ノリ、セ史上最高733%アップ
「契約していただけるだけでありがたい…」
前日と違い、この日は情報もりだくさん!
主力選手の契約更改交渉が始まり、
トップで切った谷繁と、注目の中村紀洋が
臨みましたが、ともに一発サインとなりました。
さらに日本シリーズ優勝祝賀会や谷選手の仮契約など、
この日のドラゴンズをできるだけまとめました。
◇中村紀洋
<名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
4400万円増の5000万円で一発サイン。
約40分間を費やしたが、金銭の話はほんのわずか。
野球を続けられる喜びが、胸に詰まっていた>
「(サインは)しました。
納得というか、希望額は全然なかった。
契約していただけるだけで、ありがたいので…。
気持ち的にはもう(額を)見ずに押そうと思ってましたんで、
契約していただけるということを聞いて
すぐサインをしたいと思っていましたんで、はい。
本当は5分で終わろうと思ったが、世間話で長くなってね。
来年もまた勝負ができるということに、
いまサインをさせていただきました。
今年は成績よりも野球ができたという喜びがあった。
税金がね、来年は楽になるんで、
その辺が来年は良かったかなと思います」
<テスト入団から日本シリーズの
最高殊勲選手にまで上りつめた激動の1年を振り返り>
「テスト入団で入れてもらって、
僕自身も何とか恩返しをしたいという気持ちを持って
この1年やっていましたので、最終的に日本一になれて
本当に恩返しができたかなと思った。
不安のなかでグラウンドに立ってましたけど、
本当のファンの方の声援のおかげで
最後まで自分の力を完全燃焼できるようにさせてもらったので
本当にファンのみなさんにも感謝したいなと思います」
<昨オフのオリックスの提示額に届いていないが、
それでも出来高さえ要求せず、満足そうに>
「中日での実績は今年のものしかないし、前のことは前のこと。
今回は年俸600万円からスタートさせていただいて
やればできるというところを、示せたと思う。
若い人に、励みになる金額を頂けたと思ってます。
(出来高は)ない。ルーキー1年目と同じなので。
今年は1年目のルーキーという気持ちですっとやってきた。
自分の持っている力を100%出せたと思う。
ドラゴンズ2年目になる来年が勝負だと思います」
<今年の収穫は、経験したことのない勝てる野球を学んだこと>
「これまで(大阪近鉄、オリックス)は豪快な野球しか知らなかった。
今までは5点取られたら、6点を返す豪快な野球だった。
1点の重み、1球の大事さをドラゴンズに来て勉強させて頂いた。
今までに経験したことのない野球だった。
この1年間は長いと言えば長かったけど、
終わってみていい経験ができた」
<オフは腰の治療が最優先>
「(腰の状態は)シーズンの終わりから考えると
ずいぶんと楽になった。
あと2カ月で(本調子に)戻れるようになりたい」
<来季に向け、異例の早期始動も予告。
来月13日からのハワイでのV旅行でトレーニングを開始。
旅行後も現地に残って練習する可能性も示唆>
「気持ち的には優勝旅行のときから
動き始めたいと思っています。
暖かいところでやれば体もほぐれると思うので。
腰に負担の掛からない暖かいところでスタートしたい。
(状況が許せば)しばらく残りたい。
これから大事な時期になる。腰に故障を抱えているので、
来年2月のキャンプに間に合うように(腰を)元に戻したい。
今年以上の成績を残したい」
(中スポ、中日新聞、サンスポ、スポーツ報知1、2、共同通信社、
時事通信、朝日新聞、毎日jp、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
◇谷繁元信
<現状維持の2億円プラス出来高払いで契約を更改。
2億1000万円とされていた今季の年俸が、
2億円だったことを自ら明かした上で>
「(現状維持に納得し)こんなもんかな。
球団から『最後によく頑張ってくれた』という言葉をもらった。
終わりよければ全てよし、そんなシーズンだった。
評価していただいた。CSの評価はゼロでないと思います」
<ポストシーズンでは攻守に活躍。
現在、捕手としての出場試合数は歴代3位の2161。
同2位の伊東勤氏の2327を追い抜くという目標を掲げ>
「(今年の終盤で)まだまだいけるという再確認ができた。
セ・リーグ2位がずっと引っかかっている。
来年は完全制覇できるように頑張りたい。
(正捕手の座は)まだ渡したくないし、渡す気もないね。
(今後の目標は)試合数で野村(克也)さんが1番。
それは無理かなと思うけど、記録2位までにはいきたいね。
144試合出場も頭の隅にある」
<また会見では、11日のアジアシリーズ決勝で
死球を受けた際に、左肋骨を骨折していたことを明かす。
けがは快方に向かっており、来季へ意欲を示す>
「全治は3、4週間。もうあまり気にならない」
(中スポ、共同通信社、時事通信、毎日jp、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン)
◇井手編成担当
<アップ率が球団及びセ・リーグ史上最高となった
中村紀洋の査定について説明>
「600万円の選手が首位打者をとったくらいの評価に
それなりに過去の実績を少し加味しました。
日本シリーズMVPは年俸査定とは別なので加味していない。
登録日数を満たしているので、
一軍最低保障(1500万円)は手にしたよね」
<現状維持となった谷繁の査定について>
「日本シリーズに出るのに
出色の働きをしてくれたのは(評価に)入れました」
(中スポ、中日新聞、サンスポ、スポニチ名古屋)
△ドラゴンズ・契約更改▼
11月29日(金額は推定・単位は万円)
谷繁 20000(□ 0・0%)
中村紀洋 5000(△ 4400・733%)
いよいよ始まった主力選手の契約更改交渉。
2位査定ということで、その攻防が注目されましたが、
やはり目を引いたのが、年俸600万円の中村紀洋。
大幅アップは確実な状況でしたが、
そのアップ率は、球団及びセ・リーグの史上最高という733%!
実に約8倍となる5000万円の提示となりました。
ただ記録的アップ率とはいうものの、
過去5億を稼いでいた選手にとっては、抑えられた印象。
それでも「契約していただけるだけでありがたい。
金額を見ずにすぐ押そうと思っていた」という中村紀洋は、
何の異論も唱えずに一発サイン。
フルスイング男らしいキップのいい更改となったようです。
昨オフにオリックスとの契約更改交渉が決裂して退団。
沖縄春季キャンプでの入団テストを経て、
背番号『205』の育成選手として、ドラゴンズと契約。
さらに開幕直前に年俸600万円で支配下選手契約を結ぶと、
丸刈り頭の背番号『99』は、サードのポジションに定着。
途中故障による離脱が少々あったものの、
130試合に出場し、打率.293、20本塁打、79打点をマーク。
ポストシーズンも大暴れで、日本シリーズではMVPに輝き、
チームの53年ぶりの日本一に大きく貢献。
毎日、毎日、野球ができること、
ユニホームを着られることに「感謝」しながら、
夢中で戦い抜いてきた激動のシーズン。
それもこれも拾ってくれた球団とファンがあってこそ。
そしてこの日、すぐ判を押したことも球団への恩返し。
金額に見向きもしなかったその目はすでに、
「来年が勝負なので、このオフが大事になる。
来年2月のキャンプに間に合うように腰の故障を治したい」と
新たな挑戦となる来季へと向かっていたようです。
前日のスポーツ紙にも
予想の金額が出ていましたが、
球団の提示額は、
順当なラインでしたね。
大車輪の活躍だった
後半の印象が強すぎて、
その程度かとも思ったりもしますが、
開幕当初は、慣れない
セの野球に苦労の連続。
なかなかなじめないのでは、
不安なところもありました。
それでもさすがは実績ある選手というか、
後半以降福留の抜けた3番に座ると、
それ以降はもはや打線に欠かせぬ存在に。
腰痛と戦いながら、感謝の気持ちを忘れなかったそのプレー。
想像以上の働きをしてくれたと思います。
そしてこの日の一発サイン。
「すぐ押そうと思っていました」のコメントがいいですね。
1軍に150日以上いたため、実際には600万円ではなく
最低保障の1500万円を手にすることになるとはいえ、
やはり過去を思えば、決して多くはない金額。
それでも満足そうに笑顔で会見した姿がとても印象的でした。
スッキリとサインしたことで、
来季もドラゴンズの一員となるノリさん。
来季は開幕から主力として計算が入ることとなります。
そうなると気になるのが、治療中の腰の具合。
来春までに、できるだけ本調子に近づくことを願いたいですね。
激動の1年を経て、ドラゴンズで生まれ変わった背番号99。
来季も「感謝」の気持ちを胸に、全力プレーで
チームに貢献してくれることを期待したいです。
また主力の先陣を切って、
交渉に臨んだのは、正捕手・谷繁。
こちらは、現状維持の2億円プラス出来高で
同じく一発サインとなりました。
クライマックスシリーズでは、バットが火を噴き、
日本シリーズではそのリードが光った谷繁ですが、
レギュラーシーズンは、3年連続最下位の打率.236。
さらに開幕当初はベンチを温めていた時期もあり、
『2位査定』となれば、ダウンも否めないといったところ。
しかし球団側もポストシーズンを評価してくれましたね。
今回の短期決戦で感じたのが、捕手の重要性。
そして力を発揮したことで、改めてその存在の大きさと、
牙城の安泰さを知らされることとなりました。
完全優勝と全試合出場を来季の目標に掲げた竜の扇の要。
そして「(正捕手の座は)まだ渡したくないし、渡す気もない」
この気持ちがあれば、きっと来季もやってくれることでしょう。
アジアシリーズでの決勝では、
肋骨を骨折していたそうでその辺がやや心配ですが、
来季もシゲシゲファイトと、ナイスリードで
投手陣を引っ張っていってもらいたいです。
ナゴヤからの話題。(29日)
◇落合監督
<名古屋観光ホテルで開催された
『07中日ドラゴンズ日本シリーズ優勝祝賀会』に出席。
昨年の祝賀会でのロングスピーチを反省。
約3分ほどのあいさつにとどめる>
「(リーグ優勝した)去年はこの場で
25分もしゃべったらしいんですが、終わってから
『おまえはしゃべりすぎだ』と周りから言われました。
ある人に勝った時は多くを語らず、
喜びに浸りなさいと言われたので多くは語りません」
<チャンピオンフラッグを背に
来季のリーグ優勝とシリーズ連覇を約束>
「2007年がどういうシーズンだったかは
(優勝)フラッグを見ればわかると思います。
(リーグ優勝の)1本足らないんです。
この足らない分を何とか来年、
ここへもう1本飾ってというシーズンにしたいと思っています。
気合の入れ直しっていうか、スイッチの切り替えというか、
そういうものさえ間違わなければ、
来年は確かなもの(リーグ優勝奪回)を、
われわれはまた勝ち取って、この場で報告できると思っています」
(中スポ、共同通信社、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン、名古屋タイムズ)
◇白井オーナー
<優勝祝賀会の冒頭であいさつ。今季の偉業を評価し>
「53年ぶりの日本一の達成、ファームも日本一、
アジアーシリーズでも優勝。
こんなことはドラゴンズ史上かつてなかったこと」
<喜びとともに来季の完全優勝へ期待>
「喜びの中にも1つ欠けているものがある。
あっちからもこっちからも(そういう声が)聞こえてくる。
頂上だと思ったら、さらに高い峰がそびえていた。
もっと挑戦しなさいという天の啓示のようなものを感じる。
監督が『もう1つの宿願を達成したい』と言っている。
たいへん心強い。ドラゴンズはさらに挑戦していく。
選手、監督、フロントともそういう決意でいる」
(中スポ、共同通信社、スポニチ名古屋、名古屋ニッカン、名古屋タイムズ)
◇田中大輔
<オフは『昇竜館』に納車ラッシュの時期。
平田や菊地にピカピカの新車が届いていたが、例外も>
「車? 全然興味ないです。免許も持っていないです。
間違いなく事故(じこ)る自信ありますから…。
僕が気を付けても、向こうが突っ込んできたら
どうしようもないじゃないですか。
田村(捕手)コーチも現役時代は乗らなかったみたいですよ」
(中スポ<ドラ番記者>)
◆谷哲也(日立製作所)
<大学・社会人ドラフト3巡目で指名。
この日、茨城県日立市内で中田スカウトらと入団交渉し、
契約金5500万円、年俸1200万円で仮契約。
交渉を終えるとプロ入りに向けゲーム断ちを宣言>
「ゲーム機? (名古屋に)持っていきません。
もう買うこともないと思います。そんなヒマもないでしょうから」
<練習後の寮部屋で先輩から譲り受けた
テレビゲームで遊ぶのがリラックス法だった>
「マリオカートやファミスタで遊んでいます。
スーファミ(スーパーファミコン)です。
使えるものは捨てられない人間なんです」
<今後はコントローラーを握る時間があれば、バットを持つ。
野球道具だけを荷物に詰めて旅立つ>
「もうアマチュアじゃないし、自己管理をしっかりしたい」
<背番号は『36』に決定>
「36番の印象はないですね。これから愛着を持っておければ…」
(中スポ、共同通信社、時事通信)
53年ぶりの日本一となった
ドラゴンズだけに、やはりお祝いラッシュ。
この日は、名古屋市内のホテルで「日本シリーズ優勝祝賀会」。
後援会や中部財界関係者など約1000人を集め、開かれたもよう。
また大・社ドラフト3巡目の谷選手が仮契約。
背番号はデニーが付けていた『36』に決まりました。
先週の「ドラHOT」ではスーパーファミコンが
練習後の息抜きと語っていた谷選手ですが、
ゲーム機はナゴヤへは持って行かないそうです。
しばらくは野球漬けになりそうですが、
もしもゲームをやりたくなったら、
年下で先輩の平田くんにでも借りて下さい。
さらに今朝の中スポによると、
高校生ドラフト指名選手の背番号も決定。
1巡目指名の赤坂投手が『54』、
3巡目の樋口投手は『58』になるそうです。
ジャパンからの話題。(29日)
◇川上憲伸
<あす1日のフィリピン戦の先発が濃厚。
フィリピンの印象を聞かれ>
「いまのところ特にない」
(サンスポ)
野球日本代表はこの日も、当地の台中球場で練習。
試合開始時間と同じ午後6時から約3時間、汗を流したもよう。
いよいよあす、注目の初戦を迎えますが、
その相手がフィリピンに決まりました。
どんなチームか想像が付きませんが、
憲伸にはぜひともゼロに抑えてもらいたいですね。
また最終候補27選手のうち、高橋尚成(巨人)
渡辺俊介(千葉ロッテ)そして相川(横浜)の3選手が外れ、
日本代表24選手が正式に決定しました。
自分的には、当初人数合わせとしか思えなかった
矢野(阪神)はブルペンコーチ的な役割で残るそうです。
今日のその他。(29日)
◆福留孝介
<名古屋市中区のヒルトン名古屋で
代理人契約を結ぶオクタゴン社のジョー・アーボン氏と会談。
本人の想像以上の米大リーグからのオファーの数、内容に>
「フタを開けてみないと(オファーが)あるか、ないか
わからない中では、はるかに予想を上回っていると思う。
自分に興味をもってくれているんだという話を
聞くことができて、正直うれしいし、光栄です。
(球団数、提示条件など詳細については)
差し支えがあるので今はお話しできません」
(中スポ)
◆ジョー・アーボン氏(オクタゴン社)
<名古屋市内のホテルで福留と約2時間の会談。
米球界での福留に対する評価についてこう表現>
「(メジャーは)福留を世界に通じるトップの外野手だと見ている。
それが答えになるんじゃないか。
(すでに)オファーは殺到している。
(12月上旬の)ウインターミーティング後に
獲得に乗り出す球団が増える可能性もある。
条件はよくなっていく一方じゃないか」
(中スポ、名古屋ニッカン)
(その他福留FA関連=サンスポ、スポーツ報知、共同通信社、時事通信、
朝日新聞、毎日jp、スポニチ名古屋、名古屋タイムズ、デイリー)
そして最後は、やはり中スポ1面になったこの選手。
FA宣言した福留がこの日、名古屋市のヒルトン名古屋で
代理人契約を結ぶオクタゴン社のジョー・アーボン氏と初の会談。
約2時間の話し合いでは、メジャーリーグの複数球団から
提示された条件などの報告を受けたそうですが、
現時点でのメジャーからのオファーは、
福留の想像のはるかに上だったとのこと。
やはりメジャーからのオファーは、強烈だったのでしょうか。
各スポーツ紙のフォトからの「笑顔ぶり」を見る限り、
気持ちがメジャーにかなり大きく傾いた感が。
今後は12月上旬に行われるウインターミーティングの
動向もにらみながら、交渉を進めていくそうですが、果たして…。
前日の送別コンペ、
まさに
秋季練習終了後、
リーグ優勝2回に、
毎年恒例の
足を絡めて、4得点。
それにしても
もしも
今季は、弟の
本命であった
試合に出たい。
さすがに
ところで、うれしいことに、
やはり
落合監督


