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2007年3月13日 (火)

若竜内野枠争い、寒い刈谷でヒートアップ。

沢井、4安打 開幕1軍当確だ
オープン戦で驚異打率4割6分2厘

最高気温8℃、時折小雪も舞うなか
愛知県の刈谷球場で行われた福岡ソフトバンク戦
ベンチが震えるほどの極寒の中で、
アピールをしたのは、やはり若竜たち
打線では、澤井、森岡、西川らが、
そして投手では、先発左腕候補の
佐藤亮太が、それぞれ持ち味を発揮。
黒星となったゲームに収穫をもたらしたようです。


◇オープン戦
中日-福岡ソフトバンク
(12日・刈谷球場)
6016人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ソフトバンク
中 日
[敗] バレンタイン(3試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
佐藤亮太、バレンタイン、菊地、清水昭信、グラセスキ - 小田

【ゲームレビュー】
福岡ソフトバンクは復帰の小久保
新戦力のブキャナンがともに2点本塁打を放ち、
得点力アップを期待させた。
先発・杉内は要所を締めて6回を7奪三振無失点。
中日は左腕の佐藤亮太が5回無失点、
野手でも澤井が4安打と収穫。
共同通信社ニッカン式スコア
TBSラジオ福岡ソフトバンクホークス


◇澤井道久
<開幕1軍を目指し、4安打2盗塁と猛アピール>
「たまたま、いい所に飛んだだけ。できすぎです。
好調の理由? 今はただがむしゃらに
一生懸命やっているだけで、特にないんです。
今はアピールすることに必死なんで」

<昨年は未出場。本来は内野手も
シーズン途中に外野の練習を言い渡され
体調を崩したりもしたが、気持ちを切り替え、
すでにオープン戦でも外野を守る>
「(昨季は)体調がおかしくなった。
自分が色眼鏡で見られているかも
しれないのは分かってます。
チャンスは少ないだろうけど、
今年はとにかくケガをせず、食らいつこうと思ってます」

<同じ内野の鎌田、西川らと
1軍枠を競っているが、自分のプレーに集中>
「(他の選手は)意識していない。
まだまだ、これからです」
(中スポ、MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇森岡良介
<『9番・遊撃』でフル出場。
2安打1得点と、ここに来て猛チャージ>
「自分の状態はいいんだって、思いこんでやっています。
びびっていても、打てませんから」
(中スポ)

◇西川明(大・社ドラフト7巡目)
<途中出場ながら1安打1四球>
「札幌までの1週間で
ふるいにかけられていると思うので、
何とか粘っていきたいです」
(中スポ)

◇高代野手総合チーフコーチ
<開幕1軍生き残りをかける澤井、森岡を高評価>
「(2人とも)よく打っている。いいもの持っている」
スポニチ名古屋


◇英智
<『7番・中堅』でフル出場。
2回、飛球が風に流され左翼・森野と交錯>
「意外に風がきつかったですね」
(中スポ)

◇中村紀洋
<『3番・一塁』で先発出場も
杉内の前に2打席連続空振り三振。
4回の守備から渡邉と交代>
「リキんだし、
向こう(杉内)もいい球を投げていた」

<きょう13日からはセ・リーグとの対戦に>
「せっかくの機会ですから、しっかり見ますよ。
でも、その前にボクは競争ですから。
結果を残さなきゃね」

<前日に日本代表・田淵コーチが示唆した
北京五輪代表候補入りに関しては>
「そりゃ選ばれたら嬉しい」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇落合監督
<開幕1軍へアピール続ける若手について>
「(1軍の)枠はそんなにない。
チャンスを与える第1段階は
豊田(15日の広島戦)までだ」
(中スポ、サンスポ


この日の刈谷から、浜松、小牧
そして豊田と続く地元球場4連戦。
久々の屋外地方球場
さらにかなりの寒さということもあり、
故障回避のため、井端、福留、イら主力は温存。
メンバーを大幅に入れ換え、
クリーンアップは、3(一)中村紀洋
4(DH)ウッズ、5(左)森野
さらに中村紀洋も2打席で交代となりました。

ただそう言うときでも力を発揮し、
アピールしなくてはいけないのが、
開幕1軍を狙う若竜たち
この日は、奮闘が目立ちました。

このゲームで最も輝いていたのが
『2番・三塁』でスタメン出場の澤井
第1打席に、ソフトバンク先発・杉内から中前打、
第2打席も右前に運ぶと、すかさず盗塁。
とにかくボールに食らいつき、
着実にヒットを重ね、5打数4安打2盗塁
これでオープン戦通算成績は、
26打数12安打の打率.462となり、
貧打が続くドラゴンズ打線では、異彩を放つ数字。
首脳陣には、かなりのアピールになっているもよう。
しかし澤井自身は、あくまでもがむしゃらにプレー。
とにかく1軍に「食らいつく」構えを見せています。

さらにこの日は、その澤井
1軍内野枠を争う選手が、揃って活躍。
『9番・遊撃』でフル出場の森岡が4打数2安打。
途中出場の西川も負けじと、2打数1安打1四球。
内野枠争いが、俄然ヒートアップしています。


キャンプ開始から
競争を繰り広げてきた『サバイバル』
落合監督がそのふるい落としの節目を
今回の4連戦に設定し、
ひとまずの区切りを付けようとしています。
ここで結果を出さないと、
週末の札幌には、連れて行ってもらえない。
若手にとっては、寒いなんて
言っていられないでしょうね。

現状では、鎌田が2軍に落ち、澤井が一歩リード。
それを森岡が猛チャージで迫り、
西川とともに併走と言う感じでしょうか。
ともに内野の控えで、左打ちと
キャラがある意味被る3選手ということもあり、
何かで秀でて抜け出さないと、
開幕への道は開けません。

道を開くためには、とにかく結果を残すこと。
残り3試合、誰がアピールし、抜け出すか。
若竜野手陣の動きに注目したいと思います。


◇佐藤亮太
<オープン戦初先発で
5回を3安打無失点と好投。
多村、松中、小久保と並ぶ豪華な相手に>
「すごいメンバー。
最初に見たときはビックリしました。
完全にフルメンバーだったので。
抑えられたら自信になると思って気合を入れました」

<登板後は興奮気味に振り返り>
「僕はそこまで球が速くないので
低め、低めを意識しました。
きょうは変化球がよかったです。

結果的にゼロに抑えられたのは収穫。
課題は低めへの制球。
球は高かったし、思い通りの場所に行っていない。
でも悪いなりに抑えられるようになった。
気負わずやる。結果を出せるように頑張る」
中スポサンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◆小久保裕紀(福岡ソフトバンク)
<三ゴロ、四球と対戦した佐藤亮太について>
「真っすぐと変化球の
コンビネーションで勝負するタイプだね。
ただ、甘く入ったら危ないピッチャーだと思うから、
そこを気を付けたらいいんじゃないか」
中スポ

◆飯田スコアラー(阪神)
<佐藤亮太について>
「山本昌と似ているタイプ。
安定している。スクリューとか落ちる球がいい」
スポニチ名古屋

◆畝スコアラー(広島)
<2年目左腕に警戒心を表す>
「度胸もコントロールもある。
どんどん伸びていくよ」
スポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<佐藤亮太について、
結果次第では開幕ローテを明言>
「アイツは結果しかない。結果を出せばいいんだ。
(今後も結果を出し続けた場合は)
ローテーションに入る。今も入ってるじゃないか。
1週間に1回投げてるんだから」
中スポ


◇ジョー・バレンタイン
<2番手で登板。1回を3安打4失点。
2本の2ランは変化球を狙い打ちされ>
「本塁打された球は、
自分ではいいボールだと思ったが、
相手がその球を待っていたと感じた。
きょうはバッターがいいスイングをしていた。
開幕に向けて調子を上げていけば大丈夫だ」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇フランクリン・グラセスキ
<5番手で登板。1回を1安打無失点>
「ヒットを打たれた球は甘かったけど、
投げるたびによくなっていると思う。
S・ラミレスの活躍も刺激になっている。
お互い頑張りたい」
(中スポ)

◇菊地正法(大・社ドラフト4巡目)
<3番手で登板し、1回を無失点。
1死から安打を浴びるも、盗塁死で3人で切り抜け>
「0点に抑えることが大事です。内容より結果です。
こういう(寒い)天気は
社会人でも投げているので問題なかった。
何とか抑えることができてよしとします」
(中スポ)

◇清水昭信(大・社ドラフト6巡目)
<4番手で8回から登板も、
ユニホームの上着を忘れ、小林から急きょ借りる>
「きょう登板が決まりました。
(ユニホームを)忘れてしまいました。
信じられないです…」

<代打・アダムにタイムリーを浴びるなど
1回を3安打1失点と悪く、厳しい表情>
「久々の1軍で緊張しました。
スライダーもそうですが、変化球が甘かったです」
(中スポ、名古屋ニッカン


投手陣でアピールしたのは、
開幕1軍、さらに先発ローテ入りを目指す
2年目左腕の佐藤亮太
多村、松中、小久保という超重量級の
クリーンアップを相手にひるまずに投球を披露。
130キロ前半というストレートも
キレがあるため、打者が差し込まれ打ち損じる。
また100キロ台のカーブ、シンカーなど変化球も上々。
緩急を付け、低めを徹底的に付く配球という
自身の持ち味を十分に生かした投球で
強力打線を封じ、5回を3安打1奪三振1四球
2回を除いて走者を背負ったものの、
安定感のある投球を見せ、無失点で凌ぎました。


今季の「佐藤」はオレだ!決して球速が速くないものの、
緩急や制球など
を駆使して抑え込む。
昌さんを代表に
ドラゴンズ左腕の特徴に
なっていますが、佐藤亮太もその1人。
福岡ソフトバンクの重量打線相手に
今回0に抑えられたことは、自信になったことでしょう。
今後も生命線である低めへの投球を徹底し、
結果をしっかり出していくことですね。

長峰らと争う手薄な『先発左腕』の座。
昨季は最終戦のみの登板だった背番号50が掴めるか。
さらに持ち味を披露できるよう、
今後も調整を続けていってほしいです。


その他の投手陣では、
外国人投手とルーキーにそれぞれ明暗が。
2番手・バレンタインが、
6回、2死一塁から小久保
甘いスライダーを叩かれ、センターへ2ラン。
そのショックからか制球を乱し、
続く柴原にストレートの四球を与えると、
さらに新外国人・ブキャナン
レフトへの2ランホームランで、4失点。
真っ直ぐもカットボールも
今イチの出来で、打ち込まれてしまいました。
一方、5番手・グラセスキ
1回1安打1奪三振無失点。
フォームの妙もありますが、
相変わらず打ちにくそうなボールのようです。

ルーキーでは、3番手・菊地
結果オーライで1回を無失点に抑えましたが、
4番手の清水昭信は、変化球が決まらないなどで
いきなり二塁打、四球、内野安打で無死満塁のピンチ。
1死は取ったものの、代打・アダム
レフトへダメ押しのタイムリーを浴び、
1回を3安打1四球で1失点。
ユニホームの上着を忘れ、小林に借りたらしいですし、
この日は踏んだり蹴ったりになってしまったもよう。
次は忘れ物に気を付け、リベンジしましょう。


今日のその他。(12日)

◇落合監督
<試合前、西武の裏金問題について触れ
ドラフトの完全ウエーバー制など持論を展開>
「完全ウエーバー制でやればいいじゃないか。
指名して即確定ってのが、一番透明性がある。
もちろん1巡目も抽選はなしだ。
1位だけ抽選というのは、完全じゃない。
順番も(シーズンの成績ではなく)
予備抽選で決めたらいい。
そうすれば、くじ運の強さだけになるけどな」

<大前提は裏金発生を防ぐ希望枠の撤廃>
「何のためにFA制度があるのか。
逆指名しといて、ほかの球団に
行きたいってのもおかしな話だし。
入って頑張って、権利を手にすればいいだけのこと」

<現行の分離ドラフトにも球団同様反対>
「高校生のあとに、大学・社会人があるし、
(その間に)トライアウトもあるから、
あの時期に(高校生ドラフトを)やられると、
どうしても高校生を取るのが少なくなってしまう」

<契約金1億円や年俸1500万円という
新人選手の契約条件などに言及>
「(契約金の上限を)決めると
法律に違反するというのをこの前知った。
おかしいと思っていた。
そういうものがあるから不透明になる。
堂々と欲しい新人選手には
10億でも20億でも出せばいい。
悪いことではないんだ。
あとはその球団が(投資を)回収できるかの問題」
中スポスポーツ報知名古屋ニッカンデイリー


きょう13日のドラフト制度の
12球団代表者会議の前に
落合監督が平等でクリーンな
ドラフト制度のあり方を訴えました。

とりあえず制度を見直さないと。
希望枠撤廃とか完全ウエーバー制とか、
どのようになるかは、わかりませんが、
できるだけクリーンなものにしないと、
ファンの信頼回復はできないでしょうね。


PS 今日の渡邉選手。

2打席連続三振を喫した中村紀洋に代わり、
『3番・一塁』で途中から出場。
5回の第1打席では、立ち直った杉内の前に
3球でボテボテのサードゴロ
7回の第2打席は、三瀬の前に
またボテボテのサードゴロ
このまま終わるかと思われた最終回、
森岡の右前、西川の四球、澤井の右前と、
若竜たちがそろい踏みで1死満塁のチャンスを。

これに応えたい渡邉選手は、
カウント1-2からライトへ犠牲フライ
オープン戦初打点で
チームを完封負けから救いました。

それにしても、打率.100は少々寒いですね。
落合監督「(1軍の)枠はそんなにない」
言っていますし、若手が目立つと、
立場がややヤバくなってしまいます。
必要不可欠な戦力であり続けるために、
浜松では1本かっ飛ばしてほしいです!




コメント

木曜の豊田のオープン戦は井端は出ないんですか。観戦に行くので楽しみにしてたのに、、、。若竜たちの活躍も見たいけど、レギュラーの選手も見たいです。残念です。
いつも内容ぎっしりでとても勉強になります。こんなに作成するのは大変ですよね?更新がいつも楽しみです。

渡邉選手、連日の犠飛。ここで得点が欲しいときに
きっちりと外野へ飛ばせるのはさすがですね。
若手にも見習ってもらいたいです。

ところで、ここにきて昼間もグッと寒くなって
きましたね。屋外での試合は厳しいですが、
体調を崩さないように乗り切って欲しいです。

Toshikichiさんも今日で安心されたのでは
ないですか?

やっぱり渡邉選手はここぞと言う時には
やってくれますね。

っていうか、パ・リーグ相手には手を抜いていたかも?

ノリもファーストの守備について渡邉選手に
いろいろ教えてもらっているそうですよ。

みなさんコメントありがとうございます!

>アリエルさん
井端選手、きょうの浜松は帯同せずに
谷繁選手らとナゴヤ球場で打ち込みを行ったそうです。
この時期、寒さのなか出場してケガが怖いですが、
おそらく豊田のゲームは出るのでは?
というか、ぜひとも出場してほしいですね。

自分も明日もできるだけ頑張ります(^^)

>ドライチさん
渡邉選手、本当は犠打職人にならないといけないのに、
このところ「犠飛職人」になってしまっていますね。
ただ連日の打点1、頑張っていると思います。

きょうの浜松もかなり寒かったようで、
選手はネックウオーマーが欠かせなかったようですね。

>ドラゴンズブルーさん
浜松のゲーム、良きにしろ悪きにしろ、
けっこう目立っていましたね。
落球の時は頭を抱えましたが、犠飛に二塁打、
やはりベテラン。よくやってくれました!
とてもうれしいです!

寒いみたいですね。
こちら宮崎も、少し寒いです。

やっぱ若い選手の台頭も大切ですが、
ベテラン選手は、いざという時、大きな力になると思うわ。
そして、かみ合ったときに日本一が見えてくるわよね。
もう先発投手の枠も固まりつつあるみたいだし、さらなるレベルアップを楽しみにしたいです。

コメントありがとうございます!

>ontheway2uさん
この時期の屋外ゲームは、寒いでしょうね。
確かにユニホームにアンダーシャツ。
厚着しても、3枚くらいでしょうか。

シーズンは長いですから、
瞬発的に活躍できる若手、
チームがしんどい時に力を出してくれるベテラン。
双方でしっかりチームを支えて、
かみ合うことを期待したいですね。

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