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2008年7月

2008年7月31日 (木)

オーナー要請に快諾、落合監督来季続投決定。

首位から13ゲーム差の3位
ペナントレースの前半戦を終えたドラゴンズ
この日、落合監督白井オーナーの元を訪れ、
恒例となる前半戦終了の報告を行いましたが、
その席で今年で契約が切れる落合監督
白井オーナー「来年も頼む」続投を要請
異例ともいえる早期の要請でありながらも
「断る理由はない」と、落合監督もその場で快諾
これにより、2009年のシーズンも落合監督
ドラゴンズの指揮を執ることが決定しました。


ドラゴンズトピックス(30日)

◇白井オーナー
<名古屋市内で行われた前半戦終了の報告の席で
落合監督に来季の続投を要請。監督が受諾したことを明かす。
以下一問一答、現在のチームについて落合監督からの話は>
「故障者続出で、極めて困難なチーム運営をしているという話だった」

<オーナーの思いは>
「誠に残念だけれども、
(故障者続出という)事情があったものだからやむを得ない」

<阪神と大きな差がついた>
「非常に負けてるように見えるけど、
負けたような気がしない負け方をしている。
(試合の)最後に負けたとか、負けたはずなかったけどなという感じ。
選手の立場からすると、負けるはずなかったのにと(考え)、
ショックは大きくないはず。意気は衰えておらんよ」

<北京五輪で選手が抜ける>
「故障者続出にかかわらず、北京五輪で5人が抜ける。
選手をどう配置するか難しい。
苦しんでいる最中と(監督は)言っていた。
後半戦も厳しい状況が続くが頑張ってほしい。
しっかり頼むぞということで話をした」

<今年で契約が切れる>
「来年も頼むぞと言いました」

<続投要請か>
「そう。契約期間? そういう話はない。
来年へ補強や運営について、
こういう種類の人がほしいとかの話になる。
来年のことを前提にしないと、そういう話(続投要請)はしない」

<監督は快諾したのか>
「そりゃそうだ」

<補強ポイントは>
「具体的にあるけど、明確さはないから、ここで言う話ではない」

<話はどういう順番だったか>
「最初は五輪で選手が取られて大変だねという話から始まった」

<続投について>
「今までの実績もある(4年間で日本一1回、リーグ優勝2回)。
今季で契約が終わるけれども、
前から(来年も)やってもらうと腹の中で決めていた。
(本当は)今言うことじゃないけど、
チーム内にガタが来ているし、どうやって残り50試合戦うのか、
そうなるとどうしても来季に踏み込まざるを得ない。来年も頼むぞと言った」

<手腕について>
「運営の仕方がいい。
並みの人には運営できないほど、今は大変。
出ている選手も目いっぱいで、無理している選手もいる。
それで五輪で5人抜けると、実に大変。
どうやってしのいでいくか、監督、コーチは頭が痛い。
そういう状況でやれる人は、この人しかいない。
チームを作り直すには、落合監督の力に頼るしかないということだ」
公式サイト中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


◇西川球団社長
<落合監督の来季続投について>
「白井オーナーが、大島名誉オーナーとも話し合われて、
続投を決められた。契約条件についてはこれからの話です」

<契約年数については複数年を示唆>
「単年だったら行き当たりばったりになる。
最低でも2年か、3年はやってもらわないと」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン


◇落合監督
<名古屋市内で白井オーナーに
前半戦終了のオーナー報告を行った際、続投要請を受けて受諾。
1時間45分間の会談を終え、帰り際、晴れやかな顔で
来季を見据えながら後半戦の巻き返しを誓う。
以下一問一答、オーナーから続投要請があった>
「ありました。受けました。ハイ。来年もやります」

<オーナーは腹の中で決めていたと発言していたが>
「(来季の去就について)ゴチャゴチャされるでしょ、みんな(報道陣)に。
だから早めにオーナーが手を打ってくれた」

<要請されたら>
「要請されたものを断る理由はない。
だから快くまた来年もやります。強いチームにします」

<年数の話は?>
「まだそれは。現時点の話ではない」

<残り試合は勝つことと同時に選手の育成も目的?>
「育成まではいかないな。
メンバーがいないわけじゃないから。
経験させるということはある。
育成というのは勝負を捨てるということになるから。
戦えるメンバーでいって、若い選手に経験させることはある」

<大量5人が抜ける五輪期間も、
ピンチでありながら世代交代へのチャンス>
「(主力の穴は)1人でやってたところを
1人でまかなえるわけじゃないからな。10人くらい抜けるかもわからんぞ」

<後半戦の目標はリーグ制覇と日本一?>
「可能性がある限りは、とことん戦わないといけないだろ。
この世界、あきらめたら負けだからな」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知共同通信社
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


揺るがぬ信頼。毎年この時期恒例の
オーナー報告でありながらも、
今季は首位に大きく
水を空けられての3位
正直あまり明るい話が
出てこないのではないかと思いましたが、
なんとそこで出てきたのが落合監督への『来季続投要請』。
とりあえずはホッとするとともに、
改めて白井オーナー落合監督に対する、
揺るぎない信頼というものを感じたという今回の会談でした。

これまでは成績が良くとも、
なかなか去就の話が出てこなかった会談でしたが、
今年はいともあっさりと続投が決定
ここはオーナーの親心というところなのでしょうか。

「来季もやってもらうということは前から腹の中で決めていた」
「チームががたついているから、どうしても
来季の補強にまで踏み込んで話をしていかなければいけない」
「これまでの実績と現在のチーム運営の仕方から考え、
今後チームをつくり直すには落合監督に頼るしかない」


主力に故障者が続出している今季、
苦しいチーム状況のなか、なんとか貯金2で折り返した前半戦。
完全制覇を掲げながらのこの成績に、当然不満もありながらも
窮地を理解を示したうえで、これからの残り50試合
そして来年を踏まえた今後のチームづくり
実績を築き上げてきた落合監督託した
早目に来季続投を決めることで、周囲の雑音を取り除いたり、
チーム内の求心力の低下を防ぐ狙いも、もちろんあるでしょうが、
やはりこれまでの両者の信頼関係があってこそじゃないかと。

「要請されたものを断る理由はない。
だから快くまた来年もやります。強いチームにします」


何の迷いもなく、続投を受諾した報告後、
そう語った落合監督が、笑顔だったのは、
満足な成績を上げられないにも関わらず、
オーナーが「来季」を用意してくれた。
そして厚い信頼のもと、再び背中を押してくれた。
それを意気に感じたからじゃないかという風に受取りました。


3年契約、2年契約、そして今回の契約延長。
来季はチーム最長タイの6シーズン目に入る落合政権ですが、
課題が山積みであるのは、確かでしょうね。
そのなかでも一番目に付くのは『主力の高齢化』。
先日森野が30歳になったことで、レギュラーがほぼ30代に。
これでは近い将来、チームに必ず歪みが出てくる。
いや、すでに出てきている部分もある。
ここまでレギュラーを固めることでチームを作ってきた
落合監督ですが、ドラゴンズの将来を考えていくうえでは、
『若手育成』さらに『世代交代』というのが、
今後への命題として挙がってくることでしょう。

そういう意味では、主力5選手が五輪で抜かれてしまう後半戦
どのように選手起用をしてくるかに、楽しみな部分も。
1軍の中堅どころに位置する選手にケガ人が多いため、
使える若手との実力の差は大きいながらも、
来季も見据えたうえでの戦い方なら、
そういう抜擢や登用もしやすくなるのでは。
さらに04年のようにチームをフルに使っての起用
より競争意欲を煽り、チームを活性化することだってできるはず。
現状3位でクライマックスシリーズ出場もやや危ういなか、
眼前の勝利ももちろん譲れはしませんが、
監督自身意識を変えての「勝つこと」「育てること」の併用。
これができればドラゴンズは、もっと強くなる。
そしてそれこそがオーナーが期待している『立て直す力』。
「強いチームにします」と意欲を語ったからには、
現役時代からお得意の有言実行で成し遂げてほしい。
今季もまだ残っていますが、もちろん来季も変わらずに
落合監督率いるドラゴンズを、見守っていきたいと思います。

そしてまずは後半戦、残り50試合をいかに戦うか。
球団トップに背中を押され、パワーを得た落合中日
「可能性がある限りは戦う」の意気込みのもと、
いかに逆襲できるか、新たな8月の戦いに注目です。


◇タイロン・ウッズ
<今季の球宴のテーマはリフレッシュ。
今年から始まった選手間投票によって選ばれたが、
阪神・新井の状態次第ではスタメンもあるよう>
「ビールでも飲んで、かき氷を食べながらリフレッシュするよ。
まあ出たらファンが喜んでくれるような力強い打撃をしたいね」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<絶対的な守護神・岩瀬が
北京五輪出場のためチームを離れるが>
「抑えを固定することはしない。
2人(浅尾、高橋)で交代でやっていこうと考えている。
先発は何とかなるが、抑えだけはいなくなるのが痛い。
気持ちの切り替えがしっかりできる。この2人なら大丈夫だと思う」

<具体的な起用方法について。
勝ち試合でフル回転の働きが求められそう>
「打順の巡り合わせや前日のイニング数などを考慮する」
名タイ

◇浅尾拓也
<高橋とともにダブルストッパーを務めることが確定的になり>
「チャンスだと思っています。
(1軍に)合流した時よりもいい球を
投げられていると思うので期待に応えたい」
名タイ

◇高橋聡文
<岩瀬の穴埋めにやる気をのぞかせる>
「与えられた場所でしっかりやることしか考えていない」
名タイ

◇落合監督
<イチローの3000本安打達成の反応は冷ややか。
というのも『日米通算』が引っ掛かる>
「これは話題であり、記録とは違う。せいぜい参考記録。
それにメジャーとは足し算しても、
韓国や台湾の記録とは足さないじゃないか。
もちろんイチローの打撃技術がすばらしいという話とは別ものだよ」
(東京中日)


その他の話題としては、
ドアラ「激写!!名古屋デート」とかもありましたが、
それはさておき、きょう31日は京セラドーム大阪、
あす8月1日は、横浜スタジアムで
『マツダオールスターゲーム2008』が開催されます。
ドラゴンズからは、落合監督がコーチとして、
さらに川上、小笠原、ウッズ、荒木、井端、
そして和田と6選手が出場予定。
憲伸荒木はこれが終わると、五輪日本代表に合流します。
そのなかでは、前半戦ラスト4試合連続でスタメン落ちとなったウッズ
代打で出場も3三振と精彩なかった主砲ですが、
コメントを読む限り、ここではかなり気楽なようですね。
後半戦への浮上のきっかけをこの球宴で掴めればと願います。


若竜トピックス(30日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 17回戦
(30日・雁の巣球場)
  001 130 201 = 8
  200 000 000 = 4
[勝] 佐藤亮太(4試合2勝1敗)
[D本] 中村公治7号、8号2ラン、谷4号
[D投] 佐藤亮太、清水昭信、平井、中里
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・佐藤亮太は立ち上がり、2死から捕まり、
仲澤左前打、レストビッチ中越え適時二塁打、
さらに長谷川右越え適時二塁打と、3連打で2点を先制される。
一方、打線は3回、ホークス先発・森福から
堂上直倫が左前打を放つと、が左中間に適時二塁打を放ち、1点差。
続く4回、中村公治が左翼へソロ本塁打を放ち同点に追いつく。
さらに5回、1死から岩﨑が左前打で出塁すると、
の三塁キャンバスに当たる二塁打で、一気に生還。
勝ち越しに成功すると、2死三塁から中村公治
この日2本目となる本塁打を左翼へ放ち、5-2とリードを広げる。
7回、ホークス3番手・大場翔太から、岩﨑、谷の連打、
さらに暴投と中村一生四球などで1死満塁。
中村公治は三振に倒れたものの、
イ・ビョンギュが中前に運ぶポテン適時打を放ち、2点を追加。
9回にもが左翼へダメ押しの本塁打を放ち、8-2と6点差。
そのウラに4番手・中里本間に右翼への2ランを浴び、
その後も城所、荒川と連打を許したものの、何とか抑えて勝利。
佐藤亮太粘りの投球で、6イニング1/3を9安打2失点、。
さらに2番手・清水昭信は7回1死一、二塁のピンチを併殺で凌ぐと、
8回に登板した3番手・平井は三者凡退に抑え、責任を果たした。
公式サイトより)


○佐藤亮太
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発し、
6イニング1/3を投げ、9安打2奪三振2四球2失点。
しかし2勝目には目もくれず、次なる課題を掲げる>
「ストレートを意図したところに投げるのを課題として
取り組んできたけど、うまく投げることができなかった」

<粘りは見せたが、意図通りに投げる制球力を欠き、
打たせて取る投球ができなかったことを反省>
「変化球でカウントをうまく取れているので、
ストレートの精度を上げる練習に取り組んでいきたい」。
中スポ


雨天中止などによる振り替えで組まれた
雁の巣での福岡ソフトバンク3連戦の3戦目
打線が好調で、16安打8得点と爆発。
特に4番に座る中村公治2打席連続本塁打を含む
3安打3打点と猛威を振るえば、それを上回ったのがルーキー・谷
3回の適時打を皮切りに、5回にはベースに当たるラッキー打
さらに7回も連打でチャンスのお膳立てをすると、
9回にはホークス5番手・小椋からレフトへぶち込むホームラン!
この日は、5打数4安打1本塁打の3打点
守備がまだまだとはいえ、おそるべき打撃ぶりを見せています!
投げては先発・佐藤亮太が7回途中まで
9安打を浴びながらも粘りの投球で2失点。
制球にやや課題を持ちながらも、まずまずの好投だったとのこと。

なおこれでオールスターブレイクとなるファーム
後半戦は8月5日から地元・ナゴヤ球場での
広島、サーパスとの6連戦から再開する予定です。

2008年7月30日 (水)

中日46勝44敗4分、サヨナラ勝ちで3位ターン!

3月28日に開幕したペナントレース。
前半戦もいよいよ最後のゲームとなりました。
豊橋市民球場での横浜との2戦目。
前夜の浜松では投打に精彩なく完敗のドラゴンズ
この日敗れると貯金がゼロとなってしまう危機でしたが、
狭い球場ならではの一発が飛び交うシーソーゲームの展開に。
それでも8回ウラ、中村紀洋のこの日3発目で同点に追いつくと、
9回ウラ、五輪代表でこの日を最後にチームを離れる
森野が2死二塁から置き土産となるサヨナラ打
劇的に前半戦を締めくくり、貯金23位ターンとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 12回戦
(29日・豊橋市民球場 | 中日8勝4敗)
12218人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 岩瀬(39試合3勝3敗27S)
[D本] 中村紀洋17号2ラン、18号、19号
[Dバッテリー]
佐藤充、高橋、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
サヨナラ勝ちで前半戦を締めくくり、3位で折り返し
9回、1死二塁から代打・ウッズが空振り三振。
2死二塁で森野が左中間へサヨナラ打を放った。
常に劣勢の展開だったが、中村紀洋本塁打3発で押し返した。
2回には右へ逆転の2ラン。6回にも右へ同点ソロ。
8回にはバックスクリーンへ同点ソロを打ち込んだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


4-4の同点で迎えた9回ウラ、
2イニング目となる横浜のクローザー・寺原から
この回先頭の平田がセンター前に運ぶヒットで出ると、
続く井端がしっかりと二塁へ送って、サヨナラのお膳立て。
荒木を迎えたところで、ドラゴンズベンチが動き、
この日もスタメンを外れていたウッズを代打に起用。
ボルテージ最高潮のなか、意気込んで打席に入った主砲
しかし打ち気にはやってしまい、外へのスライダーに空振り三振
スタンドからはややため息が漏れたものの、依然2死二塁とチャンス。
そして迎えるは、北京五輪日本代表森野将彦
前の打席に古巣初対戦となった石井裕也から
ライト前にヒットを放つなどこの日1安打。
さらに前夜にはバースデーアーチを放ったものの、
この日を最後にチームを離れるだけに、
置き土産として、ここはきっちりと決めておきたい。
その気持ちが乗り移ったか、カウント1-2からの4球目、
内角低目のストレートをはじき返すと、
弾丸ライナーが前進守備の左中間を大きく突破し、
そのままフェンス上の金網を直撃するタイムリー!
二塁走者の平田が生還して、今季4度目のサヨナラ勝ち!
殊勲の一打を放った森野は、一塁を周るとガッツポーズ。
さらに振り返ると、そこにはおなじみ祝福要員小田が。
デラロサ、清水将海、藤井、立浪らにもみくちゃにされると、
その後は中村紀洋、谷繁らにユニホームをだされるは、
ケリを入れられるはと、手荒い祝福の連続
そしてベンチに戻り、落合監督と握手を交わすと、
頭をぽーんと小突いた監督の表情にもまた笑顔
まさに劇的な勝利で、前半戦ラストを飾ることとなりました。


カンベンしてくださいよォ。 敗れれば、ついに貯金が
なくなってしまうというピンチ
さらに前夜の敗れ方が悪かったので、
どうなることかと、
心配していましたが、
豊橋のドラゴンズファンの熱気に押され、
土壇場ながらも勝利を掴んだサヨナラゲーム
とりあえずは、いいカタチ
前半戦を終えることが出来てよかったなと思いました。

どちらかというリードされていた展開が多かったですが、
その都度その都度押し戻してくれたのが、中村紀洋
この日は大爆発し、自身4度目となる1試合3本塁打で4打点。
サヨナラのヒーローこそ森野に譲ったものの、
このゲームを作ったのは、まさにノリさんだったと思いましたね。
まあ両翼93メートルとけっして広くはない豊橋市民球場。
さらに右から左へ強い風も吹いていましたが、
ノリさんの3発は、そんな風とは全く関係ない当たり。
1点先制された2回ウラ、四球の和田を置いての1本目は、
横浜先発・小林の中に入ったチェンジアップを捉え、右中間への逆転2ラン
さらに再び1点ビハインドの6回先頭では、同じく小林から
外へヤマを張って、ストレートをしっかり右へ。
切れそうな感もありましたが、ポールの内側に落ちる同点弾
そしてまたもや1点ビハインドの8回ウラ、
この回からマウンドの横浜5番手・寺原の代わり端、
内へのシュートを振り抜くと、
きれいな放物線を描いた打球は、センターバックボードを直撃。
ノリさん本人「狙っていた」と話し、
2度あることは3度あると言う言葉はあれど、
あそこまで鮮やかに決めてしまうとは…。
左足内転筋を痛めるなど、決してコンディションはよくなく、
前夜は落合ノックの影響もあってか、精彩がなかったものの、
ここぞでの試合では、しっかり仕事をしてくれる背番号99
この日に関しては、まさにノリさまさまさまと感謝しっぱなしでした。


一方、投手陣は、再登録即先発佐藤充
今季1軍登板では最長となる6イニングを投げ、
5安打7奪三振無死球で3失点。
立ち上がりやや力んだものの、初回を4-6-3の併殺で切り抜け、
2回に振り逃げをきっかけに犠牲フライで1点を先制されたものの、
しっかり粘って投げ込んでいましたね。
4回に村田に風に乗せられ、同点弾を浴びたのは減点ですが、
その後も崩れず、続く吉村からなんと5者連続奪三振
特に落差のあるフォークボールが力を発揮。
2度目の同点に追いついたところでマウンドを降りたため、
勝ち星こそ付きませんでしたが、まずまずの出来と言えたでしょう。
この好投でひとまずは、次回先発のチャンスもゲット。
川上、チェンに続き、吉見も故障で離脱してしまう8月
この調子で、手薄な先発陣を支えてほしいと願います。

また2番手以降は勝ちパターンの継投
7回から登板の2番手・高橋ビグビー
ストレートを風に乗せられ、勝ち越されたのは痛かったですが、
そのあと井端トンネルなどで、2死三塁となったピンチで、
やや早めのリリーフとなった3番手・浅尾が、踏ん張りましたね。
迎えたのが、中日戦けっこう打っている大西だっただけに心配でしたが、
力のあるストレートで一塁ゴロに仕留めて、見事な火消し
続く8回も内川、村田をフォークで連続三振
つけいるスキを与えなかったことが、その後の反撃に繋がりました。
岩瀬が抜ける8月、より厳しい場面の登板も予想されますが、
チャンスと思い、ぜひとも踏ん張ってもらいたいところです。


2年連続、そして完全制覇での
日本一を掲げて臨んだ今季のドラゴンズ
4月こそ驚異的な投手力で勝ち抜いたものの、
5月の声を聞き、森野、谷繁、イ・ビョンギュ、井端、
和田
中村紀洋と、主力野手陣に続々と故障が発生
さらに盤石だったはずの投手陣も、
鈴木、山井が故障で、中田、朝倉が不調で離脱。
それでも交流戦こそ苦しみながらも、5割で通過したものの、
ケガ人も復帰しはじめ、反撃を仕掛けたかったこの7月
首位・阪神との9試合を2勝7敗と大きく負け越すなど、
9勝15敗1分けという、まさかの大失速
首位とは13ゲーム、2位・巨人とも3.5ゲームの3位
前半戦を折り返すこととなりました。

この前半戦、一言でいうと
『こんなはずじゃなかった…』
それに尽きるんじゃないかと思いますね。
まあ前年の日本一の反動もあったかもれませんが、
それにしてもケガ人が多すぎ。
さらに自分たちの戦い方を忘れたかという拙いプレーが続出。
投打の歯車が噛み合わず、落としてしまうゲームも多く、
そろそろ浮上するのではないかという期待も、
幾度となくはかなくは消える日々。
悔しい思いをしながら、ナインファン
少なからずそう感じたことと思います。

それでも今シーズンの戦いはまだ続きます。
エース守護神、切り込み隊長に、
ユーティリティプレーヤーの強打者を欠いて臨む後半戦
苦しい展開となってくるのは、十分に想像が付きます。
しかしこの日のサヨナラ劇のように、
何度も突き放されながらも、食らいつき勝利をもぎ取る
そういうゲームができれば、苦境もいくらか打破できるのでは。
かなりゲーム差も離されてしまい、逆転Vは困難とはいえど、
3位狙いというのはくれぐれもゴメン。
そういう意気込みでは、掴めるものも掴み損なうことが関の山。
あくまで勝負を捨てずに、一戦一戦を全力で臨み、
選手それぞれが自らの持ち場で働き、勝利を積み重ねていくこと。
残り50試合、ドラゴンズナインのさらなる奮起を期待します。

きょう30日からは、しばしのオールスターブレーク
例年と違い、それほど長くはないですが、
後半戦はいきなり昌さん『200勝フィーバー』からスタートします。
いいカタチでスタートを切って、ベテランの偉業を祝福。
そして苦しい8月を乗り越えられるよう、
それぞれが準備を進めてほしいと期待したいです。


☆ウィナーズ・ボイス(29日)

○森野将彦
<9回2死二塁から左越えにサヨナラ打を放つ。
五輪代表としてチームを離れる前の最後の試合を勝利で飾り>
「チームが勝ってよかった。
(横浜の)外野が前にいましたからね。
打った瞬間、越えたなって。
あの場面は勝負してくると思った。
直球待ち? そんなことはないんですが、
甘い球がきたら積極的にいこうと思っていました」

<五輪代表に決まってからラストゲームまでの11試合で
42打数16安打3本塁打9打点の打率.381。その自己評価は>
「打つ方はよかったけど、守る方で迷惑をかけましたからね。
(五輪から)帰ってきたら、しっかりやって貢献したい。
打てて良かった。気持ちよく五輪へ行けるね? そうですね」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋名タイ

○中村紀洋
<7年ぶり4回目の1試合3本塁打を放つなど、4打数4安打4打点。
負ければ貯金がなくなる窮地に立たされても
チームを奮い立たせようと、思いを込めた3本に>
「チームの勝敗を、5割にするわけにはいかなかった。
勝たないと。絶対に勝たなあかんから」

<2回に放った逆転2ランは、
追い込まれてからチェンジアップをとらえ>
「うまく右方向へ打てました」

<6回は失敗を恐れず積極的に1-3から打って出て、
右翼ポール際へ運ぶ>
「打ったのは直球。ホームランを狙っていた。狙い通り」

<1点を追う8回にはバックスクリーンへ豪快に突き刺す>
「3本目はシュート。狙ってました。勝たなあかんからね」

<追い詰められても冷静に見極め、
気持ちを一点に集中し、狙って結果を出した>
「そういうときは何でもかんでも来たボールを打つわけじゃない。
これというボールが来ないと打てない。打てるボールを狙わないと。
本塁打が打てたというより、そういう場面で打てたことが一番。
負けているところで打てたのが良かったんや」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○平田良介
<7回途中から守備で出場すると、まずは7回先頭で左前打。
さらに9回先頭の場面では中前打を放ち、サヨナラの本塁を踏む。
サヨナラ勝利の陰のヒーローとなり>
「(いい仕事ができて)よかったです。
きょうは集中して打つことができたと思います」
(中スポ、サンスポ

○浅尾拓也
<1点ビハインドの7回途中に3番手で登板すると、
1イニング1/3を打者4人でピシャリ。
完ぺきなリリーフで逆転のおぜん立てを整え>
「そうですね。きょうはいい投球ができました。
きょうは真っすぐが良かった。力で押そうと思った」

<セットアッパーに昇格した後の成績は
8試合、12イニングを投げて無失点と抜群の安定感。
リリーフの柱に急成長したが、身近にいる『お手本』は岩瀬。
球界を代表するクローザーの姿勢を参考に意識も変わった>
「練習のときからコーナーコーナーにきちんと投げ分けている。
昨年は『ただ投げるだけ』だった。
今年は『腕を振って変化球を投げよう』とか、
考えながら投げられるようになった」

<岩瀬が北京五輪で離脱する8月、
抑えの座を引き継ぐとみられるが>
「岩瀬さんの穴は一人じゃ埋まりません。みんなで埋めていきたい」
中スポ

○佐藤充
<20日ぶりの先発で6イニングを5安打7奪三振3失点。
勝ち星こそ付かなかったが、今季最長イニングを投げ>
「立ち上がりに空回りしてしまいましたが、
途中から腕も振れて、最低限やるべきことは
少しずつでもできたかなと思います」
(東京中日、サンスポ

○岩瀬仁紀
<9回に4番手で登板。3人で抑え3勝目を挙げる。
五輪前最後の登板で、自ら有終の美を飾り>
「これで気持ちの整理をして(五輪に)いくことができますよ」

<ここから先は、ユニホームを着替えて『日本の岩瀬』となるが>
「自分の後? それは気になりません。
チームの結果は気になりますけどね。
必ずやってくれる。そう信じてボクは北京に行ってきます」
中スポサンスポ

○荒木雅博
<これが五輪前の最終戦。
9回の好機で今季初めて代打が送られたが>
「疲れましたね。
でも、最後にチームが勝ててよかったです」
(東京中日)

●石井裕也(横浜)
<古巣中日相手に初登板。
1点リードの7回、2死二塁でマウンドに上がったが、
森野に右前打を許し、打者1人で降板>
「追い込んでから(スライダーが)甘く入った。悔しいです」
(東京中日)

○和田一浩
<試合前の練習にストッキングを上げるクラシックスタイルで登場。
球宴前最後の試合だけに気合を入れたのかという質問にニヤリと笑い>
「井端もやっていたのでマネしました。気分的にも違いますしね」
ニッカン


○落合監督
<貯金2で前半戦を終えて>
「別に総括しなくてもいいんだろ」
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


ドラゴンズトピックス(29日)

今日の公示。(29日)
◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 佐藤充投手
公式サイト共同通信社

オールスターゲーム 出場選手変更

【出場辞退選手】
▽中日ドラゴンズ 投手 吉見一起 (右肩関節炎のため)
【補充選手】
▽中日ドラゴンズ 投手  小笠原孝 初出場
NPB公式サイト


◆吉見一起
<右肩関節炎と診断され、
この日『マツダオールスターゲーム2008』の出場を辞退。
当面はノースローで炎症が治まるのを待ち、治療を最優先する>
「ぜひとも球宴に出たいと思っていたんですが、
無理をして出るわけにもいかず、辞退させていただきました。
もちろん1日も早く1軍に戻るつもりですが、焦らず、じっくりと治します。
バランスボールなどを使って体のバランスを修正することをやっています。
早く1軍で投げられるようにがんばりたい」
(東京中日、ニッカン

◇小笠原孝
<吉見の代替選手として球宴に出場することに。
10年目の初出場に満面の笑みを浮かべて>
「光栄なことですからね。
素直にうれしいですけど、恥をかかないようにやってきます」
(中スポ)

◇落合監督
<右肩痛を訴え、球宴を辞退した吉見に心配顔>
「肩が痛いのに投げさせられないだろ。
吉見は(球宴)辞退だ。これで10日間は出られないわけだけど、
10試合外れても(1軍に)戻って来れないだろう。
今年ずっと投げられないかもわからないぞ」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン


オールスターゲーム運営委員会がこの日、出場選手の変更を発表。
監督推薦で初出場の予定だった吉見が右肩痛のため、出場辞退
その代替選手として小笠原が出場することになりました。
突然の「吉見故障」の報に驚きましたが、
中スポによると、21日に出場選手登録を抹消された吉見
その前後で右肩に異常を訴えたようで、28日に2度目の精密検査。
その結果「右肩関節炎」と診断され、辞退申請となったとのこと。

医師の診断では「炎症は軽度」となっていますが、
落合監督も長期離脱を示唆するコメントを出していますし、心配ですね。
規定により、オールスター終了後の公式戦10試合
終了するまで登録できないということで、8月半ばまでの離脱は確実。
ただそれ以降も離脱となってしまうと、
チームにとって大きな痛手となってきそう。
それでも前半戦、吉見の活躍はめざましかったですし、
まずは治療などに専念。そしてしっかり治してほしいですね。
そして再び1軍に戻ってきての快投を願います。

また代役ながら、10年目にして初の球宴出場となる小笠原
この5連戦で先発してくると思いましたが、結局登板なし。
もしかして故障かも?と勘ぐりましたが、
球宴に出られるぐらいですから、考え違いだったかもしれませんね。
まあせっかくの晴れ舞台ですし、憲伸先輩と一緒に頑張って下さい。


若竜トピックス(29日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 16回戦
(29日・雁の巣球場)
  001 100 200 = 4
  000 010 60× = 7
[敗] 赤坂(14試合4勝4敗1S)
[D本] 堂上剛裕3号
[D投] 赤坂、小林、清水昭信、菊地
公式サイト

【ゲームレビュー】
3回、福岡ソフトバンク先発・大田原を攻め、
前田左越え二塁打と岩﨑進塁打で1死三塁から、の左犠飛で先制。
さらに4回、右中間二塁打の堂上剛裕を二塁に置き、
堂上直倫が左中間へ適時二塁打。兄弟連打で追加点を挙げる。
先発・赤坂は4回まで3安打無失点と好投したが、
5回ウラに本間、小斉の連打と犠打、さらに江川四球で
1死満塁から、福田秀平の二ゴロの間に失点してしまい、1点差。
しかし7回、堂上剛裕が右越えにソロ本塁打を放つと、
1死後、前田、岩﨑の連打からの左翼線適時二塁打で1点を加え4-1
ところが7回ウラに赤坂が突然崩れ、
本間死球、小斉右翼線二塁打で無死二、三塁から
山崎の遊撃内野安打で失点すると、
福田に四球を与えてしまい、1死満塁。
代わった2番手・小林明石を三振に取り、2死としたが、
金子に左前へ2点適時打を許してしまい、4-4の同点
さらに城所にも右前適時打を浴び、4-5と逆転されると、
代わった3番手・清水昭信の暴投で2死二、三塁から
レストビッチにダメ押しの右中間2点適時二塁打を喰らい、4-7
この回の大量失点が響き、福岡ソフトバンクに敗れる。
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発し、
6イニング1/3を投げ、7安打4四死球の5失点。
7回に2点目を許すと、さらに1死満塁のピンチを招き降板。
負け投手となり、月間3勝目とはならず>
「前半は調子もよくストレートも走っていたけど、後半はバテてしまった。
7回に先頭打者に無意味なデッドボールを与えてしまったことと、
ランナーをためて降板してしまったことが反省点です」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<粘りの投球をしながら、KOされた赤坂について>
「7回は少し気の緩みがあったと思う。
全体的にはいいピッチング。次に期待したい」
中スポ


フレッシュオールスター 出場選手変更

【出場辞退選手】
▽中日ドラゴンズ 投 手 山内壮馬 (チーム事情の為)
▽中日ドラゴンズ 外野手 平田良介 (チーム事情の為)
【補充選手】
▽中日ドラゴンズ 投手 赤坂和幸 背番号54
▽中日ドラゴンズ 捕手 田中大輔 背番号22
NPB公式サイト


雁の巣での福岡ソフトバンク3連戦の2戦目、
中盤に堂上兄弟連打で得点を加えるなど、
立ち上がりからドラゴンズペースで進んでいたものの、
粘りの投球を続けていた先発・赤坂が、
バテもきたか、7回に捕まってしまいノックアウト。
さらに代わった小林、清水昭信も揃って炎上。
一挙6点を奪われ、逆転負けとなってしまいました。

ところでオールスター同様、
フレッシュオールスターゲームも出場選手が変更に。
ただこちらは故障ではなく「チーム事情の為」。
平田山内の後半戦1軍スタートがこれで確定しました。

2008年7月29日 (火)

チェン空回りワースト5失点、疲労竜ベイに完敗。

前半戦もいよいよ残り1カード2試合
前夜ようやく甲子園での連敗を止めたドラゴンズ
浜松、豊橋と地方球場での横浜との2連戦。
その初戦、中5日で先発したチェンの調子が今ひとつ。
3回に自らのミスも絡み先制を許してしまうと、
その後も踏ん張れず、自己ワーストの5失点で降板。
一方打線は、横浜先発・三浦に翻弄される始末。
終盤、この日30歳の誕生日を迎えた森野
井上に本塁打こそ出たものの、三浦に完投勝利を献上。
またしても乗り切れず、最下位チームに完敗しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 11回戦
(28日・浜松球場 | 中日7勝4敗)
13367人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] チェン(31試合4勝4敗)
[D本] 森野11号 井上1号
[Dバッテリー]
チェン、山内、長峰、ネルソン - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
投打にいいところなく大敗
チェンは自分のミスから崩れた。
3回無死一塁から三浦の送りバントを野選。
ピンチが広がり、仁志、内川の連続適時打の後、
吉村にも適時打を許した。
5回にも内川に適時二塁打されるなどし、主導権を握られた。
打線三浦の丁寧な投球に攻め手を欠いた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


聞くところによると、最近ドラゴンズは、
主催の地方球場ゲームに強いらしく、
昨年7月から、豊橋、富山、金沢、福井、
さらに今季も岐阜、金沢、富山となんと7連勝中だったんですね。
ただ浜松に関しては、昨季も東北楽天戦でまさかのエラーで黒星。
そして今季も恥ずかしいゲームになってしまったようで…。
ゲームの経過を淡々と振り返ると↓

ドラゴンズ・チェン、横浜・三浦大輔の先発。
1回ウラ、1死から『三浦キラー』荒木が右前打を放つも、
この日30歳の誕生日森野は打ち上げ、ライトフライ。
4番・和田は止めたバットの投ゴロに倒れる。

2回、村田四球、吉村右前打、
さらにビグビー二ゴロ進塁打で、1死二、三塁。
続くジェイジェイには高々と打ち上げられ、レフトフライ。
村田がタッチアップでスタートするも、
レフト・和田がダイレクトで好返球
ワンバウンドで谷繁の構えるミットに到達し、本塁タッチアウト
べんちゃんビームチェンは救われ、ピンチを凌ぐ。

しかし3回、その守りからミスが。
先頭・相川が引っ張り、三塁へのゴロ。
ところが森野の足が付いていかず、抜かれてしまうと、
続く三浦の投前の犠打を捌いたチェンが思い切って、二塁へ送球。
タイミングこそアウトだったものの、
送球が逸れてしまい二塁セーフ。(記録は犠打野選
これでリズムを崩してしまったチェン
続く大西にキッチリ送られ、1死二、三塁とされると、
仁志に外へのストレートをライト前に落とされタイムリー(0-1)
さらに内川には内へのストレートを
鈍いながらもレフトへ落とされタイムリー(0-2)
なおも2死から吉村に真ん中高目のつり球を叩かれ、もう1点(0-3)
一、三塁というシチュエーションを何度も作られ、
ストレートをことごとくはじき返されたチェン
プロ初先発の思い出の地で、自ら崩れ3点を失った。

3回ウラ、1死から迎えるは、そのチェン
4球目、中に入ってきたストレートを打ち返すと、
打球はレフトの頭上を越えていくツーベース
気持ちがはやったか、チェン暴走
二塁をまわり、果敢に三塁を狙ったもののあえなく憤死
悔しがるチェンをよそに、やはりベンチは苦笑い
そのあと井端遊撃内野安打、荒木四球で繋がっただけに。
二塁で止まっていれば…と、台湾風味タラレバ炒め

4回ウラは、4番からの好打順。
しかしこの日は三浦の前に、ノリべんコンビ今ひとつ
先頭の和田が真ん中低目のストレートを打ち損じ、右飛に倒れると、
フルスイング連発の中村紀洋はファウルを繰り返すも
最後は真ん中ワンバウンドのフォークを空振り三振。
さらに6番・井上がカーブに泳いで、ショートフライ。
ここまで感じがよかったのはイバアラだけ。
後の打者は三浦の丁寧な投球に翻弄されてしまう。

5回、上位に捕まり、1死二塁と再びピンチのチェン
迎えた内川に真ん中低目のフォークをすくい上げられると
前進守備のレフトの頭上を越えていくタイムリーツーベース(0-4)
手痛い追加点を奪われると、さらに続く村田にも
内へのストレートを引っ張られ、レフト前ヒット。
繋がれてしまい、またも一、三塁とされてしまうと、
吉村に低目のストレートをきっちりライトへ運ばれ、犠牲フライ(0-5)
ストレートのキレ、制球、そしてリズムとすべて今一つチェン
結局92球を投げ、8安打3奪三振1四球で5失点
前半戦最後の登板を白星で飾れず、この回でマウンドを降りた。


前半で5点のビハインド。
さらに好投の三浦にを手こずり続けるドラゴンズ打線
それでも6回ウラ、先頭・井端が投手の股間を抜くヒットで出ると、
荒木も痛烈に一塁手のミットを弾くヒット。
無死一、三塁でクリーンアップへと繋ぎ、反撃開始。
ところが森野が外へのカーブを右へ持って行くも、一塁正面のゴロ。
飛び出していた井端が三本間で挟まれ、殺されると、
なおも1死一、二塁で迎えた和田が、
外へのストレートを叩くも二塁正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレー
思わず首をかしげる和田
しかしこの拙攻で勝負の行方は、ほぼ決まった感が。

7回、2番手で登板の山内はボールが先行。
1死三塁から内川にスライダーを叩かれ、
センター前へのタイムリーを許すと(0-6)
そのウラ、途中出場の清水将海
初球カーブを思い切り引っ張ってのタイムリーツーベース。
ようやく1点を返し、完封を免れたものの(1-6)
それでも8回、3番手・長峰が下位打線に捕まってしまい、
大西に右中間を大きく割られる2点タイムリーツーベース(1-8)
そのウラ、森野がライトスタンドへ飛び込む
バースデーアーチを放ち、浜松のファンを盛り上げるも(2-8)
9回には4番手・ネルソン村田にレフトフェンス直撃の
タイムリーツーベースを浴びてしまい、ダメのダメ押し(2-9)
そして最終回、完投を目指す三浦
先頭・井上が今季1号をライトへぶち込み、
意地を見せたものの。もはや後の祭り(3-9)
最後は清水将海、平田と連続三振に倒れて、ゲームセット
打線がつながり、着実に得点を重ねた横浜を尻目に
またしても波に乗りきれず、投打に精彩を欠いたドラゴンズ
足かけ2年間の地方球場での連勝は、7で止まることとなった。


欲張りすぎマシタ。ゲームのポイントとしては、
チェンベイ打線
捕まってしまったことと、
野手陣の拙攻というところでしょうか。
チェンに関しては、
良い言葉なら「空回り」
悪い言葉で言えば「自滅」という感じでしたね。
2回連続の中5日となってしまいましたが、
粘った前回に比べたら、ストレートの制球が今ひとつ甘かったような。
さらに本来の自分のペースで投げられていなかった印象でしたし、
リズムを崩す原因となったバント処理ミス、さらに暴走も含めて、
ある意味チェン「若さ」が出てしまったようですね。
ただそれでもこの前半戦、先発に中継ぎにと
チェンは本当に頑張ってくれたこともありますし、
まあ今回に関しては、とりあえず仕方ないかなと。
これでチームを離れ、8月は北京でそのチカラを発揮することになりますが、
しっかり「経験」を積んで、再びチームへと戻ってきてもらいたい。
そしてシーズン終盤へと繋げてほしいと願います。

一方、打線は繋がっての得点は、清水将海のタイムリーだけ。
終盤にホームランがちらほら出たものの、焼け石に水。
三浦の丁寧な投球の前に、脱帽というところになりました。
特にノリべんコンビが完ぺきに翻弄され、
機能しなかったことが攻撃力を大きく低下させましたね。
まあこの暑さですし、シーズンの疲労もピークでしょう。
今回はこういう日もありますで済ませますが、連日はカンベンです。


またしても波に乗れず、最下位チーム完敗
しかし前半戦最後となる第2戦はきっちり締めて終わらせたいですね。
荒木、森野が離脱するため、ベストメンバーの布陣もしばらくお預け
だからこそ良いカタチで繋がっての白星を期待したい。
さらに北京へ向かう守護神・岩瀬
地元ファンの後押しで送り出してあげたいところ。
そのためには勝ちパターンにして、登板できる展開にしないと。
苦しかった前半戦でしたが、最後の最後こそは快勝希望
そして気持ちよく締められるよう、頑張ってほしいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(28日)

●チェン・ウェイン
<北京五輪前のラスト登板は5イニング8安打5失点で今季4敗目。
台湾代表左腕がプロ初先発を果たした思い出の地・浜松で沈み>
「五輪に行く前に勝ちたかったんですが…。
勝ちたくて逆に体が重くなった。
今日はバランスもスピードも悪くなかった。
でもストライクがとれなくて、なかなかうまくいかなかった。
(3回の)野選はバランスを崩した? そうですね。
(4回の)走塁ミスは欲張った? そうですね。ボクのミスですね。
自分のミスだから、しょうがない。
きょうは勝負どころでコースが甘くなってしまった。
五輪から帰ったら、自分のピッチングができるようにしたい。
次回は取り返したい」
中スポおおさか報知共同通信社時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●谷繁元信
<3回無死一塁で三浦の犠打でチェンに二塁送球を指示。
犠打野選となり、ピンチを広げてしまったことに>
「タイミングはアウト。もったいなかった」
スポニチ名古屋名タイ

●森野将彦
<8回2死から右翼席中段へ
自ら30歳のバースデーを祝う11号本塁打を放つ>
「完ぺきなバッティングができました」

<自画自賛の当たりだったが、試合に敗れたため、
『バースデー・アーチ』となったことについては言葉少な>
「特に言うことはありませんけど…」

<プロ12年目の30歳といえば、文句なしにベテランの域。
けれども成長を続けている男に「熟練」の文字は似合わない>
「のびしろ? もちろん、まだまだあると思っていますよ」
中スポスポニチ名古屋

●井上一樹
<9回、右翼席中段に1年ぶりの1号ソロ本塁打を放つ。
遅ればせながらの今季1号に>
「久しぶりなんでね。
行ったとは思ったけど、感触も忘れちゃってましたよ」

<相手が三浦というのはうなずける話。
この2年で10打数6安打の番長キラー。『合うのか?』と聞けば>
「そんなことないんです」

<8月は森野が抜け、外野の枠が1つ空く。
小池、平田と中堅・右翼を奪い合うことになるが>
「これからも割り切っていくしかないですよ」
中スポサンスポ

●清水将海
<6回の守備から出場し、打撃で活躍。
6点を追う7回に左翼線適時二塁打を放ち、この日チーム初打点>
「どんな球でもストライクゾーンに来たら、
初球からいこうと思っていました」
(東京中日)

●荒木雅博
<1、6回に右前打を放ち、6試合ぶりにマルチ安打を記録。
今季もこれで6打数3安打と三浦キラーぶりを発揮も>
「2本ともいい当たりでした。
負けたらしょうがないです。あした頑張ります」
(東京中日)

●和田一浩
<2回、ジェイジェイの飛球を捕ると、本塁へダイレクト返球。
『おじさんレーザービーム』で三走・村田を見事に刺すも、
6回1死一、二塁で二ゴロ併殺打に倒れたことを悔やむ>
「それはそれとして、チャンスで打てなかったのが」

<完投された横浜・三浦についての印象は>
「スピードは感じなかったが、丁寧に投げてきました」
(東京中日、サンスポ

●山内壮馬
<6回から2番手で登板し、2イニングを2安打1四球1失点。
6回は2三振を奪い、三者凡退に打ち取ったが、
内川に適時打を浴びた7回の投球内容を反省>
「6回はいい感じでいけましたが、
7回はコントロールが甘くなってしまいました」
(東京中日)

●新井良太
<浜松在住の駒大野球部前監督・太田誠氏の訪問を受け懇談。
『体が大きくなったな』と声をかけられ、緊張の面持ち>
「監督(太田氏)にお会いするのは1年半ぶりくらいになります。
監督の前ではいつでも緊張します」
(中スポ)

●平田良介
<8月9日に行われる北京五輪日本代表の強化試合の
相手となるセ・リーグ選抜のメンバーに
吉見、清水将海、新井とともに選出され、意気込む>
「一流の選手たちとプレーができるのが光栄です。
恥ずかしくないプレーをしたい」
(東京中日)


◆小田幸平
<26日の甲子園の三塁ベンチ前で
準備運動しながら、川上と10分以上話し込む。
一夜明けての反省会について>
「内容は企業秘密だよ。
ああやって、じっくり話し合えるのはいいことだよね。
憲伸(川上)さんは経験のある人だから、
いろいろ教えてもらえるしね。
(一夜明けてという利点は)その日に話をするよりは、
1日たっていれば、お互い冷静になっているから、
本音を言いやすいでしょう。それが大事なんです。
お互いの意見を出し合うんです。あそこはどうすればいいとか」
(中スポ)


●落合監督
<投打に精彩を欠き、最下位の横浜に完敗。
6回無死一、三塁を逃すなど拙攻続き>
「乗り切れないって言うのかねえ。
その局面、局面で自分たちがもうちょっと、
頭を整理していかなきゃいけないんじゃないの。
整理ができていない。その部分だけだと思う」

<この日試合前練習では井端、森野、ウッズ、
中村紀洋に向けて雨中のオレ流ノックを敢行。
左足内転筋痛の中村紀洋は両手でバツをつくって
ノックを辞退しようとしたが三塁の位置につかせて打球を浴びせる>
「(ノックをするか)決めるのはオレだぞ。
(出場選手登録を)抹消するぞ」
(中スポ、共同通信社時事通信毎日jpニッカン名タイ


若竜トピックス(28日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 15回戦
(28日・雁の巣球場)
  100 100 000 1 = 3
  000 000 011 0 = 2
[勝] 平井(2試合1勝)
[S] 中里(11試合2敗2S)
[D本] 中村公治6号
[D投] 川井、小林、清水昭信、平井、中里
公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、福岡ソフトバンク先発・スタンドリッジから
岩﨑左翼線二塁打と犠打で、1死三塁とすると、
森岡が右前へ適時打を放ち、先制
4回、柳田の中前打と中村一生の四球で2死一、二塁から
堂上直倫が中前に適時打を放ち、追加点を挙げる。
先発・川井は立ち上がりからスライダー、カーブの制球が良く、
危なげない投球で7イニングを4安打無失点。
しかし8回ウラ、2番手・小林金子に四球と盗塁を許し2死二塁で降板。
代わった3番手・清水昭信レストビッチに四球を与え、2死一、二塁。
次打者・吉川を三ゴロに抑えたが、堂上直倫がこれをトンネル
タイムリーエラーとなってしまい、1点を返される。
さらに9回ウラ、4番手・平井が捕まり、
先頭・江川に左中間二塁打を許すと、犠打と代打・小斉の左犠飛で同点
さらに明石左中間三塁打と金子、城所の連続四球で2死満塁。
一打サヨナラのピンチを招くも、中村晃を遊ゴロに凌ぎ、延長戦へ。
延長10回、ホークス5番手・川頭秀人から
この日2安打の中村公治が、左翼へ勝ち越しのソロ本塁打
そのウラを5番手・中里が抑えて、3-2で勝利。
公式サイトより)


○川井進
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発。
7イニングを4安打2奪三振3四死球無失点に抑え、復調をアピール>
「調子はあまりよくなかったが、
先頭打者を塁に出さないことを心掛けて、
それができたので抑えることができたと思います」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<復調への足掛かりをつかんだ川井の投球を評価>
「7イニングを無失点に抑えたという結果は評価できる。
あとは無駄な四死球を出さないように心掛ければ、
8月に(1軍再昇格の)チャンスがあると思う」
中スポ

ファーム7月最後のカードは、雁の巣での福岡ソフトバンク戦
終盤追いつかれながら、延長戦の末、
4番・中村公治の決勝弾で制したようですが、
その中でこのところ2連敗と調子を落としていた先発・川井復調
立ち上がりこそ、ヒットと2つの四球で
2死満塁のピンチを作ったものの、そこを凌ぐと本来の粘りの投球
走者こそ出しながら得点までに結びつけず、7イニングを無失点。
基本に立ち返ったことで、再浮上へのきっかけを掴んだようです。

エース・川上チェンが抜ける8月の1軍先発陣
何とか間に合った中田と、200勝まであと1の昌さん
確定として、残る3~4枚が今ひとつ不確定
今夜の1軍先発予想の小笠原に何もなければ、1枚は確実なのですが、
残りを埋めるべく、放牧中の吉見、ファーム再調整のW佐藤
そして川井辺りにも加わってきてもらいたいところ。
チャンスはすぐそこにあるものの、あとは掴めるかどうか。
さらに調子を上げ、名乗りを上げてほしいものです。

2008年7月28日 (月)

山本昌甲子園で勝った、ついに200勝へ王手!

拙攻拙守とまるで良いところなし。
敵地・甲子園ではついに7連敗。さらに阪神に早くも
今季のカード勝ち越しを決められてしまったドラゴンズ
前半戦最後の対戦で何とか一矢報いておきたいところ。
迎えた第3戦、中5日で先発したベテラン・山本昌
味方のミスをきっかけに先制こそ許したものの、
5イニングを4安打1失点(自責0)に抑える粘投
一方打線は6回、相手のミスをきっかけに繋いで繋いで大逆転
6点を奪うビッグイニングで一気に勝ち越すと、
多少は詰め寄られるも、最後は守護神・岩瀬が締めて勝利。
甲子園で今季初勝利を挙げ、チームの連敗を3で止めるとともに、
山本昌はこれで通算199勝目
ついに悲願の200勝に王手をかけることとなりました!

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 17回戦
(27日・阪神甲子園球場 | 中日4勝12敗1分け)
43526人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 山本昌(14試合6勝3敗)
[S] 岩瀬(38試合2勝3敗27S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、高橋、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が踏ん張り、打線が応えて逆転勝ち。
通算200勝へ王手をかけた

4回、井端の失策がきっかけで
2死一、二塁から鳥谷に先制打を許したが、
気持ちのこもった投球で味方の反撃を呼び込んだ。
打線は6回、相手のミスにつけ込んで集中打で6点
無死一、二塁で和田が右中間へ逆転の2点三塁打。
中村紀洋も適時打で続き、2死満塁から井端の3点三塁打が飛び出した。
阪神渡辺が大誤算だった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・山本昌、阪神・金村曉の先発。
両投手ともに順調な立ち上がりで序盤3イニングを無失点。
しかし4回、思わぬアクシデントを境にゲームが動き出します。

1死から迎えるは、この日も4番の和田
しかしカウント2-2からの6球目、
突如ナイター照明の一部が消えてしまい、和田がタイムを。
どうやら送電線への落雷が影響し、照明機材が不良
復旧作業のため、ゲームがいったん中断することに。
そして13分後、再開した1球目のスライダーを
和田が叩くと、三塁線を抜いていくツーベース。
金村曉キラーが先制への口火を切ると、
中村紀洋も続いて、中に入ったストレートを右へ運び一、三塁。
大きなチャンスで迎えるは、6番スタメンの井上
ところが相変わらず「あと1本」が出ないドラゴンズ
カウント2-1からの4球目、外へのシュートを叩くと、
二塁ベース寄りへのショートゴロ。
掴んだ鳥谷がそのままベースを踏んで、一塁へ。
6-6-3と渡る最悪のダブルプレーでチャンスを逸します。

さらに飛び出したのが、前夜を引きずるかの守りのミスが。
それも思いも寄らぬ選手から…。
4回ウラ、先頭の平野の当たりは平凡なショートゴロ。
ところが井端のグラブの網にボールがひっかかかったようで、
送球のさい、ボールが手に付かずお手玉
名手らしからぬエラーイヤな予感が漂います。
さらに続く新井には詰まりながらもセンターに落とされ、
無死一、二塁と繋がれてしまった山本昌
それでも金本を内角低目へのストレートで見逃し三振に斬ると、
さらに関本を外へのストレートでライトフライ。
コワイ打者を続けて打ち取り、2死まで持ってきますが、
鳥谷にカウント1-2からの4球目、
外へのスライダーを叩かれてしまい、一、二塁間を破るタイムリー。
またもミスがきっかけとなる失点で、先制を許したドラゴンズ
それでもここで踏ん張ったのが、さすがはベテラン
なおも2死一、二塁から続く矢野
この日よかった外角低目のストレートを2球続けて
あっという間に追い込むと、3球目もそのまま
外へのストレートで空振り三振に。
畳み込まれず1失点で踏ん張ったことが、その後に繋がりました。


踏ん張るベテランの粘投に何とか報いたい。
それがようやく結実したのが、6回。
継投策の阪神は、この回から2番手に渡辺を持ってきますが、
先頭の荒木がカウント1-1から
外へのスライダーを叩くと、二塁へのゴロ。
ところがこれを関本がファンブルしてしまい、エラー
阪神きっての名手のエラーがきっかけとなり、
流れが徐々にドラゴンズへと傾きはじめます。
さらに投球に精彩を欠く渡辺から
続く森野が粘った末に、チェンジアップをうまくセンターへ運ぶと、
スタートを切っていた荒木は一気に三塁へ。
エンドランが決まり、無死一、三塁として迎えるは、和田
お得意の金村曉こそ下がってしまったものの、
ここで何とかするのが4番のお仕事
それにきっちり応えた、カウント1-0からの2球目、
真ん中高目に甘く入ったストレートを積極的に叩くと、
打球は右中間を大きく破っていくタイムリー!
荒木が、そして森野が生還して、2-1と一気に勝ち越し。
これまで散々やられてきたミスに乗じての得点
ゲームをひっくり返します。

さらにこの流れに乗ったのが、中村紀洋
ややショック気味の渡辺の投じた2球目、
シュート回転した内角低目のストレートを叩きつけると、
高く弾んだ打球は、三塁の頭を越えていくタイムリーツーベースに。
打ち損じが転じたラッキーヒットながら、
クリーンアップの3連打で1点を追加します。
なおも無死二塁から、続く井上は内へのスライダーに
キャッチャーフライに倒れるも、
小池がセンター前に抜けるヒットで出ると、
続く谷繁もフルカウントから低目をきっちり選んで四球。
1死満塁で山本昌というところでベンチが動き、
代打に、この日もベンチスタートのウッズを起用。
切り札の主砲を送り込み、勝負をかけてきます。
前夜も代打で三振と低調続く主砲ですが、
ここで一打を放ち、ゲームの行方を決めてほしい。
ところが早々2ストライクと追い込まれると、
6球目、この日最も決まっていた外角高目のスライダーを見逃し三振
絶好機に不発に終わってしまい、2死満塁に。
それでもここで最も気合が入っているはずの男。
トップに戻って井端に打順が回ります。
前のイニング、自らのエラーが痛恨の先制点に。
満塁という大きなチャンスでやり返し、何とか取り返したい
その気迫が勝ったか、カウント1-1からの3球目、
外角高目に抜けたチェンジアップを完ぺきに叩くと、
高く上がった打球は左中間の真ん真ん中を大きく突破!
中村紀洋が、小池が、そして一塁から谷繁も生還。
走者一掃となるタイムリースリーベースで、6-1と大きくリード。
虎の勝ちパターンの1人・渡辺を一気に攻略してのビッグイニング。
そして山本昌199勝目の権利もプレゼントします。


5点の大量リードとなったドラゴンズ
その後は楽にいけそうに思えましたが、
さすがに相手は、首位・阪神
さらに『山本昌の199勝目』がかかる大事なマウンド。
リリーフ陣にもやや重圧がかかったようで…。
6回ウラから2番手には、高橋
しかしこの日の投球は、コースがやや甘め
いきなり平野に一、二塁間を破られると、
新井は外へのストレートで空振り三振に取ったものの、
金本にも一、二塁間を破られてしまい、1死一、二塁。
さらに2日連続お立ち台の関本には、カウント1-3からの5球目、
四球を避けたいか、ストレートがど真ん中に。
これを逃さず捉えられると、打球は左中間へ一直線。
3ランホームランとなってしまい、6-4と2点差。
せっかくの楽勝モードが一気に冷や汗へと持ち込まれます。

それでも2点差になったことで投球に締まりが。
2死後、矢野のレフトオーバーのツーベースを浴びた高橋でしたが、
バルディリスを落ち着いて、内で詰まらせ三塁ゴロに取ると、
7回、8回と今やセットアッパーの浅尾が2安打こそ打たれたものゼロに。
そして最終回は、1週間ぶりの登板となる守護神・岩瀬
その一週間前、めった打ちを喰らった阪神打線にきっちりリベンジ
1死から赤星にレフトへ流され、走者こそ出すものの、
リーソップの代打・高橋光信を真ん中低目のシュートで空振り三振
そして最後は平野を外のスライダーで二塁ゴロに取り、ゲームセット。
相手のミスに乗じて、打線が繋がり一気に逆転
ようやく今季甲子園での連敗を7で止めたドラゴンズ
ここまでやられ続けたに一矢報いることに成功。
また大量点に守られた山本昌は、3連勝で今季6勝目。
そして通算で199勝とし、2年越しのカウントダウンは、
いよいよあと『1』。ついに王手が掛かりました。


ようやくここまで来た。ついに199勝目、
昌さん王手がかかりましたね!
元祖・『地方球場の鬼』だけに、
あすの浜松で
投げるのかなと思いきや、
チーム事情もあってか、
中5日でのマウンド。
それが功を奏し、
今季これまで散々
悔しい思いをさせられた
阪神相手
勝ち星を稼いでくれることになり、
勝った瞬間は、ほんとにとてもうれしかったです。
昌さん自身としては、そんなに調子がよくなかったようですが、
それでも今夜は、コントロールがよかったですね。
特に右打者の外角へのストレートが圧巻。
自称・本格派ながら、こういうところにきっちり投げ分けられるのは、
やはり長年の経験が成せる業なのでしょう。
特に金本、矢野をストレートで三振にとったボールがお見事でした。

これでついにあと『1』となり、注目はXデーがいつになるのか?
順当に行けば、オールスターブレイクをはさみ、
再開2戦目となる8月4日のナゴヤドーム・巨人戦が有力。
Gキラーでもありますし、地元・ナゴヤできっちりと決めてくれそう。
とにかく本人チームも、そしてファンも願う『200勝』。
ここまで来たら、しっかりと成し遂げてくれることを祈ります。

チーム的には、この日もミスがあったものの、
中盤全体でうまくまとまって、その分も取り返してくれました。
若干阪神の反撃にも遭いはしたものの、
ようやく甲子園で一矢報いるましたし、
これで少しでも虎アレルギーが治まれば。
まだまだ課題も多いながらも、前半戦は残り2試合
もちろん全力で戦い、いいカタチで締めてもらいたいですね。
カード代わって移動日なしで、浜松・豊橋と屋外球場での横浜戦
依然暑いなかでの戦いとなりますが、
当たり前のプレーで、きっちりと守りきること
そしてラスト2つ、連勝を期待したいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(27日)

◎山本昌
<通算199勝目となる今季6勝目を飾り、200勝へ王手>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(チームが苦しい連敗の中、どんな思いで)
ええ、あのう、昨日までね、
あのうちょっと悪いムードあったんでね。
何とかこう打破したいなという、
えー、一生懸命飛ばしていきました、ハイ。
(飛ばしていく中で、一番気をつけたことは)
まあ、あの、月並みなんですけど、
ほんとにね、先頭バッターをね、出さないようにとか、
えー、とにかく点を取られてもね、
えー、1人1人取っていくというふうに考えていました、ハイ。
(そのかいあって味方が大逆転)
そうですね。あの、えー、先制されちゃって、あれだったんですけども、
まああのう、まだね、投げれましたけど、
まあ、ああいうね、チャンスで回ってきてしまいましたんで。
まあでも本当にとりあえず勝ってよかったと思います、ハイ…」

(NHK BS1はここまで。スカイ・A sports+は全面カット)

<4回は、2死から鳥谷に適時打を浴びて先制を許したが、
続く矢野を速球で3球三振に仕留め、自ら合格点>
「調子は悪かったが、何とか勝てた。ほっとしているよ。
もうひとつしっくりこなかった。
あまり調子がよくなかったから、余計にていねいにいこうと。
チームが悪いムードだったんで何とかそれを打破しようとね。
点を取られたことで、開き直って投げることができた。
最少失点で切り抜けられた」

<6点を奪った6回に代打を送られ、結局5イニング1失点。
わずか73球での降板にちょっぴり不満をこぼしたが>
「調子は良くなかったけど、まだ投げられたしねえ。
点を取ってもらっているから仕方ないけど」

<栄誉を手にするために
好きなラジコンを封印し野球に集中。
酒も控えめにし、体調管理に努めている>
「キャンプから一生懸命に練習したことがよかった。
それに趣味のラジコンも我慢したのが…。
何かをやろうと思ったら何かを我慢しないとだめでしょ。
40歳を過ぎて、飲み過ぎると次の日に残るから」

<また今年の正月、実家に帰り、
日大藤沢高時代のビデオを見て驚きの声を>
「20何年ぶりに見たけど、ひどいフォームだった。
よく神奈川県選抜に入ったなと思ったね。
フォームもバラバラ。今の子の方がずっと上。
よくナンバーワンと言われたものだね」

<現役生活も25年目となり、
後輩投手までもが先にグラウンドを去るようになった。
自らはどのような心境で身を引くのか>
「この間も野茂(英雄)君が引退してね。
自分もそう先はないだろうし、『悔いはあります』と言う言葉に共感したよ。
いつか辞める日はくるけど、満足して終わることはないでしょう。
でも、ここまでへこたれずやってきた。
努力しようというのは昔からありました」

<これで通算200勝まで、残り1勝。
次回登板予定は、球宴明け8月3、4日の本拠地で巨人戦。
まずはチームの勝利、ここへきても200勝の意気込みは口にせず>
「(200勝目については)何も考えていないし、
個人のことに集中している場合じゃない。
個人の記録はいいので、後半戦も(チームのために)頑張りたい。
とにかくひとつ勝つことが大変なんでね。
1試合、1試合頑張ってやるだけです」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


『4回のピンチを
最少失点で切り抜けられたのが大きかったですね。
本当はいつも助けてもらっている井端君のエラーから始まっているので、
カッコよく無失点で終わりたかったのですが…。
井端君も6回の攻撃で満塁一掃打を打ってくれたし、
あとで「すみません」なんて言ってくれたけど、
本当はこっちが「申し訳ない」って言わなきゃいけないくらい。
特にあの3点は、ボクの代打のタイロンが
三振に終わったところだけに大きかったです。
区切りまではあと1勝になって、とりあえず球宴でひと段落しますが、
できるだけ速やかに通過できるよう体調管理をしっかりして頑張ります』

山本昌公式ホームページより引用)

○谷繁元信
<川上も中田も打たれた阪神打線を
5イニング自責点0(1失点)に抑えた山本昌だが>
「最近の中では調子が悪かった」
名タイ


○和田一浩
<6回無死一、三塁で右中間に逆転の2点三塁打>
「チャンスだったので、
ここは何が何でもという気持ちでいきました。
一般的にはボールでも自分には打てるタマ。
(山本)昌さんが頑張って投げていたからね。
(最近)打線が点を取っていなかったので。
投手を楽にさせてあげないと。
同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。
昌さんだけじゃなく、投手のために打ちたかった」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○中村紀洋
<6回無死三塁から左翼線へ幸運な適時二塁打を放つ。
この日の試合前、炎天下のなかハードな特守。
高代コーチ、落合監督から計10分余り厳しいノックを受けた>
「打ったのはシュート。ラッキーです」
中日新聞ニッカン

○宇野打撃コーチ
<試合前の練習で、和田、中村紀洋が
ともにフリー打撃をあえて行わなかったことに>
「この暑さで疲れがたまっている。
レギュラーだから自己管理もできる」
中スポ

○井端弘和
<6回2死満塁から左中間に走者一掃の3点三塁打>
「エラーしたので、絶対に取り返そうと思っていた」

<外角高めの変化球を迷いなくフルスイング>
「ボールだったかもしれない」

<4回の守りで平野の遊ゴロを捕球して一塁へ投げる際、お手玉。
痛い失策で、先制点を許すきっかけをつくってしまい>
「ボールがグラブの網に引っ掛かった。
あの1点が気にかかっていた。絶対取り返そうと思っていた」

<ついに敵地甲子園で虎を打ち倒し、大反攻を高らかに宣言>
「甲子園初勝利でしょ。これで流れが変わるんじゃない。
これからですよ。(06年にナゴヤドームでの中日戦で記録した)
阪神の連敗は10でしょ。
それほど負けているわけじゃないですから」
中スポ中日新聞サンスポニッカン名タイ

○浅尾拓也
<2点差に迫られた7回から2イニングを凌ぐ。
2安打されたが、失点は許さず王子も胸をなで下ろす>
「(山本昌の白星がからみ)プレッシャーはかかったけど、
2点差あったので焦りはなかったです。
マサ(山本昌)さんにはキャッチボールをやってもらい
『球の回転が悪いぞ』とかアドバイスをもらって
助けてもらってますから、恩返しじゃないけど
役に立ててほっとしています。とにかく勝ててよかった」
(東京中日、名タイ

○高橋聡文
<5点リードとなった直後の6回、2番手で登板も炎上。
関本に3ランを浴び、2点差まで詰め寄られる>
「今日はコースが甘め、甘めにいってしまった。
もっとしっかりコースに投げないといけません」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<9回を締めたが、いつも以上に気合が入っていたのには理由が>
「自分に危機感をもってマウンドに上がりましたから」

<前回20日の阪神戦はめった打ちに遭ったが、この日雪辱も>
「スッとした? いえ、まだまだ…」
(東京中日)

○タイロン・ウッズ
<6回1死満塁の絶好機で打席に入ったが、
カウント2-2から見逃し三振に倒れる。
2日続けて代打で三振。慣れない代打稼業に>
「代打が難しいワケじゃない。難しいのはアンパイアのジャッジだ」
(東京中日)

○森野将彦
<この日は6回無死一塁から走者・荒木と
エンドランを決め、6点猛攻のお膳立て。
左ふくらはぎの肉離れから戦列復帰してから、
かれこれ1カ月以上も休日がないが>
「そうですね。完全な休み、というのはないですね。
治療は毎日やっています。
やらないより、やっておいた方がいいでしょう」

<外れていた五輪日本代表候補に急転選出。
事前連絡はなかったという。寝耳に水の状態だったが>
「複雑でした。チームのこと、ファンのことを考えると。
ケガが治ったらすぐに五輪でチームを離れる、
というのもどうかと思うし。でも身近な人の話を聞くと、
五輪に出てほしいという声もあったし。断れるものでもないですけど。
(復帰当初は)9月はしっかり活躍したいと考えていた」
(中スポ)

◇山田喜久夫打撃投手
<26日に高校野球西愛知大会を制した東邦高の甲子園出場を喜ぶ。
89年には左腕エースとして、センバツ準優勝に導いた>
「東邦のユニホームを甲子園で見られるのは、
OBとしてもうれしい。一つでも多く勝ってほしいね。
ここ(甲子園)にはいろんなドラマがあるからね」
(東京中日)


○落合監督
<通算200勝にあと1勝の
山本昌について、初めてバックアップ宣言。
『ついに…』と問い掛けるのを制して>
「やっとここまで来たな。ケガしなけりゃ今年中にいくだろ。
ここまで来たら何としても勝たせないと。
どんなこと(使い方)をしてでもやらせないとな。
人の勝ち星を奪ってでもな。
そんな簡単に考えるな。1カ月以上勝てなかったじゃないか。
そこから3つ(白星を)続けたけどな。
去年なら勝ってないんじゃないか? 
今年勝てなきゃ来年はないわけだし。
人間、どこが土俵際かわかるだろ。甘い考えを捨てたんじゃないか。
どこかで考え方が変わったんじゃないか。
オレは『勝てるときに勝っておけ』って言ったけど、
あいつは(意味が)わからなかったんだと思う」
中スポ中日新聞スポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋名タイ

2008年7月27日 (日)

中田好投も守り負け、新スタメン実らず虎に負け越し。

敵地・甲子園で今季負けっ放しの6連敗
まさに虎の引き立て役状態となっているドラゴンズ
これ以上は屈辱の上塗りをされなくないと、
この日ベンチがついに動き、アライバを入れかえ、
ウッズを外し、4番に和田とスタメンを組み替えました。
しかしその効果は見られそうで、見えないありさま。
序盤、再三のチャンスにあと1本が出ず潰してしまうと、
投げては先発の中田が好投したものの、
森野の後逸に、小池・和田の交錯と守備の乱れ
足を引っ張られてしまい、またも阪神に完敗。
早くも今季のカード負け越しが決まってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 16回戦
(26日・阪神甲子園球場 | 中日3勝12敗1分け)
43528人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 中田(16試合6勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
完封負けで今季阪神戦の負け越しが決まった
4回2死まで一人の走者も許さなかった中田が、味方の失策から崩れた。
新井の三ゴロを森野がはじき2死一塁。
金本の四球などで一、二塁となり、関本に左中間へ2点三塁打を浴びた。
打線は1、2番を入れ替え、ウッズを外したが、
序盤のチャンスを生かせなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


この日の落合監督は試合前練習でも
打撃指導にノックと精力的に動いていたそうですが、
さらに「動き」を大きく示したのが、この日のスタメン

1(遊)井端 2(二)荒木 3(三)森野
4(左)和田 5(一)中村紀洋 6(中)小池
7(右)平田 8(捕)谷繁 9(投)中田

アライバを入れ替え、ウッズを下げるなど大きく変更
さらにこの日の先発投手は、大方予想の小笠原ではなく中田
アクションを起こして、沈むチームの起爆剤にしたい。
その目論みは、序盤成功したかに思えましたが…。

阪神の先発は、中7日で下柳
この日は強い西日を避けるために、サングラス姿での登板。
そのサングラス男の立ち上がりを攻め立て、
1番・井端が二塁内野安打で出塁すると、
2番・荒木が2球目にエンドラン。
きっちりと右方向、一、二塁間を抜くヒットで
無死一、三塁として、幸先良くチャンスを作ります。
しかし続く森野が真ん中低目のスライダーに
空振り三振に倒れると、ここでサングラスを外した下柳
これでヘンシンされてしまったか、
続く和田は外へのフォークに三塁ゴロ。
バックホームで、ゴロゴーの井端が本塁でブロックされると、
2死一、二塁から中村紀洋は内へのフォークに空振り三振。
ノリべんコンビが機能せず、先制機を逃します。

しかしまだ本来の調子でなさそうな下柳
続く2回、先頭・小池が三塁を痛烈に抜いていくツーベースで出ると、
平田も続いて、詰まりながらもセンター前。
さらに谷繁が四球を選び、無死満塁と
今後こそ!ともいえるビッグチャンスを迎えます。
ところがここでもあと一押しができないありさま。
中田が外へのシュートに空振り三振に倒れると、
続く井端は粘った末に中に入ったシュートを引っ張ると、
当たりこそよかったものの、前進守備の三塁正面。
5-2-3の併殺となってしまい、モノにすることが出来ず。
さらに3回も2死から和田がセンターオーバーのツーベースで出ながら、
中村紀洋が外へのシュートを叩き、弱い遊ゴロ。
再三チャンスを作りながら、拙攻の連続。
下柳を助けに助けたうえ、立ち直らせてしまいます。


一方、ドラゴンズ先発・中田は上々の立ち上がり。
力のあるストレートを軸に、スライダー、フォークを交え
阪神打線を一回り目は、パーフェクト
久々の先発登板ながら、落ち着いた投球を見せます。
ところが、中田がスキを与えなくとも、
思わぬ部分から突け入るスキを与えてしまい、ピンチに。
4回ウラ、先頭・赤星の高いバウンドの一ゴロを
この日一塁の中村紀洋が上手く処理すると、
続く平野の二塁右への打球は、荒木が好捕。
バックの好守で嫌な1、2番を出さずに、早々2アウト。
ところが褒めた直後に、まさかのエラー
この日スタメン復帰の3番・新井の当たりは平凡な三塁ゴロ。
ところが久々の三塁スタメンの森野
これを弾いてしまい、後逸
手痛いエラーからこの日初めて走者を出してしまうと、
続く金本の3球目、内角低目のスライダーがワンバウンド。
これを谷繁が捕り損なって、ワイルドピッチ。
さらに金本もストレートの四球で歩かせてしまい、
ノーヒットで一、二塁のピンチを迎えてしまいます。

ここで登場は、前夜のヒーロー・関本
この日初めてのピンチを迎えた中田としても、
何とかここをゼロで切り抜け、味方の援護を待ちたい。
ところが、カウント2-2からの6球目、
真ん中低目に入ったスライダーをすくい上げられると、
打球は左中間へと伸びていく大きな当たり。
センターは、守備範囲の広い小池
何とか追いついたかに見えましたが、ここで三たび守備の乱れが!

小池とともに打球を追ってきたレフト・和田
落下点付近で交錯してしまい、捕れずに後逸
フェンス際まで打球が転がる間に、
新井に続き、金本までもが生還…。
大観衆の甲子園の歓声に声をかき消されたとはいえ、
連携ミスから失ってしまった痛恨の2点
このイニング、打たれたヒットはその二塁打の1本のみ
ミスの連鎖をものの見事に生かされてしまい、
再三掴み損なっていたゲームの流れ
みすみす渡すこととなってしまいました。


それでも点差はわずかに2点
反撃すれば追いつけないことはないながら、
この日のドラゴンズ打線は、ここぞでつながらない醜い状態
5回、1死から井端が投手の足下を抜いていくヒットで出たものの、
続く荒木が外へのシュートを引っかけ、4-6-3のゲッツー。
見事なぐらいに下柳翻弄されてしまうと、
6回、7回と走者を背負いながら
何とか踏ん張ってきた中田を援護できずにゼロの山
8回、阪神3番手・ウィリアムスを攻め、
1死から井端がレフト線へのツーベース、
さらに森野は四球が四球を選び、一、二塁としたものの、
頼みの和田が内への151キロに力負けして、二塁ゴロ。
最終回には藤川に対して、代打攻勢。
2死から2番手の井上がレフト線に落とし意地を見せるも、
この日スタメン落ちの代打・ウッズ
148キロストレートに空振り三振に倒れ、ゲームセット
ある意味したたかにワンチャンスを活かされ、
ゲームを決められてしまったドラゴンズ
7イニング、107球を投げ、4安打5奪三振2四球2失点(自責0)
好投の中田を援護できずに、今季5度目の完封負け
甲子園での今季連敗を「7」に伸ばすとともに、
今季の阪神戦の対戦成績は、3勝12敗1分けに。
まだ前半戦ながら、早々とカード負け越しが決まってしまいました。


あらららら…。得点が入ったのが、
4回ウラの2点だけ。
それもそのイニング、
ヒットはわずか1本のみ。
それまでに5安打を放ちながら、
なかなか点を奪えないドラゴンズ
あざ笑うかのように、
一瞬のスキを上手く突いて、
あっさりと得点する阪神
毎度毎度のことながら、今回も守り負け
またもや力の差を感じることとなった連敗でした。

まあミスした方が負けるというのは、
もはや口が酸っぱくなるほど言っているので、
今回はあえて追求しませんが、
それにしても何でこうやることが、裏目裏目となってしまうのか。
せっかくアクションを起こしたのにも関わらず、
機能した部分といえば、3安打を放った1番・井端のみ。
それ以外はチャンスを潰すは、ミスはするは…。
まあ組み替え初日ですし、すぐに結果を出せというのは酷ですが、
自分たちで足を引っ張り合っていては、勝てるものも勝てない
ただいくつかは光明もありましたし、
意を決して動かしたのですから、もうしばらくは様子見で。
そして打線が良いカタチで繋がってくれることを願います。

ただ前夜に比べ、悔しさが薄れたのは、
先発・中田好投があったからかも。
復帰後、満を持しての先発で7イニング2失点。
4回ウラこそ、味方の拙守に足を引っ張られたものの、
テンポ、リズムもよく、まずまずの投球内容だったのでは。
四球もわずか2つと、それほど暴れていませんでしたし、
中盤以降、ランナーをいくらか背負いましたが、
そこをしっかり粘って、ゼロに凌げたのもプラス。
ツキこそありませんでしたが、
前半戦最後の最後で、結果を出してくれたことで、
これでエースが抜ける8月、となってやってくれそうな予感。
何とか間に合って、とりあえずホッとしました。


またしても阪神に負けてしまい、早くもカード負け越し
もはやここまでくれば、全部負けてくれてもかまいません。
8月は阪神戦はわずかに1カードのみ。
そこに執着していても仕方ないですし、
それ以外のチームに勝つために、しっかりとチームを作っていくこと。
その辺りに焦点を合わせていった方がいいでしょう。
気がつけば、2位・巨人とは3.5ゲーム差。
これを詰めるために、前半戦残り3試合を全力で。
第3戦の阪神先発は、前回打ち込んだ金村曉が有力。
新スタメンのカギとなるノリべんコンビの奮起を期待します!


★プレーヤーズ・ボイス(26日)

●中田賢一
<1軍復帰後初先発で7イニングを4安打2失点(自責0)。
しかし打線の援護に恵まれず6敗目。敗戦後自分を責めて>
「ぼくの中では、先発投手は勝たないといけない。
どんなにいいかたちのピッチングをしていても、
勝てなければ自分も納得できないし、チームも勝てない。
どんなかたちであっても勝てれば、
どんな変なピッチングでもそれがいいピッチングになるので」

<4回2死一、二塁、関本に左中間を割られ、
先制の2点を奪われたが、悔やんだのはその一つ前の局面>
「金本さんへの四球がタイムリーの2点につながって、
結果として出ているので、あの回をもっとしっかり投げたかったです。
勝負にいっての四球だったので…。
2球続けてボールにして、そこまでもっていってしまったのは自分。
何とかあの場面は金本さんで切りたかった」

<本人にとっては不満ばかりの黒星だが、
これから先の戦いを見れば、収穫のある敗戦>
「一個一個のボール自体は良くはなっていると思う。
それをゲームで出せなければ意味がないです」
中スポサンスポ時事通信ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<本来の姿を取り戻した中田を高評価>
「いつもブルペンではよかった。
ブルペン通りの力が出ていたんじゃないか」
ニッカン


●小池正晃
<4回、関本の左中間への高い当たりに
追いつきそうだったが、左翼・和田と交錯。
打球はフェンスまで転がり、痛恨の2点三塁打となり>
「観客の声援で声が届かなかった。
互いにいっぱいのプレー。譲り合うのだけはやめようと思った」
共同通信社ニッカン

●和田一浩
<4回、関本の左中間への高い当たりで
中堅・小池と落下点付近で交錯。2点三塁打としてしまい唇をかむ>
「最後の最後で2人とも引いてしまった。
(引くくらいなら)ぶつかってでも捕らないといけなかったんです」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

●森野将彦
<今季初めて三塁でスタメン出場。
4回2死から新井のゴロをはじく。まっすぐ前を見つめ>
「イレギュラー? していません。普通の打球でした。
初回の三振と言い…。情けない。それしか言いようがない」
中スポニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<守備の乱れに>
「ミスで負けた。
森野は故障から復帰してから、動きに切れが乏しい」
サンスポ


●井上一樹
<9回2死で代打で起用されると、
藤川から左翼線へ技ありの二塁打を放つ。
キラーぶりを発揮したが、控えめなコメント>
「あのホームラン(06年)の印象が強いようだけど、
実は打っていない打席が多い」
(東京中日)

●タイロン・ウッズ
<不振が理由で移籍後初めてのスタメン落ち。
それでも試合前には、打撃練習中に
落合監督からアドバイスを受け、さらにノックも。
その後は外野でランニング。体の切れを取り戻すために、
ミニキャンプのように体を動かした>
「(監督には)上から下にバットを出すように、
打席でのスタンスは足を平行にするように言われた。ノックはタフだった」

<9回2死二塁に代打で三振。悔しそうに球場を去る>
「あの場面で三振を狙うやつはいない。
三振するために打席に立っているわけじゃない。同点にしたかった。
(スタメン4番を外れたことは)監督に聞いてくれ」
中スポ時事通信

●井端弘和
<今季初めて『1番』で出場し、3安打も厳しい表情>
「(みんなが)塁に出て、チャンスでかえすしかない」
中スポスポニチ名古屋

●荒木雅博
<今季初めて『2番』で出場。
初回に井端が二塁内野安打で出塁すると、
うまく右へ打ってヒットエンドランを成功させる>
「(2番に)とまどいはなかったです。
今のボクの状態では…。取り戻すしかありません」

<国際野球連盟(IBAF)が、タイブレーク制の導入を決定。
無死一、二塁から。延長11回については、打順も何番からでもOK。
北京五輪でも適用される見通しだが>
「とりあえず(延長11回は)9、1番を走者にして、
2番で送ってということになるんでしょうか」
中スポ<ドラ番記者>スポニチ名古屋

●高橋聡文
<2点差の8回、赤星、平野、新井の3人を
いずれも内野ゴロに仕留め、役割を果たす>
「3人で終わらせられたのがよかった」

<今季28試合に登板し、防御率1.67と抜群の安定感。
最近は接戦での出番が急増しているが、
昨季までは1年間通じて働けない年が続いていた。
危機感を持ち、今季取り入れたのが体幹トレーニング。
特に腹筋を集中的に鍛えることを日課にしている>
「腹筋を鍛えれば球速アップにつながると聞いた。
毎日100~200回? もっとやっていると思いますよ」

<効果は体の成長に。現在の体重は88キロ。
昨年の同時期よりも2~3キロ程度は重い。
さらに球速も常時140キロ台後半をマーク>
「そう(トレーニングの効果が出ていると)思いたいですね」
(中スポ)

●三木トレーニングコーチ
<夏バテせずに調子を上げてきた高橋について>
「昨年までは『言われたことをやる』という感じがあったけど、
今は自分から積極的にトレーニングするようになった。
意識が変わってきている」
(中スポ)


●落合監督
<序盤の数度のチャンスを逃し、今季5度目の完封負け。
今季の阪神戦の負け越しが決定し、自嘲気味に>
「野球っておもしろいな。野球っておもしろいよ。
(走者を三塁まで進めた)1、2回で
1本の内野ゴロを打てないと、こういう展開になる。
それはこの5年間ずっと解消されていないことだ。
ミス? 自分らがどういう野球をやって勝ってきたか思い出さないと。
理由? 何かがあるんだろうな。その辺の意識を変えないと」
中スポ12共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(26日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 川上憲伸投手
公式サイト共同通信社

▼川上憲伸
<この日、甲子園で練習を行う。
前日阪神戦に先発して5イニング6失点でKO。
その後、試合途中で球場を去ったことについて問われ>
「うーん。
体調不良か? 体調不良なんて言っていられない」
ニッカン


自身の前半戦ラスト登板を終えたエース・川上
この日、出場選手登録を抹消されました。
前夜は降板後、ナインよりも一足早く球場を後にした憲伸でしたが、
どうやら体調不良ではなかったようですね。
痛恨の満塁被弾でしたが、まあ気持ちを切り替えて、
オールスター北京五輪の方を頑張ってください。


若竜トピックス(26日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-ヤマハ
(26日・ナゴヤ球場)
 ヤ 100 003 010 =5
  D 000 002 301x =6
[D本] なし
[D投] 赤坂、小林、菊地、高江洲、樋口
日本野球連盟公式HP

【得点経過】
1回、小粥勇輝が左中間へ先頭打者本塁打(D 0-1 ヤ)
6回、1死一、二塁からマガリャエス・チアゴが左越え3ラン(D 0-4 ヤ)
6回ウラ、2死一、三塁から前田三塁線突破2点適時打(D 2-4 ヤ)
7回ウラ、1死二、三塁から中村一生右翼線同点適時打(D 4-4 ヤ)
さらに1死三塁から柳田の三ゴロの間に勝ち越し(D 5-4 ヤ)
8回、2死一、二塁から鳥谷司左前適時打で同点(D 5-5 ヤ)
9回ウラ、代打・澤井四球、代打・英智遊ゴロで二封。
中村一生の時に英智が二盗。中村一生が敬遠され1死一、二塁。
さらに前田四球で1死満塁から、岩﨑も四球で押し出し。
1イニング4四球でサヨナラ勝ち(D 6x-5 ヤ)

○赤坂和幸
<プロ・アマ交流戦のヤマハ戦に先発。
ヤマハ・小粥に許した先頭打者本塁打を猛省>
「カウントを悪くしてしまった自分の責任。
正直むちゃくちゃ悔しいですけど、いい勉強になりました」

<フルカウントから甘く入ったスライダーを運ばれたことに>
「1回の先頭打者から変化球で攻めていけるように、
変化球の精度を上げていきたいです」
中スポ

○中村公治
<3番・左翼で先発出場。
第1打席では右翼フェンス直撃の三塁打。
6回2死満塁では右中間最深部への大飛球を放つなど、
好調のバロメーターとする右方向への好打が出始め、気合を込める>
「練習から右方向を意識しているけど、しっかり振り抜けるようになった。
これからは結果を出していくだけ。一生懸命やるだけです」
中スポ


ファームは、今月2戦目のプロ・アマ交流試合
ナゴヤ球場でヤマハ(静岡)と戦いましたが、
序盤、いきなり先発・赤坂が先頭打者本塁打を浴びると、
中盤には4番手・高江洲が3ランを打たれ、0-4とビハインド。
しかし後半はドラゴンズ打線が奮起し、7回ウラに勝ち越すと、
5-5で迎えた最終回、相手投手の制球難にも助けられ、
押し出しでのサヨナラ。かろうじて勝利を収めました。

ちなみに先発して2イニングを投げ、
1安打1奪三振1失点の赤坂
先頭打者本塁打には猛省したようですが、
母校の浦和学院高が南埼玉大会を制し、
3年連続の甲子園となりました。おめでとう!

2008年7月26日 (土)

甲子園返り討ち劇場、助演賞は満塁被弾の憲伸。

前半戦もいよいよ残り5試合となったドラゴンズ
この週末は今月3度目となる首位・阪神との3連戦。
前回の甲子園での対戦では屈辱の3タテを喰らったものの、
後半戦に繋げるためにも、ここは必ずリベンジを。
迎えた初戦、この登板を最後にチームを離れる
エース・川上憲伸を立て、必勝態勢で臨みましたが、
初回、森野の大暴投などで先制を許すと、
その後落ち着いたはずの川上が、5回2死満塁から
関本にまさかの満塁弾を浴びてしまい万事休す。
またも虎の引き立て役となったドラゴンズ
甲子園では、今季負けっ放しの6連敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 15回戦
(25日・阪神甲子園球場 | 中日3勝11敗1分け)
43525人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 川上(17試合7勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川上、山内、金剛 - 小田、清水将海

【ゲームレビュー】
エース・川上が6失点で完敗
川上は1回、味方の失策で1点を失った後、
2死三塁で関本に中前適時打。
5回には平野の意表を突くバントが内野安打となって
チャンスを広げられ、2死満塁から関本に左へ満塁本塁打を浴びた。
打線は4回1死一、三塁でウッズが併殺打に倒れるなど、
いいところがなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ先発は、中6日で川上
1回ウラ、先頭・赤星が内へのストレートを
窮屈に叩くと、ボテボテの二塁ゴロ。
荒木が素手で掴み、一塁へ送るも逸れてしまい内野安打
続く平野はバントの構え。一走・赤星を警戒する川上
しかし4球目、エンドランに転じるも二塁ベース寄りのゴロ。
荒木が捕って井端にグラブトス。
ゲッツーも取れそうな感じだったが、
井端の送球がやや逸れて、ランナーが入れ替わる。
俊足の平野を気にしつつ、鳥谷に投じたカウント1-1からの3球目、
外角高目のシュートを引っ張られると、一、二塁間を抜いていくヒット。
一走の平野は二塁をけって、三塁へ。
やや暴走気味な平野を見て、ライトの森野も三塁へダイレクト返球。
ところがその送球が大きく逸れてしまい、
カメラマン席に飛び込んでしまう大暴投に…。
そのまま平野が三塁から生還。守りのミスから先制点を許す。(0-1)
続く金本の二塁ゴロで、鳥谷が三塁へ進むと、
追加点のピンチで迎えるは、好調の5番・関本
外角攻めで追い込んだカウント2-2からの7球目、
初めて内角に投じたシュートを叩かれると、
詰まりながらもショートの頭を越えていくタイムリー。(0-2)
リズムに乗る前に味方に足を引っ張られ、川上2点を失った。

一方、阪神先発・安藤は、まさに完ぺき
前回のナゴヤドームでの対戦の時と打って変わって、
立ち上がりからストライクが先行
テンポよく低目に集める投球にドラゴンズ打線は手が出ず。
一回り目をパーフェクトに抑え込まれる始末。
ところが4回、1死から井端が外角高目に浮いたストレートを
はじき返して、右中間へ運ぶと、
スピードを緩めず、果敢に二塁を陥れる好走塁
チーム初安打が二塁打となり、反撃の口火をきると、
続く森野は内へのフォークを当て、進塁打気味の一塁ゴロ。
しかし一塁・葛城とベースカバーの安藤の呼吸が合わず、悪送球
相手のミスから1死一、三塁とチャンスを広げる。
そして迎えるは、3試合連続ノーヒットのウッズ
主砲の一打で反撃をと期待したものの、
わずか2球で2ストライクに追い込まれると、
1球ボールを挟んだ、カウント2-1からの4球目、
外角低目のフォークを引っかけ、三塁ゴロ。
5-4-3と渡ってしまい、痛恨のゲッツー
この日最も安藤を崩せそうだったチャンスを潰して、
せっかくの流れを阪神に引き戻してしまう。


2回以降は、本来の投球を取り戻し0を重ねていた川上
しかし5回ウラ、再び上位打線に捕まってしまうことに。
1死から赤星に外へのシュートを当てられると、
飛んだところがよく、三遊間への内野安打
再び一塁に赤星を置き、警戒すると
ここで平野が意表を突くセフティーバント。
あざ笑うかのように川上の横を抜けていくと、
荒木がバックアップするも間に合わず一塁セーフ。
絶妙なバントヒットとなってしまい、一、二塁とピンチに。
続く鳥谷を外へのシュートで引っかけさせて、一ゴロとしたものの、
2死二、三塁で迎えるは、天敵・金本
前の打席は外角高目147キロのストレートで空振り三振。
しかし一塁が空いている状況に加え、
さらにここまでの相性を考え、出した答えは勝負せず
ストレートの四球で、2死満塁とし関本勝負を選択。

初回に内へのシュートでタイムリーこそ打たれたものの、
前の打席は同じシュートで詰まらせての遊ゴロ。
そうなると、勝負球は内へのボールか。
ゲームも中盤に入り、次の1点でゲームの行方は決まってしまう。
それを十分承知のバッテリーは、まず外角攻め
初球低目ストレート、2球目はカットと
あっという間に追い込み、2ストライク。
しかしこの後、2球外へと外れてしまい、カウント2-2。
そして1球内へのフォークをファウルされると、
6球目、外へのカットボールが見送られて、フルカウント。
逆に追い込まれてしまった川上は、なおも外角攻め。
しかしこれに食らいつき、2球ファウルで粘る関本
そして迎えた9球目、小田の構えたミットは外角高目
ところが力んでしまったか、
川上の投じたストレートは、それと全然違う内角高目へ。
これに反応した関本、うまくひじを畳んで振り抜くと、
打球は伸びていき、そのままレフトポール際へ…。
この状況で飛び出した。まさかまさかのグランドスラム。(0-6)
打球を追った川上は、ぼう然、その後に悔しげな表情。
一方で歓喜に沸く一塁ベンチと、甲子園のぐるり360度
一挙に4点が加わってしまったことで、まさに勝負ありの感。

すっかり意気消沈のドラゴンズ
ますます打線が淡泊になってしまうありさま。
それでも8回に、小池の三塁線を抜くツーベースと、
途中出場の清水将海のセンターへのタイムリー。(1-6)
1点を返し、何とか完封負けこそ免れたものの、
そのウラ、3番手・金剛が捕まり、
関本の三塁横抜くツーベースと葛城のセンター前ポテンで
無死一、三塁から矢野にダメ押しのセンター犠牲フライ。(1-7)
9回も続投の安藤5安打完投を許してしまい、ゲームセット。
まさに『虎の引き立て役』といえる試合内容で、
またも守り負けてしまったドラゴンズ
これで新装・甲子園でのゲームは、6戦全敗とまさに泥沼。
このままで行くと、再び3タテも喰らいかねない状況も。
リベンジをと目論み、挑んだ甲子園での初戦は、
それもエースの満塁被弾という最悪の結果で終わった。


「阪神ファンのみなさん、今宵の甲子園劇場、
喜んでいただけましたでしょうか?」
といった試合内容。
打線が完ぺきに封じ込まれ、エースが満塁弾を献上。
優勝マジック減らしを完全にアシストしてしまうありさまに、
怒りを通り越して、呆れかえったこの日でした。

悔しいッス!まさかあの状況で、
満塁ホームランが、
それもチームの大黒柱である
エースが喰らってしまうとは…。
自分が想像できるなかでは、
かなり最悪の部類に入るであろうこの展開。
関本にぶっ叩かれ、打球がレフトポール際に飛び込んだときには、
あまりの悲惨さに、思わず口あんぐりでした。

それにしても、ほんと阪神には勝てないなと。
これで3勝11敗1分けと、もはやカモのカモ状態。
ただ今季はこういう星の巡り合わせだと思って、
この先も見ていくしかないんでしょうね。
広島と戦うときは、あれだけ相手のスキを突けるのに、
意識しすぎてしまうのか、相変わらず硬くなってしまい、
おかしなプレーが次々と飛び出してしまうありさま。
初回の森野の大暴投など、普段ではお目にかかれませんし、
関本に打たれた満塁弾にしても、憲伸の失投
ここぞというところで踏ん張れず、
どんどん攻め込まれてしまう今季の阪神戦
先週何とか連敗を止めたことで新展開を期待しましたが、
結局は連敗中と何の変化もありませんでした。


たらればさえもなく、淡々と負けゲームが進む展開。
こうなると、もはや苦笑いするしかなく、
あす明後日も同じようなゲームになりそうな予感も?
ただそれでも見守りはしますが、
せめてもう少し元気が出るような、
そして今後に希望を抱けるようなゲームにしてほしいなと。
誰こうとは言わず、ナイン全員にそうお願いしたいところです。
早々と7月の月間負け越しも決まり、状況は厳しいですが、
とりあえずは切り替えて、雪辱の白星お待ちしております。


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●川上憲伸
<今季最短タイの5イニング7安打6失点(自責4)でKO。
広報を通じコメントを残し、試合中に球場を去る>
「きょうは特に何もありません」
憲伸の声「前半戦最後の登板」、中スポ
共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●小田幸平
<満塁弾を浴びた川上をかばう>
「関本にあれだけ(ファウルで)粘られたら仕方がない。
こん身の力で投げているのだから、
(内角に)抜けたと言っても、逆球は仕方がない。
あれはあれでいい、とボクは思う」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋

●山内壮馬
<6回から2番手でプロ入り2度目の登板。
6回は3者連続三振。7回には赤星に左前打されたが、
金本に対して、真っ向からストレートで勝負。
高めに浮き上がるような149キロで空振り三振に取るなど、
2イニングで5奪三振無失点の好投>
「三振を狙いにいって取れた。
今日は真っすぐが良かった。
高さより、コースだけを間違えないようにと思って投げた。
スライダーは切れてました」

<シーズン前から照準を夏場に合わせていた。
チームが求める先発陣の『新しい力』に力強く名乗りを上げ>
「なかなか1軍に上がれないかもしれない。
でも、オリンピックの時期ぐらいには何とか力になりたいんです」

<1軍では初体験となった敵地・甲子園にビビりながら>
「あの雰囲気はヤバイです。
ものすごい人の数だし、それが全部阪神ファンでしょ…。
自分、ドームでしか投げたことなかったんですよ。
最初はどうなることかと思いました。
2イニング目からは落ち着いて投げられました」
中スポ<ドラ番記者>サンスポスポニチ名古屋名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<2イニングで5奪三振無失点の山内を高く評価。
今後の先発起用さえも示唆して>
「少しはリラックスしてたんじゃないか。
ガチガチだった前の登板より良かった。
これからは投球回数を増やして、打席にも立たせないといけない」

<5イニング6失点の川上については皮肉たっぷりに>
「調子が悪い? それは(北京)五輪で見たら分かるだろう」
中スポスポニチ名古屋名タイ

●清水将海
<6回の守備から途中出場。
8回無死二塁から中前適時打を放ち、今季初打点。
守ってもルーキー・山内をうまくリードし、
2イニング無失点と自信を付けさせる>
「打ったのは、シュート。
初球からどんどんいこうと思って打席に立ちました」
(東京中日)

●井上一樹
<この日、37歳の誕生日を迎える。
甲子園で、若手とともに早出特打などを
積極的にこなすベテランはまだまだ元気>
「オレはベテランだけどベテラン扱いされない。
それをプラスにとらえている。
若いやつには負けないという気持ちが大事でしょう」

<6回、小田に代わる代打で登場し右前打。
バースデー安打を決め、仕事を果たす>
「この日が打たせてくれたね」
(東京中日、ニッカン

●タイロン・ウッズ
<4回1死一、三塁で三ゴロ併殺打。
7回は無死一塁で空振り三振と好機にブレーキ役となる。
ストライクゾーンの広さを嘆き>
「安藤のコントロールが良かったというより、
ストライクゾーンが広くて、いい球を待ちたかったけど、
そんなわけにはいかなかった」
(中スポ)

●荒木雅博
<8回の打席で遊ゴロ併殺に倒れた直後、ベンチの指示で交代。
ウラから二塁にはデラロサが入り、開幕から
チーム唯一続いていたフルイニング出場が途絶える>
「結果が出せないのだから仕方がないです」
(東京中日)

●高代野手総合チーフコーチ
<7回1死一塁の場面で突然ベンチに下げた中村紀洋について>
「故障ではない」
ニッカン

◆谷繁元信
<9試合連続で先発マスクを被っていたが、スタメンを外れる。
広島戦で自打球を左足首付近に当てて痛めたため、
大事を取ったと見られる。試合前に病院で検査を受け、
チームから約1時間遅れて球場入りも、軽傷を強調>
「大丈夫。心配ない」
(東京中日)


●中村紀洋
<千葉ロッテ・今江が、自身の守備の映像が収められた
DVDを見て研究していると聞いて、喜ぶ>
「プロの選手にも自分の守備が認められているということですからね。
(映像を)見てくれているというのはうれしい」
(中スポ)

●森野将彦
<北京五輪野球日本代表の背番号がこの日発表され、
アジア予選時の「29」からおなじみの『31』に変わり意欲を。
(中日勢は、川上が『11』岩瀬が『13』荒木は「17」→『2』)>
「変わりましたね。(変わったから)
特にこれといったことはありませんが、頑張ります」
中スポ


◆朝倉健太
<右腕の血行障害で戦列離脱中。
この日屋内練習場で故障後初となるキャッチボールを再開。
住田コーチを相手に約25メートルの距離で30球程度、
感覚を確かめながら投げる>
「3週間近くも投げてなかったので…。
症状が出なかったのでよかったです」
中スポ


●落合監督
<エースが打たれ、打線は5安打1得点。
完敗で今季甲子園での阪神戦は6戦全敗>
「点を取るのも野球だけど、守るのも野球。
その両方が崩れたら、勝つのは至難の業だ。
本丸を守るのに、城壁が崩れてはなんぼでも攻め込まれる一方だ。
どうにもならん。やることはいっぱいある。
空回り? この期に及んで空回りなんてないだろう。
これから考えないと…。すべてにおいて守り負け。
どこがどうじゃない。あした考える」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年7月25日 (金)

虎を倒して暑気払い、ドラゴンズ前半最後の5連戦。

7月もいよいよ下旬となり、オールスター前のラスト5連戦に。
ドラゴンズは、週末に甲子園で阪神との3連戦。
そのまま週明け、ホームゲームながら浜松・豊橋
地方球場で横浜との2連戦で前半を締めくくります。
そのなかではやはり敵地に乗り込む阪神戦
この7月、6試合戦いながらコテンパンにやられている
阪神にひとつでもやり返し、マジック減らしを食い止められるか。
前半最後の勝負に挑む竜戦士のコメントを集めました。

ドラゴンズトピックス(24日)

◇川上憲伸
<きょう25日の阪神第1戦の先発予想。
ナゴヤドームでランニング、キャッチボールと
軽めの調整を行ったエースは、
静かなる闘志を見せながら、いつも通りケムに巻く>
「まだ投げるか分からないでしょ。投げないかもしれない」

<北京五輪代表でチームを離れる前の最後の登板。
いい形で締めくくれば、五輪にも勢いが付くが、
あっさり、そしてキッパリと言い切る>
「オリンピック、オリンピックってよく言いますけど、
こっちはまだ考えていないです。
考えているのはチームのためだけ? そりゃそうです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇中田賢一
<27日の阪神第3戦の先発予想。
1軍復帰後では初の先発を務める予定だが、
降格のきっかけとなった甲子園で今度は完全復活をアピール>
「どこの球場でも変わりませんが、
1イニング1イニングを全力で抑えるつもりです。
状態はいい? そうですね。あとは試合で自分の投球をするだけ。
とにかくチームが勝つことを目指します。
そうすれば自分の勝ち星もついてくる」

<復調の手応えを、まずはチームの勝利に還元することが大目標。
阪神は腰痛の新井が復帰する可能性があるが、対策にも余念がない>
「中軸の前にランナーをためないためにも、
そこで打線を断ち切ることが大切です」

<8月の北京五輪で先発陣からエース・川上が離脱。
右腕の血行障害でリハビリ中の朝倉の復帰も当分は難しい。
シーズン後半では大車輪の働きが期待されるが>
「川上さんがいなくなるからといって登板機会が増えるわけではない。
目の前の試合に一つずつ集中したい」
中スポ

◇山本昌
<197勝目を挙げた直後から発売された
限定のカウントダウンTシャツが、ネットオークションに流出中。
定価3150円の商品が1万円以上に高騰していることを聞いて>
「1万円までいっているの? それはちょっとびっくりするな。
とにかく投げる試合で勝てるように頑張ります」
おおさか報知


◇森野将彦
<レギュラー級が軒並み休養する中、ナゴヤドームに出現。
グラウンドには姿を見せなかったが>
「風呂に入りに来ただけ」

<前日の試合途中には左足を気にするしぐさを
見せていただけにマッサージも施したもようだが、リフレッシュは完了>
「足? 何ともない。疲れも大丈夫」
スポニチ名古屋

◇小池正晃
<五輪中、森野の穴を埋める有力候補。
阪神戦から始まる最後の5連戦が、アピールの場に>
「アピール? そうですね。
でも、あまり気張ってもいけないので、
自分のできることをしっかりやります」
中スポ

◇藤井淳志
<再び混戦の時が訪れ、定位置獲りのチャンス到来となるが>
「考えすぎず、自分の出た時に一生懸命やるだけです」
中スポ

◇平田良介
<外野戦争に必死さをにじませ>
「今は外野のレベルが高いですからね。
そういう中で(競争が)できることにやりがいを感じています」
中スポ

◇井上一樹
<外野戦争にベテランも黙っていない。
この日も若手に交じってナゴヤドームで練習。汗を流す>
「どんな場面であっても、
集中力を高めてチームに貢献できる仕事をしたい」
(東京中日)

◇高代野手総合チーフコーチ
<五輪で離脱する森野の代役について>
「いい者を優先的に使っていく」
東京中日


◇中村紀洋
<中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より。
ゴールデングラブ賞を6回受賞している守備について>
「守備の方が好き。
バッティングは打てば打つほどダメになることがあるけど、
守備はやればやるほどうまくなる」

<三塁守備はいかに打球に反応できるが一番重要と話す>
「インパクトの瞬間に動けるかが大事です。
セカンドやショートと違って、サードは
事前に打球が飛んでくるコースを予測できないんです。
ボールがバットに当たってから動く練習をしないといけません。
(足の位置については)ぼくは足が遅いから一歩目が大事で、
どういう形がいいか考えながらやっています。
下半身がぶれないようにすることが大事です」

<守備がうまいのは、徹底的に練習に取り組んだから。
土のグラウンドで不規則になる打球を捕ることで上達。
そのとき参考にしたのは真喜志康永(現・日ハムコーチ)の動き。
片手で捕る逆シングルなども見て学ぶことが出来たという>
「ゴロは何でも正面に入って腰を割って両手で捕ると
教わってきたけど、真喜志さんは違っていた。
次の動作をスムーズにするために、臨機応変に対応していた。
でも、ぼくが指導者になったら、基本的には正面で捕れと教えますよ。
応用は基本がしっかりできていてできるものなんです。
足を動かすようにしないとダメです。基本は大事です」

<ゴロを捕る際、普通はグラブで打球を掴むが、
グラブの捕球面に打球を当て、その反動も使って
さっと右手にボールを収めて送球するということも>
「両サイドに飛んできた打球はつかみますけど、
高いバウンドや、正面のゴロはグラブに当てる感覚です」

<送球について。捕って投げるまでのわずかな間に>
「ボールの縫い目に指がかかるように、握りを変えています。
どんな態勢でも投げないとダメですし、送球を捕る相手が
グラブを構えているところに投げないといけないから」

<さらに両サイドの打球については、送球するときの球種がある>
「左サイドの打球ならスライダー、右サイドならシュートを投げます。
(体が流れている態勢でのストレートは)
引っ掛かるといけないし、抜けるも嫌だから」

<難しいゴロになると、送球する相手を見ずに投げることもある>
「逆シングルでつかんだときなどは、
ここに投げれば捕手が捕れるという感覚で投げることもあります」

<グラブもこだわりが。試行錯誤しながら、
今の形は10年ほど前にできあがった。
『当てる』感覚で捕るためには大きくて深いグラブは合わない>
「三塁手用のグラブと比べると、
小さくて、捕球部分が浅いですね。ショートが使うような形です」

<親指と小指の部分を1センチぐらい短いのは、
逆シングルで捕るときに、捕り損ねを防ぐ効果がある>
「その部分が長いと当たることがある」
(中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より抜粋)

◇井端弘和
<セ・リーグの灯は消さない。
やられたら、やり返す。阪神戦残り10試合の全勝を宣言>
「このままいったら格好悪いでしょ。
同じ相手に何度もヤラれるのもどうかと思うし。
とにかく阪神戦だけじゃなくて、
残り試合、全部勝つぐらいの気持ちでいかなきゃ、
このゲーム差は詰まらない。
まずは甲子園で3つ勝つ。すべてはそこから」

<仮に3タテしても、自力優勝の可能性は復活しないが>
「でも、差が縮まれば追われる側は焦るもんですよ。
それにチャンスは必ず来ると思ってますし」
デイリー


【ドラゴンズ・今週末の日程】
25日(金) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
26日(土) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
27日(日) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
28日(月) 対横浜(18:00・浜松球場)
29日(火) 対横浜(18:00・豊橋市民球場)


現在、優勝マジック45が点灯する首位・阪神とは12ゲーム差
2位・巨人とは1.5ゲーム差の3位に位置するドラゴンズ
屈辱の3タテを喰らった以来の甲子園となる今回の3連戦。
前週のナゴドでようやく対戦成績の連敗を
止めることはできたものの、依然劣勢なのは否めない現状。
それでもオールアウェーの敵地で、せめてもの意地を見せ、
前半最後の勝負を勝ち抜いていってもらいたいものです。

気になる先発ローテーションとしては、
初戦から、川上、小笠原、そして中田
中でも前半戦が終わると、北京五輪に参加するため、
チームから離脱することとなるエース・憲伸にとっては、
今回が前半戦のラスト登板となりますし、
ここはビシッと気合を込めた投球を期待したいです。

ラストを決める!開幕当初はもたついた
憲伸でしたが、
5月以降はローテに復帰。
エースとしてチームを支え、
得意とする6月には月間MVP。
7月は3試合に登板し、1勝1敗と
勝ち星こそ伸びませんが、防御率は1.96と安定。
さらに今季阪神戦初登板となった前回は、
金本に手痛い一発を浴びたものの、8イニングを10奪三振1失点。
決して調子は悪くないだけに、今回も期待できそう。
ドームではなく、猛暑の甲子園となる部分がやや心配ですが、
ひとまず離れることになるチームを奮い立たせる好投を。
そして全力投球で虎を倒して、自身の前半戦を
良いカタチで締めてくれることを願います。

また第3戦の先発となる中田
今月最初の甲子園では、四球を連発して4回途中KO。
『虎キラー』と称されてきた姿は見る影もなく、
あまりの内容の悪さに、試合後ファームへ降格
それに同調してしまったわけではないものの、
チームもまさかの3タテを喰らったあげくに急降下。
失速のきっかけを作った1人と言われても仕方ない部分も。
しかし約2週間の再調整を経た前回20日のナゴヤドーム、
中継ぎで復帰登板を果たすと、阪神相手に5イニングを好投
そして今回、満を持しての先発復帰を果たすこととなりました。

前回は最終回こそややぐずついたものの、
久々に中田らしい快投が見られたと思います。
ただこれで『復活』というには、まだ早い
この先発マウンドで、因縁の阪神相手に
しっかりとした投球ができるかで、本物かどうかがわかるでしょうね。
憲伸が離脱する8月に先発の柱として期待されているだけに
それを背番号20がどう理解し、どう答を出してくれるのか。
それが今回の登板に掛かってくるとも言えるでしょう。
満を持しての登板で、まずは力のこもった投球を。
その辺りを今回の3連戦の楽しみの1つとしたいです。


一方、野手陣ではライト・森野レフト・和田が好調。
その森野が抜けてしまう8月、
ライト、センターと、2つのポジションで
再び定位置争いが火ぶたをきってきそうです。
現状では、1軍に小池、平田、藤井、そして井上が、
またファーム落ちしていますが、実績ある英智イ・ビョンギュ
さらに若竜組では、堂上剛裕、中村公治、中村一生
その辺りまでが、その候補となってくるのではと思われます。
首脳陣「いい者を優先的に使っていく」ということで
決して固定はしないような構え。
そうなってくると、暑い期間で自分をいかにアピールできるか。
それが競争を勝ち抜く要素となってくるでしょうね。
現状なら2番をこなせて守備範囲が広い小池
ここぞのところで不思議な力を発揮する平田が有利。
ただ井端を2番に据えるなら、がある藤井を1番でもいいですし、
また打線が沈みがちとなれば、ライトに井上を。
そんな様相になってくると自分としては予想しますが、
ただ勝負同様、何が起こるかわかりませんからね。
チャンスを掴む選手の台頭、それこそがチームの望むところ。
それが出るか出ないかで、浮上具合も変わってくるでしょうし、
ぜひとも出てきてほしいところです。


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 佐藤亮太投手
公式サイト共同通信社

今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 金剛弘樹投手
公式サイト共同通信社


◇金剛弘樹
<この日、5月17日以来となる1軍に招集される。
出場選手登録を抹消された佐藤亮太に代わって、きょう25日に登録>
「前回2軍に落とされたときと同じ失敗を繰り返さないようにしたい」
中スポ

◆谷哲也
<大学・社会人ドラフト3巡目ルーキーは
2軍戦で打率.318と打撃好調。1軍入りも見えてきた>
「試合に出て慣れてきました。打撃? 調子いいです」

<同期入団の山内、赤坂が先に1軍を経験。
昇格の日を心待ちにしている>
「チャンスがあればぜひ、1軍でプレーしたい」
スポニチ名古屋


その他の話題としては、前日の広島戦に先発し、
「あと1球」から捕まってしまい、KOされた佐藤亮太
球宴期間前は登板がないということもあり、
この日、出場選手登録を抹消されました。
再登録は8月3日以降となりますが、
一球の重みを理解しながら、しっかり調整してほしいですね。

一方ファームは週末はプロ・アマ交流試合でヤマハと対戦。
週明けは雁の巣で福岡ソフトバンクとの3連戦が組まれています。
今朝のスポニチ名古屋では、ルーキーのの話題がありましたが、
打撃は元気ながら、守備などにまだ課題もありそう。
通常ならこの時期『体験1軍』などもあったりするのですが、
今年に関しては、8月の方がチャンスがありそう。
昇格を心待ちにしながら、さらなる全力プレーを願います。

2008年7月24日 (木)

白星寸前佐藤亮太1球に泣く、山内ほろ苦初登板。

相手のミスを突き、逆転しての3連勝
投打もかみ合いだし、ようやく上向き気配ドラゴンズ
7月最後のナゴヤドームとなった広島との3戦目。
相手先発の制球不安定なところを攻め、5回まで1点のリード
しかし先発・佐藤亮太が勝利投手の権利まで
あと1球としながら、そこから捕まりまさかの逆転3ラン
代わってプロ初登板を果たした山内壮馬も踏ん張れず、
連続適時打を浴びて、突き放されるありさま。
7連敗中の広島に敗れ、連勝は3でストップしてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 15回戦
(23日・ナゴヤドーム | 中日9勝4敗2分け)
35781人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日
[敗] 佐藤亮太(4試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
佐藤亮太、山内、長峰、ネルソン - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
逆転負けで連勝ストップ 若い投手が踏ん張れなかった
佐藤亮太が1点リードの5回につかまった。
2死二塁からアレックスに四球。栗原に左へ逆転の3ランを浴びた。
さらに安打を許して降板。2番手・山内も四球の後、
連続適時打を許し、一挙5点を失った。
打線は制球が不安定なコズロースキーをつかまえきれなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・佐藤亮太、広島・コズロースキーの先発。
ただ序盤の両者の投球内容を見る限り、
とてもじゃないですが、コズロースキーには勝ち目がなかったはず。
それでも勝ってしまうというのが、野球の怖さかなと。

先制したのは、ドラゴンズ
中4日で先発のコズロースキーの立ち上がりを攻め、
先頭・荒木がショート内野安打で出ると、
続く井端の初球にコズロースキーが一塁へけん制悪送球
二塁へ進み、さらに果敢に三塁も狙った荒木は憤死したものの、
制球不安定なコズロースキーから井端が四球を選ぶと、
続く森野の6球目にスチール成功。
さらに森野の遊ゴロで三塁へと進むと、
ウッズの初球、内角低目へのストレートがワンバウンド。
ワイルドピッチとなってしまい、井端が生還。
前夜に続き広島ミスによるアシストで、1点を奪います。

幸先良く、援護点をもらった佐藤亮太
2回は2死からヒットと死球で一、二塁としたものの、
コズロースキーを外へのスライダーで空振り三振。
何とかピンチを切り抜けたものの、
続く3回、東出のセンター前ヒットとスチールで無死二塁。
しかし赤松を外へのカーブで遊ゴロ。
アレックスも外へのスライダーを引っ張らせ、
三塁ゴロと、走者を釘付けに。
それでも4番・栗原にカウント1-2からの4球目、
外角高目に浮いたストレートを叩かれ、
右中間フェンス直撃のタイムリーヒット。
低目が生命線である投手が高目に放ってしまった1球。
踏ん張れずに、同点に追いつかれてしまいます。

それでもゲームの主導権を握っているのは、ドラゴンズ
3回ウラ、上位打線がコズロースキーを揺さぶりチャンス。
1死から荒木が四球を選ぶと、足を高く上げ、
クイックが出来ないコズロースキースキを突き、
井端の2球目に、荒木二盗を成功させると、
続く3球目にはすかさず三塁へスチール
捕手も送球もせず、まさにフリーパスといった状況で
労せず得点圏へと走者を進めます。
さらに井端も1-3から四球を選び、一、三塁。
ここで迎えるは、絶好調3番・森野
カウント2-1からの4球目、
中に入ったカーブに軽く合わせて、ライト前へのタイムリー
申し訳ないくらい簡単に勝ち越しに成功します。
なおも1死一、二塁とチャンスのドラゴンズ
ここで一気にコズロースキーを攻め込みたいところ。
しかしウッズがカウント2-2からの5球目、
内へのカーブに空振り三振に倒れてしまうと、
続く和田は右ひざをかする死球で、2死満塁としたものの、
中村紀洋が力んでしまったか、
初球、真ん中低目のストレートを打ち損じての三塁ゴロ。
このチャンスで1点しか奪えなかったことが、
後々へと響いてしまいます。


再び1点リードをもらった佐藤亮太
4回は下位打線をこの試合初めて三者凡退に取ると、
続く勝利投手の権利がかかる5回、
1死から東出にヒットと盗塁を許してしまったものの、
赤松をフルカウントから外へのボール球で空振り三振。
何とか2死まで漕ぎ着けて、プロ初勝利まであと1人
そして迎えたアレックスをカウント2-1からの5球目、
外角低目のスライダーで空振り三振に取り、スリーアウト。
小さくガッツポーズをして、意気揚々とベンチへと向かいます…

…が、しかしここで「ちょっと待った」が。
実は三振ではなく、ファウルチップを
ワンバウンドで捕ったということで、ファウルの判定に変化。
カウント2-1からゲームが再開されることに。
気持ちが切れてしまったか、
佐藤亮太は制球が定まらず、3球続けてボールで四球
2死一、二塁として迎えるは、前の打席タイムリーの栗原
仕切り直しとはなったものの、ここを踏ん張って、
自らの力でプロ初勝利の権利を掴みたい。
しかし追い込みながらも、カウント2-1からの4球目、
内角低目のスライダーをうまくすくい上げられると、
打球は低い弾道でそのままレフトスタンドへ…。
まさかまさかの逆転3ランホームラン。
踏ん張りきれなかった佐藤亮太は、ぼう然の表情。
白星寸前での一発にショックを受けたか、
続くにも三遊間を抜かれたところで、落合監督がマウンドへ。
結局4イニング2/3、90球を投げ、7安打3奪三振2四死球で4失点。
若い投手ゆえの詰めの甘さを露呈してしまい、
プロ初勝利はまたもお預けとなってしまいました。


2点ビハインドの5回2死一塁。
ここで2番手としてマウンドに上がったのが、
先日1軍登録された大・社ドラフト1巡目の山内壮馬
地元出身、期待のルーキーがこの場面でデビューを果たすことに。
ただ、TV画面からでもわかるぐらい
表情はこわばり、かなりの緊張ぶり。
最初に迎えた石原に対し、
得意のスライダーを3球続けるも外れてしまい、0-3。
さらに真っすぐも高く浮き、ストレートの四球を与えてしまうと、
続くシーボルには3球目、甘く入ったスライダーを叩かれ、
センター前へと抜けていくタイムリー
さらに一、二塁から、同じルーキーの小窪にも
内へのストレートを右方向へ持って行かれての連続タイムリー
打者一巡となった広島打線に捕まってしまい、2点を奪われた山内
ある意味新人らしいといえばそれまでですが、
ほろ苦いデビュー登板となってしまいました。

勝利モードが一転、一挙5点を奪われ、3-6
しかしコズロースキーがそのまま続投。
まだまだチャンスがありそうな気配もあった5回ウラ、
再び上位打線が反撃を仕掛けます。
1死から井端がセンターへ持って行くヒットで出ると、
続く森野がカウント1-1からの3球目、
内角中寄りのストレートをしっかり叩くと、
打球は左中間を抜けていくタイムリーツーベース!
絶好調のバットがまたも火を噴き、4-6
2点差と詰めより、反撃チャンスを広げます。
しかしこの日は、4、5、6番ブレーキか。
続くウッズは四球を選び、一、二塁としたものの、
和田が外角低目のカーブを引っかけ、三塁ゴロ。
さらに中村紀洋はカウント2-2からの5球目、
外へのストレートを見逃しての三振。
またもあと一押しできず、1点しか奪えなかったドラゴンズ
実質勝負はここで決まってしまい、
7回に、3番手・長峰石原にライト前タイムリーを許すと、
8回には4番手・ネルソンがこの日当たっていた
東出にセンター前に運ばれてしまい、ダメ押し。
その一方で打線は、6回以降、
上野-梅津-永川と繋いだ広島リリーフ陣に
和田のヒット1本に抑え込まれてしまい、ゲームセット。
3タテを目論んだうえ、チャンスもいくつかありながらも
勝利をたぐり寄せられなかったドラゴンズ
久々の連勝は『3』でストップしてしまいました。


あと1球だったのに…。野球を見ているうえで、
ありがちとはいえ、
あと1人、それもあと1球からの悪夢
それにしても勝利の神様は
惨いことをしてくれる。
5回2死からの逆転劇
目の当たりにして、そんな風に感じました。
確かに佐藤亮太のここぞでの
詰めの甘さが出てしまったのが原因。
ピンチを凌いだにも関わらず、判定が変わったことで、
気持ちが切れたかどうかはわかりませんが、
やはりあそこでアレックスを切れずに
四球を与えてしまったのが痛かった。
1軍で勝利を掴むには早く、もう一段上に上がらないとダメ。
そのための試練を与えてくれたのではないかと。
試合後にはファーム落ちも決まったようですが、
降板後は、谷繁がすぐ横に座り、
再三再四アドバイスをしていたようですし、
今回学んだことをにして、再び下でやり直し
そして自分に不足しているものをしっかり補って、
次のチャンスではすんなりと5イニングを通過してほしい。
チームとしては、痛い星を落としたことになりましたが、
背番号50のこれからのさらなる成長、期待したいところです。

また2番手で、プロ初登板となった山内
こちらはある程度『想定内』の範囲だったかなと。
得意球であるスライダーが全く決まらず、
かなりの緊張ぶりが伺えましたし、
勢い付いていた広島打線を抑えるのは、初登板ではキツかったかも?
それでも2イニングス目は多少は落ち着いたようで三者凡退
とりあえずは甲子園遠征にも帯同するそうですが、
まだまだ1軍レベルではなさそうな感も。
次回の登板はどうなるかわかりませんが、
期待のルーキー、今後も長い目で見ていきましょう。

一方、打線は散発5安打での3得点。
相変わらず森野が絶好調なのは、うれしい限り。
それでも言葉は悪いかもしれませんが、
あんな投手をいとも楽にKOできないでどーする!という感が。
あれだけ四球をたくさんもらい、盗塁はフリーパス
なのにここぞで踏ん張られ、わずか1点ずつしか取れないありさま。
こんな時もあるとはいえ、3連勝中、
さらに勢いに乗らなければいけない時に、またもや停滞
勝てた試合を落としたようで、少々不満が募りました。
ダラダラ気味の広島と違い、次は手強い首位のチームが相手。
悔しさを胸に、きっちりとした戦いで雪辱を期待したいです。


本当は3タテして、意気揚々と甲子園
乗り込みたかったところですが、
惜しくも一時停止ドラゴンズ
移動日を経て、25日からは前半戦最後となる5連戦
まずは週末、三たび阪神と激突します。
しかし一週間前とはチームの状態もだいぶ違うはず。
ドラゴンズが敗れたことでマジックが1つ減ったようですが、
何とか週末の甲子園では踏ん張って、少しでも停滞させてほしいですね。
アウェーの状況ですし、重い戦いには変わりないでしょうが、
ここまで散々やられてきた雪辱を、ぜひとも敵地で晴らすこと。
ただできるだけ気負わず、挑戦者の気持ちでぶつかってほしいですね。
その先陣となってくるのが、エース・川上憲伸
北京五輪前としては、おそらく最後の登板となるエース
ぜひとも置き土産として、トラからの白星を期待したいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(23日)

●佐藤亮太
<5回2死二塁、アレックスを空振り三振に打ち取るも、
ファウルと判定され、そこから四球。
続く栗原に逆転3ランを浴び、あと1死のところでプロ初勝利を逃す。
試合後は、2軍降格を通告されて>
「審判が右手を挙げたので三振と思った。
(判定を)確認した上でガッツポーズしたんですが…。
自分の中では切り替えたつもりだったけど…。
勝負どころでああいう形になってしまった。
チームがいい流れできていたのに
逆転を許してい申し訳ない気持ちでいっぱいです。
(3ランの直前の)四球が1番問題です。
勝負どころで意図したボールを投げられるかどうか。
ジャッジはジャッジ。あれで慌てたことはありませんが、
結果的に四球を出してしまったことが、
ああいう結果を招いてしまったんです。
詰めの甘さが流れを変えてしまいました。
下(2軍)でも一球、一球意味のあるボールを投げていきます」
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◆杉永球審
<5回2死二塁。空振りの判定がファウルに覆ったことに>
「(アレックスからは)何も言われていません。
バットに当たったのは分かっていましたが、
最初はノーバウンドで捕球したと思ったんです。
でも『あ、違う、違う』と思い直して(判定を変えた)。
(バットと地面と)2回音は聞こえていましたから」
中スポ

●谷繁元信
<ジャッジ変更後も佐藤亮太に動揺はなかったと言い切る>
「(背中越しなので)審判の右手が挙がったのは見ていませんが、
(佐藤)亮太はあの球のあとも低めに投げようとはしていました」
中スポ

●山内壮馬
<大学・社会人ドラフト1巡目ルーキーがプロ初登板。
逆転された後の5回2死一塁でマウンドに上がると
制球が定まらず四球でピンチを広げ、連続適時打を浴び、
1回1/3を2安打1失点。ほろ苦い内容に反省>
「緊張しました。『(登板が)あるかもしれないぞ』と
言われていたから、準備はしていましたけど。
(走者を背負って)クイックから入る展開で、投げ急いでしまいました。
初登板とはいえ、あそこは抑えなければいけなかった場面だった」

<それでも6回はスライダーが決まって
三者凡退に打ち取り、実力の片りんも>
「きょうの反省点をこれからの課題にして頑張りたい」
中スポサンスポ時事通信毎日jp

●マキシモ・ネルソン
<8回から4番手で登板。
今季3試合目で来日初失点。試合後に関係者を通じて>
「1点取られたのは悪かった」

<しかし報道陣の質問には耳を貸さず>
「今日は話したくない」
名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<逆転3ランを喫した佐藤亮太について、猛省と成長を促す。
球宴期間中は登板機会がないため、2軍で再調整させることを示唆>
「(2軍に)落とす。
アイツ(佐藤亮太)の経験のなさが出た。
(栗原の)本塁打じゃない。その前のアレックスへの四球が悪い。
今後どう生かすかが大事だ。
10日過ぎたら上げないといけないだろうがな」

<3度目の1軍戦登板で失点したネルソンについて評価>
「クイック(モーション)とか変化球を覚えろなど、
言ってきたことはきっちりやっている。頑張っているんじゃないか」

<ただし口からその後に出たのは『調教』できない嘆き節>
「あいつは『はい』って言えばいいと思っている。
注意しても『はい』って言うから大丈夫だと思ったら、
全く分かっていない。3回は同じことを言わないと…」

<直球を安打されることには>
「何でか分からないが、投球練習で変化球ばかり投げているんだ。
あいつの投球の中心は直球なのに、
直球の感触を確かめずに本番で投げるからいきなり打たれるんだ。
向こうだって直球がくると思って振ってくるんだから。
それでも一発で仕留められる直球をすぐに投げられないと。
そういう話をすれば『はい』って言うのになあ。
けん制のサインを出しているのに、見ていない。
3回目でやっと気付いてけん制してくれたよ。
これからドミニカみたいに暑くなるし、もっとやってくれるだろう。
そんなやつにも頼らなければいけない状況なんだよ」
サンスポスポニチ名古屋ニッカン名タイ


●森野将彦
<チーム全体で5安打しか放てなかった中で、
4打数2安打2打点と孤軍奮闘。
3回1死一、三塁はカーブをうまく右前にはじき返し
一時は勝ち越しとなるタイムリー>
「何とかついていきました」

<5回1死一塁からは、自画自賛の左中間越え適時二塁打>
「ストレートをうまく打てました」

<この広島3連戦では13打数8安打6打点。
異次元の打ちっぷりで絶好調をキープしている>
「まあ打線は打てるときもあれば、打てないときもあるよ」

<20日の阪神戦からは4試合連続ライトで先発出場。
違いを乗り越え、無難にこなしてしまうのが万能選手ならでは>
「センターからライトになっても負担が軽くなるわけはない。
どこを守っても一緒だよ」

<五輪で離脱するまで残り5試合>
「大事なのは次の阪神戦です。3連勝? 当然そのつもりです」
中スポスポニチ名古屋

●井端弘和
<1回1死から四球で出塁すると、二盗に成功。
左足痛から復帰後初盗塁を決め、
その後、相手の暴投などで先制の本塁を踏む>
「もう大丈夫ですよ」
(中スポ)


◆山本昌
<通算197勝目を挙げた15日の巨人戦の夜。
チームとともに札幌に移動すると、騎手の武豊とプチ祝勝会。
競馬の話、野球の話に花を咲かせ、
途中で合流した中村紀洋らと大いに盛り上がった>
「武くんはいい友達だよね。
あの日はたまたま北海道に来ていたから一緒になったけど、
いろんな話をしたよ。武くんは野球がすごく好きだから」

<日本のトップに君臨する3000勝ジョッキーとの付き合いは
10年以上になるという。体格も含めて大きく違うが、
勝負の世界に生きるだけに刺激しあえる仲に>
「刺激? まあそうだね。向こうのほうが全然上だけどね。
(武くんの)期待に応えられるように頑張りたいね」
(中スポ)


●落合監督
<先発の佐藤亮太が踏ん張れず、連勝は3でストップ。
前日まで7連敗の広島に完敗、語気を強めて>
「きょうも何もありません。何があるの」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


若竜トピックス(23日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 18回戦
(23日・ナゴヤドーム)
  000 000 000 = 0
  000 021 41× = 8
[勝] 佐藤充(12試合7勝3敗)
[D本] 平田3号 堂上直倫4号満塁
[D投] 佐藤充
公式サイト

【ゲームレビュー】
ゲーム序盤は、出塁こそするが適時打が出ず重苦しい展開。
4回ウラ、平田中越え二塁打、堂上剛裕一ゴロ進塁打で1死3塁。
しかし田中が空振り三振、佐藤充が二ゴロで得点できず。
5回ウラ、西川四球、藤井死球などで1死一、二塁から
新井が左越えに2点適時二塁打を放ち、先制。
6回ウラ、平田が右中間にソロ本塁打を放ち、追加点。
7回ウラ、藤井左ポテン安打と盗塁、新井四球、
さらに平田敬遠などで1死満塁から
堂上直倫が左翼席中段へ豪快に満塁本塁打を放つ。
8回ウラにも中村一生の右前適時打で1点を加え、大量8点
先発・佐藤充は立ち上がりから素晴らしい投球を披露。
ストレートが走り、初回からの4連続を含む5三振を奪う。
中盤はやや球威が落ちたものの、外角の制球良く、
阪神打線に付け入るスキを与えず、3試合連続の完封
公式サイトより)


○佐藤充
<ナゴヤドームでのウエスタン・阪神戦に先発。
9イニングを投げ6安打10奪三振の好投で完封勝利。
19日に2軍降格後となってから初先発でいきなり好結果を出す>
「最初から飛ばしました。
上手くタメる事が出来て指に良くかかりました。
しっかりと腕が振れました。
自分のやろうとしていることができてきました。
今日みたいなピッチングが出来れば
一軍でも自信を持って投げられると思います。自信が付きました」
公式ファーム中スポ

○小林2軍投手コーチ
<2軍ではこれで3試合連続完封の佐藤充を評価>
「上(1軍)でもきょうのような投球をしてほしい。
五輪期間中の昇格候補の一人に挙がる」
中スポ

○堂上直倫
<『7番・三塁』で先発出場。
7回1死満塁から阪神・清原の初球スライダーを強振。
広いナゴヤドームの左翼席中段へ飛び込む豪快な満塁本塁打>
「直球待ちでスライダーに反応しました。
打った瞬間入ると思った。
バットが振れているということだと思う」

<ドームでの一発は、愛工大名電高2年夏に
愛知大会決勝で放って以来、約3年ぶり>
「プロに入ってからここではあまり打てていないですから。
気持ちいい? そうですね」

<暑い季節を迎えて調子が急上昇。
7月だけなら打率.310、3本塁打。
かつては甲子園で大活躍を見せた夏に、ブレークの兆し>
「とにかくバットが振れています」
中スポニッカン


年に数度のナゴヤドームでの『親子ゲーム』。
午前10時20分試合開始と早起きこそしなくてはいけませんが、
連日猛暑のナゴヤ球場に比べれば、涼しいもの
新井、平田、藤井ら1軍組も参加したゲームは、8-0と圧勝。
19日に2軍降格後となってから初先発となった佐藤充
立ち上がりから気迫の投球を見せ、9イニングを6安打完封
ファーム登板では3試合連続完封と「帝王」ぶりを見せたもよう。
御前試合になったようですし、
夏場での再昇格へ十分なアピールとなったようですが、
その反面、何で1軍ではこういう投球ができないのか?
けっこう疑問だったりもするのですが、
まあどちらにしても、投手陣がキツくなる8月
調子をキープして再び上がってきてほしいです。

一方、打線で目立ったのは、何と言っても堂上直倫
このところ打撃が上向き、スタメンにも
名を連ねるようになりましたが、この日も好調ぶりを披露、
7回1死二、三塁から平田が敬遠された直後の打席、
初球スライダーを強振すると、
まさに打った瞬間という打球が左中間スタンドへ!
見事なグランドスラムを放ち、勝利を決定づけました。
4番常時起用の英才教育だったルーキーイヤーと違い、
実力で上がってきた今季の背番号1
今後さらに力を付け、夏場に初の1軍となってくればいいですね。

2008年7月23日 (水)

ミスに乗じて大逆転、好調森野竜を引っ張り3連勝!

投打のベテランの頑張りで広島に快勝。
久々にナイスゲームを飾ったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦。
先発・チェンが初回に不安定なところを突かれ、
先制を許したものの、3回に相手のスキを突き、
連続失策森野の適時打で勝ち越すと、
和田、中村紀洋も続いて一挙5点のビッグイニング
2回以降踏ん張ったチェンに4勝目を
プレゼントするとともに、チームも久々の3連勝となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 14回戦
(22日・ナゴヤドーム | 中日9勝3敗2分け)
34742人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] チェン(30試合4勝3敗)
[D本] 森野10号
[Dバッテリー]
チェン、高橋、浅尾、長峰 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
相手のすきをつく攻めで3連勝
3回、一気に畳み掛けた。1死後、谷繁の四球がきっかけ。
送りバントで2死二塁から、敵失で同点とした。
さらに一、三塁から森野が勝ち越し打を放ち、
満塁のチャンスで和田の2点二塁打、中村紀洋が適時打。計5点を奪った。
チェンは立ち上がりに1点を失ったが、その後は踏ん張って4勝目
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


5月28日以来の先発となった大島崇行
100キロに満たないスローカーブに幻惑され、
初回、2回と翻弄されていたドラゴンズ打線でしたが、
3回に相手の自滅も絡め、一気に捕まえましたね。
繋がる打線によるビッグイニングは、
見ていてとても楽しかったですが…。

初回、ドラゴンズ先発・チェンが不安定。
2つの四球と安打で1死満塁から
5番・緒方孝市の遊ゴロの間に1点を奪われましたが、
3回ウラ、ドラゴンズ1つの四球からチャンスを。

先頭の小池が二塁ゴロに倒れた1死、
谷繁がフルカウントから四球を選ぶと、
続くチェン右打席に入り、投手正面ながら犠打を決め、二塁へ。
同点のチャンスで迎えるは、トップに戻って荒木
初回の打席で11球粘った荒木でしたが、
ここも粘ってフルカウントからの6球目、
中に入ってきたカーブをピッチャー返し。
捕りに行ったショート・小窪が弾いてしまうと、打球はセンター前へ。
タイムリーエラーとなって、1-1の同点に追いつくと、
さらにセンター・赤松からのバックホームが逸れる間に
荒木は激走して、一気に三塁へ。
ショート、センターのダブルエラーによるノーヒットでの得点
ゲームの流れがドラゴンズへと大きく傾き出します。

これでペースを乱した大島から
続く井端が四球を選び、2死一、二塁と勝ち越しのチャンス。
ここで迎えるは、3番・森野
前夜猛打賞の好調男が、浮足立つ広島ナイン
大きなダメージを与える一打を放ちます。
カウント1-1からの3球目、
ど真ん中に入ってきたストレートをはじき返すと、
打球はライナーでセンターへと抜けていくタイムリー!
この回初めて出たヒットで2-1と勝ち越しに成功すると、
なおも一気にたたみかけるドラゴンズ
続くウッズが四球を選び、2死満塁とすると、
5番・和田主軸のお仕事!
大きな満振りをかましたあとの2球目、
内へのストレートを引きつけ叩くと、
打球は詰まりながらもレフト左へと落ちるタイムリーツーベース!
二者が生還し、4-1とリードを広げて大島をKO
さらに代わった2番手・森跳二から
中村紀洋がフルカウントからの6球目、
外へのスライダーを叩くと、三遊間深い位置へのゴロ。
ところがこれを小窪がまたもこぼしてしまい、タイムリー内野安打に。
ドタバタぶりを繰り返すコイをものの見事に飲み込み、
打者11人で3安打を放ち、一挙5点のビッグイニング!

その後も5回に森野が2試合連続の一発となる10号を
豪快にセンターバックスクリーンに叩き込み、中押しをすると、
7回には中村紀洋がセンターへダメ押しといえる犠牲フライ。
投げては6回で降板したチェンの後を、
高橋-浅尾-長峰が無失点リレーで繋いでゲームセット。
前夜に続き力の差を見せつけ、広島に連勝。
2戦目にして、早々とカード勝ち越しを決めました。


この日一番のオドロキ!それにしても3回ウラの
打者一巡の猛攻
本塁打もないのに、
3安打5点が入ったのは、
2つのエラー4つの四球が絡んだから。
敵将のブラウン監督
コメントのなかにあった
『エラーと四死球は影響し合う。
流れやリズムを大切にしないと』

これがこのゲームを象徴したかなと。
確かにドラゴンズ先発チェン
結果的には6イニングを投げ、3安打1失点でしたが、
そんなに良かった訳でもないですし、四球も4つも出している。
しかし回を追うごとにリズムがよくなってきたことで、
毎回走者を出しながらも何とか粘って、白星を掴むことができた。
この日登板した広島投手陣のあまりのテンポの悪さを見て、
投手の投球がいかに野手にリズムを与えるか。
そしてやはりミスをした方が負けるというのが、鉄則ということを再確認。
久々の3連勝でうれしいことはうれしいのですが、
週末の甲子園でまたも硬くなってしまい、ミスをしてしまわぬよう
「人の振り見て我が振り直せ」でもないですが、
これを教訓として、この先も気を引き締めてプレーしてもらいたい。
快勝に浮かれそうになる一方で、
そんなことがゲーム後半は頭をよぎっていました。


まあそれはさておき、
ナゴドではすっかりお得意様となった
広島相手に連勝して、今月初の3連勝
しかし甲子園では首位・阪神が勝利したことで
ついに優勝マジック『46』が点灯してしまいました。
マジックの対象は、ドラゴンズだそうで、
今後虎ファンの方々にも勝負を注目してもらえるのは
ある意味ありがたいことですが、
そう簡単にマジックを減らさせるのもシャクですし、
どうせならまた消させてみるのも面白いかも?
そのためにはドラゴンズが一戦一戦勝っていくこと。
まずは調子が良くない広島を一気に3タテにして勢いを付ける
そして週末の敵地での3連戦へと臨むこと。
3戦目の先発投手は、誰だかわかりませんが、
絶好調・森野を中心に打線がつながっての援護を。
そして7月最後のナゴドのファンに勝利を運んでもらいたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(22日)

◎チェン・ウェイン
<4四球を与えながら、6イニング3安打1失点と粘って4勝目>
「(中5日でのマウンド。どんな気持ちでマウンドへ)
だいぶ疲れます(笑)
(中5日ではちょっと疲れが取れませんでしたかね)
そうですね。まあ、調整に、まあ、うまくいかないし、
まあ、頑張ります。ハイ。
(粘りのピッチングで6回を1失点)
まあ、今日も調子もあんまりよくないし、
まあ、でも、まあ、野手に合わせて、自分のコースコースに投げて、
結局、フォアボールもけっこう多いなのですけど、
まあ、(それなりに)しっかり抑えられたと思います。
(打線がたくさん点を取ってくれて、元気も出た)
そうですね。まあ、1点入ってからも、
まあ安心できるし、まあ、安心して投げられたますけど、ハイ。
(五輪で森野さんに投げたいですか)
でも、あんまり、投げたくないですけど(笑)
(五輪に向けての抱負)まあ、頑張ります。
(次回の登板に向けて一言)
まあ、みなさん、応援してお願いします」


<来日5年目で初体験のナゴヤドームでのお立ち台に苦笑い。
スタンドからヤジまで飛んだ『小声デビュー』の真相がコレ>
「緊張してしまって…。
それに日本語がちゃんとしゃべれるかどうかも不安だったんです。
日本語があまり上手じゃないから大きな声で喋れなかった。
本当、緊張しましたよ」

<明らかに調子は悪かったが、
決して弱気にはならず、マウンドでは攻め続けた。
3安打4四球だったが、1度も『痛打』は許さず>
「きょうは調子がよくなかった。走者が出るとセットも不安でした。
でも、内角は攻めようと思っていました」

<1点ビハインドの3回無死二塁の守備。
投前バントを処理した際、一塁カバー荒木への送球が右へ逸れ、
体を張ってアウトにした荒木は打者走者と接触。
右ひざを痛めてしまい、責任を感じた>
「大丈夫ですか、大丈夫ですかと聞きました」

<そのウラ1死一塁、右打者用のヘルメットを被り右打席へ。
高校時代以来の右打席で3球目をころがし、
プロ入り後初めて送りバントを決める>
「ずっとうまくなかったので、きょうは何とか決めたかった」

<登録上は左打者だが、前日にちょっとした伏線があった。
コーチに『右打席』を願い出て、
川相コーチの前で左右両打席のバントを披露>
「左打席ではボールがよく見えないんです。
だから右でやってみようと思いました。
感触? どちらもうまくできそうもありません…」

<8月1日から合流する台湾代表での背番号は
いまの『21』と決めている。左ひじ痛から復活した番号であり、
中日の代表としての番号。もう1つ、特別な思いがある>
「樋口さんの番号をつけたかった。運があるんです」

<台湾代表でチームを離れるまで先発機会は残り1試合>
「勝ちたいですね。とにかく勝つために頑張ります」
公式ブログ中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカン

○樋口1軍サブマネジャー
<昨年オフに戦力外通告された背番号『21』の前任者。
チェンが自身が着けていた背番号を選んだことに>
「故障で苦しんだ番号だから、
どうなるかと思ったけど、活躍してくれてうれしいですね。
(9歳年下のチェンに慕われ)本当にかわいいやつなんですよ」
中スポ

○川相内野守備走塁コーチ
<世界記録保持者の名人から見たチェンの右打席バントは>
「左の方が転がせそうな気がしたけどね。
でも、きょうみたいに決めれば得点のチャンスも広がる。
意識をもってやってくれればいいです」
(中スポ)


◎森野将彦
<2試合連続で本塁打を含む3安打猛打賞>
「(ナイスバッティングでした)
ありがとうございまーす。
(昨日も今日も3安打、絶好調なんじゃないんですか)
そうですね。はい。
えー、バットよく振れていると思ってます、はい。
(バックスクリーンへのホームランの感触は)
いや、完ぺきでした、ハイ。
(チームが3連勝。いい流れになってきましたね)
はい、そうですね。まだね、3連勝ですけど、
まだまだ、もっともっとね、勝っていきたいと思ってます。
(五輪出場のチェン投手のピッチングを後ろから見て)
そうですねえ。まあ、あんまり立ちたくないんですけど、
チェンのね打席ではね。えー、でもね、いいピッチャーなので、
まあとりあえず、ドラゴンズにね、何て言うんですか、
勝ちをもっともっと運んでほしいと思います。
(ファンに力強いメッセージを)
えー、そうですね。えー、とりあえずね、
オールスターまでにナゴヤドームでやるのもね、
もう試合もないんで、えー、とにかくね、
もっともっといい姿を見せれるように、明日も頑張りたいと思います」


<3回、敵失で同点に追いついた後の2死一、三塁。
勝ち越しのタイムリーをライナーで中前へ>
「あそこでチャンスを手放してしまうと、
流れが向こうに行きかねない状況だった。
センターへ打っていこうと思って、いい感じで打てました。
凡退してると、逆にあそこでチャンスを手放してましたね。
いい打撃ができた。打ててよかった」

<5回は豪快にバックスクリーンへ特大10号ソロ。
3年連続の2ケタ弾に>
「今日のは良かったですね。完ぺきでした。
センター方向のホームランは最近なかったですからね。
あんなに飛ぶことは(めったに)ないでしょう」

<復帰後15試合で打率.356、12打点とまさに絶好調。
ところがお立ち台を降りると発言をちょっと修正>
「もうちょっといいときがあるんですよ。感覚でそういうのがあるんです」

<1軍に復帰した7月初め、
上半身にたくましい筋肉をつけ、大きくなって帰ってきた。
左ふくらはぎの肉離れで下半身が使えず、
上半身しか鍛えられなかったからこそのたまものだが>
「大きくなった? そうでしょー。
1カ月、下はトレーニングができなかったですからね。
(上と下の)バランス悪いですけどね」

<好調さの要因は五輪出場にある。
高校の同級生で引退した井上康生さんのものという
イメージだった五輪。北京への道が絶たれ、
現役引退を発表した時は寂しかった>
「僕にとって五輪はアマチュアのもの。
出るなんて思ってもいなかったし
『康生が出てメダルを目指す』場所としか思っていなかった。
今回もそう思っていた。逆になったけど…」

<一方で五輪の意義を知ったのも
旧友の存在があったからこそ。連絡を取ったが>
「世間話程度です。だって種目も違うし
『五輪が…』とかの話は特にしていないですよ」

<代表に逆転選出され迷ったが、背中を押したのは家族。
また快く送り出してくれるチームのために
できる限りのことをやろうと心に決めた>
「(選出当初は)辞退も浮かんだ。
(両親、妻、子どもが皆)『おめでとう』って
すごく喜んでくれた。それで自分で決めましたね」

<あと6試合でチームを離れるが、
さらにチームの勝利に貢献することを誓い>
「もう、ナゴヤドームの試合も1つしかないですし、
もっといい姿を見せたい。思い切ってやりたい」

<首位・阪神にこの日、優勝マジック『46』が点灯したが>
「ついてしまったものは仕方ない。自分たちが悪いのだから。
(この時期の点灯は)ぼくらが頑張れなかったというのもありますから。
マジックを減らさせないようにプレッシャーをかけていきたい。
今、差は開いているけれど、まだ何が起こるか分からない。
いつか、消えるかもしれないし。
(中日は)勝っていくだけ。勝っていけばプレッシャーもかけられる。
(北京五輪代表で外れるまでの)あと6試合、
全力でやりたい。もっともっとやろうと思ってます」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋名タイ

○和田一浩
<3回2死満塁で、左翼線へ2点二塁打を放ち、
ふらふらの先発・大島を完全にKO>
「2アウトから、みんながつないだ状況だったので、
何としてもランナーをかえすつもりでいきました」

<手応えのいい勝ち方に声も明るく>
「いい感じで勝っていけるといいです」
中スポ中日新聞サンスポニッカン

○中村紀洋
<3回2死二、三塁で遊撃左へ適時内野安打>
「ラッキーだったけど、ランナーをかえせて良かった」

<7回には1死二、三塁でダメ押しの中犠飛。
夏休みを利用してやってきた家族の前でいい姿をみせられ>
「最低限の仕事ができました」
中スポ中日新聞

○荒木雅博
<3回無死二塁から赤松のバントを処理したチェンの送球が逸れると、
一塁のカバーに入った自身と打者走者が交錯し、右ひざを強打>
「大丈夫です。たいしたことはなかった。いつもと同じです」

<その後立ち上がってプレーを続行。
3回2死二塁、二遊間への強いゴロで一塁に猛然と走ると、
中堅から本塁返球される間に二塁を陥れ、
返球が悪送球となり一塁ベンチに飛び込んだことで三塁まで進む>
「常に先の塁を狙っているので、いけると思ったからいったまでです」
(東京中日、ニッカン

○高橋聡文
<7回から3番手で登板。MAX147キロをマークし、
松本を遊飛、東出を遊ゴロに打ち取ると
最後は赤松をフォークボールで空振り三振に仕留める>
「最近はフォークが良くなっています」
名タイ

○浅尾拓也
<8回から3番手で登板。ストレートのMAX150キロ。
2安打を許したが直球勝負を貫いて1イニングを無失点>
「ストレートはいい感じで投げられています。
でも真っすぐだけでは駄目。変化球の切れが悪いので修正したい。
抑え? まだ想像できないですね。
岩瀬さんの穴は1人では埋められません。
みんなでやっていくしかないと思います」
名タイ

◇佐藤亮太
<スタンドにいた子どもがウッズにサインをもらうために
投げたボールがベンチから出てきた自身の額を直撃。
『危ないよ』の声を聞き、見上げたところにボールが落ちてきた。
額を手で押さえながら、顔をしかめて>
「大丈夫です。でもやっぱり痛いです」
(中スポ)

○森バッテリーチーフコーチ
<ライバル阪神にマジックが点灯。首脳陣の歯切れは悪く>
「相手のことを気にしている時じゃない」
スポニチ名古屋


○落合監督
<相手のミスに乗じて打線がつながり、3連勝。
阪神に優勝マジック『46』が点灯。
就任以来、他球団のマジック点灯を見せられるのは
3度目もわれ関せず。涼しい顔で球場を後に>
「今日は何もないだろ。何もないもん。何もない。
阪神にマジック? ああ、そう。
別にいいんじゃない? まったく関係ない」

<そのまま帰ろうとするところ、チェンについて聞かれ>
「良くなかった。今年1番悪かったんじゃないか」
(東京中日、毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(22日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 17回戦
(22日・ナゴヤ球場)
  211 130 000 = 8
  004 110 000 = 6
[敗] 川井(10試合5勝2敗)
[D本] なし
[D投] 平井、川井、高江洲、中里
公式サイト

【ゲームレビュー】
ファームで調整中の平井が先発。
初回、1死から大和に右翼線へ二塁打を打たれると、
2死後、桜井、藤原の連続三塁打で2失点。
記録は三塁打だが右翼・堂上剛裕拙守が原因。
続く2回、2死から杉山を四球で出塁させると、
に左中間へ適時三塁打を許し、追加点。
結局平井は2イニングを投げ、4安打1奪三振1四球3失点で降板。
3回、2番手の川井が1死から桜井、藤原に連続安打で二、三塁。
続く山田の二塁ゴロを西川が野選。1点を失う。
3回ウラ、阪神先発・杉山に沈黙していた打線に火がつき、
西川、岩﨑の連打で無死一、二塁から、
中村公治が左中間へ2点適時二塁打。
さらに堂上剛裕の一ゴロで三進すると、
続く柳田は遊ゴロ。本塁送球も野選となって、3点目。
なおも中村一生が左中間二塁打を放ち、1死二、三塁とすると、
堂上直倫の遊ゴロの間に1点を加え、4-4の同点に追いつく。
4回、先頭・小宮山に右中間三塁打を打たれると、
続く杉山の三ゴロの間に勝ち越しを許す。
しかし4回ウラ、内野安打と進塁打で二進した岩﨑を置き、
堂上剛裕が左前へ適時打を放ち、再び同点。
それでも5回、桜井左前打で1死1塁から藤原に左へ2ラン。
その後も山田二遊間安打と盗塁、小宮山左前適時打と、この回3失点。
結局3イニングを投げた川井、7安打5失点と内容がなかった。
5回ウラ、堂上直倫、小川の連打でチャンスを作り、
1死一、三塁から前田の二塁への打球をが失策、1点を返すが、
その後は前半活発だった打線が阪神のリリーフ陣を打てず苦しい展開。
最終回、2死から谷、堂上直倫の連打で一、二塁と
スタンドも沸いたが、あと1本が出ず、6-8で敗れ3連敗
公式サイトより)


●平井正史
<不調のため2軍で調整中。
ウエスタン・阪神戦に先発して、
2イニングを4安打1奪三振1四球で3失点。
約20日ぶりとなる実戦登板は
結果よりも自らの現状把握に重点を置き、
投球フォームやバランスに注意を払うことに終始>
「上に(1軍に)いた時よりも(投げる)形はよくなっていると思う。
きょうは形を意識しながら投げました。
全力で投げられる状態だけど、力を入れると形が崩れてしまうので」

<復調へ前進していることをアピールして>
「不調で2軍に落ちているわけだから、
今度1軍に上がるときは万全でいきたい。いい方向に向かうようにしたい」
中スポ

●堂上直倫
<7番・三塁で5打数3安打1打点の活躍。
スタメン起用に結果で応え、猛打賞にも気を引き締め直す>
「今は内野手争いが厳しいんで、
結果出してアピールしていかないといけないので、
結果が出てよかったです。
1打席1打席、集中してやっていきたいです」
(中スポ)

●中里篤史
<8回から4番手で登板。
2イニングを1安打1奪三振の無失点に抑える好投。
速球のMAXは149キロを計測するなど、調子が上向き>
「イメージしたことができてきている。
ボールを投げてる感覚もよくなって、だいぶ思ってた投球になってきました。
これから状態を上げて、アピールしていかないと。それだけですね」
(中スポ)


ナゴヤ球場でのウエスタン・阪神戦は、
序盤から点を取り合う展開に。
2、1、1と小刻みに失点していたドラゴンズ
3回ウラに反撃、中村公治の2点適時打などの連打と
相手のミスも絡めて、4-4の同点に追いついたものの、
5-5で迎えた5回に2番手・川井炎上
この日当たっている桜井、藤原に捕まるなどして3失点。
ストレートのキレ、コントロールも甘い投球で、
ゲームの行方を決められてしまいました。

ところでこの日、ファームで調整中の平井
先発で2日以来となる実戦登板
しかし味方の拙守などもあって、
結果は2イニング、40球を投げ、4安打3失点。
それでも抹消前よりはだいぶ状態もよくなっているとのこと。
8月にはぜひとも戻ってほしい投手の1人
さらに状態を上げての復帰を期待します。

猛暑が続くナゴヤ球場での連戦でしたが、
きょう23日は、年に何度かの『親子ゲーム』。
涼しいナゴヤドームですし、御前試合にもなってきそう。
6連戦の最後、ぜひとも力を振り絞りアピールしてほしいです。

2008年7月22日 (火)

山本昌快笑198勝目、谷繁立浪効果適時打で連勝!

大勝が一転ヒヤヒヤの辛勝に一矢報いたドラゴンズ
引き続きナゴヤドームに5位・広島を迎えての3連戦。
その初戦、先発・山本昌安定した投球
緩急を付けたボールを低目に集め、広島打線を翻弄。
三塁を踏ませず、6イニングを無失点に抑えると、
相手のミスで2点を先行した打線は、
6回、不振の谷繁、代打・立浪に連続タイムリー。
その後も効果的に得点を加え、8-0と完勝。
198勝目を挙げた山本昌、ついに悲願まであと2となりました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 13回戦
(21日・ナゴヤドーム | 中日8勝3敗2分け)
34891人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 山本昌(12試合5勝3敗)
[D本] 森野9号
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾、高橋、ネルソン - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
山本昌が緩急を付けた投球で相手を翻弄、
200勝まであと2勝とした

立ち上がりから危なげなかった。
6回2死後、安打と四球で一、二塁としたが、を左飛。
この回で降板したが、三塁を踏ませなかった。
相手のミスで2点を先行。
6回には谷繁の適時打、代打・立浪の2点二塁打などで
4点を挙げ、突き放した。広島は6連敗。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前日は5点リードを1点差まで詰め寄られての辛勝
それでも阪神戦の連敗を止められたことが
チームにはプラスに作用
5連敗中というカープ状態の悪さにも助けられましたが、
久しぶりに投打がかみ合ったゲーム。
一方的な展開に、楽な気分で観ていられました。

このゲームを作ったのは、やはり先発の昌さんでしょう。
中5日での先発マウンド、前回に続いての谷繁とのコンビでしたが、
立ち上がり、先頭の東出を外へのスライダーで空振り三振に取ると、
続く赤松を内へのストレートで詰まらせライトフライ。
さらにアレックスを低目のスライダーで同じく右飛と
三者凡退で打ち取り、上々のスタートを切ります。

そのウラ、味方が1点を先制。
早々援護をもらった2回、先頭の栗原にレフト前に、
さらに2死から石原に一、二塁間を抜かれますが、
小窪を初球、中へのカーブで打ち上げさせセンターフライ。
続く3回は東出を内へのスクリューで空振り三振。
さらに赤松を外へのカーブで空振り三振など三者凡退
通算42勝という得意のカープ相手とはいえ、安定した投球。
落ち着いたマウンドさばきに状態の良さが伺えました。

この日は、制球よくストライクが取れたことに加え、
外へのカーブが効果的に決まったことが大きかったかなと。
ストレートと宝刀・スクリュー、スライダーにカーブを絡め、
広島打線のタイミングを外す老練な投球は、
相手の早打ちにも助けられ、5回までゼロを重ねます。

ただ中盤はやや疲れも見え始めたようで。
この日唯一のピンチといえたのが、6回。
東出、赤松とわずか2球で2死にしながら、
アレックスに外へのカーブをレフト前に運ばれ、
悔しがる表情を見せると、続く栗原には警戒したか、
ストレートの四球を与え、一、二塁。
2点差だけに、一発でも食らえば、
せっかくの勝利の権利が水の泡
しかし、ここを救ったのがこの日良かったカーブ
迎えたに対し、初球カーブでカウントを稼いだうえ、
1-1からの3球目も外角低目にカーブ。
うまく当てられ、レフト後方に持って行かれるも、
和田がやや危なっかしい感じながらも直進バックでキャッチ
一瞬ヒヤッとしながら、好捕にホッとした表情
そのウラに代打が送られた際、味方が3点を加え白星確定
結局この日は、6イニング80球を投げ、
4安打5奪三振1四球で無失点。
連勝で通算198勝となる今季5勝目を挙げた昌さん
いよいよ大台までのマジックが『2』となりました。

ついにあと『2』だ!今回のような投球が
できていれば、
そのまま一気に行きそうな感じですね。
大好きなに加え、
自身の43歳の誕生日も来ますし、
この先さらにモチベーション
上がってきそう。
あと『2』ということで、
周囲のカウントダウンも
より熱を帯びてきそうですが、
ぜひとも早期達成を期待。
そしてこの日のお立ち台のような笑顔を見せてほしいです。


一方、打線広島先発・大竹の乱調を突き、
立ち上がり、荒木初球を叩き、三遊間を抜くと、
続く井端初球、きっちり送って二塁へ。
さらに森野初球、真ん中低目にフォークがワンバウンド。
これを弾いてしまった石原が、三塁方向に転がった
ボールを掴んですぐさま三塁へ送球。
しかしそれが悪送球となってしまい、荒木が難なくホームイン!
バッテリーのダブルエラーで、わずか3球で先制
前夜までの阪神と比べ、広島粗さ加減
早くも感じることができましたし、これは良い方向へ進みそう。
ただその後、森野、ウッズが連続四球で出たにも関わらず、
和田が初球、スライダーを引っかけての6-4-3のゲッツー
あれはかなりもったいなかったなと。
さらに2回ウラも谷繁が同じく6-4-3で倒れてしまいゼロ。
相手に合わせてしまうプレーの連続に多少モヤモヤも感じました。

それでもやはり広島の方が状態がよくない
3回ウラ、2死から井端の三塁ゴロをシーボルが悪送球。
またも相手のミスからチャンスをもらうと、
森野が繋ぎ、センター前へはじき返して一、三塁。
続くウッズの当たりは三塁正面へのゴロながら、
シーボルがこれを弾いてしまったうえ、
送球がワンテンポ遅れてしまい、一塁セーフ。
その間に井端が生還して、2-0。
シーボルひとり相撲に呆れるとともに
これで流れはドラゴンズペースとなったなと。

その後は大竹に踏ん張られましたが、
好投している昌さんにぜひとも援護を。
その追加点が、不振で苦しむベテランバットから飛び出しました。
6回ウラ、先頭の和田が高目のカーブを叩き、
センター前ヒットで出ると、中村紀洋がきっちり送り二塁へ。
続く小池が三遊間を抜くも、和田のスタートが遅れ1死一、三塁。
ここで迎えるは、31打席ノーヒット谷繁
第1打席は併殺ながら、第2打席は惜しい当たりの中飛。
ヒットが出ない選手特有の運のなさがあったものの、
味方が繋いでくれたチャンスで、トンネル脱出を。
何とかしたいという谷繁気迫大竹の投球を勝ったか、
カウント2-1からの4球目、内へのシュートを振り抜くと、
打球は詰まりながらも、左中間へと落ちるタイムリー。
32打席ぶりの一打で、値千金の3点目
ようやく出た渋い一打に、スタンドベンチも大いに沸きます。

この谷繁の一打でおそらく気持ちが楽になったのが、
続く山本昌の代打で登場の立浪
ガックリときた大竹からカウント1-2からの4球目、
外角低目のストレートをはじき返すと、
前進守備の右中間を大きく破っていく2点タイムリーツーベース!
『ミスターツーベース』と呼ばれる立浪らしさ
久々に出たといえる一打で、5-0として大竹をKO。
この連打で一気に勢いに乗った打線は、さらに追加点。
続く荒木が代わった2番手・岸本から
ライト前にタイムリーを放ち、6-0とすると、
7回ウラには、3番手・梅津から森野がライトへホームラン。
さらに8回ウラには、この日4安打となった荒木を二塁において、
森野がこちらも猛打賞となるライト前へのタイムリーで、8-0!
まさに投打噛み合う理想的な展開広島に圧勝
モヤモヤ続く地元ファンを多いに喜ばせる結果となりました。


まさに「言うことなし」という感のゲーム。
こんなに楽な気分で見られたのは、ほんといつ以来かなと。
ただそれが思い出せないぐらい、
このところは苦しい戦いの連続でした。
これで今季ナゴヤドームの広島戦は、負けなしの5勝2分け
まあ阪神に似たようなことをやられているので、
そんなには誇れはしませんが、とり合えずは勝てるところには勝つ
首位と2位がつぶし合っているこのスキ
しっかり立て直して、チーム状態を上げたいですね。
3連休も終わり、再びウィークデーでの戦いとなりますが、
投打のベテランの活躍に乗って、さらに白星を重ねたいところ。
落としてはいけない試合を落とし続けた7月のドラゴンズですが、
広島をお得意として、まずはカード勝ち越しを決めたい。
そしてこのまましっかり連勝持続を期待します。


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎山本昌
<6イニングを4安打1四球無失点で5勝目をマーク。
悲願の200勝に、あと2と迫る>
「(中5日でのマウンド、どんなところがよかったか)
ええあのう、そんなにね、
(調子は)いいって訳じゃなかったんですけど、
えー、まあ、えー、ストライクが先行しましたんで、
そこがよかったと思います、ハイ。
(6イニング中得点圏に3度も、失点するような雰囲気なし。
マウンドではどんなことを考えていたか)
やはり、あのう、ねえ、ピンチはピンチなんで、
えー、とにかく1人1人ね、アウトを取っていこうと思いまして、
えー、上手にいきました。ハイ。
(6回の打線の集中打。好投が呼び込んだ)
ねえ、ほんとに、あのう、たくさん点を取ってもらってね、
えー、後半は、あのう、楽しくゲームを見学させてもらいました。ハイ。
(自身2連勝、そして通算198勝目、
大目標まであと2つというところまで迫ったが)
ええ、あのう、ほんとにね、あのう、
去年からね、苦しみましたけど、
えー、今シーズン中にね、しっかりと頑張りたいと思います。ハイ。
(ファンのみなさんにメッセージを)
ええ、あのう、これからもね、
一生懸命頑張りますので、応援してください」


「コントロールだけ何とか(しよう)と思って投げました。
ストライク先行でいけたのが良かった。
1人1人アウトに取ることを考えていた。
(5回まで)僅差だったし、踏ん張れてよかった。
いいところで立浪が打ってくれて…。
ボクが打席に立っていたら、ああはいかなかった(笑)。
降板後、楽しくゲームを見せてもらえた。
最後は楽に応援させてもらいましたよ」

<立ち上がりから調子は今イチだったが、丁寧にコーナーに集めた。
この日は代名詞のスクリューボールよりもスローカーブが有効。
6回2死一、二塁で嶋を外角低めへのカーブで左飛に>
「調子はあまり良くなかったけど、コントロールはまずまず。
谷繁の判断で、いいリードをしてもらいました。
カーブを勝負球に使うようになったのは谷繁が来てからなんです」

<196勝目を挙げてから、6試合連続の足踏みが続いたが、
ここに来て2連勝と波に乗る。中5日となった今回は
休養日をあえて設けず、入念なマッサージなどを受け、
有意義なインターバルを過ごした>
「前回久しぶりに勝ちがついて、
今日まで気分よく調整出来たというのはありますね」

<5回にはストライク、ボールの微妙な判定に
抗議した落合監督が終えると、そのままマウンドへ直行。
驚いたが、判定によって自分のストライクゾーンを
変えるなという絶妙なアドバイスに頭を下げる>
「監督が来られるとは思わなかった。
『そのまま(何も)変えずに行け』と言われました」

<6回でお役御免となったが、口ぶりは余裕すら感じされ>
「きょうはあまり疲れを感じなかった。
もう1回くらい投げるつもりでいたけど」

<自らも認める『夏男』。
03年には8月に4勝を挙げたこともある>
「夏場は昔からいいので。ドームだったけど非常に暑くて良かった。
暑い季節の方が好き。暑い時のほうが調子が上がってくる。
一生懸命調整して、これからもっと調子が上がるようにしたい」

<『史上初』の快挙を目指す。通算200勝投手は23人いるが
いずれも3年目までには初勝利をあげている。
自身の初白星はプロ5年目。到達すれば最も遅咲きの金字塔に。
ずいぶん前だが、しみじみとこう語ったことがある>
「生まれ変わって、もう1度プロ野球人生をやり直したとして、
また勝てるという自信はホントにない。
松坂(レッドソックス)や松井秀喜(ヤンキース)、
清原(オリックス)なんかは
たぶん何回リセットしてもすごい選手になれるんだよ」

<今まで記録に無関心を装い続けたベテランが、
高らかに宣言できるところに手応えをうかがわせる>
「本当に去年から苦しみましたけど、
今シーズン中にしっかり頑張りたいです。
あと2つ? あまり意識してもしょうがないですから。
投げた試合でチームが勝つように投げたい。
一生懸命投げてそんな中で勝ち星がつけばいいです」
公式ブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


『久しぶりにドラゴンズらしい試合運びになって、
ボクも少しは貢献できたと思いホッとしています。
調子はいいほうではなかったのですが、
谷繁君がうまくカーブを使わせてくれて、
ストライクが先行したのがよかったですね。
立浪君をはじめ打線もいい感じで点を取ってくれて。
200勝まであと2つとなりましたが、
こんなふうにスーッと過ぎていくといいですね。』

山本昌公式ホームページより引用)


○森バッテリーチーフコーチ
<山本昌の完ぺきな投球を手放しで喜び>
「チームがうまくいかない状態の中で
これだけの投球ができるんだから大したもんだ」
名タイ

○都スコアラー
<バックネット裏のスコアラー陣が山本昌のボールに驚く>
「何年かぶりに縦に落ちるカーブを投げていた。
調子がいいのだろう。あれは打てない。
次もあのカーブを投げられるなら大丈夫だと思う」
名タイ


○谷繁元信
<山本昌を攻守でアシスト。
打っては6回1死一、三塁に3点目の中前適時打。
そのまま次打者の立浪のダメ押し打のおぜん立てにもなった。
守っては山本昌の快投を引き出す絶妙配球。
ベテランの渋い働きが光る>
「みんながつないでくれたチャンスで、
みんなの気持ちが後押ししてくれて、やっと打てました。
(山本)マサさんが頑張っていたし、よかったです」
(中スポ、共同通信社時事通信毎日jp

○立浪和義
<6回1死一、二塁に、山本昌の代打で登場。
右中間を破る2点二塁打で約1カ月ぶりに打点を挙げ>
「打てるボールをいこうと思った。
今年はチャンスで一度も打ててないんで、
来た球は何でも打ってやろうと考えていました。
最近はちょこちょこヒットが出だしてたんで思い切っていきましたね。
今まで迷惑をかけていますから…。
これから先もあるし、挽回したいんです」

<ここ4試合で3安打と調子は上昇中
200勝を目前にしている山本昌とは、
現在のチーム内で最も長く一緒にやってきた>
「(198勝目に)ちょっとでも貢献できてよかった。
山本さんもあと2勝ですから、
少しでも貢献できるようにがんばっていきたいですね」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

○森野将彦
<7回先頭、右中間に飛び込む9号本塁打を放つと、
8回2死二塁からこの日3本目の安打となる右前適時打。
3安打1本塁打2打点の活躍で広島を粉砕>
「(本塁打は)甘い球がきたのでしっかり打てました。
(3安打は)毎試合、毎試合、打とうとは思っているんですが、
固め打ちが多いですね」

<ここ10試合の成績は40打数16安打のジャスト4割。
状態がいいそのワケをと説明>
「(1軍に)上がってきたときは走る量が足りなかったけど、
いまは走れるようになって体のキレが出てきた。
もっともっと打っていきたいですね」

<8回からは今季初の一塁守備に。
股関節に張りがある中村紀洋をベンチに下げるために急きょ守ったが、
北京五輪では故障中の阪神・新井に代わって守る可能性がある>
「違和感はあるけど、ミットはもっていますからね」
中スポサンスポニッカン名タイ

○荒木雅博
<対戦打率.349という好相性の広島投手陣から
6回のダメ押しタイムリーを含む今季2度目の1試合4安打>
「とにかくあしたも打って、乗っていきたいです。
あしたも同じくらい打ちたい。
打てなければ乗っていけませんからね。
あと7試合ですからね。少しでもチーム状態を良くしたい
ちょっとでもチームへの不安をなくして(北京五輪に)行きたい」
(東京中日、サンスポ名タイ

○高橋聡文
<打順1番から始まる8回から登板。
アレックス、栗原の右打者に連打されたものの、
左の東出、嶋らを抑えて、無失点リレーをつなぐ>
「零点に抑えられて良かったです」
(中スポ)

○小田幸平
<左ひざを痛めて離脱していたが、復帰後初出場。
9回から途中出場し、1イニングマスクをかぶる>
「もう大丈夫です」
(中スポ)

○浅尾拓也
<7回の1イニングを1安打無失点。
通算防御率0.51は今のリリーフ陣では一番の安定感。
右手の指先をチェック、中指のマメの硬さの具合を調べると>
「こっちも、もうすっかり硬くなってきましたね」

<右肩痛で出遅れた2年目の今季、6月7日に1軍初昇格。
ようやく1軍に上がった。でも調子が上がらない。
悩んでいたあるとき、近藤投手コーチと話し、
一緒に指先をチェックすると、人さし指にはマメがあるが中指はなかった>
「本当は中指と人さし指の両方にマメができないといけないんです。
でも、そのときの自分はそうじゃなかった。
指にしっかりボールがかかっていない、ということの表れだったんです。
人さし指にばかり引っ掛かっているから、
シュート回転するし、すっぽ抜けたりするんです」

<以後、指先の神経をとがらせるようになった。
中指にしっかりボールを掛ける感覚を
意識して続けるうち、中指にもマメができてきた>
「最近はボール回転が良くなりました。
抜け球もなくなってきました。
以前は、球速は出ていても打者の手元で
球がタレて(勢いを失って)ました。
映像で以前の自分の投球を見ても、それが分かるほどでした」
(中スポ)


○落合監督
<5月26日以来の完封勝ちで連勝。
言うことなしの勝利にわずか5秒で会見場を去る>
「きょうは何もありません」
毎日jpニッカン


今日の公示。(21日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 山内壮馬投手
【同抹消】
▼中日 吉見一起投手
公式サイト共同通信社

△山内壮馬
<今年の大学・社会人ドラフト1巡目ルーキーが
この日、吉見に代わって初めて1軍登録された。
ナゴヤドームでキャッチボールなどで汗を流して>
「出番があればとにかく頑張ります」
(東京中日、ニッカン


前日の阪神戦に先発し、4回途中KO
落合監督「放牧させる」ことを示唆した吉見に代わって、
この日大・社ドラフト1巡目ルーキーの山内壮馬1軍初昇格を果たしました。
前日の夜に昇格の一報を聞いたという山内
実はこの日のウエスタン・阪神戦での先発予定だったとのこと。
しかし右投手が不足することで予定変更。
思わぬカタチながら初1軍をゲットしました。
ファームでの成績は、12試合に登板して1勝3敗1S、防御率5.23。
この日は8点リードの9回辺りに出てくるかなとも思いましたが、
出てきたのは、なんとネルソン君でした。
地元出身で期待の1巡目ルーキーだけに
果たして本人が希望する先発なのか、それとも右の中継ぎか、
おそらくナゴヤドームで登場するであろう
山内の1軍デビュー登板、まずは楽しみにしたいです。


若竜トピックス(21日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 16回戦
(21日・ナゴヤ球場)
  102 000 040 = 7
  001 200 001 = 4
[敗] 菊地(31試合3敗1S)
[D本] 堂上直倫3号
[D投] 小林、清水昭信、菊地、樋口
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・小林は初回に先頭・に四球を与えると、
犠打、三塁・の失策で1死一、三塁から、
4番・今岡に中犠飛を打たれ、先制点を奪われる。
3回には桜井に左翼へ2ランを喫した小林はこの回で降板。
打線は3回ウラ、小林の代打・西川岩﨑の連続安打などで、
1死二、三塁から中村公治が中犠飛を放ち、1点を返すと、
続く4回ウラ、堂上剛裕四球と柳田左翼線二塁打で
1死二、三塁から田中が左越え2点二塁打を放ち、同点に追いつく。
2番手・清水昭信が踏ん張り、4回以降をゼロに抑えたが、
8回、3番手・菊地が、大和、坂、清水誉の3連続適時打など
5安打を集中されてしまい、4失点
5回以降、阪神の中継ぎ陣の前に沈黙していた打線は、
9回ウラに上田の代打・堂上直倫が左翼へソロ本塁打を放つも、
8回の大量失点が響き、4-7で敗れる。
公式サイトより)


●清水昭信
<4回から2番手として登板して
4イニングを2安打5奪三振2四球で無失点に抑える好投。
ゲーム中盤を引き締める>
「無駄な四球が少なかったし、ストライク先行がよかった。
スライダーで抜けるボールがあったけど、
フォークやスプリットでは思い切り腕も振れました」

<2軍降格後に、真っ先に課題に掲げていた
制球力と変化球の精度向上へ一歩前進>
「まだまだ、課題はいっぱい。
コントロール、フォーム、技術面いろいろありますけど、
一つずつクリアしていきたい」
中スポ

●堂上直倫
<4点ビハインドの9回ウラ、1死から上田の代打で登場。
能見から今季第3号のソロ本塁打を左翼へたたき込む。
真ん中低目のチェンジアップをうまくとらえた本塁打に笑顔>
「能見さんからヒットを打ったことがなかった。
変化球でいつもやられていたので、打ててうれしいです。
結果が出ていないので、これをきっかけにしていきたいですね」
(中スポ)


◆朝倉健太
<右手の血行障害で戦列離脱中。
この日退院後初めてナゴヤ球場に姿を見せ、トレーニングを再開。
トレーニング室、トレーナー室で基本的な運動を行っただけで
屋外でのランニングやキャッチボールなどは一切行わなかった。
今後については当分は患部のケアになることを示唆>
「しばらくは治療だけ。
今後もナゴヤ球場で練習するつもりです。
キャッチボールはまだいつからやるかは決まっていません。
投げたり走ったりはまだできない。リハビリになると思う」
(中スポ、共同通信社ニッカン


36℃の炎天下のなかで行われた
ナゴヤ球場でのウエスタン・阪神戦
序盤3点のリードを追いつかれたドラゴンズは、
終盤8回に3番手・菊地が捕まってしまい、5安打4失点。
残念ながら4-7で敗れてしまいました。

連休などの日程上、今回6連戦となっていますが、
投手陣のやりくりが、かなり苦しいようですね。
当初のローテなら山内の順番だったようですが、
急きょ1軍に呼ばれたこともあり、この日先発したのは、
1軍では左の中継ぎとして起用されてきた小林
3イニングを投げ、6安打3失点(自責2)だったようですが、
さらにその小林をリリーフしたのが、
先発して中2日の清水昭信に3連投の菊地
ケガ人が多いことが影響しているようですが、
これだけの厳しい暑さですし、正直かなりキツいでしょうね。
そんななか、清水昭信が踏ん張り、
4イニングを無失点としっかり締めたもよう。
先日のサーパス戦ではスライダーがすっぽ抜け、
大量失点しましたが、今回はだいぶ修正ができたもよう。
先日までの1軍登板でもらった課題
1つ1つクリアして、今後の成長へ繋げてほしいです。

2008年7月21日 (月)

ウッズノリべん花火競演も一転冷や汗連敗脱出!

ふがいない戦いを続け、対阪神戦6連敗と、
歯車の逆回転が止まらない状態のドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第3戦。
敗れれば、阪神優勝マジックが点灯する一戦でしたが、
ドラゴンズナインが発奮し、和田、中村紀洋
そしてウッズ本塁打攻勢で相手先発・金村曉を粉砕。
しかし5点リードの最終回、2番手で復帰した中田がピンチを招き、
岩瀬に救援を仰ぐと、その守護神がまさかの炎上
3連続適時打で4点を失い、さらに2死満塁と大ピンチ。
何とか凌いだものの、冷や汗たっぷりの連敗脱出となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 14回戦
(20日・ナゴヤドーム | 中日3勝10敗1分け)
38330人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] 中田(15試合6勝5敗)
[S] 岩瀬(37試合2勝3敗26S)
[D本] 和田11号、12号 中村紀洋16号3ラン
    ウッズ21号
[Dバッテリー]
吉見、中田、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
本塁打攻勢と継投で逃げ切り、阪神戦の連敗を6で止めた
2回、和田のソロで先制。さらに相手のミスで1点を加え、
3回には中村紀洋が右へ3ラン。2点を返された後の5回には、
ウッズ和田の連続ソロアーチが飛び出した。
吉見は4回途中、2点を失ったところで降板。
2番手・中田は9回1死満塁として岩瀬がリリーフ。
1点差まで詰め寄られたが、しのいだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・吉見、阪神・金村曉の先発で始まった一戦。
対阪神戦の連敗を止めるには、
まだあまり阪神色に染まっていないであろう
金村曉を叩ければと思っていましたが、
初回、井端が左中間を抜いていくスリーベースを放ちながら、
森野、ウッズがフォークに凡退してしまい、チャンスを生かせず。
さすが日ハム時代から「中日キラー」金村曉
ほのかな期待はもろくも崩れるのではと思いましたが、
ドラゴンズにいた「金村曉キラー」が、
そのイヤなムードを払拭してくれました。

2回ウラ先頭で迎えるは、5番・和田
積極的な打撃でウリの和田に対し、
初球、内角やや中よりにストレートが。
これを思いっきり強振すると、左方向へ伸びた打球は、
そのままレフトポール上部に直撃するホームランに!
西武時代に得意としていた
「キラー」の一発で先制点を奪います。
さらにリズムが狂わせた金村曉を攻め、
続く中村紀洋が四球、小池が初球を叩き右中間突破のツーベース。
さらに谷繁も四球を選び、無死満塁のチャンス。
投手の吉見に打順が回るも、ここで相手のミス
森コーチから再三耳打ちされた吉見が、
初球、中に入ってきたカットボールを強振すると、
打球は前進守備の二塁正面のゴロ。
思わず4-2-3のホームゲッツーが頭をよぎりましたが、
平野からの送球を捕手の野口がこぼしてしまいエラー
三塁走者の中村紀洋が生還し、1点を追加します。
これで試合のペースが握れそうなムードでしたが、
続く荒木はフォークをひっかけ三塁正面ゴロで本封。
さらに井端が同じくフォークを叩き、ショートゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、ダブルプレーで3アウト。
せっかくの無死満塁で1点しか取れないところに
つながりの悪さを依然引きづっている感がありました。

しかしそのモヤモヤ感は、続く3回ウラで払拭。
先頭の森野が四球を選ぶと、
ウッズが中に甘く入ったフォークをはじき返してレフト前へ。
和田のライトフライで森野がタッチアップし、
1死一、三塁と3イニング連続で迎える得点圏のチャンス。
ここで大きな仕事をしたのが、中村紀洋
外角低目のボールを3球見逃したカウント1-2からの4球目、
ストレートが前の3球より甘く高く入ってきたところを逃さず、
右へ持って行くと、ライトポールの内側に飛び込む3ランホームラン!
ノリべんコンビアーチ競演で、5-0
強い阪神から奪った前半での大量リードに、
少しは気が楽になった一方、まだ5点では…という不安も。


案の定、直後の4回、
中6日と間隔を空けたこともあり、
それまですいすいと投げ込んでいた吉見が、
逆に点差を意識してしまったか、突如の乱調
1死一塁から金本に対して、ストレートの四球を与えると、
関本にもフルカウントから四球となり、1死満塁。
森コーチがマウンドへいき、間を取ったものの、
相性の良くない葛城に、外角高目のフォークを
ライト前に落とされ、2点タイムリー
3点差に迫られたことで、落合監督がすぐさまマウンドへ。
早々と吉見に見切りを付け、2番手として、
前日1軍に再登録された中田賢一を起用します。

この日の先発とも言われていた中田
果たしてどれだけ復調しているのかが注目でしたが、
1死一、三塁で迎えたフォードに対し、
初球、2球目とボールが高目に抜けてしまい、やや不安げ
それでも3球目、外へのスライダーでストライクを取ると、
落ち着いたのか、フォードをフォークで空振り三振。
さらに野口も初球、外へのスライダーで三塁ゴロに打ちとり3アウト。
見事な火消しぶりを披露して見せます。

続く5回も金村曉平野を三振に取った中田
虎キラー復活への兆しを見せる背番号20にうれしい援護点が。
5回ウラ、1死から4番・ウッズ初球をガツン!
外角高目のカットボールを叩くと、独特の右への飛球。
そのままライトスタンドへ飛び込むホームラン。
主砲久々の一発で中押しすると、
これにすぐさま続いたのが、またも和田
カウント0-1からの2球目、真ん中低目のフォークを
体勢を崩しながらもうまく拾い、そのままレフトスタンドへ!
まさに和田らしいスイングでの一発で、7-2
ウッズ、和田のアベックアーチで金村曉をKO
同時にゲームの流れを完全に掴んだように思えました。

5点の援護をもらった中田は、その後快調。
この日は持ち前の暴れ馬は若干の抑え気味
スライダーでストライクが取れたことが大きく、
カウントを悪くすることも少ないため、四球もゼロ
その一方でストレートもしっかり走っているため、安定感も上々。
6回には葛城を外へのストレートで空振りの三振。
さらに7回は平野をフォークで空振り三振。
そして8回には金本を外角高目のストレートで、
さらに代打・桧山を外へのフォークで空振り三振と、8奪三振
ヒットで走者を出すものの、ピンチにまでせず、
8回までゼロを重ね、復調ぶりを十分にアピールします。


一方のドラゴンズ打線は6回以降無得点。
7-2と5点差で最終回のマウンドにはそのまま中田
スッキリ終わって、対阪神戦連敗脱出。
そういうシナリオを頭に描いていましたが、
そうならないのが、最近のドラゴンズ
きっかけはそれまで2三振のフォード
カウント1-0からの2球目、外へのカーブをレフト前に運ばれると、
続く野口は一塁へのファウルフライで1アウト。
しかしバルディリスにスライダーをセンター前に落とされると、
若干雲行きがおかしくなってきた中田
赤星にもストレートをセンター返しで、満塁とされてしまいます。
久々の勝利を意識したのか、やや乱れる中田
しかしここで落合監督がマウンドへ。
スパッと守護神・岩瀬へとスイッチします。
ところがこの交代が、さらなるヒヤヒヤ劇場へ…。

初戦、最終回に捕まってしまい敗戦投手
そのリベンジでもあった岩瀬でしたが、
準備不足だったのか、気持ちが乗らないのか、
この日はボールのキレがかなり良くない様子。
さらに「わっしょい」の相手の勢いにも飲まれたか、
平野の代打・高橋光信に内へのストレートを
レフト前に落とされ、タイムリー
1点を失うと、続く鳥谷には外角低目のスライダーを
うまくバットに当てられ、レフト線に落ちる2点タイムリー
連打で2点差に迫られてしまうと、
なおも二、三塁から金本に中に入ったスライダーを叩かれ、
一、二塁間を抜いていくタイムリー
ついに7-6と1点差にまで迫られてしまいます。
続く関本を内へのストレートで詰まらせ、2死としたものの、
とても勝っているムードではないドラゴンズ
さらに代打・矢野にもレフト前に運ばれ、2死満塁。
一打逆転の大ピンチを迎えてしまいます。
これで負けたら、歯車がさらに逆回転してしまう。
守護神の底力で何とか止めてくれと願いましたが、
最後の最後でようやく安堵の時を。
この回2打席目となったフォードをカウント1-1からの3球目、
内角低目のスライダーで詰まらせ三塁ゴロ。
森野がそのまま三塁ベースを踏んで、ゲームセット。
本塁打攻勢が一転、最終回にまさかの逆襲を受けての辛勝
対阪神戦連敗を6で止めるとともに、
5イニングを投げ、7安打8奪三振無四球で
3失点の中田には久々の6勝目が。
さらにドタバタながら何とか凌いだ岩瀬は、
阪神からの今季初セーブでプロ2人目の
1シーズン11球団からのセーブをマーク。
記録達成の一方で、落合監督の表情はやや苦笑い
出迎えた岩瀬の腰を軽く叩くと、ベンチ裏へと下がっていきました。


おつかれさん。前半の楽勝ムードが一転し、
最後は冷や汗ものの辛勝
阪神さんにもたまには
悔しい思いを胸に、
帰って頂きたかったのに、
見せ場を作られたうえ、
逆に自信を持って帰られてしまった。
「敗れても阪神強し」という印象の試合に
なってしまったのは残念だなと。
ただとりあえずは、ようやく連敗を止められたことを喜びましょう。

この日は打線が奮起しましたね。
前日の落合監督「一人前撤回宣言」が効いたのか、
初回の井端の激走三塁打を皮切りに、
和田の先制ポール弾、中村紀洋の右方向への3ラン。
さらにウッズ、和田のアベックアーチと、
ナゴヤドームではめったにない4本塁打と爆発しました。
このところなかなか繋がずに低迷気味な打線
一発だけじゃないかよというご意見はありますが、
効果的な一発はやっぱり歓迎ですし、
とりあえず主軸の調子が上向きなのは、良い兆候
再びホームで迎える広島戦で好調をより維持してくれればと。

一方の投手陣は、吉見にまたも弱気の虫が出てしまったようで、
せっかく5点のリードをもらいながらも守れず4回途中KO
試合後、落合監督からも「放牧」の指示が出たようです。
ここまで頑張ってきましたが、一度リセットするしかないでしょう。
しっかり切り替えての再昇格を期待します。
その吉見に続いて出てきた中田
こちらはまずまずの復帰登板となったのでは。
ただあそこまで投げられたのなら、9回まできっちり締めてほしかった。
それでも阪神サイドには「虎キラー復調」
多少は感じされられましたし、次回の甲子園でも登板がありそう。
今回はリリーフでしたが、次回は先発での登板
そこで同じような投球ができれば、本物となってくるでしょう。

まあいろいろありましたが、
ようやく阪神にも勝てましたし、5割転落も阻止しました。
マジック点灯は、直接対決で丁々発止してくれれば。
その一方でこちらはしっかり広島相手に立て直しを。
東京ヤクルトに3タテを喰らい、5連敗中のカープですから、
市民球場の時よりは状態もよくなさそう
ここはしっかりペースを握り、リベンジを期待。
同時におそらく3連戦で登板があるであろう昌さん
さらなるカウントダウンにも期待したいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(20日)

◎和田一浩
<2回、左翼ポール最上部に当てる11号先制弾。
5回にも左越えに技ありの12号ソロと2本塁打で大活躍>
「(第1打席の本塁打、初球から狙っていたのか)
そうですね。あのう、初球からどんどん行くのが
僕のスタイルだと思っているんで、
甘い球が来たらどんどん行こうと思っていました。
(ポールに直撃する当たり。走りながらどんな事を考えたいたか)
そうですね。ちょっと微妙な所だなあと思ってたんですけど、
まあ、何とかフェアになってくれと思いながら走ってました。
(あの一撃が大量得点の呼び水になった)
そうですね。あのう、初回、三塁から点が取れなかったんで、
ちょっとイヤなムードだったんですけども、
何とか塁に出ることを考えたら、たまたまああいう結果になりました。
(2本目の12号。思い切り引っ張って2球目を叩いた)
そうですね。甘い球が来たらどんどん行こうと思って、
結果がたまたまああいう結果になったんじゃないかなと思います。
(直前にウッズが本塁打、意識はしたか)
いや、あのう、ホームランバッターではないと思っているんで、
あのう、強く打つことだけ考えて振りました。
(この本塁打もチームに大きな勢いを与えた)
そうですね。あのう、みんなそれぞれ何とかしようと、
えー、もがいているんで、えー、これからどんどんどんどん
いい結果が出てくるんじゃないかなと思ってます。
(ファンにメッセージを)
そうですね。あのう、いつもいつも本当に
大きな声援をありがとうございます。
えー、明日も、皆様の期待の応えられるように、
えー、打ちたいと思いますんで、また応援よろしくお願いします」


<ホームラン談話。2回左翼ポール直撃の先制弾に>
「切れるか心配だったけど、ボールが粘ってくれましたね。
阪神にずっとやられていたんで、何とかしようと思っていました。
積極的に打てているときは調子がいいとき。
甘い球が来たら、どんどんいこうと思っていた」

<5回1死からは文句なしの一発が左翼スタンドへ>
「打った瞬間、いったと思ったね」

<実は西武にいた昨年まで10打数6安打の金村曉キラー>
「悪いイメージはなかったね。前回よりも悪かったでしょ」

<チームのムードを変える豪快弾に>
「同じチームにずっとやられるというのは悔しい。
このムードを何とか脱したかった。
たまたまいい結果になっただけ。
最後はヒヤヒヤ? 勝ったからあまり気にせずに行ければね」
公式ブログ中スポ共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

◎タイロン・ウッズ
<5回1死から右中間席へ運ぶ21号を含む、4打数2安打1本塁打。
6月22日の千葉ロッテ戦以来、約1カ月ぶりの本拠地での一発に>
「(和田、中村紀洋が本塁打、それを意識したか)
そうですね。あのう、そんなに意識はしなかったです。
とにかく強く打って、自分でもホームランを打ちたいと思いました。
(だんだんと調子が上向きに?)
そうですね。そうであればいいと思います。
シーズンはまだまだ長いですから、
今日をきっかけに上がっていければいいと思ってます。
(明日からはナゴヤドームで広島と3連戦)
明日も全力を尽くします。そして勝利に貢献したいと思います。
みなさん、応援よろしくお願いします」


<絶望的な14ゲーム差をつけられた前夜の試合後、
落合監督に呼び出され、ワンポイントアドバイス。
そしてこの日は試合前に35分間のランニングに
特打、特守と、早出練習をひと通りこなす。
大汗をかいて、体のキレも出て特大弾につなげた>
「落合監督から試合前に守備練習をしなさい。
もっと走って、下半身を動かしなさいと言われたんでね。
(早出が)効いたね。いままでポイントが前だった。
だからライト方向に打とうと思って引きつけて打てたよ。
(ライト方向へ)打つ練習をしてきたから。自分らしい一発だった
早出の効果? 結果が出たし、これからも続けていくよ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<2点リードの3回1死一、三塁、右翼ポール際に3ランを放つ>
「よく切れなかったね。負けられないからね。
きょうは意地でも勝たないかんと思って打ちましたよ」

<チームの思いを代弁して、力強く語る>
「ゲーム差はあるけど、まだまだ。これからやで」
中スポ中日新聞スポニチ名古屋ニッカン

○岩瀬仁紀
<阪神から今季初セーブを挙げ、
史上2人目となる1シーズン11球団セーブを達成。
5点リードの9回一死満塁から登板したが、
3連打を浴びて4点を返され、なおも2死満塁のピンチ。
フォードを何とか三ゴロに仕留めたが、汗だくの顔に笑みはなく>
「記録のことよりもチームが勝ってよかった。
(今後は)頭を整理して、自信を持ってマウンドに立ちたい」
(東京中日、中日新聞スポーツ報知サンスポ時事通信

○中田賢一
<4回、吉見の降板を受け、1死一、三塁から登板。
フォードを空振り三振、野口を三ゴロに打ち取って
ピンチを切り抜け、8回までは危なげない投球を披露。
しかし9回に3安打を浴び、一死満塁となった場面で交代。
6月15日以来の6勝目にも笑みはなく>
「どんどん攻めていくピッチングができたと思います。
ただ最後にあんな場面を作って納得はいっていません。
最後までしっかり投げ切れたら良かったのですが。
シンプルに、積極的にストライクを取りにいこう、
どんどん大胆にいこうと思って投げました」

<この日はストライクも取れるし、テンポも速かった。
どうして、こんなに変わったのか? それは考え方の変化>
「2軍に落ちて、自分を見つめ直しました。
これまでは投げ終わってからのモヤモヤ感があったんです。
納得いく球で打たれたらいいんですが、
打たれても不完全燃焼でした。
そのためにはしっかりした球を投げる。
細かいことをやってもしょうがない。
腕を振る、それが僕のスタイル。
それをマウンドで出そうと考え方を変えました」

<まずは、投げ方の修正は必要だった。
昨年と今年の投球フォームが録画されたDVDを見て
修正点を見つけ、さらに考えを実践するために、
2軍戦では、ストライクゾーンで勝負しようと意識して投げた>
「うまいこと利用しようと思いました。
早く1軍に上がらないと考えましたし、のびのびとやろうとも思いました」

<2軍での生活は実質15日間。
勝てなかった自分をリセットして、リフレッシュして1軍に帰ってきた>
「1度落ちて悔しい思いをしました。それはゲームでしか返せません」
中スポ中日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○吉見一起
<3回まで1安打と立ち上がりは好調だったが、
4回1死一塁から連続四球、さらに葛城に
右前2点適時打を許し、交代を告げられる>
「5点を取ってもらったのに、先発として
責任の回を投げきれなかったので申し訳ないです」
(中スポ)

◇井上一樹
<夏休み期間のイベントで
開門前にスタンドで練習を見ていたファンに
グッズをねだられこう聞くと、汗でビッショリぬれた
リストバンドをベンチの前からスタンドに投げ入れる>
「ぬれていてもいい?」
(中スポ)


○落合監督
<5点リードの9回、中田に代えて岩瀬を投入するも
1点差に迫られる冷や汗の勝利で、阪神戦の連敗を6で止める。
苦笑いで会見場にやってきて>
「見ていた人にはおもしろかっただろうね。
やってる人はそうでもない。
まあ、だいたいああいう(追い上げられる)
終わり方になると思ってたけどな。途中から」

<この3連戦で2度登板し、計8本の安打を打たれた岩瀬。
しかし指揮官は一切の不安を口にせず>
「いい勝ち方じゃないか。
勝ったってことじゃなく、
これまであまりにもだれかにおんぶに抱っこが多すぎた。
人間のやることだから、もうちょっと…。
あいつらに楽させてやらないとな。
あいつ(岩瀬)は何年続けて50試合放ってると思ってるんだよ。
岩瀬が出りゃ大丈夫ってみんな思っているけど、
そろそろ楽させてやらないと。
もうちょっと楽なところで放らせてやらないと」

<中田については>
「(大事なのは)次のときだろうね。
先発でいくときにどういう投球をするかだ。
あそこで打たれても、よほど打たれない限り
あいつに負けはつかない。勝ちはあっても。
最初からハンディキャップもらっていってるわけだから。
まあ(登板した4回も、9回も)きょうは
フォードで始まって、フォードで終わったということだ」

<こういう登板は想定済み?>
「あり得るけど、本当は別のこと考えてた。
こういう展開になったから…。
しかし1人帰ってきたと思ったら、1人(吉見)病んじゃった。
放牧(2軍再調整)させりゃいいだろう。このままだと立ち直れない。
いいんだろ? ファームの選手がオールスターに出ても。
規約では問題ないだろ? 
ウチはオールスターに行くのはファームの選手ばかりだな。
オリンピックに行くんだから、全部(前半戦最後の)
横浜戦が終わったら(1軍から)外す。
川上、岩瀬に、森野、荒木、チェン。5人外せばいいんだろ?」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(20日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 小田幸平捕手
【同抹消】
▼中日 小林正人投手
公式サイト共同通信社

△小田幸平
<左ひざを痛めて2軍調整中だったが1軍に合流。
約1カ月ぶりに1軍選手とともにナゴヤドームで汗を流し>
「故障? もう大丈夫です。
(2軍の)ナゴヤ球場に比べれば(ドームは)涼しい。楽勝です」
ニッカン


このところ投手陣が打ち込まれると、
ガックリする谷繁の姿がよく映っていて、
こういうときにODAがいればなあ…と思っていたら、
この日、約1カ月ぶりにその小田が再登録されました。
代わって抹消されたのが、左腕の小林となったため、
再び1軍は『捕手3人制』になるようです。
ところでこの日、CSでの中継で映った小田
ほんのり日焼けして、本来の白さが消えていました。
ただそれを観たというおなじみ古久保コーチ
「なんか、酔っぱらいのおっちゃんみたいやったわ(笑)」
確かに黒いというよりは、真っ赤と言う感じが
ぴったりですが、そりゃないッスよ(笑)


若竜トピックス(20日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 13回戦
(20日・あじさいスタジアム北神戸)
   000 000 004 = 4
 SU 000 002 102x = 5
[敗] 中里(9試合2敗1S)
[D本] 岩﨑2号 中村公治5号2ラン
[D投] 金剛、菊地、中里
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
先発・金剛が5回までを2安打無失点に抑える好投で
責任を果たすが、6回から登板の2番手・菊地が乱調。
先頭打者に四球を許すと犠打野選で無死一、二塁。
続く濱中に左越え適時二塁打を打たれ先制されると、
2死二、三塁から岡田押し出し四球を与え、追加点。
続く7回ウラには2死から木元に三塁打を許すと、
濱中に左翼へ適時打を浴びもう1点。
結局菊地は2イニングを投げ、5安打3失点で降板した。
代わって8回ウラから3番手で中里が登板。
簡単に三者凡退に抑えた好投が打線を奮い立たせたのか、打線が奮起
9回、サーパス4番手・岸田から先頭の岩﨑が左越えに本塁打を放つと、
森岡四球、イ・ビョンギュ右前打で無死一、二塁。
続く堂上剛裕は二塁ゴロ。4-6-3の併殺と思われたが、
併殺を焦った遊撃・柴田が一塁悪送球。森岡が生還し1点差に。
さらに1死一塁から中村公治が中越えの2ランを放ち、4-3と逆転に成功
9回ウラ、中里が続投。逃げ切りかと思われたが、
先頭の代打・吉良に右前打を許すと、1死後、
途中出場の裕次郎に右中間への適時三塁打を打たれ、4-4の同点。
なおも濱中四球で1死一、三塁から古木に右前へ運ばれサヨナラ負け
公式サイトより)


●堂上剛裕
<5番・右翼で先発出場し4打数2安打。
サーパス3連戦で11打数6安打と打ちまくっている。
また守備でも7回2死一、二塁からの右前打を好ダッシュして捕球、
矢のような球を本塁に送球してタッチアウト>
「とにかく思い切って振ろうとしています」
中スポ

●中村公治
<6番・左翼と復帰後初のスタメンで結果を出す。
9回1死一塁から、一時は逆転となる5号2ランを放ち>
「体が突っ込まないように
注意してコンパクトに振ることができました」
中スポ

●高柳2軍打撃コーチ
<好調な堂上剛裕、中村公治の打撃に目を細め>
「堂上剛裕はインパクトまで速くさせています。
(中村)公治はだいぶ振りが速くなってきたが、まだまだですよ」
中スポ

●金剛弘樹
<珍しく先発登板。5イニング、58球を投げて
2安打1奪三振無失点。先発ということもあり、力をセーブ。
チェンジアップ、フォークもよくコントロールされていた>
「力まずうまく投げれました」
(中スポ)


◆山内壮馬
<ルーキーの初めてとなる父への贈り物は、何と高級車。
契約金の一部を使ってプレゼント。
気苦労をかけた父に対する感謝の気持ちがぎっしり詰まっている>
「父にプレゼントを買ってあげたんです。
これまでは『父の日? 何それ』っていう感じだったんですけどね。
父は結構心配性で、自分がけがをしていると気にしているみたいです。
『もうほっておいてくれ』と言っているんですよ」
(中スポ<ドラ番記者>


北神戸でのサーパス3連戦の3戦目。
序盤はサーパスの外国人投手、ヤング、コロンカらの前に
散発5安打だった打線が、最終回に一気に爆発
岩﨑の本塁打で口火を切り、相手のミスも絡み1点差に迫ると、
この日復帰後初スタメンとなった中村公治が逆転の2ランホームラン!
このままクローザー・中里で逃げ切りたかったものの、
2イニング目となった中里がこの回乱調
2長短打でひっくり返されたうえ、四球を与えると、
最後は古木にタイムリーを浴び、サヨナラ負けとなりました。
ところでこの日の先発は、なんと金剛
昨季まではファームの守護神でしたが、ケガなどもあり現在は中里
よって珍しい先発登板となりましたが、
力まず投げて、5イニングを2安打無失点。
今後はどうなるかわかりませんが、ひょっとしたら…?

2008年7月20日 (日)

小笠原痛恨の初球2被弾、沈下竜泥沼虎戦6連敗。

川上-岩瀬の五輪代表リレーで繋ぎながらも
接戦を落とし、対阪神5連敗となったドラゴンズ
梅雨も明け、夏休み最初の土曜日のナゴヤドームに詰めかけた
地元ファンの前で是が非でも連敗だけは止めたいところ。
迎えた第2戦、打線が初回、和田の適時打で1点を先制したものの、
3回に先発・小笠原が際どい判定から捕まり、3ランを浴び逆転。
5回、アライバの連打からウッズの適時打で反撃したものの、
直後の6回、元同僚・高橋光信に2ランを喫してしまい、万事休す。
手痛い2発に屈して対阪神戦6連敗と、事態はさらに泥沼化しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 13回戦
(19日・ナゴヤドーム | 中日2勝10敗1分け)
38299人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 小笠原(17試合7勝7敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、長峰、ネルソン - 谷繁

【ゲームレビュー】
小笠原が本塁打2発に沈み、対阪神6連敗
1点リードの3回、四球と安打で1死一、三塁とされ、
鳥谷に右へ逆転3ラン。
1点差に追い上げられた6回には、2死一塁から
高橋光信に中堅左へ2ラン。いずれも初球を運ばれた。
打線は1回に和田が先制打。5回にウッズが適時打を放ったが、
その後のチャンスが生かせなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


今季ここまで阪神戦は、2勝9敗1分け
さらに5連敗中と、トラアレルギーは深刻化。
悪い流れを何としても、止めておきたいところでしたが、
ところどころで手痛い一発を浴びてしまっての完敗。
選手起用も含め、やることなすことうまくいく阪神に対し、
どうも歯車は狂いっぱなしのドラゴンズ
この日のゲームの落とし方を見ると、
今季の阪神戦に関しては、残念ながら、
このまま行ってしまいそうな感じがしました。

ゲームを振り返ると、
立ち上がり不安定な阪神先発・安藤を攻め、
初回、2死から森野、ウッズ連続四球の後、
和田が中に入った落ちないフォークを叩き、レフト前への先制タイムリー
さらに中村紀洋が繋いで、三遊間を破るヒットで満塁のチャンス。
ビッグイニングの期待を抱いたものの、
平田が外のボール球に手を出してしまい、空振り三振。
1点のみで終わり安藤を助けてしまったのは、痛かったかなと。

一方のドラゴンズ先発・小笠原はまずまずの立ち上がり。
初回、赤星に代わって1番で起用の平野
初球を叩かれ、三塁下を抜くヒットを許したものの、
2死二塁から金本を力のあるストレートで空振り三振。
続く2回も6番・高橋光信にフルカウントから
四球を選ばれたものの、後続を抑えゼロ。
しかし3回1死からの平野に対してのいくつかの際どい判定
これはちょっと厳しかったですね。
カウント2-1からの6球目に投じた内角低目のカーブ。
ハーフスイングを取ってもらえず、2-2としてしまうと、
1球ファウルのあとの8球目、
内角一杯のストレートをまたも取ってもらえず、
フルカウントとしてしまい、結果四球
これに動揺して、リズムを崩した小笠原は、
続く関本初球を詰まりながらセンター前に落とされると、
さらに鳥谷にも同じく初球、ど真ん中に入った
ストレートを強振され、ライトスタンドへ運ばれる3ラン
初球の入り方が甘すぎたといえば、それまでですが、
その前の判定が流れを変えたのは、確かだったと思います。

それ以降は落ち着きを取り戻し、
5回に粘られた平野の尻に死球を与えた以外は、
しっかり阪神打線を抑え込んでいた小笠原
その一方で、5回ウラに味方がようやく反撃
荒木のセンター返しに、井端の一、二塁間を抜くヒット。
久々のアライバコンビの連打でチャンスを掴むと、
1死からウッズがしぶとく三遊間を抜くタイムリー
2-3としたものの、続く和田が内へのシュートを叩いてしまい、
三塁線へのゴロに倒れ、ここも1点止まり
ビハインドの展開ですし、これ以上の失点は厳禁。
それにも関わらずその直後の6回、
1死から金本をストレートの四球で出すと、
続くフォードを二塁ファウルフライに打ち取ったものの、
迎えた高橋光信に対しての初球、ストレートが甘く真ん中低目へ。
積極的に捉えられると、高々と上がった打球は
そのまま左中間スタンドに飛び込む2ランホームラン
じっくり見てくるタイプの光信ながらも、
またしても初球に投じてしまった甘いボール
これはあまりにも小笠原不用意だったんじゃないかと。
この日2発目の被弾で、2-7となってしまい万事休す
敵を喜ばせ、味方を意気消沈される一発となってしまいました。

ところでこの日、気になったのはやはり初球
鳥谷の3ラン、高橋光信の2ランに続き、
2番手・長峰が8回先頭の関本に叩かれたのも、初球
さらにフォードの右中間突破のタイムリー二塁打のあと、
代打・桧山に外角高目のスライダーを叩かれタイムリー。
トドメの7点目を失いますが、それも初球
とにかく好球必打で積極的な阪神打線
バッテリーはもう少し初球の入り方を気をつけるべきじゃないかと。
相手は勢いもありますし、とにかくスキを見せてしまったらやられる
今後は注意して向かっていってほしいところです。


嗚呼バッテリー…。それにしても、
これで対阪神戦6連敗
ナゴヤドームでの対戦でも
3連敗で2勝5敗1分け
完全に分が悪くなってしまいました。
せっかくの3連休、
このまま重いムードのまま
過ごしたくないですね。
残念ながら現状での阪神との力の差はかなりありますし、
1ゲーム差で迫ってきてしまった4位・東京ヤクルト
足音の方がかなり近くに聞こえるのは確か。
ただこのままファンを失望させたまま、沈み続けるのは困ります。
何とか選手1人1人が踏ん張って、歯止めをかける。
そしてこの悪い現状を打破するしかないでしょう。
3回ウラに森野がフルカウントから8球ファウルで粘って、
14球目に四球を選びましたが、そういう必死さもその1つ。
これだけ負ければムードは良くない
さらに責任感もあってどうしても硬くなってしまう。
ただそんななかでも、大切なのは全力で戦うこと
そうすれば勝負は生き物。ふとしたことで歯車がかみあうかも?
難しいながらも、おそらく立ち直ってくれるであろうドラゴンズ
ファンとしてはそう信じて、この先も見守っていきたいなと。
阪神3連戦はもう1試合ありますが、とにかくここは踏ん張ろう
その一言で締めておきます。


★プレーヤーズ・ボイス(19日)

●小笠原孝
<6イニングを投げ、4安打5失点で今季7敗目。
毎回の7三振を奪いながら、要所を抑えることができず>
「せっかく点を取ってもらった次の回に打たれて…。
ホームランを打たれたのが本当に申し訳ないです。
あそこまで飛ばされたんだから、自分の投球が甘かったんです。
もっと外を狙っていたのに。
こんなに大勢のお客さんが入ってくれたのに。
何よりもその方たちに対して申し訳なく思います」
中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカン

●和田一浩
<初回2死一、二塁から左前へ運ぶ先制適時打>
「大事な先制機だったので、
何とかしてランナーを返そうという気持ちでいきました。
ああいう形がもっと出ればいい。一人一人が頑張っていくしかない」

<しかし5回2死一、三塁の場面で三ゴロに倒れ>
「初回は良かったんですがねえ…。
力みはないです。みんな何とかしなきゃと思ってやっています。
粘ったり、(打てる球を)狙っていくことも大事。
一人一人が積極的にいくことが大事だと思います。
初回のような攻撃がほかの回でもできてくるようになるといいんですが」
中スポサンスポニッカン

●タイロン・ウッズ
<5回1死一、二塁から左前へ適時打を放つ。
なかなか波に乗りきれないのは自覚しているが、
4番打者として何が必要なのかは分かっている>
「きょうのヒットはいいヒットだったと思う。
でも、チーム状態を良くするには、
ぼくらがもっと打って、点を取ってあげないといけない」
中スポ

●森野将彦
<3回1死、カウント2-3から8球連続ファウルで粘って、
14球目で四球を選ぶ。安藤のスタミナを消耗させ>
「甘い球がこなかったんです。
ファウルになったのは結果的なところもあります。
消耗? それはあるかもしれません」
中スポ

●荒木雅博
<5回1死から中前打で出塁。
井端と連打でウッズの適時打を呼ぶ>
「塁に出れば返してくれるので、とにかく頑張ります」
(東京中日)

●長峰昌司
<7回から2番手で登板。2イニング目の8回、
2死一塁までこぎ着けながら、フォード、桧山に連打を喰らい2失点>
「もったいなかった。低めにしっかり投げないと打たれます」
(東京中日)

●マキシモ・ネルソン
<5点差の9回に来日初登板。
1安打1四球で2人の走者を許したものの、
MAX151キロの速球主体で1イニングを無失点デビュー>
「きょうの感触はまあまあ。投げた感じはすごくよかった。
調子が上がればもっとスピードはでるはずだ」

<4万人近い大観衆の中でマウンドを踏みしめ>
「こんな大勢の観客の前で投げられたことがうれしかった。
これからもチャンスをもらえるように、『ゼロ』に抑えていきたい」
中スポサンスポニッカン


●落合監督
<首位・阪神に力の差を見せ付けられ完敗で再び貯金1に。
いつもよりたっぷり時間を割いて、インタビュールームに言葉を残す>
「こんなに苦しんでいるのは初めて? 
かもしれないな。それが(低迷の)一番(の理由)なんじゃないか。
こんなはずはない、こんなはずはじゃないって。
でもな、勝負事って歯車が1つ狂ったら逆回転するんだ」

<歯車が逆回転すれば>
「それがどこからくるか、探し出せばいいだけだ。
個々の力は今までより落ちているわけだから、
こうなってくるのは仕方ない。
原因はいろいろある。
ヨソの球団も毎年ウチにだけいい思いはさせてくれない。
ターゲットにされるし、必死こいて調べてくるんだ。
(それに対して)本当の意味で力を備えていれば
問題ないんだろうけど、雰囲気に左右されがちなのが今の選手。
プロ野球界を見渡して、われ関せずで行けるのは
金本(阪神)と小笠原(巨人)だけじゃないのかな。
昔のにおいを残している選手は。
残念ながらウチにはまだ育ってなかったっていうことだ。

本当の意味で、プロ野球でメシを食っていけるということ。
後々名が残る選手。昔はそういう選手ばかりだった。
本当の力があってスターになるのはいい。
(そういう選手は)プライドをかけていくから。
でもウチの選手は発展途上。いいものはもっているんだよ。
ただ、一本立ちしたと認めるのは早かったかなと。
それはこっちの責任だ。いい選手をいっぱい抱えているんだよ。
でも一人前として扱うのには半年早すぎたのかもしれない」

<手助けはできるのか>
「やるのは選手なんだ。
いくらこっちが説明しても、自分らで立ち直ってくれないと。
それがプロ野球」

<故障者も多く>
「昨年の疲れを引きずってるのかな。
昨年の11月まで野球をやって、普段は休んでいる時期だから。
いろんなところに故障が出てきているというのはある。
まあ、何でメシを食っているかをもう一回考えてくれればいい。
お客さんにもこんな寂しい野球を見せているのは初めて。
でも今年1年で終わるわけじゃない。
こっちは見て、待っているしか仕方ない。
それでできなけりゃいくらでも入れ替える。
(といっても2軍に人材が)見当たらないんだけどね」

<首位・阪神とは今季最大の14ゲーム差。
だが決して諦める言葉を口にするつもりはない>
「まだ終わったわけじゃない。こっから何連勝するかわからんぞ」
(中スポ、共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 藤井淳志外野手、中田賢一投手
【同抹消】
▼中日 英智外野手、佐藤充投手
公式サイト共同通信社

△藤井淳志
<英智に代わって、19日ぶりに1軍に再昇格>
「自分の与えられた仕事をきっちりやりたい」
ニッカン

△中田賢一
<佐藤充に代わって18日ぶりに再登録される。
17日から1軍の練習に合流していたが、
姿を見るのとともに、愛車を見たのはもっと久々。
交流戦直前には、すでにナゴヤドームへはタクシー通勤していた>
「結構(時間が)かかりましたね。
いったん戻ってきたんですが、
バッテリーが上がって、また修理に出してました」

<約2カ月ぶりに愛車を運転しての球場入りに>
「出掛けようと思ったときに車があるというのはいいですね」

<それまではずっとタクシーだった。不自由じゃなかったか>
「不便じゃなかったですよ。
名古屋ではそんなに出歩くときもないですし」
(中スポ<ドラ番記者>

▼英智
<開幕から1軍でプレーしてきたが、
今季初めて出場選手登録を抹消され、
ナゴヤ球場で2軍の残留組に合流。打撃練習などに汗を流す>
「プレーする場所がナゴヤドームから
ナゴヤ球場に変わっただけ。野球をすることには変わりない」
(中スポ)

「そろそろ入れ替えることを考えなきゃいけないな」
前夜の試合後にそう示唆していた落合監督
この日、投手と外野手の入れ替えを敢行。
前日のゲームの9回1死一塁から和田の中前打で
三塁にいけなかった英智に代わって、
ファームで打撃好調の藤井を再登録。
さらに17日から1軍練習に合流していた中田を登録し、
代わって、佐藤充が抹消されました。
昨夜のCS中継では、中田がいかにも第3戦の先発のように
話していたのが気になりましたが、
ローテ通りにいけば、中6日で吉見のはず。
せっかく先発に戻し復調させたい吉見をまたもズラすのか?
今夜の先発投手が注目されるところです。


若竜トピックス(19日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 12回戦
(19日・あじさいスタジアム北神戸)
   010 212 010 = 7
 SU 001 000 001 = 2
[勝] 赤坂(15試合4勝3敗1S)
[D本] なし
[D投] 赤坂
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回、堂上剛裕が左翼線にポテン二塁打を放つと、
柳田が中前適時打を放ち、連打で先制点を挙げる。
4回、柳田左翼線二塁打、中村一生が中前打で繋ぐと、
堂上直倫が左前打を放ち、3連打で追加点。
なおも2死一、三塁からが左前適時打でこの回2点目。
5回、堂上剛裕が左中間二塁打で出塁すると、
1死後中村一生が中前適時打。
さらに6回、谷、森岡の連打などで2死一、三塁から、
堂上剛裕が右越え2点二塁打を放ち、ダメ押し。
8回にもイ・ビョンギュが中前に適時打を放つなど、15安打7得点。
先発・赤坂は、3回2死から連続四球で一、二塁とすると、
相川に詰まりながらも左翼線に落とされ1失点。
さらに最終回、の適時内野安打で1点を返されたが、
9イニング、137球を投げ、4安打5奪三振5四球2失点(自責1)。
完投勝利を収め、今季3勝目を挙げた。
公式サイトより)


○赤坂和幸
<ウエスタン・サーパス戦で
堂々たる投球を見せ、4安打2失点で完投勝利。
しかし1点リードの3回、3球で2死を取ったが、
連続四球から相川に同点打を許したことを反省>
「突然、ストライクが入らなくなった。
捕手の田中さんに突っ込んでいると注意され直りました。
フォームを安定させたいと思います」

<この日は一生忘れることのない試合になった。
あこがれの人と向き合う『夢』の対戦に>
「前日の夜から楽しみでワクワクしていた」

<その相手とは故障で2軍にいるサーパス・清原。
02年の巨人-広島戦を家族揃って見に行ったとき心を奪われた>
「バックネット裏で見ていたボクの目の前で、
清原さんがセンターオーバーのサヨナラヒットを打った。
あの場面は今でも目に焼き付いています」

<2回の初対決。打席に立った清原を見て胸が高鳴った>
「ふところが大きくて吸い込まれそうだった。
清原さんのときだけ緊張感が違った。目を合わせないようにした」

<新人らしく大打者へ全力で向かっていくと決め、
速球主体で追い込むと、最後も外角低目の真っすぐで空振り三振に>
「思い切り投げたし、清原さんもフルスイングしてくれた。
これまでの野球人生でも指折りの瞬間でした」

<次打席で四球を出したものの、
第3打席で6球真っすぐを続けて再び空振り三振。
最後の打席は遊ゴロ。TVで追いかけていた人を3打席無安打に>
「あの清原さんからストレートで空振りを取れた。
今後への大きな自信になります」

<5月末に1軍に昇格したときは1週間で再び2軍落ちしたが、
現状でがプロとしての地力を付けた実感がある>
「今はあのときとは絶対違う」
中スポ

○高橋2軍投手コーチ
<完封勝利の赤坂の成長に目を細め>
「この暑さの中、よく投げたと思う。
四球に課題を残すがこの完投勝ちで、
ますます、自信を深めていってほしい」
中スポ

○谷哲也
<4打数3安打1打点1犠打と、
2番の仕事をキッチリとこなし勝利に貢献。
初回の第1打席は10球目を左翼線二塁打。
4打席目は先頭打者で四球と、とにかく選球眼がいい>
「状況に応じたバッティングを心掛けています」
中スポ

◆平井正史
<不調で2軍調整中。
2日の登録抹消以降では初めてとなる打撃投手を務め、
ナゴヤ球場で英智と小川を相手に真っすぐだけで約50球。
打撃投手の直後にはブルペンで約20球を追加>
「感じはまあまあ。肩やひじは問題ない。
あとはフォームのバランスをよくしたい」
中スポ


前日は降雨コールド負けだった
北神戸でのウエスタン・サーパス戦
しかしこの日は、投打ともかみ合い7-2で勝利。
先発したルーキー・赤坂が好投し、
4安打5奪三振5四球で2失点(自責1)。
2回には強気の投球で、清原を空振り三振。
さらに濱中、岡田という強打者に力負けせず三者凡退に。
3回に突如制球を乱し、同点に追いつかれたものの、
打線の援護もあり、暑い中9イニング137球を投げ抜いたもよう。
昨夏の今ごろは甲子園を目指していた背番号54
ルーキーイヤー、着実にステップアップしているようです。
一方打線はルーキー・谷が4打数3安打1打点と絶好調。
何とか塁に出ようとする姿勢がとのこと。
また堂上剛裕が3二塁打で2打点と調子が上がってきましたよ。

2008年7月19日 (土)

憲伸岩瀬代表リレーも、痛恨竜これで虎戦5連敗。

北海道シリーズで巨人に連勝し、
勢いを取り戻し始めた3位・ドラゴンズ
地元・ナゴヤに戻り、迎えるは首位・阪神との3連戦。
12ゲーム差と遙か彼方に離されてはいるものの、
直接対決で叩き、何とか差を詰めたいところ。
その初戦、中盤まで川上下柳の見事な投げ合い。
6回に森野の適時打で先制したものの、
直後の7回、川上金本に一発を浴びてしまい同点。
そして迎えた9回、守護神・岩瀬を投入も
4安打を重ねられてしまい、勝ち越し点を献上
痛い敗戦を喫し、これで対阪神戦5連敗となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 12回戦
(18日・ナゴヤドーム | 中日2勝9敗1分け)
37994人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 岩瀬(36試合2勝3敗25S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川上、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
逆転負けで対阪神5連敗 投打ともに力負けした
9回、岩瀬が決勝点を許した。
先頭・鳥谷の安打をきっかけに1死満塁から
矢野に三遊間を破られた。
川上は先制点をもらった直後の7回、
金本に一発。1点を守れなかった。
打線は、6回1死一、三塁から森野が適時打。
さらに一、二塁としたが、ウッズが併殺打で追加点を逸した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


首位攻防と意気込んだ今月初旬の甲子園3連敗
そこから急降下して開いてしまうこと、12ゲーム
しかし北海道シリーズで、巨人に良いカタチで連勝。
今回は違うというところをトラにも見せたいところでしたが、
どうも構えてしまうのか、
今回も重苦しいムードになってしまったようで…。

ドラゴンズの先発は、中6日でエース・川上憲伸
意外にも阪神戦は、今季初先発
しかし立ち上がりから快調でしたね。
力のあるストレートを軸に、宝刀・カットボールは少なめ。
それでもカーブ、フォーク、シュートを駆使し、
4回には金本、葛城、そして関本と三者連続三振と
まさに攻め込む投球で、阪神打線を圧倒
対する阪神先発は、今季中日戦2勝の下柳
こちらは相変わらず、制球良く打たせて取る投球。
ドラゴンズ打線は今回も翻弄され、二塁さえも踏めない始末。
5回まで川上がわずか2安打、下柳が3安打でともに無失点
前半はまさにがっぷり四つの投手戦となりました。

ゲームがようやく動き始めたのが、中盤6回。
表の攻撃で三振ゲッツーに取り、
流れを掴みつつあったドラゴンズ
そのウラ、1死から荒木の当たりはショートゴロ。
しかし鳥谷の送球が逸れてしまい、一塁セーフ。
悪送球となり、ミスからチャンスを掴みます。
続く井端がファウルで粘った末に右方向に運んで、一、三塁。
ここで迎えるは、3番・森野
ボール2球からカウントを戻され、2-2からの4球目。
併殺狙いの内へのシュートに食らい付くと、
バットを折りながら放った打球は、詰まりながらも
ショート・鳥谷の頭上を越え、センター前に落ちるタイムリー!
さすがは日本代表。ここぞで勝負強さを発揮した一打で、
ドラゴンズがついに均衡を破ります。
なおも、1死一、二塁で迎えるは、4番・ウッズ
森野に続き、繋いでペースを完全に掴みたい。
しかしフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートを打ち損じ、ショート正面のゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、ダブルプレー。
わずか1点に食い止められてしまったことが後に響きました。

1点ながらようやく援護をもらった川上
6回を投げ、球数は89球。
味方が苦しみながら掴んだ1点を守りきって、
何とか勝利に結び付けてほしい。
ところが直後の7回、それも先頭打者にガツン。
その打者とは、4番・金本
カウント0-1からの2球目、
若干甘くなった外のストレートを叩かれると、
ライナーで右中間スタンド最前列へ飛び込むホームラン
6回までの投球とは違い、抑えたいという気持ちと、
やはり疲れも出たか、ボールはやや甘めに。
ここぞの場面で喰らってしまった痛恨の一発
あっという間に1-1と、ゲームは再び振り出しに。
結局川上は、次の8回を投げきり降板。
123球、6安打10奪三振1四球の1失点ながら、またも白星付かず
対する阪神下柳からウィリアムスと繋いで、1-1のまま。
延長戦も視野に入れながら、最終9回に入ります。


川上を継いだドラゴンズ2番手は、守護神・岩瀬
同点ながら回は終盤。
サヨナラ勝ちも見越し、一番良い投手を出してきましたが、
今季3試合目の阪神戦となった守護神出来が今ひとつ
先頭の鳥谷に内へのシュートを流され、レフト前に運ばれると、
続く金本は外へのストレートで空振り三振で1アウト。
しかし葛城の代打・高橋光信
真ん中高目のシュートをしぶとくライト前に落とされると、
続く関本にも中に入ったスライダーを叩かれ、三遊間を抜かれるヒット。
連打で繋がれてしまい、満塁のピンチを迎えます。
ここで登場は、7番・矢野
日本代表同士の対戦となりましたが、
先にカウント2-1と追い込んだのは、岩瀬
しかし1球ボールのあと、2-2からの5球目。
宝刀・スライダーが内角やや高目に。
これにしぶとく食らい付いた矢野
何とか内野ゴロを願いながら、それは叶わず、
打球は前進守備の三遊間を抜けていくタイムリー
通常よりも甘いボールが多いところをつけ込まれ、
ヒット4本を連ねられてしまった守護神
まさかの決勝点を献上してしまい、1-2に。

その失点のダメージはやはり大きく、
そのウラ、打線が阪神3番手・クローザーの藤川を攻め、
ウッズの四球と和田のセンター前で、1死一、二塁としたものの、
続く中村紀洋が外へのフォークを打ち上げてしまい、センターフライ。
代走・英智がタッチアップして、2死一、三塁。
何とか同点、勝ち越しに望みをかけますが、
平田の代打・立浪はカウント2-1からの5球目、
内へのストレートを打ち損じ、ボテボテの投ゴロでゲームセット。
川上-岩瀬五輪代表リレーで接戦を落としてしまったドラゴンズ
これで阪神戦は5連敗となり、ゲーム差も13に。
どうも直接対決になると勝てないドラゴンズ
トラアレルギーは依然としてに居座ってしまうようです。


岩瀬でも止められず…。良い流れでナゴヤに戻り、
甲子園の雪辱を。
意気込んで臨んだものの、
またも跳ね返されてしまう
巨人に勝てても、
阪神にはどうも勝てない。
1点を先制したことで、
何とか踏ん張れるかなと期待しましたが、
直後にエースが相手の4番に一発を浴び、
最終回には守護神が捕まってしまうありさま。
特に下柳、金本、矢野『不惑前後トリオ』
やられてしまったことが、よりストレスを溜める結果となりました。

それにしても、ほんと阪神には勝てませんね。
これで対戦成績は、2勝9敗1分け
直接対決で叩かないと、差が縮められないにも関わらず、
その直接で負け続けてしまう悪循環
これまで打たれていた新井が故障し、
遠征から離れていることが、プラスになってほしかったですが、
うまくいかずに、またもや連敗阻止ならず。
打線がつながらず、もがくドラゴンズに対し、
しぶとくボールに喰らいつき、ヒットにしてしまう阪神
土壇場でその差が出てしまったように感じました。

このままなら本当にやられ続けてしまいそう
ため息ばかりが出てきますが、
あまり愚痴っていてもしかたないですし、
とにかく奮起を待つしかないでしょうね。
何とか2戦目はやり返して、まずは虎戦の連敗を食い止める
チーム全体として、その1点に集中してほしい。
投手も打者もしっかり粘ってチャンスを決してムダにせず、
何でもいいからとにかく勝利をもぎ取ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(18日)

●岩瀬仁紀
<9回に3連打を含む4安打で決勝点を奪われ、まさかの黒星>
「やられたらしょうがない。
今日は投げミスがいつもより多かった」

<苦しいチーム状況の中では、守護神のセーブも伸び悩む。
黒星も3つ目。決して不調に陥っているワケではないが>
「どこかおかしい? 結果が結果だから、
そう(不調と)見られてもしかたがない。切り替えていきます」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●川上憲伸
<阪神戦で今季初の先発。8イニング10回奪三振も、
先制してもらった直後の7回、同点弾を浴びる>
「1点を守れなかった自分がふがいないです。
せっかく点を取ってもらった次の回に。それにつきます。
悔やまれる? まあ、そうなんですけど。
それだけで責められるのもどうかなと思う。
コントロールが良かった? いや、そんなことないです。
調子は良くなかったですが、
その中でいいピッチングができるようにしました」
憲伸の声「余裕すら感じたタイガース」、
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<先発した川上の力投報われず、逆襲に失敗。
本来の強さが戻りきらない苦しいチーム事情を漏らす>
「川上が投げた試合で勝てないと勢いに乗れないな。
川上は頑張っているよ」
名タイ

●森野将彦
<6回1死一、三塁から先制タイムリー。
バットを折りながら中前にポトリと落とし>
「気持ちで(遊撃の後方に)落としましたよ。
あの場面は気持ちです。それしかない。
下柳? 最近は打てるようになってきていますからね」

<ここ5試合で22打数10安打と好調。
ヒーローになり損ねた日の丸戦士は前を向いて>
「とにかくあしたまた、気持ちを切り替えてやるしかないですよ」

<北京五輪の日本代表に選出され、この日あらためて記者会見。
けがで約2カ月間戦列を離れただけに、笑顔はほとんど見せず>
「突然のことでびっくりしました。
けがから復帰して、チームで少ししか
試合に出ていない状況で素直には喜べない。
予選で戦ったメンバーで、代表に選ばれなかった選手もいますので、
その人たちの分も頑張りたいと思います。
金メダルを目標に、それ以外は考えない」
公式サイト中スポサンスポ毎日jpニッカン

●立浪和義
<9回2死一、三塁の場面、平田の代打で登場。
藤川の徹底した内角、力攻めに屈し、投ゴロに倒れる>
「(2球で)追い込まれたんで、
全部が1、2、3ではないにしても真っすぐに合わせてはいました。
力でやられました。(4球目の)ファウルが…。
あの球を(フェアゾーンの)中に入れなあかんかったです」
中スポ

●井端弘和
<6回1死、敵失で出塁した荒木を一塁に置き、
鋭い右前打を放つなど打線が苦戦した下柳から2安打>
「勝たなきゃ、仕方ないです」
(中スポ)

◆トマス・デラロサ
<北京五輪で荒木が戦列を離れる8月、ポストを埋める筆頭候補。
すでに井端の故障時は遊撃を守ったが、今回は二塁。
試合前、打撃練習以外のほとんどの時間を一、二塁間で過ごし>
「荒木が(日本代表として、北京)五輪に行くと聞いた。
自分にできることは、彼の不在中にチームを助けること。
決して簡単なことじゃない。でも努力して、挑戦したいと考えている」

<もともとの『本職』は遊撃手。
交流戦中は三塁に入ることが増えたが、
まだ出場機会のない二塁手はどうなのか>
「去年は二塁手を40試合くらい守った。
今春のキャンプでも練習したし、慣れれば問題はないと信じている」

<今後は細かい動きを意識しながら、
体が自然に反応するよう準備したいという。
自分のノックが終わっても居残り、井端の動きをチェック。
時々、送球を受けながらイメージをふくらませる>
「学べるものはすべて吸収しておかないと」
中スポ

◆西川球団社長
<右手の血行障害を治療するため、
愛知県内の病院に入院していた朝倉がこの日退院したことに>
「先週の土曜日(12日)に治療をして、
血の流れが良くなり、順調に回復していると聞いている」
(東京中日、朝倉健太公式


●落合監督
<9回に岩瀬が打たれて、痛い敗戦。
阪神戦は5連敗となり、再び自力優勝が消滅>
「見どころは9回だけだったな。お互いに。
お客さんは9回だけ見てりゃ、おもしろかったっていう試合。
1本出たか、出ないの差? でも、だいぶ疲れてますな、皆さん。
ウチの選手だけじゃないよ。みなさんだ」

<それでもあと残り60試合。
野手陣で何らかの手を打つ構え>
「まだ『60』(試合)もあるのか。
そろそろ(布陣を)入れ替えることを考えなきゃいけないな。
いないのばっかりだから」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 11回戦
(18日・あじさいスタジアム北神戸)
   210 01      = 4
 SU 000 50x      = 5
(5回ウラ無死降雨コールドゲーム)
[敗] 清水昭信(14試合2勝4敗1S)
[D本] 森岡1号
[D投] 清水昭信、菊地
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
初回、サーパス先発・山崎正貴を攻め、
藤井中越え二塁打、四球で無死一、三塁から
森岡が右前適時打を放ち、先制すると、
イ・ビョンギュ死球で無死満塁から堂上剛裕右犠飛で追加点。
2回、小田、藤井の連続四球で2死一、二塁から
が中前に適時打を放ち3点目。
先発・清水昭信は3回まで2安打無失点に抑えたが、
4回ウラ、先頭・古木にソロ本塁打。
続く清原、木元を連続三振に取ったが、
さらに2死から岡田右前二塁打、横山四球で
一、二塁から柴田に左前適時打。さらに濱中四球で2死満塁から
由田に走者一掃の右中間三塁打を打たれ、一挙5失点
5回、森岡の左越えソロ本塁打で、4-5と1点差に詰め寄ったが、
そのウラ、清水昭信古木、清原に連打を浴び、無死二、三塁で降板。
代わった菊地が1球投げた所で雨が強くなり、コールドゲーム
公式サイトより)


●清水昭信
<ウエスタン・サーパス戦に先発。
4回、サーパス打線に捕まって、5失点。
速球のキレ、制球は良かったが、問題はスライダー。
ことごとくすっぽ抜け、投球が組み立てられず厳しい表情>
「スライダーのコントロールが課題です」
(東京中日)

●森岡良介
<『3番・二塁手』で先発出場。
ソロ本塁打を含む3打数2安打2打点と活躍。
左打席で体を開かずに放った一発は、今季1号となり>
「バッティングの調子は良いと思います。
ステップを小さくしてから腰の回転がスムーズになりました。
この調子で打っていきたいと思います」
中スポ

●高柳2軍打撃コーチ
<2安打2打点と振れてきた森岡を褒め>
「前へ突っ込まなくなった。
ステップを小さくしたことで振りがシャープになった。
調子はいいですよ」
中スポ


予備日に組み込まれた北神戸でのサーパス戦
試合途中が強くなり、5回途中コールドで敗れました。
序盤、打撃好調の森岡の先制打などで3点をリードしたものの、
先発・清水昭信が4回に2死から捕まってしまい、一挙5失点。
3回までは無失点。4回も先頭の古木に一発を浴びたものの、
清原、木元という実績のある打者を、
二者連続三振に取ったあとの大量失点
まさに『アウト3つ取るまで、何があるか解からない』。
野球のコワさを改めて感じるゲームとなったようです。

2008年7月18日 (金)

川上岩瀬荒木森野、北京五輪日本代表竜から4人。

北京五輪に出場する野球日本代表
最終メンバー24人がこの日、東京都内で発表され、
ドラゴンズからは、川上、岩瀬、荒木、森野
12球団で最多の4人が選出されました。
選ばれた4選手は、日の丸を背負う重圧をかみしめるように
五輪への抱負を口に。その中でも候補から外れながら、
急きょ代表入りが決まった森野は慌ただしい一日に。
ジャパン入りが決まった4選手のコメントなどをまとめておきます。


◇森野将彦
<一度は候補から外れながら、急きょ日本代表入りが決定。
複雑な胸の内を明かしながらも、決意を新たに。
招集までの残り試合での活躍を誓い>
「(最終候補から漏れ)突然の選出で驚きましたが、
選ばれたからには日本のための力になれるように
覚悟を決めてやるしかない。それしかないです。
ただやっぱり(気持ちは)複雑ですよ。
(また)チームに迷惑がかかりますから。
気持ちが晴れないところはある。
今年は本当に(けがで)迷惑をかけているんで。
だから(離れるまでの)残り試合、
全部打って全部活躍して、全部勝つ。目いっぱいやりたいです」

<この日は、遠征先の札幌から慌ただしく東京へ移動。
メディカルチェックや代表ユニホームの採寸に臨むなど、
五輪派遣のための手続きを行い、
チームとは5時間遅れの午後6時半に名古屋に>
「疲れました」

<魅力は内外野をこなせて、かつ打力もあること。
それが分かった上で金メダルの奪取も誓う>
「金? やるからには取りたい。
守備だけとか打撃だけとかではなく、すべてで貢献したい。
打つこと、守ること、ボクの持っているものをすべて出したい。
新井(阪神)の代役? それで選ばれているようなもんですからね。
今年一塁は守っていないけど、練習はしますよ」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇川上憲伸
<北京五輪に出場する野球日本代表の最終メンバーに選出され、
はっきりと北京にかける決意を表明>
「選んでいただいて本当に光栄に思っています。
目標はとにかく金メダル。
予選から選んでいただいて、
日本に貢献したいという一心でこれまでやってきた。
本選も一生懸命やるだけです」

<日本を代表する右腕とはいえ、これが初五輪。
数々の修羅場を踏んできた男であっても、
一抹の不安がないわけではない>
「予選よりもプレッシャーがかかるんでしょうね」

<明大の先輩で恩師の星野監督に大車輪の活躍を約束>
「プロになった時の監督ですから、違和感ないですね。
(監督の)勢いに勇気をもらっています。
肋骨(ろっこつ)骨折しても出る? その辺が強い人ですよね。
ぼくも、少々骨折しても投げたいと思います」

<昨年末予選はセットアッパー的な存在として活躍したが、
11日間で9試合の過密日程。10投手で乗り切る方針のため、
フル回転指令が出る可能性もあり、自分の役割も見えてくる>
「先発、中継ぎ、抑えはないと思うんですよね。
どちらにしても、うしろにつなぐための役割があると思うので、
うしろに繋ぐピッチャーのためにですね、
自分の出来る限りのことはやりたいと思います。
一生懸命やればなんとか金メダルを獲れそうだと思いますけど。
これで(五輪野球が北京で)最後にならないよう、
ぼくらが盛り上げて、野球がどれだけ重要か世界にアピールしたい」

<北京入りに備えてチームを離れるまで、あと2週間。
ローテ通りなら、予想される先発登板はあと2回。
いずれも首位を走る阪神と激突することになりそう>
「まだ『五輪のために』というドキドキ感はない。
残っている試合を全力で戦うだけです」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋、NHK)

◇岩瀬仁紀
<アテネに続いて2大会連続選出に神妙な面持ちながら>
「前回のアテネのときのように、
またあの重圧がかかるんだなと想像できます。
野球が正式種目になってから金メダルがない。
オリンピックが、今年野球が最後なんで、
金メダルを獲りたい気持ちが強いです。
目標は言わなくてもいいぐらい、金メダルをね、
獲って帰れるように頑張ってきたいと思います」

<こう語れる経験も、代表では期待されるはず。
投手では最年長。何げない言葉に説得力がある>
「そうは思わずにやっていきたいですけどね。
どんなときでも自分のピッチングをしっかりやりたいです。
いい報告ができるようにがんばります」。
中スポ中日新聞サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋、NHK)

◇荒木雅博
<俊足で内外野を守れることも評価され、日本代表入り。
五輪まで3週間、外野の守備練習にも取り組む構え>
「ワクワク、ドキドキ。どっちもありますね。
高校時代から全日本というものに縁がありませんでしたから。
すごいところにまず選んでもらったなという気持ちでとても光栄です。
うれしいと思う半面、やっぱりそれだけの責任もありますし、
しっかりと頑張ってきたいと思います。
守備位置や打順などに関係なく、
与えられた場所で仕事をしっかりできることが一番ですから。
そこをしっかりと頭に入れてやりたいと思います。
何となく頭で想像しながら、イメージトレーニングを積んでいきたいです」
中スポ中日新聞サンスポスポニチ名古屋、NHK)

◇チェン・ウェイン
<台湾代表として北京五輪に出場するが、日本代表に警戒心。
ナゴヤドームで練習したこの日、メンバーを見渡して表情を引き締める>
「村田(横浜)さん、新井(阪神)さん、
川﨑(福岡ソフトバンク)さんに打たれているんですよね。
それと足の速い選手が多い。内野安打が多そうですね。
早く投げないとセーフ(内野安打)になってしまう。守備も堅い」

<日本戦で登板すれば森野、荒木ら同僚との対決になるが>
「森野さんは長打力がある。荒木さんは足が速い。
でもいつも通りにコースに投げることを意識します」
中スポサンスポ


◆和田一浩
<アテネ五輪に出場し、昨年12月のアジア予選で
五輪切符をもたらしたが、最終メンバーから漏れ無念の表情>
「アテネの悔しさがあるので選ばれなかったのは残念です」

<悔しい気持ちはあるが、あえて封印>
「仕方ないと思うよ。だって最強の24人なわけだから。
選考についてはボクがどうこう言うことはない。
選ばれれば、それにこしたことはなかったですけど。
自分のことをやるだけだよ」
(中スポ、スポーツ報知

◆西川球団社長
<日本代表に4人、さらに台湾代表でチェンと
チームから5人離脱するが、もちろん全面協力の方針は不変。
代表選手の期間中に査定については、アテネの前例を踏襲。
前半戦の成績を平均化して数値化し、貢献度を評価していく方向>
「落合監督がずっと言っているように
残っているメンバーでやるだけです」
(東京中日)

◆高代野手総合チーフコーチ
<森野の代表選出に本音がちらり>
「(森野は)けがをしていただけ。覚悟はしていた。
いろいろ(なポジションを)守れるし、打てるしバントもうまい。
全日本でも一番貴重な存在だからね。
現実だから受け止めないと仕方がない」

<代表選手の正式発表を受け、チームも動き出す。
この日、ナゴヤドームの練習では
デラロサが、セカンドに入って守備練習を行う。
願うのは若手の急成長という『五輪特需』>
「二塁はデラロサ? そうなる。
若い連中に期待? もちろん、もちろん。
平田なんかは順調に伸びてきているしね
森野の位置には、小池や平田らが頑張るしかない」
ニッカン名タイ

◆森バッテリーチーフコーチ
<守護神とエースが抜ける投手陣について、険しい表情で>
「もともと考えていた2人だな。
いるメンバーでやらなきゃいけないことに変わりはない。
残っている人間でやるしかないだろ」

<浅尾、高橋がセットアッパーとして成長。
緊迫した場面などでの登板を積み、
さらに一皮むけてほしいと考えている>
「チャンスなんだからな」
ニッカン名タイ


前日に東京都内でスタッフ会議を開いた日本代表のスタッフ。
6月の最終候補39選手に、森野、帆足(埼玉西武)を加えた
41選手の中から絞り込み作業を行ったうえで選出された24選手
内訳は投手10人、捕手3人、野手11人(内野手7、外野手4)。
最終候補に6人が名を連ねていたドラゴンズからは、
エース・川上、守護神・岩瀬、リードオフマンの荒木
そしてユーティリティプレーヤーの森野4選手
吉見、井端、そして和田の3選手は外れることとなりました。

>北京五輪野球日本代表のメンバー24選手は、こちらから↓
『北京五輪 日本代表チーム』
(全日本野球会議(野球日本代表)オフィシャルサイト)


アライワで金メダル。代表発表の記者会見が
TVでやっていたこともあり、
その様子などを
ずっと見ていましたが、
自分としてはまず始めに驚いたのが、
井端の名前がなかったこと。
ただ何で選ばれないんだというよりも、
代表が選べないぐらい、足の状態がよくないんだなと
今後のシーズンにおいてのプレーに、
やや不安を感じてしまいました。
さらにアテネ五輪&最終予選の戦士であった和田さん
こちらは佐藤隆彦(G.G.佐藤)辺りとカブってしまったのか?
それとも腰の状態をジャパンが考慮してくれたか、
その辺はわかりませんが、とりあえず8月残留が決定。
本人的には残念でしょうが、切り替えてチームに専念
打線を引っ張ってもらいたいところです。
ただクスリの注意書きのように
「野球競技開始直前の監督会議(8月12日)までに
故障者が出た場合には、5名まで選手の交代が可能」
という文面も。
今回その補欠選手は発表されませんでしたが、
井端和田も、何となくその辺で引っ掛かっていそうな気がします。


メンバー24人の名前を見て、
見る人それぞれいろんな考えがあるでしょう。
まあ日本代表は、ドラゴンズではないですし、
その辺りについては、他のひとに任せて、
少数精鋭のメンバーだけにおそらくそれぞれの役割が多様化しそう。
憲伸は、本来の先発の他に中継ぎ起用ということもありますし、
岩瀬は、最後の前のセットアッパーの可能性。
荒木においては、代走や最近ほとんどない外野の守備固め
同じく森野も今季それほど守っていない一塁
場合によってはやらなくてはならなくなるでしょう。
いろいろタイヘンな部分もありますが、
選ばれたからには、日の丸の誇りをしっかり背負い、
自分の持てる力をフルに発揮して、頑張ってもらいたいです。


一方、チーム的にはエースと守護神
盗塁王に3番打者を引き抜かれてしまったうえ、
さらに台湾代表でチェンも離脱が決定。
主力5人を欠いた状態で五輪期間中の最大14試合を戦うことになり、
正直うれしいかといったら、複雑な気分と答えます。
特に森野を持って行かれるのが、一番痛いかなと。
ただそれはシーズン前からすでに覚悟のうえのこと。
井端が抜けると見込んで、獲ったデラロサ
それまでやっていなかった二塁を守れるのかにも注目したいですが、
ダメなら岩﨑など若手を使ってもいいですし、
また荒木に外野の守備練習をさせるのなら、
招集前の実戦で二塁に誰かを入れ、ともに試してみるのも方法。
まあ首脳陣がおそらくいろいろな方法でやりくりするでしょう。
さらに岩瀬が抜ける「抑え」の部分でも、
高橋、浅尾、長峰、鈴木らにチャンスが。
1人で補えというのは無理。まあ何人かでうまくやってほしいです。

1球団多数の招集は、初めての経験ということもあり、
何が起こるかわからないとされる8月
ただ代表組が招集されるまでの7月に、残り11試合
そのなかには阪神戦がなんと6試合もあります。
チームメートに安心して送り出してもらえるよう、
まずはドラゴンズの一員として、
全力を尽くし、チームを勝利に導いてほしい。
そして8月に入って、きっちりと日の丸モードへ。
代表を背負っていくであろう4人の竜戦士
北京の舞台で頑張る姿を、TVで応援したいと思います。

なお最終メンバーは、8月2日から代表合宿に入り、
8月8日午後6時にはパ・リーグ選抜
翌9日午後2時にはセ・リーグ選抜(原監督)と
いずれも東京ドームで強化試合を行った上で、
8月10日に北京入りする予定です。


ドラゴンズトピックス(17日)

◇小池正晃
<移動日の17日、遠征先札幌から名古屋に戻り、
ナゴヤドームで行われた練習に参加。
ランニング、フリー打撃などで汗を流す。
北京五輪期間中は主力5人がチームを離れるが>
「チャンスだと思うのでがんばりたい」

<以下中スポ『丸ごと小池選手』より。
移籍して約1カ月。加入前と加入後で
チームへのイメージに違いはあるか>
「対戦相手だったときはいつも負けているイメージだった。
特に投手がよく、守備が堅いという感覚があった。
いざ入ってみると、打者もよく打ちますね」

<だいぶチームになじんだように見える>
「今の1軍の野手でボクより年下なのは新井と平田だけ。
それなのに、先輩方もみんな親切に声をかけてくれる。やりやすいです」

<中日では何をセールスポイントにしていくのか>
「バントや守備をアピールできるとは思っているし、
その面ではここまで順調だと思います。
あとは『いかに打てるか』。
打てれば試合に使ってもらえる機会が増える」

<平田らと激しい外野の定位置争いが続いている>
「結果が出ていないときにいかに我慢するかが大切だと思っています。
出たり出なかったりという状況は、横浜で経験しているので大丈夫です」
(中スポ、ニッカン

◇和田一浩
<今季阪神戦で安定した成績を残している。
猛打賞を2度マークするなど打率.356と高打率>
「プレッシャーを感じる場面でも気負わないことですね。
僕の場合はいつも通りの打撃を心掛けた方がいい結果が出やすい」
名タイ

◇荒木雅博
<1番打者の出塁が鍵を握る。
今季阪神戦の成績は今ひとつだが、3連戦で先発が予想される
下柳、安藤とは昨季対戦打率5割と相性がいい>
「1回でも多く塁に出られるようにしたい」
名タイ

◆中田賢一
<不振で2軍降格中だが、ナゴヤドームでの1軍練習に合流。
キャッチボール、ランニングなどで汗を流す。
18日から6連戦だけに復帰登板の可能性もありそう>
「前よりはよくなっていると思います。
いままでカウントを悪くしていたんで、
(2軍戦では)ストライクゾーンでどんどん勝負することを心がけてきました」
中スポ

今日の公示。(17日)
◆コミッショナー
【自由契約選手】
▼中日 ラファエル・クルス
共同通信社


【ドラゴンズ・今週の日程】
18日(金) 対阪神(18:00・ナゴヤドーム)
19日(土) 対阪神(18:00・ナゴヤドーム)
20日(日) 対阪神(18:00・ナゴヤドーム)
21日(月・祝)対広島(18:00・ナゴヤドーム)
22日(火) 対広島(18:00・ナゴヤドーム)
23日(水) 対広島(18:00・ナゴヤドーム)


ほんとは野球日本代表よりも、
地元・ナゴヤドームでの6連戦に向けての
展望的な記事にしたかったのですが、
スポーツ紙でのコメント等もほとんどなく、
貧弱になりそうなので、ここは簡単に
まず迎える週末の阪神3連戦の先発投手は、
初戦が、エース・川上、2戦目が前回好投の小笠原
そして第3戦は、先発に復帰した吉見が予定されています。
今季は2勝8敗1分けとかなり分が悪い阪神戦。
ただ先日の甲子園GW中のリベンジはぜひとも成し遂げてほしい。

またこの日、ファームで調整していた中田が1軍に合流。
投手陣の層が薄いですし、先発に限らず、
もしかしたら6連戦のどこかで起用があるかもしれません。
五輪期間には復活してほしい背番号20の動向に注目です。

2008年7月17日 (木)

チェン快投に応えた、集中竜8回2死からの大反撃!

打線が奮起し、山本昌に約2カ月ぶりの197勝目
2位・巨人との北海道シリーズ初戦を制し、
その白星を浮上へのきっかけとしたいドラゴンズ
迎えた札幌ドームでの第2戦は、立ち上がりから見事な投手戦
しかし6回途中までパーフェクトに抑えていたチェンが、
連打と自らの暴投で先制を許し、ゲームが動くと、
内海に抑えられていた打線が終盤8回それも2死から大反撃
代わった上原を一気に攻め込み、和田、中村紀洋
そして平田と3連続適時二塁打で、5点を奪い逆転勝ち
巨人に連勝し、6カードぶりとなる勝ち越しを決めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 14回戦
(16日・札幌ドーム | 中日8勝6敗)
32399人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] チェン(29試合3勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
集中打で逆転勝ち
8回、代打・立浪が安打。
バント失敗などで2死となったが、そこから粘った
森野は四球。ここで代わった上原から
ウッズが四球を選んで満塁とし、和田の2点二塁打で逆転。
さらに中村紀洋、平田の連続適時二塁打で5点を入れた。
チェンは6回1死までパーフェクト
暴投で1点を失ったが、5月4日以来の3勝目
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


旭川で快勝し、気分よく札幌へ移動。
そして迎えた2位・巨人との北海道シリーズ第2戦。
ドラゴンズ先発は、中9日で対巨人戦防御率1.10のチェン
対する巨人の先発は今季中日戦0勝4敗、防御率7.06の内海
数字だけ見ると、これはいただきとも思えましたが、
予想に反し、序盤から両投手の投げ合いとなりました。

その中でも見事だったのは、チェンでしたね。
あえてローテをずらしてまで、相性の良い巨人戦に起用。
そのベンチの思惑に、しっかり応えた感のある投球。
立ち上がりから力のあるストレートと
フォーク、スライダーの変化球の組み合わせ。
さらに力みもなく制球も上々と、状態としては文句なし
テンポ良く投げ込み、巨人打線を手玉に取ること5イニング
気がつけば、打者15人に対し走者1人出さないパーフェクト
徐々にながら『完全』への期待が高まってくることに。

TV中継の画面にも
「中日・チェン パーフェクト継続中」の文字。
達成する可能性はともかく、どこまで完全が続いていくのか、
期待に胸ふくらませながら迎えた6回ウラ、ゲームに動きが
先頭の鶴岡をフルカウントから
内へのスライダーで見送り三振に抑えたチェン
しかし続く古城にカウント2-1からの4球目、
外角高目のストレートを左方向へ運ばれると、
打球は左へどんどん流れ、レフト線に落ちるツーベース。
この日17人目の打者に安打を許し、
惜しくもパーフェクトは途切れてしまいます。

1死二塁と初のランナーを背負い、
この試合初めてセットポジションでの投球となったチェン
しかし続く投手の内海にも、中に入ったストレートを当てられ、
レフト前に落ちるヒットとなって、1死一、三塁。
そして迎えるは、トップに戻って高橋由伸
何とか切り替えてほしいチェンでしたが、やはり動揺か?
初球、外へのシュートがベース手前でワンバウンド。
これを谷繁が後逸してしまい、ワイルドピッチ
まさかのバッテリーエラーで、
チェンが先に得点を奪われてしまいます。
さらにセットでの投球でバランスが崩れたか、
高橋由伸に四球を与えてしまい、1死一、二塁。
ここでようやく森コーチがマウンドへ。
ワンテンポ遅いながらもを取ると、ようやく落ち着いたか。
続く木村拓也の代打・大道を内へのストレートで
バットをへし折り、6-4-3のダブルプレー
何とか1点のみで食い止めたチェン
続く7回ウラは疲れも出て、やや制球が乱れたものの、
相手の主軸を三者凡退に。
結局この日は、自己最長の7イニング
99球を投げ、2安打7奪三振1四球で1失点。
期待以上の力を発揮し、さすがは五輪台湾代表
言えるような見事な投球を披露してくれました。


そのチェンの好投にぜひとも応えてほしい打線
しかし巨人先発・内海の前に、
序盤から走者こそ出すものの、あと一押しが出来ずの展開。
2回は、先頭のウッズが出たものの、
和田が外へのチェンジアップを引っかけてしまい、6-4-3のゲッツー
さらに4回は、ウッズ四球、和田ライト前ヒットと
2死からチャンスを広げたものの、
中村紀洋が外へのストレートを打ち損じての投ゴロ
そして5回は、先頭の平田が三遊間を抜くヒットで出たものの、
続く谷繁、チェンがバントを失敗し、ランナーを送れずと、
自らチャンスを潰してしまい、内海に踏ん張られてしまう始末。
そうする間にゲームはすっかり終盤
しかし8回、ようやく反撃への突破口を開きます。
この回先頭は、好投したチェンに代わる立浪
今季わずか3安打の立浪ですが、カウント0-2からの3球目、
中に入ってきたストレートをはじき返し、左中間へ。
久々のヒットで口火を切ると、代走には英智を起用。
点差はわずか1点。ぜひとも走者を進めてほしいところ。
しかし焦ったわけでもないながら、ミスが連鎖
続く荒木バントを失敗。打ち上げてしまい捕邪飛に。
さらに井端が右打ちを仕掛けるも、二塁正面のゴロ。
ともにランナーを進められず、2死一塁となってしまいます。


しかしここからゲームの流れが一気に変化
きっかけとなったのが、続く森野の初球。
外角高目へのストレートは、際どいながらもボールの判定。
これでリズムが崩れたか、内海のボールが抜け出し四球
一、二塁とチャンスが広がり、クリーンアップに繋がります。
この日ウッズに対し、2四球とやや投げにくそうにしている内海
さらに対戦打率5割強の和田、中村紀洋を迎えたことで、
巨人ベンチが動いて、継投策に。
注目された2番手には、セットアッパーの上原を起用してきます。
ところがこの上原起用ドラゴンズにとっては『吉』
一方の巨人にとっては、大誤算となったようで…。

その上原でしたが、力みもあってか制球が今ひとつ
ウッズに対し、フォークが全く決まらずワンバウンド。
カウント0-3となると、1球ファウルしたものの、
フォークを見極められての連続四球
思わぬところから満塁となり、同点、勝ち越しへのチャンス。
そして迎えるは、この日1安打の和田
動揺している上原に対し、積極的な姿勢の和田
こうなってしまえば、展開的にこちらが有利
ぜひとも決めてほしいところでしたが、背番号5がきっちりと回答
カウント1-1からの3球目、外へのストレートを
右方向へ持って行くと、打球は伸びてライトオーバー!
タイムリーツーベースとなって、二者が生還
終盤8回、2-1とついにゲームをひっくり返します。
なおも2死二、三塁として迎えるは、中村紀洋
ある意味アップアップの上原に対し、
ここで出たのが『ノリべん』相乗効果
4回の打席の悔しさも一気に晴らすとばかり、
カウント1-0からの2球目、
真ん中低目のストレートをきっちり捉えると、
良い角度で上がっていった打球は、左中間大きく越えるタイムリー。
ウッズ、和田と生還するツーベースとなって、4-1
二塁に達した中村紀洋は拳を突き上げ、ガッツポーズ
上原をKOし、流れを一気にドラゴンズへと傾けます。
これにさらにダメを押したのが、7番・平田
代わった3番手・越智のカウント2-2からの5球目、
真ん中高目のストレートを右方向へ持って行くと、
打球はどんどん右へと流れ、高橋由伸が追うも追いつかず、
ライト線ギリギリへと落ちるタイムリーツーベース。
終盤8回、それも2死からの3者連続タイムリーツーベース一挙5点
見事な集中力で、ゲームをひっくり返したドラゴンズ
4点リードとなった残り2イニングを若手セットアッパーでの継投。
8回ウラ、2番手・浅尾がわずか6球で簡単に抑えこむと、
最終回は点差に加え、この先の五輪期間を見込んだ起用の高橋聡文
先頭の代打・加治前にヒットを打たれたものの、
球威で圧倒し、高橋由伸、代打・阿部をフライアウトに。
そして最後は小笠原を外へのスライダーで、
二塁ライナーに打ち取り、ゲームセット。

投げてはチェンの快投で、巨人打線を圧倒
打っては終盤、怒濤の集中力内海、上原を粉砕
連敗中にはなかった展開で逆転勝ちをおさめ、
旭川に続いて、今季の北海道シリーズを2連勝
同時に交流戦後初の連勝となり、6カードぶりの勝ち越し
北の大地で息を吹き返し、新たに勢いを付けたドラゴンズ
地元での首位・阪神とのリベンジマッチへと臨むこととなりました。


新たなGキラー誕生!待ちに待っていた連勝
それも北の大地
4連勝中の2位・巨人相手
成し遂げられるとは、
とてもうれしい限り。
ノリべんコンビ
連続二塁打が出たときには、
思わずTVの前で大きく唸ってしまいました。
完全ペースで好投していたチェンが、
先に捕まってしまい失点。
さらに内海の調子も
まずまずだったですし、
連敗中の時ならすっかり意気消沈となってしまうシーンでしたが、
ほぼベストメンバーになった現状の打線なら、ひっくり返せる。
ノリさんのコメントにもありましたが、
8回の粘りなどは、まさにドラゴンズの『底力』。
相手のスキにつけ込んでの怒濤の集中打に、
その一端を見たような感じがしました。
一戦勝っただけではダメ。勢いに乗るには連勝すること
そう思ってはいましたが、一発攻勢とかではなく、
連打での逆転という良い勝ち方で達成できてよかったなと。
バント失敗など細かいミスはありはしたものの、まず勝つことがクスリ
打線が繋がりはじめ、先発投手にも勝ちが付きはじめた。
3年前の再現でもないですが、この北の大地での連勝を、
今後の戦いにぜひとも繋げてほしいです。


良い流れそのままに進んでほしいところでしたが、
残念ながら今回の北海道シリーズは、2連戦で終了。
移動日を挟み、週末からは地元・ナゴヤドームで
阪神、広島との6連戦を迎えます。
交流戦後、甲子園、広島市民では悔しい思いをさせられただけに
その分もしっかりとリベンジしてもらいたい。
徐々に強さを取り戻しつつある現状なら
だいぶ期待できそうですし、できるだけやり返してさらなる上昇を!
ようやく浮上気配のドラゴンズ
これからの逆襲を楽しみにしていきたいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎チェン・ウェイン
<自己最長の7イニングを2安打1失点に抑え、
5月4日の阪神戦以来となる今季3勝目。
先発としては記念のプロ初勝利を手に入れ>
「(見事なピッチングでした)ありがとうございます。
(7回までわずか2安打。自分では)
まあ、いいピッチングじゃないですかね、ハイ。
(途中まではパーフェクトかというペース)
いや、そこまでは考えてないんですけど、
まあ1球ずつにしっかり投げて、しっかり抑えて、
それだけです、ハイ。
(先発では初めての白星)
そうですね、まあ、気持ちいいだけです、ハイ(笑)
(五輪台湾代表に選ばれた。大きなアピールにつながる)
そうですね、まあ、頑張ります。
(これからの抱負)
まあ、開幕の時は、もう自分でずーっと先発になりたいんで、
それがまあ、昨年からずーっとリハビリなんで、
まあ、あまりそこまで長いイニングは投げれない、
まあ、ずっと中継ぎで投げてて、それからもう頑張って、
体力つけて、それから先発に戻って、まあ頑張るしかないんで、ハイ。
(ほんとにナイスピッチングでした)ありがとうございます」


<中9日でのマウンドに>
「しっかりとコースに投げることを心掛けた。
パーフェクト?意識していなかったです。だいぶ疲れました」

<6回に連打を浴び、さらに暴投で失点と乱れたが、
何とか1点で踏みとどまり>
「いい投球ができてうれしい。チームに貢献できた。
(初安打を喫しても)しっかり抑えようとしか考えていなかった」

<今季途中から吉見とともに中継ぎの柱として貢献。
あくまで目標は先発入りだが、気持ちを切り替え>
「開幕から先発をやりたかったんですが、
リハビリ明けで長いイニングを投げられなかった。
今は練習で体力がついた。
中継ぎで経験を積んで、来年は先発で活躍したい」

<14日には2大会連続で五輪の台湾代表にも選出された。
アテネ大会では2イニングの登板しかなかったが
北京では中心投手として臨むことになる>
「(アテネでは)あまり投げられなかったから、
次はしっかり投げたい。
日本とキューバを倒し、そして金メダルを取りたい」

<台湾代表に合流するのは8月1日の予定。
それまでにあと2試合程度は先発の機会がめぐってきそう。
チームを再浮上させてから旅立つことを約束>
「勝つことにこだわりたい。チームの貯金をもっと増やします」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<8回2死満塁から逆転の右越え2点適時二塁打を放つ>
「チェンがいい投球をしていたのに、
それまでは点が取れなかったので取り返したかった。
(上原が)抑えにこようとする
いい投手だとはわかっていましたけど、
ストレートもフォークもある場面。
来た球はストライクだったら何でも打とうと思っていました。
お互いに負けられない状況で結果が出てよかった」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<8回2死二、三塁、左中間を真っ二つに破る2点適時二塁打>
「これがドラゴンズの底力です。
あの打席が勝負どころだった。
自分は前のチャンスで打てなかった…。
(4回2死一、二塁の好機に投ゴロ)
とにかく勝つしかないから。そう思って集中しました。
北海道に来るまでのチームの不調は
過去のこととして流して、無心でいこうとしただけ」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

○平田良介
<『7番・右翼』で2試合ぶりにスタメン出場。
3点リードした8回2死二塁にダメ押しの一打。
代わったばかりの越智から右翼線への適時二塁打を放ち>
「とにかく次につなげようと必死に打ちました」
(中スポ)

○立浪和義
<8回先頭、チェンの代打で登場し、中前打。
6月27日に1号ソロを放って以来
9打席ぶりの快音で逆転のノロシを上げる>
「たまには打ちますよ。
何でもいいから(塁に)出たかった。
あそこは四球を出したくない場面だからね。積極的にいったよ」

<実は内海キラー。今季は1打数無安打だったが、
昨季は2打数2安打5打点。昨季同様の仕事ができた>
「去年は去年だけどね。嫌なイメージはなかったよ」

<まだまだ物足りないが、北の大地で飲んだ
『良薬』で上昇気流に乗る可能性は十分にある>
「打つことが1番の薬になるんでね。これからも頑張りますよ」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

○浅尾拓也
<逆転した直後の8回から登板すると、
MAX150キロの直球を主体に3人斬り。連投の疲れを感じさせず>
「(連投は)大丈夫ですよ。
期待されているのが分かるので、
その期待に応えられるように頑張りたいです」
(東京中日)

○高橋聡文
<4点リードの9回に登板すると、
先頭の加地前にこそ中前打を許したが、
高橋由伸、代打・阿部、小笠原と続く大砲トリオをピシャリ>
「ヒットはいいかなと。一発を気をつけて投げました」
(東京中日)

○谷繁元信
<6回1死、古城に左翼線に返され完全の夢が潰えたチェン。
直後間を取らなかったことについて>
「あれが7回、8回まで進んでいたら、マウンドに行きましたね。
まだ6回、球の勢いもあったし、心配していなかった」
(中スポ)

○タイロン・ウッズ
<友人の突然の死に衝撃を受ける。
15日に41歳の若さで亡くなった横浜打撃投手の
石田文樹さんとは、横浜時代に仲良くしていた間柄>
「いい友達だった。本当にショックだし、寂しくて仕方ない」
(東京中日)


◇山本昌
<通算197勝目から一夜明けてクールダウンを行う。
試合前に軽いランニングとキャッチボールで汗を流して>
「安堵感はそんなにないよ」
ニッカン

◇佐藤充
<あの日の悔しさを忘れたことはない。
復活勝利に近づいた6月6日の北海道日本ハム戦。
あとアウト1つで勝利投手の権利を手にするところが、
守りきれずKO。しかし問題はその場面ではなかった>
「あのときは本当に情けなかったですね。腹立たしかったです」

<異変が生じたのは1回先頭・紺田への4球目。
試合開始からわずか1分で右ふくらはぎがつった状態になり、
平静を装い投げ続けたが、5回の途中で限界を迎えた>
「右足がけれないから上体だけで投げる。
そうなると球が浮き出すんです。
(原因は)わかりません。おそらく極度の緊張状態だからだったと思います」

<その後先発で1試合、中継ぎで1試合登板。
白星は手に届いていないが、アクシデントも襲っていない。
悔しさは白星でしか解消しない>
「自分の中で余裕が出てきているからだと思います。
まあ、そんな悠長なことを言える立場でもないんですけどね。
もう1回、先発のチャンスがもらえるように結果を残すしかないんです」
(中スポ)

○森野将彦
<故障のため、6月発表の最終候補リストから外れていたが
土壇場で五輪日本代表の有力候補に再浮上。驚きの表情で>
「そんなことが『ありなのか』という感じです。知らなかった」

<故障で約2カ月間試合に出場できず
『チームに迷惑をかけた』という思いが強いだけに、
候補入りを単純に喜べないという思いもあるよう>
「活躍してみんなに送りだしてほしかったという気持ちはあります。
素直に喜べない、複雑な心境です」
(中スポ)


○落合監督
<逆転勝ちし、6カードぶりの勝ち越し。
就任後、北海道での巨人戦は7連勝。
北海道でまたまた巨人を連破。これがきっかけに?>
「ウチはそういうチーム。
(北海道という)場所もあるし、(巨人の)ユニフォームもある。
こういうときは、何かきっかけというのがあるものなんだ」

<監督の頭の中ではこれがきっかけに?>
「それはオレじゃないだろ。選手だろ」
(中スポ、共同通信社毎日jpスポニチ名古屋


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 14回戦
(16日・ナゴヤ球場)
  011 002 090 = 13
  000 000 011 = 2
[敗] 川井(9試合5勝1敗)
[D本] 藤井5号
[D投] 川井、高江洲、樋口、金剛
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・川井が2回、2死二塁から荒川雄太
左前へ適時打を打たれ、先制されると、
続く3回1死から小斉の左前適時打など3連打で追加点を許す。
さらに6回、暑さで疲れが見え始めた川井が、
小斉を中前打で出すと、続く吉川に左翼へ運ばれる2点本塁打。
結局川井はこの回で降板。6イニングを投げ10安打4失点。
4点差で迎えた8回、前の回から登板の2番手・高江洲が捕まり、
先頭・本間を二塁内野安打で出すと、続く小斉に中越え2点本塁打。
さらに吉川にも左翼へ2打席連続となる本塁打を浴び、0-7
その後も吉本左翼二塁打、中村四球で無死一、二塁とすると、
荒川に左中間突破の2点二塁打を許し、高江洲は1死も取れず5失点でKO。
代わった3番手・樋口も火のついたホークス打線を止められず、
2死から仲澤に四球を与えると、リー・トゥーシェンに左前適時打、
小斉には右へ2打席連続となる3点本塁打を浴び、4失点。
打者12人の猛攻で大量9点を奪われ、ゲームを決められた。
打線は、ホークス先発・パウエルの前に7回まで5安打無失点。
得点圏に走者が行くものの、チャンスで低目の変化球を打てず苦しむ。
8回ウラ、代わった2番手・馬原から藤井が左翼にソロ本塁打。
完封負けを免れると、9回ウラ、3番手・山村から
岩﨑中前打、堂上直倫左翼二塁打などで、1死二、三塁。
続く小川の一ゴロの間に1点を返すも、反撃はここまで。
良い事なしの完敗に終わる。
公式サイトより)


●川井進
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発したが、
6イニングを10安打3奪三振で4失点で今季初黒星。
先頭打者の出塁を3度許すなど課題を残し>
「ポテンヒットが多かったように、
いいボールも何球かあったと思いますけど、
きょうは先頭打者への投球がすべて。
攻め方の反省も含めて、
とにかく先頭打者を出さない投球をしていかないと」
中スポ

●堂上剛裕
<打撃不振から、先の由宇遠征には同行せず
名古屋に残留して徹底的な打ち込みを敢行。
この日4試合ぶりにスタメン復帰し、4打数2安打と結果を出す>
「今までは練習の成果ばかりを求め過ぎてたけど、
きょうは2ストライクと追い込まれてからでも打てるという、
変な自信みたいなものが打席で出ました。
追い込まれても、当てにいくんじゃなくて、
積極的にしっかり振れる気持ちになれた。
この安打を(上昇の)きっかけにしたい」
中スポ

●藤井淳志
<8回、馬原から左翼への豪快な本塁打を放つなど、
4打数2安打1打点。つながりを欠く打線のなかで、
一矢報いる働きをみせ、1軍再昇格をアピール>
「実績のあるピッチャーだったので、より意識を高めて打席に入った。
常に1軍を意識してプレーしている。
今は1軍でやっていくための力をつけるための時間と考えてやっています」
中スポ


連日暑い中行われているナゴヤ球場での
ウエスタン・福岡ソフトバンク2連戦の2戦目。
序盤はそれほど点差がなかったものの、
バテが見えてきた中盤以降は、投手陣が続々と炎上
6回、今季ここまで無敗の先発・川井
育成選手の吉川に2ランを浴び、差を4点に広げられると、
終盤8回には、高江洲小斉、吉川
連続本塁打を含む5連打を浴び、5失点
1死も取れずにKOされると、代わった樋口も3ランを含む4失点
1イニング9点を奪われてしまい、なんと0-13
8回の藤井の一発などで、2点こそ返したものの、
相変わらずホークスには分が悪く、大敗を喫してしまいました。

個々を見ると、藤井、堂上剛裕、堂上直倫、
さらにがともに2安打を放つなど、チーム合計9安打。
ただ相手投手の術中にはまってしまい、チャンスが多くありながら、
タイムリーが出ないというのは、1軍も2軍も同じようです。

2008年7月16日 (水)

山本昌旭川で197勝、中日球団通算4500勝達成!

リーグ戦再開後3勝10敗1分けと低空飛行のドラゴンズ
この日から2位・巨人と北海道での直接対決。
その初戦、旭川スタルヒン球場でのデーゲームは
久々に打線が奮起し、15安打7得点と爆発。
荒木先頭打者本塁打で華々しく幕を開けると
4回に森野、ウッズの連続タイムリーなどで3点を追加。
さらに1点差に迫られた6回には森野が中押しの一発。
そして9回には中村紀洋のバックスクリーン弾でダメ押し。
投げては先発・山本昌が2発を浴びたものの、要所を締める投球。
大量得点の打線の援護もあり、6イニングを4失点。
約2カ月ぶりの白星を掴み、200勝へあと3としました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 13回戦
(15日・旭川スタルヒン球場 | 中日7勝6敗)
17289人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 山本昌(11試合4勝3敗)
[S] 岩瀬(35試合2勝2敗25S)
[D本] 荒木3号 森野8号 中村紀洋15号
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が粘投。約2カ月ぶりの勝ち星で通算197勝とした
チームの連敗もストップ。球団通算4500勝をマークした。
4回、阿部に3ランを許して1点差。
点を取ったら取られるパターンだったが、
その後、2死二塁で高橋由伸を見逃し三振にとり、悪い流れを断った。
打線も常に先手を取った。1点差の六回、
森野の左中間ソロ本塁打で突き放した。巨人は連勝が4で止まった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


旭川花咲スポーツ公園硬式野球場
(スタルヒン球場)で13時半開始のデーゲーム。
北海道とはいえ、とにかく日差しが強く炎天下
ドーム慣れした選手たちには厳しい環境でしたが、
やはり北の大地でのリフレッシュ効果もあったのか、
この日のナインにはそれまでの重苦しいムードはありませんでした。

それを振り払ったのは、やはり先頭打者本塁打でしょうか。
巨人先発・木佐貫から、初回荒木いきなりガツン!
カウント1-0からの2球目、外へのストレートを振り抜くと、
打球はライナーでそのままレフトスタンドへ!
週末の東京ヤクルト3連戦ではブレーキとなっていた
選手会長がいきなり放った自身3本目の先頭打者アーチ。
木佐貫の出鼻をくじくと共に、
チームに勢いづけるにはもってこいの一打となりました。

それに続けと、さらに繋がっていく打線。
1死から森野が三遊間を抜くヒットででると、
ウッズもバットを完全に折りながらも三塁横を破るヒット。
躊躇なく森野が三塁を陥れ、一、三塁とチャンスを広げると、
和田に対しては警戒したか、ストレートの四球。
1死満塁で迎えるは、6番に戻った中村紀洋
カウント0-1からの2球目、中に入ったストレートを
高々と打ち上げ、レフトへの犠牲フライ
立ち上がりから制球の甘い木佐貫を攻め込み、2点を先制します。

しかしそのウラ、山本昌がすぐさま1点を返されます。
中6日での先発マウンドの立ち上がり、
先頭の高橋由伸に初球、ど真ん中に入ったカーブを叩かれると、
打球は伸びて何とセンターバックスクリーンへ。
なんとセ・リーグでは30年ぶりとなる両チーム先頭打者本塁打
わずか1球で失点してしまった山本昌でしたが、
続く木村拓也にストレートを捉えられながらも右直にとると、
7月ともに打率4割越えの小笠原、ラミレスを打ち取り、
本塁打の1点のみに食い止めます。

1点差に迫られたものの、この日のドラゴンズ打線はまずまず。
依然制球に苦しみ、リズムが掴めない木佐貫を攻め、
2回は、2死から荒木、井端の連打で一、二塁とすると、
3回にも和田、小池のヒット、さらに谷繁の四球で2死満塁。
後続が続かず、追加点こそ挙げられませんでしたが、
4回、ようやく上位打線がつながり、ビッグイニングを!
先頭の荒木が口火を切り、スライダーをセンター前にはじき返すと、
井端はスライダーを思い切り引っ張り、レフト線へのツーベース。
連打で無死二、三塁として、木佐貫をKOすると、
代わった2番手・山口から好調・森野が粘った末にガツン
カウント2-2からの7球目、中に入ったスライダーを
振り抜くと、打球はセンターオーバー、
フェンス直撃の2点タイムリーツーベース!
本格的に調子が上がってきた森野の一撃、4-1とします。
さらにウッズも積極的に初球、内へのスライダーを叩き、
強い打球で三塁を抜いていくタイムリーで、1点追加。
5-1となり、ゲームを一方的にしたかと思われました。


ところがそううまくいかないのが、最近のドラゴンズ
3回に上位打線を封じ込んだ山本昌でしたが、
味方の大量援護に少し色気が出たか?
4回ウラ、先頭のラミレスに2ストライクから
詰まりながらもライト前に落とされると、
にも追い込みながら、センター前に繋がれ、無死一、三塁。
ここで迎えるは、前の打席左飛の阿部
しかしカウント0-1からの2球目、
内角高目のスライダーを完ぺきに捉えられてしまうと、
まさに打った瞬間という打球は、そのままライトスタンド一直線
3ランホームランとなってしまい、あっという間に5-4と1点差。
それまではいつも通りの投球ながら、
やはり2カ月勝てない投手焦りがここで出てしまいます。
さらに続く坂本の当たりはセンターへ抜けそうでしたが、
ここは井端が滑り込みながら追いつき、好捕
ようやく1死を取りますが、古城には外のカーブを叩かれ、
三塁戦を抜いていくツーベース。
ヒット1本出れば、一気に同点という大ピンチ
しかしここから山本昌が踏ん張ります。
続く投手の山口を外へのストレートで空振り三振に取ると、
初回先頭打者本塁打の高橋由伸には
ストレート一本で徹底した外角低目攻め。
そしてフルカウントからの6球目、
137キロストレートを外角低目にビシッと決めて見逃し三振
追いつかれずに、食い止められたことが、
崩れずに久々の勝利へと繋がる結果となりました。


取ったら取られるというやや悪い展開の前半でしたが、
中盤以降は、徐々にドラゴンズ良い時の流れに。
そのきっかけとなったのが、この一発
4回途中からは山口に抑え込まれていた打線でしたが、
6回、1死から迎えた森野見事な一振り。
カウント1-1からの3球目、中に甘く入ったストレートを
逆方向へ持って行くと、そのまま伸びて左中間スタンドへ!
この日3安打目となった当たりは、貴重な中押し弾に。
6-4とリードを広げ、そのウラを投げ終え降板した
山本昌にとっても、これ以上ない援護点となりました。

7回からは2番手・浅尾が落ち着いた投球。
2イニングを打者6人でピシャリと抑え、
相手の勢いを完全に止めてしまうと、
8回には三塁打が出れば、サイクルヒットだった森野
レフト前ヒットで、惜しくも記録達成ならず。
そして9回は、ここまでヒットがなかった中村紀洋
巨人4番手・東野からセンターバックスクリーンへ運ぶダメ押し弾
7-4と3点差として、守護神・岩瀬が締めてゲームセット!
北の大地で打線が奮起し、15安打7得点
投げては6イニングを4失点に封じた山本昌
約2カ月ぶりの白星となる4勝目
200勝へのカウントダウンもついに秒読みの『3』に。
そして中日球団はこの日の勝利で、球団通算4500勝を達成!
普段来ない土地で掴んだ大きなメモリアル
単なる1勝以上に価値があるうえ、
浮上へのきっかけになりそうな白星となりました。


ついにあと『3』。一時、1点差に追いつかれたときは
思わずまたかよと思いましたが、
そこから踏ん張り、
そして中押し、ダメ押し。
久々に投打がかみ合って、
ドラゴンズらしい快勝
北の大地でのデーゲームは、
もやもやとしていた気分を
スッキリさせてくれる勝利となりました。

勝因はいろいろあるでしょうが、
打つ方では、やはり荒木森野
ともに猛打賞の活躍でしたが、
改めて感じたのは、荒木が出ることにより、
打線が勢い付き、繋がっていくのだということ。
リーグ戦再開以降、攻守に今ひとつ精彩を欠く選手会長
しかしリードオフマンが塁に出ないと、チャンスは生まれてこない。
特にこの日は、いきなりの先頭打者本塁打
この一発でベンチ内が大きく沸いたといいますし、
重苦しい流れを一振りで吹き飛ばしてくれたんだなと。
この日は内角を攻められなかったことも大きかったですが、
「これで吹っ切れたらいい」荒木自身もコメント。
北の大地が選手会長不振解消に繋がることを願いたいです。

また森野に関しては完全復調といっても良いのでは。
2試合連続でサイクルヒットを逃しはしたものの、
だいぶ振りもよくなってきましたし、打球も強くなりました。
8月以降、ウッズ、中村紀洋らとともに
チームを支えてもらわないといけない存在。
得意の巨人戦ですし、より頑張ってもらい勝利に貢献してほしいです。


一方、投手陣では昌さんが6イニングを7安打6失点。
今季初となる正捕手・谷繁とのバッテリー。
どんな感じになるのかなと注目しましたが、
だいぶ内角を使い、詰まらせていた印象。
制球も悪くはなかったですし、さすがは地方球場の鬼
初登板の旭川でもしっかり対応しているなと。
高橋由伸の先頭打者本塁打は出会い頭でしたが、
4回の連打からの3ランは正直、かなりのヒヤヒヤもの
勝利を意識してしまったかは定かではないですが、
あの回の失点に関しては褒められるモノじゃなかったです。
ただ相手のキーマンである小笠原に仕事をさせませんでしたし、
しっかり6イニングを放ってくれましたし、勝ててよかった
いよいよ200勝まで、あと3勝
さらに周囲は騒ぎ出しますが、得意という「暑い夏」での達成を期待。
さらにベテランの味を出していってほしいです。


3年ぶりの巨人との北海道シリーズでまずは先勝
中日球団通算4500勝という節目も飾ることができたこの1勝が
低迷するチーム浮上のきっかけになってほしい。
一つ勝って、それから連敗というのが、
ここ最近のパターンだけに、まずはそれを打破する連勝を。
良いムードで臨めそうな札幌ドームでの第2戦。
和田さんも戻って、ほぼベストメンバーにもなりましたし、
しっかり4501勝目を掴んで、ナゴヤへ戻ってきてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(15日)

◎森野将彦
<本塁打を含む4安打3打点の大活躍>
「(よく打ちましたね)
はい、できすぎですね、はい。
(特に1点差に迫られた後の本塁打が大きかった)
そうですね。まあ序盤で点取っていい形になったんですけどね。
もう1点と思って、まあ、思いっきり振って、はい。
追加点が取れたのが大きかったですね。
(旭川でのゲームがいいきっかけに)
そうですね。あのうケガして1軍に呼んでもらったんですけど、
あんまりね、その、チーム状況もよくなかったですし、
自分自身も打てなかったんでね。迷惑かけてたんで。
何とか打ちたいと思って。まあきょうはいい一日でした、はい。
(山本昌に197勝目をプレゼント)
そうですね。もうね、何回も何回も、
僕もエラーとかして、足を引っ張ったんでね。
何とか山本さんの試合でたくさん打てるようにねって
思っていたんで、打ててよかったです。
(今日の勝利で中日球団は4500勝を達成。この記録については)
まあ、ちょっとね。数字が大きすぎて僕にはわからないんですけど、
1つ1つね、積み上げてきた先輩方とかいたんで、
まあ今の記録があると思うんでね。
その中で僕も活躍できてよかったと思います。
(明日は札幌ドーム、明日に向けて一言)
まだね、ジャイアンツとは、ゲーム差があるんですけど、
1つでも縮められるように、
明日も勝てるように頑張りたいと思います、はい」


<最初の打席で左前打を放つと、1点差で迎えた
4回無死二、三塁、センターフェンス直撃の2点適時二塁打>
「何とかランナーをかえしたかった」

<6回は、左腕山口の甘い直球を逃さず左翼席へソロアーチ>
「追加点がほしい場面で、うまく打てました」

<あとは三塁打を放てば『サイクルヒット』を達成できたが、
8回の最後の打席は左前打。2試合連続の『準サイクル』に苦笑い>
「サイクルヒット? 無理です。
だからこれまでやっている人が少ないんでしょ」

<一方で自信を取り戻しきれないでいた打撃には、
いよいよ完全復調を宣言>
「これでダメだといったらバチがあたる」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○山本昌
<6イニングを投げ、7安打4失点。
5月21日以来の白星となる今季4勝目、通算197勝目を挙げる。
初回にソロ、4回に3ランを浴びたが、味方の援護に恐縮しきり>
「きょうで(球団)4500勝なの? 
もうちょっと楽に勝たないといけなかったね。
あの(4回の)3ランがなければよかったんだけど…。
大量点を取ってもらったのに、接戦にしてしまって、
申し訳ないし、残念です」

<4回2死二塁。初回に先頭打者弾を浴びた高橋由伸を、
フルカウントから外角低めにこん身の直球で見逃し三振>
「気持ちで投げたっていうのでもないけどね」

<三者凡退に抑えた5回。2死一塁の場面で
坂本をけん制で刺した6回を振り返り>
「ラスト2イニングがあるから行けた(勝てた)んでしょうね。
とにかくチームが勝ててよかったよ」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

『本当ならこれだけ早く援護をもらったら
もっと楽勝にならないといけないんでしょうね。
ただ接戦にはなってしまいましたが、
大勢の方の声援と、チームメートの助けがあって勝てました。
ありがとうございました。
チームとしても上との差を詰めていかなければならないので、
このムードがいい方向につながればと思います。
勝利球場のコレクションがまた1つ増えたのもうれしいですね。
明日には勝利のエッセイを更新しようと思います。』

山本昌公式ホームページより引用)

○谷繁元信
<1点差になった4回2死二塁で高橋由伸の場面では
カウント1-3から外角直球を2球投げ込んで見逃し三振。場面を振り返り>
「結果的に最高の形になった」
中スポ


○荒木雅博
<初回、左翼席に先頭打者本塁打を放つ>
「ずっと(バットが)振れていなかったので
これで吹っ切れればいいなと思います」

<自身3本目の先頭打者アーチ。
記憶通り、すべてが巨人戦で、すべての試合に勝っている>
「前が工藤さんでしょ。その前が河原さん。
全部、巨人戦なんですよね」

<2、4回にも中前打を放ち、8度目の猛打賞をマーク。
リードオフマンに少し笑顔が戻り>
「これで吹っ切りたい。少しバットを余して持っています。
打ったのに考えすぎなところがあったので、今度こそ…。
きょうの3本で乗っていきたいです」

<9回最後の打者・大道の二塁後方への小飛球は
ジャンプしてつかみ捕り、山本昌の197勝目に貢献>
「ウイニングボールはマサさんにあげました」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<9回にダメ押しの15号をバックスクリーンに叩き込む>
「勝利に近づく一打になりました。
何と言っても山本さんを勝たせなあかんからね。
何とかもう1点を、と思って打ちにいった」
(東京中日、サンスポ

○タイロン・ウッズ
<5月25日の福岡ソフトバンク戦以来の猛打賞。
4回には山口から左前適時打と内容も濃かった>
「走者が二塁にいたから、とにかくホームへかえそうと
思って打席に入ったんだ。スライダーをうまく打てたと思う」
(東京中日)

○浅尾拓也
<7回から2番手で登板。2イニング無失点の好救援>
「山本さんに勝ってもらいたいと、いつも以上に気合が入った。
いつも力は入りますけど、山本さんが投げていたので余計にですね。
抑えられてよかったと思います」

<いきなり先頭・古城の当たりが強襲。
はじいてヒヤリとしたが、三塁側に転がった打球を
中村紀洋が好カバー。味方の好守にも救われた>
「助かりました」
中スポサンスポ

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回に登板。
谷、阿部を連続で空振り三振。坂本には安打を許したものの、
最後は代打・大道を二飛に仕留め、無難に試合を締めくくる>
「きょうはタマが走っていた。
山本さんに勝ちをつけたいという気持ちはもちろんあった。
それにチームが(引き分けを挟んで)連敗中だったからね」

<来たことがない、と言い張っていた旭川スタルヒン球場。
しかし99年6月12日の横浜戦。2番手で登板して1イニング無失点>
「エッ? 本当? この球場で投げているの? 全然、記憶にない。
まあ、新人だったから、緊張していて覚えていないのかも」
(東京中日、<ドラ番記者>

○和田一浩
<腰痛で欠場していたが、3試合ぶりのスタメンでフル出場。
初回には四球で得点をアシストし、3回には鋭い左前打を放つ。
疲労がたまる人工芝なのが心配だが、力強く出場宣言>
「怖さはありましたが、大丈夫です。
あした? 1試合だけなんてかっこわるい。もちろん出るつもりです」
(東京中日)


◇平田良介
<6月27日の横浜戦。9回2死二塁から代打で送られ適時打。
それまでの流れでは新井の可能性が高かったが、
投手がサイドハンドの加藤になったことであえて指名。
この一打で息を吹き返し、先発出場の試合でヒットを放つように>
「9番に回ってきたんで、一応の準備をしていました。
新井さんかぼくなのかな、と。
あれで生き残れました。打てなければ2軍と思っていましたから。
ぼくが言うのも変ですけど、さすが監督ですね」
(中スポ)

○新井良太
<7回2死、山本昌の代打で登場も三振に終わる。
代打枠を平田と争い、切磋琢磨している>
「(平田に)負けてられませんから」
(中スポ)


○落合監督
<打線の奮起で連敗脱出。ようやく山本昌が>
「マサ? マサのことはいいやん。
まだ早い。今日、200勝ったわけじゃないんだから」

<浅尾がよくつないだ>
「それがどうこうじゃなく、あのメンバーならね。
ウチが出直すときはなんかわからないが、
北海道なんだよな。そして、巨人が相手なんだ」

<3試合足踏みが続いたが、球団通算4500勝を達成。
記念の白星について、少しだけ表情をゆるめ>
「4番目? ああ、そう。長いことやってるんだ」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


記録備忘録。(15日)

中日が15日の巨人13回戦(旭川)に7-4で勝ち、
今季40勝目を挙げ、前身の名古屋時代も含め球団通算4500勝を達成。
巨人、阪神、オリックス(阪急時代など含む)に次ぎ
プロ野球では4球団目で、通算成績は4500勝4190敗296分け
初勝利は「名古屋」時代の1936年4月29日大東京戦(甲子園)で記録。
共同通信社時事通信

▼15日の巨人-中日13回戦(旭川)で、
中日の1番・荒木巨人の1番・高橋由伸が、
それぞれ1回に先頭打者本塁打を打った。
両チーム1回先頭打者本塁打は、
セ・リーグでは1978年6月7日の阪神-中日戦以来、
(阪神・中村勝広、中日・高木守道)30年ぶり5度目
パ・リーグを含めると通算11度目。
共同通信社時事通信毎日jp


今日の公示。(15日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 ネルソン投手
公式サイト共同通信社

前日登録抹消された清水昭信に代わって、
既報通り、ネルソンがこの日、出場選手登録されました。
現役最長身の204センチを誇るネルソン君
いきなりデビューかと思いましたが、
ゲーム展開が展開なだけに、この日はお預けとなりました。


若竜トピックス(15日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 13回戦
(15日・ナゴヤ球場)
  000 101 200 = 4
  000 000 101 = 2
[敗] 山内(12試合1勝3敗1S)
[D本] なし
[D投] 山内、金剛、菊地、中里
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・山内は序盤3イニングを2安打無四球無失点と危なげない投球。
しかし4回に先頭・本間に中前打を許すと、
江川四球、さらに自らのボークなどで2死二、三塁。
ここで加藤領健に右前へ適時打を打たれ、先制点を与える。
さらに6回には、無死二塁から本間に中前適時打を許し、
あっさりと追加点。山内は6イニングを6安打2失点で降板。
7回、2番手・金剛が加藤中前打、リー・トゥーシェン犠打で
1死二塁から高橋徹の代打・田上に左翼へ2ランを浴び、0-4
打線は、6回までホークス先発・高橋徹に2安打無得点。
しかし。4点ビハインドの7回ウラ、代わった2番手・森福から
中村一生が右翼線三塁打を放つと、堂上直倫の遊ゴロの間に1点を返す。
続く8回ウラは先頭の代打・堂上剛裕が右前打を放つも、
が二ゴロ併殺、森岡が三振に倒れてしまい、無得点。
9回ウラ、ホークス4番手・星野から
藤井左翼線二塁打、イ・ビョンギュ右飛で1死三塁として、
中村一生の左犠飛で2点差に迫るが、反撃は及ばず2-4で敗れる。
公式サイトより)

●山内壮馬
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発。
6イニングを6安打2失点に抑え、まずまずの投球を披露>
「けっこう、指にかかっていて、
自分で思った所に投げられました。
負けてしまったけど、調子は良くなってきているので、
次は結果を残せるようにしたいと思います」

<降板後、打線を応援していたが>
「何とか逆転してくれんかなー…。これで1勝3敗ですよ。お願い」

<この日、父・章生さんがプロ入り後初めて
ネット裏から投球を見守る。降板後に観戦を知り>
「クラッシュしなくてよかったです」
公式ファーム中スポ名タイ

●小林2軍投手コーチ
<先発し、6イニング2失点の山内について期待>
「先発の仕事ができたのでまずまず。
ここ2試合のような投球が続けば、
オリンピックとかもあるので(1軍昇格の)候補に挙がる」
中スポ名タイ

●小田幸平
<左ひざを痛め戦列離脱中。
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦にスタメン出場。
6月21日以来、24日ぶりに実戦復帰を果たす。
初回から6回までマスクをかぶり、2打席で無安打も>
「何も不安なくできました。
リハビリを一生懸命やってきたので、
こうやって試合に出られてうれしいです」
中スポ


ファームは、ナゴヤ球場での福岡ソフトバンク3連戦
その初戦、球場は連日の36℃越え
そのせいなのかはわかりませんが、打線が振るわず。
先発・山内が6イニングを6安打4奪三振1四球と
まずまずの投球をしたものの、援護なく2-4で敗れました。
今回は制球よく、四球もわずかに1つ
ストレートも常に140kキロ越えと
徐々にながら、安定感も出てきたという山内
ただまたもボークを犯したようで。その辺はいけませんね。
今後はさらに投球を安定させて、
手薄な1軍昇格へアピールしてくれればと思います。

またこの日、左ひざのケガでファームで調整中の、
小田が24日ぶりに実戦復帰を果たしたもよう。
スタメンで6回までマスクをかぶり、回復ぶりをアピール。
おなじみ古久保コーチ「もう大丈夫でしょう」とのこと。
どうやら昌さんの200勝には間に合いそうでよかったです!

2008年7月15日 (火)

北海道シリーズ直前情報と監督推薦で竜3選手。

下位チームにも負け越すなど、依然として
チーム状態が上がってこない3位・ドラゴンズ
きょう15日からは初戦旭川、2戦目札幌ドームと
2位・巨人との北海道シリーズ2連戦
2.5ゲーム差で追う目上の敵と戦うこととなりますが、
北の大地でリフレッシュし、浮上の手がかりを掴んでほしいところ。
またこの日、マツダオールスターゲーム監督推薦選手が発表され、
ドラゴンズからは和田、川上、吉見の3選手が選出されました。
初戦は13時30分開始ということもあり、手短に情報を紹介。


ドラゴンズトピックス(14日)

◇山本昌
<旭川スタルヒン球場での巨人初戦に先発予定。
名古屋から空路で移動してきた疲れを見せることなく、
入念な投球練習を行ってスタンバイ>
「今はこういう状況なんでね…。とにかくがんばりますよ。
地方? 最近は投げることが多いので大丈夫です」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<札幌ドームでの巨人第2戦に先発予定。
前回6日から先発に復帰。あえて登板間隔を中9日と開け、
最強の刺客として、再び巨人戦の先発マウンドへ>
「特に下半身と制球を意識しながら投げたいです。
平常心で投げられるようがんばります」
中スポ

◇浅尾拓也
<名古屋から旭川へ移動する飛行機内が激しく乱高下。
快適とは程遠かった約2時間のフライトにうんざりした表情。
プロ入りまで飛行機にほとんど乗ったことがなかったという>
「まだ飛行機には慣れないですよ。嫌ですね。
まあ、あれくらいの揺れなら何とか耐えられましたけど」
(中スポ<ドラ番記者>


◇高代野手総合チーフコーチ
<打撃、守備練習はもちろん、キャッチボールもなし。
全員がランニングで汗を流しリフレッシュの野手陣について>
「まあ、当初は休日の予定だったんだけどね。
打たなくてもいいから、軽くでも体をほぐしておこうということです」
中スポ

◇中村紀洋
<練習に参加し、天然芝の上で体を動かす。
左足内転筋はいつ爆発してもおかしくないが>
「痛いところが簡単に治るわけじゃないけど、
痛いなんて言ってる場合でもないでしょ」
中スポ

◇森野将彦
<ランニングで汗を流しリフレッシュ。再出発に備え短く答える>
「ここから全部の試合が大切です」
中スポ

◇井上一樹
<好相性の旭川で爆発を誓う。
99年6月の横浜戦では3打数3安打2打点2四球と全打席出塁>
「旭川にはいいイメージがある。また打てたらいい」
(東京中日)

◇和田一浩
<腰痛で2試合欠場中したが、
ランニング、フリー打撃を再開するなど、状態は回復。
きょう15日の巨人戦でのスタメン復帰を志願>
「15日の巨人戦から復帰? そのつもりですよ。
だいぶよくなっている。痛み? ないですよ」

<首位・阪神と大きく離され、2位・巨人とも2.5ゲーム差。
『G倒』に欠かせない男は追撃に気合を入れ直す>
「個人個人ができることをやっていくしかない。
みんなが普通にやればチームは上がっていく」
中スポスポニチ名古屋


【ドラゴンズ・今週の日程】
15日(火) 対巨人(18:00・旭川市花咲スポーツ公園硬式野球場)
16日(水) 対巨人(18:00・札幌ドーム)


昨季はなかった巨人との北海道シリーズ
3年前には札幌ドームで連勝し、追撃に弾みを付けるなど
良いイメージもある舞台ではありますが、
低迷する現状のチームの起爆剤になってくれるでしょうか。

気になる先発は、初戦の旭川が
中6日で『地方球場の鬼』山本昌
そして第2戦の札幌は、13日の先発が予想されながらも、
防御率1.10と巨人との好相性を買われ、
中9日とあえて間隔を空けたチェンが登板する予定。
ともに左腕が選ばれたのは、やはり小笠原封じからでしょうね。
今季12試合の中日戦成績が、打率.353、6本塁打、12打点と
もはや『竜の天敵』ともいえる小笠原道大
もちろん4番・ラミレスもコワイことは確かながらも
相手を乗せないためには、この天敵をいかに黙らせるか。
G倒への最大の近道でありますし、
それを重視した今回の起用と言えるでしょう。

ともに空路移動の疲れを見せることなく、
それぞれ入念な投球練習を行ってスタンバイ
歴戦の巨人キラーが久々の白星で、
再び200勝へのカウントダウンを復活させることができるか。
またこの日、五輪台湾代表にも選ばれた若き左腕
得意の巨人相手に快投を見せ、自ら祝うことができるか。
崩壊気味の投手陣のなか、先発がどれだけ踏ん張れるかが
チーム再浮上のカギを握ります。
北の大地での奮投を、ぜひとも期待したいところです。


走れ、走れ!一方、野手陣は旭川入り後、
遠征に参加した選手全員が
スタルヒン球場へ。
しかし打撃、守備練習はもちろん、
キャッチボールさえもなし。
何と短パン、ジャージーなど
自由な姿で天然芝の上を走り、汗を流したもよう。
どうやら発案者は落合監督だったようで、
前日に全選手に通達されたれっきとした『練習』。
それでもなかなか自分らの野球ができずに、
もがく選手達にとっては、ある種のリフレッシュになったかもしれません。

腰痛のため、週末欠場した和田スタメン復帰が濃厚。
厳しい状況のなか、ぜひとも心機一転のリスタートを。
週末の阪神戦を良いカタチで迎えるために、
昨季の日本一メンバーの底力に期待したい。
追撃のきっかけとするためにも、ぜひとも勝ってもらいたいです。


今日の公示。(14日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 清水昭信投手
公式サイト共同通信社


◆マキシモ・ネルソン
<清水昭信に代わり、来日初めて1軍昇格する見通し。
不気味な自信を見せながら、デビューを待ちきれない様子>
「コンディションはグッドだ。初めての遠征に来て楽しみ」

<課題とされたクイックモーションについても改善に手応え>
「ファームでは毎日1時間くらいはクイックの練習していた。
十分に進歩しているよ。日本野球にも慣れたぜ。
おれのフォークボールはいいボールだ。
チェンジアップもスライダーもあるぜ」

<他球団戦力は分析済みと強調。
普段から遠征には携帯型ゲーム機を持参。
野球ゲームで相手の選手の名前を覚えるなど、日本に慣れるために必死>
「PSPで日本人選手のことは知っている。巨人のことも熟知している」

<だが今月2勝9敗と大不振に陥っている
自軍の現実に関しては無知!?>
「中日の調子が悪い? ノー。グッド」

<今季、ウエスタンでは3試合登板で4イニング無失点と上昇気配。
自慢の快速球を披露するときがようやくやってきた>
「チャンスだし頑張るよ。結果を出したいね」
(東京中日、スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<実戦経験の少ないネルソンの1軍初昇格を明言>
「何もなければ明日、登録する。
投げるボールがいいのはわかっていた。ただ投球以外を見てなかった。
2軍の試合にも投げているし、使えるだろう」
ニッカン


この日、中継ぎ右腕の清水昭信が出場選手登録を抹消。
代わって登録されるのは、なんとネルソンのようです。
前カードの東京ヤクルト戦から1軍に合流したネルソン
そのカードでの昇格はなかったですが、
北海道遠征にも同行したということは、可能性も大。
展開次第では北の大地2メートル右腕が立つかもしれません。

そのネルソンですが、気になるのは実戦登板の少なさ。
ウエスタンでの成績は、わずか3試合だけ。
合計4イニングを投げ、5安打無失点で防御率0.00。
シーズン途中はいるのかいないのか
その所在さえわからずの状態でしたし、成績はさることながら、
課題であるクイックセットでの投球ができるようになっているのか。
その辺りが、昇格してのポイントとなるでしょう。
ただそれ以上に低迷したチームのムードをもり上げるべく
底抜けに陽気な『寝損』君が必要なのかも。
まあ正直あまり期待はしませんが、
まずは楽なシーンで投げさせて、ヘンシンぶりを見たいです。


◇和田一浩
<監督推薦で3年ぶり4度目のオールスター出場が決定。
西武から移籍1年目で選出。球宴への意気込みを語る>
「セ・リーグ、パ・リーグは関係なく、
この舞台に選ばれたことがとても光栄なことです。
小さいころからオールスターは特別な目で見ていた。
そういう舞台に立てることは幸せ。
スタメンでの出場はないかもしれませんが、いいプレーを見せたいです」

<対戦相手に指名したのは今季復活した東北楽天・岩隈>
「楽天の岩隈くんと対戦したい。
1年間ずっと打てない年があってね(03年に19打数無安打)。
今年も(交流戦で)対戦できなかったから対戦したい。
思い切って振ることをファンは喜んでくれると思うので、
結果を気にせずフルスイングできたらいい」

<2度目のMVPを狙いますか?の質問に>
「無理です(笑)」
公式サイト中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋

◇川上憲伸
<監督推薦で2年ぶり6度目のオールスター出場。
エースが望むのは、かつての大先輩の東北楽天・山﨑武司との対戦>
「素晴らしいバッターばかりですけど、
その中でも山﨑武司さんと一度、オールスターで対戦してみたいですね。
ホームランを打たれるか、三振か、それぐらいの気持ちで投げたいです」

<公式戦では05年6月8日に一度対戦し、4打数2安打2三振。
シーズン中とひと味違った力勝負が見られそう>
「気持ちもそうですけど、普段できないこと、
まっすぐだけでいったりだとか、
半分ピッチャーも楽しみながらできる舞台。
普段にない野球が見られると思う」

<もちろん十八番も約束>
「ガッツポーズなんかは、
こんな場面でするかな…と思われるようなところでやってみたい。
投手でMVPは無理だが、オールスターでも気合を入れて
全力でいってる、というところを見せたい」
公式サイト中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋

◇吉見一起
<監督推薦でオールスター初出場が決定。
夢見心地で吉報を受け止め、満面の笑顔で語る>
「出たいなとは思っていましたけど、
実際に選ばれるとは思っていなかった。
選ばれたと聞いた時は『マジで…?』と思いました」

<これまでにチームトップの8勝(3敗)を挙げ、防御率3.06。
堂々たる成績で勝ち取った初めての夢舞台に>
「結果を恐れず、どれだけ打たれようが攻めていきたい。
逃げのピッチングはせずに、攻めのピッチングを見せたいです。
(ファンに)『こんなピッチャーもいるんだな』と思わせたいですね」
公式サイト中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋


◇チェン・ウェイン
<この日北京五輪台湾代表に正式に選ばれる。
アテネ五輪にも出場したが、登板はなし>
「名誉なことなので、選ばれればいいなと思っていました。
精いっぱい、がんばってきます」
(東京中日、時事通信


プロ野球のマツダオールスターゲーム運営委員会は
この日、オールスター戦に出場する監督推薦選手を発表。
これでファン投票と選手間投票による選出メンバーを合わせた
セ、パ両リーグ各28選手の全陣容が決まりました。
>詳しくはこちらから↓
マツダオールスターゲーム2008 出場者

その監督推薦で、ドラゴンズから和田、川上、吉見が選出。
選手間投票によって選ばれたウッズ、荒木、井端も含め、
球団別では最多となる6選手が出場することになりました。
6選手、本当におめでとうございます!
チーム全体としてはあまり良くはないものの、
やはりリーグを代表して、選出されるのはうれしいこと。
これを励みに今後さらに調子を上げてほしいものですね。

ただそれ以上に気になるのが、
17日に発表される北京五輪野球日本代表の最終メンバー。
この日は台湾韓国の北京五輪代表が発表され、
チェン台湾代表として正式に選出され、8月離脱が決定。
その一方でイ・ビョンギュ韓国代表から外れました
球宴後はジャパンに合流し、
そのまま北京へ旅立つことになりそうな球宴戦士たち
球宴には選ばれなかった岩瀬も含め、
何人が抜けてしまうのか、数日後の最終発表に注目です。


若竜トピックス(14日)

◆堂上直倫
<『強打の内野手』という看板で入団して2年目、
必死に試行錯誤を繰り返している。
苦しんではいるが、落ち込んではいない>
「いまですか。ダメですよ。フォームが固まらないんです。
守備では自信が持てるようになってきたんで、
あとは自分の持ち味を出さないといけないんですが…」

<今年の球宴には同い年で
巨人が外れ1巡目で指名した坂本がファン選出で出場するが>
「新聞で見ていますよ。いまに見ていろ? そうですね。
ちょっと時間はかかると思いますが」
中スポ

◆中田賢一
<現在2軍調整中。この日はナゴヤ球場でランニングなど。
まもなく強力な『相棒』が復帰。春先にエンジントラブルなどの
故障で修理に出した愛車が間もなく返ってくるという>
「今は最終調整らしい。もう少しで戻ってくる」

<愛車の乱調は深刻。持ち主の投球同様、
いきなり防犯用アラームが鳴りだすなどし、
最後はエンジンのかかりも悪くなる『暴れ車』に>
「言うことを聞かなかった」

<自分だけの空間となる車内で過ごす時間は大切。
好きな音楽を聴いたりして気持ちをリラックスさせて
球場入りしてきたが、修理中はタクシーなどを利用>
「そういう時間は大事ですね」

<現在、ナゴヤ球場へは家が近く、
同じく2軍調整が続く鈴木の車に同乗させてもらっている>
「それはそれで楽しいですよ。
スーさん(鈴木)は朝から話したいことがあるらしいですから」

<一方で愛車の『戦列復帰』を待ちわびて>
「早く戻ってきてほしいですよ」

<自身の復調には手応えを感じ始めている>
「真っすぐが良くなってきた」
名タイ

◆西川球団社長
<朝倉の出場登録抹消の原因が血行障害であることを明かし>
「いい方向に進んでいると聞いている」

<6日の巨人戦前に右手の異常を首脳陣に訴えて登録抹消。
以降名古屋市内の病院で入院し、血行障害の治療を受けたとみられる。
現在も入院を続けているが、治療は成功したという>
「医師の診断では(退院すれば)
軽いキャッチボール程度なら再開できるだろうということだった」
ニッカン


きょう15日から地元・ナゴヤ球場で
福岡ソフトバンクとの2連戦を行うファーム
連日ナゴヤはかなりの猛暑となっているようですが、
炎天下のなか、ぜひとも結果を残してほしいですね。
今朝の中スポには、堂上直倫の話題が載っていた一方で、
ニッカンには、右手の異常を首脳陣に訴えて
6日に登録を抹消された朝倉の続報が。
どうやら抹消の原因は「右手の血行障害」とのこと。
その後の入院治療で良い方向へ進んではいるそうですが、
今後の経過によっては、時間がかかるかも。
エース・憲伸が五輪で抜けるとさらに弱体化する先発陣だけに
復帰が望まれるところですが、くれぐれも慎重に。

2008年7月14日 (月)

悲惨デー吉見先発7失点KO、負越竜ついに貯金1。

決め手に欠いて、延長12回ドロー。
地元に戻っても流れに乗れないドラゴンズ
1敗1分けで迎えたナゴヤドームでの第3戦
その先発に起用されたのは、なんとセットアッパーの吉見
約2カ月ぶりの先発となった右腕を、立ち上がり打線が援護
3点を奪い、盛り上げようとしましたが、
中2日での登板は疲れもあったか、本来の球威、制球を欠き、
直後の2回、東京ヤクルト打線に集中打を浴び7失点KO
代わった佐藤充も勢いを止められず、よもやの大逆転負け
5位の東京ヤクルトにも負け越し、リーグ戦再開後3勝10敗1分け
どん底状態にもがく竜の日々はなおも続いていくようです。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 12回戦
(13日・ナゴヤドーム | 中日5勝6敗1分け)
38116人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト 10
中 日
[敗] 吉見(28試合8勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、佐藤充、佐藤亮太、長峰、清水昭信、
小林、高橋 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
4カード連続で負け越し
中日は大敗。4カード連続で負け越した。
吉見の先発起用が裏目に出た。
3点を先制した直後の2回、1点を返された後、
1死満塁から福地に逆転の3点二塁打を浴びるなどしてKO。
リリーフの佐藤充も打たれ、この回一挙8点を失って試合を壊した。
打線は3回以降もチャンスをつくりながら、
得点に結び付けられなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


てっきりチェンで来るものとばかり思っていたので、
「吉見先発」と聞いて、思わずビックリ。
巨人戦で満塁被弾を喰らった以降、中継ぎで失敗続き
本来の先発に戻って、リフレッシュ効果をと
期待した面もあったでのしょうが、
そうはうまくいかないのが、現状のドラゴンズ
想定内では最悪の結果を招いてしまったような気も…。
得点経過のみを振り返っておくと↓

東京ヤクルトの先発は、中6日で増渕竜義
その立ち上がり、先頭の荒木が死球で出ると、
井端の三ゴロはエンドランがかかっていて、荒木は二塁へ。
続く森野がフルカウントからの7球目、
外角やや中寄りに入ってきたストレートをはじき返すと、
打球は伸びて、センターオーバーフェンス直撃!
タイムリーとなって、荒木が生還すると、
森野も一気に三塁を陥れ、最後はヘッドスライディング!
きょうは違うぞというところを見せる一打で鮮やかに先制。(1-0)
さらに続くは、4番・ウッズ
カウント0-1からの2球目、中に入ってきたストレートをジャストミート
大きな当たりはレフトオーパー、フェンスに当たるタイムリー。
ウッズも巨体を揺らして二塁を陥れる好走塁。(2-0)
中村紀洋も続き、レフト前に運び、1死一、三塁とすると、
6番スタメンの平田が大きな一撃。
外角高目のスライダーを高々と打ち上げ、左中間への犠牲フライ。(3-0)
いきなりの死球でリズムを掴み損ね、
ボールが甘い増渕を攻め込み、一気に3点。
約2カ月ぶり先発の吉見大きな援護点をプレゼント。


ところが、その吉見が増渕同様不安定
初回は1安打浴びながら、ゼロに抑えはしたものの、
2回は、球威、キレともに今ひとつの感が。
先頭の田中浩康に左中間へはじき返され、ツーベースを許すと、
続く飯原には、カウント2-1からの4球目、
内へのシュートを叩かれ、センター前へのタイムリー。(3-1)
あっさりと1点を返されてしまうと、ここからが悪夢の始まり
続くウィルソンに外へのスライダーをレフトに運ばれると、
福川に対しては、ストライクが入らずカウント0-2。
谷繁がマウンドに行き、ゲキを入れるも、
その後はに揺さぶられ、結局フルカウントから四球。
無死満塁と大きなピンチを迎えることに。

続く投手の増渕を空振り三振に取り、ようやく1死
しかし福地に初球、外角低目のフォークを拾われると、
打球は右中間を大きく破るタイムリーツーベース。(3-4)
走者一掃、ゲームを一気にひっくり返されると、
ショックの吉見は、もはやアップアップの状態。
続く宮本に制球定まらず、ストレートの四球で1死一、二塁。
しかしここでマウンドに行ったのは、森コーチ
回も早いうえ、まだ1点差。
ここで止めておけばとベンチの期待はまたも裏目
青木にカウント1-2からの4球目、
高目に浮いたストレートをはじき返され、
広く開いた三遊間を抜いていくタイムリーヒット。(3-5)
わずか1イニング1/3、43球、
6安打1奪三振2四球で7失点(自責6)
サンデーならぬ、悲惨デーとなった吉見はここで降板。
中2日だったとはいえ、本来には程遠い出来
奇襲先発チームにとっても、吉見にとっても大失敗に終わる。

代わって2番手で登板は、先発要員の佐藤充
9日の広島戦以来、中4日でのマウンドは中継ぎでの起用。
代わり端、畠山を外へ沈むフォークで
空振り三振とここまではよかったものの、
続く田中浩康の初球、外へのスライダーがワンバウンド、
これを谷繁が逸らしてしまいパスボール
2死二、三塁としてしまうと、
それ以降はツバメの勢い火に油を注ぐありさま。
田中浩康にカウント2-2からの6球目、
外一杯スライダーに喰らいつかれ、右へ持って行かれると、
ライト前へしぶとく落ちる2点タイムリー。(3-7)
なおも飯原にはカウント2-2からの6球目、
内へのストレートを、詰まりながらもセンターへ落とされもう1点。(3-8)
このイニング、打者12人による7安打8失点
せっかく盛り上がっていたナゴヤドームは凍り付き
水を打ったように、一気に静まることとなった。


5点ビハインドとなったドラゴンズ
しかしイニングは、まだ2回ウラ。
大量点をもらって、落ち着くかと思われた
増渕の制球が依然として定まらず、反撃のチャンス。
2死から荒木がストレートの四球を選ぶと、
続く井端もカウント1-3から連続の四球。
労せず一、二塁として迎えるは、先制打の森野
セオリー通り四球の後の初球、
真ん中低目のシンカーを思い切り引っ張ると、
痛烈な打球はライト右を襲うタイムリー!(4-8)
さらに続くウッズが四球を選び、2死満塁。
大量点への大きなチャンスで迎えるは、『満塁男』中村紀洋
満塁弾が出れば、一気に8-8の同点
それでなくてもタイムリーで繋いでくれれば。
大きな期待を寄せたものの、カウント1-1からの3球目、
外へのシンカーを打ち損じてしまい、一塁前へのゴロ。
わずか1点返しただけに終わったドラゴンズ
流れを掴めず、以降はビハインドの状態に。

その後両軍ともに無得点。
4点差で迎えた7回、ドラゴンズ5番手は、清水昭信
ところがその清水昭信の制球が今ひとつ。
抜けるボールも多く、1死から飯原死球を与えると、
続くウィルソンには詰まりながらもライトへ運ばれ、一、三塁。
さらに福川に対し、内を攻めるも腹に当たる死球
1死満塁となったところで、吉川には代打・ユウイチ
左の代打が出てきたこともあり、
ドラゴンズベンチ清水昭信を諦め、小林にスイッチ。
しかし東京ヤクルトも動き、代打の代打で川島慶三
ある意味クセ者の川島慶三に対し、
ここは警戒にしなくてはいけない小林
しかしカウント1-2からの4球目、
真ん中高目に入ったスライダーを叩かれると、
打球は詰まりながらもセンター前に落ちるタイムリー。(4-10)
ダメ押しとなる2点を失うと、貧打のドラゴンズには
返す力は残っておらず、結局このままゲームセット
5位の東京ヤクルトにも2敗1分けと負け越したドラゴンズ
2位・巨人とのゲーム差は、2.5差に広がった。


疲れは言い訳にしたくない…。7月6日巨人戦、1イニング
6安打1四球で5失点
7月9日広島戦、1イニング
1安打2四球で1失点
7月10日広島戦、1イニング
5安打1四球で3失点
わずか1週間で
これだけ捕まってしまった吉見
一番のクスリは「休養」
分かっていながらも使わなくてはならないチーム事情
今季2戦2勝と最も相性の良い東京ヤクルト相手
先発で起用するというのは、分からないでもないですが、
やはり超過労の右腕を起用したのは、裏目だったなと。
マウンドに上がった瞬間、まるで朝倉のように汗びっしょり。
尋常ではない汗の量に、ある意味不安を感じましたが、
2イニングス目にそれが目の前の現実に…。

立ち上がりからボールにキレがないうえ、
高目に、そして中に入るなど制球が定まらない始末。
こうなってしまうと一つのスキであっという間に捕まってしまう。
あまりの悲惨さに、何度も目を覆ってしまいました。
先発で5連勝、そして交流戦ではセットアッパー、
開幕からフル回転し、今季28試合目という背番号19
実質定着1年目の右腕だけに、その疲れは顕著
吉見本人指揮官も不調を「疲れ」のせいにはしませんが、
こうなってしまった以上は、一度リフレッシュ期間を与えたほうが。
ケガだ不調だで、他の投手を欠いているとはいえ、
ここまで酷使してしまっては、潰れたも同然。
一からの立て直しが必要な吉見
今後は再び先発で起用していくようですが、
できればもっと大事に使ってもらいたいとは思います。


それにしても、ほんと投打がちぐはぐですね。
珍しく序盤に打線が繋がり、3点を先制したなと思ったら、
先発を含め、投手陣が捕まってしまう始末。
その一方で中継ぎ陣が踏ん張り、ゲームを落ちつかせたら、
今度は打線がつながらないという悪循環
井端の調子が上がってきて、
森野があわやサイクルという復帰後初の猛打賞
この3連戦、散々内角を攻められ詰まらされた荒木以外は、
それなりにヒットこそ出ながら詰め寄れない現状。
まさに手を打ちたくとも、手の打ちようがないという感じ。
それでも指揮官「そう簡単には代えられない」と言っていますし、
もはや今季はこのレギュラーと心中という形になるのでしょうね。
勝てそうで勝てず、負けそうで負けるドラゴンズですが、
それでもファンとしては、何とか突破口を見いだし、
底を抜け出すことを願うしかないでしょう。

4位・広島に1勝2敗、5位・東京ヤクルトに2敗1分け
リーグ戦再開後、これでカードが一巡しましたが、
ほんといいところなく、ただただ失速するばかり。
貯金も減って、ついに『1』となってしまいました。
何とかここでくさびを打ってほしいと思いつつも、
そんな時に限って、次週頭は旭川、札幌で2位・巨人と、
そして週末は、ナゴヤドームで首位・阪神との3連戦という
上位チームと当たってしまう悪循環
数週間前ならば、多少の白星を計算できましたが、
今のチーム状況を考えると、負け越し濃厚
さらに最悪全敗?という姿も、おぼろげながらに…。
ただここでネガティブになっていても仕方ありません。
札幌ドームの巨人戦はいいイメージもありますし、
できればここでひとつ何かを掴み、地元に戻ってきてほしい。
苦しい状況は続きますが、前だけは向いて戦うこと
順位うんぬんよりも、いかに自分らの戦い方を取り戻せるようになるか。
次週の戦いはその辺に注目しながら、応援していきたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(13日)

●吉見一起
<5月16日の横浜戦以来の先発マウンドは、
2回に5被安打2与四球の乱調で7点を失い、
1死しか取れずにKO。本来の球威、制球を欠き、
直球も変化球もはじきかえされ>
「(初回に)3点を取ってもらったのに申し訳ないです。
(2回は)ストライクを取りにいったところを狙われてしまいました」

<不振の原因を自ら分析>
「スライダーと、外の真っすぐでストライクが取れません。
それで、ストライクを取りにいこうとすると打たれる。
最近そんな感じです。でも、疲れは言い訳にしたくない…」

<皮肉なことにチームと自分自身の不振が重なってしまっている。
前向きさは忘れていないが、結果に表れないのがつらい>
「打たれたらどうしようとかは考えてませんが、
ランナーを出したらそう思われるのは仕方ないです」

<落合監督は次回も先発起用を示唆。気を引き締め>
「落ちると思っていましたから良かったです。
期待に応えられるように頑張るしかない」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<勢いを失い『負ける怖さ』を覚えてしまった吉見について>
「勝っている時は勢いがあって
怖いもの知らずで投げてきたが、
今は投げている時の表情が全く違うだろ。
本人も先発をやりたいと言っていたし、きっかけになればと思ったが…。
一回に3点を取ってもらい中継ぎのように守りに入ってしまった」
名タイ

●佐藤充
<前カードの広島戦で先発し、中4日での救援登板。
吉見が炎上した2回に急きょマウンドに登ったが、
直後に2安打を浴びて3人の生還を許す>
「疲れはなかったけど、気持ちの強さが足りなかった」
中スポ

●佐藤亮太
<前カードの広島第3戦での先発から中2日で救援登板。
3番手で2イニングを無失点。口元を引き締め>
「どんな役割だろうと抑えるしかない」
中スポ


●森野将彦
<1回1死二塁、中越えに先制の適時三塁打を放ち、
三塁へヘッドスライディング>
「思い切っていきました。
(力強いスイングだったが)
自分ではまだまだシックリいかないところはある」

<8点取られた直後の2回2死一、二塁では、
右翼線へタイムリー二塁打を放ち、4点差まで詰める>
「こういう試合展開になったら、打つしかないと思う。
あと2点取っていれば(試合展開が)違ったんでしょうけど…。
向こうに先に点を取られてしまった」

<4回にも二塁内野安打で出塁し、復帰後初の3安打猛打賞。
本塁打が出ればサイクル安打だったが、残り2打席は凡退>
「(サイクル安打は)狙ってない。
(右飛に終わった6回は)謙虚にいったら
ホームランボールが来てしまいました。狙えば良かったかも…。
がっつかないといけないのに、謙虚にいったのがいけなかった」

<肉離れした左ふくらはぎのケアなど、
体の手入れは毎日の仕事となっている。
チームの悪い流れを止められないもどかしさに>
「何とかして止めたいと思っているけど、止められない」
中スポスポニチ名古屋

●タイロン・ウッズ
<1回1死三塁、左中間フェンス直撃の二塁打を放つ。
犠飛狙いが長打を生み出すなど、
不振の主砲が徐々に当たりを取り戻している>
「とにかく外野まで飛ばそうと強くたたくことを心掛けていた」
(東京中日)

●平田良介
<今季初の6番でスタメン出場して猛アピール。
1回の特大犠飛を含め3打数1安打1打点>
「初回はいい打撃ができたと思います。
いまは調子がいい。6番? 打順は関係ないです。
1打席1打席集中することだけを考えています。
ボクは毎試合、毎試合が大事なんですよ」

<チームの勝利も大切だが、まず1軍で生き残ることが優先。
試合前は石嶺コーチの教えを守って打撃練習に取り組んでいる>
「まだ体が突っ込むクセがある。それを意識して練習しています」
中スポ

●和田一浩
<腰痛のため、2試合連続の欠場となったが、
前日は取りやめた試合前の練習を行うなど、痛み自体は和らいでいるよう>
「昨日よりは状態はいい。大事を取った? そうですね。
あさって(15日・巨人戦)から出られるようにしたい」
中スポ

◆マキシモ・ネルソン
<11日から1軍に初合流。昇格のチャンスをうかがっている>
「1軍はやっぱり緊張感が違うね」

<快速右腕の触れ込みで入団も課題は山積み。
長い2軍暮らしを余儀なくされたが、大きな助けと
なっていたのが、同じドミニカ出身のクルスだった>
「彼(クルス)とは大の仲良し。
気付いたことをたくさんアドバイスしてもらった。
日本の選手はみんな練習量が豊富で一生懸命。
その環境に自分も合わせなければダメだということを教わった」

<助言を糧にステップアップ。
ようやく1軍合流までこぎ着けたが、その当日にクルスの契約解除。
ショックを受けたものの、確固たる覚悟を据え付けた>
「彼は素晴らしい人間だったから、悔しいし、寂しい。
一日も早く1軍に上がりたい気持ちが強くなった」
(中スポ)


●落合監督
<今季初の4カード連続負け越し。第一声は前日と同じ>
「何にもない。何かあるか」

<7失点の乱調で降板した吉見について>
「吉見? 吉見がどうした。
(疲れが不調の原因かと聞かれ)
疲れ? すぐに疲れと言うな。
疲れるならいつでも休ませてやるよ。
そんなもの野球選手が疲れるなんて決まってるじゃないか。
それは言い訳。おまえらそうやって(原因を)探してやるなよ。
これが仕事なんだから。いい思いばっかりさせてくれないよ。過保護」

<中継ぎから役割を代えて復調を期待した?>
「ない。先発に戻しただけ。先発いないもん。
誰かいる? 誰か先発にいけば先発だけどな」

<吉見を2軍で休ませるという考えは>
「それはないんじゃない。
何の得がある? ある? 
いままでみんなにチヤホヤされたんだから。
打たれたらボロカスに言われる。
そこからはい上がってこないと、いっぱしの選手になれない。
そういう世界だよ」

<次回も先発?>
「先発いないもん、(次も)先発だよ。
まあ(中継ぎに)しわ寄せがくるだけのこと。
いないメンバーがいるんだから。
それで疲れたと言ったら終わりだよ。
そうやってカネを稼いでいくんだ。
ただ、あまりにも出足がよすぎたからそう思うだけであって。
(1軍に定着して)1年目のピッチャーだよ。
すぐスーパースターにしてくれるなよ。
だから落ち込むのも大きいんだ。
昔からいうように、5年やって初めて一人前の選手。
昔の人はいいこと言った。
昔は5年やって初めて給料が上がっていく。昔の経営者はそうだった」

<いまの中日は>
「5年やってきたメンバーで、
同じメンバーでやって去年勝って今年負けている。
それでいちいち代えていられないだろ。
自分たちで何とかするしか、しようがない。
周りは勝手に何で負けるんだ、入れ替えだというかもしれないけど、
こいつらで4年戦ってきて、いまの数字がある。
こんなに悪いからといって、すぐ勝手に代えられるか。
入れ替えればいいというけど、
ファームで数字を残せないようなヤツはダメ。絶対上げない」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(13日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 16回戦
(13日・廿日市市佐伯総合スポーツ公園野球場)
  203 210 903 = 20
  050 000 002 = 7
[勝] 赤坂(14試合3勝3敗1S)
[D本] 藤井4号3ラン
[D投] 赤坂、中里、樋口
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
初回、西川二塁内野安打、左前打、藤井犠打で
1死二、三塁からイ・ビョンギュの右翼線2点二塁打で先制
2回ウラ、先発・赤坂尾形佳紀四球と右越え二塁打で
無死二、三塁とされると、鈴木の右犠飛で1失点。
さらに上村左前同点適時打、阿部勝ち越し中前打、
そして末永中越え二塁打など、この回4安打を集中され5点を失う。
3点ビハインドの3回、藤井、イ・ビョンギュ連続四球、
中村一生中前打で無死満塁。
堂上直倫は右飛に倒れたが、柳田の中犠飛で1点を返すと、
田中四球で2死満塁から、赤坂が自ら中前へ2点適時打を放ち同点に
続く4回、藤井右中間勝ち越し三塁打イ・ビョンギュの犠飛で7-5
さらに5回にも、田中右安打、赤坂犠打、代打・中村公治死球、
遊撃失策などで1死満塁から藤井の右犠飛で追加点。
7回、岩﨑四球、森岡右前打で一、三塁から藤井が左前適時打。
さらに中村一生四球で1死満塁から堂上直倫、柳田、田中の連続適時打。
なおも赤坂、岩﨑押し出し四球、森岡右中間適時二塁打など
打者一巡13人攻撃で大量9点。ビッグイニングを作り17-5
9回にも藤井の3ランで、今季最多の20得点をマーク。
先発・赤坂は7イニングを投げきり、7安打4四球5失点。
9回に3番手・樋口喜田剛、井生に連続本塁打を浴びたが、20-7で大勝。
公式サイトより)

○赤坂和幸
<ウエスタン・広島戦で先発し、
7イニングを投げ、7安打4四死球で5失点。
2回に5安打1四球で5点を奪われたが、
3回以降の5イニングは無失点。
制球に苦しみながらも、打線の大量援護を受け3勝目を手に>
「調子が悪く、腕が振れていなかった。
みなさんに助けてもらって申し訳なく思います。
次回はしっかりと投げたいと思います」
中スポ


前日はサヨナラ負けとなったウエスタン・広島戦
その第3戦は、広島県廿日市市の
佐伯総合スポーツ公園野球場で行われ、
前日わずか3安打だったドラゴンズ打線真夏の大爆発?
なんと18安打を放ち、今季最多の20得点と大勝しました。
前日の試合後、イ・ビョンギュが自腹で若竜たちを
焼き肉に連れて行ったという話がありましたが、
まさに『焼き肉パワー効果』と言う感じでしょうか?
そのなかでも3番・藤井はなんと4打数3安打7打点と大活躍。
さらに幹事のビョンも先制打に犠飛と3打数1安打3打点。
落合監督は昨日の試合後、
「ファームで数字を残していない選手は絶対に上げない」
コメントしていましたが、藤井などは上げてみたいですよね。

2008年7月13日 (日)

小笠原粘投復活も、淡泊竜決め手欠き12回ドロー。

地元に戻っての初戦を落として、ついに3位転落
おまけに和田、中村紀洋が故障で途中交代
まさに泣きっ面に蜂状態ドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの東京ヤクルトとの第2戦。
スタメンから今季初めて和田の名前が消えた打線は
元気なく、立ち上がりから貧打の山
8回に森野の適時打で何とか同点には追いついたものの、
相変わらずあと一押しができないありさま。
8イニング1失点の小笠原を始め、踏ん張った投手陣を
最後まで援護できず、延長12回ドローとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 11回戦
(12日・ナゴヤドーム | 中日5勝5敗1分け)
38091人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
ヤクルト 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0
中日 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0
(延長12回規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、岩瀬、高橋、浅尾、長峰 - 清水将海

【ゲームレビュー】
攻守に決めて欠き、今季4度目の引き分け
小笠原は3回2死をとってからの四球をきっかけに
一、二塁とし、青木に先制打を許した。
打線はチャンスをつくりながら館山を攻略できず。
8回、代わったばかりの押本から
井端の二塁打と森野の適時打で同点にしただけ。
続くウッズの併殺打で勢いがしぼんだ。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


途中までは淡々としたテンポで、ゲームが進み、
このまま終わってしまうのではとも思いましたが、
何とか終盤追いつき、延長戦へ。
再三押されながらも凌ぎ、打線の奮起を待ちましたが、
最後の最後まで淡泊だった印象が…。
とりあえず3時間49分のドローを振り返ると↓


腰痛の影響で、和田今季初の欠場
内転筋痛が心配された中村紀洋は、5番・三塁で元気に出場。
6番・ライトに井上、7番・センターで小池
そして先発は、予想通り中6日で小笠原孝
1回、いきなり先頭の福地にカーブをレフトに運ばれた小笠原
しかし続く宮本を外へのスクリューで、
引っかけさせての6-4-3のゲッツー
課題といえる立ち上がりを何とか乗り越える。

1回ウラ、東京ヤクルト先発・館山から
森野が四球を選ぶと、ウッズが続きセンター前へ抜けるヒット。
2死一、二塁で迎えるは、5番に入った中村紀洋
しかし内へのシュートに詰まり、ショート正面のライナー。

3回、簡単に2死を取った小笠原
しかし福地にボールをじっくり見られ、四球を与えると、
続く宮本の2球目に盗塁を許してしまい、ランナー二塁。
さらに宮本にも四球を与えてしまい、一、二塁のピンチ。
迎えた青木にカウント1-0からの2球目、
外角低目のスライダーをうまく拾われ、
レフト線に落ちるタイムリー。(1-1)
四球、四球、タイムリーと、悪いカタチ先制を許す。

3回ウラ、2死から井端が四球で出たが、
森野の3球目、逆をつかれけん制タッチアウト

5回ウラ、先頭の井上がストレートの四球を選ぶも、
小池、清水将海がともに初球を打ち上げ、外野フライ。
しかし続く小笠原が初球をきれいにはじき返すセンター前ヒット
今季初安打で、自ら一、二塁とチャンスメイクしたものの、
荒木は内角高目のシュートに詰まってしまい、二塁フライ。
ここも得点できず。

6回、1死から青木に左中間へのツーベースを浴び、
久々に得点圏に走者を背負った小笠原
しかし4番・畠山を初球、スクリューで遊ゴロに取ると、
続く田中浩康もフルカウントから
真ん中高目のストレートでショート正面のゴロ。
中盤からリズムを掴み、本来の投球ができている小笠原
しっかりとピンチを凌ぎ、味方の反撃を待つ。

6回ウラ、2死からウッズがセンター前ヒットを放つと、
中村紀洋はシフトの逆を突く左前打で続き、2死一、三塁とチャンス。
しかし井上がカウント2-2からの6球目、
内へのストレートを打ち上げてしまい、レフトフライでゼロ

7回ウラ、1死から清水将海が外へのスライダーを叩くと、
投手の足下を抜けていくセンター前ヒット
待望の今季初安打で出塁すると、小笠原が送って二塁へ。
迎えるは、5回のチャンスに凡退した荒木
しかしここもやや淡泊。カウント0-2からの3球目、
中へのストレートを打ち上げ、力のないライトフライ。
館山の投球に翻弄され、打線がつながらずここも無得点

8回、ベンチで森コーチにゲキを入れられ、続投となった小笠原
今季最長タイとなったイニングは、
1死から福地に詰まりながらもレフト前に落とされたものの、
宮本を内角低目のストレートで三球三振に取り、2アウト。
しかし続く青木の2球目に福地に走られ、2死二塁。
ここで落合監督がマウンドへ行き、青木敬遠を指示。
一、二塁と塁を埋めて、4番・畠山との勝負。
踏ん張りどころとなった小笠原
しかし再三ファウルで粘られた末のフルカウントからの9球目、
外角高目のスクリューで投ゴロに仕留め、スリーアウト!
自らしっかりゴロを捌いた小笠原は、この回を投げ終え降板。
8イニング、122球を投げ、5安打5奪三振3四球で1失点。
3回の失点は減点ものとはいえ、それ以降は粘りの力投
久々に「先発としての仕事」を果たせたことは、
苦しい投手陣のなかで、大きな収穫となった。


8回ウラ、好投の小笠原に何とか報いたい。
その気持ちがようやく反撃に結びつき、
この回から登板の東京ヤクルト2番手・押本を攻め、
先頭の井端が外へのストレートを叩いての左中間へのヒット。
しかし井端は最初からツーベース狙い。
一塁を駆け抜けると速度を緩めず、そのまま二塁へ。
痛い足気合でカバーし、同点への風穴を開ける。
これを意気に感じ、続いたのが森野
初球、外角高目のくそボールを強引に叩くと、
打球はセンターへと抜けていくタイムリー!
それまで気が入ってなかった打線が、
あっという間の連打で、いとも簡単に同点に。(1-1)
小笠原「負け」を消すとともに、次に目指すは勝ち越し

ところがそこに冷や水をぶっかけたのがウッズ
ばたつく押本のカウント2-2からの5球目、
ど真ん中のストレートを打ち損じ、6-4-3のゲッツー。
あっという間に2死走者なしに思わずガックリ…。
それでも中村紀洋が繋ぎ、レフト前ヒットで出たものの、
井上が外へのフォークを引っかけ遊ゴロ。
新旧選手会長がこの日はブレーキ

9回、ドラゴンズ2番手は、守護神・岩瀬
先頭の田中浩康に初球、決め打ちでセンター前へ運ばれると、
さらに川島慶三に送られ、1死二塁。
ウィルソンの代打・小野公誠を内角球で遊飛に仕留め、
続く福川の代打・飯原は警戒して敬遠で、2死一、二塁。
しかし続く武内に対しては、格の違いを見せた守護神
カウント2-0から外へのスライダーでライトフライ。
きっちり0で凌ぎ、味方のサヨナラ劇へ望みを託す。

9回ウラ、東京ヤクルト3番手・五十嵐から
清水将海この日2本目のヒットをレフト前に放つと、
続く英智が送って、2死二塁とサヨナラのお膳立て。
しかし荒木がここでもブレーキ。
カウント1-2からの4球目、フォークを打ち上げレフトフライ。
勝ち抜けずに、ゲームは延長戦へと突入。

延長10回、ドラゴンズ3番手は、高橋
しかしこの日好調の福地にレフト前にはじき返されると、
宮本にはきっちり送られ、1死二塁。
青木に対しては注意を払い、8回に続いてここも敬遠
1死一、二塁となって、迎えるは途中出場の川本
ここでドラゴンズベンチは、高橋から浅尾にスイッチ。
快速球で抑え込むことを期待されたが、
このところ調子が良い浅尾は期待に応え、好投
力む川本に初球、外へのスライダーでひっかけさせ、遊ゴロ。
注文通りの6-4-3のダブルプレー。
わずか1球で反撃を断った良い流れ。
何とかつなげたかったものの、10回ウラは三者凡退に。

延長11回ウラ、東京ヤクルト5番手イム・チャンヨン
相手のクローザーを討ってのサヨナラを期待。
しかし先頭の中村紀洋は真ん中低目のストレートに遊ゴロ。
浅尾の代打・立浪は、フルカウントから
ストレートを内角低目ひざ元に決められ、見逃し三振。
さらに小池は完全に翻弄されての空振り三振。
投手陣の好投に、報いることができないまま最終12回へ。

延長12回、ドラゴンズ5番手は、長峰
しかしこの日もプチ劇場を。
1死から武内に左中間突破のツーベースを許すと、
福地にも真ん中低目のスライダーを合わされ、
センター前に落ちるヒットで、一、三塁。
さらに宮本の2球目、福地にこの日3個目の盗塁を
決められてしまい、二、三塁。
一打出れば、一気に2点を失う大ピンチ。
ところがここから踏ん張ったのが、長峰
宮本に内へのストレートを引っかけさせての三塁ゴロ。
森野が素早く掴んでバックホームし、清水将海が好ブロック。
何とか追加点を阻止すると、青木に対しては当然満塁策
3打席連続敬遠ながらも、ここは勝負に徹するのみ。
そして迎えるは、10回に続いての川本
押し出しでもダメなケースながら、いきなりカウント0-2。
ヒヤヒヤさせた長峰だったが、とにかく必死の直球勝負。
そしてフルカウントからの7球目は、真ん中内よりのストレート。
しかし球威が勝り、川本は打ち上げ一塁フライ。
何とか凌ぎ、この日の負けはなくなったドラゴンズ
サヨナラを期待したものの、最後は荒木が遊ゴロに倒れゲームセット。
見事な投手戦というか、決め手に欠ける貧打戦というか、
判断しかねるゲームは、延長12回規定によりドロー
またも勝ちきれないドラゴンズ、2位とのゲーム差は1.5差に開いた。


まさかの3打席連続敬遠。こう振り返ると、
投手陣は踏ん張ったと思いますね。
久々に「先発」としての
仕事を果たした小笠原
この好投を糧に、
次回こそは白星を掴んでほしいですし、
浅尾、長峰の若竜コンビが延長のピンチを良く凌いでくれました。
吉見をまた出してくるんじゃないかと心配しましたが、
この2人が踏ん張ったことで出番なし。これにも少しホッと。

一方、打線の方はかなりの淡泊ぎみ
相手先発の館山に翻弄されて、詰まった打球の山。
ファーストストライクを狙っていたのかもしれませんが、
それにしても打者1人1人に、気迫が見えてこないのが気に掛かりました。
唯一得点出来た8回は、井端、森野ともに
何とかしてやろうという気持ちが見えてよかったのですが、
それ以外はほんとにただ打っているだけだったような。
実際は違うのかもしれませんが、
状態が悪いときはそう見えてしまうもの?
単なる危惧に終わってもらえるよう、第3戦は奮起を期待します。

5位・東京ヤクルトとも互角の試合を演じてしまうドラゴンズ
これでまたしてもカード勝ち越しがなくなりました。
そして迎える第3戦、おそらく先発は中6日でチェンという予想。
低迷している打線ですが、早めに援護してあげてほしいですね。
そしてきょうこそは勝って、地元でチーム通算4500勝を。
重苦しいムードを何とか打破し、次週へ弾みを付けてほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(12日)

△小笠原孝
<今季最長タイの8イニングを投げきって5安打1失点。
再三のピンチや味方の貧打にも心が折れず122球の熱投>
「立ち上がりが課題だった。
とにかく最初のイニングを抑えることを考えていた。
今回は低めに変化球を投げられた。
先頭打者を出した後にゲッツーを取れたのが良かった」

<3度続けての失敗は命取りになりかねない状況。
危機感が好投の原動力になった>
「先発投手が勝てない? それどころじゃない。
勝ち星とかボクの場合はそんなことを言っている場合じゃない。
自分の役割を果たすために必死でした。
長いイニングを投げれば中継ぎの負担が少なくなる。
何とか抑えて後ろに回そうと思っていた
8回投げられたのは中継ぎのピッチャーに
迷惑をかけなかったので、それはよかった」

<バットでは5回2死一塁で中前に安打を放つ。
06年6月29日以来、実に51打席ぶりの安打に>
「(きょうは)ヒットを打ったのが一番うれしいです。
打撃に関しては8人で攻めるのと9人で攻めるのとでは違いますから。
簡単なことではありませんが、これからもしっかりやっていきたいと思います」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

△浅尾拓也
<10回1死一、三塁のピンチで登板すると、
川本をスライダー1球で遊ゴロ併殺打に。
次の11回は2奪三振の3人切りとパーフェクトリリーフ。
持ち前の快速球だけでなくスライダーなど変化球も効果的に>
「最近はブルペンで変化球ばかり練習しています。
もっとしっかりコースに投げられるようにしたい」
(東京中日)

△長峰昌司
<延長12回2死一、三塁の場面、
押し出しリスクを背負ってまで3番・青木を敬遠。
次の川本にはカウント1-3となったが、最後は一飛に打ち取る>
「押し出しをするくらいならヒットを打たれた方がいい」
中スポ

△岩瀬仁紀
<セーブのつかない9回に登場。
先頭打者に安打を許したものの、後続を封じる。
チームの低調が続き、セーブのつく機会も少ないが>
「ガマン、ガマン。
ピッチャーはやるべきことをやっていくしかない。
その中でチームが何とか勝っていければいいですね」
(東京中日)

△清水将海
<得点圏で青木を徹底して避け、
中盤以降無失点。好リードに安堵>
「ピッチャーがよく投げてくれました。
敬遠はベンチの指示に従っただけですが、結果的に抑えられて良かった」

<バットでは今季初ヒット。
今季通算15打席目だった7回の第3打席に中前安打。
難産の末の1本が出ると、9回にも左前安打>
「今年は打てないかな…と、思ってました。
こんなにホッとするとは思いませんでした」
中スポ

△森野将彦
<8回無死二塁から中前適時打で唯一の得点をたたき出す>
「走者を進めようと思ったら、たまたま安打になった」

<復帰7試合目での初適時打にも
喜びは微塵もなく、自身の現状にも不満をぶつけ>
「素人じゃないんで、ヒットを打ったからと
いうんじゃなくて、勝たなきゃいけない。
本当はもっと打たなきゃいけないんですけどね」
中スポサンスポスポニチ名古屋

△井端弘和
<8回、先頭で左中間二塁打。
微妙なタイミングながら躊躇することなく
一塁ベースをけり、好走塁で二塁打に>
「点が入らないより、入った方がいいから思い切っていきました」
中スポ

△中村紀洋
<左足内転筋の痛みをおしてフル出場。
6回に左翼線二塁打、8回には左前打。勝つことへの意欲を口にし>
「(二塁打は)頑張って走った。
痛いけど、出るからには懸命にやらないかん。勝たないかんからね」
中スポ

△荒木雅博
<得点圏に走者を置いて3度打席に立ちながら、6打数無安打。
厳しい顔つきでひと言だけ言い、足早に球場を去る>
「問題? いろいろありますけど頑張ります」
共同通信社毎日jpスポニチ名古屋

△高代野手総合チーフコーチ
<5回、7回、9回と荒木がことごとく凡退。決め手を欠く試合に>
「あそこで得点パターンにつながればな…。
重苦しい? 誰が見ても重苦しいよ」
スポニチ名古屋

△井上一樹
<6回2死二、三塁のチャンスに左飛に倒れ、3打数無安打>
「答えがあれば教えてほしいな。
みんな一生懸命やっているんですが…。切り替えるしかないです」
ニッカン

◇新井良太
<このカードの練習から本職の一塁のほかに外野も始め。
首脳陣に志願し、追加の外野ノックを受けさせてもらっている。
地道な努力でプロ3年目にして『大砲の体』は完成。
足りないものは分かっている。自分の腕をさすりながら>
「これ(技術)がないんです」
(中スポ)

◇和田一浩
<この日の東京ヤクルト戦を今季初めて欠場。
前日の試合中に腰を痛めたためで、
この日は練習も参加せず、試合はベンチで見守る。
表情は明るめ。来週の北海道遠征への参加に意欲>
「よくなってきているので、いけるときにいつでもいきます。
飛行機移動? それは問題なく大丈夫だと思います」
(中スポ、サンスポ


△落合監督
<決め手を欠き、今季4度目の引き分け。
吐き捨てるように話すと、わずか10秒足らずで会見場を後に>
「もう帰るぞ。何にもない。
負けなかった? 何もねえよ、きょうなんか。
何があるんだ。こんな試合で!」
中スポ共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(12日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 15回戦
(12日・広島東洋カープ由宇練習場)
  000 001 100 = 2
  000 110 001x = 3
[敗] 菊地(27試合2敗1S)
[D本] 前田2号
[D投] 中田、菊地、樋口
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
ドラゴンズ・中田、広島・宮﨑の投げ合いで3回まで無得点。
均衡が破れたのは4回ウラ、松山遊撃内野安打、
喜田剛右越え二塁打で1死二、三塁から丸佳浩に先制の右犠飛。
5回ウラ、白濱四球、宮﨑犠打などで
2死三塁から一塁手・柳田の失策で追加点を許す。
5回まで無安打に抑えられていた打線は、
6回、前田が左翼へソロ本塁打を放つと
7回には藤井左前打、中村一生遊撃内野安打、宮﨑の暴投で
1死二、三塁から森岡の一ゴロの間に2-2の同点に追いつく。
先発・中田は8イニングを投げ、5安打5奪三振3四球2失点(自責1)。
9回ウラ、2番手・菊地が1死からに四球を与え途中交代。
代わった3番手・樋口鞘師に犠打を決められ、2死二塁から
白濱の代打・山内敬太に左翼線二塁打を打たれサヨナラ負け
公式サイトより)


●中田賢一
<不調から2日に出場選手登録を抹消され、2軍調整中。
ウエスタン・広島戦に先発し、8イニングを投げ、
5安打5奪三振3四球2失点(自責1)。
127球を要した投球数を反省しつつも
復調への光明を見いだし、次への課題を掲げる>
「課題であった球数を減らすことが今回もできなかった。
ボール自体はよかったので、球数を減らすことと、
もっと指にかかったいいボールを投げていけるようにしていきたい」

<降格当初の悩みは相当に深く言葉に力はなかったが、
一心不乱に走り込み、練習に取り組み、この日に臨んだ>
「これまでの感じをすべて取っ払って、
いいときのビデオを見ながら一からやり直していきたい。
やることはいっぱいあるけど…」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<先発登板の中田にまずまずの評価>
「ストレートはスピードも出ていてよかった。
変化球が安定していないので球数が多くなった。
あとは変化球の精度を上げてほしい」
中スポ


◆鈴木義広
<右ひじ痛で戦列離脱中。
ナゴヤ球場で行われた残留組練習で6日以来となる打撃投手。
小田、小川、堂上剛裕を相手に50球を投げ込み、
状態が確実に良化していることをアピール>
「前よりは良くなっています。
投げていて右ひじに圧迫感が来るのが遅くなっている」

<ただまだ右ひじに痛みはあるそうで
実戦復帰までには多少時間を要する可能性を示唆>
「連投できるまでには、
もう少し時間がかかるかもしれません」
(中スポ)


前日に続いての由宇でのウエスタン・広島戦
2-2のまま迎えた最終回、3番手・樋口が2死二塁から
山内壮馬の名城大の同期で育成選手山内敬太
左翼線に二塁打を打たれ、サヨナラ負けを喫しました。

その一戦に先発したのは、不調によりファームに降格。
復調へ向け、再調整中の中田賢一
立ち上がり3回までは、走者を背負いながらも無失点。
しかし、4回犠飛で1点を失うと、続く5回は
四球で出した走者を味方の失策で返してしまうなどでもう1点。
結局8イニングを投げ、5安打5奪三振3四球2失点。
それでもストレートのMAXが150キロを計測するなど、
復調へ向けてまずまずの投球内容を披露したようです。

変化球の制球面や、やや多い球数など
今後への課題もまだまだありそうですが、
先発としての最低限の仕事はできているようですね。
「一からやり直していきたい」という中田だけに、
まだまだ「時間」も掛かりそうですが、
憲伸が抜ける8月までには、
必ず1軍へ戻ってくれることを臨みます。

またこの日4番・右翼でスタメンのイ・ビョンギュ
投ゴロ、左飛、二塁ゴロと3打数無安打と通常モード?
しかし試合後は、前日の約束を守り、
選手全員を連れて、焼き肉へいったとのこと。
古久保コーチによると、翌朝の宿舎内は
かなりのニンニク臭だったようですよ。やれやれ…。

2008年7月12日 (土)

ノリべん故障退場、手負竜エース力尽き3位転落。

苦しみながらも延長戦を制し、
ようやく連敗をストップした2位・ドラゴンズ
移動日なしで地元・ナゴヤドームに戻り、
この日からは5位・東京ヤクルトを迎えての3連戦。
その初戦、先発に5連勝中のエース・川上憲伸
立てたものの、調子的には今ひとつ。
3回、投手への安打をきっかけに先制を許すと、
終盤8回力尽き、2死満塁から痛恨の勝ち越し打
打線は7回に英智の適時打などで同点に追いついたものの、
和田、中村紀洋が試合途中で退場するなど手負いの状態に。
連勝ならずに初戦を落とし、3位転落となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 10回戦
(11日・ナゴヤドーム | 中日5勝5敗)
34570人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 川上(15試合7勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川上、清水昭信 - 谷繁

【ゲームレビュー】
川上が踏ん張りきれず、3位転落
立ち上がりから制球に苦しみ、点の取られ方が悪かった。
3回は石川の安打をきっかけに2点を先制された。
同点とした直後の8回は先頭・畠山に安打。
四球などで2死満塁から、代打・飯原に勝ち越し2点打を許した。
打線は7回、英智の適時打などで同点としたが、継投にかわされた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


何とか連敗を止め、地元に戻り、
さあエースで連勝するぞと、気合を入れ直して臨んだものの、
試合途中で、主軸である和田中村紀洋
身体の異常を訴え、それぞれ退場
せっかく井端森野が戻ってきたのに、今度はノリべんコンビが…。
ゲーム内容が今イチ不完全燃焼だったこともあり、
今後を考えると、やや不安になってしまったこの日のゲームでした。

ノリべんピンチ…。その2人の気になる状態ですが、
いつものごとく、
チームの方針もあり、
詳細は明らかになっていないものの、
高代コーチによると、
和田は持病の
中村紀洋左脚内転筋
痛みが出たもよう。
ともに12日の試合出場は、当日の様子を見て判断するそうですが、
特にノリさんは苦痛の表情でしたし、内転筋となるとかなり心配ですね。
また和田さんの方もベテランですし、いくら本人は「出る」と言っても、
少しは様子を見た方がいいかもしれません。
まあ残念ながらチームの状態がこんな感じですし、
今日明日で勝負が決することもないですから、休養も勧めたいところ。
ノリさんの代わりには、デラロサ森野
和田さんのところには、井上、英智、小池らを入れて急場は凌ぐ。
まあここまで踏ん張ってきた主軸ですし、
抜けるのはとても痛いですが、
いるメンバーで頑張ってもらうしかないでしょう。


ゲームの方を振り返ると、先発の川上憲伸
この日はストレートにあまりキレがないような感じでした。
ただ序盤カーブを多用し、それを補っていた感が。
緩急を生かして、ゼロを重ねていましたが、
3回、いきなり投手の石川に低目のストレートを叩かれ、
前進守備の左中間を抜けていくツーベースを許すと、
リズムを崩したか、福地に死球、宮本犠打で1死二、三塁。
力んだ青木は抑えたものの、4番・畠山にカウント0-2から
ストライクを取りに来たシュートをはじき返され、
センター前への2点タイムリー。4試合ぶりに失点を喫します。
ただその後は調子が良くないながらも、粘りの投球
7回ウラ、英智の詰まりながらライト前に落とすタイムリーなどで、
味方がようやく同点には追いついてくれたものの、
久々となる8イニング目は、やはり疲れもありましたね。

先頭の畠山にライト前、田中浩康が送って二塁へ。
続く川島慶三を迎え、いきなりのカウント0-3。
フルカウントに戻したものの、カーブを見送られ四球で出すと、
ウィルソン・バルデスには初球をセンター返しで1死満塁。
100球も越えていましたし、抜け球も多し。
それでも代わりの投手はいませんし、踏ん張ることを願うのみ。
続く福川の代打・ユウイチを一塁ゴロに取り、本塁封殺。
何とか2死まで辿りついたものの、
松岡の代打・飯原に対してのカウント2-1からの4球目、
バッテリーが選択したのが、外へのカーブ
しかし悔やまれるは、これが甘く浮いて入ってしまったこと。
食らいつかれ、引っ張られると、
強い打球がサード・森野のグラブを弾き、レフト前へ。
土壇場8回に力尽きて、手痛すぎる2失点
ここまでの5連勝、さらにナゴヤドーム7連勝という
連勝のたぐいがストップすることとなってしまいました。

結局この日は8イニング、125球、
11安打を打たれ、2奪三振、4四死球で4失点の憲伸
この数字を見ただけでも、どれだけ状態が悪いかはわかりますが、
ただこの日に関しては、8イニング投げてくれたことを評価
前夜までの3連戦でリリーフ陣に疲れがあるなか、
休ませられたことで、ヨシとしたいなと。
もちろん勝ちを見込んではいたものの、そううまくはいかないもの。
まあこの悔しさ次週の阪神戦で晴らしてほしいと期待します。


自力優勝が再び消滅したうえ、
ゲーム差なしの巨人に抜かれ、ついに2位から転落
ただゲーム差がほとんどないですから、ここは気にせず、
一戦一戦コツコツと戦ってくれればと思います。
週末は再びデーゲームとなりますが、
もしノリべんが欠場となれば、控え野手陣にはチャンス。
これを生かして、ぜひとも活躍してほしいものですね。
また2戦目先発予定の小笠原の奮起に期待。
苦手のデーゲーム登板ですが、今度こそはそれを払拭する投球を。
苦しい状態はいぜん続きますが、チーム全体で何とか踏ん張って、
負け越しだけはしないよう、頑張ってもらいたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(11日)

●川上憲伸
<8イニングを投げ、11安打4失点で4敗目。
2死から4失点し、自身の連勝は5でストップ>
「試合を壊してしまった感じで残念です…。
(8回の飯原には)うまく打たれました。
粘った? (点を)取られたら仕方ないです。
調子はあまり良くなかったんじゃないですか」
憲伸の声「次は必ず・・・」、中スポサンスポ
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


●和田一浩
<持病の腰に痛みが出て、3回の守備から退く。
試合後、軽症を強調したが表情は暗い>
「大事ではない。自分から申し出た。
(痛めた)場所とかは勘弁してください。
病院には行っていません。たいしたことはないと思う」

<12日の東京ヤクルト戦の出場について>
「あした球場に来てからになると思います」
中スポ共同通信社時事通信デイリー

●中村紀洋
<古傷の左足内転筋の痛みが悪化し、8回の守備から退く。
12日以降については強行出場を示唆>
「前から痛かった。
監督が決めることですが、ボクは出るつもりです」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋デイリー

●英智
<県岐阜商高の先輩・和田に代わり3回の守備から出場。
7回1死三塁から右前適時打を放つ>
「先輩の代わりに出たんですから、いつも以上の集中力がありました」
中スポスポニチ名古屋

●森野将彦
<三塁の守備に入った8回、
飯原のライナーでの打球にタイミングよくジャンプしたが、
ボールはグラブの先に当たって外野へ飛んで決勝打に。
あと数センチ、悔しい表情で振り返り>
「しようがないですよねえ」

<復帰後、三塁の守備は2試合目>
「まだそんなに守ってないけど、準備はしていますから」
中スポ

●清水昭信
<9回に2番手で今季4試合目の登板。
四球と安打の打者を出しながらも、無失点に抑え結果には満足>
「少しずつ慣れてきました」

<しかし内容の話になると反省ばかり。宮本への四球を悔やむ>
「先頭打者を出してはいけません。
フォアボールは出しちゃダメです。
タダでランナーを出すようなものだし、点につながりやすい」
(東京中日)


◆マキシモ・ネルソン
<開幕から2軍スタートだった助っ人右腕が1軍に合流。
初めてのナゴヤドームでランニングなどを行った後に
投球練習を行うためにベンチ裏へ。報道陣には通訳を通して>
「練習が終わってから」
ニッカン名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<試合前にネルソンのブルペン投球をチェック。
早期1軍登録し、登板することも示唆>
「ネルソン? 今日久しぶりに見させてもらったよ。
いろいろ課題はあると思うが、チャンスはある。
どこかで投げさせても面白い。若手同様に戦力として考えている」
名タイ

●宇野打撃コーチ
<6月16日からナゴヤ球場でリハビリ組の
打撃指導を担当していたが、谷繁、井端、森野の
1軍復帰に伴い特別任務が終了。この日1軍に合流。
ケガ人が戻ってひと安心と考えるところだが、反応は違った>
「けが人が戻って活躍するのは、普通のことだし気にしてないよ。
それよりも、若い選手たちがもっと頑張って
(1軍に)上がってこれるようにならないとね」

<リハビリ組の指導の他に、若手野手を見ることも任務に。
五輪期間中の若手の頑張りに期待している>
「オリンピック? そうだね。
若いやつらが上がってきて、やってくれるといい」

<素質のある若手は揃っているが、
それを本人たちが生かし切れていないのも事実>
「伸び悩んでいる選手もいるから、ちょっと見てあげた。
普段なかなか見られない若い選手の
練習を見られたし、貴重な時間だったよ」
(中スポ)


●落合監督
<和田、中村紀洋が途中交代。さらなる故障者に>
「あしたは分からん。
ゲームにいけるのか、いけないのか何とも言えない。
逆に若いやつらが使いやすくなると思えば、何とでもなる。
いないわけじゃない。いるメンバーでやるよ。下からくることはない」

<4月5日以来の3位転落。もどかしさは>
「もっと悲惨なことはなんぼでも見てきている。
今日(の敗戦)は、それに比べりゃかわいいもんだ。
そんなに世の中うまくいかない。
長いことやってりゃな。いろんな経験をする。
(選手も)一番いい経験してるんじゃないのか?
コッツン、コッツンやられりゃいいんだ。
そこからはい上がったやつだけがグラウンドに出てこられる」

<7月に入って2勝8敗、貯金が2となり>
「前にも言ったけど、貯金ゼロまでは…。
まだ2つもあるんじゃないか。そうなって初めて…。
本人らが一番「何で?何で?」って思ってるだろ。
(昨年)11月まで野球やってたツケが。
そう思えばいいんじゃないのか。
そう簡単に疲れは抜けない。
ケガ人が多いのは多少は(そこに原因が)あるんじゃないのかな。
和田? あのままいったらパンクする。
パンクさせたら1カ月、2カ月かかるんだ。
(交代することで休養が)何試合かで済むのなら、若いのがいけばいい。
これで元気なのはトラ(荒木)だけか?」
中スポ12サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(11日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 14回戦
(11日・広島東洋カープ由宇練習場)
  021 010 012 = 7
  000 200 000 = 2
[勝] 山内(11試合1勝2敗1S)
[D本] 谷3号 中村公治4号2ラン
[D投] 川井、高江洲、菊地、山内、中里
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・川井は初回2死満塁のピンチを抑えたが、
2回ウラ、代打・甲斐の打球を体に当て、2イニングで降板。
打線は2回、広島先発・中村憲を攻め、
イ・ビョンギュ左前打、中村一生右前打、堂上直倫四球で、
無死満塁から福田の二ゴロの間にが生還して先制。
さらに田中四球で1死満塁から、川井スクイズで追加点。
3回、広島2番手・小島心二郎からが左翼に本塁打
5回、左前打、藤井三ゴロ失策出塁で
1死一、三塁からイ・ビョンギュ左犠飛で追加点。
8回、堂上直倫、山内の連打と田中四球で
2死満塁から途中出場の柳田が四球を選び、押し出し
そして9回、左前打の藤井を置き、
の代打・中村公治が左翼へダメ押しの2ラン
投手陣は2番手・高江洲が、2イニングス目の4回に
山本芳彦の適時打など3連打を浴び、1失点でKO。
代わった3番手・菊地も代打・井生に左前適時打を浴び失点。
6回から登板の4番手・山内が3イニングを1安打無失点。
最後は中里が締め、7-2で勝利。山内はプロ入り初白星をマーク。
公式サイトより)


○山内壮馬
<ウエスタン・広島戦に6回から4番手で中継ぎ登板。
3イニングを1安打2奪三振の無失点に抑え、プロ入り初勝利。
今季11試合目の登板でつかんだうれしい初勝利にも
手放しでは喜ばず、短めのコメントを残しただけ>
「今度は先発で勝利できるように頑張っていきたいです」
中スポ

○谷哲也
<3回に今季3号ソロ本塁打を含む
5打数2安打1打点の活躍。チームの勝利に貢献>
「ホームランは、ランナーがいなかったので
塁に出ることだけ考えて打った結果です。
バッティングは調子がいいので、
あとは守備の方で頑張っていきたいです」
中スポ


◆井手編成担当
<戦力外とし、ウエーバー公示の手続きを取ったクルスについて>
「状態が良くないし、今季中の復帰は無理だろうということで、
きょう(ウエーバーの)手続きをしました。
本人は現役続行を望んでいる」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン


今週末のファームは、由宇で2試合、
佐伯総合スポーツ公園野球場で1試合と広島との3連戦。
その初戦、途中1点差に迫られたものの、
本塁打2本を含む11安打で7得点を上げたドラゴンズが、
10安打放ちながらも2得点、10残塁の広島に勝利。
6回から中継ぎで登板したルーキー・山内が好投。
制球良くスライダー、カーブを決め、3イニングを1安打無失点。
11試合目の登板でプロ初勝利をマークしました。

そのゲームの9回、1死一塁から
イ・ビョンギュの代打に登場し、
レフトスタンドへ4号2ランを放ったのが、中村公治
おなじみ古久保コーチによると、
実はこの打席「ホームラン打ったら焼き肉」
ビョンハム約束していたとのこと。
その約束を見事に果たしたハムでしたが、
しかし話がどう転んだのか、
結局は選手全員を連れて行くハメになり、
試合終了後、ビョンは店に予約をしていたそうです。
「若手に、バッティングのアドバイスをしたり、
積極的に動いてましたよ」
という話のこの日のビョン
自身も4番・右翼で先発して、3打数2安打1打点に1盗塁
なんかファームでかなりイキイキ?しているようですよ。


また中日球団はこの日、今季は右ひじ痛で出遅れ、
1軍での登板がなかったラファエル・クルスについて、
契約を解除し、ウエーバー公示の手続きを取った発表
昨季は17試合に登板、1勝3敗、防御率2.66の成績を残し、
今季もセットアッパー候補として期待された助っ人右腕が、
シーズン半ばでドラゴンズのユニホームを脱ぐこととなりました。

現状、右の中継ぎ不足に悩むドラゴンズ投手陣
このクルス不在も響きましたね。
それにしてもそういう季節になってきたんですね。
助っ人だけに、昨季のバレンタイン、グラセスキ同様、
見切りも早かったようです。
近日中にもドミニカ共和国に帰国、本人は現役続行を希望とのこと。
どっしりとした体格で大きなお尻(ケツ)の特徴の
「アヒル」くん、とりあえずお疲れ様でした。

2008年7月11日 (金)

苦闘竜やっと勝てた、延長ウッズ弾で連敗脱出!

痛恨のエラーで同点に追いつかれたうえ、サヨナラ負け。
まさにどん底の4連敗自力優勝の可能性が消滅したドラゴンズ
しかし2位死守のためにも3タテだけは免れたいところ。
迎えた広島市民球場でのカープとの第3戦。
雪辱に燃えるアライバの奮闘などで序盤大量7点のリード。
ところが中盤、リリーフ陣広島打線の勢いに
飲み込まれてしまい、7回にはついに追いつかれてしまう始末。
そのまま延長戦へと突入しましたが、
11回、不調のウッズが右中間席へ勝負を決める20号本塁打
何とか乱戦を制し、連敗を4で止めることができました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 12回戦
(10日・広島市民球場 | 中日7勝3敗2分け)
13393人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
中日 1 3 1 2 0 0 0 0 0 0 1
広島 0 0 0 1 1 3 2 0 0 0 0
[勝] 長峰(12試合1勝1敗)
[S] 岩瀬(33試合2勝2敗24S)
[D本] 和田10号 ウッズ20号
[Dバッテリー]
佐藤亮太、吉見、高橋、浅尾、長峰、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
延長戦を制し、連敗を4で止めた
11回、ウッズが右中間へソロ本塁打を放ち、
決勝点を挙げ、最後は岩瀬が締めくくった。
打線が積極的な攻撃で序盤に7点のリードを奪ったが、
投手陣が踏ん張れず苦しい展開となった。
10回に登板の5番手・長峰4年ぶりの勝ち星を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


久々の延長戦、さらに4時間28分というロングゲーム。
序盤は完全にドラゴンズ、ところが中盤は一気にカープと、
流れが大きく左右に傾いたこの一戦。
両軍合わせて30安打の乱戦イニング経過で振り返ると↓

広島の先発は、長谷川
初回、先頭荒木がライト前ヒットで出ると、
続く井端の初球にスタートし、二盗に成功。
さらに井端がカウント2-2からの5球目、
真ん中低目のフォークをセンター前に運ぶタイムリー!
久々のアライバ連係で先制点をたたき出します。(1-0)

2回、2死から谷繁がセンター前ヒット。
佐藤亮太が四球を選び、一、二塁とすると、
荒木が初球、中に入ったフォークを叩き、
左中間突破の2点タイムリーツーベース!(3-0)
送球の間に三塁へと進むと、井端が続き、
中に入ったストレートをセンター前へのタイムリー!(4-0)
投手への四球も絡め、またも1、2番で追加点。

3回、先頭ウッズが打ち損じの右飛に倒れたが、
続く和田が初球、中に入った甘いストレートを強振!
打球は伸びて、右中間席へ飛び込むホームラン(5-0)
8年連続となる2ケタ本塁打をマークし、長谷川をKO。

4回、広島2番手・大島崇行から
谷繁の中前打と佐藤亮太の犠打で、1死二塁。
ここで迎えるは、この日止まらないアライバ
荒木が内へのストレートを叩き、三遊間を抜くと、
一、三塁から井端が真ん中高目のストレートを得意の右打ち!
ライト線へと落ちるタイムリーで、早くも3安打3打点(6-0)
なおも続く森野スクイズをファウルしたものの、四球を選び、
1死満塁とすると、ウッズ遊ゴロの間にもう1点。(7-0)
上位打線がひさびさに活気づき、前半4回で、大量7点のリード
楽勝で連敗脱出と、やや余裕のムードが漂ったものの、
その考えは甘かったようで…。

4回ウラ、制球に苦しみながらも
要所は抑えてきたドラゴンズ先発佐藤亮太
しかしこの回先頭のシーボルに死球を与えると、
続くにもセンター前に運ばれ、無死一、三塁。
さらにには真ん中低目のストレートを
センターへと持って行かれ、犠牲フライ。(7-1)
1点を返されると、2死からは投手の大島
フルカウントから何とファウルで6球も粘られ四苦八苦
続く5回ウラには、赤松に外角高目のストレートを
振り抜かれてのセンターバックスクリーン左への本塁打(7-2)
それでも大量点に守られて、5安打1奪三振2四死球の2失点。
プロ初勝利の権利を持って、この回で降板となった。


ところがここから次第に流れが広島へ。
6回、ドラゴンズ2番手は、吉見
このところ捕まることが多く、何とか立ち直ってほしい1人。
しかし疲れもあってか、球威、制球ともに今ひとつ
先頭のシーボルに初球、中に入ったスライダーを
レフトスタンド中段へと持って行かれ、反撃の狼煙を上げられると(7-3)
にフォークを中前打、にはストレートを中前打、
さらに石原には真ん中低目のスライダーを叩かれて、三遊間を抜くヒット。
3連打で無死満塁のピンチで迎えるは、大島の代打・緒方孝市
2-2からの6球目、何とか外角へのフォークで、
6-6-3のゲッツーに取ったものの、その間に1点追加。(7-4)
ここで止めたいところでしたが、2死三塁から
東出に真ん中低目のストレートをセンター前へ運ばれタイムリー。(7-5)
さらに赤松には死球を与えてしまうなど、
1イニングで5安打3失点と、反撃に火を注いでしまった吉見
2点差にも関わらず、市民球場はかなり異様なムードに。

突き放して、引導を渡したいドラゴンズ
7回、広島3番手・上野を攻め、
和田のライト線へのツーベースと小池の代打・井上敬遠。
さらに谷繁が四球を選び、2死満塁とチャンス。
ところが吉見の代打・立浪は、
一塁ゴロに倒れゼロ、流れをたぐり寄せられず。

7回ウラ、ドラゴンズ3番手は、前夜好投の高橋
ところが先頭・栗原に初球、レフト前ヒットを許すと、
続くシーボルは三ゴロに取ったものの、
に外角高目のストレートを叩かれ、レフト前に落ちるヒット。
さらにこれを和田後逸してしまい、一走の栗原が生還。(7-6)
広島の勢いに飲み込まれてしまったドラゴンズナイン
続くにもセンター前にはじき返され、一、三塁としてしまうと、
石原には外へのストレートを叩きつけられ、二塁ゴロ。
ところがこれを荒木が大きく弾いてしまい、ついに7-7の同点
1イニング2失策、またも守備の乱れから崩れてしまい、
しかも一、二塁と今度は一打逆転となってしまう大ピンチ
しかし高橋が何とか踏ん張り、上野の代打・前田智徳を二塁フライ。
東出を初球、レフトフライに打ち取り、勝ち越しだけは阻止


終盤で振り出しに戻ってしまったこの乱戦
なんとか反撃したいドラゴンズ打線
しかし8回、井端のレフトへの本塁打性の当たりは。
フェンスギリギリで天谷がジャンピングキャッチ。
なけなしの1点を損してしまうと、
延長戦に突入した10回には、広島5番手・永川を攻め、
荒木、井端の連打で、2死一、二塁とチャンス。
ところが森野が打ち上げてしまい、レフトフライ。
流れはやはり広島なのか、あと一押しができないありさま。
その一方で、8回から登板のドラゴンズ4番手・浅尾が好投。
勢いある広島打線を2イニングを無安打3奪三振。
踏ん張れない中継ぎ陣のなかで、異彩を放つ投球を。

そして迎えた延長10回ウラ、
またもミスから大きなピンチが。
好投の浅尾を継いだ5番手は、連投となった長峰
簡単に2死を取ったまではよかったものの、
東出にセンター前ヒットを許すと、
続く赤松への2球目の前に、一塁へけん制球。
ところがそのボールがとんでもない高投
ウッズが捕れず、ボールはファウルグラウンドを転々。
その間に、東出は二塁を回って三塁へ。
信じられない悪送球に、連続サヨナラの悪夢もよぎるなか、
冷や汗びっしょりの長峰が投じた2球目は、真ん中高目のストレート。
しかし赤松は打ち上げてしまい、センターフライ。
何とか凌いだドラゴンズ、そして延長11回、待望の得点が。

広島6番手は、初戦にも登板したシュルツ
この回先頭は、この日5打数1安打の4番・ウッズ
もはや勝負を決めるのには、一発しかない。
しかしここまで不振の主砲だけに期待は難しい。
この最後の打席を終えたら、おそらく守備固めが入るだろう。
そんな予想を裏切って、ウッズ大きなお仕事
カウント1-0からの2球目、真ん中低目のスライダーを
右へと持っていくと、そのまま右中間へ飛び込むホームラン(8-7)
ようやく出た20号本塁打は、値千金の勝ち越し弾に!
主砲の一振りでリードを奪うと、流れがようやくドラゴンズへ。
続く和田が遊ゴロ悪送球で出塁すると、
中村紀洋が初球でキッチリ送って、三塁へ。
英智のスクイズは外されてしまい、追加点こそ奪えなかったものの、
連敗中には使えず、大きく間隔が空いてしまった
守護神・岩瀬の出番がついに到来。

延長11回ウラ、中5日で岩瀬がマウンドへ。
守るバックも中堅に平田、三塁に森野、一塁に中村紀洋とほぼ完ぺき。
先頭打者にに初球、2球目とボールが先行したものの、
それ以外は危なげのなかったこの日の岩瀬
アレックスを外へのシュートで遊ゴロに取ると、
続く栗原を外角低目のシュートで、遊ゴロ。
さらにシーボルにもシュートを叩かせると、打球は三たびショートへ。
ショートバウンドながら井端が軽快に処理して、一塁へ送球しゲームセット!
7点リードを追いつかれながらも、
延長戦で何とか振り切ったドラゴンズ
苦しみながらも白星を掴み、連敗を4でストップ。
しかし戦い抜いたナインの表情は、笑顔というより苦笑
それでもようやく勝てたという安堵感は、それぞれにあったようです。


勝ったよ~(^0^)まさに『負けのデパート』という
感のあった今回の 4連敗
序盤大量失点にはじまって、
終盤満塁被弾に、完封負け。
さらに追いつかれてのサヨナラ負けと
様々なバリエーションで負け続けてきたドラゴンズ
これに「7点差をひっくり返されての大逆転負け」という
新たなフロアが加わってしまったら、たまったもんじゃない!
それでも延長10回、長峰が一塁へ大きく悪送球したときは
正直終わった…と覚悟しまいました。

それにしても序盤にアライバが久々につながり、
7-0と楽勝ムードだったのにも関わらず、
中盤まさかの追撃を受けたうえに同点に追いつかれるとは…。
またもエラーが飛び出すなど決してチーム状態はよくない
はっきり言って後半は負けムード。
そんななか何とか踏ん張って、結果白星を掴めたことが大きい。
内容うんぬんを抜きにして、
とりあえず勝てたことがとてもうれしかったです。
今後もなかなかうまくはいかないでしょうが、
これをひとつの糸口としてもらいたいところ。
まだまだAクラス争いは、混沌としそうですが、
底力に関しては決して負けないのが、ドラゴンズ
トンネルからうまく抜けだし、浮上してくれることを願います。

移動日なし、週末はナゴヤドームで東京ヤクルトとの3連戦。
巨人、広島よりは多少落ちるであろうスワローズですが、
決して甘く見てはいけないのは、最近の戦いで十分承知
さらに初戦先発するであろうエース・憲伸には、
ぜひとも1人で投げ抜くぐらいの意気込みで放ってほしい。
1つ勝てただけでは、チーム状態は上向かない。
これに弾みをつけるのが、好調なエースのお仕事
広島の援護にもほのかに期待しながら、
地元でさらに立て直してほしいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(10日)

◎タイロン・ウッズ
<延長11回、右中間席へ決勝の20号本塁打>
「(ナイスバッティングでした)
(日本語で)アリガトウゴザイマシタ。
(延長11回、どんな気持ちで打席に入ったか)
そうですね、とにかく強く打とうと思っていまして、
運良くうまく打てました。はい。
(不調もあったが、貴重なところで良い一発)
そうですね、ボクもそうですし、
チームの状態も良くありませんでした。
これをきっかけに連敗をストップして、
また勝っていきたいと思っています。
(チームも連敗脱出。これからの戦いに向けて)
そうですね。とにかく勝つですね。
1試合11試合勝つと心がけて、とにかく連勝して、
ぜひともクライマックスシリーズにいきたいと思っています。
(ファンに向けてメッセージ)
そうですね。優勝できるようにがんばりますので、
みなさんもぜひ応援引き続きお願いします」



<ホームラン談話>
「とにかく強く打とうと思っていたんだ。
打ったのはフォーク。うまく打てたよ」

<連敗地獄で苦しんできたが、
この日は少しだけ心地よい疲れに>
「ハードなゲームだったよ。毎日がハードだけどね。
チームも自分も、このところ調子がよくなかったから。
連敗ストップ? これがキッカケになればいいね」

<どんな時でもプラス思考だが、弱音をはくのは守備のこと。
試合前練習中、突然ノックバットを握った落合監督のノックを受ける。
キャンプさながらに左右に振られること5分間。
無言のゲキを肌で受け取り、2回に石原の飛球をお手玉しながら、
5回には東出の邪飛を夢中でキャッチ>
「何年も野球をやってても、やっぱり緊張することはあるよ
『エラーしたら、またオチアイサンに怒られる』ってね。
(片手で捕りにいっていいと言われても)不安なんだろうね。
無意識に両手で丁寧にいこうとして失敗するんだよ」

<時には二塁ベース寄りへ巨体を大きく揺さぶるノックは
5分ほどで終了したが、汗だくになってロッカールームへ>
「(落合監督へ)サンキュー、アリガトウ」

<首位・阪神の背中は遠くにあるが、
気持ちは今も変わらず、黙々と仕事をこなす>
「あきらめるとか、あきらめないとか、そういうことではない。
とにかく気を緩めることなく、1試合1試合勝利を目指して戦っていく。
これまでどおり、そうやっていくしかないんだ」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○長峰昌司
<延長10回に5番手で登板。1イニングを1安打無失点に抑え、
今季初勝利をゲット。04年8月29日以来、実に4年ぶりの勝利に>
「いやあ、1度はどうなることかと思ったけど、
ゼロに抑えられてよかった。
4年ぶりの勝利? 勝ち越し点が入るまで気づきませんでした。
まあ、チームが勝ったのがよかったです。
調子は悪くなかったし、やれることはやれたと思います。
うれしい。ホントにうれしい」

<簡単に2死までこぎつけたが、東出に中前打を許すと、
直後のけん制はとんでもない悪送球。一気に三塁まで進まれ>
「手が滑った? 分かんないんです。やっちゃいました」

<前日スルリと逃げた白星が翌日になって転がり込んできた。
前日に35球を投げての連投で疲れがないわけがないが>
「これからもしっかり抑えたい」
中スポサンスポスポニチ名古屋

○佐藤亮太
<今季初先発は大量リードにも守られ、5イニングを5安打2失点。
後続が打ち込まれて、プロ初勝利は惜しくも消えたが>
「最初から何回いくとか考えないで、
打者1人1人を抑えるという意識を持っていきました。
課題もたくさんありましたが、
最低限の仕事はできたんじゃないかと思います」
(東京中日、サンスポ

○岩瀬仁紀
<1点を勝ち越した延長11回に満を持して登板。
主軸3人をピシャリと抑え、10試合ぶりの24セーブ目をマーク>
「自分しかいない。
そう言い聞かせながら必死に投げた。気持ちだけで投げた。
連敗中に自分の出番がなかったことは仕方ない。
みんな全力で戦った結果だから。
今はチームがこういう状況だから、
どんな形であれしっかり勝っていかないと。勝ててよかったです。
これからが本当の勝負。今日がきっかけになればいい」

<日本代表として参戦する北京五輪までの1カ月間、
フル稼働することを誓い、気合を入れ直す>
「出番があればそこで自分の仕事をするしかないよね。
五輪? まあ選ばれるかは分からないけど、
それまではしっかり投げていきたいね」
(東京中日、中日新聞

○吉見一起
<5点リードの6回に登板。先頭・シーボルの一発に始まった
4連打で3点を失い、防御率は2.42となりリーグ3位へ後退。
これで3試合連続失点、勝利に救われたが肩を落とす>
「『四球だけは出したくない』と力が入りすぎたのかもしれません。
次までに修正したいと思います」
(東京中日)

○森バッテリーチーフコーチ
<不振やケガによる離脱が続く先発陣のコマ不足は明白。
しわ寄せを受ける救援陣は火の車。救援陣の疲労の蓄積を認め>
「(救援陣は)疲れているどころじゃないよ。
(11回は)勝ち越さなくても岩瀬で行くと決めていた。
相手打線は3番から始まる好調な主軸。
岩瀬以外に一体、誰が抑えられるのか」
中日新聞サンスポ

○荒木雅博
<2回二死一、二塁で左中間へ走者一掃の2点二塁打>
「追加点のチャンスだったし、気持ちで打ちました。
きょうは絶対勝たないと。気持ちです」

<7回に高いバウンドの浅いゴロを失策して、同点になったが>
「勝ちたかった。積極的にゲッツーを取りにいこうと思った」

<苦しみながらも試合を制して、ベンチへ戻るとようやく笑顔。
今季初、通算19度目の1試合4安打を放ったが>
「それよりとにかく勝ててよかったです。
もう、放心状態。流れを変えようと、何とかしたかった」

<前夜は8回に同点タイムリーエラーを犯し涙したが、
この日は帰りのバスへゆっくり歩を進め、何度も口に>
「取り返したかった。ホッとした。
明日も、やらないといけないですね」
中スポ、東京中日、時事通信スポニチ名古屋

○井端弘和
<初回無死二塁、中前へ先制適時打>
「ノーサインだったから、ヒット狙いでした。
ランナーを進めようと思っていました。ヒットはたまたまですよ」

<2回2死三塁から中前適時打>
「ピッチャー返しを心がけました」

<この日は4安打3打点を記録。
試合後、勝利の感想は話さなかったが、ほっとした表情が喜びを>
「足がパンパンですよ。とにかく疲れました」

<今後はつかみ損ねたリーグ優勝への執念が試されるが>
「首位と差が開いたけど、これを逆転できたら楽しいかなと思う」
中スポ、東京中日、時事通信ニッカン

○和田一浩
<3回に右中間へ10号ソロ本塁打。
8年連続の2ケタ本塁打をマーク>
「打ったのはストレートです。
1打席目に打ち損じていた(中飛)ので、
絶対に一発で仕留めるつもりでいきました」

<しかし好機での凡退や7回の後逸エラーなどを反省>
「ただ、その後がね…。反省しながらやっていきたいと思います」
(東京中日、共同通信社毎日jp

○中村紀洋
<連日気温が30度を超えるなか、汗だくで試合前の練習。
暑さを我慢しながら、体調管理に気を配る>
「暑いけど、汗をかけるし、
たまには外の球場で体を動かすのもいいですよ」
(東京中日)

○森野将彦
<広島市民球場独特のつらい暑さをこう表現>
「いやらしい暑さです。カラッとした暑さだったら
体の表面から汗が出る感じだけど、ここはそうじゃない。
ジワーッと内臓から汗が出てくる感じ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇小林正人
<練習中、吉見とともに突然外野フェンス沿いに猛ダッシュ。
強烈な日差しのなか、約200メートルの距離を2度全力疾走。
意味深な珍行動だったが、理由については口ごもり>
「まあ、それは…」
(中スポ)

◇佐藤充
<前日の広島戦で先発し、
3イニング2/3を投げて7安打1失点で降板
次回登板での今季初白星を誓う>
「全体的にボールが高かった。
久しぶりで力んでコントロールが甘くなって、打たれた部分もあった。
次は低めをついて、もっと粘っていきたい」
ニッカン

◆中田賢一
<12日のウエスタン・広島戦に降格後初めて先発する予定。
この日はブルペンで変化球を交え、56球を投げ込む>
「全然いい球がいかない。
たまにいい真っすぐが投げられることもあるので、
確率を上げないと。試合ではバランスを重視して投げたい」
名タイ


○落合監督
<延長戦の末にかろうじて広島を振り切り、
2位を死守するとともに自力優勝を復活させる。
最大7点差を追いつかれての辛勝に>
「勝つのは難しい? そりゃあ、そうだよ。でも負けるのは簡単だ。
こういう展開になるんじゃないかと予想はしてたよ。
だから(4回の)7点目を森野のスクイズで
取りにいった(結果はファウル)んじゃないか」

<勝ち越した延長11回、なおも1死三塁から
英智にスクイズを命じたが、外されて空振り。
外されるとわかっていてなぜ?>
「2回目のスクイズは、オレ(が敵の監督)なら4球とも外す。
(命じたのは)岩瀬は2点差より1点差の方がいいんだもん。
こういうゲーム展開での岩瀬の投げっぷりを見たら
2点差になるのは嫌だった」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年7月10日 (木)

嗚呼痛恨の失策、無惨竜サヨナラ負けで自力V消滅。

井端が先発復帰を果たしたものの
打線がかみ合わず、完封負けで3連敗
4位・広島にも勝てず、もがき苦しむドラゴンズ
広島市民球場での第2戦は、序盤に2点を先取して、
今夜こそ連敗脱出の気配を漂わせましたが、
終盤8回、痛恨のエラーで同点に追いつかれると
その勢いのままに9回サヨナラ負けを喫し、今季2度目の4連敗。
これで首位とは13ゲーム差。今季77試合目にして
ついに自力優勝の可能性が消滅してしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 11回戦
(9日・広島市民球場 | 中日6勝3敗2分け)
13258人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 1x
[敗] 小林(27試合2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
佐藤充、長峰、高橋、吉見、小林 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季3度目のサヨナラ負けで4連敗
自力優勝の可能性が消滅した

9回、5番手・小林が1死二塁から天谷にサヨナラ打を許した。
6月6日以来の先発となった佐藤充は4回途中で降板。
必死の継投を試みたが、8回に吉見がピンチをつくり、
荒木の失策で同点とされた。
打線は4回、併殺打の間に2点目を入れた後、
9回に四球の走者を一人出しただけに終わった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


首位・阪神3位・巨人との一戦が雨天中止。
この間にぜひとも連敗を止めて、
流れを引き戻したいところでしたが、
ドラゴンズ勝ち方をどうやら忘れてしまったようで…。

ドラゴンズ・佐藤充、広島・青木高広の先発。
2回、ウッズ四球、和田センター前ヒット、
中村紀洋は6-4-3の併殺に倒れたものの、2死三塁から、
この日7番スタメンの小池が、カウント1-3からの5球目、
中に甘く入ってきたストレートを弾き返し、レフト前へのタイムリー
前夜完封を喰らった打線が先制に成功すると、
さらに4回、ウッズ四球、和田左中間へのツーベース。
2回同様の展開に加え、中村紀洋も四球を選び、無死満塁。
小池が外のカーブを引っかけてしまい、
5-4-3のゲッツーとなったものの、
その間に三塁走者のウッズが生還し、もう1点。
不安定な青木高広を攻め、偶数回に2点を奪います。

しかし立ち上がりから再三走者を出しながらも
相手の走塁ミス粘りの投球で凌いできた佐藤充
4回ウラ、先頭の栗原に初球、
中に入ったスライダーを完ぺきに捉えられ、
レフトスタンドへ持って行かれるホームラン
2-1と1点差に迫られながらも、その後は両軍のリリーフ陣が好投。
ドラゴンズは、この日再昇格の長峰-高橋へと。
一方の広島は、岸本-上野と繋ぎ、ともにゼロの山。
特にドラゴンズ打線は、6回、岸本の前に
ウッズ、和田、中村紀洋のクリーンアップが三者三振など、
完ぺきに抑え込まれたのが痛かった。
それでも1点リードということで、8回ウラからは
勝ちパターンのセットアッパー・吉見へと繋ぎます。


6日の悪夢の満塁被弾以来の登板となった吉見
先頭のアレックスに外へのスライダーを叩かれ、
センター前ヒットを許すと、広島ベンチは代走に天谷
しかし吉見には余裕がなかったのか、
俊足の天谷を一塁に置きながら、けん制のそぶりもなし。
案の定、続く栗原の4球目にスチールを決められると、
栗原の遊ゴロでもスタートを切り、そのまま三塁へ。
積極果敢?な走塁の前に、1死三塁とされてしまいます。

しかしここは防御率リーグ1位の吉見
続くシーボルを初球、内へのストレートで
バットをへし折り、投手への小フライ。
しっかり流れを引き戻し、2死三塁に。
この日2安打と当たっているを迎えたところで、
落合監督がマウンドに歩みより、バッテリーに指示。
歩かせて、当たっていないと相対するというのも
選択肢にはあったものの、そのままとの勝負を選択。
そしてカウント1-1からの3球目、
外へのシュートを引っかけさせ、一二塁間への力ないのゴロ
吉見が何とかピンチを凌いだかに見えました。

ところが緩いゴロながら、
このときの一、二塁手の動きやや不自然
一塁のウッズが捕球を荒木に任せてしまい、
早々とベース寄りに動いてしまった一方、
ウッズが捕ると思った二塁の荒木は反応がやや遅れ気味。
慌ててグラブを差し出すも、バウンドが合わずに
はじいてしまい、痛恨のタイムリーエラー。
その間に天谷が生還、2-2の同点に追いつかれてしまいます。

土壇場で「名手・荒木」がまさかの失策。
決して荒木ひとりが悪い訳ではないながらも、
このプレーで相手が勢いづいてしまったのは、紛れもない事実
案の定9回は、もっか18試合連続無失点という
広島4番手・横山ウッズ、和田、小池
オール三振に倒れ、打線が意気消沈してしまうと、
そのウラ、岩瀬ではなく、5番手でマウンドの小林が捕まり、
東出のレフト前ヒットと、赤松の犠打で1死二塁から、
8回に足を見せた天谷に今度はバットでやられ、
外へのカーブをセンター前に運ばれ、サヨナラヒット…。
自らが墓穴を掘って、みすみす相手に白星を献上
完封負けの次はサヨナラ負けと、負の連鎖は治まらず、
広島勢いの差をまざまざと見せつけられたドラゴンズ
これで巨人とはゲーム差なしで、広島とも1ゲーム差。
そして首位・阪神とは、はるかかなたの13ゲーム
ついに今季77試合目で、自力Vの可能性が消滅することとなりました。


前を向け、選手会長!通常の状態のドラゴンズなら、
逃げ切れたゲーム。
序盤の再三のチャンス
もう少し点を取れていればとか、
「たられば」もいくらかあったりはしますが、
現状でのベストメンバーを揃え、
若い中継ぎ陣が踏ん張り、
ゲームを作ってきたにも関わらず、惨いサヨナラ負け
さすがに今回は、かける言葉も見つからないありさまでしたね。

まあまだ展開次第では、自力優勝は復活します。
さらに残りまだ67試合もあったりします。
ただ現状はそんなことは頭に入れず、
しっかりと自分らの足場を固めることが大事。
そうしないと、広島どころか、
その下にも足をすくわれることになるでしょう。
1つ勝つことがいかに難しいものか、
まさかこの時期に、こんな思いをして
味わうとは思いませんでしたが、これも現実なのでしょう。
それでも選手個々に悔しさがないなんてことはないはず。
だったらその悔しさをバネに変えて、3タテだけは阻止。
1つ1つのプレーを丁寧にして、がむしゃらにボールに食らいつき、
そしてどんなカタチでいいから、まずは1つ勝つ
ただそれだけに全力を傾けていってほしいと願うのみです。


★プレーヤーズ・ボイス(9日)

●荒木雅博
<8回2死三塁から嶋のゴロをタイムリーエラー。
試合後はベンチ最前列に座り込んでうなだれ、目は真っ赤。
高代コーチに肩を叩かれてもタオルで目を押さえ、
敗戦の責任を一人で背負うかのように何を聞かれても黙ったまま>
「…」
中スポスポニチ名古屋

●タイロン・ウッズ
<8回2死三塁、嶋の一、二塁間への打球を
一瞬捕球するそぶりを見せながら、
打球に背を向け一塁ベースカバーへ>
「何とも言えない。ただベストは尽くしているんだ」

<この日はベンチの助言でボールを見極め、2四球を選ぶ>
「本当は試合中に相手投手のデータなどを
言われるのは好きじゃないんだ。
打撃のタイミングをくるわせるきっかけになるからね。
でも、そんなことは言ってられない。連敗を止めなきゃいけない」
中スポ

●高代野手総合チーフコーチ
<8回2死、嶋の一、二塁間のゴロについて。
タイムリーエラーとなった荒木をかばう>
「荒木は100%で行ってるから、捕っても投げられない。
誰が悪いって言うんじゃないけど、可能性としてはファーストがね。
ウッズの打球? 誰が見てもそうだろう。
いくら荒木が超人的な守備範囲をしているといったって、
あそこまでは無理だ」
中スポスポニチ名古屋名タイ


●小林正人
<同点の9回から5番手で登板。
1死二塁から天谷に左中間へサヨナラ打を浴び、2敗目を喫す。
痛恨のサヨナラ負けに帰りのバスまでうなだれたまま>
「(打たれたのは)カーブです。
不運な面? そうじゃないです。
気持ちを切り替えて? そうですね。次、頑張ります」
(東京中日、朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン

●吉見一起
<1点リードの8回に4番手で登板。
先頭のアレックスに中前打を許しながらも
主軸を抑え、2死までこぎつけたが、
味方の適時失策で同点に追いつかれ、反省しきり>
「アレックスに簡単にストライクを取りにいったのが悪かったと思います…」
中スポ

●佐藤充
<今季2度目の先発も7安打を浴び、4回途中降板>
「先発としての責任を果たしきれなかったので、申し訳ないです。
気持ちを入れて投げたのですが。
もう少し低めに投げ切れれば勝負になると思うのですが…。
そこを今後の課題にしたいと思います」
中スポサンスポ朝日新聞ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<制球が甘く、毎回安打を許すピンチの連続。
結局3イニング2/3で降板した先発・佐藤充について>
「あれ以上は無理だろ」
ニッカン

●長峰昌司
<4回2死一、二塁のピンチで2番手として登板。
そのヤマ場を乗り越えると5、6回も零封。
2イニング1/3を1安打無失点と、敗戦のなかで光る投球>
「せっかくああいう場面で使ってもらっているのだから、
しっかり腕を振って、自信を持っていきました。
緊張はしましたけど、チャンスだから思い切っていきました」

<素質を持て余す6年目の大型左腕。
今季その目にまぶしく映ったのが同級生の吉見。
ともに先発候補に名前を挙げられながら、立場が急変したのは今シーズン。
ブレークした吉見との違いはみなぎる『自信』>
「去年までは同じような立場だった。
(今季の吉見は)しぐさから何から変わった」

<同級生から学んだ、いい意味で相手を見下ろして投げること>
「今日ぐらいしっかり抑えられれば…」
中スポ名タイ

●小池正晃
<移籍後初の7番打者で出場すると、
2回2死三塁から左前に先制適時打を放つ>
「せっかくのチャンスですから。
自分たちのリズムにしたかった。先制できてよかったです」

<プロ入り3年目の01年、横浜・宜野湾キャンプで
当時評論家だった落合監督から打撃指導を受ける。
あれから7年、トレードという形で訪れた恩返しのチャンスに燃える>
「あのとき教えてもらったのはボクの中ではすごく大きいことでした。
感謝しています。恩返し? そうですね。
覚えているのは『バッティングは力じゃない』という言葉ですね。
『上からしっかりたたけ』ともよくいわれた。すごくうれしかったですね」
(中スポ、ニッカン

●和田一浩
<2回は中前打、4回は左中間二塁打を放ち、
先制点と2点目のアシスト役を十分に果たしたが、
6、9回の打席はいずれも空振り三振。サヨナラ負けに厳しい表情>
「うまくつなぐことはできたけど、その後凡退してしまったので…」

<チームはこの日の敗戦で自力優勝が消滅した。
でも、シーズンは中間点を過ぎたばかり。残り試合が数多いことを強調>
「みんな何とかしようと思ってやっています。
まだ残り試合はたくさんありますから。
あきらめることなく、たくさんある残り試合を一生懸命頑張るだけです」
中スポ


◆平田良介
<広島、甲子園、神宮など、
夏場いったいどの屋外球場が一番暑いのか聞いてみると…>
「ボクが感じた一番暑い球場は藤井寺
(かつて大阪近鉄の本拠地だった藤井寺球場)ですね。
だってベンチからグラウンドを見たら、
外野フェンスまで一面蜃気楼なんですよ。
でも(大阪府大会の)ベスト8くらいから使う球場でしたから。
藤井寺を目指していたけど嫌でしたね」

<ちなみにプロ入り後は>
「北神戸(サーパスの本拠地)は暑いんです」
(中スポ<ドラ番記者>

◆佐藤亮太
<広島第3戦の先発予想。先発すれば今季初。
昨年4月7日横浜戦以来、プロ2度目の先発となる>
「(今季初登板の6日は)もっと緊張するかと思ったけど、
けっこうスッとゲームに入っていけました。
ああいう感じで投げられればいいと思います」
(東京中日)


●落合監督
<投打に元気なく4連敗で、自力優勝の可能性が消滅。
サヨナラ負けにも努めて平静に現状を受け止め>
「計算外のこと? それが起こるのが野球。
自力V消滅? いいんじゃないか。それが現実なんだもん。
でも、最後までやるしかないんだ。
こいつら(選手たち)がこんなに苦しんでるのは初めてだろ?
自分らでもう一度頭の中を整理していかないといけない。
打つときは打って、守るときは守って。
頭の中で守備と打撃を切り離さないと」

<選手たちが打つときに守りを引きずり、
守りのときに打てないことを引きずっているように映るか>
「中にはな。そういう選手もいる。全員が全員ではないけれど」

<広島に完封負けした前夜、
今季初の緊急全員ミーティングを招集。全員がそろうと冷静に鋭く>
「この中で優勝できないと思っているやつはいないだろうな?」

<チームの目標を再確認した上で今後の戦いに話を向け>
「慢心するな」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(9日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 長峰昌司投手
【同抹消】
▼中日 小川将俊捕手
公式サイト共同通信社

△長峰昌司
<捕手の小川に代わって再登録された。
6月22日以来17日ぶりに1軍に合流して>
「出番があれば、低めをていねいにつきたい。
その上で1球1球しっかり腕を振っていきたい。
次のチャンスがもらえるような投球をしたい」
ニッカン


緊急事態である投手陣、
この日ファームから新たに長峰を補充。
代わって、捕手の小川が登録を抹消されました。
これまでこだわってきた?捕手3人制を解除してまでの投手補充
ぜひともこのなかから救世主が出てきてほしいもの。
その長峰、この日の先発も予想されましたが、
4回途中、佐藤充を継ぎ2番手で登板。
代打の代打・小窪を内角球で詰まらせ二飛とピンチを凌ぐと、
5回、6回とわずかヒット1本に抑える好投
バタついていたゲームを落ち着かせ、
今後につながる投球を見せてくれました。


若竜トピックス(9日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-名古屋ウェルネススポーツカレッジ・
愛知ベースボール倶楽部混合チーム

(9日・ナゴヤ球場)
 名 010 010 000 =2
  D 001 020 20× =5
[D本] なし
[D投] 樋口、金剛、高江洲、ネルソン
日本野球連盟公式HP

【得点経過】
2回1死二、三塁、兵頭遊ゴロの間(0-1)
3回ウラ無死二塁、前田中前適時打(1-1)
5回2死三塁、大橋左中間適時打(1-2)
5回ウラ1死一塁、岩﨑右へ適時三塁打(2-2)
同じく1死三塁、藤井右犠飛(3-2)
7回ウラ2死一塁、岩﨑左中間フェンス直撃適時二塁打(4-2)
同じく2死二塁、藤井左中間適時二塁打(5-2)


○金剛弘樹
<右ひざ靱帯痛が癒え、約1カ月ぶりの実戦マウンド。
2番手で5回から中継ぎ登板し、2イニングを3安打1四球で1失点>
「(右ひざの)痛みはほぼないですけど、
多少、怖さがあって、100%腕を振ることができなかった。
フィールディングや細かいコントロールが課題です」

<今後は万全の状態づくりに集中していく>
「2、3週間もかかるとは言わないですけど、
ここで慌てて再発したら意味がないので、
最後の調整をしっかりやっていきたい」
中スポ

○中村公治
<右手を痛めていたが、約2カ月ぶりの実戦復帰。
結果は3打数無安打1四球だったが、
守備ではカットマンまでの全力返球を含め、
6度の守備機会を無難にこなすなど復調をアピール。
故障個所に問題がなかったことに安堵し>
「欲を言えば1本(安打が)欲しかったですけど、
打つ方も、投げる方も痛みは無かった。
頑張って2カ月分をすぐに取り戻したい。
結果を出して、(1軍へ)はい上がります」
中スポ


今週前半は、ウエスタンの公式戦のないファーム
この日は、5月のベーブルース杯以来のプロ・アマ交流戦
名古屋ウェルネススポーツカレッジ愛知ベースボール倶楽部
混合チームとのゲームがナゴヤ球場で行われ、5-2で勝利しました。
そのゲームでともにケガのため、戦線離脱していた
金剛中村公治がともに実戦復帰
金剛は制球面なども含め、今後も慎重のようですが、
ハム遅れた分を取り戻すため、より気合を入れていたとのこと。
暑い夏場に『黒い男』の活躍を期待したいですね。
なお今後のプロ・アマ交流戦は、
7月26日にナゴヤ球場でヤマハとの一戦が予定されています。

2008年7月 9日 (水)

井端復帰も効果なく泥沼竜コイに完封負けで3連敗。

7月に入って、1勝5敗と大失速
3位・巨人に0.5ゲーム差に迫られてしまったドラゴンズ
週明け6連戦最初のカードは、4位・広島との3連戦。
その初戦、故障が癒えた井端がついにスタメンに復帰。
いよいよ役者が揃い、勝利への期待感が高まったものの、
再三のチャンスにあと一押しが出来ず、まさかの0封
一方投げては先発・山本昌が勝負どころで踏ん張れずに3失点。
湿った打線の援護はなく、またも200勝に足踏み
今季お得意としていた広島にも敗れ、3連敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 10回戦
(8日・広島市民球場 | 中日6勝2敗2分け)
11913人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 山本昌(10試合3勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾、清水昭信 - 清水将海、谷繁

【ゲームレビュー】
投打に精彩なく、今季4度目の完封負けで3連敗
山本昌は粘りきれなかった。
5回、先頭・に死球。石原に左中間を破る適時二塁打を
浴びて追加点を許した。さらに赤松にも適時二塁打された。
打線は3回2死満塁の好機を逸するなど、主軸に元気がなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ちょうど2カ月ぶりとなった広島戦
今季6勝1敗2分けと大きく勝ち越しているお得意さま相手に
何とか調子を上げていきたいところでしたが、元気なく完封負け
もはや苦笑いを通り越して、悲しくなってしまいました

ドラゴンズの先発は、中5日で山本昌
W佐藤の先発予想を裏切り、大ベテランが初戦に登板。
苦しい流れを変えるべく好投を期待しましたが、
立ち上がり、1死から赤松に真ん中低目のスクリューを叩かれ、
左中間突破のツーベースを許してしまうと、
続くアレックスには内へのストレートをレフト前へ。
一、三塁として迎えるは、4番・栗原
カウント1-1からの3球目、外へ落ちてこそ効果ありの
スクリューが中に入ってしまったところを叩きつけられると、
打球は高いバウンドで三塁の頭を越えるタイムリーヒット
ボールが甘いところを続けて叩かれ、
いきなりの3連打で先制を許してしまいます。
さらに一、二塁から続くシーボルにも
真ん中低目のスクリューを叩かれ、レフト前へのヒット。
しかしここで野手陣が見事な連携、7-6-2とボールが渡り、
三塁を回ったアレックス清水将海がブロックしてタッチアウト。
相手の走塁ミスにも助けられたとはいえ、
4連打を浴びながらも、わずか1点で食い止められたのは
山本昌にとっても、チームにとっても大きかったなと。

一方、広島の先発は、今季中日戦3試合で2敗の大竹
ところがこの日は立ち上がりからストレートが抜群。
初回、あっという間に三者凡退に抑えられると、
2回もウッズ捕邪飛、和田ボテボテの遊ゴロと早くも2アウト。
しかし中村紀洋が外へのストレートを叩き、三遊間を抜くと、
続く『7番・遊撃』で6月15日以来のスタメン復帰となった井端が、
フルカウントから外へのストレートを得意の右打ち。
ライト前へ持って行っての復帰初安打で一、三塁。
同点へのチャンスメイクをしたものの、清水将海が遊ゴロに倒れ3アウト。
ここは打順の巡りが悪く、ちょっと残念。

しかし続く3回もまたしても2死からチャンス。
2番・小池が内へのストレートをライト前に運ぶと、
続く森野は警戒されたか、ストレートの四球。
さらにセットでの制球が定まらない大竹から、
ウッズも四球を選び、満塁のチャンス。
「今度こそ」の期待感が高まります。
しかし和田はカウント1-0からの2球目、
外角低目のストレートを引っかけてしまい、二塁ゴロ。
相手の制球難でチャンスをもらうも、三者残塁
続く4回も1死から井端が三塁横抜くヒットで出たものの、
清水将海がフォークに手を出し、6-4-3のゲッツー
打線が全くかみ合わず、大竹を踏ん張らせてしまいます。


2回以降はテンポ良く三者凡退に打ち取り、
立ち直った感に思えた山本昌でしたが、
中盤5回先頭のに対し、2球目内への緩いスライダーが
右足スパイク付近に当たってしまい、死球
もったいない感じで先頭打者をを出してしまうと、
切り替える間もなく、続く石原にカウント0-1からの2球目、
スクリューが真ん中高目に浮いてしまったところを
叩かれると、強い打球が左中間へ。
和田が捕り損ない抜けてしまうと、一塁走者のが長駆生還。
タイムリーツーベースとなり、手痛い追加点を奪われます。
続く大竹はスリーバント失敗、東出も一塁ゴロで2死三塁。
ところが赤松にカウント2-1からの4球目、
中に入ったスライダーを引っ張られ、
三塁線を鋭く抜いていくタイムリーツーベース。
味方打線が湿るなか、3点目を奪われてしまった山本昌
結局この日は、6イニング69球を投げ、8安打3奪三振1死球で3失点。

ホント、申し訳ない。やはり勝負どころで
変化球が甘くなってしまったのが、
痛打に繋がった一因だったような。
さらにストレートのキレも
今イチで、緩急も付けられず。
先発陣がこういう状態のなか、
ベテランの踏ん張りに期待しましたが、残念。
ただ打線の援護があれば、おそらく結果は違っていたのでは。
投打がかみ合わないチームの状態が
そのまま反映されてしまったマウンドとなりました。


3点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
何とか1点でも奪って、流れを変えたいところでしたが、
その後もその1点さえも取れないありさま。
7回、バテてきた大竹をようやく捕まえ、
1死から代打・井上の四球と荒木のセンター前ヒットで一、二塁。
上位打線にチャンスが巡ってきましたが、
ここからは広島の継投策にやられた感じ。
小池を迎えたところで、2番手・梅津にスイッチ。
ドラゴンズベンチも代打の切り札・立浪を投入したものの、
外へのストレートを打ち上げてしまい、レフトファウルフライ。
さらに3番手・マイク・シュルツと相対した森野
外へのストレートを左に流すも、三塁へのゴロ。
そのまま三塁ベースを踏まれ、この回もゼロ
8回は横山、9回は永川に思う存分の投球をされてしまい、
今季4度目の完封負けを喫することとなってしまいました。

ようやく復帰してきた井端が気を吐き、
2安打を放ったことは、とてもうれしく、
今後に繋がっていくなという予感はしましたが、
前日特打を行ったウッズを中心にクリーンアップがノーヒット
ほんと今はチーム的には『どん底』の状態なんだなと
週を明けても感じさせる結果となってしまいました。


泥沼から抜け出せずに3連敗ドラゴンズ
その一方で首位・阪神の勢いは止まらず。
このままなら近いうちに自力優勝が消滅してしまいそう。
現状としては、歯がゆい日々が続きそうですが、
今はガマンして、が差すのを待つしかないかなと。
ただこのまま絶対に終わるはずはない。
そう信じて応援していくしかないでしょう。
第2戦の先発は、おそらく佐藤充
リベンジの舞台になりますが、とにかく思い切り投げ込んでほしい。
そして打線はこういう投手こそ、しっかり援護してあげないと。
とにかく1つ勝つことがチームにとっては一番の特効薬
チーム状態はよくないですが、決してネガティブにならず、
選手各自が開き直って、活路を見いだしてくれることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(8日)

●山本昌
<6イニングを8安打3失点で3敗目。
5月21日に通算196勝目を挙げてから、これで6試合足踏み。
先頭打者への死球が追加点につながり>
「5回が痛かった? まあ…。
点がもったいなかった。そこに尽きます。
調子は悪くなかったけれど、
チームがこんな状態だから、自分が頑張らなければいけないのに。
何とかしないといけないと思ったけど、先に点を取られたらいけない」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

『こういうときこそピッチャーが頑張らなきゃと思い、
マウンドに上がったのですが。先に取られてはダメですね。
ホント、申し訳ない。また調整し直します。』

山本昌公式ホームページより引用)


●井端弘和
<左足の故障で戦列を離れていたが、
『7番・遊撃』で6月15日の以来のスタメン復帰。
2回2死一塁の初打席で右前打を決めると、
続く4回1死でも左前打。復帰戦でいきなりのマルチ安打を記録>
「さすがに疲れました。
でも、試合前と試合後で(体の)感覚が変わらない。
それが何よりですね。足はもう大丈夫だと思います。
2安打したって負けたらしょうがない。勝たなきゃ意味ないです。
でも(打撃の)状態は悪くないですね。
最後まで出れたし、打つ方も守りも大丈夫。ホッとしました」

<守っても、軽快な動きでバックアップ。
足への負担が軽いとされる土のグラウンドで躍動>
「さすがに最初(1回、先頭・東出)のゴロにはドキッとしたけど。
まあ、動けましたね。この次は勝てるようにしたい」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●立浪和義
<7回1死一、二塁の好機に小池の代打に登場。
梅津の6球目139キロを左邪飛に倒れ、苦悶の表情>
「打ったのはシュート気味の真っすぐでした。
あの球というより、その前のストライクを
仕留めなあかんかったです。煮え切らないですね」
中スポ

●和田一浩
<広島戦ではチーム最多の13打点もこの日は沈黙。
3回2死満塁で二ゴロに倒れるなど、4打数無安打。
広島バッテリーから徹底的に難しいコースを突かれ>
「厳しく攻められるのは分かっていること。
厳しいなかでも打っていかないといけない」
(東京中日)

●石嶺打撃コーチ
<適時打の出ない打線について>
「1本出れば変わってくる。今は打ってくれるのを願うしかない」
サンスポ

●新井良太
<試合前の一塁側ベンチのすぐ前で
立浪兼任コーチによるロングティー打撃の指導を受けていると、
東出ら仲のいい広島選手から声をかけられ、
苦笑いしながらも、必死に打撃練習に汗を流す>
「へたくそは練習するしかないので」
(中スポ)

●荒木雅博
<3日の阪神戦の8回にセーフティーバントを試み、
一塁へヘッドスライディング。そのダメージが大きく、
思い切りプレーできない状態に陥っているという>
「まだ体全体が痛い。全身に(痛み止めの)注射を打ちたいくらい」

<阪神戦後の4試合は19打数2安打の打率.154。
体が思うように動かない>
「バットが振れない」

<守備にも影響し、ダイビングキャッチに不安を感じている>
「できればあまり飛び込みたくない」
名タイ

●清水将海
<6月末の労使交渉で資格年数が『8年』に短縮されたため、
この日フリーエージェント(FA)権を取得。
プロ12年目、国内移籍のみだが、寝耳に水の知らせにびっくり>
「エッ、そうなんですか!
まったく考えたこともなかったです。長くやれた証だとは思いますが」

<この日は中5日で先発マスク。初回に好ブロックで
失点を防ぐなど奮闘したが、勝利を呼ぶことはできず>
「(山本昌について)五回に制球が少し乱れた。
蒸し暑さの中、疲れが出たのかもしれない」
(東京中日、中日新聞

●浅尾拓也
<7回に2番手で登板。2安打を許すも無失点に抑える。
試合前、メタボ気味のドラ番記者に突っ込みを入れながら>
「体重分けてほしいですよ」

<食べてもなかなか体重が増えないという。
理想は筋肉をもっとつけて、その分の体重増を歓迎>
「増やしたいというほどでもないんですけど、
いい球を投げるために、がっちりした体にしたいんです。
下半身もですけど、まずは上半身ですね」
(中スポ<ドラ番記者>

●井上一樹
<蒸し暑さの中で行われる練習で、どこか気持ちよさそうな男が1人。
もうすぐ37歳になるベテランは汗をダラダラ流しながら語る>
「いい汗が出るわ。これで出んったら、体おかしいわ」

<夏日となった5日、ナゴヤドームの屋外走路を走る。
昨夏は何人かの選手が走ったが、今夏の解禁第1号に>
「家を出るときに『暑っ』と、感じたんだよね。
だから今日、解禁しようと思ってね…。
もともと太りにくい、というか体重が落ちてしまう。
夏場は特に体重が落ちやすい。
水分ばかりとってしまって、メシが食えなくなるんだよね。
球場入りから、ゲームを終えて球場を出るまで、
いつも体重が2.5キロくらい落ちてる。
やっぱり暑い中で汗をかかないとね」
(中スポ)

◆中田賢一
<不振でファーム調整中。
ナゴヤ球場の屋内練習場で投げ込みを敢行。
フォームを確認しながら、82球を投げ込む>
「(不調は)フォームの問題ですね。
いいボールと悪いボールがはっきりしている。
いいボールを多くしていかないと。
でも原因はわかっています。
いろんな人に見てもらって修正していきたいですね。
(今後については)投げ込んで修正したい」
(東京中日)


●高代野手総合チーフコーチ
<井端が戦列に戻り、役者はほぼそろったが
それでも結果は惨めな零敗>
「1人が帰ってきたからといって、すべて良くなるわけはない」
サンスポ

●落合監督
<今季4度目の完封負けで、4度目の3連敗。
首位・阪神とのゲーム差は今季最大の12.5に広がり>
「5回に踏ん張れれば? それを言うなら初回だろう。
いつも言っているように、(味方が)ゼロならゼロで。
10点取ってくれりゃ9点までに抑えりゃいいんだ。
酷かもしれないけど、そういうこと。
それが頭(先発)にいく投手の宿命だ」

<打線がそれに引っ張られたか? という質問に>
「山本昌の投球が影響? 
そんなのに引っ張られるようなら野手も困るだろう。
(投打が)お互いに助け合っていかなきゃいけないんだ」
中スポ中日新聞サンスポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

2008年7月 8日 (火)

W佐藤先発危機救えとアライバ選手間投票で球宴。

首位・阪神に3タテを喰らったうえに、
3位・巨人にも負け越し、0.5ゲーム差に迫られるなど、
7月に入って、大失速2位・ドラゴンズ
きょう8日からは、広島市民球場でのカープとの3連戦。
この日、ナインは投手陣と控え野手を中心に
ナゴヤドームで約2時間の練習を行った後、広島へ移動。
先発陣が手薄となり、Bクラス転落もささやかれるなか、
なんとか奮起し、反撃への足がかりを掴んでほしいところ。
一方、この日『マツダオールスターゲーム2008』
ファン投票最終結果などが発表され、ドラゴンズからは
今季から導入された「選手間投票」3選手が選出されました。


ドラゴンズトピックス(7日)

◇佐藤亮太
<きょう8日の広島との第1戦、今季初先発が予想される>
「チャンスだと思います。
いつも『シーズン初登板』というのはもう終わりにしないと。
(登板予定は)まだ何も言われてませんが、
どこで投げても打者一人一人を抑えていくだけです」

<広島戦への思い入れは強い
新人イヤーの最終戦、プロ初登板が広島市民球場での広島戦。
1イニングで3安打されながら無失点だった>
「2006年10月16日ですね。何とか無失点に抑えました」
中スポ

◇佐藤充
<きょう8日の広島との第1戦、ニッカン先発予想>
「チャンスがあれば生かしたいです。
去年の悪かったイメージを変えないといけないですからね。
もう逆戻りはいやなので、結果を出して
2回、3回と続けて投げられるようにしていきたい」

<広島の印象については苦笑い。
過去2試合2イニング4失点と5イニング7失点と、ともにKO>
「印象はかなり悪いです。2試合投げて、2試合打たれたと思う」
中スポニッカン

◇チェン・ウェイン
<前日の巨人戦で左足がつり、6回途中で降板。
この日は元気に投手陣の練習に参加。今後への影響はなさそう>
「張りはありますけど、痛くはないです。足は大丈夫です。
先発でも中継ぎでもいいから、チームに貢献していきたい。
先発もリリーフも両方できるようになりたい」
(東京中日、ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<ナゴヤドームでの練習中、
報道陣と談笑していた時、通り掛かった吉見を呼び止め、
6日の巨人戦の7回、小笠原に逆転満塁本塁打を
浴びるまでの気持ちの変化を質問>
「こっちへ来て座れ。記者会見だ」

<吉見を尋問したうえで、見解を示す>
「あれが7回と8回の違い。
(打たれた回が8回ならば)その回を抑えようと必死で抑えていた」

<先のことを考えず好投してきた吉見の良さが
消えたことを嘆き、セットアッパー心得破棄を勧める>
「(考えが)セットアッパーになってしまったんだ」

<チーム状態と五輪の関係から、吉見の先発復帰プランが浮上>
「吉見は先発させる。巨人戦(15日・旭川、16日・札幌ドーム)で
チェンと先発させても面白いだろう」
名タイ

◇吉見一起
<森コーチに尋問され、巨人戦での気持ちの変化を説明。
連打を浴びたことでパニックになり、
四球、満塁弾につながったという>
「考え過ぎました。どうしようと考えていた。
これからは欲を出さずにやっていきたい」
名タイ


◇タイロン・ウッズ
<ナゴヤドームでの若手中心の練習に休日返上で参加。
志願のランニング、特打、特守を敢行。
1時間で300球のマシン打撃に汗を流す>
「今のおれに休みは必要ない。
体調は問題ないし、力強さもある。
汗をかきたかったんだ。体調管理というところだよ。
きょうはとにかく打ち込みたかったんだ。
交流戦はいい感じで打てていたのに、
セ・リーグが再開するまでの4日間のオフで
自分の打つタイミングが完全にわからなくなった。
その間、投球をあまり見てなかったから、
ヒットポイントがずれてしまったんだ。
おれは連戦のほうがいいんだ。
ただ最近は特にストレートのタイミングが取れてなかったんだ。
それを取り戻すために、速い球をたくさん打っておきたかったんだ。
速い球で自分のタイミングを取るのがスタイル。
実戦になると変化球が多くなって狂わされるから、
今日中にこの練習をしておこうと思ったんだ。
(修正ポイントは)左足の踏み込みが甘かった。
感触? よくなっているよ」

<首位・阪神と11.5ゲーム差を付けられ、3位・巨人と0.5差。
逆転優勝に望みをつなぐためにも主砲の爆発力はかかせない>
「とにかく今は1戦必勝だ。
目の前の試合をとにかく勝つことが大事。
たとえオレが本塁打を打っても1人では勝てない。
みんなで頑張らないとな。
他のチームのことに惑わされず、
自分たちの投打がかみ合う野球をやらなきゃいけない。
今は投手と打者の歯車が合っていない。
でもうまくかみ合えば、オレたちは強いんだ」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇森野将彦
<1軍復帰後、即2試合連続スタメン出場。
グラウンドには姿を見せず、ナゴヤドームで患部のケアに専念。
治療後は元気な様子で広島へと向かい>
「さすがに2試合やった疲れはありますけど。
明日からも大丈夫ですよ」
(東京中日)

◇高代野手総合チーフコーチ
<1軍昇格後、2試合欠場の井端の気になる復帰戦について>
「まだわからない。
出られるから1軍に上げている。
(広島3連戦は)土のグラウンドだから、いけるんじゃないか」
中スポスポニチ名古屋


【ドラゴンズ・今週の日程】
8日 (火) 対広島(18:00・広島市民球場)
9日 (水) 対広島(18:00・広島市民球場)
10日(木) 対広島(18:00・広島市民球場)
11日(金) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
12日(土) 対東京ヤクルト(15:00・ナゴヤドーム)
13日(日) 対東京ヤクルト(14:00・ナゴヤドーム)


一週間前までの突撃モードや、今いずこ。
首位・阪神に敵地で3連敗したうえに、
3位・巨人には最初の1つこそ取ったものの、完敗に大逆転負け。
井端、森野が復帰したものの、今ひとつ盛り上がらないうえ、
先発投手陣崩壊寸前となってしまうありさま。
それでも選手もファンも気持ちだけは切らさず、
逆転優勝へ望みをかけ、一戦一戦頑張ってほしいところです。

さて今週の6連戦は、下位チームとの対戦。
まずは広島市民球場に乗り込み、4位・広島と。
週末は地元に戻り、5位・東京ヤクルトという日程。
いくら貯金がない下位が相手とはいえ、
広島とのゲーム差は、わずかに『3』。
まかり間違って3連敗すれば、Bクラス転落の危機さえある状況。
今季6勝1敗2分けとお得意にしているカープとはいえ、
決してなめてかからぬよう、一戦必勝を願いたいです。

その広島3連戦、気になる先発投手は、
初戦が佐藤亮太、2戦目が佐藤充
そして3戦目は山本昌というのが中スポの予想
前週の阪神戦が、中田-山本昌-朝倉
これだけ様変わりしただけでも
先発陣が、いかに手薄になってしまったかがわかります。
不調により中田が、体調不良により朝倉がともに抹消。
残っている昌さん、小笠原も勝ち星が稼げず、
現在好調なのは、エース・憲伸のみという先発陣。
しかし若手にとってはチャンス以外の何者でもありません。
投の責任者・森コーチ若手の先発登用を示唆。
手始めに今回起用されるW佐藤の他にも、
チェン、清水昭信、高橋、さらに吉見までもがその候補に。
現状で最もほしいのが、ゲームを作れる先発投手
そのなかでもW佐藤が、そうなってくれればと。

大事な初戦のマウンドに上がりそうな佐藤亮太
6日の巨人戦で今季初登板を果たしましたが、
1イニングながらも、武器であるスローカーブを駆使し、三者凡退。
どちらかというと技巧派タイプだけに、低めへの制球に注意を。
一方、佐藤充に関しては、ようやく巡ってきたリベンジのチャンス。
6月6日の今季初先発では、5回あと1人で捕まってしまい降板。
即降格後、ファームでしっかり実績を積んでの再昇格。
広島との過去の相性はよくないものの、
今度こその思いを胸に、好投でアピールしてほしい。
まずは「抜擢」というカタチながらも、結果さえ出せば、
そのままローテ入りというチャンスもありえる状況。
ともにチームの勝利に貢献し、救世主となってくれればうれしいです。


一方、野手陣では主砲・ウッズが異例の休日返上。
早朝9時からナゴヤドームに来て、30分間のランニングをこなすと、
その後はデラロサと交互でマシン相手のフリー打撃を開始。
タイミングを取り戻すために、速球を一心不乱に打ち続けること1時間。
最後は左足の踏み出しの角度を入念にチェックし、
その後も一塁の守備位置で15分間の特守を追加するなど、
不振打開に、主砲はひたすら汗を流したようです。

阪神の金本、巨人のラミレスなど好調チームは、
なんだかんだで4番打者が打って、引っ張っています。
そうなると、ドラゴンズではやはりウッズ
この日オールスターゲームでの選手間投票で、
セの一塁手部門で選出されるなど、
やはり相手にとってはコワい存在なのは、確か。
一度爆発さえすれば、他の選手への相乗効果もあるはずですし、
リーグ戦再開後、下がってしまった調子を取り戻すべく、
主砲の特打効果、即発揮となることを願いたいです。

またウッズとともに、野手陣のカギを握るのが、
1軍に昇格こそしたものの、2試合連続欠場となった井端
この日は、ナゴヤドームのベンチ裏で
故障していた左足の治療などを行ったようですが、
早いスタメン復帰が望まれるところですね。
中スポでは、きょう8日からの広島3連戦には
「出場する可能性がある」とやや遠回しの表現でしたが、
負担が少ない土のグラウンドですし、そろそろ出場しそうな感じ。
投手が苦しいときに、声をかけるなど、
井端ならではの仕事で、まずはチームに貢献してくれれば。
といいつつ、いればそれ以上の期待もしてしまいます。
現状欠けているベストメンバーへの最後のピース
井端の本格復帰が、チームの流れを変えてくれると信じています。


◇荒木雅博
<『マツダオールスターゲーム2008』に、
今年から始まった全支配下選手による選手間投票で選出される。
際立った成績を残しているわけではなく、照れ笑い>
「選手間投票でいつも一緒にやっている人たちに
選ばれたのは光栄です。自信になる。
そんなにすごい成績を残していないのにね。
(オールスターゲームは)シーズン中とは違う試合になる。
前回出場した時、打撃が詰まった当たりだったので、
今回はいい当たりを見せたいです」
公式サイト中スポ共同通信社時事通信毎日jp

◇井端弘和
<同じく選手間投票で選出される。
左太もも痛から復帰したばかりだが、
『プロ』から実力を認められたことを素直に喜ぶ>
「ケガがあったにもかかわらず選んでもらえてうれしい。
地元(出身地の神奈川・横浜スタジアム)で
オールスターに出られる機会はそうない。
オールスターならではのプレーを見せられたら。
打つ方はあまり期待できないので、
できれば守りで見せたいですね」
公式サイト中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋

◇タイロン・ウッズ
<同じく選手間投票で球宴出場が決定。
突然の朗報に感激、勝負にこだわる姿勢を示し>
「グレート! 選手の人に選んでもらえるなんて光栄だよ。
選手間投票という、他の選手が
自分を選んでくれたことは、とても光栄なこと。
球宴で自分のできる限りのことはしたい。
もちろんホームランも狙いたいが、
とにかくチーム(セ・リーグ)が勝つようにしたい。
勝負事は勝つことにこだわらないと。
そのためにはピンチヒッターでも何でもやる」
公式サイト、東京中日、時事通信毎日jpスポニチ名古屋


今月31日(京セラドーム大阪)と
8月1日(横浜スタジアム)に行われる
『マツダオールスターゲーム2008』
ファン投票最終結果と今季初めて導入された
選手間投票の結果がこの日発表され、
ドラゴンズからは、その選手間投票
荒木、井端、ウッズの3選手が選出されました。
おめでとうございます!

>ちなみに最終結果は、こちらから↓
マツダオールスターゲーム2008 ファン投票結果
マツダオールスターゲーム2008 選手間投票結果


選手の皆さん、ありがとう!『ファン選出ゼロは中日のみ』という
失礼な見出しもあったようですが、
自分的にはこのところの失速
オールスターなんて、
正直どっちでもいい気持ちでもあります。
それでも人気投票ではなく、1、2軍の支配下選手809人による
選手間投票アライバコンビウッズが選ばれたのは、うれしい限り。
まさに『選手のなかの選手』ということで、
ファンとしてもちょっと鼻高々になりました。
5度目の井端を筆頭に、3度目のウッズに、2度目の荒木
ただ選ばれたからには、球宴前までに
もう少し数字アップといってもらいたいところではありますが。

なお監督推薦選手を含む全陣容の発表は14日
オールセントラルを率いる原監督(巨人)が
ドラゴンズの誰を推してくれるかにも注目です。

2008年7月 7日 (月)

吉見茫然よもやの5失点、沈没竜巨人にも負け越す。

初戦エースが力投し、連敗を止めたものの、
2戦目は先発投手がいきなり捕まっての完敗
1勝1敗のタイで迎えたナゴヤドームでの巨人との3戦目。
中2日で緊急先発となったチェンが中盤まで0に抑える好投。
打線も谷繁の適時打で先制、小池の移籍初本塁打で中押しと、
優位に進めていたものの、7回2番手・吉見
2死から捕まってしまい、満塁本塁打を含むよもやの5失点
阪神に続いて巨人にも負け越し、3位転落の危機を迎えました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 12回戦
(6日・ナゴヤドーム | 中日6勝6敗)
38319人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 吉見(25試合8勝2敗)
[D本] 小池1号
[Dバッテリー]
チェン、吉見、小林、佐藤亮太、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
継投失敗で逆転負け
6回途中から登板の吉見が打たれた。
7回2死一、三塁から高橋由伸に右前適時打を許し、1点差。
岩舘に四球で満塁とし、小笠原に逆転の満塁アーチを浴びた。
約2カ月半ぶりに先発のチェンが好投。
打線も相手ミスにつけ込み、谷繁の2点二塁打などで
先行したが、投手が踏ん張れなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


まずは先発投手の名前を見て驚きましたね。
巨人の先発はこの日再登録された木佐貫
こちらは予想通りでしたが、ドラゴンズは、
大方予想の佐藤亮太でも、この日登録された佐藤充でもなく、
なんとここまで中継ぎで起用されてきたチェン
それも阪神第3戦から、中2日でのマウンド。
先発としては、4月24日以来今季3度目となりましたが、
このことがまさに投手陣危機的状況だということを
物語っているように思えました。

そのチェンですが、今季対巨人戦の防御率0.84
その数字通りに立ち上がりから良い感じでしたね。
いきなり先頭の高橋由伸に一、二塁間を抜かれたものの、
岩舘を内へのストレートで空振り三振に取ると、
続く小笠原も外一杯のストレートで連続三振。
ラミレスにはバットを折りながらもレフトへ落とされますが、
落ち着いてをセンターフライに打ち取り、
初回をゼロでしっかりと乗り切ります。

2回、3回と危なげなく三者凡退に抑えて、上々の調子。
しかしリリーフでは突入することはない4イニング目でややバテが
2死からに粘られ、四球を与えると、
続く阿部にはセンター前に落とされ、一、二塁。
寺内崇幸に対してもボール先行とピンチを迎えましたが、
何とか低目のストレートで空振り三振。
疲れもあるなか踏ん張って、味方の援護を待ちます。


一方、木佐貫の前に初回、2回と走者を出しながらも
得点に結び付けられなかったドラゴンズ打線
しかし4回ウラ、先頭のウッズが三遊間を抜くヒットで出ると、
和田は外へのフォークに空振り三振に倒れたものの、
中村紀洋のあわや併殺の当たりを二塁・岩舘トンネル
ミスが転じて、一、三塁と先制のチャンスを迎えます。
続くデラロサはセンターフライに倒れてしまい、2アウト。
しかし谷繁がカウント1-2からの4球目、
中に入った落ちないフォークを捉えると、
打球はレフトの頭上を越えていくタイムリーツーベース!
復帰後初打点となる一打で均衡を破り、
好投を続けるチェンにようやく応えます。

続く5回ウラ、さらにうれしい中押しが。
1死から迎えるは、この日2番・ライトスタメンの小池
カウント2-2からフォークをカットし、5球続けてのファウル。
そして粘った末の10球目、
真ん中低目に来た待望のストレートを狙い打ち!
しっかりと振り抜くと、打球は伸びて、
そのままセンターバックスクリーン左へ飛び込むホームラン!
ついに出た移籍第1号は、大きな中押しとなり、
リードを3点へと広げると、続く6回の守備ではファインプレー。
岩舘のフラフラと上がった飛球を
その小池がひたすら突っ込んで、ランニングキャッチ!
さらに小笠原のレフトへの当たりも和田が一直線に追いかけ好捕。
6イニング目に入ったチェンをもり立てるなど
ここまでは、一方的なドラゴンズペースでした…。


ところがこの一打から雲行きがやや怪しく。
6回2死から迎えたラミレスに初球、外へのスライダーを叩かれると、
打球は伸びて、センターバックスクリーンに飛び込むホームラン
3-1と1点差に詰め寄られると、
ここで打たれたチェンによもやのアクシデント
どうやら左足がつってしまったようで、そのまま降板することに。
代わって2番手として登板したのが、吉見
通常の出番よりもやや早い登板にはなりましたが、
おそらく7回辺りからの予定だったのでしょう。
を二塁フライに打ち取り、ここは1失点に食い止めます。

チェンのアクシデントがあったものの、
勝ちパターンの吉見が出てきて、まずは安心。
続投となった7回も、先頭の阿部を遊ゴロ、
寺内の代打・古城をレフトフライ。
簡単にと死を取りはしましたが、ここからよもやの展開に…。

続く坂本に浮いたフォークをセンター前に運ばれると、
木佐貫の代打・清水にはこれまた外角高目のフォークをライト前に。
ボールがやや高く、変化球が決まらなくなってきた吉見
一、三塁から、高橋由伸にもカウント1-1からの3球目、
真ん中高目のストレートを叩かれ、ライト前へのタイムリー。
3連打で1点差に迫られてしまいます。
若干の異変を感じながらも、2死なうえ相手は格下の岩舘
ところがその岩舘に対し、外へのボールが決まらない吉見
2球ボールのあと、谷繁もマウンドにいきますが、
やや動揺気味なだけに耳に入らず、
ストレートの四球で、満塁としてしまいます。
そして迎えるは、この日3打数無安打の小笠原
通常ならここで左対左、セットアッパーのチェン投入というところ。
ところが、この日はチェンはすでに降板している。
さらに小林、高橋、佐藤亮太という左投手が
ベンチ入りしながらも、吉見と比べると信頼が置けない。
ここまでフル回転の防御率リーグトップの右腕を信じて、
ベンチは動かず、そのまま続投を指示します。

2死を取っているとはいえ、下位打線にまさかの3連打で失点。
さらに動揺してストレートの四球を与えた直後にコワイ打者
自分でなくても「嫌な予感」はしたのでは?
その予感は残念ながら的中、それも想定した中での最悪の結果
初球、フォークが落ちずに高めに浮いたところをとらえられると、
放物線を描いた打球は、そのままライトスタンドへ
持って行かれるまさかのグランドスラム…。

この回一挙5点、よもやの大逆転を喫したドラゴンズ
打たれた吉見だけでなく、チーム全体がこれで意気消沈
吉見ラミレス、谷にも連打を浴びて、そのままKO
さらに9回にはここまで無失点を続けていた浅尾
鈴木尚広のセンター犠牲フライでついに失点。
なんとか反撃してほしい打線も、
上原-豊田-クルーンというリレーの前になすすべなし。
一方的な勝ちムードをひっくり返され、
かなりショックが残る痛恨の逆転負け
阪神の3タテに続き、巨人にも1勝2敗と負け越し。
ついに3位との差が、0.5ゲーム差と迫る
危機的状況に追い込まれることとなりました。


(゜◇゜)ガーン。緊急登板ながら
チェンが踏ん張り、
先制、中押しと来て、
外野手の好捕の連続。
やや飛ばされてきたなと思いつつも、
ドラゴンズペースと思えただけに、
ラミレスの一発にもそれほどの動揺はありませんでした。
ところがまさに「悪夢」といえるであろう7回2死からの連打。
打たれた吉見危険信号を発していましたが、
それに取って代われる投手が、この日はいなかった。
先発だけでなく、いかに投手陣危機的であるのか。
この日の継投を見て、それを十分に感じることとなりました。

それにしても、現状で勝てる投手は5連勝中の憲伸だけ。
昌さんも勝ちまでもっていけず、小笠原は序盤KO続き。
さらに中田に続いて、この日朝倉が体調不良?で登録抹消
開幕直後の好調・投手王国は、今いずこ。
まさに壊滅寸前となってしまいました。
8月にはその憲伸代表に引き抜かれますし、不安は深刻化。
もはや首位だ、3位だとかも言ってもいられず、
とにかく投手陣立て直すことが急務となってくるでしょうね。
それでも戦いは続いていきます。
ここは森コーチの腕の見せどころでしょうし、
充、亮太W佐藤をはじめ、チャンスをもらった選手は
ぜひとも期待に応える奮投を見せてほしい。
さらに残った不調の投手も、ここまで支えてきた意地を。
とにかく踏ん張って、この危機を乗り越えてくれることを願います。


故障者が戻ってきて、さあこれから『7月反攻』。
そう臨んで迎えた最初の6連戦に、まさかの1勝5敗
6.5だった首位とのゲーム差は、11.5となりました。
この失速ぶり、全く思いもしませんでしたし、
未だに自分としては、信じられませんね。
ただこうなってしまったからには、この状況を理解したうえで
チーム全体で、次へ対応していかなくてはいけないでしょう。
とりあえずは切り替えて、8日からの広島戦に臨んでほしい。
この状況では、3位転落もやむを得ないかもしれませんが、
このまま終わってしまうドラゴンズでは絶対に困る。
「日本一チーム」の意地を見せ、ぜひとも這い上がってほしい。
たとえ離されても、気持ちだけは決して切らさず、
この先々のゲームを戦ってくれることを望みたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(6日)

●チェン・ウェイン
<約2カ月半ぶりに先発登板。急な先発起用となったが>
「先発はきょう言われました。
急なことだったので戸惑いはありました。
チームが連敗しないことだけを考えた。
最初はいけると思いました。中継ぎと同じように
1イニング、1イニング抑えようと思って投げました」

<力でねじ伏せ、5回まで3安打7奪三振無失点、
異変が起こったのは6回1死、小笠原を左飛に打ち取ったが、
その3球目に左足がつっていた。次のラミレスに本塁打を浴び降板>
「体力的には全然平気でした。
先発は久しぶりで、そんなに長いイニングは投げてなかったのですが…。
ただ、(6回)小笠原さんの3球目に足がつってしまった。
ストレッチをしても良くならなかったし、ボールも良くならなかった」
中スポ共同通信社時事通信

●小池正晃
<5回1死からセンターバックスクリーン左に運ぶ本塁打。
移籍後10試合、38打席目に飛び出した
中日での初アーチは、飛距離130メートルの特大弾に。
一発の喜びを静かにかみしめ>
「横浜スタジアムと違って(ナゴヤ)ドームは広い。
ホームランは本当にうれしいし、
センター返しを意識していたし、その結果が本塁打になったのもよかった」

<木佐貫とは横浜に在籍していた06年に
一度だけ対戦し、3打数3安打>
「あの時のイメージが残っていました」

<追い込まれてから変化球を5球連続ファウルで粘り、
甘い直球を誘ってジャストミート>
「いつかは真っすぐがくると思っていた」

<前日にシニアの2年先輩にあたる森野が1軍に復帰。
この日初めて外野での『タッグ』が実現>
「何か不思議な感じがしました。
まさか同じチームでセンターとライトを守るとは思ってもいなかった」

<その一方で、移籍後初めてスタメン落ちするなど
森野の復帰を発奮材料にも変えていた>
「結果を常に残していかないと。それには打つしかない」
中スポスポニチ名古屋

●谷繁元信
<4回2死一、二塁、左越えの先制2点二塁打を放つ。
打点を挙げるのは5月18日横浜戦以来>
「どうしても先に点を欲しかったし、何とかして流れをつくりたかった」
(東京中日、ニッカン

●佐藤亮太
<3点ビハインドの8回に4番手で今季初登板。
1イニングを三者凡退に抑え、ホッとした様子>
「緊張しましたが、3人で抑えられてよかった」

<中田、朝倉の相次ぐ2軍落ちで、
場合によっては先発のチャンスが巡ってきそう>
「どんな役割でも対応できるようにしたい」
(東京中日)

●中村紀洋
<森野の復帰により『5番・和田、6番・中村紀洋』の
“ノリべん”コンビが復活。開幕当初は機能しなかったが>
「今は和田さんがかえしたら、自分が次につなげる。
逆に和田さんが凡退したら、自分がおこぼれをもらう。
そんな考えでやっています。
並んでいることで相手の投手も嫌でしょうし」

<この日は2人で1安打に終わったが>
「調子は悪くないんでね。いい形で打っていきたい」
(中スポ)

◆平田良介
<4日の巨人戦で内海から2点二塁打を放ち、
試合後の取材で、内海とは『初対決』と言っていたが、
実は昨年のCSという大一番で対戦し、安打まで放っていた。
あまりの『天然』ぶりに>
「あったらしいっすね。自分でもびっくりです」

<前日はプロでは1、2軍通じて初めての2番で先発>
「野球人生で初めてっす。間違いないっす」
(中スポ<ドラ番記者>

●森バッテリーチーフコーチ
<この日朝倉も抹消されるなど、苦しい台所事情について>
「朝倉が抹消になり、中田がああいう状態(2軍落ち)なのだから、
若い投手を先発させていくしかない。
両佐藤(充、亮太)もな。長峰もそうだし、浅尾、(高橋)聡文も…。
こういう状況なら若い選手は誰にも皆チャンスがある。
チェンもこれから先発はあるし、吉見だって(先発の可能性が)ある。
欲しいのは先発完投型だ」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン名タイ


●落合監督
<2番手・吉見が打ち込まれ、最悪の逆転負け。
首位阪神とのゲーム差は今季最大の11.5に>
「吉見がいって打たれたら仕方ない。
ここまでのあいつ(吉見)の投げっぷりを見りゃ、
とやかく言いやしないよ。なんぼ勝っているんだ。
逆によかったんじゃないか? そんなに野球は甘いもんじゃない。
たまにボッコンボコンに打たれてば成長する。それが早い時期でよかった」

<先発・チェンは>
「中2日だろ? よくあそこまでもったんじゃないのか。
あいつ(チェン)に7回、8回まで1人で投げ切れっていうのは、今は酷。
それよりあの姿を見て、今休んでいる連中が何と思うかだな」

<朝倉は2軍へ>
「きょうも1人抹消したけど、自分らのポジションがなくなる。
そういうこと。この世界はそういう世界なんだから。
チェンと吉見に関しては、1試合打たれたから、
抑えたからって評価が変わるわけじゃない」

<チームのピンチは若手のチャンス>
「そいつらが思った以上の仕事をすれば、
上がってくるやつはいなくなる。
故障は仕方ないよ。生身の人間がやることだから。
でも精神的につぶれるやつはオレにはどうしようもない」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(6日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 佐藤充投手
【同抹消】
▼中日 朝倉健太投手
公式サイト共同通信社


▼朝倉健太
<この日、出場選手登録を抹消。
試合前にキャッチボールを途中で切り上げ、
チームの方針から故障の詳細は一切語らなかったが、
練習での動きからは肩、ひじ以外の体調不良と見られる>
「詳しいことは言えません。
投球に支障? それは聞かないでください。
10日間で? わかりません」
中スポ

◆森バッテリーチーフコーチ
<出場選手登録を外れた朝倉について>
「今日になってやっぱり投げられないと言い出した。
時間がかかるかもしれない」
サンスポ


チェンの緊急先発もサプライズでしたが、こちらにもビックリ
先日の阪神戦で先発し、5イニングを1失点。
復活の兆しを示していた朝倉がなんと登録抹消
代わって前日から1軍に合流していた佐藤充が登録されました。
いつもの如く詳細は明らかにはなりませんが、
肩やひじ以外の『体調不良』とのこと(ニッカンは「右手に異常」)。
どちらにしてもこれは先発陣が崩壊しつつある
ドラゴンズにとっては大きな打撃。早い回復と復帰を望みます。


若竜トピックス(6日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 15回戦
(6日・阪神甲子園球場)
  000 000 000 = 0
  100 120 00× = 4
[敗] 山内(10試合2敗1S)
[D投] 山内、高江洲、樋口、ネルソン
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・山内が1回ウラ、先頭・を一塁内野安打で出すと、
桜井四球、今岡遊ゴロ失策で1死満塁のピンチ、
続く5番・庄田隆弘に中へ犠飛を打たれ先制点を与える。
4回ウラ、庄田隆弘右翼線二塁打と犠打で1死三塁から、
野原の二塁ゴロで森岡が本塁へ送球するも間に合わず野選で追加点。
5回ウラ、1死後平野二塁内野安打、桜井左翼への二塁打
中村一生が後逸)、今岡左翼線二塁打と3連打から2失点。
山内はこのイニングを投げ終え降板。5安打2四球4失点(自責3)。
攻撃陣は、6回2死までパーフェクト
6回に代打・上田、8回に柳田、9回にと3四球を選んだだけ。
阪神先発・若竹竜士ノーヒットノーランを喫した。
公式サイトより)


●山内壮馬
<ウエスタン・阪神戦に先発。
5イニングを投げて5安打3奪三振2四球4失点(自責3)。
MAX150キロとストレートの球速が増したが>
「球は速くなったが、右打者の内角へ投げれない。
これをマスターするのが課題です」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<山内が着実に進歩していることを認め>
「外角のスライダー、カットで逃げたがるので、
練習でストレートを多めに投げさせた。
今後は右打者の内角のコントロールを付け
ピッチングの幅を広げてほしい」
中スポ

●前田章宏
<出場機会がなくベンチで一部始終を見守ったが、
阪神・若竹の前に無安打に抑えられ目を丸く>
「小、中、高を通じてもノーヒットノーランを
経験するなんて初めてですよ。驚きました」
(中スポ<ドラ番記者>

●高江洲拓哉
<この日中継ぎで登板。ノーヒットノーランを振り返り>
「途中までは『完全試合をやられるんじゃないか』と
心配する声が出ていたくらいです」
(中スポ<ドラ番記者>


◆鈴木義広
<右ひじ痛で戦列離脱中。
ナゴヤ球場の残留組練習で故障後初めて打撃投手を務める。
イ・ビョンギュら4人にストレートを計32球投げ>
「まだまだ指に掛かっていないけど、
思ったよりも感じはよかった。
これから不安なく力を入れて投げていけると思う。
(今後は)まず練習でシート打撃登板をして、連投もこなして…。
2軍戦は1試合投げたらすぐに1軍に上がるような気持ちで投げたい」
(東京中日、スポニチ名古屋


甲子園でのウエスタン・阪神3連戦の3戦目
1週間の遠征の疲れも出たのか、貧打がさらに加速を増し、
この日は阪神先発・若竹の前に6回途中までパーフェクト。
山内の代打・上田が出塁し、なんとかそれこそ阻止したものの、
その後もヒット1本出ず、結果9イニング115球、
5奪三振3四球で「ノーヒットノーラン」を喫してしまいました。
それにしても今季の甲子園は、ほんと中日には合わないのか?
1軍は3タテ喰らい、2軍はノーヒットノーラン
この先も一種のアレルギーとなってしまいそうで、
現状、ほんとあのグラウンドを見るのもヤな感じですよ。
ただ若竜たちはこの屈辱を忘れず、次回こそはやり返して叩きましょう。

2008年7月 6日 (日)

小笠原小笠原弾で速攻KO、森野復帰勝利飾れず。

エース・川上の気迫の力投で連敗を止めたドラゴンズ
この日、故障のため2軍で調整していた井端森野が1軍復帰。
さっそく森野は『3番・中堅』でスタメン出場となりました。
その復帰祝いを含め、連勝を狙ったナゴドでの巨人との第2戦。
しかし先発・小笠原孝が初回からいきなり捕まる大乱調
打者一巡の猛攻を浴び、大量4点を奪われると、
味方が反撃した直後の2回に再び2点を奪われ早々とKO
打線は先発野手全員安打の11安打を放ちながら、
スミ2に終わってしまう拙攻。どうも波に乗れないようです。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 11回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日6勝5敗)
38332人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 小笠原(15試合7勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、清水昭信、浅尾、高橋、小林 -
谷繁、小川

【ゲームレビュー】
小笠原孝の乱調で完敗
小笠原孝は1回、巨人の小笠原道大に先制二塁打を浴びるなど、
5本の長短打を含む打者一巡の攻撃を許して4失点
味方が2点を返した直後の2回にも小笠原道大
2点本塁打を打たれて追加点を許した。
打線は先発野手が全員安打を放ちながら、
11残塁の拙攻で反撃の機会を逸した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


地元・ナゴヤドームに戻って、立て直しの1勝
さらにこの日は、故障明けの井端、森野がついに合流。
さっそく森野は『3番・中堅』で起用され、
主軸は森野、ウッズ、和田、中村紀洋という並びに。
久々の重量打線で得点力アップを望みましたが…。
得点経過のみを振り返ると↓

ドラゴンズの先発は、中6日で小笠原孝
立ち上がり、先頭の鈴木尚広
詰まりながらもライト前に落とされると、
続く木村拓也の4球目にスチールを決められ、二塁へ。
さらに木村拓也には右へ持って行かれ、無死一、三塁。
迎えた小笠原道大に、フルカウントから
外よりやや甘く入ったスライダーを叩かれ、
ライト線への先制タイムリーツーベース(0-1)。

続くラミレスは初球をひっかけ三塁ゴロで本封。
ようやくアウト1つ取ったものの、に四球を与え再び満塁。
迎えた阿部に四球のあとの初球、
外より甘く入ったストレートを叩かれ、
左中間突破の2点タイムリーツーベース(0-3)。
さらに1死二、三塁から岩舘がカーブを打ち上げ、センターフライ。
ところが打球の方向が災いしてしまい、
突っ込んできた森野及ばず、タイムリーポテンヒット。
打ち取った当たりでさらに失点(0-4)。
結局打者一巡。長短5安打を浴び、4失点。
デーゲーム連敗中小笠原孝が、15時開始のゲームに登板。
一抹の不安は、やはり現実のものに…。

4点ビハインドとなった1回ウラ、
しかし巨人先発・高橋尚成の立ち上がりも落ち着かず。
先頭・荒木がライトへ落とすヒットを放つと、
この日2番・ライトでスタメン起用の平田の当たりは二遊間へ。
ところが二塁の木村拓也が捕れず、センターへ抜けるヒット。
無死一、三塁で迎えるは、復帰初打席森野
初球、レフトへ大きなファウル。
3球見逃し、カウント2-2からの5球目、
外角低目のスライダーを叩くと、二塁へのゴロ。
二塁へと送られる間に、三走の荒木が生還。
内野ゴロながら、復帰初打点をマーク(1-4)
さらにウッズがカウント0-3からセンターへ運び一、二塁。
和田は打ち上げ、レフトフライに倒れるも、
6番・中村紀洋が、カウント2-1からの4球目、
内角低目のスライダーをうまく払い、
鋭い打球でレフト線を襲うタイムリーツーベース(2-4)
巨人に負けじと、こちらも4安打で2点。
すぐさま反撃し、乱打戦の様相を呈す。

ところが、この反撃ムードが一瞬にして水の泡に。
2回、1死から木村拓也に初球を叩かれ、センター前に運ばれると、
続く小笠原道大にカウント0-1からの2球目、
真ん中高目に甘く入ったストレートを豪快に振り抜かれると、
打球はライナーでそのままライトスタンドへ。
失投をモノの見事に運ばれてしまった痛恨の2ラン(2-6)。
これで流れが一気に巨人ペースへ。
立ち直れなかった小笠原孝は、
この回を投げ終えると、代打を出され実質KO
2イニング、52球、7安打0奪三振1四球で6失点。
前回以上の乱調で、期待を裏切ることに。

3回、ドラゴンズ2番手は、1軍2試合目の清水昭信
先頭の阿部に外へのフォークを叩かれると、
打球は、センター後方への当たり。
しかし背走した森野が追いつけずに頭を抜かれ、ツーベース。
続く岩舘はグリップエンドに当たる捕ゴロ。
結果的には送るカタチとなり、1死三塁。
ここで迎えるは、前の打席スクイズを失敗した坂本
しかし初球、内へのシュートを思い切りセンター返し。
タイムリーヒットとなってしまい、2-7。

その後は両チームとも、ヒットこそ放つものの、
浅尾-高橋聡文-小林と繋いだドラゴンズ投手陣は得点を与えず。
一方、ドラゴンズ打線森野、谷繁が2安打放つなど、
まんべんなくヒットこそ出ていたものの、点には結びつかず。
序盤の大量失点が響いてしまい、巨人に完敗
首位・阪神とのゲーム差は、ついに2ケタの10.5となった。


前日の明大の先輩・憲伸の力投に続けと、
小笠原孝には期待をかけていたんですが、
落ち着く間もなく、4点、2点と奪われてしまう始末。
持ち前のストレートと変化球の緩急、
低め低めへとついて行く制球力。
そんなものなど発揮するまえにドカンドカンとやられてしまい、
正直投球どころではなくなってしまいました。

ただ悔やまれるのは、初回の4失点ではなく、
2回に小笠原道大に持って行かれた2ランの方ですね。
せっかく味方に2点を返してもらい、
展開が右往左往しているときだっただけに、
ぜひとも踏ん張ってほしかった。
投げた瞬間に「いかん!」と思ったボールは
モノの見事にライトスタンドへ。
この瞬間にゲームは終わってしまった気がしました。

またしてもデーゲームでは力を発揮する前に捕まり、
早いイニングでマウンドを降りている背番号43
復調を願うのはもちろんのことですが、
普通に中6日で次回登板となれば、再びデーゲーム
果たしてオーソドックスにそのまま起用されるのかに疑問も。
それともイニングが短かったということで、その前の広島戦なのか。
やや迷走気味の小笠原孝
次回どう使ってくるのか、ちょっと注目したいです。


待望の1軍復帰!一方野手陣では、
やはり復帰即スタメン森野ですね。
ファームでの実戦テストへ経たとはいえ、
いきなり『3番』で起用してくるとは
思いませんでした。
ただ初回のチャンスで、
内野ゴロながらも、
しっかり初打点を稼ぎ、
3回先頭の第2打席では四球で出塁。
さらに5回の第3打席では
外へのストレートをうまく流して
レフト線へのツーベースと復帰初安打をマークすると、
9回の第5打席ではショート深いところへ内野安打。
結局この日は、4打数2安打1四球で1打点。
復帰初戦としては、まずまずの結果となったのではないかと思います。

阪神追撃のためには欠かせないキーマンの1人。
もう少し時間がかかると言われていましたが、
とりあえず戦列に戻ってきてくれて、とてもうれしかったですね。
ただまだまだ実戦のブランクもあるでしょうし、
この日の守備なども含め、課題は残っていると思います。
それでも森野がいることは、やはりチームにとって大きい。
復帰効果即発揮で勝利とはなりませんでしたが、
ゲームを経ていく中でしっかりと調子を戻してほしいです。


勢い続かず、連勝とはなりませんでしたが、
ここはしっかり巨人に勝ち越し、
差を詰められないようにしないといけませんね。
1勝1敗のタイで迎える第3戦、
中スポ予想は、今季初先発の佐藤亮太になっていますが、
とりあえず立ち上がりをうまく乗り越えてくれればと。
そして打線はヒットは出ていますから、しっかり先発投手を援護。
うまく得点に絡めるよう、ここぞでの一打を期待。
投打をうまくかみ合わせ、必ず勝利を掴むこと。
地元でファンをガッカリさせない熱いプレーを期待したいです。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●小笠原孝
<先発で2イニングを投げ、7安打6失点で今季最短KO>
「マウンドに立ったときは、きょうはいけるかなと思ったけど、
ランナーを出してからリズムを崩してしまった」

<先頭の鈴木尚広に右前安打を打たれると
すぐさま二盗を決められ、足でプレッシャーをかけられたが>
「それだけではないです。修正しないといけないです。
打たれたということは甘かったということでしょう。チームに申し訳ないです」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

●森野将彦
<左ふくらはぎ肉離れで2軍で調整していたが、
約1カ月半ぶりに1軍に復帰し『3番・中堅』で先発出場。
5回に二塁打、9回には内野安打を放つなど4打数2安打1打点>
「出るからには全力でやるだけですから、思い切ってやった。
体の方はもう大丈夫だと思います。
これからも、とにかくケガしないよう心がけます。
(いきなりの2安打に)バッティングはね。
2軍でも打席に立ってますから、そう違和感はなかった。
これを続けていくのが大事」

<一方、守備面では阿部の打球の目測を誤り
二塁打にするなど実戦の勘が戻り切らない様子。
試合にも敗れ表情はさえず>
「試合に出られてよかったですが、まだまだです。
特に守備での勘がまだまだ足りないですね…。
(2回の)阿部の打球(中越え二塁打)はボクのミスです。
打球に対する感覚が鈍っている。反応が悪い。
まだ勘が実戦不足を感じました。
試合に出ることで慣れていかないと」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<この日の森野の動きに合格サイン>
「あれだけできれば問題ないでしょう」
中スポスポニチ名古屋

●中村紀洋
<1回2死一、二塁から左翼線を破る適時二塁打>
「チャンスで回ってきたので、確実に点を取りにいきました」

<森野の復帰で3番から6番に下がったが、打点量産を誓い>
「6番になって得点圏に走者を置いて回ってくる機会が増えそう。
頑張りますよ」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

●浅尾拓也
<3番手で登板し、走者を背負いながら2イニングを無失点。
これで昇格後7試合すべてで失点していない>
「この前の甲子園あたりから、
落ち着いて投げられるようになりました。
いい意味で慣れてきたんだと思います」
(東京中日)

●谷繁元信
<8回無死一塁から盗塁を仕掛けてきた古城を
完ぺきな送球でアウトに仕留め、強肩復活をアピール。
これまで20個連続で盗塁を許しており、約2カ月ぶりの阻止に>
「これまで走られっぱなしだった。
まともに投げられるようになって、これでやっと勝負ができる」
(東京中日)

●トマス・デラロサ
<球場入りは少し妙なイントネーションのあいさつから始まる。
見よう見まねの日本語を駆使したあいさつは目立つが>
「選手だろうと、記者たちだろうと、
あいさつするのは気持ちいいからね。大事だよ」

<来日しておよそ半年。文化や習慣にも
慣れてきた日本で最も感銘を受けたことに>
「きっちりとした上下関係。
目上の人に対して尊敬の念を持って接している。
ドミニカでは若いやつの礼儀がなっていない。
その点、日本は素晴らしい。若い選手は礼儀正しい。
こちらも尊敬を込めて目上の選手に話しかければ、きちっと教えてくれる」

<その結果は顕著。6月21日以降は9試合で打率.438。
上下関係をうまく利用して、日本野球への適応力を早めている>
「日本の投手にもだいぶ慣れてきた」

<井端の1軍復帰で当面は控えに回りそうだが、
8月には再び重要な役割を担う>
「チャンスを逃さないように、じっくり『そのとき』を待ちたい」
(中スポ)

◆佐藤亮太
<巨人との第3戦の先発予想。
2日に1軍に昇格。1軍の緊張感にも少し慣れたよう>
「だいぶ1軍の空気に慣れてきました。
この緊張感を保ったまま、投げる機会があれば頑張りたい」
(東京中日)


●落合監督
<先発の序盤KOで、森野、井端の復帰効果もなく完敗。
首位・阪神とのゲーム差は今季最大の10.5に広がる。
打ち合いの展開に持ち込めなかったことを敗因に挙げ>
「こういうゲームは10点勝負に持ち込めるようじゃなきゃダメだ。
7-2で終わるようじゃダメなんだよ。
1点差のゲームのしかたは知っているわけだから。
先にやられたら追っ掛けて、10点、11点、12点の勝負にしなきゃ。
そりゃ向こうも点数やりたくないのはわかるけど。
そうなって初めて本物じゃないか」

<11安打を放ちながら2得点。打線の不振を嘆き>
「(打線は)ずっと底を走っているんだから、いいんじゃないか? 
ずっと海底に沈んだまんま。そのうち浮上してくるだろ」

<復帰した森野を心配しながらも、信頼を寄せる>
「森野復帰は収穫? そう考えればいいんじゃないか。
いつプッツンするか分からないけどな。場所が場所だけに。
でも、考えてやるだろ。体の手入れをやるだろ。
(ふくらはぎ故障は)クセになるもんじゃない。
(現役時代に)経験があるだけにな。
オレは(最初に痛めてから)10何年やってた。
一回も(再発が)出ずに。
その代わり、予防と用心もしっかりとやった。
(森野も)最善の手を尽くしてやるでしょう」
中スポ12共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋12ニッカン12


今日の公示。(5日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 井端弘和内野手、森野将彦内野手
【同抹消】
▼中日 岩﨑達郎内野手、イ・ビョンギュ外野手
公式サイト共同通信社

△井端弘和
<この日、19日ぶりに再登録され1軍に合流。
ベンチ入りしていたが、試合には出場せず>
「ファームで試合に出ていたから、試合前から足が張っていた。
ただ代打の準備はしていました。明日はいくと思います」
(ニッカン)

◆井手編成担当
<北京五輪韓国代表候補に入っているイ・ビョンギュ。
4日には韓国野球委員会関係者が球団事務所を訪れ、
協力を依頼したが、イの派遣を了承する方針>
「ウチは最初から五輪に協力することを表明している。
スタンスは変わらない」
ニッカン


この日、満を持して井端森野が出場選手登録。
森野は『3番・中堅手』で53日ぶりの1軍復帰を果たしました。
一方井端はベンチには入っていたものの、代打でも出番なし
思わず「見切り発車」での昇格なのかとも思えましたが、
2軍戦での出場により「足が張っていたから」とのこと。
各紙ともに「きょう6日はスタメン出場の見込み」と出ていましたが、
この日平田が入っていた『2番』での復帰はあるのでしょうか?

一方、代わって抹消されたのが、岩﨑イ・ビョンギュ
なかでも今月1日に出場選手登録されたばかりのビョン
しかし攻守に精彩を欠き、再び抹消となりました。
この日の甲子園でのウエスタン・阪神戦
岩﨑は途中から出場したようですが、ビョンの姿はなし。
おそらくナゴヤの残留組と「再調整」をすることになるのでしょう。
ちなみに再登録は15日以降とのこと。
また今朝の中スポによると、
ファームから佐藤充1軍に合流したとの報が。
崩壊気味の先発陣の力になってほしいですね。


若竜トピックス(5日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 14回戦
(5日・阪神甲子園球場)
  000 100 000 = 1
  100 001 01× = 3
[敗] 赤坂(13試合2勝3敗1S)
[D投] 赤坂、菊地
公式サイト

【ゲームレビュー】
1回ウラ、先発・赤坂が連続四球で1死一、二塁のピンチ。
今岡を中飛に打ち取ったが、庄田隆弘に中前に運ばれ先制を許す。
続く桜井にも左前へ打たれたが、7-5-2と連係し追加点を阻む。
4回、柳田四球、森岡右前打などで1死一、二塁から
中村一生が左前へ適時打を放ち、1-1の同点
6回ウラ、踏ん張っていた赤坂庄田隆弘の二塁打などで
1死三塁から山田に内野安打を許し、勝ち越し点を与える。
8回ウラ、2番手・菊地が四球、犠打で1死二塁とすると
三塁・の失策でダメ押しの3点目。打線の援護なく1-3で敗れる。
打線は投手の赤坂2安打を放ったが、
野手では森岡、中村一生が単打を放っただけだった。
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・阪神戦に先発し、6イニングで5安打5四球2失点。
MAX145キロを計測し、球威は文句なしだったが、
ボールが先行する荒れ気味の投球に猛反省>
「コントロールが悪過ぎました。
特に変化球が駄目でした。これが今後の課題です。
採点すると、きょうは(100点満点で)10点です」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<制球に苦しんだ赤坂について>
「コントロールに難はあったが、
最速145キロが出たのは良かった。
今後やることはいっぱいある。
セット、クイックなど試合の中でいろいろ勉強させたい」
中スポ


CSでも中継があった甲子園でのウエスタン・阪神戦
井端、森野が1軍に合流したため、
再び通常のファームのメンバーでのスタメンに。
しかし前日と打って変わって、
石川俊介-玉置-能見のリレーの前にわずか4安打1得点。
そのうち2安打は、投手の赤坂が放ったもの。
6回以降はノーヒットに抑えられてしまい、
久々に見た動くファームは、やや貧打が目立ちました。

その赤坂ですが、先発で6イニングを投げ、5安打2失点。
ただ5四球と、ボールがかなり暴れていたもよう。
それでもストレートはもMAX145キロと、まずまずの球威。
変化球の制球、走者を出してからの対応など、
まだまだ課題は多いながらも、今後が楽しみな存在かなと。
それにしても、赤坂のバッティング、
初めて見ましたが、やはりスゴいんですね。
特に2打席目の右中間突破の二塁打は、打者顔負け
本業は投げることですが、かなり魅力に感じました!

2008年7月 5日 (土)

エース憲伸気迫の10奪三振、不死竜連敗ストップ!

甲子園でまさかの3タテを喰らい、ついに9.5ゲーム差
完全制覇に向け、追い込まれてしまったドラゴンズ
それでも諦めずに戦っていかなくてはいけません。
地元・ナゴヤドームに戻って迎えた3位・巨人との3連戦。
その初戦、川上憲伸気迫のこもった投球で、
巨人打線を完ぺきに抑え込み、毎回の10奪三振
一方、エースの力投に応えたい打線は、
6回、和田、平田の適時打でようやく均衡を破ると、
8回には再び和田がレフトへ弾丸のダメ押しアーチ。
最終回、岩瀬が粘る巨人に捕まってしまい2失点と、
若干ヒヤッとしたものの、何とか連敗を4でストップ。
立て直しへの第一歩を踏み出しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 10回戦
(4日・ナゴヤドーム | 中日6勝4敗)
38132人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 川上(14試合7勝3敗)
[D本] 和田9号
[Dバッテリー]
川上、吉見、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
エースの奮投で連敗を止めた
川上は立ち上がりから、力の入った投球。
6回までに毎回の10奪三振を奪うなど、
走者を出しても危なげなかった。
打線は投手の踏ん張りにこたえた。
6回、連続四球でつくった1死一、二塁から
和田が左へ均衡を破る適時二塁打。
さらに2死二、三塁から平田の2点二塁打で貴重な追加点を入れた。
公式サイト中日新聞