打線沈黙中田背信、ミス竜単独3位掴み損なう。
チェンのプロ初完封勝利に先発野手全員安打。
地元に戻って、東京ヤクルトに快勝。
勝率を5割に戻し、同率3位タイに復帰したドラゴンズ。
迎えたナゴヤドームでの第2戦。
連勝して単独3位をゲットしたいところでしたが、
この日は打って変わって、打線が沈黙し7回までゼロ行進。
その一方で先発・清水昭信が味方のミスが絡んで失点を許すと、
2番手で起用された中田は、4四死球で2点を失う乱調。
終盤反撃したものの及ばず黒星。再び4位に転落しました。
◇セントラル・リーグ公式戦 中日-東京ヤクルト 22回戦 (23日・ナゴヤドーム | 中日8勝12敗2分け) | ||||||||||
28868人 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 |
中 日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
[敗] 清水昭信(11試合2勝2敗) [D本] なし | ||||||||||
[Dバッテリー] 清水昭信、中田、浅尾 - 谷繁 |
【ゲームレビュー】
ミスが失点につながり、4位に転落
5回1死二塁から田中浩康に中前打。
中継が乱れて、先制点を許し、田中浩康も二進。
川本の適時二塁打で2点目を失った。
8回は2番手・中田が独り相撲。
死球が絡み、決定的な2点を奪われた。
打線は8回、代打・立浪、イ・ビョンギュの連続適時二塁打で
2点を返したが、継投にかわされた。
(公式サイト、中スポ、共同通信社、ニッカン式スコア)
【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、大方予想の山本昌ではなく、
3試合の中継ぎを経て、中3日で先発復帰となった清水昭信。
ナゴヤドームでの好相性もあって、起用されたが、
いつもの田中ではなく、打撃好調の谷繁と組むことに。
1回、先頭・青木を内へのスライダーでレフトフライに取ると、
続く川島慶三に対しては、内へのストレートで見逃し三振に。
さらに飯原も外へのスライダーで空振り三振。
2つの三振を奪い、上々の立ち上がり。
一方、東京ヤクルトの先発は、館山。
今季は3勝を許している右腕だが、立ち上がりやや不安定。
1死から荒木が一塁方向へプッシュバントを決めると、
打球を掴んだ一塁の畠山がベースカバーに入った田中浩康に
送球するも、一二塁方向に逸れる悪送球。
絶妙なバントヒットが失策を呼び、荒木は一気に二塁へと進む。
続く森野の一塁ゴロで、荒木が三塁へと進むと、
館山と相性の良いウッズは歩かされて、2死一、三塁。
ここで迎えるは、2試合連続本塁打の和田。
しかしカウント1-1からの3球目、内角高目のストレートを
打ち上げてしまい、センターフライ。
相手にもらった先制のチャンスを惜しくも逃す。
先発としては初の東京ヤクルト戦登板となった清水昭信。
しかしストレートを軸にした力のある投球で、相手を圧倒。
2回先頭・畠山をライト前ヒットで出すも、
続く福地を外へのフォークで6-6-3の併殺に仕留めると、
3回も危なげなく三者凡退。
一方の館山も2回以降は、落ち着きを取り戻したかの投球。
早いテンポで序盤を終え、投手戦の様相を呈してきた。
4回、清水昭信がこの日初めてのピンチ。
先頭・青木に外へのフォークを当てられ、レフト前に落とされると、
川島慶三がきっちりと送って、二塁へ。
さらに飯原の深いレフトフライで、青木が三塁へタッチアップ。
何気に足を駆使され、2死三塁で迎えるは、畠山。
しかしカウント2-2からの6球目、
内角低目のストレートで詰まらせての二塁ゴロ。
きっちりと凌いで、味方の先制を待つ。
4回ウラ、2巡目に入ったクリーンアップ。
しかし森野が外へのチェンジアップに
タイミングを外され、センターフライに倒れると、
ウッズは外へのフォークに芯を外されてのセンターフライ。
さらに和田は低目のフォークを引っかけてしまい、遊ゴロ。
館山の前に荒木のバントヒット1本に抑え込まれてしまう。
ここまで東京ヤクルト打線を2安打に抑えている清水昭信。
しかし5回、1死から宮本に落ちの甘いフォークを捉えられ、
左中間を破るツーベースを許してしまうと、
続く田中浩康にも真ん中低目のフォークを運ばれ、センター前に落ちるヒット。
ボールが落ちたのを見てからスタートした宮本は三塁へ進んだが、
ここでドラゴンズの守りにあり得ないミス。
センター・森野からのショートバウンド気味の返球を
中継した荒木が弾いてしまい、ボールが一塁ファウルゾーンへ転々。
それを見た宮本にホームを陥れられ、まさかの先制点。(0-1)
記録はセンター・森野の悪送球。
ちょっとした油断を突かれ、やらずもがなの点を奪われる。
なおも1死二塁となって迎えるは、8番・川本。
しかし動揺したか、清水昭信の制球にやや乱れ。
ボール2球のあと空振りを取ってのカウント1-2からの4球目、
シュート回転して、ど真ん中に入ったストレートを逃さず弾き返されると、
打球はセンター左を大きく抜いていくタイムリーツーベース。(0-2)
3連打にエラーも絡んで、2点のリードを許す。
2点ビハインドとなったドラゴンズ。
しかし館山に封じ込められ、いまだにチャンスを掴めぬ始末。
5回ウラには、デラロサの三遊間深い当たりを
川島慶三の好守に阻まれ、久々の安打を逃すと、
円陣を組んで臨んだ6回も、清水昭信の代打・小池、
イ・ビョンギュと続けての内野ゴロ。
さらに荒木も外一杯のストレートに見逃し三振。
前日のチェンのお返しをされているかのようなゼロ行進が続く。
7回、ドラゴンズは2番手になんと中田を起用。
これ以上失点を防ぐことと、復調を願ってマウンドとなったが、
1死から宮本に三遊間への内野安打を許すと、
続く田中浩康のピッチャー返しをダイレクトでキャッチ。
ところが飛び出した走者を刺そうと一塁へ送るも、
これが悪送球となってしまい、宮本は二塁へ。
川本を敬遠し、館山を空振り三振に取りはしたものの、
自らのミスで、いらないピンチを招いた。
6回までわずか1安打のドラゴンズ。
7回ウラ、先頭・森野がセンター前に久々にヒットを放ったものの、
ウッズ打ち上げ遊フライ、さらに和田引っかけ6-4-3の併殺崩れ。
2死一塁と繋げられないながらも、館山の暴投で走者が二塁へ。
何とか中村紀洋で1点でも返したいところだったが、
カウント2-2からの7球目、外一杯のスライダーに見逃し三振。
館山に踏ん張られてしまい、この回もゼロ。
8回、2イニング目となった中田だが、
先頭・青木にレフト左にツーベースを許すと、
続く川島慶三には送られ、三塁へ。
これ以上の失点は、勝敗に直結するもの。
ところがここから中田の制球が暴れだし、
飯原に初球、ストレートを背中へぶつけると、
続く畠山にも同じく初球、今度は左ひじに当ててしまい死球。
なんと連続死球で、1死満塁とピンチを招いてしまう。
ここで迎えるは5番、得点圏打率.330という福地。
自分で招いたピンチは、自分で凌げと期待を掛けるも、
制御が効かない中田のボールは高目に浮きまくり。
そしてカウント2-1からの6球目、
外角高目のストレートを叩きつけられると、
高いバウンドが、前進守備の中村紀洋の頭上を越えていく…。
レフトへのタイムリーツーベースとなってしまい、2点を献上。(0-4)
ベンチの期待に応えられず、独り相撲となってしまった中田。
その後の2死満塁こそ凌いだものの、実に重い追加点を失った。
4点ビハインドとなってしまったドラゴンズ。
8回ウラも館山の前に、デラロサが倒れ早くも1アウト。
しかし谷繁がレフト前にクリーンヒットを放つと、
続く中田の代打・立浪がカウント0-1からの2球目、
外へのシュートを逆らわずに持って行くと、レフト前へ落ちるライナー。
ところが前進してきたレフト・飯原がこれを後逸。
フェンスへと転々とする間に、谷繁が一気に生還!
記録はタイムリーツーベースとなって、ようやく1点を返す。(1-4)
なおも1死二塁でイ・ビョンギュが続き、
カウント0-1からの2球目、外へのストレートを弾き返すと、
これまた左中間を深々と破るタイムリーツーベースに!(2-4)
連続適時二塁打で、これまで手こずっていた館山をKO。
なおも1死二塁というチャンスでクリーンアップを迎える。
4回の先制点を奪われる要因となった荒木、森野と続く場面。
ところが代わった東京ヤクルト2番手・松岡の前に、
荒木がフルカウントからの6球目、
内角高目一杯のストレートに手が出ず三振に倒れると、
森野もカウント2-1からの4球目、
外角低目に沈むフォークに空振り三振。
やり返せずに連続三振。反撃は2点のみに終わってしまう。
そして迎えた最終回、東京ヤクルト3番手は五十嵐。
ドラゴンズも4番からの好打順となったものの、
先頭・ウッズがフォークに手を出し三振に倒れると、
和田も内へのストレートに詰まらされ、三塁ゴロ。
早くも2死となったが、中村紀洋が食い下がり、
外角高目、150キロのストレートを弾き返すと、
ライトフェンスに直撃するツーベース。
何とか反撃への意地を見せ、後続へとつなぐ。
そして2死二塁となって迎えるは、デラロサ。
狙い球は、おそらくストレート。
追い込まれはしたものの、2球フォークを見逃し、フルカウントに。
そして迎えた7球目、五十嵐が投じるはまたしてもフォーク。
デラロサも手を出したが、バットが空を切ってゲームセット。
快勝した前夜から一転。相手投手に好投されたうえに、
守備ではミスを突かれ、失点を重ねるなど
東京ヤクルトに悪い内容で敗れてしまったドラゴンズ。
このカード、1勝1敗と五分にされるとともに、
4年ぶりとなる東京ヤクルト戦の負け越しが決定。
さらに借金を再び1となり、デーゲームで引き分けた3位・広島とは、
0.5ゲーム離されての4位に転落。
痛い失点でゲームを落とし「半歩後退」となってしまった。前夜の投打噛み合った快勝で、
今度こそクライマックスシリーズ進出へ
弾みが付くのではと、
期待していたゲームでしたし、
デーゲームで広島が引き分けていたため、
勝てば単独3位になれる
絶好のチャンスでしたが、
前夜のチェンの快投を、
やり返されてしまっての打線沈黙。
おまけにちょっとした中継ミスをきっかけに
先制を許してしまうと、2番手で起用された中田が、
ベンチの意図を理解しながらも、制球乱してまたも自滅。
ようやく8回に反撃し、2点こそ返したものの、
その前に失った2点が響いてしまっての敗戦。
膨らんでいた期待感を一気にしぼませ、
さらに失望させるようなゲームのように思えました。
それにしても、打線が打てませんでしたね。
館山も立ち上がりは、あまりよくなさそうだったので、
相性の良いウッズ、和田で叩ければと思いましたが、
初回のチャンスを逃してしまったのが響いたようで…。
その後は力のあるストレート、またはシュートに差し込まれ、
または変化球にタイミングをずらされての凡打の山。
6回までヒットわずか2本に抑えられ、何もできずにジリジリ。
相手のペースでテンポよく投げ込まれてしまったのが、痛かったです。
これで館山には、今季4敗目。
今まではカモだったといえ、今季これだけやられては…。
次回、そして来季に向けては、何とかしないといけないでしょう。
投手陣では、先発した清水昭信は良かったと思います。
普段の田中ではなく、谷繁とのコンビでしたが、
ストレートにもキレがありましたし、まずまずの出来だったのでは。
ただ味方のミスに足を引っ張られ、5回で代打を出されての交代。
これはちょっと残念でしたね。
中3日とはいえ、もうちょっと投げられたでしょうし、
確かにタイムリーを許したとはいえ、自責0での降板でしたし。
ただ次のチャンスもあるとは思うので、この調子を維持してくれればと思います。
一方、このゲームの敗因となったのが、2番手の中田。
2点ビハインドの7回から登板したものの、
2イニングス目となった8回に、3四死球を与え2失点と乱調。
自分がどんな状況で起用されたのか、
その意味を頭では理解しているようですが、
どうも体がついていかないようで…。
投球のバランスも悪く、ストライク、ボールがバラバラ。
こうなると受ける谷繁もどう組み立てていいか、正直困りもの。
またしても「制御不能」となってしまい、結果沈んでしまいました。
それにしても、前回の反省があまり活きているように思えましたし、
こんな状態では、大事なゲームの先発には使えないという印象も。
またしても迷路に迷いこんでしまった感のある背番号20。
何とか抜けだして、復調してくれることを願います。
今シーズンもこれで、いよいよ残り10試合。
いまだに一進一退を繰り返すドラゴンズですが、
残り10の中でいくらか貯金を作らないと、3位確保は難しいかも。
広島も崩れてくる気配もないですし、キツイ状況は今後も続くでしょう。
ただそれでもファンとしては、やはりCSには進出してほしいなと。
迎える第3戦、トータルでは負け越しが決まったものの、
このゲームは、必ず取って再び5割に。
そして広島にいくらかでも、プレッシャーを掛けてほしいところ。
とりあえず1試合に集中し、こつこつ戦っていくことが大事でしょう。
泣いても笑っても雌雄が決する10ゲーム。
必ずや「意地」をが見せてくれると信じ、応援していきたいです。
★プレーヤーズ・ボイス(24日)
●中田賢一
<19日の広島戦から中3日で今季2度目の中継ぎ登板。
7回から2番手で登板も、4四死球などで痛恨の2失点。
試合後は絞り出すように答えるのが精いっぱい>
「もったいない? そうですね。歯がゆい? そうですね。
思ったところに(球が)いかない。
原因は力み? 全部ですね。修正しないといけないです」
(中スポ、サンスポ、ニッカン、名タイ)
●森バッテリーチーフコーチ
<2イニングを2失点と復調ムードのない中田について、
中継ぎへの『降格人事』も浮上のきっかけにならず>
「勝ち試合では中継ぎとして使えないと思っていた。
ブルペンではいい球を投げているけど、
試合になるとどうなるか分からない。
良くなると思っているから中継ぎをさせている」
<シーズン最後までの中継ぎ起用を明言。
期待した投手の『裏切り』に吐き捨てるように>
「今後も中継ぎ? どこで先発させるんだ。
先発の頭数はそろっている。
広島が(3位に)決まったら先発させてやってもいい。
あいつは使い勝手がいいし、このままだ。
クライマックスシリーズで登板? (チームが)出られたら考えるよ」
(名タイ)
●清水昭信
<3試合ぶりに先発復帰し、6イニングを5安打2失点(自責0)。
味方の援護に恵まれず痛い2敗目>
「(5回に)宮本さんに投げた1球が悔やまれます。
もっと慎重に低めに投げるべきでした」
(中スポ)
●荒木雅博
<5回1死二塁から田中浩康の中前打の後、
中堅・森野からのショートバウンドの返球を
中継する際、一塁側に大きくそらし(記録は森野の失策)、
先制点を奪われたことを反省>
「送球が低くきたからボクが止めないと」
(中スポ)
●笘篠外野守備走塁コーチ
<5回1死二塁からのあり得ない守備の乱れについて>
「ランナーが止まっていたし、
(森野は)焦らなくてもいい場面だったけどね」
(中スポ)
●森野将彦
<打線が館山になすすべなく抑えられたことに>
「いい当たりがなぜか正面を突いている。
抑えられているという感覚はない」
(中スポ)
●立浪和義
<4点を追う8回1死一塁、代打で登場。
左前に弾き返すと、この当たりを左翼手・飯原が後逸したため、
二走の谷繁が一気に生還する適時二塁打に。意地を見せて>
「打ったのは、シュート。
ラッキーでした。いい形でつなげたのでよかったです」
(公式写真、中スポ)
●イ・ビョンギュ
<8回1死二塁の好機で、左中間を真っ二つに破る適時二塁打。
2点差までに詰め寄る快打だったが、試合後の表情は険しく>
「打ったのは、ストレート。とにかくランナーを返せてよかった」
(公式写真、東京中日)
◆チェン・ウェイン
<プロ初完投初完封での今季6勝目から一夜明け、
ナゴヤドームでランニングやキャッチボールなどで調整。
あらためて喜びをかみしめて笑顔>
「今までなかなか完投できなかったから
1人で最後まで投げ切れてうれしい。また一生懸命投げていきたい」
(ニッカン)
◆田中大輔
<今季先発出場6試合中、
3試合は同期の清水昭信とバッテリーを組んでいるが、
この試合は先発・清水昭信の投球を初めてベンチから見ることに。
生きた教材・谷繁の意表を突くリードにハッとさせられることも>
「ああ、なるほどなって思うこと多いです。
谷繁さんと自分とでは、経験が違いすぎます」
<いつか主戦級を実際にリードできる日を信じて、
地道に頭脳と感性をベンチで磨いていく>
「日々、勉強です」
(中スポ)
◆田村捕手コーチ
<若手の控え捕手に義務づけている『シミュレーション』について。
正捕手のマネではなく、自分なりの回答を求めている>
「もちろん『そこは絶対に内角じゃない』といった
基本はあるけど、リードに正解はない。
だから例え谷繁と違っても、その過程をどう考えているかが大事。
あとは失敗を含めた経験をして養っていくしかない」
(中スポ)
◇井端弘和
<右ひざ靱帯損傷でリハビリ中。
ナゴヤ球場の屋内練習場で故障後初めてフリー打撃を行う。
早川コーチが約10メートルの距離から投げる山なりのタマを、
感触を確かめるように76スイング。鋭い打球を連発。
きょう24日には屋外で本格的な打撃を再開する予定>
「下半身の粘りがもう少しでしたが、力を入れるところは入れました」
(中スポ)
●和田一浩
<WBCの時、その下でプレーした王監督の退任について>
「大変な仕事だったと思う。
寂しいものもあると思うけど、
今いるプレーヤーで盛り上げていかないといけない」
(東京中日)
●落合監督
<前日の快勝とは一転、ミス、死球からの失点。
終盤の反撃も及ばず痛い敗戦。
同率3位の広島が引き分けたため、再び4位に転落。
流れに乗れない長丁場のまか不思議をこう語る>
「これはウチだけじゃなく、どこももっている現象だろう。
きのう(7-0で圧勝)みたいな野球をやれば全部勝つし、
きょうみたいな試合をやると全部負ける。
その中で、どう拾っていくかってことだろう」
<独特の言い回しでもどかしさを表現>
「ここにきて選手がどうのこうの、そういう次元の問題じゃない。
ないものを一生懸命表現しようとしている選手もいるのに、
せっかく持っているものを表現しきれない選手がいる。
選手自身が立ち直っていくのは立ち直っていくだろうし、
立ち直ってこれないのはこのままシーズンが終わる。
そういうことじゃないか。
できないものはやらせるしかない。
頭の中身だけは見られないだけに、一番難しいところ。
我々には責任があるし、本人にもある。
それをどうやってうまく解消していくかだ。
だからみんな(マスコミ)も協力してくれって頼んでいる。
スーパースターにしてくれるなよって。
プロ野球界のスーパースターはONだけ。あとはいない」
<祭り上げている気はないが、本人はそう思う?>
「本人はそう思う。だから困る。
みんなは新聞売らないといけないし、
こっちは何とか地に足をつけてやらせようとする。
それを経験している者にはわかるんだ。
とはいえ、昔と違って持ち上げることはあっても、
けなすことはあまりないけどね。今の新聞はおとなしいから。
我々はけなされるのに慣れているから。いい時代だと思う。
今の時代じゃスーパースターは出てこないんだろうな」
<先発・清水昭信について>
「よく放った方。それだけ成長したのかな。
突っかえ棒がポキッと折れて、我にかえった。
(突っかえ棒が必要な選手は)いっぱいいる」
<我にかえってくれただけよかった?>
「こちらが手助けしてやれる部分とやれない部分があるから」
<福岡ソフトバンク・王監督が
今季限りで退任すると発表したことについて>
「長い間、お疲れさまでした。
ユニホームを脱ぐということは相当健康的にきつかったんだと思う。
これで本当の意味のスーパースターがユニホーム組から消える。
またいつか(ユニホームを)着る機会があることを願うけど。
われわれが脱ぐのとはわけが違うから。
これからは健康に気をつけて過ごしてほしい」
(中スポ、サンスポ、スポーツ報知、時事通信、朝日新聞、
毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン、名タイ、デイリー)
若竜トピックス(23日)
◆中日2軍紅白戦
(23日・ナゴヤ球場)
紅 000 010 0 =1
白 031 000 0 =4
(7回打ち切り)
[本] 井上(白)
[投](紅)●佐藤充、久本 (白)○佐藤亮太、高江洲
(中スポ)
○井上一樹
<白組キャプテンに指名され『4番・右翼』で出場。
先制ソロを含む2長打を放つ活躍で勝利に貢献>
「(負けると)終わってからのランニングがきつくなるから、
みんなの尻をたたいたよ」
<2回に詰まりながらも右中間最深部へたたき込んだ一発には>
「パワーがついたかな?」
(中スポ)
●久本祐一
<左ひじ周囲炎からの完全復活を目指す。
紅組の2番手で6回から登板。2イニングを1安打無失点。
MAX142キロを計測し、2つの空振り三振を奪うなど
復調を感じさせる投球。今季初の1軍昇格へ意欲を見せて>
「シーズンはまだ終わっていないので、
1試合でも残っている限り上(1軍)を目指したい」
(中スポ)
◆古久保2軍捕手コーチ
<高橋2軍投手コーチ、音2軍外野守備走塁コーチとともに
今季限りで退団することに。4年間、若手育成にあたってきたが>
「田中もそうですが、若い捕手が育ってきています。
来季からベテランを脅かす存在になってほしい。
自分には野球しかありません。他球団から話があればいいのですが」
(古久保ブログ「緊急報告。」、中スポ)
◇西川球団社長
<2軍3コーチの退団について、現場主導人事であることを説明>
「人員削減ということではありません。
現場の大将(落合監督)が判断したということ」
(中スポ、ニッカン)
ウエスタンの公式戦が終了し、
10月7日のフェニックス・リーグ開幕までは、
まだ日があるなか、ファームでは紅白戦が行われ、
井上キャプテン率いる白組が勝利を収めたもよう。
罰ゲームのランニングを避けるため、自ら奮闘、
さらに白組ナインの尻をひっぱたたいたようです。
また阪神との練習試合が雨で流れ、
この紅白戦で投げるのではと言われていた、
エース・川上の登板もなかったもよう。
ところで早くもストーブリーグの話題が入り、
中日球団はこの日、ナゴヤドームにて、
2軍の高橋三千丈投手コーチ、音外野守備走塁コーチ、
古久保捕手コーチの3コーチに来季の契約を結ばないことを通告。
よって今季限りで3氏はドラゴンズを退団することになりました。
戦力外通告などともに寂しい話題ではありますが、
こういう部分でも動き始めたようですね。
特に古久保コーチは、楽しいブログによって、
親しみもありましたし、退団はとても残念な部分も。
高橋三千丈、音、古久保コーチ、お疲れ様でした。
3コーチによって指導を受けた若竜が、
いつか花を咲かせてくれることを願いたいと思います。
ししょー、こんにちは~。
館山、打てませんでしたね。
4-0になったから2点を入れられたのかと思いまふ。
中田くん、悩んじゃってまふね~。
なんとかCSまでに復活してほしいでふ!
今夜は昌ちゃんかな?前回の借りを返してほしいでふ~!
あと、パパのお立ち台もみたいでしね。特にルイスの通訳が(笑)
投稿: たつなみこ | 2008年9月24日 (水) 11時56分
2死球を受けた打者2人よりも、私の方が
衝撃的な痛みを感じました(苦笑)。
リリースポイントが安定せず、大きく抜ける
ストレートが多いのがとても気になります。
残り10試合を勝率7割くらいで乗り切って欲しいと
思いますが、そのためには中田投手の復調が不可欠。
なんとかして短期間で修正して欲しいと強く祈ります。
それと、10月7日の神宮で館山投手が
先発しないことも、強く祈っています!
投稿: ドライチ | 2008年9月24日 (水) 11時58分
やっぱり

最後の打席では叫びましたか?
デラ☆ローサ!!って
さすがに二夜つづけてのお立ち台とは相成りませんでしたね
投稿: 伊トケン | 2008年9月24日 (水) 12時28分
みなさんコメントありがとうございます!
はついに憲伸投手です。
今夜の先発は、小笠原投手。
広島での中継ぎでは散々でしたが、
先発に戻っての巻き返しなるでしょうか?
また入れ替えがあり藤井選手が
代わって
>たつなみこさま
館山投手、まさかあそこまで投げられてしまうとは、
当初は思いもしませんでした。
日藤の後輩なので嫌いな選手じゃないですが、今季は見たくないです
中田投手、制御不能なのが痛すぎますね。
ただ投手もいませんし、できるだけの修正を願います。
昌さんベンチ入りもしてません。どうしてしまったのでしょう
>ドライチさん
孝政さん流に言うと、
「当たった相手より、見てる方が痛いですね」
というところでしょうか
勝ちたいなら、あそこで代えてもよかったでしょうが、
ベンチが動かないところに期待を感じましたが、
中田投手、乗り切れませんでした
残り10を6-4、もしくは7-3じゃないと
カープを追い越せないような気がします。
そのために今夜勝たないといけないでしょう。
>伊トケンさん
「デラ
ご近所を考えて、ちょっと控えました
ただフォークを見逃していましたし、
最後打ってくれそうな気もしましたが…。
今夜は打って「レッツゴー!ドラゴーネ
投稿: Toshikichi | 2008年9月24日 (水) 18時39分
ふ~る~く~ぼ~(ToT)
ちょっと寂しいですね。古久保さんの退団
」
ドラファンの間では、「パトロール
永遠に忘れません!!
さておき、自分は帰還しております(笑
さすがに1泊2日でナゴドナイター2試合はキツイなと・・・。
実感しております(爆
でも初戦はジャッキーのおかげで
久しぶりの観戦白星
勝つ嬉しさを堪能出来ましたw
2日目のケンイチ氏はダメダメでしたが(苦笑
今年はナゴドは、もう行きませんが
関東では何度か行くので
こちらは全部勝ってほしいなと
思ってます!!
P.S.
平田くんストラップも売り切れ(苦笑
せっかくなのでタンスストラップを
旅の土産に買っちゃいました(爆
投稿: dai | 2008年9月25日 (木) 02時13分
コメントありがとうございます!
>daiさん
ナゴド強行観戦、乙カレーでございました
初戦は見事な快勝で観戦連敗が止まって
本当によかったですね。
自分もdaiさんよかったなあとしみじみ。
やはりタンスくんユニ封印がよかったかも
2戦目は早く終わったことぐらいでしたが。
残り試合、関東が多いですね。
での連敗を止めてもらい、
も忘れずに応援お願いいたします。
ぜひdaiさんにはますはハマスタ
男・村田選手らを押さえつけていただきたいなと。
もちろん傘
PS タンスくんストラップ、goodな選択。
自分は広島で「カープまりもっこり」を買ってしまいました
投稿: Toshikichi | 2008年9月25日 (木) 11時26分