若竜に常勝エキスを、辻新2軍監督就任。
ドラゴンズの新しい2軍監督に
西武の黄金期に名二塁手で鳴らした
辻発彦氏の就任が決まり、この日契約。
球団事務所で就任会見を行いました。
落合監督のラブコールに応えた辻新2軍監督。
『勝てるチーム』作りと若竜の底上げのために
その才腕を奮うべく、抱負を語ってくれました。
◆辻発彦 2軍監督
<球団事務所での就任会見での一問一答。
新2軍監督として、今の心境は>
「コーチ経験はありますが、
コーチから見た監督はたくさんいるし、
選手の時も名監督をたくさん見ました。
それを生かしながらやりたいです」
<落合監督の野球に対する印象は>
「直々にお話をいただきましたが、
落合監督の野球は見ていて共感できた。
ファームは非常に大切だという話も、
私としては意気に感じましたね。
投手力中心の守りの野球が大切だと、ボクも思います。
落合監督には打つこと、守ることは
自分の思うようにやってくれと言われてます」
<いつ、どんな形で要請が>
「交流戦のインボイスドームですかね。
オマエにやってほしいと。
まあ、ボソボソと世間話でしたけど。
10月にはいって電話がかかってきて、
自分の最終年だけど、もし次の契約があれば
お願いするというお話をいただきました」
<披露したキーワードは『アマチュアリズム』>
「ボクはアマチュア的な考えが
一番いいのではと思っているんです。
トーナメントという厳しさの中で
アマチュアはやっている。緊張感がある。
がけっぷちの状況で、自分の力を出せるか。
それがアマチュア的な考えなんです」
<中日の若手選手の知識は>
「分かりません。
向こう(関東)の方にいたので、
ウエスタン・リーグを見る機会がなかったんです。
認識不足ですが、そこがボクとしては楽しみ。
イースタンならある程度わかりますが、
色眼鏡で見ることがなくゼロから判断できます」
<それでも甲子園で華々しく活躍した
2人の若竜の名はあがるも、特別視しない方針>
「平田君、堂上(弟)君は甲子園で見ました。
素晴らしい技術、パワーをもっています。
1軍で活躍してもらわないと困る。
(堂上弟は)周りの評価がすごく高かった。
身体能力、体の肉付きはすばらしいですね。
だが、すんなりと登れる山ではない。
でも実際にプロ(の集団)に入ると、
そこまですごくないと思うんです。
いくらやっても壊れない体があれば、
人より練習ができる。
そうすれば、間違いなく伸びる。
実際に接してみてからですが、
まずは、いくらやっても壊れない、
厳しい練習に耐えられる体づくりをしてから」
<落合監督が口にする『勝てるチーム』とは>
「自分が現役でやっているとき、
同じポジションの選手の力、
ドラフトで入ってきた選手の力が気になった。
下からの突き上げはすごく大切。
下からの突き上げの危機感がなかったら、
1軍のレベルが上がってこない。
上は勝つことが一番の目標です。
(2軍も)選手は勝つためにやりますが、
こちらとしては目をつぶってでも
育てないといけないこともある。
複雑ではありますが、勝つことだけには
必ずしもこだわらない」
<そこから常勝チームにと進化する>
「本当に強いチームは連覇するし、
常勝チームになります。
自分のころと時代は違うし、スタイルも変わる。
西武とは雰囲気も違うだろうし、
選手の性格も違うでしょう。
1軍と2軍の一本化。
それができているチームは強いと思います。
チーム内で危機感がないと常勝チームはできない。
1軍を脅かす選手を育て、送り込めれば。
本当に強いチーム、連覇できるようなチームが
できるように、少しでも役に立てるように頑張りたい」
(中スポ、東京中日、スポーツ報知、
時事通信、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
◆中川裕貴
<辻2軍監督の就任を受け、指導を熱望>
「名手だった現役時代のことは知っています。
僕は守備が一番の課題なので、
これまで気づかなかったことを指摘してもらえれば」
(中スポ)
◆澤井道久
<プロ2年目、辻2軍監督の就任を受け>
「取り入れられるものは、
どんどん自分のものにしたい」
(中スポ)
◆竹下哲史
<育成選手も積極的に教えを請う考え>
「参考になることは何でも吸収したい」
(中スポ)
落合監督直々の
要請に応え、
2軍監督の就任要請を
受諾した辻氏。
契約金2000万円、
年俸4000万円の
2年契約での入閣となりました。
西武でリーグ優勝を10度、
うち日本一を7度経験した辻氏は、
まさに常勝チームを生きてきた男。
就任会見では、『勝てるチーム』の
キーワードとしてがけっぷちの状況での
緊張感、さらに危機感を訴えました。
今季リーグ優勝を果たしながら
日本一を逃したドラゴンズ。
チーム全体に足らなかったもの。それが危機感。
それを若竜に植え付け、将来の常勝チームへの
礎にしていこうという考えを示しました。
そして2軍監督の仕事として、
下からの突き上げの重要性。
2軍の選手を育て、力をつけさせ送り出し、、
1軍の選手を脅かしていくことで
競争が生まれて、チーム全体が活性化する。
1軍選手がある程度固定されている
これまでの落合中日にはなかった若手の底上げ。
それが出来るのは、ドラゴンズについて
予備知識がほとんどない辻氏が適任。
そういう役割もあるのだろうと思います。
若竜にとってこれはチャンスでしょう。
特に内野手にとっては、名手と呼ばれた
辻2軍監督の指導を受けられるのは
願ってもないことですし、
埋もれていた選手も新たに発掘されるかも。
チームにとっても、プラスになってくると願っています。
また新入団予定の堂上直倫選手についても
決して特別視せず、まずはプロとしての体作りから。
期待のスター候補のひとりとなる
堂上直倫選手をいかに一人前に育てられるかと
いうことも、その才腕にかかってくることでしょう。
ドラゴンズに新たな常勝エキスを
注入してくれるであろう辻2軍監督。
4日からナゴヤ球場で始まる
秋季キャンプからチームに合流する予定。
いろいろタイヘンかもしれませんが、
ぜひともその力を大いに発揮してほしいと思います。
ナゴヤからの話題。(1日)
◆小田幸平
<特権返上でナゴヤ球場へ。
屋内練習場で筋力トレなどで汗を流す>
「休んでいると何だか不安になって。
落ち着かないから体を動かしにきました」
(中スポ)
◆藤井淳志
<落合監督からの右打ち専念指令を受け、
左打席を封印。強化指定選手に指名され>
「前向きにやりたい。
フェニックスリーグでは
右投手から打率を残せた。
秋季キャンプで自信に変えたい。
右で結果を出したい。やるしかない」
(スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
◆平田良介
<母校・大阪桐蔭高の後輩、
中田選手が高校通算65発を記録したことに>
「僕の通算70本は超える。
80本、いや100本はいけるでしょう」
<自身は初めての秋季練習に参加し汗まみれ>
「毎日が地獄絵図です。
全身に筋肉痛がきてますが、
故障だけはしないように頑張りたい」
(名古屋ニッカン)
4日からの1、2軍合同秋季キャンプ練習まで
主力組は休日となっていますが、
そのなかで小田が休日返上、筋トレで汗を流しました。
森野にしろ、朝倉にしろ、そして小田と
ドラゴンズの選手は、本当に勤勉ですね。
確かにシーズン中も試合のない月曜日も
練習していましたから、休み慣れていないのかも?
それが危機感につながっていくのでしょう。
またスイッチヒッターの
ルーキー・藤井が左打ちを封印。
この日も右打席のみで
フリー打撃、バント練習をこなしました。
シーズン終盤に落合監督に
「右で勝負しろ。
しっかりとした形をつくればいいんだ」と
右打ち専念指令を受けた藤井。
今季は開幕スタメンを果たしたものの
結局は、40試合のみの出場で打率.146。
守備、走塁のレベルは高いだけに
やはり課題は打撃ということになってきます。
新井同様キャンプの『強化指定選手』に指名されました。
この秋が勝負となりそうです。
◆小林正人
<ブルペンで110球の投球練習を行う>
「4日からの(秋季)キャンプに備えて
しっかり体を作るためです。
球数が多いという意識はないですよ。
シーズン中はあまり球数が多くないから。
一度体を休め、キャンプから
急に投げ始めるのは良くない。
突然投げると体もびっくりするので、
ケガだけはしないために」
<キャンプでのMICHEAL化計画を語る>
「MICHEALはフォームの打ちにくさ、
というのがあると思う。
ボール自体ももちろんだけど、
フォームにも何かある。
左では八木もそう。
球速が特別出ていなくても、打ちにくい。
自分も打ちにくさで勝負しないといけないから」
<フォーム修正の中身はキャンプで>
「今のままでは満足できない。
新しいことに取り組まないと」
(中スポ、名古屋ニッカン)
◆齊藤信介
<ブルペンで新球・シンカーを中心に
40分間投げ込み、手応えを掴む>
「(狙い通りの場所に)決まりまくっていた。
後ろをやれと言われたらやる。結果を残すだけ」
(スポニチ名古屋)
小林が4日からのキャンプを前に
ブルペンで投げ込みを行いました。
シリーズでは小笠原への死球のたった1球で終わった小林。
キャンプでの課題に、横手フォームの修正。
その手本として、北海道日本ハムの守護神、
MICHEALの名を挙げました。
日本シリーズでは、ドラゴンズ打線が
全く手も足も出なかったMICHEAL。
その独特なフォームを「何かある」と感じ、
打ちにくさを追求していくようです。
フォームと同様、ハートも強くなってほしいです。
またルーキー・齊藤も投げ込みを。
秋季練習からシンカーに取り組んでいるとのこと。
「決まりまくっていた」というフレーズが
いかにも齊藤らしいですが、
来季は中継ぎとして、1軍で登板出来るよう、
しっかり習得してもらいたいです。
鈴木ら8選手、昇竜館退寮
(中スポ)
◆鈴木義広
<合宿所『昇竜館』から、今オフ退寮。
奮発して名古屋市内の高めのマンションを借りる>
「(香川の)両親が来ても
泊まれるように広い部屋を選びました」
<食事面は栄養よりも量を心配>
「今年の春季キャンプでは
10キロぐらい体重落ちちゃって…。
それで(球の)スピードが出なくなって、
開幕1軍にも入れなかったんです。
体重を落とさないことを心掛けたい」
(中スポ)
◆藤井淳志
<社会人出身で1年目を終えたばかりでの独立に>
「不安なのはやっぱり食事ですね。
先輩たちは自分で作っているみたいですけど、
どうしたらいいか考え中です」
(中スポ)
今朝の中スポによると、
若竜の合宿所『昇竜館』から、今オフは
8選手が退寮することになったそうです。
藤井、鈴木ら退寮する選手たちは
すでに新居探しに乗りだし、
12月中旬までに引っ越しを済ませるとのこと。
鈴木、藤井の他には、森岡、長峰、中田、
中村一生、普久原、柳田が退寮ということになりました。
なかでもスーさんは広いマンションを借りたようです。
ほとんどの選手が初めての1人暮らしということで
食生活や体調の管理にさらに責任が求められるでしょうね。



こんにちは。今日も豊富な情報を有難うございます。
辻発彦2軍監督、楽しみですね。若竜たちの予備知識は
ほとんどないとのことですが、先入観なく、まっさらな気持ちで
指導していけるでしょうね。常勝レオ軍団の中心選手として
黄金時代を支えた辻氏の経験を生かした指導、期待しています。
ところで藤井選手、右打ちに専念ですか。
打撃力が向上すれば、もともと走守のレベルは高いですから、
レギュラー争いに割って入れますね。秋季&春季キャンプでの
成長を楽しみにしたいと思います。
投稿: ドライチ | 2006年11月 2日 (木) 16時19分
Toshikichiさん、こんにちは。
辻二軍監督、噂はされてましたが正式に決まりましたね。
西武時代に7度も日本一を経験しているのは、ほんとに
心強いです。
悲願の日本一達成のため、技術面だけでなく精神面での
指導も期待したいですね。
活きのいい若手をどんどん一軍へ送り込んでほしいです!
投稿: daojing(オヤジ) | 2006年11月 2日 (木) 16時23分
コメントありがとうございます!
返事が遅くなってごめんなさい。
今日はナゴヤで優勝パレードがあるそうで、
お天気になってよかったかなと思います。
>ドライチさん
辻氏もまさかドラゴンズの2軍監督に
なるとは思わなかったでしょうね。
これまでのドラゴンズにない部分を注入してほしいです。
藤井選手もあと一歩なんですよね。
来季はより野球にどん欲になって、
英智選手と張り合えるくらい成長してほしいです。
>daojing(オヤジ)さん
黄金期の西武でレギュラーをずっとはっていた辻氏。
相手が嫌がるプレーをかなりしていた印象があります。
元同僚の奈良原選手もきっとコーチに就任してくれると
思いますので、ツジイズムをもった
活きの良い内野手を作り上げてほしいです。
投稿: Toshikichi | 2006年11月 3日 (金) 09時56分