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2008年8月

2008年8月31日 (日)

昌痛恨夏連勝7で止まる、3位攻防竜鯉再び1差に。

負傷退場となった井端の代役・デラロサ
値千金のタイムリーなどで、3位攻防初戦を取ったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦。
もっか7連勝中のローテの軸・山本昌を立てて、
連勝を目論んだものの、相手先発・齊藤悠葵に抑え込まれ、
劣勢の展開に。中盤、終盤と反撃し1点差まで迫ったものの、
あと一歩届かず。連勝ならずまたもや貯金がなくなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 20回戦
(30日・ナゴヤドーム | 中日11勝7敗2分け)
38103人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[敗] 山本昌(18試合10勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾、小林、中里 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
7連勝中の山本昌が崩れた
8月の負け越しが決まり、2カ月連続の負け越しで勝率5割に逆戻り

山本昌は1回、アレックスに中堅右へ先制の2ラン。
6回には先頭・赤松への四球がきっかけで、
併殺崩れの間に痛い1点を追加された。
打線は粘り負け。6回、和田の適時打などで2点を返したが、
なお無死一、二塁のチャンスを生かせなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
右ひざじん帯損傷のため、井端登録抹消
空いた1番には森野が入り、7番・ショートでデラロサ
和田が5番に復帰し、中村紀洋は6番に。

ドラゴンズ先発は、中5日で山本昌
もっか7連勝中、8月月間5勝を目指すローテの軸を立てたが、
その立ち上がり、1死から赤松に中に入ったスクリューを叩かれ、
三塁線を抜いていくツーベースを許すと、
続くアレックスにはカウント1-1からの3球目、
甘い外角低目のスクリューを痛打され、右中間フェンスオーバー。
思った以上に伸びた打球が2ランとなってしまい、先制を許す。(0-2)

一方、広島先発は今季1軍初登板の3年目左腕・齊藤悠葵
初対決ではないながらも、実質初モノ同様
球威のあるストレートとスライダーを低目に集める投球に
一回り目は、デラロサの詰まりながらのライト前1本に抑え込まれる。

それでも4回ウラ、先頭・荒木が外へのストレートを引っ張り、
レフト前へのクリーンヒットで出ると、
イ・ビョンギュの二塁ゴロが進塁打となり、二塁へ。
さらにウッズが四球を選び、1死一、二塁とのチャンス。
しかし和田が打ち損じの一塁ファウルフライ。
中村紀洋は大きな打球ながらも右中間へのフライに倒れる。

続く5回ウラ、勝ち投手を意識したか、
制球を乱す齊藤から再びチャンス。
先頭のデラロサがストレートの四球で出塁すると、
谷繁は際どい外角のストレートを見送り、連続四球。
労せず無死一、二塁と走者を溜めたものの、ここからミスが。
続く山本昌には、当然送りバントのサイン。
しかしバントの達人でもある大ベテランが決められず、
2球ファウルし失敗してしまうと、
再びバントの構えでの3球目、外へのスライダーを見送りボール。
ところが焦ったか、二塁走者のデラロサ
大きく飛び出してしまい、タッチアウト
走塁ミスで大事なランナーが刺されてしまったものの、
続く4球目、内へのスライダーがワンバウンド。
ワイルドピッチとなって、谷繁が二塁へ。
再び得点圏には進んだものの、山本昌はフルカウントから遊ゴロ。
さらに森野は外角低目のスライダーを見逃してしまい三振。決定機を逃す

大きなチャンスを自らのミスで逸したショックか、
6回、山本昌が先頭・赤松に対してストレートの四球を与えてしまうと、
続く小窪の犠打とアレックスの詰まりながらの中前打で1死一、三塁。
ここで迎えるは、4番・栗原
相性が良くない相手ながら、この日はここまでノーヒット。
しかしカウント1-1からの3球目、
外角低目へのスクリューを叩きつけられ、高いバウンドの遊ゴロ。
ダブルプレーを狙い、6-4-3とボールが渡ったものの、
バウンドが高かった分一塁セーフ。その間に三走・赤松が生還。(0-3)
抜群の制球を誇る山本昌にとって、悔やまれる先頭四球
1点奪われたショックも出たか、続くにレフト前ヒット。
さらに2死一、二塁からシーボルにもレフト前に運ばれたものの、
前進してきたレフト・和田が見事なバックホーム
ワンバウンドでのストライク返球で、二走の栗原を刺しタッチアウト。
何とか追加点こそ阻んだものの、点差は3点に広がる。

3点差を追うドラゴンズ
しかし6回ウラ、この回から登板の2番手・岸本を攻め、
先頭・荒木がセンター前ヒットで出ると、
イ・ビョンギュも続いて、カウント0-1からの2球目、
中に入ってきたストレートを弾き返すと、打球は左中間フェンスを直撃!
大きく跳ね返る間に、荒木が激走し、一塁から長駆ホームイン!
タイムリーツーベースで1点を返し、岸本をKOする。(1-3)
なおも代わった3番手・青木勇人からウッズが四球を選び、
無死一、二塁とチャンスを広げると、
和田が初球、外へのストレートを弾き返し、
二塁横を鋭く抜けていくタイムリーヒット!(2-3)
主軸が繋がり、一気に1点差に迫る。
なおも無死一、二塁が続き、押せ押せムード
ところが中村紀洋は内へのシュートに詰まりセンターフライ。
さらにデラロサも抜けたスライダーに空振り三振。
そして谷繁はカウント2-2からの5球目、
内角高目のストレートにハーフスイングを取られ、三振
判定に悔しがる谷繁、無死からのあと一押しができず2点止まり

7回、88球の山本昌はそのまま続投。
しかし先頭・石原に三遊間を抜くヒットを許すと、続くに送られ、二塁へ。
さらに青木勇人の代打・緒方孝市に四球を与え、1死一、二塁。
しかしここから踏ん張る大ベテラン
赤松を外へのスクリューで右飛に取ると、
小窪への4球目、低目のストレートで空振りに。
ここで今度は広島サイド走塁ミスが!
二塁走者の石原の離塁が大きいことに気づいた
谷繁が素早く二塁へ送球すると、
ボールが三塁へ送られ、ベース手前でタッチアウト
谷繁好判断に助けられ、ピンチを切り抜けた山本昌
結局この日は、7イニング106球を投げ、
7安打3奪三振2四球で3失点。
残念ながら、自身初という月間5勝となった。

7回ウラ、広島4番手・梅津から
森野が三塁線を抜いていくツーベースを放つと、
続く荒木の遊ゴロが進塁打となり、2死三塁に。
同点のチャンスで前の打席適時打のイ・ビョンギュを迎えたが、
中へのスライダーに二塁正面のゴロに倒れる。

8回、ドラゴンズ2番手は、浅尾
しかしこの日で4連投。疲れからか球威、制球ともに精彩なし
先頭、小窪の代打・東出にセンター前ヒットを許すと、
続くアレックスにも右方向へ弾き返され、一、三塁。
さらに栗原に四球を与え、無死満塁と大ピンチ。
1死も取れない悪さに、ベンチは3番手・小林へとスイッチする。
迎えるは、好調の5番・
ところが小林の代わり端の制球も悪く、
逆球で0-2とすると、3球目も抜けてしまい、カウント0-3に。
ストレート四球で押し出しという場面も頭をよぎったが、
4球目、置きに行ったスライダーでストライクを取ると、
5球目も外へのスライダーでフルカウントに。
ここから小林がめったに見られない鍔迫り合い
小林が仕留められないのか、が決められないのか、
なんとファウルが11球も続いてしまう始末。
そして迎えた17球目小林が投じたのは、
ここまで投げていなかった内角低目のストレート
が自信を持って見送ったものの、判定はストライク
気迫のこもった一球で見逃し三振、ようやく1死を取る。
熱投?の小林はワンポイントでお役ご免。
シーボルを迎えたところで、ドラゴンズ4番手・中里にスイッチ。
対する広島ベンチも動き、代打に切り札・前田智徳
厳しい場面での登板となった中里だったが、
ストレート2球で追い込むと、3球目投じるは外へのフォーク。
落ちはしなかったものの、うまくチェンジアップ気味に決まると、
前田智徳のバットが出ずに、見逃し三振
強打者を三球三振に打ち取って、無死満塁が2死満塁へ。
このまま次も打ち取って、流れを引き戻したい。
ところがホッとしたのか、中里は続く石原に対してカウント0-3
突如の乱調に、押し出しが再び頭をよぎるも今度は的中
4球目、外へのストレートが指にひっかかりワンバウンド。
押し出し四球となってしまい、手痛い1点を献上。(2-4)
評価が上がりそうだったものの、自らでフイにする。

2点を追う8回ウラ、広島5番手・ブラウワーから
先頭・ウッズがレフト前ヒットで出ると、
和田は初球を打ち上げてしまい、二塁ファウルフライ。
しかし中村紀洋がライト前に落ちるヒットで、一、三塁とすると、
デラロサは外へのストレートを叩くも二塁へのゴロ。
ところが4-6-3と渡ったものの、足が勝って一塁セーフ
併殺崩れの間ながら、再び点差は1点に。(3-4)
なおも2死一塁で、谷繁に代わって代打・平田
何とか繋ぐ一打をと期待も、外のストレートに
バットが出ずに、見送りの三球三振で万事休す。
9回は、クローザー・永川のキレのよい
フォークに手も足も出ずに三者凡退でゲームセット
終盤1点差に迫ったものの、広島に振り切られたドラゴンズ
連勝ならず貯金がゼロとなるとともに、ゲーム差は再び1に。
さらに広島先発・齊藤に2季ぶりの勝利を献上した一方、
7月15日から続いていた山本昌の連勝が7でストップ
井端抹消ショックが響いた打線が、
ベテランを援護できず、3位攻防1勝1敗のタイとなった。


デラ下手こいたァ!初戦同様、1点を争う
ゲームにはなったものの、
結局は追いつき
追い越すことが出来ずに黒星
7連勝中と好調の
昌さんが先発でしたし、
初回の2ランだけだったら、
すぐにひっくり返せるだろうぐらいに思っていましたが、
うまくいかないのが、今季のドラゴンズ
今季初登板の「赤いハンカチ王子」を攻め込めず、
5回まで反撃できなかったのが、ゲームを苦しい展開にしたなと。
ある意味初モノ同様ですし、一回り目は仕方ないにしても、
4回、5回はけっこう攻め込めるチャンスが…。
なかでも5回ウラ、連続四球で相手がバタバタするなか、
バントの名手である昌さんが続けてバント失敗したうえ、
デラロサの離塁が大きくアウトになるボーンヘッド
ミス連発で助けてしまったことが響き、
結局最後までゲームの流れを掴めなかったですね。
齊藤が代わってくれた6回に、2点こそ返したものの、
さらにもう一押し出来ないのも、今季の風潮。
連勝すれば、3位をある程度固められるにも関わらず、
タイにされてしまい、ペナントを盛り上げてしまう一種の「人の良さ」。
そんなモノはできればいらないのですが、
そうなってしまうところが、辛いなと感じた一戦でした。

まあ終わってしまっったものは、仕方ないですし、
右ひざじん帯損傷という重傷を負った井端
長期離脱となってしまいそう。
再び打線、そしてチームの再編成が必要となってくるでしょう。
ただ、その前にまずは眼下の一試合
この3戦目は必ず取って、勝ち越してもらわないといけません。
8月も8勝10敗1分けとなり、7月に続いての
月間負け越しが決まってしまいましたが、
夏休み最後のゲームとなるだけに、しっかり勝って、
地元のドラゴンズファンを喜ばせて、9月へ繋げてほしい。
「動きが悪いな、何人か。休ませないといかんかな」
コメントした落合監督が打線をどう組み替えるのかにも注目しながら、
とにかく3戦目、必勝を期すべく応援したいと思います!


★プレーヤーズ・ボイス(30日)

●山本昌
<7イニング3失点と粘りながら、
打線の援護がなく、7月8日以来の4敗目。
自身の連勝が7で止まったが、サバサバとした表情を浮かべ>
「連勝が止まったのは仕方ないよね。
ピッチング内容? まあまあ。結果的にあそこだね」

<3点目を許すきっかけとなった6回の先頭打者の四球を反省。
持ち味である制球力が乱れての失点に、肩を落とし>
「6回だね。先頭打者への四球が悔やまれます。申し訳ないです…」

<5回無死一、二塁での打席で、サインは送りバント。
だが2球続けてファウル。これには言葉が続かず>
「あのファウルしたのがね…」

<200勝をはさんでの『連勝』は一段落したが、
短い言葉で意気込みを表して>
「次も頑張ります」
公式写真中スポスポーツ報知共同通信社
時事通信スポニチ名古屋ニッカン

『6回の1失点がダメでしたね。
先頭を歩かせたボクのミスです。
その前の攻撃でもボクが2球目までに
バントを決めていれば点が入ったと思うし、
2失点で踏ん張っていれば勝てたと思うので、本当に申し訳ない。
連勝も止まってしまいましたが、
また気持ちを新たにして次の登板に備えます。
エッセイのネタもため込んで、次の勝利のときにはたっぷりお届けします』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)

●森バッテリーチーフコーチ
<7イニング3失点の山本昌の粘投に納得顔>
「こんな日もあるよ」
スポニチ名古屋

●和田一浩
<6回無死一、二塁、中前にタイムリーを放つ。
前日に体調不良から復帰したばかりだが
定位置の『5番』で復帰初打点を挙げ>
「勢いがついていたので、
何とかヒットでつないでいけたらと思っていたら、いい結果になりました」

<守りでも6回2死一、二塁、シーボルの左前安打を捕ると
確実に本塁へワンバウンドのストライク返球。
二塁走者・栗原を悠々とアウトに。
バットでも、返球でもらしさが出て来たが>
「まあ、どうですかね…、何とも言えないですね。
ごまかしながらやっているところもあるんでね…」

<この日の試合前、落合監督から体調を確認され、
『フルでいけるか?元(の打順)に戻すぞ』の問いに笑顔で即答>
「大丈夫です。いけます」

<体調不良で6試合欠場し、静養していた間は
テレビ中継でチームメートの戦いを応援。
映像で見て、イメージで自分を重ね合わせていたが>
「テレビで見ていると、できそうに思えるんですけどね。
実際に自分がやるとなると、なかなか難しいです」

<らしさは一部見せたが、試合に負けた悔しさが強い>
「大事なところで打てないところもあった。
やっぱり先発ピッチャーを打ち崩さないといけないです。
1勝1敗ですから、あしたですね。何とかあした、勝ちたい」
中スポスポニチ名古屋

●イ・ビョンギュ
<3点を追う6回無死一塁で中堅手の頭上を襲う適時二塁打を放つ。
一塁から一気に生還した荒木の激走にビックリ。これで10試合連続安打>
「しっかり打てました。それにしても荒木がよく走ってくれたよ」
公式写真、東京中日、ニッカン

●トマス・デラロサ
<5回無死一、二塁、打者・山本昌の時に
二塁走者で飛び出してしまい、二、三塁間でタッチアウト>
「とっさに(あの1球に)反応してしまった。
悪いことをしてしまった。野球は難しいよ…」

<最近、日本での『先輩』であるウッズにあるひと言を。
そのひと言で悩み、いらだっていた主砲に少しずつ変化が>
「タイロン、少し考えすぎじゃないのかな。
タイロン・ウッズは、これまで5年間も日本で
すごい実績をつくってきた選手じゃないか。
そんなすごい選手が、いちいち審判のことなんか気にするなよ。
もっと自分の力を信じてみたら」
(中スポ)

◆チェン・ウェイン
<北京五輪台湾代表に初訪問の北京で言葉が通じたかと聞くと、
料理の味付けも違和感なかったという>
「それが無事に通じたんですよ。困ること、なかったです」

<過去に遠征で訪れたカナダやキューバでは、
街を歩く時間もあったそうだが>
「今回はまったくなかったです。
ホント、どこにも行く時間がなかったから」
(中スポ<ドラ番記者>

◆西川球団社長
<来年3月に開催される第2回WBCの日本代表監督について、
ナゴヤドームで報道陣の取材に応じる。
あす9月1日の実行委員会で強く提言することも明言>
「誰が監督に適任かを話す前に明確なルール作りをすべきだ。
ガラス張りの選考をしないといけない。
恣意(しい)的に選ばれては困る。
中日としては、日本シリーズで勝ったチームの監督が
やるのがいいと考えている」
毎日jpスポニチ名古屋


●落合監督
<広島との接戦を落とし、貯金『0』に逆戻り。
再び1ゲーム差に迫られ、選手の入れ替えを示唆>
「それにしても動き悪いな。
誰とは言わないけど若干、何人か…。
休ませなきゃいけないかな。考えます」

<時期的には休ませていられないが>
「時期とかそういうことは考えてない。
ふぬけ状態ってやつかな。らしくない」

<今季初登板の齊藤を打てず>
「プロ初登板じゃないんだから、初物じゃない。
バント失敗? まあ、そういうことなんだろうな」

<投手を打ちあぐねるのは>
「記憶力の問題かな。野球選手は記憶力が悪いのはダメ。
世の中にいっぱいいるよ。何秒前のことをすぐ忘れるのが。
大打者はみんないい。いい投手もな。
名を残した人に聞いてみな。
どの打席でどうだったか。オレもほとんど知っているよ」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(30日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 岩﨑達郎内野手
【同抹消】
▼中日 井端弘和内野手
(再登録は9月9日以降。公式サイト共同通信社

▼井端弘和
<精密検査の結果、右ひざじん帯損傷であることが判明。
トレーナーとも相談の上、3日間の自宅静養が決まったが、
戦列復帰は早くても10月初旬になる見込み>
「(走者と交錯したのではなく)一歩目からプチッという音が聞こえました。
少しでも早く試合に出たいですが、今は歩けません」
中スポ

△岩﨑達郎
<この日、井端に代わって出場選手登録される。
抹消された25日を合わせて6日しかたっていないが、
北京五輪日本代表・荒木の登録に伴う抹消だったため
特例が適用されて登録が可能に。
試合前は内野ノックなどを受けて汗を流して>
「少しでもチームの勝ちに貢献できるようになりたい」
ニッカン

◇落合監督
<長期離脱が確実になった
遊撃・井端の代役にあらためてデラロサを指名>
「ショート? パパ(デラロサ)しかいないだろう。
岩﨑はセカンドの選手。内野手が1人いないんだから仕方ない。
また内野手が1人足りなくなったということだ」
中スポニッカン


29日の広島戦、3回の守備中、
盗塁で二塁ベースカバーに入った際に
右ひざで痛め、そのまま退場となった井端
この日、出場選手登録を抹消されましたが、
その症状が既報の通り、じん帯損傷の大ケガであることが判明。
詳細は明らかになっていないものの、復帰は早くても10月初旬
回復具合によっては今季中に復帰できない可能性も出てきたもよう。
もともとは25日の巨人戦の1回、左中間突破の三塁打で
本塁突入した際に捕手・加藤のブロックで痛めていた個所だそうですが、
29日にベースカバーに入った際に悪化させてしまった右ひざ
とりあえずこの日内野手の補充として、岩﨑が再昇格。
空いたショートの穴は、デラロサを中心に埋めていくようです。

それにしても、今季は主力のケガに泣かされるドラゴンズ
最後の最後までベストで戦えることはないようですね。
ある意味チームの『厄年』となってしまったのかも?
それはさておき、心配なのは井端
全治約1カ月で実戦復帰は、早くても10月初旬とは
言われてますが、昨季の福留(現・カブス)のように、
おそらくシーズン中に復帰できないんじゃないでしょうか。
『竜の鉄人』なだけに、少しでも状態が良くなれば、
戻るとか言い出しかねませんが、来季以降のことも考えて、
負傷個所を完治させることに集中してほしいですね。
攻守の要だけに欠けるのは、痛いことこの上ないですが、
焦らずに、治療、リハビリに全力を傾けること。
そして再び背番号6の勇姿が見られることを願います。

2008年8月30日 (土)

代役デラロサ大殊勲、競勝竜3位攻防初戦取る!

阪神にサヨナラ負けで再び貯金がゼロとなり、
3位・ドラゴンズにとってはまさに正念場
迎える8月最後のカードは、地元・ナゴヤドームで
1ゲーム差に迫る4位・広島との直接対決3連戦
その初戦、ウッズのソロと相手失策で先制したものの、
同点、勝ち越し、再同点と競り合いの展開に。
しかし8回ウラ、2死一、二塁のチャンスを掴むと、
井端負傷退場により途中から出場の
デラロサが、殊勲の決勝タイムリー!
最後は岩瀬が締めて、3位攻防に先勝しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 19回戦
(29日・ナゴヤドーム | 中日11勝6敗2分け)
36377人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 高橋(38試合1勝1敗1S)
[S] 岩瀬(41試合3勝3敗29S)
[D本] ウッズ26号
[Dバッテリー]
川井、浅尾、平井、高橋、岩瀬 - 田中、小田

【ゲームレビュー】
デラロサが決勝打を放ち競り勝った
8回、2四球などで2死一、二塁とし、途中出場のデラロサ
勝ち越しの中前適時打。広島を突き放した。
7回、イ・ビョンギュの適時打で勝ち越した。
中継ぎが踏ん張れず同点に追いつかれたが、打線が粘った。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
負けたら広島に並ばれてしまうだけに落とせない一戦
脱水症状で前日のゲームを欠場した荒木が2番に復帰。
さらに体調不良だった和田も『7番・左翼』で
6試合ぶりに先発メンバーに名を連ねる。
先発バッテリーは、中8日の川井とこの日再昇格した田中
谷繁は欠場、試合中はずっと落合監督の横で戦況を見守る。

2回、2死から石原に一、二塁間を抜くヒットを許すと、
続くにも高目に浮いたチェンジアップをライト前へ。
一、二塁と走者を背負うが、
小窪を初球カーブで遊ゴロに取り、ピンチを凌ぐ。

2回ウラ、先頭・ウッズ広島先発・篠田純平の3球目、
内角低目のスライダーを軽くすくい上げると、
打球は伸びて、そのままレフトスタンドへ!
2試合連続のホームランで、ドラゴンズが先制する。(1-0)
さらに1死後、森野が四球を選ぶと、
続く和田の当たりは、高いバウンドの三塁ゴロ。
しかし併殺を狙ったサード・小窪の二塁への送球が高く、
東出が捕れず悪送球に。(記録は内野安打とエラー)
労せず1死一、三塁として、迎えるは8番・田中
カウント2-1からの4球目、外角低目のストレートに合わせると、
打球は一塁・栗原のミットを弾く痛烈な当たりに。
記録は失策となり、プロ初安打とはならなかったが、
三塁から森野を招き入れ、1点を追加。(2-0)
なおも2死から井端が四球を選び、満塁とチャンスを広げたが、
荒木が打ち損じての遊ゴロ。惜しくもビッグイニングにはならず。

幸先良く2点の援護をもらった川井
しかし3回、バックにまさかのアクシデント!
1死から東出に三塁方向へバントヒットを許すと、
続く赤松の4球目に東出がスタート。
スチール成功となったが、二塁ベースカバーに入り、
田中からの送球を捕球しようとした井端が、その際に右ひざを負傷
立ち上がれない井端は、そのまま担架で運ばれ退場。
代わってショートにはデラロサが入る。

3回ウラ、先頭イ・ビョンギュが初球高目のカーブを叩き、
センター前ヒットで出ると、ウッズも四球を選び無死一、二塁。
しかしバントの名手・中村紀洋が2球失敗したうえ、
空振り三振に倒れてしまうと、続く森野も外へのスライダーを
引っかけてしまい、6-4-3のダブルプレー。チャンスを潰す。

5回、ここまでアウト全てが内野ゴロという川井
この回先頭・小窪も初球、内へのストレートで遊ゴロに取り、
この日13個目の内野ゴロを奪ったが、
続く投手の篠田は外へのストレートで空振り三振。
内野ゴロ以外では、初めてのアウトとなる。

5回ウラ、先頭・デラロサがセンターに落ちるヒットで出塁すると、
荒木の犠打と、イ・ビョンギュの進塁打で三塁へ。
続くウッズは勝負を避けられ、ストレートの四球。
2死一、三塁で迎えるは、中村紀洋
しかし外へのチェンジアップを叩くも
高いバウンドの遊ゴロに倒れ、追加点を挙げられず。

5回まで広島打線を3安打無失点に抑えていた川井
しかし6回、先頭・赤松に内へのストレートを叩かれ、
三塁線を抜くツーベースを許すと、
続くアレックスには詰まりながらもショート後方へ落とされ、無死一、三塁に。
久々の2勝目のために、ここは踏ん張らなければならない場面だったが、
続く栗原に初球、ど真ん中に入ったチェンジアップを弾き返され、
センター前へのタイムリーを喫してしまうと、(2-1)
にも外寄り高目に甘く入ったスライダーを逃さず叩かれ、
左中間へ落ちるタイムリー。(2-2)
これまで内野ゴロの山を築き上げてきたが、まさかの4連打で同点に。
落合監督がマウンドへ出向くと、川井は降板。
結局この日は、5イニング0/3、99球を投げ、
7安打1奪三振1四球で2失点。
またも「5回戦ボーイ」からの脱却ならず、2勝目はお預けとなった。

代わって2番手で登板したのは、浅尾
いきなり石原に犠打を決められ、1死二、三塁とされたが、
ここから見事なピッチングを披露!
迎えたを2ストライクと追い込むと、パームボールで空振り三振。
さらに小窪もパームで同じように追い込むと、
最後は低目のフォークを振らせ、2者連続三球三振!
同期の田中のリードも冴え、一打勝ち越しのピンチを凌ぐ

同点のまま迎えた7回ウラ、
この回から登板の広島2番手・シュルツを攻め、
1死からデラロサが四球を選ぶと、続く荒木は遊ゴロで二封に。
しかしイ・ビョンギュの初球に、荒木が二盗に成功。
自らの足でミスを帳消しにすると、
イ・ビョンギュもそれに続き、カウント2-2からの5球目、
外へのストレートをうまく流すと、
三塁線ギリギリを抜いていくタイムリーツーベース!(3-2)
荒木が生還し、勝ち越したドラゴンズ
さらに続くウッズ敬遠で、一、二塁とするも、
中村紀洋が外へのストレートを見逃し、三球三振。
3回、5回に続き、この日は背番号99完全にブレーキとなる。

8回、ドラゴンズ3番手は、平井
久々の勝ちパターンでの登板となったが、出来が今イチ。
先頭・アレックスに外へのカットボールをレフト前へ運ばれると、
栗原を中へのカットボールで詰まらせたものの、
下がっていた森野が間に合わず、センター前へ落ちるヒット。
連打を許し、無死一、二塁と同点、逆転のピンチに。
左のを迎えたことで、ベンチが動き4番手は、高橋
しかし連投の疲れもあってか、代わり端はボールに力なし。
にあわや本塁打という右飛を浴びてしまうと、
一、三塁から石原には、カウント0-1からの2球目、
内角低目のストレートを右へ運ばれ、
前進守備の一、二塁間を抜いていくタイムリー。(3-3)
粘る広島に、再び同点に追いつかれてしまう。
なおも1死一、二塁とピンチが続いたが、
ここから高橋が踏ん張りを見せ、
を中へのフォークで空振り三振に打ち取ると、
木村の代打・緒方孝市をど真ん中のストレートで空振り三振。
力勝負で抑え込み、勝ち越しだけは許さず。

再び同点となって迎えた8回ウラ、
どうしても負けられないドラゴンズ打線は、
広島3番手、ジム・ブラウワーからチャンスを作り、
1死から和田が四球を選び出塁すると、続く田中が送って二塁へ。
さらに守りやすくするためか、
高橋の代打・立浪が敬遠されて一、二塁に。
勝ち越しの大きなチャンスで迎えるは、
途中出場ながらこの日は、ヒットと四球と
2打席連続で出塁しているデラロサ
前で立浪が敬遠され、チャンスで巡ってきた場面。
「打ってやろう」という気持ちが強くなっていた57番が、
カウント2-2からの5球目、外へのスライダーに食らい付くと、
バットの先ながら、打球はしぶとくセンター前へ!
二走の和田が病み上がりにも関わらず激走
一気に本塁を陥れ、土壇場で再びの勝ち越し!
井端の代役が放った、勝負を決めるタイムリー!(4-3)
再び一歩前に出ると、ゲームはいよいよ最終回に。

9回、マウンドに上がるは、守護神・岩瀬
田中に代わった小田とのバッテリーとなったが、
代わり端先頭・喜田剛
外角低目のスライダーを弾き返され、ライト右へのツーベース。
いきなり得点圏に走者を背負ってしまうが、
続く東出のバントは高く上がって三塁フライ。
この失敗に助けられると、ここからはいつもの岩瀬に。
赤松を内角高目のストレートで投ゴロに取ると、
アレックスには内へのストレートを叩かれるが、
浅いライトフライとなって、ゲームセット!
終盤粘る広島を辛くも振り切り、3位攻防初戦を制したドラゴンズ
ゲーム差を再び2とするとともに、勝率5割を死守
勝ち投手は、約1年ぶりとなる4番手・高橋に付くと共に、
最後を締めた岩瀬が今季29セーブ目をマーク。
そしてお立ち台には、殊勲の一打を放ったデラロサが初めて上がった。


デラすげえがや!ドラゴンズとしては
絶対に落とせない一戦
前夜の甲子園とは逆に、
広島に粘られ、
リードしては追いつかれる
イヤな展開にはなったものの、
最後は地力の差を見せ、
何とか振り切れましたね。
8回に同点に追いつかれたときには、
これはまずいなとも
思いましたが、
そのウラ、デラロサの気迫の一打に和田の激走。
「負けられない」という気持ちが入った勝ち越し劇は、
本当に見事だったと思います。

まあ本来ならば、もっと楽に勝てたような展開。
ウッズの先制弾と相手ミスで2点を奪ったあとの満塁や、
3回、5回と再三、三塁にまで走者を進めながらも
ゼロに終わってしまうなど、相変わらずあと一押しができない始末。
さらに攻守の要でもある井端がゲーム途中で負傷退場。
またしてもベストメンバーで臨めなくなり、
流れ的にはいつ広島へと傾いてもおかしくなかったですが、
そんななか土壇場で勝負を決めたのが、
その井端の代役で出てきたデラロサ
レギュラーではない選手が、もらったチャンスを生かし奮闘。
そして大事な場面で、食らいついての決勝タイムリー
ゲームを決めてくれたことがとてもうれしかったですし、
こういう「がむしゃら」な一打で勝利を掴めれば、
チームがより盛り上がっていくのも確か。
負けていたら、3位に並ばれていただけにまさに値千金
チームの窮地を救ってくれた一打に感謝、感謝でした。

またこの日、良い働きをしたのが、
再昇格即スタメンマスクとなった2年目捕手の田中
大事な一戦でのスタメン抜てきに重圧もあったでしょうが、
ファームで組んでいた川井、さらに同期の浅尾
良い感じでリードしてくれました。
惜しくも中盤に同点に追いつかれてはしまいましたが、
1軍ではおそらく最も長いイニング、マスクを被り、
結果的にもチームが勝ったことで、収穫も多かったのでは。
大事な一戦でのマスクは、良い勉強にもなったでしょうし、
この経験を今後に向けさらに活かしてほしいところ。
打撃に関しては、第1打席の一塁強襲の当たり
プロ初安打にならなかったのが、とても残念でしたが、
まあ次のチャンスではしっかりクリーンヒットで、
『H』のランプを点してほしいと思います。

久しぶりの地元でのゲームで、3位攻防に先勝!
ひとつ取ったことで、優位に進めていけることと思います。
ただちょっとでも気を抜くと、つけ込んでくるのが広島
油断せずにここは連勝で、さらにゲーム差を広げてほしい。
打線に関しては、荒木和田も何とか戻ってきて、
とりあえずは「いつもの姿」を見せてくれましたし、
松葉杖を付き、病院へ向かったという井端心配ではありますが、
本来の力を駆使し、気持ちを込めて戦えば絶対に負けないはず。
夏休み最後の3連戦、一気の連勝
すんなりと勝ち越しを決めてほしいと願います。


☆ウィナーズ・ボイス(29日)

◎トマス・デラロサ
<8回2死一、二塁から中前に殊勲の決勝適時打>
「(おめでとうございます)
(日本語で)アリガトウゴザイマス。
(井端選手のアクシデントもあり、突然出番が。
試合に入ったときの気持ちは)
イバタサンがちょっとケガをしまして、残念だったんですけど、
それをまあ自分のチャンスとして、そうチームが勝てるように
一生懸命やろうと思いました。
(タイムリーを放った場面、打席にどういうふうに向かったか)
えー、(前の)立浪選手に勝負しなくて、
自分にチャンスが回ってきたで、来まして、
ここでよし打ってやろうという気持ちで、
バッターボックスに立ちました。
(3位を争うカープとの大きな試合、
この勝利はチームにとっても大きいと思うが)
そうですね、井端選手とか和田選手が
ちょっと試合に出られないこともありましたけど、
とにかく勝つために、チームが勝つために頑張ってやりました。
(明日以降の戦いに向けての決意を)
レッツゴー、ドラゴーネス!(Let's go Dragons! の意)」


<同点の8回、ブラウワーのスライダーを中前にはじき返す。
03年パイレーツ傘下の3A時代の恩師・
ブラウン監督の裏をかく、値千金の決勝打に>
「あそこはスライダーしかないと思っていた。
ブラウンとはアメリカで一緒にやっていたことがある。
僕がストレートに強いのを知っているから
向こうの監督が『あいつはまっすぐに強い』って
投手にも言っているだろうと思った。
だから、スライダーを連投してくると考えていたし、それだけを狙ったんだ。
チームが勝つことに貢献するのが自分の役割だけど、
お立ち台はその証し。緊張したし、うれしかった」

<交流戦や北京五輪期間中は
スタメン出場が増えたが、その後はチャンスが激減。
数少ない限られた中で結果を出さなければ
いけない立場となると、はやる気持ちや体が空回り>
「何とか自分の力を見せなければ、と。
自分の野球人生の中で、ここまでがむしゃらになったことは
なかったかもしれないよ」

<悩めるデラロサを助けたのは、今の『ボス』。
先日、食事で居合わせた落合監督に掛られた言葉を
心に留めてから、気が楽になった>
「そんなに思い詰めて張り切らなくていい。
自分を信じて、持っているものを出してくれたらいいんだ(と言われた)」

<『いつでも試合に出られる準備をしておくこと』という
立浪兼任コーチの教えを守り、すんなりと試合に入っていった。
試合後、感謝の言葉を口に>
「準備はしていた。立浪さんのおかげ。
立浪さんにはいつも励ましてもらっている」

<突然の出番だったがチームの勝利に貢献し満足げ。
井端の状態次第で今後の出番は増えそう。
試合後の会見では終始笑顔だったが、最後に表情を引き締め>
「出番が増える? そうなると良いね。
これからも与えられたチャンスで仕事するだけさ。
そういうチャンスがあればどんどんやりたい。
またチームの勝利に貢献できるように頑張るよ。
日本はいい投手がたくさんいる。少しでも慣れるようにしていきたい」

<ちょっとした『夢』がある。
その夢を今オフに実現させるかもしれない。
生まれ故郷のドミニカ共和国の首都・サントドミンゴに
1件しかない日本食のすし屋。おすしが大好物だが、
これまで入れなかった高級店に家族を招待したい>
「いつもは外を車で通って見るだけ。
このオフこそお客として、家族を連れて行きたいんだ。
だから、もっと頑張らなきゃ」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○タイロン・ウッズ
<2回、左越えに先制の26号ソロ本塁打を放つ。
広島先発・篠田のスライダーをコンパクトに叩き、。
6月6、7日に打って以来、2カ月ぶりの2戦連発に>
「打ったのはスライダー。芯じゃなかったけど、うまく打てたよ」

<今週はジメジメとした湿度の高い中での戦いが続き、
体調維持が難しくなりがちだが、主砲はニンマリ。
故郷を思わせる湿度が体を軽くするという>
「体調はいいよ。湿度が高いのはオレは歓迎。
汗をかくのが好きだから。だってフロリダの気候みたいだろ」
公式写真中スポニッカン

○田中大輔
<6月以来の1軍復帰を果たし、今季4試合目の出場。
プロ3試合目のスタメンマスクでつかんだ
『初勝利』にホッとした表情を浮かべ>
「いやあ、本当に勝ってよかったです。
ボクには勝ち運がないのかと思っていましたから」

<前日夜に1軍昇格を知らされ、体のケアに努める。
スタメン通達はこの日早朝。古久保捕手コーチから
『(1軍で)スタメンらしいぞ。しっかりやってこい』とげきを飛ばされ>
「ひょっとしてスタメンかも」

<1軍昇格即スタメンに抜てきされ、リベンジに燃えていた。
見せ場は同点に追いつかれた6回1死二、三塁。
同級生・浅尾からの依頼に応え、パームボールを多用。
直球を狙う広島打線の打ち気をそらし、ピンチを切り抜ける>
「あそこは外野フライも打たれたくないから、パームでいこうと思いました。
浅尾がいいところに投げてくれましたね」

<1点リードを追いつかれた8回1死一、二塁の場面でも
高橋の直球を信じて、強気のリードで連続三振>
「直球が伸びていたんで。本当によかったです」

<前回の出場は佐藤充と組んだ6月6日の北海道日本ハム戦。
5回2死までリードしながら逆転負けを喫した。
苦しい場面もあったが、リード面で成長した姿をみせて>
「前より落ち着いてできたと思います。
前回スタメンだった時はあのときは逃げる配球でした。悔しくて悔しくて…。
だからきょうは勇気を出して攻めようと思っていました。
何回か1軍に呼んでもらっているので
場の雰囲気に慣れたというのが落ち着いてできた要因だと思います」

<今季は1軍経験を積み重ねている。
その中で先発ゲームで勝利という大事な一歩を踏み出せた>
「勝利の輪に加われたことがすごくうれしかった。
これからもチャンスはあると思うし、もっと勝ち試合を経験していきたい」
中スポ名タイ

○浅尾拓也
<6回無死一、二塁から2番手で登板。
ピンチを切り抜ける好リリーフ。
登板すると、同級生の捕手・田中にある配球を依頼>
「最近は真っすぐを狙われている。
真っすぐを速く見せるリードをしてほしい」

<1死二、三塁から梵をパームボールで空振り三振。
代打・森笠にもパーム、パーム、フォークで3球三振。
20球中14球が変化球という好リードに感謝>
「最近ずっと結果が出てなかったので、結果が欲しかった。
今まで打たれた理由を考え、それができたかなと思う。
(田中を)信頼して投げました。
おかげでイメージを変えられたかなと思います」
中スポサンスポ時事通信

○川井進
<先発し5回までは3安打無失点も、
6回に突然崩れ、4連打で同点に追いつかれKO降板>
「半分を越えてからの、もうひと踏ん張りがなかったですね…」
公式写真、中スポ)

○荒木雅博
<7回2死一塁、イ・ビョンギュの初球に今季27個目の盗塁を決める。
適時二塁打を引き出した見事な走りに>
「絶対にいこう。そう決めていました」

<前日は『急性胃炎』のため病欠。
病院に駆け込み『人生で初めて」の胃カメラをのんだ。
『世界』で戦うことの意味を、痛みで知って>
「でも、思い出したんです。
WBCから帰ってきた孝介(福留=カブス)も
胃が痛いって言ってたなって。
あいつが痛くなるんですから、誰だってなるんですよ」

<今季の広島戦では5度走ってすべて成功。
正念場の試合の勝負どころで、ベンチが走らせたくなるのももっとも>
「広島戦でよく走っているのは偶然だと思いますよ。
出る以上は痛いなんて言いません」
中スポ

○岩瀬仁紀
<1点リードの9回から5番手で登板。
先頭の喜田剛を二塁打で出したものの、後続3人をピシャリ。
ナゴヤドームでは7月20日以来となる今季29セーブ目をマーク。
帰国後はきっちり2連続セーブで4年連続30セーブにあと1に>
「自分の仕事をやっていくだけです。チームが勝てて良かったです」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇佐藤充
<今月7日、松山で2年ぶりの白星を挙げる。
深夜お祝いの電話の中の1本にカブス・福留からの国際電話も。
お礼を言って、電話を切った直後考えた>
「あれ? 向こうは今、何時なんだろう…」

<時差を計算するとシカゴは7日の早朝。
カブスは試合がない日だったが、福留は早朝から
中日の試合結果を詳しく知っていた。
時差を感じさせないうれしい『祝電』に>
「その日のうちに電話がかかってくるとは…。
インターネットとかでチェックしてくれたんですかね。
気にかけてくれて、本当にありがたいです」

<今は先発要員としてチャンスをもらっている。
福留と細かい話まではしかなったようだが、
感謝しながら胸に刻んだ言葉がある。
『しがみついてでも、がんばれよ』。短い言葉に刺激を受け>
「先発で使ってもらえるなんて、
こんなチャンスめったに巡ってこないですから。
このチャンスにしがみついて、しっかりつかまないといけないです」
(中スポ)

◇西川球団社長
<豪雨対策の緊急会議がナゴヤドームで開かれ、
ナゴヤドームと球団の関係者らが試合開催の是非を話し合う。
中日の練習中に会議を行い、予定通り試合を行うことを決定>
「試合のキャンセルも考えたが、開催することにしました。
グラウンドには影響がなく、試合を行うことに支障がないと確認した。
あとはお客さんは安全に帰られるように万全の注意を払う、ということです」
(東京中日、ニッカン

○井端弘和
<3回の守備で、東出の二盗を阻止しようとした
田中の送球を受けた際に、二塁ベース付近で右ひざをついて転倒。
右ひざの痛みを訴え、そのまま担架で運ばれ退場。
松葉づえをついて名古屋市内の病院へ直行。
診察の結果、右ヒザじん帯を痛めたもよう。
3日間の安静が義務づけられ、きょう広島戦は欠場する>
「一歩目で動いた瞬間にブチッて音がした。
なるべく早く戻りたいけど、しばらく様子を見てみないと分からないですね。
クライマックスシリーズには間に合わせたいんですけど」
(東京中日、スポニチ名古屋デイリー


○落合監督
<接戦を制して、何とか単独3位をキープ。
殊勲打のデラロサについて>
「わかりません。まだつかみどころがない。
ただ、必死は必死ではあるわな。
タイロン(ウッズ)がいる。
ビョン(イ・ビョンギュ)がいて、チェンがいる。
投手が足りないってなればネルソン。
誰が(2軍に)落ちるって1人しかいない。
安心して野球やれる立場ではない。
まあ、その分よく練習する。まじめな子だからね」

<戦いぶりに言及>
「やっと野球らしくなってきたか。きのう(28日)あたりから。
まあ、お互いにこういうゲームにしたのはバントの失敗だ。
お互いにな(3回に中村紀洋が、9回に東出がそれぞれ失敗)。
タイロンにはやらせないよ。でもほか(の選手)にはある。
(とはいえ中村紀洋は)初めてか失敗は。
あいつは移動日ゲームはダメだな。(今後起用法を)考えなきゃいけない」

<来年3月開催の第2回WBCの
日本代表監督就任を打診され断っていたことがこの日判明。
続投が決定している来季のペナントを最優先させるために固辞。
試合前、WBC監督の打診を受けたのかとの問いに>
「やりません。私はやりません」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン12


今日の公示。(29日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 清水昭信投手、田中大輔捕手
【同抹消】
▼中日 清水将海捕手、中村一生外野手
(再登録は9月8日以降。公式サイト共同通信社


△清水昭信
<約1カ月半ぶりに1軍に復帰。
2軍では先発ローテの一角に定着して好投を披露。
成長した姿を見せようと気合いを入れ>
「やってやろうという感じですね」
(中スポ)


この日入れ替えがあり、若竜2選手が昇格。
中田、樋口が抹消されたことで、やや右腕不足となった投手陣。
この危機により、ファームでは先発ローテに入り、
奮投している清水昭信今季2度目の招集がかかりました。
7月の初昇格では5試合に登板。
ある意味「プロの洗礼」を受けた背番号64でしたが、
今回の再昇格で成長した姿を披露できるでしょうか。
できれば田中とのコンビでその登板を見てみたいですね。

2008年8月29日 (金)

再三の粘り及ばずサヨナラ負け、薄層竜再度貯金0。

守護神・岩瀬北京ショックを払拭する好投で締め、
敵地・甲子園での戦いを1勝1敗のタイにしたドラゴンズ
迎えた阪神との第3戦は、1点を競り合う展開に。
3回、イ・ビョンギュの3ランで逆転すると、
そのウラ、先発・チェン金本に3ランを浴び再逆転。
その後も同点、逆転、再同点で迎えた最終9回ウラ、
6番手・高橋リンに犠飛を打たれ、今季5度目のサヨナラ負け
再三の粘りを見せたが及ばず、貯金が再びゼロとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 20回戦
(28日・阪神甲子園球場 | 中日5勝14敗1分け)
43522人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 1x
[敗] 高橋(37試合1敗1S)
[D本] イ・ビョンギュ11号3ラン ウッズ25号
[Dバッテリー]
チェン、平井、小林、浅尾、中里、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季5度目のサヨナラ負け
9回に登板の高橋が1死一、三塁からリンにサヨナラ中犠飛を許した。
1点を競り合う展開。6回、ウッズが同点ソロを放ったが、
7回2死一、三塁のピンチでマウンドに上がった浅尾が、
関本に勝ち越し打を浴びた、9回は抑えの藤川から
中村紀洋が適時打したが、同点止まりだった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
体調不良で名古屋に残る和田に続き、
この日は荒木も試合前の練習で脱水症状を訴え欠場
2番に中村紀洋を入れ、森野を5番・二塁で起用。
6番・中堅に平田、7番・左翼に井上というスタメン。

1回、阪神先発・杉山を攻め、先頭・井端が四球を選び出塁。
続く2番・中村紀洋は空振り三振に倒れたが、
イ・ビョンギュが真ん中高目のシュートを叩き、ライト前ヒット。
1死一、三塁と先制のチャンスで迎えるは、4番・ウッズ
しかしフルカウントから粘ったものの、9球目、
内角高目のストレートに空振り三振
続く森野も外角低目のストレートに手が出ず見逃し三振に倒れ、
犠牲フライもタイムリーも打てず、先制機を逃す

ドラゴンズ先発は、北京五輪から復帰後初登板となるチェン
しかし1回ウラ、先頭・赤星にレフト前ヒットを許すと、
続く平野に初球送られ、二塁へ。
さらに鳥谷の一ゴロで三塁へ進み、迎えるは4番・金本
2ストライクと追い込んだものの、外へのボールが2球外れた5球目、
外へのスライダーを拾われると、フラフラと上がった打球が
レフト前方へと落ちてしまうタイムリー。(1-0)
51打点のウッズ87打点の金本の差が出て、先制点を喫する。

3回、1死から井端の当たりは地を這うような遊ゴロ。
しかし鳥谷がファンブルしてしまいエラー。
これでリズムを崩したか、制球が定まらなくなった杉山から
中村紀洋がストレートの四球を選び、一、二塁に。
ここで迎えるは、好調のイ・ビョンギュ
フルカウントから2球ファウルで粘った末の8球目、
真ん中低目のスライダーを積極的に振り抜くと、
打球は伸びて、右中間スタンドに飛び込む3ラン!(3-1)
チャンスを生かし、一気にゲームをひっくり返す。

ところがこのリードを守れないチェン
直後の3回ウラ、先頭の赤星に四球を与えると、
ベンチから森コーチがマウンドへ行き、カツを入れる。
が、そのかいなく、続く平野の捕手前の犠打は
この日二塁の森野ベースカバーが遅れてしまい、内野安打に。
鳥谷の二ゴロで1死一、三塁となり、迎えるはまたも金本
満塁策という手もあったが、ここは勝負
しかしチェンのボールがまたも甘く入り、
カウント1-3からの5球目、外へのスライダーを振り抜かれると、
高々上がった打球は浜風もないため、そのままライトスタンドへ。(3-4)
やったらやり返されてしまった再逆転の3ランホームラン
掴もうとしていた流れ相手に再び掴まれてしまう。

しかしこのままで終わらなかったのが、この日のドラゴンズ
6回、先頭・この日2三振と全く合っていないウッズが、
カウント2-2からの5球目、内へのシュートを振り抜くと、
まさに打った瞬間の打球は、そのままレフトスタンドへ!(4-4)
4番が意地を見せての一発同点に追いつくと、
動揺した杉山を攻め、すかさず森野が初球をレフト前へ。
さらに平田が送って、1死二塁と今度は勝ち越しのチャンス。
ところが井上が初球、内へのカットボールを打ち上げ三塁フライ。
あっけなく2死となってしまうと、
続く谷繁激しく降る雨のなか粘ってフルカウント。
しかし7球目、真ん中低目のカットボールを叩くもレフトライナー。
惜しくも前に出ることはできず。

6回ウラ、追いついてもらったチェンだったが、
疲れも出てきたか、先頭・関本に四球を与えてしまうと、
続く高橋光信は詰まらせての二塁フライ。
ここで迎えるは、相性悪くこの日も2安打を許した矢野
それを察したか、ドラゴンズベンチが動き、平井にスイッチ。
その矢野には初球犠打を決められ、
2死二塁となると、杉山代打・葛城
ここでベンチが再び動き、3番手で小林を送ると、
阪神ベンチは、代打の代打・バリディリス
そのバルディリスを敬遠し、小林は左の赤星との勝負を選択。
初球、中に入ったスライダーを弾き返されるも、
途中からセンターに入った小池がバックしてキャッチ。
ベンチワークの応酬は、ドラゴンズに軍配が上がる。

7回、阪神2番手・渡辺から井端がセンター前ヒット。
続く中村紀洋が空振り三振に倒れると、
阪神ベンチが動き、左の江草にスイッチ。
しかしイ・ビョンギュ左対左を苦にせず、
外へのフォークをレフト前に運び、一、三塁と繋ぐ。
そして迎えるは、前の打席本塁打のウッズ
願わくば2打席連続、そうでなければタイムリーを期待。
ところがカウント2-2からの5球目、
外へのストレートを叩くも、二塁ゴロ
阪神リリーフ陣に踏ん張られ、またしても前に出られず。

7回ウラ、左打者が続くこともあり小林が続投。
先頭の平野に無意味な四球を与えてしまうが、
続く鳥谷のバント失敗の捕邪飛に助けられると、
金本をスライダーで遊ゴロに打ち取り、2死一塁に。
しかしリンにセンター前に落とされてしまい、
一、三塁としてしまったところで、落合監督がマウンドへ。
関本を迎え、右の浅尾にスイッチ。
何とか踏ん張りたいところだったが、
カウント0-1からの2球目、内角高目のストレートを叩かれると、
詰まりながらもしぶとく落ちるタイムリー。(4-5)
得点圏打率4割超の勝負強さにやられてしまう。

8回、4番手・ウィリアムスに手玉に取られると、
9回は、もちろんクローザーの藤川がマウンドへ。
しかし復帰登板となった藤川を攻め込み、粘りを見せるドラゴンズ
先頭、小池の代打・立浪が追い込まれながらも、
真ん中低目154キロを叩き、一、二塁間を鋭く抜けるヒットで出ると、
続く井端のバントは投手正面。二封されてしまったものの、
中村紀洋の2球目、外へのフォークがワンバウンド。
ワイルドピッチで労せず二塁へと進み、同点のチャンス。
そしてフルカウントからの6球目、
真ん中低目への落ちないフォークを逃さず弾き返すと、
打球はセンター前へ抜けていくタイムリー!
土壇場9回に藤川から1点を奪い、再び同点へ追いつく。(5-5)
なおも勢い上がる中、迎えるはこの日猛打賞のイ・ビョンギュ
ところが初球、内へのストレートにどん詰まりの投ゴロ。
1-6-3の併殺となってしまい、逆転の機運はあえなくしぼむ。

同点で迎えた9回ウラ、ドラゴンズ6番手高橋聡文
きっちり切って、延長戦へと繋ぎたいところだったが、
先頭・平野に外のストレートをレフト前に落とされると、
続く鳥谷が初球、送って二塁へ。
迎えるは、この日4打点の金本
歩かすという手もあったが、ベンチ高橋聡文勝負を選択
3球目、内への厳しいボールでのけぞらせるなど
攻めの投球をみせた高橋聡文だったが、
やや辛い判定のあとのフルカウントからの6球目、
外角低目のストレートを叩かれ、一、二塁間を抜いていくヒット。
1死一、三塁と、一打サヨナラのピンチに登場するは、5番・リン
打線も粘って同点に追いついた。
ならばここは、高橋聡文の踏ん張りに期待。
ところがカウント1-2からの4球目、
真ん中低目のストレートを強振されると、打球はセンターへ。
やや浅かったものの、犠牲フライとなってしまい、
三走の俊足・平野がホームを踏みサヨナラ。(5-6x)
再三同点に追いつく粘りを見せたものの、力尽き、
今季5度目のサヨナラ負けを喫してしまったドラゴンズ
このカード1勝2敗と負け越すと共に、再び貯金が0に。
さらに4位・広島にも1ゲーム差に迫られたうえで、
週末の直接対決3連戦を迎えることとなった。


嗚呼、サヨナラ…。惜しいところまでいきながらも、
やはり地力の差
出てしまったか、
9回サヨナラ負け。
確かに悔しいことは
悔しいのですが、その一方で
この日に関してはよくやったなと。
総力戦のうえ、黒星とはなりましたが、
終盤粘って同点に追いつけたことは
評価できるんじゃないかなと感じました。

今季ここまでの甲子園での戦いなら、
一度ひっくり返されてしまうと、
そのままズルズルいってしまうのが、定番でしたが、
6回、ウッズの意地の一発で同点に追いつくと、
9回にも代打・立浪の一撃から相手のミスを絡めて、
中村紀洋のタイムリーで、再度同点に。
できればもう一歩前に出られればよかったとも思いますが、
ベンチ入りメンバーに名前を連ねておきながら、
実際の球場に主力選手2人もいないというなかで、
良く粘って戦ってくれたんじゃないかと思いました。

投手陣は必死の継投で踏ん張っていたと思います。
先発・チェンの調子が今イチで序盤はダラダラだったものの、
連投となった小林、浅尾、高橋
イニングの先頭打者を出してしまったり、
完ぺきに抑える事こそできなかったものの、責められないですね。
さらにこの日は中里もまずまずの投球を披露。
まだまだ連戦が続きますし、投手陣の台所もかなり厳しいですが、
今後もそれぞれの味を出して、できるだけ踏ん張ってほしいです。

一方打線は、荒木が欠場し今季3度目の『イバノリ』。
ただ中村紀洋の状態はあまりよくなさそうな感も。
最終回のタイムリーこそ見事でしたが、
その他の打席は精彩に欠けていましたし、ちょっと心配ですね。
ウッズも同様な感じですし、和田もいつ復帰してくるのか…。
まあ一番好調なのが、イ・ビョンギュという現状、
そのビョンも絡め、上位で点が取れるようやっていってほしいです。

できることなら、勝って地元での直接対決を迎えたかったですが、
惜しくもサヨナラ負けとなってしまい残念
しかしこの日見せた「粘り」「あと一押し」さえできれば、
借金生活Bクラス転落も、防ぐことはできるはず。
途中経過を見据えるのではなく、直接叩ける4位・広島との3連戦。
中スポでは昌さんが中4日で初戦に投げそうなことも出ていましたが、
とにかくいるメンバーの総力を結集し、全力で向かってほしい。
リーグ的には甲子園での首位攻防に目が行きそうですが、
ドラゴンズ的にはまさに正念場となりそうな8月最後のカード。
まずは初戦しっかり取って、戦いを優位に進めてほしいです!


★プレーヤーズ・ボイス(28日)

●高橋聡文
<同点の9回ウラ、6番手で登板。
1死一、三塁からリンにサヨナラ中犠飛を打たれ、今季初黒星>
「いい球は投げられたんですが…」

<1死二塁の場面で金本を迎え、歩かせる手もあったが>
「金本さんは勝負でした。
それよりも先頭打者を出したのがもったいなかった」

<2日続けての好投はならなかったが、前日の岩瀬復帰は朗報。
戻ってきた岩瀬がまだ元気を完全に取り戻していないことを
感じてはいるが、正直な思いを口に>
「岩瀬さんがいてくれるという安心感はやはりありました。
いるのと、いないのとでは、プレッシャーのかかり方が全然違いますね」
中スポ時事通信ニッカン

●イ・ビョンギュ
<3回1死一、二塁、右中間席へ逆転の11号3ランを放つ>
「2ストライクと追い込まれていたから、
ボールぎみでも積極的に打っていこうと思っていた。うまく打てたよ」

<驚異の復調ぶり。この日で8試合連続安打を記録したが、
うち3度が3安打。ここ10試合では打率.357という頼もしさ。
ぶっきらぼうにこう答えたが>
「前半戦との違い? 特にないよ。普通にやっているだけ」
(中スポ、ニッカン

●タイロン・ウッズ
<6回、同点に追いつく25号ソロ本塁打を放つ>
「(バットの)芯でとらえることができたから、あそこまで飛んだ」

<だがこの日は球審の判定に不満も…>
「ストライクゾーンが広すぎる」
(東京中日)

●立浪和義
<9回、代打で藤川を攻略してチャンスメーク。
先頭打者として狙って打ち返した内角速球は
球場のスピードガン表示が何と154キロ>
「打席にあまり立っていないですから速く感じました。
開き直っていったのが良かった。
フォークが来たら仕方がないと思っていた。
(速球もフォークも)どっちも追いかけていたら打てませんから…」
(東京中日)

●森野将彦
<荒木欠場で急きょ今季初めて二塁に入ったが、
ぶっつけ本番の状態で守らざるをえなく、
送りバントの一塁へのベースカバーに遅れたり、
併殺を取れなかった場面が失点につながる>
「(語気を強めて)何をいわせたいんですか。仕方ないです」
共同通信社スポニチ名古屋

●チェン・ウェイン
<北京五輪に台湾代表として出場。
7月28日以来1カ月ぶりの公式戦登板となったが、
金本に先制打と3ランを献上しての5イニング1/3を4失点。
復帰登板を白星で飾れず、最後まで反省の弁を繰り返す>
「疲れは全然、なかったです」

<体調面の問題はなかったようだが、
ストライクゾーンなど五輪との状況の違いを過剰意識した様子>
「自分で考えすぎてしまって
ストライクゾーンがせまくなった。感覚が良くなかった。
ストライクを早くとりたくて、腕が振れないし、ボールも走らない。
打たれて当然の投球だった」
(東京中日、朝日新聞スポニチ名古屋

●浅尾拓也
<7回に4番手で登板し、関本に勝ち越し打を許したが、
前日の岩瀬復帰は何よりの朗報に>
「岩瀬さんが後ろにいてくれるだけで、安心感は全然違います。
マウンドに立てば抑えようというのはいつもと一緒なんですが、
岩瀬さんにつなげられるように抑えようと考えます。
でも、岩瀬さんに頼ってばっかりじゃダメなんですけどね」
(中スポ)

◆荒木雅博
<試合前の練習中にめまいと胃部不快感などの
体調不良を起こしてこの日の阪神戦を欠場。
五輪期間中から胃の不調を訴えていたうえ、
帰国後の疲労も重なり、脱水症状となったもよう。
しばらく球場内で静養したが、
首脳陣、トレーナーとも協議の上で欠場を決めると、
試合開始前には球場を出て、大阪府内の病院で精密検査と点滴治療。
29日以降の出場は検査の結果と、状態を見て決める>
「疲れ? ちょっとね。
寝れば大丈夫だと思うんですけど、こういうのは初めてなんで。
ノックを受けている時にふらっとした。
少し休めばいけるかなとは思ったんですが、無理でした。
試合を休むのは残念ですが…」
中スポサンスポ時事通信デイリー

◆小笠原孝
<27日の阪神戦で今季8勝目。
70日ぶりの白星から一夜明け、
目標にしている初の2ケタ勝利の早期達成を誓う>
「あと2勝です。とりあえず目標なので、そこまではいきたいですね」
ニッカン

◆中田賢一
<27日に出場選手登録を抹消されたが、
この日はナゴヤ球場で治療とウエートトレを行う。
10日間で1軍に復帰する意気込みをみせて>
「(左ひざは)大丈夫です。
自分の中では痛いという感覚はないし、
大したことはないと思っています」

<登録を抹消されたが、首脳陣の判断での抹消だったよう>
「自分で希望して抹消してもらったのではない。
大事を取って? そうじゃないですか。
10日で戻る? そうなるように頑張ります」

<最後まで軽症を強調してナゴヤ球場を後に>
「本当に大丈夫なんですよ」
(東京中日、名タイ


●落合監督
<9回に1点差を追いつく粘りを見せたが、
最後はサヨナラ負けで、勝率5割に逆戻り。
サヨナラにつながった9回1死二塁の金本勝負について、
短く振り返って、バスへと消える>
「(9回の)金本? あそこは勝負。
塁を埋める? それはない。あそこは勝負だよ。
金本を打ち取っていたら? 『たられば』は言っちゃダメ。
それを言いだしたら全部勝っちゃう。
よく追いついた? まあ、勝負のポイントは別のところにあるんだろうけど」
中スポ時事通信朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年8月28日 (木)

復帰守護神岩瀬が締めた、悪夢払拭竜5割死守!

約1カ月ぶりの阪神戦で今月4度目の完封負け。
またしても甲子園で勝てず、再び貯金が0となったドラゴンズ
迎えた第2戦、拙攻続きだった打線が5回にようやく繋がり、
荒木の2点適時打で先制すると、8回には押し出し暴投で貴重な追加点。
そのリードを守るべく、9回に登板したのが守護神・岩瀬
悪夢となった北京から帰国後初の登板となりましたが、
渾身の投球で1イニングをピシャリ。チームの借金突入を防ぐと共に
自らのショックを払拭する久々のセーブをマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 19回戦
(27日・阪神甲子園球場 | 中日5勝13敗1分け)
43521人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 小笠原(20試合8勝8敗)
[S] 岩瀬(40試合3勝3敗28S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、小林、浅尾、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
小笠原が約2カ月ぶりの勝ち星
小笠原は5回に1点を返され、6回1死一、二塁で降板。
2番手・小林が満塁のピンチで、リンを投ゴロ併殺打で切り抜けた。
9回は岩瀬が3人で抑えた。
打線は5回、荒木の2点打で先制。
8回には押し出しと暴投で2点を追加し、突き放した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・小笠原、阪神・ボーグルソンの先発。
この日は小田ではなく、谷繁とのバッテリーとなった小笠原
1回ウラ、先頭・赤星を外へのスライダーで空振り三振に取ると、
続く平野をカーブで遊ゴロ。そして鳥谷をスライダーで遊飛に取り、
課題である立ち上がりを三者凡退で切り抜ける。

2回、先頭・ウッズが外へのストレートを叩きライト前ヒット。
さらに森野も初球、チェンジアップをライト前に運び、復帰初安打
1死一、三塁と先制のチャンスも、
小池が真ん中高目のシュートを叩き、遊ゴロ。
鳥谷がダイブで好捕し6-4-3。この日最初の併殺で機を逸す。

3回、先頭・谷繁が右中間を抜くツーベースを放つと、
バント失敗の小笠原は打ちに行くも二塁ゴロ。
しかし井端がストレートの四球を選び、1死一、二塁。
再びチャンスが訪れたものの、荒木が打ち上げ二塁フライ。
イ・ビョンギュもカーブを打たされ遊ゴロに倒れる。

3回ウラ、先頭・高橋光信に一、二塁間を抜かれたが、
続く矢野が初球を叩き、4-6-3のゲッツー

4回、1死から中村紀洋がセンター前に運ぶヒットで出るが、
続く森野はフルカウントから外へのストレートを空振り三振。
さらにスタートを切っていた中村紀洋も二塁タッチアウト。
三振ゲッツーとなってしまい、3イニング連続でチャンスを潰す。

4回ウラ、2死から鳥谷が初球、意表を突く三塁バントヒット。
さらに金本にもフルカウントから一、二塁間を抜かれ、
一、三塁のピンチを背負うが、リンを外へのスライダーで
二塁正面のゴロに取り、しっかりと切り抜ける。

5回、先頭・小池が三塁を抜いていくツーベースで出ると、
谷繁はストレートの四球を選び、一、二塁。
さらに小笠原が初球送って、二、三塁とすると、
制球が定まらなくなったボーグルソンから
井端も四球を選んで、1死満塁に。
毎回のように逃しながら、またも巡ってきた4度目の先制チャンス
ここで五輪戦士・荒木ひと仕事!
カウント1-1からの3球目、外へのストレートを叩き、
右中間へ持って行く2点タイムリーヒット!
ようやくチャンスをモノにして、ドラゴンズが先制。(2-0)
なおも1死一、三塁で迎えるは、イ・ビョンギュ
しかし代わった2番手・江草の初球、
外へのスライダーを引っかけてしまい、二塁ゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、わずか1球でチャンスがしぼんでしまう。

5回ウラ、ようやく援護をもらった小笠原だったが、
なぜかバタつき、先頭・関本にセンター前に運ばれると、
続く高橋光信の初球、スクリューをワイルドピッチ。
労せず二塁へと進まれると、動揺したまま、
光信に3球目、内角高目のストレートを思い切り引っ張られると、
レフト線へのタイムリーツーベース!(2-1)
すぐさま1点差に迫られてしまう。
なおも無死二塁と傷口が広がりそうなピンチ。
しかしここで阪神側ありがたいミス
迎えた矢野は初球、手堅くバントを試みるも小フライに。
谷繁が掴み素早く二塁へ送ると、大きく飛び出していた
代走・葛城も帰塁できずに二塁フォースアウト。
矢野2打席連続のゲッツー小笠原は助けられる。

しかし6回ウラ、制球が定まらなくなってきた小笠原
先頭・赤星に四球を与えると、続く平野の犠打を処理するも、
一塁へやや危なっかしい投球。
さらに鳥谷にも四球を与えてしまい、1死一、二塁。
ここで落合監督がマウンドへ。
小笠原を諦め、金本キラー・小林を投入する。
ところが流れはやや阪神なのか、
金本を内へのストレートで詰まらせたものの、レフトへのポテンヒットに。
1死満塁とピンチを広げてしまった小林だったが、
落ち着いて続くリンを2球目、外へのストレートで詰まらせ投ゴロ。
素早く掴み本塁へ送ると、1-2-3のダブルプレー
またしても併殺でピンチを凌ぎ、見事な火消しぶり!

8回、阪神4番手は、おなじみ久保田
しかしこの日は調子が今ひとつ
そこを攻め込み、先頭・井端がフルカウントからライト前に落とすと、
続く荒木が送って二塁へ。さらにイ・ビョンギュも続き、
バットを折りながらもライト前ヒットで、1死一、三塁とすると、
ウッズは勝負を避けられ、ストレートの四球で満塁に。
このおいしい場面で登場するのは、満塁男中村紀洋
ところがカウント2-1からの4球目、
高目のフォークに手が出ず、見逃し三振
やや意気消沈となったものの、なおも2死満塁で森野
復帰後初タイムリーをと願っていたら、
久保田の方が勝手に乱れてくれて、カウント0-3に。
さらに4球目、外角高目150キロが外れてしまい四球
押し出しとなって、労せず追加点をゲット。(3-1)
なおも満塁で迎えるは、小池
ところがここで再び久保田おいしい演出
4球目、外角低目のスライダーが大きく外れ、矢野が後逸。
ワイルドピッチとなって、代走・中村一生が生還。(4-1)
ノーヒットで2点をもらい、うれしいダメを押す

8回ウラ、ドラゴンズ4番手・高橋が続投。
しかし先頭・赤星に四球を与えると、平野の二ゴロで二塁へ。
迎えるはクリーンアップだったが、落ち着いて対処
鳥谷を外へのストレートで左飛に取ると、
金本も同じくストレートで左飛で、スリーアウト。
3点リードのまま、迎えた最終回。
いよいよあの投手が復活へのマウンドへと向かう。

9回ウラ、ドラゴンズ5番手は、岩瀬
あの悪夢の五輪準決勝から中4日、
そして日本では7月29日以来約1カ月ぶりの登板。
まだ心身の疲労が癒えてはいないなか、
我らが守護神は再出発への渾身の投球を披露。
先頭・リンに対し宝刀・スライダーを連投。
4球目、レフトへのファウルフライを中村一生が落球し、
イヤな予感を若干醸し出したものの、
動ずることなく、5球目外へのスライダーで
バットをへし折り、サードライナーに取ると、
続く関本を初球143キロ、内へのストレートで詰まらせて、遊ゴロ。
そして最後は、代打・バルディリスを真ん中低目のスライダーで
センターフライに仕留めて、ゲームセット!
帰ってきた守護神が1イニングをピシャリと締めて、
連敗と、借金生活突入を食い止めたドラゴンズ
今季甲子園2勝目を挙げるとともに、
小笠原が6月18日以来、約2カ月半ぶりとなる8勝目をマーク。
また再び4位・広島とのゲーム差を2とし、阪神のマジックを消滅させた。


序盤は再三のチャンスを生かせず、拙攻続き
もし負けていたら、叩けそうな要素がたくさんありながらも、
相手投手の乱調とミスにも助けられての逃げ切り勝利。
まさに「久保田さまさま」といったところでしたね。
ボーグルソンが投げる時ぐらいしか、
勝ち目がない現状なだけに、しっかり取れたのは大きいなと。
さらに勝ったことで借金生活を免れたことも、もちろんですが、
それ以上にうれしかったのは、やはり守護神の復帰登板
3点リードの9回に、5番手として上がった岩瀬
まだまだ疲労も残るなか、それを吹っ切る投球で3人でピシャリ。
リスタートを果たせたことが、本当によかったなと思いました。

ドラゴンズは間違えない。北京五輪では本来の力
発揮できずに悪夢の連続
敗北の責任を一身に
背負うような姿も見せましたが、
ドラゴンズに戻って、
持ち場であるクローザーに戻って、
しっかりと自分の仕事を成し遂げることができた。
ちょっとやそっとじゃ消えないキズにはなってしまったものの、
チームの勝利に貢献することによって、少しずつそのキズを癒していく。
今回の三者凡退でのセーブがそのきっかけとなってくれればいいですね。
あの五輪での打たれ方は確かに尋常ではなかったですし、
できれば思い出したくもないでしょうが、
決してドラゴンズドラゴンズファンも責めることはないはず。
それよりも現状は、心身の「疲れ」を取って、
できるだけ早く本来の守護神の投球を取り戻してもらうこと。
こちらの方を誰もが願っていると思います。
北京ショックを払拭し、再び歩み出した守護神
これからも変わらずに応援していきたいです。


岩瀬の復帰登板がもっとも印象に残りましたが、
ゲームとしては、投手陣が踏ん張りましたね。
なかなか点の取れないドラゴンズ
付き合ってというわけでもないでしょうが、
阪神打線拙攻を連発してくれたことには助けられました。
特に5回ウラの高橋光信のタイムリーツーベースが出た後の
矢野のバント失敗ゲッツー、あれがとても大きかったですね。
小笠原がフラついてきていただけに、あそこで繋がれていたら
そのまま流れを持って行かれていたかも。
さらに6回ウラの1死満塁を凌いだ小林の投球もお見事。
代わり端、金本にアンラッキーなポテンを許し、
このままずるずる行きそうだったものの、
前夜のヒーロー・リンを詰まらせて投手正面のゴロ。
ホームゲッツーを完成させたときは、
見ていた自分も、思わずガッツポーズが出ました。

何とか勝率5割で踏みとどまっての貯金1
このまま勝てないのではと思われた甲子園で1つ返せてよかったですね。
阪神にとっては、たとえここでマジックが消えようとも
痛くもかゆくもないでしょうが、こちらはですから。
こうなれば週末の3位確保3連戦に良い流れで臨むためにも
ぜひとも連勝といきたいものですね。
相手はおそらく10勝投手の下柳が来そうですが、
1、2番を筆頭に打線でうまくチャンスを作ってほしい。
そしてチェンもしくは川井であろう先発を援護し、
敵地での勝ち越しに繋げてほしいと期待したいです!


☆ウィナーズ・ボイス(27日)

◎荒木雅博
<5回1死満塁から先制の2点適時打を放つ>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございました。
(快打の手応えは)うん、気持ちいい感じでした、はい。
(ドラゴンズのメンバーが元に戻り、これから最後の戦いがあるが)
そうですね、まだ、あのう、まだまだ諦めていませんから。
しっかりとした試合をやって、また追い上げていきたいと思います。
(五輪から戻ってきて、連日の活躍。
モードの切り替えが済んでいるように見えるが)
そうですね、そう落ち込んでられないので。
あのう、しっかりとまた切り替えて、
チームでしっかりやっていきたいと思います。
(残り30数試合、どういう戦いを見せてくれるか)
あのう、今まで、なかなか乗って来れなかったんですけども、
これから、あのう、本当1つ1つのプレイを大切にして、
しっかりとして、あのう、なるべく阪神を追い詰めれるように、
本当に頑張っていきたいと思います」


<タイムリー談話>
「(先発の)小笠原さんが頑張っていたので、
何とか先に点を取りたかった。
前の打席(3回1死一、二塁・二飛)で凡退していたので、
犠飛でもいいから意地でも打ちたかった」

<ここ3試合のチーム全9得点のうち、
6点が自らの打点という勝負強さ。もちろん疲れていないワケはない>
「元気? 元気じゃないっすよ」

<疲れはピークで試合前には泣き言も>
「胃が痛むんです」

<だがグラウンドに出れば軽快な守りを披露。
辛くても、辛いなんて言っていられないのがこの世界>
「あと1カ月半で終わってしまいますからね。
どんな試合も負けられない。まだまだ必死でやらないと」

<昨季は先発で6度対戦し、
2勝を献上したボーグルソンにも初めて土をつけた>
「久しぶりの対戦だったけどストレートが速かったですよ」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回に登板。
疲労や精神的ショックを感じさせない投球で
1イニングを3人でピシャリと抑え、
復帰初戦を1カ月ぶりのセーブで飾る>
「復帰といっても、ずっと野球をやってたわけだし、
別にどこから復帰というのか…。
ただ(登板の心境は)普段とは違いましたね。
しっかり自分を持って投げた」

<甲子園は異様な雰囲気。
マウンドへ向かうとき、スタンドの阪神ファンから
拍手と普段以上のヤジが起きたが、ひるまない。
リンの飛球を中村一生が落球(記録はファウル)。
北京の悪夢をほうふつさせたが、動ずることなく>
「特に気にすることなかった。(時には)あることなので。
自分の状態はあんなものじゃないですかね」

<北京へ応援に来たスタンドのファンからは
強烈なやじを浴びせられた。
人間の生死にかかわる、表現するのもはばかられる
ひどい言葉まで浴びせられたという。一言ポツリと>
「そんなこと言われてもね」

<中日首脳陣は休養も認める方針だったが拒んだ。
体はもちろん、精神的な疲れも想像以上だろうが、
26日の合流後は普段通りの調整を行い、弱音は吐かなかった>
「準備はできてます」

<3人を抑えた瞬間、安堵感はいつもと違ったかと聞かれると>
「ウン、安堵というか、これからやっていかなきゃいけないから。
休んでいて気持ちが切り替わるもんじゃないし、
ゲームがある以上は休まない。
なければ休むけど、試合がある以上はやる。
自分が変わったとは思っていない。やるべきことはやってきた。
疲れ? 投げながら解消していきたい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<マウンド上で尻を叩き、岩瀬を送り出す。
北京での岩瀬の失敗をきっちり分析して修正>
「国際球は重いから、岩瀬はフォームを崩していた。
右肩が入りすぎてた。
後は気持ちの問題。本人が一番ホッとしただろう」
スポニチ名古屋

○小林正人
<6回1死一、二塁から2番手で登板。
金本に左前へのポテンヒットで満塁にはしたものの、
リンをストレートで投ゴロ併殺に仕留め、ピンチを0に抑える>
「落ち着いていたわけでもないんですが、とにかく抑えるしかなかったんで」

<今季の対左打者の被打率は.196。4割近い右打者と比べ歴然>
「自分では右も左も関係なく投げているんですが…」

<左を仕留めなくては1軍での居場所がなくなる。
その原点は昨オフドミニカ・ウィンターリーグ。
デビュー戦で左打者にサヨナラ弾を浴びたが、打者の年齢を聞き仰天>
「44歳だったんですよ!
左に打たれてちゃいけない。ホントにそう思いました。
とにかく狙ったところに投げられるように…」
(中スポ)

○小笠原孝
<記録上は5イニング1/3を5安打1失点で
自身の連敗を4で止める70日ぶりの今季8勝目。
それでも悔しい降板に何度も『情けない』という言葉を口に>
「もっとイニングを投げなければいけないのに、情けないの一言。
あの回(6回)、急に腕が振れなくなって…。
本当に情けない。きょうは本当に野手の皆さんに感謝です。
何が原因かを突き止めて、2度とこんなことが起こらないようにしたい」
中スポサンスポ朝日新聞

○高橋聡文
<1点リードの7回2死一塁から4番手で登板すると
1イニング1/3を無安打無失点。好救援で守護神・岩瀬につなぐ。
8月は6試合で無失点、1セーブ4ホールドと安定>
「8回は点差もあったから1アウトずつと思ってました」
中スポ

○浅尾拓也
<逆転サヨナラ負け以後、初となる登板は1点リードの7回。
2死とした後、矢野に中前打を許して降板。
繋いだ高橋が無失点で乗り切り、サヨナラの悪夢を払拭>
「頭に(サヨナラ負けが)残っていた。
カウントが3ボールになったあとの腕の振りがまだ良くなかった。
でも絶対に点だけは取られたくなかった」
中スポ

○森野将彦
<チーム復帰初安打と初打点をマーク。
2回1死一塁から右前安打で一、三塁にチャンスを広げると、
8回1死満塁では久保田から押しだし四球。渋い働きだったが>
「まだまだこのくらいでは落ち着かないですよ」
(東京中日)

◇佐藤充
<前日の阪神戦は好投したが、味方の援護なく今季3敗目。
4回の2ランに泣いた形だが、次回登板での勝利を誓う>
「もっとリズムよく投げていれば、味方も攻撃しやすいと思う。
次は抑えることに加えて、その部分も意識して投げていきたい」
ニッカン

○中村一生
<26日早朝、東京から甲子園に向かう阪神ナインと遭遇。
その中に大切な国際武道大の先輩。元中日の高橋光信がいた>
「1軍にいて顔を合わすのは初めてですからね。
うれしかったです。『打ってるじゃん』って言われました。
ちょっとだけ話ができましたね」

<プロ入り後は頼りになる存在。いまは尊敬する存在。
光信先輩はあらゆる面での『師匠』となった>
「本当にお世話になりました。打撃のことも含めて。
印象の残っているのは礼儀ですね。
あいさつの仕方とか。ありがたかったです」

<だからチームは変わっても連絡は取り続けた。
今月3日のプロ初安打の時も真っ先に電話した>
「『グライシンガーから打ったんならスゴイ』って。
そういわれて実感がわいたというか、うれしくなりました。
これからも先輩と同じグラウンドに立てるよう頑張っていきたいですね」
(中スポ)

●高橋光信(阪神)
<この日も適時打を含む2安打と阪神で欠かせない存在。
母校の後輩・中村一生についてこう話す>
「一生は入団したときからセンスはあった。
ただ(頭角を現す)タイミングがなかっただけ。お互い頑張りたいですね」
(中スポ)


○落合監督
<連敗を2で止め、借金生活転落のピンチを脱す。
荒木の先制打にも今季初の借金を免れたことにも一切触れず、
復帰登板の岩瀬をねぎらい、改めて全幅の信頼を寄せる>
「ちゃんとした使い方をすればちゃんと抑えられるんだ。
勝ちパターンでいく投手はそういう使い方をしないと。
長年うちの屋台骨を背負ってきたんだから。
選手には行く場所(持ち場)というものがある」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(27日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 岩瀬仁紀投手、チェン・ウェイン投手
【同抹消】
▼中日 中田賢一投手、樋口賢投手
(再登録は9月6日以降。公式サイト共同通信社

◇森バッテリーチーフコーチ
<北京五輪では不調で3試合で負け投手となり、
ショックが計り知れない岩瀬を出場選手登録したことに>
「本人が投げたいというから登録した」

<代わって今季2度目の抹消となった
中田について、今後の見通しを示し>
「本人が痛いというからしょうがない。
復帰? 2週間ぐらいかかるんじゃないの」
サンスポニッカン


投手の入れ替えがあり、
北京五輪に出場した岩瀬チェンをこの日1軍登録。
ダメージによる心身の疲れが心配された岩瀬でしたが、
↑の通り、9回に登板し1イニングをピシャリ。
見事に復帰登板を果たしました。
またチェンはベンチ入りメンバーには入っていたものの登板はなし。
おそらく今週中にも先発で復帰が濃厚でしょう。

代わって登録を抹消されたのが、この2投手
まずは24日にプロ初昇格を果たしながら、
結局登板なしに終わった高卒ルーキー・樋口
残念ですが、1軍で直に培った体験を今後に生かしてほしいですね。

一方、心配なのがローテ投手の中田
25日の巨人戦で本塁のカバーに入ろうとして転倒し、左足を痛めて降板。
その翌日は「大丈夫です」と話していたものの、実はダメだったようで…。
チーム方針によって詳細は明らかにされないものの、
負傷した左足首が原因と見られるとのこと。
不調で2軍落ちした7月2日に続き、
今季2度目の抹消となった中田ですが、
9月は連戦が続くこともあり、チームにとっては痛いなと。
まずはケガを治してもらうことが先決ですが、
早い復帰を待ち望むしかないでしょう。
1人戻ると、1人減りと、いつになっても
ベストメンバーで臨めない厳しい状況が続きますが、
何とかうまくやりくりしてほしいところです、


若竜トピックス(27日)

◆交流試合
中日-四国・九州アイランドリーグ選抜
(27日・ナゴヤ球場)
  000 100 301=
  022 010 10×=
[D本] 堂上直倫
[D投] 赤坂、朝倉、金剛、ネルソン
(中スポ、四国・九州アイランドリーグ公式HP

【ゲームレビュー】
先日に続き、この日も立ち上がりから打線が活発。
2回ウラ、1死から堂上直倫が左越えに本塁打を放つと、
藤井四球と二盗、さらに岩﨑の三ゴロ失策で2点を先制。
続く3回ウラ堂上直倫の中犠飛などで2点を奪い、序盤大量4点のリード。
しかし4回、先発・赤坂YAMASHIN(高知)に
右前適時打を許し、1点を失ったが、
5回ウラ、代打・英智死球と二盗などで2死三塁から
堂上直倫の左前適時打で、1点を加えて5-1とする。
6回から、朝倉が約2カ月ぶりとなる実戦復帰登板
しかし7回、真輝(高知)左適時二塁打、
西村悟(福岡)右越え適時二塁打など4連打で3点を失い、5-4と1点差。
しかし7回ウラ、1死三塁から小川の右犠飛で1点を追加すると、
9回、4番手・ネルソンが1死一、三塁から暴投で失点し、
1点差にまで詰め寄られたが、結局6-5で辛くも逃げ切り、
四国・九州アイランドリーグ選抜連勝
公式ファームより)


○朝倉健太
<右腕の血行障害で戦列離脱中。
四国・九州アイランドリーグ選抜との交流試合に
2番手として6回から登板し、約2カ月ぶりに実戦復帰。、
2イニングを投げ、4安打2四球3失点ながら
病気を克服しての復帰初戦にホッとした表情>
「(実戦で)投げられて良かった」

<ただ思い切り腕を振った。
MAX146キロをマークした直球や得意のシュートなど
喜びをかみしめながら、45球を投げ込み>
「結果は考えてなかった。
全球種を投げられたし、そういう意味でも良かった。
野球に必要な技術的なことはこれからだけど、
ようやくスタートラインに立てた。
(血行障害は)完全に治ったので、
ここから状態を上げていきたいです。それしか考えてないです」
朝倉健太公式中スポ名タイ

○赤坂和幸
<ウエスタンでここ2試合、大量失点で連敗していたが、
この日は先発で5イニングを投げ、6安打されながら
2奪三振2四球で1失点。粘りの投球を見せ復調気配>
「悪くはなかった。
いいボールも何球かあったし、いい感覚もあったので、
練習で取り戻せるように頑張りたいです」
中スポ

○堂上直倫
<2回の先制ソロ本塁打を含め、3打数2安打3打点の活躍。
調子上向きの手応えに、表情は明るく>
「打ったのはストレートです。
(本塁打は)うまく回転できました。完璧に打てました。
切れるかな(ファール)と思いましたが、良く入りました。
最近、球もよく見えてきたし、
バットがいい感じで出るようになってきました」
中スポ公式ファーム

○辻2軍監督
<2試合戦った四国・九州IL選抜について>
「今日は打たれました。打者のスイングが昨日より鋭く感じました。
特に3、4番(真輝、西村悟)の力強い振りが印象に残りました。
また先発の福田投手(香川)は、ストレートやスライダー等
いいボールを投げていました。(四国・九州)ILの選手が
今後NPBで通用する選手になるには、強い気持ちを持つことが必要です。
信念を持ち目標に向かって頑張ってほしいと思います」
四国・九州アイランドリーグ公式HP


前日に続き、ナゴヤ球場で行われた
四国・九州アイランドリーグ選抜との交流試合
序盤、堂上直倫の本塁打などで4点のリードを奪ったものの、
中盤徐々に詰め寄られ、後半は1点を争う展開に。
それでも相手守備の細かいミスなどを突きながら、
逆転を許さず6-5で連勝。NPBの意地を見せる形となりました。

そのなかで注目は、右腕の血行障害が癒え、
この日約2カ月ぶりに実戦復帰登板を果たした朝倉
6回から2番手で登板し、2イニングを4安打3失点。
2イニング目に4連打を浴び、3点取られるなど、
ブランクを感じさせる投球もあったりしたものの、
朝倉本人としては「無事に投げられた事にすごい満足」とのこと。
まずは不安をぬぐい去ったことで一歩前進。
完全復調へ向け、今後も登板を重ねていくそうです。

2008年8月27日 (水)

森野復帰も精彩なく、貧打逆戻り竜再び貯金0。

ドラゴンズ8月最後の8連戦
その2カード目は甲子園での首位・阪神との3連戦。
今季1勝7敗と圧倒的に苦手としている甲子園
約1カ月ぶりの対戦となりましたが、
4回に先発・佐藤充が先制2ランを浴びてしまうと、
それを追う打線は、代表組の森野が6番・左翼で
先発復帰を果たしたものの、相手先発・岩田の前に沈黙。
わずか5安打に抑え込まれ、今月4度目の完封負け
またしても甲子園で勝てず、再び貯金がなくなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 18回戦
(26日・阪神甲子園球場 | 中日4勝13敗1分け)
43523人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 佐藤充(7試合1勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
佐藤充、長峰 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
今季9度目の完封負けで勝率5割
投打に精彩を欠いた。佐藤充は一発に泣いた。
4回、内野安打の走者を一塁に置き、リンに右へ先制の2ラン。
8回には2番手・長峰金本にダメ押しの2点二塁打を浴びた。
打線はイ・ビョンギュの3安打を含めて5安打と元気がなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは五輪代表組の森野が復帰し、
6番・左翼でスタメン出場。和田はこの日も欠場。
ドラゴンズ先発は、中9日で佐藤充
初回、先頭・赤星を四球で出すと、
続く平野の初球、完ぺきにスチールを決められ二塁へ。
さらに平野の一ゴロで三塁へ進まれたが、
鳥谷を外へのフォークで一塁ゴロ。
ランナーを釘付けとすると、
金本のセンターに抜けそうな当たりを
荒木がスライディングし追いつき、逆シングルでキャッチ。
二塁ゴロに仕留め、先制機を封じる。

阪神先発は、左腕・岩田
4回、先頭のイ・ビョンギュはレフトへの当たり。
金本が前進するもグラブの土手に当て落とす。
記録はヒットとなり、出塁すると、
1死から中村紀洋が痛烈に三遊間を抜くヒットを放ち、
スタートを切っていたイ・ビョンギュは三塁へ。
1死一、三塁の先制のチャンスで迎えるは、この日復帰の森野
「お帰り弾」を期待したものの、カウント2-1からの4球目、
外角低目のスライダーにハーフスイングを取られ三振
さらに小池もフルカウントから
内角低目のスライダーを打ち上げ、左飛に倒れ機を逃す

若干雨も落ちてきた4回ウラ、
先頭・金本の当たりは一、二塁間へのゴロ。
ウッズが逆シングルで好捕し、ベースカバーの佐藤充へ。
しかしそのカバーがやや遅れ、金本の足が勝りセーフ。
不本意な内野安打で出塁を許すと、
続くリンの対する初球、内角高目のストレートを
ジャストミートされると、打球はライトポール際へ。
本来なら浜風に押し戻されるものの、この日はそれがなし
そのままスタンドに飛び込んでしまう2ランホームラン。(0-2)
ベースカバーの遅れに甘い失投。
防げたミスが重なってしまい、佐藤充が先制を許す。

しかしまだ点差はたった2点
取り返せるはずのドラゴンズ打線だったが、
この日は岩田の強気の投球の前に沈黙
特に右打者が内への投球にやられてしまったうえ、
変化球にタイミングが合わず、手こずる始末。
猛打賞イ・ビョンギュ以外は、封じ込められてしまう。

それでも7回、疲れも出てきたか、
制球が乱れる岩田を攻め、1死から小池が死球で出ると、
谷繁の代打・デラロサも四球を選び、一、二塁とチャンス。
ところが佐藤充の代打・平田は初球、内へのストレートに
中途半端なスイングで、ボテボテの二塁ゴロ。
それでも走者がそれぞれ進塁し、2死二、三塁。
迎えるは、前夜好調だった井端
しかしカウント1-2からの4球目、
内角高目のストレートに差し込まれての三塁フライ。
ノーヒットで得たチャンスも活かせず、ゼロが点ってしまう。

8回ウラ、2イニング目となったドラゴンズ2番手・長峰
7回ウラは五輪から復帰の矢野を空振り三振に取るなど、
三者凡退に抑えたものの、この回は左打者に捕まる始末。
1死から平野死球で出してしまうと、
続く鳥谷にもライト前に運ばれ、一、二塁。
さらに金本にはカウント1-0からの2球目、
外角高目のストレートを振り抜かれると、
左中間を深々と破る2点タイムリーツーベース。(0-4)
決定的なダメを押されてしまうと、
貧打線には、もはや返すチカラなどはなく、
9回は阪神3番手・ウィリアムスに抑え込まれ、ゲームセット
1カ月ぶりとなった阪神相手に
今月4度目となる完封負けを喫してしまったドラゴンズ
またしても甲子園で勝てず、マジック消化を1つ後押し。
さらにこれで52勝52敗5分けと、再び貯金が『0』となってしまい、
4位・広島にも1ゲーム差と迫られることとなった。


約1カ月ぶりとなった阪神戦
さらに1カ月ぶりとなった敵地・甲子園
今季1勝7敗と完全に苦手としている球場で、
またしても苦渋を味わうことになってしまうとは…。
まあ今季に関しては、もはや慣れっことはいえど
やはりキツいものがありますね。

ただこのゲームに関しては、
何となくあっという間にやられてしまった感が。
この日の試合時間は、わずか2時間43分
前夜の巨人戦が4時間越えのうえ、
その内容も白熱したこともあった反動か、
さらに移動日ゲームだったということもあったか、
この日はやけに淡々と進んでいたような。
それでもわずかなミスにつけ込んでしたたかに点を奪う
それができる阪神とできないドラゴンズ
今季何度も味わっているその差にまたもやられてしまいました。

防げたミス。先発の佐藤充に関しては、
まずまずの投球だったと思います。
ただ悔やまれるは、
4回のベースカバー遅れ
直後の初球被弾
充本人のコメントにもありますが、
防げたミスでしたね。
またしても打線の援護がなく、
辛いところもあるのですが、
反省すべきところは反省し、
次回に臨んでほしいです。

一方、打線は森野がやはり「お疲れ気味」のようですね。
いきなり3番に据えず、6番に置いたところに
首脳陣のそういう判断が伺えましたが、
五輪合流前の好調時と比べて、精彩のなさが顕著。
おそらくまだリセットできていないからだと思いますが、
できるだけ状態を上げていってもらい、
再びクリーンアップに戻ってくれればと思います。


北京五輪から戻ってきた新井貴浩疲労骨折が判明。
相手がせっかくハンディを与えてくれるにも関わらず、
相変わらずの銀行ぶりを見せてしまい、とても悔しいですね。
まあ相手にとっての久々の本拠地ゲームでしたし、
今回はサービスということで無理矢理理解はしますが、
できれば連敗は避けておきたいところですね。
そのためには、1にも2にも打線の奮起でしょう。
再びゼロ行進を重ねてしまうのは、本当にカンベン。
特に貯金もゼロになってしまいましたから、
必ず勝って、借金生活だけは絶対に防ぐこと。
とにかく相手に「イヤ」と思われるゲームを
たまには敵地でやってほしいなと。
そんなことを期待しながら、今回は締めたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(26日)

●佐藤充
<援護がないまま6イニング5安打2失点で降板。今季3敗目。
4回、一塁ベースカバーに失敗し内野安打で出塁させた直後、
気持ちを切り替える間もなく浴びた痛恨の先制2ラン。
試合後は反省ばかりを口にして>
「ベースカバーでアウトにできるところを
ミスし(次打者の)初球で打たれた。
いつも(ウッズからの)送球が速いから、待って捕ろうと思ったんです。
それが…。その後(の林の本塁打)も防げるミスです。
低めでゲッツーに取ろうと
初球の入り方は大事なのに、打たれてしまった…。
引っかけて当ててはいけないと思って(内角高めに)投げたら、
相手が待っているところに投げてしまった。
2つとも防げるミスだったと思う。もったいないです」

<7日の東京ヤクルト戦で約2年ぶりの勝利を飾って以来、
好調は持続しているが、援護がないが、あえて自分を責める>
「守りの時間が長いとよくないんです。
リズムよく抑えて、攻撃につなげないと。
きょうもそういうところは反省点です。反省して次にいかしたいと思う」
中スポサンスポ朝日新聞ニッカン名タイ

●長峰昌司
<2番手として登板。7回は3者凡退と完ぺきだったが、
2イニング目の8回、1死を取ったが平野に死球を当てた後、
鳥谷、金本の3、4番に連打を許して2失点。ダメ押し点を献上>
「高めに浮いてしまったし、カウントを悪くしてしまった。
打たれても仕方ないです。次、チャンスがあればしっかり投げたい」
(東京中日)

●森野将彦
<『6番・左翼』でスタメン復帰したが、
4回1死一、三塁の先制機に
ハーフスイングで三振するなど、4打数無安打。
守備でも打球を全力で追わず安打を許す場面もあり、
まだ五輪での敗戦を引きずっているよう。試合後寂しげな表情で>
「あそこの三振がすべてです」

<7月29日以来、ほぼ1カ月ぶりの中日での試合。
復帰戦。スッと入れたかと聞かれると>
「そこまでどうこうというのはありませんでした。
フル出場も特にブランクはなかった。いつも通りです」

<試合に出ることに違和感はなかったが、
それよりも、4打数無安打という結果を気にして>
「力み? そういう意識はしてない。変に考えずやりました。
あとは自分次第です。ここからどうするかです」

<五輪での成績は18打数2安打、打率.111。
チームを離れる前の好調ぶりを考えると、まさかの不振に>
「(五輪の影響かは)何とも言えない。
結果が出てないから、修正しなきゃいけないです」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●荒木雅博
<森野と同様に無安打に終わったが、反攻を誓い>
「五輪の疲れ? そういう中でヒットを打っていかないと
いけないのが、出ている人間の務め。大丈夫です」
ニッカン

●イ・ビョンギュ
<他の打者が封じ込められた岩田から3打数3安打。
チームの全5安打のうち3本を一人で打つ。
左対左ながら全く苦にせず、中前、左前、右前と打ち分け>
「試合に入ってしまえば左投手とか関係ない。
意識することなくプレーできた」
(東京中日)


◆中田賢一
<25日の巨人戦で左足を痛めて途中降板。
チームを離れて帰名し、ナゴヤ球場に姿を見せたものの、
練習は行わず。病院には行かず次回に向けて調整する>
「あしたから練習できると思います。もう痛くないですね。
一瞬、ヤバイかなって思ったけど、うまく転んだのがよかった。
次回? 影響はないと思います」
(東京中日)

◆小林正人
<19日の横浜戦でプロ初セーブをマーク。
チームメートの計らいでその試合のウイニングボールを受け取る。
リリーフ専門にとっては貴重な1球、
一昨年のプロ初勝利のボールも持っている>
「あまり見ることはないんですけどね」

<一応記念のボールは集めているが、もらい損なった1球も。
昨秋ドミニカ共和国のウインターリーグで2勝を挙げたが>
「ドミニカのウイニングボールがないんですよね」
(中スポ<ドラ番記者>

◆中里篤史
<昨オフに結婚し、今年家族のありがたみを感じている。
新妻の春菜さんは体調を気遣い、献立を工夫してくれるという>
「栄養バランスを考えて食事をつくってくれるのでありがたいです。
本とか読んで、勉強しているようです。
遠征だと脂っこいものが多くなってしまうけど、
家に帰って『あっさりしたものが食べたい』と言うとすぐにつくってくれます。
1人だったときは外食ばかり。
自分でつくっても一品だけ。バランスは悪かったと思う」

<自分の体調を顧みると変化に気付く>
「疲れるほど試合で投げていないですけど…。
でも、夏バテとかなかったです。故障とかではなく、
体調という面では今までで一番いいと思う」

<体の手入れでもアシストがある。
春菜さんは学生時代に医学療法士になるための勉強をしていたそうで、
ノウハウを持った上でマッサージをしてくれる>
「体のことについて話をすることはあまりないですけど、
腰が張ってきたりすると、たまにもんでもらいます」

<調子も少しずつ上向き、最近3試合は
失策の走者1人を出した以外は2イニングをパーフェクト。
現状ではまだ首脳陣の信頼を勝ち得ていないが>
「まだまだです。もっと、もっと、もっとです」
(中スポ)


●落合監督
<今季9度目の完封負けで貯金もゼロに>
「カバちゃん(佐藤充)の時は点が取れないなあ」

<振り返ったのは4回の失点。
リンの先制2ランではなく、その前の金本の時のプレー>
「あれはセーフだったか? 
(セーフと聞かされ)そうか。競争に負けたか。
踏んではいるんだろ? それならしょうがない」

<これで阪神に今季13敗目。
昨年まではそういう得点は中日があげるものだったし、
そういう失点は阪神がしていたのでは?>
「ウチのやってきた野球を? だからこういう成績なんじゃん。
ウチが去年までやってきた野球をあっちにやられている。
阪神も(昨年まで)嫌というほどこういう目にあったんだから。
ウチは丸裸にされているんだ」

<もちろん、そういう包囲網をかいくぐらねば、
勝利にはたどり着けず、言い訳にするつもりはない>
「それが(自分たちの)仕事。われわれにはまだあしたがある」
中スポ共同通信社時事通信朝日新聞
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(26日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 森野将彦内野手
【同抹消】
▼中日 西川明内野手
公式サイト共同通信社


◆岩瀬仁紀
<北京五輪に参加していたが、
この日チームに合流し、甲子園球場で練習を行う。
試合前は通常の練習メニューをこなして汗を流す。
出場選手登録はされておらず、状態を見ながら復帰を決める>
「気持ちの切り替えというか、目の前にゲームがあるからね。
疲れ? 休んでいても一緒だから体を動かしたい。
投げられる状態にあるということです。
(登録時期は)首脳陣が決めると思います」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

◆森バッテリーチーフコーチ
<当初は29日の広島戦からの予定だったが、
この日1軍合流し、投手陣の練習に参加した岩瀬について>
「皆と一緒にやりたいと言ったんで」
スポニチ名古屋


昨日の荒木に続き、この日森野が出場選手登録され、
『6番・左翼』で先発出場を果たしたものの、
4打数無安打とやや精彩を欠きました。
一方、投手組では守護神・岩瀬がこの日1軍に合流
出場選手登録はされなかったものの、
当初の予定よりも早く戻ってきました。
スポニチには「ちょっぴりやつれ気味」と書かれていましたが、
精神面のリセットが出来次第、登録もされることになるでしょう。

一方、川上は「疲労性による体の張りで休養中」(中スポ)とのこと。
大阪遠征にも参加せず、名古屋の方にいるようです。
また、この日の阪神戦も欠場した和田
中スポによると、名古屋市内の病院で
体調不良による検査を受けたもよう。
こう欠場が続くと、抹消もありそうでちょっと心配です。


若竜トピックス(26日)

◆交流試合
中日-四国・九州アイランドリーグ選抜
(26日・ナゴヤ球場)
  000 100 000=
  300 300 00×=
[D本] なし
[D投] 山内、久本、齊藤、菊地、高江洲
(中スポ、四国・九州アイランドリーグ公式HP

【ゲームレビュー】
打線が初回から火を噴き、澤井が遊撃内野安打で出塁すると、
1死二塁から藤井が左前へ先制適時打。
さらに2死後も堂上剛裕、中村公治が連続適時打を放ち、3得点。
4回に2番手・久本が1死満塁から国本和俊(香川)の
押し出し四球で1点を失ったが、
4回ウラ、三塁線二塁打の堂上直倫を置き、
柳田の左越え2点適時三塁打と澤井の左犠飛で、この回も3得点。
序盤のリードを5投手で1失点のみに抑え、6-1で快勝。
公式ファームより)


○山内壮馬
<右肩痛から実戦復帰し、
四国・九州アイランドリーグ選抜との交流試合で先発。
3イニングを投げ、無安打2四球無失点と好投。
ストレートのMAXも144キロをマーク>
「絶好調まではいってないけど、
(右肩を痛める)前よりは真っすぐがよかったと思います」

<故障再発防止のために、練習前に肩回りのストレッチ、
トレーニングを約30分間行うように。次回登板への課題を口にして>
「投げ終えた感じでは肩はたぶん大丈夫です。
きょうは抜ける球があったので、
そういう球を少なくしないといけないです。
今後は直球の制球力を上げていきたい」
中スポ名タイ

○齊藤信介
<左ひざの靭帯損傷で戦列を離れていたが、
約2カ月半ぶりに実戦登板。
5回から3番手で1イニングを無失点に抑える>
「練習でバント処理、ベースカバーが問題なかったので。
やっと復帰できました」
(中スポ)

○柳田殖生
<4回の左越え2点適時三塁打を含む2安打2打点の活躍>
「練習からコンパクトに振るようにして結果につながってよかった」
(中スポ)

○堂上剛裕
<初回の右中間フェンス直撃の適時二塁打など
2安打1打点で勝利に導く>
「(二塁打は)風がなかったら
(スタンドの)中段くらいはいったと思います。完ぺきな当たりでした」
(中スポ)

○辻2軍監督
<対戦した四国・九州IL選抜について>
「今日の試合では、(四国・九州)ILの打者は
スイングスピードが物足りない印象を受けました。
また投手は細かいコントロールを身につけることが
必要だと感じました。今後さらに上のレベルで野球をするためには、
自分の長所を磨き、それをアピールしてほしいと思います」
四国・九州アイランドリーグ公式HP

◆朝倉健太
<右腕の血行障害で戦列離脱中。
きょう27日の四国・九州IL選抜との交流戦で実戦復帰。
予定は2イニングで、この日はブルペン投球で感触を確かめ>
「状態はいいです。
打者に投げてみてどうかというところですね」
(中スポ)


昨年7月以来となる四国・九州アイランドリーグとの
交流試合2連戦の初戦が、ナゴヤ球場で行われ、
ドラゴンズが初回からのリードを守り、6-1で快勝しました。
右肩痛からの復帰登板となったルーキー・山内
先発して、3回をノーヒット投球を見せると、
3番手では、こちらも久々、6月6日のセ・パ交流戦で
左ひざを負傷して以来の復帰となった齊藤が登板。
ストレートのMAXも145キロをマークし、
2カ月半ぶりの実戦復帰を喜んでいたようです。
さらにきょう27日の第2戦では、朝倉が登板の予定。
右腕陣が復活に向け、徐々に前進しているようです。

2008年8月26日 (火)

荒木復帰即先発4打点も、浅尾痛恨サヨナラ負け。

初戦を取って迎えた東京ドームでの巨人との第2戦。
北京五輪を終え、前夜帰国したばかりの日本代表・荒木
『2番・二塁』として、1軍復帰即スタメンで出場
疲れもあるなか、5回の満塁のチャンスで
走者一掃の3点タイムリーを放つなど、4打点の活躍を見せましたが、
序盤好投していた先発・中田が中盤捕まり差を詰められると、
2点リードで迎えた9回、「抑え」浅尾が踏ん張れず。
今季4度目のサヨナラ負けを喫することとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 18回戦
(25日・東京ドーム | 中日10勝8敗)
44439人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 3x
[敗] 浅尾(24試合1敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、平井、高橋、小林、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季4度目のサヨナラ負け
2点のリードを守りきれなかった。
浅尾が9回に1点差とされ、さらに2死満塁から
古城にサヨナラ2点二塁打を浴びた。
4点リードをもらった中田が6回、3点返されて降板。これが響いた。
打線は五輪から戻ったばかりの荒木
先制3点二塁打を放つなど、疲れを感じさせなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは、前日北京五輪を終えて
帰国したばかりの荒木『2番・二塁』で復帰即スタメン。
また和田がこの日も欠場。6番・左翼には中村一生が入る。
初回、巨人先発・高橋尚成から
先頭・井端がフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートを振り抜くと、打球はセンターオーバー。
フェンスを直撃する間に、井端は素早く二塁を回ると、
そのまま三塁、さらに本塁へと果敢に突入。
しかし8-6-2と渡った中継とブロックに遭い、
本塁タッチアウト。(記録は三塁打と走塁死)
続く復帰初打席の荒木は、フルカウントからシンカーを叩くも遊ゴロ。

ゲームが動いたのは、5回。
先頭・中村一生が四球を選んで出ると、小池が送って二塁へ。
さらに谷繁もよく見て四球で、1死一、二塁。
続く中田のバントは捕手正面、三封されて2死一、二塁となったが、
井端が粘った末にカーブを叩き、遊撃内野安打で満塁のチャンス。
ここで荒木が初球、真ん中低目のスライダーを振り抜くと、
打球は伸びて左中間フェンスを直撃!
走者一掃の3点タイムリーツーベースとなり、ついに先制!(3-0)
なおも2死三塁から、イ・ビョンギュがカウント2-2からの5球目、
外角低目のスライダーをうまくミートし、三遊間を抜くタイムリー!(4-0)
打線が繋がり、中田に大きな援護点をプレゼント。

5回ウラ、4点のリードを意識したのか、
それまで好投を続けていた中田のリズムに変化が。
先頭の古城にフルカウントからセンター前に運ばれると、
続く加藤をフォークで空振り三振に取ったものの、
坂本の4球目にワイルドピッチで二塁へ。
さらに坂本にも三遊間を抜くヒットを許すと、
高橋尚成の代打・二岡にも死球を与え、1死満塁のピンチ。
しかし鈴木尚広を内角高目のストレートで空振り三振に取ると、
続く木村拓也の代打・亀井に粘られながらも
9球目、最後は内へのフォークで空振り三振。
この日冴えていたフォークでピンチを切り抜ける。

ところが6回ウラ、再びピンチの中田
先頭・小笠原にライト前に落ちるヒットを許すと、
ラミレスは外へのフォークで空振り三振に取ったものの、
高橋由伸にフルカウントから内へのフォークが決まらず四球。
1死一、二塁と走者を溜めてしまい迎えるは、古城
2ストライクまで追い込みながらも、2-2からの5球目、
内角低目のスライダーを拾われると、
打球はライト線を抜けていくタイムリーツーベース。(4-1)
ついに失点を許してしまった中田
続く加藤の代打・大道をフォークで空振り三振に取り、
2死二、三塁としたものの、坂本に2球目、
外へのストレートを弾き返され、センター前へタイムリー(4-3)
二者が生還し、1点差に詰め寄られる。
さらにここで思わぬアクシデント
坂本の一打で本塁ベースカバーに入ろうとした中田が、
アンツーカーに足を引っかけ、躓き転倒
左脚を痛めてしまい、このまま降板することに。
代わって上がったのは、緊急登板といえばこの人・平井
迎えた二岡の当たりは、左中間への大きな飛球。
しかしレフトに入った平田が必死に追いかけランニングキャッチ!
好守を魅せて、アクシデントを乗り越える。

7回、巨人2番手・越智から
井端、イ・ビョンギュが四球を選び、2死一、二塁としたものの、
この日2安打のウッズが外へのフォークに空振り三振。

7回ウラ、ドラゴンズ3番手は、高橋聡文
しかし亀井にレフト前、小笠原に一、二塁間と
連打を浴びて、1死一、三塁とピンチ。
それでもラミレスを内角高目のストレートで詰まらせ、
二塁フライで2死まで持ち込むと、ベンチが動き小林にスイッチ。
迎えた高橋由伸を外へのストレートで遊ゴロに取り、3アウト。
必死の継投で、最少のリードを守る。

8回、巨人3番手・豊田から先頭・中村紀洋
三塁送球エラーで出塁すると、続く中村一生にはバントのサイン。
しかし2球目、打ち上げてしまい投手への小フライ。
これを豊田が落球したものの、冷静に拾い直し一塁をアウトにすると、
飛び出した中村紀洋も一、二塁間で挟殺されてダブルプレー。
さらに小林の代打・井上も空振り三振で、ダメを押せず。

それでも9回、巨人4番手・山口を攻め、
先頭・谷繁が左中間を抜いていくツーベースを放つと、
平田のバントが内野安打となり、無死一、三塁とチャンス。
続く井端が外へのチェンジアップを叩き、前進守備の二塁ゴロ。
バックホームされ、三走の谷繁が三本間に挟殺されたものの、
その間にランナーがそれぞれ進み、1死二、三塁
ここで迎えるは、この日3打点の荒木
カウント0-1からの2球目、外へのチェンジアップを叩くと遊ゴロ。
しかし三走の平田が、絶妙なスタートを切っていたため、
坂本は本塁へ送球できず、そのまま一塁へ。
その間に生還し、ダメ押しともいえる1点を追加する。(5-3)

9回ウラ、マウンドは2イニング目となる5番手・浅尾
しかし先頭・二岡に初球、高目のストレートをセンター前に運ばれると、
続く山口の代打・谷にも外角低目のストレートを
右へ持って行かれ、無死一、二塁。
続く亀井は送るかと思いきや、巨人ベンチ強行策
これが功を奏してしまい、カウント1-1からの3球目、
内角低目のストレートを引っ張られると、
ライト線へのタイムリーツーベース。(5-4)
再び1点差に迫られてしまう。
なおも無死二、三塁で、クリーンアップを迎える大ピンチ。
一塁が空いていることで小笠原は敬遠。
この日無安打のラミレスとの勝負を選択。
3球目、フォークがワンバウンドになるなど、
変化球が決まらず、自らを苦しめる浅尾
それでもカウント2-1からの5球目、中に入ったストレートを
ラミレスが打ち損じて、三塁正面のゴロ。
デラロサがバックホームし、5-2-3のゲッツー完成。
何とかあと1人にまでたどり着いた浅尾
しかし続く高橋由伸に対しても、制球定まらずカウント0-2。
結局谷繁が立ちあがり、再び満塁策を敷き、
迎えるは、前の打席タイムリーを放った古城
もはやアップアップの浅尾に対し、初球2球目と冷静に見送る古城
そしてカウント0-2からの3球目、
内角やや中よりに入った146キロストレートを振り抜かれると、
打球は伸びて、右中間フェンスを直撃。
2点タイムリーツーベースとなって、サヨナラ。(5-6x)
勝利まであと1人としながらも、逃げ切れず
今季4度目のサヨナラ負けを喰らったドラゴンズ
4時間ゲームを終えた後に残ったのは、疲れのみだった。


9回に平田が好走塁を魅せダメを押し、
そのウラ、満塁のピンチをホームゲッツーで退け、
2アウトまで持ってきたので、
このまま逃げ切れるだろうと思っていましたが、
あと一歩の詰めを怠る結果となってしまいましたね。
五輪から戻ってきて、疲れのあるなか奮闘した荒木のためにも、
ぜひとも勝ってほしかったですが、うまくいかず残念に思いました。

それにしても、投手が一枚足りないという結果に。
立ち上がりからストレートとフォークを駆使し、
好投していた中田が4点のリードをもらってからは、
勝ちを意識したのか、リズムを崩してしまい、
詰め寄られたうえに、自ら躓きアクシデントで降板
これが後々に大きく響いてしまいましたね。
緊急登板として平井を使ってしまったうえに、
高橋、小林を1イニング早く登板と
後の投手を前倒しさせることとなったうえ、
変化球が浮いてしまうなど決して調子のよくない浅尾
2イニング使わなくてはいけないはめに。
必死の継投でやりくりはしてみたものの、
やはり台所事情の苦しさを感じぜるを得ませんました。
それにしても9回2死で高橋由伸、古城と左打者が続く場面。
控えとして残っていた投手は、川井、長峰、中里、樋口
左の長峰辺りを使ってもよかったとは思いますが、
1点差に詰め寄られたことで、
ベンチには延長戦も頭にあったのでしょうか。
それよりも「抑え」としての浅尾踏ん張りに懸けたものの、
結果的には勝利には結びつかず、とても残念でした。

荒木が戻ってきた!一方打線は、北京五輪から
前夜帰国したばかりにも関わらず、
即スタメン出場を果たし、
先制3点適時打など4打点を稼いだ荒木
久々にドラゴンズのユニホーム
着た背番号2でしたが、
やはりジャパンよりも
こちらの方が似合っているなと。
さらに心身両面の疲れがあるにも関わらず、
攻守に安定している点はさすがだなと。
まあ今回の北京五輪、芳しい結果が挙げられず、
悔しい部分は当然あるにせよ、厳しい国際舞台を経験したことは、
野球人として、今後の大きな財産となっていることと思います。
「切り替える」ための即出場でしたが、復帰初戦はプラスに作用。
大阪へ移動するなど、さらに疲れも増すことでしょうが、
明日からの阪神戦でも、より動いて勝利に貢献してほしいです。


ある意味、勝てたゲームを落としたことで、
巨人との2連戦は、1勝1敗のタイに。
しかし一時のどん底に比べると、チーム状態はだいぶ良くなっています。
2試合欠場した和田や、おそらく26日に復帰するであろう森野
加わってくれば、チームとしてはより本来の姿となってくるはず。
26日からは、8連戦の2カード目となる阪神との3連戦。
今季苦手としている敵地・甲子園での戦いとなりますが、
ぜひとも「意地」を見せて、一泡も二泡も吹かせてほしい。
やや天候も気になるところですが、これ以上は負けてほしくない。
まずは初戦取って勢いに乗ってほしいです!


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●荒木雅博
<北京五輪日本代表が帰国2日目のこの日、
定位置の『2番・二塁』でスタメン復帰し、
5回2死満塁で走者一掃二塁打を放つなど4打点と活躍>
「(先発の)中田が頑張っていたから何とか点を取ってやりたかった」

<疲れも屈辱も胸に押し込め、
再スタートを切ったが、勝利目前でのサヨナラ負け。
当然、笑顔はなく、疲労感をにじませる>
「こういう形で負けてしまったことが本当に残念です。
きょうは疲れましたね…。
こういう形で負けたからという疲れじゃない。
試合中からしんどいな、と思っていた。
でも(代表組が)みんな出ると思っていたから…」

<24日に帰国し、さっそくこの夜のスタメン復帰を志願>
「『疲れている』って言っても、一昨日まで試合やって、
昨日はやっていないわけですから。体は大丈夫です」

<帰国即合流のため、実はバットは2本しか残っていなかった>
「バットが折れたら交代ですね」

<初めて経験した五輪は、敵国だけでなく、
金メダル獲得の重圧との闘いだった。
プレッシャーに苦しめられ、体重は2キロ以上減っていた>
「毎日、胃痛でしたね」

<メダルを逃した屈辱は、忘れたくも忘れることはない。
だからと言って、いつまでも引きずるわけにはいかない>
「簡単に気持ちを切り替えられる人は良いけど、その中でやるしかない。
(五輪の経験が)自分のプラスになればいいな、と思っています」
中スポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●浅尾拓也
<8回から登板したが、9回2点のリードを守れず、
4長短打を浴び、逆転サヨナラ負けを喫す>
「自分が全部悪いんです。力不足です。
9回になって変化球でストライクが取れず真っすぐを狙われた」
中スポサンスポ時事通信

●中田賢一
<6回2死二、三塁で坂本に中前2点適時打を許し、
本塁へバックアップへ向かったとき、
アンツーカーに右足を引っかけ、つまずいて転倒。
そのときに左脚を痛め、そのまま降板。
試合後ロッカールームから出てきた際、けがは問題ないことを強調>
「歩けますし、大丈夫です。アイシングをしていました。
どこかは言えませんけど、腫れもないです。病院も行く予定はありません」

<左ひざを痛めたとみられ、
試合後は歩いていたとはいえ、少し引きずる様子も。
そのまま1軍で調整するかどうかは、26日の様子を見てから>
「次(の登板も)もいけると思いますけど、状態を見てですね。
大阪へ行くかはまだちょっと分かりません」

<11奪三振と素晴らしい立ち上がりだったが、
5回から急に制球が乱れだして、6回に3失点。
良さを持続できないことを反省>
「どの球もストライクを取れたから、うまく組み立てることができました。
前半は調子が良かったが、それを維持できなかった。
少しずつ悪くなりました。それを直していかないといけないです」
中スポ毎日jp

●平井正史
<中田のアクシデントによる降板を受けて、
6回2死一塁で緊急登板したが、二岡を左飛に抑え傷口を広げず>
「1度は肩をつくっていた。
『行け』と言われればどんな場面でも投げますよ」
(東京中日)

●イ・ビョンギュ
<5回、先制した直後の2死二塁で、
たたみかけるように左前適時打を放つ。
これで5試合連続打点。試合中に広報を通じて>
「何とか食らいつこうと思った。結果的にいい打撃ができた」

<最近5試合では打率.364、6打点と好調をキープ。
しかし試合後は多くを語らず>
「きょうは負けたからノーコメント」
(東京中日)

●井端弘和
<北京五輪女子レスリング55キロ級の金メダリスト、
吉田沙保里選手から優勝報告を受け、冗談を交えて祝福。
応援しているレスリングの女王の偉業を、わが事のように喜び>
「メダル? もらっちゃったよ」

<1回、左中間フェンス直撃の大飛球。
クッションをもたつくのを見て、一気に本塁を狙ったが惜しくも憤死。
その後の打席でも本塁打性の大ファウルを連発と好調を維持>
「きょうはよく振れていました」
中スポ

◇吉田沙保里(綜合警備保障)
<レスリング女子55キロ級で五輪連覇。
この日、東京ドームでの巨人-中日戦のTV中継にゲスト出演。
試合前、交流のある井端に金メダル獲得を報告。
憧れの人と会うとあって、この日は女性らしいワンピース姿で照れ笑い>
「きょうは『キメて』きちゃいました」

<試合前練習の合間に勝ち取った金メダルを
井端に披露し、満面の笑顔を見せる>
「井端さんはメダルを首にぶら下げて
『大きい。重いね』と言っていました。
『すごいですね、おめでとうございます』と言ってもらった。
すごくうれしかったです。
今度焼き肉に連れていってもらえるので楽しみです」
中スポサンスポニッカン

◆和田一浩
<体調不良により、2試合連続の欠場。
前日は練習もせず、試合前に帰ったが、
この日は試合前の準備運動とキャッチボールには参加も>
「具合はよくなってきています。
試合に出るかは状態を見ながらですね」
(東京中日)


●落合監督
<2点のリードを守れずに、逆転サヨナラ負け。
悠然と足を進めながらも、振り返ったのは
浅尾でも打線でもなく、先発・中田のこと>
「中田は4回までは良かったが…。
なんで4点もらったら変わっちゃうのかねえ。
それまでは久々にいい立ち姿、投げっぷりだった。
よかったよ。今年初めてじゃないのかな。4回まではな」
中スポニッカン


今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 荒木雅博内野手
【同抹消】
▼中日 岩﨑達郎内野手
公式サイト共同通信社


◆チェン・ウェイン
<北京五輪台湾代表が、この日1軍に合流。
台湾のエースとして2試合に先発したが、
20日のカナダ戦では日本では味わえない経験をしたという>
「真っすぐでバットを折ってもパワーでヒットにされた。
しかも左打者ばかりに打たれた。
これまではこういうことはなかったし、
『アジアとの違い』を感じました。
真っすぐで押すだけではダメ。
これからは変化球でうまく『抜く』投球も身に付けていかないと」

<同年代の選手が中心となったチームで存在感を示す。
仲が良かった選手らは高校を卒業後に米国へ渡り、
日本でプレーする選手で代表選出されたのは1人だけだったが>
「高校の同級生とか年齢が近い選手が多くて、楽しかった。
日本でもしっかりやれるということを見せたかった」

<来年3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)があるが>
「(代表)監督が代わるし、
自分も次のシーズンのことを考えなければいけない。
まだ(WBCに)出るかは分からない。
投手陣は北京五輪のメンバーが中心になると思う。
こういう舞台はなかなかないし、またみんなで
五輪での悔しい思いを晴らしたい気持ちもある」

<その前にやるべきことは分かっている>
「残りのシーズンが大事。まだ優勝をあきらめていないし、
クライマックスシリーズだってある。しっかり成績を残したい」
(中スポ、名タイ

◆森野将彦
<首脳陣に長距離移動の疲労などを考慮され、
試合復帰を26日の阪神戦へ先延ばし>
「明日からということになりました。
体はすぐにでも試合に出られる状態です。
それより、気持ちを整理したい。
もう一度『やってやる』という気持ちにしたいんです」

<極限の緊張状態で戦った初めての五輪。
連戦で疲弊しきったうえに、打率は1割台に低迷。
胸のなかにうっせきした悔しさは並大抵ではなく、
中日での戦いへリセットするため、一日だけ時間がほしかった>
「普段なら張りそうもないところが張った。体中ですよ」
(中スポ、ニッカン

◆森バッテリーチーフコーチ
<日本代表の5敗中3敗を記録し、
精神的なショックは大きい守護神・岩瀬について、
楽な展開で登板させることを示唆>
「抑え? 勝手に後ろと決めるな」
スポニチ名古屋

◆落合監督
<五輪出場組のうち、練習には参加せず
東京から名古屋へと移動した岩瀬と川上について。
川上は先発、岩瀬はクローザーとして合流させる方針>
「ウチに来たら、ウチの使い方をするよ。気分も変わるだろうしな」
(東京中日)


前日の24日に帰国した五輪代表組のうち、
ドラゴンズでは、荒木がこの日1軍登録即先発出場。
3点適時二塁打を放つなど、5打数1安打4打点の活躍を魅せました。
一方、森野は、試合前のチームの練習に参加。
三塁の位置に入って、落合ノックを受けたりしましたが、
疲労などを考慮され、合流即出場は見合わせました。
それでもきょう26日の阪神戦には出場する予定。
また岩瀬、川上の投手コンビは、
東京から名古屋へ戻り、この日は体のケアに当てたもよう。
ともにまずは「疲れ」を取ることが優先。
週末のナゴヤドーム・広島3連戦での復帰が濃厚のようです。

2008年8月25日 (月)

昌圧巻2安打完投、最年長2ケタ&対G40勝達成!

北京五輪も閉幕し、日本のプロ野球はこの日再開
東京ドームでのドラゴンズ巨人との2連戦の初戦は、
先発したベテラン・山本昌巨人打線圧倒
わずか2安打1失点に封じ込める見事な投球を披露すると、
打線は、初回ウッズの先制2ランを口火に、
3回中村紀洋の適時打、4回小池のバックスクリーン弾で
天敵である巨人先発・グライシンガーをKO。
さらに最終回にも一挙5点のビッグイニングと大量援護。
そのまま9回を投げきった山本昌が今季10勝、通算203勝目を挙げ、
史上最年長となる2ケタ勝利を達成しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 17回戦
(24日・東京ドーム | 中日10勝7敗)
45198人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 山本昌(17試合10勝3敗)
[D本] ウッズ24号2ラン 小池2号
[Dバッテリー]
山本昌 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が完投で10勝目
43歳での二けた勝利は史上最年長
巨人打線をわずか2安打に抑えた。
1回、小笠原にソロ本塁打を浴びたが、
その後は8回に二塁打を打たれただけ。まったく寄せ付けなかった。
打線は1回にウッズが先制の2ラン。
3回には2死一、二塁から中村紀洋の適時打で追加点を挙げ、
4回には小池がバックスクリーンへソロアーチを放ち、突き放した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
巨人先発は、中日戦3勝負けなしのグライシンガー
体調不良のため和田が欠場。
2番にプロ初スタメン西川を起用し、
イ・ビョンギュ、ウッズ、中村紀洋のクリーンアップ、
そしてレフト・井上、センター・小池と並ぶ布陣。
1回、2死からイ・ビョンギュが投手強襲の内野安打で出ると、
続くウッズがカウント1-2からの4球目、
真ん中高目のストレートを叩くと、
打ち損じの当たりながらも高々と上がった打球は
そのままライトスタンドに飛び込み、大きく跳ねる2ラン
フェンス直撃と思ったウッズは一旦に二塁に止まったが、
判定を確認するとそのまま本塁へ。(2-0)
主砲東京ドーム本塁打で先制に成功する。

ドラゴンズ先発は、中6日で山本昌
もっか6連勝中、さらに巨人戦も2連勝中大ベテラン
いきなり2点の援護をもらったが、
2死から迎えた小笠原にフルカウントから粘られた8球目、
真ん中高目に入ったストレートを左中間に運ばれるホームラン。(2-1)
すぐさま1点を返されてしまったが、
ラミレスをスクリューで二塁ゴロに取り、後続は断つ。

3回、先頭・井端が外へのカットボールを流し打ち、
レフト前へのヒットで出ると、続く西川がきっちり送って二塁へ。
続くイ・ビョンギュは外へ沈むチェンジアップに空振り三振。
しかしウッズが内へのストレートを見極め、四球で一、二塁。
ここで中村紀洋がカウント1-1からの3球目、
外よりのチェンジアップを狙い打ち、三遊間を抜くタイムリー!(3-1)
勝負強さを見せて、追加点を挙げる。

さらに4回、先頭・小池がカウント0-1からの2球目、
外から中に入ったストレートを弾き返すと、
打球はそのまま一直線にセンターバックスクリーンへ!
見事なセンター返しの一発で、さらに1点を追加。(4-1)
今季中日戦防御率1.61のグライシンガー実質KO

3点のリードをもらった山本昌
立ち上がりこそ、若干ボールが浮いたりしたものの、
その後ベテランらしくきっちりと修正
「途中でタイミングをつかむ」と、以降は、
力のあるストレートとキレのある変化球。
さらに谷繁の巧みなリードでコーナーをキッチリと投げ分け、
巨人打線に全く的を絞らせない圧巻の投球
球数も少なく、5回までわずか60球
スタミナも全く衰えない省エネぶり
初回の一発以降、ノーヒットに封じ込める。

特に見事だったのは、6回ウラ。
先頭・坂本を外へのストレート、
實松を内角低目のストレートを振らせ、連続三振に取ると、
鈴木尚広に対しては、スクリューを振らせ、
2ストライクと追い込むと、最後は内角低目へズバッとストレート
見逃しの3球三振に取り、三者連続三振と手玉に。

しかし続く7回ウラ、若干のピンチが。
1死から小笠原の当たりは平凡な一塁ゴロ。
ウッズが掴み、ベースカバーに入った山本昌にトス。
ところが一塁ベースを意識したか、山本昌が掴み損ないエラー
自らのミスで、この日初めて塁上に走者を置くことに。
セットポジションからの投球となったものの、
ここは、落ち着いて投げ込むベテラン
ラミレスに対して、再三外に攻めたあとの5球目、
一転して内角高目のストレートでレフトフライに打ち取ると、
続くを外へのスクリューでセンターフライに取り、3アウト。
8回ウラにも1死から大道に中に入ったカーブをレフト線に運ばれ、
この日2安打目となるツーベースを許したものの、
動揺せずに、坂本を低目のスクリューでレフトフライ。
さらに實松を外へのストレートで3球三振。
下位打線には格の違いを見せつけ、さらにゼロを重ねる。

5回以降、巨人2番手・東野に抑え込まれていたドラゴンズ打線
しかし9回、代わった3番手・藤田を攻め、
先頭の谷繁が当たり損ないながら、
ラッキーな三塁内野安打で出ると、
続く山本昌の送りバントは、ピッチャー前へ。
すぐさま藤田は二塁へ送球するも、
焦って握り損なったか、ボールが右方向へ大きく逸れたうえ、
走り込んできた谷繁に当たってしまうと、今度は逆方向へ。
そのまま谷繁が三塁へ進み、一、三塁とチャンスを広げると、
井端が2球目、内へのストレートを弾き返し、
前進守備のショートの下を抜いていくタイムリー!(5-1)
久々の得点となる1点を返すと、
西川の代打・立浪の当たりはボテボテながら、
コース良く三遊間深いところへの内野安打
再び無死満塁となり、迎えたイ・ビョンギュ
カウント2-1からの5球目、外へのスライダーをうまく叩いて、
右中間への2点タイムリーツーベース!(7-1)
さらにトドメは、2死二、三塁で迎えた中村一生
途中出場で迎えたこの日の初打席、
初球、内へのスライダーを積極的に弾き返すと、
レフト線へと転がる2点タイムリーツーベース!(9-1)
相手のミスに運も絡めという、ドラゴンズらしい攻め
久しぶりに披露し、一挙5点を奪うビッグイニング!

大量8点のリードとなった山本昌は、当然9回もマウンドへ。
先頭・鈴木尚広を初球、ライトライナーに取ると、
寺内はストレートを打ち上げさせ、レフトフライ。
そして最後は、小笠原を真ん中低目のスライダーで
詰まらせてのライトフライでゲームセット!
付けいるスキをほとんど与えなかった104球
200勝達成した巨人相手2試合連続の完投を成し遂げた山本昌
この勝利で、自身2年ぶり、さらに史上最年長となる
2ケタ勝利となる10勝目をマークするとともに、
対巨人戦は、歴代3位となる通算40勝目
さらに43歳の完投勝利も史上最年長と、
8月4勝目となった左腕は、まさに投げる記録更新ラッシュに。
そしてお立ち台で歓声を受けるその背中は、
さらに頼もしく見えるものとなった。


お見事43歳2ケタ!大事な8月最後の8連戦の初戦
久々とも言える快勝でしたね。
投げては、ベテラン・昌さん
巨人打線を圧倒。
打っては主砲・ウッズの一発を口火に、
小刻みに加点して、
天敵・グライシンガーをKO
さらに最終回には、
相手のミスを絡めたうえに
繋がってのビッグイニング
「申し訳ないジャパン」のゲームを見てたまっていた
うっぷんを見事に晴らしてくれたナイスゲームとなりました。

それにしても、昌さんナイスピッチング
立ち上がり、小笠原に一発浴びたときは少々不安でしたが、
淡々と5回までわずか1安打に抑えた以降は、
まさに相手を掌に乗せたかというような内容。
谷繁のリードも冴えて、全く的を絞らせない投球には
思わずスゴイと感心してしまいましたね。
特に、6回、鈴木尚広への内へのストレート。
さらに完全に見下していた8回の實松に対しての外角ストレート。
手玉に取りまくる姿を見て、やはり昌さん本格派の投手なんだなと
改めてその投球の力強さに唸ってしまいました。

これでノルマとしていた2年ぶりの2ケタ勝利を一気にクリア。
まさにこの世の春ならぬ「この世の夏」を突き進む昌さん
何と言っても8月チーム6勝のうち、
4勝を稼いでしまうその底力たるや、
まさに恐るべしといった様相でしょう。
おそらく中5か中6日で、週末の広島戦でも登板があるでしょう。
この夏をより良きものにするためにも、
もう1つ勝って、しっかり締めくくってほしいと思います。

一方、打線は天敵であるグライシンガーを早期KO。
相手が乗る前に叩いたウッズ一発が効きましたね。
スタンド最前列で跳ねかえる「東京ドームラン」ではありましたが、
出鼻をくじいたことで、流れを引き寄せられた。
やはり東京ドーム大好き主砲、もう1試合お願いしたいです。
さらにダメのダメを押すタイムリーを放った中村一生
この日ノー感じだった井上に代わって、
途中からレフトの守備に入っていましたが、
アピールしなくてはいけない場面で、積極的に初球を叩きプロ初打点
プロ初スタメンの西川とともに、結果を出せたことは大きいですね。
代表組が戻ると野手陣も再びサバイバルとなりますが、
ぜひこの調子をキープし続けてほしいです。


まずは初戦を取ったことで、8連戦を幸先良くスタート。
巨人を負かしたことで、首位チームのマジックを
再び点けてしまったことがやや悔しくは思いますが、
4位・広島とのゲーム差も3となって、まずヨシと。
できればこの流れに乗り、巨人に連勝して、
今季苦手としている甲子園へと乗り込みたいものですね。
おそらく先発は、佐藤充が濃厚ですが、
昌さんの快投に続いてもらい、白星を掴んでほしい。
そして打線は相手のスキを突く、本来のドラゴンズ野球を。
一進一退ではなく、ここは一気の2タテしてもらい、
巨人相手ドラゴンズの意地というものを魅せてほしいと期待します。


☆ウィナーズ・ボイス(24日)

◎山本昌
<2安打無四球1失点、今季2度目の完投で、
史上最年長43歳0カ月で2ケタ勝利を達成。
自らが持つ完投勝利の最年長記録も更新>
「(おめでとうございます)
あっ、ありがとうございます。
(それにしても2安打、振り返ってどうか)
いや、あのう、出足にね、ホームラン打たれて、
えー、どうかなと思ったんですけど、
えー、まあ途中ちょっと、あの、タイミングつかんで、
えー、そのタイミングを崩さないように、はい。
本当に(谷繁の)好リードと、打線の援護で、はい。
いいピッチングができました。
(完投ですけど、まだ投げられそうですね)
いやいや、もう疲れました、はい。
(若い選手でもバテる夏場に7連勝。何かコツはあるのか)
いやいや、もう、あのう、ここしか稼ぎどころがないので、
えー、まあ、一生懸命練習してきましたんでね、
いい方に行ってます、はい。
(プロ野球史上最年長の2ケタ勝利となったが)
ええ、あのう、何か、あんまりね、
年のことは気にせず頑張っているんですけども、
あのう、ね、そういうのも付いてきますけど、
まあ、どんどん頑張っていきたいと思います。はい。
(これで203勝、堀内(恒夫)さんと並び、
江夏(豊)さんまであと3つ)
いや、あのう、僕は、小さいころ堀内さんのファンだったので、
えー、うれしいです、はい。
(次に向けて)
ええ、あのう、いい感じで来ていますんで、
次も頑張りたいと思います、はい。
(ぜひ堀内越えを次の試合で)はい、頑張ります」


<立ち上がりの1回こそ小笠原にソロ弾を許したが、
ベテランらしく即座に修正。ストライク先行、
着実に捕手の要求通りに投げる制球力で巨人を寄せつけない>
「最初はボールがしっくり来なくて
フワフワした感じだったけど、途中でタイミングをつかんだ。
それをくずさないように投げました。
ボールは高かったけど、コースは間違わなかったからね。
最後は気持ちよかったですね」

<自身がいつも心に留めている言葉がある。
150キロの剛速球は投げられないが、
その分、投球のメカニズムを徹底的に研究してきた>
「野球は握力より学力」

<自身と同じく最年長記録を次々と塗り替えてきた
横浜・工藤との違いをこう表現。多くの投手と違い、
より体に近い肩甲骨から始動するため
肩、ひじにかかる負荷が少ないという>
「工藤さんより僕の方が力のいらない投げ方をしている」

<4日の巨人戦で通算200勝を達成。
次の目標を2ケタに定め、足踏みすることなく10勝に到達。
今、球界で最も乗っている左腕は
早くも次戦を見据え、チームバスに乗り込む>
「夏は調子がいい。いいリズムを崩さないようにしたい。
ここでほっとしないよう、次はどんどん貯金を増やしていきたい。
去年は8つ借金しているから、借りを返さないと。
最年長? 年齢のことは気にせず頑張っているけど、
そういうのが出てくるね。最多勝? それはないない」
中スポサンスポ12スポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

『あと3回ぐらい投げられるんじゃないかと
周囲からは言われましたが、実際には結構いっぱいいっぱいでした。
調子自体は自分でも信じられないくらいいい状態が続いていて、
ちょっと高めに抜ける球もありましたが、
谷繁君もうまくリードしてくれたので気分よく投げられました。
とはいえまだまだ先は長く、日本シリーズまで考えると
2カ月以上はあるので、この調子を維持できるよう頑張ります。』

山本昌公式ホームページより引用)

◇小笠原孝
<酷暑の中、力を発揮する山本昌に舌を巻く>
「夏に強い人はよく食べる。山本さんを見ていると分かる」
サンスポ

○森バッテリーチーフコーチ
<9回に5点を挙げるなど、山本昌が投げる時は打線が好調>
「マサのリズムがいいから打ってくれるんだ」
スポニチ名古屋


○タイロン・ウッズ
<1回2死一塁、詰まりながらも右翼席に運ぶ24号2ラン。
力技の一発ににんまりして>
「ポップフライだった。
打ち損じだったけれど、何とか入ってくれて良かったよ。
芯(しん)には当たったんだけど、入ったのはパワーだね。
東京ドームだから入ったよ」

<先制弾で元気が出た打線は、
前半から小刻みに点を奪い、終わってみれば13安打9得点。
天敵・グライシンガーをKOして、ようやく白星をもぎ取った。
火付け役になったことに笑顔をみせて>
「確かに、打ってやろうというみんなの気持ちが高まったね」

<この日は佐々木球審の判定にも納得。
落ち着いて打席に入って、
投球を待つことができていい結果につながった>
「きょうは審判がよく見てくれた。
ちゃんとストライク、ボールを取ってくれたので、
打席でしっかりボールを見ることができた」
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋

○中村一生
<途中出場でプロ初打点を挙げる。
9回2死二、三塁でダメ押しとなる2点二塁打。
藤田のスライダーを左翼線へはじき返し、
プロ4年目、2本目の安打が初タイムリーとなり>
「小岩から両親が来てたので、打ててよかった」

<五輪組が帰国し立場が危ういだけに、浮かれてはいられない>
「必死です。僕には1打席が大事なので」
中スポ

○中村紀洋
<3回にグライシンガーから左前適時打>
「山本さんが投げていたので、
何とか早い回に追加点を取って楽にしたかったんです」
(東京中日、スポニチ名古屋

○小池正晃
<4回先頭、グライシンガーの直球をフルスイング。
2号ソロをバックスクリーンに突き刺す。7月6日以来の一撃に>
「先頭打者だったので、甘い球は積極的に、
まずは塁に出ることを心がけていきました」
中スポ

○井端弘和
<3回の先頭でグライシンガーから左前打。自画自賛の一打に>
「変化球攻めが多かったから、それを狙った。うまく打てた」

<9回は無死一、三塁で藤田から、
詰まりながらも前進守備を抜く中前適時打。こちらは苦笑で>
「いい当たりなら正面。詰まったのが良かった」

<阪神に優勝マジックが『30』で
再々点灯したことにはネバー・ギブ・アップ宣言>
「まだ分からないよ。残り7試合に全勝すれば」
中スポ

○西川明
<『2番・二塁』で、プロ初の先発出場を果たす。
無死一塁で回ってきた3回の打席で送りバントを決め仕事。
それでも安打が出なかったことを残念がり>
「(先発は)初めてだったけど、落ち着いてできました。
できれば1本欲しかったですね」
中スポ

○イ・ビョンギュ
<北京五輪韓国代表の金メダルを祝福。
自身は代表メンバーから漏れたが、
母国が23日の決勝でキューバを破って優勝したことについて>
「うれしいね。テレビ中継を見ることはできなかったけど、
1次リーグからすごく強かったし、素晴らしいチームだった」

<代表入りの可能性もあったが、選出時期に
ケガや不振が重なって呼ばれることはなかったが、
選ばれなかったことを気にしていない>
「けがをしていたとかそういうんじゃなくて、
オリンピックにはそのときベストの選手が出るべきなんだ」

<今回の韓国代表は若い選手が多かった>
「(昨年12月の)アジア予選に出たときとだいぶ変わっているよね。
若い選手が育ってきて以前とは違うチームになった。
強いチームになったと思う」

<代表チームに刺激を受けたかと聞かれ>
「メダルを取るために、みんながやらなくてはならないことを
しっかりやっていた。兵役免除のこともあったから良かったと思う。
ぼくもやらなければならないことをしっかりとやっている」

<この日は9回無死満塁で
右中間へ2点適時二塁打を放ち、試合を決定的に>
「ノーアウトで点差もあったから、楽に打席に入れた。
ボール球で体勢は崩れたけど、うまく打つことができた」
(中スポ、ニッカン

◇和田一浩
<24日の巨人戦を欠場。
先週の横浜戦から体調不良を訴えていたためで、
一旦はチームとともに球場入りしたものの、練習は行わずに引き上げる。
ただ快方に向かっており、25日の試合は当日の様子を見て出場を決定する>
「試合に出られないのは自分でも情けないですが、
先を見なければいけない部分もありますので…」
(東京中日、サンスポ


◆チェン・ウェイン
<北京五輪に台湾代表として出場。
この日、中日屋内練習場で再始動。
ランニング、キャッチボール、ゴロ捕など
一通りのメニューを消化し汗を流す。25日にも1軍に合流予定>
「(23日は)しっかりと休みました。
まだちょっと体の疲れはあるけど、
(体を)動かせば、すぐに(疲れが)取れるから大丈夫です。
クライマックスシリーズとかもあるし、
気持ちを切り替えて、チームのために頑張りたい」
(東京中日、名タイ

◆岩瀬仁紀
<北京五輪で4位に終わった野球日本代表がこの日帰国。
千葉・成田市内のホテルで日本代表の解散式後、
川上、荒木、森野の代表組とともに、東京都内のチーム宿舎へ入る。
五輪では4試合、計4イニング2/3を投げて10失点で3敗、防御率11.57。
悔しさは簡単に忘れることはできないが、
短い言葉に、チームのクローザーとしての決意を表す>
「切り替え? そうだね…。
また切り替えてやらないといけない」

<心身両面で『疲れ』が残っている。
早ければ、25日の巨人戦から出場が可能になるが>
「これからの予定はわかりません。
コンディション? 正直言って自分でもよくわからないんだ」
中スポニッカン

◆川上憲伸
<北京五輪では慣れない中継ぎでチーム最多の5試合に登板。
4試合は無失点で切り抜けたが、
23日の3位決定戦では4失点して敗戦投手に。
奮闘しただけに、じっくり疲れを取ることが先決となりそう>
「次の登板がどうなるかわからない。
今後の予定はチーム(中日)に帰ってから、
首脳陣と話し合って決めることになると思います」
(東京中日、ニッカン

◆荒木雅博
<北京五輪では6試合でスタメン出場。
守備では再三美技を披露し、3位決定戦では先制本塁打。
攻守に活躍したが、金メダルを逃がしたことを悔しがる>
「期待に応えられなくて残念です」

<来年はWBCが開催されるが>
「チャンスがあればやり返したい」
(東京中日)


○落合監督
<安定感抜群の投球で巨人打線を手玉に取った
山本昌について、記者の背中をなでながら独特の表現で
苦しみから解放されたゆえの勝ちっぷりを説明>
「だから言ったじゃん。
ここ(背中)から荷物を降ろしたんだって。
重い荷物を降ろしたらスイスイいくだろ? 
ノラリクラリと、楽に投げている。
力入れるところは入れて、抜くとこは抜いて。
前は勝ちたい、勝ちたい(が先にあった)。
今は勝たなくていいと思っているんだよ。
(いい意味で)遊びながらな。
ないものを出そうとするから苦しむんだ。
(自分に)備わってないものは出せないんだから」

<打者・落合はそんな重圧を自由に操っていたのか>
「付き合ってた時代と
『こんなはずじゃない、こんなはずじゃない』って
時代があったな。両方経験しているから言えるんじゃないか」

<北京五輪に参戦していた荒木、森野の野手組が
きょう25日からチームに合流することになったが、
1軍選手登録するかどうかは、言葉を濁して>
「顔を見てから」
(中スポ、スポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 樋口賢投手
公式サイト共同通信社

先日からの既報通り、公式戦再開のこの日、
高卒ルーキーの樋口が出場選手登録され、プロ初昇格を果たしました。
この日、中継ぎとしてベンチ入りメンバーに顔を連ねたものの、
昌さんが完投勝利となったため、1軍初戦は出番なし
きょう25日の巨人戦は、久々に地上波で中継があるだけに
出番があればいいなあとは思いますが、果たして?
できれば勝っている場面で出てきてほしいですね。


若竜トピックス(24日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 18回戦
(24日・あじさいスタジアム北神戸)
   000 200 000 = 2
 SU 020 050 03× = 10
[敗] 佐藤亮太(8試合3勝3敗)
[S] ネルソン(6試合2S)
[D本] 新井9号2ラン
[D投] 佐藤亮太、金剛、吉見
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
先発・佐藤亮太が2回ウラ、1死から相川に四球を許すと、
続く牧田に左越えの2ランを喫し、先制される。
4回に打線が反撃、森岡が左翼線に二塁打を放つと、
1死から新井が左越えに同点の2ランを放つ。
しかし5回ウラ、佐藤亮太が無死から連続7安打を打たれ5失点
8回ウラ、3番手・吉見相川中前打、代打・岡田四球で無死一、二塁。
何とか2死まで漕ぎ着けたものの、辻、大引に連続二塁打を浴び、3失点。
打線は5回以降、オルティズ-ヤング-コロンカ
外国人投手リレーに無安打に抑えられてしまい、2-10で大敗。
公式サイトより)


●吉見一起
<右肩関節炎からの復活を目指し、2軍調整中。
ウエスタン・サーパス戦で復帰後2戦目の登板。
中継ぎで3イニングを3安打、1四球で3失点>
「前回登板時よりもコントロールが良くて、球も走っていた」

<ただ3イニング目の8回に
2本の長打を浴びるなど3安打を集められての3失点に>
「あとはランナーを出してからの投球を気にして、
バランスのいい投球をしていきたい」

<再昇格へはまだ時間がかかりそうだが、次回登板の活躍を誓い>
「まだまだですね。納得がいかない部分がある。
そろそろ結果を出さないといけないと思っています」
中スポ名タイ

●小林2軍投手コーチ
<吉見の2度の実戦登板を見守り>
「(故障した)右肩のダメージはもうない。
1試合目より2試合目というふうに
ステップはしっかりと踏んでいるが、
1軍で活躍していた時のことを考えると
もう少し(状態を)上げてほしいところが2、3個所ぐらいある。
もうちょっとというところ。まだどの時期で上げられるかは分からない。
新人王の権利もあるし、早く1軍に上げたいが…」
名タイ

◆山内壮馬
<右肩痛を訴えていたが、26日にナゴヤ球場で行われる
四国・九州アイランドリーグ選抜交流戦で先発復帰する。
この日は右肩痛を訴えてから初めて本格的にブルペン入り>
「全然痛みはないし、もう大丈夫です。いい感じですよ」

<右肩にずっと違和感があったが、14日に痛みを訴えて離脱>
「結果的に早く言って良かった。
あのままならもっと大変なことになっている。早めに復帰できたと思う」

<右肩は今季春先にも痛めただけに慎重を期した。
ストレッチの種類を増やしたり、インナーマッスルも鍛えている>
「またけがをしたら駄目ですから。
僕はゆっくりやりますよ。慌ててもしょうがないですから」
名タイ


前日に続き、北神戸でのナイトゲームで行われた
ウエスタン・サーパス戦は、2-10で大敗。
2-2の同点で迎えた中盤5回に先発・佐藤亮太炎上
7連打を喰らうなどで1イニング5失点でKOされました。
さらに3番手で故障からの復帰を目指す吉見が登板。
実戦2戦目となりましたが、前回登板よりは制球力が向上。
その辺に関しては、復調への手応えを掴んだようですが、
3イニングス目に連続二塁打を許すなどで3失点。
次なる課題は、走者を背負ってからの投球になるようです。

2008年8月24日 (日)

投げる記録更新昌2ケタに挑む、晩夏8連戦開始。

申し訳ないジャパンが獲得したのは、屈辱の『黒メダル』。
これ以上ない残念な結果で、北京五輪の野球が終了。
日本のプロ野球は両リーグともきょう24日から再開します。
セ・リーグ3位のドラゴンズは、東京ドームで巨人と対戦。
以降31日まで阪神、広島を相手に8連戦という日程になっています。
8月末の大事な連戦を前にした竜戦士の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(23日)

◇山本昌
<きょう24日の巨人戦初戦先発が予想される。
この日は神宮球場の室内球技場で体を動かし、普段通りに調整。
今季10勝目を挙げれば、史上最高齢の43歳での
2ケタ勝利達成となるが、淡々とした口調で強い決意を表す>
「『43歳』という年齢はあまり意識しないけど、
10勝は先発投手として当然だと思っているから。
コンディション? 変わらない。いいよ。夏の暑さは関係ない」

<勝てば対巨人戦単独3位となる40勝目>
「巨人から40勝目? そうなのか。それはすごいね。
上には金田さん(正一・65勝)と平松さん(政次・51勝)でしょ。
でも、そんなのは意識しない。気にしないで頑張るだけ」

<さらにもう一つの『新記録』も視野に入ってくる。
それは「史上最高齢での月間MVP」。
大野豊の41歳8か月を抜く最年長記録となるが、
受け流しつつ、色気をのぞかせニヤリ>
「月間MVP? そういうのを意識したら投げられないよ。
でもほかに3勝している投手はいるの?」

<北京準決勝・韓国戦で勝ち越し2ランを喫した岩瀬に続き、
3位決定戦のアメリカ戦でも川上が4失点で敗戦投手に。
代表に12球団最多の4選手を送り出しながら、
最悪の結果に終わってガックリ>
「残念で仕方ないです」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋12ニッカン


◇佐藤充
<あす25日の巨人第2戦が予想される。
神宮室内練習場のブルペンで投球練習し、大粒の汗を滴らせる>
「調子はずっと悪くないですよ」

<8月は2度の先発で計3失点と好調を維持。
今季巨人戦での登板がないが、調整は順調の様子>
「相手はどこでも変わりません。自分の投球を心掛けたい。
積極的に投げるだけ。攻めていきます」

<24日には北京五輪で離脱していた川上と岩瀬が帰国する。
1軍生き残りも賭けて、大切なマウンドに臨む>
「打たれたら2軍に落とされてしまうかもしれない。
自分の今後もかかっている」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇樋口賢
<1軍に合流して2日目の高卒ルーキーは苦笑い>
「なかなか慣れません」
ニッカン


◇タイロン・ウッズ
<今季中日戦3戦3勝の巨人・グライシンガー。
チームにとっての天敵をカモにしているのが主砲。
9打数3安打の打率.333。しかしブラックジョークで苦笑い>
「グライシンガー? 打つのは簡単ではないよ。
ま、今年はオレにとってはすべての投手が難しいけどね。フフッ…」

<最も突破口を開いてくれそうだが、対戦する場所も大好き。
5月11日以来、久々となる東京ドーム。今季も20打数6安打の打率3割>
「東京ドームの相性? 
それは明日のゲームが終わってから言うことにするよ。
打って勝てれば、いい球場、ってことになる。
でも、打てずに負ければ、良くない球場になってしまうからね」

<調子も上向いているよう。
最近3試合は13打数6安打で。打率.462。
幻となった21日の横浜戦でも2打数2安打だった>
「ついてない。今年のオレを象徴しているよ。フフッ…」
中スポ

◇イ・ビョンギュ
<元祖・グライシンガーもツメを研ぐ。
巨人に移籍した今季も6打数2安打の打率.333と好相性。
特に警戒する点もないようで、いいイメージは持ち続けている>
「今年は対戦が少ないでしょ。だからあまりよく分からない」
(東京中日)

◇和田一浩
<グラウンドでのアップを突然中止。
落合監督に呼ばれたようで、屋内練習場の一室へ。
監督と話をした後、すぐにタクシーに乗って帰る。
帰宅指令が出た様子だが、24日の巨人戦出場は問題ないよう>
「休養? そうですね。明日は出ます」
(東京中日)


◇立浪和義
<野球日本代表が3位決定戦でアメリカに逆転負け。
4位となり、2大会連続の銅メダルは成らなかったことに>
「残念です。選手たちは大変な中で一生懸命やっていたと思う」
(東京中日)

◇谷繁元信
<野球日本代表が3位決定戦に敗れメダルを逃したことに>
「残念です。(3位決定戦は)同点に追いつかれて
苦しくなったのかもしれません」
(東京中日)

◇中村紀洋
<この日、中日の練習が行われた神宮室内で、
日本代表が4位に終わった結果を残念がり、
メダルを逃した日本代表の選手たちを気遣う>
「残念です。(選手の)心身が心配だけど、
みんなあきらめてやってたわけじゃないし、
頑張ったんだから落ち込まないでほしい」

<自身も00年シドニー、04年アテネ五輪に出場。
常に重圧を背負う戦いを2度も経験したからこそ、
北京で戦った選手たちへの思いは強い>
「(いつも)試合が終わったら、何もする気がなくなるんですよ。
バスの中でグッタリとして」

<心身ともに疲れた選手たちは、
帰国後すぐにチームに戻って、シーズン終盤を戦うことになるが、
気持ちを切り替えられるか心配。
必要以上に責任を感じることなく、
元気に帰ってきてくれることを願っている>
「試合に入っていくには、選手それぞれのモチベーションが大事だと思います。
(前回は)ぼくはスッと入っていくことができた」

<五輪前、五輪では守り勝つことが大事であると話していたが、
今回、テレビ観戦で日本代表を応援しながら、そのことを実感。
自らの経験も交えて、一発勝負の怖さを話す>
「短期決戦はちょっとしたことで流れが変わってしまう。
オリンピックは本当にそうでした」
中スポ

◇近藤投手コーチ
<岩瀬に続き川上も苦渋。
チーム合流後の状態が心配されるが>
「気持ちを切り替えてやってくれると思う」
中スポ


【ドラゴンズ・今週の日程】
24日(日) 対巨人(18:00・東京ドーム)
25日(月) 対巨人(18:00・東京ドーム)
26日(火) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
27日(水) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
28日(木) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
29日(金) 対広島(18:00・広島市民球場)
30日(土) 対広島(18:00・広島市民球場)
31日(日) 対広島(18:00・広島市民球場)


この日、ドラゴンズナインは、
東京・神宮球場の室内球技場などで、
きょう24日からの巨人戦に備えて、約2時間の練習を。
野手陣はランニングやフリー打撃やノック、
投手陣はキャッチボールなどで汗を流したもよう。
17日間に渡った北京五輪もきょう24日ついに閉幕
スポーツの祭典は終わったものの、
プロ野球はペナントレースがこれからがいよいよ佳境。
ドラゴンズにとっては、苦しい夏の戦いが続いてきましたが、
この日から迎える8連戦が、ある意味そのピーク。
巨人、阪神、広島と当たる相手がライバル揃いなだけに
その勝敗が今後の順位決定に大きく影響してくると思われます。
きょう24日、野球日本代表が帰国しますが、
他球団の選手以上にダメージを負った
4選手心身両面の疲れなどは、やはり心配。
数日間はリフレッシュ期間となりそうですが、
それでもなるべく早いチームへの復帰を望みたいところです。

それはさておき、今夜から8連戦がスタート。
その先陣を切るのが、我らがベテラン・山本昌
試練の8月、実質投手陣の軸となって、
フル回転でを支えたのは、この43歳
代表組不在の間にチームが挙げた5勝のうち、
3勝を稼いでいるのですから、本当に頭が下がる思い。
もっか6連勝中でチームトップの9勝とマサに絶好調ですが、
再開初戦の先発勝利で、さらに勢いを与えてほしいものです。

この背中に記録が付いてくる。その昌さんですが、
今回勝てば、
様々な記録更新
繋がってくるようですね。
まずは、本人もノルマとしている
2年ぶりの「2ケタ勝利」。
もちろん43歳では
誰も成し遂げてない偉業
ただあと1勝ですし、
これがクリアできなければ、
正直、来季の契約も危なくなる。
まあそんなことは
決してないと思いますが、
できれば立ち止まらずに
一気にクリアしてほしいです。

また巨人戦で白星を挙げれば、
「G戦通算40勝目」になるもよう。
これは村山実氏を抜いて、単独3位になるそうですね。
偶然にも上位2人は名前に「マサ」が付く人
おそらく昌さんも含め、ベスト3はマサ揃いとなるでしょう。
200勝を達成した縁起の良い相手
今回も封じこめて、こちらの大台も突破してほしい。
ただ東京ドームでの登板は、背中を痛め、
突如降板したあの今季初登板以来。
そういう嫌な思い出もついでに払拭してもらいたいところです。

さらに10勝目をマークすれば、8月負けなしの4勝目
そうなると憲伸に並んで、リーグトップタイとなる
8度目の「月間MVP」も見えてくるのではと思われます。
月間MVPの史上最年長記録は、大野豊氏の41歳8カ月
そういうことでの記録更新もかかっていますね。
現在、投手でMVP候補として挙がっているのは、
こちらを見る限り、9投手がいますが、
先発ではトップともいえる負けなしの3勝に、防御率も1.50
さらに「200勝」を達成したというインパクトもありますし、
おそらく同等程度の成績なら獲れるような気がします。
ただそれを成し遂げるには、あくまでも今回、
そしてもう1回ありそうな8月の登板で
きっちり勝利を収めることが重要となるでしょう。

200勝という重いプレッシャーを乗り越えてからは、
実にイキイキした投球で自分らしさを発揮している背番号34
今後も投げるたびに記録が付いてきそうですが、
まずは今回の再開初戦、巨人相手に
ドラゴンズが死んでいないところを証明するためにも、
これまで同様の味のある好投を願いたいところ。
そしてその先にある様々な栄誉をゲットしてほしいと期待します!


若竜トピックス(23日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 17回戦
(23日・あじさいスタジアム北神戸)
   000 310 210 = 7
 SU 030 002 01× = 3
(降雨コールドゲーム)
[勝] 清水昭信(23試合5勝4敗1S)
[S] ネルソン(6試合2S)
[D本] 森岡2号2ラン
[D投] 清水昭信、金剛、ネルソン
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回ウラ、先発・清水昭信が先頭・相川に左翼へ先制本塁打。
さらに木元中越え二塁打、右中間突破三塁打と
連打を喰らうと、平下にも左犠飛を許し、この回計3失点
しかし4回、澤井中前打、森岡左前打で1死一、二塁。
3番・堂上直倫は三振に倒れたが、
新井が右翼線突破の二塁打を放ち、1点を返すと、
堂上剛裕四球で1死満塁から、英智が中前に適時打を放ち同点。
さらに5回、2死一塁から堂上直倫が左中間へ勝ち越し二塁打を放つ。
3回以降立ち直った清水昭信だったが、
6回ウラ、1死から相川右中間二塁打、木元二塁内野安打、
四球で1死満塁としてしまうと、平下押し出し四球を与え同点。
さらにに三塁適時打を浴び、4-5と勝ち越される。
7回、1死後、が左前打で出ると、
森岡左越えの2ランを放ち、6-5と勝ち越す。
続く8回も藤井の左中間三塁打で追加点を挙げたが、
そのウラ、2番手・金剛が1死から柴田、辻に連続二塁打を喫し1点差に。
しかし9回表終了時に雨が激しくなり降雨コールドゲーム7-6で勝利した。
公式サイトより)


○清水昭信
<ウエスタン・サーパス戦に先発し、
6イニングを投げ、8安打3四球5失点。
しかし打線の援護を受け今季5勝目をマーク>
「今日はいい時と悪い時がはっきりしていた。
無駄な四球から(6回に)失点してしまい課題を残してしまった」
中スポ


ウエスタンでは珍しい、北神戸でのナイトゲーム
30分遅れで、18時からの試合開始で、
7回終了時には花火も上がったようですが、
終盤、点の取り合いとなったゲームは、
最終回、雨にも助けられコールドゲームで勝利。
6イニング5失点と調子に波のあった先発・清水昭信でしたが、
打線の援護もあって、今月リーグトップタイの3勝目をマーク。
打線では2番・森岡逆転2ランを放つなど5打数2安打。
また打順が3番に上がった堂上直倫もタイムリー。
さらに巻き返してほしい英智も4打数2安打2打点、気を吐きました。

2008年8月23日 (土)

チェン再来日と樋口1軍練習合流、休日竜の話題。

北京五輪もいよいよクライマックス。
日本のプロ野球も22、23日と五輪野球準決勝
3位決定戦があるため、公式戦はブレイクに。
この日ドラゴンズナインは、投手陣若手野手を中心に
東京・神宮室内球技場で練習を行ったもよう。
野球日本代表残念な結果となりましたが、
それを省いた「ドラゴンズの話題のみ」をまとめました。


ドラゴンズトピックス(22日)

◆チェン・ウェイン
<北京五輪に台湾代表として出場。
この日、中部国際空港便で台湾から日本へ戻る。
北京での激闘を終えてわずか2日後。
早くも中日での戦いに目を向け、熱っぽく思いを口に>
「これからが大切。
リリーフであれ、先発であれとにかく頑張ります」

<台湾のエースとして臨んだ北京五輪では、
13日のオランダ戦では開幕投手を務め、
7イニングをゼロ封して勝利に貢献>
「自分の投球ができた」

<しかし20日のカナダ戦では4回途中4失点KO。
決勝トーナメント進出を逃し、唇をかみしめる>
「今回が(正式競技として野球が五輪種目にある)
ラストチャンスだと思っていたから、
最低でも決勝トーナメントには
行きたかったんですが…。悔しいです。
(それでも)いつもと雰囲気が違ったし
(中継ぎで1試合しか登板できなかったアテネ五輪とは違い)
先発を2試合もできた。楽しかった」

<好投をしたことで、米大リーグ球団から
注目されたが、意に介さない>
「僕はまだ日本で何もできていない。
まだまだ日本でやっていきたい」

<中日への合流を急ぐため、
現在も北京に残っているチームを離れて
21日にいったん台湾へ戻り、この日、日本へ『とんぼ返り』>
「疲れています。移動時間が長くて大変でした」

<五輪では先発日以外も中継ぎ待機していたらしく、
きょう23日は体を休め、24日からナゴヤ球場で再始動。
今月末にも1軍に再合流する予定。
今季ここまで4勝4敗の左腕に期待が懸かる>
「疲れがまだある。
五輪期間中も、知人からチームの結果は
『チーム状態がよくない。投手が大変だ』と聞いていた。
優勝のために気持ちを入れ直したい。
優勝のために投げたいし、チームに貢献できるよう頑張りたい」
中スポ名タイ


◇浅尾拓也
<24日から8連戦が待っていて、救援陣には大きな正念場。
8連戦フル回転できるように、球数を減らして抑えることを誓う>
「連投、連投となったときは
球数が少ない方が負担が軽くなるので。
この間は、それがうまくできたと思います」

<この間とは、17日の東京ヤクルト戦。
8回から2イニング、打者6人をパーフェクト。
奪三振は1つだけながら、球数はわずか14。
打たせて取る省エネ投球が、意図しながらできた>
「相手も初球から狙ってくるでしょうから、
初球から厳しいコースを攻めていこうと思って投げました。
それがあの試合はいい方に出ました」

<一つヒントを得て、ヤマ場を前にフル回転宣言>
「8連戦、がんばって投げます」

<前回登板・19日の横浜戦では
危険球退場という失敗もあったが、心配無用>
「調子は悪くないです」
中スポ

◇山本昌
<練習の合間にワンセグで日本代表のゲームを見入り、
日本代表の準決勝敗退を我がことのように残念がる。
結果の出せなかった同僚・岩瀬を気遣い>
「残念やね。マジで悔しいね。
マンちゃん(岩瀬のニックネーム)、今回は体調が悪かったのかなあ」

<金メダルはならなかったものの、
選手たちの健闘をたたえ、3位決定戦の勝利を願う>
「でも、頑張ったんだから、堂々と日本に帰ってきてほしいね。
まだ銅メダルがあるから」

<クライマックスシリーズ進出へは
岩瀬の復調が不可欠。ベテラン左腕も頭を抱えて>
「どうやって迎えようか…」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇田村バッテリーコーチ
<北京五輪の準決勝・韓国戦で
決勝2ランを浴びるなど大会3敗目の岩瀬について、
帰国後のペナントレース復帰を危惧>
「精神的ショックが大きいんじゃないかな。
帰ってきて、やれるか心配だ」

<神宮室内での練習中も、
テレビ観戦する報道陣に何度も聞くなど気にかけ>
「どうなってる?」
スポニチ名古屋


◇落合監督
<北京五輪日本代表組の帰国後の起用について、
合流可能な25日・巨人戦の出場を
コンディション次第で見合わせる方針を示す>
「ボロボロになって戻ってくる選手もいるだろうから
(出場は)体調を見てから決めるしかない」
ニッカン


今朝の東京中日スポーツの1面は、
宅配4版が「星野金消えた『すべてはオレの責任』」
一方、駅売り5版は、
「奇跡だ朝原ラストラン、400メートルリレー銅!!!!」
夜に4人のサムライ歴史の扉を開けたことで、
とりあえず朝には明るい見出しができてよかったですね(苦笑)


それはさておき、この日のドラゴンズ情報
まあ休日ということで、簡単にまとめておきますが、
まずは北京五輪に台湾代表として参加していたチェン
この日中部国際空港着の便で台北から再来日しました。
北京五輪では2試合に先発し、1勝0敗、防御率2.61の成績。
しかし投げたゲームはともにチームが白星、
ある意味、ラッキーボーイ的な存在となったようです。

初戦の勝利はスポーツ紙などに載っていたので、
「チェン、よく頑張っているなあ」と喜んだのですが、
五輪ではもう一試合、投げていたんですね。
申し訳ないですが、KOされた方は知りませんでした。
残念ながら台湾は予選敗退となったことで、
ひと足先に再来日となりましたが、
自信になった部分とともに、やはり疲れも残っているでしょう。
まあまだ23歳と若いとはいえ、まずはきっちり疲れを取って
再び1軍へと戻ってきてほしいですね。
そして今後はその力ドラゴンズのために注いでほしい。
早ければ、26日からの甲子園での3連戦で出番もありそうなチェン
ぜひとも国際舞台を経験した自信を胸に
佳境を迎えているペナントレースでも頑張ってほしいです。


◆樋口賢
<高校生ドラフト3巡目ルーキーが
この日から1軍練習に合流。
初めての1軍に、練習の流れが分からず右往左往>
「全然、分かんないっす…。
まだ雰囲気がよくわからないので…。
皆さんにあいさつして回らないと…」

<2軍では主にリリーフで16試合に投げ、
1勝0敗、防御率7.91と結果が出ていない。
調子を上げてきたとはいえ、大抜てきには違いないが>
「上がれると思っていませんでしたが、
チャンスがあればがんばります。
やれることを頑張るだけ。アピールしたい」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇西川明
<神宮室内球技場で練習後、危機感をあらわに。
20日のプロ1号で何とか踏みとどまったが、
当落線上にいるという自覚はもっている>
「次、落とされるならぼくだから頑張りたいです」
(東京中日)

◇岩﨑達郎
<その西川と同じ二塁を守っているが、
16日にプロ初安打を放ってから、2本目がまだ出ない>
「(西川)明と争うと思います。
守りはできていると思うんで、打つ方で結果がほしい」
(東京中日)

◇中村一生
<ここが勝負とばかり、気合を入れている>
「出たところでしっかりアピールしないといけないです。
バッティングの調子はいいと思うので、
それを出したい。自信を持ってやりたい」
(東京中日)

◇高代野手総合チーフコーチ
<荒木、森野の合流について、
様子を見てからという考えを示す>
「(荒木、森野が)どんな状態で帰ってくるか分からんからな」

<大幅に選手を入れ替えた3日から1軍で頑張る岩﨑、中村一生、
勝負強さを発揮した西川。若手のサバイバルについて>
「最後の追い込み? そうだね」
(東京中日)


ドラゴンズ本隊としての話題としては、
先日の若竜トピックスでも触れましたが、
高校生ドラフト3巡目ルーキーの樋口が、
この日初めて1軍の練習に合流!
神宮屋内練習場での練習に緊張の面持ちで参加し、
自身の母親と1歳違いの昌さんなどと一緒に
ランニング、キャッチボールなどを行ったもよう。

パパと走ろう?勝手が分からず
苦労していた樋口ですが、
実はファームで決して
数字が良かったわけではないんですよね。
ウエスタンでは、
主に中継ぎで16試合に登板、
19イニング1/3を投げ、
1勝0敗。防御率7.91。
ここまではコーチと
投球フォーム修正
終始してきたようですが、
先日20日の2軍戦でプロ初勝利を挙げたことが、
アピールとなり、今回のチャンスを掴んだもよう。

投手陣は来週中にもベストメンバーになるため、
チャンスは掴んだものの、その後どうなるはチカラ次第
しかし赤坂、山内に続く今季3人目となるルーキーの1軍昇格ですし、
ぜひとも良いデビューを踏んでもらいたいですね。
森コーチからも『ダルビッシュ』の愛称で
呼ばれている?という背番号58
巨人戦から中継ぎで待機する予定ですが、
どんな状況でベールを脱ぐのか、これも注目したいです。


また若手野手にとっては、この8連戦が
1軍残留のサバイバルの最終段階となってきそう。
ちなみに現在の出場登録選手27名は、↓の通り。

☆中日ドラゴンズ出場登録選手(8月22日現在)

【投 手】
佐藤充、川井、中里、中田、平井、
山本昌、浅尾、小笠原、高橋、長峰、小林

【捕 手】
谷繁、小田、清水将海
【内野手】
立浪、井端、西川、ウッズ、岩﨑、デラロサ、中村紀洋
【外野手】
和田、イ・ビョンギュ、平田、井上、小池、中村一生


STなりの勝手な予想で、
太字が1軍残留、細字がボーダーとしましたが、
川上、岩瀬、チェン、荒木、森野に、樋口
そうなると5選手は、確実に落ちることとなります。
首脳陣の考えは読めないので、違った結果にもなりそうですが、
どちらにしても、8連戦の前半が勝負
若竜たちの踏ん張りとアピール、
それが巨人戦での勝利に繋がってくれればと思います。


セが追加日程発表
共同通信社時事通信

10月3日(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)

最後に、21日の横浜戦が雨天ノーゲームとなったため、
その代替試合が、予備日となっていた10月3日
組まれることがこの日発表されました。
これにより、10月1日からの横浜戦は、3連戦となり、
9月30日から10月5日までは、6連戦という日程に変わりました。

2008年8月22日 (金)

和田会心2ランも幻に、ハマスタ雷雨ノーゲーム。

ベイ打線に集中打を浴びるとともにハマの番長に完敗。
主役が踊らず、連勝を逃してしまったドラゴンズ
迎えた横浜スタジアムでのベイスターズとの第3戦は
悪天候が予想されるなかの開催でしたが、
試合中に降り出したを伴って強くなり、
結局4回表終了後、降雨ノーゲームに。
和田が会心の一発を放ったものの、惜しくもとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 15回戦
(21日・横浜スタジアム | 中日9勝5敗)
1時間29分 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日          
横 浜            
(4回表終了後 降雨ノーゲーム)
[D本] 和田13号2ラン
[Dバッテリー]
小笠原 - 小田

【ゲームレビュー】
試合途中に雨強まりノーゲーム
4回表終了後に雨が強まりノーゲームとなった。
横浜ウィリアムス中日小笠原が先発し、
横浜が4-3でリードしていた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中5日で小笠原
この日も小田とのバッテリーとなったが、
1回ウラ、1死から仁志に外へのストレートを叩かれ、
センター前へ抜けていくヒット。
続く内川には中に入ったカーブをセンターへ持って行かれたが、
この日スタメンの小池がジャンピングキャッチ。
好守に救われ、2死としたものの、
その後制球が乱れ、吉村、佐伯と連続四球で満塁のピンチ。
迎えた大西に、カウント2-2からの5球目、
外角高目のストレートを逆らわずに弾き返されると、
一塁線を抜けていく2点タイムリーツーベース。(0-2)
またもや初回に失点してしまうと、
なおも二、三塁から相川にはカウント1-1からの3球目、
内へのスライダーを思い切り引っ張られ、レフト方向へ。
低い弾道でフェンスを直撃する2点タイムリーツーベース。(0-4)
立ち上がりに不安のある小笠原
悪いクセが飛び出し、いきなり4点を奪われた。

4点ビハインドとなったドラゴンズ
しかし横浜先発デーブ・ウィリアムスも不安定。
2回、先頭・ウッズが外へのストレートをライト前に持って行くと、
続く和田がカウント1-0からの2球目、
真ん中高目に甘く入ったストレートを逃さずフルスイング
打球は弾丸ライナーでレフトスタンド一直線!
見事な2ランホームランとなり、すぐさま2点差に。(2-4)
前夜ブレーキだった主役たちが繋がって、流れを引き戻す。


打線の反撃で、差を2点に詰めてもらった小笠原
しかし2回ウラ、ウィリアムスの中前打と石川の犠打で、1死二塁。
初回に続き、得点圏に走者を背負ったものの、
ここは落ち着き、仁志を遊ゴロに取ると、
内川もフルカウントから高目のストレートで二塁ゴロに。
雨風が強くなるなか、粘りの投球で追加点を凌ぐ。

3回、2巡目に入ったドラゴンズ打線
初モノのウィリアムスをようやく捉え始め、
先頭の井端が粘ってフルカウントから四球を選ぶと、
続く小池が粘った末、外へのチェンジアップを叩いて、
ショート右を抜いていくヒット。
待望の古巣初安打で繋ぎ、無死一、三塁とすると、
中村紀洋が内角低目へのカーブを
うまくすくい上げ、レフトへの犠牲フライ。(3-4)
1点差に迫ると、続くウッズが内へのカーブをきっちりセンター返し。
ワンバウンドで落ちるヒットで1死一、二塁とすると、
和田の一塁ゴロで、ランナーそれぞれ進塁。
2死二、三塁と勝ち越しのチャンスでイ・ビョンギュ
しかし真ん中低めのストレートを引っ張るも、二塁正面のゴロ。
惜しくも同点までは追いつけず…。

3回ウラ、さらに雨足が強まるとともに、
雷鳴が大きくとどろくなかでのマウンドとなった小笠原
しかし先頭の吉村に一、二塁間を破られると、
すぐさま佐伯が初球、送って二塁へ。
得点圏に走者を置いて迎えるは、
初回に適時打を許してしまった大西、相川
ところがここは落ち着いていた小笠原の勝ち。
大西を外角低目のスクリューでライトフライに取ると、
相川をフルカウントからスクリューで二塁ゴロに打ち取り、3アウト。
きっちりとお返しをして、味方の反撃を待つ。

4回、不安定だったウィリアムスを諦め、
横浜ベンチは、2番手として牛田を投入。
しかし先頭・デラロサが、外へのフォークを
きっちり見送り四球を選ぶと、小田が送って二塁へ。
ゲームが成立してしまう5回まで、とりあえずは同点に追いつきたい。
しかし小笠原は打ち上げてしまい、浅いセンターフライ。
さらに井端も外へのストレートに空振り三振。
惜しくも決定機を逃してしまったドラゴンズ
そのウラ、さらに雷雨が強くなったことで、
19時29分、審判団がゲームを一時中断
34分間待ったものの、回復の見込みが立たず、
20時03分、降雨ノーゲームに。
和田の一発は無効となり、幻の本塁打に。
そして今回の横浜2連戦は、1勝1敗のタイに終わった。


ドアラにへそはあるのかな?仕事を終え、
帰宅しようとした18時すぎ
空がアッという間に真っ暗となり、
その後厳しい雷雨
前がほとんど見えないなか、
こりゃハマスタ
ダメだろうなと思いながら、
車を走らせていましたが、
横浜地方も予報通り、19時すぎに雨が降ってきたようですね。
それでもゲームを成立させようと進めはしたものの、
結局4回途中、降雨ノーゲーム
ナインのみなさんも、観客のみなさんも
雨風に濡れる悪天候のなか、ほんとお疲れ様でした。

立ち上がりいつもの如く、
小笠原が4失点したときは、
思わず「すぐに中止になってしまえ!」
叫んだりもしたものでしたが、直後の2回の和田さんの一発。
弾丸ライナーでレフトスタンドへ持って行った当たりは
久々に会心のスイングでしたね。
その前、ヒットで出ていたウッズとともに、
前夜打てなかった悔しさを晴らす一打となったと思います。

その後、3回には、小池に古巣初安打も飛び出したうえで
ノリさんの犠牲フライで3-4と1点差
徐々にながら流れも来ていたので、
このままいけば、多少はもつれはするものの、
総力戦の末にひっくり返せそうなムードでしたが、
残念ながら、雷雨が収まらずに水入り
しかしゲームを全く行わずに中止となって、
前夜の完敗を引きずるよりも、ゲームを出来たことで
いくらか吹っ切れた選手も多いはず。
変則日程のため、2日間ブレイクとなりますが、
良いイメージを取り戻して、月末の8連戦を迎えてほしいです。

そして五輪の準決勝、決勝(もしくは3位決定戦)が終わると、
ようやく代表組の5選手が戻ってきます。
25日からは東京ドームでの2連戦なので、成田から直接合流してくるかも?
ただ歴戦の疲れもあるでしょうし、すぐに機能できるとは思いませんが、
チームにとっては、強力な援軍となってくれるのは、確か。
8連戦の序盤は巨人、阪神と上位チームとの対戦となりますし、
なるべく早くチームを再編成し、できれば一泡吹かせてほしい。
そして秋に向けて、さらなる一踏ん張りを。
とりあえずは、野球日本代表の頑張りを
TVで応援しながら、来るべき8連戦を待ちたいと思います。


▽プレーヤーズ・ボイス(21日)

◇和田一浩
<4点を追う2回無死一塁、
ウィリアムスの真ん中高め直球を左翼席へ2ラン>
「久々にちゃんと打てましたね。
初対戦なので速い球に合わせていったら、いい結果につながりました。
ボクはホームランバッターではないけど、
いいスイングができたと思います。今後につながる? そうですね」

<実に21試合ぶり、82打席ぶりのアーチとなったが、
ノーゲームとなり苦笑い。初体験の『幻のアーチ』に>
「こればっかりは仕方ない。もちろん、生まれて初めてです。
まあ、いいんじゃないですか。
こういうこともありますよ。これもいい思い出でしょう。
残念ですけど、(ノーゲームになった)あの時点で
チームは負けていましたからね。
まあ、チームとして負けなかったからラッキーと思えばいい」

<1点差となった3回1死一、二塁では一ゴロ。反省も忘れず>
「あそこで打てれば」

<アテネ五輪で日本代表。
ホテルで過ごしている遠征時などテレビ観戦できるが>
「見ますよ。野球以外も。
やっぱり日の丸を背負って戦っている選手を応援したくなりますからね」
中スポ<ドラ番記者>スポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇小笠原孝
<先発して、3イニングを5安打2四球4失点。
雨で記録は消えても、反省の弁が口をついて出る>
「ホッとしてはいけないですけど…。
反省すべきところは反省しないといけない」

<試合開始前から天候が怪しいことは知っていた。
ペース配分などは意識せず、自分の投球にだけ専念>
「それは気にせずに投げました」

<初回、制球に苦しんでいきなり4失点。
2回以降はと立ち直り、走者を出しながらも
低めに集めて内野ゴロでピンチを脱出>
「開き直れた」

<最近3試合、初回の失点が続いているが>
「初回に点を取られることの繰り返し。
同じことを繰り返さないようにしようと
やっているんですが、なかなかうまくいかないですね。
次回も、また課題は同じです。次はもっと注意します」

<白星こそないものの、安定はしている。
開幕時の先発ローテ陣で唯一、一度も戦列を離れていない>
「調子自体は悪くないです。そこ(立ち上がり)だけですね」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇タイロン・ウッズ
<前夜は2度の好機に凡退。敗戦の責任から
この夜は2打席連続安打の好スタートを切ったが、
雨で帳消しになり、ブツブツ>
「まったくついてないよ。打ったらこれだ。
今年のオレを象徴しているかな」
(中スポ)

◇トマス・デラロサ
<15日の東京ヤクルト戦以来、
5試合ぶりに『7番・二塁』でスタメン出場。
久しぶりに訪れた汚名返上のチャンスに燃えたが、
それもわずかに4回で終了。雨天に水を差され苦笑い>
「天気には勝てない。残念だけど仕方ないね。また頑張るよ」
(東京中日)

◇西川明
<前夜の横浜戦、9回にプロ初本塁打。
観客の心遣いと両球団関係者らの計らいで、
ホームランボールはきっちり手元に届いた。
瀬戸際に立たされての打席だったが、
それでも冷静に初球を打ち砕くイメージを頭の中で描き>
「自分のデータを見て、初球の打率が高いことは知っていました。
ヤマを張ったりしますし、じっくり見るよりは
積極的に打った方がいいタイプかもしれません。
ただ、調子が悪いとやっぱり体が反応しなくて
(ストライクでも)見てしまうことが多いですね」
中スポ

◇平田良介
<盛り上がっている北京五輪について>
「よく見ていますね。勉強になることもあるし。
それにいろんな競技を見るのも楽しい。
印象に残っているのはフェンシングですね。
見たことがなかったですからね」
(中スポ<ドラ番記者>

◇井端弘和
<22日、日テレ『ズームインSUPER』にVTRで出演。
レスリング女子55キロ級で金メダルを獲得した
吉田沙保里選手を祝福し、サイン入りバットをプレゼント>
「尊敬しています」

<女性としては?という質問には苦笑いした後
意味深なコメントでスタジオを沸かせる>
「何が起きるか分かりませんから」
ニッカン


◇落合監督
<1点ビハインドで降雨ノーゲーム。
『想定外』の展開に淡々とした表情で球場を後に>
「天気予報はまったく見てなかった。
この時期に雨が降るとはさらさら思ってなかったから…」

<多分に漏れず、五輪フリーク。
日本代表選手に関係なく注目している様子>
「よく見るのは陸上や水泳かな。
一番速いヤツが勝つのは分かりやすいし、面白い。
オリンピックは見るものだ。(ちなみに)野球は見ないよ」
(中スポ、<ドラ番記者>スポーツ報知ニッカン


今日の公示。(21日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 金剛弘樹投手
公式サイト共同通信社


前夜の横浜第2戦に5回途中、2番手で登板。
相手の勢いを止められず、2/3イニングを投げ、
5安打3失点と炎上した金剛が、この日登録を抹消されました。

まあ、あの投球内容では致し方ないところでしょう。
それがなかったとしても、週明けには
川上、岩瀬、チェンの再登録が濃厚ですし、
少々、時期が早くなったということかもしれません。
良いボールを持っていながら、力を出し切れない背番号0
しっかりファームでやり直してもらい、次のチャンスを掴みましょう。


若竜トピックス(21日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 19回戦
(21日・雁の巣球場)
  010 200 000 = 3
  000 312 02× = 8
[敗] 赤坂(19試合4勝6敗1S)
[D本] なし
[D投] 赤坂、菊地、高江洲
公式サイト

【ゲームレビュー】
2回表、福岡ソフトバンク先発・大場を攻め、
先頭・堂上剛裕が中前打で出塁。
英智の二ゴロで走者が入れ替わるが、英智が盗塁に成功。
さらに堂上直倫ストレートの四球で1死一、二塁とチャンス。
前田は三振に倒れたが、9番・藤井が左翼線へ適時打を放ち先制
4回、英智中前打で無死一塁から、堂上直倫が右中間へ適時二塁打。
なおも前田犠打で三塁へ進むと、澤井の中前適時打で3-0とする。
3回まで要所を締めていた先発・赤坂だったが、
4回ウラに捕まり、先頭・小斉に右へ二塁打を許すと、
続く吉本にも中前二塁打と、連打であっさりと失点。
なおも1死後、中村晃四球、荒川死球で1死満塁としてしまうと、
福田に左翼へ2点適時打を打たれ、同点に追いつかれる。
5回ウラ、レストビッチの二塁打で1死二塁から、
吉本に左翼へ適時二塁打を打たれ、3-4と勝ち越されると、
続く6回ウラ、福田中前打と二盗、森本中前打で
1死一、三塁から井手の左犠飛で、1点追加。
さらに2死一塁からレストビッチに左翼へ二塁打を浴び、この回2失点。
責任を果たせなかった赤坂は、5イニング2/3を投げ11安打6失点で降板。
8回ウラ、3番手・高江洲が先頭・福田に中越えの三塁打を許すと、
続くリー・トゥーシェンに左中間へ2ランを浴び、ダメ押し。
攻撃陣は勝ち越された5回以降、散発の3安打に抑えられ逆転負け
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発し、
5イニング2/3を投げ、11安打6失点で6敗目>
「ボール球で打ち取ろうとした球が、
ストライクゾーンに入って打たれてしまった。
ボールが真ん中に集まりすぎたことと、
高めにいってしまったことが反省点です」
中スポ


前日に続き、雁の巣での福岡ソフトバンク戦
序盤、打線が先制して3点のリードを奪ったものの、
先発のルーキー・赤坂がまたも突然の乱調
3回までは2安打無失点と好投したものの、
4回以降捕まってしまい、9安打を浴び毎回の計6失点
先発としての責任を果たせず、6回途中で降板となりました。
前回登板の阪神戦では、クイックを意識しすぎて、
フォームが乱れてしまった赤坂でしたが、今回もピリッとせず。
やはり『カベ』に当たってしまったのでしょうか。
6月終盤以降、ファームのローテに入り、投げてきた背番号54ですが、
ここにきて疲れも出てきているのかもしれませんね。
まあここが踏ん張りどころですし、頑張って乗り越えてほしいです!

2008年8月21日 (木)

西川プロ1号も主軸ブレーキ、ハマの番長に完敗。

リリーフ陣が踏ん張り、逃げ切っての連勝
も味方し、ようやく上昇気流のドラゴンズ
前夜の平塚から横浜スタジアムに場所を移して
行われたベイスターズとの第2戦。
序盤ゴロの山を築いていたドラゴンズ先発・川井が、
5回突如乱れ、集中打でKOされてしまうと、
代わった金剛も火に油を注いでしまいこの回一挙7失点。
一方打線は、2、3番が繋がるものの、
4、5番がブレーキとなり、チャンスを生かせぬ始末。
最終回に西川がうれしいプロ初本塁打を放ったものの、
目立った反撃はそれだけ。横浜先発・三浦
最後まで捉えきれずに、またしても完投を許しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 14回戦
(20日・横浜スタジアム | 中日9勝5敗)
14868人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜 ×
[敗] 川井(11試合1勝4敗)
[D本] 西川1号2ラン
[Dバッテリー]
川井、金剛、長峰、中里 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
投打にいいところがなかった
川井は5回、相川に先制の一発を浴びて崩れた。
1死後、3連打で1点を失い降板。
2番手・金剛も抑えきれず、失策なども絡んで一気に計7点を奪われた。
打線は4回無死一、二塁の先制機にウッズ、和田が連続三振。
9回に西川プロ初本塁打を放ったが、反撃が遅かった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・川井、横浜・三浦の先発。
4回、先頭・井上がライト前ヒットで出ると、
中村紀洋も痛烈に一塁横を抜いて、無死一、二塁。
この日最初のチャンスとなったが、
ウッズが外角低目のスライダーに空振り三振。
和田も外へのカーブにスイングを取られ三振。
さらにイ・ビョンギュも外へのフォークにセンターフライ。
丁寧な投球の三浦の前に相次いで倒れ、好機を逃す。

4回ウラ、緩いカーブとカット気味に入るストレートで
ゴロの山を築き、ここまで1安打と上々投球の川井
しかし1死から内川に内へのストレートを叩かれ、
三遊間を抜かれるヒットを許すと、
続く吉村にも内へのストレートを引っ張られ、レフト左へツーベース。
二、三塁と得点圏に走者を背負ったが、
金城を内角高目のストレートでバットをへし折り三ゴロ。
三本間で内川を挟殺し、2死二、三塁とすると、
大西を中へのスライダーで詰まらせ遊ゴロ。
若干捉えられ始めたものの、何とかピンチを凌ぐ。

5回、1死から谷繁が三遊間を抜くヒット。
川井が送るが、打球が強すぎて投手正面。
三浦が二塁へ送球し、バントは失敗に。
これでゲームの流れが若干横浜の方に傾く。


5回ウラ、先頭・相川にカウント0-2からの3球目、
ストライクを取りに行った外角高目のストレートを弾き返されると、
打球は伸びて、センターバックスクリーンを直撃!
失投を叩かれてしまい、先制を許す。(0-1)
続く石井琢朗を二塁ゴロに取ったものの、
動揺が大きいのか、川井の制球が甘くなり出し、
投手の三浦に真ん中高目に浮いたスライダーを叩かれ、
レフトオーバーのツーベースを許すと、
石川には真ん中低目のストレートをレフトに運ばれ、一、三塁。
森コーチがマウンドに行き、間を置いたものの、
仁志に内角ながら高目に浮いたのストレートを
詰まりながらもライト前に落とされタイムリー。(0-2)
立ち直る間もなく3連打を浴び、崩れてしまった川井
4イニング1/3、65球を投げ、
7安打1奪三振無四死球で4失点でマウンドを降りた。

代わって2番手で上がったのは、金剛
ところがこの金剛のボールがさらに甘く、火に油を注いでしまう始末。
1死一、三塁で迎えた内川に真ん中高目に入った
スライダーを叩かれ、三遊間を抜くタイムリー。(0-3)
すぐさま失点すると、続く吉村には
ど真ん中のストレートをライトへ持って行かれ、
フェンス直撃の2点タイムリーツーベース。(0-5)
カバーに入ったイ・ビョンギュの悪送球で三塁へ進まれると、
続く金城は二塁ゴロでようやく2アウト。
しかし大西に外へのスライダーをレフト前へ返されると(0-6)
打者一巡した相川には、外へのストレートをライト前へ。
そして2死一、三塁から石井琢朗にもストレートを叩かれ、
一塁間を抜かれてしまうタイムリー。(0-7)
突如活発化したベイ打線に集中砲火を浴びたこのイニング。
打者11人に9安打を重ねられ、大量7失点
これでゲームの大勢は決まってしまった。


7点ビハインドとなったドラゴンズ
それでも6回、三浦を攻め反撃。
先頭・井上が初球、内へのスライダーを叩き、
ライト右へのツーベースで出ると、
中村紀洋も続き、高目のストレートをセンター後方へ!
フェンス直撃となったが、当たりが良すぎたのか、
なぜか二塁走者の井上がホームに帰れず、一、三塁。
それでも追撃のチャンスに迎えるは、4、5番
しかしここでもブレーキとなってしまう両主砲
ウッズが4球目、内角高目のストレートを打ち損じ、
一邪飛に倒れると、和田も初球を打ち上げてしまい捕邪飛。
外野フライ1本も打てず、このまま終わりかと思いきや、
イ・ビョンギュが一矢報いて、ライトへのタイムリー!(1-7)
ようやく1点を返すと、なおも2死一、三塁から、
岩﨑の代打・立浪の当てただけの遊ゴロで、相手二遊間が連係ミス。
仁志のベースカバーが遅れ、二封できぬ間に、
三塁走者の中村紀洋がホームイン。(2-7)
相手がばたつく間にさらに得点を重ねたいところだったが、
2死一、二塁から谷繁が初球打ち上げ、ライトフライ。
反撃機運はここで潰えてしまった。

その後は再び落ち着いた三浦を打てず、ゼロ行進。
しかし最終回、1死から中里の代打・平田
高目に浮いたカーブを叩き、センター前に運ぶと、
続く途中から二塁に入っていた西川が、
初球、内へのストレートを振り抜くと、
ライトポール左へ放り込む2ランホームラン。(4-7)
見事なプロ入り初本塁打が飛び出し、3点差
完投目前の三浦に意地を見せ、
もしかしたらのムードも漂わせたものの、反撃はここまで。
この日精彩ない井端が空振り三振に倒れ、2死となると、
井上が猛打賞となるレフト前ヒットで出たものの、
最後は中村紀洋が三塁ゴロに倒れ、ゲームセット。
序盤は投手戦ながら、やはり響くは、1イニング7失点
打線も4、5番がブレーキとなってしまい、好機で機能せず。
浜松での対戦に続き、またしてもハマの番長にやられ、
2試合続けての完投負けを喫することとなった。


打線が繋がりだし、連勝したことで
ようやく波に乗るのでは期待しましたが、
またしても相手エースにやられる始末。
確かに中盤の7失点は痛かったですが、
落合監督のコメントにもあるように
「周りがいくら打っても主役が打たないと」でしょうね。
この日は2番・井上3番・中村紀洋が好調。
再三繋いでチャンスメークしたものの、
ウッズ、和田三浦の投球にタイミングが合わず相次いで凡退。
特に4回に得点が入ったなら、その後崩れたのは、
川井ではなく、三浦だったかもしれないなと。
それにしても浜松に続いて、この日も完投を許すとは…。
天敵である荒木が不在ということも
相手を楽に投げさせたかもしれませんが、それにしてもやられすぎ
次回は叩けるよう、対策を練らないといけないでしょう。

西川クン残った!そんな中では、
若竜・西川がうれしいプロ初本塁打
三浦が気を抜いていた
わけではないですが、
うまくポーンと捉えて、
良い角度で飛んでいきましたね。
再昇格はしたものの、なかなか結果を出せず、
西川本人危機感を感じていたでしょうが、
この一発がきっと良いアピールとなったのでは。
数少ない左打者ですし、これを自信にして
次のチャンスでも良い当たりをかっ飛ばしてほしいものです。

一方投手陣は、先発・川井が5回途中でKO。
一回り目はボールを低目に集めたうえに、
右打者の内をしっかりと攻め、ゴロの山を築きましたが、
多少でもボールが高くなるとやられてしまいますね。
4回こそ何とか凌いだものの、5回、相川に一発を浴びたあとは
気持ちを切り替えられずに、連打を浴びるありさま。
やはり制球が生命線の投手だけに、
一発浴びても動揺せず投げ続けることが今後への課題でしょう。

さらに2番手で登板した金剛
こちらはまさにどうしちゃったの?という状態。
球種関係なくすべてが甘くなり、連打を浴びてしまう始末。
ビッグイニングの引き立て役となってしまいました。
まあ相手が乗ってしまった後の登板だっただけに
仕方ない部分もあったりもしますが、
おそらくファーム「やり直し」ということになるでしょうね。


連勝で一気に勝ち越してほしかったですが、
そううまくいかないのが、今季のドラゴンズ
うまく切り替えて、第3戦こそは勝ってほしいですね。
22、23日と再び日程が空くため、総力戦も可能。
とにかくベンチ入りしたすべてのメンバーをうまく利用し、
下位チームに3カード連続負け越しだけは避けたい。
特にこの日打てなかった人たちが奮起して、
おそらく先発の小笠原
ぜひとも勝ちを付けてくれることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●川井進
<序盤好投も5回に突然崩れ、4失点で4敗目。
先制弾のショックが尾を引いたことを認める>
「勝てるかどうかなんて考えず、ピッチングするだけだったんですが。
ホームランを打たれた後、1アウト取ったのにうまく切り替えられなかった。
勝負どころで逆球になってしまいました…。
疲れはなかったです。(意識の変化については)どうですかね…」

<あと一歩が届かないものの、立ち上がりは安定している。
安定感を生むために心掛けているのはムダな四球を出さないこと。
前回、今回と計9イニング2/3で無四球を持続>
「それは持ち味なので。
一番やっちゃいけないのが四球での自滅なので。
ムダな四球は失点につながる。自分の持ち味は四球を出さないところ」
中スポサンスポ毎日jpニッカン名タイ

●金剛弘樹
<2点差の5回1死一、三塁から登板すると、
勢いを止められず、2/3イニングを5安打3失点で
横浜のビッグイニングを演出。試合後は反省しきり>
「あそこで思った通りに投げられないのが今の自分の力のなさ。
この前のとき(14日・広島戦)と同じことをしてしまいました。
どうにかしないといけない」
(東京中日、ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<炎上した金剛に厳しい表情>
「金剛? コントロールがないな」
ニッカン


●西川明
<9回1死一塁、三浦から右越えに1号2ラン。
初球137キロの直球に迷うことなくバットを強振。
右翼スタンドにプロ1号を突き刺し、一瞬だけ敵地を黙らせる>
「打ったのは、内角ストレート。初球を狙ってました。
その前は代打で出たのに初球を簡単に見逃して三振してましたから…。
とにかく本塁打を狙える時は
思い切り振っていこうと、意気込んでいました。
1号? 誰から打ってもうれしいですが(三浦からで)思い出になります」

<昨季は1軍未出場のプロ2年目。
現在は同期の岩﨑に守備で負けている格好でも、
めげずに持ち前のパンチ力でアピール>
「まだ守備では全然、信頼を得ていませんから。
せめて打撃で、という思いはあります」
中スポサンスポスポニチ名古屋

●井上一樹
<2試合連続で2番に起用され、4回に右前打、
6回に右翼線二塁打、9回にも左翼線二塁打と
しぶとい打撃で、3安打猛打賞>
「2番だからそういう打撃をしようという意識はないんですよね。
しっかりと自分の打撃をしよう。
そして、これは何番でも同じですが、
タコり(無安打で終わり)たくない、1本打とう。そう思ってやっています」
(中スポ)

●イ・ビョンギュ
<7点を追う6回2死一、三塁から右前適時打を放ち、意地を見せる>
「打ったのはストレートです。
(カウントが)2-3だったので、ストレートを狙っていました」
(東京中日)

●平田良介
<5点を追う9回1死から代打で出場して、中前打。
その後西川の2ランで3点差に詰め寄る。
7月29日の横浜戦以来の安打に安堵の表情>
「(8月13日以来)久々の打席でしたからね。
最初の球がすごく速く感じましたね。
でも、またこれで代打で使ってもらえると思うので頑張りたいです」
(東京中日)

●和田一浩
<好機に凡退し、三浦の前に無安打>
「両サイドをうまく使われた。4、5番が仕事をしないとこうなる」
サンスポ

◆浅尾拓也
<危険球退場から一夜明け、試合前の練習で
横浜・内川に駆け寄って頭を下げる。謝罪を受け入れてもらい>
「すみませんでしたと言いました。
内川さんは心の広い方だと思いました」
ニッカン

◆トマス・デラロサ
<普段は超まじめな紳士。
先日、ナゴヤ球場での練習に大慌てでやって来た。
その少し前、ナゴヤドームに着いたのだが>
「ロッカー室のカギは開いてないし、
グラウンドでは知らない人たちがイベントをやっているし…。
一体どうなってるんだ?」

<ナゴヤ『球場』と『ドーム』を勘違い。
大急ぎで移動して、練習開始の約2分前にグラウンドへ>
「間に合ったよ」
(中スポ<ドラ番記者>

●タイロン・ウッズ
<ぎりぎりセーフでホッとしたデラロサにピシャリ>
「いや、遅刻だ。ジャパニーズ・タイムは10分前だからな」
(中スポ<ドラ番記者>

●中村紀洋
<今夏・北大阪大会のベスト4まで進んだ。
箕面東高を率いる長谷監督は母校・渋谷高の元監督。
いまも強いきずなで結ばれている>
「惜しかったな。
あそこで勝っていれば甲子園に行けたかもしれへんな。
そうなったら差し入れするって監督と約束していたんだよ。
母校でも何でもないけどね」

<かつては怖い監督と教え子だったが、
いまでは励まし、励まされる間柄になった。
昨年のこと、長谷監督が厳しい姿勢で
部員と向き合っていると聞き、こう言ったという>
「そんなことしていたら、葬式に出るのはボクくらいですよ」

<今年1月に再会したとき、恩師はこう言ったという。
『オレは甲子園に行く。おまえは3割30本打てる。その力はあるよ』
センバツに向けた秋には、自分が約束を果たしたことを報告したい>
「夏の甲子園は行けなかったけど、
秋に向けて猛練習しているんやないかな。
何かすごい1年生がおるらしいから。
『第2の中村紀洋をつくる』って張り切っていたよ」
中スポ


●落合監督
<5回の1イニング7失点が響き、追い上げも及ばず完敗。
三浦に11安打を浴びせながら崩せなかった打線について>
「ピッチャーはあんなもんだろう。
周りがいくら打っても主役(4、5番)が打たなきゃダメだ」

<現在の打順編成のポイントは明らかに2番。
だがそこに『つなぎ』は求めていない。
小技ではなく打撃で繋いでくれればいいという考え>
「(決めるのは)難しくはないよ。
誰でいっても足を使えるわけじゃないから。
それなら、打っていってという方がいいだろ?」

<2軍降格が見えかけた瀬戸際でプロ1号。
打力をアピールした西川を評価>
「最後の1打席で落とそうと思ってたヤツが
ホームラン打っちゃった。
(7回の)あの三振を見たら落とそうと思うだろ。
でもあのホームランを見たら落とせない。
ああやって首の皮1枚で残るヤツいるんだよな。
最後に残るのはこういうヤツだ。
そういうのが戦力になる、将来的にな」

<北京五輪台湾代表チェンの合流を見越して、
選手の入れ替えを検討し始める>
「オリンピック組が帰ってくるじゃないか」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(20日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 18回戦
(20日・雁の巣球場)
  202 000 000 = 4
  210 000 000 = 3
[勝] 樋口(16試合1勝)
[S] ネルソン(5試合1S)
[D本] なし
[D投] 吉見、久本、樋口、ネルソン
公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、澤井中前打と高橋徹のけん制悪送球、
さらに犠打で1死三塁から、森岡が左前へ適時打を放ち、先制
なおも続く新井の左前打で一、二塁から
堂上剛裕が中前適時打を放ち、2点目を追加。
そのウラ、実戦復帰登板先発・吉見
いきなり先頭・福田秀平に右越えの二塁打を打たれると、
続く中村晃の二塁ゴロで三進。
迎えた3番・ケガから復帰の多村に左前に適時打。
1点を奪われると、さらに1死一塁から
レストビッチの三ゴロを堂上直倫がファンブル。
失策で1死一、二塁とピンチを広げると、
小斉に右前適時打を許し、同点に追いつかれる。
2回ウラ、先頭・荒川に中安打を許した吉見
藤井翼二ゴロ、福田遊ゴロと内野ゴロ2つに打ち取ったが、
2死三塁から中村に二塁内野安打を許し、勝ち越される。
3回、新井左前打、堂上直倫投前内野安打などで
2死一、二塁から田中が左翼線に二塁打を放ち、4-3と逆転。
4回以降チャンスに適時打が出ず、追加点が挙げられなかったものの、
リリーフ陣が無失点に抑え、逃げ切り勝利
先発・吉見は3イニングを投げ、6安打1奪三振で3失点。
3イニングを投げ、1安打2四球無失点の3番手・樋口初勝利をマーク。
公式サイトより)


○吉見一起
<右肩関節炎で戦列離脱中。
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦で、約1カ月ぶりの実戦復帰。
先発で3イニングを投げ、6安打で3失点。
無四球ながら55球。球数の多さが現状を示している>
「コントロールにばらつきがあり、今日は全体的に良くなかった。
今後の練習で修正していきたい」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<約1カ月ぶりの実戦復帰の吉見の今後の課題を指摘>
「実戦から遠ざかっていたのでコントロールが良くなかった。
落ちるボールも良くなかったので、練習で精度を上げていってほしい」
(中スポ)


前日は雨天中止となった雁の巣での
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦
リーグ制覇までマジック5という天敵に対し、
序盤、打線が繋がって先制。その後一度ひっくり返されたものの、
3回に田中の2点タイムリーが飛び出し、4-3と再逆転。
最少点差を、久本-樋口-ネルソンが無失点リレーで守りました。

この一戦で注目されたのが、この投手の実戦復帰
右肩関節炎で戦列離脱していた吉見
先発でマウンドに上がり、3回を6安打2失点。
登板前から制球面にいくらかの不安があった吉見でしたが、
やはり久々の実戦、その辺りが出てしまったようですね。
ただ心配された右肩の方は順調な回復ぶりをアピール。
本人安堵の表情を浮かべていたようです。
今後は登板を重ね、早ければ月内復帰を目指すという吉見
頼りになる投手が、もうじき戻ってきそうなムードです。
また2番手として、久本が登板し、1イニングを1安打無失点。
こちらは1軍復帰にがまだまだのようですが、
待ち望んでいた実戦復帰ですし、うれしいです。

さらに今朝の古久保コーチによると、
朝食会場で「1軍行って来ます」って、
樋口が挨拶に寄ってきました。
とのこと。
このゲームでプロ初勝利を挙げた高卒ルーキー・樋口賢
いよいよ初のチャンスを得ることになるかもしれません!

2008年8月20日 (水)

緊急登板平井小林踏ん張った、中田久々先発星!

6月下旬以来、久々に関東に登場したドラゴンズ
平塚球場で行われた横浜との3連戦の初戦。
アリ地獄から抜け出した打線が繋がり、
初回に中村紀洋、5回には和田イ・ビョンギュ
そして7回には再び和田が適時打を放ち、2点のリードを奪ったものの、
8回、浅尾の危険球退場など1イニング3死球というドタバタに。
しかし緊急登板した平井、そして小林
粘るベイ打線を振り切って、辛くも勝利。
走者を背負っても要所を締め、7イニング2失点と好投の中田が、
先発投手としては、約2カ月ぶりとなる白星をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 13回戦
(19日・平塚球場 | 中日9勝4敗)
10453人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 中田(19試合7勝8敗)
[S] 小林(33試合2敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、高橋、浅尾、平井、小林 - 谷繁

【ゲームレビュー】
中田が先発で約2カ月ぶりに勝ち星
走者を背負っても要所を締めた投球だった。
5回1死一、三塁から野選で1点を失ったが、
その後の一、二塁を封じた。
9回1死から登板の小林プロ初セーブ
打線は中軸に当たりが出た。
1回に中村紀洋が先制打。5回には和田、イ・ビョンギュ
連続適時打で勝ち越し。7回には和田の適時打で追加点を入れた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・中田、横浜・ウッドの先発。
1回、先頭・井端が三塁線へセーフティバントを決めると、
2番・井上が高目に浮いたチェンジアップを叩き、
右中間を破るツーベース。
無死二、三塁のチャンスで中村紀洋
フルカウントからの6球目、内角低目のフォークを
うまくすくって、レフト前へのタイムリー!(1-0)
3連打で先制するも、本塁を狙った二走の井上はタッチアウト。
それでも和田が四球で2死一、二塁と依然チャンス。
しかしイ・ビョンギュは内角低目のカーブに空振り三振。
1点のみに終わったものの、打線が繋がり幸先良し

3回、先頭の井上が四球を選び出塁したが、
続く中村紀洋は低めの動くボールに空振り三振。
さらにウッズの初球に井上がけん制で刺されてしまい、2アウト。
その後にウッズが三遊間を抜く…とややちぐはぐ。

初回、2回とまずまずの立ち上がりの中田
しかし3回ウラ、先頭の藤田にフルカウントからの7球目、
内角低目のストレートをうまく振り抜かれると、
低いライナーでそのままライトポール際に飛び込む本塁打。(1-1)
両翼91メートル、地方球場ならではの一発同点に追いつかれる。
続く相川にも詰まりながら二中間に落とされた中田
しかしウッドをスリーバント失敗。
石川を中飛、さらに仁志のときには盗塁失敗と、
相手の拙攻にも助けられ、追加点は防ぐ。

5回、1死から井上が四球で出ると、
中村紀洋は打ち上げてしまい、中飛で2アウト。
しかしこの日39歳バースデーウッズ
三遊間を破るヒットで一、二塁と繋ぐと、
和田がカウント1-1からの3球目、
中に入ったストレートをはじき返して、
センターへと抜けていくタイムリー!(2-1)
なおも2死一、二塁でイ・ビョンギュが間髪入れずに
初球、中へのチェンジアップを思い切り引っ張ると、
強い打球で一、二塁間を抜くヒット!
ウッズが三塁を蹴り、本塁へ突入。
ややアウトのタイミングながら、返球が逸れ生還!(3-1)
中軸の連打勝ち越しに成功する。


2点をもらった中田、勝利を意識したのか、
直後の5回ウラ、先頭・大西を二塁内野安打で出すと、
藤田にもストレートをセンターへ返され、一、三塁。
続く相川を外へのフォークで空振り三振に取り、
迎えるは、ウッドの代打・鈴木尚
カウント1-1からの3球目、真ん中低目のスライダーを
引っ張られるも、弱い当たりの一塁ゴロ。
しかしウッズのバックホームが間に合わずセーフ。
フィルダースチョイスとなってしまい、1点差に。(3-2)
なおも1死一、二塁と同点のピンチ。
しかし続く石川を外角高目のストレートで三塁ゴロ。
捕った中村紀洋がベースを踏んで一塁へ。
5-5-3のダブルプレーとなって、何とか1失点で食い止める。

6回ウラ、1死から内川にストレートの四球を与えると、
続く吉村は高目のつり球で空振り三振。
さらに金城を内へのカーブでボテボテの投ゴロ。
中田が好フィールディングを見せ、
一塁へ送球するもウッズがポロリ。
チェンジにはならず、2死一、二塁とピンチに。
迎えるは、中日戦では何げに渋い働きをする大西
しかし5球目、外へのフォークがワンバウンド。
谷繁が弾いてしまい、ボールは一塁方向へ。
一瞬ワイルドピッチで進塁かと思いきや、谷繁がすかさず止めると、
一走の金城、二走の内川がともに塁間に飛び出したまま。
谷繁が追い込み、素早く三塁へ送球。
二三塁間で内川を挟み込んで、タッチアウト。
相手ミスラッキーが重なり、この回もピンチを凌ぐ。

7回、再び中軸が繋がりチャンスメーク。
1死から横浜4番手・小山田を攻め、
中村紀洋が遊撃のグラブを大きく弾くヒットで出ると、
ウッズも詰まりながらもライトへ落とし、一、三塁。
ここで再び迎えるは、和田
カウント1-2からの4球目、内角低目のストレートを
ライトへ弾き返して、2打席連続のタイムリー!(4-2)
再びリードを2点として、踏ん張る中田を援護。

この1点で再び気合が入った中田
7回ウラは100球を越えたにも関わらず、見事な投球を披露。
先頭の大西を外へのフォークで二塁ゴロ。
続く藤田を147キロストレートで空振り三振。
さらに相川をキレのあるフォークで空振り三振。
8回にそのまま打席に入り、ライト線へ落とすヒット。
食らいついての打撃で、塁に出ると、
井端の遊ゴロがイレギュラーで失策となり、
センターへ転がる間に三塁へ激走するなど、
続投を思わせながらも、ベンチは打たせてからの交代に。
結局7イニング、121球を投げ、5安打6奪三振1四球で2失点。
久々の勝ち投手の権利を持って降板となった。


8回ウラ、ドラゴンズ2番手は、高橋
先頭の代打の代打・呉本にいきなり死球を与えたものの、
続く石川を初球、内へのストレートで4-6-3のゲッツー。
これですんなり3人で切ると思いきや、
仁志を迎えたところで落合監督がマウンドへ。
右打者が続くことから、高橋から浅尾へスパッとスイッチ。

しかしここからゲームが思いも寄らぬ展開に…。
仁志に2球目、150キロストレートをレフト前に運ばれた浅尾
続く内川への初球、内へのストレートが抜けてしまい、
避けた頭部に直撃!そのまま危険球と宣告され、退場処分に。
浅尾をまたぎで、そのまま9回も投げさせようとしたベンチは大誤算
慌てて4番手として平井を送るも、
その平井が代わり端、吉村の内角を攻めるも死球
このイニング3つ目の死球で、2死満塁と同点・逆転の大ピンチ。
しかしここから平井がセットアッパーとしての『経験』を披露。
迎えた金城をカウント1-0からの2球目、
内角高目のストレートで一塁ゴロに。
強い打球が胸を直撃し、ウッズが弾いたものの、
何とか拾い直し、そのままベースを踏んで3アウト。
いくらかドタバタしたものの、何とかゼロで切り抜ける。

9回ウラ、平井がそのままマウンドへ。
先頭・大西を外へのストレートで空振り三振に取るも、
藤田に二塁内野安打を許し、1死一塁。
相川のところで、横浜ベンチが動いて代打・佐伯
左打者が出てきたことで、ドラゴンズ小林にスイッチ。
ところが前の回のドタバタで、ゲームの流れ横浜なのか、
佐伯の外へのスライダーを当てただけの当たりが、
突っ込んできた小池の前に落ちるポテンヒットに。
1死一、二塁と、ピンチを背負うこととなった小林
しかしここからまさに気合の投球
横山の代打・武山を外一杯のシュートで見逃し三振に取ると、
最後は、石川をフルカウントからの6球目、
内へのスライダーで詰まらせ、遊飛でゲームセット!

終盤多少もたついたものの、逃げ切っての連勝ドラゴンズ
7イニング2失点と好投の中田が6月15日以来となる
先発投手としての白星で、今季7勝目
さらに勝利の瞬間、ヨッシャーと吠えて
グラブを叩いた小林がプロ6年目で初セーブをマーク。
ドラゴンズとしては、豊橋、松山、そして平塚と
地方球場でのゲームは引き分けを挟んで3連勝となった。


途中までは楽な展開で、7回を終えた時には
このまま逃げ切れるだろうと、勝利を確信していましたが、
相変わらずもつれてしまうのが、このカード。
1イニング3死球という思わぬ展開になったときには
正直こりゃまずいなと思いましたが、良く凌ぎきりましたね。
特に緊急登板となった平井、さらに最終回を投げ抜いた小林
この2人の踏ん張りには、ほんと頭が下がりました。

8回ウラ、高橋が2死まで取り、浅尾にスイッチ。
確かに仁志、内川、吉村右打者が続く場面。
しかしこのまま高橋で行ってもよかったんじゃないかと。
ただ浅尾がまさかぶつけてしまい退場になるとは思いませんし、
としては、間違ってはいないでしょうが、
この交代が結果的には混乱を招く要因となってしまいました。

緊急事態は任せろ!それにしても、あの場面、
平井がいてくれて、本当によかったなと。
7月1日以来という久々の1軍マウンド
さらにアクシデントによる緊急事態
大した準備もできず、
いきなり迎えた吉村に死球を与え満塁。
しかしそこで落ち着いたのか、
続く金城に対する投球はお見事
力のあるストレートで一塁ゴロに凌げたのは、
まさに長年修羅場を抜けてきた経験。それが活きていたなと。
抑えてくれたことで浅尾が救われ、中田には白星が。
今季は不調で満足いく働きができていない平井ですが、
戻ってきていきなりのグッジョブはポイント高かったです。
今後はどのような起用となっていくかはわかりませんが、
さらにベテランならではの味、見せてほしいなと思います。

また最終回のピンチ、小林が踏ん張ってくれました。
打ち取ったと思っていた佐伯の当たりがポテンヒットとなり、
ややガックリもしていましたが、さらに気を締め直して
後続をしっかり断ちきり、プロ初セーブ
武山へのシュート、石川へのストレートには気持ちが入っていましたね。
仕事柄、セーブがつくことは至ってまれですが、
こういう場面を凌げたことは大きな財産となったはず。
今後も左キラーとして、気の入った投球で抑え込んでほしいです。


中軸がようやく元気を取り戻し、打線が繋がっての連勝
一時のアリ地獄は抜け出したようで、よかったですね。
上位チームお盆休みを終えたようで、
広島、東京ヤクルトとのゲーム差も、1つ開きました。
中田も久々に勝てましたし、これでチームも上向くでしょう。
第2戦からは、ところ変わってハマスタでのゲームに。
相変わらずもつれる展開も予想されますが、
この日のように、投打ともに一丸となり、
ぜひともカード勝ち越しを狙っていってほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(19日)

◎中田賢一
<7イニングを投げ、5安打2失点で今季7勝目。
先発としては6月15日・オリックス戦以来となる白星を手に>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(8回、9回はどんな思いで見ていたか)
いやあもう、味方を信じて
絶対抑えてくれると思って見てました。はい。
(久々に先発としての勝利)
そうですね。ちょっと時間がかかってしまったんですけど。
そうですね、久々ですね。はい。
(どんなことに注意してマウンドへ)
いやあもう、何ですかね。ひとりひとり一生懸命に抑えるって
そのことしか考えてなかったですね。
もうあのう、ペース配分考えずに
どんどん飛ばしていこうという気持ちで投げました。はい。
(今日は何がよかったか)
そうですねえ、いいとこあんまりなかったんですけど、
まあ運もあったと思います。はい。
(運だけではないと思いますが)
そーうですね…。いやあ、まだまだです。はい。
これからまたしっかりやっていきたいと思います。はい。
(久々の勝利の味は)
うーん、そうですね。ちょっとチームにとっては
変なピッチングばかりしてたんで、
これからまた1つ1つ積み上げていきたいなと思います。
(しっかり噛みしめ、連勝へと変えていきたい)
そうですね。そうなるように一生懸命やっていきたいと思います。はい。
(ファンに向けて)
えー、残り試合少ないですけど、一戦一戦必死になって
投げていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」


<直球中心に追い込み、変化球で打ち取る投球で
横浜打線を抑えたが、内容には満足はしてない様子>
「ただ点をやりたくなかっただけ。
調子はよくなかったけど、
何とかフラフラながらも運もあって抑えられたと思います」

<5点リードから逆転を許した前回13日の広島戦。
その翌日には試合前の練習に最後まで残って球拾い。
さらに試合ではベンチ入りして落合監督の隣に座り、
ボソッ、ボソッ、指揮官の言葉に必死に耳を傾けた>
「僕はそんなに落ち込んでいないですよ。
落ち込んでいる暇はないですから。
(監督との会話の)内容は言えません。
心構え? そんな感じです。参考になりました。
(監督の教えが)生きたと思います」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpニッカン

○平井正史
<8回2死一、二塁、浅尾の危険球退場を受け緊急登板。
突然の登板にもかからわず、見事な火消しを見せる>
「投げてたわけないじゃないですか。
ブルペンで5球投げただけ。
ボールは高くてやばいと思ったんですけど、
ストライクが入ったからよかった。
まあ、時間はなかったけど免疫があったんでね」

<今季は不振で2軍暮らしが続いてきたが、前を向いて>
「でもまだ1試合ですから」
中スポスポーツ報知

○小林正人
<2点リードの9回1死一塁で登板すると、
代打・佐伯には不運なポテンヒットを許したが、
以降を三振、遊飛に打ち取り、プロ初セーブをマーク>
「準備はしていました。
変なことを考えず、しっかり抑えることだけを考えました」
中スポ

○浅尾拓也
<8回2死から3番手で登板。
仁志に左前打された直後、内川への初球が頭へ。
今季2度目の危険球退場となり、試合後は猛反省>
「内角の厳しいところに投げようと思ったけど、失敗しました。
内川さんに申し訳ないことをしました。
リリーフ投手にも迷惑をかけて、申し訳ありませんでした」
(中スポ、サンスポ


○中村紀洋
<1回無死二、三塁から左前へ先制適時打。
間髪入れない3連打で先制点を挙げ>
「得点圏にランナーがいたので、何とか早い回に点を取って
(中田)賢一を楽にさせたかった」
(中スポ、毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<5回に中前へ勝ち越し打、7回にダメ押し右前適時打>
「必死で食らいついただけ。でも、もう脱出です。
最近ずっと得点圏で打てていなかったので、
勝ち越さないといけない場面だったから、いいところで打てて良かった」

<今季の地方球場での打率は.353と好成績。
その秘密はシューズの使い分け。グラウンドの硬さによって
アップシューズを使い分け、天然芝用も1種類だけではない>
「体調を整えるのに、できることはすべてやっておきたい」

<西武から移籍して1年目、
シーズンの2/3を過ごし、感じていることがある。
それは球団トレーナーの充実。
ひざ、腰などを立て続けに痛めて、満身創痍で戦っているが、
欠場はわずか2試合。陰で支えるトレーナー陣に感謝>
「トレーナーの人数も多いですし、
(マッサージの)時間も長くやってもらえますね。
それに、こういうふうにやってくださいと
お願いしたことをしっかりやってくれる。ありがたいです」
(中スポ、毎日jpスポニチ名古屋名タイ

○イ・ビョンギュ
<5回、和田の適時打で勝ち越した直後、
右前へ適時打。リードを2点に広げる>
「(甘いチェンジアップを)狙ってました」
(東京中日)

○井上一樹
<94年8月10日以来、何と14年ぶりという
『2番』でスタメン出場も、完ぺきに繋ぎ役をこなす。
1回無死一塁から右中間へ二塁打。先制のお膳立てをすると、
第2、第3打席は四球で出塁。2度の得点機に絡み>
「ノリが2番を打つぐらいだから、何があっても驚かないよ」
(東京中日)

○タイロン・ウッズ
<2点リードの8回裏2死満塁、
金城の一塁線への強い打球を右胸に当てながら止め、
体を張ってピンチを断つ>
「あれは最高に痛かった。銃で撃たれたかと思った。
顔でなくてよかったけど、痛い。心臓に当たらなくてよかったよ」

<自らの39歳バースデーを祝う猛打賞でつなぎ役。
3回に左前打を放つと、5回2死一塁、7回1死一塁でも
単打でチャンスを広げ、いずれも和田の適時打を呼ぶ>
「3本のヒットはどれもラッキーなだけ。
まあ誕生日だからね。
ワイフは名古屋に残っているから、
自分で祝うことができてよかったのかな」

<来日中のシェリル夫人から
誕生日プレゼントの高級時計はいただき済み。
この日朝、電話で祝福コールも受けた。
本塁打数が伸びない悩みを心配してくれる夫人の後押しに応えて>
「もっともっと打って勝利に貢献したい」
中スポスポニチ名古屋

◇立浪和義
<ウッズ同様、この日39歳のバースデーを迎える。
試合前の内野ノックに参加。三塁の位置に入って
はつらつとした動きを見せる。
代打の切り札は気持ちよさそうに汗を拭って>
「(誕生日といっても)めでたくも何ともないからね。
ノック? まあ、少しずつでも体を動かさないと。ケガをしないためにもね」
(中スポ、ニッカン


◆佐藤亮太
<國學院大で7学年先輩にあたる
千葉ロッテ・渡辺俊介の活躍を喜んでいる。
自己最多タイの6連勝で11勝目を挙げていた先輩について>
「今年はホントに調子がいいみたいですね」

<同じ大学のOBとして、ちょくちょく連絡を取り合う間柄>
「そういえば、この前も電話があったんです。
『長野でうまいそば屋はどこだ』って」

<千葉ロッテが今月初めに長野遠征に出掛けたときに
案内を頼まれたという>
「そういえば野球の話は全然しませんでしたね」

<自身は2軍で好調を維持。
17日にはウエスタンで2年ぶりの完投勝利を挙げた>
「完投できたことは自信になります」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<継投に入った8回、3番手・浅尾が危険球退場。
予想外の展開となったが、それでも逃げ切った勝利に苦笑い>
「思うようにいかないのが野球だよ。
それにしても予期せぬことが起こったよなあ。
あれ(危険球)は本当に予期せぬ出来事だった。
(リリーフが)よくもったと思えばいいんじゃないか。
人選? オレはピッチャーのことはわからん。
(森)コーチとブルペンで決めたんじゃないか」

<今季限りの現役引退を改めて表明した
オリックス・清原にねぎらいの言葉を贈る>
「この世界には自分から辞められる人間と、
戦力外としてユニホームを脱がされる人間がいる。
(清原は)前者だったということ。
自分で決めたんだから、周囲がとやかく言ったり、
評価はできない。ただ『お疲れさま』と。
いつかは監督として戻ってくるだろう」
中スポスポーツ報知毎日jpニッカン

2008年8月19日 (火)

ドラゴンズ久々の関東登場、ベイ叩いて波に乗れ。

前節の東京ヤクルト戦でようやくアリ地獄を脱出
イニング無得点連敗を止めたドラゴンズ
きょうからは6月28日以来、久々となる関東遠征
平塚、横浜でベイスターズとの3連戦を迎えます。
前日となったこの日は、初戦の平塚球場で約1時間半の練習を。
北京五輪がクライマックスへと進んでいくなか、
やや地味に載っていたこの日のドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(18日)

◇中田賢一
<きょう19日、平塚での横浜初戦の先発予想。
プロ入り4年間で地方球場負けなし、2勝1セーブという運がある。
本人に好相性の意識はないというが>
「そうなんですか。そんな印象はなかったですけどね」

<名古屋からの移動後、平塚球場でリリーフ陣とともに練習。
マウンドでノックも受け、感触はしっかり事前にチェック。
独特の形状の地方のマウンドも平気だった>
「ここは(名古屋に比べて)涼しいですね。
マウンドが低い? そんなに気にならなかったです」

<救援で白星をつかんだ7月20日から約1カ月間も勝っておらず、
先発での勝利は、6月15日から約2カ月も遠ざかっている>
「一生懸命やるだけです。それだけ、です」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇川井進
<あす20日の横浜戦での先発予想。
この日はナゴヤ球場で調整。ブルペンで約50球を投げ込む。
前回登板の広島戦では5イニング1/3で3失点(自責2)の好投を披露>
「四球がなかったのはよかったと思う。
いままで通りの投球をしていきたいですね」
中スポ

◇平田良介
<母校の大阪桐蔭高が夏の甲子園全国制覇。
優勝の瞬間は横浜戦に向かうための新幹線の車中。
ギリギリまで寮の自室で応援して出発>
「自分たち(高3時はベスト4)のときに
できなかったことを成し遂げたわけですからね。すごくうれしい。
大会前に(西谷)監督に連絡したときは、
打たないチームと言っていたのに…」

<大会前にはTシャツを差し入れしたが思案>
「何かお祝いしたい。何がいいかな」
(東京中日)

◇中村紀洋
<17日の東京ヤクルト戦の7回に
右翼スタンドへ本塁打して、安打量産へ手応えを掴む。
技ありの一発は飛距離115メートル。
両翼91メートルの平塚球場なら軽く入る計算。
地方球場からのスタートを心待ちにして>
「ナゴヤドームでは右方向へ打っても、(広いから)なかなか入らない。
(本塁打は)いいバッティングができた。
(地方なら)あのバッティングなら入ると思う」

<今季、地方球場の鬼と化している。
地方で今季8試合に出場し7本塁打12打点、打率4割を誇る。
また横浜戦でも今季7本塁打12打点の打率.405と好成績。
エース・三浦は2戦目の先発が予想されるが、攻略を狙う>
「向こうのエースも出てくるから打ち崩したい。
やっぱり勝ちたいからね。波に乗っていきたい」
中スポ


【ドラゴンズ・今週の日程】
19日(火) 対横浜(18:00・平塚球場)
20日(水) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
21日(木) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)


おそらく中スポ、東京中日だからこそ載っているであろう。
そんな感のあったこの日の3連戦展望記事。
よって内容はそれほど濃くもない『地方球場の鬼』ネタでした。

ドラゴンズナインはこの日、ナゴヤから平塚に移動して
平塚球場でダッシュ、ランニング、キャッチボールなどの練習を。
慣れない地方球場だけに、投手陣全員が最後にマウンド上で
ノックを受け、グラウンドの状態を確認したそうです。
今週は五輪野球準決勝・決勝があるため、比較的緩やかな日程。
ナゴヤを離れ、平塚-横浜-東京ドーム-甲子園という
遠征が続いていきますが、8月最後の8連戦を前に
今回の横浜遠征でしっかりと波に乗ってほしいところです。

横浜3連戦の気になる先発は、初戦は順当に中5日で中田
さらに2戦目・川井、3戦目・小笠原というのが中スポ予想。
川井、小笠原ともに連敗中ではありますが、
前回登板でも好投していましたし、
状態としては、決して悪くなさそう。
今度こそは勝利をと気合を入れて、踏ん張ってくれると思います。

後ろに映るは浅尾くん。その一方でカギを握るのは、
初戦先発の中田
今朝の中スポでは
『地方球場の鬼』と出ていましたが、
よく見ると、わずか5つの球場で
6試合の登板。
昨季この平塚で
雨のなか登板した朝倉
今季も旭川で勝った
元祖・地方球場の鬼昌さんに比べたら、
大したことないんじゃないかというような感じですが、
ただプロ初完投の秋田・こまちスタジアム、
またプロ唯一のセーブとなった岐阜での登板は、
ともに印象に残っていますね。
特に岐阜でのリリーフ登板での投球は、かなりしびれれた記憶が。

代表で抜けている憲伸の穴を埋めるべく、
この8月、踏ん張ってもらいたい中田でしたが、
3連敗と今ひとつ結果がついてこないという現状。
さらに前回の広島戦では、序盤に5点のリードをもらいながら、
守りきれずにひっくり返されてしまうありさま。
あの逆転劇がチームに悪影響を及ぼし、
その後の4連敗に繋がったといっても過言ではなかったと思います。

ただ横浜戦に関しては
今季防御率0点台と相性も良さそうですし、
も味方に付けて、何とかベイ打線を封じ込み、
約2カ月ぶりの先発としての白星を掴んでほしいものですね。
現状では昌さん大車輪の活躍を見せていますが、
に向けての戦いでは、やはり背番号20の存在が必要不可欠。
ぜひともプチ・地方球場の鬼ぶりを披露し、
完全復調へと繋げていってほしいと思います。


一方、打者版『地方球場の鬼』は、
17日の東京ヤクルト戦でダメ押しの一発を放ったノリさん
確かにいわれる通りかもしれませんし、
ホームラン連発という印象が強いですね。
特に横浜と前回対戦した豊橋での3本塁打
あれはまさに「ノリさまさま」の大活躍でした。
本人も安打量産へ手応えを掴んでいるうえ、
対横浜戦は地方球場同様に4割超の打率のようですし、
37イニング連続無得点というアリ地獄から
ようやく抜けだした打線をより前進させるためにも
打線の中心で、引っ張っていってほしいですね。
移動日ゲームでは欠場したように、
持病の腰の状態も心配となってくる季節ですが、
ぜひとも地方球場で、渾身のフルスイング
そして大きな花火をたくさん打ち上げてもらいたいなと思います。

現状のセ・リーグでは一番強いと思われる
4位・広島とのゲーム差は、わずか『1』。
首位・阪神を3タテしてきた横浜相手となりますが、
とにかく3位、そして5割ラインを死守して、
週末・週明けの巨人、阪神戦へと繋げてほしい。
選手一人一人が気を引き締め、この3連戦ぜひ勝ち越しを期待します。


若竜トピックス(18日)

◆吉見一起
<右肩関節炎で戦列離脱中。
きょう19日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦で復帰登板の予定。
ナゴヤ球場でキャッチボールやダッシュなどの調整後、福岡入り>
「肩の不安はほとんどないです。
今はキャッチボールは気分よくできているし、
そういう時は試合でもうまく投げられた。
先発? それは分からないです。
ストライクが入るのかっていう不安はあるけど、状態はいいです。
あとは実戦でストライクが入るかどうかをしっかり確認したい。
1軍ではカウントを悪くして崩れることが多かったので、
それを修正したい。自分の投球をしたい」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン

◆谷哲也
<いま最も伸び盛りの若竜。
現在、2軍では2番打者として活躍中。
とにかく打撃が絶好調。規定打席には達していないが、
打率.344、4本塁打、16打点はチームトップクラス。
さらにここ10試合は33打数14安打の打率.424を誇っている。
急成長のウラに何があるのか、すると意外な答えが>
「技術的には社会人のときと何も変わっていないと思うんです。
ただ、考え方は社会人のときとガラリと変えました」

<春季キャンプではライバルはあらゆる面で自分上回っていた>
「かなわないって。試合にも出られないって思いました」

<そんなときお手本になったのが井端。
注目したのはヒットではなく凡打。
すべての凡打に意味があることに気付いた>
「10回やって3回しか打てないなら、
残りの7回を意味のある凡打にしようと思ったんです。
社会人までは結果ばかり求めていた。
進塁打、バント、できることをやろうと思ったんです」
(東京中日)

◆堂上剛裕
<今季は1軍出場選手登録が1度もないが、
初の兄弟そろっての1軍昇格に向けてアピールするつもり。
球宴期間中に1軍の練習に呼ばれたが、昇格したのは弟だけ。
2軍の練習に戻って黙々とバットを振る>
「兄弟で1軍? 意識していません。でも頑張ります」

<2軍で試行錯誤が続いているが、
それでも手応えをつかみつつある>
「自分の中では良くなっている感覚がある」
名タイ

◆堂上直倫
<2年目で初の1軍を経験して充実した表情。
3日の巨人戦、代打で迎えたプロ初打席は空振り三振に終わったが>
「次は打てると思います」

<2打席目のチャンスをもらえず、10日に2軍落ち。
だが17日にナゴヤドームで行われたウエスタン・広島戦で
決勝3ランを放つなど1軍の経験が生きている>
「たまたまです」
名タイ


ファームは、きょう19、あす20日(予備日21日)と
雁の巣で福岡ソフトバンクとの2連戦。
そのなかでの注目は、約1カ月ぶりに
実戦登板が予定されている吉見でしょう。
ブルペン投球、シート打撃登板と、
先週は着実に復帰への階段を上ってきた背番号19
2軍戦ながらも再びマウンドに立つと聞くと、うれしいですね。
やはり吉見がいるといないでは、
今後の投手陣には影響大ですし、早い復帰が望まれるところ。
ただくれぐれも慎重に調整を進めていってほしいなと。
まずは2~3回という短いイニングになるうえ、
今後も数試合登板することになるそうですが、
とにかく自分の納得いく投球ができることが先決。
そして首脳陣の推薦を得て、1軍復帰へと繋げてほしいと思います。

2008年8月18日 (月)

竜打線目覚めた2発5得点、力投昌2ケタに王手!

3試合連続完封負けを喫し、34イニング無得点
アリ地獄にはまり、4連敗貯金0となったドラゴンズ
ついに4位に1ゲーム差に迫られる危機のなか
迎えたナゴヤドームでの東京ヤクルトとの第3戦。
中4日で先発した山本昌が序盤から攻めの投球で、
東京ヤクルト打線を1失点に抑えると、
ベテランの力投に奮起したか、打線がようやくお目覚め
4回イ・ビョンギュが適時打を放ち、38イニングス目にして、
待望の得点を挙げると、5回にはウッズが勝ち越しの3ラン。
さらに7回に中村紀洋がダメを押すなど、11安打5得点。
連敗を4で止め借金阻止。山本昌はチームトップの9勝目となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 17回戦
(17日・ナゴヤドーム | 中日7勝8敗2分け)
37283人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 山本昌(16試合9勝3敗)
[D本] ウッズ23号3ラン 中村紀洋22号
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が踏ん張って逆転勝ち
3回2死からゴンザレスに二塁打され、
福地の適時三塁打で先制を許したが、その後は抑えた。
チームトップの9勝目
打線は4回、イ・ビョンギュの同点打で38イニングぶりに得点
5回は2死後につくったチャンスでウッズが勝ち越し3ランを放った。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
東京ヤクルト先発は、約2年ぶりの登板となるゴンザレス
打線を大幅に組み替えたドラゴンズ
2番に小池を入れ、中村紀洋、ウッズ、和田のクリーンアップ、
さらに6番・ライトでイ・ビョンギュ岩﨑は7番・二塁に。

1回ウラ、井端初球を打って二塁ゴロ。
小池内へのストレートにスイング取られ三振。
中村紀洋外へのストレートに空振り三振。
かつて苦手としていたゴンザレスに上々の立ち上がりを許す。

ドラゴンズ先発は、なんと中4日山本昌
2回、1死から田中浩康にレフト前ヒットを許すが、
続く川島慶三の4球目、エンドランがかかるも、
川島慶三が空振り、スタートを切っていた田中浩康
谷繁が刺して2死。川島慶三も二ゴロに倒れ結果3人で抑える。

3回、簡単に2死を取った山本昌
しかし投手のゴンザレスを追い込みながら、
3球目、外へ投げたカーブを当てられてしまい、
打球は三塁線を抜いていくツーベースを許すと、
続く福地にカウント1-1からの3球目、
高目へ甘く入ったストレートを叩かれ、
右中間を破っていくタイムリースリーベース
失投を叩かれ、もったいない失点で先制される。(0-1)
なおも動揺からか、山本昌は続く志田にカウント0-3。
しかしフルカウントまで持ち直すと、
低目のストレートを打ち上げさせての二塁フライ。
何とか踏ん張り、最少失点で切り抜ける。

3回ウラ、1死から山本昌が自らやり返して、
外へのストレートを叩き、三塁線を破る今季初ヒット
しかし井端が高目のストレートを打ち上げてしまい、一塁ファウルフライ。
さらに小池は外へのスライダーにボテボテの捕ゴロ。
相変わらず重いムードが打線を覆い、ゼロ行進が続く。


しかし4回ウラ、ようやくトンネル脱出の兆し。
先頭の中村紀洋はショート正面のゴロに倒れたものの、
ウッズが外へのストレートを叩き、一、二塁間を抜くヒット。
さらに和田がフルカウントから詰まりながらも
センター前へ落とすヒットを放つと、
スタートを切っていた一塁走者のウッズが一気に三塁へ。
主軸が繋がり、ついに得点できそうなムード
ここで迎えるは意外性の男、6番イ・ビョンギュ
カウント0-1からの2球目、内角低目のストレートを叩くと、
詰まりながらもセンター前へ落ちるタイムリーヒット!
38イニングス目にして、ついにスコアボードに『1』の文字が。
重い扉が開き、ナゴヤドームのスタンドが大きく沸く。(1-1)
なおも1死一、三塁と、今度は勝ち越しのチャンス。
しかし岩﨑は外へのスライダーを振ってしまい、三振。
さらに谷繁も遊ゴロに倒れ、惜しくも勝ち越せず。
それでもようやく点が入ったことで、チームの流れが変化した。

同点に追いついたもらった山本昌
5回、野口を遊ゴロ、福川を二ゴロと簡単に2アウト。
さらに先制のきっかけを作ったゴンザレスを迎えるも
今回は気を抜かず、内へのストレートで空振り三振。
きっちり切り抜け、良い流れをそのままキープ。

5回ウラ、ゴンザレスの前に、山本昌遊ゴロ、
井端手が出ず見逃し三振と、あっという間に2アウト。
しかし小池が外へのストレートをはじき返し、
センター前へクリーンヒットを放つと、
中村紀洋も続いて、しぶとく一二塁間を抜くヒットで一、三塁。
またも打線が繋がり、チャンスを作ると、
ここでウッズが久々となる花火!
カウント2-0からの3球目、内へのシュートをうまく腕を畳み、
はじき返すと、打球はグングンと伸びていき、
センターバックスクリーン左へと飛び込む3ランに!(4-1)
7試合、30打席ぶりに飛び出した主砲の一発
先制の口火の一打に続き、流れを完全に引き寄せる3ラン
苦手・ゴンザレスをKOし、連敗ストップがかなり見えてきた。

3点の援護をもらった山本昌
その後も中4日をもろともしない落ち着いた投球を続けていたが、
6回、福地の右中間フェンス直撃のツーベースと、
飯原四球で1死一、二塁とピンチ。
しかしここからはしっかりと踏ん張り、
畠山を詰まらせての浅いライトフライ。
さらに田中浩康には外へのカーブを叩かれ、
やや大きな当たりだったものの、
ライトのイ・ビョンギュが下がって追いついてキャッチ。
チームの連敗阻止と、自身9勝目に向かって突き進む。

6回ウラ、東京ヤクルト2番手・西崎聡を攻め、
2死二、三塁のチャンスを作るも逃したドラゴンズ
しかし7回ウラに、ダメを押す一発が。
1死から迎えるは、前の打席、ヒットを放った中村紀洋
この回から登板の東京ヤクルト3番手・花田から
カウント2-2からの6球目、外へのフォークをしっかり叩くと、
打球はお得意の右方向へ伸びていき、そのままスタンド最前列へ!
ウッズに続く、中村紀洋も放ったこの日2本目の花火。(5-1)
これで勝利をほぼ決定づけると、山本昌は7回をゼロに抑えお役ご免。
さらに8回からは、2番手で登板の浅尾
2イニングを打者6人でピシャリと締めて、ゲームセット

ようやく打線が目覚め、38イニングぶりに得点すると、
その流れで二発を含む5点を奪い、東京ヤクルトに快勝。
連敗を4で止め、今季50勝目をマークしたドラゴンズ
勝利の原動力となったのは、やはり山本昌
7イニング、114球を投げ、5安打6奪三振2四球で1失点。
見事な力投で、6連勝で今季9勝目をマークすると、
さらに通算でも202勝目を飾り、ターゲットとしていた
2年ぶりの2ケタ勝利がいよいよ見えてくることとなった。


夏休みの旅行から帰ってきて
4日ぶりに見る「動くドラゴンズ」。
この数戦、川井、小笠原、佐藤充と3投手を援護できずに
34イニング無得点と、打線がどん底な状態だけに、
多少不安な気持ちで、試合開始を迎えましたが、
中盤以降は、久々に安心して見ていられる勝ちパターン
連敗をストップできて、ホントによかったです。

マササン、カッタネ!負ければ借金生活突入という
危機のなかで、
その原動力となったのは、
ベテランの力投
やはり中4日で先発し
9勝目を挙げた昌さんでしょう。
先発投手が5人しかいないなか、
果たして誰を持ってくるのかと思っていましたが、
現状最も安定している「最後の砦」を起用してきましたね。
43歳となって初の中4日でしたが、さすがは連勝中の投手
さらにこれまで培ってきた経験も手伝って、立ち上がりから上々。
特に力のあるストレートで相手を封じ込んでいったところに、
「連敗を止めるんだ」という意気込みを強く感じました。
3回にちょっとした気の緩みから
先制を許してしまったのは、もったいなかったですが、
それでもストレートとカーブを主体に巧みな投球術で、7イニングを1失点。
さらに得点には繋がらなかったものの、
自らも今季初ヒットを放ち、もがき続ける打線を鼓舞
投打に頑張るベテランの背中を見て、
オレたちもと、野手陣奮起したのではないかと。

そして4回、38イニング目にして待望の1点が。
2死からのウッズのライト前がきっかけとなり、
和田、イ・ビョンギュと繋がっての3連打でしたが、
特に後者2人の詰まりながらのヒット
ここまでの苦しさをよく表していたように見えましたね。
一発でぽーんと飛び出すのではなく、
とにかく点を奪うんだという気持ちで運び、
センター前に落とした感のあるヒット。
地面に落ちたときは本当にうれしかったですし、
これでトンネルを抜けだし、前へと進めるんじゃないか。
そんな風にも感じた価値ある当たりだったと思います。
案の定流れが変わり、こういうムードになれば、
爆発できるのがこのドラゴンズ打線
1点を奪った以降は、今までもがいた分も十分に鬱憤返し
5回にはウッズ3ランを放ち、ゲームの行方をほぼ決めると、
7回にはノリさんも得意の右へのダメ押し弾
簡単に一邪飛を上げたり、見逃し三振をしていた井端
若干の乗り遅れを感じる面もありますが、
3、4、5、6番クリーンアップが目覚めて奪ったこの日の5点
安打も8月初の2ケタとなる11本をマークしましたし、
これをきっかけに上昇への糸口を何とか掴んでほしいなと。
一夜限りの爆発でなく、連日続いていくよう、
良い流れをキープしていってほしいところです。


広島、東京ヤクルトとの6連戦で、2勝4敗
思わぬつまづきによる2カード連続の負け越しで、
すっかり3位集団の一員となってしまいましたが、
打線がようやくお盆休みを終えそうですし、
次の1週間はもう少し楽な戦いになってくると良いですね。
19日からは久々に関東に遠征しての横浜3連戦
相手は首位を3タテしていることもあり、波に乗っているでしょうが、
お目覚め打線で、ぜひとも粉砕してほしいところ。
代表組が抜けての最後の3試合になってきそうですが、
できるだけチーム全体で状態を上げ、巻き返しを期待。
そして3位確保貯金シリーズにしていってもらいたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(17日)

◎タイロン・ウッズ
<5回、左中間への勝ち越し23号3ラン>
「(5回、大きなチャンスで打席が回ってきたが)
そうですね。なかなか打てなかったですけども、
とにかくあの場面、いつもと同じように、強く打つことを心がけました。
最近、ちょっと負けていましたけど、
これを機会に勝っていきたいと思っています。
(あの一発で自身もチームの雰囲気も変わっていけそう)
そうですね。これでチームもですね、もっともっと勝てるように、
自分も打てるようにしていきたいと思っています。
(日本ではホームランを花火に例えられますが、
たくさんのお客さんに大きな花火を見せて下さい)
私も本当の花火を見てみたいと思いますけど、
まあそれは別として、ホームランをもっともっと打って、
チームが勝てるように、頑張っていきたいと思っています」


<ホームラン談話>
「打ったのはシュート、とにかくランナーを返そうと思った。
芯じゃなかったけどスタンドインできてよかったよ」

<7試合ぶり一発は7試合ぶりの打点にもなったが、
忘れかけていた会心の当たりに苦笑い>
「最近、ヒットも本塁打を打ってなかったので気にはしていた。
あまりに長いこと打ってなかったから、
芯で捕らえたかどうかもわからない。
最近バットの芯で打ってなかったので、感覚がよく分からなかったよ」

<4回、イ・ビョンギュの同点適時打の直前に、一気に三塁へ好走塁>
「4番としてずっと責任を感じていた。
だから、得点チャンスを少しでも増やそうと必死に走ったよ」

<『0』を止めるだけでは意味がない>
「とにかく球を強く打つことを意識したよ。
でも、まだ1試合。これからも打ち続けたい」
公式写真中スポサンスポ時事通信毎日jp名タイ

◎山本昌
<安定感ある投球で7イニングを5安打1失点。
中4日でチームトップの9勝目を飾る>
「(中4日での登板でしたが、どんな思いでマウンドへ)
ええ、あのう、ね、ちょっと、あのう、
チーム負けてましたけども、
えー、自分のピッチングをすればね、今日は、あのう、
援護点があると思って頑張りました、はい。
(ピッチング自体はどうでした)
まあそんなによくなかったんですけども、
まあ、あのう、ね、えー、好リードにも助けられて、
えー、先頭バッターの方をね、上手に切れたのが、
今日は良かったかなと思いますけど。
(連勝街道がまだ続いていて、6連勝です)
ええ、あのう、ほんとに、あのう、
僕が投げる時は、本当に援護点が多くて、
いい流れでね、投げれてますんで、
えー、続けるように頑張ります、はい。
(しかも25年目で2ケタ勝利も見えてきた)
ええ、もうね、ローテーションで投げてる最低限の目標がね、
2ケタなんで、ぜひ頑張っていきたいと思います。
(ファンにひとつ応えて下さい)
ええ、あのう、これからも頑張っていきますんで、
よろしくお願いします、はい」


<先発談話>
「調子は普通でした。
先に得点を取られましたけど、追いついて逆転してくれましたし、
いい展開で投げられてよかったです」

<連敗、貧打…。いろんな負の要素を抱えてのマウンド。
中4日という強行軍を意気に感じ、飛ばした>
「絶対に負けられない気持ちもありましたけど、
中4日で指名してもらったワケだから、
調子も悪くないのでいけるところまでいこう、と」

<今季2度目となる中4日での先発。
疲労が残っていてもおかしくないが、まるで影響を感じさせず>
「疲れ? 大丈夫。こういう時に勝ててよかった。
中4日だろうが、関係ないよ。
若いころ、よくやってたから。慣れっこですよ、こんなの」

<これで6連勝。8月に限れば、
チームの全4勝のうち3勝という頼りぶり>
「いいときはしっかり投げて、貢献できるように。
勝てないときもあるわけだからね」

<あと1勝すれば42歳で11勝をマークした横浜・工藤を抜き、
史上最年長での2ケタ勝利に到達するが、あくまで通過点。
4日に200勝を達成したが、失速どころか勢いは増すばかり>
「記録? それはこれから常について回るんで。
今はいい流れにあるので頑張っていきたい。
200勝しても自分の中では何も変わらない。
まだシーズン中ということもありますしね。
2ケタは最低目標ですから。工藤さんもまだ頑張るでしょう」
公式写真中スポサンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

『中4日は前回広島戦に投げる前に
決まっていました、ここだけの話(笑)。
でも若いころ何度もやっていて調整方法は分かっていますし、
体力的には厳しいけど勝ってるときは
どんどん投げられるほうがいいので、
チャンスと思ってマウンドに立ちました。
打線はちょっと点が取れていませでしたが、
きょうは打ってくれるだろうと信じていましたし。
今日の勝ちはチームにもボクにも
大きな1勝になったのではないかと思います。』

山本昌公式ホームページより引用)

○長谷部捕手コーチ
<ブルペンで悪ければ悪いほど
結果を出すという山本昌について>
「マサさんはブルペンでの直球が
遅ければ遅いほど試合での調子がいい。
(ほかの投手なら)ブルペンで良くないと本番は悪い」
名タイ

○森バッテリーチーフコーチ
<今季9勝のうち、6勝は直前の試合でチームが黒星。
チーム状況が悪いほど燃える山本昌について>
「みんなが悪いとマサは良くなるんだ。
責任感というか何というか…。
昨年がいい例。みんな良かったのに勝てなかっただろう。
ことしの春先もそうだった。次は中3日だな」
名タイ

○イ・ビョンギュ
<4回1死一、三塁、中前に落ちる同点タイムリーを放つ。
38イニングぶりの得点にナゴヤドームが大いにわき>
「打ったのはストレート。
一、三塁だったので、最低でも外野フライを打とうと思って
打席に臨んだら、運良くヒットになりました!」
公式写真中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<7回1死、技ありの右打ちで、
右翼スタンド最前列へダメ押しの22号ソロを放り込む>
「いやな雰囲気だったので、何とか今日は勝たないと。
雰囲気を変えるためにうまく打てました」

<5回には1死一塁で右前打を放ち、
一、三塁にしてウッズの3ランを呼ぶ。役目を果たせてにこやか>
「走者が三塁にいた方がウッズも楽に打てるからね。3番の仕事ができました」
公式写真中スポ

○浅尾拓也
<8回から登板して、2イニングをピシャリ。
16、17日と連投で無失点。13日の広島戦で
5点を失ったことが尾を引いていたが、自信を取り戻してきた>
「自信をちょっとなくしてたところでしたが、
抑えられてだいぶ安心できるようになりました。
これからも出る試合は全力で頑張ります」
中スポ

◇高橋聡文
<16日の五輪野球、日本が韓国に敗れ、岩瀬が敗戦投手。
一夜明け、韓国戦の話になると複雑そうな表情を見せる>
「中継を見ることはできなかったんですけど、
韓国に負けたっことは知っています。
岩瀬さんが打たれた結果になって残念です。
(日本代表の)結果はもちろん気になりますよ」

<岩瀬にはとにかく頑張ってほしい思いがある。
13日、自身の携帯電話が鳴り、発信先は岩瀬>
「(画面に岩瀬の)電話番号が出たんで、
(驚いて)北京からですか?と聞いたら、『そうだよ』って」

<国際電話に驚くと、次に感激。
12日にプロ初セーブを挙げたことへのお祝いコールだった>
「結果を気にしてくれているなんて、うれしかったですよ」

<岩瀬不在の間、これからもストッパー起用もありうる>
「これからもああいうところで登板があるかもしれないし、
結果を出せるようにしたいです」
(中スポ)


○落合監督
<10試合ぶりの2ケタ安打で連敗を4でストップ。
前夜とは一転、終了後3分後には会見開始。38イニングぶりの得点に>
「こんなもんなんだ。
3、4、5、6番が打てば点が入るんだよ。
打たないから点が入らないんだ。

相手の投手に気分よくマウンドで放られてたら、
打者は何ともならん。それは自分らが悪いんだ。
投手に考えさせないと。
野球の頭ってのがある。勉強とは別。
漢字が読めなくても、そっちがよければ
野球選手は大成するものなんだ。

いくら言っても、整理がつかないやつは
つかないし、つくやつはつく。
何日も、何十試合も継続してやれるか。
そこでレギュラーとレギュラーじゃないやつの差がつくと思う。
これから良い方向へ変わっていけるか? わからん。
(選手個々が)どういう考えをもっているのか、だな。
あれじゃいけないのか? 
一、二塁間があいていたら右に押っつければいいじゃん。
(自分が)やれることをやれば打てる。
やれないことをやろうとしたら、今回みたいにドツボにはまる。

(でも選手は)別のことを考えてるんだろうな。
打者ってそんなもんなんだろうな。
でも自分らがやろうとしていることが
いい結果が出ているか、悪い結果が出ているのか。
その整理ができなければ今回みたいになる。
監督の話を聞いてれば、理解してればな。
難しくない。難しいことをやっているけど、
難しく考えたら野球って前に進まない。
シンプルに考えてやらないといけないんだ」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


若竜トピックス(17日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 21回戦
(17日・ナゴヤドーム)
  000 001 001 = 2
  000 013 00× = 4
[勝] 佐藤亮太(7試合3勝2敗)
[D本] 堂上直倫5号3ラン
[D投] 佐藤亮太
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
ドラゴンズ・佐藤亮太広島・齊藤の投げ合いで
序盤は淡々とゲームが進んでいたが、
5回ウラ、堂上直倫一塁失策、田中左前打、佐藤亮太犠打で1死二、三塁。
西川の二ゴロで堂上直倫が憤死したものの、西川二盗で2死二、三塁。
迎えたの遊ゴロをがファンブルし、相手ミスで先制点を挙げる。
6回、それまで無安打投球の佐藤亮太が捕まり、
先頭・に二塁打を打たれると、松本犠打で1死三塁。
廣瀬に左翼へ犠飛を打ち上げられ、1-1の同点とされる。
しかし6回ウラ、再び齊藤を攻め込み、
平田四球、代打・堂上剛裕左前打などで1死一、二塁から
堂上直倫が左翼スタンドへ勝ち越し3ラン
これが決勝打となり、佐藤亮太が9イニングを投げ抜き完投勝利
公式サイトより)


○堂上直倫
<ナゴヤドームで行われたウエスタン・広島戦で
6回1死一、二塁から勝ち越しの決勝3ランを放つ。
ナゴヤドームでのアーチは前回の親子ゲーム、
7月23日の阪神戦で放った満塁弾に続いて2本目。
広島先発・齊藤の内角真っすぐをライナーで左翼席に突き刺す>
「きょうはたまたまです。
前の打席まで内容がよくなかったので、まだまだです。
今日は調子がいい時に比べるとボールが見えていなかった。
1球目に空振りしたチェンジアップがきたら打てなかったと思う。
打てたのはたまたま。でもチャンスで打てたのでよかったです。
中スポニッカン

○佐藤亮太
<完投で3勝目も5四死球を反省しきり。
5回までは味方の好守にも助けられながらノーヒット投球。
終盤に疲れが見えたものの、4安打2失点に抑える>
「低めに集める自分の投球はそれなりにできたと思います。
ただ、先頭打者を四死球で出したり、リズムを悪くしたのが課題です」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<完投勝利の佐藤亮太に手厳しく>
「結果的に4安打。5四死球はいただけない。
1軍だったら攻略される」
中スポ


◆朝倉健太
<右腕の血行障害で戦列離脱中。
この日、ナゴヤ球場での練習でフリー打撃に登板。
離脱後初となる本格的な打者への投球だったが、
上田、中川、福田に対して計38球を投げ、安打性は2本だけ。
スライダーの精度が悪かったものの、速球とシュートは力強く、
バットを折る場面も。制球を今後の課題に挙げて>
「前回(14日のフリー登板)よりは良かったです。
前回より今回、今回より次と、徐々に良くしていきたい。
もうちょっと、ストライクを取るところは
しっかり取れるようにしていきたい」
中スポ


7月23日の阪神戦以来となった
今季3度目のナゴヤドームでの親子ゲーム
午前10時20分開始のウエスタン・広島戦は、
前半は両軍先発投手による投げ合いとなりましたが、
1-1の同点で迎えた6回、1死一、二塁からのチャンスで
前回の親子ゲームでも満塁弾を放った堂上直倫
レフトスタンドへ放り込む鮮やかな勝ち越し3ラン!
このリードを先発・佐藤亮太が守り、完投勝利をマークしました。

平田と代打で登場の兄・剛裕が繋いで作ったチャンスを逃さず、
本塁打でモノにしたところに、運の強さを感じますね。
結局この日は、本塁打のみの3打数1安打3打点でしたが、
こういうゲームで打てるのは、まずヨシでしょう。
これで昨季の4本を上回る5号となった直倫
今季2本目を放ったナゴドのグラウンドに
1軍選手として再び立てるよう、攻守に鍛錬していってほしいです。

その他では、西川、中村一生、平田といった
1軍登録中の若竜もスタメンに名を連ねたものの、3人ともにノーヒット
両軍投手がよかったこともありますが、活発ではなかったようです。

2008年8月17日 (日)

ゼロ病打線深刻化、竜3戦連続完封負けで貯金0。

本塁が遠くはるかかなたといったような泥沼打線
2試合連続の完封負けで、連続無失点イニングが
『25』に伸びてしまったドラゴンズ
苦境を打破すべく、迎えたナゴドでの東京ヤクルトとの第2戦。
しかしこの日もチャンスを作り、得点圏に走者を進めるも、
本塁だけが踏めないという拙攻の連続
先発・佐藤充が力投していたものの、援護できず見殺しに。
結局この日も9つのゼロを重ね、3試合連続の完封負け
4連敗となってしまい、ついに貯金もなくなってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 16回戦
(16日・ナゴヤドーム | 中日6勝8敗2分け)
38190人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 佐藤充(6試合1勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
佐藤充、浅尾、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
97年8月以来の3試合連続完封負け
今季3度目の4連敗で勝利5割となり、勝ち越しがなくなった

打線が不振。1回1死一、二塁からウッズ、和田が凡退。
3回は先頭・岩﨑が二塁打を放ったが、
和田が併殺打に倒れるなど中軸が打てなかった。
佐藤充は7回に息切れ。先頭打者に四球を出してピンチを招き、
2死満塁から代打・ユウイチに決勝の2点打を許した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中8日で佐藤充
初回、先頭・福地がセンター前ヒットで出ると、
川島慶三がきっちり送って、二塁へ。
続く飯原は遊ゴロに倒れ、2死となったが、
4番・畠山がフォークをはじき返し、センター前へのヒット。
俊足・福地はもちろん本塁へ突入。
しかしクロスプレーは谷繁のブロックが勝りアウト。
先制のピンチを食い止める。

東京ヤクルトの先発は、元広島で7月入団、
この日登録され、即先発となったショーン・ダグラス
その立ち上がり、先頭・井端が腰付近に死球を喰らうと、
続く岩﨑は送りバントを失敗、送れなかったものの、
イ・ビョンギュが四球を選び、一、二塁。
さらにウッズの三塁ゴロで、2死二、三塁とし、
先制及び、久々の得点のチャンス。
しかし和田が初球、内角高目のストレートを叩くも、
詰まってしまい、センターフライ。
チャンスを活かせずにまたしてもゼロから始まる。

2回ウラ、先頭・中村紀洋が遊ゴロ悪送球で出ると、
井上も続き、センター前へのヒット。
無死一、三塁と再び得点のチャンスを作るも、
谷繁が外へのスライダーに空振り三振。
佐藤充の遊ゴロでは中村紀洋が三本間に挟まれ、タッチアウト。
さらに井端は内角低目のストレートに二塁ゴロ。
初回に続き、拙攻で得点機を逃す。

3回ウラ、先頭・岩﨑が左中間へ
プロ初安打となるツーベースを放ち、出塁すると、
1死からウッズが四球を選び、一、二塁。
ここで迎えるは、初回好機で凡退の和田
しかしカウント0-1からの2球目、
内角低目のストレートを引っ張るも、三塁正面のゴロ。
5-4-3と渡ってしまい、ダブルプレー。
またしても倒れ、今夜も泥沼の状況に。

4回ウラ、2死から谷繁がライトオーバーのツーベース。
しかし佐藤充がスライダーに空振り三振。
4イニング連続で得点圏に走者を運ぶも、無得点
すっかりダグラスを助けてしまうと、5回はついに三者凡退

6回、1死からダグラスの代打・斉藤がライトへツーベース。
初回以降久々に走者を出した佐藤充
続く福地の二塁ゴロで三塁まで進められるも、
川島慶三を右飛に打ち取り、3アウト。
ストレート、スライダーを丁寧に投げ分け、無失点を続ける佐藤充
しかし深刻な打線はこの先発を援護できない

6回ウラ、東京ヤクルト2番手押本
その代わり端、ウッズがライト前ヒットで出たが、
続く和田が打ち上げてしまい、ライトフライ。
さらに中村紀洋が初球、低目のストレートを引っ張るも、
三塁正面のゴロ。5-4-3と渡りゲッツーとなってしまう。


7回、ついにゲームが動き出し、
佐藤充が先頭・飯原ストレートの四球を与えてしまうと、
続く畠山の三遊間を破るヒットで、一、二塁。
武内が送って、1死二、三塁とされてしまうと、
田中浩康は初球、内へのストレートを引っ張り三塁ゴロ。
三本間に飯原を挟んでアウトにしたものの、依然2死二、三塁。
ガイエルとは勝負を避け、満塁策を取ったドラゴンズに対し、
東京ヤクルトベンチは、川本に代打・ユウイチ
しかしカウント1-0からの2球目、内へのスライダーを叩かれると、
詰まりながらもライト前方へ落ちてしまうタイムリー。(0-2)
ついに均衡が破れてしまったが、得点したのは、
後半チャンスも作れなくなったドラゴンズを尻目に、
この日もワンチャンスを活かした東京ヤクルトだった。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
まずは1点から返して行きたいところだったが、
ここから東京ヤクルトは勝利の方程式。
7回ウラ、3番手・松岡の前に3人で切られると、
8回ウラは、4番手・五十嵐も同様。
さらに最終回は、クローザーのイム・チャンヨン
ウッズ空振り三振、和田二塁ゴロと手玉に取られると、
2死から中村紀洋が、外角高目のストレートを
右に持って行く大きな当たり。
せめて無得点だけでも食い止めたいところだったが、
ライト・福地にフェンス際で掴まれてしまい、ゲームセット
この日も本塁が遠い展開となってしまったドラゴンズは、
97年以来という屈辱の3試合連続完封負け
さらに無得点イニングも伸びてしまい、34に。
そして貯金もゼロとなってしまい、
同率4位に浮上した東京ヤクルトとのゲーム差は1となった。


充にも援護なし。この日も中盤までゼロ行進
しかも不安定な
ダグラスを再三攻めながら、
本塁だけが
どうしても踏めない状況。
ガマンの投球を続けてきた
佐藤充を援護できず、3試合連続の完封負け
明るい話題といったら、岩﨑プロ初安打ぐらい。
さすがにどうにかならないかよと、
文句の1つも言いたくなりましたね。
初回に一気に攻め込めれば、また展開が違ったようですが、
この日は、頼みの和田再三のブレーキに。
確か『8月男』という触れ込みもあったような背番号5ですが、
調子自体は決して良くなさそう。
さらに「何とかしたい」という気持ちが、力みへ繋がってしまうのでしょうか。
しかもそういう選手和田だけでなく、打線全体がそんな感じ。
もともと責任感が強い選手の多いドラゴンズだけに
そうなってしまうのも仕方ない部分もあるかもしれません。

ただそう言ってもいられないというのも、現状
ついにチームの貯金がなくなってしまい、
同率で4位に並んだ広島、東京ヤクルトとのゲーム差は
『1』となり、5位転落の危機さえも出てきてしまいました。
低迷しても「貯金0までは許す」と言っていた落合監督
そろそろ手を打って来そうな気もしますが、
ただ指揮官が笛吹けど、踊るのはあくまで選手ですし。
やはり1人1人が降りかかる苦境をいかに打開できるかとなってくるでしょう。
「もっと気楽に」「チャンスを楽しめ」
外野からはいろいろなことを言えますが、伝わらないのも事実
ただ止まない雨はないでしょうし、そろそろ夜も明けそうな気も。
できれば結果を意識しすぎず、思い切りボールを叩いてほしい。
あくまでも希望的な観測ではありますが、
そうやっていけば、誰かしらからは良い結果が生まれると信じています。

世間で言うお盆休みは、17日で終了。
ドラゴンズ夏休みもそろそろピリオドを打ってほしい。
そして3万人以上詰めかけたドラゴンズファン
これ以上ため息をつかせない攻撃を期待したい。
久々の得点、連敗ストップ、さらに借金阻止と
様々な重圧もありそうな第3戦ですが、
何とか奮起し、今度こそは白星を掴んでほしいです!


★プレーヤーズ・ボイス(16日)

●佐藤充
<7イニング5安打2失点と及第点の内容ながら、
打線の援護がなく、今季2敗目。
最も悔やんだのは、点を取られた7回、
先頭の飯原にストレートの四球を与えたこと>
「フォアボールがすべてでしたね。
そのあと打たれたとかそういうのはありますけど、
先頭打者を出したのがすべてです。自分のミスなので申し訳ないです」

<初回2死二塁のピンチを切り抜けると、
2回以降、中盤までは東京ヤクルトの攻撃を寄せ付けない好投。
谷繁とも確認しながら投げ方を工夫。
テンポ良く、落ち着いたマウンドに終始していた>
「初回、フォークを狙ってきてたので、
どうしようかと考えて、2回からうまくできました。
前回(7日)、久しぶりに勝ちがついて、今回が大事。
内容のあるピッチングをしようと思って投げました。
ひとつ勝って、気持ちが落ち着いた部分はあります」

<前回より、今回の方が内容は上だったが黒星。
ため息交じりに飯原への四球を再び悔やみ>
「でも、もったいないなあ」

<負けはしたが2試合続けての好投。次回登板へ巻き返しを誓い>
「ひとつひとつアウトを取っていく基本的な部分を怠らずに頑張ります」
中スポサンスポニッカン

●岩﨑達郎
<2試合連続『2番・二塁』でスタメン出場。
3回の2打席目に左中間への二塁打をマーク。
得点には繋がらなかったが、立浪から記念球を渡され>
「感激しました。
最初の打席(1回無死一塁)でバントを失敗したので、
せめて守りで取り返そうと気持ちを切り替えたのが
よかったかもしれません。ヒットはうれしいですけど、
出るからには勝ちたい。明日は勝ちます」

<手にしたボールについては>
「実家に送るか、自分の部屋に飾るか…。考えておきます」
(東京中日)

●浅尾拓也
<13日の広島戦では集中打を浴びたが、
この日は1イニングを2奪三振無失点に抑え、復調をアピール。
ひとまずは前回の悪いイメージを払拭できたことに満足そう>
「キャッチボールのときから指のかかりを意識していました。
きょうは真っすぐのキレも変化球も前回よりは良くなったと思います」
(東京中日)

●井端弘和
<自身のファンのでもある
レスリング女子・吉田沙保里選手が金メダル。
ナゴヤドームでの試合後、我が事のように喜び>
「すごいですよ。
こうやって世界のトップを維持しているわけですから。
おめでとうございます」
(東京中日)

◆山本昌
<4日の巨人戦で通算200勝を達成。
この日、日本プロ野球名球会の記念ブレザーが贈呈される。
ヤクルト戦の試合前に金田正一会長と高木守道氏から着せられ、
粋な演出に照れくさそうだったが、歓声に応える>
「まさか、グラウンドで着させてもらえるとは思わなかった。
同じ背番号34の金田さんから着せてもらってうれしい。
これからは毎日が勝負。
(名球会の)名に恥じないように頑張りたいです」

<同じ背番号34だった金田会長の
400勝を目指すかと水を向けられると苦笑い>
「倍の苦労をするのは無理」

<『無事これ名馬なり』を自でいく男。
そのための秘訣の1つに『鈍感力』を挙げ>
「たぶんオレって鈍感なんだよ。
嫌なこととか疲れとかに対して。
だから、ただでは転ばないというか、
悪いことでもいい方に変えられたのかもしれない」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

◇金田正一会長(日本プロ野球名球会)
<山本昌に名球会ブレザーを授与して激励>
「40歳を越えて達成したのは尊い。感動する。
200勝投手はこれからも出てきますよ。気持ちさえあれば。
山本昌だって42歳になって達成したんだから。
まだこれからですよ。250勝までいくんじゃないか。
山本昌君には47、8歳まで頑張ってほしい。
まだ4、5年はできるだろ。300勝を目指してほしい」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋ニッカン


●落合監督
<97年8月以来、11年ぶりとなる3試合連続完封負け。
34イニング連続無得点で4連敗。ついに貯金もゼロに。
会見ルームに入ってきたのは、試合終了から実に37分も経過した後。
その間に行ったのは、野手を集めての緊急ミーティング。
すいぶん時間をかけていたが>
「たまにはいいじゃん。遅くなっても。
何試合連続で完封されてもいいじゃん。
いろんな記録作ったらいいんじゃないの?
記録は? あと10(イニング)もあるのか。じゃ、点数取るわ。
ちょうど5割か。いいじゃん。
あした(17日)から開幕だと思ってやれば。
投げ出すわけにはいかないんだから。
あり地獄というか、底無し沼に入ったようなもんだ。
連鎖反応。『自分が何とかしないと』。それはわかる。
でも冷静に物事を考えたら、答えは簡単に見つかると思う。
そこに(選手が気付くことを)期待するしかない」

<会場の雰囲気に>
「お通夜みたいだな。
ベンチは? ベンチはそういうことじゃないんじゃない。
ただ、こういう経験をしたことある連中がいないだけにな。
恐らく借金20か30くらいある感じでいるんじゃないか。
負け癖がついていないから。
ついているチームっていうのは、
勝っててもえらく負けてる感じになるもんだ。
その気持ちはわかる。打者も何回も3割打ってるやつが
2割8分くらいになると、1本も打ってないような気がする。
人間って、そういう生き物なんだ。
まあ、こうなる可能性がなかったわけじゃない。
どうピッチャーを野手が助けてやるかだな。
(佐藤充が)投げられるってわかっただけでもめっけものだ」

<5回にはついに円陣を招集し、
積極性の見られない打線にゲキを飛ばしたが、
皮肉にも5回以降はわずか1安打>
「1人1球、1試合(全員が初球を打って)27球で終わってもいいんだ!」

<試合後、緊急ミーティングを開き、
失意の選手たちに発破をかける>
「5割ちょうど。ここから開幕するつもりでやれ
それぞれに役割があるし、持ち味もある。それを出していけ」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(16日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 平井正史投手
【同抹消】
▼中日 マキシモ・ネルソン投手
公式サイト共同通信社

△平井正史
<不調のため2軍落ちしていたが、45日ぶりに1軍復帰。
日焼けした顔で試合前練習を消化>
「手探りだけど体調は万全です」
ニッカン


3日以来となる投手の入れ替えがあり、
ベテラン・平井が約1カ月半ぶりとなる1軍復帰。
代わってネルソンの登録が抹消されました。

ストレートのMAXが自称160キロ
まさに「秘密兵器」の触れ込みのもと、先月15日に1軍に昇格。
もっぱら劣勢の9回に登板していたネルソン君でしたが、
1軍での通算成績は、6試合に登板、打者29人に対し、
9安打6奪三振4四球で2失点の、防御率3.00。
しかし15日の東京ヤクルト戦では、
代わり端、代打・ガイエルにライトへのツーベースを許すと、
福川、武内に対しては一度もバットを振ることもなく、
ストレートでの連続四球を与える大乱調
無死満塁としてしまい、即降板となってしまいました。
明るいキャラで親しまれていましたが、
チーム状態が良くないなか、このような内容ではキツいかも…。
今後そして来季に向け、どのようにしていくかはわかりませんが、
これが見納めにならないよう、しっかり修正してほしいです。


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 20回戦
(16日・ナゴヤ球場)
  000 000 032 = 5
  211 211 00× = 8
[勝] 清水昭信(22試合4勝4敗1S)
[D本] 清水昭信1号2ラン
[D投] 清水昭信、菊池
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・清水昭信は、立ち上がり、四球で出塁を許したが
前田の盗塁阻止などもあり三者凡退に抑える。
1回ウラ、西川右前打、中村一生四球などで1死一、二塁から、
新井の2球目にダブルスチール。見事に決め二、三塁とすると、
新井が左前へ適時打を放ち、先制する。
2回ウラ、2死一塁から清水昭信が左中間に適時打を放ち、
自ら追加点を稼ぐと、3回ウラには遊内野安打と悪送球、
さらに今井の暴投などで1死三塁から、新井の右犠飛で1点追加。
さらに4回ウラ、左越え二塁打を放った堂上剛裕を置き、
2死二塁から清水昭信が中越えの2点本塁打を放ち、6-0。
5回ウラには1死一、三塁から新井の左前適時打、
6回ウラは1死二塁から、西川の右中間適時三塁打と
毎回得点で、8-0と大量リードを奪う。
7回まで無得点の清水昭信は、ボールが浮きはじめた8回に
1死満塁から代打・鞘師の一ゴロの間と、
松本の右越え2点二塁打で、3失点してこの回で降板。
最終回、2番手・菊地田中彰の右前適時打など3安打を集中され、
2点を失ったが、前半の大量点に守られ、8-5と逃げ切る。
投打で大活躍の清水昭信は2打数2安打3打点。
またこの日25歳の誕生日の新井は、3打数2安打4打点で自らを祝った。
公式サイトより)


○清水昭信
<ウエスタン・広島戦で先発し、
投打にわたる活躍で4勝目(4敗)をマーク。
まずは『副業』の打撃で観客の度肝を抜く。
4回2死二塁から、今井の137キロ速球を
中堅バックスクリーン左の最深部ネットに
ライナーで突き刺すプロ入り第1号2ラン。
投球には厳しかったが、打撃の話にはニコニコ>
「完ぺきでした。今までで一番いい当たりでした。
超気持ちいいですね。第一打席(二塁打)と
同じところに当たりました。
スカッとしました。投げるより気持ちよかった」

<『本業』もさえ、8イニングを5安打3失点に抑える好投。
テンポよく、低めを丁寧につく投球で凡打の山を築き>
「ピッチングですか? まあまあですかね。
スライダーも決まりました。ストレートもまずまずです。
ゴロを打たせる意識で投げました。
1イニング1イニングって感じで、これを継続していきたいですね」
公式ファーム中スポ

○新井良太
<先制の2点適時打を含む3打数2安打4打点の活躍。
自らの25歳の誕生日に花を添える>
「自分のスイングができました。調子良いですよ。
でも、これを継続しないと意味がないので」
公式ファーム、中スポ)


ここ3日間はゲームのなかったファーム
週末は地元に広島を迎えての2連戦。
ナゴヤ球場での初戦は、序盤からドラゴンズ打線が活発。
重盗など足を絡め先制点を奪うと、
以降6回まで毎回得点で、8点の大量リード。
しかし終盤疲れも出たか、連打を連ねられ2イニングで
5点を奪われたものの、何とか逃げ切り勝利を収めました。

1軍に登録されている西川、中村一生、平田ら
スタメン出場していたようですが、
何と11安打8得点と、ゼロ地獄にはまっている1軍とは、
打って変わって活発な打線。ほんとうらやましい限りですね。
その中でヒーローとなったのは、清水昭信
先発投手ながら、この日は見事なバッティングを披露。
2回の第1打席、粘った末に中堅左を破る適時二塁打を放つと、
続く4回の第2打席には、同じ速球を振り抜き、
センターバックスクリーン左へぶち込むプロ初アーチ!
まるで憲伸か?赤坂か?といったような2打数2安打3打点。
プチ・スラッガーぶりを発揮して、自らを援護したもよう。
さらに本来のピッチングの方も、制球よく低めに集め、
広島打線を7回まで内野安打1本に抑え込む好投
バテもきたか、8回に3点を失ったものの、
そこまでは、ほぼ完ぺきな内容だったとのこと。
思わぬセンスを発揮した『源さん』のワンマンショーとなりました。

なお、きょう17日は、今季3度目の親子ゲーム
10時20分からナゴヤドームで同じカードが開催されます。

2008年8月16日 (土)

嗚呼空回り竜打線、2試合連続完封負けで3連敗。

完封負けを喫し、広島に負け越してしまったドラゴンズ
この日からは地元・ナゴヤドームに戻っての東京ヤクルト3連戦。
前週の松山では1勝1分けと勝ち越しただけに
ここでチームの立て直しをと願うも、前夜以上に打線が空回り
得点圏に走者を送りはしたものの、あと1本が出ないゼロ行進
ちぐはぐな攻撃でスミ1で踏ん張っていた
小笠原を援護できず、2試合連続の完封負けに。
ついにBクラスまで1ゲーム差となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 15回戦
(15日・ナゴヤドーム | 中日6勝7敗2分け)
37525人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 小笠原(19試合7勝8敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、ネルソン、中里 - 小田

【ゲームレビュー】
2002年5月以来の2試合連続完封負けで3連敗
チャンスで1本が出なかった。
1回2死一、二塁、4回1死二、三塁、5回1死三塁を
ことごとくつぶし、走塁ミスもあった。
小笠原は立ち上がり、簡単に1点を失った。
味方の反撃を待ったが、
8回、畠山に2点三塁打されるなど力尽きた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・小笠原、東京ヤクルト・館山の先発。
初回、先頭・福地に詰まりながらも三塁線を破られ、
ツーベースを許すと、続く志田の犠打で1死三塁。
迎えた飯原に外への変化球をライトへ犠牲フライ。
いとも簡単に先制を許してしまう。(0-1)

1回ウラ、先頭・井端が初球を叩きセンター前ヒットを放つと、
続く岩﨑の初球にエンドラン。遊ゴロとなるも1死二塁。
イ・ビョンギュの一塁ゴロで三塁へ進み、
さらにウッズがストレートの四球で、2死一、三塁とチャンスも
和田がフルカウントから三塁正面のゴロに倒れ、同点機を逃す。

4回ウラ、先頭・ウッズがバットの先ながらライト前ヒット。
続く和田は空振り三振に倒れたものの、
井上のライト右へのツーベースで1死二、三塁。
しかしデラロサは内へのシュートにバットを折られ、遊ゴロ。
さらに小田も内へのフォークに詰まって三塁ゴロ。チャンスを活かせず。

5回ウラ、先頭の小笠原が外角球を鮮やかに流し打ち、
レフト線のツーベースで自ら口火を切ると、
井端の二塁ゴロで、小笠原は三塁へ。
今度こそと願ったものの、岩﨑が内へのフォークに詰まって三塁ゴロ。
小笠原が釘付けになってしまうと、イ・ビョンギュも痛烈ながら二塁ゴロ。
決して調子のよくない館山にまたしても粘られてしまう。

6回、先頭・福地に四球を与えると、続く志田の犠打で二塁へ。
さらに飯原の中飛で三塁へ進まれるも、
畠山を外角低目への変化球で二塁ゴロ。
2回以降は制球も安定し、立ち直った感の小笠原
得点圏に置いても落ち着いて後続を断ち、味方の反撃を待つ

6回ウラ、1死から和田が初球を叩き、ライト前ヒット。
続く井上の2球目に、館山が一塁へけん制。
しかし一塁・畠山がこれをこぼしてしまい後逸。
その間に和田が二塁を狙うも、素早い返球で二塁アウト
結果走塁死となってしまうと、
井上の空振り三振に倒れてしまい、ここもゼロ

7回、1死から川島慶三にセンター前ヒットを許した小笠原
続く野口にもフルカウントから四球を選ばれ、一、二塁。
しかしここが打順が幸い、福川を低目へのストレートで
二塁フライに打ち取ると、館山も空振り三振に取って3アウト。
粘りの投球で、スミ1のみで踏ん張る。

7回ウラ、先頭・デラロサが初球を叩き、レフト左へのヒット。
ワンバウンドでフェンスに達する間に、果敢に二塁を狙う。
しかしクッションボールを的確に処理した飯原が二塁へ好返球。
タッチアウトになってしまい、またしても走塁ミス
それでも2死から小笠原がこの日2本目となる中前打。
投打に孤軍奮闘も、井端が外へのストレートを見逃し三振。
ヒットこそ出るも、本塁が遠い展開。最少点差のまま終盤へ。

8回、1死から志田にカーブをセンター前に運ばれると、
続く飯原に三遊間を破られ、一、二塁とピンチ。
展開的に次の1点を奪われると、勝負が決まる大事な場面。
しかし畠山にカウント1-2からの4球目、大きなカーブを叩かれると、
打球は右中間を真っ二つに割るタイムリーツーベース。(0-3)
援護のない打線についに辛抱が切れたか、小笠原
続く田中浩康にも初球を叩かれ、左中間への犠牲フライでさらに1点。(0-4)
なかなか1点が取れないドラゴンズを尻目に、
少ないチャンスを活かし、ダメを押した東京ヤクルト
こうなってしまうと、打線には取り返す力はなく、
8回以降、五十嵐-イム・チャンヨンのリレーにかわされ、ゲームセット
06年5月以来となる2試合連続の完封負けとなり、3連敗。
4位・広島1ゲーム差に迫られることとなった。


前夜の広島戦でミスなどがあったことで、
多少打線を入れ替えるのではないかと思い、
この日のスタメンをチェックしたところ、
『2番・二塁』のところに、岩﨑の文字。
ようやく若竜を抜てきか?と思い、続きを見ると、
前夜まで二塁だったデラロサもスタメンに名を連ねている。
あれっ?と思い、よく確かめると、
何と2番に座っていた中村紀洋スタメン落ち
移動日なしでのゲームのため、腰を考慮しての欠場だそうですが、
打線のこういう状態のなか、主力が欠けるとは…。
ゲーム開始前からイヤな予感がしてしました。

その予感はある意味的中
ただここまでゼロ行進が続いてしまうとは。
これで序盤に5点を奪った広島との初戦以降、なんと25イニング無失点
2試合連続の完封負けと、ほんと本塁が遠くなってしまいましたね。
ただ全く打てないというわけでもなく、この日も8安打
ただ毎回のように走者を出しながら、決定打のみが出ず、
チャンスを作り、ランナーを三塁まで進めるも、
外野フライ一つも打てずに、潰しまくってしまう始末。
さらに何とかしようと次の塁を狙うも憤死してしまうなど
ある意味焦りも見え出すなど、すっかり空回りの状態。
おそらく一つ歯車がかみ合えば、
流れが変わっていくのではとも思えたりもするのですが、
その起爆剤がいつ出るのかは、微妙
できるだけ早いトンネル脱出を願いたいものです。

孤軍奮闘報われず。その影響を受け、
粘りの投球を見せたものの
援護なく8イニング6失点で
黒星となった小笠原
この日は自ら何と2安打を放つなど
いつも以上の孤軍奮闘
ただ悔やまれるは、
自身も言うように
初回の失点でしょう。
小笠原の立ち上がりが
今イチなのは、デフォルトではありますが、
いとも簡単に奪われたのが痛かったですね。
その後は落ち着き、8回に力尽きるまで、
スミ1に抑えることができる力があるのですから、
これ以上言うのは酷だとわかってはいつつも、
初回をしっかり抑えることにも重きを置いてほしいです。


50勝目前で3連敗
さらに4位・広島と1ゲーム、5位・東京ヤクルトと2ゲームと
すっかり「3位争い」というくくりの中に入ってしまったうえ、
下2つに追い込まれてしまいという苦しい状況
現状のチーム状態を比べると、ちょっとヤバイかもしれません。
ただここで試されるのが、チームとしての底力
「意地」というものを見せてもらいたいところですね。
とにかく連敗を止めるためにも、まずは1点を奪うこと。
できればスカッとできる一発で決めてほしいですが、高望みでしょうか?
まあもがき続けるのを見るのは
今季かなり慣れっことはいえど、やはりこれ以上はカンベン。
連敗無得点イニングを止めるべく、何とか踏ん張ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(15日)

●小笠原孝
<8イニングを6安打4失点で今季8敗目。
文字通りの孤軍奮闘、137球の熱投と執念のマルチ安打は
非情な結末にしかならず。それでも自分を責める>
「初回、立ち上がりの先頭(打者の出塁)ですね。それが反省点です。
また同じことをしてしまって。次も同じ課題です」

<最近登板した5試合は、いずれもチームが3点以上を取っていない。
長く勝てない現実に対する複雑な思いは、自分の中だけに止め>
「また、頑張るだけです」
中スポサンスポ

●岩﨑達郎
<『2番・二塁手』でプロ初スタメン出場。
しかし4打数無安打で結果を残せず>
「『まさか』のスタメンでしたが、結果を気にせず、
思い切ってやろうと決めていた。いい経験になりました」

<『師匠』井端と二遊間コンビを組めたことに思いをはせる>
「試合では一緒に練習したグアムでのこととか
いろいろ思い出しました。
松山(守備固めで出場した7日の東京ヤクルト戦)では
2人で併殺も取れたし、きょうは初めて、
試合の最初から最後まで一緒にやれた。本当にうれしかった」

<試合中に師匠から注意を受けることも
褒められることもなかったが、試合中に言われたことを
実現できなかったことが悔しがる。
5回の第3打席。1死三塁の同点機で三ゴロに終わり>
「5回の攻撃前に井端さんが
『(点を取りに)いくぞ』って僕に言ってきたんです。
ヤマを張っていたシュートがきたけど、思った以上に曲がってきた。
悔しいですね。井端さんにも言われていたし、あそこで打っていれば…。
試合後に立浪さんが『ああいう厳しい球をファウルにしていれば
必ず甘い球がくるから』とアドバイスをもらいました」

<守備では5本のゴロは無難にさばいてアピールに成功も
8回、畠山の三塁打の際に三塁へ送球しなかったことについて>
「投げても間に合わないと思った。
ベンチで高代野手総合チーフコーチから
『セーフになってもいいから投げた方がいい』と言われました。
こういう経験をちゃんと生かさないと意味がない。もっと頑張ります」
中スポサンスポ名タイ

●トマス・デラロサ
<前日の広島戦で失策するなど不安定。
この日の試合前、特守を行う>
「(高代)コーチに球の正面に入るように言われた。
注意されている点は理解している。
グラブだけで取りにいかないようにしないと。
二塁手? 大丈夫だ。不安はない」
(中スポ、ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<試合前練習の開始直後にデラロサの特守を行い、
二塁の守備位置まで駆け寄って身振り手振りで熱血指導>
「キャンプの時から彼(デラロサ)には
ずっと言っているけど、足を動かさなきゃダメだ」

<得点機にあと1本出ず、チグハグな攻撃に嘆き節>
「入らんなあ」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

◆中村紀洋
<今季初めて試合に出場せず。
持病の腰痛に対する監督の配慮に感謝しつつ、
16日の出場に意欲を燃やす>
「何も聞いてなかったけど、休養にしてくれたのはありがたいです。
あした(16日)出られるチャンスがあるなら、それに応じて準備をしたい」
(東京中日)


◇吉見一起
<右肩関節炎からの復帰を目指す。
この日ナゴヤ球場で行われた2軍練習で、
故障後初めてとなる実戦形式の打撃練習に登板。
打者10人に対して2安打2四球、
3者連続三振を奪うなど速球はMAX145キロをマーク。
球数は44球、ブルペンと合わせると故障後最多の63球を投げ>
「最初にしては思ったように投げられたと思います。
左バッターの外にしっかり投げられたことがよかった」
中スポ

◇小林2軍投手コーチ
<打撃練習に登板した吉見の投球を見守る。
19日からのウエスタン・福岡ソフトバンク2連戦で
実戦復帰することがこの日決まり>
「思った以上によかった。
力のあるボールを投げていたのでゲームでも投げられる」
中スポ

◇久本祐一
<左ひじ周囲炎のため、戦列離脱中。
吉見とともに実戦形式の打撃練習に登板。
打者14人に計41球を投げ、2安打1四球に抑える>
「自分の思った感じで投げられました。
ストレートはよかったので、あとは変化球ですね」
(東京中日)


●落合監督
<02年5月以来となる2試合連続の完封負けで3連敗。
連続無得点イニングは『25』に伸び、
落合監督就任後の5季でワースト記録更新。
苦笑いで会見ルームに入ると、最初に報道陣に逆取材>
「ちなみに2試合連続完封って(自身が就任以来)初めてか?。
いろいろなことがあるな、今年は。
(点が)入らなきゃこんなもんだろ。さあ、あしたは誰を使おうか」

<きょうは岩﨑だった>
「2番? 適性はあると思う。適性は。
経験? そんなことない。
腰が悪いやつ(中村紀洋)がいるから、
移動日ゲームに1日休ませただけ。
あした(16日)はスタメンで使うよ。
(岩﨑が)守れるだろってメドはついたのはいい」

<とどめを刺された8回の3失点。
右中間を割った畠山の打球に、岩﨑はカットに入り受けると、
ボールを持ったまま走ったが、これが『プレーを切る』行為>
「(岩﨑は)しでかしちゃいけないことをしたな。
それを自分でわかるかどうか。スッと流すかどうか。
野球っていうのはプレーを切っちゃいけないんだ。
彼にとって、どうこの経験を表していくか。
それに気が付けばいいセカンドになれる。
もともとがセカンドらしいから」

<得点できない現状に>
「(どちらも4番から始まり、下位に回った)4回のチャンスが
6回に来てくれてりゃ簡単に動けた(代打攻勢)んじゃないかな。
そういう流れでしょ。まあ、誰がいい、悪いじゃなく。
でもプロ野球選手が流れに翻弄されているようじゃ、
一人前になれないんだけどな」
中スポサンスポスポーツ報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

2008年8月15日 (金)

先発川井に援護なし沈黙竜打線完封喫し連敗。

5点のリードを守れず、目下の敵・広島
大逆転負けを喫してしまったドラゴンズ
1勝1敗で迎えた広島市民球場でのカープとの第3戦は、
打って変わって、川井-大竹という先発投手の投げ合いに。
しかし中盤6回川井が捕まり、2ランなどを浴びて、
均衡を破られてしまうと、振るわない打線は、
結局大竹の前に、散発3安打に抑えこまれてしまう始末。
今季6度目の完封負けを喫し、カード負け越しとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 18回戦
(14日・広島市民球場 | 中日10勝6敗2分け)
26207人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 川井(10試合1勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、金剛、ネルソン - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
今季6度目の完封負け
打線が低調。1回無死二塁で中軸が凡退し、先制機を逃した。
結局、わずか3安打で三塁も踏めなかった。
川井は約2カ月半ぶりの先発。
5回までは広島の大竹と互角に投げ合ったが、
6回、赤松に先制の2ランを許し、踏ん張りきれなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・川井、広島・大竹の先発。
1回、先頭・井端が叩きつける内野安打で出るも、
この日も2番の中村紀洋は空振り三振。
井端が盗塁を決め、二塁には進んだが、
イ・ビョンギュ空振り三振、ウッズ遊ゴロで先制機を逃す。

3回ウラ、小窪右前打、大竹犠打で1死二塁。
この日始めて得点圏に走者を背負った川井
しかし東出を外角高目のストレートで中飛。
赤松を内へのストレートで投ゴロに打ち取り、ピンチを凌ぐ。

4回、クリーンアップからの打順も
イ・ビョンギュ二塁ゴロ。ウッズ3球三振。
和田は中前打で出るも、井上が真ん中へのシュートに遊ゴロ。
これ以降ドラゴンズ打線無安打に終わる。


5回までは2安打無失点と上々、
大竹投手戦を演じていた川井
しかし6回ウラ、1死から東出を二塁内野安打で出すと、
続く赤松にカウント0-2からの3球目、
ストレートを左中間へ運ばれる2ランホームラン(0-2)
ついに均衡を破られてしまう。
ショックを受けたか、なおも続くアレックスにライト前、
栗原にもレフトへヒットを浴び、連打で一、二塁。
さらにの二塁ゴロをデラロサがファンブルしてしまい、満塁。
ここでドラゴンズベンチは、川井から金剛へスイッチ。
しかしシーボルにセンターへ犠牲フライを許し追加点(0-3)
踏ん張りきれなかった川井にミスも絡んで、やらずもがなの点を失う。

7回ウラ、2死から東出の当たりはライト前へ。
しかし井上がファンブルしてしまい、二塁へ進めてしまうと、
またも赤松にフルカウントからセンターへタイムリー。(0-4)
大竹の調子を考えると、ダメを押された感のドラゴンズ
8回は立浪、小池と代打策を敷くも凡退。
最終回は2死からイ・ビョンギュが四球で出るも、
ウッズが遊ゴロに倒れてしまい、ゲームセット
散発3安打で、大竹に今季初完封を許して連敗
このカード1勝2敗に終わり、ゲーム差は2と縮まってしまった。


この日の五輪野球予選は、降雨の影響もあり、
試合開始が1時間遅れで21時から
まさかそれに合わせたわけではないでしょうが、
18時から始まったゲームは、2時間47分で終了。
乱打戦となった前夜より1時間も短いゲームとなりました。

川井よ、次だ。こちらはある意味、
ローテの谷間
一方向こうは
エースが投げてくるということで、
開始前から苦戦
予想されていましたが、
約2カ月半ぶりの
1軍先発となった川井
5回までわずか2安打無失点と、
踏ん張ってくれましたね。
ゲームの途中経過を
ケータイで追うたびに、0が重なっていき、
よくやっているじゃないかと、喜んでいたのですが、
6回に一気に捕まってしまい、2ランを含む4連打でKO
結局この日は、5イニング1/3、84球を投げ、
6安打3奪三振無四球3失点(自責2)という内容でしたが、
一概に川井だけを責めるのは、酷なんじゃないかなと。

今回に関しては、打線があまりにも貧打でしたから。
この日のヒットは、初回、3回の井端と、
4回の和田だけで三塁さえも踏ませてもらえない始末。
「良い大竹」のストレートとスライダーの
コンビネーションにすっかりやられてしまった感が。
前夜のような先制攻撃があれば、
また展開ももう少し違っていたはずですし、
もしかしたら今季2勝目が付いていたかも。
まあ6回の投球は、反省しなくてはいけない面も多いでしょうが、
おそらく次のチャンスを得たことと思います。
これで初勝利以降、3連敗となった背番号17ですが、
次はぜひともチーム全体白星といってほしいです。

さらにこの日は守りの差も出たようで…。
今季初完投の大竹小窪、シーボルなどの好守に助けられたもよう。
その一方でデラロサが弾いてしまい、失点につながるドラゴンズ
さらに連携ミスなどもあったようで、
「荒木不在の影響」と書かれてしまうありさま。
ある程度、予想はしていたものの、あまり見たくない文字ですね。
この日の終盤、デラロサが引っ込められ、岩﨑が出場したようですが、
こうなれば、岩﨑を頭から使ってみるのも手かなと。
まだ打てるデラロサの方がコワイのは確かですが、
ちょっと目先の方向を変えてみてもと、ちょっと思いました。


4位との差を広げたかったところでしたが、
結局は1歩縮められてしまい、とても残念
ただひとまず地元に戻ってきますし、
ナゴヤドームでの戦いで巻き返してほしいですね。
広島を1ゲーム差で追う東京ヤクルトとの3連戦になりますが、
いくら5位といえども、楽に勝てそうな相手でないのも確か。
先発は、小笠原、佐藤充あと1人となりそう。
その中でも初戦先発の小笠原がまずは踏ん張ることでしょう。
とにかく「しょうがない」ゲームを続け、
ズルズルと負け越すことのないよう、
ドラゴンズナインより一層の奮起を期待したいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(14日)

●川井進
<約2カ月半ぶりの先発で、
中盤まで投手戦を演じながら、
6回に赤松に痛恨の2ランを浴びるなど3失点。
勝負どころでの失敗を悔やみ>
「一塁ランナー(東出)の足を気にして
カウントを悪くした結果、甘い球になってしまった。
最後はストライクを取りにいってしまった。
あのホームランは…。悔いが残る? そうですね」

<4月16日の巨人戦でプロ初勝利を飾って以降、
これで6度先発して勝ち星なし。
約2カ月ぶりの1軍マウンドでも2勝目はかなわず>
「勝つのは難しいです」

<結果はともかく、投球内容には収穫が。
変化球をコーナーへ散らし、好調の広島打線を幻惑。
5回まで2安打無四球で『0』を並べた完ぺきな投球を披露>
「ストライク先行で、うまいこと投げられた」

<先発ローテーションの一角を守るために
遠い遠い『2勝目』を力で奪い取るしかない>
「いつチャンスがもらえるか分からない。
与えられた場面でやるだけ。理屈抜きで、やるしかない」
中スポ中日新聞サンスポニッカン

●トマス・デラロサ
<拙い守備を連発し、失点のきっかけを作る。
同点の6回1死、東出の二遊間への打球を弾いて、
中前打にしてしまうと、その後も嶋の当たりで失策を記録。
続くシーボルの犠飛の際は本塁返球のカットに入ることも忘れる。
好投の川井の足を引っ張ってしまった結果にしょんぼり。
8回の守備から交代させられ、手痛いミスに泣く>
「ベストは尽くしたが…。
自分が位置を間違っていた。井端に注意されたし悪いことをした。
彼(川井)が一生懸命投げていたのに
申し訳ないことをしてしまった。次は打って返したい」
(東京中日、サンスポニッカン

●井端弘和
<わずか3安打に終わった攻撃陣のなかで孤軍奮闘。
1回、内野手の頭を越す大きなバウンドの内野安打で出塁すると、
8個目の盗塁となる二盗に成功。3回にも右前打を放ち、
ただ1人のマルチ安打にも言葉少な>
「勝たなければ」

<中継に入るべき位置におらず、二走の三進を許すなど
初歩的なミスも目立つデラロサについて>。
「コミュニケーションとかじゃない。それ以前の問題」
(中スポ、サンスポ

●中村紀洋
<2試合連続で『2番』に入ったが、この夜は不発。
大竹の前に4打数ノーヒットに終わり>
「きょうの大竹はよかった。制球がよかった。
(いい当たりがすべて野手の正面を突き)
もっと打球が上がればよかったんだけど」
(東京中日)

◆浅尾拓也
<試合前にグラブトスの練習を行う。
前日の8回無死満塁からスクイズをとって、
本塁にグラブトスしたが、ボールがそれて野選に。
近藤コーチのマンツーマン指導を受けて、動作を反復>
「アウトをとれる場面もあったのに自分の責任。しっかりやっていきたい」

<眠ろうとしても眠れなかった前夜、必死で目をつむって朝を迎えた>
「きのうは無理やり寝ました。引きずっても仕方ないですから。
先輩からは試合での悔しさは試合でしか晴らせないといわれてますからね」

<リリーフとして迎えた2年目、痛感したことは>
「1球の怖さ」

<落合監督は将来先発投手として育てていくつもりだが、
自身には特に希望はなさそう。とにかく今年は日々勉強>
「先発? いや、いまは目の前のことで精いっぱいなんで…。
そこまで考えられないですね」
(中スポ、ニッカン

◆中田賢一
<前日に5イニング6失点KO。
この日の試合中、ベンチで落合監督の横に座って、
戦況を見守る。内容については口にしなかったが>
「座れと言われた? まあ、そんな感じです。
試合前にちょっと話をしてそのまま…。ためになる話をしてもらいました」
中スポ

◇朝倉健太
<右腕の血行障害から2軍調整中。
この日、ナゴヤ球場で行われた2軍全体練習で
故障後初めて打撃投手を務め、小川、小山に対して10分間の投げ込み。
マウンドからではなく、グラウンドにプレートを置いての
登板だったため、制球が定まらず納得がいかなかった様子。
一歩前進も、完全復調にはまだまだ時間を要しそう>
「きょうはただ投げられただけです。
まだ、ゲーム(実戦)に向けてやらなければいけないことが
いっぱいあるんで。投球練習で調整していきたい」
(東京中日、名タイ

◇高橋2軍投手コーチ
<朝倉の打撃投手を見守り納得顔>
「順調にきているよ。
練習できなかった約3週間のブランクで
体力面でどうかと思っていたけど、シーズン中の離脱だし、
もともと体力のある選手だから心配はしていない」

<今後については>
「もうちょっと投げ込みをしてほしいかなという感じ。
あと1度シート打撃に投げて
問題がなければ(来週の)遠征に連れていく。
あとは実戦で調整していけばいい。それだけの選手だから。
個人的には9月にばんばん投げられると思っている」
名タイ

◇森野将彦
<この日、国内移籍を可能とする
フリーエージェント(FA)権を取得。
現在、北京五輪に参加中。大会に集中しており、
FA権について考える余裕はないという>
「それ(FA権)どころではないです」
中スポ


●落合監督
<今季6度目の完封負けだが、
1人の投手に抑えられたのは今季初。
散発3安打で、大竹の前になすすべなく敗れ>
「何と言っていいのかな。
打てると思って組んだ打線が打てないんだからしようがない。
そんなに守れるチームじゃないんだから。
デラロサは(二塁は)素人だから。もともとショートの子だ」

<川井については、次回も先発で起用することを示唆>
「(川井は)前より良くなっている。チャンスはある」

<浅尾を『ポスト岩瀬』の1人として考えているのか。
指揮官の答えは『ノー』。抑えの適性はありそうだが、
あくまで先発として育成するという>
「浅尾? 浅尾は将来的には先発させるよ。
いまは人がいないから後ろをやっているだけ」
中スポ12中日新聞サンスポスポニチ名古屋毎日jpニッカン

2008年8月14日 (木)

イバノリアベック弾も空砲、5点リード守れず大敗。

復帰したイ・ビョンギュの4打点などで再開初戦を快勝。
引き分けを挟んで3連勝となったドラゴンズ
この勢いでさらに3位を固めたいところ。
迎えた広島市民球場でのカープとの第2戦、
打線を繋げるため、中村紀洋2番に起用するという苦肉の策を。
それが功を奏したか、井端先頭打者弾
中村紀洋の2ランなどで、序盤に5点のリードを奪いながら、
先発・中田が捕まってしまい、それを守れぬ始末。
5回に逆転弾を浴びKOされると、8回には頼みの浅尾が大量失点。
終わってみれば6点差の大敗となり、4連勝を逃しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 17回戦
(13日・広島市民球場 | 中日10勝5敗2分け)
26263人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 × 11
[敗] 中田(18試合6勝8敗)
[D本] 井端5号 中村紀洋21号2ラン
[Dバッテリー]
中田、長峰、金剛、浅尾、小林、中里 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
5点差をひっくり返されて大敗
中田が勝負どころで力負けした。
3回2死一、三塁から3連続適時打を許して1点差とされ、
5回は2死からに安打。シーボルに左へ逆転2ランを浴びた。
打線は中村紀洋2番に入れる苦策。
序盤に大量リードしたが、3回無死一、三塁の好機を逸したのが痛かった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・中田、広島・牧野塁の先発。
1回、先頭・井端が初球を叩き、
左越えに先頭打者本塁打を放ち先制(1-0)
2番・中村紀洋四球、ウッズレフトへの二塁打で
1死二、三塁から和田の一塁ゴロの間に1点(2-0)
さらに2死三塁から井上中前適時打で追加点(3-0)

2回、四球の中田を一塁に置き、中村紀洋左越えに2ラン(5-0)
2回ウラ、右前打、シーボル右二塁打で
1死二、三塁から石原のライト犠牲フライで1点を返される(5-1)

3回、和田ライトへの二塁打、井上ベース当たる内野安打で
無死一、三塁とチャンスを作るも、
デラロサの三ゴロで三走の和田が挟殺されると、
その間に三塁を陥れようとした井上もアウト。大きなチャンスを逃す。

3回ウラ、東出、天谷と叩きつける内野安打を許すと、
2死一、三塁から栗原に右前適時打を許すと、(5-2)
続くにも右前適時打(5-3) 
さらにシーボルにも左前へと3連続適時打で1点差に迫られる(5-4)

5回ウラ、2死からに中前打を許すと、
シーボルに左越えの2ランを浴び、ついに逆転される(5-6)
中田は5イニング、10安打6失点でKO。

6回、1死から中田の代打・平田、中村紀洋
四球を選び、一、二塁と同点のチャンス。
しかしイ・ビョンギュシュルツの150キロに空振り三振。

7回、1死から和田が当たり損ないの三塁内野安打で出るも、
続く井上の左飛で和田がアウトになってしまい併殺。

7回ウラ、アレックス左前打、栗原四球などで1死一、三塁。
しかし長峰から代わった3番手・金剛
シーボルをフォークで併殺に捕り、ピンチを凌ぐ。

8回ウラ、この回から登板の4番手・浅尾が捕まり、
石原右前打、代打・前田智徳四球、
さらに木村の犠打を浅尾失策し、無死満塁。
ここで東出にスクイズを決められ、1点を失うと(5-7)
なおも満塁から赤松の中前へ2点適時打(5-9)
さらに1死二、三塁から栗原にライトへ
2点適時二塁打を浴び、浅尾がKO(5-11)
この回一挙5点を奪われ、ダメを押されたドラゴンズ
引き分けを挟んでの連勝は、3でストップした。


中田リード守れず…。お盆休みに入りまして、
恒例のサマーモードとなった我がST
今季の旅先は、
インターネット環境が悪く、
LANも使えず、今や貴重な
ダイヤルアップ接続のみという状況。
辛うじてケータイなどで
ゲームの状況を追いましたが、
初回、2回といい感じで加点し、
大量5点をリードしたものの、
ほんと広島市民球場では
セーフティリードというものがないようですね。
先発した中田ここぞでの制球も甘かったようですが、
5点を守りきれないというのは、先発としてはやはり痛いかなと。
さらに8回には頼みの浅尾もミスが絡んで炎上
投手陣不安な面が見られた感のゲームとなりました。
ただ救いなのは、6点差の大敗で終わったこと。
まあ接戦で敗れるよりは、切り替えるにはいいかも。
第3戦の先発は、久々の1軍登板となる川井が濃厚のようですが、
打線の援護はもちろんのことですが、
投手陣ももらった得点をしっかり守り切ってほしいなと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(13日)

●中田賢一
<5点リードを守れず、5イニング6失点でKO>
「見ての通りです。
こんな投球をしてしまって、コメントのしようがありません。
味方がテンポよく点を取ってくれたので、いい形でどんどんいきたかった。
うまく投げることができませんでした」
中スポサンスポスポニチ名古屋

●浅尾拓也
<1点を追う8回から登板。
7月6日の巨人戦以来、12試合ぶりに失点を記録。
無死一、二塁で木村の送りバントをお手玉したのが、
不運の始まりで、5点を失い厳しい表情>
「(お手玉は)あせりました。気持ちが入りすぎました。
状態は悪くなかったけど、一つ一つ(課題を)やっていかないといけないです」
(東京中日)

●井端弘和
<8年ぶりに先頭打者本塁打を記録。
牧野の初球ストレートを左翼スタンドへ運ぶ5号ソロ>
「打ったのは、ストレート。
初球から積極的にいこうと思いました」

<先頭打者本塁打は00年10月9日の広島戦(広島)で
黒田(現・ドジャース)から打って以来で初球は初。
打線を勢いづける一発だったが、試合に敗れがっかり>
「この前もここで打ったのは何となく覚えていました」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

●中村紀洋
<プロ通算1698試合目にして初の『2番』で出場。
1回に四球を選んで2点目のホームを踏むと、
2回2死一塁では左越えに21号2ラン>
「体が自然に反応した。打った瞬間入ると思った」

<ほかにも2度四球を選び、5打席中4度も出塁。
本来の豪快なフルスイングと『つなぎ役』をきっちり両立。
完ぺきに役割を果たし、納得の表情で語る。
「2番は『生涯初』だよ。
4度出塁? 今日は2番の役割は果たせたんじゃないですか。
打順に応じた打撃をするだけで違和感はない。
ボクのバントがうまいということでしょう」
中スポサンスポニッカン

●和田一浩
<1回に一ゴロで打点を挙げると、
以降は3打席連続安打を放って気を吐くが、
活躍が勝利に直結しなかったことを悔しがる>
「昨日勝っていたから、きょうは連勝したかった。
この球場は狭いから、すんなりとはいかないですね」
中スポ

●井上一樹
<1回に3点目となる中前適時打を放つなど4打数2安打。
3回無死一、三塁から一塁走者として走塁ミスを犯す
ミスに泣いた試合後はションボリ、肩を落とす>
「(適時打は)三塁走者を絶対に返す気持ちでいきました」
(東京中日)

●高代野手総合チーフコーチ
<広島打線には硬いグラウンドを利用され、
高いバウンドで何度も内野の頭を越されたことに>
「利用すりゃいいんだけど。硬すぎて内野手が計算できない」
スポニチ名古屋

◆高橋聡文
<前日の広島戦でプロ初セーブ。
日本代表で北京に滞在中の守護神・岩瀬から
電話で祝福されて、気持ちを新たに>
「岩瀬さんから電話をもらいました。『やっとだな』と言われました」
ニッカン

◆佐藤充
<7日の東京ヤクルト戦で2年ぶりの勝利を挙げた後、
坂戸西高時代の熊沢監督から電話があった>
「たくさん連絡はありましたが、高校のときの監督さんと、
中学のときの監督、コーチからの連絡はうれしかったです。
お世話になった人ですからね。
(07年は1勝もできなかったが、年末年始に)会ったとき、
勝てなかったことは特に言われなかったですね。
今思えば、監督がそっとしておいてあげようと
思ってくれてたんでしょうね。監督の気持ちが分かった気がします。
向こう(埼玉県)に住んでいる友達とか、
知人からたくさん連絡がありました。
みんなどうやって試合を見ていたんだろうって思いましたよ。
次も頑張らないといけません」
(中スポ)

◇吉見一起
<右肩関節炎のため出場選手登録を抹消中。
ナゴヤ球場のブルペンで2日連続となる投球練習を行う。
前日(12日)は捕手を立たせたままだったが、
この日は故障後初めて捕手を座らせて21球を投げ>
「きのう投げて(肩の)張りもなかったし、痛みもなかった。
変な違和感はないし、もう大丈夫ですよ」

<周囲からは『焦らずゆっくりやれ』と
言われているが、早めに仕上げていくつもりだ
「僕はそんな立場じゃないし、もう問題ない」

<前半戦はMVP級の活躍をみせたがペースダウン。
徐々に相手打者に球をとらえられるように。
原因は今でも分からないが、
再び投げられる喜びと闘争心はなえていない>
「打たれていた時もいい場面で使ってもらえたし、楽しかった。
早く試合で投げたいんです。
今年から変えたことなんて何もないんです。
ただ考えをプラス思考にしただけ。
今も変えることはないし、また気持ちも新たに
プラス思考でいけば結果が出てくれると信じています」

<今季8勝3敗、新人王の可能性も残る
3年目右腕は1軍復帰へ全力で突き進む>
「これからは打撃投手、変化球を交えての
投球練習になってくると思います。
まだめどとかを立てているわけではないけど、
今週中には仕上げるつもりでやっていきたい」
中スポ名タイ

◇小林2軍投手コーチ
<吉見のブルペン投球を見守り>
「ここまで順調、順調」
中スポ


●落合監督
<2回まで大量5点リードを奪いながらの逆転負け。
冷静に受け止め、いつもの淡々とした口調で>
「(中日らしくない試合に)しょうがない。
何が起きてもおかしくないのが野球。
それ(ミス)をやったら負けるということ」

<走塁ミス、守備のミスが響いた>
「ひとつのプレーで流れが変わる。
それでも力の差があればひっくり返せるんだろうけど、
いまはその力はない。でもいい経験をしているんじゃないかな」

<中田については>
「そんないい思いばかりさせてくれないよ」

<中村紀洋の2番は試行錯誤の中での起用?>
「一番の適任じゃないか」
中スポ12サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

2008年8月13日 (水)

帰ってきたイ・ビョンギュ、驚きの2発4打点!

4日間の五輪ブレイクを終え、セ・リーグの公式戦が再開
3位・ドラゴンズは、広島市民球場で4位・カープとの直接対決。
その初戦、序盤4点を奪ったものの、
じりじりと迫る広島に終盤8回追いつかれてしまい同点に。
しかし9回2死から再昇格即スタメンのイ・ビョンギュ
この日2本目となる勝ち越し本塁打を放つと、
最後は高橋がピシャリと締めて、ゲームセット。
8イニングを投げた山本昌が、43歳初勝利となる今季8勝目。
さらに通算勝ち星を「201」へと伸ばしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 16回戦
(12日・広島市民球場 | 中日10勝4敗2分け)
24898人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 山本昌(15試合8勝3敗)
[S] 高橋(32試合1S)
[D本] イ・ビョンギュ9号3ラン、10号
[Dバッテリー]
山本昌、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
引き分けを挟んで3連勝
9回にイ・ビョンギュが右へ決勝のソロ本塁打を放った。
3回にも先制3ラン4打点の活躍だった。
山本昌はリードした直後の4回、自分のミスなどで失点。
8回には2死から栗原に同点ソロを浴びたが、
5連勝でチームトップに並ぶ8勝目を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
広島先発は、中日戦プロ初登板の前田健太
初回、1死からこの日2番のデラロサが四球で出塁。
続く3番で昇格即スタメン復帰イ・ビョンギュ
初球、内へのストレートに詰まって遊飛に倒れたものの、
ウッズも四球を選び、2死一、二塁。
しかし和田が外角高目ストレートをはじき返すも投ライナー。
惜しくも先制のチャンスを逃す。

2回、一死から7番・井上が外のカーブをうまく捉え、
三遊間を抜くヒットで出たが、谷繁が初球を叩き遊ゴロ。
6-4-3と渡ってダブルプレー。

3回、先頭の山本昌がフルカウントから四球を選ぶと、
なおも制球が定まらない前田健太から
井端もストレートの四球を選び、無死一、二塁。
続くデラロサは、内へのストレートを見逃し三振。
送らず強行が裏目に出て1死となり、迎えるはイ・ビョンギュ
初球、内角高目のチェンジアップを気のないスイングで空振り。
さらに2球目のチェンジアップも見逃した後の3球目、
内角低目のカットボールを逃さずフルスイングすると、
まさに目の覚めるような一撃がライト中段へ!
1軍復帰2打席目で飛び出した見事な3ランホームラン
思いも寄らなかった一発で先制に成功する(3-0)

続くウッズは空振り三振に倒れたものの、
動揺した前田健太は、和田、中村紀洋に連続四球。
2死一、二塁となったところで、広島ベンチ岸本にスイッチ。
しかし好調・井上がその代わり端、
初球、外角高目のストレートを狙い打ち。
打球は三塁線を抜くタイムリーツーベース。(4-0)
相手投手の乱れを突いて、ビッグイニングを作るも
この球場では4点がセーフティリードにはならず…。


初回、2回と良い感じで投げ込んでいた山本昌
しかし4点リードをもらった直後の3回ウラ、
1死から迎えた石原に追い込みながら3球目、
真ん中低目に甘く入ったストレートを積極的に叩かれると、
低いライナーがセンターバックスクリーン右へ飛び込むホームラン。(4-1)
この日の初被安打が一発となり、1点を返されると、
続く岸本の代打・上村和裕にもセンター前に運ばれるヒット。
さらに東出には三塁線への絶妙なバントヒットを
決められてしまい、1死一、二塁。
若干イヤなムードとなりかけたところで、落合監督がマウンドへ。
山本昌に声をかけ、間を置いたものの、
落ち着くどころか、さらに浮き足だってしまう始末。
続く小窪の投ゴロを掴むと、併殺を焦ってしまったか、
二塁へとんでもない悪送球
ベースカバーの井端も捕れず、センターへと抜ける間にもう1点
自らのミスが重なり、2点差に迫られてしまう。(4-2)
しかしさすがは、200勝投手
1死一、二塁からアレックスを初球、内へのストレートで
詰まらせての二塁フライに打ち取ると、
続く4番・栗原にはカウント2-2からの5球目、
内角低目、143キロのストレートで空振り三振
悪い流れを何とか食い止め、これ以上の失点は防ぐ。


5回、広島3番手・上野を攻め、
先頭のウッズが鋭い打球でレフト線を抜くヒットで出ると、
和田も初球をレフト前に落とし、一、二塁。
さらに中村紀洋が初球、きっちり犠打を決めると、
井上は勝負を避けられ、敬遠で1死満塁
市民球場キラー・谷繁に期待がかかったが、
カウント2-1からの5球目、外へのストレートに空振り三振。
続く山本昌も二塁ゴロに倒れ、大きな中押し機を逃す。

5回ウラ先頭、上野の代打・赤松の当たりはレフトへのライナー。
しかし照明が目に入ったか、和田がグラブに当てるも捕れずにポロリ。
エラーで二塁にまで進まれてしまうと、続く東出が送って三塁へ。
踏ん張りたい山本昌だったが、小窪に初球、
内へのストレートをいとも簡単に持って行かれると
飛距離十分の犠牲フライとなり、ついに1点差に。(4-3)

何とかダメを押して突き放したいドラゴンズ
しかし梅津-シュルツと繋いだ広島リリーフ陣に
抑え込まれてしまい、6、7、8回と三者凡退
その一方で山本昌も粘りの投球を続け、
最少点差のまま、いよいよゲームは終盤へ。


7イニングを投げ、88球の山本昌
球数こそまずまずではあるものの、徐々に疲れも見え始め。
それでも小窪、アレックスと当たりこそ良いものの、
ともに内野手の正面を突くライナーで2アウト。
ここはきっちり3人で切って、反撃に繋げたいところだったが、
続く栗原の初球に痛恨の失投
甘く真ん中低目へ入ったスクリューを
逃さずに叩かれると、打球は左中間スタンドへ一直線
土壇場に飛び出してしまった同点ホームラン。(4-4)
4点のリードがついになくなり、振り出しへ。
これには若干気持ちが切れたか、
続くにもライト前ヒットを許した山本昌
しかしシーボルを右飛に取って、同点で食い止める。

9回、広島6番手は無失点セットアッパーの横山
ドラゴンズは先頭からの好打順も、井端が二塁ゴロ。
さらにデラロサもセンター正面のフライに倒れ2アウト。
少なからず延長戦が頭をよぎった時に、再び衝撃の一発
イ・ビョンギュが、カウント0-1からの2球目、
外よりのフォークを思い切り振り抜くと、
舞い上がった打球は、そのままライトスタンドへ。(5-4)
この日2本目となるアーチは、値千金の勝ち越し弾に!
ベンチに戻って、歓喜のタッチを交わしたビョンは、
最後に山本昌の肩をもみもみ。
8回を投げ終え降板となった43歳に、今季8勝目の権利をプレゼント。

9回ウラ、ドラゴンズ2番手は、高橋
リードはたった1点という厳しい場面での登板となったが、
先頭の天谷に対して、フルカウントとしたものの、
外へのストレートで空振り三振に取ると、
落ち着いたか、続く石原を高目のストレートでセンターフライ。
そして最後は代打・倉を初球、遊ゴロに仕留めてゲームセット!
この日1軍に復帰したイ・ビョンギュ2発4打点の活躍で
食い下がる広島を辛くも振り切ったドラゴンズ
直接対決に先勝するとともに、これで引き分けを挟んで3連勝
さらに8イニング、105球を投げ
6安打4奪三振1四球、4失点(自責2)の山本昌は、
43歳最初のマウンドを白星で飾り、8勝目を。
また9回を締めた高橋は、プロ入り初セーブをマークした。


4点を奪うビッグイニングを作りながら、
ジリジリと迫られたうえに、土壇場についに同点
何点奪ってもセーフティリードとならない
市民球場らしいゲームとなりましたが、
最後の最後で効果的な一発が飛び出し、
昌さんじゃないですが、ほんとラッキーだったなと。

ビョン様にビックリ!それにしても
この日一番驚かされたのは、
やはりイ・ビョンギュ
この日再昇格を果たしたビョンが、
いきなり3番、しかもセンター
起用されたのにも驚きましたが、
その時よぎった一抹の不安を
一気に吹き飛ばす2発4打点の大爆発。
ともに狙い打って、ライトに持って行ったパワフルな当たりに、
これまでは考えられないような変身の一端を感じました。

前日のコメントなどでも
様子にあまり変化はなかったものの、
この日はひざ下までストッキングを見せる
クラシックスタイルで登場。
最初見たときは、「韓国のイチロー」だからって
服装まで意識しなくても…と思わず苦笑してしまいましたが、
3回の3ランが出ると、その評価も一変。
もしかしたらこのスタイルは、
強い決意の現れだったんじゃないかと思えたりも。

その後の2打席は凡退したものの、
同点に追いつかれた直後、
9回2死からの第5打席では、値千金の勝ち越し弾
この一撃は8回に同点弾を浴びた昌さんを始め、
悪い流れに陥りそうだったチームを救いましたね。
まさに思いも寄らない当たりの連続でしたが、
この2発をきっかけに、今後さらに調子を上げてくれればと。
またこれまでは信頼とは縁がなかったビョンでしたが、
ちょっと期待をかけてみても面白いな。
そう思わせるようなこの日の活躍となったと思います。

予想外の復活劇となったビョンですが、
これが単なる一過性のものなのか、それと持続していくのか。
それは明日以降のゲームを見ないと分かりませんが、
これまで見られなかった積極的な姿勢が出ていたのは良かったですね。
今後も攻める気持ちを忘れず、打席に向かい、
チームに貢献できるようやっていってほしいです。


五輪ブレイクの再開初戦をしっかり取り、
広島とも4ゲームと差を広げられて、まずはよかったです。
さらに東京での上位のつぶし合いでは、
首位・阪神が敗れたことで、差も多少縮まりました。
まあ上のことはもう少し迫ったら気にすればよいことであり、
とりあえずは目下の敵をしっかり叩くことが先決。
そのためにも連勝して、カード勝ち越しを決めてもらいたい。
第2戦は、おそらく中田が先発となってくるでしょう。
登板間隔がやや開いてはいるものの、今夜の昌さんを見習い、
なるべく長いイニングを放ってほしいですね。
そして打線に援護してもらい、久々の先発としての勝ち星を。
おそらく明日からは世間は日本代表の方に注目がいくでしょうが、
ドラゴンズはそのスキを突き、しっかり上昇気流に乗ってほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(12日)

◎イ・ビョンギュ
<『3番・中堅』で7月3日以来の先発出場。
3回に先制の3ラン、9回には勝ち越しのソロ本塁打を放つ>
「(おめでとうございました)ありがとうございます。
(決勝ホームラン、打った球種は)
フォークボールだったんですけども、
横山選手がフォークをたくさん投げると
聞いていましたので、狙っていました。
(打った瞬間の手応えは)
打った瞬間にホームランっていう実感はありました。
(力投の山本昌を救った)
マサさんがですね、一所懸命投げてくれている中で、
打者がもっと奮発しなければいけないと
思っていたんですけども、こうして打ててよかったです。
(1本目のホームランの手応えは)
1本目の狙い通りの球が来ましたんで、
打った瞬間にホームランだと思いました。
(登録されて即2本のホームラン。乗っていけるんじゃないか)
2軍でも一生懸命やってきましたし、ケガもないですし、
新しく1軍のなかに上がってきてですね、
チームメートもたくさん助けてくれてますんで、
いい結果が出てよかったです。
(明日以降も頑張って下さい)
一生懸命頑張ります。ありがとうございました」


<3回、3ランホームラン談話>
「打ったのは、カットボール。
前の打席でインコースを攻められていたので、インコースを狙っていた。
狙った球をしっかりと打つことができた」

<6月初旬にはスライディングで右手親指を痛め戦列を離脱。
右手のけがと不調が重なり、2軍暮らしを強いられると、
北京五輪に出場する森野が抜けても、すぐに声が掛からず。
全員がそろう中で3番を任されていた開幕当初とは、
明らかに違い、自らの価値を試される場となった>
「思うようにバットを握れなかった。
親指の痛みは思った以上に打撃に影響を与えていた。
けがさえ治ればオレはやれる。そう思っていたよ。
今までは全力でプレーできなかった。今はどこも悪くない。
これからも一生懸命プレーしてチームに貢献したい」

<厄払いと気分転換のためにユニホームのズボンの裾を短くし、
ストッキングをヒザ下まで出すクラシックスタイルに。
そしていきなりの結果。ベンチを出る瞬間、また笑って>
「気持ちはいつも一緒。全力で頑張る」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○山本昌
<8イニング6安打4失点で今季8勝目、通算201勝目を挙げる。
8回に同点本塁打を浴びて反省していたが、幸運な白星に苦笑い>
「最後の(栗原への)ホームランはいかんね。
アンラッキーだと思ったら、ラッキーだった」

<4日に200勝を挙げ、中7日でのマウンド。
気を引き締めて、強い決意で臨んだ>
「200勝して気が緩んだと思われたくなかったんで。
自分のエラーもあったけど、最後に勝てて良かった」

<実際、お祝いムードに浸る時間はほとんどなく、
達成翌日の5日はいつも通り練習、
休日明けの7日からは、再び今回へ向けた調整。
封印している大好きなラジコンもまだ手にしていない>
「いろいろ忙しかったから」

<3回は自らの二塁悪送球、5回は和田の落球で1点ずつ失った。
やらなくてもいい2点。しかしズルズルと崩れていくことがなかった>
「自分のエラーで1点取られたし、
あそこでもう一回気持ちを切り替えて頑張った」

<11日に43回目の誕生日を迎えて、直後の白星>
「誕生日? 移動日だったから何もなかった。特に関係ないよ」

<先日雑談していると突然、井端が
今回の日本代表から漏れたことを話題にして>
「どうして井端が選ばれなかったかなあ…。
中日勢ばかり選んだら悪いって星野監督が思ったんだろうね。
ぼくなら入れる。だって知る限り、あいつは世界一のショートだもん。
井端が守っている時に『あっ』って振り返ると
センターへ抜けそうな当たりに難なく追いついている。
でもほかの人だと同じ当たりが
普通のヒットになっていることが多いんだよ」
中スポ<ドラ番記者>中日新聞サンスポ
スポニチ名古屋ニッカンデイリー

『ほんとラッキーでした。
悪送球も2アウトからホームラン打たれたのもみっともない限りで、
勝てない投球だったと思いますが、勝たせてもらって。
ただきょうは200勝して気が抜けたと
言われたくなかったので、結構必死でした。
前回に続いて長いイニングを投げられたので、また次も頑張ります。
それから誕生日を祝うメッセージもたくさんありがとうございました。』

山本昌公式ホームページより引用)


○高橋聡文
<1点を勝ち越した直後の9回に2番手として登板。
天谷、石原、代打・倉の打者3人をピシャリと封じて、
プロ7年目でうれしいプロ初セーブをマーク。
今後も同じような場面での登板が予想されるが、気を引き締め>
「うれしい。次もいい場面で投げさせてもらえるよう、がんばる。
与えられた仕事をしっかりこなしたい」
中スポサンスポ

○井上一樹
<3回、先制した後の2死一、二塁のチャンスで、
三塁線をしぶとく破る適時二塁打を放つ>
「いいところを抜けてくれたし、いい場面で打つことができた」

<狭い広島市民球場を引き合いに出して>
「ここでは点を取れるときに取っておかないといけないから」
中スポ

○和田一浩
<5回、先頭の代打・赤松が放った左中間への打球に
追いついたかに見えたが、グラブへ当てて落球。
失点に繋がった珍しい失策に、試合後は反省しきり>
「言い訳できない単純なミス。勝敗を左右するようなエラーでした」
中スポ

○トマス・デラロサ
<初めて2番に起用されたが、2三振を喫するなど4打数ノーヒット。
8月に入って2本塁打を放つなど打撃好調なだけに不発を残念がる>
「2番を特に意識したわけではない。
いつもと同じような気持ちで臨んだけど、
監督の期待に応えられなくて残念だ」
(東京中日)

◇中村一生
<山本昌が200勝を達成した日、プロ初スタメンでフル出場。
ライトでウイニングボールを掴む。大記録を決めた幸運を初々しく喜び>
「最後は『飛んでこい』って思っていましたよ」

<3日に1軍に初昇格。その当日にプロ初打席で
左翼へ二塁打を放つと、翌4日にはスタメン出場。
以降もライトの守備固めで起用され、働き場を得ている>
「今はバットが振れている。とにかく必死にやるしかない」

<昨年は2軍でも打率.188と低迷。
オフには同期で自由枠入団の樋口でさえ戦力外になった>
「結果が出ず、つらかった。
自分も3年間で一度も上がっていない。危機感を感じた」

<『クビ』を覚悟して臨んだ今季、オフから目の色を変えた。
年末年始も体を動かし続け、背水の決意で野球に打ち込む>
「練習できるスペースを見つけてはバットを振った。休みなしです。
(シーズンに入ってからは)試合後などに連日特打をさせてもらえた。
おかげで打ち込む機会が格段に増えた」

<気持ちの入った努力は実を結び、成長を実感。
8月に入ってついに念願の1軍切符を手に入れた>
「打席でのタイミングの取り方を工夫した。
打撃は昨年とは全然違う」
(中スポ)


○落合監督
<8回に同点本塁打を浴びながら、
味方の逆転で勝利した山本昌について勢いを勝因にあげ>
「199(勝)で止まっていたら、きょうは勝っていなかったな。
200勝ったから、勝ちがついたんだろうな。
あれで勝っちゃうんだから、勝ち運があるんだろう。今年に関しては。
まあやらずもがなの2点だな。
本当なら最後まで行かせるのが1番なんだけど」

<最後は浅尾ではなく高橋>
「どっちに転ぶか分からない試合展開だったからな」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(12日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 イ・ビョンギュ外野手、西川明内野手
公式サイト共同通信社


△西川明
<4月24日以来の1軍昇格を果たす。
試合前練習ではノックやフリー打撃に汗を流して>
「出番は代打になると思うので、チャンスをしっかりものにしたい。
役割として三振することは許されないと思うので、打席で粘っていきたい」
ニッカン

『昇格テスト』で打撃をアピール。
10日の2軍戦後、1軍練習に合流した西川と、
翌11日に合流したイ・ビョンギュが、
既報通り、空いた2枠にそのまま昇格となりました。
『3番・中堅』で即スタメン出場して、
2発4打点と爆発したビョンのことは、で触れましたが、
この日出場のなかった西川も同様にアピールできるでしょうか。
数少ない左打者だけに、出られたチャンスを活かしてほしいです。


若竜トピックス(12日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 19回戦
(12日・阪神鳴尾浜球場)
  102 000 000 = 3
  013 003 00× = 7
[敗] 赤坂(18試合4勝5敗1S)
[D本] なし
[D投] 赤坂、清水昭信、樋口、平井
公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、阪神先発・金村曉から藤井死球、犠打で1死二塁。
3番・森岡が左前へ適時打を放ち、あっさりと先制したが、
2回ウラ、先発・赤坂が1死から秀太に四球を与えると、
突如制球を乱し、山田中前打、高橋勇丞四球で満塁。
続く清水押し出し四球を与え、同点に追い付かれる。
3回、先頭・森岡が左中間へ二塁打を放つと、
新井が続き中越えに勝ち越し二塁打。
さらに堂上剛裕の一ゴロ進塁打で三塁へと進むと、
2死から中村公治が中前に適時打を放ち、3-1と追加点。
しかしそのウラ、赤坂が再び捕まり、
右前打と二盗、大和四球で一、二塁とされると、
重盗を決められてしまい、無死二、三塁。
迎えた野中に右へ2点適時二塁打を浴び、再び同点にされると、
フォードにも左前適時打を打たれ、逆転を許す。
6回ウラ、代打・大城、坂の連打で1死一、三塁としたところで赤坂降板。
代わった2番手・清水昭信が暴投で1点を奪われると、
大和に右前適時打、さらにフォード三ゴロの間にそれぞれ失点。
攻撃陣は3回以降、上園-久保田-太陽-能見という
阪神リリーフ陣を攻める事が出来ず、3-7で敗れる。
5イニング1/3を投げ、8四球7失点の赤坂不調が気になった。
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・阪神戦で先発したが、
5イニング1/3を投げ、7安打3奪三振8四死球7失点と大荒れ。
2回1死から秀太に四球を与えてから突然おかしくなり、
明らかにボールと思われる球が続出。いただけない8四死球に>
「突然、ストライクが入らなくなるんですよ。原因は分かりません」
中スポ

●高橋2軍投手コーチ
<走者を背負うとクイックで投げようと意識しすぎて
フォームがバラバラになる赤坂について>
「クイックを考えすぎパニックになる。
これを何とかしないといけない」
中スポ

●辻2軍監督
<重盗を含む5盗塁におかんむり>
「クイックができるまで、ずっと練習しとけ」
中スポ


◆吉見一起
<右肩関節炎で戦列離脱中。
ナゴヤ球場での2軍残留組練習で、
7月21日の出場選手登録抹消後初のブルペン入り。
捕手を立たせたまま26球の投球練習を行う>
「ようやく投げることができましたね。
(投球フォームの)体の切り替えがうまくできた。
まだ、ばらつきはあったけど、右肩は問題ないです。
投げた後の違和感も痛みもありませんし、
明日もブルペンに入ろうと思います。これから上げていかないと」
中スポニッカン

◆小林2軍投手コーチ
<吉見のブルペン投球を見守り、
今月中にも実戦復帰する見通しを明らかに>
「詳しいことは(1軍の)森コーチに指示を仰いでからだが、
今月末の2軍戦で短いイニングを投げることが目標。
(朝倉)健太はケガとは違うから我々の及ばないこともある。
吉見の方が早いと思う。投げ始めればポンポンといくだろう」
ニッカン


今週は比較的緩やかな日程となっているファーム
ある意味ぽつんと1試合のみ組まれている
鳴尾浜でのウエスタン・阪神戦
1軍の中日キラー・金村曉から、
初回あっさりと先制点を奪ったものの、
先発・赤坂が2回途中から突如乱調
走者を背負うと、クイックを意識するあまり、
ファームを崩してしまい、制球を乱す悪循環。
結局この日、8つの四死球を与えるなどで7失点。
まさに『パニック』ともいえる投球となってしまったもよう。

ここまでルーキーイヤーを順調に過ごし、
ステップアップしていた赤坂でしたが、
ある意味カベに当たったのかもしれませんね。
ただプロの投手としては、クイックというものは不可欠。
しっかり課題をクリアして、次回はビシッといってほしいです。

2008年8月12日 (火)

43歳昌次の標的は2ケタ、3位固め鯉燕6連戦。

4日間の五輪ブレイクを終え、きょう12日から
セ・リーグの公式戦が再開されます。
もっか3位のドラゴンズにとっては、
五輪代表組を欠くなかで初めて迎える6連戦ですが、
Aクラスを確保するためには叩いておきたい
広島、東京ヤクルトが相手だけに、大事なゲームとなってきそう。
まず迎えるは、広島市民球場でのカープ3連戦
中田、山本昌と現状での左右の柱を立てて、連勝を狙います。

ドラゴンズトピックス(11日)

◇山本昌
<大記録達成後初めての登板は13日の広島第2戦となる予定。
この日43歳の誕生日を迎えたが、いつも通りに
ナゴヤドームの外野グラウンドでキャッチボールや
ランニングをして体を動かし、先発の準備を整え>
「一区切り? そんな考えはないよ。
200勝を達成して気持ちが楽になったということもない。
次の登板で頑張るだけです」

<次なるターゲットは、自身2年ぶり10度目となる『10勝』。
史上最年長でのシーズン2ケタ勝利を目標に掲げ>
「それが最低ライン。今はそれしか考えていない」

<200勝を飾ってから1週間。
試合日程に余裕があったこともあり、
『封印』している趣味のラジコンを
気分転換に楽しむことも考えたが、結局はできなかった。
苦笑しつつも、野球に集中する気持ちは揺らいでいない>
「いろいろ忙しかったからね」
中スポスポーツ報知

◇中田賢一
<きょう12日の広島3連戦初戦で先発する見通し。
この日はナゴヤドームでランニングなどに汗を流し、登板に備える。
4連勝中の相手をストップするべく全力投球を誓う>
「(ベストメンバーでも)いつもと同じで、
自分がやることには変わりないです。
うまく長い回を投げられるようにしたいです」

<自身は2連敗中だが、1軍復帰後3試合は
5、7、8と徐々にイニング数を伸ばしており、復調に手応え。
長いイニングを投げてチームを勝利に導くことが、課せられた責任>
「チームが勝つことですね。内容とともに結果も大事です」

<連日の五輪テレビ中継を観戦している。
同学年で五輪2連覇を達成した水泳・北島康介を引き合いに>
「いろいろな競技の人の言葉を聞いています。
どういうことをしているのか、勉強になるところがありますね。
(北島選手は)普段の練習に自信を持ってやっていたんじゃないですか。
ボクたちも練習通りの力が出せるかが大事。勉強になりました」

<7月初めに2軍行きとなり前向きに物事を考えるようにしてから、
投球内容も上向いてきた。内容だけでなく今度こそ結果を出す>
「投げ終わって、もし負けても次につながるように。
変にここがダメだったと思わず考えてやっています」
中スポスポニチ名古屋


【ドラゴンズ・今週の日程】
12日(火) 対広島(18:00・広島市民球場)
13日(水) 対広島(18:00・広島市民球場)
14日(木) 対広島(18:00・広島市民球場)
15日(金) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
16日(土) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
17日(日) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)


スポーツ各紙からドラゴンズのコメントを集めてみましたが、
五輪ムードでいっぱいなだけに実に少ないもの。
そんななかでも最も大きく乗っていたのは、
この日、43歳のバースデーを迎えた昌さんでした。
感動の偉業達成から1週間が経ち、祝賀ムードもひとまず沈静化
43歳としての初登板は、あす13日の広島第2戦が濃厚ですが、
昌さん自身はいたって普通
次なるターゲットである2年ぶりの2ケタ達成に向け、
すっかり意識を切り替えているようです。

おどける43歳。今後も投げるごとに
様々な最年長記録
更新していきそうな昌さんですが、
あくまでも1勝1勝の積み重ねから。
ローテ投手としてやっていくうえでは、
当たり前のことですが、
その当たり前をこなせるかが、
投手としての長寿のカギになりそう。
もっか4連勝中と、
チーム一の安定感を誇っていますが、
現状、投手陣の層が薄いだけに、
できるだけ長いイニングを放ってもらいたいものですね。
ただ2試合連続完投というのは無理でしょうし、
キツい暑さを誇る広島市民球場での登板となりますが、
体は熱く汗かきながら、クールコイ打線を抑えてもらいたい。
そしてすんなりと、43歳初勝利の201勝をと願いたいです。

また初戦が中田、3戦目が川井というのが中スポ先発予想
初戦の中田はまず間違いないとして、
3戦目には、小笠原の線も浮かびますが、
得意の東京ヤクルト戦での起用がいたって濃厚かも?
どちらにしても第3戦は、思わぬ投手の先発もありそうです。


◆イ・ビョンギュ
<この日、ナゴヤドームで行われた1軍練習に合流。
久しぶりにチームメートと再会し笑顔を見せる。
落合監督の見守る中、フリー打撃を行った後、広島入り。
置かれた立場は厳しく、正念場を迎えているが>
「(状態は)ファームと一緒だよ。
どこにいっても一生懸命プレーするだけ。
不振の原因? ゲーム中に小さいケガをするなど
思うようにプレーできないことかな。(いまは)どこも悪くない」
中スポニッカン名タイ

◇高代野手総合チーフコーチ
<再昇格濃厚のイ・ビョンギュについて、復帰即スタメンを明言>
「控えとしてここへ来たわけではない。
テストをするとかのレベルの選手じゃない」

<それでも期待はしているが、信頼はしていない。
正念場を迎えているイ・ビョンギュの立場について説明>
「イ・ビョンギュ? 気持ちの問題だよ。
本人がそれをどう考えているのか。
いいものは持っているのに…。覇気を出してほしい。
ファンのやじがすごいことも分かっているだろうし、
契約は来年まであるそうだけど、
あいつの野球人生はこのままで終わっていいのかということ。
『契約は来年もあるから来年頑張ります』では困る」
中スポ名タイ

◇西川球団社長
<来日2年目のイ・ビョンギュについて断言>
「彼とは3年契約だから。当然、来季もプレーしてもらうでしょう」

<来季も戦力として計算する方針を示し>
「これからやってくれると思っている。
それくらいの力は持っているんだから」

<成績が上向かなければ、シーズンの大半を2軍で過ごす、
事実上の戦力外となる可能性も示唆>
「契約があるので解除はできないが、
もし現場が使えないと判断すればずっと2軍にいてもらうだけ」
ニッカン名タイ

◇中村一生
<3日の巨人戦でプロ初安打を放つと、
1軍の試合がない間の2軍戦ではホームラン。
1軍生き残りを懸けて、アピールに燃えている>
「今は体が動いている。必死にやるしかない」
(中スポ)

◇谷繁元信
<北京五輪で水泳の北島康介が金メダルを獲得。
感動のレースを見届けると、叫びながら大喜びでグラウンド入り>
「北島康介、ヤッター」

<打率.213と不振にあえぐが、この日早出特打を敢行。
落合監督からの身振り手振りの指導も受けながら約30分打ち込む>
「特打? あんまり聞かないで。意味はないから。
監督から? いろいろとね」
(東京中日、<ドラ番記者>

◇ドアラ
<中スポ<ドアラのつぶやき>より>
「そうそう、ナゴヤドーム前のショッピングセンターに、
なんと『ドアラ神社』なるものがオープンしたそうです。
ご神体は、ボクの大切な一部分とか。
忙しくてまだ参拝していないんだけど、
ドームに観戦に来る方は、そこでチームの必勝祈願と、
(16日に乗り込んでくる)つば九郎にも勝てるよう、お祈りしてきてくださいね」
中スポ


一方、野手陣での注目は、
約1カ月ぶりに1軍練習に合流したイ・ビョンギュ
故障と不振などを理由にファーム落ちしたビョンですが、
ウエスタンでの成績も、打率.204と不調。
しかし先日の『入れ替えテスト』となった
ウエスタン・サーパス戦では、代打で2点適時打を放つなど、
好調ぶりを認められ、今回の再昇格に。
ただ「満を持して」というようなムードでもなく、
首脳陣の信頼も決して高いようには思えない現状のようです。

そんななか首脳陣ビョンに求めているのは『覇気』。
もともとモッサリした動きで、気持ちが前に出ないタイプ。
その辺りを常々歯がゆく思っていたのでしょうね。
「戦う姿勢」がない者が、1軍にいても悪影響
そういう姿勢がプレーにどうしても見えてこなかったことも
なかなか1軍に上がってこられなかった理由の1つにあるようです。


ファームでは遠征先でナインを焼肉をごちそう。
その次の日に若竜打線が爆発したという話題ぐらいで、
このところある意味、鳴りを潜めていたビョン様ですが、
ようやく掴めたチャンスだけに、
ぜひともモノにしてほしいところですね。
幸い今回の復帰カードとなりそうな
広島、東京ヤクルト戦はともに相性が良いそうで、
その辺も追い風となってくれればいいのですが。
ただ松山で3番に起用された井上が結果を残したり、
先日昇格した中村一生が猛アピール中、
さらに平田、小池など、外野陣はサバイバルという現状だけに
おそらく今回は即スタメン復帰とはいかないでしょう。

まあビョン本人のコメントを読む限りでは
上積みされた部分や、変わった部分などは見られませんが、
それならば本人のいう「一生懸命」以上のプレー
結果を残し、再び信頼を積み上げてほしいなと。
そして昨季のCSなどで見せたガッツポーズなど、
気迫がない選手ではないだけに、ここぞでの奮起を期待。
ある意味真価を問われる今回の再昇格
背番号7がどのように起用され、結果で出せるか、
この6連戦の注目の1つにしていきたいと思います。


追加試合日程のお知らせ
(セ・リーグ公式)

セ・リーグはこの日、9月25日以降の試合日程を発表しました。
ちなみにドラゴンズのゲームは、以下の通り↓

【ドラゴンズ・2008年度選手権試合追加日程】
9/27(土) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)
9/28(日) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)
9/30(火) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
10/1(水) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10/2(木) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10/3(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)=追加
10/4(土) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10/5(日) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10/7(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)


これまでの発表では、関東は9月14日のハマスタが
最後となっていましたが、10月に5試合も追加されましたね。
まあこの先も中止などで日程が変わってきそうですし、
この時期にペナントレースがどうなっているかわかりませんが、
ぜひとも消化試合になってなければいいなと。
自分としては、毎年行っている神宮の最終戦
平日ですが、これだけは必ず観戦したいなと思っています。

2008年8月11日 (月)

猛暑ナゴ球で練習再開、直倫抹消ビョンら合流へ。

残暑お見舞い申し上げます。
暦では7日が立秋でしたが、まだまだ暑い毎日が続きますね。
それはさておき、前日まで五輪ブレイクだった
ドラゴンズの1軍本隊が練習を再開
15時から猛暑のナゴヤ球場で練習を行ったもよう。
その他ファームのゲームなど、この日の話題を。

ドラゴンズトピックス(10日)

◇和田一浩
<この日、ナゴヤ球場で打撃練習などを行い、
12日からの広島戦に備える。
少々『夏バテ気味』の打線に活を入れるべく、
静かに気合をみなぎらせている>
「投手が頑張っている。しっかり援護してあげたい」

<通算180試合で打率.324と8月に残してきた数字が心強い。
当の本人も『夏は得意』という意識があるのだろう。事も無げに>
「8月の打率が高い? でも、そんなものですか」

<もともと夏が特別好きなわけではないが、
だからこそ、体調管理には人一倍気を使っている>
「やっぱりしんどいですからね。
夏は睡眠が大切。最低でも8時間は寝るようにしています」

<今年の8月は北京五輪の期間に当たる。
アテネ五輪で奮闘、日本代表の背負うプレッシャーは痛いほど分かる>
「ペナントレースとは全く別物の試合になる」

<オールスターでは西武の後輩で
初めて代表に選出されたG.G.佐藤と話し込み、エールを送る>
「頑張れって激励したんです」

<五輪組が離脱してからの4試合での総得点は11と、
一試合平均は3点に満たない。『夏男』の大爆発に期待>
「自分の役割をしっかりと果たしたい」
中スポ

◇高橋聡文
<前日の五輪強化試合で主軸を完ぺきに封じる。
その快投を振り返り>
「このところ調子はあまり良くはなかったんですけど、
きのう(9日)は良かったです。ああいう感じで投げられれば」

<岩瀬が不在の8月、暫定抑えの浅尾に加え、
パワフルなセットアッパーが必要。役回りにこだわりはない>
「行けと言われたところならどこでもいきます」
(中スポ)

◇タイロン・ウッズ
<この日もまた落合ノックの犠牲者となる。
練習前から戦々恐々していたが、やはり指揮官に指名されると、
炎天下のグラウンドでデラロサとともに
約10分間、熱いノックを受け、ヘトヘトに>
「右に振られ、左に振られ、そしてスローイング…。
あのノックは死にそうになるよ。オチアイサン、デンジャラス…」
中スポ


◇落合監督
<五輪フリークぶりを披露し、
日本選手団に『オレ流エール』を送る>
「オリンピックは見るものだよ。
見るのは柔道、陸上、水泳かな。
陸上なら千五百メートルや三千メートルがおもしろいんだ」

<前日にメダルを逃して6位だった重量挙げの
三宅宏実選手らについてひとこと>
「メダルを逃したといっても世界で6位だぞ。
胸を張って帰ればいいんだ。
メダル、メダルとみんな言うけど、出るだけでもすごいことなんだよ」

<ちなみに野球については興味がないようす>
「見ないよ」

<ベンチで報道陣と和やかに話していたが
守備練習でミスを連発した小田に怒り爆発>
「何やってんだ。ここからよく見えるんだよ」

<最初は冗談交じりだった指揮官だが
ホームベースへ悪送球を繰り返すのを見て態度は一変。
グラウンドに突如、怒鳴り声を響かせる。
雷を落とされ青ざめた小田は練習に集中。何とか抹消を免れたが>
「何回(ミスを)繰り返すんだ。(出場選手登録を)抹消するぞ」
(東京中日、名タイ


パ・リーグはこの日から公式戦が再開されましたが、
セ・リーグは五輪強化試合の影響もあり、12日から
2日間の休みを終えた1軍ナイン練習を再開
しかしその練習はナゴヤドームが使えないということもあり、
ウエスタンのゲームを終えたばかりのナゴヤ球場で行われたようです。
猛暑が続くなか、打撃に守備に汗を流していたようですが、
まあドームばかりでなく、たまには屋外でやるのもいいかも。
さらにあす12日からは広島市民球場での3連戦。
ナイトゲームとはいえ、うだるような暑さのなかとなるはずですし、
同じような状況下で動いておくのも、プラスだろうと思います。
先日の松山ではかなりお疲れモードで、
やや精彩を欠いたところも見られましたが、
この2日間のブレイクで休養できただろうと考えたいところ。
さらに明日からは8月最初の6連戦が組まれていますが、
特に主軸のなかでは、この日も落合ノックで振られていたウッズと、
今朝の中スポには「8月に強い」と出ていた和田
この2人には大きな期待を寄せておきたいですね。
先日の落合監督のコメントにもありましたが、
やはりやらなきゃいけないのは、『1、3、4、5番』。
代表組が抜けてはじめて迎える6連戦。
層の薄い投手陣を補うべく、主軸の大爆発を願いたい。
そしてしっかり役割を果たし、チームの浮上に貢献してほしいです。


今日の公示。(10日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 堂上直倫内野手
(再登録は8月20日以降。公式サイト共同通信社

▼堂上直倫
<この日出場選手登録を抹消される。
3日に初の1軍昇格を果たし、3試合に出場。
1週間の1軍生活を振り返って>
「まだ力が足りないです。
でも1軍の雰囲気を味わえただけでもいい経験になりました」
(東京中日)

◆西川明
<4月末に2軍落ちして以来、久々に1軍の練習に合流。
チームに少ない左の好打者タイプ。
打撃センスを生かしてチャンスをうかがう>
「最近は一、二塁間を抜くような自分の持ち味の打撃ができている」
(東京中日)

◆イ・ビョンギュ
<この日のサーパス戦の8回無死二、三塁、
代打で決勝の中前2点適時打を放ち、
視察した1軍首脳陣が11日から合流させることを決める。
7月5日から2軍暮らしが続いていただけに力をこめて>
「もし1軍にいけば頑張りたい。
とにかく結果を残すだけです」
スポーツ報知ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<サーパス戦後のナゴヤ球場での1軍練習に
昇格候補のイ・ビョンギュが欠席したことについて、
同じく参加の西川を引き合いに実績を考慮して免除したと説明>
「一緒にしたらかわいそう」

<きょう11日のナゴヤドームでの練習に
イ・ビョンギュが合流することを明かす>
「(昇格の)第1候補だよ。明日? 来るだろう」
スポニチ名古屋ニッカン


公式戦こそありませんでしたが、
8日の中村公治に続き、この日堂上直倫
1軍の出場選手登録を抹消されました。
3日に2年目で初の1軍昇格を果たし、その日に待望のプロ初打席
空振り三振に倒れたものの、その後2試合に守備固めで出場。
今後の登場も楽しみにしていましたが、
この2日間のナゴヤ球場で行われたウエスタン・サーパス戦
ある意味『入れ替えテスト』の様相を呈したなか、
この日も「7番・三塁」でスタメン出場したものの、
2回、6回と前の打者がお膳立てしての
1死二、三塁のチャンスで、2度とも三振に倒れるなど無安打。
かなり力んでいたにしろ、結果を残せなかったということで、
試合後の1軍練習には参加したものの、2軍行きとなったようです。

ルーキーイヤーは上がれなかった1軍
期間はわずか1週間ではありながらも、
初打席あり、昌さんの大偉業ありと、様々な経験もありましたし、
実際に1軍の打席に立ったことで、新たな課題も見つかったのでは。
まあこれで終わりというわけでもないですし、
これからを見据え、自分の課題をクリアしてほしい。
そしてより大きくなった背番号1を再び見たいです。


これにより「2枠」空いた1軍野手陣ですが、
スポーツ各紙によると、その枠に
この日のウエスタンで適時打を放ったイ・ビョンギュ
西川が昇格してくるのではという予想が。
ただ新井も13日に再登録できますし、果たしてどうなるのか。
今後のサバイバルにも注目したいと思います。


若竜トピックス(10日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 16回戦
(10日・ナゴヤ球場)
 SU 010 020 000 = 3
   003 000 03× = 6
[勝] 中里(13試合1勝2敗2S)
[D本] 新井8号3ラン
[D投] 佐藤亮太、金剛、中里
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回表、先発・佐藤亮太に左翼へ2ランを喫し先制を許す。
2点ビハインドの3回ウラ、左前打、中村一生四球で
1死一、二塁から新井が中堅左に豪快な3ランを放ち逆転。
しかし5回、佐藤亮太が1死から岡田に左前打を許すと、
に右中間突破の適時二塁打を浴び、同点に追いつかれる。
粘りの投球を見せた佐藤亮太だが、6イニング9安打3失点で降板。
同点のまま迎えた8回ウラ、新井右前打、平田四球、
さらに中村公治の代打、イ・ビョンギュの初球にヤングが暴投。
無死二、三塁とチャンスが広がると、
イ・ビョンギュが中前に2点適時打を放ち、勝ち越しに成功。
さらに堂上直倫の代打・西川も右前に適時打でダメ押し。
8回から登板の3番手・中里が9回も抑え、6-3サーパスに勝利。
公式サイトより)


○新井良太
<サーパス戦に4番・一塁手でスタメン出場。
3回に左中間へ逆転の8号3ランを放つなど、
3打数3安打3打点の活躍でチームを勝利に導く。
1週間3本塁打で、ウ・リーグトップタイの8本塁打となり>
「久しぶりの良いバッティングが出来ました。
スライダーをうまく打てました。
ちょっと泳ぎましたけど、変化球でしたから、あの方が飛びます。
ちゃんと自分のスイングができるようにと心がけて、
それがいい結果につながりました」

<前日はセ・リーグ選抜の一員として、五輪強化試合に出場。
代打で登場して三振という結果はともかく、
他球団の主力打者と話をすることができた。有意義な体験に>
「(横浜の)内川さんや(広島の)栗原さんに話を聞きました。
タイミングの取り方とかです。
話は立浪(兼任コーチ)さんに言われていることと一緒でした」

<最短で再昇格は13日。ウエスタンでそれができても、
1軍でなかなかできないのがもどかしい>
「10日間で戻るというより、しっかりやるべきことをやって、
呼ばれたら行けるようにしたい。
しっかりと強い気持ちで打つ中で、ボール球は見送れるようにしたい」
公式ファーム中スポ

○佐藤亮太
<中4日で先発して、6イニングを9安打4奪三振1四球の3失点。
打たれながらも要所を締める粘りの投球を見せ、
ゲームをつくったが、開口一番、反省が口をつき>
「打たれすぎです。もっと低めの意識を持ってやらないと。
何とか粘れたので、最低限の仕事はできたと思う。
次は辛抱強く低めに投げるようにしたい」
中スポ

○中里篤史
<2軍戦に登板し、8回からの2イニングを1安打無四球無失点。
9回は2者連続空振り三振でゲームを締め、MAXは145キロを計測も>
「まだまだです。スピードも切れも、もっと上げていきたい」

<調子は今ひとつだったようが、収穫も>
「上(1軍)で取り組んでいることがゲームでできたのはよかった」
中スポ

◆朝倉健太
<右腕の血行障害から、2軍で調整中。
ナゴヤ球場で行われた2軍戦前の練習で、故障後初のブルペン入り。
捕手を座らせてストレートだけを30球投げ込み>
「最初なんで、投げられただけで良かったです。
(右腕に)変な感じもなかったですし」

<ブルペンキャッチャーに『ナイスボール!!』と声を掛けられると
ちゃめっ気たっぷりのスマイルも見せるなど、体調の良さをうかがわせて>
「そんなお世辞言わないでくださいよ。本気にしちゃうじゃないですか」

<まずは2軍戦登板へ。早期の実戦復帰も視野に>
「これから(ペースを)上げていくだけですね。
8月中の実戦復帰? (血行障害の)
症状さえ出なければ大丈夫だと思います」
中スポ


酷暑のなか行われてきたナゴヤ球場でのファーム6連戦
その最終戦となるサーパスの第3戦が行われ、6-3で快勝。
終了後に1軍が練習することもあり、
午前11時からのゲームでしたが、
先発・佐藤亮太粘投に、4番・新井逆転弾
さらにビョン、西川による勝ち越し、ダメ押し。
そして最後は中里が三振締めと、
結果的にはナイスゲームとなったもよう。

絵になる男。そのなかで目立ったのは、
3打数3安打1四球と
全打席出塁の大活躍を果たした
4番・新井でしょうか。
6日、8日、そして10日と
隔日ながらも1週間で3本塁打
ほんとファームでは
『無敵状態』となっていますね。
ただ新井に関しては、やはり
「ファームでそれができて、
1軍でなかなかできない」

このカベをいかに突破できるかでしょう。
東京での強化試合では、岩瀬の前に空振り三振に倒れたものの、
他球団の主力打者と打撃談義を交わすなど収穫もあったはず。
将来の主砲候補だけに、より力を付けての再昇格を期待します。

2008年8月10日 (日)

代表強化試合、憲伸炎上1死も取れず9失点KO。

前日に続き、北京五輪の野球日本代表
東京ドームで強化試合を行いましたが、
セ・リーグ選抜2-11で惨敗。
4回に中継ぎ陣が炎上し、1イニング10点を奪われる始末。
しかし打たれた投手が何とビックリ、我らがエース・川上憲伸
それも2連発を含む7連打を浴び、一死も取れずに9失点KO
あまりの大乱調に本番への不安を残してしまいました。
そのほかナゴヤ球場では首脳陣視察のサバイバル2軍戦が。
遅くなりましたが、この日の竜情報をまとめておきます。


ドラゴンズトピックス・代表編(9日)

◆日本代表強化試合 第2戦
セ・リーグ選抜-日本代表
(9日・東京ドーム)
  100 0 00 100 = 2
 000 1010 00× = 11
[敗] 川上
[J本] 村田
[Jバッテリー] 和田、川上、田中、藤川、岩瀬、上原 - 阿部、里崎
全日本野球会議オフィシャルサイトNPB公式サイト

【ゲームレビュー】
先発の和田は3回を無失点と好投したが、
2番手の川上は2本塁打を含む7安打を浴び、
1アウトも取れずに9失点で降板。
3番手の田中も2回を6安打2失点と安定感を欠いた。
打線も元気がなかった。1回に失策絡みで先制したが、
その後は連打がなく、7回に村田のソロ本塁打で加点しただけ。
日本代表は10日に北京入り。
13日に1次リーグの初戦で強豪・キューバと対戦する。
中日新聞時事通信


●川上憲伸
<4回、2番手としてマウンドに上がったが、
四球を挟み7連打を許し、1死も取れないまま9失点(自責5)でKO。
自嘲気味に苦笑いするしかなく、言葉を絞り出すのがやっと>
「一死も取れず、こういう形で降板するのは
野球人生で初めてかもしれません。
こういう大切な試合でやってしまうなんて」

<強化試合とはいえ『自己最悪』を更新し、
13日に始まる本番に向けて不安たっぷりの結果に。
険しい顔つきで復調を誓い>
「自分では現状を厳しく考えています。危機感を持ってやらないと。
(空いた登板)間隔の問題ではない。
明日から北京ですけど、向こうに行って本番までに
何とかしなくちゃいけない。不安でいっぱいです」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋

●岩瀬仁紀
<7回から5番手で2試合の連投も1イニングを無失点。
先頭打者に1安打を喫したものの、後続は断ち貫禄をみせる>
「投げることはできます。
あとは本番。どれだけ腹をくくっていけるか。
どれだけ腕を振って投げられるかですね。
特別なことはない。本番でやれるよう、万全というか、
やれることをやるだけです」
中スポサンスポニッカン

●荒木雅博
<途中から右翼に入り、9回の打席では三ゴロ。
2試合とも無安打も上昇への兆しを口に>
「自分のなかでは、合宿の前半よりも雰囲気が良くなってきた」

<外野の守備も無難。チームメートから位置取りに関して>
「前すぎると言われた」
(中スポ)

●森野将彦
<5回、代走で登場して三塁の守備に就くと、
8回の打席では中堅への大飛球を放つ。
惜しくもフェンス手前で失速したが>
「(前日から)2打席しか立てませんでしたけど、
調子はまあまあです。(北京へ向けて)必死で頑張ってきます」
(中スポ)


○高橋聡文
<右肩痛の吉見に代わってセ・リーグ選抜で出場。
6回の1イニングを3人でピシャリ。
新井貴浩を真っすぐで見逃し三振に仕留めると、
稲葉は二ゴロ、G.G.佐藤は投ゴロ。
日本代表の強力打線を力で抑え込み、自信を付ける>
「シーズン中と同じような気持ちで投げました」
(東京中日)

○平田良介
<5回の守備から途中出場すると、直後の打席で
田中の145キロを右前へ。『マー君撃ち』を果たしニッコリ>
「田中とは高校選抜でチームメートでした。打ててよかった」
(東京中日)

◇西川球団社長
<巨人・滝鼻オーナー、阪神・坂井オーナーらとともに
東京ドームへ日本代表を激励に訪れる>
「(中日の選手が)4人も選ばれて名誉なことです。頑張ってほしい」
(東京中日)


前夜のパ・リーグ選抜との強化試合では勝ちはしたものの、
先発陣が締まらず、やや消化不良気味日本代表
しかしこの日はさらに輪をかける投手陣の惨状
それも自信を持って送りだそうとした
ドラゴンズのエース・川上憲伸大炎上してしまうとは…。
1つのミスがきっかけとはいえ、野球の怖さを味わうこととなりました。

3回を無失点と完ぺきに近い投球を見せた
日本代表先発・和田を継いで、
1点リードの4回から2番手で登板した憲伸
実力、経験とも申し分ないジャパン投手陣の柱
本番では先発に中継ぎにと期待されている背番号11でしたが、
その憲伸を襲ったのが、1つの悪送球
先頭・平野(阪神)が2球目に右方向へセフティーバント。
何でもないゴロでしたが、二塁の西岡の送球が乱れてエラー。
一塁・新井が捕れずに、二塁へと進めてしまいます。

いきなり得点圏に走者を背負った憲伸
しかしこの日は球威、制球とも本来の出来には程遠いもの。
直前合宿に入って、先発から中継ぎの調整に変更し、
ブルペンに1回しか入っていない状態だったそうで、
ジャパン首脳陣も不安があったようですが、それが的中?
続く内川(横浜)に初球、中に甘く入ったストレートを
ライト線へ持って行かれ、同点のタイムリーツーベースを許すと(1-1)
続く栗原(広島)には初球、フォークが甘く中に。
高々と打ち上げられると、レフト中段に飛び込む2ラン(1-3)。
リズムを掴む間もなく、わずか2球逆転を許してしまいます。

なおも悪夢のような光景は続き、
続く鳥谷(阪神)にフルカウントからの8球目、
外角低目のストレートを持って行かれ、レフトへのソロ
二者連続で被弾してしまうと(1-4)
吉村(横浜)には外へのカーブが外れてしまい、四球。
ここで大野投手コーチがマウンドへ。
通常の公式戦ならとっくにKOというところも
調整の意味合いもあり、投げることも必要。
しかしこうなってしまうと、憲伸いつもの憲伸ではなく、
続く金城(横浜)にもカウント1-3からの5球目、
外角高目のカットボールをセンター前に落とされると、
亀井(巨人)にも三遊間を破られてしまい、無死満塁。
そして石原(広島)にもフルカウントからの6球目、
中に入ったシュートを叩かれ、レフト前へのタイムリー。(1-5)
これで1四球を挟んでなんと6連打
アウト1つ奪えないサンドバッグ状態
これにトドメを刺したのは、この回9人目の打者・東出(広島)。
カウント2-1からの4球目、外へのフォークを叩き、
詰まりながらもセンター前に落とすタイムリーヒット。(1-6)
交代をためらっていたベンチもこれにはさすがに動き、
大野コーチが2度目のマウンドで、田中にスイッチ。
アウト1つ奪えない0/3イニング、34球を投げ、7安打1四球。
さらに代わった田中も捕まり、この回2打席目の栗原
右中間突破の走者一掃ツーベースを浴びたことで、
失点は自己ワーストの『9』に(自責点は5)。

北京での大一番に向かうジャパンの投手陣の
柱となるべき憲伸がまさかまさかの大炎上
イニング終了後、スコアボードに点ったのは『10』の文字。
これには猛者揃いの日本代表もさすがに意気消沈か?
その後もセ・リーグ投手陣見事な好投も重なり、
村田のソロ本塁打による1点しか奪えずに、2-11で惨敗。
先発、中継ぎと投手陣が不安を残したうえ、
打線も精彩を欠き、元気もないという状態。
まさにチーム全体で様々な課題を抱えたまま、
決戦の地・北京へ向かうこととなりました。


この日は出先のTVで、ずっと五輪の柔道を見ていて、
家に戻ってから、録画していた強化試合を見たのですが、
まさかこんな展開となってしまうとは…。
まるでオールスターゲームでの成瀬(千葉ロッテ)のよう。
連続被弾ぐらいまでは仕方ないと思いましたが、
それ以上は本当に目も当てられませんでしたね。
自分的にはセ・リーグ選抜には、全力で頑張ってもらい、
日本代表を叩いて、気を引き締めさせてほしい
それでも憲伸だけはしっかり抑えて、
北京に向かってくれればと思っていましたが、
まさか憲伸を叩かれて、10点を奪われてしまったのは予想外。
しかもドラゴンズのメンバーがその10点に
1人も絡んでいないというのも、ある意味皮肉にも感じました。

大丈夫?ぺ金。振り返ると、
やはり憲伸も人の子。
気持ちが乗っていないと、
一気に叩かれるんですね。
ジャパンの首脳陣
どのような調整をさせたのかは
分かりませんが、
見るからにボールが甘く不安定
きっかけは西岡のエラーなのは
明らかですが、
通常の憲伸なら、
たったそれだけでは崩れないはず。
ただ今回に関しては、立ち直ることさえ出来なかった。
慣れないであろう国際球の影響もあったのか、
バッテリーを組んだ阿部との呼吸が合わなかったのか。
いろいろな理由が推測されるでしょうが、
自分としてはその1つに、日本代表というチームが、
まだチームとして出来上がっていないからなのではと。
ピンチになっても、何となく遠慮がちにも見えた内野陣
本番になれば違うだろうとか、誰かが言っていましたが、
このような状態のチームでは、まだまだヤバイかなと。
まあまだ動き出してわずか1週間
さらに大量点を取られたからそう感じたのかもしれませんが、
憲伸のこの日の投球が、それを象徴
何となく乗り切れない部分が、画面からは見られました。

ただ下を向いている場合でもなく、3日後には初戦が控える。
最初の登板がいつで、どんな場面かはわかりませんが、
まず憲伸にはしっかりと切り替え、そして立て直してもらいたい。
この日の屈辱を力にして、持ち前の気持ちを大きく出す投球。
そのうえでフル回転を願いたいですね。
そして日本代表としては、プレーヤー1人1人のより一層の全力プレー
「北京では、今日のようなぶざまな試合はしません!」
指揮官は叫んでいましたが、やるのはあくまでも選手
ベストな面々で向かうからには、しっかりと結果を出してくれればと。

どのような戦いが待っているかはわかりませんが、
まずは決戦の地での奮闘を期待させてもらいます。
厳しい戦いになるは確かでしょうが、最後の最後には、
日本で戦況を見守るファンを喜ばせてほしいですね。
そして川上、岩瀬、荒木、森野には特に頑張れと。
あくまでもドラゴンズがメインではありますが、
日の丸竜戦士の頑張り、こちらもTVで応援したいと思います。


若竜トピックス(9日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 15回戦
(9日・ナゴヤ球場)
 SU 000 020 003 = 5
   000 100 210 = 4
[敗] 菊地(34試合5敗1S)
[D本] 中村一生3号
[D投] 川井、ネルソン、平井、菊地
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
4回ウラ、イ・ビョンギュの一塁失策と好走塁などで
1死三塁から西川が右前に適時打を放ち先制
先発・川井は、立ち上がりから球数が多く苦しい投球だったが、
相手の拙攻にも助けられ、4回まで無失点に抑える。
しかし援護点をもらった5回、無死から森山に安打を許すと、
2死から一輝、小瀬連続四球を与え満塁。
後藤の代打・古木に中前2点適時打を浴び、逆転される。
1点ビハインドの7回ウラ、西川三塁内野安打、
堂上直倫右前打、さらに田中犠打で1死二、三塁とすると、
ネルソンの代打・谷が左越えに二塁打を放ち、3-2逆転する。
8回ウラ、先頭・中村一生が左越えの本塁打を放ち追加点。
しかし9回、4番手・菊地が打ち込まれ、
遊ゴロ失策で出塁を許すと、代打・大引に中越え、
代打・横山徹也に一塁線突破と連続二塁打で同点にされると、
1死後、小瀬に右前に適時打を打たれ、再逆転
9回ウラは、大久保勝信に三者凡退に抑えられ、4-5で敗れる。
公式サイトより)


●中村一生
<8回の第4打席、内角変化球に体がクルリと回転。
打球は手応え以上に伸びて左翼フェンスの向こう側へ。
7月3日の福岡ソフトバンク戦以来となる3号ソロは
自信を深める一発となり>
「うまく打てた? そうですね。
(打ったのは)シュートが抜けたのだと思います。
追い込まれていたんで右方向を意識していたんですが、
内角のボールに体がうまく反応してくれました。
積極的に打っていく事を考えてます」

<3日の1軍昇格以降、立浪兼任コーチから指導されたのが
『打つときに左肩の開きが早くなっている』ということ。
徹底的に意識して練習すると、この日は3打数2安打。
成長が結果となって表れた>
「その効果があったのかもしれませんね。
体が開かなかったから、あそこまで飛んだのかもしれない。
タイミングが最近はずっと取れているんで、
ボール球も振らなくなっていると思う。
いまは1軍にいるといっても油断しているとすぐに落とされる。
とにかくどんな試合でも結果がほしい」
公式ファーム中スポ

●川井進
<先発で5イニングを投げ、6安打2失点>
「2点に抑えられたからまずまず、結果良しです。
変化球はストライクが入りますが
右打者の内角が上手く投げられなかったです。暑さにバテマシタ」

<4回まで無失点に抑えていたが、5回に2四球が絡んで失点。
テストの意味合いもある中で投げたが、反省しきり>
「四球を出しちゃいけなかったです…。
ストレートの四球を出してしまったのがいけなかった。
四球が少ないのが自分の持ち味なのに」

<気になるのが1軍での先発機会。
本人は首をかしげていたが、来週の先発抜てきは有力>
「どうですかね…。どうなるか分からないです。
(チャンスが巡ってくれば)もっと腕を振っていきたい」
公式ファーム中スポ

●岩﨑達郎
<この日の2軍戦に『2番・遊撃』でスタメン出場したが、
自慢の守備で2失策と精彩を欠き、試合後は浮かない表情>
「あしたはしっかりやりたいです」
中スポ

●堂上直倫
<『7番・三塁』でスタメン出場したが、
4打数1安打も納得できないようす>
「ストレートを待っているときにうまく変化球に対応できない。
しっかり練習したいですね」
中スポ

●谷哲也
<7回にネルソンの代打で登場。
一時は逆転となる2点二塁打を放ち、1軍昇格をアピール>
「調子が良いです。
真ん中高目のカットボールだと思います。上手く打てました。
いいピッチャーから打てたのでよかったと思います」

<これで7月29日の福岡ソフトバンク戦から7試合連続安打。
この間の打撃成績は打率.550と打ちまくっている>
「変化球に対応ができているのが今はいいと思います。
でも守備をもっと磨かないといけないです」
公式ファーム中スポ

●マキシモ・ネルソン
<1軍登録されているものの、
後半戦は一度も登板がないため調整登板。
2イニングを無安打3奪三振無失点と好投。
ストレートのMAXも154キロをマーク>
「今は調整が十分ではないけど、
完全な状態で投げられるようになれば、もうちょっと球は速くなると思う」

<この日は速球だけでなく、変化球も多投。
テクニックを磨くことにも力を入れている>
「いつも森さん(バッテリーチーフコーチ)から
変化球でストライクを取ることも大事だ、と言われている。
スライダーとカーブを多く投げた」
(中スポ)

●平井正史
<8回から3番手でマウンドに登り、
1イニング打者3人をピシャリ。
2試合連続で1イニングをパーフェクトに抑えたが、
本調子ではないよう>
「(抑えたのは)たまたまです。
まだ自分の思ったように投げられてないです。もう少しだと思います」
(中スポ)


◇山本昌
<試合終了直後、中田とともにグラウンドに現れ、
スタンドはあっという間に『おめでとう』の歓声に包まれる。
さっそうと手を振って応えたが、粋な計らい?
屋内練習場でアップを済ませ、キャッチボールのために
試合が終わるのを待ったが、しびれをきらしての行動のよう>
「仕方がないよ。9回から待機していたのに、
9回ウラまでいってしまったからね」

<先発調整の都合で中田とともに休日返上。
200勝直後は祝福の嵐だったが、落ち着いてきた様子>
「(周囲も)もう普通だよ」
(東京中日)

◇中田賢一
<山本昌とともに休日返上で練習。
2軍戦終了後のナゴヤ球場でキャッチボール、
ランニングなどをみっちりと行う>
「(先発の)軸になれるように頑張らないといけない」
(東京中日)


ジャパンに興味がないドラゴンズファンは、
こちらの方が大いに注目だったでしょう。
灼熱のナゴヤ球場で行われたウエスタン・サーパス戦
先制、逆転、再逆転となったゲームは、
7回に代打で登場したルーキー・谷がタイムリーを放つと、
続く8回には、1軍から駆り出された中村一生
ダメ押しとなるソロ本塁打を放ち、4-2と2点リード。
しかし最終回、このところ不調の4番手・菊地
失策をきっかけに捕まってしまい、まさかの逆転負け
試合終了後に練習をしようとしていた昌さん中田
しびれを切らさせる結果となってしまいました。

この日は1軍は休日ということで、
川井、ネルソン、中村一生、岩﨑、堂上直倫といった
1軍に登録されている5選手が出場。
さらに1軍から森、高代の投打のチーフコーチが
視察に訪れるなど、入れ替えテストといった様相に。
1軍生き残り、そして1軍昇格へ向けて、
若竜たちの大いなるアピールの場となりましたが、
総力を結集した?中スポのイチオシは、
8回にレフトへソロ本塁打を放った中村一生
1軍では立浪兼任コーチからもアドバイスをもらい猛練習。
その効果も出ての一発だったようです。
また代打で登場し、タイムリーを放ったもアピール。
その一方で、岩﨑、堂上直倫といった面々は
やや精彩に欠いたようで、きょう10日に奮起を期待します。

一方、投手陣では昇格後、登板のなかった
左腕・川井が先発し、5イニングを2失点。
しかし立ち上がりからややもたついたうえ、
失点した5回のきっかけが四球だったことに反省しきり。
先発陣が少ないことで、次回の1軍登板はあるにせよ、
やや納得のいかない投球となってしまったようです。
また2番手としては、このところ登板がなかったネルソンが登場。
いろいろやらかすネルソン君でしたが、この日はまずまずだったようですね。
ちなみにストレートのMAXは、154キロだったとのこと。
暑さも本番ですし、そろそろ160キロオーバーの片鱗が伺えるかも?
まあ球速よりも、しっかりとした投球術を身につけてほしいです。


ところで今朝の中スポ<ドラ番記者>
久しぶりに、我らが渡邉球団職員の記事が!
暑さのなか悩まされているようですが、以下にコメント↓

◆渡辺スコアラー
<猛烈な暑さに、動作解析チームが悩まされ、
ビデオカメラを手に困った顔。
日よけのない、灼熱のナゴヤ球場のスタンドで
ビデオカメラ使っていたところ、
あまりの暑さで動かなくなってしまったそう>
「2台も壊れちゃった…」

<しかし先日の2軍戦前、銀色の小箱を手に。
段ボールか、アルミホイルかの素材で
もろに手作りと分かるカメラ用の日よけボックスを>
「つくったよ」

<ところがせっかく自慢げだったのに、試合が終わるとしょんぼり。
その後、カメラには日よけのタオルが乗せられている>
「みんなに『そんなの小学生でもつくれる』って言われたよ。
1時間もかけてつくったのに…」

(中スポ<ドラ番記者>


暑さのなかだと、ケータイがダメになっちゃったと
言う話はよく耳にしますが、ビデオカメラ
しかも2台もダメにしてしまうとは…。
酷暑の続くナゴヤ球場、
ネット裏もまさに「鉄板」のようなんですね。
ただせっかく機転を利かせたのに
「そんなの小学生でもつくれる」とは…。
しょんぼりする渡邉球団職員に同情したくなりました(笑
まだまだ猛暑は続きますが、タオルひっかけ頑張って下さい!

2008年8月 9日 (土)

北京五輪ブレイク、代表強化試合ライト荒木ビーム。

2008年8月8日、8の字がが並ぶ末広がりの日
アジア3度目の夏季大会開催となる北京五輪がついに開幕。
24日までの17日間、五輪モードで大いに盛り上がりそうですね。
それはさておき、日程上4日間ゲームがないドラゴンズは、
遠征先の松山から名古屋に戻り、2日間の休日となったもよう。
そんななか東京では野球日本代表の強化試合が行われ、
猛暑のナゴヤ球場では、若竜たちサーパス戦
東京中日5面扱いながら、この日のドラゴンズの話題をまとめます。

ドラゴンズトピックス(8日)

◇浅尾拓也
<7日の東京ヤクルト戦で
9回1イニングを抑えてプロ初セーブを記録。
初経験の抑え役をどう受け止めているのか、以下一問一答。
抑えの仕事をする場面で登板したのは初経験?>
「去年のフレッシュオールスターで
9回に登板してセーブがつきましたが、それ以来ですね」

<どんな気持ちだった>
「投げ始めは普段と変わらなかったですけど、
ランナーを出して(武内、ユウイチに連打され、1死一、二塁)
まずいと思ったら、尋常じゃないほど汗が出てきました。
腕にスーッと流れてきたんです。これまであんなことはなかった」

<あの場面で谷繁がマウンドに来た>
「怒られるかと思ったら、おまえが納得した球を投げて、
打たれたらしようがないと言われました。
そんなふうに考えればいいのかと思って、気持ちを切り替えられました。
谷繁さんがいい方へ、いい方へとぼくを導いてくれました」

<直後に川端慎吾を併殺打に打ち取ってゲームセット>
「点を取られるとまずい場面でしたから、ほっとしました」

<9回に登板する心の準備は?>
「右打者が続く場面なら出ると思って、
ずっと準備していたので、大丈夫でした」

<6日の東京ヤクルト初戦ではセーブがつかない
同点の8回から2イニングを投げ、無失点に抑えた>
「負けている時から肩はつくっていました。いく準備はできていました」

<絶対に相手に点を許したくない場面が出番。
ベンチの信頼は厚いが>
「最近はよく打たれてますけどね。
頑張らなければいけないところですから」

<五輪期間に抑えをしてもらうという話は聞いていた?>
「そんな話もありました。
でも、変わらずいつものようにいけばいいというような話を、
森さん(バッテリーチーフコーチ)、近藤さん(投手コーチ)には
アドバイスしてもらいました」

<岩瀬からは>
「今回、特にはありませんが、
岩瀬さんにはいつも心構えは聞いています。
ブルペンや食事のときにアドバイスをもらっています」

<抑えの心構えも>
「(抑えは)どれだけ内容が悪くても勝てばいいと話してくれました。
ぼくは内容ばかり気にするので、
抑えなら割り切らないといけないんだなと思いました」

<中継ぎは内容、抑えは1点差でも勝つことが大事>
「そうですね。中継ぎとはまた違うところがあります。
普段から感じていましたが、投げてみて、
岩瀬さんは強い人だな。すごいと感じました」

<岩瀬のいない間は守護神になりそうだが>
「岩瀬さんの代わりはできないと思っています。
自分が強く意識しているのは、どんな展開でも行く準備をすることと、
きちんと抑えることです。(高橋)聡文さんや長峰もいるし、
ぼくはやれることをやって抑えられるようにしたい」

<今季は右肩の故障から始まり
実は万全ではない状態で1軍に昇格したが、結果を残している。
今季同じような役割を担った吉見が
右肩関節炎で離脱しただけに心配だが意に介していない>
「体は大丈夫です。
右肩のケアはしっかりしているつもりです。チャンスですから」
中スポ名タイ

◇山本昌
<来季の現役続行に意欲を示している。
今季中4日で1度、中5日で3度先発して、成績は2勝1敗。
中6日ではローテを維持できない今季のチームを支えている>
「中4日、55日での登板は(川上)憲伸よりも多いよね。
そう考えるとまだやれる」

<年齢による衰えを感じていないわけではないが、
体調管理で体力を維持しながら経験でカバー>
「若いころはたくさん眠れたけど、最近は目が覚めちゃう。
『中田が10時間寝た』なんて話を聞くと、うらやましいよ」
名タイ


ドラゴンズの1軍本隊は、
松山での東京ヤクルト2連戦を終え、この日帰名。
8日、9日の2日間は、チームとしては休日となるそうです。
お疲れモードの選手も多いですし、休息してほしいですね。
そんななか、今朝の中スポには
先日プロ初セーブをマークした浅尾のインタビューが。
とりあえず「暫定守護神」として、
高橋、長峰、小林らともに、岩瀬の穴を埋めていくようですが、
ラスト1イニング限定というカタチは取らずに、
打順の兼ね合いで左が多ければ、左腕の高橋を、
また右打者が続く場面なら浅尾といった使われ方になってきそうです。

このところの浅尾の安定感は実にめざましいゆえに
今後の起用はより厳しい場面での登板となってきそうですが、
抑えの先輩でもある岩瀬からも
いろいろと心構えなどを聞いているようですね。
投球内容も気にはなるでしょうが、
たとえ打たれたとしても、最終的には勝てばいい
それにはまず自分の力を存分に出すことが大事となるでしょう。
結果はどうであれ、今回の守護神修行は、
浅尾自身の今後に大いにプラスとなってくるのは確か。
自分の力と捕手のリードを信じて向かっていく
そしてチームに貢献しながら、多くのことを学んでほしいです。


今日の公示。(8日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 中村公治外野手
公式サイト共同通信社

◇堂上直倫
<チームは2日間休日だが、中村一生、岩﨑らとともに、
9、10日のウエスタン・サーパス戦に出場することに。
昇格後、1打席(三振)しか立っていないだけに
大事な2試合となってくるが>
「いま状態はよくはないんですよ。
ファームでしっかり練習していきたいですね」
(東京中日)


この日、中村公治が出場選手登録を抹消されました。
一緒に上がった中村一生、堂上直倫と比べても、
あの見逃し三振は、やはりインパクト大だったかも。
特に外野陣はサバイバルとなっているだけに、
わずか1打席ながらも、厳しい結果に繋がってしまったようです。
ただ入れ替えはこれで終わりではなく、
今週末のサーパスとの2連戦には、投手では川井
野手では、岩﨑、中村一生、堂上直倫らが合流。
1軍首脳陣が視察する中での『入れ替えテスト』になるという話も。
まだまだ北京五輪ははじまったばかりですし、
これから先も、サバイバルが続いていきそうです。


ドラゴンズトピックス・代表編(8日)

◆日本代表強化試合 第1戦
日本代表-パ・リーグ選抜
(8日・東京ドーム)
 011 011 000 = 4
  001 140 00× = 6
[勝] 涌井
[J本] 里崎
[Jバッテリー] ダルビッシュ、涌井、杉内、藤川、岩瀬、上原 - 里崎、矢野
全日本野球会議オフィシャルサイトNPB公式サイト

【ゲームレビュー】
日本代表は2点を追う3回に里崎がソロ本塁打。
4回には2死からの3連打で1点を追加した。
5回には、中島、青木の連続適時打など
5安打を集中して一挙4点を奪った。
投手陣は6投手が調整登板
先発・ダルビッシュが3回を4安打2失点。涌井、杉内も失点を許した。
中スポ

○岩瀬仁紀
<藤川の後を受けて8回から登板。
1安打を許したが1イニングを13球で無失点に抑える。
喜びも高ぶりもなく、登板を冷静に振り返り>
「すんなり今日みたいに(回の)頭からいければね。
久しぶりにしてはまあまあでした。
ボールが若干高いのは直したい。ミスをしないようにしたいですね」

<縫い目が高い国際球の感触を、実戦で確かめられたことが収穫>
「(五輪使用球は)指のかかりが良くて、スライダーもいい球がいく。
はまる時とはまらない時がある。外れたときの差が大きい」

<7月は7イニング2/3を投げ、被安打15本。
五輪への焦りを感じながら投げ続けた>
「何とかしないと」

<7月29日・横浜戦以来10日ぶりのマウンドに>
「体も肩も休めたので、いい感じになってきている。
1つでもアウトを多く取って、後ろを楽させたい」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

○荒木雅博
<4回に稲葉の代走で途中出場。5回から5イニング右翼に入る。
9回、今江が放った特大のライナーを全速力で追走。
フェンス際で絶妙のタイミングでジャンプし、グラブの先に収める。
捕って当然という顔で好プレーを振り返り>
「真正面にきたのでちょっとびっくりしました。
まあ、あれは普通のプレーですよ」

<5回、1死一、二塁から大松の右前打を猛ダッシュでキャッチすると、
『レーザービーム』でホームへダイレクト返球。
二塁走者の塩川を三塁でストップさせる強肩も披露。
二塁が本職で、右翼は不慣れなポジションだが、好感触を得て>
「違和感はありますよ。守っていても景色が全然違います。
北京に行くまでに(外野は)一度やっておきたかった。
思ったよりも『スッ』と試合に入ることができた」
中スポスポニチ名古屋

○森野将彦
<7回に代打で出場も、三瀬の前に空振り三振>
「久しぶりの実戦で試合感覚がもう少し。
五輪本番までに上げていかないといけない」
(東京中日)

◆平田良介
<セ・リーグ選抜の1人として、
きょう9日の五輪日本代表との強化試合に出場予定。
この日、高橋とともに松山から東京入り>
「出る機会があれば思いっきりやりたいですね。
絶対にいい経験になると思うんですよ」

<チームは2日間休日だが、
強化試合の翌日も2軍戦に出場予定>
「いろいろ勉強します」
中スポ


北京五輪が開幕したこの日、
東京ドームでは、野球日本代表の強化試合が行われ、
6-4と逆転でパ・リーグ選抜を下したもよう。
CSで中継があったので、その一戦を見ていましたが、
一言でいうと、『しまりのない試合』。
特に投手陣においては、「大丈夫かよ?」
何度もツッコミたくなってしまいましたね。
まああくまで壮行試合ですし、
ネット裏には他国のスコアラーも。
ここでベストに持ってくる必要もなく、
本番で力を発揮してくれればいいのですが、
あまりの状態の悪さに、ほんと苦笑いの連続でした。

そんななかドラゴンズ陣は、岩瀬、荒木、森野が登場。
まずは8回から5番手で登板した岩瀬
先頭の栗山(埼玉西武)に高目のスライダーを叩かれ、
センター前ヒットを許してしまいますが、
続く塩川(東北楽天)をシュートで二塁ゴロに取ると、
一塁からの好送球で、三塁を狙った栗山がタッチアウト。
ダブルプレーで2死とすると、最後は一輝(オリックス)を
内へのスライダーで差し込ませての三塁ゴロ。
まあいつもの岩瀬と言う感じで結果3人で抑え、
クローザーの上原へと繋ぎました。

荒木ビーム炸裂!また稲葉の代走で、
4回途中から出場の荒木
阿部のレフト前タイムリーで
同点のホームを踏みましたが、
この日目立ったのは、守りでしたね。
01年9月1日以来
7年ぶりというライトに就くと、
3つも打球が飛んできた5回には、
大松(千葉ロッテ)の右前打で
本塁へ見事なビームを披露
二塁走者の塩川
本塁突入を阻止すると、
9回には今江(千葉ロッテ)の
フェンス手前の飛球をジャンプ一番好捕
代表では初めての外野守備ながら、美技を連発し、
見事なスーパーサブぶりを発揮しました。
ただ打撃の方は今ひとつ。
連打でつながっていた5回ウラ、1死一塁で打席に入ると、
甲藤(福岡ソフトバンク)の高目のボール球を空振り三振。
さらに7回ウラ、1死一塁での第2打席は、
三瀬(福岡ソフトバンク)の
2球目を右に持って行くも、ライトファウルフライ。
こちらは役割通り?に無安打で終わりました。

そして7回ウラ、G.G.佐藤の代打で登場した森野
ぜひとも目立ってくれと期待しましたが、
三瀬の内角低目のストレートに空振り三振
今イチだったジャパンのムードに多分に漏れずの感が。

ちなみにきょう9日は、セ・リーグ選抜と対戦する日本代表
ドラゴンズからは、清水将海、高橋、新井、平田
4選手がセ・リーグ選抜として出場します。
おそらく登板があるであろう憲伸との対戦が楽しみです。


若竜トピックス(8日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 14回戦
(8日・ナゴヤ球場)
 SU 002 000 000 = 2
   010 100 20× = 4
[勝] 清水昭信(20試合3勝4敗1S)
[S] 平井(5試合1勝1S)
[D本] 新井7号
[D投] 清水昭信、平井
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回ウラ、5番・イ・ビョンギュ右前打、柳田左前打で
1死一、二塁から堂上剛裕が一塁ゴロ。
しかし一塁・木元の二塁への送球が柳田の背中に当たりエラー。
その間にイ・ビョンギュが生還し、先制
3回、先発・清水昭信が2死三塁から古木に中越え2ランを喫し逆転される。
しかし4回ウラ、新井が中越えの同点本塁打を放つと、
7回ウラ、サーパス2番手・康介を攻め、
谷、藤井の連続四球と新井の一邪飛でタッチアップし、2死二、三塁。
ここでイ・ビョンギュが左越えの2点二塁打を放ち、勝ち越す。
清水昭信は、4回以降2安打無失点で8回まで投げると、
最終回は平井が三者凡退で締め、4-2で勝利。
公式サイトより)

○新井良太
<ウエスタン・サーパス戦に『4番・一塁』で先発出場.
4回に貴重な同点ソロを中越えに放つ>
「自分のスイング、フルスイングができました。
打ったのはストレートです」

<3日に登録抹消されてから2軍戦で3試合で計2発と、
ここにきて持ち前のパンチ力のある打撃を披露>
「もっと確率をよくしないと。
維持できるようにならないと駄目です」

<試合後は9日の北京五輪日本代表の強化試合に
セ・リーグ選抜に選ばれているため東京に向かう>
「主力選手ばかりなので、盗めるところは盗んで
貪欲にいきたいと思います」
中スポ

○イ・ビョンギュ
<『5番・左翼』で7月30日・福岡ソフトバンク戦以来の出場。
4打数3安打2打点と活躍し、復調をアピール。
同点で迎えた7回2死二、三塁で、
左中間へ勝ち越しの決勝2点適時二塁打を放つ>
「状態はずっと同じです。とにかく一生懸命頑張るしかない」
中スポ

○清水昭信
<5日の広島戦で中継ぎ登板後、中2日で先発し、
プロ入り後最多の8イニングを投げ6安打2失点と好投。
4月30日の広島戦以来、今季3勝目を挙げる>
「(3回の)古木さんのホームランは球が高かったけど、
それ以外は低めにいってよかったと思う」
中スポ


◆朝倉健太
<右腕の血行障害により戦列離脱中。
この日ナゴヤ球場で離脱後初となる本格的な遠投を開始。
約80メートルの距離で、力を入れた投球を投げ返し明るい表情>
「問題はなかった。徐々に徐々にやっていきます」
中スポ

◆吉見一起
<右肩関節炎のため7月21日に登録抹消。
以降リハビリと練習を続けてきたが、
この日離脱後最長距離となる本格的な遠投を行い好感触>
「(右肩に)変な感じはなかったし、
これからは(ペースを)上げていかないといけません。
(今月)2日くらいまではちょっと引っかかるところが
あったけど、今日はなかったです」
中スポ


ファームには、オリンピックブレイクはなく、
ナゴヤ球場では、この日からサーパスとの3連戦。
2敗1分けだった前日までの広島戦とは打って変わり、
この日は投打ともまずまず噛み合い、8月初勝利を挙げました。
先発した清水昭信が、8イニングを投げ6安打2失点と好投。
猛暑のなか自己最長のイニングを投げ抜き、久々の3勝目
立ち上がりこそ制球に苦しんだものの、
4回以降は、3イニング連続三者凡退など5イニング無失点。
赤坂、山内といったルーキーに負けじと頑張りましたね。

また打線では4番・新井がこの日も一発。
サーパス先発・近藤のストレートを
豪快にバックスクリーン左横に。
ファームでは変わらぬ「強さ」を見せつけたもよう。
さらにイ・ビョンギュが、8月初出場。
『5番・左翼』でスタメン出場を果たすと、3安打2打点を活躍。
とくに7回2死二、三塁のチャンスで、
勝ち越し2点タイムリーを放つなど、復調をアピールしました。
本来ならこの8月に1軍にいなくてはいけない背番号7
ただ「状態はずっと同じです」では、まだまだかも。
同じ以上になるように状態を上げてもらいたいですね。

2008年8月 8日 (金)

辛抱結実佐藤充、うれしい2年ぶりの白星!

悪天候のなか、若いリリーフ陣が踏ん張り、
延長12回ドローに持ち込んだドラゴンズ
松山・坊っちゃんスタジアムでの東京ヤクルトとの第2戦は、
前夜同様1点を争う投手戦の展開に。
先発・佐藤充粘りに粘った投球
初回の1失点のみに凌ぐと、中盤ようやく打線が援護。
6回、3番起用の井上が起死回生の同点打を放つと、
続く7回には、デラロサが値千金の勝ち越し弾
そして8回途中まで踏ん張った佐藤充約2年ぶりの白星が。
不調に苦しんでいた右腕がようやく長いトンネルを抜けました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 14回戦
(7日・松山坊っちゃんスタジアム | 中日6勝6敗2分け)
11045人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト
[勝] 佐藤充(5試合1勝1敗)
[S] 浅尾(19試合1S)
[D本] デラロサ4号
[Dバッテリー]
佐藤充、小林、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
佐藤充が2年ぶりの勝ち星
佐藤充は1回、簡単に先制されたが、その後は粘りの投球
得点圏に走者を背負う場面を、何度もしのぎ切った。
井上3番起用が当たった。
6回2死二塁から右越え同点二塁打。
7回にデラロサの勝ち越し本塁打が飛び出した。
9回を抑えた浅尾プロ入り初セーブ
競り合いを制し、引き分け2を挟む
東京ヤクルト戦の連敗を3で止めた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中8日で佐藤充
立ち上がり、1死から川島慶三に落ちないフォークを
引っ張られ、三塁線を破るツーベースを許すと、
続く好調・飯原にカウント2-0からの3球目、
外へのスライダーを右へ持って行かれ、
一、二塁間を抜くタイムリー。
いとも簡単に先制点を奪われる。(0-1)

東京ヤクルトの先発は、館山
2回、先頭・ウッズの当たりはショート左へのゴロ。
しかしボールがイレギュラーし、センター前へ。
久々に2試合連続ヒットとなったウッズが出たが、
続く和田がシュートに詰まって、6-4-3のゲッツー
この日6番に下がった中村紀洋は打ち上げ、レフトフライ。
館山の前に、序盤は完全に抑え込まれる。

2回ウラ、田中浩康の一、二塁間深いゴロに
デラロサが追いついたものの、弾いてしまいエラー。
先頭打者を出してしまうと、
武内にもセンター前に運ばれ、無死一、二塁。
続く福川は外へのフォークで空振り三振に取るも、
館山の犠打で、2死二、三塁と追加点のピンチ。
しかし福地を低目のストレートで二ゴロに打ち取り、何とか凌ぐ。

3回ウラ、先頭・川島慶三を空振り三振に取ったが、
続く飯原にセンターへ返されると、畠山の3球目に二盗。
またも得点圏に走者を背負う佐藤充
それでも畠山を外へ落ちるフォークで空振り三振
ガイエルには内へのストレートを決めて、見逃し三振
中軸2人を連続三振で抑え込み、追加点を与えず。

4回ウラ、田中浩康の中前打と福川の中前打、
さらに館山の犠打で、2死二、三塁。
2回ウラと同じような展開でピンチを迎えたが、
再び相対した福地を外へのストレートで高いバウンドの遊ゴロ。
との争いは井端の素早いフィールディングで防ぐ。

5回、ドラゴンズがこの試合初めての得点圏。
ウッズのレフト前に、中村紀洋の三遊間突破のヒットで、
1死一、二塁と、同点のチャンス。
しかしデラロサは外へのスライダーを打ち上げ、
一塁後方へのファウルフライ。
ウッズがタッチアップして、2死一、三塁となるも、
谷繁が初球シュートに詰まってしまい、同じくファウルフライ。
約2カ月勝っていない館山に勝利投手の権利を献上。

5回ウラ、佐藤充がこの試合初めて三者凡退に取ると、
6回ようやくその粘投に応え出したか、打線が2死から反撃。
小池が初球のフォークを狙い打ちして、
三塁線へ抜くツーベースで出ると、
続くこの日3番に上がった井上鮮やかな一振り
2ストライクと追い込まれた後の3球目、
真ん中高目に甘く入ったストレートを振り抜くと、
打球はライトの頭を越え、ワンバウンドでフェンス直撃!
その間に小池が三塁を回り、一気に生還。
ベテランの起死回生のタイムリーで、同点に追いつく。(1-1)
なおも続くウッズの4球目に、館山がワイルドピッチ。
ランナーは三塁へと進み、今度を勝ち越しのチャンス。
2安打のウッズとは勝負を避け、2死一、三塁で和田勝負
この日は館山のシュートに翻弄されている和田
大きなチャンスで一打を期待も、今度は内へのストレートで
打ち損じてしまい、三塁ファウルフライ。
相変わらずあと一押しができず、同点止まりに終わる。

6回ウラ、同点に追いついてもらった佐藤充
何とか踏ん張りたいところだったが、
いきなり先頭のガイエルに四球を与えると、
続く田中浩康の犠打で、二塁へ。
相変わらず得点圏に走者を背負うが、ここから再び粘り
迎えた武内に初球、高目のストレートを左へ運ばれたものの、
和田がバックし、フェンス手前でキャッチ。
ここで二塁走者のガイエルが果敢に三塁へとタッチアップ
しかしどう見ても暴走でアウトのタイミング。
案の定、和田から中村紀洋へ返球されると、
やや逸れてはいたものの、三塁タッチアウトでゲッツー。
このミスで流れがドラゴンズへ傾き、その次の回値千金の一発が。

7回、先頭の中村紀洋がフルカウントから
外へのスライダーに空振り三振に倒れたものの、
続くデラロサが、大きな仕事を。
カウント1-1からの3球目、中に入ったスライダーを強振すると、
良い角度で上がった打球は、そのまま伸びていき、
なんとレフトスタンドへ飛び込むホームラン!
4日の巨人戦以来の一発は、値千金の勝ち越し弾に。(2-1)
その直前、投球練習を始めていた佐藤充も大きくバンザイ。
この一発で、2年ぶりとなる白星が見えてきた。

7回ウラ、福川を二塁ゴロ、代打・斉藤を遊ゴロと
バックの好守にも助けられ、流れもよくなった佐藤充
しかし2死から福地に四球を与えてしまい、
続く川島慶三の2球目に、福地がスタートを切ると、
谷繁が二塁へストライク送球。
もっか盗塁王の福地を刺して、スリーアウト。
2年ぶりの白星まで、いよいよあと6人に。

8回ウラもマウンドに上がる佐藤充
先頭の川島慶三を二塁ゴロに取ったが、
飯原に二塁左を抜かれ、センター前ヒット。
さらに畠山の右打ちはデラロサが追いついたものの、
2死二塁と、一打同点のピンチ。
左のガイエルを迎えるというところで、
落合監督がマウンドへ向かい、小林へとスイッチ。
完投こそ逃したものの、7イニング2/3、131球を投げ、
7安打5奪三振2四球で1失点の佐藤充
あとはリリーフ陣に自らの白星を託した。
小林にスイッチしたことで、東京ヤクルトベンチも動き、
左キラーの代打・志田を投入。
しかし小林は臆せず2球目、
十八番のスライダーで二塁ライナーで料理。
二夜連続の1人1殺、しっかりと仕事をやり遂げる。

9回ウラ、ドラゴンズ3番手は、連投となった浅尾
しかし1死から武内にレフト前、代打・ユウイチにセンター前と
連打を浴びて、一、二塁と同点、サヨナラのピンチ
ここで東京ヤクルトベンチは、押本に代打・川端慎吾
一方、ドラゴンズ側谷繁、井端がばたつく浅尾に声を掛け間を置く。
そして迎えた勝負だったが、わずか1球で終了。
外角低目のストレートを叩かれ、
打球こそ強かったものの、ショート・井端へのゴロ。
6-4-3と渡るお誂え向きのゲッツーとなり、ゲームセット。
前夜に続く厳しいゲームながら、しっかり白星を掴んだドラゴンズ
東京ヤクルト戦の連敗3で止めるとともに、
佐藤充には06年8月13日以来となる2年ぶりとなる白星が。
さらに9回を締めた浅尾プロ初セーブをマーク。
四国の地でどん底まで落ちていた背番号16がようやく復活した。


久々のウィニングボール。延長12回ドローとなった
初戦同様、
なかなか得点が奪えない
厳しいゲームとなりましたが、
少ないチャンスを活かし、
何とか白星
掴めてよかったですね。
そのなかでは、
今季4試合目の先発にして
佐藤充が、2年ぶりに勝てたことが大きかったなと。
この2年間、自分の思うような投球ができず、
かなり辛い思いもしてきた佐藤充でしたが、
それでも「復活」するために、必死に取り組んできたことが、
時間こそかかったものの、この日ようやく実を結んだ
決してそのプロセスは平坦ではなかったですが、
待ちに待っていただけに、この勝利とてもうれしく思いました。

毎回のように走者を出しては得点圏に運ばれてしまう展開。
立ち上がりはリズム等も含め、決して良くはなかったですが、
そこからしっかり粘って、スミ1以上の失点を許さなかった。
その点に関しては、大きく評価できるのでは。
ヒットこそ打たれ、走者こそ背負ってはいたものの、
要所ではボールがしっかりと決まっていましたし、
前回同様にスライダー、フォークのキレはまずまず。
もっと早く打線が援護してさえいれば、
その投球内容は違っていたでしょうが、
勝つことの難しさをとことんまで分からせるつもりなのか、
勝利の女神は、辛抱辛抱を重ねさせる展開に。
それでも踏ん張って投げ抜けたことが、やはり佐藤充の成長
そのご褒美として、白星がもらえたのではないかと思いました。

お立ち台で「勝てば次につながる」と話していましたが、
前回の好投では次のチャンスをもらえたことと同様に
今回の勝利で、再び先発として登板もあることでしょう。
しかしここでホッとすることはあっても、決して満足はしないこと。
立ち止まらずに、続けて勝っていくことが大事。
もともと5試合連続完投勝ちを含む9勝を挙げるなど
決して力のない投手ではない背番号16
本来のスタイルを取り戻したうえに、
この2年間の辛抱で投手としても、さらに成長したはず。
これからもらしい投球でチームに貢献。
そして白星を重ねていってくれることを願います。

また9回1イニングを2安打1失点で抑えた浅尾
新聞を見て驚きましたが、プロ初セーブだったんですね。
スコア表をみると確かに「19試合1S」。
ホールドこそ5試合あるのですが、それまではまっさらだったとは。
修羅場をくぐり、セーブが付くことでが付くでしょうし、
この先も守護神の穴を出来る限り埋めてもらいたい。
その上で数字が重ねられれば、さらに自信となると思います。


苦手になりつつあった東京ヤクルトをしっかり叩き、
引き分けを挟んだ連敗を止められてよかったですね。
打線の状態がよくないなか、
粘って勝利を掴んだことは大きいと思います。
この流れで突き進んでほしいと思うと、こういうときにゲームなし
8、9日は北京五輪日本代表の強化試合のため、
両リーグとも試合がなく、リーグ戦は12日から再開となります。
まあ野手のなかでは、疲れやケガなどで
動きがよくない選手もいますし、ここで休息もいいでしょう。
ただ週が明けたら、広島、東京ヤクルトとの6連戦。
迫ってくる目下の敵をさらに叩いてもらいたい。
そのための準備期間として、4日間の休みを有効利用してほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎佐藤充
<粘りの投球で7イニング2/3を7安打1失点。
06年8月13日阪神戦以来、2年ぶりの白星を挙げる>
「(お疲れ様でした)どうもありがとうございます。
(今季初勝利、そして実に2年ぶりとなる
白星を手にした感想はいかがでしょうか?)
そうですね。ほんとうに、あのう、
勝てたのが久しぶりだったんで。
まあ試合中は一生懸命投げるだけだったんで、
そんな余裕はなかったんですけど、あのう、何ていうんですか、
本当に、今はうれしいの一言だけですね。
(この1勝には、苦しかった去年の思い、
たくさん含まれているんじゃないか)
そうですね。本当に、あのう、ドン底味わいまして、
何もできないところから、あのう、
よくここまで戻ってこれたなと思います。
(序盤は非常に粘り強い投球、マウンドでどんなこと?)
そうですね。そんなに、あのう、
ビシビシ抑えられるタイプじゃないと思っているので、
ランナー出しても粘り強く抑えていこうということだけしか
考えてなかったんで、まあ、それがあの、結果的にね、
最初の1点だけということで、
粘りのピッチングがね、できたなと思います。
(試合中盤、自分のテンポを取り戻していったか?)
そうですね。後半はちょっとテンポよく
投げられるようになったんで、あのう、まあ、その、
リズムもよかったんで、点数もね、
取ってもらえたのかなと思いますけど。
(今日は試合途中、レフトスタンドの後方に虹も見えました。
2年ぶりの勝利を祝うかのようなきれいな虹、ご覧になったか?)
そうですね。多分明るいうちだったと思うんで、
全く余裕がないピッチングだったんで、
そこまで気が回らなかったんですけど。
まあ、あのう、そういう時にいいピッチングができてよかったです。
(ファンのみなさんにメッセージを)
えー、そうですね。あのう、こういう、あのう、
1つ1つのピッチングが、あのう、自分の自信にもなりますし、
えー、勝てればね、どんどん次にもつながっていくとも思うんで、
またチームのためにも勝てるように頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました」


<初回に1点を失い、ほぼ毎回走者を出したが、
要所で力のある直球で押し、8回途中まで追加点を許さず>
「粘り強く投げられた。後半はテンポもよかった」

<飛躍した06年は8月を前に8連勝、
9勝目を飾ったときは誰もが2ケタ投手の誕生を予感したが、
その年を3連敗で終えると、昨年はわずか1試合の登板。
やれるという自信、焦りが力みとなって勝つための投球を忘れさせた>
「おかしい、おかしいって思っていました。
自然と力が入るようになっていたんです」

<そして今年、2度の転機が自身を変えた。
3月、リハビリ中で同い年の山井が軽く投げているのに、
速球がミットに吸い込まれるのを見て>
「これだなって。それまでは、いい球を、いい球をって力んでいたんです」

<2度目は6月の今季初先発。
わずか4球目で右足がつって5回途中でKO>
「情けなかったんです。極度の緊張ですよ。
でも慣れていけば、とも思った」

<この日で今季4度目の先発となったが>
「慣れたというか、何度もチャンスをもらってやっと応えられた」

<先発投手が不足する中で、復活を遂げ力強く宣言>
「結果が出ていなくても、
続けて投げさせてもらえたことが自信になった。
結果がついてきたことで自信になる。次もこういう投球をしたい」

<昨年オフ、CBC・占部沙矢香アナと結婚。
結婚後、初めて手にするウイニングボールについては>
「ウイニングボールですか? 
苦労をかけている奥さんに持って行きたいですね。
結構つらい思いをさせていると思うんで。
やっと勝てたっていい報告ができます」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

◇占部沙也香 さん
(佐藤充の妻・CBCアナウンサー)
<2年ぶりの勝利あめでとうございます>
「ありがとうございます。
つらい時期が続いても、自分をしっかり持っていて
頑張っていたので、尊敬していたし、
報われて、本当に良かったと思います」

<勝利の瞬間は>
「テレビで見ていて、やっぱり泣けました。
プロ初勝利(05年9月)の時を思い出しました。
甲子園でヒーローインタビューを受ける後ろ姿を
スタンドから見た時と同じ気持ちになりました」

<去年と違う様子はありましたか>
「去年は思うようにいかなくて悩んでいたような
感じがありましたが、今年は調子がいいようで、
やってやるという気持ちがあったみたいです。
ただ家では、あまり野球の話を持ち込まないので、
なおさら大変だったとは思います」

<連絡が来たら、どんな言葉を>
「お疲れさまでした、と。
初勝利も、今回も長かったけど、辛抱したかいがありました」
(中スポより)


○トマス・デラロサ
<7回、左翼席へ勝ち越し本塁打を放つ>
「打ったのはストレート。神様のおかげです」

<ヒーローは試合後、声を弾ませ、
帰りのバスまでハイテンションだった>
「グッドタイム、グッドタイミング!
勝利に貢献するために打つだけだ」

<とにかく活躍すればみんなに感謝する。
起用してくれる首脳陣や、サポートしてくれる周囲にお礼を>
「みんなのおかげで、いいところで打ててうれしい」

<五輪組の離脱で、荒木のいない二塁を守る。
やることはひたすら練習。汗を流すことが、上達の道と信じ切り>
「いいコーチがいるし、一生懸命練習をやれてる。うまくなりたい」

<五輪で再び巡ってきた先発出場。
このチャンスは大事に生かしていく>
「先発でまた出ることができて、
チャンスを何回もくれることに感謝している。
日本の野球にも慣れてきた」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

○井上一樹
<今季初めて3番に起用され、期待に応える。
1点を追う6回2死二塁、右中間へ同点二塁打>
「ああいう場面でなかなか点が取れなかったので、
とにかく何とかしようと思った」

<同点劇の伏線は前の打席にあった>
「内角で見逃し三振に倒れたでしょ?
だから配球としては(内角の3球勝負が)あるかなと。
もちろん追い込まれていたから、
それだけにしぼっていたわけではないけれど。
最高の結果ではありますよね。
これから先、どう打線を組んでいくかはわかりませんが、
準備だけはしておきたい。3でも6でも7でも、
結果を残していかなきゃいけないですから」
(中スポ、サンスポ毎日jpデイリー

○浅尾拓也
<9回1死一、二塁をしのぎ、プロ初セーブをマーク>
「危なかったっす。
(佐藤)充さんの2年ぶりの勝利っていうのは
わかっていたんで、いつもより緊張した。
2軍で苦しんでいるのも知っていますし、一緒にやってきた先輩ですから」

<プロ初セーブについては>
「きょうはセーブがつく場面でしたけど、
(セーブが付く場面で)投げられたのはいい経験。
これからもそういう場面で投げさせてもらえるようがんばります」
中スポサンスポ時事通信

○タイロン・ウッズ
<2回に中前打、5回に左前打を放ち、3打数2安打。
7月20日の阪神戦以来、12試合ぶりにマルチ安打を記録>
「ラッキーだった。
目をつぶってバットを振ったらヒットになったよ」
中スポ

◇平田良介
<母校・大阪桐蔭高の初戦圧勝にうれしそう。
仕切り直しの一戦での16得点には
テレビ中継を見ながら驚いていたという>
「テレビで見てました。
この前、監督(西谷監督)に電話をしたら、
今年は打てないと聞いたのに、すごいですね」

<さらに西谷監督に05年の夏の準々決勝・
東北戦でのエピソードを持ち出されたという>
「選手がみんな寝違いしたら、
ホームラン3本打つんちゃうと言ってました。
それって、ぼくのことですよ。それなら27点取ってしまいますよ」

<大会前には自分の名前が入ったTシャツの差し入れもしたという>
「僕たち(準優勝)を超えてほしいです」
(中スポ<ドラ番記者>ニッカン


○落合監督
<逆転で東京ヤクルトから6試合ぶりに白星。
前日は延長12回引き分けと苦しい試合が続き>
「昔の(テレビドラマの)『おしん』みたいな野球だったな、この2日間は」

<前夜は打線の大改造をほのめかしたが、
結果は3、6番を入れ替えたのみだった>
「たまたまな。たまたまそうなったんだ」

<2年ぶりの勝利の佐藤充について、
06年の9勝とこの日の勝利を合わせてねぎらう>
「カバちゃん(佐藤充のニックネーム)、10勝するのに2年かかったな」
中スポサンスポ毎日jpニッカン


若竜トピックス(7日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 19回戦
(7日・ナゴヤ球場)
  000 010 000 = 1
  100 000 000 = 1
(規定により引き分け)
[D本] なし
[D投] 山内
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
初回、四球で出塁した澤井が送り、
藤井の中前打で、澤井が本塁を狙ったがタッチアウト。
送球の間に藤井が二塁に進むと、新井が右前に適時打を放ち先制
先発・山内は4回まで2安打無失点。
しかし5回に無死から山本芳彦に遊撃内野安打を許すと、
2死二塁から松本の二塁内野安打で
一塁への送球が逸れる間に生還を許し、同点にされる。
制球重視で、変化球のキレが良かった山内は、
6回以降も集中力を切らさず、9イニングを8安打1失点と好投
攻撃陣は、初回以降もチャンスは作るが、
適時打が出ず無得点に抑えられ、規約により9回引き分け
公式サイトより)


△山内壮馬
<ウエスタン・広島戦でプロ入り初完投を記録。
引き分けで勝利投手にこそなれなかったが、
9イニングを8安打6奪三振3四死球1失点。
得点圏に走者を背負ってもリズムを崩さず131球の粘投>
「プロに入ってから(完投)したい気持ちはずっとあった。
それが、いい結果でよかった。
疲れもなかったし、集中力も最後まで切れなかった。
こういう粘りのピッチングをこれからもしていきたい」

<ストレートの球速を控えめに制球重視。
変化球も良く、特に要所で投げるチェンジアップが有効的。
ピンチを背負いながらも粘れたのは
相手打者に狙い球を絞らせなかったから>
「今日は、9回投げるつもりで省エネピッチングです。
コントロールを考えて投げました。
チェンジアップが良く決まってくれたので楽でした。
このピッチングですよね」

<3日に出場選手登録を抹消された際、
森コーチからは、スライダーを生かすために
真っすぐを練習してこいと言われたという。宿題クリアにも満足げ>
「きょうのテーマはストレートを内角に投げ込むことでした。
ストレートを多く使えたし、インコースをつくこともできた。
チェンジアップも効果的に使えたし、投球の幅が広がった。
いろいろなボールを決め球にしていきたい。
早く1軍に上がって、チームの力になれるように頑張りたいと思います」
公式ファーム中スポ名タイ

△小林2軍投手コーチ
<酷暑の中、プロ入り初完投を記録した山内を高く評価>
「良く投げた。
インコースの重要性を再認識できた登板になったと思う。
内容は90点から95点。
投げきったことでワンステップアップしたと思うよ」
中スポ

◆久本祐一
<左ひじ周囲炎のため戦列離脱中。
この日の試合前練習で打撃投手を務める。
5月21日の実戦以来、約2カ月ぶりとなる打者への投球。
ストレートを主体に47球を投げ込み>
「ストレートに関しては問題なく投げられた。
変化球とかはこれから、まだまだやることはいっぱいあるので。
きょうは一歩、前進しただけです」
中スポ


グラウンド内の温度が軽く40℃を超えたという
酷暑のナゴヤ球場で行われたウエスタン・広島戦
1-1のドローに終わりましたが、先発したルーキー・山内が好投。
ストレートのコントロールに気を付けるとともに、
スライダー、チェンジアップと変化球のキレがよく、
走者こそ出すものの、要所で慌てずピンチを凌ぐ好投。
プロ初となる9イニングを8安打1失点で投げ抜いたもよう。
打線の援護がなく、勝ち投手にはなれなかったものの、
前半戦ラストでの1軍経験が活きているようですね。
今後は先発としての起用も濃厚のようで、
課題をクリアし好調をキープできれば、1軍再昇格も見えてきそうです。

また今朝の中スポ・ファーム情報には、
左ひじ周囲炎で戦列離脱中の久本の話題が。
BP登板を果たし、約2カ月ぶりに打者に対して、
ストレートのみながら、47球を放ったとのこと。
この久本をはじめ、山井、鈴木など、
この辺りを欠いているのが、やはり痛いですよね。
復帰の可能性はまだ不明ですが、完治に向け頑張ってほしいです。

2008年8月 7日 (木)

竜投粘りの継投、松山泥んこ総力戦12回ドロー。

四国・松山坊っちゃんスタジアムでの
目下の敵・東京ヤクルトとの初戦は、
中盤まで小笠原-石川の両先発投手の粘り合い。
しかし2点ビハインドの7回、不振のウッズが一発を放つと、
続く8回、土砂降りのなか何とか繋いで同点に。
ところがその後のチャンスを生かせず延長に入ると、
両軍リリーフ陣が踏ん張り、2-2のままゲームセット。
結局4時間を超えた総力戦は12回ドローとなってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 13回戦
(6日・松山坊っちゃんスタジアム| 中日5勝6敗2分け)
12521人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
中日 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0
ヤクルト 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
(延長12回規定により引き分け)
[D本] ウッズ22号
[Dバッテリー]
小笠原、浅尾、高橋、長峰、金剛、小林 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
攻撃に決め手を欠き今季5度目の引き分け
1回2死三塁でウッズが三振し、先制機を逃した。
2点を追いかける展開。
7回、ウッズがソロ本塁打し、8回には小池の適時打で
同点としたが、その後が続かなかった。
小笠原は約3週間ぶりの登板。
8回からは若手5投手の継投で凌いだ。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
1回、東京ヤクルト先発・石川を攻め、
井端レフト前ヒットと小池犠打で1死二塁。
中村紀洋の右飛で三塁へ進むも、
ウッズが内角高目のストレートに空振り三振。絶好の先制機を逃す

ドラゴンズ先発は、7月19日以来の公式戦となる小笠原
1回ウラ、福地左前打、川島慶三犠打で1死二塁から
3番・飯原に真ん中低目のチェンジアップを上手く叩かれ、
三塁線を破るタイムリーツーベース。
アンラッキーな一打で先制を許す(0-1)

2回ウラ、野口祥順左前打、石川犠打で2死二塁。
再び得点圏に走者を背負う小笠原
しかし続く福地の3球目に、野口が三塁へスタート。
谷繁が好送球で刺し、スリーアウト。
これで小笠原がようやくリズムを掴む。

5回、先頭・井上が一、二塁間を抜き、
ようやくチーム2本目のヒットを放つが、
続くデラロサが内角球に詰まって、平凡なレフトフライ。
さらに谷繁が初球を叩き、ピッチャー返しも
石川に掴まれ、1-6-3のダブルプレー
絶妙な制球の石川の前にスイスイと封じ込まれてしまう。

5回ウラ、1死から石川遊撃内野安打、
福地右前打と、連打を浴び一、二塁。
続く川島慶三は、強い当たりのショートゴロ。
しかし打球がイレギュラーして、井端右肩を直撃
それでも素手で拾って、二封こそするも、
治療中断後の2死一、三塁から、
続く飯原に初球、内へのスライダーを積極的に叩かれ、
三遊間を鋭く抜かれるタイムリー。
ゲーム中盤、手痛い追加点を失う(0-2)

6回までわずか2安打のドラゴンズ打線
しかし7回、ようやく反撃の狼煙
先頭・ウッズがカウント2-2からの5球目、
内角低目のストレートをジャストミートすると、
打球はライナーでセンターバックスクリーンに飛び込む本塁打!
7月20日以来、31打席ぶりの安打が飛び出し、1点を返す(1-2)
なおも和田が初球を叩き、鮮やかなセンター返し。
一気にたたみかけるムードを作ると、
デラロサの4球目に石川がワイルドピッチし、2死二塁。
ここでベンチが動き、谷繁の代打に中村公治
今季初打席となる若竜に同点への期待をかけるも、
カウント2-1からの4球目、内角低目にズバッとストレート。
中村公治がピクリともせず、見逃し三振…。
最後の最後で石川に踏ん張られてしまう。

7回ウラ、そのまま続投の小笠原
小田とのバッテリーとなったが、
いきなり先頭の福川にセンターにはじき返されヒット
石川の代打・志田の犠打で二塁へ進むと、
川島慶三の2球目、けん制の際にボークを宣告される。
2死三塁となるが、川島慶三を内へのストレートで詰まらせ中飛。
結局小笠原はこの回で降板。
7イニング、107球を投げ、7安打1奪三振1四球で2失点。

8回、東京ヤクルト2番手は、セットアッパーの押本
先頭、小笠原代打・立浪が外のストレートを叩くと、
打球はレフトへと伸びていくライナーに。
ところが照明が目に入ったか、飯原が目測を誤り後逸
ツーベースとなって、同点のチャンスを掴む。
続く井端が土砂降りの雨のなか、右への進塁打。
立浪の代走・岩﨑が三塁へ進むと、
迎えた小池が初球、内へのストレートを積極的に叩き、
詰まった打球ながらも、ライト前に落ちるタイムリー!
土壇場8回、ついに同点に追いつく(2-2)
なおも1死一塁で迎えるは、中村紀洋
しかし外へのストレートを叩くも、二塁ライナー。
飛び出した小池が戻れずダブルプレー。同点止まりとなる。

8回ウラ、ドラゴンズ2番手浅尾
雨が降り続くなかでの登板。
いきなり先頭・飯原に初球を叩かれ、レフト前に運ばれるも、
続く畠山のピッチャー返しをナイスキャッチ!
素早く一塁へ送ると、飛び出した飯原戻れずゲッツー。
しかし続くガイエルにフルカウントから四球を与えると、
田中浩康にしぶとくライト前に運ばれ、2死一、二塁。
さらにウィルソンの代打・武内にストレートを引っ張られ、
前進守備のライト前に落ちるヒット。
二塁走者のガイエルが本塁へ突っ込むも、
ライト・井上がスリーバウンドで好返球
受けた小田がファンブルし、ボールは掴めていなかったものの、
しっかりブロックしていたため、ガイエルの足はホームに付かず。
神宮ではガイエルにタックルされた小田、ここはきっちりリベンジ

9回ウラ、浅尾がそのまま続投。
雷鳴がとどろくなか、1死から志田にライト前ヒットを許すと、
続く川端慎吾の犠打で、2死二塁に。
サヨナラのピンチで迎えるは、川島敬三
しかし真ん中低目のスライダーで打ち上げさせての遊撃フライ。
両軍あと一押しができぬまま、ゲームは延長戦へ。

延長10回、東京ヤクルト4番手は、松岡
先頭のデラロサは三邪飛に倒れたが、
小田がストレートを引っ張り、レフト左へのヒット。
浅尾の代打・平田が送って、2死二塁。
ここで迎えた井端がフルカウントからの7球目、
中へのフォークを引っ張ると、三遊間を抜くヒット。
もちろん小田は三塁を回って、果敢に本塁へと突入。
しかしレフト・飯原からは余裕のストライク返球
最後は尻でブロックされてしまい、楽々本塁タッチアウト
これがドラゴンズ最後のチャンスとなってしまう。

延長10回ウラ、ドラゴンズ3番手は、高橋
先頭・飯原に遊撃内野安打を許すと、
犠打と進塁打で2死三塁。
サヨナラのピンチを背負ったものの、
田中浩康実質敬遠で、左対左で武内との対戦を選択。
しかしここは高橋の球威が勝り、
外角低めのストレートで空振り三振と、しっかり火消し。
その後は、長峰-金剛-小林と繋いだが、
それぞれが起用に応え、きっちりと仕事
4時間23分に渡った総力戦は、延長12回ドローに終わった。


どっしゃ降りの雨のなか。かなり蒸し暑い
屋外でのナイトゲーム。
さらに不安定な天候で、
時には土砂降りになるなど、
悪いコンディションのなか、
劣勢を追いつき
なんとかドロー
一言で振り返れば、
『両軍決め手を欠き』という展開でしたが、
ドラゴンズにとっては、この引き分けは
どちらかというと、勝ちに近い引き分けとなったのでは。
初回、2死三塁の先制機を逃したことでリズムに乗れず、
石川には完全に抑え込まれてしまいましたが、
終盤その石川から得点を奪ってからは、形勢一気に立て直し
同点に追いつけたこともよかったですし、
小笠原を継いだリリーフ陣が悪条件のなかで、
きっちりとゼロのリレーを繋いでくれた。
守護神・岩瀬がいないという状況のなかで、
若い投手たちが起用に応え、踏ん張ってくれたことは
今後の戦いにおいては、プラスになるのではと感じました。

先発した小笠原は、立ち上がりこそ
地方球場ならではのアンラッキーな打球もあり、失点しましたが、
その後は粘りの投球で、7イニングを2失点。
公式戦ではだいぶ間隔が空きましたが、この投球なら大丈夫
夏場の先発ローテを支えてくれると思います。
また同点になった直後に登板した2番手・浅尾
この日はやや連打を浴びるなど、不安定でしたが、
何とか要所を凌いで、2イニングを無失点。
ピッチャー返しをしっかり掴み、併殺にするなど好守も披露。
おそらくあすも出番があるかもしれませんが、
暑い夏場、何とか踏ん張って乗り越えてほしいです。


それにしても阪神と同様、
東京ヤクルトにも勝てないですね。
これで7月以降は、2敗2分けと白星なし。
ドローになったことで、ゲーム差は3のままですが、
このままではいけないですし、早めの雪辱を期待。
そのためにはやはり、一にも二にも攻撃陣の奮起でしょう。
ようやく主砲・ウッズに当たりが出たことで
最悪の状況こそ回避したようですが、
どうもつながりませんし、あと一本が出ない状況。
これを打破していかないと、ツバメ退治は厳しいなと。
次週も再びナゴヤドームで相対しますし、
なんとか第2戦でひとつ勝っておかないといけないでしょう。
蒸し暑いなかでの延長12回ドローということで、
体力もかなり消耗したと思われますが、
これが終わると、4日間ゲームもありませんし、
ここは総力振り絞って、東京ヤクルトを叩いてほしい。
厳しい暑さはいぜん続きますが、快勝でスッキリさせてほしいです!


☆プレーヤーズ・ボイス(6日)

△小笠原孝
<7イニングを投げ、7安打2失点。
1、5回と点を取られたが、持ち味の粘り強さを発揮>
「まずまず粘り強く投げられたと思います。
先頭打者に気を付けたが、それを出してしまったのが反省点。
立ち上がりは気を付けないといけないと思いましたけど、
点を取られてしまって、まだ課題はたくさんありますね。
(状態は)良くなってきているのだと思います」

<7月19日以来の公式戦登板だったが、
その間に吉見の代役で出場したオールスター第1戦で登板。
大舞台で緊張することなく、自分の持ち味を出して自信をつけた>
「ぎりぎり楽しめたという感じです」

<先発ローテの1人として、
川上がいない先発陣を支える気持ちが強まっている>
「しっかり頑張らないといけません。それに、もう後半ですからね」
中スポサンスポ

△浅尾拓也
<8回から2番手で登板。
8回2死一、二塁、9回2死二塁とピンチを凌ぎきる>
「緊張はしませんでした。
いつもと同じ感じでは入れたんですが…。
結果はともかく、ちょっと簡単にいきすぎたことが反省です。
9回? 井端さんに『気持ちで行け』と言われました。
切り替えていきます」
中スポスポニチ名古屋

△小林正人
<延長12回2死から6番手で登板。
ユウイチが遊ゴロに打ち取り、試合を締めくくる>
「(代打・ユウイチがでてきたら)行くぞと言われていました。
岩瀬さんがいないからダメだとは言われたくないんで。
みんなでつなげたのはよかったと思います」
中スポ

△タイロン・ウッズ
<7回先頭で、バックスクリーンに本塁打を放つ。
31打席ぶりの安打に胸をなで下ろして>
「打ったのはストレート。
三振しないよう強くボールをたたくことを心がけた。
やっと出たね。ホッとしたよ」

<この日も練習前、桂川通訳とともに黙々とひた走る。
走ることで無心になろうとした結果がこの日のアーチとなった>
「いままでこれほど苦しいシーズンはない。
原因? 考えすぎだよ。パニック? そうかもしれない。
とにかくアウトサイドのストライクゾーンが分からないんだ。
オレはボールだと思っても審判はストライクだと言う。これでは…」

<来日自己ワーストを更新していた連続打席無安打は
30でストップさせたが、この日の安打はこの1本だけ>
「本塁打もいいけど、ヒットがほしいね。
続けてヒットを打ちたいんだ。
勝利につながるように打っていきたいんだ」
中スポサンスポスポーツ報知ニッカン

△小池正晃
<8回1死三塁から右前へ運ぶ適時打を放つ。
ご機嫌そうに打席を振り返り>
「打ったのはストレート。
その前までヒットが出ていなかったので、
せっかくつくったチャンスを何とかしたかった。
まず同点。外野フライでもいいぐらいの
半分開き直った気持ちで開き直って、
打席に入ったのがいい結果として出たのかな?」
(東京中日、ニッカン

△立浪和義
<8回に代打で同点の口火となる左中間二塁打>
「打ったのはストレート。飛んだコースがよかった」

<これで通算2452安打とし、歴代8位タイに>
「記録のことはあまり意識していません。
今は前半戦打てなかったので、
それを取り返すつもりで打席に入っていますから。
これから打っていきたいです」
東京中日サンスポ共同通信社スポニチ名古屋

△井上一樹
<8回ウラ、2死一、二塁から武内の右前打で慎重に送球。
3バウンドとなったが、ピタリ本塁上にかえし失点を防ぐ>
「(雨で)ぬれていたから、まずはしっかり捕りにいきました。
次はボールもぬれているから、すっぽ抜けるくらいなら、
ゴロになってでもコントロールのいい球を投げようと思ったんです」
(東京中日)

△トマス・デラロサ
<報道陣にいつもあいさつするが、この日の試合前もグータッチ。
見ていた川相コーチに『知り合いがいっぱいいるんだね』と聞かれると>
「そう。おれはいっぱい友達がいるんだ」
(東京中日)

△平田良介
<甲子園で母校・大阪桐蔭高が1回戦を戦ったが、
幸先良く3点を先取したものの、降雨ノーゲームに。
報道陣から聞かされると、後輩たちの落胆ぶりを思いやり>
「エエッ! 本当ですか。もったいないですよね」
(東京中日)


◆朝倉健太
<右腕の血行障害でリハビリ中。
母校・東邦高の05年センバツ以来となる甲子園勝利に笑顔>
「テレビで見ていました。打つことはハンパなくすごい。
1戦ごと完全燃焼してくれればOBとしては言うことはないです」
中スポ

◇山田喜久夫打撃投手
<中日の東邦高OBで、89年センバツの優勝投手。
遠征中の松山市内の宿舎でテレビ観戦して>
「よく打つね(19安打15得点)。
東邦では久々じゃないかな。こんなに打つのは。
相手の投手はいいボールを投げていたけど、
みんなバットがよく振れているよ」
中スポ

◇中田賢一
<3日の巨人戦で8イニング4失点で負け投手に。
プロ入り4年目で6勝7敗と初めて負け数が先行>
「2軍に落ちた時に比べれば状態、
精神的な面も良くなっていると思います。
勝ちがつかないというのはあまり気にしないようにしていますし…」

<2軍降格前は悪いイメージしかなかった>
「投げ終わった後もかなり落ち込んでいましたね。
今も勝てていないけど、そういう思いはなくなりました」

<落ち込んでばかりはいられない。
いいイメージを頭に植え付けようと奮闘中>
「体がそれでいうことを聞いてくれますから。
毎年良くない時期はある。
それでも勝ち星がついたのが昨年で、今年はそうじゃなかった。
本当に悔しい思いをしたので取り返したい気持ちは強いです」

<次回登板は12日の広島戦か。勝って自身も上昇気流に乗る>
「納得のいく球も増えてきたし、
とにかく次は大丈夫だと思ってやっています。
頑張りますよ。負けるのは嫌ですから」
名タイ


△落合監督
<決め手を欠き、今季5度目の引き分け。
浅尾、高橋、長峰、金剛、小林の5人による継投で
8回以降の5イニングを無失点。そこを素直に評価>
「これも野球。若いピッチャーが抑えてくれた。上出来だよ。
いい経験してくれればいい。
あれで誰かに負けがついていたら、何にもならないところだ」

<しかし打線についてはスタメン変更も示唆>
「あした(7日)のスタメン、どうするかな。
これだけ動きが悪けりゃ考えないと。
どこか変えなきゃいかないかもわからないな。
どこ(を変える)かはわからないけど。一晩考えるわ」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(6日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 18回戦
(6日・ナゴヤ球場)
  110 000 012 = 5
  210 100 000 = 4
[敗] 菊地(33試合4敗1S)
[D本] 新井6号2ラン
[D投] 赤坂、菊地
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・赤坂は初回、松本を遊撃失策で出塁させると
末永の時にボーク、松山の初球に暴投と
ノーヒットで先取点を与えてしまう。
そのウラ、広島先発・長谷川からが四球で出塁すると、
2死後、4番・新井が左中間に逆転2ランを放つ。
しかし2回、2死から中東中前打、白濱左翼線二塁打と
連打で同点に追いつかれたが、
そのウラ、右中間二塁打の小川を置き、
赤坂が自ら左越えの二塁打を放ち、3-2と勝ち越す。
さらに4回ウラ、1死2塁から西川の中前適時打で追加点。
立ち直った赤坂は、3回以降を無失点に抑えていたが、
8回、松山中前打と代走・安部の盗塁で1死2塁としてしまうと、
田中彰に三塁線を破られ、1点差に追い付かれる。
赤坂はこの回で降板。8イニングを8安打3失点(自責2)。
9回、2番手・菊地が打ち込まれ、上村右前打と犠打で
1死2塁とされると、松本に右越え適時二塁打を浴び、4-4の同点。
さらに続くに左前適時打を打たれ、逆転を許す。
9回ウラは4番手・マルテの前に三者凡退に抑えられ、逆転負け
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・広島戦に先発して、
粘りの投球で8イニングを8安打奪7三振2四球3失点(自責2)。
球数もプロ入り後最多の138球を投げ>
「ストレートが走らず調子が良くなかったけど、
ゲームをつくれたことが良かった。
クイック(モーション)とか細かいところが今後の課題です。
次の登板に向けて直していきたいと思います」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<悪条件のなか、先発の役割は果たした赤坂を評価>
「雨といい、調子の悪い中で8回を3失点、自責2だから。
この数字が示しているようにいいと思う。
試合中に(クイックモーションで投げる時の)
スタンスの幅を広げるように指示を出したけど、それもできた。
なかなか修正できないけど、潜在能力の高さを見せてくれた」
(中スポ)

●新井良太
<3日に1軍出場選手登録を抹消。
4番・一塁で6号2ラン含む4打数2安打2打点と活躍。
左中間最深部ネットへ突き刺す豪快な一撃にも気を引き締め>
「(打ったのは)低目の球でした。
手応えは有りましたが、まずまずのあたりです。
今日だけじゃ駄目です。明日も続けられるようにしたい。
また一から、確固たるものをつくっていきたい」
公式ファーム中スポ


試合開始前から、雷鳴がとどろき、
強い雨が降る悪条件のなかで行われた
ナゴヤ球場でのウエスタン・広島戦
ルーキーの赤坂が先発し、小川との浦学バッテリーで臨みましたが、
立ち上がり、雨の影響もあったかリズムに乗れず、
味方のミスと自らのミス、さらに2回も連打でと2失点。
しかし降格後初となる新井の2ランと
赤坂自らの勝ち越しタイムリーで流れに乗ると、
中盤以降は立ち直り、粘りの投球で8イニングを8安打3失点。
9回に菊地が捕まり、白星こそ付かなかったものの、
自己最多の球数を投げ、先発投手としての役割は果たしたようです。

フレッシュオールスターでは今イチだった赤坂ですが、
悪天候のなか、頑張って投げていたようですね。
さらに久々にバットでも「らしさ」を発揮。
通算打率もいまだ5割をキープしています。
まだ走者を出したさいの投球等に課題がある赤坂ですが
今後も日々成長を期待したいところです。
なお小川、赤坂の母校である南埼玉代表・浦和学院高
きょう7日の甲子園の第4試合で、小山の母校・横浜高と対戦予定です。

2008年8月 6日 (水)

山本昌200勝から一夜明けと松山で目下の敵を叩け。

前日4日に通算200勝を達成した山本昌
一夜明けたこの日もフィーバーは収まらず、
周囲からのお祝いムードに包まれたもよう。
一方、ドラゴンズ本隊は、きょう6日からは
松山・坊っちゃんスタジアム東京ヤクルトとの2連戦。
目下の敵だけに叩いておきたいところですが、
先発には、ローテ定着を狙う2人の投手が起用されそうです。


◇山本昌
<通算200勝達成から一夜明けたこの日、
調整のためにナゴヤ球場を訪れる>
「実感はわいたけど、(余韻に浸るのは)きょうで終わり。
次に向けて調整していきたい」

<次なるターゲットを見据えて
「今後? 二けた勝って引退するという人はいないでしょ。
日本シリーズでも勝ちたいね。
(球団新記録は)211勝? いまは頭にはないけど
(やりたい気持ちが)ないことはないね」

<前夜はTV局の収録が終わると深夜2時半に帰宅。
その後、電話やメールの返信に追われ>
「いろいろ考えて眠れなかった」

<午前8時、近くのコンビニで新聞全紙を購入し、偉業を実感。
約1時間半の睡眠をとって午前10時に起床。
練習に向かったが、ナゴヤ球場でも祝福の電話が鳴りやまず>
「携帯のバッテリーが10本ぐらい欲しい。
心地よい疲れだよ。こんな日があってもいいね」

<今オフ、優勝旅行で訪れた99年以来となる
恩師の故・アイク生原氏の墓前を訪れるという>
「オフにはウイニングボールを持ってロスに行こうと思っているよ」

<2年連続で休止しているラジコン大会
『山・山杯』の復活は微妙のよう>
「(来年に向けて)しっかり準備をしないといけないからね。
それができればやるけど。
(200勝達成の)記念の大会はやってくれるみたい」

<偉業達成で唯一表情を曇らせたのがテレビ中継。
中継した東海テレビには
計200件余りの抗議や問い合わせがあったという>
「9回1死で終わったらしいね。クレームが殺到したんじゃないの。
延長できればよかったんだろうけどね」
中スポニッカン


◇近藤営業部長
<この日から記念グッズが発売されたが、
計600枚の限定200勝達成Tシャツが38分で完売するなど、
人気の高さを見せる。ホクホク顔で人気を分析>
「みんなが待っていたというのもあるし、
マサくんの人柄もあるんでしょうね」
中スポ

◇伊藤球団代表
<球団も新たな記録に向けてバックアップする姿勢>
「球団新記録? やれるものならやらせてあげたい。
目標があるというのはいいこと。
活躍してくれるなら、年齢にはこだわらないよ。
一生投げてもらって構わない。
それにいまはウチの柱じゃないか。
本人がやりたいというなら球団はバックアップしていきますよ」
中スポニッカン

◇落合監督
<山本昌の前夜の完投劇を振り返り、あらためて最大級の賛辞を贈る>
「7回ぐらいだったかな。本人は代えてくれって感じだったけど。
同点で8回にチャンスでも、代打を送るつもりもなかった。
今後200勝は出ない。最後の投手じゃないか。大したもんだ」
スポニチ名古屋


4日の巨人戦で史上最年長の完投で今季7勝目
プロ野球史上24人目となる通算200勝を達成した昌さん
多くの人々に感動を与えてくれた偉業達成でしたが、
一夜明けたこの日、新聞などを見て
ようやく本人も実感がわいた様子。
それでも周囲の200勝フィーバーは、依然加熱したまま。
この日発売された200勝達成Tシャツ
徹夜組を含め、250名がドラゴンズショップに殺到。
わずか38分で完売するなど記念グッズが激売れしているうえ、
球団事務所や昌さんの自宅にも記念の花などが。
さらに昌さんが練習に訪れたナゴヤ球場でも
祝福の電話が鳴りやまず、多くの応対に追われていたようです。


色紙にも「200勝」。チームも、ファンも
待ちに待った200勝達成
この日はゲームが
なかったこともあり、
多くの方が、
その余韻に浸ったことでしょう。
まあ次回登板は、
おそらく13日か14日
市民球場での広島戦
それまでは「おめでとうムード」
包まれたまま、
日々過ごしていくことだろうと思われます。
ただ前夜のお立ち台でも話していましたが、
昌さん自身はすでにを見据えているようですね。
これだけは達成したいという、2年ぶりの2ケタ勝利
さらにチームが浮上してくれば、日本シリーズでの初勝利
そして来季以降も現役続行となれば、杉下茂氏が持つ
球団記録の『211勝』もターゲットの1つとなってきそう。

現在4連勝中、チーム一の安定感を保つ昌さん
現状の調子で後半戦も乗り越えていけるなら、
あと3勝である2ケタ勝利はおそらく可能でしょう。
ただ「211勝越え」となってくると、話は別
おそらく来季も投げてくれるだろうとは思いますが、
さらに鍛錬していかないと、難しい数字ではありますね。
それでもこれまで同様の弛まぬ努力
続けられさえすれば、きっと可能となるのでは。
できれば昌さんには今後はあまり数字を意識せずに、
投げ込んでいってほしいという思いもあったりもするのですが、
ただ目標があることで、モチベーションが上がるのも確か。
まあまずは2ケタを成し遂げて、次へと進むこと
そして近い将来、ぜひともドラゴンズ
新たなレコードホルダーとなってくれればと願うのみ。
次に向けて走り出す昌さん、さらに応援していきたいです。


ドラゴンズトピックス(5日)

◇佐藤充
<きょう6日の東京ヤクルト第1戦の先発が予想される。
6イニングを投げた7月29日の横浜戦で、手応えをつかんだ様子>
「この間の登板で、手応えがありました。あとは結果です」

<前日は山本昌の200勝の場に立ち会えた。
大先輩の努力する姿にあらためて感動し、それに続くつもり>
「刺激になりました。コツコツやっているのを知っています。
ぼくもいい感じがあるので、それを出せれば」

<五輪期間中は試合数が少ないものの、
川上が抜けたため、先発陣が足りない>
「何も聞いていませんが、登板があれば頑張ります」
中スポ

◇川井進
<7日の東京ヤクルト第2戦の先発が予想される。
2カ月の2軍暮らしをして、3日に1軍再昇格。
2軍でつかんだものを1軍で披露。浮上を狙う>
「ファームできっかけはつかんできたつもりです。
攻め方とコントロールですね。
チャンスなんで機会があったら頑張りたい」
中スポ

◇中村紀洋
<主力野手は松山移動後に休養が与えられたが、
坊っちゃんスタジアムでの練習に参加。打撃練習をこなす>
「ひまやし、部屋にいても仕方ないから、
バットを振って汗を流したかった」
(東京中日)


◇落合監督
<ティー打撃でスイングのたびバットがすっぽ抜ける
ネルソンの様子を見て、関係者に指示を出す>
「手の大きさに合った(グリップの)太いバットを作っておけ。
来年先発してるかも分からないんだから」

<五輪代表組の離脱で若手選手が多くなったことについて>
「日替わりで使うよ。
(外野は)和田以外は競争だろ。
みんな(一緒に)出すわけにはいかない」
(東京中日)


【ドラゴンズ・今週の日程】
6日(水) 対東京ヤクルト(18:20・松山中央公園野球場)
7日(木) 対東京ヤクルト(18:20・松山中央公園野球場)


ドラゴンズ本隊は、この日は移動日
ナゴヤから愛媛・松山に移動後、
東京ヤクルト2連戦が行われる坊っちゃんスタジアム
投手陣を中心に練習を行ったもよう。
主力野手陣には休養を与えられたようですが、
ノリさん井端は自主参加し、汗を流していたそうです。

現在2位・巨人と3.5ゲーム差のドラゴンズ
しかしその下に、それよりも多少差が詰まった3ゲーム差
4位・東京ヤクルトが迫ってきています。
今回は2連戦のため、ここでひっくり返されるということは
ないですが、7月のナゴヤドームでは2敗1分けと苦戦した相手。
坊っちゃんスタジアムでは、02年以降3連敗中と、
やや相性こそよくないものの、借りだけは返しておきたいところ。

気になる先発予想は、初戦が佐藤充で、2戦目が川井
ただ今後、試合間隔も空きますし、
小笠原の線もないとはいえないでしょう。
川上、チェンが抜けたことで、先発ローテは苦しい状況。
できればこの2人には、定着を望みたいなあと。
特に佐藤充においては、前半戦の最後の登板で、
まずまずの投球を見せてくれましたし、今度こそ復活の白星を期待したい。
また1軍では2カ月ぶりの登板となりそうな川井
久々のチャンスを無駄にせず、結果を出してほしいですね。
昌さんの200勝による流れそのままに、
四国の地で、目下の敵をぜひとも叩いてほしいところです。


その他の情報では、
9日に東京ドームで行われる野球日本代表強化試合の
セ・リーグ選抜に選ばれていた吉見右肩故障のため辞退
代わって高橋が出場することになりました。
また7月の「JA全農Go・Go賞」セ・リーグ部門を英智が受賞
7月度は『好捕賞』ということで、
7月4日のナゴド・巨人戦、9回1死一、三塁の場面で、
の右飛をスライディングキャッチ
この好捕が評価されての選出となったようです。
現在、ファーム落ちしている英智ですが、
走攻守にキレを増しての1軍復帰、大いにお待ちいたしております。


若竜トピックス(5日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 17回戦
(5日・ナゴヤ球場)
  000 010 101 = 3
  001 000 000 = 1
[敗] 佐藤亮太(5試合2勝2敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤亮太、清水昭信、平井
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
打線は3回ウラ、広島2番手・篠田から
藤井の左中間二塁打と三盗で
1死三塁のチャンスを作ると、の中犠飛で先制。
先発・佐藤亮太はカーブの制球が良く、立ち上がりから好投
しかし5回2死から松本の右中間三塁打と
廣瀬の遊ゴロ失策で、1-1の同点に追いつかれると、
7回、松本に四球と二盗を許し、2死二塁。
迎えた廣瀬に左翼線二塁打を浴び、勝ち越しを許す。
佐藤亮太はこの回で降板。7イニングを7安打2失点(自責1)。
9回、3番手・平井が連打を浴び、代打・中谷中前打、
代走・安部二盗で1死二塁から、の中前適時打でダメ押し。
攻撃陣は追いつくチャンスが再三あったものの、
タイムリーが出ず、10安打でわずか1点。1-3で敗れる。
公式サイトより)


●佐藤亮太
<ウエスタン・広島戦に先発し、
7イニングを投げ7安打2奪三振2四球2失点(自責1)。
負け投手にはなったが、各イニングの先頭打者を
すべて打ち取るなど、前回登板時の課題をクリア>
「前回(7月30日・福岡ソフトバンク戦)より、ずっと良かったです。
カーブ、スライダーのコントロールが良く
ヒットを打たれても連打される感じが無かったです。
ストレートのキレや、スピードに関してはよくなってきている。
だいたい自分の思い通りのところに投げられるようになりました。
なんとなくピッチングが解かった感じです」

<1軍再昇格への次なる課題を掲げて>
「ランナーを出しながらも抑えるのが自分のスタイル。
ケースを考えながら、もう少し余裕を持って投げられるようにしていきたい。
1軍で経験させてもらってやれる自信もある程度出てきた。
これを1軍のマウンドで出さないといけない。
チャンスはあると思ってやっています。
1軍で投げられるまで、しっかり結果を残し続けたい。
結果を出して、チャンスをつかんでいきたい」
公式ファーム中スポ名タイ

●小林2軍投手コーチ
<着実にステップアップを続ける佐藤亮太に期待を寄せ>
「メンタルの部分もしっかりしてきた。
亮太の中で何かが変わりつつあるのかな。
ワンランク上のレベルに足をかけた感じ。これからが楽しみ」
中スポ

●中川裕貴
<昨年オフに右肩を手術し、
リハビリに努めていたが約2年ぶりに実戦復帰。
6回上田の代打で登場し、見逃し三振に倒れたが>
「(結果は)むちゃくちゃ悔しい。
でも、今までやってくれたトレーナーさんや、
病院の先生には本当に感謝しています。
これからはがむしゃらにやって、何とか結果を出して、
早く1軍に出ることを目標に頑張りたい。
それが恩返しになると思うので」
(中スポ)

◆山内壮馬
<3日まで1軍に入っていたルーキーも
残りの1軍先発枠を争い、7日に先発予定。
チャンスを生かすよう結果を残すつもり>
「しっかりとした成績を残して1軍で先発をやりたい」
名タイ


ファームの後半戦は、ナゴヤ球場での6連戦で再開。
その初戦となったウエスタン・広島戦
ナゴヤは熱中症スレスレの37℃ですか、猛暑が厳しいですねえ。
それはさておき、ゲームは先発した佐藤亮太
前回の課題であった制球力向上をきっちりとクリア。
7安打を浴びながらも、本来の打たせて取る投球を披露し、
7イニングを投げ、2失点(自責1)と好投。
1軍再昇格に向け、ステップアップをアピールしたもよう。

一方野手陣は、好機を作るもタイムリーが出ないありさま。
W中村、岩﨑などこれまでのレギュラーが
一気に1軍に昇格した影響もあったのか、
10安打こそ放つも、得点は犠飛での1点のみ
そのなかで明るい話題は、5年目内野手の中川
ようやくリハビリを終え、2年ぶりの実戦復帰を果たしたもよう。
代打で出場し、見逃し三振に倒れたようですが、
再びスタートラインに立てたことに感謝の様子。
お世話になったみなさんのためにも、さらなる巻き返し期待します。

2008年8月 5日 (火)

おめでとう山本昌200勝、大いなる金字塔に到達!

2008年8月4日、ナゴヤドーム
ついにこの瞬間が訪れることとなりました。
現役25年目、悲願達成に王手をかけていた
ドラゴンズのベテラン左腕・山本昌が、
この日の巨人戦に先発登板し、9回を4安打1失点で完投勝利
プロ野球史上24人目となる通算200勝を達成しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 16回戦
(4日・ナゴヤドーム | 中日9勝7敗)
38333人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 山本昌(14試合7勝3敗)
[D本] デラロサ3号 井端4号
[Dバッテリー]
山本昌 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が通算200勝
山本昌が、通算200勝を昨年4月以来の完投で飾った。
大記録達成にふさわしく、緩急をつけた丁寧な投球だった。
1回、小笠原の犠飛で先制を許し、2回は1死三塁のピンチ。
フルカウントから鶴岡がスクイズを空振りし、
三塁走者もタッチアウトとなって無失点で切り抜け、リズムをつかんだ。
打線は山本昌の粘りにこたえた。
3回に中村紀洋が勝ち越し打。5回に井端のソロ本塁打など
集中打で3点を奪い、試合を決めた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・山本昌、巨人・木佐貫の先発。
1回、鈴木尚広が左翼線に二塁打。
寺内二塁ゴロが進塁打となり、1死三塁から
小笠原が左翼に犠牲フライを打ち上げ、1点先取(0-1)

2回、の中前打、二岡犠打で1死二塁。
鶴岡の4球目にが三盗。1死三塁。
鶴岡がフルカウントから内角低めのスライダーを空振り。
スクイズ失敗、飛び出した三走・は三本間に挟まれタッチアウト。

2回ウラ、2死からデラロサ
真ん中低めのストレートを叩き中越えに同点ソロ(1-1)

3回ウラ、1死から井端左翼線二塁打、小池四球で
1死一、二塁から中村紀洋が真ん中低めのフォークを叩き、
左翼にタイムリーヒット。2-1と勝ち越す(2-1)

5回ウラ、先頭・井端が外よりのストレートを叩き、
左翼にソロ本塁打を放ち、木佐貫をKO(3-1)
代わった2番手・西村健太朗から小池が左翼線に二塁打。
中村紀洋の遊ゴロで三塁へ進むと、ウッズ四球で1死一、三塁。
和田が外角低目のスライダーを上手く払って右翼にタイムリー(4-1)
中村一生は遊ゴロに倒れたが、2死二、三塁でデラロサの打席の時、
西村健太朗ボークを犯し、三走・ウッズが生還(5-1)

6回、木村拓也、鈴木尚広、寺内といずれも遊ゴロに料理。

7回、小笠原を外へのストレートで空振り三振。
2死からに左前打を許すも、二岡をストレートで空振り三振。

8回、鶴岡の代打・大道を中堅フライ。
越智の代打・加治前を宝刀・スクリューで空振り三振。
木村拓也を二塁ゴロに打ち取り、いよいよあと1イニング

8回ウラ、2死一、二塁で山本昌がそのまま打席へ。
投ゴロに倒れ、無安打に終わるも最終回のマウンドへ。

9回、鈴木尚広は投ゴロ。寺内の代打・高橋由伸
中堅に落ちるヒットを放つも、小笠原は二塁ゴロ。
走者入れ替わって2死一塁。
最後はラミレスを外へのスクリューで右翼フライに打ち取り、試合終了

胴上げだあ!127球を投げ、
4安打7奪三振1四球で1失点。
今季初、さらに史上最年長での完投
今季7勝目を挙げた山本昌
史上24人目となる通算200勝を達成!
駆け寄ってきたナインからは祝福の胴上げ
さらにベンチに戻ると、
落合監督からは左手で後頭部をペチン!手荒な祝福を受けた。


中日球団創設9000試合目を迎えたこの日、
地元・ナゴヤドームで先発した山本昌
初回に1点こそ失ったものの、
2回の1死三塁のピンチをスクイズ失敗
併殺に凌いだあとは、リズムにも乗り、まさに安定
130キロ後半のストレートに、スローカーブ、
さらに宝刀・スクリューにスライダーを織り交ぜ、
丁寧にコーナーを突く本来の投球に終始します。

そんな好投に応えるべく、味方打線も援護
2回にデラロサが重いムードを振り払う同点弾を放つと、
3回には必ず打ちたいと語っていた中村紀洋
三遊間を破る勝ち越しタイムリー。
さらに5回には、貴重な中押しとなった
井端の一発に、和田の技ありの一打。
「とにかく山本さんに勝ってもらいたい」
それを合い言葉に、チームが一丸となってつながり加えた3点。
リードが4点に広がった以降は、ドラゴンズペースとなり、
あとは偉業達成の瞬間を刻一刻と待つのみ。
そして今季最長イニングとなる8回を投げ終え、
最終回のマウンドにも上がった背番号34
1球ストライクが決まるごとに、
スタンドからは地鳴りのような大歓声
そんなムードのなか、高橋由伸にセンター前に落とされたり、
併殺が決まらなかったりと、すんなりこそいかなかったものの、
最後の打者・ラミレスをスクリューで打ち取ると、
帽子と赤いグラブを両手に掲げ、バンザイ。
そして立浪を先頭に駆け寄ってきたナイン全員
マウンド付近でハイタッチを交わした後、
一、二塁間の位置に移動し、なんと胴上げを敢行!
照れながらも、4度宙に舞った大きな体。
チームメートも、ファンも待っていたまさに歓喜の瞬間
大ベテランのその瞳には、思わず来るものもあったようです。


昌さん200勝おめでとう!あらためて、山本昌投手
いや、ここSTでは
『昌さん』と呼んでいるので
いつも通りに、
昌さん、通算200勝達成、
本当におめでとうございます!


ドラゴンズ
を応援して、
今年で22年目になりますが、
そこにはずっと昌さんの姿がありました。
88年のプロ初勝利から積み重ねること20年
常にドラゴンズ先発ローテの一員として、
チームを支えてきた背番号34
小松、今中、野口、川上というエースのカゲに隠れ、
地味ではあったものの、安定感はチーム随一。
時代が流れても、当たり前のようにドラゴンズにいて、
ナゴヤドームのマウンドに立っていた昌さん
しかしそこには、徹底した身体のケア
向上心に溢れた弛まぬ努力。そしてさまざま人との出会い
そういうものが『山本昌』という投手を作り上げ、
そして積み重ねた200勝なんだなと感じました。

若いときの昌さんも素晴らしいものがありましたが、
自分的には「ベテラン」と呼ばれるようになってからの
昌さんにとても味を感じましたね。
いくら年齢がいっているとはいえ、若い者には負けない
時には思わぬ若さが出てしまい、ムキになってKOされることもある。
それでいてベテランだぞと大きく出ないところも昌さんらしさ
こういう人柄もまた、昌さんの魅力となっているんでしょうね。

06年には史上最年長で
ノーヒットノーランを達成し、200勝まであと9つ。
しかし昨季は、まさかの低迷となってしまい、わずか2勝
このまま昌さんは終わってしまうのか。
これで引退となってしまうのか。正直かなり心配しましたが、
キャンプこそ2軍スタートした今季、きっちりと巻き返して
故障明け以降は、チームの先発陣が揺らぐなか、
ここぞとばかりの安定感を見せ、200勝へ一気に王手
そしてこの日、今季初めて完投しての偉業達成
自分のここ数年の悲願であった
「ドラゴンズの日本一」「昌さんの200勝達成」。
それがともに現実となって、本当にうれしかった。
そしてドラゴンズファン、昌さんファンであって、
本当によかったなと思えたゲームとなりました。

もみくちゃにされるのを見て、
胴上げを見て、そしてお立ち台
しかしそこでの一言がまた昌さんらしいかなと。
『次もまたがんばって、2ケタ勝つように』
さすが昌さん、そうこなくっちゃ。
金字塔に到達こそしたものの、まだまだ通過点
「2ケタ」という言葉で前を見据えたところがまず良いですし、
これからも昌さんの投球を見られるというのもまたうれしい。
ずっと目指してきた200勝を成し遂げ、
さらなる極みへと進んでいくであろう昌さん
その投球が今後どうなっていくのか。
これからの背番号34も、さらに楽しみにしたいです。

最後に、やはりもう一度。
昌さん、200勝おめでとう。そして感動をありがとう。
次は201勝、202勝。そして2年ぶりの2ケタ勝利
ぜひとも成し遂げてくれるよう、残りシーズンも頑張ってください。
そして自分らもそんな昌さんをしっかり応援していきます!


☆ウィナーズ・ボイス(4日)

◎山本昌
<4安打1失点完投で今季7勝目を挙げ、
42歳11カ月の史上最年長で史上24人目の通算200勝を達成>
「(優勝した時にも負けない地鳴りのような声援、いかがですか?)
いやあ、ほんとに、あのう、ありがたいですね。
もう、こんな、あのう、雰囲気で投げれるのは、
そういうそうそう、ないのでね、感激しました、はい。
(打線の援護もあって、何か山本さんのためにチーム一丸)
ええ、ほんとに、あのう、先制点取られましたけど、
えー、すぐに取り返してくれてね、えー、追加点取ってくれて、
えー、いい試合展開だったです。
(王手がかかった今夜のゲーム、
どんな思いでマウンドへ。緊張感は?)
ええ、あのう、まあもちろん緊張感はありましたけども、
こうやってね、たくさんのファンの方が見にしてくれて、
えー、期待に応えたいなと、もう今日はもうそれだけです、はい。
(最後、今日はまたより以上疲れる格好だったんですが、
何と4安打、通算77度目の完投です)
えーっ(笑)、なんか、なんかね、まだ、
あのう、でも、中盤からは、あのう、
ね、この点差なら完投しないといけないなとは思っていました、はい。
(今日は投げ抜こうと)
そうですね、はい。
(そして、全選手が、特に立浪さんが一番最初にやってきて、
胴上げされましたね。感触はいかが?)
いや、あのう、(自分の体が)重いんじゃないかなと思ってね。
恥ずかしかったんですけども(笑)。でも、気持ちよかったです、はい。
(この重いかもしれない大きな、そして頑丈な
体を生んでくださった両親の前で、いい親孝行ができました?)
ええ、そうですね。今日スタンドに来ていますんで、
はい、本当によかったです。
(一言いかがですか)
いやいや、あのう、ありがとうございました。
(今日決めてやろうという気持ちは?)
そうですね、あのう、まあ、投げる試合は全部、
もちろん勝ちたいと思ってやっていますけども、
でも、こんなに上手くいくとは思わなかったです、はい。
(初登板が3年目、初勝利は5年目。
こつこつ、こつこつ四半世紀をかけて、積み上げた200勝。
道のりの長さは振り返っていかがでしょう?)
いやあ、もう、あのう、
まだね、こう現役で投げている幸せというのをね、
えー、感じてますし、何かまだ、ちょっと実感がなくて、はい。
何か試合に勝った、あのう、うれしさみたいな感じで、
えー、ビックリしているというか、何かキョトンとしてますけどね、はい。
(いろんな方にお礼の言葉を言いたいのだと思うんですけど、
おそらく天国から高木さん、アイクさん、見ていたと思いますよ)
そうですね、あのう、ね、今日はきっと
地上に来てたんじゃないかなと思います、はい。
(何か力をくれた、そんな感じがあったんですか?)
ええ、あのう、今日は、あのう、ちゃんとお参りしてきましたんで、
きっと力をくれたんだと思います。
(1勝目とノーヒットノーラン、
それくらいしかウイニングボールは持っていないそうですが、
この200勝のボールはどうしましょう?)
うーん、これは持っておかないといけないですけど、
えー、ありますかね? さっきの騒ぎでちょっと…。
あ、あるそうです。大丈夫です、取っておきます、はい。
(この200という数字。ドラゴンズでは
あの杉下茂さん以来半世紀ぶりの記録です。いかがでしょう?)
いや、あのう、すごいなあという風に思いますしね。
あのう、よくぞ自分がここまで来れたかなという、
そういう風に思いますんで、えー、まあ、
よくがんばったなというのはありますね、はい。
(一番苦しかったこと、そして一番うれしかったこと、
今思い出すこと教えて下さい)
いやあ、あのう、いっぱいありますけども、
でもほんとに今日は、あのう、うれしいです、はい。
(それでは観客のみなさまに一言お願いします)
ええ、あのう、ほんとに、あのう、
次もまたがんばって、2ケタ勝つように。
えー、今日のこの勝ちはね、まあ、今日で終わりにして、
次また勝ちたいと思います。また、応援してください」



<試合後の記者会見で喜びを語る。
以下一問一答、うっすらと涙が>
「恥ずかしいんで泣かないようにしてきたけど、
胴上げのときはウルッと来た」

<誰に報告したい>
「アイク(生原)さん、(スカウトの)高木(時夫)さん
(いずれも故人)に早く報告したい。
野球の基本を教えてもらい、常に頭に置いてやってきた。
これまで助けてくれた皆さんに報告したいけど、
やっぱりアイクさんかな。早く墓前に報告したい」

<史上24人目という快挙に>
「大した素質もなく入ってきたぼくを、周りの方々のご指導で
よくここまでのピッチャーにしていただいたと思う。
できないかもしれないと思ったときもあったが、よくここまで来られたなと思う」

<努力のたまものであるのでは>
「野球に対してはうそをつかない。そう思ってやってきた。
サボったら成績に跳ね返ってくるんだと」

<努力する上で意識したことは>
「常に進化していこうという気持ち。
年々レベルは上がっているし、それに対応するために
新しいことをしたり、上手な調整を考えたことでは」

<天賦の才には恵まれなかったが、
たゆまぬ努力と出会いが偉業を生んだ>
「今中がいて、野口がいて、川上がいた。
自分は軸じゃなかったけど、
奇跡が奇跡を呼んでこういう成績になった」

<投球の自己採点は>
「ゲーム展開から1人で投げきろうと6、7回くらいから思った」

<最年長完投に>
「そうなの? 両親に強い体としつこい性格をもらったのが一番。
携わってくれた方々のおかげだと思う」

<今後の目標は>
「個人的には2ケタ勝つこと。今季は絶対2ケタ勝ちたい。
それと(未勝利の日本)シリーズで勝ちたい」

<王手一発で決めようという意識は>
「舞台が整っていたといったら変だけど、
新聞を見て球団創設9000試合と知り、節目の試合で、
巨人戦で、ナゴヤドーム。ぜひここでいきたいなという意識はあった」

<ここまで長かったか>
「去年のことを思うと、やっぱり…。
でもやっちゃえば『何だ』という感じ」

<無理かも、と思ったことは>
「去年、調整に失敗した時は、苦労したし、
長らく勝てないときは、このまま駄目なら
『仕方ないかな』と思っている時もあった。
でも、今この場で話せているのでよかった」

<落合監督は引退の時期は任せると>
「まだ何も考えていないが、文句のない成績を残して、
堂々と(現役)続行宣言できたらいいなと思う」
公式サイト中スポ独占手記中日新聞
サンスポ123スポーツ報知時事通信123朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

『周囲のみんなに支えてもらって
ここまできたボクの野球人生の象徴のようなゲームでした。
まるで優勝決定のようなスタンドの雰囲気にも助けてもらい、
無事200勝に達することができました。
チームメートに胴上げまでしてもらったのはやめろってことかな(笑)。
冗談はさておき、本当にありがとうございました。
場内一周で、巨人ファンの方にも祝福していただき、喜びもひとしおです。
明日、明後日ぐらいまではこの騒ぎも続くと思いますが、
それからはすぐ次の登板に気持ちを切り替えて頑張ります。』

山本昌公式ホームページより引用、
エッセイ『路傍の一球』第146話 ただただ感謝)


○トマス・デラロサ
<2回にバックスクリーン左に同点の3号本塁打を放つ>
「ホームランは神様が与えてくれた。
尊敬を持って接している山本さんの素晴らしい試合を見られてうれしい」
(東京中日、ニッカン

○井端弘和
<1点リードの5回、左翼席に4号ソロ>
「山本さんとは縁があります。
(06年9月の)ノーヒットノーランのときも打てたから、
きょうも打てるかなという感じがしたんです」

<入団した98年、山本昌はすでに投手陣の柱。当時を振り返って>
「同じ神奈川県出身で、入る前からスーパースター。
迷惑をかけずに守ろうと思った」

<今や日本を代表する守備も山本昌の投球に学んだという>
「投げる前からここに(打球が)きそうだなと教えてくれたピッチャーです」
(東京中日、毎日jp

○谷繁元信
<『8番・捕手』でスタメン出場。
前日の7回の守備で走者鈴木尚広の本塁突入をブロックした際に
負傷退場も、この日は左手にサポーターを巻いてのフリー打撃。
痛みを感じさせない力強いスイングで快音を響かせ>
「大丈夫、大丈夫」
ニッカン


【竜戦士・山本昌200勝お祝いコメント】

◇立浪和義
「ボクにとってもうれしいことです。
最後は思わずマウンドに行ってしまいました。
ずっと一緒にやってきた先輩ですからね。
それほどうれしかった。去年も苦しんでいましたしね。
それに200勝というのは現在の野球では難しい。
重みがあることなんです。本当によかった。
巨人相手にナゴヤドームという最高の舞台で達成できたのは、
頑張ってきたご褒美でしょう」
(中スポ、サンスポ名タイ

◇井上一樹
「43歳にしてあれほど緊張感を隠しきれず、
人目をはばかって喜んだり、悩んだりする人はいないと思う。
ある意味、本当にピュアな人です。
いまも昔もピッチングスタイルは変わっていない。
素晴らしい200勝だと思います」
(中スポ)

◇谷繁元信
「横浜時代から対戦していましたが、
中日では一緒にやってきた投手。すごい投手だと思います。
きょうの投球は普段通り。
回を追うごとにボールが良くなっていた。
あの年にして本当にすごいです」
(中スポ、サンスポ名タイ

◇中村紀洋
「記念の日にタイムリーを打てて良かった。
去年は苦しまれていたし、野手はみんな援護したい気持ちが強かった。
今年中に絶対達成してほしいと思っていました。
でもこれで終わりじゃないですからね。これからも後押ししていきたい」
サンスポ名タイ

◇和田一浩
「リーチがかかっての試合だし、
余計に点を取らないといけないという気持ちはあった。
僕が子どものころにスタンドから応援していた投手。
それだけ長くやられているのだからすごいです。
山本さんは打たれても抑えても普通にしている。
プロフェッショナルだなと思う」
サンスポ名タイ

◇井端弘和
「山本さんには守りのイロハを教えてもらった。
制球がいいから、こういう球種だとこういう球が来ると教えてもらった」
サンスポ名タイ

◇森野将彦
「同じ神奈川県出身ということもあって、
僕が入団したときに最初にあいさつしたのが山本さんでした。
同県人としてかわいがってくれて本当に感謝しています。
200勝はぼくにとってもすごくうれしいです。
その瞬間にいられなかったのが残念だし、試合で打てないのが寂しいです。
山本さんのようなすごい人と、
一緒にプレーできることがぼくにとっての自慢です」
(中スポ)

◇川上憲伸
「一番良かった時期のあと、苦しいときも見てきたので
自分のことのようにうれしいです」
(中スポ<ドラ番記者>

◇岩瀬仁紀
「最後はボクが投げたかったなあ。
ずっとそうしたいって思っていましたからね。
ボクにとって山本さんは特別な人なんです。
プロ入り前に知人の紹介で鳥取のスポーツジムに行ったんですが、
そのときいたのが山本さん。
トレーニング方法を含めてプロのイロハを教わった。
だからこの200勝は本当にうれしいです。おめでとうございます」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<プロ入り後の最速が143キロという直球が
山本昌を息の長い野球選手にしたと見解>
「球が遅かったことがすべてだと思う。
昔から速球派だった投手が技巧派に転身するのは
やろうと思っても実際はできないんだ。
ただマサの場合は最初から球が遅いことでどうするかを考え、
制球力を磨いて打ち取る投球を覚えたことが今をつくった」
名タイ


◇落合監督
<200勝投手へのオレ流の祝福。
9回まで起用したことについて、
昨年の日本シリーズ第5戦のことを引き合いに出し>
「個人記録だから代えられません! 
日本シリーズとは違います。
日本シリーズはチームの記録。きょうのは本人の記録です」

<若かりしころの山本昌を、しみじみと語る>
「今ユニホームを着ている中で、
オレとウーやん(宇野コーチ)くらいか。
あいつ(山本昌)の初勝利から知っているのは。
体のでかい、球の走らないピッチャーだった。
(初勝利からの)いきさつも知っているしな。
アメリカで野球やってたかもしれない。
まあ、日本にいても役に立てないかもしれないのを
(米国に)5人くらい残したんだ。
帰ってくれば整理対象だったはず。そう聞いている」

<恩人は>
「それをここまでにしたのはアイク生原だ。
あの人がいなかったら、今の山本昌はない。
もちろん本人の節制と努力もあるだろうが、
マサを再生したのはアイク。
ルーキーリーグのオールスターに出て、向こうのチームがとりにきた。
そこから呼んで、日本で使ったんだ」

<スクリューボールについて>
「そのころのドジャースにはバレンズエラがいたから。
スクリューであそこまで勝ったピッチャーだろ。
体の大きいのが、何か覚えればと。
真っすぐのスピードは今と変わらないもん。
腕の高さはもっと上からきてただろうけど、
当時はスクリューなんてお目にかかれない。
134、5キロが打者には140、50に見えたんだろ。
まあ(自分は)その生き証人みたいなもんだ。
本当はクビ(寸前)だったんだから、大したもの。
人間どこで運が開けるか。わからないっていう見本だろ」

<さらなる活躍に期待して>
「だからといって、これで安心してもらっちゃ困る。
目標は200じゃない。どうやって野球人生を終えるか。
200勝が墓場にならないようにな。
最終的には本人の決断だ。
本人が『やる』って言えば、この成績だから来年もいるだろうし、
『やめる』っていえば(それはそれで)本人が決めること。
この世界はユニホームを脱ごうと思って脱げる選手と、
脱がされる選手がいるが、彼は自分で脱げる選手。
やるって言うのなら、この先いくつ積み上げていくかだ。
あえて言う。ユニホームを着ている間はな。
重たい荷物を降ろしたから、
今まで以上に枯れたピッチングをしてくれるだろ。期待しましょう」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信毎日jp


【山本昌200勝お祝いコメント・その2】

◆山﨑武司(東北楽天)
<中日時代から山本昌と親交が深い。
3歳年上の先輩の偉業をたたえて>
「試合が終わっておめでとうとメールしといたよ。
オレもマサ(山本昌)さんも挫折との戦いだったけど、
見事に乗り越えてローテ守って…。強い人だよね。
去年2勝しかできんかったときは、ヘコんでたな。
『今年ダメならもう200勝できん』って言ってた。
でも、オレは今年の交流戦で対戦したとき、
この球ならできると確信した。
また一緒に来年もプレーできたらいいね。
よく食うし、よく飲むけど、先発前の自己管理は徹底している。
その辺のメリハリがつけられる人。
2人で飯食って静かに分かち合いたいね」
(中スポ、共同通信社スポニチ

◆中村武志バッテリーコーチ(横浜)
<山本昌より1年遅く捕手として中日に入団。
バッテリーを組んで、苦楽をともに>
「今は本人が一番ほっとしているんじゃないかな。
1試合1試合の積み重ねで達成した粘りのある200勝。
地元名古屋のファンの前で達成できて、しかも相手が巨人。
僕と山本さんは名古屋の巨人戦で育てられた2人なので
何か特別な星の下に生まれたような運を感じます。
この200勝で安心せず、さらに球界を盛り上げてほしいです」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jp

◆渡辺監督(埼玉西武)
<山本昌とプロ同期>
「オフによくゴルフをしに行く仲。
『やったね、昌』という感じ。同期の誇りです。
この2、3年は、勝てずに苦しんでいただけに苦労が報われてうれしい」
サンスポ時事通信毎日jp

◆小宮山悟(千葉ロッテ)
<同じ1965年生まれの現役>
「おめでとう。200勝に近づいてから
相当苦しい時期もあったかと思う。
それを乗り越えての達成だけに、喜びもひとしおだと思うし、
自分のことのようにうれしいです」
サンスポ時事通信毎日jpスポニチ

◆工藤公康(横浜)
「いままでつらいことや苦しいことが
あっただろうけど、報われた1勝だと思う。
『今日は今日で、2けた勝利を目指す』という
インタビューの最後の一言がチームを第一に考える
(山本)昌投手らしく印象的だった。
また一緒に投げ合う日が来るのを楽しみに、オレも頑張ります」
サンスポ時事通信毎日jp

◆江藤智(埼玉西武)
<山本昌から最多の18本塁打、33打点>
「自分のことのようにうれしいです。
巨人には強いのでやってくれると思っていました。
体が強いし、並々ならぬ努力があったから、
金字塔を打ち立てられたんだと思います」
(ニッカン)

◆金本知憲(阪神)
「あのフォームだし、あのガタイだから威圧感もあった。
慣れるのに苦労したよ。
スクリューは最初の頃は投げてなかった。
真っすぐ、カーブ、スライダーだけ。
ある年に中村武志さん(現・横浜バッテリーコーチ)と食事したとき、
『本人はぶつけるのが嫌だからと言ってたけど、
左打者にもスクリューを使おう。
そうしないと抑えられないと言った』という話を聞いた。
それでオレと松井(秀喜・ヤンキース)のときに
使うようになって、勝ちだしたと思う」
スポニチ、デイリー)

◆岡田監督(阪神)
「何回も対戦してるからなあ。今中と左2人でなあ。
アメリカ(留学)から帰ってきて変わった。
セットを胸の前でするのははじめやろう。
あれでボールが速くなるいうてな。
スクリューボールいうよりスライダーがよかったなあ」
(デイリー)

◆野村監督(東北楽天)
「大したものだ。彼こそタフガイ。
巨人相手じゃ、それこそすごい。
体調管理もちゃんとやっているのでしょう。
やっぱり投手は制球力ですよ」
サンスポ

◆原監督(巨人)
<山本昌に完敗し、200勝目を献上>
「2回は何とか2点目を取ろうと、
積極的に動いたが、裏目に出てしまった。
今日は昌だね。彼は野球人としても人間としても
非常に立派だし。偉大な投手だね。
見事なピッチングをされました」
巨人公式、東京中日、サンスポ時事通信


◆今中慎二
<90年代に山本昌との二枚看板で活躍>
「打者一人一人、丁寧に投げる。走者を出しても粘る。
投手として当たり前のことだが、なかなかできるもんじゃない。
でも、どんなときでも、それができたのが山本さんだった。
投げること、抑えることへの執着心には、いつも感心させられた。
このスタイルは今も変わっていないと思う。
200勝で終わりじゃない。1年でも長く投げてほしいですね」
(中スポ)

◆小松辰雄
<背番号34の先輩>
「入団してきたころは正直、何年持つかな…と思ったけど、
米国留学を機に大変身。逆にこちらが、人間って、
ちょっとしたキッカケで、こう変わるもんだと教えてもらった。
コーチ時代も、パイプ役として随分、助けてもらった。
まさか、成績で抜かれるとは思わなかったけど、
200勝だからね。大したもんだ」
(中スポ)

◆高木守道
<ドラゴンズOB会長。元ドラゴンズ監督>
「マサが入団したとき、私は2軍監督。
体は細かったが、タフだった。
その丈夫さが、200勝につながったんだろうね。
1軍の監督時代も、今中とともに
左のエースとして良く投げてくれた。
まだ余力がありそうだし、
これからもまだまだ頑張ってもらいたいね」
(中スポ)

◆杉下茂
<中日で200勝達成>
「僕以外に中日から200勝投手が出ていなかった。
200勝するような投手は中日ではおまえで終わりだから、
一日も早くと4年くらい前からはっぱをかけていた。
こんなにうれしいことはない。
私は33歳で引退したが、42歳まで、
しかも第一線で投げているのはすごいことだ。
25年というのは考えられない。
体を鍛え普段の努力のたまものだと思う。
元気に若い選手に負けずに練習している姿には頭が下がる。
マサ(山本昌)だったらまだまだ相当できると思う。おめでとう 」
サンスポ朝日新聞スポニチ

◆武豊
<山本昌と親交のある騎手>
「(39歳の)ボクより年上のスポーツ選手が少なくなったし、
マサさんといる時は後輩の居心地の良さを味わってます。
『200勝達成の時は応援に行きます』と約束したんですが、
お祝いの電話をします」
スポニチ

◆祖父江店長(「ラジコン天国名古屋店」)
<山本昌が趣味で通う名古屋市のラジコン店長。
同じ40代の快挙を喜び>
「勇気をもらえる」

<普段ならシーズン中も週1回は来店していたのに、
この3カ月間は姿を見せていない。それを『決意』ととらえ>
「仲間でラジコンカーの記念大会を開きたい。
思う存分楽しんでほしい。来店を今から心待ちにしている」
中日新聞

◆小山裕史
<山本昌が毎年オフに通う鳥取のスポーツジム
『ワールドウィング』で代表を務める。
山本昌の200勝を支えた要素の一つについて振り返り>
「野球をやっていて知っている、と思っていて
知らなかったことの多さ、それに出会ったこと。
マサくんが最高の友であるがゆえに、
ここまでご一緒させていただきました」
(中スポ)

◆山本秀明 さん
<山本昌の弟、日大藤沢高野球部監督>
「入団当初から見ていますが、
とても200勝するとは思いませんでした。
勝てない時期から、こんなにパッと立ち直るとは。
自分の兄ながらすごいと思います」

<時には兄と技術論も交わすが、
その姿勢に人並み以上の努力を感じるという>
「プロ野球選手に知り合いはいますが、
たいてい感覚で、例えば擬音を使って話してきます。
でも兄は、理屈でものをいいます。
ワールドウィングで学んだのかもしれません。
可動域とか、腕、股関節をこう使わないといけないとか、
誰にでも通じるアドバイスをしてくれます」
(中スポ、朝日新聞

◆山本巧 さん
<山本昌の父親、スタンドで見守り200勝達成を祝福。
息子の晴れ姿にと感激の面持ち>
「本当によく頑張ってくれた。
完投で勝ってくれたのが本当にうれしい。
去年の調子だとだめだと思い、今年も3つ勝って
また2カ月勝てなくて、だめかと。
この日が来たことが本当にうれしい。
今までお世話になった人に感謝しています。
いい指導者にめぐまれたこと。
体が丈夫だったこと。そして運が強かったからできたんでしょう。
誰も入団した時に200勝するなんて思っていなかった。奇跡中の奇跡だよ。
今まで支えてくれたみなさんにお礼を言いたい」
中スポサンスポ時事通信、スポニチ、ニッカン

◆山本幸子 さん
<山本昌の母親、記録達成を感慨深そう>
「ここまで来られると思っていなかった」

<プロ入りから25年間、登板日には
必ず幸運を呼ぶという四つ葉のクローバーを摘んできた。
この日も神奈川の実家を出発する前に探したが
見つからず。それでも記録を達成>
「199勝の時も見つからなかったから」
サンスポ時事通信ニッカン


◆星野仙一 氏(北京五輪日本代表監督)
<元中日監督、合宿先の宿舎で
本人からの報告を電話で受け、喜びもひとしお>
「おめでとう。ホンマにようやったな。
でもこれで終わりじゃない。これからが大事や。
(今季は)2ケタ勝たなあかん。けがには注意して頑張れよ」

<電話を切った後>
「こっちが泣きそうになる。これが師弟関係なんや。
こういうのがうれしいんや」

<鉄拳でしごいた弟子の快挙に感慨深げ>
「若い選手に『オレはこんなことで監督に殴られた』と
話しているのを聞いてうれしかった。
殴られたことが自慢なんやね。そんな関係って、そうはないやろ」

<試合後すぐに報告してきてくれたまな弟子に笑みが広がり>
「大したもんだ。マサの一番いいところは体が丈夫なところ。
丈夫だから200勝できたんだな。
第一印象で残ってるのは浜松のブルペン。ボールが遅くてね。
投げ込みをやらせた時、30球ぐらい投げたところで
私は『全力で投げんか!』と言ったんだよ。
するとマサの返事は『これが全力です…』。
防音の影響もあってか、まったくミットの音が響かない。
なんだこのピッチャーは? と思った。
そのころ、マサは整理(解雇)対象選手に片足を突っ込んでいたが、
私が『体がでかいから(チームに)残せ』と言ったことを覚えとるよ。
そのマサが200勝だもん。
みんな成長してオレの給料をスイスイ抜いてきやがって(笑)。

アイクとの出会いがよかったんだな。
88年にベロビーチ(キャンプ)に行った時、
アイクに『残していく』と言ったんだよ。
何とか知られないようにしたんだけど、最後は知られてな。
マサが泣くんだよ、私の前で。
私たちが日本に帰る時に
空港に見送りに来た時にもワンワン泣いていたな。
いまの奥さんと付き合い始めたころだったのかな。
心細かったんだろうな。でもあの時があるから今がある。

アイクからはいい報告が来た。
1Aのオールスターに選ばれたという連絡に続いて、
メジャーからオファーが来たという。
私は『行かせたらいいじゃないですか』と言った。
中山球団社長(当時)が『日本に帰したい』と言うんで従ったが、
その通りにしていたら野茂より前にメジャーリーガーになっていた。
日本に帰ってきた彼は、見違えるようなボールを
投げるようになっていたので驚いた。
球がベルトの上に絶対いかない別の投手に変わってた。
そこから日本で5勝したんだ。アイクの指導のおかげだよ。
人ってのは出会いによって人生が変わるもんだ。

マサは今、42歳か。自分が(88年に)優勝した年齢じゃないか。
その年齢で現役として投げているのだから、すごい。
しかも、ローテをきっちり守ってる。
チームに迷惑はかけちゃいかんが、やれるまでやったらいい。
現役が神様なんだから、この世界は」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信朝日新聞ニッカンデイリー


記録備忘録。(4日)

山本昌が巨人16回戦(ナゴド)で
今季7勝目を挙げ、通算200勝をマーク
プロ野球24人目。初勝利は1988年8月30日、
広島18回戦(ナゴヤ球場)での救援勝利。
中日選手では1957年の杉下茂以来51年ぶり2人目で、
いずれも生え抜きでの到達。
42歳11カ月での達成は04年工藤公康(巨人・現横浜)の
41歳3カ月を更新する最年長記録
実働23年目は工藤と並ぶスロー到達のタイ記録だが、
山本昌は入団1、2年目の1軍登板がない
『プロ入り25年目』で、こちらは最も遅い。
また今季初の完投勝利は、若林忠志(毎日)が
1950年11月12日の近鉄戦で完封でマークした
42歳8カ月を更新する史上最年長記録となった。
年間20勝を未経験で200勝は、工藤に続く2人目。
共同通信社時事通信スポニチ名古屋
☆200勝の詳細→山本昌公式ホームページ

2008年8月 4日 (月)

粘投中田足と1球に屈す、改造竜後半黒星スタート。

ペナントレースは、8月に入り後半戦がスタート。
北京五輪出場のため、5選手がチームを離れ、
さらに厳しい戦いが予想される3位・ドラゴンズは、
地元・ナゴヤドームで2位・巨人との2連戦。
その初戦、先発に起用された中田
粘りの投球で6回まで1点に凌いできたものの、
7回に鈴木尚広の足と小笠原の2ランで勝ち越されると、
打線も終盤反撃を仕掛けたものの、9回の併殺間の1点のみで終了。
反攻を期して臨んだ後半初戦は、黒星となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 16回戦
(3日・ナゴヤドーム | 中日8勝7敗)
38343人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 中田(17試合6勝7敗)
[D本] 中村紀洋20号
[Dバッテリー]
中田、長峰、中里、小林 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
投打とも振るわず、後半戦を黒星スタート
中盤まで粘っていた先発・中田は、1-1の7回につかまった。
1死から鈴木尚広、木村拓也の連打で1点を勝ち越され、
続く小笠原に右越え2ランを浴びた。
打線は1回に中村紀洋がソロを放ったが、以降はつながりを欠いた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


北京五輪代表により、
川上、岩瀬、荒木、森野、チェン5選手が離脱。
この日ファームから7選手を昇格させるとともに、
二塁にはデラロサ、外野には平田、井上
そしてウッズを4番に復帰させ、組み替えたメンバーでしたが、
惜しくも最初の試合を飾ることはできませんでした。

通算200勝がかかる山本昌の登板も予想されましたが、
エース不在時の軸として期待がかかる中田
後半戦の開幕投手に起用。
しかし立ち上がりは、投球がかなり暴れていましたね。

初回、先頭の鈴木尚広が高いバウンドの三塁ゴロ。
しかし捕った中村紀洋の一塁への送球が逸れ、内野安打。
木村拓也に送られ、二塁へ進められると、
続く小笠原の初球、右腕に死球をぶつけてしまう中田
1死一、二塁として迎えたラミレスにファウルで粘られた末、
外へのフォークを叩かれ、三遊間を抜くタイムリー。
落ち着かぬ間に先制を許します。
なおも暴れる中田は、続く高橋由伸に対してもかする死球で満塁に。
一打出てしまえば、一気に向こうへ傾きそうな流れ。
一体どうなってしまうことかと思いましたが、
ここからうまく踏ん張れましたね。
迎えた二岡を内角高めのストレートで空振り三振に取ると、
さらに坂本もストレートで追い込んだ末に
最後は落差のあるフォークで、空振り三振に。
ストレートが走っていたことが幸いし、ピンチを断ち切ります。

そのウラに中村紀洋が左中間に本塁打を叩き込み、
ゲームを振り出しに戻してくれたものの、
相変わらず制球が不安定。
球数も多く、再びピンチを背負う中田
2回、先頭の鶴岡に中に入ったカーブを叩かれ、
右中間を抜くツーベースを許すと、
グライシンガーが送って、1死三塁に。
続く鈴木尚広をフォークで一ゴロに取り、2死としたものの、
木村拓也へのフォークが右のつま先に当たってしまい死球。
この日3つ目の死球で、2死一、三塁と走者を溜めて、
小笠原を迎えてしまいます。
打席を迎える前に、落合監督がマウンドへ来て助言。
それを受けたこともあったか、力勝負を挑む中田
対する小笠原もフルスイングでストレートを打ち返すも
打球は前に飛ばずファウルの連続。
そして迎えたカウント2-2からの8球目、
外角低目のフォークを素直に叩かれると、
ピッチャー返しの打球は、ライナーでそのままセンターへ…。
と思いきや、二塁ベース後方に井端の姿が。
ややショートバウンドで掴むと、自らベースを踏んでスリーアウト。
抜けていたら一気に追加点という場面。
見事なポジショニングにも助けられ、ゼロに凌ぎます。

さらに3回も、ピンチを迎えた中田
1死から高橋由伸に散々見られたうえで
フルカウントからレフト線へのツーベースを許すと、
続く二岡にも四球を与えてしまい、一、二塁。
しかしここは、打順に助けられたか、
坂本に対し、これまで決まらなかったカーブを振らせ、
空振り三振に取ると、続く鶴岡をフォークで三塁ゴロに仕留めゼロ
二度あることは三度あったものの、
何とか粘って、初回の1失点のみに凌いだ中田
ようやくこれでエンジンが掛かってきたのか、
それ以降は打って変わって、テンポの良い投球に。
巨人打線を4、5、6回と手際よく三者凡退に抑えていきます。

調子が上がってきた中田を援護してほしい。
しかし味方打線が、巨人先発のグライシンガーに沈黙し、
完ぺきに抑え込まれてしまうありさま。
外のストレートとカットボールを中心に
制球よく投げ込む前に翻弄されてしまい、
ほとんど自分たちの打撃をさせてもらえず。
初回の中村紀洋の一発以降、ヒットは和田の内野安打1本のみ。
ようやく6回ウラに、1死から井端が外へのストレートを
はじき返して、ショートオーバーのヒットで出たものの、
中村紀洋が外へ逃げるカットボールを振らされ三振。
粘る中田を援護できないまま、ゲームは終盤へと進みます。


6回を投げ、ちょうど100球中田
しかしスタミナ面は心配なく、まだまだボールには力が
ところが7回、1死から鈴木尚広
外へのスライダーをうまく流され、
レフト線へのツーベースを許してしまうと、
続く木村拓也は内へのストレートで詰まらせ、
前進守備のレフト・和田の前に落ちるヒット。
一、三塁となってしまうのかと思いきや、
なんと二塁走者の鈴木尚広が迷わず三塁を蹴り、本塁へ突入
当然のごとく和田からバックホームされると、
タイミング的には、ほとんどアウト。
ところが返球のバウンド悪く、ボールを抱えてしまった
谷繁のタッチがわずかに遅れる間に、
鈴木尚広の足がホームに入ってしまいセーフ
暴走一転、一瞬のスキを突いた好走となってしまい、
ついに1点を奪われてしまいます。

谷繁のカバーに入り、これを見ていた中田
足を絡められるというカタチでの失点に
少なからず動揺してしまったのか、
続く小笠原に対し、不用意なボールが…。
初球フォークで空振りさせた2球目、
144キロストレートが甘く真ん中高目へ。
これを見逃すはずのない小笠原