

子どもたちに野球の楽しさを教えていくことで
地元への恩返しを誓った櫻井さん
まだまだ22歳、若いですから、
しっかり第二の人生で
花を咲かせることができるでしょう。


またセットアッパーとして活躍。
今季限りで15年の現役生活に
別れを告げた落合英二さんは、
中スポの評論家(TV局は未定)として
ネット裏で勉強することに。
さらに5月には、元チームメートで
尊敬する先輩、ソン・ドンヨル監督のもと、
韓国コーチ修行にはげむもよう。

人望も厚く「良い指導者になれるだろう」
言われている英二さん
川相コーチのコメントにもありますが、
選手を指導していくコーチには、
さまざまな『引き出し』が必要。
川相コーチは、3年間のドラゴンズでの
現役生活でそれを増やせた感がありますが、
英二さんはまさにこれから。
まずは韓国での自費修行
コーチとしての目を磨いてきてほしいです。

それから思い出のコメントの中で
印象的だったのは、柳沢
『スーパーサブ』という言葉に
柳沢こだわりを感じました。
鳥谷部とともに、現役続行を希望。
そこに「野球選手」としてのこだわりが、
再びユニホームを着られればいいですね。


新たな選手が入れることになれば、
ユニホームを脱ぐ選手を出さないといけません。
ドラゴンズでの野球人生は終わりを告げても、
それぞれの人生は続いていきます。
高橋光信、遠藤、川岸のように
新天地でドラゴンズに恩返しする者、
川相、奈良原のようにコーチとして
明日の若竜を育てていく者、
今季の退団者の進路は、様々になりましたが、
新たな人生、頑張ってもらいたいです。


ナゴヤからの話題。(29日)

◇英智
<年内の自主トレを打ち上げる。
連日、ナゴヤ球場屋内練習場でウエートトレを>
「正月に休みがほしいと思ったら
休むんでしょうけど、ほしいと思わない。
野球をやめたら休めるので。
年明けも続けていきます。
力がついたか、実戦で試したい。
これで打てるようになるなら
野球少年にも筋トレを勧められるでしょう」

<来年1月5日から川崎市内で始まる
神奈川県人会自主トレへの意気込みを語る>
「8年間、名古屋でやってきた。
今回は答え合わせの意味で
みんながどうやっているのかを見てみたい。
大勢の中に入ってやれば、
自分がやってきたことが正しかったかどうか分かる。
(神奈川県人会のリーダー・渡辺さんは)
見習うべきところを多く持っている」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇中村公治
<ナゴヤ球場の屋内練習場で打撃練習を行う>
「せっかく(11月の)秋季キャンプで
鍛えてきたので、できるだけバットを振っておきたい」

<3年目の今季はわずか4試合出場>
「今の自分は中途半端。
尻に火がついているので
休んでいる場合じゃない」
名古屋ニッカン

◇小笠原孝
<雪も舞った午前中のナゴヤ球場に最初に登場。
屋内練習場で時間をかけてウエートトレを>
「田舎(千葉)には帰らず、
年明けも時間があいていたら
ウエートトレをしにきます。
1月は海外で自主トレをする予定ですが、
日程は決まってません」
(中スポ)

◇佐藤充
<ナゴヤ球場の屋内練習場で精力的に汗を流す>
「今月の優勝旅行で
練習できなかった分を取り戻したかった」

<年明けからは埼玉県内の
実家近くにあるジムに通う予定>
「この後(埼玉県の)実家に帰ります。
向こうでは走り込み中心ですね。
ジムがあると聞いているので、
開いていたら行ってみようかなと思っています。
筋力がついてきた感覚はある。
これを投球に生かせるようにしたい」

<この日の午前中は
雪が降ったこともあり天気を心配>
「車で帰るんですけど、雪は大丈夫ですかね」
中スポ名古屋ニッカン


今年もあとわずかということで
年内のナゴヤ球場での自主トレを
打ち上げる選手も増えてきました。
この日のナゴヤは、雪が舞ったようで
屋内練習場でウエートトレをする選手が
多かったようです。

関東出身の小笠原佐藤充は好対照。
子どもが生まれた小笠原は、船橋に帰省せず、
そのまま憲伸らとの海外自主トレに臨むよう。
一方、佐藤充は愛車(ベンツ?)で
埼玉県坂戸市へ帰省予定
埼玉は冷たい風は吹いているものの、
雪は降っていません。
安全運転で帰省してください。

2006年12月29日 (金)

立浪厳冬大幅ダウン、代打価格に決意のサイン。

立浪「当然です」
竜史上最大56%減

今季途中からサードのレギュラーを
奪われ、主に代打で出場。
前交渉で60%もの大幅ダウンを示唆され、
動向が注目されていた
ミスタードラゴンズ・立浪が契約交渉を行い、
野球協約の減額制限を超える56%
1億2500万円の大幅ダウンとなる
1億円+出来高払いでサインしました。


◇立浪和義
<1億2500万円ダウンの
年俸1億円プラス出来高払いでサイン。
会見場では自ら大幅ダウンの年俸額を発表>
「はっきり言います。1億円で契約しました。
厳しいといえば厳しいかもしれませんが、
当然といえば当然です。
代打だけで1億円は高い。
それだけ頂けるのはありがたいことです。
すっきりした形でハンコを押せました」

<野球協約に定められた減額制限を超えた
約56%のダウンも下交渉で承知済み>
「1回話をして金額は決まっていました。
今年は途中から試合に出ていないし、
野手でスタメンで出れなければ、
こういう評価になるのは仕方ない。
年内中にどうしても(ハンコを)押したかった。
来年は新たな気持ちでやりたいですから」

<条件面では球団からの配慮が。
代打専任としては異例の出来高が設定され>
「頑張れば(ダウンを)取り返せるように
つけていただきました」

<代打要員スタートは覚悟しているが
そのままで終わるつもりもない>
「今年は代打で何回も凡打してミスをした。
来年1年でどうなるかわからないが、
代打でトップを目指せるように。
スタメンで1試合でも2試合でも
出られるよう準備をする。
たとえ代打だけでも、
(試合に)出てきたら何かやってくれると、
ファンに期待される選手であり続けたい」

<今季終了時点で通算2414安打。
通算2500安打まで残り86>
「1本でも多く打ちたいし、
区切りよく2500本もいきたい。
ただ、今そんなこと言っても始まらないし、
1打席1打席頑張ります」

<20年目の来季に向けて、
気持ちを切り替え、新たな意欲を口に>
「来年は野球人生を左右する1年になると思います。
今年は代打で打てなかった時は
正直、今年でユニホームを脱がないと
いけないのかな…と悩んだ時もありました。
ただこんな僕にもファンの方が
声援してくれたから頑張れた。
声援がありがたいと思ったシーズンであったし、
来年も何とか期待に応えたいです」
(中スポ、サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇井手編成担当
<これまでの貢献度も球団は重視。
1億円を割らず、出来高払いで補えるようにした>
「スタメンで出たときのことも考慮してある。
先発復帰して、100試合も出ればこの給料じゃいかん」

<球団を通して監督からのメッセージも伝えられ>
「落合監督は代打一本でもいいというのなら、
絶対欲しい選手なんだと言っている」
中スポサンスポスポニチ名古屋

◇西川球団社長
<交渉の席では次世代の監督候補として
その修行をして欲しいという異例の要望も>
「(監督になる)約束はできないけど、
来年からは指導者のための勉強もしてほしい。
これだけ球団に貢献しているから資格は十分にある」
名古屋ニッカン

△ドラゴンズ・契約更改▼
12月28日(金額は推定・単位は万円)
立浪 10000(▼ 12500・56%)


前日の27日に急遽日程が決まり、
約40分間の契約交渉を終えた立浪
会見場に現れ、自ら年俸額を発表した
表情はさばさばとし、納得した感がありました。

今季、113試合に出場し、
打率.263、1本塁打、31打点。
スタメン出場はわずか56試合に終わり、
入団19年目で2度目となる規定打席未到達
7月以降は、サードのレギュラーを
森野に奪われ、代打専任に。
シーズン終了後、球団首脳からの
「代打には代打の値段」という
大幅減俸発言が報道され、
下交渉を経て、この日臨んだ交渉。

提示された金額は、野球協約に定められた
減額制限(1億円超40%、1億円以下25%)を超えた
56%(1億2500万円)ダウンとなる年俸1億円という
プロ野球史上3番目、中日球団史上最大の減額に。
それでも来季に向け、すっきりしたかった
立浪は、潔く受け入れ判を押しました。

その一方で球団側も、
生え抜きで19年のベテラン。
打席に立った時には、ナゴヤドームで
一番の声援が起こる立浪貢献度も重視。
年俸額で1億円を割ることはせず、
大きく減った分は、代打としては異例の
5000万円から1億という出来高払い
提示するなど、誠意も見せたもよう。


来季を見据える。『厳しいといえば厳しい、
当然といえば当然。
代打だけで1億円は高い。
それだけ頂けるのは
ありがたいこと』

立浪のこのコメントが
すべてじゃないかと思います。
確かに56%という大幅ダウンは、
生え抜きで、ずっとレギュラーとしてやってきた
立浪にとっては、厳しいものになったと思います。

1億を切らなかったところや
出来高契約を提示してきた点は、
球団立浪に対する配慮を感じますが、
それに応え、一発サインした立浪潔さ
来季に逆襲をかける覚悟を感じました。

おそらく来季も
代打での起用が続くと思いますが、
今季の代打率が.327
2414本の安打を積み上げてきた
勝負強いミスタードラゴンズの力は、
まだまだ必要です。
『代打・立浪』とアナウンスされたときの
球場のボルテージが何よりの証だと思います。

ファンの後押しが現役続行への支えになり、
来季も期待される選手であり続けたいと誓った立浪
年明けは国内での単独トレーニングで始動し
シーズンへの準備をしていく予定。
固い決意を秘めた20年目の『代打・立浪』
背水の陣で挑む1年に
大きな声援を寄せたいと思います。


ナゴヤからの話題。(28日)

◇福留孝介
<ただ一人の未更改選手。
この日、ナゴヤ球場に姿を見せる>
「まだ何も聞いていない。
慌てずじっくりやりたい」
共同通信社名古屋ニッカン

◇伊藤球団代表
<未更改の福留の交渉日について>
「(自主トレ先のハワイから)
帰国してからになるんじゃないか」
名古屋ニッカン

◇西川球団社長
<名古屋市内の球団事務所で、仕事納め。
職員に対して経営強化を目標に掲げ>
「優勝したこともあり、収益は上がったようだ。
来季はリーグ優勝、クライマックスシリーズを
勝ち抜いて、最後は日本一。
さらなる増収を求めていきたい」

<球団収入が前年より10%アップしたことに>
「来年はクライマックスシリーズもある。
本拠地で試合をして日本シリーズでも
優勝できれば大きな収入になる。
そうなれば球団にとって、大きな(収益の)違い。
選手も頑張れば、それだけ還元できるということ」
サンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


立浪がこの日、更改し、
未交渉のまま越年となったのは、福留ただ1人
しかし日程がなかなか決まらず、
初回交渉が来年1月中旬
ずれ込む可能性が出てきました。

球団事務所もこの日が仕事納め
来年の仕事始めは1月5日からですが、
福留は、1月7日から約2週間、
山﨑武司(東北楽天)、中川、澤井ら
ハワイ自主トレに出発する予定。
早くても帰国した20日以降。
場合によっては、もつれなくても、
自費キャンプになるかもしれません。

また2年ぶりのリーグ優勝を飾った今季、
営業努力と優勝効果で、球団収入
前年比10%の約10億円アップとなったようです。
午後、あいさつをして、労をねぎらった
西川球団社長は、優勝、さらに日本一効果で
来季も収入を増やしていきたいと
チームの連覇を望みました。


◇落合監督
<来春の沖縄キャンプまで
スタッフ会議を招集しないことを明言>
「(15日からの)合同自主トレに
コーチが見にいくだろうから、
そこでどの選手がどれくらい動けるか分かる。
その報告を(1月)31日に受ければ十分だよ」
(中スポ)


例年1月下旬に行われ、キャンプでの
1、2軍の振り分けなどが話し合われるスタッフ会議
しかし来春は1、2軍の宿舎が同じ、
球場はその日ごとに振り分ける方式ということで
会議を招集しないことを明言しました。
落合監督コーチ陣と顔を合わせるのは、
キャンプ前日の1月31日となるとのこと。

選手としては、キャンプでいきなり
落合監督からカミナリが落ちないよう、
しっかりトレーニングをしておいた方がいいでしょう。


◇堂上直倫
<母校・愛工大名電高の先輩、
マリナーズ・イチローとの自主トレを希望>
「イチローさんが来るかどうかは
まだ聞いてないです。
監督さん(倉野光生監督)に連絡があると思います。

今年の正月は話をしたかったけど、
できなかったんです。
今年もイチローさんが来てくれるなら、
プロの厳しさとか、新人のときは
一番何を練習したか聞いてみたい。
尊敬している方なので
一緒に練習させてもらいたいです」

<理由のひとつには将来のメジャー希望もある>
「憧れとしてメジャーに
行きたいという気持ちはあります。
ただその前にプロで活躍しないとダメなので、
中日の主軸を打てるようになりたい」
中スポ名古屋ニッカン

◇浅尾拓也
<堂上直倫とともに、中京テレビ
『Newsリアルタイム年末SP』に生出演>
「生放送に出るのは3回目なんですが、
きょうも緊張しました。
野球と違う緊張感があります」

<落合監督から体は自然と太くなると励まされ>
「1年目はあせらずに体を作っていきたい」
中スポ名古屋ニッカン


高校生ドラフト1巡目の堂上直倫
大・社ドラフト3巡目の浅尾
この日、地元テレビの生番組に出演。
「体づくり」と色紙に抱負を書いた浅尾
緊張でガチガチになったそう。

また「一軍出場」と抱負を書いた
堂上直倫は、母校の先輩、
イチロー(マリナーズ)との合同トレを熱望。
今年の1月3日にも愛工大名電高を
訪れたイチローでしたが、
当時2年生の直倫は、
遠慮して話ができなかったもよう。
しかし今回は、プロ野球の先輩
プロの厳しさとか、練習方法を聞いてみたいと
再会を心待ちにしているようです。
スーパースタースーパールーキーの共演、
ぜひとも実現してほしいですね。

2006年12月28日 (木)

球界最高守護神、岩瀬3億8000万円に到達!

岩瀬、3億8000万円で更改
現役投手最高額

守護神・岩瀬が契約交渉に臨み、
7500万アップの年俸3億8000万円で一発サイン。
25日に更改したエース・川上を抜いて、
日本球界現役最高年俸投手となりました。
しかしその表情は、金額の重みと
来季さらに背負っていく責任を感じ、
硬く引き締まっていたようです。


◇岩瀬仁紀
<現役投手最高年俸3億8000万円でのサイン。
25日更改した川上の3億4000万円を2日で抜く>
「サインはしました。
去年と同じアップ額(7500万円)ですね。
そこまではいかないとはっきり言われたので
じゃあ、押すしかないな、と判を押しました。
そこまでというのは4億円です。

満足いくシーズンを送れた。
昨年、今年とフル回転でやったと評価してもらった。
気づけばここまで来ちゃいましたね。
毎年、シーズン終わってから
数字を見るが、よく頑張っているな…と
自分でも、思います。
うれしいと同時に、しっかりやらないといけない。
年々年俸が上がっているので、硬くなります。
また、さらに責任感が強くなるというか、
重くなるので、頑張らないといけないです」

<順調にいけば来季中に
フリーエージェント(FA)権を取得するが
FAについて話題にはならなかった>
「FAの話は全然出ていません。
あるかなとは思ってきたし、
それに答える準備はしてたんですけど。
なかったので『あぁそうなのか』と。
そういう(残留して欲しいという)
言葉があればうれしかったです。

権利をまだ取ってないし、
自分から言うことじゃない。
自分から売り込むのも何だし、
先のことはわからないけど
地元(愛知県出身)だし、やれる限りは、
ずっと(中日で)やりたい気持ちはある。
(球団の)誠意も感じてます」

<年明け9日から、山本昌と
鳥取のワールドウィングで恒例の自主トレを行う>
「いつも責任感を持ってやっているが、
さらに強くなった。来年頑張らないといけない。
いつまでも優勝の余韻に浸っている場合じゃないね。
早く気持ちを切り替えないと。
(来季も)連覇に向けて、自分のポジションを
守れるようにやっていきたい」
(中スポ、東京中日、サンスポスポーツ報知
共同通信社時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


◇井手編成担当
<球団は出せる限りのものを提示>
「(提示は)総枠を考えてのことです。
球団で最高評価? いえプロ野球界で最高です。
抑え投手としては
(今の)プロ野球界で最高でしょう」

<交渉ではFAについての話し合いはなし。
早くも相思相愛ぶりをアピール>
「どれだけ1軍にいればFAになるという話はした。
権利を取って、宣言した時点で話し合います。
選手の権利だからこちらは宣言してから初めて、
球団として動くのが本筋だと思ってます。
過去には宣言前に慰留したこともありましたが。
彼の気持ちは、こちらとしても
把握できてると思ってますから。

地元の選手だし、うちにいてほしいのは当たり前。
ずっと一緒にやりたい気持ちはあります。
(岩瀬と球団の)両方で“愛着”はありますから。
愛着は感じているが、FAは愛着(の問題)ではない」
(中スポ、東京中日、サンスポ
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

◇西川球団社長
<引き留め策としての岩瀬との複数年契約を否定>
「年俸交渉とFA権とは同じものじゃない。
選手は一年一年が勝負」
スポニチ名古屋

△ドラゴンズ・契約更改▼
12月27日(金額は推定・単位は万円)
岩瀬 38000(△ 7500・25%)
三澤  900(▼ 100・10%)


約30分の交渉を終えた岩瀬は、
笑顔を見せながらも
どちらかといえば硬く、引き締まった表情。
会見でも淡々と話していたようです。

今季、56試合に登板し、2勝2敗40セーブ。
史上初の2年連続40セーブを記録し、
最多セーブ投手賞を獲得。
また10月10日の巨人戦で悲願の
胴上げ投手になるなど、抜群の安定感
2年ぶりのリーグ優勝に貢献。
また入団以来8年連続50試合以上登板
故障や勤続疲労でチームに迷惑をかけず、
好成績を残していることを球団最大限に評価。

1300→4200→8000→1億500→1億4000
→2億→2億3000→3億500万円と
年々上がってきた年俸が、ついに3億8000万円
25日に3億4000万円で更改した憲伸を抜いて、
現役最高年俸投手となりました。

希望額の4億円には届きませんでしたが、
ついに最高峰までたどり着いた鉄腕
しかしその金額の重みと、
よりしっかりやらなくてはいけないという
責任感からそのような表情になったのでしょう。

3億8000万円の鉄腕。それにしても
3億8000万円
入団してから、中継ぎ、
セットアッパー、そしてクローザーと
常に結果が望まれる
修羅場に登板。
毎試合ベンチ入りして準備。
それを8年間続け、しっかり数字を残してきた岩瀬
評価されて当然の絶対守護神が、
気が付けば、球界投手最高年俸
本当にスゴいところまで来たなと感じました。
ただこれだけの年俸をもらいながらも
「中日の岩瀬」と表現しないと、
全国的には誰だかわからない。
そういうところがまた岩瀬らしく、
ドラゴンズの誇りだなと本当に思います。

これだけの投手になれば、
注目度はさらに高まっていきます。
そのひとつの山になりそうなのが、
来季取得確実といえるFA権
ただ今回の交渉中、FAについての話は
球団の従来通りのスタンスもあってか、
複数年契約の提示などもなかったようですが、
もしも岩瀬本人が来オフFA宣言するとなれば、
まさに熾烈な争奪戦になるのではと思います。
ファンとしては、球団にしっかり
引き留めてくれるよう願うのみです。

地元を大切にする岩瀬ですから
きっと残ってくれると信じていますが、
ただそれもあくまで来オフのこと。
来季しっかり結果を残して、
球団に最大級の懇願をされるくらいの
活躍を期待したいです。

現役投手最高年俸となり迎える9年目
岩瀬の気持ちはすでに切り替わっています。
年明けは昌さんらと一緒の
鳥取での自主トレからスタート。
もちろん目標は、球団初のリーグ連覇
最高年俸投手の活躍は必要不可欠です。
勤続疲労が心配ですが、これまで通り
しっかり調整してくれると期待しています。

ドラゴンズという枠を越えて
球界最高となったスーパー鉄腕
来季もの如き活躍で、
ゲームをしっかり締めてほしいと思います。


ナゴヤからの話題。(27日)

◇三澤興一(前・東京ヤクルト)
<中日と正式契約し入団発表を行う>
「もう野球ができないと思う時期がありました。
中日の一員になれたことが本当にうれしいです。
チャンスをいただいたので
結果を求めて、がむしゃらに頑張っていきたい。
コントロール(の良さ)を大事にして
点を取られないピッチングをしたい。
(役割は)中継ぎしかないと思う」
中スポ時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋ニッカン名古屋ニッカン

◇井手編成担当
<三澤の背番号は
復調した中里が付けていた『70』に>
「復調した投手が活躍するということはある」
スポニチ名古屋


秋季練習中の先月22日から2日間、
ナゴヤ球場の室内練習場での極秘テストで合格。
入団が内定していた三澤と正式契約。
年俸900万円、背番号は『70』に決まりました。

入団が決まり心機一転
これですっきり年が越せることでしょう。
70番、確かに空いていましたね。
右肩痛から復活した中里
今季はテスト入団した鳥谷部(退団)が
つけていた再起の番号
両ふくらはぎに故障を抱え、
今季1軍登板なしの三澤にはちょうどいいと思います。
同じ埼玉県出身ですし、頑張ってほしいですね。
今季の上田のようにテストで掴んだチャンス
しっかり生かし、1軍で活躍できるよう、
がむしゃらに取り組んでほしいと思います。


◇渡邉博幸
<ナゴヤ球場で自主トレを行う。
世界一のスーパーサブ・田口に
室内練習場を占拠され、びっくり>
「いつか野球教室があるとは聞いていたけど、
きょうだとは知らなかった...。
まあ、自分はウエートをやれればいいと
思っていたので、特に問題はなかったです」
(中スポ)

◇森野将彦
<カージナルス・田口の野球教室のため
練習場所がなく、ブルペンなどで自主トレ。
来季の目標に2年連続の
規定打席到達と打率3割を掲げる>
「今年は規定打席に到達したけど、
まだまだ自分は未熟です。
来年は本当のレギュラーとして認められるよう、
しっかり数字を残したい。
これまでは規定打席が最高の目標だったけど、
来年はそれが最低限のノルマになる。
その上で3割打てるように
技術のレベルアップをしたい」
中スポ名古屋ニッカン

◇英智
<ナゴヤ球場で筋力トレーニング。
終了後、年明けの自主トレプランを披露>
「これまで8年間は1人だったけど、
来年は皆がどうやっているか、
答え合わせの意味で渡辺さんと一緒にやります」

<同じ守備のスーパーサブとして
先輩の渡邉の調整法を参考にする考え>
「自分の立場的にも
渡辺さんと近いし盗むものがある」
名古屋ニッカン


ナゴヤ球場での自主トレで
日米スーパーサブのそろい踏みがありました。
この日の昼間、ナゴヤ球場の室内練習場
「ふれあいベースボール教室」が開催され
田口壮(カージナルス)が
地元の小学生約110人と触れあったもよう。

普通に自主トレに来た選手たちは、
田口の来場にビックリ。
しかししばらくウエート室に潜伏していた森野
室内練習場の一角で渡邉選手
ひっそりとキャッチボールを始めると
逆にめざとい少年の母親らに発見されてしまい、
ネット越しに写真を撮られまくり状態に!
キャッチボールと軽めのノックを終えると
しかたなく裏口から退散となってしまいました。

一方、親子連れが見つめるなか
森野にノックをした渡邉選手
こちらは撮られまくりになることもなく、
日本が誇るスーパーサブ
世界一になったスーパーサブ・田口との
豪華共演もなかったようですが、
目的のウエートトレーニングを
出来たこともあり、笑っていたようです。

新春1月5日からは、その森野ら
神奈川県川崎市での『神奈川軍団自主トレ』
恒例の自主トレには、これまでの自主トレ法の
「答え合わせにしたい」という英智も参加します。
『自主トレの見本』は、にぎやかになりそうですよ。


PS 今日の渡邉選手。

本編に引き続き、渡邉選手の話題。
27日に発売された
『週刊ベースボール』 1月8/15日号
一番後ろのページに連載中の「球界リレートーク」。

北川(オリックス)が次回の登場者に
我らが渡邉選手を指名しました!
どのようなつながりかと言えば、
北川日大時代の2学年先輩が渡邉選手
4人部屋の副部屋長だった渡邉選手
当時から面倒見はよく、2年間同部屋だった
北川はかわいがられたようです。

休みの日には、渡邉選手がわざわざ
実家の神奈川県相模原市まで、を取りに行き、
他の部員とともに横浜ベイブリッジをドライブしたり、
山下公園でおでんを食べたエピソードなども披露され、
「お互い一年でも長く
プロ野球選手でいられるように頑張りましょう」

先輩にエールを贈りました。

男だけでベイブリッジというのも、
いかがなものかと思いながらも
読んでいてとても微笑ましかったです。
1月10日発売の次号では、
渡邉選手が他球団の選手を紹介することになり、
を紹介するかも楽しみです。

他にも「連載●惜別球人」の最終回で川相コーチが。
またラスベガスのV旅行リポートも載っています。
>詳しくは、『週べ』のホームページのこちらから!

2006年12月27日 (水)

自動越年・福留交渉の行方とオレ流福袋。

球団査定、変だ
福留モノ申す

エース・川上が更改を終えたドラゴンズ
球団側にとっては一つ目の峠を越えましたが、
さらなる関門となりそうなMVPの福留
他選手とのバランスも考えて提示した
球団の契約更改交渉の方針疑問
球団側は否定したものの、年明けとなる交渉は
状況によっては、波乱に満ちたものになりそうです。


◇福留孝介
<名古屋市の名鉄百貨店本館での
『写真とテレビで見る2006年中部報道展』の
オープニングセレモニーに参加>
「今年は野球以外ではプールでの事故が
多かったということが心に残っています。
来年は日本一になって
ここにもっと多くの写真を飾ってもらいたい」

<終了後、報道陣の取材に応じ、
契約更改交渉の球団の方針に疑問を示す>
「査定が未知というのは球団の考え方でしょう。
(他選手との)バランスで
抑えられるのは変だと思う。
僕たちの評価は言葉じゃなくお金しかない。
自分でも満足のいく年だったし、
頑張ったときは上がって、
ダメだったらダメで下げてくれればいい。
その分、次の年頑張ればいいんですから。

(球団と福留自身の考える)
評価はかけ離れていると思いますよ。
ぼくらの成績にバランスは関係ないんだから。
何年も続けてやってきたものもあるし。
命かけて戦ってきたのに、通用しないでしょ。

希望額? 考えてないです。
最初の提示を見ないと分からないけど、
いくら欲しいとかじゃなく
納得できれば一発でハンコは押したい。
長引けば代理人も考えるかもしれない。
できれば自分でやりたいけど…。
別に(キャンプ初日の)2月1日までに
(サイン)しなくてはいけないとは思ってない」

<順調に行けば来季中にFA権を取得>
「取ってから考える。
複数年は受けない。単年で勝負」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋
名古屋ニッカン12デイリー


◇西川球団社長
<選手間のバランスを考えて
年俸を抑えることについて>
「バランスで(年俸を)抑えるということはしない。
総枠(全選手の年俸総額)で抑えるということはある。
総枠で人件費としての支出を決める」

<日程調整が付かず『自動越年』が決まった
福留への金額提示方法について>
「(1回目から金額は)
目いっぱい出す。出し渋りはしない。
交渉はしない。駆け引きどうこうではない。
小出しにして、ドンと出すような財政的な余裕もない。
先発なら川上、抑えなら岩瀬。
打つ方では孝介(福留)が
あれだけの成績を挙げてチームに貢献している。
やってくれたことに報いる額は提示する」

<来季獲得する福留のFA権について>
「関係ない。
取ったら取ったで、来年のこと。
今年の活躍に対しての来年の年俸を決めるだけ。
今、言うべき問題じゃない」
(東京中日、スポニチ名古屋


写真にはサインします!『中部報道展』では
今年を振り返る
報道写真の数々を
熱心に観賞したり、
自らのプレー写真パネルに
サインするなど、
相変わらず
多忙なオフを過ごす福留
しかし終了後、
報道陣から
前日の川上の更改について問われ、
井手編成担当の発言
『選手のバランスを考えた』にピクリ!
「バランスで抑えられるのは変。
頑張ったときは上がって、
ダメだったらダメで下げてくれればいい」
と、
純粋な貢献度による年俸アップを求めたもよう。


おそらく福留にとっては、
けん制の意味もあるのでしょうね。
04年オフは、キャンプ寸前6度目の交渉でサイン。
優勝を逃した05年も越年の上、歩み寄ってサイン。
リーグ優勝に貢献し、MVP、首位打者など
多くのタイトルを獲得した今季、
自己ベストともいえるシーズンだけに
活躍した分はしっかりアップしてほしい。
それにはバランスは関係ない。
そう考えるのが、選手としては普通でしょう。

ただ球団側としては、やはりバランス
限られた予算の中でやりくりしないといけませんから、
前日の憲伸(3億4000万円)と
きょう交渉の岩瀬3億8000万円で更改)の金額が
ある程度の指針となると思います。
ただ球団側もこれまでの出来高による調整よりも
最高の評価年俸に反映させる方針に変化しています。
4億は届かないまでも、近い歩み寄りはあるのでは。

自費キャンプも辞さない構えで
年明けの交渉に挑むという背番号1
交渉の中では、来季オフのFA権取得による
メジャー挑戦も視野に入れた
話し合いもあると思われます。
平穏無事に一発サイン終わるのか、
それとも考えの相違で、長引いてしまうのか。
今オフもいろいろありそうな気配です。


ナゴヤからの話題。(26日)

◇鈴木義広
<初詣は香川県の讃岐金刀比羅宮へ>
「車で10分もかからない。
歩いてもいける距離だし、
渋滞のない裏道まで知っていますよ」

<ナゴヤ球場での自主トレを打ち上げ、
きょう27日、実家の香川へ帰る>
「今年は優勝もでき、活躍もできていい年でした。
向こうではウエートトレはできないけど、
走り込みはするつもりです」
中スポ

◇中川裕貴
<ナゴヤ球場で自主トレを行う。
来年1月7日からの福留らの
ハワイ自主トレに同行を志願>
「福留さんと一緒に
ハワイに行かせてもらいます。
こんなチャンスは滅多にないですから」
名古屋ニッカン

◇澤井道久
<もう一人の福留門下志願生。
23日まで行っていた鳥取県のワールドウィングに
28日から30日まで再び行くことに>
「ずっと体を動かしたいのでいきます。
いつでもしっかり動けるようにしておきたい。
大変でもなんでもないですよ」
(中スポ)


帰省前の若竜の話題から。
この日、自主トレを打ち上げた鈴木は、
初詣は、元日の午前中に
実家の近所にある有名なこんぴらさんへ行く予定。
長くて急な石段を上っていくことで
足腰のトレーニングになり
祈願とともに一石二鳥の働きになるそうです。
なお年明けは5日にナゴヤへ戻り、
11日から長崎・佐世保での
マリナーズ・城島軍団の自主トレに参加します。

また門戸解放した福留
ハワイ自主トレに新たな志願者が。
来季4年目を迎える中川が参加を表明しました。
澤井に続き、2人目となる福留門下生
来春からは、外野守備にも取り組む中川
飛躍のためにも色々なものを吸収してほしいです。

それから記事にはならないものの、
我らが渡邉選手も汗を流しているもよう。
2月のキャンプ初日にすんなり入れるための準備。
腕の筋肉を中心に
ウエートトレをこなしているそうです。


韓流パワー注入!
球場選手食堂にキムチ復活

(中スポ)

新外国人、イ・ビョンギュ
新たなバックアップが!
01年のリー・ジョンボムの退団以降、
球場内の選手食堂から消えていた
キムチ復活する可能性が出てきたそうです。

球団側が検討しているそうで、
が新天地の日本でも活躍できるよう、
試合前のバイキング形式の軽食の一品として
追加する可能性を示唆しました。

韓国の食卓になくてはならないキムチ
には良い援軍となりそうですね。
他の日本人選手も食べることによって、
キムチパワーで打棒爆発となるかも?
6年ぶりとなる韓竜相乗効果に期待したいです。


“オレ流福袋”発売…中身は指揮官の少年野球教室
(スポニチ名古屋)

今年もきょうを含めてあと5日となりましたが、
新春のデパートの福袋の中身として
落合監督の少年野球教室の参加権
売り出すことになったそうです。

名古屋市の名鉄百貨店の
「開運デラックスパック」の1つ
『<中日ドラゴンズ>落合監督による少年野球教室』

「野球の素晴らしさを子供たちに伝えたい」
という落合監督の発案で生まれたドリーム企画。
対象は小学4~6年生の軟式野球球児。
100人限りで、値段が1人税込1万円
26日から同百貨店の本店7階催場で
応募受け付けが始まり、応募者多数の場合には
来年1月2日正午から抽選とのこと。

野球教室は、1月16日ナゴヤドームで開催。
ピッチング、バッティング、守備の
各カテゴリーに分かれ、
落合監督の指揮のもとコーチ陣が直接指導。
また質問コーナーも行われる予定だそうです。

監督就任4年目で初の試みとなる野球教室
「1万円で見てもらえる」と取るか、
「1万円も取るのか」と思うか、まあ様々でしょうね。
ただ落合監督に野球を教えてもらえるというのは、
球児にとってプラスになりますし、良い試みだと思います。
ただ、こういうことを百貨店ではなく、
球団が主催して行えればとも思いますが。
>福袋のチラシは、名鉄百貨店のこちらから!


◇井端弘和
<チームただ1人の146試合フルイニング出場。
最も欠場に近づいた時期を聞かれ>
「4、5月ですね。
(4月2日のシャチホコキャッチなどが)
やっぱり腰にくるんですよね」

<腰痛のピークとなったのが
5月末からの10日間に渡る長距離遠征。
真剣に欠場を検討しつつも、やはりグラウンドへ>
「結局は1に忍耐、2に忍耐でした。
ボクは人がケガしたからレギュラーになれたんです。
ホームランを打つ人と違って、
代わりはいくらでもいる。
周りの人は知らないけど、自分はそう思っています。
だから(控えに)チャンスを与えたくなかった。
スキを見せたくなかったんです」
(東京中日)


東京中日連載の
『06ドラゴンズニュースの裏側』から。
ショートという激務なポジションで
チームただ1人のフルイニング出場
グラウンドでは、痛いそぶりもみせずに
華麗なプレーを連発する井端ですが、
やはり肉体的には、
かなりの負担がかかっていました。

ただそれを補ったのが、超一流の精神力
「(控えに)チャンスを与えたくない。
スキを見せたくなかった」

常に危機感を抱いてのプレー。
その根性と姿勢に感服させられました。
この選手からレギュラーを奪うには、
若竜もかなり相当な覚悟と心が必要。
しばらくは牙城は崩せないと、改めて感じました。
来季もフルイニング出場を目指すであろう竜の鉄人
しっかりオフは体のケアにかけてほしいと思います。

2006年12月26日 (火)

憲伸、山本昌一発サイン、竜投歳末更改ラッシュ!

憲伸、一発サイン
1億円増、3億4000万円

ドラゴンズの左右のエースである
川上憲伸、山本昌、さらに保留をしていた
平井デニー友利が契約交渉に臨み、
歳末駆け込みというわけではないですが、
4投手すべてがサインしました。
そのなかでも昨オフは交渉が難航し、
自費キャンプまで突入した憲伸
球団が最高の評価となる1億円アップの3億4000万円
日本球界の現役投手最高年俸に到達となりました。


◇川上憲伸
<1億円アップの3億4000万円でサイン。
約1時間半にわたる交渉を終え、
すっきりとした表情で会見に臨む>
「判は押しました。
提示は満足してなくても、
球団に精いっぱい評価してると言われたら。
最高の評価をしたと言われました。

納得? していないです。
でも、最高の評価という言葉はうれしかった。
評価については、ボクがどうこう言う
問題ではないですからね」

<急きょ決まった交渉の席。
もつれた前年と違い、今回は一発サイン>
「今年は何が何でも
(一発で判を)押したろうと思った。
金額の上下で保留ということもあるが、
あまり時間をかけたくなかった。
チーム内のバランスと言われれば仕方がないかなと。

話をしていく上で、希望額もズレていったのも事実です。
う~ん、1時間くらい話していく中で、
自分の希望額もズレてくるんですよ。
(希望額との差が)大きいのか小さいのかは
人によって違うけど、ボクの中では小さかった。
球団も最高の評価をしたと言ってくれたし
(球界最高年俸に到達して)まあいいかな、と…」

<昨オフの交渉では、思わぬダウン提示を受け、
初めての自費キャンプも経験。
エースの意地で勝ち取ったプラス1億円>
「(昨オフの交渉で8月以降)5勝1敗なら
優勝できたと言われたので、
悔しいという一心で、今年はやってきました。
昨年の(交渉の)悔しさをぶつけて成績を上げました」

<スッキリした気持ちで迎える10年目のシーズン。
中日のエースとしてやるべきことが残っている>
「今年は自分の全力を出し切りました。
来年も出し切れるように頑張りたいです。
1人の人間ができる範囲は
限られているけど、限界までできるように
目いっぱい頑張りたい」

<順調なら08年オフにFA権を取得するが
2年後ということもあり、この交渉では
FAに関する話はほとんどなかった>
「メジャーの話題ですか?
あまり出てなかったような気がします。
ほかの選手の話とか、
ポスティングのこととかもなかったと思います。
(球団とメジャーの話をするのは)
まだ早いんじゃないかなと…」
(中スポ、サンスポスポーツ報知共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

◇井手編成担当
<1億円アップとなった川上の査定について>
「この額になると、こちらも未知の部分。
最高の評価はしました。
最高の評価というのはおととしと一緒」
(中スポ、サンスポ


当初の予定になかった交渉でしたが、
この日、午後4時すぎから始まり、約1時間半。
交渉を終えた憲伸は、すっきりとした表情。
「4億」と言われた希望額と開きはあったものの、
「エースとして最高の評価をした」という
球団側に誠意を感じ、一発サインとなりました。

今季、自己最多タイの17勝で最多勝、
194三振を奪って、初の最多奪三振、
さらにベストナイン、ゴールデングラブ賞などの
数々のタイトルを獲得し、文句ない活躍
2年ぶりのリーグ優勝に貢献。
戦犯と言われた昨季の悔しさを晴らしたエース
球団側もその分の大きな評価
高年俸による査定のハードルも高くなることや、
岩瀬ら他の選手とのバランスという事情もあり、
1億円増となったものの、球団史上最高額を提示され、
気持ちの整理は十分ついたようです。

3億4000万円は帰るッス!まさに球界を代表する
エースになった憲伸
ウッズの1億円アップと
いうのがあったので、
1億円アップというのは、
予想できないことは
なかったですが、
それにしても改めて
スゴい額だなと思いました。
こうなると来季は、さらにその金額分
期待とプレッシャーも背負うことになります。
それはもちろん史上初の連覇と53年ぶりの日本一
エースとして導いてもらわなくてはいけません。

トレーナーとキャッチボールを行うなど
少しずつ体を動かしているという憲伸
来春も1月10日過ぎから、小笠原(予定)ら
何人かの選手と海外で自主トレを行う予定。
練習生でなく、エースとして迎える新年。
来季も無限の力を出し、
チームを勝利に導いてほしいです。


◇山本昌
<2億4000万円+出来高で更改。
ノーヒットノーランや2ケタを挙げたにも
関わらず、1000万円のみのアップに>
「2年間のトータルで
決めることになっていたんです。
月給で区切りのいいところになりました」

<1年契約も200勝まで球団に契約を保証され>
「サポートがあるそうなので、
幸せだなと思いました。
(球団の)総意として、そこまでは
がんばってもらうという話をいただきました。
そういう個人的なことで、
誠意ある話をさせてもらいました。
悪いようにはしないと…。
(達成まで)契約してくれるんじゃないかと
いう話ですね。ありがたいです」

<感謝はしてもすがる気はない。
来季中に先発ローテの一角としての到達を誓う>
「球団の方に気を遣わせないように来年達成します。
このチームでローテーションに入れば
来季中にできるでしょう。そう深くは考えていない。
今までと同じことをやればいいんだ。大丈夫!
ヨレヨレでたどり着くんじゃなく、
自分としては普通にいけると思っています。
(優勝争いで)それどころじゃないってときに
勝てればいいなと」

<もう1つの悲願である
日本シリーズ初勝利についても意気込みを>
「来年中に自力で達成する。
それよりも日本一になりたい。
日本一にならないと引退できない。
チームが勝って個人記録が達成できれば
気持ちよくユニホームを脱ぐことができると思う」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

『1000万円アップでした。
もっともらえたんじゃないの、という声もありましたが、
2年前に2年契約したときに
次の更新は2年間トータルで考えると聞いていましたし、
もし今年の成績だけで考えれば
もっとアップしていたとしても、
1年契約だったら昨年がダウンだったでしょうから、
結果的にはこんなもんじゃなかったのかな、と。
老兵は潔くサインする、というスタンスで臨みました。
まあ希望額はもう少し上でしたが、
インセンティブ(出来高)を見直してもらい、
頑張れば足りない分以上にもらえるので、

頑張るだけです』
(山本昌公式HP『山本昌広NEWS』より抜粋引用)


昨夜は早く寝てしまったので、
朝起きて東京中日の1面に
憲伸が出ていて驚いたのですが、
こちらのベテランは予定通り。

2年契約を終えた山本昌
来季の契約交渉を行い、
1000万円増の2億4000万円プラス出来高
契約期間1年でサインしました。

9月16日の阪神戦で史上最年長(41歳1カ月)となる
ノーヒットノーランを達成するなど11勝をマーク。
終盤での阪神戦の勝利がプラス材料となったものの
査定は2年間のトータルということで
不振だった05年を加味されると、
金額的には1000万と微増となったようです。

しかし交渉は西川球団社長
飛び入り参加するなど、終始和やかムード。
1年契約というものの、
「球団の総意として達成してほしい。
それまで頑張ってもらう」

あと9勝と迫った通算200勝達成までの
契約手形をもらい、思わず顔がほころんだもよう。

来季の目標としては、もちろん200勝
それに関しては、ローテに入れれば達成できると自信。
それより本人が望んでいるものは、もちろん日本一
クライマックスシリーズ日本シリーズでの
初勝利に全力を注いでいくと誓いました。

球団の全面支援をもらって目指すは200勝
昌さんにとって、24年目の来季は、
これまでの集大成の年となりそうですね。
自分的には、200勝を挙げた先の昌さん
見たいという気持ちがいっぱいなのですが、
まずは来季にしっかり備え、迎えたシーズンで
1つ1つ勝ち星を重ねていってほしいと思います。


◇平井正史
<2度目の交渉で更改。200万円の
上積みを勝ち取り、9500万円+出来高でサイン>
「金額に納得はしていませんが、
来年やれば評価してもらえる。
先発で考えていると言われました」

<先発転向も予定されているが、
首脳陣から直接伝えられていないだけに
先発としてのインセンティブ獲得も不安顔>
「先発か中継ぎか…。
チーム事情で中継ぎになった場合は
どうするんだろう。
ずっと先発でやりたかった。
しっかりやろうという気持ち」

<来季は背番号を
オリックス時代の『33』に変更>
「落合監督からも『おまえのイメージは
36じゃないんだよな』って言われていました。
偉大な先輩(元阪急・梶本氏)が
つけておられた番号。
恥じないようにがんばります」
(中スポ、共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇デニー友利
<3回目の交渉は4000万円でサイン。
2度の交渉は実は3600万円の現状維持。
しかし今回は球団の上積みに納得>
「スタートの時点が違ったけど、
それを認めてもらった。
精神的支柱だけでなく、
数字以外の部分を認めて欲しいという
僕の気持ちを球団も受け入れてくれた。
言ってたことが評価されたのかな」

<この日は実家の沖縄から来たが、
飛行機が遅れた上にセントレアからの電車も
ストップなどトラブルに巻き込まれ遅刻も>
「移動が大変でした。
(契約も)一瞬で終わった。
だって(査定が)明らかに疲れているんだもん」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

△ドラゴンズ・契約更改▼
12月25日(金額は推定・単位は万円)
平井 (7000→8000)9500(△ 1500・19%)
山本昌 24000(△ 1000・4%)
川上 34000(△ 10000・42%)
デニー友利 (4500→3600)4000(△ 400・11%)
平井デニー友利は訂正分の増減)


その他では、中継ぎとしてチームを支えながら、
ここまでの交渉で保留をしていた2人が更改。
2度目の交渉の平井は、
大台超えこそなりませんでしたが、
前回以上の上積みと、来季予定される
先発投手としての出来高契約を交わしサイン。
これが満額なら大台に届くのでしょう。

また沖縄からこの日、3度目の交渉に来名も
飛行機などのトラブルに巻き込まれて遅刻
午後3時からの交渉が午後5時半すぎに
なってしまったデニー友利は、
双方疲れてしまったこともあり、半ば同情でサイン。
それでも現状維持からアップを勝ち取ったもよう。

これで未更改選手は、岩瀬、福留、立浪の3名。
憲伸がサインしたことで、
それが物差しになりそうな予感。
岩瀬、福留の金額が注目されるところとなりそうです。


今日の公示。(25日)

◆コミッショナー
【自由契約選手】
▼中日 マルティネス
共同通信社


◇井手編成担当
<マルティネスの退団が決まり>
「(提示額より)上げてくれと
いうことなので、もういいとなりました。
今後? すぐにかどうかはわかりませんが、
代わりを獲得する可能性はあります」
(中スポ、時事通信名古屋ニッカン


ドラゴンズは、交渉が難航していた
マルティネス自由契約にしたと発表。
この日、コミッショナー事務局から
自由契約選手と公示されました。

球団としては契約延長の方針でいたものの、
金銭条件で折り合いがつかず
球団側が交渉を打ち切った形。
2年間で14勝した先発左腕の退団に伴い、
球団側は、投手を中心に
候補を絞り込んでいくようです。


ナゴヤからの話題。(25日)

◇岩瀬仁紀
<愛知県西尾市での『岩瀬仁紀後援会総会』に出席。
前人未踏の数字に次々に到達する守護神も困惑>
「数字で、がんじがらめになっちゃって....。
(来季は)記録のことは考えず、
もう一度、初心に戻って投げたい」

<来季はFA権というもう一つの勲章を>
「FA権といっても、
まだ権利を取っていないものは考えられない」
中スポ

◇福留孝介
<東京都内で行われた
『2006報知プロスポーツ大賞』の表彰式に出席>
「こういう賞を受賞できて本当にうれしい。
活躍したおかげで、おかげさまで
忙しいオフを過ごさせていただいています。
WBCの韓国戦でホームランを打ったことで
いい感触でシーズンに入っていけました。
首位打者とゴールデングラブは毎年取りたい」

<表彰式ではゴルフ部門の片山晋呉と交流>
「車好きと聞いていて、
車の話で盛り上がりました」

<今オフから野球以外の取材も積極的に受けている>
「少しでも中日のことを知ってもらえたら」

<川上ら主力4投手がこの日更改したが
多忙のため交渉のないまま『自動越年』が確定>
「年内はスケジュールが空いていないんですよ。
1月ならあるんですが」
(東京中日、スポーツ報知名古屋ニッカン

◆王監督(福岡ソフトバンク)
<同じく報知プロスポーツ大賞表彰式に出席。
WBC・日本チームを代表し、特別表彰を受ける。
日本代表としてともに戦った福留を大絶賛>
「毎年進化している。広角に打てる。
99年に日本シリーズで戦ったときに比べれば、
そこからの7年間でものすごく進化した」
(東京中日、スポーツ報知


3億4000万円でエース・憲伸が来季の更改。
そうなると、注目されるのが、
今季の投打の日本人チーム最高年俸の
岩瀬(3億500万円)と福留(2億5500万円)。
この日、それぞれパーティーに出席したもよう。

まず岩瀬は、地元・愛知県西尾市での
『岩瀬仁紀後援会総会』に出席。
会員数約1000人という大規模な後援会。
この日の約300人の会員と交流を交わしました。
シーズンセーブ日本記録、2年連続40セーブ、
通算防御率1点台、8年連続50試合登板と
次々と記録を打ち立てていく鉄腕ですが、
もともと数字にはこだわらないタイプ。
来季は、記録をリセットし臨む決意を明かしました。

一方、『2006報知プロスポーツ大賞』
プロ野球部門・セ・リーグで表彰された福留
この日は、パ・リーグのダルビッシュ
(北海道日本ハム)だけでなく、
ゴルフの片山晋呉大山志保プロ、
ボクシングの長谷川穂積選手とともに壇上に立ったもよう。
相変わらず大忙しの福留は、
交渉スケジュールが取れないため、
また今年も『越年』が決まってしまったようです。


◇上田佳範
<ナゴヤ球場で自主トレ。
ランニング、ティー打撃などで汗を流す。
来春は山梨県内の施設で山ごもりを>
「(来年1月は)寒いところに行ってきます。
ひっそりと練習します」
(東京中日)

◇鈴木義広
<寮を出て一人暮らしを始め、
しっかり者は100円ショップにはまる>
「いろいろと買いそろえました。
スプーンやはしを小分けするトレーとか…。
いいですよ、100円ショップ。
10個買っても1000円なんですよ」

<とてもきれいな部屋に
早速、同級生が転がり込む>
「この間、中田と2人でキムチ鍋を食べました。
(中田の部屋は)モノが何もない」
(中スポ<ドラ番記者>


その他の選手の話題。
立浪、井上片岡(前・阪神)らと
今年までグアムで自主トレを行っていた上田
しかし片岡氏が引退し、グアム会が一時休会になり、
来春は、山梨北海道日本ハム時代の
同僚と始動することを明らかにしました。

ちなみに立浪は単独トレを示唆、
井上ソン・ドンヨル監督
(韓国・サムスン)に誘われ、グアムへ行く予定。

また今オフ、昇竜館を退寮したスーさん
100円ショップにはまったもよう。
100均の商品の品質も、
ピンからキリまであるでしょうが、
独身者には、役立つものばかりですからね。
あまりはまりこまないよう、ご利用は計画的に!

2006年12月25日 (月)

井端、堂上、久本、クリスマス・愛の竜戦士!?

井端がサンタにお願い?

中日井端弘和内野手が24日、
愛知県一宮市でトークショーとサイン会を行った。
トークショーで子どもから
「サンタさんから何をもらいたいですか?」
と質問され、独身らしく
「欲しいものはただ1つ。お嫁さんです」と回答。
会場の笑いを誘っていた。
(名古屋ニッカン)

クリスマスらしいコメントからスタート。
サンタクロースでなくでもいいですから、
どなたか来季はぜひとも
いばちん「お嫁さん」を!
様々な場所でクリスマスイブ
過ごしたドラゴンズの話題をどうぞ!


◇堂上剛裕
<三重県菰野町の八風中学校で
行われた少年野球教室に参加。
同僚となる弟・直倫と距離を置く姿勢を語る>
「自分で考えて解決していってほしい。
本当に困っていたら、そのときに
少し手伝いをするくらいだと思う。

自分の思うようにやれ、と言ってます。
今まで良かったところがあったから、プロに入れた。
プロでもまず、そのままで挑戦してほしい。
いろいろといじるよりも。
教えるのはボクではなく、コーチの方々の仕事ですから。
ボクは自分のことをやります」

<自身も秋から本格的に外野守備の練習を始め、
ハワイのウインターリーグで実戦も積んだ。
直倫の『三塁手』宣言とは無関係>
「そんなに簡単な世界じゃないと思う」

<弟のプロ生活のスタートのころ、
三重県内で合宿するため、兄はいないが>
「助けはなくても大丈夫だと思います」
中スポ中日新聞


クリスマスイブのこの日、
日曜日ということもあって
選手たちもさまざまなイベントに参加。
朝倉新井は岐阜県岐南町での野球教室
約100人の球児を前に
朝倉は投球フォームや球の握り方を見て回り、
実演を交えて詳しくアドバイスしたもよう。

また堂上剛裕は、三重県菰野町での野球教室。
こちらも「脇を締めて」
「(遠くへ飛ばす)意識を持って」などと
手本を示しながら打撃指導をしたもよう。
そんな剛裕が、来季ドラゴンズに入ってくる
弟・堂上直倫について、あえて距離を置くと発言。
こちらからは助け舟を出さず、
少し距離を置いたところから見守ると語りました。

確かに弱肉強食のプロの世界。
それも同じチームで、同じ内野手
本職は一塁と三塁の剛裕ですが、
自分の可能性を広げるため、
派遣されたハワイのウインターリーグでは
外野守備にも挑戦。
弟はかわいいが、まずは自分
剛裕の気持ちもよくわかりますね。

正月は堂上一家で下呂温泉へには行くものの、
それ以降は愛工大名電高の後輩の
丸山貴史(東京ヤクルト)、
柴田(オリックス)と一緒に
三重で自主トレする予定の剛裕
チームは違えど、今季の新井兄弟と同じような
温かい兄弟愛を、時には見せてほしいとも思います。


ナゴヤからの話題。(24日)

◇久本祐一
<名古屋市のマリエール山手で挙式。
ゆか夫人、千紗ちゃんと3年越しの披露宴に>
「今年は優勝して、
自分もそこそこの内容でしたし、
晴れて式を挙げることになりました。
みなさん忙しいオフの1日を使って、
ぼくたちのためにきてくれて感謝しています」
(中スポ)

◇英智
<名古屋市千種区でのトークショーに参加。
5月の爆笑お立ち台でのことを聞かれ>
「見栄を張らず、
正直に打席に入るまでを
説明しただけなんですけど。
人間、正直が大事なので」
(中スポ)

◇長峰昌司
<クリスマスイブも屋内練習場で汗を流す>
「厳しいキャンプが待っていますから、
年末も体を動かしていたいです」
名古屋ニッカン


記念日として、覚えやすいこの日、
久本3年越し結婚式を挙げました。
実は2年前に婚姻届を提出していたものの、
愛娘の誕生や久本自身成績不振もあって
延ばし延ばしになっていた結婚式。
晴れてイブのこの日に実現となったようです。
親族、友人、山本昌、立浪
栗原(広島)ら約80人が出席。
みんなからの祝福に喜ぶ久本
まじめな性格が出ているコメントが微笑ましいです。
これからも家族の愛を大切に。


◇井端弘和
<愛知県一宮市でトークショーを行う。
08年にも取得する予定のFA権について>
「メジャー全球団から
オファーが来ても行かない。絶対に残る。
メジャーにはまったく興味がない。
選手として(日本の)他球団の
評価は聞いてみたいので
宣言はさせていただこうと思いますが
(中日から)いらないと言われない限り残ります。
プロに入った頃は権利を取れるなんて思わなかった」

<来季から導入されることが決まった
ポストシーズンゲーム(PSG)について>
「日本シリーズしか見てないから関係ない」

<リーグ1位のアドバンテージなしについて>
「決まったことだから仕方ない。
全球団に勝ち越して優勝すれば
『中日には勝てない』と思わせられる」

<来年1月、オーストラリアで自主トレを行う>
「肩だけはつくって帰ってくるつもりです。
(名古屋に)帰ってくると寒いから、
一度は落ちるとは思いますが、
あわてないように準備をしておかないと。
野球場がなくっても、練習は何とでもなりますよ。
広いところがあれば一通りのことはできるし、
ジムもホテルにありますから。
もちろんバットも持っていきます」

<今回は、小田と鎌田も参加。
しかし障壁は手配中の航空チケット>
「東京と大阪はアウトでした。
何とか名古屋から…。
時期もずらしたくないし、がんばっているところです」
中スポ名古屋ニッカン12

◇澤井道久
<門戸開放した福留らのハワイでの
自主トレに直訴して、同行することに>
「お2人(山﨑武司、福留)とも一流選手なので、
練習法やバッティングを学んできます。
来年は外野にも挑戦するので、
福留さんの技術を盗みたい。
かかるお金以上の体験が得られると思います」
(中スポ)

◇福留孝介
<イブにナゴヤ球場で自主トレを行うも>
「クリスマスだから誰もいないと思ってね。
この後仕事。明日も仕事。明後日も仕事」
(中スポ、中スポ<ドラ番記者>


いばちんにお嫁さんを!冒頭で「お嫁さん」
お願いしていた井端
しかしトークショーでは
頼もしい発言も。
08年にも取得する
FA権について、
「プロとして他球団の評価は知りたいが、
選手生活は中日で終えたい」
宣言残留を示唆。
他球団移籍の可能性を完全否定しました。
福留、岩瀬、憲伸らもしもいなくなっても
井端必ず残る。
ドラゴンズファン
として、
このチーム愛がとてもうれしく感じました。

またその井端が、来春行う
オーストラリアでの自主トレに、
小田、鎌田が同行するそうです。
南半球、夏真っ盛りのゴールドコースト
とりあえずは、肩を作るという井端
3人が揃えば、練習メニューも
グッと広がりますし、良いことでしょう。

自主トレといえば、門戸開放していた
福留のハワイ島トレには、
澤井が弟子入りすることが明らかに。
誰も来なかったらどうするの?と思っていましたが、
勇気を出して、挙手した若竜がいたことが
とてもうれしいですね。
山﨑武司(東北楽天)、福留から
先輩・後輩愛なども含め、様々なことを学び、
来季の1軍定着へのカギを掴んでほしいです。


◇西川球団社長
<当初の出来高制導入から方向転換。
主力選手への大盤振る舞いを示唆>
「人によって違うが、
どれだけ働いたか、どれだけの成績を残したのか。
実績挙げた人には年俸で出したらいい。
(来季FA権を取得する
岩瀬、福留らへの複数年提示など)
そういうものもあるかもしれない。
予算を考えずに出すということはない。
整合性のある値段を出す」

<きょう25日に契約更改に臨む
山本昌には単年契約を提示する>
「前回は(05年に2度目の)
FA権取得のこともあったが、今回は今回。
普通は単年で勝負するもの。
(あと9勝に迫る)200勝はしてほしいけど、
あくまで本人の力でやるもの」
スポニチ名古屋12

◇立浪和義
<この日は、久本の結婚式に出席。
年内にも行われる予定の契約更改で
選手の扱いなど球団の姿勢について意見交換する>
「扱いをどういうように考えているのか、
そういう話はすると思います。
話はしますけど、もめるような交渉はしないですよ」
中スポ


きょう25日、山本昌の契約交渉が
行われる予定ですが、球団側が方向転換。
シビアな査定が続いた契約更改でしたが、
Vに貢献した主力選手には、出来高でなく、
年俸で反映する姿勢を見せる可能性を示唆。
もしかしたら、岩瀬、福留、川上ら
大幅アップもあるかもしれません。

一方、年内にも交渉ができそうな立浪は、
交渉のなかで、自分のことだけでなく
生え抜きでチームを支える選手の処遇など
他の選手についても意見を聞く構え。
チームの精神的支柱であるミスタードラゴンズ
生え抜き愛をトップに訴えるのでしょうか。


PS 今日の渡邉選手。

前日のスポニチ名古屋に続き、
この日の中スポに、来春の
神奈川軍団自主トレについての記事とコメントが。

◇渡邉博幸
<恒例の神奈川出身者自主トレが来月5日スタート。
今回は岐阜県出身者の英智が特別参加>
「クラ(英智)から
『今年はみんなとやりたい』と
言われたので、呼びました」

(中スポ)

1月5日に神奈川県川崎市
三菱ふそう川崎グラウンドでスタートする
ドラゴンズ神奈川軍団の自主トレ。
参加メンバーも明らかになり、
渡邉選手をリーダーに、
森野、小山、石井、普久原に、英智の6人。
『今年はみんなとやりたい』という
スーパーサブ仲間の心強い参加表明
渡邉選手も喜んでいるようです。
地元愛、郷土愛ともいえる神奈川軍団トレ、
東京中日さん、ぜひともレポートお願いします!

2006年12月24日 (日)

ドラゴンズ記録備忘録2006 #2

前回に引き続き、ST年末恒例の記録備忘録
今回は、打者・野手の部を紹介します。
スポーツ報知「記録プレーバック2006」より)
また若竜有志合同自主トレがこの日、終了。
一方ベテラン・立浪欽ちゃんのツッコミにたじたじ。
天皇誕生日のドラゴンズの話題から。


ウッズが自己最多の47本塁打
50年西沢の46本を抜く球団新記録をマークし、
横浜時代の03、04年と合わせ、
3度目の本塁打王を獲得した。
2球団で本塁打王になったのは、
青田昇(巨人、大洋)落合博満(ロッテ、中日)
ローズ(近鉄、巨人)に次ぎ4人目だ。

☆走者得点圏で13本、殊勲アーチ
(先制、同点。勝ち越し、逆転)24本はともにセ最多。
2ストライク後も、88年バークレオ(西武=21本)以来の
20本を売ったが、目立ったのが広角打法
ウッズの来日以来の本塁打の方向別内訳
03年 40本塁打(左15・中15・右10)
04年 45本塁打(左14・中12・右19)
昨年 38本塁打(左11・中9・右18)
今年 45本塁打(左17・中10・右20)

毎年、3方向に打ち分けて、4年連続30発以上
今年は8月3日に横浜球場で右中間に場外弾
10月10日のV決定試合に、東京ドームで
右中間看板直撃弾を放つなど、
右方向への一発が自己最多の20本。
広角打法に磨きをかけ、本塁打を量産した。

満塁本塁打8本はセ最多。
4月7日の巨人戦で立浪が通算2本目の
満塁サヨナラ弾(2本は史上3人目)。
ウッズが10月の2試合連続を含め
シーズン満塁4本の固め打ち。
(通算8本は横浜・ローズに並び外国人最多)



47本塁打、147打点と二冠王に輝いたウッズ
特に夏場以降の猛烈なチャージに
主砲のすごみを感じました。
昨季からの変化としては、追い込まれてから
強振せずにミート打法に切り替えることが
できるようになったこと。
チャンスに弱いと言われ続けた4番でしたが、
優勝直前の神宮と東京ドームのゲームでは、
満塁、3ラン、満塁で4打点と7打点。
2試合とも観戦した自分にとって、
まさにありがたき主砲の仕事と感動しました。


福留が2度目の首位打者
セ規定投球回以上投手を.367と打ち込んだ。
9月に21試合連続安打をするなど、
130試合に出てノーヒットが19試合だけ。
連続試合出塁も、5月19日千葉ロッテ戦から
30試合連続→なし→31試合連続→なし→
23試合連続でマークし、3度目の出塁率1位になる。

二冠王に輝いたウッズ以上に
チームをけん引したのは、
やはりMVPに輝いた福留孝介だったと思います。
昨秋から取り組んだフォーム改造
右肩を痛めたうえに、不振に陥りながらも
日本を救う一発を放ち、世界一に輝いたWBC
その流れで入ったシーズンでしたが、
ノーヒットが多かったのは、春先だけ。
6月上旬に打率トップに立ってからはまさに独走
ケガから復帰した後半戦、
いきなり4試合連続お立ち台など印象的な活躍で
まさに打線の核となり、引っ張ってくれました。
七冠王の福留ですが、日本一を置き土産に
夢のステージへということになってしまうのか。
背番号1扉の向こうが、来季は特に気になります。


井端が3年連続4度目の全試合出場
今年は初めて全イニング出場を果たした。
2リーグ制後、中日では全試合出場を
3年以上続けたのは、江藤慎一6年(59~64年)、
落合博満3年(88~90年)と3人目。

井端は4~9月に遊撃手513連続
守備機会無失策
のセ新記録。
捕手の谷繁は4月2日広島戦の失策を最後に
1062連続守備機会無失策(セ新記録)で通した。
138試合にマスクをかぶり
通算捕手出場は、2028試合
捕手2000試合以上出場が、野村克也(2921試合)、
伊東勤(2327試合)に次ぎ3人目だ。

☆打率最下位は谷繁
94、02、昨年に次ぎ通算4度目で最多記録となった。
猛打賞3度、2ストライク後の打率.149は
ともにセ規定打席以上29人中、最低


過酷なショートで全イニング出場を果たした井端
球団側をそれを評価しての年俸アップとなりました。
そのうえ513連続守備機会無失策の
セ新記録も達成するなど
他の追随を許さない鉄壁の守備も健在でした。

また谷繁も1062連続守備機会無失策の新記録。
たった1つの失策は、開幕3試合目に
藤井の送球を後逸したもの。
堅守・強肩に衰えの気配がない谷繁
138試合、マスクをかぶれたことも
リーグ優勝に繋がったと思います。
来季は、打率最下位からの脱出を期待します。


アレックスが4月4日の横浜戦で、
4年連続のチーム1号本塁打
チームの1号を4年連続は、
71~74年長嶋茂雄(巨人)以来のこと。

04年、今年と2回リーグ優勝できたことを思い出に
4年間在籍したドラゴンズを退団したアレックス
特に毎年春先のスタートダッシュが印象的でした。
来季のチーム1号は、違う選手になるのでしょうが、
外国人繋がりで、赤兎馬が引き継ぐかも?

以上、ドラゴンズ記録備忘録2006でした。


ナゴヤからの話題。(23日)

◇新井良太
<若手中心の合同自主トレ最終日。
ウエートトレーニングなどで約2時間、汗を流す>
「今年は優勝の瞬間に立ち合わせてもらったり、
日本シリーズでベンチ入りをさせてもらったり、
いろいろな経験をさせてもらった年。
来年はこれを生かせるように頑張りたいです」
名古屋ニッカン

◇高橋聡文
<昼すぎにナゴヤ球場に現れ、
屋内練習場のブルペンで約30分間のネット投球>
「ブルペン入り? 
いやキャッチボールの相手がいなかっただけです。
特に意味はありません」
(中スポ)

◇中川裕貴
<立浪がかつて外野で使用した型のグラブを発注。
春季キャンプから本格的に外野練習に挑戦>
「手の感触が一番良かった。
普通の外野用グラブより少し小さい。
立浪さんも内野なので小さくしたんだと思います」

<外野挑戦は、落合監督の指示。
もちろん目的は出場機会を増やすため>
「いきなり代打で出て打つのは難しい。
代走や守備固め、バントで結果を残して、
1軍に定着したい」

<秋季練習では速射カーブマシン打ちの
メンバーにも選ばれた、4年目の有望株>
「チャンスは与えられていると思った。
しっかりオフを過ごして、来年に備えたい」
(中スポ)

◇中里篤史
<名古屋市の柳原公園特設会場で
サイン会&トークショーに参加。
新球に取り組んでいることを明かす>
「ボクは器用ではないので変化球は苦手。
ドミニカでカットボール、スライダー、
チェンジアップを練習しました」

<終了後、ナゴヤ球場に直行して自主トレを>
「時間がある時には練習をしておきたいですから」

<右肩への制限なしで迎える新年。
正月返上の計画を明かす>
「来年は早くトレーニングを始めたい。
来年はキャンプインして
すぐに実戦があるそうなので、
そこで投げられるように体をつくりたい。
実戦が早い分、1月もいつもより早く
トレーニングを始めます」

<年末年始は埼玉県朝霞市の実家に帰省予定>
「(1月中旬からの)ナゴヤ球場での
合同自主トレには参加するので、
それまでは向こうでやります。
ひっそりとやります。
山ごもり? 山はないですけどね」
中スポ名古屋ニッカン


今月5日からナゴヤ球場で行われていた
若手有志の合同自主トレがこの日、終了
最終日は7選手が参加し、
キャッチボールやランニングで汗を流しました。
今後は来年1月15日のナゴヤ球場での
合同自主トレ再開まで
各自で体を動かしていくもよう。

その中からは中川の話題。
来季、外野練習にも取り組むため
選んだグラブは、かつて立浪が作ったモデル。
同じ内野手らしく大きい外野手用よりも
小さめに作ったものが、違和感がなかったようです。
外野未経験の中川ですが、1軍入りするためには、
アピールしてチャンスを掴むこと。
来季は、川相、奈良原、高橋光信らが抜け、
ベンチ入りのチャンスも広がります。
打てることが大事ですが、細かいこともできるよう
オフにキャンプに取り組んでほしいです。

またこの日、名古屋市内で
イベントに参加し、モチをついた中里
しかしイベント終了後、ナゴヤ球場を訪れ、
約1時間、軽めに汗を流しました。
年末年始は、実家のある朝霞に帰省し、
筋力トレ、ランニングなど、
一人黙々とトレーニングに励む予定。
さらに来春2月のキャンプに備え、
正月早々にも始動する考えを明かしました。

右肩の痛みを気にせず、こういう風に
オフのトレーニングに励めることも
とてもうれしいかもしれません。
Wストッパー構想もある背番号18
1年間フル稼働のために早めのアピール。
じっくり実家に籠もって、
ドミニカで励んだ新球習得などにも
取り組んでもらいましょう。
ところで自称「都会」埼玉県朝霞市
本人の言うとおり、ちっとも山はありません。


◇萩本欽一監督(茨城ゴールデンゴールズ)
<ナゴヤドームで行われたドラHOTリューターズ戦。
試合後、立浪と顔を合わせると熱烈エールを>
「(立浪さんは)本当にすばらしい。
外野フライを打ったって
拍手してもらえるんだもん。すごいよ。

ずっと(現役を)やってなきゃダメだよ。
皆、40歳を超えると辞めるけど…。
40歳まで頑張ってよ。
華のある選手がいてこそのプロ野球だもの。
(選手会長の)井上さんとかちょっとこわいし、
やっぱり二枚目が必要だよ。40歳までやってよ。
19年やってホッとしてちゃダメだよ。
いずれは監督だもんね。
立浪監督。そしたら遊びに行くからね。
その時は試合をしてね!」
中スポスポーツ報知名古屋ニッカン

◇立浪和義
<欽ちゃんの40歳まで現役エールを
神妙な表情で聞き入り、最後は苦笑い。
激励へのお礼として、グラブをプレゼント>
「(試合は)またシーズン中とは違った感じだった。
思った以上にレベルが高くてびっくりした。
萩本さんにお会いできてよかった。
今日は楽しい、いい一日でした。
自分の状況は厳しいけど、
どうなるか分からないので
一年一年を大事にがんばりたいですね」
中スポスポーツ報知名古屋ニッカン


◇朝倉健太
<名古屋軟式野球連盟などの表彰式に出席。
野球少年に速い球を投げるコツを聞かれ>
「小学校からウエートトレとかしてたら、
大きくなれないと思うんです。
技術的なことよりも楽しく野球をやらないと。
勝ち負けは高校や大学に行ってから
こだわればいいんです。
(僕も小、中学校時代は)
投球練習をしたらずっと走る。
何時間も走りっぱなしでした。
速い球を投げるには、
下半身がしっかりしてないとだめだと思います。
走ることならどこでもできるし、
しっかり走ってほしいですね」

<自身は『2年目のジンクス』を破ることを誓う>
「今年はいい経験をさせてもらった。
2年続けて活躍した年がないので、
来年は先発でも中継ぎでも頑張りたい。
終わったことは置いておく。
もう一度ヨーイドン!でやるだけ」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇鈴木義広
<名古屋市・藤が丘駅前でのイベントに参加。
トークショーで来季の目標を掲げる>
「144試合、全試合1軍にいること」
(中スポ)


40歳まで頑張ってよ。選手が参加した
イベントの話題から。
ナゴヤドームで行われた
茨城ゴールデンゴールズVS
ドラHOTリューターズ
試合に立浪が特別参加。
リューターズで2打席、GGで1打席、
代打として3打席に立ち、四球、左飛、左飛。
それでもこの日一番の大きな拍手を浴びました。
(試合はリューターズが6-5で勝利)
また試合後、欽ちゃんから
40歳までの現役続行など熱烈な激励を。
さすがにミスタードラゴンズ
勢いあるツッコミにはタジタジになったもよう。

欽ちゃんのツッコミが
ファンの気持ちを代弁していますね。
きっと将来はドラゴンズの監督になるであろう立浪
まだまだ死んではいけません。
来季以降もまだまだ雄姿を見せてください。


◇川上憲伸
<自身のHPでメジャー挑戦の真意を語る>
『みんなからの応援メッセージの中にも
たくさん寄せられている、
メジャー挑戦についてなんだけど、
ちょっと報道が先走っちゃってるというのが
本当のところです。
最高峰のステージに興味がないと
言ったら嘘になります。
野球をやっている以上、目標にはしています。
でも、まだドラゴンズで
やり残したことがありますからね。
今はそれに向かって一生懸命頑張るだけです』

憲伸の声「メリークリスマス」より抜粋引用)


憲伸
がHPの日記を更新。
波紋を呼んだ「メジャー挑戦宣言」の真意を。
まあおそらくそんな感じだと思っていました。
オフの間も、トレーナーの加藤氏
毎日キャッチボールをしているという憲伸
来季もドラゴンズのために頑張ってください。
また後輩の小笠原家
女の子が生まれたそうです。
憲伸もうらやましがってないで、結婚してください。


PS 今日の渡邉選手。

今朝のスポニチ名古屋
記事とコメントが。題して
『渡辺「36歳中年流トレ」オフ返上ながら少しずつ…』

◇渡邉博幸
<36歳がオフ返上でウエートトレに励むことを宣言>
「若い時と違って、休み明けに
激しい筋トレをすると2、3カ月間棒に振る。
そうならないために、
空いている時間を見つけて
少しずつでもやっていきたい」

スポニチ名古屋


このオフのドラゴンズ
トレンドともいえるウエートトレーニング
渡邉選手も取り組んでいるんですね。
ただ2、3日ならまだしも2、3カ月とは....。
とてつもなく激しいものをやっているのではと
思わず考え込んでしまいました。

毎年、歳末までトレーニングをする渡邉選手
今年は、来年正月3日までは
ナゴヤ球場内のトレーニング施設を活用。
1月5日からは神奈川県川崎市に移り、
英智らとともに春季キャンプへ向けた
体作りをするもよう。

例年通り、古巣である
三菱ふそう川崎でのトレーニング。
良く読むと「英智」と出ています。
神奈川軍団岐阜県出身者も加わります。
逆に楽しみになってきましたよ!

2006年12月23日 (土)

ドラゴンズ記録備忘録2006 #1

ST年末恒例のドラゴンズ記録備忘録
今年もスポーツ報知・21日紙面の
『記録プレーバック2006』中日編の中から、
気になるデータを2回に渡り紹介します。
今回は投手の部から。
ナゴヤからの若竜の話題とともにどうぞ。


中日は2年ぶり7度目のV。
今季、先制試合は61勝14敗4分けで、
セ最高勝率の.813。
とくにナゴヤドームでは23連勝→●→9連勝。
32勝1敗で.970の強さだった。

中日16完封がセ最多。
5月14日の東北楽天戦から18日のオリックス戦で、
チーム50年ぶり2度目の4試合連続完封
(プロ野球タイ記録)
前後の試合を合わせ、
43イニング連続無失点をマークした。

確かにナゴドでは
先制すると負けないと言われましたね。
それだけ投手陣がしっかりしていたということ。
特に4試合連続完封を続けていたときは
どこまで続いていくのかとドキドキしました。
ちなみに43イニング連続無失点、
最初に4イニング0に抑えたのは、久本でした。


川上は17勝7敗の勝率.708で194奪三振に3完封。
セの最多勝、最高勝率、奪三振王、最多完封投手となる。
3球奪三振がセ最多の37と、速攻勝負がさえた。
防御率が2.51の3位
「投手の5冠王」を逃したのは惜しかった。

☆今年の8月に41歳を迎えた山本昌は、
9月9日の広島戦で2000奪三振達成の最年長記録。
16日の阪神戦では、最年長でノーヒットノーランを達成。
41歳以上の投手では04年工藤(巨人)以来、
4人目の規定投球回(170回2/3)もクリアした。

前半戦は憲伸が、後半戦は昌さん
先発陣の柱になっていたと思います。
カットボールが進化して復活、
今季は1年通して、エースの貫禄をみせた憲伸
防御率も途中までトップだっただけに
終盤大量失点が多くなったのは残念でした。
一方、昌さんはシーズン当初は
味方の援護がなく、苦しかったですが、
41歳になってから調子が急上昇
「41歳」とか、「史上最年長」という形容詞が
これからもやたらつくかもしれませんが、
200勝ポストシーズンゲーム1勝
必ず達成してほしいです。


朝倉は自己最多の13勝(6敗)。
セ4位以下の3球団には7勝0敗
阪神、東京ヤクルトの上位2球団には
2勝4敗と極端。(交流戦4勝2敗)

佐藤充は5~7月に5試合連続完投勝利を含め、
開幕8連勝の球団タイ記録。
5~6月に52回2/3連続被本塁打0。
今年は走者得点圏(116人)、相手4番打者(61人)に
本塁打を許さなかった。


前半戦、崩壊しかけた先発陣を支え、
躍進した朝倉佐藤充
内野ゴロで併殺を取れるシュート
覚えたことで投球の幅を広げた朝倉
開幕当初は、2ケタなど夢の夢でしたが、
たくましく成長してくれました。
一方、交流戦ですい星のごとく出てきた佐藤充
この数字を見ると改めて、
すごい投手だったんだなと思いました。
このオフ、下半身ハートを鍛えて、
来季こそは届かなかった2ケタを掴んでほしいです。


岩瀬56登板で40セーブ。
4人目の8年連続50登板以上、昨年の46Sに次ぎ
史上初の2年連続40S以上をマークした。
5~8月に21試合連続無失点。
被打率は昨年.236→今年.196と、球威十分だ。

締めはもちろん守護神・岩瀬
今季も56試合に登板し、
その鉄腕ぶりは変わりませんでした。
史上初となる2年連続40セーブを達成し、
もはや日本一の守護神といっても
過言ではありません。
そして10月10日の東京ドーム、
悲願の胴上げ投手にもなりました。
毎年言っていることですが、
このオフもしっかりケアし、
勤続疲労に負けず、
来季も鉄腕ぶりを発揮してほしいです。

次回は、打者の部を紹介します。


ナゴヤからの話題。(22日)

◇新井良太
<若手合同自主トレに参加中。
広島帰省後も正月返上を宣言>
「(1軍に帯同して)逆に強い危機感を持った。
だから休まずにウエートとかするんです」

<来季は20グラム重い兄仕様バットで挑む>
「体を強くして重いバットに対応したい」

<三塁手争いは森野、立浪を始め、
新人・堂上直倫も名乗りを上げる最激戦区>
「まずは開幕1軍、1軍定着。
目標を高く設定したい」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇藤井淳志
<ナゴヤ球場で歩行トレを行う。
1人外野フェンス沿いを歩き、回復への手ごたえを>
「状態はけっこういい。
病院でリハビリを受けたおかげで、
(ひざも)だいぶ普通に曲がるようになりました。
年明けまでに動けるメドが立ってきた」
中スポ名古屋ニッカン

◇竹下哲史
<合同自主トレ終了後、昇竜館への引っ越しを開始。
徒歩1分の近隣アパートから歩いて荷物の一部を運ぶ込む>
「近いので、荷物は手運びです。
寮に入れると生活面でとても助かります」
(中スポ)


きょう23日で打ち上げとなる
若手合同自主トレ
来季2年目を迎える野手陣から
まずは年末、広島に帰省する新井を。
昨季同様、兄・貴裕(広島)や、
そのアニキ分・金本(阪神)と
広島のトレーニングクラブ「アスリート」で
合同自主トレを予定。
シーズン終盤、1軍に帯同し、
自分に足りない部分を知った新井。
地元でのウエートトレでさらに鍛えるもよう。

また来季はバットを新調。
これまでのメープルの900グラムから
20グラム重いアオダモの黒バットに。
モデルにしたのは、やはり兄・貴浩のもの。
のバットをメーカーに持ち込んで、同じ形状を要望。
ヘッドを利かせるため、重心を先端よりにして完成。
わずか20グラムの重さでもその感覚は違うようで
春季キャンプまでに、きちんと振れるようにしたいとのこと。

それにしても相変わらず仲がいい兄弟ですね。
親分ともいえる金本とともに
しっかり兄弟でトレーニングに励んでほしいです。

また藤井の左ひざがだいぶ良くなったもよう。
まだ痛みこそ残っているものの
一時ほとんど曲がらなかった左ひざが
自力で90度近くまで
曲げ伸ばしできるようになったそうです。


◇石井裕也
<ナゴヤ球場での自主トレに参加。
このオフ、本気で体重増を目指す決意を>
「上半身を鍛えて、
筋肉で2、3キロ増やしたいんです。
みんなにもっと太れと言われているんです」

<力とキレのある球を投げられるように、
1、2軍投手コーチや山本昌から太れ指令が出され>
「来年は先発でも、中継ぎでも
どちらでもできるようになりたい。
連投もできるようにするためには、
スタミナをつけないといけません。
あとは、腕の出を遅くして、
力とキレのある球を投げたいんです」

<毎日、食事のバランスを考えつつ、
茶わん2、3杯のごはんを食べているが>
「太らない体質でなかなか増えないんですよ。
今年はキャンプで2キロ減ったんです。
そのためにもキャンプまでに増やしておきたいです」
中スポ

◇吉見一起
<合同自主トレを1日早く打ち上げ。
来季は微妙な制球術を身につける構え>
「ここに投げたら
確実に打ち取れる球を手に入れたい。
具体的な数字のノルマはない。
与えられた場所で結果を残すだけ」

<優勝旅行中、食事が合わず5キロ減量。
年末年始も、この肉体をキープし、
来春の合同自主トレにベスト体重で臨む>
「動けるようにしておきたい。
体重を落としたいと思っているワケではないけど、
動きが悪くなっていけないので」

<新人同様、1日24時間野球を念頭に置き、
ムダな時間をなくす考えを明かす>
「野球中心の生活をしないと
いけないと思っています。
行動の中心に野球を置きたい」
中スポスポニチ名古屋

◇石川賢
<午前中に1人ウエートトレに励み、
終了後、故郷の北海道・函館に帰省>
「函館では高校時代の後輩と一緒に
キャッチボールをする予定です。
年明けは8日ごろに戻ってくるつもりです」
(中スポ)


裕也は太りたい。続いて投手陣からは
体重で悩む
石井吉見の話題。
来季は、先発、中継ぎ
両方での活躍を目指す石井
実は、太らないこと
悩んでいるそうです。
現在75キロですが、本人的には
あと2、3キロ増加を希望。
スタミナをつけることと、
キレのいい球を投げるため、
オフはひたすらご飯を食べまくっているようです。

一方この日、自主トレを打ち上げた
吉見の願いは、太らないようにすること
実は、ラスベガス優勝旅行中、
食事が合わず、帰国したときには
体重が88キロから5キロもやせてしまったもよう。
しかし軽やかに体が動いているため、
このまま体重をキープしておきたいようです。

また98キロと、どちらかというと太っている石川
この日、自主トレを打ち上げ、
セントレアから北海道・函館へ帰省しました。
来季は、1軍に定着できるよう、
雪の降る故郷でしっかり足腰を鍛えておきましょう。


◇堂上直倫
<愛工大名電高ので2学期終業式に出席。
来季使用するオリックス・清原型のバットについて>
「高校で使っていた金属バットに
形が近いものにしました」

<バットの色は、黒を希望>
「白いものより短く見えて振りやすい」
名古屋ニッカン

◇田中大輔
<希望枠ルーキーはキャンプ中の2軍落ちを志願>
「テレビで見てた選手も、
実際にどんな球を投げるのかは、
受けてみないと分からないですから。
1日も早く全投手の手の内を知っておきたいので、
両方のキャンプに顔を出したいです。
開幕1軍を目指して頑張ります」
デイリー

◇前田章宏
<来季、背番号が『00』に。
合同自主トレを終え、背水の覚悟を語る>
「(背番号変更は)監督からの、
危機感を持て、というメッセージだと思う。
言われるまでもなく、
自分の立場は分かっています。
背番号が変わると言われる前から
危機感は強く感じていました」。

<ポスト谷繁と期待され続けた
ドラ1の大器も、来年は6年目>
「勝負の年です。
自分では背番号のことは
気にしないようにと思っています」
中スポ


新竜からの話題をいくつか。
まずは高校生ドラフト1巡目の堂上直倫
この日は終業式で、きょうから冬休み。
その直倫が来季使用するバットが
清原(オリックス)のバットと似ていることが判明。
ドラフト会議終了後の11月に
4、5本の候補のなかから即決したのは、
重さ約910グラム、長さ34インチ(約85センチ)
グリップが細くヘッドが利く、黒バット
すでに試作品で練習中だそうです。

また希望枠ルーキーの田中
キャンプ中の2軍落ちを志願。
捕手としては、自軍の投手をできるだけ知るため、
ブルペンに足を運び、
先輩投手のボールを受けたいと語りました。
ただ来季のキャンプの方針は、1、2軍合同
あえて2軍に落ちなくても
ボールは受けられそうです。

その田中と当面争うことになる
来季6年目の前田
今季は、左手首骨折などで満足に働けず、
背番号も待ったなしの『00』に。
まさに番号通りの正念場。
ポスト谷繁に向けて、2人の争いが楽しみです。


◇井手編成担当
<未更改の川上、立浪、福留らの更改が
年内に予定されておらず、交渉が設定できず苦笑い>
「年内に(正式な交渉を)
一度は、と思ってはいますが…」

<メジャー復帰を主張する
マルティネスとも交渉が難航。
ただ、すでに中日の保留者名簿に記載済み>
「(名簿記載の)前の段階なら、
言ってることも分かるんだが…」
サンスポ


井端が一昨日更改し、残る未更改選手は、
岩瀬、福留、川上、山本昌、立浪、
平井、デニー友利、マルティネス
の9人。
しかしその中で、立浪、川上、福留の更改が
年内に予定されていないそうです。
山本昌は25日、岩瀬が27日に交渉予定)
早くも越年となる可能性が高くなった3選手。
できれば、それ以上越年する選手が
出ないことを願いたいです。

2006年12月22日 (金)

井端スムーズ一発サインと、堂上父子施設見学。

井端、年俸10%増
12球団一の遊撃手 鉄壁守備と鉄人ぶり高く評価

中日井端弘和内野手が21日、
名古屋市中区の球団事務所で
契約更改交渉に臨み、
2000万円増の年俸2億2000万円で1発サインした。
チームで唯一の全試合フルイニング出場
評価されての“鉄人代”にホクホク顔。
「次は1000を狙う」と新たな目標に
1000試合連続出場を掲げた。
(金額は推定・中スポ)


◇井端弘和
<願いと評価がピタリ一致。
示された金額に迷うことなくハンコを押す。
約30分間の契約交渉を終え、満願の笑み>
「プロに入って初めて球団と考えが一致した。
思っていた通りの評価でした。
正直、現状維持かダウンと思っていたけど。
向こう(球団側)の気持ちが
変わらないうちに(判を)押しました。
今年は粘ることも、『もうちょっと』という
気持ちもなかったですね。
交渉はスムーズすぎるほどスムーズでした」

<146試合フルイニング出場が大きく評価され>
「ショートのレギュラーとして、
全試合フルに出たことを評価してもらいました。
守備面でも『失策が少なかった』
(4失策)と言われて、うれしかった」

<5月までは腰痛に悩み、休養も頭をよぎったが、
荒木、福留ら主力が離脱し、責任を感じて出続けた>
「だからかな。
『ヤバい』と思っても、言いそびれたんです。
出続けて精神的にも強くなった。
3割打てなかったが、フルイニング出場には、
3割を打つこと以上に満足している」

<落合政権3年間では唯一、
全430試合に連続出場中。
新たな目標に1000試合連続出場を掲げ>
「(来季も)フルイニングに出て、
日本一を目標に頑張りたい。
連続試合出場が500に近いので
次は1000試合を目標にします。
ここまで続けてきたから、休むつもりはありません。
試合に出続けることの難しさを感じながら、
可能な限り、数字を大きくできれば
もちろん、フルイニングも同じ数字を目指します」

<今季途中、肉中心から魚中心の食生活に改善>
「来年は栄養士みたいな人に相談して、
新陳代謝を促したり、
疲れを取る食事を勉強するつもり。
体のケアが大事な年になってきたし」
(中スポ、サンスポ共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

『今年を振り返ると、セ・リーグで優勝もしたし、
トータルとしてはよかったです。
個人的に点数をつけるなら「92点」かな...。
満点に8点足りないのは、日本一になれなかったこと。
日本一は勢いですからねぇ。
90点とも思ったけど、2点プラスしたのは、
日本シリーズ第2戦、ボクのミスで
初回に先制点が入ったのを
すぐにホームランで取り返せたこと。
成長したかなと...(笑)日々成長ですね』

(中スポ・ドラゴンズ情報『井端の一の野球』より抜粋)

◇井手編成担当
<井端の年俸アップの要因を説明>
「フルイニング出場というのが大きい。
それもショートで、というのはすごい」
スポニチ名古屋

△ドラゴンズ・契約更改▼
12月21日
(金額は推定・単位は万円)
井端 22000(△ 2000・10%)


井端が描いていた額と球団の評価が
「プロに入って初めて一致」した交渉は
スムーズすぎるほどスムーズに終わったもよう。
ダウン提示さえ覚悟していたにもかかわらず
2000万アップという高評価に、
交渉後の会見では笑顔も見せました。

今季は開幕は3番でスタートし、
途中から本職とも言える2番打者に定着。
打率.283と2年間続けてきた
3割を下回ったものの、
シーズンわずか4失策で、守備率が.994、
3年連続ゴールデングラブ賞とベストナインを
受賞するなど安定した守備力
ショートという過酷なポジションで
チームでただ一人、全試合フルイニング出場して
リーグ優勝に貢献したことが評価され、
アップ査定となったようです。

そして井端は、これからの目標として、
430試合続けている連続試合出場を
1000試合まで伸ばすことを掲げ、
来季は全試合フルイニング出場と
無失策を目指すと語りました。
オフもできるだけ体を動かし、
来春のキャンプでも出来るだけ、
生きた打球を捕っていくなど
春先の故障や不調をなくしていく考えも
竜の鉄人の頭のなかにはあるようです。


すんなりサインしました!やはりフルイニング出場
評価されましたね。
落合中日になって3年、
430試合全試合に
出ているのは、井端のみ。
さらに今季はその上の
全試合フルイニング出場
守り勝つ野球、相手が嫌がる野球、
それを忠実に実行できる『落合野球の申し子』
福留荒木に代わりはいれど、
井端の代わりはいない。
チームとしては欠かせない戦力であるということを
球団側が評価しての金額ではないかと思います。

本人の成績やコンディション、
さらにチーム事情も関係してくる全試合出場
1000試合となれば、達成は4年後
それまで井端の天下
続くかは定かではないですが、
現状では外すことができない大事な戦力
来季は堅守はもちろん、打率アップを!
戦い続ける竜の鉄人
これからも大きな期待を寄せたいと思います。


ナゴヤからの話題。(21日)

◇井上一樹
<名古屋市内の名古屋第二赤十字病院で
行われた「クリスマスコンサート」に参加。
質問に的確に答えたトークショーの最後に約束を>
「来年も選手会長として、
誰もが満足する球場作りを目標にします。
体が不自由な方でも気軽に来られるよう、
努力して訴えていきます。
それと、来年は2連覇と日本一を
スペシャルなクリスマスプレゼントにします」
中スポ中日新聞

◇荒木雅博
<立浪、井上らとともに病院を慰問>
「ぼくのプレーを見て
皆さんに元気になってもらえるよう、
一生懸命がんばります」

<自身も体調不良のためV旅行をキャンセル。
元気に復活し、小児病棟を渡り歩く>
「ノロウィルスではなかったけど、
軽い胃かいようだったみたい。
でも、もう大丈夫ですよ」
中スポ

◇立浪和義
<訪問に大喜びする子どもたちに囲まれ
逆に勇気をもらい、来季にかける決意を新たに>
「今年は苦しい一年でした。
でも、すごい声援が励みになったので、
来年は、どんな状況であっても
がんばっていこうと思います」

<川上、福留らがメジャーに
興味を示していることについて、引き留めを希望。
球団の考えは理解しながらも、対応改善を懇願>
「選手というのはお金で評価されるもの。
移籍は仕方ないというのはわかる。
でも(外に)出してはいけない選手はいる。
選手は基本的に1つの球団にいたいと思っているもの。
1つの所でユニホームを脱ぐ喜びもある。
球団もそれを大事にしてほしい。
言葉、順番一つでヘソを曲げる選手も
いることを分かってほしい。
言葉1つ、気持ち1つなんです」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


この日、ドラゴンズの選手たちは
サンタクロースのように各地を訪問したもよう。
まずは、立浪、井上、井端、荒木の4選手が
名古屋市昭和区の名古屋第二赤十字病院で
行われた『クリスマスコンサート』に参加。
今回で17度目となる恒例行事で、
入院患者と家族ら約250人の前に
トークショーを行った後、小児病棟を訪問。
病気と闘う子どもたちに
クリスマスプレゼントを手渡しました。

ドラゴンズサンタの来訪に子どもたちも大喜び!
特に現在、逆風吹きすさぶ立浪などは
子どもたちに逆に勇気をもらったもよう。
またオフに入ってから、胃痛や吐き気に悩まされ、
優勝旅行をキャンセルした荒木も元気に参加。
今後は、徐々に自主トレを開始していくそうです。


◇中里篤史
<長谷部コーチ、高橋と共に
愛知県一宮市の一宮栽松幼稚園の
クリスマス会に参加。子どもたちに来季を誓う>
「今年は1年間通して投げられなかった。
来年は、1年間ずっと活躍する姿を
見せられるように頑張ります」
(中スポ)

◇高橋聡文
<こちらのサンタは感謝の気持ちを教える>
「ボクはドミニカに行き、7キロやせました。
やっぱり日本食が一番おいしいです。
いつもおいしい日本食を食べられるのも、両親のおかげ。
みんなもお母さんやお父さんに感謝しましょう」
(中スポ)


一方、来季ダブルセットアッパー構想もある
中里高橋が、幼稚園のクリスマス会に参加。
立浪らはユニホーム姿でしたが、
こちらはしっかりサンタクロースの衣装に
白いヒゲまで付けて、プレゼントを手渡したり、
またキャッチボールをして見せたりして、
園児には大人気だったようです。

ドミニカ武者修行後、すぐにラスベガスと
下半期はほとんど異国暮らし高橋
日本食がよほど恋しかったのでしょうね。
せっかくやせて、腰のキレもよくなったのですから、
日本食を食べ過ぎて、リバウンドしないよう
しっかりオフもトレーニングに励みましょう。


◇田中大輔
<他の新人選手とともに球団の施設見学。
午後から見学したナゴヤドームについて>
「ナゴヤドームは初めてなんですが、
人工芝なのに柔らかくてやりやすそうですね。
広いので本塁打を意識しないで
リードできそうですね」

<キャンプでは主力投手に質問魔を宣言>
「僕は投手と意見をすり合わせていくタイプ。
山本昌さん、川上さん、岩瀬さんなどに
どんどん話しを聞きたいです」
(中スポ、名古屋ニッカン12

◇浅尾拓也
<初めて訪れたナゴヤドームに圧倒される>
「施設がすごすぎて、逆にプロが遠く感じた。
マウンドの高さが自動で動くのを
知ってびっくりしました。
土も投げやすそうな質ですね。
1年目の後半くらいには、
ここで投げられるようにしたい」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇福田永将
<田中とともに本塁ベースの後ろから
ナゴヤドームを観察し、イメージトレーニングを>
「赤星さんや青木さんを
刺すイメージを描きました」
(中スポ)

◇岩﨑達郎
<昇竜館見学中に
所用で訪れていた森野と対面。
緊張の面持ちで挨拶し、握手を交わす>
「すごい雰囲気ありました。
僕は手と足の大きさには自信があるんですが、
握手した時の森野さんの
手の分厚さには驚きました」
(中スポ)


◇堂上直倫
<新人8選手がナゴヤドームなど施設見学
2本塁打を打った思い出のナゴヤドーム。
しかし視点はすでにプロ仕様に>
「高校の時とは感じ方が違いますね。
ホームランを打ったといっても、金属バットですから。
木製バットならまだ届かないでしょう。
(中3の時、ファン感謝デーで)
福留さんから打った時も、
3年の時に甲子園を決めた時もうれしかったけど、
真剣勝負でホームランを打った2年の夏が
一番思い出に残っています」

<将来の目標は年間30本塁打。
正月返上で体力作りに励み、
キャンプインまで無休で
トレーニングする決意を明かす>
「早くプロに対抗できる体力をつけたい。
キャンプまでは毎日休まず練習します。
どこででも体は動かせますから」
中スポ名古屋ニッカン

◇堂上照(昇竜館館長)
<昇竜館長として、昇竜館、屋内練習場を案内。
他のルーキー、家族への説明役にまわる。
案内後は、一行と別れてバスを見送る>
「ドーム? 行かないよ」
(中スポ<ドラ番記者>


入団発表から一夜明け、
新竜8選手球団施設を見学。
午前中はナゴヤ球場や合宿所・昇竜館、
そして午後はナゴヤドームなどに訪れました。

初めてプロの本格的な施設を見学したり、
ナゴヤドームのグラウンドに立って、
人工芝に触れてみたり、
ドームの大きさに圧倒されるなど、
選手たちの反応もさまざま。
浅尾、菊地、清水昭信ら
仲良くシャドーピッチングをするなど
近い将来の活躍をイメージしていたようです。

また堂上直倫にとって、地元のナゴヤドームは
夏の甲子園・愛知大会決勝戦を戦った場所。
しかしドームを見つめる目は、
すでにプロ仕様に変化。
芯で捉えないと飛距離が出ない
木製バットでは、フェンスオーバーは出来ない。
体力強化と技術の向上でそれを克服するため、
無休でトレーニングを続け
来年1月11日からの新人合同自主トレ
備えていく構えのようです。

そして岩﨑は昇竜館見学中に森野と対面。
「頑張ってください」と右手を差し伸べた
森野の存在感に、体が硬直したうえに圧倒され、
初対面は完敗だったもよう。
将来は内野を一緒に守れるよう頑張りましょう。

ところで堂上直倫の父・照館長は、
この日は、としてではなく、
現役の昇竜館館長として、
昇竜館、屋内練習場を案内。
他の新人、家族への説明役にまわっていたもよう。
しかし午後のナゴヤドームはパスしてお見送り。
剛裕で慣れているとはいえ、
堂上パパも結構切り替えがタイヘンなのではと
余計ながらに思ってしまいました。

2006年12月21日 (木)

365日24時間野球主義指令、新竜8選手入団発表!

サード堂上です
プロ第一声いきなりアピール

ドラゴンズの未来を担う
新人8選手入団発表が行われました。
高校生2選手、大学・社会人から6選手。
落合監督からは「野球人としてやめるまで
24時間野球を中心にしてほしい」
と激励。
以下は、決まった背番号と共に
新入団選手力強い抱負をまとめましたのでどうぞ!


☆中日ドラゴンズ ドラフト新入団選手
希望入団枠
田中 大輔
捕手 右投右打 背番号「28」
契約金1億円+出来高5000万円 年俸1500万円

「体格は小さいですがグランドで
自分を大きくアピールしていきたいと思っています。
よろしくお願いします」

<ユニフォームに初めて袖を通した感想は>
「すごく重みを感じました。
早く野球をやりたいと思います。
(セールスポイントは)強い肩です。
これからもどんどんアピールしていきたいです」

<捕手としての面白さは>
「調子の悪いピッチャーをうまくリードできたり、
負けている試合を勝ちにつなげられたときです。
(参考にする選手は)谷繁選手や阪神の矢野選手です。
送球の際のステップやキャッチングを
テレビで見て学び、参考にしています」

<入団発表会見では落合監督の隣に座り
初対面した監督の存在感に緊張>
「鳥肌が立ちました。オーラを感じた」

<大学ナンバーワン捕手は
将来の目標に選手会長就任を掲げ>
「中日ドラゴンズの選手会長に
なりたいと思っています。
捕手は守備の要だけど僕はチームの要にもなりたい。
それに何でも1番がいいですから」

<グラウンドでの目標は、ポスト谷繁>
「谷繁さんは雲の上の存在。
いろいろ勉強させてもらいたいです。
谷繁さんには失礼なことだと思うんですけど、
雲の上の存在だからこそ目標にできると思うので、
一緒にプレーできたらうれしいです。
そしていつかそのカバーが
できるような存在になりたい」

<2月の沖縄キャンプでの1軍帯同を希望>
「キャンプは1軍に帯同したい。
プロの1軍のレベルを肌で感じたい。
ポスト谷繁...、と言われることは
すごくプレッシャーがある」
公式HP、中スポ、MSN毎日新聞名古屋ニッカン12


大学生・社会人ドラフト3巡目 
浅尾 拓也
投手 右投右打 背番号「41」
契約金8000万円 年俸1200万円

「まだ体が細いので早くユニフォームが
似合う体になるようにがんばります。
よろしくお願いします」

<地元出身でドラゴンズの
ユニフォームを着た感想は>
「自分ではまだ見ていないので
似合っているのかなと思います」

<どんな活躍をしたいですか>
「自分は中学まで普通の人と
同じように軟式野球をやっていたので、
それでもプロに入って活躍できると
いうことを証明できる選手になりたいです。
有名校に行かなくても、頑張ればプロにいける。
シニアとか一流校でやっている人とも同い年なんです。
同じように頑張っている選手たちに見せたい」

<雑草の星として、エリート街道を
走ってきた選手に負けられない>
「目いっぱいやってこなかった
部分もあるし、しっかりやっていない分、
これからまだ伸びしろはあると思う」

<日本福祉大学から初のプロ野球選手ですが>
「恥ずかしい選手にならないように
がんばりたいと思います」

<セールスポイントは>
「(小さな声で)え…
牽制とかフィールディングです。
(150キロを超えるストレートでは
ないんですか)そうです(笑)」
公式HP、中スポ、名古屋ニッカン


大学生・社会人ドラフト4巡目 
菊地 正法
投手 左投左打 背番号「47」
契約金7000万円 年俸1200万円

「一年間怪我をせず、チームの勝利に
貢献できるようにがんばりたいと思います。
よろしくお願いします」

<ユニフォームに初めて袖を通した感想は>
「野球ができない状況もあったので、
周りで支えてくれた人たちに
感謝の気持ちでいっぱいです」

<即戦力として期待されていますが>
「即戦力として評価していただいて
光栄なので迷惑をかけないように
自分のスタイルを貫き、あせらずがんばりたいです」

<目標の選手は>
「山本昌選手のように
長く野球をやってたくさん勝ちたいと思います。
(山本昌選手には)バッターとのタイミングや
変化球の精度のことを聞いてみたいです」
(東邦ガスのみんなから)
たくさんの励ましの言葉をもらったので、
その期待に恥じないようにがんばりたいと思います」
公式HP、東京中日、名古屋ニッカン


大学生・社会人ドラフト5巡目 
岩﨑 達郎
内野手 右投右打 背番号「46」
契約金5000万円 年俸1200万円

「自分のセールスポイントである
守備・走塁を磨いて開幕一軍を目指して
がんばりたいと思います。よろしくお願いします」

<球界一の二遊間に挑戦することになりましたね>
「挑戦というよりも、
近くで(井端さん、荒木さんの)プレーをみて
良いところをどんどん盗んで
自分のものにしていきたいです。
そしていつかは追い越したいと思います。
(内野で希望のポジションは)特にありませんが、
内野ならどこでもできると思います。
(一軍に上がるのは)
早ければ早いほどいいと思っています」

<50メートル5秒9のスピードを武器に、
開幕1軍入りを目指すことを宣言>
「自分の売りは守備と足。
走塁を磨いていけばチャンスはあるのかなと思う。
1軍は、そう遠くはないと思いました。
人工芝だともっとタイムが出る。
守備で争うのは厳しいですが、
走塁を鍛えれば自然と1軍は近づいてくる。
足にスランプはないので」
公式HP、東京中日、スポーツ報知、
スポニチ名古屋名古屋ニッカン


大学生・社会人ドラフト6巡目 
清水 昭信
投手 右投右打 背番号「64」
契約金3500万円 年俸980万円

「一日でも早く信頼されるピッチャーに
なるので応援よろしくお願いします」

<ユニフォームに初めて袖を通した感想は>
「僕はサラリーマンをやったことがあります。
一度サラリーマンになって、
それから大学に進んだ時に
野球をやめなくて良かったなと思いました。
そのとき苦労したおかげで
ピンチでも動じないようになったと思います。
まわりの人に感謝したい。
そして1日でも早く信頼される投手になって
1軍で投げたいです。
(セールスポイントは)体が頑丈なので
怪我をせずにプレーできると思います」

<自らのサインを考えてくれたという
西武の希望枠・岸投手にライバル宣言>
「かっこいいサインを
岸くんに考えてもらったんです」

<64番に決まった背番号に>
「ファンを喜ばせる選手になりたい。
64番のユニホームを着ることになりましたが、
64といえば清水と言われるようになりたい」
公式HP、東京中日、名古屋ニッカン


大学生・社会人ドラフト7巡目 
西川 明
内野手 右投左打 背番号「40」
契約金3000万円 年俸840万円

「不安なことばかりですが
一生懸命がんばります。よろしくお願いします」

<守備ではかなり自信がありますね>
「今まで外野も内野も経験があるので、
自分が試合に出るチャンスがあれば
内野も外野もどこでもやりたいという気持ちがあります。
キャッチャーは守れません。ピッチャーも無理です。
こだわりはありません。
あと、ケガはしないんですよ。
このタフさを見てほしいです」

<6巡目の清水選手とは高校も一緒でしたが>
「心強いし気持ちも少し楽になりました」
公式HP、東京中日、名古屋ニッカン


高校生ドラフト1巡目 
堂上 直倫
内野手 右投右打 背番号「24」
契約金1億円+出来高5000万円 年俸1000万円

「堂上直倫です。
ポジションは三塁手です。
球界を代表するような選手に
なれるようにがんばります」

<ユニフォームに初めて袖を通した感想は>
「このユニフォームで早く
一軍の選手と練習がしたいです」

<お父さん、お兄さんという
プロの先輩から何かアドバイスは>
「練習も(12球団で)一番厳しいと聞いているので、
トレーニングを多めにやれと言われている。
その苦しさを乗り越えて
一軍でプレーできるようにがんばります」

<一軍でのプレーはいつ頃だと思いますか>
「一日でも早く一軍の舞台で
プレーできるようにしっかりがんばりたいです」

<木のバットの手ごたえは>
「最初は全然打球も飛ばなかったんですが
最近はだんだん木のバッティングに慣れてきました。
守備はまだプロのステップではないので、
しっかりやっていきたいですね」

<ドラゴンズでの夢は>
「中日ドラゴンズを代表するような
プレーヤーになりたいと思います。
(目標とする選手は)福留選手のように
勝負強いバッターになりたいです」

<自分の持ち味は勝負強さでしょうか>
「高校時代から勝負強さは
自信を持っていたので
プロ野球の世界でもがんばっていきたいです」

<愛工大名電高ではほとんどが遊撃手。
プロではあえて三塁手として勝負することを選ぶ>
「今は内野ならどこも守っているけど、
サードは(球場の)ファンに近いし、
間近でプレーを見てもらえる。
まだ自信はないけど、
プロではショートよりサードだと思いました」

<入団発表と同時に発表された
背番号『24』にやる気をみなぎらせる>
「こんなに若い番号をもらえるとは
思っていませんでした。うれしいです。
父からもいい数字と聞いている。
(今季までの)遠藤さんもそうですし、
球界では高橋由伸(巨人)さんもつけている。
恥じないようにしたい」

<落合監督が会見で話した
『足が速ければ1軍のメンバーに入る可能性は高い』に>
「あの言葉が1番印象に残った。
これから坂道を走って、
ダッシュを多くしていけば速くなると思います」

<兄・剛裕との兄弟自主トレ計画が浮上>
「去年も軽く体は動かしたけど、
基本的には(下呂温泉は)休む場所。
今回はトレーニングが目的です。
高校に入ってからは一緒に山を走る時でも
(兄とは)別々の道を走っていました…。
また一緒にやりたいです。
父からも、兄からも体力をつけろと言われている。
(父が)ノルマを出してきたら、
それ以上の結果を出したい。頑張ります!」
公式HP、中スポ、MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカン12


高校生ドラフト3巡目
福田 永将
捕手 右投右打 背番号「55」
契約金5000万円 年俸540万円

「とにかく早く試合に出て
息の長い選手になりたいと思います。
よろしくお願いします」

<捕手キャッチャーとして目標は>
「ドラゴンズはレベルが高くて
その中でプレーできるので、
真似しながらやっていきたいと思います」

<捕手としての面白さは>
「他のポジションに比べて
試合全体を動かせるところです」

<高校時代身につけてきたことは>
「キャッチャーは自分のことだけではなくて
回りにも気配りできるようにと教わりました」

<将来の目標は>
「長く野球をやることと、
球界を代表するキャッチャーになることです。
(同期の堂上直倫選手と)
お互い切磋琢磨していきたいと思います」

<この日、初めて自分の背番号55を伝えられ>
「55番といえば(ヤンキース)松井選手。
偶然だけど同じ番号になってうれしい。
長く野球をやって球界を代表する捕手になりたい。
今は全然自信はないですが、
いつかはメジャーに行ってみたい。
30(歳)前ぐらいには行きたいですね。
もちろん1軍でプレーするのが目標ですけど、
野球をやっている以上、一番高いところに
目標を置きたいですから」
公式HP、中スポ、名古屋ニッカン


◇堂上照(昇竜館館長)
<現役の長男・剛裕に続いての中日入り。
次男・直倫の入団会見を見守り、しみじみと話す>
「(プロは)子どもの夢だったから、
運良くドラフトにかかって親としては幸せ」

<21日には新人選手が寮を見学するが>
「案内は副館長に任せるよ」

<三塁手として挑むの意志を尊重>
「プロのショートはよほど
肩が強くないとやっていけない。
自分でサードだと思ったのでしょう。
チャンスをつかみ取ってほしい」

<さっそく兄弟自主トレで鬼コーチ宣言>
「長い距離も走らせないといけないので、
坂道を走らせる。もし雪が降ったら雪道でやる」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

◇中原スカウト
<堂上直倫の「三塁手」宣言に驚く>
「何でも器用にこなせる子だけど、
どっちかと言えばサードタイプ。
自分で、そう思ったんでしょうね」
(中スポ)

◇西川球団社長
<入団発表記者会見であいさつ>
「今年のドラフトで8人の選手を指名し、
今日午前中にすべての契約が終わりました。
これで晴れて8人の新しい戦力が
ドラゴンズに加わりました。
即戦力、あるいは近い将来チームの
中心となってくれる人たちばかりです。
春のキャンプでどんどん鍛えて
一人前にしていくということになりますが、
どうか皆様方にもいろいろな面でご協力を賜り、
後押しをしていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。」
公式HP


◇落合監督
<入団発表でのあいさつ>
「今日こうやって8人の選手がドラゴンズに加わりました。
私が監督になってから4回目のドラフトで
入ってくる選手になりますが、
おそらくこの4年間で今日の8人を入れて35人、
チームの約半分は4年目までの選手になるはずです。
ドラゴンズといたしましては
新旧交代の時期に差し掛かっていると
いうこともありまして良い競争になると思っています。

今年球団70周年ということで
セ・リーグのペナントを取りましたが、
来年以降71年から80周年にかけて
第一線で活躍できるあろうという選手を
今年はバランス良く取れたと思っています。
この中で来年即戦力として
出てきてくれる選手がいれば
それに越したことはないんですが、
現場を預かる者としては
2年3年を掛けてこれからのドラゴンズの
屋台骨を支える選手の育成を
していかなくてはいけないと思います。
それでうまく新旧交代していければと考えています。

おそらく12球団一きつい球団に入ったと思いますが
ここでレギュラーを取れる選手であれば
他の11球団へ行っても
必ずレギュラーを取れるだけの
レベルの高いところでの競争になると思います。
今日出席されている選手のご家族の方は
我々を信頼して息子さんを預けてください。
一端の野球選手、一端の社会人として
通用する指導をしていきます。

これから野球人として1年365日、1日24時間、
野球でまわさなくてはいけない生活が始まります。
早くこの生活のリズムに合わせて
ゲームに出られるような選手になってください。
我々はその手助けをする役目ですから
何も遠慮しないで、聞きたいこと分からないこと、
利用するところは利用して
すばらしいプロ野球選手になることを
切に希望しております」

<各選手のあいさつの後、質疑応答。
今日の選手たちの顔ぶれをご覧になっていかがですか>
「今年の8人は昨年、一昨年あたりから
早めに決めていたメンバーでした。
同じレベルの選手なら
東海3県を中心のドラフトをやってみよう。
社長、オーナーと話して
(就任から)4回目にして初めて
パーフェクト以上の
ドラフトになったと確信しております」

<新人選手にプロの心構えを教えるとしたら>
「遊ぶ時間はありません。
野球をやめるまでは24時間野球中心のサイクルで
まわしていくつもりがなければ
どこかで足元をすくわれると思います。
野球選手というのは完成した形がありませんから、
入団発表でやめるというのは
あまり良い言葉ではありませんが、
やめるまでは野球のことだけを考えて
やってくれればと思います。
これからはこれが仕事ですから。

チームの状況を考えると、
投手陣は相当ハイレベルな戦いになると思います。
本当に自分が良くなろうと思うのであれば
レベルの高いところで
野球をやることが一番だと思います。
そういったことを考えると
良い競争、良い刺激を受けながら
結構早い時点で一軍のマウンドを
踏むんじゃないかなと期待しています。

それとキャッチャーは今、
谷繁が主でやっていますけども
それに続くキャッチャーを
育てなくてはいけないので
キャッチャーに関しても
良い競争をしてくれると思っています。
我々の目で見て確かめて判断して、
開幕のメンバーを決めようと思っています。
結構面白いメンバーが揃ったと思います。
だからといって重荷になるような期待は
一年目からはしません。
じっくりとは言いませんが
チャンスはいくらでもあると思うので、
自分の一番良いものを我々に見せてくれれば、
それがチームとして必要であれば
開幕一軍というのは早いと思います」


<新入団発表後、新人選手の
来春の沖縄キャンプでの振り分けを聞かれ、
1、2軍区別なしのボーダーレス・キャンプを予告>
「選手の半分が4年目までの選手(計36人)。
1、2軍の振り分けはしない
1、2軍はないんだ。
(北谷、読谷)どちらの球場でやるのかは、
選手も前の日の夜までわからない。
主力だからどっちでやるっていうのじゃない。
ゆっくりやる方がいい者、
(鍛えすぎると)つぶれちゃう者。
いろいろいるからな。
コーチもそうだけど、オレがどっちの球場に
いくかもわからないぞ」
公式HP中スポ、東京中日、MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカン12デイリー


輝け、新竜8選手!契約が完了し、名古屋市内の
中日パレスで入団発表
晴れてユニホームに
袖を通した新竜たち
「野球人というのは、
1年365日、1日24時間、
野球でまわさなくてはいけない生活。
24時間野球中心のサイクルで
まわしていくつもりがなければ
どこかで足元をすくわれる。
やめるまでは野球のことだけを考えてやってくれ」

入団会見に同席した落合監督は、
プロ野球選手としての心構えを訓示。
それを聞いて、さらに身が引き締まったことと思います。

また新旧交代の時期
現状を位置付けた落合監督
投手、捕手、野手、ともにチャンスはある。
それぞれが持つ一番良いものをアピールすれば、
それだけ野球人として
生き残っていけると語りました。

就任4回目にして初めて
パーフェクト以上となったドラフトで
入団してくる8選手

なかでも注目度ナンバーワン
ゴールデンルーキー・堂上直倫選手は、
早くも三塁手宣言。
立浪、森野が激しく火花を散らし、
新井などもいるサード争いに加わるべく、
年末には、4年ぶりに兄・剛裕
さらに昇竜館館長も加わる
親子合同自主トレでプロの第一歩を
踏みだすことになりそうです。

希望枠で入団する田中捕手は、
『ポスト・谷繁』の期待に応えるべく、
来春のキャンプでは、谷繁を徹底マークを宣言。

初々しい受け答えで会場の笑いを誘っていた
浅尾投手は、プロでの抱負を聞かれると一変。
エリートでなくても、活躍できると
いうことを証明できる選手になりたいと
力強さの一端をも見せたもよう。

社会人出身の2選手は、即戦力として期待。
手薄な左の先発タイプの菊地投手
ここでも山本昌への弟子入りを志願。
同じく岩﨑選手は、落合監督
「足が1番速ければ即1軍」という言葉にすぐに反応。
自慢の俊足を磨いて、澤井の再来を狙う構え。

またサラリーマン経験もある清水昭信投手
会見で野球ができることへの感謝の気持ちを表現。
西川選手は、マルチプレーヤーとしてどこでも宣言
そして、センバツ優勝捕手の福田捕手は、
背番号が55ということで、
夢は大きく、将来のメジャー挑戦
それぞれが力強く抱負を語っていたようです。

初めてもらう背番号
いきなりの1ケタなどもなく、
シャッフルなどで空いた番号に
うまくおさまったもよう。
堂上直倫選手遠藤がつけていた『24』に。
他球団でも野手がつけていますし、
いい番号をもらったのではと思います。

様々な実績をもって、そして経験を積んで、
プロへの道が開いた8選手
だが、そこをどう歩んでいけるかどうかは、
各人の努力や気持ち次第。
持てる力を十分に発揮し、厳しい競争に勝ち抜き、
将来のドラゴンズのエース・レギュラーを目指し、
一日でも早くナゴヤドームで活躍してほしい。
新たに竜の門を叩いた新竜たちに期待し、
しっかり応援していきたいと思います。


ナゴヤからの話題。(20日)

中日・李炳圭の背番号は7
(時事通信)

落合中日恒例の『背番号シャッフル』
今年も行われ、以下のように正式発表されました。

イ・ビョンギュ 『7』
前田 55→『00』
小田 40→『26』
平井 36→『33』
デニー友利 46→『36』
金剛 33→『0』


金剛前田などは背番号を変えたことで
心機一転というところでしょう。
落合英二さん「26」
ファン感謝デーのあいさつ絡みで、
ひょっとしたら堂上直倫選手
行くかなと思っていましたが、
粋な計らいはなかったようです。
結局、小田が着けることになり、
26小田、27谷繁、28田中
捕手繋がりになりました。

また金剛のつけていた「33」
新人に行くかなと期待していましたが、
こちらは平井「36」から
オリックス時代の番号に変更。
デニー友利も西武時代の「36」に変更と
この2人はゲンを担いだかもしれません。

また「28」を着けていたチェンは、
育成選手としての契約が交わし次第、
200番台の背番号で再起を。
まさか「280」はないでしょう。

これで空いたのは、442
(場合によっては49も)となりました。
アレックス『4』は新外国人野手次第。
外国人投手なら「42」という感じでしょう。
さらなる変更もあるかもしれませんが。


◇西川球団社長
<退団が確実となっているマルティネスについて>
「こちらの条件を上げることはしない。
それを本人が飲むかどうか。
契約しないというなら、それでいい。
絶対に残ってほしい選手かと言われれば、
そうともいえないから」
名古屋ニッカン

◇井手編成担当
<保留選手でありながら米国球団移籍を
視野に入れているマルティネスに怒りをあらわ>
「日米のコミッショナーをバカにしている」
スポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<ドミニカ共和国のウインターリーグを視察。
新外国人有力候補のアルモンテについて>
「巨人時代よりも良くなっている。
リリーフなら使えると思う」
中スポ


昨日、名古屋ニッカンがすっぱ抜いた
マルティネス退団問題
残留を見込んでいたマルティネスとの交渉が停滞。
他球団への移籍はドラゴンズ側
自由契約選手にしない限り不可能ですが、
球団首脳も、もはや退団やむなしの構えのようです。

その代わりに、中スポでも↓のような記事が。
竜の新外国人候補アルモンテ
元巨人の150キロリリーフ右腕

新外国人選手として、リリーフ投手を中心に
複数リストアップしているようで、
あくまでも「優良な」助っ投を望んでいるようです。


◇佐藤充
<ナゴヤ球場の若手の合同自主トレに合流>
「久々に体を動かすとやっぱり気持ちいい。
時差ぼけの解消も兼ねて、
体を動かしておこうと思いました」
名古屋ニッカン

◇吉見一起
<時差ぼけで午前5時30分に目が覚め、
10時から始まった自主トレに参加>
「朝早くから起きてるんで眠たいです」
(中スポ)

◇中里篤史
<同じく午前5時30分に目が覚め
爆睡の後、昼前からトレーニングを開始>
「5時半に起きたけど
また寝てしまいました。爆睡です」
(中スポ)


前日、ラスベガスでの優勝旅行から
帰国した佐藤充が早くも
ナゴヤ球場での若手合同トレに合流。
室内練習場でのウエートトレーニングなどで
精力的に汗を流したもよう。
他にも朝倉、中里、吉見ら数人の選手が
この日から自主トレを再開しました。

家族サービスをしていた選手と違い、
独身の若手は結構、体がうずいていたかも。
優勝ムードも一区切り、来季に向かって準備ですね。

2006年12月20日 (水)

ドラゴンズV旅行から帰国とウッズ6億更改。

今日から始まる立浪「復活物語」
V旅行から帰国

◇落合監督
<ラスベガスから中部国際空港に帰国。
5泊7日のゴージャスV旅行に大満足>
「(優勝旅行を)満喫したよ。
ゆっくりするために行ったようなもんだからな。
優勝したら、こうやって家族孝行もできるからな。
来年の旅行? 
それは来年になったら考えるだろうよ」
中スポスポニチ名古屋

◇井上一樹
<行きのチャーター機に乗り遅れた選手会長が
帰りのチャーター機内であいさつを>
「来年もまたこういう楽しい旅行を
できるように頑張りましょう。
家に帰るまでが優勝旅行。
最後まで気を抜かないで無事帰りましょう」
名古屋ニッカン

◇立浪和義
<ラスベガスでの優勝旅行から帰国。
優勝の喜びに一区切りをつけ、早期始動を決意>
「来年だれがどうなるかわからないし、
僕も準備しなきゃいけないでしょう」

<優勝旅行期間中も
毎日ゴルフ場などで井端とキャッチボール>
「今年ちょっと肩を痛めましたから。
投げ初めが一番痛めやすいので、
早めにやりました。
肩はいい感じでした」

<もちろん練習時間以外では
ゴルフや観光にと旅行を満喫>
「みんなと一緒に楽しめました。
また来年も行けるように頑張っていきます」
(中スポ)

◇井端弘和
<昨年の完全休養を反省。
今オフの無休トレーニングを宣言>
「ラスベガスでも毎日、
キャッチボールはしてました。
今はずっと野球をやっていたい気分なので、
このオフは毎日、体を動かします。
去年はオフの過ごし方を失敗して
右肩の関節が痛くなったりした。
休ませ過ぎはダメとわかりました」

<21日に予定されている契約更改交渉について>
「(3年間)続けてやってきていることを
どこまで見てもらえているかですね。
今年はプロ人生の中で
肉体的に一番ツラい年だった。
それでも荒木と孝介(福留)が
故障でいない間も、試合に出続けた。
そこらへんを考慮してほしいね」

<再来年にもFA権を取得するが>
「中日は好きだけど、今は何とも言えない」
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

◇高橋聡文
<ドミニカから10キロやせて帰国も
優勝旅行で3キロ戻って80キロに>
「体重が減ると腰のキレが違います。
ちゃんと節制して、キャンプに臨みますよ」
(中スポ)

◇西川球団社長
<機内のあいさつで来季優勝なら
ハワイがV旅行の候補地であることも明かす>
「来年もこういう楽しい旅行ができるよう
家族、関係者のみなさんも選手を
叱咤(しった)激励してください」
名古屋ニッカン


いばちん、お土産いっぱい!ドラゴンズ一行が、
この日、優勝旅行先の
アメリカ・ラスベガスから帰国
お土産など大きな荷物を
たっぷり抱えて、5泊7日の
豪華なV旅行を満喫した
竜戦士たちがナゴヤへ帰ってきました。

約250人を乗せたチャーター機が
予定通り午後4時過ぎ、中部国際空港に到着。
公式行事あり、ゴルフあり、観光あり、
買い物ありと、異国で身も心もリフレッシュ
選手たちはシーズン中なかなかできない
家族サービスなどに励むとともに
来年も頑張って、また優勝旅行
来られればいいと気持ちを高めたことでしょう。

しかしお楽しみの時間は終わり。
選手たちは来季に向けて、早期始動を決意。
特にベテラン・立浪や主力の井端などが
休まずに体を動かし続けると語りました。

プロ20年目を迎える立浪は、逆襲に向け、
今後、自宅では器具を使ってのトレーニング、
公園ではランニングやキャッチボールなどを。
また井端も昨オフに完全休養したことが
春先の不調の原因となった反省
年内も無休を決め、来春も1月4日から
チームメート2、3人(メンバーは未定)とともに
3年連続となるオーストラリアでの
自主トレを行うことも決めたようです。

現地・ラスベガスでもゴルフ場などで
連日軽いキャッチボールを行うなど、
単なる遊びに行くばかりではないという
それぞれが先を見据えた
意気込みも感じるところとなりました。

優勝旅行を終えたことで、ひとつの区切り
来季再び始まる新たな戦いに向け、
万全の体調で臨むことができるか。
オフの体調管理がカギを握ります。
しかしベテランや主力が明かしたこの決意
来季のドラゴンズもやはり楽しみになりそうです。


ラスベガスからの話題。(日本時間19日)

◇伊藤球団代表
<主砲・ウッズと来季の契約を結んだと発表。
契約内容の一部について説明>
「昨日の深夜に(ウッズとの)契約を完了しました。
なかなか時間が合わなかったんだけど、
17日の夜遅くに私の部屋に来てサインした。
出来高払いはありません。
それと、アジアシリーズが終わるまでは
プレーする契約になっています」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇タイロン・ウッズ
<チームメイトと再会したV旅行中に
希望通りに契約を結ぶことができ>
「ラスベガスでみんなと会えて楽しいよ。
契約もここで決まればうれしい」
中スポ

△ドラゴンズ・契約更改▼
12月18日(ラスベガス現地時間17日)
(金額は推定・単位は万円)
ウッズ 60000(△ 10000・20%)


ドラゴンズは主砲、タイロン・ウッズ
優勝旅行先のラスベガスで
来季の契約を結んだと発表。
契約内容はアジアシリーズまでの期間を含めた
1年契約で、年俸は1億円アップの6億円
外国人選手としては
異例ともいえる出来高なしの契約は、
来季をプロ生活の集大成としたいという
ウッズの意欲が伝わるものになったようです。

47本塁打、144打点という成績で
56年ぶりに球団記録を塗り替えた二冠王
確かに1億円アップの6億円は納得ですが、
出来高払いなしというのは、意外でしたね。
さらに昨季はつけていなかった
アジアシリーズまで契約期間を延ばしたことは、
ドラゴンズ「アジア一」になりたいという
ウッズの気持ちや、日本一に必ずなれる
自信がある球団側の姿勢、両方が伺えました。

来年38歳ということで、単年契約。
年齢的な衰えも来るかもしれませんが、
やはりこの主砲の迫力あるチカラは、
来季もチームに不可欠といえるでしょう。
来日5年目、ドラゴンズでは3年目
4番として、チームを引っ張り、
自身のプロ生活の集大成として、
今季逃した日本一を掴ませてほしい。
この日、久々に再会したチームとは離れ、
フロリダの自宅に戻ったという主砲
パワフルな活躍を来季も
しっかり魅せてほしいと期待しています。


マルティネス退団へ
(名古屋ニッカン)

また今朝の名古屋ニッカンに↑が。
マルティネスの今季限りでの退団
確実となったと出ていました。
名古屋ニッカンによると、
ドミニカのウインターリーグ期間中の
11月に球団側が現状維持の条件を提示。
しかし本人は、アメリカ球界入りの意向を示唆。
その後交渉が進展せず、球団側は退団に向けた
手続きを取る方針を固めたとのこと。

来日2年目となった今季、
開幕からローテに入ったマルティネス
6勝9敗に終わったものの、
チームではある程度計算できる
貴重な左腕の先発投手なだけに
来季の戦力構想に入れていました。


川上、朝倉、中田、佐藤充、吉見ら
右投手は充実している先発陣ですが、
左となると石井、小笠原、長峰、佐藤亮太など
山本昌に継ぐ投手が、まだまだ微妙な状況。
伸びしろがありそうなマルティネス
抜けるのは、ちょっと痛いですし、
新たな外国人を捜すのも、時間がかかりそう。
しかしこういう時こそ
若竜左腕にとっては、チャンス
来春のキャンプでアピールできるよう、
しっかり調整してほしいと思います。


ナゴヤからの話題。(19日)

◇中田スカウト部長
<新人8選手が名古屋市内のホテルに集結。
ユニホームの採寸した堂上直倫選手にほれぼれ>
「意外と上半身が細いのに、
下半身が太くガッチリしている。
普通、高校生の場合は逆なのに。これはすごい」
(中スポ<ドラ番記者>

◇堂上直倫(愛工大名電高)
<来春の自主トレ始動の場を
下呂温泉にすることを明らかに>
「年末年始は下呂にいます。
母の実感もありますし、
毎年、家族で行っているんですよ。
年明けの自主トレも下呂になると思います」
(中スポ)


きょう20日に行われる入団発表のため、
ドラフトで指名を受けた8選手
名古屋市内のホテルに集結。
来年2月から着用する
ユニホームの採寸などを行いました。

そのなかで地元注目ナンバーワンの
堂上直倫選手の話題。
年末年始は、幼いころから家族で正月を迎え
父・堂上照館長も現役時代に自主トレを
行っていた岐阜・下呂温泉で過ごし、
そこでルーキーイヤーに向け、
始動することを明らかにしました。

プロ開始の地に選んだのは、
慣れ親しんだ下呂温泉
しかも照館長も例年受けている特訓について
「これまで以上に厳しくやらないと
いけないかな」
と語るなどハイレベルになりそう。
きょうの入団発表を終えると
いよいよ親子竜、兄弟竜の幕開けとなります。
未来のドラゴンズを背負う
スーパースターの卵・堂上直倫選手
きょう決まる背番号とともに楽しみです!

2006年12月19日 (火)

イ・ビョンギュ、ナゴヤドーム見学とV旅行も終盤。

ビョン様 ナゴヤドーム任せなさい!
お忍びで視察


◇イ・ビョンギュ
<この日、ナゴヤドームを訪れ施設を見学。
新たな本拠地となるドームに少しほおを緩め>
「素晴らしいですね」

<韓国にないドーム球場の屋根を見上げ
足木渉外部長補佐に興味本位で質問>
「天井までの高さはどのくらいあるんですか。
天井に当たったらどうなるんですか?」

<ナゴヤドームの清潔さに驚き、
韓国では珍しい人工芝にじかに手で触れる>
「ドームの大きさそのものには
ビックリしなかったですが、とてもきれいですね。
きれいさにビックリしました。
ドームの広さは大丈夫です。
問題ないと思います。全力を尽くします」
(中スポ、共同通信社名古屋ニッカン

◇チョン・スンファン
<代理人として、イに同行。
特権返上の意向を示すイの来日時期について>
「1月の下旬に名古屋に来て、
5日間ぐらいこちらでトレーニングしてから
2月1日のキャンプインを迎えたい」
(東京中日)

◇落合監督
<モニュメントバレー国定記念公園を観光。
イ・ビョンギュについて笑顔で期待を寄せる>
「実績のある選手。良くなければ獲らない。
ビデオも観てないけど、どんな選手かは分かるよ」
スポーツ報知スポニチ名古屋


ドラゴンズへの入団が決定している
イ・ビョンギュナゴヤドームを訪れ施設を見学。
知人の結婚式に出席するため16日に来日した
この日は、名古屋市内で新居探しと
買い物の合間に立ち寄ったものの、
新たな本拠地となるナゴヤドーム
「すばらしい」と感想を口にし、
「打球が天井に当たった場合はどうなるのか?」
などと早くも球団関係者に質問していたもよう。

日本の球場のなかでも
広い部類に入るナゴヤドーム
しかしが10年間プレーしてきた
LG時代の本拠地・チャムシル総合運動野球場は
広さがナゴヤドームと同じサイズ
フェンスの高さこそ違えど、
広さは大丈夫と自信を見せました。
さらに背番号7となるユニホームの採寸も行い、
ナゴヤドームに隣接するイオン
帽子などドラゴンズグッズを買い込んだそうです。

また代理人であるチョン・スンファン氏から
春季キャンプの合流時期について
特権を返上したいという
意向があることを明らかに。
の夫人が1月に出産予定ということもあり、
球団側は第2クールの2月8日頃からの参加で
構わないと伝えていましたが、
イ自身は、早期の始動を希望。
ビザが取得できれば1月下旬にも再来日。
ナゴヤでトレーニングしてから
沖縄入りしたい考えのようです。


これまで静観していた落合監督からも
期待の言葉が出たイ・ビョンギュ
新たな舞台になるナゴヤドームを見学し、
より気合が入ったことでしょう。
指揮官の頭の中では、5、6番でセンターで
起用が考えられている赤兎馬
異国の地での早期始動により、
いきなりキャンプ初日から背番号7が駆け回り、
アピールがあるかもしれません。


ナゴヤからの話題。(18日)

◇福留孝介
<名古屋市内で行われた06年セ・リーグ
最優秀選手賞受賞祝賀パーティーに出席。
約400人の地元VIPに祝福を受ける>
「期待に応えられるように、
来年は今年の成績を超えられるよう頑張りたい」
中スポ名古屋ニッカン


優勝旅行を辞退して、ナゴヤに残っていた福留
実はこれがあったから参加できなかったのかも。
名古屋市内の名古屋国際ホテルで
「セ・リーグ最優秀選手受賞祝賀パーティー」が、
球界関係者、知人、また地元企業のトップなど
約400人を集め、盛大に開かれました。

初めて首位打者を獲得した
02年のオフにも関係者を集めて
「首位打者受賞を祝う会」が開かれたようですが、
今回はさらにスケールアップ!
中部地区の財界人を中心とした後援会を
作るプランが披露されるなど
今や球界を代表する顔となった福留
それだけに来季以降の去就がさらに注目されそうです。

また8日に行われた自身主催のチャリティーゴルフ、
『福留フレンズ2006』で寄せられた募金50万円を
この日、中日新聞社会事業団に寄託
「歳末助け合い運動」に寄付されるそうです。

★HAO ミニフィギュア 福留 孝介★


◇中川裕貴
<若手主体の合同自主トレが
ナゴヤ球場で3日ぶりに再開>
「(チームは)V旅行中ですが、
ボクらは休んでいる立場ではない」
名古屋ニッカン

◇前田章宏
<若手合同自主トレに参加。
エース・川上のメジャー発言に危機感>
「憲伸さんがそう言うなんて驚きました。
主力がだれもいなくなってしまったらまずいですね」
名古屋ニッカン


トレーニングコーチが不在のため
ここ2日間オフだった若手合同自主トレ
ナゴヤ球場で3日ぶりに再開
屋内練習場で前田、中川、春田ら
キャッチボール、ノックなどを行ったもよう。
憲伸のメジャー発言にコメントした前田
心配でしょうが、それまでに
自分が主力になりなさい!
逆にツッコミたくなりました。


ラスベガスからの話題。(日本時間18日)

◇森野将彦
<朝倉、高橋とテレビ収録に参加し、
屋内でスカイダイビングの
疑似体験ができるアトラクションに大満足>
「マジ、楽しかったです。
本当のスカイダイビングやりたくなりました」

<サードのレギュラーを返上。
立浪に再戦を申し込み、
再び挑戦者となる決意を明かす>
「僕自身はまだレギュラーに
なったと思っていません。
もう一度、挑戦者として
立浪さんと勝負し、ポジションをつかみたい」

<『秋バテ』予防に新たなトレーニングを>
「オフはウエートトレーニングを
やろうと思います。
これまであまりやっていなかったけど、
もっと力強くなりたいんです」

<今オフの小笠原獲り撤退は
指揮官の信頼度の表れともいえるが
本人は笑って首を振る>
「監督の期待? 信頼? 
そんなの僕にはないですよ」
中スポ

◇高橋聡文
<同じくスカイダイビング疑似体験。
インストラクターから
一番上手とほめられ、ガッツポーズ>
「プロになりましょうか」
中スポ


僕は森野ですよ! ドラゴンズ
優勝旅行も現地5日目
いよいよ終盤
入ってきました。
そのなかでは
テレビ収録に参加した森野、朝倉、高橋
スカイダイビング疑似体験を。
室内で行うアトラクションで
専用のスーツを着込み、下からの
大きな風圧を受けて、見事に空中遊泳
本物さながらの迫力に大満足だったよう。

そんな森野が今年掴んだ
サードのレギュラーを返上。
立浪をライバルに再び挑戦者として
練習に取り組みたいと語りました。
現状に甘んじず、偉大な立浪と争うことで
再び自らを鼓舞し、そして自信を掴み、
チームからの信頼を確固たるものにする。
11年目に向け、良い姿勢だと思います。

おそらく対する立浪
来季は必ず、巻き返しにかかると思います。
しかしそこで負けていては、再び逆戻り
5番・サードとして戦って、収穫もあったことでしょう。
時代を前に進めるためにも、
来季もしっかり定位置を確保してほしいです。


◇中里篤史
<デス・バレー国立公園を楽しむ>
「グランドキャニオンに行ったときも
そうでしたけど、ツアーのときは
いつも天気に恵まれましたし、
いい観光が出来ました」
(中スポ)

◇佐藤充
<同じくデス・バレー国立公園を見学。
洗われた心を来春は鍛える構え>
「1月に日生で自主トレをやります。
そのときに杉浦さんと
直接話をする機会があると思います。
(杉浦監督とは)二人三脚でした。
精神面では師匠といえる人です」

<同じ日生OBの福留に従い、
ハワイでの自主トレに参加したい意思もあるが>
「まだ自分のしんがぶれているときに行って、
ほかの人を見ていてもダメです。
来年結果を残したら行きたいです」

<来年活躍しても福留の去就次第では
ハワイ自主トレがなくなる可能性も>
「どうなるんですかね。
(ハワイへ)行けますかねえ。
(福留さんが)投げてるときに
いてくれると本当に助かります。
(守備がうまく)点を取られないですから」
(中スポ)

◇山本昌
<家族で食事とショッピングを楽しむ。
今旅行はゴルフを封印、家族サービスを最優先>
「シーズン中はなかなか
家族サービスはできないですからね。
来年も頑張って、また優勝旅行に
来られればいいですね」
名古屋ニッカン

◇藤井淳志
<右の外野手へと変身を遂げ、
新外国人のイ・ビョンギュに挑戦状を>
「新外国人がレギュラーと
決まっているわけじゃない。
僕にもチャンスがある訳ですから争います」

<今オフは落合監督の勧めで
両打ちをやめ、右打ち一本に絞り練習>
「今までは右投手のスライダーが
苦手だったんですけど不安は解消できました」
スポニチ名古屋


その他の選手たちの情報。
『死の谷』として世界的に知られる
デスバレー国立公園
ラスベガスから車で約2時間ほどの場所にあり
海抜がマイナス85m(海面下)と世界で三番目に低く、
砂漠のいたるところに塩が確認出来るぐらい
地平線の彼方まで広がるまっ白な塩の大地
まさに何もない死の世界のような場所だそうです。

おそらく一面が白だけになりそうですが、
中里の1000万画素のデジカメは
活躍したのでしょうか。

また同じ場所を訪れた佐藤充は、
来春は社会人時代の日本生命のグラウンドで始動。
心の師でもあるミスターアマ野球
日生・杉浦監督から精神面の教えを請うもよう。
本当は日生の先輩でもある福留
門戸を開いたハワイ自主トレに参加したい考えも
あったようですが、まだ未熟ということで
来春に関しては、見送ったようです。

またイ・ビョンギュに挑戦状を
叩き付ける決意を明かした藤井
秋頃からスイッチをやめ、右打席に専念していますが、
それより気になるのは、血腫が見つかったという左ひざ
「年内には動けるようにしたい」と話す藤井ですが、
まずはそちらの完治が先決でしょう。


◇伊藤球団代表
<優勝旅行中に行う予定だった
ウッズの契約交渉が合意に至らず持ち越しに>
「少し条件のところで話し合っていると
(交渉担当の)井手編成担当から聞いています。
日本へ帰ってからファクスで
やりとりすればいいわけですから」
(中スポ)

「ほぼ合意に達しているが、
最後の詰めの部分で微調整が必要という状況です。
今後はこちらがサインをしたものを
ウッズに送って、ウッズのサインを入れて
送り返してもらうことになる。
そんなに時間はかからないと思います」
名古屋ニッカン

◇西川球団社長
<川上のメジャー移籍を容認する姿勢を示す>
「必要不可欠な選手。
球団として全力で引き留め作業に
当たらなければいけない。
FAについては最終的には選手が決めること。
ポスティングは球団の権利だが、
FAは選手の権利。
こちらがどうしろとは言えない。
(引き留めを前提とした
複数年契約などの提示は)ない。
球団の方針で決まっていることだから。
名古屋ニッカン


優勝旅行中に来季の契約を結ぶと
思われた主砲・ウッズ
しかし出来高での調整が必要との理由で
球団との契約交渉が最終合意に至らず、
サインは優勝旅行後に持ち越しとなりました。
ただ大筋ではほぼ話がついているようで
それほど時間はかからないとのこと。

また17日に行われたトークショーで
メジャー挑戦の意思を表明した憲伸
波紋を呼んだエースの衝撃発言は、
ラスベガスにも伝わったもよう。
しかし球団としてはこれまでの方針通り。
今後行われる契約更改でも
複数年契約などの提示はしないそうです。
まあ08年取得の憲伸よりも、
福留岩瀬の方があくまでも先ですから。


PS 今日の渡邉選手。

今朝の名古屋ニッカンの見出しに驚き!
自分的には、前日の
川上がメジャー挑戦の意思明かす
以上にビックリでした。
その見出しは『渡辺、エレベーターであわや…

なんと我らが渡邉選手
想定外の災難に見舞われました。
それによると、宿泊している
ラスベガスのホテルのエレベーターが突然ストップ!
約30分間、室内に閉じ込められてしまったそうです。
幸運にも乗り合わせたアメリカ人の男性が
外部との連絡を行い、
非常用の運転を行ってくれたため、
大事には至らなかったそうですが、あわや一大事
後から伝え聞いた倫代夫人
「えっ、本当ですか」と絶句していたもよう。
ちなみに本人のコメントは、下の通り↓

◇渡邉博幸
<宿泊ホテルのエレベーターが突然ストップ。
約30分間中に閉じ込められ、グッタリした表情>
「ホント、シャレにならないですよ。
一時はどうなることかと思いました。
子供が一緒じゃなくてよかった」

名古屋ニッカン


お子さんが一緒じゃなくてよかった。
つくづくそう思いますよ。
エレベーターの中の広さはわかりませんが、
異国での狭い中での思わぬ災難
さらに中スポには、衝撃のコメントが出たようで!
MegaDraさんのところで紹介されました。感謝!)

「なぜか緊急の操作の仕方を
知っている外国人がいたんだよ。
ひとりだったらどうなっていたか...。
おしっこ先に行っといてよかったよ...」

(中スポ)

違う意味でも危機一髪だったようです....。
無事に生還してくれて、ホッとひと安心でしたね!

2006年12月18日 (月)

新井ラスベガスで自主トレと岩瀬、憲伸FA発言!?

新井、立浪さん目指す
「いつかミスタードラゴンズに」

ドラゴンズの優勝旅行は、現地4日目。
元気者・新井が現地でトレーニングを敢行。
一方、岩瀬は契約交渉とFAについてコメントを。
さらに日本残留の憲伸がまさかの仰天発言!
ラスベガスナゴヤから気になる話題をどうぞ!

◇新井良太
<ラスベガスで自主トレを敢行。
ホテル内にあるトレーニングジムで
約2時間のウエートトレを行う>
「結構、本格的なジムでびっくりしています。
あれなら大丈夫ですね。
しっかりとウエートをやることができていますよ。
自分は最後たまたま1軍にいただけで
ここにいさせてもらっている。
春季キャンプに体をMAXの状態にするために、
練習するのは当たり前でしょう」

<今季同じ代打要員として、『代打・立浪』に
わき起こる大声援を何度も聞いて>
「まだまだ自分に実力が足りない。
でもいつか、『ミスタードラゴンズ』と
呼ばれるようになりたいです。
(大歓声は)鳥肌ものでした。
僕はスイングルームにいる時が多かったけど、
そこまで歓声が聞こえましたから。
いつかそんな声援を浴びてみたい」

<しかし現状では同じ三塁を
森野と立浪がハイレベルで争う>
「僕はまだ、お二人と争える力はない。
僕の場合、守備よりもっと打てるようにならないと。
右の代打は空いている。
ただ、ちっちゃい目標は立てたくない。
危機感はめちゃめちゃあります。
あっという間に1年が過ぎてしまった感じです」

<この日、兄・貴浩は護摩行トレに取り組む。
弟もおなじ荒行に意欲を見せ>
「写メールで見た兄の顔は、ただれがすごかった。
まだ、ボクには早いですが、
みなさんのように
一流選手になったら挑戦したいですね」

<海外旅行は初めての新井、
しかし手洗いでしっかりと洗濯を>
「(帰ってからまとめて洗濯という記者に)
ありえないっす。下着は汚いでしょう。
僕は毎日手洗いしてますよ」
(中スポ、東京中日、名古屋ニッカン


目標はタワーのように大きく!ルーキーイヤーに
チームが優勝を果たし、
チームメートとともに
ラスベガスを楽しむ新井
しかし観光気分をほどほどに、
旅行前も話していた
現地での自主トレを敢行。
午前中、ゴルフで
軽く汗を流した後、
宿舎のホテル内にある
トレーニングジムで
約2時間のウエートトレで汗を流しました。

1人黙々とダンベルを持つ
新井の表情には、旅行気分はなく、
来季の1軍定着を目指す
男のそれに変化していました。
チームは優勝したものの、
自分は何もしていない
そういう身分の者は、オフの間も練習あるのみ。
勝負の2年目に向けて、取り組む姿勢が伺えます。

来季の目標として、新井が語ったのが、
三塁の定位置争いに顔を出すこと。
10数年間レギュラーを張ってきた
ミスタードラゴンズ・立浪
猛練習でその立浪からレギュラーを奪った森野
いまだハイレベルで争う二人に
来季2年目の若輩者が向かっていくと宣言。
そのためには、打力を上げること。
右の代打で甘んじることなく、
目指すはサードのレギュラー、そして
「いつか『ミスタードラゴンズ』と
呼ばれる選手になりたい」
と大きな夢も口にしました。

かなり壮大な目標で、
思わず無理だろ!と言ってしまうようなことでも
新井が語ると、もしかしたらと
思わせるのが不思議です。
コメントにしろ、構えなどの打席の雰囲気にしろ、
華がある選手なだけに、ファンとしては
頑張ってほしいと応援したくなります。

ただ現状では、まだまだ道は険しいでしょう。
守備で立浪を超え、打撃で森野に迫る。
技術的にはかなりの時間を有しそうですが、
とにかく今は練習することでしょう。
あとはチームが新井の何を望んでいるのか。
長距離砲を目指していくには、
今季0だった本塁打を増やさないといけない。
また1軍定着の近道としては、右の代打。
しかしそこで道を開くなら
勝負に強い打者にならないといけない。
その辺も理解することも大事ではないかと思います。
まだまだ荒削りなだけに、
磨いたときに見えてくるであろう
背番号25の姿はとても楽しみ。
オフも日々練習の新井
2年目となる来春のキャンプに向け、
MAXに仕上げていってほしいです。


ラスベガスからの話題。(日本時間17日)

◇岩瀬仁紀
<27日に行う予定に契約更改について>
「とにかく提示を見てからですけど、
今回はとにかく球団に
査定の方法とかを問いただします」

<順調なら来季中に
権利を取得するFA権について>
「周りの人が言うほどボク本人は
FAについて考えていないんです(と前置きし)
ずっとこの球団に居られればいいんですけどね。
(FA権は)その時になってみないと分からないよね。
場合によっては(FA宣言を)
考えないといけないということになるかもしれない。
(契約は)ボクたち(の世代)だけじゃなく、
続く人間にとっても大きな問題だと思います。
FAのことが出たら(球団に)いろいろ聞いてみたい」
スポーツ報知スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇西川球団社長
<FA権について、球団としての考えは>
「FA権を取得するからといって、
前もって複数年契約で引き留めるような事はしない。
FA権を取ったら好きにすればいい。
年俸は一定に固定して出来高設定する」
名古屋ニッカン


◇平井正史
<先発転向か、セットアッパーか
来季の自身のポジションに悩む。
森コーチは先発しての構想を打ち出しているが>
「みんなに先発とか言われているけど、
ぼくは森さんからは何も聞いてないんです。
まだシーズン終わったところだし、
来年のことはまだ考えてないんです。
(森コーチと)話し合いをして、
先発をやれと言われればやります」

<1つだけひっかかるのが、中継ぎへの評価>
「先発に比べて低いと思うんです。
中継ぎのみんなのためにも評価をしてほしい。
低いままで先発へ行くのも...」
中スポ


この日はラスベガス市内のゴルフ場で
ゴルフを楽しんだ岩瀬の話題から。
ラウンド後、契約更改について話が及ぶと、
場合によっては、越年も示唆。
さらに順調にいけば来季中に取得するFA権について、
「その時になってみないと分からない」という
発言もあったようです。

今季、史上初となる
2年連続40セーブをマークし、
今や球界の守護神となった岩瀬。
今季の年俸はチーム日本人最高となる
3億500万円でしたが、
今年のドラゴンズの契約更改は、
全体的にシビアな印象。
もちろん主力にも同様になると思われ、
立浪などは大幅ダウンを内々で提示されています。
大幅アップは確実と言われる岩瀬
条件次第では、を抑えられてしまうかも。
そうなると越年も考えられるかもしれません。

それよりも驚いたのが、FA行使の方ですね。
地元・愛知県西尾市出身の岩瀬
メジャー指向がある福留とは違い
『生涯ドラゴンズ』としてやってくれるだろうと
信じているので、この発言は少々ビックリですね。
ただ本人のコメントを読む限りでは、
マスコミが推測するほど、行使を示唆していませんが。
FAについての球団側のスタンスは、
基本的には選手本人の意思を尊重。
流出阻止のための複数年契約提示はしない方向。
来年の「その時」の状況次第ということでしょうね。

自分的には、メジャーをはじめ、
ドラゴンズ以外のチームのユニホームを着て
投げる鉄腕の姿は、想像できません。
年末27日に予定されている第1回の契約更改交渉。
その行方を見守りたいと思います。


また来季、森コーチの構想では、
先発での起用を打ち出されている平井
しかし今春のキャンプの調整方法など
本人的には先発指向だったものの、
1年通じて投げ抜いた中継ぎとしての評価が低いまま、
自分だけ先発に回るのは忍びないと迷っている様子。
家族サービスに徹して、この旅行を楽しむ
平井パパは、密かに悩んでいるようです。


◇小田幸平
<2日続けて家族とともに市内でお買い物。
連日の家族サービスに精を出す>
「シーズン中は、なかなか難しかったんでね。
(家族が)楽しんでくれれば、それでいいです。
こういうときくらいしか、
家族サービスができないですからね」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇田中監督付スコアラー
<裏方さんもラスベガスを満喫。
シーズンオフも毎日、ナゴヤドームに通勤。
旅行期間中がつかの間の休暇に>
「そんな、言うほどの仕事は何もしてないよ」

<旅行が終われば、再びナゴヤドームの
スコアラー室で再び仕事を始める>
「(現在は)今年の反省と、
来年に向けての資料作りをやらせている最中」
(中スポ)


その他ではこの日も夫人らとともに
市内のショッピングモールで
買い物を楽しんだ小田
しかし買い物というよりも、夫人に付き添い、
子どもの相手をすることがメインのよう。
夜はナイトツアーと、フル帯同
普段以上の家族サービスに徹しました。

また選手たちだけではなく、
裏方さんも十分に楽しんでいるラスベガス。
田中スコアラーもビデオカメラを片手に
市内の景色などを撮影したもよう。
しかし旅行が終れば、年末まで再び仕事。
スコアラー陣には、オフという言葉はないようです。


ナゴヤからの話題。(17日)

◇川上憲伸
<名古屋市の「中部盲導犬協会」を訪れ、
盲導犬育成資金として、100万円を寄付>
「犬は大好きですよ。
ただ、今は一人暮らしなので
安易には飼えないですよね。
ホントに飼いたいのはやまやまなんですが、
命に関わることですから」

<社会貢献活動も犬と関係ある団体に絞る。
きっかけは引退した盲導犬がテーマのTV番組>
「(盲導犬として)活躍したその後のことって、
ボクを含めて知らないじゃないですか。
感動しましたね。
また見学に来たいですね。
球団やチームのみんなにも言ってみたいと思います」

<名古屋市内でトークショーに出演。
松坂、井川らのメジャー移籍の感想を求められ
メジャー挑戦の意思を初めて明らかに>
「ボクも行きたくないといったらうそになる。
野球をする限り、上を目指してもいい。
将来的には考えても
いいんじゃないかなと思っています」

<中日への『Uターン志望』まで披露し、
ファン約700人に大きな拍手を送られる>
「僕は中日ドラゴンズが好きなので、
メジャーに行くとしても
あくまで挑戦したいということです。
メジャーに行って、そこで経験して、
最後は名古屋に帰ってくるつもりです。
(あわててつけ足し)まだ決まってないですよ」

<来オフにポスティングシステム
(入札制度)で移籍する選択肢もあるが>
「それはないです。球団の方針として
(入札制度の利用は)ないですから、
僕の気持ちがどうこうではない」
中スポ名古屋ニッカン


親戚の結婚式に出席するため
V旅行に参加せず、国内残留した憲伸の話題。
まずは、社会貢献の方から。
名古屋市港区の中部盲導犬協会を訪れ、
盲導犬育成資金として100万円を寄付しました。
子どものころからの大の犬好き憲伸
スーツが家だらけになるにも関わらず、
この日もうれしそうに犬と戯れていたもよう。
さらに施設も見学して、盲導犬の実情も学び、
チームメートにも話していきたいと
情熱をさらにたぎらせたそうです。
またこの日は、スポーツデポ名西店で
行われたトークショーにも出演。
そのなかでなんとメジャー挑戦への
意欲があるというビックリ発言も飛び出したもよう。


先日の最優秀バッテリー賞の
授賞式のときの「4億円要求」といい、
時折ビックリさせることを言う憲伸
ある意味リップサービスもあるのでしょうが、
マスコミが話を大きくしてしまうので、
読む方は「ホントかよ!?」と思ってしまいます。

ただ時が迫った福留岩瀬と違い、
憲伸がFA権を取得できるのは、
早くて08年のシーズン中。
そのころには状況も変わると思いますし、
今は静観というところでしょうね。
数少ない日本プロ野球の宝・川上憲伸
Uターン希望はありがたいのですが、
自分的には、生涯ドラゴンズ
貫いてほしい選手の一人でもあります。


◇イ・ビョンギュ
<友人の結婚披露宴出席のため、
お忍びで名古屋入り。
あいさつでは深々と頭を下げる>
「名古屋はまだ来たばかりだし、
何と言っていいか分かりませんが
いい街だと聞いています。
これからどんどん知っていきたいです。
これまで偉大な先輩たちが日本で活躍しておられる。
自分もファンの皆さまの期待に
応えられるように頑張ります」
(中スポ)


新外国人のイ・ビョンギュが早くも来日!?
といっても球団からの招きではなく、私用
友人の結婚披露宴出席のため、16日に名古屋入り。
しかしその席で民団(在日本大韓民国民団)の
地元幹部より全面バックアップを確約され、
早くも強力な応援団が結成されたもよう。
多くの同胞のサイン攻めに笑顔で応じ、
会場内の女性のハートを
鷲掴みにした?というビョン様
やはり異国に仲間がいるのは大きな事です。
とりあえず不安が1つ消えてよかったのではと思います。

2006年12月17日 (日)

竜投世界遺産・山本昌グランドキャニオンに願いを。

マサは200勝よりポストシーズン1勝
24年目で勲章を

ドラゴンズ優勝旅行は現地3日目。
ようやく選手たちの家族サービス
本格的に始まったもよう。
ゴルフ、観光、カジノに買い物。
思い思いに楽しんだラスベガスの話題から。


◇山本昌
<家族らと共にグランドキャニオンを初観光。
標高2150メートルの地点からがけ下に向け
2枚の1セント硬貨を渓谷に投げ入れる>
「来年は、大きな目標があるからね。
そのためのお願いというか…。そういうことですよ」

<圧倒的な景観を眺めながら
日本一と悲願の1勝を目標に掲げる>
「来年は何とか、プレーオフ
(ポストシーズンゲーム)で1勝を挙げたいよ」

<リーグ3位までが進出可能なクライマックスシリーズ。
しかしシーズンへの臨み方を変えるつもりはない>
「今年の日本ハムを見ればわかるように、
1位の方が絶対に有利。
今までどおりに1位を狙っていく。
僕も先発でやる以上は、2ケタ勝利というのは
やらなくてはいけないこと」

<セ・リーグでは93年以来、
連覇がないというジンクスがあるが>
「優勝チームにはどうしても疲れとか、
前の年の影響が出てくる。
特にピッチャーにはね」

<優勝旅行で心身ともにリフレッシュ>
「日本シリーズで自分が負けた時はいろいろ考えた。
だけど、今はリーグ優勝できたから
よかったと思うようにしている」

<ナゴヤ球場でランニングやキャッチボールを
開始するなど、来季へ向けすでに始動している>
「あまり休ませすぎるとよくないから。
常に(肩を)動かすようにしないと」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇早川コーチ
<「どっか化石ねーかな」と
グランドキャニオンの下を覗く山本昌に>
「野球界ではお前も化石みたいなもんだな」
(東京中日)

◇佐藤充
<日体大4年の時以来のグランドキャニオン。
案内役を買って出て、不慣れな選手を仕切る>
「大学時代に1度来たことがあります。
どこが危ないとか
だいたいのことは分かっています。
久しぶりなので懐かしいって感じですね。
そうそう思い出した。
ここではしゃでいたら足滑って、
危うく落ちそうになったんですよ」
(東京中日、名古屋ニッカン

◇勝崎トレーニングコーチ
<息子さんが持っていた使い捨てカメラが
柵の先の岩に転がってしまい、あえなく断念>
「思い出の写真はなくなったけど、
落ちたのが子どもじゃなくてよかった」
(中スポ)

◇中里篤史
<デジカメでグランドキャニオンを撮りまくる>
「ふふ、この旅行のためにカメラ買ったんですよ。
これまでは携帯電話のカメラだったけど、
これはスゴイですよ。1000万画素ですよ」
(中スポ)


コロラド川の流れが数億年という
長い歳月をかけて渓谷を浸食。
さまざまな地層があらわになった断崖や残丘が
複雑に重なり合う姿は、まさに大自然の芸術
誰もがその大自然の美しさ、すばらしさに
魅了され、感動するに違いないと
言われているグランド・キャニオン

家族を連れて、世界遺産にも指定される
グランドキャニオンを訪れた山本昌
大自然がつくり出した、
壮大な景色に見入るともに、
標高2150メートルの地点から崖下に向け
1セントコインを2枚を投げ、
願掛けを行ったそうです。

41歳と世界遺産。2枚投げたコインには、
2つの意味が。
1つはもちろんあと9勝に
迫った通算200勝
そしてもう1つは、
今年も実らなかった日本一でしょう。
特に自らの敗戦をきっかけに4連敗。
4度目の挑戦でも逃した日本一への思いは大きく、
そのために自身未勝利の
ポストシーズンゲームでの1勝を誓いました。

200勝への挑戦の年となる来季、
順調にいけば、来季中の達成も
可能なところまできている昌さん
日本一を逃したショックを振り切り、
気持ちは来季へ向かっているもよう。
オーバーホール後、すでにナゴヤ球場で始動。
例年通り鳥取の「ワールドウイング」から
24年目が始まることでしょう。
何が何でも200勝、そして何が何でも日本一
ドラゴンズの誇る『投げる世界遺産』
2つの願いが来季必ず叶ってほしい。
心からそう願いたいと思います。


ラスベガスからの話題。(日本時間16日)

◇井上一樹
<ラスベガス市郊外にある
生活保護受給者の施設を慰問。
大量のお菓子を子供たちにプレゼント>
「(慰問は)名古屋以外では初めてですね。
日本とはゆかりも何も全くないけど、
せっかく縁あってラスベガスにきたわけだし、
優勝旅行中に何もしないというのではなく、
ドラゴンズがこれからやっていきたいことを
形にしたいと思っていました」

<派手なカジノとは対照的な
ラスベガスの裏の部分を目の当たりにして>
「かわいそうな環境の中でも
子供たちは元気に遊んでいた。
いいものを見せてもらった。
光と影って言うのかな。衝撃だった。
ラスベガスの中心が華々しいけど、郊外に行くと、
こういう差もあるんだと感じた。
施設や病院を慰問して、
子どもたちの頑張っている姿を見ると、
小さいことで悩む自分の人間の小ささを感じますね。
打てないとかで悩んでいる自分がちっぽけに思えて、
もっと頑張らないといけないと励みになるんです」

<同行の通訳から
『日本のプロ野球のスーパースター』と紹介され>
「あれは恥ずかしかったね…」

<毎年のように名古屋市内の
病院などを慰問しているが>
「チャンスがあれば、いろんな所で行きたい」
(中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋名古屋ニッカン


1日遅れで現地入りした井上選手会長
しかしその翌日も精力的に動きました。
ラスベガスでは「みそぎ」も兼ねて
福祉施設を訪れると言っていましたが、有言実行
ホテルから車で約20分の郊外にある
『The Shade Tree』という
母子家庭や生活保護を受けている家族が
暮らす福祉施設慰問しました。

選手会長ではなく、一個人としての希望が
現地のツアー会社の情報提供で実現。
ポケットマネー約300ドルで、
ワゴン車がいっぱいになるほどの
お菓子を用意した井上に対し、
『日本のプロ野球のスーパースター』
来るということで施設関係者も大歓迎。
「渡すものに差が出て子どもに
不平等感を出ないようにしたい」という
施設からの要請があって、
直接お菓子を手渡せなかったものの、
施設では説明を聞いたり、
子供たちの描いた絵を鑑賞。
元気に遊び回る姿も見た井上は、
福祉への思いを新たにしたようです。

ふだんから福祉活動に積極的な井上
毎年オフには名古屋市内の病院を訪問して。
入院している子どもたちと触れあっています。
今オフの契約更改でも、
ナゴヤドームの車いすエリアの拡大や
障害者の試合観戦チケットの割引を
球団側にお願いするなど、動きはより積極的に。

実は今オフ、選手会球団グッズを購入。
それはドラゴンズの選手が野球教室や
病院慰問に出掛ける時はそのグッズを持参し、
子どもに手渡せるようにするためだそうです。
チーム内に考えが浸透しているのが感じられます。

心優しき井上選手会長
同僚には「チャーター機に乗り遅れる」
記憶に完ぺきに残しましたが、
異国の子どもたちの心にもその存在が残りそうです。


◇井端弘和
<V旅行3日目で早くも日本食が恋しい?
異国で日本食のすすめを説く>
「ぼく、肉はあまり好きじゃなくて
食べないんですよ。
日本食にしたのは、前ほど量や、
肉を食べられなくなったというのがあるんです。
体質は良くなったんでしょうね。
(野球の)動きが良くなったんだから
いいんじゃないですか」
中スポ

◇藤田チーフトレーナー
<和食中心の井端の食生活に太鼓判>
「以前、肩が痛いとか、けがが多かったから、
不規則な食生活を見直すように言ったんだけど、
運動選手だって、日本食がいいんですよ。
いい健康法を取っているね」
中スポ


ラスベガス3日目となり、
連日の肉中心のメニューに
少々困ってきたのが、井端

中スポにとると、今年から食生活を変え、
シーズン中、1週間のうち6日は、
好物でもある魚中心の和食にしたのだそうです。
肉を口にするのは一週間でわずか1日だけ。
しかも翌日に試合のない日曜日に限定。
体に負担をかけないよう自ら変えた食生活
しかしその結果、動きが良くなったとのこと。

今季、ドラゴンズで唯一全試合
それもフルイニング出場した井端の秘密は
ここにあったんですね。
激しい運動をする野球選手ですが、
魚でも動物性タンパク質が摂れますし、
和食中心でも全然問題ないのだそうです。

もしもし体調を崩し、日本にいる荒木さん
中スポのこの記事を読んでくれたでしょうか?
「肩が痛い」のにもいいかもしれないので、
この『日本食のす