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2008年9月21日 (日)

直接対決不甲斐ない連敗、惨め竜自力3位も消滅。

広島との同率3位直接対決の初戦を落とし、
ついに04年5月以来の4位転落となってしまったドラゴンズ。
クライマックスシリーズ進出のためにも
何とか悪い流れに歯止めをかけたい広島市民球場での第2戦。
しかしまたしてもカープの勢いに投打ともに圧倒される始末。
投手陣は踏ん張れず、アレックスに先制打と3ランと
5打点を許してしまうなど、15被安打10失点を浴びると、
一方、打線はここまでカモにしていた前田健太の前に
わずか4安打、屈辱のプロ初完封を喫してしまう始末。
前日に続いての完敗で、なんと自力3位も消滅してしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 23回戦
(20日・広島市民球場 | 中日12勝9敗2分け)
29632人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 × 10
[敗] 川井(14試合1勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、齊藤、小笠原、長峰 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
今季10度目の完封負けで3連敗し、地力3位が消えた
投打とも覇気がなかった。
川井は立ち上がり、アレックスと嶋に適時打され、2点の先制を許した。
その後も毎回先頭打者を出し、攻撃のリズムをつくれなかった。
打線は4回1死一、三塁でウッズ、和田が凡退。わずか4安打に終わった。
広島は前田健太がプロ初勝利。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

今日の公示。(20日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 川井進投手
【同抹消】
▼中日 平井正史投手
(再登録は9月30日以降。公式サイト共同通信社

【イニング経過】
04年5月以来の4位転落となってしまったドラゴンズ。
これ以上負けられないこともあり、スタメンにも工夫を。
イ・ビョンギュを1番にして、森野を3番。
また4番には前夜体調不良を訴えていたウッズが復帰。
6番・センターには平田が入る。

ドラゴンズ先発は、この日再登録即先発。
1軍では9月3日以来の登板となる左腕・川井。
しかし立ち上がり、いきなりのピンチ。
先頭・赤松に四球を与えると、東出の犠打で二塁へ。
さらにアレックスにフルカウントからの6球目、
外角低目のチェンジアップを叩かれると、
センターに返されてしまい、先制タイムリー(0-1)。
なおも続く栗原の二塁ゴロの間に、アレックスが三塁へと進むと、
嶋にカウント1-1からの3球目、
真ん中低目のストレートを叩かれると、
三遊間を抜けていくタイムリー。(0-2)
昨夜のムードそのままに、先制を許してしまう。

広島先発は、中6日で左腕の前田健太。
ドラゴンズ戦過去2試合の防御率は17.36。
前回8月31日の対戦でもKOしている相性の良い相手。
しかしこの日は、その前田健太に一苦労。
2回、先頭・ウッズが外へのストレートにセンターフライに倒れると、
続く和田は同じく外へのストレートに見逃しの3球三振。
さらに平田も外へのスライダーに遊ゴロに倒れるなど
一回り目をパーフェクトに抑え込まれてしまう。

2回ウラ、先頭・倉にレフト左へのヒットを許した川井。
しかし二塁も陥れようとすると、レフト和田からストライク返球。
楽々アウトとなって、ピンチを救われると、
2死から赤松の高いバウンドの遊ゴロを
デラロサがうまく合わせて一塁へ送球。
バックの好プレーに助けられ、三者凡退に抑える。

さらに3回ウラ、先頭・東出にセンター前ヒットを許すも、
続くアレックスを内へのストレートで5-4-3のゲッツー。
先頭打者こそ出しながらも、ゼロを重ねるうちに、
徐々にながら、反撃へのムードも高まりつつあった。

4回、2巡目に入ったドラゴンズ打線。
先頭この日1番のイ・ビョンギュがライトへ落ちるヒットを放つと、
続く荒木は際どいながらも内角高目のストレートに見逃し三振。
しかし森野がフルカウントからセンター前にヒットを放つと、
スタートを切っていたイ・ビョンギュが三塁へと進む。
1死一、三塁と繋いで、迎えるはクリーンアップ。
しかしウッズが外角低目へのストレートで追い込まれると、
2-1からの4球目、外へのスライダーにバットが空を切り三振。
さらに和田も初球、外角低目のスライダーをうまく叩くも、
打球上がらず、低いショートライナーに倒れ、3アウト。
ここまで無四球とまずまずの制球。
さらにこの日は右打者への
外角低目のボールが効果的に決まる前田健太。
大きなチャンスを逃してしまい、波に乗せてしまう。

2回、3回と落ち着き始めたかに見えた川井。
しかし4回、ボールが高く浮きはじめ、
先頭・シーボルに四球を与えてしまうと、
続く梵にも初球、大きく外への外れるボール。
何とか遊ゴロに打ち取り、ランナーを入れ替えたものの、
倉を迎えたところで、落合監督が早々とマウンドへ。
わずか3イニング1/3で川井に代えて、齊藤へとスイッチする。

しかしその齊藤がこの日は制球にひと苦労。
代わり端、倉を初球、遊ゴロに打ち取ったものの、
投手の前田健太にストレートが決まらず四球を与えてしまうと、
続く赤松に対しても、ストレートの四球。
7球連続でストライクが定まらず、満塁のピンチを迎えてしまう。
続く東出に対しても、初球真ん中低目のストレートが外れボール。
大観衆の市民球場のムードに飲み込まれたのか、
それとも失点を怖がっているのか、弱気にも見える投球の齊藤。
しかし2球目ようやくストライクが入ると、
2-2まで追い込み、最後は内へのストレートでセンターフライ。
何とかピンチを凌ぎ、マウンドを降りた。

ピンチのあとにチャンスあり。
厳しい場面が続きながらも、まだ失点は初回の2点のみ。
何とか反撃をと5回、先頭・平田がセンター前ヒットで出ると、
デラロサは外角低目のストレートに空振り三振。
しかし谷繁がフルカウントから高目のストレートを
弾き返して、センター前ヒット。
2死一、三塁となって、ドラゴンズベンチは早くもカードを切り、
齊藤の代打に立浪を起用する。
前夜、2死満塁のチャンスでは、一ゴロに倒れた立浪。
挽回の、そしてゲームの流れを変えるためもタイムリーを。
しかし初球から積極的バットを振ってきたものの、
外へのカーブを叩くと、打球はセカンド正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、まさに痛恨のダブルプレー。
ドラゴンズファンからは大きなため息。この日最大のチャンスを逃した。

5回ウラ、ドラゴンズ3番手はなんと先発ローテ投手の小笠原。
このところ結果を出せない左腕を中継ぎとして起用。
しかし自身の「立ち上がり」やはり投球は不安定。
先頭のアレックスに制球定まらず、四球を与えてしまう。
しかし続く栗原を初球、外へのスクリューで
打ち損じのセンターフライに凌ぐと、
嶋も外へのストレートで空振り三振に取り、2アウト。
シーボルにセンター前に運ばれ、一、三塁とされたものの、
梵を内角低目のストレートで空振り三振。
ランナーこそ背負ったものの、次の1点は与えずに踏ん張る。

しかし守りの時間が長いこともあるのか、リズムに乗れない攻撃陣。
ピンチを凌ぎ、トップからの好打順だった6回、
先頭、イ・ビョンギュのレフト後方の打球を
嶋に好捕されてしまうと、荒木も打ち上げセンターフライ。
さらに森野も外へのストレートを叩くも、遊ゴロ。
あっさりと三者凡退に倒れてしまう。

6回ウラ、2イニング目に入った小笠原。
しかし先頭・倉にセンター前に運ばれると、
続く前田健太に送られ、二塁へ。
さらに赤松にも中に入ったストレートでセンターに返され、
1死一、三塁とピンチを背負ってしまう。
「次の1点」の価値が大きくなってきている中盤。
何とか踏ん張ってほしいところだったが、
迎えた東出にカウント1-1からの3球目、
外へのスライダーを叩かれ、ピッチャー返し。
打球は小笠原の股間を抜けると、
グラブで弾いたか、方向が変わってしまい、
バックアップの荒木も捕れずにタイムリー(0-3)。
アンラッキーな一打で、ついに失点を許してしまう。
大きく沸く真っ赤なカープファン。
その歓声のなか一、三塁で迎えるは、初回タイムリーのアレックス。
ゲームを壊さないためにも、これ以上の失点は厳禁。
ところが警戒も入っているのか、カウント0-3としてしまうと、
4球目、なんとストレートがど真ん中へ…。
逃さずに叩かれると、高々上がった打球は
左中間スタンドに飛び込む3ランホームランに(0-6)。
犠打を挟んで4連打で一挙4点のビッグイニング。
中継ぎでも踏ん張れなかった小笠原、これでゲームの大勢は決まった。

6点ビハインドとなってしまったドラゴンズ。
しかし反撃の意味でもそろそろ点を奪ってほしい。
7回、4番からの打順に期待をかけるも、
先頭・ウッズが初球をパコーンと叩いてしまい、センターフライ。
まったく存在感を示せずに倒れると、
続く和田もこの日決まっている外への攻めで空振り三振。
さらに平田も二塁ゴロに倒れ、ゼロ。
大量リードでさらに乗ってきた前田健太に翻弄されてしまう。

7回ウラ、ドラゴンズ4番手は、やはり長峰。
ところが2死からリズムを崩し、まさかの大炎上に…。
打つ気のない投手の前田健太に四球を与えたのをきっかけに、
赤松、東出と続いてセンター前にヒットを許し、
2死満塁とされてしまうと、この日4打点のアレックスに
外へのストレートを叩かれると、ショートゴロ。
しかし打球が弱いことも幸いしたか、一塁セーフで内野安打(0-7)。
結果3連打で、もったいない追加点を奪われてしまう。
なおも2死満塁で迎えるは、4番・栗原。
ところがびびってしまっているのか、
なんと死球をぶつけてしまい、押し出し(0-8)。
こうなってしまうと、もはやイケイケ状態のカープ。
対する長峰は逆にボロボロ。
続く途中出場の天谷に初球、高目のスライダーを
弾き返されると、ダメのダメ押すセンターへの2点タイムリー(0-10)。
ついに点差が10点となり、完全なワンサイドに。
それは同時に現状での両チームの力の差のようにも思えた。

こうなるとあとの焦点は、前田健太がプロ初完封となるのか。
しかし意気消沈し覇気のないドラゴンズ打線から
それを成し遂げるのはたやすいもの。
8回、デラロサ、藤井、田中とわずか5球で倒れると、
最終回もイ・ビョンギュがチェンジアップに空振り三振。
荒木が外へのストレートを叩くも三塁ゴロ。
せめてもと森野に期待をかけるも、低目のチェンジアップを叩き、
二塁正面のゴロとなって、ゲームセット。
投げては、15安打に9四死球と踏ん張れずに10失点。
一方打線は、前日の齊藤に続き、
この日も同じ若き左腕・前田健太の前にわずか4安打。
プロ初完封を喫する大敗で、直接対決に連敗となったドラゴンズ。
3位・広島とのゲーム差が2に開いてしまい
この日敗れたことにより、自力3位の可能性が消滅。
さらにこの日、完全制覇のためのリーグ優勝の可能性も消滅
しかしこんな不甲斐ないゲームを続ける現状では、
そんなことはもはや絵空事にしか思えぬことととなった。


昨季に続いて、行ってきました広島市民球場。
前夜の黒星、そして4位転落を引きずって、
ズルズルいってしまうことを心配しながら、
三塁側の内野席から、思っていたよりも多かった
ドラゴンズファンとともに直接対決での雪辱を応援しましたが、
結果的には、前日以上のふがいない内容。
昨季観戦した前田智徳の2000本フィーバーに続き、
今季は同じ前田でも前田健太のプロ初完封。
「カープの前田」の引き立て役になるゲームを、
またも観させられると思いませんでした。

それにしてもこの2試合、ドラゴンズナインに元気がない。
確かに相手に勢いがあることもありますが、
何とかしようというものが、伝わって来ないのが寂しいですね。
特に打線では、ウッズ、和田の主砲二門。
前夜欠場しただけに、この日無事に出てきてくれたことは、
とてもうれしかったのですが、結果的にただ出てきただけ。
前田健太に完全に翻弄されてしまい、いいところなし。
一方、和田も守備ではビームが1つありましたが、
初回の見逃し三振、6回の空振り三振と
好調時と比べると、あまり振れていない印象が。
そうなってしまうと、いくら打線が繋いでもそこで切れてしまう。
勝負を知り尽くすベテランだけに戦局をある意味
見極めてしまったということもないとはいえませんが、
こういう時こそ一発などで展開を変えてほしいですよね。
現状では、17イニング無失点という寂しい現状。
調子に乗っているカープを黙らせ、
カベをぶち破るには、やはり主軸が爆発しないと。
悔しさを晴らす一打、自分的にはウッズ、和田に
それを求めたいと思っています。

一方、投手陣はやられにやられましたね、
打線がゼロ行進だとまず嘆きはしましたが、
この日に関しては、だらしない投球が守りの時間を長くし、
打者のリズムを狂わせたということもあるでしょう。
久々の先発となった川井としては、やはり立ち上がり。
大事なゲームを任されたことを意気に感じたことも
あったでしょうが、制球が不安定でしたね。
結果的にスミ2で防げたことは、それなりにプラスでしたは、
先頭打者を常に出していたことを、反省しないといけないでしょう。
一方2番手の齊藤は、なんでそんな弱気になるのかと。
強気に攻める投球がウリに投手がそんな投球でどうする。
あまりの制球のなさと弱気な投球に、今回は頭を抱えてしまいました。
そして3番手以降は、もう開いた口がふさがりません。
中継ぎで登板した小笠原には、もう少し踏ん張ってほしかったですが、
東出に股間を抜かれたタイムリーでキレてしまったかも?
今後の起用法はわかりませんが、ちょっと重症。
復調には時間がかかるようにも思えました。
一方、長峰に関してはあと1人が抑えられなかったなと。
特にやってはいけない投手への四球からというのが悪印象。
4点奪われながらも、2イニング目もいくことになったのは、
自らがそうしてしまったからこと。そう認識して猛省ほしいです。


それにしても、さあ直接対決だ!
しっかり勝ち越して、3位確保だと意気込んでいたのは、
果たしてファンだけだったのか。
そう思わせるほどの惨敗続きに、とても寂しく思えます。
ただいくら監督が嘆き、ファンが悔しがっても、
結局やるのは、選手たちですからね。
一人一人で見ていけば、悔しさは持っていると思います。
しかしそれがチーム全体の爆発力とならないのが辛いところ。
残り10数試合、おそらくこんなゲームが続くのかもしれません。

そう嘆きながらも迎える第3戦。
しかし広島の雨の確率は、なんと70%
こうなるとちょっと雨乞いでもした方がいいかも?
このまま行っても、カープの一気に3タテを喰らいそうですし、
ここはひとつブレイクというのも必要でしょう。
ただそう言いつつもうまくいかないのが、世の中。
少々の雨で強行し、ゲームが行われることになったとしたら、
ナイン個々が現状で出し切れるものをすべて出す。
そして最後の市民球場で、せめての雪辱をしてほしいなと。
とにかく今はそういうことしか言えませんが、
残りシーズン、さらなる悔いを残さぬよう、
ドラゴンズ全体として、気を締め直して戦ってくれること願います。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●川井進
<この日1軍に再昇格して即、大一番の先発に抜てきされたが、
期待に応えられず、4回途中6安打2失点でKO>
「何もありません。
先頭を出さないように気をつけていた。それなのに結果的に出してしまった。
プレッシャー? それを重く感じないようにはしていたんですけど…」
中スポサンスポニッカン

●小笠原孝
<先発要員だったが、3番手として5回から登場。
5月13日以来のリリーフとなったが、6回に東出に適時打、
アレックスに3ランを許し4失点。悔しげに話し>
「見ての通りです。
(久々の中継ぎについて)影響はなかったです」
(中スポ)

●立浪和義
<2点を追う5回1死一、二塁で代打で登場。
初球攻撃は結果に繋がらず、二ゴロ併殺打に倒れる>
「あそこで打っていれば流れを変えられたのに、
チャンスをつぶして申し訳ない」

<チームは自力3位が消滅したが、3戦目の必勝を誓い>
「まだ試合は多く残っているし、チャンスはある。
勝って帰らないといけない」
(中スポ)

●和田一浩
<4回2死一、三塁のチャンスで遊直に倒れる。
2三振を喫した広島・前田健太について>
「前田健太は変化球だけでなく直球も制球がよかった。
制球がよく、両サイドにうまく決められた。
もっとアバウトな投手かと思っていたが…」

<試合前に落合監督から打撃指導を受けたが>
「いろいろとですね。左足の運びもそうですし、
右足(の体重の乗せ方)もそうです。
間が取れていないので、それができるようにです。
自分でも感じていたので」

<打率3割を超え、規定打席到達者ではチームトップだが、
前日までの段階で9月の打率は.259と不振に陥っているが、打開に必死>
「このところ調子も良くないですし。
でも、試合は続くわけですから、その中で何とかしないと。
1人1人が自分の役割を果たすしかない」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

●タイロン・ウッズ
<4回1死一、三塁、空振り三振に倒れる。
今季カモにしていた前田健太にプロ初完封を献上したことに>
「きょうは彼(前田健太)がラッキーだっただけだ。
こっちの打ち損じが多かったんだ」

<前日は体調不良で欠場し、ゲーム中は宿舎で静養。
1日で定位置に戻り、気合を入れたが3打数ノーヒットに>
「体調? 大丈夫だ。(惨敗に)それも野球だ」
(中スポ)

●森野将彦
<決して打ち崩せない球ではなかったが、苦々しげに振り返り>
「前回対戦と結果が違った? 試合展開が違うからです。
印象は前回と変わらない。ボールが来ていたわけでもない。
しっかり守って、リズムよく守っていかないと勝てません。
(相手に)楽に投げられる展開にしてしまった」
(中スポ)

●イ・ビョンギュ
<今季初めて1番に入ったが不発。試合後はノーコメントを貫き>
「…」
(中スポ)

●荒木雅博
<なすすべなしの10-0の完封負けに選手会長は>
「自分に腹が立つ」
スポニチ名古屋

●谷繁元信
<今季限りの広島市民球場に対して、
特別な思いを持っている選手の一人。
広島出身で、幼いころに広島-巨人戦を観戦したのが、
初めてプロ野球選手を目の当たりにしたときだったという>
「『体が大きいなあ』と感じたことを覚えているよ」

<江の川高では中国大会で球場の土を踏みしめ、感動>
「これがあの球場か」

<プロ入り後は、広島で不思議とよくホームランを打ったが>
「たまたまだと思うけど」

<そんな思い出の球場が、来季から広島の本拠地ではなくなる。
プロ20年目の大ベテランが、ちょっぴりノスタルジックな気分に>
「これも時代の流れだよ」
(中スポ<ドラ番記者>


◇井端弘和
<右ひざ靱帯損傷からの1軍復帰を目指す。
日に日に体調は上向き、この日はナゴヤ球場で、
故障後初となる50メートルの全力ダッシュを取り入れる。
5本中最後の1本は小山を呼んで競争するなど、回復ぶりをアピール>
「チーム内で1、2番に遅い小山をバロメーターにしたんだけど、
負けてなかったんでよかった(笑い)。
初めて走ったんで、2、3本は(患部と)逆の足に
違和感があったけど、あとは大丈夫だった」

<故障してから3週間。当初一週間は完全休養に充てるなど、
早期復帰するために、あえて調整を急がない選択肢を選んだ。
これまで思いのほか調整が進まなかったことに>
「前(6月の左足故障)は筋肉だったけど、
今回は靱帯なんで、慎重にやってきた」

<28日の今季ナゴヤドーム最終戦
(巨人戦)での復帰を明確な目標に掲げ>
「9.28の最終戦を目指したい。試合に出られなくても、ベンチにはいたい」

<チームは3位・広島に連敗し、2ゲーム差。
CS進出に赤信号が点滅する危機的状態だが>
「迷惑をかけているんで、一日も早く(チームに)貢献したい気持ちです。
(野球がしたくて)毎日ストレスで胃が痛い。
このストレスを皆さんの前で、いいプレーをすることで発散したい」
中スポ


●落合監督
<3位争いのライバル・広島に投打に精彩を欠く内容で連敗。
リーグ優勝と自力3位の可能性が完全に消滅。
口調こそ冷静だったが、笑みが消え、少し青く見えた>
「しかし、悔しくないのかね。ウチの連中は…。
そういうのがにじみ出てくるプレーが1つもない。
勝つ喜びは知っているんだけど、負ける悔しさを知らないってやつだ。
ということは、野球をやる以前の問題だ」

<広島入りする前、今季の敗因を吐露していた>
「総括するわけじゃないけどな。
取っておかないといけない時に点が取れないから負けたんだ。
投手陣はこのメンバーで防御率3点台はそこそこ投げている。
まあ、決めたメンバーで負けたなら悔いはないんだけど…。
(5月に)森野がいなくなるまではある程度予想通り。
でもそれからメンバーを組めなかった。
これほどメンバーがそろわない年もない。今年はそういう年なんだ」

<『監督は悔しくないのか?』と球場を去り際に質問され即答>。
「悔しいってのがなかったら、とっくにユニホームを脱いでるよ」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー




コメント

おはようございます!
市民球場、超満員でしたねー。
結局、Toshikichiさんは探せずじまいでした。
りあちゃんには、トイレ前でばったり会えたのですが(笑)

それにしても、ヒドイ試合でした・・トホホ
でも負け惜しみではなく、行って良かったです。
市民球場は想像以上に味のあるところでした。
最後の姿を、しっかり目に焼き付けてまいりましたよ

ししょー、お疲れ様でした。
辛い試合観戦となってしまいましたね。
我が家では、「ししょー、どうしてるかなぁ~?」とか
「食べ過ぎ、飲みすぎで寝てるかも…」などなど心配してましたよ(苦笑)さすがに罵声があったみたいでふね。
ベンチの中も静かでしたよ。もっと声を出さないと!
ヤジ将軍の新井くんを上げまふか?(笑)
元気無さすぎでふよ…ドラゴンズ。

生応援、お疲れ様でした。完全アウェーの
甲子園のような雰囲気だったと思います

今日の3戦目で今後のすべてが決まりそうな
気がします。絶対に勝って欲しいと祈りつつ、
雨天中止を期待する気持ちも半分くらいありますが…(苦笑)。

観戦お疲れ様でした。
試合内容には触れたくないくらいひどい試合でしたね。

広島ファンのバカ騒ぎぶりにもちょっと呆れてしまいます。
それなら「今までちゃんと市民球場へ通えばよかったのに」と!!
あのガラガラだった球場がこの騒ぎですからね。

市民球場最後などというノスタルジックな思いとは関係なく、ドラがCSに出れるよう必死に応援して今日こそは一矢を報いましょう。

お疲れ様でした。

ルイスの方が勝てるのかも、って言っていたらその通りになりましたね。
今日の結果を見て笑ってしまいました。

来年新球場も見に行きましょう。

観戦。乙カレーさまでした

何かタンスくんがご迷惑をおかけした模様で・・・
早速、抹消になってます(苦笑

でも最後の市民球場を堪能出来たことが
唯一の収穫でしたかね?
ボクは中学の修学旅行(20年ほど前w)
で外から見たのが最後ですが、
1度は中を見ておきたかったというのが
率直な感想です。

そんなこんなで明日は行ってきマンモス(笑
リュックにタンスユニを突っ込んで(爆

みなさんコメントありがとうございます!
昨夜遅く帰宅し、その後に第3戦のゲームを見始めたため、
返事がたいへん遅くなったうえに、ブログの巡回も出来ぬ始末。
それにも関わらずコメントいただき、感謝感謝。
落ち着いたら、また伺わせていただきますので、
今後ともどうぞよろしくお願いします(^^)


>でら☆ロサ子さん
市民球場、やっぱり入っていましたね。
あれだけ赤いヒトがいっぱいいたら、
見つけることがさすがにできず、ごめんなさい!
それにしても、球場のムードはとてもよかったですね。
少し日差しも強かったですが、
青空のもと、野球が見られるのはいいなあとしみじみ。
これで勝ってくれたらなおさらでしたが、残念です(T.T)


>たつなみこさま
あまりの点差に最後は呆れてしまいましたが、
とりあえず広島市民球場に最後に会えてよかったです。
けっこう罵声も飛んでいたようですが、
自分の回りは「監督頼むよ」とか「何とかして下さいよ」とか
そんな感じの声は聞こえました。
自分は和田さんに「あしたは打って下さい!」と言いましたが、
聞こえたかどうかは、ビミョーでした(^^)


>ドライチさん
一緒に観戦していたコロンビーさんによると、
甲子園はさらに響くそうですが、
それにしてもカープファンの勢いに今年も圧倒されました。
まあお立ち台がオチョア選手だったのがせめてのも救いかなと(^^ゞ

昨日も市民球場の前まで行ったのですが、
昼前までは激しい雨で、帰るための選手バスも
横付けされていましたが、45分遅れで開門しました。
ただそこまで待って、ゲームを強行させた
市民球場関係者の決断には思わずスゴイとうなりました。


>りくぶっちさん
0-10とまるでコールド(T.T)
逆の意味で印象に残る辛いゲームとなりましたね。
自分的には、ガラガラの市民球場で
のんびり見るつもりだったのですが、時期が悪すぎ。
今年もカープファンの熱さだけが残る結果となりました。
来季も新球場に行きたいですが、時期は考えたいと思います。

とりあえず一矢報いましたね。
今週は地元での戦いになりますし、そこで挽回してほしいです!


>コロンビーさん
最後の市民球場で、お逢いできてうれしかったです。
おまけに最後まで一緒に観戦できて、
そういう意味では、とっても楽しいゲームでした。
あの「ぶっかき氷」の縁のはさみは忘れません(^^)。

やはりルイス投手には勝てましたね。
4点入ったときは思わずニヤリでしたよ!
ぜひ来季は、関東にもいらしてください。
そして神宮辺りで騒ぎましょう!
PS 帰りの新幹線で新球場見えました。
あそこにできるんですね。


>daiさん
自分的には、タンスくんはそんなに悪くないと思いましたが。
少なくともそのあとの両左腕よりよかったかなと(^^ゞ
ただ相変わらず立ち上がりはいけないものがありました。

市民球場はこれで通算2戦2敗。
なくなってしまいますが、来季は新球場で雪辱したいです。

明日はナゴド突撃でしたね。
昌さんユニで出撃し、ぜひとも白星お願いします!

この記事へのコメントは終了しました。

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