今年も感動!NOAH7.18東京ドーム。
200発チョップ合戦!小橋に軍配/ノア
プロレスリング・ノア
5周年記念東京ドーム大会
『Destiny2005』を見に行ってきました。
昨年の「DEPERTURE2004」よりも
観衆もスケールも大きくなっていました。
メインイベントの三沢光晴VS川田利明の
「運命の対決」をはじめ、全10試合行われましたが、、
第4試合以降の感想を綴っていこうと思います。
まずは自分的ベストバウトのセミファイナルから。
◇セミファイナル 時間無制限1本勝負◇
○小橋建太(23分38秒 体固め) 佐々木健介●
【試合経過】
約200発にも及ぶ逆水平チョップ合戦で
両者の胸は真っ赤に腫れ上がる。
それでも引かず真っ向から勝負する姿に
場内から地響きが鳴り響く。
場外の健介にノーザンライト・ボムを投下され、
あやうくリングアウトになりかけた小橋。
しかし、小橋の剛腕ラリアットで形勢逆転すると、
投げっぱなしスリーパー・スープレックス、
ムーンサルト・プレスと大技を投入。
最後はローリングけさ斬り4連発からの
剛腕ライアットで宿命の対決を制した。
(WEB報知/格闘技特集/ノア試合結果より)
小橋建太と佐々木健介の初対戦は
予想通り熱い対決となりました。
小橋が入場時、前のテーマ「GRAND SWORD」のイントロが
流れてきたときは、大感激しましたね。
この試合に懸ける意気込みを感じました。
試合はひと言でいうと「豪腕対決」。
小橋120発、健介93発の、
計213発が放たれた両者のチョップ合戦は、
正直、予想を超えあきれかえるくらい。
ただ互いの胸板がどす黒くなっても
互いに引かないところはスゴさを感じました。
場外でのノーザンライト・ボムは
強力でさすがの小橋もカウント17くらいに
なるほどの威力がありました。
健介が押している時間帯もありましたが、
最後はやはり小橋、剛腕の一振りで
勝負を決めてくれました。
試合後、ふたりが抱き合い健闘をたたえ合ったときは、
「コバシコール」「ケンスケコール」ともに
割れんばかりの勢いでした。
そして健介のマイク。
おいしいところを全部持って行ってしまいました。
ただこんなさわやかな対決ならまた見てみたいです。
◇メインイベント 時間無制限1本勝負◇
○三沢光晴 (27分4秒 片エビ固め) 川田利明●
【試合経過】
5年3カ月ぶりに川田と対峙した三沢。
立ち上がりから息の詰まる攻防が展開。
三沢は場外のマットを剥いだ上からタイガードライバー、
川田は花道でパワーボムを繰り出し一進一退が続く中、
中盤を過ぎると川田が一気に優勢に転じる。
ストレッチプラム、原爆固め、垂直落下式ブレーンバスター、
パイルドライバーと大技を連発するが、
三沢はことごとくカウント2.9で返す。
逆に三沢はエメラルド・フロウジョンでピンチを打破すると、
ランニング、ローリング式など七色のエルボーを連発。
最後はコーナーから助走をつけての
エルボー・バットで川田を沈め、
運命の一戦に終止符を打った。
(WEB報知/格闘技特集/ノア試合結果より)
セミの試合が大盛りあがりだったので、
メインはどうなるかと思いましたが、
さすがに『Destiny 2005』のキーとなる試合なので
観る方も気合が入りましたね。
それぞれの入場時、黄色もしくは緑の花火が上がるなど
さすがメインの入場シーン、とても迫力がありました。
試合のほうは、攻める川田、受ける三沢の展開。
相変わらず鋭いキックやパワーボムなど
川田の攻めは、えげつなかったですが、
三沢は何とか耐えて、カウント2で返していきます。
そしてひたすらエルボーを打っていく三沢。
技的にはエルボーが一番多かったかもしれません。
花道でパワーボムを喰らったときは、
三沢はもうだめかと思いました。
劣勢だった三沢が、エメラルド・フロウジョン、
タイガー・ドライバー91等を出して形勢を逆転!
そしてひたすら己の武器、エルボー一点張り!
最後もエルボーの連打で川田を仕留めました。
試合後、両者ともに並んで、ノックダウンしているシーンは
昔の全日本の光景を思い出させてくれました。
そして川田のマイク、
「ノアのファンのみなさん、今日はありがとう。
打つはずだった終止符を打てなくなりました。
三沢光晴はいつまでもオレの一つ上の先輩でいてください。」
ただ三沢としては、次はないのでは思いました。
川田が終止符を打てなかった「運命」の対決。
三沢としては「けじめ」を付けたような気がしました。
6万2000人を集めたドーム大会が終わりましたが、
GHC各タイトルの展開、ムシキング・テリー、
さらに天龍、健介、そして川田との絡みを含めて
この先の「箱舟」の行方がどうなっていくのを
さらに注目していこうと思いました。
PS その他の試合
◇第8試合 時間無制限1本勝負◇
●小川良成 (10分27秒 体固め) 天龍源一郎○
結果的は、グーパンチ、53歳から
ラリアットでのフォールでしたが、
あまりにもあっけなかったので
少々面を喰らってしまいましたね。
◇第7試合 GHCヘビー級選手権試合◇
○(王者)力皇猛
(17分11秒 片エビ固め) (挑戦者)棚橋弘至●
正直、一番のトイレタイムとなってしまいました。
柵橋も若干空回りぎみで、特に
ドラゴンロケット3連発が誤爆気味に
なってしまったのは、失笑でした。
ラリアットから張り手の連発となってからは
ようやく力皇のペースになりましたが、
そこまでもってくるのに時間がかかりました。
その辺を改善していければと思います。
ただGHCが他団体に流出を免れたのはよかったです。
◇第6試合 GHCタッグ選手権試合◇
鈴木みのる○丸藤正道
(王者組) (24分55秒 片エビ固め)
秋山準 橋誠●(挑戦者組)
橋も包帯をむしり取られ、むき出しの傷口に
攻撃を浴びながらも、頑張ったのですが
いかんせんロンリーバトルが多すぎました。
みのる丸藤はパワーこそないものの
試合運びが上手かったですね。
試合後みのるは
「おいノア。もっと強いやつ呼んで来い!
そしたら相手してやる。」と
吐き捨てて引き揚げましたが、
ノア内で通常のチーム編成だと
ちょっと相手がいないかも?
◇第5試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合◇
●(王者) 金丸義信
(20分31秒 エビ固め) (挑戦者)KENTA○
KENTAが新チャンピオンになりました。
金丸も王者らしく粘りましたが、
最後の詰めでしくじったかも知れません。
まさにKENTAの執念が勝った勝利でしょう。
攻撃的な新チャンピオンに
新しい王座像を作ってもらいたいです。
◇第4試合 ムシキング・テリーデビュー戦◇
○ムシキング・テリー
(7分59秒 ミストクラッシュ) ブラックマスク●
特別応援席の子供たちの声援を受け
頑張ったテリーでしたが、ブラックマスクが
予想以上に上手くて、若干苦戦を強いられました。
ちょっと会場が広すぎの感が。
もう少し小さな所だと、臨場感もあって
動きとかも分かりやすかったかも知れません。
今後も登場があるのでしょうか?
おひさしぶりです~
観戦、お互いに(笑)お疲れさまでした。
本当すばらしい大会でしたよね。
まだ余韻に浸ってます~
投稿: ひとりっこ | 2005年7月20日 (水) 13時49分
>ひとりっこさん
コメントありがとうございます!
いつも読ませていただいてます。
しゃちょネタがお気に入りです(笑
大きな大会しか生では行けないのですが、
それぞれの試合に感動しました。
三沢選手をはじめとする
選手それぞれの意地とプライドを感じましたね。
本当に行ってよかったです!
投稿: Toshikichi | 2005年7月20日 (水) 14時49分
トラックバックありがとうです。
現地生観戦だったんですね~。
うらやましいです!
大きな大会だけとは言わずに、観戦に行きましょう(笑)
って、人のことは言えませんが(苦笑)
投稿: 3104 | 2005年7月20日 (水) 17時19分
>3104さん
コメントありがとうございます。
いつも読ませていただいているので
とてもうれしいです!
橋選手、結果は残念でしたが、
よくがんばったと思います。
野球のない季節はけっこう予定が空くので
もっと観戦にいこうかなと思います。
次はディファに行ってみたいですね。
投稿: Toshikichi | 2005年7月20日 (水) 17時41分
TBアリガトウございます。
試合はムシキングは両方とも中身が分かるだけに素顔でのシングルが見たかったのと
GHCの棚橋には拍子抜けしましたがそれ以外はホトンドお腹一杯です。
投稿: 芸能&スポーツ瓦版 | 2005年7月20日 (水) 19時39分
またも出張帰りの あまるな! です。
今年は出張が多いようです。
さて、本題ですが、正直な感想は、
「怪我人が出なくてホッとしました」です。
エルボーで決まり、少し安心しました。
場外マットなしでの大技をやりかねませんから。
小橋がらみもそうですが、ルールで場外マットなし不可に
してもらわないと、見ているほうが生きた心地しません。
川田はインリン戦で○○使い果たしていたのかも(笑
幅が広がりました、ホント。良し悪しは別にして。
みのるは、斎藤、佐野がらみが燃えますね。
投稿: あまるな! | 2005年7月21日 (木) 00時34分
>芸能&スポーツ瓦版さん
ムシキング・テリー選手、本当は
素顔で闘って欲しかったのですが、
会社的なこともありますし、よくやったと思います。
自分も腹九分くらいですが満足です。
>あまるな!さん
出張、ご苦労様です。
川田選手、思っていたより動きがシャープでした。
特に蹴りのラッシュには驚きました。
まだまだノアには上がってくれそうなので
他の選手との対戦が楽しみです。
みのる選手ともやってほしいです。
全体的にはケガがなかったのは何よりですね。
せっかくの名勝負も台無しになりますから。
投稿: Toshikichi | 2005年7月21日 (木) 01時44分