逆襲竜 6点差劇的 虎倒!2勝1敗
好対照となったゲーム展開での
1勝1敗で迎えたナゴヤドームでの対阪神第3戦。
川上憲伸とボーグルソンという
前週同様の先発で始まったゲームは、
途中アクシデントもあるなど、二転三転の大乱戦。
しかし最後に制したのは、ドラゴンズ。
それも最大6点差をひっくり返しての
見事な大逆転劇となりました。
◇セントラル・リーグ公式戦 中日-阪神 6回戦 (19日・ナゴヤドーム | 中日2勝3敗1分) |
| 30554人 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
| 阪 神 |
0 |
2 |
1 |
0 |
4 |
0 |
0 |
0 |
0 |
7 |
| 中 日 |
0 |
1 |
0 |
0 |
5 |
0 |
3 |
0 |
× |
9 |
[勝] グラセスキ(6試合3勝) [S] 岩瀬(7試合5S) [D本] なし |
[Dバッテリー] 川上、小林、金剛、グラセスキ、岡本、岩瀬 - 谷繁、清水将海 |
【ゲームレビュー】
エース川上の負傷降板をはね返して、逆転勝ち
6点差を追いかける5回、井端、荒木、福留の3連打と、
代打立浪の2点タイムリーなどで5点を加えて流れをつかんだ。
7回には無死二、三塁で代打英智が逆転の2点タイムリー。
さらに井端のタイムリーで阪神を突き放した。
先発の川上は序盤に失点し、5回途中に打球を当てて降板。
しかしグラセスキ、岡本の中継ぎと、抑えの岩瀬が
6回以降を無失点で締めくくり、阪神の反撃を封じた。
(中スポ、共同通信社、ニッカン式スコア)
ゲームが動いたのは、2回、
初回の2死一、二塁を凌いだ川上でしたが、
この回先頭のリンにライト前に運ばれると、
矢野にも一二塁間を破られ、連打で一、二塁。
続く藤本はセンターフライに取りますが、
迎えるは、「9番・投手」のボーグルソン。
ところが初球、真ん中高目に入ったカットボールを
野手顔負けのスイングで叩かれると、
左中間を大きく破る2点タイムリーツーベース。
甲子園での一発に続いて、またも打たれた川上。
悪夢ふたたびで、2点を先行されます。
1点を追うドラゴンズは、2回ウラ、
先頭の森野が初球を叩き、センター前ヒットで出ると、
中村紀洋が内角低目のボール球のシュートを
うまくすくい上げてのレフトオーバーのツーベース。
無死二、三塁となって迎えるは、今夜も7番のイ。
中に入ったスライダーを
しっかりミートして、ライトへ犠牲フライ。
すかさず反撃し、1点を返します。
しかし今夜の川上の調子は今一つ。
ストレートの球威に欠け、やや慎重ともいえる投球。
そこを突かれ、3回にまたもピンチ。
先頭のシーツにライト前に運ばれると、
1死から今岡にフルカウントからレフト前ヒット。
一、三塁となって迎えるは、リン。
4球ファウルで粘られた末のフルカウントからの10球目、
中に入ったカーブを叩かれ、
ライトへの大きな犠牲フライ。
またも1点を失い、リードを広げられます。
そして5回、エースによもやのアクシデントが!
先頭の赤星に狭い三遊間を破られると、
続くシーツは、フルカウントから
外のカットボールを弾き返してのピッチャー返し。
ところが、手前でワンバウンドした痛烈な打球が
川上の右足のすね付近を直撃してしまいます!
ボールは三塁方向へ転がって、内野安打になりましたが、
打球を受けた川上は、立つことができず…。
足を引きづりながら、ベンチ裏に下がり治療を受けますが、
結局、戻ることが出来ず交代。
4回0/3、88球で降板となってしまいました。
無死一、二塁でゲームは再開しますが、
エースの降板が少なからず、
チームに動揺を及ぼします。
緊急登板となった2番手・小林が
金本に死球を与え、満塁にしてしまうと、
今岡には、センター前に運ばれ、2点タイムリー。
何とかリンは三振に打ち取り、
今季初登板となる金剛とスイッチしますが、
続く矢野の三塁ゴロを、中村紀洋が本塁へ悪送球。
エラーで1点を失うと、続く藤本の2球目に、
金剛が投じた内へのフォークが
ワンバウンドし、ワイルドピッチ!
ミス連発で失点を重ねてしまい、この回一挙4点。
何とかボーグルソンを5-4-3の併殺に取りますが、
7-1と一気に劣勢ムードが高まってしまいます。
6点ビハインドとなってしまったドラゴンズ。
しかし5回ウラ、ボーグルソンの乱調を突き、
怒濤の反撃を仕掛けます。
先頭の金剛の代打・森岡がストレートの四球で出ると、
続く井端が初球のスライダーを積極的に叩き、
レフトオーバーのツーベース。
無死二、三塁として、チャンスを広げると、
荒木も初球、外へのストレートを強振し、
左中間へのタイムリーツーベース!
積極果敢な攻撃で2点を返すと、
さらに福留の初球には、なんと荒木が三盗!
動揺するボーグルソンをさらに揺さぶります。
これに続いた福留は、三遊間を破るタイムリー!
3連打を浴びせて、スコアは一気に7-4に。
続くウッズは空振り三振に倒れますが、
スタートを切っていた福留は、二盗に成功。
負けてはいるものの、流れが徐々に
ドラゴンズへと傾いていきます。
それでも阪神ベンチは、
勝利投手の権利がかかる5回ということで
我を失っているボーグルソンをそのまま続投。
しかしドラゴンズは攻撃の手綱を緩めず、
森野、イが四球を選び、1死満塁とし、
ついにボーグルソンをKOします。
代わってマウンドに上がったのは、左の江草。
しかし押せ押せムードのドラゴンズ。
1死満塁という絶好の場面で登場するは、
やはり代打の切り札・立浪和義。
劣勢ムードのなかでもしっかり準備をしていた立浪。
追い込まれながらもボールを選び、
そして迎えたフルカウントからの8球目、
肩越しから来るカーブに食らいつくと、
打球は、セカンドオーバー、ライト前へのタイムリー!
さすがミスタードラゴンズという
勝負強さ打撃で、ついに7-6と1点差。
この回打者10人の猛攻で、
一挙5点を奪ったドラゴンズ。
ゲームの流れを完全に引き寄せます。
1点差となった6回から
4番手として、グラセスキがマウンドへ。
しかし1死から赤星に三塁内野安打と盗塁。
さらにシーツに四球を与え、
一、二塁としてしまいます。
ところが、続く金本を4-6-3のダブルプレーで切り抜けると、
続く7回も今岡のヒットと矢野の四球で
またも1死一、二塁としてしまいますが、
藤本の代打・高橋光信を1-6-3のダブルプレー。
相手の拙攻にも助けられ、ピンチを次々と凌ぎます。
そして迎えた7回ウラ、ついに逆転劇が!
この回から登板した久保田の代わり端を攻め込み、
先頭の中村紀洋が初球を強振し、レフト前に運ぶと、
続くイの当たりは、ライトへのライナー。
しかし目測を誤った濱中の頭を越えるツーベースとなり、
無死二、三塁のチャンスを作り出します。
ここでグラセスキの代打に英智を起用。
しかし簡単に2ストライクと追い込まれてしまいます。
それでも諦めなかった英智。
カウント2-1からの4球目、
外角低めのスライダーに食らいつくと、
打球はセンター前へ!
まさに執念ともいえるの逆転2点タイムリー!
ついにドラゴンズがゲームをひっくり返します。
なおも続く清水将海が送ると、
1死二塁から井端がセンター前へのタイムリー。
ダメ押しともいえる1点を加え、スコアは9-7。
こうなるとドラゴンズは、勝ちパターンの継投。
8回は、岡本が濱中にライト前に運ばれるも、
鳥谷を1-6-3の併殺に取るなど、3人で切ると、
最終回は、今季阪神戦初登板となる守護神・岩瀬。
しかしすっかり意気消沈の阪神クリーンアップを
しっかり三人で締めて、ゲームセット!
終盤、怒濤の大逆転劇で
勝利をおさめたドラゴンズ。
今季初のナゴヤドーム阪神3連戦を、
2勝1敗としっかり勝ち越し。
またラッキーボーイとなった
グラセスキが中継ぎながら、
チームトップタイの3勝目をマークしました。
アクシデントに
ミスが重なり、6点差。
5回を終わった時点では
さすがに負けを
覚悟しましたが、
その後の怒濤の大逆転劇。
とくに1点差に迫った5回ウラの攻撃に、
鬼気迫るほどの集中力を感じました。
ボーグルソンの突然の乱調というのもありましたが、
積極的な打撃で連打を重ね、さらに足で揺さぶるなど、
まさにドラゴンズらしい攻撃。
劣勢だった流れを変えて、どんどん畳み掛ける姿に
ドラゴンズの底力とここぞの強さを感じました。
そして7回に飛び出した英智の逆転タイムリー。
正直、追い込まれた時は、
自分もダメだと思いました。
しかし諦めないという『ベースボール・スタイル』。
それが産んだ値千金のタイムリー。
今季は打撃向上に力を注ぎ、
少ないチャンスで結果を出した英智にとっても、
また起用したチームにとっても、
まさに大きな一打となりました。
やはりナゴヤドームでの阪神戦は、何かがあります。
まさに神懸かり的な1勝。
阪神には相当のダメージを与えられたと思います。
また打球を受け、負傷降板となった憲伸ですが、
幸い打撲のようで、大事に至らすまずは一安心。
この日の投球自体は、決して良くなかったですが、
何はともあれ、負けが付かなかったことは大きいでしょう。
見事な逆転劇で阪神に勝ち越し、
明日からは神宮での東京ヤクルト戦。
おそらく先発は、吉見、朝倉、中田でしょう。
打線はこの調子をキープして、若い投手を援護。
今夜の大きな勝利をぜひとも弾みにして、
さらに白星を重ねていってほしいです。
☆ウィナーズ・ボイス(19日)
◎立浪和義
<5回2死満塁、谷繁の代打で登場。
右前に運ぶ2点タイムリーを放つ>
「この大声援をいつもありがたく
受け止めて打席に入っています。
いつもだったら負けゲーム。
ここで打てばまだ充分チャンスが
あると思ってくらいつきました。
5回以降はいつでもいける準備をしている。
どのような状況でも常に試合に出るつもりで
準備しているので良い結果が出ると本当にうれしいですね。
あの場面ではどんなボールにも対処できるように
意識して思い切ってバットを振りました。
チャンスで打つために一生懸命練習しているので
結果が出るとファンの皆さんにも
よろこんでもらえますし自分もうれしいです」
<英智のバッティングについて>
「今年はものすごく打撃への意欲を燃やして、
いつも一生懸命練習している姿を見ているので、
自分も含めて、後から試合に出てくる選手が
活躍してくれるとうれしいし、
自分のことのように喜んでいます。
今日も本当にご声援ありがとうございます。
こうして蔵本(英智)とプロに入って初めて
一緒にお立ち台に立てたことがうれしいです。
これからもがんばりますので応援よろしくお願いします!」
<タイムリー談話>
「打ったのは、カーブ。
何とかいい形でつなげたのでよかったです。
(カウント)2-3になったから、
どんなボールがきても対応できるように、
それと何が何でもボールを振らない、そう思っていた。
あとは振り切るだけ。
肩口からのカーブに詰まったけど、
押し込んで打てたのがよかったと思う。
工夫して結果が出るとうれしいね。
(こういう逆転劇は)年に何試合あるか。
チーム力がないと6点差はひっくり返せない。
野球って流れが大事。
阪神や巨人はここ何年も首位を争っている。
2勝1敗と1勝2敗ではえらい違う
昨日は大敗しているし、きょう負けていたら
向こうの(ナゴヤドームに対する)苦手意識が
なくなるところだった。勝てたのはすごく大きい。
(同じ控えの)英智が打ったのもうれしい。
きょうはいい1日でした」
(公式HP、公式ブログ、中スポ、共同通信社、
MSN毎日新聞、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
◎英智
<7回無死二、三塁に代打で登場。
センター前へ逆転2点タイムリーを放つ。
いきなり2-0と追い込まれましたが>
「あの場面で自分にチャンスが回ってくるとは
あまり考えていませんでした。
2ストライクを取られたときは
みんなと一緒、ファンと一緒でダメだと…。
ダメだな、半分ダメっぽいと思いながらも、
最後まであきらめないのが
僕のベースボールスタイルなんで。
最後までかじりついていきました」
<秋からずっと打撃に取り組んできましたが>
「今年はファンの皆さんよりも
良い席で野球を見させてもらうことが多かったので、
これからは試合に使ってもらって
グランドに立って皆さんの声援を
受けられるように監督にアピールします。
昨年、立浪さんから
『バッティングの楽しさがわかってきただろ?』と
言われましたので、練習から前向きに取り組んでいます」
<最後にファンに一言とふられ>
「立浪さんと一緒です…」
<久保田から打ちましたが>
「打ったのは、スライダー。
オープン戦でホームランを打っていたので、
気持ちにクッション(ゆとり)がありました。
阪神の中でもいい投手と言われている投手から
打ったということで、ゆとりがありました。
まあ、ゆとりを感じている場合じゃないんですけどね…」
<代打を告げられた時の心境は?>
「監督からは思い切っていけと
言われていたのでスクイズはないなと…。
スクイズだけは勘弁ですという感じでした。
何が何でも結果を出そうと思った」
<課題の打撃を克服するため、
危機意識を持って打撃練習に取り組んでいる>
「チャンスが少ない中で
準備をするのはつらいが、
使ってもらうようにアピールするしかない」
<立浪と一緒のお立ち台は?>
「本人を隣にして言えなかったけど、
本当にうれしかったです。
今日のお立ち台の写真は
後からパネルにしてもらいたい。
僕が小学校のころ、ナゴヤ球場で
1000円しかお金ないのに、
1000円のテレホンカードを買ったのが
立浪さんなんです。
そういう方とお立ち台に立てて、
野球やめた時にいい思い出になっていると思います」
<今季、打撃で変えたところは?>
「打撃のことは本当にわからないですよ。
わかっていたら1億円超えています。
1億円もらっても苦しんでいる人はいるわけですし、
僕は3600万円の選手。
これぐらいでいいんじゃないですか?
10打席連続ホームラン打ったら打撃の話をしますよ」
(公式HP、公式ブログ、中スポ、スポーツ報知、
MSN毎日新聞、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
○イ・ビョンギュ
<2回、ライトへ犠牲フライ>
「打ったのは、スライダー。最低限のことです」
(公式HP、名古屋ニッカン)
○荒木雅博
<5回、左中間へ2点二塁打>
「打ったのは、ストレート。
(二塁まで走ったのは)普通の走塁。
チャンスだったので、とにかくランナーを返したかった。
チームが勝ってくれたのが一番ですね」
(公式HP、サンスポ、名古屋ニッカン)
○福留孝介
<5回、レフトへのタイムリー>
「打ったのは、ストレート。いけいけです」
(公式HP)
○中村紀洋
<7回の先頭打者で左前打>
「自然にバットが出るようになってきた。
監督に教えてもらっている効果が徐々に出てきた」
<矢野の三ゴロを本塁送球した際、
三塁走者・金本の頭部に当ててしまった
5回守備時のプレーにも胸を張る>
「アウトにするタイミングはあれしかない。
失敗ではなく、いいプレーだった」
(スポニチ名古屋)
○清水将海
<5回に森岡の代打で登場し、
6回以降のマスクでは、阪神打線を完封。
その貢献度を落合監督も激賞>
「きょうの勝ちはむちゃくちゃうれしいっす。
(移籍から)2年間の分、やりますよ」
(中スポ)
○川上憲伸
<5回、シーツの打球を
右すね付近に受けて途中降板。
病院には行かず患部を冷やして様子を見る>
「病院には行っていない」
<試合後、足を引きずりながら
出てきたが、自ら車を運転して帰宅。
腫れ具合や回復の見込みについては>
「ケガのことに関しては、
球団の方から話すことを固く禁じられているので…。
そういう質問にはちょっと」
<投手・ボーグルゾンに再びタイムリーを浴びるなど
4回0/3を投げ8安打5失点と、内容は不本意なもの>
「ボーグルソンに打たれた?
打たれるということは、力がないということです」
(憲伸の声「足も心も痛い試合」、東京中日、
共同通信社、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
○フランクリン・グラセスキ
<6回から4番手で登板し、2回を2安打無失点。
2つの併殺でピンチを凌ぎ、味方が逆転し3勝目>
「うれしいね。
相手はライバル? わかっているけど関係ない。
チャンスをもらっているので
自分の役割をこなすだけだよ」
(中スポ)
○岡本真也
<2点リードとなった8回、5番手で登板。
鳥谷を投ゴロ併殺に取るなど、1回を無失点>
「後半もつれるかなと思っていたし、
いつでも準備はしている。走者を出しても、
落ち着いて投げられてよかったです」
(中スポ)
○岩瀬仁紀
<2点リードの最終回、クリーンアップを
3者凡退に仕留め、5セーブ目>
「難しいゲームだったけどね。
勝ち越せてよかったです。
調子は風邪を引く前も後も変わらないですよ」
(中スポ、名古屋ニッカン)
◇朝倉健太
<20日の東京ヤクルト戦に先発予定。
球の軌道を微調整して、本番に臨む>
「右打者の外角が少し引っかかってしまうので、
そこに注意したいです」
(中スポ)
○落合監督
<開口一番>
「朝から疲れた。
(2軍戦と)2試合見ちゃって…」
<勝因は>
「ウーン…。何だろうね…。
1つは2回連続で同じ負け方をしたくない。
あと、ちょっとつながってくれれば点が取れる。
勝たせてもらったようなのかな。
毎年、(阪神とは)こういうゲームがあるな。
5、6点をひっくり返して…。
(その後の)立場が逆転しているゲームが
結構あるだけに、こっちからしたら、拾い物、
向こう(阪神)にすれば勝ちを1つ失っている
以上のものがあるんじゃないか」
<5回2死満塁で立浪を躊躇なく送り>
「(立浪は)あそこしかない。
今までと考え方の違い。
そうはチャンスはない。出し惜しみしたらダメ。
(適時打で)1点差になれば全然違う。
もうひと山、来るだろうより、
そこで(立浪)を使って…。
結果は別だけどゲームの流れとして。
クラ(英智)の逆転も大きいけど、
あそこで1点差になったのが、このゲームのあや。
何とかなるんじゃないかというのが、あの5点目であった」
<5回のボーグルソンの続投について>
「(7回の拙守の)濱中もそうだけど
(ボーグルソンに)温情をかけたんだろうな。
もうひとつ手前で(救援陣を)つながれてたら、
あの5点はなかったかもしれない。
オレが(岡田監督)と同じ立場でも
そうしたかもしんねえしな。
オールスター明けであれば
スパッといったかもしれないが…」
<大逆転には久保田がからんでいるケースが多い?>
「リリーフピッチャーは、
ウチもいいと思って
出しているから責めちゃいかん。
こっちも同じケースがあるんだし。
(そういう選手が)やらないと勝てないんだから」
<陰の功労者は>
「後ろからいったキャッチャー
(清水将海)がよく守ってくれている。
きのうもそうだけど、普通なら
14、5点取られてもおかしくないゲーム。
きょうもそう。ゼロで抑えてくれてるから、
ああいうことも起こる。
みんなが最後まであきらめずにいい仕事をした。
いい仕事してくれないと、こういうゲームには勝てないか」
(中スポ、東京中日、サンスポ、スポーツ報知、共同通信社、
MSN毎日新聞、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン1、2)
今日の公示。(19日)
◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 森岡良介内野手、金剛弘樹投手、新井良太内野手
【同抹消】
▼中日 長峰昌司投手、澤井道久内野手、普久原淳一外野手
(共同通信社)
◇森岡良介
<落合監督が視察したサーパス戦で
4打数2安打と結果を残し、試合後に1軍昇格>
「驚いた? いや
バタバタしてたんで、よくわからないですね」
(中スポ)
◇新井良太
<森岡、金剛と共に1軍に昇格。
首脳陣から外野の守備練習を指示される>
「ベンチでは大声を出して
打席に立ったら気合を入れていきます」
(中スポ、名古屋ニッカン)
前日に降格が言い渡させていた長峰とともに
この日、1、2軍の入れ替えがありました。
登録されたのが、金剛、森岡、新井の3選手。
落合監督が視察したウエスタン・サーパス戦で
森岡が4打数2安打、新井が2打数1安打と
結果を残したことが評価されての昇格。
また金剛は、ウエスタン14イニング無失点が評価され、
中継ぎ強化のため、2年ぶりの昇格となりました。
この日の阪神戦に金剛と森岡が早くも出場。
味方の失策と暴投で2失点(自責0)の金剛に対し、
代打で四球を選び、反撃の口火を切った森岡と、
好対照な今季初1軍となってしまいました。
若竜からの話題。(19日)
◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 3回戦
(19日・ナゴヤドーム)
SU 000 000 300 =3
D 000 230 00× =5
[勝] 久本(5試合2勝)
[S] 石井(5試合1敗1S)
[D本] なし
[D投] 久本、中里、バレンタイン、クルス、石井
(公式HP、中スポ)
【ゲームレビュー】
先発の久本は6回を投げ2安打無失点の好投。
コントロールも良く危なげない投球。
打線は4回ウラ、森岡、堂上直倫の連続安打、
新井四球で無死満塁。中村一生が三振で
1死後、普久原の内野ゴロの間に1点先制。
さらに2死満塁から久本の内野安打で2点目を追加。
さらに5回ウラ、1死満塁から
中村一生のレフトへの2点のタイムリーと
普久原の犠飛で3点。
7回、3番手・バレンタインが乱調。
ソロ本塁打を含み2安打、2四球で3失点。
しかしクルス、石井で後続を断ち、逃げ切った。
(公式HP)
○久本祐一
<先発して5回を2安打無失点。
左腕不足の1軍に呼ばれる可能性も>
「結構、丁寧に投げられたと思います。
長いイニングを投げるために、
球数を少なく、リズムよく投げることを
テーマにして、うまく投げることができたと思います。
この調子を継続していきたいです。
(1軍に)呼んでもらう機会があれば、
今のいい感じを続けられるようにしてきたい」
(中スポ、名古屋ニッカン)
○中里篤史
<2番手として6回から登板。
1回を三者凡退、無失点に抑えたが不満顔>
「ブルペンで真っすぐが良くなかったので、
変化球を見せておいて速球勝負と考えていた。
自分の思っているような真っすぐは
全然投げられていない。
投げるのが楽しくなるくらいまで
調子を上げていかないと。
これまでは投げられるということが
大事でしたけど、今は違いますから」
(中スポ、名古屋ニッカン)
○ラファエル・クルス
<8回、4番手で登板。
150キロ台を連発し、無安打無失点。
初の1軍本拠地での登板に>
「いつものマウンドとは
かなり違って、投げやすかった」
(中スポ)
○田中大輔
<先発マスクをかぶってフル出場。
ナゴヤドーム初登場でチームを勝利に導く>
「ベンチには2度入ったけど
試合でのプレーは初めて。勝ってよかった」
<先発・久本を無失点リード>
「久本さんは球が走っていたので、
直球を主体にリードしました。
それに変化球も決まって、
とてもやりやすかったです」
<3回、右翼線にポテンヒットで
ナゴヤドーム初ヒットを記録>
「右に打ってよかった。
あれが僕のバッティングなので」
<ウエスタンでは、
ここまで15試合中11試合に出場>
ずっとスタメンで使ってもらっているので
投手の特徴や性格を早く把握したい。
あとは打率も残せるようにしたいですね」
(名古屋ニッカン)
○堂上直倫
<プロ入り後、初めてナゴヤドームでプレー。
「楽しかったです。
当時(高校時代)は(プロで)ここで
やれたらいいなあとばく然と思い描いていた。
ユニホームを着てここに立つと、
やっぱり気持ちが違う」
<4回、左前打を放つなど
本拠地デビューは、3打数1安打1四球>
「(4回の左前打は)詰まっていたけど、
思い切って振ることができました。
ホームラン? そういう気持ちはありました。
でも、うまくいかないですね。
状態は悪くない。ここ(ナゴヤドーム)でやるためにも、
その日、その日、ベストを尽くしていきたい」
<試合後は高校時代の友人を食事に誘い、
4カ月ぶりの『プチ同窓会』を主催>
「そういえばプロに入って
みんなに何もしていないと思って」
<現在の打率は.283だが>
「打率はそこまで気にしていません。
勝敗を分けるバッティングをしたい。
ここでまたやれたらいいなと思います」
(中スポ、名古屋ニッカン)
今季3回あるナゴヤドームでの『親子ゲーム』。
そのうちの第1回目がこの日、
午前10時20分からのサーパス戦。
落合監督も視察するなか、
今季2回目の先発となった久本が好投。
丁寧な投球で、5回を投げ2安打無失点。
長峰が降格したことで空いた左腕先発。
久本にそのお鉢が回ってくるかもしれませんね。
また中里、バレンタイン、石井という
1軍投手候補の見定めも行われたようです。
打線では、この日の活躍で
1軍昇格が決まったという新井が
あわやホームランという大きな当たりを披露。
首脳陣からは外野守備も指示されたようで、
1軍では、中村公治的な位置づけになるのかもしれません。
また約9カ月ぶりにナゴヤドームでのプレーとなった
堂上直倫が、4回にヒットを放ちチャンスメイク。
こちらはまだまだ1軍は先の話ですが、
プロ入り後初の1軍本拠地でのゲームを満喫したようです。
PS 今夜の渡邉選手。
立浪、英智、清水将海らと
チームの『底力』担当の我らが渡邉選手。
もちろん、今夜は登場。
9回、岡本に代わって、一塁の守備固めで登場しました。
ところできょうの名古屋タイムズ。
劇的勝利の舞台裏を明かした
英智のコメントのなかに
「出番にどうやって備えるかが一番大事。
試合中に控え選手の間で、
誰にいつ出番が回ってくるのかを話し合っています」
というのがあり、それに付随して
渡邉選手のコメントがありました↓
○渡邉博幸
<難しい状況の中で
出場のシミュレーションを繰り返す>
「選手の間でも出番を読み切れない部分があるけど、
協力してコーチに言われる前から
準備するようにしている」
(名古屋タイムズ)
「つらいですけど、立浪さんや渡辺さんに
勉強させてもらっています」と話す英智。
さすが自主トレで越境してまで
神奈川軍団に入っただけあります。
それにしても、このスーパーサブ軍団の結束力。
他のチームにはマネできないかも!