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2007年8月

2007年8月31日 (金)

ふがいない投球に怒り、憲伸8回KO後大荒れ。

憲伸悔しい 6失点KO

クライマックスシリーズ進出マジックが点灯。
前夜の雨天中止を挟んだ迎えた
横浜スタジアムでの対横浜との一戦。
山本昌のスライドはなく、当初のローテ通り、
中6日で、エース・川上憲伸が先発マウンドへ。
勝ち越して、横浜に引導を渡したいところでしたが、
終盤、エースのボールにはがありませんでした。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 20回戦
(30日・横浜スタジアム | 中日10勝10敗)
13216人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜 ×
[敗] 川上(21試合10勝8敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川上、平井 - 谷繁

【ゲームレビュー】
先発・川上が打ち込まれ逆転負け、3連勝ならず
川上は8回途中で降板、被安打12の6失点
6回無死一塁、村田に左翼席へ2ランを運ばれ、2-2の同点に。
3-2の8回二死一、二塁では内川に左翼線へ、
続く相川には右翼線へ適時二塁打を浴びた。
平井に引き継いだが、代打・種田にも中前打を許し計4点を失った。
打線は4回二死一塁から井上が左中間へ三塁打を放ち先制。
2-2の8回には代打・立浪の犠飛で勝ち越した。
再逆転された9回には1点差まで詰め寄ったが、
あと1本の安打が出なかった。横浜は、連敗を4で止めた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


横浜の先発は、スライドでエース・三浦大輔
その立ち上がり、1死から荒木がセンター前に運ぶと、
続く中村紀洋の2球目に、二塁へスチール。
先制へのチャンスを広げます。
しかし中村紀洋は、外角低目一杯の
ストレートに手が出ず、見逃し三振。
ウッズが真ん中高目のストレートに手を出すも、
伸びずにライトフライに倒れ、活かすことができません。

続く2回も三浦を攻め込み、先頭の森野
左中間フェンス直撃のツーベースで出ると、
1死から、この日7番スタメン井上が、
外へのストレートをうまく流して、三遊間を抜くヒット。
一、三塁とチャンスを再び作ります。
しかし谷繁は、外のスライダーに手を出すも、
二塁ゴロとなって、4-6-3のダブルプレー。
ドラゴンズ戦3連敗中なうえ、
やや不安定な三浦を助けてしまいます。

一方、横浜戦4連勝中
前回のハマスタでの登板では通算100勝を挙げた川上
立ち上がり、2死二塁とランナーを背負うも、
4番・村田を遊ゴロに取り、ピンチを凌ぐと、
さらに3回ウラも、相川のヒットと犠打で
1死二塁とされますが、仁志を内へのシュートで三塁ゴロ。
ランナーを釘付けにすると、続く石井琢朗
外角低目のストレートで三邪飛に打ち取り、この回も0。
両投手、ランナーこそ出すものの、
ともに無失点で序盤は進みます。


ゲームが動いたのは、4回。
先頭のウッズは、ボテボテの三塁ゴロ。
しかし村田からの送球が逸れ、一塁セーフ。
横浜の守備の乱れから、チャンスをもらいます。
続く森野が空振り三振、イ・ビョンギュも遊飛で
2死一塁となってしまいますが、ここで井上ひと仕事
カウント1-0からの2球目、
外へのシュートをしっかり弾き返すと、
打球は左中間を大きく割っていきます。
さらにセンター・金城が処理をもたつく間に、
一塁走者のウッズが全力疾走し、そのままホームイン!
見事な選手会長タイムリースリーベース!
スタメン起用に応える一打で、ドラゴンズが先制します。

1点のリードをもらった川上
直後の4回ウラ、先頭の金城にレフト前に運ばれますが、
続く村田を外一杯のストレートで見逃しの3球三振
さらに吉村も外角低目のストレートで見逃し三振
そして佐伯は、真ん中低目のフォークに
バットが空を切っての空振り三振
見事な三者連続三振に、早くもガッツポーズが飛び出します!


流れが徐々にドラゴンズペースになるなか、
5回、先頭の井端が一二塁間を割るヒットで出ると、
荒木も内へのフォークをうまく押っつけ、
ライトへと落とす技ありのヒット。
連打で、無死一、三塁とチャンスを広げます。
続く中村紀洋は、フォークをひっかけ、投ゴロ。
三塁走者の井端が、三本間で挟殺されますが、
ウッズが際どいボールをしっかり見て、四球。
1死満塁となって、5番・森野を迎えます。
ウッズの打席で、自信のあった投球をボールと判定され、
動揺している三浦は、いきなり0-3と押し出し目前
何とか2-3まで戻されますが、続く6球目、
森野が外角高目のフォークを叩き、レフトへと持って行きます。
打球は、飛距離十分の犠牲フライに。
荒木が還って、2-0。リードをさらに広げます。


5回も2死から三浦のツーベースと
仁志のヒットで一、三塁とピンチを背負うも、
石井琢朗を辛くも二塁ゴロに打ち取って、凌いだ川上
次の6回の攻撃では、自らが放ったライト線へのヒットで
いったん一塁に止まりかけるも、二塁へと激走し、タッチアウト。
ところがこの激走が、次の投球に影響してしまいます。
6回ウラ、先頭の金城にライトに運ばれると、
4番・村田には、初球、真ん中高目のシュートを
ものの見事に捉えられてしまいます。
高々と上がった打球は、そのままレフトスタンドへ。
2ランホームランとなり、2-2の同点
実にあっさりとゲームを振り出しに戻されてしまいます。


2-2のまま、ゲームは終盤8回へ。
この回から登板の横浜2番手・木塚から
先頭のウッズが粘って、センター前にヒットを放つと、
代わった那須野から、森野が送って二塁へと進めます。
さらにも外のカーブをセンター前に運び、
1死一、三塁と、勝ち越しのチャンス。
ここでドラゴンズベンチは、井上代打・立浪
左対左を気にせずに、切り札を送ると、
立浪が期待に応え、この日もひと仕事!
カウント1-1からの3球目、
真ん中高目のチェンジアップを弾き返し、レフトへ犠牲フライ
3-2と、再び勝ち越しに成功します。
なおも2死一塁で、谷繁が敬遠されると、
横浜ベンチは、那須野から加藤にスイッチ。
しかし川上がそのまま打席に送られ、空振り三振。
追加点がならなかったうえ、この続投
そのウラの攻撃に、またも影響を与えてしまいます。


7回を終え、92球
8安打を浴びながら、2失点と粘ってきた川上
球数こそ完投ペースでしたが、やや疲労困憊
しかしこの回まで投げきるべく、マウンドに上がり、
先頭の金城を遊ゴロに打ち取ります。
ところが、村田にフルカウントから
真ん中に甘く入ったフォークを叩かれ、
ライトフェンス直撃のヒットを浴びると、
続く吉村にもライト前に落ちるヒット。
連打で一、二塁となって、森コーチがマウンドへ向かいます。
もはや限界ながら、ここでもマウンドを託された川上
何とか佐伯を外へのカットボールでレフトフライに打ち取り、
2アウトまでたどり着きますが、ここまででした。

続く内川にカウント1-1からの3球目、
高めに浮いた内へのシュートを思い切り引っ張られると、
打球は、三塁線を抜くタイムリー。
3-3の同点に追いつかれると、なおも2死二三塁で、
相川には、ややボール気味の
外へのカットボールを逆らわずにライト線へ。
前進守備の英智も届かず、抜かれてしまいツーベース。
2点が加わり、ついに5-3と逆転
ここで落合監督が、マウンドへ。
7回2/3、118球を投げ、12安打3奪三振無四球で5失点。
最後の詰めが甘く、リードを守れずに悔しいKO降板
ベンチに戻った川上は、自らのふがいない投球に怒り、
グラブをカベに投げつけると、バットを掴んで振り下ろし、
さらにヘルメットを叩きつけ、床を蹴り上げるなど大荒れ…。
代わった平井が、代打・種田
しぶとくセンターに運ばれてしまい、6-3
この回一挙4点、勝敗がほぼ決まってしまいました。


ところが、最終回にもう一ヤマが。
マウンドには、もちろんクローザーのクルーン
しかしこの日は、そのクルーン大乱調
先頭の井端が粘った末、ショート内野安打で出ると、
リズムが狂ったか、コントロールが定まりません。
荒木も粘って、フルカウントから四球を選ぶと、
中村紀洋の初球にワイルドピッチ。
無死二、三塁と、追撃のチャンスをもらいます。
中村紀洋は、外のフォークに空振り三振に倒れるも、
続くウッズが四球を選び、1死満塁
ここで森野意地の一撃!
カウント1-1からの3球目、中に入ったストレートを
センター前に弾き返して、タイムリー!
二者が生還、5-6と1点差にまで詰め寄ります。
なおも1死一、二塁で迎えるは、
フラフラのクルーンだけに勝機も十分でしたが、
高目のフォークに一塁ゴロに倒れると、
最後は、英智が初球、止めたバットに当たってしまう
アンラッキーな一塁ゴロで、万事休す
打線の粘りで1点差まで粘ったものの及ばず。
逆転負けで、痛い星を落としたドラゴンズ
8回途中KOされ、12安打6失点はともに今季ワースト川上は、8敗目。
またこの日、ゲームのなかった首位・巨人との
ゲーム差は『2』となり、半歩後退。
4時間13分のロングゲームは、疲れと悔しさだけが残りました。


渡邉選手もビックリ!3点ビハインドで迎えた最終回、
相手クローザーの
クルーンの大乱調もあり、
森野の2点タイムリーで
1点差まで詰め寄るも届かず。
惜しい星を逃してしまいました。
8回に代打・立浪の犠牲フライで
勝ち越し、そのまま逃げ切れると思いましたが、
そのウラのエースの投球には、力が感じられませんでした。

7回まで8安打こそ浴びながら、踏ん張ってきた憲伸
しかし8回の投球には、明らかに疲れが。
ボールが高く浮いているうえ、逆球もあり、
通常なら継投というところなのでしょうが、
この日は守護神・岩瀬が体調不良で
ベンチ入りしていなかったようですね。
そうなると、どうしても8回は投げきってほしい。
ベンチの期待はもちろんのこと、
憲伸自身もそのつもりでいたのでしょう。

しかしそれが裏目に出てしまい、2死一、二塁から
内川に三塁線を抜かれ、同点に追い付かれると、
続く相川にライト線に落とされ、逆転。
ここでKOとなり降板しましたが、ベンチに戻った憲伸は、
自らのふがいない投球に、怒りをあらわ
グラブは投げつけるわ、バットを振り上げるわで大荒れ…。
いつものエースなら、投げ切れたであろう8回
しかし結果がこうなってしまったのが、
現状での憲伸の力なのでしょう。

この日は、首位・巨人が移動日でゲームなし。
さらに横浜に勝ち越して、引導を渡す。
そして守護神不在で、完投も望まれる。
このゲームの重要さは、十分承知だったと思いますが、
黙々と投げ込みながらも、最後に出た詰めの甘さ
シーズン終盤、まだまだ厳しいゲームが続きます。
エースがこんな投球では正直、困るんですよ。
今回の投球をしっかりと反省し、調整し直し、
そして次週の巨人戦では今後こそ汚名返上
「自己ワースト」というフレーズは、
これ以上見たくないですし、ふがいない投球も、もうけっこう。
「自己ベスト」の投球が出来るよう、切り替えてもらいたいです。


一方、打線に関しては、
7番スタメンの井上の起用が当たりました。
2番の荒木とともに三浦キラーぶりを発揮。
このところ出番がなかったものの、
2安打1打点でその存在を十分にアピール。
広島戦も今季得意としているだけに、楽しみです。

横浜にトドメをさせず、巨人とのゲーム差は『2』に。
明日からは、広島に移動し、カープとの3連戦を迎えます。
前田智徳2000安打フィーバーが予想されるだけに、
広島のムードもなんとなくよさげな気もしますが、
こちらは、朝倉、小笠原、そして中田
現状で最も状態の良い3投手が控えています。
まずは朝倉に、悪いムードを再び変えてもらう。
また小笠原を打線が援護し、今度こそ白星を。
そして日曜日は、中田がきっちりと抑えて勝つ。
8月も終わり、9月最初はデーゲームにもなりますが、
気を引き締め直して、ぜひとも勝ち越してもらいたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(30日)

●川上憲伸
<今季ワーストの12安打を浴びて、
8回途中降板の6失点。ベンチに戻った際には
グラブを投げつけるなど怒りをあらわに>
「何でもいいですよ。自分に力がないということでしょう。
(制球が)甘くても、打たれるときもあれば、打たれないときもある。
前向きだった? 気持ちを出しても出さなくても抑えれば勝ちです。
球にキレがないんでしょうかね。
ベンチでのこと? あれは記事のネタになるでしょ」

<守護神・岩瀬が体調不良を訴えてベンチ入りしなかったが>
「岩瀬さんがいない? 
人のことどうこう言う立場じゃないです」
憲伸の声「自信」、中スポ、サンスポスポーツ報知
共同通信社時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

●森バッテリーチーフコーチ
<8回、代打を送らなかった要因について>
「あの回までに憲伸は何球投げていた? 90だろ。
あと1回行ってもらわないと。完投させる気はなかった」
(中スポ、スポニチ名古屋

●井上一樹
<4回、左中間を破る先制タイムリー三塁打。
一塁走者のウッズが一気に本塁へ生還し>
「タイロン(ウッズ)がよく走ってくれました。
タイロンのナイスランです」

<7試合ぶりにスタメン出場。
3打数2安打1打点と結果を出す>
「久しぶりに(試合に)出て
1本出るまでは不安だったけど、最初で気持ちが楽になった」
(東京中日、MSN毎日新聞名古屋ニッカン

●森野将彦
<5回、レフトへ犠牲フライ>
「ランナーを返せてよかったです」
名古屋ニッカン

●立浪和義
<8回、一度は勝ち越しとなるレフトへの犠牲フライ>
「プレッシャーはありましたけど、
絶対に点を取らないといけない場面だったので、
ゴロは打たないように意識していました」

<この犠飛でオリックス・清原に並ぶ
現役最多タイの66犠飛(歴代19位タイ)を記録。
代打の打点シーズン記録も22へ伸ばし史上5位タイ。
さらに通算試合出場数2401は歴代8位タイとなり>
「そうですか。まあ記録のことはいいです。
日本記録? そんなうまくはいかないですよ。
それよりも勝ちたかったね。明日もまた頑張るだけです」
中スポサンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

●荒木雅博
<三浦キラーの本領を発揮し、2安打。
今季の対戦成績を10打数6安打とする>
「あまり大きな声じゃ言えませんが、
自信を持って、打席に入っているのは確かです」
(東京中日)

●中村紀洋
<9回の三振など5打数無安打に終わり>
「まあ、あすからまた切り替えていきますよ」
サンスポ

●タイロン・ウッズ
<試合前、川相コーチが見守る中、
打撃ケージの横で必死にバント練習を行う。
ちなみに03年の来日以来、犠打はゼロ>
「ただ練習をしていただけだよ」
名古屋ニッカン


●落合監督
<1点差に詰め寄る粘りを見せたが届かず、
横浜に逆転負け。首位巨人との差が2に広がり>
「これからは負けゲームに
粘ったとかどうとかは関係ねえ。
勝てる試合を勝たないと…。
負けるときはこんなもんだろ。横浜戦は。
村田に打たれるか、抑えるか。そこだけ。
そこを本人たちがどう考えるかだろう」

<川上の8回続投について>
「完投ペースだったもんな。
疲れ? どれくらい疲れていたかは
オレにはわからない。本人に聞いてくれ」

<降板後に悔しがっていたが>
「悔しいかどうかはわからないよ。
オレは代弁者じゃない。
でもあそこ(8回)では代えられない。完投してくれなきゃ」

<ベンチ入りしなかった岩瀬にについて>
「知らない。投手のことは知らない」
中スポサンスポスポーツ報知共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


若竜からの話題。(30日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 18回戦
(30日・ナゴヤ球場)
  000 300 000 =3
  011 003 10× =6
[勝] 川井(11試合3勝2敗)
[S] 金剛(29試合2勝7S)
[D本] 中村公治3号
[D投] 川井、齊藤、S・ラミレス、金剛
公式HP福岡ソフトバンクホークス

【ゲームレビュー】
2回ウラ、中村公治のレフトへのソロ本塁打で先制。
3回ウラ、田中の二塁打、川井の犠打野選などで
1死一、三塁から、上田の左中間タイムリー二塁打で追加点。
4回、先発・川井が失策などで足を引っ張られ、3失点し逆転される。
6回ウラ、中村公治、中村一生の連打で1死二、三塁から、
田中がセンター前へ同点タイムリー、
さらに岩﨑四球で、2死満塁から上田の三塁線を抜く
勝ち越しタイムリー二塁打で、5-3とリード。
7回ウラにも中村公治のタイムリー二塁打で得点を上げる。
7回からS・S・K(齊藤、S・ラミレス、金剛)が後続を断ち逃げ切る。
公式HPより)


○中村公治
<先制の3号ソロ本塁打を含む3安打2打点>
「打球はレフトにいったけど、
(体が)開かないようにセンター方向を意識しました。
結果、ホームランになってよかったです」

○高柳2軍打撃コーチ
<中村公治の打撃について>
「いい打撃だった。
きょうのような打撃を続けていけば、
1軍に呼んでもらえるチャンスが出てくる」
(ともに中スポ)


雨で1日流れたナゴヤ球場での福岡ソフトバンク戦
2軍降格後、巨人との交流戦でのサヨナラヒットなど
活躍を見せる中村公治が、この日も3安打2打点。
先制本塁打を放つなど、1軍再昇格へアピールしました。
また2番・センターでスタメンの上田
6回の勝ち越しタイムリー二塁打など二塁打3本3打点。
こちらも負けずに、昇格争いに顔を出すかも。

投手陣では、先発・川井が6回を投げ、4安打3失点。
しかしエラー絡みということで、自責は0
ストレートの制球がだいぶ良くなってきたそうです。
そして7回からは、誰が付けたか『S・S・K』(苦笑)
齊藤-S・ラミレス-金剛のファーム中継ぎ最強トリオが
ゲームをしっかり締めたようです。

2007年8月30日 (木)

残念?歓迎?中止竜、雨のヨコハマコメント集。

横浜戦中止も落合監督自然体

立浪の代打満塁弾などで、快勝し、
クライマックスシリーズ進出マジック(CM)
『27』をセ界一番乗りで点灯させたドラゴンズ
しかしこの日の横浜第2戦は、試合開始直前の
午後5時40分に雨天中止となりました。
やりたかった選手、中止を歓迎した選手と
悲喜こもごものコメントを集めました。


ヨコハマからの話題。(29日)

◇山本昌
<まさに無情の雨。
ブルペンで試合直前のキャッチボールを
開始した直後に、雨天中止の場内アナウンス。
悪条件での登板がなくなったことを歓迎も
次回登板は来週以降に持ち越しとなる可能性が高く>
「残念だねえ。まあ、仕方ないです。
やりたい気持ちはあるけどね。この天気ではね。
(雨の中)ブルペンで投球練習したんだけど、
指先の感覚がしっくりこなかった。
外では無理だなという感じだった。
(悪天候で)ケガもしたくないですしね」

<前回21日の巨人戦は7回2失点で敗れたが、好投>
「いい感じではあるけれど、結果が出ないとね。
前回のようなピッチングができればいいんだけど。
これから次に向けて球数を投げていって、
いい状態に持っていけるようにしたい。
しっかり投げ込んで、次に備えようと思います」

<試合前にはグラブが濡れないように
上着の内側に隠して、周囲に問いかけ>
「こんなのでやるの?」
中スポサンスポMSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇井上一樹
<横浜のエース三浦との相性を買われて
『7番・左翼』で先発メンバーに名を連ねる予定も>
「先発? オレは『当て馬』だよ」

<雨中でのフリー打撃では、
落合監督から打撃指導を受け>
「体が上下動しないようにということです。
打撃の調子? 練習だけじゃわからない。
試合に出てみないとね。がんばります」
中スポ

◇荒木雅博
<先発が予定されていた横浜・三浦には今季7打数4安打。
張り切っていただけに、雨天中止には残念そう>
「天気には勝てませんよね」
(中スポ<ドラ番記者>


◇タイロン・ウッズ
<試合前、横浜スタジアムを訪れた
米国人の知人と何やら打ち合わせを。
早くも来季のテーマ曲を考えるほどやる気満々>
「僕のテーマソングを作ってくれている友人で、
来年の曲について打ち合わせをしていたんだ。
もし、またドラゴンズでプレーすることになれば、
当然ナゴヤドームで流したいね」
(東京中日、名古屋ニッカン

◇中村紀洋
<現在、2試合連続マルチ安打中の3番打者は、
雨天中止を歓迎。この日、中止が決まると>
「きょうこの天気でやるよりも
ダブルヘッダーでも何でも晴れた日にやった方がいい」

<人工芝が濡れて滑りやすい状態だっただけに
内野手としては守備が不安だという>
「雨の時はノック受けていても危ないから」
名古屋ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<人工芝に水がたまっている状況に>
「(グラウンドが)スリップして危ないよ。
中止になってよかったんじゃないかな」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇川上憲伸
<きょう30日、第3戦の先発予定。
前日点灯したCM27についても意識せず>
「マジック? 優勝目指しているから、それは考えてないですよ。
先が見えたとかも、まだそういう気はありません」

<自己ワーストの4被弾を浴びた
前回登板、東京ドーム・巨人戦を振り返り>
「(東京ドームは)狭いので慎重にはいってますけど、
丁寧にいくか、腕を振っていくか、
普通ならそれができるんですけど」

<この日は、登板前日の調整を>
「練習のときから(試合は)無理と思ってました。
やってたら危なかったですよ」

<先発陣も現在好調で試合を盛り上げている>
「波に乗れる? はい」
(中スポ)


◇落合監督
<試合開始20分前に今季6試合目の雨天中止が決定。
それでも目の前の事態を、あるがままに受け入れる。
恵みの雨か?という報道陣の質問に>
「ウチには(中止の)決定権はない。
(横浜球団にもなく)連盟管轄(会長管理節)だろ?」

<流した試合は10月7日以降に入れられるが>
「どこにでも入れてください。
(巨人、阪神より日程消化が)早かろうが、遅かろうが関係ない。
どっちにしても144試合やらなきゃ終わらない。
そういうルールなんだから。
でも消化は例年通りじゃないのか? そんなに流しているわけじゃない」
(中スポ、サンスポ名古屋ニッカン


午後4時には開門され、5時20分には
メンバー交換も済ませたという横浜スタジアム
しかし練習開始から断続的に降り続いていたは、
一向に弱まらず、ぬれた人工芝は、
明らかに危険なスリップ状態
先発バッテリーも球場内にアナウンスされたものの、
試合開始20分前の午後5時40分雨天中止が決定し、
ナインは帰りのバスに乗り込んだそうです。


雨男健在。 前夜にクライマックスシリーズ
進出マジック27が点灯し、
さあこれからと言うときの
無情の雨…。
残念だったのは、
この日先発するはずだった山本昌
さらに7試合ぶりのスタメンとなる予定の井上
そして横浜先発予定の三浦に相性の良い荒木あたり。
特に井上は、英智の好調などで、
このところ出番が少なくなっていただけに、
ぜひともアピールしたかったでしょうね。
愛娘の紗里ちゃんの6歳の誕生日だったこの日、
スタメンに名は連ねたものの、惜しくもとなり、
バースデープレゼントアーチは幻となりました。
それでもきょう30日、三浦がそのまま
スライドするという情報もありますし、
1日遅れながら、雄姿を見せてもらいたいですね。

また昌さんにとっても残念な雨に。
きょう30日は、エース・憲伸が登板するため、
スライドぜずにそのまま登板が1回飛び、
次回登板は来週、9月5日巨人戦になるもよう。
まあ、雨の影響で指先のかかりも良くないうえ、
降り続く雨という悪条件での投球を
免れられたことは、ある意味良かったかもしれませんし、
194勝目はお預けになりましたが、また再び調整し、
調子をベストに仕上げてもらいたいと思います。


一方、歓迎したのは、主に野手陣
サードを守る中村紀洋高代コーチのコメントにあったように、
人工芝が濡れてスリップ状態だったようですね。
少々の雨でも決行することはできますが、
それによって、故障してしまっては本も幸もないですから。
さらに日程がキツくなるであろう
横浜には申し訳ないですが、危険を回避できてよかったです。


仕切り直しとなりそうな、今夜の第3戦。
ドラゴンズの先発は、ローテ通り憲伸となるでしょう。
この日、雨の中の調整投球を行い、準備万端。
ただ今回、エースに見せてもらいたいのは、
しっかりと勝つことのみに尽きます。
安定し、これぞという投球を披露してほしい。
100勝を達成したゲンのいいハマスタですし、
前回登板の汚名返上、ぜひともお願いしたいと思います。

なおこの日中止となった試合は、
10月7日以降に行われる見込みだそうです。

2007年8月29日 (水)

代打立浪お見事満塁弾、中日CSマジック27点灯!

代打満塁弾 立浪マジックだ

夏休みも残りあとわずか、
2位・ドラゴンズは今夜から横浜スタジアムで
4位・横浜との3連戦を迎えます。
ペナントレースもいよいよ終盤、
このゲームにドラゴンズが勝つと、
セリーグ初となるクライマックスシリーズ進出への
マジック『27』が点灯するそうです。
山井大介寺原隼人の先発で始まったゲームは、
あの選手満塁弾で流れが一変しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 19回戦
(28日・横浜スタジアム | 中日10勝9敗)
14442人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 山井(8試合2勝2敗)
[D本] 立浪1号満塁 森野14号 イ・ビョンギュ6号
[Dバッテリー]
山井、久本 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
代打・立浪の満塁本塁打で横浜を突き放して連勝、
クライマックスシリーズ・マジック27を点灯

1点リードの6回一死満塁で、立浪は右翼席に満塁本塁打を放った。
8回には森野、イ・ビョンギュがダメ押しの連続本塁打を決めた。
先発・山井は8回まで2失点で踏ん張り、今季2勝目をつかんだ。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


横浜先発は、今季10勝に王手をかける寺原
立ち上がり、先頭の井端がその足下を抜く
センター前ヒットで出ると、荒木が送って二塁へ。
続く中村紀洋もストレートの四球で、1死一、二塁。
しかしウッズは内角高目へのシュートにボテボテの二塁ゴロ。
2死二、三塁と走者こそ進みますが、
森野は内角高目のストレートに三振に倒れ、
先制のチャンスを逸してしまいます。

一方、立ち上がりに失点が多いドラゴンズ先発・山井
初回、仁志、石井琢朗と遊ゴロに打ち取りますが、
金城に外へのシュートを叩かれ、
レフト左に落ちるツーベースを許すと、
続く村田には、外角低目のスライダーを
うまく右方向へ運ばれてしまいます。
ライト線に落ちそうな打球でしたが、
これにライト・英智が猛然と突っ込むと、
最後は頭から飛び込み、地面ギリギリでキャッチ!
まさに英智ならではのスーパープレーでスリーアウト。
山井のピンチを好守で鮮やかに救います。


それでチームの士気が高まったのか、
直後の2回、先頭のイ・ビョンギュ
低目をよく見て四球を選ぶと、
英智の一塁ゴロの間に二塁へと進みます。
さらに谷繁もストレートの四球で、一、二塁。
続く山井は、バントでピッチャー前に
転がしますが、ここで横浜にミスが。
捕った寺原が三塁を刺そうとしたものの、
送球が乱れてしまい、なんと悪送球に!
二塁走者のが労せずにホームイン!
2四球とエラーでドラゴンズ1点を先制します。
なおも1死一二塁で迎えるは、井端
しかし初球を叩くも、5-4-3のダブルプレー
一気に畳みかけられずに、1点止まりに終わります。


先制してもらった山井は、初回を乗り越えたことで
落ち着いたのか、2回以降は安定した投球
この日は、ストレートが走っていたことと、
要所でシュートが良く決まり、さらに無四球と制球もまずまず。
横浜打線を危なげなく抑え、0を重ねていきます。
一方の寺原も3回以降は、立ち直り、
力のあるストレートとスライダー、カーブなど
変化球のコンビネーションの前に
ドラゴンズ打線は、チャンスを作れず、無得点。
1-0と最少点差のまま、ゲームは中盤を迎えます。


5回までわずか2安打のドラゴンズ
追加点が奪えず、やや重いムードも漂いますが、
6回、先頭の中村紀洋がセンター前ヒットで出ると、
ウッズも続き、ライナーでライトフェンスを直撃。
連打で無死一、三塁とチャンスを作ります。
しかし続く森野が初球、カーブを叩くも、二塁正面へのゴロ。
仁志から本塁へ送られ、追加点は阻まれてますが、
6番のが外へのスライダーを
うまく叩いて、三遊間を抜くヒット。
繋いで1死満塁と、チャンスを再び広げます。
迎えるは、初回好守で山井を救った7番・英智
ところが勝負どころと見たドラゴンズベンチ
やや早い仕掛けながら代打に、切り札・立浪を送ります。

24日には、通算1000打点をマークした立浪
勝負強い男のバットに大きな期待がかかりましたが、
ミスタードラゴンズがそれに一振りで応えます!
初球、内角高目のカットボールに反応すると
振り抜いた打球は、きれいな放物線を描き
勢いそのままにライトポール際へと飛び込みます!
立浪にとって、今季第1号となる一発は、
自身初となる代打での満塁ホームラン!
会心の当たりに、立浪は一塁を回ると両手でガッツポーズ。
その一方でガックリとした寺原は、うなだれたまま…。
ゲームの流れを一変させる見事なグランドスラムで、一挙4点
5-0と、ドラゴンズがリードを大きく広げます。


5点の援護をもらった山井
それ以降も安定した投球は続きます。
7回、1死から佐伯のセンターへのライナーを
イ・ビョンギュが弾いてしまいエラー
さらに吉村にもライトへ運ばれ、一、二塁としてしまいますが、
内川を内へのシュートで一塁ファウルフライ。
さらに相川も内へのスライダーで
ライトフライに切り、この回も0に切り抜けます

そんな山井にさらなるダメ押し点が。
8回、この回から登板の2番手・マットホワイトから
先頭の森野が、カウント1-2からの4球目、
真ん中高目のストレートをセンターへ持って行くと、
バックスクリーン左へ飛び込むホームラン!
1点を加えると、さらにイ・ビョンギュが続き、
カウント1-0からの2球目、高目のストレートをねらい打ち!
打球はレフトスタンドへ飛び込むホームラン!
珍しい組み合わせの二者連続の本塁打で、7-0
一発攻勢で突き放し、この日の勝利をほぼ決定付けます。


そうなると焦点は、山井が完封できるのかどうか。
しかし100球も越え、やや疲れが見え始めたか、
8回ウラ、先頭の代打・下園
右中間を破るツーベースを許すと、
続く野中の3球目、サインミスでワイルドピッチ。
さらにその野中にライト線に落とされ、1点を失うと、
1死三塁から、金城に一、二塁間を破られ、もう1点。
結局この日の山井は、この回を投げきって交代。
8回、122球、7安打3奪三振無四球2失点。
大崩れすることない好投でマウンドを降りると、
最終回は、点差もあることで久本がマウンドへ。
1死から内川にレフト前に運ばれたものの、
続くホセロの代打・下窪を、内へのスライダーで
6-6-3のダブルプレーに仕留め、ゲームセット!

本塁打攻勢横浜を圧倒し、
3連戦の初戦を取ったドラゴンズ
首位・巨人とのゲーム差『1』は変わらずも、
貯金を今季最多タイの『12』に。
さらに8回2失点の山井は、連勝となる2勝目をマーク。
そしてこの勝利で、3位以上が確定する
クライマックスシリーズ進出マジック『27』がついに点灯。
落合監督「目指しているところは違うけどね」と語りながらも、
連覇へ向けまずは一つ、を進めたようです。


打球よ飛んでけえ!相手のエラー絡みで、
先制こそしたものの、
なかなか追加点が取れない
歯がゆい展開
しかしその流れを一変させ、
一気に快勝へと導いて行ったのが、
代打・立浪の見事な満塁本塁打でした。
1-0で迎えた6回、中村紀洋、ウッズの連打、
さらにイ・ビョンギュが繋ぎ、1死満塁で迎えた打席。
初回に好守を魅せた英智を下げての代打、
やや仕掛けが早いようにも感じましたが、
ベンチとしては、「ここで」と決めていたようですね。
自分的には、犠牲フライで1点は入るだろうと見ていただけに、
初球、ライトへ良い角度で上がっていったときは、
タイムリーになりそうだなと思いましたが、まさかスタンドインとは。
立浪にとっては、プロ20年目でとなる代打満塁弾!
チームの重苦しいムードを振り払ったのはもちろんのこと、
立ち直りかけていた相手先発の寺原にとっても、
何とか食い下がりたい横浜にとっても、
実に大きなダメージを与えることとなった一撃。
さすがは、ミスタードラゴンズ。
チャンスを活かし、実に良い仕事をしてくれたと思います。

また8回には、珍しい森野、イの連続アーチ。
結果的にはあの回の2点は大きかったですね。
特にこの日は、ウッズが1安打と抑え込まれたものの、
中村紀洋は、四球も含めともに全打席出塁
ここに来て、動きが良くなってきたなと。
残り試合、さらにチームに貢献してもらいたいです。


一方、投手では、先発の山井
この日は、8回を投げ、7安打2失点。
前回登板で、今季初勝利を挙げて臨んだ登板。
その立ち上がりが注目されましたが、
2死から金城にレフト左へのツーベースを浴び、
やや危ないかなと思いましたが、
直後に飛び出した英智スーパーダイブに救われましたね。
ライト線へと落ちそうな打球にチャージし、
頭から飛び込んで、グラブの先でキャッチ。
落ちていたら、おそらく先制
その後の流れも変わっていたでしょうし、
まさにこの好守が、その後の山井の好投を
後押ししたといえるでしょう。
そして初回を0で凌いでからは、
ストレート、シュート、スライダーを駆使して、
横浜打線を7回まで無失点。
疲れも見えたか、8回には2点こそ失いましたが、
無四球と安定した投球で、今季2勝目をマーク。
突然の乱調も見られず、危なげもなかったですし、
両目が開いたことで、今後もいけそうですね。
週の初っぱなという大きな役目を担っていますが、
次回以降も、この調子をキープしていってほしいです。


一発攻勢で横浜に快勝!
横浜の自力Vを消滅させたうえに
ついにクライマックスシリーズ進出への
マジック『27』を点灯されました!
まあ優勝マジックと違い、3位以内確定というマジックは
それほど重要なものではないですが、
落合監督も言うように
「つかないよりは、ついていた方がいい」。
目安にもなりますし、チームの励みにもなるでしょう。
徐々にながら、チームのカタチも出来つつありますし、
あとはそろそろ大きな連勝がほしいですね。
そのためにカギとなるのが、この投手
第2戦の先発が予想される昌さんでしょう。
今季の200勝達成こそ幻となりそうですが、
まずは1つ勝って、長かったトンネルから抜け出すこと。
それこそがチームに勢いを付ける結果となるのでは。
ぜひとも今度こそは、良い結果を期待したいです。
ハマスタの天気も気になりますが、
ベテラン42歳の踏ん張り、第2戦はそこに注目したいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(28日)

◎立浪和義
<6回、代打満塁ホームラン>
「初球から思い切っていきました。
久しぶりに年に一回あるかないかの良い打ち方ができました。
今週6試合で何とか一本ホームランを打ちたいと
思っていたところだったので最高にうれしいです。
今年シーズンに入ってからも常に準備は怠らないように
していたのでこういう結果が出るとうれしいし、
またがんばらなければいけないという気持ちになります。
いつもチャンスの場面で使ってもらっているので
何とか期待に応えたいという思いが強いです。
残り試合これからが本当の勝負になってきますので
またチャンスで打てるようにがんばっていきたいと思います」

<ホームラン談話>
「打ったのは、カットボール。
絶好の場面だったので、何とかランナーを返したかった。
初球から思い切っていきました。
コースはまあまあ良かったのですが、
久しぶりに反応で打てました。
ウエートトレーニングを
一生懸命やってきた結果が今年初めて出せました。

満塁になったら行くかもしれないと言われてました。
絶好の場面だったので何とか走者をかえしたかった。
最低でも犠牲フライ。低めに手を出さないようにと思った。
インコースの真っすぐはある程度頭にはあったけど、
もしを待っていたらファウルになるボール。
(打った瞬間は)どうかなって思ったけど、
(ファウルゾーンに)切れないなって。
1年に1度か2度あるかないかの、うまい打ち方だった。
久しぶりに反応で打てたね。最高にうれしいです!」

<試合前、同い年の本塁打王・ウッズにどん欲に質問>
「『どうやったら遠くに飛ばせるか』
ホームランを打つコツを聞いたんです。
返答? 『トップからインパクトまでを速く振り抜くんだ。
そしてボールにスピンをかければいいんだ』って言われたよ
僕の打球も力は弱いながらも、きょうの打球は
ちょっとくらいスピンがかかっていたでしょう?」

<先にあるゴールは球団初の連覇だけ。残り32試合を見据え>
「いつもランナーがいるところで使ってもらっている。
これからが、本当の勝負になる。そこで打てないといけないね」
公式HP、中スポ、東京中日、中日新聞
サンスポスポーツ報知共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○山井大介
<8回を投げ、7安打2失点で2勝目。
今季初の無四球と制球がさえ、
威力のある直球で押す場面も>
「きょうはストレートが走っていた。
スライダーだけじゃなく、きょうは行けるところまで
ストレートで押してもいいかなと思った。
(得意の)スライダーだけでは毎試合いけないから」

<約3年ぶりの完封勝利も
視野に入った8回に2失点で交代>
「完封はもちろんしたかったですけどね…。
点を取られてしまって、代えられてしまいました」

<河合楽器時代の同僚で、
現在もチームメートの久本との完封リレーに>
「意識はしていないけど、ちょっと(昔を)思いました」

<6戦白星がなかったのがうそのようにあっさり2連勝。
ローテの中で地位を固めていく>
「去年も今年の前半も何もしていないので、
今、できることを精いっぱいやりたい」
中スポサンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

○森野将彦
<8回、センターバックスクリーン左への本塁打>
「打ったのは、ストレート。
立浪さんのおかげで楽に打てました」
公式HP、東京中日、名古屋ニッカン

○イ・ビョンギュ
<8回、レフトへのホームラン>
「打ったのは、ストレート。
ただストレートを狙って打席に入りました。
今はチームの優勝争いが激しくなっているので、
それに貢献できるよう心がけている」
公式HP、東京中日、サンスポ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<この日2安打3四球と全打席出塁>
「3番の仕事ができました。全部(塁に)出たでしょ」
(中スポ)

○井端弘和
<3回、仁志の三遊間を抜けそうな打球を好捕。
深い位置から一塁へ送球も、ウッズの前でバウンドして後逸。
記録は悪送球で失策。チームの連続試合無失策を14で止め>
「仕方ないですね」
(東京中日)

○タイロン・ウッズ
<3回、外角球を見送っての三振に対して球審に猛抗議。
本塁上にヘルメットとバットを置いたままベンチに戻る>
「他の誰が審判をしても、あれはボールだ!!」
サンスポ


○落合監督
<1点リードの6回一死満塁、代打策が見事に的中。
英智を引っ込め、立浪を送った決断に>
「1点じゃきつい。クラ(英智)でもいいんだろうけど…。
確率を考えればクラよりタツ(立浪)だ。何とかしてくれるだろ」

<1回2死二塁、村田のライトへの打球で
頭から突っ込み好捕した英智のプレーを激賞>
「あれは大きかった。山井にとってはな。
それでなくても立ち上がりはいつも
変な終わり方をするピッチャーだから。
1点入るのと0で終わるのでは全然違う。
あれが流れをすべて変えた。
そのあと(2回の先取点)のはピッチャーのエラーだろう?」

<クライマックスシリーズ進出のマジック点灯について>
「マジック? つかないよりついた方がいい。
だけど、目指しているところが違う。
1つの目安にはなるだろうけどな」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン


記録備忘録。(28日)

『クライマックスシリーズ進出のマジックナンバー(CM)』
3位以内が確定するための勝利数で、今回の対象は4位の横浜
横浜は残り36試合にすべて勝利した場合、
88勝55敗1分けとなり勝率.615
中日は残り32試合。このうち横浜との直接対決5試合に負けても
残りの27試合に全勝すれば、88勝54敗2分けで
勝率.620となり横浜を上回る。
この場合、5位・東京ヤクルト、6位・広島も残り試合すべてに勝っても
中日を勝率で上回れないため、3位以内が確定する。
中日新聞


今日の公示。(28日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 鈴木義広投手
共同通信社

◇鈴木義広
<8月6日の登録抹消以来の1軍復帰を果たす。
チームへの貢献に向けて、意気込みを話す>
「しっかりと腕を振って投げていきたいと思います」
名古屋ニッカン


前日の中スポでの報道の通り、浅尾の代わりに
右の中継ぎ要員として、鈴木が再昇格。
横浜で合流し、この日は練習に汗を流したもよう。
9回に出てくるかと思いましたが、久本でしたね。
セットアッパーズの一員に加われるよう、頑張ってほしいです。


若竜からの話題。(28日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 17回戦
(28日・ナゴヤ球場)
  021 000 200 =5
  000 000 000 =0
[敗] 清水昭信(12試合2勝3敗)
[D本] なし
[D投] 清水昭信、齊藤、デニー、石川
公式HP福岡ソフトバンクホークス


【ゲームレビュー】
先発・清水昭信が2回、無死二塁から
江川の適時三塁打と高谷の犠飛で2失点。
3回にもアダムのライトへの犠飛で1失点。
7回、3番手・デニーが捕まり、
金子、中西、吉本、江川と連続4安打され、2失点。
攻撃陣は、福岡ソフトバンク投手陣
低目のボール球に手を出してしまうなど沈黙。
4安打完封負けを喫した。
公式HPより)


●清水昭信
<先発し、5回を5安打3失点。
起用に応えられずふがいない投球に、反省するばかり>
「ボールが高めに浮いてしまった。
低めにいこうとしたけど、修正できなかった…。
投手コーチとマンツーマンで、
ネット投げや、下半身の使い方の練習をして
(フォーム的に)だいぶしっくりきていたんですけど、
きょうはそれができなくて…」
中スポ


ナゴヤ球場でのウエスタン・福岡ソフトバンク戦。
勝てば優勝マジック『8』
点灯する可能性があったゲームでしたが、
先発のルーキー・清水昭信
ストレートが高く甘くなったところを痛打され
2回、2点を先制されると、3回にも犠飛を打たれ、1失点。
その後も、制球を安定させることはできず、
結局5回を投げ、5安打4奪三振3失点。
低目に投げるコントロールをつけることを
課題として、練習してきたようですが、
それを発揮することができぬまま、マウンドを降りました。
中スポでは「背信」という見出しで、かわいそうでしたが、
1軍に上がるためには制球力は大切。鍛錬を続けましょう。


PS 今夜の渡邉選手。

7-2と大量リードということで、
9回ウラ、ウッズに代わって一塁の守備固めで登場。
1死一塁から6-6-3のダブルプレーに参加。
最後の最後でしっかり映り、勝利に貢献しました!

2007年8月28日 (火)

点るかクライマックスシリーズマジックと中田HP開設。

竜、きょうにもM27点灯 クライマックスシリーズ進出

巨人・阪神との6連戦を3勝3敗で乗り越えたドラゴンズ
今夜からは、7カードぶりとなる屋外球場で、
横浜、広島との6連戦を戦います。
スポーツ紙によると、横浜から1勝すれば、
セ界初のクライマックスシリーズ進出マジック
『27』が点灯すると言う話題も?
いよいよシーズンも佳境、この日の竜ナインから。


◇山井大介
<きょう28日、対横浜初戦の先発が濃厚。
この日はナゴヤドームで最終調整を行う。
前回登板では695日ぶりとなる今季初勝利をあげたが>
「1勝したからといって、何も変わりません。
白星がついたことは関係ないです。
今まで通りの気持ちで投げるだけです」

<チームにとっては7カードぶりの
屋外球場での試合となるが>
「下(ファーム)で投げているので
(暑い外でも)大丈夫です」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇山本昌
<29日、横浜第2戦の先発予想。
ローテ生き残りをかけた重要な登板に悲壮な決意を>
「夏が好き? もう終わるじゃないですか。
相手? 関係ないです。僕が言えることはありませんよ」

<今週から横浜、広島と屋外球場で戦うが>
「屋内と屋外? 今まであまり気にしたことないな」

<前回登板の22日・巨人戦では、7回2失点。
白星まであと一歩の投球を見せたが>
「手応え? やっぱり試合に勝たないとだめでしょう。
とにかく勝つことです」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇川上憲伸
<30日の横浜第3戦での先発が予想。
この日は、ナゴヤドームの屋外に新設された
ランニングコースでダッシュなどの調整>
「外で走った方が、体のシンから
汗が出て気持ちいいんです。
ドーム球場だとそれができない。
僕にとっていいことだと思います」
(東京中日、名古屋ニッカン


◇井上一樹
<ナゴヤドームでの野手の指名練習に参加。
立浪とともに得意の代打で勝利に貢献することを誓う>
「最高に盛り上がる場面はタツさん(立浪)がいくけど、
ちょっと違う盛り上がるところで(代打で)いけたらね。
もちろん、頭からも出たいけど、
代打でも勝利に貢献したいと思っているよ」

<もちろんスタメンでも結果を残す自信も。
今週対戦する横浜、広島は、自身にとってカモ>
「横浜(.375)と広島(.529)は分がいいんだよね。
仕事をしないといけない。
(26日までの)阪神戦は3連休しちゃったからね。
とにかくオレもいるんだということをアピールしないと。
出ることにこだわってね。
あとは監督の笛でどれだけ踊れるか、だよ」

<今季なかなか勝てない山本昌を信頼>
「この時期にくると200勝うんぬんじゃなく、
大事な1勝になる。
マサさんなら実績も経験もあるし、大丈夫」
中スポ名古屋タイムズ


この日、ナゴヤドームでは、通常の月曜日同様、
今夜からの横浜戦に備え、
投手陣、一部野手が調整を行いました。
川上、山本昌ら投手陣はランニング、キャッチボールで、
また井上、堂上剛裕ら野手陣はフリー打撃で汗を流したもよう。

ところでこの日の東京中日5面の見出しに
出ていたのが、『竜M27点灯』。
今夜からの横浜3連戦で、1つでも勝てば、
なんとクライマックスシリーズ出場への
マジック・ナンバーとして『27』が点るそうです。
3位までが出場できるクライマックス・シリーズ。
4位・横浜との直接対戦は、残り6試合。
ドラゴンズが1つ勝てば、残りの直接対決に全敗しても、
勝率で上回ることになるというこのマジック。
優勝とか1位通過とかでないですが、
とりあえずの目安にはなっていきそうです。

このところ首位や3位との
「ゲーム差」ばかり気にしていたので、
そういう数字が出てくるということは、
シーズンもいよいよ佳境だということを改めて感じましたね。
まあ連覇を目指すドラゴンズとしては、
3位通過は、あくまでも最低条件
それほど注目する必要はないのですが、
相手の横浜にとっては、まさに正念場
死のモノ狂いで勝ちを取りに来るかもしれません。
そういう意味では、手強そうな相手だけに
決して油断できない3連戦となるでしょう。

早く勝ちたい、勝たせたい!3連戦の先発は、
前週の巨人戦と同様、
山井-山本昌-川上
予定されています。
前回登板で、ようやく
今季初勝利を挙げた山井
この調子をキープしていくこと。
課題は、やはり立ち上がりの
制球でしょうか。
また第2戦の昌さんにとっては、またも背水の陣。
この日の少ない口数の中には、
やはり悲壮な決意が込められていたようです。
さらに第3戦の憲伸は、名誉挽回のマウンド。
前回の巨人戦では、まさかの1試合4被弾。
エースの名にかけても、意地を見せてもらいたいものです。

勝てばクライマックスシリーズ・マジックが点灯するという3連戦。
3強から抜け出すために、1勝といわず、勝てるだけ勝ちたいところ。
ただ雨男・昌さんの登板の日だけ、やや天候もよくないですが…。
まずはマジックを点灯させて、横浜に引導を渡す。
久々の屋外球場でのゲームで、残暑も敵になってきそうですが、
何とか踏ん張り、良い3連戦にしてほしいと思います。


今日の公示。(27日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 浅尾拓也投手

共同通信社


◇鈴木義広
<抹消された浅尾に代わって登録が濃厚。
この日練習した朝倉と合流して、横浜へ移動。
ウエスタンでは中継ぎとして、9試合に登板>
「日に焼けました。試合でかなり投げました。
貢献できるように頑張ります」
(中スポ)


今月9日に1軍登録され、17日の横浜戦で先発
また23日の巨人戦では、中継ぎ登板した浅尾が、
この日、登録を抹消されました。
昌さんと先発6番目のイスを争っていましたが、
その昌さんが巨人戦で好投したことで、
先発陣に目処がついたということもあり、
今回の抹消となったようです。
代わって昇格が濃厚なのが、鈴木
平井、岡本とやや調子を落としている
右の中継ぎを強化するための昇格となりそう。
酷暑のファームで、9試合投げ込んできた
その右腕の復調に期待したいです。


若竜からの話題。(27日)

◇新井良太
<今季3度も1、2軍を行き来。
甲子園で準優勝した母校・広陵高校と、
堂上剛裕らの活躍に刺激を受け、
体の回転で打てるよう、日々特訓中>
「コンパクトに強く振る。
甘い球は一球で仕留めないと厳しい」
スポニチ名古屋


1軍はクライマックス・シリーズ進出マジックが
点灯かという状況となっていますが、
2位・阪神に4.5ゲーム差で首位のドラゴンズ2軍
きょうからはナゴヤ球場で福岡ソフトバンクと戦いますが、
中スポによると、この試合にドラゴンズが勝って、
3位・サーパスが広島戦で敗れると、
阪神、サーパスを対象に、優勝マジック『8』が点灯するそうです。
今月半ばの阪神との首位攻防で、3タテしたのが大きかったか。
いきなり1ケタ点灯はうれしいですね。
ぜひとも勝って、さらなる励みとしてもらいたいです。


ナゴヤからの話題。(27日)

◇中田賢一
<きょう28日から自身の公式ホームページを開設。
この日、ナゴヤドームで練習を行ったが、
管理するマネジメント会社を通じて、コメントを発表>
「いつも応援ありがとうございます。
プロ入りから3年目の今シーズン初めて
2ケタ勝利をあげることができました。
これをきっかけに自身のブログを開設し
ファンの皆様といつもと違った
コミュニケーションを取れればと思っています」
(中スポ、名古屋ニッカン

『皆さん、初めまして。
中日ドラゴンズの中田賢一です。
ボールプレーヤーズ内にブログを開設することになりました。
僕自身の生の声や、私生活も公開していけたらなと思っています。
しかし、意外とめんどくさがりですが、
定期的に更新できるように頑張ります!!
これからも応援よろしくお願い致します。』

中田賢一|公式ウェブサイト「はじめまして!」より引用)


最後に、26日の阪神戦で、ハラハラながら、
チーム単独トップとなる11勝目を挙げた中田
プロ3年目で初めて2ケタ勝利をあげたことを節目として
自身の公式HPを開設することをこの日、発表しました。
完全な個人ホームページではなく、
山﨑武司(東北楽天)なども開設している
『ballplayers.jp』中田が加わったカタチ。
今後は野球やプライベートのことをつづる日記の更新や、
動画の配信などを行なっていく予定だそうです。

ドラゴンズの選手では、
昌さん、福留、憲伸、朝倉に次いで5人目。
「意外とめんどくさがり」という中田が、
どんなボイスを綴ってくるのか、とても楽しみです。
きょう28日、さっそく第一声がUPされました。

『中田 賢一|公式ウェブサイト』
サイドバーのリンクか、こちらからどうぞ!

2007年8月27日 (月)

中田ヒヤヒヤ11勝目、効率竜ミスでいただき60勝!

中田、ナゴヤドーム阪神戦は勝率10割 
「しつこく投げて」11勝


1勝1敗で迎えたナゴヤドームでの対阪神第3戦。
この日の先発は、今季阪神戦初登板となる中田賢一
前回登板で、プロ3年目にして初の2ケタ勝利をマーク。
その勢いで、約1年ぶりとなる阪神に立ち向かいましたが、
その投球は、かなりの波乱含みとなりました…。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 19回戦
(26日・ナゴヤドーム | 中日8勝10敗1分)
38160人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] 中田(22試合11勝6敗)
[S] 岩瀬(47試合1勝4敗34S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、高橋、平井、岡本、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
効果的に得点を重ねて逃げ切った
8回に四球と中村紀洋の中前打で
1死二、三塁の好機を作り、
ウッズが右前適時打を放って、先制。
さらにイ・ビョンギュの左越え適時二塁打と
英智の中前適時打でこの回計4点を奪った。
1点差に詰め寄られた直後の7回には
2安打に2つの敵失も絡んで2点を加えた。
中田は再三のピンチをしのいで6回1失点に抑え、
チームトップの11勝目岩瀬が34セーブを挙げた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


中6日での先発となった中田
その立ちあがり、先頭の鳥谷
外へのフォークで空振り三振に取ると、
続く赤星も球威のあるストレートで
3球三振に仕留めるなど、三者凡退。
約1年ぶりの阪神戦上々のスタートを切りました。

しかし続く2回、先頭の金本
ライト線へのヒットを浴びると、投球が一変。
続くリンを内へのフォークで空振り三振に取ったものの、
桜井に四球、矢野にはライトへ運ばれ、
1死満塁のピンチを背負ってしまいます。
しかし藤本を真ん中低目のフォークで空振り三振。
投手のダーウィンに対し、
フルカウントにまでしてしまいますが、
外へのボール気味のストレートに手を出してくれ、一塁ゴロ。
何とか無失点に凌ぎます。

ところが続く3回も、ピンチの中田
先頭の鳥谷をライト右へのヒットで出すと、
続く赤星の高いバウンドのショートへの当たりで
井野二塁塁審井端が交錯してしまい、内野安打に。
シーツは三ゴロ二封で、1死一、三塁としますが、
金本に対し、追い込みながらもカウントが悪くなり四球。
またもや1死満塁としてしまいます。
それでもここから踏ん張るのが、今夜の中田
リンにファウルで粘られるも、9球目、
内へのフォークで空振り三振に取ると、
続く桜井は外へのスライダーで
ライトフライに打ち取り、スリーアウト。
この回もゼロで切り抜けます。

さらには4回ウラも、ランナーを背負う中田
またも先頭、矢野にセンター前に運ばれると、
続く藤本のプッシュバントは失敗に終わり、1死一塁。
ダーウィンが送り、二塁へ進まれると、
鳥谷にも四球を与え、1死一、二塁。
二度あることは三度ある。またもピンチを迎えます。
しかし中田がここでも粘りの投球
赤星に2-1から6球ファウルで粘られた末の
フルカウントからの12球目
投じたのは、外へのスライダー。
狙い球が違ったか、何と赤星見逃し三振に。
2回、3回、4回と拙攻続き阪神打線に助けられ、
中田がこの回も無失点で踏ん張りました。


阪神先発・ダーウィンの前に3回まで1安打。
しかし拙攻を続ける阪神をヨソに、
4回、ドラゴンズ打線が絶妙な繋ぎを見せます。
1死から荒木が四球を選ぶと、
続く中村紀洋は、チェンジアップを叩き、
ピッチャーの足下を抜くセンター前へのヒット。
ここでドラゴンズ好走塁!
赤星のチャージが遅れたを見て、荒木が一気に三塁へ。
またセンターからの送球が三塁に送られるのを見て、
打った中村紀洋も転がりながら、二塁を陥れ、
を駆使して、二、三塁とチャンスを作り出します。

ここで迎えるは、4番・ウッズ
一塁が空いているため、歩かされるかと思いきや勝負。
ランナーを返したいウッズは、カウント0-1からの2球目、
真ん中低目へのストレートを積極的に弾き返します。
右方向への打球は、ライト前へのタイムリー!
この3連戦無安打だった主砲の一打で、
劣勢だったドラゴンズが、何と先に点を奪います。

続く森野が空振り三振に倒れ、2死一、三塁。
しかし6番・イ・ビョンギュがいい当たり!
カウント0-2からの3球目、
外角高目、ややボール気味のチェンジアップを叩くと、
打球は、レフトフェンス最上部を直撃!
タイムリーツーベースとなり、2点目を加えます。
なおも2死一、三塁とチャンスで迎えるは、英智
カウント2-1からの4球目、
中に入ってきたチェンジアップを
センターを持って行っての、鮮やかな2点タイムリー!
この回、4安打で一挙4点のビッグイニング!
阪神が掴めずにいたゲームの主導権
逆に一気に奪い取ります。


再三のピンチを凌いだうえに、
打線からごほうびではないにしろ、
4点の援護をもらった中田
5回、阪神の主軸を三者凡退に打ち取るも、
続く6回、四球も絡み、2死一塁から
代打・桧山に右中間フェンス直撃のタイムリーツーベース。
1点こそ奪われてしまいますが、
続く鳥谷を見逃し三振に打ち取り、スリーアウト。
しかし前半、かなり苦しんだこともあり、
球数が6回までで、128球に達していた中田
結局、6安打8奪三振4四球で1失点。
数字が良い割には、ヒヤヒヤだった今回の投球。
1年ぶりの虎キラーは、11勝目の権利をもって、
この回で、マウンドを降りました。


7回、ドラゴンズ2番手は、「今が旬」高橋
しかし6回に1点を加えたことで、
またいけると思わせてしまった阪神打線に捕まります。
赤星、シーツストレートを続けてセンターに弾き返されると、
さらに続く金本の初球、スライダーが
ワンバウンドしてしまい、ワイルドピッチ。
無死二、三塁とピンチを背負ってしまいます。
ここ数試合、キレのよかったストレートが影を潜め、
変化球も決まらないこの日の高橋
フルカウントからの6球目、
外へのストレートをレフトへ持って行かれ、犠牲フライ。
4-2と徐々に阪神に詰め寄られます。
これで目が覚めたか、続くリンには
外角低目のストレートでズバッと見逃し三振に取りますが、
桜井に内角高目に入ったストレートを叩かれ、
レフト前に落ちるタイムリーヒット。
この回2点目を奪われ、ついにスコアは、4-3
ゲームの行方がややわからなくなってきました。


1点差となった7回ウラ、
阪神は、4番手にJFKの一角・久保田を投入します。
また一塁には、3三振のリンに代わり、
守備固めとして、藤原通が入ります。
できればダメを押し、流れを戻したいドラゴンズ
この回先頭、2打点の英智がその口火を切り、
センター前にヒットを放つと、
続く谷繁の送りバントで、二塁へと進みます。
ここでドラゴンズベンチは、平井代打・立浪
2球目、内へのストレートを引っ張るも、一塁へのゴロに。

ところが、ここで実に手痛いミスが…。
一塁の藤原が、打球が強かったこともあり、
大きく弾いてしまいエラー!
二塁・藤本がバックアップするも、一塁セーフ。
1死一、三塁とチャンスが大きく広がります。
ここで迎えるは、勝負強い井端
しかし2球目、内角高目のストレートに
止めたバットで、当てただけの一塁ゴロに。
ゴロゴーで三塁走者の英智も果敢に本塁に突っ込みます。
本塁封殺もあり得る場面。
しかしここでさらに痛すぎるミスが!
打球を掴んだ藤原が、焦ったかボールが手に付かずポロリ。
結局どこにも投げられず、オールセーフ。
三塁走者の英智も転がりながら生還し、5-3!
信じられないダブルエラーから、貴重な中押し点が加わります。

なおも2死一、二塁と
押せ押せで迎えるは、中村紀洋
カウント2-0と追い込まれながらも、
外角高目のストレートを
右方向へ持って行くタイムリーヒット!
この回、2安打に2失策を絡め、
効率よく2点を奪ったドラゴンズ
6-3と、再びリードは3点に。
相手にとって、かなりのダメージを与える点の奪い方。
これで勝負は、ほぼ決まったカタチとなりました。


8回は、中4日空いた4番手・岡本
内野安打1本浴びたものの、後続をしっかり凌ぐと、
最終回は、前夜2失点の守護神・岩瀬がしっかり切り替え。
シーツ、金本と主軸をきっちり抑えると、
最後は、代打・濱中をこだわりのストレートで
空振り三振に仕留め、ゲームセット!
投打の歯車が効率よくかみ合い、阪神を下し、
このカード、2勝1敗と勝ち越したドラゴンズ
この勝利でチームは今季60勝目をマークしました。
また首位・巨人とのゲーム差は『1』と変わらずも、
3位・阪神とは再び『2.5』ゲーム差に。
そして再三のピンチを招くも粘投で凌ぎ、
6回1失点の中田は、チーム単独トップとなる11勝目
前夜の雪辱を果たした岩瀬も、藤川を抜いて、
リーグトップとなる34セーブ目
巨人、阪神と続いたこの週の6連戦を
3勝3敗の五分を終えることとなりました。


E.T.かよ!結果的には、
6-3と阪神に勝利。
先発の中田
6回6安打1失点で11勝目
さらに高橋-平井-岡本-岩瀬
勝ちパターンをしっかり繋いでと
テーブルでは良い勝ち方だったように見えますが、
途中は実にヒヤヒヤのゲームとなりましたね。

今季阪神戦初先発となった中田が、
立ち上がりこそ2三振を奪い、上々だったものの、
2回以降は、久々に制球難が顔を出してしまい、ピンチの連続
2回の1死満塁、3回の1死満塁
そして4回の2死一、二塁と再三ランナーを溜め、
いつ点を取られてもおかしくなかったですが、
土俵際で何とか踏ん張り、結果無失点
阪神打線の拙攻続きに助けられ、
粘れたことはよかったですが、
投球的には決してほめられたものではなかったです。

ただその粘りに、前夜好投の小笠原
全く援護できなかった打線が奮起
4回に3本のタイムリーなどで
一気に4点を奪えたことが大きかったですね。
6回に2死からタイムリーを浴び、1点こそ失ったももの、
結局6回、128球を投げ、6安打8奪三振4四球で1失点。
中田本人もお立ち台で「申し訳ない気持ちです」
話していたようですが、もう少しハラハラ感は抑えてほしい。
次回以降は、制球にも気をつけ、
ファンにやさしい投球をしてもらいたいです。

またこの日は、好調だった高橋が今イチの出来。
7回、勝ちパターンで登場したものの、
このところの力のあるストレートが影を潜め、
犠牲フライとタイムリーなど、2/3回を3安打2失点。
1点差に迫られたときは、まずいかなとも思いましたが、
救援した平井が凌いで、事なきを得ました。
また前夜、厳しい場面で2失点の岩瀬
この日は三者凡退で締め、しっかりと切り替えました。


一方、打線は、7安打6得点
実に効率が良かったですね。
再三のピンチを凌いで迎えた4回ウラ、
四球で出た荒木が、中村紀洋のセンター前ヒットで
一気に三塁を陥れ、それを見た中村紀洋も二塁へ。
この好走塁が流れを作った気がします。
そしてこの3連戦ノーヒットだったウッズ
勝負してもらい、タイムリーを放つと、
もレフトフェンス最上段に当てるタイムリーで続き、
さらに英智の2点タイムリーと、一気に4点。
ゲームの流れを掴んだ大きな先制シーンでした。

またこのまますんなり終わらずに、
1点差に追い付かれた7回ウラのダメ押し点
こちらは相手のミスに助けられましたね。
代打・立浪の一塁ゴロを大きく弾いたうえに、
続く井端の当てただけの一塁ゴロでは
三塁走者の英智の激走に焦ったか、
ボールが手に付かず、本塁に投げられないという
守備固めで出てきた藤原ダブルエラー
若さと焦りが出たのかもしれませんが、
あれで完全にゲームをモノにすることができましたし、
改めて『守備固め』の大事さを知らしめてくれました。
岡田監督が眠れなかったのかは、定かではないですが、
大事な場面で飛び出してしまった拙守
ドラゴンズ阪神の差が少し見えた気がしました。


今季のナゴヤドームでの阪神戦は、これで終了。
5勝7敗と2年ぶりに負け越してしまいました。
残りの阪神戦すべて甲子園というのは、
なんとなくイヤですが、踏ん張って対戦成績を
どうにか五分くらいには持って行ってほしいところ。
そうなれば、3強争いも優位に運ぶのではと思います。
手強いライバルでもある阪神
今後の虎対決にも目が離せないでしょう。
その対戦を2勝1敗で勝ち越したドラゴンズ
28日からは、久々に屋外での6連戦
横浜、広島とビジターで戦います。
勝負の9月に向け、チーム状態をさらに上げてほしい。
暑い屋外で決して取りこぼすことのないよう、
熱い戦いを期待したいところです!


☆ウィナーズ・ボイス(26日)

◎中田賢一
<6回1失点と粘りの投球を見せ
再三のピンチをしのいでチームトップの11勝目>
「(今日のピッチングを振り返って)
いやあ、もう、流れが悪くて
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ピンチではしつこく根気良く投げたつもりですが
もう少ししっかり投げたかったです。
とにかく点を与えないように気をつけました。
結果的に試合に勝てたことは大きいと思います。
(ファンの方々に一言)
夏休みはもう終わりますが
これからも熱い戦いが続くと思いますので
応援よろしくお願いします。」

<先発談話>
「調子は悪かったのですが、しつこく投げれました」

<序盤から大ピンチを何度も招き、
塁を埋められても、最後は断ち切る>
「話すことは何もないんですけど…。
でもとりあえずランナーが出たら還さないようにした
ランナーを出しても粘って粘って、
ホームを踏ませないようにと、
逆にそういう切り替えはできたかな、と思う。
向こうもしつこくバッティングしてくるので、
ボクもしつこく投げようと、根気強く投げました。
(調子は)悪くはなかったけど、良くもなかったです。
コントロールの部分です。先頭打者も何度も出してますし。

野手の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ぼくのテンポの悪さを振り払って打ってくれた。
ただ満塁ではマイナス思考にならず、
絶対にボールになるわけがない
投げれば(ストライクゾーンに)入ると思って
自分を信じて投げました」

<これで阪神戦は通算7勝1敗、
ナゴヤドームに限れば5戦全勝。
約1年ぶりの再戦となった阪神打線のイメージは>
「阪神戦の意識? (前回対戦から)
日がたちすぎているので、あまり印象がないままだった。
1試合、1試合、目の前のゲームに
必死に投げてるだけなんで、相性とかは考えないです。
(阪神は)フォークを振ってこなかったし、
研究していると感じました。僕も研究しないといけませんね」
公式HP、中スポ、サンスポ共同通信社
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◎英智
<4回の2点タイムリーなど打って走って大活躍>
「今日は賢一(中田)が
ハラハラドキドキのピッチングだったので
守っていてもハラハラドキドキで守り疲れしました。
(2点タイムリーについて)この前捕れる球を捕らずに
賢一に迷惑を掛けていたのでこれで貸し借りはなしです。
(7回の先頭打者でのヒットについて)
土壇場になってちょっと追い付かれ気味になってきたので、
自分のベースボールスタイルである
思い切りスタイルで振っていきました。
(ユニホームが泥だらけですが、7回の走塁は)
ゴロでホームに突入したんですけども、
猪突猛進スタイルです。
(新しいベースボールスタイルですね)
いえ、元々あるスタイルです。
(ファンの方々に一言)
今年は9月1日、2日が休みなので
それまではめいっぱいドラゴンズを応援して、
宿題は9月1日、2日に仕上げてください」

<4回、タイムリー談話>
「打ったのは、チェンジアップかな、ゆるいボール。
(ダーウィンは)この間、親子ゲーム
(2軍戦)で対戦しているんでね。
食べたことのない物じゃないので、
だいたいの味はわかっていました。
その時のイメージで打ちました。
ホームランを打っていたので、気持ちに余裕がありました。
あれ(ダーウィンからの一発)で
残してもらったわけですから。気持ちって大事ですよね」
公式HP中スポスポーツ報知

○タイロン・ウッズ
<4回、ライトへ先制タイムリー>
「打ったのは、ストレート。
とにかくランナーを返すことを心がけた。
ストレートを待って、いい球が来たから打ったんだ。
いい場面で、うまく打ててよかったよ」
公式HP中スポ時事通信MSN毎日新聞名古屋ニッカン

○イ・ビョンギュ
<4回、レフトフェンス直撃のタイムリー二塁打>
「打ったのは、チェンジアップ。
何とかランナーを返そうと打席に入りました」
公式HP中スポ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<4回の中前打で、一塁走者・荒木が
三塁を陥れる間に、一気に二塁へ激走>
「荒木を見てて『いける』と思ってね。
でも後でコーチから
『100%の確信がなければダメ』って言われました。
今度からは、自重しますわ」

<7回、ライト前へ6点目となるタイムリー>
「貴重な1点。貢献できました。
その前(の打席で)も同じコースの球で、
ボールだと思って見逃したら、(判定が)ストライクだった。
同じボールが来たので見逃すわけにはいかなかった。
(反撃されて)嫌な流れだったので、
取り戻す意味でもいいヒットだったと思う」
(東京中日、サンスポ名古屋ニッカン

○荒木雅博
<4回1死一塁。中村紀洋の中前打で、
赤星のチャージが甘いと見るや、一旦止まるも、
二塁手前から一気に再加速し、三塁を陥れる>
「行けると思ったから、行っただけですよ。
最後の最後に赤星さんが(自分から)
目を切ってくれたんです。
ベンチではみんながやると思っていたらしいです。
ノリ(中村紀洋)さんも…」
(東京中日、名古屋ニッカンデイリー

○高橋聡文
<7回、2番手で登板も犠飛と適時打で2失点>
「先頭打者ですね(赤星に中前打)。
カウントを悪くして、歩かせちゃいけないと思って、
腕が振れませんでした」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<9回に登板し、シーツ、金本、濱中を3者凡退。
リーグ単独トップの34セーブ目を挙げる>
「試合に勝つことが一番大事なので、
それができて良かったです」
中スポ名古屋ニッカン


◇堂上剛裕
<試合前に、ベテラン・立浪から打撃指導を受ける。
トス打撃で、アッパースイング気味になっていた
打撃フォームを身振り手振りで修正され>
「最近はできなくなっていたことを、
もう1度指摘してもらいました。
立浪さんに教えてもらっていることがマッチし始めています」
名古屋ニッカン

◇小田幸平
<練習前、ナゴヤドーム外のランニングコースを
減量中のボクサーのように、青の長袖フリースに、
ユニホームのズボンを着込んで走る>
「減量じゃないよ。この格好が自分のリズム。
中日に来てから、練習は必ずこれで始めているんだ。
減量はファームでしたよ。3キロ減った。
博多行った時なんて、グラウンドが48度よ」
(中スポ<ドラ番記者>


○森バッテリーチーフコーチ
<中田の投球に苦笑いを浮かべ>
「普通は初回が悪くて
徐々に良くなっていくんだけどな」

<朝倉、小笠原、中田の裏ローテーション組が
投手陣の屋台骨を支えると強調>
「今後は(朝倉)健太と中田が重要だ」
スポニチ名古屋

○落合監督
<3連戦を2勝1敗とし、阪神を突き放す。
試合後、会見場にやってくると>
「ハア~…(とため息)」

<4回、7回と2つのチャンスを生かしたが>
「ひとつ(7回)はもらった。
まあねえ、それにしても
負けるパターンの試合だったよな。
どこかで(阪神に)1本出ていたら大敗していた。
うちも1本出てたら勝てて、出ずに負けた試合は
なんぼでもあった。野球はこんなもんなんだろうな」

<7回、相手ミスにつけこみ、貴重な追加点>
「打撃の好不調はあるけど、
足と守りにはそうはないはずだから。
何人か走れる選手がいるのは相手はいやだろうし。
オレが逆の立場(岡田監督)だったら、
きょうは寝られないだろうな。
守り(守備固めのこと)に入れたやつ
(藤原)が2つもエラーして…。
そういう野球だけはしちゃいけない」

<球団新の14試合連続無失策について>
「良くなってきた? それなりに。やっとね」
公式HP、中スポ、サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信MSN毎日新聞名古屋ニッカンデイリー


若竜からの話題。(26日)

◆ウエスタン・イースタンリーグ交流戦
中日-巨人2回戦
(26日・豊橋市民球場)
  010 200 000 =3
 D 100 010 002x =4
[勝] 金剛(28試合2勝6S)
[D本] なし
[D投] 高江洲、小林、鈴木、石井、S・ラミレス、金剛
公式HP読売巨人軍公式

【ゲームレビュー】
初回、2死二塁から新井のタイムリーで先制。
2回、先発の高江洲坂本勇人
レフトへソロ本塁打を喫し、同点にされる。
4回、死球、失策などを切っ掛けに、
2死一、三塁から円谷のタイムリーなどで2失点。
5回ウラ、2死一塁から相手の失策で1点差にする。
以降は両チームの投手陣が踏ん張り0行進。
9回ウラ、岩﨑の二塁打、上田の犠打で
1死三塁から森岡の一塁内野安打で同点。
さらに新井の左前打、暴投で1死二、三塁から
中村公治がセンター前にタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち
公式HPより)


○中村公治
<9回1死二、三塁でサヨナラ打を放つ>
「打ててよかった。
みんながつないでくれたので何とかしたかった。
結果、ヒットになったのでよかった」

<20日に出場登録を抹消され2軍落ちしたばかり。
そのうっぷんを晴らす値千金の一撃に>
「(降格は)力が足りないということです。
もう1度呼んでもらえるように
下(2軍)でしっかり取り組んでいきたい」

○高江洲拓哉
<先発し、4回を5安打3奪三振1死球の3失点。
2日前の24日に20歳になったばかりの右腕。
試合前は成人の仲間入りを自らの好投で祝うと意気込む>
「後にいいピッチャーがたくさんいるので
初回からとばしていきたい。
しっかりとゲームをつくりたい」

<先発の責任投球回数の5イニングを投げられず、
リリーフ陣に迷惑かけたことを反省>
「きょうは球が高く、リズムが悪くて球数も多かった。
次投げさせてもらえたらしっかり修正したい」
(ともに中スポ)


前日に続いて、巨人とのファーム交流戦
この日は、豊橋でのナイトゲームで行われましたが、
2-3で迎えた9回ウラ、巨人5番手・真田を攻め、
森岡の一塁内野安打で同点に追いつくと、
なおもヒットとワイルドピッチで、1死二、三塁から、
中村公治がスライダーをセンター前へ運ぶタイムリー!
4-3と劇的なサヨナラ勝ちで、巨人を下しました。
投手陣では、先発の2年目・高江洲
4回を投げ、5安打3失点(自責1)
ストレートのキレを欠き、やや球が高かったようですが、
スローカーブで緩急を付ける粘りの投球
しかし責任回数の5回を持たず、反省
その辺りも次回登板への課題としていくようです。

2007年8月26日 (日)

小笠原15奪三振大好投、それでも勝てない。

小笠原、胸張れ15K 
みんな酔った 誰が責めるものか!


投打に圧倒し、追い迫る阪神を撃破。
2位攻防の初戦を取って、首位に再浮上。
連敗の嫌なムードを払拭したドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの直接対決第2戦。
8回まで両チーム無得点という息詰まる投手戦の展開。
先発・小笠原が、非の打ちどころのない投球を披露。
リーグ記録に迫る三振を積み上げていきましたが…。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 18回戦
(25日・ナゴヤドーム | 中日7勝10敗1分)
38288人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 小笠原(15試合6勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
先発・小笠原が好投したものの、岩瀬が救援に失敗して惜敗
小笠原は8回無死三塁を3連続三振で切り抜けるなど、
無失点で踏ん張った。しかし、9回1死満塁で
代わった岩瀬リンに犠飛を打たれ、勝ち越し点を奪われた。
打線は序盤の拙攻が響いた。
3回までに計6安打を放ったが、得点できなかった。
4回以降は無安打に封じられた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


中6日で、阪神戦は今季初先発となった小笠原
7月18日を最後に4試合勝ち星から遠ざかっていますが、
この日は立ち上がり、先頭の濱中
外角低目のストレートで見逃し三振に取ると、
2死からは、シーツも外のストレートで見逃し三振
続く2回には、金本を外へのストレートで空振り三振
さらに桜井には外へのカーブで見逃し三振
ストレートが走り、コントロールも良く、
特に外角への制球が抜群と、打者は手が出ない状態。
制球難に苦しんだ前回とは、全く違う投球を見せます。

一方、阪神先発は、中5日でボーグルソン
ドラゴンズ打線は初回、1死から荒木
センター前ヒットで出たものの、
続く中村紀洋が、4-4-3の併殺。
2回ウラは、イ・ビョンギュ、英智の連打で
2死一、二塁とチャンスを作りますが、
谷繁が内へのシュートに三塁ゴロに倒れ、得点ならず。

さらに3回ウラ、荒木の二塁オーバーのヒットと
中村紀洋のボテボテながら、
空いた一二塁間を抜けるラッキーヒットで、2死一、三塁。
しかしウッズが、カウント2-1からの4球目、
内へのストレートに空振り三振。
絶好のチャンスを潰してしまいます。


3回まで打者9人をパーフェクト
そのうえ6人から三振を奪う好投をみせる小笠原
4回、濱中、鳥谷と打ち取り2アウト。
しかし続くシーツのカウント2-1からの6球目、
その投球前にシーツが球審にクレームを。
小笠原の左手を口もとに持って行き、
息を吹きかける投球動作を、違反投球じゃないかと訴えます。
さらに今度は小笠原に直接何か言ったところ、
小笠原「うるせーよ、お前!」と対抗。
エキサイトし、両者が詰め寄るなど
グラウンドに、やや不穏な空気が漂ってしまいます。
何とかその場が収まり、ゲーム再開。
クレームにカッとしながらも、小笠原の投球はしたたか。
外へのカーブで空振り三振に打ち取り、0で凌ぎます。

序盤はストレート中心で押し、
中盤以降は、変化球、特に沈むシンカーを振らせるなど、
緩急を使い、コーナーを丁寧に付く小笠原
5回先頭の金本に7球目、外へのスライダーを
ライト前に運ばれ、この日初安打を浴びますが、
その後も落ち着いて、リン、桜井
そして矢野3者連続三振に切って取ると、
続く6回も1三振を含む三者凡退。
ますます投球が冴えていく小笠原
勝利に足りないのは、打線の援護のみ。
黙々とアウトを重ねながら、ひたすら我慢を続けます。

その一方で、ドラゴンズ打線は、
4回以降立ち直ってしまったボーグルソンの前に無安打。
6回ウラ、この日2安打の荒木
フルカウントから粘りながらも、二塁ゴロに倒れると、
2死後、ウッズは外角低目一杯のストレートに見逃し三振。
悔しさからバットを放り投げます。


投手戦の様相で0-0のまま、ゲームはいよいよ終盤に。
7回、2死を簡単に取った小笠原でしたが、
金本に内に入った甘いカーブを引っ張られると、
打球はライトフェンス直撃のツーベース。
この日初めて、長打のランナーを出してしまいます。
しかし100球に近づきながらも、
安定した投球は揺るぎなく、
続くリンを外角低目のストレートで見逃し三振
ピンチを広げさせることなく、スリーアウト。
三振の数は、2ケタ12個目を数えます。

ところが8回、小笠原にとって大きなピンチが!
この回先頭の桜井の打球は、右中間への飛球。
しかし英智がダイビングキャッチを試み、
いったんグラブの中に納めますが、
回転の勢い余ってこぼしてしまいます。
この間に桜井は、一気に三塁へ。
思わぬところから、走者を背負ってしまいます。
桜井の代走には、この日スタメン落ちしていた赤星
俊足の三塁走者を警戒し、内野は前進守備を敷きます。
迎えるは、7番・ドラゴンズ戦に強い矢野

当たりしだいでは、先制やむなしという厳しい場面。
しかしここから小笠原驚異の粘投を魅せます。
矢野をカウント2-1からの4球目、
外角高目へのストレートで空振り三振に取ると、
続く関本を外へのシンカーで空振り三振
そしてウィリアムスの代打・狩野を2-0と追い込むと、
最後は真ん中低目へのストレートで空振り三振!
ピンチを切り抜ける圧巻の3者連続空振り三振!!
スタンドからは割れんばかりの拍手が。
そして三振の数も、ついに15個となりました。

これだけの見事な投球を続ける小笠原
しかし打線は援護が出来ず、見殺し状態
同点ながら7回から、ウィリアムス-久保田
JKを注ぎ込む阪神中継ぎ陣にチャンスすらなし。
0-0のまま、最終回9回の攻防を迎えます。


8回を投げて122球、奪った三振は、15個。
あと1つ奪うと、リーグタイとなる16個となる小笠原
ところが、9回先頭の濱中
シンカーをセンター前に運ばれると、
続く鳥谷が送って、二塁へと進まれてしまいます。
さらにシーツには、2-1と追い込みながらも
レフト前に落とされてしまい、1死一、三塁。
迎えるは、この日2安打を喫している金本
ここで落合監督がマウンドへ。
金本を歩かせ、満塁策を敷きます。
そして迎えるは、この日ノーヒット2三振のリン

ところが再び落合監督がマウンドへ。
ここで小笠原を諦め、守護神・岩瀬にスイッチします。
先頭打者を出してしまい、その後満塁のピンチ。
この回だけは抑えたい気持ちながらも、降板指令
8回1/3、138球を投げ、5安打1四球で無失点。
15奪三振と見事な投球ながら、無情にも打線の援護無し。
またも勝ち星が掴めなかった小笠原
ピンチを守護神に託し、マウンドを降りました。


9回1死満塁、厳しい場面での登板となった岩瀬
しかし勝負の風は、こちらには吹きませんでした。
迎えたリンにカウント1-2からの4球目、
真ん中低目のシュートをセンターへ打ち上げられ、
犠牲フライとなり、ついに均衡を破られると、
続く赤星には、初球、中に入ったスライダーをセンター前へ。
さらに2死満塁から、矢野に外角低目のスライダーを、
センターへ運ばれてしまうタイムリー。
連打を浴びて、2点を奪われてしまった岩瀬
1点もやれない継投策は、
悲しくも裏目に出てしまいました。

2点ビハインドとなったドラゴンズの前には、
やはり阪神のクローザー・藤川球児が登場。
3番からの好打順に攻略の望みをかけますが、
先頭の中村紀洋がストレートの四球で出たものの、
続くウッズは、差し込まれてのライトフライに倒れると、
森野、イが連続空振り三振に倒れ、ゲームセット
好投の小笠原を援護できず、完封負けを喫したドラゴンズ
3位・阪神とのゲーム差は、再び『1.5』と縮まり、
今季1試合残して、2年ぶりとなる
対阪神戦・ナゴヤドームでの負け越しが決定。
また2位・巨人広島に勝ったため、
前夜奪回した首位を1日を明け渡してしまうことに。
混沌とする3強争いは、依然として続いていくようです。


史上最高の小笠原!奪三振のリーグ記録まであと1つ
8回の無死三塁のピンチでも
動じることなく、
圧巻の三者連続三振
切り抜けた小笠原。
しかし2本のヒットで
1死一、三塁とされ、
この日2安打の金本を敬遠して、リンとの勝負。
ここで落合監督がこの回2度目のマウンドへ行き、
大好投の小笠原から守護神・岩瀬へとスイッチ。
この交代が敗戦へとつながってしまいました。

打線の援護が全くないなか、孤軍奮闘
今季初対戦の阪神相手に奪三振を重ねること15個
まさに文句なしの投球を見せていた小笠原
自分としてはあの場面、代えてほしくなかったですね。
確かに130球を越えるなど、疲れていたこともあるでしょう。
また1点をやれない場面で、一番信頼の置ける投手を出す。
それもわからないことはないですが、
見ている限りでは、『今日の小笠原 > 最近の岩瀬』。
気合もこれ以上なく入っていましたし、
そのまま投げさせていた方がよかったのでは。
負けられない阪神打線にとっては、この交代がまさに吉
打ちあぐんでいた小笠原から
逆に岩瀬に代わったことで、与しやすくなり、
結果、岩瀬は犠飛とタイムリーを浴びてしまい、2失点。
あと1つ届かなかった15奪三振は、記憶には残るも
意味がなくなり、自責点2で負け投手
ベンチで複雑な気持ちで見ていたであろう
小笠原の心中を思うと、やや忍びなかったです。
それでもこの日の投球には、胸を張ってしかるべきもの。
首脳陣の信頼もさらに得ましたし、
野手陣だって次こそは必ずと思ってくれたことでしょう。
まだまだ続く熾烈な3強争い
今回の投球を忘れずに、次回以降も頑張ってほしいです。


一方、打線については、序盤でボーグルソン
攻略できなかったことに尽きますね。
特に3回、ラッキーも含め連打が繋がり、2死満塁
ところが、ここで主砲・ウッズが空振り三振。
流れを掴めそうな感じがあっただけに、痛かったですね。
前回の京セラドームの対戦でも苦しみましたが、
今回も無失点に抑えられてしまったボーグルソン
ちょっと苦手を作ってしまったかも。
おそらく今後の対戦でも出てくること必至。
どうにかして対策を練らないといけないでしょう。
さらに4回以降は、2四球以外はまさに音無し
大好投の小笠原見殺しにしてしまいました。
11日の巨人戦に続いて、今回も借りを作ってしまった打線。
勝っていれば、波に乗れそうだっただけに残念。
次回以降、しっかり借りを返せるよう奮起です。


初戦快勝、2戦目惜敗で、1勝1敗
突き放せそうだった阪神
またも元気にさせてしまったようですが、
第3戦をしっかり取れば、また展開は変わるでしょう。
先発は、虎キラー・中田が満を持して、
今季阪神戦初登板を果たします。
前回登板で、自身初の2ケタ勝利を挙げた背番号20
大事な一戦での登板となりますが、あくまで平常心。
クールに投げ込んでくれれば、イケるでしょう。
朝倉、小笠原に続く好投を期待したいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●小笠原孝
<8回1/3で15奪三振の好投も報われず4敗目>
「9回の先頭打者を出してしまったのが反省点。
あの回を何とか抑えたかった」

<奪三振のリーグ記録にあと1と迫るも、
試合に勝てなかった悔しさで、15奪三振の感想は封印>
「15三振? 負けたら何にもならないんで」

<4回、左手でこぶしを作り、息を吹きかける行為を
シーツに違反投球だと訴えられたことに>
「クセなんです。手が乾燥してしまうので、
息をかけて湿らせるのですが、それがマウンドでは
ダメだと知らなかったんです」

<あれだけ素晴らしい投球をしても、まだ反省>
「前回、インコースの球が甘かったので、
それを反省しました。まだ甘いところはありましたけど」
(中スポ、中日新聞、東京中日、サンスポ
スポーツ報知共同通信社時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

●岩瀬仁紀
<9回1死満塁と厳しい場面で、小笠原を救援。
林に中犠飛、矢野に中前適時打を浴び2失点。
投入の場面は、いつもと勝手は違ったが>
「難しい場面? それが分かって
(マウンドへ)行っているワケですから。
小笠原のために何とかしたかったけど、
それができなかった。何とか切り替えたい」
中スポサンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<3回、2死一、三塁の好機に空振り三振。
試合後、悔しさをかみしめながら、球場を後に>
「小笠原は今季で1番、いや今年投げた
中日の投手の中でも1番の投球だったかもしれない。
打ちたかったが、きょうは(審判の)
ストライクゾーンが広すぎて、ノーチャンスだった。
明日はきっと、オレが打ってみせるよ」
中スポサンスポ

●谷繁元信
<好投の小笠原を打撃で援護できず、悔しがる>
「(小笠原は)立ち上がりからどの球もよかったです。
勝たせてやりたかった。
悪いことをしました。点を取ってやれずに。
次は何とか勝たせてやりたいです」
(中スポ、中日新聞

●荒木雅博
<0行進の打線のなか、唯一の複数安打をマーク。
これで4試合連続マルチ安打と好調>
「東京ドーム(の巨人戦)から感じは良くなってます」

<チームが負けたためスッキリはせず>
「また明日、切り替えて頑張ります」
(東京中日)

●英智
<8回、桜井の右中間への打球に飛びつき、
グラブに入るも、着地の衝撃でボールがこぼれて三塁打に>
「グラブに1度入ったものを落としてはいけない。
あそこを3人で抑えておけば
9回(の阪神の攻撃)は9番からだった。小笠原に申し訳ない」
名古屋ニッカン


◆朝倉健太
<前夜、右手人差し指のマメが裂けて降板も、
この日は絆創膏もつけずに練習を行い>
「大丈夫です。問題ないです」
(中スポ)

◆中田賢一
<先発が予想される26日の第3戦へ向けて最終調整>
「別にどこが相手ということは意識していません。
いつも通り、普通に投げるだけです」
名古屋ニッカン


●落合監督
<9回1死満塁で小笠原を交代させた場面は>
「岩瀬しかいないだろうな。
ほかにいけるピッチャーいないだろ。
ギリギリまで? 我慢してない。
(そこまで)代えるところじゃないから代えてないだけ。
あのケース(8回無死三塁)で降りるピッチャーはいないだろ」

<なぜか小笠原は援護に恵まれない>
「(援護がないのは)なぜなんだろうな。多いな。
いいピッチングしてるよ。
この前は立ち上がりから重そうだなって思ったけど、
それくらいだろ。ゼロじゃ勝てんわな」

<そこまでのリンの抑え方を見ていたら、
交代は難しい判断だったか>
「難しくない。あそこは1点もやれない。ってなれば、
一番信頼が置けるピッチャーを使わざるを得ないだろう。
1点もやれないケースなんだから。

(小笠原には)何試合か借りをつくっている。
野手ががんばるでしょう。借りは返してもらわないと。
でも、野手がそれを一番感じているんじゃないか。
次はアイツ(小笠原)が投げるときに点を取るだろ」
中スポ、東京中日、サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


若竜からの話題。(25日)

◆ウエスタン・イースタンリーグ交流戦
中日-巨人1回戦
(25日・岡崎市民球場)
  300 000 000 =3
 D 000 000 000 =0
[敗] 佐藤充(9試合1勝4敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤充、齊藤、小林、鈴木、石井
公式HP読売巨人軍公式


【ゲームレビュー】
立ち上がりから不安定な先発・佐藤充が、
初回、小関の中前タイムリー、
田中大二郎、円谷英俊の連続タイムリーなど
長打を含む5安打を集中され、いきなり3失点
その後も立ち直りの兆しが見えず、4回9安打3失点で降板。
4人のリリーフ陣は0点に抑えたが、
攻撃陣の反撃がなく、3-0で完封負けを喫す。
公式HPより)


●堂上直倫
<左手甲痛から26日ぶりに実戦復帰。
7回無死一塁から小林の代打で登場し、
右飛に打ち取られたが元気な姿を披露>
「(巨人先発の深田さんが)
コントロールが良かったので打ち取られました。
あそこで打っていれば流れが変わったかも…」

<久々の実戦復帰を振り返り>
「全力で振ることができました。
結果は良くなかったけど、もう大丈夫です。
あすからも全力でいきます」
中スポ


ドラゴンズ2軍は、この日からイースタンとの交流戦
岡崎、豊橋で、巨人と2試合戦います。
その初戦は、岡崎市民球場で午後4時からの薄暮ゲーム。
しかし初回、先発・佐藤充が捕まり
いきなり3点を失うと、結局得点シーンは、そこだけ。
ウエスタン首位の意地を見せられず、完封負けを喫しました。

そのなかで、明るい話題がひとつ。
先月30日の四国IL・徳島との交流戦で
打撃の際に左手甲を痛め、戦列を離脱していた
ルーキー・堂上直倫実戦復帰を果たしたもよう。
4番からその名が消え、心配していましたが、
ようやくケガが癒えたようですね。
まずは遅れた分を取り戻し、さらなる成長を期待します。

2007年8月25日 (土)

祝・立浪1000打点達成、朝倉好投2年連続2ケタだ!

落合監督ナイスゲーム!! G敗れ竜再奪首

東京ドームでの首位攻防に負け越し、
2位に転落してしまったドラゴンズ
厳しい戦いは依然続き、今夜からは、
ナゴヤドームで3位・阪神との3連戦を迎えます。
前回のナゴドでの対戦では、まさかの3連敗
この雪辱を果たし、接近する3強の争いから
抜け出すためにも必ず勝ち越したいところ。
初戦の先発には、京セラドームでの同カードで
好投した朝倉中8日で立てましたが…。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 17回戦
(24日・ナゴヤドーム | 中日7勝9敗1分)
38069人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] 朝倉(22試合10勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、久本、菊地 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
投打がかみ合って快勝。連敗を2で止める
1回に井端、荒木の連打などで1死満塁の好機を作り、
森野の中前適時打で2点を先制。
さらに2死二、三塁から英智が中前適時打を放ち、
この回計4点を奪った。
5回には代打・立浪通算1000打点となる右前適時打など
5安打を集めて3点を奪い、試合を決めた。
先発・朝倉は7回途中まで1失点の好投。
2年連続の10勝目を挙げた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前回登板、15日の阪神戦では、8回を3安打無失点。
それから空くこと、中8日
2年連続2ケタ勝利をかけてのマウンドとなった朝倉
立ち上がり、先頭の鳥谷をショート内野安打で出すと、
続く赤星の送りバントは、キャッチャー前へ。
谷繁が掴むと、すばやく二塁へ送球!
際どいタイミングながらも、見事に封殺すると、
続くシーツはを内へのシュートで、6-4-3のダブルプレー。
結果三者凡退となり、ピンチを未然に防ぎます。

一方、阪神の先発は、中7日で下柳
その立ち上がり、先頭の井端が粘った末に
8球目を叩き、センター前ヒットで出ると、
荒木が続き、レフト左を襲うツーベース
1、2番の連打で、無死二、三塁とチャンスを作ります。
続く中村紀洋は、空振り三振に倒れますが、
阪神バッテリーは、ウッズを歩かせ満塁策。
5番・森野との勝負を選択します。
16日の阪神戦では、初回1死満塁で二ゴロ併殺に倒れ、
チャンスを潰してしまった森野
その屈辱を胸に迎えた同じ1死満塁での打席。
カウント0-1からの2球目、
内へのシュートを真っ直ぐ弾き返します!
ピッチャー返しとなった打球は、
下柳の股下をゴロで抜けてセンターへ。
井端、荒木と生還する先制2点タイムリー。
しっかりと京セラドームでの借りを返します。

続くイ・ビョンギュの一塁ゴロで、2死二、三塁。
そして迎えるは、今夜も7番スタメンの英智
前夜バントを失敗し、スタメン落ちとも思われた英智
試合前は、バント練習に終始していましたが、
このチャンスでは、悔しさをバットに乗せました。
カウント0-1からの2球目、
中に入ってきたフォークをうまく乗せると、
センター前に落ちるタイムリーヒット!
下柳キラー健在の一撃で、さらに2点を加え、4-0
苦手・下柳からいきなりの速攻で4点を奪取し、
ゲームの主導権をガッチリと握ります。


4点のリードをもらった朝倉
しかし2回以降も慌てることなく、終始自分の投球
毎回、ヒット1本を打たれ、ランナーこそは出すものの、
宝刀・シュート、フォーク等を駆使して、
後続をしっかりと凌ぐ安定した投球
阪神打線を押さえ込み、無失点でしのいでいきます。

一方の下柳も2回以降、立ち直りを見せますが、
5回ウラ、ドラゴンズ打線が再び連打で攻め込みます。
この回先頭の荒木が、フルカウントから
右中間へのツーベースで突破口を開くと、
続くこの日2三振の中村紀洋が、カウント1-0からの2球目、
外角低目のフォークをピッチャー返し。
打球はセンターへ抜けるタイムリーヒット!
大きな中押しとなる5点目を追加します。
さらにチャンスを広げるドラゴンズ
森野のセンター前ヒットなどで、1死一、二塁とすると、
が初球、内角高目のシュートを積極的に引っ張り、
痛烈に一二塁間を抜いていきます。
この打球で、二塁走者のウッズが、
なんと三塁を回り、ホームへ猛然と突進すると、
最後は捕手の矢野をはじき飛ばし、駆け抜けてのホームイン!
6-0として、下柳をついにKOします。

なおも、1死一、三塁とチャンスは続くと、
ドラゴンズベンチは、粋な計らい
英智に代え、切り札・立浪を送ります。
前日までの通算打点が「999」。
ここ数試合、走者を背負う場面での起用も、
結果が残せず、足踏みしていた感のあった背番号3
しかし押せ押せムードの中、気合を入れて臨んだ打席。
その一振りがキラリと光ります。
阪神2番手・渡辺のカウント1-2からの4球目、
内へのカーブを引っ張ると、痛烈な打球がライト前へ!
立浪らしい鮮やかなタイムリーで、7-0
この打点で、プロ通算1000打点を達成!
一塁ベース上で花束を受け取ると、
ミスタードラゴンズは、ファンに感謝の一礼をしました。


3本のタイムリーで3点を加え、7点のリード。
6回まで無失点、二塁を踏ませぬ投球を投球を続ける朝倉
しかし完封、完投も見えてきた7回、やや異変が生じます。
この回先頭の金本にこの日初となる四球を与えると、
続くリンにセンターに運ばれ、無死一、三塁。
それでも桜井を内へのシュートで、
4-6-3のダブルプレーに仕留めたものの、
その間に三塁走者の金本が生還、1点を失います。

続く矢野の代打・狩野にセンター前に運ばれ、
内野陣が集まると、渡辺に代打・桧山が告げられたところで、
今度は、森コーチがマウンドへ向かいます。
6点リードで、慌てる必要もない場面でしたが、
マウンド上で右手を気にするそぶりを見せた朝倉は、
そのままベンチ裏に下がります。
どうやら右手人差し指のマメが裂けたらしく、
大事を取って、このまま交代
結局この日は、6回2/3、87球を投げ、
7安打3奪三振1四球で1失点、
完投できる力は残しながらも、
残念なアクシデントで、マウンドを降りました。

代わって緊急登板となったのは、左腕・久本
場合によっては、流れが変わりかねない場面。
しかし十分に投球練習を行うと、
桧山をスライダーで一塁ゴロに仕留め、スリーアウト。
8回も藤本、鳥谷、赤星と左打者を三者凡退。
落ち着いて、仕事をやり遂げます。


8回ウラに、荒木のレフトオーバーの
タイムリーツーベースで、8-1としたドラゴンズ
この1点で完ぺきなダメを押すと、
最終回、ルーキー・菊地が前日に続く連投。
それでも先頭のシーツを内角低目への
見事なストレートで見逃し三振に取るなど、
無失点でしっかり締めて、ゲームセット!
投打がかみ合う文句なしのゲームで、
連敗を2でストップさせたドラゴンズ
2位攻防の初戦をしっかり取って、
3位・阪神とのゲーム差を『2.5』に。
またアクシデントに見舞われ
7回途中降板ながら、1失点と好投の朝倉は、
2年連続3度目となる2ケタの10勝目をマーク!
さらに試合終了後には、
首位・巨人がサヨナラ負けとの報が!
1日で再び、首位奪還を果たすこととなりました。


エース並み!「東京ドーム」にやられて連敗。
嫌な流れを引きずりながら、
地元・ナゴヤドームに戻り、
勢いのあるチームを迎え撃つ。
京セラドーム大阪での3連戦同様に
1点を巡る競ったゲーム
なるのかなと思いましたが、
思いも寄らぬ展開になりましたね。
初回に苦手としている
下柳を一気に叩き、4点を挙げると、
その後、5回に大きな中押しとなる3点を追加。
さらにダメ押し点と、終始完全なドラゴンズペース
投げれば先発・朝倉がアクシデントこそあったものの、
阪神打線をほぼ完ぺきに抑え込む好投
そして立浪通算1000打点のメモリアルに加え、
首位奪回というおまけまで付いての快勝。
嫌なムードを1日で吹っ切れる好ゲームとなりました。


やはり初回の攻防が、明暗を分けたのでは。
阪神は、先頭打者が内野安打で出たものの、
送りバントを失敗して、二塁封殺。
さらに続く打者が6-4-3のゲッツーとなって、三者凡退。
一方のドラゴンズは、苦手の下柳に対し、
先頭の井端が8球粘ったうえでヒットで出ると、
続く下柳と好相性の荒木には、
強行させてのレフト左を襲うツーベース。
立ち上がりいきなりの連打でチャンスを広げ、
そしてウッズが敬遠された後の森野のタイムリー。
京セラドームでの初回の満塁でのゲッツーは、
森野自身にとって、かなりの屈辱だったうえに
おまけに前のウッズが歩かされて迎えた打席。
会心ではなかったものの、センターへ抜ける2点タイムリー
これで今夜はイケそうだと感じましたね。
さらに前夜のバント失敗があったにも関わらず、
続けてのスタメン起用に応えた英智の2点タイムリー。
いきなり4点を先制できたことで、
ゲームの主導権を握れたのが大きかったと思います。

さらに5回の3本のタイムリー
この日、下柳に翻弄され、2三振だった中村紀洋
うまくセンター前にはじき返すと、
の初球を積極的に叩いた一打では、
ウッズが二塁からものすごい勢いで突進!
そして代打・立浪が痛烈にライト前へ運び、
記念すべき1000打点となったタイムリー!
ここ数試合、そのチャンスを幾度かもらいながらも、
決められなかった立浪でしたが、
押せ押せのムードの中での記録達成で、
チームにより弾みを付けてくれたと思います。
通算1000打点達成、おめでとうございます!


打線が繋がったことも良かったのですが、
やはりこのゲームをつくったのは、朝倉好投
チーム事情もあり、登板がずれ込んでの中8日
しかし立ち上がりからその影響を感じさせず、
今季2度目の対戦となる阪神相手に、落ち着いた投球
阪神打線覇気が感じられない部分もあったものの、
大量リードをもらっても、意識しすぎることなく、
内野ゴロの山を築き、自分のペースに終始。
一発を浴びる心配がほとんどないその安定感により、
久々に楽な気持ちでゲームを見させてもらいました。
6回まで二塁を踏ませぬ、ほぼ完璧な投球。
7回、先頭打者に四球を出し、その後併殺の間に1失点。
さらに右手人差し指のマメが裂けるアクシデント
降板となってしまったものの、
それがなければ、最後までいけたであろうこの日の朝倉
文句なしの結果を出し、2年連続3度目となる2ケタ勝利
防御率も2.95と、2点台となりましたし、
今やその安定感は、チーム一と言えるでしょう。
2ケタ勝利おめでとうございますと、讃えるのはもちろん、
今後の厳しい戦いでも、その右腕で乗り切り、
勝ち星を重ね、チームに貢献してもらいたいです。


首位・巨人広島にサヨナラ負けして、
なんと1日で首位を奪回することができました!
この快勝で連敗も止め、悪い流れも払拭できましたし、
あと目指すは連勝、そして3タテですね。
眠っている感のあるトラをそのまま起こさぬためにも
2戦目先発の小笠原の粘投に期待。
さらに打線は今夜のようにつながって、
ぜひとも連勝リスタートとなってもらいたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(24日)

◎立浪和義
<5回1死一、三塁の好機で
代打で右前適時打を放ち通算1000打点を達成>
「本当にもう大声援をありがとうございます。
今日本当にいいところで出していただいたんで、
何とか今日決めようと思って、必死にくらいついていった結果が
こういう素晴らしいゲームで、またたくさんのみなさんの前で
こうしてこういう記録が達成できたことを本当に感謝しています。
(地元での達成に)監督が多分、気を使って、
ああいう場面で、絶好機で出していただいたんだと思うんでね。
絶対期待に応えられるようにと、
もういつも以上に気合を入れていきました。ハイ。
(熾烈な争いのなか、その力が必要とされますが)
いえ、まず始めに出てる人に頑張ってもらって、
これからあと残り35試合、すごく大事な試合になっていきますし、
また本当にいいところで結果が出せるように
残り試合、また努力して頑張っていきたいと思います。
(巨人が劣勢だが)もちろんそういうことも
気になるんですけど、選手本当にあと残り35試合ですか、
必死になって、一丸となって頑張ってますので、
みなさんの声援が力になります。
どうかその力を貸してください!よろしくお願いします!!」

<5回、ライト前タイムリー・1000打点談話>
「打ったのは、カーブ。
早く決めてしまいたいという気持ちはあったのですが、
いろんな兼ね合いもある中で、
監督が配慮してくださったので、絶対決めてやろうと思いました。
ダメのダメ押しだったが、いい結果が出てよかったです。
チームは、まだこれからが大事なので、
いいところでまた打ちたいですね。

1000打点については、素直にうれしい。
ずっとクリーンアップじゃなかったボクが…。
最近ではノリ(中村紀洋)とか何人か達成している選手は、
たぶんほとんどの方が(本塁打を)
300本以上打ってると思います。
それだけ前で打っている打者が
ボクにチャンスをつくってくれたということです。
ホームランを打っているような選手ばかりの中で、
このような記録を達成できたことは、感謝したいですね」

<昨季から代打の切り札へと転身。
おそらく今季は初めて守備似つかないシーズンとなる>
「(代打で)結果を出せると1年間、使ってもらえる。
その座を守りぬくのが目標でした。
ボクらの年齢になると、1日1日を精一杯やることだけなんです。
今までの実績は関係ないし、来年もできる保証もないんです。

いつも早くグラウンドに来て準備だけはしっかりしている。
1打席打てなかったら本当に帰る時に悔しいんです。
帰り道はなぜファウルにしたのか、
なぜ初球を打たなかったのかと、すごく反省ばかり」

<区切りに到達したミスタードラゴンズの次の目標は、優勝>
「あとはもう(達成したい個人記録は)何もない。
1本1本積み重ねて、優勝にちょっとでも
貢献できるようにあと35試合、食らいついていきたい。
喜びはきょうまでにして、また明日から気を引き締めて頑張ります」
公式HP、中スポ、時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◎森野将彦
<先制タイムリーについて>
「前回(16日・京セラドーム大阪)は
同じ場面でダブルプレーだったので
今日は絶対に打ちたかったです。
自分は5番なので自分が打てば点は入るし
チームのためにもなるのでこれからも打ち続けたいですね。
(立浪選手の1000打点について)
自分が1000打点目のホームを踏むことができてうれしいです!
これからは大事な試合が続くので
一試合一試合、目の前の試合を勝っていきたいと思います。
応援よろしくお願いします!」

<タイムリー談話>
「打ったのは、シュート。
この間のゲームで、初回に満塁で回ってきて
ゲッツー打っているので、ヒットになってよかったです。
打たないといけない雰囲気だった。
京セラドームのこと? 当然、あの時のことは頭にありましたよ。
同じケースで『ゲッツーだったな…』って。
あの時もシュート、きょうもシュート。同じのを打てました。
(あの時は)『シュートは引っ張り、
スライダーはうまくおっつけて逆方向に』
なんてできもしないことを考えていた。
きょうは基本に返りました。
自分のバッティングはセンター返し。あれができればいい」

<ここ3試合で10打数2安打、
打点なしと不振に陥っていたが>
「気持ちの問題。考えすぎてはいないが、悪すぎた。
5番が打てば点は入るわけですから。
(四球攻めの)タイロン(ウッズ)を
生かすのも殺すのもぼく。ボクが打たないと。
調子のいい、悪いよりも、打ってほしいときに打ちたい」。
公式HP、中スポ、中日新聞共同通信社
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◎荒木雅博
<二塁打3本の猛打賞>
「今まで期待に応えることが
できなかったので今日は良かったです。
いつも結果が出せなくて申し訳ないと思っていました。
今日みたいな感じで打っていけばヒットも出ると思うので
これからも必死になってがんばります」

<完全復活を予感させる3安打をマークし>
「いい状態になってきた。
いままで3本目が打てなかったんで、
絶対に打ってやろうと思っていた」

<下柳に対しては、これで今季通算12打数6安打>
「打っているイメージはないけどね」
公式HP中スポ

○朝倉健太
<要所を締めて7回途中まで投げ、
2年連続の2ケタ10勝目をマークも>
「7回の、先頭の四球ですね。
やってはいけないことをして、リズムを悪くし、
あの(点の)取られ方は反省しないといけないです」

<首位奪回に貢献し、阪神にも今季2戦2勝。
ライバルに、しっかりと苦手意識を植えつけたが>
「阪神? 特に何も考えてないです。
どこのチームとやるときも、特に何も考えないです。
ボク、そんなに考えていないですからね」

<7回、右手人さし指のまめが裂け、
その後も投げたが、大事を取って降板>
「次? 全然、大丈夫です。
ローテ飛ばし? それはないです。
きょうの展開なら完投したかったですけどね。
金本さんへの四球がいけなかった」

<川上、中田に次ぐ2ケタ勝利に>
「2ケタ勝利? うれしいですね。
みんなに(先に10勝に到達した川上、中田)
乗り遅れなくて良かったです」
朝倉健太公式公式HP、東京中日、
サンスポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋
名古屋ニッカン名古屋タイムズデイリー

○英智
<1回、センターへのタイムリー>
「打ったのは落ちるボールでした。
投げてきたボールに逆らわずにいきました」

<巨人戦では、2試合連続のバント失敗。
この日の試合前はバント練習場に張り付き、
川相コーチの指導を受けながら、何度もバントを転がす>
「練習するしかないですから」

<試合で決めたのはバントではなく、ヒットだったが>
「いい形で打てた? そうですね。
最初に打って、チームが勝てたのはよかったです。でも…。
試合でバントを決めてからじゃないと、ボクは喜べません」
公式HP、中スポ)

○川相内野守備走塁コーチ
<試合前の練習でバントを指導した英智について>
「何を話した? いろいろだね。
結局、打撃にしてもバントにしても
これでいいというものはない。
野球をやめるまで練習するしかないんだよ」
(中スポ)

○中村紀洋
<5回、センターへのタイムリー>
「打ったのは、フォーク。
進塁打のサインでランナーを進めようと思っていたところ、
いいところに飛んで抜けてくれましたね」
公式HP、東京中日)

○イ・ビョンギュ
<5回、ライト前タイムリー>
「打ったのは、シュート。
1、2打席やられていたので、考えてうまく打てましたね」
公式HP、東京中日)

○久本祐一
<負傷交代の朝倉に代わって、緊急登板。
1回1/3を無安打無失点のパーフェクトリリーフ>
「しっかり投球練習する時間ももらったし、
すんなりゲームに入っていけました。
仕事ができてよかったです」
(東京中日)

○森バッテリーチーフコーチ
<前回の残像と、次回以降のローテを考え、
中8日で、阪神戦の先陣を朝倉に託し>
「今のローテーションは朝倉中心で回っているんだよ。
間隔を詰めたり、広げたりできるのはアイツしかいない。
健太は融通が利くんだ。アイツは変な球場が好きだろ。
次の広島戦で投げさせようとすると登板はきょうしかない」
名古屋ニッカン名古屋タイムズデイリー


○落合監督
<見事な速攻を見せて3位・阪神に完勝。
1回無死一塁で荒木に強攻させたことに>
「あの2人(井端と荒木)しかいないだろう。
シモ(下柳)をつぶそうとしたら。それとクラ(英智)。
森野にも意地があったんじゃないか。
同じケース(16日にも1回1死満塁で打席に立って併殺打)で。
ホントは3番(中村紀洋)で点を取ってくれたら、
後ろが楽になるんだけどな。
それだけ(森野は)成長したということ。
やられっぱなしじゃいけない世界。
ピッチャー返し3本とは珍しいな。
何か考えるところがあったんだろう」

<先発・朝倉の降板について>
「何もない。へばっただけ。
水の取り方が悪かったんだろう。
それにしてもナゴヤドームで初めてだろ?
こういう(大差の)ゲームは。あまり記憶にない。
いやな負け方の次にこういうゲームが
できてよかったんじゃないか。
ケンタ(朝倉)も一皮も二皮もむけた。
みんなにいい影響を与えるだろう。あの年代に」
公式HP、中スポ、中日新聞サンスポスポーツ報知
共同通信社時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン


記録備忘録。(24日)

立浪は、5回に代打で右前適時打を放ち
通算1000打点を達成した。プロ32人目。
初打点は1988年4月17日、対巨人3回戦
(ナゴヤ球場)の6回、加藤から。
時事通信


今日のその他。(24日)

セが追加日程発表=プロ野球
(時事通信)

この日、9月27日以降の追加日程が発表されました。
ドラゴンズの日程は、次の通りです↓

9月27日(木) 対阪神(18時・甲子園)
  28日(金) 対阪神(18時・甲子園)
  30日(日) 対広島(18時・広島)
10月1日(月) 対広島(18時・広島)
   2日(火)(対広島予備日)(広島)
   4日(木) 対広島(18時・ナゴヤドーム)
   6日(土) 対東京ヤクルト(18時20分・神宮)

日程を消化してしまうナゴヤドームは、
中止になった岐阜のゲームの代替が10月4日に入りました。
それ以外は、すべてビジターゲーム
リーグ1位通過は、胴上げをやるのかはわかりませんが、
10月の神宮は、行きたいなとも思っています。


PS 今夜の渡邉選手。

前夜、センターフライに倒れ、
この日の公示に、少々ドキドキものでしたが、
特に動きがなくて、ひと安心。
そしてこの日も、うれしいことに登場!
7回、先頭で四球を選んだウッズ代走で出場し、
その後は、久々に一塁の守備固めに入りました。
8回の赤星の遊ゴロでは、井端からの送球をしっかりとキャッチ!
中村紀洋もよくやってはいますが、やはり「違うな」と…。
こういう展開が、次以降も続いてもらいたいです。

2007年8月24日 (金)

憲伸愕然4イニング連続被弾、負越竜首位陥落。

憲伸4被弾…エース沈みオレ竜首位陥落

1勝1敗となり、再び0ゲーム差で迎えた
東京ドームでの2位・巨人との首位攻防第3戦。
ドラゴンズは先発に、そのまま中6日で、
エース・川上憲伸を持ってきました。
巨人先発・内海とは、今季4度目となるエース対決に。
前回の8月10日には、5回5失点と投げ負けてしまいましたが、
その雪辱を果たすことができたのでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 18回戦
(23日・東京ドーム | 中日10勝8敗)
44225人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 川上(20試合10勝7敗)
[D本] 中村紀洋15号2ラン
[Dバッテリー]
川上、菊地、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
先発・川上が3点のリードを守れず、逆転で連敗
川上は3回から5回にソロ3本を打たれ、同点に追い付かれた。
さらに6回1死一塁で高橋由伸
2点本塁打を浴びて、勝ち越しを許した。
打線は3回、井端荒木の連打で先制。
続く中村紀洋の2ランで3点リードした。
しかし、その後は拙攻が続き、追加点を奪えなかった。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


立ち上がりは、両投手ともに上々
中村紀洋にストレートの四球を与えた以外は
ノーヒットに抑える内海に対し、
木村拓也、高橋由伸、そして二岡
アウト6つのうち、三振が3つという川上
エース対決らしいゲームが動きを見せたのは、
3回、それも2死からでした。

井端がレフト線に落とすツーベースで出ると、
荒木が続いて、フルカウントからの7球目、
外から中に入ったチェンジアップの落ち際をたたいて、
しぶとくセンター前へ運ぶタイムリー!
1、2番の連打ドラゴンズが先制します。
なおも2死一塁で迎えるは、中村紀洋
カウント1-1からの3球目、
内角高目、ややボール気味のストレートを
見逃さずに叩くと、高々と上がった打球は、
大きな弧を描き、そのままレフトスタンドへ!
見事な当たりの2ランホームラン!
対戦打率.625という内海との相性を物語る一発で、3-0
まずはゲームの主導権をしっかりと握ります。


調子がよさそうなうえに、味方の3点の援護。
さらに快調に投げ込んでいくだろうと思われた川上
ところがそのウラ、すぐさま反撃の一発を。
この回先頭のイ・スンヨプに、1-2からの4球目、
真ん中高目に入ったカットボールを捉えられると、
なんと打球は、ライト2階席の上の看板を直撃。
まさに超特大となるソロホームラン。
失投を叩かれた川上、ただこの時点では単なる一発でした。

しかし失投は続く4回ウラにも。
1死から迎えるは、3番・高橋由伸
今度は初球、ど真ん中に入った落ちないフォークを
ジャストミートされると、打球はライト上段
「ヘーベルハウス」の看板を直撃してしまいます。
キレのあるボールが制球良く、決まっているにも関わらず、
甘く入ったところをことごとく叩かれた二発
数日前に見たような展開で、1点差に詰め寄られます。

ここまでは失投での被弾でしたが、
これはおかしいなと思えるようになったのが、5回ウラ、
先頭の阿部に、カウント1-1からの3球目、
外へのシュートをうまくさばかれると、
打球は思った以上に伸びていき、
なんとセンターバックスクリーン左へ飛び込みます。
3イニング連続となるホームランで、ついに3-3の同点。
初戦の高橋尚成同様、打たれた3安打がすべてソロ
さすがの川上も戸惑いを隠せなくなってきます。


3点リードを3本の本塁打で追いつかれる悪い流れ
しかし6回、ドラゴンズが反撃を開始します。
先頭の森野がバットを折りながらも、ライト前に落とすと、
イ・ビョンギュが、尻に死球を受け、無死一、二塁。
展開を変えられそうなチャンスを作ります。
続く英智にベンチは、送りバントのサイン。
ところが初球、セフティー気味に当てるも
ファウルになってしまうと、
さらに1球ボールのあと、再びバントをファウル
2-1と追い込まれてしまい、ヒッティングに切り替えたものの、
遊ゴロになってしまい、1死一、三塁。
思うように走者を進めることができません。
この失敗は、続く谷繁にも連鎖してしまい、
初球、外へのチェンジアップを右へ持って行くも、
二塁正面のゴロで、4-6-3のダブルプレー
決めなくてはいけないところを決められず、
チャンスを潰してしまったドラゴンズ
流れは次第に巨人の方へと傾いてしまいます。


5回を投げ、わずか被安打3
しかしそのいずれもがソロホームランで3失点
これ以上の失点は、許されない川上でしたが、
6回ウラ、さらに乱れてしまいます。
この回先頭のにカットボールを叩かれると、
大きなセンターへの当たり。
イ・ビョンギュが背走ジャンプで何とか掴みますが、
続く木村拓也にフルカウントからの9球目、
外へのストレートをセンター前に運ばれ、
この日ホームラン以外の初めてのヒットを浴びます。
そして迎えるは、前の打席本塁打の高橋由伸
何とか切り抜けなければいけない場面でしたが、
カウント1-1からの3球目、
外寄りのカットボールを振り抜かれると、
フェンスに当たるのでは思われた打球が、殊の外伸び、
なんとレフトスタンド最前部に飛び込んでしまいます。
この日2本目となる一発は、痛恨の勝ち越し2ランに…。
そして3回イ・スンヨプ4回高橋由伸5回阿部
そしてこの6回、再び高橋由伸と、
自身ワーストの4イニング連続ホームラン
浴びてしまった川上は、ひざに両手を付き、愕然とした表情…。
ドラゴンズファンにとっては、気の毒となる展開で、
5-3と、ゲームをひっくり返されてしまいました。


2点を追うことになったドラゴンズ
しかし流れはすっかり巨人ペースに。
7回、2死から荒木内海のグラブを弾く内野安打で出ますが、
続く中村紀洋は、代わった西村の初球を叩くも二塁ゴロ。
さらに7回ウラ、のレフトへのタイムリー二塁打で、
6-3とリードを広げられてしまい、迎えた8回は、
ウッズがセンター前ヒットで出たものの、
森野が外へのストレートで空振り三振に倒れると、
続くイ・ビョンギュも内へのストレートに、4-6-3のダブルプレー。
流れを寸断されてしまい、ついに最終回を迎えます。

負ければ首位陥落となるドラゴンズ
9回、巨人4番手・上原左の代打攻勢を仕掛けます。
まずは英智の代打に、立浪が登場。
しかし外へのフォークを打ち上げてしまい、
レフトフライに倒れると、
続く谷繁の代打・井上もフォークに空振り三振。
万事休すかと思われましたが、
浅尾の代打・堂上剛裕が内角高目のストレートに食らいつき、
ボテボテの三塁内野安打で、出塁すると、
井端もレフト前へのクリーンヒット、何とか粘りを見せます。
2死一、二塁と一発が出れば、同点。
もしくは繋いで、中村紀洋、ウッズに繋ぎたい場面。
最後の望みを、続く荒木にかけますが、
あっけなく初球を叩いてしまい、二塁ゴロでゲームセット。

3点のリードをエースが守れず、逆転負け
連敗し、首位攻防を1勝2敗
負け越してしまったドラゴンズ
16日に奪った首位を再び巨人に明け渡し、ゲーム差は『1』へ。
また連続のカード勝ち越しは『4』でストップ。
11安打を放ちながらも、得点は2回の3点のみ。
この日も拙攻が響くカタチとなりました。
さらに7敗目となった川上は、この日6回、99球を投げ、
5安打5奪三振無四球で、5失点。
しかし5安打中、4安打がホームラン
エースは、大事な仕事を全うすることができませんでした。


エース、がっくりorz。3回に2死から
2ランを含む4連打で
3点を先制。
立ち上がりの
エースの投球を見れば、
完全にドラゴンズペース
行くだろうと思いきや、
そのウラから
毎回、ソロ本塁打
浴び続けること3本
そして4イニングス目となった6回ウラには
いかにも東京ドームらしい一発
ゲームをひっくり返されてしまうありさま。
その球場の狭さ愕然とするとともに、
ここしばらくでは、一番となる悔しさが
込み上げてきてしまいました。

それにしてもいくら「東京ドームの野球」とはいえ、
1試合に、それも毎回4本も本塁打を浴びていては、
流れを持って行かれてしまうのは、当たり前。
他の投手のローテを動かしてまでも、
中6日で投げさせてもらっているのですから、
一発、二発程度でしっかり修正してもらわないと。
エースたるもの大一番では腰を据えて投げないといけない。
ショックがあったのは、わかりますが、
迷っていては、勝てるものも勝てません。
今回の1敗は、他の1敗以上に重たいものとなりました。
次回登板は、おそらく狭いハマスタになると思いますが、
今回の反省をしっかりしてもらい、臨んでもらいたいです。


一方、打線はこの日も拙攻
3回の3点は見事な攻めでしたが、それ以降は散々。
4回1死一、二塁で、憲伸がバントで送れず。
さらに6回、ヒットと死球で無死一、二塁から
英智が2球バントを決められず、結局打たせて遊ゴロと、
自らでミスをしてしまい、チャンスを潰すありさま。
自分たちのペースには持ち込めないのでは、
やはり首位のチームの野球ではないでしょう。
2位に陥落するのも仕方ないのかなと感じました。
1つ1つのプレーが重なることで、得点が生まれる。
それが出来なければ、自然とチャンスは遠ざかる。
3本のソロ本塁打で勝てるようなゲームは極めてマレですし、
たとえあっても、それはドラゴンズの野球ではありません。
巨人、阪神は、自分たちの戦い方に持ち込んで勝っています。
上に立つには、ドラゴンズらしい攻め方で勝らないと。
今後のためにしっかり練習して、修正しないといけないでしょう。


カード連続勝ち越しも『4』でストップ。
さらに奪い返した首位を明け渡したうえで、
明日からは、地元・ナゴヤドームで
1.5ゲーム差と迫る3位・阪神を迎え撃ちます。
正直、巨人よりも勢いのある阪神だけに
コワい部分が多々あったりもしますが、
ここは踏ん張って、必ず勝ち越さないといけません。
後半戦開幕のナゴドでの屈辱の3連敗
そのリベンジを今回、キッチリと果たしてもらいたい。
先発は、朝倉-小笠原-中田となるのでしょうが、
まずは初戦に登板する朝倉の投球がカギを握ってくるでしょう。
現状では、チーム一の安定感を誇る朝倉
トラ打線を抑え込み、流れをチームに再び起こしてほしい。
とにかく勝ち越し、もしくは3タテ希望。
竜ナイン切り替え奮起に期待したいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(23日)

●川上憲伸
<6回を投げて4本塁打を含む5安打5失点。
大事な一戦でエースの役割を果たせず>
「マウンドで頭の整理ができなかった? そんなことは…。
力で押していくところと抜いてかわしていくところを
自分の中で徹底できず、悔いが残ります。
(球場が)狭いので慎重にはいってますけど。
丁寧にいくか、腕を振っていくか、
(状態が)良い時は(考えずに)
普通にやってもいいんですけどね。
(高橋由伸の2本目は)
低めに投げようとしたのが浮いてしまって…。
早いカウントでストライクを狙うのは
当然だし、分かっていたこと。
カットを狙われた? 普通に(ボールに)キレがないんでしょう」

<4被弾のワースト記録については>
「どうのこうのという問題ではないです」
憲伸の声「流れ」、中スポスポーツ報知共同通信社
時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋、名古屋ニッカン、デイリー

●中村紀洋
<3回、レフトへ2ランホームランを放つ>
「しんに当たったけど上に上がってしまったので
『入ってくれ!』と願っていました。
うまく打てました。
いい感じでスイングできるようになってきた。
あれ(差し込まれていた速球)を打てるというのは
かなりいいイメージがあるのかなと思います」

<これで内海との対戦成績は、何と10打数6安打。
しかも2本塁打という驚異の強さを誇るが>
「相性はたまたまだと思いますよ。
でもいい印象で打席に入っていると
いうのは確かにありますね」

<会心弾が空砲となり、歯がゆさばかりが残るも、
帰りのバスに乗り込む前には、阪神戦に目を向け>
「でも、本当に勝ちたかったです。それしか頭になかった。
今は勝つことしか考えてないですから。明日は絶対に勝ちたい。
巨人には負け越したので阪神には勝ち越したいですね」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

●荒木雅博
<3回、センター前へ先制タイムリー>
「(左翼線二塁打の)井端さんに
続いていこうと思ってました」

<この日は5打数2安打1打点も、
9回2死一二塁で二ゴロに倒れ、最後の打者に>
「あそこで打ちたかった」
(東京中日、MSN毎日新聞名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<前夜の4四球から一転して、
勝負を挑まれ4打数2安打も、打点をマークできず>
「(攻め方は)外角ばかりだったけどね。
内海はいいチェンジアップを投げていた」

<試合内容については、狭い球場を皮肉る>
「ここがナゴヤドームならまだ3-3で延長戦。
阿部と高橋由伸の2本目はスタンドに入っていないよ」
(東京中日)

●堂上剛裕
<9回2死で代打で登場し、上原から
三塁へのボテボテのゴロを全力疾走で内野安打に>
「ついてますね。ボクらしいヒットです」
(中スポ)

●浅尾拓也
<7回、3番手で登板も、
谷にレフトへ適時二塁打を浴びる>
「指に引っかかりすぎて逆球が多かった。気負いました。
(中継ぎの)気持ちの持っていきかたも覚えたのに」
(中スポ)


◆中田賢一
<24日からの阪神3連戦で先発が予想される。
通算6勝1敗虎キラーも、今季阪神戦は初登板に>
「特に意識しているわけではないのでいつもと変わりません」
名古屋ニッカン


●川相内野守備走塁コーチ
<2試合続けて犠打を決められなかった英智について>
「レギュラーになりたくないんでしょ」
中スポ共同通信社

●高代野手総合チーフコーチ
<連日の送りバント失敗に>
「きのうのバントといい今日のバントといい、
チャンスを逃していった」
中スポ


●落合監督
<頼みのエースが一発攻勢で沈み、巨人に連敗。
守ってきた首位から7日ぶりに陥落。
想像もできない4被弾も指揮官には、まさかではなく>
「川上? コントロールがいいだけに、
そういう(本塁打の)危険性は一番あるピッチャー。
ひと言で言えば(本塁打が出やすい)
東京ドームのゲームをやられた。
ただ、ウチも初っぱなやったじゃん」

<振り返らなかったのは、6回のチャンス。
無死一、二塁で7番・英智がバントで送れず>
「たらればを言うな。(言っても)あの場面は帰ってこない。
できなければ練習すればいい。給料が上がらないだけ。
それでもできなければユニホームを脱ぐだけだ。
代わりの選手が出てくる(こともある)。
そのために(支配下選手が)70人いるんだから」

<試合前、前日の山本昌続投の意図を語る>
「代えるつもりなんてないよ。
本人に勝ち、負けがつかないと意味がない。まだ先は長いんだ」
中スポ12スポーツ報知共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋、名古屋ニッカン、デイリー


今日の公示。(23日)

◆コミッショナー
【自由契約選手】
▼中日 フランクリン・グラセスキ
共同通信社


ドラゴンズ戦力外となり、
ウエーバー公示されていたグラセスキ
この日、自由契約選手として公示されました。


PS 今夜の渡邉選手。

まさかの4イニング連続被弾となった川上憲伸
3-5と逆転されたあとの、7回表先頭、
我らが渡邉選手は、その憲伸の代打で登場しました!
1軍出場は、7月18日の東京ヤクルト戦以来、
また打席としては、6月20日
オリックス戦以来となる今季20打席目
大きな期待を胸に見ていたものの、
巨人・内海の初球、外へのチェンジアップを空振りすると、
2球目、真ん中低目のストレートを叩くも、センターへのフライ
久々の打席をヒットで飾れませんでした。

ただ自分的には、同じセンターフライでも
2軍落ちの前よりは伸びるようになったかなと…。
首脳陣のみなさん、これで見切らずに
できればチャンスを再びください(.125

2007年8月23日 (木)

山本昌復活近し、拙攻竜援護できずに再び0差。

マサ、次こそ!!194勝目お預け 
奇襲先発7イニング2失点


3安打すべてソロという珍しいゲーム
首位攻防の先手を取ったドラゴンズ
迎えた東京ドームでの第2ラウンド。
ドラゴンズは先発に、予想された朝倉ではなく、
復活を期すベテランの山本昌を起用してきました。
7月25日以来、約1カ月ぶりとなる1軍での先発マウンド。
好投し、再び200勝ロードを歩み出せるのでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 17回戦
(22日・東京ドーム | 中日10勝7敗)
43878人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 山本昌(15試合2勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、平井、久本 - 谷繁

【ゲームレビュー】
先発・山本昌が打線の援護を受けられず、逆転負け
約1カ月ぶりの先発・山本昌は7回を被安打5の2失点。
1-1の7回二死からホリンズに勝ち越しを許すソロ本塁打を浴びた。
打線は1回一死三塁から中村紀洋の犠飛で先制したが、
その後は沈黙。4回無死一、三塁、5回二死満塁、
7回2死一、二塁など好機をつくったが
あと1本の安打が出ず、残塁は11も数えた。
巨人対中日の連敗を3でストップ。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


巨人の先発は、予想通り木佐貫
その立ち上がり、1死から荒木がセンター前に運ぶと、
続く中村紀洋の初球に、二塁へスタート。
阿部からの送球が悪送球となり、一気に三塁を陥れます。
足を絡めた先制のチャンス。
カウント1-2からの4球目、外角高目のフォークを
きっちり打ち上げ、センターへの犠牲フライ
効率の良い攻めで、ドラゴンズが先制します。

一方、今季4度の2軍落ちを経験し、
復帰した17日のリリーフ登板では、
まさかの1/3回、4安打4失点KO
そこから中4日で、先発登板となった山本昌
注目の立ち上がり、いきなり先頭の
左中間直撃のツーベースを浴びてしまうと、
続く脇谷は、送りバントを試みますが、
一塁への小フライとなってしまい、失敗
結果相手のミスに助けてもらった山本昌
続く高橋由伸を詰まらせてのレフトフライ、
さらに小笠原もセンターフライに打ち取り、
最初のピンチを切り抜けます。

久々の1軍登板ということもあってか、
序盤からボールが高く、変化球のキレも今ひとつ。
それでも徐々に落ち着きを取り戻つつある山本昌
本来の打たせて取る投球で、無失点に凌いでいきます。


そんな山本昌を援護していきたいドラゴンズ
4回、先頭のウッズがこの日2個目の四球で歩かされると
森野が続き、ライト線へのヒット。
無死一、三塁と大きなチャンスを作ります
ところが後が続かず、6番・堂上剛裕
外角低目のフォークを打ち上げてしまい、三塁ファウルフライ。
続く英智も3球ファウルで粘ったものの、
フルカウントから、外へのフォークに空振り三振。
谷繁が敬遠気味の四球、2死満塁となって、
山本昌との勝負となりますが、
フォークに空振り三振に倒れ、チャンスを活かしきれません。

続く5回も、得点圏に走者を進めるドラゴンズ
先頭の井端がライト前に落とすヒットで出ると、
続く荒木は送りバントを試みますが、
初球打ち上げてしまい、キャッチャーフライ。
しかし続く中村紀洋の4球目、井端が二盗に成功すると、
ウッズ敬遠、森野四球で、2死満塁とチャンス!
ここで堂上剛裕に、早くも代打・立浪
一振りでフラフラ気味の木佐貫をKOして、流れを掴みたいところ。
しかしカウント2-2からの5球目、
外角高目のストレートを叩くも、ショート正面のゴロ。
あと一押しが出来ずに、1点差のままゲームは進みます。


5回まで巨人打線をわずか2安打、
無失点に抑え込んできた山本昌
しかしやや疲れも見えてくる6回ウラ、、
1死から脇谷の代打・木村拓也に四球を与えると、
続く高橋由伸にはライトフェンス直撃のヒットを浴び、
一、三塁と、一打同点のピンチに。
ここで迎えるは、4番・小笠原
久々の勝利のためには、踏ん張らないといけない場面。
しかしカウント2-2からの5球目、
外角低目のスライダーを叩かれ、一二塁間を抜くタイムリー。
味方の援護がないなか、我慢の投球を続けてきた山本昌
好投及ばず、1-1の同点に追いつかれてしまいます。


ゲームが再び振り出しに戻って迎えた7回、
先にチャンスを掴んだのは、ドラゴンズ
巨人2番手・西村を攻め、1死から荒木
詰まりながらもショートオーバーのヒットで出ると、
続く中村紀洋は打ち上げてしまい、ライトフライ。
しかしウッズが歩かされ、4個目の四球
2死一、二塁とチャンスで、森野に回ります。
対巨人戦19打点と相性の良いうえに、
再三再四、前のウッズが歩かされて迎えるチャンス
ところがカウント1-2からの4球目、
内角高目のスライダーに詰まってしまい、ショートゴロ。
またも好機を生かせずじまい、流れを掴み損ねます。


6回を投げ91球、やや限界に近づきながらも、
7回ウラのマウンドにも上がる山本昌
先頭の阿部を内へのスクリューで、センターフライ、
続くイ・スンヨプも外へのカーブで空振り三振と
順調に2死を取りますが、ここでまさかの落とし穴が…。
迎えるは、8番でこの日無安打1四球のホリンズ
安全パイかと思いきや、カウント1-1からの3球目、
外へのカーブが甘く真ん中高目に入ってしまいます。
思い切り引っ張られると、打球はレフト中段へ。
思わぬところで浴びてしまったソロホームラン
谷繁の要求通りとはいえども、まさに甘い失投
悔やむに悔やまれない一球で、2-1
ついに巨人に勝ち越されてしまいます。
続く岩舘を抑え、マウンドを降りた山本昌
結局、この日は7回、110球を投げ、5安打2奪三振2四球で2失点。
白星こそ掴めなかったものの、らしい投球も見られ、
ようやく復活への兆しが伺えるものとなりました。


スミ1を守れず、逆転されてしまったドラゴンズ
8回、巨人3番手・豊田を攻め、
この回先頭のイ・ビョンギュがレフト前ヒット。
ところが続く英智のバントが投手への小フライに。
ワンバウンドで処理した豊田が一塁へ送り、1死を取られると、
さらに飛び出している一塁走者のイ・ビョンギュが、
一二塁間へ挟まれてしまいます。
ところがここで巨人内野陣に、守備の乱れが。
挟みながらも、イ・ビョンギュの緩慢な動きに併せてしまうと、
それを逆手を取ったイ・ビョンギュが、
間をうまくすり抜け、一塁に戻ってセーフ。九死に一生を得ます。
続く谷繁がきっちり送って、2死二塁。
ここでドラゴンズベンチは、代打に井上を送ります。
まずは同点にして、さらに攻め込みたい場面。
ところが、いとも簡単に初球、2球と見送り、
2ストライクに追い込まれてしまうと、
4球目、真ん中高目のストレートを、打ち損じのレフトフライ。
ここでも、あと1本が出ないドラゴンズ打線
残塁の数は、11を数えてしまいます。

それに追い打ちをかけたのが、8回ウラの一発
この回から登板の2番手・平井
1死から木村拓也に内角高目のストレートを振り抜かれると、
打球は、なんとライトスタンドへ一直線。
またも伏兵に一発を浴びてしまい、3-1
ほぼダメを押される、実に手痛い失点となりました。
2点差となってしまった最終回、
もちろん巨人は、クローザーの上原を投入。
ドラゴンズも1番からの好打順で、反撃を試みますが、
最後は、中村紀洋が空振り三振に倒れ、ゲームセット
序盤に先制こそしたものの、拙攻続き
山本昌を援護できずに、逆転負けを食らったドラゴンズ
首位攻防は1勝1敗となり、ゲーム差は再び『0』に。
復活勝利を目指した山本昌は、7回2失点ながら、
痛恨の一球が響き、6敗目を喫することとなりました。


次こそは…。初戦を良いカタチ
取ることが出来、
連勝、3タテ
期待していただけに、
この日の負けは
とても残念でしたね。
昌さんに勝ち星が付けば、
チーム的にも
弾みが付いたでしょうし、
もったいなく感じました。

てっきり朝倉が先発とばかり思っていたので、
『先発・山本昌』の発表には、正直、驚きました。
確かに後半戦のローテは、もともと
山井-吉見-朝倉…となっていましたし、
吉見のところに昌さんが入るのは、
順当といえば、順当なのかもしれませんが、
昨夜、山井で初戦を取れたことも関係ありそうな気もします。

その昌さんですが、立ち上がりはやはり緊張か、
制球もやや甘く、ボールが高かったですね。
それでも初回無死二塁で、バント失敗などにも
助けられて、ピンチを切り抜けると、
その後は徐々に持ち味を発揮し、
打たせて取る投球で、5回まで2安打無失点。
久々に昌さんらしい、落ち着いた投球をみせてくれました。

しかしこうなると焦点は、昌さんをどこまで引っ張るのか。
打線が1点でも援護してくれれば、
もっと楽に展開を運べ、継投もできたのでしょうが。
辛抱しながらの投球も、6回に四球をきっかけに
小笠原に同点タイムリーを浴びると、
続く7回は、2死を取りながらホリンズへ痛恨の一球…。
それでも7回、110球を投げ、5安打2失点。
一時の自信なさげな投球もこの日は影を潜め、
『底』からは抜け出たのでは、ないでしょうか。
復活近しを感じさせる投球、
次こそはと、期待させてもらいたいです。

それにしても、この日は伏兵にやられました。
6回の同点は、代打・木村拓也への四球がきっかけ。
7回は、8番のホリンズに痛恨の逆転弾。
さらに8回は、平井が同じく木村拓也にダメ押し弾。
この3点目が、実に痛かった。
3-1となったところで、諦めざるを得ませんでした。


一方、打線は再三チャンスをつくりながら、
追加点が奪えませんでしたね。
アライバコンビが足を駆使して、先の塁を盗み、
チャンスメークをしたりしましたが、
それが得点に結びついたのは、初回だけ。
4回、5回、7回、8回とランナーを溜めながらも
ここぞの一本が出ず、もたついたことで、
流れを相手に渡してしまうこととなりました。
この日、ウッズ4四球と歩かされるなど、
主砲の一発が期待できないとなると、
奮起しなくてはいけないのが、森野以降の5、6、7番。
おそらく第3戦は、左の内海
誰が起用されるか分かりませんが、
もらえるチャンスは活かし、ミスをできるだけ減らすこと。
相手に弾みを付けさせることだけは、避けてもらいたいです。


1勝1敗のタイとなり、再びゲーム差が『0』になった首位攻防。
近くの球場で3位のチームバカ騒ぎをしているようですが、
ドラゴンズとしては、気にせずに
まず第3戦をしっかり取って、勝ち越すこと
今度こそ朝倉が先発でしょうから、必ず取ってもらいたい。
投げれば中7日となるのが、少々気にはなりますが、
気負いすぎずに、自分の投球を見せてほしいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(22日)

●山本昌
<約1カ月ぶりの先発で、7回まで5安打2失点。
5月13日以来の白星を目指したが、痛恨の1球に泣く>
「もう一踏ん張りがきかなかったですね。
少しでも貢献できればと思っていたんですが…。
最後が甘かったなぁ。
手応え? まあ、つぎがあるかどうか分からないからね」
(中スポ、共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

『もうひと踏ん張りがきかなかったですね。
この時期、内容よりもチームの勝ち負けなので、
少しでも貢献できればと思ったのですが。最後が甘かった。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)


●谷繁元信
<7回、ホリンズに投じたカーブについて、
奮闘したベテランをかばう>
「あれは要求通り、オレのミスです」
(中スポ)

●森バッテリーチーフコーチ
<7回2失点で降板の先発・山本昌について>
「久しぶりにマサらしいピッチングができた」
共同通信社MSN毎日新聞スポニチ名古屋

●平井正史
<8回、木村拓也に本塁打を浴び>
「あそこに投げて本塁打になったのは、力がなかったということ…」
サンスポ

●中村紀洋
<初回、センターへ先制の犠牲フライ。
3試合連続となる打点に>
「打ったのは、フォークです。いい仕事ができました」
(中スポ、名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<巨人投手陣に4打席とも歩かされ>
「(自分が)リスペクトされている結果だと思う。
バリー・ボンズ(米・ジャイアンツ)のようにね。
尊敬されている証拠。気にしてないよ。
巨人バッテリーに変化? 特に何も感じない。
きょうはオレがボール球を選んだというだけだ。
それも野球のうちということだよ」
中スポMSN毎日新聞

●井端弘和
<3回、5回と2度の盗塁成功。
荒木とともに盗塁数をリーグ2位タイの『19』に>
「得点に結びつかなきゃ、意味がないんだけどね。
足が速くないから、盗塁するのは大変。
もう30歳を越えているし、
盗塁数は20ぐらいで打ち止めでいいです」
中スポ名古屋ニッカン

●荒木雅博
<初回に盗塁を決め、先制点につなげたが>
「バント失敗(5回)が本当に悔しいです。
ただ、走ることで相手を
揺さぶることができれば、と思っています。
今後につながってほしいです」
中スポ

●森野将彦
<目の前でウッズが4四球。
全ての打席、走者を置いた場面で回ってきたが、
三振、右前打、四球、遊ゴロで得点を挙げられず>
「しょうがないです。また明日頑張ります」
(東京中日)

●立浪和義
<5回2死満塁、堂上剛裕の代打で早々と登場。
木佐貫とは今季初対戦だったが、遊ゴロに倒れ、
あと1と迫っている通算1000打点もお預けに>
「ヒットを打たないかんボールだった。
そういう場面だったので、残念です。明日打ちます」
(中スポ)


●落合監督
<得点圏に走者を進めたのが、6イニングありながら
得点は初回に挙げた1点のみ。11残塁に思わず嘆く>
「攻撃のミス? (ミスを)責めるな。
使っているのは監督だ。100%できたら全部勝つよ。
こういうことがあると、
すぐに誰かを責めようとするけど、それは違う。
その選手を使った、使わないはこっちなんだ。
選手は自分の給料に反映するだけだ。
できたか、できなかったか。
できた者は給料が上がる。できなかった者は下がる。
それをどう受け止めるかは選手個々なんだ」

<球場入りする前、バントについて語る>
「今年は大勝が少ないだろ。
ウチが大量点で勝たない理由がわかるか? 
バントするからだよ。
(大量点を放棄して)バントで送って
敵に簡単にアウト1個やるんだから。
でも、それがウチの野球スタイルなんだ」

<先発・山本昌について>
「7回までいったじゃないか。
いままではそこまでいかなかったんだから。それを考えればな。
もうちょっと点数を取ってやりゃあなあ…。
それを言っちゃいけないんだけど。
タイロン? 作戦かどうかは向こうに聞いてくれ。
オレは決めてないんだから」
中スポ12、東京中日、サンスポ時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン


ロスからの話題。(21日)

福留右ひじ手術成功
(中スポ、孝介日記「№81」)

今朝の中スポによると、福留が21日(日本時間22日)、
アメリカ・ロサンゼルス市内の病院で
右ひじ遊離軟骨除去手術を行い、無事成功したそうです。
手術は内視鏡によるもので、ルイス・ヨーカム博士が執刀。
なお術後のリハビリも米国で行う予定になっています。
とりあえずは、ひと安心というところですね。


若竜からの話題。(22日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 20回戦
(22日・阪神鳴尾浜球場)
  000 000 000 =0
 T 000 001 00× =1
[敗] 川井(10試合2勝2敗)
[D本] なし
[D投] 川井、S・ラミレス、石井
(中スポ)

●川井進
<先発し、6回を4安打1失点>
「調子は悪くないです。
ストライクをそろえすぎて1点取られましたが、
内容的には良かったです」

●小林2軍投手コーチ
<川井にチェンジアップのマスターの課題を与える>
「全体的には良いが、強いて言えば
チェンジアップの精度を高めることだね。
そうなればピッチングの幅がもっと広がるだろう」
(ともに中スポ


鳴尾浜でのウエスタン・阪神戦
この日の先発・川井は、6回を4安打3奪三振1四球1失点。
カット気味のストレートがさえていたようで、
カーブとのコンビネーションで、5回まで無失点
しかし6回ウラ、赤松の左越え二塁打と、の犠打で1死三塁。
続く山田の詰まった三塁ゴロの間に、赤松が生還。
結果それが決勝点となってしまいました。
一方、打者陣は、太陽-安藤-筒井という
阪神投手陣の前に、2回の田中の右前打の1本に抑え込まれ、
力投の川井を援護することができませんでした。

2007年8月22日 (水)

3安打すべて本塁打、山井掴んだ今季初勝利!

落合監督「経験ございません」
3安打ぜ~んぶ本塁打


4カード連続の勝ち越しを果たし、
0ゲーム差ながら、首位を走るドラゴンズ
いよいよ今夜からは、敵地・東京ドームに乗り込んでの
2位・巨人との首位攻防の3連戦。
注目の第1ラウンドは、山井大介高橋尚成の先発に。
ハーラートップタイの12勝を誇る高橋尚成に対し、
6度先発しながら、今季まだ未勝利山井
しかしゲームは、珍しい展開となっていきました!

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 16回戦
(21日・東京ドーム | 中日10勝6敗)
43348人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 山井(7試合1勝2敗)
[S] 岩瀬(45試合1勝4敗33S)
[D本] 英智2号 ウッズ31号 中村紀洋14号
[Dバッテリー]
山井、岡本、平井、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
3本塁打で逆転勝ちし、2位・巨人との差を1ゲームに広げた
1回に山井無死満塁のピンチを1失点でしのぎ、
直後の2回に英智の2試合連続となる左越えソロで同点。
4回には先頭・ウッズが左越え本塁打を放ち、1点を勝ち越した。
6回にも中村紀洋のソロで突き放した。
山井は2回以降立ち直って6回2安打1失点で今季初勝利
終盤は継投で反撃を封じた。岩瀬は33セーブ目。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


中5日での先発となった高橋尚成に対し、
ドラゴンズは初回、2死から中村紀洋が四球を選び、
ランナーを置いて迎えるは、4番・ウッズ
しかし2球目に内角高目を突かれると、
フルカウントから真ん中低目のシンカー空振り三振
立ち上がりのチャンスを活かせませんでした。

一方、巨人戦今季初登板
7試合目の先発も悲願の今季初勝利を目指す山井
ところが課題でもある立ち上がり、
この日も制球が定まらず、先頭のにフルカウントから
四球を与えてしまうと、続く脇谷の初球、右腕に死球。
さらに高橋由伸にも高めに浮いて、四球を与え、
無死満塁と早々と大ピンチを背負ってしまいます。
ここで早くも落合監督がマウンドへ。
「どんどん勝負して、投げ込んでいけ」
アドバイスを受け、迎えるは、4番・小笠原
しかしボール先行のカウント0-2からの3球目、
内角高目のストレートを叩かれると、
ライトにワンバウンドで落ちるタイムリーヒット。
あれよあれよで1点を先制されてしまいます。

なおも無死満塁とピンチが続く山井
しかし二岡を三塁ゴロで本封し、ようやく1死を取ると、
続く阿部をカウント1-3からの5球目、
外へのストレートで当たり損ねの二塁へのゴロ。
荒木が走ってくる一走の二岡にタッチし、そのまま一塁へ送球。
4-4-3のダブルプレーとなって、スリーアウト。
味方の好守に助けられ、無死満塁のピンチを
最小限の1点で何とか食い止めました。


1点ビハインドとなったドラゴンズ
しかしすぐさま流れを変える同点弾が!
2死で迎えるは、今夜もスタメンの7番・英智
カウント2-1からの5球目、
内角低目のストレートをうまくすくい上げると、
打球は、伸びてレフトスタンドへ飛び込みます!
2試合連続となる同点ソロホームラン
今季『英智のベースボールスタイル』に加わった本塁打
この日も炸裂して、ゲームが振り出しに戻ります。

同点に追いついてもらった山井は、落ち着いたのか、
2回ウラ、先頭のイ・スンヨプにセンター前に運ばれるも、
続くホリンズを外のスライダーで6-4-3の併殺に取ると、
3回ウラは、上位打線をきっちりと三者凡退。
別人というか、本来の投球を取り戻します。


そして4回には、この選手が見事なアーチを!
この回先頭は、4番・ウッズ
今季、巨人戦圧倒的な強さを誇り、
この3連戦でも警戒網を引かれて主砲
しかしカウント2-1からの4球目、
失投ともいえるカーブが真ん中に甘く入ってきました。
見逃さずに振り抜くと、まさに打った瞬間!
高々と上がった打球は、レフトスタンド上の
広告看板の下のフレームに当たって、そのままスタンドへ!
超特大の勝ち越しソロホームラン!
警戒網をかいくぐった主砲の一撃で、2-1
首位決戦、ドラゴンズがリードを奪います。

1点を勝ち越してもらった山井でしたが、
その後もテンポよく、上々の投球。
4回ウラを内野ゴロ3つに仕留めると、
勝利投手の権利のかかった5回ウラ、
1死からホリンズにストレートの四球を与え、
高橋尚成に送られ、二塁に走者を背負ったものの、
ここは初回と違い、落ち着いて料理
を外へのスライダーで遊ゴロに打ち取り、切り抜けます。


リードこそしてはいるものの、
ドラゴンズのヒットは、5回を終えて、わずか2本
それもソロ本塁打での2本と、ある意味効率の良い攻め。
6回、その効率の良さにさらに拍車がかかります!
続投の高橋尚成を1死で迎えるは、中村紀洋
3番としての仕事としては、
何とか出塁してウッズに繋ぎたいところ。
カウント2-1からの5球目、
真ん中低目のカーブをうまくすくい上げると、打球は左中間へ!
弾道からすると、フェンス直撃のツーベースかと思いきや、
それ以上に伸びて、ギリギリながらフェンスオーバー!
この日3本目のヒットは、またしてもソロホームラン!
この一撃には、さすがに12勝の高橋尚成もショック。
流れ的にはダメを押すアーチで、3-1とリードを広げます。

さらなる援護をもらった山井
しかし6回ウラ、やや疲れも見えたか、
1死から高橋由伸に四球を与えてしまいます。
迎えるは、一発が怖い小笠原
この日はホームランでの得点が多く、ここは踏ん張りどころ。
意識もあったか、ボールが先行し、カウント0-3。
そして4球目、内角低目へのストレートを
鋭いライナーで、ライトへ弾き返されてしまいます。
ところが、ここでビッグプレーが!
ライト・英智がチャージし、足から滑り込んで掴むと、
すぐさま一塁へ絶妙なワンバウンド送球。
飛び出していた一塁走者の高橋由伸は、戻れずダブルプレー!
またも味方の好守に救われた山井
結局この日は、6回、85球を投げ、2安打5四死球で1失点。
初回の大ピンチも、終わってみればわずか2安打
摩訶不思議の好投でマウンドを降りました。


7回ウラ、2番手として岡本がマウンドへ。
しかし代わったことが災いしたか、ややヒヤヒヤの登板に。
先頭の二岡にレフト前に落とされると、
続く阿部にはファウルで粘られた末、大きなライトフライ。
さらにイ・スンヨプの当たりも、
あわや本塁打というライトフェンス際への大飛球。
しかしここでも活躍したのが、英智
まるでグラブに吸い寄せるかのようなジャンピングキャッチ
なんとか2死まで漕ぎ着けます。
それでもこの日の岡本は、不安定。
続くホリンズに四球を与えてしまい、2死一、二塁。
ここで巨人ベンチは、高橋尚成に代打・清水
ドラゴンズベンチ落合監督がマウンドへ。
左のリリーフを出しても良さそうな場面ですが、
そうなると代打の代打で、右の矢野が出てきそう。
ここは岡本に託し、助言を与えるとベンチへと戻ります。
この作戦が功を奏し、初球、外へのストレート。
しかし球威が勝り、力のないセンターフライ。
山井初勝利へ向け、しっかりと繋ぎます。

続く8回は、3番手で平井
しかし先頭のにカットボールを
センター前に運ばれてしまいます。
続く脇谷は、フォークを叩き二塁ゴロで二塁封殺。
1死一塁で、左打者が続く巨人打線
ここでドラゴンズベンチは、好調の高橋聡文を送ります。
迎えるは、3番・高橋由伸
一発が怖い強打者相手にも、力のあるストレートは健在。
フルカウントからの6球目、
内角高目のストレートで、空振り三振に切ると、
続く小笠原も同じく内角低目のストレート
バットをへし折っての二塁ゴロ。
きっちり抑え込んで、今夜も仕事の高橋聡文
パワーピッチでバトンを守護神へと渡します。


そして最終回は、守護神・岩瀬がマウンドへ。
この日、FA(フリーエージェント)権を取得した岩瀬
しかしそんなことは、今は無用なこと。
この日は特に制球を重視し、丁寧に投げ込みます。
先頭の二岡、続く阿部を続けて一塁ゴロに打ち取ると、
最後は、イ・スンヨプをフルカウントから
外角高目のストレートで空振り三振に切って、ゲームセット!

この日のヒット3本がいずれもソロ本塁打という
効率の良い攻めでハーラートップの高橋尚成をKOし、
首位攻防の第1ラウンドを制したドラゴンズ
直接対決で叩いたことで、ゲーム差は『1』に。
また6回を1失点に凌いだ先発・山井
7試合目の登板で、ようやく今季初勝利をマーク。
約2年ぶりとなった復活勝利を喜ぶとともに、
「チームに迷惑を掛けた。みなさんのおかげ」
感謝の気持ちを忘れませんでした。


ジャイアンツ、イイピッチャーネ!0ゲーム差で迎えた首位攻防
まさかこんなカタチ
勝利をもぎ取れるとは…。
一発を誇る巨人打線
お株を奪うようなホームラン攻勢!
それもヒット3本が、
いずれもソロ本塁打
打たれた高橋尚成にとっては、悔やみきれない3失点
ドラゴンズファンにとっては、信じられないうえに
笑いが収まらないような勝利となりました。

それにしても3本のホームラン
しかしそれがいずれも意味があるもの。
1本目の英智の同点弾は、
初回無死満塁のピンチを何とか1点で凌いだものの、
先行きやや不安と思っていたときに出た当たり。
あれで今夜はイケそうだと勇気も出てきましたし、
山井にとっても、落ち着ける要素となった価値ある一発でした。
19日の横浜戦でも決勝弾を放った英智
ラッキーボーイぶりは、この日も健在。
6回1死一塁のピンチでは、小笠原のライナーを好捕し、
すぐさま『Bクイック』で一塁へ返球し、ダブルプレー。
また7回も阿部、イ・スンヨプの大飛球をことごとく掴み、
巨人ファンにため息をつかせるなど、守備でも魅せてくれました。

また2本目は、主砲・ウッズの看板下直撃弾。
今季巨人戦10本目のアーチは、結果決勝弾に!
巨人投手陣があれだけ警戒しながらも、
甘く入ってきたカーブを逃さず叩いた見事な一発。
包囲網をまたもかいぐぐったことで、
巨人ベンチ「今回もダメか」とダメージを与えられたでしょうし、
そしてドラゴンズにとっては、波に乗れる一撃となりました。

そして3本目は、中村紀洋のとどめ弾。
フェンスぎりぎりの当たりだったので、
二塁打かとも思えましたが、審判の手が回って、
2試合連続となるホームラン
これは相手投手の高橋尚成にショックを与えました。
それまでヒット2本がいずれもソロ本塁打ということは
高橋尚成本人もわかっていたうえで飛び出した3本目
その後の連続四球でもわかるように動揺を与えたかなと。
めったにない珍しい本塁打競演
ラッキーな面も当然あるとは思いますが、
ドラゴンズのここぞでのチカラを感じさせてもらいました。


一方、投手陣では、やはり先発の山井ですね。
立ちあがり、四球、死球、四球
無死満塁になってしまったたときは、
果たしてこの先どうなるものか?と思いましたが、
あの場面をよく1失点のみで凌げたなと。
流れを食い止められたことと、
直後の2回にすぐに同点に追いつけたこともあり、
それ以降は、落ち着いたようで、
巨人打線に的を絞らせずに、テンポの良い投球。
そして終わって見れば、なんと6回を2安打1失点。
勝ち投手の権利が見えてきた5回、6回と
四球でランナーこそ出すものの、後続をしっかり断って、
7度目の先発でようやく掴んだ今季初勝利!
2年ぶりの白星にたどり着くまでには、
紆余曲折があったと思いますが、とりあえずはよかったです。
立ち上がりに失点する『病』を解消していくなど、
まだまだ課題はありますが、
この勝利をステップとしていってくれれば。
今後も与えられた場面での好投を期待します。

2番手以降は、勝ちパターンの継投でしたが、
中でも左腕の2投手の出来がよかったです。
4番手・高橋聡文は、左対左の場面での登板。
そして巨人の中軸でもある高橋由伸小笠原
力のある内角へのストレートでしっかりと料理。
好調さを感じさせる投球を魅せてくれました。
またこの日FA権を取得した守護神・岩瀬
低目を丁寧に突く投球で、危なげなく三者凡退。
ここに来て、だいぶ落ち着いてきたように感じましたね。


とりあえずは直接対決の初戦を取りました。
相手のエース級の高橋尚成を倒し、
こちらは無勝利の山井で取れたのは、大きかったです。
この勢いで、第2戦もしっかりゲット。
おそらく先発は、朝倉が来るでしょう。
前回の阪神戦のように落ち着いた投球で、
巨人打線を打たせて取って、封じ込んでもらいたい。
勝てば一気に行けそうなムードでもあります。
憲伸、中田に続き、2ケタ勝利を掴んでほしいところです!


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎山井大介
<6回を投げて2安打1失点。
05年9月25日以来、695日ぶりの白星をつかむ>
「チームが勝って良かったです。
(初回のピンチについて)毎回毎回立ち上がりが良くないので
今日も『大事にいかなあかん』と思ってはいるんですが、
大事にいきすぎて情けないピッチングになってしまいました。
あの場面で監督にはどんどん投げ込んで
勝負するしかないと言われました。
これまで迷惑を掛けてきた中継ぎ陣や
バッターの方に助けてもらいました。
去年1年間ケガをして、春先も治らずに投げられなかったけど、
周りのサポートもあって、あきらめずにやってきて本当によかったです。
これからも自分に与えられた仕事を
一生懸命やるだけです。次もがんばります!」

<先発談話>
「正直、うれしいですが、ゲームの内容を考えると複雑です。
でも、最後にチームが勝ってよかった。
結果的には打たれたヒットは2本だけだったんですが、
フォアボールが多くて自分でリズムを悪くしてしまいました。
初回は(守備に)助けられた。みんなに助けられた勝利です。
中継ぎの皆さんに迷惑をかけたんで、
次こそ与えられた仕事をしっかりしたい」

<この日、三塁側スタンドでは
昨年12月に結婚した友佳子夫人が応援。
大事なパートナーが見守る中での結婚初勝利に>
「ウイニングボールは家に持ち帰ろうと思います」
公式HP中スポスポーツ報知共同通信社
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○英智
<2回、レフトへ同点ホームラン>
「打ったのは、ストレート。
低めは打っちゃだめだと思いながら
打ってしまったらホームランになりました(苦笑)」

<守備でも好プレーを見せた。
6回、小笠原の打球をスライディング捕球。
すぐさま一塁に送球してダブルプレーを完成させた。
「(一塁の)ウッズが呼んでいたので、
『Bクイック』で投げました。
Bクイックは、A、B、C…といくつかある中での
コントロール重視の送球です。
Cクイックはどこにいくか、わかりませんから。
これは(英智の)48のベースボールスタイルの一部です」

<1回に右前に落ちた小笠原の適時打の後、
積極的な前進の指示を受けていた>
「高代コーチやベンチのおかげです。
『ミスしていいから思い切って(前に)来い』と、言われていたので」
公式HP、東京中日、MSN毎日新聞名古屋ニッカン

○タイロン・ウッズ
<4回、レフトへ勝ち越しホームラン>
「打ったのは、カーブ。
カーブを待っていたんだ。(バットを見せながら)
100%、芯(しん)で打つことができたよ」

<この日は、試合前から気合十分。
球場入り後、左翼方向を指さし予告ホームランを口に>
「きょうはスカイラインの看板を狙う。
あの車は良い車だから欲しい」

<140メートルの大飛球は
左翼後方の看板下のフレームを直撃。
あと20センチのところでお宝ゲットを逃したが>
「看板の下? バーに当たったのか? 
それなら、その当たった部分の鉄をくれよ、ハハハハ」

<お得意さまの巨人から今季10本目のアーチ>
「前の打席で頭に投げられて怒りを感じていた。
普通の状況でも歩かせてくるチームもある。
でも巨人のピッチャーはオレを恐れずに投げてくる。
だから打てるんだ。みんないいピッチャーだよ」
公式HP、中スポ、サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○中村紀洋
<6回、レフトへのホームラン>
「打ったのは、カーブ。
バットの先っぽだったけど、よく入ってくれました。
とにかく食らいついた。意外と飛んでくれました。
フェンスに当たってくれ、と思いながら走っていました。
でも、思ったよりも打球が伸びましたね。
貴重な点になって良かった。
きょうはとにかく勝ったことが良かったです。
首位決戦やから初戦を取れたことは大きい。あしたも勝ちます」

<この日、球場入りすると本塁打を予告>
「こんな雰囲気を久しぶりに味わっている。
きょうは絶対に(本塁打を)打たんとね」
公式HP、中スポ、共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○高橋聡文
<8回1死一塁で登板し、高橋由伸、小笠原と
巨人の『中軸斬り』を果たす。勝っている展開での登場に>
「いい緊張感の中で投げられた。
今は狙ったところに投げられている」
(東京中日、名古屋ニッカン

○岡本真也
<7回から登板。一発同点の場面を凌ぎ>
「阿部の(右飛)は大丈夫だと思ったけど、
イの(大きな右飛)は詰まっているけどヤバイかなって。
何とか勝ってよかったよ」
(東京中日)

○平井正史
<8回から登板、先頭の谷に中前打も
続く脇谷を二ゴロに取り、高橋にスイッチ>
「勝ててよかった。いい左が2枚(岩瀬と高橋)
いるから、思い切って投げられる。
ボクは(谷、脇谷の)2人だろうと思って投げました」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<この日、フリーエージェント(FA)権を取得。
権利行使の可能性について明言を避け、
ペナントレースに専念する考えをあらためて示す>
「権利が手に入ったというだけで、全然実感がない。
白紙に近い状態。何も言えることはないですよ。
だって何も考えていませんから。考えられる状況でもないし。
これからは1つの勝ち、1つの負けがシーズンを大きく左右してくる。
(FA権の話よりも)試合の方が大事です。
今はシーズンのことしか考えてないので、
考えるのは、終わってからのこと。意識はしてないです」

<この日も9回に登板し、3人で抑えて
リーグトップの33セーブ目をマーク>
「まあよかったです。
(巨人は)打線が打線だから緊張感を持って投げている。
(FAの)節目は関係ないですよ」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン12デイリー

◇西川球団社長
<岩瀬がこの日、FA権を取得したことを受け、
残留に向けて全力を尽くすことを明言>
「(取得見込みの福留と合わせて)
2人は絶対に必要な選手。
FAは選手の権利なので、侵害するつもりはないが、
行使するなら、その上で話し合いたい。
球団として精いっぱいのことはやります。
それは終始一貫、私の中では変わりない。
(仮に権利を行使した場合も)他球団の話を聞いた方が、
こちらの思いが伝わるということもある。
こちらとしては、シーズン中に説得すると
いうような場は持ちません。
シーズンが終了してから話し合いたい」
中スポスポーツ報知デイリー


○落合監督
<3安打がいずれもソロ本塁打で初戦を制し>
「珍しいゲームだ。
ウチがヒット3本しか打てなくって、
それがソロ3発で、勝つなんて。
初めてだよ。経験ございません」

<2年ぶり勝利の山井について>
「よく1点でおさまったな。
山井らしいといれば山井らしいけど」

<8回1死一塁から高橋を投入したことに>
「どうつなぐかって、あれしかない。
先発が降りたら、8回までどうつなぐか。
(高橋は)今が旬。あれくらいのボールを
投げられるのはそうはいない。
(あの腕の振りは)いやなもん。
生命線だ。右、左に関係なくな」

<首位攻防の試合前、報道陣にクギを刺す>
「天王山という言葉の使い方を知らないな。
144試合目で優勝が決まるならいくらでも使え。
でもまだ30試合以上もあるぞ」
(中スポ、東京中日、サンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(21日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 小田幸平捕手
共同通信社


前日、抹消された中村公治に代わり、
この日、小田が登録されました。
「気を入れ直せ」という意味もあり、8月2日に抹消され、
ファームでは11試合マスクを被ったODA
今季多くコンビを組む昌さんが1軍に昇格したことや、
捕手はやはり3人制で行くのが、今季の方針のようで、
この日の登録となりました。
抹消中には師匠の清原(オリックス)からも
激励の留守電をもらったという小田
五厘刈りで(元々)気を入れ直した
ニューODAに期待していきたいと思います。


若竜からの話題。(21日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 19回戦
(21日・阪神鳴尾浜球場)
  000 202 001 =5
 T 000 021 010 =4
[勝] 鈴木(14試合2勝)
[S] 金剛(27試合1勝6S)
[D本] なし
[D投] 長峰、齊藤、小林、S・ラミレス、鈴木、金剛
(中スポ)

○新井良太
<『4番・一塁』で出場し、
決勝本塁打を放つなど3安打で勝利に貢献>
「コンパクトに振ることだけを考えてやっています。
本塁打は会心の当たりでした」

○高柳2軍打撃コーチ
<新井に評価は辛口も顔は笑う>
「ここ3試合で3本塁打と
調子は上向きだが、まだまだだよ」
(ともに中スポ


鳴尾浜でのウエスタン・阪神戦
4-4の同点で迎えた9回、
この日4番に入り、2安打を放っていた新井が、
阪神6番手・筒井の内よりのストレートをフルスイングすると、
打球は、センター左へ飛び込むソロホームラン!
この一発が決勝点となり、5-4で勝利を収めたもよう。
なお中村公治は、5番・センターでスタメン出場して、2打数1安打。
また田中もスタメンマスクを被り、長峰らをリードしたようです。

2007年8月21日 (火)

0差で対決、真夏のお江戸の首位攻防。

健太&憲伸 混セ突破 
きょうから巨神6連戦 Vロード加速


混戦のセ・リーグで0差ながら、首位を走るドラゴンズ
今夜からの6日間は、まさに連覇へ向けての最初の天王山
まずは東京ドームで、2位・巨人との3連戦。
さらに24日からは3位・阪神とナゴヤドームで3連戦を迎えることに。
「厳しい日々」となるでしょうが、その結果いかんでは、
混沌としているVロードの視界も開けてくるかも?
まずは最初の巨人戦、カギを握りそうな選手の話題を。


◇山井大介
<きょう21日の対巨人初戦での先発が予想される。
今季初勝利へ7度目の挑戦になるが>
「投げるたびに調子はよくはなっています。
踏ん張るどころで踏ん張れるかどうかですね。
勝てるといいですね。
そのためにはクリーンアップの前に
いかに走者をためないことが大事だと思います」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇朝倉健太
<第2戦に先発が予想されるが
重要なマウンドを意識しつつも力みはない>
「天王山、ってヤツですね。
意識すると言えばするけど、
それほど強く意識することはないです」
中5日、中6日と調整期間をもらっているワケですから、
それなりのものを出さないといけない、と
いう気持ちはずっと持ってます」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇川上憲伸
<第3戦の先発が予想されるが、
ペナント全体の流れを意識したコメントはせず、
エースはあくまで、自分の投球だけに集中>
「監督ではないですから…。
まだ僕が次にどこで投げるか決まったわけではないですから、
相手どうこうは言えない。自分のことしか考えられないです」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇山本昌
<ナゴヤドームでの投手陣の練習に参加。
今週の先発起用の可能性を自身は否定>
「先発? ないでしょう。
(現在は)毎試合ベンチに入っていますからね」
(東京中日)


ストライーーク!この日いつものように、
ナゴヤドームでは、
先発陣と一部リリーフ陣、
野手の一部が練習。
その後、チームは
東京へ移動したもよう。
ゲーム差なしの2位・巨人との3連戦。
予想される先発は初戦から、山井、朝倉、川上
前回登板の阪神3連戦では、3投手ともに好投し、
しっかりゲームを作るなど、調子は上向き
大事な首位攻防での登板、しかしも強力な巨人打線
一筋縄ではいかないとは思いますが、
抑えることができれば、チームにより弾みがつくことでしょう。
そのために大事なことは、山井が言うように
「主軸の前にランナーを置かないこと」
気の抜けない打者が多いですが、気合負けすることなく、
自分の投球をして、立ち向かっていってほしい。
特に朝倉、川上の2枚看板では、勝利は必須
特に自らの失策が原因でナゴドでは敗れた、
エース・憲伸リベンジには大いに期待したいと思います。
ただ阪神第1戦の先発が、谷間になっていますし、
一概に巨人戦登板とは、言えないかもしれませんが…。


◇タイロン・ウッズ
<首位攻防戦を前にこの日、東京へ移動
得意としている巨人戦での再爆発を予告>
「ホームラン? 打てればいいね」
スポーツ報知

◇森野将彦
<今季対戦打率.333、5本塁打、19打点とGキラー。
相手がウッズとの勝負を避ける話もあるが>
「巨人もそう簡単に負けてくれないですからね。
熱い試合になる? もちろん。
気を引き締めていくのはどの相手でも同じですけどね」
(東京中日)

◇堂上剛裕
<前回の巨人第2戦では、サヨナラ3ラン>
「大事な1戦? わかってます。
気合で負けないようにします」
(東京中日)

◇井上一樹
<ナゴヤドームで休日返上のトレーニング。
屋外でのランニングなどのメニューをこなし>
「まあ昨日(19日)は(スタメンから外れて)
ベンチで見ていただけだったから、体を動かさないとね」

<今回の巨人3連戦について>
「巨人戦? いつもと変わらないよ。勝負はまだ先でしょう」
中スポ名古屋ニッカン

◇落合監督
<この日、新幹線で東京へ移動。
天下分け目に見える東京決戦だが、
あくまでも最大の目標は球団史上初の連覇>
「今年は(クライマックスシリーズができたことで)
いままであきらめていたチームがあきらめなくなっている。
でもウチみたいに頭しか狙っていないチームは
(戦い方は)変わらないよ」
中スポ


一方、打者陣では、やはり主砲・ウッズ
前回のナゴヤドームでの第3戦では、二発を放つなど、
今季球団別では、打率.364、9本塁打、18打点とお得意様
「巨人の投手陣は、ほかのチームと違って
ストライクゾーンで勝負してくれるからね」

コメントしたこともあり、
今回は勝負を避けられる心配もありますが、
やはり主砲の出来が3連戦のカギを握ることでしょう。
高橋尚成、木佐貫、内海と予想される巨人の先発、
攻略が難しい投手もいますが、調子を上げてきた中村紀洋
5番のGキラー・森野、さらにサヨナラ弾の
ラッキーボーイ・堂上剛裕らにも期待したいところですね。


「これから難しい試合が続きます」
19日の横浜戦後、コメントした落合監督
どちらかが、3タテするようなことは考え難く、
まだ勝負は先なのかもしれませんが、
目下のライバルををきっちり叩いて、首位固め
熱くなりそうな真夏のお江戸の首位攻防
竜ナインの気合のこもったプレーを大いに期待したいです!


ナゴヤからの話題。(20日)

◇井手取締役編成担当
<きょう21日、初のFA権を取得する岩瀬について、
取得後に今後について話し合う可能性があることを示唆>
「(現時点では)まだ何も考えていない。
彼(岩瀬)もどう思っているのか…。
これまでもFAについて話していません。
ここまでよく頑張ってきたと思う。
まあ、岩瀬とはそのうち話すことになるでしょう」
(東京中日)

◇伊藤球団代表
<右ひじのケガで登録日数が29日足りない福留も
条件付きながら、今季終了後にも正式に取得する見込み>
「(FA権取得には)問題ないでしょう」
名古屋ニッカン

◇西川球団社長
<岩瀬のFA権行使に関して
残留に全力をあげる考えを明らかに>
「絶対に必要な選手。
生え抜きだし、チームの大事な宝です。
球団に残ってもらうように出来る限りのことをしたい。
取得した選手の大事な権利だし、
行使する権利を侵害するつもりはまったくない。
複数年? それは言えないが、様々な条件を考えています」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◆大屋スカウト(ブレーブス)
<米・大リーグの複数球団が権利を行使すれば獲得を検討>
「日本のFA選手の実力は非常に安定している。
岩瀬君、福留君は、各チームとも見ていると思いますよ」
サンスポ

◇岩瀬仁紀
<きょう21日、初のFA権を取得するが>
「シーズン中に、そんなことを考え出したら野球ができなくなる」
サンスポ


きょう21日、ドラゴンズの誇る守護神、
9年目の岩瀬がついにFA権を獲得します。
ドラゴンズでも、今季すでに渡邉、平井が取得済み。
しかし日本を代表するストッパーの1人である岩瀬の取得は、
日数不足ながらも、取得できそうな福留とともに
今年のFAの目玉となる可能性が高く、
この日のスポーツ紙にも、いくつか記事が出ていました。

球団としては、残留を熱望するのは当然でしょう。
シーズン中ということもあり、
岩瀬もまだ態度を明確にしていませんし、
本格的な話し合いが行われるのは、もう少し先のこと。
ただ失うとなると、ドラゴンズにとっては、大きな痛手
今後の動向は、注目されるところとなるでしょう。


福留、23日手術
(中スポ、共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン


また右ひじを痛めている福留の手術日が、
日本時間23日(現地時間22日)に決定したもよう。
アメリカ・ロサンゼルス市内の病院で、
内視鏡による右ひじ遊離軟骨除去手術を受けるそうです。
中スポによると、スポーツ医学の権威である
ルイス・ヨーカム博士が執刀予定。
術後のリハビリも、本人の意向に沿って、
現地の施設で行う予定とのこと。
今季中の復帰はほぼ絶望視されている福留
まずは手術の無事成功を願いたいなと思います。


今日の公示。(20日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 中村公治外野手
共同通信社


前日、右の代打要員として、
ベテランの渡邉選手を登録されたことで、
代わってこの日、若手の中村公治が抹消されました。
ここ数試合では、スタメンでの登場も多かった中村公治
しかし勝負どころの三振など結果が残せていないことと、
同じ右の英智が前夜の横浜戦で活躍し、
生き残ったことも今回の背景となったのかも?
ただでさえ、外野のポジションは、森野を筆頭に
井上、イ・ビョンギュ、英智、藤井、堂上剛裕
現在、激戦区となっているのは、確か。
代わりにどのポジションの選手が上がるかはわかりませんが、
スタメンでの収穫と反省を糧にして、鍛錬してほしいと思います。

2007年8月20日 (月)

良くも悪くも英智ショー、中田初の2ケタ10勝目!

ぜ~んぶ帳消し!!英智1号弾 
竜4カード連続勝ち越し


1勝1敗で迎えたナゴヤドームでの対横浜第3戦。
首位から3位まで1.5ゲーム差という混戦のなか、
ドラゴンズも落とすことができないゲームが続きます。
この日8月19日は、立浪ウッズの38回目のバースデー!
しかしゲームは思いも寄らぬ選手が主役となりました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 18回戦
(19日・ナゴヤドーム | 中日9勝9敗)
37762人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 中田(21試合10勝6敗)
[S] 岩瀬(44試合1勝4敗32S)
[D本] 中村紀洋13号2ラン 英智1号
[Dバッテリー]
中田、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
終盤に得点を重ねて4カード連続の勝ち越し
3-3の同点で迎えた6回、先頭の英智が左翼席に
ソロを放って勝ち越し。7回にも2死一、三塁から
再び英智の右前適時打で1点を加え、
8回には井端の左前適時打で突き放した。
先発の中田は8回を4安打3失点に抑えて自己初の10勝目
9回を締めた岩瀬がリーグトップの32セーブ目を挙げた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


横浜の先発はこの日再登録された土肥義弘
この日のドラゴンズは、3番に中村紀洋
6番に中村公治、そして7番には英智
左投手を想定したスタメンを組みました。
初回、その土肥から3番に戻った中村紀洋
レフトフェンス直撃のツーベースで出ると、
続くこの日38歳のバースデーウッズ
勝負を避けられ四球で、2死一、二塁と先制のチャンス!
しかし森野が当たりこそ良いものの、
センター正面のフライに倒れ、チャンスを逃します。

一方、もっか9勝6敗、プロ3年目で初となる
2ケタ勝利へのチャレンジ登板となった中田
立ち上がり、先頭、前夜猛打賞の仁志
真ん中低目のスライダーで空振り三振に打ち取るなど、
三者凡退のスタートを切りますが、
2回、やや制球が乱れてしまいます。
先頭の村田に四球を与えると、続く内川に送られ、二塁へ。
さらに続く吉村の4球目にワイルドピッチ。
1死三塁と、ピンチを迎えてしまうと、
すぐさま続く5球目、中に入ったフォークを叩かれ、
レフト線へ落ちるタイムリー。
変化球が決まらず苦労する中田、1点を先制されます。


ところがそのウラ、ドラゴンズも再びチャンス。
この回先頭、中村公治のレフトへの飛球を
この日初スタメンの下園辰哉が追いつき、
グラブを差し出すも弾いてしまい、エラー
中村公治は一気に二塁を陥れます。
続く英智がレフト前に落として繋ぎ、無死一、三塁。
ここで迎えるは、8番・谷繁
カウント2-1からの4球目、外へのストレートを
打ち上げ、センターへの犠牲フライ
相手のミスからのチャンスを活かし、同点に追いつきます。

さらに続く3回には、今度はアクシデントからチャンスを。
1死から荒木の打球は、ピッチャー返し。
しかし両手で挟み込んで捕ろうとした土肥
打球を左手に当ててしまいます。(記録は内野安打)
ベンチに戻り、治療を受け続投にはなったものの、
土肥の心のスキを突いて、続く中村紀洋の初球、
荒木がすかさず二塁へ走り、スチール成功。
さらに動揺した土肥から、カウント1-1からの3球目、
中に入ったスライダーをジャストミート!
フルスイングでの一発は、高々と上がりレフト中段へ!
約1カ月ぶりに飛び出した2ランホームラン!
3-1と、再び勝ち越しに成功します。


なおもその土肥を攻め込むドラゴンズ打線
ウッズが左つま先への死球で出ると、
森野も続き、一二塁間を抜くヒット。
さらに中村公治がライト前に落とし、1死満塁とチャンス。
ここで迎えるは、英智
1本出れば、一気にドラゴンズペースに。
しかしカウント1-1からの3球目、
外角低目のチェンジアップを引っかけてしまい、ピッチャーゴロ。
土肥が掴んでホームに送り、1-2-3へと渡るダブルプレー
2回の出塁では、けん制に誘い出される走塁ミスを犯した英智
しかしアンラッキーは、さらに続いてしまいます。

直後の4回、先頭の村田の当たりは、右中間へ。
ところがその英智とセンター・森野がなんとお見合い
譲り合ってしまい、ツーベースとしてしまいます。
どちらかというと、ライトのボール。
英智の表情に、いっそうの悲壮感が…。

まさかのミスで走者を背負ってしまった中田
続く内川は外へのスライダーで空振り三振に取りますが、
吉村には、外のストレートを右方向へ持って行かれます。
打球は、ライト線へと落ちるタイムリーツーベース。
3-2と1点差に迫られると、
続く下園にもレフトに落とされ、一、三塁とピンチに。
味方のミスを挽回するためにも踏ん張りどころ。
しかし鶴岡の当たりは、ショート奥へのゴロ。
6-4-3と渡るも、一塁はセーフ。
その間に、三塁走者の吉村が生還し、3-3
ゲームは再び、振り出しに戻ってしまいます。


同点に追いつかれてしまったドラゴンズ
5回ウラ、相手のミスから再びチャンスを。
この回先頭の荒木の三塁ゴロを、
村田が弾いた上に慌ててしまい、一塁へ悪送球!
続く中村紀洋の二塁ゴロで、三塁へと進みます。
ここで迎えるは、4番・ウッズ
スタンドからはバースデーアーチを期待する声援が。
しかしフルカウントから、外へのチェンジアップに空振り三振。
続く森野が四球を選び、2死一、三塁としますが、
中村公治が外角高目のストレートに空振り三振。
チャンスを潰し、何となく嫌なムードが漂います。


ところが、6回ウラ、この試合苦しんでいた
この選手が、流れを変える一発を!
この回先頭は、7番・英智
攻守でミスを連発しているだけに、挽回したい。
その気持ちがバットに乗り移ります。
初球、中に入るチェンジアップを積極的に引っ張ると、
意外にも打球は伸びて、何とレフトスタンドへ!
ミスを帳消しにする、起死回生の勝ち越しホームラン!
しかし塁を回る本人の顔には笑顔はなく、淡々
それでもチームにとっては、値千金!
再び4-3と勝ち越しに成功します。

序盤こそもたついた投球の中田でしたが、
中盤以降は立ち直り、安定感を取り戻します。
7回、先頭の下園に四球を与え、鶴岡の犠打で
1死二塁とランナーを背負いますが、
続く木塚の代打・鈴木尚を内へのフォークで空振り三振。
仁志も外へのスライダーで投ゴロに打ち取り、無得点。
ストレートの球威に加え、フォークが決まりだしたことで、
尻上がりに調子を上げてきます。


こうなってくると、流れはさらにドラゴンズへ。
7回ウラ、横浜3番手・横山を攻め、
先頭の中村紀洋が右中間を割るツーベースで出ると、
ウッズは、力んで空振り三振に倒れますが、
森野の一ゴロ進塁打と、中村公治の代打、
同じく38歳バースデー立浪の四球で、
1死一、三塁と、追加点のチャンスを迎えます。
このチャンス迎えるは、またも英智
初球、中に入った落ちないフォークを弾き返すと、
今度は右中間へ落ちるタイムリーヒット!
ミス連発の後は、ホームランにタイムリー。
まさに良くも悪くも英智ショーといった一打で、
5-3と、リードをさらに広げます。

2点のリードをもらった中田はさらに快調!
8回、1死から金城をキレの増した
内へのフォークで空振り三振に取ると、
続く村田には、力勝負を挑み、
最後は147キロ、外角高目のストレートで空振り三振!
結局この日は、8回、103球を投げ、4安打9奪三振3四球3失点。
数字で振り返れば、実に見事なピッチング。
初の2ケタの権利を手に、守護神へバトンを渡します。


8回ウラには、井端の浅い三遊間を抜くヒットで
藤井が、二塁から躊躇なく生還する好走塁を見せ、6-3
そして3点リードの最終回のマウンドには、
もちろん守護神・岩瀬が上がります。
リードもあったということもあって、
この日の守護神は危なげなし。
2死から下園の代打・種田にライトへ運ばれはしたものの、
最後は、鶴岡をサードライナーに打ち取り、ゲームセット!

中盤から調子を上げて、終わってみれば快勝
地元での3連戦を、2勝1敗と勝ち越し、
首位をしっかりキープしたドラゴンズ
8回3失点の中田がプロ3年目で初の2ケタ10勝目をマーク!
また岩瀬は、リーグ単独トップとなる32セーブ目
またサヨナラ勝ちをしたという2位・巨人とは、
ゲーム差0と変化こそなかったものの、
次週火曜日からは、再びの首位攻防
良い流れで、東京へ乗り込むこととなりました。


ラストチャンスをモノに!まさに曇りのち晴れ
いった感じのこの日のゲーム。
序盤はもたついてはいたものの、
後半は一気にドラゴンズペース!
そして気がつけば、
快勝となっていましたね。
立浪ウッズ
38回目のバースデーでしたが、
良くも悪くも主役は、
お立ち台に上がったこの2選手
打の英智、投の中田だったと思います。

特に英智は、序盤はミスを連発したあげく、
それを終盤、自らのバットで一気に取り返しました。
前夜、最大の好機で見逃しの3球三振
それにも関わらず、この日のスタメン起用
意気に感じて、臨んだものの、
塁に出れば、けん制に誘い出されるは、
守れば、右中間の飛球にお見合いをしてしまうは、
打てば、満塁のチャンスに
ホームゲッツーになるはと、空回りの連続。
それでも取り返すことができたのは、
諦めずに積極的に打っていったからでしょうね。
ラストチャンスを瀬戸際でどうにかモノにできる
そのミラクルさ英智英智たるゆえんなのでしょう。
混戦を戦っていくうえで、やはり必要な選手!
反省すべきところは、反省するのはもちろんですが、
これからもこの積極姿勢を失うことなく、
プレーしていってもらいたいです。


一方、中田は尻上がりによくなりましたね。
仁志、石井琢朗、金城といった
上位3人は完璧に抑えるものの、
村田以降の選手を抑えられずに序盤は苦労。
制球も定まらず、もたついた感がありましたが、
5回以降は、フォーク、スライダーが
決まりだしたことで落ち着きましたね。
打線の小刻みな援護をもらったことで、
安定し、テンポもよくなりました。
そして、気がつけば8回を投げ、4安打3四球の3失点。
自身初となる2ケタ勝利を達成となりました。

中田投手、初の2ケタ勝利、おめでとうございます!
ただシーズンはここで終わったわけではないですし、
振り返るのは、シーズン終了後で十分でしょう。
チームにとっては欠かせぬ3本柱の1人となった背番号20
今後も攻めの投球でさらなる貢献を期待。
次週は今季まだ登板のない阪神戦
虎キラーとしての実績に加え、今季成長した投球
阪神相手に見せつけてもらいたいと思います。

それからこの2選手のインパクトが強くて、
忘れがちにはなっていましたが、
再び3番に復帰した中村紀洋の久々のホームラン!
初回の当たりがフェンスに当たったときには、
まだ思うように飛ばせないのかと思いましたが、
3回の一発は、まさに打った瞬間!
これなら大丈夫と安心させてくれました。
今度こそは3番定着、さらに調子を上げてもらいたい。
またこの日は、荒木が2盗塁、藤井が1盗塁、
さらに相手の守備の乱れをついて、一気に生還など
でかき回すプレーも目立ちました。
こういうことができるようになってくれば、
ドラゴンズ本来の野球を取り戻せると思います。


横浜との3連戦を2勝1敗として、
4カード連続の勝ち越しで、首位をキープできました。
ただ厳しい戦いはこれから本格化してきます。
21日からは東京ドームで、0ゲーム差の2位・巨人と、
その後24日からは、ナゴヤドームで3位・阪神を迎えます。
この6連戦で抜け出せるのか、もたつくのか。
それによって、ペナントの行方も見えて来そうですね。
ハードウィークに突入しますが、
最後にトップに立つのは、ドラゴンズであってほしい。
炎の6連戦、必ず勝って突破してもらいたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(19日)

◎中田賢一
<8回を4安打3失点に抑え、
プロ3年目で初の2ケタ勝利の10勝目>
「(2ケタの味は)どうですかねえ(笑)。
まだ実感がわかないんで、まだまだこれから
試合があるんで、また一つ一つやって行きたいですね。
(8回を4安打に)そうですね。
ちょっと序盤苦しい部分があったんですけど、
後半からちょっと乗れて、どんどん思い切って投げました。
(5回以降)もう1本出たら追いつかれる場面だったので、
もう低め低めに丁寧に投げていきました。
一戦一戦が負けられない戦いになっているので、
みんな集中してやっている結果だと思います」


<7回、8回と打者を抑えると、右手で小さくガッツポーズ>
「そうですか…。集中していたので。無意識ですね」

<序盤は制球に苦しんだが、尻上がりに調子を上げた。
ストレートに、フォークを交え、8回で9奪三振>
「フォークの落ちがよくなりました。うまく変化球が使えた。
バッターが、それを振ってくれるようになったのが
大きいですね。中盤以降は直球も走った。
プロ初の10勝? まだ実感がわかないですね。
それよりもチームの勝利に貢献できた。
今はチームの勝利が大事です。
(シーズン)全部投げきってから考えることだと思います。
負けられない戦いになっていますし…。
満足はまだまだしていません」

<6回は村田、吉村ともにフォークを振らせて追い込み、
スライダーで打ち取るなど、苦手克服のヒントをつかむ>
「自分からカウントを悪くしていた。
しっかり直していけば(打たれる)確率は下がると思う」

<次回は24日からの阪神3連戦での登板が濃厚。
虎キラーは、今季の初対決にも自信を見せ>
「今年は投げていませんけど、
ベンチからは(阪神打線を)何試合か、ちゃんと見てますから。
自分が投げる試合は任されてると思うんで、全力で向かっていきます」
公式HP、中スポ、サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン名古屋タイムズ

◎英智
<決勝ホームランを含め、3安打2打点>
「(ナゴヤドームでの本塁打の感触は?)
うーん、あんまり打ったことがないので
感触は、分かりませんでしたけれども、
それまで走塁で飛び出すし、捕れるボールは捕れないし、
申し訳ない気持ちで一杯だったので、
まあ今日試合に臨む前はラストチャンスと思って、
スタメンに起用してくれたので監督が、
もう後がないという気持ちで試合に臨んだんですけど、
まあ良いほうに転んでよかったです。
賢一(中田)には迷惑かけたんで、
どうしても打ちたいと思ったんですけど、
どうせなら満塁の場面でホームランを打ちたかったです。
(巨人戦について)うーん、名古屋から
みなさんに声援を送っていただいて、
あとは戦う気持ち一つだと思うんで、やっつけてきたいと思います」


<ナゴヤドームでの初本塁打にも>
「うれしい気持ちはなかったです。
試合の中でミスしていたのですが、
決して下を向かないでプレーしていただと思います。
普通なら交代させられてもおかしくないところ。
それでも打席を与えてくれた監督に感謝しています。
チャンスをもらいましたから、
もう後がない、初球からどんどん振っていく。
技術どうこうじゃなく気持ちで打ちに行きました。
でも、どうせなら満塁の場面で打ちたかった。

走塁で失敗するわ、捕れるボールは捕れないわで、
2軍落ちを覚悟していましたから。
それでも上を向いて、ベンチで声を出していたら、
ホームランが打てた。
失敗は成功のもとだということをあらためて実感しました」

<前日は好機に、代打で1球も振らずに3球三振。
敗戦の責任を背負い込んでいた>
「初球からどんどん振る
ぼくのベースボールスタイルに『見逃し』はないのに…。
負けたのは僕のせい。
あの三振で気持ちはかなり落ち込みました。
あのことばかり頭にありました」

<食事に行ってもまともに話すことができず>
「『くっそー』とばかり言っていた。
(知り合いの古着店店員に)愚痴をこぼしたら
『お前は恵まれてるんだ。落ち込むな』と励まされた。
気持ちが大切。1軍にいられるなら
感謝の心を持ってやれることをやらないと」

<この日は、早くからドームに来てマシン打撃を敢行。
試合前に7番スタメンが告げられ、覚悟を決めて臨んだ試合>
「普通ああいうミスをした選手は使わない。
たぶんこれがラストチャンスだということだと思いました」

<7回の適時打も初球。積極姿勢が好結果に結び付いた>
「立浪さんが歩かされたので、もう一回集中できました。
きょうはいい方に転んでくれて良かった」

<お立ち台では影を潜めたが、落ち着いたのか、
最後は摩訶不思議な『英智ワールド』で締めくくる>
「(プロ5本目となる本塁打に)
去年よりは打てる気がしてました。
2軍で打っていたし、捨てたもんじゃないんだぞ、と。
それが1軍の試合で出た。
昨年のは偶然っぽいけど今年のは『あるよ』って感じ。
もうちょっと打ちたいですけどね。
実は、ぼくのベースボール・スタイルにはホームランもあるんです。
全部で48個あるんですが、今年付け加えていました。
今年から加えたホームラン・スタイルが出ましたね。

本当は、これをお立ち台で言いたかったんですけど、
中田に申し訳ない気持ちでいっぱいだったので、
とてもそんなテンションにはなれませんでした」
公式HP、中スポ、東京中日、共同通信社
時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋
名古屋ニッカン名古屋タイムズデイリー

○中村紀洋
<3回一死二塁の場面でレフト中段へ13号2ラン。
約1カ月ぶりの本塁打に自画自賛>
「あまりに久しぶりで…。気持ちよかった。
飛んだね。今年一番の当たりでした。
昨年を本数で超えた? 自分のことよりチームが勝つこと。
後ろにタイロン(ウッズ)がいるので、
四球でもいいから何とかして塁にでることしか考えてません」

<本塁打に加え、2本の二塁打で猛打賞もマーク>
「なかなか打てなかったんですけど、
やっと振れるようになってきた。
きょうは3本とも納得のいくものでした」
(中スポ、東京中日、サンスポMSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○谷繁元信
<2回、センターへ同点犠牲フライ>
「追い込まれていたので
何とか外野フライを打とうと思いました」
(東京中日)

○井端弘和
<8回、レフトへのタイムリー>
「ラッキーだった」
サンスポ

○岩瀬仁紀
<リーグ単独トップとなる32セーブ目>
「1つ、1つ(チームが)勝っていくだけです」
(東京中日、名古屋ニッカン

○立浪和義
<この日、ウッズともに38歳の誕生日を迎え、
練習開始前に報道陣から誕生日ケーキが贈られる。
イラスト入りの巨大ケーキに年を忘れて大はしゃぎ>
「まだまだ若いつもりでいるから38歳って気がしない。
(ケーキを食べて笑顔で)うまい。きょうは頑張ります」

<記念試合は7回に代打で出場も敬遠同然の四球。
バースデー1000打点とはいかなかったが>
「(四球は)試合の流れだから仕方ない。
英智が決めてよかった」
中スポ名古屋ニッカン

○タイロン・ウッズ
<『バースデー、ホームラン打って~』と
ファンから声援を受け、スタンドに手を振る>
「アリガト!」
名古屋ニッカン


○落合監督
<勝ち越し本塁打の英智に、首をひねりながら苦笑い>
「あれがクラ(英智)なんだろうな…」

<4カード連続の勝ち越しだが>
「これから難しい日が続きます」
(東京中日、共同通信社MSN毎日新聞名古屋ニッカンデイリー


若竜からの話題。(19日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 16回戦
(19日・雁の巣球場)
  001 000 000 =1
  000 001 20× =3
[勝] S・ラミレス(10試合1勝)
[S] 金剛(26試合1勝5S)
[D本] なし
[D投] 高江洲、S・ラミレス、鈴木、金剛
(中スポ、福岡ソフトバンクホークス

○高江洲拓哉
<今季公式戦初登板。
先発で6回を投げ、3安打1失点と好投>
「気温も高く暑かったので、
集中力を切らさないように投げました。
次回はもっといいピッチングをしたいです」
中スポ


7月に中止になった代替として、
雁の巣ながらドラゴンズの主催で行われた
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦
約1年ぶりとなる公式戦登板となった
2年目の高江洲が先発し、好投。
6回を投げ、3安打5奪三振2四球で1失点。
毎回のようにランナーを出すもの、
あと1本を打たせない、粘りの投球で、
持ち味のスローカーブが有効に決まっていたとのこと。
「たまたま登板機会に恵まれず」というのはあれですが、
やっと巡ってきたチャンスで、結果を出した高江洲
ようやく来たかという感じでうれしかったです。

一方、打線は、福岡ソフトバンク先発、
育成選手・山田大樹の前に、5回までわずか1安打。
しかし6回に普久原の左中間へのタイムリー三塁打で同点とすると、
7回ウラには、2番手・倉野から
上田、柳田の連打と犠打で1死二、三塁として、
前田の代打・春田が勝ち越しタイムリー。
さらに西川の犠牲フライで1点を追加し、3-1とすると、
8回以降は、鈴木-金剛のリレー。
最終回、1死一塁で4番・吉本を、6-4-3の併殺に取り、ゲームセット。
敵地でのホームゲーム勝利で飾ることとなりました。


PS 今夜の渡邉選手。

今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 渡邉博幸内野手
【同抹消】
▼中日 田中大輔捕手
共同通信社

◇渡邉博幸
<この日、田中に代わって、1軍に合流>
「(試合前)昇格するかは聞いてない。
練習で判断されるんじゃないかな。
下(2軍)でたくさん打席に立たせてもらったことに感謝している。
僕の年齢でそうは行かないものだけど。
1軍のチーム状況がまだよくわかってないんだよね」

◇高代野手総合チーフコーチ
<1軍に合流した渡邉について>
「打撃の調子が決め手? そうだね。
きのう(18日)のピンチヒッターのところだよ」
(ともに中スポ)


7月23日の抹消から、この日を待っておりました!
我らが渡邉選手田中に代わって
ついに今季2度目となる1軍再登録となりました。
おめでとうございます!!!
ファームではケガをしている堂上直倫に代わって、
『4番』に入り、一塁もしくは、DHで出場。
地味ながら、8月に入って調子を上げ、
9日のサーパス戦では、走者一掃の三塁打を放つなど4打点
また17日の福岡ソフトバンク戦では、5打数4安打と活躍。
打撃の好調さが評価され、ようやくお呼びがかかりました。

「1軍のチーム状況がまだよくわかってないんだよね」
渡邉選手自身もコメントしているように、
現在、一塁の守備固めは、中村紀洋がやっていますし、
不在の間に「サブ事情」もかなり変化しました。
まずは、手薄な右の代打として期待!
日焼けしてたくましくなったであろう背番号5
来るべき出番を楽しみにしたいと思います。頑張れ!

2007年8月19日 (日)

連勝ストップ、空転竜ベイの意地にやられる。

小笠原、横浜・村田ひとりに… 
天敵だ!先制打に3ラン


思わずビックリのサヨナラ押し出し死球で、
4時間超のロングゲームを制し、首位キープ
貯金を今季最多の『11』に増やしたドラゴンズ
3連勝となり、そろそろ波に乗っていきたいところ。
迎えたナゴヤドームでの対横浜第2戦。
意気込む打線でしたが、44歳の大ベテランの前に
この日は翻弄されてしまったようです。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 17回戦
(18日・ナゴヤドーム | 中日8勝9敗)
37223人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] 小笠原(14試合6勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、菊地、岡本、久本 - 谷繁

【ゲームレビュー】
先発・小笠原が打ち込まれ、4連勝ならず
小笠原は5回を被安打8の4失点。
1回に村田の左前適時打で先制点を許し、
3回2死一、三塁で村田に左越えの3ランを浴びた。
打線は横浜投手陣に7回まで散発4安打に抑えられた。
8回1死二、三塁からイ・ビョンギュの遊ゴロの間に
1点を奪い、さらにウッズの中越え二塁打、
2死一、二塁からは井上の左翼線への適時打で
計3点を返したが。反撃が遅かった。
横浜は先発・工藤が好投、連敗を4で止めた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズの先発は、中6日で小笠原
その立ち上がり、先頭の仁志に詰まりながらも
ライト前に落とされると、続く野中が送って二塁へ。
金城はレフトフライに打ち取ったものの、
4番・村田にカウント2-1からの5球目、
中に入ったスライダーを叩かれ、レフト前へのタイムリー。
前回の対戦でも一発を浴びた小笠原
ある意味天敵に打たれ、先制を許します。

一方、横浜の先発は、44歳・ベテランの工藤公康
初回、三者凡退に抑えられたドラゴンズ
続く2回ウラも、先頭のウッズ
外角低目のストレートに空振り三振
続く森野も外角低目のスライダーに空振り三振
6番スタメンの井上が四球を選んだものの、
前夜の3番から7番に下がった中村紀洋
フルカウントから落ちるフォークに空振り三振
ベテランの投球に翻弄されてしまいます。


初回こそ失点したものの、2回は三者凡退。
しかし3回、小笠原がまたも上位に捕まります。
1死から仁志を二塁内野安打で出してしまうと、
続く野中が送って、二塁へ。
さらに金城にも外へのストレートを
ライト前に運ばれてしまい、1死一、三塁。
ここで迎えるは、再び村田
カウント1-0からの2球目、
ボール球を要求した谷繁のミットよりも
ストレートが真ん中に甘く入ってしまいます。
逃さず叩かれると、打球はレフトフェンスオーバー。
3ランホームランとなって、4-0
まさに痛恨の1球となった小笠原
工藤を打ちあぐむチームにとっては、
実に重い4点となってしまいます。


年のわりにはキレのあるトレートに
落差の大きいカーブ、さらにベテランならではの
味のある工藤の投球の前に、的を絞れず、
4回まで井端のライト前の1安打のみ。
しかし何とか突破口を開きたいドラゴンズ打線
5回ウラ、この日初めてランナーを溜めます。
先頭の井上が四球を選ぶと、
中村紀洋がセンター前に落とすヒットで一二塁。
さらに谷繁が送って、1死二、三塁とチャンスを広げます。

ここでドラゴンズベンチは、小笠原代打・英智
左投手に対しては、打率.342
そのバットに期待をかけますが、
2球続けて内角攻めを追い込まれた
カウント2-0からの3球目、
投じるは、またも内角一杯へのストレート。
英智がピクリとも動けず、見逃しの3球三振
続く井端も真ん中低目の緩いカーブを
打たされてしまい、センターフライ。
大きなチャンスを逸してしまいます。

6回からは、2番手としてルーキー・菊地がマウンドへ。
その6回は、2死一、三塁のピンチを凌ぎましたが、
2イニングス目となった7回、再び捕まります。
先頭の仁志にセカンド後方に落ちるヒットを許すと、
続く野中が送って、三塁へ。
迎えた金城には初球、中に入ったカットボールを叩かれ、
レフト前へのタイムリーヒット。
ダメ押しとなる5点目を奪われてしまいます。


5点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
しかし8回ウラ、ようやく反撃を開始します。
横浜3番手・木塚からこの回先頭、
岡本の代打・堂上剛裕が初球、シンカーをすくい上げ、
ライト前にワンバウンドで落ちるヒットで出ると、
井端も続き、一二塁間を抜いていきます。
続く荒木のボテボテの遊ゴロで、1死二、三塁。
迎えるは、3番でスタメン復帰のイ・ビョンギュ
代わった那須野の初球、外へのカーブを叩くも、
実に力のないショートゴロ。
しかしその間に堂上剛裕が生還、何とか1点を返します。
さらに2死二塁となりますが、続くウッズが一振り!
カウント1-1からの3球目、
中に入ってきたチェンジアップを捉えると、
打球はセンターオーバー!
タイムリーツーベースとなって、5-2とします。
なおも制球が定まらない那須野から、
森野がストレートの四球を選び、2死一、二塁。
負けられない横浜は、8回途中にも関わらず、
クローザーのクルーンを投入します。

今季ドラゴンズ打線は、クルーンに対しノーヒット。
しかしこの日上向き、1安打2四球の選手会長
その屈辱に風穴を開けます。
フォーク攻めで追い込まれたカウント2-0からの4球目、
外へのフォークを捉えると、三塁へのゴロ。
しかし打球がサード・村田の前でイレギュラー!
レフトへのタイムリーとなって、5-3
2点差にまで詰め寄り、ムードを変化させます。
なおも2死一、二塁で迎えるは、1安打の中村紀洋
ところが、カウント1-1からの3球目、
内角高目のフォークを打ち損じてしまい、一塁ファウルフライ…。
同点、逆転への機運が一気にしぼんでしまいました。

9回ウラは、クルーンがそのまま続投。
投球中、右足内転筋に痛みを感じたようですが、
谷繁空振り三振、堂上剛裕二ゴロで2アウト。
井端が右方向へ持って行き、一矢報いますが、
最後は荒木の代打・立浪が投ゴロに倒れ、ゲームセット
終盤3点を返す反撃を見せるも及ばず、
連勝が3でストップしてしまったドラゴンズ
2位・巨人が敗れたため、首位こそキープしましたが、
勝った3位・阪神とのゲーム差は、1.5に。
負ければ借金、4強の争いから脱落しかねない
横浜の投打の意地にこの日はやられてしまいました。


ノリ、空転…。終盤、なんとか2点差まで
迫りましたが、時すでに遅し
終始、翻弄され続けた打線は、
最後までリードを
奪うことなく、やや沈黙…。
連勝は『3』でストップしてしまいました。
とにかく横浜先発・工藤
手も足も出ないありさま。
5回1死二、三塁のチャンスで
代打・英智3球三振
仕留められてしまったのが、その最たるシーンでした。
確かに工藤の良さが出すぎたこともありましたが、
あそこまで打てないと、さすがにお手上げですね。
案の定、工藤降板後、いくらか反撃ののろしこそ上げたものの、
最後はややケガ人のクルーンを打てず。
3番にイ・ビョンギュを入れ、中村紀洋を7番に下げたスタメン。
この両人がともにブレーキになってしまったのも痛かった。
元気だったのは、井上、井端、辛うじてウッズぐらい。
ただこの時期、沈んでいる場合ではありません。
打てなかった選手は、切り替えてもらい奮起することでしょう。


一方、投手では、5回4失点の小笠原
まさに村田1人にやられてしまった感じ。
初回の1点は仕方がないとしても、
3回の3ランがゲームを重くしてしまったと思います。
中に甘く入ってしまったストレート。
一発だけは防いでおかないとこうなる。
今回の1敗でまたも勉強させてもらったのではないでしょうか。
またも約1カ月勝ち星から見放されている左腕
次回こそは配球に注意して、踏ん張ってほしいです。
さらに2番手のルーキー・菊地、こちらも課題をもらったようです。


2位・巨人も敗れたために、首位はキープ。
しかしそれ以上に警戒の3位・阪神が勝ったため、
3チームのゲーム差は、1.5ゲームとなってしまいました。
ここでじたばたしても仕方ないですし、
一戦一戦、気合を入れて戦っていくしかないでしょう。
第3戦の先発は、前回完投勝利の中田
小笠原同様に、村田を天敵とする背番号20
ここを抑えるかが、登板のカギを握ると思います。
さらに今回は自身初の2ケタ勝利をかけての登板。
前回の巨人戦のような攻めの投球
見せてくれればイケるのではと信じています。
落とせないゲームが続きますが、
竜ナインのさらなる踏ん張りを期待したいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(18日)

●小笠原孝
<5回8安打4失点と打ち込まれ、3敗目>
「何もありません…。
調子? 普通です。
(村田に)投げにくい? そんなことは別にないです」

<猛暑の夏、元来食が細いと言うが
体力維持には食べることも大切>
「食べることにあまり興味がなくて、
暑い時期は食欲がわかないんです。好き嫌いも多いです」
(中スポ、MSN毎日新聞名古屋ニッカン

●井上一樹
<8回2死一、二塁、代わったクルーンを打ち、
レフトへのタイムリーを放つなど2打数2安打1打点>
「(タイムリーは)いいところに飛んでくれました。
クルーンに手も足も出んというよりは、
盛り上がったし、よかったでしょう。
負けたけど、あした頑張りましょう」
(東京中日、名古屋ニッカン

●堂上剛裕
<8回先頭で打席に入り、右前にポトリ。
不格好な形ながら、反撃の呼び水に>
「きょうも積極的に行こうと思いました。
それが僕の取りえですから」
中スポ

●タイロン・ウッズ
<8回、2死二塁から中越えタイムリー二塁打。
今季80打点目として、打点王争いで単独トップに>
「打ったのは、スライダーかな。
シンでうまくとらえられたよ」

<横浜・工藤の投球について、
試合後、判定への怒りをあらわに>
「審判のストライクゾーンが広くて、それをうまく使っていた。
工藤が審判みたいなものだった。
同じストライクゾーンをマサさん(山本昌)に渡せば、
あれくらいの投球をするだろう。怖いボールは1つもないよ」
中スポサンスポ名古屋ニッカン

◆山本昌
<前夜中継ぎで1/3回を投げ4失点降板。
一夜明けても多くを語らず、報道陣の問いかけに>
「ちょっと…」
名古屋ニッカン

●宇野打撃コーチ
<素直に完敗を受け入れ>
「今日の工藤は良かった。そう簡単に打てるもんじゃないよ」
デイリー


●落合監督
<反撃が遅過ぎて、3連勝でストップ。
消化不良の試合内容に早々に会見を切り上げ>
「きょう(の会見)は短く終わろうな。
監督のミス。以上。それだけ聞きゃ、わかるだろ」
(東京中日、サンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 久本祐一投手
【同抹消】
▼中日 クルス投手
共同通信社


◇久本祐一
<この日1軍に再昇格し、即登板。
9回の1イニングを3者凡退に抑える>
「投球では何も変えたところはないけど、
(2軍遠征先の)福岡から呼ばれたということは、
調子が良くなったということだと思う。
最初の登板が大事ですから」
(中スポ)


中継ぎ投手陣の一翼を担うクルス
この日、出場選手登録を抹消されました。
今朝の名古屋ニッカンによると、
疲労による右ひじ痛が原因と見られ、
そんなに長くはかからず、10日間で復帰できる見通しとのこと。
代わって、左腕の久本が福岡から呼ばれ、即登板となりました。


若竜からの話題。(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 15回戦
(18日・雁の巣球場)
  011 000 100 =3
  010 210 10× =5
[敗] 清水昭信(11試合2勝2敗)
[D本] 上田4号2ラン 新井3号
[D投] 清水昭信、鈴木、石井、齊藤
(中スポ、福岡ソフトバンクホークス

●清水昭信
<今季2度目の先発マウンドは
4回1/3を投げ、6安打2奪三振3四球4失点。
変化球の制球に苦しみ自滅、2敗目を喫す>
「変化球が決まらずに、カウントを悪くして
ストレートを狙い打たれてしまいました。
変化球の精度を上げていかないと、と思いました」
中スポ


前日に続き、雁の巣での
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦。
プロ2戦目の先発となったルーキー・清水昭信
前回は持ち味でもあるストレートとフォークの
コンビネーションで白星を挙げたものの、
今回はその変化球が決まらずに苦労。
1点リードの2回、四球でヒットで2死一、三塁から
大野隆治にセンターへタイムリーを浴び、同点とされると、
再び1点リードの4回に、二塁打と四球などから
またしても大野にレフトへ2点タイムリー。
結局この日は4回1/3を投げ、6安打4失点。(自責3)
変化球の制球力アップを今後の課題としていくようです。
また我らが渡邉選手、この日も『4番・DH』で
スタメンも、3打数ノーヒットに終わりました。(.361

ところで、きょう19日は、
7月10日中止分(ナゴヤ球場)の代替試合
雁の巣ドラゴンズがホームチームとして行うそうです。
ユニホームがどうなるのか、気になります。

2007年8月18日 (土)

谷繁痛くなーい、唖然竜サヨナラ死球で首位キープ!

聡文だ救世主だ 竜、首位死守

大阪での2位攻防を勝ち越したうえ、
首位を奪回して地元に戻ってきたドラゴンズ
今夜からはナゴヤドームで4位・横浜との3連戦。
その初戦、先発には1軍再昇格後初となる
ルーキー・浅尾拓也が指名されました。
今季3度目のスタメンマスクの清水将海とのバッテリー。
153キロのストレートがうなりを上げるのでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 16回戦
(17日・ナゴヤドーム | 中日8勝8敗)
37297人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 高橋(13試合1勝)
[D本] なし
[Dバッテリー]
浅尾、山本昌、クルス、平井、高橋 - 清水将海

【ゲームレビュー】
今季5度目のサヨナラ勝ちで3連勝し、
貯金を今季最多の11に伸ばした

3点リードの6回、1死二、三塁で2番手・山本昌
内川に右前適時打を浴びて1点差。
代わったクルスも2死二、三塁から代打・種田
右前適時打を打たれ、逆転を許した。
直後に打線が反撃。イ・ビョンギュ、井端の連打で
無死二、三塁として、荒木がこの日2本目の適時打を
右前に放って追い付いた。
同点で迎えた9回は、2四球と敵失で無死満塁
代打・谷繁への死球でサヨナラの1点を奪った。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


8月9日に再登録された以降、中継ぎとして調整。
しかしこの日大方の予想を覆し、先発となった浅尾
その立ち上がり、先頭の仁志をストレートで追い込んだ末、
真ん中高目のパームボールで空振り三振に取ると、
続く石井琢朗も同じくパームで空振り三振。
さらに金城は一転、146キロ内角低目のストレートで
バットを折っての三塁ゴロ。
大きな緊張もなく、上々のスタートを切ります。

しかし続く2回、先頭の村田に警戒するあまり、
フルカウントから四球を与えてしまうと、
続く佐伯は、外角高目のボール球で、空振り三振。
ところが内川の高いバウンドの二塁内野安打と、
吉村の三ゴロで、2死一、三塁と走者を背負うと、
8番・鶴岡にカウント0-1からの2球目、
外角高目のストレートをライト前に運ばれタイムリー。
甘く入ったところを叩かれ、1点を先制されてしまいます。


一方、横浜の先発は、
7月1日以来の1軍登板となる2年目の三橋直樹
初回は、カーブに翻弄されたドラゴンズ打線
しかし2回ウラ、すかさず反撃します。
先頭のウッズがそのカーブを叩き、センター前ヒットで出ると、
続く森野には、ストレートの四球。
さらに中村公治が送って、1死二、三塁とチャンスを広げます。
ところが堂上剛裕は、真ん中高目のストレートに
やや力負けし、三塁ファウルフライ。
続く清水将海は、勝負を避けられ四球で、2死満塁。
横浜バッテリーは、投手の浅尾との勝負を選択します。
それでもまずまずの打撃を見せる浅尾
カウント2-1からの4球目、
中に入ったストレートを叩き付けると、
打球は高いバウンドで投手の頭を越え、遊ゴロに。
石井琢朗が掴み、一塁へ送りますが、
距離が近かったか、一塁・吉村が弾いてしまい、エラー!
その間に2者が一気にホームイン!
思いもよらぬ相手のミスから、2-1と逆転に成功します。

続く3回ウラも1死一、三塁とチャンスを作るも、
森野、中村公治が連続三振で逃してしまったドラゴンズ
しかし4回ウラ、浅尾が外へのカーブをうまく当て、
ショート深いところへの内野安打で出ると、
井端も続き、低目のカーブをうまく拾ってセンター前へ。
2死一、二塁と追加点のチャンスを広げます。
ここで迎えるは、2番・荒木
カウント0-2からの3球目、
真ん中高目のストレートを弾き返すと、
レフト前へのタイムリー!
1点を追加し、ルーキーを大いに援護します。


3回にこそ、2死から金城のライト前ヒットと
村田のショート内野安打で、一、二塁とピンチを迎えたものの、
続く佐伯を真ん中高目、145キロのストレートで
レフトフライに打ち取り、切り抜けた浅尾
4回、5回は、ともに三者凡退と調子を上げてきます。
しかし2回の走塁中に左かかとを痛めてしまったこともあり、
この回を投げ終えたところで、降板
結局5回、80球を投げ、4安打3奪三振1四球で1失点。
久しぶりの1軍での先発ながら、その役目を十分に果たしました。

ルーキーが好投し、2点のリードを守ったドラゴンズ
しかし5回ウラ、さらに中押しのチャンス。
横浜2番手・加藤から、先頭の中村紀洋
三塁線を抜くツーベースで出ると、
続くウッズは外へ逃げるスライダーに手を出し、空振り三振。
しかし森野がストレートの四球を選ぶと、
続く中村公治の代打・井上も四球で、1死満塁。
ここでドラゴンズベンチは、早くも勝負をかけ、
堂上剛裕の代打に、立浪を送ります。
通算1000打点まで、あと『2』。
満塁というおいしい場面で記録達成となるか?
しかし1点を奪うため、ゴロを避けフライを狙った立浪
カウント1-2からの4球目、
外よりに入ったストレートを逆らわず、レフトへ打ち上げます。
前進していたレフト・佐伯が後退して、掴むと、
三塁走者の中村紀洋がタッチアップからホームイン。
4-1とリードを広げる犠牲フライで、999打点目
通算1000打点にいよいよ王手をかけました。


3点リードとなったドラゴンズ
6回から2番手でこの日、1軍へ再再々昇格となった
ベテランの山本昌を、今季初めてリリーフで送ります。
点差もあり、比較的楽な場面。
何とか復調への足がかりとしてほしいという願いも含めた起用。
ところが、いきなり先頭の金城
外角高目のスクリューボールを叩かれ、
センター前ヒットを許すと、
続く村田にも真ん中低目のスクリューを
右方向へ運ばれ、ライト線へのツーベース。
連打で無死二、三塁とピンチを迎えてしまいます。

続く佐伯を外へ沈むスライダーで空振り三振に取り、
内川に対しても、カウント2-0と追い込んだ山本昌
しかし3球目、5球目と内角一杯のストレートに
主審の手は上がらず、ボールと判定されると、
フルカウントからの7球目、外へのスクリューを
上から叩かれ、高いバウンドで一二塁間を抜くタイムリー。
2者が生還し、4-3と1点差に迫られてしまいます。
なおも1死一塁と走者を背負う山本昌
しかし流れを食い止められず、続く吉村にも
初球、中に入ったスクリューを叩かれ、三遊間を抜くヒット。
アウトをたった1つだけしか取れず、
打者5人に対し4安打と、火だるまとなってしまった山本昌
1死一、二塁で鶴岡を迎えたところで、落合監督がマウンドへ。
山本昌と目を合わせることなく、交代を告げます。
結局この日は、わずか1/3、23球を投げ、
まさかの4安打1奪三振無四球で、4失点
またも結果を残せず、悲惨さだけが残る登板となりました。

代わって3番手で登板は、クルス
しかし鶴岡に送られ、2死二、三塁としてしまうと、
加藤の代打・種田には外へのストレートを叩かれ、
一、二塁間を抜くタイムリーツーベース。
2者が生還し、ついにスコアは、5-4
継投策が裏目に出てしまい、逆転を許してしまいます。


思わぬ展開から1点ビハインドとなったドラゴンズ
直後の6回ウラ、連打で反撃します。
この回から登板の横浜3番手・横山を攻め、
先頭のイ・ビョンギュがライト線へツーベースを放つと、
続く井端が一、二塁間を抜くヒットで繋ぎ、無死一、三塁。
ここで荒木がカウント2-1からの4球目、
外へのフォークに食らいつき、
ライト前へ持って行くタイムリー!
3連打で、5-5とゲームを再び振り出しに戻します。

なおも無死一、二塁とチャンス。
しかし続く中村紀洋は、フルカウントから
外へのボール球のフォークにバットが止まらず、
空振り三振に倒れると、スタートを切っていた
二塁走者の井端も三塁タッチアウトで、三振ゲッツー
さらにウッズが敬遠で、2死一、二塁としたものの、
続く森野の高いバウンドでの二塁ベース寄りの打球を
捕りに行った石井琢朗と、二塁へ走り込んできた
一塁走者のウッズが、何と接触
(判定は守備妨害となり、一塁走者のウッズがアウト)
追いつきこそしたものの、拙いプレーの連続で、
あと1点が奪えず、前に進むことが出来ません。


同点で迎えた8回、5番手のマウンドには、
左腕・高橋が上がります。
前夜の阪神戦で、好投した高橋
この日も力のあるストレートは、かなり上々。
先頭の佐伯を外角低目のストレートで空振り三振に取ると、
2死からは、吉村を真ん中高目のストレートで空振り三振。
さらにまたぎとなった9回も、
1死から小池にセンター前へ運ばれたものの、
続く仁志の2球目に、その小池が二塁へスタート。
しかし清水将海が二塁へストライク投球。
見事に刺して、2アウトとすると、
仁志も三ゴロに打ち取り、スリーアウト。
2回を結果6人でピシャリと抑え、味方の反撃を待ちます。


そして迎えた9回ウラ、
マウンド上には2イニングス目となる5番手・木塚
しかし先頭のウッズが四球を選ぶと、
森野を迎え、6番手に右腕の秦裕二にスイッチします。
何とか1点を奪いたい場面。
ドラゴンズベンチは、森野にバントのサインを出し、
初球、打球をキャッチャー前に転がします。
ところが捕った鶴岡が二塁へ送るも、抜けてしまい悪送球!
無死一、二塁となり、流れは一気にサヨナラモード
さらに続く井上が四球を選び、無死満塁。
ベンチも三塁走者のウッズ代走・藤井を送るとともに、
高橋の代打に、この日スタメンを外れていた谷繁を送ります。

対する横浜ベンチも、からホセロにスイッチ。
そして迎える大詰めの場面。
初球、真ん中低目のカーブで、1ストライクを取られるも、
2球目、内へのストレートが
何と谷繁の左腕に当たってしまいます!
4時間7分のロングゲームの幕切れは、サヨナラ押し出し死球!
まさかの結末に、ぶつけられて、痛いはずの谷繁
ベンチに向かって、右腕を挙げガッツポーズ!
さらに満面の笑みを浮かべながら、一塁へ向かうと、
ベース上では待ち伏せていた立浪、中村紀洋、井端ら
ナインからの手荒い祝福と歓喜のウオーターファイトが!
今季5度目のサヨナラ勝ちで3連勝となったドラゴンズ
貯金を今季最多となる『11』とし、
2位・巨人とゲーム差0ながら、しっかりと首位をキープ。
さらに8回から登板し、2イニングスを
1安打無失点の高橋今季初勝利をマーク。
プロ2回目となるお立ち台に上がりました。


シゲさま、水攻め!中盤、二転三転したゲームでしたが、
最後は実にあっけない結末
5-5の同点で迎えた9回ウラ、
無死満塁で迎えるは、
この日「休養」だった谷繁
満を持しての登場は、
満塁男だけに、打って終わるだろうと思いましたが、
その矢先に、2球目が左腕にガツン!
四球に悪送球にまた四球で、最後はデッドボール。
相手のミスに乗じて、ノーヒット
サヨナラ勝ちとなった幕切れは、
ドラゴンズらしいといえば、らしいのですが、
うれしいながらも、「これでいいのかな?」と、
思わず含み笑いをしてしまいました。
ただこれで首位もキープできましたし、
貯金も今季最多の『11』に。
こういう勝ち方でも、ムードは良くなるでしょうし、
チームにとっては良い勝ちになったのでは。


その勝利を呼び込んだのは、連夜の好救援となった高橋と、
先発で小気味よい投球をし、5回1失点に抑えた浅尾
若い投手の頑張りがあってのことと思います。
前夜、無死満塁のピンチでのパワーピッチ
おそらく自信になったと思われる高橋
この日も勢いそのまま、2回を1安打無失点。
9回、小池にピッチャー返しのヒットを浴びたものの、
すぐさま代走・野中清水将海刺したのが大きかったですね。
高橋の持ち味でもあるストレートが、今は好調。
臆することなく投げ込んでいけば、相手を抑えられる。
この活躍でベンチの信頼も増してくると思います。
調子をキープして、さらなる投球に期待したいところです。

また先発の浅尾も、見事なピッチング。
横浜戦はわずか2回2/3と対戦が少ないことも幸いしてか、
相手打線がストレートとパーム、スライダーの
コンビネーションに苦しんでいましたね。
走者を出してからの投球がやや気にはなったものの、
久々の1軍登板で、きっちりと結果を出したルーキー
おまけの打撃でも、先制の2点タイムリーエラーや
4回、自らの内野安打をきっかけに追加点と大活躍
左かかとを負傷したということで、5回でマウンドを降りたようですが、
今後の登板も楽しみになりそう。
しばらくは6番目の先発の座を、山本昌と争いそうですが、
課題をしっかり修正し、次に臨んでもらいたいところです。


その一方では、この日1軍に登録された昌さん
3点リードでのリリーフという楽な場面にも関わらず、
まさかの4安打を集中されての4失点KO
わずか1/3、23球でマウンドを降りることになるとは、
正直、想像も付きませんでした。
佐伯を外へのスライダーで空振り三振に取り、
続く内川を2-0と追い込みながらも
内へのストレートに球審の手が上がらないなど、
アンラッキーな面もいくつかあったものの、
打たれているのは、いずれも決め球・スクリュー
手探りというか、自信なさげな表情は相変わらずですし、
まだまだ本調子には、時間がかかるのではと感じました。
しかし今回は、即2軍落ちにはならないもよう。
やはりこのベテランの復調は、今後のおいてのカギを握ります。
手がかりを掴んで、再び自信を取り戻してもらいたいです。


一方、打線のなかでは、2番の荒木
このところ攻守にやや精彩がありませんでしたが、
この日は2本のタイムリーを放ち、2打点。
「何とかランナーを返したい」という意気込みで
打席に臨んだのが、良い方向へ出たもよう。
この復調はチームにとっては、朗報ですね。
またこの日は、1番の井端から4番のウッズまで
2安打ずつ放つなど、上位打線が良い感じでした。


相手のミスからもらった勝利とはいえ、勝ちは勝ち
この強運もこれからの戦いにおいては、味方となるでしょう。
久々に3連勝となりましたが、
もっともっと大きな連勝にしていってほしい。
第2戦の先発は、おそらく小笠原
前回は9回1失点の好投も援護なく、勝ち星付かず。
しかし今回はきっと援護があるのでは?
負けず劣らずの快投で、チームの連勝に貢献してほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(17日)

◎高橋聡文
<8回から登板し、2回を3奪三振無失点と力投。
連夜の好リリーフでサヨナラ勝ちを呼び込み、今季初勝利>
「(最後は)絶対に点を取ってくれると
思っていました。勝てて良かったです。
今ストレートが調子いいのでこのまま続けていきたいですね。
(150キロは)多分ナゴヤドームでは初めて出たんで、
この調子でいきたいです。
(好調の理由は)思いっ切り投げているだけです。
今みんな優勝を目指してがんばっているので
自分も与えられた仕事をしっかりしようと思って投げています。
明日からもまた連勝したいです。
投げるチャンスがあれば、全部思い切って投げます」



<プロ生活2回目のお立ち台に大照れ>
「何話したか分からない」

<7月末からの1軍の神宮、広島遠征に同行。
登録を待つも見送られたその1週間の体験がバネになり>
「準備してたけど、悔しかったですね。
流れ的にしようがなかった。
下でしっかりやろうと思いました」

<制球を良くするために、
セットポジションで投げるように。
おかげでもともといいストレートもいきだした>
「狙ったところに投げられるようになったのが今季の特色です。
セットにしてコントロールもよくなりましたね。
(16日の阪神戦、シーツを見逃し三振に打ち取り)
自信にはなりました。信頼? まだされてないと思いますが」
公式HP、中スポ、サンスポ時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○谷繁元信
<9回、代打でサヨナラ死球>
「当たった瞬間は痛いなあと思ったけど、心地よい痛みです」
(中スポ、サンスポ時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○荒木雅博
<4回、レフトへのタイムリー>
「打ったのは、シュート。
とにかく追加点が欲しかったので、
ランナーを返せてよかったです」

<6回、ライト前へのタイムリー>
「打ったのは、フォーク。
何とかランナーを返したい、それだけです」
公式HP、東京中日、共同通信社名古屋ニッカン

○立浪和義
<5回、レフトへ犠牲フライ>
「打ったのは、ストレート。
絶対1点は欲しい場面だったので、
本当はヒットが良かったのですが、
シンカーがあるので、最低でも外野フライを打とうと思った。
いい1点が取れてよかったです」

「本当はヒットがよかったんだろうけど、
どうしても1点はほしい場面だったからね。
犠牲フライを狙っていた。
相手(加藤)にはシンカーがある。
ヘッドが下がってもいいから、フライを打とうと。
強くは振れなかった」

<この1打点で通算1000打点に王手をかける。
ちなみに第3戦の19日は自身38回目の誕生日>
「バースデーに決める? 
いやそんなぜいたくはいわず、あした(18日)決めます」
公式HP、東京中日、名古屋ニッカン

○浅尾拓也
<6月24日以来の先発で5回1失点の快投>
「(先発は)練習中に言われました」

<2回の打席で一塁に駆け込んだ際に左かかとを痛め
我慢して投げ続けたが、5回終了後に降板を申し出る>
「1打席目(の遊ゴロの間)に一塁ベースを駆け抜けた時、
ベースがあると思ったところにベースがなくて、
空踏みして左足のかかとを強く打ってしまったんです。
何とか投げられたんですけど
4回辺りから痛みが増してきて…。
チームは今連勝中だし、迷惑は掛けられないので
交代してもらいました。
僕がもう1、2回投げられれば、
こんなにピッチャーをつぎ込むことはなかったんです。
5回でマウンドを降りた自分が情けないです」

<7月の2軍降格後、ウエスタンでは散々。
しかし走者なしでもセットで投げることで好転>
「どのフォームがいいのか
わけがわからなくなって、毎試合変えてました。
真っすぐも150キロは出るんですけど、
いい時の勢いが全然ないし、
指にかかる球が投げられませんでした」
中スポ名古屋ニッカン名古屋タイムズ

○山本昌
<6回から今季初めて中継ぎで登板も
球に切れがなく4安打を浴び4失点。1死を取っただけで降板。
前回登板後は翌日に登録を抹消されたが>
「何も言われていないので、あしたも来ます」

<MAX137キロとスピードは出ていたが>
「きわどいコースにいっていた? そんなことは関係ない。
そういうのより、しっかり抑えなきゃいけないんです。
(高橋)聡文のピッチングを見て
勉強させてもらいました。それを次にいかしたい」
(東京中日、時事通信名古屋ニッカン

『ひさしぶりの中継ぎだったからと
いうわけではないのですが、波に乗れませんでした。
浅尾君には申し訳ないことをしたし、
ひとの勝ちを消した経験もほとんどないので、
自分に腹が立ちます。
ただ、うつむいている時間はないので、
少しでもチームの役に立てると信じて、前を向いていきます。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)


○タイロン・ウッズ
<6回2死一、二塁で、森野の高くバウンドした遊ゴロで
二塁の手前でジャンプした遊撃の石井琢朗と交錯、
森二塁塁審に守備妨害を宣告され、アウトに>
「こっち(右)側へ動こうとしたら、
彼(石井琢朗)が自分の方へ寄って来た。よけられなかったんだ」
中スポ

◇都スコアラー
<中村紀洋、中村公治、堂上剛裕、清水将海が並んだ
この日のスターティング・ラインアップに>
「細かいことを言うようやけど…。
同姓の選手が4人も先発するなんて、
ボクは初めてかそれに近いんじゃないかと思うんだけど」
(中スポ<ドラ番記者>

○落合監督
<あっけない幕切れに、首をひねり、
わずか数秒で試合後の会見を打ち切る>
「言いようがありません。
勝ったから良かったです。以上、おしまい」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(17日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 山本昌投手
【同抹消】
▼中日 デニー投手
共同通信社


◇山本昌
<この日出場選手登録され、試合前は近藤コーチを相手に
キャッチボール、遠投、ランニングなどを行い、調整。
4回目となる再登録について厳しい表情で>
「登録? 勘弁してくださいよ。それどころじゃないんで」
(中スポ、名古屋ニッカン

◆伊藤球団代表
<グラセスキを戦力外とし、
ウエーバー公示の手続きを行ったことに>
「今シーズン中の復帰は無理だから」
時事通信名古屋ニッカン


昌さんが今季4度目の1軍昇格を果たしました。
この日2番手で即登板となりましたが、やや残念な結果に…。

それはさておき、中日球団はこの日、
外国人左腕のフランクリン・グラセスキ
ウエーバー公示を申請しました。
公示後7日以内に他球団から契約譲渡申し込みが
なければ、自由契約となるもよう。
中スポなどによると、7月2日に抹消され、
2軍調整中だったグラセスキは、
今月7日、ランニング中に左ひざを痛め、
関節部分のねん挫で、全治6週間と診断されました。
今季中の復帰が難しく、来季の契約を結ぶ意志がないと
球団側が判断し、今回の申請となったようです。
17試合に登板し、3勝0敗、防御率2.35。
短い間でしたが、おつかれさまでした。


若竜からの話題。(17日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 14回戦
(17日・雁の巣球場)
  002 111 003 =8
  010 002 000 =3
[敗] 佐藤充(8試合1勝3敗)
[D本] 中村一生1号 新井2号3ラン
[D投] 吉見、齊藤、小林、S・ラミレス、鈴木、金剛
(中スポ、福岡ソフトバンクホークス


○渡邉博幸
<『4番・DH』でスタメン出場。
5打数4安打の大爆発で快勝に貢献>
「追い込まれてからも粘り強くボールを見極めることができた。
センター中心を心掛けたことが、いい結果につながったと思うよ」

○新井良太
<3点本塁打を含む5打数3安打4打点>
「チャンスで打ててよかったです。
でも、これで調子に乗るのではなく、
これからも一生懸命頑張ります」
(ともに中スポ


雁の巣でのウエスタン・福岡ソフトバンク戦
この日、ドラゴンズ打線が久々に猛打爆発。
なんと今季チーム最多となる19安打を放ち、快勝したもよう。
先発・吉見が1点を先制された直後の3回、
ソフトバンク先発・森福を攻め、
1死から岩﨑のタイムリー二塁打、森岡のタイムリーなど
怒濤の5連打で2点を奪い、逆転
さらに4回には中村一生、小田の連続二塁打で1点、
5回も新井のセンターへのタイムリーで1点を追加、
そして6回には中村一生のレフトへのソロでさらに1点と、
得点を重ねると、6回に齊藤、小林が捕まり2点を失うも、
9回に新井がレフトへ3ラン、ダメを押しました。
なお先発・吉見が4回2死から中西の頭部へ死球。
危険球で退場となったようです。


ところで、今朝の中スポ
久々にもっかファームの4番でもある、
我らが渡邉選手のコメントがありました!
この日は『4番・DH』で出場し、
二飛、左安、右安、中安、左安となんと5打数4安打!
『基本に忠実に、若手の手本となるような打撃を披露し、
自身の好調さもアピールした』
そうで、
打率も一気に上昇して、なんと.394
そろそろ1軍にお呼びがかかるかもしれません!?
ただ1軍から降格させる選手がいないのが、痛いですが…。
それでも猛暑のなか頑張る37歳のベテラン
このまま埋もれちゃいけませんよ!

2007年8月17日 (金)

憲伸10勝、ウッズ200号、落合監督300勝で再奪首!

竜奪首、聡文が救ってくれた 
やりくりセ界一!落合監督300勝


1勝1敗で迎えた阪神との真夏の浪速の2位攻防
首位と1ゲーム差、3位と1.5ゲーム差と再び接近。
団子レースから抜け出すためにも、
ここは必ず勝ち越しておきたいところ。
そのカギを握るのが、中5日での先発となった川上憲伸
前夜、好投した朝倉に続くことができるでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 16回戦
(16日・京セラドーム大阪 | 中日6勝9敗1分)
31839人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 川上(19試合10勝6敗)
[S] 岩瀬(43試合1勝4敗31S)
[D本] ウッズ30号2ラン
[Dバッテリー]
川上、岡本、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
投手陣の踏ん張りで連勝、再び首位に
先発・川上は7回までを1失点の好投
8回、岡本無死満塁のピンチを招いたが、
代わった高橋が1点を与えただけで切り抜けた。
9回は岩瀬が3者凡退で締めくくった。
打線は6回無死一塁でウッズ通算200号となる
2ランを放って先制。7回には中村紀洋の犠飛で追加点を奪った。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


阪神の先発は、中8日で下柳
その立ち上がり、先頭の井端が右中間突破ツーベースで出ると、
続く荒木下柳のグラブを弾くショート内野安打。
無死一、二塁で、ベンチは3番・中村紀洋にバントのサイン。
手堅く送ると、一塁が空いているということで、ウッズは四球。
1死満塁と大きなチャンスを掴みます。
ここで迎えるは、5番・森野
ところがカウント2-1からの4球目、
内へのストレートを引っ張るも二塁正面のゴロ。
4-6-3と渡ってダブルプレー、一瞬にてつぶしてしまいます。

続く2回、変わらず不安定な下柳から
先頭の中村公治が4球ファウルで粘った末に四球を選ぶと、
続く堂上剛裕の投ゴロで二塁へ進みます。
さらに制球が定まらない下柳から、
谷繁、井端が四球を選び、2死満塁と再びチャンス。
ここで登場は、対下柳7打数4安打の荒木
しかし外角低目のシュートにピッチャーゴロ。
初回、2回と連続して、満塁のチャンスを逸してしまいます。


一方、中5日での先発となった川上
しかし立ち上がりから気迫のこもった投球。
球威のあるストレートとカットボールを軸に、
テンポよく投げ込み、丁寧にコーナーを突く本来の調子
2回に金本にライト前、3回に鳥谷の内野安打こそありましたが、
落ち着いて後続を断ち、無失点。
悪いながらも要所と切り抜ける下柳とともに、
ともに失点せずの0-0。投手戦で序盤は進んでいきます。


ヒットは初回の2本のみで、
2回以降は下柳の前ににノーヒット。
なかなか点を奪えず、やや重苦しい展開ドラゴンズ
しかし6回、そこに風穴を開ける一発が飛び出します。
この回先頭の中村紀洋が、四球を選ぶと、
続くウッズが初球、内角高目に甘く入ったスライダーをガツン!
高々と上がった打球は、そのまま左中間スタンドへ!
今季30号となる先制2ランホームラン!
同時にそれは、ウッズにとって来日通算200号のメモリアル!
ついに均衡が破れ、苦手・下柳から2点を奪います。
なおも2死から堂上剛裕が右手に死球。
代走・英智がけん制に誘い出されるも、挟まれた時に
一塁からの送球が背中に当たり、二盗に成功。
谷繁が敬遠され、2死一、二塁となり川上勝負
結果空振り三振に終わるも、2-0。
好調のエース主砲が大きな援護点をプレゼントします。


2点を先制してもらった川上
しかし直後の6回ウラも崩れることなく、
先頭の代打・葛城、続く鳥谷、さらに赤星
すべて宝刀・カットボールで三者連続三振
全く危なげない投球で、阪神打線にスキを与えません。

さらにその川上に、援護点が追加。
7回、この回から登板の2番手・上園から
先頭の井端がレフト線へのツーベースで出ると、
続く荒木が送って、三塁へ。
ここで迎えるは、中村紀洋
前夜のような執念のスクイズも予想されましたが、
ここは従来通り、打てのサイン。
そしてカウント1-3からの5球目、
内角高目のストレートを捉え、レフトへ犠牲フライ
貴重な中押しで、3-0とリードを広げます。


3点のリードをもらった川上
しかし前回の阪神戦同様、またも被弾を。
7回ウラ、先頭のシーツを外角低目のカットボールで
空振り三振に取りますが、
続く金本に初球、カットボールが甘く真ん中に入ってしまいます。
逃さず叩かれると、打球はライトスタンド上段へ…。
またも金本一発を浴びてしまった川上
3-1と、2点差に詰め寄られてしまいます。
続くリン、桜井を打ち取り、1失点のみに凌いだものの、
防げたであろう一発を食らった川上
結局この日は、7回、88球を投げ、3安打9奪三振無四球。
1失点でマウンドを降りることとなりました。


2点差に迫られたドラゴンズ
しかし8回、阪神3番手・江草を攻め、
森野のセンター前とイ・ビョンギュのバントヒット、
さらに英智の送りバントで、1死二、三塁と
ダメ押しのチャンスを作ります。
ここで阪神ベンチは、江草から渡辺にスイッチ。
1点でも奪い、展開を楽にしたいドラゴンズでしたが、
谷繁がチェンジアップに空振り三振に倒れると、
続く川上には勝負をかけ、代打・立浪
ところが空いた一塁に歩かされ、敬遠。
2死満塁で井端のバットに期待がかかりますが、
外角低目のスライダーに遊ゴロに倒れ、無得点
代打策も実らず、この日3度目の満塁も生かせません。


7回1失点と好投の川上代打が送られたことで、
8回ウラのマウンドには、2番手・岡本が上がります。
しかしこの日の岡本は、制球に苦しみ、
先頭の矢野に四球を与えると、
続く関本の代打・桧山にセンター前に運ばれ、一、二塁。
さらに渡辺の代打・藤原通はバントの構えにも関わらず、
ストライクが入らず、ストレートの四球。
なんと無死満塁のピンチを作ってしまいます。
ここで落合監督がマウンドへ。
左打者が続くということで、左腕の高橋を送ります。

無死満塁という厳しい場面でのマウンド。
迎えた鳥谷を2-0と追い込むと、
真ん中高目のストレートで詰まらせての
二塁ベース寄りのゴロ。
ところが併殺を焦った荒木がファンブル。
慌ててベースカバーの井端に送るも、
バランスを崩した井端と二塁に滑り込んだ
一塁走者・藤原の足が際どいタイミングで二塁ベースへ…。
井野二塁塁審の判定は、フォースアウト
しかしその間に、三塁走者の矢野が生還。
3-2と1点差にさらに迫られてしまいます。
VTRで見るとセーフながら、審判がアウトと言ったらアウト
しかしこの不可解な判定に猛抗議した岡田監督
途中、井野塁審の胸を突いたとして、退場
結局1死一、三塁で、ゲーム再開となるも、
阪神ナインにさらに火を点けることとなりました。


それでもこの中断で落ち着いたか、
高橋がその後の絶体絶命のなか、見事な投球を披露。
迎えた赤星の2球目に二盗を許したものの、
外角高目のストレートで三塁ゴロ、
三本間で挟んで2死とすると、
なおも二、三塁でシーツを迎えても、
落合監督はそのまま続投を指示。
マウンドで「ここが勝負だ、任せたぞ」と告げると、
高橋は気合のこもったパワーピッチ!
ストレート一本で、カウント2-1と追い込むと、
4球目、148キロ真ん中低目のストレートで空振り三振!
投手の高橋も、捕手の谷繁も思わずガッツポーズ!
大きなピンチを見事に切り抜けました。

3-2と1点差で迎えた9回ウラ、
マウンドには、守護神・岩瀬が上がります。
しかしこの日の岩瀬はキッチリ3人斬り。
先頭の金本に大きなセンターフライを浴びますが、
続くリンをショートフライ、そして最後は、
初対決となる桜井を内角低目へのスライダーで
空振り三振に仕留め、ゲームセット!
終盤の追撃を何とか凌ぎ、辛くも逃げ切り勝利ドラゴンズ
敵地での2位攻防を、2勝1敗と勝ち越し、
阪神とのゲーム差を『2.5』に広げるとともに、
首位・巨人が敗れたため、ゲーム差なしながら、
7月31日以来の首位に再浮上!
7回を3安打1失点の先発・川上
4年連続6度目の2ケタ勝利となる10勝目をマーク。
さらに、岩瀬がリーグ単独トップの31セーブ目。
そしてこの日の勝利で、落合監督が就任4年目で、
球団史上4人目となる通算300勝を達成。
ウッズ来日200号とともにメモリアルデーとなりました!


アキフミ踏ん張る!初回、2回と二度の満塁
チャンスを逸するなど
序盤は重苦しい展開でしたが、
6回、主砲・ウッズ
左中間へ来日通算200号
メモリアルアーチを掲げると、
以降は点の取り合いに。
終盤8回、無死満塁のピンチを招くなど
劣勢になりながらも、
何とか踏ん張っての逃げ切り勝利
首位・巨人が敗れたため、ゲーム差なしながら、
16日ぶりの首位に返り咲きました!

両チームの先発が踏ん張り、5回までともに無得点。
その均衡を破ったのは、3連戦無安打だった主砲のバット。
6回無死一塁から下柳の投じた
内角高目のスライダーを捉え、左中間スタンドへ!
それまで点が取れそうなのに取れずという
重い展開になっていただけに、まさに価値ある一発
やはりウッズにはホームランがよく似合います。
4番へのマークは厳しくなっていくでしょうが、
さらに左へ右へ量産し、チームを勝利に導いてほしいです。

また7回の中村紀洋の犠牲フライも大きかったですね。
結果論でいえば、この1点が取れたから
ピンチを迎えても優位に進められた。
1死三塁だっただけに、今夜もスクイズかと思いましたが、
ここは打たせて正解だったかもしれません。


一方、投手陣では先発・憲伸が7回を1失点の好投
大事な一戦という認識はもちろんのこと、
自分に勝ち星を付けるんだと気合を込めたマウンド。
立ち上がりから不安定の下柳を尻目に、
実に制球良く丁寧に投げ込み、落ち着いていましたね。
ストレート、カットボール、シュートを駆使し、
全く危なげない投球で、6回までわずか2安打無失点。
3点リードとなった7回に、金本に一発を浴びたものの、
その1点で凌ぎきっての、竜投一番乗りの10勝目
このところの先発投手陣の好投に
エースもしっかり追随したというところでしょうか。
本当は、ほぼ完璧と賞賛したかったのですが、
不満なのは、やはり金本への一発。
あれはやはり減点となってしまいますね。
ただこれで阪神には雪辱しましたので、
次回は巨人戦、今回同様のらしい好投でリベンジを期待です。

さらに光ったのは、3番手で登板の高橋
8回2死二、三塁で好投の憲伸に代打が送られました。
ただ自分的には、あそこは代えてほしくなかった。
阪神打線憲伸に苦しんでいましたし、
投手を代えたことで、流れが変わると思いましたから。
案の定、2番手・岡本大荒れで無死満塁。
ここで投入されたのが、左腕の高橋
厳しい場面にも関わらず、踏ん張ってくれました。
鳥谷の二ゴロで併殺が取れず、その間に1点こそ失いましたが、
赤星に対しては、外角高目のストレートで三ゴロに。
さらに落合監督が声をかけられ、続投となったシーツとの対決。
とにかくストレートで押す投球で、カウント2-1。
そして投じた4球目も真ん中低目のストレート。
空振り三振に打ち取り、くるっと回ってのガッツポーズ!
久しぶりに高橋力強い投球を魅せてもらったとともに
これで勝利を確信しました。
やはり高橋の魅力は、ストレートで押すパワーピッチ。
この調子をキープしてほしいですね。


首位・巨人最下位・広島になんと3タテ。
思いも寄らぬカタチで、再び首位奪回となりました。
ただドラゴンズを含め、まだどのチームも
今ひとつ決め手がない状態だけに
上がったり下がったりが今後も続いていくと思われます。
それでも首位というのは、やはり良いもの。
できるだけ状態を上げ、勢いを付け、キープしていきたいですね。
明日からは再びナゴヤドームに戻っての4位・横浜との3連戦。
厳しい戦いはさらに続いていくでしょうが、
しっかり気を引き締めて、さらなる勝利
向かっていってほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎川上憲伸
<7回1失点の力投で4年連続2ケタ勝利となる10勝目>
「この3連戦を1勝1敗で来ていたので
何とか勝ち越して帰りたいと思っていました。
今日の試合に限って言えば
自分で勝ち投手になるという目的を持って投げました。
接戦になるのは試合前から分かっていたので
とにかく気合負けしないように心がけたつもりです。
早く首位に立ちたい気持ちはありますが
まずは一勝一勝こつこつと積み重ねていきます。
これからもどんどんチームの勝利に貢献していきたいですね。
厳しい首位争いの中で一つのミス、一球の気の緩みを
無くしてがんばりたいです。ありがとうございました!」

<先発談話>
「自分なりにピッチングについては
試合を作ることができたので、
良しとしてもいいかなと思います。
ただ点差を考えれば、(7回の)金本さんの一発は
不用意にいったわけではないけど、
違う形で防げたのではないかと思います」

<自画自賛の力投でエースがチームを首位へ導く>
「気合が入っていた? 
気合しか持ち味のないピッチャーですから。
阪神とやるので試合前から気合しかないと思った。
強気を前面に出そうと、谷繁さんのリード通り、
真っすぐ系統中心でいきました。
今日は三振が取りたいところで取れた。
1球で仕留めたい時には1球で仕留めることができた。
めったにできない投球でした」

<4年連続2ケタ勝利について>
「2ケタ? 10勝といっても、まだまだチームに
迷惑をかけている分があるので、どんどん返していきたい」
憲伸の声「10勝目」、公式HP、中スポ、
中日新聞サンスポ共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○タイロン・ウッズ
<6回、左中間へ来日通算200号ホームラン>
「打ったのは、スライダー。
待っていたボールが来たので思い切っていった。
きょうはずっとスライダーを待っていたんだ。
芯じゃなかったけど、ホームランになってよかったよ。
節目の一発を早く打ちたいと思っていたからうれしい」

<来日200号について>
「日本で長い間、野球をさせてもらって、
200本というホームランが打てたことはとてもうれしいね。
日本で成功する秘けつ? 
それは練習することだよ。準備が大切さ。
自分が200号を打てた試合で
監督の300勝と重なって最高の気分さ。
あと10本は打つよ。毎年40本は打ちたいからね」
公式HP中スポ共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

○中村紀洋
<7回、レフトへ犠牲フライ>
「打ったのは、ストレート。
何とかもう1点取れれば
(先発・川上)憲伸を楽にできるなと思って」
公式HP、東京中日、名古屋ニッカン

○高橋聡文
<8回無死満塁のピンチで、3番手で登板。
内野ゴロの1点だけに抑える好救援>
「しびれる場面での登板はあまりない。
1人の走者もかえすつもりはなかった。
調子自体は悪くないんで、攻めようと思っていました。
抑えられてうれしい」

<鳥谷の二ゴロの判定で、阪神の岡田監督が猛抗議。
試合はしばらく中断したが、自分を見つめる余裕も>
「あのとき自分はクイックで投げる練習ができた。冷静でしたよ」。
(中スポ、中日新聞時事通信名古屋ニッカン

○岩瀬仁紀
<9回を3人で締め、リーグ単独トップの31セーブ目。
登板直前の8回には、阪神側の抗議で試合が一時中断したが>
「抗議? ただ、見ていました。
肩は作り終わっていたので。単独トップ? それはまあ…」
中スポ名古屋ニッカン

○井端弘和
<2本の二塁打でチャンスメーク。
7回には貴重な3点目のホームイン>
「チャンスで打てていないので、
ああいうヒットが打ててよかったです。
自分は1番なので、チャンスをつくらないといけない」
(中スポ)

○森野将彦
<約半月の間を小刻みに変動している打率について>
「そんなに気にしてないんです。
率よりも打点を増やしたい。
打率は動くものだけど、打点は減らないですからね」
(中スポ<ドラ番記者>

◇白井オーナー
<京セラドーム大阪で阪神戦を観戦。
同球場の施設を視察する目的もあり>
「(球場を)見るために来ました。
ここのドームは初めて。
見たことがないから見ようと思ってね」

<試合前には激励した落合監督について>
「勝てば300勝? そうなのか。それはいいね」

<1点リードの段階で球場を後に>
「もう大丈夫」
(東京中日、名古屋ニッカン


○落合監督
<就任4年目で球団史上4人目の通算300勝を達成>
「300勝? 何だよ、まだオレはやめるわけじゃないんだから。
思うところ? オレがいうことはないよ。選手だよ、選手。
選手が必死こいてやってくれた結果だよ」

<8回無死満塁のピンチで救援に高橋を起用。
2死二、三塁でシーツを迎えたが、続投を決断>
「高橋が期待に応えた? そうだな。あそこは力勝負だから」

<試合後、川上にウイニングボールを手渡され>
「憲伸(川上)はよかったな。
中田や朝倉がああいう投球をしていれば、刺激される。
エースはこれからもっと良くなるよ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋12名古屋ニッカンデイリー


記録備忘録。(16日)

ウッズは16日の阪神16回戦(京セラドーム大阪)の6回、
下柳から今季30号の2点本塁打を放ち、通算200本塁打を達成した。
プロ88人目。初本塁打は横浜時代の2003年3月28日、
阪神1回戦(横浜)で金沢から。
642試合での達成はカブレラ(西武、538試合)
ブライアント(元近鉄、578試合)、
バース(元阪神、587試合)に次いで史上4番目に早いペース。
また、来日5年連続30本塁打以上は、
ジョーンズ(元南海-近鉄、70~74年)、
ペタジーニ(元ヤクルト-巨人、99~03年)に次いで3人目。
時事通信スポニチ名古屋

2007年8月16日 (木)

朝倉汗投8回0封、虎倒竜雪辱果たし首位と1差!

5年ぶり虎狩り 朝倉で1差 
落合監督も大絶賛!!


京セラドーム大阪での真夏の浪速の2位攻防
手も足も出ず、初戦を落とし、3位・阪神
0.5ゲーム差と迫られてしまったドラゴンズ
連敗なら3位転落の危機に、打線を再び入れ換え、
中村紀洋を今季初めて『3番』に起用してきました。
一方、先発はやはり、中5日で朝倉健太
今季初となる阪神戦、気合を入れて臨んだ結果は…。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 15回戦
(15日・京セラドーム大阪 | 中日5勝9敗1分)
33636人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 朝倉(21試合9勝6敗)
[S] 岩瀬(42試合1勝4敗30S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
先発・朝倉の好投で完封勝ちし、首位・巨人に1差と迫った
朝倉は8回を被安打3の無失点に抑えた。
唯一、三塁に走者を進めたのは6回。
シーツの左前打などで2死一、二塁。
金本の初球に暴投し一、三塁とピンチを広げたが
空振り三振に仕留めた。9回は岩瀬につなぎ逃げ切った。
朝倉阪神に5年ぶりの勝利で9勝目
岩瀬は3年連続30セーブを記録した。
打線は4回2死二塁から森野の中前への適時打で先制。
さらに中村公治の内野安打に相手の失策が絡み、
1点を追加した。阪神の連勝は2でストップ。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


打線に繋がりを欠くということもあり、
前日のオーダーから井上イ・ビョンギュを外し、
3番に中村紀洋、6番に中村公治、7番に堂上剛裕
ドラゴンズは、新たなスタメンを組んできました。

ゲームが動き出したのは、4回。
1死からこの日3番起用の中村紀洋が、
阪神先発・ジャンのストレートを捉え、
左中間へのツーベースで出ると、
ウッズは初球、ショートフライに倒れたものの、
続く森野がカウント2-1からの4球目、
真ん中低目のフォークをすくい上げ、
センター前へのタイムリーヒット!
1-0と、今夜はドラゴンズが先制します。
なおも続く6番スタメンの中村公治も同じくセンター返し。
しかし二塁・藤本が追い付き、一塁へ送るも
その送球がなんとベース手前でワンバウンド!
一塁・リン後逸し、ボールがライト方向へ転々とする間に、
一塁走者の森野が一気にホームイン!
(記録は、内野安打と藤本のエラー)
相手のミスから追加点をもらい、2-0とリードを広げます。


2点の援護をもらった朝倉
中5日での登板を苦にもせず、
立ち上がりから丁寧に低めに集める投球。
ストレートを軸に、宝刀・シュート、
さらにスライダー、フォークなど変化球の切れも良く、
今季初対戦となる好調・阪神打線に的を絞らせません。
さらにバックも朝倉をしっかりと援護。
4回、赤星のライナーを井端がジャンピングキャッチ!
5回には矢野の打球を荒木が横っ飛びでキャッチ!
朝倉の好投に、見事な好守で応えます。

安定した投球を続けていた朝倉でしたが、
中盤6回、この日初めてともいえるピンチを迎えます。
1死から鳥谷に四球を与えると、
赤星の遊ゴロでランナーが入れ替わります。
さらにシーツにも内へのシュートを
レフト前に運ばれ、2死一、二塁。
迎えるは、4番・金本
その初球、フォークがワイルドピッチとなってしまい、
二塁走者の赤星は、一気に三塁へ。
しかしここから踏ん張れるのが、この日の朝倉
そして天井に当たるファウルのあとの、
カウント2-1からの5球目、
外角低目へ落ちるフォークに、金本のバットが止まりません。
スイングを取られての空振り三振
見事な投球で、相手の主砲をきっちりと抑え込みます。


2-0のまま、ゲームは終盤8回へ。
勝利を決定づけるためにも、ダメを押したいところ
この回から登板の阪神2番手・渡辺亮を攻め、
先頭の井端が一塁線を破るツーベースで出塁すると、
続く荒木が送って、三塁へ。
ここで迎えるは、3番・中村紀洋
打席に入る前に、自ら高代コーチの方まで出向き、
慎重にサインの確認をします。
もしかしたら、スクイズもあるかもしれない…。
その予感は的中し、カウント1-1からの3球目、
中村紀洋に対し、スクイズが敢行!
しかし察知していたか、渡辺が投じたのは、
外角低目へのワンバウンドで落ちるチェンジアップ。
これには中村紀洋も当てられず、空振りすると、
スタートを切っていた三走の井端は、挟まれタッチアウト。
相手ベンチも驚かせた中村紀洋のスクイズでしたが、
結果失敗してしまい、ダメ押し点を奪うことができません。


7回を投げ、107球。
それでも迎えた8回ウラも朝倉の投球は、変わらず。
先頭の藤本の代打・桧山を投ゴロに取ると、
続く渡辺の代打・葛城も二塁ゴロ。
そして鳥谷もレフトフライに打ち取り、三者凡退。
結局この日は、8回、119球を投げ、
3安打7奪三振1四球で無失点。
昨年7月4日以来の完封を十分に狙えながらも
次の9回に代打を出されたことで交代
汗だくになりながらも、持ち味をフルに発揮した朝倉
阪神打線を完全に封じ込めました。


8回に続き、9回に再びダメ押しのチャンス。
阪神3番手・江草を攻め、2死から
堂上剛裕が二塁への内野安打で出ると、
続く谷繁の2球目に代走・藤井が二盗に成功。
さらに谷繁が四球で歩かされると、朝倉には代打・立浪
ところが立浪が初球、右腕になんと死球を受け、
2死満塁となって、トップの井端を迎えます。
8回には中村紀洋にスクイズをさせるほど、
勝利のためには奪っておかなくていけないダメ押し点
しかしカウント2-2からの5球目、
内角低目一杯のストレートに見逃し三振。
ここでも点を奪えず、ゲームは大詰めを迎えます。

9回ウラ、マウンドには、守護神・岩瀬が上がります。
負けられないゲームで朝倉から渡された0のバトン
普段は冷静な守護神もやはり気合が入ります。
先頭の赤星の代打・濱中
初球、一塁フライに打ち取ると、
続くシーツには、四球を与えたものの、
金本に対して初球、外角高目のスライダー。
ピッチャー返しの打球をグラブではたくと
すぐさま掴んで、二塁へ素早く送球!
すると1-6-3と渡るダブルプレーとなって、ゲームセット!

2点のリードを守り切り、逃げ切り勝利ドラゴンズ
阪神戦の連敗を4で止め、ゲーム差を再び『1.5』に。
また8回を投げ3安打無失点と好投の朝倉
阪神戦5年ぶりの白星で、チームトップタイの9勝目
9回を締めた岩瀬は、3年連続となる30セーブ目
そして気がつけば、広島に連敗した
首位・巨人とのゲーム差がなんと『1』になっておりました。


驚きの人生初・失敗…。負けたら3位転落の危機。
それを救ってくれたのは、
朝倉快投でした。
今季初の阪神戦
京セラドーム大阪のマウンドに
立ち上がりはとまどったようですが、
さすがは地方球場の鬼、しっかり順応して、
いつもと変わらぬ打たせて取る投球。
阪神戦に投げていなかったことも幸いしてか、
ストレート、宝刀・シュート、
さらにフォーク、スライダーを低目に集める投球に
相手がかなりとまどっていたようで、
ピンチらしいピンチは、6回の2死一、三塁ぐらい。
そこでも4番・金本に外へのフォークで空振り三振
完璧に翻弄する圧巻な投球を魅せてくれました。
9回にどうしてもダメを押したいこともあり、
完封勝利こそなりませんでしたが、それ同等の8回無失点
勢いのある阪神を止めた価値ある1勝!
これで2ケタ勝利にも王手となった朝倉
次回以降も自分の投球でチームの勝利に貢献してほしいです。


一方、打線は少ないチャンスに、相手のミスも絡み、
うまい感じで先制できましたね。
今季初めて『3番』に起用された中村紀洋
4回、左中間への二塁打でお膳立てをし、
森野のセンターへのタイムリーでまず1点。
さらに相手の悪送球の間に一塁から長駆生還し、もう1点。
朝倉が安定していたため、2点でもまずまずの援護となりました。
欲を言えば、終盤にダメを押せたらよかったかなと。
特に8回は、中村紀洋スクイズを決めてほしかったです。
地元・大阪でようやく起用された『3番』。
バントも決して下手ではないので、
できるのではと思っていましたが、
スクイズは「人生初」ということもあり、
外角低目のワンバウンドのチェンジアップを空振り。
惜しくも失敗に終わってしまい、残念でした。
ただ『ノリ3番』の効果はあったでしょうし、
しばらく試してみてもと思いました。
また6番・中村公治、7番・堂上剛裕若竜コンビ
さらに見事な好守朝倉の好投を支えた
アライバコンビの守りも、やはり大きかったです。


3位転落のピンチで踏ん張り、阪神に雪辱。
ゲーム差を1.5に戻すとともに、気がつけば、
首位・巨人広島に連敗したらしく、
ゲーム差がなんと『1』に縮まってしまいました。
まだまだ団子レースとなりそうな展開なので、
ゲーム差は意識しすぎない程度で良いですが、
まずは連勝し、阪神に勝ち越したいですね。
2位を固めて、さらにを狙っていく。
そのためにもここはトラを叩いておかないと。
おそらく先発は中5日で川上憲伸が来るでしょう。
逆転2ランを浴びたナゴドのリベンジ
果たすのはもちろんのこと、
小笠原、中田、山井、朝倉と続いている
先発陣の良い流れに、追随してもらいたい。
エースらしい快投、真夏の熱投を期待したいところです!


☆ウィナーズ・ボイス(15日)

◎朝倉健太
<8回無失点でチームトップタイの9勝目をマーク>
「僕のピッチングは僕以外できないと思ったので、
変なことは考えずに、ランナー1人も
出さないつもりで投げていました。
(敵地での登板に)気合だけは入れていったんですけど、
まあ僕、敵地で投げることは嫌いじゃないんで、
まあすんなり入れたんじゃないかと思います。
今日はけっこうマウンド上で苦労したんですけど、
これをうまく修正出来たのが良かった点と、
あとはちょっと良い具合にバラけてたんで、
まあバッターが嫌がってくれたかなと思います。
(今のような競っている展開は)
自分にとってもおもしろいというか、投げ甲斐がある展開なので
まあ一戦一戦大事にしていきたいです。
今日と変わらず一戦一戦大事に戦いたいなと思います」


<大量の汗をしたたらせながら、意地の投球。
6回2死一、二塁で金本をフォークで空振り三振に>
「必死で投げることしか考えてなかった。
(谷繁さんの)サイン通りに投げられた。
負けられなかった? そうっすね」

<京セラドーム大阪のマウンドに戸惑って
立ち上がりからボールが先行したが>
「マウンドの感覚ですね。土の感じが合わなかった。
(今回は)投げている間に修正できた。
ここは交流戦でやられているんで」

<今季9勝は川上、中田に並ぶチームの勝ち頭、
登板回数はチームトップの127回2/3に到達>
「これからは1勝1勝を大事にしたい」
朝倉健太公式公式HP、中スポ、中日新聞
共同通信社時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋
名古屋ニッカン名古屋タイムズデイリー

○谷繁元信
<6回、金本との勝負の場面を振り返り、
強気の勝負に出たことを明かす。
暴投すれば失点につながるフォークを再び要求>
「あそこは流れ的にフォーク。
そんなこと(暴投)気にしていたらサインなんて出せない」
中スポ名古屋タイムズ

○森バッテリーチーフコーチ
<好投の朝倉について>
「健太? 良かったじゃねぇか。
ブルペンの方が調子が良かったけどな。
もう1点取っていれば理想だが(打席の)巡り合わせもある」
スポニチ名古屋名古屋タイムズ

○森野将彦
<4回、センターへ先制タイムリー>
「打ったのは、フォーク、うまく打てました。
ボールでしたね。かたちがどうであれ、
ああいうところで打てて点が入ったのでよかったです」

<意外にも今季の阪神戦はたったの2打点。
ひそかに『打倒阪神』に燃えていた>
「ずっと阪神戦ではいいところで打ててなかったですから…」。

<打点のトータルは71に伸び>
「これから頑張ります」
公式HP中スポMSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカン名古屋タイムズ

○中村紀洋
<今季初めて3番でスタメン出場。
4回、チーム初安打となる左中間二塁打を放つ>
「きょうは3番だったので、
とにかくタイロン(ウッズ)の前に出塁することを心がけた。
結局1本しか打てませんでしたけどね。
得点に絡めて良かったです」

<試合前、落合監督が3番起用を説明。
その後は打撃指導を受けたが、詳細を明かさず>
「(打撃に対する)取り組み方みたいなもんです」

<3番を言い渡されてからは練習中も終始硬い表情。
守備練習では銀色のグラブで練習を行っていたが>
「グラブ? どうでもええねん」

<8回1死三塁から初めてスクイズを試みるも、
投球を低めに外されて失敗に終わり>
「(スクイズは)人生初です。決めたかったですね…」
中スポサンスポスポーツ報知
スポニチ名古屋名古屋ニッカン名古屋タイムズ

○中村公治
<3試合ぶりのスタメンで貴重な2点目を呼び込むも
この日は、3打数1安打に終わり>
「これで納得はできません。
これからも必死にやっていきたいです」
(東京中日)

○堂上剛裕
<『7番・右翼』で2試合ぶりのスタメン。
4打数2安打で、今季5度目のマルチ安打をマーク>
「ホッとしたという感じです。
一応、2本打てました。ヒットが出てよかったです」

<一方で、4回2死三塁で三飛に倒れたことに>
「打ちたかった」
(東京中日、名古屋ニッカン

○立浪和義
<9回、代打で登場するも、右手首に死球。
大事には至らず、試合後はアイシングのみ>
「(当たったのは)リストバンドの上でしたね。
気にすることはないです。大丈夫ですよ」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<史上3人目の3年連続30セーブをマーク>
「そうなんですか? 興味ないですね。
僕の仕事は結果がすべてなんでね。
最後までしっかり投げられてよかった」
中スポ名古屋ニッカン


○落合監督
<完封で阪神戦の連敗を『4』で止め>
「6回2死一、三塁のピンチを朝倉がよくしのいだ? 
そんなことあったっけ? 途中経過は覚えていないよ」

<8回無失点の朝倉について>
「今、いいと思うよ、健太(朝倉)は。
ウチのピッチャー陣はいいよ」

<試合前は気分転換を兼ね、
銀色の派手な練習用グラブで内野ノックを
受けていた中村紀洋に公開説教>
「グラブを気にしている場合かッ」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
共同通信社時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋
名古屋ニッカン名古屋タイムズデイリー


若竜からの話題。(15日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-ヤマハ
(15日・ナゴヤ球場)
  100 010 000 =2
  D 010 001 000 =2
(9回規定により引き分け)
[D本] なし
[D投] 佐藤充、三澤、石川、高江洲、E・ラミレス
(中スポ)

△佐藤充
<プロ・アマ交流戦のヤマハ戦で先発。
5回を投げ、4安打2失点(自責1)。
昨季の好調時を思い出させる投球を披露し>
「腕も振れたし、感覚的に『いけるかな』と
いうところまで来たんじゃないかなと思います」

<6月にはミニキャンプを張るなど、
試行錯誤を繰り返した末の光明に>
「これがバラつかないように、
この日の投球をベースにしていきたい。
(1軍に)呼んでもらえるようにしたいですね」

△高江洲拓哉
<中継ぎとして4番手で登板。
この日の投手陣の中で唯一の無安打投球を披露>
「普段練習してきたことが生かせたとは思います。
今季、まだウエスタンで登板していないので、
投げられるようにアピールしていきたいです」
(ともに中スポ

◇小田幸平
<13日午後2時の室内練習場。
2軍は休養日にも関わらず、
マシン打撃で一人バットを振り続ける>
「今は練習あるのみだからね」

<昨季、中日入りしてから初めての2軍。
炎天下の試合でマスクをかぶり続ける>
「気を入れ直してこいってことでしょう」
(中スポ<ドラ番記者>


今週の前半は公式戦のないドラゴンズ2軍
この日は、都市対抗野球にも出場するヤマハ(静岡)と
ナゴヤ球場で、プロ・アマ交流戦を行ったもよう。
先発した佐藤充が、5回を投げ、4安打2失点。
立ち上がりに連続長短打と四球から1点を失ったものの、
2回以降は昨季の好調時を思い起こさせる投球も披露。
ようやく復調の兆しが見えるようになったもよう。
今季は1軍でわずか1試合の登板。
なんとか復活してもらいたい投手の1人。
明るい話題が出てきたことは、うれしいことですね。
なおゲームは、2-2で9回規定により引き分け。
我らが渡邉選手は『4番・DH』で
スタメン出場も1打数無安打2四球でした。

ちなみに今後のナゴヤ球場でのプロ・アマ交流戦
9月8日に東海理化戦、翌9日に王子製紙戦が予定されています。

2007年8月15日 (水)

耐投山井8回に散る、危機竜ついにトラと0.5差。

虎アレルギー 竜4連敗 
4年ぶり…落合政権で初


首位との直接対決に勝ち越した2位・ドラゴンズ
今夜から京セラドーム大阪に乗り込み、阪神との3連戦。
ここ10試合7勝2敗1分けと好調の3位・阪神
1.5ゲーム差に迫られているドラゴンズとしては
直接叩いて、再び突き放しておきたいところ。
真夏の浪速の2位攻防、初戦は息詰まる投手戦となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 14回戦
(14日・京セラドーム大阪 | 中日4勝9敗1分)
33873人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 山井(6試合2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山井 - 谷繁

【ゲームレビュー】
先発・山井が打たれ、3連勝ならず
今季、まだ勝ち星のない山井は6度目の先発。
1-1の8回1死一、二塁でリンに左中間へ2点三塁打を許し、
続く桜井に中越えの2ランを浴びて計5失点
山井は1点を失った1回以後は、スライダーを武器に
7回まで3安打無失点で切り抜けたが、8回につかまった。
打線は5回1死から谷繁が左越えにソロ本塁打を放ったものの、
これ以外は阪神の投手陣散発3安打に抑えられた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


先制したのは、阪神
ドラゴンズ先発・山井の立ち上がりを突き、
1死から赤星がセンター右へヒットを放つと、
俊足飛ばして、一気に二塁を陥れます。
続くシーツがカウント1-0からの2球目、
内角高目のカーブを叩き、レフト前へのタイムリー。
連打で早くも1点を奪われます。
なおも続く金本を四球で歩かせると
リンに対しても、制球が定まらず連続四球で
1死満塁としてしまった山井
しかし桜井を外へのスライダーで見送り三振。
矢野も外へのスライダーで連続三振。
何とか1失点でピンチを食い止めます。

一方、阪神の先発は、ボーグルソン
ドラゴンズ打線は、初回、2回と
先頭打者を出したものの、後が続かず無得点。
力があり、スライドするボーグルソン
ストレートに手こずり、4回を終え、
わずか2安打に抑え込まれてしまいます。
ところが中盤5回、ようやく長打が。
1死から迎えるは、8番・谷繁
初球、高目に抜けたカーブを叩くと、
打球は、レフトポール際へ飛び込むホームラン!
失投を見逃さなかった一発で、ゲームを振り出しに戻します。


初回のピンチを切り抜け、立ち直った山井
2回以降は、阪神打線を0に抑え込んでいましたが、
同点にしてもらった直後の5回ウラ、
1死から投手のボーグルソンに四球を与えると、
続く鳥谷にレフトへ運ばれ、一、二塁。
さらに赤星の遊ゴロで、2死一、三塁とピンチ。
しかしシーツをカウントを悪くしながらも、
遊ゴロに打ち取り、無得点に凌ぐと、
続く6回ウラは、打って変わって
先頭の金本を外角高目のスライダーで空振り三振に取ると、
続くリンも4球ファウルで粘られながら、
最後は、内へのストレートで見逃し三振と見事な投球。。
スライダー、シュート、フォークを駆使し、
持ち前の粘りの投球を見せる山井
6試合目にしての今季初勝利のために、
先発としてゲームを作り、味方の援護を待ちます。


先発の両投手の好投で、スコアは1-1のまま。
迎えた8回、阪神は同点にも関わらず、
2番手として、久保田を送ります。
先頭の谷繁が空振り三振に倒れ、迎えるは山井
しかし7回も三者凡退に打ち取った山井
ドラゴンズベンチはそのまま打席に送ります。
その続投の決断が、ゲームの明暗を分けることに…。

8回ウラ、先頭の赤星の当たりは、二塁へのゴロ。
しかし荒木が追い付くもジャッグル、
内野安打となると、続くシーツが送って二塁へ。
ここでドラゴンズベンチは、一塁が空いているということで、
続く金本を敬遠、リンとの勝負を選択します。
大事な局面を前に、落合監督がマウンドへ。
交代も考えられましたが、やはりそのまま続投
歩み寄るとたった一言だけかけて、ベンチへ戻ります。

リンに対しては、6回に見逃し三振に打ち取ったストレート攻め。
しかしカウント1-1からの3球目、
投じたスライダーが外角高目に甘く入ってしまいます。
ためられながらも流し打たれると、
打球は前進守備の左中間を大きく破ります。
走者一掃の2点タイムリースリーベース
ここまで踏ん張ってきた山井がついに力尽き、
土壇場8回に、3-1とリードを広げられてしまいます。
これで気落ちしたか、さらにとどめを…。
1死三塁で迎えた桜井にカウント0-2からの3球目、
外へのシュートを弾き返されると、
センターフェンスオーバーの2ランホームラン。
この回一挙4点、ゲームはほぼ決まってしまいました。


最終回のマウンドには、もちろん藤川球児が。
しかしこの日の藤川は、調子が今イチ。
1死からウッズがストレートの四球で歩くと、
続く森野は外へのカーブを叩き、ボテボテの三塁ゴロ。
しかし三塁ベースに当たるとライン際にピタリ。
内野安打で1死一、二塁と、反撃を見せます。
続く中村紀洋のライトフライで、ウッズがタッチアップ。
2死一、三塁として、せめてもの意地を見せますが、
最後は、イ・ビョンギュが外へのフォークに
空振り三振に倒れて、ゲームセット
粘投の山井が終盤に捕まり、
2位攻防の初戦を落としてしまったドラゴンズ
これで後半戦に入っての阪神戦は、4連敗
ゲーム差もついに『0.5』と迫ることとなりました。


6度目もダメか…。 1-1の同点で迎えた
8回ウラ、1死二塁のピンチで
金本を敬遠して、
5番・リンとの勝負。
前の打席では、
ファウル4球粘られながらも
内へのストレートに
反応させずの見逃し三振
その再現を願いながら、
山井の踏ん張りに期待しましたが、
カウント1-1からの3球目、
外角に甘く浮いたスライダーを捉えられると、
打球は前進守備の左中間を抜け、走者一掃…。
続く桜井にも2ランを浴び、この回一挙4失点。
初回に1点こそ失ったものの、それ以降凌いできた山井
粘投報われず、6度目の先発は
8回を投げ、132球、8安打7奪三振4四球5失点。
完投こそしたものの、またも白星遠いものとなりました。
前回までの登板の内容が良くなく、
ある意味背水の陣での先発マウンドでしたが、
結果的には5失点となってしまったものの、
自分的には、良く投げたのではと思います。
ただこの日は、打線がボーグルソンの前に、谷繁の一発のみ。
報われない部分もありましたね。
ただ8回1死一、二塁で、落合監督がマウンドへ行くも、
たった一言声をかけただけで、続投
左のワンポイントも十分に考えられましたが、
その投手たちよりもこの日の山井の出来の方が上。
そこまで信頼されたことは、今後に繋がるのではと思います。
修正すべきところは修正し、次回こそはと期待したいです。


勢いに勝る阪神に、これで後半戦4連敗
今季の対戦成績も、4勝9敗1分けとなってしまいました。
1つのチーム相手に「借金5」は、いくら何でもやられすぎ
苦手を作らないことが、浮上の条件の1つでもあります。
首位・巨人が敗れたことで、上との差は変わらずですが、
下との差が、ついに0.5ゲーム差となりました。
ここでいかに踏ん張れるか、
第2戦はさらに大事になってくるでしょう。
初戦を落としたことで、おそらく先発には、
中5日で朝倉をぶつけると思われます。
「今持てる力を出して負けたんだ」とコメントした落合監督
ならば今夜は、選手それぞれが
「持てる力」以上のものを出していかないと。
もしも敵地で連敗したら、ズルズルいきかねません。
ここは踏ん張って、何とかトラの勢いを食い止めてほしいです!


★プレーヤーズ・ボイス(14日)

●山井大介
<6度目の先発で、7回までは1失点の好投も
打線の援護に恵まれず、8回に4点を失い2敗目>
「(リンに)打たれたのは甘いスライダー? そうですね。
桜井の本塁打は真ん中に入った? ハイ…。
落合監督から何を言われた? すいません」
中スポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●谷繁元信
<5回、レフトへの同点ホームラン>
「ホームラン? 少し泳ぎ気味だったけど、
うまくバットに引っかかりました。
でも、試合に負けては意味がないですよ」
中スポ名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<3打数無安打に抑えられた
阪神先発・ボーグルソンの投球に脱帽>
「カットボール、コントロールがよかった。
いいフォークボールを投げていたし、
ボールがよく(スライドして)ムービングしていた。
特に今回だけいいわけじゃない。こんな日もあるよ」
(中スポ、名古屋ニッカン

●中村紀洋
<9回、1死一、二塁の場面で右飛に倒れ>
「ちょっとこすった。
でも、だいぶいい感じでバッティングが
できているので、次は打ちたい」
(中スポ)

●荒木雅博
<8回先頭、赤星の痛烈な打球に追いつき、
正面で受けたが、グラブに入りきらず内野安打に。
結果勝ち越し点につながってしまい>
「もっと前に出ないといけなかった」
(東京中日)

●高代野手総合チーフコーチ
<初回1死、赤星の中堅右寄りの打球で
イの判断が遅れ、二塁打となったことに>
「あれは無理。(赤星の)足が速い」

<8回先頭・赤星の二塁内野安打について>
「大事にいき過ぎた。
でもあいつ(荒木)じゃなかったら正面に入れないよ」
(東京中日、スポニチ名古屋


●落合監督
<政権初の阪神戦4連敗を喫し、0.5ゲーム差と迫られ>
「点を取れないと勝てない。
小さなミス? 重箱の隅をつつくようなことを言うな。
今持てる力を出して負けたんだ」

<先発・山井について>
「山井はあそこまでよく投げてくれた。よく完投してくれたよ」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋12名古屋ニッカンデイリー

2007年8月14日 (火)

トラ退治に中5日ローテ、真夏の浪速の2位攻防。

スペシャルローテだ、虎よ覚悟!! 
朝倉、憲伸 中5日


首位・巨人との直接対決を
2勝1敗と勝ち越した2位・ドラゴンズ
しかし厳しい戦いはまだまだ続き、
今夜からは3位・阪神と京セラドーム大阪での3連戦。
後半戦開幕カードのナゴヤドームでは、まさかの3連敗
そのリベンジも果たしたいところ。
この日、大阪への移動を前に、炎天下のナゴヤ球場で
調整を行ったドラゴンズナインからの話題をどうぞ。


ナゴヤからの話題。(14日)

◇山井大介
<ナゴヤ球場で調整練習をしてから大阪入り。
きょう14日の阪神第1戦の先発が濃厚。
今季5試合に先発してまだ白星がないが>
「もちろん早く白星がついた方が
いいですけど、変な欲を出さずに投げたい。
とにかくピッチングスタイルを変えることはないです。
その状況、状況を考えてしっかり投げるだけです」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇朝倉健太
<中5日で阪神第2戦の先発が濃厚。
今季初の阪神戦に気合を入れる>
「どこが相手でもやることをしっかりやるだけです」

<9日の広島戦で好投、
その後小笠原、中田も好投し、投手陣とチームを勢いづけた>
「ほかのみんなも頑張ってくれたので良かったです。
(混戦になって)緊張感がある。
でも、気にしないでやることはしっかりやります」

<最近の阪神の印象に対して>
「阪神も勢いはあるけど、うちも勢いが出てきましたから」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇川上憲伸
<中5日で16日の第3戦に先発が濃厚。
ナゴヤ球場の投手練習に姿を見せなかったが、
大阪遠征に帯同する理由を慎重に説明>
「遠征には全員行くことになっていますから」

<今季阪神戦は、5試合で2勝2敗
前回対戦では金本に逆転2ランを浴び、敗戦投手>
「まあ何度もやっている相手ですから」
名古屋ニッカン


京セラドーム大阪での阪神3連戦。
気になる先発は、ローテを若干変更。
本来なら、中6日で山井-浅尾(吉見の代わり)-朝倉
なるはずですが、相手は最も勢いのある阪神
次週、東京ドームで再び巨人と当たるということもあり、
第1戦でそのまま中6日で山井ですが、
第2戦に朝倉、そして第3戦にエース・川上
ともに1日ずつ早め、中5日で投入していくこととなりそうです。
12日に休日返上で練習した川上がこの日、「上がり」扱いで代休
ナゴヤ球場での練習には姿を見せませんでしたが、
このことも阪神戦登板が伺える一幕かもしれません。

巨人戦に先発した小笠原、中田がともに好投。
やはりゲームを組み立てるうえでは
先発陣の好不調がカギを握るのは確か。
初戦先発が濃厚な山井は、まだ未勝利。
復帰後、5試合先発しましたが、結果を出せず、
今回の先発がある意味、背水の陣となるかもしれません。
途中までは好投していても、突如乱れてしまう今季の山井
ネックは四球と本人も自覚しているようですし、
その辺しっかり気を引き締め、臨んでもらいたい。
自身の地元・大阪で、かつてファンだった阪神から
今季初勝利をマークしてもらいたいです。

中5日もなんのその!また第2戦予定の朝倉
第3戦先発予定の川上
ローテの中心ですから、
一戦一戦の大事さ
わかっていることと思われます。
前回登板の広島戦では、8回1失点と、
文句なしの投球を見せた朝倉
なんと阪神戦は、今季初登板となりますが、
この調子をキープして、トラ打線を抑え込んでほしい。
また前回の巨人戦はまさかのエラーから5失点。
悔しい思いをした川上は、阪神戦も雪辱のマウンド。
7月26日のナゴヤドーム、金本に逆転2ランを
浴びて黒星を喫したそのリベンジも果たさないといけません。
エースらしい投球で、2ケタ勝利到達を望みます。
右の二枚看板をつぎ込む最強布陣で、
ナゴド3タテのリベンジなるか
先発3投手の投球に注目したいところです。


◇堂上剛裕
<フリー打撃で快音を響かす。
広島・黒田、横浜・三浦に続き、
16日先発の阪神の主戦級・下柳からも安打を狙う>
「(下柳は)両サイドを
うまく使ってくる印象がありますね。
ただ、多分スタメンはないと思うので、
そこまで気にしていません」
(東京中日)

◇荒木雅博
<ナゴヤ球場での野手練習に参加。
ランニングした後、1つ1つの動作を
確認するようにフリー打撃を行なうなど、
2試合連続外されているスタメン復帰に意欲>
「僕は休んでいる場合じゃない。
今のうちにきっちりやり直したい。
下柳? ここでやらないと」
(東京中日、名古屋ニッカン

◇英智
<下柳キラーも気合十分>
「(下柳が)投げるのはいつなんですか。
とにかく出たいです」
(東京中日)

◇中村紀洋
<古巣の本拠地・大阪での目標は控えめ>
「前回(6月5日・オリックス戦)は
故障してしまいましたからね。
とにかく故障しないこと。
それとチームの勝利に貢献したい」
(中スポ)

◇立浪和義
<1000打点まであと2、3500塁打まで残り7。
地元・大阪での大記録達成に気合を入れ>
「1000打点? それが今年の目標の1つだからね。
なんとか今年の目標にと思って
やってきたから、早くいい形で達成したいね。
出番がなくてもチームが勝てればいいんだけど」
(3500塁打は)3連戦じゃ無理でしょう。
これからはどのカードも正念場。
とにかく1位で終わりたいからね。いいところで打ちたい」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇タイロン・ウッズ
<この日はナゴヤ球場でウエートトレで汗を流す。
王手をかけている通算200号(5年連続30号)に虎視眈々>
「あと1本、早く打ちたいね」
中スポ

◇森野将彦
<今季の守備でのユーティリティーぶりには目を見張るが、
固定ではなく、ゴールデングラブ賞はどうなるのかに>
「ぼくの場合、守備のことはいいんですよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇落合監督
<この日報道陣の前に姿を見せず。
球団史上4人目の300勝にあと2勝と迫ったが>
「監督の評価は勝利数よりも優勝回数だ」
名古屋ニッカン


一方、野手陣は、一部選手が同じくナゴヤ球場で練習。
巨人戦サヨナラ3ランを放った堂上剛裕をはじめ、
藤井、清水将海、荒木、中村公治、田中、英智など
若手もしくは、控え野手が参加したもよう。
またウッズも、ナゴヤ球場で筋トレ後、大阪へ移動しました。
そのなかで注目はやはり、堂上剛裕
あの一発は実に価値ある一撃でした。
それが起こした良い流れを今夜からの阪神戦に
そのまま持ち込みたいところ。
旬の選手だけにぜひとも阪神戦でも使ってほしい。
スタメン出場があれば、良い働きを見せてもらいたいです。
またベテラン陣には記録ラッシュの話題も。
通算1000打点にあと『2』と迫る立浪
来日200号に王手をかけた主砲・ウッズの記録達成も楽しみです。

2007年8月13日 (月)

ウッズ2発だ中田完投、巨倒竜勝ち越し2差に!

ウッズ 2ラン2発G破壊 
首位攻防勝ち越し!2差


若竜サヨナラ弾で、再び3ゲーム差。
1勝1敗のタイで迎えたナゴヤドームでの
首位・巨人との直接対決第3戦。
ドラゴンズとしては、必ず勝ち越し、
さらにその差を縮めておきたいところ。
この日の先発は、中6日で中田賢一
このところ不本意な投球が続く背番号20
大事な一戦で本来の投球を見せられるのでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 15回戦
(12 日・ナゴヤドーム | 中日9勝6敗)
38251人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 中田(20試合9勝6敗)
[D本] ウッズ28号2ラン、29号2ラン イ・ビョンギュ5号
[Dバッテリー]
中田 - 谷繁

【ゲームレビュー】
投打がかみ合って連勝
中日は投打がかみ合って連勝巨人との3連戦を勝ち越した。
同点の3回無死一塁でウッズが右中間へ2ランを放って勝ち越し。
4回、イ・ビョンギュのソロで追加点を奪うと、
6回2死一塁でもウッズが右中間へ2ランを決めて、だめを押した。
先発・中田は8安打を許したが、要所を締めて2失点の完投
自己最多の9勝目をつかんだ。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


今季20試合目のマウンドは、
2戦2勝の巨人戦となった中田
その立ち上がり、先頭の高橋由伸にストレート勝負。
5球目、ど真ん中へのストレートで空振り三振に取ると、
続くにはライナーでライト前へ運ばれますが、
しかし二岡を真ん中高目のストレートで、
さらに小笠原も外角低目のフォークで連続の空振り三振
上々のスタートを切ります。

しかし続く2回、1死から阿部にセンター前に落とされると、
続く清水には低目のスライダーを
技でライト前に運ばてしまい、一、三塁。
ここで迎えるは、8番・脇谷
カウント2-2からの5球目、
内角高目のストレートで詰まらせると、投手への小フライ。
ところがタイミングが合わなかったか、中田が捕れずに後逸。
井端が拾い、6-4と渡る間に三塁走者がホームイン。
アンラッキーな一打先制を許してしまいます。


一方、巨人先発は、2年目右腕の福田
初回、1死三塁のチャンスを逃したドラゴンズ
しかし2回ウラ、福田の制球の乱れを突いてチャンス。
先頭の森野が四球を選ぶと、続く中村紀洋
中に入ったスライダーを引っ張り、レフト前ヒット。
続く7番スタメンの堂上剛裕は、見逃し三振に倒れますが、
谷繁が左手甲に死球を受け、1死満塁
ここでピッチャーの中田を迎えます。
ところが、その中田に対し、ストライクが入らない福田
何とかフルカウントまで持ってきたものの、
6球目、内角低目に大きく外れて、四球
押し出しとなり、1-1の同点に追いつきます。
さらに1死満塁で迎えるは、井端
しかし内角高目のストレートを打ち上げるも、
浅いライトフライでランナー還れず。
続くイ・ビョンギュも外へのスライダーに見逃し三振
あと一押しが出来ずに、同点止まりに終わります。


しかし続く3回ウラ、嫌な流れを吹き飛ばす一発が!
この回先頭の井上がフルカウントから四球を選ぶと、
続くウッズがカウント1-2からの4球目、
中に入ってきたストレートを叩くと、
高々と上がった打球はそのまま右中間スタンドへ!
10試合ぶり、8月に入ってという2ランホームラン!
3-1とし、一気にゲームの流れを引き寄せます。

さらに続く森野が四球を選ぶと、福田はここでKO。
代わった真田から、中村紀洋のライト前ヒットと
谷繁の敬遠四球で、1死満塁と再びチャンス!
ところが中田は外へのスライダーに空振り三振。
井端も三塁ゴロに倒れ、三者残塁
リードこそしているものの、2イニング連続で
満塁のチャンスを潰してしまいます。

残塁の数こそ増えてしまいましたが、
この日のドラゴンズ打線本塁打攻勢
4回ウラ、先頭のイ・ビョンギュ
初球、内へのストレートを叩くと、
打球は低い弾道でライトスタンドへ一直線!
なかなかお目にかかれないイ・ビョンギュ
弾丸ライナー弾で、4-1とさらにリードを広げます。


3点の援護をもらった中田
それまでは先頭打者をしっかり切っていましたが、
中盤5回、先頭の真田の代打・木村拓也
三塁線を破るヒットを許すと、
続く高橋由伸にこの日初めての四球を与えて
無死一、二塁としてしまいます。
しかしここから踏ん張り、を三塁ゴロで1アウト、
さらに二岡を外のフォークで空振り三振に切って、2死一、二塁。
ここで迎えるは、2打席無安打の4番・小笠原
カウント0-1からの2球目、
外角低目のストレートを捉えられると、
センター前へのタイムリー。
この3連戦1安打に抑え込んでいた
4番の一打で、4-2と2点差に迫られてしまいます。


それでも流れは、依然としてドラゴンズ
6回ウラ、この回から登板の巨人4番手・西村から
井上が四球を選び、出塁すると、
ウッズがカウント2-2からの5球目、
甘く中に入ってきたシュートをジャストミート!
打球は弾丸ライナーで、右中間最前列へと飛び込みます!
この日2本目となる見事な2ランホームラン!
29本中9本と、まさに巨人投手陣お得意さま
チームに弾みを付ける主砲1試合2発で、
6-2として、ゲームの行方をほぼ決定づけます。

さらに7回ウラに、ダメ押しの1点が!
1死から途中出場の英智が四球を選ぶと、
続く谷繁がライト線へ落とすツーベースを放ち、一、三塁。
ここで迎えるは、投手の中田
カウント0-1からの3球目、
ドラゴンズベンチは、なんとここでスクイズ敢行!
ピッチャー前に転がした中田
ダッシュしてきた西村が拾って、阿部にグラブトス。
ところが絶妙のスタートを切った三塁走者の英智
タッチをよそに転がり込むようにしてホームイン!
一発攻勢のなか、とどめはやはりスクイズ
ドラゴンズらしい攻めで、相手の戦意を失わせます。


7-2と大量5点のリードに守られた中田はそのまま続投
100球を越えたにもかかわらず、強気の投球は変わらず。
8回、小笠原を外へのスライダーでレフトフライに打ち取ると、
続くイ・スンヨプを内へのストレートで空振り三振。
さらに阿部も外へのフォークで空振り三振。
さらに9回も清水からこの日10個目となる三振を奪うと、
山口の代打・ホリンズを外のカーブで三塁ゴロ。
そして最後は、木村拓也をスライダーで
一塁ゴロに仕留め、ゲームセット!
投打で圧倒し、首位・巨人連勝
地元での直接対決を、2勝1敗と勝ち越して、
ゲーム差も『2』と縮めたドラゴンズ
また8安打10奪三振2失点で9回完投中田は、
自己最多となる9勝目をマーク。
さらに巨人戦はこれで3戦3勝と、
新たなGキラーとしても、名乗りを挙げることとなりました。


おまたせ8月1号!前夜のサヨナラ勝ち
勢いにも乗って、
首位・巨人に連勝しての
カード勝ち越し、
とてもうれしいですね。
先制された2回、
相手先発・福田の乱調もあり、
投手の中田への押し出しで同点。
その後の1死満塁のチャンスで、
あと一押しができなかったものの、
4回に飛び出した主砲・ウッズ
10試合ぶりのホームラン
井上の四球のあとに、真ん中高目のストレートを
高々と打ち上げ、右中間スタンドへ!
これで流れを引き込むことができたと思います。
さらにイ・ビョンギュの弾丸弾などで
4-2となった後の6回ウラのウッズのこの日2発目。
またも井上四球のあとの、内角低目のシュートを
今後は弾丸ライナーで右中間へ。
久々の1試合2発となり、本塁打、打点ともにリーグトップへ。
やはり主砲が打てば、チームは勢いづくなと。
前夜の6タコの汚名返上をして、勝利に導いたウッズ
2発4打点、実に良い仕事をしてくれました。

この日、渡米中の福留が内視鏡による
右ひじの遊離軟骨の除去手術を、
米国で受けることが発表されましたが、
その福留が抜けたことで、四球攻めなどを受け、
このところ調子を落としていた主砲
しかし首位浮上にはそのチカラはやはり欠かせないもの。
これからの暑い夏、厳しい戦いを迎えるうえで
やはり頼りにしていきたいと思いますし、
この日の2発をさらなる爆発へのきっかけとしてほしいです。

また7回1死一、三塁での中田スクイズ
ピッチャー前でしたが、三塁走者の英智ナイスラン
実にうまく転がり込みましたね。
2発もありましたが、小技を絡めてダメを押すところは、
さすがドラゴンズらしいなとも感じました。


一方、投手では、中田が見事な投球。
前回の横浜戦では、6回を投げながらも、
締まらない投球をして、落合監督
「先発は試合をつくるのが仕事じゃない。
勝ちにいくことが仕事だ」
苦言を呈されていた中田
それが効いたか、今回はしっかり攻めていましたね。
初回、高橋由伸、二岡、小笠原
三者三振という上々のスタートを切ると、
2回に脇谷の打球を自らが弾いてしまい、先制こそされましたが、
4回にウッズの2ランで、勝ち越してもらってからは、
力のあるストレートを中心に、フォークなどの変化球も良く決まり、
走者こそ出せど、要所を締める投球。
5回に1点こそ失いますが、それ以降は危なげなく安定
巨人打線の淡泊な攻めに助けられましたが、
最後まで球威が衰えることなく、
9回、122球を投げきり、8安打10奪三振1四球で2失点。
実質今季初となる9回完投勝利をマークしました。

中田の登板の際にいつも気になるのは、
試合時間四球なのですが、
その四球がこの日は、たったの1つ
こういう投球ができれば、やはり中田は強い。
強力な巨人打線に対し、弱気にならずに、
強い気持ちで向かい、パワーピッチで抑え込む。
前夜の小笠原に続き、良く投げてくれたと思います。
これで自己ベストの9勝目となった中田
次回登板には、プロ初の2ケタ勝利がかかります。
相手は再び横浜となりそうですが、
今回のような投球を見せられれば、イケるでしょう。
ぜひとも一気にクリアしてもらいたいです。


首位・巨人との直接対決を2勝1敗で勝ち越し。
ゲーム差も、2ゲームと縮めました。
初戦を落としたときの悪いムード
この連勝で払拭されたことと思います。
しかし14日からは今度は、3位・阪神との直接対決に。
甲子園ではなく京セラドーム大阪での開催ですが、
勢いにおいては、巨人以上のチーム。
なかなか一筋縄ではいかないかもしれません。
ただここで叩いて、2位以上を死守することが大事。
同時にナゴヤドーム3タテの借りを返すことも必須です。
この日の投打がかみ合った勝利大阪でも見せてほしい。
チーム全体がさらなる波に乗るために、
ぜひとも連勝、勝ち越しを期待したいです!


☆ウィナーズ・ボイス(12日)

◎タイロン・ウッズ
<2本のホームランについて>
「久しぶりのホームランでした。
相手の失投をうまくとらえることができたと思います。
巨人は良いピッチャーがそろっています。
他のチームと違って向かってくるピッチングで
勝負してくれるのでホームランを打つことができました。
ありがとうございます。
これから暑い日が続きますが連勝して
巨人を追い抜いて一位に立ちたいと思います。
今日はありがとうございました」

<3回、右中間へ28号2ランホームラン。
10試合ぶりとなる一発に>
「打ったのは、ストレート。
とにかく強く打つ事を心がけた。
久しぶりのホームランはうれしいね」

<6回、右中間へ29号2ランホームラン>
「打ったのは、シュート。
真芯で上手くとらえる事ができたよ」

<とても8月ノーアーチ男とは思えなかった>
「今日はとてもいい感覚で打てたんだ」

<久々の本塁打は『予習』の成果が。
この日の朝、自宅で自分の好調時の
打撃を編集した映像集を鑑賞し、研究>
「ちょっとビデオを見て研究したんだ。
今朝、自分のいちばんいい時を
編集してもらったヒット集を見た。
調子を上げようと思った。
いつも打席で自信がなくなった時にそれを見るんだ。

ノーアーチが気になってたんだ。
フラストレーションがたまっていた。
基本に戻って、調子のいい時の打ち方は
どうなのかを思い出したくてね。
確認するのはバッターボックスでのスタンス、
アプローチ、スイングなど、単純なことなんだけどね。
それを見てライト方向に打とうと思った
いい時はライト方向に強く打っていた。
きょうは右方向へ打とうと心掛けて試合に臨んだ。
強い打球が右へ行くときは調子のいい時だ」

<リーグトップの29本塁打のうち、9本が巨人戦>
「巨人はいい投手がそろっていて、
ほかのチームと違って四球ばかりじゃなく、
ストライクゾーンで勝負してくれる。ありがたいね。
巨人の投手はオレをリスペクトしてくれていると思うよ」

<体調管理も怠らない。
名古屋市内のジムで筋力アップに励み、
腰を痛めて欠場が続いた6月中旬以降、
ナゴヤドームでの試合前は早出ランニングを続けている>
「体重を落としてシェイプアップしているんだ。
2キロ落として100キロをキープしている。ベストだ。
この体重を維持して筋肉を付けたい。
夏だから、セクシーボディーにしないとな。ガッハッハ」
公式HP、中スポ、サンスポスポーツ報知
共同通信社時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋
名古屋ニッカン名古屋タイムズデイリー

◎中田賢一
<2失点完投で自己最多の9勝目をマーク>
「大事な試合だというのもわかっていますし、
自分の気持ちを球に込めてマウンドに上がろうと思いましたね。
最近チームのために良いピッチングができてなかったんですけど、
やっと一つチームのために良いピッチングができたかなと思います。
(首位と2ゲーム差と迫り)
(巨人に)早めに追いついて追い越したいですね」

<初の2ケタ勝利に意欲>
「まだ試合があるんでまた一つ一つ集中してやりたいです。
今日はファンのみなさんの声援と
自分の気持ちが重なって良い球を投げることができました。
たくさんの応援があるとかなり選手の力になりますので
これからも大きな声援をよろしくお願いします!
本日はありがとうございました!!」

<9イニングを投げて、四球は1つ。
追い込んでからのフォークとストレートが
どちらも良く、巨人打線に狙い球を絞らせず>
「強気に攻めた分、ヒットも多かったです。
ヒットは打たれたけど、ドンドン押した。
気持ちの入ったボールが投げられた。受身じゃなく攻めた。
ツーストライクになっても三振を狙いにいかないように、
ボール球はしっかりボール球を投げようとしました。
指のかかりが良くて、どんどん行きました」

<どうすればいい投球ができるか1週間研究。
ブルペンを入る回数を増やし、投げ込んで修正>
「ずっと自分の投球ができない悔しさがあった。
多少の進歩はあった思う。まだまだです。
こういう試合を1つでも多くしたい」

<今季は巨人戦で3戦3勝と相性抜群>
「どのチームに対しても攻めの気持ちは持っていますが、
それが力みまでいかない感じで投げられています」

<念願の2ケタ勝利に王手を掛けたが>
「それ(2ケタ勝利)よりも、
いままでチームに迷惑をかけてきたので取り返したい」

<3年目の今季は先発ローテを守り続けている>
「結構球数は投げていますけど疲れは感じないですね。
体の状態は良すぎるくらいです。
その代わりに技術には(いいことが)回ってませんが」
公式HP、東京中日、時事通信名古屋ニッカン名古屋タイムズ

○イ・ビョンギュ
<4回、ライトへ5号ホームラン>
「打ったのは、ストレート。
初球のストレートを狙っていました。
いい形で打つことができたね」

<実は夏男。韓国時代は夏場に安打を重ねて
スターの座を勝ち取ってきたという>
「状態はよくなっているんだ。夏は強いよ。
これからはチームとして大事な時期。
いい仕事をして勝利に貢献したい」
公式HP中スポ名古屋ニッカン

○井上一樹
<この日2つの四球で出塁し、ウッズの2ランに繋ぐ。
福留離脱後、3番を任されることが増えたが>
「前は『オレが打って!』みたいな気持ちだあったけど、
今はタイロンの前ですから逆に『次に』って思いがあります。
大砲の前で打つのは未知の体験ですけどね」
(東京中日)

○森野将彦
<二塁の守備でファインプレー。
3回、二岡の中堅方向への強いゴロに飛びついて捕球。
すばやく立ち上がって一塁送球し、打者走者をアウトに>
「好プレー? 僕は守備のことは別にいいですよ。
とにかく堅実に守ることしか考えていませんから」
名古屋ニッカン

○堂上剛裕
<前夜、プロ初のサヨナラ本塁打を放ち、
試合前、テレビ局のカメラに囲まれる取材攻勢。
練習後は館長の父に祝福されたことを明かす>
「昨日は寮に戻ったら両親がいたので少し話しました。
おめでとうと言われました」
名古屋ニッカン

○荒木雅博
<2試合連続のスタメン落ちで9回の守備固めのみ。
試合後、居残り特打で落合監督から指導を受ける>
「練習をした方が落ち着きますから。
監督からも教えてもらったし、来週はよくなると思います」
中スポ


○落合監督
<首位巨人に勝ち越し、2ゲーム差。
きょうは『いい中田』だったが>
「よほどこの前の横浜戦(5日)の交代が…。
いいクスリになったんだな。
(同点の7回途中で降板。
交代した岡本が打たれ、負け投手に)」

<向かっていった中田の投球に>
「この打線(巨人)は逃げたらやられる。力勝負しないと。
こういうピッチングができるんだから、ヨソにもやらないと」

<1四球、122球の完投に>
「もともとはコントロールが悪いピッチャーじゃない。
でも普通(?)なら6回で120くらいいってるだろ?
きょうはそういうムダ球がなかったということでしょう」

<2回の同点劇について>
「どの1点も大きいけど、
満塁で(なかなか)入らないのが四球でコーンと。
(こういう得点があれば試合展開が)多少は流れてくる」

<ウッズの2本の2ランで、
いずれも塁上にいた井上の四球を評価>
「一樹の四球は大きい。いつもなら振って
(ベンチに)帰ってくるところ。
ああやって(バットが)止まってくれれば
3番の役割を果たしてくれる」

<ウッズ8月『1号』に>
「タイロン(ウッズ)は今月初めてって知らなかった。
そんなに打ってなかったんだ。イメージなかった。
よく歩かされてるイメージはあったけど。
(だから)森野が代えづらい。(ウッズの)後ろをな。
6、7番が打ってくれれば…。きょうは誰だっけ?」

<7番は堂上剛裕です>
「そうか。誰を使ったか忘れる。
それだけ影が薄いってことだ。
毎日1人ずつ、若いのが経験を積んでくれればいい」

<7回、中田が今季チーム初のスクイズを決め
ダメ押しの7点目を奪ったが>
「はじめてか? 何回目だ? 
マサで失敗した(7月25日の阪神戦)のは覚えているけど。
ど真ん中を空振りするんだもん。
あれで自分の白星を逃がした。
ピッチャーが自分で決めれば、
1イニングでも余分に放っていける。
(それ以外にスクイズのサインを)
出した記憶がない。当分、出さないよ」
(中スポ、東京中日、スポーツ報知共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン12名古屋タイムズ


ロスからの話題。(12日)

福留、今週中にもロスで右ヒジの軟骨除去手術
(スポニチ名古屋、共同通信社時事通信MSN毎日新聞

中日球団はこの日、
右ヒジ検査のため8日に渡米していた福留が、
今週中にもロサンゼルス市内の病院で
内視鏡による右ヒジ遊離軟骨除去手術
受けることが正式に決定したと発表しました。
同病院での精密検査の結果、国内同様、
やはり手術が必要と診断された福留
しかし最終的な手術日程については、
現在、長旅の疲労などから風邪をひき
へんとう腺が腫れている状態ということで、
回復を待って決定するとのこと。

なお順調にいけば8月中に取得できた
フリーエージェント(FA)権については、
故障者の特例措置導入が決まっており、
手術を受けてもFA権を得る可能性が高いそうです。


若竜からの話題。(12日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 18回戦
(12日・敦賀市総合運動公園野球場)
 T 000 000 010 =1
  020 102 00× =5
[勝] 久本(8試合3勝)
[D本] 上田3号2ラン
[D投] 久本、鈴木、石井
公式HP、中スポ)

【ゲームレビュー】
2回、四球の新井を一塁に置き5番・上田
ライトスタンドに先制2ランを放つ。
4回には中村一生のタイムリーで追加点。
6回、2死一、三塁から代打・春田
澤井の連続タイムリーで2点を追加。
2番手・鈴木が1失点したが、石井で締めて、
危なげなく5-1で逃げ切り、阪神に3連勝
公式HPより)


○久本祐一
<先発し、6回を1安打無失点と好投。
不調のため2軍落ちも、復調への手応えを感じ取る>
「今までの先発とは意味合いが違った。
不調で2軍落ちして、調子が悪い中での先発だったんで、
これをいいきっかけにするために
『絶対にやらなくちゃ』と思って投げた。
今後につながる投球ができたと思います。
先頭打者への四球など、納得いかない部分も
あったんですけど、良いときの力感がありました。
これを継続して、また、上に
呼んでもらえるようにしていきたい」

○上田佳範
<先制2ランを含む4打数3安打2打点>
「相手先発が左だったんで、ボールの見方とか、
打席の入り方とかチェックしながら打ちました。
いい方向に向いていくことをつねに考えてやっているので、
結果が出せたことはよかったですね。
暑い中で若い子たちが頑張っているし、
出させてもらったときは全力プレーを心掛けてます」
(ともに中スポ


ナゴヤ球場、ナゴヤドームと続いて行われた
阪神とのウエスタン首位攻防3連戦。
第3戦は「敦賀市制70周年記念事業」として、
福井県・敦賀市総合運動公園野球場
午後1時からのデーゲームで行われました。

先発・久本好投
キレのある速球を丁寧に低めに投げ込み、
2軍戦では今季自己最長となる6回
わずか1安打、4奪三振2四球で無失点に抑え、
復調へのきっかけを掴んだもよう。
また2番手・鈴木は、2回を2安打1失点。
こちらは制球にやや不安があるようです。

一方、打線で光ったのは、ベテランの上田
5番・ライトでスタメン出場を果たすと、
2回、阪神先発の左腕・岩田稔から先制の2ラン
さらにこの日は大当たりで、3安打猛打賞と活躍。
首位攻防の大事な一戦で存在感を見せつけました。
これで2位・阪神3タテした
ドラゴンズ2軍は、首位をがっちりキープ!
ウ・リーグ優勝に向けて大きく前進したようです。

2007年8月12日 (日)

堂上剛裕最高サヨナラ弾、小笠原9回力投Gに雪辱!

堂上兄、代打サヨナラ弾 
立浪さんに球種教えてもらった


ミスも絡んで、エースが自滅。
大事な首位・巨人との直接対決、
その初戦を落としてしまったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦
落合監督「大幅に入れ替えるかも」と示唆した打線。
不振の荒木をスタメンから外し、
井端、イ・ビョンギュ、井上という上位に組み替え、
また7番には再昇格の中村公治を入れました。
負ければ3位転落というピンチ、竜ナインの奮起はいかに…。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 14回戦
(11日・ナゴヤドーム | 中日8勝6敗)
38309人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
巨人 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
中日 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3x
[勝] 平井(30試合4勝2敗)
[D本]堂上剛裕2号3ラン
[Dバッテリー]
小笠原、岡本、岩瀬、平井 - 谷繁

【ゲームレビュー】
延長12回に堂上剛裕が3ランを放ってサヨナラ勝ち
互いに打線が決め手を欠き、1-1の同点で迎えた12回、
井上の内野安打と四球などで1死一、二塁。
代打の堂上剛裕が巨人の7番手・ジャンの初球を
中堅席に運び、土壇場で試合を決めた。
先発・小笠原は9回を5安打1失点の好投。
以降は岡本、平井、岩瀬が再三のピンチをしのいで無失点に抑えた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズの先発は、巨人戦今季初先発となる小笠原孝
立ち上がり、先頭の高橋由伸を遊ゴロに打ち取ると、
続くを内角低目のスライダーで空振り三振。
スタメン復帰の二岡には三遊間を抜かれますが、
4番・小笠原道大を内へのストレートで二塁ゴロ。
若干力が入っていたものの、無失点で切り抜けます。

一方、巨人先発は、同じく中日戦初先発のパウエル
その立ち上がりを突き、1死から2番のイ・ビョンギュ
中に入ったストレートを叩き、センター前ヒット。
さらに3番に入った井上がライト前に落とし、
連打で一、二塁とチャンスを作ります。
ここで迎えるは、4番・ウッズ
しかし外へのカーブを叩いて、三塁ゴロ
小笠原道大がベースを踏み、一塁へ送るも、
ワンバウンドしてしまい、一塁のイ・スンヨプ後逸!
その間に二塁走者の井上がホームイン!
守備の乱れから、今夜はドラゴンズが先制します。


1点のリードをもらった小笠原孝
この日は、ストレートがよく走り、
カーブ、スライダー、シンカーなどの変化球も抜群。
厳しいコーナーを丁寧に突く制球も良く、巨人打線を翻弄
3回には木村拓也、パウエル、高橋由伸
三者連続見逃し三振に切って取ると、
続く4回には、のレフト前と二岡のバントヒットで
無死一、二塁のピンチ。
しかし小笠原道大を外へのカーブで泳がせ、一塁ゴロ。
進塁打となり、二、三塁には進まれたものの、
イ・スンヨプを内へのストレートで詰まらせ、三塁ファウルフライ。
さらに阿部も外から内に入るストレートでレフトフライ。
左の強打者を軒並みしっかり打ち取り、点を与えません。

しかし5回、先頭のホリンズにライト前ヒットを許すと、
続く木村拓也に送られ、二塁へ。
パウエルは空振り三振に取ったものの、
高橋由伸には、カウント1-3からの5球目、
中に甘く入ったスライダーをライナーで運ばれ、
センターオーバーのタイムリーツーベース。
1-1の同点に追いつかれてしまいます。
なおも続くに四球を与え、
二岡にもカウント0-2とボールが先行。
しかしカウント2-2まで持ち直すと、
最後は、外角低目一杯のストレートで見逃し三振
何とかピンチを切り抜けます。
同点となった以降も、両先発が踏ん張る投手戦
1-1のまま、ゲームは終盤に突入します。


7回ウラ、ドラゴンズ相手のミスからチャンス。
1死から谷繁が左ひじをかする死球で出ると、
続く小笠原孝のバントは、ピッチャー前に。
パウエル阿部の指示で、二塁を一瞬見てから、
無理と判断して、一塁へ送ります。
ところがこれが悪送球となり、
ランナーが二、三塁にそれぞれ進みます。
ここで迎えるは、トップに返って井端
しかし外角低目のシュートにバットが出てしまい、
空振り三振に倒れると、続くイ・ビョンギュ
真ん中高目のストレートを打ち損じ、レフトフライ。
せっかくもらったチャンスをモノに出来ません。

一方、7回を終え99球ながら、続投となった小笠原孝
迎えた8回、やや疲れも見え始めたか、
先頭の高橋由伸に四球を与えると、続くが送って二塁へ。
しかしここから踏ん張れるのが、今夜の小笠原孝
続く二岡をカウント2-2からの6球目、
真ん中低目のストレートで見逃し三振に打ち取り、2アウト。
さらに小笠原道大に対しては、ストレート勝負
初球、外角高目のストレートでストライクを取ると、
続く2球目は外角低目で、2ストライク。
そして3球目、外角一杯の138キロストレート!
これには小笠原道大も手が出ず、なんと3球三振!
圧巻の投球でピンチを凌いだ小笠原孝
9回もそのまま続投、1死から阿部を空振りに仕留め、
この日10個目の三振を奪うなど、3人でピシャリ。
結局この日は、9回、128球を投げ、
5安打10奪三振2四球の1失点。
後は9回ウラの攻撃に、自らの勝利を委ねることとなりました。


そして迎えた9回ウラ、こちらも続投のパウエルから
この回先頭、中村紀洋がライト線に落とすヒットで出ると、
代走には荒木が送られ、続く中村公治が送りバント。
サヨナラのランナーが二塁へと進みます。
続く谷繁の痛烈な三塁ゴロを小笠原道大が好捕。
ランナー動けず、2死二塁。
ここで小笠原孝代打・立浪が送られます。
ところが巨人ベンチは、その立浪を敬遠。
一、二塁となって、勝負強い井端を迎えます。
好投の小笠原孝を勝たせるには、サヨナラ打を放つのみ。
ところがカウント2-0からの3球目、
外角低目のスライダーにバットを出すも、セカンドライナー
決められずに二者残塁。
ベンチの中で思わず天を仰ぐ小笠原孝
勝ち星付かず1-1のまま、ゲームは延長戦へ突入します。


延長10回、マウンドには2番手・岡本が上がります。
しかし先頭の木村拓也に左中間へ運ばれると、
パウエルの代打・岩館が送って二塁へ。
さらに続く高橋由伸を敬遠で歩かせると、
には三遊間を抜かれ、1死満塁とピンチを迎えてしまいます。
ここで迎えるは、この日2安打の二岡
しかしカウント1-1からの3球目、
真ん中低目のフォークを引っかけ、三塁ゴロ。
三塁の森野から素早い送球が、谷繁へと渡り、
さらに一塁のウッズへという5-2-3のダブルプレー!
前夜できなかったホームゲッツーを完成させ、
大きなピンチを凌ぎます。

こうなると流れは、ドラゴンズへ!
延長10回ウラ、巨人2番手・豊田を攻め、
先頭のイ・ビョンギュがレフト前ヒットで出ると、
続く井上はピッチャー前に送りバント。
しかし豊田が二塁へ送るも、代走・藤井の足が勝りセーフ!
無死一、二塁とサヨナラのチャンスを迎えます。
ここで迎えるは、4番・ウッズ
ところがフルカウントからの6球目、
内へのストレートにバットが折られての遊ゴロ。
6-6-3と渡るダブルプレーで一瞬にして、2アウト。
それでも続く森野が敬遠で、2死一、三塁。
ここで途中出場の荒木に打席が回ってきます。
打撃、守備とも精彩がなくこの日スタメンから外された荒木
2球目に森野が走り、二、三塁。
ここで打って、レギュラーを張る男の意地を見せてほしい!
しかしカウント1-1からの3球目、
内へのストレートに詰まってしまい、二塁ゴロ
結果を残せず、ゲームは11回へと進みます。


延長11回、ドラゴンズは3番手に守護神・岩瀬
ところが1死からイ・スンヨプにセンターへ運ばれると、
続く阿部の5球目に谷繁がスライダーをパスボール。
代走・古城に二塁へと進まれてしまいます。
阿部は空振り三振に切りますが、古城は三塁へスチール。
2死三塁のピンチで迎えるは、ホリンズ
しかしカウント2-1からの4球目、
内へのスライダーでショートゴロ。
守護神もしっかり凌ぎ、得点を与えません。

そのウラのマウンドには、巨人のクローザー・上原
しかし3連投となるマウンドで本来のキレがなし。
1死から谷繁にライト前に運ばれると、
続く岩瀬の代打・清水将海が送って二塁へ進めます。
ここで巨人バッテリー井端を敬遠。
途中から2番に入る藤井との勝負を選択します。
この日は午前にナゴヤドームで行われた
ウエスタン・阪神戦にも出場し、5打数2安打の藤井
その流れでのサヨナラ打を期待しましたが、
2球目を打ち上げてしまい、一塁ファウルフライでスリーアウト。
9回、10回、そして11回と得点圏に走者を運びながら、
あと1本が出ないドラゴンズ
4番手・平井が抑えた延長12回、
そのウラの最後の攻撃に全てをかけます。


そして迎えた延長12回ウラ
豊田-上原と注ぎ込んでしまった巨人は、
4番手に左腕の野口を送ります。
ところが先頭の井上が初球を引っ張り、一塁強襲のヒットで出ると、
続くウッズに対しては、5番手・西村
内へのシュートに詰まってしまい、ライトフライに倒れます。
小刻みな継投の巨人は、森野に対し、6番手で左腕・山口
しかし制球が定まらず、カウント0-2とすると、
3球目には、代走・英智がスタート!
土壇場で二塁へスチールを決めます。
カウントが0-3と悪くなったことで、森野は敬遠。
1死一、二塁となって、巨人ベンチは、
7番手にジャン・チェンミンを送ります。
迎えるは、10回のチャンスで凡退した荒木
しかしドラゴンズベンチも動き、代打に堂上剛裕を告げます。

ジャンがマウンドで投球練習を行う間に、
ベンチ前では、ベテラン・立浪堂上剛裕にアドバイス。
球種や球筋などの助言を与えます。
さらに宇野コーチからもアドバイスを仰ぎ、
ネクストでは中村公治とグータッチ。
さまざまなパワーをもらい、打席に入った堂上剛裕。
持ち前の積極的な打撃が、火を噴きます!
初球、中に甘く入ってきた118キロチェンジアップを捉えると、
会心の当たりはどんどん伸び、センターの頭を越え、
そのままバックスクリーン右へ!
実に見事なサヨナラ3ランホームラン!!
プロ入り初となる大仕事をやってのけた堂上剛裕は、最高の笑顔!
そのままダイヤモンドを1周回ると、ナインが待つ歓喜の輪の中へ…。
劇的な若竜のプロ入り初のサヨナラ弾で、
今季4度目のサヨナラ勝ちを収めたドラゴンズ
直接対決で雪辱し、首位・巨人とのゲーム差を
再び『3』へと戻しました。


兄リン、決めた!!延長12回、4時間15分にも
渡るロングゲーム
それを制したのは、
代打で登場した
若竜・堂上剛裕
実に見事な一振りでした。
豊田上原も使い切った巨人の救援陣から
1死一、二塁のチャンスで、荒木の代打で登場。
打席前には立浪にアドバイスをもらい、臨んだ打席。
初球、118キロ、外へのチェンジアップをすくい上げると、
打球はセンターバックスクリーン右へ飛び込む劇的弾!
9回から毎回のようにチャンスを作ってはモノに出来ず、
その一方でピンチを凌いできたなか、
ようやく飛び出してくれた一発
このまま引き分けでは意味がない、
勝たなくてはいけないゲームでしたから、
まさに値千金のサヨナラ弾になったと思います。

堂上剛裕にとっても、また1つ増えた「プロ初」の当たり。
1番スタメンに起用されるも気負いすぎて、
自分の打撃を見失っていただけに、
ウリでもある「思い切り振っていく」ということを
再び思い出し、そして振り抜いて結果を出した。
この一打は、さらなる成長
きっと繋がっていくこととと思います。
明日以降も良いところでの一打を期待したいですね。


またゲームは若竜の劇的弾で決まりましたが、
やはりこのゲームで光ったのは、
先発した小笠原孝好投でしょう。
前夜、エース・憲伸で落としていただけに、
後輩の奮起を期待していましたが、見事なピッチング
力のあるストレートがコーナーにビシッときまり、
ピンチでも臆することなく投げ込んでいった背番号43
8回、外へのストレート3球で見逃し三振に取るなど
相手の4番・小笠原道大を完ぺきに抑えたうえに
イ・スンヨプ、阿部という左打者に仕事をさせず。
自己今季最長イニングとなる9回、128球を投げきり、
5安打10奪三振2四球の1失点。
相手のパウエルも好投していたため、
勝ち星こそ付けられなかったのが、実に残念でした。
本人は「最低限の仕事ができた」とコメントしていたようですが、
最低限どころが、まさに一勝と同等の価値ある好投
大事な一戦で、本当に良い仕事をしてくれたと思います。

また岡本が延長10回、1死満塁のピンチを良く凌ぎました。
特に5-2-3の併殺は、昨夜のことがあり心配しましたが、
さすが谷繁、引きずることなく処理してくれました。


これで直接対決は、1勝1敗のタイに。
ゲーム差も再び3ゲーム差となりました。
阪神も敗れ、こちらも1.5ゲーム差に。
こうなれば、絶対に勝ち越ししかないでしょう。
ムード的には盛り上がっていることですし、
1つ勝っただけでは、やりかえした気にはなれません。
先発は、おそらく中田で決まりでしょう。
小笠原孝以上のストレートを持っている逸材。
そのストレートをいかに決めることができるか。
巨人打線に対し、思い切りテンポ良く、できるだけ凌いでほしい。
また打線はこの調子をキープしていく者、、
また悔しさを胸にリベンジを果たす者。
とにかく落としてはいけない一戦、必勝態勢で臨みましょう!


☆ウィナーズ・ボイス(11日)

◎堂上剛裕
<延長12回、プロ初のサヨナラ3ランを放つ>
「最高の感触でした。(初球から)狙っていました。
(立浪さんからの耳打ちは)ピッチャーの球種とか
分かっている範囲で教えてくれて、その結果が良い結果になりました。
(どんな思いで打席に)すべて全員で戦った試合なんで、
どうにかしたいという思いだけで、言葉では言い表せないです。
(打った瞬間に)試合は決まったと思いました。
(ファンに対して)本当に最高です。ありがとうございます。
この3連戦は絶対に勝ち越したいと思います!
(優勝に向かって)これからも全員が全力でやるので
皆さんも一緒になって優勝目指して思い切りいきましょう!!」


<手荒いナインの祝福を受けた若武者は、
目を充血させながら、お立ち台で喜びを爆発>
「立浪さんと宇野コーチに投手の球種を
教えてもらいました。センター狙いで行けと。
初球にチェンジアップというのは頭にあった。
その結果で打てたんだと思う。
小笠原さんのピッチングを見て、何とかしたかった。
自分の喜びじゃなくて、小笠原さんの投げている姿も
ずっと見ていたし、いろんな方のことを思ってうれしかった」

<10日の試合で上原から三振を喫し、自らに怒っていた>
「完全に遊ばれました。悔しいです。
もう思い出したくもないです。
次は打ちますから、見ててください」

<1番に起用された途端、打撃を崩し、
前日は10試合続いていたスタメンから外れる。
そして誰に相談するでもなく、導き出した答えは>
「今までと何が変わったのかと、昨日ゆっくり考えました。
悩んだときは自分で考えます。
その結果がきょう、出たと思います。
何も考えないことです。たいしたことじゃないんですけど…。
何も考えずに思い切り振る、ボクの原点です。その気持ちでいきました」
公式HP、中スポ、中日新聞、スポーツ報知共同通信社
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

○立浪和義
<最高のアドバイスで堂上剛裕のサヨナラ弾をアシスト。
初対戦となるジャンの球種、軌道を手短に伝える>
「どんな球を投げるかを教えただけです。
ここ何試合か打っていなかったから、アドバイスしました。
初球を打った本人をほめてあげてください。
すごく潜在能力の高い子なので、これからがんばってもらわないとね」
(中スポ、スポーツ報知名古屋ニッカン

○小笠原孝
<巨人戦今季初先発で、9回5安打10奪三振1失点。
勝利投手にはなれなかったが、それに値する力投>
「自分の役割を果たさないといけない試合。
とにかく先に点を取られないように投げました。
点を取ってもらった後の回に
点を取られないよう、とにかく集中しました。
ボールとストライクのギリギリの所を狙って投げようと思った。
ギリギリの所にだいたい投げられたと思います。
自分の仕事は、最低限はできたと思います」

<試合前、決意を胸にのぞむ>
「久しぶりの巨人戦ですが、やることはいつもと一緒です。
向こう(巨人)は1発のある打者が多いので気をつけたい。
ドームといっても油断したくない」

<最近は特に四球厳禁を自分に課している。
記録した四死球のほとんどが
痛い失点に結びついていることに気づき>
「ほかのピッチャーの場合もそうですよね。
だから、歩かせるくらいなら
打たれてもいいくらいの気持ちでやらないと」

<5年ぶりの巨人戦白星はお預けとなったが>
「いいんです。チームが勝ってくれたことが何よりですね」
公式HP中スポサンスポ
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○森バッテリーチーフコーチ
<好投した小笠原を称え>
「これだけ良い投球をしたんだから勝たせてやりたかった」
スポニチ名古屋

○平井正史
<4番手で登板、延長12回を抑えて勝ち投手>
「きょうはみんながよく守った。
みんなの継投でつないでいった試合なので、
勝利投手といっても、この勝ちはみんなのものです。
今年は最初からそう(球速が出ない)なので、
今はしっかりコースを狙えるように投げている」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<延長11回、3番手で登板し無失点で凌ぐ>
「三塁まで行かれたけど、慌ててもしょうがないからね。
みんなでつないで勝ててよかった。
小笠原もよく頑張ってたし良かった」
(中スポ)

○井上一樹
<延長12回、巨人4番手・野口から一、二塁間へ、
値千金の内野安打を決め、サヨナラ劇をおぜん立て>
「ずっと勝てると思ってプレーしていた。
最後にそうなって本当によかった」
中スポ

○藤井淳志
<この日午前10時20分開始の2軍戦に出るため、
ナゴヤドーム入りしたのは、早朝6時。
2軍戦では同点適時打を含む2安打をマークも
午後4時に試合前練習が終わるとグッタリ>
「ここに来てから、もう10時間ぐらいたってます。
睡眠時間は正味2時間ぐらい」
(中スポ)

◇堂上照(昇竜館館長)
<長男・堂上剛裕の首位攻防戦での大仕事に>
「ありがとうございます。テレビで見てました。
前進守備だったから、抜けたとは思いましたけどね。
まさか入るとは思いませんでした。
確かに、最近は悪かったですね。
本人ももちろん分かっていたと思いますよ。
きのう(10日)はナゴヤドームに行く前に、
屋内練習場で打ち込んでいましたね」

<これで再び勢いがつきそう>
「それは分かりませんね。プロの世界は紙一重ですから。
初球を打って、結果が出てくれたからよかった。
でも、あれがポップフライだったら、
何を言われるか分かったものじゃない。
巡り合わせがよかった。それに尽きると思います。
プロである以上、いつも結果が
求められるわけだから、安心はできません」
(東京中日『テレホン』より)


○落合監督
<代打本塁打での劇的なサヨナラ勝ち。
ここ一番での起用に応えてくれた堂上剛裕に>
「よく打ったな。ほめてやる。
(堂上剛裕には)オレは何も言ってない。
若いやつは結果を出せば自信にはなるけど、それはそれとして。
ひとつ言えるのは、代打に送られたやつが奮起してくれればいい。
そこでスタート(先発)にいってないやつが奮起してくれればいい。
途中で引っ込んでいる連中が、どういう思いで
このゲームを自分の胸にとどめるか。そっちだろ。
(打って)自信になる部分、(代打を出されて)悔しい部分。
その両方がなくては、チームは成り立たない」

<延長12回、巨人の『1人1殺』について>
「上原を引っ込めた時点で、
右には右、左には左がくると思っていた」

<代走・英智の二盗は>
「スタート悪かったなあ。
(二塁にいけば)森野の歩かし(敬遠)は目に見えてた。
それでも先の塁に行かれるのを相手は嫌がる。
ワンアウトだから外野が前進守備になる。
あれだけ外野が前を守ってくれればな。
普通のセンターフライが頭を越えていく。
詰めてくるのは分かりきっているけど」

<堂上剛裕の起用は>
「(荒木と次の中村公治と)どちらに出すかだけだ」

<荒木に奮起を促すことも忘れず>
「なぜ代打を送られたか、
その悔しい思いを次に生かしてくれればいい。
(そうすれば)若いのが打ったことがもっと生きてくるさ」
(中スポ、東京中日、中日新聞、スポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(11日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 中村公治外野手
【同抹消】
▼中日 新井良太内野手
共同通信社


◇中村公治
<この日、新井に代わって、1軍に再昇格。
試合前は、外野ノックを受けるなど精力的に汗を流し>
「チャンスを与えられたところで頑張るだけです」

<2軍では打撃フォームを改造。
落合監督直伝の『神主打法』の応用版に>
「しっかり『』をつくるように意識してやっています。
後ろでバットを構えると、どうしても上と下が
一緒に動いてしまうので」

<『7番・レフト』でスタメン出場も、4打数無安打1犠打に終わり>
「最低です。1軍でヒットを打つ難しさを改めて痛感しました」
(中スポ、名古屋ニッカン


前日の試合後に大幅な入れ替えを示唆した落合監督
しかし実際には入れ替えは最小限に止まりました。
新井に代わって、ファームで打率.333、7打点、1本塁打と
結果を出している中村公治がこの日、1軍に再合流。
いきなり『7番・レフト』でスタメン出場も果たしましたが、
無安打に終わり、カンフル剤とまでいかなかったようです。


若竜からの話題。(11日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 17回戦
(11日・ナゴヤドーム)
 T 000 001 11  =3
  010 000 51  =7
(8回裏終了規定によりコールドゲーム)
[勝] 山本昌(3試合2勝)
[D本] 英智1号2ラン
[D投] 山本昌、S・ラミレス
公式HP、中スポ)


【ゲームレビュー】
2回、英智のソロアーチで先制。
その後、山本昌、阪神・ダーウィンの投げ合いで得点できず。
6回に2安打され、まずい守備もあり同点に追いつかれる。
7回、1点を勝ち越された山本昌は降板
7回ウラ、柳田の二塁打などで1死一、三塁から
藤井の同点タイムリー、森岡の勝ち越しタイムリー、
新井、英智の連続タイムリーと打者10人攻撃
一挙5点を奪って、試合を決めた。
ウエスタン・リーグの規定(時間)により8回で終了。
公式HPより)


○山本昌
<42歳の誕生日のこの日、
ナゴヤドームでのウエスタン・阪神戦に先発。
7回を投げ7安打2失点と力投も、
6、7回と失点を許し、手放しで喜べず>
「ぼちぼち投げてるけど。
(1軍は)ぼくが決めることじゃないから。
体は元気だから投げられますが。
いい感触? 中盤まではいい感じだった」
中スポ、東京中日、名古屋ニッカン

『午前10時20分開始の試合なんて経験ないのですが、
きょうの2軍阪神戦はナゴヤドームであり、
ナイターで1軍の試合もあるのでそんな早いプレーボールでした。
結果は7回2失点。5回まではかなりいい感じだったと思います。
6、7回は少しヒットを重ねられて1点ずつ取られましたが、
今季は1軍でもそんなことがあったので、
そのあたりが課題でしょうか。
いずれにしろもうひとつ緊張感を持って、
もうひとつ上のレベルのボールを投げなければと思います。
たまたまきょうは誕生日ですが、
年齢を考えると年をとっちゃったなあという感じ。
ただ、あと何回できるか分かりませんが、
まだまだバースデー登板できるように頑張りますよ。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)


○小田幸平
<バッテリーを組んだ山本昌について>
「球の出し入れが良かった。
あの感じで最後までいければ。後半は球が高くなった」
(中スポ)

○森岡良介
<7回に決勝の2点タイムリーを放つなど
この日、3打数2安打2四球2打点の活躍。
連続試合安打は5試合に伸び、打率は.321と上昇>
「首位攻防戦で、ベンチはピリピリしながらも、いい雰囲気だった。
ここで打たなきゃと思って打席に入った。
真ん中にきたから打てたと思います。いいところで打ててよかった」
中スポ

○英智
<『5番・センター』でスタメン出場。
2回、ダーウィンから本塁打を放つなど4打数2安打>
「今日は1日が長かったです。
チームが勝ててうれしいですよ。
何も聞いてないけど、どちらにしようかなあ
みたいなことになったんじゃないですか」
(中スポ)

○高代野手総合チーフコーチ
<この日の2軍戦を視察。
1軍残留となった英智について>
「(この試合が)判断材料になった? そりゃそうだよ」
(中スポ)

○辻2軍監督
<先発・山本昌の投球について>
「低めにしっかり入っていたし、
インサイドのボールもよかった。
1軍へ推薦? 本人の感覚が一番大事だから」
中スポ


ウエスタンの首位攻防・阪神3連戦の2戦目。
前日の37℃を超すナゴヤ球場から一転。
ナゴヤドームでの午前10時20分からの早朝ゲームに。
この日、42歳のバースデーを迎えた山本昌が先発。
1軍首脳陣が見守るなかでの登板は、
立ち上がりから球が低めに集まるなど、上々の投球。
4回まで8奪三振、内野安打2本のみと抑えましたが、
課題の6、7回に制球がやや甘くなってしまい、それぞれ1失点。
リードを許しての降板となりました。
そのウラ、打線が爆発し逆転したことで
バースデー勝利とはなったものの、
本人的には喜び少ななマウンドだったようです。

また打線の方は、『親子ゲーム』として、
1軍の英智、藤井がそれぞれスタメン出場。
2回には、英智ダーウィンから
1軍生き残りアピールの2ランを放つと、
7回には、藤井がレフトへ同点タイムリー。
さらにこの回、森岡のセンターへの決勝2点タイムリーなど
一挙5点を奪い逆転、首位攻防戦2連勝を飾りました。

なおこの日の渡邉選手。
1軍復帰へのアピールチャンスながら、
4番スタメンを新井に譲り、7回からの途中出場
無死一、三塁のチャンスで、山本昌の代打で登場も
捕邪飛に倒れると、そのまま一塁に入り
迎えた8回の第2打席は、空振り三振
2打数無安打と、いいところを見せられませんでした。(.321)

2007年8月11日 (土)

憲伸失策で自滅、立浪追撃打及ばず初戦黒星。

憲伸、7年ぶりエラー
谷繁は連続無失策1708でストップ


いよいよ迎えた首位・巨人との直接対決。
3ゲーム差で追いかける2位・ドラゴンズとしては、
願わくば、一気に3タテを喰らわせたいところ。
約3カ月ぶりの対戦となったナゴヤドームでの初戦。
先発は、ともに9勝5敗同士の川上憲伸内海哲也
序盤は戦前の予想通りの投手戦となりましたが、
4回、信じられない悪夢が待っていました…。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 13回戦
(10日・ナゴヤドーム | 中日7勝6敗)
38190人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 川上(18試合9勝6敗)
[D本] 森野13号
[Dバッテリー]
川上、菊地、クルス、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
川上が自らのミスも絡んで打ち込まれ、
首位攻防の初戦を落とす

川上は4回無死満塁で投ゴロの当たりを捕球すると、
本塁へ悪送球して先制点を献上。
さらに谷、高橋由伸に連続適時打を浴びるなどして、
4回だけで5点を失った。
打線は5点を追う7回2死満塁で、
代打・立浪が走者一掃の右越え三塁打
8回には森野がソロを放って
1点差まで詰め寄ったが、及ばなかった。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


4年連続2ケタ勝利へ向け、中6日で登板の川上
立ち上がり、先頭の脇谷
レフト線に落とすツーベースを許すと、
この日3番の入った高橋由伸の二塁ゴロで2死三塁。
ここで迎えるは、対戦打率5割と相性の悪い4番・小笠原
初球、ライトポール際に大きなファウルを浴びますが、
結局、外角低目のカットボールで一塁ゴロ。何とか0で凌ぎます。
続く2回も2死からホリンズに左中間フェンス直撃のツーベース。
さらに古城に四球を与え、2死一二塁とランナーを背負う川上
しかし内海を3球三振に切り、ここもしっかり切り抜けます。

一方、巨人先発の内海は、立ち上がりから完ぺき。
チェンジアップに全くタイミングが合わないドラゴンズ打線
初回、3つの内野ゴロに打ち取られると、
続く2回も先頭のウッズがセンター前ヒットで出たものの、
森野、中村紀洋、そして井上
三者連続空振り三振と手も足も出ぬ有様。
両投手まずまずの立ち上がりで、投手戦の様相を呈します。


ところが4回、思わぬところからゲームが動きます。
この回先頭の小笠原にセンター前に運ばれると、
続くイ・スンヨプにも外のカットボールをセンター前に。
さらに阿部には、右ひじに死球を与えた川上
なんと無死満塁のピンチを背負ってしまいます。
ここで迎えるるは、7番・ホリンズ
初球、内へのシュートでバットを折ると、
打球は三塁方向へのピッチャーゴロ。
折れたバットをよけながら、好守を見せた川上でしたが、
ホームゲッツーを焦ったか、三塁線寄りにバランスを崩しながら
本塁へ送球するも、その送球が一塁方向へワンバウンド。
谷繁が捕れずに後逸しまい、ホームイン。
(記録は川上の悪送球によるエラー
自らの守りのミスから1点を失ってしまいます。

なおも無死満塁は続き、迎えるは古城
カウント1-0からの2球目、
真ん中低目のカットボールを叩くと、二塁へのゴロ。
ところが今度は、谷繁にミスが…!
4-2-3と渡るはずの送球が高くなってしまい、一塁悪送球に。
(記録は古城の二ゴロと谷繁のエラー)
ここまで捕手の連続守備機会無失策の記録を
継続していた名手・谷繁にまさかのエラー…。
その間に1点が加わり、2-0とされてしまいます。

なおも1死一、三塁とピンチが続く川上
ところが続く内海の2球目に二盗を許すと、
バントの構えのみで打つ気配さえない内海になんと四球。
1死満塁とピンチを広げてしまいます。
これ以上の失点は許しなくないバッテリーでしたが、
続く脇谷のカウント1-1からの3球目に、今度は審判のミス
外角低目のフォークに一度はストライクと
ジェスチャーした友寄球審
ところがコール後にそれは違うと訂正して、ボールに。
これにはたまらず落合監督も抗議します。
結局カウント1-2で、ゲームが再開。
カウント2-2からの7球目、外へのフォークで二塁ゴロ。
ところが4-2-3のダブルプレーとなるはずが、
二塁・荒木からの送球が余りに緩く
またも併殺が取れません。
こうなると流れは一気に、巨人ペース
自分の投球リズムを完全に失った川上は、
2死満塁で迎えたに、内角高目のストレートを叩かれ
三遊間を抜く2点タイムリーを許すと、
続く高橋由伸には初球、外へのシュートを
センター前に持って行かれ、5-0
マウンド上で呆然と立ちつくすエース
自らのエラーをきっかけにこの回なんと5失点
結局この日は、5回、97球を投げ、
6安打3奪三振3四死球で、5失点(自責0)。
大事な一戦で、まさかの背信KOとなってしまいました。


5点差を追うことになったドラゴンズ
5回ウラ、内海からようやくチャンスを掴みます。
この回先頭の中村紀洋がショート強襲ヒットで出ると、
井上も続き、ショートオーバーのセンター前ヒット。
このゲーム初の連打で、無死一、二塁とします。
続く谷繁の当たりは、三塁ゴロ。
5-4-3と転送されるも、一塁への送球がワンバウンド。
イ・スンヨプが後逸する間に、中村紀洋がホームイン!
(記録は脇谷のエラー)
相手のミスから、ようやく1点を返します。

ところが直後の6回、再び失点。
この回から登板の2番手・菊地が捕まり、
古城の四球と脇谷の遊撃内野安打、
さらにのセンター前ヒットで、1死満塁から
高橋由伸のボテボテの二塁ゴロの間に、1失点
再びリードが5点に広がってしまいます。


相変わらず内海のチェンジアップに苦しむ打線。
しかし7回ウラ、流れを変える一打が!
この回先頭の中村紀洋がレフト前ヒットで出ると、
続く井上もレフト前に落とし、一、二塁。
谷繁は真ん中低目のスライダーに空振り三振に倒れますが、
菊地の代打・新井がスライダーを叩き、三遊間を抜くヒット。
繋いで、1死満塁とチャンスを広げます。
イ・ビョンギュの空振り三振で2死満塁となり、
荒木を迎えたところで、代打には、切り札・立浪
何とか流れを変えてほしい場面。
その期待にミスター・ドラゴンズが一振りで応えます!
カウント1-0からの2球目、
真ん中低目のスライダーを捉えると、
打球は伸びて、ライトフェンスを直撃!
大きく跳ね返る間に、塁上の走者がすべて生還!
値千金の走者一掃3点タイムリースリーベース!
これでスコアは、6-4と2点差に。
執念の一振りで、打ちあぐんできた内海を一気にKOします。


さらに続く8回ウラのドラゴンズ
7回途中から登板の2番手・西村から
この回先頭の森野が、カウント0-2からの3球目、
中に入ったストレートを弾き返すと、
ライナーで右中間スタンドへ飛び込むホームラン!
ついに1点差にまで詰め寄り、ゲームを分からなくします。
なおも続く中村紀洋のセンター前ヒットと
井上の犠打で、1死二塁と同点のチャンス。
ここで巨人ベンチは、西村から豊田へとスイッチ。
何とか繋いで、まずは同点にしたいところ。
しかし谷繁は内角高目のストレートを打ち上げ、レフトフライ。
続く途中出場の英智もフルカウントからの6球目、
外角低目のフォークに空振り三振。
あと1本が出ず1点差のまま、ゲームは最終回を迎えます。

最終回のマウンドには、巨人のクローザー・上原
何とか反撃したいドラゴンズでしたが、
先頭のイ・ビョンギュがレフトフライに倒れると、
続く高橋の代打・堂上剛裕は外へのフォークに空振り三振。
そして井端は、真ん中低目のストレートに
反応できず、見送り三振でゲームセット
序盤のまさかのエラー絡みの5失点が響き、
直接対決の初戦を落としてしまったドラゴンズ
首位・巨人とのゲーム差が『4』と開くとともに、
3位・阪神とのゲーム差は『0.5』。
いよいよ2位の座さえも危なくなってしまいました。


7年ぶりのエラーが…。さあいよいよ決戦だと臨んだ
首位・巨人との
直接対決でしたが、
4回、信じられない展開から、
先発のエース・憲伸
まさかの5失点
無死満塁から、
ホリンズのバットをへし折り、
飛びついて投ゴロを捕ったものの、
バランスを崩してしまい、本塁へ悪送球
自らのエラーで先制を許すと、続く古城の二ゴロでは、
今度は、4-2-3の併殺を狙った谷繁がなんと一塁へ悪送球
守備にも定評がある憲伸と、捕手の連続守備機会無失策の
日本記録を更新していた谷繁が犯した連続エラー
これによるバッテリーのショックはやはり大きく、
憲伸は、打つ気のない投手の内海に四球を与えると、
続く脇谷の時には、球審のおかしなジェスチャーに泣かされ、
さらに谷、高橋由伸と連続タイムリーを浴びての5失点
相手投手の内海が、憲伸以上の出来だったということもあり、
実に重くのしかかる失点となりました。

立ち上がりから丁寧な投球をしていた憲伸でしたが、
この回は、阿部に死球を与えるなど、制球にも乱れが。
それにしても、エラー連発の時には、
「何をそんなに焦る必要があるんだ」とも思いましたが、
大事な一戦という自覚があるからこそのプレー。
エラーは付きものといえど、犯した方やはり負ける
ただそれ以上に残念だったのは、
そこで動揺してしまい、3点の追加点を与えてしまったこと。
やはりエースとしては、ここは踏ん張ってほしかった。
結局5回を投げ、6安打3奪三振3四死球で、5失点。
しかし自責点が0というところが、ある意味皮肉な感じ。
らしさを発揮しきる前にやられてしまった憲伸
しかしシーズンは、まだまだ厳しい戦いが続きますし、
反省すべきところはきちんと反省し、
次回のためにしっかりと立て直してもらいたいです。


5点ビハインドとなり、かなりの敗戦ムード
巨人先発・内海のチェンジアップ、スライダーなど
キレのある変化球と低目を丁寧に突く投球の前に、
内野ゴロと三振の山の沈黙打線
しかしそこに風穴を開け、一気に流れを変えたのが、
7回2死満塁で、荒木の代打で登場した立浪
久々に『さすが立浪』という一打を放ってくれました。
正直、自分はこの場面を本塁打を期待したのですが、
このところの立浪の打撃を見る限り、難しいかなと。

ところがカウント1-0からの2球目、
真ん中低目のスライダーを捉えると、
打球はライトフェンス直撃の、
走者一掃の3点タイムリースリーベース!
出たときは、思わず「スゴい!」と叫んでしまいました。
ここぞの場面で仕事ができるベテランの底力
ゲームの流れが一気に変わりましたし、、
敗れてしまったことはとても悔しいですが、
1点差にまで追いつき、もしかしたらと思わせてくれたのは、
やはりこの一打があったからこそと思います。
ただそこまで来たのなら、最低でも同点。
もしくは一歩前へ出てほしかった。
豊田-上原のリリーフ陣は、なかなか攻略が難しそう、
ただ勝つためには、ここも叩かないといけません。
この日の試合後、落合監督が打線の大幅入れ換えを示唆しました。
大事な直接対決の2戦目でのテコ入れ
どんな効果が現れるのか、まずは注目したいと思います。


直接対決初戦を落とし、ゲーム差は4ゲームに。
さらに3位・阪神とはついに0.5ゲーム差となりました。
敗戦にはショックこそ大きいですが、
このままズルズルと引きずっているわけにはいきません。
2戦目、3戦目と取り返して挽回しないと。
おそらく2戦目の先発は、小笠原
援護は少ないかもしれませんが、
余計な点を与えずに踏ん張り、先輩のリベンジを果たしてほしい。
そしてできるだけミスを少なくし、チャンスを活かすこと。
しっかり切り替えて、きっちりやり返すことを期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(10日)

●川上憲伸
<4回無死満塁、投ゴロを本塁へ悪送球。
実に7年ぶりとなるエラーも絡み、自責点0の5失点で6敗目>
「情けないです。ゲッツーを欲しがってしまった。
バットが来ている感覚はあった。でもそのせいじゃない。
ボールがしっかり握れていなかった。
自分のエラーがらみで…。一つ一つ大事にいきたかった」
憲伸の声「1つのプレーの大切さ」、
中スポ、共同通信社時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカン名古屋タイムズ

●谷繁元信
<4回、併殺を狙って一塁へ悪送球。
更新中だった捕手の連続守備機会
無失策記録が『1708』で途切れ>
「走者と重なってしまった。悪送球は悪送球。
ボクはボクで目いっぱいやっての事だから、
こうなったものは仕方がない。あれはボクのミスです。
記録はいつか途切れるものですから」
(中スポ、時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●立浪和義
<7回2死満塁、荒木の代打で登場。
ライトフェンス直撃の3点タイムリー三塁打を放つ>
「どんな形でもつなげられて良かった。
必死にやっているので、結果が結果が出るとうれしいですけどね。
楽に勝たせるより『ドラゴンズはしぶとい』。
そう思わせられたのはよかったです」
ここから先は相手がどことか、関係ないですから。
残り47試合。ボクが出る、出ない関係なしに、
チームが勝つことがすべてです」
中スポ名古屋ニッカン

●森野将彦
<8回、ライトへ13号ホームラン>
「打ったのは、ストレートです。
完ぺきな打撃はできたと思います。ただ、勝てなくてはね…。
きょうは、何とも言いようがないですね。
内海が良かった? うーん、どうなんでしょ。
あまり考えずに気持ちを切り替えていきたい。
(完ぺきな1発は)明日につながる? そうなるようにしたいですね」
(中スポ、名古屋ニッカン

●中村紀洋
<『6番・三塁』で5試合ぶりの先発復帰。
猛打賞となる3安打を放ち>
「疲れはないです。
せっかく出してもらったときは結果を出さないといけない。
結果を出せてよかったです」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<先発・内海から2安打も7回の好機には凡退>
「(7回は)低めのシュートに手を出してしまったね。
気持ちを切り替えてまたあしただよ」
(中スポ)

●堂上剛裕
<下地が赤と白で、蛍光で黄色いライン入り、
他選手の手袋とはかなり一線を画す派手な打撃用手袋に>
「ふだんはいいんですけど、
せっかくこういう所にいるんだから
目立たないといかんくないですか。
今度注文したグラブはもっとすごいです。
赤、黒、白、青の4色使ってます。かっこいいっすよ」。
(中スポ<ドラ番記者>

◆朝倉健太
<前夜、打席では犠打を2度失敗。
川相コーチの指導のもと、打撃マシンを相手にバント特訓>
「(バント練習は)毎日やってはいますが
(試合で)決められなかったのでしっかりやりました。
川相コーチからは下半身の使い方を指導されました」
名古屋ニッカン


●落合監督
<大敗を1点差の接戦に持ち込んだが
巨人との直接対決の初戦を落とす。
混戦となっているセ・リーグを評し>
「きょうは大敗すると思ったけどな。
ゲームにしちゃったな。どこも抜ける力はないってことだ。
お互い抜ける力がないってことだろ。団子だな。
抜け出す力はどこにもないでしょ。
普通なら下位の方はあきらめるところが出てくるのに、
これがクライマックス・シリーズの利点。
最後まで面白い戦いになるでしょう」

<不振な打線について、選手の大幅入れ替えなど、
大なたを振るうことを示唆変更を示唆>
「(打順などを)大幅に代えるかもわからん。
現状じゃどうにもならん。
たまには監督も考えないとな。
どういう風に入れ替えるか今日1日、考える。
それ以上に選手も考えるんだろうけど」
中スポサンスポ共同通信社時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカン名古屋タイムズ


記録備忘録。(10日)

谷繁は、4回の守備で一塁へ悪送球し、
2006年4月4日の横浜戦(横浜)から継続していた
捕手としての連続守備機会無失策「1708」で止まった。
5月12日の巨人戦(東京ドーム)で、伊東勤(西武、現監督)が
1996年から98年にかけて記録した
「1263」のプロ野球記録を更新していた。
時事通信名古屋ニッカン


若竜からの話題。(10日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 16回戦
(10日・ナゴヤ球場)
 T 010 000 001 =2
  000 100 11× =3
[勝] 川井(9試合2勝1敗)
[S] 金剛(24試合1勝4S)
[D本] なし
[D投] 川井、鈴木、小林、齊藤、金剛
公式HP、中スポ)

【ゲームレビュー】
2回、先発・川井が1死三塁から、
センター前タイムリーを打たれ、先制を許す。
攻撃陣は、序盤も再三のチャンスに拙攻に次ぐ拙攻で点が取れず。
4回ウラ、1死三塁から中村公治の犠飛でようやく同点。
7回ウラ、2死二塁から春田勝ち越しタイムリーで突き放し、
8回ウラ、渡邉のタイムリーでリードを広げた。
9回、1死満塁から金剛が犠飛を打たれ1点差。
なおも2死一、二塁のピンチを迎えるも、
二ゴロに打ち取り、逃げ切り勝利首位をキープ。
公式HPより)


○川井進
<7回を7安打1失点、酷暑の中で粘投し今季2勝目>
「要所で低めに投げられたのがよかった。
狙われていても(右打者の)インコースに
投げ込める確率を上げることと、
高いところにいかないようにすることが次への課題。
この調子を継続したい」

○春田剛
<7回2死二塁、代打で中前に決勝タイムリーを放つ。
一振りで勝利を呼び込み、満面の笑み>
「首位攻防戦で、ベンチはピリピリしながらも、いい雰囲気だった。
ここで打たなきゃと思って打席に入った。打ててよかったです」

○辻2軍監督
<接戦をものにした選手たちの奮闘に目を細め>
「こういう試合(首位攻防戦は)は初戦が大事。
選手たちには試合前に『勝ちにいくぞ』と気合を入れた。
緊張感のある中でいいゲームをしてくれたと思う」

<真っ先にたたえたのが先発の川井>
「よく粘った。ナイスピッチングだった」

<11日はナゴヤドームに場所を移しての第2戦>
「初戦を取ったことで、精神的に有利に試合に臨める。
明日も頑張りますよ」。
(すべて中スポ


ゲーム差なし、勝率で首位のドラゴンズ
2位・阪神を迎えてのナゴヤ球場でのウエスタン・首位攻防
グラウンド内の気温がゆうに40度を超えるという
酷暑のなかでのゲームだったようですが、
逃げ切って首位を守ったもよう。
負ければ、4月29日以来の2位転落となるだけに
若竜たちも踏ん張ったんですね。
1軍も2軍もやはり阪神には負けられない。
明日のナゴヤドームでの親子ゲームでも
さらなる頑張りを見せてもらいたいところです。

なお我らが渡邉選手、この日は『4番・一塁』でスタメン出場。
8回にダメ押しのタイムリー二塁打を放つなど
4打数2安打1打点。しっかり仕事をしたようです(.346

2007年8月10日 (金)

朝倉健太満願快投、必勝竜3差でいざ決戦!

これだよ!朝倉 
8イニング1失点文句なし


勝てるゲームを落とし、連勝できず。
首位との3.5ゲーム差を縮められないドラゴンズ
ナゴヤドームでの広島との第3戦。
先発マウンドには、台風で登板が流れ、
リリーフを挟んで中4日の朝倉健太が満を持して上がります。
先発陣が不調、負担がかかり疲れも見える中継ぎ陣
先発ローテの主軸でもある朝倉が、
自らの好投で休ませられることが出来るでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 15回戦
(9日・ナゴヤドーム | 中日10勝5敗)
33804人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 朝倉(20試合8勝6敗)
[S] 岩瀬(40試合1勝4敗29S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
投打がかみ合い白星を手にした
先発の朝倉は8回を4安打1失点。
変化球の切れ、制球ともよく7回まで散発2安打に抑えた。
8回1死から長短打2本を連ねられ1死二、三塁。
続くの遊ゴロの間に1点を失ったが、
9回は岩瀬につなぎ逃げ切った。朝倉は8勝、岩瀬は29セーブ。
打線は2回1死一、三塁からイ・ビョンギュの二ゴロの間に1点を先制。
3回1死一、三塁でウッズが中前へ2点適時打を放って、
1点を追加し、朝倉を援護した。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


今季20試合目の登板は、4日の調整登板以来の中4日。
それでも朝倉には気負いもなく、
立ち上がり、梵、東出を内野ゴロに取ると、
続く栗原もフルカウントから
内角低目のストレートで見逃し三振。
2回も2死からアレックスにこそレフトに運ばれたものの、
森笠を外へのフォークで二塁ゴロに打ち取り、無失点。
汗びっしょりになりながらも、低目を丁寧に突く投球。
危なげなく、上々のスタートを切ります。

一方、広島の先発は、長谷川
初回は三者凡退のドラゴンズ打線
2回ウラ、先頭のウッズの当たりはピッチャーゴロ。
しかし長谷川が弾き、内野安打で出ると、
森野が続いて、初球をライトへ持って行きます。
続く井上の遊ゴロで、1死一、三塁とすると、
イ・ビョンギュは初球を叩き、ボテボテの二塁ゴロ。
しかし一塁走者の井上が、塁間で一旦止まり、
二塁手・東出のタッチをかいくぐると、
4-3-6と転送されたものの、二塁はセーフ。
その間にウッズが三塁からホームイン!
相手のスキを突く攻撃で、1点を先制します。

さらに追加点は、3回ウラ、
先頭の堂上剛裕はインハイのボール球に
無理に手を出し、三邪飛に倒れますが、
荒木が強振し、二塁強襲のヒットで出ます。
続く井端の4球目に、荒木がスタート。
盗塁を警戒していた広島バッテリー
しかし焦りか、長谷川がフォークをワンバウンドさせると、
中腰の石原が弾いてしまい、後逸。
荒木は一気に三塁を陥れます。(記録は盗塁と暴投)
井端がその後の2球しっかり見逃し、四球を選ぶと、
1死一、三塁と繋いで迎えるは、4番・ウッズ
フルカウントから1球ファウルした後の7球目、
内から中に入ってきたストレートを強振!
打球は、やや詰まってのショートライナー
ところが強く打ったことによる勢いもあってか、
ショート・のグラブを弾くと、
ボールは、緩くセンターを転々…。
これを見て荒木に続き、一塁走者の井端も一気に生還!
記録は、ショート強襲センター前への2点タイムリー!
相手のミスもうまく絡めての追加点、3-0とリードを広げます。


3点の援護をもらった朝倉
しかしこの日は、実に安定した投球。
通常の決め球・シュートだけでなく、
スライダー、フォークもキレが良いうえ、
ストレートもコーナーにしっかり決まり、広島打線を翻弄。
5回までわずか1安打1四球と、完ぺきに抑え込みます。

ややピンチを思わせたのは、6回。
2死から東出に、この日2本目となるライト前ヒットを許すと、
続く栗原に対しては、フルカウント。
しかしここは落ち着いている朝倉
7球目、外角低目一杯のストレートで見逃し三振に!
仕留めた朝倉は、思わず雄叫びを上げます。


4回以降、長谷川に抑え込まれたドラゴンズ打線
ダメを押したい6回ウラ、先頭の谷繁
ストレートの四球を選び、出塁します。
ところが、続く朝倉は送れず2球連続ファウル。
さらに4球目、何とか一塁方向へ転がすも、
広島内野陣のブルドッグシフトにひっかかり、
3-6-4のダブルプレー
朝倉は4回に続き、この日2つ目のバント失敗
やや悪いムードを漂わせます。
しかしその失敗を投球に引きずらなかったのが、今夜の朝倉
7回、新井を遊ゴロ、前田智徳を投ゴロと
2死を取ると、アレックスも内へのシュートで空振り三振。
投球に影響を与えず、そろそろ完封も見えてきます。

連投が続く中継ぎ陣。
この日のベンチの思惑はなるべく、
朝倉に長いイニングを放ってもらい、できれば1人で。
もしくは、岩瀬へのダイレクトリレーで終えること。
それが現実となりそうな8回、朝倉にやや疲れが。
先頭の森笠を遊ゴロに打ち取るも、
続く石原にライト前、さらに長谷川の代打・喜田にも
左中間へ持って行かれ、1死二、三塁とピンチを迎えます。
迎えるは、トップに戻って、
外へのフォークで遊ゴロには打ち取るも、
井端は一塁へ送球。その間に石原が生還して、3-1
完封がなくなったということで、朝倉は8回でお役ご免。
結局この日は、113球を投げ、4安打7奪三振1四球で1失点。
これぞローテ投手の底力!
文句なしの投球で、マウンドを降りました。


2点リードで迎えた9回、
マウンドには守護神・岩瀬が上がります。
しかしこの日は、ジャッジに苦しめられ、
なかなかアウトカウントが増えません。
先頭の栗原にライト前に運ばれると、
続く新井の当たりは、三塁ゴロ。
5-4-3と渡って、ダブルプレーと思いきや、
一塁塁審・橘高の判定はセーフ
森野は手を上げ唖然とし、谷繁落合監督以上に執拗に抗議。
しかし判定は覆らず、1死一塁で再開すると、
続く前田智徳の当たりは、二塁ゴロ。
4-6-3と渡るも、荒木がワンテンポ遅れ、これも一塁セーフ
二者連続で併殺が取れず、一塁の中村紀洋が悔しがります。
それでもようやくあと1人
落合監督もマウンドへ行き、一息入れると、
最後は、アレックスを外角低目へのスライダーで
見逃し三振に打ち取り、ゲームセット!

朝倉-岩瀬のダイレクトリレーで逃げ切り勝利のドラゴンズ
この3連戦、2勝1敗とし、3カードぶりの勝ち越し。
8回を4安打1失点と好投の朝倉は、本拠地3連勝となる8勝目
岩瀬もリーグトップタイの29セーブをマークしました。
またこの日、阪神と引き分けた
巨人とのゲーム差は、3と若干縮まり、
明日10日からの直接対決を迎えることとなりました。


ケンタいしたもんだ!前夜の敗戦が
実に悔しいものだったので、
できれば朝倉の投球で
流れを変えてほしいと
思っていたのですが、
期待以上の結果での勝利、
うれしかったですね。
それにしても、やはり朝倉でしょう。
まさに『朝倉の好投に尽きる』という感じです。
立ち上がりから落ち着き、低目を丁寧に突く投球。
広島打線のシュート狙いを感じ取り、
この日は、ストレート、スライダー、フォークを
織り交ぜ、的を絞らせずに内野ゴロの山
外野にもほとんど打球が飛ばず、
ランナーも溜めなかったこともあり、
久々に安心して見ていられましたね。
山井、吉見の先発陣が制球に苦しみ、不安定。
そういうゲームを数試合見ていたので、
朝倉の投球がより際だったように感じました。
今回の投球を見て、若竜たちには勉強してもらわないと。

さらに投球には、絶対に勝ちたい
それも自分1人で投げ抜くという気持ちも出ていました。
平井、岡本が連投でやや疲労気味。
その辺りも頭に入っていたことでしょう。
やはり気がしっかりこもった投球はなかなか打たれない。
8回に連打と内野ゴロの間に1点を失いましたが、
それがなければ、9回もマウンドに上がっていたと思います。
これから先、さらに厳しい場面での登板も待っていますが、
この調子でしっかり投げ抜いてほしいです。

ただ1つだけ課題を挙げておくと、
「朝倉に尽きる」ではなく『朝倉の好投に尽きる』。
やはり2度のバント失敗は、いただけません。
先発投手としては、送りバントの成功は必須条件。
試合後、森コーチ「2度失敗したんだから」
ジェスチャー混じりで話していましたが、
成功により、援護点が入って、
自分の投球を楽にしてくれることが多々あります。
その辺の練習は怠らず、取り組んでほしいところです。


一方、打線は、テンポの良い朝倉の投球に付随してか、
序盤に良いカタチで先制できました。
広島先発・長谷川の出来もよかったこともあり、
相手のミスを突いての効率の良い加点となりましたが、
やはりこういうソツのない野球ドラゴンズの持ち味。
投手がきちんと投げれば、打者の動きも良くなる。
投打のかみ合いを実に感じたゲームでした。
ただ中盤以降は、やや拙攻気味
中押し、ダメ押し点を奪えなかったのは、
まだ波に乗り切れていない証拠。
この日3連戦、1番スタメンだった堂上剛裕が、
わずか2打席、3回を終え早々と交代
巨人戦からはまた打順が入れ替わるかもしれませんが、
つなぎの打撃で立ち向かってほしいと思います。


首位・巨人阪神と引き分け、3ゲーム差
いよいよナゴヤドームで直接対決を迎えます。
相手にとっては1つ勝てばという程度でもいいのでしょうが、
ドラゴンズとしては、最低勝ち越し、
願わくば、3タテも希望したいところです。
戦力的には、現状では向こうが上ですが、
勝ちたい気持ちは、こちらが上だと信じています。
気負わない程度に気合を入れ、決戦に臨んでほしい。
まずは100勝エース・憲伸が先陣を切る初戦、
しっかり取って、優位に進めてほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(9日)

◎タイロン・ウッズ
<3回、2点タイムリーヒットについて>
「チャンスだったのでランナーを返すことを考えました。
いつも通り強く打って三振しないように心がけました。
打球がセンターまで抜けてくれてラッキーでした。
でも今日の本当のヒーローは朝倉だと思います。
明日から大事な試合です。
三連勝したいと思いますので
みなさんの応援よろしくお願いします!」


<タイムリー談話>
「打ったのは、ストレート。
とにかくランナーを返したかった。
2-3だったので、三振にはならないように気をつけながら
いつものように強くボールを叩こうと思ったよ」

<遊直が、気づけば最高の2点適時打に。
送球間に陥れた二塁ベース上でニヤリと笑う>
「グラブに当たったのでショートに捕られるかと思ったけど、
見たら打球がセンターに抜けていた。ラッキーだったね。
ちょっと緊張したけど、
強く振ることを心掛けて良かった。ヘッヘッ」

<腰痛や背筋痛などと闘いながらも
暑い夏に元気なのは、ランニングにもあるもよう。
体調と相談しながらよく早出ランニングを敢行>
「本当は打撃の調子がすっきりしないんだけどね。
まだ自分じゃないみたい。
やっぱり走ることはトレーニングの基本。日本に来て学んだよ」

<3カ月ぶりの首位・巨人との3連戦に>
「これはとても大事なシリーズだ。
いいゲームをすれば、3連勝のチャンスもある。
大事な戦いで3連勝したい」
公式HP中スポサンスポMSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◎朝倉健太
<8回を4安打1失点の好投で8勝目をマーク>
「中継ぎのみなさんが疲れていたので、
頼らずに一人で投げ切ろうと思っていましたが
最後は岩瀬さんの力を借りました。
点の取られ方が悪かったけど、
自分なりに良いピッチングが出来たと思います。
絶対に負けないという強い気持ちで投げていたので
それが良い結果につながりました。
これからも一戦一戦、一人一人にがんばって投げていきます。
明日から巨人戦なのでまた応援しに来てください」

<連投で疲れの見える中継ぎ陣を
休ませる価値ある好投に満足げな表情>
「連投、連投だったんでそれを避けたかった。
きょうは本当に1人で投げないといけない気持ちだった。
明日からのこともあるけど、
連投している投手ばかりなので、投げられる時に投げて
(リリーフ陣に)疲労回復してもらいたかった」

<投球パターンを変えたことが功を奏す。
いつもは直球とシュートが中心だが、この日は裏をかき、
スライダーやフォークボールを多めに使い、相手打線を翻弄>
「広島打線はシュートしか狙ってこないと
思っていたので、うまく狙いを外せました。
谷繁さんの配球もありますが、
ああいう投球ができるのが自分でも分かった。
(握りの深さを微妙にズラしたフォークに)企業秘密です」

<唯一の失点となった
8回1死二、三塁のピンチも最少失点で切り抜け>
「内野ゴロを打たせて1点は仕方ないと思った。
最後まで投げられれば良かったけど」

<朝倉の安定感を象徴する1つの数字がある。
被本塁打が規定投球回数に達している
投手の中で、両リーグ最少の『5』>
「ホームランだけは打たれないようにしていますから。
低めに投げることですね」
公式HP朝倉健太公式、中スポ、共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン名古屋タイムズデイリー

○谷繁元信
<朝倉の調子の良さを感じ、得意のシュートではなく、
スライダーとフォークボールを軸に好リード>
「きょうはスライダーとフォーク(ボール)で
うまくストライクが取れたからね」
名古屋タイムズ

●小早川打撃コーチ(広島)
<朝倉の低めを丹念に突く投球に驚嘆>
「ベルトから下どころか、
(ズボンの)ファスナーより低い位置にきていた」
共同通信社名古屋ニッカン

○森バッテリーチーフコーチ
<朝倉の投球について>
「完ぺきだった。
きょうは試合前から最後まで投げさせるつもりだった。
使っても岩瀬だけと思っていた」

<朝倉を8回で降板させたことについて、
先発ローテーションの数が1枚足らず、
今後の厳しい戦いを中5日起用で乗り切ることも示唆>
「球数を考えても完封のままなら
(9回も)いかせたけど、(8回に)1点取られたからな。
まあ今後、いろいろ考えないといけないことも
あるかもしれないし、早めに(マウンドから)降ろした」
スポニチ名古屋名古屋タイムズ

○井端弘和
<5回先頭で右前打を放つと二盗を敢行。
相手送球がヘルメットに直撃する不運に見舞われながら成功。
今季17個目となり、トップにあと1と迫ったが謙遜し>
「足の遅いボクが取れると思う?
足の速いの(荒木)は途中で休んでいるから。
(広島戦3盗塁に)ヤマ張りだよ」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<9回を抑え、リーグトップに並ぶ29セーブ目>
「チームが勝てればそれでいいです」

<9回無死一塁で新井の三ゴロ併殺と
思われた場面はセーフの判定となったが>
「一度下った判定が変わることはないからね。
集中していたし、切り替えていた」

<3年連続のセーブ王に向けては>
「結果的にトップになれば良いけど、
あちらさん(阪神・藤川)は
内容が群を抜いている。怪物くんだから。
ボクはその試合を勝利で終わらせることだけを考えています」
(東京中日、スポニチ名古屋名古屋ニッカン


○落合監督
<会見ルームに入るなり>
「やっとみんなの記事が
本人(選手たち)の目に触れてくれたのかな。
あれくらい動いてくれれば。
こちらは(マスコミを通じて)メッセージを送っているんだから。
出しているだけだからな」

<朝倉-岩瀬の継投で逃げ切るが、
中盤以降の好機に追加点を奪えず>
「今年を象徴するゲームだったな。
あと1点取れば楽になるのに。
(取れない)だから苦しむ。
そこを取れるようになれば、流れてくる」

<1番・堂上剛裕の3回での交代について>
「あれじゃ打てません。1番と7番で何が違うのかねえ。
7番のつもりで打てばいいのに。
打順に左右される選手がウチには多い。喜んでいきゃいいのに。
最初に打席に立つのか、それとも(しばらく)守ってから立つのか。
7番だって(回の)最初に立つこともある。
多少は攻め方が変わってくるだろうけど…。
自分で形を崩している。
まだそれ以上を望んじゃいけないんだけど。
いい勉強になっているわな」

<朝倉について>
「投げることに集中してくれればいい。
あそこ(自分のミス)から崩れるピッチャーも多いなか、
何とか踏ん張れたのが成長の証しだと思う。
完封がいいよ。みんな休ませられるから。
みんなは中継ぎがってどうこういうけど、問題は先発なんだ。
先発がある程度イニングを投げてくれれば
中継ぎを酷使することもないし、
あと1点、2点あれば楽なところで使えるんだ」
公式HP中スポサンスポ共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン


今日の公示。(9日) 

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 浅尾拓也投手
【同抹消】
▼中日 吉見一起投手
共同通信社

◇浅尾拓也
<吉見に代わり、1軍に再登録。
38日ぶりの1軍合流となり、意気込む>
「チャンスをもらったので、しっかりと頑張りたいです」
名古屋ニッカン


前日のゲームに先発し、3回4失点KOの吉見
「やり直し」ということでこの日2軍に降格。
代わって、ルーキー・浅尾が、
7月2日以来の1軍再昇格となりました。
不調のため、交流戦後に2軍落ち。
ウエスタンでは主に先発で登板し、7月以降は1勝3敗。
しかし2軍の先発陣のなかでは、一番状態が良かったのでしょう。
吉見に代わって、水曜日の先発となるのか。
今季4勝の153キロルーキーの再登場に注目です。


若竜からの話題。(9日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 14回戦
(9日・あじさいスタジアム北神戸)
   003 401 000=8
 SU 000 010 020 =3
[勝] 長峰(4試合3勝)
[D本] なし
[D投] 長峰、鈴木、久本、石井
(中スポ、オリックス・バファローズ


○長峰昌司
<サーパス戦に先発し、6回を4安打1失点。
5回、四球の後、三塁打を打たれ失点したことに>
「5回は少し気の緩みがあった。
変化球は良かったと思います。
あとはストレートのコントロールを良くしたい」

○高橋2軍投手コーチ
<先発・長峰に課題に与える>
「投げるたびに良くなっている。
変化球はいいので、あとはストレートだね。
低めを徹底させたい」
(ともに中スポ


1勝1敗で迎えた北神戸でのウエスタン・サーパス戦
ドラゴンズ打線が、サーパス先発・光原を攻め、
3回に柳田、森岡のタイムリー二塁打、
4番・渡邉の犠飛などで3点を先制すると、、
続く4回にも、西川のタイムリー二塁打、
渡邉の走者一掃の3点タイムリー三塁打で4点と久々に爆発!
結局、先発全員安打となる13安打を放ち、8-3で勝ちました。

先発の長峰は6回を投げ、4安打5奪三振2四球で1失点。
ストレートが定まらず、初回1死二、三塁のピンチ。
しかしそれを切り抜けると、尻上がりに調子を上げたもよう。
今後はストレートを磨くことに課題を置いていくようです。
また2軍に降格した鈴木久本がそれぞれ登板。
鈴木は2番手で登板し、1回を1安打無失点。
しかし3番手・久本は、2安打で2点を失ったようです。

ところで我らが渡邉選手、この日も『4番・DH』で出場。
3回に犠牲フライを打ち上げ、1打点を挙げると、
続く4回には、満塁走者一掃のタイムリースリーベース!!
なんと3打数1安打4打点と大活躍!!
4番としての仕事をしっかりと果たしたもよう(.318)。
今日からは、ナゴヤ球場、ナゴヤドーム、
そして福井・敦賀市総合運動公園野球場と変則的な阪神3連戦。
活躍次第では1軍にお声が掛かる可能性も? 頑張って下さいよ!

2007年8月 9日 (木)

守乱投乱勝ちパタ暗転、ミスミス竜手痛い一敗。

竜、勝てたのに… 
守りのミス 竜投に重圧


集中打で逆転し、連敗を止めたドラゴンズ
苦しい状況を打破するためには、
まだまだ落とせないゲームが続きます。
迎えたナゴヤドームでの広島との第2戦。
ドラゴンズ・吉見広島・宮﨑の先発で
始まりましたが、序盤から点の取り合いとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 14回戦
(8日・ナゴヤドーム | 中日9勝5敗)
33236人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日
[敗] 平井(29試合3勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、菊地、クルス、平井、高橋、岡本 - 谷繁

【ゲームレビュー】
リリーフ陣が打たれ、接戦に敗れた
先発・吉見は右翼越えの2ランを浴びるなど3回4失点。
5-4の7回2死三塁では、平井に2点本塁打を浴び
逆転を許した。9回には岡本に適時打を許し、1失点。
打線は1回、森野の右中間二塁打などで3点を先制。
3-4と1点を追う4回に谷繁300号二塁打で同点とし、
5回には森野の中前打で一時は勝ち越した。
2点を追う9回にはウッズの右前への適時打で
1点差まで詰め寄ったが、あと1本が出なかった。
広島は連敗を4で止めた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


中6日で今季4試合目の先発となった吉見
前週と違い、今夜は正捕手・谷繁とのバッテリー。
立ち上がり、1死からの当たりは二塁へのゴロ。
ところが荒木が追いつきながらも捕れずに
ライト前へ抜けてしまいます
続く栗原にもセンター前に運ばれ、一三塁のピンチ。
しかし新井を内へのシュートで詰まらせ、二塁フライ。
続く前田智徳も二塁ゴロに打ち取り、切り抜けます。

一方、広島の先発は希望枠ルーキー・宮﨑充登
プロ初先発の右腕の立ち上がりを突き、
先頭の堂上剛裕が泳ぎながらもライト前に運ぶと、
続く荒木の送りバントを捕った宮﨑が二塁へ悪送球。
さらに井端の犠打とウッズの四球で、
1死満塁とチャンスを広げます。
ここで迎えるは、5番・森野
初球、真ん中低目のストレートを積極的に叩くと、
打球はライナーで、右中間へ!
ライト・森笠が弾く間に、二者が生還。
タイムリーツーベースで2点を先制します。
なおも1死一、二塁で、この日6番の井上
外へのストレートを叩きつけてのショートゴロ。
一塁へ転送される間にウッズが生還し、3-0
落ち着かないルーキーを一気に攻め込み、リードを奪います。


ところがリードをもらった吉見の調子が今ひとつ。
2回、先頭のアレックスの当たりはレフトへの飛球。
これをレフト・堂上剛裕が目測を誤り、
頭を越され、ツーベースとされてしまうと、
続く森笠の一塁ゴロで、1死三塁から
には内から中に入ったシュートを叩かれ、
左中間へのタイムリーを喫してしまいます。
なおも続く宮﨑の時に広島ベンチはバスターエンドラン。
しかし宮﨑がバットに当てられないうえ、が盗塁失敗。
相手のミスに助けられた吉見でしたが、
その宮﨑に対して、四球をあたえてしまう始末。
ここぞで決まらない制球と、弱気の虫から
続く3回に、一気に捕まってしまいます。

先頭のの当たりを右足に当て、
方向が代わっての遊撃内野安打にしてしまうと、
続く栗原の2球目、外へのスライダーを
谷繁が弾いてしまい、パスボール。
さらにその栗原にストライクが入らず四球。
あまりに逃げ腰な投球に、
ベンチからも落合監督がマウンドへ。
長い時間をかけて吉見に助言を与えます。
ところが、その効果もすぐには出ず、
吉見は続く新井に対してもボールが先行。
何とかフルカウントから内角高目のシュートで
空振り三振に打ち取りますが、
前田智徳には、カウント0-1からの2球目、
外角高目の落ちないフォークを捉えられてしまい、
ライトスタンドへ飛び込む逆転3ランホームラン
攻めの投球が陰を潜め、やられてしまった吉見
結局この日は、3回、54球を投げ、
6安打1奪三振2四球で4失点。
散々ともいえる投球で、マウンドを降りました。


1点ビハインドとなったドラゴンズは、4回ウラ、
1死から井上がセンター前ヒットで出ると、
続くイ・ビョンギュの二塁ゴロを
併殺を焦った東出が捕れずに、ライト前ヒット。
一、三塁とチャンスを広げます。
ここで迎えるは、谷繁
初球、外へのストレートを右へ持って行くと、
ライトフェンス直撃の同点タイムリーツーベース!
実は、これが通算300本目となる記念の二塁打。
しかし谷繁は記念の花束をもらうまで知らなかったらしく、
二塁ベース上で思わず驚き、それから笑顔を浮かべます。

なおも1死二、三塁とチャンスが続くと、
ここでドラゴンズベンチ菊地に代わって、代打・立浪!
早めに切り札を切ってきます。
ところが実らず、立浪が外へのストレートを叩くも、
二塁ゴロで、が本封されると、
続く堂上剛裕も初球詰まってしまい、二塁ゴロ。
惜しくも同点止まりで終わってしまいます。

それでも打線が、この日はまずまず。
5回ウラ、続投の宮﨑から再びチャンスメーク。
1死から井端が四球を選ぶと、
続くウッズの初球に、二盗を決めます。
ウッズは空振り三振に倒れ、2死になったものの、
続く森野が、カウント1-1からの3球目、
ど真ん中のストレートを弾き返して、センター前へタイムリー!
井端が二塁から一気に生還!5-4と勝ち越しに成功します。


6回はまたぎとなったクルスが凌ぎ、
迎えた7回からは、勝ちパターンの継投。
まずは平井がマウンドに上がります。
ところが平井の出来が今イチ
先頭のにセンターへきれいに弾き返されると、
続く代打・喜田の2球目に、代走・岡上和典が盗塁成功。
さらに喜田の進塁打で、1死三塁としてしまいます。
トップに戻り、迎えるは、東出
2球目、外へのフォークを叩き、一塁ゴロ。
ウッズが弾いてしまったものの、
三塁走者の岡上はスタートせずと命拾い。
相手に助けられ、2死まで持ってきます。
ところがここで思いもしない落とし穴が!
続くにカウント1-0からの2球目、
真ん中高目のストレートを叩かれると、
打球が伸びて、なんとレフトスタンドへ!
伏兵の信じられない逆転2ランホームラン
リードを守れなかった平井
6-5とひっくり返されてしまいます。


再び1点を追うことになったドラゴンズ
しかしこの1点が、殊の外重くなったか、
チャンスにあと1本が出なくなってしまいます。
7回ウラは、2死から井端が内野安打-二盗-悪送球と
孤軍奮闘で三塁まで進んだものの、
ウッズの外角低目のスライダーに空振り三振。
続く8回ウラも、早くも注ぎ込んだクローザー・永川から
森野のヒットと谷繁の四球で、2死一、二塁としたものの、
この日もう一枚の代打の切り札
中村紀洋が初球、外へのストレートを
右方向へ持って行くも、あと一伸びがなく、
ライトフライでこの回も0

なかなか追いつけないその反面で、
9回に注ぎ込んだ6番手・岡本が、
1死二塁からこの日3安打2打点の
飛び込んだサード・森野のグラブに当たって方向が変わり、
レフト前へというアンラッキーなタイムリーを浴び、7-5
流れが広島に傾くまま、最終回を迎えます。


この日、首位・巨人が2-15と大敗ムード。
ゲーム差を縮めるためには、
どうしても落とせないドラゴンズ
9回ウラ、2イニングス目の永川を攻め、粘りを見せます。
先頭の堂上剛裕が、フォークを良く見て四球を選ぶと、
続く荒木の二塁ゴロで、二塁へ進みます。
さらに井端も四球を選んで、迎えるは2三振のウッズ
しかしここはしっかり繋ぎの打撃
フルカウントからの7球目、
外角高目のストレートを叩き、
ライト前へ落とすタイムリーヒット!
7-6と、土壇場で1点差に迫ります。
なおも1死一、三塁で迎えるは、この日3安打3打点の森野
フラフラの永川だけに、チャンスは十分!!
ところが初球、真ん中低目のストレートを叩くと、
痛烈ながらも打球は、なんと二塁正面のゴロ。
4-6-3と渡ってのダブルプレーで、ゲームセット…。
勝ちパターンが踏ん張れず、逆転負けのドラゴンズ
3.5ゲーム差を詰めることはできず、
ドームの歓声はあっという間にため息へと変わりました。


悔しーー(T.T)1点差に迫った9回1死一、三塁。
この日3安打3打点と
当たっていた森野だけに
何とかしてくれるのでは
期待しましたが、
まさかの4-6-3のダブルプレー。
一瞬にしてのゲームセット。
勝てたゲームを落としたショックは大きかったです。
首位・巨人阪神に大敗ムードだっただけに
実にもったいない敗戦となってしまいました。

それにしても、今夜はディフェンス面
攻撃陣が追い付いたうえに、
珍しくリードまでしてくれたのに、守りきれない。
先発・吉見は逃げ腰の投球をし、平井は伏兵に手痛い一発を。
さらに岡本も不運な一打こそあれ、制球が今イチ。
おまけに捕れるゴロやフライを弾いたり、逸らしたり。
落とせないゲームが続くなかでの集中力の欠如
疲れがピークの夏場とはいえ、これではいけないなと。
ディフェンス重視のドラゴンズにも関わらず、
このようなプレーが目立ってしまっては、
ますます首位の座が遠くなってしまいます。
反省して、解消して、これからのゲーム臨んでほしいです。


監督は収穫はないと言ってはいましたが、
良いところでいえば、ルーキー・菊地プロ初登板
下位打線とはいえ、1イニングを3人でピシャリ。
プロ初奪三振もマークしました。
球速こそないですが、丁寧な投球をしていけば、
1軍にも定着できるのではと感じました。
また5月1日以来の高橋もまずまずだったと思います。

打線に関しては、井上の状態がいいですね。
前日まで広島戦打率.636と強いということもありますが、
この日も3打数2安打1打点。3戦目も期待したいです。
そして通算300二塁打谷繁選手
本人は全く知らなかったようですが、おめでとうございます


首位・巨人とは3.5ゲーム差、3位・阪神と1ゲーム差と
状況は3連戦前と一緒になってしまいましたが、
明日の第3戦、これは絶対に落としてはいけないでしょう。
おそらく朝倉が先発と思われますが、
山井、吉見とは違い、ローテの主軸らしい投球をみせてほしい。
そして野手陣はしっかりチャンスを活かし、締まったプレーを。
絶対に勝って、巨人との直接対決に弾みを付けてほしいです!


★プレーヤーズ・ボイス(8日)

●平井正史
<7回に4番手で登板、逆転2ランを浴び2敗目>
「高かったというよりコースが甘かったです。
真ん中高めになった。
ホームランというよりも、
その前にランナーを出してしまったので。
疲れ? こういうときでもしっかりやらないと
疲れなどと言っていたら1年間やっていられない」
(中スポ、サンスポ名古屋ニッカン

●吉見一起
<先発し、今季初勝利を目指したが、
制球に苦しみ3回4失点で早々と降板>
「受けに回ってしまったので、攻めることができませんでした」

<試合後に2軍落ちも決定し、がっかり>
「やり直してこいといわれました」
(東京中日、名古屋ニッカン

●谷繁元信
<4回、右翼フェンス直撃のタイムリー二塁打。
史上47人目の通算300二塁打を達成>
「上手いバッティングができました。
(300二塁打の)記録については知らなかったけど、
長い間やってきている積み重ねの結果だと思います」
サンスポ時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●森野将彦
<初回、先制の2点タイムリー二塁打>
「打ったのは、ストレート。うまく打てました」

<5回、2死二塁からセンター前タイムリー>
「打ったのは、ストレート。
1本欲しいところで打ててよかったです」

<しかし1点差に迫った9回1死一、三塁で二ゴロ併殺。
今季4度目の猛打賞も、試合後に残ったのは反省だけ>
「センスがないです。
何も打球が上がらない低めに手を出すことはないんです。
チームがつないでチャンスをつくってくれたのに…。
もっと甘いところを待てばよかった。執念が足りないです」

<この日は志願の早出特打。
約30分、黙々と打ち込んだ効果で3安打3打点も>
「いいと思ったら悪くなる。その繰り返しなんです。
バットの軌道とかタイミングとか、いろいろ確かめました。
打撃? だいぶよくなりました。
でも、すべてはあそこ(9回)なんです」
中スポ名古屋ニッカン

●井上一樹
<広島戦での強さを発揮し、2安打をマーク。
2度の得点機を作ったが、敗戦後は悔しがる>
「勝ちにつながらなかったから…」

<対戦打率.643に気を取り直すように>
「また明日からまたがんばるよ」
(東京中日)

●菊地正法
<4回に2番手でプロ初登板を果たす。
倉を遊ゴロ、宮﨑を三振、東出を遊直と
1回を3者凡退で抑えて、上々のスタート。
ストレートは自己最速タイの141キロも記録>
「緊張しすぎてしまって…。
歓声は全然、聞こえませんでした
きょうは先頭打者を出さなかったので、
0点に抑えられたと思う。
これからも低めに投げることを心がけて、
0点に封じる投球がしたい。
投げる機会をもらって、1軍にも上がることができました。
自分のことをやるだけです。
1軍はやっぱりうれしいですからね」
中スポ名古屋ニッカン

●高橋聡文
<5月1日以来、約3カ月ぶりの1軍登板。
前田智徳を左飛に打ち取るなど、1回を1死球無失点>
「カーブでカウントが取れたのが大きかった。
緩急が使えるし、だいぶ楽に投げられました」
(中スポ)

●ラファエル・クルス
<同点となった5回から3番手で登板。
課題の2イニングス目も無失点に抑える>
「9回でも6回でも3回でも、それぞれ難しさはある。
どこで投げるにしても、自分に与えられた仕事に
集中して投げられれば、難しくても大丈夫だと思う。
チャンスをもらえたときに、しっかり仕事をしたい」
(中スポ)


◆福留孝介
<右ひじ痛の原因となっている遊離軟骨の
検査を受けるため、米国・ロサンゼルスに向けて出国。
中部国際空港で、故障後初めて
記者会見に応じ、現在の心境を語る>
「無理をするということはできない。
チームには申し訳ないと思っています。
でも僕が足手まといになるよりは、
これ(離脱)がベストだと判断しました。
残った選手が頑張ってくれるから心配ないと思っています。
(ファンにも)心配かけて申しわけない」

<今週末にも現地の病院で検査。
そのまま右ひじ遊離軟骨除去手術を受ける可能性が高いが>
「まだ向こうで(手術を)やるとは決まっていない。
今度は向こう(米国)で(診察を)受けてみるということ。
今のところ、何も決まっていません。
とにかく向こうの病院で検査を
受けてからでないと、何も言えません。
検査の結果を見て判断します。
手術する可能性もあることはあるでしょう。
復帰時期? それは状態次第です。
1日でも早くグラウンドに戻ってきますとしか言えません。
まずは治すことに専念します。
早く治してグラウンドに立てるように頑張ります」
孝介日記「№79」中スポ中日新聞サンスポ
スポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋
名古屋ニッカン名古屋タイムズデイリー


●落合監督
<2度のリードを守れず、痛い逆転負け。
打たれたセットアッパーコンビを決して責めず、
記録に現れない野手のプレーを嘆く>
「(1点差の惜敗にも)惜しくない。収穫? ない。
(KOされた)吉見というよりも、
アウトを取れるところで取らないと。
点が入る、入らないは別にして
相手の巡り合わせが良くなる。
もとをただせば、捕れるセカンドゴロ、捕れるレフトフライ。
『たら』『れば』はいけないけど、
そういうところをを解消しないといけない。
野球にミスはつきものだけど、
今のうちではあっちゃいけない。今の現状を考えればな。
どれだけピッチャーに負担がかかるか。
打たれる、打たれないはいい。その時の力関係がある」
(中スポ、サンスポ時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン


記録備忘録。(8日)

谷繁は8日、広島14回戦(ナゴヤドーム)の4回に
宮﨑から右越えの二塁打を放ち、通算300二塁打を達成した。
プロ47人目。初二塁打は横浜大洋時代の
1989年5月30日、巨人5回戦(新潟)の3回、斎藤から。
時事通信


若竜からの話題。(8日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 13回戦
(8日・あじさいスタジアム北神戸)
   010 030 000=4
 SU 000 000 100 =1
[勝] 清水昭信(10試合2勝1敗)
[S] 金剛(23試合1勝3S)
[D本] なし
[D投] 清水昭信、齊藤、S・ラミレス、金剛
(中スポ、オリックス・バファローズ

○清水昭信
<サーパス戦で、プロ入り初先発。
5回を投げて2安打無失点、2勝目をマーク>
「変化球が低めに投げられたので良かった。
しかし、ストレートの速さがいつもよりなかった。
もう少しスピードが出るように頑張ります」

○高橋2軍投手コーチ
<清水昭信の投球について>
「ストレートにもう少し磨きをかけたい。
そうなれば、変化球がもっと生きる」

○中村公治
<5回2死満塁から左中間を破る走者一掃の3点二塁打。
中村紀洋の構えに似たフォームに手応えを>
「この調子を続けたいです」
(すべて中スポ


北神戸でのウエスタン・サーパス戦
ルーキー右腕の清水昭信プロ初先発
初回、併殺を取ると落ち着いたか、
2回には3者連続三振、3、4回も三者凡退と好投。
しかし5回、先頭の一輝にこの日初安打を浴びると、
連打で無死一、二塁とピンチ。
しかしこの日冴えたフォークで切り抜け、0に。
結局、5回を投げ、2安打4奪三振1四球無失点。
2勝目をマークも、真っ直ぐのキレを自らの課題としました。。

山井、吉見と抜け、さらに中里もケガで離脱。
山本昌、浅尾、樋口、長峰、川井辺りで組む
2軍の先発陣も人手不足で苦しんでいるようですね。
カウント稼ぎに、決め球にと
幅広い使い方ができるという清水昭信フォーク
頭に入れておきたいと思います。

なおゲームは、2回、春田の三塁打をきっかけに
澤井のタイムリー二塁打で先制すると、
5回にはサーパスの内野守備の乱れなどで
2死満塁から6番・中村公治が走者一掃の3点二塁打。
7回に2番手・齊藤が1点を奪われるも、
そのまま逃げ切ったもよう。
ところで、この日は『4番・DH』我らが渡邉選手
2打数1安打(二塁打)で、打率を.316と上げました。

2007年8月 8日 (水)

ラッキーラッキー集中打、幸運竜逆転で50勝目。

堂上兄、流れ変えた勝利呼んだ 
1番抜てき ラッキータイムリー


後半戦4カードを終え、4勝7敗と
やや負けが込んでいるドラゴンズ
5カード目は、地元・ナゴヤドームで最下位・広島との3連戦。
その初戦、苦しいチーム状況を打破すべく、
1番スタメンに好調の堂上剛裕を起用してきました。
その一方で、6番には何と中村紀洋ではなく「中田」
偵察メンバーが入るなど、迷いも見られる落合竜
連敗の悪いムードを吹き飛ばせたのでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 13回戦
(7日・ナゴヤドーム | 中日9勝4敗)
33831人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 平井(28試合3勝1敗)
[S] 岩瀬(39試合1勝4敗28S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山井、クルス、平井、岡本、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
逆転勝ちで、連敗を2で止めた
2点差を追う7回、谷繁、代打・井上の連打で無死一、三塁。
堂上剛裕の左前打で1点差に迫った。
荒木が送って、なお1死二、三塁から井端の三ゴロで同点。
続くウッズが勝ち越しの左越え二塁打を放った。
さらに犠飛と中村紀洋の中前適時打で加点。一挙5点を奪った。
先発・山井は5回途中、2失点で降板。
クルスも6回に1点を失ったが、7回以降は、
平井、岡本、岩瀬が無失点に抑えた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・山井広島・青木高広の先発。
ゲームが動いたのは、4回でした。
危なげなく3回まで内野ゴロの山を築いていた山井
しかし先頭の栗原にこの日初となる四球を与えると、
続く新井には一二塁間を破られ、一、三塁。
さらに前田智徳にはストレートの四球で、無死満塁。
突然の変調谷繁がマウンドに行きます。
ここで迎えるは、6番・アレックス
初球、真ん中低目のシュートをうまく拾われ、
ショート横を抜くタイムリー。
あっという間に1点を失ってしまいます。
なおも無死満塁とピンチは続き、喜田に対しても0-3。
しかしここから開き直ったか、
何とかフルカウントまで持ち込み、
真ん中低目へのスライダーで空振り三振に切って取ると
続く石原にはインハイのストレートで詰まらせ、三塁フライ。
そして青木高広を内角低目のストレートで見逃し三振。
何とか踏ん張り、無死満塁を1失点に食い止めます。


一方、青木高広の前に初回の荒木
セフティバント1本のみのドラゴンズ打線
しかし4回ウラ、すかさず反撃します。
1死から森野がセンターオーバーのツーベースで出ると、
続く中村紀洋の中飛で、三塁へ進みます。
ここで迎えるは、イ・ビョンギュ
カウント1-3からの4球目、
内角高目に甘く入ってきたストレートを右中間へ!
タイムリーツーベースとなって、1-1
休日返上の特打の成果を発揮、同点に追いつきます。

ところが山井が5回もピリっとしません。
相変わらずボールが先行。それでも2死を取りますが、
栗原にライト線へ落ちるツーベースを浴びると、
続く新井には真ん中低目のスライダーを右中間へ。
タイムリーツーベースで、2-1
取ったその後、勝ち越しを許してしまいます。
続く前田智徳に対して、カウント0-2。
カウントを悪くしたことで、敬遠で歩かせた山井
2死一、二塁となったところで、落合監督がマウンドへ。
結局この日は、4回2/3、88球を投げ、
6安打3奪三振3四球で1失点。
またも白星が掴めぬまま、マウンドを降りました。

代わって2番手に登板は、クルス
しかし力んだか、迎えたアレックスの初球に
内へのストレートが抜け、パスボール。
さらにフォークが決まらず、四球を与え、
2死満塁とピンチを広げてしまいます。
続く喜田にも初球、ライトへ大ファウルを打たれたクルス
何とか踏ん張り、外角低目のフォークで空振り三振に切ります。

ところが続投となった6回、またも力みが。
石原のセンター前ヒットと、青木高広の犠打、
さらにまたもパスボールで、1死三塁とピンチ。
すると東出には、レフトへ運ばれ犠牲フライ。
嫌な1点を奪われてしまい、スコアは、3-1
流れがやや広島へと傾きはじめます。


2点ビハインドとなったドラゴンズ
しかしこのままズルズルと行くわけにいきません。
6回ウラ、先頭のウッズが右中間を抜くツーベースで出ると、
続く森野の二ゴロで三塁へと進みます。
中村紀洋を迎え、広島ベンチは2番手・にスイッチ。
犠牲フライでも同点という場面。
しかし中村紀洋は、外へのスライダーを
打ち損じての三塁ゴロ
ランナーを返せず、徐々に重いムードが漂います。

さらに重いムードを続く7回にも。
この回から登板の3番手・平井が連打を浴び、
新井のライト前と前田智徳のライトフェンス直撃ヒットで、
1死一、三塁とピンチを背負ってしまいます。
ここで迎えるは、1打点のアレックス
カウント1-2からの4球目、
中へのフォークを引っかけさせての三塁ゴロ。
三塁の中村紀洋は、併殺狙いで二塁へ送ります。
二塁の荒木がベースカバーに入り、二封こそしたものの、
入るのがやや遅れ、一塁は間に合わない状況。
ところが、ここで荒木好判断!
中村紀洋の二塁への送球に反応しスタートを切った
三塁走者の新井が本塁を陥れるのを見ると、
方向変換し、すかさず本塁へ好返球!
谷繁がブロックして、新井は本塁タッチアウト。
結果、5-4-2のダブルプレーで点を与えず、3アウト。
大きな好守が、その後の流れを呼び込みました。


そして迎えた7回ウラ、怒濤の反撃が…。
広島3番手・梅津から、先頭の谷繁
一二塁間を抜くヒットで口火を切ると、
続く平井には、代打・井上
中へのシンカーをうまく引っ張り、ライト前へ運ぶヒット。
起用に応え、無死一、三塁とチャンスを広げます。
ここで迎えるは、1番スタメンの堂上剛裕
初の1番起用で、一ゴロ、一ゴロ、投ゴロと、
ここまで3打数ノーヒット
ややタイミングが合わず、苦しんでいたものの、
0-2から4球ファウルで粘ったカウント2-2からの7球目、
外へのスライダーを、逆方向へ。
しかしここからが好調男の効果なのか?
フラフラと上がった打球は、
背走するショート後方へ落ちるヒットに!
ラッキーなタイムリーとなって、1点を返します。
なおも無死一、二塁で、井上代走・藤井
続く荒木が初球、バントをきっちり決め、
1死二、三塁で、勝負強い井端を迎えます。

広島ベンチは、梅津から横山竜士にスイッチ。
カウント1-0の2球目、
外へのフォークボールを引っかけた井端
打球はボテボテの三塁ゴロとなってしまいます。
ところが、前進してきた三塁・新井
本塁へ突入する藤井に目が入ってしまったこともあり、
一塁への送球が逸れてしまい、オールセーフ!
(記録は三塁のエラー
これまたラッキーな当たりで、3-3の同点に追いつきます。

なおも1死一、三塁で迎えるは、4番・ウッズ
この日も勝負してくれないうえ、
6回には主審の広いゾーンにクレームを付けるなどイライラ
その怒りをぶつけるかのように、
カウント1-0からの2球目、ややボール気味の
高目のストレートを思い切り強く引っぱたきます!
打球はライナーで、レフトオーバー。
フェンスに当たる間に三塁走者の堂上剛裕がホームイン!
燃えた主砲逆転タイムリーツーベース!
4-3と勝ち越すと、それ以降は押せ押せ状態。
続く森野が初球、センターへ持って行っての犠牲フライ!
さらに中村紀洋は、真ん中低目のフォークを運び、
センター前にポトリと落とすタイムリーでトドメ!
この回結局、打者9人、5安打を集中し、
5点を奪うビッグイニングを作ったドラゴンズ
6-3と、実に見事にゲームをひっくり返します!


3点リードながらも、必勝態勢ドラゴンズ
8回からは、もちろん勝利の方程式
4番手・岡本が相手の早打ちに助けられ、
わずか5球で、三者凡退に打ち取ると、
最終回は、8月初登板となる守護神・岩瀬
投球中にバランスを崩す場面も見られたものの、
代打・井生、梵と打ち取り、2死とすると、
そして最後は栗原を、内角低目へのスライダーで空振り三振。
久々に3人でピシャリと締めて、ゲームセット!
チーム一丸の集中打で、逆転し、
連敗を2でストップさせたドラゴンズ
本拠地・ナゴヤドームで後半戦初白星を飾り、
首位・巨人との差を3.5ゲーム差とキープ。
また3番手の平井に3勝目が付くとともに、
岩瀬には、3試合連続となる28セーブ目が。
後半戦初のナゴドでのお立ち台には、
決勝打のウッズとともに、ラッキーなタイムリーの
堂上剛裕も呼ばれ、ファンの声援に応えました!


怒りの一撃!ラッキーな部分
多々ありましたが、
7回に集中打を集めて、
一挙5点を奪い、逆転で、
後半戦地元初勝利となりました!
7回、1死三塁で
荒木が好判断で5-4-2の併殺。
あれで流れが来てくれればと
思っていたら、
すぐさま谷繁代打・井上の連打から
この日1番スタメン・堂上剛裕のラッキーなタイムリー!
さらに井端の三ゴロが、エラーを誘い同点に追い付くと、
怒りのウッズが強烈なタイムリー二塁打で勝ち越し!
それ以降は押せ押せとなりました。
広島拙攻、拙守にもかなり助けられましたが、
やはりチーム一丸となって、繋がっての5点
この日の前半もそうでしたが、
このところチャンスにあと1本が出なかっただけに、
たとえ結果がラッキーだったとはいえ、
1本出たことが、大きかったですね。
今夜の勝利が今後への良いきっかけ
なってくれることを願いたいです。


投手陣では、先発・山井が4回2/3を2失点。
3回までは良い感じで来ていながらも、
4回以降、またも飛び出した突如の乱調
カーブが決まらなくなり、ボールが先行
ピンチこそ何とか凌いでいたものの、
ああ不安定だと、ベンチとしても
なかなか計算が立てづらいでしょうね。
5回先発して、未だ未勝利
今後の起用法も考えさせられる不思議な投球でした。

それでも今夜のベンチには、執念がありました。
2点ビハインドにも関わらず、2番手以降、
クルス-平井と勝ちパターンの継投。
確かに登板間隔が開いていたという部分もありますが、
勝つんだという気持ちが現れていて、良かったです。
結果、クルスが力み、1点を奪われ、
平井も連打を浴びるなど、良くはなかったのですが、
逆転したことでその平井に3勝目。
これもラッキーな結果なのかもしれません。


巨人阪神を破ったことで、下とは差が開きました。
ドラゴンズ的には、この広島戦でしっかり立て直し、
週末の直接対決へいいカタチで繋いでほしいところ。
第2戦は、吉見の先発が濃厚。
拙攻気味だったものの、広島打線も決して
悪くはないだけに、一発などに気をつけてもらいたい。
そして今季初白星を期待したいところです。
運も実力のうち、この勝利をきっかけに
地元での連勝を期待したいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎タイロン・ウッズ
<7回、逆転タイムリーについて>
「三振をしないことを心がけて打席に立ちました。
何とか外野まで飛ばして点を取りたい場面でした。
いつも思っていることですが
強くボールをたたくことができたと思います。
腰は治療の成果もあってよくなりました。
(トレーナー陣が)一生懸命仕事を
してくれたおかげで出られた。ありがとう。
今日の試合をきっかけに連勝して
巨人を追い抜きたいと思います!」

<タイムリー談話>
「打ったのは、ストレート。
少なくとも犠牲フライで点を取りたいと思ったが、
とにかく強く打とうと思ったよ」

<二塁ベース上では両手の人差し指を
天に掲げて、神様に感謝。
いつも本塁打を打った際に披露するパフォーマンスを見せ>
「接戦のゲームで苦戦していた。
勝負の場面だったからね。
ヒットが打ててなかったんだ。
神様に『ありがとう』って言ったんだ。
あの時は本当にうれしかったんだ」

<6回の第3打席には、低めのストライクの判定に
大きなジェスチャーで抗議>
「毎日、ストライクゾーンが変わるんだ。
きょうは1人目の投手と2人目の投手で、
ゾーンの高さが変わっていた」

<状態は万全ではないが、勝負強さを発揮し>
「コースケ(福留)がいない今、
オレまで休むわけにはいかないだろ。
必死で力強いスイングを続けるだけだよ。
コースケ(福留)は攻守ともにすばらしい選手だから
いないのは、打撃面だけでなく守備面でも痛い。
その分だけ落合監督がよりチーム一丸となって
戦わせようとしている。
でもあの7回はみんなの団結力がすごかったね
皆が団結してエクセレントな仕事をした。
今日のゲームをきっかけに連勝して、巨人を追い抜きたい」
公式HP中スポ時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


◎堂上剛裕
<ファームも含めて今季初めての1番に起用され、
本拠地で初先発。7回のタイムリーヒットについて>
「気持ちで打ちました。
ただ一生懸命ランナーを返すことしか考えてませんでした」

<7試合連続スタメンなど打率.444。最近の調子について>
「チームに貢献できているので満足です。
今のところは良い感じで来ています。
(何が変わったか)えー、そうですね。
チームに貢献したい気持ちが前以上に増えたことです。
今日は初めての一番だったのもあるんですけど、
どうにか出て、次につなぎたい気持ちだけで後は考えてないです。
僕は全力でチームの役に立つので、みんなも後押しお願いします!」

<タイムリー談話>
「打ったのは、スライダー。気持ちが勝ちました。
あっちの方向に打っていれば、いつかはヒットになると思った」

<本拠地で初めてお立ち台に立ち、ファンの声援を浴び>
「今年の目標がお立ち台に立つことだったんで、
少しはドラゴンズの役に立てたかとは思います」
公式HP、中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○高代野手総合チーフコーチ
<堂上剛裕の打撃の成長を絶賛>
「旬だよ、旬。バットスピードが速くなった」
スポニチ名古屋

○荒木雅博
<7回、1死三塁で三ゴロで二封後、
好判断で本塁へ送球、三塁走者の新井を刺す。
名手ならではのとっさの判断で、失点を防ぎ>
「ファーストではゲッツーを取れないと思ったから、
ホームに投げただけです」。
(東京中日、名古屋ニッカン

○イ・ビョンギュ
<4回、右中間を破るタイムリー二塁打>
「打ったのは、ストレート。
チャンスで打ててよかったです」
公式HP、東京中日、名古屋ニッカン

○森野将彦
<7回、センターへ犠牲フライ>
「打ったのは、スライダー。
楽な場面でまわってきたので、
自分のバッティングを心がけた。
最低限の仕事ができました」
公式HP

○中村紀洋
<偵察要員の中田に代わり、6番・三塁で出場。
7回、センター前に落ちるタイムリー>
「打ったのは、フォーク。ラッキーです」
公式HP名古屋ニッカン

○山井大介
<4回2/3を投げ、6安打2失点で無念の降板。
今季5度目の先発でも失敗し、表情は厳しく>
「追いついてもらったのに、
また勝ち越されて申し訳ないです。
4、5回あたりからストライクが入らなくなった」
(中スポ、MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○岩瀬仁紀
<9回に登板。中6日と登板間隔はあいたものの、
打者3人をピシャリと封じ、今季28セーブ目>
「(間隔は)関係ないよ。準備はできていた。
チームが勝ててよかったです」

<今年は開幕から何度か救援失敗を経験。
今でも試行錯誤は続いているという>
「この年になって、
いい勉強させてもらっているなって本当に思う。
去年と一昨年の『2人の岩瀬』に
圧迫されそうになることだってある。
でも、今年はその岩瀬じゃないから…。日々、勉強です。
でもね(野球が)難しいなと思う時ほど
表に見せないようにしているよ。相手にスキを与えちゃうから」
中スポ名古屋ニッカン

○田中監督付スコアラー
<今季初めて『6番』に偵察要員を起用。
この日の広島の先発を欺く徹底ぶりに>
「どこのチームも中日に対していろいろやってくるなあ」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<7回、5本の集中打で逆転勝ち。
後半戦本拠地初勝利を挙げるとともに、連敗を2で止め>
「(勝利の立役者を聞かれて)一樹(井上)だな、今日は。
でも、6回(1死三塁で)に(中村紀洋が)
ショートゴロかセカンドゴロを打っていれば
(展開が)変わっていたのに。
勝手に苦しい試合をしてしまった。
周り(の状況)を見れば簡単に点を取ることができたのに。
(相手の)守りを見れば簡単。
それくらいの余裕を持ってやれるのに。だから苦しむ。
もっと余裕を持ってできると思うんだけどな。
周りが見えないくらい一生懸命なのかもしれないけどな」

<今季初めて(04年8月7日広島戦以来)
スタメン6番に偵察要員(投手の中田)を入れた>
「監督4年目で初めて。
井上も中村紀洋もどっちも(対)広島がいいんだよ。
迷い? たまには迷ってもいいだろ。
(策が)はまっていればこんなに苦しんでいないよ」

<先発の山井は>
「あんなもんだろ。
これからどうするかは投手コーチが決めるだろう。
このまま使うのか、中(継ぎ)で使うのか」

<堂上剛裕への期待>
「がむしゃらにやっている姿に期待している。
結果が伴えばいいし、
伴わなければ2軍から上げてくればいい」

<この日、離脱中の福留がナゴヤドームを訪れて
右ひじ検査のための渡米を報告。
福留本人の意向を尊重する考えを改めて示し>
「福留? オレが痛いわけでも、手術するわけでもない。
本人と球団が話し合って決めること。
クライマックスシリーズ? 間に合わないでしょう。
だから間に合わない戦い方をしている。
今は堂上(剛裕)がチャンスをつかんでいる。
いいケガというか、いい方向にとらえればいい。
これで競争原理が生まれる。
あとはこっちがやりくりすればいい。
みんなで競争すればいいんだ。
生まれ変わらなきゃいけないチームなんだから」
公式HP、東京中日、サンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋12名古屋ニッカン12


今日の公示。(7日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 デニー投手、高橋聡文投手、菊地正法投手
共同通信社


◇菊地正法
<大・社ドラフト4巡目ルーキーが1軍初登録。
北京五輪プレ大会の派遣候補に選ばれていたが、
チーム事情を優先し、代表候補合宿参加を辞退>
「パスポートも初めて作ったんです。
ジャパンに入るのは初めてだったので
楽しみにしていたんですけどね。
1軍でもやることは変わらない。
低めに集めることを意識したい」
名古屋ニッカン

◇高橋聡文
<7月26日から8月3日まで1軍練習に参加も登録されず、
4日から2軍に戻っていたが、この日、1軍に昇格>
「今度こそ昇格? そうですね。
自分が任されたところをしっかり投げたい」
(中スポ)


中継ぎ強化のため、この日、菊地、高橋の両左腕と、
ベテラン右腕のデニーが登録されました。
中でも菊地は、北京五輪プレ大会の
派遣候補を辞退してのプロ入り初の1軍登録
左のワンポイントとして、出番があるでしょうか。
東海地区出身の投手だけに、頑張ってほしいですね。
また関東遠征には帯同していたものの、
結局登録されずじまいだった高橋もようやく登録されました。
デニーはブルペンを引き締めるのが目的でしょうか。
バテが来る夏場カンフル剤になってもらいたいところです。


若竜からの話題。(7日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 12回戦
(7日・あじさいスタジアム北神戸)
   000 001 010=2
 SU 400 000 00× =4
[敗] 浅尾(5試合1勝3敗)
[D本] 澤井1号、2号
[D投] 浅尾、小林
(中スポ、オリックス・バファローズ

●浅尾拓也
<先発し、プロ最長タイの7回を投げ、5安打4失点。
立ち上がり制球が定まらず、いきなり4失点も>
「(2回からは)ワインドアップでバランスが悪いので
セットでの投球に代えました。
試合前から、バランスを考えていたが、
うまくいかなかった。しかし、セットにしてから良かった」
中スポ

●高橋2軍投手コーチ
<浅尾の次回登板に大きな期待をかける>
「プロ入り最長タイの7イニング、投球数101。
へばらなかっただけでも良しとしなきゃね。
これを次につなげてほしい」
中スポ

●澤井道久
<6回に今季1号ソロ、8回に2号ソロと
2本塁打で敗戦の中でひとり気を吐く>
「調子はいいです。打ってアピールしていきます」
中スポ


北神戸でのウエスタン・サーパス戦
先発・浅尾が、立ち上がりいきなり捕まり、
ヒットと連続四球で、無死満塁
4番DH・相川良太のレフトへの犠飛で先制を許すと、
さらに牧田のレフト線2点タイムリー、
吉良のライトへのタイムリーと、一挙4失点
MAX149キロも、真ん中辺りに投げては打たれ、
変化球も甘いなど、制球の方が今イチだったもよう。
しかし2回以降、セットポジションへの投球に
切り替えると、わずか2安打無失点と安定。
結局7回を投げ、5安打、7奪三振、3四球で4失点。
暑い夏場にプロ最長のイニングを投げ抜きました。

一方、打線は、サーパス先発・中山慎也の前に
7回まで澤井今季1号も含めわずか3安打と沈黙。
8回にも澤井が吉田修司からこの日2本目のソロを
放ちますが、目立ったのは、その程度。
2-4で、サーパスの連敗ストップに一役買ってしまいました。
ところでもっか「ファームの主砲」我らが渡邉選手。
この日も『4番・一塁』でスタメンも
3打数ノーヒットに終わったそうです(.294

2007年8月 7日 (火)

地元ナゴヤで苦境打破と、福留検査渡米へ。

きょうからナゴヤドーム広巨6連戦 
李炳圭、ノリ 危機感“打”開


後半戦開始後、4勝7敗とやや失速。
ハマスタでの遠征でも1勝2敗と負け越し、
首位・巨人に3.5ゲーム差をつけられてしまったドラゴンズ
3位・阪神に続き、4位・横浜の足音も聞こえはじめ、
文字通りの正念場となりつつあります。
苦しい状況での戦いが続きますが、
今夜からは久しぶりに地元・ナゴヤドーム
腰を据えての広島、巨人と続く6連戦。
この日、投手陣、野手陣と別々に行われた練習。
主力であるイ・ビョンギュ中村紀洋
若手野手に混じって、休日返上で汗を流しました。


◇イ・ビョンギュ
<休日返上でナゴヤドームでの若手野手練習に参加。
スイングの状態を確認するように打ち込みを行う>
「アドバイスしてもらったことを、しっかり練習したい。
(落合監督からは)両ヒザが突っ張っている。
もっとやわらかく使えば、ボールもしっかり
最後まで見えるようになるし、
バットの出もスムーズになる…(という助言をもらった)」
(中スポ)

◇中村紀洋
<イとともに休日返上で野手陣の指名練習に志願参加。
汗だくになりながら、バットを振り続け>
「酸欠になりそうや。暑い。めっちゃ暑い。
スタメン復帰? わからん。それは本当にわからんよ」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇堂上剛裕
<2週連続のコイ料理に燃え、返り討ちに意欲。
広島側も対策を練ってくると思われるが、謙遜し>
「本当に研究してくるんですかね。
(一度戦った相手との初の再戦に)大丈夫です」

<本拠地でのがい旋スタメンを心待ちに>
「ナゴヤドームでの応援に応えたい。
(友人たちも)誰かは来てくれるでしょう」
(東京中日、名古屋ニッカン

◇田中大輔
<ナゴヤドームでの練習に参加。
本拠地ナゴヤドームでの初めての試合に向け>
「名古屋で受ける声援はうれしいと思うので、
一生けん命頑張りたい」
名古屋ニッカン

◇タイロン・ウッズ
<ナゴヤドームで、張りを訴えていた
背中の超音波治療を受けて、笑顔で球場を後に>
「痛み? 大丈夫だ。
問題ない。試合にも出られる」
(東京中日)

◇高代野手総合チーフコーチ
<6月中旬の腰痛との違いを強調。
ウッズの広島戦出場に支障がない見通しを示す>
「軽症。問題ない」
名古屋ニッカン


月曜日恒例となっている若手中心の練習に、
練習メンバーに入っていない異色の面々が!
若手よりも早くグラウンドに出てきて、黙々とランニング。
さらに汗びっしょりになりながら、打ち込みを行っていたのは、
主力でもあるイ・ビョンギュ中村紀洋でした。
本来の力を発揮すれば、ともにレギュラーは堅い2人。
それでもが2試合、中村紀洋も1試合のスタメン落ちと
若竜の成長もあり、その立場は決して安泰ともいえません。

空調もついていない蒸し暑いドームで
必死に汗を流していたのは、やはり自らにある危機感
自らの調子を上げて、それにより、
低迷気味のチームの勝利に貢献したい。
現状打破への意気込みの現れが、この行動に繋がったのでは。
さらにこの2人が参加し、汗を流したことが、
若手選手へも好影響を与えたようで、
普段の休日練習とは違った空気が流れていたようです。


福留が離脱し、大きな穴となってしまった「3番」。
井端井上、もしくは堂上剛裕の抜擢も予想されるなか、
できれば、この日の休日返上組の2人のどちらかに
その座を埋めてもらいたいところですね。
特に中村紀洋のさらなる上昇に期待しています。
後半戦に入り、打率.343と好調を維持。
シーズン打率も.292と、3割目前というところまできています。
しかし師匠である指揮官には、その考えはない様子。
1番から4番まで全て右打者となってしまうなど
他の打者を兼ね合いを考えると、やはりイ3番となるのでしょう。
ただ中村紀洋が調子を上げ、ポイントゲッターとなれれば、
森野を3番に置くなど、別のバリエーションも可能。
まあどちらにしても、好調が長続きしていないため、
そういう起用の決定打にならないのが、痛いところなのですが。

苦しいチーム状態のなか、この6連戦
どう戦うかによって、ペナントの流れが変わりそう。
4強2弱となりそうなセ・リーグで最も勢いがないドラゴンズ
それでも何とか地元で息を吹き返し、
巻き返しへのきっかけにしたいところ。
休日返上の意気込みやヨシ。あとは結果が付いてくれば。
まずはその必死さをプレーに結びつけてほしいと思います。


◇山井大介
<きょう7日、対広島初戦の中スポ先発予想>
「確かに勝てば上にいけるし、負ければ引き離される。
でもそれを考えては投げられない。
(投球が)マイナスの方に向かうかもしれないですから」

<今季4試合に登板して未勝利。
制球を課題に1週間必死に調整してきた>
「僕の球が谷繁さんのリードについていけていない。
試合序盤でスライダーを狙われている感じがする。
それならスライダーでファウルを取れるようにしないといけない。
調子は良くなっています。
課題そのものは少しずつ減ってきています。
チームに白星がついて、自分にも勝ちがつけばそれでいいです」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン名古屋タイムズ

◇吉見一起
<8日の広島第2戦の先発予想>
「巨人との差はわかっています。
でも僕は目の前の相手しか考えてません。
チームに貢献するためには勝つことです」

<前回登板の広島戦では、5回まで投げて4失点。
序盤に点を取られたことが響いた。
栗原に喫した3ランの残像がこびりつく>
「前回は良くもなく悪くもなくという投球でした。
50点ぐらいでしたね。
(栗原には)本塁打を狙って、内角しか
待っていないところに投げてしまった。
あの後チームの方からも、
『テレビで見てる人もなんで?と思う』と言われました。
次は味方が点を取った後にきっちり抑えることと、
次の1球までしっかり考えて意味のある球を投げることです。
(2軍で先発ローテを守り)試合中に悪くても
修正できるようになったし、余裕が出てきた」
中スポ名古屋タイムズ


すげーあちーよぉ!一方、投手陣
炎天下のナゴヤ球場
練習を行ったもよう。
きょう7日からの広島戦
そして週末の巨人3連戦に備えて
川上、朝倉、小笠原、
中田、山井、吉見ら

ランニング、キャッチボールなどで
精力的に汗を流しました。
おそらく広島戦の先発は、山井、吉見、朝倉
巨人戦が、川上、小笠原、中田となるのでしょう。
自分的には朝倉がどこで投げるのかが気になります。

ところで広島戦に先発する、山井、吉見
ともに前週の市民球場で登板しましたし、
相手打線の調子等は、わかっていることと思います。
山井に関しては、立ち上がりを大事にいくこと。
吉見に関しては、制球と思わぬ1球に気をつけること。
もしかしたら、吉見は再び田中とのバッテリーで
リベンジとなるかもしれません。

正念場ともいえる、今回のナゴヤドーム6連戦。
ムダなゲームなどは、1つもありません。
あくまでも先発投手は「勝ちに行くこと」。
今季初白星に向け、気を入れて臨んでほしいと思います。


今日の公示。(6日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 鈴木義広投手、久本祐一投手、S・ラミレス投手
共同通信社


この日、鈴木、S・ラミレス、久本
中継ぎ投手3人が登録を抹消されました。
ともに結果を残せずの再調整。
代わって上がってくるのは、やはり投手でしょうね。
昨日ウエスタンで好投した菊地をはじめ、
高橋、樋口、デニーらの昇格が予想されています。
特にこれで岩瀬1人となってしまった左腕
チャンスを掴める若竜の登場が待ち遠しいです。


ナゴヤからの話題。(6日)

◆福留孝介
<遊離軟骨による右ひじ痛で2軍で調整中。
この日午前、球団事務所を訪れ、西川球団社長と会談。
その席で検査のため、8日に渡米することを報告。
報道陣に対し、自分の思い、考え方を吐露>
「チームの方針なので、選手のぼくが話すわけにはいきません。
ファンのみなさんが心配してくれるのはよく分かっています。
ぼくのことよりチームのことを心配してください。
けがで苦しんでますというのが(新聞などに)出るよりは、
もっと若い選手を書いてほしいと思うし、
ぼくがやることは元気な姿をみせることなんです。
早くみせたいといっても、
(けがで)今はそういうわけにはいかないから」
中スポスポニチ名古屋

◆西川球団社長
<この日、福留と会談。
本人から経過報告を受け、渡米することを明らかに>
「8日に米国へ行き、向こうの医師の最終的な診断を受けます。
リハビリについてなど、症例を聞きたいと言っていた。
それで手術をするかどうかを決めると報告を受けました。
診察を受けてからだが、そのまま手術するかも知れない。
向こうで手術をすれば、リハビリは向こうになるかもしれない。
この前(7月26日の会談)のとき(現地なら)湿気が少ないから、
1カ月くらい期間が早くなると言ってた。落合監督もそう言っとった。
湿度の高い日本と低い米国では完治も1カ月ほど違う。
向こうで見てもらって決める。日本で手術の可能性もある。
クライマックスシリーズ? それは無理じゃないか。
手術したらまともな練習ができない。
今季のクライマックスシリーズ出場は無理だろう」

<米国で手術をすることになる場合でも、
渡航、滞在費用を含め、球団が全額を負担。
プレーが原因で悪化とのこともあり、公傷扱いに>
「彼は球団の宝だし球界にとっても大事な選手。
向こうで手術をするなら、球団が全面的にバックアップする」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン


遊離軟骨による右ひじ痛のため長期離脱中の福留が、
検査のため、8日に渡米することが決まりました。
この日午前11時すぎに球団事務所を訪れた福留から
経過報告を受けた西川球団社長が明らかにしたもので、
ロサンゼルスのルイス・ヨーカム医師から
実際に診察をしたいと連絡があり、その診断結果で
手術をするかどうかを決断することになるとのこと。
実際、米国で手術することになれば、
そのままリハビリも乾燥気候の現地で行うことが有力。
復帰までに約2カ月から2カ月半かかるということで、
クライマックスシリーズ出場を含め、
今季中の復帰は、極めて厳しい状況になりそうです。
なお福留はきょう7日、ナゴヤドームを訪れ、
落合監督に現状と渡米の報告をする予定。


自分的には、福留の復帰は、
今季に限っては、可能性薄だろうと考えています。
それでも野球人・福留孝介としては、
今後のためにもしっかりと治してもらわないと。
おそらく手術となりそうですが、良い方向へ向かってほしいですね。
再び背番号1の元気な姿が見られることを心待ちにしています。

2007年8月 6日 (月)

追い付けど追い越せず、競負竜ベイに連敗。

中田、しっかりせい!! 
4四球…もどかしい6失点KO


初戦13点大勝、2戦目完封負け
両極端なゲームをしてきた2位・ドラゴンズ
迎えた横浜スタジアムでの対横浜第3戦。
1位と2.5ゲーム差、3位と2ゲーム差と
混戦化しているペナントレースで、
カード負け越しはぜひとも避けたいところ。
連日同様、蒸し暑いなかでのゲームは、
中盤まで競り合いとなりましたが…。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 15回戦
(5日・横浜スタジアム | 中日7勝8敗)
18057人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜 ×
[敗] 中田(19試合8勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、岡本、クルス - 谷繁

【ゲームレビュー】
競り負けて2連敗
先発・中田は序盤に乱れた。
1回に1点を失い、3回には1死一塁から村田に左越え2ラン。
4回にも2死から金城にソロを浴びた。
打線は中盤に反撃。3点差を追う4回、
イ・ビョンギュ、堂上剛裕、谷繁の3連打で2得点。
再び2点差とされた直後の5回にも
堂上剛裕の適時打などで2点を奪って追い付いた。
しかし、7回に中田が2死二、三塁のピンチを招き、
代わった岡本吉村に決勝の右中間二塁打を浴びた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


前夜完封負けを喫し、ドラゴンズは、
またも打順の入れ替えを敢行。
好調の井端を3番に入れ、荒木、英智の1、2番。
さらに疲れ気味の中村紀洋をスタメンから外し、
5番・サードで森野、6番・中堅イ・ビョンギュという布陣に。

先制したのは、今夜も横浜
ドラゴンズ先発・中田が、1死から
石井琢朗にレフト線へのツーベースを許すと、
続く金城は三塁ファウルフライで2アウト。
しかし4番・村田に初球、真ん中低目のストレートを運ばれ、
右中間フェンス上段に当たるタイムリーツーベース。
中6日で自己ベストの9勝目を目指す中田
早くも1点を失ってしまいます。

一方、ドラゴンズ打線も続く2回に反撃。
本拠地初先発となった
希望枠ルーキーの高崎健太郎を攻め、
2死からがセンター前に運ぶヒットを放つと、
続く堂上剛裕は内角高目のカーブを弾き返し、
ライト線へ落ちるツーベース。
ヘッドスライディングで二塁に飛び込み、チャンスを広げます。
続く谷繁とは勝負をさけ、満塁で中田と勝負。
その中田が遊ゴロに倒れ、チャンスをモノにできません。


初回に続き、2回も不安定な中田
先頭の吉村にライト線へのツーベースを浴びると、
続く鈴木尚にはフォークを叩きつけてしまい、四球。
さらに谷繁が一塁方向へ弾く間に、吉村に三塁へ進まれます。
無死一、三塁で迎えるは、8番・相川
しかし内へのストレートで打ち取り、ライトフライ。
それでも犠牲フライかと思いきや、
リードが大きすぎた吉村は、タッチアップができず。
これが幸いし、中田は続く高崎を空振り三振に取ると、
仁志も三塁フライに打ち取り、ピンチを凌ぎます。

ところが3回ウラにさらに手痛い一発を。
1死から金城に一塁横を抜かれ、ライト前に運ばれると、
続く村田には、カウント0-1からの2球目、
中に入ったストレートを思い切り引っ張られ、レフトスタンドへ。
3試合連続となる2ランホームラン
3-0となり、ゲームの流れがやや横浜へと傾いてしまいます。


初モノ・高崎の前に3回まで無得点のドラゴンズ
しかし4回、ラッキーな当たりからチャンスを得ます。
1死からの当たりは、右方向へのゴロ。
ところが一塁ベースに当たると、大きくはねてライト線へ転々。
ツーベースとなり、出塁します。
これに続いたのが、堂上剛裕
初球、外角高目の落ちないフォークを
積極的に弾き返し、センター前へのタイムリー!
1点を返すと、谷繁もさらに続き、
内へのストレートをきっちり腕をたたんで、左方向へ!。
レフトフェンスを直撃した打球は、
捕ろうとして激突した鈴木尚をよそに転々…。
その間に堂上剛裕が一気に生還。
タイムリーツーベースとなり、3-2と1点差に迫ります!

1点差と打線の援護をもらった中田
それで良くならず4回、またも一発を浴びてしまいます。
2死から迎えた3番・金城にカウント2-1からの4球目、
真ん中高目ののストレートを捉えられ、ライトスタンドへ。
再びリードが広がり、4-2
援護をもらった直後、実に嫌な点の失い方をします。


ところが5回、ドラゴンズ打線が粘りを見せます。
プロ初勝利の権利が見えてきた高崎から、
先頭の英智の代打・井上が四球を選ぶと、
続く井端が三塁線を抜いていくツーベース。
無死二、三塁とチャンスをさらに広げます。
しかしウッズが初球を打ち上げるも、浅いライトフライ。
犠牲フライにはならず、ランナーそのまま。
それでも横浜ベンチは、高崎を4回1/3であきらめ、
左の那須野にスイッチ、勝負に徹します。

ランナーを2人置いて、迎えるは、森野
地元・神奈川でのミスター3ランに
期待が掛かりましたが、当たりは、二塁へのゴロ。
1点はやむなしの横浜内野陣
一塁への送球の間に、井上が生還。
4-3と1点差に迫ります。
続くが追い込まれながらも、四球を選び、
2死一、三塁として迎えるは、堂上剛裕
前打席同様、この打席も積極的に叩きます。
カウント0-1からの2球目、
真ん中高目のチェンジアップを捉えると、
ライト前へのタイムリー!
この日2打点目となる大きな一打で、4-4
ドラゴンズが中盤に同点に追いつきます。

なおも2死一、二塁となったところで、
横浜ベンチは、那須野から横山にスイッチ。
迎えるは、こちらも前打席タイムリーの谷繁
しかしフルカウントからの8球目、
真ん中低目のフォークに、空振り三振
惜しくも同点止まりに終わってしまいます。


同点にしてもらったことで、息を吹き返した感の中田
5回、6回とともに三者凡退。
何とか投げ抜き、三たびの味方の援護を待ちます。
それが功を奏すか7回、ドラゴンズにチャンスが。
この回から登板の横浜4番手・木塚から
途中から4番の中村紀洋が三ゴロエラーで出ると、
代わった吉見から、森野の5球目に中村紀洋がスタート。
森野は空振り三振に倒れたものの、二盗に成功します。
続くが四球を選び、1死一、二塁。
ここで迎えるは、今夜2本のタイムリーの堂上剛裕
期待が持てる打者においしい場面が回ってきます。

対する吉見はオール直球、内角をぐいぐい攻め込みます。
堂上剛裕もファウルで粘りますが、
カウント2-1からの4球目は、内角高目のストレート。
何とか当てた堂上剛裕
しかし三塁への弱いファウルフライ。
惜しくも3本目のタイムリーならず…。
絶好のチャンスは、無得点に終わってしまいます。


6回を投げ、103球。
同点のまま7回ウラのマウンドに上がった中田
しかしこの回は疲れもあってか、制球が再び乱れます。
先頭の石井琢朗に初球、左中間に運ばれると、
続く金城は二塁ゴロで4-6と封殺するも、
村田にはフルカウントからカーブが外れ、四球。
1死一、二塁と走者を溜めてしまいます。
続く佐伯を何とか一塁ゴロに仕留めるも、
ランナーがそれぞれ進み、2死二、三塁。
ここで落合監督がマウンドへいき、投手交代。
結局この日中田は、6回2/3、121球を投げ、
8安打5奪三振4四球、4失点(結果6失点)での降板。
途中持ち直したものの、序盤の悪さが響き、
自己最多となる9勝目はお預けとなりました。


代わって登板となったのは、岡本
8月に入って最初の登板は、いきなりのピンチ
迎えた吉村を初球からフォークの連投で追い込みます。
ところが、カウント2-1からの4球目、
外角低目へのフォークは、それまでに比べやや甘かった
うまくバットに乗せられると、打球は右中間フェンスを直撃。
2点タイムリーツーベースとなり、6-4
実に痛すぎる2点を失ってしまったドラゴンズ
またも競り合いに敗れる結果となってしまいました。

8回は、続投の吉見の前に三者凡退に倒れると、
9回に登板は、クローザー・クルーン
ドラゴンズは、2番からの好打順も、
井上空振り三振、井端一塁フライ、
そして中村紀洋も初球、二塁フライに倒れ、ゲームセット
同点に追いつく粘りを見せながらも、追い越すことができず、
4位・横浜に連敗してしまったドラゴンズ
ハマスタ3連戦も1勝2敗と負け越し、
3位・阪神とはついに1ゲーム差
首位・巨人の背中がやや遠ざかる苦しい状況となってしまいました。


勝つことが先発の仕事だぞ。序盤、中田が波に乗れず、
リードを許すも、
中盤に下位打線が繋がって、
一時は同点
しかし勝ち越すこと
できないまま、
投手陣が踏ん張れずの競り負け
ベイに負け越し、
いよいよ2位が危うくなりました。

前夜完封負けを喫した打線。
初モノである高崎を2回り目に捕まえ、
イ、堂上剛裕、谷繁の連打などで2点を奪い、
さらに5回途中で、代わった那須野を攻め込み、
同点にまでは追い付いたのですが、
突き放すことができなかったのが、痛かったですね。
このところの傾向で追い付くところまでは
行きながらも、一歩前に進めない
押せ押せ気味だった5回2死一、二塁。
さらに7回の2死一、二塁という場面で
あと一押しできれば違っていたと思うと残念です。

また今回の3連戦、相手の4番が3試合連続本塁打に対し、
こちらの4番はノーアーチのうえ、途中交代。
その辺のもカード負け越しに繋がったのでは。
今夜に関しては、踏ん張りきれなかった投手陣ですが、
やはり打線が、主軸が繋がって、引っ張っていかないと、
なかなか勝利には結びつきません。
打順を組み替えても、効果がなさそうですし、
厳しい状況が続きますが、できるだけ早く脱してほしいです。


そんななかでも収穫は、やはりこの選手
4回にタイムリー、5回に同点打など
プロ2度目となる猛打賞を放った堂上剛裕
フォークにうまく対応していましたね。
積極的な打撃に、現状では一番
何かしてくれそうな予感がします。
ただ悔しかったのは、やはり7回の場面。
またもチャンスで回り、強い運を持っているなと感じましたが、
結果、吉見のインハイのストレートに力負けして三邪飛。
あれで反撃への流れが止まった感が…。
神宮3連戦でプロ初安打、初打点、初本塁打でブレイクし、
広島-横浜という今回の遠征で一気に成長した若竜・剛裕
まだまだ経験が浅く、目一杯な状態ですが、
今後の働きしだいでは、スタメンにも定着できそう。
明日からの地元・ナゴヤでのゲームで、
この成長株のさらなる活躍を期待したいです。


一方、投手では先発の中田が、
7回途中まで投げ、8安打4四球で6失点。
交流戦での小久保(福岡ソフトバンク)に続き、
今度は村田天敵と化していますね。
初回のタイムリーに、3回の2ランと簡単にやられすぎ。
続く4回にソロを打たれた金城とともに
相手の3、4番にあれだけ打たれると、
正直、抑えている感じが全然しないです。
ただ同点以降の5回、6回を踏ん張れたことは評価したいなと。
そのまま凌いで、打線が勝ち越してくれれば文句なしでしたが、
結局粘り切れずに7回に捕まってしまい、結果6敗目
ロングゲーム仕様の投球も悪い意味で健在。
勝利を掴むためには、もう少し締まった投球
していかないといけないでしょう。


5連勝の首位・巨人とは3.5ゲーム
3位・阪神と1ゲーム、さらに4位・横浜と1ゲームと、
ドラゴンズが連敗したことで、
さらに下との差が詰まってしまいました。
4チームのなかでは、もっとも状態が悪そうなムード。
しかしこの日で、夏の屋根なし遠征も終わり。
6日からは、地元・ナゴヤドームでの6連戦となります。
現状では「地元で出直そう」というところでしょうね。
まずは6日からの広島戦でしっかり状態を立て直し、
週末の巨人戦へと繋げてほしい。
とにかく今が踏ん張りどころ。竜戦士の奮起を望みます。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●中田賢一
<打線の援護を受けながら、
7回途中まで2本塁打を含む6失点で6敗目>
「序盤にポンポンと点を入れられてしまって、
リズムを崩してしまった。
(村田、金城の)ホームランがもったいなかったです。
何とか試合をつくろうと一生懸命投げたんですが…。
打線が粘ってくれたのに、もう少し頑張ればよかった」

<初回に先制の適時二塁打。3回には再び2ラン。
今季、村田に12打数6安打8打点と打ち込まれている>
「昔から打たれている。
いいところに投げても打たれているので、
タイミングが合ってしまうのかもしれない。
(7回は)勝負にいったけど四球になってしまった」

<決め球の制球を欠き、球数を増やしてしまい>
「2ストライクからの攻めですね。それが今後の課題です」
(中スポ、共同通信社時事通信名古屋ニッカン名古屋タイムズ

●岡本真也
<7回2死二、三塁で中田をリリーフも、
吉村に右中間へ適時二塁打を浴び>
「自分の思ったコースには投げられた。
打った方がうまかったのかもしれないけど、
打たれてはいけない場面だから…」
(中スポ)

●堂上剛裕
<4回、センター前へタイムリー、
5回には右前へ同点打を放ち、プロ2度目の猛打賞もマーク>
「(4回の適時打には)ちょっと(バットの)先っぽだったけど、
良い角度で(打球が)上がってくれました。打ててうれしいです」

<しかし勝ち越しチャンスだった
7回2死一、二塁に三邪飛に倒れ、勝利を呼び込めず>
「あそこで打たないと意味ないです。
あんなにガンガン攻めて来るとは…」

<イニングとイニングの合間、
1試合に何度もネクスト付近まで寄っていく。
相手投手の投球練習で球筋を見るため>
「知らないピッチャーばかりですけど、
何球かは見られるので。
経験がないからやってるんです。
あまりやり過ぎると怒られるんですけど…。
でも、やらずに打てなかったら、もっと嫌なので」

<次の試合を見据えて球場を後に>
「ナゴヤドーム(7日からの広島戦)でも頑張ります」
中スポMSN毎日新聞スポニチ名古屋
名古屋ニッカン名古屋タイムズ

●タイロン・ウッズ
<背中の張りを訴え、5回の守備から中村紀洋と交代>
「背中に違和感があった。そんなに深刻じゃない。
監督と話して大事を取った。1日休めば次の試合は大丈夫」

<6月に腰痛を訴えて欠場しているが>
「この前痛めたのと同じくらいのところだけど、
前みたいなことはない」
中スポ時事通信名古屋ニッカン

●中村紀洋
<休養が理由によるスタメン落ちも、
5回の守備からウッズに代わり、一塁に入る>
「自分では出るつもりだった。疲れは全然ない」

<一塁守備では8回に岡本との連係で好守も>
「急な話でしたが何とか無難にこなせました。
一塁ミット? 新井のを借りました。
できることをやっていくしかないですよ」
共同通信社


◆鈴木義広
<練習で、見た目は普通の硬球だが、
中身が鉛のボールを使っている。
球離れを遅くするのに有効で、
肩をしっかり回して投げられる効果があり>
「キャッチボールのとき、
初めの何球かそれを使って投げています」
(中スポ<ドラ番記者>

◆田中大輔
<試合前、田村コーチとマンツー・マンで
猛暑のグラウンドで捕球、スローイングの特訓
昇格以来、連日続いている特訓にフラフラ>
「やばいっす…」
名古屋ニッカン


●落合監督
<試合後、シャッターを押すカメラマンに>
「写真を撮っても同じだ。
負けた時も勝った時もオレは一緒だから」

<一時は同点としたが、
投手陣が踏ん張りきれず横浜に連敗。
薄ら笑いを浮かべながら淡々と話す>
「追い越せなければこうなるんだ。
きょうはそういう力関係だったということだろう。
今の力ではこうだということなんじゃないか」

<先発で7回途中6失点の中田には手厳しく>
「ゲームをつくれなかった? 
先発の役割はゲームをつくることじゃないぞ。
勝ちに行くんだ。今のプロ野球のピッチャーは、
12球団そこを勘違いしている。
『ゲームをつくったので…』
そうじゃない。勝ちにいくことが仕事なんだ。

マウンドに上がったらまずは完全試合だ。
四球を出したらノーヒットノーラン。
次に完封、そして完投と狙わなければ。
5回、6回を投げて『』なんて価値がない。
そんなピッチャーはいらん。
昔のピッチャーはみんなそう言うよ。
それくらいの気持ちがなけりゃ、
こんな舞台で仕事はできないさ」

<この日、疲れの見える中村紀洋を
スタメンから外したことについて>
「ここ何年(3年)もまともに(1シーズン)
やってないんだから、へたって(疲れて)いるだろう」
(東京中日、共同通信社時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン


若竜からの話題。(5日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 19回戦
(5日・ナゴヤ球場)
  100 100 000 =2
 D 000 000 020 =2
(9回規定により引き分け)
[D本] 中村公治2号2ラン
[D投] 樋口、齊藤、菊地、デニー、金剛、小林
公式HP、中スポ)

【ゲームレビュー】
初回1死一、三塁から吉田にセンターに運ばれ、先制を許すと
4回無死一、三塁、鞘師の遊ゴロ併殺の間に1失点。
先発の樋口は、5回を投げ、2失点で降板。
攻撃陣は、7回まで2安打無得点に抑えられるも、
敗戦濃厚な8回、無死一塁から中村公治
センターバックスクリーンに同点2ランを放つ。
9回お互い得点できず、規定により9回引き分け
公式HPより)


△菊地正法
<プレ五輪の日本代表候補が3番手で登板。
7回から1イニングを投げ、打者3人をピシャリ。
8日からの合宿(神戸)に参加する予定だったが、
球団の事情により、辞退することに>
「ジャパン(合宿)に行っても、
こちらに残ってもチャンスだと思っています。
やることは一緒なんで。結果を出していくだけです」
中スポスポニチ名古屋

△樋口龍美
<先発し、悪いながらも5回を8安打2失点>
「左打者にコントロールが悪かった。課題です」
公式HP

△中村公治
<8回、センターバックスクリーンへ2号同点2ラン。
笑顔で会心の一打を振り返り>
「久々に会心の当たりでした。
芯(バット)に当たりました。手応えありでした。
(5回は)ライト前にヒットを打てたのがよかった」
公式HP中スポ


前日に続き、ナゴヤ球場でのウエスタン・広島戦
先発の樋口が立ち上がりから不安定な投球。
初回、吉田のタイムリーで1点を失うと、
4回にも併殺の間にもう1点。
5回を2失点も8安打を浴び、ピンチの連続だったもよう。
一方、今朝の中スポ等で注目されていたのは、
3番手で登板のルーキー・菊地
低めに制球され、変化球のキレも上々で
7回からの1イニングをきっちりと三者凡退
今月13日開幕のプレ五輪の日本代表1次候補にも
選出されたその実力ぶりを披露しました。
ところでその菊地ですが、
実はその候補合宿を辞退することが判明。
中スポでは「球団の事情により」と出ていましたが、
スポニチ名古屋では「1軍昇格」とも言われています。
ドラフト時には即戦力の声もあった菊地
左腕不足の中継ぎに名乗りを上げるのかもしれません。

ゲームは、広島先発の高卒ルーキー、
前田健太の前に、打線が7回までわずか2安打無得点。
しかし8回ウラ、2番手・佐藤剛士から
中村公治のセンターバックスクリーン左への2ランで
同点に追いつき、そのまま9回規定により引き分けとなりました。
なおこの日も『4番・一塁』スタメンの我らが渡邉選手
右前打、遊直失策、中飛、遊ゴロの
3打数1安打に終わりました。(.357

2007年8月 5日 (日)

打疲竜一転完封負け、首位より3位がやや近し。

竜、起きろ!! 背後に虎…2差接近

猛打爆発でエース対決を制したドラゴンズ
迎えた横浜スタジアムでの対横浜第2戦。
2ケタ安打の次の試合は、
打ち疲れて沈黙というのが得てしてあったりするもの。
前夜17安打13点を放ったドラゴンズ打線は、
それに当てはまってしまうのでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 14回戦
(4日・横浜スタジアム | 中日7勝7敗)
21925人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜 ×
[敗] 小笠原(12試合6勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、朝倉、鈴木、久本 - 谷繁

【ゲームレビュー】
打線が横浜の投手陣に散発4安打に抑えられて、完封負け
1回、井端の二塁打などで1死一、三塁の絶好機をつくったが、
ウッズが空振り三振、森野が二ゴロに倒れた。
6回以降は継投策に封じられた。
先発・小笠原は1回に1失点。
5回までは無失点でしのいだが、
6回に村田にソロを浴びて追加点を奪われた。
継投した朝倉、鈴木も失点した。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


横浜の先発は、予想されていた土肥ではなく、
6年目右腕の秦裕二を中2日で起用してきました。
今季初先発となったの立ち上がりを
前夜17安打のドラゴンズ打線が攻め込みます。
先頭の井端がレフト線へのツーベースで出ると、
荒木の二塁ゴロで三塁へと進みます。
続く井上が四球を選び、1死一、三塁とチャンス。
しかしウッズが真ん中低目のスライダーに
タイミングを外され、空振り三振に倒れると、
森野が2球目を叩き、一二塁間を抜けようかという当たり。
しかし二塁・仁志が追いつき、一塁アウト。
先制のチャンスを活かすことが出来ません。

一方、ドラゴンズの先発も
当初予想の朝倉ではなく、中6日で小笠原をそのまま起用。
しかし立ち上がり、先頭の仁志をショート内野安打で出すと、
石井琢朗に送られ、二塁へ進められます。
ここで迎えるは、3番・金城
カウント1-2からの3球目、
内へのストレートを叩かれると
打球は、右中間突破のタイムリーヒット。
わずか7球、あっという間に1点を失ってしまいます。

2回は三者凡退に切ったものの、
小笠原は3回ウラにもピンチを招きます。
1死から石井琢朗にライト前に運ばれると、
続く金城の4球目にワイルドピッチで二塁へ。
その金城は粘られた末、二塁フライに打ち取りますが、
村田とは勝負を避け、四球。
2死一、二塁と走者を溜めてしまいます。
続く佐伯の当たりは、レフト前へ落ちるヒット。
2死ということもあり、二走の石井琢朗が三塁を回るも、
打球を捌いたレフト・堂上剛裕好返球!
カットなしの低いボールがスリーバウンドながら、
ブロックする谷繁にストライクで届き、本塁タッチアウト!
1軍初披露となった強肩で、プロ初補殺をマーク!
見事な送球で、追加点を防ぎます。


初回こそからチャンスを作れたものの、
2回、3回と抑え込まれているドラゴンズ
しかし4回、ミスも絡んでチャンスをもらいます。
先頭のウッズが四球を選ぶと、
中村紀洋の4球目にワイルドピッチ!
ウッズは二塁へと進みます。
しかし中村紀洋は、内への緩いカーブに空振り三振。
続く堂上剛裕も二ゴロに倒れ、この回も無得点。
5回も2死から井端が、一塁ベースに当たる
ラッキーなツーベースで出塁しますが、
荒木は浅いライトフライに倒れ、スリーアウト。
緩いスローカーブなど変化球がさえる
翻弄されてしまい、5回まで0に抑え込まれます。


調子こそ良くはないものの、
失点は初回の1点のみに凌いできた小笠原
しかし6回ウラ、悔しい一発を浴びてしまいます
前の回の打席中に金城が盗塁失敗。
打ち直しとなり、先頭となった村田に、
カウント2-2からの5球目、内角高目のストレートを
叩かれると、打球はレフト中段へのホームラン。
我慢しきれずに、ついに2点目を奪われると、
続く佐伯にもライト前に運ばれてしまいます。
するとベンチから落合監督がマウンドへ。
いつもならここで交代となるはずですが、今回は違いました。
スコアボードを見ながら指示を与えると、そのまま続投

しかし続く吉村の犠打と小池のライトフライで
2死まで持ってきますが、相川の二塁内野安打で
一、三塁とピンチを広げてしまいます。
ここで横浜ベンチは、吉見に代えて、ベテランの種田
次の1点で、ゲームの流れが決まりそうな場面。
カウント0-3とストライクが入らず、苦しい小笠原
4球目、外角高目のストレートを叩かれます。
しかし良い当たりながらもライト正面のフライ。
どうにかピンチを凌いだ小笠原
この日は、6回、113球を投げ、
8安打5奪三振3四球で、2失点。
打線の援護なく、マウンドを降りました。


7回ウラ、ドラゴンズの2番手にビックリ!
なんとローテーション投手の朝倉がマウンドへ。
登板間隔が開いたための
調整登板が理由のようでしたが、
中継ぎのリズムを掴めぬままに、追加点を。
先頭・仁志に右中間フェンス直撃のツーベースを浴びると、
続く石井琢朗が送って三塁へ。
続いて迎えたこの日2安打の金城に、
カウント2-1からの4球目、中に甘く入ったフォークを
はじき返され、ライト前へタイムリー。
手痛い3点目を奪われてしまいます。

さらに8回ウラは、4番手の鈴木が捕まります。
先頭の吉村に四球を与えると、小池が送って二塁へ。
続く相川の二塁左へのゴロを
逆シングルで捕りにいった荒木が弾いてしまい、ヒット。
捕れたアウトを掴み損ね、1死一、三塁とピンチを広げてしまいます。
ここでドラゴンズベンチは、5番手に久本を投入。
しかし加藤の代打・鈴木尚の3球目、
ワイルドピッチで、二、三塁としてしまうと、
続く4球目は痛烈な一塁への当たり。
ウッズがミットに入れる好守を見せますが、
本塁へ遅れず、その間に吉村が生還し、4-0
そしてこの日2安打と燃える仁志に、
カウント1-2からの4球目、真ん中低目のスライダーを
弾き返され、レフト前に落ちるタイムリー。
この回2点を失い、5-0
ダメを押され、勝負は決してしまいました。

最終回、横浜ベンチ
5点リードにも関わらず、クルーンを投入。
点差もあることからビュンビュン投げ込むクルーン
先頭のウッズがオール159キロのストレートに
3球空振り三振に倒れると、続く森野も三塁ゴロ。
そして中村紀洋の代打・新井
外への158キロストレートに
見逃し三振に倒れてしまい、ゲームセット
17安打13得点猛爆が一夜にて一転、
4安打12三振で無得点の完封負けを喫したドラゴンズ
緊急先発のに今季初白星を献上。
また6回2失点と先発の役目を果たしながら、
打線の援護がもらえなかった小笠原、今季2敗目となりました。


小笠原、続投。猛打爆発から一転の、
4安打完封負け
緊急先発のの登板は
読んでいたようですが、
初回の1死一、三塁の
チャンスを逸した後は、
そのに翻弄されてしまい、5回まで無失点。
さらに6回以降は、横浜の継投策の前に、
8回の荒木のヒット1本のみ。
終盤、どんどん加点していく横浜打線に対し、
加藤-クルーンの前に手も足も出ないドラゴンズ打線
そのコントラストがかなりハッキリしてしまったのが、
とても淋しく感じたゲームでした。

やはり初回、緊張気味のを攻め込めなかったのが、
敗因となってしまうのでしょうか。
ただそれ以外でもこの日の横浜目の色は違っていたような。
前夜、大敗を喫して、4位に転落。
連敗すると、貯金がなくなってしまうというチーム状況。
さらに個人ではスタメンを外された仁志の意地。
チャンスをモノにしてやるというの意気込みなど、
やってやるぞという気迫が見えてきましたが、
その一方で、ドラゴンズ打線は、やけに淡泊
守備では3回2死一、二塁のピンチで、
レフトの堂上剛裕がスリーバウンドでストライク返球
二走の石井琢朗を刺す強肩を魅せるなどの
良い面もありましたが、打つ方では、全体的に今イチ
3、4、5番のクリーンアップがノーヒット。
井上2三振、ウッズ2三振、森野1三振と
完全に封じ込められてしまいました。
5日は、ルーキーの高崎健太郎が先発予定。
初モノ相手となりそうですが、
元気な井端を中心に、何とか一矢報いてもらいたいです。


一方、投手陣は先発・小笠原が6回を8安打2失点。
毎度のごとく、先制されてしまうなど、
調子はあまり良くはなかったようですが、
相手の打ち損じなどもあり、5回までは1失点
ただ6回被弾の村田には、甘く入ってしまいましたね。
2-0となってしまった時点で、流れが横浜へ。
それでも続く佐伯に右前打を浴び、
ベンチから落合監督がマウンドへ来ましたが、
これまでなら即交代となるはずが、助言のみの続投
そしてその後をどうにか踏ん張れたことは大きかったかも。
次回登板では、その辺りがプラスになってくれればと思います。
また2番手で、ローテ投手の朝倉が登板。
今夜の先発と思いましたが、この日は1イニングでの調整
憲伸が来週は10日からの巨人戦に回るため、
代わりに7日からの広島戦のいずれかで投げるのでしょう。
しかしリズムを掴めず、1回を2安打1失点。
締めるどころか差を広げられたのは、ちょっと痛かったです。


首位・巨人が逆転勝ちし、ゲーム差は2.5差に。
その一方で3位・阪神とは、2ゲーム差と迫られました。
まあ順位を気にする段階ではないですが、
ヒタヒタ感がちょっと嫌な感じがしたりもします。
まあ現状では、一戦一戦をひたすら戦い、勝つこと
3戦目の先発は、中田で決まりでしょう。
初戦で100勝を挙げた川上の投球をベンチで見ていた中田
勉強にもなったようで、その辺りの効果にも期待。
打線においては、まずは先制すること。
ひと休みは済んだはず、今夜はしっかりと目覚めてほしいです!


★プレーヤーズ・ボイス(4日)

●小笠原孝
<制球に苦しみながらも6回を8安打2失点。
粘投も報われず今季2敗目を喫す>
「先に点を取られて申し訳ないです…。
好投? 負けてしまったわけですから。
いろいろ勉強になりました。
(6回の村田のソロに)甘く入ってしまった…」
(中スポ、名古屋ニッカン

●朝倉健太
<7回に登場し、今季2度目の中継ぎ登板。
しかし1回を2安打1失点と役割を果たせず>
「ボール自体は普通に投げられました。
先頭バッターを塁に出したこと。
金城への勝負球が甘く入ったことですね…」
朝倉健太公式、東京中日、名古屋ニッカン

●堂上剛裕
<3回、2死一、二塁から
佐伯の左前安打をを素早く処理し、本塁補殺。
追加点を阻止し、外野手で初補殺を記録>
「定位置の5歩前くらいで守っていました。
飛んでくるような予感がありました。
高めに投げたらノーチャンスなので、
コントロールを低めにと考えて投げました。
肩では負けられませんから」

<外野手に転向して、一番とまどったのは
捕球から送球の一連の動作。
強肩を生かすための基本動作を教えてくれた音コーチに感謝>
「ダッシュしたあと
(捕球態勢に入るため)の緩め方が分からなくて、
音さんと練習しました。全部、音さんのおかげです」

<打撃は3打数無安打。
4回の二遊間の当たりも仁志の好捕に阻まれ>
「きょうは振らせてもらえませんでした。
また、あした頑張ります」。
中スポスポニチ名古屋

●井端弘和
<2本の二塁打を放ち、孤軍奮闘のチャンスメークも>
「何もないです」
中スポ

●タイロン・ウッズ
<1回1死一、三塁で変化球に
タイミングが合わず、空振り三振。
昨年の対戦3打席3三振だった秦との相性を否定>
「タイミングが合わなかった? 
ノー! 今日は彼(秦)がラッキーだっただけだ。
いい投手とは思わない。
初回は彼のピッチング(スタイル)がよく分からなかった。
きのう(3四球)のようにストライクを
取ってこないと思ったら、取ってきたからね」
(中スポ、共同通信社名古屋ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<4安打無得点に終わった打線について>
「相手のピッチャーが若かっただけに
初回に点を取っていれば流れが変わったかもしれない。
打線の組み替え?それはない。
今まで通りいいものを使うだけ」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◆中田賢一
<前日、史上124人目の100勝に到達した川上について>
「昨日の試合を見ていましたが、
やはりコントロールが僕と全然違う。
勝てる投手になるにはああいうところを勉強したい。
僕なりに頑張ります」
名古屋ニッカン

◆福留孝介
<この日はナゴヤ球場で練習のみ。
手術の時期、場所、方式などについては結論を出さず。
幹部のMRI写真などを米国の病院に送っており>
「とにかくその答え(診断)が
かえってくるまでは決められません」
(中スポ)

◆伊藤球団代表
<米国の病院で右ひじの精密検査を受けるため、
来週にも渡米する方向の福留について>
「医師が実際に見ないことには分からないと言っている。
すぐに手術というのではなく、
まずは検査をするための渡米と聞いています」
サンスポスポニチ名古屋


●落合監督
<散発4安打で今季6度目の完封負け。
1死一、三塁をつぶした初回の逸機が悔やまれるが>
「見ての通りだ。
初回? それを言ったらすべて勝っちゃう。
(自分が)評論家になっちゃいけないんだ。
『こうなったら』『こうしていれば』はダメ。仕事が違う。
まあ、ゼロじゃ引き分けることはできても勝てん。
投手は1点でも少なく、野手は1点でも多く。これが野球の基本だ」

<2点差の7回から先発の一角を担う朝倉を
2番手として投入したが、2安打1失点で傷口を広げ>
「勝ちにいったんだよ、健太で」
(中スポ、サンスポ時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン


若竜からの話題。(4日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 18回戦
(4日・ナゴヤ球場)
  000 010 211 =5
 D 001 000 100 =2
[敗] 高橋(5試合1敗)
[D本] なし
[D投] 山本昌、高橋、石井、齊藤、清水昭信
公式HP、中スポ)

【ゲームレビュー】
初回、2回と先制のチャンスはあったが物にできず、
0-0で迎えた3回ウラ、1死満塁から
中村公治の三塁ゴロの間に先制。
5回、先発・山本昌が2死満塁から
代打・甲斐にタイムリーを打たれ同点にされる。
7回、2番手・高橋が2点タイムリーを打たれ、勝ち越しを許す。
7回ウラに比嘉の悪送球で、1点を返したが、
8回、9回にリリーフ陣が得点を許し、逃げ切られる。
(公式HPより)

●山本昌
<先発し、5回を4安打1失点と
結果はまずまずだったが、内容はいま一歩>
「とにかく暑かった。
5回に3本打たれたところが反省点。
また次がんばります」
名古屋ニッカン

『若いころにも経験したことのないような暑さの中、
ナゴヤ球場でファームの広島戦に投げました。
5回で1点を取られ、まだまだ納得できる内容では
ありませんが、体は動いているという実感があります。
まだまだご心配をお掛けしますが、
1日も早くチームの役に立てるよう、暑さに負けずに頑張ります。』

「山本昌公式ホームページ」より引用)


●小林2軍投手コーチ
<ファームで調整中の山本昌について>
「(1軍首脳から)頼むぞとは聞いている。
中6日ぐらいで投げさせていく予定。
(1軍復帰までの)期限をもうけないことは本人も分かっている。
あとは気持ちの問題。
いま一度、気持ちを奮い立たせて、
強い気持ちを呼び戻してくれるのを待つしかないね。
1軍の優勝に向けて必要なコマであるのは間違いないんだから」
中スポ名古屋ニッカン

●岩﨑達郎
<チーム5安打のうち2本を放つ。
初回に三盗を決めるなど、
リードオフマンとしての仕事もこなし>
「昨日(3日)の個別打撃練習で、
辻監督がバッティング投手をしてくれたので、
きょうは何としても結果を出したかった。打ててよかったです」
(中スポ)


気温30度を超す猛暑のナゴヤ球場で
デーゲームで行われたウエスタン・広島戦
7月26日に今季4度目の登録抹消となり、
無期限で2軍調整中のベテラン・山本昌
抹消後、初となる実戦登板。
先発し、小田とのバッテリーで4回までは無失点も、
疲れの見えた5回に制球の甘さをつかれ、3安打を浴び、1失点。
結局5回を投げ、4安打5奪三振1失点と
数字的にはまずまずも、投球のテンポ、
ボールのキレ、そしてハートの部分
本来の投球と比べると、まだまだだったとのこと。
本人も満足していない様子で、試合後もノーコメント。
ベテランの修業は、依然として続いていくもよう。


とにかく暑かったようですね。
いくら夏男とはいえ、想像以上だったのかも。
自信を取り戻すことが、1軍復帰の条件。
気持ちを再び奮い立たせて、太陽の下、頑張ってください。

なおゲームは3回、2本のヒットと四球など1死満塁から、
5番・中村公治の三ゴロの間に先制。
5回、山本昌が打たれ、同点となると、
7回、2番手・高橋が捕まり、2死一、二塁から
代打・大須賀允にレフトオーバーの2点タイムリー。
2-3と勝ち越しを許すと、8回には森岡の悪送球で1失点。
さらに9回にも5番手・清水昭信がその大須賀
レフトポール際に一発を浴び、2-5。
4月からなんと14連勝中だったという対広島戦
ついに連勝がストップしてしまいました。

なお、我らが渡邉選手
この日も堂上直倫に代わり、4番・一塁でスタメン。
第1打席、レフト前ヒットを放つと、
四球、遊ゴロ、中飛と3打数1安打1四球
守備でも一塁線の当たりに横っ飛びキャッチするなど
はつらつなプレーをいくつか見せていたようです。
決して楽ではないコンディションのなか、
モチベーションの維持など難しいそうですが、
何とか1軍復帰に向け、汗を流し続けてください!(.400

2007年8月 4日 (土)

おめでとう川上憲伸100勝通過、打線も援護13得点!

憲伸100勝 幸せの無精ひげ 
竜打爆発13点援護


台風5号の影響で強い風の吹くなか行われた
横浜スタジアムでの横浜3連戦の初戦。
川上憲伸三浦大輔というエース対決は、
その出来に大きく明暗が分かれました。
エース記録達成打線がもり立て、序盤から爆発!
大量点にも守られ、7回を2失点とまとめた憲伸は、
プロ124人目の通算100勝を達成しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 13回戦
(3日・横浜スタジアム | 中日7勝6敗)
15239人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日 13
横 浜
[勝] 川上(17試合9勝5敗)
[D本] 井端4号2ラン 森野12号3ラン