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2008年9月15日 (月)

森野脅威の場外弾、5回怒濤の猛攻竜連敗脱出!

終盤8回ウラ、まさかの逆転被弾
脅威の横浜クリーンアップに屈してしまい、3連敗
再び勝率5割と尻に火が点いてしまったドラゴンズ
カード3連戦3連敗を阻止すべく迎えたハマスタでの第3戦
序盤は一発合戦で追いつ追われつの展開だったものの、
1点を追う5回、相手失策四球でチャンスを掴むと、
デラロサ、谷繁、そして森野の適時二塁打などで
一挙5点を奪う怒濤のビッグイニング
一気に試合を決めて連敗を3でストップ。5割も死守しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 20回戦
(14日・横浜スタジアム | 中日13勝7敗)
16913人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 平井(35試合1勝1敗)
[D本] ウッズ33号 森野17号
[Dバッテリー]
山内、平井、齊藤、高橋、浅尾、岩瀬 - 田中、谷繁

【ゲームレビュー】
一挙に大量点を奪い、連敗を3で止めた
1点を追う5回、敵失で同点とし、
さらにデラロサの勝ち越し二塁打、代打・平田の中犠飛、
代打・谷繁の中越え適時二塁打などで
一気に5点を入れて、試合をひっくり返した。
立ち上がりから本塁打を打ち合う荒れた展開だったが、
5回以降は継投に持ち込み、最後は岩瀬が抑えた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
横浜先発は、中6日で大社1巡目ルーキー・小林太志
レフトには今季初1軍の下園辰哉が入る。

1回、先頭・森野がフルカウントから四球を選ぶと、
荒木、イ・ビョンギュとともにレフトフライに倒れ、2アウト。
しかしウッズに対しては力んだか、四球で2死一、二塁。
迎えた和田がフルカウントからの9球目、
内角低目のストレートを
しぶとくセンター前に持って行くタイムリー!先制に成功する。(1-0)

なおも続く中村紀洋に対しても、外へのストレートが外れ四球。
2死満塁でデラロサを迎えたが、外へのスライダーに三塁ゴロ。
3四球に1安打を絡めたものの、1点のみに終わる。

ドラゴンズ先発は、この日1軍再昇格。
プロ4試合目で初先発となる大社1巡目ルーキーの山内壮馬
2年目の田中との若いバッテリーで臨んだが、
立ち上がり、石川、仁志と内野ゴロに取ったものの、
3番・もっか打率.380内川に、内角高目のシュートを叩かれ、
三遊間深いところへの内野安打、出塁を許してしまう。
ここで迎えるは昨夜のヒーロー、4番・村田
初先発のルーキーにとっては、キツイ場面となったが、
カウント1-2からの4球目、ストレートがシュート回転し、
内角高目に入ったところを捉えられると、
やや詰まりながらも打球はライナーでセンターへ一直線。
そのままバックスクリーン下へ飛び込むホームラン。(1-2)
力で運ばれた2試合連続の一発で、ゲームをひっくり返される。

2回、先頭・田中が一、二塁間を抜くヒットで出ると、
続く山内のバントは、ピッチャー正面。
3-6-4と渡ってダブルプレーと思いきや、送球が逸れ一塁セーフ。
しかし駆け抜けた山内がファウルゾーンへと抜けず、
二塁へ走るそぶりを見せてしまったため、仁志にタッチされアウト。
1人で2つのミスをしてしまい、チャンスを潰したかに見えたが、
森野ライト前、荒木遊撃内野安打で、2死一、二塁。
同点のチャンスを作るも、イ・ビョンギュ
初球、内へのストレートを打ち上げてしまい、捕邪飛。
初回、2回で早くも残塁が5を数えてしまう。

それでも3回、制球が不安定な小林から主砲の一発
0-3からフルカウントに戻されうえの6球目、
インハイに構える武山に対し、ボールは真ん中高目へ!
ウッズが強く叩くと、高々上がった打球は
そのまま左中間スタンドへ飛び込むホームラン!(2-2)
4番の一発に対しては、こちらも4番の一発を。
前夜の場外弾に続く2戦連発弾で、同点に追いつく
なおも和田が四球を選び、出塁したが、
続く中村紀洋が外角低目のスライダーを引っかけ、6-6-3のゲッツー
せっかくの反撃ムードが潰えてしまう。

4回、さらなる強烈な一発が飛び出す。
下位打線の田中、山内と簡単に倒れて、2アウト。
ところが、森野がカウント0-2からの3球目、
内へのストレートをきっちり振り抜くと、
まさに高速弾丸ライナーという打球は、ライト方向一直線!
固まってしまったライトスタンド上段に入ると思われたが、
打球はその上をも越えていき、何と場外へ!
推定飛距離145メートルとなった実に見事な場外アーチ!
これがまさに森野ならではという一発は、
強烈なインパクトを場内に植え付け、再び勝ち越す。(3-2)

2回、3回は落ち着いたか、ともに三者凡退に取った山内
しかし再びリードをもらった4回ウラ、
先頭・内川を外へのスライダーでレフトフライに取ったものの、
続く村田に対し、再びの痛恨…。
カウント1-1からの3球目、田中の構えたミットは内角。
しかし力んでしまったか、ストレートが甘くやや真ん中に。
モノの見事に振り抜かれると、打球はライナーで左中間スタンドへ。
またしても捉えられてしまい、前日から何と3打席連続のホームラン
止まらない村田のアーチで再び同点に追いつかれる。(3-3)
少なからず動揺しているルーキーにさらなる追い打ちが。
続く吉村に対し、カウント0-1からの2球目、
シュートを投じるも、得意の真ん中低目へ。
見事にすくい上げられると、高々と上がった打球は、
右中間スタンドに持って行かれるアベックアーチに。(3-4)
この日浴びた4安打のうち、3安打がホームラン
しかも最悪無理に勝負しなくてもいいという
指示があった主軸に打たれてしまってのもの。
バックの好守もあって、後続を何とか抑えたものの、
結局山内は4イニング、63球を投げ、
4安打3奪三振無四球4失点で降板
そのまま試合中に球場を後にし、
ナゴヤへ強制送還となってしまうなど、
実にほろ苦すぎる初先発マウンドとなった。

再びゲームをひっくり返されたドラゴンズ
5回、横浜は不調の先発・小林を下げて、2番手に牛田を投入。
しかしゲームというのは何が起こるかわからないもの。
その代わり端、イ・ビョンギュの痛烈な投ゴロが
その牛田左すねを直撃!
何とかボールを拾ったものの、焦ったか一塁へ悪送球
エラーとなってイ・ビョンギュはそのまま二塁へと陥れる。
一旦治療のためベンチへ下がる牛田だったが、
そのまま降板となり、緊急登板で3番手・横山がマウンドへ。

思わぬアクシデントでもらった無死二塁。
続くウッズは三塁ゴロに倒れたものの、
和田がフルカウントから四球を選び、1死一、二塁に。
ここで迎えるは、前の打席に併殺の中村紀洋
一番イヤなパターンは、当然内野ゴロでのゲッツー
ところが予感が的中してしまい、
初球、真ん中低目のストレートを引っかけると、
まさにおあつらえ向きとも言える遊ゴロが…。
しかしここで横浜サイド再びのミス
強い打球を処理しようとした石川だったが、
バウンドが合わずになんと後逸
その間にイ・ビョンギュがホームイン!(4-4)
併殺が一転、またしてもエラーで再び同点へと追いつく。

これで流れは一気にドラゴンズサイドへ!
なおも1死一、二塁で、デラロサがカウント2-2からの5球目、
外へのフォークを叩くと、強い打球が三塁の頭を越え
レフト線へと転がるタイムリーツーベース。(5-4)
このイニング初めてのヒットで、1点を加えると、
続く田中代打・平田が送られると、
初球、内角高目のストレートをセンターに打ち上げ犠牲フライ。(6-4)
さらにイケイケの状態で迎えるは、山内の代打・谷繁
フルカウントからの7球目、内へのストレートを弾き返すと、
打球は前進守備のセンターの頭を越え、フェンス直撃!
タイムリーツーベースとなって、さらに1点を追加。(7-4)
そしてトドメは、前の打席場外弾を放った森野
カウント1-1からの3球目、外へのフォークをしっかり拾って、
右中間を大きく破るタイムリーツーベース!(8-4)
相手のミスを絡め、打者9人一挙5点のビッグイニング
一気に勝負を決めてしまった。

4点リードになったものの、イニングはまだ中盤5回
しかしここからドラゴンズリリーフ陣が踏ん張りを。
5回ウラ、2番手で登板は、平井
初戦では村田、吉村に被弾を許したものの、この日はまずまず。
1死から横山の代打・佐伯にライトオーバー、
フェンス直撃のツーベースを許すも、
後続をきっちり凌いで、反撃への流れを断つと、
6回ウラは、3番手で前夜黒星齊藤が登板。
またしてもクリーンアップとの対戦となったが、
臆せずに先頭の内川を遊ゴロに取ると、
村田には粘られた末に四球を選ばれるも、防御のうち。
続く吉村を一邪飛に取り、仕事をさせずに乗り切ると、
金城にはライト前に運ばれ、ややもたついたものの、
下園をスライダーで二塁ゴロにとり、きっちり前夜のリベンジ
そして7回以降は、高橋-浅尾と勝ちパターンで繋ぐと、
最終回は、4点差にも関わらず、守護神・岩瀬を投入。
先頭・金城の三塁ゴロをデラロサが弾き、出してしまったものの、
以降はいつもの岩瀬らしい投球に。
下園の代打・大西を外角低目のスライダーで空振り三振に取ると、
続く武山はシュートで二塁ゴロで2アウト。
そして最後は、真田の代打・斉藤俊雄
粘られながらもフルカウントからの10球目、
内へのスライダーで空振り三振に取って、ゲームセット!
相手のミスに乗じて一気に勝ち越して、連敗を3でストップしたドラゴンズ
カード3連戦3連敗借金生活転落を逃れるとともに、
このところ続いていたビジターでの連敗も6でストップ。
4位・広島が勝ったため、ゲーム差は1と変わらずも、
悪い流れを何とか食い止め、ナゴヤへ戻ることとなった。


このゲーム、ハマスタのレフトスタンド
仲間と団体観戦をしていたのですが、
5回の怒濤の猛攻の時は、
レフドラほんとにスゴかったですね。
石川のエラーで同点に追いついた以降は、
まさに高速チャンステーマがノンストップ!
デラロサのタイムリーに、平田の犠牲フライ。
そして谷繁、森野の連続タイムリーツーベースと
いつになっても止まらない攻撃に、最後はついに酸欠状態に。
荒木が打席に立つ頃には、正直もういいでしょうと言う感じでした。

まあそれはさておき、
とりあえずカード3連戦3連敗
阻止することができて、まずはよかったなと。
立ち上がり、先発の両ルーキーがともに不安定で、
一発打てば、相手に打たれるという花火大会
まさにグダグダという展開で、このまま行ってしまうと、
かなりのロングゲームになるんじゃないかと思っていましたが、
5回の相手のミスに助けられましたね。
牛田石川にはとても気の毒ですが、
あのアクシデントとエラーがなかったら、
そのまま流れは横浜サイドのままだったかもしれない。
ただそういうミスをきっちりとモノに出来たドラゴンズの執念
とにかくこの日の打線は、絶対に負けられないという
気持ちが強く出ていましたし、それが結実して、
連敗阻止に繋がったのではないかと感じました。

森野振り抜く!特にそのなかでは猛打賞を放ち、
お立ち台に上がった森野
4回のライトへの場外弾は、
ほんとにスゴかったなあと。
内へのストレートを
振り抜いての弾丸ライナー
打った瞬間は切れるんじゃないかと
心配でしたが、その不安はなかったですね。
ライトスタンドがフリーズしてしまったのを見て、
ホームランを確信しましたが、まさか場外まで飛んでいくとは…。
ああいう打球、現状のドラゴンズ打線で打てるのは、
おそらく森野だけでしょう。それぐらい見事な場外弾でした。
そしてこの日は、右前安打、本塁打、そして右中間二塁打
あと三塁打が1本出れば、サイクルヒット達成でしたが、
まあハマスタではちょっと出にくいでしょうし、仕方ないかなと。
ただここに来て、恐怖の1番・森野のさらなる上昇
これはチームにとってはうれしいことですね
本人も話していましたが、ナゴヤに戻っての阪神戦
そして週末の広島との直接対決でも、
ぜひともリードオフマンとして、打線を引っ張り、
勝利に貢献してほしいと思います。


このまま3タテされてしまうのだけが怖かっただけに、
1つとは言いながらも、雪辱できたのはよかったです。
そして長い9連戦、最後のカードは、
地元・ナゴヤドームに戻っての首位・阪神との3連戦。
今季思いっきりカモにされている阪神ですが、
最近はやっとこ勝っているようで、決して状態は良くなさそうですし、
これまでやられている分もやり返せるチャンスでしょう。
広島に追い抜かれないためも、できれば勝ち越しを期待したいなと。
おそらく先発は、小笠原-チェン-山本昌となりそう。
左腕トリオでをうまく寝かせて、そして広島との直接対決へ繋ぎたい。
しんどいゲームになりそうですが、
地元最後の阪神戦で、せめてものの意地を見せてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(14日)

◎森野将彦
<推定飛距離145メートルの特大場外アーチに
ダメ押し二塁打を含む3安打猛打賞>
「(連敗で迎えた大切な試合、大きな勝利になった)
そうですね、そう簡単に3連敗できないですし、
えー、絶対に勝ちたかったんで、
いい結果が残せてよかったと思います。
(ファンは本当に心配した。その中での3安打)
そうですね、もう、打つしかないんでね。
えー、思い切って、いきました、はい。
(二転三転する試合、その中で大きなホームランがまず出た)
そうですね、まあ、思いっきりね、
真っすぐ待って、振っただけです、はい。
(どこまで飛んでいきました?)
もうね、手応え十分だったんで、はい。
まあ、場外まで行ってね、よかったです、はい。
(そして試合を決定付けるツーベース)
そうですね、昨日もあと1点というところで、
えー、点が入らなかったんで、
絶対に1点を取るという気持ちで打席に立ちました。
(この勝利でまた再びチームに波を呼び起こす?)
そうですね、えー、とにかくね。
明日もう一回気を引き締め直して、絶対に勝ちたいと思います。
(明日から首位・阪神との戦い、
そして週末は広島と。大切な6連戦ですね)
そうですね、もう、とにかくね。勝つしかないんで、
目の前の試合に全力を尽くして頑張りたいと思います。
(あと一本出ればまたサイクルというところだった)
いや、ボクには三塁打がないんで。
ええ、別にそんな気にしてなかったですけど。
(これからも乗っていってください)
そうですね、どんどん打ちたいと思います、はい」


<4回2死、横浜・小林の144キロ直球を振り抜くと
打球は弧を描くことなく右翼スタンドを越えた。
前夜のウッズの『場外弾』に続く驚弾に>
「ホームランは思い切り振り抜けました。
場外? ハイ。見ていました。手応えはよかった」

<インパクトが場外弾なら自己評価は3本目。
5回2死二塁から、鮮やかに右中間を破る適時二塁打>
「3本目が1番大きい。3点差と4点差は違います。
3点差なら向こうは何とかなるって思いますからね」

<北京五輪での経験が生きている。
打率.111、報われず、いい思い出はなかったが>
「いい経験にはなったと思う」。

<この日で年間自己最多タイとなる
今季8度目の猛打賞を獲得したが、何と5回が『サイクル安打リーチ』。
あと三塁打でサイクル安打となったが、8回は一ゴロに倒れ>
「ボクには三塁打はないです。ここは狭いから。
それよりも(15日からの阪神、広島との)6連戦で
どんどん打っていかないと」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋

○トマス・デラロサ
<5回1死一、二塁、左翼線へ勝ち越し適時打を放つ>
「勝ち越しのランナーを返そうという気持ちで打席に立ちました。
せっかくもらったチャンスだったから絶対に決めようと。
変化球を打ってやろうと思っていたよ。
これからも勝つ。そしてプレーオフに出る!」
中スポ毎日jpニッカン

○谷繁元信
<先発マスクを田中に譲ったが、5回2死二塁に代打で登場。
中越えに適時二塁打し、貴重な追加点を挙げると、
ウラの守りからマスクをかぶり、強力打線を5イニング無失点>
「チャンスでの代打だったから、
何とかランナーをかえしたかったんです」
(東京中日、サンスポ

○中村紀洋
<1点を追う5回1死一、二塁、
最悪の遊ゴロ併殺打かと思われたが、
遊撃手が後逸して同点に追いつく>
「魂の打球や。捕る直前でバウンドしたと思う。
今はどんな結果であれ、勝つことが大事」
中スポ

○タイロン・ウッズ
<3回、左中間へ2試合連続の33号ソロ本塁打。
打った瞬間に本塁打と分かる会心の当たりに>
「いつも通り、強く打つことを心がけた。いい感触だったよ」
(東京中日、サンスポ

○小池正晃
<古巣・横浜から16打席目にして初安打を放つ。
代打で出た7回に右前打、9回にも中前打。
『恩返し』を済ませ、これで1つ肩から荷が下りる>
「ようやくですね。チームも勝ったし、
自分もしばらく結果が出ていなかったからよけいにうれしいです。
ホッとしました。雨で流された時(8月21日)は
『もう今年は打てないかも…』って覚悟しましたから」
小池ブログ「やっと打てたぁー!!」、東京中日、<ドラ番記者>

○平井正史
<5回から2番手で登板。
1イニングを無失点で今季35試合目で初勝利。
ベテランの好投が試合の流れを変えた形となったが>
「上位に回さないようにと思った。
流れを止めた? それは(中軸を抑えた)齊藤と浅尾ですよ。
(内川、村田、吉村の)3、4、5番を抑えたんですから」
(中スポ、サンスポ

○齊藤信介
<3番手で登板し、6回1イニングを無失点に抑える。
1死から村田と『再戦』すると熱さの中に冷たさも保ち、
8球かけ、フルカウントからの145キロで歩かせる。
攻めの結果であって、逃げの四球ではなかった>
「村田さんは一発がある人。
際どいところをついて、中には入らないように…。
あそこで一発を打たれると3点差になってしまいます。
だから四球でも仕方ない。そう思って投げました。
0点に抑えられてよかったです」

<1日前の自分が投げきれなかった『1球』を、この日は投げきり>
「きのうは谷繁さんがボール球を要求しているのに
ボクが投げきれなかったんです」
中スポニッカン

○岩瀬仁紀
<4点リードの9回、セーブのつかない場面で登板。
2三振を奪い、逃げ切る>
「セーブ? そんなこと言ってる場合じゃないですから」
スポニチ名古屋

○山内壮馬
<この日出場選手登録され、プロ初先発。
4イニング4失点で降板すると、2軍落ちを通告され、
試合中に名古屋へ新幹線で強制送還の指令。
広報にコメントを残して、横浜スタジアムを後に>
「クリーンアップに対するインコースのボール球を、
もっと投げられるようにならないといけないです」
中スポ共同通信社

○森バッテリーチーフコーチ
<バッテリーミーティングでは絶好調の村田には
『四球OK』の指示が出ていたにもかかわらず、
2打席連続でとらえられた山内について、バッサリ>
「技術がないんだから仕方ないだろ」
スポニチ名古屋

○和田一浩
<13日に起こるといわれた東海地震。
心配していたが、結局名古屋にいたままで何も起こらなかった>
「家族を東京(にある自宅)に『避難』させようと考えたけどね」

<高校時代まで岐阜、大学時代を仙台で過ごしたが>
「小さいときから東海大地震が起こると言われたけど、
高校時代まで地震の経験がなかった。
大学のときの方がよっぽど地震があったよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇吉見一起
<前日横浜戦は6回途中5安打2失点。
勝利投手の権利を得たが、チームが逆転負けして9勝目が消滅。
一夜明けて、次回登板での白星を誓う>
「昨日は制球重視だったけど、スピードも出ていた。
悪くはなかったと思うので、次で頑張ります」
ニッカン


○落合監督
<序盤の乱打戦を制して連敗を3で止める。5回の得点に>
「0点が5点になった。うちもよくあることだけど」

<村田と吉村に3被弾の先発・山内について。
試合中に名古屋に帰らせたことを明かし>
「2番手以降は抑えたけどな。
同じバッターに打たれ過ぎ。歩かせろって言ったのに。
試合途中に名古屋へ帰らせたよ。
技術がない。だれ以来だ。名古屋へ返したのは。
野口以来(現・巨人、04年8月7日の広島戦に先発。
1/3イニング5失点でKOされ、広島から名古屋へ帰し2軍行き)か。
探したっていないよ。あいつ(山内)は今ごろもう電車に乗ってるだろう。
ストライク放るなって。ボールを投げろって言ってるのに。
フォアボールでいいんだから」
中スポ12サンスポ共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(14日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 山内壮馬投手
【同抹消】
▼中日 澤井道久内野手
公式サイト共同通信社

入れ替えがあり、この日先発予定の山内が昇格。
代わって先日緊急昇格したばかりの澤井が抹消されました。
ただ澤井はこの日ハマスタでの1軍練習に参加。
試合前の打撃練習も普通にやっていました。
一方山内の方は、ベンチの逆鱗に触れたか、
4イニング4失点で降板すると、異例の即強制送還
まさか抹消された選手よりも先に戻ることになるとは、
山内本人も思わなかったでしょうね…。


若竜トピックス(14日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-三菱重工名古屋
(14日・ナゴヤ球場)
  000 000 520 =7
  D 321 002 01× =9
[D本] 中川、新井
[D投] 川井、樋口、久本
日本野球連盟公式HP

【得点経過】
1回ウラ、1死満塁から井上遊ゴロ併殺崩れで先制(D 1-0 三)
なおも2死一、三塁から、中村公治が左前適時打(D 2-0 三)
さらに2死一、二塁から、柳田が左翼線適時二塁打(D 3-0 三)
2回ウラ、先頭・中川が左越えにソロ本塁打(D 4-0 三)
2死一、二塁から井上が右前適時打(D 5-0 三)
3回ウラ、2死二塁から藤井が中越えの適時三塁打(D 6-0 三)
6回ウラ、1死二、三塁から代打・福田が右前2点適時打(D 8-0 三)
7回、無死満塁から佐藤康平の右犠飛(D 8-1 三)
なおも1死一、三塁から西崎純司が遊撃内野安打(D 8-2 三)
さらに1死一、二塁から寺田保幸が中前適時打(D 8-3 三)
2死二、三塁から三森大輔が中前へ2点適時打(D 8-5 三)
8回、無死二塁から東忠克が右中間適時二塁打(D 8-6 三)
なおも2死二塁から西崎の中前適時打で1点差(D 8-7 三)
8回ウラ、新井が左越え本塁打でダメを押す(D 9-7 三)


○中川裕貴
<昨オフの右肩手術から8月初旬に実戦復帰。
この日プロ・アマ交流試合の三菱重工名古屋戦に
『9番・遊撃』で約2年ぶりの先発出場。
2回、左翼に復帰初安打となるソロ本塁打を放つ>
「ストレートを狙って行こうと思っていましたが、スライダーに合いました。
手応えは十分です。本当に気持ち良かったです。
早くヒットを打ちたかった。ああやってホームランを打ててよかった」

<一方で、初回、先頭打者の遊撃へのゴロを
ファンブルして失策を記録したことを反省>
「ホッとしてますけど、いきなりエラーをして迷惑をかけてしまった」

<ただそれも戦いの場に立てればこそのこと>
「もっと試合に出て、お世話になったトレーナー、
トレーニングコーチ、病院の先生のためにどんどん打ちたい」
公式ファーム中スポ

○川井進
<10日に出場選手登録抹消後、初登板。
先発で3回まで無安打に抑えるなど、
5イニングを投げ2安打無失点も内容に不満そう>
「きょうはカウントを有利にできなかった。
右打者の外があまく入ってしまったので、きっちり投げないといけない」
(中スポ)


◆高橋2軍投手コーチ
<川上がナゴヤ球場のブルペンで3度目の本格的な投球練習。
この日はストレートのみを66球、
30球すぎからはほぼ全力に近いボールを投げ込む。
川上のブルペン投球を見守って>
「(前回はシュート回転していたが)徐々によくなっている」
中スポ


前日に続いてのプロ・アマ交流試合
ナゴヤ球場での三菱重工名古屋(愛知)戦は9-7で辛勝。
序盤までに大きくリードし、6回終了時では8-0でしたが、
終盤以降、樋口、久本の中継ぎ陣が捕まってしまい、
8回表が終わった時点では、8-7とついに1点差。
しかしそのウラ、4番・新井がソロ本塁打を放ち、
ダメを押し、何とか逃げ切りました。

ところでこのゲームで、06年のフェニックス・リーグ以来、
約2年ぶりとなるスタメン出場を果たしたのが、
右肩痛を克服した、高卒5年目内野手の中川
「9番・遊撃」で出場すると、復帰5打席目となった2回ウラ、
三菱重工名古屋先発の中根慎一郎の初球・スライダーを振り切ると、
左翼ネットに突き刺す本塁打を放ったもよう。
ようやく飛び出した復帰初安打を本塁打で飾った背番号32
この日は3打数1安打1打点で、三振もエラーもあったようですが、
改めて野球が出来る喜びを感じていたようです。
また6回1死二、三塁から井上の代打で出場。
ライト前に2点タイムリーを放ったのが、高卒2年目内野手・福田
何と3カ月ぶりのヒットだったとのこと。

ともに公式戦ではなかなか出場のチャンスは少ないものの、
こういう機会でもヒットが出ればうれしいことですね。
今後は、10月のフェニックス・リーグ
または秋季練習などでアピールして、来季に繋げてほしいです。




コメント

昨日は大変お世話になりました。高速チャンステーマが、
いまだに頭の中でリフレインしています(笑)。
関東の応援はあまりにも早すぎて、テンポが合わないときが
しばしばありますが、大盛り上がりのときは、あまり気にならず、
それも逆に楽しんでしまっています♪

それにしても、森野選手の弾道は凄かったですね。
どこまで飛んでいったのか全く分からなかったのですが、
素晴らしいシーンを生で観られて嬉しかったです!

ししょー、おめでとう&お疲れさまでふ(^^)
ロングゲームで祝勝会は無しだったそうで…。
ホームラン競争か?の試合展開に、
家で喜んだり、悲しんだり、ラジバンダリでした(^O^)
和田ナベ、気に入ってもらえたようで(笑)よかったぁ~。
最初は、名前だけだったんでふ。
後から二人の顔をいれたら可愛くなりました(笑)
ドアラの「間違ってます…」って感じの顔も気に入ってまふ。
10月5日に私も観に行きまふので宜しくでふ。

酸欠ゲームっていうのも、たまにはいいですね
またご一緒させて下さい。
小池さんのファンサービスのきっかけを作った
師匠のひとことが最高でした。
やっぱり小池さんはいい選手です
もっと関東で活躍してもらいましょう!

それにしても和田さんは相変わらず素晴らしい
キャラクターですね。
外野に立っているだけで絵になります。

久しぶりの外野席応援で体がガタガタですが、
今夜もTV観戦で声援を送りたいと思います。
それでは、またよろしくお願いします。

昨日は大変お世話になりました。

森野選手の場外弾に、ビッグイニングと大興奮の試合でした。
こんな試合を団体観戦できて本当にラッキーでした。
本当にありがとうございました。

小池選手が古巣に2の2というのもいい材料でしたし

またよろしくお願いします

みなさんコメントありがとうございます。
団体観戦おつかれさまでした。
正直バテてしまい疲れましたが、勝ってよかったですね。
また次の機会もよろしくお願いします。


>ドライチさん
高速チャンステーマ、スゴかったですね。
最後の方はほんと勢いのみ。
ただこの熱気は、ナインにも伝わったことでしょう。

森野選手の場外弾、見事でした。
ボールは見つからなかったようですが、
その弾道は忘れずにいようと思います。


>たつなみこさま
試合開始時はかなりぐだぐだで
いったい何時になってしまうのかと
時計を見ながら、心配してしまいました。
ただ最後の方は勝っていたので、全然問題ナイツでしたよ。

和田ナベ袋、ありがとうございます。
とても良い仕上がりなので、使うかどうか迷っています。
まあ広島にも連れていきますので、ベン族シールとともに。
10.5、こちらこそお世話になります。


>ギンタロウさん
あまりの酸欠具合に自分の運動不足を感じました。
次回のときは耐えられる体力をつけたいです。
小池選手、いいひとですよね。
思わぬタイミングにはビックリでしたが、
とてもうれしかったです。これからも応援しましょうね。
和田さんも出塁率高いし、はにかみが良かったです!


>Zavdiさん
コメントいただき、うれしいです!
ほんと良いゲームになってよかったですし、
ともに騒げて、とてもうれしかったです。
これからもよろしくお願いします。

小池選手、古巣戦初安打だったんですね。
最後に気分よくボールも投げてくれたし、ナイスでした!

すいません(汗
コメント出遅れました・・・
そしてモタモタしてる間に阪神に負けてしまいました(涙
昨夜は楽しかったです
ありがとうございました
それにしても飲まずに
よくあれだけのテンションを保てますね~
さすがシショー!!

もう、今年は、どうして、こんな試合に。選手は一生懸命やっているのに。歯車が一度狂うと、もとにもどらないもんなんでしょうか。
ここまで、阪神におもしろいようにやられるなら、いっそ、ウッズと森野と谷繁以外は、野手全員若手に切り替えて、来年に備えたらと、そんなことすら思いました。2割5分じゃいくら 世界1の二塁手でも、7番か8番しか無理。イ・ビョングも、実力がいくらあっても、これだけチャンスに弱いと。和田選手も、あれだけ、チャンスに硬くなって、併殺ばかりだし。平田選手や新井選手、中村一選手、堂上選手、谷選手、どんどん使った方が。というか、もうCSはあきらめて、来年に備えてくれと言いたくなってしまいました。

コメントありがとうございます!

>伊トケンさん
団体観戦おつかれさまでした。
4年半目で始めてのご一緒の観戦でしたが、とても楽しかったですね!
テンション的にはいつも通りでしたが、ややバテました(^^)
まあこんなヤツなんですが、また来季もともに叫びたいですね。
これからもよろしくお願いします!


>ドラファン5年生さん
ほんと空回りが目立ってしまった昨夜の阪神戦でしたね。
言われるとおりのことを自分もいくつか頭によぎりました。
ただまだCS進出はあきらめてはいけません。
布陣的には残り試合も少ないですし、このままで行きそうですが、
そんななかでも来季に繋がるものも出てきてくればと願っています。

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