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2008年9月28日 (日)

和田バンザイサヨナラ押し出し四球、粘竜3位死守!

残り9試合ながらも、CS進出をめぐり、
広島と熾烈な3位争いを繰り広げているドラゴンズ
地元で残りわずかとなったナゴヤドームでの横浜戦は、
先発・吉見がいきなり4点を先行されたものの、
そのウラ、5番復帰のウッズのタイムリーで2点差に迫ると、
4回には代打・井上、イ・ビョンギュの連続長打で同点に。
以降は両軍中継ぎ陣が踏ん張ったものの、
最終9回ウラ、2死満塁のチャンスで
和田が粘った末に押し出し四球を選び、サヨナラ
しぶとく勝利をモノにして、3位を死守しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 21回戦
(27日・ナゴヤドーム | 中日14勝7敗)
31541人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 長峰(31試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、清水昭信、高橋、浅尾、長峰 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季6度目のサヨナラ勝ち。打線が粘った
9回1死後、谷繁立浪の連打と四球で2死満塁とし、
和田が押し出し四球を選んだ。
1回に4点を失ったが、その直後にウッズが2点打。
4回には2死二塁から代打・井上が適時二塁打。
イ・ビョンギュの適時三塁打で同点とした。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【ゲームレビュー】
前日、今季限りの現役引退を表明した上田
3位争いのなかでの異例の『引退試合』となったが、
この日1軍に昇格し、6番・右翼でスタメン。
また腰痛で1試合欠場したウッズも復帰したが、初の5番
4番には2試合目となる森野が入った。

ドラゴンズ先発は、中5日で吉見
自身初の2ケタ勝利を目指してのマウンドとなったが、
立ち上がり、制球不安定なところを捕まり、
1死から藤田にライト前に運ばれるヒットを許すと、
続く内川に四球を与え、一、二塁。
ここで迎えるは、4番・村田
カウント0-1からの2球目、
中に入ったシュートを思い切り引っ張られると、
強いライナーでレフト線へと落ちるタイムリーツーベース。(0-1)
今季100打点目を決められ、先制を許す。
なおも二、三塁で吉村を迎えたが、
外一杯のストレートで空振り三振に取り、2アウト。
1点で止められるかと思いきや、
続く金城に初球、やや不用意に入った
内へのストレートを腕を畳み、うまく引っ張られると、
高く上がった打球は、そのままライトスタンドへ。(0-4)
まさかの3ランホームランで、一気に4点差
落とせない大事なゲーム、いきなりの大量失点となってしまった。

横浜先発は、今季中日戦1勝3敗のウッド
4点を追うことになったが、先頭イ・ビョンギュ
フルカウントから外へのストレートをうまく流し、
レフト前に運ぶと、荒木も引っ張り、ライト前へ。
無死一、二塁とチャンスで、新生クリーンアップ
しかし和田が外へのチェンジアップに空振り三振に倒れると、
4番・森野も外へのチェンジアップを引っかけ、一塁ゴロ。
ランナーそれぞれ進み、2死二、三塁で迎えるは5番・ウッズ
ドラゴンズに入って、5番に座るのは初めて。
1点でも返して、流れを戻したい場面だったが、
フルカウントからの6球目、外角高目に浮いたカーブを
やや強引に叩くと、ショートの頭を越え、
レフト前へと落ちる2点タイムリーヒット!(2-4)
5番降格に燃えたか、主砲の一打2点差に迫る。

そして大歓声のなかで登場は、6番・上田
プロ17年目、現役最後の打席となったが、
初球、外へのストレートを叩くと、大きく弾んだ投ゴロ
それでも全力疾走で一塁へ向かう上田
アウトとなり、ベンチへ戻る際、
球団からは花束が贈られ、ナインとハイタッチ。
そしてスタンドへ深々と頭を下げて、背番号35は退いた

2点差を追うドラゴンズ
3回ウラ、和田センター前ヒット、森野四球で
2死一、二塁となったが、ウッズが遊ゴロに倒れ不発。
しかし4回ウラ、さらなる反撃を。
この回先頭の中村紀洋がフルカウントから四球を選ぶと、
デラロサの遊ゴロで、ランナーが入れ替わり。
続く谷繁には送らせ、2死二塁とチャンスを広げると、
ベンチが動き、吉見に代打・井上を起用、勝負をかける
この日、上田とともに再昇格となったベテラン。
もらったチャンスを逃さず、好球必打!
初球、外角低目へのカーブを弾き返すと、
打球はセンター右を抜けていくタイムリーツーベース!(3-4)
再び流れを呼び込む快打で、1点差に詰め寄る。
なおも2死二塁と今度は、同点へのチャンス。
これに続いたのが、トップに戻ってイ・ビョンギュ
カウント2-0と追い込まれながらの3球目、
中に入ったチェンジアップを捉えると、
右中間をゴロで抜いていくタイムリースリーベース!(4-4)
連続タイムリーウッドをKO。重い空気を振り払う。

ゲームが振り出しに戻った5回、
ドラゴンズ2番手は、清水昭信
ナゴドではプロ初完投の一方で、ハマスタではKO。
因縁のある横浜との対戦となったが、
この日はナゴド、落ち着いてらしい投球に終始。
1死から内川には右方向へ持って行かれたものの、
村田を真ん中低目のスライダーで打ち損じの一邪飛。
さらに吉村に対しては、3球勝負。
2-0から外へのスライダーで見逃し三振に取ると、
続く6回も三者凡退と、2イニングを無失点
流れを渡さずにきっちりと仕事をすると、
7回からは高橋、8回からは浅尾と勝利の継投。
ともに3人で打ち取る完ぺきリレーで、ゼロを繋げる。

しかしその一方、横浜リリーフ陣も好投。
5回ウラは、2番手・真田からウッズが四球を選んだものの、
中村紀洋が初球を叩き、遊ゴロに倒れてしまうと、
6回ウラは3番手・横山の前に谷繁、代打・平田と2三振。
さらに7、8回ウラは、4番手の石井裕也が恩返しの力投。
和田、森野、ウッズと連続三振に斬られるなど、
完ぺきな投球をされてしまい、ランナーさえ出ない始末。
4-4のまま、ゲームは最終9回を迎えることに。

9回、同点ということもあり、浅尾が2イニングス目。
先頭の金城の当たりは、センターへ抜けそうだったが、
荒木が飛び込み、ダイビングキャッチ!
ピンチを凌ぐと、続く下園の二ゴロも前進してキャッチ。
バックの好捕に助けられ、順調に2アウト。
しかしここで思わぬアクシデント
迎えた相川のカウント2-2からの6球目、
内角高目に抜けたフォークが、頭部を直撃
死球となってしまうと、球審が協議の末に危険球を宣告
浅尾は今季3度目の退場となってしまい、降板することに。
土壇場で思いも寄らぬ展開となり、代わって長峰がマウンドへ。
緊急登板という流れが変わりかねない場面だったが、
ここはしっかり踏ん張った長峰
迎えた野中をフルカウントからの8球目、
外へのスライダーで投ゴロに料理。アクシデントを切り抜けた。

そして迎えた最終9回ウラ、
横浜5番手は、今季まだ無失点の山口俊
しかし相手のミスから大きなチャンスを得ることに。
1死から谷繁の投ゴロを山口が弾いてしまうと、
さらにボールを見失う間に、谷繁が一塁を駆け抜けセーフ。
内野安打となって、反撃の口火を切ると、
それに続いたのが、さらなるベテラン
長峰の代打に立浪が起用されると、
カウント2-2からの6球目、真ん中高目のストレートを叩き、
しぶとくショート左を破るレフト前ヒット。
連打で繋いで、一、二塁とサヨナラへのお膳立て
さらにイ・ビョンギュが四球を選び、1死満塁と大チャンス
ここで迎えるは、表の守備で好守連発の荒木
おそらく決められるだろうと思いきや、
カウント2-1からの6球目、外へのスライダーに見逃し三振
2死となり、やや重い空気も漂いつつも期待するは、3番・和田
この日ヒットこそ放ってはいるものの、決して好調ではない。
山口のストレートに力負けし、追い込まれはしたものの、
絶対に負けられない気持ちで、しぶとく粘る和田
2球ファウルして、ついにフルカウント。
そして再びファウルしたあとの、9球目。
山口が投じるは、外角へのストレート。
しかしそれが大きく外れてしまい、押し出し四球に!(5x-4)
選んだ瞬間、思わずガッツポーズを二度。
そしてバンザイしながら一塁へ向かった和田
その和田にナインが駆け寄り、小田が素早くヘルメットをはずすと、
他のナインが頭をペタペタ叩いて祝福。
さらに抱きついてきたビョンに投げられてしまうと、
倒れてしまい、よりもみくちゃに
それでも和田の表情は、満面の笑み
しぶとく粘ってた末に辛くももぎ取ったサヨナラで、
何とか3位を死守したドラゴンズ
広島も勝ったため、抜け出すことはできなかったものの、
クライマックス進出マジックは1つ減って『8』となった。


やったあ!!初回、両軍が得点を奪い合い、
4回に井上、ビョン
連続タイムリーで同点。
その後は、両軍の中継ぎ陣
踏ん張りあい、締まった投手戦。
なかなかチャンスへの糸口が
掴めないようにも思えましたが、
9回ウラ、若い山口を攻め、
ベテラン鮮やかな繋ぎ
そして最後は和田の執念で、
四球をもぎ取ってのサヨナラ
決して強い勝ち方ではないものの、
ここまで来れば、どんな方法でも勝ちは勝ち
ただこういうチームが一丸となれるような勝ち方は、
さらに前に進んでいくには大きかったのではないかと。
とりあえず勝ててホッとするとともに、
そんな風にも感じた今回のゲームでした。

相性の良い横浜相手だけに、絶対に落とせない一戦
しかしいきなり吉見が4点を奪われたときは、
これはまずいんじゃないかと思いましたが、
そのウラにすぐさま2点を返せたのがよかったですね。
和田、森野と3、4番が倒れたものの、
この日5番で復帰したウッズの2点タイムリー。
まさか自分が5番に下がるとは思ってはいなかったでしょうが、
多少の悔しさも晴らしてくれた一打で、反撃できたことが大きかったなと。
さらに4回に代打で登場した井上のツーベース。
2回以降立ち直ったものの、早々吉見に見切りを付け、
勝負をかけたベンチの期待に応えたタイムリー。
井上自身にとってもうれしかったと思いますし、
存在をアピールすることが出来た一打となったでしょう。
そしてさらなる値千金は、9回の立浪のヒット。
このところ調子が上がってきて、
ようやく本来の打撃ができつつある立浪ですが、
しぶとく逆方向へ運び、繋いでくれましたね。
これでサヨナラへの道がより明確となり、押し出しへと繋がった。
反撃の口火を切った谷繁の内野安打を含め、
勝負を知り尽くすベテランたち
ここにきてを発揮し始めたのは、実にうれしいこと。
残り試合でもさらに勝負強さを発揮し、
3位を確保できるよう、チームを引っ張ってほしいと願います。

一方、投手陣もよく踏ん張ってくれました。
なかでも2番手の清水昭信の無失点が大きかったですね。
同点に追いついた直後の登板で、いきなり怖いクリーンアップ
しかし物怖じせず、谷繁のミットめがけて投げてくれたなと。
まあ吉村のスライダーは逆球だったものの結果オーライ。
こういう場面できっちり仕事ができたことは、
これから先の登板にも繋がることと思います。
その清水昭信を含め、高橋、浅尾、長峰
若い力持ち味を発揮し繋いだゼロのリレー
最終的には勝利へと繋がってほんとよかったですね。
まだまだタフなゲームが続きますが、投げきってほしいです。


市民球場ラストカードということもあり、
広島も負けることはなく、同率3位は変わらず。
おそらくきょう28日の最終戦もそのまま勝つと思われます。
そうなると、ドラゴンズも絶対に負けてはいられない。
こちらもナゴヤドームでの今季公式戦ラストカード。
熾烈な首位争いをする巨人が相手となりますが、
そんな強いチームを倒して、地元での最後を飾りたい。
おそらく満員になるであろうナゴドでの大きな声援を受け、
しっかり締めて、ビジターへと旅立ってほしい
試合後の落合監督のあいさつなども含め、
最後のナゴヤドーム、注目したいと思います!

そしてこの試合を最後に、
現役生活にピリオドを打つことになった上田佳範選手
ドラゴンズでの3年間を含めた17年間、本当にお疲れ様でした
今後は後進の指導にあたられるようですが、
第二の野球人生も、ぜひとも頑張っていただきたいなと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(27日)

◎和田一浩
<9回2死満塁、サヨナラ勝ちを決める押し出し四球を選ぶ>
「(みんなが繋いで2死満塁、どんなことを考えて打席へ)
そうですね、もうとにかく、あのう、
初球から打ちに行こうと思って、あのう、
打ってランナーを帰すんだという気持ちで、あのう、
バッターボックスに入りました。
(ファウルで粘って9球目、最後ガッツポーズ出ましたね)
そうですね、やっぱり、あのう、残り試合も少ないですし、
やっぱり1勝という、あのう、重みがかなり重くなってきているんで、
えー、そういう意味でも、あのう、ピッチャーの方も
一生懸命つなぎましたし、えー、打線の方も一生懸命つないで、
あのう、たまたま僕のところで、えー、こういういい場面が
巡ってきたんで、あのう、本当にみんなに感謝したいと思います。
(カープも勝ちました。負けられない大事な一戦だった)
そうですね、あのう、まあ相手のことはあまり考えずに、
あのう、自分たちの試合を1試合1試合、あのう、
積み重ねていくことが一番大事だと思っているんで、
えー、とにかく、えー、また明日、頑張りたいと思います。
(明日が今シーズンのナゴヤドーム、ファンにメッセージを)
そうですね、あの、ほんとみんな、あのう、
一生懸命、1試合1試合戦っているんで、
えー、みなさんの声援が僕たちの力になってると思います。
えー、さらに大きな声援をよろしくお願いします」


<追い込まれながらファウルで粘り、殊勲の四球を選び>
「地味に決めましたね、地味に。
投手がつないで、打線がつないで、
たまたま僕のところでいい場面がきた。
いつも以上にどうにかしないとと思っていた。
必死でした。とにかく何とかしたかった。
あの場面では開き直るしかなかった。
これまで頭でゴチャゴチャ考えすぎていた。
落合監督にも指摘されていた。
割り切っていくしかないと思っていた。
中途半端が多かったんで思い切り振っていった。
ファウルにしかならなかったけど、いい形で振れてた。
しっかり振れているのはタイミングが合っているから。
(最後は)打って決めようと思ったけど、勝ててよかった」

<前夜は歓喜のビール掛けを特別な思いで見つめていた。
11年間在籍していた埼玉西武が独走でパ・リーグを制覇、
テレビでは苦楽をともにしたかつてのチームメートが
大はしゃぎする様子が映し出されていた>
「試合は見ていないんです。ニュースの映像ぐらい。
監督やコーチが代わったということもあるでしょうが、
プレーするのは選手。本当によく頑張ったと思います。
5位や6位になったら、誰だって悔しいはずです。
あの思いがあってみんな発奮したんじゃないですか。
西武と日本シリーズで戦いたいか? 
そんなことを考えられる状況じゃありませんよ」

<広島との激しいCS進出争いが続くが、力を込めて>
「まだ誰も諦めてない。
クライマックスシリーズというルールがある以上、
チャンスがある限り、全力を尽くすだけです。
残りは少ないし、1勝の重みは大きくなる。
僕らも必死でやるだけです。
残り8試合、勝ち続けていくしかない。
全部勝つぐらいの気持ちでいかないと」
公式ブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●立浪和義
<9回1死一塁、長峰の代打で登場。
三遊間をゴロで割る左前打を放って、チャンスを広げる>
「(カウント2-2と)追い込まれてたけど、
ヒットでつながって良かったです。いいところに飛んでくれました。
いい形で打ててラッキーでした」

<9回にみせたサヨナラ劇を振り返っって>
「執念? そうですね。いい勝ち方ができました。みんなが必死でやっている」
中スポスポニチ名古屋

●谷繁元信
<9回1死から投手強襲の内野安打で出塁。
サヨナラ勝利の突破口を開いて>
「チャンスをつくることができて良かった。
今はどんな形でも勝たないといけないですから。
こういう形があしたできるかは分からない。
でも、今はどんな形でも勝てばいいんです」
中スポ

●井上一樹
<4回2死二塁、吉見の代打で登場。
中越えにタイムリー二塁打を放つ>
「(1軍に)上がった早々でいい仕事ができました。
前でシゲさん(谷繁)がバントで送ったでしょ。
得点圏に走者がいるケースなんて、
そんなになかったし、何とか打ちたかった。
何とかしたいと思う気持ちが打たせてくれたのだと思います。
自分が戻ってきて負けるなんて嫌だから、よかったよ」

<9月突入とともに不振のため2軍落ち。
ショックはあったが、気持ちが萎えることはなかった。
2軍は現在、罰走をかけた紅白戦を展開中。
試合後、負けたチームに過酷なランニングが課せられるなか、
1人だけ免除を打診されたが、若手と同等に走った>
「オレだけ走らないわけにいかないでしょ。若い子たちが見ているんだから」
公式写真中スポサンスポ

●イ・ビョンギュ
<4回2死二塁、右中間を破る同点タイムリー三塁打。
この日は1回先頭でも左前打を放って反撃の2点を演出すると、
9回のサヨナラ劇も四球を選ぶなど、勝利の陰の立役者に>
「とりあえず追いつけてよかったよ」
公式写真、東京中日)

●タイロン・ウッズ
<腰痛による欠場から復帰し、いきなり仕事。
横浜時代の03年4月以来となる5番でスタメン出場すると、
4点を追う1回2死二、三塁から、左前へ2点適時打>
「とにかくランナーを返したかった。うまく打てたよ」
公式写真中スポ毎日jpニッカン

●長峰昌司
<浅尾の危険球退場で9回2死一塁、急きょ登板。
野中に8球粘られたが、最後は投ゴロ。
ピンチをつみ取ると、サヨナラ勝ちで今季2勝目が舞い込む>
「低めに投げることだけを意識しました。
急な登板だったが、しっかり抑えられて良かった」

<ブルペンは当然、誰も肩をつくる展開ではなく、
まさかの緊急出動で慌てても、頭はしっかり試合に入っていた>
「ブルペンでは3、4球くらい投げただけでした。
モニターでずっとゲームは見ていたので、集中はできていました」。
中スポサンスポ毎日jp

●浅尾拓也
<9回2死、相川の頭部に投球を当て、
危険球による退場処分を受ける。
今季3度目で、シーズン3度の危険球退場は史上初。
その1球以外、1イニング2/3を無失点と完ぺきだったが、
チーム大慌ての原因となった危険球に猛反省>
「申し訳ない気持ちでいっぱいです。
チームに迷惑をかけてしまって…。
危険球を3度もやってしまって、本当に情けないです」
中スポスポニチ名古屋

●高橋聡文
<7回の1イニングを3人切り、無失点リレーを繋ぐ>
「無失点でつなげて良かった。続けていきたい」
中スポ

●清水昭信
<4、5回の2イニングを無失点>
「前回のこと(先発で黒星)もあったので、
絶対に抑えてやろうと、それしか頭になかった。
それに上田さんの最後の試合だったので絶対に勝ちたかった。
ファームのとき、ずっとお世話になってきたので」
(東京中日)

●吉見一起
<先発し、1回1死一、二塁から
村田に左翼線適時二塁打を許して先制点を失うと、
2死二、三塁から金城に右越え3ラン。
被安打は1回だけだったが、4イニング4安打4失点で降板。
負け投手にはならなかったが、試合後もしょんぼり>
「もっと長い回を投げなければいけないのに。申し訳ありません」
中スポ


●上田佳範
<今季限りでの引退を表明。
3位争いをしている中では異例の引退試合に
『6番・右翼』でスタメン出場すると、
1回、試合前の「振っていく」の宣言通りに
初球を迷いなくスイングして、結果は投ゴロ。
直後に花束を贈られると、妻と2人の息子が
最後の勇姿を見守っていたスタンドに向かい、深々と頭を下げる>
「これで終わりだと思っても、打てなくて悔しい。
でも、監督に『お疲れさん』と言ってもらえた。その一言で僕の中では十分。
花束までいただいて球団に感謝してます。
(引退は)チーム事情や選手層、自分の力を考えて決めた。
まだ『終わる』という実感が全然ありませんが、今はスッキリしています。
日本一の場にいさせてもらったりとか、思い出したらきりがない。
ファンのみなさんに後押ししてもらった」

<練習開始の約2時間も前、正午すぎに球場入り。
『引退試合』だから早く来たワケではなく、
1軍にいるとき、球場入りはいつもこの時間帯だった>
「やっぱり、早く来ていないと不安なので…」

<今後については球団に残り、後進の指導にあたる予定>
「何らかの形で野球に携わりたい。監督にお任せしてます」

<会見場を去る前に一言付け加え、深々と頭を下げる>
「こんな選手を長い間取材していただいて、
皆さん本当にありがとうございました」
中スポ<ドラ番記者>12スポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(27日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 井上一樹外野手、上田佳範外野手
【同抹消】
▼中日 中里篤史投手
(再登録は10月7日以降。公式サイト共同通信社

◆中日2軍紅白戦
(27日・ナゴヤ球場)
  000 001 0 =1
  000 000 0 =0
(7イニング制)
[本] なし
[投](紅)川井、金剛、久本 (白)平井、菊地、山内
(中スポ)

◆小林正人
<出場選手登録が可能になる28日を前に
ナゴヤドームで練習を行う。22日から1軍に帯同。
25日には先発投手陣にまじり、休日返上で汗を流している。
1軍復帰に意欲を示して>
「状態は普通になっています。
しっかり投げられるようにしたいです」
ニッカン

◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷のため2軍でリハビリ中。
この日、ナゴヤ球場で行われた紅白戦に
『1番・遊撃』で3イニング出場。
故障後初となる実戦は二ゴロ、三ゴロと
2打数無安打に終わったが、1回の守備では、
いきなり二ゴロ併殺を成立させるなど軽快な動きを披露>
「大丈夫です。ヒザの方は何の問題もありません。
ナゴヤ球場でやれることは全部やりましたから」

<1軍昇格については、首脳陣との話し合いによって決まるが、
本拠地最終戦となる28日には試合後のセレモニーなどに
参加するため、ナゴヤドームに合流する見込み>
「(今後は)まだ聞いてない。まだこっち(2軍)だと思う」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

◆朝倉健太
<ナゴヤ球場で練習を終え、うれしそうな表情。
手にしていたのは、ファンから贈られた千羽鶴>
「これ、きれいですよね」

<右腕の血行障害が癒え、1軍復帰へ向け2軍で調整中。
今季中の復帰に意欲をみせているが>
「(紅白戦で)投げた後も何ともないですよ。順調です。
1軍に上がるかどうかは首脳陣が決めることなので
分かりませんが、戻れるようには調整しています」
(中スポ<ドラ番記者>


『引退試合』に出場のため、上田が今季初昇格。
現役最後の打席は、投ゴロとなりました。
また前日から1軍に合流した井上も同時に昇格。
代わって中里が1試合も登板のないまま、抹消となりました。
おそらく上田は1日で抹消になると思われますが、
代わって上がってくるのは、果たして誰なのか
↑の3選手が候補となってきますが、きょうの公示に注目です。




コメント

1回表で帰ろうかと思いましたが(苦笑)、なんとか
粘ってサヨナラ勝ちできて本当に嬉しかったです。

二死から2点ずつ取れたのは大きかったですね。
特に初回のタイロン選手のタイムリーは
価値ある一打でした。あそこで無得点だったら、
かなりキツかったと思いますから……。

それにしても和田選手、まさに光り輝いていましたね!

もう負けられない戦いが続きますから、投打の歯車が
噛み合ってきたのがいいですね。
2番手以降がしっかり抑えて、打撃陣がチャンスを
ものにしていくという、いいパターンが出てきました。
ここへ来て、立浪、一樹の代打陣が機能してきました。
平田や小池の続いてほしいですね。
今夜も粘り強いプレーで連勝してもらいましょう!

ししょー、こんにちは(^^)
サヨナラ勝ち!よかったでふ。
ベンちゃん嬉しそうでしたね(^^)頭、ペチペチ叩かれちゃって。
「毛根が死んじゃう~」と独り言を…(笑)
初回の吉見くん&危険球退場の王子から
長峰っちに交代の場面は失神しそうになりましたが(苦笑)
なんとかなりましたね。
勝ち方は何でもいいのでCSに出てほしいでふ!
巨人は、阪神戦で疲れているかも(^^ゞ
今年最後のナゴヤドームで勝利を期待したいでふね!
ししょー、レイクタウン行った?
私は、火曜日に行ってみようかな?(^^)混んでいるかなぁ。

ナガミーネで何とか復活しました

約1ヶ月ぶりの通常更新(苦笑
また寝不足になりそうです

それはさておき、何とか勝ちましたね!
最後のベンちゃんも良く選んでくれました。
(荒木が決めてくれれば楽なんですが(~_~))

広島も負ける雰囲気がないので
こちらは1つ1つ確実に勝って行ってほしいですね。
今季最後のナゴド。良い形で終わらせてほしいです。

みなさんコメントありがとうございます!
やはり広島は勝ってしまいましたね。
「必ずここに帰らせない」よう、ドラゴンズ頑張らないと。
ちなみに今夜の先発は、チェン投手。
さらに小林投手と井端選手が昇格しました


>ドライチさん
金城選手の一発はライトスタンドでしたしね
ただ粘って勝利を掴めたのは大きかったです。
和田選手、見事なヨード卵「光」でした

ウッズ選手のタイムリー、大きかったですね。
ややバットの先にも見えましたが、
主砲の意気込みというものを感じさせてくれました。


>ギンタロウさん
投げては若手が、打ってはベテランが
ここにきて、繋がったのは大きかったですよね
井上、立浪、谷繁選手のヒット、実に値千金だったと思います。
今夜の相手はおそらく強い?と思いますので、
心してかかって、しっかりやっつけてほしいです


>たつなみこさま
和田さん、けっこうコーフンしてましたね。
ペタペタを観ながら、思わず叩きすぎだろ!
何度も笑ってしまいましたよ
決してきれいな勝ち方ではないですが、
とにかく白星を重ねていくこと。
昼間、広島が勝ったので絶対に落とさないようにせねば。

ところでレイクタウンはまだ行ってません。
ただソフトオープンは10/1までなので、
グランドオープンの前に早めに行っておいた方がいいですよ


>daiさん
ブログ再開、おめでとうございます
今季は帰ってこないんじゃないかと思っていましたが、
ここにきての復活は、うれしい。
残りシーズンともに応援していきましょう!

自分的にはビョン選手か、荒木選手が
決めるんじゃないかと思いましたが、難産でした
ただチームがまとまる勝利でしたし、
ぜひとも最後のナゴド、連勝で締めてほしいですね

この記事へのコメントは終了しました。

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