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2006/03/03

先発岩瀬、憲伸、昌そして中里、豪華投手リレー。

守護神が先発 中日の岩瀬

ナゴヤドーム今季第2戦
西武との一戦の先発マウンドに立ったのは、
なんと、不動の守護神・岩瀬でした。

◇オープン戦 中日-西武
(2日・ナゴヤドーム)
8292人123456789R
西 武
中 日
[敗]久本(1敗)
[D本]なし

【ゲームレビュー】
中日は守備力のある新人藤井
2点三塁打を放って打撃でもアピールした。
投手では球に切れのあった岩瀬に対し
川上は制球がばらついた。
西武G.G.佐藤が失投を逃さず
早くも3本目の本塁打。
グラマンギッセルは球威不足。
共同通信社ニッカン式スコアTBS・the baseball


◇岩瀬仁紀
<日本一のクローザーが6年ぶり先発。
スライダーがさえ、1回をきっちり三者凡退に>
「監督から先発で投げてみるかって聞かれて、
やってみたいと。1回だけですよ。
やっぱ、まっさらなマウンドは
気持ちよかったですね。

(オープン戦)初めての登板なんで
どんな感じかなと楽しみにしていた。
ここまでは順調にきてます。
ワインドアップはまずまず。
今日はスライダーがよかったですね。
ただ今のままだと苦しいので、
もう少し(状態を)上げていきたいです」

<MAX137キロと速球のスピードは
140キロに届かなかったが>
「いつもこの時期は出ないから心配ない。
シーズン中は緊張した場面ばかりで、
アドレナリンでもう少し上がる」

<投球数はわずか9球の出番に>
「もうちょっと投げたかったけれど、
次にとっておきます。
もうこれで先発は終わり。
本業(抑え)もちゃんとやっておかないとね」
(トーチュウ、ニッカン、サンスポ、
共同通信社、毎日新聞、スポニチ名古屋


00年10月8日の広島戦以来、
6年ぶりとなった先発登板は、
「まっさらなマウンドで気分転換を」という
落合監督の配慮に岩瀬が了解したもの。

変わりはないけど先発です。MAX137キロ
ストレートの球威は
いま一つだったものの、
キャンプから取り組む
ワインドアップも披露。
スライダー
中心とした組み立てで
赤田を空振り三振、
佐藤友亮を三ゴロ、
中島も遊ゴロと簡単に仕留め、
1回を3人でピシャリと抑えました。

わずか9球、たった数分間の
先発体験だったものの、
雰囲気を味わい、岩瀬も満足だったよう。

ある意味サプライズ気味な初登板は
この日の話題になりましたね。
調整も順調のようで、ひとまずは安心しました。
夢の先発体験も終えて、
これからは本業の守護神として
バリバリとやってもらいましょう。


◇川上憲伸
<先発・岩瀬の後を継ぎ、2番手で登板。
キャンプから取り組んできたフォークで、
2回、江藤を空振り三振に取る>
「去年よりも落ちるボール。
それだけは収穫でした。
前と違うのはグラブの中でも
しっかり意識して握っている。
握りを変えたわけじゃなく、意識を変えたんです。
そうしたら、ちゃんと落ちました。
腕も必死で振りましたけど。

去年までならほかの変化球があれば、
フォークは落ちなくてもいいかなって
感じで投げてました。それがあかんかった。
先発で投げるのなら、ちゃんとしたフォークも投げないと」

<復活を目指すカットボールの握りも変えた>
「去年まではストレートの握りで
ボールを意識的に動かしてカットボールにしていました。
これを縫い目を使って
スライダーの握りで変化を小さくする。
カットというよりもスライダーに近い。
まだちょっとスピードが足りない。
140キロを超えないと、ぼくのはカットじゃないんです」

<初登板は制球に不安が残る2回3安打2失点。
ストレートは140キロ止まり>
「外のストレートがシュート回転してしまっている。
10球に1球にならいいけど10球に5球なら計算できない。
これから1カ月で練習をしていかないといけないですね。
修正しないと。ボクなりに良い勉強になりました」

◆畝(うね)スコアラー(広島)
<川上の投球に別の意味で首を傾げ>
「きょうに限っていえば
力強く投げているわりにボールがきていない。
まあ、これから調整してくるだろうけど」
中スポサンスポ毎日新聞スポニチ名古屋なにわWEB


先発・岩瀬をリリーフして
2番手で登板したのは、エース・川上憲伸
オープン戦初登板となった憲伸は、
登板直後の2回、キャンプから
取り組んできたというフォークで、
江藤を空振り三振に取るなど、
一定の収穫はあったものの、
続く3回には制球が定まらず
中島、江藤にタイムリーを許すなど2失点。
課題を残した制球やストレートのキレなどは
今後の登板で修正していくようです。


憲伸が今季はフォーク
ウイニングショットに使うようですね。
しっかりとはさんで、しっかりと振るという
基本に返った新兵器に手応えをつかんだようです。
またカットボールもスライダー気味に
握りを変えるようで、こちらも復活の兆し。

150キロ近いストレートに
持ち球のスライダー、カーブ、
さらに切れ味鋭いカットボールの復活と、
原点に返ったフォークが加われば、
エースにとって、まさに鬼に金棒かもしれません。
あとはこの日、シュート回転して
イマイチだったストレートのキレをよくすること。
まだ初の実戦、修正する時間はたっぷりあります。
しっかりやっていけば大丈夫でしょう。


◇山本昌
<3番手で登板、2回を本塁打1本の1失点。
ベテラン23年目は初陣から本気のアピール>
「年も年ですから。若い投手もたくさんいるし、
ローテーションから外れてしまえば、
即引退とか、そういうこともありますから。
そうならないよう、競争の中で
先発の一角を勝ち取る気持ちでやってます」

<初実戦は感覚のズレが>
「ブルペンで放っているのと、投げ方が変わってくる。
カーブはもっと切っていかないといけない。
一つ思い出す感じだった。
どんどんゲームのなかで投げていかないと
思い出さないから。
去年に比べたら余裕があるな、という感じ」
中スポ、サンスポ)

「ホームランは打たれてしまいましたが、
去年のオープン戦初登板に比べれば
体に悪いところはないし、上出来といえるでしょうね。
四球を2つ出して、何してんだと思われる方も
いらっしゃるでしょうが、ブルペンと試合では
フォームが全然別のものになってしまうことは
キャンプ日誌でも何度か書いた通り。
それよりも思い切って腕が振れた証拠と
考えればこれもよしです。
技術的にいえば上半身と下半身の動きがバラバラでしたが、
これも試合で投げ込んでいくうちに合ってきます。
あとは変化球でストライクをとりたいときに
とれるように調整していくつもりです」
(『山本昌公式ホームページ』より抜粋引用)

◇落合英二
<オープン戦初登板。4番手として
1回を投げ、3安打2失点>
「捕逸で失点? 実戦になったら
結果を出さないといけない。今の自分の力だから」
(トーチュウ)


岩瀬-憲伸と続く豪華なリレーは、
3番手昌さん、4番手英二とさらに繋がっていきました。

4回から登板の昌さんは、好調のG.G.佐藤
初球、ど真ん中に入ったカーブを本塁打されるも、
そのカーブの投げ方をすぐに微調整
5回には、そのカーブ中島を一ゴロ、
リーファーを空振り三振に仕留めました。
さすがベテラン、お見事とはいえ、
まだ始まったばかりというところでしょうか。


◇中里篤史
<8回から6番手で登板。1回を三者凡退。
背番号18はプロ入り初のオープン戦に>
「最初はどうしようかと思ったけど、
ツーシームがいいシュート回転してうまくいった。
引っかけたり、詰まらせたりできればいい。
キャンプで一度調子落としたけど、終盤から上向いてきた。
きょうも腕が振れて、ボールが指にかかっていた」

<復活登板を果たした
昨季の10月から比べれば、調子は6、7割>
あの時は万全の状態だったし、
きょうはスピードを気にしていない。
雨で練習試合が流れたので、
まずは投げられてホッとしています。
競争があるし、それに勝てるかどうかもわからない。
今は『投げろ』と、言われれば、どんどん投げたい」
中スポ


豪華リレーはまだ続き、
5番手小林をはさんで、
8回から6番手で登板は中里
新たな背番号『18』を背負った右腕が、
6年目で初というオープン戦のマウンドに立ちました。

雨で登板機会を流していたこともあり、
この日が初の実戦登板
その影響もあって、いきなりの0-3など
全10球中、ほとんどがボール球
ストレートのMAXは142キロとまだ6、7分の出来。
それでも中村を中飛、G.G.佐藤を三ゴロ。
そして新人の吉見太一には、
秋季キャンプから取り組んでいたという
新球のツーシームで遊飛に仕留め、1回を無失点。
開幕1軍に向け、まずは結果を1つ出しました。

キャンプでは一時下向いていた調子も
ここへきて良くなってきたようです。
あとはフォームに気をつけて、
実戦でカタチを整えていければいいでしょう。
次の登板は、7、8日の千葉ロッテ戦を予定。
いよいよ中里関東へ凱旋します!

ちなみにプレシーズンは
スポーツ紙も結果ではなく、
期待重視のため、7番手に登板し、
9回二死からの振り逃げがきっかけで
4連打3失点と炎上してしまった
久本のコメントは載っていませんでした。
ここまで良かっただけに残念。
次のチャンスはしっかりやってほしいです。


◇藤井淳志
<2番・ライトでスタメン。
3回無死1、3塁からセンターオーバーの
2点タイムリー三塁打を放つ>
「前の球を見逃してしまったので、
犠飛でも併殺でも1点は入ると思って
思い切り振ったのがよかった。
いい結果になったのは、
きのう1本出て、楽になったおかげ。
思い切ってやろうと
思っていますが、結果が出てうれしい。
今は打席でボールがよく見える。

2番の経験が少ないので、
役目はまだイメージでしかわからない。
難しいことは考えずにしっかりバットを振るだけ」

◇高代コーチ
<藤井に期待、2番テスト続行を明言>
「たいしたもの。
これからも出場する試合は2番だと思う」
共同通信社、サンスポ)

◇井端弘和
<藤井はベンチ応援では不動のレギュラー>
「新人が入ってムードが変わりましたね。
この2、3年、チームにいなかった
キャラクターじゃないですか。
(藤井、新井とともにベンチに座ると)
うるさいんですよ。耳が痛くなるほどうるさい」
(トーチュウ)

◇立浪和義
<9番・DHでフル出場。
2打席連続安打も残り2打席が三振に終わり>
「結果が出た? どうでもいいですよ」
スポニチ名古屋

◇荒木雅博
<2安打にオープン戦初盗塁を決め>
「昨年の死球後遺症?
同じチームと(紅白戦を)やっているときは
どうかな...という感じはあったけど、
オープン戦になって、そういうのはなくなった」
(中スポ)


打線では、2番・ライトに入った
ルーキー藤井がこの日も存在感をアピール。
初回無死2塁の場面では、サイン通りの進塁打
荒木を3塁に進め、2番の役目を果たすと
3回には右打席で、左腕・グラマン
甘いストレートを強振すると、
センターオーバーの2点タイムリースリーベース!
プロ初打点をマークするなど、
課題といえる打撃での活躍。
評価を上げ、開幕レギュラーへ一歩前進しました。

「今、おまえが打てているのはたまたま
トップをしっかり作れば、
スイングの軌道が安定する」と
落合監督が連日のようにマンツーマン指導。
その成果が出ているようです。

ベンチでも良太語録新井とともに
やかましくを出しているという藤井
ベンチだけでなく、グラウンドでも
レギュラーを掴めるよう、
これからも思い切りいってほしいです。

その他の選手では、9番・DHに入った
立浪が初安打となるツーベースを含む2安打。
荒木が3打席を2安打1四球、さらに1盗塁と
昨秋の死球後遺症をようやくクリアできそうな
動きを見せていたそうです。
3番井端はこの日はノーヒットながら、
初回、遊ゴロが野選となり1打点と
3試合連続の打点をあげています。



WBCからの話題。(2日)

「スモール&ストロング」ベースボールだ
WBCきょう開幕

◇福留孝介
<「ストロング&スピーディー」ベースボールに
欠かせぬ男。WBC初戦にスタンバイOK>
「(長打は)時と場合によりますよ。
出れば打った方もいい気分になるし、
欲しいけどそればかりはねえ。
ただ、打撃の状態は悪くないですよ」

◇谷繁元信
<宮本ともに最年長コンビが
打撃投手を買って出る>
「チームの役に立てればね。
テンション? 上がってきたよ」

◆王監督(WBC日本代表)
<福留の戦列復帰に満足そう。
あとは当日の朝の状態次第>
「福留も走るのが速いしね。
現時点でトレーナーから
報告を聞いていないから、大丈夫だと思います。
あとは朝のコンディションを本人に聞いてだね」
(すべてトーチュウ)


いよいよきょうからWBCが開幕します。
心配された福留の右肩の張りも
取れつつあるそうです。
果たして3番・センターでスタメンはあるのか?
谷繁イチローの打撃投手を買って出ていました。
まずは今夜の中国戦
確実に勝利を得てほしいです。
福留谷繁も気負わず頑張って下さい!


PS 今日の渡邉選手。

この日は、9番・DHを立浪に譲ったため、
我らが渡邉選手は、ベンチスタート。
途中、井端に代わり、一塁の守備で登場。
7回に左腕・星野智樹から
レフトへオープン戦初ヒットを放ちました(.500)。
2試合目で1本が出たのは、良い兆しでしょう、いいぞ!




コメント

doraco

こんばんは~。
私はしばらくWBC1本でいきますので、オープン戦はドラスタさんに頼りきりです。
よろしくお願いします。
なんだかいいムードになってるようですね。
ベンチが賑やかなのはいい傾向だと思います。
ドラの選手達って大人しいイメージが強いから・・・。
もっと派手になってほしいな~。
ベテランと若手がお互いにいい刺激になっているようで、今年もイケそうですね。
楽しみ楽しみw

Toshikichi

コメントありがとうございます!

>doracoさん
WBCはじまったようですね。
ST的には同じようなスタンスでしか
ふれませんが、まずは勝利でよかったです。
福留選手もホームランが出ましたし、
谷繁選手もいいガッツポーズでした。
きょうのチャイニーズ・タイペイ戦は
中国戦のようにはいかないと思いますが、
頑張ってもらいたいです。

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