首位から13ゲーム差の3位で
ペナントレースの前半戦を終えたドラゴンズ。
この日、落合監督は白井オーナーの元を訪れ、
恒例となる前半戦終了の報告を行いましたが、
その席で今年で契約が切れる落合監督に
白井オーナーが「来年も頼む」と続投を要請。
異例ともいえる早期の要請でありながらも
「断る理由はない」と、落合監督もその場で快諾。
これにより、2009年のシーズンも落合監督が
ドラゴンズの指揮を執ることが決定しました。
ドラゴンズトピックス(30日)
◇白井オーナー
<名古屋市内で行われた前半戦終了の報告の席で
落合監督に来季の続投を要請。監督が受諾したことを明かす。
以下一問一答、現在のチームについて落合監督からの話は>
「故障者続出で、極めて困難なチーム運営をしているという話だった」
<オーナーの思いは>
「誠に残念だけれども、
(故障者続出という)事情があったものだからやむを得ない」
<阪神と大きな差がついた>
「非常に負けてるように見えるけど、
負けたような気がしない負け方をしている。
(試合の)最後に負けたとか、負けたはずなかったけどなという感じ。
選手の立場からすると、負けるはずなかったのにと(考え)、
ショックは大きくないはず。意気は衰えておらんよ」
<北京五輪で選手が抜ける>
「故障者続出にかかわらず、北京五輪で5人が抜ける。
選手をどう配置するか難しい。
苦しんでいる最中と(監督は)言っていた。
後半戦も厳しい状況が続くが頑張ってほしい。
しっかり頼むぞということで話をした」
<今年で契約が切れる>
「来年も頼むぞと言いました」
<続投要請か>
「そう。契約期間? そういう話はない。
来年へ補強や運営について、
こういう種類の人がほしいとかの話になる。
来年のことを前提にしないと、そういう話(続投要請)はしない」
<監督は快諾したのか>
「そりゃそうだ」
<補強ポイントは>
「具体的にあるけど、明確さはないから、ここで言う話ではない」
<話はどういう順番だったか>
「最初は五輪で選手が取られて大変だねという話から始まった」
<続投について>
「今までの実績もある(4年間で日本一1回、リーグ優勝2回)。
今季で契約が終わるけれども、
前から(来年も)やってもらうと腹の中で決めていた。
(本当は)今言うことじゃないけど、
チーム内にガタが来ているし、どうやって残り50試合戦うのか、
そうなるとどうしても来季に踏み込まざるを得ない。来年も頼むぞと言った」
<手腕について>
「運営の仕方がいい。
並みの人には運営できないほど、今は大変。
出ている選手も目いっぱいで、無理している選手もいる。
それで五輪で5人抜けると、実に大変。
どうやってしのいでいくか、監督、コーチは頭が痛い。
そういう状況でやれる人は、この人しかいない。
チームを作り直すには、落合監督の力に頼るしかないということだ」
(公式サイト、中スポ、中日新聞、サンスポ、スポーツ報知、共同通信社、
時事通信、毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン、名タイ、デイリー)
◇西川球団社長
<落合監督の来季続投について>
「白井オーナーが、大島名誉オーナーとも話し合われて、
続投を決められた。契約条件についてはこれからの話です」
<契約年数については複数年を示唆>
「単年だったら行き当たりばったりになる。
最低でも2年か、3年はやってもらわないと」
(東京中日、スポニチ名古屋、ニッカン)
◇落合監督
<名古屋市内で白井オーナーに
前半戦終了のオーナー報告を行った際、続投要請を受けて受諾。
1時間45分間の会談を終え、帰り際、晴れやかな顔で
来季を見据えながら後半戦の巻き返しを誓う。
以下一問一答、オーナーから続投要請があった>
「ありました。受けました。ハイ。来年もやります」
<オーナーは腹の中で決めていたと発言していたが>
「(来季の去就について)ゴチャゴチャされるでしょ、みんな(報道陣)に。
だから早めにオーナーが手を打ってくれた」
<要請されたら>
「要請されたものを断る理由はない。
だから快くまた来年もやります。強いチームにします」
<年数の話は?>
「まだそれは。現時点の話ではない」
<残り試合は勝つことと同時に選手の育成も目的?>
「育成まではいかないな。
メンバーがいないわけじゃないから。
経験させるということはある。
育成というのは勝負を捨てるということになるから。
戦えるメンバーでいって、若い選手に経験させることはある」
<大量5人が抜ける五輪期間も、
ピンチでありながら世代交代へのチャンス>
「(主力の穴は)1人でやってたところを
1人でまかなえるわけじゃないからな。10人くらい抜けるかもわからんぞ」
<後半戦の目標はリーグ制覇と日本一?>
「可能性がある限りは、とことん戦わないといけないだろ。
この世界、あきらめたら負けだからな」
(中スポ、中日新聞、サンスポ、スポーツ報知、共同通信社、
朝日新聞、毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン、名タイ、デイリー)
毎年この時期恒例の
オーナー報告でありながらも、
今季は首位に大きく
水を空けられての3位。
正直あまり明るい話が
出てこないのではないかと思いましたが、
なんとそこで出てきたのが落合監督への『来季続投要請』。
とりあえずはホッとするとともに、
改めて白井オーナーの落合監督に対する、
揺るぎない信頼というものを感じたという今回の会談でした。
これまでは成績が良くとも、
なかなか去就の話が出てこなかった会談でしたが、
今年はいともあっさりと続投が決定。
ここはオーナーの親心というところなのでしょうか。
「来季もやってもらうということは前から腹の中で決めていた」
「チームががたついているから、どうしても
来季の補強にまで踏み込んで話をしていかなければいけない」
「これまでの実績と現在のチーム運営の仕方から考え、
今後チームをつくり直すには落合監督に頼るしかない」
主力に故障者が続出している今季、
苦しいチーム状況のなか、なんとか貯金2で折り返した前半戦。
完全制覇を掲げながらのこの成績に、当然不満もありながらも
窮地を理解を示したうえで、これからの残り50試合、
そして来年を踏まえた今後のチームづくりを
実績を築き上げてきた落合監督に託した。
早目に来季続投を決めることで、周囲の雑音を取り除いたり、
チーム内の求心力の低下を防ぐ狙いも、もちろんあるでしょうが、
やはりこれまでの両者の信頼関係があってこそじゃないかと。
「要請されたものを断る理由はない。
だから快くまた来年もやります。強いチームにします」
何の迷いもなく、続投を受諾した報告後、
そう語った落合監督が、笑顔だったのは、
満足な成績を上げられないにも関わらず、
オーナーが「来季」を用意してくれた。
そして厚い信頼のもと、再び背中を押してくれた。
それを意気に感じたからじゃないかという風に受取りました。
3年契約、2年契約、そして今回の契約延長。
来季はチーム最長タイの6シーズン目に入る落合政権ですが、
課題が山積みであるのは、確かでしょうね。
そのなかでも一番目に付くのは『主力の高齢化』。
先日森野が30歳になったことで、レギュラーがほぼ30代に。
これでは近い将来、チームに必ず歪みが出てくる。
いや、すでに出てきている部分もある。
ここまでレギュラーを固めることでチームを作ってきた
落合監督ですが、ドラゴンズの将来を考えていくうえでは、
『若手育成』さらに『世代交代』というのが、
今後への命題として挙がってくることでしょう。
そういう意味では、主力5選手が五輪で抜かれてしまう後半戦。
どのように選手起用をしてくるかに、楽しみな部分も。
1軍の中堅どころに位置する選手にケガ人が多いため、
使える若手との実力の差は大きいながらも、
来季も見据えたうえでの戦い方なら、
そういう抜擢や登用もしやすくなるのでは。
さらに04年のようにチームをフルに使っての起用で
より競争意欲を煽り、チームを活性化することだってできるはず。
現状3位でクライマックスシリーズ出場もやや危ういなか、
眼前の勝利ももちろん譲れはしませんが、
監督自身が意識を変えての「勝つこと」と「育てること」の併用。
これができればドラゴンズは、もっと強くなる。
そしてそれこそがオーナーが期待している『立て直す力』。
「強いチームにします」と意欲を語ったからには、
現役時代からお得意の有言実行で成し遂げてほしい。
今季もまだ残っていますが、もちろん来季も変わらずに
落合監督率いるドラゴンズを、見守っていきたいと思います。
そしてまずは後半戦、残り50試合をいかに戦うか。
球団トップに背中を押され、パワーを得た落合中日。
「可能性がある限りは戦う」の意気込みのもと、
いかに逆襲できるか、新たな8月の戦いに注目です。
◇タイロン・ウッズ
<今季の球宴のテーマはリフレッシュ。
今年から始まった選手間投票によって選ばれたが、
阪神・新井の状態次第ではスタメンもあるよう>
「ビールでも飲んで、かき氷を食べながらリフレッシュするよ。
まあ出たらファンが喜んでくれるような力強い打撃をしたいね」
(中スポ)
◇森バッテリーチーフコーチ
<絶対的な守護神・岩瀬が
北京五輪出場のためチームを離れるが>
「抑えを固定することはしない。
2人(浅尾、高橋)で交代でやっていこうと考えている。
先発は何とかなるが、抑えだけはいなくなるのが痛い。
気持ちの切り替えがしっかりできる。この2人なら大丈夫だと思う」
<具体的な起用方法について。
勝ち試合でフル回転の働きが求められそう>
「打順の巡り合わせや前日のイニング数などを考慮する」
(名タイ)
◇浅尾拓也
<高橋とともにダブルストッパーを務めることが確定的になり>
「チャンスだと思っています。
(1軍に)合流した時よりもいい球を
投げられていると思うので期待に応えたい」
(名タイ)
◇高橋聡文
<岩瀬の穴埋めにやる気をのぞかせる>
「与えられた場所でしっかりやることしか考えていない」
(名タイ)
◇落合監督
<イチローの3000本安打達成の反応は冷ややか。
というのも『日米通算』が引っ掛かる>
「これは話題であり、記録とは違う。せいぜい参考記録。
それにメジャーとは足し算しても、
韓国や台湾の記録とは足さないじゃないか。
もちろんイチローの打撃技術がすばらしいという話とは別ものだよ」
(東京中日)
その他の話題としては、
ドアラの「激写!!名古屋デート」とかもありましたが、
それはさておき、きょう31日は京セラドーム大阪、
あす8月1日は、横浜スタジアムで
『マツダオールスターゲーム2008』が開催されます。
ドラゴンズからは、落合監督がコーチとして、
さらに川上、小笠原、ウッズ、荒木、井端、
そして和田と6選手が出場予定。
憲伸と荒木はこれが終わると、五輪日本代表に合流します。
そのなかでは、前半戦ラスト4試合連続でスタメン落ちとなったウッズ。
代打で出場も3三振と精彩なかった主砲ですが、
コメントを読む限り、ここではかなり気楽なようですね。
後半戦への浮上のきっかけをこの球宴で掴めればと願います。
若竜トピックス(30日)
◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 17回戦
(30日・雁の巣球場)
D 001 130 201 = 8
H 200 000 000 = 4
[勝] 佐藤亮太(4試合2勝1敗)
[D本] 中村公治7号、8号2ラン、谷4号
[D投] 佐藤亮太、清水昭信、平井、中里
(公式サイト)
【ゲームレビュー】
先発・佐藤亮太は立ち上がり、2死から捕まり、
仲澤左前打、レストビッチ中越え適時二塁打、
さらに長谷川右越え適時二塁打と、3連打で2点を先制される。
一方、打線は3回、ホークス先発・森福から
堂上直倫が左前打を放つと、谷が左中間に適時二塁打を放ち、1点差。
続く4回、中村公治が左翼へソロ本塁打を放ち同点に追いつく。
さらに5回、1死から岩﨑が左前打で出塁すると、
谷の三塁キャンバスに当たる二塁打で、一気に生還。
勝ち越しに成功すると、2死三塁から中村公治が
この日2本目となる本塁打を左翼へ放ち、5-2とリードを広げる。
7回、ホークス3番手・大場翔太から、岩﨑、谷の連打、
さらに暴投と中村一生四球などで1死満塁。
中村公治は三振に倒れたものの、
イ・ビョンギュが中前に運ぶポテン適時打を放ち、2点を追加。
9回にも谷が左翼へダメ押しの本塁打を放ち、8-2と6点差。
そのウラに4番手・中里が本間に右翼への2ランを浴び、
その後も城所、荒川と連打を許したものの、何とか抑えて勝利。
佐藤亮太は粘りの投球で、6イニング1/3を9安打2失点、。
さらに2番手・清水昭信は7回1死一、二塁のピンチを併殺で凌ぐと、
8回に登板した3番手・平井は三者凡退に抑え、責任を果たした。
(公式サイトより)
○佐藤亮太
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発し、
6イニング1/3を投げ、9安打2奪三振2四球2失点。
しかし2勝目には目もくれず、次なる課題を掲げる>
「ストレートを意図したところに投げるのを課題として
取り組んできたけど、うまく投げることができなかった」
<粘りは見せたが、意図通りに投げる制球力を欠き、
打たせて取る投球ができなかったことを反省>
「変化球でカウントをうまく取れているので、
ストレートの精度を上げる練習に取り組んでいきたい」。
(中スポ)
雨天中止などによる振り替えで組まれた
雁の巣での福岡ソフトバンク3連戦の3戦目。
打線が好調で、16安打8得点と爆発。
特に4番に座る中村公治が2打席連続本塁打を含む
3安打3打点と猛威を振るえば、それを上回ったのがルーキー・谷。
3回の適時打を皮切りに、5回にはベースに当たるラッキー打。
さらに7回も連打でチャンスのお膳立てをすると、
9回にはホークス5番手・小椋からレフトへぶち込むホームラン!
この日は、5打数4安打1本塁打の3打点。
守備がまだまだとはいえ、おそるべき打撃ぶりを見せています!
投げては先発・佐藤亮太が7回途中まで
9安打を浴びながらも粘りの投球で2失点。
制球にやや課題を持ちながらも、まずまずの好投だったとのこと。
なおこれでオールスターブレイクとなるファーム。
後半戦は8月5日から地元・ナゴヤ球場での
広島、サーパスとの6連戦から再開する予定です。
敗れれば、ついに貯金が
ゲームのポイントとしては、
ついに199勝目、
得点が入ったのが、
まさかあの状況で、
開幕当初はもたついた
野球を見ているうえで、
それにしても3回ウラの
今回のような投球が
前半の楽勝ムードが一転し、
それにしても、
良い流れでナゴヤに戻り、
代表発表の記者会見が
待ちに待っていた連勝。


