中日78勝64敗2分、目指せ2位からの日本一。
CS大丈夫?オレ竜締まらぬ4失策締め
3月30日から始まった2007年の公式戦も今夜で終了。
ドラゴンズもついに144試合目を迎えました。
公式戦最終戦は、ハマスタでの横浜とのナイトゲーム。
クライマックスシリーズへ向け、
勝って弾みを付けたいところでしたが、
締めるに締められないようなゲームとなりました。
◇セントラル・リーグ公式戦 横浜-中日 最終戦 (7日・横浜スタジアム | 中日11勝13敗) | ||||||||||
20448人 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
中 日 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 |
横 浜 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | × | 6 |
[敗] 山井(14試合6勝4敗) [D本] 森野18号 | ||||||||||
[Dバッテリー] 朝倉、山井、クルス、岡本、岩瀬 - 谷繁 |
【ゲームレビュー】
失策や四球がらみの失点が響いて最終戦を飾れず、
78勝64敗2分で公式戦全日程を終えた
1回に朝倉の失策が先制点を許すきっかけとなり、
4回は谷繁の悪送球で走者を得点圏に進めて
適時打を許した後、ウッズのトンネルで計3失点。
8回には岩瀬が2四球で走者をため、金城に2点適時打を浴びた。
打線は森野が2回にソロ本塁打、5回に適時二塁打で追撃。
9回には代打・中村紀洋が適時二塁打で
2点差まで詰め寄ったが、後続が倒れた。
(中スポ、共同通信社、ニッカン式スコア)
横浜の先発は、中4日でルーキーの高崎健太郎。
その立ち上がり、先頭の荒木が
内へのストレートに見逃し三振に倒れると、
続く井端は初球を叩き、センターライナー。
さらにこの日『3番・レフト』でスタメンの新井は
打ち上げてしまい、キャッチャーフライに倒れます。
一方、ドラゴンズの先発は、中5日で朝倉。
立ち上がり、先頭の野中を
ライト線へのツーベースで出すと、
この日2番に入った相川は、三塁方向へ送りバント。
しかしこれを処理しようとした朝倉が、
足を滑らせてしまうと、慌ててしまい、
ボールも手に付かずエラー。(記録は犠打失策)
自らのミスから無死一、三塁とピンチを招きます。
続く金城の当たりは、ショートゴロ。
井端が二塁ベースを踏んで、そのまま一塁へ。
ダブルプレーとなる間に、三塁走者の野中が生還。
横浜に1点を先制されてしまいます。
先制されたドラゴンズ、2回、すぐさま反撃をしかけます。
先頭のウッズは外へのスライダーに遊ゴロに倒れますが、
続く森野が、カウント1-0からの2球目、
内へのスライダーを捉えると、打球は高々と上がり、
そのまま右中間スタンド最前列へ!
大きな一振りで、1-1の同点に追い付きます。
なおも2死からこの日7番スタメンの平田が
初球、低目のカーブをセンター前へ運ぶヒット!
2試合連続の安打を放ちますが、
続く谷繁の2球目、二塁へのスチールは失敗に終わります。
同点に追い付いてもらった朝倉。
2回ウラ、先頭の吉村を四球で出してしまいますが、
続く内川を外角高目のストレートで4-6-3のダブルプレーに。
さらに3回ウラも1死から相川にセンター前ヒットを浴びるも、
続く金城を外へのシュートで二封するなど、
随所にらしさを出し、やや復調の気配。
結局この日は3回、39球を投げ、3安打3奪三振2四球で1失点。
今後への手応えは掴んだようです。
3回までわずか2安打1点のドラゴンズ。
しかし4回、高崎の制球の乱れにつけ込み、
先頭の井端がフルカウントから四球を選ぶと、
続く新井が初球、左ひじに死球を受け、
無死一、二塁とチャンスをもらいます。
代走には上田が出され、迎えるは4番・ウッズ。
3球ボールが続き、勝負を避けられると思いきや、
2球続けてファウルした後の6球目、
外一杯のスライダーに見送り三振。
これにはウッズも苦笑いを浮かべます。
さらに森野も内へのスライダーに
バットを折られる二塁フライに倒れ、2死となりますが、
続くイ・ビョンギュの三塁ゴロを村田がファンブル。
2死満塁で、最初の打席ヒットの平田を迎えます。
前日に続いての打点ゲットとCSアピールのチャンス!
ところがカウント2-1からの4球目、
高崎のフォークがワンバウンドし、相川が後逸!
ワイルドピッチで、2-1と勝ち越しに成功します。
なおも2死二、三塁のチャンス、
今度こそはバットで打点を。
しかし続く4球目、低目のストレートを叩くもライトライナー。
当たりこそ良かったものの、1点止まりに終わります。
1点リードとなったドラゴンズ。
4回ウラから、2番手で山井がマウンドに上がります。
中6日での調整登板となりましたが、朝倉同様こちらもピンチ。
先頭の吉村にセンター前ヒットを許すと、
続く古木の4球目に、吉村が二塁へスタート。
古木を空振り三振に取ったものの、
谷繁がベースカバーの二塁の頭上を大きく越える大暴投。
センターへ達してしまいます。(記録は、盗塁と谷繁の悪送球)
1死三塁となって迎えるは、7番・内川。
フルカウントからの6球目、
スライダーがやや中に入った所を捉えられると、
打球は前進守備のショート横を抜くタイムリー。
2-2の同点に追い付かれてしまいます。
さらに藤田の四球と高崎の犠打で、
2死二、三塁のピンチを背負う山井。
続く野中を外へのスライダーで一塁ゴロで切り抜けたと思いきや、
ウッズがミットに当てるもこれをトンネル!
打球がライトへ達する間に、二者が生還。
この回2つのエラーが絡み、一挙3失点。
守備の乱れから、4-2とゲームをひっくり返されてしまいます。
2点を追うことになったドラゴンズ。
5回、先頭の谷繁がレフト左へのツーベースを放ちますが、
続く山井の送りバントはピッチャー正面。
高崎から三塁へ送られ、失敗に終わります。
さらに荒木が真ん中高目のスライダーを叩きますが、
良い当たりの右中間への飛球を、金城がスライディングキャッチ。
続く井端が四球を選び、2死一、二塁としますが、
上田は内へのストレートに詰まってしまい、平凡な一塁ゴロ。
うまく流れを掴むことができません。
それでも6回、連打から再びチャンスを。
先頭のウッズがライト前ヒットで出ると、
森野も続き、カウント0-1からの2球目、
外寄りのスライダーを叩くと、打球は左方向へ。
レフト・古木が突っ込むも及ばす、
抜かれると、そのままレフトフェンスへと達します。
その間に一塁走者のウッズが激走し、一気に生還!
タイムリーツーベースとなって、1点差に迫ります。
さらに1死から平田が、代わった2番手・木塚から
センター左にヒットを放ち、1死一、三塁。
同点のチャンスで迎えるは、谷繁。
この日エラーもあっただけに、
汚名返上の一打を期待しますが、
初球、シンカーに手を出してしまい三塁線へのゴロ。
村田が逆シングルで好捕すると、二塁へ転送。
そのまま5-6-3と渡るダブルプレー。
一気にチャンスを潰してしまいます。
1点差のまま、ゲームは終盤へ。
6回からはクルス、7回には岡本が0に抑えると、
8回からはビハインドながら守護神・岩瀬が上がります。
クライマックスシリーズに向けての
調整登板となりましたが、先頭の藤田の遊ゴロを
なんと名手・井端が一塁へ悪送球。
この日チーム4個目のエラーで出塁を許します。
続くマットホワイトの代打・呉本成徳にも
四球を与え、無死一、二塁としてしまった岩瀬。
しかし野中の送りバントを自ら処理し、三塁へ送球。
1-5-3のダブルプレーに取り、2死二塁としますが、
続く相川を内へのストレートを見送られ、四球。
一、二塁で、金城との勝負となります。
これ以上点は与えれない場面。
守護神に託しますが、この日のボールは今一つ。
4球目、甘く入ったストレートを
逃さず叩かれると、打球は右中間へ。
平田が懸命に追いますが及ばず、センターオーバー。
タイムリーツーベースとなって、二者生還。
これでスコアは、6-3。
エラーと四球でリズムを崩し失点してしまった感の岩瀬。
クライマックスシリーズを前にやや課題を残します。
3点差で迎えた最終回、
しかしドラゴンズが意地を見せます。
マウンドには横浜のクローザー・クルーン。
さらに村田を下げるなど内野を固めてきます。
この回先頭は、この日2安打の平田。
クルーンとは初対決となりますが、
カウント1-0からの2球目、158キロのストレートを
ピッチャー返し!そのままセンターへと達します。
この勢いに乗り、続く谷繁もフルカウントから四球を選ぶと、
岩瀬の代打には、中村紀洋が告げられます。
一発出れば、一気に同点。
初球、中に入ってきたスライダーを
積極的にはじき返すと、打球はセンターフェンスを直撃!
平田が生還するタイムリーツーベース!
一振りで流れをドラゴンズ側へ引き寄せます。
なおも無死二、三塁とチャンスは続き、
迎えるはトップに戻って、荒木。
チャンステーマメドレーのレフトスタンドは
同点、そして逆転への望みを託しますが、
カウント2-1からの4球目、
外へのフォークを叩くも、前進守備のショート正面。
ランナーを進めることができません。
さらに1死二、三塁で井端を迎えますが、
ここでドラゴンズベンチは、代打に柳田。
大きな場面で若竜をテストします。
その期待に応え、結果を残してほしい。
しかしやや荷が重すぎたか、カウント2-1からの4球目、
内角高目のフォークに空振り三振に倒れます。
なおも2死から迎えるは、途中からライトに入る藤井。
ぜひとも繋いで、4番・ウッズを迎えてほしいところ。
ところがカウント2-2からの5球目、
内角高目のフォークを叩くと、三塁ゴロ。
藤田から一塁へ送られ、二者残塁のままゲームセット。
今季ワーストとなる4失策など、守備の乱れから
逆転を許し、そのまま逃げ切られたドラゴンズ。
横浜戦は11勝13敗と6年ぶりの負け越し。
レギュラーシーズン最終戦を飾れず、
不安の残る締めくくりとなったものの、
新たな戦いがすぐそこに。
13日からは3位・阪神とクライマックスシリーズ
第1ステージを戦うこととなりました。
そこそこに得点は入り、
4-6と接戦にはなったものの、
ゲーム内容としては、
今ひとつの出来。
それもこのところ悩まされる
拙攻などではなく、
エラーや四球など
守備の乱れからの敗戦。
初回の朝倉のバント処理ミスから始まり、
4回の谷繁の悪送球に、ウッズのトンネル。
さらに8回には、井端の一塁悪送球など、
気の緩みとも言えないでもない
ドラゴンズらしからぬ今季ワーストの4失策。
さらにそれがすべて失点に絡んでしまう悲しさ。
まさに「ミスをした方が負ける」
その典型的なゲームとなってしまいました。
堅守を誇ったドラゴンズでしたが、
今季は決して良くはなく、リーグ3位の69失策。
首位・巨人が54失策と、15個も差が付いた辺りに
わずか2勝差ながら優勝を逃した一因があるのかも。
1つのミスがチームを敗戦に追い込むことが多々あります。
この日のような拙守は、これからのシリーズ、
できるだけ防げるよう、やっていってほしいです。
投手陣では、CSで先発を任されるであろう朝倉、山井。
ともに3回、2回を放りましたが、
出来としては、今後に少々不安を残しました。
朝倉は初回に併殺の間の1点に抑えこそしたものの、
好調時に比べると、やはり低調は否めませんし、
山井もエラー絡みとあって、自責こそ0ながら、
制球が不安定で締まりませんでしたね。
阪神との第1ステージが3戦目までもつれた場合、
さらに巨人との第2ステージは5戦あるだけに
必ず出番がやってきます。
できるだけ状態を上げ、不安が解消されることを願います。
さらに守護神・岩瀬も2四球と制球が今ひとつ。
せっかくエラーと四球で無死一、二塁としたものの、
バントをうまく処理して、1-5-3の併殺を決め、
締められると思った矢先に、相川への四球。
これが痛かったですね。
2点ビハインドの調整登板とはいえ、
決して満足がいかないであろうマウンド。
ただしっかり修正してくれるだろうとは思います。
打線は本塁打王へのラストチャンスとなった
主砲・ウッズが3打数1安打1四球。
横浜投手陣は勝負こそしたものの、
決して甘い球はなかったようで、ノーアーチ。
2年連続の本塁打王はなりませんでした。
ただタイトルは別として、
終盤のノーアーチは、やや不安材料ですね。
ヒットこそ出るものの、状態としては芳しくなさそう。
この1週間を有意義に使ってほしいものです。
一方、5番・森野は、1本塁打を含む2安打2打点。
打線のなかで気を吐いたものの、
8回無死一塁のチャンスで
マットホワイトの外のカーブに見逃し三振。
あれは悔しかったですね。
打線が繋がらないうえ、中村紀洋に体調不安。
さらにウッズが歩かされるなど、
やはりクライマックスシリーズでも、
5番・森野には比重がかかることが多くなるでしょう。
今季を打率.294ながら、97打点で終えました。
その勝負強さを活かし、チャンスは逃さず暴れてもらいたいです。
また若竜のなかでは、
前日プロ初打点の平田が、初の猛打賞。
特に9回、クルーンの158キロストレートを
センター前にはじき返した一打は見事でした。
3番・レフトでスタメンだった新井が左ひじに死球を受け、負傷退場。
9回の1死二、三塁で井端の代打で登場した柳田が
結果を出せないなか、今後の帯同へ好材料となったかも。
運は持っています。後はそれを繋げるよう努力です。
今季の公式戦、ドラゴンズは78勝64敗2分で終了。
首位・巨人とは1.5ゲーム差の2位。
わずか2勝差でしたが、開幕前から掲げてきた
連覇を果たすことができませんでした。
しかし今季はまだ戦いが続いていきます。
13日からは地元・ナゴヤドームで
3位・阪神とのクライマックスシリーズ第1ステージ。
そこでしっかり勝ち抜いて、巨人にリベンジ。
日本一への可能性が残されています。
1つ目のハードルを越えられなかった悔しさを力に変え、
目指すは、リーグ初の2位からの日本一。
選手個々がこれからの1週間、しっかりと課題に取り組み、
不安材料をできるだけ取り除き、良い状態でクライマックスを。
あす8日は、1軍は全休だそうですが、
気持ちを切り替え、新たなステージへ進んでほしいです。
★プレーヤーズ・ボイス(7日)
●森野将彦
<1本塁打を含む2安打2打点の活躍。
2回、ライトへ同点18号ホームラン>
「打ったのは、スライダー。
また次の打席も打てるといいなと思います」
<試合後に喜んでいたのは、
6回の左翼線に運んだタイムリー二塁打。
左翼方向への安打は、約半月ぶり>
「久しぶりに自分らしいバッティングができましたね。
逆らわずに打てました。
最近、なかなかあっちに打てなかったんでね。
(9月)18日以来? ほら、やっぱり!
ただ引っ張っていてもヒットが出てましたからね。
バッティングを崩していたのもあって、
そんなに心配してなかったけど、
左に打てれば、もっとよくなっていくと思います」
<開幕前の目標は『3割、20本塁打、100打点』。
今季は主に5番打者を任され、打率.294、18本塁打、97打点。
すべてで昨季を上回り、あと一歩まで詰め寄った数字に>
「こんなもんでしょう。
ある程度は満足しています。特に打点はできすぎですね。
CS? 打つか打たないかでしょう。早めに乗りたいですね」
(中スポ、名古屋ニッカン1、2)
●平田良介
<クルーン撃ちで初の猛打賞を記録した。
9回、2球目158キロ直球を中前にはじき返し>
「初球から狙っていました。
158キロは見たことなかったです。
めちゃくちゃ速かったですね。打てたのがまぐれです」
<2、6回にも安打を放ち、初の猛打賞をマーク>
「クライマックスシリーズに
出たいので結果がほしいんです」
(東京中日、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
●高代野手総合チーフコーチ
<プロ初の猛打賞平田を絶賛。
CS初戦でのスタメン抜擢があることも示唆>
「楽しみな選手。
中堅の守備も安定? 安定じゃない。うまい。
少し守備位置が深いけど、教えていく」
(スポニチ名古屋)
●朝倉健太
<先発で3回を3安打1失点、
CSに向け、まずまずの調整に前向き>
「ここ最近はボールが走っていなかったけど、
きょうは少しよくなりました。
いい感じで投げることができた。
まだまだ修正するべきことはありますけどね。
1週間で何とか上げていきたいです」
<走者を出しても併殺に退けるなど粘りの投球が復活。
手応えをつかんだシーズン最終戦に>
「ゴロに取るのが自分の投球ですから。その辺はよかったです」
<CS本番まで、残りわずか>
「投げるのは、どこでもいいです。
あとは自分に与えられた仕事をがんばるだけ」
(朝倉健太公式、中スポ、スポーツ報知)
●山井大介
<4回から2番手で登板も味方の拙守にも
足を引っ張られ、2回を3安打3失点(自責0)。
降板後はブルペンへ戻り、
投げ込みで課題克服に取り組む>
「抜け球が多かったんですが、
それはブルペンで修正できました。
自分の投げる場面に向けて調整したい」
(中スポ)
●中村紀洋
<9回、無死一、二塁に代打で登場。
クルーンの150キロの球をはじき返し、
中堅フェンス直撃の適時二塁打を放つ>
「真っすぐと違うよ。スライダーやった。
ちょっとバットの先っぽですけどね、打ててよかった。
でもそれよりも、クライマックスシリーズまでに
腰を治すことが先決です」
(中スポ、名古屋ニッカン)
●タイロン・ウッズ
<4打席で1安打1四球とノーアーチに終わり、
2年連続4度目の本塁打王を逃す。
今季の四球数121は、歴代11位タイ。
悔しげに顔をゆがめて言い放つ>
「インサイド、速球が来ないことは分かっていた。
打てそうな球は1、2球しかこなかった。
四球が多かったし、
真のホームランキングは誰か分かっている。
横浜の投手はオレを恐れていたんだ」
<予想した四球攻めはなく、
しつような外角攻めで勝負を挑まれる。
2打席目の三振はカウント0-3から
2球ファウルした後に料理され>
「全部ボールだったけど振りにいった。
だからファウルしたんだよ」
<日本一達成に気持ちを切り替え>
「今までに本塁打王は(3度)取ったけど、
日本一は取ってない。そっちが欲しい」
(東京中日、毎日jp、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
●新井良太
<『3番・左翼』で今季初スタメン。
しかも1、2軍あわせて初めての外野手としてだったが
2打席目に左ひじに死球。思わぬ形で途中交代>
「(左ひじは)大丈夫です」
(中スポ)
●荒木雅博
<今季31盗塁で初の盗塁王濃厚とし>
「30盗塁を目標にしていました。
(タイトルは)阪神の赤星さんが
けがをしたということもあると思う。
クライマックスシリーズでも足でかき回したい」
(名古屋ニッカン)
●立浪和義
<7回2死一塁で、今季93度目の代打も中飛。
代打成功率.307、代打打点27で公式戦を終える。
今季両リーグでただ一人(出場20試合以上)
守備につかなかったが、打撃専門でポストシーズンに挑む>
「あと1週間、きっちり練習して打てるように頑張ります」
(中スポ)
●岩瀬仁紀
<1点ビハインドの8回に調整登板。
2四球で2死一、二塁から金城に二塁打を浴び2失点。
クライマックスシリーズに不安を残し>
「あれで満足いくわけないでしょ。
修正点? それは分からない」
(東京中日)
◆デニー
<遠征に帯同して古巣・横浜関係者にあいさつ。
佐伯、石井琢朗らと握手を交わし>
「きょうで(あいさつは)おしまい。会いたい人には会えたよ」
(名古屋ニッカン)
◆西川球団社長
<公式戦終了後、ロッカールームに
関係者が集め、区切りの訓示を行う>
「残念ながら連覇は逃したが、
日本一になるチャンスはある。
もう1つの目標である日本一に向けて頑張ろう」
(中スポ)
●落合監督
<今季ワーストとなるチーム4失策と
締まらない内容で最終戦に敗れるも
最終戦ならではのエア・ポケットだと意に介さず>
「だいたいこんなもんだろ。
順位が決まったあとの試合っていうのは、
えてしてこうなる。ちょっとでも気を抜くと。
ふだんここで使うって言うんじゃない選手を使っているからな」
<全員が集合した約5分後、ロッカーを出てきて>
「まだ終わりじゃないだろう。
そういう制度をつくったんだから。
切り替える? 切り替わってないよ。
何で切り替えるの? 新しい戦いになってないんだから。
シーズンの一環だ? 気持ちを切り替える必要もない」
<宮崎組との入れ替えの可能性を示唆>
「外野が足りねえんだ。
前にも言っただろ。クラ(英智)のケガが一番痛かったって。
宮崎に行っている連中が、
どういう気持ちでやっているかだな。
『もういいや』なのか、そうじゃないのか」
(中スポ、サンスポ、時事通信、毎日jp、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
若竜からの話題。(7日)
◇佐藤充
<きょう8日開幕のフェニックスリーグ。
千葉ロッテとの開幕戦に先発予定>
「しっかりとアピールしたい」
<今季はわずか1試合の登板に終わる。
再び輝きを取り戻すために、この秋から勝負>
「やっと(投球フォームの)バランスが良くなってきました。
練習通り投げられれば勝負ができると思う。
来季へつなげられるように、しっかり取り組みたい」
(中スポ)
◇井上一樹
<ベテランの選手会長が決意の宮崎入り>
「教育リーグにくるのは10年ぶりくらいだね。
今年は原点のつもりでやってきたから。
宮崎でも原点のつもりでやりますよ」
(中スポ)
ファームの秋季教育リーグの『フェニックス・リーグ』が
今季もきょう8日、宮崎県内の7球場で開幕。
ファーム日本一となったドラゴンズも若手を中心に参加。
この日、リーグに出場する30選手が宮崎入りしました。
14球団が参加して、98試合が組まれている同リーグ。
若竜主体とはなってはいるものの、そのなかには、
開幕投手を負かされ、再起をかける佐藤充や
シーズン終盤に2軍落ち、このリーグでアピールし、
CSでの復帰を目指す井上選手会長などの姿も。
それぞれが課題や目的を持って、試合に挑んでいくようです。
レギュラーシーズン最終戦は、これで3年連続黒星です。
勝って終わってくれると気持ちがいいのですが(苦笑)、
今年はまだまだ戦いが続きますし、最終的に今月末か
来月頭に大歓喜の瞬間を迎えられればと思います。
ミスが多く残念な試合でしたが、平田選手の
猛打賞はすごく嬉しいですね。ただ、新井選手の
死球交代は悔しかったです。せっかくスタメンでしたし、
打撃はもちろん、レフトの守備も観たかったですから…。
でも、試合途中にはベンチに戻っていましたので、
大事には至らなかったと思い、ホッとしました。
投稿: ドライチ | 2007年10月 8日 (月) 11時47分
最後の最後に、何じゃそりゃっていう
守備陣の乱れを堪能(^^ゞ
膿みを出しきったと思うことにします。
CSや日シリでやらかされたら大変なので、
ココで良かったです。
もう今年はベイと戦わないので投手陣は
大丈夫かなと思ってます。
13日まで上手に調整して望んでほしいです。
唯一の救いは平田くんですね。
帯同してカンフル剤になってくれると
嬉しいです。
投稿: dai | 2007年10月 8日 (月) 13時09分
最終戦で大いに盛り上がろうと思っていたら、
酒乱になっていました(笑)
守りのチームが今季は最後までダメでしたね。
短期決戦ではミスが出た方が負けると言います。
しっかりと立て直してCSに向かってほしいですね。
練習中にしっかりとデニーを観て来ました。
ベイの選手も挨拶に来てましたよ。
投稿: ギンタロウ | 2007年10月 8日 (月) 13時14分
お疲れさまでしたー!
でも、最終戦ってこんなもんなのでしょうか!?
ちょっと寂しいですよね。
一応関東にもファン多いんだから、いい姿を見せてほしかったかも。
CSは別物と考えて、私も気持ちを立て直しますわ。
チケットは撃沈したので、テレビで応援がんばりま~す(爆)
投稿: doraco | 2007年10月 8日 (月) 14時53分
今季は失策に泣いたシーズンでしたが
最終戦で4失策とは。
これが底だと思うしかないですね。
CSではドラゴンズらしく固い守りで少ない得点(苦笑
を守ってもらいましょう。
平田選手には大舞台で強いところを
思う存分見せてもらいたいです。
投稿: ドラゴンズブルー | 2007年10月 8日 (月) 16時12分
みなさんコメントありがとうございます!
昨日8日からはフェニックスリーグが開幕。
若竜は初戦、千葉ロッテに敗れました。
またこの日、清水将海選手と柳田選手が抹消。
宮崎に選手の招集があるかもしれません?
>ドライチさん
観戦おつかれさまでした。
昨季の最後は広島戦でしたよね。
当時川相選手がショートを守ったのを思い出しました。
2位なのにこれで終わらない、まさにCS効果ですね(^^)
ゲームに関しては、平田選手よくやっていましたね。
新井選手、試合前レフトの練習をしていたのに
驚いたのですが、まさか3番スタメンとは…。
ただコメントを読むと大丈夫そうでホッとしました。
>daiさん
観戦乙カレーです(^^)
ハマスタでは勝てないですね(T^T)
今季はこういう年と思い、来季こそリベンジです。
それにしても守乱でした。
ウッズ選手のトンネルはまだしも、
谷繁捕手や井端選手の暴投には驚き!
CSは気を引き締めないといけませんね。
>ギンタロウさん
観戦おつかれさまでした。
いらっしゃるのかと回りを見回しましたが、
わかるはずはないかなと。
ただこの時期、さすがにみかん氷は頼めませんでした(T^T)
デニー投手、あいさつしていたようですね。
さらば名優、これからにも期待しましょう。
>doracoさん
前日の神宮がラストなら良い感じだったのですが、
今季横浜には相性が今イチでしたし、
こういう結果に終わったのはやや残念でした(T^T)
CSまであと4日、うまく立て直したいですね。
ぜひとも第2ステージまでは来てもらわないと!!
>ドラゴンズブルーさん
最後の最後まで悩まされる。
こんなシーズンとなってしまいましたね(T^T)
悪いところは全部出たと思いますし、
明日からはしっかりねじを締め直してほしいです。
平田選手、CSにも出場してほしいですね。
ここぞの秘密兵器として使ってほしいです(^^)
投稿: Toshikichi | 2007年10月 9日 (火) 01時29分
悪い膿はCS前に全部出し切ったと考えてCSに望
んでもらいましょう。
これから4日間、目標を持って一日一日を大切にして
もらいたいですね。
短期決戦は小さなミスが命取りになることが大いに
考えられます。
CSの第一ステージは2連勝で第二ステージの関東
の皆さんにバトンを渡したいと思います。
投稿: りくぶっち | 2007年10月 9日 (火) 13時31分
コメントありがとうございます!
>りくぶっちさん
自分も『悪い膿』ということでこの敗戦を捉えました。
守備面で課題が出たのは、とても残念ですが、
あと4日間でしっかりと整えてくれるでしょう。
CSは観戦に行かれるようですね。
ぜひとも背中を押してもらい、バトンを受けたいです(^^)
投稿: Toshikichi | 2007年10月 9日 (火) 15時31分