« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »

2007年9月

2007年9月30日 (日)

おめでとう若竜G倒ファーム日本一、1軍も続け!

弟竜、日本一 ファーム日本選手権

今季のファームの日本一を決める
『2007・プロ野球ファーム日本選手権』が行われ、
ウエスタン・リーグ覇者のドラゴンズが、
中盤以降、堂上剛裕のソロ本塁打を皮切りに、
森岡、新井、平田など見事な長打攻勢で逆転!
投げては、2番手・吉見巨人打線
5イニングを2安打無失点に抑え込む好投を見せ、
イースタン・リーグ覇者の巨人を7-2で下し、
3年ぶり4度目のファーム日本一を果たしました!

◆2007年度プロ野球ファーム日本選手権
巨人-中日
(29日・山形県野球場)
  000 014 020 =7
  020 000 000 =2
[勝] 吉見(1勝)
[D本] 堂上剛裕1号 森岡1号2ラン 平田1号2ラン
[D投] 川井、吉見、金剛
公式HP巨人公式NPB公式ニッカン式スコア


【ゲームレビュー】
中日・川井巨人・深田の先発。
2回、平凡な遊ゴロを岩﨑が一塁に悪送球し、
2死一、三塁から投手の深田に初球を左中間に
2点タイムリーを打たれ先制を許す。川井は3回2失点で降板。
打線は、4回までノーヒットに抑えられたが、
5回、先頭の堂上剛裕が右中間に
ソロ本塁打を放ち、反撃の狼煙を上げると、
6回、先頭の吉見が10球粘り、左前打で出塁。
澤井の送りバントでチャンスを作るが、岩﨑が倒れ
2死三塁から3番・森岡が初球ストレートを
センターバックスクリーンに逆転2ランを放ち、深田をKO。
巨人2番手・酒井にも攻撃の手を緩めず、
新井二塁打、堂上剛裕のタイムリー二塁打で追加点、
さらに平田も中前にタイムリーを放ち、この回一挙4点
8回には、巨人4番手・東野から
平田が右中間にダメ押し2ランを叩き込み、引導を渡す。
4回からリリーフした中日2番手・吉見
8回まで巨人打線を2安打に抑え込み、
危なげない投球で責任を果たした。
9回からウ・リーグセーブ王の金剛が締め、
7-2巨人を倒しファーム日本一に輝いた。
最優秀選手(MVP)に勝利投手となった吉見が、
また優秀選手には、堂上剛裕、平田、森岡が選ばれた。
公式HP共同通信社


◎吉見一起
<4回から5イニングを無失点に抑えて勝利投手。
最優秀選手で賞金50万円をゲット>
「何とかチームに流れが来るようにと思って投げてました。
プレッシャーは全然なかったです。
(全体的に振り返って)そうですね、僕はランナーを出しながら
抑えていくタイプなので、あれが僕らしさだと思います。
(優勝投手となったことに)いやあ、それはもう、
バッターが打ってくれたおかげなので、自分の力ではないです。
来年は上(1軍)にいられるように頑張りたいと思います」


<味方が4回まで無安打、2点ビハインドの状況下、
発奮して、4回、5回を3者凡退とすると、
8回まで散発2安打に抑え、逆転勝利を呼び込む>
「自分が3人に抑えれば、流れが変わる。
チームに流れが行くように3人で抑えたかった。
絶対に負けられないという気持ちで投げました」

<6回には、先頭打者として粘った末に
11球目を叩き、逆転の口火を切る左前打も>
「ヒットはたまたまです。
社会人時代(トヨタ自動車)の代表決定戦のように、
負けたら後がないというつもりで臨んだ。勝ててうれしい。
(MVPは)たまたまです。僕1人の力ではない。
来年は上(1軍)で活躍できるように頑張りたい」
中スポサンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◎堂上剛裕
<5回先頭で右中間の芝生席に追撃のソロ本塁打。
6回の適時二塁打など3安打2打点の活躍で優秀選手に>
「(5回の本塁打について)
とてもピッチャー(深田)のテンポが良かったので、
塁に出て、1点でも返そうと思いました。
(手応えは)完ぺきでした。
きょうは1年間やってきたことが全部出て、
一生懸命頑張ったかいがありました。
キャンプ終わってからも(辻2軍監督には)
ずっと教えていただいて、それでだいぶ成長できました。
初めての日本一なので、ずっとなりたくて
やってきたので、とてもうれしいです。
母も来てるんですけど、いいところが見せれて良かったです。
(今後の1軍、来年に向け)
ありがとうございます、全力で頑張ります!」


<重苦しかったベンチのムードを変えるチーム初安打>
「打ったのはストレート。読み勝ちです」

<2軍降格後は、悔しさをバネに
再昇格を目指して10日間取り組んできた>
「2軍になってからは、
1軍でできなかったことを毎日練習しました。
それがきょうの結果につながったと思います」

<前日は、同行する父・照館長、弟・直倫と
久しぶりに夕食をし、楽しいひとときを過ごす。
また当初、昇格の予定はなかったが、
活躍が認められ、1軍合流が決定>
「いろいろな話ができてよかったです。
明日からは、今持っている力を出して、
次こそはチームの役に立てるように気合入れていきます」
中スポ共同通信社名古屋ニッカン

○森岡良介
<6回、初球の直球を叩き、
センターバックスクリーンに逆転2ラン。
巨人との闘争心をむき出しにして>
「前回(2004年のファーム日本選手権)、
エラーで途中交代したのが悔しかった。
球が低めに来ていたこともあって、
前の打席まで探り過ぎていた。
思い切って初球から振った結果です。
まさか入ると思っていなかったんで、全力で走りました。
いい打ち方ができた。
相手が巨人だというのは何かあるんだと思っていました」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○平田良介
<8回、中越え2ランを放つなど、2安打3打点で優秀選手に>
「ホームランは狙っていなかったです。
試合前はMVP狙ってましたけどね。
試合に出たらとにかく結果をだそうと思っていたんで、
うまい具合にいきました」
中スポ

○新井良太
<6回、レフト左への二塁打を放ち、5打数1安打。
試合後には森岡、澤井、柳田、
堂上剛裕らとともに1軍合流が決まる>
「昇格(選手登録)されるかわからないけど、
ベストを尽くすだけです」
(中スポ)


◎辻2軍監督
<就任1年目でファーム日本一を勝ち取る。
優勝監督インタビュー、胴上げを終えた今の気持ちは>
「就任してね、1年目から、今シーズン2度も
胴上げしていただいて、本当に感謝してますね。
(逆転劇に)今年のテーマであった戦い方をね、
選手が意識してやった結果だと思うんですね。
だから2点先にミスで取られましたけども、
2点取った方が、やはり追っかけてくるチームのね、
プレッシャーが掛かってくると。
だから1点取れば、流れは変わると。
そこで(5回)堂上のお兄ちゃん(剛裕)がね、
本当にいい一発でしたね」

<先発・川井から吉見への継投について>
「いやあ、本当に投手コーチとも相談して、
そういう決断が、僕、非常にないんで。
迷いましたけれども、まあ投手はたくさんいましたんで、
良い投手を使っていこうということで
投げさせたんですけども、本当に素晴らしかったですね」

<本塁打3本について>
「そうですね。勢いといいますか、
そのシーズン中はこんなにホームラン出ないんですけども、
まあ狭い球場ということで、試合前から
『ホームラン狙って打っちゃダメだよ。
ライナー打てば入るから』という話はしてたんですけどね」

<優勝争いをしている1軍に向けても、
良い知らせとなったのでは>
「ええ、選手にも話しましたけれども、
上で頑張っている1軍の選手への、
微々たるもんですけども、エールとなればと思って
みんな頑張ろうと、そういう話できょう挑んだんですけどね」

<今年感じている手応え、来年に向けて一言>
「いえいえまだ課題がたくさんあります。
やはり1軍が常にね、常勝チーム・中日になれるように、
少しでも選手を送り出して、
良いチームになればいいなと、私は思っています」


<逆転勝利を満面の笑みで振り返り>
「就任1年目で、リーグ優勝、日本一と
2度も胴上げされて感謝している。
勝つためにどうすればいいか
意識づけしてきたことを、選手が試合で出してくれた。
ミスから失点したが、それがいいプレッシャーになったようだ。
先取点取られても次の1点をピッチャーが守って、
打線はヒットが出なくても、エラー、四球、
何でもいいから塁に出ようとすることで相手も嫌がる。
逆転すれば、どん欲に追加点を取る。そういう戦いができた。

今年1年やってきたことが実を結んだ。
点を取るためにどうするか。
1軍で活躍したいという思いでやってくれた。
相手が(1軍の首位)巨人ということで
微々たるものですが、少しでも1軍へのエールになればいい。
一軍が常勝となるよう、いい選手を大勢送り込みたい」

<さっそく『新戦力』を送り込むことを明言>
「いいやつを5人(広島に)行かせるよ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン


4回まで巨人先発・深田拓也の前に、
柳田の背中への死球1つのみの無安打無得点
その深田には、先制2点二塁打を浴びていただけに、
このまま深田のペースになってしまうのかと、
中盤まではけっこう嫌なムードでしたが、
5回、先頭の堂上剛裕のチーム初安打が
右中間スタンドへの一発となると、
それでようやく目覚めたか、ドラゴンズ打線が続く6回に奮起
吉見粘りの一打を皮切りに、犠打と進塁打で、
2死三塁から飛び出した3番・森岡
センターバックスクリーンへ逆転の2ラン
三塁を回った際に、うれしさのあまり
ダブルピースのようなガッツポーズしていましたが、
まさにそれがナインの気持ちを示していたよう。
一気に流れが変わり、ドラゴンズへ傾きました。

さらにこれで深田をKOすると、
2番手以降の巨人投手がの出来が今ひとつ。
そこを突いて、4番・新井がレフトへの痛烈な二塁打を放つと、
堂上剛裕のセンターオーバーのタイムリー二塁打で、追加点
続く柳田が四球の後、平田がセンター前に落とすタイムリー!
結局この回打者10人一挙4点を奪い、
主導権を握ってしまうと、後は一方的なドラゴンズペース
8回には、平田がリストで右中間へ持って行く
ダメ押し2ランで、7-2と5点差とすると、
投げては、4回からリリーフした吉見
勝ち越した6回以降も気持ちのこもった投球。
走者こそ出すものの要所を凌いで、8回まで2安打無失点。
そして最終回は、ファームの守護神・金剛が登板。
簡単に2死を取ると、最後も三浦貴を遊ゴロに仕留め、ゲームセット!
歓喜のなか、辻2軍監督が4度、宙に舞いました!


やったぜ、日本一!若竜のみなさん、
ファーム日本一
おめでとうございます!

相手が巨人だっただけに
ぜひとも勝って、
1軍へ勇気を送ってほしかった
今回のファーム選手権
途中までは無安打で
どうなることかと思いましたが、
5回、6回と一気に打線爆発!
それもホームラン、二塁打など出るや出るやの長打攻勢
このところ拙攻の1軍を見続けていただけに、
かなり痛快に感じましたね。
特に堂上剛裕の5回のチーム初ヒットとなるソロ、
さらに森岡の2ランは、実に見事な一撃だったと思います。

ただ自分的に、この日印象に残ったのは、
MVPにも選ばれましたが、吉見の奮闘。
特に6回先頭で打席に入って、ファウルで粘った末に
フルカウントからの11球目をレフト前に放ったヒット
これが勝利に最も繋がったのではと感じました。
選手権はシーズンと違い、一発勝負
絶対に負けられないなか、打線がわずかヒット1本。
たとえ投手だろうが、打席に入れば打者の1人
オレが出てチャンスを作ってやる。
そういう気持ちから出たヒットが、
ナインに好影響を与えたか、
その後、打線は繋がってビッグイニング!
長打攻勢の陰にかくれはしたものの、実に価値ある一打でした。

投げても、最近見た吉見のなかではもっとも良い投球。
しっかりと低めをついて打たせて取る
らしい投球で、4回以降5イニングを無失点。
四球を出したり、怖がったりすることのない
安定した投球は、久々に安心して見ていられました。
今後は1軍でもこういう気持ちをこもった投球ができるか、
来季はその辺りに期待したいところです。


ところで、この日爆発した若竜打線
このイキの良さを買われてか、
森岡、澤井、新井、柳田、そしてこの日
3安打猛打賞の堂上剛裕も追加招集されて、
総勢5選手が、1軍に合流することになりました。
井上、渡邉と抹消され空いた2つの枠
さらに上田、中村公治、清水将海らも含め、
1軍全体の野手枠を競わせ、調子の良い者を使っていくようです。

この日のゲームを見た限りでは、
一番勢いがあったのは、やはり3安打と安定した堂上剛裕
さらに逆転2ランの森岡、その辺りが良かったですね。
最近調子の良い新井は、やや雑さが目立ちました。
ただ元気もありますし、起爆剤とするには良い存在かも?
どちらにしても、競争となっていきそうですが、
勢いあるファーム日本一のパワーを注入し、
チームにカツを入れることはいいことでしょう。
ここまで来たら、何が何でも勝たなくてはいけない
経験とイキの良さを融合させたいですね。
ただそれは残り5試合の公式戦に限ったことではなく、
この日進出の決まったクライマックス・シリーズに向けても、
繋がっていけば、さらに言うことなしとなるでしょう。

自力優勝が消滅し、やや意気消沈気味ドラゴンズ
それでも可能性がある限り、戦い抜いてほしい。
ファームであれ、1軍であれ、
勝利への気迫が出ているプレーは良いものです。
逆転連覇に向け、若竜たち活躍にも注目と思います。


ヒロシマからの話題。(29日)

◇小笠原孝
<きょう30日の先発予想。この日は広島市民球場で調整。
5連敗中の左腕は開き直って、敗戦が許されない一戦に臨む>
「飛ぶ確率の少ない高めを少なくして大胆に攻めたい。
いままで低め低めを意識していたけど、
低めでも本塁打を打たれるんです。
やっぱり大胆に攻めていかないと」

<おそらく先発としては、レギュラーシーズン最後>
「もう残り試合は少ないですからね。
自分の役割を果たすだけです。
やるべきことをやるだけ。いつもと変わらないです」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇荒木雅博
<この日、広島市民球場での練習に参加。
初の盗塁王を獲得しての逆転優勝を改めて誓う>
「勝ちにつながる盗塁をするだけ。
残り5試合も最後まで走り続けます。
可能性がある限り最大限のプレーをするだけです」

<公式戦終了後、五輪日本代表選出されなかった場合、
10月から始まるドミニカ共和国の
ウインター・リーグへ参加するを決意を明かす>
「ドミニカへ行きます。
行けるのなら、行ってやってみたいという気になりました。
今のまま野球をやっててもあかんと思ったんです。
メジャーの選手もたくさん来るんですよね。
一緒にできればいいですね。
練習だけでもいいんです。
(選手のプレーを)見て、勉強できるだけでもいいです」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇小田幸平
<広島市民球場からの帰り道、
危うく車にはねられそうになり、胸をなで下ろす>
「危なかったあ」

<左右を確認せず、信号のない横断歩道を
渡ろうとしたからだが、それには理由が。
練習メニューを終えた後、落合監督から
ランニングを命じられフラフラの状態だった>
「(ランニング指令は)下が弱いからでしょう。
下半身に粘りのないバットスイングをしているからです。
(走り終わった後は)しんどい。メシを食べる気もしない。
左右を見る元気もなかった。
チームと一緒で前だけ見て歩くしかないんです」
(中スポ<ドラ番記者>

◇森野将彦
<『第26回ドラゴンズ・クラウン賞』の
最優秀選手賞に選ばれたことに驚き、そして静かに喜ぶ>
「本当に僕でいいのか…と。
ただ、今年は自分なりに一生懸命、野球をやってきました。
その結果、このような賞をいただけたことは光栄ですし、
自分としても誇りに思えますね」

<強烈なライバルの出現で始まったシーズン。
内外野どこでもこなしチームの窮地を救った
『一人七役』の働きが高く評価された>
「内外野を守れるのは僕の強み。それを捨てるのはもったいない」

<贈呈される高級車は、両親に贈ることを検討。
感謝の気持ちを胸に、残り5試合も諦めず完全燃焼する決意>
「絶対に勝つしかないでしょう」
中スポ

◇高代野手総合チーフコーチ
<連覇へは残り5試合に勝って、
巨人の黒星を待つ状況になっているが>
「あくまで1位を狙ってやっている。
自分たちが勝つということが大切だ」
名古屋ニッカン


◇落合監督
<選手会長の井上とベテラン・渡邉をこの日登録抹消。
その一方で山形でファーム日本一となった2軍から
大量5人の若手を広島に招集、競争心を刺激する方針を示す。
逆転Vへの救世主が現れることを期待し>
「5人呼ぶ。誰がめがねにかなうか。
競争相手は人数が多い方が良い。
ウチはそうやってやってきた。
少ないと選択肢が狭まる。
それが2枠か、3つになるか、4つになるか…競争だ」

<この日、4位・横浜が敗れ、
クライマックスシリーズ進出が決まったが
球団初の連覇以外は眼中になし>
「よそのことは知らん。
ウチはまだ公式戦をしている最中。
まだ優勝の可能性がなくなった訳じゃないんだ。
5つ勝てばいい」
サンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


前日の阪神戦を落とし、自力優勝が消滅。
連覇のためには、残り5試合にすべて勝って
2試合を残す巨人の黒星を待つという
厳しい状況になったドラゴンズ1軍の話題からいくつか。

この日は、大阪から広島に移動して、
投手陣と主力を除く野手が、
広島市民球場で約1時間汗を流しました。
巨人に大きなプレッシャーをかけるためには、
絶対に負けられない広島との2連戦。
先発は、小笠原山井が予想されています。
初戦のマウンドを託される小笠原
援護なく勝ち星から見放されている左腕ですが、
あくまで普段通りを心がけ、
攻めの投球広島打線を封じることを誓っていたそうです。

また毎年ドラゴンズで最も活躍した選手に贈られる
『第26回ドラゴンズ・クラウン賞』の表彰選手が決定。
今季の最優秀選手に、打ってはミスター3ラン
守備では、内外野7つのポジションを守る
マルチプレーヤーぶりを発揮した森野が選ばれました。
初受賞、おめでとうございます!
なお優秀選手には、ウッズ、朝倉、中田が。
また岩瀬、中村紀洋には、特別賞が贈られるそうです。


PS 今日の渡邉選手。

今日の公示。(29日)

◆セ・リーグ
【出場選手抹消】
▼中日 渡邉博幸内野手、井上一樹外野手
共同通信社


逆転優勝を前に、最終局面で
野手陣のてこ入れを行うことを示唆した落合監督
この日、ファーム日本一となった
2軍から大量5人の若竜広島に呼ぶこととなり、
代わってベテランの2選手、井上選手会長と、
我らが渡邉選手
が抹消されることになりました。
最終戦10月7日横浜戦まであと8日での登録抹消
これでこの2選手のレギュラーシーズンは終了
たとえ逆転優勝を果たしても、
Vゲームのベンチ入りは果たせないこととなりました。

てこ入れがありそうな話を聞いたときに
これはヤバイと思いましたが、
やはり落とされてしまいましたね。
打てていない印象がありましたし、
チームの事情ですし、仕方ないことかもしれません。
ただこれでレギュラーシーズンは終わりましたが、
まだまだクライマックスシリーズもあります。
ベテランはベテランとして、気持ちを切らさずに
しっかり準備をしてもらいたいと思います。

ちなみに今季の渡邉選手
レギュラーシーズンは、前年より半減の53試合に出場。
27打席入り、23打数3安打、打率.130
本塁打、打点ともに0という
不本意な成績で幕を閉じることとなりました。
>詳しい成績は、こちらから

2007年9月29日 (土)

中田1球に泣く、痛恨竜優勝マジック消えた。

残り5戦、竜は勝ち続ける 
自力V消滅、巨人にM2点灯…


残り6試合すべて勝つ、連覇に向けて
その思いを胸に戦い続けるドラゴンズ
迎えた甲子園での阪神との最終戦。
先発マウンドには、虎キラー中田賢一を送りました。
しかしこの日は8連敗中の阪神が奮起。
4回、中田四球の後の初球を叩かれてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 最終戦
(28日・阪神甲子園球場 | 中日11勝12敗1分)
48517人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 中田(27試合13勝8敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、久本 - 谷繁

【ゲームレビュー】
阪神に1点差で逆転負けし、優勝へのマジックは
消滅して自力優勝の可能性がなくなった

4回に右前打で出塁した荒木
盗塁と中村紀洋の犠飛で三塁に進み、
森野の内野ゴロの間に生還して1点を先制。
直後の4回ウラ、中田が2死から今岡に四球、
続くリン逆転2点本塁打を浴びた。
打線は上園を打ちあぐみ、6回から久保田、
ウィリアムス、藤川
の継投策に反撃を阻まれた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


阪神先発は中4日でルーキー・上園
ドラゴンズは、2回先頭のウッズ
センター右へツーベースを放ちますが、
森野が内へのフォークに一塁ファウルフライ。
イ・ビョンギュが真ん中高目のボール球に空振り三振。
そして上田が補邪飛に倒れ、先制機を逃します。
一方の中田は、2回ウラ1死から
今岡に初球を叩かれ、センターへの大きな飛球。
しかしイ・ビョンギュが背走しグラブの先で好捕!
続くリンにライト前に運ばれたものの、
野口をファウルチップで三振に取り、凌ぎます。


ゲームが動いたのは、4回。
先頭の荒木がライト前ヒットで出ると、
続く中村紀洋の3球目に二塁へスチール!
今季30個目の盗塁を決めると、
中村紀洋のセンターフライで三塁へと進みます。
さらにウッズがフルカウントから
四球を選び、1死一、三塁とチャンス。
ここで迎えるは、5番・森野
カウント2-2からの5球目、
外角高目のストレートを叩くと、高いバウンドの二塁ゴロ。
併殺が取れず一塁へ送られる間に、荒木が生還して、1-0
内野ゴロの間ながら、ドラゴンズ先制します。


しかし1点をもらった中田
直後の4回ウラ、突如、制球を乱し始めます。
先頭のシーツに対して、カウント0-3。
何とかフルカウントまで持ち直すも、
内へのストレートをセンター前に運ばれてしまうと、
続く金本に対しても、ボール先行。
しかし1-2からの4球目、外へのフォークを
引っかけさせると、4-6-3のダブルプレー
ピンチを切り抜けたかに見えました。

ところが続く今岡に対しても
カウントを悪くした末、四球を与えてしまうと、
続くリンへの初球、真ん中低目へ投げ
振らせるはずのフォークが、高く浮いてしまいます。
逃さず引っ張られると、打球は低いライナーで
そのままライトポール際へと一直線!
甘い失投を叩かれてしまった逆転2ランホームラン
併殺で2死を取った後の四球からの一発
やってはいけない点を与えた中田
まさに1球に泣き、ゲームをひっくり返されてしまいます。


1点ビハインドとなった5回、
早めに同点、逆転へとしていきたいドラゴンズ
若干制球が甘くなってきた上園から
先頭の上田が四球を選びますが、
続く谷繁は外へのフォークを引っかけてしまい、三塁ゴロ。
5-4-3と渡ってしまい、ダブルプレー
チャンスの芽をつみ取ってしまうと、
中田がライト前へと運んでいきますが、
井端が粘るも、最後は当てただけの投ゴロで3アウト。
結局、上園を打ちあぐんでしまい、
5回まで内野ゴロの間のわずか1点のみ
6回からは、自慢のJFKと相対することになりました。

6回は、2番手・久保田の前に
簡単に三者凡退に抑え込まれたドラゴンズ
しかし続く7回、相手のミスからチャンスをもらいます。
この回先頭の森野の当たりは、三塁ゴロ。
しかし今岡が横にこぼしたうえ、一塁へ高投。
森野は一気に二塁へと進みます。
続くイ・ビョンギュには、送りバントのサイン。
ところが初球、ファウルにしてしまうと、
2球目は空振りしてしまい、失敗
ヒッティングに切り替えるも、粘りこそしたものの、
結局8球目、内へのスライダーに空振り三振
続く上田の二塁ゴロで、三塁には進んだものの、
谷繁が2球目、真ん中低目のストレートに三塁ゴロ。
もらったチャンスを活かすことができません。

さらに8回からは、3番手・ウィリアムス
しかし2死から荒木がライト線に落とすと、
中村紀洋が追い込まれながらも、ボール3球で
フルカウントまで持ち直した末、
内へのストレートを叩き、ショート横を抜いていくヒット。
執念ともいえる一打で、2死一、三塁として、
4番・ウッズへと繋ぎます。

中村紀洋の代走には、藤井が起用され、
長打が出れば、一気に逆転の場面。
この日最大のヤマ場となりましたが、
ウィリアムスは、ストレートで押してきます。
初球、内へは大きく外れたものの、
真ん中、外角高目と追い込まれてカウント2-1。
そして勝負となった4球目、
左腕が横手から投じられたのは、外へのストレート
外れていると思い、見逃したウッズ
しかし球審はコース一杯で、ストライクと判定。
この打席一度もバットを振ることなく、
見逃し三振に倒れてしまったウッズは、
呆然とし、ボックスに立ちつくしたまま。
決定的なチャンスを逃してしまったドラゴンズ
その瞬間に勝利が遠ざかってしまいました。

そうなると最終回は、クローザー・藤川が登板。
このところ失敗続きも、毎回そうなる訳もなく、
間隔も空いたこともあり、通常の投球
そうなってしまうと、なすすべないのがドラゴンズ打線
森野が、代打・立浪が、そして『あと1人』の再現ならず、
代打・井上も二塁ゴロに倒れてしまい、ゲームセット
8連敗中の阪神に、ワンチャンスをモノにされ、
とてつもなく痛い星を落としてしまったドラゴンズ
11勝12敗1分けで、今季の対戦が終了し、
6年ぶりとなるカード負け越しが決定。
またこの敗戦で、ゲーム差は2と開くとともに、
自力優勝の可能性がなくなり、優勝マジック『6』も消滅。
さらに首位・巨人に逆にマジック『2』が点灯。
残り5試合しても、巨人が連勝してしまえば届かない…。
連覇へ向け、さらに土俵際まで追い込まれてしまいました。


ボールダヨ…。8回、JFKの一員である
ウィリアムスを攻め、
2死から荒木
ライト線に落とすと、
中村紀洋はフルカウントから
執念でショート横を抜いて繋ぎ、
一、三塁とチャンス。
そして迎えるは、4番・ウッズ
ここで点を奪わないと勝てないヤマ場
しかしストレート勝負のウィリアムス
カウント2-1と追い込まれると、
最後も外角一杯へ150キロのストレート。
ボールと思って見送ったウッズでしたが、
球審はストライクの判定。
一度もバットを振ることなく、見送り三振…。
ぼう然とその場に立ちつくす主砲
ここで勝負はほぼ決まってしまいました。

自分もTVで見ている限りでは、
外れているとは思いましたが、
審判がストライクといえば、ストライク
ただあの場面で見送り三振というのが痛かった。
せめてあそこでは手を出してもらわないと。
振らないとボールには当たらないですし、
ヒットには繋がりません。
ウッズの気持ちもわからないではないですが、
ちょっと寂しさを感じました。

それよりもこの日の打線は、わずか5安打
相手先発の上園を打ちあぐみ、
投げ切らせてしまったのが、いけなかったですね。
玉砕覚悟で強気で投げ込むルーキー
何となく気持ちで負けてしまっていた感じ。
本当はこちらがもっと積極的にいかなくてはいけないのに、
逆にそういう展開になってしまったのが、
1点しか奪えない攻撃に繋がってしまったと感じました。
拙攻打線は昨日今日という訳ではないですが、
しばらくは、この課題と向かい合っていくことになるのでしょうね。
しかしゲームは続いていきます。
残り5試合、そしてクライマックス・シリーズへと
続いていくなかで、いかに改善できるかが、
勝利へのカギとなっていくでしょう。


一方、先発の中田は、7回を7安打2失点。
立ち上がりから好調というわけではなかったですが、
ランナーこそ出すものの、後続を断つという投球。
ところが4回、突如ボールが先行、苦しくなりましたね。
せっかく金本を併殺に取れたにも関わらず、
今岡に対し0-3にしたあげくに、四球
そしてリン四球のあとの初球
内へのフォークが甘く浮いてしまって浴びた一発。
まさに失投、もう少し注意すれば防げた被弾
ただその時点では中田にそこまでの制球力がなかった。
その辺がとても残念に思いました。
打線とかみ合わなかったこともありますが、
大事な一戦での1球の大切さを改めてかみしめたことでしょう。
公式戦ではあと1回、登板があると思います。
さらにクライマックス・シリーズなど先もありますし、
今回の負けを決してムダにせず、今後への糧としてほしいです。


8連敗中の阪神に足をすくわれ、痛恨の一敗
6に減らした優勝マジック消滅し、
自力優勝の可能性がついに消えてしまいました。
ヤマ場と言われた8連戦4勝4敗で終えた末に
巨人に点けてしまったマジックは『2』。
しかしまだ諦めてはいけません。
中村紀洋も言うように
「野球って、そんなに簡単じゃない」
すんなりいくこともあれば、いかないことだって多々あるんです。
それを信じて、自分たちのやるべきことをやるしかないでしょう。
まずは1日置いて、迎える広島との2連戦。
これに連勝して、プレッシャーをかけることですね。
そのためには、ここで投打をできるだけかみあわせること。
広島との初戦には、予想では小笠原が先発します。
ここまでかみ合わなかった投手の代表を勝たせることで、
まだ行けるんだということを、チーム全体で示してもらいたい。
とにかくドラゴンズとしては、残り5試合すべて勝つ!
ここまで来たらそれしかないですからね。
全力を尽くして、天命を待ってもらいたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(28日)

●中田賢一
<7回を7安打4奪三振1四球2失点で、8敗目を喫す。
先発投手の責任は果たしたが、
大事な一戦でチームを勝利に導けず>
「リン選手への1球が悔やまれます…。
失投です。ボール球にするつもりでした。
振らせる球を投げるつもりだったけど、
振らせにいったのがストライクゾーンにいってしまった。
自分の意図した通りに投げられなかった。調子はよくなかった。
1点差だったんで、1本打たれたら
同点、逆転になってしまいますから、
慎重にいったつもりだったけど、
もう少し低いところに投げなければいけなかった…。
負けられないというのはずっと前から思っています。
これからもそうです」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●谷繁元信
<逆転2ランの前の今岡に与えた四球を悔やむ>
「ホームランよりも、その前のフォアボールがね。
せっかく(金本から)ゲッツーを取った後だったのに。
あいつ(中田)の場合、突然ああなる。
それはこっちには分からない」
(東京中日、中日新聞

●タイロン・ウッズ
<8回2死一、三塁。絶好の場面で打席に入ったが
ウィリアムスの外角150キロ直球を見逃し三振。
1度もスイングすることなく、3つのストライクを見逃す>
「ジェフ(ウィリアムス)はグッドピッチだったと思う。
でも2ストライク目は高いと思ったし、
ラストピッチは外に外れていると思ったんだ」

<残り5試合。巨人にプレッシャーを掛けるだけ>
「また明日から勝つだけだ。
1位になれなくてもクライマックスシリーズもあるわけだから。
とにかく勝っていくだけだよ」
(中スポ、サンスポ時事通信MSN毎日新聞名古屋ニッカン

●イ・ビョンギュ
<7回、無死二塁の場面で送りバントを試みるが、
初球ファウル、2球目は空振りで追い込まれ、
その後粘ったが空振り三振。
試合後、通訳を介した質問に答えることなく>
「…」
中スポ

●荒木雅博
<4回に二盗を決め、4年連続30盗塁を達成>
「30は目標にしていた数字ですし、
きょうのように得点につながるケースが多かったので、
そういう意味では納得の30盗塁です。
(盗塁王には)意識ないです。
勝ちにつなげたかったですが…。チームが勝たなきゃ。
走れば勝てる? じゃ、残り5試合で40までいきますか」
(中スポ、名古屋ニッカン

●久本祐一
<8回から登板。1安打を許したが後続を抑える>
「ひとつも負けられない状況で、
いつもと違う緊張感を持って投げました。
抑えられたけど、チームが負けたのが悔しい」
(東京中日)

●中村紀洋
<試合前、残り全勝での逆転連覇に闘志をみなぎらす>
「全部勝つということは言うまでもないことや。やるだけや」

<しかしチームは阪神に敗戦。
それでも改めてネバー・ギブアップを宣言>
「野球はそう簡単にうまくいくもんじゃない。
巨人が2つ負けるかもしれんやん。
まだ、何が起こるか分からんよ」
サンスポスポーツ報知名古屋ニッカンデイリー


●落合監督
<あと1点が奪えず阪神に惜敗。
優勝マジックが消え、巨人にマジック点灯を許す>
「これで、マジック5になったな。
それを減らす。うそだよ。
(残り)5つ全部に勝てばいいことだ。
ヨソのことは考えてない。
きょうウチが負けて、相手が胴上げしたっていうのなら別だけど。
とりあえず広島に2つ勝って。相手に楽させることはないだろ」

<何度も見た『あと一押しが…』のゲームに>
「今日がどうのこうのという問題じゃない。
この1年間、ずっとそうだったろ?。

これでメンバーを大幅に入れ替えるということもある。
調子のいい者、悪い者がいる。
いい者がいれば使うよ。上がってくるのがいれば、だよ。
いなきゃこのままだけどな」
(中スポ、中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


★中日の自力Vが消滅(28日)

阪神との今季最終戦に敗れた中日は、
残り5試合に全勝しても、80勝62敗1分けの勝率.563止まり。
2試合を残している巨人が全勝すると、
81勝62敗1分けの勝率.566となり、
中日が勝率で上回ることができないため、中日自力Vが消滅
逆に巨人に、優勝マジック『2』が点灯した。
最短で中日が30日と10月1日の広島戦(広島)に
連敗すると、巨人の優勝が決まる。
中スポ


若竜からの話題。(28日)

◇堂上剛裕
<きょう29日、巨人とのファーム日本選手権。
ファーム日本一を目指し、前日練習に汗を流す>
「優勝したいですね。ここまで来たら。
下に落ちてから、毎試合1軍を意識してます。
調子も上がってきたし、もう一度、勝負かけたい」

<遠征には父・照館長がスタッフとして同行。
当日は母・ゆかりさんもスタンドに応援に来るが>
「家族がいるんで、いいところ見せないといけませんね」
中スポ

◇堂上直倫
<先発を外れたが、代打にかける。
実は決勝戦にめっぽう強く、
高校時代は自身の本塁打で優勝を決めた>
「大舞台では集中力が高まります。
回りの音とかが聞こえなくなる感じです」
中スポ

○辻2軍監督
<ファーム日本選手権に向けて>
「当然やるからには勝ちにいく。
弟(2軍)が巨人を倒したとなれば1軍へエールを送る形となる。
選手は精いっぱいやって、しっかりとアピールしてほしい」
(東京中日)


きょう29日、いよいよファームの日本一を決める
ファーム日本選手権が山形県野球場で行われます。
ウエスタン・リーグを制したドラゴンズは、
イースタン・リーグを制した巨人との激突。
先発は、ドラゴンズが、3年目左腕の川井
一方の巨人深田と発表されました。

岡崎での交流戦では、この深田に好投されましたが、
1軍にエールと勇気を送るためにも、巨人を倒し、
ぜひとも3年ぶり4度目のファーム日本一を掴んでほしい。
ドラゴンズのクリーンアップは、
3番・森岡、4番・新井、5番・堂上剛裕が予想されています。
相手は最優秀防御率と勝率1位という手強い投手ですが、
こういう大舞台で活躍し、ポストシーズンでの
1軍再昇格をアピールしてほしいです。頑張れ、若竜!

2007年9月28日 (金)

荒木汚名返上1号3ラン、前進竜マジック6に。

落合マジック! 
オレ流耳打ち直後、荒木ミラクル3ラン!!


巨人との天王山に負け越したドラゴンズ
優勝マジック7は点いているものの、
残り7試合、1つも負けられないという状況に
追い込まれてしまいました。
そして迎えた甲子園での3位・阪神との2連戦。
その初戦、序盤は前夜の拙攻を引きずっていましたが、
あの選手汚名返上の一発が試合を決めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 23回戦
(27日・阪神甲子園球場 | 中日11勝11敗1分)
48513人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 川上(25試合12勝8敗)
[S] 岩瀬(58試合1勝4敗42S)
[D本] 荒木1号3ラン
[Dバッテリー]
川上、石井、鈴木、岡本、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
中盤の好機を逃さず得点し、
川上の粘り強い投球と小刻みの継投策で
阪神打線を封じ、マジックを6に減らした

序盤の再三の得点機を併殺などで逸した打線は
5回、荒木3点本塁打で先制。
1点を返された直後の7回には
ウッズの適時打で再び阪神を突き放した。
川上は要所を締める投球で6回1失点
その後は石井、鈴木、岡本、岩瀬の継投で反撃を許さなかった。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


当初は天王山になろうかと言われていたこのカード。
川上憲伸安藤優也の先発で始まりましたが、
立ち上がりから負けられないドラゴンズ打線が、
不安定な安藤に襲いかかります。
先頭の井端が粘った末に、二塁内野安打で出ると、
続く荒木送りバントは、投手への小フライに。
しかし中村紀洋がセンターに抜けるヒットで1死一、三塁。
得点圏に走者を置いて、4番・ウッズを迎えます。
ところがウッズはカウント2-1からの4球目、
内へのシュートに詰まってしまい、ショートゴロ。
6-4-3のダブルプレーでスリーアウト。
先制のチャンスを逸してしまいます。

続く2回もチャンスメークのドラゴンズ
先頭の森野がライト右へのツーベースを放つと、
イ・ビョンギュの一塁ゴロで、三塁へ。
さらに7番スタメンの上田
フォークをよく見て四球を選ぶと、
谷繁もストレートの四球で、1死満塁。
しかし川上が外へのスライダーを引っ張るも、三塁正面のゴロ。
5-4-3と渡ってしまい、ダブルプレー
2イニング連続で併殺網に掛かってしまいます。

さらに3回も先頭の井端
フルカウントから四球を選び、塁に出ますが、
続く荒木送りバントが今度は捕手への小フライに…。
さらに2死からウッズが四球で、一、二塁としますが、
森野は当たりこそよかったものの、
大きなセンターフライに倒れ、この回も0。
制球が定まらず、不安定な安藤を追い込みながらも、
あと1本が出ず、踏ん張らせてしまう始末。
前夜の拙攻をそのまま引きり、やや重たいムードが漂います。


一方、中5日での先発となった川上は、
立ちあがりから上々の投球。
初回こそやや球がうわずり、赤星に三遊間を抜かれますが、
後続をしっかり切って、未然に防ぐと、
2回、3回と元気のない阪神打線を三者凡退。
4回ウラは、先頭の赤星にライト前に運ばれますが、
続くシーツはバントを失敗させたうえで空振り三振。
さらに金本も真ん中低目のフォークで空振り三振に取ったうえ、
スタートを切っていた赤星も刺し、三振ゲッツー
負けられない一戦をしっかり把握しているエース
危なげなく前半を0で切り抜けていきます。


拙攻続きのドラゴンズ打線でしたが、
中盤に入り、そろそろ先制をしておきたいところ。
5回、そのエースのバットが反撃の口火を開きます。
先頭に入った川上が、初球、
中に入ったスライダーを振り抜くと、
あわやホームランか!?という打球がレフトへ!
フェンスには届かなかったものの、
ポール際のレフト線に落ちるツーベース
見事な一振りで、無死二塁とチャンスを作り出します。
続く井端がフルカウントから四球を選び、一、二塁。
ここで迎えるは、2打席連続でバントを失敗している荒木

送ってくることも十分に考えられる場面。
しかしネクストバッターズサークルで、
落合監督荒木に耳打ちを。
「送らせないから、思い切って打て!」
指揮官強攻策を指示し、打席に送り出します。
悔しさを胸に、情けなさの汚名返上をかけ、
バッターボックスに入った荒木
そして、カウント0-1からの2球目、
内角高目のストレートを反応し、言葉通りに強振すると、
快音を残して高々と舞い上がった打球は、
殊の外伸び、そのままレフトポール際へ飛び込みます!
今季第1号は、なんと値千金の3ランホームラン!!
ナインもビックリの想定外の一発で、鮮やかに汚名返上!
同時にそれは、ここまで重苦しいムードをも払拭。
3-0として、一気に流れをドラゴンズに呼び込みます。


3点のリードをもらった川上
直後の5回を簡単に三者凡退にとりますが、
6回ウラ、先頭の関本にカーブをセンター前に運ばれると、
続く江草の代打・葛城には、
カットボールを叩かれ、ライト線へのツーベース。
連打から無死二、三塁とピンチを背負ってしまいます。
続く鳥谷を外へのフォークで二塁ゴロに取りますが、
1点やむなしの内野シフト、この間に1点を奪われます。
なおも1死三塁とランナーを背負うも、
これ以上の失点は、御法度
それにしっかりと応えた川上は、
2安打の赤星を真ん中低目へのフォークで空振り三振。
さらにシーツを外へのカットボールで
センターフライに打ち取り、最低限のみで凌ぎます。
結局この日は6回、74球を投げ、
4安打4奪三振無四球で1失点
大事な一戦での通常以上の疲れを考慮してか、
または次回の登板を考えてのことなのか、
やや早めながらも、この回でお役ご免となりました。


7回、1死二塁からウッズのライトへのタイムリーで
追加点を挙げ、4-1と再び3点差としたドラゴンズ
しかし7回ウラ、2番手・石井が先頭の金本を四球で出すと、
続く今岡には三塁線を抜かれるツーベースを浴び、
いきなり無死二、三塁のピンチを迎えてしまいます。
続くリンを外へのスライダーで
三塁ゴロに仕留め、ランナーはそのまま。
矢野を迎えたところで、ドラゴンズベンチは、
石井から鈴木にスイッチします。
長打が出れば、たちまち1点差。
しかしここで鈴木がしっかりと踏ん張ります。
矢野をフルカウントからの6球目、
真ん中低目へのスライダーで空振り三振に取ると、
続く関本には代打、左の桧山を迎えても
落合監督、森コーチ、谷繁の三者で話し合いのうえ続投
その期待に応えた鈴木は、カウント2-2からの5球目、
内へ沈むスライダーで、空振り三振に!
二者連続三振で二、三塁のピンチを凌いだ鈴木
ガッツポーズが飛び出すとともに、
この好投がチームを勝利に大きく近づけます。

こうなると、後は逃げ切りのパターン。
8回ウラは、4番手・岡本が三者凡退にきっちり凌ぐと、
最終回は、守護神・岩瀬がマウンドへ。
1死から金本のピッチャー返しを下半身に受けるも、
身を挺して止めると、そのまま拾って一塁へ。
そして最後は、藤本の代打・桜井を、
外へのスライダーで空振り三振に仕留め、ゲームセット!
小刻みな継投で逃げ切り、連敗を2で止め、
首位・巨人とのゲーム差を、1.5と戻したドラゴンズ
優勝マジックも、しっかり1つ減らして『6』に。
また6回を4安打1失点の川上は、12勝目を。
さらに岩瀬もリーグトップに1と迫る42セーブをマーク。
残り6試合すべて勝たなくてはいけないという
険しい道は、依然変わりはしないものの、
まずは連敗を止め、一歩前進となりました。


荒木会心弾!残り7試合、
すべて勝たないと連覇はない。
厳しい状況に追い込まれたうえで
迎えたゲーム。
序盤は、相手先発の出来が
悪かったにも関わらず、前夜の影響か、
勝利へのプレッシャーか、
初回、2回と続けてのダブルプレー
さらに送りバントを小フライにしてしまうなど、
これでもかの拙攻続きでしたが、
5回、先頭の憲伸の見事な二塁打を皮切りに
井端が粘ったうえで四球を選び、無死一、二塁。
そして飛び出した荒木の3ラン!
前の2打席、連続でバントを失敗しましたが、
この打席に入る前に、落合監督から
「思い切って打て」耳打ちされると落ち着いたのか、
内へのストレートを思いっきり引っ張ると、
打球は快音を残し、そのままレフトポール際へ!
一振りで、ここまでの2打席の汚名返上
重苦しい流れを吹き飛ばしてくれた一発となりました。

勝利へのプレッシャーもあるなか、
なかなか普段通りのプレーができなくなってきている現状。
なんてこともないプレーを連続でしくじり、
荒木もかなりショックがあったでしょうが、
この一発で少しは楽になったのではないでしょうか。
また一挙に3点入ったことで、これで勝てそうだと
チームのムードが明るくなりましたし、
そういう意味でも実に価値があったと思います。

ただ勝つためには、1つ1つの細かいプレーが大切。
まれな一発よりも、1個のバント
それが荒木に託された使命でもあります。
明日の試合前は徹底した特訓となるでしょうが、
きちんとこなせるよう、やっていってほしいです。


一方、投手陣は、先発・憲伸
6回を投げ、4安打4奪三振1失点。
負けられないというプレッシャーのなか、
エースらしく落ち着いてゲームを作りました。
連打と内野ゴロの間に1点こそ失ったものの、
まずまずのピッチングだったのではと思います。
さらにこの日は、久々に『打者・憲伸』も爆発。
5回のレフト線へのツーベースは、実に見事でしたね。
2回の併殺打をこちらもしっかりと汚名返上
先制の口火となった一打からは、
勝利への気迫が十分に伝わってきました。
さすが強打者、あなどれません。
また6回で降板したということで、
残り試合のなかで、あと1回は登板しそうな感じ。
より高まるであろう重圧のなか、
エースの次回の登板にも期待したいと思います。
また中継ぎでは、石井がやや疲れていましたが、
それを次いだ3番手の鈴木がナイスピッチ!
矢野、関本を連続三振に仕留め、流れを戻してくれました。


7連敗中の阪神が相手でしたし、
そろそろ相手も勝つのではと、
若干不安もあったりしましたが、
10日以上前とは全く違い、元気がなくて助かりました。
これなら連勝もいけそうな気もします。
とにかくドラゴンズとしては、残り6試合すべて勝つのみ!
それだけを考えて進んでいってもらいたい。
第2戦の先発は、中5日で中田が上がると思われます。
今季最後の阪神戦虎キラーで締めくくってほしい。
茨の道はまだまだ続いていきますが、
とにかく前進あるのみ、1つ1つしっかりを重ねていきましょう!


☆ウィナーズ・ボイス(27日)

◎荒木雅博
<5回、レフトへ先制3ランホームラン>
「2回続けてバントを失敗していたものですから、
何とか打ちたいなと思っていました。
(打席に入る前に監督から)もう思い切って打て、
ピッチャーがランナーだから送らせないからと
言われたんで、思い切って打ちました。
なかなかない感触ですから、
ちょっとうれしかったですね、きょうは。
(負けられない戦いが続いていくことに)
一試合一試合、先のことを考えることなく
やっていかないとしょうがないですから、
一戦一戦しっかりとやっていきたいと思います。
(マジックが1つ減ったことに)
ウチが勝つしか、もうマジックは減っていかないですから、
何とか勝ってね、ずっと勝ち続ければいいんですけど、
そうなるようにがんばります。
明日も一球一球集中して打つ方も守る方も
しっかりとプレーしていきたいと思います。
はい、がんばります。ありがとうございました」


<1回、そして3回に、いずれも無死一塁で
初球にバントを小フライにして失敗してしまい>
「バントを連続で失敗したのは初めて。
もう自分が情けなくて、情けなくて…。
でも打ってもいいということだったので
中途半端だけはやめようと思ってました。
中途半端に打って併殺になるよりも、思い切っていくしかない。
思い切り振りました。
オレが一番ビックリ箱やったよ。なかなかない感触ですからね。
バントするつもりでいたんですけどね。
今度こそ絶対にうまく決めようと。
あれでゲッツーとかだったら、オレ、立ち直れなかったかも…。
これからも集中して勝ち続けていきたい」
公式HP、中スポ、中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

○川上憲伸
<6回4安打1失点と好投で12勝目>
「ひとつも負けられないなかで
ゲームを作ることはできたと思います。
調子? 普通でしたね。勝ったらいいんです。
プレッシャー? あんまり感じなかったですね。
そんなこともないですよ。
(阪神は)足を使ってくるので、初球から気を使った。
球数を少なくすることを意識して投げた」

<7回、石井にマウンドを譲ったが>
「6回? こんなもんでしょう。
自分のことよりもチームが勝てばそれでいい。
アクシデントじゃない? はい」

<試合前のミーティングでは森コーチから
優勝するための条件を伝えられたが>
「状況が厳しいかどうかはボクにはわかりません。
でも、ボクは計算が苦手だからね」

<打席では5回、レフト頭上を越える
二塁打を放ち、先制への口火を切るも
2回1死満塁の好機で三ゴロ併殺に終わった場面を反省>
「ヒットはその前(2回)に打たないといけない」

<頭に描くのは連覇、CS、日本一という全ての制覇。
勝利の流れが続くことを信じ、次回登板に備える>
「胴上げって何回やるの? 2回かな? 3回かな?
僕らは1敗もできない状況なので、
あとは試合を勝ってくれることを祈っています」
憲伸の声「負けられない試合」、公式HP、中スポ、
中日新聞サンスポ時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○鈴木義広
<7回1死二、三塁の場面で3番手で登板。
矢野、桧山と2者連続三振に斬り、2/3回を無安打。
ここ6試合、打者14人をパーフェクトに抑えている>
「1人1人丁寧に投げるだけです。
甲子園の雰囲気は好きなんで。
1球1球しっかり投げようとしている結果じゃないですか。
疲れ? こんな経験はなかなかできないですから」
(中スポ、名古屋ニッカン

○谷繁元信
<7回2死二、三塁で、代打・桧山を迎えた場面で
落合監督、森バッテリーチーフコーチと
グラウンドで密談を行い、鈴木の続投を決断>
「監督との話? まあ中身は…。
ピッチャーがどうこうより、僕が対応しやすいと思ったんです。
その理由が何でと言われれば、説明は難しいんですが」
(中スポ)

○タイロン・ウッズ
<7回、4点目となるライト前タイムリー>
「打ったのは、ストレート。
三振しないように来た球を打ち返すことだけ考えたんだ。
ランナーを返せてよかったよ」
公式HP、中スポ、名古屋ニッカン

○井端弘和
<2安打2四球と4打席出塁でチャンスメーク。
白星を支え、打率も.297と上昇>
「仕事ですから。
後にホームランバッターがたくさんいるので、
塁に出るのがボクの仕事。
(以前は)早めに自分で勝負にいっていたけど
(カウント)2-3までしっかり見てから
勝負にいけるようになった。
それで打撃の調子も上がっていると思う」
(中スポ、名古屋ニッカン

○岡本真也
<8回から登板し、3人切りで9回の岩瀬に繋ぐ>
「1つ1つ勝っていくだけだから、
キッチリ3人で終われて、仕事ができてよかった。
また明日ですね」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<金本の鋭い打球が左太ももの付け根付近に
直撃するアクシデントもあったが、
9回を3人で締め、42セーブ目をマーク>
「足は大丈夫。
大事なところの横側? 『タマタマ』当たらなくて良かった。
そりゃ痛いよ。でも、それよりもウッときた。
こんなことは話したくないんだけどなあ」

<これでリーグトップの43セーブにあと1。
残り試合をどういう気持ちで臨んでいくか>
「1つ1つ勝っていくしかない。
目先のゲームをみてやっていくしかない。
先を見てもしかたないからね」
(東京中日、サンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇中田賢一
<阪神との第2戦に先発予定>
「相手のことはあまり意識しない。前回は前回」
(中スポ)


○落合監督
<一夜明けたこの日、飛びきりの笑顔で球場に>
「今日からだ! 何を考えるっていうんだ? 
目の前に7試合ある。チャンスがあるんだから
7つ勝ちゃあいいことじゃねえか。ハハハハッ!」

<試合後、5回の荒木への『ささやき』は?>
「忘れた。何で言わなきゃいけないの」

<マジック6について>
「負けられない? 高校野球だって1回負けたら終わりだろ。
だいたい巨人が(残り)2つ勝つ前提でしゃべっているけど、
そんな保証がどこにある。心配すんなって。
(そうなっても)ウチが全部勝てば何の問題もないんだ。
そんな心配するな。ちゃんと勝つから」

<報道陣に向けて>
「心配すること他にもあるだろ? 
選手は自分の生活を懸けてやっているから」
(中スポ、中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(27日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 中村公治外野手、クルス投手
【同抹消】
▼中日 英智外野手
共同通信社


◇中村公治
<右足太もも裏の故障で登録抹消された
英智に代わって、1軍に昇格>
「チームに貢献できるよう
気負いすぎないように、冷静に頑張ります」
中スポ名古屋ニッカン

◇ラファエル・クルス
<山本昌に代わって、1軍に昇格。
右ひじ痛で調整していたが、
前日26日の2軍戦で実践復帰し、1回を無失点>
「状態はいい。残り全部勝つだけだ」
中スポ名古屋ニッカン


この日、右太もも裏の肉離れのため
英智が出場選手登録を抹消。
詳細は不明ですが、クライマックスシリーズの出場も
厳しい状況になっているそうです。
代わってこの日は、中継ぎとして右ひじ痛が癒えたクルス
さらに外野、そして右の代打としての補強で中村公治
以上2選手昇格を果たしました。
英智の離脱は痛すぎますが、
昇格した中村公治も与えられたチャンスで頑張ってもらいたい。
ハム本人が言うように「冷静に」向かっていってほしいです。


PS 今夜の渡邉選手。

8回、1死二塁から四球を選んだウッズ代走で登場。
そのまま最終回、一塁の守備固めに入りました。
先頭のシーツの当たりは、叩きつけての一塁ゴロ。
前進してきた渡邉選手が掴み、ベースカバーの岩瀬にトス!
しかしその送球がかなり本塁側に流れてしまい、
タイミング次第では、あわや!?というシーンとなってしまいました。
ハリキリすぎな面も出ましたが、一歩間違えば危ないかも?
投内、および一、二塁間の連係をしっかり確認しておきましょう。

2007年9月27日 (木)

天王山連敗、優勝したけりゃ7試合で7つ勝て。

7戦全勝しようぜ 主導権はまだ竜にある

1勝1敗で迎えた東京ドームでの
首位・巨人との天王山直接対決第3戦は、
勝った方が優勝へ大きく近づくという
天下分け目の大一番となりました。
2位・ドラゴンズに取っては勝たなくてはいけない一戦。
初回に一挙4点を奪い、主導権を握りはしましたが…。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 最終戦
(26日・東京ドーム | 中日12勝12敗)
46004人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 朝倉(27試合12勝7敗)
[D本] 森野16号3ラン
[Dバッテリー]
朝倉、石井、鈴木、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
4点を先制しながら巨人の一発攻勢に逆転負け
中日は初回、中村紀洋の適時打と森野の3点本塁打で先制。
序盤に援護を得た先発・朝倉
3、4回に適時打で追い上げを許し、
5回にイ・スンヨプから同点本塁打、
6回に脇谷から勝ち越し2点本塁打を浴びて降板した。
打線は高橋尚成から代わった野間口を攻略できず、
8回からは上原に抑えられた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


巨人の先発は、中4日で高橋尚成
その立ち上がりをドラゴンズ打線が攻め込みます。
先頭の井端がセンター前に運び、出塁すると、
続く荒木の送りバントを処理した
高橋尚成の一塁への送球が逸れてしまい、セーフ。
相手のミスから無死一、三塁とチャンスを掴みます。
ここで迎えるは、3番・中村紀洋
初球、内角高目に浮いたストレートを引っぱたくと、
打球はレフト前へのタイムリーヒット!
通算1500安打となる節目の一打は、
大一番での貴重な先制打に!
幸先良くドラゴンズが、1点を先制します。
続くウッズの右邪飛で、荒木が三塁へ進み、
再び一、三塁で迎えるは、5番・森野
カウント0-1からの2球目、
肩口から入った緩いカーブを完ぺきにとらえると、
高々と上がった打球は、そのままライトスタンド最前列へ!!
ミスター3ランの本領発揮ともいえる一発で、4-0
一気の速攻でゲームの主導権を握ります。

続く2回もドラゴンズがチャンスを。
1死から荒木がショート内野安打で出ると、
続く中村紀洋の初球に二塁へスチール!
通算200盗塁をあっさりと達成します。
その荒木を二塁に置きますが、
中村紀洋は痛烈ながら、レフト正面のライナー。
さらにウッズも三塁ゴロに倒れ、得点は奪えません。

さらに続く3回も得点圏にランナーを。
森野のショート深いゴロを二岡が悪送球し、二塁へ進むと、
イ・ビョンギュが送って、三塁へと進めます。
しかし7番・井上が前進守備の二塁正面のゴロに倒れると、
谷繁が敬遠され、朝倉勝負となって見逃し三振。
チャンスこそ作りながら、ここもあと1本が出ません。


一方、中6日で先発となった朝倉健太
初回、2回共に三者凡退に切ってまずまずのスタート。
しかし3回ウラ、先頭の清水にレフト前に運ばれると、
続く脇谷はシュートを叩かれ、痛烈なピッチャー返し。
センターへと抜けて、一、二塁とされます。
続く高橋尚成の代打・木村拓也をフォークで三振に取り、
高橋由伸の当たりは、高いバウンドの二塁ゴロ。
しかし併殺を焦ったか、荒木がジャッグルしたうえ、
一塁への送球も逸れて、セーフ。
1死満塁と、ミスからピンチを迎えてしまいます。
何とかここは凌ぎ、ミスをカバーしたい朝倉
しかし谷に初球、真ん中低目のシュートを叩かれると、
右中間に運ばれてしまう2点タイムリー
4-2と、若干詰め寄られてしまいます。

2点リードとなったドラゴンズ
ここは追加点を挙げ、再び突き放したいところ。
4回、巨人2番手・野間口貴彦から
井端が初球を叩き、センター前に運ぶと、
荒木が送って二塁へと進みます。
しかし中村紀洋は、内へのストレートに詰まり、二塁フライ。
ウッズもタテに抜けたスライダーに、
タイミングが合わず空振り三振。
毎回のように得点圏の走者を運びながら、
5点目以降がなかなか点が奪えず、拙攻続き
徐々にイヤなムードが漂います。

そんな中迎えた4回ウラ、朝倉がまたもピンチ。
先頭の二岡に三遊間を抜かれると、
清水にはライト前に運ばれ、1死一、三塁。
ここで迎えるは、8番・脇谷
初球、真ん中高目のストレートを叩かれ、
レフト前へのタイムリーヒット。
単打を連ねられ、4-3と1点差に迫られてしまいます。


優位に進めるためにどうしても
中押しをしておきたいドラゴンズ
5回、再び野間口を攻め込み、
先頭の森野が右中間突破のツーベースで出ると、
イ・ビョンギュが続いて、センター前ヒット。
無死一、三塁と、大きなチャンスを作ります。
しかしこの日は、下位打線がブレーキ。
井上が内へのストレートに反応できず、見逃し三振に倒れると、
谷繁は内角高目のストレートを打ち上げしまい、捕邪飛。
そして代打なく、そのまま打席へ入った朝倉
二塁ゴロに倒れてしまい、この回も0
ストレートで押してくる野間口に、要所で踏ん張られてしまい、
この回も拙攻を繰り返すドラゴンズ打線
徐々に流れが巨人へと傾き始めてしまいます。

それが決定的となってしまったのが、5回ウラ。
谷、小笠原と抑え、2死を取った朝倉
しかしイ・スンヨプに、カウント1-1からの3球目、
内へのストレートを完ぺきに振り抜かれると、
打球は、ライトスタンド中段へ一直線!
今季被本塁打の少ない朝倉が、
よりによって相手の4番に浴びてしまったホームラン
これ以上ない流れで、4-4の同点に追いつかれてしまいます。


5回を投げ、80球。
大一番だけにその疲労度は二倍三倍。
それでもチームの勝利にために投げ続ける朝倉でしたが、
6回ウラ、先頭の阿部にレフトフェンス直撃の
ツーベースを許してしまうと、続く清水の二塁ゴロで三塁へ。
迎えるは、この日2安打1打点の脇谷
ボールがやや先行したものの、フルカウントにまで戻し、
そして投じた6球目は、内角高目のストレート。
しかし137キロとやや球威がなかった分、振り抜かれると、
打球はライナーでライトスタンドへ飛び込んでしまいます…。
今季ホームラン0の伏兵・脇谷に浴びてしまった
痛恨の一発が2ランとなって、6-4と逆転。
追加点が挙げられず、もたついている間に
コツコツ追い上げられたうえに、仕上げは一発攻勢
切り替えて続く野間口を三振に取った朝倉でしたが、
ここで落合監督がマウンドへ行き、交代。
結局この日は、5回2/3、97球を投げ、
9安打7奪三振無四球で6失点
要所こそ凌ぎながらも、最後は踏ん張りきれず、
4点リードをひっくり返されての降板となりました。


ついに逆転されてしまったドラゴンズ
しかしこの一戦は勝たなくてはいけないゲーム
何とか反撃をしようと試みはするものの、
流れは巨人に傾いてしまったことでやや劣勢に。
7回、1死から森野がこの日4本目となる
ショート内野安打で出塁したものの、
イ・ビョンギュは、ストレートに空振り三振。
続く井上もストレートに食らいつき、5球ファウルで粘るも、
最後は内へのスライダーで交わされ、一塁ゴロ。
結局、野間口に捉えきれないまま、
4イニングを無失点に抑えられてしまいます。
さらに8回からはクローザーの上原が登板。
谷繁荒木のヒットで2死一、二塁と
食い下がる姿勢こそ見せますが、
中村紀洋がカウント2-2からの5球目、
内へのフォークにあえなく空振り三振
そして高橋由伸に2ランを浴び、8-4で迎えた最終回も
ウッズ、森野、イ・ビョンギュ
主軸が三者凡退に締められてのゲームセット

初回4点を先制しながら、よもやの逆転
大事な天王山に連敗となってしまったドラゴンズ
これで首位・巨人とのゲーム差が開いてしまい『2』に。
また3位・阪神が敗れたため、
優勝マジックこそ『7』とそのままながら、
巨人が負けない限り、残り7試合を全勝しないと、
連覇への道がなくなるという厳しい状況に。
実に手痛い一敗を食らったドラゴンズ
まさに崖っぷちに追い込まれました。


脇谷クにやられた…。立ち上がり、
中村紀洋のタイムリーと
森野のライトへの3ランで一挙4点
大一番で先に主導権を握り、
いいぞと思いましたが、
ジリジリと巨人に迫られる一方で、
チャンスを作りながらも、
あと1本が出ずに、
5点目以降を奪えないドラゴンズ打線
そして5回におなじみの一発で同点に追い付かれると、
続く6回に先発・朝倉が力尽き、伏兵に痛恨の被弾
終わってみれば、一発攻勢に屈しての逆転負け
勝たなくてはならない一戦を落とし、
優勝マジックこそまだ『7』が点灯しているものの、
連覇のためには、残り7試合に
すべて勝たなくてはいけないという
茨の道を進んでいくこととなりました。

初回の4点は、うれしい反面、
実はイヤな予感がしたんですよね。
初回に大量点を挙げながら、
その後追加点が奪えないというゲームが
今季いくつかありましたし、このまま
『スミ4』になられければいいのだがと思いましたが、
悪い意味で的中してしまい、とても悔しいです。

またこの日は『伏兵』にやられてしまった印象が。
主役ともいえる高橋尚成を攻略し、
小笠原にはほとんど仕事をさせなかったものの、
打の脇谷、投の野間口という、
これまでそれほど意識さえしていなかった選手に
打たれ、抑え込まれてしまったこと。
特に6回の場面では、
それまでの脇谷の内容がよかっただけに
無理に勝負しなくてもよかったのではとも思えましたが、
結局フルカウントから甘くなってしまった
内へのストレートをライトスタンド最前列へ。
これまでのデータなどもありますし、
通常なら抑えられたと思いますが、通常ではなかった
朝倉も踏ん張っていましたが、痛すぎる結果となりました。

さらに初回、左中間フェンス直撃の二塁打を放った際、
右太ももの肉離れを起こしたという
英智の交代もゲームに影響を与えたのではと思います。
良い流れで来ていた際のアクシデント
ドラゴンズ『伏兵』になれる選手を
それを大事な一戦の初回で失うことになった。
代わって7番に入った井上に、いくつものチャンスが
回ってきてしまったのも、何かの皮肉にも感じました。
登録抹消になるそうですが、ここに来ての離脱は痛いですね。
代わって入る選手の奮起に期待します。


落とすと思っていなかっただけに
かなりのショックでもありましたが、
終わってしまったことは、もうやり直せませんし、
こうなってしまった以上は、逆に開き直って
残り7試合を進んでいくしかないでしょう。
自力優勝の可能性が消えたわけではなくて、
まだマジックだって点いているんですから。
そのマジック『7』を1つ1つ自分たちで減らしていき、
そして7試合すべて取ったときに、優勝が決まる。
目標がしっかりして、逆にいいんじゃないかと思います。
巨人も残り2試合勝つと決まったわけではないですし、
ドラゴンズが勝ち続けていけば、
大いなる重圧になっていくかもしれませんしね。
決して楽ではないですし、難しい戦いとなるのは必須ですが、
ここで諦めていては、連覇はできません。
負けた悔しさをエネルギーに変えて、
残り7試合、全力で戦ってもらいたい、いまはそれを一番望みます。

当初はこちらが天王山になるのではと言われた
明日からの甲子園での阪神との2連戦。
7連敗のうえ、優勝の可能性がなくなった阪神
つきあうことなく、しっかりと連勝
8連戦の最後でキツいと思いますが、
気持ちを切らすことなく、頑張ってほしいと思います!


★プレーヤーズ・ボイス(26日)

●朝倉健太
<4点のリードを守れず、6回6失点で敗戦投手>
「打たれてはいけないところで、
ホームランを打たれ、それがいけなかった。
ホームラン? はい。そこですね…。
脇谷? あそこまで振られると思わなかった。

<昨年7月3日以来の東京ドーム登板だったが、
大一番で痛すぎる一発を浴び>
「久々の影響? 投げた感じは良かった。
2被弾? 球威がある、なしで
ホームラン本塁打につながるものではない。
プレッシャーに負けたとでも言わせたいんですか」

<これで3戦連続で白星なしと疲れは隠せず。
おそらく次が今季最後の登板>
「次回? 一週間あるんで考えます」
朝倉健太公式、東京中日、サンスポ
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●森野将彦
<初回にライトへ16号3ランを放つ>
「肩口から入ってくるカーブを、
うまく残って打てました。完ぺきに打てました」

<その後も安打を重ね、5打数4安打気を吐くも
初回以外はチャンスをつぶして逆転負け。
試合後はため息交じりに声を絞り出す>
「負けては仕方がないです。
野球ですから(追加点がなければ)こうなるでしょう。
負けたら一緒ですよ。何もない。
4安打? 気持ちだけです」

<危機感をにじませ、自らを奮い立たせるように>
「明日…、といっても、あと全部勝たないといけない。
もう負けられないんです。
全部勝ってマジックを全部消す。それだけでしょう。
残り試合、全部勝つつもりでやります。
そのうち、また盛り上げますよ」
中スポ中日新聞スポーツ報知名古屋ニッカン

●中村紀洋
<初回、レフト前へ先制タイムリー。
これでプロ野球史上95人目の通算1500安打も達成>
「打ったのは、ストレート。
バットが自然に出ました。
気持ちが打たせてくれた感じです。負けられないんで。
記録はいいんです。勝つことです」

<しかし8回の好機には上原に三振>
「フォークがいいところに落ちてきた。
もう負けられない。最後まで全力を尽くします」
中スポサンスポ共同通信社名古屋ニッカンデイリー

●タイロン・ウッズ
<大一番で主砲がブレーキ。
5打数無安打に終った悔しさをにじませた>
「序盤にたくさんチャンスはあったし、勝てるゲームだった。
自分自身が気負いすぎたところがあったかもしれない。
もう少しリラックスしてやれば良かった。
もちろん最後までセントラルのチャンピオンとしての誇りを持って戦う」

<本塁打王争いでは高橋由伸に目の前で並ばれたが>
「まだ7試合もあるんだ」
(中スポ、中日新聞スポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋デイリー

●荒木雅博
<2回に二盗し、史上66人目の通算200盗塁を達成。
しかし節目にもクールに対応>
「勝ちに貢献する盗塁ができればと思っています」

<3回、高橋由伸の二ゴロを失策>
「ゲッツーは無理だったけど、
前に出てしまってバウンドが合わなかった」
(中スポ、東京中日、名古屋ニッカン

●英智
<初回に左中間二塁打を放った際、
一塁を回ったときに右足を痛め、途中退場。
足を引きずりながら球場を後に>
「一塁を回ったときです。何とも言えないです。
あした(27日)病院に行って検査をしてからです。
(今後が)どうなのかはトレーナーに聞かないと。
早く良くなって試合に出たいんですけど」
中スポ名古屋ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<初回、二塁打を放った際に右太もも裏を痛め、
代走を送られて退いた英智について>
「肉離れじゃないか」
サンスポ

●井上一樹
<負傷した英智に代わって出場も
3回、5回と得点機に凡退してしまい>
「出た以上は仕事をしないと…。
アクシデントなんて言っていられない。
気持ちの切り替え? それ以外に何があるの?」
(中スポ名古屋ニッカン


◆川上憲伸
<27日の阪神戦に先発予定のエースは気合十分。
優勝争い、甲子園と様々なプレッシャーがかかるが>
「やるしかないでしょう」
(中スポ)


●落合監督
<天王山決戦に敗れ、連覇へ向けて痛い1敗を喫す。
残り7試合で一つも負けられない苦境にも悲壮感はない>
「ちょうどいいんじゃないのか。
7ゲームで7つ勝てばいいってところで。
そういう状況になった方がすっきりするだろう。
かえってその方がいいんじゃないか。
まあまあだったんじゃないか。きょうの朝倉は。
(11残塁の拙攻に)1年間ずっとこんな感じだよ。
今年を象徴したゲームだったな。
もう1点(どこかで)取っていれば、どうにでもなる。そこで止まるから」

<試合前、天王山を前に語る>
「大一番? オレは一緒だったよ。
なぜ一緒かわかるか? 生活がかかっているからだ。
オレたちは生活をかけて野球をやっている。
オレにはこの試合は真剣に、
この試合は適当でなんてなかった。
1打席たりとも、いいやという気持ちでやっていない。
すべての打席にプロとして最高のものを求めていた。
だからどの試合が大事かなんてない。
今の選手(がどうなのか)は知らないよ。
昔の選手も知らない。個人差はあると思う。
でも、オレはそうだった。
少なくともオレはそうやってきた」

<右太もも裏を痛めた英智について>
「(出場選手登録を)抹消するということだ。
クラ(英智)を抹消しなきゃいけないのが一番の誤算」

<敗戦後もまったく落胆を見せず、前を向く。
暗い表情をしていた報道陣に向かって>
「これで終わったような顔をして。
先はまだ長いんだぞ。かえっていいんじゃないか」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


☆中日の自力優勝の条件(26日)

中日の優勝へのマジックナンバーは『7』で変わらないが、
巨人が残り2試合に連勝すれば、81勝62敗1分けで勝率.566となり、
中日は残り7試合を全勝か、6勝1分けでなければ勝率で上回れない。
中日が27日の阪神戦に敗れるとマジックナンバーが消え、
逆に巨人マジック『2』が点灯。
さらに中日が28日の阪神戦、30日の広島戦に連敗すれば、
巨人の5年ぶりのリーグ優勝が決定する。
共同通信社時事通信


記録備忘録。(26日)

中村紀洋は、1回、高橋尚成から左前打を放ち、
通算1500本安打を達成した。プロ95人目。
初安打は近鉄時代の1992年6月18日の
日本ハム15回戦(藤井寺)で、河野から。
時事通信

荒木が、2回に二盗を決め、
通算200盗塁を達成。プロ66人目。
初盗塁は1997年6月29日の巨人14回戦(ナゴヤドーム)で二盗。
時事通信


今日の公示。(26日)

◆セ・リーグ
【出場選手抹消】
▼中日 山本昌投手
共同通信社


前日の登板で、ミスから自滅し4回5失点で降板。
今季10敗目を喫し、落合監督
「(今季の登板は)もうないよ」と話していた
昌さんがこの日、抹消されました。
登板機会がないということですが、
クライマックス・シリーズなどの登板はまだ未定。
ただおそらくないのでは、と思われますが…。


ナゴヤからの話題。(26日)

◆福留孝介
<米国・ロサンゼルスで右ひじ遊離軟骨の
除去手術を受け、現在リハビリ中。
この日、球団が10月3日に帰国する予定と発表>
「自分でも思っていた以上の早さです。
球団の理解もあり(乾燥気候の)こちらで
手術させてもらいましたが、その選択はよかったと思います」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン


中日球団は、この日、現在米国・ロサンゼルスで、
右ひじのリハビリを行っている福留が、
10月3日帰国する予定ということを発表しました。
経過は非常に順調で、すでにひじ関節の曲げ伸ばしができるまで回復。
執刀医からもひじに負担のかかかる
ランニング再開と帰国の許可が出たとのこと。
今後は日本でリハビリを続けるそうですが、
10月4日のナゴヤドーム最終戦後の
チームのセレモニーにも参加する予定。
久々に背番号1の姿が拝見できそうですよ!

またリハビリ中のため、北京五輪アジア予選の
決勝リーグに向けての日本代表候補からは外れたそうです。


若竜からの話題。(26日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 20回戦
(26日・ナゴヤ球場)
  000 001 200 =3
  011 000 000 =2
[敗] 菊地(10試合1勝1敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤亮太、齊藤、チェン、清水昭信、菊地、金剛、クルス
公式HP福岡ソフトバンクホークス

【ゲームレビュー】
2回ウラ、連打と四球で1死満塁から
田中のライト前タイムリーで先制。
3回ウラには連打と四球で1死満塁から
中村公治の犠飛で追加点。
6回、4番手・清水昭信が2死から
明石にタイムリーを浴び、1点差に詰め寄られると、
7回、5番手・菊池が2死からピンチを招き、
内野安打と四球で満塁から吉本に逆転2点タイムリーを許す。
打線は4回以降、8回まで無安打に抑えられたが、
9回ウラ、エラーと田中のヒットで2死一、二塁と同点のチャンス。
しかし代打・平田が三邪飛に倒れ、2-3でゲームセット。
今シーズン最終戦を勝利で飾れなかった。
公式HPより)


●チェン・ウェイン
<5回から3番手として登板。
1イニングを投げ、打者3人をピシャリ。
左ひじ疲労骨折の形成手術から約1年ぶりに復活登板を果たし>
「きょうは腕をしっかり振ることだけを考えました。
投げられてうれしいです。
(MAXは143キロ)あと、スピードが7キロ欲しい。
コントロールは良くなかったが、力一杯投げられました」

<ひじのリハビリだけじゃなく、
ウエートトレーニングも積極的に行ってきた>
「ずっとウエートをやってきたから。
(リハビリ中にお世話になった)
トレーナー、トレーニングコーチに感謝します」
公式HP中スポ

●田中大輔
<初めてリードしたチェンについて>
「低めにきてたし、球速以上に球がきていました」
中スポ

●高橋2軍投手コーチ
<チェンの復活登板を喜ぶ>
「143キロ出たということが一番。本人も気分がいいだろう」
中スポ


●金剛弘樹
<今季36試合に登板し、2勝11セーブ、防御率0.68。
阪神・筒井とともに最多セーブのタイトルを獲得>
「去年に比べても安定した投球ができた。
その結果タイトルが取れたことは自信になります。
上(1軍)で仕事をすることを目標にがんばります」
中スポ

●森岡良介
<打率.316、6本塁打、42打点とチーム三冠王。
最高出塁率.401をマークし、初のタイトルを獲得>
「(3番だが)1、2番のつもりで、
出塁することを考えて1年間やってきた。
タイトルを取れてうれしい」
中スポ


今季のウエスタン・リーグ最終戦となった
ナゴヤ球場での福岡ソフトバンク戦
2-3と逆転負けを喫し、ラストを飾れませんでしたが、
その中でうれしい登板となったのが、育成選手のチェン
左ひじ疲労骨折の形成手術から1年。
昨年9月10日以来となった実戦マウンドで、1回を無失点。
MAX143キロのストレート勝負で、
相手のバットをへし折るなど、球にも伸びが。
またしっかり腕を振って投げ込むことができたもよう。
今季はリハビリのため、背番号『203』を付けた育成選手でしたが、
シーズンの最終戦で登板を果たしたことで、
いよいよ完全復活への第一歩を踏み出したチェン
今後もしっかりとケアをして、
しなるフォームを再び披露してほしいです。

またウエスタン・リーグは、この日、今季の全日程を終了。
88試合を戦い、49勝31敗8分けでリーグ制覇のドラゴンズからは、
金剛最多セーブ(11S)、森岡最高出塁率(.401)の
タイトルを獲得しました。おめでとうございます!

2007年9月26日 (水)

10敗山本昌痛恨の悪送球、被弾竜マジック減らせず。

きょう竜巨最終決戦 
残り8戦 7つ勝てばいいんだ!


天王山の初戦を取って、首位に浮上。
ついに優勝マジック『7』を点灯させたドラゴンズ
迎えた東京ドームでの巨人との第2戦。
先発には、中6日で山本昌が上がりました。
約4カ月勝ち星がなく、6連敗中
しかしここぞでの経験が豊富な超ベテラン
大一番での白星をファンナインも期待しましたが、
1つのミスから一気に自滅となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 23回戦
(25日・東京ドーム | 中日12勝11敗)
42201人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 山本昌(19試合2勝10敗)
[D本] ウッズ35号
[Dバッテリー]
山本昌、久本、平井、高橋 - 小田、清水将海

【ゲームレビュー】
先発・山本昌が打ち込まれ、2連勝ならず
山本昌は4回を被安打5の5失点。
1回2死から小笠原にソロ本塁打を浴びた。
1-1の4回、小笠原、イ・スンヨプ
連続安打を許し、無死一、二塁。
二岡の投前バントを山本昌が一塁へ悪送球し、1点を失った。
さらに二、三塁で阿部に右翼席へ3ランを運ばれた。
打線は4回一死からウッズが左中間へ本塁打。
5点を追う8回2死で代打・立浪が右前へ2点適時打を放ったが、
その後は交代した上原に抑えられた。
巨人は4本塁打を放ち優勝へ望みをつないだ。
内海は14勝目、上原は31セーブ。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


中6日で上がる大一番のマウンド。
小田とのバッテリーで臨んだ山本昌でしたが、
立ち上がり、2死から小笠原への初球、
内角高目に浮いたスライダーを振り向かれると、
打球は伸びてライトスタンドへ。
小田は外を構えていましたが、
逆球となってしまった失投を叩かれた
いきなりの被弾で失点を許してしまいます。

一方、巨人先発は、中5日で内海
この日は外への変化球のキレが上々。
初回、2死一塁からウッズ
外へのチェンジアップに空振り三振に倒れると、
2回は、森野の痛烈な一塁ゴロこそあれど三者凡退。
3回も井端がようやくセンターへ運びますが、
後が続かず、なかなかチャンスを作れません。

しかし4回、ようやく主砲が失投を弾き返します。
1死からウッズがフルカウントからの6球目、
真ん中高目に甘く入ってきたストレートを逃さず叩くと、
強烈なライナーで、左中間スタンドへ一直線!
今季100打点目となる同点35号ホームラン!
巨人戦の本塁打はこれで12本目となったウッズ
主軸の本塁打の応戦で、1-1の同点に追いつきます。


1点を失った後は、落ち着きも取り戻し、
丁寧にコーナーを突く本来の投球。
立ち直ったかに思えた山本昌でしたが、
同点にしてもらった直後の4回ウラ、
巨人打線に捕まってしまいます。
先頭の小笠原に中に入ったスクリューをライト前に運ばれると、
続くイ・スンヨプにも初球、内へのスクリューをライト前へ。
連打で一、二塁と走者を背負ってしまいます。
続く二岡は堅くバントで送ってきましたが、
投前に転がった打球を山本昌が処理して、一塁へ送るも、
そのボールが一塁ベース手前でワンバウンド!
一塁ベースカバーの荒木が止められずにトンネルし、
ライトへと転がる間に、小笠原が生還。(記録は犠打と失策
ベテランらしからぬ山本昌痛恨の悪送球
自らのミスで、2-1と勝ち越されてしまいます。

なおも無死二、三塁で迎えるは、6番・阿部
一塁も空いていましたが、ここは勝負。
しかしカウント1-2からの4球目、
内へ投じたスクリューを捉えられると、
打球はライナーで、ライトスタンドへ一直線。
前夜に続き、阿部に浴びてしまった手痛い3ランホームラン
エラーから来る焦りもあったのか、
甘くなったボールを見事に捉えられての一挙4失点
これで実質KOとなった山本昌は、この回で降板。
4回57球を投げ、5安打3奪三振無四球で5失点。
5安打のうち、2本がソロと3ランといえど、
やはり響いたのは、ホームランでない1失点
まさに自滅となった今季最後のマウンドは、
わずか2勝の今季を象徴するかのごとく、辛い結果となりました。


5回ウラ、2番手・久本が先頭の高橋由伸
センターバックスクリーン右へ運ばれ、さらに1失点。
6-1と、5点ビハインドとなったドラゴンズ
6回は、先頭の中村紀洋がライト前ヒットで出ますが、
続くウッズはフルカウントから内へのスライダーに見逃し三振。
さらに森野もファウルで粘るも、外へのストレートを見逃し三振。
続くイ・ビョンギュが初球を叩き、一、二塁間を抜くものの、
英智が外へのスライダーにショートゴロ。
何とか攻略しようにも、なかなか走者を溜めることさえできません。

続く7回も内海を攻め込み、
1死から久本の代打・井上が一、二塁間を抜くと、
続く井端が外へのチェンジアップに食らいつき、
技ありのライト前へ落とすヒット。
一、二塁とようやく反撃の糸口を掴みます。
ところが続く荒木がカウント1-2からの4球目、
内へのスライダーを引っ張るも、三塁正面へのゴロ。
5-4-3と渡るダブルプレーとなって、一気に消滅。
内海に粘られ、チャンスを活かすことができません。

それでも何とか食い下がるドラゴンズ打線
8回、1死からウッズが引っかけながらも
ボテボテの三塁内野安打で出ると、
森野も続いて、ライト前ヒット。
続くイ・ビョンギュの一塁ゴロで二、三塁に進むと、
平井には、代打の切り札・立浪を送られます。
流れを変えるためにも1本欲しい場面。
期待に応えた立浪が、初球、
外角低目のチェンジアップを逃さずに叩くと、
一、二塁間を破っていくタイムリーヒット!
ウッズ、森野が相次いで生還し、6-3
土壇場で3点差に迫り、内海をKO!
敵のクローザー・上原を引きずり出します。

その上原から清水将海がフォークをレフト前に運び、
2死一、二塁とチャンスを広げて、迎えるは、井上
落合監督から耳打ちされて臨んだ打席。
ここで1本放って、さらに詰め寄りたい。
しかしカウント2-0からの4球目、
外角低目のフォークに当てただけの投ゴロ
惜しくも二者残塁に終わってしまい、反撃はここまで。
続く8回ウラ、4番手・高橋聡文が2死から
二岡にライトスタンドへ運ばれ、
ダメ押しともいえるソロ本塁打を浴びてしまうと、
最終回は、上原の前にあえなく三者凡退でゲームセット

4本のホームラン攻勢という東京ドームらしい野球
巨人に雪辱され、天王山の第2戦を落としたドラゴンズ
再び2位に転落したものの、優勝マジック『7』はそのまま。
自らの悪送球をきっかけに崩れ、
4回5失点の山本昌は、ついに7連敗となり、
01年以来6年ぶりの2ケタ黒星となる10敗目
さらにこの一敗で、優勝マジックの対象は
巨人のみとなり、残り試合数から見ると、
第3戦は絶対に落とせない状況に。
まさに天下分け目の大一番となってきそうです。


最後まで笑えなかった…。大事な天王山の第2戦。
勝ってマジックを着実に
減らしたいところでしたが、
ウッズの弾丸弾で
同点に追い付いた4回ウラ、
連打を浴び、無死一、二塁と
走者を背負った昌さんが、
続く二岡の投前の
送りバントを処理するも、
一塁への送球がワンバウンドに…。
さらにそれをベースカバーの荒木が止められず、
ライトへとボールが転々とする間に1点を失うと、
動揺もあったか、続く阿部には、内へのスクリューを
ジャストミートされて、ライトスタンドへ。
3ランホームランとなってしまい、この回4失点でKO
これでゲームの流れを一気に持って行かれてしまいました。

「ミスをした方が負ける」
よく言われるフレーズですが、大事なゲームで
よりによって、ベテランがこのようなミスを犯してしまう。
3回まで初回に浴びた被弾以外は、抑え込めていただけに、
その後をキッチリと凌いでくれれば、よかったのですが、
やはり焦りなども出てしまったのでしょうね。
弁解の余地もない最悪の結果になってしまい、
とても悔しいうえに、残念に思えました。
シーズンは残り8試合、日程も阪神戦の後は空きますし、
監督も言うように、おそらく今季の登板はもうないでしょう。
200勝まであと9勝でスタートしましたが、
想像以上に『200』という数字が重圧となり、
結果は、自身初の7連敗を含めた2勝10敗
2軍落ちを何度も経験するなど、
いろいろやってきたものの、最後まで立ち直れず、
実に勝つことが難しいといえる1年となってしまいました。
昌さん本人もかなりショックも大きいとは思いますが、
これで終わりではありませんし、
自分なりにしっかり考え、今後も鍛錬していってもらいたいです。

さらにこの3ラン以外にも、
好調だった中継ぎ陣の久本、高橋がともに被弾。
結局この日は4本のホームランを浴びた投手陣
いかにも東京ドームの巨人戦という感じのゲームでしたが、
ボールが良く飛ぶだけに、1球の失投命取りとなります。
第3戦に投げる投手はその辺を肝に銘じないといけないでしょう。


巨人に敗れて、2位に後退したものの、
優勝マジック『7』で変わらず。
巨人に現時点で自力優勝の可能性がないため、
2位なのにマジックということになりましたが、
対象が巨人になってしまったことで
マジックが点きながらも苦しい状況となってきました。
中スポなどによると、もし第3戦を落とした場合、
残り7試合全勝しないとトップに立てない。
また1つでも落とすと、待っている巨人
優勝をさらわれるという最悪の事態もあるとのこと。
まさしく第3戦の勝敗が、
今季の運命を決定づけることとなりそうです。

その一戦の先発は、おそらく朝倉となるでしょう。
今季、安定した投球で1年間ローテを支えてきた朝倉
9月に入って、やや調子を落としているものの、
しっかりと自分の投球ができれば、
巨人打線を封じ込めることはできるでしょう。
大一番で今季の投球すべてをぶつけてもらいたい。
そして相手先発・高橋尚成をチャンスを活かし攻略すること。
初戦のような気迫で臨めば、叩けない投手ではないです。
想像以上のゲームになってきそうな今季最後の直接対決
厳しい重圧のなか、絶対に勝って前に進んでもらいたいです!


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●山本昌
<4回5失点で6年ぶりの2ケタ黒星を喫す>
「申し訳ないです。
空中戦に敗れた? そんなの投げる前から分かっている。
バント処理を慎重に行き過ぎた? そうなんだけど、
あんなボールを投げていたらいかんわな…」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー名古屋タイムズ

『現実をしっかり受け止めようと思います。
いろいろ言われるのは仕方ないことですし、
何よりも期待していただいたファンのみなさん、
監督、コーチやチームメートには
申し訳ないとしかいいようがありません。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)


●森バッテリーチーフコーチ
<ベテランらしからぬミスが続いた山本昌に怒り心頭>
「1、2年目の投手じゃねぇんだ」
スポニチ名古屋


●タイロン・ウッズ

<4回、35号ソロを放ち、
横浜時代の04年から4年連続100打点をマーク。
球団初の3年連続100打点を達成>
「打ったのは、ストレート。完ぺきにとらえられた。
でもチームが勝たなければ、打ってもうれしくないよ。
本塁打とかを打って打点を挙げるのは大事なこと。
今年は特に四球(セ・リーグトップの112)が多くて、
打つのは難しかった。その意味ではよかったよ」

<試合前には落合監督から直接指導を受け、構えを修正>
「バットの位置をもう少し上げるようにアドバイスされたよ」

<天王山第2戦に敗れただけに笑顔はない>
「チームが勝たないとうれしくない。
100打点は嬉しいけどチームが勝つために打ちたい。
記録で次に狙うのは40本塁打?  いや違う。
(個人的な)本塁打数の目標はない。ただ勝つことを狙う。
きょうがきっかけになることを願っているよ。
でも1日じゃわからない。明日も打たないと」
(東京中日、サンスポ共同通信社時事通信
スポニチ名古屋名古屋ニッカン名古屋タイムズ

●立浪和義
<8回、ライト前へ2点タイムリー>
「真っすぐを狙ってました。
うまくひっかかってくれました。
(久々のタイムリーには)
これからは全部打てるようにしたい」

<今季27打点とし、シーズン代打打点記録にあと3>
「記録? 気にしてないです。そういうのは全然関係ない。
とにかく勝ちたい。いいところで打ちたいだけ。
きょうは負けたけど、また明日頑張るしかない。
マジック7とかいっても、
数字が(まだ多い)数字なんで気にもしていない。
残り試合全部勝つつもりでやるしかない。
いいところで1本打って勝ちたい」
(東京中日、サンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン名古屋タイムズ

●久本祐一
<2番手で登板。5回先頭の高橋由伸に手痛い被弾。
しかしその後は打者6人でピシャリと抑える>
「本塁打の後に切り替えて
抑えられたのはよかったですけど、
1点も取られてはいけない場面だったので…」
中スポ

●清水将海
<5回から小田に代わって途中出場。2安打を放つも>
「打てたことは素直によかったと思います。
2本打ったけど(巨人に打たれた)2本の本塁打が悔やまれます。
自分はミットで貢献しないといけない」
(中スポ、名古屋ニッカン

●中村紀洋
<医師にあきれられるほど骨盤がずれていたという
腰痛を押して、2試合ぶりにスタメン復帰。
痛み止めの注射を打って強行出場し、
4打数1安打。通算1500安打に王手をかけ>
「勝ちたかったなあ…。向こうの勝ち方をされた…って感じ。
(痛みは)試合に出ているうちは気にならないし大丈夫。
1500本? 記録のことは知っている。意識はない。
それにしても最後の打席(3球三振)は
初球を(打ちに)いっとけばよかった。後悔してんねん」

<大一番を迎える決意を表明>
「あしたが大事やね。切り替えていきます」
中スポサンスポ名古屋ニッカン

●井端弘和
<もし第3戦に敗れれば、
残り7戦で全勝が必要となることが濃厚
数字のことは頭に入っており、厳しい表情で言葉を残す>
「あした(26日)? 
負ければ全勝になっちゃうんでしょ。大一番ですね」
(中スポ)

●井上一樹
<前日は平凡な左翼への飛球を追った際、
人工芝に足をとられて転倒。三塁打にしてしまう。
この日の試合前、左翼で慎重に芝生の状態などを
確認するなど、入念な外野守備練習を行う>
「きょうは気をつけるよ」
名古屋ニッカン

◆朝倉健太
<首位決戦第3戦の先発が濃厚。
練習後はピリピリムードでロッカールームに>
「前回の修正点? 特にないです」
(東京中日)

●高代野手総合チーフコーチ
<山本昌の一塁への悪送球に>
「あのバウンドは(荒木は)止められん」

<この一敗が想定内であることを強調>
「もともと3連勝できるとは思っていない」
(東京中日、名古屋タイムズ


●落合監督
<山本昌について>
「マサ(山本昌)は結局1年間立ち直れなかったな。
野球人生で初めてじゃないか? こういうシーズンは。
アイツにとって、こういう年だったんだろうな。
オフは若いのと一緒に練習をやってもらう。
でなきゃ、今年と同じになりかねない。
もうひと汗もふた汗もかいてもらわないと。
それで体を若返らせてもらわないとな。
まあいい勉強になったんじゃないか、この1年は。
それがプラスになるか、マイナスになるかはこのオフ次第だ。
今季の登板? 今年はもうないよ。
どこで投げるの? 普通に考えて」

<優勝マジックは、変わらず7のまま。
天王山最終ラウンドの勝敗がペナントの行方を握るが>
「残り試合はまだ、たくさんあるだろ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー名古屋タイムズ


若竜からの話題。(25日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 19回戦
(25日・ナゴヤ球場)
  004 000 000 =4
  240 100 00× =7
[勝] 小林(24試合2勝)
[S] S・ラミレス(19試合1勝1S)
[D本] なし
[D投] 川井、長峰、石川、小林、S・ラミレス
公式HP福岡ソフトバンクホークス

【ゲームレビュー】
初回から打線が好調、岩﨑の安打と盗塁、
森岡の四球で1死二、三塁から、
4番・新井がライト前へ先制タイムリー。
さらに相手捕手・大野の悪送球などで2点を先行。
2回ウラ、柳田、田中の連打で1死一、二塁から
澤井、岩﨑、森岡、新井と4連続安打で4得点
3回、2番手・長峰が捕まり、
2死から荒金、吉本、小斉のタイムリーなど
4長単打を浴び4失点。2点差に詰め寄られたが、
4回2死一、三塁から堂上剛裕
レフト前タイムリーで追加点を挙げ、7-4
4回以降、石川、小林、S・ラミレス
リリーフ陣が踏ん張り、1点も与えずに逃げ切る。
公式HPより)


○新井良太
<先制打を含む5打数3安打2打点と大活躍。
ファーム日本一に挑む中日2軍の4番は調子が上向き>
「ここ5、6試合、良い感じを持続できています。
4番が打つとチームも波に乗れる。
得点圏での意識を今まで以上に強く持って
打席に入っていることが、
良い結果につながっていると思います」
中スポ


○辻2軍監督
<就任1年目でウ・リーグを制し、優勝ペナントを手に>
「1年目で優勝できたことは素直にうれしいです」

<29日の巨人とのファーム日本選手権に向けては>
「1年やってきたことを出し切れるように、
2チームだけしか経験できない緊張感を楽しみながら、勝ちたい。
最後に負けたら(ウ・リーグ制覇も)
勝った気がしないからね。勝つために頑張りますよ」
中スポ


ウエスタンの今季の公式戦も残りあと2試合
ナゴヤ球場での最終カード、対福岡ソフトバンク戦は、
序盤から打線が爆発して、16安打を放つなど好調。
7-4で勝利をおさめ、週末29日に行われる
巨人とのファーム日本選手権へ弾みをつけたもよう。
なおこの日の試合終了後には、ペナント授与式が行われ、
辻2軍監督にウ・リーグ優勝のペナントが手渡されました。


PS 今夜の渡邉選手。

山本昌が4回に大量4点を奪われKO。
5回無死一塁に回ってきた打席に、
代打として、我らが渡邉選手が登場しました。
日藤の先輩の敵討ちとして、巨人先発・内海と相対し、
うまくボールを見極めたりもしましたが、
結局カウント2-2からの6球目、
真ん中高目に来たスライダーを見逃しての三振
日テレ解説の某ジャパン監督には
「見逃した方が悪い」と言われる始末。悔しいッスね(.130

2007年9月25日 (火)

気迫竜天王山初戦を制す、そして点灯連覇マジック7!

竜ヘッドでV突進 
M7点灯したぞ 最短30日に胴上げだ


今季もいよいよ残り10試合
首位・巨人を1ゲーム差で追う2位・ドラゴンズ
ついに敵地・東京ドームでの3連戦を迎えました。
チーム初の連覇のため、優位に進めていくには
何としても初戦を取っておきたいところ。
それを十分承知のドラゴンズナイン
決戦を迎えた気迫はかなり違い、初回から積極的でした!

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 22回戦
(24日・東京ドーム | 中日12勝10敗)
45639人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 山井(12試合5勝3敗)
[S] 岩瀬(57試合1勝4敗41S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山井、石井、岡本、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
打線が安打で着実に得点を重ねて快勝
優勝へのマジックナンバー7が点灯した

1回に井端、荒木の連打で無死一、三塁。
さらに盗塁と四球で1死満塁とし、
森野が右前に適時打を放って2点を先制した。
1点差とされた4回には井端の中前適時打で2点を追加。
再び1点差に詰め寄られた5回にも英智の右前適時打で1点を加え、
7回には2点を奪って突き放した。
先発・山井は5回を4失点でしのいで5勝目
石井、岡本とつなぎ、9回は岩瀬が締めた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


腰痛が悪化した中村紀洋がスタメンから外れ、
井上を3番・レフトで起用したドラゴンズ打線
いきなり巨人先発・木佐貫の立ち上がりに襲いかかり、
先頭の井端が一、二塁間を破るヒットで出ると、
続く荒木の時にエンドランを敢行!
荒木が引っ張り、三遊間を抜くと
スタートを切っていた井端は、
三塁を陥れてのヘッドスライディング!
さらに続く井上の3球目に荒木が二塁へスチール。
積極果敢にを絡めた攻撃で、
無死二、三塁と先制のチャンスを作ります。
井上が外角低目へのストレートに
空振り三振に倒れ、1アウトを取られますが、
木佐貫をカモにするウッズは、
勝負を避けられての四球で、1死満塁
ここで巨人戦5本塁打、19打点の森野を迎えます。
大事な決戦だけに、ぜひとも先制はしたいところ。
カウント0-1からの2球目、
外から中に入ったフォークを積極的に叩くと、
打球は一、二塁間を抜く2点タイムリーヒット!
天王山初戦、ドラゴンズが先手を取ります。

一方、ドラゴンズ先発は、中6日で山井
初回、先頭の高橋由伸に初球をレフト前に運ばれますが、
小笠原を4-6-3の併殺に取り、結果三者凡退。
しかし2回、思わぬプレーに足を引っ張られてしまいます。
先頭、イ・スンヨプの当たりは、
外へのシュートを打ち損じての高々と上がるレフトフライ。
ところが捕球体勢に入ろうとしたレフト・井上
人工芝に足を取られてしまい、尻もちをつき転倒!
後逸する間になんと三塁にまで進まれてしまいます。
(記録はイ・スンヨプ三塁打)、
さらに続く二岡は初球を叩き、二塁ゴロ。
一塁へと送られる間に、イ・スンヨプが生還。
ある意味これも天王山ならではの緊張感なのか、
味方のミスから山井は、1点を失ってしまいます。


しかしこの日のドラゴンズは気合十分。
4回、再び木佐貫を攻め込みます。
1死からイ・ビョンギュがセンター前ヒットで出ると、
英智の三塁ゴロでランナーが入れ替わりますが、
谷繁がレフト前ヒットで繋ぎ、一、二塁。
さらに山井の投手強襲の当たりを
木佐貫が大きく弾くと、ボールを見失ってしまいエラー。
下位打線で2死満塁と、追加点のチャンスを作ります。
ここで迎えるは、トップに戻って井端
カウント0-1からの2球目、
真ん中高目のストレートと叩くと、
弾んだ打球はそのままセンターへ抜ける2点タイムリー!
気合の一打4-1とリードを大きく広げます。

ところがそのウラ、山井イ・スンヨプに一発を。
レフト線へのツーベースのを置いて1死二塁の場面。
カウント0-2からの3球目、
外角高目のシュートをまたも逆方向へ持って行かれると、
そのまま打球は、レフトスタンド最前列へ飛び込む2ランに。
第1打席に続いて、相性の良くない相手の4番
長打を食らってしまった山井
4-3と1点差に迫られてしまいます。


しかし詰め寄られると逃げるのが、今夜のドラゴンズ
5回、1死から登場したウッズが、
3球目、ど真ん中のストレートを叩くと、
打球はセンターフェンスを直撃!
ところがホームランかと思ったウッズのスタートが遅れ、
シングルヒットとなってしまいます。
ここで巨人ベンチは木佐貫を諦め、
この日再昇格のルーキー・金刀にスイッチ。
森野はレフトファウルフライに倒れ、
2アウトとなりますが、ここであっと驚くプレーが!
続くイ・ビョンギュの初球に
なんと一塁走者のウッズがスタートを切ると、
二塁へは、果敢にヘッドスライディング!!
ミスを挽回したうえに、さらに流れを呼び寄せる好走塁
ノーマークの巨人バッテリー動揺させます。
そしてイ・ビョンギュが四球を選んで、
2死一、二塁として迎えるは、7番・英智
フルカウントからの7球目、
外へのシュートを右方向へ持って行くと、
ライト前に落ちるタイムリーヒット!
ウッズの盗塁が功を奏し、5-3と再び差を2点に広げます。


4回まで4安打3失点、粘りの投球
打線にもらったリードを守り続ける山井
しかし5回ウラ、痛恨の失投
1死から脇谷にセンターオーバー、
フェンス直撃のスリーベースを許してしまうと、
続く吉武の代打・ホリンズは空振り三振に取りますが、
高橋由伸に対してはカウントが悪くなり四球。
2死一、三塁でを迎えます。
次が苦手の小笠原、どうにかしてここはで切りたい。
しかしカウント2-1からの4球目、
外角高目に浮いてしまったスライダーを叩かれると、
打球は一、二塁間を抜いていくタイムリーヒット。
脇谷が生還し、5-4と再び1点差に迫られてしまいます。
結局山井は、続く小笠原を二塁ゴロに打ち取り、
5回を投げ切ったところで降板。
70球を投げ、6安打5奪三振1四球で4失点。
天王山の初戦を任され、4点こそ失ったものの、
逆転は許さなかった背番号29
への一球は悔やまれるものの、
勝利投手の権利を持って、好調の中継ぎ陣に繋ぎました。


1点差となった6回ウラ、ドラゴンズは2番手に
22日の広島戦で好投した石井を送ります。
いきなり本塁打を放ったイ・スンヨプ
真ん中低目のストレートで、一塁ゴロに取りますが、
続く二岡には制球定まらず、ストレートの四球を与えてしまいます。
しかし阿部を外へのシンカーで4-6-3のダブルプレー
前回登板の好調をしっかりとキープの石井
ここをしっかり切れたことが、7回の攻撃につながります。

そして迎えた7回、
2イニングス目に入った巨人4番手・西村から、
英智が左中間へ落とすヒットで出ると、
続く谷繁は粘りながらも見逃し三振に倒れ、2アウト。
しかし途中からレフトに入っていた9番・上田大仕事を!
カウント2-1からの5球目、外角低目のシュートに
ややバットが出ながらも、スイングを取られず生き延びると、
続く6球目、ど真ん中に甘く入ったストレートを
見事に弾き返します!
打球は右中間の真ん中を大きく破る長打コース
一塁走者の英智はもちろん長駆生還!
さらに打った上田も一気に三塁へ。
終盤に飛び出した今季初打点となった一打は、
まさに値千金タイムリースリーベース!
6-4と、リードを再び広げます。
そしてこれに続いたのが、この日2安打の井端
カウント2-1からの5球目、142キロ、
ど真ん中のストレートに食らいつくと、
打球は投手の横を抜け、センター前へ。
二塁・脇谷がダイビングして追いつき、一塁へ送りますが、
井端が一塁へ飛び込むヘッドスライディング!
勝利に向けての気合がこもるタイムリー内野安打
ダメ押しとも言える2点を加え、7-4と再び3点差。
流れは完全にドラゴンズ勝利が大きく見えてきました。


こうなると後はリリーフ陣が、リードをまもり切るだけ。
7回ウラは、続投の石井が巨人の代打3人をしっかりと切ると、
続く8回ウラは、岡本が上位打線をこちらも三者凡退。
そして9回ウラは、守護神・岩瀬がマウンドへ!
2死から阿部に真ん中低目のシュートをジャストミートされ、
ライトスタンドへ運ばれますが、それでもまだ2点差
しかしこの時期は内容うんぬんよりも結果
切り替えた守護神が、最後は矢野
宝刀・スライダーで遊飛に打ち取って、ゲームセット!
攻撃陣がヒットを重ね、を絡めた攻撃で
先制、中押し、ダメ押しと理想的に加点。
その得点を投手陣が踏ん張り、守り切っての快勝
天王山の初戦を取ったドラゴンズ
これで巨人を抜いて、首位に浮上するとともに、
3位・阪神横浜に敗れたため、
巨人阪神の自力優勝の可能性が消滅。
ついに優勝へのマジックナンバー『7』点灯しました!
そして残すは、あと9試合
球団史上初の連覇へのカウントダウンが始まることとなりました!


気迫のヘッドスライディング!打って、走って、
投げて、守って。
大事な天王山の初戦
自分たちのプレー
敵地でしっかりと見せつけ、勝利をおさめたドラゴンズ
ついに連覇に向けての優勝マジック『7』が点灯しました。
前日の完封負けのイメージがかなり悪かったので、
大事な初戦を迎えるうえでやや心配でしたが
初回から実にアグレッシブでしたね。
特にともに緊張するであろう初回に、
井端、荒木を駆使して、かき混ぜたうえでの
ウッズの四球と森野の先制タイムリー!
あっという間に2点を奪い、ゲームの主導権を握った集中攻撃。
終始、自分たちの展開に持って行くうえで、
とても大きな価値があったなと感じました。

その後も何度か1点差にまで迫られてはいたものの、
その都度、追加点を奪い、決して逆転を許さない
さらにうれしかったのは、ナイン攻めの姿勢
喰らいついてでも、何としても塁に出る
そして相手のスキを突いて次の塁を奪っていく。
初回の井端のヘッドスライディングから始まって、
4回には同じく井端がしぶとくセンターへ抜けるタイムリー。
5回には英智の鮮やかな右方向へのタイムリーを放ち、
さらに7回のハーフスイングから甦った
代打・上田の右中間突破のタイムリースリーベース。
そしてトドメが井端の気迫で奪ったタイムリー内野安打。
また走ってはウッズヘッドスライディングを決めて驚かせ、
投げては、先発・山井が落ち着いてゲームを作り、
2番手・石井がまたもや好投、巨人打線を完璧に封じこむなど
ドラゴンズの良い面があふれたナイスゲームとなりました。


チームカラーもあってか、
ここまで闘志とか気迫とかがゲームでは
全面に出てこなかったドラゴンズナインでしたが、
この日は完璧に違っていましたね。
とにかく大事な天王山の初戦
重要どころを抑え、そろそろエンジン全開か、
腰痛悪化で中村紀洋がスタメン落ちしていたことを
感じさせないナインの動きは、前日とは見違えるもの。
いよいよ本気になってきたかなと思いましたね。
さらに驚いたのは落合監督
「きょうは何もサイン出してないよ」
どこまでがノーサインかは我々にはわかりませんが、
初回のエンドランを皮切りに
さまざまシーンでナインが自らで判断し、
または連携をしっかりと取って、ゲームを進めていくという
まさに成熟したチームだからこそなせる業。
ここ数年低迷し、こういう決戦に慣れていない巨人に対し、
ある意味いくつもの修羅場を抜けてきているドラゴンズ
大事な場面で生きてくるのが、それぞれの経験
その辺のもこの日のゲームには出たのではと感じました。


首位に浮上し、ついに優勝マジック『7』が点灯。
昨季は8月半ばに『40』という大きな数字だったため、
減らすのにはかなり苦しい思いもしましたが、
残り試合が少ないなか、1ケタで点いたことで
より現実味を感じることとなりましたね。
ただ点いたり、消えたりするのもマジック
できるだけ消さないよう、一戦一戦大事に戦っていくことでしょう。
天王山の初戦を取れたことは、とても大きいです。
こうなればもちろん連勝。一気に進んでほしい。
第2戦の先発は、当初の予定では昌さんと言われています。
昨季は甲子園での天王山で見事な投球をした昌さん
ぜひともその再現をお願いしたいですね。
そして超ベテランの勝利が、よりチームに弾みを付けるのは確実。
波があるだけに安心できない打線ですが、
できるだけ優位にゲームを進めてほしい。
そしてマジック減らしをしっかりと始めていきましょう!


☆ウィナーズ・ボイス(24日)

◎井端弘和
<2本のタイムリーなど3安打3打点の活躍>
「今日はいつも以上に疲れたなと思いましたね。
守っていても初回からずっと緊張して守っていましたんで
今までの試合よりも疲れる度合いも、
倍以上、いや3倍ぐらいかもしれませんね。
何とかね。ボクの仕事は塁に出て
相手をかき回すということで、
初回の攻撃は良い攻撃ができたんじゃないかなと思います。
(ヘッドスライディングには)そうですね、
このところ疲れ気味で足が動かなかったんでね、
最後は気合でね、飛び込んでいったんですけど。
(天王山のナインの雰囲気は)
昨日ね、完全に広島のピッチャーにやられたんでね。
今日はってね、みんな球場入りする前から気合が入っていましたね。
随所にうちらしいプレーが、初回から出てたんで、
ベンチはね、盛り上がってたんで。
(マジック点灯について)そうですね、
その辺はあまり意識しないでね、去年と同様
目の前の相手を倒していくだけです。
良い試合ができたんでね、明日も同じような
うちらしい展開に持って行けたらいいなと思います。がんばります!」

<4回、ライト前2点タイムリー>
「打ったのは、ストレート、気合いで抜きました」

<7回、タイムリー内野安打>
「気合いだー」

<首に爆弾を抱えた男が、2度も頭から突っ込み>
「大事な落とせない試合だから、勝手に自然と出ちゃいました。
1回やるのも2回、3回も同じですよ。
この5試合、とにかく暴れまくってやると思っているんで」
公式HP、中スポ、スポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

○上田佳範
<7回、右中間突破のタイムリー三塁打>
「打ったのは、ストレート。
本塁打を打とうとかそういうのはなくて、
走者一塁でボクが打てば、得点圏内に出塁することになる。
とにかく後ろへつなげようと思っていました」

<今季初打点、春先は1軍にいたが、
その後登録を抹消され、今季2度目の昇格。
大半を2軍で暮らした気持ちを明かす>
「自分の力がないから2軍生活が長くなっているだけで、
少ないチャンスをもらったときに
石にかじりついてでも結果を出そうと思う。
2軍の選手は上(1軍)で活躍できることを信じて
モチベーションを高めるしかないんです。
ただ、そういう気持ちだけじゃなくて冷静でもいないといけない」

<移籍2年目、かつての本拠地で中日ファンのコールを浴び>
「(東京ドームは)芝も変わっているし、
雰囲気も、巨人戦の満員の観衆と
日本ハムの閑散とした観衆では違うけどね。
でも、いろいろと『こういう球場だったなあ』と
思い出しながらやってます」
公式HP、東京中日、時事通信
スポニチ名古屋名古屋ニッカン名古屋タイムズ

○タイロン・ウッズ
<5回、中堅フェンス直撃の当たりで単打になったが、
ヘッドスライディングで二盗を決める>
「二塁打をシングルにしたから
落合さん(監督)が怒ってサインを出した。
オレだって若いころはよく走ったんだ。
相手が全然走ってくると思ってなかったから、
捕手がビックリしてただろ? 
その瞬間に成功したと確信したよ。
でも、頭からいくなんて、日本に来てからは初めてだな。
大事な試合だったからな。
どうだい、みんな驚いただろ。来年はもっとやるよ。
契約にも、インセンティブで盗塁の項目をつけてもらうよ」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

○石井裕也
<6回から2番手で登板、2回を無安打に抑え勝利に貢献。
強力打線を相手に1点差での登板にも>
「普段通りのピッチングができました。
状態はいい。緊張はなかった。
併殺を狙っていた。取れて良かった。
2イニング目はしっかりと腕が振れた。いい投球ができました」
(東京中日、サンスポ名古屋ニッカン名古屋タイムズ

○森バッテリーチーフコーチ
<石井の投球にご満えつ>
「今日(の立役者)は石井ちゃんよ」
名古屋ニッカン

○山井大介
<首位攻防初戦の先発マウンドを託され、
5回4失点で降板も、粘りの投球で5勝目をマーク>
「とりあえずリードを保てたのでよかったですが、
(5回の)谷さんへの失投は悔いが残った一球ですね。
打線の皆さんに感謝です」

<大役を終え、安堵の表情で>
「やっぱり緊張しましたよ。
起きた時はどうってことなかったのに、
球場に入ったあたりからですかね。
球場入りしてからトイレに行く回数が多かった。
気合? 入ってましたよ。
ちょっと空回りした感じもありますが」

<2試合で6打数4安打の小笠原を注意して
低めへの投球を徹底。いずれも要所で3タコに抑える>
「小笠原さんと(イ)スンヨプさえ抑えれば、とは思っていました。
前は高めを打たれていたので、とにかく低めを振らせようと。
大事な試合だったので勝てて本当によかったです」
公式HP中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

○森野将彦
<1回、ライト前へ2点タイムリー>
「打ったのは、フォーク。
積極的にいこうと思っていました。
先制点が取れてよかったです。
自信を持って打席に入ることが
大事だということを改めて思いました」
公式HP、東京中日、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○英智
<5回、右中間へ2点タイムリー>
「打ったのは、シュート。
自分の仕事の時だと思ったから、気持ちで打ちました」
公式HP、東京中日)

○荒木雅博
<初回無死一塁、左前を放つと、
一、三塁から二盗を決め、先制点につながる攻めを披露>
「ノーサイン。バントで手堅くではなく果敢に攻めていきました。
攻撃的に行けましたね。
盗塁で相手にプレッシャーをかけることもできました」

<27個目の盗塁は、阪神・赤星に3差をつけ
通算200盗塁にも王手をかける>
「タイトルは順位が決まってから」

<この日は通算1000試合出場も達成>
「(達成は)思ったより速かったです。
最初のころはそんなに出られるとは思わんかったですけどね」
1000試合で200盗塁なら、5試合に1個盗塁でちょうどいいのにねえ」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

○井上一樹
<腰痛で欠場の中村紀洋に代わって、
『3番・左翼』で8日の東京ヤクルト戦以来の先発出場。
2回先頭のイ・スンヨプの飛球に追いついたところで
人工芝に足を取られ転倒。三塁打にしてしまい>
「引っかかってしまった。本当に申し訳ないことをした。
チームメイトに助けられました。いいチームメートを持った」
(東京中日)

○岡本真也
<8回から登板、無安打無失点で岩瀬につなぐ>
「きょうは打ち損じてもらいました。
チームが勝って何よりです」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回から登板し
2死走者なしから阿部に右中間ソロを被弾。
7月21日阪神戦以来21試合ぶりの失点を喫したが41セーブ目。
左打者からの被弾は04年5月の石井弘寿以来3年ぶり>
「久しぶり? そうですね。石井(弘寿)以来でしょ。
ここ(終盤)まで来たらそういうこともありますよ。
でもこの時期は勝てばいいんです」

<阪神・藤川にセーブ数であと2つに迫り>
「(藤川を)意識するわけじゃないけど、
僕は常に同じ気持ちで行く。
自分が出て行って何とか勝てればいい。
今の時期で疲れていない人間はいない。
でもここまでくれば、もう覚悟してますから」
(東京中日、名古屋ニッカン

◇中村紀洋
<痛めている腰の状態が悪化したため
首位決戦第1ラウンドを欠場>
「今日は非常に厳しい状態だった。
これまで我慢してやってきましたが、
今日はちょっとそういう範囲を超えていたので。
できる状況ではなかった。
(試合中は)応援しまくりました
明日(の出場)は様子を見てからですね」
共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○高代野手総合チーフコーチ
<一人の走者を大事に、
そして確実に進めていく中日の攻撃について>
「中日にないものを巨人はもっている。
しかし、うちは足を絡めてつなぐのが形。
それが一回にはよくできた」

<頂点に向けた大一番の試合前、ナインにかけた言葉は>
「何も気にすることはない。
いつも通り、自分たちの力を出し切れば必ず相手を上回る」
中日新聞


○落合監督
<小刻みに得点を重ね、首位浮上。
ライバル巨人を破り、優勝マジック7が点灯>
「こっちが何も言わなくても、
どこが大切な試合か(選手は)わかる。
状況がどうなってるかということをな。
目の前の相手との戦いにベストを尽くすだけだ」

<初回、井端、荒木のエンドラン成功に、
サインを出さなかったことを明かした上で>
「ここまで来たら選手が考えてやってくれる。
オレは(試合を)動かしてない。
きょうは1回もサインを出してないぞ。
エンドランを出していたら(荒木が)あんな打ち方しないよ。
走って、とっさに打ったんだろうな。
選手が自然に昨年までの野球を思い出したんだろう。
自分たちの野球を選手が理解し、それを実践したということだ」

<報道陣に囲まれるウッズを見て>
「タイロンの盗塁がそんなに珍しいか? 
グラウンドにでたら野球をやるのは選手。
グラウンドで(相手が)スキをみせたらそこをつく。
そうやって4年間、やってきたんだ」

<マジック点灯について>
「マジック? ついたり消えたりするのがマジック。
あってないようなもんだよ。だからマジックなんだ。
うちは何も変わらないよ。いつも通りだ」
(中スポ、中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信12
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


記録備忘録。(24日)

荒木は、24日の巨人22回戦(東京ドーム)に
2番・二塁で先発出場し、プロ423人目の通算1000試合出場を達成。
初出場は1997年5月31日のヤクルト9回戦(千葉マリン)
時事通信


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 清水将海捕手
【同抹消】
▼中日 小山良男捕手
共同通信社


◇清水将海
<2軍落ちした小山に代わって出場選手登録。
優勝争いが佳境に入った時期の1軍昇格に厳しい表情で>
「僕のできることをやるだけです」
名古屋ニッカン


3人制となっている捕手の入れ替えがあり、
2軍のマジック点灯の苦しい時に、
タイムリーを放ち、活躍した清水将海が1軍へ再昇格。
TVでも中村紀洋の隣にその姿がありました。
一方、代わって抹消されたのが、小山
23日の代打での打席を見てしまったら、仕方ないかなと。
まあ上がり立ての若竜誰もが通る道ですし、
次は、バットを振れるように頑張りましょう。


PS 今夜の渡邉選手。

3点リードの9回ウラ、
岡本に代わって一塁の守備固めで登場。
岩瀬が先頭のイ・スンヨプ
三塁後方へのヒットで出しますが、
続く二岡の当たりは、二塁ゴロ。
4-6とボールが渡ると、井端からの送球を
足を十分に伸ばし、腰をしっかり落としてキャッチ!
鮮やかに併殺を完成させました。

2007年9月24日 (月)

ここに来てまた拙攻竜、連勝止まりいざ決戦へ。

優勝して帰ってくる!! 
Vロード!きょうから巨神と5連戦


14安打12点の打線爆発中継ぎ陣の好投で3連勝
首位をがっちりとキープしたドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの対広島第3戦。
この日勝つと状況次第では、ついに
優勝マジックが点るという大事なゲーム。
中7日で先発を任された小笠原孝が、
9試合ぶりの7勝目を目指しましたが…。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 21回戦
(23日・ナゴヤドーム | 中日13勝8敗)
37906人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日
[敗] 小笠原(19試合6勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、久本、平井、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
広島に3本の本塁打を浴び完封負け
先発・小笠原は3回にの左中間ソロ、
続く4回に前田智徳の右越え2ランで3失点。
7月18日以来の今季7勝目を逃した
8回には高橋前田智徳に再び右翼席へ運ばれ、
9回にも追加点を許した。
打線は大竹から8安打を放ちながら9残塁
1、2回に走者を進めながら後続が倒れるなど、
序盤の拙攻が響いた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


広島の先発は、中6日で大竹寛
立ち上がり、先頭の井端が四球を選ぶと、
続く荒木が初球送って二塁へと進めます。
さらに中村紀洋はセンター前へと抜けそうな当たり。
二塁・東出が追い付くも送球が逸れ、内野安打。
1死一、三塁のチャンスで、4番・ウッズを迎えます。
小笠原のためにもぜひとも取りたい先制点。
しかしカウント1-1からの3球目、
内へのストレートを叩くもショートゴロ。
6-4-3と渡るダブルプレーとなって、先制機を逃します。

続く2回もドラゴンズがチャンス。
1死からイ・ビョンギュがショート内野安打で出ると、
英智もライト前に落として、一、二塁。
しかし前日のヒーロー・谷繁がフルカウントから
真ん中低目のストレートを捉えるも、ライト正面のライナー。
小笠原も見逃し三振に倒れ、
徐々におなじみの重苦しい拙攻ムードが漂いはじめます。


一方、立ち上がりから快調
ストレートに緩いカーブを効果的に使い、
広島打線を1、2回と三者凡退に取っていた小笠原
しかし3回、先頭のにカウント1-2からの4球目、
真ん中高目のストレートを叩かれると、
打球は左中間スタンド最前列のラバーへ。
この日の初被安打がまさかの本塁打に。
なかなか得点を奪えないドラゴンズを尻目に
いとも簡単に広島に先制を許します。

1点ビハインドとなり、反撃したいドラゴンズ
3回ウラ、1死から荒木がセンター前ヒットで出ますが、
続く中村紀洋の2球目に二盗を試みるも失敗。
そのあとに中村紀洋にライト前ヒットを放つも、
続くウッズが中へのフォークに空振り三振。
ややちぐはぐな攻めで得点を奪うことができません。


そんななか投げ続ける小笠原がまたも被弾を。
4回、1死から新井にライト前に落とされると、
続く前田智徳には、カウント0-1からの2球目、
高目に入ったストレートをライト方向へ。
高々と上がった打球は、切れずにそのままポール際最前列へ…。
2ランとなって、3-0とリードを広げられます。
なおも続くの左中間へのツーベースと
の二ゴロ進塁打、さらにを敬遠し、
2死一、三塁とピンチを迎えます。
ここで広島ベンチがさらに奇襲を。
続く大竹の4球目に一塁走者・がスタート、
さらにタイミングをずらし、三塁走者のも本塁へ。
しかし惑わされない小笠原は、慌てず本塁へ送球。
ホームスチール失敗に終わりました。

続く5回は1死から東出にライト前へ運ばれたものの、
後続をしっかりと断った小笠原
しかし今回もいかんせん打線の援護なし
結局この日は、5回、87球を投げ
6安打4奪三振1四球で3失点で降板。
二発に泣かされたマウンドとなってしまいました。


3点差を追うドラゴンズ
6回ウラ、上位打線が大竹を捕まえ、
先頭の荒木が、三遊間を抜くヒットで出ると、
続く中村紀洋もフルカウントから四球を選び、
無死一、二塁のチャンスを作ります。
しかし悲しいかな、
ここから得点に結びつかないのが、この日の打線。
ウッズは右方向へ持って行くも、二塁ゴロ。
進塁打となって、1死二、三塁としたものの、
続く森野はカウント2-1からの4球目、
内へのストレートに手が出ず、見逃し三振
さらに続くイ・ビョンギュは、
カウント1-1からの3球目、外角高目のシュートを捉えるも、
レフトフライに倒れ、無得点
やや崩れかけた大竹をさらに乗せてしまいます。

7回、2死満塁のピンチを凌いだドラゴンズ
勝つためにはそろそろ得点を奪いたいところ。
そのウラ、再び大竹を攻め込みます。
2死から平井の代打・上田
叩きつけての二塁内野安打で出ると、
続く井端が四球を選び、一、二塁。
さらに荒木のショート内野安打で、
満塁とこの日最大のチャンスを迎えます。
ここで迎えるは、この日2安打1四球の中村紀洋
一発が出れば、一気に逆転
ウッズよりも打撃の状態も良く、
満員御礼のドラゴンズファンの期待を受けましたが、
カウント1-0からの2球目、
内へのシュートに詰まってしまい、ショートゴロ
またしても得点を奪うことができないドラゴンズ
本塁が果てしなく遠いものとなってしまいました。


そうしているうちに、このところ無失点を
続けていた中継ぎが捕まってしまい、手痛い失点を。
4番手で登板の高橋が8回、先頭の前田智徳
ライトへ一発を浴び、4-0とされると
続く9回には2死三塁から新井のタイムリーでもう1点。
ダメを押されてしまい、スコアはついに5-0に。
そうなると焦点は、大竹のプロ初完封。
最終回もマウンドに上がったその大竹の前に
井上、谷繁、そして代打・立浪
ベテランが三者凡退に抑えられて、ゲームセット
前日の12得点から一転しての拙攻
チャンスをことごとく潰しての完封負けで、
またしても小笠原に白星を付けられなかったドラゴンズ
初戦、2戦目と勝ち、ようやく続いた連勝も3でストップ。
さらにナイトゲームで巨人横浜に勝ったため、
1日守った首位から再び2位に転落
24日から始まる敵地・東京ドームでの
巨人との直接対決に弾みを付けることができませんでした。


リリーフ・オレ。37906人の満員御礼
なったナゴヤドーム
しかしこの日、ドラゴンズファン
得点シーンで沸くことは、
最後までありませんでした。
前夜は広島の中継ぎ陣を捕まえ、
終盤一気に爆発したドラゴンズ打線でしたが、
この日は、広島先発・大竹に踏ん張られてしまい、
最後まで投げきられてしまう始末。
立ち上がりからチャンスをいくつか作り、
そのうち捕まえられるだろうと思いきや、
なかなかそうはいかず、完封負けを喫してしまいました。

初回の1死一、三塁で主砲・ウッズが、
内へのストレートで6-4-3の併殺に倒れたこと。
6回、ヒットと四球で無死一、二塁から
ウッズ、森野、イ・ビョンギュの3人で
ランナーをホームに迎え入れられなかったこと。
そして7回、2つの内野安打と四球で
2死満塁から中村紀洋が内へのシュートに詰まり
遊ゴロに倒れてしまったこと。
ポイントとしては、いくつかあるでしょうが、
中では6回ウラ1死二、三塁での森野見逃し三振
あれがけっこうショックでしたね。
カウント2-1からの4球目、
内角低目へのストレートに反応できず
先発としては苦しくなるゲーム中盤、
崩れそうな場面はいくつかありながら、
勝負どころできっちりストレートを決めてきた大竹
ここを抑え込めたことで、さらに乗せてしまった印象が…。
調子の波がある投手だけに、悪い部分が顔を出し、
それにつけ込めればと思いましたが、
最後までそうならず、とても残念に思いました。

やはり打線は、水モノなのか。
大事な5連戦を前に、またも顔を出してしまった拙攻竜
できれば波に乗ったまま、
首位攻防へ臨みたいところでしたが。
それでもこの日も3安打猛打賞とここに来て、
2番・荒木の調子が上がってきているだけに、
中村紀洋、ウッズ、森野のクリーンアップが
その荒木、さらに井端も含め、
塁上の走者をいかに返すことができるか。
特に明日からの東京ドームでの巨人3連戦
巨人戦に強いウッズ、森野の活躍は必須となるでしょう。
頼りになるポイントゲッターだけに
しっかりと切り替え、大一番に臨んでほしいところです。


一方、投手陣では、小笠原が5回を6安打3失点。
初回、2回とほぼ完璧な投球を見せてしましたが、
またも序盤の攻撃陣の拙攻で、
いつものパターンになってしまうと、
抑えなくてはいけないという焦りも出てしまったか、
3回に、4回に前田智徳と、
ともにストレートが高目に浮いてしまったところを叩かれ、2被弾
それでも2本ともにギリギリのスタンドイン。
コースさえ間違えなければ、あそこまで飛ばされはしなかったでしょう。
低目を丁寧に突いていくという本来の投球
途中からできなくなってしまったことが、
今回の黒星に繋がってしまったのではと感じました。

勝てないのは、毎度と言っては失礼ですが、
今回も厳しい登板となってしまいましたね。
これで7月18日に勝って以来、
9試合に登板しながら、ついに5連敗
勝敗も6勝6敗で並んでしまいました。
しかし今回に関しては、満足度よりも
自分の投球でなかった悔しさの方が大きいのでは。
残り10試合なだけに、おそらく先発できるのもあと1、2回
できれば勝ってシーズンを締めくくることが、
小笠原にとっては、望ましいでしょう。


ドラゴンズが先にデーゲームで敗れたこともあり、
この日のマジック点灯は、お預けどころか、
巨人横浜に逆転勝ちしたため、
再び2位に転落してしまいました。
一方で3位・阪神東京ヤクルトに3タテを喰らい、やや後退。
よって明日からの巨人3連戦が、首位攻防となり、
さらに連覇へ向けての大一番となって来ました。
「いつもタフな試合になるけれど、巨人には2つ勝ちたいね」
そうウッズも話していたようですが、
とにかく3タテだけは喰らってはいけないのはもちろん、
1つ勝って、主導権を握るのが大切。
そのために初戦をできるだけ取っておきたいですね。
この3連戦にすべてを注ぎ込める巨人に対し、
その後の阪神戦も見据えなくてはいけないドラゴンズ
その辺の違いは少なからずあるでしょうが、
ここまで来たら、厳しいのはともに一緒でしょう。
層の厚さとここぞでの経験を見せつけてもらいたいです。

今シーズンもいよいよ残り10試合
プレッシャーもよりかかる大事なゲームとなっていきますが、
ここは再び気合をしっかり入れ直して、一戦に臨んでほしいですね。
そして必ずトップでゴールに入ること。
ナゴヤを離れ、敵地での戦いが続いていきますが、
普通に戦えばまずは負けない、
さらに普通じゃなくても負けないチームであってほしい。
決戦で奮闘する竜戦士ラストスパートに期待したいです。


★プレーヤーズ・ボイス(23日)

●小笠原孝
<5回6安打3失点で6敗目を喫す>
「何もないです。お客さんに申し訳ないです」
中スポサンスポ時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<9試合勝ち星がなく5連敗の小笠原に重苦しい表情>
「小笠原に勝ち星がつかない? つかねぇな」
スポニチ名古屋

●タイロン・ウッズ
<初回一、三塁で併殺に倒れるなど、
好機にブレーキ。完敗を淡々と振り返る>
「残念な結果? これもベースボールだ。
大竹はシンカーも、シュートも、
スライダーも良かった。コントロールが良かった。
まあこういう日もある。
(24日からの)巨人には2つ勝ちたいね。
いつもタフな試合になるけど」
(中スポ、スポーツ報知時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●森野将彦
<6回、1死二、三塁で三振に倒れる>
「ぼくが悪いんです。
あしたからの5試合が大事。
(巨人戦は)切り替えていきます。
いいイメージを持ってやっていきます」
(中スポ、スポーツ報知

●中村紀洋
<この日2安打を放つも、7回の満塁機に凡退。
巨人、阪神との決戦へ向け心意気を力強く話す>
「決戦? そう。あした(24日)からの5試合が本当に大事。
負けられない戦い。勝つしかない。
いい形で(名古屋に)帰ってきたい」
(中スポ、デイリー

●荒木雅博
<今季5度目の3安打猛打賞とひとり気を吐く。
ここ10試合は42打数18安打で打率.429。
9月に入ってからは.321と調子は右肩上がり>
「たまには打たないとね。
毎年ね、この時期は打てているんですよ。
打席でボールが見えている? いや、もうちょいかな。
巨人戦につながる3安打? 
いや、まったく別モノですよ。気合入れていくしかないでしょう」
中スポ名古屋ニッカン

●久本祐一
<6回から2番手で登板、1回2/3を2安打無失点。
ハイライトは6回1死からの前田智徳との対戦。
気持ちも球威も圧倒し、1球で一邪飛に打ち取る>
「あれ(通算2000本安打)以来でしたからね。意識しました。
とにかく思いっ切り腕を振っていこうと思いました」

<この日も含めて5試合連続無失点。
自己分析のターニングポイントは、3イニングを
無安打無失点で逆転勝ちに導いた14日の阪神戦>
「完全アウエーの中で
あれだけのピッチングができたのは自信になった。
それと打席に立ったのが大きかったんです。
相手(阪神・渡辺)は必死に腕を振っていた。
やっぱり腕を振ることだなって。
いままでのボクはコーナー、コーナーを意識していたんです」

<24日からは6日に負け投手になった巨人との3連戦>
「前にやられていますから、気合は入っています」
中スポ

●高橋聡文
<8回から4番手で登板。
先頭の前田智徳にライトへ被弾するなど2失点。
この日の平井まで続いていたリリーフ陣の
無失点投球がのべ17人でストップ>
「前田さん? 甘く入ってしまいました…」
(東京中日)

◆ラファエル・クルス
<この日、1軍に再合流。
右ひじの状態を確認するために
森コーチが見守るなか、ブルペン投球を行う>
「(通訳を通じて)練習しにきただけ」
(東京中日、名古屋ニッカン

◆山井大介
<24日の首位決戦第1ラウンドの先発予想。
優勝争いを経験するのは04年以来>
「3年前も1軍に上がったのが9月ですからね。
緊張とかプレッシャーの感じ方は全然違います」
(東京中日)

●高代野手総合チーフコーチ
<拙攻で小笠原を援護できない打線に
直接対決に向けて気持ちの切り替えを求める>
「初回がすべてだった。
こんな日もある。一つ一つ戦っていくことに変わりはない」
MSN毎日新聞スポニチ名古屋


●落合監督
<今季9度目の完封負けで連勝は3でストップ。
マジック点灯どころか、首位からも陥落>
「序盤の拙攻がもったいない? 
たら、ればを聞くなって。たられば、を聞いてどうするの。
いつも言っているだろう。
そんなこと言っていたら144試合全部勝つよ。
1試合も負けないで終わるって。
そろそろ頭を切り替えろ。変なこと聞くから、もう帰る」
(中スポ、サンスポスポーツ報知MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

2007年9月23日 (日)

谷繁井上ベテラン快打、中継ぎ効果で首位キープ!

苦しい展開ながら、延長11回、
サヨナラ勝ちで首位を奪回したドラゴンズ。
依然0.5ゲーム差にひしめく3強ですが、
勝ち続けて首位をキープしていきたいところ。
迎えたナゴヤドームでの対広島第2戦。
先発・中田が5回途中KOされる思わぬ展開。
しかし後半は打線が大爆発!
主役となったのは、元祖・満塁男でした!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 20回戦
(22日・ナゴヤドーム | 中日13勝7敗)
37754人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 × 12
[勝] 石井(11試合2勝2敗)
[D本] イ・ビョンギュ9号
[Dバッテリー]
中田、石井、鈴木、高橋 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
猛攻で広島に圧勝、首位の座を守った
3-3の同点の6回、1死満塁から谷繁の左前打と
代打・井上の左越え三塁打で一挙4点を勝ち越し。
7回は5連打を含む打者一巡の攻撃で5点を奪った。
先発の中田は制球難に苦しみ、5回途中3失点で降板。
無死満塁から石井が後続を断ち、その後も
鈴木、高橋の継投で相手打線を封じた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


終わってみれば、大量14安打12得点。
前半と後半とでは全く違うゲームに
なってしまったようですが、何はともあれ、3連勝!
ナイトゲームで戦う巨人、阪神に関係なく
自分たちが勝って、首位をキープできたことは
とても大きかったのではと思います。

それにしても6回の4点に、7回の5点。
特に6回の連続タイムリーは見事でしたね。
森野の四球、イ・ビョンギュの鮮やかな右方向へのヒット、
さらに代打・立浪が歩かされて1死満塁のチャンスで、
広島2番手・林の代わり端の初球、
内へのストレートをレフトに運ぶタイムリー!
満塁男の名の通りの一打、あれで流れが来ましたね。
そして好救援の石井の代打・井上の
センターオーバーの2点タイムリースリーベース!
ファームから戻って来た選手会長が
得意の広島戦で、結果を出してガッツポーズ!
あの一打で完璧に勝利を決めたと思いました。
7回の5点のは、ナックルボールは、
ナゴヤドームでは効かないと思いますし、
ドラゴンズ打線がそれほど苦にはしていなかったようで。
それにあってか、それほど心配せずに
繋がって繋がっての猛攻を実に楽しく見られました。
大事な場面で谷繁、井上というベテランが
集中して、力を発揮しているのは良いことですね。
その一打一打がが打線全体への活力となっていきますから。
この流れをキープして、今後へ繋げてもらいたいです。


一方、投手陣では先発の中田が、ピリッとせず。
久々に課題の制球難が出てしまい、ピンチの連続。
中5日の影響もあるのかはわかりませんが、
やはり四球が投球の足を引っ張ってしまいました。
4連打を浴びてしまった5回途中、
ベンチもあえて引っ張らず、早々と交代宣告。
これも次へ引きずらないためということも
あるのではないでしょうか。
とにかく次の登板は、大一番での先発となりそう。
引きずらずに修正してもらいたいところです。

その中田をカバーして、
この日も良かったのが、中継ぎ陣。
特に2番手の石井が実に良い仕事をしてくれました。
無死一、二塁と流れが広島に傾きつつあったなか、
引くことなく攻めの投球で、嶋をライトフライに。
そして1死一、三塁から、梵を注文通りの遊ゴロ併殺。
プレッシャーをもろともしない好救援。
続く6回も0に抑え、味方の逆転へ弾みをつけてくれました。
ここへ来て、久本、鈴木、高橋など
中継ぎ陣が安定してきたのは大きいですね。
阪神のような勝ちパターンを投入しなくて、
こういう力で勝っていく、まさに層の厚さでしょう。
大事なゲームでさらなる力を発揮してもらいたいです。


双方の負けを念じながらの
高みの見物だったナイトゲームでは、
2位・巨人は圧勝しましたが、3位・阪神が
東京ヤクルトに敗れたため、1.5ゲーム差に。
これにより、23日の結果次第では、
何と今度は、ドラゴンズに優勝マジック『8』が
点るチャンスが出てきたそうです。
(『中日○、巨人●、阪神△か●』か、
『中日△、巨人、阪神ともに●』」)
24日からの試練の5試合を迎えるまえに、良い兆候かも?
ただそれを喜ぶのは、ファンだけで良いので、
選手たちは、それをプレッシャーとせずに
一戦一戦しっかり取っていってもらいたい。
特に第3戦先発となりそうな小笠原に勝ちを付けること。
この日の7回の攻撃などを見ていたら、
明日に取っておけばと何度も思いましたが、
きっと打者陣ならやってくれるでしょう。
広島を3タテして、首位で東京へと向かってもらいたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(22日)

◎谷繁元信
<2本タイムリーなど猛打賞5打点>
「(6回の決勝タイムリーは)
ストライクゾーンに来たら全部打とうと思ってたんで
良いところに飛んでくれました。
全然打つほうではチームに貢献できてなかったんで
何とか大事なところで打ちたいなあと思いながら
やってたんですけど、やっと結果を出て良かったです。
(先発の)中田は悪いなりにも何とかねしてたんですけど、
まあ毎回毎回良いわけでもないし、その悪いのを
何とかしたいなと思いながらやってたんですけど、
なかなかできなくて、まあきょうはその後の
昨日もそうですけど、中継ぎがね、
すごくがんばってくれて良い結果になっていると思います。
(首位をキープ)そうですね。
今日の夜、みなさん多分はテレビ見ると思うんで、
結果とかね、みんな(ライバルチームが)負けろ負けろって
念じてといてください。巨人と阪神が(笑)
一試合一試合必死でがんばるので
ファンの方も一試合一試合大声出して応援してください。
よろしくお願いします!」

<6回、レフトへのタイムリー談話>
「打ったのは、ストレート。好球必打です」

<7回、走者一掃の右越え3点タイムリーツーベース>
「打ったのは、ナックル。
点差も点差だったので、犠牲フライでも
いいかなぐらいのつもりでいきました」

<規定打席に到達している打者の中で打率最下位と不振。
通算打率.239、得点圏打率も.227と低いが、
満塁では11打数4安打12打点と別人になる>
「しょせん(打率は).230程度。
2割3、4分のバッターが1球で(投手を)仕留めるのは難しい。
ストライクゾーンに来たらとにかく振っていこうと思っていた。
(満塁について)集中しやすいわけじゃないけど、
何かあるんじゃない」

<流れを呼び込んだのは中継ぎ投手陣の力投。
女房役としても満足そうに振り返る>
「中継ぎがすごく頑張ってくれて、いい結果になっている。
僕らは単純。勝てばうれしいし、打ってもうれしい」

<リーグ制覇3度のベテランも
これほどのデッドヒートは初体験>
「今の時期に3チームが0.5差の中にいることは
経験したことがない。その日の試合を必死にやるだけです」
公式HPサンスポスポーツ報知
時事通信12MSN毎日新聞名古屋ニッカン


◎イ・ビョンギュ
<4回、センターバックスクリーンへ本塁打>
「1打席目に併殺打を打っちゃったもんですから、
2打席目は真っ直ぐを待ってたんですけれども、
打ちやすい球が来たのでしっかり打ちました。
今までのホームランの中では
一番良い感じのホームランでした。
(猛打賞について)前の打者の森野選手が
良いチャンスを作ってくれたので
何とか得点につながるようなプレーを考えて打席に入りました。
(優勝に向けて乗ってきたか)一番大事な時ですし、
チーム全員が一生懸命やっていますんで、
自分のそのなかの一員になれるようにがんばりたいと思います。
残り試合少ないですけども、ペナントレース良い形で
終われるようにがんばりたいと思います」

<ホームラン談話>
「打ったのは、ストレート。
狙ったボールが甘いところにきたので、
思い切っていきました」

<その本塁打含む3安打に>
「自信を持って打席に立てている。
優勝争いを楽しみながらプレーしている」
公式HPサンスポ

○井上一樹
<6回、センターオーバーのタイムリー三塁打>
「打ったのは、シュートかシンカーかな。
最低一人は還したかったけど、二人が還ってくれて、
いいバッティングができました。
ファームから上がって、初ヒットはうれしいよね」
公式HPスポーツ報知

○石井裕也
<5回無死一、二塁の場面で2番手で登板。
嶋を右飛、梵を遊ゴロ併殺打に仕留める好救援で2勝目>
「負けられない試合だったので、
気持ちで負けないように攻めていった。
いいピッチングができたと思う」
サンスポ時事通信

○井端弘和
<3回、右中間オーバーのタイムリー>
「打ったのは、ストレート。
大事な試合なので、取られたら、
すぐに取り返さないといけないので、
ランナーを返せてよかったです」
公式HP

○中村紀洋
<3回、右中間へタイムリー>
「打ったのは、ストレート。
積極的にいきました。飛んだコースがよかったです」
公式HP名古屋ニッカン

○藤井淳志
<7回、タイムリーヒット>
「打ったのは、ナックル。
初めてナックルを見たので、
目線を上げて高めを狙っていきました」
公式HP

○鈴木義広
<7回から3番手で登板。打者4人をピシャリ>
「自分のやれることをしっかりやろう」
時事通信

○中田賢一
<中5日で先発も乱調で、5回途中3失点KO>
「勝負球の変化球が甘くなってしまった」
中田公式「広島戦」、サンスポ


○落合監督
<14安打12点で大勝。3連勝で前日に奪った首位を守り>
「(中継ぎは)無理な使い方をしていないから
どこかで良いときがくるはず。
きょうは石井でしょう。あそこをしっかり止めてくれた。
3-3か3-4かはえらい違いだからな。3点で抑えたのがすべて。
今年初めて、9回だけは野球をゆっくり見させてもらいました」
公式HPサンスポスポーツ報知時事通信12MSN毎日新聞

2007年9月22日 (土)

ノリ渾身のサヨナラ弾、劇勝竜延長制し首位奪回!

上位3強が0.5ゲーム差という混戦のセ・リーグ。
2位・ドラゴンズは、今夜から
いよいよヤマ場の8連戦を迎えました。
その初戦となるナゴヤドームでの広島戦。
川上-黒田とエース対決で始まったゲームは
決め手を欠いて、3-3の同点のまま延長戦へ。
そして延長11回、土壇場で決めたのは、
2戦連続となるあの選手の一発でした。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 19回戦
(21日・ナゴヤドーム | 中日12勝7敗)
34549人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
広島 0 0 1 0 0 0 2 0 0 0 0
中日 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 2x
[勝] 鈴木(25試合1勝)
[D本] 森野15号3ラン 中村紀洋19号2ラン
[Dバッテリー]
川上、岡本、岩瀬、久本、鈴木 - 谷繁

【ゲームレビュー】
延長の末、中村紀洋の劇的なサヨナラ2ランで
広島に競り勝ち、首位に立った
11回、1死から井端が四球で出塁。
荒木の犠打で送った後、中村紀洋が左翼本塁打を放った。
1点を追う5回に森野が3点本塁打で逆転。
7回に同点に追いつかれた後、
岡本、岩瀬、久本、鈴木の継投で広島打線を封じた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


3-3の同点で迎えた延長11回、
先頭の井端が四球を選び、荒木が送って、
1死二塁というサヨナラのチャンス。
ここまでの5打席、無安打3三振と
ある意味ブレーキとなっていた中村紀洋が
2球目、真ん中高目に甘く入ったスライダーを
渾身のフルスイング!!
高々と舞上がった打球は前進守備のレフトの
はるか頭上を越え、レフトスタンドへ!
まさにチームを救ったサヨナラ2ランホームラン。
それまでの結果を差し引いても、実に値千金の一発!
出た瞬間とてもうれしかったですし、
本当によく打ってくれたなあと思いました。

それにしても、この日は拙攻のオンパレード。
再三のチャンスを潰しまくり、
ようやく出たのが、5回の森野のライトへの逆転3ラン。
ミスター3ランが黒田を叩いての一発で
これでどうにか前に出れそうだなと思いましたが、
7回に憲伸が嶋に粘り負けてしまい、3-3の同点に。
その一方で、打線が再び沈黙してしまい、6回以降ノーヒット。
それで相手の制球難で、なんと6四球をもらい、
得点圏に走者を運びながらもあと1本が出ずの拙攻状態。
実にスッキリできない場面が続き、
このままドローになってしまうのかなと思いもしましたが、
延長11回にようやく出たヒットが見事なサヨナラ弾。
4時間17分のロングゲームとなったものの、
まずは勝てたことが本当によかった。
とにかく今は内容より結果。
8連戦の初戦を取れたことは大きかったと思います。

3強が0.5ゲーム差とひしめくセ・リーグ。
勝たなくてはいけないというプレッシャーは
これからの残り試合、さらに大きくなってくると思われます。
しかしこういう状況のなかで、
力を出し切れる選手がどのくらいいるのか。
そういう選手が多ければ多いほど、チームは前に進める。
この日もおかしなプレーがあったりもしましたが、
それを他の選手が補って、勝ちを拾っていけるか。
チームの体力勝負となれば、ドラゴンズが上。
しっかりと前を見据え、踏ん張っていってほしいと思います。


首位・阪神が大敗し、巨人も勝ったものの、
勝率の差で、ドラゴンズが8月24日以来という
首位を奪回することとなりました!!
まだまだ0.5ゲーム差のなかとはいえ、
首位という響きは、やはりいいものです。
できればこれを死守して、逃げ切ってもらいたい。
そのためにはやはり、連勝が必要ですね。
このところのドラゴンズの傾向でもある、
3連戦の初戦を取っても、2戦目を落としてしまう。
これをいかに防ぐことができるか。
それが明日のゲームのカギとなってくるでしょう。
おそらく先発は、中5日で中田賢一が来るでしょう。
現在13勝でチームの勝ち頭。
次週の阪神戦を見据えた中5日となりますが、
得意のナゴヤドームでさらなる快投を見せてほしい。
負けられないゲームが続きますが、
しっかり勝ち取り、首位をキープしてほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎中村紀洋
<延長11回、サヨナラ2ランホームラン>
「(ファンの声援に)本当に、ありがとうございます!
それまでの5打席がチャンスで凡打だったり、
ふがいない成績で終わってましたんで、
もう開き直ってストライクを
フルスイングしようと思って打席に入ってました。
(打った瞬間の感触は)もう、外野が前に来てたので
なんとか抜けてくれと思って見てました。
いやあ、まさか入るとは思ってなかったです。
(まさに勝利を呼び込む人)まあ精一杯頑張ってますんで
本当に今、負けるわけにはいかないんで
何とか一戦一戦大事に、何とか勝つという
本当にみんなチームメートがね、
そういうふうに思っていると思うんで、
まあほんとに良い場面で打てたと思います。
(8連戦幸先の良いスタート)いやあ、本当に良かったです。
本当に負けることは許させないんで、何とか明日も勝って、
またドームに足を運んでください。お願いします。
(首位浮上に)いやあ、まだね、残り試合があるんで、
精一杯戦って、何とかトップで終われるように頑張ります。
(ファンの皆さんに)何とかトップで終われるように
精一杯がんばります。応援よろしくお願いします!」
公式HPサンスポスポーツ報知
時事通信MSN毎日新聞名古屋ニッカン

○森野将彦
<5回、ライトへ3ランホームラン。
8月28日横浜戦以来、24日ぶりの15号に>
「打ったのは、カットボール。
いいところで打ててよかったです」
公式HPMSN毎日新聞名古屋ニッカン

○川上憲伸
<7回二死から同点打を浴び、7回3失点で降板>
「調子がそんなに良くないわりには
自分のピッチングはできたと思います。
次につなげたいと思います。
球威がない。低めに投げると球がいかなくなる。自分の力不足」
憲伸の声「今シーズン初対戦」、公式HPサンスポ時事通信


○落合監督
<延長11回の熱戦を制し首位に再浮上。
4時間17分のサヨナラ勝ちに>
「長い試合が好きだな。
あと1点あれば(川上)憲伸も楽になるのに
その一点をなかなか取れないのが今の状態だ。
(首位争いは)最後は体力勝負か。
そういうことになりそうだ」
公式HP時事通信MSN毎日新聞

2007年9月21日 (金)

逆転Vへローテ再編、きょうからヤマ場の8連戦。

最後の8連戦、ついにムチ入れた!
Vへローテ再編成


上位3強が、わずか0.5ゲーム差のなかに
ひしめく混戦となっているセ・リーグ
首位・阪神を0.5差で追う2位・ドラゴンズは、
今夜からナゴヤドームで広島との3連戦を迎えます。
この3連戦が終わると、そのまま24日から巨人と3連戦。
また27日からは、阪神との直接対決2戦と、
まさに今季最大のヤマ場となる8連戦
それに向け、先発ローテも再編しそう。
この日、ナゴヤドームで練習を行った
投手陣のコメントなどをまとめました。


◇川上憲伸
<中7日できょう21日の対広島初戦先発予想。
ジワジワと押し寄せる重圧を正面から受け止める>
「疲労? しんどいのはボクだけじゃない。
みんなしんどいです。
集大成? 集大成とか言っている余裕なんてないです。
集大成という感じではない。
優勝を争っているわけですから、
自分の役割をしっかりと果たすことです」
(中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇中田賢一
<28日の甲子園での登板を見据え、
中5日で、対広島第2戦の先発予想>
「相手のことは考えないです。いつも通りにいくだけです。
体の面は大丈夫です。体調もいいですし、
痛いところもなく、真っすぐも走っているし…。
(13勝7敗と)結果が出ているんで、
コントロールを乱しても自信を持って投げることができる」

<中5日は今季これまで1度しかないが>
「投げる試合は全部勝つ。体の不安はないので、
(登板間隔は)どう言われようと対処できると思います」
(中スポ、スポーツ報知名古屋ニッカン

◇小笠原孝
<中7日で広島との3戦目に先発が予想される。
自然体で、9試合ぶりとなる7勝目へ臨む>
「勝ててないないといっても、巡り合わせもある。
変なことを考えず、自分のピッチングをしっかりしたいです。
自分のもっている力を発揮したい」
中スポ名古屋ニッカン

◇朝倉健太
<19日、今季初の中4日先発で4回5失点。
最近2試合連続で白星を逃しているが、雪辱を誓う>
「疲労は全然ないです。
いい加減、抑えないといけない。目標は抑えることだけ。
(登板間隔は)気になりません。いけます」
名古屋ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<21日からの8連戦について。
先発の中継ぎ起用や中4日登板の連発を否定>
「基本的にここで中4日登板とか無茶なしかけはしない。
投手4人で回すような必要もない。
阪神の2試合が大きなポイントを握るだろう」

<巨人戦の先発を回避し、阪神戦に回る川上について>
「相性もだし、今の状況もある。
この先のことも考えないといけない」

<言葉に力を込めながら、連覇への青写真を明らかに>
「それまでにどういう状況になっているが分からないが
10月3日の時点で0.5差以内で2位にいればひっくり返せる」
スポーツ報知スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇森野将彦
<勝負の時を前に復調宣言>
「やっと良くなってきました。
8月後半から9月の頭が調子の底でしたけど、
大事な時期に上がってきてよかった」

<もともと『秋バテ』タイプ。
夏場に体重が激減し、秋にバットが振れなくなっていたが>
「それが今年は逆に体重が増えたんですよ。
気を使い過ぎるぐらい食べたから。
軽いバットも夏場に使ったけど、
今は元に戻しています。それでも振れるんです」

<対東京ヤクルト3連戦では、13打数5安打3打点。
復調へのきっかけを掴み、目指すは優勝のみ>
「去年、優勝の喜びを知ったから頑張れるんです。
またビールかけしたいってね」
中スポ

◇上田佳範
<渡邉、小田、英智、小山、藤井とともに
ナゴヤドームでの野手練習に参加。
21日からの相手・広島とは好相性という>
「相性? いいですね。
打席で打てるイメージを持つことが大事なんで、
暗示かけていきます」
(中スポ)


今朝の中スポに出ていたこの8連戦の
先発予想は、以下の通りになっています↓

21日(金)対広島(ナゴヤドーム) 川上
22日(土)対広島(ナゴヤドーム) 中田
23日(日)対広島(ナゴヤドーム) 小笠原
24日(月)対巨人(東京ドーム)  山井
25日(火)対巨人(東京ドーム)  山本昌
26日(水)対巨人(東京ドーム)  朝倉
27日(木)対阪神(甲子園球場)  川上
28日(金)対阪神(甲子園球場)  中田


前日の19日に、朝倉を中4日で先発させたことで
ローテの再編があることを十分に感じましたが、
最大のポイントとなる27日からの阪神との2連戦は、
エース・憲伸虎キラー・中田で行くことが
ほぼ確定したようですね。
さらにこの8連戦でも、竜投の責任者・森コーチ
ムチャな仕掛けはしないことを示唆。
ということは、6連敗と結果が出ていない
山本昌を飛ばすというようなこともせず、
巨人戦に先発させることも同時に伺えました。

憲賢で鯉虎退治。まあ見た感じ、
これが順当でしょうね。
16日の甲子園で8回無失点と
見事な投球だった中田
8勝1敗の虎キラー
再び投げさせるべく、
やはり2度の中5日
回してくるだろうと思っていましたし、
また毎週土曜日に登板し、勝てない小笠原
1日ずらしたことが、功を奏してくれればいいですね。
さらに相性などを考え、今季の巨人戦、
特に東京ドームでは打ち込まれている憲伸
甲子園決戦の初戦にずらしたことも納得。
エースにとっては、まさに燃えるシチュエーション。
気合も十分に入るでしょうし、きっとやってくれるのでは。
実際どうなるかは、首脳陣の考え次第でしょうが、
手堅いローテは、相手への脅威となってきそうです。

8連戦さまざまな星勘定が予想されそうですが、
現状ではとにもかくにも、一戦必勝!
巨人、阪神の対戦も大事ですが、その前の広島3連戦。
ここをしっかりと叩き、良い流れを作ることでしょう。
前田2000本フィーバーなどがあった
前回の市民球場での3連戦は、散々でしたし、
何となく広島が不気味にも感じなくはないですが、、
ここは負けられないところ。
そのリベンジを含め、できれば全て取ってほしいですね。
ポイントとなってくるのは、やはり投手陣
また前日までの東京ヤクルト戦では。
先発3投手が、ともに立ち上がりに失点
ナゴヤドームは広いといえども、
この辺りも追随せぬよう注意してほしいです。


他力本願が望めぬなかでの8連戦
勝利に全力を注ぎ込むこのローテで、
できるだけ多くの白星を重ねてもらいたいですね。
満身創痍に疲労困憊、連戦続きで
選手たちもかなりキツい状態なのではと思います。
しかし今季もいよいよ残り13試合となりました。
ここで自分たちの力をいかに出せるか。
それによって連覇への道がきっと開けてくることでしょう。
最大のヤマ場ともいえる今夜からの戦い。
ベストを尽くして、勝利を必ず掴んでほしいです。


若竜からの話題。(20日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 21回戦
(20日・あじさいスタジアム北神戸)
   010 035 200=11
 SU 100 000 000 =1
[勝] 佐藤充(11試合2勝4敗)
[S] 金剛(34試合2勝10S)
[D本] 新井5号2ラン
[D投] 佐藤充、菊地、金剛
(中スポ、オリックス・バファローズ


○新井良太
<1本塁打を含む6打数3安打3打点と大当たり>
「(本塁打は)完ぺきな当たりで完ぺきなスイングでした」

<ここ3試合は絶好調。15打数7安打6打点。
1本塁打、4二塁打と、長打力に手応えを感じ>
「この遠征前からトップの位置を固定して打っていますが、
今まで以上にボールを強くたたけます」
中スポ

○高柳2軍打撃コーチ
<好調の新井について>
「上下動でタイミングを取っていたが、
今はトップの位置を決めて体のひねりで打っている。
感じがいいので、これを続けさせたい」
中スポ

○金剛弘樹
<3番手で登板し、3イニングを無失点。
10セーブ目をマークし、防御率0.50と抜群の安定感。
間が取れるようになり、低めのコントロールが良くなった>
「今の調子を維持してやります」
中スポ


今日の公示。(20日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 堂上剛裕外野手
共同通信社


前日に3年ぶり14度目となる
ウ・リーグ優勝を決めたドラゴンズ2軍
ウエスタンの残り試合もあとわずか。
対サーパス4連戦の3戦目となったこの日のゲーム。
6回の打者一巡の猛攻など打線が爆発
14安打をマークして、11-1と大勝しました。
中でも目立っていたのが、4番に座る新井良太
前日の2打点に続き、この日も3安打3打点
第3打席には、サーパス2番手・山口
中寄りのスライダーを完ぺきに叩き、左中間へ2ランホームラン!
ここに来て打撃の調子がかなり上向き
1軍再昇格への有力候補となってくるかも?
またこの日、1軍登録を抹消された堂上剛裕
さっそく神戸遠征の2軍に合流して
『5番・レフト』でスタメン出場。4打数1安打でした。


ナゴヤからの話題。(20日)

クライマックスSの概要発表=プロ野球セ・リーグ
(時事通信)

クライマックスシリーズのチケット発売要項を発表
(スポニチ名古屋)

セ・リーグはこの日、
公式戦の上位3球団で日本シリーズ出場権を争う
クライマックスシリーズ・セの概要を発表しました。
2位-3位の第1ステージ(3試合制)は10月13日から15日。
その勝者-1位(リーグ優勝チーム)が当たる
第2ステージ(5試合制)は18日から22日。
いずれも上位球団の本拠地球場で開催されます。

また中日球団ナゴヤドームは、この日、
ドラゴンズが2位以内でCSに進出した際の
ナゴヤドーム主催試合のチケット発売要項を発表。
第1ステージの一般発売は、10月11日午前10時、
第2ステージは同月16日から。
またそれに先立ち、地域限定先行抽選、ぴあプレリザーブなどの
各種限定先行販売も実施するとのこと。


関東在住なだけに、できれば東京ドーム
どちらかのステージを見たい気もしますが、
そうなるとドラゴンズは、3位になってしまいますし…。
やはり優勝して、第2ステージをナゴドで迎えてほしいです。

ドラゴンズのシリーズ要項などは、こちらへ!
公式HP「2007クライマックス・シリーズ」のご案内
>また他球団の要項はこちら→ 阪神公式巨人公式

2007年9月20日 (木)

ノリ9回決勝弾、岩瀬偉業40S、追撃竜粘り勝ち!

でかした!しびれた!!ノリ弾 
9回千金!! 3強再び0.5差


最下位・東京ヤクルトに痛い取りこぼし。
1勝1敗で迎えた神宮での第3戦。
この日、敵将・古田兼任監督退任
発表されたなかで行われたゲーム。
先発には、予想されたエース・川上憲伸ではなく、
中4日で朝倉健太がマウンドへ!
得意のツバメ退治で甲子園の悪夢を払拭できるかと
期待しましたが、逆効果となってしまったようで…。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 23回戦
(19日・明治神宮野球場 | 中日16勝7敗)
15033人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト
[勝] 久本(31試合2勝1敗)
[S] 岩瀬(55試合1勝4敗40S)
[D本] 中村紀洋18号
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、鈴木、久本、岩瀬 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
中村紀洋の決勝本塁打で東京ヤクルトに競り勝つ
中4日で先発の朝倉が立ち上がりから制球に苦しみ、
4回までに5失点で降板する大誤算
序盤は劣勢に立たされた。
打線は毎回、先頭打者が出塁するなど、
東京ヤクルト投手陣を攻めて徐々に点差を縮め、
7回にウッズの2点適時打で同点。
朝倉の後を継いだ中継ぎ陣が踏ん張り、最後は岩瀬が締めた。
首位・阪神とのゲーム差は0.5に。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


東京ヤクルトの先発は、中5日で石川
立ち上がり、先頭の井端が四球を選ぶと、
1死から中村紀洋がセンター前に弾き返し、
一、二塁と先制のチャンスを作ります。
しかしウッズは真ん中低目のシンカーを叩くも三塁ゴロ。
続く森野もショート正面のゴロに倒れ、得点できません。

一方、前回の阪神戦まさかの4回途中5失点KO
それから中4日で先発してきた朝倉
しかし立ち上がり、東京ヤクルト打線に捕まってしまいます。
先頭の青木に左中間に落とされるヒットを許すと、
続く田中浩康の二塁ゴロで、二塁へと進まれます。
いきなりの得点圏で迎えるは、3番・ラミレス
初球、甘く入ったシュートを叩かれてしまうと、
打球はレフトオーバーのタイムリーツーベース
朝倉がいきなり点を失います。
なおも1死二塁で、4番・ガイエル
カウント1-2からの4球目、
外へのシュートを高々と逆方向へ打ち上げられると、
そのままレフト最前列に飛び込んでしまいます。
2ランホームランとなってしまい、3-0
前回登板の調子をそのまま引きずる感のある朝倉
前夜の山本昌同様、いきなり先制パンチを浴びます。

続く2回ウラも、ピリッとしない朝倉
1死から投手の石川にセンター前に運ばれると、
田中浩康にもライト前に運ばれ、2死一、二塁。
またもピンチを背負い、ラミレスを迎えます。
ここも初球を叩いた打球は、右中間へ。
あわや3ランかと思われた打球を、
ライト・英智がフェンス際でジャンピングキャッチ!
好守に救われ、朝倉は命拾いをします。


3点ビハインドとなったドラゴンズ
3回、連打でようやく追撃を開始します。
この回先頭の朝倉がセンター前ヒットを放つと、
井端もライト線へ落とし、一、三塁に。
これに続いたのが、2番・荒木
カウント1-0からの2球目、
外角高目のチェンジアップを叩き、
投手の足下を抜いていくセンター前タイムリー!
3連打で、1点を返します。
なおも無死一、二塁とチャンスでクリーンアップを迎えますが、
中村紀洋は、真ん中低目のシュートに6-4-3のダブルプレー。
続くウッズも外角高目のスライダーに手を出し、
右邪飛に倒れてしまい、スリーアウト。
追撃は1点止まりとなってしまいます。

続く4回、なおも石川を攻め込むドラゴンズ
先頭の森野が右中間を破るツーベースで出ると、
イ・ビョンギュの投ゴロで、三塁へと進みます。
ここで英智が好球必打!
カウント1-1からの3球目、真ん中低目のストレートを
弾き返してのセンター前へのタイムリー!
さらに1点を返し、3-2と詰め寄ります。


2回の英智の好守で落ち着きを取り戻したが、
3回ウラを、2三振などで3者凡退に打ち取った朝倉
しかし4回ウラ、再びリズムを崩してしまいます。
この回先頭の川本をカウント2-2からの5球目、
外角低目へのフォークで空振り三振に取ったと思いきや、
なんと本田球審は、ファウルチップと判定。
落合監督も抗議しますが、覆らずにゲームは続行となります。
ところが打ち直しとなった6球目、
内へのフォークを叩かれると、打球は、左中間スタンドへ。
やや納得がいかない一発で、4-2となってしまいます。
気を取り直し、飯原、石川と打ち取って、
何とか2死までたどり着いた朝倉ですが、
青木に一二塁間を破られると、
続く田中浩康の2球目には、簡単に二盗を許してしまいます。
集中力がやや切れたのか、続く3球目、
ストレートがど真ん中に甘く入ってしまいます。
逃さずに叩かれると、打球はセンター右を抜き、
フェンスまで到達するタイムリースリーベース
これでスコアは、5-2
再び3点差とされてしまった朝倉は、この回で降板。
結局この日は4回、68球を投げ、9安打2奪三振無四球で5失点
中4日での起用が裏目に出たか、散々な出来となってしまいました。


再び3点を追うことになったドラゴンズ
5回、ウッズの二塁ゴロの間に1点を返しますが、
6回、先頭の英智がショート内野安打で出たものの、
続く谷繁のライナーが、サード正面に行ってしまい、
スタートを切っていた英智が戻れずにダブルプレー。
毎回、先頭打者を出すものの、
追加点は、1点ずつ小刻みに挙げていくのみと
今ひとつ大きく攻めきれない打線
しかしそのウラで、この日は中継ぎ陣奮投します。
5回ウラは、2番手・高橋が、
持ち前のストレートで2三振を含む三者凡退に抑えると、
続く6回ウラは、3番手・鈴木
代打・真中を含む下位打線を、三者凡退
次の1点を奪われると、流れが相手に傾くなか、
自分の投球を貫き、0に抑えていきます。

その好投が報われたか、7回再び大きなチャンスを!
マウンドには、東京ヤクルト3番手の花田
この回先頭、井端が三塁線への内野安打で出ると、
続く荒木の当たりは、ショート深い位置のゴロ。
捕った宮本が二塁へ送るも、判定はセーフ。
無死一、二塁とチャンスが広がります。
続く中村紀洋には、送りバントのサイン。
しかしファウルにしてしまうなど、決めることが出来ません。
それでも何とか繋ぎたい中村紀洋
追い込まれながらも、バットを止めてしっかり選球。
結果フルカウントから四球で、無死満塁に。
中村紀洋からは、思わずガッツポーズも飛び出します。
そして絶好のチャンスで登場は、4番・ウッズ
このところ焦りが目立つ主砲ですが、
ぜひとも決めてもらいたい大事なところ。
その期待に応える一打が、見事に飛び出します!
カウント1-1からの3球目、
中に入ってきたストレートを弾き返すと、
打球は、レフト前への2点タイムリーヒット!!
井端、荒木が生還し、ついに5-5の同点に追いつきます!

なおも無死一、二塁とチャンスが続くドラゴンズ
続く森野が代わった4番手・佐藤
二塁フライに倒れ、1死となりますが、
イ・ビョンギュを迎えたところで、ドラゴンズベンチが動きます。
代わって告げられたのは、代打・立浪
どんな状態であっても不動だった
イ・ビョンギュの交代をついに敢行!
一気に勝負をかけますが、
立浪は、カウント1-3からの5球目、
内への変化球を打ち上げてしまい、一塁インフィールドフライ。
さらに続く英智も、外角高目の変化球に空振り三振。
あと一押しが出来ず、同点止まりに終わってしまいます。


同点にたどりつき、さらに踏ん張ったのが、中継ぎ陣
このところ好調の4番手・久本が、今夜も見事な投球
7回ウラ、当たっている青木、田中浩康
ともに力のあるストレートで打ち取り、
ラミレスには、2-1から5球ファウルで粘られるも、
真っ向勝負を挑み、最後はフルカウントからの12球目
内角低目へのストレートで、空振り三振に!
さらに続投となった8回ウラも、ガイエル
代打・畠山、そして宮本と凌いでこちらも三者凡退。
高橋、鈴木、久本と5回以降繋いできた中継ぎ陣
それまで9安打の東京ヤクルト打線パーフェクトに抑える好投。
この好投が攻撃陣好影響を与えます。

そして5-5のまま迎えた、最終9回表、
雨が落ちてきたなか、この一振りが勝負を決します。
東京ヤクルト6番手は、3連投となるシコースキー
この回先頭で迎えるは、中村紀洋
大きいのよりも、何とか次のウッズに繋ぎたい。
その気持ちが積極的な打撃となった
カウント1-1からの3球目、
真ん中低目の変化球を右方向へ弾き返すと、
高々と上がった打球は、そのままライトスタンドへ飛び込みます!
接戦にケリをつけたのは、11試合ぶりとなるホームラン!
ここまで小刻みに加点してきたドラゴンズ
最後の最後で飛び出したのは、やはり一発
6-5と、このゲーム初めてドラゴンズが前に出ます。


1点リードで迎えた9回ウラ、
マウンドには、もちろん守護神・岩瀬が上がります。
この日は右肩負傷で途中退いた
谷繁に代わる小田とのバッテリー。
それでも勝負への投球には、変化なし
先頭の川本を内角高目のストレートで詰まらせ、
二塁フライに打ち取ると、
続く城石にはスライダーを流され、ライト前に運ばれますが、
シコースキーの代打・度会を2-1と追い込むと、
最後は5球目、142キロ内角低目のストレートで
引っかけさせての投ゴロ。
自ら掴んだ岩瀬は、そのまま二塁へ送球。
1-6-3と渡るダブルプレーで締めて、ゲームセット!
序盤に5点のリードを許したものの、
先発全員・毎回の18安打を放ち、小刻みに得点。
粘りの攻めで逆転勝利をおさめたドラゴンズ
2カード連続勝ち越しで、この日巨人に敗れた
首位・阪神とのゲーム差を再び『0.5』に。
また2回無失点と好救援の久本が、5月5日以来の2勝目をマーク。
9回を締めた岩瀬は、史上初となる3年連続40セーブを達成。
竜の守護神が、また新たな金字塔を打ち立てました。


粘り勝ち!初戦とは全く逆の
追いかけていく展開
毎回、先頭打者
出していたものの、
1点ずつしか加点できず、
ジリジリした流れでしたが、
7回、井端、荒木と繋がって、
バントを失敗した中村紀洋が必死に四球を選び、
無死満塁から飛びだしたウッズのタイムリーで
同点に追い付くと、後は押せ押せの展開。
8回のチャンスにあと一押しが出来ず、
ちょっとまずいなとは思っていましたが、
最終回、中村紀洋が右方向へ運んでの一発。
これでイケると思いましたし、とてもうれしかったですね。
後半は、流れが来ていただけに、
残りはいかに押せるかだけでしたが、
その「あと1本」が、ここまで出ていなかった
本塁打で出たことは、大きかったと思います。

それにしても、中4日で先発させた
朝倉の起用が完全に裏目に出て、4回までに5失点。
特に4回の点の取られ方が悪かっただけに
追い付くのは難しいかなとも一時は思いましたが、
良く粘って追い付いて、勝ち越してくれましたね。
その勝利の原動力となったのは、
先発&毎回の18安打を放った打線の粘りもありますが、
やはり中継ぎ陣の頑張りも大きいでしょう。
4回まで朝倉から9安打放っていた東京ヤクルト打線
5回を高橋が、6回を鈴木が3人ずつしっかりと抑えていく。
ヒット1本も打たれずに繋げたことで
攻撃陣にも良いリズムとなったのではと思います。
さらに同点に追い付いた後も
久本が好投して、7、8回をピシャリと無失点。
特にファウルで粘る打点王・ラミレス
12球目に空振り三振で仕留めたのは、見事でした。
絶対に負けられない、劣勢でもきっと勝ち越してくれる。
そういう思いを胸に、しっかりと仕事をしてくれた中継ぎ陣
勝ちパターンの投手でなくても、
こういう投手が多くいるのが、ドラゴンズの強み。
本当にナイスピッチだったと思います。

そして最後を締めた守護神・岩瀬投手
史上初の3年連続40セーブ達成、おめでとうございます!
40セーブを挙げたのは、プロ野球史上で3人のみ
さらにそれを3年連続で挙げるのですから、まさしく神の領域!
9年連続50試合登板とともに、鉄腕を象徴するスゴい記録だと思います。
ただ本人も言うように「今はそれどころではない」のが現状。
シーズンが終わって振り返ったときに、再び祝福したいです。


負けていたらマズい展開となっていただけに、
この勝利は、本当に大きいですね。
巨人が少しは意地を見せたようで、
首位・阪神とのゲーム差は、再び0.5に迫りました。
長かった9連戦を何とか5勝4敗で終え、
1日おいて、21日からは再び試練の8連戦を迎えます。
その中には、東京ドームで巨人3連戦、甲子園で阪神2連戦
敵地での直接対決を迎えるだけに、かなり重要となってくるでしょう。
ただその前に控えるのが、地元・ナゴヤドームでの対広島3連戦
とにかくここでしっかり弾みをつけて、
直接対決を良いカタチで迎えたいところ。
この日先発を回避した川上、そして中田、小笠原
おそらく登板するのではと思われます。
ペナントの行方を左右するであろう8連戦
この日、ウエスタン・リーグで優勝した若竜に続けるよう、
ぜひとも勝ち続けてもらいたいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(19日)

◎中村紀洋
<9回、勝ち越しホームランについて>
「たまたまですけどね。
何とか次、タイロン(ウッズ)だったんで、
何とか塁に出るように心がけて
積極的にいった結果がホームランになってくれました。
思い切って振りました。感じは良かったんで、
入ってくれと願いながら走ってました。
(7回は)バントを失敗したんですけどね。
何とか四球でタイロンに繋げて、
自分の仕事ができたかなと思います。
(首位に0.5ゲーム差)そうですね。
ほんとに負けられない厳しい試合が続くと思いますんで、
何とか精一杯がんばりますんで応援よろしくお願いします。
これからまた厳しい戦いが続くと思いますけども、
球場の方に足を運んでください。応援お願いします!」


<ホームラン談話>
「打ったのは、フォークかチェンジアップ。
(カウントが)1-1だったので思い切って> 振りました。
(打った)感じは良かったので、
何とか入ってくれと思いながら走りました。
(本塁打は)たまたまです。
次にタイロンがいるから、塁に出ようと気楽な気持ちで打てた。
バント失敗とかあったけど、最後に打てて自分の仕事ができました。
みんなの執念? そうやね」

<新たな打撃フォームへ取り組んできた結果、
いつの間にか腰痛が発症。腰への負担を軽減するために、
大阪近鉄時代の神主打法に戻している>
「たぶん腰骨がずれていると思う。
それで左足がずっとしびれている。
振りにいったらしびれる。
仁王立ちみたいにしてます。体を沈ませてると痛いんです。
今はこれが合ってる。これ以上悪化させると歩けなくなるから」

<いつも飲んでいる痛み止めは3時間程度しか効かない。
最初は1錠しか口にしていなかった痛み止めは
東京ヤクルト戦になってか2錠に増えた>
「8回くらいから痛くなってきた。
(薬の影響で)胃が痛い。穴が開いているんちゃうかな」

<負けられない試合を制し、
これで阪神とのゲーム差は再び0.5差に>
「精いっぱいやるしかない。厳しい戦いは続きます。
負けられない試合が続くんで、必死でやります」
公式HP、中スポ、スポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


○岩瀬仁紀
<9回を締め、自らのプロ野球記録を
更新する3年連続の40セーブを達成>
「ここまで来たら楽な試合なんてないです。
きょうは、うちの粘り勝ち。
追う展開でプレッシャーはあったけど、
きょうは絶対に負けられないゲームだった。
(40セーブは)うれしいですけど、
そんなこと言っている場合じゃないんです。
終盤になると考えられないゲームが出てくる。
今は勝っていくことが大事。
記録に浸るのは終わってからです」
中スポ中日新聞時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○荒木雅博
<3回、センター前へタイムリー。
5、7回にも安打を放ち、今季4度目の猛打賞>
「打ったのは、チェンジアップ。
(3点差で)1点づつでも取り返していかなければ
いけないので、いいところを抜けてよかったです」
公式HP中スポ名古屋ニッカン

○英智
<4回、センター前へタイムリー。
逆転勝利の中で今季4度目の猛打賞の活躍>
「来た球に逆らわずに打つことを心がけました」
(公式HP、中スポ名古屋ニッカン

○タイロン・ウッズ
<7回、レフトへ同点の2点タイムリー>
「打ったのは、ストレート。
何としてもランナーを返したかったので、返せてよかったよ」

<打席ごとにバットを替えるなど試行錯誤>
「とにかくしっくりくるバットを探していたんだ」
公式HP、中スポ、名古屋ニッカン

○久本祐一
<7回から2イニングを無失点、2勝目をマーク>
「前の2人(高橋、鈴木)が
パーフェクトに抑えていたので、『負けられない』と思った。
甲子園(14日・阪神戦)での
いいピッチングを思い出して、思いっきり投げました。
今まで岡本さん、平井さんに頼りっぱなしだったので、
2人の負担を少なくできるようにがんばりたい」
(中スポ)

○鈴木義広
<6回から3番手で登板、3者凡退に抑える>
「調子は良くも悪くもなかった。
次の投手につなげることだけ考えました」
(中スポ)

○高橋聡文
<5回から2番手で登板、無安打2奪三振無失点>
「久々だったけど、きょうはよかったです。
休んだ分よくなっているので、今後も頑張ります」
(中スポ)

○朝倉健太
<今季初の中4日先発も、
序盤から不調で4回9安打5失点で降板>
「何もありません…」
共同通信社名古屋ニッカン

○小田幸平
<負傷交代の谷繁に代わって、6回からマスク。
8回にはレフト左へヒットを放つ>
「準備はいつもしていますからね。
打ったのはおまけ。でもよかったです」
(中スポ)

○谷繁元信
<5回の守備中に宮本のファウルが右肩を直撃。
6回の守備から途中交代。試合後はアイシング治療を行う>
「(21日の広島戦は)大丈夫だと思う」
(東京中日)

◇山本昌
<引退する東京ヤクルト・古田兼任監督と同い年>
「残念だね。もったいない気もするが、
本人が決めたことだからしょうがない」
(東京中日)


○落合監督
<苦しい展開も粘り強く攻めに攻めて逆転。
今季初の毎回先頭打者が出塁しながらの苦戦に>
「こんな試合をしていたらいかんわな。
作戦の立て方が悪いんだな。
毎回安打は初めてだろ? 
初めてでこんなゲームをやらせちゃいかん。
攻め方が悪いわな。
(ここまできたら)何点(差が)あるから追いかける、
何点取られたから追いかけられないとかじゃない。
最後に上回っていればいいんだ。
(残り)100ゲームあるわけじゃないんだから」

<試合前、退任する東京ヤクルト・古田兼任監督について>
「兼任の難しさだろうな。
専任(監督)だったら(結果は)違ったかもしれない。
昔とは野球が違う。
周りにサポートする人がいたら、違ったのかもな。
いかに任せられる人間を置けるか。今はお疲れさまのひと言だ。
選手としても監督としても立派にやったと思うよ」
(東京中日、時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン


記録備忘録。(19日)

岩瀬は、19日の東京ヤクルト23回戦(神宮)で
今季40セーブ目を挙げ、自身の記録を更新する
プロ野球史上初の3年連続40セーブを達成した。
岩瀬は、一昨年46セーブ、昨年は40セーブを記録し、
史上初の2年連続40セーブをマークしていた。
岩瀬以外に年間40セーブ以上を記録しているのは、
今季43セーブの藤川球児(阪神)と
1998年に45セーブを挙げた佐々木主浩(元横浜)だけ。
岩瀬の通算セーブは、歴代5位の154
今季はプロ野球タイの9年連続50試合登板も達成している。
共同通信社時事通信


若竜からの話題。(19日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 20回戦
(19日・あじさいスタジアム北神戸)
   120 100 310=8
 SU 000 200 000 =2
[勝] 清水昭信(16試合3勝3敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤亮太、清水昭信、小林
公式HPオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
初回、澤井が四球で出塁すると、森岡の左越二塁打で先制。
2回、清水将海、柳田の連打で2死二、三塁から
澤井の中前2点タイムリーで、序盤3点をリード。
4回にも相手ミスで追加点。
先発の佐藤亮太は、4回に突然崩れ、一輝の中前タイムリー、
の内野安打など3安打に四球で2点を奪われ、この回で降板。
7回、1死満塁から井上のタイムリー、
新井の2点タイムリーで3点を奪って、ダメを押した。
2番手・清水昭信、3番手・小林が好投し、
8-2で逃げ切り、ウエスタン・リーグ優勝を決めた。
公式HPより)


○澤井道久
<2回の中前2点適時打、8回の右前適時打と
3打数2安打3打点、2四球2得点の活躍>
「1番打者の仕事ができてよかった。
いいところでも打てました」
(中スポ)

○新井良太
<7回の2点適時打など2安打2打点をマークも
さらにどん欲な姿勢を見せる>
「2打点はうれしいが、もう1本大きいのを打ちたかった」
スポニチ名古屋

○柳田殖生
<8番・三塁で、3打数2安打。
リーグVの余韻に浸るつもりはなく1軍を目指す>
「(1軍昇格の)チャンスが来たらモノにしたい」
スポニチ名古屋

○清水昭信
<5回から2番手で登板。
3イニングを投げ、1安打無失点。
勝利投手になり、優勝を決める>
「別にプレッシャーはなかった。丁寧に投げただけです。
今日の投球に自信を深めました。
今後は、より低めのコントロールを磨いて1軍を目指したい」
(中スポ)

◇堂上直倫
<開幕から『4番・三塁』で出場。
左手甲の故障で戦列を離れるまで、
56試合中46試合に『4番』で先発出場。
通算59試合に出場し、打率.214、4本塁打、29打点。
優勝の瞬間、ゴールデンルーキーは
悔しさとうれしさの2つの味をかみしめ>
「きょうはベンチでしたけど、
緊張感のある中で1年できたことがよかったと思います。
チームに貢献することができなかったけど、
監督に我慢して(4番で)使ってもらい感謝しています。
これから信頼を得られるように力をつけていきたいと思います」
中スポ


○辻2軍監督
<3年ぶり14度目のウエスタン・リーグ優勝を決める。
就任1年目でウエスタンを制し、3度宙に舞う>
「そりゃ、うれしいですよ」

<この日の試合を振り返り>
「うまい具合に1、2回に点を取ったから楽でした」

<マジックが点灯した後は苦しい戦いが続いたが>
「最後に足踏みしたが、選手にとっては
マジックが出てからの勝つことの難しさを
経験できたことがよかった。
この経験が財産となって大きなプラスになると思います」

<就任1年目の今季、1軍と同様に、
投手を中心とした『守りの野球』でやってきた。
リーグ最少の71失策、手堅い守備をベースにした
戦いが結実。選手の成長ぶりに目を細め>
「守り勝つ野球を目指し、
勝つために場面、場面の意識を課題にしてきた。
その意識を持ってできるようになり、
優勝できたことはうれしいですね」
中スポスポニチ名古屋名古屋ニッカン


優勝おめでとう! 優勝へのマジックナンバーを
『1』としていたドラゴンズ2軍
この日、北神戸での
サーパス戦に8-2で勝利し、
3年ぶり14度目の
ウエスタン・リーグ優勝を決めました!
優勝おめでとうございます!!
ナインに3度胴上げされた辻2軍監督
チーム方針として必ずしも勝つことを
求めてはいなかったようですが、
『守り勝つ野球』をテーマに
吉見、山井、長峰、川井、中里、
小林、石井、齊藤、金剛、クルスら

層の厚い投手陣を武器に安定した戦いを展開。
その一方では高卒ルーキーの堂上直倫
常時『4番・サード』スタメンで使うなど、
若手野手の育成にも力を注ぎました。

また今季は1、2軍の入れ替えも多かったこともあり、
ベテランの山本昌をはじめ、野手でも
井上、渡邉、上田、小田、清水将海らも出場。
また森岡、堂上剛裕、中村公治、新井、柳田、澤井、田中など
多くの若竜がその勝利に、貢献したと思われます。
マジック点灯後は連敗し、やや苦しんだようですが、
この経験も「財産となって大きなプラスになる」と語る辻2軍監督
就任1年目ながらリーグ優勝に導いた手腕は、お見事でした。

次なる目標は、9月29日。
山形県野球場で行われるファーム日本選手権
巨人が有力と言われるイースタン・リーグの
優勝チームとの対戦となります。
ぜひとも勝って、再び宙に舞ってもらいたいものです。


PS 今夜の渡邉選手。

中村紀洋の勝ち越しホームランで沸いた9回、
ウッズ、森野と倒れ、2アウト。
ここで登場したのが、我らが渡邉選手!
久本代打として、打席に入りました。
対するシコースキーの初球、外へのスライダーを見送ると、
2球目、真ん中に入ってきた148キロストレートを
バットを折りながらも、レフト前に持って行くヒット!
今季3本目(21打数)となる安打を見事に放ちました。
さらに続く英智のレフト線への当たりでは、
一塁から一気に三塁への激走!
また守備でも最後の1-6-3のダブルプレー
井端の送球がややショートバウンド気味に
なるところをしっかりと抑え、試合を締めました(.143)

2007年9月19日 (水)

気負竜手痛い取りこぼし、山本昌ついに6連敗。

竜、阪神M許すな!! 
最下位ヤクルトに痛恨取りこぼし


ヒヤヒヤながら逃げ切り勝利し、
首位・阪神との0.5差をキープして、
再び2位に浮上したドラゴンズ
迎えた神宮での東京ヤクルトとの第2戦。
約4カ月勝利のない山本昌が、
中5日で先発マウンドに立ちました。
これ以上落とせないゲームが続くドラゴンズ
超ベテラン白星で弾みをつけたいところでしたが…。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 22回戦
(18日・明治神宮野球場 | 中日15勝7敗)
13335人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 山本昌(18試合2勝9敗)
[D本] イ・ビョンギュ8号 英智4号
[Dバッテリー]
山本昌、石井 - 谷繁

【ゲームレビュー】
1点差を追いつけず、東京ヤクルトに痛い1敗
先発・山本昌は初回2死一塁から3連打で2点を失い、
2回には失策がらみで2死三塁から田中浩康
左前適時打を浴びて1点を追加された。
反撃は2回のイ・ビョンギュと5回の英智のソロ本塁打だけ。
6回と9回に先頭打者が安打で出塁して
好機を作りながら適時打が出ず、
東京ヤクルトの継投策に追撃を阻まれた。
山本昌は6回8安打3失点で今季9敗目
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


東京ヤクルトの先発は、中5日で藤井
その立ち上がり、1死から荒木がレフト前ヒットで出ると、
中村紀洋の3球目に、25個目となる二盗に成功
さらに中村紀洋のボテボテの三塁ゴロで、三塁へ進みますが、
ウッズが外角低目のチェンジアップに
タイミングを外されてしまい、投ゴロ。
先制のチャンスを逃してしまいます。

一方、現在5連敗中、
約4カ月、10戦連続での白星がない山本昌
しかし初回、先頭の青木に対して初球、
右肩にぶつけ、死球で出してしまうと、
田中浩康の三塁ゴロでランナーが入れ替わります。
続くラミレスをレフトフライに取りますが、
4番・ガイエルに一二塁間を抜かれてしまいヒット。
一、二塁となって迎えるは、
この日1軍再昇格となった5番・畠山和洋
しかしカウント1-2からの4球目、
真ん中低目へのスクリューボールを弾き返され、
ライナーでセンター前へ抜けるタイムリー
2死からの連打で、1点を先制されます。
なおも一、二塁で迎えるは、6番・宮本
カウント2-2から6球ファウルで粘られた末の10球目、
外角低目のスクリューをきっちりセンター返し。
連続タイムリーとなってしまい、2-0
ストレートはまずまずの走りながらも、
決め球が若干甘いところを叩かれてしまい、リードを奪われます。


2点ビハインドとなったドラゴンズ
しかし2回にすぐさま反撃の一発が。
1死から迎えるは、6番・イ・ビョンギュ
カウント2-1からの4球目、
内へのチェンジアップを捉えると、
打球は伸びて、右中間スタンドへ!
思わぬところから飛び出した追撃のソロホームラン
2-1と、1点差に詰め寄ります。

しかし反撃してもらった山本昌
今ひとつエンジンが掛からず。
2回ウラ、先頭の飯原にセンター前に運ばれると、
続く藤井はバント失敗、捕邪飛に倒れます。
さらに青木は外角低目へのカーブで空振り三振。
2死までたどり着きますが、
続く田中浩康の3球目に飯原が二塁へスタート。
ところが谷繁の二塁への送球がベース付近でワンバウンド。
センターへ逸れてしまう間に、三塁へと進まれてしまいます。
点をもらった後の失点は、御法度
味方のミスをカバーし、ここは0に抑えたい山本昌
しかし続く4球目、真ん中低目に甘く入ってしまった
カーブを引っ張られてのレフト前へのタイムリー
踏ん張れずに3点目を失った山本昌
この失点が後々、大きく影響していきます。


スライダー、チェンジアップを決め球に
ストレート、シュートなども駆使、
それ以上にコーナーを丁寧に突く藤井の前に
ドラゴンズはなかなかチャンスを見いだせぬまま、
ゲームは進んでいってしまいますが、
5回、ようやく良い当たりが飛び出します!
1死から迎えるは、7番・英智
カウント1-0からの2球目、
中に甘く入ってきたシュートを完ぺきにとらえると、
打球は伸びて、左中間スタンドへ!
前日に続く4号ソロホームラン!
ホームランスタイルが確立したかの一撃で、
3-2と1点差に迫ります。
なおも続く谷繁が初球を叩き、センター前へ。
山本昌が二塁へ送り、チャンスを広げますが、
井端が低目のスライダーに合わず、高いバウンドの三塁ゴロ。
惜しくも同点までは追いつくことができませんでした。

3点を失った以降、山本昌は立ち直り、
徐々に本来の投球を取り戻してきます。
3回ウラは、先頭打者こそ出すものの、
宮本を6-4-3の併殺に取って、ピンチを防ぐと、
4回ウラは、下位打線をきっちり三者凡退。
さらに5回ウラも、2死からラミレス
レフトフェンス直撃のツーベースを浴びますが、
続くガイエルは、外一杯のストレートで見逃し三振
得点を許さず、味方の反撃をひたすら待ちます。


ゲームもいよいよ中盤。
勝ち越すためにそろそろ総攻撃をかけたいドラゴンズ
6回、先頭の荒木がセンター前ヒットで出て、
反撃ののろしを上げますが、続く3、4番が今ひとつ。
中村紀洋は真ん中高目のつり球に引っかかって、
打ち上げてしまっての一塁フライ。
ウッズも初球チェンジアップに手を出し、簡単に三塁ゴロ。
2死となってしまいますが、それでも森野
外へのスライダーをうまくレフト前に運び、一、二塁。
ここで前の打席本塁打のイ・ビョンギュを迎えます。
ぜひとも連続の好打を期待したいところ。
カウント2-2から低目のスライダーを見送り、
フルカウントから2球ファウルで粘ったところまで
良かったのですが、最後は外角低目に落ちるスライダーに
やっぱりバットが空を切り、三振
あと1本が出ず、藤井を助けてしまいました。

援護がないのは、いつものこと。
それでもチームに貢献するため投げ続ける山本昌
しかし6回ウラ、先頭の畠山に四球を与えると、
宮本には送られて、二塁へ。
さらに川本のセンター前ヒットと二盗で、1死二、三塁。
中盤で大きなピンチを迎えてしまいます。
これ以上の失点は、即敗戦へとつながってしまう場面。
次の回に打順がまわり、おそらく最後のイニングとなりそう。
ここで山本昌粘りの投球を見せます。
飯原をカウント2-1からの4球目、
ストレートをズバッと内角に投げ込み、見逃し三振に取ると、
続く藤井の代打・度会宝刀・スクリュー
三塁正面のゴロに取って、スリーアウト。
見事な投球でピンチを凌いだ山本昌
結局この日は、6回、99球を投げ、
8安打6奪三振2四死球で3失点。
しかしその3失点が実に大きくのしかかってしまい、
またも白星が付かないまま、マウンドを降りました。


2番手・石井が上位3人できっちりと抑え、迎えた8回、
こちらもトップからのドラゴンズ打線
先頭の井端が、東京ヤクルト2番手・シコースキー
顔付近に2球抜け球を放られるも、
フルカウントからの8球目、外角低目のスライダーを
うまく捉えて、レフト前へ運ぶヒットで出ると、
続く荒木が初球、きっちり転がす送りバントで、1死二塁。
1、2番がしっかりとチャンスメークし、クリーンアップへ繋ぎます。

勝つためにはここでしっかり加点しなくてはいけない場面。
しかし3、4番は気負ったか、空回りしてしまいます。
中村紀洋がカウント1-1からの3球目、
真ん中低め目のスライダーに
バットの先で詰まってしまい、レフトフライに倒れると、
続くウッズは、2球目、
こちらも中に入ったスライダーを打ち損じてしまい、
超どん詰まり、ボテボテのキャッチャーゴロ
まさかの一打に、ヘルメットを叩きつけ悔しがるウッズ
この日の打線を象徴するかのシーンで、この回も0。
ここでゲームがほぼ決まってしまった寂しさが漂いました。
案の定最終回は、東京ヤクルト3番手・館山の前に
三者凡退に終わってしまい、ゲームセット
最下位・東京ヤクルトに手痛い取りこぼし
1点差負けを喫し、3連勝を逃してしまったドラゴンズ
対東京ヤクルト戦の連勝も、6でストップ。
また首位・阪神が勝ったため、ゲーム差は『1.5』に広がりました。
そして6回3失点の山本昌は、ついに6連敗で今季9敗目
大詰めの終盤戦でも超ベテランに勢いは戻らず、
白星への長い足踏みは、依然として続くこととなりました。


チクショウ!前夜、首を痛め途中交代と
心配されていた井端
1番スタメン出場し、
全員でツバメ退治
できると期待しましたが、
結局は序盤の失点
響いてしまっての1点差負け。
ただその失点は、たったの3点
それさえも重く
のしかかってしまった打線
この日は、かなりの気負いが見られました。
2点こそ奪いましたが、いずれもソロ本塁打
繋いで奪った得点ではなかっただけに
打線に弾みがつかなかったですね。

特に3番・中村紀洋、4番・ウッズがともにブレーキ
6回、荒木がセンター前ヒットで出るも、
中村紀洋は高目のつり球に引っかかり、一塁フライ。
ウッズは初球をあっけなく叩き、三塁ゴロ。
さらに8回は、井端シコースキーの荒れ球を
モノともせずに、意地でレフト前に運び、
荒木が送って、同点へのチャンスを作り出すも、
中村紀洋が詰まってしまってのレフトフライ。
ウッズはスライダーにどん詰まりのキャッチャーゴロ。
「オレが打たなくては」という気持ちは
十分に感じるのですが、いかんせん気負いすぎ
ヘルメットを叩きつけたい気持ちは、
ファンだって同じだったのでは思います。
それでもゲームは続いていきます。
今は打てるボールを絶対に逃さないこと。
ミスショットをできるだけなくすこと。
焦っていては、結果は付いてきません。
切り替えての第3戦、落ち着いて臨んでほしいです。


一方、投手陣では昌さんが、6回を8安打3失点。
毎度毎度のごとく、援護がないのですが、
今回に関しては、点の取られ方が悪かったですね。
立ち上がり、ボールが甘いところを突かれ、
続けざまに3連打を浴びての2失点
それで止めておけばよかったものの、
2回、味方が1点反撃してくれた直後の失点
あれは流れを悪くしましたね。
ミスも絡んだこともありますが、
あそこは踏ん張ってほしかった。
その後立ち直り、走者こそ出しながらも、
外一杯に投げ込み、ピンチを凌いだ投球は見事だっただけに
それだけに不用意な失点が痛すぎた。
次回の登板は、どこになるかはわかりませんが、
できれば1つ勝って、シーズンを終えたいところです。


阪神が粘り勝ちしたそうで、
首位とのゲーム差は、再び1.5ゲームと開きました。
前に進むには、とにかく勝たなくてはいけない
おそらく他力本願は、無理に近いと思います。
第3戦はエース・川上憲伸が先発します。
前回、約1カ月ぶりに勝ったことでに進めたエース
もはや一戦もムダにできないということは、
十分に承知していると思います。
不用意な1球に気をつけ、勝って9連戦を締めてもらいたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(18日)

●山本昌
<6回3失点の粘投も実らず9敗目>
「2回の1失点が不用意だった。
(田中浩康には)大きいの(本塁打)は
ダメだと思って低めに投げた。
(立ち上がりは)低めに投げようと
意識していたんだけど、ちょっとコースが甘かった。
自分のタイミングをつかむ前にやられてしまった。痛いね。
内容はよかった? そんなことこの時期になったら関係ない。
何とかチームに貢献したいと思っているんだけど…」
(中スポ、中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

『2回の1点が余計でした。
先制されて雰囲気を重くしてしまったし…。
あと何試合もないのに申し訳ない。』

「山本昌公式ホームページ」より引用)


●都スコアラー
<2回2死三塁、田中浩康の左前適時打に>
「あそこは、もっと低めのボール気味に
投げてもよかった。うまく拾われた」
中日新聞

●イ・ビョンギュ
<2回、ライトへ追撃のホームラン>
「(本塁打は)ボールをうまくとらえることができた。
ただ、その後が…。何とかして勝ちたかったです」
(東京中日、名古屋ニッカン

●英智
<5回、左中間へ自身プロ初の2試合連続本塁打>
「(藤井は)チェンジアップが低めに来ていたので、
それだけには手を出さないよう心がけた。
あの1球は好きなところへ来たので、思い切り強くたたきました。
好機をつくろうとして打ったら、
本塁打になっちゃった。今は結果がほしいです」

<会心の一撃も空砲に終わり>
「どんなかたちでも勝たなきゃ意味がないです」
(東京中日、サンスポMSN毎日新聞名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<3度走者を置いた場面でいずれも凡退。
8回2死二塁と一打同点の好機で捕ゴロに終わり、
ヘルメットをたたきつけ悔しさをあらわに>
「オレが打っていたさえいれば勝てたんだ。チクショー。
(山本昌は)2試合続けていい投球をしていたのに、
今日も負けてつらい。
オレたちが点を取れなかった。クソ、クソ。
藤井は良かったわけじゃない。
特別なことはなかったのに、打てなかった。
オレが最後に打っていれば、勝っていたんだ」
(中スポ、スポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

●中村紀洋
<ウッズとともに4打数無安打>
「(藤井に対して)うーん…。どうやろね。
気を取り直してやらんと。
あとは勝つだけですよ。あした、勝たなあかんです。
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

●荒木雅博
<1回、左前打で出塁すると、すかさず二盗。
リーグ単独トップに立つ今季25個目の盗塁を記録>
「スタートは完ぺきでした。
タイトル? ボクは1カ月や2カ月(故障や不調で)
休んでいましたからね。おこがましいですよ。
個人的な数よりもチームが勝つことが大事。
この時期は勝つために走ることができるか、
得点に結びつく盗塁ができるか、それしかない。
チームにできることをやっていきたい」
中スポ名古屋ニッカン

●井端弘和
<前日、首を痛めて途中退場したが、
この日は1番・遊撃手で先発出場。
守備は難なくこなし、打っては4打数1安打>
「(状態は)まだ万全じゃないです。
ここまできたら痛いのどうのと
言っていられないですから。気持ちは入っていました」
中スポ名古屋ニッカン

●石井裕也
<7回から登板し、2イニングをピシャリ>
「気合が入っていました。
いい球もいって、うまく抑えられました」
(東京中日)


●落合監督
<最下位・東京ヤクルトに痛い敗戦。
首位・阪神と再び1.5ゲーム差に。
淡々とこう話すと、その後の質問には答えず>
「きょうは、こういう日。
こういう1日で終わり。あとは何を言っても一緒」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


若竜からの話題。(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 19回戦
(18日・あじさいスタジアム北神戸)
   000 001 220=5
 SU 000 100 000 =1
[勝] 長峰(8試合5勝)
[D本] なし
[D投] 長峰、齊藤、小林
(中スポ、オリックス・バファローズ

○清水将海
<7回1死二塁、中村一生の代打で登場し、
左翼線に決勝二塁打を放つ>
「うまく体が反応した。
重苦しいムードだったので打ててよかった。
1軍でも2軍でも負けたら面白くない。
チームの勝ちにつながる一打が打ててよかった」
中スポ

○長峰昌司
<先発で8回を6安打1失点。
ウエスタンで無傷の5連勝をマーク。
6安打中5安打が右打者、直球を狙い打たれ>
「内角を狙ったストレートが甘く入りました。
もっと厳しくいいところに投げれば、
シュートがより効果的だと思います」
(中スポ)

○新井良太
<8回に左越えの適時二塁打を放つ。一気の優勝を誓う>
「いい刺激の中で戦えている。あす勝って決める」
サンスポ


○辻2軍監督
<逆転で連敗をようやく止め、マジック『1』に>
「しんどかった。きょう勝てたのは大きい。
清水将海が打ってくれたから、
みんなも気持ちが楽になったと思う。
あすも一丸となって勝ちにいく。勝って決める。
そういう気持ちでやらないと痛い目にあいますからね」
中スポサンスポスポニチ名古屋


ウエスタン・リーグ優勝マジック
『2』としていたドラゴンズ2軍
王手をかけて臨んだ北神戸でのサーパス4連戦
その初戦、5回までサーパス先発・加藤康介
わずか2安打5三振と抑え込まれていた打線が
6回に森岡の中前適時打で1-1の同点に追いつくと、
7回1死二塁から清水将海のタイムリー二塁打で勝ち越し!
さらに8回には新井のタイムリーなど連打で2点を加え、5-1
投げては先発・長峰が7回1/3を投げ、
相川のソロ本塁打1本のみの1点に抑える好投。
8回以降は、齊藤-小林と繋いで勝利をおさめ、
ついにマジックを『1』と減らして王手をかけました。
きょうのサーパス戦に勝利を収めるか、
マジック対象の2位・阪神が福岡ソフトバンクに敗れれば、
3年ぶり14度目の優勝が決まる辻ドラゴンズ
ぜひとも勝って胴上げを見せてもらいたいです。

2007年9月18日 (火)

大勝ムード一転最後はヒヤヒヤ、竜70勝2位浮上!

ハラハラ神宮劇場、よく逃げ切った 竜2位浮上

甲子園で阪神に2勝1敗と勝ち越し、
首位戦線にしっかりと止まったドラゴンズ
9連戦の3カード目は神宮での東京ヤクルト3連戦。
相手が今季14勝6敗とお得意さまにしている
東京ヤクルトとはいえ、決して油断は禁物
初回、打線が爆発し大量5点を奪ったものの、
最後は実にヒヤヒヤの展開となっていきました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 21回戦
(17日・明治神宮野球場 | 中日15勝6敗)
19428人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト
[勝] 山井(11試合4勝3敗)
[S] 岩瀬(54試合1勝4敗39S)
[D本] 英智3号2ラン
[Dバッテリー]
山井、平井、久本、岡本、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
序盤の大量リードを5人の継投で守りきり2連勝
阪神に敗れて首位から3位に陥落の巨人に代わり、
中日2位に浮上した。
中日は初回、1死満塁から森野の右中間二塁打と
英智の2点本塁打で一挙5点を先制。
その後も東京ヤクルト投手陣を攻めて、
4回に2点、6回に1点を追加した。
中日先発・山井は5点の援護を得た
初回の連続本塁打を含め計3本塁打を浴びるなど
6回6失点ながら4勝目岩瀬は39セーブ目。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


東京ヤクルトの先発は、中5日で石井一久
その立ち上がりをドラゴンズ打線が襲いかかり、
先頭の井端がセンター前ヒットで出ると、
続く荒木の送りバントはキャッチャー正面。
二塁に送られてしまい、アウトとなりますが、
続く中村紀洋の3球目に、荒木が二盗に成功。
さらに中村紀洋のストレートの四球と、
続くウッズの四球で、1死満塁と先制のチャンス。
ここで迎えるは、5番・森野
カウント1-2からの4球目、
中に甘く入ってきたスライダーを捉えると、
右中間を大きく破るタイムリーツーベース!
荒木、中村紀洋に続き、一塁走者のウッズも生還!
走者一掃、一気に3点を先取します。
続くイ・ビョンギュは浅いレフトフライに倒れますが、
7番・英智がカウント0-1からの2球目、
中に入るスライダーを捉えると、高々と上がった打球は
左中間スタンドへと飛び込みます!
久々に飛び出した英智のベースボールスタイル!
2ランホームランとなって、5-0
前日の阪神戦の9回の流れをそのまま、神宮に持ってきます。


一方、ドラゴンズの先発は、中6日で山井
いきなり5点の大量リードをもらいましたが、
立ち上がりは、やや不安定
先頭の青木を四球で出してしまうと、
続く田中浩康の痛烈なライナーが、
ちょうど一塁ベース付近にいたウッズの元へ!
そのままベースを踏んで、ダブルプレーとなりますが、
続くラミレスを2-0と追い込みながらも3球目、
外角高目に外しに行ったストレートを叩かれ、
センター右へと持って行かれるホームラン
1点を失うと、続く4番・ガイエルには
カウント0-1からの2球目、
内から中に入るスライダーを叩かれ、ライトスタンド上段へ。
5試合連続となるガイエルのホームランで、5-2
強い風が吹き荒れる神宮
二者連続被弾で、3点差に迫られます。


続く2回もドラゴンズ打線は、チャンス。
先頭の井端がセンター前ヒットで出ると、
荒木が今度は投前に転がし、しっかりと送ります。
続く中村紀洋が四球で、1死一、二塁。
ウッズが浅いライトフライに倒れるも、森野が選んで四球。
2死満塁でイ・ビョンギュを迎えますが、
カウント2-0からの3球目、
低目のスライダーを叩くも三塁ファウルフライ。
ここでの追加点はなりませんでした。
そのイ・ビョンギュですが、2回ウラ2死一塁から
石井一久の大きな当たりが、センターへ!
あわやホームランかと思いましたが、
背走するとフェンスにぶつかりながらもナイスキャッチ
守備では、いいところを見せます。


前半は終始、ドラゴンズのペース。
4回、1死から荒木がセンター前ヒットで出ると、
続く中村紀洋のセンターフライで、
なんと一塁からタッチアップ!
際どいタイミングながらも、好走塁を見せます。
一塁が空いたということで、ウッズは敬遠。
ここで迎えるは、初回3点タイムリーの森野
カウント1-0からの2球目、
外へのストレートを打ち上げてしまい、平凡なレフトフライ
ところがこれレフト・ラミレスが取り損なってしまいます。
後逸する間に、二者が生還し、7-2。
エラーのため、打点こそ付かないものの、5者を返した森野
相手のミスから貴重な追加点をもらいます。


再び5点のリードをもらった山井
4回ウラは、三者凡退に打ち取ったものの、
どうも今ひとつピリっとしません。
5回ウラ、1死から石井一久の代打・真中
初球を叩かれ、右中間を破るツーベースを浴びると、
続く青木にもライト前に運ばれ、一、三塁。
田中浩康は内へのストレートで見逃し三振に取りますが、
続くラミレスに、初球スライダーを叩かれると、
打球は、高々とレフト前方へと上がっていきます。
オーライと手を挙げた井端
てっきり捕るのかと思いきや、強風に舞って流された打球が
森野との間に落ちてしまい、ヒット
その間に二者が生還。7-4と再び3点差に迫られてしまいます。
この時に森野と衝突し、尻もちをついた井端
首を痛めて、むち打ち状態になってしまったそうで、
2点とともに、チームは痛い代償を払ってしまいます。

さらに6回、ウッズのセンター前タイムリーで
再び4点差に広げてもらった山井が踏ん張れません。
6回ウラ、先頭のユウイチにセンター前に運ばれると、
宮本、飯原と抑え、2死を取ったものの、
8番・川本に、カウント2-2からの5球目、
内角高目のストレートをジャストミートされると、
大きな弧を描き、レフトスタンドへ飛び込んでしまいます。
2ランホームランとなり、8-6と2点差。
大量リードをもらいながらも、接戦へと持ち込まれた山井
結局この日は、6回、95球を投げ、8安打4奪三振2四球で6失点。
今ひとつ、粘りきれないマウンドとなりました。


7回、ドラゴンズの攻撃でスタンドからどよめきが。
山井の代打・堂上剛裕が初球を叩き、ライトフライ。
続く井端のところで、何と代打・上田が告げられます。
その上田は、外へのシュートを弾き返して
センター前にヒットを放ちますが、
井端の交代に驚くスタンドの反応は今ひとつ。
中村紀洋のレフト前ヒットで、2死一、三塁となりますが、
続くウッズが、フルカウントからスライダーに空振り三振。
やや意気消沈した感のあるドラゴンズ
流れがやや東京ヤクルトに傾きかけます。

そして迎えた7回ウラ、
ドラゴンズは2番手に、平井を送ります。
またショートには、レフトから森野が回りました。
ところがその平井が、いきなり被弾!
先頭の青木に、カウント1-1からの3球目、
外角高目のフォークをうまく運ばれると、
打球は伸びて、ライトポール際へ飛び込んでしまいます。
狭い神宮ならではの手痛いホームラン
大勝ムードが一転、8-7とついに1点差に迫られます。


これで追いつかれしまっては、元も幸もないドラゴンズ
8回、東京ヤクルト4番手・シコースキーを攻め、
森野のレフト線へ落ちるツーベースと
英智のライト前ヒット、さらに谷繁がヒジにかする死球で
1死満塁と大きなチャンスを掴みます。
ここで登場は、久本の代打・立浪
スタンディングオベーションで迎えられた切り札でしたが、
カウント2-1からの4球目、
内角低目のフォークに空振り三振に倒れると、
続く上田も外へのフォークに空振り三振
ランナーを返せず1点差のまま、終盤を迎えます。

8回ウラ、ドラゴンズは4番手に、岡本
しかしこの日の岡本の出来は、上々。
先頭のユウイチを初球、二塁ゴロに打ち取ると、
宮本を外へのスライダーで、三塁ゴロ。
さらに飯原は、同じく外へのスライダーで3球三振。
見事な投球で、守護神・岩瀬へと繋ぎます。

そして迎えた9回ウラ、マウンドにはその岩瀬が。
しかし先頭の川本の三塁ゴロを、
中村紀洋がこぼしたうえにボールが手につかず、エラー
さらに度会にはバスターを決められ、ライト前ヒット。
いきなり無死一、二塁とピンチを背負ってしまいます。
ここで迎えるは、この日2安打の青木
しかしここで踏ん張ったのが、守護神たるところ。
カウントを0-2にしてしまったものの、
ストレートで2ストライクまで追い込むと、
最後は、内角低目、またもストレートで空振り三振
好打者を打ち取り、まずはアウトを1つ取ります。
そして続く田中浩康を、1球で料理。
初球、外へのストレートで引っかけさせての三塁ゴロ
中村紀洋から荒木、そして最後は難しいショートバウンドを
守備固めで入っていた渡邉がしっかりすくっての
5-4-3のダブルプレーでゲームセット!
序盤に大量リードを挙げながらも、最後はヒヤヒヤ
しかし継投で何とか守って、逃げ切り勝利ドラゴンズ
これで首位から3位に落ちた巨人を抜いて、2位に浮上。
6回6失点ながら打線の援護に助けられた山井4勝目をマーク。
また土壇場をしっかり凌いだ岩瀬は、39セーブ目。
チーム今季70勝目は、実に厳しいゲームとなりました。


神吠える、ノリ叫ぶ!初回に森野の右中間への
3点タイムリー二塁打と
英智の2ランで一挙5点を先制し、
ようやくチームも
波に乗ったのかなと思いきや、
ゲームが進むにつれ、
いつの間にかに8-7の1点差。
最終回も、エラーとヒットで
無死一、二塁のピンチを背負いましたが、
守護神・岩瀬がこの日2安打1本塁打の青木
ストレート勝負で空振り三振。
そして続く田中浩康を初球、
5-4-3のダブルプレーに取ってゲームセット。
もっと楽に勝てたとは思いつつも、
いくらお得意さまとはいえ、簡単には勝たせてはくれない。
1勝することの難しさを感じたゲームでした。
それでもこの時期は、とにかく勝っていくこと
たとえ快勝とは言えなくても、
1つ1つ白星を重ねていくことが大切。
この流れをしっかりと繋げていくことでしょう。

この日は、リリーフ陣が踏ん張りましたね。
先発・山井は、初回5点の大量リードをもらいながら、
そのウラにラミレス、ガイエルと連続被弾。
その後は何とか凌いできたものの、
6回に川本にレフトスタンドに運ばれたのが、痛かったですね。
おそらくこの回を投げきれば、お役ご免
そこで踏ん張れなかったのは、とても残念に思いました。
ただ勝ち運が付いてきたこともあって、4勝目はゲット。
ボールが高いなど反省点を次回までに改善してほしいです。
さらに7回、2番手で登板の平井が今ひとつ。
いきなり青木にライトポール際へ運ばれ、被弾。
風が強かったということもありますが、
やはり狭い球場平井を使うのは危険なのでしょうか。
ただ勝ちパターンの一員でもありますし、
出会い頭は今後、できるだけ避けてもらいたいところです。

それでも逃げ切れたのは、3番手以降がよかったから。
7回2死から登板した久本、そして8回を3人で切った岡本
終盤はかなり劣勢だっただけに
この2人が完璧だったのは、大きかったですね。
そして9回の守護神・岩瀬
このところの状態がよかったので、
それほど心配はしていませんでしたが、
青木を三振に切って取ったのは、お見事。
さすが守護神、ごくろうさまでしたと言う感じです。


一方、打線は初回に爆発したのは良かったのですが、
中盤でもう一押しできればなお良かったのですが。
7回に首を痛めた井端に、代打・上田が告げられると、
それ以降はやや意気消沈したように感じました。
さらに8回の1死満塁で、代打・立浪、上田と連続三振。
あの場面でできれば、ダメを押してほしかった。
まあ8点も取れたということで、
沈黙打線からは少しは脱却できているのかもしれませんが、
その辺りをもう少し望みたいところです。


巨人阪神の首位攻防戦は、阪神が勝ち、
ドラゴンズは、再び2位に浮上。
つぶし合いをしているウラでしっかり星を重ねる。
この東京ヤクルト戦は、かなり重要だと思います。
第2戦は、おそらく昌さんの先発でしょう。
この日12安打放った打線が再び沈黙することなく
しっかりと援護してあげること。
久々の白星をぜひ東京で。がんばってほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(17日)

◎森野将彦
<初回、右中間へ走者一掃の先制3点タイムリー>
「(1死満塁で巡ってきたチャンスに)
そうですね。いつも打てないんで
今日は打てて本当によかったです。
ほんとにね。いつもタイロン(ウッズ)が歩かされて
ボクと勝負というのが増えてるんで、
いつも打ちたいと思ってますし、
ほんとああいう場面で打てたというのが、
自分にとっても大きいと思います。
ほんとにね。何とか打ちたいという気持ちが
良いところに飛んでくれたと思います。
(2位浮上に)まだまだ試合もありますし、
10何試合、ほんと気の抜けない戦いが続くと思うので
一生懸命、ほんとに死にものぐるいでがんばりたいと思います。
まだまだこれからたくさん熱い試合があると思うんで
球場に来て僕たちの後押しをしてほしいと思います。
今日は応援ありがとうございました!」


<タイムリー談話>
「打ったのは、スライダー。
甘く入ってきたので、上手く打てました。
タイロンが歩かされていたので、意地でも打ってやろうと思った。
最近は本当にタイロンが歩かされて、自分と勝負するケースが多い。
ボクが打てばゲームが動く。流れに乗ってくるんです。
それはチームのみんなが分かっていること。
きょうは打ててよかったです。
(連覇に向けて)とにかく期待に応えたい」
公式HP、中スポ、サンスポMSN毎日新聞名古屋ニッカン

○英智
<1回、レフトへ2ランホームラン>
「ボールに逆らわずに打ちました。
風の影響もあったかもしれないけど、
多く点を取れてよかったです。
最近調子が悪くて、原点に戻ろうと
キャンプのときのフォームに戻して練習した」
公式HP、東京中日、名古屋ニッカン

○岩瀬仁紀
<9回を締めて、39セーブ目をマーク>
「苦しい展開でした。
青木のところがポイントだったと思います。
(青木は)あそこで止めないと一気にいってしまうから。
普段は投げないボールを投げた。
3球続けてまっすぐは、いつもないことですよね」

<これで史上初の3年連続40セーブに王手がかかったが>
「これから厳しい試合が続くから、チームが勝てばそれでいいです
自分のことより、もう負けられないわけですから。
阪神のことは関係ない。自分たちがやっていくだけです」
中スポ時事通信名古屋ニッカン

○久本祐一
<1点差に迫られた7回2死、ワンポイントで登板。
1球で左飛に退け、反撃を断つ>
「風もあったし、絶対に1発だけは打たれちゃいけないと。
思い切っていけました」
(東京中日)

○山井大介
<6回6失点も打線の援護で4勝目>
「打線に感謝しています。
調子は悪くなかったが球が高くいってしまった。
ホームランは打たれてはいけない場面だったので、
その失投が反省材料です。次はその辺を気を付けたい」
時事通信名古屋ニッカン

○タイロン・ウッズ
<6回、センターへタイムリー>
「コンパクトに打つことだけを心掛けた。
追加点が欲しかったので、ランナーを返せてよかったよ」

<初回、4回と森野の当たりで
一塁から快速を飛ばして本塁へ突入。大量点へつなげる>
「どうしても点が欲しかったから必死に走ったよ。
打つことと同じくらい走ることにも自信あるよ」
公式HP、東京中日、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○荒木雅博
<初回には二盗を決め、バント失敗を自分の力で挽回。
今季24個目は阪神・赤星に並んでトップタイに>
「タイトルは関係ないです。
30という目標があるからあと6つです。
最低でも得点に結びつく盗塁ができればいいです」

<この日は二塁打を含む3安打を放ち、
8月24日以来の猛打賞を記録>
「たまたまです。
最近バッティングフォームを変えてるところがあって、
良くなっているのは確かですね」
中スポ

○上田佳範
<7回、井端の代打で登場し中前打を放つも、
8回、2死満塁の好機で空振り三振に倒れ>
「ヒットは打ててよかったけど、
8回チームが点をほしいところで打たないとね」
(中スポ)

○谷繁元信
<14勝6敗とお得意様の東京ヤクルト3連戦を迎えたが>
「ここまできたらどこが相手とかは関係ない。
目の前の1試合に勝っていくだけ」
名古屋ニッカン

○井端弘和
<試合前、阪神と巨人の動向を気にして>
「うちと直接対決のときは
目の前で勝った、負けたが分かるからいいですけど、
ほかとやっているときは、敵との戦いが見えないですからね。
うちは拾えるところで拾わないといけないんです。
1勝は1勝ですからね」

<この日は2安打を放ったが、5回の守備で首を痛め、
7回の打席で代打を送られ、今季2度目の途中交代>
「(状態については)何も言えないです。何も…。
(18日の試合出場には)わからないです」
(中スポ、名古屋ニッカンデイリー

○高代野手総合チーフコーチ
<5回の守備で飛球を追って転倒した際に首を痛め、
7回の攻撃から退いた井端について>
「首や。体が動かんらしい。
むち打ちみたいな感じ。
転んだ時に何かあったんじゃないか。
珍しく自分から(途中交代を)言うてきたし、
あした(18日)? それは状態次第だ。
出場は様子を見ないとわからない。
大事じゃないことを祈りたい」
(東京中日、共同通信社時事通信名古屋ニッカンデイリー


○落合監督
<追い上げてきた東京ヤクルトを
何とか振り切り、2位に浮上。
今季最多の貯金13とし、70勝に到達>
「難しい試合だった。
この時期は結果が重要? いや両方だよ。内容も結果も。
選手はわかってやってくれるよ。
選手たちが野球のスタイルを思い出すことが大事?
なんだろうね。わかりません」

<9回無死一、二塁からの岩瀬の踏ん張りに>
「(最終回は)岩瀬しかいないでしょ。
他に投げる投手がいるか? いないだろう」

<7回の井端の交代は>
「調子が悪いから代えただけ。よけりゃあ代えない」

<心配するような故障ではない?>
「それは本人に聞いて」
(中スポ、サンスポMSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン


若竜からの話題。(17日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 22回戦
(17日・ナゴヤ球場)
 T 000 000 080 =8
  001 001 000 =2
[敗] 川井(13試合3勝3敗)
[D本] なし
[D投] 川井、小林、S・ラミレス、齊藤、菊地
公式HP、中スポ)

【ゲームレビュー】
3回ウラ、2死から澤井の四球と挟殺ミスで
2死三塁から岩﨑が三塁線突破の二塁打を放ち先制
6回ウラには、岩﨑、森岡の連打と、井上の四球などで
1死満塁から中村公治がレフト前にタイムリーを放ち、
7回まで2-0とリード。
しかし8回、3安打1四球と好投していた先発・川井が捕まり、
連打と自らの一塁悪送球で、無死満塁とすると、
赤松、大和にタイムリーを浴び、同点に追いつかれ降板。
さらに2番手・小林に逆転打を打たれると、
3番手、S・ラミレスが2本のタイムリー安打、
押し出し四球を与えるなど乱調で4失点。
この回一挙8失点とゲームをひっくり返され、優勝はお預けに。
公式HPより)


●川井進
<先発し、7回まで散発3安打の快投も、
8回、自らの失策で傷口を広げて招いた
無死満塁から2連打を浴び、同点となって降板>
「疲れもなかったし、(優勝を)意識もしなかった」
名古屋ニッカン

●岩﨑達郎
<先制適時打を含む2安打1打点1得点の活躍も>
「初回にバントを決められなかったので。
しっかり仕事をしないといけないです」
(中スポ)

●辻2軍監督
<2点リードの8回に投手陣が打ち込まれて、
8点を失い逆転負け。
ウ・リーグ制覇を目前にして、産みの苦しみを味わう>
「(川井は)7回までは完ぺきだったんだけどね。
打線が湿っているんでね。
3点目を取れればもっと楽に戦えたけどね…」

<気持ちを新たに、北神戸での必勝を誓う>
「ここまで来たら絶対に勝たなきゃいけない。
こういう経験はウチしかできない。
マジックが出て緊張感の中で
力を出すというのは本当にいい経験になる。
マジックというのは勝って減らさないと。
相手の負けを期待してちゃダメ。
計算していたら、痛い目に遭う。
(今後は)相手も必死になってくるから
難しくなるけど、頑張っていきますよ」
中スポ名古屋ニッカン


ウ・リーグの優勝マジックを『2』として
優勝決定試合かと思われたナゴヤ球場での阪神戦
胴上げを見ようと詰め掛けた3747人の観衆をバックに
7回まで2-0とリードも、優勝へのプレッシャーか、
8回に投手陣が次々と打ち込まれて、なんと8失点
逆転負けを食らい、優勝はお預け。
きょう18日に行われるサーパス戦(北神戸)に持ち越されました。
マジックの対象は、2位・阪神に。
ドラゴンズサーパスに勝ち、
阪神福岡ソフトバンクに負ければ、優勝が決まるとのこと。
マジック点灯後の6試合は、2引き分けをはさむ4連敗
Vへの苦しみを味わっているドラゴンズ2軍
とにかく自分たちで勝って決めてほしいですね。


PS 今夜の渡邉選手。

前回の神宮遠征のときは、ファームにいた我らが渡邉選手
この日は、9回ウラ、一塁の守備固めで登場しました。
岩瀬青木を空振り三振に取り、1死一、二塁。
続く田中浩康は、初球をひっかけ、三塁へのゴロ。
中村紀洋がランニングスローで二塁に送り、
荒木の一塁への送球は、難しいショートバウンドに。
しかし目いっぱい足を伸ばしていた渡邉選手
それを見事にすくいあげて、
鮮やかに併殺をさせてゲームセット。
これぞ名人芸!
久々に見せてもらい、思わず唸ってしまいました!

2007年9月17日 (月)

虎キラー中田健在、気迫の8回11奪三振無失点!

中田、猛虎斬り 完封返しだ勝ち越しだ!!

1勝1敗で迎えた首位・阪神との直接対決。
これ以上に負けられないドラゴンズは、
第3戦の先発に、虎キラー・中田賢一を起用しました。
勝敗次第では自力優勝が消滅してしまうという状況、
さらにチームは7連敗中と苦手なデーゲーム。
期待に背に最後の砦が甲子園のマウンドに上がりましたが…。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 22回戦
(16日・阪神甲子園球場 | 中日10勝11敗1分)
48525人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 中田(25試合13勝7敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、平井 - 谷繁

【ゲームレビュー】
中田が8回無失点の好投で完封勝ち
中田は直球がさえた。4回に3四球で
1死満塁のピンチを招いたが、矢野を二ゴロ併殺打。
8回の1死満塁濱中を空振り三振、
葛城を左飛に打ち取って切り抜けた。
打線は2回に谷繁の犠飛で1点を先制。
4回にも2死二塁から中田の適時打で1点を加えた。
9回は打者一巡の猛攻で5点を奪い、試合を決めた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


阪神の先発は中61日、約2カ月ぶりとなる福原
立ち上がり、先頭の井端
センターへ抜けるヒットで出ると、
続く荒木は6-6-3のダブルプレー。
中村紀洋がセンター前にはじき返すも、
ウッズが打ち上げてしまい、一塁フライ。
ややちぐはぐな攻めを見せます。

続く2回、1死からイ・ビョンギュ
一二塁間を抜くヒットで出ると、
7番復帰の英智が引っ張ってしまい、三塁ゴロ。
またもダブルプレーかと思いきや、
三塁・シーツの二塁への送球が高く悪送球に!
エラーで一、三塁と先制のチャンスが広がります。
ここで迎えるは、8番・谷繁
カウント1-1からの3球目、
内角低目へのフォークをレフトへ打ち上げ、犠牲フライ
相手のミスも絡み、ドラゴンズが1点を先制します。

さらに福原を攻めるドラゴンズ
3回は1死三塁のチャンスをクリーンアップで潰したものの、
続く4回には、下位打線から追加点が。
2死から左中間突破のツーベースで出た谷繁を置き、
迎えるは、9番・投手の中田
しかし初球、外角高目ややボール球の
スライダーに強引に食らいつくと
フラフラと上がった打球はレフト前方へ。
金本が突っ込むも及ばず、芝生に落ちるタイムリーヒット!
バッテリーの連打で2点目を加え、福原をKOします。


立ち上がりから力のあるストレートを主体に、
スライダー、フォークを織り交ぜて、
阪神打線を序盤3回まで1安打1四球に抑え込んできた中田
しかし4回ウラ、突如制球に乱れが生じます。
先頭のシーツにフルカウントから四球を与えると、
続く金本は外へのスライダーで空振り三振に取ったものの、
濱中には、すっぽ抜けも混じったストレートの四球
さらに葛城にもストライクが全く入らず、ストレートの四球
初戦の朝倉同様、ボール地獄
1死満塁のピンチを迎えてしまいます。
中田を心配し、森コーチがマウンド上で間を開けると、
井端も時間をかけて、助言を与えます。
そして迎えるは、ドラゴンズ戦に強い7番・矢野
しかし初球、外角低目のストレートを
積極的に叩くも、当たりは二塁正面へのゴロ。
4-6-3と渡るダブルプレーで、スリーアウト。
自分を信じて投げ込んだ1球で、大きなピンチを脱します。


これによって立ち直った中田は、
5回以降、ランナーこそ出すものの、
決してピンチを広げず、0を重ねていきます。
150キロのストレートで追い込んで、
スライダー、フォークを振らせて取る投球。
7回ウラも、先頭の矢野にセンター前に運ばれますが、
続く藤本を外へのスライダーで4-6-3のダブルプレー。
さらに代打・桧山を全く寄せ付けず、
外角低目のスライダーを見逃しの3球三振。
虎キラーの本領発揮、無失点に抑え込んでいきます。

ところがこのまま終わらないのが、この直接対決
8回ウラ、中田大きなピンチを迎えてしまいます。
1死から、赤星の当たりは高いバウンドの投ゴロ。
しかし中田とともに、一塁の中村紀洋も反応。
打球を捕りに行ったため、一塁がガラ空き
内野安打で出塁を許してしまいます。
さらに中田は、続くシーツにライト前に落とされると、
金本には警戒してか、ストレートが外れてしまい四球。
1死満塁と、同点、逆転のランナーを背負ってしまいます。

そして迎えるは、この日5番に入った濱中
前日のヒーローでもあり、一発もある濱中に対し、
初球、2球目とスライダーが外れてしまい、
ボール先行、カウントを0-2としてしまいます。
勝利のためには何としても
切り抜けなければいけない場面。
自らを信じて、最大の武器であるストレート
思い切って腕を振り投げ込む中田
3球目、外角高目のストレートでストライクを取ると、
4球目、外角低目のストレートをハーフスイング。
2-2と平行カウントまで持ち直します。
再び高目に投げ込んだストレートをファウルされ、
迎えたカウント2-2からの6球目、
バッテリーが選択したのは、
外角低目に落ちるフォークボール
濱中のバットが空を切り、この日11個目となる三振。
何とか2アウトまでたどり着きます。

なおも満塁で迎えるは、葛城
しかし濱中よりは与しやすいということもあり、
すでに100球を越えたにも関わらず、中田渾身の投球
ストレート2球で2ストライクに追い込むと、
続く3球目、ストレートをファウルされたものの、
その球速は、この日MAXとなる153キロ!
さらに4球目はつり球のストレートが高目に抜けてしまい、
谷繁が必死にミットを出して捕球し、ボール。
そして気合をこめて、最後の一踏ん張りで投げ込んだ5球目、
ストレートかも思いきや、外角低目のフォークで料理。
葛城は打ち上げてしまい、弱い当たりのレフトフライ。
この大ピンチも気迫の投球で凌ぎきった中田
結局この日は、8回、130球を投げ、
6安打11奪三振、5四球で無失点
まさに虎キラーここにありという好投となりました。


5回以降、阪神の繰り出すリリーフ陣に、
わずか1四球、ノーヒットに抑え込まれていた打線
しかし9回、続投となった阪神4番手・橋本健太郎から
この回先頭の英智が肘に死球を受け、出塁すると、
谷繁が初球、きっちりと送って二塁へ。
続く中田の代打・立浪は、勝負を避けられ四球を選ぶと、
さらに井端が粘った末に、フルカウントから四球。
ノーヒットながら、3四死球
1死満塁と、ダメ押しへのチャンスをもらいます。
ここで迎えるは、2番・荒木
何としても得点を奪い、ダメを押したいところ
際どい判定でカウント1-2となった後の4球目、
内角高目のストレートを左方向へ打ち上げると、
打球が詰まりながらも、レフト線へポトリと落ちます。
ラッキーな当たりながらも、実に貴重なタイムリーヒット!
3-0と、勝負を決める次の1点は、なんとドラゴンズに入ります。
これで勝負が決まったと見たか、意気消沈した橋本健太郎
それにつけ込んだ中村紀洋がさらにトドメの一打を!
カウント2-1からの6球目、
真ん中高目に入ったストレートをはじき返すと、
左中間を深々と破る走者一掃の3点タイムリーツーベース!
6-0と完璧に勝利を決めると、さらに2死一、三塁から
も初球、レフト前に落とすタイムリーで1点を加え、7-0
中田の好投に引っ張られたか、
沈黙打線が突如目覚めての打者一巡の10人攻撃!
一挙5点を奪うビッグイニングを作り出しました。

こうなると最終回は、岩瀬の出番はなし。
2番手には、平井が登板。
沈み込む阪神打線を、外野フライ3つに
打ち取っての余裕のゲームセット!
先発・中田粘りの好投と、効率的な攻撃で快勝
完封リレーのお返しをしたドラゴンズ
これでこのカード2勝1敗と勝ち越すとともに、
首位・阪神とのゲーム差を再び『0.5』に。
また屋外デーゲームの連敗も『7』でストップ。
さらに8回6安打無失点の中田は、
チームトップとなりの13勝目をマーク。
これで阪神戦は、通算8勝1敗となる抜群のキラーぶり。
背番号20の投球が、敗れれば自力優勝が消滅し、
対阪神戦の6季ぶりの負け越しが
決まってしまうチームを、見事に救いました。


渾身の一球!今まで以上に、
絶対に落とせないゲーム
この直接対決3試合のなかでも
一番厳しいなかでの
登板となった中田
それでもさすがは虎キラー
さすがは背番号20
幾多のピンチを切り抜けた気迫の投球
そしてそれを支える谷繁の好リードも光り、
この1勝は、まさにバッテリーの勝利だったと思います。

立ち上がりから150キロのストレートが走り、
阪神打線をねじ伏せていく中田
打線は谷繁の先制犠牲フライに自ら食らいついてのタイムリー。
決して援護が多かったわけではないですが、
とにかく自分を信じて、しっかりと腕を振り、
持ち球をめいっぱい投げ込んでいく。
大きなプレッシャーをもろともしない投球に
頼もしさを十二分に感じました。

ただ四球から招いた4回、8回のピンチ、
特に最初の4回ウラは、先頭打者のシーツに四球を与え、
1死を取った後に、二者連続のストレートの四球
初戦の朝倉同様、全くストライクが入らず、
中田にも『魔の4回』が来てしまったのかと心配でしたが、
間をおいた後、矢野を初球で4-6-3のダブルプレー
あれが本当に大きかったですね。
1点でも失っていたら、ガタガタと来ていたと思われただけに、
あの1球が、この日の中田を救ったと思います。

そして最後の踏ん張りどころの8回ウラ、
守りの連係ミスとヒットと四球で、1死満塁の大ピンチ。
球数もすでに100球を越え、かなり厳しい場面でしたが、
ここも本当に良く踏ん張りましたね。
濱中に対し、初球、2球とスライダーが外れ、
0-2とボール先行となってしまったものの、
150キロのストレートで追い込んで、
最後は、外のフォークを振らせての三振。
そして続く葛城への3球目には、
なんとこの日MAXの153キロもマーク。
続く4球目が抜けてしまい、ヤバいとも思いましたが、
最後はストレートではなく、低目のフォークを選択。
レフトフライに打ち取り、大ピンチを凌いだ中田
さすが最後の砦虎キラー健在を改めて魅せつけてくれた好投、
本当によくやった、感謝したいと思います。


一方、打線は相変わらずの調子でしたが、
最終回に打者一巡の猛攻で5点を奪うビッグイニング!
相手先発の福原の出来が悪かったにも関わらず、
それまでの得点は、下位の谷繁中田のバットからの2点。
その福原が降板した5回以降は、
ノーヒットと完全に封じ込まれていただけに、
このまま2-0で完封勝ちを収めても、
今後に向けて、不安の種になりそうでしたが、
3四球から1死満塁で、荒木に出たタイムリー。
ラッキーなポテンヒットながら、あの1本が大きかったですね。
意気消沈した阪神バッテリーからその後、
中村紀洋がダメを押してゲームを決めましたが、
しっかりとワンチャンスを活かして、
打線が点を奪えたことが、今後へ繋がるのではと思いました。
神宮でもできるだけ援護してあげてほしいです。


甲子園での直接対決を2勝1敗と勝ち越し、
なんとか自力優勝消滅の危機を脱しました。
しかし現在は9連戦のまっただ中、
明日17日からは、神宮での東京ヤクルト戦を迎えます。
先発投手はすべて1日前倒しとなり、
中5日で、山井、山本昌、川上が登板の予定。
混戦はまだまだ続いていくと思われますし、
ドラゴンズとしては、ここも勝ち続けるのみですね。
狭い神宮で強打の東京ヤクルト打線と相対するだけあって、
投手陣の負担も大きくなってくるでしょうが、
この日の中田のようにボールに気持ちを込め、
抑え込んでいってもらいたい。
首位・阪神2位・巨人が直接対決するウラで、
まずは取りこぼしのないよう戦っていく。
さらに混戦とさせるためにも、踏ん張りを期待します!


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎中田賢一
<8回まで6安打無失点、11奪三振の好投で13勝目>
「(粘り強い印象の8イニングに)
そうですね。何とか苦しいピッチングでしたけど、
要所をぎりぎりで抑えることができました。はい。
(2度の満塁のピンチには)そうですね。はい。
自分を信じて、自分の持っている球を思い切って、
腕振って投げ込もうという気持ちで投げました。
(追い込まれるほど力が出る)
追い込まれないのがいちばん良いと思うんですけど、
まあけど、何とか粘ることができたと思います。はい。
(この日も11奪三振、セ・リーグ奪三振TOPについて)
そうですね。まあそれはぜんぜん意識はしてないので、
まあ今はほんとチームの勝利に貢献できるように
一試合一試合投げて行くことですね。はい。
(追い込まれるほど力が出るのが良いところ)
そうですね。どの試合ももう負けたらすごいあれですね。
プレッシャーのかかる試合になると思うので、
1戦1戦大事に戦っていきたいと思います。はい。
そうですね。もう投げる一球一球に気持ちをこめて
投げていきたいと思います。はい。頑張ります」



「走者をためてから粘ることができました。
苦しかったけど要所をしめることができました。
要所を抑えて、チームの勝利に貢献できた。それが一番です」

<序盤はスライダーを決め球にして、
フォークは終盤まで封印>
「きょうは真っすぐとスライダーが良かった。
フォークが抜け気味だったので、スライダーを使いました」

<4回、突如制球を乱し、3四球で1死満塁のピンチ>
「ちょっと投げる感覚がずれていた。
走者をためてからよく粘ることができたと思う。
3人目の四球の後、バッターも変わったし、新たな気持ちで投げた。
四球の次はバッターも狙ってくる。
きょうはスライダーがよく、直球が走っていた。
外角低めのいいところに丁寧に直球が投げられました」

<8回にも1死満塁の大ピンチ。
打席の濱中にはカウント0-2としてしまい>
「あそこは0-2になって、いい意味で開き直れました。
自分を信じて、腕を振って一番いい球を投げました。
切り替えたというか、思い切って自分の球を投げて、
打たれたら仕方がないと思いました」

<濱中を空振り三振に取り、
続く葛城の3球目には、153キロを表示。
トータル128球目でこの日の最速を記録>
「いつものボクらしくて、いいんじゃないですか」
中田公式「先日の阪神戦」、公式HP、中スポ、
中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


○谷繁元信
<攻守にフル回転。
打っては2回、レフトへ先制の犠牲フライ>
「打ったのは、フォークかな。
きのう完封されていたんで何とか先に1点取りたかった。
自分も楽になるし投手も楽になるしね。
まずは先制点が取れてよかったです」

<守っては好リードで中田、平井の完封リレーを導く。
8回2死満塁のピンチでは、大きく外れた
中田の投球を左腕を精一杯伸ばしキャッチ>
「あれは普通でしょ。ジャンプもしてないし。
いつも言っているように(ミットが)届く範囲なら捕ります。
それが仕事なんですから。
(8回無失点の)中田は毎試合120球くらい
投げてるんだから、あれくらい投げられるよ。
何とかストライクを投げさせるのに必死。
(フォームの)バランスが悪くならないようにと思っていました。
よくなったと思ったら、いかにして
それを崩さないようにするかです」
公式HP、東京中日、スポニチ名古屋名古屋ニッカン12

○荒木雅博
<9回1死満塁で、レフト前に落ちるタイムリー>
「ポテンヒット? ラッキーです。
(阪神に)勝ち越し、OKでしょう。
でも(阪神に)に負けてマジックをつけられると
気分よくないんでよかったです」
中スポ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<9回1死満塁で、左中間に走者一掃の適時二塁打を放つ>
「必死です。(直前の)荒木の一打(適時打)で
楽になったけど、さらにと思ってね。
いいところにも飛んでくれた。
賢一(中田)もいい投球をしていたから」

<今月に入って、背中や腰の張りや痛みとずっと格闘。
試合前に痛み止めの薬を服用。
コルセットで腰を固定して強行出場を続けている>
「体は正直きついです。
試合中はガチガチに固めてやっていくしかないです。
(薬は)気休めやで。
痛み止めを飲んでも、3時間で(効き目が)切れてしまう。
腰から下がしびれて、左足もしびれている。
試合の最後は薬が切れて痛いよ」

<これで阪神とは再び0.5差。
17日からは得意の東京ヤクルトとの3連戦>
「これで弾みをつけて神宮(ヤクルト戦)へ行ける。
これ以上、離されるわけにはいかんしね。
もう負けるわけにはいかへんで、これ以上」
中スポサンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

○イ・ビョンギュ
<9回、2死一、三塁からレフト前タイムリー>
「直接対決で勝ち越せたのは大きいと思う。打ててよかった」
中スポ

○井端弘和
<8月18日横浜戦以来、約1カ月ぶりの猛打賞>
「猛打賞? まぐれです。
ずっと試行錯誤が続いているけど、
ようやくつかみかけた気がします。
何とか阪神には勝ち越したけど、大事なのは次のヤクルト戦」
(東京中日、名古屋ニッカン

○平井正史
<7点リードの9回ウラを3者凡退で締め>
「楽に投げられました。無失点のまま終えられてよかった」
中スポ


○落合監督
<首位・阪神に2勝1敗と勝ち越し、
3強の争いに踏みとどまる>
「すべては中田だろう。
中田が抑えるか、打たれるかだった。
2点差だから何とか8回までいってくれればと思っていた。
(2点差のままなら9回は)岩瀬だった。
直接、岩瀬につなぐというのが理想だった。きょうは中田だよ」

<4、8回は苦しんだが>
「それはお互いさま。
取れるときに点を取れないと、こういう重たいゲームになる」

<ミスした方が負ける?>
「今年はずっとそうだろう?
優勝争い? (この混戦は)最後まで行くだろうな。
今年はクライマックスシリーズもあるだけにね」
(中スポ、東京中日、サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


若竜からの話題。(16日)

若竜きょうにも優勝 サーパス敗れマジック「2」
(中スポ)

ウ・リーグ優勝へのマジックナンバー
『3』としていたドラゴンズ2軍
この日予定されていたナゴヤ球場での
ウエスタン・阪神戦は、雨天中止になってしまいましたが、
マジック対象チームのサーパスがこの日、
広島に敗れたため、マジックは1つ減って『2』に。
これできょう17日、ドラゴンズがナゴヤ球場での
阪神戦に勝ち、サーパス広島に負けるか引き分けるかで、
3年ぶり14度目のリーグ優勝が決まるそうです!
ぜひともきょう勝って、決めてもらいたいですね。


PS 今日の渡邉選手。

9回、1死二塁から登場した代打・立浪は、
勝負を避けられて、四球
その代走に、なんと我らが渡邉選手が登場しました。
このところ多い代走からの出場。
「ここは出てくる」と思っていたら、本当に出てきました!
荒木のポテンタイムリーで三塁へと進むと、
中村紀洋の3点タイムリーツーベースで生還
そのウラは、そのまま一塁の守備に入り、
勝利の瞬間を、グラウンド上で迎えました。

2007年9月16日 (日)

小笠原痛恨の被弾、併殺竜屋外デーゲーム7連敗。

浜風が…ウッズ逆風 首位も吹き飛んだ

主砲・ウッズFKを撃沈し、
首位・阪神に0.5ゲーム差と迫ったドラゴンズ
迎えた甲子園での直接対決の第2戦
きょう、明日とデーゲームで行われるこのカード。
しかし今季、屋外球場でのデーゲーム
現在6連敗中とからっきしのドラゴンズ
前夜の勢いで連敗を止められるのでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 21回戦
(15日・阪神甲子園球場 | 中日9勝11敗1分)
48528人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 小笠原(18試合6勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、石井 - 谷繁

【ゲームレビュー】
拙攻で阪神投手陣を打ち崩せず完封負け
打線は6回、先頭の荒木が二塁打で出塁。
中村紀洋の二ゴロとウッズの四球で1死一、三塁としたが、
森野は見逃し三振、イ・ビョンギュは右飛に打ち取られた。
1回1死一、二塁、2回無死二、三塁と
序盤にも好機を得ながらあと1本が出なかった。
先発・小笠原は6回を被安打3と好投したが、一発に泣いた。
6回1死三塁から濱中に左越えの2ランを浴びた。
阪神は、安藤が6回を無失点に抑え2勝目。藤川は41セーブ。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


阪神の先発は、中6日で安藤
その立ち上がり、1死から荒木がピッチャー返し。
センター前ヒットで出ると、
中村紀洋の2球目にすかさずスチール。
さらに中村紀洋も四球を選び、1死一、二塁。
ここで前夜のヒーロー・ウッズを迎えます。
ウッズに対しても、ボールが先行する安藤
そしてカウント0-2からの3球目、
真ん中高目に入ってきたストレートを捉えると、
良い感じの打球がセンター右へ伸びていきます。
2試合連続のホームランかと思われましたが、
右から左へと吹く浜風に戻されてしまい、フェンス際で失速
桜井のグラブに収まってしまう、惜しいセンターフライ。
さらに森野も内へのスライダーを叩くも、遊ゴロに倒れ、
先制の大きなチャンスを逸します。

一方、ドラゴンズ先発は、同じく中6日で小笠原
立ち上がり、先頭の鳥谷にいきなりぶつけてしまいますが、
続く濱中を内へのストレートで見逃し三振に取ると、
シーツをストレートで、金本をカーブで外野フライに打ち取り、
こちらは上々のスタートを切ります。

その小笠原を援護すべく、ドラゴンズは続く2回にもチャンス。
先頭のイ・ビョンギュがピッチャー強襲、
センター前に運ぶヒットで出ると、
この日7番に上がった谷繁もレフト前に落とし、無死一、二塁。
さらに藤井の5球目にワイルドピッチで二、三塁。
制球の定まらない安藤を攻め込みますが、
ここから点を奪えないのが、最近のドラゴンズ
藤井がボールを叩き、センター前に抜けそうな当たりを
ショート・鳥谷に飛びつかれ、遊ゴロとなってしまうと、
小笠原はフォークに空振り三振。
さらに井端も外へのフォークを右方向へ合わせたものの、
二塁・関本がハーフライナーをランニングキャッチ。
この回もチャンスが生かせずに終わってしまいます。


援護こそないものの、快調なペースで投げ込む小笠原
コーナーを丁寧に突き、阪神打線に的を絞らせない投球。
3回まで1死球の無安打に抑えると、
続く4回ウラも、1死からシーツにレフト前に運ばれ、
この日初めてのヒットを浴びたものの、
金本、桜井と落ち着いて後続を断ち、ゼロに。
5回もややカウントこそ悪くはするものの、
三者凡退に切って取り、わずか1安打無失点に抑えます。

そんな小笠原を早いところ援護したい打線
迎えた6回、上位でチャンスメーク。
先頭の荒木が初球を叩き、センター右へ落とす
ツーベースで出ると、続く中村紀洋の二ゴロで三塁へ。
さらにウッズとは勝負を避け、1死一、三塁。
ここでぜひとも先制し、小笠原を楽にしたいところ。
ところが、森野はカウント2-2からの5球目、
外角低目のシュートに手が出ず、見送り三振に倒れると、
も内角高目のストレートに詰まってしまい、ライトフライ。
ここでもあと1本が出ず、安藤に踏ん張られてしまいました。


度重なるチャンスを生かせないドラゴンズ
勝負の女神も愛想を尽かしたか、
6回ウラ、小笠原がこの日初めて阪神打線
チャンスを作られてしまいます。
この回先頭、安藤の代打・野口
右中間に運ばれ、ツーベースを許してしまうと、
続く鳥谷の送りバントで、代走・赤星が三塁へと進みます。
ここで迎えるは、2番・濱中
初球、レフトポール際への大きなファウル。
続く2球目もファウルで2ストライクに追い込んだものの、
それから3球ボールが続き、フルカウントに。
そして再びファウルされた後の7球目、
勝負に行ったストレートが、中に甘く入ってしまいます。
見逃さずに叩かれると、打球は大歓声のレフトスタンドへ。
ワンチャンスを活かされてしまった先制2ランホームラン
ここまでわずか2安打に抑えてきたにも関わらず、
ここぞの場面で打たれてしまった痛恨の被弾
2-0とリードを許した小笠原は、この回で降板。
85球を投げ、3安打4奪三振1死球で2失点。
決して内容は悪くはないものの、今回も打線とかみ合わず、
またも白星はお預けとなってしまいました。


2点ビハインドで7回を迎えたドラゴンズ
こうなると阪神ベンチはお約束のJFKを投入してきます。
まずは、この日の登板で81試合目で新記録となる久保田
しかしドラゴンズ代打策が成功し、
1死から藤井の代打・上田が渋いセンター前ヒット、
さらに小笠原の代打・堂上剛裕
よく見て四球を選び、一、二塁とチャンスを作ります。
迎えるは、トップに返って井端
しかしカウント1-0からの2球目、
外角低目のストレートを右方向へ持って行くも、二塁正面。
4-6-3と渡るダブルプレー、一瞬にて潰してしまいます。

さらに続く8回は、久々の登板となるJウィリアムス
1死から中村紀洋が低目のストレートをうまく合わせて、
一、二塁間を抜くヒットで出ますが、
続くウッズがカウント2-2からの5球目、
内へのストレートを叩くも二塁ゴロ。
またも4-6-3と渡って、この日3つ目となるダブルプレー
拙攻続きの次は、併殺続き
次々とチャンスを潰し続けるドラゴンズ
そして最終回は、クローザーのF藤川が登板。
前夜の再現を願いつつも、そうは問屋が卸さず、
三者凡退できっちり締められ、ゲームセット
せっかくの首位奪回のチャンスを逃し、
阪神完封リレーを喫してしまったドラゴンズ
再びゲーム差が『1.5』と開き、
巨人に抜かれ、再び3位へ転落。
小笠原はまたも力投報われず、4連敗となる5敗目
それにしても「0じゃ勝てない」拙攻打線
またも切り替えをせねばならなくなってしまいました。


攻めたのに…。時折にわか雨
降るなかでのデーゲームでしたが、
序盤にが降っていたときに、
ぜひとも得点しておきたかったですね。
相手先発の安藤は、
立ち上がりからボール先行。
決して調子は良くなく、
攻略できるチャンス
いくらでもありましたが、
初回のウッズのセンターへの当たりは浜風に押し戻され、
2回は、鳥谷、関本好守に阻まれと、いくらかの不運もありました。
ただ6回の1死一、三塁、7回の1死一、二塁での凡退は
自分たちによってチャンスを潰したもの
さらに併殺が4回、7回、8回と3つもあっては勝てません。
せっかく前夜、良いカタチで勝って、
波に乗れるかと思いきや、元に戻ってしまった感じ。
またも小笠原を援護できなかった打線
出来のよくない投手はできるだけ早い段階で叩く、
またチャンスは最低1つは必ずモノにする。
落とせないゲームが続くなか、
その辺はぜひともやっていかないといけないでしょう。

それにしても小笠原が勝てないですね。
5回までわずか1安打無失点に抑えていたものの、
6回に先頭打者を二塁打で出し、三塁へ送られ、
1死三塁から濱中にレフトへ痛恨の2ラン。
初球に大ファウルを浴びたことや、
カウントを悪くしてしまったことの影響があったかもしれないですが、
思い切り行ったストレートが
よりによって真ん中に入ってしまったのが…。
この日は4奪三振ながら、それまでの被安打はわずか2本。
やはり勝てないのは、投打のかみ合わせの悪さからなのでしょうか。
これで2カ月近く勝ち星から見放されている小笠原
今季の登板も残り少なくなりましたが、
1つでも白星を付けてあげたい投手です。


1勝1敗となった甲子園での直接対決。
ナイトゲームで巨人が勝ったため、
ドラゴンズは3位に転落してしまい、
首位・阪神とのゲーム差は再び『1.5』となりました。
ところで、もし第3戦をドラゴンズが落とすと、自力Vが消滅。
さらに巨人が広島戦に負けるか引き分けると、
ついに阪神優勝マジック『13』が点灯してしまうらしいです。
残りの対戦数の関係もあったりしますが、
CMよりも点いてもらいたい優勝マジック
先にに点けさせてはいけません。
そのためにも第3戦は、確実に取ることですね。
同時に不名誉な屋外デーゲームの連敗も止めること。
とにかくカギとなるのは、打線でしょうね。
いかにチャンスをモノにして、序盤にリードを奪えるか。
そして先発・中田の好投も必要。
思いきりの良い投球をしてもらいたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(15日)

●小笠原孝
<6回3安打1死球2失点と持ち味は発揮したが、
打線の援護なく、自身4連敗の5敗目>
「あそこ(6回)は1点も2点も一緒だと思って思い切っていった。
先頭打者を出したのが痛かった。
(濱中へは)カウント2-3にしたのがもったいなかった。
自分で自分を追い込んでしまった。
前回(の阪神戦)は結果が出なかったので、
絶対に勝つという気持ちでマウンドに上がったが…」

<先週、ある週刊誌を大事そうに持ち帰った。
『攻める投球』をテーマの江夏豊氏の評論。
8月25日の阪神戦で15奪三振を演じた
投球を2ページにわたって絶賛していた>
「うれしかったです。『攻める投球』というのは、
気持ちで絶対に負けないということ。
いつも意識してますけど、評論を読んで
あらためて感じさせられました」
中スポサンスポ時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<前夜のヒーローもこの日は3打数無安打に終わり>
「第1打席の中堅への大飛球? 
簡単に本塁打になる当たりを風で損した。
パーフェクト? その通り。
ふつうなら簡単に入っていたと思う。
小笠原はいい投球をしていたので、援護したかったんだけど…。
彼のミステイクは(濱中への)あの1球だけなんだから」

<2点を追う8回1死一塁は、二ゴロ併殺打。
ウィリアムスにFKの借りを返されたが>
「最後は太陽が少しかけて暗かったんだ。
突然空が暗くなってボールが見にくくなった。
でも、それはお互いさま。ハードにプレーして明日勝つだけさ」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

●森野将彦
<9回に藤川からライトへ大飛球を放つも、
6回1死一、三塁での見逃し三振で頭がいっぱい>
「流れを止めてしまった。
ストライク、ボールではなしに、
打ちにいかないと何も始まらない。
振れなかったボクが悪い」
(東京中日)

●荒木雅博
<安藤から2安打を放ち、連続安打試合を4に伸ばす>
「復調してきた? それはわからないです。
これまで(打撃の調子が)1試合1試合で違っていたけど、
昨日からいい流れで来ている感じですね。
デーゲーム?ぼくはあまり成績がよくなかったですけど、
早起きするなどして体調を整えるようにしています」

<二盗も成功させ23個目、トップ赤星に1差>
「数は気にしていないです。とにかく得点につなげたい」

<8回の捕ゴロで一塁に駆け込んだ後に
左足をかばうしぐさを見せたことについて>
「痛い? それはまあまあ…」
(中スポ、名古屋ニッカン

◆中田賢一
<きょう16日、第3戦に先発予定。
デーゲームで暑くなりそうだが>
「暑いところで投げるのは慣れているので苦になりません。
(甲子園の独特な雰囲気は)他とちょっと違います。
チームはいい感じで来ていますからね」
(東京中日)


●落合監督
<完封負けを喫して首位返り咲きに失敗。
今季これで屋外球場でのデーゲームは1勝8敗>
「仕方ない。ゼロ(無得点)では引き分けはあっても勝ちはない。
1、2回のチャンス? いや、野球は9回あるんだ。
(JFKが出る前の)6回までに? 
絶対なんてないんだ。あれば全部勝っちゃうはずだ。
(敗因を)強いて挙げるならだけど、
1回のタイロン(ウッズ)の打球だな。
本人は完璧(かんぺき)に行ったと思っているだろ。
ここの風がな…。あれが右じゃなく、
バックスクリーンの左側にいってれば、何てことはない。
たまたま右側に飛んだということだ。
でも、タラ、レバはダメなんだけどな」
(中スポ、サンスポ時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(15日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 石井裕也投手
【同抹消】
▼中日 菊地正法投手
共同通信社


中継ぎ左腕の入れ替えがあり、
ルーキー・菊地が再調整のため降格し、
代わって、3年目の石井が登録されました。
昇格こそしなかったものの、しばらく1軍に帯同していた石井
ここへ来てようやくの昇格となりました。
さっそくこの日、2番手で登板しましたが、
いきなり桜井にライト前に運ばれ、
続く藤本にはストレートの四球と
どうなることかと思いましたが、後続を抑え、
この日は2回を投げ、2安打1奪三振1四球の無失点。
追加点を与えなかったことでまあヨシというところでしょうか。


若竜からの話題。(15日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 21回戦
(15日・豊田市運動公園野球場)
 T 004 000 000 =4
  000 200 000 =2
[敗] 吉見(13試合4勝6敗)
[D本] 森岡6号2ラン
[D投] 吉見、小林、S・ラミレス、清水昭信
公式HP、中スポ)

【ゲームレビュー】
先発・吉見が3回に突然崩れ、
野原の二塁打と赤松の四球で、2死一、二塁としてしまうと、
坂、今岡の連続タイムリー、庄田隆弘の右前打と
3連打を許し、この回4点を奪われると、
続く4回にもヒット2本と四球でピンチを作り、途中降板
その後は、小林、S・ラミレス、清水昭信
リリーフ陣が踏ん張り、追加点を与えなかった。
攻撃陣は4回ウラ、柳田の右前打で無死一塁から
森岡がライトスタンドへ反撃の2ランを放ったが、
その後は得点できず。2-4で敗れマジック『3』は変わらず。
公式HPより)


●吉見一起
<先発し、3回2/3を6安打4失点>
「腕が横振りになりバランスが悪かったです」
公式HP

●小林正人
<4回2死満塁から2番手で登板。
坂をスライダーで右飛に打ち取る>
「点を取られたら攻撃意欲がなくなってしまいますからね。
抑えられてよかったです。でも2ボールにしてはいけないです」

<5回先頭、2軍調整中の4番・今岡を
内へのスライダーで空振り三振に斬って取る>
「いい感じで投げられました。
左右関係なく抑えないといけないですから。
調子はいいので続けていきたい」
中スポ

●森岡良介
<4回無死一塁から、太陽のストレートを捉え、
右中間芝生席に突き刺さる2ランホームラン。
チーム最多となる6号アーチを放ち>
「つなごうと思ったのがよかった。
ほかの打席の内容がよくなかった」
中スポ


優勝へのマジックを『3』としているドラゴンズ2軍
この日のウエスタンは、豊田で1軍同様、阪神との一戦。
先発の吉見が、3回に捕まり、3連打などで4失点
森岡に2ランで反撃はしましたが、及ばず。
2-4で敗れてしまい、マジック減らしはなりませんでした。

2007年9月15日 (土)

ウッズ興奮FK撃沈、竜虎対決初戦を制す!

竜 逆転!逆転!で虎粉砕 きょうにも首位奪取

連敗を止め、敵地・甲子園に乗り込んだ2位・ドラゴンズ
いよいよ今夜から首位・阪神との直接対決を迎えます。
その初戦、朝倉健太ボーグルソンの先発で
始まったゲームは、思いも寄らぬ展開へ。
しかしゲームを決めたのは、やはり主砲・ウッズ
しびれるような対決を制し、勝利を呼び込みました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 20回戦
(14日・阪神甲子園球場 | 中日9勝10敗1分)
48519人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 岡本(56試合5勝2敗)
[S] 岩瀬(53試合1勝4敗38S)
[D本] ウッズ34号2ラン
[Dバッテリー]
朝倉、鈴木、久本、岡本、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
ウッズが4打点の活躍で逆転し2連勝
ウッズは1点を追う7回2死二塁で、
久保田から一時は逆転とする2ラン
同点とされた後、9回1死二、三塁には、
藤川から勝ち越しの2点適時打を放った。
先発・朝倉は4回、連続押し出しなどで4失点。
8回に岡本が1点を失ったが、9回は岩瀬が3者凡退で締めた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ゲームが動いたのは、3回。
制球が不安定で球数もやや多めなボーグルソンから
先頭の井端が粘って四球を選ぶと、
荒木が送って、二塁へと進めます。
さらに続く中村紀洋の3球目にワイルドピッチで三塁へ。
そして直後の4球目、外へのカットボールを叩くと
前進守備の一二塁間を抜いていくタイムリーヒット!
大事な一戦、ドラゴンズが先手を取ります。

一方、今季阪神戦2勝無敗
防御率0.61という抜群の安定感を誇る朝倉
今回も阪神打線を初回から3回まで
無安打1四球とほぼ完ぺきに抑え込んでいましたが、
4回ウラ、その投球が突如、変調を来します。
1死から赤星の当たりは高いバウンドの一塁ゴロ。
ウッズがジャンプ一番ボールを掴み、
そのままミットで自らベースタッチを試みるも
赤星の足が勝ってしまい、一塁セーフ。
内野安打となり、この日の初ヒットを許すと、
続くシーツは大きなレフトフライに打ち取り、2アウト。
金本をストレートの四球で2死一、二塁と
ここまではほぼ想定内と思えましたが、
続く桜井の3球目、シュートが高めにすっぽ抜け、
ワイルドピッチとなってしまった辺りから
徐々に制球が定まらなくなってしまいます。

結局フルカウントから桜井に対し、
フォークが外れてしまい、四球
2死満塁としてしまうと、続く葛城育郎に対しては、
完全にボールが高目に浮いてしまう始末。
カウント1-3からの5球目、
ストレートが高目に外れ、四球となりついに押し出し
1-1の同点に追いつかれてしまうと、
矢野に対しては、2球連続高目へのすっぽ抜け。
さらに低目も決まらず、カウント0-3。
結局4球目、ストレートが外角低目に外れ、二者連続の押し出し
今季の2勝は、京セラドーム大阪ナゴヤドーム
敵地・甲子園では登板のなかった朝倉
独特の異様なムードにも飲み込まれたか、
信じられない突如の変調を、もはや止めることができず、
なおも満塁から続く藤本にフルカウントからの8球目、
外へのシュートをピッチャー返しされると、
打球は朝倉の足下を抜け、センター前へ。
2点タイムリーとなって、4-1
ここで落合監督がマウンドへ行き、鈴木と交代。
結局この日の朝倉は、わずか3回2/3
73球を投げ、2安打4奪三振、5四球で4失点。
直接対決の柱として、初戦を任されたはずの背番号14が、
まるで魔物に飲み込まれたような大変調
思いもよらぬ展開で、マウンドを降りることとなりました。


3点を追うこととなったドラゴンズですが、
直後の5回、すぐさま反撃をしかけます。
決して調子の良くないボーグルソンを攻め、
先頭の井端がレフトオーバーのスリーベースで出ると、
続く荒木は三塁ゴロに倒れますが、
中村紀洋がカウント1-3からの4球目、
中に入ったチェンジアップを打ち上げて、ライトへの犠牲フライ
1点を返すと、なおも続くウッズが三遊間を抜くヒット。
そして森野がフルカウントからの6球目、
チェンジアップをライトポール際へ持って行き、
フェンス直撃のタイムリースリーベース!
この回2点を奪い、4-3
たとえ朝倉が降板しても、まだまだ諦めない
その気持ちがつながって、1点差に詰め寄ります。

朝倉から鈴木へと継投したドラゴンズ
5回ウラからは、3番手として久本を送ります。
が続く上位打線ということでの登板となりましたが、
その久本見事な投球を見せます。
この回先頭の鳥谷の二塁後方への飛球を
深追いした荒木が落としてしまい、
いきなりエラーで二塁へ進まれたものの、
続く赤星の送りバントは、なんとピッチャー正面。
久本が捕って、三塁へ送球しフォースアウトに。
これで落ち着いたか、シーツをストレートで
浅いライトフライに打ち取ると、
金本をフルカウントから外へのスライダーで、空振り三振
ピンチを凌ぐと、そのまま続投となった6回ウラも
遊ゴロ2つと、空振り三振で三者凡退に取り、
阪神に追加点のチャンスすら作らせません。

この好投に応えるべく、
その直後に、主砲久々の一発が生まれます。
1点差のまま迎えた7回、阪神は4番手として、
勝ちパターン『JFK』のまずは、K
この日の登板で今季80試合目となる久保田を送ります。
しかしその久保田を攻め込むドラゴンズ
1死から荒木がライト前ヒットで出ると、
続く中村紀洋の4球目にワイルドピッチ。
荒木は、労せず二塁へと進みます。
その中村紀洋は、フルカウントから
155キロ、外へのストレートに空振り三振に倒れますが、
2死二塁と、一塁が空いているものの、
阪神ベンチは、ウッズとの勝負を選択。
ドラゴンズにとっては、それがと出ます。
久保田をそれほど苦にしていないウッズ
カウント1-1からの3球目、内角高目のストレートを叩くと、
本人的には詰まりながらも、打球は伸びて、
センターバックスクリーンに飛び込みます!
日本タイ記録のセットアッパーKを撃っての見事な逆転2ラン
5-4として、終盤7回、ドラゴンズが再び前に出ます。


1点リードとなったところで、ドラゴンズ勝ちパターンの継投。
8回ウラから、4番手で岡本が登板します。
ところが先頭の赤星にセンター前に運ばれ、
通算1000本となる記念のヒットを許してしまうと、
続くシーツには送られ、二塁へ進まれてしまいます。
そして迎えるは、4番・金本
一塁は空いていますが、ドラゴンズ側もここは勝負
しかしカウント2-2からの5球目、
真ん中高目に入ったボールを叩かれると、
打球は詰まりながらも左中間へ落ちるポテンヒット
タイムリーとなってしまい、5-5の同点。
こちらのセットアッパーも打ち込まれてしまいます。


再び振り出しに戻った9回、
阪神はウラで決められるという自信か、
同点ながら6番手に、『JFK』F
クローザーの藤川を投入します。
ドラゴンズ戦は、今季8試合に登板し、防御率0.00
しかしその藤川からチャンスを作り出します。
先頭の岡本の代打・立浪
初球、真ん中低目のカーブをレフト前に運ぶと、
代走・英智井端のバントで二塁へと進みます。
さらに荒木が、真ん中高目のストレートを叩きつけ、
サードの頭上を越えるヒットを放ち、一、三塁
続く中村紀洋の一塁ゴロで、三塁走者の英智
三本間に挟まれアウトとなりますが、
その間に、他の走者は二、三塁へと進みます。
そして迎えるは、前の打席で久保田から2ランを放ったウッズ
一塁が空いていることで、敬遠も考えられましたが、
今季4打数無安打2三振と抑え込んでいる藤川
阪神ベンチも、考えは一致して勝負を選択。
ここから竜の主砲VS虎のクローザー
息詰まる勝負が幕を開けます。

初球、内角胸元148キロのストレートに空振り
2球目、3球目と高く外れ、ボールとなって、カウント1-2。
4球目、155キロ外角高目のストレートに空振り
2-2と追い込まれたものの、ここからウッズが粘り、
5球目、同じく155キロ、しかしややコースが低くなり、
ウッズが当てるも、矢野のマスクに直撃するファウル。
6球目は冷静に見送って、いよいよフルカウント
しかしさらに勝負は続いて、
7球目、154キロのストレートは真後ろに飛ぶファウル。
8球目もファウルとなり、9球目は一塁側に上がり、
一塁の高橋光信が追うも、カメラマン席に突っ込むファウル。
そして10球目、154キロをファウルすると、
打席を外したウッズからは思わず笑みが。
そしてオールストレートの力勝負は、続く11球目に決しました。

フルカウントからの11球目、
152キロのストレートはこれまでで一番低い
ど真ん中に甘く入ってしまいます。
見逃さずウッズが弾き返すと、センターへ抜けていくタイムリー!
荒木に続き、二塁から中村紀洋も生還し、7-5!!
Kに続いて、Fも撃沈したウッズ
これで直接対決の初戦は、決着を見ることとなりました。

9回ウラ、マウンドにはもちろん守護神・岩瀬
久保田、岡本、藤川と打ち込まれるなかで、
やや心配ではありましたが、この日の守護神は完ぺき。
先頭の高橋光信を外一杯のストレートで見逃し三振に取ると、
続く藤原もストレートでセンターフライ。
そして最後は、鳥谷を渾身の外角高目へのストレートで
見逃し三振に切って取り、ゲームセット!
3安打4打点と主砲・ウッズ大活躍
大事な直接対決の初戦を取ったドラゴンズ
CMを『12』とするとともに、首位・阪神とのゲーム差はついに『0.5』に。
さらに3位・巨人広島にサヨナラ勝ちしたことで、
ついに上位3強が0.5ゲーム差のなかに。
真っ向勝負に勝ったことで、久々の首位も見えてきそうです。


球児粉砕打ぁ!5-5の同点で迎えた9回、
阪神のクローザー・藤川から、
代打・立浪荒木のヒットで2死二、三塁。
ここで迎えるは、4番・ウッズ
7回には、久保田から
一時は逆転となる2ランを放っていただけに、
一瞬、歩かされると思いましたが、
阪神バッテリーの決断は、なんと勝負
他の球団なら歩かされる場面だっただけに、
まずは勝負してくれたことに敬意を表したいですね。
さらにその勝負が、なんと全球ストレート
初球以降は、すべて150キロオーバー
力を込めた真っすぐをぐいぐい高目に投げ込む藤川に対し、
フルカウントになった6球目以降は、
ひたすらファウルでタイミングを計るウッズ
そして10球目をファウルし、打席を外したとき、
ウッズの表情からは、思わずニヤリと笑みが。

良く投げてくるなと思っての笑いからなのか、
仕留められない苦笑いかはわかりませんが、
このところ勝負を避けられ続けたこともあって、、
久しぶりにこういう力勝負ができることが
とてもうれしいんだなと、見ていて感じましたね。
そしてさらにストレートのみに的を絞り、
集中して臨んだ11球目、152キロのストレートは
それまでよりもやや低い、打ちごろのど真ん中に。
長打ではなく、ミートを選択したウッズ
強く叩くと、打球はセンター前へ抜ける2点タイムリー!
おそらく1球でもフォークを放っていれば、
タイムリーにはならなかったのでは。
『勝利』よりも『勝負』に徹したこの対決。
ドラゴンズならこの場合、果たしてどちらに徹したか…。
まあどちらにしても、さすが主砲・ウッズ
決めてくれたことがうれしかったですし、
実に良い勝負を魅せてもらったなと思いました。


初回に先制こそしたものの、
先発・朝倉の突然の乱調で、逆転を許し3点差
横浜戦での貧打線を考えると、
よくぞひっくり返せたなと思いましたね。
まさにこれが首位攻防の直接対決
ナインのやる気も十分に感じました。
特に主軸の頑張りが目に付きましたね。
井端、荒木、中村紀洋、森野という
ここぞではやってもらわないといけない面々。
ようやく本気になってくれたかなと。
そしてその中心となるのは、やはりウッズ
大事なゲームで、チームを引っ張ってくれたことが大きい。
これで士気も上がっていくことでしょう。
さらに横浜戦ノーヒットの中村紀洋も先制打などこの日2打点。
やはり主軸が打てば、勝利に近づきます。
2戦目以降も、打線全体がこの調子で、頑張ってもらいたいです。


一方、投手陣では、3番手の久本が良かったですね。
2点差に迫った5回ウラから登板。
いきなり先頭の鳥谷の飛球を荒木が落球し、
無死二塁と、ピンチを背負ったものの、
続く赤星の投前のバントを自ら処理して、三塁封殺
これが大きかったですね。
それ以降は、力のあるストレートとスライダーを主体に、
阪神打線を抑え込んで、3回を無安打4奪三振無失点。
1点でも加えられたら、さらに流れが傾いていただけに、
この好投は、評価できると思います。


3タテされるのでは、内心少々心配もしていましたが、
まずは直接対決の初戦を取りました。
FKを粉砕しての勝利ということで、
勝ち方もとてもよかったですし、
今度こそ波に乗ってほしいものですね。
そして0.5ゲーム差で迎える第2戦、
先発は、小笠原が予想されています。
今季の小笠原阪神戦といえば、あの15奪三振
勝ち星こそ付かなかったのものの、
あの好投がとても印象に残っています。
15まではいかなくとも、ぜひともその再現を!
さらに打線は今度こそ援護して、白星を!
勝って一気に首位奪回、ぜひともお願いしたいです!!


☆ウィナーズ・ボイス(14日)

◎タイロン・ウッズ
<9回、決勝2点タイムリーなど4打点の活躍>
「とにかくランナーを返そうと、
強く打とうと心がけました。
三振しないように思いました。あの打席は。
自分自身バッターボックスで
しびれていましたし、エキサイトしていました。
初めてですね。11球も真っすぐで勝負してくれる
ピッチャーなんていなかったですから。
変化球は考えてなかったですね。
藤川の性格も知っていますし、
2ストライクだったので、真っすぐが来ると思ってました。
今日はとても最高の気分ですね。
長いシーズンのうちで、特別な試合だったと思います。
久保田も藤川も2人ともすばらしいピッチャーで
真っすぐもいいものを持っているので、
とにかく真っすぐを強く当てることを考えていました。
もちろん明日からも勝利を勝つことを考えています。
辛抱してストライクを打っていきたいと思います」

<7回、センターバックスクリーンへホームラン>
「打ったのは、ストレート。
ちょっと詰まったけど、何とか入ってくれてよかったよ」

<力とプライドをぶつけ合った
真っ向勝負を興奮冷めやらぬ表情で振り返り>
「こんなピッチャー、初めてだ!!
素晴らしい対決だっただろ。
オレに11球も真っすぐを
投げてくるヤツなんて、これまでいなかった。
バッターボックスではシビれていた。
三振しないように良い球を待っていた。
変化球? 藤川の性格は知っているからね。
藤川はカウント2-2になったら絶対に直球で勝負してくる。
変化球というのは全く頭になかったよ。
だからオレもとにかく三振だけはしないように心がけた。、
強く振ることだけを考えた。振らなければ生き残れないからね。
(ファウルで粘って)徐々にタイミングが合ってきた。
いつもなら四球でもおかしくなかった場面。
本当にエキサイティングだった!」

<久保田との相性は抜群だが、藤川とは散々。
中日に移籍してからは、15打数1安打10三振>
「オレにとって久保田はイージー。
でも、藤川は打てない。なぜか分からない。
藤川から打つなんて初めてだろ。
えっ、違う? 前に打ったことあったっけ?」

<4連続四球で沈んだ朝倉を救い、
8回に追い付かれた岡本には白星を贈る>
「オレたちには3連勝しかない。
ベースヒットを狙いたい。
野球はチームプレー。つなぐことが大事なんだからな。
チームの士気が上がる大きな一戦だった。
まあ、とにかくこの1勝が混戦を抜け出す弾みになってほしいね。
これをきっかけに連勝していきたい」
公式HP、中スポ、中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

○久本祐一
<5回から3イニングを投げ、阪神打線を
失策の走者を出しただけの無安打無失点に抑える>
「しっかり投げられたと思います。
阪神への流れを止めることができました」

<リードを奪った7回ウラも続投。
首脳陣の期待を意気に感じ>
「逆転して投げられるとは思わなかったのでうれしかった。
もう1イニングだと思って、あと1球、
腕がちぎれてもいいくらいの気持ちで投げました」

<今季は自分の投球により自信を持てるようになった。
敗戦投手になったりしても、尾を引くことがない>
「一番はチームのみんな、中継ぎのみんなが
励ましてくれることです。家族の励ましもそうですね。
子どものためにも頑張らないと、と思うと励みになるんです」
中スポ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<3回、ライトへ先制タイムリー>
「打ったのは、カットボール。
前回の横浜戦は打てなかったので、
とにかくこの3連戦は勝たなければいけないので、
幸先の良いヒットが打ててよかったです」

<5回、ライトへ犠牲フライ>
「打ったのは、チェンジアップ。
1点づつ返せる時に返しておかないと」

<この日の1安打2打点で
今季、甲子園の阪神戦では18打数7安打4打点。
地鳴りのような声援が取り囲む完全アウエーもへっちゃら>
「独特の雰囲気? 
それは初めからわかっているので、気になりません」

<9回にはウッズの中前打で二塁から激走。
腕を伸ばしながらホームをタッチし生還
「あの場面は1点より2点だから。(体が)痛い…。
こういう1つも落とせない試合をするのは、喜べることだからね」
公式HP中スポ名古屋ニッカン

○森野将彦
<5回、ライトへタイムリー三塁打>
「打ったのは、チェンジアップ、うまくひっかかりました」
公式HP名古屋ニッカン

○立浪和義
<9回先頭、岡本の代打で登場。
藤川の初球、カーブを左前に運び、勝ち越しへの突破口を開く>
「何とか塁に出ようと思った。
狙ってはいなかったけど、
何となくフワッと(カーブが)来たので逆方向に打ちました。
みんなでいい形でつないで勝てたのでよかったです」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○荒木雅博
<5回の二塁守備で鳥谷の内野フライを落球し苦笑い>
「ホント(内野フライを)10何年ぶりに落としたよ」
名古屋ニッカン

○朝倉健太
<3回まで無安打1四球に抑えていたが
4回2死一塁から自己ワーストの4連続四球などで
4点を奪われ降板。打線の援護で黒星が消えたが>
「(体調などの)アクシデントではないです。
原因をみつけて、修正していかなきゃいけません。
次、頑張ります」
朝倉健太公式中スポ時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○岡本真也
<8回から登板も、金本に左前へ同点タイムリーを浴びる。
それでも味方が逆転し、勝利投手に>
「球威は戻ってきているけどコントロールが甘い。
だから金本さんに打たれたのもあそこに落ちるんです。
ボールは少しずつよくなっているんで、次、頑張ります」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<9回を3人でピシャリ。連続セーブで38セーブ目>
「1人でも(ランナーを)出すと盛り上がってしまうから、
そういう意味では、1人ぐらいランナーを出してもいいとは
考えなかった。3人で終われてよかったです」

<最後の勝負の時期を迎え>
「調子は変わらないです」
(東京中日、スポニチ名古屋名古屋ニッカン


○落合監督
<『FK』を打ち砕いての大きな勝利。
ウッズ-藤川の11球勝負を見届けて>
「お互い、駆け引きだよ。
タイロン(ウッズ)はこの間からそんなに悪くない。
あそこで変化球を投げて打たれたら、
藤川が一番悔いが残るんじゃないか」

<先発・朝倉の突然の大乱調に>
「健太(朝倉)もああいうことがあるんだな。
代えるに代えられないよ。健太だけにな。
収まるだろうと思っていたら、収まらなかった。
でもずっといいピッチングしてたんだから、
次はシャキッとするだろう」

<逆転に次ぐ逆転の激闘を制して
首位・阪神に0.5ゲーム差に迫り>
「そんなに簡単にはいかないよ。
うちらしいだろ? 強いとことも弱いとことも、
いいピッチャーともそうでないピッチャーとも
それなりの同じような試合をしているよ」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信12スポニチ名古屋12名古屋ニッカン12


今日の公示。(14日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 小山良男捕手
【同抹消】
▼中日 清水将海捕手
共同通信社


◇小山良男
<清水将海に代わって今季初の1軍昇格。
阪神との首位決戦初戦に出場選手登録され>
「こんな時期に呼ばれてうれしく思います。
(試合に)出られたら頑張ります」
名古屋ニッカン


この日入れ替えがあり、
3番手捕手の清水将海に代わって、
3年目の小山が、今季初の1軍昇格を果たしました。
ウエスタンの成績を見ると、捕手というよりも
代打での出場が多く、打率は.310。
そういう要素での意味合いもあるのでしょうか。


PS 今夜の渡邉選手。

9回、藤川から殊勲の決勝2点タイムリーを放ったウッズ
その代走として起用されたのが、我らが渡邉選手
この年(失礼)で代走として起用されるのは
あまりいないですよね。いつもスゴいなと思っています。
そして9回ウラには、一塁の守備固めに入り、ゲームを締めました。

2007年9月14日 (金)

ビョン打った藤井続いた、決戦前竜連敗ストップ!

李炳圭が打ったぁ!! 竜2位浮上

打線の不振が響き、横浜にまさかの連敗
これ以上落とすことのできないドラゴンズは必勝態勢。
打線を入れ替え、7番・ライトで藤井を起用してきました。
一方、今夜の先発は、エース・川上憲伸
ここ3試合勝てていないエース、走者がいなくても、
初回からセットポジションでの投球で臨みましたが…。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 23回戦
(13日・ナゴヤドーム | 中日11勝12敗)
30364人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[勝] 川上(23試合11勝8敗)
[S] 岩瀬(52試合1勝4敗37S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川上、岡本、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
連敗を2で止め、巨人に代わり2位に浮上
中日は1点を追う3回、敵失と連続四球で二死満塁から
イ・ビョンギュの中前打で逆転。
さらに藤井、谷繁の連続適時打で、この回一挙4点を奪った。
先発・川上は7回1失点で、8月16日の阪神戦以来の11勝目
初回に連打で1死一、三塁から村田の右犠飛で
先制を許した後は立ち直り、8回からは
岡本、岩瀬の継投で横浜の反撃を封じた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


チームの連敗ストッパーとして、
中6日でマウンドに上がったエース・川上
立ち上がり、先頭の仁志
内へのストレートで詰まらせ、三塁ゴロに取りますが、
続く野中には軽く当てられてのライト前ヒット。
さらに金城には外へのカットボールを流され、レフト前へ。
連打で、1死一、三塁となり、
ドラゴンズキラー4番・村田を迎えてしまいます。
早くもこのゲーム最初の関門を迎えた川上
勝利のためには封じ込みたい相手でしたが、力みも出たか、
カウント1-3からの5球目、外角へのカットボールが、
谷繁の要求よりもやや高目に行ってしまいます。
逃さずに叩かれると、きっちりライトへの犠牲フライ
やってはいけないと注意していた先取点
横浜に奪われてしまいます。


一方、横浜先発は、予想されていた工藤ではなく、
中継ぎから中6日となる、右腕の秦裕二
しかしその投球は、立ち上がりからやや不安定
2死を取ってから、ストライクが入らず、
中村紀洋、ウッズに対し、連続でストレートの四球
一、二塁と同点へのチャンスをもらいます。
しかし続く森野のピッチャー横を抜けた当たりは、
ショート・野中の守備範囲に。
二塁封殺で、先制のチャンスを逸します。

制球こそ不安定ながら変化球を駆使する
タイミングが合わないドラゴンズ打線
2回ウラも、イ・ビョンギュが外へボールになるフォークに
全く合わずに空振り三振に倒れると、
続く藤井も外角低目のカーブに空振り三振。
谷繁がショートとレフトの連携ミスによる
レフト前方へ落ちるヒットで塁に出ますが、
川上は一塁ゴロに倒れ、スリーアウト。
ここまでは前日までの悪いムード
依然続いているように見えました。


しかし3回ウラ、再び同点へのチャンスが。
この回先頭の井端の当たりは三遊間へのゴロ。
三塁の村田が捕って一塁へと放りましたが、
これがとんでもなく高い悪送球に!
井端は二塁へと進みます。
続くこの日30歳のバースデー荒木
三塁へ送り、チャンスを広げると、
中村紀洋は、内へのシュートに詰まってしまい、一塁ゴロ。
2死となりますが、ここでがまたも制球難。
ウッズにストレートの四球を与えると、
森野もカウント1-3からカーブが抜けて四球。
エラーと2四球と、ノーヒットながら、
満塁のチャンスが転がり込みます。

ここで迎えるは、6番、イ・ビョンギュ
初戦の9回2死満塁、第2戦の初回2死満塁と、
2戦続けて満塁のチャンスを潰しまくってきた
しかしここでは「ボールに当たってでも出たい」という気持ちが、
バットにボールを当てさせました。
カウント1-0からの2球目、
ど真ん中に入ってきたストレートを弾き返すと、
打球はセンターへと抜けるタイムリー!
井端に続き、二塁走者のウッズも生還し、2-0。
拙攻の象徴となっていたに飛び出した待望の一打で、
2-1とゲームをひっくり返します。

なおも2死一、二塁で迎えるは、7番・藤井
2点で終わるのと、つながるのでは大違い。
カウント1-1からの3球目、
内角高目のストレートを思い切り引っ張ると、
打球は三遊間を抜けていくタイムリー!
必死の一打で、1点を加え、7月28日以来のスタメン起用に応えます。
さらに続いたのは、8番・谷繁
カウント2-1からの4球目、中に入った甘いカーブを逃さず、
レフトへ持って行くタイムリーヒット!
ここまで拙攻を続けていた打線、
それも6番以降の下位がつながっての3連続タイムリー!
この回一挙4点を奪い、逆転に成功します。


3点のリードをもらった川上は、
初回の反省もあってか、2回以降はより丁寧な投球
前回の登板から走者がいないときでも
セットポジションからの投球を続けることで、制球により磨きが。
さらにこの日は、球威で押すよりも、
低目にボールを集め、打たせて取る投球に終始。
4回、1死から村田にカットボールが甘くなり、
レフト左へ運ばれてしまいますが、あくまでシングル。
続く吉村、内川をしっかりと打ち取ります。

しかし続く5回、その制球にやや乱れが。
1死から相川にライト前ヒットを許すと、
仁志には、内へのシュートを詰まりながらも左中間へ。
さらに続く野中には力んで四球を与えてしまい、2死満塁
走者を溜められ、金城、村田、吉村と続く
クリーンアップに繋がれてしまいます。
何とか相性の良くない村田の前で切っておきたい。
まさに踏ん張りどころでしたが、
金城に対し、カウント1-2からの4球目、
ややボール気味の外角低目へのストレートで
二塁フライに打ち取り、スリーアウト。
大きなピンチを凌いだ川上は、ポンとグラブを叩くと、
ヤマを越えたと見たか、その後さらにテンポアップ。
6回をわずか5球で三者凡退に打ち取ると、
7回もわずか9球、内野ゴロ3つでスリーアウト。
完投ペースではありましたが、
このところ8回で捕まる傾向があったことや、
次回登板が中5日になりそうなこともふまえ、この回で降板。
結局この日は、7回、92球を投げ、5安打2奪三振1四球で1失点。
三振こそ少なく、ガッツポーズも飛び出すことはなかったものの、
勝つためにマイナーチェンジしての見事な好投を見せました。


4-1と依然として、リードは3点。
川上の後を継ぐのは、勝ちパターン
8回は、2番手として、岡本が登板。
2死から金城に右中間突破のツーベースを浴び、
村田、吉村という被弾の再現を思わせましたが、
この日は、村田と勝負し
カウント0-3となったものの、
最後はフルカウントからフォークでショートゴロ。
前夜のリベンジをしっかりと果たすと、
最終回は、この3連戦初登板の守護神・岩瀬
先頭の吉村の初球に、レフトポール際への
大きなファウルで一瞬、ヒヤッとしましたが、
その吉村をシュートで投ゴロに打ち取ると、
内川、小池と3人でピシャリと締めて、ゲームセット!
ワンチャンスをモノにして、連敗を2で止めたドラゴンズ
この日敗れた巨人に替わり、再び2位に浮上。
また7回を5安打1失点と好投の川上は、
約1カ月ぶりとなる11勝目をマーク。
そして14日からはいよいよ首位・阪神との直接対決!
敵地・甲子園へと乗り込むこととなりました。


下位で繋いだお立ち台。気合十分で臨んだ
エースがいきなり失点。
さらにそのウラの攻撃で、
1死一、二塁と
チャンスをもらいながらも
凡退してしまい、得点を奪えずと
立ち上がりは、
前夜までの悪いムード
引きずっているように思いましたが、
3回、ようやく打線がつながっての一挙4点

悪送球による失策と連続四球。
満塁になったのは、相手のミスからと
ある意味他力本願ではありましたが、
その満塁でずっと打てずに、
『拙攻の象徴』と化していたイ・ビョンギュが、
ストレートをはじき返して、センター前タイムリー!
さらにこの日7番でスタメン起用された藤井
高目のストレートを必死に当てて、三遊間を抜く。
そして谷繁も続いて、レフト前へのタイムリー
すべて単打ながらも、連続で出た3本のタイムリー
どれも値千金
何とかしなくてはと思いながらも
空回りしていた打線がようやく繋がり
得点を奪えたことが、とてもうれしかったです。

特に全く打てなかった6、7番で出たことが大きい。
4番のウッズが歩かされることが
最近かなり多くなっていることで、
それ以降の打者がいかに繋ぐかが、得点のカギ。
初戦、2戦目と満塁のチャンスを
ことごとく潰してきたにも
少なからずプレッシャーはあったと思いますが、
まずは1本出たことで、楽になったことでしょう。
またタイムリーには、絶対に出たいという気持ちを感じました。
またそれに続いた藤井のタイムリー。
得点圏では初めて出た安打だそうですが、
やはり若手がこういうところで打ってくれると
チームは、乗ってきます。
メンバーをほぼ固定しているドラゴンズですが、
こういう若手の登用もありかなとも思いました。
拙攻の呪縛から解放されたこともあり、
その後の選手の表情も、だいぶ明るくなっていましたが、
できれば、後半にもう一押しほしかったですね。
そうすれば、もっと勢いに乗れたと思いますが…。
まあ今夜に関しては、つながったことでヨシとしておきます。


一方、投手陣では、先発の憲伸
7回を投げ5安打1失点。
前回の巨人戦から試しているようですが、
フォームを安定させるために、常にセットポジションからの投球。
それによりだいぶ調子も安定していましたね。
もともとコントロールが悪い投手ではないですが、
不用意なボールが減り、より丁寧に放るという印象。
初回に失点した以降は、それがより顕著に出ていたと思います。
それにしてもこの日は、三振をズバッと取るよりも
どちらかといえば、打たせて取る投球
イメージ的には、朝倉に近いものを感じましたが、
5回にヒット2本と四球で、満塁のピンチを招いた以外は、
だいぶ安心して見ていられました。
球数的にも92球とまだまだ投げられたと思いますが、
このところ8回に捕まっていたこともあり、
ベンチも石橋を叩いたのかもしれません。
試行錯誤のうえで、マイナーチェンジをしたエース
約1カ月ぶりの勝利を挙げたことは、
本人にとって大きいでしょうし、今後に期待が持てそう。
残りシーズンあと3、4試合は登板があると思いますが、
朝倉、中田に負けることなく、白星を重ねてほしいです。


地元での横浜戦は、1勝2敗と負け越してしまったものの、
まずは連敗を止められたことがよかったです。
東京ヤクルトに敗れた巨人を抜いて、2位浮上
そして明日からはいよいよ敵地・甲子園で、
1.5ゲーム差で追う首位・阪神との決戦を迎えます。
ともに連敗を止めて迎えるこの3連戦。
先発投手はベストの面々がぶつかるだけに
なかなか点の入らないゲームになるのでは。
それでもドラゴンズとしては、最低でも勝ち越し
差を出来るだけ詰めたいところですね。
先陣は、今季阪神戦2勝無敗
チーム一の安定感を誇る朝倉が務めます。
とにかく打線ができるだけ早い回で
援護してあげることが、勝利への必須条件となるでしょう。
そして背番号14トラ打線をしっかり封じ込めること。
まずは初戦、良いカタチで取って先手を握ってほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(13日)

◎イ・ビョンギュ
<3回、センター前へ逆転の2点タイムリー>
「昨日、おとといとチャンスで打てなかったものですから、
選手にもチームメイトにも悪いと思っていて、
自分としては今日はボールに当たってでも
塁に出ようという気持ちで打席に入りました。
3連勝のあとの2連敗ということで
2連敗もけっして勝てない試合ではなかったですけども、
バッターの方がピッチャーに
申し訳ない気持ちがありましたので、
残りの試合は良い成績が出せるようにがんばりたいと思います。
明日からは大事な試合だと思いますので、
いつもゲームに入る気持ちは一緒なんですけども、
3連勝できるようにがんばりたいと思います」


<タイムリー談話>
「打ったのは、ストレート、
何とかしてランナーを返そうと打席に入りました。
前の打席で真っすぐが多かったので頭に入れて打席に入った。
前日も一昨日も状態は悪くなかったのに打てなかった。
きょうは(球が体に)当たってでも出ようと思っていたんだ。
初戦、2戦目と打てなくて、投手に申し訳ないことをしていた。
とにかく走者をかえしたかったんだ」

<連敗中の打撃を忘れ、自分の打撃だけを心がけ>
「場面、場面でできることを考えている。
いい当たりのイメージを持って打席に入った。
バットのしんに当てるよう意識した。
しんに当たればヒットになる確率が高いから」

<低めの変化球を追いかけすぎて、
ぶざまな三振も増えるなど、苦悩の日々は続いているが>
「どこの国でも誘い球がポイント。
それは分かっているけど、まだ完ぺきには対応できないんだ」

<首位奪回をお立ち台で高らかに誓う>
「明日(14日)からが大事、3連勝できるように頑張りたい」
公式HP、中スポ、中日新聞サンスポ
共同通信社時事通信名古屋ニッカンデイリー

◎藤井淳志
<3回、レフト前へタイムリー>
「ありがとうございます!!
(スタメンは7月28日以来)
もう当たって砕けてきますって英智さんに言ってきたので
砕けるつもりでやったのがよかったと思います。
ビョンさんが打ってくれたので、
あそこはもう気楽に思い切ってやりました。
得点圏で初めてヒットが出たんで、すごくうれしいです。
こんなに満員のお客さんですごくうれしいです。
(明日からの阪神戦に向けて)
自分はチームの力になれるように一生懸命やるので、
みなさん、あの、ナゴヤドームではないですけど、
応援よろしくお願いします。
がんばります! ありがとうございます!!」

<タイムリー談話>
「打ったのは、ストレート。
ビョンさんが前で打ってくれたので、
楽な気持ちで打席に入れました。思い切っていきました」

<7月28以来の先発出場。
抜てきされ、2打席目で結果を出せたことに>
「監督がボクに打席に立つチャンスをくれました。
とにかく必死にやろうと。
『使って損した』と思わせたら、チームにも迷惑ですから」
公式HP中スポ中日新聞名古屋ニッカン

○谷繁元信
<3回、レフトへタイムリー>
「打ったのは、カーブ。
追加点が欲しいところで、ヒットが出てよかったです」
公式HP、東京中日、名古屋ニッカン

○川上憲伸
<7回1失点の力投で、8月16日の阪神戦以来、
約1カ月ぶりとなる11勝目を挙げる>
「絶対に取られてはいけない先制点を
取られてしまったので、とにかくこの1点で終わらせること。
あとは今までの反省をすべて生かして、
初球の入り方を気をつけて、
ストライクをそろえないことを心がけていきました」

<試行錯誤の末に約1カ月ぶりの勝利をゲット。
約1カ月間、投球フォームからマウンドでの立ち位置、
対戦相手とのデータなど、すべてを見つめ直した>
「今年は本当にいろいろやっています。
これ以上ないってくらい。
きょうは今までの反省をすべて生かしました」

<前回登板の6日・巨人戦から
常時セットポジションで投げ、
プレートを踏む位置も一塁側から三塁側へ戻した>
「セットなら試合中にどこが悪いか修正しやすい。
プレートの位置は感覚ですね。
ピッチャーになってから『ここを踏むもんだ』と
思っていた逆を踏んだりしてましたから。
こんなにいろいろ変えるのは僕の野球人生で初めてです」

<さらに救ってくれたのが、家族や知人らからのひと言。
ピンチで初球のストライクを狙い打たれていたと聞き、
勝負球をボール球にするなど配球面も工夫>
「(その傾向は)両親や知り合いにも言われていた。
『ピンチの時にあっさり初球を打たれている印象があるよ』と
言われ、とても参考になった。
僕は12球団の中でも四球が少ない投手だと認識しています。
でも、それが裏目に出ることもあったんです。
(これまで)ピンチの時に初球を打たれることが多かった。
打者もストライクがくるだろうという感じで振っていた。
だからピンチの輪に入らず、
相手の心理を考え、ボール球を使いながら、
ちょっと外す感じでいこうと思いました。
5回? 勝負する球、しない球のメリハリをつけました」

<今季は朝倉、中田の後輩投手が台頭。
勝ち星では2人にリードを許しているが、活躍を歓迎>
「いつまでも僕が『エース』と言われているより、
若い力が出てきた方がいいと思いますよ。
投手力が上がる感覚があるしね。
若い投手にチームを引っ張ってもらえれば。
誰かに最多勝を取ってほしい」
憲伸の声「懐かしく思える白星」、公式HP
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○岡本真也
<8回に救援登板し、2死二塁から
村田を三ゴロに取り、前日の悪夢を1日で消し去る>
「憲伸に勝ちがついた。あいつも乗っていけるでしょう。
抑えないと仕事がなくなるんで。
(村田のところは)ランナーをためちゃいけないと思って投げた。
(阪神3連戦は)3つ行けと言われたら行きます。
一人一人しっかり抑える」
中スポ

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回に登板。
危なげなく3者凡退に抑え、今季37セーブ目>
「3連敗阻止? 勝てるに越したことはないからね」

<試合後、阪神戦に向けての意気込みを問われ>
「阪神戦でもやることは変わりない。
印象? あれだけ連勝してるからね。抑えるしかない」
中スポ名古屋ニッカン

○タイロン・ウッズ
<2四球を選び、これで今季106四死球に。
現役時代の落合監督の記録104を抜き去り、
球団のシーズン四死球記録を更新したが>
「四死球記録? 悪い記録じゃないんだろうが好きじゃない。
あまりうれしい記録じゃないよ。
オレが欲しいのはホームランと打点だからね。
歩くより打ちたい。オレはスイングしたいんだ」

<きょう14日からの阪神戦に向け>
「阪神戦はタフな試合になるけど
3試合のうち2つは絶対に勝ちたいね。
リードを奪って、藤川を投げさせない展開にするのがベストだ」
(東京中日、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○荒木雅博
<30歳の誕生日を白星で飾る。
打点こそなかったが、3打数1安打で
チームの勝利に貢献。試合後は笑顔満開で帰路に>
「(3回は)打ちたかったですけどね。
2番としての仕事はできましたね。
誕生日? 誕生日はチームが勝ったり、
ボクが打ったりいい成績なんですよ」
(中スポ)

○森野将彦
<練習開始前、コーチ陣が見守る中で
約1時間の早出特打を敢行。
汗びっしょりになってバットを振り続け>
「確認したいことがあった? 
違います。打たないと勝てない。それだけです」
名古屋ニッカン

◇朝倉健太
<首位・阪神との3連戦の先陣を切る。
今季の阪神戦は2勝無敗、防御率0.61。
闘志を秘めつつ、チームよりひと足早く大阪入り>
「特に何も考えていないです。
投げる試合にベストを尽くすだけです」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇中田賢一
<この日ナゴヤドームで調整を行う。
7勝1敗とチーム一の相性を誇る阪神戦について>
「相手がどうということは関係ないです」
名古屋ニッカン

○高代野手総合チーフコーチ
<下位打線の集中打で連敗を止めたが>
「何もない。強いて言えばタイロンが歩かされることが痛い」
スポニチ名古屋

○落合監督
<ようやく打線が繋がり、逆転勝ちで2位に浮上も、
決して晴れやかな表情ではなく>
「何もありません。何もないよ。
(この)6試合、同じようなゲームをやっている。だから何もないよ。
何かあるか? 3回に有効打が出た? 
でも何もありません、きょうは。
書くの上手だろ、書いといて」
中スポサンスポMSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


PS 今夜の渡邉選手。

いよいよ今シーズンも残りあと20試合
今季は出番が少ない我らが渡邉選手
この日は久々に勝利の守備固め
9回、ウッズに代わって一塁に入りました。
そして1死から内川の当たりは、一二塁間へのゴロ。
しかし何を思ったか、渡邉選手が打球をかなり追いかけ、
一二塁間の真ん中当たりまで飛び出してしまいます。
結局、打球は荒木が捕って、岩瀬がベースカバーに入りましたが、
普段のウッズの守備範囲の狭さに慣れる荒木は、
渡邉選手の思わぬ寄りに、ビックリ!
かなりのハッスルぶりを感じさせる一幕となりました。

2007年9月13日 (木)

貧打竜変わらず深刻化、横浜に手痛い連敗。

竜、気合だぁぁ!! 
神巨も負けた きょう憲伸で勝て


先発野手がノーヒットとまれに見る貧打で
9連戦の初戦を落としたドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの対横浜第2戦。
この日の先発が援護に恵まれていない
山本昌だけに、打線の奮起に期待したいところ。
しかしゲームはまたも拙攻の展開に。
山本昌がどこまで踏ん張れたでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 22回戦
(12日・ナゴヤドーム | 中日10勝12敗)
29386人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] 山本昌(17試合2勝8敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、平井、岡本、鈴木 - 谷繁

【ゲームレビュー】
投手陣が踏ん張れず2連敗
先発・山本昌は5回まで3安打無失点。
6回に1死二塁のピンチを招き、村田に右越え2ランを浴びた。
8回には3番手の岡本が2死一、二塁で
吉村に左中間本塁打を打たれて3失点
4番手の鈴木も失点を重ねた。
打線は6回に谷繁の適時打で1点をかえすのが精いっぱい。
1回1死三塁で後続が倒れるなど序盤の拙攻が響いた。
山本昌は8敗目。
(中スポ、共同通信社名古屋ニッカン


今季ここまで2勝7敗、さらに現在4連敗中山本昌
その立ち上がり、先頭の仁志に詰まりながらも
一塁後方へ落ちるヒットを許すと、続く野中に送られ、二塁へ。
しかし3番・金城を内へのストレートでレフトフライ。
続く4番・村田も外へボールになる
スクリューボールで空振り三振に打ち取り、凌ぎます。

一方、横浜先発は、中5日でエース・三浦大輔
前夜の監督のコメントに刺激を受けたか、
先頭の井端が、外のストレートを強振すると、
一塁・吉村のミットを強襲するヒット。
ボールがライト方向へ転々とする間に、迷わず二塁を陥れると、
荒木の二塁ゴロが進塁打となり、三塁へと進みます。
続く中村紀洋は外へのフォークに空振り三振。
しかし4番・ウッズは勝負を避けられ、四球
さらに勝負されるはずだった森野
初球、スライダーを足にぶつけられて死球
2死満塁と、大きなチャンスを掴みます。
ここで迎えるは、6番、イ・ビョンギュ
前夜の最終回、2死満塁でボテボテの投ゴロ。
その悔しさをバットにぶつけてほしいところ。
しかしカウント2-1からの4球目、
外へのフォークに泳いでしまい、ショートゴロ
三者残塁、大きなチャンスを逸してしまいます。


2回は三者凡退に倒れたものの、
3回ウラに再びチャンスのドラゴンズ
1死から三浦キラー荒木がライト前に運ぶと、
続く中村紀洋の4球目に、きっちり二盗を決めます。
しかし中村紀洋は、フルカウントから
内角低目のストレートに空振り三振。
一塁が空いているということで、ウッズはまたも四球
2死一、二塁となりますが、
森野が外角高目のカーブにピッチャーゴロ。
またチャンスにあと1本が出ず、
決して調子が良いといえない三浦を助けてしまいます。


相変わらず打線の援護がない山本昌ですが、
この日は、カーブなどの変化球
良い感じに決まり、制球もまずまず。
4回まで毎回走者を背負いながらも、
要所をしっかりと締める粘りの投球
このゲーム初めての三者凡退に取った5回まで、
横浜打線を3安打無失点に抑え込みます。

ところが6回、思わぬ落とし穴が。
5回を投げ、73球とまだスタミナ面も充実しましたが、
1死から金城に外へのカーブを
強引に左方向へ持って行かれると、
森野が追いかけるも及ばず、
レフトフェンス直撃のツーベース。
この日初めてとなる長打を許してしまいます。
ここで迎えるは、4番・村田
一発だけはと注意を重ねていた山本昌
ところがカウント1-1からの3球目、
外角低目のストレートを力で右方向へ運ばれると、
打球は、伸びてライトポール際へ飛び込んでしまいます。
打たれてはいけない相手に浴びた、先制2ランホームラン
三浦より調子がよかった山本昌の方が、先に失点してしまいます。


2点ビハインドとなったドラゴンズ
6回ウラ、疲れの見える三浦から
この回先頭のウッズが初球、外角高目のストレートを
強く叩くと、打球は左中間フェンスを直撃!
ツーベースとなって、反撃へののろしを上げます。
ところが続く森野の当たりは、二塁ゴロ。
仁志が弾いたものの、スタートが遅れた
二塁走者のウッズが、三塁でタッチアウト。
さらにも二塁ゴロで、二塁封殺。
2死一塁とチャンスは潰れたかに見えました。

しかし英智が三遊間を抜いて、一、二塁とすると、
続く谷繁が初球、中に入ってきたスライダーを叩き、
センター前に運ぶタイムリーヒット!
下位打線がつながって、ようやく1点を返します。
なおも2死一、二塁と、同点、勝ち越しのチャンス。
山本昌の代打として、ネクストには、
もちろん切り札・立浪がスタンバイ。
ところが、落合監督立浪をベンチ呼び戻すと、
話を聞いた立浪は、そのままベンチ裏へ下がります。
勝負はまだ先とみたか、
ベンチが代わって告げたのは、堂上剛裕
しかしカウント1-0からの2球目、
内角高目のストレートに詰まってしまい、一塁ファウルフライ
山本昌に勝ち星を付けることはできませんでした。


7回からは、ドラゴンズは継投に。
1点ビハインドにも関わらず、勝ちパターンを注ぎ込み、
8回からは3番手として岡本がマウンドへ。
ところが先頭の仁志に粘られた末に、
スライダーをセンター前に合わされ、ヒットを許すと、
続く野中に送られ、二塁へ進まれます。
金城をフォークで三塁フライに打ち取り、
2死まで漕ぎ着けますが、ここで落合監督がマウンドへ。
この日2安打1本塁打の村田を歩かせ、
5番・吉村との勝負を選択し、バッテリーに指示を与えます。
両天秤にかけた場合、吉村勝負も十分納得なところ。
しかしカウント1-1からの3球目、
フォークが高目に甘く入ってしまいます。
逃さず叩かれると、打球は前進守備の外野手の
はるか頭上で越え、左中間スタンドへ…。
まさに痛恨の被弾といえる、3ランホームラン
敬遠策が裏目に出てしまったドラゴンズ
逆転するには重すぎる3点を加えられてしまいました。


それでも諦めてはいけないドラゴンズ
8回ウラ、横浜3番手・木塚から
先頭のウッズがセンター前へ弾き返すと、
代わったマットホワイトから、
続く森野が四球を選び、無死一、二塁。
ところが後が続かないのが、この日の打線。
がカウント2-2からの7球目、
真ん中高目へのカーブに中途半端なスイングで三振に倒れると、
続く英智は、スライダーを叩くも、ベース付近の二塁ゴロ。
捕ってそのままベースを踏まれると、
一塁へ送られ、4-4-3のダブルプレー。
この日、数えた残塁はこれで10。
拙攻が深刻化する打線に、逆転する力はありませんでした。

最終回、4番手・鈴木横浜打線に捕まってしまい、
仁志のタイムリーなど3連打で2点を失い、7-1
こうなると9回ウラ、横浜は5番手に
クルーンではなく、横山を起用。
2死から荒木が四球を選んだものの、
最後は、中村紀洋が真ん中低目のフォークに
この日4個目となる三振に倒れ、ゲームセット
前夜に続き打線が振るわず、横浜に連敗。
これで今季の横浜戦は、10勝12敗となり、
カード勝ち越しがなくなってしまったドラゴンズ
6回、94球を投げ、5安打5奪三振1四球で
2失点の山本昌は、先発としての役目こそ果たしたものの、
打線の援護なく自身5連敗となる、8敗目を喫することに。
それでも幸いだったのは、上位の阪神、巨人が敗れたこと。
首位・阪神とのゲーム差は『1.5』のまま変わりませんでした。


真也轟沈…。前夜、わずか2安打に終わり、
「前に進める1敗になるか、
それとも痛い1敗になるのか。
あとは選手が自分たちで考えればいい」

野手陣の奮起
促した落合監督でしたが、
この日もあと1本が出ない拙攻での完敗
初回、先頭の井端
一塁強襲の安打で一気に二塁を陥れ、
今日は違うなと感じさせましたが、
その後がうまく繋がらず
初回2死満塁、3回2死一、二塁、
6回2死一、二塁、8回無死一、二塁と
いくつかチャンスはありながらも、還ってきたのは、
6回の谷繁のタイムリーでの1点のみ。
『マサの呪縛』は前回ほど見られなかったですし、
何とかしたいという気持ちこそあれど、
それが空回りし、結びつかない現状。
この日の敗戦に関しては『痛い1敗』という部分の方が
強かったのではと思います。

それにしてもブレーキ気味の選手に
ことごとくチャンスが回ってしまう、
この巡り合わせが痛かったですね。
特に初回、相手先発の三浦が落ち着かないときに
叩いておけば、展開が変わっていたかと思うと、とても残念
残りも20試合となってきましたし、
もはや打順を組替えるとか、入れ替えをするとか、
そういう場合でもないでしょう。
いる選手で何とかやっていく。
だからこそ奮起を促す。
きっかけさえ掴めれば、波に乗れる打線なだけに
それが早く来てくれることを願うのみ。
そんな日々がしばらく続いていきそうです。


その一方で『前に進める1敗』になったのは、
先発の昌さんではないでしょうか。
相変わらず打線の援護こそなかったものの、
立ち上がりから球威、制球ともにまずまずで、
ランナーこそ出せど、後続を凌ぎ、
5回までわずか3安打の無失点
しかし6回に金城に強引に引っ張られ、
レフトフェンス直撃のツーベースで出してしまうと、
続く今やドラゴンズの天敵ともいえる村田
ライトポール際へ持っていかれての2ラン
結果、6回2失点でマウンドを降りましたが、
これまでの自信なさげな投球が消え、
本来の投球が戻ってきたような感じがしました。
またも勝てず、5連敗となったのは残念ですが、
次回以降に期待が持てる投球だったと思います。


それにしてもこの日は、
采配がやや裏目に出てしまいました。
6回の6回2死一、二塁でネクストに出ていた
立浪落合監督が呼び止め、引っ込めたこと
また8回1死一塁で、村田を敬遠し、
次の吉村との勝負を選んだこと。
どちらも確率や先を見越してのことだったでしょうが、
どうもこちらの思うような展開にはならないのが…。
結果、致命的な一発を浴びてしまいましたし、
代打の切り札は最後まで出せずじまいとなりました。
打線ともども、采配にも冴えがないドラゴンズ
これもチーム全体のリズムの悪さでしょうか。
週末の甲子園での決戦を前に
その辺りも取り戻してもらいたいと思いますが。


取りこぼしをしてはいけないにも関わらず、
横浜連敗を喫してしまいました。
ただこの日は、首位・阪神2位・巨人も敗れ、
ゲーム差がそのままだったことが救い。
とにかくまずは3タテだけは阻止しないと。
打線がアテにならない現状ですので、
やはり先発予想の川上憲伸に0に抑えてもらうのが、
勝利への一番の近道かもしれません。
前回登板の巨人戦では、エース復活を思わせた憲伸
負けられない一戦、その投球に託させてもらいます。


★プレーヤーズ・ボイス(12日)

●山本昌
<6回2失点の好投も実らず8敗目>
「内容が良かった? 内容より結果だから。
こういう時期に来たら勝たなきゃいけない。
先取点を取られたボクが悪いんです。
(2ランを浴びた村田には)
気を付けてはいったんだけど…。また次、頑張ります」
中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

『味方が点を取るまで
我慢できれば格好よかったんですが、
ホームランに気をつけていた打者に打たれて…。
いずれにしろ残りはもう1カ月を切りました。
悔いのないように最後まで頑張ります。』

『山本昌公式ホームページ』より引用)


●岡本真也
<1点ビハインドの8回から登板。
2死二塁から村田を敬遠したが、
その後の吉村に左中間に3ランを浴びる>
「敬遠は? 指示です。
フォーク? 甘く入った? はい」
(東京中日)

●堂上剛裕
<6回2死一、二塁から山本昌の代打で登場。
2球目ボール気味の内角直球に一邪飛に倒れ>
「初球のカット(ボール)、
2球目のストレートは狙い通りだったんですが…。
ボール球を見極めないといけないです」
(中スポ)

●谷繁元信
<6回、センター前へタイムリー。
これで今季の対三浦は9打数4安打2打点>
「打ったのは、フォーク。
来たボールにうまくバットが出せました」
名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<2四球を選び、今季104四死球。
90年の落合監督の記録に並び>
「信じられないよ。
残り20試合あるから、まだ増えるんだろうね」

<試合前、横浜の守護神クルーンと口論に。
前日の9回の対戦で2-3から判定された球について
クルーンにボールだと反論したところ言い争いに。
今後のクルーンとの対決について>
「ひざより高かったら振っていた。
口論の影響? それはどうなるかわからないよ」
(東京中日、サンスポ名古屋ニッカン


◆小田幸平
<試合前の練習で田村捕手コーチの
マンツーマン指導を受ける。
キャッチングや二塁への送球などをアドバイスされ>
「日々の確認というか、普通のことですよ」
名古屋ニッカン

◆立浪和義
<6回、ネクストでスタンバイも
落合監督に呼び戻されたことについて>
「もうひと山あると思ったということです。
監督の話? その辺はボクから言うわけにはいきませんよ」
(中スポ)

●高代野手総合チーフコーチ
<1死三塁から1点も奪えなかった初回の攻撃に>
「(1点も入らず)やばいと感じた」
スポニチ名古屋


●落合監督
<横浜の一発攻勢の前に敗れ、
前日に続いて痛い連敗を喫す。
1回の先制機を逃した打線に敗因を求め>
「6回? いやあ初回がすべてだろ。
マサ(山本昌)が投げているだけにな。
行くんだったら初回。ピッチャーがどうのこうのじゃない。
つぶせるのは(山本昌の限界より)先しかない。
(つぶせなかったから)三浦は立ち直っただろ? 初回がすべて」

<イ・ビョンギュが打っていれば?>
「誰がじゃなくてな。
あの回で点が取れなかった。個人名は出さないよ。
初回に取っておけば、マサも楽になった。
(その後は)何とか放っていただけにな。
(山本昌は)いいんじゃないか。
勝ちたい意欲が本人に出てきてるだけに。
今後に向けて明るい見通しが出てきた。
後はそれに打線がどうこたえるか待つだけ。
このメンバーしかいないんだから」

<6回2死一、二塁、
ネクストバッターズサークルから立浪を呼び戻し温存。
代わりに堂上剛裕を起用した決断について>
「もうひと山ある。まだ(立浪を)使うには早い。
6回じゃなきゃ、ツーアウトじゃなきゃいってると思う。
(ひと山来る前に)先に点を取られただけ。ゲームの流れだ」

<残り20戦。その差は開かず、縮まらず。
しかし報道陣に言葉をかける表情はまだ笑っている>
「暗い顔するなよ」
中スポ、東京中日、スポーツ報知共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー

2007年9月12日 (水)

先発野手ノーヒット、無情竜山井を見殺し。

竜、わずか2安打情けねぇ 
阪神敗れ1.5差変わらず


1.5ゲーム差で首位・阪神を追う
2位・ドラゴンズは、今夜から
地元・ナゴヤドームで4位・横浜との3連戦。
良いカタチで週末の甲子園での決戦を
迎えるためにも、落とせないゲームが続きます。
初戦の先発は、連勝中の山井大介
自らの連勝も、チームの連勝も、ともに3
それを伸ばすことができたのでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 21回戦
(11日・ナゴヤドーム | 中日10勝11敗)
27926人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] 山井(10試合3勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山井、鈴木 - 谷繁

【ゲームレビュー】
わずか2安打に抑えられ、連勝は3でストップ。3位へ後退
打線は6回の山井の右前打と、
9回に代打・立浪が放った左前打のみ。
9回、立浪の代走で出た藤井が二盗し無死二塁。
さらに3四球で押し出しとし1点差に詰め寄ったが、
後が続かなかった。
先発・山井は8回を被安打5の2失点。
8回1死から四球にウッズの失策が絡み一、三塁。
内野安打で満塁とされ、金城に右前へ適時打を浴び、
さらに村田の中犠飛で2点を失った。
横浜は、先発・三橋が7回まで被安打1の無失点と好投。
三橋は2勝、クルーンは25セーブ。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


もっか3連勝とここに来て調子を上げてきた山井
その立ち上がり、先頭の仁志
外へのスライダーで空振り三振に取ると、
続く藤田も投ゴロに取り、2アウト。
しかし金城にカウント0-2からライト前に運ばれると、
村田には、ストレートが高めに抜けてしまい、四球。
一、二塁と走者を溜めてしまいます。
ここで迎えるは、5番・佐伯
しかし内へのスライダーで
センターフライに打ち取り、0で切り抜けます。

2回以降は、淡々と0を重ねた山井ですが、
4回、先頭の金城に対して、カウント0-3。
しかしストライクを1つ取ったあとの5球目、
外へのシュートを叩かれ、グラブを弾かれる投ゴロ。
しかし山井が慌てて捕って、必死に一塁へトスすると、
その後も村田のライト前ヒットと吉村の四球で
2死一、二塁とピンチを背負いますが、
内川を外へのスライダー遊ゴロに打ち取り、スリーアウト。
粘りの投球で、横浜打線にホームを踏ませません。


一方、横浜先発・三橋の前に、
一回り目は、三者凡退に押さえ込まれたドラゴンズ
4回、1死から荒木の当たりは、外へのカーブに
止めたバットでの中途半端なショートゴロ。
しかし遊撃・藤田のワンバウンドへのスローを
一塁・吉村が捕れず、エラー。
チーム初めての走者となった荒木は、二塁へ進みます。
続く中村紀洋は、カーブを捉えながらも
センターフライに倒れますが、
ウッズは勝負を避けられ、四球で2死一、二塁とチャンス。
ミスター3ラン・森野に期待がかかりますが、
カウント2-2からの5球目、大きなカーブを
打ち上げてしまってのレフトフライ。
相手からもらった先制機を逃してしまいます。

ストレートの球速こそ速くはないものの、
落差のあるカーブに、キレのあるスライダーを、
低目に制球よく投げ込んでくる三橋を、
今ひとつ捉えきれないドラゴンズ打線
手玉に取られている間に、あれよあれよで5回までノーヒット
一方の山井もキレのあるストレートと、
カーブ、スライダーと変化球を駆使し、無失点
息詰まる投手戦というべきか、
それとも捉えきれない貧打戦というべきか、
0-0のまま、ゲームは中盤へと進んでいきます。


そして迎えた6回ウラのドラゴンズ
思わぬ選手から初ヒットが飛び出します。
この回先頭の山井が、カウント2-1からの4球目、
内角高目のストレートを詰まりながらも、二塁後方に落とします。
誰も打たないなら、オレがという
山井の気迫こもった当たりで、ようやくノーヒットを阻止
これでいけるかと思いましたが、
続く井端は送らずに、ヒッティング。
カウント2-2からの5球目、
真ん中低目のカーブに手を出すも、ボテボテのショートゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、ダブルプレー
ようやく掴んだチャンスがあっという間に消えてしまいます。

6回まで95球、2安打無失点の抑えながらも
打線の援護がなく、孤軍奮闘気味山井
それでも我慢の投球を続けます。
7回、先頭の佐伯にレフト前に運ばれますが、
続く吉村には、バントをさせずに空振り三振。
さらに内川の当たりは、センターに抜けようかというところ、
井端横っ飛びで追いつき、二塁へグラブトス
荒木が素手で受けると、そのまま一塁へ送りダブルプレー
好守で凌ぎ、今度こそ流れが来そうな感じを見せますが、
そのウラは、中村紀洋、ウッズ、そして森野とあっけなく三者凡退。
援護できずに、ゲームは終盤8回を迎えます。


7回まで横浜打線わずか3安打
しかし踏ん張ってきた山井アンラッキーが重なります。
1死から三橋の代打・下園に四球を与えると、
続く仁志が外角低目にバットを出しただけの一塁ゴロ。
ところがウッズが捕れずにエラー。
ライトへ抜けてしまい、一、三塁とピンチ。
さらに続く野中の高いバウンドのピッチャーゴロを
山井が打球を捕りながらも、足がもつれてしまい転倒
どこにも投げることができずに、記録は内野安打。
満塁とさらにピンチを広げてしまいます。

ここで迎えるは、3番・金城
前の打席まで金城に対し、投げにくそうにしていた山井
嫌な相手を迎えたなと、悪い予感がしましたが、
それが残念ながら的中し、カウント1-1からの3球目、
内角高目に甘く入ったカーブを捉えられると、
ライト前に弾むタイムリーヒット
こらえきれなかった山井、ついに1点を奪われてしまいます。
なおも1死満塁のピンチで、4番・村田
最少失点に凌ぎたい山井でしたが、
カウント0-1からの2球目、外へのスライダーを
キッチリ持って行かれ、センターへの犠牲フライ
致命傷ともいえる1点を奪われ、粘り負けた山井
結局この日は、8回、129球を投げ、
5安打6奪三振3四球で2失点。
自責0ながら、出してしまった四球と、
転んでしまったミスを悔やんだ登板となりました。


2点を追うこととなったドラゴンズ
8回まで依然として、山井のヒット1本のみ。
しかし9回ウラ、この日2本目のヒットから抵抗を見せます。
横浜3番手、クローザーのクルーンから
先頭の鈴木の代打・立浪
外へのフォークを叩き、三遊間を抜くヒット
続く井端の2球目に、代走・藤井が二塁へスチール。
クルーンを足で揺さぶります。
ここから先発野手に意地を見せてもらいたいところ。
しかし井端がファウルで粘るも、
フルカウントから真ん中への落ちないフォークに、
タイミングを外され、見逃し三振。
荒木も遊ゴロに倒れ、ランナー進めず2アウト
ところが、ここからクルーンの制球に乱れが生じます。
中村紀洋四球を選び、一、二塁とすると、
ウッズも追い込まれながらも四球で、満塁。
そして森野に対しても、カウント1-3からの5球目、
ストレートが低く外れて、四球
三者連続四球となって、押し出し
2-1と、土壇場で1点差に詰め寄ります。

なおも満塁のチャンスで、迎えるはイ・ビョンギュ
長打が出れば、その時点でサヨナラ。
巨人戦での満塁弾の再現を期待しましたが、
カウント1-0からの2球目、
156キロ、内へのストレートを打ち損じ、ボテボテのピッチャーゴロ
苦しんだクルーンから一塁へ送られ、ゲームセット。
最後こそ接戦となったものの、
いかんせん打線が今季最少タイのわずか2安打
あと1本が出ず、横浜に手痛い敗戦を喫してしまったドラゴンズ
広島に敗れた首位・阪神とのゲーム差は『1.5』のままながら、
東京ヤクルトに勝った巨人に抜かれ、3位転落
またチーム初安打と、8回2失点の粘投と
孤軍奮闘を見せながらも3敗目を喫した山井
自身とチームの連勝は、ともに3で止まることとなりました。


(; ̄病 ̄) すってんころりん両軍先発投手の好投で、
0-0のままゲームは終盤へ。
8回、四球とエラーが絡んでしまい、
1死満塁から金城にタイムリーを浴び、
踏ん張ってきた山井がついに失点。
さらに村田にも犠牲フライを
打たれてしまい、もう1点追加。
さすがに2点を奪われてしまっては、
この日の打線では、もうお手上げ
最終回に、代打・立浪がヒットを放ち、
クルーンの乱調から1点こそ返し、
2死満塁としたものの、最後はイ・ビョンギュ
156キロのストレートにボテボテの投ゴロ。
思わず苦笑いのまま、ゲームセット。
わずか2安打の沈黙打線、まさに何も出来ずと言う感じでした。

ヒットを放ったのが、6回の投手の山井と、
9回の代打・立浪2本のみ。
打者陣が実にふがいなかったですね。
このところ一気に畳みかける攻撃が多かったことや
相手投手が、2年目の三橋ということもありましたし、
いつか捕まえることができるだろうという余裕なども
心の奥底にはあったのかもしれません。
しかし翻弄され続け、7回まで投げ切られてしまう始末。
相手のベストの投球をされたので仕方ないなと
シーズン序盤なら言っていられたのかもしれませんが、
時期が時期だけに、実に手痛い一敗になったのでは。
この敗戦を打者陣は、肝に銘じないといけないでしょう。

投手が踏ん張っていても、
を取っていかないと、こらえきれずに捕まってしまう。
こういうゲームを今季何度見てきたことか。
第2戦は、ただでさえ援護がなく、打線全体も
プレッシャーがかかってしまう昌さんが登板します。
まずは気を引き締め直して、次戦に臨んでもらいたいです。


首位・阪神が大敗し、連勝が止まったことが、
せめてもの幸いだったかもしれません。
こういう時は、勝って差を詰めたかったのが本音ですが…。
1つ落としてしまったことで、
勝ち越すためには連勝しないといけなくなりました。
昌さんにはできるだけ踏ん張ってもらい、
それを打線がしっかり援護するのが、次戦のポイント。
ふがいない敗戦をしている場合ではありません。
しっかり考えて2戦目を必ず取りましょう!


★プレーヤーズ・ボイス(11日)

●山井大介
<8回5安打2失点も自責点は0。
好投しながら打線の援護に恵まれず3敗目>
「すべては(8回、下園への)あの四球に尽きます。
一発はない打者だとわかっていたはずなのに、
逆に変に力んでしまった。
あそこで歩かせるくらいなら、ヒットを打たれる方がよかったです。
『ああ、四球だ』って感じでもなく、
気持ちはすぐに切り替えたつもりだったんですが…。

四球を出した自分も悪かったのですが、
一、三塁となって自分のエラー
(記録は内野安打)もあって、悔いが残ります
相手のこと(味方のノーヒット)は気になりませんでした。
ぼくが粘っていれば何とかなると思っていた。
味方が必ず取ってくれると信じて投げていましたから。
きょうは、ぼくが粘り負けたということです。だから悔しいです」
(中スポ、東京中日、共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●イ・ビョンギュ
<9回2死満塁、クルーンの156キロストレートを
仕留めきれず投ゴロに倒れ、きつい表情で>
「山井のために勝ちたかった」
(中スポ)

●タイロン・ウッズ
<8回1死一塁の一塁守備で痛恨の失策>
「オレの責任。
二塁を気にして打球から目を離してしまった」

<2四球で今季101四球となり、落合監督が90年にマークした
球団記録(100四球)を塗り替えるも、試合後は怒り心頭>
「今日は三橋の投球がいいというよりも
オレたちにふがいなかっただけ。
初回からしっかりバットを振っていくという
意識がなければ優勝なんてできない」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●井端弘和
<2度の好守でチームをもり立てる。
7回、内川の二遊間を抜けそうな当たりを
ダイビングでつかみ、荒木にグラブトスして併殺を完成。
4回も、佐伯の同様の当たりに腕をのばし、
遊ゴロにしてさばき、山井をサポートしたが>
「勝たなきゃしょうがないですよ。
コンディション? ラストスパートですから。がんばりますよ。
あと21勝します。ラストスパートかけますよ」
中スポスポニチ名古屋

●立浪和義
<9回先頭で、クルーンのフォークを左前打。
それまで1安打だった打線に活を入れ、反撃を呼び込むも>
「何もないです。
明日につながる? そうですね。がんばります」
(東京中日、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●中村紀洋
<3戦連続打点を挙げていたが、この日は、3打数無安打>
「悔しいですね」
スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●鈴木義広
<山井の後を受け、9回から登板。
1イニングを3人で仕留める好投を見せる>
「1点も許されない場面でしたけど、
しっかり腕を振って投げられました。
ああいう場面はけっこう慣れているので」
中スポ


●落合監督
<今季最少に並ぶ2安打。3連勝でストップ。
落ち着いた表情ながら、野手に意識改革を促す>
「今日は何か(自分が)言うことはあるか?
あんな投手に1安打だろう。
九回に追い上げて惜しい試合?
負け方に惜しいもへったくれもないんだろうけど、
きょうのピッチャー(三橋)に
山井の1本だけというのを野手がどう受け止めるかだ。
残り21試合。その受け止め方によっちゃ、
前に進める1敗になるか、それとも痛い1敗になるのか。
あとは選手が自分たちで考えればいいんじゃないか」
(中スポ、スポーツ報知時事通信MSN毎日新聞
スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(11日) 

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
▼中日 上田佳範外野手
共同通信社


●上田佳範
<井上に代わって、1軍に昇格。
8回に英智の代打で起用されるも、一ゴロに倒れ>
「こういう大変な時期に昇格させてもらったので、
何とか力になりたい。チームも負けられませんからね」
(中スポ)


再調整のため、前日抹消された井上に代わり、
ウエスタンで打撃好調のベテラン・上田1軍に昇格しました。
さっそく8回、英智代打で登場するも、
横浜2番手・加藤の内へのストレートにバットを折られての一塁ゴロ
気合が空回りしてしまったか、
良いところが出ずじまいの復帰初打席となりました。


若竜からの話題。(11日

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 22回戦
(11日・ナゴヤ球場)
  000 000 000 =0
 D 000 000 000 =0
(9回規定により引き分け)
[D本] なし
[D投] 長峰、石井、金剛
公式HP広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
立ち上がりから安定した投球を見せた
先発・長峰は、7回を6安打無失点に抑えた。
石井、金剛のリリーフ陣も無失点。
攻撃陣は、広島先発・前田健太
打ち崩すことができずに、5安打無得点。
広島の投手陣の前に凡フライが13個。
結局お互い得点できず、引き分けに終わる。
公式HPより)


△長峰昌司
<先発で7回を投げ、7安打無失点。
2戦連続の好投を見せ、好調さをアピール>
「試合に勝つことだけを考えた。
コントロールが少し甘いところはあったけど、
総合的にはよかったと思います。
良かったのはストレートとカーブ。
スライダーのコントロールがバラバラでした。
もう少し安定させたいです。
好調さは継続できています。
1軍? 当然それを目標にしていますから」
公式HP中スポ

△平田良介
<右肩関節唇損傷が癒え、約2カ月ぶりに実戦復帰>
「故障の間はしっかりと走り込んだし、
ウエートトレもやって体も大きくなったと思います。
ケガする前よりよくなったと言われるように頑張ります」
中スポ


ウ・リーグ優勝へマジック『4』としている
ドラゴンズ2軍は、この日、ナゴヤ球場で、
今季16勝3敗2分けとしている広島との対戦。
お得意様を倒し、優勝への加速を付けたいところでしたが、
打線が沈黙してしまい、凡フライの山で5安打無得点。
先発・長峰が7回を7安打3奪三振無失点と
好投を見せたものの、0-0で9回ドローとなってしまいました。
それでもマジック対象チームであるサーパス
敗れたため、マジックは1つ減って『3』に。
最短のVデーは、15日・阪神戦(豊田)となりました。

またこの日、7月に右肩関節唇を損傷し、
戦列を離れていた平田実戦復帰!
9回から途中出場し、センターの守備についたそうです。
再発した肩のケガなだけに、今後も心配ではありますが、
攻守ともに慌てずに遅れを取り戻していってもらいたいですね。

2007年9月11日 (火)

踏ん張りどころの9連戦、竜投みんなで頑張ります!

竜18日間で17試合…過密日程にも勝つ!!
抑え3人衆燃える


3強が1.5ゲーム差のなかにひしめく混戦のセ・リーグ
東京ヤクルトを3タテしたドラゴンズは、
今夜からナゴヤドームで横浜と、
さらに週末、甲子園で首位・阪神と、
そして神宮で東京ヤクルトという9連戦を迎えます。
この日は、ナゴヤドームで川上、山本昌、山井ら
先発投手陣が練習を行ったドラゴンズ
ハードな日程を迎えた竜投のコメントを集めました。


◇山井大介
<きょう11日の対横浜初戦の先発予想。
3連勝中と好調な右腕が、9連戦の先陣を切る>
「どこが相手とかは関係ない。
勝ってると言っても、僕の場合は四球を出したりして
すぐ(試合が)変な流れになりかねないので…。
気を付けながら要所をしっかり抑えたいと思います。
身体的な不安は何もない」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇山本昌
<横浜第2戦の先発予想。
個人記録よりチーム優先を強調>
「ここまで来たら自分のことより
チームが勝つことが大事ですから。
勝てるように投げていく。そのことだけを考えて投げます」
(中スポ、名古屋ニッカン

◇川上憲伸
<13日の横浜第3戦の先発予想。
残り22試合での混戦突破に意気込み、
連覇へ向けての完全燃焼を誓う>
「ぼくが投げる試合は、あっても4、5試合くらいですよね。
ここまで来たら後先は考えず、
一試合ずつ燃え尽きるくらいの気持ちで投げます。
もちろん打つ方でも」
中スポ

◇岡本真也

<チーム最多の53試合に登板。
18日間で17試合という過密日程にも堂々と受けて立つ>
「これだけの日程がこれまでにあったかどうか。
でも、何だかんだ言ってられません。
一人、一人、きっちりと抑えるのが大事だと思っています。
マウンドへ行ったらしっかり抑えたい。中継ぎみんなで頑張りたい」
(中スポ)

◇平井正史
<先発陣へのバックアップと、恩返しに燃える>
「ここのところ先発みんなが
頑張ってくれたから、楽をさせてもらった。
崩れるときもあるだろうから、
そのときはちゃんと投げないと」
(中スポ)

◇岩瀬仁紀
<守護神はこれからの一戦、一戦の大切さを力説し>
「どこのチームも連戦が続きます。
自分たちだけじゃない。その中で勝ちを拾いたい。
これから先は取りこぼすときつくなる」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<ライバルチームの投手の登板過多にチクリ>
「他チームのことは分からんが、
昨日の試合(巨人-阪神)を見ていたら分かるだろう。
どっちかが先にパンクする」

<最終的には先発陣を5人にすることが濃厚だが
9連戦は力を温存し、通常通り6人で回すことも明かす>
「まだウチは無理する時期じゃない」

<さらに阪神戦登板が濃厚な朝倉、中田を
キーマンに挙げ、救援陣を休養させるプランも明言>
「負けていても完投させることもある」

<逆転V、そしてクライマックスシリーズ制覇も
見据えての兵法に、不敵にほほ笑む>
「まあ見てろ」
サンスポスポニチ名古屋


交流戦の日程が比較的緩やかだったこともあり、
その歪みが9月、10月に来ているようで、
ドラゴンズもきょうから9連戦
そして1日置いて、再び8連戦と、
かなりハードな日程が組まれています。
ただでさえ、残り22試合とシーズンも
最終局面に近づいていることもあり、
負けられないゲームが続く現状。
連日、準備をしなくてはいけないリリーフ陣の負担は、
かなりのモノとなってきそうですね。
それでも岡本、平井、岩瀬らは、堂々と受けて立つ構え。
ヒジ、肩の具合、疲労の蓄積など
体調は、決して万全ではないでしょうが、
勝負どころへの強い意気込みを見せています。
先発陣もだいぶ復調しては来ているものの、
やはり勝負どころでは、長く引っ張れない投手もいますし、
そうなれば頼りとされるのが、勝ちパターンであるこの3投手
この3本に加え、高橋、久本、鈴木らが踏ん張ることが
チームの勝利、リーグ連覇へのカギとなりそうです。

9月最初の広島戦では、勝ちパターンが炎上し、
木っ端みじんとなったリリーフ陣でしたが、
ここに来て、岡本、岩瀬の調子が上がってきたように感じます。
あとは平井の復調が待たれるところですね。
圧倒的に抑えられなくても、要所をしっかり凌げれば。
球威の復調とともに、その経験も頼りとなってくるでしょう。


エースも踏ん張れ!東京ドームの首位攻防の様子では、
阪神、巨人はかなりムチが
入っているように感じましたが、
ドラゴンズとしては、まだ勝負は
おそらく9連戦の後の
21日からの8連戦、
東京ドームでの巨人戦、甲子園での阪神戦と続く
その辺りが勝負どころと見ているようです。
ただそこまででも負けられない戦いは、続きます。
まずは今夜からのナゴヤドームでの横浜3連戦。
3位からは8.5差と、だいぶ離された横浜ですが、
今季の中日戦は、ここまで10勝10敗と互角だけに、
思わぬ粘りを見せてくるかもしれません。
ここを気を抜かずに、返り討ちにしたいですね。

なかなか勝ち星に恵まれない山本昌
さらに良いところまでいきながらも
勝ち星を逃している憲伸という2投手が先発する3連戦
ここは一丸となって、みんなで勝ちを付けたいところ。
取りこぼしは、できるだけ避けてほしい。
3連勝の流れに乗って、まずはベイ叩き、期待したいです。


◇タイロン・ウッズ
<この日は、名古屋市内の自宅で静養。
気丈にふるまい、強引なまでの全快宣言で
9連戦での大爆発を誓う>
「もう大丈夫だよ。これから9連戦だろ。
ボス(落合監督)も勝負はまだ先だからと、
交代させてくれたんだからね。がんばるさ」

<背中から腰にかけての状態は
経過を見る限り、やはり万全でない。
体に負担がかかる移動もあるハードな日程だが>
「問題ないゼ。最初は名古屋から大阪だろ。
次は大阪-東京か。うーん…。OKさ、ハハハ」
中スポ


投手陣の踏ん張りだけでなく、打線の方もやはり重要。
いくら好投しても、打線が沈黙では勝てません。
中でもカギを握るのは、ここに来て
背中から腰への痛みを訴え、途中交代が続くウッズ
大丈夫と気丈には振る舞っているようですが、
やはり腰の状態は、心配ですね。
ただこれからの連戦は、まさに勝負どころ
相手にとっては、主砲がいるといないでは大きな違い。
ぜひとも長いイニングを出場してもらいたいところです。
今季は比較的抑え込まれている横浜戦ですが、
ここは主砲としての責任感で、ぜひともチームを引っ張ってほしい。
そして昨季のような脅威のスパートを見せてもらいたいです。


今日の公示。(10日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 井上一樹外野手
共同通信社


この日、井上が登録を抹消されました。
9月に入り、それまでキープしていた
打率3割も切るなど調子を落とし、
打席に入っても、ノー感じだった選手会長
ただ9日の試合後、イオンでのトークショーに出席した際、
「僕は1週間か、2週間か、しばらく雲隠れしますが、
皆さん、ぜひナゴヤドームに足を運んで応援してください」

と語っていたように、前日にはすでに2軍落ちは通達されていたようです。
土壇場ではやはり経験のあるベテランの力は不可欠。
充電して、早いところ戻ってきてもらいたいです。


今日のその他。(10日)

成瀬、中村紀ら新たに10人 日本代表候補
(共同通信社)

◇中村紀洋
<北京五輪出場を目指す日本代表の
第1次候補に新たに加わることに。
五輪は00年シドニー、04年アテネと2大会連続で出場>
「選んでいただいたことは光栄です。
ただ今はチームの勝利、優勝のためにがんばります」
(東京中日、スポーツ報知スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇朝倉健太
<同じく第1次候補に追加されることになり武者震い>
「日の丸を着けてみたい気持ちはあるし、
最後まで選ばれるようがんばります。
(入団時の監督だった)星野監督に
成長した姿を見せたいというのもあります」
(東京中日、名古屋ニッカン

◆田淵ヘッド兼打撃コーチ(野球日本代表)
<北京五輪代表第1次候補に
新たに名を連ねた中村紀洋について>
「年齢に関係なく、今現在の姿を見ている。
今年は結果を出しているからね」
スポニチ名古屋


この日、北京五輪日本代表候補の追加選手10人を発表され、
ドラゴンズから、中村紀洋朝倉が新たに候補に入りました。
これでドラゴンズの日本代表候補選手は、
川上、岡本、岩瀬、朝倉、谷繁、
荒木、井端、中村紀洋、福留
9人に。
なお最終候補約30選手は10月12日に発表され、
11月の直前合宿などを経て、日本代表24人が決まるそうです。


追加日程のお知らせ
(セ・リーグ公式)
横浜スタジアム開催試合 追加日程と入場券発売のお知らせ(2)
(横浜ベイスターズ公式)

8月29日(水)に雨天中止となり、
日程未定となっていた横浜戦の振替試合が
10月7日(日)18:00から横浜スタジアムで
行われることが、この日発表されました。

これでドラゴンズの10月のゲームは、
1日(月)広島戦(広島)
4日(木)広島戦(ナゴヤドーム)
6日(土)東京ヤクルト戦(神宮)
そしてこの7日と、4試合が組まれることとなりました。
ところで現状では、7日のゲームは、
横浜の主催ゲーム最終戦ということで、
外野自由席の無料開放が予定されているそうです。
今後、中止が増えたら変更されるそうですが、
関東のドラゴンズファンには、朗報ですよ。

2007年9月10日 (月)

初回怒濤の6連打!速攻竜再びツバメを3タテ!

止まらねぇ~!竜速攻6連打 
壮絶GT戦シリ目に3連勝で2位浮上


連勝で迎えたナゴヤドームでの
東京ヤクルトとの3連戦の3戦目。
ドラゴンズの先発は、中6日で中田賢一
一方、東京ヤクルトの先発は、中4日で、
14勝とハーラートップのグライシンガーが。
14勝5敗、防御率2.50の安定感を誇る
グライシンガーですが、ナゴヤドームでの成績は
驚くことになんと0勝2敗で、防御率7.15
その相性が初回から怒濤のごとく生きたようです。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 20回戦
(9日・ナゴヤドーム | 中日14勝6敗)
37905人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 中田(24試合12勝7敗)
[S] 岩瀬(51試合1勝4敗36S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
中日が今季3度目の3連勝
初回、1番・井端から6連続長短打4点を先取。
試合の流れを決めた。
中田は力のある直球主体に8イニング1失点で12勝目
岩瀬通算150セーブを達成。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


腰の張りから前日スタメン落ちしたウッズ
4番に復帰したこの日のクリーンアップ。
中4日のグライシンガーのシュート回転した
甘いストレートを序盤から狙い打ち
前日の勢いそのままに、初回から打線が爆発します。
先頭の井端が口火を切って、レフトオーバー、
フェンス直撃のツーベースで出ると、
荒木が続いて、3球目をライト前に落として、
一、三塁とチャンスを広げます。
ここで迎えるは、前日の立役者・中村紀洋
初球、内角低目のストレートをセンター前に弾き返し、
ワンバウンドで落ちる先制タイムリー!
3連打で早くも1点を奪うと、4番・ウッズも続いて、
カウント1-1からの3球目、
やはり内角低目のストレートを叩き、
打球は右中間フェンス直撃のタイムリーツーベース
4番復帰を自らのバットを祝います。
なおも無死二、三塁とチャンスが続くドラゴンズ
5番・森野が粘ってカウント2-2からの7球目、
中に入るチェンジアップをレフトに運んで、1点を加えると、
6番イ・ビョンギュも流れに乗って、
初球、中に入ったカーブをセンター前へのタイムリー!
これで1番から6番まで怒濤の6連打!
攻略が難しいと思われたグライシンガーから一挙4点
幸先良くドラゴンズがゲームの流れを掴みます。


一方、ドラゴンズ先発・中田上々の立ち上がり。
初回、2死から首位打者のラミレス
内角高目のストレートで空振り三振に切って取ると、
2回も先頭の4番・ガイエルをフォークで見送りの三振に。
続くユウイチにライトフェンス直撃のヒットを
浴びるなどで、2死一、二塁のピンチを招きますが、
川本をフォークで空振り三振に取り、スリーアウト。
力があって走るストレートで、相手打者を追い込み、
最後はフォークで仕留めるなど、
好調時中田ならではのピッチングを披露。
4点のリードという十分な後押しもあり、
3回、4回と危なげなく、三者凡退を重ねていきます。

その中田が崩れそうになったのが、5回。
先頭の宮本の当たりは、ショートゴロ。
深い位置から井端が一塁へと送りますが、
腰を落とせないウッズがミットの先に当てエラー
続く飯原の初球には、中田ワイルドピッチ
労せず二塁へと進めてしまいます。
さらに川本の2球目にはサイン違いで谷繁が弾くと、
その川本の三塁ゴロを中村紀洋がこぼしてしまいエラー
内野手のエラーとバッテリーミス
立て続けに起こってしまい、1死一、二塁。
さらにグライシンガーの代打・真中に
やや力んだか、この日初めてとなる四球を与えてしまい、
1死満塁とピンチを迎えてしまいます。

ここで迎えるは、トップに戻って、青木
初球、内角高目のカーブを引っ張られると、
ライトへの飛距離十分な犠牲フライ
ノーヒットで1点を返されてしまいます。
なおも2死一、二塁と長打が出れば、
ゲームが分からなくなってしまうピンチ。
踏ん張りどころの中田でしたが、
田中浩康を真ん中低目へのカーブでショートゴロ。
6-4と渡ってスリーアウトで、何とか1点のみに凌ぎます。


初回に4点を先制したものの、2回以降はわずか1安打
やや淡泊気味に抑え込まれていたドラゴンズ
さらに中盤からはやや拙攻が目立ち始めます。
6回ウラ、先頭の森野がセンターに落ちるヒットで出るも、
続くの当たりは、二塁ゴロ。
田中浩康から一塁へ送られると、
一塁走者の森野もその後に一二塁間に挟まれアウト。
結果ダブルプレーとなってしまうと、
7回ウラも1死から井端が、ライト前で出て、
荒木の2球目にランエンドヒットを試みたものの、
引っ張っての三塁ゴロで、5-4-3のダブルプレー。
あと1点奪えば、もっと楽にゲームが進められるにも関わらず、
チャンスも作れずに『スミ4』にとどまってしまいます。

それでもこの日の中田に取っては、4点で十分。
7回も振り逃げこそあったものの、後続をキッチリ凌ぐと、
100球をすでに越えているにも関わらず、
8回1死、ラミレスのへの6球目には、
内角高目への150キロのストレート!
見事に空振り三振に仕留め、ラミレスからこの日4奪三振
続くガイエルには外への甘いカーブを叩かれ、
右中間フェンス直撃のツーベースを浴びますが、
この日2安打のユウイチを外角高目のストレートで
当てただけのショートゴロに打ち取り、この回も無失点
8回を投げきった中田は、ここでお役ご免
この日は130球を投げ、4安打10奪三振1四球の1失点(自責0)。
12勝目をマークするにふさわしい好投で、マウンドを降りました。


そして最終回のマウンドには、
51試合目の登板となる守護神・岩瀬が。
しかしこの日も淡々と投げ込むいつも通りの投球。
宮本を遊ゴロ、飯原を投ゴロと簡単に2死を取ると、
最後は、川本をフルカウントからの9球目、
内角低目のストレートで三塁ゴロに打ち取り、ゲームセット!
序盤の怒濤の猛攻で勝負を決め、危なげなく3連勝
東京ヤクルトに対して、今季3度目となる
同一カード3タテを食らわせたドラゴンズ
4点の援護を得て、8回を4安打1失点に抑えた中田は、
チームトップタイとなる12勝目をマーク。
また今季3度目の2ケタ10個で今季150奪三振となり、
巨人・内海(147)を抜き、リーグトップに。
さらに最終回を締めた岩瀬は、今季36セーブ目をマークし、
プロ野球史上6人目となる通算150セーブを達成。
CMを『16』と減らし、首位・阪神とのゲーム差は
『1.5』と変わらないものの、3連敗の巨人を交わし、
再び2位へと浮上しました。


通算150セーブおめでとう!これ以上負けられないということで、
中4日でグライシンガー
持ってきた東京ヤクルト
しかしドラゴンズ
初回から一気に大爆発
先頭の井端
レフトオーバーの二塁打で出ると、
荒木が続いて、ストレートをライト前へ。
さらに3番に戻った中村紀洋が初球から
積極的に狙っていってのセンター前へのタイムリー
1点を奪うと、4番復帰のウッズもストレートを
はじき返して、右中間フェンスを直撃!
さらに勢いは止まらず、森野が追い込まれながらも
粘って、レフト前に持って行くと、
トドメはグライシンガーキラーのイ・ビョンギュ
初球をあっさりとセンター前へのタイムリー
続く英智送りバントとなったため、
連続安打こそストップしたものの、
初回、先頭打者からなんと怒濤の6連打!
間髪入れずに一気に攻略しての、一挙4点
その勢いには、思わずスゲーと唸ってしまいましたね。
どちらかといえば、苦手にしている投手。
2回からの立ち直りを見れば、よく4点も奪えたなと。
ただ一瞬のスキからどんどん得点を奪っていく。
勢いもつきますし、とても良かったなと感じました。

ただ2回以降が、やや淡泊だったような。
初戦の6得点のときもそうだったのですが、
できれば、中盤に追加点がほしかったですね。
この辺で1点でも奪えれば、打線も調子が上がってきたなと
手応えが掴めそうだったのですが、その決定打とはならず…。
週末の阪神戦のために、次の横浜3連戦では
さらに繋がっていけるよう、やっていってほしいです。


一方、投手陣中田-岩瀬のダイレクトリレー。
先発の中田の調子が良かったですね。
なんといってもストレートに力がありました。
東京ヤクルト打線もかなり振り遅れていたようで、
首位打者のラミレスから4奪三振
また4番のガイエル3奪三振と、抑え込みましたし、
5回に、内野陣のエラーやバッテリーミスなどで、
ややリズムを崩しかけたものの、踏ん張って、
失点はその回の犠牲フライでの1点のみ
四球もたった一つと、まさに上々
久々に安心して見られた投球だったと思います。
同じ12勝の朝倉とは違う味での1勝でしたが、
残りシーズンのこの2人良いカタチで争い、
お互いで勝ち星を重ねていってもらいたいところです。

そして9回に登板して、3人でピシャリ。
通算150セーブを達成した守護神・岩瀬投手
まずは節目の記録、おめでとうございます!
ここに来て、体調不良などもありましたが、
投球自体は、一時よりもだいぶ良くなってきたよう。
3年連続40セーブなど重ねる記録はまだありそうですが、
それよりも今は、チームの勝利が最優先。
そのためにも、登板する試合はしっかり締めて
さらなるセーブを重ねていってほしいです。


地元で東京ヤクルト同一カード3連勝!
その前までが悪い流れだっただけに、
ここで3つ勝って、立て直せたのは大きいですね。
巨人を抜いて、2位にも浮上しましたし、
首位・阪神とは、1.5ゲーム差
まあ相手もそんなに連勝ばかりでは、疲れてくるでしょうし、
ドラゴンズ、まだまだイケるではと思っています。
11日からは、さらにナゴヤドームに腰を据え、
4位・横浜との3連戦となっていきます。
とにかく取りこぼしのないよう、
やや不安なローテですが、しっかり戦っていってほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(9日)

◎中田賢一
<8回4安打1失点の好投で12勝目をマーク>
「今日は今年投げた中でも良い方だったと思います。
先に点取ってもらったんで、もう1点でも少なく、
取られないように頑張って投げました。
(10個の奪三振に)そうなんですね。あまり知らなかったんですけど。
いやそれより先頭バッターを出さないように気をつけて投げました。
(リーグ奪三振王トップに)いや全く意識していないんで、はい。
いやあ一番やっぱりチームの勝利が
一番意識するところなんで、ついてくれば一番いいですよね、はい。
(それよりも優勝?)はい。
一戦一戦必死に勝ちにこだわって投げていきたいと思います」


「けっこう思ったところにボールがいっていたし、
カウントもよく取れていたので、
あまり(コースを)狙いすぎないようにしながら、
普通に投げればいいかなという感じだった。
うまく内と外が使えたし、
キャッチャーまでのラインが見えてきました。
キャッチャーまでの距離が近く感じたんです。
調子のいい時にしかない感覚で、今年は初めてでしたね。
感覚的に、今季の中でも1、2番目の出来だったと思う。
(ピンチでも)きょうは大丈夫だと思って投げてました。
多少甘く入ったりしてるので、
そこ(エラーを誘うところ)に飛んでいると思うし、
自分を責める方がその後を投げるのも楽なので、
そういう考えで投げてます」

<3番・ラミレスから4打席すべて三振を奪う。
内角高めの力勝負を軸に、首位打者を完全に封じ込め>
「きょうはインコースを突けたと思う。
インハイでいい球が投げられた。
インハイは空振りの確率が高い。
腕を思い切り振れば、いい球がいく。
終盤の150キロはあまりないので良かったです」

<三振ラッシュの源は、フォークのキレが増してきたこと。
思い切り腕を振ることで威力が復活>
「落ちが良くなった。
『しまった』という浮いた球もなくなってきた」。

<奪三振は通算150個となり、セ・リーグのトップに>
「本当に意識してないです。結果的に取れているだけで…。
三振へのこだわりはないんです。
確かに一番リスクが少ないアウトの取り方なんですけど、
昔から三振を狙うと取れないんで…。
そんなことよりチームが勝てばそれでいいんです。
(優勝争いは)ものすごい展開だと思う。
ただ僕は入れ込みすぎるとダメなので
与えられた仕事をやりたい。自然体でいけたらいいです」

<次の相手は勢いに乗る
首位阪神となる可能性が高いが>
「これからはどこが相手でも勝たないといけない。
どこにでも勝てるように頑張りたい」
中田公式「昨日のヤクルト戦」、公式HP中スポサンスポ
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン名古屋タイムズデイリー


◎岩瀬仁紀
<9回を3人で抑えて36セーブ目を挙げ、
史上6人目となる通算150セーブを達成>
「毎日一つ一つの積み重ねでここまで来たと思っているんで、
またこれからも一つ一つ積み重ねたいと思います。
(50試合以上登板も史上2人目)そうですね。2人目と言われても
(1人目の)秋山さん、知らないんで。ピンとは来ないですけど。
(しびれるような試合が続く登板に)
そうですね、これからの戦いというのは、
毎試合毎試合がほんとにしびれる戦いになると思うので、
これからも気を引き締めて勝っていきたいと思います。
最後には抜け出せばいいと思うので、
最後はドラゴンズが優勝できるようにがんばります」


<通算150セーブ祝福の花束を贈られた。
なのに、ウイニングボールは中田に手渡し>
「結局、また(中田から)戻ってきたんです。
花束を受け取っていながら
(次の瞬間には)忘れていたんですよね。
とりあえず切りのいい数字。節目といえば節目。
終わったらいろいろと話もできるんですが…。
振り返るとそこで終わってしまうような気がするんです。
数字や記録のことをしゃべらない理由は、そこにもあるんです。
まだ先があるわけですから」

<阪神、巨人との優勝争いに向け、気を引き締め>
「藤川(阪神)とか、上原くん(巨人)とか
いいストッパーがいるから負けたくないという気持ちはある。
もちろんチームの勝利ということにおいてです。
試合に勝って終わるのが仕事。きちっとやっていきたい
これからは取りこぼしがきつくなる。
本当に1つの負けが大きく響く時期になりますね。
プレッシャーも大きくなってきます。
決して楽しくはないけど、苦しむんじゃなく、
優勝争いの重圧の中でできることを、
幸せと思ってやっていきたいです。最後に抜け出せるように」
公式HP中スポ共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○谷繁元信
<好リードで中田の12勝目をアシスト。
前回の広島戦では制球難を露呈した中田
次への課題としていたが>
「課題というか、持ち味というか…。
でも今日はバランスよく投げてたんじゃないの」
(中スポ)

○井端弘和
<初回、先頭で左越え二塁打。6連打の口火を切り>
「僕はランナーがいないから思い切っていっただけ。
僕より後を打った人でしょう。
ランナーがいるから荒木やノリ(中村紀洋)さん、
ウッズの方が難しかったはずです」
(東京中日、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○荒木雅博
<初回、ライト前ヒットを放つ。
グライシンガーの出はなをくじく積極打法に>
「追い込まれていたけど、うまく打てました。
(グライシンガーの)初回(の投球)はよくなかったんじゃない。
早打ち? いいピッチャーだから、
最初から振っていかないと、どんどん追い込まれていくからね」
(中スポ、東京中日)

○中村紀洋
<1回、センターへ先制タイムリー>
「打ったのは、ストレート。
積極的に初球から何でもいこうと思っていました。
いいところに飛んでくれました」

<これで3試合連続打点となり>
「初回が大きかった? 終わってみればね。
相手はいいピッチャーですから。
いいピッチャーから打ててよかった。
(グライシンガーと)今度また戦うので、
次に対戦する時も打たないとね。また頑張ります」
公式HP、中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○タイロン・ウッズ
<腰の張りによるスタメン外れから1試合で復帰。
1回、右中間フェンス直撃タイムリー二塁打>
「打ったのは、ストレート。
とにかくランナーを返そうと
心がけて打席に入った。うまく打てたよ」

<あと数センチでサク越えとなる一打に>
「東京ドームならホームランだったな。
大事な試合が続くので集中している。
グライシンガー? いいのは真っすぐとチェンジアップだけ。
浮いてくる失投を狙っていた」

<6回の守備から退いたことについて>
「監督に、9連戦があるから多めに休めと言われた。
(落合)監督が少しでも休ませようとしてくれている。
あした(10日)は試合がないし、大丈夫だ」
公式HPスポーツ報知スポニチ名古屋
名古屋ニッカン名古屋タイムズ

○森野将彦
<1回、レフト前タイムリー>
「打ったのは、チェンジアップ。うまく呼び込めました。
(連打を)あまり意識せずに、
『僕も打ちたいなー』ぐらいの気持ちで打ちました」
公式HP、東京中日)

○イ・ビョンギュ
<1回、センターへタイムリー>
「打ったのは、カーブ。
みんなの流れについていったよ」
公式HP

○英智
<1回、6連打の後は、送りバントのサイン。
三塁前へ転がし、苦しんだ失敗地獄から抜けだす。
ベンチでは本塁打なみのハイタッチを受け>
「いろんな人にアドバイスをもらいましたから、
ベンチに帰っても素直に喜びました。やっとです。
でも次が大事です。きちんと決めたいです」
(中スポ)

○筒井スコアラー(東京ヤクルト担当)
<グライシンガーの初回被打率を分析し、
標的を高めの速球にという報告を>
「立ち上がりは細かい制球がよくない。
チェンジアップも甘くなる。それは毎回の対戦で言ってます」
(中スポ)

○高代野手総合チーフコーチ
<1回、積極的な6連続長短打でグライシンガーを攻略>
「甘い球をどんどん狙っていこう、
積極的にいけということ。苦手な投手をよく打った」
時事通信スポニチ名古屋

◇堂上剛裕
<9月になってからのリストバンドが新調。
これまでの白一色のタイプから、黒ベースに
赤ライン、金のロゴが入ったデザインに>
「気付いてくれましたか。そうなんですよ。
知り合いからも『変わったね』ってメールが来ました」
(中スポ<ドラ番記者>

○森バッテリーチーフコーチ
<チームの勝ち頭の朝倉と中田に期待は大きく>
「今後は展開によって負けていても完投させるかもしれない。
やつら(朝倉と中田)にはその力があるから。
まだその時期じゃないが、先発を5人にすることも考えている」
名古屋タイムズ

○落合監督
<鮮やかな先制攻撃で
後半戦初の同一カード3連勝、2位に浮上>
「中田が岩瀬に1人でつないでくれたのが大きかったな。
先発が勝って、岩瀬が150セーブして。
これ以上いいことないじゃないか」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


記録備忘録。(9日)

岩瀬は9日の東京ヤクルト20回戦(ナゴヤドーム)で
9回から救援して今季36セーブ目を挙げ、
通算150セーブを達成した。プロ6人目
初セーブは1999年6月23日の巨人13回戦(ナゴヤドーム)。
時事通信


若竜からの話題。(9日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-王子製紙
(9日・ナゴヤ球場)
  000 100 001 =2
  D 100 013 40× =9
[D本] なし
[D投] 佐藤充、高江洲、齊藤
(中スポ)

【ゲームレビュー】
1回ウラ、2死三塁から新井の中前タイムリーで先制。
4回に先発・佐藤充が併殺の間に同点に追いつかれる。
5回ウラ、2死二塁から上田のタイムリーで勝ち越す。
6回ウラ、無死一、三塁から代打・小山の犠飛、
中村一生、福田の連続タイムリーなど、
四球を挟んでのオール単打の5連打3得点
7回に小山の二塁打、金本の三塁打など
4安打を集中させ、4点を取り、ダメを押した。
公式HPより)


○佐藤充
<先発し6回を投げ、4安打1失点>
「良かったと思います。
セットに時コントロールが利かなかったのが不満ですけど…。
テンポを意識して、どんどん投げ込むことを
テーマにして投げたんですけど、
久々に余裕を持って、気持ちよく投げられました。
バッターとの勝負がやっとできたって感じです。
(復調への)しっかりとした感覚があった。
この感覚を継続して、
(昨季よりも)さらに進化させたいですね」
公式HP中スポ

○柳田殖生
<この日も三塁打を放つなど、
アマとの交流戦2試合で8打数7安打と大当たり>
「タイミングを早めに取って、
センター中心に打ちに行っているのが良いと思います」
公式HP

○辻2軍監督
<プロアマ戦で王子製紙に勝利>
「何本打ったというより、
状況に応じた打撃がどれだけできたか。
このところ打線が沈んでいたのでほっとした」

<チームはウエスタンリーグ優勝へ秒読み態勢>
「選手はファームとはいえ優勝に向けた
緊張感ある戦いができることを幸せに感じてほしい」
名古屋ニッカン


前日の東海理化に続き、この日は
王子製紙(愛知県春日井市)を迎えて、
ナゴヤ球場で行われたプロ・アマ交流試合
この日は、1-1に追いつかれた中盤以降、
ドラゴンズ打線が着実に加点。
17安打で9点をあげ、プロの意地をみせたもよう。
また投げては復活を目指す佐藤充が、6回を4安打1失点。
ストレートも140キロを超え、力が出てきているうえ、
テンポよく、打者に向かっていく
らしい思い切りのいい投球が戻ってきたとのこと。
なかなか自分の投球ができず、苦しんできましたが、
ここへ来て、ようやく完全復調へ手応えをつかんだのか。
ぜひとも復活してもらいたい投手だけに
今後も注目していきたいところです。

2007年9月 9日 (日)

4番・中村紀洋ここにあり、逆転竜離されずに連勝!

首位トラ逃がすかい!!4番ノリ 
1.5に3強 最後に勝つのは竜だ


序盤の速攻朝倉粘りの投球で、
東京ヤクルトとの初戦をモノにしたドラゴンズ
しかしこの日のオーダーには非常事態が…。
前日、腰の張りを訴え、途中交代した
主砲・ウッズがスタメンから外れることに。
代わって『4番』に座ったのは、
ドラゴンズ入団後、初となった中村紀洋
メジャーも育成選手も経験した背番号99が、
このチームのピンチを救えたのでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 19回戦
(8日・ナゴヤドーム | 中日13勝6敗)
37825人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 岡本(53試合4勝2敗)
[S] 岩瀬(50試合1勝4敗35S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、岡本、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
終盤に追い上げて逆転し、連勝
2点を追う7回無死一、三塁で
代打・立浪が犠飛を打って1点差に。
さらに8回2死一、二塁で、中村紀洋
右中間へ2点二塁打を放って逆転
2四球の後、英智の2点適時打で突き放した。
先発・小笠原は8回途中まで2失点の好投。
8回1死三塁のピンチは岡本が切り抜け、9回は岩瀬が締めくくった。
東京ヤクルトは先発の川島
好投したが、救援陣が打ち込まれた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズの先発は、中6日で小笠原
立ち上がりに失点が多いのが特長なのですが、
この日は、先頭の田中浩康の三塁への当たりを
三塁・森野が弾いて、内野安打で出したものの、
続く青木の一塁ゴロを中村紀洋が好捕すると、
さらにラミレス、ガイエルと打ち取り、スリーアウト。
何とか0で立ち上がります。

一方、この日はウッズがスタメンから外れ、
3番森野、4番中村紀洋、5番イ・ビョンギュ
6番井上という布陣で臨むことになったドラゴンズ打線
2回ウラ、1死からイ・ビョンギュが、
初球、三塁方向へセフティーバント
ノーマークなうえ、絶妙なところに決まり
バントヒットとなって、出塁します。
さらに続く井上のボテボテの一塁ゴロを
一塁・宮出が前にこぼしてしまい、エラー。
さらに英智のキャッチャーゴロが進塁打となり、
2死二、三塁とチャンスを広げます。
ところが打線が残念ながら、下位
続く谷繁が敬遠で歩かされると、
小笠原勝負も、低めのスライダーに空振り三振。
惜しいチャンスを逃してしまいます。


序盤はランナーこそ出せど、凌いできた小笠原
しかし4回、思わぬ失投から失点を。
1死から迎えた4番・ガイエルに、
カウント2-1からの5球目、
真ん中に入ってしまったストレートをジャストミートされ、
ライトスタンドへ持って行かれてしまいます。
実に悔しい先制弾東京ヤクルトに先手を握られます。

1点こそ奪われたものの、
その後も小笠原は持ち前の粘りの投球
しかしなぜかその登板時には打線の援護全くなし
この日も東京ヤクルト先発・川島
外にボールとなるスライダーをはじめ、
変化球をコーナーに決められる
投球の前に凡打を繰り返すありさま。
4回ウラも、中村紀洋が外角低目に外れる
スライダーにバットが止まらず、空振り三振、
さらに2死から井上が初球、内へのスライダーに
キャッチャーフライに倒れると、
5回ウラも、英智が外へのスライダーに空振り三振。
谷繁が同じく外へのスライダーを
止めたバットに当てただけの一塁ゴロに倒れるなど三者凡退。
その投球に翻弄されてしまい、5回まで
バントヒット1本に抑え込まれてしまいます。

それでも味方の援護を待ち、投げ続ける小笠原
しかし6回、先頭の田中浩康
左中間へツーベースを浴びてしまうと、
青木の二塁ゴロで、三塁へと進められてしまいます。
ここで迎えるは、打点王の3番・ラミレス
カウント2-2からの5球目、真ん中低目のカーブを
打ち上げられ、ライトへの犠牲フライ
英智のレーザービームもカットされ、2-0
この日の打線を考えると、実に痛い追加点を奪われます。


6回も三者凡退に抑えられてしまったドラゴンズ
しかし7回ウラ、ようやく反撃を開始。
この回先頭の中村紀洋が、センター前に運ぶと、
続くの当たりは、三塁へのゴロ。
ところが、三塁・城石からの送球が
ショートバウンドとなり、宮出が捕れず。
その間に中村紀洋は一気に三塁を陥れます。
無死一、三塁で井上という場面で、
ドラゴンズベンチは、迷わず代打・立浪
しっかりと状況を把握して、切り札の名を告げます。
流れを変えるには、最低でも1点がほしいところ。
それに応えたミスタードラゴンズ
フルカウントからの6球目、
真ん中低目のストレートをはじき返すと、
センターへ文句なしの犠牲フライ
ようやく川島から1点を奪い、2-1と詰め寄ります。


7回までちょうど100球の小笠原
しかし8回、いきなりピンチを背負ってしまいます。
先頭の川本の当たりは、ライト線へ落ちますが、
この回から入ったライト・藤井が処理を誤り、
一気に三塁まで進まれてしまいます。
ゲームの行方を決めそうな次の1点
ここで東京ヤクルトベンチは、好投の川島を諦め、
右の代打、度会を送ってきます。
勝つためには踏ん張りどころとなった小笠原
初球、外へのシンカーを叩かれると、
痛烈なライナーが一二塁間へ!
ところがここで、ナイスプレーが!
一塁の中村紀洋が飛び込むと横っ飛びでこれをキャッチ!
窮地を救う好捕で、三塁走者は釘付けとなります。
まずは1つアウトを取ったことで、落ち着いたものの、
ここで、落合監督がマウンドへ。
粘り強く投げ込み、7回1/3を4安打1失点。
それでもこの日も援護なく、白星付かずの小笠原
しかしチームの勝利を優先し、ここで降板となりました。

代わってマウンドに上がるは、2番手・岡本
1点もやれない厳しい場面での登板。
いきなりこの日2安打の田中浩康を迎えますが、
ここは落ち着き、カウント2-1からの5球目、
真ん中低目のフォークで空振り三振に取ると、
続く青木には、外へのスライダーを左方向へ運ばれますが、
レフト・英智が前進してキャッチ。
ここ数試合では一番の投球で、ピンチをしっかりと切り抜けます。


無死三塁を投手陣が凌いだうえに、
ここまで手こずっていた川島が降板。
勝つためには、ここから反撃したいドラゴンズ
迎えた8回ウラ、若竜のバットから久々の快音が。
この回先頭、岡本の代打・堂上剛裕が、
東京ヤクルト2番手・花田の初球、
外へのカーブを積極的に叩き、レフト前ヒット。
再び、反撃ののろしを上げると、
続く井端の2球目にバスターエンドランを敢行!
センター前に運んで、無死一、三塁と
絶好のチャンスを作り出します。
ところが、続く荒木がフォークを叩くもショートゴロ。
三塁走者の堂上剛裕が本塁突入もタッチアウト。
さらに森野も代わった石川
外へ沈んでいくスライダーに泳いでしまい、空振り三振。
無死一、三塁が、2死一、二塁へ。
やや重たいムードで、4番・中村紀洋を迎えます。

不動の4番・ウッズを欠いて臨んだこのゲーム。
しかし7回先頭で反撃の口火を切るヒットを放ち、
8回の守備では痛烈なライナーを好捕
流れが徐々に背番号99へ来ているなか、
ここで望まれるは、ランナーを還す4番の仕事
カウント0-1からの2球目、
東京ヤクルト4番手・館山の投じた
真ん中低目のフォークに反応し、バットを出すと、
打球は右方向へ飛んでいきます!
右中間を深々と破る間に、井端に続き、
一塁走者の荒木も一気に生還し、逆転!
まさに『4番の仕事』という逆転タイムリーツーベース!
打った中村紀洋も二塁ベース上で、
思わず右手を突き上げ、ガッツポーズ!
土壇場、8回ウラで3-2とゲームをひっくり返します。


こうなると流れは一気にドラゴンズへ。
2死一塁から、続くイ・ビョンギュ
さらに藤井の代打で登場したウッズが、
連続敬遠で歩かされてしまい、2死満塁
絶好の場面となって、迎えるは7番・英智
フルカウントからの6球目、
外角低目のストレートにしぶとく食らいつくと、
打球は一二塁間をしぶく抜けていくタイムリー!
この日、捕ゴロに、三振、
そしてバント失敗のうえに守備妨害
打撃面では全くいいところなかった
英智がようやく放った汚名返上の一打!
2者が生還し、これでスコアは、5-2
この回、4安打と2四球で一挙4点
まさに怒濤の逆転劇で、一気にゲームを決定づけました。

3点リードとなった最終回、
マウンドにはもちろん守護神・岩瀬が上がります。
この日の登板で、プロ野球タイ記録となる
9年連続の50試合登板を達成した岩瀬
しかし喜ぶのは、ゲームが終わってから、
クリーンアップを迎えてのマウンドでしたが、
先頭のラミレスを大きなレフトフライに打ち取ると、
続くガイエルは、フルカウントから
真ん中高目のスライダーで空振り三振。
そして最後は、宮出を内へのストレートで
遊ゴロに打ち取り、ゲームセット!
鮮やかな逆転勝ちで連勝し、対東京ヤクルト戦
3年連続勝ち越しを決めたドラゴンズ
4番に座った中村紀洋が守って打っての大活躍で、
CMを『17』と減らし、一歩前進。
さらに首位攻防戦で火花を散らす
阪神、巨人に離されることなく、差はそのまま。
必死に食らいつき、負けられない戦いは依然続きます。


4番の仕事だ!腰の張りを訴えた
ウッズがスタメン落ちし、
さらなる危機で臨んだ
この日のゲーム。
序盤から相手先発の
川島に手こずり、
6回までイ・ビョンギュのバントヒット1本のみと
かなり苦しめられ、重たいムードになっていましたが、
終盤一気に流れを変えての逆転勝利
落としていたら大変だっただけに、実にうれしいですね。

この日、ドラゴンズ入団以来、
初の『4番』に座った中村紀洋
攻守に渡って、見事な活躍をしてくれました。
7回先頭で川島の外へのスライダーをミートして、
センターへ運び、立浪の犠飛に繋がる同点の狼煙を上げると、
振り出しに戻った8回の守備では、無死三塁から
代打・度会の一二塁間を痛烈に抜けるかといライナーを
横っ飛びしてキャッチし、流れを押し戻す。
そして8回、荒木、森野が倒れてしまい、
2死満塁となってしまったチャンスの場面で、
きっちりと『4番の仕事』!
カウント0-1からの2球目、
館山の投じた真ん中低目のフォークを、
自然に振り抜いての右方向。
右中間を抜け、二者生還の逆転タイムリー二塁打!
打球が飛んだときには「これはイケそうだ!」
右中間を抜けたときは「2人還れ!」と思わず騒ぎ、
そして荒木がホームインしたときは本当にうれしかったですね。
主役となった中村紀洋も二塁ベース上では、
ベンチに向かって、ガッツポーズをしていましたが、
まさに『4番・中村紀洋』ここにあり
チームのピンチを救ってくれた一打となりました。

いくら4番の経験があるとはいえ、ドラゴンズでの4番、
さらに負けられないゲームが続く状況ですし、
プレッシャーもあったことと思いますが、
「勝ちたいんだ」、「何とかするんだ」という気持ちが
それを上回ったことが、この一振りにつながったと思いますし、
しっかりと4番が決めてくれたことがうれしかったですね。
これで再びチームの勢いも上がっていくでしょう。
チームが苦しいときに、何とかしてくれるのが、
主砲であって、4番の仕事
とにかく中村紀洋、本当に良くやった!感謝したいです。


一方、投手陣では、先発・小笠原
7回1/3、105球を投げ、4安打4奪三振1四球で2失点。
失投を捉えられてしまったガイエルの一発と、
ラミレスに犠牲フライを打ち上げられ、2点こそ失いましたが、
8回途中まで、粘り強く投げてくれたと思います。
ただ今回も打線の援護がなく、勝てませんでした。
ナゴヤドームでは良い投球ができるというのは、
十分にわかりましたが、それにしても援護がない。
昌さんの時もそうなのですが、ほんと不思議ですよね。
ただ前夜の朝倉との違いは、長打を3本浴びたこと。
その辺りも分析していけば、良い結果に辿りつくかも?
次回は、敵地・甲子園での登板になりますが、
あの広島戦のように飲み込まれず、好投を期待します。

また2番手以降も踏ん張りましたね。
8回1死三塁からマウンドに上がった岡本がお見事。
1点もやれない状況で、この日2安打と当たっていた
田中浩康をフォークで空振り三振に取ると、
怖い青木もレフトフライに打ち取り、見事な火消し
ここで得点を与えなかったのは本当に大きかったですし、
直後の逆転劇につながる気迫を魅せてくれたと思います。

また逆転した後の最終回は、守護神・岩瀬
ナゴヤドームでの東京ヤクルト戦では、
今季一度めった打ちにあっていますが、
そんなことは関係なく、気合の入ったマウンドは、
クリーンアップをピシャリと3人締め
この日の登板で、プロ野球タイ記録となる
9年連続50試合登板を達成となった鉄腕
まだまだ厳しい戦いが続きます。
鉄腕託す場面も多くなると思いますので、
ぜひともナイスピッチを魅せてもらいたいです。


東京ドームでの首位攻防では、9連勝の阪神
ついに首位に立ってしまったようです。
与しやすい巨人と違い、勢いがある阪神は、
ややイヤな相手だなと思いますが、
ドラゴンズとしては、勝ち続けていくだけ。
ウッズがしばらくスタメンでは出られないのかとか
不安な部分もあったりもしますが、
とにかく喰らいついていくだけですね。
そのために東京ヤクルトをしっかり3タテ。
第3戦先発の中田の踏ん張りに大いに期待したいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(8日)

◎中村紀洋
<8回、右中間へ逆転タイムリー二塁打>
「本当にきょうはうれしいですね。はい。
結果はどうであれランナーを確実に得点を入れるために
どうするべきかという風に考えて、
まあ自然にバットが出ました。はい。
(まさに4番の仕事)いやいやいや、ねえ
ドラゴンズにはタイロン(ウッズ)という4番バッターがいるんで、
タイロンがちょっと休んでいるときに
何とか代わりにね、精一杯
タイロンの代わりになれればと思っています。
いやほんとに勝つだけなので、まあほんとに3位ですけどね。
これからも精一杯がんばりますんで、ぜひ応援よろしくお願いします。
(7回、反撃ののろしとなった中前打に)
いやあ本当にね、今日はすごい抑えられてましたのでね、
何とか塁に出てチームメイトに返してもらおうという気持ちで
打席に立ってたのがよかったと思います。
(8回の好守には)そうですね。やっぱりあのプレーというのが
流れを変えたと思って、僕も精一杯がんばってますんで。はい。
(違和感のあった足については)大丈夫です。
精一杯がんばりますので応援よろしくお願いします」

<8回無死一、三塁から荒木、森野が凡退。
ナゴヤドームが重苦しいムードに包まれていたが>
「かなりのプレシャーを感じて
打席に入ったが、そこは経験で何とかできた。
あそこは弱気を見せたら打てない。
強気で何とか打ちたいと思った。
(前の2打席凡退し)逆に残りは積極的にいこうと思った。
その気持ちがよかった。
自然にバットが出た。1点でも取れればと思ったが、
あそこしかないだろうというとこに飛んでくれた。
きょうは4番の仕事ができたかな」

<8回無死三塁の守備では、不慣れな一塁で
度会の痛烈なライナーを、横っ飛びでキャッチ>
「飛んできそうな感じがした。
意地でも捕ったろうと思っていた。
アレが抜けて1点取られてたら敗色濃厚。
あそこで投手が抑え、試合の流れを変えたいと思っていた。
難易度? (10点満点で)8.5ぐらいかな。10はいけへん」

<4番は昨季、オリックスでの最後のゲームとなった
8月11日の福岡ソフトバンク戦以来393日ぶり。
今季初の先発4番は、電光掲示板に打順が発表されて知った。
通算586試合目、大阪近鉄時代はその大看板を背負っていたが>
「(4番は)試合前のスコアボードを見て気づいた。
全然、こだわりはないです。
試合に出してもらっているだけで
感謝しているので、感謝の言葉しかないです」

<今季の打順は6番が多かったが、
3番に起用された8月15日の阪神戦を境に
本塁打狙いで振っていた外角の球も
出塁するために選ぶようになった>
「バッティングをもう一度考える良い機会になった」

<前日7日に左足を痛めており、
試合前の打撃練習では汗だくになりと苦笑い>
「冷や汗やで」

<実は肉体は、パンクと隣り合わせ。
この日も脚を引きずりながらの出場。
本人は『脚じゃない』と否定し、部位は明らかにしなかったが、
痛み止めを服用しながら、フル出場で重責を全う>
「状態? たいへん厳しい状況です。クスリ、飲んでます。
4番はタイロンというすごい打者がいるけど、
休んでいる時に負けるわけにはいかない」

<照準を日本一の栄冠に絞っている>
「目標のタイトルは全部や、全部。
ペナントもクライマックス・シリーズも
日本一もやで。1個だけじゃあ、しゃあないもん。
自分の成績どうこうじゃない。
緊迫したゲームが続いて、日々、勉強しながらやれている。
何でもいいから勝ちに貢献したい。打順にもこだわりはないですよ」

<体調が万全から程遠い中でも、表情は崩れっぱなし。
帰り際も缶コーヒーのケースを抱えながら>
「コマーシャル出演の話とかこんかなあ」
公式HP、中スポ、サンスポ時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○岩瀬仁紀
<9回から救援して、8月26日以来の35セーブ目。
プロ野球タイ記録の入団以来9年連続の50試合登板を達成>
「ああやって逆転したので絶対に抑えたかった」

<毎年多くの試合に登板することがいかに大変か。
結果を出し続けての記録達成は、体が丈夫でなければできない>
「親にも感謝しなきゃいけないし、
周りにも感謝しないといけないです。
100%の状態で投げられるのは年に数試合ですね。
だから悪いときのピッチングを自分では覚えてきたつもり。
中継ぎやリリーフというのは(登板のたびに)
いつもコンディションをベストに持っていくことはできないから」

<理想は1年間ベンチ入りすること>
「(50試合登板は)通過点ですよ。
それより1年間ベンチに入っていることのほうが大事だし、難しいです。
1年間いれれば(50登板の記録に)たどりつくし、通過すると思っている。
相手が見て、ベンチ入りしているなと思う、そういう影響を考えたらね」
中スポ共同通信社時事通信名古屋ニッカン

○小笠原孝
<8回途中まで2失点も、またも勝ち星付かず>
「先に点を取られてしまったのが悔やまれます。
最初はカーブの曲がりがおかしくて…。
決して調子がすごくよかったわけじゃないんです。
でも何とか修正して、徐々によくなっていきましたね。
8回の先頭を出したこと(川本に三塁打)が悔やまれます。
岡本さんに迷惑かけましたから」。

<『小笠原に勝たせたかった』という
落合監督の言葉を伝え聞き、静かに笑って言う>
「いいんです。チームが勝ちましたから。
残り試合も、しっかり投げたいと思います」
公式HP中スポ名古屋ニッカン

○岡本真也
<8回1死三塁から2番手で登板。
2者をピシャリと抑え、4勝目をマーク>
「三振を取りたかったのでフォークを投げました。
三振のほしい場面だったので思い切り腕を振った。
最近はいい仕事をしていなかったので、抑えられてよかったです」
(中スポ、名古屋ニッカン

○堂上剛裕
<8回先頭、岡本の代打で登場し、
8月23日の巨人戦以来の安打(左前打)を放つ>
「絶対に塁に出ようと思っていました。
カーブは頭にはなかったんですが、うまくついていけましたね。
いいところで打てたと思います」

<想定外の投手、想定外の球種でも必死に食らいついた>
「相手は木田さんか吉川さん(と思っていた)」

<プロ初安打、初本塁打をマークするなど、実はツバメキラー。
これで東京ヤクルト戦の対戦成績は8打数4安打1本塁打3打点>
「対戦している数は少ないんですが、
いいイメージはありますね」

<宇野コーチとバットの軌道修正に取り組み、
速球に対応できるスイングに改良>
「いままでは速い球に差し込まれていましたからね。
(優勝に向けて)とにかく勝ちたいです。
でも、いまこうやってここにいるのはすごいことですよね」
中スポ

○立浪和義
<7回、代打で登場しセンターへ同点犠飛を放つ>
「打ったのは、ストレート。
何とかヒットでつなぎたかったんだけどね。
うまく打てたけど、力がないから
(外野の)頭を越えられなかった。
でも、チームが勝ててよかったです」

<これで今季25打点目。
代打のシーズン打点記録で単独2位に躍り出たが>
「そういうのはいいんです。
それより勝ちに結びつく、ヒット、打点を挙げたいだけなんです」
公式HP、中スポ、名古屋ニッカン

○英智
<8回2死満塁の好機で右前打を放ち、2者を迎え入れる、
7回の打席では、送りバントがフライとなり、
捕手・川本と交錯し、守備妨害でアウト。
名誉挽回のタイムリーよりも、2日連けてのミスに猛反省>
「ノリ(中村紀洋)さんに感謝してます。
打ったことより、やらなきゃいけないことを、やらなきゃいけない…」
(中スポ、名古屋ニッカン

○タイロン・ウッズ
<腰に張りを訴え、大事をとってスタメンを回避>
「(腰は)たいしたことじゃない。
監督に『大事な試合は、まだこの先にある。
だからきょうは休んでおけ。ベンチにいろ』って言われたから従った。
深刻じゃないよ。いい休養になった」

<8回2死一、二塁の好機には、代打で登場。
今季100四死球目となる敬遠で歩かされる>
「打点を挙げるチャンスだったのに」
(東京中日、名古屋ニッカン


○落合監督
<終盤の逆転勝ちで東京ヤクルト戦の勝ち越しを決め>
「今日は小笠原に勝たせたかったね」
公式HP中スポMSN毎日新聞名古屋ニッカン


記録備忘録。(8日)

岩瀬は、8日の東京ヤクルト19回戦(ナゴヤドーム)で
9回から3番手として救援し、秋山登(大洋・56-64)の
プロ野球記録に並ぶ9年連続シーズン50試合登板を達成した。
岩瀬の9年連続は秋山と同じ新人からの連続記録で、
年度別登板試合数は65→58→61→52→58→60→60→56→50。
(合計520試合)
(東京中日、時事通信


若竜からの話題。(8日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-東海理化
(8日・ナゴヤ球場)
  002 000 000 =2
  D 010 000 010 =2
(9回規定により引き分け)
[D本] なし
[D投] 佐藤亮太、石川、小林、清水昭信
(中スポ)

【ゲームレビュー】
2回ウラ、柳田、中村一生の連続安打で1死一、二塁から
田中の中前タイムリーで先制したが、
3回、先発の佐藤亮太が1死から、
鈴木裕也に右越えのソロ本塁打を打たれ、同点
その後も2連打され、逆転を許す。
4回以降は走者は出すが、タイムリーが出ずの膠着状態
8回ウラ、先頭の澤井が三塁線を破るツーベースで出塁すると、
代打・小山がセンター前にタイムリーを放ち、同点
9回ウラ、1死満塁とサヨナラのチャンスだったが
澤井、代打・鎌田が打てず、規定により引き分け
公式HPより)


△佐藤亮太
<先発し、粘りの投球で5回を8安打2失点>
「球の出し入れと、緩急で勝負するという
自分の持ち味は出せなかったですけど、
最少失点に抑えられてゲームを壊さなかった。
一番低いレベルの仕事はできたんじゃないかと思います。
前回(1日・広島戦)よりも
球のキレや指のかかり具合はよかったけど、
バッターの打ちやすいところに行ってしまった。
次までにしっかりとそのあたりを修正したい」

△柳田殖生
<3安打を放ち、チームで1人気を吐く>
「タイミングを早く取ることを心掛けているけど、
うまく対応できるようになってきました。
今は常に1軍を意識して取り組んでいるので、
結果を出し続けて、また呼んでもらえるようにしたいですね」
(ともに中スポ


今週末は、ナゴヤ球場で
プロ・アマ交流試合2試合を行うドラゴンズ2軍
その初戦となる東海理化(愛知県音羽町)戦は、
2-2のドローに終わったもよう。
肩痛から復帰2戦目の登板となった先発・佐藤亮太は、
3回に鈴木裕也に一発を浴びるなど、
5回を投げ、8安打を4奪三振の2失点
再三ピンチを招きながらも、
最少失点に抑える粘りの投球こそ見せたものの、
本人としては「最低限」と苦笑い。
持ち味をいち早く取り戻すことを、課題に掲げたようです。
また打線では、柳田3安打と気を吐いたものの、
9回のサヨナラのチャンスを逃すなど、全体的に決定打不足
東海理化出身の澤井は、1番・レフトでスタメンも
5打数1安打に終わり、大いに恩返しとはいかなかったようです。

2007年9月 8日 (土)

頼れる朝倉12勝目、粘りの2試合連続完投!

健太で逆襲開始 序盤大量6点これぞ竜

5時間超のロングゲームを落とし、
首位・巨人との直接対決
負け越してしまった3位・ドラゴンズ
今夜からは同じナゴヤドームで
5位・東京ヤクルトとの3連戦を迎えます。
先発には、8月月間MVP朝倉健太が。
4連勝中と好調の右腕がこれまで同様
チームの悪い流れを払拭できたのでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 18回戦
(7日・ナゴヤドーム | 中日12勝6敗)
30910人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 朝倉(24試合12勝6敗)
[D本] 中村紀洋17号3ラン
[Dバッテリー]
朝倉 - 谷繁

【ゲームレビュー】
序盤に打線が得点を重ねて快勝
1回に1死一、三塁からウッズの右前適時打で1点を先制。
さらに2死一、二塁でイ・ビョンギュ
右前適時打を放ち、もう1点加えた。
2回には荒木の中前適時打の後、
中村紀洋3ランが飛び出して一挙4点を奪った。
先発・朝倉は1失点で2試合連続完投勝利
チームトップの12勝目を挙げた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


東京ヤクルトの先発は、四国IL出身のルーキーで
プロ初先発となった伊藤秀範
おそらく緊張となったであろう立ち上がり、
先頭の井端は、内へのシュートに空振り三振に倒れますが、
続く荒木が初球、スライダーを軽打でセンター前に運ぶと、
中村紀洋の2球目に、伊藤がワイルドピッチ。
労せず、荒木は二塁へと進みます。
さらに中村紀洋がレフト前ヒットで繋いで、1死一、三塁。
チャンスで迎えるは、4番・ウッズ
フルカウントからの6球目、外角低目のストレートを
このところ多用している軽い右方向への打撃で、
ライト前に持っていくタイムリーヒット!
3連打で、幸先よく1点を先行します。
続く森野は、フォークに空振り三振に倒れますが、
6番・イ・ビョンギュがカウント2-1からの4球目、
真ん中高目に甘く入った落ちないフォークを叩き、
ライト前へ運ぶタイムリー!
二塁から中村紀洋が激走し、一気にホームイン!
前夜、チャンスで凡退したの一打で、2点目を加えます。

さらに続く2回ウラ、ドラゴンズ打線が、
依然制球が定まらない伊藤を攻め込み、
先頭の谷繁が、三遊間を抜くヒットで出ると、
続く朝倉は送ることができずに空振り三振。
しかし井端が、高目のシュートを狙い打って、
レフト前に運び、一、三塁とすると、
荒木が初球、中に甘く入ったフォークを弾き返して、
センター前へのタイムリー!
連打でじわじわと攻め込み、1点を加えると、
とどめとなったのが、この一発。
1死一、二塁で迎えた中村紀洋が、
フルカウントからの8球目、
真ん中高目に甘く入ってきたカットボールを弾き返すと、
高々と上がり、きれいな弧を描いた打球は、
切れずにレフトポール際へと飛び込みます!
勝利の行方を早くも決定づける3ランホームラン!
この回一挙4点を奪い、6-0
ルーキーにキツすぎるプロの洗礼を浴びせました。


大量6点の援護をもらった朝倉
立ち上がりから落ち着いてはいるものの、
若干、制球が甘く、ボールもやや高
その辺を狙われ、4回、連打を浴びてしまいます。
先頭の田中浩康に浮いたフォークをレフト前に運ばれると、
続くラミレスには、初球シュートを詰まりながらもライト前へ。
しかしここで唸りをあげたのが、ライト・英智の強肩。
チャージし掴むと、素早くサードへレーザービーム!
一塁走者の田中浩康を三塁で見事に刺し、朝倉を助けます。
ところが東京ヤクルトの積極的な打撃は続き、
続くガイエルに一二塁間を抜かれ、一、三塁とされると、
ユウイチにもカウント1-1からの3球目、
外へのシュートをライト前に運ばれ、タイムリー。
あっという間とも言える4連打で、1点を奪われます。
なおも1死一、二塁とピンチの朝倉
しかしこれで多少は落ち着いたか、
続く宮出をシュートで遊ゴロに取り、二封すると、
宮本を外へのスライダーで投ゴロに打ち取り、スリーアウト。
何とか最少の1失点のみで、ピンチを凌ぎます。

大量リードが逆の意味で足かせとなったか、
続く5回にも連打を浴びてしまう朝倉
2死から青木に一二塁間を割られ、出塁を許すと、
続く田中浩康にはシュートを引っ張られてのレフト前。
さらにラミレスの三塁ゴロを中村紀洋がはじき、内野安打。
ここでも3連打で、2死満塁のピンチに。
しかしガイエルを初球、高目のフォークで一塁ゴロに料理。
ヒットを重ねられるも要所を凌ぎ、追加点を与えません。


6回以降は、東京ヤクルト打線の早打ちにも助けられ、
持ち前の打たせて取る投球が、さらに際だつ朝倉
低め低めを意識して、制球よく投げ込み、
時折ヒットでランナーを許すも、そのヒットはすべてシングル
長打を食らわずに、凡打を重ねていくその安定感
追加点を与えずに、8回を投げきると、
ついに今季初となる無四球完投も見えてきました。

ところが迎えた最終回、多少の色気も出てしまったか、
先頭の宮本にいきなりストレートの四球
「無四球完投」が吹き飛んでしまいましたが、
続く川本をシュートで引っかけさせ、ショートゴロ。
さらに城石の投ゴロをこぼしてしまい、
併殺こそ取れずも着実にアウトを重ね、あと1人
しかし青木に対しては、ボールが引っかかり、右足に死球。
ゲームセットを前に何かドタバタ気味朝倉
落合監督がマウンドへ行き、ひと声かけます。
そして迎えるは、田中浩康
落ち着きを取り戻した朝倉は、初球、
外角高目のストレートでショートゴロに。
井端から荒木へのグラブトスがきれいに決まり、ゲームセット!
相手先発を速攻でKOし、東京ヤクルトに快勝。
連敗を止め、CMを『19』としたドラゴンズ
首位攻防に敗れた巨人とのゲーム差は『2』に。
さらに粘りの投球で、9回、120球を投げ、
10安打5奪三振2四死球で、1失点の朝倉は、
2試合連続完投勝利で、12勝目をマーク。
9月になっても、その安定感は健在。
頼れる背番号14が、またもチームの窮地を救いました。


頼りになります!巨人嫌な連敗をして、
このままズルズル行きかねないのでは
少々、危惧していましたが、
その心配はなかったようですね。
東京ヤクルト相手速攻をかけ、
序盤で一挙6点を奪い、流れを掴むと、
投げては、今やエース格の朝倉が粘投。
時折、連打を浴びることはあったものの
持ち前の打たせて取る投球で、凡打の山
9月リスタートとなりそうな、見事な勝利だったと思います。

8月4勝負けなしで月間MVPとなった朝倉
逆にこの受賞がプレッシャーになるのではと思いましたが、
9回最初の登板で、しっかりと勝利。
これも「成長」なのかなと感じました。
ただ4回に4連打、5回に3連打を浴びるなど
被安打は、2ケタの10
状態としては決して良くはなかったですし、
序盤に大量点をもらったことで
投げにくい部分もあったのかもしれませんが、
それでも1失点で切り抜けられたのは、
ランナーを溜めてしまった後、しっかりと低目に集められたこと。
そして8回まで無四球というコントロールミスが少なかったこと。
東京ヤクルト打線の早打ちと拙攻にも
助けられた部分もありますが、
気を抜かずに中継ぎ事情も考え、1人で投げ抜いた朝倉
本当に頼りになりますね。
次回の登板は、甲子園での阪神戦が濃厚。
この安定感をキープして、トラに一泡吹かせてほしいです。


一方、前日までの巨人戦では沈黙した打線
この日は、見事な速攻でしたね。
相手がプロ初先発となる伊藤
オープン戦等で、対戦は何度かあるにしろ、
どう転がるか分からない部分もありますし、
ナインが重たいムードを引きずっているのではと心配でしたが、
初回、1死から飛び出した荒木のセンター前ヒット。
何気ない1本ながら、このヒットが出たことで、
今夜はイケそうだなと感じましたね。
うれしいことに予感は当たり、
ウッズ、イ・ビョンギュと2本のタイムリーで先制。
さらに続く2回にも、高目に甘く浮いたボールを逃さず、
連打で1点を追加すると、トドメは中村紀洋
レフトポール際へ飛び込む3ランホームラン
同じ育成上がりの意地を見せたわけではないでしょうが、
大きな弧を描いての一発で、早くも勝利を決めてしまいました。

ただ序盤こそ爆発して、うれしかったのですが、
3回以降は、実に淡泊。この辺のメリハリに少々不安が。
それでも巨人戦の嫌な負け方を少しは払拭できたことでしょうし、
とにかくこれを維持して、さらに調子を上げてもらいたいものです。


首位・巨人2位・阪神がつぶしあうなか、
とりあえず連敗を止めたドラゴンズ
今季ナゴヤドームでは、東京ヤクルトに分がよいですし、
ぜひともこのまま連勝と行きたいところですね。
そのためには小笠原に1勝を。
8月好投しながら、援護がなかったこの左腕
何とか白星を付けてあげたいですね。
そうすればさらにチームのムードも良くなるでしょう。
逆襲に向けリスタートとなったこの1勝。
さらに上昇すべく、ドラゴンズナインの奮闘に期待します!


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎朝倉健太
<10安打を浴びながら粘りの投球を見せて
2試合連続完投で12勝目をマーク>
「序盤に点を取ってもらったので
流れに乗っていこうと思ったのですが大事に行き過ぎました。
早いカウントから打たれていたので低め低めを心がけました。
(9回まで無四球)無四球完投も考えましたが、
これも自分らしいと思います。
残り試合も少ないので一戦一戦大事になってきます。
チーム一丸となっての戦いに自分もついて行きたいです。
これからも一生懸命投げますのでみなさん応援してください」



<首位攻防戦に負け越したチームをよみがえらせ、
登板過多の救援陣を休ませることもできた価値ある勝利>
「中の人たち(中継ぎ陣)が連投しているのは
頭にあったので、僕がいけるところまで
いけばいいとは思ってました。
この展開なら、最後まで1人で…と思っていました」

<これで自身5連勝。全てチームの黒星の後で勝っている。
首位・巨人に連敗した直後の負けられない1戦に>
「絶対に勝とうと思うと変に力が入るんで…」

<6点と味方の大量援護を受けると、制球重視で投げた>
「6点もらってから、連打されて、
ヤバイヤバイと思っていたんですけど、
(打者が)早いカウントから打ってきたので、
打ってもゴロになるように投げました」

<10安打を浴びたものの長打はゼロ。
アウト27のうち、内野ゴロだけで実に17>
「持ち味です」

<9回に2四死球で無四球完投は逃したが>
「無四球が頭にあったんですがダメでした」

<昨年未勝利の9月に、幸先のいい1勝に>
「何が変わったか? まわりが見えるようになったのは確かです」

<順調なら次は首位を争う阪神戦>
「チームがいい方向に向くようにしたい。
個人のことは気にもしていない。
(次回登板に向け)しっかり調整していきたい」
朝倉健太公式公式HP、中スポ、サンスポ時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◎イ・ビョンギュ
<初回のタイムリーを含む4安打の活躍>
「朝倉が一生懸命投げていたので自分もがんばりました。
相手のピッチャーのデータを
頭に入れて集中して試合に臨んでいます。
過ぎた試合の事は考えずに頭を切りかえて戦いたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします」

<初回、タイムリー談話>
「打ったのは、フォーク。
高めを狙っていて、上手く反応できました」

<4月21日の東京ヤクルト戦以来、来日2度目の4安打、
また今季7度目の猛打賞に謙遜し>
「初回は集中して打席に入ったよ。
研究して打席に入っている。
4安打? まあ、たまたま打つときもあるんじゃないですか」

<前日は5打数無安打と悔しい思いをしたが>
「過ぎた試合は過ぎた試合、気持ちを切り替えていくだけだよ」
公式HP中スポ中日新聞名古屋ニッカン

○中村紀洋
<2回、レフトへホームラン>
「打ったのは、フォークかスライダーかな。
少し泳ぎ気味だったんですけどね。
引っかけずにうまくバットに乗せられた。
きのう、おとといと嫌な負け方をしたので、
今日は何とか勝ちたかった。
勝ちたい気持ちが強かったんで、
スタンドまで届いたんだと思います」

<5回の第3打席で空振り三振した際に
左足を痛めて7回からベンチへ退いた。
詳細は不明だが、下半身に違和感を覚えたもようで
きょう8日の出場については、やや慎重>
「わからない。(出場は)また明日起きてみてからですね」

<シーズン終盤まで優勝争いできる幸せを人一倍かみしめ>
「バッティングの状態は良いよ。
混戦なんでね、とにかく取りこぼしなく勝てるようにしたい。
残りも一生懸命やっていきたいと思います。
自分のことより、今は勝つことが大事ですから。
最後まで精いっぱい頑張るだけです」
公式HP中スポサンスポスポーツ報知
共同通信社MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○タイロン・ウッズ
<初回、ライトへタイムリー>
「打ったのは、ストレート。先制点が取れてよかったよ」

<5回を終えて、腰に違和感を感じたため、
大事を取ってベンチへ退いたが>
「最初の打席で腰が張った。
それに気づいた監督が休んでおけといったので休んだ。
ちょっと疲れがあるけど大丈夫だよ」
公式HP、東京中日、名古屋ニッカン

○荒木雅博
<2回、センター前タイムリー。
マルチ安打&タイムリーで勝利に貢献>
「打ったのは、フォーク。
いいところに落ちて、追加点が取れてよかったです」
公式HP、東京中日)

◇堂上剛裕
<プロ1号となる決勝本塁打を放つなど
縁起のいい東京ヤクルト戦に意欲を見せる>
「いいイメージはあります。
もし出場できれば自分のベストを出したいです」
名古屋ニッカン

○高代野手総合チーフコーチ
<1、2回と速攻の6得点に胸を張る>
「球は甘かったが、きのうの負けを切り替えて、
序盤でうまく攻略できた」
中日新聞


○落合監督
<先発・朝倉の好投で3連敗を免れ>
「(朝倉)健太がよく投げきった。
(ヒットを)10本打たれたっていっても、
四球は最後(9回)だけだろ? あれは余分だったけど。
(四球にも)出していいのと悪いのとある。
だから10本打たれてもあれ(1点)で止まるんだ。
きょうは健太に尽きるんじゃないか。
結構、いやなもんだぞ。
6点取ってからずーっと、
追い上げられる状態で投げきるっていうのは」
公式HP、中スポ、サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン


PS 今夜の渡邉選手。

ウッズが腰の違和感で6回の守備から交代。
代わって三塁から一塁に回った中村紀洋
左足を痛め、6回の守備を終えたところで交代。
めぐりめぐって、7回から一塁の守備固めで登場。
我らが渡邉選手、久々にスーパーサブぶりを発揮しました。

そして7回ウラには、3日連続となる打席が。
しかし東京ヤクルト4番手・鎌田の前に、
0-1からの2球目、外へのストレートを叩くもショートゴロ
惜しくもヒットとはいきませんでした。
一方、守備では、8回1死から
ガイエルの高々と天井に当たったフライを
しっかり位置を把握し、突っ込んでキャッチ。
そのチャージさには、動きの良さを感じました。
2度の優勝を経験するベテランですし、
こういうときこそ力をしっかりと発揮し、貢献してもらいたいです(.100

2007年9月 7日 (金)

勝ちきれず勝ち越され、総力竜延長12回力尽く。

竜3差 食らいつけ 延長12回力尽く

1勝1敗で迎えたナゴヤドームでの
首位・巨人との直接対決の第3戦。
前夜の敗戦で、3位に転落してしまった
ドラゴンズとしては、どうしても落とせないところ。
先発には、中6日でエース・川上憲伸が上がります。
今季、巨人戦は、6試合でわずか1勝エース
大事なゲームで雪辱の力投をみせ、
チームを勝利に導くことができるか。
気合十分の投球で0を重ねていきましたが…。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 21回戦
(6日・ナゴヤドーム | 中日11勝10敗)
36429人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
巨人 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2
中日 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
[敗] 久本(28試合1勝1敗)
[D本]なし
[Dバッテリー]
川上、岡本、岩瀬、平井、久本、鈴木、高橋 - 小田、谷繁

【ゲームレビュー】
延長12回、高橋が勝ち越し点を許して逆転で連敗
12回2死満塁で、高橋代打・坂本
中前への2点適時打を打たれた。
先発・川上は同点を許したものの、8回まで1失点の好投
9回から11回までは岡本、岩瀬、平井のリレーで切り抜けたが、
12回に久本、鈴木がピンチを招いた。
打線は4回1死三塁で、ウッズが左前適時打を放って先制。
しかし、5回以降は無得点に封じられた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


8月に2度当たり、2敗した巨人・内海との先発対決
5月3日以来のコンビを組む小田とのバッテリーで、
その雪辱も含め、気合を入れて臨んだマウンド。
立ち上がり、やや気負いもあったか、
2死から高橋由伸の背中にぶつけてしまうと、
続く小笠原には緩いカーブをすくわれて、ライト前へ落ちるヒット。
高橋由伸が三塁を陥れようとしますが、
ここで飛び出したのが、ライト・英智レーザービーム!
三塁の中村紀洋へ見事なワンバウンド投球。
ベース手前でタッチアウトにし、好守川上を救います。


重苦しいムードのなか、先制したのはドラゴンズ
4回ウラ、先頭の荒木
レフト線に落とすツーベースで出ると、
中村紀洋の二塁ゴロで、三塁へと進みます。
ここで迎えるは、4番・ウッズ
やや歩かされそうなムードもありましたが、
勝負となり、フルカウントからの6球目、
外角低目のチェンジアップをうまく弾き返すと、
ライト前へ落とすタイムリーヒット!
やはり巨人戦には、圧倒的な強さを誇る主砲
1-0とまずは、流れをドラゴンズへたぐり寄せます。

大事な一戦ということを十分に熟知し、
力のあるストレートを主体に、
宝刀・カットボール、シュート、カーブなどを織り交ぜ、
いつもより球数をかけ、丁寧に、慎重に投げ込む川上
1点の援護をもらっても、その姿勢を変えることなく、
気合のこもった投球を続けます。
5回、イ・スンヨプの二塁打と二岡の四球で、
無死一、二塁とピンチを背負ってしまいますが、
ホリンズを外角高目のカットボールで見逃し三振。
さらに内海のバントを同じくカットで空振りさせ、
にも外へのカットボールで
ライトフライに取って、しっかりと凌ぐと、
7回には、またもイ・スンヨプに一二塁間を抜かれたものの、
続く二岡の投手正面のバントを素早く処理し、二塁封殺。
さらに1死一塁から、ホリンズの代打・清水
外へのシュートで、1-6-3のダブルプレー。
気合十分のエースから、大きなガッツポーズが飛び出します。


ところが、完封も見えてきた8回、
それも2死から思わぬ展開を見せてしまいます。
脇谷にやや甘く入ったカーブを
センター前に持って行かれ、出塁を許すと、
続く高橋由伸には初球、一二塁間を抜かれ、一、三塁。
さらに小笠原への2球目、内へのカットボールが
太ももをかすってしまい、死球。
2死満塁と同点、逆転のピンチを迎えてしまいます。
ここで迎えるは、5番・阿部
初球、真ん中高目に入ったシュートを引っ張られると、
一二塁間を抜いていく痛恨のタイムリーヒット。
ここまで必死に踏ん張ってきながら、
あと1つのアウトが取れず、同点に追いつかれてしまった川上
さらに満塁で、イ・スンヨプをライトフライに打ち取るも、
プロ160人目の1500投球回達成の花束を
悔しさ半分で受け取ることとなってしまいました。


1-1でゲームは再び振り出しに。
8回ウラ、ドラゴンズは積極的な代打策。
小田には井上川上には堂上剛裕が注ぎ込まれますが、
巨人2番手・豊田の前に連続三振。
しかし井端が真ん中低目のフォークを捉え、
左中間を破るツーベースで出ると、
荒木も初球のストレートを、レフト前に運びます。
高代コーチの手が回り、井端も三塁を蹴りますが、
少々打球が浅かったか、レフト・谷がホームへ好返球。
本塁やや手前で、井端タッチアウト
惜しくも勝ち越しはなりませんでした。

9回からは2番手として、岡本がマウンドへ。
いきなり先頭の二岡に四球を与えますが、
続く清水の3球目に代走・鈴木尚広が二塁へスタート。
しかしこの回からマスクの谷繁が素早いスローイング!
井端との好連係で見事にタッチアウト。
好守岡本を救い、この回を0で凌ぎます。

そして迎えた9回ウラ、続投の豊田から
先頭の中村紀洋が詰まりながらもレフト前に落とすと、
ウッズの高いバウンドの二塁ゴロで、二塁へと進みます。
ここでドラゴンズベンチは勝負をかけ、
中村紀洋に代えて、代走・藤井
森野が敬遠されて、1死一、二塁とサヨナラのチャンスが広がります。
しかしイ・ビョンギュが外角低目のフォークに空振り三振に倒れると、
英智も内角低目のストレートに空振り三振。
決着付かず1-1のまま、延長戦へと突入します。


延長に入ってからは、リリーフ陣を総動員。
10回、3番手・岩瀬大道のライト前ヒットと、
高橋由伸の犠打、さらに小笠原を敬遠で、
1死一、二塁のピンチを何とか凌ぐと、
11回は、4番手・平井が先頭の鈴木尚広を四球で出すも、
続く清水を詰まらせてのライトフライ。
さらに木村拓也を4-6-3のダブルプレー。
ともに走者を出すも、ピンチを切りぬけ、
攻撃陣のサヨナラ勝ちにすべてを託します。

そして11回ウラ、大きなチャンスが。
10回から登板の巨人3番手・上原から
先頭の藤井が初球を積極的に叩き、三遊間を抜くと、
続くウッズの三ゴロで、ランナーが入れ替わります。
しかし森野が際どいながらもよく見て四球。
1死一、二塁で、イ・ビョンギュ、英智を迎えます。
ベンチには代打の切り札・立浪がスタンバイ。
しかしここまで井上、堂上剛裕、藤井、渡邉
控え野手を使い切ってしまったドラゴンズ
もし立浪が倒れた場合、外野を守れる選手がいません。
その辺もあったのか、大事な場面にもかかわらず
起用できずに2人がそのまま打席へ。
ここで決めてくれれば良かったのですが、
イ・ビョンギュは、真ん中低目のフォークに空振り三振。
英智もフルカウントから、真ん中高目のストレートを
打ち上げてしまい、セカンドフライ。
またも6、7番がネックとなって、チャンスを潰してしまいます。


試合開始から4時間半を越え、迎えた延長12回、
勝ちパターンのセットアッパーを使い切った
ドラゴンズは、5番手に久本を送ります。
しかし先頭、古城の代打・矢野に三遊間を抜かれると、
代わった鈴木義広は、大道に犠打で送られ、1死二塁。
左の高橋由伸、小笠原、阿部を迎える場面で、
ドラゴンズベンチは、高橋聡文を送ります。
前夜には阿部に一発を浴びた高橋聡文
しかし高橋由伸を148キロ、内へのストレートで
レフトフライに打ち取って、2アウトに漕ぎ着けます。
ここで落合監督がマウンドへ。
そして話し合い、指示を与えたのが、満塁策
小笠原、阿部を立ち上がりこそしないものの、
外へ全て外すという実質の敬遠
2死満塁で、投手の上原に打順が回ります。

ドラゴンズ同様、野手を注ぎ込んでいた巨人
ここで高卒ルーキーの坂本勇人を起用します。
実績なら高橋聡文の方が明らかに上。
しかし8球ボールの影響か、やや制球に乱れが。
それでもカウント2-2まで持ち直しての5球目、
ストレートがやや甘く真ん中高目に入ってしまいます。
懸命に振り抜かれると、打球はフラフラとセンターへ。
しかし前進してくるも及ばす、ポテンヒットに。
スタートを切っていた二者が生還し、3-1
満塁策裏目に出てしまい、
実に痛いタイムリーを喫してしまったドラゴンズ
5時間を過ぎたところで、ついに力尽きました。

延長12回ウラ、巨人4番手・西村の前に、
ようやく出てきた代打・立浪が三塁ゴロに倒れると、
谷繁、井端も凡退してしまい、ゲームセット
延長12回の激闘報われず、痛い敗戦となったドラゴンズ
首位・巨人との直接対決を1勝2敗と負け越すとともに
ゲーム差は『3』に。さらに7連勝の2位・阪神とは『1.5』。
公式戦では今季最後のナゴヤドームの巨人戦は、
悔しさと疲れだけが残る寂しい幕切れとなりました。


落ちるなーっ!5時間15分に渡った総力戦
延長12回、2死満塁で迎えた
高卒ルーキー・坂本
フラフラと上がった打球が、
センター前に落ちたとき、
一抹の寂しさを感じましたね。
ゲームを落とすのは、もちろんのこと。
3強争いからも何となく離されてしまうのでは。
そういう不安が胸をよぎってしまいました。

延長12回、ヒットと犠打で1死二塁。
ここから登板となった7番手・高橋聡文
高橋由伸をレフトフライに打ち取ったあと、
落合監督がマウンドへ行き、決まった作戦が
小笠原、阿部の連続四球による満塁策
あえて立たずに外に大きく外した8球のボール球。
しかしそれにより、高橋聡文の投球感覚が
微妙に狂ってしまったのかもしれません。
そしてカウント2-2からの5球目は、
144キロ、真ん中高目のストレート。
少々甘かったものの、詰まらせましたから、
高橋聡文の球威が勝っていたのは事実。
ただ落ちたところが悪かったですね。
二者が一気に生還し、勝負ありとなってしまいました。


3位転落となって迎えた第3戦。
このゲームは落とせない
選手たちも気を引き締めてはいたでしょうが、
なかなかチャンスをものに出来ず、奪えたのは1点のみ。
それをエース・憲伸がこれ以上ない気合で
8回2死まで、必死に守ってきましたが、
ここで勝ちきれないのが、今季の憲伸なのか。
脇谷へのヒットと小笠原への死球、これが痛かった。
できれば踏ん張ってほしかったですが、悔しいですね。

ただそこでは、同点止まりとして、
その後、リリーフ陣が何とか凌いでくれましたが、
その一方で、攻撃陣がチャンスを潰す。
9回1死一、二塁、そして11回1死一、二塁のチャンスで
代打・立浪を送ることが出来なかったのが響きました。
すでに井上、堂上剛裕、そして藤井
控えの外野手をすべて使ってしまい、
立浪が倒れてしまった場合、代わりに守る選手がいない。
しかしこちらは後攻め
点を奪えば、それでゲームは終わる。
それでも流れは先と見たのか、
イ、英智にそのまま打たせて、二度とも凡退。
結果、立浪は勝ち越された延長12回の先頭という
それほど意味のなさない場面で使う羽目に。
大事なゲームだけに慎重に戦っていく。
延長12回の満塁策もそうだったのでしょう。
しかしこちらの方が、順位は下。
勝つためには、攻めていかなくてはいけないのに、
攻められなかった。その辺がとても残念でしたね。
同じ散るなら、もう少し積極的な作戦で散ってほしかったなと。


まあ、終わってしまったことは仕方ありません。
首位・巨人と3ゲーム、2位・阪神と1.5ゲーム。
少し離されましたが、諦めないことですね。
まだ残り25試合もありますし、勝負はこれからでしょう。
とにかく気持ちを切り替えて、
明日からの東京ヤクルト戦に臨んでほしい。
ただ、やらなくてはいけないのは、勝ち続けること
巨人阪神がつぶし合う分、ゲームをしっかりと
1つ1つ拾っていけば、また展開が違ってくると思います。
この日の敗戦は、かなり痛いものとなりましたが、
決して終わったわけではありません。
ドラゴンズナインのさらなる奮起を願いたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(6日)

●川上憲伸
<8回二死から同点とされ、チームも延長戦で敗戦。
通算1500投球回を達成したが、白星で飾れず>
「結果として1点を守り切れなかったので、悔しいの一言です」
憲伸の声「悔やまれる8回」、東京中日、サンスポ
時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

●小田幸平
<7月8日以来の先発マスクをかぶり、先発・川上を好リード。
エースの持ち味を十分に引き出すも、勝利を導けず>
「やりたいことはできたけど、勝てなかったことが悔しいです。
先発はドームに来てから言われました」
中スポ

●タイロン・ウッズ
<4回、ライト前へ先制タイムリー>
「打ったのは、チェンジアップ。
ランナーが三塁にいたから、
返すことだけ心がけた。うまく打てたよ」

<ロッカールームから出てくると自然と大きなタメ息が>
「フーッ…。長い試合だったね。参ったよ」

<現在、シェリル夫人が来日中。
この夜も長い試合を見届け、待っていた夫人に向かって>
「(前日に自打球を当てた)足は痛いし、腰は張るし…。
家に帰ったら入念なマッサージしてもらわなきゃ」
中スポ名古屋ニッカン

●高橋聡文
<延長12回、代打・坂本に勝ち越し2点タイムリーを浴びる>
「あそこは真っすぐしかなかったので…。
詰まらせたんですけれどもね。前に飛ばされたのが悔しい。
みんな頑張っていましたから、絶対に抑えなきゃいけなかった」
(中スポ、名古屋ニッカン

●立浪和義
<サヨナラのチャンスに代打のコールはなく。
延長12回に先頭打者で登場。試合後は言葉を濁し>
「まあいろいろありますから」
名古屋ニッカン

●岩瀬仁紀
<3番手として10回に登板。
走者2人を出したものの、後続を抑え>
「(抑えのときと)一緒の気持ちですよ。変わらないです」
(東京中日)

●井端弘和
<試合前に入念にマシンを相手にバント練習>
「きっちりやっておかないとね」
(東京中日)


●落合監督
<作戦が裏目に出て、巨人との3連戦に負け越し。
5時間を超える試合を落として渋い表情。
延長12回2死二塁のピンチ。
小笠原、阿部を敬遠しての満塁策を選択したことに>
「満塁策? そうだろうな。
何もあそこ(小笠原、阿部)で勝負することはないだろう。
でも、(坂本も)バットはもっているわけだから
何があるかはわからない。それだけのこと。
ただ、確率を追っかけていけば
(満塁策となる)あそこが勝負になる。
きょうは1-0で終わらなきゃいけないゲームだった。
いろいろあったけどな」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


記録備忘録。(6日)

川上は、6日の巨人21回戦(ナゴヤドーム)で先発登板し、
通算1500投球回を達成した。プロ160人目
初登板は1998年4月9日の阪神3回戦(ナゴヤドーム)に先発で。
時事通信


若竜からの話題。(6日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 18回戦
(6日・ナゴヤドーム)
 SU 000 001 300 =4
   000 022 000 =4
(9回規定により引き分け)
[D本] なし
[D投] 川井、齊藤、小林、清水昭信、金剛
(公式HP、オリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
サーパス先発・近藤の前に4回まで打線が無得点。
5回ウラ、中村公治の死球と相手エラーなどで1死二、三塁から
先発の川井が自らセンター前へ先制2点タイムリーを放つ。
6回、川井が、塩崎のタイムリーなど2安打を打たれ、1失点。
6回ウラ、堂上剛裕、柳田のタイムリーで点差を広げる。
7回、川井が突然崩れ、牧田、迎、岡田と3連打を食らうと、
2番手・齊藤相川、一輝とタイムリー2本を浴び、3失点。
あっという間に4-4の同点に追いつかれる。
その後、両チームとも投手が踏ん張り、引き分け
公式HPより)


△新井良太
<中堅フェンス直撃の二塁打を含む3安打を放ち、
1軍首脳陣が視察に訪れた前で、再昇格を猛アピール>
「きょうはセンター返しを意識していた。
内容はよかったと思います。
久々のナゴヤドームだったので気持ちよかったです」

<前日には辻2軍監督とともに1時間の居残り特打。
バックスイングの際、左肩が中に入ってしまう傾向を修正>
「まずは真っすぐを打てるように意識してました」

<現在は2軍だが、まだまだ残る1軍公式戦、
クライマックスシリーズ出場をあきらめたわけではない>
「もちろん1軍でやらないといけないと思っています」
中スポ

△川井進
<6回0/3を6安打4失点。
6回まで3安打1失点と好投し、終盤に崩れ>
「1軍首脳陣? それは意識せずに投げました。
(7回は)甘くなってしまって悔しいです」
中スポ

△堂上剛裕
<藤井とともに、午前10時20分開始のサーパス戦に出場。
試合終了後、そのまま1軍の練習、そしてナイトゲームへ。
サーパス戦では6回に右前打を放ち>
「ウオーミングアップはすごい量をしたんで、
(ナイターの)試合中にいい調子になると思います」
(中スポ)


前日のナゴヤ球場に続き、
この日は3度目となるナゴヤドームでの早朝ゲーム。
対サーパス4連戦の4戦目、連敗していたドラゴンズでしたが、
1軍首脳陣がネット裏やスタンドで見守るなか、
中盤、先制し、リードを広げていたものの、
終盤に追いつかれ、そのまま4-4のドロー
それでも優勝へのマジックは1つ減って『4』となりました。

先発の川井が、立ち上がりから安定した投球で
4回までサーパス打線をノーヒットに抑え込み、
さらに5回には、自ら先制タイムリーを放つなど奮闘
しかし6回に、遊ゴロを打った際に手がしびれたらしく、
影響してか、直後の7回に3連打を食らいKO。
首脳陣にアピールし切れず、試合後は肩を落としたもよう。

その一方で、大きなアピールとなったのが、4番に座った新井
6回には、あわやバックスクリーン弾かというような
センターオーバーの二塁打を放つなど、4打数3安打
『御前試合』で結果を出しましたが、果たして…。


PS 今夜の渡邉選手。

1-1で迎えた延長10回ウラ、岩瀬代打で登場。
この回から登板の上原の初球、
真ん中に抜けたフォークを叩き、
三塁方向へ大ファウルを放ち、これは!と思わせたものの、
連続ファウル、ボールで追い込まれた2-1からの4球目、
内角高目のストレートに空振り三振
前夜の見逃しに続き、2打席連続三振となりました。

使ってくれたのは、ありがたい限りなのですが、
ここは渡邉選手よりも、清水将海の起用の方がよかったのでは。
渡邉選手を残しておけば、もし立浪が代打で出ても、
森野を外野に戻して、サードに使えたのに…と。
終わってみれば、そう悔やんだこの日の打席でした。(.105

2007年9月 6日 (木)

マサの呪縛か打線沈黙、完敗竜3位転落。

竜、3位転落がなんだ!焦らない! 
天王山第2R、2安打完敗


粘って、つなぐ打線に驚きの満塁弾。
大事な首位攻防の初戦を制したドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの巨人との第2戦。
先発には、雨で登板が流れ、
中13日となった山本昌が上がります。
3カ月以上勝ち星に見放されている大ベテラン
その前の勝利の相手が奇しくも巨人
大事な一戦を制することで、
トンネルを抜け出すことができるでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 20回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日11勝9敗)
36180人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 山本昌(16試合2勝7敗)
[D本] ウッズ33号
[Dバッテリー]
山本昌、菊地、久本、高橋、鈴木 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
本塁打を含む2安打に抑え込まれ、5月15日以来の3位転落
打線は、巨人の先発・木佐貫に5回まで
無安打で走者を1人も出せず。
6回、右前打の英智をバントで送り1死二塁。
しかし代打・井上が三ゴロ。続く井端が二ゴロに打ち取られた。
7回2死からウッズが中越えのソロ本塁打で1点を返したが、
その後は打線が続かなかった。
山本昌は6回を被安打6の3失点。
2回1死一、三塁からホリンズに左翼線の二塁打で先制を許し、
2死後、に中前へ2点適時打された。
巨人は先発の木佐貫が好投。上原につないで首位をキープした。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


今季16試合目の登板で、5月13日以来の
3勝目、通算194勝目を目指す山本昌
立ち上がり、谷、木村拓也
続けてライトフライに打ち取ると、
高橋由伸にはレフト前に運ばれますが、
前夜4安打の小笠原をセンターフライに打ち取り、
まずまずのスタートを。

しかし続く2回、早くもランナーを背負います。
先頭の二岡にフルカウントからライト前に運ばれると、
続く阿部の一塁ゴロで、二塁へ。
さらにイ・スンヨプにまたもフルカウントから
カーブをライト前に運ばれ、1死一、三塁。
迎えたホリンズに、カウント1-2からの4球目、
内に入ったスライダーを引っ張られ、
レフト線を抜いていくタイムリーツーベース
前回の東京ドームでも一発を浴びた山本昌
同じ相手先制打を許してしまいます。

なおも1死二、三塁のピンチで、
木佐貫は、スクイズの構えを見せるも三振で2アウト。
ここで迎えるは、トップに戻って
一塁も空いていて、次の木村拓也とは好相性の山本昌
0-2とボールが先行し、歩かすことも可能でしたが、
カウント1-3の後、ファウルで2-3となったことで、
仕留められると色気が出たか、勝負に出た6球目、
ところがスクリュー真ん中に甘く入ってしまいます。
逃さず弾き返されると、センターへ抜けていくタイムリー
塁上にいた二者がすべて生還し、3-0
痛いコントロールミスで、追加点も奪われてしまいます。


3点ビハインドとなったドラゴンズ
大ベテランの久々の勝利のために、
できるだけ追いつきたいところでしたが、
巨人先発・木佐貫の力のあるストレートと
キレのあるフォークの前に、凡打の山。
4回まですいすいと封じ込められてしまいます。

一方、3点を奪われた山本昌も立ち直り、
3回以降打たれた安打は、二岡のツーベース1本のみ。
5回も2死を取った後、高橋由伸に四球を与えますが、
小笠原を外角低目へのスライダーで空振り三振。
粘りの投球で、味方の援護を待ちます。
しかし100球に近づいてきた6回、
その投球には疲れが顕著に見え始めます。
先頭の二岡に対し、追い込みながらも
決め球が決まらず、四球を与えてしまうと、
続く阿部の送りバントは、ピッチャー正面で二塁封殺。
しかし思うようにボールがいかない山本昌
何とかイ・スンヨプを1-3からセンターフライに打ち取ると、
続くホリンズを歩かせ、木佐貫と勝負。
そこでもボールが抜けるなど、すんなりいかないものの、
最後は、外角低目のスクリューで
ライトフライに打ち取り、スリーアウト。
フラフラになりながら、何とか踏ん張った山本昌ですが、
いかんせん援護がなく、打順が回るこの回で交代
結局この日は、6回、116球を投げ、
6安打4奪三振3四球で、3失点。
粘りこそ評価できるものの、この日の3点は重すぎました。


一方、5回まで木佐貫の前にランナー1人も出せず、
パーフェクトに抑えられていたドラゴンズ打線
ようやく6回ウラ、待望の初ヒットが!
この回先頭の英智が、カウント2-2からの6球目、
真ん中低目のスライダーをうまく拾って、ライト前へ!
1本打たれると、こういう投手は崩れるもの。
それをもくろみ、続く谷繁が二塁に送ると、
山本昌には、代打・井上が送られます。
ところがここからの攻撃が、実に淡泊
井上は初球、ど真ん中のストレートを打ち損じての三塁ゴロ。
ランナーが二塁に釘付けになると、
続く井端も3球目、外へのストレートをあっさりと二塁ゴロ。
ようやく掴んだチャンスを簡単に手放してしまいます。

しかし続く7回、主砲のバットから快音が。
2死から迎えたウッズが、カウント1-1からの3球目、
内に甘く入ったストレートを、強く振り抜くと、
高く上がった打球は、そのまま伸びて
センターバックスクリーンに飛び込みます!
木佐貫から今季4本目となる33号ホームラン!
巨人キラーの主砲の会心のひと振りで、
1点をもぎ取り、何とか完封を逃れます。

これをきっかけに反撃をしたいところでしたが、
続く森野があっさりと三塁ファウルフライに倒れ、
反撃の芽を摘まれると、
続く8回ウラも英智のセンターへ抜けそうな
惜しい当たりこそあったものの、後が続かず。
木佐貫に今季最長の8回を投げ抜かれてしまいます。
そして最終回は、クローザー・上原の前に、
あっさりと三者凡退に倒れてしまい、ゲームセット
打線が沈黙してしまい、大事な首位攻防の
2戦目を落としてしまったドラゴンズ
6回3失点の山本昌は、またも白星付かずの7敗目
またこの敗戦で、首位・巨人のゲーム差が
2ゲームと開いただけでなく、6連勝を飾った阪神
抜かれてしまい、5月15日以来となる3位転落
混戦とはいえ、何となく嫌な状況に追い込まれてしまいました。


またダメか…。前夜の粘りが
ウソのように打線が沈黙
ウッズの一発が出たにせよ、
それを含めて2安打では、
さすがに勝てません。
5回まで木佐貫の前にパーフェクト。
もしかしたらやられるかも?
一瞬、頭の中をよぎってしまうぐらい、
打線には元気がなかったなと感じましたね。
高橋尚成相手のときにあれだけ臭い球は捨て、
ファウルで粘るなり、見送るなりしてきたのに、
今回はボール球を振ってしまう。
まあそれだけ木佐貫のボールにキレがあり、
甘いボールが来なかったということでしょうが、
いともあっさりとやられてしまい、とても残念でした。

ただこれもある意味「マサの呪縛」なのでしょうか。
チームの大ベテラン・昌さんの登板の時には、
何とか勝たせたいと打線全体が気負ってしまう
さらに今回の登板のように、
昌さんのリズムが悪く、常に2-3ピッチングだと
それが攻撃のリズムをも狂わせてしまう。
そういう影響も決してないとは言えないでしょう。
それでも残り試合も少なく、
大事なゲームが続いていくなか、
1人の勝利よりもチームの勝利が大優先。
「呪縛」にかかっている場合ではないですからね。
第3戦は気持ちを切り替えて、
打てるボールをしっかり叩いてもらいたいです。


一方、その「呪縛」の根源でもある昌さん
ところが昌さん自身もやはり「呪縛」にかかっているようで、
今回は勝負どころの一球が甘くなってしまいました。
2回のピンチを1点で凌いでおけば、
展開はきっと変わっていたと思われましたが、
これが勝っていない投手の宿命なのでしょうか。
色気が出たのか、焦りがでたのか、
制御できずに、に投じてしまった甘いスクリュー。
四球でもいいというリードをしていた谷繁
意図したところにいかなかったのが辛かったですね。
その後はフラフラになりながらも、無失点に凌いだものの、
いかんせん、今夜の打線には3点は重すぎましたし、
3点差になったことで、木佐貫をだいぶ楽にさせてしまいました。
勝負どころをしっかり把握できず、
打たれてしまったあの一球、悔いが残りました。


ついにというべきか、やはりというべきか、
首位攻防に敗れたことで、
0.5ゲーム差に迫られていた阪神に抜かれ、
3位に転落となってしまいました。
3強のなかでは、最も勢いがある阪神
対して、良いのか悪いのか今イチハッキリしないドラゴンズ
現状ではそうなってしまうのは、仕方ないのかもしれませんが、
ここで大事なのは、突き放されずに並んでいくこと。
ズルズル後退するのだけは避けてほしい。
このまま団子の状態を続けてもらいたいですね。
そのためにも、第3戦は必勝でしょう。
先発するであろうエース・憲伸
いかに好投できるかにかかってくると思います。
チームの命運を託されたエース雪辱のマウンド、
今度こそ結果を出してくれると願っています。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●山本昌
<6回3失点で降板、7敗目を喫す。
本人がしきりに悔しがったのが
2回2死後、フルカウントから谷に浴びた2点適時打>
「谷選手の(安打)が痛かったですね。
2-3になったところで、もう少し厳しいボールでいくべきだった。
あれだけが残念ですね…。
最悪四球でも良かった? まあ、そうだと思います」。

<3回以降、6回までは1安打無失点に抑えたものの>
「負ければ同じ。
序盤の3点が重かった。また次、頑張ります」
中スポサンスポ時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

『2回を1点で終えられなかったのが
負けの原因です、相手投手の出来を考えても。
ペナントレースはますます混戦になっているので、
必ずどこかいいところでいい仕事が
できるはずだと信じて最後まで頑張ります。』

『山本昌公式ホームページ』より引用)


●タイロン・ウッズ
<7回、バックスクリーンに
チーム唯一の得点となる33号ホームラン>
「打ったのは、ストレート。
ストライクだけを狙っていた。
完ぺきなバッティングができたよ」

<序盤は木佐貫に内角も突かれる
勝負を挑まれ、抑えられたが>
「きょうの木佐貫は素晴らしかった。
切れがあり、制球も完ぺきだった。
時には、こういう投球をされる日もあるよ」

<勝てば首位に立てた一戦で敗れ、
チームは3位に転落したが>
「他のチームは関係ない。
とにかくウチが勝てばいい。勝ち続けるだけだ。
まだチャンスはある? イエス。当然だよ」
中スポスポーツ報知時事通信名古屋ニッカン

●英智
<6回、先頭打者でチーム初安打となる右前打。
木佐貫のパーフェクトを阻止も>
「初ヒットといっても関係ありません。
勝たなきゃいけないですから」
(東京中日)

●森野将彦
<3打数無安打に抑えられた木佐貫に脱帽>
「全部いいコースにきていた」
名古屋ニッカン

●中村紀洋
<木佐貫の前に3打数無安打>
「(木佐貫は)コントロールよかったんちゃう?」
名古屋ニッカン

◆石井裕也
<この日、1軍に合流。
出場選手登録はされなかったが、
ランニング、キャッチボールなどを行う>
「昨日(4日)の夜に電話で1軍の練習に来いと言われました。
まだ登録されるかどうか分かりませんが、
チームの勝利に貢献したいです」
名古屋ニッカン


●落合監督
<今季3度目となる最少の2安打で1点に終わり、
阪神と入れ替わって3位に転落>
「きのう(4日)とまるっきり逆のパターン。
きのうあれだけ投手を苦しめたのに、
今日はあれだけ(木佐貫を)助けたら、気分よく放れる。
野球のイロハ。ストライクを打って、
ボールは見逃す。その逆をやるとこうなるんだ。

木佐貫? そんなによくなかった。
こっちが助けたからよく見えるんだろう。
相手が嫌がることをやらなくっちゃ、野球にならない。
簡単なことだ。難しく考えるから迷路に入るんだ。
打てるボールを打つ。打てないボールはやめる。
単純なこと。これを追い求めるんだ。
違うことを追い求めると、力のないやつは迷路に入る。
余計なことを考えれば迷路にはまる。
だからタイロン(ウッズ)は一発で仕留めただろ?
(打てる)1球をどう仕留めるか。
仕留められる状況に持ち込まないといけない。
そうじゃないと投手の術中にはまる」

<勝てば一気に勢いに乗れるはずの試合に、
ことごとく敗れてきているが>
「乗っていけない? いいんじゃない。
乗っていかなくても、ここにいるんだから」

<勢いを持続できず、空回りした打線に>
「マサ(山本昌)を勝たせてやりたいという気持ちが
こういう結果になるのかも。あまりに必死になりすぎて」

<その山本昌は谷への1球が>
「谷への1球がどうこう言ってたら、
打たれたやつはみんなこの1球ってなっちゃうよ」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


ナゴヤからの話題。(5日)

◇朝倉健太
<8月の月間MVP賞を受賞。
5試合に投げて月間最多の4勝、防御率1.10。
プロ入り8年目で初受賞に目を丸くし>
「正直取れると思っていなかったし、
考えたこともなかった賞です。
本当にびっくりしています。うれしいです」

<8月の好調の要因について>
「何ででしょうね。
状態は良かったり悪かったりですけど、
調子の悪いときに、どう抑えるかを自分なりに考えて、
崩れないようになった事でしょうか。
それが4勝につながったと思う。
夏場は嫌いではない。1試合を大事に投げているだけ。
1アウト取るのに必死こいてやってます」

<優勝争いは正念場を迎えているが>
「シーズンも残り少ない。
チームも優勝争いしてるし、その流れの中で
流れに乗って1試合1試合一生懸命やりたい」
(中スポ、中日新聞共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン


セ、パ両リーグはこの日、
8月の月間最優秀選手(月間MVP)賞を発表し、
セの投手部門で、朝倉がプロ8年目で初受賞を果たしました。
おめでとうございます!!
8月は、5試合に投げて4勝負けなし
また防御率も1.10と抜群の安定感。
選考では2勝11セーブの上原(巨人)と競り合いになったとようですが、
31日の広島戦で今季初完投したことが受賞の決め手となったそうです。
ナゴヤドームでの記者会見で満面の笑顔を見せた朝倉
もらった次の月が悪くならないよう、
9月、10月もぜひともエース級の活躍を見せてもらいたいです。


若竜からの話題。(5日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 17回戦
(5日・ナゴヤ球場)
 SU 200 000 222 =8
   000 000 000=0
[敗] 吉見(12試合4勝5敗)
[D本] なし
[D投] 吉見、デニー、S・ラミレス
公式HPオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
先発・吉見が初回2死から牧田に安打を許し、
4番・迎にレフトオーバーのタイムリー二塁打。
さらに岡田の投ゴロを一塁にも悪送球し、
(内野安打と吉見のエラー)この回2失点。
その後は、ストレートを武器に立ち直り、6回まで無失点。
しかし7回、二塁打と犠打で1死三塁から、
8番・勝(まさる)にレフトで2ランを浴び、降板。
リリーフ陣も、デニー、S・ラミレス
ともに2失点とサーパス打線を抑えられず。
攻撃陣はサーパスの細かな投手リレーに翻ろうされ、8-0で完敗。
公式HPより)


●吉見一起
<先発し、7回を投げ8安打4失点>
「調子は良かったです。
ストレートが走っていたし調子は上向きです」
公式HP

●森岡良介
<大敗の中でも3安打を放ち気を吐く>
「最近、振りが大きかったので、
コンパクトにいこうと心掛けたことがよかったと思います」

●高柳2軍打撃コーチ
<ここ2試合で計8打数5安打の森岡について>
「打撃の調子が上がってきている。
きのう、きょうといい。甘い球を一撃で仕留めているからね」
(ともに中スポ

●堂上剛裕
<1軍では出場機会が少ないため、
サーパスとの2軍戦にスタメン出場。
5番・レフトで4打数2安打と貫禄を見せる。
終了後は、ドームでのナイトゲームに臨む>
「ゲームに出られたのはよかった」
(中スポ)


マジック5のドラゴンズ2軍は、この日も、サーパスとのゲーム。
前日の北神戸からナゴヤ球場に場所を移して行われましたが、
先発・吉見が7回を投げ、8安打4失点(自責3)。
初回、自らの送球ミスなどで2点を失うと、
7回にも8番打者に一発を浴び、またも失点。
それでもMAX147キロのストレートなど、ボール自体はまずまず
打線の援護さえあれば、展開は変わっていたかも?
一方、堂上剛裕、藤井、そして清水将海
親子ゲームとして助っ人参加した攻撃陣。
しかしサーパスの繰り出す投手リレーの前に沈黙
森岡が3安打、堂上剛裕が2安打と気を吐いたものの、
三塁に走者が行ったのが、9回の1イニングのみ。
完封負けを食らい、マジック減らしができませんでした。

この日、左腕の石井が1軍練習に合流するなど、
ここへ来てまた入れ替え等も行われそうな予感。
きょう6日は、ナゴヤドームでの早朝ゲーム。
観戦する1軍首脳陣に誰がアピールできるか、注目です。


PS 今夜の渡邉選手。

8回2死走者なし、谷繁を迎えた場面。
なにやら聞き慣れたEXILEの音楽が…。
なんと代打我らが渡邉選手、今月2度目の出番となりました!
ナインが苦しむ木佐貫との対戦。
意外性の一打を期待しましたが、
初球、内へ、2球目、外角高目とストレートで
2ストライクと追い込まれると、
3球目、外角低目一杯へのストレート。
ボールと思って、自信を持って見送った渡邉選手でしたが、
なんと球審の判定は、何とストライク!
思わず渡邉選手から「そりゃないよォ」の表情が…。
Y!では「全く反応できず」と書かれる見送り三振に倒れました。

ひいき目ではないですが、
あのボールは絶対に外れてましたよ!
それでもストライクにされてしまい、とても残念。
これで9月は、代打2打席で2度凡退
中村公治辺りと入れ替えになりそうで、不安です(.111)。

2007年9月 5日 (水)

ビョン満塁弾ウッズ3打点、粘り竜首位攻防初戦制す!

李炳圭、来日初満塁ダ~ン 
天王山第1R竜快勝さぁ今夜奪首だ~


2ゲーム差で2位のドラゴンズは、今夜から
地元・ナゴヤドームで首位・巨人との直接対決3連戦。
その初戦は、山井大介高橋尚成の先発に。
前回の対戦では、粘りの投球の山井が、
3安打すべてソロの高橋尚成を制して、
今季初勝利を挙げましたが、大事な首位攻防の初戦、
果たして今回も同じ結果となったのでしょうか。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 19回戦
(4日・ナゴヤドーム | 中日11勝8敗)
35435人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 山井(9試合3勝2敗)
[D本] イ・ビョンギュ7号満塁
[Dバッテリー]
山井、高橋、平井、岡本、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
打線がつながって連敗を2でストップ
3回に2死満塁からウッズ押し出しの四球を選んで1点を先制。
5回にも2四球と荒木の右前打で1死満塁の好機に、
ウッズが左前に2点適時打を放った。
さらに森野も右前打で続いて再び満塁。
イ・ビョンギュが右中間に本塁打を放ち、
この回計6得点で試合を決めた。
先発の山井は再三のピンチに踏ん張り、6回1失点で3勝目を挙げた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前回の巨人戦では、初回いきなり3四死球で
無死満塁のピンチを迎えてしまった山井でしたが、
今回は、落ちついた立ち上がり、
先頭のを初球、外へのスライダーで投ゴロに打ち取ると、
続く木村拓也には0-3になりながらも、フルカウントに戻し、
最後は真ん中低目のストレートで見逃し三振。
さらに高橋由伸も2-0から外へのスライダーで見逃しの3球三振。
0に抑える見事なスタートを切ります。

しかし続く2回、先頭の小笠原
センターへの大きなフライに打ち取るも、
バックしていったイ・ビョンギュ
グラブに当てるも捕れず、ツーベースとしてしまいます。
続く阿部のセンターフライで、小笠原は三塁へ。
そして迎えるは、6番・二岡
しかし高いバウンドの投ゴロに必死に飛びつき、
本塁突入を許さなかった山井
続くイ・スンヨプを歩かせ、一、三塁としますが、
ホリンズには外へのスライダーを捉えられながらも、
ショート正面のライナーに打ち取り、
最初のピンチを無失点で凌ぎます。


一方、丁寧に低目に集める高橋尚成の前に
立ち上がりは抑え込まれたドラゴンズ
しかし3回、それも2死からようやく打線がつながります。
トップに返って、井端がセンター前に落とし、
チーム初ヒットを放つと、荒木も繋いでレフト前へ。
さらに中村紀洋も得意の右方向へ運んで、2死満塁
絶好の得点機で、4番・ウッズを迎えます。
今回の巨人戦を迎えるにあたり、
「我慢してできるだけ四球を選ぶよ」と話したウッズ
しかしここは満塁で、勝負の場面。
外一辺倒の投球のなかで、くさい球はファウルし、
低目に外れたボールは見送るなど、粘りを見せます。
そして3球ファウル後のフルカウントからの9球目、
外角低目に外れたシンカーを選んで、四球
押し出しとなって、ドラゴンズが1点を先制します。
なおも満塁で迎えるは、森野
しかし初球を叩くも、センターフライ。
惜しくも追加点を挙げることはできませんでした。


1点のリードをもらった山井
しかし4回、先頭の小笠原にセンター前に運ばれると、
続く阿部には、ストレートの四球。
さらに二岡に送られ、1死二、三塁とまたもピンチを迎えます。
しかしここから踏ん張ったのが、山井
イ・スンヨプを外角高目のストレートで
浅いレフトフライに打ち取ると、
続くホリンズは歩かせ、満塁で投手の高橋尚成との勝負。
3回に四球で歩かせてしまった高橋尚成に対し、
ややボール先行となってしまったものの、
フルカウントから、内へのストレートで
三塁ゴロに仕留め、この回も0。
取った後の失点は、しっかりと防ぎました。

首位攻防らしく最少点差のまま、ゲームは中盤へ。
しかし迎えた5回ウラ、
ドラゴンズ打線が、高橋尚成を捕まえ怒濤の攻撃を!
1死から井端が四球を選び、出塁すると、
しきりに井端の動きを警戒するバッテリーをヨソに
続く荒木は、外へのシンカーにうまくバットを出し、
ライト前に落とすヒットで、一、二塁と繋ぎます。
さらに中村紀洋がファウルで粘った上、
フルカウントから、内角低目のシンカーをよく見て、四球
またも満塁のチャンスで、4番のウッズを迎えます。

前の打席では押し出し四球
それもあってか、やや弱気な高橋尚成
ボール先行でカウントを0-2と悪くすると、
なんとかフルカウントまで持って行ったものの、
勝負球となった6球目、内角高目へのストレートは
実に甘いボールと化しました。
ウッズが逃さずに叩くと、三遊間を抜いていくタイムリー!
井端、荒木が生還し、2点を追加。
勝負どころで4番の仕事をした主砲
流れを一気にドラゴンズへとたぐり寄せます。
なおも一、二塁で、続く森野が2ストライクから
4球ファウルで粘った末に、フルカウントから
中に入ってきたスライダーを叩き、ライト前に持って行くと、
1死満塁からこの選手に、驚きの一発が!
イ・ビョンギュが、カウント1-0からの2球目、
内角高目に入ったシュート回転のストレートを狙い打つと、
打球は伸びて、そのまま右中間スタンドへ!
来日初となる鮮やかな満塁ホームラン!!
これで4点を加え、この回一挙6点
7-0とし、高橋尚成を実質KOします。


7点の大量リードをもらった山井
しかし球数が100球に近づいた6回、ややバテが。
先頭の小笠原にライト前に運ばれると、
続く阿部にも四球を与え、一、二塁。
二岡を遊ゴロに取るも、6-4-3の併殺が決まらず、
1死一、三塁としてしまうと、
イ・スンヨプへ初球、内へのストレートが
ワンバウンドしてしまい、ワイルドピッチ
自らのミスで、1点を与えてしまいます。
なおもそのイ・スンヨプに一二塁間を抜かれ、再び1死一、三塁。
ここを踏ん張らないと、流れは分からなくなるところ。
しかしホリンズを抜けたスライダーながら、
キャッチャーフライに打ち取り、2死とすると、
高橋尚成の代打・清水を内角高目のスライダーで
三塁フライに取って、追加点は与えず。
何とか踏みとどまった山井でしたが、結局、この回で降板。
6回、106球を投げ、4安打4奪三振5四球で1失点。
粘りの投球を見せたものの、大量リードのなか、
早い回での降板に本人は、やや不満げだったようです。


山井が6回で降板したことで、
その後の継投が注目されましたが、
7回からは、高橋聡文が2番手で上がります。
先頭のにフルカウントからライト前に運ばれたものの、
続く木村拓也を内へのストレートで5-4-3の併殺に取るなど、
7回は、三者凡退に打ち取りますが、
続投となった8回、小笠原にセンター前に運ばれると、
続く阿部には、フルカウントからの7球目、
内角高目に甘く入ったストレートをライトに運ばれ2ラン
左打者に打たれてしまい、仕事をやりきれませんでした。

しかしまだまだ4点リード
それでもドラゴンズは、勝ちパターンの継投。
代わって3番手には、平井を送り、
9回からは、4番手で岡本を送ります。
平井が2三振など打者3人をピシャリと抑えると、
岡本も2者を抑え、ゲームセットまであと1人
ここで落合監督がボールを手にマウンドへ。
木村拓也に代打・矢野が告げられるも、
8月26日以来となる守護神・岩瀬を送ります。

体調不良でベンチを離れるなど、
その状態が心配されていた岩瀬でしたが、
慣らし運転となったマウンドは
わずか3球ながら、ボールはまずまず。
最後は矢野を内角高目のスライダーで、
中途半端な投手への小フライに打ち取って、ゲームセット!
怒濤の集中打首位・巨人に圧勝し、
首位攻防の初戦を制したドラゴンズ
ゲーム差を再び『1』と戻すとともに、
クライマックスシリーズ進出マジック(CM)『23』が再点灯。
また悪い負け方での連敗を止めるとともに、
再び首位奪回への道を、地元でたぐり寄せました。


ビョン様には、ビックリ!一部では「天王山」とも
言われていただけに、
ゲームが始まっても
やや重苦しいムードでしたが、
実に良い感じ
得点を奪うことができましたね。
3回、それも2死から、井端、荒木
そして中村紀洋がつながって、3連打で満塁。
この状態でウッズを迎えては、さすがに逃げられないでしょう。
その前にも、井端の動きを再三警戒し、
慎重すぎるほど慎重だった高橋尚成
それに対して、ウッズ見ることに徹していましたね。
低めに落ちる変化球は、けっして手を出さない
危ない球は、ファウルでカットするなど粘り、
そして9球目、外角低目のシンカーをしっかり見ての押し出し
大事なゲームでとにかく先に
「1点」をもぎ取るんだというドラゴンズナインの気迫が
相手を網羅した結果の先制点だったと思います。

さらに5回も1死から井端が四球を選ぶと、
荒木がうまく繋いでライト前へもっていき、
中村紀洋も普段なら振ってしまいそうな低目をよく見て四球。
またも満塁でウッズを迎えてのチャンス。
やや弱気の高橋尚成から、フルカウントからの6球目、
内角高目のストレートを逃さず叩いての2点タイムリー
外一辺倒の配球で、最後の最後に来た甘い内へのボール
攻めもわかっていた部分もあったでしょうが、
それを見逃さずしっかりレフトへ運んだ主砲
満塁に繋いだ上位打線の気持ちに応える4番の一打でした。

さらに気落ちした高橋尚成を攻め立て、
とどめを刺したのが、イ・ビョンギュ驚きの満塁弾!
2球目、内に入ってきたストレートを狙い打ち。
ライトの頭は越えそうだなと思いましたが、
それ以上に伸びていって、右中間スタンドへ!
同様に、見ていた自分も思わず笑顔となってしまいましたね。
しっかり捉えれば、ああいう打球も打てるじゃないかと。
一挙6点を奪い、ゲームを決めたビッグイニング。
結局、点を奪ったのはその2イニングだけでしたが、
実に相手にダメージを与えられた奪い方だったと思います。


一方、投手では、先発の山井がヒヤヒヤでしたね。
前回の巨人戦では、いきなり満塁だった初回を
三者凡退で切って取り、幸先いいぞと思いましたが、
2回、4回、6回と隔回で再三のピンチ
4番の小笠原と5番の阿部を意識していたようで、
その2人を出してしまったがために招いてしまいましたが、
結果的に失点は、自らのワイルドピッチでの1点のみ
下位に回るという打線の巡りが良かったこともありましたが、
本当に良く粘り、凌いでくれましたね。
7回まで投げてくれれば文句なかったですが、
落とせない一戦で、プレッシャーのかかるなか、
6回を1失点に凌いだのは、とりあえずは合格点
これで3連勝となりましたし、
実りの秋に向け、さらに結果を積み上げてもらいたいです。

また2番手以降は、勝ちパターンの継投。
1日の広島戦で打ち込まれた面々が登板しましたが、
高橋が2イニングス目に、阿部に2ランを浴びたものの、
それ以外の平井、岡本、そして調整登板となった岩瀬と、
それぞれが完ぺきではないながらも、
0で抑えられたのは、今後への復調につながるのでは。
広島での悪いムードを吹っ切れたのは良かったと思います。


首位攻防の初戦を制し、再び1ゲーム差
消えていたCMも再び『23』が点灯しました。
相手の勝ち頭を2度続けて叩けたのは、
今後に向けての収穫となりましたし、
何といっても広島での悪夢を払拭できたのが大きいですね。
あとはこの流れをそのまま持続できるかでしょう。
第2戦の先発は、おそらく昌さん
直前の雨で登板が流れ、中13日でのマウンドになりますが、
しっかりと調整はしてきていると信じています。
重いムードでのマウンドになりそうな気もしますが、
ナイン同様、勝ちたいという気迫を全面に出し投げ込んでほしい。
昌さんが勝てば、必ずチームが勢いに乗れるはずですから。
悲壮ではなく、前向きな投球を。
そしてもちろん打線にも援護を期待したいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(4日)

◎タイロン・ウッズ
<5回の2点タイムリーヒットなど3打点>
「(2点タイムリーヒットについて)
ランナーを返そうと思って集中しました。
フォアボールでもよいので点を取りたかった場面でした。
巨人は良いピッチャーが多くてみんな自分と勝負してくれます。
これからも良い試合をして目標である優勝をしたいです」


<タイムリー談話>
「打ったのは、ストレート。
とにかくランナーを返そうと打席で集中できたよ」

<1発はなくても4番の存在感を見せつける>
「あのときのチャンスはどちらも満塁で、
向こうの四球の選択肢がなかったからいいチャンスだった。
満塁だったし、集中して、我慢して、いい仕事ができたね。
満塁だから彼(高橋尚成)も勝負しないといけない場面。
高橋(尚成)はいろいろ考えたタフな投球をしてきたよ」

<見逃せないのは、打線のつながりが出たこと>
「1、2、3番がいい働きをしてくれた。
ノリ(中村紀洋)が我慢強かった」

<3回は、外角の際どいコースを3球ファウルし、
いつもなら手を出す低めのボール球も見送った。
打ちたい気持ちを抑え、逆に相手を追いつめていく>
「広島球場は狭いから、ボールを打ってもホームランになるけど、
ナゴヤドームは広いからそうはいかないものもある。
だから、我慢していこうと思っていた。
2戦目も3戦目も同じように我慢して戦いたいね。
四球で出ても、後ろの森野やイに任せられる」
公式HP、中スポ、中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信MSN毎日新聞名古屋ニッカンデイリー

◎イ・ビョンギュ
<5回、右中間へ満塁ホームラン>
「(満塁ホームランについて)
日本で満塁ホームランを打つことができて
本当に気分が良いですね。
チームメイトもいろいろと手助けしてくれてうれしいです。
毎試合、毎試合、いい試合をしようと思って
チームのために全力を尽くしています。
特にランナーがいると集中力が出るので
これからもチャンスで打てるようにがんばります。
みなさんの熱い応援は選手の力になります。
その期待に応えるためにも
1位でペナントレースを終えたいと思います」

<5回、ホームラン談話>
「打ったのは、シュート。
インコースを狙っていたら、
甘いところにきて、上手く打てました」

<来日初のグランドスラムに>
「前の打席はインコースでやられていた(遊ゴロ)からね。
次も来ると思っていた。だからインコースを狙っていたんだ。
甘いところにきて、うまく打てたね。
集中して打席に入った。
打った瞬間? 入ると思ったよ。とても気分がいいね」

<今季は満塁で14打数5安打1本塁打12打点の打率.357>
「(満塁で)そんなに打っているんだ。
理由? 外野フライを打とうと思って
打席に入っているのがいい結果になっているのかな」

<日本の変化球中心の投球に戸惑う様子が見られるが、
大一番の勝利に貢献した貴重なアーチに>
「最近は好調? 低めの変化球に
やっと対応できるようになったせいかな。
これからもチャンスで打てるよう頑張りたい」
公式HPサンスポ共同通信社時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○山井大介
<6回1失点で3勝目をマーク。
05年9月25日の巨人戦以来となる本拠地白星に>
「あまり意識はしていなかったですけど…」

<3連戦の頭を取る大きな1勝。
しかし快勝後の本人の顔色がいまひとつさえず>
「もう少し長い回を投げなければいけなかったのですが…。
はっきり言って調子は良くなかったです。
スライダーは抜ける球が多かったし、シュートも抜けていた。
粘ったというよりも、ジャイアンツの打者が打ち損じてくれて、
結果オーライ的なところがほとんどだった」

<再三のピンチを支えたのは精神面。
名前負けせずに気迫で巨人打線を押し返す>
「絶対に勝つという意識を強く持っていた。
あれだけ素晴らしいバッターがそろっているので、
気持ちだけは負けないようにと思っていた」
公式HP中スポ時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

○荒木雅博
<井端とともにチャンスメーク。
3回、5回と2安打を放ち、笑顔で振リ返る>
「いいつなぎができました。集中できました」
(中スポ)

○中村紀洋
<3回2死一、二塁から右前打で満塁、
5回1死一、二塁から四球を選んで満塁と
4番のウッズにしっかりと繋ぎ、ご満悦>
「これが3番の仕事。すごく満足」
サンスポ

○森野将彦
<5回、粘って右前打を放ちイの満塁弾をお膳立て。
自らの5つのファウルを分析>
「自分の中では打ち損じたファウルはなかったです。
(高橋尚成は)いいコースに来ていました。
調子がよすぎたんじゃないかと思うくらいです。
(ファウルにした球を)ヒットにするのは無理だと思います」
(東京中日)

○英智
<5回、最後は空振り三振も、6ファウルとしつこく抵抗>
「ボクだけじゃなく、みんな状態がいいから
ファウルにできたんじゃないかと思います」
(東京中日)

○高橋聡文
<2番手で登板も8回に阿部に痛い2ランを浴びる>
「(3人で抑えた)7回は良かったですけど、
ホームランの1球が悔やまれます。
ストレートはいいのも悪いのもありました。
また次、頑張ります」
(東京中日)

○岡本真也
<9回に登板して、二者をピシャリと抑え
最後は岩瀬にバトンタッチ>
「久しぶりに先頭を(アウトに)取れてよかった。
残り30試合を切ったので、これからは気持ち。
ブルペンでいろいろと(修正を)やっているし、
今が最後の正念場なので」
(東京中日、名古屋ニッカン

○岩瀬仁紀
<体調不良に見舞われていたが、6試合ぶりに登板。
9回2死走者なしとなったところでの出番も
矢野を3球で投飛に仕留め、上々の調整登板に笑顔>
「間隔が空いていたし、(首脳陣から)
『投げるか?』と聞かれたので、投げました。
点差が違えば、頭からだったかもしれませんけど。
(投げたことで)安心できました。
勝ち試合に投げられてよかったです」
(中スポ、名古屋ニッカン

○谷繁元信
<気合の早出特打を敢行。
練習前、投手陣にまじって打撃練習で汗を流す>
「打つ量が少なくなっているし、打っていないから。
思うように体が動いていないかもしれないし、
チェックするところはいろいろある」
名古屋ニッカン


○落合監督
<得意の集中攻撃で首位攻防の初戦を制し>
「たまにはこういう試合があってもいいだろう」

<安打を放ったイニングに効率よく?得点>
「らしくていいじゃん」

<1番・井端からのチャンスメークに>
「(3回が)2死、(5回が)1死からだけにな。
こっちは動きようもなかったんだけど、
向こうが考えてくれたんでしょう。何か仕掛けるだろうと。
無言の重圧というやつだろう。
どこで走ってくるか、どこで動いてくるか、
らしくないだろ? 動かないんだもん。
(そういうのも)たまにはいいんじゃないか。
4年もやってりゃいやでも考えてくれるさ。
動こうと思ったら、ちゃんとけん制してくれる。
余計なけん制だな。こっちは動かないんだから。
でも、ちょっとは考えてくれないと。
野球はただ、打った、投げた、抑えただけじゃ
見てる人もおもしろくない。
いつもスキあらばというのがないと。
(中日も)スキは見せたけど、
最小得点で収まったからこういうゲームにできた」

<しかし快勝にも浮かれた様子はない。
3失点の投手陣について注文をつけ>
「しちゃいけないことがまだ2つ3つあった。
そこを解消していきたい」
公式HP、中スポ、中日新聞サンスポ時事通信
MSN毎日新聞スポニチ名古屋名古屋ニッカン12デイリー


若竜からの話題。(4日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 16回戦
(4日・あじさいスタジアム北神戸)
   002 000 000=2
 SU 603 200 00× =11
[敗] 高江洲(3試合1敗)
[D本] 森岡5号2ラン
[D投] 高江洲、三澤、石川、S・ラミレス
(中スポ、オリックス・バファローズ


●中村公治
<3打数2安打と好打を見せるも、
初回の見逃し三振に唇をかむ>
「いいコースだったが、ファウルにしなければ駄目です。
好調なのは、打席でフォームを意識しなくなった。
タイミングだけを考えてやっています」

●高柳2軍打撃コーチ
<好調の中村公治について手厳しく指摘>
「始動が早くなってタイミングの取り方は良くなってきたが、
1打席目のチャンスで打たなきゃ駄目だ」
(ともに中スポ


マジック5が点灯し、優勝へまっしぐらのドラゴンズ2軍
この日も北神戸でマジック対象のサーパス戦
しかし先発・高江洲が初回、平下に2ランを浴びると、、
その後の牧田、迎、岡田、相川と計6連打を喫し、一挙6失点
さらに3回には、四球とヒットで無死一、三塁から、
鈴木に3ランを食らうと、4回には相川に2点タイムリー二塁打。
結局4回を投げ、12安打11失点(自責10)と大炎上。
これが響き、2-11と大敗。マジックを減らすことができませんでした。
中スポには、ここ4試合で
15打数5安打6打点と好調の中村公治の記事が。
神主打法の進化形という現状のフォームが
ようやくモノになってきたそうです。
この調子をできるだけキープし、
再び1軍に呼ばれるようやっていってほしいですね。
また森岡2ランを含む4打数2安打と気を吐きました。

2007年9月 4日 (火)

きょうからナゴヤ首位攻防、竜投決起全員練習。

竜投総決起、異例の全員練習 
ラスト1カ月…休日返上


ドラゴンズは、今夜から地元・ナゴヤドーム
2ゲーム差で追う首位・巨人との3連戦。
その前日となったこの日のナゴヤ球場では、
1軍投手陣13人全員が勢揃いし、練習に参加。
広島では、先発、中継ぎともに打ち込まれ、
不振に落ち込んだ竜投が、大事な一戦を前に総決起!
結束力で首位奪回、そして3タテを意気込みました。


◇山井大介
<対巨人初戦の先発予定。
大事な初戦を任されるが、普段通りに>
「本当に変わりない。勝つことを考えて投げます。
コンディションはすべての面でOKです。
何も変えないでやるつもりで、
最後まで残っている力を出すつもりです」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇川上憲伸
<対巨人第3戦の先発予想。
前回の巨人戦はプロワーストの1試合4被弾に泣く。
東京ドームよりも広いナゴヤドームでの雪辱戦に>
「首位攻防戦? まあボクは監督じゃないからなあ。
ナゴヤドームは広いので本塁打が少なくなる? 
関係ないですよ。それは一緒です一緒」
(東京中日、サンスポスポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇岩瀬仁紀
<先週は登板がなく、動向が心配されたが、
練習に参加し、キャッチボール、ランニングで臨戦態勢>
「だってきょうは休みじゃないですよ。
練習が決まってました」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇小笠原孝
<本来ならば休みになるが、この日練習に参加。
バント練習やランニングで2時間の汗>
「しようがない。休みなんてない」
スポニチ名古屋

◇平井正史