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2004年10月26日 (火)

幻の「胴上げ」チケット。2

ナゴヤドームだぞ!9回ウラ、最後の打者、
荒木選手の打球はセカンドフライ!
万事休すでゲームセット。
またもやあと1勝での観戦ゲームは敗戦。
胴上げは幻となりました。

10月24日のお昼頃、
日本シリーズ第6戦を観に行くために
東京を出て、でウロウロしてから、
5時ごろにナゴヤドームに到着!
ナゴヤドーム前矢田駅からの長い地下道から
ドームへむかっているのは、すべてドラゴンズファン!
同志が多いということでとても心強かったです。
ゲートへ行くまでの途中でもチケットを確認するなど
警備的にも厳戒態勢で胴上げゲームなんだと自覚しました。

7ゲートから中に入り、グッズショップで
ナンバージャージを買おうとしたら、すべて売り切れ。
(外にあるショップなら福留1川上11が売っていたのを
翌日になって気づきました。残念。)
仕方ないのでビジターデザインのTシャツ
買おうとしましたが150の子供用しかなく、
結局、「CDRAGONS」Tシャツの立浪3を買って、
とりあえず、長袖のTシャツの上に着込みました。
26通路から入り、自分の席は、外野Aでも
右中間スタンドの後ろの方でした。
ただ太鼓やラッパを鳴らす応援団よりは、外れていましたが
旗手の立ち位置が近くで、全国の応援団の旗が
代わる代わる振られることとなりました。
ライブビジョンが全く見られなかったのは残念でした。
グラウンド内は結構見やすくて、人工芝がキレイでした。

試合前からテンションはかなり高め!
スタメンが発表されると大騒ぎ!
周囲から今夜で日本一を決めてやるという
雰囲気で一杯でした。
応援コールにもそれが出ていて、
「かっ飛ばせ○○、
この手で掴むぞ!日本一!」

特別バージョンになりました。
ちょっと長くて言いにくかったですが...。

プレイボールがかかり、ボルテージが上がります。
初回に先発の山本昌投手があれよあれよで
簡単に先制点を奪われてしまいましたが、
2回には、松坂投手からチャンスを掴み、
ラッキーボーイの井上選手が打った、
サードへの高いバウンドの内野安打で同点に追いつきました。
球場内はもう大騒ぎ!
初めてナゴドで歌う「燃えよドラゴンズ」
大騒ぎでラッパがほとんど聞こえませんでした。
さらに、バンザイバンザイの大合唱!
これがライトスタンドなんだとある意味感動しました。

そして4回にチャンスで、初めての「狙い撃ち」!
今まで観てきたゲームでは、出来なかったので
はじめて歌えてとてもうれしかったですね。
それに乗ってくれたのか?
打線も井上選手が、今度はセンター前へ勝ち越しタイムリー!
2-1となって、ムードは最高潮に盛り上がって来ました。
ただ後が続かず、1点しか取れなかったのが痛かったです。

山本昌投手は、じっくり間を開けながらの粘りの投球
ここから見た限りでは、ギリギリ入っていそうなコースを
ボールに判定され、結構審判が厳しいと感じました。
どうにか5回は投げ抜きましたが、
6回に、和田選手にツースリーまで粘られてうえで
内角のボールをレフトスタンドへ持って行かれてしまい、
その前にカブレラ選手が出ていたため、
痛恨の逆転ツーランとなってしまいました。
我らライトスタンドをはじめ360°ドラゴンズファンは唖然。
静まりかえったスタンドで唯一、レフトの一角の
わずかな西武ファンだけが盛り上がっていました。
続く平尾選手にもセンター奥深くにスリーベースを打たれ、
山本昌投手は降板。岡本投手に代わりました。
勝たせてあげたかったですが、残念。
もう少し交代を早くした方がよかったかもしれなかったです。

岡本投手は、前回の失敗を糧にして、
後続を3者連続三振に斬って取りました。
1点のビハインドとなり、流れを変えてほしい所でしたが
松坂投手の力投の前に攻撃陣がチャンスを作れません。

7回からは、落合英二投手が登板。
しっかり抑えてくれると期待しましたが、
和田選手の打った当たりが、
我ら右中間スタンドに向かって飛んできました!
最前列のお客さんが素手でキャッチ!
悔しい追加点となるホームランになってしまいました。
捕った方はパチンと音がしたので痛かったでしょう。
それ以上に悔しいのかグラウンドに向かって
投げ返していました。ちょっと勿体ないと思いましたね。
しかしこの一発がダメ押しとなってしまいました。

8回ウラ、一死1、2塁のチャンスで打席には、
このシリーズ打点9の谷繁選手
今度こそ行けると思いましたが、惜しくもピッチャーゴロ。
松坂投手に軍配が上がり、意気消沈。

9回表、ようやく一塁の守りで渡邉選手が登場!
荒木選手が難しいセカンドゴロをうまくキャッチし、
送球はワンバウンドに。
しかしそこは名手・渡邉選手
確実に処理してアウトにしてくれました。さすが!
このプレーでライトスタンドは沸きましたが、
朝倉投手は、続く打者を四球で出してしまい、ブーイング!
これでは、流れが来ませんよ。

9回ウラ、最後の攻撃。
逆転勝利を願っての応援が続きます!
打席が回ってきた渡邉選手は、豊田投手の前に見逃し三振。
不調が続いていて、またも初ヒットはお預けに。
続く英智選手がレフト線へのヒットで出ましたが、
荒木選手はセカンドフライでゲームセット。
胴上げがお預けになり、悔しい気持ちで出口に向かいました。
背中には伊東監督と松坂投手の声が聞こえました。

外へ出て、出口の階段を間違えてしまったせいで、
ナゴヤドーム前矢田駅とは
逆方向へ行ってしまって、いくら歩いても
駅にはたどり着かずに苦労してしまいました。
結局次の砂田橋駅まで歩いてしまい、
駅員さんに事情を話したら、30円分値引してくれました。
駅員さん、thanks!
に戻ると、もう夜の11時30分。
地下道から出ると、ホストばかりがたむろしていて、
昼間、公園でロックンロールで踊っていた、
リーゼントの兄さん達よりもある意味怖かったですね。

ホテルに戻り、ケータイで記事を作りながら、
疲れて寝てしまいました。燃え尽きたかもしれません。
日本一になっていたら、各局で特番があったのに残念でした。

翌日、午前中再び、ナゴヤドームに行き、グッズを買いました。
昨夜とうって変わって、人通りが少なくて静かなドームでした。
夜はきっと盛り上がるでしょう。
自分は、埼玉の家に帰って応援です!
来年は、公式戦を観に行こうと思いました。




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