いきなり地獄、ドラゴンズ秋季練習開始!
ドラゴンズの秋季練習が、
この日からナゴヤ球場で始まりました。
40選手が参加し、若手の底上げを目指す練習は
初日からいきなり9時間半に渡る超ハードメニュー。
落合監督による猛烈なしごきが展開されました。
◇新井良太
<1時間50分で1679球。両足にけいれんを
起こしながらも。執念でバットを振り続け>
「へたくそは練習あるのみ。
今まで、こんなに打ったこと? ないっす。
ずっとバット握っていたから、
指が(バットから)くっついたまま離れない。
バットを握った左手が開きませんでした。
こんなの初めてです…。
でもつぶれるまでやりますよ。
(罰金など)お金とかじゃなく、プライドっす」
(東京中日、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
◇中村公治
<終わらない速射打撃、さらにオレ流ノック。
終了後はよたつきながら疲れ切った表情で>
「ホントに放心状態でした。
(すべての練習が)終わって、
やっとしらふになりました。
死ぬかと思いました。でも頑張ります…」
(中スポ、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
◇森野将彦
<猛練習に慣れている先輩も意気込みを口に>
「秋季キャンプは自分がどこまで
挑戦できるかというキャンプ」
(時事通信)
◇落合監督
<中村公治、新井ののスイングを見てニヤニヤ。
報道陣に実際バットを振らせて早振りのコツを説明>
「オレならあんなムダな動きはしないけどな。
上半身と下半身の動きが、連動してない。
ムダが多すぎるんだよ。要領を覚えなきゃな。
頭のてっぺんからつま先まで、
連動させれば疲れない。あとはかかとの使い方。
オレはもっと速い間隔で、2時間打っても平気だった。
上(半身)と下がバラバラだろ?
最後まで(コツに)気付かなかったなあ…。
それに気づいてくれるかどうかだな。
このキャンプでは技術は教えない。
教えるのは簡単。でも、振って体に覚えこますのが
本人らにとっちゃ、一番大切なこと。
下半身の力ってのは、振ってつくるもんなんだから。
まず振る体力をつけないと。
振って振って無駄のない打ち方を
体で覚えるしかないんだ」
<オレ流地獄ノックが初日から行われたが>
「きのうパレードで両手を振っていただろ?
ノックバットを持つ準備はできていた」
<9時間30分の練習を終え球場を離れる際、
会心の薄ら笑いを浮かべる>
「まだまだじゃないか。
(初日は)こんなもんでしょう。
今後も? やってみないとわからない。
まだハードに? 予定は未定だな」
(中スポ、サンスポ、スポニチ名古屋1、2、
名古屋ニッカン、デイリー)
◆秋季練習参加メンバー◆
【投手】 佐藤充、川井、中里、吉見、中田、樋口、鈴木、
チェン、山井、石井、金剛、齊藤、小笠原、
佐藤亮太、石川、高江洲、久本、金本、小林、加藤
【捕手】 小山、清水、小田、前田、小川
【内野手】 新井、森野、中川、森岡、澤井、柳田、鎌田、竹下
【外野手】 平田、藤井、上田、春田、中村公治、英智、普久原
(東京中日より)
参加メンバーは↑上の通り。
育成選手2人を含む40人の選手に
韓国・LGから5選手が特別参加して始まった秋季練習。
午前9時30分に、ナゴヤ球場に隣接する屋内練習場で
野手組がランニング、キャッチボール、
打撃練習を開始すると、正午過ぎからは
投手組も合流してナゴヤ球場でノックなどの
メニューで汗を流した初日。
しかしすべてが終了したのは、午後7時。
9時間30分という時間が、そのすごさを感じさせました。
続投会見などで、
猛練習を予告した落合監督。
初日は新井と中村公治に対し、
長時間のマシン打撃を指令しました。
その内容も厳しいもので、
カーブマシンの投球間隔を
通常の2倍の速さに設定。
1分間に16球が飛び出す最高速で
1球ごとの間がほとんど取れないなか
さらに「見逃し1球で罰金1万円」という
ペナルティーを付け、
バットを振り込まれる徹底ぶり。
中村公治は、1セット15分を2セット延長され、
合計45分の718スイング(2球見送り)
さらに新井に関しては、
「2時間くらいずっと打っておけ」と放置された末、
結局7セットでの1時間45分、
なんと1679スイング!(1球見送り)
インターバルを含めてはいますが、
両足がつって、けいれんを起こしながら、
執念で振り切った新井は、
その場に倒れ込んでしまいました。
とにかくこの秋季練習では、
振って振って振り込ませる。
長尺バットによるロングティーなどもあるそうで、
まず振る力をつけること。
ムダのない打ち方を体で覚えること。
つぶれても良い秋季練習ではとにかく体力作り。
その一環が伺える一幕だったと思います。
限界に挑戦し、必死に食らいついていくことですね。
◇藤井淳志
<初めての地獄ノックを体験し、
もん絶するも、終了後はスッキリ>
「両足が一気につったのは初めてです。
初日ですが、最高のキャンプになると思います」
<プロとして初めての秋も迷いはない>
「今はやるべきことがハッキリしています。
右の打撃1つです。
(右1本になったフェニックスリーグでは)
以前は打てなかった右対右の
逃げていくスライダーが打てるようになっていた。
左に取り組み、右の悪いクセが抜けていた」
<プロ1年目を振り返り>
「本当にいい経験をさせてもらえた。
開幕はスタメンで使ってもらい、
優勝決定のときは宮崎にいた。すごく悔しかった。
日本シリーズは少しだけど試合に出て、
いつかこのフィールドに主力として
立ちたいと、強く感じた」
(中スポ)
◇石嶺打撃コーチ
<藤井のスイッチ断念の理由を語る>
「足があるから左打ちなら率が稼げる、
というほど簡単ではない。
落合監督も話していたけど、
中途半端になるよりも、1本に絞って、
右打席の練習量を増やした方が近道だと思う」
(中スポ)
◇普久原淳一
<落合ノックを受け、最後の
『各自10本ノーミス』を2度目でクリア>
「ほかの2人(中村公治、藤井)よりは
(ノックが)軽かったですね。
監督には体力がないと言われたので、
体力強化と練習量を増やしたいです」
(中スポ)
◇鈴木義広
<2年目の秋はマイペース調整で>
「投げますけど、200球とかむちゃなことはしません。
どういうふうに調整すればいいのかわかってきました」
(中スポ)
◇吉見一起
<森コーチから振りかぶったときの
左足の引き幅を大きくするよう指摘され>
「不安定なバランスで(投げるまでに)
連動していないと言われました。
コントロールがばらつくのだろうと思います。
足を引いても変な感じはないのでやってみます」
(中スポ)
また落合監督は、今回のメーン球場となる
ナゴヤ球場のグラウンドでも精力的。
マシン打撃を終えた中村公治、
さらに藤井、普久原、平田ら外野手6選手に
おなじみのオレ流ノックを早くも披露。
強く、弱く、右に、左に
とにかく振られ走らされ、昨季の秋季キャンプで
森野を失神に追い込んだオレ流ノック。
初日は40分ほどだったようですが、
特に集中砲火を浴びた藤井は
「各自10分間ノーミス」で上がりをこなせず、
ゴールにたどり着いたときは
フラフラになったもよう。
やはり厳しさは12球団一のドラゴンズの練習。
その内容はハンパではないですね。
文字通り『鬼』となった落合監督も
「まだまだじゃないか。
(初日は)こんなもんでしょう」と
まだまだこの先、何かがありそうな予感を示唆。
果たして23日の打ち上げのときには
若竜達がどのように成長していくのか。
ちょっと想像がまだつきませんが、
チーム全体のためには、若竜の成長が大切。
厳しい地獄を乗り越えていく姿に
注目していきたいと思います。
ナゴヤからの話題。(4日)
さっそく選手指導 辻2軍監督
(中スポ、名古屋ニッカン)
◇川相内野守備走塁コーチ
<コーチデビューを果たし、ノックバットを握る。
投内連係終了後には選手を集めて呼びかける>
「練習のための練習ではなくて、
しびれるような舞台で
力が発揮できるような練習をしよう」
<コーチとしての感想は>
「練習のための練習ではなくて、
実戦のための練習をしてほしい。
その点はみんな意識して練習をやっていた。
一球をより大事にして練習してほしい」
<まだ勝手が違うのか、練習終了後には苦笑い>
「選手の時は動きまわれたけど、
コーチはじっとしていないといけないから腰が疲れた」
(中スポ、名古屋ニッカン)
◇奈良原2軍内野守備走塁コーチ
<就任要請を受諾。秋季練習にコーチとして参加。
コーチとしての意気込みを口に>
「シーズン途中から
(日本ハムからトレードで)呼んでもらって、
あまり貢献できなかった。
でも、こういうチャンスをもらったので頑張りたい」
<先輩コーチや、選手の動きをじっくり監察>
「コーチがどういう動きをすればいいのか勉強です」
(スポーツ報知、名古屋ニッカン)
この日から新しく就任した辻2軍監督、
さらに今季現役を引退、内野守備コーチに就任した
川相、奈良原両コーチが初めての指導。
練習前に落合監督に紹介されて
選手にあいさつすると、精力的に動いていたようです。
コメントはないですが、辻2軍監督も
内野手の併殺練習後に、
スローイングを指導するなど
名手の片りんを早くも披露していたようです。
まだまだ慣れないでしょうが、指導者も勉強。
若竜たちをしっかり育ててほしいですね。
◇伊藤球団代表
<23年ぶりのナゴヤ球場での秋季練習。
初日いきなり900人のファンでにぎわい>
「こうやってたくさんのファンの人に
来てもらえると選手も励みになると思う」
(中スポ)
無料開放となった今回の秋季練習。
初日には、900人のファンが詰めかけたようです。
この日もオレ流ノックのときには、
「そんなんじゃレギュラー取れんぞ」
とヤジのような声援も送られ、
それに落合監督が「その通り」と
呼応する一幕もあったようですよ。
きょうも天気が良さそうなので、
ファンがさらに集まるのではないでしょうか。
ただ路上駐車もあったようで、その辺はまずいかも。
ミエからの話題。(4日)
川上ら13選手がオーバーホール
(名古屋ニッカン)
◇朝倉健太
<この日、オーバーホールに出発。
基本的には体の手入れを目的に>
「とにかくゆっくり休みたい。ゴルフも控えます。
やっぱり相当に疲れがたまっているから。
14日からは秋季練習に合流するまでは、
ちゃんと休んで、そこから体を動かします」
(中スポ)
秋季練習を免除された主力13選手が、
この日、三重県伊勢市のメナード青山リゾートでの
オーバーホールに入りました。
「休むときはすべてを忘れて、徹底的に休ませる」
落合監督の指示でマイカー使用が禁止され、
球団が用意した大型バスで
全員そろっての現地入りとなりました。
この日参加した13選手は、以下↓の通り。
山本昌、デニー友利、立浪、谷繁、井上、岩瀬、
岡本、井端、川上、平井、福留、荒木、朝倉
(おそらく年齢順)
期間は13日まで完全休養を取る予定。
なお14日からは入れ替わりで
鈴木、森野、渡邉選手ら数人がオーバーホールに入ります。



ついに始まりましたね、地獄の秋季練習。
若竜たちのさらなる成長に期待が集まります。
それにしても、初日から9時間半とは!
落合監督の「まだまだ初日はこんなもん」というコメント
……考えただけで、これからが恐ろしくなります(苦笑)。
川相・奈良原両コーチと辻2軍監督の就任は
頼もしいですね。名手3名の指導で、特にディフェンス面での
レベルアップは間違いありません。しっかりと教えを吸収して、
堅実な守備力を身に付けてほしいです!
<PS>
「ちびたいやき」、美味しく召し上がられたようですね。
私も近々また、ヨーカドーか通販で再購入予定です。
投稿: ドライチ | 2006年11月 5日 (日) 15時12分
いきなり9時間半の地獄の秋季練習始まりしたね。
地元テレビのニュースでやってましたけど、中村公
は本当にフラフラでしたね。
20数年前浜松で秋季キャンプやってたときは何回
か見にいきましたけど、久しぶりの地元名古屋での
秋季キャンプ。
来週あたり時間を作って見にいきたいと思ってます。
投稿: daojing(オヤジ) | 2006年11月 5日 (日) 17時57分
このコーチ陣が教えると内野の若手がどれだけ伸びるかが
楽しみですね。
澤井や森岡がアライバの後に続いてくれれば、かなり選手層が
厚くなって、もっといろいろな采配が出来ると思いますから
今からどんどん鍛えてもらって、ぐっと成長してもらいましょう。
それにしても、新井のシゴキは普通じゃないですね。
これで素質が開花すれば、久々に和製の右の大砲が生まれます。
そうすれば、ベイスターズだけの特許じゃなくなりますね。
(2006年11月05日(日) 20:36)
投稿: ギンタロウ | 2006年11月 5日 (日) 23時31分
みなさんコメントありがとうございます!
秋季練習はじまりましたね。
いきなり地獄のようですが、
これを乗り切れるかで1軍への道も開けてきます。
頑張ってほしいですね。
>ドライチさん
いきなり9時間半というのは
正直驚いてしまうと同時に、
密度も濃かったようで、選手たちの体力が
心配になったりしてしまいました。
名手3人が並んでの指導。
ある意味個性のある3人なので、
3ショットを拝見したいなと思いました(^^)
>daojing(オヤジ)さん
中村公治選手もやってもらわないと
いけない選手ですね。
今季はケガなどもあって、
いまひとつカゲが薄かったですが、来
季は1軍に顔を出してほしいです。
秋季練習、ぜひとも見学に行って下さいね。
自分は行けないので、レポを期待されてもらいます!
>ギンタロウさん
相変わらずサーバーの不調で、
コメントのUPが遅くなってごめんなさい。
ドラゴンズも右の大砲がほしいですね。
横浜の多村、村田、吉村選手ら
見ていてとてもうらやましいですから。
光信選手の代わりに大きいのを打てる選手に
新井、中村ハム選手辺りが
なってくれることを願っています。
もちろん平田選手にも期待しますよ(^^)
投稿: Toshikichi | 2006年11月 5日 (日) 23時53分
試合よりも練習が楽しみなチームも珍しい気もしますが、
来年は新井をはじめ今鍛えあれている選手たちが試合に出るようになると
また楽しいシーズンになると思います。
投稿: コロンビー | 2006年11月 6日 (月) 15時51分
コメントありがとうございます!
>コロンビーさん
普段観られない練習を見て
頑張っている選手を応援していく。
そういう雰囲気はいいなと思います。
ただ春のようなオールスターキャストになると
路駐まみれになるかもしれませんね。
投稿: Toshikichi | 2006年11月 6日 (月) 17時25分