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2008年5月

2008年5月31日 (土)

ドラゴンズ関東遠征、レオを倒して流れを変えろ。

地元・ナゴヤドームでオリックスに連敗。
交流戦3カードを終え、3勝5敗で9位のドラゴンズ
打線組み替えも実らないうえ、
先発陣の一角・朝倉登録抹消
なかなかかみ合わず、もがく状態が続きますが、
今週末は関東に遠征して埼玉西武との2連戦。
強い相手に勝って、悪い流れを変えてほしい。
この日はナゴヤ球場で軽めの練習をしたナイン。
注目選手のコメントなどをまとめました。

ドラゴンズトピックス(30日)

◇川上憲伸
<きょう31日の埼玉西武との初戦先発予定。
ナゴヤ球場でランニングなどで汗を流し、調整。
西武打線に緊張感をみなぎらせつつ、こう言い残して上京>
「きょうは何も話さないよ」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇中田賢一
<1日の第2戦の先発が予想される。
この日はナゴヤ球場で、川上、小笠原、小林、吉見らと
ランニングやキャッチボールなど約1時間30分、汗を流す。
登板予定の西武ドームは交流戦初勝利を挙げたゲンのいい球場>
「相性とかはまったく意識しない。
調子はいいとかは言えないけど、自信を持って投げたいです」

<最後の白星は4月29日。5月は4試合に登板し0勝2敗。
流れを変える、その期待は待ったなし>
「点を取られたくないところで取られている。
点を取ってもらったすぐ後に、取られたり。
自分で流れを悪くしてしまっているので、流れを良くしたい。
自信を持って投げていきたい。
もう何も考えずに思い切り投げるだけです」
中スポニッカン名タイ

◇吉見一起
<この日、リリーフ陣がほとんど休養のなか、
16日以来の先発復帰を思わせるような練習参加。
1日の第2戦、サンデー登板が復活の可能性もあるが、
リリーバーにもやりがいを感じているよう>
「リリーフでは先発のときと違った緊張感があります。
自分が投げた2試合は、2点リード、1点リードの僅差の場面。
いい経験をさせてもらっています」
(中スポ)


【ドラゴンズ・今週末の日程】
5月31日(土) 対埼玉西武(13:00・西武ドーム)
6月1日 (日) 対埼玉西武(13:00・西武ドーム)


昨季は4戦全勝と相性がよかった西武戦
ところが頭に「埼玉」が付いた今季のライオンズは、
開幕から超強力打線でパ・リーグの首位をひた走る強豪に変化。
5位のオリックスにあれだけ苦しんだドラゴンズだけに
果たしてどれだけ喰らいつけるのかが注目です。

相手の本拠地・西武ドームで行われる2連戦。
先発投手としては、初戦が中7日で川上憲伸
第2戦は中6日で中田が本来の予想。
しかし中スポではサンデー吉見もあるのでは?という記事も。
どちらにしても、初戦はエースで間違いなさそうな感じ。
本来なら中5日でオリックス戦に登板できたものの、
あえて間隔を十分に空け、強打レオ打線へぶつける。
過去3年間の交流戦での対戦では、5試合に登板して、
4勝1敗、防御率2.08という好相性
本拠地で本塁打を量産させている打線だけに
コワイ部分もあったりしますが、
それを抑えるのも、憲伸のお仕事となってくるでしょう。

今季交流戦初登板となった前回の北海道日本ハム戦では、
8イニングを投げて3安打1失点。
稲葉の一発に泣きましたが、それ以外はほぼ完ぺき
さすが交流戦男というところを見せてくれるとともに
状態の良さもアピールしてくれました。
復活したワインドアップからの投球で、レオ打線を圧倒。
くれぐれも一発にだけは気をつけて、投げ込んでほしいと思います。


一方、第2戦先発の中田は、調子としてはまだまだ
結局5月は勝ち星なしと結果を残せませんでした。
それでも一時よりはゲームを壊すこともなくなってきましたし、
投球がそろそろ落ち着いてくるのではという期待も。
通算10試合で2勝4敗と相性がよくない交流戦ながら、
西武ドームでは昨季も勝利を挙げています。
同じ三本柱の一角ながら調子を落とした朝倉がこの日、登録抹消
それに続き「中田、お前もか…」というのはくれぐれも困りもの。
この登板で白星を掴み、上昇へのきっかけとしてほしいです。


◇赤坂和幸
<きょう31日に出場選手登録されることになり、
この日1軍に合流。選手、コーチの一人一人に頭を下げる。
初々しさのなか、喜びもいっぱい>
「沖縄キャンプを通じても1軍には全く行ったことがありません。
上がるには2、3年かかると思っていました。
こんなに早く(1軍に)昇格できると思っていなかったのでうれしい。
(吉報を受けた29日の夜は)しばらく興奮していた」

<27日のウエスタン・サーパス戦での好投が
視察した落合監督の目に留まっての大抜てき。
投手としての潜在能力を一発で認められた格好>
「(サーパス戦は)味方が点を取ってくれたので楽に投げられた。
今回がいい内容でも、次の登板が良くなければ意味がない。
(キャンプ中は右肩の炎症で)投球ができず、つらかった。
周りの活躍を聞くのが悔しかった。
今でも周りからは『打者で』と言われる。
いい投球をして評価を変えたい」

<最初の西武戦は地元とも呼べる埼玉で行われる。
登板すれば、中日の高卒ルーキーとしては01年の中里以来>
「ツキがあるとしかいいようがないですね。
楽しみな気持ちと緊張感で、今はワクワクしています。
楽しみと緊張と両方です。いや緊張の方が多いっす。
低めのストレートで勝負したい。
プロに入ってから低めに決まるようになった。
低めに投げて抑えられるように頑張りたい。
緊張するだろうけど、楽しみです。全力で投げて抑えたいです。
(同い年の千葉ロッテ・唐川に)負けないように思い切りやります」
中スポ中日新聞サンスポスポニチ名古屋名タイ

◇小林2軍投手コーチ
<強い運も持つルーキー・赤坂に期待>
「課題だった変化球も安定し、目に見えて良くなっている。
投手のけが人が多く、例年なら高校から入ったばかりの新人が
こんなに登板できる機会はない。経験を積んで成長しているのだろう。
(登板予定だった25日の)雨といい、
監督の前での完ぺきな投球といい、運の強さを持っている。
そう簡単に抑えられるとは思わないけど、
いい経験ができればね。運もあるヤツだから」
中スポ中日新聞スポニチ名古屋


◇和田一浩
<古巣・埼玉西武との今季初対戦に向け意気込む>
「どのゲームでも活躍したいと考えているけれど
(西武戦は)うれしいし、
いいところを見せたいという思いはあります」

<パ・リーグ首位を走る古巣を分析。
公式戦での激突は初めてなだけに、対戦を心待ちに>
「誰かが抜ければ誰かが出てくる。
そうやってうまくやっていけるチームだから」

<かつての本拠地・西武ドームへの凱旋も初めてとなるが、
唯一の気がかりは古巣ファンの反応。複雑な胸中を明かし>
「西武ドームに行けることは楽しみです。
でも、ぼくは出た人間ですから。
(FA移籍に関して、西武)ファンの方が
どうとらえられているか分からない。
裏切ったと思ってる人もいるだろうし。
西武ドームがどんな反応をするか…。
全然想像がつかない。FAで出て行ったことは事実だし、
どういう反応でもしょうがないかな」

<その一方でチームには最大限に協力する構え。
埼玉西武先発は、きょう31日が岸、明日1日は帆足が有力。
捕手の経験もあるだけに、古巣について
自分なりの知恵を惜しみなく提供するつもり>
「役立つことがあれば言いますよ。
岸と帆足? どっちもいい球を投げますね。
帆足のボールは受けたこともあります。
受けるのと、打席に立って見た感じは違うんでしょうけどね。
基本的にまっすぐで入るのは分かっています。
そのあと、どう対応できるか、ですね」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇田中監督付スコアラー
<試合前ミーティングで昨季まで在籍した
古巣・西武の情報を和田に提供してもらう予定>
「ミーティングで選手はそんなに話したがらないけど、
話を振ることにはなると思います。
野球そのものより、投手の性格といった話などありがたいですね」
中スポ

◇小田幸平
<ナゴヤ球場で休日返上の自主トレを行う。
この日は野手陣にとっては、つかの間の休日となったが>
「休んでいる余裕なんてありません…」
(東京中日)


埼玉西武との交流戦といえば、やはりこの選手
昨季オフにFA移籍後、ドラゴンズのユニホームを着て、
古巣の本拠地・西武ドームに初めて乗り込む和田
前日同様なら『4番』として相対することとなります。
ただ心優しき和田だけにさまざまな思いを抱えているようで…。
コメントの中に「西武ドームがどんな反応するか」というのもありましたし、
ある意味ブーイングも覚悟していることでしょう。
しかし様々な経緯こそありながらも、現在はドラゴンズの背番号5
昨季まで仲間だった投手陣も当然のごとく、向かってくることでしょう。
それにやられてしまっては、FA砲の名が廃る。
勝手知ったる西武ドームで、しっかり打ち砕いての恩返し
古巣の情報提供とともに、活躍を期待したいところです。


大慌て赤坂くん!また埼玉といえば、
大抜擢で1軍合流となった
高校生ドラフト1巡目ルーキー・
赤坂準地元
昇格の朗報が届くと、
大慌てで遠征用の荷造りなどをし、
さらにナゴヤ球場で練習する
1軍投手陣の先輩方
あいさつしたようですが、
突然ながらも降って沸いて出たこのチャンス
ぜひとも自分の力にしてもらいたいですね。
中里以来7年ぶりとなる高卒ルーキーの1軍昇格。
さらにデビューを果たせば、ドラゴンズで初の
平成生まれの1軍選手となるそうです。
乗り切れないチームにカツを入れる救世主となるのか。
まあそこまで期待してもいけないですが、とりあえずは頑張れ
背番号54「埼玉デビュー」楽しみの1つにしておきます!


今日の公示。(30日) 

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 朝倉健太投手
公式サイト共同通信社

前日のオリックス戦に先発し、3回途中5失点KO。
試合後にファームでの再調整を言い渡された朝倉
この日、出場選手登録を抹消されました。
ちなみに再登録は6月9日以降となりますが、
現状では、最短ということはなく時間がかかるかもしれません。

この日、朝倉の公式サイトのメッセージが更新。

「やっぱり自分の中で不安があって
そのままマウンドに上がってしまうと
こんな結果になってしまうとあらためて実感しています。
登録抹消というものを現実に受け止めてしっかりやってきます!」
とのこと。

やはり前夜の落合監督のコメントでもありましたが、
投げたボールを心配してしまうなど、
ハートの面が問題のようですね。
いかに朝倉本人「自信」を取り戻すかが今後のカギでしょう。
将来のドラゴンズ投手陣をしょって立つべき存在だけに
しっかりとやり直して、立ち直って戻ってきてほしいです。

2008年5月30日 (金)

3番ウッズ4番和田組替実らず、朝倉KOオリに連敗。

オリックスに敗れ、交流戦初の貯金とはならなかったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦、スタメン大きな変化が!
不動の4番・ウッズ
を来日初の3番に入れ、
4番には和田、5番・中村紀洋と主軸をシャッフル
しかし速効とはいかず、わずかに1得点のみと沈黙
一方、久々の先発となった朝倉はらしさみられず早々とKO
新生・オリックスに地元で連敗を喫することとなりました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-オリックス 2回戦
(29日・ナゴヤドーム | 中日2敗)
30877人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
オリックス
中 日
[敗] 朝倉(10試合3勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、川井、高橋、小林、齊藤 - 小田、小川

【ゲームレビュー】
投打に精彩を欠いて連敗、首位阪神との差は5.5ゲームに
朝倉が打ち込まれた。
1回2死からカブレラの安打と
ローズの左中間二塁打で先制を許した。
同点の3回は無死一、三塁からカブレラの勝ち越し打、
ローズの左中間3ランで4点を失い、KOされた。
打線はウッズを初めて4番から外して組み替えたが、
効果はなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


交流戦のチーム打率が12球団ワーストの.195
不振極める打線についにナタが入り、主軸をシャッフル
05年の移籍後、不動の4番となっていたウッズ3番に置き、
4番には好調の和田を起用。また中村紀洋を5番と、
機能しない3番を廃し、アライバウッズ、和田直結
苦肉の策とも思えるスタメンでしたが、速効とはいきませんでした。

この日のオリックスの先発は、
メジャー84勝と実績のある右腕、ラモン・オルティズ
1点を先制された初回、1死から井端がショートのエラーで出塁。
走者を置き、さっそく3番・ウッズに回ってきたものの、
外へのスライダーを打ち上げてしまい、二塁フライ。
その一方で4番・和田は、初球中に入ったストレートを
積極的にはじき返し、センターオーバーのツーベース!
2死二、三塁とチャンスを広げたものの、
5番・中村紀洋が外へのスライダーに空振り三振。
1球内を見せられたあと、外へという配球にしてやられ、
先制のチャンスを逃してしまいました。

しかし続く2回ウラ、先頭・イ・ビョンギュ
打ち損ねの二塁ゴロを素手で捕った後藤が焦り一塁へ悪送球。
テイクワンベースで二塁へと進むと、
続く英智が送って、1死三塁とチャンス。
ここで迎えるは、打率.077という小田
打つ方にはほとんど期待できないODAでしたが、
カウント1-0からの2球目、
若干甘い外へのスライダーに喰らいつくと、
打球は伸びて、センターへの犠牲フライ。
ノーヒットながら、相手のミスも絡み同点に追い付きます。

ところが直後の3回、朝倉が連打を喰らいKO
1-5と4点のビハインドを背負ってしまうと、
意気消沈したか、オルティズの投球に翻弄される始末。
早いテンポでポンポン投げてくるドミニカンの前に
3回ウラは、荒木、ウッズが外のスライダーに三振。
さらに4回ウラは、1死から中村紀洋が三遊間を破るも、
イ・ビョンギュが外のスライダーに4-6-3のゲッツー。
5回ウラも英智がライト前ヒットで出塁し、
澤井、井上と代打2人の2つのショートゴロで三塁まで進むも、
荒木までもショートゴロに打ち取られ、無得点。
来日して連敗続きだったオルティズ
5回までわずか4安打1得点と抑え込まれてしまいました。

さらに6回以降も、オリックスの中継ぎ陣を攻略できず。
6回ウラ、2番手・川越から先頭・井端がライト前ヒット。
続くウッズの4球目にスチールを決めるも、
そのウッズは引っ張っての三塁ゴロで走者を進められず。
それでも和田が外角低目のカットボールを技ありで
ライト前に持って行き、一、三塁としたものの、
中村紀洋の引っ張ってのゴロを三塁・北川が逆シングルで好捕。
5-4-3と渡ってしまい、ダブルプレー…。
せっかくの主軸でのチャンスを逃すと、7回以降は沈黙のまま終了。


2番・井端が出塁し、4番・和田が元気。
それでも3番・ウッズ5番・中村紀洋がブレーキと。
ちぐはぐ気味となってしまったこの日の新打線
目指すところはわかりはしますが、そうはうまくいかないなと。
今後しばらく様子を見ていくのか、本来の形に戻すのかは
首脳陣の考え次第ですが、深刻さはさらに度を増していきそうです。


一方投手陣は、朝倉の調子が上がらなかったですね。
13日の東京ヤクルト戦で4イニング3失点と不出来で、
その後はチーム事情もあって、中継ぎへ。
しかし2試合登板したものの、共に打ち込まれてしまうありさま。
川上埼玉西武戦に回すということもあり、
24日の札幌以来、中4日での先発再チャレンジとなりましたが、
立ち上がりから、ボールがほとんど来ませんでしたね。
初回、2死を取ったものの、3番・カブレラ
内へのシュートをライト前に落とされると、
続くローズにはフルカウントからの7球目、
甘く中に入ったフォークを叩かれ、
左中間オーバーのタイムリーツーベース。
外国人選手2人にあっけなく先制を許してしまうと、
続く2回も味方エラーも絡み、得点圏に走者を背負う始末。
そのウラ、小田の犠飛で同点には追い付いたものの、
点をもらった直後の3回、集中砲火を浴びてしまいまさかの炎上

先頭・坂口に内角やや中よりに入ったシュートを叩かれ、
ライトオーバーのツーベースを許すと、
続く村松にはフルカウントからうまく右へ持って行かれヒット。
無死一、三塁でクリーンアップを迎えると、
カブレラに初球、内角高目のシュートを
難なくセンター前に返させてしまい、タイムリー。
3連打で勝ち越しを許したうえに、続くローズも初球攻撃。
外角やや中に入る低目のシュートを
左中間に持って行かれる、痛恨の3ランホームラン…。
続く北川にも左中間へのツーベースを浴び、これで5連打
さすがにこれにはたまらず、落合監督がマウンドへ。

今季自己最短の2イニング0/3、55球を投げ、
7安打2奪三振無四球で、自己ワーストの5失点
コンビを組んだ小田の要求するコースよりも
ボールが中に中に入ってしまう。
さらにそのボールに威力がなく
積極的なオリックス打線の意のままに飛ばされてしまう。
まさに自分のボールが全く投げられず、
『やり直し』という言葉がぴったりの朝倉
首脳陣の判断も同様だったようで、
試合後にファーム落ちが通告されました。


健太、無惨に散る…。憲伸の中5日を
予想していたのですが、
復調の期待とともに、
送られたのは朝倉
ただこの状態では
降格やむなしという感じですね。
ボール自体が悪いというわけでもなく、課題はハート?
マウンドの表情からも自信のなさが伺え、
とても抑えられるという雰囲気ではありませんでした。
三本柱の一角がこんな有様なのは、とても残念ですが、
まだシーズンは長いですし、まずは再調整
自分のボールを取り戻せるよう、やり直してほしいです。


別になめていたわけでもないんでしょうけど、
地元・ナゴヤドームでオリックス初の連敗
しかも打線が札幌と同じような状態に逆戻り。
首位とのゲーム差も今季最大に開きましたが、
正直ヨソを気にするよりも、自分たちのことをしっかりやらないと
マズい状態にさしかかっているように感じました。

レギュラーに離脱者が出ていることに加え、
打線がつながらないという深刻な状況。
ただどこかで歯止めをかけないといけません。
明日からの関東遠征で、そのきっかけを掴めれば。
ただこういうときに限って、相手場所が…。
週末は、強打で走るパ・リーグ首位の埼玉西武との2連戦。
ビジターですし、その打撃に圧倒されなければいいのですが。
さらに週明けは、なんと苦手の千葉マリンスタジアム
世間より一足はやく梅雨入りしてしまった感のあるチームに
追い打ちを掛けるような日程になっていますが、
ネガってばかりいても仕方がない。
うまく切り替えて、チームが立ち直ることを期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(29日)

●朝倉健太
<13日以来の約2週間ぶりの先発も、
今季最短の2イニング0/3、5失点でKO>
「申し訳ありません」

<試合後、2軍での再調整を命じられ>
「とりあえず頭をリフレッシュします。
ミニキャンプはやらないです。また頑張ります」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

●森バッテリーチーフコーチ
<自信を失った朝倉に猶予期間を与える>
「ブルペンであれだけいい球を放ってるのに、
結果を考えすぎだ。恐れたらダメ。
(今季の朝倉の不調について)怖がっているんだ。
序盤は調子が悪い中で打線の援護で勝たせてもらった。
その後の(4月25日・東京)ヤクルト戦で好投したのに勝てなかった。
あのへんから内容はいいのに勝てないことで、悩んでしまったんだ。
度胸と勢いで勝負できる投手なのに弱気になっている。
それでは駄目だ。今は交流戦で先発投手は多くいらない。
下(2軍)なら最低10日間は(1軍に)戻れないからじっくりやるのもいい」

<朝倉の1軍復帰に期限を設けないことを明言>
「下から推薦がなければ上げるつもりはない。今年中かかってもな」
スポニチ名古屋名タイ


●タイロン・ウッズ
<来日6年目で初の3番も無安打に終わる>
「貧打? 仕方ない。これも野球だ。
今は皆の調子が悪い。それで苦しんでいる。理由? 分からない。
3番? 自分としては1番でもいい。何番でもいいんだ。
何とか早く調子を取り戻したい」
中スポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●和田一浩
<中日移籍後初の4番で2安打>
「自分はホームランを打てる打者でもないし、
できることをやるだけ。
4番でどうこうというより、普段と同じようにプレーしました」

<『普段着の打撃』を最初の打席で実践。
4番アナウンスの余韻を味わう間もなく、初球を迷いなくフルスイング。
センターフェンス直撃の特大二塁打でいきなりデビュー>
「昨日は同じ初対戦の近藤を相手に
最初の打席で見逃し三振していた。
きょうは思い切って振っていこうと思っていた」

<6回にも右前打を放ち、今月に入って放った安打は34本。
自己最多に残り1試合であと1本。満を持して次は古巣に乗り込む>
「いつも通り試合に臨みます。
結果的にヒットが打てたらいいですけどね」
中スポ

●高橋聡文
<連投となったが、2イニングを6人でピシャリ。
前夜の3者三振から好投を継続>
「腕をしっかり振れているんで、
それが結果につながっていると思います」
(東京中日)

●小田幸平
<2回1死三塁で中犠飛。虎の子の得点をあげる。
自身にとって今季初打点も捕手の責任を痛感>
「最低でも外野フライと思っていたんで…。
それより、ピッチャーに申し訳なくって」

<頭をリフレッシュして関東遠征に臨む>
「引きずってはいけない」
(東京中日)

●井端弘和
<6回の第3打席で右前打を放ち、19打席ぶりの安打を記録。
安打の直後に二盗も成功させる>
「個人的にはパリーグとの戦い方がだいぶ分かってきた」
(東京中日)


◆吉見一起
<試合前の練習を終えると、三塁側へ向かい、
オリックス・金子のもとを訪ねる。
尊敬するトヨタ自動車時代の1年先輩と
1軍で活躍して、グラウンドで会うことができた>
「本当は試合のなかった日(27日)に
一緒に食事に行く約束をしていたんですけど、
用事があって行けなくなってしまったので謝ってきました。
野球の話は、最近はどうかというくらいでした。
あとはプライベートな話ばかりです。
(金子さんとは)メールで連絡は取り合っています。
完封したときはお祝いのメールが届きましたし、
『頑張ってるな』というメールはもらっています」

<今季の活躍の理由に金子からのアドバイスも>
「技術的なこと、メンタル面のこと、いろいろですね。
具体的なこと? それはちょっと言えないですけどね。
いいところは吸収して、うまく生かせていると思います」

<ナゴヤではじっくり話はできなかったが>
「次、大阪で(オリックス戦が)あるので、
そのときに食事に行こうと約束しました」
(中スポ)


●落合監督
<打線の組み替えも実らず、オリックスに本拠地で連敗。
会見ルームに入りながら>
「(オリックスは)強ぇえなあ。
最下位(あたり)プラプラしてるチームじゃない」

<就任以来の不動の4番・ウッズを
3番に置き、和田を4番に上げた打線について>
「(3番が)いないんだもん。
つなげようと思うとこれが一番だろ。答えは簡単と思う。
でも(選手は)難しいのかな。
長いこと野球やってて、こっちからすれば答えは1つしかない。
それを彼らにどう伝えてやれば一番なのか。
オレは直接言わないから、うまいこと書いといてくれ」

<もう少し簡単に>
「相手ピッチャーに(9回を)27球で
パーフェクトやられてもいいんだ。
打てると思ったボールを打ちにいってなら。
自分の打てるボールを早めに打ちにいく勇気を持たないと。
日ごろから言ってるけど、邪魔するもんがあるんだな。

逆のことは健太(朝倉)にも言える。
自分の手を離れたものに関しては責任を負えないんだ。
投げたボールを打つか、打たないか。
その主導権を握っているのはバッター。
その先のことを心配してもどうしようもない」

<プレーヤーの責任>
「絶対に打てると思って打った。
(なのに)凡打したらどうしよう…という意識がある。
その先が邪魔してると思う。それが現状。
勝ち負けの責任はこっちが負う。
打つ、投げる、結果じゃない。
最善を尽くすには何が一番いいか。
毎日毎日、結果として数字が出る競技だけど、
もうちょっとそこを割り切ってもらえれば。

突き破っていくのは(選手)本人しかいない。
それが姿になって現れているのがこの2つのゲームだろうな。
向こう(オリックス)は体制が代わって、(選手個々が)
どうやって自分を表現しようかという野球をやっている。
それを受けて立ったらやられる。
見ている人は不思議じゃないかな。オリックスってこんなに強いんだって」

<首位・阪神との差は今季最大の5.5ゲームに広がったが>
「だから144試合なんだ。
どう早めに気付いて、自分らの野球をやるか。
そこから勝ち星はついてくる。
すぐ浮上するよ。長い梅雨も終わりだ。日本は長い梅雨に入るけどな」

<試合後の会見で朝倉の降格を明らかにした後、
ナゴヤドームから帰るときに
代わりに高卒新人の赤坂を昇格させることを明言>
「健太(朝倉)は(出場登録)抹消。
誰を上げるか知りたいんだろ。
赤坂だよ。高校生が上がってくる」
中スポ12中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋12ニッカン12名タイ


今日の公示。(29日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 田中大輔捕手
【同抹消】
▼中日 前田章宏捕手
公式サイト共同通信社

△田中大輔
<前田に代わって、今季初めて1軍に昇格。
球場入りするとき、うれしそうにあいさつ>
「よろしくお願いします。上がってきました」

<キャンプ中に降格となってからは
ずっと2軍暮らし。久々の1軍に>。
「思ったより早く上がってくることができました」

<現在、ウエスタン・リーグでは打率.271で7位。
でも打撃より、捕手としての役割を一番に考え、
古久保コーチとともにリードの研究を続けてきたという>
「組んだピッチャーが一人一人、
少しでも長いイニングを投げられるように
テーマを持ってやってきました。
リードをしっかりやっていきたい。
少しでも長く(1軍に)いられるように頑張ります」
(中スポ<ドラ番記者>ニッカン


◇赤坂和幸
<この日の試合後、朝倉に代わって1軍昇格が決定。
夜になって、球団関係者から朗報を聞き、驚きを口に>
「びっくりのひと言です」

<27日のウエスタン・サーパス戦で先発し初勝利。
この試合を落合監督が視察し、投球が目に留まった形に。
指揮官にアピールできたことを喜び>
「試合はいい感じで投げられました。
運が良かったとしかいいようがありません」
中スポ


野手の入れ替えがあり、
2年目捕手の田中大輔が1軍に昇格。
代わって同じ捕手の前田が抹消されました。
わき腹を痛めた谷繁が登録を抹消。
現在ファームの正捕手であり、今季は打撃も好調な田中
すぐにでもお声がかかるのかなと思っていましたが、
その前に上がってきたのが、小川前田
しかし小田に代打を送られることも多かったここ数試合。
打てる捕手も必要なだけに、田中の昇格は待望ともいえるでしょう。

ただ昇格初のゲームではニッカンでの記事通り、
小田、小川に次ぐ3人目の捕手に終始。
小田に代打が送られた6回からは、現状2番手の小川がマスク。
ベンチでゲームの動向を見守るカタチとなりました。

キャンプでは北谷スタートも終盤に読谷に降格。
以後、コーチとともにリードの研究を続けてきたという背番号22
その古久保コーチからも
「出番が来たら、チームの為に必死でやれよ。」とのゲキが!
まあ最短10日で戻ってきそうな谷繁の動向次第ですが、
ぜひとも「大ちゃんス」を活かすことができればいいなと。


またこの日の試合後、落合監督が驚きの発言。
なんとファーム行きとなった朝倉に代わって、
高卒ルーキーの赤坂和幸の1軍昇格が決まりました。
27日のナゴヤ球場での御前試合投打に大車輪だった赤坂
チームのカンフル剤とすべく大抜てきともいえそうですが、
高校時代を過ごした埼玉でのゲームを前にしての
プロ初昇格は、うれしいでしょうね。
体験なのか、帯同なのかはわかりませんが、
1軍投手陣のレベルを肌で感じてもらいたいところです。

それにしても佐藤充は、ここでも上がれないのかと…。うーん、残念です。

2008年5月29日 (木)

山本昌足踏みカウントダウン、交流戦初貯金ならず。

交流戦の成績を3勝3敗の五分としたドラゴンズ
4カード目は地元・ナゴヤドームで
パ・リーグ5位のオリックス・バファローズとの2連戦。
その初戦、先発した山本昌が制球が甘くなったところを
叩かれてしまい、6回途中7安打4失点で無念の降板
一方打線は中盤に英智、井上の適時打で1点差まで迫ったものの、
その後オリックスの継投の前に、ノーヒットと沈黙
交流戦の初の貯金は、お預けとなってしまいました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-オリックス 1回戦
(28日・ナゴヤドーム | 中日1敗)
31594人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
オリックス
中 日
[敗] 山本昌(5試合3勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、平井、小林、齊藤、高橋、チェン -
小田、小川

【ゲームレビュー】
山本昌が踏ん張れず、連勝ストップ
3回2死二塁からカブレラに右へ先制の2点本塁打。
5回にもカブレラに犠飛を許した。
1点差に追い上げた直後の6回には
連続二塁打を浴びて1点を失い、降板した。
打線は5回、英智の適時二塁打と代打・井上の適時打で
2点を返しただけだった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


通算196勝ドラゴンズ・山本昌に対し、
オリックスの先発は、通算4勝の7年目右腕・近藤一樹
合わせて200勝対決となったゲームを、振り返ると↓

1回、先頭・下山真二に2球目、外角高目に浮いた
スクリューを右中間に運ばれ、ツーベース。
続く坂口智隆に三塁へ送られ、いきなりのピンチ。
しかし迎えたカブレラを内角低目へのストレートで
見逃し三振に取ると、ローズに四球を与えたものの、
一輝を136キロ、外角低目のストレートで見逃し三振。
ストレートのキレもよく、最初のピンチは切り抜ける。

1回ウラ、荒木外へのチェンジアップに投ゴロ。
井端同じくチェンジアップにタイミング合わず二塁ゴロ。
中村紀洋外角低目ストレートに見逃し三振。
ドラゴンズ戦初登板の近藤の前に三者凡退。

2回ウラ、先頭ウッズ四球、6番復帰イ・ビョンギュ
初球を叩きライト前ヒットで、1死一、二塁とチャンス。
しかし英智チェンジアップに合わず、4-6-3のゲッツー。

3回、1死から下山にショート内野安打。
続く坂口送れずに、打ち上げてしまい2アウト。
しかしカブレラの4球目、内へのカーブを小田がパスボール。
バッテリーエラーで、二塁へ進まれてしまう。
そしてフルカウントからの6球目、
投じたのは外角低目へ沈む宝刀・スクリュー
しかし狙っていたカブレラの腕が届いてしまい、上手く運ばれると、
右方向への打球は、そのまま最前列にスタンドイン
外国人選手特有のパワーで持って行かれ、先制点を許す。(0-2)

4回、2死から日高に外へのカーブを運ばれ、右中間突破のツーベース。
続く後藤光尊を敬遠して、投手の近藤との勝負。
スクリューを外野へ運ばれてしまうも、ライト正面のフライで凌ぐ。

4回ウラ、上位打線からの好打順。
しかし井端が外角低目のストレートに空振り三振。
中村紀洋も外へのストレートを見逃し三振。
さらにウッズはチェンジアップを打ち損じのキャッチャーフライ。
ゾーンの広さも味方にした近藤に、スイスイ抑え込まれる。

5回、1死から坂口に真ん中高目に浮いたスライダーを叩かれると
ライナーでセンターを抜いていくスリーベース。
この日多い長打でピンチを招くと、
続くカブレラに対しては、徹底した内角攻め。
しかしカウント1-2からの4球目、
内角低目、若干甘いスライダーを捉えられ、レフトへ。
犠牲フライとなってしまい、あっさりと中押しを許す。(0-3)

5回ウラ、ここまで近藤の前にわずか1安打。
しかし先頭・和田がセンター前ヒットで出ると、
1死から英智がカウント0-2からの3球目、
中に入ったカットボールを叩き、三塁線を鋭く抜いていくヒット!
レフト・ローズが処理をもたつく間に、和田は一気に本塁へ!
タイムリーツーベースとなり、ようやく1点を返す。(1-3)
なおも小田を迎えるところで、代打・井上
押せ押せのなか、期待に応えたい井上は、積極的な初球攻撃!
中に入ったカットボールを弾き返して、センター前。
連続タイムリーとなって、1点差。(2-3)
続く山本昌が送れず、荒木は遊ゴロに倒れるも、
ようやく近藤を捕まえ、ゲームの展開をわからなくする。


1点差にしてもらった山本昌
しかし代打の関係で、6回からは小川とのバッテリーに。
あまり組んでいないこともあって呼吸が今イチの感。
先頭の一輝を二塁ゴロに取ったものの、
続く大引に外へのストレートを叩かれ、
センターオーバーのツーベースを許すと、
日高には内へのスクリューを捉えられ、
ライト右を抜いていくタイムリーツーベース。(2-4)
連続長打で、点をもらった直後の失点。
続く後藤を遊ゴロに取ったものの、
近藤に代打・塩崎というところで、落合監督がマウンドへ。
山本昌に向かって開口一番「交代」。
結局この日は、5イニング2/3、88球を投げ、
7安打3奪三振2四球で4失点。
らしさを出し切れず、カウントダウンは足踏みとなった。

7回、続投の2番手・平井が先頭・下山に四球を与えると、
坂口の犠打と、カブレラの死球で1死一、二塁。
さらに代わった3番手・小林
ローズにライト前ヒットを許してしまい、1死満塁
ここでオリックスは、代打の切り札・北川
一方ドラゴンズは4番手に、右のサイド・齊藤信介を投入。
昇格間もないファームのセットアッパーに運命を託す。
しかし2年ぶりの1軍マウンドながら、気合十分齊藤
持ち味を発揮し、北川を内角高目のストレートで
詰まらせての二塁フライに打ち取ると、
さらに続く大引に対し、フルカウントとしながらも、
最後は、外角低目一杯のスライダーで空振り三振!
鮮やかな火消しの齊藤大きく吠えてガッツポーズ!

この流れに乗りたいドラゴンズ
しかし7回ウラ、オリックス3番手・本柳和也の前に
和田レフトフライ、イ・ビョンギュ二塁ゴロ。
英智外へのストレートに見逃し三振と、あえなく沈黙。

8回、5番手・高橋三者連続三振と快投。
しかしそのウラも、小川三振、代打・立浪遊邪飛、
そして荒木ハーフスイング取られ三振と3者凡退。
5回の適時打以降、ノーヒットに抑え込まれてしまう。

9回ウラ、オリックス4番手は、クローザーの加藤大輔
しかし先頭・井端が粘って四球を選ぶと、
続く中村紀洋に対してもストレートの四球。
制球が不安定な加藤から連続四球で、無死一、二塁とチャンス。
ところが、ウッズがカウント0-1からの2球目、
外角低目のストレートに手を出してしまい、鈍い当たりの二塁ゴロ。
4-6-3と渡ってしまいダブルプレー
一瞬にして、チャンスを潰すと、
最後は和田が引っ張るも、三塁・塩崎に好捕されゲームセット。
なかなか対戦することのないオリックス投手陣
わずか4安打に抑え込まれたドラゴンズ
交流戦初の貯金ならず、連勝ストップ
さらに山本昌も連勝が止まり、今季初黒星となった。


他のパ・リーグの球団と比べ、印象が薄いオリックス
ドラゴンズ的にもそうだったようで、
初モノとなった近藤に翻弄されてしまうありさま。
相手中継ぎ陣の良さもありましたが、4安打と沈黙。
特に得点のキーマンとならなくてはいけない
上位打線が完全に抑え込まれてしまったのが痛かった。
中盤得点を奪えたのが、下位からでしたし、
やはりペースを握るには、アライバのどちらかが出て、
クリーンアップに繋いでいかないと。
下山、坂口のどちらかが出て、カブレラが返した
オリックスとの違いはその辺りにあったと思いました。


一方、投手陣昌さんが踏ん張れませんでした。
立ち上がりこそよかったものの、やはり長打を浴びたのは、
制球がここぞで甘くなったから。
カブレラに打たれたのは、リード面にも問題があったようですが、
それまでの連勝中と違い、ややボールのキレもなかったかなと。
できればカウントダウンを進めてほしかったですが、
ここらで1つ負けるころとも思っていましたし…。
まあ次回までしっかり修正してもらいたいです。

気合だあ!また2番手以降は、
平井、小林
仕事ができませんでしたが、
4番手・齊藤、5番手・高橋
よかったですね。
特に2年ぶり1軍マウンドとなった
齊藤グッジョブ!
いきなり1死満塁での
登場となったものの、
気合十分でひるまず
向かっていった
のがよかったですね。
相棒が小田谷繁でなく、小川だったというのも
持ち味を出すことにつながったと思いますが、
きっちり抑えて1軍で結果を出せたのは、本人にとって良いこと
不足する右の中継ぎとして、今後も活躍できるよう期待したいです。


地元での連勝を伸ばしたいところでしたが、小休止
しかし連敗だけはしてはいけません。
迎える第2戦、先発は中5日でエース・憲伸が来るでしょう。
交流戦初年度のスカイマークをはじめ、
オリックス戦はそれほど相性がよくなさそうですが、
これぞエースという投球を見せてもらいたい。
そして沈黙している打線も多少は目覚め
憲伸を助けられるよう、良いところでの仕事をお願いします!


★プレーヤーズ・ボイス(28日)

●山本昌
<5イニング2/3を7安打4失点で今季初黒星を喫す>
「まあ、しようがないね。ボールに力がなかった。
長打を打たれちゃいけないところで打たれたし、
点を取ってもらったあと点を取られました。
長打を打たれた球はもっと低めいっていれば良かった。
ボールがいっていなかった? いえ、そんなことはないです。
思い切り振ってきた? それはそれで対応しないといけないから」

<球場を去る際には気持ちを切り替え、次回登板を見据えて>
「次、頑張ります」
中スポサンスポ時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

『せっかくの連勝を止めてしまい申し訳ありません。
カブレラの一発はともかく、後の失点は1死からの長打がきっかけ。
どれもボールが高かったですね。
指のかかりのいい分、力任せに投げてしまった感じです。
やっぱり低めが大事と今さらながら再認識しました。
その点を考え、また次に向けて調整します。』

『山本昌公式ホームページ』より引用)


●小田幸平
<3回2死二塁、内角のスイングが苦しそうだった
カブレラのわずかな変化を見逃さず>
「体が徐々に開いていた」

<外角低目はカブレラの得意球なのは承知、
だからこそ微妙にずらすつもりだったが>
「ワンバウンドするぐらいの球で勝負したかった。
それで空振りを取りたかった」
名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<山本昌-小田のバッテリーに辛口>
「(カブレラの)本塁打がいけねえ。
あのコース(外角低め)はミーティングでもダメだと言っていたのに。
防げたからな。あの本塁打はいけなかった。
それに(被安打)7本のうち6本が長打ではなあ。
そのへんはバッテリーで、もう少し考えないといけない。
ずっと勝てるわけじゃない。これを次に生かせばいい」

<ホーム7連勝中だったオリックス戦。その本拠地で先手を取られ>
「借金生活といっても打線はすごい。
うちは負けたんだ。だからうちよりオリックスは強いということだ」
スポニチ名古屋名タイ


●齊藤信介
<7回2死満塁のピンチで大引を三振に打ち取り、
ひたすらほえて、ガッツポーズ>
「とにかく腕を振ろうと。
あんな場面ならいいか、悪いか2つに1つしかないんで。
それなら腕を振っていこうと思いました。
(スライダーは)ずっと練習してきたボールですから
思い切って腕を振ることだけを考えていました」

<プロ入り時はオーバースローだったが、
腕を下げた投球フォームに改造。
縦よりも横の変化を意識したスライダーを練習してきた。
この日は直球も威力を発揮、フォーム改造の成果を示し>
「森(バッテリーチーフ)さんのアドバイスで
少し腕を上げましたが、それでも(中日に)入団したころより、
だいぶ下がっています。自分に合っていると思う」

<1軍昇格4日目。超一流の男たちが、
毛穴から噴き出す殺気に圧倒されてきたが、
武器は気合という男はそこで委縮はしなかった>
「1軍の人たちって、強気なんです。気持ちが前に出ている。
岩瀬さんなんて、やばいっす。
スキがない。オーラっていうんですか? 
レギュラー打者の人たちも集中力がすごいんです。
だから、こっちもそれより強い気持ちを出さないといけないんです。
とにかく次も思い切り腕を振るだけです」
中スポ名タイ

●高橋聡文
<2点ビハインドの8回から登板、圧巻の投球を披露。
1イニングを三者連続三振に抑え込む。
これで再昇格後は2試合連続で無失点>
「きょうは直球がよかったんで、直球で押そうと思っていました」
(東京中日)

●英智
<3点を追う5回1死一塁、左翼線へ抜けていく適時二塁打。
チーム初適時打で一時は反撃ムードを盛り上げる>
「『打て』のサインだったから、
甘いところに来い、と思って振りました。
最初の打席が併殺だったので、プラマイはゼロですが…」
(東京中日)

●井上一樹
<5回1死二塁、小田の代打で中前適時打。
今季50試合、のべ70打席で初の代打タイムリー。
自身も今季初打点をマークして、二重の喜び>
「時期としては遅かったと思いますけど、
これが始まりですね。ずっと打ち続けたいね」

<押せ押せのチャンスで初球・カットボールをを見逃さなかった>
「(近藤は)たくさん変化球を投げる投手だから
『よくみて』という考えもあった。だけど、自然に体が反応した。
英智で盛り上がったから、それに水を差さないでよかった」

<昨季も交流戦で.319と調子を上げている>
「交流戦を強く意識しているわけではないけど、
(指名打者などで)打席に立つ機会が増えるという心構えはある。
(スタメン、代打)どちらでも打ててこそ、使い勝手のいい選手ですよ」
(中スポ、スポニチ名古屋

●和田一浩
<9回2死三塁では三ゴロに倒れ、最後の打者に。
敗戦に肩を落としていたが、次戦に向けて戦闘態勢を整え>
「確かに、きょうはストライクゾーンが広くて
苦労した面はありますね。でも、それも野球ですから。
こういう時もありますよ。また、明日もがんばるだけです」

<中日にとって初対戦となる先発・近藤について、
球団スコアラーは事前に尋ねられたというが>
「近藤…。すみません。印象ないです」

<試合前、昨年までの盟友・カブレラと談笑>
「今年はオリックスとのオープン戦が
1試合もなかったですから、会うのは(昨年の)シーズン以来ですね。
『調子悪い』って言っていましたが、毎年夏になると打ち出すんですよ」
中スポ

●中村紀洋
<こちらも久々にオリックス・ローズと再会。
打撃練習前に姿を見つけると、しばらく談笑>
「久々やね。会うのは去年の交流戦以来。
元気そうにしてたから良かった。
頑張れよと言われたから、おまえも頑張れよと返したわ」
(東京中日)

●イ・ビョンギュ
<不振でスタメン落ちしていたが、3試合ぶりに復帰。
2回1死一塁から右前打を放つなど、3打数1安打>
「久々だったけど積極的にいこうと思っていた。
出たらベストを尽くすだけだよ」
(東京中日)


◆朝倉健太
<最近は中継ぎに回っているが、納得する結果が出ず苦しむ。
気丈に話していても、気落ちしている感じ>
「『いい』と思ったボールが打たれたりして、
自分にパニックというか…。抑えれば違ってくるんでしょうけど」
(中スポ<ドラ番記者>

◆山田喜久夫打撃投手
<今季から10年ぶりに古巣・中日の一員に加わる。
周囲のレベルに戸惑いながらも打者の要望に応える>
「入って本当にビックリしました。レベルが高いなって。
横浜のときからもそう感じていましたけど、
一人一人の質が高い。コントロールがいいんです。
いまでもプレッシャーがかかりますよ」

<15日のパートナーを務めた和田の要求はスローボール。
打撃投手にとってスローボールは怖さにつながる厄介なもの>
「横浜時代も石井琢朗がスローボールを要求してきたんだけど、
あのときも慎重になったね。ちょっとしたことで
打撃投手は怖くて投げられなくなるから。
でも、打ってくれることでうれしくなる。そんな仕事ですよ」
(中スポ)

◆平沼1軍用具兼打撃投手
<立浪が要求するスローボールを投げ続けるが>
「感覚が違う分、とんでもないところに投げることがある。
そうなると怖くなって投げられなくなるんだよ」
(中スポ)

●荒木雅博
<53年ぶりの日本一の記念リングの贈呈式が行われ、
選手を代表して受け取り、早速指にはめてみたが>
「普段は指輪をしないから緊張する」
公式サイト共同通信社


●落合監督
<交流戦4カード中、3カードで初戦黒星と波に乗りきれず。
7回のピンチを断ち切っても流れは…>
「流れ的には、悪いだろうな。きょうは…。
知らないピッチャー(近藤)がくると(攻撃が)重たい。
自分たちで勝手に重くしてるんだけどな。まあ、いつか軽くなるだろ」

<先発・山本昌について>
「マサ? あんなもん。そうとしか言いようがない」

<大敗を食い止めた齊藤の投球に少しだけうなずき>
「よくゼロで帰ってきたな。
たいがい、ああいうケースでいくとやられて帰ってくるんだけど。
今年初めてか? それまではあるんだろ? 
(06年の10月以来、2試合目と聞かされ)それ以来になるのか…」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

<試合前、昨年の日本一を記念して製作した
『チャンピオンリング』が贈呈され、感慨深げ。
自身と西川球団社長がデザインを手がけ、
選手、関係者82人にそれぞれの名前入りで贈られ、総額約4000万円>
「このためにやっているんだから。
(前回日本一から)53年かかったんだもん。
これをもらえる人はそうはいない。すごいよ」
(東京中日、共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(28日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 8回戦
(28日・ナゴヤドーム)
 SU 201 000 00  = 3
   000 003 00  = 3
(1軍使用のため8回打ち切り引き分け)
[D本] なし
[D投] 清水昭信、浅尾、菊地、金剛
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
先発・清水昭信は、初回先頭・古木に内野安打を許し、
続く森山周に右中間三塁打を打たれ、簡単に先制点。
なおも1死一、三塁から相川の内野ゴロの間に1点を奪われ計2失点。
3回、2死から岡田の右越え二塁打、
相川右前打と連打で追加点を奪われる。
打線は、サーパス先発・育成選手の梶本達哉の前に
初回、3回とチャンスに得点できず、5回まで3安打と苦しい展開
しかし6回ウラ、新井中前打、堂上剛裕右翼線二塁打などで
1死二、三塁から平田が中犠飛を放つと、続く田中が左前適時打。
さらに2死一塁から清水昭信の代打・森岡
左中間突破の適時二塁打を放ち、3-3の同点に追いつく。
リーグの規約(3時間越えて新しいイニングに入らない)により
最終回となった8回ウラ、田中左中間二塁打、森岡敬遠、
岩﨑の代打・上田敬遠などで、1死満塁とサヨナラのチャンス。
しかし藤井遊ゴロ、新井二ゴロと倒れてしまい、引き分けに終わる。
公式サイトより)


△清水昭信
<先発し、6イニングを5安打3失点。
初回簡単に得点を許したが、徐々に内容も良くなり、
ピンチでこれまで投げていなかったという
フォークボールを投げ、結果を得たことに手応えも>
「今回はフォークボールを試そうと思って多めに投げた。
満塁(6回無死)になって
フォークボールで三振を取れたことが収穫です」
中スポ

△浅尾拓也
<ウエスタン・サーパス戦に2番手で中継ぎ登板。
7回の1イニングを1安打無失点に抑え、
連続試合無失点を7試合に伸ばす>
「徐々に良くなっているのが分かります。
真っすぐのスピードに関しては納得していないですけど、
コントロールも変化球も良くなっている。
だいぶ(肩の状態が)いいところまできてると思います。
肩にまったく不安なく投げられるように、
これからも投げる回数を増やしていきたい。
今はスピードよりも、そのことを考えてやっています」
中スポ

△森岡良介
<2点を追い上げた6回2死一塁に代打で登場。
サーパス先発・梶本のフォークボールをうまく拾って
左中間へ貴重な同点適時二塁打。
事前の準備が生み出した一撃に満足な表情>
「ベンチで観察して準備はできてました。
配球でフォークボールが多いことも頭に入っていたので、
うまく打てたと思います」
中スポ

△澤井道久
<午前10時20分に開始したサーパス戦に
1番・二塁で出場し4打数2安打。
試合後はそのまま残ってナイターに備えた>
「起きたのは5時40分くらいですね。
眠い? 全然平気です。大丈夫です」
(東京中日)

◆中里篤史
<右肩の違和感でファームで調整中。
登録抹消後初めてとなるブルペン入り。
捕手を立たせたまま、感触を確かめるように35球>
「50%位の力で投げました。感触は悪くない。順調です」
(東京中日)


年に何度か行われるナゴヤドームでの親子ゲーム
奇しくも1軍と同じオリックスの2軍・サーパスが相手。
1軍からは澤井、藤井がスタメンで出場。
終了後、そのままドームに残り練習を続けたもよう。

ゲームは、先発・清水昭信が序盤に3点を失い、
打線は育成選手の梶本の前にあと1本が出ない展開。
しかし6回に連打を含む集中打で同点に追いつき、
その後はサヨナラのチャンスもあったものの、
3時間優先というウエスタンの規約により、
時間切れで3-3の8回ドローとなりました。

ところで今朝の中スポには、
右肩の不安を抱える浅尾中里の話題が。
どちらかというと、浅尾の状態の方が良さそうですが、
2人ともまだ時間がかかりそうですね。
ナイトゲームでは、昇格した齊藤が好投を見せましたが、
中継ぎ右腕が不足している現状、早い復帰が望まれます。

2008年5月28日 (水)

山本昌進めカウントダウンと若竜御前試合で爆発!

地元・ナゴヤドームに戻って
交流戦初の連勝を果たしたドラゴンズ
1日置いてきょうからはオリックスを迎えての2連戦。
勝てば、今季の交流戦初の貯金となるカード。
気になる先発として、初戦に山本昌、2戦目・川上
調子を上げている投手が相次いで登板予定。
まずは200勝へのカウントダウンに入っている
大ベテランの白星で波に乗りたいところ。
その他ドアラファームなどこの日の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(27日)

◇山本昌
<きょう28日の対オリックス初戦に先発予定。
ファンの期待も高まる今季2度目の本拠地マウンド。
だがベテラン左腕は、まず目の前の試合を勝つことに集中>
「やれることをやるだけですよ。
(1カ月抹消されて)出遅れましたからね。
僕は出遅れているから、頑張らないといけないからね。
自分の投球ができれば相手は関係ない。
次もいけるところまでいって、白星を積み重ねたいです」

<最初から飛ばして、投げられるところまで投げるのが、
今年のスタイル。前回登板では7イニングを投げ>
「先発の仕事を果たせた? まあ、そんな感じだね」

<現在4試合に登板して、防御率0.45。
低めへの徹底した制球とともに、球速もアップ。
神宮、Kスタ宮城では140キロ超えを記録したが>
「たまたまですよ。そんなに変わっていないと思う。
いつもより球速が出ているという感じは自分ではない。
いつもの通りだけどね」

<制球、球速の良さは、投球フォームや腕の振りにも関係あるはず>
「スムーズ? まあまあかな。
そんなに(すごくいいとは)思ってないけど」

<通算200勝まであと4勝。大記録達成を待ち臨む
本拠地のファンからは大声援が飛ぶはずだが>
「それはまあいいですよ」

<今回もこれまでの登板前日同様、自らに言い聞かせるように>
「一生懸命投げるだけです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇川上憲伸
<29日のオリックス第2戦の先発予想。
前回登板同様に走者なしのときはワインドアップで投げるつもり>
「しばらく(ワインドアップを)続けます。
考えすぎてたというんじゃなくて、
もともとフォームをいじるのが好きなんです。
気になるんですよ。いろんなピッチャーが」
(中スポ)

◇吉見一起
<中スポ『丸ごと吉見投手』から。
ここまで6勝、自分ではどう評価する?>
「出来すぎといえば出来すぎなんでしょうね。
でも今年は先のことを考えずにやっていこうと思っていましたから、
そういう意味では順調です」

<昨年との違いは>
「去年のオープン戦のときは1つ(開幕ローテの)イスがあったから
チャンスだと思って気負いすぎた。
周りの結果を意識しすぎたんです。
いままで人は人だったのに。それがよくなかった。
今年は自分のことだけに集中しています」

<プロ3年目とはいえ新人王になる資格はある。意識はしている?>
「正直、獲りたいとか獲りたくないとかの意識は全然ないんです。
開幕直後に記者さんから権利があるとは聞いたんですけどね。
いまは与えられた仕事をすることしか考えていませんね」

<試合のなかったこの日はナゴヤドームで練習。
リリーフ陣とともに行動。当分はここが職場となってきそう>
「いまは与えられた仕事をこなすだけです。
痛いところとかもないですからね」

<前回25日の登板では小久保に同点ソロを被弾。気合を入れ直し>
「反省して次に備えたい」
(中スポ)


◇井上一樹
<ナゴヤドームでの野手組練習に参加。
居残りロングティーに汗を流し>
「生意気な後輩だけど、
同じ左打者として松中がいいことを言ってくれてね。
それを意識して練習したかった」

<前夜の試合後、親交のある福岡ソフトバンク・松中と会食。
交流戦だからこそ実現した席で、ありがたい助言を得た>
「結果が欲しいものだから、
どうしても右方向への意識が強すぎていた。
『ぼくら左打者は、練習では左やセンターへ多く打って、
最後に少し右へ打つって感じでもいいんじゃないですか』って話だったよ。
確かに、オレもいい時は左方向への打球が多かったなって思い出した」

<『パ・リーグ三冠王』に伝授された極意だからこそ、すぐに実践。
通常のフリー打撃でも、意識的に中堅から左翼方向への打球ばかりを放る>
「きょうは本当にいい練習になったと思う」
中スポ


【ドラゴンズ・今日明日の日程】
28日(水) 対オリックス(18:00・ナゴヤドーム)
29日(木) 対オリックス(18:00・ナゴヤドーム)


交流戦4カード目は、パ・リーグ5位の
オリックス・バファローズが相手。
今春のオープン戦では、阪神とともにゲームがなく、
約1年ぶりの対戦となりますが、主催試合では7連勝中と
決して相性の悪い相手ではなさそうです。
そのカードを前にナゴヤドームで
おなじみ投手陣と、一部野手陣が練習を行ったもよう。

札幌で連敗を喫したものの、地元で2連勝
この勢いのままに、オリックスをも倒して波に乗りたい。
それに適する初戦先発となりそうなのが、山本昌でしょう。
5月に1軍再昇格となってからは、3連勝中
復活を果たし、最も先発陣のなかでは安定している背番号34
苦手でもある交流戦でも、幸先良く初戦で白星
悲願の200勝まであと4と迫り、気持ちもさらに充実。
この日は、ランニング、キャッチボールなど、
いつも通りの調整を行った昌さんの表情
開幕当初とくらべ、自信にあふれてきていたとのこと。
5月最後の登板となりますが、ぜひとも連勝のまま締めて、
さらにカウントダウンを進めてもらいたいなと。

任せたオリ退治。そのために重要なのは、
低めへの制球と、
チカラのある真っすぐ
今回も立ち上がりから
ガンガン飛ばしていくようですが、
決してばたつくことなく、
ハートは冷静でいてほしいですね。
他の球場に比べ辛いと言われるナゴヤドームで、
140キロオーバーを果たせるか?
注目すべき点はそれでだけではないですが、
打者一人一人に一生懸命投げ込み、安定した内容で、
目指すべきイニングをクリアしてくれることを期待します。

また2戦目は、エース・川上憲伸の登板が濃厚。
前回登板では、稲葉の一発に泣いたエースですが、
本来のワインドアップに戻したことで、
ストレートの球威も増し、本来の投球も取り戻した様子。
今回も変わらずに行くようですし、
ぜひとも交流戦通算トップの12勝目
きっちり掴んでいくことを楽しみにしています。


一方、その2人の投手を援護しなくてはいけない打線
おそらく外野には、前回の福岡ソフトバンク戦同様に
井上、英智、藤井あたりが先発起用されていくことでしょう。
そのなかでは、ピックアップ練習に参加していたベテラン・井上
25日のホークス初戦では、絶妙なバックホーム
『一樹ここにあり』をアピールしましたが、
チームのムードをよくするためにも、
やはり背番号9の活躍は、不可欠ですね。
第2戦の試合後には、グアム自主トレなどで親交のある
松中(福岡ソフトバンク)に左打者としての奥義を学ぶなど、
打撃面でも期待できそうな予感?があるとのこと。
さらに名タイニッカンなどによると、
「不振」でスタメン落ちしたイ・ビョンギュ
実は左肩に違和感を訴えているそうで、あまり状態が良くないとのこと。
そうなるとこのベテランにかかる期待は大きくなるというもの。
おそらく6番での起用が濃厚となるであろう井上
上位が残した走者を返す、またはチャンスメークに徹すると、
さまざまな役割がありそうですが、いい仕事を楽しみにしたいです。


その他の情報としては、
左わき腹を痛めて登録抹消中の谷繁
本人も最短での復帰を目指しているようですが、
今朝のスポニチ名古屋によると、
「移動などによる負担はない」ということで、
30日からの関東遠征にも1軍帯同し続けるとのこと。
小田、前田、小川と、控え捕手の経験不足が
やや不安視されましたが、これで一安心というところ。
ベンチにこそ入れなくとも、助言をもらえることは、
チームにとっても、ありがたいこととなるでしょう。


◇ドアラ
<名古屋市中区の名古屋能楽堂での
初の公式写真集「ドアラ☆チック」の発刊を
記念したイベント『ドアラ☆ショウ~ドアラ夢舞台~』に出演。
600人のファンを前にバク転を披露するなど
能舞台とは思えないパフォーマンスを見せつける>
「ほんとは買っていただいた
600人全員の方にサインしたかったのですが、
時間の都合でできず、ほんと申し訳ありません。
不思議な気分になっているのには実はもう1つあるんです。
9月にDVD『ドアラの休日 げんじつとうひ、してみました。』を発売。
それで、ゲームの合間をぬって、
何とタイにロケに行くことが決まったんです。
しかもセルフプロデュースとかで、ボクが内容を決めるんです。
ひょっとして水着姿があるかもよ。写真集にDVD…。
グラドル界にも参入するなんて…。だいじょうぶかな。
(中スポ『ドアラのつぶやき』より抜粋)

◇石黒球団広報
<破竹の『キモカワ現象』にドアラ付広報も困惑しきり>
「どこまで行くのか分かりません…」
スポニチ名古屋


ゲームがない日恒例のドアラ先生情報。
この日は、↓の4つをピックアップ。

Oh!!能!!ドアラ 能舞台で「ありえね~」サンバ!!バク転!!
(中スポ)
限定ドアラグッズ販売 東海3県のユニーとインターネットで
(サンスポ)
ドアラがDVDに…プロデュースから演出までも担当
(スポニチ名古屋)
ドアラDVD「ドアラの休日 げんじつとうひ、してみました。」公式サイト
(メディアファクトリー)

著書、写真集、スーパー1日店長、CDに続き、
今度はついにDVDがリリース決定
なんとタイでの海外ロケを敢行し、
セルフプロデュースの内容になるそうですが、
ここまで来ると、お疲れ気味となりつつある
「先生」お体の方が逆にちょっと心配ですね。
テキトーにほどよくやってるのが、ドアラらしいとも思いますが…。
「げんじつとうひ」しない程度にがんばりましょう。


若竜トピックス(27日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 7回戦
(27日・ナゴヤ球場)
 SU 000 000 000 = 0
   431 300 30× =14
[勝] 赤坂(9試合1勝2敗1S)
[D本] 藤井2号3ラン
[D投] 赤坂、浅尾、菊地、樋口
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
1回ウラ、澤井、柳田の連打、
さらにサーパス先発・小林賢司の暴投で
無死二、三塁から3番・藤井の遊ゴロの間に先制すると、
新井四球で1死一、三塁から、堂上剛裕の右前適時打で追加点。
さらに濱中の落球など拙守もあり、打者10人の猛攻4点を挙げる。
続く2回ウラ、柳田、藤井の連打などで1死一、二塁から
堂上剛裕の左越え三塁打、堂上直倫の犠飛で3点を追加。
3回ウラも、赤坂の二塁打などで1死三塁から、鴨志田の暴投で追加点。
4回ウラも2死二、三塁から、田中赤坂の適時打などで3点。
さらに7回ウラ1死一、三塁から藤井が左越え3ランを放つなど、
今季初の2ケタとなる14得点、今季最多の16安打と素晴らしい攻め。
先発・赤坂は6イニングを投げ、2安打7奪三振無失点の好投。
7回から浅尾-菊地-樋口と継投、完封リレーサーパスに勝利。
公式サイトより)


○赤坂和幸
<ウエスタン・サーパス戦でプロ入り2度目の先発。
6イニング7奪三振無失点に抑え、プロ初勝利。
さらに打者としても3打数3安打2打点の大爆発。
投打にスケールの大きさを存分に見せつけ>
「打撃は好き。プロのタマを打ちたかった」
(初回の適時打に)意外に打てるもんですね。ヘヘヘヘ…。
ピッチングを頑張ります」

<『本業』のピッチングでも、低めへのフォークとスライダーで
1軍クラスが並ぶサーパス打線から次々に三振を奪い>
「打線の援護で楽に投げられました。
今日は、今までの中で一番コントロールが良かったです。
変化球も緩急を付けながら投げられました。
低目に球を集められました。抜ける球も無かったです」

<落合監督が異例の視察に訪れたが>
「途中で(落合)監督に気付きました。
自分の投球をみてもらう初めての機会だったので、
いいところを見せようと思いました」

<同じ高卒新人では千葉ロッテ・唐川が
1軍で大活躍しているが、目標を高く掲げ>
「そんなに簡単じゃありませんが、
上に行くチャンスはいつかくると思っています」
公式ファーム中スポ

○小林2軍投手コーチ
<ルーキー・赤坂の快投を絶賛>
「目に見えて成長している」
中スポ

○藤井淳志
<1軍メンバーながら実戦感覚を磨くため、
『3番・中堅』でサーパス戦に出場
7回には左越えの3ランなど打力でアピール>
「いいイメージで1軍の試合にも臨めます」
(中スポ)


1軍は休みながら、ファームはゲームがありました。
ナゴヤ球場でのウエスタン・サーパス戦
落合監督が視察に訪れ、異例の御前試合となりましたが、
ドラゴンズ打線が初回から大爆発!
序盤4イニングで11点を奪う猛攻を見せると、
7回には澤井とともに、1軍から参戦した藤井が3ラン。
今季最多の16安打、今季初の2ケタとなる14得点。
中盤までネット裏から視察したという落合監督の前で、
若竜たちがアピールに成功したようです。

その中でも「大車輪」といえる活躍だったのが、
高卒ルーキーの先発・赤坂和幸
プロ2度目の先発となったマウンドでは、持ち味を発揮。
スライダー、フォークを低めに集め、打たせて取る投球で、
濱中、古木なども顔をそろえたサーパス打線を、
6イニング4安打無失点に抑え、うれしいプロ初勝利。

それ以上にファンが驚いたのが、バッティング!
なんとこの日、ヒット1本、二塁打2本の3打数3安打2打点
特に4回2死一塁で迎えた第3打席では、
高速ライナー左中間を切り裂くタイムリー二塁打
まるで憲伸かよ?ともいえる非凡さをアピールした背番号54
さすがは、高校通算58本塁打のスラッガー。
野手顔負けの活躍に、この選手の末恐ろしさを感じたようです。

ところできょう28日は、年に数度のナゴドでの親子ゲーム
10時20分試合開始なので、
これをUPするころには終わっているはず。
おそらく1軍首脳陣も観戦したであろうゲーム。
大勝後の反動が来ないことを願いたいものです。

2008年5月27日 (火)

小笠原投げ勝った8回0封、主砲一振り鷹に連勝!

交流戦3カード目にしてはじめて初戦を取ったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの福岡ソフトバンクとの第2戦は、
ドラゴンズ・小笠原ホークス・和田毅による圧巻の投手戦に。
強気に攻め込む投球で、8イニングを4安打無失点。
今季一番の好投を続けた小笠原に、主砲・ウッズが援護の一振り。
その1点を守護神・岩瀬とのリレーで守りきり、連勝
交流戦の成績を3勝3敗の5割に戻しました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-福岡ソフトバンク 2回戦
(26日・ナゴヤドーム | 中日2勝)
31524人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ソフトバンク
中 日 ×
[勝] 小笠原(10試合5勝3敗)
[S] 岩瀬(21試合1勝1敗15S)
[D本] ウッズ12号
[Dバッテリー]
小笠原、岩瀬 - 小田

【ゲームレビュー】
小笠原が快投、岩瀬との完封リレーで連勝
小笠原は立ち上がりから緩急をつけた投球で、
相手打線を翻弄した。三塁を踏ませない投球で、
福岡ソフトバンク・和田毅との投げ合いを制した。
打線はウッズが一発。
6回2死から左中間へ運び、均衡を破った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


地元・ナゴヤドームに戻って、ようやく連敗ストップ
しかしこのところ連勝のないドラゴンズ
ともに中5日での先発となった小笠原和田毅
予想以上の投手戦となったゲーム、イニング経過を振り返ると↓

1回、2死から松中にフルカウントから
外へのスライダーをライト右に落とされツーベース。
しかし小久保を外角高目ストレートで右飛に打ち取る。

1回ウラ、荒木内スライダーに三ゴロ。
井端チェンジアップをボテボテ投ゴロ。
中村紀洋真ん中低目ストレートに空振り三振。
さすがは5連勝中の和田毅小笠原以上の立ち上がり。

2回ウラ、ウッズ四球を選び出塁も、
和田一浩打ち損じの右飛、井上左飛でツーアウト。
しかし英智カウント2-0から真ん中高目ストレートを右方向!
ライト線へ落とすツーベースで、一、三塁
小田避けられ敬遠で、投手の小笠原との勝負。
しかし冷静な和田毅に3球三振でチャンスを摘まれる。

3回ウラ、2死から中村紀洋あと数センチでホームランの
センターフェンス最上部直撃のツーベースで出るも、
ウッズ内角低目スライダーに空振り三振。

4回、2死から小久保に四球も、柴原を落ち着いて投ゴロ。

5回、2死からの打球は詰まりながらもセンター前。
しかし英智が突っ込んで好捕同級生を助ける。


ともに譲らぬ我慢比べの投手戦。
6回、1死から本多の三塁へのボテボテゴロが内野安打に。
この日2本目の被安打となった小笠原
走者を警戒しつつ、川﨑を遊ゴロに取り、2アウト。
迎えるは、初回に二塁打を許した松中
しかし初球、内へのストレートでキャッチャーフライ
ひるまずに強気に攻め込み、ピンチを凌ぐ。

ピンチの後にチャンスありとしたいが、
6回ウラ、井端遊ゴロ、中村紀洋空振り三振で2アウト。
しかしウッズがここで主砲の一振り!
カウント1-1からの3球目、内角低目、
決して甘いコースではないスライダーを
レフトへ運ぶと、高々と上がった打球がスタンドイン!
豪快に均衡を破る一発で、ついにゲームが動く。(1-0)

7回、味方の援護をもらい、力が入る小笠原
先頭小久保に左中間に落ちるヒットを許すと、柴原が送って二塁へ。
しかし松田を内角低目ひざ元への見事なストレートで見逃し三振
続くにスクリューが決まらず四球で、2死一、二塁となるも、
山崎に粘られながら最後は外角低目へのスクリューで空振り三振
ピンチを切り抜けた小笠原、マウンド上で飛び跳ねて喜ぶ。

8回、センター・藤井、ライト・英智守備固め
1死から本多にセンター前に運ばれるも、
続く川﨑をレフトフライに取って、2アウト。
ここで迎えるは、またも松中
外へのスライダーで、2ストライクと追い込んだ3球目。
しかしここで本多が二塁へスタート。
外したストレートを捕った小田が二塁へ見事なストライク送球
盗塁失敗同級生が見事に刺して、ピンチを救う。

8回ウラ、福岡ソフトバンク2番手はルーキー・久米勇紀
1死から荒木がセンター前ヒットで出るも、
続く井端の引き気味にバントした打球は、
チャージしてきた三塁の前。5-6-4と渡りゲッツー。
珍しいバント失敗で1-0のまま、ゲームは最終回へ。

9回、ドラゴンズ2番手は、守護神・岩瀬
松中、小久保、柴原とキツい主軸との対戦ながら、
この日の守護神は、まさに鉄壁
まず松中をスライダー、シュートで追い込み、
外角低目へのストレートで空振り三振に打ち取ると、
続く小久保に対して、初球外角低目シュート、
2球目内角高目ストレートで、すばやく追い込むと、
最後は外一杯への見事なシュートで、強気の3球勝負
これには小久保も手が出ず、見逃し三振
手強い3、4番連続三振に打ち取ると
最後は柴原を外へのスライダーで遊ゴロに取って、ゲームセット!
まさに完ぺきなリリーフを魅せ、小笠原との完封リレーを完成。
8イニング、124球を投げ、4安打5奪三振2四球で無失点。
和田毅との投手戦を制した小笠原には約1カ月ぶりの5勝目が。
そしてチームとしても、福岡ソフトバンクに連勝!
交流戦の成績も五分に戻し、地元で完全に息を吹き返した


強気の投球貫く。両投手ともに
今季最高とも言える投球内容。
まさに危なげない投球が続き、
どこまで0が並ぶのか
わからないという我慢比べ
しかしナゴヤドームで
久々の登板となった小笠原
東京六大学の先輩の
意地も見せたか、
投げ勝ってくれたことが、とてもうれしかったです。

毎回のように走者を背負いながらも、
何とか凌いでいくというイメージの最近の小笠原
しかし同級生・小田とのバッテリーとなったこの日は、
立ち上がりにピンチこそあったものの、
快調に飛ばしているうえ、投球も安定していましたね。
ストレートが走り、カーブ、スクリュー、スライダーなどの
変化球とのコンビネーションも抜群
見事に緩急を付けた投球でホークス打線を圧倒。
相手にほとんど自分の打撃をさせない投球に
思わずスゴイなと見とれてしまいました。

そして6回、久々に走者を出しながら、
松中に対し、強気の攻めでキャッチャーフライに打ち取り、
そのウラ、ドラゴンズに流れが来て、ようやくの援護
ただ1点をもらった終盤は、若干疲れも見えたか制球にやや乱れが…。
それでも7回、松田へ決めたひざ元へのストレート
さらに山崎へのスクリューもよかったなと。
まさに100点満点に近い投球を魅せてくれた背番号43
これでシーズン5勝目。この安定感でさらに勝利を重ねてほしいです。


一方打線の方は、主砲の一振りでしたね。
小笠原もそうでしたが、和田毅の方も、
まさに今季最高の投球だっただけに、
おそらく点が入るとしても、ワンチャンス
しかも一発で決まるのではと。
どちらかというと、小笠原の被弾を心配していたのですが、
まさか和田毅の方が先に打たれるとは…。
ただウッズが打った内角低目のスライダー。
これは決して甘い球ではなかったですし、
まさに狙い打ちに成功した主砲の巧さが光った1点。
こういう仕事ができるからこそ4番
小笠原を勝たせた一発、本当にありがたかったです。

そして忘れてはいけないのが、守護神・岩瀬
1点差で迎えた9回の登板。
しかも相手は脅威のクリーンアップ
はっきりいって、あまり相対したくない相手ですし、
ビビってもおかしくはない場面。
ただ我らが守護神はひるまないうえ、見事に投げ込み抑え込む
松中、小久保への連続三振は、ほんと圧巻でした。
小笠原もそうでしたが、岩瀬も今季最高ともいえる出来。
さすがはドラゴンズの、そして日本の守護神
改めてその凄さを感じさせてもらった1イニングでした。


札幌でイヤな連敗をしましたが、
地元に戻り本来の守りきる野球により、
連勝したことで、チームも少しは安定しそうな気がします。
もう少々打線が打てればいいですが、勝つに越したことはないです。
そして1日空いて、再びナゴヤドームでオリックス戦
相手は、監督が辞任して心機一転向かってきそうですが、
こちらは調子の良い左右のエースが準備していますし、
この流れをキープして、連勝を伸ばしてほしいと期待したいです!


☆ウィナーズ・ボイス(26日)

◎タイロン・ウッズ
<6回に左翼席に12号本塁打。4番の一振りで試合を決める>
「(勝利を呼び込んだホームランの感触を)
いい感触でした。あの場面はスライダーを待っていました。
いいスライダーが来まして、打つことができました。
(完ぺきないい当たり、ベンチでも笑顔が)
そうですね。今日は小笠原投手が
とてもすばらしいピッチングをしていました。
何とか打ちたいと思ってまして、
ホームランになってよかったと思います。
(小笠原の好投を一塁でどんな風に見ていたか)
みなさんもご存知のとおり、ソフトバンクはいい打線です。
それにもかかわらず、小笠原投手はすばらしいピッチングをして、
今日は0を並べました。すばらしいと思います。
(チームもこれで久々の連勝)
そうですね。北海道では連敗してしまいましたが、
ナゴヤドームでこうやって2連勝できたことは
たいへんよかったと思います。
(オリックス戦に向けて一言)
そうですね。シーズン長いですけれども、
でも、次のオリックス戦連勝してが頑張っていきたいと思います」


<6回、ホームラン談話>
「打ったのはスライダー。完ぺきにとらえられたよ。
その前の打席でスライダーで空振り三振を奪われていたので、
次も必ず同じ球で勝負に来ると思っていた。
だから三振したのと同じスライダーを待っていたよ」

<チームにとって、和田毅は『天敵』そのもの。
試合前までの対戦成績は、
6打数2安打ながら、要注意の相手と認めていた>
「(和田毅は)コントロールがいいし、
ブレーキのある変化球を投げる」

<試合前には珍しく滝のように汗をしたたらせていた。
全体練習の1時間以上前に現れると、約20分間黙々と走り込む>
「体を少し絞ろうと思ってね。体重を落としたいんだ。
昨年も走って打てるようになったからね。
効果? 分からないね」

<5月に入ってアーチは9本目。
自作したカウントダウンカレンダーを、
押し入れにしまい込んでから復調し、照れ笑い>
「球が良く見えるし、調子も良くなってきた。
あれ(カレンダー)は今もクローゼットの中さ」

<今月12日に来日したシェリル夫人は一時帰国したが、
6月初旬に再来日する予定。毎日の電話は欠かさない>
「彼女がいるとすごく安心できるんだ。
今の調子があるのも彼女のおかげさ」

<森野、谷繁が故障で離脱し、
イ・ビョンギュは不振でスタメン落ちと
先発メンバーが『緊急事態』を迎えている打線だが>
「最初(4月)はオレの調子が悪くて他の人が良かった。
絶不調のときはオレが打てない分、ほかの人が打ってくれた。
みんなに助けてもらった。
今は『オレのとき』がきたんだ。
これからはオレが打ってチームの勝利に貢献する番だ」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

◎小笠原孝
<見事な投球で今シーズン5勝目を飾る>
「(8イニングを4安打無失点、今日のピッチングについて)
うーん、まあ100点まではいかないですけど、それに近い点数。
今年一番よかったんじゃないかなと思います。
(ソフトバンク打線相手に強気の攻め、どんな風に考えていたか)
いやあ、ものすごいバッターなんで、
もう気持ちで負けないように、ただそれだけ(笑)。
あのう、気持ちで負けないようにというだけです。
(小田とのコンビ、どんなことを試合前話し合ったのか)
まあいろいろ、あのう、攻め方とか話したんですけど。
あとはまあセンターライン(小田、英智)が同級生だったんで。
まあめったにないんで、はい。
まあ同級生でみんなでがんばろうと、ハイ。
(その同級生も含め、チーム全員で掴んだ勝利)
その通りですね、ほんとすごい良いプレーで助けられて、
自分もそれに乗っていけたし、
タイロン(ウッズ)さんのホームランも、あのう感動して、
それからまた自分も気持ちを、楽にはなっていないですけど、
まああのう、乗っていけるようになりました。
(6回からは得点圏にランナーを出したが、
点を取られない雰囲気すらマウンドでは感じたが)
いや、ここんとこずっと毎回ランナーを出してたんで、
あのう、そのう、何ですか、
粘り強く粘り強くというのを心がけて、いつも通りです。
(早くも今シーズン5勝目。先発としては実に1カ月ぶりの勝利)
そうなんですか? 知らなかったです。
(中継ぎなども経験したが、久々の先発の勝利は)
ナゴヤドームで投げたのが久しぶりだったんで、
まあやっぱりナゴヤドーム、すごいこういう雰囲気とか、
お客さんがいっぱい入ってくれるんで、すごく好きですね。
(ファンにメッセージを)
もう毎回同じことなんですけど、
えー、まだナゴヤドーム、これから試合いっぱいありますんで、
またたくさん応援来て下さい」


<8イニングを無失点で投げ抜き、被安打はわずかに4本。
ピンチでも、ひるむことなく強気に攻め込む。
普段は物静かな男が、気迫のこもったマウンドさばき>
「きょうは緩急がよかった。
味方が点を取るまでは先に点を取られないように、
あまり深く考えずに投げた。
投手戦? 向こう(和田毅)も我慢していますからね。
それに負けないように…とも思って投げました。
(ピンチに)びびりながら投げてもしょうがない。
後悔したくないので思い切り投げただけ」

<仲良し同級生トリオで勝利をもぎ取ったが、
忘れてはならないのがベンチ外のサポーター。
試合前に左脇腹痛で戦列を離脱した谷繁からアドバイスをもらい>
「前の試合はスライダーが横降りになっていたぞ。
試合も見ているからな(と言われた)」

<実は試合中も学んでいた。
この日の『教材』は対戦相手の和田毅。
日本を代表する左腕の投球をベンチからじっと見て>
「すごい、いい投手ですからね。
参考になる部分があって自分もついていけた。
参考になったのは投球の間とかテンポですね」

<北京五輪に出場する野球日本代表候補の1人。
同じ代表候補の和田毅との投げ合いに勝ったが、北京について>
「ボクに聞かないでください。候補に入っただけで光栄なんです」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○都スコアラー
<同点の6回、2死二塁のピンチを凌いだ小笠原に>
「あれは気持ちと一体になったボール。
変化球が抜けることもなく、直球のコントロールも切れも良かった」
中日新聞


○小田幸平
<8回2死一塁、打者・松中の時、一走・本多の二盗を阻止。
反撃の芽を摘み取ったビッグプレーに>
「(森脇)三塁ベースコーチの動きが怪しかったんです。
イチかバチかで盗塁、あるかなと。
打者に集中したかったけど、真っすぐを(外角に)外しました」

<実は松中を迎えたところでタイムを取り、
マウンド上で小笠原のお尻をこんな言葉でたたいたそう>
「思い切ってこい。盗塁してきたらオレが絶対に刺す」

<正捕手・谷繁離脱の穴を必死に埋めている。
打率が1割に満たない.080(25打数2安打)まで下がったが>
「きのうはふがいないリードをしてしまって、
家に帰ってもう一回頭を整理してきました。
打つ方は見ての通り。守りでカバーするしかないですからね。
それにしても打率、体重(91キロ)切ってしまいましたね。
まずは体重を超えなきゃ。
打てないなら、体重を減らすしかないっすね」
(中スポ)

○英智
<3試合連続スタメン出場を果たし、攻守でハッスル。
得点にこそつながらなかったものの、
2回の初打席では2試合連続安打となる右翼線二塁打。
5回の守備では山崎の中前への当たりを猛ダッシュして好捕した>
「試合前から(同学年である)幸平(小田)と
『頑張ろう』って言ってたんです。
今は、できないことをやるのではなく、
普通のプレーを心がけている。小笠原が勝ててよかったです」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<1点リードの9回に登板。
いきなり松中、小久保を2者連続三振切り。
最後は柴原を遊ゴロとパーフェクトな投球で15セーブ目>
「気合入りましたね」

<交流戦に入ってからの登板3試合、
計3イニングで1人の走者も許していない。
もともと気温の上昇とともに上向くタイプ>
「もうちょっと暖かくなればいいんだけど、
こればかりは暖かくなるのを待つしかないからね。
(6月が近づき)良くはなっている」

<リーグトップの阪神・藤川に2差と迫ったが>
「数字的なものは最終的についてくるものであって、
今は本当にどうでもいいと思ってる」
中スポ

○中村紀洋
<3回、右中間方向へ放った打球は、
あと30センチほど高ければスタンドインという強烈な当たり。
惜しくもフェンス最上部に直撃する二塁打となり苦笑い>
「あれで目いっぱいだったね」
(東京中日)


◇澤井道久
<初のお立ち台から一夜明け、笑顔で練習。
実は活躍を促す大事な宝物を持っている。
昨年1月、カブス・福留、東北楽天・山﨑武司らの
ハワイ自主トレに押しかけ入門。
帰国直前、現地の時計店でン万円する高級時計を購入>
「今もちゃんと使っていますよ。
(時計は)自分ががんばれるようにと(買いました)」

<この夜も『切り札』としてスタンバイ>
「やっぱり1軍はいいですね」
(中スポ)


○落合監督
<1-0での勝利。好投の小笠原について>
「先発があれだけ投げれば十分。
ウチはこういうゲームに慣れているけど。
(中日打線が)打たないゲームは」

<8回の1死一塁も続投>
「代えるピッチャーいません。いますか? 
カーンと打たれたヒット、何本ある? 合ってないんだから。
8回まで投げて、やっと勝ちの権利を得て降りる。
それでいいんじゃないのか。岩瀬がいるんだから。
本人も悔いが残らないだろ。
ヒット打たれて交代して5点とか入ったら…。
それにしてもあいつ(小笠原)が投げると点を取らないな。
シーズンの最初は取ってたんだけど。
本人も慣れてるだろ。そこをゼロで抑えたのがあいつの成長。
1点取った直後がちょっとおかしかったけどな。
こういうゲーム(に決着を付けるの)は一発だな。それしか考えられない」

<再び続投に言及>
「何人(リリーフを)中に入れるかで
(試合が)動く可能性があるけど、
今日はお互いに(そういう継投を)していない。
何球だった? (124球と聞き)そんなに放ってたのか。
7回とかふらついているときは多くなるな。
でもいくピッチャーがいない。こういう展開になってしまったら。
3、4点あったり打順が回ってくれば別だけど。
(ベンチの思惑に)完全に応えたってことだ。
シーズン前は一番心配していたピッチャーなのに」
中スポ中日新聞スポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

<ドーピング違反として1年間の出場停止となった
巨人・ゴンザレスのNPB処分について>
「われわれが使っていいクスリと、悪いクスリが分からないから。
われわれがいう、昔からいう薬物は筋肉増強剤。その意識しかないから。
でも、(現行ルールに)引っ掛かって1年間の出場停止という
裁定を球界が下したんだから、それに従うしかない。
本人が知ってやったのか、知らずにやったのかは本人にしか分からない。
こっちは内情が分からないから。
検査して引っ掛かったのなら、動機はどうあれ、
弁解の余地もないだろうし、トップが下したことだから」
(東京中日、時事通信毎日jp


今日の公示。(26日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 藤井淳志外野手
【同抹消】
▼中日 平田良介外野手
公式サイト共同通信社


△藤井淳志
<再調整を命じられ、16日に登録抹消も
この日平田と交代で1軍に昇格。8回から中堅の守備につく。
ファームでは試合の出場機会に恵まれたこともあり>
「いい時間でした。
守って、走って、頭を使わないといけないですね。1軍でも頑張ります」
(東京中日)

◆谷繁元信
<前日に左わき腹痛のため出場選手登録を抹消も
福岡ソフトバンク戦が行われるナゴヤドームで調整。
1軍のメンバーとともにランニングなど
軽いメニューをこなし、あらためて最短復帰を誓う>
「10日で戻ろうと思っていますから」
ニッカン

◆森野将彦
<左ふくらはぎ肉離れで離脱中。
前日からウオーキング運動を再開したばかりだが、
北京五輪出場を諦めない姿勢を示す>
「(患部は)まだリハビリにも至っていない状況。
五輪?まあ…早く治したい。
(代表だけではなく)チームのためにもね」
スポニチ名古屋


この日、再び入れ替えがあり、外野手の平田が降格。
代わって藤井が最短の10日で1軍復帰を果たしました。
前夜の落合監督のコメントのなかで、
「ゲームに使いながらよくなるかなと思っていたけど、
それを待っている余裕はなくなった」

というのがありましたが、これはおそらく平田を指すのでしょう。
打撃の調子が上がらないことと、チーム事情からの降格。
その判断は、極めて妥当と思われます。
代わって復帰した藤井ですが、
自慢の送球にダメを出され、降格しましたが、
ファームで再調整し、息を吹き返したもよう。
この夜さっそくセンターの守備固めで登場。
ファームで好調だった打撃も含め、
今後のゲームで10日間の成果を披露してもらいたいです。

2008年5月26日 (月)

澤井立浪井上英智小田、控え奮闘連敗止めた!

投打に精彩を欠き、札幌で最悪の連敗
交流戦の成績を1勝3敗としてしまったドラゴンズ
ナゴヤドームにパ・リーグ4位の
福岡ソフトバンクホークスを迎えての2連戦の初戦は、
追いつ追われつのシーソーゲームの展開に。
8回、吉見が一発を浴び、同点に追い付かれるも、
打線が粘り、代打・立浪の二塁打で突破口を開くと、
井端が決勝の中犠飛。代走・澤井も好走塁を魅せ、
地元で連敗を何とか2で止めました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-福岡ソフトバンク 1回戦
(25日・ナゴヤドーム | 中日1勝)
37940人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ソフトバンク
中 日 ×
[勝] 吉見(10試合6勝)
[S] 岩瀬(20試合1勝1敗14S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、チェン、吉見、岩瀬 - 小田

【ゲームレビュー】
打線が粘って連敗を2で止めた
8回、先頭の代打・立浪が左中間へ二塁打。
1死三塁から井端の中犠飛で決勝点を挙げた。
序盤から点の取り合い。
継投がかみ合わず、試合はもつれた。
5回、和田の勝ち越し打と英智の適時打で2点リードしたが、
7回に中田が代打・本間に一発を浴びて1点差。
8回に登板の3番手・吉見小久保にソロ本塁打を許して
同点に追いつかれたが、6勝目を手にした。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


この日、当日移動でナゴヤに戻ってきたナイン。
疲れにさらに追い打ちを掛けるかの如く、正捕手・谷繁登録抹消
イヤなムードも流れるなかでのナイトゲーム。
暴れ馬・中田賢一と、暴投王・新垣渚の先発対決は
初回から荒れ球の連続。得点経過を振り返ると↓

1回、本多、川﨑と連続三振と幸先の良い中田
しかし松中ストレートの四球、小久保外フォークをレフト前ヒット、
さらに柴原ストレートの四球となり、2死満塁。
粘られはしたものの、松田を外フォークで空振り三振。
警戒しすぎでピンチを背負うも、切り抜ける

1回ウラ、井端四球、中村紀洋一ゴロ進塁打で2死二塁。
迎えた4番・一塁ウッズがカウント2-1からの4球目、
真ん中高目ストレートをピッチャー返し
痛烈なライナーでセンター前へ抜けるタイムリー!(1-0)
さらに和田四球で2死一、二塁も、井上内ストレート空振り三振。

3回、2死から松中センター前、
小久保フルカウントから四球で一、二塁。
柴原に2球目、中に入ったストレートを叩かれ、
右中間破る2点タイムリーツーベース。主軸に捕まる(1-2)

4回ウラ、先頭井上ストレートをセンター前、
続く英智初球中カットボールを叩きつけ、
高いバウンドで一、二塁間を抜けていく今季初安打
さらに小田の初球、新垣暴投で無死二、三塁のチャンス。
しかし小田、中田と連続三振で、2アウト。
それでも荒木フルカウントから右に持って行くタイムリー!(2-2)
下位打線で作れたチャンス、ムダにしなかった

5回、川﨑初球真ん中高目ストレートをレフト線ツーベース。
松中1-2からの4球目、中へのフォークをライト前へ。
二走の川﨑が三塁を回るが、ライト井上バックホーム。
ブロックする小田へ見事なストライク返球でタッチアウト。
ピンチを凌ぐと、小久保の2球目になぜか松中二塁へ暴走。
小久保も中飛に倒れ、ヒット2本で三者凡退の珍現象。


5回ウラ、先頭中村紀洋中カットボールをライト前、
ウッズ真ん中低目のフォークを叩き、
猛打賞となる右中間突破二塁打で、無死二、三塁とチャンス。
和田カウント0-2からの3球目、中に入ったシュートを叩きつけて、
センターへと抜ける勝ち越しタイムリー!(3-2)
続く井上は三振に倒れるも、1死一、三塁から、
英智がフルカウントからの6球目、真ん中低目シュートを叩き、
高いバウンドで二遊間を抜けていく自身今季初のタイムリー!(4-2)
早くも5試合ぶりの2ケタ安打で4点を奪い、新垣をKO

7回、先頭的場の代打・本間
カウント1-0からの2球目、内角高目ストレートを振り抜かれると、
打球は伸びていきライトスタンド最前列へ。(4-3)
思わぬ一発で1点差となり、ここで中田は降板。
6イニング0/3、97球を投げ、7安打5奪三振3四球3失点で降板。
リリーフの2番手・チェン抜群の投球で追加点を与えず。

8回、ドラゴンズ3番手はセットアッパー・吉見
しかし先頭・小久保にカウント1-2からの4球目、
外へのストレートを強振されると、
打った瞬間の打球は、左中間スタンドへ。(4-4)
悔やまれる一発を浴びてしまい、土壇場で振り出しに…。

8回ウラ、福岡ソフトバンク5番手は、D.J.ホールトン
しかし先頭、吉見の代打・立浪が突破口!
カウント2-1からの4球目、
外へのチェンジアップを叩き、レフト前へ。
ところがバウンド合わずレフト松中がこれを後逸
その間に立浪は二塁へと到達。(記録はツーベース
代走に澤井が送られ、荒木の一ゴロの間に三塁へ。
そして迎えるは、ここまで無安打2三振の井端
しかし初球、内へのストレートをはじき返すと、
打球は、やや浅めのセンターフライ。
それでも三走・澤井は本塁へ突っ込む!
タイミング的にはアウトながら、
捕手・山崎勝己がボールを落球。
俊足・澤井見事な走塁で、勝ち越しに成功!(5-4)

9回、ドラゴンズ4番手はもちろん守護神・岩瀬
辻、森本学、そしてレストビッチ代打攻勢を仕掛けられるも、
きっちり三者凡退に斬って取り、ゲームセット!
打線が粘り、追いつかれてもまた取り返し、
最後はその1点を守りきる野球
地元で本来の野球を取り戻したドラゴンズ
連敗を2でストップするとともに、
ごっつあんながら3番手・吉見の連勝が6に伸びた。


澤井ナイスラン!低迷する打線に
テコ入れの意味で、
イ・ビョンギュをスタメンから外し、
6番・ライトで井上
7番・センターで英智と、
開幕からこれまでずっと
ベンチを温めていた選手をスタメンで起用。
開始当初は、1番から5番までで、
点を取っていかないと、厳しいのではとも思いましたが、
この控え組が、実に良い仕事をしてくれましたね。
そのきっかけとなったのが、5回の井上のライトからの好返球
前の回に追い付きながらも、中田がポコポコと連打を浴び、
再び同点、もしくは勝ち越しが頭をよぎるなか、
ブロックをする小田へ見事なストライク投球
その後、松中が暴走するなど浮き足だったホークスに対して、
これでイケるという感じを掴んだドラゴンズ
ゲームの流れを引き寄せたこととなったこのプレーが、
そのウラの和田、英智県岐商コンビ
連続タイムリーにつながったと思います。

それでも勝負が決まらずに、
中田伏兵・本間に、さらに吉見主砲・小久保にと、
それぞれ一発を浴びてしまい、終盤4-4の同点。
ジリジリと相手が迫ってくるなか、
チームを勝利へ導いたのも、やはり控え選手の力でした。
突破口となったのは控えの切り札でもある、
代打・立浪今季初のツーベース
今季苦しんでいる背番号3が、鮮やかに弾き返した当たり。
何とか貢献したいというベテランの心が伝わるともに、
この一打を何とか得点に結びつけるんだという気持ちが、
続いた荒木、井端の打撃からも伝わってきました。
さらに井端の中犠飛で生還した代走・澤井
正直打球が浅く、無理じゃないかと思いましたが、
思い切って突っ込んで正解でしたね。
ブロックされながらもしっかり本塁を突き、落球を招いた好走
背番号48の先代・井端との初のお立ち台
きっと忘れはしないものとなることと思います。


交流戦に入ってから、自分たちの野球
なかなかできていなかったドラゴンズでしたが、
控え野手が頑張って掴んだこの1勝は大きいですね。
辛勝ながらも連敗を止められたことで、
良い流れを取り戻してくれるのではないでしょうか。
この日、扇の要・谷繁登録抹消
森野に続き、痛い穴が空くこととなりますが、
ここはチーム一丸として、やっていくことが大事。
これまでのレギュラー一辺倒ではなく、
控え、若手選手も動員して、勝利を掴んでいくことが
今後へのカギとなっていくでしょう。
しばらく比重が重くなる小田をはじめとして、
井上、英智ら奮闘に大いに期待したいところ。
そしてホークスと残り1試合、オリックスと2試合と
今週は地元・ナゴヤドームに定着できますし、
ここでしっかりチームの流れを再生して、
再び上昇へと進んでほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(25日)

◎井端弘和
<8回1死三塁、センターへ決勝の犠牲フライ>
「(満員のお客さんの大歓声、いかがですか)
あのう、もっときれいなね、ヒットで
ランナー返したかったんですけど、
まあ僕らしくていいかなと思います。
(チームは連敗中、今日の勝ちは大きいと思うが)
そうですね。ちょっと遠征先ではね、
えー、ドラゴンズの野球ができなかったんで、
何とかナゴヤドームで流れを変えたいと思ったんで、
ファンのみなさんの声援が力になったと思います。
(1死三塁、どんな気持ちで打席に)
いやあのう、バットに当たればね、何かが起こると思ったんで、
あのう、それまでなかなかバットが出なかったので、
えー、三塁ランナー澤井だったので、足も速いですし、
ホームに返ってくれるんじゃないかと思っていました。
(立浪、荒木とチームメートの思いが伝わった気が)
えーあのう、本当にね、
澤井が走ってくれたんで、本当に感謝してます。
(ファンに一言)
えー、まだ交流戦負け越していますんで、
明日5割に戻して、どんどん勝っていきたいなと思います」


<やや浅い中飛だっただけに、澤井の走塁に感謝>
「あしたは大々的に澤井を取り上げてやってよ。
もっときれいなヒットでかえしたかったんですが。
きょうは1日ねらい球外れっぱなしでした。
ただ(ホールトンの特徴が)わからなかった分、
引っ張りにいかなかったのがよかったのかも」

<谷繁が登録抹消、
イ・ビョンギュが欠場する中、攻守の鍵を握る>
「いるメンバーでやるしかない。
内容には満足していないけれど勝てたのがよかった。
今日の1勝はでかいと思う」

<交流戦3カード目で初めて初戦を取り>
「これで(勢いに)乗るきっかけにはなるのかなと思いますね」
(東京中日、時事通信毎日jpニッカン名タイデイリー

◎澤井道久
<8回、立浪の代走で登場。決勝のホームを踏む>
「(初めてのお立ち台。気分はいかがですか)
そうですね、すごいうれしいです。
(大歓声と大きな拍手)気持ちいいです。
(代走を告げられた時、どんな気持ちだったか)
どうしても1点ほしい場面だったんで、
焦らずいこうと思ってました。
(井端のセンターフライ、いけると思ったか)
はじめはちょっといけるかなあと思ったんですけど、
(三塁)コーチも『いけ』って言ったんで、思い切っていきました。
(ホームベースを踏んだ瞬間は)
すごいうれしかったです。
(ダッグアウトに帰ってきて、チームメートも大喜び)
僕もうれしかったです。
(ファンに一言)
明日からもチームに貢献できるように頑張りますんで、
応援よろしくお願いします」


<1軍に昇格したのは5月17日。
開幕時は出番はやってこなかったが
それでも気持ちを切らさず、ベンチの期待に見事に応えた>
「1軍で最初に貢献できるのは足しかない。
いつか貢献したいと思っていました」

<微妙な位置ながら迷わず本塁まで走り、
相手捕手に当たりにいった。
足が届かず、後で本塁ベースを踏んだが>
「中堅手の位置、肩の強さから正面からいった方がいい。
セーフか分からなかった。審判の判断を見ようと思った」
中スポ毎日jp名タイデイリー

○笘篠外野守備走塁コーチ
<澤井に本塁突入の指示を出した場面を振り返る。
セーフになるとは確信してはいなかったが>
「試合前のシートノックを見ても
(福岡ソフトバンクの)中堅手(長谷川)は肩が良かった。
肩はいいけど、中途半端な送球があったんです。
正直、イチかバチかの勝負。それが成功した。
アウトになれば悪い流れになる。
『頼むから送球がそれてくれ』と祈るしかなかった。
でも送球はそれなくて…。
タイミングはアウトだったけど澤井がよくやってくれた」
中スポ名タイ

○立浪和義
<8回先頭、吉見の代打で登場し、左中間突破の二塁打。
今季2本目の安打が勝利を呼び込み、声が弾む>
「(ホールトンは)初めて対戦する投手なんで
食らいついていきました。
初めてチームに貢献できてうれしいですね。
まだ2本目。これからもいい場面で打ちたいね
本当の意味でいいところで打って『開幕』したい」
中スポサンスポスポニチ名古屋

○井上一樹
<不振のイ・ビョンギュに代わって、
『6番・右翼』で今季初の先発出場し、攻守で貢献。
4回に中前打を放って同点のホームを踏み、
5回の守りでは松中の右前打を鮮やかにバックホーム。
ワンバウンドのストライク返球で二走・川﨑の本塁生還を阻止>
「2つも三振したから反省は多いよ。
でも試合前は不安だったのに、
思っていたより冷静にプレーできた。
初スタメンにしては迷いなくゲームに入っていけた。
返球? あれは、ここしかないってところに投げられたね。
こういうところで1つでも勝利に貢献できればいいか」

<同じ控え組の英智が初先発となった前夜、
声をかけると、『はい、頑張ります。
一樹さんと一緒に出たいですね』という返事。
それが一夜にして実現し、ともにチームに貢献>
「あいつ泣かせること言うよな。また明日からも頑張らなきゃ」
中スポサンスポスポニチ名古屋

○英智
<前日の北海道日本ハム戦に続く連日のスタメン出場。
4回、右前へたたきつけてうれしい今季初安打を放つと、
勝ち越した5回1死一、三塁では、追加点を奪う中前適時打>
「食らい付いていきました。とにかくバットに当てようと思いました。
気負うことなくいけました。
これからも後(途中出場)でも先(先発)でも同じように行きたいです」

<今季は森野モデルのバットをフリー打撃などで使用。
打撃力アップのお守りのようなものだったが、
代役として先発出場するようになって効果を発揮>
「自分のバットより少し重いので
マスコット(バット)代わりにもらいました」
中スポ名タイ

○和田一浩
<5回、新垣から中前へ適時打を放つ。
ツキに感謝も、2四球と合わせ3出塁と状態は悪くない>
「あれは打ち損じだったんですが、
飛んだコースがよかったですね」
(東京中日)

○荒木雅博
<4回2死二、三塁から、右前に同点適時打。
6回にも右前打。すかさず3試合連続の二盗を決める>
「(適時打は)いいところで打てたのでよかったですね」
(東京中日、ニッカン

○タイロン・ウッズ
<初回、2死二塁で痛烈に中前へはじき返す先制打>
「ホームランじゃなかったけど、真芯でとらえられたよ」
毎日jp

○中田賢一
<2点リードの7回、代打・本間に一発を浴び降板。
援護をしてくれた打線、救援陣に謝罪>
「全然リズムがよくないまま終わってしまった。申し訳ない。
(次は)チームの流れがよくなるような投球をしたい」
スポニチ名古屋

○吉見一起
<8回に登板し、小久保に同点弾を浴びる。
そのウラ、味方が勝ち越し、結果的に
ハーラートップタイの6勝目を挙げたとはいえ、反省しきり>
「いい流れできていたのに、皆さんに申し訳ないです。
きっちりと抑えて岩瀬さんにつながないといけないのに…。
やられた分取り返すとしか言えないです」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<1点リードの9回に登板。3人でピシャリと抑え14セーブ目>
先頭の代打・辻の打球は左翼ポール際へのファウル。
見る側にとってはヒヤリ打球にも顔色ひとつ変えず>
「ファールはファールだから」

<一人も走者を許したくないところで、期待通りの3人切り>
「いろんな状況があるからね。そのなかで抑えていかないとね」
(中スポ)

○チェン・ウェイン
<試合前、福岡ソフトバンク・王監督が姿を現すと、
速足で近づいて、握手。尊敬する人と言葉を交わし感激。
試合では7回無死から2番手で登板。後続を断ち力を見せつける>
「(王監督と)会ってあいさつしたのは初めてです。
会う前から緊張しました。
あいさつして、頑張れよと言われました。
台湾でも、日本でも有名な人だし、あいさつできてうれしかったです。
(現役の)王監督は知りませんが、
テレビの番組でプレー(のビデオ)を見たことがあります。
(03年11月に福岡ダイエーと親善)試合をして、
そのときに王監督は見たんですけど、あいさつできなかったんです」
(中スポ)

◇平田良介
<人気漫画『ドカベン』の岩鬼正美が、ついに結婚。
大ファンにこの『速報』を伝えたところ>
「そうなんですか! でも、ボクはコミックス(で読む)派なんで」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<救援陣がリードを守れず追いつかれたが、
8回に相手ミスに乗じて辛くも勝利>
「勝たせてもらったんだ。ウチがあんまり負けるから」

<オーダーを変更したが>
「故障だ。体調不良。
最高の当てはまる言葉だろ。
どこが悪いとかじゃなく、体のどこかが悪いってことなんだから。
もう何人も(レギュラーから)いなくなってる。
ここまで何もないってわけがないんだ。
必ず、どこか、ここかにある。
それを越えてやって(本格的に)痛んだら、
時間がかかってしょうがない。そのうち戻ってくるさ」

<野手のスタメン固定を口にしてきたが、
故障で離脱した森野に続いて、谷繁が登録抹消。
さらに不振のイ・ビョンギュも先発落ち>
「切り札だ。最後のカードを切ったんだ。
ゲームに使いながらよくなるかなと思っていたけど、
それを待っている余裕はなくなった。
若い力は必要なんだけど、経験ある方がいい。
(苦しい状況を)切り開いていくには、
ある程度ベテランの力が必要なんだ。中堅クラスのね」

<主力を欠いて厳しい戦いが続く中、控え選手が奮起。
新たに先発で出た人間がそれぞれ仕事をした。
最後はこううそぶいて、会見ルームを後に>
「やっと頭を使って野球をやらないといけないときが来た。
オレがな。やっと野球がおもしろくなってきた」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋名タイ


今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 齊藤信介投手、小川将俊捕手
【同抹消】
▼中日 長峰昌司投手、谷繁元信捕手
公式サイト共同通信社


▼谷繁元信
<左わき腹を痛め、この日出場選手登録を抹消。
最短での復帰に意欲を見せたが、症状は軽くもなさそう>
「早く治して10日間で戻ってこられるようにします。
痛み? (故障に強い)ボクが抹消されるくらいですから…」
中スポ共同通信社時事通信

△齊藤信介
<長峰に代わって、2年ぶりに1軍へ昇格。
ファームではセットアッパー的な役割を果たしており、
右の中継ぎ不足に悩む1軍からお呼びがかかり気合十分>
「チャンスだと思います。
とりあえず、抑えられるようにがんばります」
(東京中日)

◆森野将彦
<左ふくらはぎ肉離れで登録抹消中。
この日ナゴヤ球場で故障後初めてウオーキングを行う。
11日ぶりに約200メートル、患部の状態を見ながら慎重に歩き>
「まだまだ駄目です。痛みがあります。
治らないことにはどうしようもないので、焦らずにやっていきたい」
(東京中日)


札幌で悪いカタチで連敗しただけに、
おそらくテコ入れがあるだろうとは思いましたが、
この日の公示はショッキングなものとなりました。
打ち込まれた長峰に代わって、右の中継ぎ・齊藤が昇格。
さらに昌さんが登板した21日、さらに札幌2連戦と
3試合を欠場していた正捕手・谷繁登録抹消
代わりの捕手として、小川が再昇格しました。

この日チーム同行で名古屋へ戻ってきた谷繁ですが、
ユニホーム姿でグラウンドにも出たものの、
本格的な練習は行わなかったとのこと。
落合監督「体調不良」と話したものの、
どうやら左わき腹を痛めているのではと見られています。
復帰を焦ると再発するケースが多いという、わき腹の故障
それでも谷繁自身は、最短(6月4日)での復帰に
意欲を示しているようです。


腰を痛めた04年7月以来の離脱となりますが、
抹消となり、その存在がベンチの中にないというのは、、
チームにとっても痛いですね。
ただ抹消されるぐらいなのですから、
わき腹の状態はかなりよくないのでしょう。
本人のコメントを見る限りでは、10日間の我慢ともいえそうですが、
まずはしっかり治してもらうとともに、長期化しないことを願いたいです。

2008年5月25日 (日)

川井朝倉長峰軒並み乱調、散々竜札幌で連敗。

エース・川上憲伸の力投報われず、
初戦完封負けを喫してしまったドラゴンズ
迎えた札幌ドームでの北海道日本ハムとの第2戦。
しかし投げては、先発・川井を筆頭に
朝倉、長峰と捕まってしまい、あの日ハム打線
今季ワーストの20安打を浴びるありさま。
一方打線は貧打、和田の一発で一矢報いるのが精いっぱい。
1-11と大敗し、敵地・札幌で悪夢の連敗となりました。

◇日本生命セ・パ交流戦
北海道日本ハム-中日 2回戦
(24日・札幌ドーム | 中日2敗)
30983人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
日本ハム × 11
[敗] 川井(7試合1勝2敗)
[D本] 和田6号
[Dバッテリー]
川井、朝倉、長峰、高橋 - 小田、前田

【ゲームレビュー】
投打とも精彩を欠き、今季最多失点で連敗
投手陣は総崩れ川井は立ち上がりに2死二塁から
稲葉に先制打を許し、高橋に2ラン。
4回2死一、二塁で代わった朝倉も、小谷野に2点三塁打、
田中賢介に適時二塁打され、継投が裏目に出た。
打線は貧打。4回に和田のソロ本塁打で1点を返しただけだった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


あの「貧打」と言われる北海道日本ハムに、
なんと20安打も浴び、11失点となるとは…。
ファイターズファンにとっても、思いもよらぬ展開。
敵地で赤っ恥をかくこととなったゲーム。
得点経過のみを、簡潔に振り返っておくと↓

中田-藤井になるのかと思われた先発は、
ドラゴンズが中6日で川井北海道日本ハムスウィーニー
1回ウラ、小谷野左前打、田中賢介犠打で1死二塁。
稲葉真ん中低目ストレート、一、二塁間突破タイムリー。(0-1)
高橋中に入ったカーブ、レフトポール際2ラン本塁打。(0-3)

4回、中村紀洋四球、ウッズ内ストレート5-4-3のゲッツー。
和田カウント1-2からの4球目、真ん中低目のチェンジアップを
高々と打ち上げ、レフト中段へ持って行く本塁打。(1-3)

4回ウラ、1死から鶴岡レフト線へのヒット。
村田和哉バント失敗の末、空振り三振。
しかし森本レフト前ヒットで、2死一、二塁。
ここで川井から朝倉にスイッチ。
小谷野2球目内へのシュート、前進守備の左中間突破2点三塁打。(1-5)
田中賢介外角高目ストレート、レフトフェンス直撃二塁打。(1-6)

6回ウラ、ドラゴンズ3番手は長峰
鶴岡右前打、村田犠打、森本右前打で1死一、三塁から
小谷野センターへ打ち上げ、犠牲フライ。(1-7)
田中賢介初球真ん中低目ストレート、一塁線抜く適時三塁打。(1-8)

7回ウラ、高橋外スライダー、左中間二塁打で無死二塁から
スレッジ初球内角高目ストレート、右中間突破ツーベース。(1-9)
飯山初球外カーブ、ライト線落とすツーベース。
鶴岡四球、村田中スライダー、センター前ヒットで、1死満塁。
森本4球目真ん中低目スライダー、センター前タイムリー。(1-10)
小谷野初球真ん中フォーク、レフトへ犠牲フライ。(1-11)


ナゴヤで出直すべ。基本的に自分は、
どんな展開になっても、
ゲームは最後まで
見るタイプなのですが、
さすがにこうなってしまうと、
なすすべなし
今季初めて
「早く終わんねーかな」
思ってしまいました。

2点ビハインドで迎えた4回途中、川井に代えて朝倉を投入。
しかしその朝倉がいきなり宝刀・シュート
小谷野に叩かれてしまい、2者が一気に生還。
さらに田中賢介にうまくレフトフェンスまで持って行かれ、もう1点。
その前の攻撃に和田の一発が出て、反撃ムードのなか、
これ以上の失点を許さないためにも、何とか朝倉で…という起用でしたが、
結果的には裏目に出てしまいました。

それにしてもCS放送上、
ファイターズ寄りで話さなくてはいけない
解説のヨッシャー佐々木恭介さんがその立場も忘れ
「朝倉よくないなあ…」と心配したぐらい、
ほんとこの日の朝倉はよくなかったですね。
本来交流戦では、右のセットアッパー的な役割で
起用されるはずの朝倉でしたが、
21日の東北楽天戦でも吉見が起用されたことで、
ややおかしいなと疑問には感じていましたが、
こんな状態では、そういう起用も致し方ないのかなと。
続投となった5回もいきなり高橋に投手強襲安打を浴び、
続くスレッジに大きなレフトフライを許すありさま。
ヨウ・チョンソの時に小田が盗塁を刺したことで、
0に抑えられたものの、決して良い投球とはいえないもの。
結局1イニング1/3、24球を投げ、3安打1奪三振1失点。

初の交流戦登板で、立ち上がり先制を許し、
ストライクを取りに行ったカーブをパカーンと叩かれてしまった川井
もはやイケイケとなっていた日ハム打線
初球を次々と狙われ、大炎上した長峰と、
他の投手も打ち込まれはしましたが、一番深刻なのは背番号14
果たして今後、どのような起用になるのか気になります。


一方、打線和田のレフトへの一発のみと貧打が深刻。
左の藤井を予想していたにも関わらず、、
右のスウィーニーが来たということもありましたが、
立ち上がりから制球に苦しんでいたスウィーニー
出来も良くなく、いくらでも叩けそうな気もしましたが、
結局うまくいかなかったですね。
8番・中堅で今季初スタメン英智も打撃は今イチ。
さらに2試合連続3番となった中村紀洋も、2四球こそあれど、
仙台で受けた死球の影響があるのか、こちらも音なし。
せっかくの組み替えも効果を発揮しなかったことで、
DHなしのナゴヤでは、再び変更があるような感じです。


投打に精彩を欠き、札幌でよもやの2連敗
北海道日本ハムの良い面ばかりが出てしまった2連戦。
札幌での交流戦は、なんでいつもこうなってしまうのか、
正直わかりませんが、とても残念に思えました。
できれば早くナゴヤに帰りたいところですが、
こういうときに限って、当日移動のようで…。

そして迎えるナイトゲームは、福岡ソフトバンク戦。
阪神には敗れたものの、交流戦3勝1敗のホークスに対し、
1勝3敗でやや低調気味のドラゴンズ
初戦は、中田-新垣という暴れ馬対決となりそうですが、
できればチーム一丸での勝利を期待したいですね。
特に望むのは、打線の奮起
難しいDHもセ・リーグホームではなくなりますし、
本来の繋がりを取り戻してほしいです。
そして札幌の悔しさを胸に刻みはしつつも、切り替え、
地元でまずは1つ取って、流れが変わることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(24日)

●川井進
<交流戦初登板も、初回に3点を失うなど、
3イニング2/3を8安打5失点。今季ワースト失点で2敗目>
「立ち上がりがうまくいきませんでした。
一番の課題だったところが出てしまいました。
札幌ドームは初めてでしたが、(慣れるのが)難しかったです」

<初回、高橋に今季初めて浴びた本塁打。
打たれたのはカウント球のカーブ。ある程度、甘くなるのは覚悟の上>
「自分の中ではストライクを取りにいった球なので。それが甘く入ってしまった」
中スポサンスポスポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●朝倉健太
<2点差に詰め寄った直後の4回2死一、二塁から
2番手で登板したが、小谷野に適時三塁打を喫すなど
追い上げムードを壊す。敗戦の責任を感じ厳しい表情>
「きょうはもういいでしょう」
朝倉健太公式、中スポ、時事通信スポニチ名古屋

●長峰昌司
<6回から3番手で登板。2イニングで8安打5失点と散々>
「甘く入った。きっちりコースに投げられればよかった。
真ん中に集まってしまった。
コントロールが悪かった。それしかありません」

<16日横浜戦以来のマウンドで、やや登板間隔が空いていたが>
「それは関係ありません」
中スポサンスポ

●高橋聡文
<18日に1軍再昇格してから初めての登板は、
1イニングを2奪三振無失点と上々の内容。
特に稲葉に対しては143キロの真っすぐで空振り三振に>
「そんなに調子は良くはなかったんですけど。
(稲葉から三振を奪った?)それは収穫になりますね」
中スポ

●和田一浩
<4回、左翼席中段へ4月26日以来の6号ソロを放つ>
「打ったのは、チェンジアップ。
塁に出ることを考えて打ったら、結果がホームランになりました。
(雰囲気を変えるには)3点差ですし、点が欲しかったですからね。
あの打球は良かったです」

<試合後、打線が2日続けて日本ハム投手陣を
打ちあぐねた話になると、表情を曇らせ>
「打線が打てなかった? そうですね。
次(の日本ハム戦)は何とかしないといけないです。
あすから名古屋に戻るんで、気持ちも変わる。名古屋に戻って何とか」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

●英智
<8番・中堅で今季初スタメンも3打数無安打に終わる>
「久々に野球をやっている、という感じはありました。
ヒットが出なかったのは仕方がない。出るときは出るでしょう」
(東京中日)

●荒木雅博
<6回無死から出塁すると、すかさず二盗に成功。
今季12個目として阪神・赤星14個に続く単独2位に浮上>
「まだまだですよ」
(東京中日)

●前田章宏
<毎日練習中、ファウルゾーンで
捕球からの素早いスローを汗だくになるまで反復>
「正確性に欠けますから、そのあたりが課題です。
それに試合でできなければ意味がないので」
(中スポ<ドラ番記者>

●長谷部捕手コーチ
<素人目にも前田の送球動作はかなり速く見えるが>
「(捕球してから送球までの時間が)
1秒98くらいだから速い方ですよ」

<プロとして及第点のスピードには達してはいるが>
「シゲ(谷繁)が速いね。1秒8台が出るから」
(中スポ<ドラ番記者>

◆谷繁元信
<わき腹を痛めたと見られ、2試合連続で欠場。
軽いティー打撃は行ったが、試合中はベンチ待機のみ>
「あした以降? 分かりません…」
(東京中日、スポーツ報知

◆川上憲伸
<負け投手にはなったものの、8イニングを3安打1失点。
一夜明けたこの日、表情には自信がみなぎる>
「いろいろ試行錯誤してきたんですけどね。
結局、昔のようにしようと思った。これからはこれでいこうと思っています」

<昨年途中から常時セットポジションで投げていた理由を説明>
「ピンチになったときの問題でした。
急にセットになって違和感を覚えたことがあった。
だからずっとセットで投げていたんです」

<そんななかの原点回帰。1つの要因となったのが15日の神宮。
問題だったのが、球場の球速表示>
「思い切り投げて球速を見たら130キロ台。あれって。
そのときだけだったのかもしれないけど、
そういうのでおかしいと思うこともあるんですよ」

<前日の初球の球速は146キロ、MAXは149キロだった>
「(球速は増したか?) 多少はね」
(中スポ)


●落合監督
<今季最多となる11失点での大敗に薄ら笑いを浮かべ>
「ま、こんなもんだろ。以上。
(どんなものですか、と報道陣に尋ねられ)自分たちで考えろ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋


若竜トピックス(24日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 7回戦
(24日・ナゴヤ球場)
  000 000 000 = 0
  101 020 00× = 4
[勝] 佐藤充(8試合4勝2敗)
[D本] 藤井1号
[D投] 佐藤充、菊地
公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、先頭・藤井が阪神先発・杉山の初球を叩き、
左越えにソロ本塁打を放って先制。
3回ウラ、藤井死球と二盗、右飛で2死三塁から、
堂上剛裕の初球に、杉山が暴投し2点目。
さらに5回ウラ、佐藤充、谷の四球で2死一、二塁から
堂上剛裕が中前に適時打を放ち3-0とする。
先発・佐藤充は、5回まで阪神打線を無安打に抑え、
6回1死に初安打を許すも、後続を絶ち無失点。
7回に無死一、二塁のピンチも得点を与えずに凌ぐと、
8回途中まで投げ、5安打1四球で無失点と好投。
8回2死二、三塁から登板の2番手・菊地が抑え、4-0で完封勝利
公式サイトより)


○佐藤充
<ウエスタン・阪神戦に先発。
7イニング2/3を5安打1四球無失点の好投でに今季4勝目。
2試合連続の無失点で、完全復調宣言>
「しっかりと(打者に)勝負にいけた。
前回(17日・広島戦で完封勝ち)の調子を、
そのまま継続できたことが良かった。
最後まで投げたかったけど…」

<『しっかり腕を振る』という原点に返り、2試合連続無失点。
結果を出し続けて1軍昇格をアピールしていく>
「調子は良いです。
ストレートが指にかかる感じがあります。
いいリズムで投げられている。
このまま自信を持って投げられる土台をつくって、
足元をしっかりとかためていきたいですね。
調子を維持しチャンスを待ちます」
公式ファーム中スポ

○藤井淳志
<初回、左翼へ先頭打者本塁打を放つ>
「無駄な動きをなくし、
バスターバントをする感じで打ちました。
結果が出て良かったです。
次のセンターフライも良かったですが、惜しかったです」
公式ファーム


◇山内壮馬
<23日、右肩故障後初めて捕手を座らせて投球練習。
ナゴヤ球場のブルペンで99球を投げ込み、晴れやかな表情>
「球は全然駄目だけど投げられたのは良かったです」

<2軍戦初先発から数日後に右肩の肉離れ。
『肩に違和感がある』と話した中での初登板だったが>
「投げられないぐらい痛かった。
こんな大きなけがは今までしたことがなかったけど、
もう痛みはない。もっと指に掛かった球を増やさないといけない。
打撃投手とかやって2週間後ぐらいにマウンドに立ちたい」
名タイ

◇高橋2軍投手コーチ
<すべて直球。初めこそ高く浮いた球もあったものの、
次第にコースの四隅に入る球が増えた山内の投球を評価>
「いい球もあった」
名タイ


雨の降るなかでのゲームとなった
ナゴヤ球場でのウエスタン・阪神戦
先発の佐藤充が、8回途中までトラ打線をゼロに抑える好投
これで前々回の登板と合わせ、21イニング無失点と安定。
打者に向かって攻めの姿勢を崩さずに、
しっかりと腕を振るという本来の投球が出来ているようで、
ブレークした一昨年を思わせる好調ぶりを魅せているようです。

前回の完封勝利に、今回の7イニング2/3。
ストレートの球速もMAX143キロと上がっているようですし、
中継ぎ右腕不足の1軍でぜひとも起用してみたいですね。
ただはどちらかというと、先発タイプ
その辺りを首脳陣がどう判断するかでしょう。
交流戦の季節、背番号16を再び1軍で見てみたいものです。

2008年5月24日 (土)

力投憲伸援護なし、ちぐはぐ竜走塁ミスで完封負け。

ドラゴンズの今季交流戦2カード目は、
パ・リーグ2位の北海道日本ハムファイターズとの2連戦。
札幌ドームでの初戦、先発したエース・川上憲伸
前回登板の汚名を返上し、8イニングを3安打1失点と力投
しかしソロ本塁打で失った1点が
最終的には決勝点になってしまう不運
打線が相手先発の危険球退場というチャンスを生かせず、
序盤から中盤にかけて、拙い走塁ミスを連発。
ハム投手陣の継投に散発4安打に抑え込まれてしまい、
今季チーム3度目となる完封負けを喫してしまいました。

◇日本生命セ・パ交流戦
北海道日本ハム-中日 1回戦
(23日・札幌ドーム | 中日1敗)
23966人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
日本ハム
[敗] 川上(8試合2勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川上 - 小田

【ゲームレビュー】
再三の走塁ミスが響き、今季3度目の完封負けを喫した
打線は3回に1死一塁、4回に無死一塁、5回に2死二塁の場面で、
いずれも犠打や走塁の失敗から好機を逸し、
危険球退場した多田野を含めた北海道日本ハム
5投手の継投で逃げ切られた。
先発の川上稲葉のソロ本塁打を許した2回以外、
相手打線を寄せ付けない力投。
序盤に浴びた一発が最後まで響いた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


昨秋の日本シリーズ以来の対戦のこのカード。
落合-梨田の同級生指揮官対決で注目されましたが、
お互い守り勝つチームということで、
少ない得点での勝負は予想されたものの、
序盤の一発による0-1のまま、たった2時間35分
終わってしまうとは思いませんでした。

ドラゴンズ先発は、中7日でエース・川上憲伸
前回登板ではまさかの初回5失点とふがいない投球でしたが、
小田幸平とのバッテリーとなったこの日は、
立ち上がりから今季初めてワインドアップでの投球。
それもあってか、いきなり149キロをマークするなど
ストレートが走っていましたね。
その球威ある真っすぐに、宝刀・カットボール
もしくはカーブ、フォークなど変化球のコンビネーション。
注目の初回をきっちり3人で打ち取り、
修正してきたところを伺わせてくれました。

しかし続く2回ウラ、先頭は4番・DHの稲葉
2球見逃しで2ストライクと追い込み、
ボール、ファウルで2-1からの4球目、
投じたのは、内角低目ややボール気味、141キロカットボール
これを稲葉が技ありのスイング。
両腕をたたんで、鋭く回転させて振り抜くと、
ライナーでライトポール際に飛んだ打球は、そのままスタンドイン
おそらく二度とできないであろう一振り
昨秋のシリーズ同様に、結果的には痛恨の一発に…。

これに動揺したか、川上ターメル・スレッジ
内角低目へのカーブで空振り三振にとったものの、
続く小田智之のボテボテの一塁ゴロで
中村紀洋から受けたトスを
新調した真っ赤なグラブからこぼしてしまいエラー
さらに工藤に送られ、ランナーを二塁に進まれると、
鶴岡には死球を与えてしまい、2死一、二塁とピンチ。
しかしヨウ・チョンソ(陽仲壽)を初球、外へのカットボールで
遊ゴロに仕留め、追加点は与えずに凌ぎます。

悔やまれる先制弾にはなりましたが、
それ以降は、まさに安定した投球
普段の谷繁とは違う小田幸平の配球も功を奏しましたが、
何より川上のボール自体が走っていたのが良かったですね。
全く危なげなく、3人ずつで切っていき、
3回以降は、ヒットわずか2本
球数も少なく、8回を迎えても球威が衰えない投球。
結局この日は、8イニング105球を投げ、
3安打8奪三振2四死球で1失点。
しかし悔しいかな、今季ベストともいえる投球内容をしながらも、
打線の援護が全くなく、敗戦投手に。
それでも前回の汚名をしっかり返上。
交流戦通算12勝目はならずとも、
「交流戦男健在」を魅せてくれたことは、
今後のチームに向けて、大きな収穫となったでしょう。


ところで、エースがこのような見事な投球をしながら、
それが勝利に結びつかなかったのは、やはり打線
それも相手先発アクシデントがあったにも関わらず、
活かせないうえに、お人好しのごとく助けてしまうとは…。

北海道日本ハムの先発は、ルーキーの多田野数人
この日、今季初めて中村紀洋3番に上げ、
より得点力アップなスタメンを組んだドラゴンズですが、
メジャー逆輸入右腕に、初回、2回と抑え込まれゼロ。
ストレートの球速はそれほどないものの、
制球が良い上に、内角を攻めてくる投球に
これは手こずりそうだなと感じましたが、
続く3回、この投手にまさかのアクシデント

1死から迎えた平田に対し、カウント1-0からの2球目、
内角高目へ投じた、抜けた118キロストレートが後頭部を直撃!
頭部への死球ながら、抜けたボールということで、
球審はそのまま試合を続行しようとしたものの、
これに落合監督が抗議すると、協議の末に判定は覆り、
多田野危険球退場に。
思いもよらぬ展開で、手強い相手が降板することに。

これはドラゴンズ流れが来そうな予感。
2番手として坂元弥太郎が緊急登板し、
1死一塁でゲームが再開されたものの、
迎えた小田幸平が初球、送りバントを試みるも
失敗してしまい、なんと捕手への小フライ
鶴岡が掴み、一塁へ送球すると、
飛び出していた平田が戻れず、タッチアウト。
ダブルプレーとなってしまい、わずか1球でチェンジ。
このミス坂元を助けたうえに、
ゲームの行方を決めることとなってしまいます。

続く4回、先頭の荒木の当たりはショート後方へのフライ。
しかし遊撃のヨウ・チョンソとセンター・森本が譲り合い、
打球はその間にポテンと落ちて、ラッキーなセンター前ヒット。
相手のミスで掴んだチャンスだけに大事にしたい。
続く井端がカウント2-2から粘った7球目、
外へのストレートを右に持って行くと、伸びた打球はライトポール際へ。
これを工藤がフェンスにぶつかりながらもキャッチ。
好捕にやられかたなと思っていましたが、
なんとここで一塁走者の荒木がタッチアップ。
相手のスキを突きながらも、スタートも悪くやや無謀に感じた走塁は、
案の定、工藤の二塁へのストライク返球の前にタッチアウト。
走塁ミスで助けてしまい、俄然相手を乗せてしまいます。

さらに残念なことに、ミスの連鎖は続いてしまい、
5回、和田がレフト線に落とすツーベースで出ると、
2死からデラロサの当たりは、ショートゴロ。
ヨウ・チョンソが弾いてしまい、エラーで一、三塁と思いきや、
カバーに入っていた田中賢介がボールを拾い、三塁へ送球すると、
オーバーランしていた和田が戻れず、タッチアウト。
これで3イニング連続となる拙い走塁
いくら憲伸が力投していても、野手がこれでは勝てない
相手にツキが味方していたこともあったかもしれませんが、
こんなんじゃおそらくダメだろう。
この時点で、この日の敗戦を覚悟しました。

そんなドラゴンズをあざ笑うかのように、
北海道日本ハムラッキーはさらに続き、
5回ウラ、先頭・工藤の当たりはボテボテの一塁ゴロ。
拾った中村紀洋がタッチしようとするも、
なんと工藤が素早くヘッドスライディングでかいくぐり、
内野安打にしてしまうプレーが飛び出すと、
6回2死には、ライト前ヒットの荒木を置き、
井端の当たりは投手の足下を抜けていくかというゴロ。
ところが坂元が打球を右足でトラップすると、
跳ね上がったボールを素早く捕って、一塁へスロー。
まるでサッカーを思わせる珍プレー?で、井端はアウト。
もはや苦笑いをするしかない流れのまま、
終盤は建山-宮西尚生-武田久のリレーに抑え込まれ、
今季3度目となる完封負けを喫することとなりました。


憤死…。少ないチャンスを
活かさなくてはいけないのに、
これだけミスっていては、
いくらなんでも…。
次の塁を狙うという気持ちはわかるものの、
しっかりと状況判断をしないと、勝利は逃げていきます。
これを教訓として、今後は改善してもらうしかないでしょう。
打てないで負けるのと違う意味でのガッカリ
できれば今回きりにしてほしいところです。


今季も札幌ドームでの初戦は、
相変わらずイヤな感じの黒星となってしまいました。
しかし2連戦しかない1カードだけに連敗は避けたい。
デーゲームとなる第2戦
おそらく相手の先発は、中6日で藤井秀悟のよう。
東京ヤクルト時代は、そんなに負けた記憶はないですが、
今回の坂元のように思わぬ好投を見せることもあるので、
気をつけておきたいところ。
それよりもドラゴンズ先発予想の中田
いかなる投球を見せてくれるのかが、この一戦のカギ。
決して安定はしなさそうな気もしますが、
この日憲伸を援護出来なかった分、打線が助けてあげて、
昨季のようにサヨナラ負けで
グラブを叩きつけるようなことがないよう、
白星を掴んで、ナゴヤへ戻ってきてほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(23日)

●川上憲伸
<8イニング1失点で完投したが、一発に泣き3敗目>
この日は今季初めてワインドアップで投球。
立ち上がりから力感あふれる投球で、許した安打は3本だけ>
「あれ(振りかぶったの)は、
何も考えず、昔のフォームに戻そうと思ったんです」

<2回に稲葉にカットボールを右翼ポール際に運ばれ、
これが決勝点に。打たれたのは内角低めの甘くない球だったが>
「次につながる? うーん。
稲葉さんにうまく打たれましたね。
きょうはカット(ボール)で腕が振れなかった」
憲伸の声「一発」、中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●小田幸平
<わき腹に痛みを訴え欠場した谷繁に代わって、
2試合連続で先発マスクをかぶり、
川上の今季最高ともいえる投球をうまく引き出したが、
本塁打となった2回の稲葉への1球を悔やむ>
「(川上について)真っすぐで押していけたのが良かった。
あの1球だけです。難しい球? (見逃したら)ボールやった。
(打たれた)ぼくの責任です」
(中スポ、サンスポ

●森バッテリーチーフコーチ
<8イニング1失点と好投も完投負けとなった川上について>
「内容はよかったよ」
スポニチ名古屋


●荒木雅博
<交流戦に入って2試合連続ノーヒットだったが、
3安打猛打賞で一気に全開をアピール。
さらに5試合ぶりとなる盗塁も決め、唯一気を吐く>
「(4回の遊撃と中堅の『お見合い』安打にも)
どんな当たりでも『ヒット』がつけば弾みになる」

<4回無死、井端の右翼ポール際の飛球で二塁を狙ったが憤死>
「(右翼から)ストライクがくるとは思わなかったので走りました。
けど、ストライクがきましたね」

<ここ数年の交流戦には故障でほとんど出場できなかった。
だから、今年の交流戦を前に自らにノルマを課して>
「今年は全試合に出る」

<試合には負けたが、
チャンスメーカーとしての役割は十分に果たし>
「また明日です」
中スポ12

●和田一浩
<5回2死二塁、デラロサの遊ゴロで
三塁に進むが、オーバーランでアウトになる>
「(ヨウ・チョンソが)エラーしたのは知らなかったですよ。
(センターに)抜けたらいかなきゃいけませんから、グッと踏み込みました」
中スポ

●井端弘和
<6回2死、投ゴロに倒れた際、一塁手の足が
ベースを離れたのではとアピールをしたが、判定は覆らず。
結局この日4打数無安打に終わり、巻き返しを誓う>
「ちょっと(調子が)落ち気味ですね。何とか上げていきます」
(中スポ)

●平田良介
<3回に多田野の投球をよけようとしたが、
よけきれずにまともに頭部に受ける>
「ボールがシュートしてきて…。何が何だか分からなかった」

<8回に代打を送られるまで、そのままプレーを続行。試合後も>
「大丈夫です」
(中スポ)

●タイロン・ウッズ
<超スローボールを投げることをほのめかされるなど、
注目された多田野との対戦は危険球退場により
1打席のみで捕邪飛に終わる。あとの2打席も凡退し無安打>
「こんな日もあるさ。
今日は(日本ハム投手陣に)変化球ばかり投げてこられた。
明日もこういう投球をしてくるなら、必ず打つ」
(中スポ)

●中村紀洋
<今季初の3番に入ったが、4打数無安打に終わる。
9回2死一塁も結局投ゴロ。完封リレーの相手投手陣に脱帽>
「日本ハムのピッチャーがええところに投げてたからね」
(中スポ)

◆吉見一起
<昨季、日本シリーズでチームが戦った
北海道日本ハムを警戒。相手の印象について>
「ねちっこい野球をしてきますよね。
1点を大事にするという印象があるから手ごわいです」
ニッカン

◆小林正人
<地味な紺色のスーツケースに赤い獅子のシール>
「これ、ドミニカにも持って行っていたんですよ。
それで自分でシールを張ったんです」

<所属していた『エスコヒド』のロゴマーク。
シールを見て思い出すこともある>
「結構、打たれましたね。
ホームランを打たれた球は高かったし、打たれるときはやっぱり甘い」

<制球の重要さとともに学んだのが集中力と気迫>
「練習中はチャラチャラとふざけていたり、
あまり真面目に練習していなかったり、
そんなドミニカの人たちがゲームでグラウンドに立つと、
別人になるんです。すべて全力でプレーする。
だからものすごく悔しがったり、喜んだり。
野球に対するプライドをすごく持っていると感じた。
(日本に帰ってきて)変わったとしたら『意識』ですね」
(中スポ)


●落合監督
<バントや走塁など攻撃にミスが出て、今季3度目の零封負け。
多田野の危険球退場も含め、このひと言でまとめ>
「いろんなことがあった1日でしたね。
(ミスが出た?)だから、いろんなことがあった1日」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

2008年5月23日 (金)

憲伸目指せ交流戦最多勝、北決戦右2枚で勝負。

交流戦最初のカードを1勝1敗の五分で終え、
この日次戦に向け、北上したドラゴンズ
週末からは4連戦。まず札幌ドームで
昨季の日本シリーズの相手・北海道日本ハムと戦います。
その2連戦、先発には竜投の誇る右のエース2枚、
川上憲伸中田賢一が登板する予定。
交流戦もめっぽう強く通算勝ち星トップを目指す川上に、
ここ数戦納得いかない投球が続き、背水の決意で臨む中田
そのほか、野手陣ウエスタンなどこの日の話題を。

ドラゴンズトピックス(22日)

◇川上憲伸
<きょう23日の北海道日本ハム戦の先発が予想される。
交流戦では3年間で11勝(4敗)を挙げ、通算勝ち星トップタイ。
今季交流戦初登板での勝利を誓い>
「交流戦の最多勝? 
まあ、たくさん投げているというのはあると思いますよ。
でも、何でも記録的にトップに立つのは励みになりますね。
交流戦だけいいんですよ」

<交流戦での好成績をこう分析する>
「相手は(川上の)表も裏も知らないというか、表しか分からない。
何度も対戦して分かるピッチングの駆け引きというのもない。
普段はいらないことを考えて失敗することもあるけど、
そういう余計なことを考えなくていいのが、いい結果に出てるかもしれない」

<前回15日の東京ヤクルト戦では5イニングを6失点。
初回に自らの野選などが影響して5点を失ったが>
「フィールディング以外の原因は分かってる。
腕は振れていたと思うけど、別のところで原因があったと思う。
修正した? そうですね」

<北海道日本ハムは2年連続で日本シリーズで戦った相手。
昨年10月27日のシリーズ初戦では黒星を喫したが>
「前回、後味悪かったんで、勢いをつけたい」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇中田賢一
<24日の北海道日本ハム第2戦の先発予想。
交流戦初登板を前に悲壮な決意。少しうつむき加減に話す>
「どうこう言っていられるような立場ではないですから。
とにかく、何があっても結果を出さないといけないので」

<通算2勝4敗と交流戦の相性は良くないが、本人に特別意識はない>
「交流戦といっても、もう何度も投げて慣れていますし、
これまでと変わるところはないと思います」
中スポ


【ドラゴンズ・今週末の日程】
23日(金) 対北海道日本ハム(18:00・札幌ドーム)
24日(土) 対北海道日本ハム(14:00・札幌ドーム)
25日(日) 対福岡ソフトバンク(18:00・ナゴヤドーム)
26日(月) 対福岡ソフトバンク(18:00・ナゴヤドーム)


1カード2試合ということで、日程がやや変則
金曜、土曜と札幌ドームで戦い、ナゴヤへ戻り、
日曜、月曜は地元・ナゴヤドームでナイトゲームと、
まさに移動の多い交流戦ならではという日程。
ハードながらも1戦1戦しっかりと戦っていくことが大切。
現在、パ・リーグ2位の北海道日本ハムに対して、
ドラゴンズは先発に、チームが誇る右の2枚看板、
川上憲伸中田賢一を起用していくようです。

これまでの順番なら、憲伸の初戦は妥当としても、
2戦目は川井吉見が上がると思われましたが、
交流戦は、先発投手を5枚でまかなう方針の竜投。
東北楽天との2戦目に吉見がセットアッパーで使われたことで
再び先発に起用されたとしても、ナゴヤに戻った後になりそう。
どちらにしても昨秋の日本シリーズ同様、
北の大地では、この2人が先発で確定と思われます。


ところで中7日で初戦先発となるエース・憲伸
今季4年目を迎える交流戦ですが、
初年度、2年目と開幕戦こそ勝ち星が付かなかったものの、
05年が3勝、06年が4勝、07年が4勝と過去3年間で11勝(4敗)。
特に06年5月30日のオリックス戦から
昨年6月16日の北海道日本ハム戦まで
足かけ7連勝を記録するなど、圧倒的な強さ
ドラゴンズの他の投手は、朝倉、佐藤充が5勝、
小笠原が4勝、中田が2勝となっており、
いかにエースがこの時期に勝ち星を重ねたかが
十分にわかるデータとなっています。
12球団トータルでも小林宏之、久保(千葉ロッテ)と並んで、
交流戦通算勝ち星のトップタイというパ・リーグキラー
今季の初戦もスッキリ勝って、単独トップに出てほしいところです。

その憲伸ですが、この日は札幌ドームで
約1時間半、ランニング中心のメニューで汗を。
前回登板の神宮では自らのフィールディングミス
きっかけにまさかの連打を浴び、初回5失点
思わぬカタチで崩れてしまいましたが、本人は原因をしっかり把握。
同じ過ちをすることなく、シリーズではできなかった
北の大地での1勝を目指す決意のよう。
この1週間「危機感を感じながら練習に励んできた」というだけに
札幌ドームでしっかりリベンジして、
『交流戦男健在』を証明してもらいたいところです。


一方、5月に入ると2連敗。
しかも9失点、6失点と打ち込まれている傾向の中田
前回登板の横浜戦は、7イニングを2失点。
尻上がりに調子を上げましたが、本人的には
「最近の登板は、なかなか巧い具合に投げれてないです」とのこと。
終盤の球速の高さが持ち味の背番号20ですが、
最近の昌さんのように、一度立ち上がりから
かなり飛ばし気味で入ってみては。
まあそのぐらいは本人もわかっているとは思いますが、
あれだけ乱調を続けても、ローテを外されないのは
それだけベンチの期待が大きいからこそ。
中5日での先発登板になった際は、
その辺りを感じながら、力を発揮してほしいです。


◇タイロン・ウッズ
<北海道日本ハム・多田野の
超スローボール宣言を一笑に付し大歓迎>
「70キロくらいの多田野ボール? 
彼に言っておいてくれよ。投げてこい、とね。
どんどん投げてくれ。そうすればホームランが出るから」

<主砲の頭の中には北海道日本ハムの投手は
ダルビッシュしかいない>
「彼はダルビッシュよりも
力のあるボールを投げるピッチャーなのかい?
もし、ダルビッシュよりも力のあるピッチャーなら、
彼のことを頭にしっかり叩き込むようにしよう。
ダルビッシュだったら一生懸命考えて備えるけど、多田野だったら…」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇荒木雅博
<練習免除のレギュラー野手でただ1人休日返上。
無心に40分打ち続ける。練習参加の理由を説明>
「自分のふがいなさにむかついたからです」
(東京中日)

◇中村紀洋
<古巣・オリックスの騒動に複雑な表情を浮かべる。
コリンズ監督とは、戦ってはいないが面識はあったよう>
「まあ、いろいろあったんでしょうね。
何ともいえないです。あんまりコメントできないよ」
(東京中日)

◇平田良介
<落合監督からの徹底指導を受ける。
ロングティーでは約20分でサク越え17本。手応えを口に>
「ちょっとつかんだ。スピンのかけ方とか。
途中から(スタンドに)入るようになりました。
スピンをかける打球(は飛ぶ)ということがわかりました」
スポニチ名古屋


◇落合監督
<今季初めて休日練習に姿を見せ、平田を徹底指導。
フリー打撃でバットのスイング軌道とグリップの位置を注意。
終了後は、ケージ横の位置からロングティーを命じる>
「ティーで20本(スタンドに)入るまでやれ!」

<そして横の報道陣にこう予告>
「3時間はかかるよ」

<球の反動が使えない、スイングそのもので飛ばす。
そのコツをもっとも体感できるのが、ロングティー>
「打つのも守るのもコツがあるんだ。
それを覚えるには数をこなすしかないんだ」

<球場使用が午後8時までと聞かされ、再度フリー打撃>
「あと2分、打撃練習しろ。感触を忘れないうちに」

<13打数2安打と苦しんでいる平田について>
「使い続けるよ」

<オリックス・コリンズ監督辞任については多くを語らず>
「何かがあったからああなったんだろうけど、
その『何か』がオレにはわからない。
内情がわからないから言いようはないな」

<同級生の北海道日本ハム・梨田監督との初対戦については>
「梨田監督の野球観? そんなの分からないよ。
向こうもオレの野球観は分からないだろう。
オレの野球観を理解している人なんていないよ。
オレも(梨田監督が)何を考えているかは分からない。
だって野球に答えはないんだ。
もし答えがあったらみんが10割打つよ。
他の監督のやり方なんてわからない。
だから難しいんだ。それがわかれば苦労しないんだよ」。
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン


一方、野手陣は恒例のピックアップ練習。
この日は、今季初めて落合監督も姿を見せたようですね。
そのターゲットとなったのが、森野離脱後、
センターの穴を埋めるも、打撃で結果が出ていない平田
仙台でもそうだったようですが、石嶺コーチを交え、
バットのスイング軌道とグリップの位置を注意。
さらにその後はロングティーを命じ、
広い札幌ドームのスタンドに入れろと指令を出していたようです。

英智、井上と代わりはいくらでもいるものの、
「使い続けるよ」と話したという落合監督
背番号8への期待というものを十分に感じましたね。
奇しくも今回の相手は、シリーズでも対戦した北海道日本ハム
第5戦で値千金の犠飛を放ち、日本一に貢献した平田
同じ相手となる舞台で、ぜひとも練習の成果を披露してくれれば。
もしも打てなくても、攻守に全力プレーを期待しています!


若竜トピックス(22日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 8回戦
(22日・雁の巣球場)
  000 010 003 = 4
  003 010 001x = 5
[敗] 齊藤(13試合1敗1S)
[D本] なし
[D投] 清水昭信、菊地、齊藤
公式サイト

【ゲームレビュー】
145キロ台のストレートを武器に
順調な立ち上がりを見せた先発・清水昭信だったが、
3回ウラ、1死から金子、明石とこの日初めて連打を許すと、
城所に右翼へ3ランを打たれ、先制される。
5回、田中四球、左前打で2死一、三塁から
1番・藤井の右前適時打で1点を返すが、
そのウラ、明石、城所連打と辻武史死球で1死満塁。
4番・レストビッチの遊ゴロの間に追加点を与える。
3点差で迎えた9回、上田右前打、柳田遊ゴロ失策などで
2死一、二塁から堂上直倫が左越え二塁打を放ち、
1点差に迫るとなおも2死二塁から、田中の代打・小山
右前適時打を放ち、4-4の同点に追いつく。
しかし9回ウラ、3番手・齊藤が先頭・金子に中前打を許し、
仲澤の犠打で二進、さらに城所敬遠で1死一、二塁とすると、
続くの三ゴロを柳田がファンブル。
満塁から齊藤レストビッチに死球を与え、4-5でサヨナラ負け
公式サイトより)


●清水昭信
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発し、
6イニングを9安打4失点。結果こそ出なかったが、
2試合連続でまずまずの投球。しかし失投を悔やみ>
「(3回の3ラン)ホームランを打たれなければ
納得できる投球内容だった。
ボール球を投げようとしたけど、それが甘くなってしまった」
中スポ

◆鈴木義広
<右ひじ痛からの復帰を目指す中継ぎ右腕。
この日ナゴヤ球場で故障後初めてブルペンで投球練習。
清水将海を相手に立ち投げで30球。感覚を確かめながら投げたが>
「投げられたことは良かった。
腕の振りにひじが付いてこないです。
もうちょっと投げていかないといけないですね」

<当初は今週末か来週の頭と予告していたが、
それよりも早くブルペン入りとなった理由を説明>
「トレーナーからも(ペースが)早いと驚かれたけど
(ひじの)状態が良かったので入りました」

<すでに遠投は80メートルまで伸びており
さらにキャッチボールでは変化球も投げているという。
今後のペースアップに意欲を見せ、見通しを語る>
「(遠投は)山なりじゃなくて、強い球を投げることができています。
これからは(ブルペンに)3日に1回くらいのペースで入っていきたい。
あと2、3週間で復帰できればと思っています。
早ければ6月初旬にも戻りたい」
中スポ名タイ

◆高橋2軍投手コーチ
<鈴木の投球を見守り、順調な回復ぶりを確信>
「ひじの状態はよさそう。
遠投の距離も伸びてきているし、
ペースは徐々に上がってきている」
中スポ


ウエスタンは雁の巣での福岡ソフトバンク3連戦の3戦目。
前日ようやくホークス今季初勝利を挙げたドラゴンズ
3点ビハインドの9回、堂上直倫のタイムリーなどで
4-4の同点に追いついたものの、そのウラに守りのミス
サード・柳田が併殺を焦ったか、お手玉してしまい、
1死満塁としてしまうと、3番手・齊藤が、
福岡ソフトバンク4番・レストビッチに初球、死球を与えてしまい、
悔しいサヨナラ負けとなってしまいました。
前の回の攻撃で同じ内野のファンブルで出塁している柳田
まさか自分土壇場でやってしまうとは…。

待ってるぞ!また先日の名タイにもありましたが、
今朝の中スポには、
右ひじ痛からの復帰を
目指す鈴木の情報が。
回復は順調で、この日は
故障後初めてブルペンに入ったもよう。
このところ中継ぎ陣が捕まることが多く、
岡本の穴とも言われますが、実際は「鈴木の穴」でしょう。
早ければ6月初旬にも実戦復帰となりそうですが、
万全での1軍復帰は、まだ先になってくるようです。

2008年5月22日 (木)

山本昌鬼門も突破196勝、仙台で18年ぶり白星!

足攻に翻弄され、終盤まさかの大量失点
4年連続交流戦初戦黒星スタートとなったドラゴンズ
クリネックススタジアム宮城での東北楽天との第2戦。
先発の山本昌が、緩急を生かした丁寧な投球で
7イニングを4安打1失点と好投。
打線も4回にウッズが先制2ランを放つと、
6回には井端のバント安打を口火に、和田の二塁打で追加点。
8回には吉見、9回は岩瀬とつなぎ、3-1で快勝。
鬼門の交流戦でも勝った山本昌は無傷の3勝目。
通算196勝として、200勝まであと4勝となりました。

◇日本生命セ・パ交流戦
東北楽天-中日 2回戦
(21日・クリネックススタジアム宮城 | 中日1勝1敗)
15372人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
東北楽天
[勝] 山本昌(4試合3勝)
[S] 岩瀬(19試合1勝1敗13S)
[D本] ウッズ11号2ラン
[Dバッテリー]
山本昌、吉見、岩瀬 - 小田

【ゲームレビュー】
山本昌が好投。3連勝で通算200勝まであと4勝とした
立ち上がりから丁寧な投球。
5回、フェルナンデスの二塁打をきっかけに
2死一、二塁から渡辺直人に適時打を許したが、
その後は抑え、7回まで投げ切った。
打線も応えた。4回にウッズが先制の2ラン。
1点差の6回には、2死二塁から和田
左中間適時二塁打で追加点を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


今年の昌に鬼門などはない!交流戦初戦、
相手に翻弄されてしまい、
イヤな負け方をしましたが、
それを払拭するためには、
やはりベテランの力
先発・山本昌の投球に注目でしたが、
そこに立ちふさがってくるのが
「鬼門」といえる交流戦。
これまでの過去3年間で2勝7敗
昨季も1勝もできず、
決して好相性とはいえないパ・リーグ相手
連勝中とはいえ、どのような展開になるのか、
けっこう不安な部分もありましたが、
今季の昌さんにとっては、鬼門もただの門
本来の投球ができていたことが、とてもうれしく思えました。

ここまで2勝を挙げた時と同様、小田とのバッテリー。
初回、先頭の渡辺直人に初球を打たれ、
高須の犠打で二塁へ進まれたものの、
山﨑武司との注目の対決
140キロ、内へのストレートで遊ゴロに取ると、
続く2回ウラも内野ゴロ3つと、打たせて取る投球。
前回までのような三振をバッタバッタと言う感じではないですが、
内外角、そして低目を丁寧に突く投球は変わらず。
味方から2点の援護をもらった後の4回ウラも、
山﨑武司の右直も含む三者凡退と、
東北楽天打線をわずか2安打、無失点に抑えていきます。

しかし5回ウラ、先頭のフェルナンデス
外への甘いスクリューを右中間に運ばれ、ツーベースを許すと、
鉄平の一ゴロ進塁打などで、2死三塁。
この場面でが三塁線へ意表をつくセフティーバント。
小田が掴むも慌ててしまいお手玉。(記録は小田のエラー
一、三塁とピンチを広げてしまうと、
この日2安打と唯一打たれている渡辺直人
2球目、外角高目のスライダーをライト前に運ばれ、失点してしまいます。
なおも2死一、二塁で迎えるは、高須
ここで落合監督がマウンドへいき、
「若さ」が出て、ムキになりつつあったベテランにアドバイス。
「おまえ、何年やってるんだ」と話すと、
最後は帽子のつばをちょこんと手でこづき、カツを。
これが効いたか、高須を初球内へのスクリューでショートゴロ。
ピンチを凌ぎ、失点を最小限に食い止めます。

続く6回ウラ、やや疲れが見えはじめたか、
若干ボールが外れてしまい、
山﨑武司フェルナンデスに四球を与え、
2死一、二塁としてしまうも、中島を遊ゴロに切って、ゼロ。
そして今季自己最長イニングとなった7回ウラも、
に四球を与えたものの、この日3安打の渡辺直人
サイン違いながらも外へのカーブで見逃し三振に取り、雪辱
結局この日は、7イニング117球を投げ、
4安打1奪三振3四球で1失点(自責0)。
まさに安定感ある投球で、無傷の3連勝
宮城球場では18年ぶりとなる白星で、200勝まであと『4』。
鬼門の交流戦で幸先のいいスタートを切れたことで、
悲願達成への視界もだいぶ開けてきそうです。


さらに昌さんが降板した8回ウラ、
2番手で登板してきた投手に驚きでしたね。
ここまで5勝を挙げ、先発として安定している吉見を、
なんと中4日、それもリリーフとして起用してきました。
開幕当初以来のリリーフとなった吉見でしたが、
山﨑武司を147キロ、外へのストレートで見逃し三振にとるなど
クリーンアップをきっちり3人で抑え、守護神・岩瀬へ。
やはり平井、チェンなどに疲れが見えてきたこともあり、
ここはピシッと締めたかったのでしょうか。
ただこういう役目は、朝倉がするはずじゃなかったのかと。
週末4連戦の投手起用にも注目です。


一方、打線先制、中押し昌さんを効果的に援護
東北楽天先発・朝井のストレートとカーブの
緩急に苦しんでいた感もありましたが、
4回、相手の悪送球をきっかけに1死一塁から
この日も4番・DHウッズが、カウント1-1からの3球目、
外角高目に甘く入ってきたカーブを狙い打ち!
打球はライナーでレフトスタンドに飛び込む2ランホームラン!
前の打席に外へ沈むカーブでやられたと主砲
初球ストレートに空振り、2球目はストレートを見逃し、
勝負に来たものの、甘く浮いたカーブをジャストミート!
2試合連続弾で復調をアピールするとともに、
相手バッテリーには衝撃を与える一発となったと思います。

さらに1点差に迫られた6回、
先頭の井端が狙いすましたセフティーバント
三塁前へ決めると、一塁へ気迫のヘッドスライディング!
これで終わらず、続くイ・ビョンギュの3球目、
すかさず二塁へスチール成功。
昨夜のお返しとばかり、見事な足攻を魅せると、
イ・ビョンギュ、ウッズと外へのカーブに
連続三振に倒れたものの、5番・和田援護射撃!
3、4番を抑えホッとした朝井のスキを突き、
外角低目のフォークをうまく捉えると、
左中間を大きく抜いていくタイムリーツーベース!
1点差のままなら、ゲームはわからなかったですが、
ここで追加点を奪えたことで、流れを引き戻せたのは大きかったです。

それにしてもこの2点にともに絡んでいたのが、井端
この日は攻走守すべてにおいて光りましたね
打っては、ヒット2本にエラーと3度出塁して、2度生還
走っては、バントヒットに二盗と足をアピール
そして守っては、再三の三遊間深いゴロをしっかり捕り、
一塁へ向かっての見事な遠投でアウトに取り、投手を助ける。
勝利へのキーマンの1人だということを、改めて認識させてもらいました。


ベテラン・昌さんの見事な好投で、
今季交流戦初勝利を飾り、仙台に別れを告げたドラゴンズ
何とか1勝1敗でビジターを終えたことで、まあヨシと。
さらに今後は北上、1日移動日を挟んで、
金曜、土曜と札幌ドームで北海道日本ハムと戦います。
札幌の交流戦も今ひとつ、良い印象はないながらも、
なんとか1つぐらいは勝って、ナゴヤに戻りたいところですね。
相手先発はダルビッシュ、グリンが出てこないうえ、
こちらは逆に、憲伸川井、吉見もしくは中田が登板しそう。
まずは1日英気を養って、北の大地
さらに勢いに乗れるよう、戦いを進めていってほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎山本昌
<7イニング4安打1失点(自責0)と好投、3連勝で通算196勝目>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(2連勝で迎えたマウンド、どんな気持ちで)
いやあのう、交流戦がね、すごく負け越しているんで、
ぜひいいピッチングをと思って、全力でいきました。はい。
(7イニング1失点の手応えは)
そうですね。もう本当にめいっぱい飛ばすだけで
えー、調子の方もそんなに悪くはなかったんですけども、
まあ今季最長イニングですから、ホッとしてます。はい。
(5回途中のピンチでは落合監督からどのような言葉を)
ええ、まあ、あのう…(笑)えー何でしたっけね。
うーん、まあ秘密です(笑)
(旧友・山﨑武司との対決、楽しみにしていたようだが)
ええあのう、3回ね、バッターボックスに向かいましたけど、
えー、やっぱり力使いましたね。
(遊ゴロ、右飛、四球の内容には)
うん、最後ね、フォアボールはもったいなかったですけど、
まああのう、楽しく投げられました。
(これで3連勝、仙台での勝利は18年ぶり)
そうですか。(宮城球場も)だいぶね昔とは変わりましたんで
えー、全然ねムードも違いますし、
でもまあ本当に今日は勝ってよかったです。
(200勝まであと4つ、このまま乗っていきたい)
そうですね。あのう本当に昨年ね、
本当に申し訳ないピッチングばっかりだったんで、
今シーズンはチームに恩返しできるように
頑張りたいと思います。はい。
(今後へ向けての意気込みを)
あのう、これからも一生懸命頑張っていきたいと思います。はい」


<苦手な交流戦、苦手な東北楽天戦でのリベンジ>
「調子はまあまあだった。
117球? いいところでしょ。目いっぱい、飛ばした。
調子もそんなに悪くなかったですからね。
交流戦は負け越しているんで、いい投球をしたかった。
チームの交流戦初勝利に貢献できたことが嬉しい。
何とか仕事が出来てよかったです」

<最大の見せ場は3歳下の『ライバル』山﨑武司との対決。
遊ゴロ、右飛、四球と2打数無安打と打たせなかった>
「一番、力を使いましたね。
打率を見てもものすごいし、いいバッターだから。
疲れました。でも楽しかったな」

<仙台入りした19日、サザンオールスターズ休養にショックを受ける。
自身も神奈川・茅ケ崎市出身で入場テーマ曲に選ぶほどのファン>
「寂しいよね。いろいろ複雑な事情もあるんだろうけど…」
中スポ中日新聞スポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


『久しぶりに楽しめたというか、
もちろん緊張はしていましたが、
パ・リーグの首位打者に成長した
山崎君と対戦できてうれしかったです。
昨年までチームに迷惑をかけっぱなしだった
交流戦のチーム初勝利を挙げられたのもよかったし、
7回まで投げられたのもホッとしています。
ただもう少し省エネだったら、
直接岩瀬君につなげたかなというのが心残りですね。
今夜は山崎君と食事をして、
これからのエネルギーを蓄えたいと思います。
5回のピンチのマウンドで落合監督に
頭をはたかれながら言われたのは
「おまえ、何年やってるんだ」というような話です。
まあいつまでたっても、若さが出ますね(笑)。』

山本昌公式ホームページより引用。
路傍の一球「第141話 軽~く、いきましょう」)


●山﨑武司(東北楽天)
<注目の山本昌との対決は、遊ゴロ、右飛、四球と
2打数無安打に終わり、脱帽するばかり>
「前より球が速くなった。コントロールもよかった。
自分も2打席目以降は修正したけど、真っ直ぐにキレがあったし、
コースに決められた。完全にやられました」
(『頼むぞ』とお願いされたが)
そうするつもりもなかったけど、そうなってしまった」
スポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○吉見一起
<2点リードの8回に先発・山本昌を救援。
3月30日以来の中継ぎ登板も、
1イニングを打者3人でピシャリと抑え、ホッとした表情>
「(中継ぎ登板が)あるかもしれない、と
言われていたので準備はしていましたが緊張しました。
いつも通り抑えることができてよかったです」
中スポサンスポ

○森バッテリーチーフコーチ
<5勝の吉見を中継ぎで登板。
驚くような投手起用にも、平然とコメント>
「当然だ。これからいくらでもある」
サンスポ

○タイロン・ウッズ
<4回1死二塁、左翼席へ一直線に突き刺さる弾丸2ラン。
ボールになる低めのカーブに仕留められ、
空振り三振に倒れた第1打席が伏線に。満足そうに表情を緩め>
「うまくとらえられたよ。
同じような『ブレーキング・ボール』を狙っていた。
(苦手・朝井を攻略して)たまにはこうやって何かが起こるものなのさ」

<Kスタ宮城での2試合では『4番・指名打者』で出場。
一塁手で全試合に出場してきた主砲にとっては大きな変化>
「守っていた方がゲームに入りやすいんだ」

<打撃のリズムを整えるために、味方の守備の時間は
ベンチ裏でスイングやストレッチを繰り返す>
「いまは守っている時と同じようにやれている。
いつもは忙しく守っているけど、
いまは守備の間にスイングしているよ。
今までより動いているくらいだ。
年寄りだからな。指名打者でエネルギーを蓄えて、
一打席一打席に集中しできたらいいんだ」

<ここ7試合で5本目。いよいよ本格的な量産態勢に突入した>
「タイミングが合っている。
『ホームラン・スイング』になってきた」
中スポニッカン名タイ

○和田一浩
<6回に貴重な追加点となる二塁打>
「とにかく昨日は全然仕事ができなかったので、
きょうは何とか仕事をしたかった。
1点取られた後だったので、1点でも返したかったので、
仕事ができて良かったです」

<チームが苦戦を続けた東北楽天・朝井を、
西武時代の昨季は9打数4安打1本塁打とカモにしていた。
この日は2四球と適時二塁打。最後は致命傷を負わせ>
「そんなに打っているという印象はないんですけどね」

<東北福祉大学で4年間を過ごした仙台には
懐かしい思い出も詰まっているが、
東北楽天の本拠となった05年から昨季までは
打率.238となぜか鬼門だった>
「そんなにたくさんは来てないと思いますよ。
大学のときの知人が1人、2人は来ているかも…。
この球場では全然打ってないんですよ。
なぜだか分かんないんですけどね。まったく打てなくて」
中スポサンスポ時事通信

○井端弘和
<6回、三塁前へのバント安打と盗塁で追加点につなげる。
バント安打は三塁・草野のポジショニングが動機に>
「オレは4番じゃないんで。
タイロン・ウッズと同じところにいましたから」

<位置を深くさせたのは、前夜からのフルスイング>
「ボクが振っていったんで、そういうのもあるとは思います。
(一塁に)頭からいったのは点を取られた直後でしたから」

<守っては実に8個の内野ゴロをさばく。
前夜は悔しい送球ミスがあったが、2夜連続で失態が見せられない>
「きょうはしっかり守れたんで、それもよかったです」
(中スポ)

○中村紀洋
<6回、朝井の143キロストレートが頭部を直撃。
ヘルメットが吹っ飛び、その場に倒れたが、
幸い大事には至らず、その後も試合終了まで出場。
試合後は痛そうに帰りのバスへ乗り込む>
「頭より首が痛い…。むち打ちの感じ。
(当たった後頭部には)ゴルフボールぐらいのたんこぶができた」
中スポスポニチ名古屋

○岩瀬仁紀
<2点リードの3番手で登板。打者3人を完ぺきに封じ、
今季の交流戦初セーブを記録して笑顔>
「3人で抑えられてよかったです」
(東京中日)

○トマス・デラロサ
<この日、ノーヒットも好守連発で勝利に貢献。
試合前、同じドミニカ共和国出身の
東北楽天・フェルナンデスと再開を楽しむ>
「こうして彼とまた日本で会うことができて、
本当によかったと思っている。
マイナー時代は同じチームに一緒に所属していることが多かった。
最初は英語が話せなかったから、
同じ国の人がいるだけで心強かったよ」

<米国で奮闘を続け、念願のメジャー昇格も果たしたが、
レギュラーとして定着出来ず。そんなときフェルナンデスの
『日本はいいよ』の言葉。チャンスにしがみつこうと決意>
「日本のレベルは高い。レベルの高い中で野球をやることは
自分のためのキャリアになる、と言ったのもフェルナンデスなんだよ」
(中スポ)


●野村監督(東北楽天)
<山本昌に7回までわずか1点に封じられ、白旗。
4安打に終わった打線に首をかしげる>
「悪く言えば予想通り。手玉に取られたな。
山本(昌)の遅い球は引っ張りたくなるんだよ。
でもそれじゃあ遊ゴロ、三ゴロになる。
逆方向に打たないとダメ。相手は計算ずくなんだよ。
渡辺(直人)だけが(原則を)守っていた。
単調なピッチャーは何とかなるけど、
山本に極意のような投球をされるとついて行けない」
楽天の現状のチーム力。まだまだ未熟。教育不足だ。
『考えて野球せぃ』にはほど遠い。イライラするな」

<中日に1勝1敗>
「向こうはよく守るな。鉄壁だね、あの内野は。
まさに『野球は守り』だ。
完成されたチームとやるとよくわかる、足らない部分が見えるよ」
(東京中日、サンスポ毎日jp


○落合監督
<本来の緻密な野球でやり返し、東北楽天に1勝1敗。
迎えのバスに向かいながら>
「(帰りの通路が)ここは短くていいな」
毎日jpニッカン


若竜トピックス(21日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 7回戦
(21日・雁の巣球場)
  006 000 000 = 6
  000 020 000 = 2
[勝] 石井(4試合2勝)
[D本] 西川1号 新井5号2ラン 堂上直倫1号3ラン
[D投] 久本、石井、齊藤、浅尾、金剛
公式サイト

【ゲームレビュー】
3回表、福岡ソフトバンク先発・岩嵜を攻め、
1死から西川が右越えに先制のソロ本塁打を放つと、
2死後、中前打の藤井を置いて、新井が左中間へ2ラン本塁打
さらに堂上剛裕四球、中村一生二塁内野安打で
一、二塁から、堂上直倫が左中間に3ランを放ち、大量6点を奪う。
西川、堂上直倫は今季初本塁打。3ランの新井は3打数3安打。
先発・久本はストレートの球速が上がらず不調、2回で降板。
2番手・石井は、3イニング目となった5回に疲れが見え始め、
リー・トゥーシェンに2ランを喫したが、球の切れは良かった。
6回から齊藤、浅尾、金剛のリレーで危なげなく無失点。
6-2で勝利し、福岡ソフトバンクに7戦目で今季初勝利
公式サイトより)


○新井良太
<18日に1軍出場選手登録を抹消。
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦で、2ランを含む
3打数3安打2打点の活躍を見せ、勝利に貢献。
ファーム不動の4番が、右に左に豪快な打撃を披露>
「右方向に強い打球が打ててきたし、
インコースを引っ張ってホームランにすることができた。
いいイメージでバッティングができていると思います」
中スポ


前日に続き、雁の巣で福岡ソフトバンクとの3連戦2戦目。
前回対戦で抑え込まれたホークス先発・岩嵜に対して、
3回、西川が今季1号をライトに放つと、2死から一気呵成の猛攻
藤井の中前打を皮切りに、新井が初球を叩き、
レフトへまさに打った瞬間という2ランホームラン!
さらに四球と内野安打で、一、二塁から
堂上直倫が左中間へ今季1号の3ランホームラン!
得点シーンはここだけながら、本塁打3本が効き、
福岡ソフトバンクから待望の今季初勝利をマークしました。

その中心となったのが、4番の新井
この日は初回の第1打席でライト線への痛烈なシングルヒット。
3回の第2打席は、↑の2ラン本塁打、
さらに5回の第3打席は再び右へのヒット。
右に左に、強い打球を豪快に披露したもよう。
やはりファームだと、その力を十分に見せつけている背番号25
さらなるアピールで再び1軍の扉をこじ開けてほしいです。

またこの日の古久保語録から。
一挙6点の猛攻には喜んでいたものの、
「おぃおぃ何点取るねん?と思いきや、その回だけ~。
何安心して、気ぃ抜いとんじゃ!
ツーラン打たれて、ヒヤヒヤやんか(--;)」
と一転。
それでもやっとこさながらも、
初勝利がうれしかったようですよ。次も勝ちましょう!

2008年5月21日 (水)

翻弄されて継投失敗、交流戦4年連続黒星スタート。

4年目を迎えた日本生命セ・パ交流戦がこの日開幕。
ドラゴンズは、クリネックススタジアム宮城で
パ・リーグ3位の東北楽天ゴールデンイーグルスとの2連戦。
その初戦、先発・小笠原が持ち前の粘りを見せたものの、
同点で迎えた8回ウラ、リリーフ陣がつかまってしまい、
平井が足にかき回されたうえに、勝ち越しを許すと
代わったチェンも連続適時打を浴びるなど一挙5失点
経験豊富な野村ID野球にしてやられ、
4年連続で交流戦黒星スタートとなりました。

◇日本生命セ・パ交流戦
東北楽天-中日 1回戦
(20日・クリネックススタジアム宮城 | 中日1敗)
12964人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
東北楽天 ×
[敗] 小笠原(9試合4勝3敗)
[D本] ウッズ10号
[Dバッテリー]
小笠原、平井、チェン - 谷繁

【ゲームレビュー】
足攻に屈し交流戦の開幕戦を4年連続で飾れなかった
8回、足でかき回された。
先発・小笠原が先頭・草野に安打を許し、平井にスイッチ。
代走・塩川二盗を許し、1死後、三盗を決められた。
四球で一、三塁になり、フェルナンデスに左へ決勝打。
さらに代わったチェンが、連続適時打を浴びるなどし、
この回計5失点。一気に突き放された。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


天気が危ぶまれたKスタでしたが、無事に開催。
4年目を迎えた交流戦の開幕カード・東北楽天戦
試合前、野村監督と約30分間談笑していたという
落合監督でしたが、この日に関しては、
まさにしてやられたというゲームになってしまいました。

ドラゴンズ・小笠原東北楽天・永井怜の先発。
2回ウラ、小笠原フェルナンデスの右越え二塁打と
鉄平の四球などで2死一、三塁から、
9番・にライト前へ落ちる先制タイムリーを許すと、(0-1)
6回、3-6-3の併殺でチャンスを潰した2死から
4番・DHに入ったウッズ永井の失投を見逃さずに
ライトポール際へ運ぶソロ本塁打。(1-1)

そして迎えた終盤8回ウラ、ゲームに一気に動きが
走者を出しても粘り強い投球を見せていた小笠原
今季自己最長の8イニング目に入ったものの、
草野にセンター前に運ばれ、先頭打者を出すと、
4番・山﨑武司を迎えるところで落合監督がマウンドへ。
7イニング2失点の小笠原にスパッと見切りを付け、平井にスイッチ。
一方、東北楽天ベンチも動き、草野に代走・塩川
平井の陰で目立たぬ交代ではあったものの、
この塩川がゲームの味を変えるスパイスとなってしまうことに…。

迎えた山﨑武司をカウント1-1から
2球続けてのファウルで追い込んだ2-1からの5球目、
何と塩川が二塁へスタートし、スチール成功
あまり警戒されていなく、けん制も甘め。
さらにフォークボールという球種にも助けられての二盗
思いも寄らぬ4番打者のそれも5球目に仕掛けられてしまいます。
続く6球目、同じく外へのフォークで山﨑武司を空振り三振。
1死二塁となって、5番・リック
山﨑以上に注意しなくてはならない打者だけに
打者との勝負に集中したい平井
しかしこの空いたスキを見逃さなかった塩川が、
何と初球、今度は三塁へスタート
微妙なタイミングながらも決められてしまい、盗塁成功
これで動揺したか、平井リックに対して、
ストレートの四球を与え、1死一、三塁としてしまうと、
続くフェルナンデスには初球、ど真ん中に甘く入るフォーク。
叩きつけられると、高いワンバウンドが
三塁・デラロサの頭を越え、レフトへのタイムリー。(1-2)
でかき回されたことがきっかけで、勝ち越しを許すことに。

さらに1死二、三塁となり、3番手・チェンにスイッチ。
東北楽天も、三塁走者・リックに代え、俊足の高波
ここで再び揺さぶりを掛けてきた東北楽天
代打の代打・山下勝充の初球に、スクイズを敢行。
結果的にはファウルとなり、空振り三振には取ったものの、
もはやノリノリの東北楽天打線に捕まってしまうチェン
善し悪しがはっきりしていたうえ、
やや高く浮いていたボールを続けざまに狙い打ちされるありさま。
2死二、三塁から、続く鉄平の当たり三遊間へのゴロ。
井端がスライディングキャッチし、一塁へ送るも
鉄平の足が勝ってしまい内野安打。追加点を奪われると、(1-3)
なおも一、三塁で、には、フルカウントからの7球目、
ストライクを取りにいった真ん中高目のストレートを
右方向へ運ばれ、ライトオーバーの2点タイムリーツーベース。(1-5)
さらに渡辺直人の遊ゴロを井端が取るも、
一塁への送球が手前に逸れてしまいセーフ(記録は井端のエラー)。
再び2死一、三塁としてしまうと、高須には外へのストレートを
同じように逆らわずに右へ運ばれ、トドメのタイムリー。(1-6)
この回、打者一巡10人による猛攻。
東北楽天打線の足にかき回され、連打を浴びての一挙5失点
前回の横浜戦同様、リリーフ陣が踏ん張れず捕まる始末。
そのきっかけとなったのは、相手代走の足攻
野村野球に翻弄され、今季も交流戦黒星スタートとなりました。


してやられた二盗、三盗。両先発の投げ合いで、
1-1のまま迎えた終盤。
なかなか点が入らなかったゲームが
思わぬカタチで動いてしまい、
唖然としましたね。
それも二盗、三盗
足で揺さぶられたうえでの失点。
代走に出てきた
塩川へのマークが低かったうえに、
打席には、4番の山﨑武司
あまり動いてこないだろうとは
思っていたものの、そうはならずに
今季盗塁阻止率が決して高くない谷繁
さらにけん制時のクセや大きなモーションを付かれた平井
その辺りすべてひっくるめた上で、出されたサイン。
見事に決められてしまったことで勢いづかれ、なすすべなし
さすがは内弁慶。本拠地のKスタ宮城で、
東北楽天ベンチ思惑通りにやられてしまいました。

それにしても、今季のリーグ戦でも
阪神東京ヤクルト足攻に、はめられてきたドラゴンズ
こういう攻めにあまり対応できてない感がありますね。
データも少なく、ある意味一発勝負の要素のある交流戦。
初戦にこういう攻撃をされたことで、
ある意味面を喰らったところもあったでしょうが、
今後、バッテリー間での足への対策はやはり必要。
黒星を教訓として、十分対策を練ってもらいたいです。


一方、打線は公式戦初対決の永井に翻弄されましたね。
序盤は手探り状態にも見受けられましたが、
結局最後まで突破口を見いだせず、ウッズの一発のみ。
その前には、まずい走塁もありましたし、
攻撃面においては、ほとんど振るいませんでした。
ただまだ交流戦は、はじまったばかり
三塁にデラロサを起用した新打線の出来については、
とりあえず次戦まで待ちたいと思います。


それにしても、相手のスキを突くというのは、
本来、ドラゴンズがやるべき野球。
それを相手にやられての初戦黒星
野村監督「一番ショックだったのは落合じゃないのか」
コメントしていたようですが、まさにそうじゃなかったかと。
ただ監督本人は決してそうは言わないでしょうが。
まあ交流戦の開幕は、いつもこんなモノ。
そう割り切って、2戦目は気を引き締めて戦ってほしい。
おそらく先発は、中6日で昌さんが来るでしょう。
内弁慶のチーム相手とはいえ、やはり連敗だけは避けたい。
チーム全体でしっかり切り替えて、「やはり中日は強い」
ぼやかせるようなゲーム展開を期待したいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●平井正史
<8回、無死一塁の場面で、2番手で登板。
代走・塩川に山﨑武司への5球目に二盗、
続くリックへの初球で三盗を決められる。
とりわけ三盗はほぼ投手の責任範囲。徹底できなかった自分を責め>
「足の速いランナーだということは分かっているのに…。
(分かっていても)やられたら一緒です」
中スポ中日新聞ニッカン名タイ

●谷繁元信
<8回、代走・塩川に二盗、三盗を立て続けに決められる。
これで18連続許盗塁となり、唇をかみしめる>
「スキがありすぎる。
精いっぱいのプレー? そう見てくれるのなら…。
ただ、この前も言いましたが、バッテリーとして
やるべきことはいっぱいある。そういうことです」
中スポ中日新聞共同通信社スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●田村捕手コーチ
<今季、谷繁の盗塁阻止率は.160と低いが、
それだけが原因ではないという>
「盗塁? ピッチャーに聞いてくれ。
あそこは投手が気を付けなければいけない場面。
あれだけモーションを盗まれたら刺せないよ」
中スポニッカン名タイ

●田中監督付スコアラー
<代走・塩川に二盗、三盗を決められ、あきれ顔>
「あれだけモーションが大きければ走られるよ」
共同通信社


●小笠原孝
<先発復帰し、交流戦の開幕投手を務めたが、
7イニング0/3を7安打2失点と好投しながら3敗目。
過去3戦2勝と負けなしだった東北楽天に初黒星を喫す>
「先取点を取られたのと、
追い込んでから甘くなってしまったのが反省点です。
(体力は)まだいけたとは思いますが…」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jpニッカン

●チェン・ウェイン
<8回1死一、三塁から3番手で登板。
しかし鉄平の遊撃内野安打で追加点を奪われると、
嶋、高須にも適時打を献上。2試合続けて救援に失敗>
「調子は悪くはなかったのに、何でだろう。
でもストレートを投げればストレートを打たれて、
スライダーを投げればスライダーを打たれて…。
クセ? そうかもしれない」
(中スポ、サンスポ

●タイロン・ウッズ
<4番・DHでスタメン出場。
6回、右翼ポール際に一度は同点となる10号本塁打>
「打ったのは、ストレート。
ファウルになるかと思ったけど、
何とか(スタンドに)入ってくれてよかったよ」

<終わってみれば、一矢を報いただけ。試合後は厳しい表情>
「負けてしまっては意味がない」

<最近9試合で5発と完全にトンネルは脱した>
「でも、まだまだ納得はしていないよ。
少しずつよくなっていることを実感しているだけ。
早く『タイロンは全開だ』といきたいね」
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋

●トマス・デラロサ
<7番・三塁で来日初スタメンも3打数ノーヒット>
「いいチャンスをもらったんだけど、結果を残せなかった。
ヒットを打ちたかった」

<一方で守備では見せ場を。
6回、中島の三塁線のゴロを飛びつき好捕>
「いい仕事をしようと集中していた」
(東京中日、名タイ

●井上一樹
<試合前の練習中にベンチ脇の選手通路で
ファンにつかまり、ていねいに全員にサイン>
「画期的な球場だよね。いいことじゃないかな」
中スポ

●和田一浩
<西武にいた昨季12打数ノーヒットと全く打てなかった
永井に3打数無安打に抑えられ、苦手を攻略できず>
「(永井は)コントロールがよかった」
(東京中日)


◆川井進
<初めての交流戦に向けて自然体を強調>
「僕はセ・リーグとやっても、パ・リーグとやっても、
同じことだと思っています」

<今季初勝利を挙げた4月16日・巨人戦から
1カ月以上も白星から遠ざかっているが、冷静に話す>
「あせってもしょうがないですから」
ニッカン

◆前田章宏
<06年オフ中日を戦力外となり、
東北楽天にテスト入団した川岸とは、昔からの深いつきあい>
「お互いの家が近かったということもあって、
プライベートでも食事に連れて行ってもらいました」

<川岸の移籍後も焦りや悩みを打ち明けることもあったが、
『絶対腐っちゃダメだ。今できることをやればいいんだ』と
勇気づけられた。その川岸は17日に移籍後初勝利>
「川岸さんの勝利はうれしかったし、励みになりました。
僕はまだ1軍で何もしていない。何とかチャンスをものにしたい」
(中スポ)


○野村監督(東北楽天)
<昨年の日本一・中日相手の快勝にご満悦>
「いきなりチャンピオンチームと当たったから、
ちょっと心配していたけどね。
よかったですね、交流戦初戦を勝てて」

<8回無死一塁、代走・塩川の2盗塁が効いた>
「効いたねえ。あれでイケイケになった。
本人の判断? もちろん。そのための代走、あれが彼の仕事。
あの子はしっかりしているからね。
ベンチでも(出番前に)じっとスタートを合わせていた。
ベンチで準備してなきゃ、いきなり出てもいいスタートは切れん。
向こうは塩川の情報不足か?」

<代走が、走り屋の高波、聖澤ならば、
中日は警戒をもっと強めたはず>
「(足が一番速いのは)高波って
先入観があるけど、あいつは6番目。
塩川は聖澤に次いで、2番目に足が速いんだ。
思い切りもいい。でも、そういえば、けん制もなかったな」

<中日相手の勝利に>
「あのオーダーを見れば、やっぱりチャンピオン。
でもそれが野球なんです。弱者が強者を倒せる。
昔から野球と経済と天気の予想は
当たらないっていうけど、それが野球や。
落合がいちばんショックやろ。
そりゃ事前の予備知識はあるけどな。
(谷繁の)モーションは速いけど、コントロールが悪いってな」
中スポサンスポスポニチニッカン


●落合監督
<投打とも振るわず交流戦黒星スタート>
「(交流戦は)これで4年連続初っぱな負けか。
去年はどこだ? (千葉)ロッテか。
その前が札幌(北海道日本ハム)で、
その前がオリックスか…。勝った憶えがないもんな」
中スポ中日新聞スポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(20日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 6回戦
(20日・雁の巣球場)
  100 010 000 = 2
  000 530 00× = 8
[敗] 高江洲(9試合1敗)
[D本] なし
[D投] 高江洲、菊地、樋口、浅尾、金剛、齊藤
公式サイト

【ゲームレビュー】
1回、先頭・藤井が右翼線に二塁打と右翼手の失策、
続く西川、柳田と四球を選び、無死満塁のチャンス。
新井が内野フライに倒れ、1死満塁となるが、
堂上剛裕が右前適時打を放ち、先制点を挙げる。
先発・高江洲は3回までソフトバンク打線を2安打に抑え、
まずまずのピッチングをしていたが、
4回ウラ、先頭・辻武史を四球で出塁させると、
盗塁、小斉二ゴロで1死三塁から、
的場に左前適時打を喫し、1-1と同点。
さらに続く荒金に勝ち越し2ランを浴びると、
城所にも安打を打たれ、中西には2ランと4連打で5失点。
イニング途中で降板する。
5回、福田の中前適時打で1点を返すが、
そのウラ、3番手・樋口が打ち込まれ、
1死後3番・から8番・中西まで、6連打を浴びてしまい3失点。
中盤の大量失点が響き、福岡ソフトバンクに開幕から6連敗
公式サイトより)


●藤井淳志
<守備固めとして1軍で計15試合に出場も、16日に2軍落ち。
福岡ソフトバンク戦に『1番・中堅』で先発出場。2本の二塁打を放つ>
「強い気持ちを持って、集中して打席に入ることができています。
ファームに落ちたけど、自分にとって意味のある時間を過ごし、
向上心を持って自分を磨いていきたい」
中スポ

◆森野将彦
<左ふくらはぎの肉離れで出場選手登録を抹消。
早期復帰へ向けてナゴヤ球場で治療をスタートさせており、
この日も患部の電気治療などを行う>
「今は早く試合に出ることしか考えていない」

<けがからほぼ1週間経過したが>
「痛いですよ。これまでは手の故障が多かったけど、
脚は歩いたりするのに使うから不便ですね。
まだ今後のことを話しようがない(状態)」

<今季は春季キャンプ中に左手甲の骨折で離脱。
けがと向き合う我慢のシーズンとなっている>
「若くないってことですよ」

<ただ気持ちはすっかり切り替わっている>
「これから(調子が)上がってくると思った時だった。
もどかしい思いはありますけど、やってしまったことは仕方がない。
早く試合に出られるようにしたい」
名タイ


ファームは雁の巣で、今季まだ1つも勝てていない
福岡ソフトバンクとの3連戦の初戦。
初回、無死満塁のチャンスを生かし、
1点こそ先制こそしたものの、先発した高江洲が4回に突如乱調。
1死満塁から2ラン2本を含むまさかの4連打で5失点KO
さらに続く5回には、3番手・樋口が火だるまとなり3失点。
2-8で敗れ、ホークスにウエスタン開幕から6連敗となりました。
恒例古久保コーチ語録からは、
「6連敗やぞ(*_*) 気合いが足らん。
博多で遊び過ぎとんか? 外出禁止にするぞぉ」

ただすぐにひとりツッコミしているように、「お前がじゃ!」(笑)
コーチとして何とか勝たせられるよう、ご指導お願いします!

2008年5月20日 (火)

ウッズDHで出撃、2008年セ・パ交流戦今夜開幕。

4年目を迎える『日本生命セ・パ交流戦』
パ・リーグの6球団とホーム、ビジター2試合ずつの
4回戦で、6月末まで合計24試合を戦います。
もはや新鮮な顔合わせという魅力よりも、
ペナントの行方を左右するという意味合いが強くなった交流戦
東北楽天との一戦で幕を開けるドラゴンズナインは、
この日仙台・Kスタ宮城で約2時間の全体練習を行ったもよう。
いきなり敵地での4試合、採用されるDHを含む打線について
落合監督が構想を語るなど、この日の話題を集めました。


ドラゴンズトピックス(19日)

◇荒木雅博選手会長
<交流戦前日、仙台市内で行われた
『2008年日本生命セ・パ交流戦記者会見』から。
まず交流戦の印象を。去年はケガなどで3試合出場にとどまったが>
「去年もそうですし、確かその前(06年)もいなかったですし、
初年度(05年)はムチウチでいなかったので…。
ケガをしているイメージですね…(苦笑)
今年は今のところ元気なので、楽しみに臨みたいですね」

<今年の交流戦にかける意気込みを>
「全試合に出場する事が目標です」

<明日(20日)から対戦する東北楽天の印象は>
「強い。今年は特に強いイメージを持っています。
ホームでもの凄く勝っているイメージですね。
気合を入れて挑みたいです」

<東北楽天を含め、パ・リーグで対戦したい投手は>
「(田中の方にチラリと視線を向けた後、数秒置いて)
今回は対戦しないと思いますけど、田中君!ですね。
(山﨑武司が『コイツ(田中)不調ですけど』とツッコむと)
ボクもあまり変わりませんが…(苦笑)」

<交流戦のチームとしての戦い方は>
「どこも強いと思うんで、気を抜く事無く戦って行きたい。
たくさん貯金できるに越した事は無いですが。精一杯頑張ります」
東北楽天公式日本生命セ・パ交流戦サイト
サンスポ共同通信社時事通信毎日jp


◇岩瀬仁紀
<同じく『交流戦記者会見』から。
去年は10イニング1/3を投げて1勝1敗7セーブ。
唯一の1敗が東北楽天からでしたが、覚えていますか>
「覚えていますけど…(苦笑)、確か浜松でしたよね。
去年の借りを返せるように明日から頑張ります」

<東北楽天の印象は>
「開幕から見ていて、物凄い強い勝ち方もあれば、
連敗が続いたり(笑)、波の悪い方に当たれば良いですね(笑)」

<東北楽天には元中日の山﨑武司がいるが、その印象は>
「去年活躍していますし、去年打たれているので、
対戦する機会があったら是非三振を取りたいです!」

<『ライバル宣言』には、山﨑武司に向けて、
「スライダーで行きます!」と書いてあるが>
「左投手のスライダーをモノにしたと山﨑選手が言っていたので、
僕だけは打たれないようにしたいです(笑)」

<カウント2-1に追い込んだとしたら、何を投げる?>
「そりゃ、スライダーですね(笑)
ストライクかボールか分からないですが…(笑)」

<また『ライバル宣言』は千葉ロッテ・西岡となっているが>
「去年、西岡選手とアジア予選で一緒のチームでやって、
僕の歳が30代後半だと思っていたようなので、
そんなピッチングをしないで、
まだまだ若いところを見せたいと思っています(笑)」
東北楽天公式日本生命セ・パ交流戦サイト中スポ時事通信

◆山﨑武司(東北楽天)
<同じく『交流戦記者会見』から。岩瀬の三振奪取宣言を受け>
「岩瀬が出てくると言う事は、中日がリードしている状態ですから、
出来れば会いたくないですが…(苦笑)
うちが勝っていれば(岩瀬は)出て来ないので、
会わないようにしたいです、ハハハ(笑)
プロ21年目にして、左のスライダーがやっと分かってきたんですけど(笑)
去年岩瀬の時にやってみたら、たまたまヒットになったんで(笑)
前より打てるようになりました。
野村監督に『オマエは左のピッチャーに対して下手くそだ』と
言われていたので、何とか克服して、
日本一のクローザーの彼から打てば自信になるし、打って勝ちたいですね」

<古巣との対戦に特別な思い入れは>
「こんな機会は交流戦ができて、
公式戦でドラゴンズと対戦できる事は僕にとって嬉しい事です。
正直、144試合の中で、中日との4試合は
全てをかけるぐらいでの気持ちで戦うつもりです」

<今の中日の印象は>
「僕がいた頃のドラゴンズとメンバーが入れ替わって、
新しいドラゴンズになっていますが、
見ていて強い勝ち方、選手それぞれが役割を持って、
それを果たしている印象です」

<そんな中日にどんなところを見せたいか>
「うちは元中日の選手が多く、
僕、小山、川岸、鉄平、コーチの関川、
みんな気持ちは一緒で、強いドラゴンズを倒して、自信をつけたい。
向かっていく気持ちを見て欲しい」

<『ライバル宣言』には山本昌を挙げたが、
これまでの対戦成績を覚えているか>
「5打数1安打です。昌さんはあと5つで200勝と言う事ですが、
今シーズン初勝利の時に電話をしましたが、エライ元気でしたよ(笑)
今回投げるんじゃないかと思うんですが、
200勝を先延ばしさせてやろうと思います、ハハハ(笑)
(横に並ぶ荒木を見ながら)昌さん投げるんでしょ?
(荒木 『いやいや、投手の事は分からないんで、コチラの方に…』、
岩瀬 『う~ん、先発の事はさっぱり分からないんですよ…』)
おい、こっちは『田中は投げない』って教えたじゃないか!?」

<今年、日本シリーズで中日と戦いたいか>
「僕の最終的な目標は、
日本シリーズでドラゴンズと戦って勝つ事です。
ドラゴンズは優勝常連チームで、日本シリーズに出るのは
そう難しくない事だと思いますけど、
イーグルスは何回かミラクルを起こして
何とか勝たなきゃいけないと思っていますが(笑)
交流戦できっかけを作りたいと思います」
東北楽天公式日本生命セ・パ交流戦サイト
サンスポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋


導入初年度は、思わぬ連敗を繰り返すなど
かなり苦しんだ感のあったセ・パ交流戦でしたが、
さすがに順応力が高いドラゴンズ
ここ数年は強くもなく弱くもなく、5割辺りをキープ。
昨季は12勝11敗1分の5位という成績でした。

そして迎えた4年目の交流戦。
なぜか今年もパ・リーグホームからのスタート。
ドラゴンズは、いきなり仙台で東北楽天と、
さらに1日置いて、札幌で北海道日本ハムという
北上シリーズでの幕開けとなりました。
過去3回の交流戦の開幕は、神戸、札幌、そして千葉。
いずれも黒星スタートと良くはありませんが、
このアウェー4試合でいかにうまく滑り出せるか。
それが約1カ月にわたる戦いの最初のカギとなってくるでしょう。
その開幕を前日に控えたこの日、
仙台市内のホテルで、交流戦の記者会見が。
ドラゴンズからは荒木岩瀬
東北楽天からは、山﨑武司田中が出席したもよう。

喰らえ、ジャーマンパンチ!ドラゴンズOB
山﨑武司がいたこともあり、
実に「(笑)」が多く、
和気あいあいな会見と
なったようですね(笑)
ただ岩瀬にとっては、
東北楽天に対する気持ちは強いはず。
昨季の東北楽天戦、チームは1勝2敗1分けと負け越しましたが、
その2敗のうちの1敗が、あの浜松
エラーも絡んで、2点リードをひっくり返された悪夢の9回
守護神にとっては、雪辱しておきたいところでしょう。
会見でも山﨑武司宝刀・スライダーで奪三振を宣言。
ぜひとも実現してもらいたいところです。

また荒木にとっても、交流戦は雪辱の舞台。
昨季は開幕の千葉ロッテ戦で、右足内転筋を痛め
登録抹消されるなど、わずか3試合の出場に止まりました。
本人もいうように毎年「ケガをしているイメージ」の交流戦ですが、
体調万全で臨む今季は、ぜひとも真価を発揮してほしいですね。
現在打撃絶好調の井端とともに
「セ界屈指の1、2番」の凄さを見せつけられれば、
相手に脅威となってくることと思います。
くれぐれもケガに注意して、勝利を導く活躍を期待します。


◇落合監督
<導入4年目を迎えるセ・パ交流戦。
まずは敵地で4試合、指名打者制が採用されるが
『三塁・デラロサ』の基本構想を披露>
「パパ(デラロサ)を使うよ。
(左ふくらはぎ肉離れで戦列を離れた)
森野のことがなくても、考えは同じだったと思う」

<切り札・立浪は体調面を考慮してここ一番に温存。
残った井上、ウッズを吟味した上で、全体のバランスが決め手に>
「指名打者をできるとしたら、ウチのチームでは3人だ。
タツ(立浪)、一樹(井上)、タイロン(ウッズ)。
ただタツは4打席立たせて(出塁して)走ったら、
足がパンクするかも分からない。
だからタイロンがDHで、デラロサが三塁。ノリ(中村紀洋)が一塁だ。
タイロンも決して(DHは)得意ではない。
オレ自身も(現役時代は)そうだった。
でも、好きとか嫌いとかは言ってられないだろ。
あくまで構想は構想であって、決定ではないからな。
(メンバー交換の)試合40分前まで考えるよ。
でもDHについて(複数の案で)迷ってはいない」
中スポニッカン

◇トマス・デラロサ
<落合構想では三塁先発起用が濃厚。
初めて来た仙台で、興奮気味にまくし立てる>
「出場チャンス? さあ、どうかな。
でも交流戦には指名打者制があるから
先発する野手が1人増える。楽しみだね」

<この日の練習では打撃練習だけでなく、
三塁の位置での入念な守備練習を敢行。
初めての球場、独特の人工芝の感触をしっかり確かめ>
「大丈夫。出番があったら勝利に貢献できるよう一生懸命がんばる」

<ここまでの出番は代打か守備固めによる途中出場のみ。
それでも我慢できたのは、先発のチャンスがあると信じてきたから>
「こんなに長いことゲームに出なかったことなんて、野球人生で初めて。
打って、守って、すべてを全力でやる」
中スポ

◇小笠原孝
<きょう20日、交流戦の開幕投手が予想される。
先発となれば3日の阪神戦以来。
東北楽天戦は過去3試合で2勝、防御率2.55と相性もいいが>
「意識はないです。普通にやるだけです」
(中スポ)

◇山本昌
<21日、東北楽天第2戦の先発が予想される。
この日、仙台入りしてランニング中心の調整。
山﨑武司の対戦ラブコールを笑って受け流す。
過去の東北楽天戦の成績は、3試合に登板して2敗。
防御率は9.19と極端に悪いが>
「(山﨑武司には)『まあまあ』と言っておいてください。
楽しむ? そんな余裕はないです。
これからが勝負。いつも通り一生懸命投げるだけ」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇朝倉健太
<先発要員だったが、交流戦は川井とともに中継ぎに回る>
「投げろと言われたところなら、
どこでもしっかり投げられるようにしたい。
今の自分にできるのはその準備をすることです」
中スポ

◇平田良介
<Kスタ宮城での全体練習終了後、居残りでバント特訓を行う。
川相コーチから約10分に渡って、徹底指導を受けると>
「バントは難しいですから」

<交流戦に向けては>
「パ・リーグの投手はビデオで見ています。楽しみです」
(東京中日、ニッカン

◇和田一浩
<東北福祉大出身、友人知人が見守る中での『凱旋打』を誓い>
「ここには知り合いが多い。打てたらいいですけどね」
(中スポ<ドラ番記者>


【ドラゴンズ・今週の日程】
20日(火) 対東北楽天(18:00・クリネックススタジアム宮城)
21日(水) 対東北楽天(18:00・クリネックススタジアム宮城)
22日(木) (対東北楽天予備日)
23日(金) 対北海道日本ハム(18:00・札幌ドーム)
24日(土) 対北海道日本ハム(14:00・札幌ドーム)
25日(日) 対福岡ソフトバンク(18:00・ナゴヤドーム)
26日(月) 対福岡ソフトバンク(18:00・ナゴヤドーム)


ところで交流戦のカギを握るのが、
パ・リーグの本拠地で採用される『指名打者制』。
投手の代わりにDHを使い、10人のスタメンで戦う敵地12試合。
そのDHに誰を起用してくるのか、注目されましたが、
今朝のスポーツ紙によると、落合監督
DHには主砲・ウッズを起用し、中村紀洋を一塁へ。
そして三塁にはデラロサという基本構想を披露したもよう。

守備が決して得意でないウッズを打撃に専念させ、
その穴に守備力を買われて入団したデラロサを起用。
足に爆弾をかかえる立浪は、従来通り代打の切り札へという布陣。
自分的には井上がDHに起用されるのではと
思っていましたが、左登板の際の疑問もありましたし、
まあ妥当なところに収まったという感じでしょうか。
ただあくまでこれは基本構想であって、
本決まりとはいえませんが、この北上シリーズでは、
まずは『パパ』のスタメンが濃厚となってくるようです。
10日の巨人戦では代打で同点弾を放つなど、
当たれば、かなり化ける可能性を秘めている背番号57
とりあえずは、守備でミスをしないこと。
そしてチャンスでできるだけのチカラを披露してくれれば。
ウッズとの『師弟アベック弾』もほのかに期待しておきます。


一方、投手陣は先発を5人で回す構え。
ここまで朝倉、山本昌、川上、吉見、川井
そして中田の6人でローテを回してきましたが、
1カード2連戦と日程に間隔のある交流戦の期間内はこれを変更。
前回の登板で復調ぶりを見せた小笠原を先発に戻し、
朝倉川井をリリーフ役として待機。
場合によっては、不調の投手と入れ替えるなど
臨機応変にやっていく方針のようです。

そのなかでカギを握ってきそうなのが、朝倉
本来なら火曜日に登板。開幕投手となるはずでしたが、
前回の横浜戦でも中継ぎ登板するなど、
しばらくはこのポジションを任されそう。
ただ現在1軍投手陣に左腕が多く、
中継ぎ右腕はなんと平井だけというかなりの偏重ぶり。
台所事情を考えたうえでの起用とはいえど、
このところ不安定の朝倉にとっては、大事な仕事となってきそう。
キツい場面で結果を残し、再び先発投手としての
信頼を取り戻してもらいたいところです。

またおそらく仙台で登板があると思われる昌さん
特に気心の知れた仲の山﨑武司との『山・山対決』は注目ですね。
先発に復帰し2勝と、快進撃を続けるベテランですが、
苦手?といえるパ・リーグ相手にどう戦っていくか?
「タケシ、分かってるだろな、頼むぞ」という
根回し?が効くかどうかはわかりませんが、
パの首位打者をきっちり抑え、ぜひとも弾みを付けてもらいたいです。


若竜トピックス(19日)

◇中川裕貴
<昨年11月に右肩を手術。それから半年、
今月末にも実戦復帰が濃厚。
希望に満ちた笑顔で意気込みを口に>
「もう肩の不安はありません。
今はウエスタン・リーグの試合に出るのが楽しみです」

<長期間にわたるリハビリを辛抱強く励む。
計画通りに練習がこなせない時期もあったが、心は折れなかった>
「『次やったら終わり』という気持ちで、焦る気持ちを抑えました」

<プロ5年目、これまで1軍では1試合しか出場していないが>
「今季中に1軍に上がるくらいの気持ちで結果を残したい」
中スポ

◇住田コンディショニングコーチ
<中川の右肩の回復に太鼓判を押す>
「肩の可動域や筋力の数値については全く問題ない」
中スポ

◇鈴木義広
<右ひじ痛で2軍調整中。この日はナゴヤ球場で
キャッチボールなどの練習を行い、復帰のめどを語る>
「順調にきている。
6月上旬か中旬にも1軍へ戻れるようにしたい。
このまま順調にいけば大丈夫だと思う」

<いない間に投手陣は苦しい状況。責任を感じている>
「僕がいないせいで迷惑が掛かり、
いろいろなひずみが生まれてしまった」

<シーズンが始まるとまた痛みだしたという右ひじ。
我慢して投げ続けたが、限界に達し4月23日に登録抹消。
最後はシャンプーのポンプを押すことさえ辛かったが、
約60メートルの遠投を行えるまでになり、笑みがこぼれる>
「(悩まされた痛みも)もうなくなった。あれぐらい投げられれば大丈夫」

<今後はスパイクを履いて力強く投げるのが目標>
「ブルペンも今週末か、来週の頭には入れそう。
このまま順調なら、31日か6月1日の
(ウエスタン・リーグ)広島戦で投げられると思う」

<そしてその先に見えてくるのは、1軍復帰>
「今はチェンとかがいろいろ中継ぎの厳しい場面で
投げているけど、経験がものをいう役割。
今までいろいろな経験をさせてもらったので
僕がその場所をやらないと」

<この日、母校の中部大学が
愛知大学野球春季リーグ戦で初優勝を果たした>
「いい流れに乗りたいですね」
名タイ


現在、ウエスタンでは4位ファーム
きょう20日からは雁の巣での対福岡ソフトバンク3連戦
週末は、ナゴヤと蒲郡で阪神戦が組まれています。
そのファームから復帰選手の情報。
昨オフに右肩を手術し、リハビリに励んでいた5年目内野手の中川
今月末にも実戦復帰を果たすことが濃厚となりました。
手術から半年、遠投も80~90メートルをこなし、
フルスイングにも支障がないほどに回復。
再びプレーができることに喜びを感じているという背番号32
まずは復帰できそうで、本当によかったですね。
ただ後がない5年目だけに、復帰を果たした後は、
ひたすら全力で向かっていってほしいです。

また右ひじの骨の炎症により戦線離脱中の鈴木
こちらも順調に回復。今月末のウエスタンで復帰登板し、
6月半ばでの1軍復帰を目指しているそうです。

2008年5月19日 (月)

和田決めたサヨナラ打、苦闘竜3カードぶり勝ち越し!

守護神・岩瀬が5失点とよもやの炎上
勝利寸前で勝ちゲームをするりと逃したドラゴンズ
1勝1敗で迎えた交流戦前最後のリーグ戦。
ナゴヤドームでの横浜との第3戦は、
7回に打者10人の猛攻5点を奪い、勝ち越したものの、
8回に中継ぎ陣が捕まり、5-5の同点に。
9回に登板した岩瀬が前日の汚名返上で三者凡退に取ると、
そのウラ2死一、三塁から和田が期待に応えるサヨナラ打!
今季2度目のサヨナラで、3カードぶりの勝ち越しを決めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 8回戦
(18日・ナゴヤドーム | 中日6勝2敗)
35955人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 岩瀬(18試合1勝1敗12S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、平井、チェン、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
和田の殊勲打で今季2度目のサヨナラ勝ち。
3カードぶりに勝ち越した

9回、先頭・荒木が中前打。井端の送りバントなどで
2死一、三塁として、和田が中前へはじき返した。
先発・中田をはじめ、投手陣は不調。
7回、一気に5点を奪って逆転したが、
8回にチェンが同点3ランを浴び、試合をもつれさせた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


このゲームを終えると、リーグ戦は一時中断
それだけにぜひとも勝って締めくくりたいところ。
中6日で中田が先発したゲームを振り返ると↓

1回、中田が先頭大西にいきなり四球。
仁志送りバント、内川二ゴロで、2死三塁。
しかし村田を外角低目のフォークで空振り三振。
立ち上がりのピンチをまずは切り抜ける。

2回、先頭ビグビーにセンター前ヒットを許すと、
吉村の当たりはセンター前方へのフライ。
平田が突っ込んで捕り、一塁へ送球するも
帰塁したビグビーに当たってしまい、二塁へ進まれる。
(記録は中飛と平田のエラー
続く石井琢朗を内角高目のストレートで空振り三振。
しかし鶴岡にカウント2-1からの4球目、
外角低目のスライダーをセンターに返されてのタイムリー。(0-1)
平田からの本塁返球が逸れたこともあり、先制を許す。

3回、仁志レフト前、内川ライト前と
連打を浴び、1死一、三塁とピンチの中田
しかし村田が初球、中に入ったスライダーを打ち損じ一邪飛。
何とかひとつ切り抜けたものの、
続くビグビーに内角ベルトの高さのストレートを
右中間に運ばれてのタイムリーツーベース。(0-2)
ボールが高く浮き、低目に決まらない中田追加点を奪われる。

5回、先頭大西に外へのストレートを狙い打ちされ、
右中間オーバーのツーベースを許す中田
しかし外角低目のスライダーで、
仁志を空振り三振、内川をセンターフライで
続けて打ち取り、進塁を許さず。
そして迎えるは、4番・村田
意識もあったか、制球乱れいきなり0-3としてしまうと、
何とか外へのスライダーでフルカウントに戻す。
そして7球目、中へのフォークをひっかけさせ、三塁ゴロ。
ところがボテボテすぎて、一塁へ間に合わずに内野安打
そのままなら一、三塁となってしまうところだったものの、
ゴロを捕った中村紀洋が後ろに振り向くと、
なんと三塁走者の大西がオーバーラン!
すぐさま三塁ベースカバーの井端に送って、タッチアウト!
三遊間の好判断中田のピンチを救う。

好守も出ただけに、ここで流れを変えたいところ。
5回ウラ、先頭中村紀洋がレフト前へクリーンヒット。
反撃への足がかりへと期待するも、
続く平田が2球目、チェンジアップを叩き三遊間へのゴロ。
村田にうまく捕まれると、5-4-3と渡ってしまいダブルプレー
続く6回ウラも、内野ゴロ3つに取られてしまいゼロ。
横浜先発・ウッドの術中にはまってしまい、
6回までわずか2安打、無得点に抑え込まれてしまう。


2点ビハインドで迎えた終盤7回ウラ、
しかし疲れが出始めたか、ウッドの投球に乱れが。
そこを突いて、先頭イ・ビョンギュが三遊間を破るヒットで出ると、
ウッズも続き、初球をレフト線へ持って行くツーベース。
連打で無死二、三塁として迎えるは、5番・和田
カウント0-2からの3球目、
外角やや中よりのチェンジアップを叩くと、
右中間を大きく破っていくタイムリーツーベース!
二者が生還、主軸の3連打で一気に同点に追い付く。(2-2)
なおも続く中村紀洋四球で一、二塁とし、ウッドをKO。
代わった2番手・吉見祐治と対した平田は、
送れずに空振り三振に倒れたが、
続く谷繁が、カウント1-1からの3球目、
外角高目、浮いたストレートを右方向へ持って行くと、
打球は、ライト線へと落ちるタイムリーツーベース!(3-2)
ついに勝ち越しに成功すると、
中田の代打・立浪もきっちり四球を選び、1死満塁
ここで荒木がねらいすましての見事な一振り!
初球、真ん中高目のストレートを振り抜くと、
打球はレフト左へと落ちる2点タイムリーツーベース!(5-2)
前夜の9回のお返しとばかり、打者10人で5安打5得点
一気呵成の猛攻でゲームをひっくり返す。

8回、ドラゴンズ2番手は、平井
3人でキッチリ斬って、最終回の岩瀬に繋ぎたい。
しかしその平井の調子の方が今ひとつ。
1死から内川にカットボールをライト前に落とされると、
続く村田に追い込みながらも四球を与えてしまい、一、二塁。
ここでドラゴンズベンチは、チェンにスイッチ。
左のビグビーを一塁線へのゴロに取り、2アウト。
ところが、続く吉村に外角高目のストレートを叩かれると、
打球は伸びて右中間へ。
初戦同様のホームランとなって、一気に同点。(5-5)
またもリリーフ陣が踏ん張れず、一振りで追い付かれる。

8回ウラ、横浜3番手・ヒューズから
先頭ウッズが三塁ライン上にピタリと止まる内野安打で出ると、
和田も低いライナーでセンター前に運び、一、二塁。
さらに中村紀洋がきっちり送って、1死二、三塁。
チェンには代打が送られ、井上が登場。
しかし一塁がら空きのため、敬遠されてしまう。
満塁のチャンスで迎えるは、前の打席二塁打の谷繁
ところが初球、中に入ったチェンジアップを打ち損じ
二塁フライに倒れてしまい、2アウト。
続いて打席に入るのは、途中出場の英智
今季6打席目、待望の初安打を決めてほしい!
しかしカウント2-2からの5球目、真ん中に沈む
チェンジアップにバットが空を切り、三振
満塁のチャンスを生かせず、ゲームは最終回へ。


9回、ドラゴンズ4番手は、もちろん守護神・岩瀬
前日、2点のリードを守れずまさかの大炎上
それを払拭すべく上ったマウンド。
先頭は昨日同様、代打・下窪
しかしファウルで粘られながらも、6球目、
真ん中低目の宝刀・スライダーで遊ゴロに取ると、
続くヒューズの代打・相川をスライダーで空振り三振。
そして大西も真ん中低目のスライダーで
センターフライに仕留めて、3アウト。
さすがは百戦錬磨の守護神、きっちり切り替え
前日の悪夢を全く引きずらずの3人斬り
本来の投球で、最終回ウラの攻撃へ望みを繋ぐ。

そして9回ウラ、横浜4番手は寺原ではなく、横山
延長戦を見据え、クローザーを温存した横浜ベンチ
しかしここでケリをつけたいドラゴンズ
先頭荒木がフォークをはじき返し、センター前に運ぶと、
続く井端がしっかり二塁へ送り、一打サヨナラのお膳立て。
ところが続くイ・ビョンギュは、
内角高目のストレートに詰まってしまい二塁ゴロ。
その間に荒木は三塁へ。
そして迎えるは、4番・ウッズ、5番・和田
しかし横浜ベンチウッズを敬遠して、和田との勝負を選択。
勝負強い男に絶好の好機が回ってくることに。

1死一、三塁。外野フライでもサヨナラの場面。
燃える場面ながら、背番号5はいたって冷静
相手バッテリーのじらしにも負けず、
自分のペースで打席に入ると、フォークをキッチリ見極め、
そして迎えたカウント1-2からの4球目、
外角低目のストレートをきっちりはじき返すと、
打球はセンターへと抜けていくサヨナラヒット!(6x-5)
抜けるのを確認した和田は、普段見せないガッツポーズ。
さらに一塁を踏み、川相コーチとハイタッチを交わすと、
小田、ビョン、デラロサ速攻駆けつけ軍団を筆頭に
チームメートからの祝福を続々受けて、もみくちゃに!
自身5度目ながら、憧れのユニホームを着て、
初めて放ったサヨナラヒット
持ち前の勝負強さを発揮した和田の一打で、
何とか3カードぶりに勝ち越しを決めたドラゴンズ
苦しみながらも白星で、リーグ戦を一区切り。
24勝16敗3分けの貯金8、首位・阪神とは
3.5ゲーム差の2位で締め、交流戦へと向かうこととなった。


やはり1番乗りはODA!それまで手こずったウッド
ラッキーセブンに
打者一巡の猛攻で攻略。
一挙5点を奪って、3点のリード。
さらに平井、チェンという
現状での勝ちパターンでの
セットアッパーを注ぎ込んだにも関わらず、
前日同様、ベイ打線の粘りの前に同点
さらに8回の満塁のチャンスを潰してしまい、
重苦しいムードとなりましたが、さすがはFA砲!
和田がいいところで打ってくれて、とてもうれしかったです。
1死三塁でウッズ、和田と回ってきたところで
横浜ベンチウッズを敬遠して、和田との勝負を選択。
7回のツーベースに、8回のラッキーなライン上の一打。
なんとなくを持っていたウッズを避けたように思えましたが、
自分的には和田の方が、コワかったですね。
大矢監督の指示で相川が立ち上がったとき、
思わず「イケる!」と、ほくそ笑んでしまいました。
そんな中、ファンの期待に応えてくれた和田
これで打点がチームトップ、リーグ2位タイの32
自身としてはまだまだ本調子ではないといいながらも
上昇気流に乗って、戦い慣れたパ・リーグとの交流戦へ!
ぜひともこの勝負強さを持続して、
チームをさらに引っ張ってほしいです。

一方、投手陣では、9回に登板した岩瀬
3点リードを奪いましたが、たとえ点差が離れていても
出てくるだろうとは思っていましたが、まさか同点で登板とは…。
いきなり代打・下窪と前日と同じ先頭打者でしたが、
この日は、宝刀・スライダーを駆使。
さらに気持ちも十分こもった投球でよせつけずの三者凡退
さすが守護神、まずはひと安心というところ。
さらに今季初勝利となったのも良かったですね。
「1勝」1敗12セーブ、「敗」で始まるよりはよっぽど良いなと思いました。


苦しみながらも、サヨナラ勝ち
同一リーグの戦いに一区切りを付けましたが、
簡単に勝てるゲームをこれだけもたつくのは、
やはりチーム状態がよくないからでしょう。
投手陣疲れが来ている現状だけに、
野手陣にできるだけ頑張ってもらわないといけないですね。
持ちつ持たれつというのが、あくまでチームなのですが、
投打のバランスをうまく保ち、乗りきってほしいです。
そして週明けからは、4年目を迎えるセ・パ交流戦がスタート。
初戦はいきなり仙台に乗り込んで、
Kスタ宮城で内弁慶東北楽天と戦うことになります。
お天気の方がやや心配ですが、うまく立ち上がって、
良いムードで戦っていってくれることを期待します!


☆ウィナーズ・ボイス(18日)

◎和田一浩
<9回2死一、三塁、中前へサヨナラ打を放つ>
「(大歓声は届きましたか)
そうですね。あのう、すごく期待されてる打席だったんで、
えー、いい結果が出て、よかったと思っています。
(前のウッズ選手が敬遠され、どんな気持ちで打席に)
いやああの、冷静に、あんまり気合も入れすぎずに、
冷静になれるように、それを心掛けてバッターボックスに入りました。
(サヨナラ打の前、随分と相手が間合いを。気になったたか)
そうですね。ちょっと長かったんで、
何回も(打席を)外したりして、
自分のペースで入れるように心掛けてました。
(打球の方向は見ていましたか)
そうですね。一応見てましたけど、
あのう打った瞬間、ああ抜けたなって感じはあったんで、
ヒットになったなと思いました。
(抜けた瞬間の気持ちは)
そうですね。ちょっとね、最近ピッチャーが苦しんでたんで、
あのうバッターの方で頑張らんといけないなという気持ちが、
強かったんで、そういう意味で今日の試合は
勝ててよかったと思っています。
(小田選手らみんなにもみくちゃにされたが)
そうですね。たまにはこういうのも、いいかなと思いました。
(ナゴヤに来て、ドラゴンズのユニホームを着ての
初のサヨナラ打、改めてどんな味ですか)
そうですね。やっぱりこのユニホームで打つっていうことは、
僕にとって喜びですし、またファンの方が喜んでくれることが
僕の喜びでもあるんで、そういう意味では
今日は最高の形で終わることができてよかったと思っています。
(交流戦前の最後の戦いでサヨナラ勝ち、良い形になった)
そうですね。あのうちょっと明日から…、あさってからですかね。
交流戦が始まるんで、ぜひこの交流戦を機会に
もっともっと勝っていけるようにしたいと思います。
(満員のお客さんにメッセージを)
そうですね。いつもあのう、大きな声で応援してもらって、
本当にありがたいと思っています。
えー、みなさんの声援が今日打たせてくれたと思いますんで、
これからも声援よろしくお願いします」


<一塁に到達する直前、珍しくガッツポーズを繰り出した>
「久しぶりのサヨナラですしね。
普段は(何もせず)一直線に(走る)というか、普通にやるのがベスト。
(気持ちの)浮き沈みを出さないように、冷静に行こうと思ったけど…。
(久しぶりのサヨナラで)思わず出ました。今日ぐらいはいいかな」

<サヨナラ安打を放ったのは、自身5度目。
04年6月29日の大阪近鉄戦に放って以来、実に4年ぶり>
「最後、決めるところで打てたのは気持ちいいです。
サヨナラ安打は2年ぶりくらいじゃないですか? 
4年ぶりですか。そういう意識はなかったですね」

<余計なことは考えなかった>
「打った瞬間に抜けたという感触があった。
僕は気合が入りすぎると力が入るんで、
ああいう場面では頭をクリアにしていくと心がけていました」

<この日5打数3安打で8試合ぶりの猛打賞。
打率は.308、打点はチームトップの32に。
ただ、好調という言葉は出てこない>
「いろいろチェックポイントがあって。
1本、2本で絶好調かと言われたらそうじゃないけど、
打てればいうことはないです」

<開幕から約1カ月半。交流戦前の一区切りがついたが、
4月は打率2割台前半と苦しんだ時もあった>
「4月は迷惑かけましたし、1試合でも貢献できれば。
知らないうちに力が入っていた。
迷いはなかったんですが、勝手に崩れていました」

<そんな時に助けてくれたのが、落合監督と立浪>
「(アドバイスとして)いつも声をかけてくれるので、
スランプがそんなに長くならないのかなと思います」

<勝利への流れをつかまえられないまま。
波に乗れないチームの状況を冷静に見極め>
「投打がかみ合うのは難しい。
4月は投手に打線が助けられた。
今日の試合は打者が頑張るしかない。
7回でもバント失敗があったが、谷繁さんが適時打を打った。
サヨナラの場面で僕が打てなくても、誰かが打つ。これがチーム。
今、投手陣が調子を落としてるけど、
打線が打てば、そのうち投手も調子を取り戻してくる」

<お立ち台でスタンドに向かって手を振る。
この日は家族が観戦。長男、次男に合図した>
「手をたたいていましたけど、まだ小さいですから、
試合の意味が分かってるか分からないです。
サヨナラゲームの意味も分かってないでしょう」

<20日からはいよいよ交流戦が始まる。
チームは19日に仙台入りするため試合後東京へ。
古巣パ・リーグとの対戦での活躍を誓う>
「他の選手よりパの投手のことは自分がよく知ってるから。
知っている投手が多いので多少やりやすさはある。
エース級との対戦が楽しみ。
クマ(東北楽天・岩隈)や西武だったら西口さんとやりたい。
ぜひ、これを機にどんどん打ちたい」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


○岩瀬仁紀
<同点の9回に登板すると、3人でピシャリ。
そのウラの和田のサヨナラ打で、今季初勝利を手に>
「きのうああいう形で点を取られたので、
きょうは絶対に抑えようという気持ちでいった」

<前日の試合では今季初、自己ワーストの1イニング5失点。
百戦錬磨の左腕も悔しさのあまり、布団に入ってから
午前4時頃まで寝付けなかったという>
「いつもなら(打たれても)寝るんですが、
きのうは寝られなかった。さすがにこたえましたね。
布団には入ったんだけど…」

<前日は40球を投げていたが>
「たしかに普段は投げない球数でしたけど、
コンディションどうこうじゃなく、抑えなければいけなかった。
やられた後は難しいですけど、強い気持ちを持って
(マウンドに)上がらないと。そう思ってやっています」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○谷繁元信
<7回1死一、二塁、ライト線へ勝ち越し適時二塁打>
「何とか、何とか、何とかしたかった。執念で打った。
中田は途中から良くなってきていたから。点を取ってやりたかった」
中スポ

○荒木雅博
<7回1死満塁、左翼線へ2点適時二塁打>
「最近積極的な打撃ができていなかった。
ボール気味のタマだったけど思い切っていった」
中スポ

○中田賢一
<7イニングを投げ、7安打2失点。
だけどモヤモヤは晴れず、表情も微妙にくもる>
「調子は良くなかったのですが、
今日はとにかく目の前のバッターに対して、
最初からペース配分なんか考えずにどんどんいきました。
まだ納得はしていないし、やることはたくさんあります」

<尻上がりに球威が増し、持ち味が少し顔をのぞかせたが>
「んん…、まだまだですけどね」
中スポニッカン名タイ

○チェン・ウェイン
<8回2死二、三塁、吉村に痛恨の同点3ランを浴びる>
「あの場面で一番やってはいけないことをしてしまった。
一塁が空いていたし、次は左の石井(琢朗)さんだったので
最悪四球という投球でも良かった。本塁打と長打だけはいけないのに…」
(東京中日)

○英智
<代走から守備につくと、同点の8回2死満塁で打席が。
打てばほぼ間違いなくお立ち台も、結果は空振り三振>
「仕方ないです」
(東京中日)

○井端弘和
<連続試合安打が『』でストップ。
無安打とはいえ、9回のサヨナラを犠打できっちりお膳立て>
「きょうは燃料切れです。
(記録は)いつかは途切れるものですから。
でもチームは勝ったし、リセットできたのはよかった」
(東京中日、ニッカン

○澤井道久
<前日、今季初めて出場選手登録。
5種類のグラブと一緒に1軍に上がってきた。
内野用2種、内野練習用2種、そして外野用>
「サード用のグラブもあります。だけど最近は使わないです」

<本職の二塁、次は三塁、最後に外野へ向かいノックを受ける。
離脱した森野により近い、便利な男として白羽の矢が立てられた。
外野は望んで始めたワケではなかったが、チャンスを広げた>
「チーム事情からです。試合に出るためなら…」
(東京中日)

○桂川渉外部兼通訳
<ウッズの通訳は遠征先では朝から一緒にジムへ通い、
ウエートトレーニング。そんな日々の成果もあり、
腕が、昨年より太くなっている>
「遠征のときはいつも一緒にトレーニングをやってますからね」

<今では筋トレが共通の趣味。
試合のない休日も、2人で名古屋・金山にあるジムへ行くという>
「今年はオフの日でも、よくジムに行ってるんです。
長いときは6時間くらいいますよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<今季2度目のサヨナラ勝ちという派手な結末にも>。
「勝ち方とすると最悪だな。
勝って文句言っちゃいけないんだろうけど、こういう展開は。
ファンからすればサヨナラは年に何度かしかないんだろうけどね。
もし勝ち負けに判定があるとしたら、最悪の勝ち方じゃないかな。
中田に勝ちがついて、岩瀬にセーブがついて、
5-2で逃げ切るのが一番いいんだろうけど、そう簡単にはいかない」

<前日の救援失敗を引きずらず、
きっちりお返しをした岩瀬について>
「岩瀬? ごくごく普通に。あれが彼の仕事。
ちゃんと1日で修正してきたよ。そこの心配はしていない」

<尻上がりに球威が増した中田の終盤を評価>
「6回から145、6(キロ)放れるんなら、最初から放ってくれたらなあ。
6、7回と、一番良かったんじゃないか。
あれが最初からいけるようになれば本物じゃないか。
まあ、まだ時間はかかりそうだ。今年1年ずっと見守りましょう」
中スポ12中日新聞サンスポ時事通信12
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン12名タイ


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 高橋聡文投手
【同抹消】
▼中日 新井良太内野手
公式サイト共同通信社


ここ数日頻繁にある選手の入れ替え
この日、中継ぎ左腕の高橋
10日間の抹消期間を経て、最短で再登録
代わって、新井がわずか3日で抹消されることとなりました。
小林の調子がやや下降、チェンも一発を浴びるなど
リリーフ左腕が登板過多もあり、やや不安定なだけに、
1枚でも多くということでしょうか。
また新井は、前日に昇格した澤井
天秤に掛けられの抹消の可能性が強そう。
手薄な控え野手陣ですが、現状首脳陣で必要としているのは、
打てる選手よりも、多くを守れる選手
17日のゲームで代打で登場して、高卒ルーキー・佐藤3球三振
続く荒木が中前打、井端が本塁打となったことで、
レギュラーとの力の差が浮き彫りに。
そういう面での印象の悪さもあったのかもしれません。
なお新井はすでに由宇へ移動。18日のウエスタン・広島戦
8回2死一塁から西川の代打で登場、一邪飛に倒れたとのこと。
今回は運の強さもあっての昇格でしたが、
次回は自信を持って上がれるよう、再調整を期待します。


若竜トピックス(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 10回戦
(18日・広島東洋カープ由宇練習場)
  000 000 001 = 1
  020 000 00× = 2
[敗] 赤坂(8試合2敗1S)
[D本] なし
[D投] 赤坂、菊地、石井、齊藤
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
公式戦初先発の赤坂が2回ウラ、松山四球、中前打で
無死一、二塁から中谷に右中間2点三塁打を打たれ、先制を許す。
それでも5イニングを投げ、3安打2失点と立派な内容だった。
6回以降は菊地、石井、齊藤の救援陣が無安打無失点に抑えた。
攻撃陣は、広島投手陣の小刻みの投手リレーに翻弄され、
8回まで無得点に抑えられていたが、
9回、1死から4番・堂上剛裕中前打、上野の暴投などで
1死三塁から中村一生の内野ゴロの間に1点。
しかしその1点を取るのが、精一杯だった。
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・広島戦でプロ初先発。
5イニングを投げ、打者18人に対して
3安打4奪三振3四球で2失点。
黒星となったが、先発投手の役割をきっちりと果たして>
「初めての先発だったけど思ったほど緊張しなかった。
2回に点を取られてから開き直って投げました。
良いところと悪いところがはっきりしていたので、
今後の課題にしていきたい」
中スポ


由宇でのウエスタン・広島3連戦の3戦目。
高校生ドラフト1巡目ルーキーの
赤坂プロ公式戦初先発
5イニングを投げ、3安打2失点と堂々の投球を見せたもよう。
キャンプで出遅れ、プロ初登板をはじめ、
これまでの7試合すべてリリーフとして、
投げてきましたが、この日ようやくの先発登板
2回に四球と中前打で無死一、二塁から、
中谷にカウント0-2からの3球目を叩かれ、
センター右をライナーで抜ける2点タイムリー三塁打。
先制を許したものの、開き直ったのが幸い。
無死3塁のピンチも踏ん張って、その後も追加点を与えず。
結局プロ入り後自己最長となる、5イニング72球を投げ、
先発投手としての役割をきっちりと果たしたとのこと。
右肩の不安もなくなり、着実にステップアップしている背番号54
さらに経験を積み「プロの投手」として成長してほしいです。

一方打線は、最終回に1点返し意地をみせたものの、
前日と打って変わって、広島投手陣に抑え込まれてしまうありさま。
広島先発・相澤の前に、初回2死から
3番・藤井が左中間二塁打で出るも、4番・堂上剛裕が三邪飛。
続く2回も、堂上直倫中前打、福田左前打で一、二塁のチャンスに
田中が6-4-3のダブルプレーに倒れ、ゼロ。
さらに5回1死一塁でも田中が1-6-3と2つ目の併殺。
女房役は好投の投手陣をこの日は援護できませんでした。

2008年5月18日 (日)

守護神岩瀬よもやの炎上5失点、暗転竜痛い黒星。

吉見の好投と終盤の鮮やかな攻撃で
東京での悪い流れをまずは払拭した感のドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの横浜との第2戦。
デーゲームでの戦いは、終盤展開が二転三転
井端、イ・ビョンギュ、ウッズの一発攻勢で
追いすがる横浜にダメを押したと思いきや、
最終回、守護神・岩瀬がよもやの大乱調
四球をきっかけに、5連打を含む6安打を浴びなんと5失点
大炎上で逃げ切れず、痛い黒星を喫しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 7回戦
(17日・ナゴヤドーム | 中日5勝2敗)
37415人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜 10
中 日
[敗] 岩瀬(17試合1敗12S)
[D本] 井端3号2ラン イ・ビョンギュ8号 
    ウッズ9号
[Dバッテリー]
川井、朝倉、チェン、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
岩瀬が抑え失敗。逆転負けした
9回、先頭の代打・下窪への四球がきっかけとなり、
一死満塁から仁志、内川に連続適時打で同点。
さらに満塁で、村田に左中間を破る走者一掃二塁打で3点を勝ち越された。
試合は終盤にもつれた。
同点の6回に井端が左へ勝ち越し2ラン。
イ・ビョンギュもソロアーチで続き、
8回にはウッズがソロ本塁打を放ったが、投手陣が踏ん張れなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


後半ゲームが動きに動き、
ドラゴンズ16安打、横浜15安打
今季リーグ最多となる31安打の乱打戦に。
先発・川井が粘っていたのが、遠き過去のようなゲーム。
得点経過を中心に振り返ると↓


ドラゴンズ先発は、中7日で川井
1回、1死から仁志が一、二塁間を破るヒット。
2死から、村田の打球は詰まったライトフライも、
前進してきたイ・ビョンギュがグラブに当たるも捕れずに落球
その間に仁志が生還。先制タイムリーツーベースに。(0-1)

横浜先発は、昨季まで広島にいた小山田保裕
2回ウラ、ウッズライトフェンス直撃ヒットと
中村紀洋のセンター前などで2死一、二塁。
しかし谷繁遊ゴロに倒れ、悔しがる。

3回ウラ、2死から井端レフト前ヒットで出ると、
イ・ビョンギュの初球、すかさず二塁へスチール。
ビョンも四球を選び、一、二塁として迎えるはウッズ
カウント0-1からの2球目、内へのシュートを引っ張ると、
レフト前へのタイムリーヒット!(1-1)
5月初の主砲タイムリーでの打点で同点となる。

4回ウラ、中村紀洋センター前、平田送りバント、
川井投手強襲内野安打で2死一、二塁。
しかし荒木外へのスライダーに空振り三振。勝ち越せず。

5回ウラ、先頭井端ライト前ヒットで出ると、
イ・ビョンギュの初球、またもスチール。今度は頭から
そして1死後、ウッズがカウント1-1からの3球目、
外角高目のストレートを右へ持って行くと、
ライトオーバーフェンス直撃のタイムリーツーベース!(2-1)
3回と同じような攻めで、勝ち越しに成功。
さらに和田も続き、三遊間を抜くヒットで小山田をKO。
1死一、三塁として、代わった川村から
中村紀洋がセンターへ打ち上げ、犠牲フライ!(3-1)
続く平田も三遊間を抜き、今季初ヒット
井端が出て主砲が返し、ノリが加点。
理想的な攻撃で勝ち越し、突き放すと
良いムードのなか、和田1000試合出場を達成、花束をもらう。


6回、2点のリードをもらった川井
しかし大西にレフト線へのツーベースを許すと、
続く仁志に初球、真ん中高目に入ったカーブを狙い打ちされ、
一塁線を抜けていくタイムリーツーベース。(3-2)
さらに内川の初球、逆球でチェンジアップが外へ。
パスボールとなって、三塁へ進まれると、
内川は一塁方向への高いバウンドのゴロ
一塁へ送られる間に仁志が生還して、同点。(3-3)
援護をもらった直後のイニングに連打を浴びて、失点
リードを守りきれなかった川井
結局、この日は6イニング93球を投げ、
6安打5奪三振無四球3失点(自責2)でマウンドを降りた。

6回ウラ、横浜3番手はルーキー左腕・佐藤祥万
先頭川井の代打・新井は内へのストレートに空振り三振も、
荒木がカーブをセンター前へ運ぶと、
続く井端が初球、真ん中低目のストレートを叩くと、
良い感じで上がった打球はそのままレフトスタンドへ!
再びリードを奪う、勝ち越し2ランホームラン。(5-3)
会心の当たりに一塁を回ると右手を挙げる井端
さらにイ・ビョンギュがこれに続き、
カウント2-1からの4球目、真ん中高目のストレートを
はじき返すと、打球は伸びてセンターバックスクリーン左へ!
これはプレミア、井端・ビョンのアベック本塁打。(6-3)
一発攻勢で、追いすがるベイを突き放すと、
この回で降板した川井には、2勝目の権利が再浮上。

7回からドラゴンズは、2番手に朝倉を送り、
今季初のリリーフながら、1イニングを危なげなく三者凡退
しかし2イニング目に捕まってしまい。
8回、1死から大西に対し、なんとストレートの四球
これでリズムを崩したか、続く仁志
レフト前に運ばれ、一、二塁とされると、
内川には中に入ったシュートをセンターへはじき返されタイムリー。(6-4)
連打で1点を失うと、続く村田にもカウント2-1からの5球目、
外へのストレートを同じくセンター前に運ばれる連続タイムリー。(6-5)
突如乱れて、3連打の朝倉はここで降板
うつむき、首をひねりながらベンチへと戻る。
朝倉に代わって3番手は、左腕のチェン
1点リードでの1死一、二塁からの登板となったが、
ビグビーを内へのストレートでバットをへし折り、二塁ゴロに取ると、
続く吉村に対しては、真ん中低目148キロのストレート!
見事三球三振に斬って取り、見事な火消しぶりを披露。

8回ウラ、横浜5番手は、横山
ストレートが走る横山に連続本塁打の井端、イ・ビョンギュが連続三振。
しかしここで主砲・ウッズが、大きな一振り!
カウント1-1からの3球目、外へのストレートを叩くと、
打球はセンターバックスクリーン下へ一直線!
この日ここまで3安打の4打席目は、ホームランに。(7-5)
追いすがるベイを再び突き放す、ダメ押しの一発に思えた。


2点リードで迎えた9回、ドラゴンズは盤石の布陣。
三塁にデラロサ中村紀洋は一塁へ。
またライトに英智を入れ、マウンドに守護神・岩瀬
ところが、立ち上がりやや状態悪し
先頭の石井琢朗の代打・下窪に対し、
ボールが先行してしまい、なんとストレートの四球
続く相川は粘られながらも、外角一杯のストレートで三振に取るも、
金城の当たりは、二遊間へのゴロ。
捕った荒木が併殺狙いで二塁へ送球するも、
三塁方向へ逸れ二塁セーフ。内野安打となってしまう。
リズムに乗りきれない岩瀬
続く大西に低目のシュートをライト前に落とされ、
1死満塁としてしまうと、この日猛打賞の仁志
追い込みながら、4球ファウルで粘られた末の7球目、
内角高目のストレートを叩かれ、レフト前に落ちるタイムリー。
よもやの3連打で今季初めて得点を奪われる。(7-6)
ここで森コーチがマウンドへ。いったん間を空けたものの、
続く内川の二塁への当たりを荒木が弾いてしまい、内野安打
2点目も奪われ、ついに同点に追い付かれる。(7-7)

なおも1死満塁で迎えるは、4番・村田
これ以上の失点は許されない守護神、
空振り、ファウルで2-0と追い込んだものの、
相手の押せ押せムードのなか、投げ込んだ2-2からの7球目、
真ん中低目への甘いスライダーに合わせられると、
ライナーでの打球は大きく左中間を突破。
大西が、仁志が、そして一塁走者の内川までもが生還。
走者一掃の3点タイムリーツーベース。(7-10)
悪夢のような5連打で、リードをひっくり返された守護神は呆然…。
結局この回打者10人に6安打を浴び、5失点と炎上。
突き放しても、決して屈しないベイ打線の驚異的な粘りの前に、
完全な勝ちゲームを粉砕されてしまったドラゴンズ
信じられない大逆転負けを喫し、
首位・阪神とのゲーム差は今季最多となる4.5ゲームと開いた。


悪夢の展開。8回2死の場面でチェン
見事なストレートで
吉村を見逃しの三球三振。
さらにそのウラ、ウッズ
バックスクリーン弾が飛び出し、
これはもらったと思いましたが、
予想だにしなかった守護神の大炎上
昨季も7月16日、同じナゴヤドームでありましたが、
めったに見ることのない、よもやの5連打、5失点
中田、憲伸ら先発陣のめった打ちは今季見慣れてはいたものの、
開幕からここまでずっと無失点だった守護神までもが
追随してしまうとは、本当に思いも寄りませんでした。

チャートを見ると、宝刀・スライダーよりも
ストレートが多い配球で、甘く入ったところを叩かれましたが、
根底にあるのは、やはり先頭打者へのストレートの四球
8回に1点差に迫られた朝倉も失点のきっかけは、四球
再三走者を出し、決して良かったとはいえないながらも
川井が踏ん張ってこれたのは、やはり無四球だったから。
そりゃ守護神もやはり人の子
そう毎回うまくいくとは限りませんし、
状態もそんなに良くなかったと思いますが、
不用意な四球で相手にスキを与えてはいけない。
まあ炎上も初めてではないですし、まずは引きずらないこと
しっかり切り替え、次戦の登板に向かってほしいです。


一方、打線は今季初という投手も含めた先発全員安打
絶好調の井端の5打数3安打1本塁打3打点を筆頭に
ウッズが2本の適時打を含む5打数4安打1本塁打3打点。
さらに和田5打数2安打、中村紀洋4打数2安打1打点と
主軸がほとんど打っての16安打7得点
ただこれだけ打ったにも関わらず、
負けてしまったのは、本当に信じられませんが、
この調子をなるべくはキープしてほしいですね。
水モノだけに、翌日パタッと引いてしまう恐れもありますが、
何とかそのままで交流戦を迎えてほしいです。


本当に思いも寄らぬ逆転負けとなりましたが、
守護神がやられたのなら、仕方ないでしょうね。
そう割り切って、ナインには第3戦を迎えてほしいところ。
おそらく先発は、中6日で中田でしょう。
暴れ方を忘れ、今イチ不安定な背番号20ですが、
良い投球を取り戻し、前回KOの屈辱をはらしてほしい。
そしてチーム全体でも、しっかりこのゲームに勝って、
良いカタチでとりあえずはリーグ戦を締めること
3カード連続負け越しだけは、何としてでも阻止を願います。


★プレーヤーズ・ボイス(17日)

●岩瀬仁紀
<2点リードの9回に4番手で登板。
打者10人に対し5連打を含む6安打を浴び
自己ワーストタイの5失点で今季初黒星。
逆転負けに表情はこわばり、言葉少な>
「最初の四球がいただけなかった。
準備はいつも通りにしていた。
ストレート? いつも通りでした。
打たれたから甘いと言えば甘いかもしれないけど、
とくにいつもと違うことはなかった。
ボールは高かった? うーん。球自体はいっていたと思う」

<毎年春先は調子が上がらなかったが、
今季は安定、開幕から連続無失点を続けてきた>
「昨季終了間際に球を離すポイントが良くなった」

<5失点は昨年7月16日・東京ヤクルト戦
(ナゴヤドーム)に並ぶ自己ワースト失点となったが>
「切り替えます」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー

●朝倉健太
<今季初のリリーフ登板で、1イニング1/3を2失点>
「また同じことを繰り返してしまいました…」

<8回1死後、大西をストレートの四球で歩かせた直後、
3連打で2失点。1点差まで詰め寄られ、チェンの救援を仰ぐ>
「あの四球がいけなかった。
間を抜かれるゴロのヒットならいいんですが…」

<今季は四球から崩れるパターンが目立つ。何度も四球を反省して>
「ボール自体は良くなっていると思うけど、
やっぱりあのノー感じの四球がいけません」
中スポ

●井端弘和
<6回1死一塁で左翼スタンドへ運ぶ3号2ラン>
「クリーンアップが当たってるんで、
チャンスを広げようと思ったら、たまたまいっちゃいました。
ちょっと泳いだくらいです。狙ってません。
良く飛んだのは、下がしっかりしているからだと思います」

<この日は5打数3安打。2試合連続の猛打賞を記録し、
連続試合安打も自己記録の15に更新。上昇のきっかけになったのは>
「立浪(兼任コーチ)さんに言われて、
フリー打撃の時に1、2メートル少し前に出て打っています。
反応がすごく良くなったんじゃないかと思います。
前へ出たことで実戦と変わらない感じになります。
連続安打? 関係ない。毎日、打つつもりでやっていますから」

<3、5回の安打でいずれも二盗を鮮やかに決めたが>
「これまで走る場面がなかっただけです。
きのう(16日)盗塁して、『まだ2つ』と監督に言われました。
そろそろ(ペースを)上げていかないと」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<3回2死一、二塁、左前に同点適時打。
28試合、120打席ぶりに適時打による打点を挙げる>
「とにかくランナーを返したかったのでよかったよ」

<この日は打つわ打つわの今季初の4安打3打点!
5回にも勝ち越しの右翼越え適時二塁打を放つと、
8回には中堅バックスクリーンに突き刺さる豪快な9号ソロ>
「(8回の)ホームランはストレート。
5回のタイムリーは球種は分からない。集中できてるからね。
本当に久しぶりだからうれしいよ。ずっと気になっていたから。
やっと打席で集中できるようになってきた。
ミスショットがなくなってきたよ。
これまで『変化球が多いからタイミングをくるわされた』って
思ってたけど、『変化球攻めも仕方ない』と割り切るようにした」

<4番の務めを果たしたが、衝撃的な逆転負けには苦笑い>
「こんなこともあるのがベースボールだ。また明日、やり返すさ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●イ・ビョンギュ
<6回、井端の2ランの直後、
左越えに2者連続アーチとなる豪快なアーチを架ける>
「打ったのは、ストレート。ホームランになってうれしいね」
(東京中日)

●川井進
<まさかの逆転劇で約1カ月ぶりの2勝目も幻に。
味方が2点勝ち越した直後の6回に
同点に追い付かれたことを最後まで悔しがる>
「点を取ってもらった後、すぐに取られたのがいけなかった」
(東京中日)

●チェン・ウェイン
<1点差に迫られた8回1死一、二塁のピンチで登板。
ビグビーのバットを折って二ゴロ。吉村は直球で見逃し三振に>
「チームが負けてしまったので…。この経験をまた次に生かします」
(東京中日)

●平田良介
<前日に続き、7番・中堅でスタメン出場。
5回の第3打席、川村から左前へ今季初安打を放つ>
「何とか出た、という感じです。
結果を出さないと使ってもらえない立場なので」

<第2打席ではキッチリ送りバントを決め>
「緊張しました」
(東京中日)

●中村紀洋
<5回に中犠飛で1打点を挙げ、勝利が決まりかけたが、
土壇場でひっくり返され、打点での『不敗神話』が崩れ去ったが>
「こういう日もある。神話? そんなのどうでもええ」

<試合前の打撃練習中、横浜・大西が駆け寄ってきた。
大阪近鉄在籍の03、04年とオリックスの06年の3年間チームメイト>
「(大西は)最近調子いいな。
(自分の)打ち方をまねしているみたいや」

<そして迎えた師弟対決。第1、2打席で連続安打を放つと、
第3打席ではセンターへ犠飛。先輩の貫禄を見せる>
「最低限の仕事ができた」
(中スポ)

●谷繁元信
<ナゴヤドームで流れる打席前のテーマソング。
今年に入って昨年までの曲と今年からの曲が併用されているが>
「ああ、あれね。迷っていたんだけど、新しい方にしたよ」

<新しい曲の曲名は『Hips Don't Lie』
(Shakire Featuring Wyclef jean)。 ちなみに変更した理由は>
「いい曲だから。
しかし、つまらないこと聞くね。でも聞くのが仕事か」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<先発全員の16安打で7点を取ったが、まさかの逆転負け。
首位阪神とのゲーム差は今季最大の4.5に開く。
会見場に現れた姿にショックの色はなく、あくまで冷静>
「年に1、2度はこういうこともあるよ。
岩瀬で守れなくて負けたのならショックでも何でもない。
なんら尾を引くゲームじゃないよ。
自分で立ち直るはず。誰のことも心配していない。
人間のやることだからすべてうまくいくはずはないよ」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


記録備忘録。(17日)

和田が横浜7回戦(ナゴヤドーム)に5番左翼で先発出場し、
プロ野球427人目の通算1000試合出場を達成した。
初出場は西武時代の97年4月30日の近鉄5回戦(大阪ドーム)に代打で。
時事通信


今日の公示。(17日)

◆セ・リーグ公示
【出場選手登録】
△中日 澤井道久内野手
【同抹消】
▼中日 金剛弘樹投手
(公式サイト、共同通信社


前日の平田に続き、この日は内野手で、
スイッチヒッターの澤井が今季初めて、1軍に昇格しました。
ファームでは主に1番・二塁を任され、打率.273、1本塁打、6打点。
しかし合流後の1軍では外野も練習していたとのこと。
もありますし、その辺から動きを見せてほしいです。
代わって、右の中継ぎ・金剛が登録抹消。
7試合に登板、合計8イニングを投げ、防御率5.63。
昨季よりは長かった1軍生活でしたが、
もらったであろう課題をしっかり修正し再昇格を期待します。


若竜トピックス(17日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 9回戦
(17日・広島東洋カープ由宇練習場)
  000 120 103 = 7
  000 000 000 = 0
[勝] 佐藤充(7試合3勝2敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤充
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・佐藤充が立ち上がりから素晴らしい投球を展開。
MAX144キロのストレート。両サイドにしっかり投げ分ける
球威、制球ともに申し分ない内容だった。
5回まで広島打線をパーフェクト。6回に初安打を打たれたが、
慌てる事なくその後も安定し、無四球3安打完封で今季3勝目を挙げた。
攻撃陣は4回、1死から4番・上田の左前打などで2死二塁から
6番・堂上直倫の左前適時打で先制。
5回2死から岩﨑の左前適時打で追加点を挙げると、
堂上剛裕左前打、上田左適時打と続いて、点差を広げた。
7回、中村一生の左中間への適時打で1点を加えると、
9回、堂上直倫の左前適時打と、福田の左中間三塁打で
大量得点を上げ、ダメを押した。
公式サイトより)


○佐藤充
<ウエスタン・広島戦に先発し、無四球完封勝利。
広島打線を3安打に抑え、球数も97球と省エネだった>
「前回登板(11日・阪神戦、6イニング9安打4失点)の
反省を生かして勝負にいくことができた。
コントロールがよく、自分の思い通りの投球ができた」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<無四球完封の佐藤充を評価>
「シュート回転の球がなくなり、外のコントロールがよかった。
フォーク、カーブを初球から投げて、
今までと違う投球ができたと思う」
中スポ


前日に続いての由宇でのウエスタン・広島戦
この日の主役は何と言っても、先発した佐藤充
広島打線を相手に、95球を投げ、
散発の3安打6奪三振無四球で無失点。
文句なしの投球で、今季初の完封勝利をマークしました。
課題の立ち上がりを丁寧に投じ、0で抜けると、
その後も終始、自分の投球に徹していたという背番号16
ストレートの球威、フォーク、カーブ、スライダーのキレ、
また制球もよく、広島打線を5回までパーフェクト。
6回2死からに代打・井生に初安打を許すも、
慌てず後続をきると、その後も安定した投球を披露したもよう。

おなじみ古久保語録によると、
「佐藤充ナイスピッチング! 今季1番の出来。
田中のリードも冴えとった。良かったでぇ~!」
とのこと。
思えば一昨年の交流戦でブレークした佐藤充
あれから2年、いよいよ真価を発揮し、
「カバちゃんの季節」到来となってくるのか、楽しみです。

2008年5月17日 (土)

吉見復調無傷で5勝、ビョン5打点ベイ倒満塁弾!

エースが初回に大乱調、おまけに相手の足攻にやられ、
2カード連続負け越しを喫してしまったドラゴンズ
地元・ナゴヤドームに戻っての横浜との3連戦の初戦。
完ぺきな投球をしていた先発・吉見が一発を浴び、
同点に追い付かれるも、終盤打線がようやく繋がり、
7回、和田の右越え三塁打で勝ち越すと、
8回には2死からの連打で作ったチャンスで
イ・ビョンギュが見事なグランドスラム
投打の歯車がようやくかみ合い、地元で快勝となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 6回戦
(16日・ナゴヤドーム | 中日5勝1敗)
30814人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 吉見(8試合5勝)
[D本] 中村紀洋9号 イ・ビョンギュ7号満塁
[Dバッテリー]
吉見、小林、平井、長峰 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
吉見がチームトップの5勝目をマークした
6回まで2安打に抑えていた吉見が7回、
吉村に右中間へ同点2ランを浴びてもつれた。
直後の7回、2死からウッズが四球。
和田が右翼フェンス直撃の適時三塁打を放ち、決勝点。
8回にはイ・ビョンギュ満塁本塁打で突き放した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


森野の故障離脱に、先発陣の乱調、
さらに2カード連続負け越しとやや重いムード。
それらを振り払うべく、地元での熱戦に期待も、
前半は好機を逸しまくる展開でした。
イニング経過を振り返ると↓


横浜先発は、ルーキーの小林太志
1回ウラ、井端センター前ヒットで出ると、
イ・ビョンギュの初球にすかさず二盗成功。
しかしビョンは真ん中低目のチェンジアップに空振り三振。
ウッズ外へのスライダー叩くも一ゴロ。先制機を逃す。

3回ウラ、1死から荒木センター前に落とすヒット。
続く井端の初球の前に、なんと5度に渡る一塁けん制。
しかしそれでも初球に二塁へスタート!
警戒をかいくぐる今季10個目の盗塁を見事に決める。
なおも井端死球で、一、二塁とチャンス。
しかしイ・ビョンギュ、内角高目のストレートを叩くも
4-6-3と併殺網に引っかかる。

4回ウラ、2死から中村紀洋外へのカーブを引っかけ、
ボテボテの三塁ゴロ。しかし全力疾走が生きて内野安打に。
続く平田も四球を選び、一、二塁。
しかし谷繁外へのストレートに空振り三振。
この日3度目の得点圏のランナーも活かせず。

4回まで打者12人をパーフェクト
前回の反省をしっかり活かし、安定した投球を続ける吉見
5回、村田スライダーを打ち上げ、三塁フライ。
ビグビー外へのフォークに空振り三振と2アウト。
しかし吉村にカウント0-3から、ストライクを取りにいった
高目のストレートを叩かれ、レフトオーバーのツーベース
惜しくもパーフェクトを阻止されてしまう。

5回ウラ、打線が2死からつながりを。
小林にずっとタイミングが合っていた井端
外へのスライダーを捉え、右中間突破のツーベースで出ると、
続くイ・ビョンギュは、カウント1-1からの3球目、
外角高目のチェンジアップを素直にピッチャー返し!
足もとを抜いた打球は、センターへと抜けていくタイムリー!(1-0)
5イニング目にして均衡を破り、ドラゴンズが先制する。
なおもウッズが外へのスライダーを軽打してのセンター前。
2死一、三塁と追加点のチャンスで迎えるは、和田
しかしカウント2-1からの4球目、
外一杯低目のストレートを見逃しての三振
顔をしかめて、思わず天を見上げる和田


1点リードをもらった吉見
しかし6回、2死から大西にセンター前に運ばれると、
続く仁志の2球目、二塁スチール成功。
走者に無警戒吉見、クイックがやや甘くなってしまう。
前の回に続き、得点圏に走者を背負うが、
仁志の当たりは伸びはしたものの、センターへのライナー。
動じることなく、順調にゼロを重ねていく。

6回ウラ、先頭中村紀洋援護の一振り
初球カーブを振らされ、2球目カーブを見送る。
そして3球目、さらにカーブが甘くど真ん中に。
逃さずに振り抜くと、打球がレフト中段へ一直線!(2-0)
3球続けざまにくれば、いくらなんでも…。
貫禄ともいえる一発で、リードを2点に広げ小林をKO


ここまで78球、7イニングス目に入った吉見
先頭内川にストレートをセンター前に運ばれるも、
続く村田を内へのシュートで詰まらせ、5-4-3のダブルプレー。
あっさり2死を取ったものの、
続くビグビーに粘られた末、ライト前ヒットを許してしまう。
そして迎えるは、完全を阻まれた吉村
注意しなくてはいけないながらも、カウント0-2からの3球目、
外やや高目のストレートをはじき返されると、
打球は伸びて、右中間スタンドへ飛び込むホームラン。(2-2)
好投報われず、一振りで同点に追い付かれてしまった吉見
結局この日は、7イニング97球を投げ、
5安打5奪三振無四球で2失点。
投球内容は前回と比べ、格段によかったものの、
一発への警戒が次回への課題となった。

ゲームが振り出しに戻った7回ウラ、
横浜2番手、トラビス・ヒューズの前に、
井端イ・ビョンギュと倒れ2アウト。
しかしウッズがよく見て四球を選ぶと、
この日2打数2三振の和田が、雪辱の一振り
カウント1-2からの4球目、外へのストレートを捉えると、
右方向へ大きく伸びて、ライトフェンスの一番上を直撃!
クッションボールが大きく跳ね返る感に、
一塁走者のウッズも全力疾走して、一気に生還
前の打席の悔しさを晴らす見事なタイムリースリーベース!(3-2)
取られたら取り返すの展開で、再び一歩前に出る。

8回、2番手・小林が代打の代打・下窪
センター前ヒットを許すと、追い付き追い越せの横浜ベンチは、
ヒューズの代打にはこの日1軍復帰の相川
ここでドラゴンズベンチも動き、平井にスイッチ。
相川をスリーバント失敗に取ったものの、
大西にセンター前に運ばれてしまい、1死一、二塁。
得点圏に走者を背負い、踏ん張りどころとなった平井
迎えた仁志に初球、真ん中高目のカットボールを叩かれるも、
強い当たりながら打球は三塁・中村紀洋の正面!
捕ってすぐさま二塁へ送ると、5-4-3のダブルプレー!
中日戦打率.550の仁志、この日はブレーキとなった。


8回ウラ、横浜3番手は、三橋
平田三ゴロ、谷繁ライトライナーとわずか2球で2アウト。
続く平井の代打・井上も外へのフォークに
投ゴロに倒れるかと思いきや、三橋が掴めず弾いてしまうと、
バックアップの仁志も同じく弾き、内野安打
このラッキーヒットを皮切りに、打線が繋がり一気に攻め込む。
荒木がスライダーを弾き返し、センター前に運ぶと、
井端も続き、一、二塁間を抜いて、満塁とチャンス!
ここで迎えるは、イ・ビョンギュ
押せ押せのムードのなか、カウント1-2からの4球目、
真ん中内寄りのスライダーを振り抜くと、
打球は伸びて、ライトスタンドへ飛び込むホームラン!(7-2)
まさに値千金といえるダメ押しのグランドスラム!
代走・新井、荒木、井端と3人のランナー、
そして次打者のウッズに迎えられるビョン
最後の最後で3番の仕事をして、勝利を決定づけた。

4点リードとなったことで、ドラゴンズ4番手は長峰
小田とのバッテリーとなったが、
やや準備不足か、内川、吉村にヒットを打たれると、
藤田の2球目にワイルドピッチで2死二、三塁ともたつきを。
しかし最後は内へのストレートで詰まらせて三塁ゴロでゲームセット!
一度は追い付かれるも、再び突き放したうえにダメ押し
粘りを見せて、しっかり勝利を掴んだドラゴンズ
投げては7イニング2失点の吉見が負けなしの5勝目
前回の反省を生かし、2度目の中5日で真価を発揮。
今季サンデー以外での初の白星となった。


スゴイぞ5打点!中5日の先発となった吉見
サンデー登板同様の
持ち味を発揮し、
前半見事にパーフェクト。
その一方で打線がチャンスを逃しまくり、
重いムードとなっていましたが、
一度は同点に追い付かれながらも、
後半は横浜投手陣を
じわじわと攻め込んだうえで、
最後は、ビョンの見事なグランドスラム
正直もっと楽には勝てたゲームでしたが、
苦しみながらもまずは1つ、
地元で勝てたことを素直に喜びたいですね。

それにしても、この日は2死からのチャンスが多々。
4点を奪った8回も、わずか2球で2死を取られた後の連打。
簡単にはあきらめず、次に繋いでチャンスを広げる。
あくまで井上のラッキーな内野安打がきっかけとなりましたが、
アライバの連打にはそういう気持ちが見えましたし、
最初の2打席こそ、ふがいなかったビョン
先制タイムリーの時と同様に、好球を逃さず叩いた一発
実に価値があったと思います。
主軸なうえ、チャンスに強い左打者森野
戦線を離脱してしまったことで、
打線に穴が空いてしまった感もありますが、
まずは残った者でしっかりとカバーする。
お立ち台でビョンも話していましたが、
「森野の分も」という気持ちは、ナインそれぞれにあるのではと思います。
戦力ダウンは否めませんが、ここはしっかり一致団結し、
このピンチを乗り越えてもらいたいところです。


また今季2度目の中5日登板となった吉見
前回登板の巨人戦とは打って変わって、良かったですね。
途中まではパーフェクトも?という
淡い期待をも抱かせるような見事な投球を披露してくれました。
初球からストライクを狙っていったという前回と違って
「ボールで入っても」という余裕もあったようで、
スライダーを中心に変化球がいい感じで決まっていました。
やや捉えられ始めた終盤、吉村に一発を浴び、
同点には追い付かれてしまいましたが、強運維持で味方が勝ち越し。
時にあるこのようなポカを減らしていけば、
今後、さらに投球が安定していくと思われます。
これで交流戦でも先発ローテに入ってくるでしょう。
あまり投げているイメージがないパ・リーグ相手ですが、
持ち前の低目への投球を駆使し、がむしゃらに向かってほしいです。


2カード連続負け越しとなった東京遠征。
チーム状態も低下している悪い流れのなか、
今回の勝利は、価値があるものと思います。
そしてさらに勢いを付けるためにも、ここは連勝したいところ。
週末は再びデーゲームとなりますが、
お得意様となりつつある横浜にぜひとも勝ち越して、
次週からの交流戦へと繋げてもらいたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎イ・ビョンギュ
<均衡を破る適時打とダメ押しの満塁本塁打の大活躍>
「(5回の先制適時打について)
その前の打席、2回チャンスがあったんんですけども、
チャンスを生かせなかった(三振と併殺打)もんですから、
3度目は必ず生かしたいと思って、打席に入りました。
(あれでグッと流れを呼んだ)
森野選手がケガでいないもんですから、
何とか自分の力で何とかしたいと思っていました。
(8回の満塁本塁打について)
1点差で勝っていましたし、後に岩瀬選手はいるもんですから、
楽な気持ちで打席に入れたんですけども、
しっかり打てて、結果的にホームランが打てました。
(来日2本目の満塁弾、今年は勝負強いですね)
いいチャンスでけっこう自分に回ってくるものですから。
しかし自分もしっかり打てている感じもありますし、
これからもこういうチャンスでしっかり打てていこうと思います。
(最後にファンにメッセージを)
交流戦まで横浜戦が2試合余った(残して)んですけども、
しっかりそれに2つとも勝てるように頑張ってですね、
また交流戦に入ったら、新しいチームとやるということで、
また新しい気持ちで頑張りたいと思います。
(日本語であいさつを)…頑張ります」


「打ったのはチェンジアップ。
前の打席に2回もチャンスで凡退していたので打ててよかった。
まっすぐを待っていたけど、甘いチェンジアップに自然に体が反応した。
僕は球種をしぼって打つタイプではなく、視野に入ってきた球を打つ。
ホームランは狙い球ではないが視野に入る高さだったので打てた。
状態がいい証拠だと思っています」

<森野の戦線離脱もあって、一時は離れていた3番に復帰。
先発メンバーでは唯一の左打者だが、役割を認識している>
「気にしない。左右は関係なく
自分は与えられた打順で仕事するだけ。
今は荒木、井端をかえすこと。次につなげるヒットを打ちたい」

<14日の東京ヤクルト戦では
右中間への当たりをダイビング好捕。
ピンチを救った代償に左肩を強打。人知れず痛みとも戦っていた>
「大丈夫、(試合には)出られます」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○和田一浩
<7回2死一塁、右翼フェンス直撃の適時三塁打>
「打ったのはストレート。
その前の打席で、チャンスに情けない見逃し(三振)をしたので、
何とかしたかった。絶対に打つという気持ちで打席に入った」

<あと30センチ上ならフェンスを越えてただろう当たりに>
「まだまだなんですけどね。
それでもあの打席はうまく振れましたね。
外の球に逆らわず強く打てたので良かったと思います。
1本出たからといって(調子が)よくなったわけではない。
(復調へは)もうちょっとだけどね。
緩い球を打ったり、調整が必要だと思う。
相手投手がいいとかそれよりも自分の形で打てていないから」

<今カードを終えれば、次週から交流戦。
昨季まで慣れ親しんだパ球団との対戦となるが>
「交流戦? まずは目の前の試合を一戦一戦大事に戦っていくだけ」
(中スポ、時事通信スポニチ名古屋名タイ

○中村紀洋
<6回、左越えの9号本塁打を放つ>
「打ったのは、カーブです。
前の打席の内野安打が生きたね。
普通だったらアウトになるのにヒットになって…。
気持ち的に楽になった。カーブにうまく反応できたよ。
(3球続けてのカーブは)予想していなかった」

<これで本塁打を放った試合は8戦全勝。
打点を挙げれば16戦で14勝2分け。
試合後、不敗記録について聞かれるとちゃめっ気たっぷりに>
「打点を挙げれば無敗? それはすごいやん。
でもあんまり言うたらアカンで。
(相手が)打たせんようにマークされるから」

<ナゴヤドームに向かう愛車の画面には
自身のヒットばかりを集めたDVDが流れている。
今年のTV中継から編集したもの。笑顔でシートに身をうずめ>
「作ってもらってね。
いいイメージを持って野球ができるから。
打率は関係ない、いいところで打ってなんぼ。これからも頑張ります」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

○吉見一起
<7イニング2失点の好投でリーグトップに並ぶ5勝目>
しかし喜びどころか、反省の弁が真っ先に口をついて出た>
「吉村には直前の打席でもカウント0-3から二塁打を打たれていた。
ああいう打者は厳しく行け、と
森(バッテリーチーフコーチ)さんから言われてたんですが…。
(7回の2ランは)打たれるべくして打たれてしまった。
吉村よりも(直前に右前打を許した)ビグビーを抑えないといけなかった。
本塁打だけは打たれてはいけない場面だった。これからの課題です」

<直後の攻撃では相手の拙守がらみで勝ち越し。
味方にも敵にも助けられた5勝目に照れ笑い>
「もっと楽に投げないといけないんですが」

<5回2死までは打者14人をパーフェクト
スライダーとシュートを巧みに織り交ぜ、
『意識して』ボールから入る頭脳的な配球もさえた>
「ここのところファーストストライクを打たれるケースが多かった。
早いカウントで打たれていたから、ボールから入ってもいい。
同じ配球なら打たれたかもしれない」

<前回登板(10日・巨人戦)では
7安打で4点を失い、4イニングしか持たずに降板。
危機感を感じ、ロードでの中5日で、
微妙に乱れたフォームをきっちり修正>
「上体が突っ込み、力んであごが上がっていた。
僕は投げている最中は夢中で気がつかないものなんです。
同じ投球をしたら2軍に落とされる。ぶざまな投球はできない。
きょうダメなら(2軍に)落とされると思って、
自分にプレッシャーをかけて5日間を過ごした。
キャンプ中にやったことを思い出し、
力を抜いてリラックスして投げることを意識した」

<気がつけば5勝目。自身が一番驚いている>
「そこ(5勝)まで考えていなかったし、
開幕前からここまで目標を立てていなかった。
開幕ローテも考えてなかった。
出来過ぎというか、どう評価していいのか、わかりません」
先のことは考えず、チームのために投げる。
一つでも勝ちに貢献できるようにしたい」

<日曜以外の曜日(金曜)に挙げた初の白星となったが>
「日曜日? それはもう考えてないです。
そういうのは意識しないです。足をすくわれないようにしないと」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○佐藤スコアラー(横浜担当)
<中日戦に強い吉村について、
終盤への強さを知った上で『序盤』の重みを説く>
「あそこ(7回)はたしかに一発は避けねばいけないところです。
ただ、吉村はその試合の中で打席がつながっていく打者なんです。
きょうでいえば、前の打席に打たれたこと。
あれで『自分には内(内角)はないな』と
ねらっていかれた部分はあると思います」
(中スポ)

○井端弘和
<4打数3安打と6試合ぶりの猛打賞を記録。
これで連続試合安打は自己新の14となる>
「3本ともいい感じで打てました。
(記録は)特に意識していないけど、この調子を続けていきたい」

<打率を.310まで上げ、中村紀を抑えてチームトップになった>
「トップ? そんな話はまだまだ(先)ですよ」
中スポ

○井上一樹
<ナゴヤドームでは必ず行われる控え野手の早出特打。
この日は名古屋へ戻って来た日にも関わらず行われたが>
「ぼくはこれまで見たことない」

<この日、控え野手は自発的に早出特打に参加しようと、
それぞれ早く東京を後にしてナゴヤドームへやってきた>
「暗黙の了解ですね」
(中スポ)

○前田章宏
<井上らとともに早出特打に参加。別に強制ではないが>
「早出は何も聞いていなかったですけど、
みんな早く帰るというので、ぼくも一緒に早く帰ってきました」
(中スポ)

○立浪和義兼任コーチ
<控え野手陣の早出特打について、
ナゴヤドームでナイトゲームであれば例外はない>
「(ナゴヤドームでの)デーゲーム以外は(早出特打を)やります」
(中スポ)

◇高橋聡文
<この日1軍に再合流。ナゴヤドームでの練習に参加して
キャッチボールやランニングで汗を流す。
再登録は18日以降に可能になるだけに険しい表情>
「まだ練習にきただけですから」
ニッカン

○平田良介
<藤井に代わって1軍に昇格。
2軍遠征地の山口・由宇から急きょ駆けつけ>
「移動で疲れました。
まさかこの時期に1軍に上がれると思っていませんでした。
チャンスだと思うので頑張ります」

<いきなり7番・中堅で先発出場。結果は3打数無安打>
「久々の1軍で、1打席目(一邪飛)は緊張しました。
ボール球を振ってしまいました。
2打席目からは落ち着いてできました。
守備もきちんとできたと思います。きょうは大変でした」
(中スポ)

今日の公示。(16日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 平田良介外野手
【同抹消】
▼中日 藤井淳志外野手
公式サイト共同通信社


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 8回戦
(16日・広島東洋カープ由宇練習場)
  010 000 000 =1
  001 000 10× =2
[敗] 清水昭信(7試合2勝3敗)
[D本] なし
[D投] 清水昭信、浅尾
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
初回、広島先発・中村憲から先頭・澤井
左翼線二塁打で出塁したが、後続が抑えられ無得点。
2回、先頭・堂上直倫が左翼線二塁打で出ると、
続く中村一生が左翼線二塁打で続き、先取点を上げる。
先発・清水昭信は3回ウラ、鈴木二塁打、上村の犠打で
1死三塁から代打・尾形佳紀に右前に右前適時打を喫し同点にされる。
5回、安打と暴投と相手失策で、1死二、三塁のチャンスを掴むが、
岩﨑、堂上剛裕が凡退し得点できず。
清水昭信は失点した3回を除いては、安定した投球。
6回まで1失点に抑えるが、7回ウラ、末永
カーブを上手くすくい上げられ、右越えの勝ち越し本塁打を浴びる。
攻撃陣は、チャンスに適時打が出ず1点のみ。
好投の清水昭信を助ける事が出来なかった。
公式サイトより)


●清水昭信
<ウエスタン・広島戦に先発し、
7イニングを4安打4奪三振1四球で2失点の好投も
打線の援護に恵まれず、今季3敗目。
敗れはしたが、今後につながる大きな収穫を手に>
「低めにコントロールできたし、テンポ良く投げることもできた。
今までで一番いい出来だったと思います」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<自身最長となる7イニングを投げた清水昭信を高評価>
「87球と球数も少なく、長いイニングを投げることができた。
先発に回って一番良かったんじゃないかな。
次につながる投球ができたと思うよ」
中スポ


今週末は、由宇での広島3連戦となるファーム
この日昇格した平田が、朝イチでナゴヤへとんぼ帰り
入れ替えに藤井が、東京から遠路、由宇にやって来たもよう。
ゲームは、1-2で敗れたものの、先発した清水昭信が好投。
制球、テンポともに上々。安定した投球を見せ、
自己最長となる7イニング2失点。
援護なく黒星こそ付いたものの、納得できる投球内容だったとのこと。
ところできょうの古久保コーチからのお言葉は↓
「新井、平田がおらへんし、福ちゃん、一生チャンスやで!
気合い入れて頑張らんかぃ(^_^)/頼むでぇ(--;)」

5番に上がった堂上直倫も含め、頑張ってほしいです!

2008年5月16日 (金)

憲伸大乱調いきなり5失点、足攻アトムズに負け越し。

1勝1敗で迎えた神宮での東京ヤクルトとの第3戦。
チームを勢いに乗せるべく、先発に起用された
エース・川上憲伸が初回、自らのミスも絡み先制を許すと
リズムにも乗れぬまま、打者11人に6安打5失点の大乱調
一方、故障で抹消された森野を欠いた打線は
2回、6回に反撃したものの、チカラ及ばず。
その後もにかき回され続けたドラゴンズ
アトムズにまさかの負け越しとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 9回戦
(14日・明治神宮野球場 | 中日5勝4敗)
14243人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 川上(7試合2勝2敗)
[D本] ウッズ8号
[Dバッテリー]
川上、長峰、平井、金剛、小林 - 谷繁

【ゲームレビュー】
川上が1回に大量失点でカード負け越し
立ち上がりで自滅した。
先頭・川島慶三に二塁打され、送りバントの処理を
判断ミスなどし、二、三塁から田中浩康に中前へ先制の2点打。
さらに味方の失策や四球なども絡み、
打者11人の攻撃で計6安打を浴び、5点を失った。
打線は6回、和田の2点打などで追い上げたが、及ばなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


左ふくらはぎの故障により、森野が出場選手登録を抹消
3番にイ・ビョンギュ、7番・センターに藤井というスタメン。
そして先発は、中6日でエース・川上憲伸
「森野ショック」を振り払う好投を期待したものの…。
イニング経過で振り返ると↓

1回ウラ、先頭川島慶三に三塁線を抜くツーベースを許すと、
続く福地は、三塁方向への送りバント。
しかし掴んだ川上が三塁へ送るも、送球がやや逸れセーフ。
(記録は犠打とフィルダースチョイス
さらに続く田中浩康の4球目に、福地が二塁へスチール。
足を絡められ、いきなり無死二、三塁のピンチ。
そしてカウント2-2からの5球目、
外へのフォークをコンパクトに打ち返されると、
前進守備の二遊間を抜けて、センター前へ2点タイムリー。
(記録はヒットとセンター・藤井の送球エラー)
フィルダースチョイスでリズムを崩した川上
リズムを掴めぬままに先制を許す。(0-2)

なおも無死二塁で迎えるは、4番・ガイエル
初球、真ん中高目に入ったカットボールを叩かれると
ライト前に落ちるタイムリー。(0-3)
3点目を許してしまうと、宮本がいやらしく初球きっちり送りバント。
ようやく1死をもらえたものの、6番・ユウイチ
フルカウントからの6球目、2球続けたカーブを打たれ、
一、二塁間を抜いていくヒットで一、三塁。
続く畠山を外へのストレートで見逃し三振。
ようやく落ち着いたかと思いきや、
衣川にファウル4球目粘られたあとの7球目、
高目に浮いたストレートをはじき返され、
ライト線へと落ちるタイムリー。(0-4)
流れを断ち切れず、さらに失点を重ねる。
さらに制球が定まらない川上は、
投手の館山四球を与えてしまい、2死満塁。
打者一巡となって迎えた川島慶三
カウント1-1からの3球目、
外角高目のストレートを叩かれ、
一、二塁間を破るタイムリーヒット。(0-5)
打者11人、6安打の猛攻を受け、炎上した川上
登板前まで16イニング無失点を続けていたエースが
いきなり5点を失う波乱の展開となった。

2回、東京ヤクルト先発・館山から
先頭・ウッズがカウント1-2からの4球目、
真ん中高目のスライダーを完ぺきに捉えると、
左中間スタンド中段へ飛び込む特大のホームラン!(1-5)
エースの大乱調に唖然としていたレフトスタンドが
反撃の一発にようやく盛り上がる。

5点を奪われながらも、続投の川上
2回ウラ、1死からガイエルの当たりは、
三塁後方への高く上がったフライ。
追った中村紀洋が手を挙げ、捕る意志表示。
ところが捕れずに落としてしまうエラー
その間にガイエルは、二塁へ。
続く宮本の二ゴロ進塁打で三塁へ進まれるも、
ユウイチを真ん中144キロストレートで空振り三振。
ここは凌ぎ、追加点を許さず。

3回ウラも、下位打線を三者凡退。
ようやく立ち直ったかに見えた川上
しかし4回ウラ、再び上位打線に捕まるありさま。
先頭川島慶三にセンター前に運ばれると、
続く福地がきっちり送って、二塁へ。
迎えるは、3番・田中浩康
これ以上の失点は防ぎたかったところだったが、
カウント2-2からの5球目、真ん中低目のカーブを
うまく拾われ、しぶとくセンター前に落ちるタイムリー。
本塁クロスプレーとなったものの、
谷繁がボールをこぼしてしまい、追加点。(1-6)
結局最後まで自分の投球が出来ずじまい川上
5イニング、95球を投げ、
8安打5奪三振1四球で6失点(自責5)でマウンドを降りた。

5回まで館山の前にウッズの2安打のみと
抑え込まれていたドラゴンズ打線
6回、先頭川上の代打・井上が真ん中低目のフォークを
うまく拾って、センター前にヒットを放つと、
荒木も内角低目のフォークをちょこんと合わせ、
セカンドオーバーのヒットで続く。
さらに井端も詰まりながらもセンター前へ。
3連打で無死満塁として、迎えるはクリーンアップ。
しかしイ・ビョンギュが初球、
外へのフォークを引っかけてしまい、二塁ゴロ。
一塁へ送られる間に、井上が生還。(2-6)
なんとか1点を返して迎えるは、ウッズ
この日館山に一番合っている主砲の一発に期待。
しかしカウント1-1からの3球目、
内へのストレートを打ち上げるも、浅いセンターフライ
三塁走者は荒木だったものの、動けずじまい。
チャンスをモノにできなさそうなイヤな空気も流れたものの、
ここで和田勝負強さを発揮!
カウント0-1からの2球目、中に入ったフォークを叩き、
センター前へとしぶとく落とすタイムリー!
荒木、井端と生還し、この回合わせて3点。(4-6)
2点差と迫り、ゲームはわからなくなってきた。

川上降板後は、長峰-平井が追加点を与えず、
2点差の迎えた8回、東京ヤクルト3番手・押本から
イ・ビョンギュが四球を選び、2死一塁。
続くウッズのこの日2発目に期待も、カウント2-2からの5球目、
外角高目のストレートに空振り三振。踏ん張られてしまう。

8回ウラ、ドラゴンズ4番手は、金剛
しかし先頭ユウイチに一塁ベース直撃の内野安打を許すと、
続く城石の2球目に、代走・飯原がスチール。
さらに城石の犠打と、福川の四球で1死一、二塁。
ここで押本代打・武内のコール。
ドラゴンズは、左の小林にスイッチすると、
東京ヤクルトは、代打の代打・宮出
前日同様のかけひきのすえ、迎えた勝負だったが、
カウント1-1からの3球目、
外へのストレートを流し打ちされ、ライト前へ。
まさにダメを押されるタイムリーを浴び、3点差。(4-7)
さらに続く川島慶三の2球目、
小林が背中を大きく通過するワイルドピッチ
二、三塁としてしまうと、
その川島慶三は、高いバウンドの二塁ゴロ。
荒木が素早くバックホームするも、福川の足が一瞬早くホームイン。
(記録はフィルダースチョイス)(4-8)
東京ヤクルト足を絡めた攻撃にかきまわされ、
ダメのダメを押されてしまったドラゴンズ
最終回は、クローザー、イム・チャンヨンの前に、
和田、中村紀洋、そして代打・立浪と倒れ、ゲームセット
このヤクルトアトムズとの3連戦、1勝2敗としてしまい、
2カード連続の負け越しを喫することとなった。


悪夢になる前にやられた。連敗を脱出し、さあこれから。
エースの好投で
チームに勢いを!
そんな思惑もあっての、
中6日での神宮起用。
しかし思いも寄らぬ
初回一気の大乱調
だからナゴヤドーム
投げさせればいいのにと、
打ち込まれる憲伸を見ながら、
思わずぼやいてしまいました。

調子云々いう前に、いきなりの二塁打と
フィルダースチョイスで、無死二、三塁。
決まれば流れに乗れるものの、リスクも高い三塁送球
結果的には、これが原因で憲伸はリズムに乗れませんでした。
さらにこの日は、制球が今ひとつ。
高目に浮いたストレートを痛打されての失点の連続。
それでも4点ぐらいに止めてくれたなら、反撃できそうでしたが、
投手に四球を与えてしまい、満塁にしたうえでの5点目
これを失ったことで、勝負は決まってしまったように感じました。
ふがいない登板になってしまったものの、
ただ今回に関しては、相手の勢いにもやられてしまった感も。
自分の投球をしたうえで、打たれたのなら、
これはまずいとなってきますが、そうではなさそうなので…。
次回からは、得意としている交流戦での登板。
まずは切り替え、次回は汚名返上を期待します。


一方、打線は6回に和田の2点タイムリーが出ましたが、
無死満塁でクリーンアップでしたから、
もっと点が取れてもよかったんじゃないかなと。
特に館山に最も合っていたウッズの浅いセンターフライが痛かった。
ただあっさりやられずに、4点取れたことでヨシとしないと。
やはりエースが打ち込まれた初回の5失点
ナインもガッカリしたでしょうし、これが最後まで響いたと思います。


森野ショックを払拭できず、2カード連続の負け越し
首位にも今季最大タイの3.5ゲームと差を広げられ、
やや暗いムードでナゴヤへと戻ることとなりました。
そして週末、セ・パ交流戦前最後のカードは横浜との3連戦。
おそらく先発は、川井、吉見、中田となってきそう。
さらにこの日、7番・センターには藤井でしたが、
緊張もあったか、攻守に精彩を欠いた感も。
この辺の戦力整備も必要となってくることでしょう。
投打に立て直しも必要となるチーム状況
それでも勝ちながら、上げていけることを望みます!


★プレーヤーズ・ボイス(15日)

●川上憲伸
<制球が安定せず、5イニング8安打6失点で2敗目>
「初回から、自分の気持ちを冷静に保つようにと思って
投げていたのですが、フィルダースチョイス、
コントロールミスをうまくつかれて、
どんどん点を取られてしまって、
自分もふがいない気持ちでいっぱいです」

<いいリズムに乗る前に打たれたか?と聞かれ>
「そうですね。
セットでのグラブの位置が少し離していた? はい。
チームのこれからというときに大量点を与えてしまって、
ものすごく反省しています」
憲伸の声「1回裏」、中スポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

●谷繁元信
<初回大量失点の川上について>
「球威にしても、悪くはなかったよ。相手もプロなんで…。
甘い球? それにしてもなあ…。
(カットボールやシュートなど狙い球が)徹底しているね」
サンスポ名タイ

●タイロン・ウッズ
<2回、左翼スタンドへ8号ソロ本塁打。
5月5本目、チームトップタイとなる2戦連続の1発に>
「完ぺきにとらえることができたよ。
スライダーを狙っていたんだ。
いままでずっとスライダーで攻められていたからね」

<この日は4打数2安打1本塁打で、ここ5試合では打率.350。
戦列を離れた森野の抜けた穴を主砲がカバーする>
「森野がいなくなって痛いよ。
でもケガはつき物。早く帰ってきてほしいけど、
いるメンバーで頑張らないといけないんだ。
本塁打を量産? そうなるといいね」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

●和田一浩
<6回2死二、三塁、中前へはじき返す適時打。
5試合ぶりに打点を挙げて>
「チームが負けている状況で何とかしたいと思った」

<5月に入って好調が続いていたが、
最近4試合では16打数2安打で9三振と小さなスランプ>
「最近はダメだった」

<打開策として試合前、レギュラー組から離れて
1人室内練習場へ入ると、山なりの投球を
約20~30分かけてじっくり打ち込んだ>
「メーン球場だと1人1人の打撃の時間が短い。
結果が出ていなかったし、チェックポイントがいくつかあるので、
屋内で時間をもらって打ちたかった」

<特打の成果は早速結果で示したが>
「まだまだですけどね。1本ぐらいでは満足できません。
簡単には修正できないから」
中スポ名タイ

●井上一樹
<6回、川上の代打で登場。低めの変化球を
拾いすくい上げるように中前に運ぶ。今季2本目の安打に>
「1本、2本と出たから、すぐに3本と続いたらいいね」
(東京中日)

●井端弘和
<6回無死一、二塁から中前打。
これで13試合連続安打となり、自己記録に並んだが>
「自己タイ記録? でも勝たないと意味がないからね。
一時期の勢いはなくなったけど、我慢していればまた上がってくる」
(東京中日)

●藤井淳志
<7番・中堅で今季初スタメンもほろ苦の結果。
3打数無安打、自慢の守備でも本塁へ悪送球するなど散々>
「緊張はしなかったですけどね。悔しい? そうですね」
(東京中日)

◆山本昌
<この日は神宮球場で軽いランニングなどの調整。
通算3000投球回について、球団史上初という名誉にはうれしそう>
「全然、知らなかった。
試合中もあと何回というのはわからなかった。
まあ長くやっていればこういうこともあるよ」
ニッカン

◆トマス・デラロサ
<10日の巨人戦で来日初アーチとなる代打同点弾。
試合には敗れたが、翌日の中スポと東京中日の1面を飾る。
周囲の厚意によりその新聞を多く手に入れることができ、
感激が倍増。数え切れないほど『サンキュー』を繰り返して>
「そう、本当にうれしかった。1部は大切に保管して家宝にします」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<阪神との差は、今季最大タイの3.5ゲームに>
「何もない。
(川上の乱調は)これで終わりにしてほしい。
本人の問題だ。やるのは選手だから」

<一方でエースへの変わらぬ信頼を示し>
「長いシーズン、軸になるでしょう。今後に期待したい。
2試合よかったというのは事実だ」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋名タイ


今日の公示。(15日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 新井良太内野手
【同抹消】
▼中日 森野将彦内野手
公式サイト共同通信社


▼森野将彦
<前日の東京ヤクルト戦の3回、中堅守備で
打球を追っている最中に左足ふくらはぎを痛め交代。
この日に出場選手登録を抹消され、午前中の新幹線で
名古屋へ帰り、市内の病院で再検査を受ける>
「1日も早く治るように…。今はそれしか言えません」
中スポ

△新井良太
<森野に代わり、幸運な形での今季初の1軍昇格。
チームメートからも『ラッキーだったな。オイ』冷やかされ>
「準備はできています。状態はすごくいい」

<チームに合流したのは前日の午前中。
中村紀が右手に投球を受けたことによる緊急招集。
結果的に合流当日の1軍昇格はなく
試合中、ベンチ裏ロッカールームのモニターで観戦>
「久しぶりに1軍の雰囲気を味わうことができて、
それだけでも勉強になる。
あとは『自然の流れに任せよう』と思っていました」

<それでも運だけで昇格を勝ち取ったわけではない。
ウエスタンではチームトップの4本塁打、17打点をマーク>
「今年はプラス思考でプレーできるようになった。
打撃でもうまく『間合い』が取れている」

<この日は、長峰の代打で遊ゴロに終わる。
当面出番は代打に限られるだろうが、その一振りに集中する>
「こういう機会を生かすも殺すも自分次第ですから。
兄(阪神・新井貴浩)に負けないように? そうですね。頑張ります」
(中スポ)

◆落合監督
<左ふくらはぎを肉離れした森野の
戦列復帰の見通しを語り、長期離脱が確定>
「7月まではかかるだろうな。
まずしっかり治して、そこから3、4試合、
あるいは1週間くらいファームで試合に出て…。
恐怖感をなくさないといけない」

<復帰を焦れば慢性化するケースがあるが、
自らの体験談も引き合いに出し、正しく対処すれば、
今後の野球人生に悪影響は及ぼさないとの考えを示す>
「クセになることはない。
そういう選手には必ず何か原因がある」

<何事もなければ、名古屋へ戻る今週末には
再び2軍へ戻っていたはずの新井については苦笑い>
「(ひとまず東京で)練習させて
帰らせりゃあいいと言っていたんだ。
中村(紀洋)の代役で呼んだのにな。
そういう意味でツキがあるのかもしれない」
中スポ


前日の試合中に左足を痛めて途中退場した森野
既報の通り、この日出場選手登録を抹消されました。
代わって前日から1軍練習に合流していた
新井今季初昇格となりました。

左ふくらはぎの肉離れという診断とのことで、
復帰は7月以降となるのが濃厚。
今後はナゴヤ球場でリハビリに専念するという森野
足の筋肉の故障ですし、しばらく時間がかかりそうですが、
くれぐれも今春の骨折の時のような突貫作業にならないように。
また離脱となってしまい本人的には悔しいでしょうが、
焦らずしっかり治しての復帰を、ファンとしては願っています。

2008年5月15日 (木)

昌祝195勝&3000投球回、奮起竜連敗止めた!

攻守に精彩を欠き、ふがいない内容
今季初の3連敗を喫してしまったドラゴンズ
迎えた神宮での東京ヤクルトとの第2戦。
しかし連敗を阻止すべく、ナインが奮起
先発・山本昌が丁寧な投球で相手打線を封じ込めると、
途中森野故障退場というアクシデントがありながらも、
ウッズ、イ・ビョンギュ、中村紀洋の本塁打で着実に加点。
最後は岩瀬が締めくくって、連敗を3でストップ。
この日、3000投球回を達成した山本昌
200勝まであと『5』となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 8回戦
(14日・明治神宮野球場 | 中日5勝3敗)
11180人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト
[勝] 山本昌(3試合2勝)
[S] 岩瀬(16試合12S)
[D本] ウッズ7号 イ・ビョンギュ6号 
    中村紀洋8号
[Dバッテリー]
山本昌、平井、チェン、岩瀬 - 小田、谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌の好投で連敗ストップ
3000投球回の記録達成を勝ち星で飾った。
立ち上がりから持ち味の制球がさえた。
走者を背負えば、打たせて取る投球。
6回2死三塁から暴投で1点を失い降板したが、
その後は継投で逃げ切った。
打線は4回、暴投で先制した後、6回にウッズ
7回にイ・ビョンギュ、9回に中村紀洋がソロ本塁打。
効果的に加点した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


前日よりは幾分緩やかなものの肌寒い神宮
しかし前夜の二の舞の内容だけは避けたいところ。
イニング経過で振り返ると↓

東京ヤクルト先発は、中7日でリオス
1回、先頭荒木が外のスライダーに空振り三振に倒れると、
井端内へ沈むシュートに見逃し三振。
森野は一、二塁間を破って出るものの、
ウッズが粘るも最後は外へのスライダーに空振り三振。
アウトはすべて三振と、上々の滑り出しを許す。

ドラゴンズ先発は、中6日でベテラン・山本昌
1回ウラ、先頭川島慶三を外へのストレートで空振り三振。
続く福地は三塁方向へセーフティバントを試みるも、
中村紀洋が軽快なグラブさばきと素早い送球で処理。
前夜の死球を感じさせない動きをみせる。

2回ウラ、先頭ガイエルを中へのスクリューで空振り三振。
続く宮本も外角低目のストレートで三球三振。
畠山にはセンター前ヒットを許すも、
志田を外角低目のストレートで空振り三振。
リオスに負けじと、こちらも快調な立ち上がり。

3回、先頭山本昌が四球を選ぶも、
荒木が送りバント失敗で二封をされるも、
続く井端の4球目に荒木が二塁へスチール。
さらに井端の遊ゴロ進塁打で三塁に進むも、
森野が高目のスライダーを打って遊ゴロ。先制機を逃す。


3回ウラ、2死から思わぬアクシデント
川島慶三が真ん中低目をすくい上げ、
センター前に落ちるヒットで出塁。
しかしその打球を追って、
前進してきた森野の動きが明らかに不自然
ボールを拾い、返球すると同時にその場に倒れると、
その後は立ち上がることはできず、担架で運ばれ退場
代わって藤井がセンターに入る。

場内騒然のなか、続く福地の4球目に
川島慶三がスタートすると、福地の打球は右方向。
荒木が二塁ベースカバーに入ったことで
大きく空いた一、二塁間を抜けていくヒットとなり、
エンドラン成功。一、三塁とされてしまう。
さらに田中浩康への2球目、今度は福地がスタート。
ところがここで捕手の小田好判断
二塁に投げると見せかけながら、
三塁走者の川島慶三が飛び出しているのを見逃さず、
素早くボールを三塁へ送って、タッチアウト!
頭脳プレーで、女房役山本昌のピンチを救う。

4回、ピンチの後にチャンスあり。
先頭ウッズがライトフェンス上の金網に当たる
大きなツーベースヒットで出ると、
中村紀洋の一ゴロ進塁打で三塁へ。
ここで迎えるは、イ・ビョンギュ
カウント1-1からの3球目、
内角低目のスライダーを放るも、ワイルドピッチ
思わぬバッテリーエラーで、労せず先制。(1-0)


1点のリードをもらった山本昌
4回ウラ、1死からガイエルに四球を与えるも、
続く宮本を外へのスクリューで投ゴロ。
痛烈ながらもしっかり捕って二塁に送り、1-6-3のダブルプレー
さらに相手が円陣を組んだ5回ウラ、
先頭畠山にカーブを左中間へ運ばれるも、
続く志田が策なく初球、外へのスクリューを叩き二塁ゴロ。
捕った荒木が走者にタッチし、ここも4-4-3のダブルプレー
相手の拙攻にも助けられ、195勝目への権利を掴む。

そんな山本昌主砲からの大きなアシスト。
6回、1死からウッズが初球、内角高めのスライダーを叩くと、
打った瞬間という打球が大きな弧を描いてレフトスタンドへ!
見事な一発でリードを2点に広げる。(2-0)

ここまで74球、6イニングス目を迎えた山本昌
先頭川島慶三にフルカウントから、ど真ん中のスクリューを
センターに運ばれると、福地に送られ二塁へ。
さらに続く田中浩康は、一塁右への鋭い打球。
しかしウッズが飛びつき止めて、一塁ゴロ。
一発に続き好守山本昌を援護する。
その間に走者は三塁へ進むと、ここで落合監督がマウンドへ。
ガイエルに対して注意せよなどのアドバイスを送るも、
これで逆に力が入ってしまったのか、
初球、内角低目のスクリューが大きくワンバウンド!
思いもよらぬワイルドピッチで1点を与えてしまう。(2-1)
さらに動揺したか、そのガイエルのヒジに死球。
これにはさすがに見かねたか、ベンチが動きすぐさま交代
結局この日は、5イニング2/3、90球を投げ、
6安打5奪三振2四死球で1失点。
前回同様の持ち味は出しながらも、やや恥ずかしい結末。
さらにこのゲームで史上26人目の3000投球回を達成。
ベンチに戻る途中で花束が渡されるも、苦笑いとなった。


7回、1点差に迫られたドラゴンズが追撃。
先頭・イ・ビョンギュが、カウント1-1からの3球目、
外よりのカットボールを叩くと、
逆方向への打球は伸びて、左中間スタンドへ!(3-1)
レフドラからの『ビョン様ァ~』の声に応える中押しのソロ
再びリードを2点に広げる。

7回ウラ、山本昌をリリーフした平井が続投。
しかし1死から志田の代打・斉藤のレフト線への当たりを
和田がスライディングキャッチを試みるも
グラブからボールがこぼれてしまい、ツーベース。
続く衣川の一ゴロ進塁打で、三塁へ進まれ、
リオスの代打には、左のユウイチ
ここでドラゴンズベンチかけひきを。
マウンドへ行った落合監督平井らにアドバイスを与え、
一端ベンチへ下がりかけるも、再び戻る。
そしてマウンド上からベンチの森コーチへ指示。
続投継投か迷った末に、チェンへスイッチ。
左投手がでてきたことで、東京ヤクルト
ユウイチに代えて、代打の代打・右の宮出
2死三塁でゲームが再開すると、カウント1-0からの2球目、
内角高目のストレートを宮出が叩くと、
打球は右中間へ落ちようかという当たり。
しかしこれをイ・ビョンギュが地面すれすれでダイビングキャッチ!
スーパープレーでピンチを救い、勝利がかなり近づいた。

8回ウラ、田中浩康に右中間へツーベースを浴びるも、
続くガイエルを外角低目のストレートで空振り三振。
チェンが好投し、さらに流れを引き寄せると、
9回、東京ヤクルト3番手・高井から
この回先頭・中村紀洋が、フルカウントからの6球目、
真ん中に甘く入ってきたカーブを捉え、
左中間スタンドへ持っていくホームラン!(4-1)
まさにダメ押しの一発で勝負を決定づけると、
9回ウラ、4番手は守護神・岩瀬
この日はやや制球が不安定。
先頭宮本にライト線に落とされ、ヒットを許し、
さらに1死から飯原の当たりは、三遊間を抜けそうなゴロ。
しかしデラロサ捕れずも、後ろの井端が追い付き、二塁へ送球。
懸命に足を伸ばした荒木が掴み、フォースアウトであと1人。
これで落ち着いたか岩瀬衣川を外へのシュートで
高いバウンドの二塁ゴロに仕留めて、ゲームセット!

鮮やかな一発攻勢で効果的に加点。
投げてはベテラン・山本昌味のある投球と、
久々にチームがまとまり、連敗を3でストップ
そして山本昌には、今季2勝目、通算195勝目となる白星が!
神宮での勝利は、03年8月27日以来という背番号34
「一試合一試合、自分の任せられた試合を頑張る」
悲願達成にはあくまで無心を強調。いつもの笑顔で声援に応えた。


3000イニング投げました!前夜と同じ4-1という
スコアになりましたが、
まずは昨夜の雪辱
果たしたというところでしょうか。
気温的にはあまり変化は
なかったですが、
選手たちの動き
だいぶ違っていたと感じました。
先発した昌さんが6回途中まで投げ、1失点。
立ち上がりから飛ばしていたようですが、
時折140キロオーバーもあるなど、
前回以上にストレートが走っていた様子。
さらに走者をためてからは、持ち味の打たせて取る投球
相手の拙攻にも助けられましたが、
併殺で切り抜けられたのは大きかったです。
ここ数試合、先発陣不出来が続いていましたが、
さすがはベテラン、実に締まった好投を魅せてくれたなと。
ただ6回のガイエルの場面は、やや力んでしまったようで。
監督から指示を受け、注意したにも関わらず、ボールはあらぬ方向へ…。
おまけに動揺したか、ぶつけてしまいそのまま降板。
3000イニングという長いキャリアがありながら、
そういう部分でパニクってしまうのも、昌さんらしさなのかも。
それはさておき、これで両目が開き、
いよいよ200勝まで、あと5勝
ただ次回から、やや苦手としている?交流戦
先発として登板するのでしょうが、意識せずに
自分の投球1勝1勝を積み上げてほしいと思います。


一方、野手陣は効果的な一発攻勢
中押し、ダメ押しと良い場面で出たのは大きかったです。
ただこの日に関しては、攻撃よりも守り
特に3回ウラ、小田好判断が光りました。
森野負傷退場という思わぬアクシデントの直後、
あざ笑うかのようにエンドランを決められ、2死一、三塁。
さらに田中浩康の時に、二走の福地がスタート。
二塁へ送球するかと思いきやフェイクをかけて、三塁へ送球。
飛び出していた川島慶三を刺したワンプレー。
ピンチを迎えていた昌さんを助けるとともに、
重いムードのチームの流れを変えました。
さらに前日イージーミスを犯したウッズも6回ウラ、痛烈なゴロを好捕。
また点を奪われてはいけない7回2死三塁で
代打・宮出の右中間への飛球を地面すれすれでダイブしたビョン
またレフトへのファウルフライを
ブルペンのマウンド付近まで追って掴んだ井端など
野手陣それぞれが前夜のふがいなさを反省し、
しっかりと気を込めてプレーしていたのが印象的。
昌さんを継いだ平井-チェン-岩瀬を助けたと思います。

ところで3回ウラの守備で、
川島慶三の飛球を追おうとした際に
故障してしまった森野ですが、
中スポなどによると、左ふくらはぎ肉離れの可能性が濃厚。
この日は、松葉づえをついて試合中に
トレーナーとともに球場を去り、きょう15日に抹消
ナゴヤに戻って治療を受けるようですが、
肉離れとなるとちょっと時間がかかるかもしれませんね。
3番を打つ主軸の打者、またどこでも守れる
ユーティリティープレーヤーの離脱は、かなり痛いですし、
本人同様、ファンとしてもショックな出来事でした。
ただやってしまったものは、仕方ない。
今後はおそらく3番にビョンを戻し、
守備の穴は1軍なら同じ左の井上英智、藤井らを起用。
もしくはこの日1軍に合流したという新井
ファームのレギュラー外野手の中村公治堂上剛裕、平田ら
埋めていくことが予想されます。
ただ落合監督森野の離脱にも動じず、
「それだけのメンバーはいる」とあくまで強気。
チームにとっては痛いですが、他の選手はチャンスと思い、
ここで各々のチカラを発揮して、チームに貢献してほしいです。


きょうからは気温も上がり、おそらく神宮もナイトゲーム日和に。
昌さんにまた白星が付いたということで、
森野ショックはあれど、選手も上向きになるでしょう。
こうなると、第3戦は憲伸で連勝し、弾みをつけたい。
ただ川井という線もありますし、その辺の起用には注目。
レギュラーを1人ケガで欠くこととなりますが、
ぜひともここは決起して、勝ってナゴヤへ戻ってほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(14日)

◎山本昌
<5イニング2/3を6安打1失点。今季2勝目通算195勝目をマーク。
また史上26人目、球団史上初の3000投球回も達成>
「(どんな思いで今日のマウンドへ)
いやあまあ、あのちょっとね、
チームの方も負けていましたし、
えーまあ、目一杯飛ばしていこうということで、はい。
(投球を振り返って)
いやああの、最後しっかり投げ切って終わりたかったんですけども、
えー、もうちょいですね。はい。
(気をつけていたところは)
いやもう、ほんとに、目一杯投げる、だけです。はい。
(3000投球回達成を勝利で飾った)
ねえあのう、長くやってますんでね。
そういうことはありますけど、
まあほんとチームが勝ってよかったです。はい。
(打線も3発飛び出し、心強かった)
そうですね。あのうすごく効果的に点を取っていただいて、
えーまあ、本当にホッとしてます。はい。
(195勝目、今シーズン中の200勝達成について)
えーあのう、まあそういうこともありますけども、
あまり考えずにね。一試合一試合、自分の任せられた試合をね、
頑張っていきたいと思います。はい。
(ファンに向けてメッセージを)
本当に次も頑張るんで、また応援してください」


<球団史上初の金字塔・3000投球回を達成も
失点したイニング途中、ぴったり3000回で降板したことが
唯一の心残り。まるで若手のように反省して>
「シッカリと投げ抜いて終わりにしたかったですね。
できればもう少しアウトを取ってから、代わりたかった。
もったいない点のやり方だったし。
本当ならあの回を最後まで投げ切りたかった。
そのへんがまだ信頼されていない証拠。
もっともっと頑張らなきゃいけないです」

<序盤から躍動感ある投球で相手を圧倒。
直球の球速が『大台』の140キロを超えていたが>
「スピードガンが壊れているんでしょ。
まあ最初から飛ばしていこうと思っていた」

<プロ初登板を果たしたのも神宮であり、
初めての奪三振も、初完投初完封勝利も神宮だったが>
「これからも1試合ずつ自分の投球を頑張りたい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


『きょうもチームのみんなに助けてもらいました。
3回に足で揺さぶられたところで冷静に三塁走者を刺した小田君。
タイロン、ビョンギュの本塁打にも守備にも助けられましたし、
みんなが勝たせようとしてくれているのをひしひしと感じます。
ボク自身としては内容には納得できないところもあります。
特に6回の暴投、死球といった結果以上に
ガイエルに対する投げっぷりが
ベンチに不安を感じさせてしまうのだと思います。
きょうは90球でしたが、少しずつでも信頼を取り戻し、
せめて100球以上、7回ぐらいまで
投げられるようにしなければと思います。』

山本昌公式ホームページより引用)

○森バッテリーチーフコーチ
<チームの危機を救ったベテラン・山本昌を褒め>
「若いのが駄目になったら
ベテランがやってくれるんだ。頼もしいよ」

<実は前回の好投後、出場選手登録を抹消する予定だったという>
「うまく(登録抹消後、再登録されるまでの)10日間を使いたい(から)」

<3000投球回を達成した山本昌の『経験』は大きな武器。
今後のV争いのキーマンにも挙げ>
「9月にはマサの経験が必要になってくる」
スポニチ名古屋名タイ

○小田幸平
<3回2死一、三塁、田中浩康の2球目、一走・福地が走ると、
モーションに入る瞬間、体の向きを変え三塁に送球。
冷静な判断で、頭からかえる三走・川島慶三を刺す>
「ヤクルトベンチを見たら
『(二塁へ)投げたらいけ』みたいなしぐさがあったんです。
(味方ベンチからは)『気を付けろよ』と言われましたし。
出ていたら(三塁に)いこう。そう思っていました」
中スポ

○タイロン・ウッズ
<6回、左翼へ7号ソロ本塁打を放つ。
山本昌の援護を果たせたことに納得顔>
「打ったのはスライダー。
そんなに感触は良くなかったが、追加点が欲しかった場面。
ボールをよく見て打つことを考えた。
(山本)マサさんは素晴らしい人。
200勝のためにもきょうは勝ってほしかった。
どうしても200勝してほしいんだよ。それまで打ち続けるだけさ」

<12日に米国から来日したシェリル夫人が何よりの『特効薬』に。
妻とのリラックスした時間がプレーにも好影響を与えた>
「時差ぼけがあるからまだ一緒に出掛けてはいないけどね。
でも、妻が来てくれたことは本当に有り難いんだ」

<この日の本塁打で5月4本目。
ようやく復調してきたかにみえるが>
「それはまだよく分からないんだ」
中スポサンスポ毎日jp名タイ

○イ・ビョンギュ
<7回、左中間へ6号ソロ本塁打>
「ホームランは楽な気持ちで入った結果。
1点差に追い上げられていたので、集中して打席に入った。
真っすぐを狙っていたけど、うまく打つことができた」

<7回2死三塁のピンチで宮出の右中間への当たりを
地面すれすれでダイビングキャッチ。美技で失点を防ぐ>
「追いかける途中で照明が目に入った。
うまく打球に合わせてキャッチできてよかったよ」
中スポスポニチ名古屋

○中村紀洋
<前日右手甲付近に投球を受け、
球場へ出発する前に具合を尋ねると顔をしかめ>
「痛み? あるに決まってるやろ。でも、大丈夫」

<それでも元気に『6番・三塁』で先発出場。
9回先頭の場面で左中間へダメ押しのソロ本塁打>
「(山本)昌さんが投げていたんでね。
完ぺきだった。うまくボールがバットに乗ってくれたね。
痛み? 対応しないとね。
試合に出る以上は痛みは忘れて思い切りやるだけ」
(東京中日、<ドラ番記者>共同通信社時事通信スポニチ名古屋

○井端弘和
<8回先頭で中前打。これで12試合連続安打となって、
連続試合安打の自己最多記録まであと1と迫る>
「3三振なのに何を聞くの。
12試合連続安打? まあ、1本出たことは大きいと思う」
(東京中日)

○平井正史
<6回2死一塁から2番手で登板。1イニングを無失点>
「(状態は)まだまだだけど、開幕のときよりよくなっている」
(東京中日)

○チェン・ウェイン
<7回2死三塁から1イニング1/3を無失点>
「きょうは下半身と打者に向かっていくことを意識しました」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<9回を無失点に抑え、12セーブ目をマーク。
これで自己最高となっている開幕からの無失点を16試合に更新>
「(山本)昌さんの勝ちを消さないようにと思って投げました。
無失点? いけるところまで行きたいね。
まあ、次は先頭打者をきっちり抑えたいね」
(東京中日)

◇新井良太
<今シーズン初めて1軍に合流。
午前中に東京に移動してチーム練習に参加。
1軍登録はされなかったが、打撃練習などで汗を流す>
「まだ登録されるかどうかわかりませんが、頑張ります」
ニッカン

○近藤投手コーチ
<投手コーチとしてユニホームに身を包み6年目。
ブルペン担当として投手王国を支えるうえで欠かせない存在だが>
「いまの仕事は難しいよ。
あまり(選手の肩を)つくらせすぎてはいけないけど、
準備が遅れてもいけない。でもやりがいはあるね」

<もう1つ、譲れないこだわりがあるという>
「選手を故障させるのが嫌なんだよ。
ボクの中ではそれが大きい。今年も何人か故障してしまったけど、
何とか防ぎたいと思っているよ」

<ブルペンでは常にマウンドの後方にいるが、
1カ所に止まらず、見る角度も選手によって変える。
コーチ生活で学んだ自己流のチェック法>
「スカウトしていた経験が生きているのかもしれないね。
いっぱい投手を見てきたから。
できることをやっていこうと思っている」

<自身以来となる高卒ルーキーデビュー3連勝の
千葉ロッテ・唐川について>
「いい投げ方をしているね」
(中スポ)

○森野将彦
<3回、左足を痛めて負傷退場。担架で運ばれ、
病院へ向かうタクシーへ乗る間際にこうつぶやき、
事態の深刻さを伺わせる>
「やばい…。やばい」

<東京都内の検査を終え、都内の宿舎に松葉づえ姿で戻ってきた。
出場選手登録を抹消され、きょう15日に名古屋に戻る予定>
「(故障個所は)ふくらはぎです。見ての通りの状態なので…」
ニッカン名タイ


○落合監督
<守備で左足を痛めて、森野が途中退場。
左ふくらはぎの肉離れと見られ、登録抹消が濃厚。
攻守に大事な存在の森野の離脱は確かに痛いが、
戦いにおいては心配はしていない>
「きょう何試合(目)だ。39(試合)しかもたなかったか。
40にして(スタメンが)変わるぞ。
もたなかった? そうだよ。
144試合同じメンバーでいきたかった。
修正? そう。頭を悩ませることはない。
それだけのメンバーはいる。元気なもので野球をやる。
(代役は)藤井? それはあした(15日)考える。
センターをやるやつは限られているから」
中スポサンスポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン名タイ


記録備忘録。(14日)

山本昌が東京ヤクルト8回戦(神宮)で、
プロ26人目の通算3000投球回を達成した。
先発して6回に田中浩康を一ゴロに抑えて2死目を奪って到達。
初登板した1986年10月16日のヤクルト26回戦で、
池山を三振に仕留めたのが初アウト。
時事通信毎日jp


若竜トピックス(14日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 5回戦
(13日・ナゴヤ球場)
  200 021 000 = 5
  000 010 010 = 2
[敗] 久本(5試合1敗1S)
[D本] 岩﨑1号 中村公治3号
[D投] 久本、赤坂、高橋、高江洲、菊地
公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、先発・久本が2死二、三塁から
荒金に先制の左前適時打を打たれ、2点を失う。
その後、球威が無いものの、変化球を上手く使い、
3イニングを無失点に抑えたが、
5回表、先頭・岩嵜翔にヒットを許すと
明石四球、金子犠打で1死二、三塁のピンチ。
城所二ゴロで2死を取ったものの、
吉本に左前適時打を打たれ、1失点。
久本はこの回を投げ終え、7安打4失点で降板。
攻撃陣は、1回ウラ、1死二、三塁のチャンスに
4番・中村公治三振、5番・柳田中飛で無得点。
2回ウラにも得点圏に走者を進めるが適時打が出ず。
5回ウラ、岩﨑達郎が左越えにソロ本塁打を放ち、1-4
しかし6回、2番手・赤坂が1死満塁から押し出し四球。
8回ウラ、中村公治が左中間にソロ本塁打を放つも、
前半の失点が大きく響き、2-5で敗れ、対福岡ソフトバンク戦5連敗
公式サイトより)


●久本祐一
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦で今季公式戦初先発。
5イニングを投げ、7安打2奪三振2四球4失点。
投球にらしさは見られずも、故障個所の回復ぶりには表情を緩め>
「イニングを増すごとに(左ひじの)張りが少しずつ出てきたけど、
ベ杯(5日の社会人野球のベーブルース杯)で
5イニング投げた時の張りとは違った。
焦っても仕方がない。ドッシリと構えてやっていきたい。
投げていく中で反省点をしっかり見詰めて、
(自分の)いいところが出せるようにしていきたい」
中スポ

●岩﨑達郎
<プロ入り初本塁打を含む4打数3安打の固め打ち。
打ちあぐねる打線の中で、ひとり気を吐く。
謙遜気味に初本塁打を振り返って>
「快心、快心です。
チョット、タイミングの取り方を代えたら打てました。
強く打つことだけを心掛けました。
その結果がホームランになっただけです」
公式ファーム中スポ

●中村公治
<8回、左中間にソロ本塁打を放つも
それより初回1死二、三塁のチャンスに三振をした事を悔やむ>
「初回が問題です」
公式ファーム


ナゴヤ球場でのウエスタン・福岡ソフトバンク戦
昨夜から早朝にかけ雨がふり、グラウンド状態が
心配されたものの、何とか無事に行われたもよう。
左ひじ周囲炎からの復調を目指す久本今季初先発
球数を気にしながら、先頭を打ち取ることに
集中するというテーマを掲げていたものの、
球のキレ、制球、テンポなどすべてが今一つ
初回に2点を奪われ、先制を許すと、
5回にも投手のヒットと四球をきっかけに2失点。
らしい投球は最後まで見せられなかったものの、
投げ終えた後の左ひじの張り具合は良化したとのこと。
先発、中継ぎとこなせるユーティリティー左腕
完全復調までは、かなりの時間がかかりそうです。

一方、打線は、開幕から4番を張っていた新井
この日、1軍から召集され東京へ移動。
代わって前日まで5番の中村公治が務めたものの、
初回1死二、三塁のチャンスで
福岡ソフトバンク先発・高卒ルーキーの岩嵜翔に空振り三振。
8回にソロ本塁打を放ち一矢は報いたものの、
アピールのチャンスを逃してしまい、悔やんでいたもよう。

この2連戦も連敗し、福岡ソフトバンク戦今季5連敗
これにはさすがに古久保コーチもおかんむり。
「来週又対戦やから、
今までの借りを、利子つけて返したれ(^_^)/」

ブログ上ながら、ミッションを出しておりました。

2008年5月14日 (水)

寒い神宮で精彩欠く、拙攻竜今季初の3連敗。

セ・パ交流戦もいよいよ間近、
交流戦前の最後の6連戦を迎えたドラゴンズ
神宮での東京ヤクルトとの3連戦の初戦。
気温13℃というなかでのナイトゲームとなりましたが、
寒さもあってか、選手の動きが今ひとつ
先発朝倉が突如崩れ、ミスも絡んで逆転を許すと、
打線は11安打を放ちながらも、わずか1点拙攻
投打の歯車まるでかみ合わず、今季初の3連敗を喫しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 7回戦
(13日・明治神宮野球場 | 中日4勝3敗)
10815人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 朝倉(7試合3勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、小笠原 - 谷繁

【ゲームレビュー】
逆転負けで今季初の3連敗
朝倉がふがいなかった。
1点をリードした直後の4回、二塁打と四球で
無死一、二塁から暴投で二、三塁とピンチを広げた。
ガイエルの三塁後方への詰まった当たりが
逆転の2点三塁打となり、さらに内野ゴロでもう1点を奪われた。
打線は11安打を放ちながら、4回に3連打で挙げた1点だけ。
チャンスであと1本が出なかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


この日の東京の気温は、なんと13℃
冷たい強風3月下旬の寒さのなか行われたゲーム。
イニング経過を振り返ると↓

東京ヤクルトの先発は、中8日の川島亮
この日プロ初の一軍、さらにスタメンマスクとなった
2年目捕手の衣川篤史とのバッテリー。
2回、2死から中村紀洋が三遊間抜くヒットで出ると、
7番イ・ビョンギュも外へのフォークを流し打ってのレフト前。
一、三塁とチャンスを広げるも、谷繁遊ゴロに倒れ二者残塁。

ドラゴンズ先発は中6日で朝倉
2回ウラ、先頭宮本に内角低目のストレートを
ライト前に持って行かれるも、
続く5月初スタメンの6番・リグスをフルカウントから
真ん中高目のスライダーで打ち損じの遊ゴロ。
6-4-3と渡ってダブルプレー、まずまずの立ち上がり。

3回、1死から荒木がセンター前ヒットで出ると、
フルカウントからの井端の当たりは三塁ゴロ。
一塁へ送られる間に、荒木が素早く二塁を蹴って三塁へ。
三塁ベースカバーの宮本のタッチをかいくぐり
セーフのタイミングも、スライディングが勢い余ってオーバーラン
再び宮本にタッチされてしまい、スリーアウト。
落合監督が、打球を処理した川島慶三の走塁妨害として、
抗議するも覆らず。結果的にダブルプレー

3回ウラ、先頭の衣川に四球を与えた朝倉
しかし川島亮の送りバントが捕手正面。
谷繁が二塁に送球して、封殺すると、
続く川島慶三はシュートで高いバウンドの遊ゴロ。
井端自らベースを踏んで、6-6-3のダブルプレー
相手の拙攻にも救われ、無失点。


4回、2死から和田が外へのスライダーを
はじき返して、センター前ヒットで出ると、
中村紀洋も続き、外角低目スライダーを技ありの右方向
一、二塁で迎えるは、イ・ビョンギュ
2球目、外角低目のフォークをピッチャー返し!
強い打球でセンターへと抜けていくタイムリーヒット!(1-0)
センターから三塁へ送られ、中村紀洋タッチアウト。
それでもノリべんビョンの3連打で1点を先制。

4回ウラ、1点リードをもらった朝倉
しかし先頭福地に外角高目のストレートを
左中間へ運ばれてのツーベースで出すと、
続く田中浩康四球を与えてしまい、無死一、二塁。
さらに続くガイエルの初球、内へのフォークがワンバウンド。
ワイルドピッチで二、三塁とピンチを広げる。
さらにカウント0-2からの3球目、
内角高目のカーブを叩かれると、
三塁後方へフラフラと上がった打球が、レフト線へポトリ
バウンドが変わって、ファウルグラウンドを転がる間に、二者が生還。
結果的には三塁へのタイムリーツーベース(1-2)
アンラッキーな当たりながらも、逆転を許してしまう。
なおも続く宮本の一ゴロの間に、ガイエルが三塁へ進むと、
続くリグスの当たりは、高いバウンドの二塁ゴロ
本塁は間に合わないと判断した荒木は一塁へ送球するも、
ウッズの足が一塁ベースから離れていて
慌てて踏むも、リグスの足が勝ってセーフ。(記録はウッズのエラー
凡ミスも絡み、追加点を奪われる。(1-3)
さらに続く武内はショート正面のライナー。
しかし飛び出した一走を刺そうと、
捕った井端が一塁へ送球するもこれがなんと悪送球
(記録は井端のエラー
らしからぬ拙守を連発してしまうドラゴンズ
これもやはり朝倉の投球のリズムの悪さからなのか。
結局この日は、4イニングを投げ、3安打3四球で3失点。
ふがいない内容で、またも神宮で勝てずに終わる。


5回、2点を追うドラゴンズ
先頭谷繁が左中間突破のツーベースで出ると、
続く朝倉の代打・井上の当たりはレフトポール際へ。
打球はどんどん切れ、ファウルかと思われたが、
飯原がフェンスギリギリでジャンピングキャッチ。
相手の好守に阻まれながらも
井端の中前打で2死一、三塁とチャンスを広げ、
迎えるは、1試合で3番復帰森野
フルカウントからの6球目、外角高目のストレートを叩くと、
打球は痛烈なピッチャー返し!
ところが川島亮の左ふくらはぎ付近に当たった打球は
大きく跳ね上がって、なんとショート・宮本の正面へ…。
素早く一塁へ送られてしまい、スリーアウト。
相手に味方しているのか、ここもチャンスを生かせず、
川島亮に勝利投手の権利を与えてしまう。

6回、東京ヤクルト2番手・松岡を攻め、
1死から和田は、らしい弾道の右中間へのライナー。
しかしこれを福地が俊足飛ばし、ランニングキャッチ。
惜しい当たりを逃すと、続く中村紀洋はセンター返し。
松岡が捕れずに、抜けようかという当たりを
二塁・田中浩康が素早くバックアップ。
相手の堅守にチャンス掴めず、ゲームは終盤へ。

7回、1死から谷繁がレフト左のヒットで出ると、
小笠原の送りバントで二塁へ。
そろそろ得点を入れて、追撃したいところ。
しかし荒木が初球、外へのスライダーを引っかけてしまい遊ゴロ。
あっけなくチャンスを潰してしまう。

8回、東京ヤクルト3番手・押本から
先頭井端が一、二塁間を抜くヒットで出るも、
続く森野の高いバウンドの一塁ゴロを
一塁・武内が見事なミットさばきで掴み、二塁へ送球。
3-6-1と渡ってしまい、ダブルプレー
相手よりも多くヒットを放ちながらも、
毎回のようにチャンスを逃しまくる拙攻
2点差を縮められずにイライラが募る。

8回ウラ、5回から登板し好投を続ける小笠原
この回も淡々と2死を取ったものの、
福地にフルカウントからセンター前に運ばれてしまうと、
続く田中浩康の2球目にスチールを決められ、二塁へ。
さらにカウント2-2からの5球目、
内へのストレートをコンパクトに叩かれると、
レフト前への浅い当たり。
和田が懸命にバックホームも、福地の足が勝りセーフ。
ダメ押しのタイムリーで、ほぼ勝負が決する。(1-4)

最終回、東京ヤクルトはクローザーのイム・チャンヨン
先頭和田はスライダー攻めで空振り三振。
続く中村紀洋は150キロオーバーのストレートに
必死に食らいつき、粘りを見せるも、
フルカウントからの9球目、内へのストレートに
手を出すと、ボールが右腕に当たる死球
しかし球審はスイングした後に
ボールが当たったと空振り三振のジャッジ。
落合監督が激しく抗議するも、結局は判定は覆らず2アウト。
続くイ・ビョンギュが初球をうまくライトへ運び、
今シーズン初の猛打賞をマークするも、
最後は谷繁が投ゴロに打ち取られ、ゲームセット
投げては、朝倉が責任の5イニングを持たず降板。
打っては、11安打を放ちながら、わずか1点の拙攻。
おまけに守りのミスを連発するなど精彩を欠き、今季初の3連敗
気温同様に「お寒いゲーム」となった。


オレ流激高!ナイトゲームには
最も適さない天候のなか、
観衆が10000人
越えたにもかかわらず、
観に行ったドラゴンズファンには
気の毒なゲーム
なってしまったなと。
鬼門突破を目指した
先発・朝倉でしたが、
立ち上がりこそまずまずだったものの、
4回に突如、制球が乱れてしまい四球に暴投
防げることを自ら率先してやってしまっては、
流れが向こうにいってしまうのは当たり前。
2点タイムリーは相手にツキがあったとは思いますが、
その前に失点するシチュエーションにしてしまったのが、
今回のKOにつながってしまったなと感じました。
次週からのセ・パ交流戦では先発投手は4枚に。
吉見、中田に続き、今イチの出来となった朝倉
しっかり踏ん張らないとその座は危なくなるかもしれません。


一方、打線は再三走者を出しながらもあと1本が出ず。
再び森野を3番に上げ「休日返上効果」に期待しましたが、
5回のピッチャー返しが抜けていたらと、
思わず「たられば」が出てしまいましたね。
さらに主砲・ウッズも攻守にまるで精彩なし
まあ寒くて集中できない部分もあったでしょうが、
調子に関しては、相変わらずといったところ。
良かった点といえば、11試合連続安打の井端と、
今季初の猛打賞というイ・ビョンギュ
あとは谷繁に当たりが戻ってきたかなという程度。
9回、右腕にボールが当たったノリさんの状態が心配ですが、
やはり打線を活気付けるには、主軸の奮起が必要でしょう。


お寒いゲームで今季初の3連敗
「明るい兆し」がほとんどない内容でしたが、
かろうじて救いは、首位・阪神も敗れたこと。
この状態で離されては元も高もないだけに、その辺はよかったなと。
ただ第2戦も天候は決して良くなく、寒いなかのゲームとなりそう。
それでもこの日好守を連発したアトムズのように、
ホットなプレーをできるだけ見せてほしいところ。
先発はおそらく昌さんだけに、プレッシャーも味方にして、
チーム一丸白星を掴めるよう、踏ん張ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(13日)

●朝倉健太
<制球が悪く、味方の失策も絡み4イニング3失点でKO>
「何も言うことはありません。
あの四球が余計でした。4回? そうですね…。
低めを意識した球? そうですね…」

<神宮球場ではまたも勝てず、9試合勝ち星なしの7連敗。
さらに今シーズンの3敗はすべて東京ヤクルト戦。
相性の悪さもあるのだろうが、過剰な意識は否定>
「投げる場所は関係ないでしょう」
朝倉健太公式中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<5回から登板した小笠原が4イニング1失点と好投。
朝倉の中継ぎへの降格も示唆>
「小笠原と比べれば、どっちがいいか分かるだろ」

<5月になって先発した投手に白星がついたのは、
川上(2勝)と山本昌の3度だけ。
連敗中はチームの形に持ち込めていないが>
「(中継ぎの)ほかの投手がしっかり投げているじゃないか」
(東京中日、サンスポニッカン名タイ

●小笠原孝
<5回から2番手で登板し、4イニングを1失点。
7回まで完全も8回に2死二塁から田中浩康に適時打を浴びる>
「(中前打の福地に)簡単に盗塁を許したのがいけなかった」

<それでも7回まではコーナーを丁寧について素晴らしい投球>
「いい感覚を取り戻してきました」
(東京中日、サンスポ

●イ・ビョンギュ
<4回2死一、二塁、中前へ先制適時打>
「打ったのは、フォーク。
タイムリーになって、先制点を挙げられたのは良かった」

<敗色濃厚の9回2死、イム・チャンヨンの直球に
力負けせずに右前へ。今季初の猛打賞をマーク>
「打ったのはタマタマだけど、あそこで1本出たのには価値がある」

<この日再び7番に降格となったが>
「いつも言っている通り、打順は気にしない。
どこを打とうと自分の打撃をするだけ」

<そんな中での爆発だったが>
「打てるときもあれば打てないときもある」
(中スポ、ニッカン

●井端弘和
<11試合連続安打を放ち、今季初の打率3割に浮上。
打率.3028で打撃10傑入りにも、素直には喜べず>
「3割? それはいいよ。きょうはエラーしたからね。
あれは正真正銘のエラーだから」

<4回1死一塁から武内の遊直をさばいて
帰塁する一塁走者を刺そうとするも悪送球。
失点にはつながらなかったが、試合後は反省しきり>
「目の前に審判がいて…。普通に投げていれば当たっていた」
中スポ

●森野将彦
<5回2死一、三塁、中前へ抜けようかという痛烈な打球が
川島亮の脚に当たって、遊撃手の正面へ。
結局、遊ゴロに倒れ、気持ちを切り替える>
「アウトはアウトだから…。仕方がない。
早くチームが勝てるようにしたい」

<東京ヤクルト・村中とは『兄弟弟子』の対決に。
ともに恩師は村中秀人監督(東海大相模-東海大甲府)>
「毎年オフに教え子で監督を囲むコンペがあって、
(村中)恭兵と初めて会ったのもそこでしたね」
<ドラ番記者>サンスポ名タイ

●中村紀洋
<9回1死からイム・チャンヨンの投じた球が、
バットを振りに行った右腕に直撃。
試合後、病院に直行して治療を受けたが>
「明日は様子を見て出場するか決める」

<今回の東京遠征には防寒用の上着を持ってこず、
試合前、上着を着ていた和田をうらめしげに見ながら>
「いいですねえ。ジャンパーを持ってくればよかった」
(東京中日、スポニチ名古屋

◆トマス・デラロサ
<試合前、内野スタンドのファンに激励される。
『頑張って…』との声援に応えるも続きは『…ウッズさん』。
それでも笑顔を崩さない心優しき男>
「アリガトウ」
(東京中日)

◆前田章宏
<試合中、出番がくるまでの間、ブルペンへ向かう。
この日も試合途中からブルペンに向かい、
チェン、平井らの投球練習の相手を務める>
「ブルペンにいるときは、
なるべくみんなの球を捕ろうと思っています。
球を捕って(リリーフ陣の)その日の調子を知りたいんです。
(リリーフ陣は)試合に出て行くから、調子を知りたいです」

<もう1つ、投手それぞれに合わせた捕り方を学ぶことができる>
「こう構えてくれた方がいいということを、アドバイスされることもあります。
理解しているつもりでいますが、その確認もできます」

<昇格前、2軍の古久保捕手コーチから
『死ぬ気でやってこい』と励まされてきた>
「がむしゃらに、一生懸命やることを心がけてやっていきます」
(中スポ)

◆中田賢一
<この日、休日返上で練習に参加。
神宮球場の外野フェンス沿いにランニングを行う。
最近2試合連続でKOされているだけに>
「あんなピッチングで休めるわけがありません」
ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<拙攻と守乱には悔しそうに話し、前を向く>
「らしくない、らしくないね。
切り替えていかないと。こういうこともあるんだから」
名タイ


●落合監督
<攻守ともにらしからぬ試合運びで、今季初の3連敗。
鬼門の神宮で7連敗の朝倉について>
「球場の相性は分からない。本人に聞いて」

<好機をつくりながらあと1本が出ない打線に>
「11本打って1点しか取れないのはベンチの責任だ。
誰がどうということじゃない」

<9回には中村紀洋の三振の判定をめぐって
球審に激しく抗議する場面も。内容は心の中に封じ込め>
「ジャッジのことはみんな(報道陣)に細かく言うつもりはない。
(判定に)納得したから戻ってきたんだよ。
納得しなきゃ帰ってこない。じゃなきゃ退場にすればいいんだ。
自分で帰ってきたんだから別にいいじゃん」
中スポサンスポ時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(13日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 4回戦
(13日・ナゴヤ球場)
  200 000 002 = 4
  021 000 000 = 3
[敗] 高橋(1試合1敗)
[D本] なし
[D投] 樋口、菊地、赤坂、石井、浅尾、高橋
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・樋口が初回、本多の右安打と二盗などで1死三塁から
城所に右翼線への三塁打を打たれ、先取点を奪われると、
吉本ストレートの四球の後、江川の遊ゴロの間に追加点を許す。
2回ウラ、福岡ソフトバンク先発・高橋徹から
新井、中村公治連続四球などで1死一、三塁とすると、
7番・堂上直倫が左中間に同点の適時二塁打
続く3回ウラ、左中間二塁打の柳田を置き1死三塁から、
新井が中前へ適時打を放ち、3-2と勝ち越す。
4回以降、菊地-赤坂-石井-浅尾の細かなリレーで
無失点に抑え、このまま逃げ切るかと思われたが、
9回から登板の6番手・高橋が、1死後、
本多中前打、金子圭輔遊ゴロ失策で一、二塁とすると、
城所の代打・荒金に中前に適時打を打たれ同点
さらに1死一、三塁から吉本に左へ勝ち越し適時打を浴び、3-4
9回ウラ、ソフトバンク3番手・高橋秀聡
平田、堂上直倫、代打・西川と三者凡退に抑えられ敗れる。
公式サイトより)


●堂上直倫
<福岡ソフトバンク戦に『7番・三塁』で先発出場。
2回に左中間を割る同点2点適時二塁打を放つ>
「うまく打てたと思います」

<この日は4打数1安打に終わったが、状態は上向いている>
「体(左肩)が開かずにボールの見極めができているので、
この調子を続けていきたいです」

<ドラフト同期生である巨人・坂本が1軍でブレーク。
焦りがないわけはないだろうが>
「テレビで見ていて、スゴいな…と。
自分はやるべきことをしっかりやって、とにかく打って結果を出したい」
中スポ

●樋口賢
<先発し、4イニングを投げ、2失点。
被安打は2も7四死球とコントロールに苦しむ>
「最悪です。ヒットは少なかったですが、
抑える所も抑えられたんですが、コントロールが…。
体重が前に乗らないし、体がフアフアするし?
バントのケースでストライクが取れないし、
投手には四球を出すし、散々です。練習します」
公式ファーム

●浅尾拓也
<今季3試合目の登板。1イニングを三者凡退に抑える>
「前回(5/11)に投げたときより良かったです。
前回は最悪でした。腕もだいぶ振れるようになって来ています。
徐々にペースが上がっていると思います」
公式ファーム


◆ラファエル・クルス
<オープン戦で右ひじを痛めてファームで調整中。
この日、ナゴヤ球場で故障後初めて投球練習。
2カ月ぶりに捕手を立たせたままで25球を投げ好感触>
「痛みはない」
中スポ


お寒い東京と打って変わって、
この日最高気温23.8℃まで上がったというナゴヤ
ファームは地元・ナゴヤ球場にウエスタン首位の
福岡ソフトバンクを迎えての2連戦の初戦。
両軍先発投手の制球が定まらず、
序盤に点の取り合いとなったものの、
4回以降はお互いに決め手がなく、無得点。
しかし1点リードで迎えた9回、
先日1軍から降格し、ウエスタン初登板となった高橋が、
アンラッキーな当たりもありながらも、踏ん張れずに
連続適時打で勝ち越しを許し、逆転負け
このカードは、未だ白星なしの4連敗となりました。

先発をしたルーキー・樋口は、
3イニング0/3を投げ、2安打2失点ながら
四死球がなんと『7』と与えすぎ。
特に2回は、2死を取りながらも、
投手の高橋徹にストレートの四球を与えると、
本多に四球、金子に死球で満塁のピンチ。
なんとか城所を高めのボール球で三振に取って、
凌ぎはしたものの、かなりの制球難
「樋口、四球はあかんでぇ。
2安打で、7四死球? 9安打と一緒やん(*_*)
チャンスもらってるんやから、相手に向かっていかんかぃ。」

と、古久保コーチもややお怒りのご様子となりました。

2008年5月13日 (火)

交流戦前朝倉昌で連敗阻止とDJドアラCDデビュー!

今季初の9連戦を終えたドラゴンズ
きょうからセ・パ交流戦前の最後の6連戦を迎えます。
まずは神宮球場での東京ヤクルトとの3連戦。
先発が予想される朝倉、山本昌が短めに意欲を。
また9連戦で打撃が下降気味の森野が休日返上でランニング。
さらに森野と仲のよいあのお方がなんとCDデビュー決定と、
この日のドラゴンズの話題をまとめてどうぞ。

ドラゴンズトピックス(12日)

◇朝倉健太
<きょう13日東京ヤクルトとの初戦先発予想。
この日は神宮室内練習場での練習に参加、
ランニング中心で体を動かし>
「状態は良くなっています。継続してやっていきたいです。
普段通りの投球ができれば」

<ツバメキラーと呼ばれつつも、敵地・神宮球場では
05年4月5日の白星が最後に目下、神宮球場6連敗中。
4月25日の登板では、8回に逆転を許して敗戦投手に>
「(リードのまま)最後までいきたかった。
自分ではまったく気にしてないんですが…。
とにかく自分のピッチングをするだけ」

<ここ2試合は白星こそないものの8イニング2失点、
7イニング1失点と好投。しかも被本塁打ゼロと手応えも>
「シュートが良くなってきた」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇山本昌
<14日の対東京ヤクルト第2戦の先発が予想される。
この日は神宮に隣接する室内練習場とグラウンドで調整。
あと6勝と近づいた200勝、周囲の声は大きくなっていくが
自分のことよりもチームの躍進へベストピッチを誓う>
「200勝? それはもう、関係ないです。意識しないよ」

<あくまで先発投手の仕事に集中して、
より長い回数、そして完投。語った決意は短く、簡潔>
「まあ、頑張ります」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<中継ぎでの起用が続いているが、本人も仕事に意欲を>
「中継ぎだと、点を取られると
次にチャンスをもらえなくなるので、いつでも抑えないといけない」

<安定感がもうひとつなのは課題だが、
中継ぎの考え方ができるようになってきた>
「連投でも、調子が良くないときでも、
その中でどうやって相手バッターを抑えるかを
やっていかないといけないです」
中スポ

◇小林正人
<リリーフ陣で1人だけ休日を返上。
室内球技場の隣のグラウンドで中田、吉見、川井とともに
森コーチのノックを延々と受け、汗だくに>
「ああいうプレー(11日・二塁へ送球ミス)を
してしまうと自分が苦しくなる。
(送球の)ステップをしっかりできるようにしておかないといけない」
(東京中日)


◇岩瀬仁紀
<中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より。
伝家の宝刀・スライダーについて>
「切る投げ方じゃないんです。
でも、どうやって投げ方を説明したらいいか
分からないんですよねえ。感覚的なものだから。
そのときの調子や場面とかで、球の握りや投げ方は変えますよ。
もちろん、それによって変化の仕方も違ってきます」

<登板のときの肩の仕上げ方は>
「少しでも(登板前の)球数は少なくしておくのがいいし、
でもそれで(登板して)良くないといけないし、
その辺は考えながらやっています。
球数が少なくても肩ができる、そういう体にはなっていますね。
2、3球で肩ができて(マウンドへ)行くこともある。
先発は次の登板までに間が空くから、
それに合わせて調整するけど、(リリーフは)そうはいかないから、
調整は考えて工夫しています」

<入団から9年連続50試合登板というタフネスぶりの源は
それは下半身をしっかり使って投げられることにあった>
「下半身は(投球の)土台になるものだから、
鍛えておかないといけない。
年間を通して、あれだけ投げられるのも、
下半身が(しっかりしていることが)大事だから。
ピッチングで大事なもの? 何だろう。体重のかけ方かな。
本当はもっと足を上げたいんです。
でもあれ以上上げるとフォームのバランスを崩しちゃう。
(高く上がっているように見えるが)それほどじゃない」
中スポ


◇森野将彦
<主力野手が体を休める中、休日返上トレを敢行。
打撃練習には参加せず、屋外の芝生の上を約30分間黙々と走る>
「気分転換です。体をほぐすことが目的。
ちょっと疲れてきているから体を動かしたかった。
ちょっと疲れはあるけど大丈夫です。それより寒い」

<慣れたはずの3番に昇格した9連戦で
29打数5安打の打率.172と失速し、前日には開幕と同じ7番に。
下半身強化は不振脱出への近道でもあった>
「打撃の状態? 悪いですね。
ずっと(調子が)いいわけじゃないからね。
センスがないんですよ」
中スポスポニチ名古屋名タイ

◇石嶺打撃コーチ
<打撃の調子が下降気味の森野だが、心配せずにジョークも交え>
「これまでいい状態がずっと続いていたから。
それでも3割近くは打ってる。
センスはあるけど生かしきれていないだけ。
あいつ(森野)ならまたすぐに調子が上がるよ」
スポニチ名古屋名タイ

◇前田章宏
<神宮球場に隣接する屋内練習場でフリー打撃を行う。
11日の今季初打席では遊撃の好守に阻まれ、プロ初安打はお預け>
「しょうがないです。次にチャンスがあったら、
ヒットを打てるように頑張りたい」
ニッカン

◇タイロン・ウッズ
<この日、自宅のある米国からシェリル夫人が来日。
今回は家の事情で1週間の滞在となるが、
悩める主砲の前に絶妙のタイミングで現れることに>
「次に来る時は(シーズン)最後までいるって言うから、しっかりやらなきゃ」
(東京中日)

◇井端弘和
<この日33歳の誕生日。都内の宿舎で終日静養に努める。
10試合連続安打と上昇モードに突入したウラには屈辱の一言が。
23打席連続無安打で迎えた4月26日のヤクルト戦。
8回の最終打席で中前打を放ち、二塁に進むと、
年下の田中浩康から浴びせられた言葉が、ハートに火をつけた>
「『20何打席ヒットが出ない気分って、どんな感じなんですか?』って。
プロに入って初めてっていうぐらい、あの時は悔しかった。
あの瞬間、絶対コイツを追い抜いてやるって思いましたもん。
今に見とけって感じですね」
デイリー


【ドラゴンズ・今週の日程】
13日(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
14日(水) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
15日(木) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
16日(金) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)
17日(土) 対横浜(15:00・ナゴヤドーム)
18日(日) 対横浜(14:00・ナゴヤドーム)


吉見が、中田が打ち込まれ東京ドームで巨人に連敗
イヤな負け方で9連戦を終えることとなりましたが、
チームにとってはここが踏ん張りどころですし、
まずは切り替えて、きょうからの6連戦に臨んでほしいなと。
その6試合、まずは神宮でヤクルトアトムズと、
そして週末は、ナゴヤドームで横浜と相対しますが、
初戦戦う上で気になってくるのが、お天気
>ちなみに神宮球場の天気は、こちら
台風2号の影響で、雨がパラパラと降っていますが、
おそらくゲームは行われそう。
ただ冷たい強風気温がやや心配。
雨で中断となった前回対戦のときよりも、
肌寒いスタジアムとなってきそうです。

ところで3連戦の先発投手ですが、
初戦朝倉、2戦目・山本昌は、ほぼ確定。
ただ第3戦、中6日なら川上となってきますが、
中スポ予想では、小笠原の名前が挙がっていました。
この日は先発投手陣と、ピックアップ野手陣が、
神宮の室内球技場及び隣接のグラウンドで練習を行いましたが、
先発が予想される朝倉、山本昌ともに、
決意については短く、簡潔
ツバメキラーながらここ3年、なぜか神宮では勝っていない朝倉
前回の登板で復活を果たし194勝目を挙げた山本昌
ともに調子は上昇気配。久々の神宮勝利で鬼門突破
またカウントダウン継続の195勝目が見どころとなってきそう。

ただそれ以上に本人たちが目指すところは、
あくまでもチームが勝つこと
開幕から踏ん張ってきていた投手陣が
ここに来て、やや疲れが目立ってきているだけに
ぜひとも上り調子であるこの2人の好投が必須。
できるだけ自分の投球で、長いイニングを放ってもらい、
こだわりの守護神・岩瀬へのリレーを。
そして連敗を良い形で止め、チームに弾みをつけてほしいところです。


また打線としては、9連戦での3番、4番でしょうか。
ノリべんコンビが破竹の活躍を魅せていただけに
精彩を欠いた2人の主軸がより際だった感がありました。
この日、森野は主力野手でただ1人、休日返上
練習が始まると、屋外の芝生の上をひたすら黙々と
ランニングをしていたようですが、その姿勢はヨシですね。
やはり主軸として働いてほしい選手だけに、
できるだけ不振の期間短く、そして早い復調が臨まれます。
東京ヤクルト戦は、7番のままなのか、
3番に再び戻されるのかはわかりませんが、
決意を込めた背番号31の奮起に、期待したいです。


◇ドアラ
<クラブ風の『DJドアラ』としてCDデビューが決定。
この日は、愛知県甚目寺町のスタジオでジャケット撮影>
「さて、このたび『DJドアラ』としてCDをリリースすることになりました。
落合監督の『オレ流クラシック』次ぐメジャーデビューです。
すごいでしょ。踊りが変なボクだからオファーがあったって? 
プンプン。まっいいか(落ち込んでます)。
CDづくりにはホントに企画の段階から意見を出してるんですよ。
最初は子どもっぽいアレンジだったから、
大人も楽しめるようにと注文もつけちゃいました。
こだわりは『おおきなくりのきのしたで』。
ナゴヤドームでは3回に、大人も子どもも踊れるように
『YMCA』をかけてるんです。
そういうのが日本の曲でもできないかなあ、と
ずっと考えてたんですよ。よし、ついでにやっちゃえって。
現在、アレンジが進んでるところなんですが、
みんなノリノリで体を動かせてもらえればうれしいなあ。
スベルと痛いから、みなさん、応援してくださいね。
発表会は本物のクラブでやってほしいけど、
これは身の程知らずですか?」
公式ブログ、中スポ『ドアラのつぶやき』より抜粋、MSN産経

◆南プロデューサー(キングレコード)
<05年『オレ流クラシック』、06年『昇竜魂』に続く
ドラゴンズ企画第3弾。撮影にも立ち会い>
「マスコットがCDを出すのはおそらく初めて。
(実際は阪神・トラッキー、千葉ロッテ・COOLがデビュー済み)
踊りが変なドアラがダンスミュージックをやったら
面白いかなと思ったのがきっかけです。
きょうの撮影ではドアラの底知れぬ才能を
目の当たりにしました。ヒットの予感大です」
中スポ


今朝の中スポ1面は、昌さんでしたが、
東京中日は、何とこちらの話題がデカデカでしたね。
なんとドアラ先生が通算2度目?の1面トップを果たしました。
今月26日に初の公式写真集
『ドアラ☆チック』が発売となるドアラですが、
公式ブログによると、翌27日になんと名古屋能楽堂・能舞台
『ドアラ☆ショウ ~ドアラ夢舞台~』なる
発売記念イベントが行われるとのこと。
さらにこれはステップアップと言っていいのか、
7月にはなんとCDメジャーデビューと合いなりました!

中スポによると、CDデビューする「DJドアラ」
そのタイトルは『ドアラのテーマ』
5曲入りミニアルバムとして、
7月23日にキングレコードから発売予定。(1400円)
アレンジを変えた4つの「ドアラのテーマ」に、
ボーナストラックとして「おおきなくりのきのしたで」。
先生自らイメージづくりの段階から参画し、
特に「おおきなくりのきのしたで」はたっての希望での採用。
踊れるノリのアレンジになるそうです。


今度はCD♪「DJドアラ」ということですから、
おそらく本人は
唄っていないようですが、
未だ人気とどまるところ知らず、
という感じですね。
どうせならDVDを付けて発売すれば、
もっと売れそうな気もしますが、
まあDVD企画は
別のところで進行しているような感じも。

交流戦でもブレイクのきっかけとなった西武ドームを始め、
Kスタ宮城、札幌ドーム、千葉マリン、ヤフードームと、
パ・リーグ本拠地行脚を行うというドアラ
今月に入って、4キロもやせたらしいですが、
あまり働きすぎない程度に、ガンバッテもらいたいです!

2008年5月12日 (月)

26歳誕生日中田またも乱調、9連戦を5割で終了。

1勝1敗で迎えた東京ドームでの巨人との第3戦。
26歳のバースデー登板となった中田がまたも乱調
初回、自らのミスも絡み先制を許すと、
井端の適時打など味方に勝ち越してもらいながらも、
リードを守れず同点に追い付かれてしまうありさま。
その後も巨人の若手に連打を浴びるなど6回途中6失点KO
一方打線も中盤以降抑え込まれ、巨人に連敗。
今季初の9連戦は4勝4敗1分けで終えることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 9回戦
(11日・東京ドーム | 中日5勝4敗)
39632人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 中田(7試合4勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、小林、金剛、長峰 - 谷繁、前田

【ゲームレビュー】
今季4度目の連敗
巨人戦は3カード目で初めて負け越した

中田が踏ん張れなかった。
5回、隠善の安打をきっかけに、2死二塁から亀井に右へ同点二塁打。
6回は先頭・小笠原に勝ち越しソロを許した。
さらに四球から崩れて隠善、脇谷に連続適時打を浴びた。
打線は3回、暴投で同点とし、井端の中前2点打で勝ち越したが、
その後が続かなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


前回登板の阪神戦では、まさかの3イニング9失点。
その雪辱も含め、6連勝中の巨人戦に臨んだ中田でしたが…。
あまり気分は乗らぬも、通常通りにイニング経過を振り返ると↓

1回ウラ、先頭亀井を外へのカーブで投ゴロ。
しかし打球を中田が捕れず、足下を抜けショート内野安打。
さらに続く坂本の初球、中田が一塁へけん制するも
走者の亀井に当たる悪送球
ファウルグラウンドを転々とする間に、亀井は三塁へ。
自らのミスでピンチを広げてしまうと、
坂本にはフルカウントからの7球目、
真ん中高目に浮いたスライダーを
センターへ持って行かれての犠牲フライ。(0-1)
リズムに乗る前にひとり相撲で先制を許す。

巨人先発は、中5日でグライシンガー
2回、ウッズがショート内野安打で出ると、
和田がストレートを打ち上げ、センターフライ。
さらに中村紀洋の三遊間へのゴロを坂本が飛びつき好捕。
6-4-3のダブルプレーとなり、チャンスを広げられず。

3回、先頭この日7番に下がった森野
二塁横抜くヒットで出ると、谷繁四球で一、二塁。
さらに中田が送って、1死二、三塁とすると、
グライシンガーの制球に乱れが生じ、
荒木の3球目、ストレートがなんと大きくすっぽ抜け!
ワイルドピッチとなり、三塁走者の森野が生還。(1-1)
思いも寄らぬカタチで同点に追い付く。
なおも荒木が四球を選び、一、三塁とすると、
続く井端の2球目に荒木がスチール成功。
再び二、三塁として迎えたカウント1-2からの4球目、
外角低目のチェンジアップをうまく拾うと、
打球はセンター前に落ちる2点タイムリーヒット!(3-1)
グライシンガーの一瞬の乱れを突いて、ゲームをひっくり返す。

3回ウラ、2点のリードをもらった中田
先頭脇谷を高目のストレートで空振り三振。
続くグライシンガーも外へのストレートで見送り三振。
さらに亀井を低目のストレートで詰まらせ三塁ファウルフライ
ストレートが走り出し、落ち着きを取り戻したかに見えたが。

4回ウラ、2死からラミレスに、
カウント1-0からの2球目、外へ抜けたフォークを叩かれ、
ライトスタンドへ持って行かれるホームラン。(3-2)
続く阿部にも内へのスライダーをライト線へのツーベース。
変化球にキレのない中田、やはり調子はよくなさそう。

5回ウラ、先頭この日プロ初スタメン、
育成選手上がりの隠善智也にライト前に運ばれるも
脇谷一邪飛、グライシンガースリーバント失敗で2アウト。
しかし亀井の2球目、隠善にスチール成功を許すと、
4球目、内角高目のストレートを引っ張られ、
ライトフェンス直撃のタイムリーツーベース。(3-3)
若手にかき回された中田同点に追い付かれる。

6回、先頭3番昇格のイ・ビョンギュ
内へのチェンジアップに全く合わず、空振り三振に倒れると、
ウッズもチェンジアップにボテボテの遊ゴロ。
さらに和田も外角低目のカーブに三球三振。
尻上がりに調子を上げるグライシンガーの前に
クリーンアップも何も出来ずに三者凡退。


6回ウラ、先頭は、ここまで無安打の小笠原
しかしカウント0-1からの2球目、
真ん中低目のカーブをすくい上げられると、
高々と上がった打球はそのまま右中間スタンドへ。(3-4)
ついに巨人に勝ち越しを許してしまうと、
落合監督がマウンドへ行き、中田へ長々とアドバイス。
逆転を許したところで降板という手もあったが、
9連戦の最後だけに中継ぎ陣も疲労困憊。
中田に下駄を預けたベンチはそのまま続投を指示。
しかし動揺もあるのか、腕を振り出した中田の制球は荒れまくり
続くラミレスの初球、外へのスライダーが大きくワンバウンドすると、
2球目のストレートも外にはずれ、谷繁も捕れず。
結局すっぽぬけの四球を出すと、
続く阿部をフォークで空振り三振にとったものの
それがワイルドピッチとなってしまい、ラミレスは二塁へ。
もはや制御不能気味になってきた中田
続くゴンザレスに詰まりながらもセンターに落とされ、
1死一、三塁としてしまうと、続く隠善に5球目、
内角高目のスライダーを基本のピッチャー返し。
中田が捕れず、センターへ抜けていくタイムリー。(3-5)
さらに続く脇谷にも外角高目のストレートを叩かれ、
三遊間を抜けていく連続タイムリー。(3-6)
巨人の若手に甘くなった棒球を次々打ち込まれる中田
結局この日は、5イニング2/3、115球を投げ、
9安打8奪三振1四球で6失点(自責5)。
2戦連続で期待に背く投球で、ゲームをぶち壊し、
26歳のバースデー登板は、残念な結果に終わった。

7回ウラ、続投となった2番手・小林
1死一塁から阿部の投ゴロを掴み、併殺狙いで二塁へ送るも
そのボールが逸れてしまい、井端が掴めずエラー
ミスを犯したまま、マウンドを3番手・金剛に譲ると、
その金剛火に油を注がれてしまう始末。
ゴンザレスに外角高目のスライダーを
センターに弾き返されタイムリーを許すと、(3-7)
続く隠善にも高目のチェンジアップをライト線へ
運ばれてしまう痛恨の2点タイムリーツーベース。(3-9)
続く脇谷はレフトフライで2アウトとするも、
グライシンガーの代打・清水にフォークがワンバウンドして四球。
2死一、二塁とピンチを広げると、落合監督がマウンドへ。
バッテリーをまるごと代えて、長峰-前田に。
諦めモードとなったドラゴンズ、ここで勝負は決してしまい、
1勝2敗で今季巨人戦初のカード負け越しとなった。


やってしまった26歳。3回に相手投手の
制球の乱れを突いて、
勝ち越したところまでは
よかったのですが、
初の誕生日登板となった
中田が最後まで
リズムに乗ることができず、
2試合連続の乱調
トラに続いて、巨人に対しても連勝がストップ。
相変わらずボールに本来のキレがなく、
甘くなったところを、巨人の若手に次々と打ち込まれてしまう始末。
もっと暴れろ落合監督から言われても、
暴れるというか、単に乱れているだけ。
気持ちのこもっていない投球に、今後への不安も感じました。

中田本人もかなり悩んでいる様子ですし、
この状態がしばらくは続いて行きそうな気がしますね。
できれば少し登板間隔を空けてあげたらとも思いますが、
ローテーションの軸の1人でもありますし、
それが許されない立場でもあるのも、確か。
次回はそんな心配を振り払える投球を見せられるのか。
問題点をできるだけ修正し、締まった投球を期待します。

またここまで15試合連続無失点を続けていた小林
自らの悪送球も絡んだこともあり、ついに2失点(自責1)。
防御率も0.00から0.84となりました。
前夜も不安定でしたが、連戦の疲れもかなりあるでしょうね。
このところワンポイントというよりも
またぎなど長いイニングでの起用も目立つ背番号69
ただそれだけベンチに期待をされている現状、
1日休みとなりますし、切り替えてリベンジしてほしいです。


勝ち越しを見込んでいた巨人戦まさかの連敗
首位・阪神とのゲーム差も2.5ゲームとなり
再び背中が遠くなってしまった感が。
また3日から続いたゴールデンウィークの9連戦は、
4勝4敗1分けの勝率5割で終えることとなりました。
一方的にやられた感の阪神戦
打線が奮起し、左右の軸が復活を果たした広島戦
その流れで初戦を制したものの、先発に若干陰りの巨人戦
最後に連敗したことで、あまりムードも良くなく、
できればナゴヤに帰って出直しとなってくれればベターでしたが、
東京滞在は続き、火曜日から神宮でのヤクルトアトムズ戦
交流戦前の最後の2カードとなってきますが、
まずは1日休んで、できるだけリフレッシュ
「明るい兆しが見えない」というムードを変えるべく
週明け、再び反撃開始といってもらいたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(11日)

●中田賢一
<5イニング2/3を投げて、9安打6失点でKO。
プロ4年目で初めての誕生日登板で今季3敗目を喫す>
「何もありません。
自分のミス。制球というより浮いた球が多かった。
球威はあった? そうですね。
ただコントロールとか、球威とか、
それだけの問題とは一概にはいえないです」

<4回以降の失点については制球ミスを悔やむ>
「前回のことを引っ張ってもいけないし、考えずに投げました。
打たれたのは全部高かったです。
低めに集めようと思ったのですが、ボールがいかなかった。
(4回の)ラミレスにはワンバウンドのつもりが…」

<6回無死から小笠原に勝ち越しソロを打たれた直後、
マウンド上で落合監督から話を受けたが>
「今後につなげなければならないことを言われました」

<この日は自身26回目の誕生日、そして母の日。
白星を自分に母・涼子さんにプレゼントするはずだったが、
その夢は残念ながらかなわなかった>
「(母に)今年はまだ何をプレゼントするか決めてないんです」

<今は試練のときだが、自分に言い聞かせるように>
「意思と違うところにいったボールもあった。
今の気持ちを長々と引っ張ってもしょうがない…。
切り替えをうまくやりたい」
中スポ12共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

●谷繁元信
<6回途中KOの中田について>
「自分のイメージする球が投げられてないんじゃないかな。
あとは自分で何とかしなくちゃ…」

<試合後、帰りのバスまで歩くと、強気な姿勢を崩すことはなく>
「(巨人は)今日で打ち崩したと思ったら大間違いだから」
スポニチ名古屋名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<投球以外の基本的なことができなかった中田を指摘>
「基本的なことができないからだ。
本塁打? そういうことじゃない。
打たれることはおれの知ったことではない。
ただゴロをとるとか、暴投しないとか、やれることをしっかりやれ。
ピッチャーゴロを捕れない、悪送球はする。
練習してることをやれなきゃ。ダメだな」
スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●小林正人
<2番手で登板した6回のピンチは切り抜けたが、
7回に阿部の投ゴロを二塁へ悪送球。痛いプレーで
ピンチを広げ降板。後を託した金剛が打たれ、
チーム最多となる16試合目で今季初失点>
「(二塁への送球は)投げ急いだ。
しっかりやっておけばゲッツーだったのに…」
(東京中日)

●井端弘和
<3回1死二、三塁から中前へ運ぶ2点タイムリー>
「打ったのは、チェンジアップ。
荒木が(二塁へ)走ってくれたので、
余計なことを考えずに気楽に打てました」

<5月に入ってからの全10試合、連続安打を継続中。
打率.297と3割も目前。完全に好調の波に乗ってきた>
「オレが走れていない(今季まだ1盗塁)から、まだまだです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<グライシンガーからチーム唯一のマルチ安打。
しぶとくチャンスメークも相手の好投を認めるしかなく>
「オレ自身は彼(グライシンガー)との勝負に勝ったが、
きょうの彼の投球はよかったと思う。
速球と思ったらチェンジアップ、
逆にチェンジアップと思ったら速球、
といった具合でバランスをうまく崩された」
(東京中日)

●荒木雅博
<3回1死一、三塁から、今季8個目の盗塁を決める>
「完ぺきでした」

<攻撃全体ではグライシンガーを序盤で攻略できなかったことを反省>
「最初は悪かった。悪いうちにしっかり点を取っておかないといけなかった」
(東京中日)

●森野将彦
<最近3試合で1安打と低迷し、7番に降格。
試合前には落合監督に直接指導を受け、
3回の初打席で反撃の口火を切る中前打こそ放ったが>
「まだまだ。自分の打撃をしっかりしなければ」
中スポ

●長峰昌司
<今月5日に1軍に昇格。川上、朝倉らに同行した
サイパンでの自主トレでの収穫は大きかった>
「今年、サイパンに行って、本当によかったと思っています。
ケンシン(川上)さんにいろいろ教わったことで勉強になりましたからね。
結果的に恩返し? そうですね。
(参加したのは)今年が勝負の年だと思っていたんで。
フォーム的なことも教えてもらいました。
ボクの場合、投げるときにグラブを上げるクセがあって、
バランスが崩れる。そういうところを指摘してもらいました」
(中スポ)

◆川上憲伸
<朝倉、小笠原、長峰に前田と、自らを含めた
サイパン自主トレ組が1軍に揃って顔をそろえたことに>
「サイパン組が5人? 
まあ、みんな働く年齢というのもありますからね。
長峰? ボクは何もしていませんよ」
(中スポ)

◆吉見一起
<登板翌日のクールダウンで外野フェンスを黙々とランニング。
上体が前に突っ込んでボールが浮いたことを反省点に挙げて>
「次はしっかりと修正して、頑張りたいです」
ニッカン


●落合監督
<今季初の巨人戦カード負け越しとなった大敗に>
「9連戦で4勝4敗1分なら御の字だろう。
きょうは中田次第だった。
中田から(抑えの)岩瀬につなぐしかなかった。
だから中田がつかまればこういう試合になる。
(チームに)明るい兆しが見えないな」

<中田が2試合連続で炎上したが>
「4つ勝っている投手だぞ」

<6回無死、小笠原に勝ち越しソロを打たれた直後、
マウンドで中田に向かって諭すように話していたが>
「鉄は熱いうちに打て? いや、何にもしていないよ」

<きょうのボールは暴れていたか?>
「まだ暴れていない。でもそのうち暴れ出すだろうよ。
もうちょっと待とうよ。中田はローテーション投手。自分で解決するよ」
中スポ共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(11日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 6回戦
(11日・阪神鳴尾浜球場)
  000 200 003 = 5
  300 001 032x = 6
[敗] 赤坂(5試合1敗1S)
[D本] 新井4号 中村公治2号
[D投] 佐藤充、菊地、浅尾、赤坂
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・佐藤充は立ち上がり2死から四球を挟み、
3安打を集中されてしまい3点を失う。
4回、新井、中村公治連続本塁打で2点を奪い、2-3と1点差。
さらに5回も2死満塁のチャンスを作ったが、あと一本が出ず無失点。
2回以降、走者を背負いながら粘りの投球をしてきた佐藤充
6回ウラ、1死二塁から高橋光信に適時打を浴び、点差を広げられる。
9回、代打西川右中間二塁打、代打柳田死球で
1死一、二塁から堂上剛裕が左翼線へ適時二塁打を放つと、
2死一、三塁から中村公治左中間適時打で、5-4と勝ち越し。
しかし9回ウラ、4番手・赤坂が先頭・秀太に右前打を許すと
1死後、庄田隆弘に中越えの2点本塁打を打たれ、5-6でサヨナラ負け
公式サイトより)

●浅尾拓也
<ウエスタン・阪神戦で3番手として今季初登板。
1イニング2/3を投げて、無安打1奪三振1四球無失点。
試合前に『150キロぐらいでますよ』と話していたが、
緊張したのか、MAX139キロとスピード不足に渋い表情>
「140キロにも満たない速さにびっくりしました」

<昨年よりテークバックが小さくなったため、
上半身と下半身がバラバラ。本人も課題を理解して>
「テークバックがうまくいかなかった」
中スポ

●高橋2軍投手コーチ
<復帰登板を果たした浅尾の課題について>
「スピードだね。上と下のタイミングが合わないと…」
中スポ


前日は雨天中止となった鳴尾浜でのウエスタン・阪神戦
先発・佐藤充が立ち上がりにリズムに乗れず、
四球に連打で3失点と捕まったものの、
2点ビハインドの9回に堂上剛裕、中村公治の適時打で勝ち越し。
しかし最終回、前のゲームでプロ初セーブを挙げた赤坂
庄田隆弘に逆転2ランを浴び、サヨナラ負けとなりました。
しかし打線、特に3番・堂上剛裕、4番・新井、
5番・中村公治
のクリーンアップが好調
「活発になってきたよ(^-^)/」古久保コーチもちょっと安心。

ところでベーブルース杯最終日に実戦復帰を果たした
浅尾がこの日、3番手でウエスタン初登板
1イニング2/3を無安打無失点に抑えたものの、
持ち前のストレートの球速が上がらず、なんとMAX139キロ
復帰登板では150キロも出していただけに、
かなりのダウンに浅尾本人ガッカリだったようですが、
課題は上半身と下半身がバラバラのフォームにあるもよう。
肩に負担がかからないという新フォーム
まだまだ確立には時間がかかりそうです。

2008年5月11日 (日)

デラロサ弾など粘り及ばず、惜敗竜連勝ストップ。

ノリべんコンビの活躍などで逆転勝ちして、
首位・阪神に1ゲーム差と迫ったドラゴンズ
迎えた東京ドームでの巨人との第2戦。
今季初のサタデー登板となった吉見が打たれ、
序盤に4点のビハインドを背負ったものの、
ウッズの2ラン、デラロサ来日初本塁打などで同点に。
しかしもう一押しが出来ず、ひっくり返すまでには至らず。
8回、6番手・チェンが勝ち越し打を許し、
粘り及ばず、連勝は3でストップしてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 8回戦
(10日・東京ドーム | 中日5勝3敗)
43894人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] チェン(12試合2勝2敗)
[D本] ウッズ6号2ラン デラロサ1号
[Dバッテリー]
吉見、長峰、金剛、小林、平井、チェン - 谷繁

【ゲームレビュー】
継投失敗、連勝は3で止まった
8回にチェンが打たれた。
亀井の四球から犠打と進塁打で2死三塁とされ、
ラミレスの左前適時打で勝ち越しを許した。
先発・吉見が四球で崩れて4失点。
6回にウッズの2ランで追い上げ、
8回にデラロサの来日初本塁打で追い上げたが、
ひっくり返すことはできなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

首位・阪神が雨天中止ということで
さらに差を詰めるチャンスではありましたが…。
ゲームをイニング経過で振り返ると↓

巨人先発は、中5日で野間口
1回、荒木内へのストレートをセンターフライ。
井端ストレートに詰まってレフトフライ。
森野内角高目のつり球に二塁フライ。
立ち上がりから飛ばし気味野間口の前に三者凡退。

ドラゴンズ先発は、今季4勝負けなし、防御率1.10の吉見
中5日で今季初の土曜日の登板となったが、
立ち上がり、先頭亀井を外へのストレートで二塁ゴロ。
しかし続く坂本に、カウント1-0からの2球目、
内へのストレートを腕をたたんで、うまく振り抜かれると
打球は左中間スタンドへ飛び込むホームラン。(0-1)
巨人戦公式戦初登板となった吉見、いきなり先制弾を浴びる。

2回ウラ、下位打線に捕まる吉見
1死からゴンザレスに四球を与えると、
続くにはセンター前に落とされ、一、二塁。
迎えるは、8番・脇谷
カウント1-0からの2球目、フォークが落ちずに
真ん中高目に入ったところを叩かれ、
左中間を大きく割るタイムリーツーベース。(0-2)
いつもの安定感が見られず、四球から失点。

3回ウラ、坂本、小笠原を連続三振。
ようやく落ち着いたかにみえた吉見
しかしラミレスに初球、外のスライダーを叩かれ、
一、二塁間を抜かれると、続く阿部の4球目、
パームボールがワンバウンドし、ワイルドピッチ。
何とかフルカウントから遊ゴロに取り、
ピンチを凌ぐも、苦しい投球が続く。

4回ウラ、また2死からピンチの吉見
脇谷に対し、フルカウントから四球。
さらに野間口の高いバウンドの投ゴロを弾いてしまい、内野安打
一、二塁となり、トップに戻って亀井
しかしカウント0-1からの2球目、再びフォークが落ちずに真ん中高目。
逃さずに叩かれると、打球は右中間を突破。
脇谷に続き、投手の野間口までも全力疾走で生還。
よもやの2点タイムリースリーベース。(0-4)
全体的にボールが高目に上ずる制球難。
さらにフォークが落ちないなど本来の投球が出来ずじまい。
結局この日は、4イニング71球を投げ、
7安打4奪三振2四球で4失点で降板の吉見
サンデーでないことも影響したか、防御率も1.80と跳ね上がった。


5回、ここまでわずか1安打に抑え込まれていた
野間口をようやく攻め込むドラゴンズ打線
先頭和田が詰まりながらもショート後方へ落とすと、
中村紀洋も続き、ストレートをセンター前へ。
さらにイ・ビョンギュも外へのフォークを叩き、
一、二塁間を抜くヒットで、無死満塁とチャンスメイク。
ここで迎えるは、満塁男・谷繁
カウント2-1からの4球目、内へのスライダーを
右に持って行くと、やや浅めのライトフライ。
それでも和田が何とか三塁から生還して、
最低限の犠牲フライで、ようやく1点。(1-4)
なおも1死一、三塁となり、吉見に代打。
登場するは前夜に続き早い出番立浪
ところがカウント1-2からの4球目、
外より149キロのストレートを引っ張るも、二塁正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまう最悪のダブルプレー
一瞬にして、追撃のチャンスが消える。

5回ウラ、ドラゴンズ2番手は、長峰
先頭の小笠原を外へのストレートで見逃し三振に取るも、
ラミレスに低目をすくい上げられ、左中間へのツーベース。
さらに阿部の二ゴロ進塁打とゴンザレスの四球で一、三塁とピンチ。
それでもを内へのストレートで二塁フライ。何とか凌ぐ

6回、続投ながらバテが顕著野間口
そこを攻め込み、1死から井端が四球を選ぶと、
森野の遊ゴロ進塁打で、二塁へ。
迎えるは、今イチ調子が上がってこないウッズ
初球、内へのストレートを打ち損じてファウル。
ややもったいないなと感じたものの、
カウント1-1からの3球目、抜けたフォークが何と真ん中高目に。
これを逃さず、しっかり反応すると、
打球は伸びて、レフトスタンド上段へ!
ここまで眠っていた主砲に、7試合ぶりの一発
自身今季東京ドーム第1号となる2ランホームラン!(3-4)
1点差に迫り、ゲームの行方がわからなくなる。

6回ウラ、続投の長峰が先頭脇谷に一、二塁間を抜かれると、
続く野間口の代打・村田善則に送られ二塁へ。
さらに亀井の尻に死球をぶつけてしまい、一、二塁。
ここでドラゴンズベンチ金剛にスイッチ。
これが功を奏し、坂本を一塁ファウルフライに打ち取ると、
さらに小笠原には、キラー・小林を投入。
外へのシュートで空振り三振にとり、1点差のまま。

しかし7回ウラ、続投となった小林
1死から阿部に初球をレフト前に運ばれると、
ゴンザレスにも右中間に持って行かれ、一、三塁とピンチ。
何とかを浅いセンターフライに打ち取るも、
脇谷にスライダーが外れてしまい、四球。
2死満塁となって、西村健太朗の代打には、木村拓也
左右どちらも対応できるスイッチヒッターに対し、
ドラゴンズベンチは、右の平井を投入。
これに応えた平井、最後は真ん中高目のストレート。
つり球を振らせての3球三振。ここぞの貫禄を魅せる。


8回、巨人3番手は左の山口鉄也
この回先頭は、平井に代わる代打のデラロサ
左投手ということで指名を受けた背番号57だったが、
ここで思いも寄らぬ当たりが!
初球ボールの後の2球目、ストライクを取りに来た
ど真ん中のストレートをジャストミートすると、
打った瞬間という打球は、レフトスタンド一直線!
まさにアンビリバボーの来日初本塁打で、ついに同点。(4-4)
ゲームの流れを一気にドラゴンズへと傾ける。
ここまで来たら、狙うは一気に勝ち越し。
動揺する山口を攻め、荒木がフルカウントから四球を選ぶと、
井端の犠打と森野の二ゴロ進塁打で、三塁へ。
ここで迎えるは、前の打席本塁打のウッズ
通常の主砲なら、ここで大きな当たりがでる場面。
しかしカウント1-2からの4球目、
真ん中高目のスライダーを叩くとショート深いゴロ。
何とか内野安打をと願うも、坂本が大遠投しスリーアウト。
あと一押しが出来ず、惜しくも同点止まり。

8回ウラ、ドラゴンズ6番手は、チェン
しかしいきなり先頭亀井四球を与えてしまうと、
続く坂本の犠打と、小笠原のボテボテの二ゴロで三塁へ。
表の攻撃と同じ状況で迎えるは、この日2安打1併殺のラミレス
不調の阿部との勝負という線もあったが、バッテリーは勝負を選択。
力勝負にいったという初球は、内角低目へストレート。
しかしこれを狙っていたというラミレスに叩かれると、
打球は三遊間を抜けていくタイムリー。(5-4)
4番の打撃に明暗が分かれ、勝ち越しを許す。

9回、巨人はクローザーのクルーンを投入。
先頭の和田が150キロオーバーの攻めの末、
フォークに空振り三振に取られると、
中村紀洋は外角攻めの末、同じくフォークにバットが回り2アウト。
万事休すと思いきや、ここで意外性の粘り
イ・ビョンギュが内へのフォークに合わせ、ライト前に運ぶと、
谷繁も初球外へのスライダーをセンター前に落とし、
一、三塁と同点のチャンス。
ここで登場するは、チェンの代打・井上
前夜にラッキーな今季初安打を放った井上
再びのラッキーに期待するも、カウント2-1と追い込まれると、
最後は内へのフォークに空振り三振で、ゲームセット
終盤の粘り及ばず、接戦を落としたドラゴンズ
連勝は3で止まり、ゲーム差は再び1.5ゲームに。
それでも試合後の落合監督はさばさば。
「こうやってねちっこくやっていけば」前向きに評価した。


ついに出た〔*´で`〕弾!サタデー登板となった吉見
本来のチカラを出し切れずに、
4イニングで降板。
4点のビハインドのうえ、
5回の無死満塁のチャンスで
1点止まりに終わったときは、
正直負けも覚悟しましたが、
好調打線が一発攻勢
追い付いたときは
すごくうれしかったですね。
6回のウッズの今季東京ドーム初アーチでヨシと感じ、
長峰、金剛、小林、平井と中継ぎ陣が踏ん張ったうえ、
8回に飛び出した代打・デラロサミラクルな同点弾
オープン戦でも東京ドームで一発を放ったデラロサ
ウッズ軍団の一員だけに、やはりこの球場がスキなのかなと。
これで俄然、ムードは俄然ヒートアップ
一気に攻め込んでほしいと期待しましたが、そこまででした。
ただ再び1点ビハインドとなった9回、
2死からクルーンの変化球を叩き、バタバタさせたことは評価できますし、
そのまま単に負けるよりは、よっぽど収穫あり
打線も決して沈んでいませんし、明日への希望も見えました。

まあ投手陣においては、巨人戦初登板の吉見
低目への制球が持ち味なのに、この日は高目に浮いて不安定
おまけにフォークがほとんど落ちなかったのも痛かった。
さらに主軸は抑えているにも関わらず、
打たれたのが、坂本、脇谷、野間口、亀井といった脇役ばかり。
その辺の集中力も欠けていたのかなと感じましたが、
まあ負けも付かなかったですし、修正して今後に繋げてくれれば。
ただ今回は、今季初の中5日
それが影響があったのかどうかはわかりませんが、
今後はできればサンデーに戻してほしいなと。


首位へ0.5ゲーム差と詰め寄れるチャンスでしたが、
惜しくも流れてしまい、残念
しかしチーム状態は、それほどの悪さは感じられませんでした。
1勝1敗で迎える第3戦、おそらく先発は中田でしょう。
前回登板ではなんと屈辱的な連打を喰らっての初回7失点
中5日の調整期間でどれだけ修正できたかに注目ですが、
奇しくも5月11日は、中田自身26歳のバースデー
9連戦のラスト、みんなで祝えるようなうれしい好投を期待します!


★プレーヤーズ・ボイス(10日)

●チェン・ウェイン
<8回に登板。決勝点を奪われ2敗目。
連投の影響を問われても、言い訳はせず>
「先頭打者(亀井)への四球がいけなかった。
今日の一番の問題だった」

<5月に入って9試合中6度目の登板となったが>
「連投の疲れ? 続いていてもしっかり抑えていかないといけない」

<前日は自己最速を3キロ上回る151キロを記録。
試合前、今後の目標に向けてMAX153キロの実現を誓う>
「(9日は)中1日空いていたから、
調子が良かったのかも。うれしいです。
中田さんと同じぐらいのスピードを出したいです」
(東京中日、共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<決勝打を喫したチェンをかばう>
「ラミレスのところは勝負にいったんだから仕方ない。
あそこは打たれるか、抑えるかの力の勝負。
(ラミレスが振ってくると読んだ上で)1球勝負にいきました。
打たれた以上、いいボールだったとは
いえないんでしょうが、力で負けたということ。
でも、それよりも先頭の四球でしょう。
チェンがいつも一番苦しむところなんで」

<打撃では5回無死満塁、右翼へ犠牲フライ>
「最低限のことはできました」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

●吉見一起
<の4イニング7安打4失点でKO。
今季初めて責任投球回の5イニングも持たずにマウンドを降りる>
「チームの連勝に乗っていけず、くやしい気持ちでいっぱいです。
下位打線にあれだけてこずると大量失点につながるので、
下位打線をしっかり抑えなくてはいけないです…」

<いつもと違い、持ち味の低めに集める投球ができず>
「投げ急いで突っ込んでいってしまった。
体が突っ込んで行くのが早いので、
ボールが全部(狙いより)上にいった。
全体的に甘くなってしまった。
(東京ドームの)マウンドのことは関係ないです。
自分の悪いときの傾向として
突っ込むことがあるので、次までに修正したい」

<背負っていた黒星は8回にナインが消したが、雪辱を誓う>
「やられた分はキッチリやり返すように、しっかり調整していきたい」
中スポ時事通信スポニチ名古屋

●トマス・デラロサ
<8回、平井の代打で登場。
左翼席中段へ来日1号となる見事な同点弾を放つ>
「打った瞬間いったと思った。
完ぺきなバッティングができたよ。
塁に出よう、強く振ろうと思っていただけで、
ホームランは狙っていなかったけど、打つことができてうれしい」

<メジャー49試合出場の経験を持つが、謙虚な姿勢を貫いてきた。
練習ではウッズや立浪など周囲のアドバイスに真剣に耳を傾ける>
「日本でプレーすれば自分のレベルが上がると聞いた。
日本で経験のある選手の意見を聞くことは当たり前。
私は日本でルーキーだからだ」

<この日もコーチ陣のアドバイスに頭に入れて打席に立った>
「一番速い球に合わせて、
ストレートに振り遅れないようにとコーチからアドバイスされた。
やってきたことの成果が出た。よかった」

<遠征先では午前中にウエートトレに励む
ウッズに同行して、肉体を強化。
自分の流儀に固執せずに、日本に柔軟に対応している>
「ウッズが鍛えているのに、私に必要ないはずがない」

<開幕に合わせ、ドミニカから夫人と息子を呼んだ。
息子のマルコくんは同じ遊撃手、この日は名古屋の自宅でTV観戦>
「これで家族も喜んでくれると思う。
(息子も)ホームランを喜んでくれてると思う。
(私と)同じようになってくれれば」

<まじめに日本の野球に取り組む姿勢が結果となって表れ>
「日本の野球に慣れたかどうかを言うのは、まだ早いけど頑張りたい。
ただ今日は負けて残念だったから、明日は勝てるようにに活躍したい」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●宇野打撃コーチ
<デラロサの姿勢を評価。来日初のアーチを喜ぶ>
「ようやく打ってくれた。
みんなより早く来て、まじめに周りの言うことを聞いて
練習するし、これからもっと打ってくれるよ」
中スポ

●タイロン・ウッズ
<6回2死二塁から左翼席上段へ7試合ぶりの6号2ラン>
「うまく変化球に対応できたよ。
チームが勝つために打つだけ。
手応え十分。タイミングさえ合えば」

<仲の良いデラロサの初本塁打にも大喜び>
「自分のことのようにうれしい」

<デラロサの同点弾が出た直後の8回2死三塁。
決勝打になるはずの一打は、あと一歩のところで阻まれた>
「打った時は絶対にヒットだと思ったよ。
あいつらは一体どこを守っていたんだ? 
あのショート(坂本)のプレーにはやられたね。
デラロサが打ったから、きょうは本当に勝ちたかった。
打撃の感触? うーん、まだだね。
ホームランは打ったけど、それ以外はダメ。
やるべきことはたくさんあるよ。
まだ、真っすぐに対して自分のタイミングが取れてない。
遅れてしまうケースが多いんだ…」
中スポ<ドラ番記者>共同通信社毎日jpスポニチ名古屋

●井上一樹
<1点を追う9回2死一、三塁の場面で代打で登場したが、
クルーンのフォークに空振り三振。悔しさをかみ殺し>
「(2球目ファウルの156キロ直球を)仕留めたかった? 
うーん、結果的にそうなるのかな」

<今季初安打を放った前夜は、
立浪と中村紀洋から食事に招待され、
初安打祝いで焼き肉をごちそうになったという>
「いつもより焼き肉がおいしかった。その気持ちわかるでしょう」
中スポ

●小林正人
<1イニングを無失点に抑えて
開幕から15試合無失点としたが、試合後は反省しきり。
2イニング目となった7回は2死満塁のピンチを招き降板>
「(7回2死一、三塁から)脇谷の四球がもったいなかった。
慎重にいきすぎましたね」
(東京中日)


●落合監督
<4点差を追いついたが最後はチェンが打たれ
4連勝を逃す。それでも敗戦の悔しさは全く感じられず>
「予想通り、4点だったら追っかけられると思っている。
こんなもんでしょ。この敗戦のショック? 何もない!
こうやってねちっこくやっていけばいいんじゃないか。
ウチは5点だって6点だってなんぼでも追っかけられる。
この前(5日の阪神戦)みたいに9点だときついけどな。
このメンバーなら。そういうメンバー組んでるもん」

<8回、ラミレス敬遠の選択肢は?>
「あそこは力勝負。
だってオレ、ベンチを出なかったでしょ。
させないならオレが(マウンドへ)出て行ってるよ。
打たれたらしょうがない。
(巨人は)あれだけのメンバーを組んでいるんだから。
(勝負する)理由がなければ、ベンチにオレがいる必要はない。
君たちには言っても分からないよ。それに明かす必要もないでしょ」

<味方が同点に追いつき黒星つかずの先発・吉見に>
「人間のやることだから。
でも不思議な子だな。負けがつかない。そのうち勝つだろ」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年5月10日 (土)

ノリべん猛爆巨人粉砕、逆転竜3連勝で貯金10!

エース・川上の完全復活に立浪の今季初安打など
良いムードで広島に勝ち越し、東京に乗り込んだドラゴンズ
迎えた東京ドームでの3位・巨人との3連戦の初戦。
先発・川井がアクシデントも絡み、先制を許したものの、
4回に和田中村紀洋の連続適時打で同点に追い付くと、
勝ち越された直後の5回に再びこの2人を中心に猛爆!
適時打と2ランで一挙4点を奪い、逆転に成功。
投げては2番手・小笠原から最後の岩瀬まで左腕のリレー
巨人打線を抑え込み3連勝。貯金を今季最多の10としました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 7回戦
(9日・東京ドーム | 中日5勝2敗)
39538人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 小笠原(7試合4勝2敗)
[S] 岩瀬(15試合11S)
[D本] 中村紀洋7号2ラン
[Dバッテリー]
川井、小笠原、小林、チェン、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
中軸の活躍で逆転勝ちし、3連勝
3カードぶりに初戦を勝利で飾った

和田中村紀洋が3打点ずつマークした。
1点を追う5回、1死二、三塁から
ウッズが空振り三振したが、和田が左中間へ逆転の2点打。
中村紀洋が左へ2点本塁打し、リードを広げた。
2人は4回にも連続適時打を放った。
4回から登板の小笠原が、
2発を浴びたものの打線の援護で4勝目。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ゴールデンウィーク9連戦の
最後のカードとなる東京ドームでの巨人戦
その初戦、イニング経過で振り返ると↓

巨人先発は、今季中日戦0勝2敗、防御率6.55の内海
阿部を休ませ、今季初スタメンマスクの加藤健とのバッテリー。
1回、先頭荒木ストレートをレフト前へ。
レフト・ラミレスがもたつく間に二塁へ進み、ツーベース。
井端の二ゴロ進塁打で、三塁へ進むが、
森野内へのスライダーに一塁正面のゴロ。
続くウッズも中のストレートを打ち損じ、一塁ゴロ。
先制のチャンスを逃し、序盤イヤな流れの要因に。

ドラゴンズ先発は、中8日で左腕の川井
1回ウラ、簡単に2死を取ったもの、
小笠原道大には逆らわずレフト前に落とされ、ヒットを許し、
ラミレスには真ん中高目の甘いスライダーを
ライトフェンス際まで持って行かれ一瞬ひやり。

2回ウラ、1死からにセンター前ヒット。
続く木村拓也ライト線へのツーベースと連打を浴び二、三塁。
しかし加藤の迎える前、川井にアクシデント(どうやら鼻血)。
いったんベンチに下がって治療を受け、再度マウンドへ。
ところが、その影響もあったか。
加藤への初球、内へのスライダーがワンバウンド。
ワイルドピッチとなってしまい、先制を許すと(0-1)
カウント1-1からの3球目、中に入ったカーブを強振され、
右中間へのタイムリーツーベース。(0-2)
森野のグラブがさわるも捕れず、今季初安打初打点を献上。

3回ウラも続投の川井、アクシデントの影響も少なく2アウト。
続くラミレスの当たりは三塁への高いライナー。
しかし中村紀洋がこれをジャンプ一番!好守で援護する。


まずまずの投球をする内海を捉えられない打線。
しかし4回、主軸の連打で捕まえる。
1死から森野がきっちりとセンター前に運ぶと、
ウッズが中に甘く入ったチェンジアップを叩き、
ライナーでレフトオーバーフェンス直撃のヒットで続く。
一、三塁のチャンスで迎えるは、5月好調の和田
カウント2-2からの6球目、外よりのカーブを捉えると、
三遊間を破っていくタイムリーヒット!(1-2)
3連打で1点を返すと、これに続くは中村紀洋
カウント2-2からの5球目、内角低目のストレートをすくい上げ、
レフトオーバーフェンス直撃のタイムリー!(2-2)
ノリべんの連続タイムリーで、同点に追い付く。
なおも1死一、三塁とチャンスが続き、
イ・ビョンギュは空振り三振に倒れるも、
谷繁勝負を避けられ四球で、2死満塁!
川井がいったんバッターボックスへ向かうも、
落合監督がベンチから出て指さすは、背番号3
4回で早くも代打の切り札・立浪投入、勝負をかける。
前夜に初安打が飛び出し、気をよくしている立浪
今度は今季初タイムリーを期待。
しかしフルカウントからの6球目、
外角低目のスライダーに見逃し三振
内海に踏ん張られてしまい、惜しくも同点止まり

4回ウラ、ドラゴンズは2番手に先発要員の小笠原孝
今季2試合目の中継ぎ登板となったが、
2死から木村拓也にカウント1-2からの4球目、
外角高目のストレートをジャストミートされると、
打球は右へ伸びていき、最前列へスタンドイン!
打った本人も驚きの今季初ホームラン。(2-3)
不用意に高目に浮いてしまった小笠原孝
東京ドームホームランで、勝ち越しを許す。

5回、1番からの攻撃で内海を攻め込み、
荒木がセンター前ヒットで出ると、
井端は引っ張り、三遊間を破るヒットで一、二塁。
さらに3番・森野の送りバントでそれぞれ進み、
1死二、三塁でクリーンアップを迎える。
ところが打ち気に走ったウッズ
4球目、内へのスライダーを打ち損じファウルとすると、
5球目、外角低目のチェンジアップに手を出し、空振り三振
決められず悔しい凡退に倒れ、2アウトも、
ここで迎えるは、現状最も当たっている和田
好調さもあってか、ウッズが倒れた外へのチェンジアップにも
食らいついて2球ファウルにするなど粘ったなか
カウント2-2からの7球目、真ん中低目のスライダーに
体勢を低くしながら食らいつくと、
打球はショート右を抜け、レフト前に達するタイムリー!
荒木、井端が一気に生還し、ついに勝ち越し!(4-3)
なおも2死一塁のチャンスで中村紀洋がひと仕事!
内海の動揺を逃さず、カウント1-1からの3球目、
ヒットにするのは難しい内へのストレートに
見事に対応、うまく振り抜くと、
打球はドラゴンズファンが埋まるレフトスタンドへ一直線!
鮮やかな2ランホームランとなって、この回一挙4点。(6-3)
4回に続く『ノリべん』の連打で、内海をKO

6回、1死一塁から遊ゴロで出た荒木が、
続く井端の中前打でいったん二塁でスピードも緩めるも、
中堅・谷の動きを見て、一気に三塁を陥れる好走塁!
森野の四球で満塁となったものの、
ウッズフルカウントから外へのストレートに見逃し三振。
得点にはつながらなかったものの、巨人を揺さぶる。

6回ウラ、3イニングス目に入った小笠原孝
しかし先頭の小笠原道大にいきなりの一発。
カウント1-2からの4球目、内へのシュートをガツン。
ライトスタンドへライナーへ運ばれ、2点差に。(6-4)
それ以外は抑えたものの、この日2本目の被弾。
狭い球場での投球に対策が必要。

7回ウラ、先頭木村拓也を一塁ゴロ、
続く加藤を三塁ゴロと抑え、2死を取った小笠原孝
しかし越智の代打に清水が起用されると、
落合監督は、すかさず同じ左腕の小林にスイッチ。
左対左の対戦となったが、キラーはこの日も健在。
2球目、中へのストレートで叩きつけての二塁ゴロ。
ワンポイントできっちり仕事をして、自身の無失点を続ける。

8回、巨人4番手・栂野を攻め、
先頭小林の代打・井上に待望の今季初安打
カウント1-1からの3球目、内へのスライダーを引っ張ると、
打球は一塁ベースを直撃!
大きくはねる間に、井上は一気に二塁へ。
前夜の立浪に続くベテランの開幕にベンチは沸く。
続く荒木が送り、代走・藤井が三塁へ進むと、
井端がカウント2-2からの5球目、高目に浮いたスライダーを
逃さずにセンター前へ落とすタイムリー!(7-4)
再びリードを3点として、ダメを押す

9回ウラ、3点差ということもあり
ドラゴンズ5番手は、守護神・岩瀬
しかし先頭ラミレスにセンター前に運ばれると、
続くゴンザレスにも詰まりながらセンターに落とされ、
いきなり無死一、三塁とピンチ。
の2球目に一走の小坂が盗塁し、二、三塁に。
それでもここから踏ん張れるのが、岩瀬
に粘られるも外へのシュートで詰まらせ、投ゴロ。
さらに木村拓也初球内へのスライダーでショートフライ。
何とか2死まで持ってくると、巨人ベンチ
加藤の代打に、今夜の切り札・阿部
コワイ打者ではあるものの、一塁が空いていることもあり、
落合監督は当然のごとく、敬遠を指示。
2死満塁となり、一発出ればサヨナラのピンチ。
しかし持ち駒を使い切った感の巨人
この場面で代打に、鈴木尚広
2球目、中へのシュートを強振されたものの、
打球は、二塁・荒木への正面のライナーでゲームセット
最後の最後でヒヤッとしたものの、
0に抑えた岩瀬はふーっと大きく一息。

序盤に先制を許したものの、
好調打線がそれをもろともせずに、
内海を見事に捕まえKOするなど、この日も15安打7得点
投げては、すべてサウスポーのリレー巨人を翻弄。
2番手で登板の小笠原孝が久々の巨人戦白星をゲット。
ここ数日の良い流れそのままに、巨人を叩き3連勝!
また貯金を今季最多、初の2ケタとなる10とするとともに、
今季初の連敗を喫した阪神との差は、ついに1ゲーム
連休中にはかなり遠くに感じたトラの背中が、
思わぬカタチで見えてくることとなった。


和田ならでは。投打噛み合った
良い勝ち方をしてきた
ナゴヤドームの流れそのままに
東京に乗り込んで
ほしかったのですが、
それが今回の当日移動に
関しては、うまくいったようで。
序盤苦戦したものの、
中盤で一気に勝ち越し
こちらのペースのままに、3連勝を飾れたのはうれしいですね。

その原動力は、やはりこの日も『ノリべん』。
4回、森野、ウッズの連打でのチャンスから
和田がしぶとい打撃で三遊間を破ると、
中村紀洋もすかざず追随して、一気に同点
さらに1点ビハインドとなってしまった5回も、
ウッズが三振に倒れ、イヤな流れのなか、
和田がそれを帳消しとする2点タイムリーを放つと、
中村紀洋がここも続いて、カモの内海
引導を渡す見事な2ランホームラン
ともに好調な時でないとおそらく打てないような当たりでしたが、
タイロンのためにも打たなければいけない」
強い気持ちを持って臨んだ5番・和田責任感
さらにその和田が安打を放ったことで
逆に「楽に打席に立てた」という6番・中村紀洋
ともに5月好調の5、6番の見事といえる相乗効果
この日も脱帽させてもらいました。
まあ巨人の捕手が阿部でなく、加藤だったことや、
内海が勝手に力んでしまったこともありますが、
数日前までは沈んでいた打線が、一気に上向きになったのは、
やはりこの2人の活躍が大きいかなと思います。

それでもノリべんコンビだけでは、点は入らない。
その前に塁を埋めて、プレッシャーをかけてくれた
アライバコンビの復調や、四球にバントなど
3番なのにも関わらず、地味な役割を果たした森野
そして不調でありながらもやはりコワいウッズの存在感に、
7番イ・ビョンギュ、8番・谷繁の意外性。
最近の連勝は、選手それぞれが自分の仕事
しっかり果たしていることが大きいですし、
チームがまとまっているところに、強さを感じます。
時にはインパクトのある一発も必要とはいえども、
こういう攻撃こそがドラゴンズらしさ
この調子をできるだけキープして、
敵地で相手を圧倒し続けてほしいところです。


東京に乗り込んでも流れ変わらず、3連勝
阪神とのゲーム差も縮まり、首位も見えてきました。
ただそれは気にせず、あくまで自分たちの戦い方を。
チームのムードもかなり良さそうですし、
迷いも見られる巨人を相手にせずに、連勝を伸ばしてほしい。
おそらく第2戦は、サンデーならぬサタデー吉見
安定した投球を披露して、一気に勝ち越しを決めてほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(9日)

◎中村紀洋
<5回の2ラン本塁打を含む3打点をマーク>
「(今日も良い打撃ができましたね)
いやあ、ありがとうございます。
(4回の同点適時打について)
えー、そうですね。まああのう、
前でね、和田さんが打ってくれたので、
楽に打席に立ちましたね、はい。
(立ち上がりに先制されイヤな流れだったが)
そうですね。あのやっぱり、和田さんがきっちり打って、
後続いて打てたのが、良かったと思います。
(5回の2ラン本塁打について)
そうですね。まあその打席もね、前に和田さんが
打っていただいたんで、まあ気楽に打席に入ったんで。
まあ調子はまあまあいいんで、
まあ明日も勝てるように頑張ります。
(インコース低目、難しいボールに見えたが)
そうですね。もう1回打てというのは、
なかなか難しい球だと思いますね。
(打った感覚は)
もう完ぺきですね。完ぺきです。
(どういう打撃で)いやあ、まあね。
ボールを素直に打つことができましたね。はい。
(それにしてもこのところ打線がつながっている)
そうですね。まあ、この調子で明日からも勝ちたいと思います。
(明日も期待しています)ありがとうございます」


<本塁打した試合、チームは今季6連勝。
さらに打点を挙げると今季12勝2分けと不敗神話も続行>
「ミスショットせず打てている。
いいバッターが多いのでチャンスも増えてくる。
自分はその場面に集中して打つだけ。
(不敗神話に)そうなんや。すごいね。
でも書かんといてください。マークが厳しくなるから。
でもそんなんは全然意識してない。
チャンスで集中して打席に立ってるだけやから。
(本塁打も)うまく腕をたたんで軸回転で打つことができた」
中スポ中日新聞サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


○和田一浩
<5回2死二、三塁で、逆転の2点適時打>
「狙ったのではなく、追い込まれていたので打っただけ。
(4番の)タイロン(ウッズ)が
ああいうかたち(三振)で倒れたので、
タイロンのために打たなければいけないという気持ちが強かった。
結果が出て良かった」

<4回にも適時打を放って3試合連続打点。
この日は4安打と大当たり。好調の波を認めるも気合を入れ直し>
「調子? そんなにいい状態ではないんだけど。4安打はたまたま。
5回のタイムリーは崩されたけど、粘れました。
いい状態でゲームに入れていると思います。
崩されながらも、何とか粘れているという感じ」

<今季通算打点は、中村紀洋とチームトップタイで並ぶ26>
「まだ始まったばかりだから。
前の打者が出塁してくれた状況で多く打たせてもらっているおかげ」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○井端弘和
<8回1死三塁から貴重な追加点となる中前適時打など
今季3度目となる猛打賞で勝利に貢献。
10試合ぶりの猛打賞に手応えをつかみ>
「それよりいいところで打てたのが良かった。
それと5回のレフト前も良かったね。
最近はライト前ばかり。しっかり打つことができたからね」
(中スポ)

○井上一樹
<8回先頭で代打で登場すると、振り抜いた打球が
一塁ベースを直撃。大きく跳ねて二塁打に。
今季7打席目での初安打にさらに気合を入れる
「やっと出たね。ベンチに戻ったら、
みんなが喜んでくれて本当にうれしかった。
これからもどんどん打ちたい」
(東京中日)


○川井進
<2回1死二、三塁のピンチを招いたところで
突然三塁側ベンチへ戻る。原因は鼻血。
約5分間の治療の後、マウンドに戻ったが、
続く加藤への初球に暴投で先制点献上。
さらに適時二塁打され、結局3イニング2失点で降板>
「力不足。中継ぎの方に申し訳ないです。
(3回で降板したのは)残念ですが、仕方ないです。
2回のハプニング? それは…。別にどうということはないです。
治療? そんな感じです」
(東京中日、共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

○小笠原孝
<4月20日の横浜戦以来の今季2回目の中継ぎ登板。
4回から登板し、3イニング2/3を2失点で4勝目。
しかし勝利がついたことよりも、2発を浴びたことを悔しがる>
「前後を抑えたといっても、ホームランを打たれたのはいけないです」

<4回表に味方にチャンスが巡ってきたこともあって、
早い回からの登板になったが>
「準備はしていました。
きょう試合前にブルペンで中継ぎで出番があることを言われました」

<制球に気を付けて丁寧に投げていたが、やはり気は晴れず>
「前回から課題を持ってやってきたけど、いくら狭い球場といっても、
2発打たれたことを次への課題にしていかないといけないです」
中スポサンスポ名タイ

○小林正人
<7回2死から登場すると、代打・清水を二塁ゴロ。
これで開幕から14試合連続無失点。笑顔を浮かべ>
「(左から左の継投だが)準備はできていました。
初球にストライクが取れたのが良かった。
(二ゴロは)シュートがちょっと甘くなったけど、打ちとれてよかったです」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回からマウンドへ。
いきなり連打などで無死二、三塁とされたが、
結局1人の生還も許さず。それでもさすがに、
この夜の激戦に大きく息を吐く>
「勝って良かった…。
(走者を背負ってから)落ち着いたというより、開き直った。
やっぱり1アウトを取るまでは、ね」

<今季11セーブ目を挙げるとともに、
自己新となる15試合連続無失点をマーク>
「記録は全然、気にしていない。
ただ(無失点は)励みになっている。
行けるところまで行ってやろう、という気持ちはある」

<時には苦戦を強いられることも分かっている>
「でも、そこで抑えてお金をもらっているわけだから」
中スポ


○谷繁元信
<先発・川井から小笠原-小林-チェンを挟んで
最後は守護神・岩瀬。左投手5人の継投に女房役もビックリ>
「そういやそうですね」
スポニチ名古屋

○森バッテリーチーフコーチ
<左投手5人継投に、してやったりの表情>
「うまくはまっただろう。
早めに勝負を懸けた時のために先発陣を中継ぎ待機させているんだ。
まだ、長峰もいたんだ。あした(10日)もやったろか?
川井の球数も少なく(38球)終わったんだから、
川井を明日使うことだってできるんだから」
スポニチ名古屋名タイ

○チェン・ウェイン
<8回から登板し、2死から小笠原を
見逃し三振に仕留め、左の拳を握りしめる。
常に淡々と投げていたスタイルとは違う
珍しいガッツポーズ、実は『川上流』だった>
「ガッツポーズは珍しい? そうですね。
ケンシン(川上)さんの影響があるかもしれません。
リリーフで投げているのを見て参考になったというか、
感じるものがあったんです」
(中スポ)

◇川上憲伸
<前日の広島戦で2勝目をマークも、
1度もガッツポーズをすることがなかったが>
「先発の場合、ガッツポーズの『やり逃げ』ができないんですよ。
次の打席でも対戦するから。だから最後くらいしかできない。
でも中継ぎは違いますからね」

<チェンが参考にしていることを説明すると笑う>
「そうですか。あのとき(中継ぎ登板時)は
余裕がなくて、必死にやっていただけなんですけどね。
悪いことはできないですね」
(中スポ)

◇長峰昌司
<試合前タレントの磯山さやかに『お久しぶりです!』と声をかけて談笑。
茨城・鉾田南中学の先輩でたまにメールのやりとりもするという>
「(磯山さんは)僕の先輩ですからね。ちゃんと敬語で話していますよ」
ニッカン


○落合監督
<同点の4回2死満塁に、川井に代えて、
切り札・立浪を早くも送り出したが>
「あそこは勝負をかけていいところ。
多少早いかなという気がしないでもないけど、
その後、おぜん立てすることができないかも分からないんだから。
代打は投手のところしか使わないから。
9連戦といっても、きのう(8日)は川上と長峰しか使っていない。
(4回以降に)使う投手はいるんだ」

<9回2死二、三塁、代打・阿部を敬遠について>
「向こうは野手がいないやん。
2点は取られていいんだ。3点取られなきゃ。
一番いい選択肢は阿部との勝負を避けること。
(満塁でも)岩瀬なら大間違いはしない。
でも阿部だと間違いがなくても、この球場なら分からないから」

<貯金は今季最多の10。阪神に1ゲーム差に詰め寄った>
「今までがピッチャーに負担を掛けすぎてた。
そろそろ打ち出すころだろ。野球ってそういうもんだもん」
(中スポ、毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(9日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 5回戦
(9日・阪神鳴尾浜球場)
  023 300 000 =8
  013 000 030 =7
[勝] 石井(1試合1勝)
[S] 赤坂(4試合1S)
[D本] 新井3号 中村公治1号 堂上剛裕2号2ラン
[D投] 清水昭信、石井、菊地、赤坂
公式サイト

【ゲームレビュー】
2回表、先頭の4番・新井が阪神先発・から
左越えにソロ本塁打を放つと、中村公治も続き、
右越えに本塁打を放ち、2点を先制。
先発・清水昭信は2回ウラ、高橋光信二塁打などで
1死三塁から、清水誉にレフト線へ適時二塁打を打たれ1失点。
3回、1死二塁から3番・堂上剛裕が右中間に2ランを放つと、
2死二塁から平田の左前適時打で、さらに1点追加して5-1
しかし3回ウラ、清水昭信が再び捕まり、
大和の右前適時打とフォードの左越え2ランで3失点。
その後無死一、二塁のピンチを何とか凌いだもののこの回で降板。
4回、田中四球、代打西川右前打などで
1死一、三塁から岩﨑が左越えに適時二塁打を放ち、6-4
さらに堂上剛裕敬遠で2死一、二塁から
新井が左翼線2点二塁打を放ち、8-4と再びリードを広げる。
2番手・石井が好投するなどその後は膠着状態が続いたが、
8回ウラ、3番手・菊地が2イニング目に突如乱れ、
連続四球をきっかけに、野原に左中間2点二塁打、
さらに庄田隆弘に中前適時打を浴びるなど3失点。
1点差まで詰め寄られるが、最終9回ウラ、
4番手・赤坂がビシッと3人で締め初セーブ。8-7で乱打戦を制した。
公式サイトより)


○石井裕也
<ウエスタン・阪神戦で今季公式戦初登板。
2番手として3イニングを投げ、3安打3奪三振の無失点も反省>
「点は与えなかったが、もう少し指先に掛からないと駄目です」
中スポ

○高橋2軍投手コーチ
<今季公式戦初登板の石井に一応合格点を与え>
「完ぺきとは言えないが、3イニング投げられただけでも収穫だ」
中スポ

○中村公治
<今季1号ソロを含む3安打と大当たり。
いつもなら振り遅れる真ん中高目直球を右翼へ本塁打。
残りの2安打も打球が速かったが>
「上体が突っ込まないように練習で打ち込みました」
(中スポ)


岐阜でのベーブルース杯争奪大会西濃運輸が優勝)も終わって、
再びウエスタンの公式戦に戻ったファームですが、
今週末は、鳴尾浜での阪神との3連戦。
その初戦、思わぬ乱打戦となったものの、8-7で辛勝。
最後はルーキー・赤坂が1イニングを3人で締め、
プロ初セーブをマークしました。

そんななか、肩を痛めるなどで出遅れていた石井が、
ベーブルース杯での復帰に続き、公式戦に今季初登板
4点リードの4回から2番手でのマウンドでしたが、
力まず丁寧に低めをつく投球で、3イニングを無失点。
荒れたゲームを締め直し、復調の兆しを披露しました。
また打線は序盤に爆発し、新井、中村公治のアベック弾に加え、
堂上剛裕に2ランと、クリーンアップにそれぞれ一発が。
特に中村公治は猛打賞の大当たり。打ち込みの成果が出たようです。

2008年5月 9日 (金)

憲伸安定8回0封立浪待望初安打、竜20勝到達!

延長12回ドロー山本昌復活劇と来て、
1勝1分けで迎えたナゴヤドームでの広島との第3戦。
ドラゴンズが立ち上がりから一気に攻め込み、
和田の2試合連続適時打などで4点を先制すると、
先発・川上憲伸広島打線を全く寄せ付けない好投
さらに中盤にイ・ビョンギュの2ランと
中村紀洋のタイムリーできっちりと中押しダメ押し。
投打かみ合った快勝で、今季20勝に到達しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 9回戦
(8日・ナゴヤドーム | 中日6勝1敗2分け)
30865人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 川上(6試合2勝1敗)
[D本] イ・ビョンギュ5号2ラン
[Dバッテリー]
川上、長峰 - 谷繁

【ゲームレビュー】
投打がかみ合って快勝 20勝に到達した
川上は安定感のある投球。
8回まで5安打に抑え2勝目を挙げた。
打線は1回に速攻。安打に四球が絡んで一死満塁とし、
和田が右中間への先制2点打。2死二、三塁から、
イ・ビョンギュの2点打で計4点を奪った。
6回にはの2点本塁打でダメを押した。
広島は引き分けを挟んで3連敗。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

このところ停滞気味でしたが、
前夜の勝利で投打にようやく流れも戻ってきた感が。
この日の先発は、川井の線もありましたが、
きっちりローテーション通りに中6日で川上憲伸でした。
イニング経過で追っていくと↓

打線を組み替えてきた広島
1番に天谷を戻し、3番にはアレックス
そして5番に7試合ぶりスタメンとなる前田智徳を起用。
1回、天谷外のカットボールで空振り三振。
東出内への直球で詰まらせ二塁ゴロ。
アレックス初球外へのカーブでボテボテの遊ゴロ。
ボールが来ている川上上々の立ち上がり。

広島先発は、中継ぎ登板から中3日の宮﨑
しかし立ち上がり、不安定なところを突き、
1死から井端がライト前に持って行くと、
続く森野の初球、今季初盗塁となる二盗に成功。
さらに森野がファウルで粘って四球を選ぶと、
ウッズに対しては、高目にボールが浮き連続四球
1死満塁となって迎えるは、前夜のヒーロー・和田
カウント1-1からの3球目、真ん中高目のストレートを
十分に引き付けはじき返すと、らしい打球で
センター前に抜けていく2点タイムリーヒット!(2-0)
打率を今季初めて3割に乗せる一打で先制。
さら一、二塁から中村紀洋の当たりは、大きなセンターフライ。
二塁走者のウッズがタッチアップで三塁に進むとともに、
警戒しない広島の甘い守備を突き、
なんと一塁走者の和田に二塁を陥れるナイスラン!
これが得点に繋がり、7番・イ・ビョンギュ
カウント1-1からの3球目、真ん中低目のフォークを
逆らわず左へ持って行ってのタイムリー!(4-0)
ウッズ、和田と生還し、エース大量4点をプレゼント。


4点の援護をもらった川上
2回、栗原真ん中高目のカットボールでセンターフライ。
前田智徳外へのフォークで遊ゴロ。
さらにシーボルは内へのシュートで詰まらせ三者凡退。
続く3回も、先頭石原フォークで遊ゴロ、
は外へのカットボールで一塁ファウルフライ。
さらに宮﨑を外のカーブで空振り三振。
全く危なげなく、1巡目をきっちりパーフェクト

4回、1死から東出に初球、外角高目のストレートを
積極的に叩かれ、この日初めてヒットを許すも、
慌てることなく、アレックスを粘られながらも空振り三振。
栗原も初球内へのストレートで三塁ゴロと料理。

続く5回も先頭前田智徳にうまくライトに落とされるも、
シーボルを外角低目へのカットボールで、
石原には粘られたものの10球目、低目のストレートで連続三振
さらに6回には、天谷のセフティーバントにきっちり反応。
捕ってすぐさまサイドスローでアウトにするなど、
自慢のフィールディングまで披露。
真っすぐが走り、カットボール、カーブと変化球にキレ。
また中盤に入っても、自分のペースで投げ込み、
時折ヒットでランナーを出すも、それを苦にしない投球。
今季初勝利を挙げた前回登板を上回る
安定した出来に、広島打線もなすすべなし。


2回以降は、宮﨑に抑え込まれたドラゴンズ打線
6回ウラ、広島2番手・広池の代わり端を攻め、
先頭中村紀洋がレフト前ヒットで出ると、
続くイ・ビョンギュが、カウント0-1からの2球目、
内へのストレートをジャストミート!
まさに打った瞬間、高く上がった打球は、
そのままライトスタンド最前列へ飛び込む2ラン。(6-0)
初回のタイムリーに続き、この一発でこの日4打点ビョン
復調を思わせる打撃で、好投を続けるエース大きな中押し

7回ウラ、続投の広池をさらに攻め、
先頭ウッズが久々のマルチとなるライト前を放ち、お役ご免。
代走・藤井和田の三ゴロ進塁打で二塁へ進むと、
このチャンスに中村紀洋が一振り。
カウント1-2からの4球目、中に入った低目のストレートを
きっちりとセンターに返すタイムリーヒット!(7-0)
和田に負けじとチーム打点王
しっかり1打点をゲットし、ダメのダメを押す。

7点のリードとなった川上
8回、若干疲れが見えてきたか、
石原、梵に連打を浴びて、初めて得点圏に走者。
それでもここから点を与えないのが、この日のエース
広池の代打・森笠を外へのフォークで二塁ゴロ。
荒木が走ってくる一走にタッチし、一塁へ送球しダブルプレー。
さらに2死三塁で迎えた天谷には打撃をさせず、
最後は内へ沈むカーブで空振り三振に切り、スリーアウト。
8イニング、117球を投げ、5安打9奪三振無四球で無失点
2年ぶりの完封、完投も視野に入ったものの、
あえて続投せず、指示通りにマウンドを降りる。


8回ウラ、広島3番手・梅津から、
先頭谷繁がライト前ヒットを放つと、川上の代打に切り札・立浪
ここまで開幕から19打席ノーヒット
しかしカウント1-2からの4球目、131キロ
外角低目のストレートをはじき返すと、
打球はセンター前へ弾んでいくヒット!
20打席目にして、ようやく飛び出した今季初安打
代走・井上が送られ、場内の割れるような歓声のなか、
ベンチに戻った立浪にナインからはハイタッチの嵐
さらにコーチ、そして落合監督とも握手した
背番号3の表情は、これ以上ないようなうれしい笑みが。
ファンが、チームが待ち望んだ一打がようやく実現。
勝利確実のなか、さらなる盛り上がりとなった。

最終回、2番手で登板は長峰
この日昇格した前田章宏とのバッテリーも、
きっちり三者凡退に取って、ゲームセット
投げては、エースが8イニング無失点の好投。
打っては、打線がつながっての先制に中押しダメ押し、
そしてミスタードラゴンズに待望の初安打と
まさに良いことずくめの快勝で、今季20勝目に到達。
広島に2勝1分けとしっかり勝ち越し、
良いカタチで東京遠征へと向かうこととなった。


エース文句なし!前夜の快勝も
うれしかったですが、
この日はそれを以上に
内容の良いゲーム
落合監督「何も言うことがない」
と言っていましたが、
エースがきっちり投げて、
チャンスで中軸がキッチリ打つ。
序盤から一方的なペースでゲームを進めていたこともあり、
久々に楽な気持ちで見られたゲームでした。

先発した憲伸は、まさに文句なしの投球
初勝利を挙げた前回以上に落ち着いていましたし、
本人は嫌がるかもしれませんが、まさに復活というところ。
やはり柱となるべき投手がきっちり投げてくれれば、
ゲームがきっちり締まるというもの。
次回の登板は神宮かナゴヤかはわかりませんが、
この安定感をしっかり維持して、勝ち星を重ねてもらいたいです。


一方、打線は、変わらず『ノリべん』でしたね。
特に和田がここに来て一気に上昇気流!
ドラゴンズの一員として、開幕から1カ月経ちましたし、
ようやく体も通常通りに動き始めたというところでしょうか。
前日の好捕に続いて、この日は相手のスキをついた好走塁
もちろん本業の打撃でも走者をきっちりと返す任務を遂行。
やはりチャンスに強いというところがいいですね。
同じく好調キープの6番・中村紀洋との
打点王争いも、今後とても楽しみになってきました。

またやや低調だった4番・ウッズもこの日2安打。
きっかけは珍しい内野安打でしたが、とりあえずはヨシ。
次戦からは好きな東京ドームですし、トンネル脱出となっていけば。
さらに7番に降格したイ・ビョンギュがタイムリーに2ラン。
そんなに調子が良くないはずなのに、
4打点を挙げてしまうということは、7番という打順もありますが、
おそらく上向き気配となってきているんでしょうね。
ナゴヤドームでは今イチだったこの2人がつながれば、
打線がようやく全面開通となるだけに
東京ドームでの爆発に期待したいところです。

そして立浪に20打席目にして、待望の今季初安打
これに関しては、ようやく出てホッとしましたね。
開幕して約1カ月もヒットがないというのは、
おそらくこれまでのキャリアでもあまり例がないことでしょうが、
苦しみながらも1本出たことで、流れが変わっていくかも。
この一打が今後の野手陣の活力になってくることを期待します。


ゴールデンウィークのナゴヤドームでの6連戦。
3勝2敗1分けと結果的には良いカタチで締められました。
この上昇気流で向かうは、東京ドーム
9連戦の締めは、巨人との3連戦となります。
当日移動とあって、金曜日の初戦は正直あまり期待できませんが、
持てるだけのチカラで、巨人に攻め込んでほしい。
先発投手は誰か読めませんが、相手にペースを握らせない好投を。
敵地で連勝を伸ばし、目指すは今季初の貯金10
疲れのピークとなってきますが、頑張ってもらいたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(8日)

◎川上憲伸
<8イニングを5安打9奪三振で無失点、今季2勝目>
「(まさにエースのピッチング)
ありがとうございます。
(初回に4点の援護をもらい、1巡目は完ぺき)
いや、そうですね。あのう
ここ最近では一番良かったような気がします。
(完投、完封も見たかった気もしますが)
うーん、そうですね。あの、まあできればしたかったですけど、
まあ限界も近かったし、ハハハ(笑)。
(今日は何が良かった?)
今日はあの、自分の、何というんですか、
リズムを作っていた、野手のみなさんですね。
特にビョンさん(イ・ビョンギュ)がいいところで
ホームランを打ってくれたりとかしてですね。
リズムに乗っていくことができましたね。
(復活、もう完ぺきといっていいですね)
そうですね。あのう、まあ復活と言いましてもね、あの
ずっといなかった訳でもないですから、はい(笑)。
(交流戦に良い形で入りたいですね)
そうですね。とにかくもうあの目先の1勝というものを
大切にしてですね、僕のピッチングができるように
次の試合も頑張っていきたいと思います。
(ファンのみなさんに向けて)
そうですね。あの、1週間また明日から遠征に出ますけど、
えーなるべく連勝してですね、全勝できるように
そして帰ってきたいと思います。今日はありがとうございました」


<涼しげな表情を変えず、きれいにアウトの山を織りなしていく。
MAX144キロの直球と多彩な変化球を駆使して投げ込む>
「今日はいろいろ試行錯誤しながら、です。
力を入れてもボールが行ってなかったということもあるし。
全体的なイメージではそれほど悪くはなかった」

<いきなり1回に4点の大量援護をもらったが>
「問題はこういう点差(大差)ではないときに
感じよく緩急を使って投げられるか」

<唯一のピンチだった8回無死一、二塁も
代打・森笠を低めの丁寧なフォークで二ゴロ併殺に打ち取る>
「(一塁走者・梵の)足は速いし、
ゲッツーは無理だと思ったけど、最高の形になった」

<06年6月6日の千葉ロッテ戦以来の
完封勝利も視野に入ったが、8イニング117球での交代に納得>
「できればしたかったですけど、
限界にもちょっと近かったし、スタミナもなかったですよ」

<先発に復帰してからは2試合で
計15イニング無失点を継続中。防御率は2.48まで回復>
「無失点は続けていきたい」

<前夜、山本昌が約1年ぶりに
白星を手にした試合をテレビ観戦。
気分良くこの日のマウンドに上がっていた>
「自分のことのように、うれしかった。
今のチームで、ずっと一緒にやってきたのは
山本昌さんくらいですからね。本当にうれしかったですよ。
ただの1勝じゃないですからね。
(通算)200勝が懸かっているんです。何倍もの価値があると思います。
僕が言うのもおかしいですけど
昌さんが勝てなかったのは運がなかっただけだったと思う。
これで流れが良くなるんじゃないでしょうか」

<本人には違和感があるそうだが、完全復活。
言葉の中にエースのプライドをのぞかせ>
「『復活』と言うと、1年間くらい
何もやってないみたいじゃないですか。
(前回勝った)次の日の新聞に
『ケンシン、復活』とか書いてあったけど、
僕的にはそんな感じはないんですけど…。
とにかく目先の1勝を大切にしていきます」
憲伸の声「2勝目」、中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<より気持ちが前面に押し出される巨人戦を、
あえて回避させることで川上の復調を促す>
「本来、エースはあすの試合(9日・巨人戦)で投げるものだ。
ただ、自分のペースで投げられるならということで、きょう投げさせたんだ」
スポニチ名古屋


◎イ・ビョンギュ
<5号2ランを含む2安打4打点の活躍>
「(非常に効果的な4打点)
ケンシン(川上選手)が投げているということで、
何とか勝利につながる活躍をしたいと思っていたんですけども、
その通りに結果が出せてよかったです。
(完全に復調ですね)
調子も悪かったんですけど、ちょっとビデオとかを見てですね、
研究して、その結果が良い結果につながったかなと思います。
(来日2度目の最多タイの4打点)
打点を挙げることは良いことですから、
いつも勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。
(最後にファンに向けて一言)
ずっと応援を続けていただければ、
必ず最後に良い結果が出ると思いますので、応援よろしくお願いします」


<自信のある口調で6回の本塁打を振り返り>
「点差もあったので、楽な気持ちで打席に入れた。
初球はボールで、2球目はストライクを取ってくると思って、
ストレートを待っていたら来た」

<初回2死二、三塁でも左前へ2点適時打>
「三遊間が空いていて、いいところに打球が飛んだ。
フォークが落ちきらずに、それを打てて
いいコースにいったという感じだった」

<サヨナラ本塁打を放っても波に乗れず、7番に降格。
たまらずスタッフが用意した好調時と不調時のビデオを見比べ修正>
「良い時と悪い時のビデオを見て研究し、いい結果につながった。
結構差があった。悪いときは外の球を無理に引っ張ったり、
コース通りに打てていなかった」

<2試合連続のマルチ安打で調子は上がってきた>
「3番に戻る? 打順は気にしてないから」
(東京中日、サンスポ毎日jp


○和田一浩
<初回1死満塁で中前へ先制2点適時打>
「先制のチャンスだったので、仕事ができてよかったです」

<さらに続く中村紀洋の中飛で、判断良く二塁を陥れる好走塁>
「ショートの動きを見るとこちらを気にしてないようだったので。
ああいう走塁は当たり前のこと」

<これで開幕からの満塁での成績は驚異の6打数4安打。
実に11の打点を稼ぎ出している>
「チャンスでは自分らしい打撃ができるときと
できないときがあるんですけどね。
良いタイミングで打てているだけ。
満塁で打つ? 打順の巡り合もありますし、タマタマです。
いつも満塁で打てたらいいですけどね」

<西武時代から5番が定位置、勝負強さはこだわりのポイント>
「クリーンアップはランナーをかえす打順ですから。
自分は走者がいるところでいかに打つかが大事。
(昨年は)内容はひどかった。何とか取り返したいという思いがある」

<5月に入って7試合で打率4割をマーク。
またこの日の2打点で打点はチームトップタイの23。
開幕から14打席ノーヒットだったことがウソのよう>
「5月に入って毎試合安打? それは気にならない。
いつも4月は良くない。理由が分からないんです。
いつも必死でやっていますし、
同じようにやっているんですけどね。
慣れ? それは関係ない。
今の状態が悪くないことは確かですね」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○立浪和義
<8回無死一塁の場面に川上の代打で登場。
20打席目でようやく中前に今季初安打>
「どんな形でも1本出て良かったです。ホッとしました。
これまでも気持ちだけは前を向いていこうと打席に入っていたんですが。
グラウンドにくるときは切り替えようとはしていましたが、正直きつかった。
さすがに凡打のたびに暗くなっていましたよね。
これだけ打てなかったら、普通は上(1軍)に置いてくれない。
なかなか結果が出なかったので長かったけど、
これから挽回できるように頑張ります。
今度はいいところで打ちます。取り返していかないとね」
中スポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋

○中村紀洋
<7回1死二塁から中前にタイムリー。
この日2安打1打点、打率.315、23打点は堂々チーム二冠>
「あすにつながる1本でした。でも数字どうこうはまだまだですよ」

<開幕から無安打だった立浪をそっと支えていた男。
打撃練習、ベンチから立浪の出番を見て『感想』を伝え続けた>
「もうすぐ2500本打とうかという人ですから、
ボクが言うのもおこがましいんですが。
気付いたことを言わせてもらっていました」

<大差の試合の1本なのに、ベンチが盛り上がり、
スタンドも沸いた立浪の存在感をあますところなく説明>
「それが立浪さんなんです」
中スポ

○井端弘和
<右前打で出た1回、すかさず二盗に成功。
今季初盗塁で先制攻撃をけん引>
「今までなかなか走れなかったですが、これからはガンガンいきます」
(東京中日)

○タイロン・ウッズ
<5、7回に安打を放ち、1日以来のマルチ安打。
ところが本人は不満顔>
「ヒットは出たけど、まだダメ。これが続いていかないと」

<試合前は落合監督から打つときに右足が早く動くので
残すように指導されたが、復調に手応えを感じ>
「できてきたら良くなる。もうすぐだよ」
(東京中日)

○トマス・デラロサ
<8回から三塁の守備につく。4月6日以来今季3試合目>
「久しぶりだったけど、点差があったし、緊張しなかった。
普段通り守れた。ボールは飛んでこなかったけどね」
(東京中日)

○森野将彦
<試合前の練習中、キャッチャーミットを着けると、
座って投球練習。さらにスローイング練習も開始。
捕手姿もなかなかさまになっていたが尻込み>
「キャッチャー? 無理無理。危ない、危ない」
(中スポ)

○井上一樹
<試合前の早出特打で立浪と少し視点を変えた話を>
「タツさん(立浪)との話? 
ああ、あれは利き目の話をしてたんだよ。
利き目はどっちかな?って。
重要だよ。ボールを見なきゃいけない目だからね。
(左打者だと)右目で見ていたら、
打つときに前のめりになってしまう。
左目で見ていると体が早く開いてしまう。
両方の目できちんと見ることが大事なんだけどね。
おれは左、立浪さんは右だった」
(中スポ)

○落合監督
<投打がかみ合い快勝し、今季最多の貯金9。
会見ルームにて笑顔で>
「きょうは何もありません。
ノーコメントということではなく、
何も言うことはないというゲームでした!見ての通りです」

<7点リードの8回、立浪を今季20度目の代打で起用。
先日語った『選手が音を上げるまで使う』は、
レギュラー野手8人だけなのかの問いに返答>
「ウチのチームに欠かせない選手は外さない。立浪? そうだ」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋名タイ


今日の公示。(8日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 前田章宏捕手
【同抹消】
▼中日 高橋聡文投手
公式サイト共同通信社

△前田章宏
<高橋に代わって今季初めて1軍登録。
ナゴヤドームでの練習に合流。気合を入れて>
「チャンスがあれば、頑張りたいと思います」

<8回に谷繁の代走で登場すると、9回にはマスク。
1軍でのマスクは06年10月16日・広島戦以来16試合目。
広島の攻撃を無得点に抑え、守りきったことにホッとする>
「久々で緊張しました。
点差はあったけど、勝つことに必死でした。
勝つところにいられて良かったです」
(東京中日、ニッカン


このところ頻繁にある選手の入れ替え
この日は、中継ぎ左腕の高橋が抹消され、
代わって7年目の捕手・前田が今季初めて昇格。
8回に谷繁の代走で登場すると、
点差の開いていた9回には2シーズンぶりのマスクも。
これまで前田をファームで見てきた古久保コーチ
「後は、試合でヘマせんように祈るだけ(>_<)
しっかり、頑張れよ(^^)/」
 と試合前は多少は心配。

そして大阪に移動した試合後
「即出場かぁ(^^)
そのままキャッチャー!ヨシヨシ(^^)」
とお喜びのこと。

前日に同じ捕手の小川が抹消され、捕手2人制となるのかと
思いましたが、やはり基本は『3人制』だったようで。
それでも今春のキャンプでは田中とともに北谷組だった前田
さらにウエスタンでは8試合の出場ながら
12打数5安打の打率.417と打撃が好調。
ようやく立浪に安打が出た控え野手陣にとっては、
もしかしたら貴重な代打戦力となるかもしれません。

2008年5月 8日 (木)

帰ってきたぞ山本昌、快投復活うれしい194勝目!

広島との初戦、拙攻の連続で延長12回引き分けと
今ひとつスッキリしない試合を続けるドラゴンズ
大型連休も終わり、ナイトゲームとなった第2戦。
この日1軍に再登録、即先発となった山本昌
立ち上がりから素晴らしい投球を披露。
打線も援護し、和田、中村紀洋の連続適時打で先制すると、
終盤には集中打でダメのダメを押し、今季最多タイの10得点
6イニングをわずか2安打無失点に封じた42歳ベテラン
約1年ぶりの白星となる194勝目をゲットしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 8回戦
(7日・ナゴヤドーム | 中日5勝1敗2分け)
27658人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 × 10
[勝] 山本昌(2試合1勝)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、チェン、平井、金剛 - 小田、谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が昨年5月13日以来、1年ぶりの勝利
通算200勝まで、あと6勝とした

立ち上がりから攻めの投球に徹した。
1回は3者連続三振。6回、四球と安打で1死一、三塁の
ピンチをつくったが、後続を断ってマウンドを譲った。
打線も援護した。
3回2死満塁から、和田が中前へ2点適時打。
続く中村紀洋も中前適時打で計3点を先取。
6回には森野の二塁打で2点、8回には5点を奪って勝負を決めた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

5月に入り、1軍練習には合流していた山本昌
ようやく迎えた今季2度目の先発マウンド
イニング経過で振り返ると↓

1回、先頭赤松を内角低目のストレートで見逃し三振に取ると、
東出に対しては内角低目に。さらに天谷にも内角へ
宝刀・スクリューボールを投げ込み、空振り三振。
なんと3者連続三振と最高の立ち上がり。

1回ウラ、広島先発・大竹の不安定な立ち上がりを突き、
井端、ウッズが四球を選び、2死一、二塁。
しかし和田真ん中低目のシュートを叩くも二塁正面のゴロ。
先制のチャンスをこの日も逃す。

2回ウラ、2死から小田が2球目を叩き三塁への打球。
ところが主審がファウル、三塁塁審がフェアと判定の食い違い。
ブラウン監督抗議するも、結局ファウルで打ち直し。
しかしボール球を叩いてしまい、センターフライ。

2回もすんなり三者凡退の山本昌
3回、先頭石原に初球、中に入ったカーブを叩かれると、
レフトフェンスにワンバウンドで当たるヒット。
しかしクッションボールを和田が素手で掴むと、
そのまま二塁へストライク返球!
二塁を狙った石原がタッチアウトとなりチャンス消滅。
見事な好守でベテランをもり立てる。


3回ウラ、1死から荒木が三塁内野安打で出ると、
続く井端の2球目に二塁へスタート。
微妙なタイミングながらも、スチールを決め、
その井端の二ゴロ進塁打で三塁へ。
ここから大竹の制球が大きく乱れ、
森野、ウッズと連続四球で、1死満塁。
チャンスで迎えるは、5番・和田
前回対決で満塁弾を放つなど好相性の大竹
カウント0-1からの2球目、中に入ったカットボールを叩き、
センター前へ抜けていく2点タイムリー!(2-0)
好守に続き、バットでも山本昌を援護し先制。
なおも一、二塁で迎えるは、この日も6番・中村紀洋
和田に続けとばかり、カウント2-0からの3球目、
外角高目に抜けたフォークを弾き返して、
センターへのタイムリーツーベース!(3-0)
重苦しいムードを一気に取っ払う連打で、大竹をKO

4回、3点のリードをもらった山本昌
注目の2廻り目に入るも、赤松を外へのスクリューで二塁フライ。
東出を外へのスライダーで空振り三振。
さらに天谷も初球、内へのストレートであっさり投ゴロ。
気迫を持続し、小気味よい快投は続く。

4回ウラ、広島2番手・大島崇行を攻め、
山本昌遊ゴロエラー、荒木四球、
井端遊ゴロ進塁打で、1死二、三塁と再びチャンス。
しかし森野二塁正面のゴロでランナー進めず、
さらにウッズも外へのチェンジアップを引っかけ、三塁ゴロ。
主軸が凡退し追加点ならない、前日の名残

4イニングを投げ、なんと39球
見事な省エネ投球を続ける山本昌
勝利投手の権利がかかる5回を迎えたが、ここもストライク先行。
先頭栗原を137キロ、真ん中高目のストレートで空振り三振に取ると、
アレックスはスクリューでライトフライ。
さらにシーボルを外へのカーブでピッチャーゴロ。
いったん弾いたものの、落ち着いて拾い直して、一塁へ。
まさに完ぺきな投球で、5イニングを投げ終える。

しかしその山本昌にこの日初めてのピンチ。
6回、1死からやや制球乱れ、に四球を与えると、
大島の代打・小窪に初球、外への甘いスクリューを
センター前に落とされるビギナーズラックで一、三塁。
課題のセットポジションでの投球を強いられたが、
ここでも落ち着き払う振る舞いの山本昌
赤松をスクリューで浅い二塁フライに取ると、
東出の代打・緒方孝市を同じく外へのスクリューで、
伸びのないライトフライに打ち取り、スリーアウト
結局この日は、6イニング68球を投げ、
2安打5奪三振1四球で無失点。
勝てなかったときのバタつき感もまったくなく、
まさに「往年の投球」広島打線を翻弄。
194勝目を掴むに値する内容で、マウンドを後続へ譲る。


6回ウラ、その山本昌にさらにうれしい援護点
広島3番手・を攻め、1死から荒木がセンター前に運ぶと、
井端も積極的に初球をライト前に運び、一、二塁。
ここで迎えるは、3番・森野
拙攻打破のために繋がってほしい場面。
期待に応え、カウント1-2からの4球目、
中に甘く入ったストレートを弾き返すと、
レフトフェンス直撃のタイムリーツーベース!
荒木、井端がこぞって生還。
上位打線の見事な3連打で中押しに成功。(5-0)

7回、ドラゴンズ2番手は、チェン
さらにウッズが下がって、早くも守備固め体勢に。
しかし連投の疲れもあったか、チェンが捕まり、
天谷の中前打とアレックスのライト線ツーベースで1死一、三塁。
続くシーボルはストレートでバットを2本へし折った末に
タイミングを外し、外へのカーブで空振り三振に取るも、
石原に四球を与え、2死満塁にしてしまうと、
に対して、カウント2-0と追い込みながら、
3球目、中に入ったフォークをレフト左に運ばれ
2点タイムリーツーベース。(5-2)
続く小窪を内へのストレートで遊ゴロに打ち取るも。
失投のフォークなど変化球の制球に課題が残る。

7回ウラ、中村紀洋左前打とイ・ビョンギュの送りバント、
さらに小田の代打・立浪四球で1死一、二塁。
しかしチェンの代打・谷繁
外へのスライダーを叩くもバットの先。
1-6-3のゲッツーでチャンスを潰す。

8回、ドラゴンズ3番手は、平井
1死から林の代打・喜田剛の当たりはライト前方へのフライ。
しかしイ・ビョンギュが突っ込みランニングキャッチ!
好捕に思わず犬のように舌を出しながら照れ笑いのビョン

8回ウラ、ドラゴンズ、ダメのダメを押す猛攻
広島4番手・岸本から先頭・荒木がレフト前ヒットを放つと、
続く井端は遊ゴロながら荒木の足が勝り、フィルダースチョイス。
さらに森野が四球を選び、無死満塁と大きなチャンス。
しかし途中から4番に入っていた英智
ストレートに力負けしてしまい、遊ゴロで本塁封殺。
若干イヤなムードがしたものの、
これを振り払ったのが、和田
カウント2-2からの6球目、外角低目のストレートを叩くと、
打球は伸びてライトオーバー、2点タイムリーツーベース!(7-2)
この日4打点となる勝負強さを発揮すると、
これに再び続くは中村紀洋
カウント2-2からの7球目、
中に入ったフォークをはじき返しての
センターフェンス直撃の2点タイムリーツーベース!(9-2)
『ノリべん』そろい踏みのどさくさに紛れイ・ビョンギュも1本。
カウント2-0からの3球目、内へのストレートをセンター返し!
ダメのダメを押すタイムリーで10点目。(10-2)
見事に繋がり、あとは勝利の瞬間を待つだけに。

9回、点差が開いたためドラゴンズ4番手は、金剛
2死二塁から石原にライト線へ
タイムリーツーベースを浴びてしまい、(10-3)
若干のもたつきこそありながら、
最後は梵を外角低目のカーブを空振り三振に仕留め、ゲームセット!
前夜の拙攻をとりあえずは振り払った12安打10得点
この援護にも守られた山本昌には、
昨年5月13日・巨人戦以来の通算194勝目が!
そしてお立ち台に上がった背番号34には、フラッシュの嵐。
本人もファンも待ち望んだうれしい白星がようやく実現。
あと6勝となった200勝へのカウントダウンが始まった。


This is Masa!ゴールデンウィークも終わり、
超満員だったナゴヤドームのスタンドも
かなりの空席が目立ちましたが、
こういうゲームをやってくれれば、
きっと前日までのお客さん
喜んでいただろうなと
そう思わせるような投打噛み合った快勝だったと思います。

とにもかくにも、真っ先に挙げるのは、
やはり6イニング無失点、ベテラン・昌さんの快投でしょう。
今季初登板となった4月2日の巨人戦、
わずか2イニングで背中の張りを訴え降板。
その後登録を抹消され、再起を期したものの、
1軍先発陣の好調もあって、上に全く呼ばれる気配なし
しかししっかり下でじっくりと調整していたことと、
このチャンスを逃してはいけないという必死な思い
それがかなり飛ばし気味だった立ち上がりから
しっかり出ていたと思います。
いきなりの3者連続三振には驚きましたが、
この日はストレートに力があるうえに、
スクリュー、スライダーなど変化球のキレもヨシ。
さらに常にストライク先行、
コーナーを、低めを丁寧に付く制球力もまずまず。
そして気迫がしっかりとこもっていた投球は
全くと言って良いほど、危なげなかったですね。
コンビを組んだ小田のリードも上々。
広島打線もファーストストライクを狙うことぐらいしか、
攻略方法が見つからないほど、相手を翻弄していました。

懸念されていた味方の援護も、3回に3点も入り、
さらに6回のピンチで、開幕前の課題であったセットでの投球。
しかし大きな崩れもなく、宝刀・スクリューで圧倒。
まさに一昨年、さらに往年の投球を披露してくれた昌さん
待ち望んだ1年ぶりの白星に本人も「ホッとした」ようですが、
自分らの想像のさらに上を行った見事な投球に
『山本昌まだまだ死なず』を十二分に感じさせてくれました。
これで次回も先発チャンスはあると思いますが、
ここまでとはいわずとも、安定した投球を継続できるかがカギ。
再び歩み出すこととなったカウントダウンロード
持ち味を発揮し、さらに進んでいってもらいたいです。


一方、打線は立ち上がりはこれまで同様、
重圧もあってか、硬い部分もありましたが、
3回の和田、中村紀洋の連続タイムリーが大きかったですね。
前日までストレスがたまるシーンが多かったですが、
広島投手陣制球難にも助けられての見事な先取点。
終盤の上位打線の3連打による中押しや、
再びノリべん競演となったダメ押し連続タイムリー
「もっと苦しめ!」指揮官のゲキも効果があったか、
連休明けいきなり、見事な繋がりを魅せてくれたと思います。
あとは心配なのは、4番に座る主砲だけ
この日もバットの先の一打など、一人蚊帳の外ウッズ
一発が一番の特効薬なのでしょうが、
まずはしっかりミートすること。
何とかみんなに追いつき、東京に乗り込んでほしいです。


もやもやしたまま終わったゴールデンウィーク。
しかし明けた初日に見事な昌さんの復活劇
おまけに和田地元初お立ち台など、うれしさの連続でした。
ただこれが一夜限りにならないよう、まずは広島に勝ち越しを。
おそらく第3戦の先発は、川井じゃないかと。
中スポには中6日で川上と出ていましたが、
エースは東京で巨人にリベンジするのではと見ていますが。
どちらにしても、しっかり勝って収穫を得ることで、
地元での連戦を締めくくってほしいいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎山本昌
<6イニングを2安打無失点で、今季初白星。
通算194勝目をマーク>
「あっ、ありがとうございます。
(今どんな気分ですか)
いやあほんとホッとしているというかね。
えー何とか試合になって良かったなと。
開幕でね、ああいう風なケガしましたんでね、
本当によかったです。はい。
(3者連続三振のスタート、ボールが速かった)
まあ気合だけ入ってましたんで。
まあ、まあまあでした。はい。
(いけるところまで飛ばそうと)
そうですね。本当に周りのピッチャーも調子いいですしね。
またチームの状態もね、いいですし、
ムード壊さないように頑張りました。はい。
(1カ月ぶりの1軍マウンド、この1カ月間の気持ちは)
いや本当に早くね、故障治して
少しでも早くと思ってましたけど、えー周りも調子がいいんでね。
えーじっくりチャンス待ってました。はい。
(1年ぶりの勝利、この1年間を振り返ると)
えーまああのう、ね、いろいろありますけど、
えーまあこうやってね。勝てれば何か
チームに帰ってきたなって感じですね。はい。
(200勝へのカウントダウン)
ええ、あの頑張っていきたいと思います。はい」


<42歳の大ベテランが計算を度外視して飛ばしに飛ばした。
立ち上がりの直球中心の投球は強い決意の表れ>
「ほっとしているというか…。とにかく飛ばした。
周りの投手も調子がいいので、だめなら代わってもらうだけ。
どんどんストライクを取って、
いけるところまでいこうと、気合を入れて投げた」

<唯一のピンチにも動じず。
6回1死一、三塁と走者を背負ったが、落ち着きが勝った>
「流れからして勝てると思った」

<1カ月ぶりの1軍マウンドで、6イニング2安打無失点。
68球の完ぺきな投球に心底、安堵の表情を浮かべ>
「もうちょっと余力があったけどね。
でも、(交代で)正直ホッとしました。
こういう結果になって良かった」

<仕切り直しの『開幕戦』で、限界説など吹き飛ばし>
「そう言われるのは仕方ない。
ただ投手陣が調子がいい中で、
登板機会を作って下さったことに感謝しています。
自分のことよりチームの勝利に貢献できたことが大きい」

<ただの1勝以上に重みのあった194個目の白星。
それでも努めて喜びを抑え、謙虚な姿勢を貫く>
「まだ一つ勝っただけ。
こういう投球を続けて、もう少し長いイニングを
任せてもらえる信頼感を勝ち取りたい。
200勝? それは自分の中ではもういいよ。
それよりもチームの勝利に貢献したい」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


『めちゃくちゃうれしいです。
ずいぶんチームを離れているような気がして、
やっっと帰ってきたかな、長かったなあという感じです。
その間、ファンのみなさんがすごく気にしてくれているのが
いろんなところへ行ったり、中日スポーツを読んだりして分かって、
なんとかそういう方々の期待に応えようと思っていました。
もっとも、次が大事。もうちょっと長いイニングを
投げられるよう頑張っていきます。
やっと、エッセイも更新できますね。』

山本昌公式ホームページより引用)


○小田幸平
<今季4試合目の先発マスクで山本昌を好リード。
3連続三振の立ち上がりには苦笑いしたが>
「最初から飛ばしてください、とお願いしていた。
3者三振はさすがに飛ばし過ぎかなと思ったけど。
サインに首を振ることもなく、
しつこいくらいに低めを突くことができた。
いろいろな変化球を使えるので、楽しくリードできた」

<好リードの根底にあったのは昨季の雪辱。
昨季山本昌が先発した18試合のうち8試合で先発マスク。
トータルでは2勝4敗だったが、2勝目以後、
4試合で3敗と負け続けたままシーズンが終わった>
「リベンジしかなかった」

<事前の打ち合わせで、
原点にだけ焦点を合わせることを確認>
「去年のこととか、200勝のこととか、
そういうことではなく、とにかく目の前のものを取りにいく。
そういう話を2人でした」

<ベテランに何度も低めを意識させ、
勝つために、嫌がられることもいとわなかった>
「しつこく『低め』と言った。ウザがるくらいに。
マサさんはウザかったかもしれないけど、
意思の疎通ができてよかった。
1回も首を振られなかったのでよかった。
マサ(山本昌)さんに勝ちがついたことが一番です」
中スポ中日新聞

○森バッテリーチーフコーチ
<6回まで68球の完封ペースだったが
山本昌と話し合って交代を決める>
「しばらく勝っていないという不安もあっただろうし、
前の回から球が高めに浮きだしたというのもあった。
もし(山本)昌が1点取られて2点差になってから出ていく中継ぎもきつい。
そういう話をしたら昌も同じようなことを言ってきた。
小田が持ち味を引き出した。昌の好投が
最近打たれていた若手にとっていい刺激になっただろう」
名タイ


◎和田一浩
<先制打を含む2安打4打点の活躍>
「(重苦しいムードのなか、大きな先制タイムリー)
そうですね、ちょっと最近ストレスがたまる試合が
多かったと思うんで、あの何とか打ててよかったと思います。
(満塁弾を放った得意の大竹投手から)
1打席目(二ゴロ)にあのちょっと抑えられたんで、あの
2回目はそういう訳にいかないんで、
えー何とかいい方向に飛んでくれてよかったと思います。
(最近バットが好調、いよいよ存在感をアピール)
このまま上がってきたらいいかなと思っていますけども、はい。
(地元初のお立ち台の気分は)
そうですね。すごく長かったんで、
あの、チームにも迷惑かけてましたし、
これからどんどん取り返せるように頑張っていきたいと思います。
(山本昌投手の先発の日だったが)
そうですね。あの前回、ああいう形で降板という形になってたんで、
いいスタートを切ってもらいたいなという気持ちで、
1点でも多く取ろうと思っていました。
(これからもたくさん打って先発投手を助けてください)
はい、頑張ります」


<3回、タイムリー談話>
「打ったのは、ストレート。
1打席目は初球から見て失敗(二ゴロ)したから積極的にいこうと思った
最近はストレスのたまるゲームが多かったし、
先発投手に迷惑をかけたから。
かなりプレッシャーがかかったのですが、結果が出てよかったです」

<県岐阜商高時代からテレビで見ていた
7歳上の山本昌が1年ぶりの白星を目指して先発。
左翼の守備位置からでも刺激になり>
「山本さんが去年から苦しんでいたのは知っていました。
初回からすごく飛ばしていて
きょうは勝つんだというのが背中を見て伝わってきた。
早く点を取らないといけないと思った。
だから、何としても打ちたかったんです」

<12年目のプロ生活で培ったプレッシャーへの対処法がある>
「感情を表に出さないで、いつもと同じようにプレーする。
自分は感情が表に出やすいから
プレッシャーがかかる場面では冷静になるよう心掛けています」

<8回には右越えの2点適時二塁打。
チャンスで金縛り状態だった打線を救う>
「野手はみんな何とかしたいと思っている。
これがきっかけになって
チームにタイムリーが増えれば活気が出てくると思う」

<この日が初めての本拠地でのお立ち台。
開幕当初の不振を挽回、打率も.299まで上昇>
「お立ち台? ようやくそういう活躍ができたね。
これからいままでの分を取り返したい。
何とかいいところで1本打っていきたい」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpニッカン名タイ

○中村紀洋
<2試合連続となる今季3度目の猛打賞で3打点。
この日の3打点で今季22打点となり、打点リーグ2位タイに浮上>
「とにかくきょうは山本さんにどうしても勝ってほしかった。
それしか考えていなかった。だから勝ってよかったよ。
打点はたまたま。そういう巡り合わせの時に回ってきているだけ。
調子?良くも悪くもない」
中スポスポニチ名古屋

○森野将彦
<6回1死一、二塁で左翼フェンス直撃の2点二塁打>
「打ったのはストレート。
チャンスで打たないといけないので打てて良かったです」
中スポ

○荒木雅博
<4打数3安打と4月6日以来3回目の猛打賞をマーク。
3回には今季7個目の盗塁(二盗)を成功させる>
「良かったです。まだまだこれから頑張っていきたいです」
(東京中日)

○イ・ビョンギュ
<8回1死二塁から中前適時打を放ち、3試合ぶりの打点。
また8試合ぶりのマルチ安打に手応えを感じる>
「打ったのはストレート。
久しぶりにタイムリーが打ててうれしい。
きょうのヒットをきっかけに良くなりそうです」
(東京中日)

○チェン・ウェイン
<この日は7回に2番手として登板し2失点。
北京五輪の台湾代表チームに選出されることが確実に。
04年のアテネ五輪に続く選出に、本人も意欲的>
「球団と(後見役の)大豊さんにお任せしていますが、
選ばれたら頑張りたいですし、自分としては出たい気持ちがあります」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

◆井手編成担当
<中華民国棒球協会の林宗成秘書長の訪問を受け、
チェンの台湾代表1次候補選出を快諾する旨を伝える>
「球団としては協力する」
スポニチ名古屋

◆西川球団社長
<この日、ナゴヤドームを訪れた林宗成秘書長と会談。
チェンが現時点で候補選手に入っていることの説明と、
本大会での協力を要請を受け、出場を認めることを伝える>
「(台湾出身選手が所属する)関係各球団に
あいさつに回っているということでした。
選ばれたときには協力しますよ。
本人にとっては名誉なことですから」
中スポスポーツ報知

◇吉見一起
<川上、朝倉、中田とともに早出で打撃練習を行う。
約20分にわたってバットを握り、フリー打撃では右打ちを繰り返す。
今季17打数ノーヒットで打率0割>
「打撃は得意ではないんです。だから練習しないと」
ニッカン

◇岩瀬仁紀
<出身地である愛知県西尾市から
『西尾市ふるさと大使』に任命される。
任期は3年間の予定、同市の大使第1号となり>
「西尾のPRに役立てばうれしいです」
公式サイト、中スポ)

◆鈴木義広
<右ひじ故障で2軍調整中。早期復帰へ意欲>
「(故障の程度は)重くはない。
(キャッチボールも)ぼちぼち始めます。
そんなに長くはかからないと思います」
(東京中日)


○落合監督
<今季2度目の2ケタ得点で大勝。
自嘲気味に笑いながら、打線を語る>
「あまりにお寒いからジャンパーを着てたよ。
3回ウラから着たら3点入った。
1年中ずっと着てなきゃダメか? 真夏でも着てやるしかないか。
それで点数取ってくれるなら、真夏でも着てやるよ」

<山本昌については>
「マサ? 本人に聞いてくれ。
1年ぶりにしゃべるんだろうから、十分に聞いてやってくれ」
(中スポ、時事通信毎日jpニッカン


今日の公示。(7日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 山本昌投手
【同抹消】
▼中日 小川将俊捕手
公式サイト共同通信社


△山本昌
<この日、小川に代わり1カ月ぶりに1軍に昇格。
即先発のマウンドに上がったが、試合前は控えめに話す>
「チャンスがあれば頑張る」
共同通信社

◇高代野手総合チーフコーチ
<山本昌の昇格にともない、小川が2軍行き。
控え野手が1人減って6人になったことについて>
「野手のやりくりは大丈夫」
(中スポ)

◇立浪和義
<この日、代打で四球で出塁。
いつもなら代走が登場するが、一塁走者として残る。
野手が1人減ったことについて
投手陣に負担がかかることへの責任を感じ>
「控えの野手が打ってないからね。
(投手を)助けないと。頑張ります」
(中スポ)

◇井上一樹
<投手陣も野手陣も苦しい時だが>
「与えられたところをしっかりやるしかない。
こういう言い方は変かもしれないけど、助け合わないといけない」
(中スポ)

この日、昌さんが1軍に再登録されたことで、
代わって、第3捕手立浪の代走担当小川
出場選手登録を抹消されました。
これで1軍の投手は、12球団で一番多い14人体制に。
その一方で控え野手は、1人減って6人。
前日、レギュラー陣にゲキを飛ばした落合監督でしたが、
やはり下から野手の戦力補充はしませんでした。
さらに寂しい野手陣容となりますが、
とりあえずは6人で踏ん張り、42打数2安打(7日まで)で
打率.048代打成績を向上されるよう、頑張ってほしいです。

2008年5月 7日 (水)

速攻のち拙攻オンパレード、竜今季3度目のドロー。

地元での首位・阪神との直接対決に
1勝2敗と負け越してしまったドラゴンズ
気持ちを切り替えて臨むは4位・広島との3連戦。
その初戦、ゴールデンウィーク最終日のナゴヤドームに
詰めかけた大観衆の前で繰り広げられたのは、
両チームによる拙攻のオンパレード
初回にともに速攻で1点を入れてからは本塁が遠きものとなり、
開幕戦以来のこのカード2度目、ドラゴンズにとっては
今季3度目の延長12回引き分けとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 7回戦
(6日・ナゴヤドーム | 中日4勝1敗2分け)
37668人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
広島 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
中日 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
(延長12回規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、チェン、岩瀬、平井、小林、長峰 - 谷繁

【ゲームレビュー】
決めて欠き3度目の引き分け
中日は今季3度目の引き分け。攻撃が決めてを欠いた。
ウッズイ・ビョンギュブレーキになった。
4回無死一、二塁でウッズが遊ゴロ併殺打。
7回無死一、三塁ではが遊飛に倒れた。
その後スクイズ失敗などでチャンスをつぶした。
10回以降も毎回走者を出したが、得点につながらなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

初回、先制点が入ったのが、試合開始直後の15時3分
そのウラ、ドラゴンズが同点に追い付いたのが、15時13分
その後、ずーっと0行進で、終わったのが19時35分
4時間35分に渡った良い意味では総力戦、
悪い意味では拙攻戦を振り返ると↓

ドラゴンズ先発は、4月25日以来中10日となった朝倉
1回、先頭赤松の2球目、内へのスライダーが抜けて死球。
2番・東出が送って二塁へ進めると、
この日3番抜てきの天谷が、カウント0-2からの3球目、
中に入ったシュートを逆らわずレフト前に落とすタイムリー(0-1)
わずか6球、広島の速攻に先制点を許す。

広島先発は、中4日でコルビー・ルイス
ボーク3つのあの開幕戦以来のナゴヤドームでの登板。
1回ウラ、先頭荒木外へのストレートをライト線に落とすと、
アレックスがクッション処理を誤る間に三塁へ到達。
今季初のスリーベースヒットで同点のチャンス!
セットポジションとなって、やや制球が不安定のルイス
そこを付き、井端フルカウントからの6球目、
真ん中高目のストレートを右へ打ち上げると、
打球は伸びて大きな犠牲フライに。
アレックス返球せず、荒木ゆっくりと生還し同点。(1-1)
続く森野が四球を選ぶも、ウッズ1-4-3のゲッツー。

2回、2死から小窪哲也にセンター前に運ばれるも
続くルイスをしっかり空振り三振。朝倉立ち直りの兆し。

3回、1死から東出一、二塁間を割るヒット。
しかし天谷、栗原と打ち上げ、ランナーを進められず。

4回、2死から朝倉の制球にばらつき。
石原、小窪に連続四球も、ルイス二ゴロで救われる。

4回ウラ、先頭井端がセンター前ヒットで出ると。
森野も続き、4球ファウルのあとライト前で無死一、二塁。
しかしウッズが初球、外角高目の甘いスライダーを
ひっかけてしまい、6-4-3と2打席連続のゲッツー
和田も打ち損じの中飛に倒れ、主軸でチャンスを潰す。

5回、1死から東出外のシュートをライト前。
しかしこちらもクリーンアップが不発。
天谷シュートに遊ゴロで二塁封殺、
栗原初球内へのシュートでバットをへし折っての三塁ゴロ。
毎回ランナーを出しながら、粘りの投球朝倉

5回ウラ、先頭中村紀洋センター前ヒットも
イ・ビョンギュ内へのストレートにどん詰まりの遊ゴロ。
谷繁が三遊間を抜き、朝倉が送り、2死二、三塁。
しかし荒木は外角低目スライダーを打ち上げ二塁フライ。
ルイスに踏ん張られてしまい、ここもゼロ。

6回、先頭アレックスセンター前、シーボルライト前と
連打で無死一、二塁とされた朝倉
送らせずに強攻した石原を内角高目のシュートで
空振り三振に取るも、小窪にライト前に運ばれ1死満塁。
しかしルイスを本塁前の捕ゴロに取ると、
赤松も初球シュートで三塁ゴロ。
相手の拙攻にも助けられ、この日最大のピンチを切り抜ける。

7回、先頭東出ストレートの四球も、
続く天谷バントを空振り、結局送れずライトフライ。
しかし栗原の2球目、朝倉外へ叩きつけワイルドピッチ。
結果バントと同じ1死二塁としてしまうが、
不振の栗原外へのスライダーに泳ぎ三塁ゴロ。
さらにアレックスも打ち上げてのセンターフライ。
結局すべてのイニングで走者を出しながら、
初回の1点のみに凌いだ朝倉
7イニング102球を投げ、7安打3奪三振4四死球の1失点。
4四死球は反省点ながら、中10日も苦にしない粘投を見せた。


7回ウラ、先頭和田バットの先ながら
二塁後方に落とすヒットで出ると、
中村紀洋も続き、外角高目のスライダーをうまくレフト前へ。
エンドランが成功し、無死一、三塁と絶好のチャンス!
しかしイ・ビョンギュが初球、内へのスライダーを
打ち上げてしまい、遊撃フライ。
さらに続く谷繁の時に、カウント1-3からスクイズ敢行
ところが真ん中高目に入ったスライダーを
チームきってのバントの名手・谷繁なんと空振り
スタートを切っていた三走・和田が三本間に挟まれタッチアウト
それでも挟殺プレーの間に中村紀洋が三塁へ進み、
谷繁も四球を選んで2死一、三塁。
ここで朝倉に代打が送られ、立浪登場
しかし初球、内角高目ストレートを打ち損じ、三塁フライ
打ちそうなムードを醸し出していない立浪、これで18打席ノーヒット
またも勝ち越しのチャンスを逃し、0行進は続く。

8回、ドラゴンズ2番手は、チェン
いきなり先頭のシーボルに三遊間を抜かれ、
石原の犠打で代走・木村昇吾が二塁へ。
しかしここでチェンのストレートがうなり、
小窪を内角高目の142キロでファウルチップでの三振に。
さらにルイスの代打・緒方孝市
カウント2-2からの5球目、内角高目にズバッと決めて空振り三振
続く9回はこの日初めての三者凡退に打ち取りGJ

9回ウラ、2イニング目となる広島2番手・横山を攻め、
和田四球と中村紀洋センター前ヒットで
1死一、二塁とサヨナラのチャンス。
ここで広島ベンチは3番手に左腕・コズロースキー
迎えるは2日前のサヨナラ男、イ・ビョンギュ
この日ブレーキもここで名誉挽回を。
しかし期待に背き、フルカウントからの8球目、
内角高目のストレートを打ち上げ、浅いレフトファウルフライ。
さらに継投、4番手・の真ん中低目のスライダーを
谷繁が詰まってしまい、ショートゴロ。
両軍スミ1以降は決めてなく、延長戦へと突入。


延長10回、ドラゴンズ3番手は守護神・岩瀬
1死からアレックスにボテボテの遊撃内野安打を許すも
木村の代打・を内へのクロスファイヤーで見逃し三振。
石原を初球、シュートでライトフライ。全く問題なし

10回ウラ、広島5番手・岸本を2死から攻め、
井端のレフト前ヒットと森野の四球で一、二塁。
ここで迎えるは、再三チャンスを潰しているウッズ
なんとかこちらも汚名返上を願いたいところも
代わった6番手・永川がフォークを連投。
そしてカウント2-1からの4球目もやはり内角低目にフォーク。
バットが空を切ってしまい、空振り三振
この日5打数無安打2併殺2三振と大ブレーキの主砲
どうにもならない悔しさのあまり、唇をとがらせる。

11回ウラ、先頭和田がセンター前に弾き返し、代走に藤井
再びサヨナラのお膳立てをするも、この日は永川が抜群。
猛打賞の中村紀洋が初球、真ん中ストレートを
打ち上げてしまい、センターフライ。
イ・ビョンギュもフォークに全く合わず空振り三振。
さらに谷繁外のフォークを引っかけ、三塁ゴロ。
ついにゲームは最終12回の攻防に。

12回、ドラゴンズ5番手は、小林
東出、天谷とキッチリ打ち取り、6番手・長峰にスイッチすると、
長峰栗原にセンター前に運ばれ、多少もたつくも
アレックスを最後は内角低目のスライダーで空振り三振。
これでとりあえず、ドラゴンズの負けはなくなる。

12回ウラ、広島7番手は、梅津
先頭、長峰の代打・小川は粘るも見逃し三振
しかし荒木が右中間へはじき返すヒットで出塁。
願ってもないサヨナラのランナーだったが、
続く井端のカウント1-3からの5球目、
梅津にリードの逆を付かれてしまい、けん制タッチアウト
最後の最後でまさに痛恨の走塁ミス
それでも井端が四球を選び出塁するも、森野が右飛に倒れゲームセット
ドラゴンズ6人広島7人と両軍合わせて、
13人の投手を繰り出し、凌ぎきった総力戦というより
ドラゴンズ11安打11残塁2併殺広島10安打13残塁
まさに拙攻戦の印象が強かった4時間35分
開幕戦に続き、このカード2度目の延長12回ドローとなった。


名手・谷繁決められず…。ゴールデンウィークの
最後の最後に
こんな重苦しいゲーム
見せられるとは
思っていませんでした。
ゲーム前半は、広島の拙攻
かなり助けられましたが、
ドラゴンズも付き合いがいいのか、
しっかりと追随
どちらかというと、
終盤はこちらの方がチャンスが多く、
いつでも決められるような
状況だっただけに
後味の悪いこのドローは、
負けに近いもののように感じました。

それにしてもこの日、同じ打順のところに
何度もチャンスが回ってきながら、そこで大ブレーキ
1、2、3番が出てお膳立てをするも、4番でおじゃん。
5番が出て、6番が続くと7、8番でぽしゃる。
シーズンのなかの1試合といえば、それまでなのですが、
それにしても同じ打者が潰し過ぎじゃないかと。
さすがの落合監督もかなりのお怒りだったようですし、
何とかこの詰まり具合が取れるよう、
選手個々でしっかり打撃に取り組んでもらいたいものですね。
さらに今後ストレスのたまるようなゲームは、
できるだけ避けてもらいたいもの。
まあ好きでやっているわけでもないでしょうが、
次戦から再び始まるナイトゲーム解消を目指してほしいです。


直接対決での悔しさを晴らすことはできないうえ、
首位・阪神とのゲーム差は3と広がりましたが、
まあ現状のチーム状態がこういうことだけに
ちょっと我慢しなくてはいけないかもしれませんね。
ただ打線の方は少しずつ繋がりつつあるのも確か。
この日朝倉が粘投したこともあり、
崩れつつあった先発陣もなんとか落ち着いたようにも感じました。
あとはスッキリした勝利を掴めれば、再び流れるのでは。
迎える第2戦、先発投手は順当なら川井となりますが、
果たして素直にそのようになるのか。
それとも意外な投手の登板となるのか。
どちらにしても、できるだけチャンスは逃さない。
そして重苦しい展開は、2日連続はカンベン。
9連戦の半ばで疲れもあるでしょうが、
できるだけぼやかせない、締まったゲーム展開を期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(6日)

△荒木雅博
<延長12回1死から右前打で出塁も、
カウント1-3から梅津に逆をつかれ、まさかのけん制死>
「二塁にいきたかったです。
その前に何度も(盗塁の)チャンスがあったんですが、
いけなかったボクの負けです。
けん制球は相手がうまかったですね」

<直後のテレビモニターには、
怒張した顔が映されていたが、屈辱をかみしめ>
「(自分に)悔しかったから」
中スポ名タイ

△谷繁元信
<7回1死一、三塁。カウント1-3から
今季初のスクイズ指令もバットにボールは当たらず失敗。
三塁走者・和田が挟殺となり、ぼうぜん>
「穴に入りたい。何とも言いようがないです。
次に(サインが)出たら頑張ります」
中スポ名タイ

△立浪和義
<7回、スクイズ失敗の直後の2死一、三塁、
歓声のなりやまない初球を積極的に打ったが、三飛。
今季18打席目、ファンが待ち望む初安打はまたも持ち越しに>
「ああいうところで使ってもらっているので、何とか1本打ちたかった」
(東京中日)

△イ・ビョンギュ
<この日、今季初めて7番に降格。
4度走者を置くチャンスがありながら5打数無安打2三振>
「今日は全く良くなかった」
ニッカン

△井端弘和
<1回無死三塁から右翼後方にきっちりと同点犠飛>
「同点に追いついてよかったです」
(東京中日、ニッカン

△中村紀洋
<20試合ぶりの6番に昇格し、チーム1人の3安打猛打賞。
ルイスからきっちり2安打を放ち、チャンスメーク>
「たまたまヒットコースに飛んだだけです。
(ルイスは)いいピッチャーですね」
(東京中日)


△朝倉健太
<ローテーションを変更し中10日で先発。
毎回走者を許しながらも7イニングを1失点>
「良く粘れたと思うし、シュートのキレが戻ってきた。
自分の最低限の仕事はできたと思う。
だいぶ調子が上がってきました。自分なりに抑えることができた。
(下半身の使い方などを)体が覚えてきた」

<勝ち星こそつかなかったものの、
昨季から6連勝中の広島戦の『不敗神話』も継続>
「相性? それは気にしていません。
それよりも、きょうのような投球を続けていきたい」
朝倉健太公式中スポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

△チェン・ウェイン
<2番手で8回からの2イニングを1安打無失点>
「いまは自信を持って投げています。抑えられてよかった」
中スポ

△岩瀬仁紀
<延長10回、3番手で登板。1イニングを抑え>
「抑えないと負けるからね。状態はいいよ」
中スポ

△平井正史
<4番手で登板、延長11回の1イニングを3人で抑える>
「まだ納得できる状態ではないけど、
自分の仕事ができてよかったです」
中スポ

△小林正人
<延長12回、5番手で登板し、左2人を抑える。
勝利には結びつかなかったが、役割を果たし胸を張る>
「自分の仕事はできましたね」

<好調の阪神・平野は東海大の1年先輩。
今季3打数無安打と完ぺきに抑えているがその理由は>
「先輩なので特に打たれたくないですね」

<打たれたくないのは慕っているからこそ>
「オフの自主トレで大学に行ったときも会ってますし、
食事にいったりしています。いろんな話をしてもらった」
中スポ<ドラ番記者>

△長峰昌司
<延長12回2死から、左の小林をリリーフし右打者と対戦。
栗原に中前打を許すが、アレックスにはスライダーで空振り三振。
アンカーをしっかり努め、スコアボードに0を並べる>
「一発がある打者なんで、とにかく低めを意識して投げました。
左から左? 準備はしていたんで。とにかく必死でした。
投げさせてもらえる試合でアピールしないといけないですからね」
中スポ

△小川将俊
<延長12回の先頭で4年ぶりに打席に立つ。
しかし結果は見逃し三振。悔しさをむき出しにしてうめく>
「何が何でも塁に出たかった…。
初球は狙っていた球がきたんですがタイミングが合わなかった。
最後の一球は遠くに見えた」
(東京中日)

◇中田賢一
<練習開始前、中堅フェンス前で投手陣の緊急ミーティング。
しかしその輪から1人、途中から血の気がうせて正座を>
「ちょっと貧血になって、それでそのまま座っていたんです」

<正座をして、森コーチの言葉を正面から受ける。
練習後も上がらずに試合をベンチから見守る>
「先発投手として長いイニングをしっかり投げるには
何がベストなのか、もう一度よく考えなければいけません」
(中スポ)


△落合監督
<打線がつながらず、今季3度目の延長12回引き分け。
得点を止めている『関所を通る手形』はまだ…>
「関所? そんな簡単に手形なんか出てこない。
そんなに簡単だったら苦労しない。苦労しなきゃ。
もっと苦しめ! 選手が音(ね)を上げたら代えてやる。
それまで使い続けるよ。
監督が音を上げることはない。
選手が音を上げたらいつでも代えてやる。
(選手は)これしかいないし、代わりはいないんだから。
残念ながら下(2軍)にもこれっていうのはいないみたい。
谷繁だけは疲れさせられない役どころだから
休ませることはあるけど」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


若竜トピックス(6日)

◆第62回JABAベーブルース杯争奪大会
予選リーグ 第14試合(再試合)
中日-NOMOベースボールクラブ
(6日・岐阜県営長良川球場)
 N 200 010 000 =3
 D 030 003 50× =11
[D本] なし
[D投] 樋口、浅尾、石井、菊地、赤坂
日本野球連盟公式HPNOMO Baseball Club

【ゲームレビュー】
初回、先発・樋口本郷の適時二塁打など
3安打を集中され、2点を先制される。
2回ウラ、堂上剛裕、平田の連続四球などで2死一、三塁から
堂上直倫の三塁エラーと田中の左前適時打で同点に追いつくと、
さらに澤井の左前適時打で、3-2と逆転。
5回、2番手・浅尾が2死一塁から平松陽介
右翼線適時二塁打を浴び、3-3の同点に追いつかれるが、
6回ウラ、平田の中前打と盗塁、中村一生左前打、
堂上直倫四球で無死満塁から、田中が右前へ2点適時打。
続く澤井の遊ゴロ併殺打の間に1点を追加し、6-3と勝ち越し。
7回ウラにも堂上直倫の左前適時打、田中押し出し四球、
岩﨑右中間3点適時三塁打など4安打を集め、一挙5得点。
11-3でNOMOベースボールクラブに大勝
公式ファームより)


○浅尾拓也
<ベーブルース杯・NOMOベースボールクラブ戦で、
約3カ月ぶりに実戦復帰。5回から2番手で登板して、
2イニングを1安打4奪三振2四球で1失点。
MAX150キロを2度記録するなど、復活をアピール>
「今日はスピードにはこだわらなかったんですけど、
思ったより球がいって(キレて)ました。
(右肩の)痛み無く投げられたことが、何よりの収穫です」

<沖縄春季キャンプ中の実戦復帰後、右肩痛が再発。
以後、肩に負担のかからない新投球フォームを試行錯誤し、
打撃投手を務められるまでになったのは、つい3日前だった>
「肩は大丈夫です。今日は変化球が悪かったです。
高目に浮く球が多く全然だめです。
変化球はまだまだですけど、フォームに慣れてくれば大丈夫です。
ストレートは(このフォームで)まだ(スピードも)上がると思います。
試合に投げられた事には満足してますが、どんどん試合に投げて
ピッチングの精度を上げて行くしかないですね」
公式ファーム中スポ

○樋口賢
<先発し、4イニング投げ2失点も不満顔>
「調子はあまり良くなかったです。
変化球でストライクが取れた所が良かったです」
公式ファーム

○田中大輔
<2回に左前同点適時打、6回に右前勝ち越し2点適時打と、
2打数2安打3打点の活躍を見せ、打撃には納得顔>
「(5日はナゴヤ球場)残留で打ち込む時間があって、
それで(打撃の)いい形を思い出しました。
若いピッチャー(先発は新人の樋口)が投げていたので、
絶対に点を取りたいと思って打ちました。
バットを折りながらしぶとく打ったでしょう。今日はチームに貢献できた」

<3失点されたリード面については>
「1イニングでも長くピッチャーを投げさせられるような、
そういうリードをしていきたいです」
公式ファーム中スポ

○谷哲也
<ベーブルース杯で、新鮮な気持ちでプレー。
昨季は日立製作所の選手。今とは逆にプロの胸を借りる立場だった>
「何とかプロにひと泡吹かせてやろうと、そんな気持ちでしたね」

<大会でチームは格下の社会人相手に苦戦し、
中日2軍は予選リーグで敗退したが>
「社会人の方が1試合1試合に懸ける気持ちが
強いという面は確かにあります。
こっちは普段のプロを相手にしている試合に比べて
モチベーションが上がりきらなかった」
(中スポ<ドラ番記者>


すでに予選リーグ敗退が決まっている
岐阜・長良川球場でのベーブルース杯争奪大会
この日は、前日の降雨コールドとなった
NOMOベースボールクラブとの再試合が行われ、
終盤打線が爆発して、11-3と大勝しました。

岩﨑、石井と故障などで戦列を離れていた若竜たちが
この大会で徐々に実戦復帰を果たしていますが、
この日のNOMOクラブ戦では、右肩痛で出遅れていた
2年目右腕の浅尾が、約3カ月ぶりに復帰!
5回から2番手で登板して、2イニングを1安打1失点。
注目されるストレートの球速も随時140キロ台後半、
さらにMAXとしても、なんと150キロをマーク。
右肩に負担のかからない新投球フォームを習得し、
心配された肩の方もまずは「大丈夫です」とのこと。
試合に投げられたことで、手応えをつかんだ背番号41
今後はさらに投球の精度を上げていく構えのようです。

ボールが高めに浮くなどの制球面や
変化球の出来などまだまだの面もあったようですが、
まずは浅尾実戦復帰を果たせたことがうれしいですね。
今後も肩のコンディションと相談してやっていくようですが、
現状の1軍中継ぎ投手陣にバテがきそうな夏場
ぜひともそのチカラを発揮してもらいたい投手の1人。
ようやく2年目のシーズンを迎えた浅尾
復活ロードを歩んでいく今後を楽しみにしたいです。

2008年5月 6日 (火)

中田まさかの大乱調、虎キラー悪夢の初回7失点。

相手の勝利の方程式を攻略して、
1勝1敗のタイに持ち込んだナゴヤドームでの竜虎対決
迎えた第3戦、ドラゴンズは満を持して、
虎キラー中田賢一を中5日で先発起用。
しかしその中田まさかの大乱調
初回先頭から連打を浴び続け、6安打1四球で7失点と炎上
さらに3回にも点を失い、9安打9失点でKO
打線は1回と7回に2点ずつ返したものの、初回の失点がすべて。
地元でまたも苦杯をなめることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 8回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日2勝5敗1分け)
38219人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神 10
中 日
[敗] 中田(6試合4勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、長峰、金剛、高橋 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
今季最多の2ケタ失点で大敗し、7カードぶりに負け越した
中田が試合を壊した。1回、新井に先制打を許すと、
3連続適時打など打者10人攻撃で計7失点
3回にも押し出しなどで2点を失った。
打線は1回に和田が2点三塁打。7回に2点を返すだけにとどまった。
これで阪神戦は3カード続けて勝ち越せなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


藤川、久保田を攻略し、サヨナラ勝ち。
その勢いを持って臨んだ竜虎直接対決第3戦
ところが1回表の攻撃が28分にも及ぶとは…。
こどもの日が『虎どもの日』となってしまったゲーム。
イニング経過を振り返ると↓

ドラゴンズ先発は、今季初の中5日、中田賢一
1回、先頭赤星にいきなり三塁線抜くツーベース。
続く平野の叩きつけての投ゴロを中田が捕るも、
足が勝って内野安打で無死一、三塁。
新井ファウルで粘った末のカウント2-2からの8球目、
中に入った落ちないフォークを振り抜かれ、
ショートオーバー、左中間へのタイムリー。
いきなりの3連打で、阪神に先制を許す。(0-1)
続く金本中田制球定まらず、ストレートが高目に外れ四球
無死満塁から迎えるは、5番・葛城
カウント1-2からの4球目、外のストレートを叩きつけられると、
打球はサードの頭を越えていく2点タイムリー(0-3)
アウトを1つも取れずに3失点。たまらず森コーチもマウンドへ。

なおも無死一、二塁から鳥谷カウント2-1からの5球目、
真ん中低目のストレートをすくい上げられ、
ライトフェンス直撃のタイムリーツーベース(0-4)
さらに矢野にはカウント0-2からの3球目、
ど真ん中に入ったスライダーを引っ張られると、
犠牲フライかと思われた打球が、レフトフェンスを直撃
大きく跳ね返る間に、二者が生還。
まさかの2点タイムリースリーベース(0-6)
打者7人に対して、いまだ1つもアウトを取れない中田
ようやく8番・関本をセンターフライに取るも、
犠牲フライとなってしまい、さらに1失点。(0-7)
杉山空振り三振、赤星二ゴロで何とかチェンジとなるも、
打者10人6安打1四球で、スコアボードには『7』の文字
制球定まらず、ストライクを捕りに行った所を狙われた中田
怒濤の集中攻撃を喰らい、顔はイヤな汗でびっしょり。

大量7点の援護をもらった阪神先発は、中7日で杉山
1回ウラ、1死から井端初球を叩き、
センター前ヒットで出ると、ワイルドピッチで二塁へ。
さらに森野も四球を選び、一、二塁と反撃のチャンス。
ウッズ打ち上げ、浅いセンターフライで2アウト。
しかし続く和田がフルカウントからの6球目、
中に入ってきたスライダーを捉えると、打球は伸びて、
センターフェンス直撃の2点タイムリースリーベース!(2-7)
なおも2死三塁で昨日のヒーロー、イ・ビョンギュ
しかし外へのストレートに空振り三振で反撃ここまで

9連戦のまだ3戦目、初回7失点も続投となった中田
2回は、内野ゴロ3つと立ち直る気配を見せたものの、
3回、先頭葛城に中に入ったフォークを叩きセンター前。
鳥谷が続いて内へのスライダーをうまく引っ張られると、
ライト右へのツーベースで、無死二、三塁。
さらに矢野に初球、外に浮いたスライダーを強振され、
そのままセンターへ抜けていくタイムリー。
3連打を浴び、再び失点(2-8)
それでも関本遊飛、杉山スリーバント失敗で、
なんとか2死一、三塁までで持ってきた中田
しかし赤星に対し、スライダーが高目に浮き四球
2死満塁で迎えるは、平野
ところがもはやボールがおぼつかない中田
カウント1-3から内角低目へのストレートが外れて、連続の四球
押し出しとなってしまい、もはやひとり相撲(2-9)
前回対戦でのプロ初完封から一転。
3イニングでなんと93球も放り、9安打2奪三振3四球で9失点。
まさかの大乱調で、ゲームを完全にぶち壊した


4回、ドラゴンズ2番手はこの日昇格の長峰
先頭の金本を内へのストレートで窮屈な二塁ゴロに取ると、
葛城に対しては内角高目のストレート、
さらに鳥谷も初球、真ん中高目のストレートで
同じく二塁ゴロに打ち取る上々の投球
乱調・中田の後ということもあり、殊の外際立った

4回ウラ、和田初球を叩き、レフト前ヒットで出るが、
イ・ビョンギュ中村紀洋が倒れて、2アウト。
谷繁が一塁横抜くヒットで、一、二塁とするも、
長峰の代打・井上、初球中へのカーブを打ち損じ、
高く上がるもライトフライ。今季初安打はお授け

5回から、ドラゴンズ3番手は金剛
ようやく1軍に慣れたか、この日はまずまずの投球。
しかし3イニング目となった7回、
2死から矢野にレフト線へのツーベースを許すと、
関本への2球目、フォークがワンバウンドしてワイルドピッチ。
さらにここで動揺したか、続く3球目、
真ん中高目に浮いたカーブを痛打されて、
センター前へのタイムリー。(2-10)
まさにもったいない失点で、チームは今季初の2ケタ失点に。


7回ウラ、ドラゴンズの攻撃に今後への光明
2死から荒木がライト前ヒットで出ると、
井端が初球、外のスライダーをお得意の右方向!
右中間深くまで及ぶ間に、荒木が一塁から一気に生還。
久々のアライバ連携でのタイムリーツーベース。(3-10)
さらに続く森野の2球目、杉山が右ふくらはぎがつってしまい降板。
緊急登板の阪神2番手・能見からフルカウントからの6球目、
真ん中高目へのスライダーをうまくはじき返すと、
右中間を大きく破るタイムリーツーベース!(4-10)
3戦目にしてようやく飛び出した、3番昇格初安打
なおも2死二塁で4番・ウッズを迎えるが、
外へのストレートを叩くもバットの先。
高く上がるもライトフライ。あと一押しが出来ず。

8回からドラゴンズ4番手は、高橋
小田とのバッテリーとなったが、この日は動きにキレ
8回には赤星、平野連続三振に取ると、
9回にも1死から鳥谷のピッチャー返しの打球を
スパイクの先で見事にトラップ、すぐさま拾って投ゴロに。
さらに本塁打が出ればサイクルヒットの矢野
外角低目のスライダーで空振り三振。初戦の借りを返す。

9回ウラ、続投の能見に対し、代打攻勢。
しかし1番手・英智外のチェンジアップに3球三振。
2番手・藤井前に弾き返すもセンターフライ。
そして最後は荒木が空振り三振に倒れゲームセット
初回の大量失点が最後まで響いての大敗
このカード1勝2敗となり、7カードぶりの負け越しに。
そして阪神とのゲーム差は、再び2.5ゲームと広がった。


暴れ馬まさかの苦杯。初戦の大敗ムードを
振り払ってのサヨナラ勝ち。
上昇ムードで臨んだはずの第3戦。
さらにこの日の先発が、
ナゴヤドーム得意で
虎キラーの中田とくれば、
まさに勝利は
『鉄板』だろうと思いましたが、
蓋を開け、わずか数分
流れは一気に虎ペース
信じられない中田の大乱調に驚くばかりでした。

すんなり初回を抜けてくれればよかったものの、
この2戦全く当たっていなかった先頭の赤星
ツーベースで出してしまったのが、悪夢の前兆に。
平野の当たりはアンラッキーでしたが、
要注意だった3番・新井にやられたのが痛かった。
あのタイムリーで流れは阪神へ。
このカード得点には必ず絡んできた新井だけに
次回対戦までには対策が必要となってくるでしょう。

さらにこの日の中田は、すべてがダメというありさま。
フォーク、スライダーなど変化球が決まらず、ストレート頼り。
しかもそのストレートが甘く中に入ってしまう悪循環
積極的に振ってきた阪神打線の勢いにも
負けてしまった印象もありますが、
リズムに乗る前に、あれよあれよで叩かれてしまった感も。
ただ初回の7失点は、いくらか同情の余地があれど、
3連打に押しだしの3回、あれはひどかったなと。
荒れ球が持ち味である中田なのに、本人は制球に固執する。
ところがその制球が全く定まらないうえ、
ストレートの球威も完全に死んだまま
持ち味をまったく出せない状態の背番号20では、
いくら相性の良くない虎打線でも打たれてしまうのは当たり前。
せっかくこのところ調子も上がってきたにも関わらず、
今回は期待を裏切り、かなり残念な結果に終わりましたが、
ここは切り替えて、しっかり修正して次回登板に臨んでほしい。
まさにしてやったりの阪神の某打撃コーチ氏は
「次も打って、もう縦じまのユニホームを見たくないと思わせたい」
とおっしゃっておりますが、7月以降当たるであろう再戦では
それをきっちり返り討ちにする投球を見せてほしいと思います。


一方、打線は三塁打を放つなど和田の2安打と
7回の上位打線の3連打ぐらいでしょうか。
阪神先発・杉山もそれほど調子が良くなかっただけに、
もう少し反撃が出来、追い詰められた感も。
ただアンラッキーな当たりもいくつかありましたし、
さすがに初回いきなりの7点ビハインドでは、
仕方ないかなと思える部分も多々。
それでもようやく3番・森野にヒットが出たのが今後に光明
これを弾みにしっかり切り替え、残り6連戦へ臨んでほしいです。


首位奪取を意気込んで臨んだ
ゴールデンウィーク、地元での直接対決は、
スッキリすることなく、終えることとなりました。
しかし連戦はまだ続きますし、引きずらないことですね。
きょう6日からは、引き続きナゴヤドームでの広島戦
切り替える意味では、ナイトゲームがよかったですが、
残念ながら振替休日とあって、またも15時からのデーゲーム
先発は、阪神戦を避けた朝倉が中10日となるのが濃厚ですが、
イヤなムードを振り払うためにも、快投を期待したい。
さらにチーム一丸となり、とにかく勝利に固執すること。
まずは初戦をしっかり取って、再び上昇気流となってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●中田賢一
<初回6安打を集中され、自己ワーストの1イニング7失点。
結局、3イニング9安打3四球9失点の大乱調でKO>
「内外に投げ分けられなかった。
高めに浮いて、真ん中に集まってしまった。
(1回は)自分なりに整理して向かっていったが…。
チームに申し訳ないです。
こういうゲームは中継ぎの人というか、
それ以上にチーム全体に迷惑をかけますから…。
(初回平野の投ゴロは)一発で投げていればアウトでした。
1つのプレーの大きさを思い知らされました」
中スポサンスポ時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋デイリー

●谷繁元信
<3イニング9失点の中田に首を傾げて>
「力でねじ伏せるタイプなのに、ことしはいまいち。
本人が違う風に考えてるのかな」
スポーツ報知


●和田一浩
<1回、中堅フェンスを直撃する走者一掃の三塁打>
「いきなり苦しい展開だったけど、
これだけお客さんが入ってくれてたし…。何とかしたかった。
少しこすった感じだったけど。
こういう状況だったので走者をかえせて良かった」

<移籍初の三塁打、そして開幕から31試合目にして、
チームで初めての三塁打となった>
「(三塁打は)毎年、打ってますよ。
(今季チーム初は)それは知らなかった」

<こどもの日に合わせ、ナゴヤドームには
妻と2人の息子を招いていたが、勝利を贈れず悔しがる>
「2安打を見せられた? やっぱり勝たないと寂しいね」
(中スポ、朝日新聞スポニチ名古屋

●森野将彦
<7回2死二塁、ライナーで右中間を割る適時二塁打。
3番昇格後、待望の初安打&初打点をマーク>
「自分のバッティングをしました。
結果が出ていないこともあったし…」

<新3番に起用された3試合、12打席ノーヒット。
相手の攻め方も変わり、ボール球を多く使われ警戒される>
「やっぱり甘い球が少ない。
カウント2-3になっているケースが多いけど、
これまでだったらそこ(フルカウント)にいく前に
打っていることが多かった」

<大差の終盤とあって大勢に影響はなかったが>
「これからはもっと早い回に
ああいう攻撃をしないといけないですね」
中スポ

●井端弘和
<7回2死一塁、右中間へ3点目をたたき出す二塁打。
4月20日の横浜戦以来の打点を記録>
「あのままやられっぱなしで終わるわけにもいかないでしょ」

<8回2死一塁では金本のゴロに跳び、二塁に転送して封殺>
「若いピッチャー(高橋)が投げている。1点でも少なくしたいと思って…」
中スポ朝日新聞

●金剛弘樹
<3番手で登板し、入団以来最長の3イニングを1失点>
「今季3試合目の登板でだいぶ周りが見えるようになってきた。
落ち着いて投げられました」

<同じ救援左腕の中里が登録を抹消。
今後は登板機会が増えることも予想されるが意気込む>
「自分でも、チャンスだと思っている。
こういう試合展開で、しっかり投げて、
チームに必要とされる投手になりたい」
(東京中日)

●高橋聡文
<8回から4番手で登板し、根性の『トラップ』。
9回、鳥谷のゴロを左足で撃墜、
転がったボールをすぐさま拾って一塁へ>
「もちろん、狙ってです。
あれを抜かせるわけにはいきませんからね。
痛み? 大丈夫です」
(東京中日)

●荒木雅博
<3回、葛城の二遊間よりの強いゴロに飛び込む>
「正直、7点差を追いつくのは難しいことですし、
あの打球も捕るのは無理かなとも思いました。
でも、中田はいつもがんばって投げている。
それにファンの人は安くはないチケットを買って、
見に来てくれているわけですよね。
せめて、いつも全力のプレーを見せたい。そう思っています」
中スポ


●中村紀洋
<試合前の練習で長女・郷香ちゃんとともに親子ノック。
打球を次々と上手にキャッチする娘の様子をにこやかに見つめ>
「(娘は)野球に興味あるから。
きょうはスペシャル。特打も一緒にしたよ。
こういうのは初めてです」

<年に一度のこどもの日も結果はノーヒットに終わる>
「仕方ない」
(中スポ)

●井上一樹
<カブス・福留が4番に座り5打数3安打2打点。
見事な活躍を古巣の仲間は冷静に受け止め>
「4番は日本でもやっていたからね。
これくらいはやるんじゃないかな。
(メジャーとの差について)差はないのかもしれないね」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<会見ルームにて>
「今日こそ話すことないな」

<と言いながら、中田について>
「人間のやることだから。今日はまるっきりダメ。
まだまだ。まだそんな投手じゃない。
真っすぐって分かっていて、空振りを取れる投手。
そういうボールがこないと中に集まるとやられる。
(そういうボールが)どこで戻ってくるか。
野球選手が陥りやすいケース。
だから暴れろって(言っている)。
暴れる投手はユニホームを脱ぐまで暴れないといけない。
どこかでイメージチェンジっていうのには、早すぎる。
力が落ちてから。それまで暴れっぱなしでいかないと。
(その考え方は一般には)分からないだろうなあ。経験した者でないと。
(制球重視で)小さくまとまる? それとも違う。
本人は小さくまとめようと思っているわけじゃない。
2年目の鈴木もそうだった。苦労していただろ。
あ、この子勘違いしているなって思ったもん。
中田も(同じことが)今年来たってことだろ。
どこかで戻ると思うけど、それで初めて分かる。
時間かかってもいいんだ。(中田は)いまいくつだ?
(25歳と聞いて)オレがプロに入った年(ロッテ入団)だ。
それから20年頑張れる」
中スポサンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(5日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 長峰昌司投手
【同抹消】
▼中日 中里篤史投手
公式サイト共同通信社

△長峰昌司
<中里に代わって1軍に昇格し、4回に登板
金本、葛城、鳥谷の左打者をすべて二ゴロに打ち取る>
「思ったより落ち着いて投げられました。
これからも投げる試合はしっかり抑えたいです」
(東京中日)


投手陣