森野猛打チェン力投、激走立浪祝2500試合出場!
「プロ野球選手として恥ずかしい」ミスを連発。
勝手に自滅しての黒星で、ついに広島に
同率3位タイで並ばれてしまったドラゴンズ。
やり返すべく迎えたナゴヤドームでの阪神との第2戦。
この日は実にホームチームらしいゲームを披露。
1番に戻った森野が、先制弾にダメ押しの猛打賞で
チームをけん引すると、投げては先発・チェンが
走者を背負いながらも、力でねじ伏せる粘投。
さらにこの日プロ通算2500試合出場を果たした
ベテラン・立浪が激走を魅せ、チームを鼓舞。
効率良い攻めで快勝のドラゴンズ、3位をキープしました。
◇セントラル・リーグ公式戦 中日-阪神 22回戦 (16日・ナゴヤドーム | 中日6勝15敗1分け) | ||||||||||
34382人 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
阪 神 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
中 日 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | × | 5 |
[勝] チェン(35試合5勝5敗) [S] 岩瀬(45試合3勝3敗31S) [D本] 森野18号 イ・ビョンギュ13号2ラン | ||||||||||
[Dバッテリー] チェン、浅尾、岩瀬 - 谷繁 |
【ゲームレビュー】
効率のいい攻めで快勝
チェンが約2カ月ぶりの5勝目を挙げた
3回2死から森野が左中間へ先制のソロ。
さらにイ・ビョンギュが右へ2ランを放った。
7回も2死から、四球と立浪の安打で一、二塁とし、
森野の2点二塁打で突き放した。
チェンは力で押す投球。4回、鳥谷に2ランを浴びたが、
その後は相手の拙攻にも助けられた。
(公式サイト、中日新聞、共同通信社、ニッカン式スコア)
【イニング経過】
前夜不発だったクリーンアップ。
この日はスタメンを再び元に戻し、
1番・森野、2番・荒木、そして3番はイ・ビョンギュ。
中村紀洋はスタメン落ち、6番には前夜本塁打の小池が座る。
ドラゴンズ先発は、中5日でチェン。
1回、先頭・赤星が初球を叩き、三塁線へのツーベース。
平野の二ゴロ進塁打で三塁へ進まれたが、
続く今岡を内へのストレートで詰まらせての二塁フライ。
金本とは勝負を避け、ストレートの四球を与えるも、
鳥谷を外角低目のストレートで見逃しの3球三振。
ゼロで切り抜け、まずまずの立ち上がり。
一方阪神先発は、中5日で福原。
1回ウラ、先頭・森野がセンター地面スレスレのヒットで出ると、
荒木は二塁ゴロに倒れるが、エンドランで二塁へ。
続くイ・ビョンギュは痛烈に引っ張るも二塁ライナー。
2死二塁となって迎えるは、ウッズ。
しかし外角低目のスライダーに手が出ず見逃し三振。
ともに初回の得点圏のチャンスは逃す。
ゲームが動いたのは、3回ウラ、
谷繁センターフライ、チェン一塁ゴロで2アウト。
しかし2廻り目に入り迎えた森野が、
初球、甘く入ってきたど真ん中のストレートを振り抜くと、
逆方向へ持って行った打球は伸びて、
左中間スタンド最前列へ飛び込むホームラン!(1-0)
3番に入った前夜は3三振と期待に応えられなかった森野。
しかし恐怖の1番に戻って放った一発で、先制に成功する
なおも攻撃の手を緩めないドラゴンズ打線。
続く荒木がフルカウントから外角高目のスライダーを
右へ持って行き、ライト線へ落とすツーベースで出ると、
イ・ビョンギュはカウント2-2からの7球目、
中に入ってきたスライダーを強振!
ライトスタンドへ軽々と持って行く2ランホームラン!(3-0)
組み替えた上位打線で一気に攻め込み、3点のリードを奪う。
3点のリードをもらったチェン。
しかし直後の4回、阪神打線にまさかの連打を。
先頭・金本に詰まりながらも、三塁後方へ落とされ、
ツーベースを許してしまうと、
続く鳥谷にはカウント1-1からの3球目、
外角やや内寄りのストレートを弾き返されると、
弾丸ライナーが右中間スタンドへ一直線。(3-2)
2ランとなってしまい、すぐさま1点差に詰め寄られる。
さらにたたみ込まれるチェン。
苦手の矢野に右中間へ弾き返されると、
関本にも引っ張られての三遊間を抜くヒット。
さらに浅井の犠打でランナーそれぞれ進み、1死二、三塁。
4連打に犠打を絡められ、一打逆転のピンチを迎えてしまう。
ところがここで阪神サイドに大きなミスが。
福原に代えて、代打にはリン。
カウント0-1からの2球目、中へのシュートを叩かれると、
打球は高いバウンドでの一塁ゴロ。
ゴロゴーのため、同点はやむを得ないと思いきや、
なんと三塁走者の矢野が突っ込まずに、三本間で止まったまま。
一方でスタートを切っていた二塁走者の関本はほぼ三塁手前。
ちぐはぐな走塁を見せる阪神を横目に、
打球を処理し、リンにタッチしたウッズが本塁へ送球。
まずは矢野を三本間で挟むと、三塁に戻ったと見るや、
動けぬ関本を二、三塁間で挟んでタッチアウト。
まさに流れを手放す走塁ミス。
崩れかけていたチェンだったが、思わぬ相手の拙攻に救われた。
これ以降は、両軍投手が好投。
阪神は2番手・阿部が4回からの3イニングをパーフェクト。
一方、チェンもランナーこそ出すものの、要所を締める投球。
5回、簡単に2死を取りながら、今岡に四球を与えると、
しかし金本を外一杯のストレートで見逃し三振に!
さらに100球を越えた7回も、赤星四球、平野バントヒットで
1死一、二塁のピンチを迎えるも、
今岡を内角高目のストレートでキャッチャーフライ。
そして金本をフルカウントから
外へのストレートをズバッと決めて、空振り三振。
中盤以降、本来の投球を取り戻しつつあったチェン。
力のこもった投球で最少点差を守りきった。
その力投にようやく報いる打線。
7回ウラ、阪神3番手・渡辺を2死から攻め込み、
谷繁が四球を選び出塁すると、
好投のチェンには代打が出され、
この日通算2500試合目の出場となる立浪が起用される。
これに阪神ベンチも反応し、左の江草を送るが、
メモリアルを飾ったベテランが気迫の一撃。
カウント2-2からの5球目、外角低目のスライダーに食らいつくと、
打球は投手のグラブを痛烈にはじき、遊前に転がる内野安打。
しぶとく繋いで、一、二塁と追加点のお膳立てをする。
そして繋ぎに感謝し、見事に応えたのが、1番・森野。
カウント1-3からの5球目、真ん中低目のストレートを弾き返すと、
三塁左を鋭く抜き、レフトの左も突破する
2点タイムリーツーベース!(5-2)
二塁走者の谷繁に続いて、一塁走者の立浪も激走!
途中足をもつれながらも必死に走り、ホームに滑りこんで笑顔。
2死から連打で攻め込んで、ダメを押した。
ミスタードラゴンズのメモリアルゲームを
白星で飾るべく、8回以降は正調・勝ちパターン。
8回は2番手・浅尾が2死から二塁打1本許したものの、
浅井の代打・葛城を外へのフォークで空振り三振に取ると、
9回は、もちろん守護神・岩瀬。
先頭の代打・高橋光信の高いバウンドの一塁ゴロを
この回から守備固めに入った中村紀洋がお手玉。
さらに赤星にセンター前に落とされ、無死一、二塁としたものの、
平野の代打・桧山、そして今岡を打ち取り、2アウト。
そして最後は、金本をフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートで見逃し三振に斬って、ゲームセット!
先発・チェンの力投と、打線の2死からの粘り、
さらに森野の猛打賞の活躍で阪神に雪辱したドラゴンズ。
貯金を1に戻すとともに、3位タイの座もしっかりキープ。
マウンド上でハイタッチするナインを
いつものように真っ先に出迎えた立浪にいきな計らい。
最後を締めた岩瀬からこの日のウィニングボールが。
いいの?という顔で受け取った立浪だったが、
その表情はとてもうれしそうだった。前夜のゲームが
とてもみっともない負け方、
さらにこの日落とすと
3位から転落する。
かなり大事な意味合いの
ゲームとなりましたが、今回はしっかり
ホームチームらしいゲームをしてくれましたね。
1番に戻った森野がチームを引っ張り、見事な先制弾を放つと。
僅差で迎えた7回には、ベテランのチャンスメークに応え、
ダメを押す大きな2点タイムリー。
一方、投げては先発・チェンが阪神の拙攻に助けられると、
その後は尻上がりに調子を上げ、力でねじ伏せる好投。
10安打を打たれながらも、失点は本塁打での2点のみ。
そして最後は、浅尾-岩瀬でしっかり締める。
鮮やかな白星で、立浪のメモリアルゲームを飾ることができ、
本当によかったなと思いました。
ゲームを決めたポイントは、4回の攻撃になるのでしょうが、
2ランを含む4連打を喰らい、崩れかけていたチェンを
あの走塁ミスが救ってくれましたね。
リンの打球が一塁へ飛んだとき、思わずやられたと感じましたが、、
本塁上が映ったときに、ランナーおらず、あれっ?と。
矢野が三本間にいたときは本当にラッキーだと思いました。
昨夜は再三再四のミスをしでかしたドラゴンズでしたが、
この日は逆に阪神の方に、ミスが出た。
これで持ち直したチェンは、持ち直って久々の白星へ。
まさに「ありがたや」と感謝したい1プレーでした。
チェンにとっても、この1勝は大きいでしょうね。
五輪から復帰後、なかなか抜け出せなかったトンネルを
ようやく這い出せるきっかけとなったのでは。
腕をしっかり振って、下半身を使っての投球。
この持ち味を5回以降は、かなり出せたと思いますし、
今後に向けての手応えも掴んだことでしょう。
まだまだ厳しい戦いが続きますが、背番号21に期待。
この白星をきっかけにして、さらなる好投を願いたいです。
一方、打線はわずかに6安打。
それも森野、荒木、ビョンの上位打線での5本に、
代打・立浪の内野安打での1本という内容。
特に和田、デラロサなどは全く合っていませんでしたが、
当たっている打順にチャンスが巡ってきましたね。
なかでも猛打賞3打点と、森野が実に見事な活躍。
前夜3番に組み替えられ、かなり残念だったのですが、
この日再び1番に戻ったことでイキイキしたようですね。
現状では、森野を1番に置いた方が効果があるうえ、
相手チームにとっても、脅威となるのでは。
残り10数試合ですが、今後も1番打者として
大いに暴れて、チームを引っ張っていってほしいです。
またこの日は、ベテラン・立浪がメモリアル。
通算2500試合出場、本当におめでとうございます!
過去6人しか成し遂げてない記録だけに
実に価値があると感じますし、21年間ずっと第一線で
活躍してきたからこそできた、素晴らしい記録だと思います。
それにしてもその2500試合目は、見事な激走ぶりを披露。
食らいついて投手のグラブを弾く内野安打で出ると、
御役御免かと思いきや、塁上に残る背番号3。
英智、藤井、岩﨑という代走要員がいるにも関わらず、
そのまま起用されたのは、足の状態がいいこともありますが、
この一戦が絶対に落とせないということを、
チーム全体に認識させ、さらに勢いを付けるため、
あえて残したという考え方もあるのではと思いました。
続く森野のレフト線へのツーベースで一塁から一気に生還。
久々の激走ぶりは、見ていてとてもうれしかったですね。
立浪本人は「足がもつれた」と照れ笑いだったようですが、
まだまだやれるんだというところを見せてもらったなと。
中スポによると、来季も現役続行を決意したそうですが、
背番号3の勇姿が、来季も見ることができるのはうれしいこと。
まだまだこのまま幕を引かれては困ります。
今季はかなり苦しんだ打撃の状態を上げてもらい、
立浪健在というところを見せてくれるとともに、
今後もさらにその背中で後輩たちを鼓舞してもらいたいです。
とりあえず今季最後のナゴヤドーム阪神3連戦を
1勝1敗のタイとすることができて、うれしく思います。
こうなると、9連戦の最後をきっちりと締めてほしいところ。
広島も食らいついて離れないようですが、
こちらが負けなければ、転落することはないですからね。
おそらく第3戦は、チーム勝ち頭の昌さんの先発が濃厚。
週末の直接対決へ勢いを付けるために、しっかり勝って、
敵地・広島へと乗り込んでほしいと思います!
☆ウィナーズ・ボイス(16日)
◎チェン・ウェイン
<7イニング2失点の好投で7月22日以来の5勝目>
「(久しぶりの白星でしたね)
そうですね、まあ、久しぶりです。
(今日のピッチングを振り返って)
まあ、阪神タイガースに負けたくないの気持ちだけです、はい。
(もし今日敗れると3位転落のピンチ。
いつもとゲームに臨む気持ちは違ったか)
まあ、1点も取られないように、しっかり腕振って、
下半身使って、コントロールに、それだけです。はい。
(7回、金本を三振に取ったボールはすばらしかった。
あの場面はどんな気持ちで向かったのか)
あの時も、まあ、ボールでもいいし、
しっかり腕振っただけです、はい。
(ファンのみなさんにひと言)
まあ、みなさん、また応援くれて、よろしくお願いします」
「きょうは絶対阪神に負けたくなかった。
下半身を使って腕を振れたし、良かったと思う。
しっかり腕を振ってコントロール良く抑えられた」
<7回2死一、二塁、金本をカウント2-3から空振り三振。
最後は外角にズバッと142キロ。抑えていた感情を解き放つ>
「負けない、の気持ちだけです。四球でもいいから思い切り投げた」
<ポイントとして明かした助言。
それは打撃の達人・立浪が語った感想。
力強く下半身を使う。大先輩のひと言を心掛けて
マウンドに上がると、速球がグッと加速した>
「5回に入る前に立浪さんから、
投げるときの足の使い方がゆるく見える、
もうちょっと足に力を入れろと言われました。
(調子は)最初からあまり良くなかった。
7回はちょっと疲れたけど、5、6回が良かった。
5、6回くらいが一番球速出ていた」
<北京五輪後、精彩を欠いていた原因は
当初言われていた国際試合との感覚のずれではなかった。
北京から戻ると、体重が2キロ増えていたという。
微妙な変化が体の切れを奪い、下半身の粘りも失っていた>
「台湾代表にはトレーニングコーチがいなかった。
自分で走ったりして調整したけど、うまくいかなかったのかもしれない」
<中盤で再加速するための体力強化にも取り組んでいた。
前回登板でKOされた翌日、近藤コーチからアドバイスを受け、
スタミナ強化のため、外野を延々1時間9分も走った。
さらにその日はベンチで山本昌の登板も見守り、
森コーチから投球術のレクチャーも受けていた>
「投げるスタミナをつけないといけないので。
100球以上投げられるようにしないといけないから」
<手応えは試合前のブルペン投球で感じていた>
「下半身が使えるようになってきた。
やっぱり下半身が使えるといい球を投げられる」
(中スポ、サンスポ、時事通信、朝日新聞、
毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン、名タイ)
◎森野将彦
<先制弾を含む3安打3打点の活躍>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(先制ホームランの手応えは)
まあ、入るかわかんなかったんですけど、
まあ、えー、思いっきりね、
自分のバッティングをしようと思って、打席に立ちました。
(追加点のタイムリーも大きかった)
そうですね、えー、目の前でね、
立浪さんが何とかつないでくれたんで、
僕も何とか打とうと思って、えー、必死に食らいついていきました。
(今日は絶対に負けられないという気持ちが伝わってきた)
毎試合ねえ、負けられないんですけど。
えー、もうね、勝つしかないんで、思い切りやってます、はい。
(なめられていたタイガースにガブリと)
そうですね、僕自身も、えー、阪神戦打ってなかったんで、
えー、これからもっともっと打ちたいと思います」
「きょうは立浪さんの記録の試合だって知っていたし、
必ず打つとわかっていたから、
自分に打席が回ってくると思ってました。
ボクが還したかった。必死に食らいつきました。
ベンチに戻ってからは、立浪さんに『(走らせて)すみません』と」
<3回2死には、左越えに先制のソロ本塁打>
「打ったのはストレート、うまく押し込めました。
いつもだったら狙っているんですけどね。あれは、たまたまです」
<8月30日の1番起用以降15試合で
打率.460、15打点、6本塁打の大暴れ>
「最近は確かにバットが振れています。
多分、甘い球しか打ってないと思うが、それを打てている。
結果的にミスショットがない? まあ、そうですね」
<そこには1番ならではのプラス思考が。
立ち上がりに不安を抱える先発投手心理につけ込み>
「相手投手はいきなり四球を出したくないと思っているでしょうから、
甘いボールがくるはずという意識で打席に立っています」
<故障や北京五輪で戦列を離れていた時期があったのに、
猛打賞は早くも今季9回目。また今季6度目のサイクル王手には苦笑い>
「サイクル安打? 三塁打は出ないですよ。
1、2打席目で三塁打とホームランが出なければ無理ですよ」
(公式写真、中スポ、サンスポ、時事通信、朝日新聞、
毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン、名タイ)
◎立浪和義
<7回2死一塁、代打で投手強襲安打を放ち
森野の2点二塁打で一塁から生還。
プロ野球史上7人目の通算2500試合出場を達成>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(2500試合目がとんでもなく厳しいゲームになったが)
ええ、あのう、本当に大事な試合でね、
あの、森野がいいところで返してくれて、
勝ちゲームにしてもらったことが、何よりもうれしいです、はい。
(その森野の当たりでは一塁から激走、まだまだ若いですね)
いやあ、あのう、三塁回ったところで、少し足がもつれて、
ちょっと恥ずかしかったんですけど、今もちょっと気持ちが悪いです。
(ただこのお立ち台の上、気持ちは最高じゃないか)
いや、あのう、本当に、ナゴヤドームで、みなさんの前で、
こういう記念の試合をね、出してもらった監督にも
ほんとに感謝しております、はい。
(プロ21年目、史上7人目、過去6人しかいないという大記録)
そうですね、本当に、この体で、
これだけたくさん試合に出してもらったということは、
あのう、自分だけの力じゃなく、みなさんに支えてもらって、
ここまで試合が出れたと思っていますので、
本当に、まあ、あとどれだけ試合に出れるかわかんないですけど、
とにかく、ユニホームを脱ぐまでは、全力で頑張りたいと思います。
(まだまだ大事な試合が続きます。また、お願いしますよ)
はい、今までの分を残り試合で
しっかりと取り返せるように頑張ります!」
「次の打者は森野。ヒットで何とかつなぎたいと思った。
だいぶ足の状態は良くなっているけど、
(森野の安打で)三塁を回ったところでもつれた。
足が棒になりましたよ(笑)。恥ずかしい。
でも、こういう記念の試合を勝てたことはすごくうれしいし、
みんなに感謝の気持ちでいっぱいです」
<日本プロ野球史上7人目の通算2500試合出場。
大記録を本拠地で、しかも勝利に貢献する形で達成。
2000本安打(37人)よりはるかに少ない達成者。
太く、長い野球人生に胸を張り>
「まさかプロに入ってこんなに試合に出られるとは思ってなかった。
たくさん試合に出させてもらって感謝している。
前に6人しかいないというのはすごいことだと思う。
21年という実働年数に誇りをもっています」
<来季も現役を続行する意向であることが明らかに。
すでに球団、落合監督に意思を伝え、快諾を得ている>
「正直、迷った時期もありましたよ。
成績を残せていないし、自分が退けば、
若手にチャンスが広がるわけですから。
あれだけの声援をもらいながら応えられない自分がいる。
『何やってんねん』と腹が立つんです。
それならもう1回練習して、悔いのないシーズンを、
完全燃焼したろやないかと」
<もちろん打撃コーチ兼任の肩書は来季も継続。
後輩を指導する39歳は決意を語る>
「正直、予想以上にきつい部分はありました。
でも、若い子と一緒にやる楽しさも大きかった。
その上で、ユニホームを脱ぐまでは向上心を持ち続けたい。
勝ちに貢献できるように1試合ずつ頑張るだけです」
<負ければ4位転落の可能性もあった一戦。
CS進出だけは譲れない>
「何とかはね返して残り16試合、勝ちに貢献したい」
<地元での達成を配慮してくれた落合監督に感謝>
「監督からもそういう話を横浜でしていただきました。
記録のことも知っていてもらって、
配慮していただいて…。本当にありがたいです」
(中スポ、中日新聞、時事通信、朝日新聞、
毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン、デイリー)
○イ・ビョンギュ
<3回2死二塁、右越えに2点本塁打を放つ>
「打ったのは、フォーク。
ランナー二塁で2ストライクと追い込まれたので、
ストライクゾーンを広くして待っていた。うまく打てたよ」
<9月に入ってから調子を落とし、無安打が7試合。
12試合ぶりとなる本塁打は復調への良いきっかけになるかも>
「打てるときもあれば、打てないときもあるけれど、
今のコンディションはまずまずだ」
(公式写真、東京中日)
○浅尾拓也
<3点リードの8回から2番手で登板。
2死から関本に右中間二塁打を許すも、
その後の代打・葛城を三振に仕留めてピンチを切り抜け>
「(7回に)3点リードになったんで楽にはなりましたね。
ただ、最近2死からよく打たれるんで。反省点です」
(東京中日)
○岩瀬仁紀
<9回、味方のエラーなどで迎えた2死一、三塁。
一発出れば追いつかれるという場面で、
主砲・金本を外角一杯の直球で見逃し三振。ホッと胸をなで下ろして>
「ボール自体が走っていた」
<立浪の2500試合出場を祝うセーブにもなり笑う>
「きょうは負けるわけにはいかなかった」
(中スポ)
○荒木雅博
<3回に右翼線に二塁打を放ったが、走塁の際に右足を痛める。
トレーナーが駆け寄ったが、試合終了まで出場。
今後の出場への強い意欲をにじませ>
「あしたになってみないとわからないですが、大丈夫だと思います」
(東京中日)
○中村紀洋
<前日に続いて2試合連続でスタメンから外れる。
慢性的な腰痛は9月に入って深刻な状態。
ついに前日の試合前、名古屋市内の病院で痛み止めの注射を>
「うまく押し込めなくなった。
腰の影響が相当あるなって。ずっと我慢していたんやけど…。
これじゃアカンって。だから今年始めて痛み止めの注射を打ったよ」
<何をするにしても痛い状態になって数カ月。
それでも痛み止めを打たなかったのにはワケがある>
「だって効かなくなったら意味がないからね。
だからギリギリまで我慢していた」
<ポストシーズンを戦っても残り30試合弱。
これからは痛み止めの注射とともに歩んでいくことになるが、
ただ1ついえることは、その目は死んでいない>
「(スタメンで)使うのかどうかを決めるのは監督ですよ。
でもいざ使うとなったときにベストの状態にするのは選手の役目。
結果が出るように準備をするだけです」
(中スポ)
◇清水昭信
<『源さん』のニックネームがすっかり定着しているが、
早くも次なるあだ名が生まれている。名付け親はベテランの山本昌。
練習中などに呼ばれているのは『ファルコン』。その由来を説明>
「話せば長くなるんですが…」
<大学ジャパンに選ばれた2年前、
アニメ・シティーハンターの登場人物・『海坊主』に
似ているという理由で、そう呼ばれていたのを知った山本昌が、
それではあんまりだと、同一人物のニックネームになっている
『ファルコン』と名付けたのが経緯らしい。
イメージはピッタリだが、本人は苦笑い>
「どうなんですかね」
(中スポ<ドラ番記者>)
◆山内壮馬
<14日の横浜戦でプロ初先発しながら、
相手の4番・村田に2被弾。試合中に名古屋に強制送還される。
この日ナゴヤ球場で練習を再開。
わずか4イニングでの2軍降格となったことを反省>
「交代した後に『帰れ』と言われました。
厳しく内角を突こうと思ったんですが、ストライクになってしまった。
自分の足りないところがわかりました」
(ニッカン)
◆小林2軍投手コーチ
<川上がナゴヤ球場の屋内練習場で五輪後初の打撃投手を務め、
井上、中村一生、西川に対し、直球のみで計50球を投げ込む。
7割程度の力ながら、ヒット性の当りは6本のみ。
川上は投球後ノーコメントだったが、投球を見て上々の評価>
「真っすぐの力は戻ってきている。
次は変化球を交えて投げるとか、もう1つ、2つ段階を経る必要がある」
(中スポ)
◆加藤コミッショナー(NPB・日本プロ野球組織)
<この日ナゴヤドームの視察に訪れ、試合前に落合監督と会談。
球団首脳は同席せず、1時間ほど両者だけで話し合いを。
来年3月のWBC監督の人選を一任されているが>
「そういう趣旨の話じゃない。
あくまで今回の目的は球場視察で、雑談をさせて頂いた。
落合監督も私も秋田県で同郷。
試合前に邪魔しない方がいいんですけど、
落合監督がまあまあと言うので長めに話をさせていただいた。
時間の許す限り懇談しました。落合監督は野球が好きですね」
<中日については高い評価を>
「いい選手が育っている。中田、浅尾、高橋…」
<一方、WBCの日本代表監督の選考期限については、
今月中がメドになりそう。人選が進んでいることを示唆し>
「WBCの監督については意見の吸い上げをしているところ。
私なりに早くしたい。どの辺かは分からないが、
いたずらに引っ張るのがよくないのは承知しています。
有識者の意見をもらうことは大事。その途中。
どの程度か? 比率では表せないが始めていることは事実です」
(東京中日、スポーツ報知、時事通信、スポニチ名古屋)
○落合監督
<2死から全得点を挙げて阪神に雪辱、貯金1としたが>
「お互いに野球が下手。人間のやることなんだけど。
考えられないことがお互いに多すぎますな。
そんなに状況判断は難しいかね。
プロ野球選手を何年もやってて。
それがすんなりいかない要因なんだろうね」
<阪神は走塁ミスがあったが、中日は?>
「何で(9回無死から)高橋光信のファーストゴロで
(一塁の中村紀洋が)頭から突っ込まないといけないの。
赤星、平野じゃないで。おそらく野球界で一番足の遅いヤツやで。
オレ、使っていたから分かるけど。
右打者であそこまで振られて走れるか?
待って取って自分でベース踏んだって、
まだ三間(さんげん)前にいるよ。
一間(いっけん)って分かるか? 1.8(メートル)か。
三間で5.4メートル? そのぐらい前でアウトだ。何でエラーしちゃうの。
おかげで岩瀬が40球(実際は27球)も投げちゃった。
中村がどうのこうのじゃなくて、もうちょっと状況判断してくれないと。
前もってこういうものが起きたら、
こう動けばいいというのが分からないと、野球にならなくなる。
こういうのが尾を引くんだ。
阪神も尾を引くよ。これ。ウチよりは少ないだけ。
だからこの位置にいる。ウチはもっと尾を引いている。
ある1つのプレーからガタガタになる。それが今年の現状。
もうちょっと野球を頭で考えてくれないと。
1から教えなきゃダメなのかな。
見ていてそう思わない? 不思議なプレーが多いだろ、今年。
人間のやることだけど。みんなに迷惑をかける。
ただ1つ言えることは、本人らは一生懸命やってること、それは分かる。
否定しないけど、ただ、もうちょっと頭を使って野球をやらないと」
<試合前にNPBの加藤コミッショナーと会談したことについて>
「聞きたいことは分かっているが、雑談しただけ」
<立浪の出場試合が『2498』で乗り込んできた横浜遠征。
ドラ番記者を呼び、気配りと要望を>
「タツ(立浪)の2500試合は素晴らしい記録だ。
できれば名古屋でやらせたいと思っているんだ。
中スポは1面でいかなきゃダメだぞ。それくらい価値のある記録なんだから」
<そういえば、しみじみとこんな話も。
厳密には岩瀬は2度の五輪で外れている。オレ流フル参戦は立浪ただ1人>
「オレが就任して5年。
1度も2軍にいってないのはタツと岩瀬だけだな」
(中スポ、サンスポ、時事通信、朝日新聞、毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン)
記録備忘録。(16日)
立浪が阪神22回戦(ナゴヤドーム)の7回に代打で出場。
プロ野球7人目の通算2500試合出場を達成した。
初出場は1988年4月8日の横浜大洋1回戦(ナゴヤ球場)に2番遊撃手で。
プロ21年目で到達した節目での打席は、投手強襲の内野安打を記録した。
出場試合数のプロ野球記録は、
南海などで活躍した野村克也(現・東北楽天監督)の3017試合で、
セ・リーグ最多は王貞治(現・福岡ソフトバンク監督)の2831試合。
(共同通信社、時事通信)
デラロ~サ外されませんでしたね
神様、仏様、落合様です
モレ~ノも大活躍
(遅い!)
遅れ馳せながらドラゴンズの今年のテーマは「ラテン」です
最近ブログの公開レベルを上げたところ「荒らし」に遭う様になっておりましたので設定を少し変えてみました
旧知のブロガーさんたちにも迷惑がかかるかも知れませんが今後ともヨロシクお願いいたします
投稿: 伊トケン | 2008年9月17日 (水) 11時18分
昨日はPC観戦でしたが、3回裏のミラクル周さんの
攻撃の時になかなか更新されませんでした。
こういう時は得点の入った時が多いという経験則通り
しっかりとホームランを放ってくれていました。
やっぱり1番森野、3番周さんがいいみたいですね。
今夜も打たないと評価が上がらないと思いますので、
チャンスにGJを期待したと思います!
投稿: ギンタロウ | 2008年9月17日 (水) 12時36分
立浪選手の激走は、1塁から長躯ホームイン
したときよりも、内野安打で1塁に駆け込んだ
ときのほうが感動しました。まだ、あれだけ全力で
速く走れるんだと! 思わず、深夜のJスポーツ2の
録画放送で再確認してしまいましたから……。
ビョン選手のホームランは、いつも力強い
弾道ですね。甘いボールだったとはいえ、
ハードなインパクトとフォロースルーの大きさに
酔わせていただきましたよ!
投稿: ドライチ | 2008年9月17日 (水) 17時14分
みなさんコメントありがとうございます。
今夜の先発は山本昌投手。あとは昨夜と同じです。
>伊トケンさん
ローサ選手でしたが、
デラ
昨夜は落ちるボールに合わなかったなと。
ただ現状ではよほどのことがない限り、
外されないと思います。今夜も頑張ってほしいですね
設定変更、ごくろうさまです。
自分のところからはいつも通りにやりますので、
今後ともよろしくお願いします。
>ギンタロウさん
公式サイトで試合終了後に珍しく動画配信をしていましたが、
PC
周さんのミラクル弾も、おおっと思ったらフリーズ…。
思わずそりゃないよおと嘆いてしまいました。
ただあの弾道
>ドライチさん
立浪選手、気迫の一打&激走でしたね。
ようやく足
打撃の状態の方も上がってきているかもしれません。
現役続行のようですが、昌さん同様、
40歳でこれだけやれるというのを来季魅せてほしいです。
ビョン選手のホームランは力強かったですね
飛ばすことに関しては、チーム上位ですし、
今後も3番らしく見事な弾道を披露してくれればと期待します。
投稿: Toshikichi | 2008年9月17日 (水) 17時58分
14日はお疲れ様でした。
6月のナゴド観戦会以来でしたが観戦会は意外と勝率いいんですよね。
ハマスタでは相変わらずシショーのテンションが高く、楽しく観戦が出来ました。
また機会がありましたらご一緒させてくださいね。
それと台風が心配ですが、広島遠征頑張ってください。
投稿: りくぶっち | 2008年9月17日 (水) 22時03分
大変遅くなりました。
毎度遠征の私は、帰ってからが大変でして。。。
今回の団体観戦もお隣でホット&クールな解説を聞きながら楽しませていただきました。
師匠のおかげで今や子供が一番好きな選手は和田さんとなりました^^
さて広島3連戦とても熱い戦いとなりそうですが、是非楽しんで来られてください。
私は英智、ファルコン清水、山内の名城トリオに引き続き注目してまいります^^
投稿: dragons1999 | 2008年9月18日 (木) 00時58分
コメントありがとうございます!
が遅くなってすみません。
このところ疲れがたまってきたか、
更新時間
自分もあと一踏ん張り、頑張りたいと思います!
>りくぶっちさん
見せていただき感激しました。
ハマスタでは大変お世話になりました。
牛島ユニと、G-SHOCK
団体観戦は自分的には連勝中、今後も続けたいですね。
息子さんには「平田ナイス犠飛!」とお伝えください!
広島遠征、まさか台風が来るとは…。
おそらく中止にはならないでしょうが、
東京から新幹線で向こうへ行けるかが心配です
>dragons1999さん
ハマスタではお疲れ様でした、そしてお世話になりました
相変わらずの戯言ですが、お付き合い下さって
とてもうれしかったです。
そして息子さんと「和田さんつながり
とてもうれしく思いました。
また次の機会もぜひともよろしくお願いします!
には後ほどお邪魔させてもらいます。
ブログ
投稿: Toshikichi | 2008年9月18日 (木) 11時17分