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2008年2月 2日 (土)

ノック封印見てるだけ、革新オレ竜キャンプスタート!

2年連続日本一と2年ぶりのリーグ優勝を目指す
ドラゴンズ沖縄キャンプが、この日スタート。
日本一のチャンピオンフラッグが掲げられた北谷球場では
初日から約9時間にも渡るハードな練習が行われたもよう。
レギュラー陣には精度の高いプレーを求め、
若手選手の底上げを課題としている今年のキャンプ。
しかし落合監督は何と名物のオレ流ノックの封印を宣言。
「じっくり見る」ことに重点を置くようです。

ドラゴンズトピックス(1日)

◇落合監督
<この日、沖縄キャンプがスタート。
練習開始前に行われた歓迎セレモニーであいさつ>
「えー、おはようございます。
2008年の日本シリーズ連覇に向けて、
この1カ月間、選手を鍛え上げたいと思います」

<歓迎セレモニー終了後、報道陣に対応。
心配された天候も曇りでメニュー変更はなし>
「天気は別に。
今の時期、雨が降ろうがあまり関係ないから。
ウチの場合、レギュラークラスとそれを追っかける
若手の力の差っていうのは、結構あるんでね。
まあもう1回、レギュラー陣には
(プレーの)精度の高いものをしてもらわないと。
勝ち抜くっていうのは大変だと思うしね。
でもそこに近づいてくれる選手が出てこないと、
1年間戦うってことはできないんでね。
そこ(レギュラー陣)に何かあったときに
すぐ手が打てるように、若手の底上げをしなきゃいけないだろうし。
まあ結構、課題の多いキャンプだとは思ってます」

<北谷に主力が多いのは?>
「去年のキャンプの失敗。
ある程度(主力でも)見てやらないと、選手が不安がる。
自分たちでのこの練習でいい、
やっていることに間違いないと思ってはいるだろうが、
それでも仕上がりに不安を抱えているもの。
だから手元においた。
若いのは辻(2軍監督)に任せておけばキチッとやってくれる。
主力を鍛え直すというよりも、
去年だって万全で全員が(シーズンを)通したわけじゃない。
ここで点数を取れば、ここで防げばという場面で
こっちが思っている以上のミスがチラホラ出た。
レベルアップというか、精度を高めるという感じ。
まだ発展途上の選手ばかり」

<とはいえ、それを追う若手は…>
「(ポジションは8つ)はい、埋まっています。
(台頭する若手は)主力の3倍、4倍の練習で
1日をどうやって、自分がうまくなるために時間を費やしていくか。
まあ(練習を)やるやつはうまくなっていくだろうし、
もうダメと言うやつは、置いてかれるし。
時間は十分あると思うし、
はっきりしたキャンプになるんじゃないですか。
面白いキャンプになると思う。
投手陣? ナンバーワンのチームじゃないことは
成績が示している通り。
どうなるんですかね。
(3月)28日の開幕にどういうメンバーで戦えるか。
もうこの2カ月は長いようで短いですから、
ある程度選手には自分たちの持っているものを
こっちに見せてもらわないと、それに落とされるでしょう」

<レギュラーの高齢化が心配されるが?>
「皆さん、そう言うけど平均年齢は33、34歳。
でも10年、15年レギュラーを張ったメンバーはいない。
ただ年を取っただけで、肉体的には若い」

<恒例の監督自らのノックについては封印を宣言。
報道陣に明言すると同時に、荒木、森野には直接通告までした>
「ノック? いや私、今回は(ノックを)しません。
もう任せっぱなしで、見てる方に専念します。
バットを持つことはありません。
(今年の監督ノックなし?)しません。
(森野さんもなし?)ありません。
(やらなくても)もう自分たちが考えてできるでしょう。
あれだけの経験をさせたわけですから
それで(自分で)できなければ、抜かれるでしょ。
やるべきことはみんな自覚して、
このキャンプに入ってきてるだろうし」

<打たない代わりにとことんこだわるのが『見』>
「見ているようで、見ていない。
見ていないようで、見ている。
そういうのが大切かなと思ったから(主力を)手元に置いた。
私のテーマ? まあ、ゆっくり見させていただきます」

<新入団の和田が仰天した濃密メニューにもどこ吹く風>
「予定をたてるのはオレじゃないもん。
なあんにも変わってない。例年通り。だろ? 
でも、ベテランがあれだけ動いたら、若いのは見劣りするわな。
和田もそれでビックリしたんじゃないのか。
野球をやるためにここに1カ月いるんだ。
野球をやってくれなきゃ困る」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋名古屋ニッカン名タイ、CBC、東海ラジオ、NHK)


◇荒木雅博
<ノック封印を監督本人から告げられるも懐疑的>
「(途中から)やるんじゃないですか? 退屈してきて」
(東京中日)

◇森野将彦
<約30分ずつだった打撃練習が倍の約1時間に。
それでも当然のような顔をして練習をこなし>
「長いのかなあ。
これまで個別で2時間打ち続けたことがあるし、そうは思わない。
うちのチームは基本練習の時間が決められている」

<決められた時間が終わってからが
重要な時間になることも分かっている>
「これまでは何をやったらいいのか
分からなかったけど、もうそうじゃない。
今年は決められたことと新しい試みをしていけば成長できると思う」

<落合監督がノックを封印すると明言したが>
「僕、分かってますよ。
やるべきことをやっていなければ
(落合監督がノック)バットを持ってくるでしょうね。
でもそれではいけないので
自分でやらなければいけないということでしょう。
自覚しろってこと。結果を残さないと去年が無駄になる」
(東京中日、スポニチ名古屋名タイ


前日まで雨が降っていたものの、
この日の沖縄・北谷はやや肌寒い曇り空
歓迎セレモニーを終えた午前10時すぎから、
2008年のシーズンに向けてスタートを切りました。
2年ぶりに主力が中心となった北谷のメンバーは
柔軟体操のあと、ランニング、キャッチボールなど。
その後投手陣は、ゴロ捕、ブルペン投球、
投内連係、バント処理やランニング、強化メニュー。
野手陣は、午前中にノックなどの守備練習。
午後はフリー、ティー、バント、室内などの
打撃練習をそれぞれこなし、その後に個別の居残り練習。
すべて終わったのが夜7時という超ロングラン
12球団一ハードと言われるドラゴンズのキャンプは、
初日から噂に違わぬ猛練習となったもよう。

レギュラーがほぼ埋まっているとはいえ、
北京五輪期間中はそのなかから数人が抜けることが濃厚。
若手選手の底上げが課題と言われる今年のキャンプ。
さらに昨季の失敗から2年ぶりに自らの監視下におき、
主力に対しても目を光らせるという落合監督
ところがこの日の報道陣との応対では思わぬコメントが。

「ノック? 今回はしません。
バットを持つことはありません。
もう任せっぱなしで、見てる方に専念します」


なんと荒木、井端、森野を鍛え、レギュラーに育てあげた
北谷名物の『オレ流ノック』の封印を宣言。
今年のキャンプは徹底的に「見ること」にこだわっていくそうです。

「やらなくても、もう自分たちが考えてできる」
それは一見、放任?とも思える発言にも感じますが、
それ以上の強烈とも思えるのが、指揮官の『目』。
「見ているようで、見ていない。
見ていないようで、見ている」
というその怖さ
練習の濃度がアップしている今年のキャンプ。
レギュラーを張る面々が、それぞれ自覚を持って、
厳しい課題を黙々とをこなせば、
そのレギュラーに追い付くべき、
若手選手たちがその倍以上の練習で、
日が沈むまで泥にまみれる。
ノックのように派手な仕掛けがなくても、
レベルアップできるのが、現状のドラゴンズ
この日もベンチ、ブルペン、再びベンチと腰を下ろし、
日が沈む午後6時まで、常に選手の視界にいた指揮官が、
今年はその『目』でじっくりと成長を見定めていくようです。


日本一が翻る!初日から夜7時までの
ハードメニュー。
毎年のことながら、本当に
お疲れさまと言いたいですね。
レギュラー陣にとっても、
昨季の「放牧」にくらべ
今季の方がより自分を追い込むことができるでしょうし、
野手陣に関しては、収穫多いモノになるのでは。
ただ北谷名物である『オレ流ノック』が、
今年は封印というのは、自分的にはちょっと残念かなと。
指導はコーチ陣に任せ、見ることに専念するからだそうですが、
あのシビアなノックあっての沖縄キャンプ。
できれば撤回→即実行となってほしいものです。
ただ「やりません」「はい、そうですか」で
終わるようなレギュラー陣でもないでしょう。
できればあのノックは受けておいてほしいですし、
落合監督がノックバットを握るような展開に
持って行ってもらいたい。
まだまだキャンプは、始まったばかり。
その辺も注目して、今季の野手陣を追っていきたいです。


◇和田一浩
<キャンプ初日を終え、球場を出たのは午後6時56分。
12球団一厳しいといわれる中日キャンプを初体験し、
日が沈み暗くなったグラウンドを見ながら苦笑い>
「覚悟はしてたけどやっぱり長いですね。
聞いてはいたが、やっぱりきつい。
強いチームがここまで長い練習をすれば、強くなる。
7時近くまで(球場に)いたことはないですね。
遅くても6時くらい…。お腹がすいた」

<キャンプ初日にもかかわらず
1時間のティー打撃に続いてフリー打撃を1時間。
さらに室内でも打ち込み。スイング量の多さに驚かされ>
「とにかく多いです。
(フリー打撃が)今までは10分間だった。
3倍? 3倍どころじゃないです。1時間ですから。
キャンプ1日目でこんなに振ったことは、最近はないです。
とにかく量が多い。初日からこういうメニューを組めない」

<全体メニューを終えたとき、すでに午後5時前。
さらにランニング、筋力強化、立浪との打撃談議、
取材などを終えると、7時前になっていた>
「一応予備知識として聞いていたがきつかった。
こんなに遅くまで球場にいたことない。
西武では2時ごろに全体練習が終わった。
30歳過ぎて、キャンプで5時まで
グラウンドにいたことがないですから」

<新天地にすっかり溶け込んだ様子だったが>
「居心地はいいですね。
いいですけど、長いです。
とにかくいろいろみんなが声を掛けてくれるので
すんなり入れてはいますけど、はい。
まあとにかく打つ量が多いんで、たくさん打ちたいです。
先は長いと思いますけど、頑張ります」

<注目のフリー打撃は、事前の予告通りサク越えゼロ。
中堅から右方向ばかりで、左方向は
137スイング中わずか17本だった>
「ポイントを考えてやっています。
なるべく体の近くで、体の力で打つように。
きついですけど、今は苦しんで打つように…」

<やるべきことはやった初日、
しばしの開放感と、明日への不安も>
「やっと終わりました。
(休日まで)あと5日か…。というその前に、まず明日。
朝、起きたときに体がどうなっているか」

<子供の頃から憧れていたユニホームに
ソデを通した決意を新た。新天地での意気込みを語る>
「ずっとやってきたレフトでゲームに出たいと思います。
この練習なら自分の打撃も向上できる。
1カ月、けがをせずにしっかり振り込んでいきたい。
1カ月完走できるように頑張りたい。
ここ2年打撃で納得のいく成績を残していない。
余裕がでてきたらもっと振り込まないと、と思っている。
納得いく成績が残せるように
(バットを)しっかり振り込んでいきたい」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋
名古屋ニッカンデイリー、CBC、東海、メ~テレ)

◆田畑スコアラー(巨人)
<巨人007が初日から中日の戦力をチェック>
「相変わらず中日のキャンプはハードですね。
ほぼメンバーに変動はないでしょう。
和田が入りましたけど、固定されていますよね」

<和田の堅実な打撃にうなる>
「考えながらやってますね」
中スポ名古屋ニッカン


◇立浪和義兼任コーチ
<兼任コーチとして迎える春季キャンプがスタート。
2足のわらじとなった初日から精力的な指導。
守備練習にフリー打撃と選手として練習を終えた直後、
ベンチで落合監督と1時間40分も打撃論を交わす>
「自分の打撃は不満。これから徐々に上げていきたい。
監督とはみんなの打撃を見ながら
バッティング談義をさせてもらった。
(監督に)いろいろ教えてもらいましたよ」

<その後、居残り特打をしていた新井、藤井らにアドバイス。
終了した直後も内野、外野とボールを拾いながら若手に声をかける。
球場を出たのは辺りが真っ暗になった午後6時40分>
「新井? せっかく良くなりかけていたのに
(スイングの)形が悪くなっている。
せっかく量を多くやるんだから、
いい形で打って、数をこなさないと意味がないと思ったので。
監督からは自分のことをやるのが大事だと言われました。
もちろん、そのつもりですよ。
まず自分のことをしっかりやりたい。
教えるのはそれから。勉強しながらです」
(中スポ、スポニチ名古屋名古屋ニッカン名タイ


◇中村紀洋
<ティー打撃の際に立浪から
グリップの位置などをアドバイスされ>
「色々いい話聞かせてもらった」

<中日で初となるキャンプ初日について>
「ホンマにありがたいですね。野球が出来るんやから。
きつい? 確かに(笑)。でもうれしいですよ」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇新井良太
<全体練習終了後の個別練習で
立浪から身振り手振りの指導を受け、感激を口に>
「(打撃時に体が)開かないようにし過ぎて窮屈になっている。
大胆にやれ。体が開かないように、もっと視界を広げろと言われました。
立浪さんのアドバイスは分かりやすいし、
親身になって真剣に教えてくださる。何とか期待に応えたい」
スポニチ名古屋名タイ

◇井上一樹
<昨年の2倍の練習量に疲れ切った顔を見せ>
「やっと1日が終わった」
スポニチ名古屋


◇田中大輔
<キャンプ初日から居残り特守などみっちり。
中スポにはキャンプ日誌を掲載することに>
「うれしいです。念願の北谷キャンプです。
でも初日だから緊張の連続で…。
精神的にも体力的にも疲れて。
最後のランニングでは足がつりました(笑)。
このキャンプ、谷繁さんを見て学ぶことを1つのテーマにしています。
ずっとあこがれて、学生時代にも参考にさせていただいた捕手ですから。
そしたら、きょう誘っていただいたんです。
『おお、キャッチボールは一緒にやろうや』って!!
最高です。午前中のキャッチボールとペッパーは
パートナーになってくれました。
たかがキャッチボールと思うかもしれません。
ただ、受けていると自分と比べて明らかにいい球が来るんです。
それだけ良い投げ方をしている証拠。
自分なりに分析して、明日からの練習に役立てたいと思います。」
(中スポ『今年は大ちゃんス・田中大輔日記』より引用)


◇井端弘和
<別メニュー調整で春季キャンプをスタート。
落合監督に直訴してランニングなどの練習を回避した。
ウオーミングアップにも加わらず、室内練習場で
キャッチボール、ティー打撃をこなすにとどまる>
「自分から(別メニューを)お願いしました。
当分は走れないとは思います。でも焦りはないし、大丈夫。
1週間くらいで? 分からない。
それで(通常の練習に)戻れればいいですね。
早く復帰? そうですね」

<曇天の下、ずっとサングラスを着用していたが>
「照れ隠し。目じゃない」
(中スポ、共同通信社時事通信スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇西川球団社長
<井端の出遅れの理由を
オフに受けた視力回復手術の影響と説明。軽症を強調し>
「回復が遅れているそうだが問題はない」
(中スポ)

◇高代野手総合チーフコーチ
<井端の別メニュー調整について説明>
「問題はないよ。あした(2日)から一緒に練習する予定」
(中スポ)


初日としての新記録となった約9時間の超ロングラン
さらにその内容も、各5人の4チームに分かれて
ティー、フリー、バントと走塁・室内という4種目を
それぞれ各1時間かけてこなしたというこの日の野手陣
新天地での初日、質量ともに最強のハードメニューを
いきなりこなすことになった和田にとっては、
かなり厳しいものなったのでは。
西武時代の約6倍となった初日の打撃、
さらに日が暮れるまで、バットを振り込むなど
その練習量の「長さ」「多さ」には、
早くも舌を巻いていたそうです。

それでも初日から声をかけられるなど
落合監督からの気遣いも感じたという和田
「納得いく成績が残せるように
しっかり振り込んでいきたい」
決意を新た
前年までと違い、今季のドラゴンズの背番号5には
かなり注目が集まりそうな感じがします。
はじめのうちは、とりあえずキツい練習に感じると思いますが、
思う存分振り込んで、シーズンに備えてほしいです。


その和田とともに、この日の野手で
注目を浴び、存在感を示したのが、
今季から打撃コーチ兼任となったミスタードラゴンズ・立浪
主力が集まる北谷でスタートした背番号3
この日はまずは「選手」として、
ノック、フリー打撃などのメニューをこなすと、
午後3時からは一塁側ベンチで
落合監督と約1時間40分に渡る打撃談義を。
さらに自分の練習終了後の午後5時30分からは
今度は「打撃コーチ」としての初指導。
新井、藤井などにアドバイスを送ったようです。
昨季までは自分の練習が終われば、お役ご免でしたが、
この日球場を出たのは、なんと午後6時40分だったそうで。
それでもメーン球場立浪がいることで
野手陣の空気もだいぶ締まったようですし、
指導者として以上の好影響もあるように思えます。
これからも戻りの時間は遅くなるでしょうが、
選手の合間を縫いながら、若竜たち
たぐいまれな打撃技術の一端を伝えてほしいです。


◇川上憲伸
<キャンプ初日の恒例であるブルペン入りを回避。
周囲の心配をよそに涼しい顔でさらりと>
「そんな大げさなことじゃないですよ。
きょうは何となく『やめておこうかな』って感じでした。
自主性に任されている? そうですね」

<ブルペンでの投げ始めこそなかったものの、
ほかの通常メニューをきっちり消化
指揮官の気遣いに感謝しながら、まもなく投球練習を開始する>
「(ブルペンは)明日にでも投げますよ。天気がよければね」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン

◇岩瀬仁紀
<昨年12月の北京五輪アジア予選の疲れも考慮され、
ノースロー発進。マイペース調整を任され>
「(初日にブルペンに入るか入らないかは)
『どっちでもいい』と言われていました。
(首脳陣に調整は)任せるって言われたんで
別にあわてて入ってもね…。はい。
自分でもそうしたいと思っていたのでありがたかったです。
今の時期はあせって投げることよりも
こっちの体をきっちりつくる方が大事だから、その方がいいかな、と」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋名古屋ニッカン、メ~テレ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<落合政権下では義務づけられていた
初日ブルペン入りを川上と岩瀬だけ免除。
今後のオレ流調整をも容認し>
「アイツらは別にいいんだ」
スポニチ名古屋

◇中田賢一
<北谷球場で初日から投球練習を開始。
捕手を座らせた状態で投げ込む早い仕上がりに>
「キャンプ初日に、これだけ(捕手を)座らせて投げるのは、
たぶん、そうっすね(プロに)入って初めてなんで、はい。
とりあえず投げる方は、初日としてはよかったと思います」
(CBC、東海)

◇山井大介
<ブルペンで捕手を座らせ、約30球。
今年は順調なスタートを切り>
「バランス良く投げれたと思います。
(肩の調子は)全然大丈夫です」

<ブルペンで受けた小田の捕球について、落合監督に言わされる>
「小田さ~ん、監督が『捕球に愛情がない』って言ってます!」
(東京中日、NHK)

◇マキシモ・ネルソン(テスト生)
<入団テスト初日、指揮官に投球を初披露。
ブルペンで速球、スライダー、チェンジアップと
すべての持ち球を投げ込む。速球のMAXは145キロを記録>
「監督の前で投げられて、満足です。
スピードが持ち味なので、真っすぐをどんどんアピールしていきたい」
(中スポ)


一方、北谷球場組の投手陣は、
義務づけられているキャンプイン初日のブルペン投球を。
中田、朝倉、山井、小笠原をはじめ、中里、鈴木ら
落合監督が見守るなか、力のあるボールを披露。
初日からブルペンはかなりの熱気を帯びていたもよう。
またテスト生のネルソンも指揮官の前で初投球
ストレート・変化球合わせて、68球を投げ込みました。

しかしこの日のブルペンには、異変が!
エース・憲伸守護神・岩瀬が姿を見せず、
走り込み中心のメニューに終始。
昨年12月の北京五輪予選の疲れなども考慮されたか、
この2人には首脳陣からマイペース調整が認められたもよう。


完全制覇を成し遂げるためには欠かせない2人
マイペース調整させたのには、
疲労などを十分に取ってほしいという思いがあることでしょう。
まあそれによって、手を抜くというレベルの投手でもないですし、
約1カ月かけてしっかり仕上げてくれればいいでしょう。
特に『勤続疲労』が心配される守護神
くれぐれも慎重なケアを望みます。


その他の北谷キャンプ情報は、今年もおなじみ
『中日ドラゴンズ 北谷キャンプ2008』で↓

豊富なフォトが楽しめるとともに、
今季はYouTube動画も充実しています。
ちなみに初日の自分のおすすめは、以下の3つ↓
「2/1/2008 和田のフリー打撃」
「2/1/2008 立浪コーチ、ノリに打撃指導」
「2/1/2008 田中・前田の居残り練習」


とくに2年目の捕手・田中の頑張りがよかったです。


1行ドラゴンズ。(1日)

直倫背番号1に「初めて着たので似合っているのかどうか」(名古屋ニッカン
山内ブルペン121球「力んで自分の投球ができなかった」(公式ファーム
高ドラ1赤坂も軽めの投球「5分くらい。感覚はまずまずです」(公式ファーム
金剛130球初日の投げ込み王「今年は多く投げようと思っています」(中スポ)
山本昌読谷で始動「明日か明後日にはブルペンに入るつもり」(山本昌公式
『Dragons 中日ドラゴンズ-公式ファーム情報』スタート(公式ファーム


◇堂上直倫
<キャンプ初日、背番号1を初披露。
新しいユニホームに身を包み、読谷球場に登場>
「初めて着たので似合っているのかどうか…。
周りから『背中が広くないと似合わないぞ』と言われたので
一生けん命けん垂をしています。背番号に負けないようにしたい」
名古屋ニッカン

◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<キャンプ初日、読谷球場でブルペン入り。
捕手を立たせて100球、座らせて21球を投げ込み>
「全部で120球投げました。
緊張はしませんでしたが、
力んでしまい自分のピッチングができませんでした。
高目ばかり浮いて…まだまだですね。
今なんかちょっとずつ力んできちゃってるんで、
もう一回自分のペースを守って、ゆっくりやりたいです」

<背番号26のユニホームでメニューをこなし>
「あこがれのユニホームだったので、うれしいです」

<ブルペンまではよかったが、
グラウンドでの下半身強化後の最後の3キロ走では
顔を真っ赤にして最後尾近くでどうにか完走。
疲れ切った表情でこぼす>
「大学時代より全然えらい(きつい)。長い一日ですよ」
公式ファーム名古屋ニッカン、中京)


◇山本昌
<若手に交じり、読谷球場で25年目のスタートを切る。
ストレッチやキャッチボールに続き、
ブルペンを横目にバントや守備の練習で
軽く汗を流した後、早々に球場を後に>
「高校生の新人赤坂、樋口とは同じ巳(み)年。
ちょうど2回り離れている」

<主力に特権を認めない落合監督の方針で、
2軍宿舎では高卒2年目の19歳・福田と相部屋>
「ぜんぜん問題ない」

<笑みの裏に隠された胸中を明かすことはなかったが
絞り込んだ体の動きは軽快>
「昨年は忘れていたものを取り戻した。これでだめなら仕方ない」

<早ければ第1クール中にブルペンに入り、投げ込みを重ねる>
「年齢も年齢だから、ペースを上げておかないと追いつけない」

<最初の壁は1軍昇格。そして200勝へ勝負の1年>
「手応えはある。自分で自分に期待している」
中日新聞名古屋ニッカン


若手中心の2軍・読谷キャンプですが、
前日の雨の影響で、読谷球場のグランド状態が不良。
野手陣は予定を変更して、練習をする事になったもよう。
それでも読谷にも小さいながら室内練習場ができたそうで、
ゴロ捕やバント練習をそこで消化したという
投手陣に関しては、ほぼ予定通りの練習になったとのこと。

ところで昨季まで公式HPのなかにあった
ファームの「沖縄発キャンプレポート」ですが、
今季からは新たにブログ化して、スタートしました。

題して『Dragons 中日ドラゴンズ-公式ファーム情報』。

フォトもいくつか載っていますし、これは良さそう。
球団の公式ブログが、どちらかというと
『ドアラ公式ブログ』になってしまったので
(まあそれはそれで良いことなのですが)
コチラの方は、しっかり若竜の様子
レポートしてくれれば、うれしいなと期待したいです。




コメント

居残り練習は、見ているだけで足腰が痺れるような
気がしました。前田・田中両捕手ともキツそうでしたが、
しっかりとやり遂げていましたね。こういう地道な鍛錬が、
フィジカルとメンタルの強化に繋がるのでしょう。

立浪選手の打撃指導にも、思いっきり見入りました。
直立不動でアドバイスを聞き、集中して打ち込むノリ選手。
腰の具合も決して悪くなさそうで、まずはホッとしました。

<PS>2月3日(日)夜9時からの『メントレG』レストラン
(フジテレビ)のゲストは、ノリ選手ですね。楽しみです♪

昔のURLに復帰され、キャンプインとなりましたから
一段と記事が充実されたように感じました。

球春間近ですね。キャンプからオープン戦の時期は
楽しみな情報が多くてワクワクします。
でも、故障者だけは出てほしくないですね。
ついついオーバーワークになりがちですから、
気をつけてほしいです。

さて、このキャンプはM立浪コーチぶりが一番の注目
点です。若手がグーンと伸びるといいですね。

コメントありがとうございます!
ついに関東、雪が積もってしまいましたね。
明日の朝、道路が凍っていないことを願っています!

>ドライチさん
この2人を競わせる意味で、一緒に上げたのかと
感じましたし、方や希望枠、方やドラ1ながら正念場。
ともに切磋琢磨して、谷繁捕手の牙城に近づいてほしいです。

立浪兼任コーチ、すごい存在感だなと。
教え方もピンポイントのようですし、今季は楽しみです。
メントレG、とりあえず録画で。
自分的には高田純次さんが出るのが、ツボです

>ギンタロウさん
キャンプ初日だったので、けっこうディープになりました。
できればもっとシンプルにしたいなと。
「銀ドラ」のサイドバー、お手数ですが変更願います

これからの1カ月、新たな選手の台頭が楽しみ。
厳しいキャンプに違いないですが、
故障者なく、各自がレベルアップしてくれればうれしいですね。

この記事へのコメントは終了しました。

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