岩瀬のんびり、昌やる気と戦力外竜戦士その後。
ドラゴンズの秋季練習は、2度目の休日。
新聞休刊日となった東京中日には、
岩瀬、山本昌のオーバーホール組の話題が。
またドラゴンズを戦力外となった
高橋光信、川岸らが他球団のキャンプにテスト参加。
来季も現役を続けられそうな気配です。
◇岩瀬仁紀
<オーバーホール先でゆっくり休養>
「のんびりしていますが、
ぐったりしてます。疲れてますね」
<調整の試練はシーズンが終わってから>
「シーズン中は予定が決まっていて、
それに合わせて調整していますし、
気持ちが張りつめてる。
終わると体を動かさないし、
張りつめてたものが切れて、
一気に疲れが出るんです」
<自主トレをいつ始めるかは白紙>
「来年の開幕から逆算して始めます。
年内に始めるかもしれないし、
年明けになるかもしれないし、
とにかく心技体がやる気になるまではゆっくりします」
(中スポ)
◇山本昌
<東京中日のロングインタビューから抜粋。
170回2/3の投球回数は最近の中では
一番多かった(98年・182イニングに次ぐ)>
「この3年で監督と森コーチに鍛えられましたね。
6、7回投げられれば、あとは頼りになる
いいピッチャーが控えている。
でも(監督と森コーチの)2人は
先発は出来る限り投げるという考えで、
ぼくも3年間でその意識付けができました。
体が覚えるんですよね。慣れですね」
<そのための調整もしっかりしている>
「調整に関しては一貫してますね。
昔から見てくれるトレーニングコーチや
トレーナーをはじめ、みんなすごくケアをしてくれる。
本当にありがたい。ガタッとくることはそうはない。
今年のようにしっかり体をつくれたらと思います」
<肩の可動域が広いと聞きましたが>
「肩がたえず良ければ、ある程度は投げられる。
可動域がしっかりあれば先発としてやれます」
<来年は通算200勝がかかる>
「200勝もあるけど、とにかく日本一になりたい。
勝ってシーズンを終えたい。最後に負けたくない」
<そのための目標は?>
「ぼくは先発できなくなったら終わりです。
2けた勝って、1年間ローテを守って。
やることは今年と同様」
<今年の投球回数といい、
成績といい、年齢を感じさせない>
「年は感じてないですよ。
あれができなくなったとか、中にはあるけど、
力を振り絞ってやればできる。
劣化してるでしょうけどね」
<来年も中日は楽しみ>
「個人的な目標はみんなからいろいろ言われるけど、
この強いチームだったら、調子が良くて
ローテを守って26、27試合投げられれば
2けたは勝てると思います」
<そして日本一>
「(4回優勝したけど)
日本一になるというのは難しいものですね。
監督が52年の壁と言ってたけど、
今のチームなら連覇することはできる。
日本一になりたい」
(東京中日・中スポより抜粋)
憲伸と昌さんについては、前回に触れましたが、
この日は守護神・岩瀬の近況が入ってきました。
今季も56試合に登板し、2勝2敗40セーブをマーク。
そして待望の胴上げ投手にもなった岩瀬。
しかし疲労の蓄積は並大抵ではなく、
このオーバーホールでは、野球のことも考えず、
のんびりと過ごしているようです、
自身のコメントにもあるように
すごい疲れが出てきているのはわかりますね。
確かにあれだけの緊張感のなかで投げれば、
シーズンが終われば、反動も想像以上にあるのでは。
それにしても鉄腕ぶりには頭が下がります。
時期が来れば、また動き出してくれるであろう守護神。
まずはゆっくりと休養すること。
そして蓄積した疲労をしっかり取ってほしいですね。
また今季、一番印象に残ったプレーは
「9月30日(対阪神=甲子園)に勝てたこと」と
語っていた昌さんのロングインタビューからは
来季に向けての意気込みと自信を感じました。
なかでも
「200勝もあるけど、とにかく日本一になりたい。
勝ってシーズンを終えたい。最後に負けたくない」
「ぼくは先発できなくなったら終わりです」
この言葉が印象に残りました。
今年の日本シリーズ、流れが変わったプレーの1つは
やはり、第2戦の昌さんの送りバント失敗。
あのプレーから黒星を喫し、
そのまま悪夢の札幌へとつながってしまいました。
昌さん自身も、今回も日本シリーズで勝てなかった。
また日本一になれなかった。
その悔しさは人一倍だと思います。
そのためには、来季もしっかり先発で投げる。
そして200勝を達成し、連覇を成し遂げ、
日本一になり、最後を勝って締める。
明確な目標が立てることで、
来季に向け、再びトレーニングを始められる。
疲れも取れはじめ、
そういう時期に入ってきたのだと感じました。
「(オフは)ナゴヤ球場に行きます。
毎日行けるかわからないけど、
3日に1回はキャッチボールをしたい。
投げられる日は、来ている選手を
つかまえてキャッチボールを」
と話していた昌さん。
41歳、24年目のシーズンも
大いに頼りにさせてもらいますよ。
ナゴヤからの話題。(12日)
◇澤井道久
<休日のこの日、ナゴヤ球場を訪問。
ネット裏から古巣・東海理化の試合をを見守る>
「東海理化が試合をするということを
聞いたので、応援にきました。
ボクも負けないように
頑張らないといけないですね」
(名古屋ニッカン)
この日は、秋季キャンプ2度目の休日。
なぜかというと、
ナゴヤ球場が空いていなかったから。
アジアシリーズも踏まえ、この日は
社会人野球の試合に球場を貸し出していました。
その試合が東海理化対韓国・デンソー豊星戦。
東海理化といえば、2年目・澤井の古巣。
しっかりナゴヤ球場を訪問。
かつての同僚のプレーに熱い視線を送っていたようです。
◇西川球団社長
<小笠原争奪戦への基本方針を明示>
「既に白井オーナーとの話は終わっている。
(小笠原が)今オフ一番
獲得したい選手であることは間違いない。
資力に応じてということです。
ある程度、限度を決めていかないと。
日本ハムさんの3年15億円ぐらいなら対抗できる。
落合監督から一番欲しい選手である事は聞いているが、
マネーゲームはしないでくださいと言われている。
明日(13日)に日本ハムさんが
残留交渉をするということだし、
巨人さんも近々交渉する。
日本ハムや巨人の出方を見ます。
そこで提示された条件などの情報を収集して、
とても手が届かないという条件なら、
いろいろと考えなければ
いけないこともあるだろう。
他が凄い額を提示してくれば白旗を掲げるしかない。
その場合は外野手を探す」
<落合監督の出馬について>
「落合監督が直接、
交渉の場に出ることはないでしょう。
もっとも、彼は(小笠原と)いつでも
連絡を取ろうと思えば取れるはずですが。
頼みは監督だね」
<サードの森野は一時的にコンバート>
「(小笠原を獲得できた場合は)
森野は外野に回すことになるでしょう」
(中スポ、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
◇落合監督
<秋季練習の休日を東京の自宅で過ごす。
小笠原問題には、これまで同様の発言に終始>
「話し合うのはこれから。
何を焦る必要があるんだ。
(アジアシリーズが)終わったからって、
すぐに会えるわけじゃないだろ」
(中スポ)
アジアシリーズがこの日、終了。
日本代表の北海道日本ハムが
アジアナンバーワンに輝きました。
それが終わると、FA戦線も本格化。
この日、西川球団社長が
北海道日本ハム・小笠原獲りについて、
まずは北海道日本ハム、巨人の見方をうかがい、
最後にアタックをかけるなど基本方針を披露。
あくまでもマネーゲームは重ねて否定。
情報収集をしてから、手を挙げることを
明らかにしました。
資金力ではライバル巨人と差がありそうで
前評判では勝ち目は薄そうな感じ。
しかし金額よりも落合監督と小笠原との
『絆』にかけるというドラゴンズ。
ただ小笠原の脳裏に落合監督の名はあっても、
ドラゴンズ、そしてナゴヤに来るという
選択肢はあるのか気になるところですが、
まずは静観からスタートのようです。
◇西川球団社長
<今季三塁の定位置を奪われた
立浪との契約交渉で提示する条件を明示>
「代打の値段というものが
あるんじゃないかな。
(レギュラーだった)今までのような
高額な年俸は難しいんじゃないかと思う」
<リーグ優勝に貢献したミスタードラゴンズに
球団サイドは『救済措置』も検討>
「その分、穴埋めと言っては何だが、
(減額分の)全部というのは無理だが
取り戻せるようなインセンティブは付ける。
インセンティブで半分くらいまでは
(補てん)できるようにしたいとは思っている」
(スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
もう1つ、西川球団社長からの話題。
今季サードのレギュラーを奪われ、
代打の切り札としてリーグ優勝に貢献した
ミスタードラゴンズ・立浪の来季の年俸について
球団側は『代打価格』として提示。
大幅な減俸となる可能性を示しました。
レギュラーはく奪を言われた今季。
立浪は勝負をかけ、2億2500万円で1年契約。
開幕こそ定位置のサードで迎えましたが、
交流戦以降は、森野の成長もあって、控えに。
しかし7月以降は『代打の切り札』として、
持ち前のチャンスに強い打撃を披露。
新境地でリーグ優勝に貢献したものの、
球団としてはあくまで高年俸は
レギュラーとしての額。
代打となると、このような金額は出せないと
減額リミットぎりぎりとも言える
『代打価格』の提示を示唆しました。
しかし生え抜きの功労者にそれではと、
球団側は、最大で4000万円程度の
インセンティブを用意しているもよう。
『代打の値段』って...。
一振り何百万円って感じなのでしょうか?
せっかく優勝したのに、いきなりこんな話題は、
ミスターに対し、かわいそうな気がするのですが。
ただどちらにしてもダウンは確実のよう。
果たして厳しい現実が提示されるのか。
20年目の更改は少々荒れるかもしれませんね。
今日のその他。(12日)
◇高橋光信
<倉敷での阪神秋季キャンプの練習に合流。
フリー打撃など合流初日を振り返り>
「あんまりアピールできなかったですね。
緊張して何が何やら分かりませんでした。
(手応えは)あまりないんです…」
(中スポ、サンスポ、スポニチ大阪、デイリー)
◆岡田監督(阪神)
<高橋光信のフリー打撃をチェックし、
テスト合格を明言。入団を内定させる>
「力は分かっているし、方向としては、
もうある程度、前向きに戦力ととらえている。
バッティングはもともとええからな。
代打に一番適しているよ。
バットの出は相当いいよ」
<打撃を高評価するうえに
今季苦手にした中日対策でも効果満点>
「そりゃあ、いろいろ話は聞けるわな」
(中スポ、サンスポ、スポニチ大阪、デイリー)
◆正田打撃コーチ(阪神)
<高橋光信の実力を再確認>
「実力はもう分かってること。
長打も打てるし、左右問わずに打てる。
十分戦力になってくれる素材。
交流戦では指名打者でも使えるよ。
町田、スペンサーがいないところでいい補強になる。
実力的なものはわかっている。どこを見るとかはない」
(中スポ、デイリー)
◇川岸強
<東北楽天の秋季キャンプで
入団テストを受け、入団が確定的に>
「すべてを出し切るように頑張る」
(中スポ)
◆野村監督(東北楽天)
<川岸の投球に鋭い視線を送りながら、
シダックス監督時代の激闘を思い浮かべる>
「対戦? あの時は
(トヨタ・川岸についての)情報がなかったから
コーチと話し合って、狙い球を絞らせたんだ。
まだ獲るかどうか決まっていないし、
明日見てからだな」
(サンスポ)
◇櫻井嘉実
<福岡ソフトバンクの秋季キャンプに参加。
テスト初日から打撃をアピール>
「緊張していっぱいいっぱいだったけど、
自分の持ち味の打撃をアピールしたい。
(田上秀則、仲澤の2人の活躍は)心強い。
僕には打撃しかないので」
(東京中日、スポーツ報知)
◆角田球団代表(福岡ソフトバンク)
<櫻井の獲得について>
「まずは見てからだけど、右の外野なので」
(スポーツ報知)
ドラゴンズから戦力外通告を受けた
高橋光信、川岸、櫻井の3選手の続報が
立て続けに入ってきました。
まずは一番大きな扱いと
なっているのが、
阪神の倉敷キャンプに
合流した高橋光信。
ドラゴンズの背番号『0』の
ユニホームで参加し、
岡田監督、正田、町田両打撃コーチらの
見つめるなかでフリー打撃を披露。
ミート中心の打撃で47スイング中、サク越え3本。
13日の紅白戦を前に、内定通知が出たようです。
光信に関してはケガさえなければ
イケるのではと思っていました。
岡田監督としては、右の代打としての他に、
ライバルであるドラゴンズの内部情報も
仕入れたい考えもありそうです。
きょう13日の紅白戦には『5番・DH』で
起用し、最終決定を下すようです。
また東北楽天のテストを受けた川岸。
野村監督も見つめるなか、ブルペンで約30球。
ストレートのMAXは136キロだったそうですが、
社会人時代の川岸も知る野村監督もまずまずの評価。
球団としても「よほどのことがなければ取る」そうで
13日の紅白戦で最終チェックを受け、
正式に合格が決まりそうです。
さらに櫻井は、宮崎で行われている
福岡ソフトバンクの秋季キャンプにテスト参加。
自慢の打撃など披露したもよう。
6日のトライアウト直後、球団から連絡が入り、
テスト参加が決まった櫻井。
ソフトバンクといえば、
昨年、ドラゴンズからの戦力外などから
田上秀則と仲澤が採用となり、
今季それぞれが新天地で活躍を見せてくれました。
果たして櫻井が、彼らと同じチームに入り、
未完の大器といわれた打撃を開花できるか。
テストは14日まで。秋に櫻が咲くことを願いたいです。



立浪選手の大幅な減棒は、なんだか納得がいきません。
そもそも「代打価格」という言葉も初めて聞きましたし(苦笑)。
勝負どころでの貴重な一打や、球場を沸かせる圧倒的な
存在感など、さまざまな貢献度を加味すれば、現状維持、
あるいは微減くらいに留めてほしいものです。
明るい話題は、やはり光信選手と……川岸投手ですね。
川岸投手は、入団時からずっと期待していたので
ドラゴンズを去ったのは非常に残念でしたが、
新天地が早めに決まって良かったです。
コンディションを万全にして、セットアッパーの地位を
築けるといいですね。これからも応援したいと思います!
投稿: ドライチ | 2006年11月13日 (月) 16時47分
山本昌頼もしいです!
自分で「年は感じてない」って言えるくらいですから
相当な自信があるんでしょうね。
昌なら投球回数200回でもたぶん平気でしょうね。
来年も貴重な先発左腕としてローテを守って2ケタ
勝って、トラゴンズの日本一と200勝両方同時に
達成して欲しいです。
投稿: daojing(オヤジ) | 2006年11月13日 (月) 17時16分
ドラゴンズはどんな補強をするか楽しみです。
上田、奈良原は小笠原のための布石だと思って
目をつぶっていましたが、もう少し活躍できそうな
年齢の内野手を補強してほしいですね。
内野の強化を打ち出していますが、若手を鍛える
だけでは、戦力アップ不足でしょう。
投稿: ギンタロウ | 2006年11月13日 (月) 22時08分
みなさんコメントありがとうございます!
今夜はプロ野球コンベンションがあり、
MVPやベストナインが発表されます。
GG賞同様、独占なるか?
そして憲伸、岩瀬、ウッズ、福留各選手のなかで
誰がMVPに選ばれるのか、とても楽しみです。
>ドライチさん
確かに高額プレーヤーになると
上げ幅は小さい、ダウンは大きいと思いますが、
この時期にこんな話題になるのは、困りますね。
ダウンはしかたないですが、
双方が納得いく方向がいいですね。
川岸投手、このまま終わってほしくなかったので
東北楽天内定、うれしいです。
今季の鉄平選手のように目立ってほしいです。
>daojing(オヤジ)さん
インタビューの構成の仕方もありますが、
実に威勢のいい語り口になりました。
ただそれだけ体が動いているのも事実。
ぜひとも2ケタで、200勝に乗せてほしいですね。
>ギンタロウさん
言われるとおり内野手の強化は、課題ですね。
川相、奈良原、光信選手が抜け、
立浪、ウッズ、渡邉選手は高齢化。
アライバに続く人材として
中堅どころがほしいですね。
ただここで一気に世代交代もしたいところ。
鎌田選手、森岡選手、今季目立てなかった
この辺りの選手の伸びに自分は期待したいです。
投稿: Toshikichi | 2006年11月14日 (火) 09時48分