柳沢、第2捕手の厚く高い存在感。
柳沢「オレを超えてみろ!!」
若手捕手にでっかい壁
「第2捕手確保」を狙う柳沢裕一捕手が
休日返上で汗を流しました。
22日は、合同自主トレが
最後の休日でしたが、
ナゴヤ球場で、午前中はランニング、
階段ダッシュなどでみっちりトレーニング。
午後からは屋内練習場でマシン打撃などに励みました。
「若手が毎年入ってきますが、
今年も譲るつもりはないです。
自信?もちろんありますよ。」
この言葉に、柳沢のプライドを感じます。
スーパーサブの筆頭として、
正捕手の谷繁にアクシデントがあったときには、
少しでも穴を小さくしなくてはいけません。
「常に試合に入っていける準備をしている。
どこで何が起こるか分からないでしょう。」
ゲームには出られない。
しかし味方投手はもちろん、
相手の打者についても様々な情報を
頭にインプットしなくてはいけません。
ベンチでもボールを受けているつもりで
見ていないと、非常時にでて、信頼を得られなくなる。
捕手というのは、ただでさえ特殊なポジションだけに
大変だろうと思います。
昨年7月に、谷繁が腰痛で離脱したとき
始めは重圧でスリリングな展開もありましたが、
チームの勢いを失速させることなく
第2捕手としてその存在感を大いに発揮しました。
打撃でも徐々にヒットも出るようになりましたし、
頑張った結果、首位を守ったことは、
本人にとって自信になったことでしょう。
あの涙のお立ち台は、忘れません。
長年、各チームで控えだった苦労人、
柳沢だからこそなせた事だったと思います。
今季は、千葉ロッテから実績のある清水将海が、
4年目で強肩の前田章宏が
そして即戦力ルーキーとして小山良男が、
その座を脅かそうとしています。
「谷繁を抜くことは出来ないが、
2番手にはなれる。2番手を目指す。」というのは、
柳沢には聞き捨てならない事と思います。
「谷繁さんの名前を口にできるのはオレだけ。
その前にオレを超えてみろ。」
柳沢からすれば、そう思うことでしょう。
「(自主トレ先の)サイパンでも
しっかりやって来たから状態はいい。
第2捕手は譲れません。
1試合でも2試合でも、
谷繁さんに、風穴を開けたい。」
まだまだ若手には負けられない。
自分自身も谷繁からスタメンマスクを奪い取る。
その心意気やヨシですね。
柳沢捕手、その調子で頑張ってもらいたい!
若手捕手をのばすためにも、
まだまだ高い壁でいてほしいです。
……………………………………………………
PS 今日のその他。
柔の平井、サークルチェンジ挑戦
剛球右腕が新境地
新たな変化球の種類はずばり、
「ドミンゴ流サークルチェンジアップ」
セットアッパーとして、防御率1点台を目指す
平井にとって緩急をつけた投球が可能になる、
この武器の習得に大いに期待します。
……………………………………………………
井上、魅せます!笑わせます!!
「ショーマンシップ」オレしかいない
ファンへのアピールも今後は必要と
地味なチームの盛り上げ役を誓った
「パフォーマンス隊長」井上 。
「井端、荒木、福留…。うーん、
お笑い好きのオレしかいないじゃないか」と笑った。
自分もあなたしかいないと思っていました。
活躍して興奮してしまい、
せっかくのネタを忘れないように気をつけること。
ただお笑いも活躍してこそですから。頑張ってね。
……………………………………………………
今年もオレ流ノックお願いします
井端が、自慢の堅守に磨きを掛けるため、
春季キャンプでの特守を落合監督に願い出た。
「今年はエラーゼロでシーズンを乗り切りたい。
去年もキャンプで監督にノックしてもらって、
自信が付いた。今年もシゴいてもらいたい。」
監督も「オレ流ノック」のために
しっかり調整しておきましょう。
……………………………………………………
一場、ドタキャン ファンがっかり
楽天3万人出陣式
またやってしまいました、一場投手。
出陣式と市内パレードを風邪による発熱のため
欠席してしまったそうです。
「寒いのは苦手」といっていましたが、
本当にそうだったのですね。
もう数少ないスター選手なのですから、
しっかり出て下さい。
次は何をしでかすのか、目が離せません。
ただ約3万人が詰めかける大フィーバーとなり。
田尾監督も「こんなにたくさんの人に
集まっていただけるとは思わなかった。
表情を見ると、みんな心から応援してくれている
のがわかりました。感激ですね。」と
目を丸くする歓迎ぶりだったようです。
このファンの熱い思いに必ず応えて下さい!
今年は清水将選手の加入もあり、柳沢選手もウカウカしてられませんね。
若手捕手も含めた中での来季のレギュラー争いが楽しみです。
ホントは柳沢選手がもう少し若ければ…。
投稿: Copland | 2005年1月24日 (月) 12時59分
「柳沢選手がもう少し若ければ…。」
ごもっともですね。
井上選手や大西選手と同い年ですから。
若い捕手は、まずは「ポスト柳沢」を
目指して頑張ってほしいです。
投稿: Toshikichi | 2005年1月24日 (月) 23時42分