さらば高橋光信と、立つ鳥に跡を濁させまくり。
シリーズを終え、休養期間に入ったドラゴンズ。
先日の遠藤、鳥谷部、柳沢に続く
戦力外選手の第2弾がこの日、通告されました。
なんとそのなかには、右の代打の切り札として
貢献してきた高橋光信の名も含まれていました。
■来季の契約について (2006/10/28)
川岸強(投手)、高橋光信(内野手)、
櫻井嘉実(外野手)の3選手と
長嶋清幸(作戦外野守備走塁コーチ)、
秦真司(捕手コーチ)に
来季の契約を結ばない事を通知しました。
(公式HP・DragonsPressRelease)
◆高橋光信
<戦力外通告を受けた後、
笑顔で報道陣の前に姿を見せ>
「この球団には9年間お世話になり、
今はすごく感謝しています。
自分では一生懸命、シーズン中もそうだし、
シーズン以外のオフも球団のために
行事に参加したり、ボクなりにやってきた。
球団の方がどう言ってくれるか楽しみにしてきたが、
ただ、おつかれさまといわれた。
これが世の中の現実かな、と…。
(今後は)現役を続けようと思っている。
(体調は)もう大丈夫です。
宮崎(フェニックス・リーグ)にも行っていたので」
(中スポ、名古屋ニッカン)
◆川岸強
<突然の戦力外通告で目に涙をにじませ>
「今の状態でトライアウトに
参加できるかどうか。
本来の川岸強の投球はできていない」
(中スポ)
◆櫻井嘉実
<4年間で一度も1軍に上がることは
なかったが、現役続行を強く希望>
「野球は続けたいです。
トライアウトに参加するしかない。
まだまだやれると思っています」
(中スポ)
今回、通告を受けたのは、
高橋光信、川岸、櫻井の3選手。
そのなかで光信と櫻井は現役続行を希望。
川岸は若干の迷いが見られるようです。
それにしても光信が戦力外とは。
落合監督就任時には、育てたいといっていた
『右の4番』候補にも挙がった強打の持ち主。
肩に問題があったため、
出番はもっぱら代打でしたが、
04年の開幕第2戦でのサヨナラ2ランなど
ファンに印象を残した勝負強い打撃と、
他球団に知れ渡った選球眼の良さ。
いまは代打・立浪の時にドームが沸きますが
それまでは『...に代わりまして、高橋光信』と
コールされると大いに沸きました。
落合野球にかかせないスーパーサブ。
またグラウンドの外でも
まじめで心優しいと定評のあった「みっちゃん」が
ドラゴンズを去る。とても寂しく感じました。
ただ現実的には、昨季の終盤から打撃が低迷。
昨秋もフェニックスリーグに参加するなど、
復活への糸口を探しましたが、
結局今季は、67試合に出場。
86打数21安打の、打率.244、3本塁打。
右手を痛めてしまい、
9月2日の巨人戦を最後に2軍に降格。
ファームで右肩痛を発症してしまい、
完全復調しないままシーズンを終えました。
その間に右の代打として、新井が起用され、
切り札で立浪が活躍するなど、来季構想から漏れ、
移籍先を探してトレードの打診を
してきたそうですが、まとまらなかったということで
今回の通告となったようです。
決まってしまったことには仕方ないので
愚痴しかいえないですが、幸い今朝のデイリーに
阪神が獲得へ向けて本格的に動く
と言った記事が出ていました。
まだまだやれる、ひと振りの仕事人。
ドラゴンズを離れても応援していきたい選手です。
光信選手、9年間、おつかれさまでした。
痛烈な恩返しを期待させてもらいます。
また川岸、櫻井は、今季ともにケガに泣きました。
同じタイプのサイドスローがいる川岸、
若竜では数少ないオリジナルの
応援歌があるにもかかわらず、
結局最後まで花を咲かせられなかった櫻井。
しかし他球団にいけば、鉄平(東北楽天)や
田上(福岡ソフトバンク)のように
花開く可能性も秘めています。
続行を希望するなら、あきらめず頑張ってほしいです。
自分的には、高橋光信らの戦力外よりも
正直、こちらの方が驚きました。
なんと落合監督の腹心のひとりと思われた
長嶋作戦外野守備走塁コーチ、さらに秦捕手コーチに
来季の契約を更新しないことを通告。
まさかの解任通告に激怒した長嶋コーチは怒りを爆発!
なんと球団側から自由に発言していいとの
許可を得た上で20分間に渡って、
退団に至った経緯への不信感を口にしました。
東京中日には「退団の経緯に不満を口にしたが」と
1フレーズだった『球団公認』?の批判をどうぞ↓
◆長嶋作戦外野守備走塁コーチ
<来季の契約を更新しないことを通告され
落合監督、高代コーチらを痛烈に批判>
「球団が全部話してもいいと言ったから話すわ。
クビだよ、クビ。
球団から、落合監督が『いらない』と
言っていたから、と言われた。
球団からは『政権が代わったら戻って来てほしい』と
言われたけどね。球団も(監督に)不信を抱いているよ」
<監督とは話をしたのか?>
「オレからきのう監督に電話して
監督からは、3年間良くやってくれた。
2回も優勝して貢献してくれたと。
でもクビの理由は教えてくれなかった。
『今後に生かしたいから
何がダメだったか教えてほしい』と言ったら
『口が裂けても言えない。
墓場まで持って行く』と言われたよ」
<落合監督と対立はあったのか>
「要は(落合監督、高代コーチが自分を)
気に入らないんでしょ。
オレと(落合監督と親しい)高代さんと、
(自分が)仲悪いのは皆、知ってると思う。
年下なのにいろいろと意見したことが
気にいらなかったんだろ。
でも選手をマイナス方向へ動かしたことはない。
コーチが意見を出して決定するのは監督。やっかみだよな。
監督は就任した時に
仲良しチームにしないと言っていたよね?
今はどうなの? 公私混同がはなはだしいんじゃないかな。
ガキじゃねえんだから!
迷惑している選手も多いと思うよ。
監督に、反論があるなら、してみてと聞いてみてよ。
優勝しても(日本一を逃した)
責任を取らされているみたいだ」
<火種は昨年4月。
当時、不振に悩んでいた福留の扱い>
「外そうということがあったけど、オレは反対した。
それで結果(.328、28本塁打、103打点)を
残したわけだからね。
それでも落合監督がまだまだ
アイツ(福留)のバッティングじゃないと…。
それならオレには無理ですと言った。
あれでオレの(コーチの)枠がなくなったと思う」
<この時期だと、来季に
他球団でコーチをやるのは難しい>
「優勝したのに前代未聞だろうな。
他の方々はチームに残るんだから。
(解任通告を遅らせてほかの)
チームに行けないように計算してやっている。
1から10まで(中日のことを)知ってるから、
よそに行かれたら厄介だろう」
<落合監督は進退伺を出すようだが>
「自分が続投が決まっているから
おれをクビにできるんでしょ。
(落合監督の)進退伺はポーズ? 明らかでしょ。
そうじゃないと、
自分もクビになったんじゃ、格好悪いだろ」
<他球団には移れないことに
伊藤代表と井手編成担当に謝罪があるなど
球団の対応には満足の表情>
「いつものクビを切られるのと
わけが違うけど、2回優勝に貢献できて、
球団にはすごく感謝されたのはうれしかった」
(東京中日、スポーツ報知、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
◆秦捕手コーチ
<退団会見で皮肉たっぷりの発言>
「球団からは『人間関係じゃないですか』と言われた。
9月ごろに他球団から声を掛けていただいたが、
優勝があるので断った
(中日からの解任理由について)
契約しない理由が明確じゃないんでね。
ベンチで声を出しすぎていたんじゃないですか」
(スポニチ名古屋)
◆井手編成担当
<今回のコーチ解任劇に
球団側が全く関与していないことを強調>
「監督から来季の組閣を言われて
球団がOKを出した。監督が呼んだコーチですから」
(スポニチ名古屋)
◆落合監督
<東京都内の自宅で
長嶋コーチの発言を伝え聞いても冷静>
「解雇ではなく、
3年契約の3年を完了したということ。
来季の契約は結ばない。それだけ。
仲良し集団というのは本人の思いこみだ。
(理由は)人間関係でも実力のあるなしでもない。
(長嶋コーチは)派閥争いに負けたわけでも、
実力がなかったわけでもない。
2007年体制をつくるため、
2006年の契約が満了しただけ。
フロントと話し合いを進めた中で決まったこと。
(契約年数の)3年でひと区切り。
それを理解してくれていない。
(コーチの)構成上の問題だよ。
内野のコーチができるなら、2軍監督という道もあった。
だが、外野のできるコーチが
(早川、音と)上下でダブっているんだ」
(スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
数週間前のデイリーで、
「阪神が高代コーチを招へい」と
出ていたのですが、この辺のことが
あるからなのかと感じました。
正直、高代コーチには残ってほしいと思っていたので
その辺りはこれで決着となるのでしょう。
人間関係はいろいろあって、難しいんだなと感じました。
それにしても長嶋コーチが抜けるのは
チーム的に大きいのでは。
今季は作戦部門も任され、落合監督を補佐。
これで他チームが動いたら、ある意味やっかいですよ。
守備の面でも福留や英智のコメントからも
長嶋コーチの名前も挙がっていましたから。
できれば円満退団となってくれた方が
良かったですが、今回は厳しかったようですね。
今月末のオーナー報告で
事実上の続投が要請される落合監督ですが、
そんな中でいきなり噴出したきな臭い話題。
4年目の落合政権は、荒れた船出になりそうです。
ところで長嶋コーチの代わりの外野担当には
おそらく早川コーチなどが当たるようですが、
秦コーチの代わりには、現役時は日本ハムで活躍。
昨季までダイエー、日本ハムなどでバッテリーコーチを担当、
現在は北海道日本ハムのフロントにいる
田村藤夫編成部員を招へいするとのこと。
「また日ハムかよ」という声も出るかもしれませんよ。
ナゴヤからの話題。(28日)
◆タイロン・ウッズ
<来季の現役続行、そしてドラゴンズ残留を明言>
「来年もドラゴンズに帰ってくるつもりだ。
今年は日本シリーズで負けてしまったから、
もう一度挑戦して、今度こそ日本一になりたい。
このチームで、またシリーズに行きたいんだ」
<球団側は単年契約を提示する方針だが、
現状の年俸5億円からの増額は用意する見込み>
「まだ球団と交渉していないけど、
話はうまくまとまると信じている。
I'll be back(オレは帰ってくる)」
(中スポ)
昨日のサンスポにもありましたが、
ウッズの来季残留が確実となったようです。
中スポによると、出来高ではなく、
現状の年俸5億円からの増額で契約を更新。
期間は来年38歳という年齢から単年契約を提示する方針
シーズン終盤、脅威の大爆発で
チームを一気にリーグ優勝へと導いたウッズ。
しかし日本シリーズでは不発。
「このチーム」で日本一を手にするため、
主砲は来季も打ち続けるようです。
若竜からの話題。(28日)
◆佐藤充
<ナゴヤ球場での2軍練習に参加>
「今季は最後にだめだったから、
また来年に向けて頑張らないと」
(名古屋ニッカン)
◆落合英二
<ユニホーム姿で練習に加わり、
最後は2軍の選手に胴上げをされ>
「今は何とも言えません。
お話ができるようになった時にお話しします。
未練がないわけではないけど、
SHINJOが『グラブが限界』と言っていたように、
ぼくの場合は右肩が限界ですね」
(中スポ、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
2007年のシーズンに向け、
若竜が動き始めました。
1軍の選手は休みに入りましたが、
この日、ナゴヤ球場で2軍選手の練習を再開。
午前10時から始まった練習には、
フェニックス・リーグに参加していた佐藤充らが参加。
森岡、前田、小山、普久原、春田なども
屋内錬習場で打撃錬習を行うなど、早速始動したそうです。
また今季限りでの
引退を決意した
落合英二も
ユニホーム姿で参加。
軽い練習だったようですが、
練習後には、英二を慕う若手選手らに
胴上げをされたそうです。
気持ちは決まっていながらも、
まだ引退か他球団でやるのは半々という
気持ちの揺れがあるようですが、
最後は「みんな、ありがとうな」と言い残し、
ナゴヤ球場を後にした英二。
こんなセレモニーもなかなかいいですよね。



たしかに跡を濁しまくりの退団でしたね>長嶋コーチ
これを公認するフロントも懐が広いというか
何も考えていないというか・・・
これで人数が絞られると
ポロシャツでベンチに入る人はいなくなるのでしょうか?
投稿: MegaDra | 2006年10月29日 (日) 16時36分
長嶋コーチ、秦コーチの退団は、後味が悪い印象ですね。
いろいろと内部事情があるのでしょうが、落合監督のもと
来シーズンも同じコーチングスタッフで出発するとばかり
思っていましたので、寝耳に水でした。
光信選手、川岸投手、櫻井選手の戦力外通告も
予想外の出来事でした。
光信選手は、昨年の開幕2戦目のサヨナラ本塁打のほか、
一昨年に甲子園で井川投手から放った同点スリーランや、
東京Dで選んだ貴重な押し出しなど、随所にインパクトある
活躍を見せてくれましたね。故障さえなければ、これからが
まさに円熟期で、ドラゴンズで息の長い選手になれたはず。
大変残念ですが、他球団に行っても応援したいと思います。
寂しいニュースが相次ぐなか、英二投手の胴上げは
良かったですね。良き兄貴分として、若手投手の育成に
力を注いでほしいと思いますが、可能性があるならば
他のチームで、英二投手の雄姿をまた見たいとも思います!
投稿: ドライチ | 2006年10月29日 (日) 17時35分
ひえ?っみっちゃんがーっ!!
大西の時くらいびっくりしました。
仕方ないのか・・・仕方ないのか・・・ファンは思い入れありますけど、戦力にならないんじゃしょうがないか・・・(くすん)
神奈川軍団が一気に2人減っちゃいますね。
ところでコーチの解雇もいろいろ大変なんだなぁって思わされましたね。
人間関係っていうのが本当だとして、それを暴露して愚痴る長嶋さんもどうかと・・・どっちもどっちって気がします。
でも、選手もですけどスタッフも、契約が切れるとその後が大変ですよね。
何とかお仕事見つかるよう祈ります。
投稿: doraco | 2006年10月29日 (日) 22時00分
コメントありがとうございます!
>MegaDraさん
自分としては、長嶋コーチが批判することより、
これを認めて言わせてしまう球団の方に
ちょっと疑問を感じましたね。
どっちもどっちという気もしますが、
また新たにアンチ落合が増えてしまったようです(^^ゞ
>ドライチさん
高橋光信選手のような選手は
これから味がさらに出てくると思われるので
ちょっと決断が早かったかもしれません。
ただこれで現役生活に終止符と
いうことはないことを願っています。
いろんなゴタゴタのあとに
英二投手のフォトをみたら、ホッとしました。
やはり野球はチームワークだなと
改めて感じさせられました。
>doracoさん
この時期になると、やはり野球選手は
契約で成り立っているのだとつくづく感じます。
横浜高の光信選手、桐蔭学園高の川岸選手、
まずい、神奈川軍団2名減少。
勢力が低下してしまいますね(T^T)
大社ドラフトで補ってもらわないと。
それにしても、みっちゃんは惜しいです...。
投稿: Toshikichi | 2006年10月29日 (日) 22時13分
うーん、予想以上にいきなり色々来ましたね。
光信の戦力外も意外なら、コーチ編成も意外でした。
来年のドラゴンズの姿が見えてくるのは
しばらくかかりそうですね。
投稿: コロンビー | 2006年10月29日 (日) 23時48分
コメントありがとうございます!
>コロンビーさん
ゴタゴタは好きではないですが、
チーム作りはしっかりしてくれればと思います。
近日中に落合監督の続投が決まりそうですが、
具体的になってくるのは、それからでしょうね。
投稿: Toshikichi | 2006年10月30日 (月) 10時02分