竜戦士活動花盛りと井端こだわりの新バット。
12月最初の日曜日となったこの日、
ドラゴンズの選手たちは、様々な場所での活動。
主には各地で行われた少年野球教室に参加。
地元の小・中学生相手を熱心に指導したようです。
そのなかで目立っていたのが、井端。
今季3割に届かず、満足な成績を残せませんでしたが、
来季は新バットで首位打者を狙うと宣言。
それも名匠仕立てのこだわりの一品で臨むようです。
◇井端弘和
<愛知県安城市での野球教室に森野と参加。
守備担当の名手を唸らせたのはなんと女の子>
「一番うまいなって思って誉めた子が、
髪の毛が長かったんです。
ひょっとしてと思ったら...」
<来季は新バットで首位打者獲りに挑戦>
「グリップを細くしたんです。
朝から晩までまる1日、工場にいて、
しっかりと話し合いましたよ。
今までは1、2時間くらいでしたからね。
削って、振って、また削って、振って…。
3、4回は作り直してもらいました。
(シーズン後)すぐに行ったから
シーズンの感触をつかめた。
ものすごく振りやすくなった」
<11月初旬、岐阜県養老町のバット工場を訪れ
バット作りの名匠・久保田五十一氏と相談。
新バットのグリップを削った理由は>
「もともとはバットコントロール
しやすいように、太く作ってあったんです。
でも最近は、ボクに筋力がついてきたんで、
(従来の)太めのバットが
逆に振りにくくなってきた。
ヘッド(の重み)が利いてほしいのに、
今年は感じませんでしたから。
細めは飛距離は伸びそうだし、
強い打球も増えそうです。
新しいバットでキャンプも自主トレも入るつもり。
来季は首位打者に届く数字を出す。
去年(05年・自己最高)の打率
(3割2分3厘)だけじゃなく、
首位打者に近いところを狙いますよ」
(中スポ、東京中日、名古屋ニッカン)
◇森野将彦
<愛知県安城市での野球教室で打撃を指導>
「野球が好きなら1日に10回でもいいから
素振りを続けていくこと。
そうすれば週末の試合が楽しくなる」
(名古屋ニッカン)
◇堂上剛裕
<地元・愛知県春日井市で少年野球教室。
真っ黒に日焼けした顔で熱心に指導>
「(公園を眺めて)懐かしい」
(中スポ)
◇佐藤亮太
<岐阜県中津川市での少年野球教室に
柳田とともに参加。約300人に指導>
「自分の言葉で伝わるかな。
身ぶり手ぶりが伝わったかなと心配でした。
でも、子どもたちがちゃんと
聞いてくれてうれしかった。
基本を教えるので、自分のやらなきゃ
いけないことも確認できて、有意義でした」
(中スポ)
◇新井良太
<山井、前田、高江洲、三木コーチとともに
愛知県知多市での野球教室&サイン会に参加>
「(野球教室は)楽しかったです。
強制せずに、友だち感覚で
『こういう感じでやったらどうかな』と、
アドバイスしました」
(中スポ)
この日井端は、
森野とともに
『安城元気フェスタ2006』に
参加し、地元の小・中学生
約250人を相手に
野球教室の講師役を務め、守備を担当。
捕球後の足の運びやグラブの出し方など
1時間30分にわたって指導しました。
イベント後、井端の口から
オーバーホール後の先月下旬に
ミズノ養老工場を訪問したことが明かされ、
そこで現役時代の落合監督、
またイチロー、松井秀喜らのバットを作る
名匠・久保田五十一さんとまる1日かけて
新たなバットを完成させたと語りました。
そのバットとは、総重量こそ変わらないものの、
従来よりもグリップを細くし、
よりヘッドの重みを生かしたタイカッブ型。
モデルはシーズン中に借りたことが
あるという森野のバット。
今季は筋力がついてきたという井端が、
従来のバットでは太すぎて振りにくくなり、
ヘッドが利いて、しなりも手に入るバットを追求。
グリップを削ることで
ヘッドの重みを実現したようです。
たかが1ミリ、1グラムでも
プロ選手にとっては、フィット感は大きく違う。
今回突き詰めて完成した新バットを
井端はすでも自宅に持ち帰り、
素振りでその感触を確かめているそうです。
そしてその新兵器の力を実感。
来季は今季成し遂げられなかった3割の達成。
さらに05年の.323を超えての
首位打者獲りも視野に入れたようです。
今季は開幕当初は『3番起用』に
応えるべくスタイルを変更。
しかしそれが裏目に出て、打率は低空飛行。
夏以降は盛り返したものの、
打撃に関しては、本人にとって
納得いかないシーズンだったのでは。
新しいバットは、強い打球も打て、
より飛距離も出るそうです。
従来の右打ちの鮮やかさ以上に、
来季は、スラッガー・いばちんが見られるかも。
しっかり来春振り込んで、
力強い打撃を見せてくれるよう期待します。
またこの日の野球教室には、
今季ルーキーだった新井、佐藤亮太、
柳田、高江洲らも初参加。
佐藤亮太は少年とのキャッチボールで
「ボールが来たら一歩踏み込んで捕る」と
動作も交えてながら指導。
また柳田は自らトスボールを投げ、
「バットを最後まで振り切って」と
個別に打ち方をアドバイスしたそうです。
そして気合男・新井の初指導は
思ったよりソフト感覚とのこと。
教えるよりも、ともに学ぼうという指導法で
弟もお兄ちゃんのような感じだったようです。
ナゴヤからの話題。(3日)
◇山本昌
<岡本、鈴木とともに
中京競馬場でのトークショーに登場。
中日新聞杯のプレゼンターも務める>
「(競馬は)見るのは好きだけど、
買うのは10年ぶりくらい」
<トークショーでは緩急自在のトーク。
なかには余裕の発言も飛び出す>
「ローテに入れたら、
普通に(200勝)達成できると思う」
<トータルではマイナスも
中日新聞杯の3連複を見事ゲット>
「財布の中身はちょっと減った」
<通算200勝へ向けて、この冬も
精力的に汗を流すことを誓う>
「昨日(2日)も若い子たちと
一緒にキャッチボールとかした。
ナゴヤ球場に来れる時には来て、体を動かすつもり。
競馬好きな人が毎日でも
競馬をしていたいと思うのと一緒」
<弟子入りを志願する
ドラフト4巡目・菊地投手について>
「141キロ投げるんだよね。
新聞を読んだら、聞くのを怖がってるような
話が出ていたけど、向こうにしてみたら
そうかもしれないけど、
ぼくはそんな怖い人じゃないから。
左で球が遅い人は(理想が)ぼくとなるけど、
(抑えるのは)距離感とか、間でまかなえる」
<契約更改については関心を示さず>
「現状維持(2億3000万円)じゃないかな。
(年俸は)下がりもしないし、
上がりもしないんじゃない?
あんまり考えてないけどね。
(契約内容も)単年でも複数年でもいい。
もうこの歳になると複数年とか単年とかもない。
(球団も)200勝まではやらせてくれるでしょう」
(中スポ、東京中日、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
◇鈴木義広
<山本昌、岡本とともにイベントに参加。
競馬初挑戦もビギナーズラックに恵まれず苦笑い>
「(来季の目標は)
1年間フルに1軍で活躍したい」
(スポニチ名古屋)
◇岡本真也
<山本昌、鈴木とともイベントに参加。
保留した契約交渉に徹底抗戦の構えを見せる>
「現状維持?
う~ん、そうだね。それまでは…」
(スポニチ名古屋)
◇朝倉健太
<英智、中川らと岐阜市民会館で行われた
『2006中日ドラゴンズファン感謝の集い』に参加。
先発した日本シリーズでの投球について>
「シュートは十分に投げたつもりだったが…。
来年以降、日本一を目指して貢献したい」
<ファンに大幅アップの年俸の使い道を聞かれ>
「まずは(大豊さんがオーナーを務める
中華レストランの)大豊飯店に行って、
たくさんお金を使いたいと思います。
今季は自分でも納得のいく成績を
挙げることができたけど、
来季も同じような活躍ができなければ、
何もならないので、とにかく頑張ります」
(中スポ、中日新聞)
◇英智
<「感謝の集い」トークショーに登場。
落合監督の印象について話す>
「細かいことは言われないが、
結果を残さないといけない。
自由の中に厳しさがある」
(中日新聞)
◇中川裕貴
<同じくトークショーに登場。
来季に向けて抱負を話す>
「来年は一軍定着を目指す。
この冬から頑張っていきたい」
(中日新聞)
◇井上一樹
<小田、平田、音コーチ、ドアラとともに
北陸ドラゴンズ応援団・優勝祝勝会に出席。
藤川からのあの同点本塁打の感触をファンに尋ねられ>
「満員の阪神ファンのため息を聞いて快感だった。
野球人生でベスト3に入るプレーだ」
(北陸中日新聞)
◇福留孝介
<愛知県小牧市のメナード美術館を訪問。
世界的な作品を見て回り、リフレッシュ>
「美術館でこんなにじっくりと
絵を見たことはなかった。
オフも忙しいけど、こういう時間もいいですね」
<プロ野球選手のありがたみを語る>
「芸術家の方って、亡くなられてから
評価が上がる人が多いそうですね。
自分らは、プレーしている最中に評価される。
これがありがたいことなんだな、って…」
<自宅に絵画をを飾るのにも乗り気?>
「(美術館に)相談してみます」
(東京中日、中スポ<ドラ番記者>)
野球教室以外でも、
オフのイベント活動が多かったようです。
そのなかから、大ベテランの話題。
山本昌が、岡本、鈴木とともに
中京競馬場でのトークショーに登場。
その日のレースの予想や、
親交のある武兄弟・石橋守ら騎手との交流話、
シーズンの感想などを語るなど
緩急をつけた巧みな話術でギャラリーを沸かせ、
また中日優勝杯のプレゼンターも務め、
勝利したトーホウアラン関係者、
またルメール騎手に優勝カップを
手渡したりもしたようです。
今季は夏場以降は、阪神戦での快投など
大車輪の活躍を見せた昌さん。
このオフも昨年同様、ボールを握り、
トレーニングでひたすら体をいじめていくそうです。
また大社ドラフトで指名された左腕、
東邦ガス・菊地投手が昌さんに弟子入り志願。
それについては、自身のHPのエッセイ
「路傍の一球」でも書いていますが、
「まあ遠慮せずしゃべってもらえれば、
鬼のように怖い先輩ではないので、
ボクにできるアドバイスなら
どんどんしていきたいと思いますよ」と
もちろん歓迎の構えを見せました。
目下の目標は、
やはり残り9勝と迫った通算200勝。
おそらく先発ローテを1年守れれば、
200勝も達成できるのではないでしょうか。
そのためにもオフの体調管理が
大きくカギを握ると思います。
契約交渉にもそれほど興味はなく、
自然体で臨むという41歳。
現状維持と言い切られれば、球団もやりやすいでしょう。
ドラゴンズの至宝とも言える昌さん。
まだまだできるところを見せてもらい、
野球への情熱、姿勢、動きすべてで
若手投手陣のお手本となるようやっていってほしいです。
今日のその他。(3日)
山田氏殿堂入りパーティーに約700人
(ニッカン)
◇谷繁元信
<山田久志氏の殿堂入りパーティーに参加。
監督就任時に横浜から中日へFA移籍>
「山田さんには恩返しができなかった。
これからも頑張っていくことが、
山田さんへの恩返しになると思っている」
(中スポ)
◇立浪和義
<パーティー開始の始球式で
打席に立ち、投手・山田氏と対決>
「男気があり、器の大きい人。
尊敬する監督のもとで
2000本打てたのが、いい思い出。
いろいろ学ばせてもらった」
(中スポ)
◇平井正史
<山田氏はルーキー時代からの恩師。
頼れるセットアッパーとしての貢献を誓う>
「山田さんが監督じゃなかったら、
中日へは呼んでもらえてない。
移籍していなければ今の自分はない。
もっともっと頑張っていきたい」
(中スポ)
02年から2年間、ドラゴンズの監督を務めた
山田久志氏の野球殿堂入り祝賀パーティーが
大阪市内のホテルで開かれ、約700人が参加。
ドラゴンズからは、西川球団社長をはじめ、
立浪、谷繁、平井らが参加。
ともに育ててもらった恩師・山田氏に
感謝の気持ちと恩返しを誓いました。
選手が選ぶMVPに中日・川上とソフトバンク・斉藤=プロ野球
(時事通信)
◇佐藤充
<『LOVE BASEBALL! FESTA2006』に森岡と参加。
優勝の舞台裏のテーマで話を求められ>
「優勝チームなのに、
一番小粒な二人が来て申し訳ありません。
優勝の瞬間は
(フェニックスリーグが開催されていた)
宮崎で森岡と地鶏を食べてました」
(中スポ)
◇森岡良介
<各球団の主力が勢ぞろいする中で冷や汗>
「交流戦の時しか1軍にいられなかったので、
来年は優勝の輪に加わりたいです」
(中スポ)
日本プロ野球選手会がこの日、
東京都内のホテルでファン感謝祭
『LOVE BASEBALL! FESTA2006』を開催。
ドラゴンズからは佐藤充と森岡が参加しました。
そのなかで『選手が選ぶベストナイン』を発表。
川上(先発)岩瀬(抑え)谷繁(捕)ウッズ(一)
荒木(二)井端(遊)福留(右)の7選手が。
そしてセ・リーグのMVPには川上が選ばれました。
各球団の選手会を通じて
投票を行った結果のようで
パ・リーグのMVPは斉藤和巳(福岡ソフトバンク)。
NPBのMVPは福留、小笠原と打者なのに対し、
こちらは両リーグの最多勝投手が選出されました。
やはり「打たれた」印象よりも
「抑え込まれた」印象が強い選手を
実際のプレーヤーは選ぶようですね。



井端選手、新しいタイプのバットで
来季は3割はもちろん、首位打者を
狙うくらい打ってほしいですね。
.280ちょっとの打者ではありませんから!
それにしても、健太投手のコメント
いいですね~。大豊さんも大喜び
でしょう。『大豊飯店』、まだ行ったことが
ないので、来年の名古屋遠征の際に
足を運びたいと思っています!
投稿: ドライチ | 2006年12月 4日 (月) 15時34分
コメントありがとうございます!
>ドライチさん
井端選手、来季は打ちまくってくれると期待しています。
できればスタートダッシュがほしいですね。
そうなれば、自然と波に乗れると思います。
そして「大豊飯店」コメント。
朝倉投手、ぜひともフルコースを。
ついでに郭さんのお店でも
お金を使ってあげてほしいです(^^)
投稿: Toshikichi | 2006年12月 5日 (火) 09時34分
北陸祝勝会に行ってきました。
ドアラ大活躍でした。
週末にでもレポートします。
平田良介選手は声変わりしていないのかねえ?・・・という、ボーイズソプラノでした。
投稿: こしつよ男爵 | 2006年12月 5日 (火) 19時19分
コメントありがとうございます!
>こしつよ男爵さん
祝勝会おつかれさまでした。
レポも楽しみにしています。
ドアラ、来ていましたね。
新聞に出ていた井上選手会長の
あいさつの際の体育座りが
何とも言えませんでした(^^)
平田くん、声が高いんですか。
来季はお立ち台でボーイソプラノですね。
投稿: Toshikichi | 2006年12月 6日 (水) 09時24分