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2007年12月28日 (金)

盗塁王荒木がく然、ダウン提示に怒りのサイン。

荒木 盗塁王でも500万円減… 来季FA示唆

球団事務所もこの日が、今年の仕事納め
契約更改交渉の初回のトリとして臨んだ荒木
500万円ダウンの年俸1億3500万円+出来高でサイン。
今季自身初となる盗塁王のタイトルを獲りながら、
まさかのダウン提示がく然した新選手会長は、
「FA権を取ったら言いたいことを言わせてもらう」
これまで興味を示さなかったFA権行使をほのめかすなど、
押し殺してはいるものの、その表情は
明らかに怒りに満ちていたようです。


◇荒木雅博
<球団事務所で契約交渉に臨み、
500万円減の1億3500万円プラス出来高で更改。
12年連続の一発更改も、想定外のダウン提示を
怒りを押し殺して受け入れた。無表情で皮肉たっぷりに>
「大変評価していただきました」

<1時間を超える交渉のなか、
待っていたのは、8年ぶり2度目のダウン提示。
よもやの減俸に盗塁王はがくぜん>
「正直ダウンとは思わなかった。
過去(交渉で)ごねたりしてないし、
球団もそんなに変なことはしないと思っていた。
自分でも納得できない1年だった。
でも、周りの状況を見てたら現状維持はあるかなと…。
本当に(ダウンと)来られるとは。

1年間通して、プレーできてはいない。
自分のなかでも納得できない1年ではあったので、
それはそれで受け止めるとして、
それでもちょっと(ダウン幅が)
いき過ぎじゃないですかっていう話はちょっとして、
それでちょっと上げてもらいました」

<当初の1000万円ダウンから、
500万円上積みされたものの、納得はしていない。
球団側と盗塁の価値をめぐって意見も分かれた>
「やっぱりホームランか打率か取っとかないと、
やっぱり盗塁というのは、そういう風に
簡単に見られる部分もありますから、
それでも60か70やっておけばね。
それはそれなりにちょっとやってくれるんでしょうけど。
盗塁やバントは、周りから見ると簡単に見えるんでしょう」

<入団して12年。FA取得までは一発サインの
信念に従って、不満ながらも保留を断念。
FA権を持って臨む来オフの交渉では言いたいことを言う>
「今年はやっぱりどこかに
なんか(大きく)言えないところがありましたから
やってないと自分でも思っていましたし。

FA取るまでは保留することなく一発でって
こっちの主張はそう、しないという気持ちを
ずっと持ってやってきましたから。
まあ『FA取ったらそれなりのことは
言わしてもらいます』という話はしてきました」

<さらに失望感に拍車がかかったのは、
球団関係者のひと言。権利行使の可能性に初めて言及>
「FAも『いつ取れるの』って聞かれたぐらい。
『あと10日です!』って言いました…。
僕のFAなんてそんなもんと思ってるんでしょ。
取ったら言わせてもらいますよ」

<来季早々にもFA権を取得する見込み。
怒りを押し殺した表情だったが、気持ちを切り替え>
「やっぱりこの悔しさというのがありますから
(来シーズンは)しっかりやりたいと思います。
数字を残す自信があるから、その分は取り戻せると思う。
来年は主張します。成績を残して
評価が同じだったら、考えないといけません。
まあ来年やればFAというのがありますから、
あまり気にしてなかったけど
(FA権を)有効に出来ればいいかなと。
『今までやってきた証し』と他の選手がよく使う言葉。
あまり(FA権を)言いたくなかったけど、言いたくなりました。
権利を取るまでは、この悔しさをぶつけますよ」

<かつてないほど、攻めの姿勢を強める方針。
しかしそれも成績を伴ってこそ。一段と鋭い目を見せ>
「ゼロからやる気持ち。
キャンプから、どれだけ自分を追い込めるか」

<来季就任が決まっている選手会長について>
「チームをこうしていきたいという気持ちは
まったく持てないんですけど、まあ自覚を持って
今までにはないような気持ちでたぶん臨んでいけると思うし、
まあ今年一年悪いこと良いこと経験して
そういう経験も良い経験になって、来年生きてくると思うので、
まあちょっと今まで自分だけという形でやってましたけど、
周りに気を遣いながらやっていきたいと思います」
(中スポ、中日新聞サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋名古屋ニッカンデイリー


◇井手編成担当
<球団の最初の提示は、1000万円ダウンだった>
「数字から言えばもっと下がるけど、
球団はこれくらいまでは評価した。
我々としては盗塁を評価しているつもり。
評価はしているが、選手は『足りない』と言う」

<焦点となった盗塁の位置付けを説明>
「ホームランと盗塁を比べれば、ホームランが上です。
確実に1点入るし、打点もありますから。
でも、走るのは大変な作業。走れる期間も短い。
意欲をもってもらわないと困るから、
過大評価じゃないといけないくらいでいます」
(中スポ、中日新聞サンスポスポーツ報知名古屋ニッカン


◇西川球団社長
<支配下選手65人での総年俸が39億強。
高騰する選手年俸が球団経営の深刻な問題に
なりつつある現状を説明>
「このまま行けば大変なことになります。
(年俸の)減額制限はあっても(昇給の)上限はない。
選手と球団は共存共栄。
収入源の規模が縮小すれば、生活に跳ね返るんです」

<来季は大量のFA権取得選手がでるが
流出阻止は『絶対』ではないことを改めて明言>
「かつてはFA宣言しないよう(再契約金など)
お金を積んできましたが、それはできない。
これからは(日本球界の)構造的な問題でもある。
各球団、悩んでおられるところだと思います」

<来季FA取得見込みの選手に対し、
特別な年俸アップによる引き留めはしない方針を示す>
「(FA権取得に伴う)残留交渉で
提示した条件を基本的に変えることはない。
基本的には(今季と)同じスタイルになる。
球団経営の観点から、条件をつり上げると
自分の首を絞める。チーム内のバランスも崩れる」
(中スポ、名古屋ニッカン


△ドラゴンズ・契約更改▼
12月27日(金額は推定・単位は万円)
荒木 13500(▼ 500・4%)


盗塁王をなめんなよ!一発サインこそしたものの、
よもやの減俸にがく然。
夕方のニュースでの会見の様子や
WEBでのフォトなどを見ると、
明らかに荒木、怒っていますね。
込み上げてくる怒り
懸命に抑えてはいましたが、
普段大人しそうにみえる男にしては、
いくつかの仰天発言もあったうえに
会見でのコメントにも、ある意味過激さを感じました。

確かに後半戦以降、クライマックスシリーズ、
日本シリーズでの動きには、めざましいものがあり、
自身初の盗塁王やゴールデングラブ賞という
タイトルこそ獲得していますが、
盗塁数も31と、突出して多くもないですし、
それ以上に「目立つ部分でのマイナス要素」が大きかった気が。

交流戦開始時に右足を故障し、戦線を離脱
さらに守備に精彩を欠いたことで再度の2軍落ち
後半から盛り返し、井端とのコンビで役目を果たしたものの、
打率が前年の.300から.263など数字が大きくダウン。
もっと荒木が打ってくれていればという思いもありましたし、
113試合の出場に止まってしまったことは、
やはりマイナス要素と考えるのが妥当でしょう。

ただチームの日本一に貢献したという自負や、
またコンビを組む井端に、およそ倍の2億6000万(保留)。
さらにレギュラーを取って実質2年目の森野が、
一気に倍増で1億3000万と大幅アップとなれば、
悪くても現状維持ぐらいだろうと踏んでいたのでは。
なぜオレだけダウンなんだ?という気にもなったでしょうし、
これまで興味をほとんど示していなかった
FA権行使についても、口走ってしまうぐらいですから、
そのショックたるや、よほどだったのではと察します。
今回の失望感が、今後に向けての球団側との
思わぬしこりとならなければ良いのですが…。


とりあえずサインをしたことで、
できるだけ気持ちを切り替えてもらい、
この怒り来季の戦いにぶつけてもらいたいですね。
そして1年間フルに働いて、FA権を取得したうえで
球団側にとことん「言いたいことを言って」もらいたいなと。
そのうえでFA権を行使するのかを、決めてもらえばいいでしょう。
年明けの自主トレは、ひとり山ごもりをするという荒木
怒りのパワーフル稼働に注目していきたいと思います。

なお今回の荒木で、
日本人選手の初回交渉は、すべて終了。
越年は、岩瀬、憲伸、井端の3選手。
来オフのFAの絡みもありますし、まだまだ予断は許さなそうです。


ナゴヤからの話題。(27日)

◇西川球団社長
<名古屋市の中日パレスで仕事納め。
例年は球団事務所でささやかに乾杯する程度だが、
日本一の今年は会場を用意し、盛大に行われた。
あいさつに立って、職員の労をねぎらう>
「私は日本一に立ち会えて、
歴代社長の中で一番幸せだったと思う。
チームの成績も、球団の収入も
みなさんのおかげで上げることができた。
チーム成績同様、経営実績も伸びました。
来年も頑張りましょう。1年間ご苦労さまでした」
共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン


◇藤井淳志
<ナゴヤ球場でウエートトレなどを行う。
来季から背番号が「22」から『4』に変わるが、
来季の定位置取りに意欲を見せ、力を込めて宣言>
「最初は22に愛着もあったし複雑だったんですけどね。
でも1けたの番号で期待されているのも分かっていますから。
心機一転、がんばります!」

<バットもニューモデルに変更。
来季へ向けメーカーのミズノ社に注文しているのが
先輩の井端からもらった巨人・阿部モデル>
「ヘッドが効いて、いい感じで打てるんです」

<今季終盤、自身のバットのバランスの悪さを
感じ取った井端から渡された数本のうちの1本だった>
「バットの大切さを痛感した」

<タイプが違う和田の加入は大きな刺激に>
「これまでチャンスをもらっていたのに
生かせなかった自分がいけない。
最後は自分の方がいいと言わせたい」

<今月は13日から約10日間、
古巣・NTT西日本での強化メニューで体をいじめた。
年明け1月にはグアムで『立浪軍団』自主トレに参加予定>
「かなりきついメニューみたいですけど、
せっかく声をかけていただいたので、
成長できるようにしっかり練習してきます」
中スポ名古屋タイムズ

◇森岡良介
<ナゴヤ球場の屋内練習場で自主トレを行い、
マシン打撃などで汗を流す。
例年12、1月はナゴヤ球場の常連だが、
今季はほかの練習場へとシフトしている。
年明けはグアムでの『立浪軍団』自主トレに加わる予定>
「今年は例年よりもここで練習している回数は少ないです」
(中スポ)

◇山井大介

<名古屋市西区のワタナベアート工房から
自身の投球フォームが印刷された手作りの皿を進呈される。
一般販売はされない日本一の記念品を受け取り感謝>
「すごくうれしいです」

<その後、ナゴヤ球場の屋内練習場で
約50メートルの距離で入念にキャッチボールを
行なうなど、約5時間みっちり練習
年末もぎりぎりまでボールは握り続ける予定>
「不安があるから肩を完全には休ませたくない。
指先の感覚も忘れないように、ずっとキャッチボールは続けます」
(中スポ)

◇堂上剛裕
<名古屋市名東区の藤が丘駅前で行われた
年末もちつき大会にゲスト参加、トークショーとサイン会を開催。
西武からFA移籍した和田への『弟子入り』を志願。
キャンプなどで自分にも役立つポイントを
発見できれば、すぐに吸収したい考え>
「和田さんが入ってくる? そうですね…。
いいところは見習いたいですね。
ぜひ学びたいと思っています」

<和田も一からレギュラーを争う構えを見せているが>
「負けないように、がんばりたいですね」

<きょう28日に岐阜県下呂市の祖母宅へ行き、
年末年始は起伏の激しい山中を走る予定>
「しっかり下半身強化からですね」

<内野からコンバートされて1年。
定位置取りへ打撃だけでなく守りでもアピールする>
「外野は難しい。
外野ならどこでも守れるように練習します」

<今オフはイベント王だったが、この日が仕事納め。
トークショーで『早く結婚したいですか?』と聞かれ、
照れ笑いを浮かべながら、当面は野球に専念すること宣言>
「成績を残してからですね」
中スポ名古屋タイムズ


その他の話題としては、
中日球団は、この日27日が仕事納め
例年、仕事納めは球団事務所で、
ささやかに乾杯する程度だそうですが、
さすがに今年は日本一イヤー
会場を用意し、ゴージャスに行われたようです。
収入も、業績もアップしたようで、良い年になりましたね。

またこの日は、もちつき大会に参加した堂上剛裕
年末はきょう28日から岐阜の下呂温泉に帰省。
気合を入れたトレーニングの第二段階に入るようです。
さらに新背番号『4』藤井も、井端つながり
グアムの立浪軍団に加わるようですね。
センターを中心に、熾烈となるであろう
来季の外野争いに、ともに食い込んでもらいたいです。




コメント

荒木選手の気持ち、物凄くよく分かります。
私的には、現状維持か、ややアップと思って
いたのですが、レギュラーシーズンのみの
査定だと、厳しかったかもしれませんね。
ただ、盗塁王というタイトルを手中にしたのですから、
その点をもう少し評価して欲しかったという
気持ちも強いです。

この悔しさを来シーズンの活躍につなげて欲しいですね。
全試合1番セカンドとして、チームを力強く
牽引してもらいましょう!

コメントありがとうございます!

>ドライチさん
荒木選手、2年連続して離脱しているんですよね。
さらに今年の二度目は守備に精彩を欠いての離脱。
後半以降の巻き返しはお見事でしたが、
数字でみてしまいがちなフロントは、ダウンと見たのでしょう。

ただ自らのポリシーを曲げずにサインした荒木選手、
その潔さはヨシと感じました。
来季は選手会長ですし、自ら突撃して
チームを引っ張ってもらいたいなと思います。
もちろん離脱なしは、最低限のノルマですね。

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