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2008年9月

2008年9月30日 (火)

井端残り7試合出ると森野どっぷりドラゴンズ宣言。

広島阪神に敗れ、単独3位に浮上。
CS進出マジックを『6』としたドラゴンズ
ナゴヤドームでの今季公式戦がすべて終了し、
残り7試合は、ビジターでの戦いとなります。
広島とのし烈な3位争いを制するためにも、
今季負け越しているビジターでいかに勝利を重ねられるか、
この日ナインは遠征に備え、ナゴヤドームで一部選手が練習。
その中には1カ月ぶりに復帰を果たした井端の姿も。
入念に調整し自らにGOサインを出した背番号6
きょう30日の阪神戦でのスタメン復帰が濃厚のようです。


ドラゴンズトピックス(29日)

◇井端弘和
<きょう30日の阪神戦から先発復帰する可能性が濃厚。
この日、ナゴヤドームでの指名練習に休日返上で参加。
フリー打撃などで感触を確かめ、復帰戦に備える。
練習後、実戦復帰への意欲をみなぎらせ>
「動き? 大丈夫です。
あと7試合、とにかくやるしかないですから。
もちろん、明日から出るつもりです。
もう体は何ともないんで。
明日からは頭(先発)から行きたいですね。
その準備も整ってますし。
チームがこういう状況なんで、
少しでも力になれるようにやるだけです」

<今季中の復帰が危ぶまれたが、連日のリハビリで回復。
寝返りを打つことも許されず、食事もノドを通らなかった1カ月。
精神的ストレスから、体重が約3キロも減ったという>
「動く量が少なかったんで、食べてなかった。
体重がかなり減っちゃいましたね。3キロぐらい減りました。
思いっ切り野球がしたい。今はただ、そんな心境なんです」

<中スポ『巧・井端の流儀』より、
クライマックスシリーズへ向けた決意と覚悟を語る>
「30日の阪神戦から、8日間で7試合。
そこですべてが決まります。
食うか、食われるか。ボクも出るつもりです。
決めるのは監督ですが、自分はそれだけを考えています。
今年のボクは2回もケガをしてチームに迷惑をかけました。
今、こうして戻ってきて思うこと。それは3位を死守して、
クライマックスシリーズから日本一へと上がっていく。
チームにかけた迷惑をかえすのも、そこしかないと思っています。

今、ボクの顔は『ひどいこと』になっています。
左あごからほっぺたにかけて、吹き出物がでてきています。
実はこれ、6月に故障で休んでいたときも出ていました。
原因はストレスです。
そしてそのストレスの正体は試合に出ていないことです。
ケガで休むことに対して、自分の肉体が
『拒絶反応』を起こしているんだと受け取っています。

休んでいる間、仲間の試合はほとんどテレビで見たと思います。
こっそりとナゴヤドームに来たこともあります。
1つ勝つのに苦しんでいました。でも、みんな一生懸命なんです。
手を抜いている選手なんて誰もいません。
それでも歯車が1つ狂ったら、野球ってこうなるものか…。
スポーツには相手がいる。だから勝つのは難しいんです。

仮にドラゴンズが3位争いしていなかったとしても、
ボクは試合に出ていたと思います。
1試合でも多く出る。そのための努力を惜しまない。
これはどちらも選手の義務だと思っています。
やはり野球選手に生まれてきたら、試合には出たい。
新人だろうが、ベテランだろうが、試合というのは限られます。
5000、6000は絶対に出られない。限られているからこそ絶対に出たい。

残り7試合、ボクは出ます。そして勝ちます。
日本一へ、ファンの皆さんと一緒に
階段を駆け上がっていきたいと思います」
(中スポ『巧・井端の流儀』より抜粋引用、
スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇高代野手総合チーフコーチ
<休日返上した井端の練習を見守る。
スタメン復帰の可能性については>
「思ったより動けている。
こっちが考えているより軽傷だったんだろうな。
本人が『いける』と言っているのだから大丈夫。
試合に出るならスタメンだ」
(東京中日、ニッカン

◇井上一樹
<27日に1軍再昇格したばかりのベテランが休日返上で練習
野手は控えメンバー中心だったが、志願してフルメニューをこなす>
「オレの辞書に『休み』という文字はない」
中スポ

◇小池正晃
<同じくナゴヤドームの練習に参加。
14日の横浜戦で古巣初安打をマーク。
中日では谷繁、ウッズ、中村紀洋、和田に続く
5人目の12球団ヒット達成となったが>
「あっ、そうか。
でも交流戦があるから、そんな珍しくはないんでしょうけど」
(中スポ<ドラ番記者>


◇山本昌
<きょう30日の阪神戦の先発予想。
この日はナゴヤドームでランニング中心の軽めの練習で汗を。
200勝の次に目標に掲げた日本シリーズでの勝利に向け、
3位確保に全力を注ぐことを誓う>
「まずはそこ(日本シリーズ)に出られるように頑張ります」

<過去、日本シリーズには5試合に登板し4敗。
通算204勝の大投手なのに、シリーズでの白星がない>
「半分はずかしいと思ってます。
日本シリーズに何回も投げさせてもらって、1回も勝っていない」

<大目標へ向け、今は目の前の戦いに集中。
前回17日の阪神戦は3イニング7失点でKOされたが>
「この前の阪神戦では打たれたけど、次は頑張ります」

<先発機会は恐らくあと2回。
前回から中12日と登板が開くが、間隔は気にせず>
「しょうがないですね。まだ試合はあるし、頑張るだけ」
中スポスポニチ名古屋

◇川上憲伸
<あす1日からの横浜3連戦で、
北京五輪後では初の先発が予想される。
コンディションの不安はほとんど消えたようで完全復調を強調>
「状態? 普通です」
中スポ

◇清水昭信
<『甲子園の悪夢』の払拭に燃えている。
プロ初登板を果たした7月3日の阪神戦ではボークで失点。
苦い思いを残したが、登板すれば約3カ月ぶりのマウンド>
「あんな恥ずかしいまねはもうしません。借りを返したい」
(東京中日)

◇中田賢一
<ナゴヤドームで練習を行い、ランニングなどで汗を流す。
シーズン残り7試合はスクランブル登板も辞さない構え。
ここまで7勝止まり。残り試合でできる限りの貢献を誓い>
「今年はずっと感覚が合わないというか、
投げるときのバランスの問題だと思うんですが…。
悪いところは分かっているつもり。
それをしっかり直せるかどうかだと思っています。
どんな場面でも投げられるなら投げたい。
とにかくチームに貢献したいんです」

<先週の5試合はすべてベンチ入りして中継ぎ待機
今後も中継ぎ待機が濃厚だが、6連戦中には先発の可能性も。
役割は決まっていないが、悔しさをすべてぶつけるつもり>
「ブルペンでかなりの球数を投げて調整したし、準備はしてきました。
振り返ることはしないタイプなので、次の登板へと切り替わっています。
(川上)憲伸さんも戻ってきたし、
みんなでCSへ出られるよう頑張ります。何くそ精神で行きます」
名タイ


◇落合監督
<『機動戦士ガンダム』のファンとして知られるが、
28日、『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の
プレミア試写会にビデオメッセージを寄せ、
優勝を決めるまで『見ちゃいけない』という
ガンダムを見てしまったことを告白>
「本当は見ちゃいけないんです。
シーズン中はリーグ優勝が決まるまでは
見ないように決めていたんですが……」

<10月5日放送の最新作『00』第1話を見たといい、
ナゴヤドームの監督室で作中に登場する
『ガンダムエクシア』のプラモデルを組み立てる姿も披露>
「今回は特別に先駆けて見せてもらいました。
素晴らしい出来でした。今回のダブルオーは
前作の謎が解き明かされるということで、
ファンの人はじっくりとご堪能ください」
毎日jp

【ドラゴンズ・残り7試合の日程】
9月30日(火) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
10月1日(水) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月2日(木) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月3日(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月4日(土) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10月5日(日) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10月7日(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)


↑の日程でもわかるように、残り試合はすべてビジター
しかし今季は、26勝38敗1分けと苦手としているうえ、
ネックとなってきそうなのが、あす1日からのハマスタでの3連戦
前回の対戦では、内川、村田、吉村の右3人にやられるなど、
対戦成績のわりには、苦しむことが多いうえ、
荒れるゲームも予想されますが、とにかく勝つのみ。
さらに首位を争う阪神、巨人という
2チームも警戒しなくてはならない相手。
ドラゴンズにとっては、タフなゲームが続くことと思います。

この日、ドラゴンズナインは、遠征に備え、
ピックアップメンバーがナゴヤドームで練習。
投手陣では、川上、山本昌、小笠原、中田をはじめ、
吉見、長峰、小林、齊藤、清水昭信といった面々が。
一方、野手では小田、英智、小池、平田の控え組に加え、
ベテラン・井上、さらに右ひざのケガが癒え、
27日に1軍に再登録された井端休日返上で参加。
ランニング、キャッチボールの後、
フリー打撃では、故障を感じさせない鋭いスイング。
さらに守備練習では、ショートの位置に入ると、
横の動きも交えて、軽快にノックをさばいていたようです。

それにしても、残り7試合
先が見えないサバイバルとなってきましたが、
井端の復帰は、チームにとって大きいでしょうね。
今季なかなか組めなかったベストメンバーへの最後のピース
故障した当初は、今季中の復帰は、
おそらく無理なのではと言われていましたが、
驚異的なリハビリで回復させ、地元最終戦に滑り込みセーフ
そのゲームでは出場こそありませんでしたが、
今回の休日返上練習で、いよいよ自ら復帰にGOサイン
ついに背番号6が、戦場に帰ってくることとなりそうです。


井端が帰ってきた。ひざの状態は、
本人にしかわかりませんが、
おそらく急ピッチ
仕上げてきたでしょうし、
けっして万全とは
いえないことと思います。
それでも井端本人の持つ
「出たい」という気持ち。
それは評価できるでしょうし、
後押しをしていきたいなと。
大事なペナント終盤に戦線離脱。
今季途中までほとんど休んだことのない『竜の鉄人』にとっては、
かなりのストレスとなったようですね。
テレビでチームの試合を見てはいたようですが、
自らが出られないジレンマで、吹き出物が出てしまったようですし。
「1試合でも多く出る。そのための努力を惜しまない」
常々そう考えるという井端ですが、
ただこういう日々を経たからこそ、
気持ちというものが、より強くなっているでしょうし、
それがチームへの貢献というところに繋がってくるはず。
シーズンも残りわずか、タフなゲームが続くなか、
こういう選手の「爆発力」に期待してみたい。そんな風にも思いました。

まず手始めとなる甲子園での阪神戦
ただ昨夜の阪神-広島戦もそうでしたが、
天気もこんなですし、もしも強行されたなら、
グラウンドコンディションは、けっして良くないことでしょう。
そんななかで、ムチャは承知の強行復帰
果たして定位置の『1番・遊撃』で戻ってくるのか、
それともデラロサが入っていた6、7番なのか、
その辺りも含め、帰ってくる背番号6
そして久々に「ベストメンバー」で戦えるドラゴンズ
残り7試合の動きに注目していきたいと思います。

一方、投手陣の方は、ここまで温存?されてきた
ベテランの昌さんが、中12日を経て先発に起用されそうです。
17日の3イニング7失点KOからずっと登板がなく、
何でなんだろうと思っていましたが、
昌さんのエッセイによると、この場で公にするわけにもいかない
「ちょっとした理由」があったようで…。
故障なのか、作戦からなのかは、わかりませんが、
とりあえずは、復帰となりそうな背番号34
今季を締めくくり、また目標してしている
日本シリーズ初勝利に向けても、
前進できるような投球を期待したいです。

またあすからの横浜3連戦では、憲伸が先発復帰しそう。
自分的には今回の甲子園で投げるのではと
思っていましたが、そうではなさそうで。
24日から中6、7日での登板となりそうですね。
どちらにしても、もはやしっかりと
勝ちの計算に入れているエースの登板。
復帰時同様、熱い投球での勝利を楽しみにしています。


【追 記】
9月30日(火)阪神 VS 中日 雨天中止のお知らせ 
【14時40分決定】

本日9月30日 阪神対中日戦は、
14時40分に天候不良ならびにグランド不良のため中止となりました。
本日中止分の振替試合の日程は現在のところ未定です。
※リニューアル工事の都合上、甲子園球場での開催はございません。
阪神甲子園球場公式HP


甲子園、天候不良で中止になりました。
さすがの阪神園芸も、前日からのこの天候では無理でしたね。
ところで気になるのは
「リニューアル工事の都合上、
甲子園球場での開催はございません」
の表記。
振替試合は今季苦手とした甲子園ではできないそうで、
おそらくスカイマークスタジアムでの開催となりそう。
阪神は10月8日(対巨人)9日(神宮予備日)10日(対横浜)という日程。
そうなると11日以降になるのでしょうか。今後に注目です。


◇森野将彦
<この日、中スポに来季残留の決意を独白。
12年目にしてフリーエージェント(FA)権を取得したが、
悩み抜いた末に権利の『永久凍結』を決断>
「権利を使うとしたら今年でしたね。
だからもう、考えることはないと思います。
形の上では行使せずということになるでしょうが…。
残ります。名古屋にどっぷり漬かる覚悟です」

<行使せず残留ということだが、1年待てば
メジャー移籍も可能な『残留FA』。その含みはある?>
「それはないです。なので、行使するとしたら
やはり今年だったということです」

<それなら球団に複数年契約を求めていく?>
「それはわかりません。
球団と話し合うのはシーズンが終わってからだし
(権利を使わずに)複数年か、1年契約かはそれを聞いてみないと」

<契約の形態はシーズン終了後の球団との交渉しだいだが、
その相手が『中日ドラゴンズ』のみであることは確定。
ただし、そこに至るまでのプロセスはかなり揺れたよう>
「そりゃ考えますよ。どこに行けば、自分はどうなるのか」

<やはり中日への愛着も決め手になった?>
「逆指名制は(高校生には)なかったとはいえ、
プロに入るときにボクは中日に入りたかったんです。
巨人は嫌だと言ったんです。
理由? 一番熱心に誘ってもらったからです。
そういう意味では好きで入らせてもらったチームですから」

<チーム内の存在感も年を追うごとに大きくなっている>
「ボクの中でレギュラーを競争して取ったというのは
(FAを考える上で)でかかった。
FA移籍だと、当然、用意されていますよね。
でも、それを想像してみたとき、やはりピンとこなかったんです」

<バッテリー以外、どこでも守れ、
3割&30発が見込め、30歳と若く、なおかつ年俸が安い。
しかしそんな『追い風市場』に乗ろうとはしなかった。
北京から帰国後、じっくりと考える時間をとった上での残留決着に>
「ボクは強いチームでやりたい。
この先も強いのはドラゴンズです。
そして、野球を長くもやりたい。
1軍のグラウンドに長く立って、やりたい。
そう考えたら、純粋に応援してくれるチームで…。
もちろん、その環境に甘えることなくこれからもやりたいです」

<すっきりした気持ちで最後の遠征に出られる?>
「もちろん。今はシーズンが最優先。
勝って、クライマックスシリーズに出て、日本一に。それが大切です」
中スポ


◇平井正史
<昨年、プロ14年目で初めてのFA権を取得。
この日、今オフも権利を行使せず
チームのV奪回のために出直すことを明言。
現在2軍で調整中、来季の復活にかけることを宣言>
「今年はこんな成績でもあるし、行使せずにということになるでしょう。
中日が最優先です。今年がすごくいい成績なら考えたかもしれないけど」

<球団はFA選手に対しても今季の成績をもとに査定する方針。
年俸8500万円(推定)からのダウンも予想されるが>
「最初に中日と交渉して(年俸が)ダウンということもあるでしょう。
(中日に)投げられないから、いらないといわれるかもしれない」
ニッカン


川村(横浜)、真中、度会(東京ヤクルト)など
徐々に現役引退などの報も伝わってきたこの時期。
今朝の中スポには、プロ12年目にして
国内FAの権利を取得した森野
来季以降もドラゴンズへ残留すると決断。
「永遠のドラゴンズ愛を誓う」と出ていました。
これで今季初めてFAを取得したドラゴンズの選手では、
井端、荒木に続いての残留となるとともに、
今朝のニッカンには、FA権を持続しながら、
今季不本意な成績となった平井も残留を宣言。
力のある選手が残ってくれることはとてもうれしく思います。

特に現在チームの4番を担っている森野の残留。
これはドラゴンズにとって、かなり「でかい」ですね。
アライバとともに落合野球の申し子の1人であり、
今やチームの中軸選手として欠かせぬ戦力となっている森野
そのユーティリティぶりから、もしFA宣言したなら
他球団から引く手あまたになっていただけに、
よくぞ残って下さいましたと、思わず感謝してしまいました。

まあシーズンもまだ終わっていないですし、
今は残り試合に集中してもらいたいですが、
「新4番」としても良いカタチで締めくくるとともに、
来季は春のキャンプをしっかりこなし、
クリーンアップの1人として、フルに活躍してほしい。
それはもちろんドラゴンズのユニホームを着てでのこと。
ドラゴンズの将来を背負うであろう背番号31
これからも大いに声援を送っていこうと思います!

2008年9月29日 (月)

チェン堂々荒木決勝弾、地元ラストは完封勝ち!

ナゴヤドームでの今季ラストゲームとなった巨人戦
デーゲームで同率3位の広島が勝利したこともあり、
絶対に落とせないゲームとなりましたが、
両軍無得点のまま迎えた終盤8回ウラ2死、
荒木がレフトポール際へ値千金の一発を放ち、均衡を破ると、
最後は守護神・岩瀬が3人で締めて、1-0での完封勝利
8イニング無失点と好投のチェンが7勝目をマークするとともに、
ドラゴンズも3位をキープ。地元ラスト白星で飾りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 22回戦
(28日・ナゴヤドーム | 中日13勝9敗)
38086人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] チェン(37試合7勝5敗)
[S] 岩瀬(48試合3勝3敗33S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季の巨人戦勝ち越しを決め、地元最終戦を完封で飾った
8回2死から、荒木が左へ決勝のソロ本塁打を放った。
1回から上原チェンの投げ合い。
両投手が踏ん張って均衡が破れなかったが、
荒木が最後に上原の失投を逃さなかった。
チェンは直球に威力があった。
5回2死二塁で上原に三遊間を破られたが、
和田の本塁好送球で、失点を防いだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは右ひざ靱帯損傷が癒えた井端が1軍復帰。
しかしスタメンには名を連ねず、ベンチスタート。
遊撃にはデラロサ、クリーンアップは和田、森野、ウッズと変わらず。

ドラゴンズ先発は、中5日でチェン
立ち上がり、2死を取ったものの、
続く小笠原の5球目、内角高目のストレートが右手を直撃
負傷した小笠原はベンチに下がり、そのまま退場。
代走には寺内が送られ試合再開。
動揺が心配されたが、続くラミレスを内へのストレートで3球三振。
続く2回もきっちり3人で打ち取る上々のスタートに。

一方、巨人先発は中6日で上原
2回ウラ、先頭・森野が外のフォークに合わせ、
センター前に運ぶヒットで出たものの、
続くウッズの痛烈なゴロは三塁正面、5-4-3と渡ってダブルプレー。
中村紀洋も右飛に倒れ、結果的には三者凡退。
こちらも負けじと、まずまずの立ち上がりとなる。

3回、2死から鈴木尚広にレフト前に運ばれ、初ヒットを許したチェン
続く木村拓也の4球目に二盗を許したものの、
動ずることなく、センターフライに打ち取り3アウト。
4回も先頭・寺内に詰まりながらセンター前に落とされながらも、
続くラミレスを打ち上げさせての一邪飛。
さらにイ・スンヨプの初球にスチール失敗と、
相手の拙攻にも助けられ、ゼロを重ねていく。

4回ウラ、先頭のイ・ビョンギュがフォークを上手く拾って、
ライト前ヒットを放つと、荒木が送って二塁へ。
この日初めての得点圏を迎えたが、
和田が真ん中高目のストレートを打ち上げセンターフライ。
さらに森野も内角高目のストレートを打ち損じ、
一塁ファウルフライに倒れ、3アウト。
フォークなどの変化球にキレがあるうえ、ストレートも走っている上原
ここ最近では最も良い出来だけに攻略に苦しむ。

力のあるストレートを内外角に投げ分け、
さらにスライダーなど変化球も上々。
序盤を快調に飛ばしてきたチェン
しかし5回、1死から阿部に中に入ったストレートを叩かれ、
右中間を破るツーベースを許すと、
続く坂本は外へのストレートで空振り三振に取ったものの、
上原にファウルで粘られ、やや苦戦。
そして6球ファウルされた末のカウント2-2からの10球目、
真ん中低目のストレートを叩かれると、
三遊間をしぶとく抜けて、レフト前へ。
二塁走者の阿部は、三塁を周り本塁へと突入。
しかし和田からのバックホームがワンバウンドで谷繁の元へ。
待ち構えた谷繁がしっかりタッチし、本塁憤死。
見事な好返球で先制を阻止。和田に感謝するチェン

その直後の5回ウラ、
1死から今度は中村紀洋が右中間へ持って行くツーベース。
こちらも得点圏へと走者を運ぶも、
続くデラロサが初球を打ち上げてしまい、キャッチャーフライ。
2死二塁となると、谷繁は歩かされて投手勝負。
チェンのバットに期待がかかるが、見逃し三振に倒れる。

さらに6回ウラ、2死から和田がライトフェンス直撃のツーベース。
2イニング続けて、チャンスを掴むが、
森野はここもインハイを打ち上げ、遊撃フライ。
踏ん張る上原の前に、先制点を挙げられず。

7回、焦る?巨人に拙い攻め。
先頭のラミレスがレフト前に運んだものの、
続くイ・スンヨプが初球、セーフティバント。
しかしそれが上がってしまい、サードライナー。
走者を進められないと、続くは外へのストレートを叩き、
おあつらえ向きの6-4-3のゲッツー。
きつい終盤を3人で凌ぎ、ガッツポーズも出たチェン
両投手の投げ合いは、ついに8回まで続いていく。

8回、チェンの球威は依然衰えず。
先頭・阿部を外へのストレートで空振り三振に取ると、
続く坂本もフォークに詰まって、センターフライ。
上原には代打が送られず、初球を叩いて二塁ゴロ。
下駄を預けられたという感の上原に対し、
チェンは余力を残しながらも降板。
8イニング、109球を投げ、5安打7奪三振1死球で無失点。
プロ初完封の前回登板に続き、好調をキープ
無失点イニング20に伸ばして、マウンドを降りた。

8回ウラ、気丈なムードでマウンドに上がる上原
バテたように見えながらも、ボールにはまだまだ球威が。
先頭、チェンの代打・立浪
内へのストレートに詰まり、ライトフライに倒れると、
イ・ビョンギュもストレートに押され、2アウト。
ここで迎えるは、この日ノーヒットの荒木
初球、2球目と見逃し、簡単に2ストライク。
しかし追い込まれながらも、必死に食らい付き、
ファウル、ボール、ファウルと粘った後の
カウント2-1からの6球目、この日上原が投じた103球目、
外角高目に浮いたカットボールを振り抜くと、
打球はそのままレフトポール際へ届き、飛び込むホームラン!(1-0)
8回ウラ、それも2アウト、
さらに伏兵ともいえる荒木が決めた値千金弾
これにはさすがにガックリとする上原
均衡を破った一発は、そのまま勝利へ近づく一打となった。

9回、マウンド上はもちろん守護神・岩瀬
今季48試合目の登板は、最少点差というシチュエーション。
しかし気持ちが入っている守護神は、ほぼ完ぺき
先頭・鈴木尚広をスライダーで投ゴロに打ち取ると、
続く木村拓也は二塁正面のゴロで、あと1人。
そして最後は代打・大道を遊ゴロに取り、ゲームセット!
息詰まる投手戦を制し、しぶとく勝利を奪ったドラゴンズ
ナゴヤドーム今季ラストゲームを飾って、貯金を2に。
さらに3位タイもキープして、CSマジックも1つ減らし『7』。
試合後、落合監督がファンにあいさつ。
完全制覇を成し遂げられなかったおわびをするとともに、
「このチャンスにもう一回かけたい」と日本一への決意を口に。
シーズン残り7試合、最後の意地を見せることを誓った。


3位を死守したいドラゴンズに対し、
単独首位に立ちたいという巨人
両軍ともに負けられないゲーム。
さらに両先発の出来がとてもよく、息詰まる投手戦となりましたが、
本拠地最後のゲームとあってか、踏ん張ったドラゴンズが、
土壇場8回に荒木値千金弾でケリ。
最後は岩瀬が締めて、完封勝利を飾りました。

威風堂々陳偉殷!それにしても
厳しいゲームとなりましたが、
チェン、上原の両先発が
よく投げましたね。
特にチェンに関しては、
非の打ち所のない最高の出来。
巨人に対しては、
東京ドームでのプロ初勝利
さらに札幌ドームでの
6回1死までパーフェクトなど
だいぶ自信を持っていることもあって、
立ち上がりから力のあるストレート投げ込み、
真っ向から堂々勝負を演じていましたね。
初回、小笠原にいきなり死球をぶつけてしまった
(骨折には至らずその辺りは幸い)ことで、
いくらかの動揺もあるのではと心配しましたが、
続くラミレスをきっちりと三球三振に取り、
引きずらなかったのが大きかったなと。
その後は、上原との投げ合いになりましたが、
安定感力強さでは、チェンの方が明らかに上。
もっと早く援護していたら、また展開は違っていたでしょうが、
逆に均衡が破れなかったからこそ、好投に繋がったのかも?
前回のプロ初完封に今回の好投と、
五輪後引きずっていた間のあった不調は、もう過去のもの
現状では昌さん以上に安定感があるのではと思わせる背番号21
残り試合、そしてさらにその先
この好調をキープし、より勝利に貢献できるよう頑張ってほしいです。

一方、打線の方は上原にかなり手こずりましたが、
終盤8回、荒木がよく決めてくれました。
正直、このところの荒木の調子からは、この場面に
まさかホームランが出ようとは、全く想像していませんでしたが、
粘った末に甘い変化球に食らいついての鮮やかな一発
打った瞬間「おおっ!」と叫んで、
着弾したさいには思わずバンザイ!
荒木さん、期待しないでごめんなさいと謝ってしまいました。

それにしても打った荒木も素晴らしかったですが、
上原もある意味限界にも来ていたのでは?
このゲームに関しては、小笠原が序盤
負傷退場した影響もあったのかもしれませんが、
巨人の方が、かなり浮き足だっていたなと。
中継ぎ陣が好調なら、8回に代打を送ってもよかったと思いますし、
今季スタミナ面が心配される投手を引っ張る必要があったのか?
対照的に8回を投げ終え、スパッとチェンを切り替えたドラゴンズ
その辺の違いが、勝利を分けたようにも感じました。


まあヨソのことをどうこう言ってもしかたないですし、
ドラゴンズにおいては、とにかく勝ち続けるのみ
ホームゲームを全て終えたことで、
残り7試合はビジターでの戦いとなります。
ただこのビジターゲームの勝率が悪いというのも、今季の特長。
それでもそんなことも言っていられず、
たとえ苦手だろうが、球場が狭いだろうが、
3位確保に向けて、全力を尽くしていかなければならないでしょう。
あすからは、今季最後となる6連戦
いきなり苦手の甲子園ですが、巨人さんに勝っておいて、
阪神さんにも勝っておかないと、申し訳が立たないでしょう。
秋雨前線の影響も心配され、中止も予想されますが、
この先を見る意味でも必ず勝つ。
そして残り試合のカギを握るハマスタへと向かうこと。
落合政権は今後も続いていきますが、
まだ来季を見ずに、今季残っているチャンスをしっかり掴んでほしい。
ホームの大声援はなくなりますが、ビジターの熱い声援があります。
まずは甲子園で1つ取って、勝負の10月へ進んでほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(28日)

○荒木雅博
<8回2死、左翼ポール際に決勝となる4号ソロを放つ。
上原の6球目、127キロの外角高目カットボールに体が反応>
「フォークの方が、頭に強くあったんですけどね。
体が自然に反応しました。会心でした。
狙う気持ちなんてさらさらなかった。
とにかく塁に出て、クリーンアップにつなぐことしか考えていなかった。
お互いに投手が良かっただけに、
できれば二塁打くらい打ちたいと思っていた」

<日本代表として北京五輪をともに戦った上原から、
7月15日以来の本塁打。派手なガッツポーズも笑顔もなく、
黙々とダイヤモンドを駆け抜ける姿が今年を物語る>
「そうですね。まだ試合が終わるまでは分からないので。
それに慣れないことなんで、どうやって喜んでいいのか分からないんで」

<今季の打率は、最近の5年で最も低い.245。
優勝争いから遠ざかり、足踏みを続けるチームと同様に、
浮上のきっかけを見いだせないでいるが、
この1発は選手会長から本拠地のファンへ向けての決意表明>
「最近なかなか打てなかったので、リセットしていかないと。
その日その日の反省はしますが、
(シーズンの)反省はしません。まだ残っていますから。
いまは自分たちが勝っていかないといけないんです。
まだ、CSがあるからそれまでしっかりやっていきたい。
もう1度、ナゴヤドームで? そうですね」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○チェン・ウェイン
<切れのある直球と変化球を駆使し、
8イニングを5安打無失点で7勝目>
出陣前、ロッカールームのテレビで見たのは広島の戦況>
「自分も6、7回くらいまで見ていました。
昼間、広島が勝ったから、
ウチも負けられないという気持ちを持って投げました。
1点も取られたらダメなところで下半身を使って投げられた。
チームのためにも3位を守りたかった。
何とか1点も取られないように、
何とかチームのために勝てるようにと思いました」

<同率3位死守。目先の1勝としてはもちろん、
1歩先を見据えても大きな星だ。
前回登板でプロ初完封しており、これで20イニング無失点>
今季の最終戦線、先発の柱になれる男が現れた。
「調子がずっと悪かった。
(北京五輪から)帰って来てからずっと勝ち投手になれなくて、
1勝してからだいぶ良くなった。1勝したのが大きかった。
自信が戻ってきたのが一番。
しっかり下半身を使って投げられたと思う。
成長したことは何もないと思う。
でも制球力だけは本当に付いたと思っています」

<今季巨人戦は3勝1敗。好相性を保ったが>
「そんなに投げやすい感じはないです。
3、4、5番に押されている感じがある。ラミレスさんによく打たれている」

<台湾で育った自身にとって、G戦士はあこがれの対象。
日本プロ野球のテレビ中継は巨人戦が中心>
「ほとんどメジャーリーグの試合を見ていたけど、
たまに巨人の試合も見ていました。
自分が高校生のときは、巨人がすごく有名だった。
松井さんがいて、(高橋)ヨシノブさんも有名だった。
(巨人は)好きだけど、中日に入ってからは負けたくないです」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○岩瀬仁紀
<9回に登板。1イニングを3人で締め33セーブ目>
「ああいう状況(1-0と息の抜けない試合展開)で
やっぱり気持ちは入りやすかったですね。
いい感じで投げられました。今年は気持ちで何とかしている」

<この夜が48試合目の登板。
史上初10年連続50試合の登板まで、あと2試合と迫り>
「今年は厳しいことを覚悟していた。でも目標にしているので」
(東京中日、サンスポ

○中村紀洋
<5回1死から右中間二塁打を放つと、7回1死からは左前打。
得点には繋がらなかったが、この日は3打数2安打。
今季11打数5安打と『上原キラー』が存在感を見せつけ>
「きょうの上原はよかった。
球もキレていたし。でも、打っていかないとね。
きょうはトラ(荒木)がよく打ってくれた」
(東京中日)

○和田一浩
<5回2死二塁から上原が左前打。
本塁を狙った阿部をワンバウンド送球で仕留める>
「もっとビシッとしたストライクを投げたかったけど…。
チームが勝ってよかったです」
(東京中日)

◇山本昌
<『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』最優秀選手賞に選出。
この日の巨人戦終了後に表彰式が行われ、表彰状と
高級車『クラウン・ハイブリッド』が贈られる>
「この賞はファンの投票で選出される賞なので本当にうれしいです。
記録(200勝)のご褒美としてありがたくいただきます。
ぜひもう一度、ここナゴヤドームで
日本シリーズができるように、これからもがんばります」
公式サイト公式写真中スポ


◇白井オーナー
<この日、ナゴヤドームを訪れ、
続投が決まっている落合監督について、
3年を軸とした契約更新を行う考えを明らかに>
「最終的に決着はしていないが、複数年ということになるでしょうね。
3年? 本人の意向もあるだろうし…。
決定はシーズン後? そうなるでしょう」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信毎日jp

◇西川球団社長
<本拠地最終戦が行われたこの日、落合監督の契約年数に言及。
すでに来季以降のチームビジョンを検討しており、
その中で『3年』で基本合意に達したもよう>
「まずは(前提として)複数年。
2年から3年ということで考えている。
オーナーが『来年も頼むぞ』とおっしゃられた段階から、
その方向で話しています。
今、ドラゴンズは新旧交代の時期に差しかかっています。
新しいチームを作ることを視野に入れた場合、
やはり長期的にということになる。
後は監督の意向を聞いた上で、極力沿う形にしたい。
来週の遠征中にでも話し合う」
中スポスポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋


○落合監督
<ナゴヤドームでの最終戦終了後にあいさつ。
リーグ優勝を逃したことをわびた上で、連続日本一への決意を口に>



「えー、本日ご来場のドラゴンズファン並びに
全国の中日ドラゴンズファンのみなさま方に、
お礼とおわびを申し上げます。
えー、今年、2008年のシーズンにあたり、
去年成しえなかったリーグ優勝っていうものを
第1目標に掲げて、今日ここまで来ましたけども、
選手はここまで満身創痍ながら、一生懸命野球をやってくれました。
バッターは1本でも多くのヒットを、
ピッチャーは1つでも多くのアウトを取ることを掲げながら、
それを勝ちに結び付けることが出来なかったっていうのは、
すべて監督の責任です。申し訳ありませんでした。
えー、シーズン中でありながらも、
私も責任の取り方っていうものを、いろいろ考えてきました。
その時に球団のオーナーが、もう一肌脱げと、
もう一回強いドラゴンズにしてくれと、ということで。
えー、私の責任の取り方っていうのは、
この5年間で作り上げたもの、それプラス、
中日ドラゴンズをもっと強い、勝てるチームにするっていうのが、
私の責任の取り方だと思っています。
えー、本年度中日ドラゴンズ主催(のゲームには)
243万人以上のお客さんが詰めかけてくれました。
全国至るところで我々に温かい声援を送っていただきました。
これを来年には無駄にしないように、
誠心誠意もう1回チームを作り直して、
みなさま方にいい報告を出来ますように頑張りたいと思います。
えー、去年からクライマックスシリーズという、
新しいシステムが出来ました。
(昨年)我々は2位でありながら、そこへ勝ち上がっていって
日本一っていうものを勝ち得ましたけども、
まだチャンスは残っています。
このチャンスもう一回かけたいと思います。
重ね重ね、本年度温かいご声援ありがとうございました」


<息詰まる投手戦を制し3連勝、貯金2とする。
本拠地今季最終戦でようやく自分たちの戦い方を取り戻し>
「(小差の試合に)がまん比べだろうね。
投手が2試合いいピッチングをしたってことじゃない? 
完投させられれば一番いいんだろうけど。
得てしてああいう点の取り方になる」

<1-0の試合がおもしろいとよく言うが>
「きょうの試合に関して言えばね。
お互いの投手がキチッと投げて、抑えて。
貧打戦じゃない。投手戦に近い。
危ないボールはお互いあるにしても。
乱打戦はおもしろいというけど、1-0もおもしろい。
チャンスを何回つぶしたって試合じゃないし。
投手含めて守りきった。お互いに」

<チェンについて>
「こういうピッチングができるんだったら、
これからもできるんじゃないの? 長所は何か思い浮かべれば。
(完封した)ヤクルト戦といい、きょうといい、これが彼の基本線。
北京から帰ったころからいえば別人。
ということは、日本の野球が合っているということだ。
台湾でもアメリカでもなく。
けっこう、そういう選手はいるよ。アメリカの選手であってもね」

<来期以降の契約については>
「西川社長とはその方向(複数年)で話はしている。
でも、まだ契約書にサインはしていない」
公式サイト『ナゴヤドーム今季最終戦・落合監督あいさつ全文』、
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋12ニッカンデイリー


今日の公示。(28日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 小林正人投手、井端弘和内野手
【同抹消】
▼中日 上田佳範外野手、岩﨑達郎内野手
(再登録は10月8日以降。公式サイト共同通信社


△井端弘和
<右ひざ靱帯損傷で2軍調整中だったが、この日出場選手登録。
試合前に落合監督と話し合った上で、いきなりの先発出場は見送ったが>
「地元ファンの前で1度はプレーしておきたかったんです。
状態はまあまあじゃないですか。ひざの動きも悪くなかった。
痛さや怖さもないので、これからチームに貢献したいですね」
中スポスポーツ報知ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<この日、ナゴヤドームの1軍に合流。
フリー打撃、軽いノックを受けた井端について>
「思ったより状態がいい。軽傷だったのだろう」
ニッカン


前夜「引退試合」を行った上田と、岩﨑に代わり、
この日小林とともに、井端が出場選手登録され、
8月29日以来、約1か月ぶりの復帰を果たしました。
試合前の打撃練習後にはフリー打撃、軽いノックを受けたという井端
ただスタメンに関しては、首脳陣と話し合いのうえ見送り
結局この日は、代打、守備固めとしても出場がありませんでした。

さすがは『竜の鉄人』。
目標として掲げていたXデーに復帰してきましたね!
今季本拠地最終戦ということもあったでしょうが、
しっかりと名を連ねてきたのは、
井端『顔』という部分もあったかもしれません。
いきなりの先発復帰は、やはりなかったですが、
それでもチームの『攻守の要』が復帰してきたのは、うれしいなと。
徐々にで構いませんから、実戦感覚を取り戻し、
3位確保、CS進出に貢献してほしいなと期待します!

2008年9月28日 (日)

和田バンザイサヨナラ押し出し四球、粘竜3位死守!

残り9試合ながらも、CS進出をめぐり、
広島と熾烈な3位争いを繰り広げているドラゴンズ
地元で残りわずかとなったナゴヤドームでの横浜戦は、
先発・吉見がいきなり4点を先行されたものの、
そのウラ、5番復帰のウッズのタイムリーで2点差に迫ると、
4回には代打・井上、イ・ビョンギュの連続長打で同点に。
以降は両軍中継ぎ陣が踏ん張ったものの、
最終9回ウラ、2死満塁のチャンスで
和田が粘った末に押し出し四球を選び、サヨナラ
しぶとく勝利をモノにして、3位を死守しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 21回戦
(27日・ナゴヤドーム | 中日14勝7敗)
31541人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 長峰(31試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、清水昭信、高橋、浅尾、長峰 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季6度目のサヨナラ勝ち。打線が粘った
9回1死後、谷繁立浪の連打と四球で2死満塁とし、
和田が押し出し四球を選んだ。
1回に4点を失ったが、その直後にウッズが2点打。
4回には2死二塁から代打・井上が適時二塁打。
イ・ビョンギュの適時三塁打で同点とした。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【ゲームレビュー】
前日、今季限りの現役引退を表明した上田
3位争いのなかでの異例の『引退試合』となったが、
この日1軍に昇格し、6番・右翼でスタメン。
また腰痛で1試合欠場したウッズも復帰したが、初の5番
4番には2試合目となる森野が入った。

ドラゴンズ先発は、中5日で吉見
自身初の2ケタ勝利を目指してのマウンドとなったが、
立ち上がり、制球不安定なところを捕まり、
1死から藤田にライト前に運ばれるヒットを許すと、
続く内川に四球を与え、一、二塁。
ここで迎えるは、4番・村田
カウント0-1からの2球目、
中に入ったシュートを思い切り引っ張られると、
強いライナーでレフト線へと落ちるタイムリーツーベース。(0-1)
今季100打点目を決められ、先制を許す。
なおも二、三塁で吉村を迎えたが、
外一杯のストレートで空振り三振に取り、2アウト。
1点で止められるかと思いきや、
続く金城に初球、やや不用意に入った
内へのストレートを腕を畳み、うまく引っ張られると、
高く上がった打球は、そのままライトスタンドへ。(0-4)
まさかの3ランホームランで、一気に4点差
落とせない大事なゲーム、いきなりの大量失点となってしまった。

横浜先発は、今季中日戦1勝3敗のウッド
4点を追うことになったが、先頭イ・ビョンギュ
フルカウントから外へのストレートをうまく流し、
レフト前に運ぶと、荒木も引っ張り、ライト前へ。
無死一、二塁とチャンスで、新生クリーンアップ
しかし和田が外へのチェンジアップに空振り三振に倒れると、
4番・森野も外へのチェンジアップを引っかけ、一塁ゴロ。
ランナーそれぞれ進み、2死二、三塁で迎えるは5番・ウッズ
ドラゴンズに入って、5番に座るのは初めて。
1点でも返して、流れを戻したい場面だったが、
フルカウントからの6球目、外角高目に浮いたカーブを
やや強引に叩くと、ショートの頭を越え、
レフト前へと落ちる2点タイムリーヒット!(2-4)
5番降格に燃えたか、主砲の一打2点差に迫る。

そして大歓声のなかで登場は、6番・上田
プロ17年目、現役最後の打席となったが、
初球、外へのストレートを叩くと、大きく弾んだ投ゴロ
それでも全力疾走で一塁へ向かう上田
アウトとなり、ベンチへ戻る際、
球団からは花束が贈られ、ナインとハイタッチ。
そしてスタンドへ深々と頭を下げて、背番号35は退いた

2点差を追うドラゴンズ
3回ウラ、和田センター前ヒット、森野四球で
2死一、二塁となったが、ウッズが遊ゴロに倒れ不発。
しかし4回ウラ、さらなる反撃を。
この回先頭の中村紀洋がフルカウントから四球を選ぶと、
デラロサの遊ゴロで、ランナーが入れ替わり。
続く谷繁には送らせ、2死二塁とチャンスを広げると、
ベンチが動き、吉見に代打・井上を起用、勝負をかける
この日、上田とともに再昇格となったベテラン。
もらったチャンスを逃さず、好球必打!
初球、外角低目へのカーブを弾き返すと、
打球はセンター右を抜けていくタイムリーツーベース!(3-4)
再び流れを呼び込む快打で、1点差に詰め寄る。
なおも2死二塁と今度は、同点へのチャンス。
これに続いたのが、トップに戻ってイ・ビョンギュ
カウント2-0と追い込まれながらの3球目、
中に入ったチェンジアップを捉えると、
右中間をゴロで抜いていくタイムリースリーベース!(4-4)
連続タイムリーウッドをKO。重い空気を振り払う。

ゲームが振り出しに戻った5回、
ドラゴンズ2番手は、清水昭信
ナゴドではプロ初完投の一方で、ハマスタではKO。
因縁のある横浜との対戦となったが、
この日はナゴド、落ち着いてらしい投球に終始。
1死から内川には右方向へ持って行かれたものの、
村田を真ん中低目のスライダーで打ち損じの一邪飛。
さらに吉村に対しては、3球勝負。
2-0から外へのスライダーで見逃し三振に取ると、
続く6回も三者凡退と、2イニングを無失点
流れを渡さずにきっちりと仕事をすると、
7回からは高橋、8回からは浅尾と勝利の継投。
ともに3人で打ち取る完ぺきリレーで、ゼロを繋げる。

しかしその一方、横浜リリーフ陣も好投。
5回ウラは、2番手・真田からウッズが四球を選んだものの、
中村紀洋が初球を叩き、遊ゴロに倒れてしまうと、
6回ウラは3番手・横山の前に谷繁、代打・平田と2三振。
さらに7、8回ウラは、4番手の石井裕也が恩返しの力投。
和田、森野、ウッズと連続三振に斬られるなど、
完ぺきな投球をされてしまい、ランナーさえ出ない始末。
4-4のまま、ゲームは最終9回を迎えることに。

9回、同点ということもあり、浅尾が2イニングス目。
先頭の金城の当たりは、センターへ抜けそうだったが、
荒木が飛び込み、ダイビングキャッチ!
ピンチを凌ぐと、続く下園の二ゴロも前進してキャッチ。
バックの好捕に助けられ、順調に2アウト。
しかしここで思わぬアクシデント
迎えた相川のカウント2-2からの6球目、
内角高目に抜けたフォークが、頭部を直撃
死球となってしまうと、球審が協議の末に危険球を宣告
浅尾は今季3度目の退場となってしまい、降板することに。
土壇場で思いも寄らぬ展開となり、代わって長峰がマウンドへ。
緊急登板という流れが変わりかねない場面だったが、
ここはしっかり踏ん張った長峰
迎えた野中をフルカウントからの8球目、
外へのスライダーで投ゴロに料理。アクシデントを切り抜けた。

そして迎えた最終9回ウラ、
横浜5番手は、今季まだ無失点の山口俊
しかし相手のミスから大きなチャンスを得ることに。
1死から谷繁の投ゴロを山口が弾いてしまうと、
さらにボールを見失う間に、谷繁が一塁を駆け抜けセーフ。
内野安打となって、反撃の口火を切ると、
それに続いたのが、さらなるベテラン
長峰の代打に立浪が起用されると、
カウント2-2からの6球目、真ん中高目のストレートを叩き、
しぶとくショート左を破るレフト前ヒット。
連打で繋いで、一、二塁とサヨナラへのお膳立て
さらにイ・ビョンギュが四球を選び、1死満塁と大チャンス
ここで迎えるは、表の守備で好守連発の荒木
おそらく決められるだろうと思いきや、
カウント2-1からの6球目、外へのスライダーに見逃し三振
2死となり、やや重い空気も漂いつつも期待するは、3番・和田
この日ヒットこそ放ってはいるものの、決して好調ではない。
山口のストレートに力負けし、追い込まれはしたものの、
絶対に負けられない気持ちで、しぶとく粘る和田
2球ファウルして、ついにフルカウント。
そして再びファウルしたあとの、9球目。
山口が投じるは、外角へのストレート。
しかしそれが大きく外れてしまい、押し出し四球に!(5x-4)
選んだ瞬間、思わずガッツポーズを二度。
そしてバンザイしながら一塁へ向かった和田
その和田にナインが駆け寄り、小田が素早くヘルメットをはずすと、
他のナインが頭をペタペタ叩いて祝福。
さらに抱きついてきたビョンに投げられてしまうと、
倒れてしまい、よりもみくちゃに
それでも和田の表情は、満面の笑み
しぶとく粘ってた末に辛くももぎ取ったサヨナラで、
何とか3位を死守したドラゴンズ
広島も勝ったため、抜け出すことはできなかったものの、
クライマックス進出マジックは1つ減って『8』となった。


やったあ!!初回、両軍が得点を奪い合い、
4回に井上、ビョン
連続タイムリーで同点。
その後は、両軍の中継ぎ陣
踏ん張りあい、締まった投手戦。
なかなかチャンスへの糸口が
掴めないようにも思えましたが、
9回ウラ、若い山口を攻め、
ベテラン鮮やかな繋ぎ
そして最後は和田の執念で、
四球をもぎ取ってのサヨナラ
決して強い勝ち方ではないものの、
ここまで来れば、どんな方法でも勝ちは勝ち
ただこういうチームが一丸となれるような勝ち方は、
さらに前に進んでいくには大きかったのではないかと。
とりあえず勝ててホッとするとともに、
そんな風にも感じた今回のゲームでした。

相性の良い横浜相手だけに、絶対に落とせない一戦
しかしいきなり吉見が4点を奪われたときは、
これはまずいんじゃないかと思いましたが、
そのウラにすぐさま2点を返せたのがよかったですね。
和田、森野と3、4番が倒れたものの、
この日5番で復帰したウッズの2点タイムリー。
まさか自分が5番に下がるとは思ってはいなかったでしょうが、
多少の悔しさも晴らしてくれた一打で、反撃できたことが大きかったなと。
さらに4回に代打で登場した井上のツーベース。
2回以降立ち直ったものの、早々吉見に見切りを付け、
勝負をかけたベンチの期待に応えたタイムリー。
井上自身にとってもうれしかったと思いますし、
存在をアピールすることが出来た一打となったでしょう。
そしてさらなる値千金は、9回の立浪のヒット。
このところ調子が上がってきて、
ようやく本来の打撃ができつつある立浪ですが、
しぶとく逆方向へ運び、繋いでくれましたね。
これでサヨナラへの道がより明確となり、押し出しへと繋がった。
反撃の口火を切った谷繁の内野安打を含め、
勝負を知り尽くすベテランたち
ここにきてを発揮し始めたのは、実にうれしいこと。
残り試合でもさらに勝負強さを発揮し、
3位を確保できるよう、チームを引っ張ってほしいと願います。

一方、投手陣もよく踏ん張ってくれました。
なかでも2番手の清水昭信の無失点が大きかったですね。
同点に追いついた直後の登板で、いきなり怖いクリーンアップ
しかし物怖じせず、谷繁のミットめがけて投げてくれたなと。
まあ吉村のスライダーは逆球だったものの結果オーライ。
こういう場面できっちり仕事ができたことは、
これから先の登板にも繋がることと思います。
その清水昭信を含め、高橋、浅尾、長峰
若い力持ち味を発揮し繋いだゼロのリレー
最終的には勝利へと繋がってほんとよかったですね。
まだまだタフなゲームが続きますが、投げきってほしいです。


市民球場ラストカードということもあり、
広島も負けることはなく、同率3位は変わらず。
おそらくきょう28日の最終戦もそのまま勝つと思われます。
そうなると、ドラゴンズも絶対に負けてはいられない。
こちらもナゴヤドームでの今季公式戦ラストカード。
熾烈な首位争いをする巨人が相手となりますが、
そんな強いチームを倒して、地元での最後を飾りたい。
おそらく満員になるであろうナゴドでの大きな声援を受け、
しっかり締めて、ビジターへと旅立ってほしい
試合後の落合監督のあいさつなども含め、
最後のナゴヤドーム、注目したいと思います!

そしてこの試合を最後に、
現役生活にピリオドを打つことになった上田佳範選手
ドラゴンズでの3年間を含めた17年間、本当にお疲れ様でした
今後は後進の指導にあたられるようですが、
第二の野球人生も、ぜひとも頑張っていただきたいなと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(27日)

◎和田一浩
<9回2死満塁、サヨナラ勝ちを決める押し出し四球を選ぶ>
「(みんなが繋いで2死満塁、どんなことを考えて打席へ)
そうですね、もうとにかく、あのう、
初球から打ちに行こうと思って、あのう、
打ってランナーを帰すんだという気持ちで、あのう、
バッターボックスに入りました。
(ファウルで粘って9球目、最後ガッツポーズ出ましたね)
そうですね、やっぱり、あのう、残り試合も少ないですし、
やっぱり1勝という、あのう、重みがかなり重くなってきているんで、
えー、そういう意味でも、あのう、ピッチャーの方も
一生懸命つなぎましたし、えー、打線の方も一生懸命つないで、
あのう、たまたま僕のところで、えー、こういういい場面が
巡ってきたんで、あのう、本当にみんなに感謝したいと思います。
(カープも勝ちました。負けられない大事な一戦だった)
そうですね、あのう、まあ相手のことはあまり考えずに、
あのう、自分たちの試合を1試合1試合、あのう、
積み重ねていくことが一番大事だと思っているんで、
えー、とにかく、えー、また明日、頑張りたいと思います。
(明日が今シーズンのナゴヤドーム、ファンにメッセージを)
そうですね、あの、ほんとみんな、あのう、
一生懸命、1試合1試合戦っているんで、
えー、みなさんの声援が僕たちの力になってると思います。
えー、さらに大きな声援をよろしくお願いします」


<追い込まれながらファウルで粘り、殊勲の四球を選び>
「地味に決めましたね、地味に。
投手がつないで、打線がつないで、
たまたま僕のところでいい場面がきた。
いつも以上にどうにかしないとと思っていた。
必死でした。とにかく何とかしたかった。
あの場面では開き直るしかなかった。
これまで頭でゴチャゴチャ考えすぎていた。
落合監督にも指摘されていた。
割り切っていくしかないと思っていた。
中途半端が多かったんで思い切り振っていった。
ファウルにしかならなかったけど、いい形で振れてた。
しっかり振れているのはタイミングが合っているから。
(最後は)打って決めようと思ったけど、勝ててよかった」

<前夜は歓喜のビール掛けを特別な思いで見つめていた。
11年間在籍していた埼玉西武が独走でパ・リーグを制覇、
テレビでは苦楽をともにしたかつてのチームメートが
大はしゃぎする様子が映し出されていた>
「試合は見ていないんです。ニュースの映像ぐらい。
監督やコーチが代わったということもあるでしょうが、
プレーするのは選手。本当によく頑張ったと思います。
5位や6位になったら、誰だって悔しいはずです。
あの思いがあってみんな発奮したんじゃないですか。
西武と日本シリーズで戦いたいか? 
そんなことを考えられる状況じゃありませんよ」

<広島との激しいCS進出争いが続くが、力を込めて>
「まだ誰も諦めてない。
クライマックスシリーズというルールがある以上、
チャンスがある限り、全力を尽くすだけです。
残りは少ないし、1勝の重みは大きくなる。
僕らも必死でやるだけです。
残り8試合、勝ち続けていくしかない。
全部勝つぐらいの気持ちでいかないと」
公式ブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●立浪和義
<9回1死一塁、長峰の代打で登場。
三遊間をゴロで割る左前打を放って、チャンスを広げる>
「(カウント2-2と)追い込まれてたけど、
ヒットでつながって良かったです。いいところに飛んでくれました。
いい形で打ててラッキーでした」

<9回にみせたサヨナラ劇を振り返っって>
「執念? そうですね。いい勝ち方ができました。みんなが必死でやっている」
中スポスポニチ名古屋

●谷繁元信
<9回1死から投手強襲の内野安打で出塁。
サヨナラ勝利の突破口を開いて>
「チャンスをつくることができて良かった。
今はどんな形でも勝たないといけないですから。
こういう形があしたできるかは分からない。
でも、今はどんな形でも勝てばいいんです」
中スポ

●井上一樹
<4回2死二塁、吉見の代打で登場。
中越えにタイムリー二塁打を放つ>
「(1軍に)上がった早々でいい仕事ができました。
前でシゲさん(谷繁)がバントで送ったでしょ。
得点圏に走者がいるケースなんて、
そんなになかったし、何とか打ちたかった。
何とかしたいと思う気持ちが打たせてくれたのだと思います。
自分が戻ってきて負けるなんて嫌だから、よかったよ」

<9月突入とともに不振のため2軍落ち。
ショックはあったが、気持ちが萎えることはなかった。
2軍は現在、罰走をかけた紅白戦を展開中。
試合後、負けたチームに過酷なランニングが課せられるなか、
1人だけ免除を打診されたが、若手と同等に走った>
「オレだけ走らないわけにいかないでしょ。若い子たちが見ているんだから」
公式写真中スポサンスポ

●イ・ビョンギュ
<4回2死二塁、右中間を破る同点タイムリー三塁打。
この日は1回先頭でも左前打を放って反撃の2点を演出すると、
9回のサヨナラ劇も四球を選ぶなど、勝利の陰の立役者に>
「とりあえず追いつけてよかったよ」
公式写真、東京中日)

●タイロン・ウッズ
<腰痛による欠場から復帰し、いきなり仕事。
横浜時代の03年4月以来となる5番でスタメン出場すると、
4点を追う1回2死二、三塁から、左前へ2点適時打>
「とにかくランナーを返したかった。うまく打てたよ」
公式写真中スポ毎日jpニッカン

●長峰昌司
<浅尾の危険球退場で9回2死一塁、急きょ登板。
野中に8球粘られたが、最後は投ゴロ。
ピンチをつみ取ると、サヨナラ勝ちで今季2勝目が舞い込む>
「低めに投げることだけを意識しました。
急な登板だったが、しっかり抑えられて良かった」

<ブルペンは当然、誰も肩をつくる展開ではなく、
まさかの緊急出動で慌てても、頭はしっかり試合に入っていた>
「ブルペンでは3、4球くらい投げただけでした。
モニターでずっとゲームは見ていたので、集中はできていました」。
中スポサンスポ毎日jp

●浅尾拓也
<9回2死、相川の頭部に投球を当て、
危険球による退場処分を受ける。
今季3度目で、シーズン3度の危険球退場は史上初。
その1球以外、1イニング2/3を無失点と完ぺきだったが、
チーム大慌ての原因となった危険球に猛反省>
「申し訳ない気持ちでいっぱいです。
チームに迷惑をかけてしまって…。
危険球を3度もやってしまって、本当に情けないです」
中スポスポニチ名古屋

●高橋聡文
<7回の1イニングを3人切り、無失点リレーを繋ぐ>
「無失点でつなげて良かった。続けていきたい」
中スポ

●清水昭信
<4、5回の2イニングを無失点>
「前回のこと(先発で黒星)もあったので、
絶対に抑えてやろうと、それしか頭になかった。
それに上田さんの最後の試合だったので絶対に勝ちたかった。
ファームのとき、ずっとお世話になってきたので」
(東京中日)

●吉見一起
<先発し、1回1死一、二塁から
村田に左翼線適時二塁打を許して先制点を失うと、
2死二、三塁から金城に右越え3ラン。
被安打は1回だけだったが、4イニング4安打4失点で降板。
負け投手にはならなかったが、試合後もしょんぼり>
「もっと長い回を投げなければいけないのに。申し訳ありません」
中スポ


●上田佳範
<今季限りでの引退を表明。
3位争いをしている中では異例の引退試合に
『6番・右翼』でスタメン出場すると、
1回、試合前の「振っていく」の宣言通りに
初球を迷いなくスイングして、結果は投ゴロ。
直後に花束を贈られると、妻と2人の息子が
最後の勇姿を見守っていたスタンドに向かい、深々と頭を下げる>
「これで終わりだと思っても、打てなくて悔しい。
でも、監督に『お疲れさん』と言ってもらえた。その一言で僕の中では十分。
花束までいただいて球団に感謝してます。
(引退は)チーム事情や選手層、自分の力を考えて決めた。
まだ『終わる』という実感が全然ありませんが、今はスッキリしています。
日本一の場にいさせてもらったりとか、思い出したらきりがない。
ファンのみなさんに後押ししてもらった」

<練習開始の約2時間も前、正午すぎに球場入り。
『引退試合』だから早く来たワケではなく、
1軍にいるとき、球場入りはいつもこの時間帯だった>
「やっぱり、早く来ていないと不安なので…」

<今後については球団に残り、後進の指導にあたる予定>
「何らかの形で野球に携わりたい。監督にお任せしてます」

<会見場を去る前に一言付け加え、深々と頭を下げる>
「こんな選手を長い間取材していただいて、
皆さん本当にありがとうございました」
中スポ<ドラ番記者>12スポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(27日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 井上一樹外野手、上田佳範外野手
【同抹消】
▼中日 中里篤史投手
(再登録は10月7日以降。公式サイト共同通信社

◆中日2軍紅白戦
(27日・ナゴヤ球場)
  000 001 0 =1
  000 000 0 =0
(7イニング制)
[本] なし
[投](紅)川井、金剛、久本 (白)平井、菊地、山内
(中スポ)

◆小林正人
<出場選手登録が可能になる28日を前に
ナゴヤドームで練習を行う。22日から1軍に帯同。
25日には先発投手陣にまじり、休日返上で汗を流している。
1軍復帰に意欲を示して>
「状態は普通になっています。
しっかり投げられるようにしたいです」
ニッカン

◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷のため2軍でリハビリ中。
この日、ナゴヤ球場で行われた紅白戦に
『1番・遊撃』で3イニング出場。
故障後初となる実戦は二ゴロ、三ゴロと
2打数無安打に終わったが、1回の守備では、
いきなり二ゴロ併殺を成立させるなど軽快な動きを披露>
「大丈夫です。ヒザの方は何の問題もありません。
ナゴヤ球場でやれることは全部やりましたから」

<1軍昇格については、首脳陣との話し合いによって決まるが、
本拠地最終戦となる28日には試合後のセレモニーなどに
参加するため、ナゴヤドームに合流する見込み>
「(今後は)まだ聞いてない。まだこっち(2軍)だと思う」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

◆朝倉健太
<ナゴヤ球場で練習を終え、うれしそうな表情。
手にしていたのは、ファンから贈られた千羽鶴>
「これ、きれいですよね」

<右腕の血行障害が癒え、1軍復帰へ向け2軍で調整中。
今季中の復帰に意欲をみせているが>
「(紅白戦で)投げた後も何ともないですよ。順調です。
1軍に上がるかどうかは首脳陣が決めることなので
分かりませんが、戻れるようには調整しています」
(中スポ<ドラ番記者>


『引退試合』に出場のため、上田が今季初昇格。
現役最後の打席は、投ゴロとなりました。
また前日から1軍に合流した井上も同時に昇格。
代わって中里が1試合も登板のないまま、抹消となりました。
おそらく上田は1日で抹消になると思われますが、
代わって上がってくるのは、果たして誰なのか
↑の3選手が候補となってきますが、きょうの公示に注目です。

2008年9月27日 (土)

ウッズ残り9戦爆走宣言と上田現役引退を表明。

きょう27日、あす28日で
ナゴヤドームでの今季公式戦を終えるドラゴンズ
この日ナインはそれに向け、ナゴヤドームでの全体練習。
腰の張りを訴え、24日の東京ヤクルト戦に欠場した
ウッズも元気に参加し、残り9試合全戦出場を誓ったもよう。
またこの日プロ17年目のベテラン・上田佳範今季限りの引退を表明。
27日の横浜戦に先発出場、最後の晴れ姿を披露するようです。


ドラゴンズトピックス(26日)

◇タイロン・ウッズ
<腰痛で1試合欠場していたがナゴヤドームで練習を再開。
リーグ戦残り9試合、全試合出場することを誓う>
「もう大丈夫。残り9試合、全部出るよ。
腰の痛み? うーん、まだ完全によくなった、というわけじゃない。
でもチームのために頑張るよ。ベストを尽くすぜ」

<し烈を極めるCS進出争いに向けて、発奮材料はほかにもあった。
この日、ナゴヤドームの駐車場に納車された愛車。
1969年式の米国クラシックカーのシボレー・カマロ(推定2千万円)。
オレンジのボディーカラーからブラックのレザーシート、
エンジン、ホイールなど細かいパーツを含めてすべて特別仕様。
来日6年目にして初めて日本で利用する愛車を渡されると、思わずウットリ>
「2年前から注文していた車なんだ。
これ(オレンジ色)はアメリカにもないだろ。
これからはこの車で通勤するよ。
これは自分から自分へのプレゼントなんだ。
きょうからはもうタクシーじゃない。プレーオフまで乗り続ける」

<本拠地は残り2試合だけに、
このままレギュラーシーズンだけで終われば、
愛車で通勤する時間が少ない。
シーズンが終われば米国の自宅に持ち帰る予定だが>
「調子? 車と一緒さ。本拠地は残り2試合? 
いや、ポストシーズンに進出すれば違うだろ。とにかくオレは頑張るよ」
中スポスポニチ名古屋

◇和田一浩
<ここ5試合は2本塁打といえども
20打数4安打の打率2割と、打撃不振に悩む。
この日は落合監督から指導を受けて>
「タイミングの取り方とか、いろいろ教わりました。
試合でやってどうか…。簡単にいけばいいんですが」
中スポ

◆井上一樹
<今月2日に登録を抹消されていたが、この日1軍に合流。
来る出番に向けて、ベテランは虎視眈々と準備>
「場所はどこでもやるべきことはやってきたつもりです。
いまは大事な時期。チームには3位確保という目標がある。
出番があれば、少しでも勝利に貢献したいですね」

<9、10月は得意中の得意。05年の同時期は打率.314。
06年の同時期は打率.308、5本塁打、18打点と爆発。
シーズン終盤で好成績を残している理由は、そんなプロ意識にある>
「『いつでも手を抜かない』と、おれの中で決めているからね」

<打撃は好調だが、気を引き締めて>
「絶好調でも絶不調でも意識し過ぎないようにしている。
どんな役割でもチームのために働けるようにしたい」

<ナゴヤ球場で泥にまみれ、ハングリー精神を養ってきた。
若手野手が出てこない現状ではベテランの意地が頼り>
「1軍に来ると『練習用のボールが白いな』と感じる」
(東京中日、名タイ


◇吉見一起
<きょう27日の横浜戦先発が予想される。
新人王の権利もあり、ライバルも活躍中で手強いが>
「まったく気にしていません。チームが勝つことしか考えていません。
一つも落とせないくらい重要な戦いが続く。
少しでもチームの力になりたい。与えられたところで全力で投げます」
(東京中日)

◇中田賢一
<先発と救援の両方で起用される可能性が十分あるが>
「チームのために何とか働きたい。
リリーフでもどこでも、言われたところでやります。絶対に勝ちたい」
(東京中日)

◇清水昭信
<元気な若手も覚悟は十分。今後へ向けて熱く語り>
「先発でもリリーフでも、全然問題ないです。どこでもいきます」
(東京中日)

◇チェン・ウェイン
<前半戦はセットアッパーとしても活躍。頼もしい発言を>
「リリーフでも大丈夫です」
(東京中日)


◆中村一生
<4年目にして1軍にデビューし、9試合に出場して9打数3安打。
2008年は実り多い年になったが>
「走攻守すべてで貴重な経験を積むことができた」

<レベルアップが著しいのは、課題とされた打撃。
辻2軍監督の発案で、打撃練習の際にはゴムバンドを
両腕に巻いて脇が空く悪い癖を矯正。
2カ月余りの特訓の成果などで打撃が向上した>
「自分でも打撃は良くなっていると思います。
タイミングの取り方がわかってきた」

<次の目標となる1軍定着へ向け、ある試合を胸に刻み付けている。
それは8月28日の阪神戦。9回に代走で出場したものの、
次打者のバントで二塁封殺されてしまった>
「2軍なら無理にセカンドへ投げてこないタイミングだったのに、
藤川さんにはアウトにされてしまった。
『ここではギリギリのプレーをしなければダメだ』と痛感しました」

<1軍の厳しさを味わった今は、より高い意識で練習に取り組む>
「走塁練習でのリードの取り方一つとっても、
『もっと取れないか』と思うようになりました」
中スポ

◆西川球団社長
<今季FA権を取得した川上に対し、
ダウン提示を視野に入れていることを示唆>
「去年より成績が下がれば当然、それを元に査定することになる。
(川上は)もちろん残って欲しい選手。
だから昨日呼んで球団の気持ちを話しておいた。
だからといってFA選手に対する方針は変わらない。
それは去年の福留(カブスに移籍)の時もそうだった。
(具体的な条件提示の時期については)まだ分からない」
ニッカン

【ドラゴンズ・今週末の日程】
27日(土) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)
28日(日) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)


パ・リーグはこの日、埼玉西武が4年ぶりのリーグ優勝。
ペナントレースも徐々に大詰めとなるなか、
クライマックスシリーズ進出に向け、
落とせない戦いが続く3位タイのドラゴンズは、
この週末、本拠地ナゴヤドームで今季最後となる2連戦。
きょう27日が横浜と、あす28日は巨人と、
シーズン終盤らしく日替わりで対戦することになりました。
もはや対戦成績などはあまり関係なく、
とにかく一戦一戦を全力で戦い、
残り9戦で広島より1つでも白星を多く重ねることができるか。
それによって、ポストシーズンへの道が見えてくることでしょう。

埼玉西武Vがメインを締めたこの日のスポーツ紙。
ドラゴンズ記事を集めてみると、
一番目立っていたのが、主砲・ウッズ
この日、来日6年目で初となるマイカーが納車されたそうで、
いかにもアメ車といった感の
ど派手なオレンジ色のカスタムカーを報道陣に披露。
待望の愛車にすっかりご満悦の主砲は、残り9戦全試合出場を宣言
日本でのマイカー通勤を1日でも長くするために、
よりベストを尽くすことを誓っていたようです。

「カッコイイダロ?」19日の広島戦
24日の東京ヤクルト戦と、
ここに来て持病の腰痛を訴え、
欠場が増えてきたウッズ
しかし残りシーズンも
あとわずかとなりましたし、ぜひとも最後の一踏ん張りで、
チームを勝利に導いてほしいですね。
特にこの2連戦は相性の良い横浜、キラーの巨人が相手だけに、
今季最後のナゴヤドームで、大きな一発を放ってほしいところ。
森野、デラロサ、谷繁らが好調とはいえど、
主軸を組む和田、中村紀洋が調子を落としているこの9月。
こういう大事なときに力を発揮できるのが、4番というもの。
先日復帰した憲伸とともに『エースと4番』
頑張ってさえくれれば、チームに弾みが付くことでしょう。
これから乗り回す愛車同様、残り試合のバットでも快音連発
主砲「爆走ぶり」を、ファンとしては期待したいと思います。


一方、投手陣に目を向けると、
中スポ先発予想は、横浜戦が吉見で、巨人戦はチェン
先の東京ヤクルト戦で先発を回避した昌さんの状態は
依然上がってこないのか。今回も名前がありませんでした。
まあ30日からは今季最後の6連戦もありますし、
まだここは無理をさせず、調整させていく構えのようですね。
そんななかこの2連戦、さらに残り試合に向け、
先発投手陣は、いよいよスクランブル体勢に突入。
登板機会のない投手は、中継ぎとしてスタンバイ。
先発が不調のときには、すぐさま2番手として登板するなど、
ある意味『二枚腰』で必勝を期す方向を示しているそうです。

現在、先発投手として1軍にいるのは、
山本昌、小笠原、中田、吉見、チェン、清水昭信、そして川上
とくに調子の上がらない中田、小笠原など
中に入って、リリーフとして出てくるかもしれないですね。
とにかく負けられない試合が続くだけに、早い見切りも大切。
そうなると長いイニングを投げられる先発陣が多いことは、
ゲームを進めるうえで、プラスとなってくることでしょう。
まあ一番良いのは、先発-浅尾&高橋-岩瀬
スムーズに勝ちパターンにつないでくれること。
ただ何が起こるかわからないというのも、この時期の特徴。
さらに苦手の甲子園に、荒れそうな要素十分のハマスタ
次週は戦うだけに、こういう策を取るのは悪くないかも。
投手陣にとっては、タフなゲームが続いていきますが、
ぜひとも一丸となって、勝利へのリレーを繋いでもらいたいです。


◆上田佳範
<この日、今季限りでの引退を表明。
きょう27日に出場選手登録され、横浜戦に右翼で先発出場。
1打席で現役に別れを告げることに>
「いろいろ考えて引退することを決めました。
周りの人に恵まれた野球人生でした。
すべての人に感謝してもしきれない。
中日での思い出は移籍してすぐに応援団の方に
応援歌を作っていただいたこと。温かいファンの方には感謝したい」

<クライマックスシリーズ争いの真っ最中だが、
花道を準備してくれた指揮官の親心に気合を入れ>
「(3位を争っている)こういう大事な時期に
こういう舞台を用意してくれた監督には本当に感謝したい。
個人的なことのために機会を与えてくれて感謝しています。
最後の1打席はチャンスをつくるとか、勝利に貢献したいですね。
勝つための気持ちを持ってやります」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇落合監督
<今季限りでの引退を表明した上田をねぎらい、
きょう27日の横浜戦でのスタメン起用を明言>
「何イニングになるかわからないが、
17年間プロで生きてきた選手だからね。最後は」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◆西川球団社長
<引退する上田の今後について、
2軍コーチとして入閣する可能性も>
「現場が評価すれば球団に残ってもらうこともある」
ニッカン


先日の2軍3コーチ退団に続き、またもストーブリーグの話題。
この日、プロ17年目のベテラン外野手の上田佳範が、
今季限りで現役を引退する意向を表明
これを受け、落合監督はきょう27日のナゴヤドーム・横浜戦で
先発出場させ、引退の花道を飾らせる意向を示しました。
この日、1軍練習に合流した上田は、
3位を争っている大事な時期にも関わらず、
舞台を用意してくれた指揮官の心遣い感謝
「勝利に貢献したい」と強い意気込みを見せたようです。

05年オフに北海道日本ハムから戦力外通告を受けると、
かつて日本ハムで共にプレーした落合監督らに呼ばれ、
その秋の沖縄キャンプでテストを受けて、合格
ドラゴンズの一員となった上田でしたが、
移籍3年目の今季は、ここまで1軍出場なし
ファームでも37試合、打率.203と、なかなか出番がなく、
もしかしたらとは思っていましたが、この日が来てしまいましたね。

一見地味ではありますが、堅実なプレー
代打、代走、守備固めとユーティリティに起用され、
昨季の日本一にも貢献してくれた上田選手
特に昨季のCS第2ステージ第3戦での好守や、
アジアシリーズ決勝戦での好走。そしてウィニングボールを掴んだ姿が、
自分的には、とても印象に残っています。
ただ戦力外通告などもあるなか、
自ら引退を決意し、最後の花道を飾れるというのは、
野球人としてはやはり幸せなのではないでしょうか。

おそらくビョンが入っていた『1番・右翼』でのスタメンが濃厚。
通算1026試合に出場、2057打数486安打、打率.236、37本塁打、192打点。
甲子園のヒーローから、プロ17年を経ての最後の晴れ舞台
今後は2軍コーチとして入閣する可能性もあるとのことですが、
『技を競う男の世界 栄光を追い求め
汗と涙で夢語れ 上田 この地で』
という応援歌を歌いながら、
背番号35最後の声援を送りたいと思います!

2008年9月26日 (金)

残り9試合直線勝負と復活昌クラウン賞受賞!

現在、広島とともに同率3位タイ
クライマックスシリーズ進出に向け、
残り9試合、ラストスパートをかけるドラゴンズ
しかし25、26日とゲームがないため、
この日の1軍は、ナゴヤドームで一部投手陣が練習。
一方野手陣は完全オフということで英気を養ったもよう。
今季最後の地元での2連戦を前にしたドラゴンズナイン
この日の話題をいくつかまとめましたので、どうぞ。


ドラゴンズトピックス(25日)

◇山本昌
<『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』最優秀選手賞に選出され、
200勝を達成したときにも負けないくらいの
底抜けの笑顔で、吉報を受け止める>
「ファンの皆さんに直接選んでいただける賞だから、
最も大切にしている賞の一つなんです。本当に光栄だね」

<後がないという悲壮な覚悟で臨んだ今シーズン。
年齢的な衰えを指摘する声も耳に届いていた>
「そう言われても仕方ないと思っていた」

<5月の復帰以降は安定した投球でローテーションを守り、
チームが苦しんだ夏場に、破竹の7連勝をマークするなど、ここまで11勝。
8月4日の巨人戦では本拠地・ナゴヤドームの観衆の前で、
完投で200勝を達成。健在を十分すぎるほどアピールし、
現役続行への手応えをあらためて感じ取った年になった>
「いい成績? そうだね。来年、再来年につながる投球ができたよ」

<最優秀選手賞の受賞は93年以来、15年ぶり2度目。
今年は初めてハイブリッド車が賞品として贈られるが>
「そうなの? ボクは車が好きだし、
トヨタさんの車を必ず1台は持っているんです。もちろん乗りたいですよ」

<この日は、ナゴヤドームで行われた一部投手陣の練習に参加。
17日の阪神戦以降、登板が8日間ないが>
「まだそんなに(間隔は)開いてないでしょう。
疲れを取るため? そんなことないよ。普通ですよ」

<あと19イニングとなった規定投球回数については>
「なるようにしかならないからね」
中スポ

◇吉見一起
<プロ3年目にして初めて
『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』優秀選手賞を獲得。
今年、最も活躍した若手は素直に喜びをかみしめ>
「本当ですか。うれしいです」

<だからといって、満足しているわけじゃない。
現時点での目標はCS進出、2年連続日本一に向けて活躍すること>
「やっぱり1年間活躍しないと。
今年は途中で離脱して、チームに迷惑をかけましたからね。
いまは残り試合に集中してチームに貢献していきたい」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<この日、ナゴヤドームで一部投手陣練習に参加。
22日にプロ初完投初完封勝利を飾ったが>
「次の試合もコントロールよく投げていきたいと思います」
ニッカン

◇小笠原孝
<ナゴヤドームの一部投手陣練習で
明大の先輩・川上から熱烈指導を受ける>
「体重移動のことと、ヒジの位置が下がっていると言われました」

<ここ数試合振るわなかっただけに
お手本を示してくれる川上の言葉に必死に耳を傾けて>
「(山本)昌さんもアドバイスしてくださいましたし、
やろうとしていることが、ある程度はできた。
あとは試合でできるかどうか。
このままでは終われませんからね。いい投球を取り戻したいです」
スポニチ名古屋名タイ

◆西川球団社長
<FA権を取得している川上とこの日、名古屋市内で会談。
残留してほしいという球団の考えを伝えて、短時間で終了>
「交渉ではありません。
残ってほしいというこちらの思いを伝えただけです」

<また継続してFA権を持つ岩瀬について。
複数年契約を検討していることを明言>
「複数年は検討する。ひとつの目安は4年でしょう。
しっかり話し合っていく気持ちがある」

<さらに複数年契約の年俸についても言及>
「年俸は変動性になるでしょう。
活躍すれば上がるし、活躍できなければ下がることになる。
それが普通の形」
中スポニッカン


◇森野将彦
<中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より。
ユーティリティの守備ぶりに注目。器用さについて聞く。
その源流はプロ入り前に培われていた>
「ポジションによって動きは違いますが、
内野は高校までで全部守ったので、特に違和感はありませんでした。
7年目(03年)で一塁を守りましたが、
高校1年の時にやってて、結構自信あったんですよ」

<逆にプロに入ってとまどいを感じたのは本職の方>
「ショートで入ったのに、ショートが一番とまどいました。
守備範囲が広くて大変だった」

<落合監督は就任した04年から、ついに外野に進出。
初めて守ったのは、8月7日の広島戦の左翼>
「外野は全くの初めてでした。
試合に出るためにはやらないといけなかったし、
守ってピッチャーに迷惑かけられないし。
最初のころは練習時間が全然足りなかったです」

<外野を守るにあたって、お手本にした選手は>
「特にいませんでした。
(英智、藤井と)うまい人がいるじゃないですか。かなわないです」

<守るときにどういうことに気をつけているか、
守備位置別のポイントを。まずは一塁>
「とにかく一塁ベースに早く入れるようにすることです」

<二塁の守備では>
「打球を捕った後にあわてないことですね」

<三塁は内野では一番多く、本職といえる場所だが>
「本職と思われてるけど、
守ってそうで、守ってないポジションなんです。
とにかく打球への反応が速くなければいけない。
捕らないといけないですから」

<遊撃は入団当初から変わらず大変な場所>
「ぼくにとっては一番守りにくい場所ですね。難しいポジションです」

<外野では右翼が一番難しいポジションという>
「場所によって、捕ってからいろんな場所に投げないといけない。
判断力が大事です。(中堅は)守備範囲が一番大事です」

<内外野をこなすため、試合では3種類のグラブ、ミットを使用。
ただ内野では二塁、三塁、遊撃については>
「使い慣れているもので守るのが
一番いいので、1種類で全部守っています。
どのグラブも特に工夫がしてあるというのはないです。
普通のグラブです」
(中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より)

◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷で戦列離脱中。
2日連続でフリー打撃を敢行。107スイングで4本のサク越え。
前日以上にヒット性の打球が増えてきた。
守備練習、ベースランニングも速度などを徐々にレベルアップ>
「順調です、早く復帰できるように頑張っていきたい」
(東京中日)

今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ
【出場選手抹消】
▼中日 田中大輔捕手
(再登録は10月5日以降。公式サイト共同通信社


この日、4位・広島が首位タイの巨人を破り、
135試合を戦い、65勝65敗5分けの勝率5割となったことで、
数字上でもまったくの五分となったドラゴンズ広島
試合数も並んだことにより、その展望はより見やすいものに。
クライマックスシリーズ進出に向けての3位争いは、
直線勝負となりそうな今後、さらに熾烈を極めてくることでしょう。

そんななか今週末は27日に横浜と、翌28日に巨人
ナゴヤドーム今季最後の公式戦を戦うドラゴンズ
この日の1軍は、川上、小笠原、山本昌、吉見、
チェン、小林
という一部投手陣のみが練習を行い、
キャッチボールやランニングなど約1時間半に渡り、汗を流したもよう。
ゲームがないことと、2日間日程が空くことで、
各スポーツ紙の方も、ドラゴンズに関しては
大きな話題もなく、コメントも比較的少なかったですね。
ただその中では、前夜復帰したエース・憲伸が、
明治の後輩・小笠原に、熱血指導を行ったことと、
その夜に球団幹部とFA前会談を持ったことが印象に残ったかなと。
あと田中が抹消された枠に、小林が入るのか、
それとも井端が呼ばれることになるのか、その辺りも気になりました。

昨季の山井、長峰、今季の吉見など、
憲伸のアドバイスというのは、効果的なようで、
けっこう若手投手陣には、大きなチカラとなっていますが、
このところどうも奮わない小笠原だけに、
ぜひとも『憲伸指導』成果が出てほしいものですね。
そしてエース自身にも、今季残りさらに頑張ってもらい、
ぜひとも2人で白星をより重ねてほしいなと。
打線にどうしても波があるため、大きな期待がしにくい状況。
できれば昌さん、吉見、中田らも含めた先発投手陣に
残り試合を踏ん張ってほしいなと願うばかりです。


またその他の話題では、
毎年ドラゴンズで最も活躍した選手に贈られる
『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』の表彰選手が決定し、
今季の最優秀選手には、史上24人目の200勝を達成。
さらに史上最年長の2ケタ勝利を塗り替えるなど、今季11勝。
安定した投球で健在をアピールした山本昌が15年ぶり2度目の受賞。
優秀選手には和田、森野、そして吉見が選ばれました。

受賞喜びのポーズ?『昇竜賞』とともに、
ドラゴンズでは権威のあるクラウン賞
ただこちらの方は、
ファン投票をもとに選考される賞、
さらに昌さんが好きな
クルマがもらえる賞だけに
そのうれしさもひとしおではないかと思います。
チーム的にかなり低迷した今季、昌さんの活躍が、
ファンに明るい話題を提供してくれましたし、
「今季ドラゴンズで誰が一番活躍したか?」と聞かれたら、
やはり昌さんの名前が、1、2を争うほどで出てくることでしょう。
限界説を乗り越え、待望の200勝と最年長の2ケタ勝利と、
先発投手が総崩れするなか、よく踏ん張ってくれた昌さん
クラウン賞受賞、おめでとうございます!

ただ今季を振り返るのは、もうちょっと先かなと。
順位も確定してないですし、この先もあるはずですからね。
予想されていた東京ヤクルト戦で先発登板がなかっただけに、
その体調面をちょっと心配していましたが、
この日練習していたことを考えると、おそらく大丈夫そう。
あす26日の横浜戦に先発してくることと思われます。
自分的には、昌さんに今季ぜひとも
規定投球回数を達成してほしかったのですが、
残り19イニングということで、いくらか微妙。
ただ残り1、2回の登板で、ぜひとも好投してもらい、
よりそのイニングに近づいてほしいなと。
そして白星を重ね、夢の日本シリーズ初勝利へつないでほしい。
『復活の年』を良いカタチで締めるため、
大ベテランの最後の一踏ん張りに期待したいと思います。


若竜トピックス(25日)

◆中日2軍紅白戦
(25日・ナゴヤ球場)
  000 303  =6
  010 020  =3
(6イニング制)
[本] なし
[投](紅)朝倉、ネルソン (白)赤坂、樋口
(中スポ)

◆朝倉健太
<右腕血行障害のため、2軍で調整中。
ナゴヤ球場で行われた紅白戦に紅組の先発として登板。
4イニングを1安打1失点(自責0)に抑え、復活に向けて前進>
「きょうは普通に投げられたのがよかった。いい感じで投げられました」

<今後は週明けにも行われる2軍紅白戦で再び登板する予定>
「光が見えてきました」
朝倉健太公式中スポ

◆小林2軍投手コーチ
<内野ゴロの山を築いた朝倉の投球に進歩を認めて>
「(故障後)一番よかった」
中スポ


◇森バッテリーチーフコーチ
<ドミニカ共和国のウインターリーグに
今年は野手も派遣されることについて説明>
「過去2年間の投手の実績で、中日の選手は信頼を得た。
今年は野手の枠を空けてもらえるようだ」
スポーツ報知


ファームはナゴヤ球場で紅白戦が行われ、
右腕血行障害からの復帰を目指す朝倉が先発。
4イニング、56球を投げ、内野安打1本の1安打1四球1失点(自責0)。
内野ゴロが多く取るなど「らしさ」を見せ、一歩前進したもよう。
ただ残り試合等を考えると、今季中の1軍は厳しいんじゃないかと。

また中スポなどには、毎秋恒例となりつつある、
ドミニカ共和国のウインターリーグに関しての情報が。
今季は、総勢6選手が派遣される予定で、
そのなかの2、3人が野手になってくるとのこと。
まだ決定とは言えないものの、
ウエスタン首位打者の新井をはじめ、藤井、前田らの名前が。
また現地チームのHPでは「今年も川井が来る!」という報も。
その辺を中心とした若竜たちが、派遣されるようです。

投手と比べ、よりサバイバルが厳しいそうな野手
果たして若竜野手陣がその中に食い込めるのでしょうか?
ただこれまで派遣された投手たちのように、
そういった経験は、来期以降に必ず活きてくるはず。
第1陣は10月6日に、第2陣はチームの全日程終了後に
出発する予定だそうですが、『一皮むける』べく、
異国で大いにもまれ、奮闘してくれることを願います。

2008年9月25日 (木)

憲伸復帰4番森野V打、猛打竜CSマジック9点灯!

初戦快勝の一方で、2戦目はミス連発で惨敗。
1勝1敗で迎えたナゴヤドームでの東京ヤクルト第3戦。
先発・小笠原がまたしても初回失点を喫したものの、
2回無死満塁からイ・ビョンギュの適時打で同点に追いつくと、
なおも2死からこの日初4番となった森野の2点適時打で勝ち越し。
さらに3回からは、2番手で五輪後初となる川上が復帰登板。
力のこもった投球で3イニングをピシャリと抑え、
流れを呼び込むと、その後は中押し&ダメ押しと一方的に。
16安打で9点を奪う圧勝で、川上は約2カ月ぶりの8勝目。
さらに広島が敗れたために、単独3位へ浮上しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 23回戦
(24日・ナゴヤドーム | 中日9勝12敗2分け)
25680人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 川上(18試合8勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、川上、浅尾、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
2カ月ぶりに登板の2番手・川上が8勝目
勝率5割で広島と入れ替わり、3位に上がった

川上は3回から3イニングを1安打に抑える好投。
力みのない投球で流れを引き寄せた。
打線は2回、同点とした後、2死満塁から森野が右へ勝ち越しの2点打。
5回にはデラロサ、谷繁、代打・立浪の3連続適時打で3点を追加した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
主砲・ウッズが持病の腰痛を悪化させ、すべての練習をキャンセル。
欠場となったことで空いた4番には、プロ12年目で初となる森野を起用。
3番に和田、5番・一塁で中村紀洋、6番には平田が入る。

ドラゴンズの先発は、予想された山本昌ではなく、
20日の広島戦に中継ぎで登板した小笠原
2ケタ勝利へのラストチャンスとなったが、
1回、先頭・青木をすっぽぬけボールがかすっての死球で出すと、
続く川島慶三の2球目に谷繁が一塁へけん制、
飛び出していた青木を刺す、ナイスプレー!
助けられたと思いきや、その川島慶三
一、二塁間を破られると、続く飯原の2球目にはスチール成功。
さらにカウント2-2からの6球目、
川島慶三のスタートに反応した小笠原
なんと投球を途中で止めてしまい、ボーク
相手の足を意識しすぎたか、慌てた小笠原
続く6球目、外へのスクリューを逆らわずに右へ運ばれ、
ライト前へのタイムリーヒット。(0-1)
またしても初回に、失点を喫してしまう。
なおも続く畠山を初球、ライトフライに取ったものの、
福地の2球目に、飯原がスチール成功。
再び得点圏に走者を背負ってしまうと、
カウント2-1からの内角高目に浮いたストレートを
レフト左に落とされ、タイムリーツーベース。(0-2)
足攻による速攻にはまってしまった小笠原、早くもペースを握られた。

一方、東京ヤクルトの先発は、10勝投手の石川
1回ウラ、1死から荒木が外へのシンカーを叩き、
右中間へのヒットで出ると、和田も続いて、
外へのシュートをセンター前へ落とすヒット。
1死一、三塁というチャンスで、4番・森野が初打席。
しかし力んでしまったか、カウント2-2からの5球目、
外角低目ボール球のスライダーにバットが出てしまい、空振り三振
続く中村紀洋も中へのカットボールに合わず、空振り三振と、
新4、5番が連続三振に倒れ、チャンスを掴み損なう。

2点ビハインドとなった小笠原
しかし2回、先頭・田中浩康を足に当たる?死球で出すと、
続く川本の時、またも足を意識したかカウント0-3に。
それでも1-3からの5球目、スタートした田中浩康谷繁が刺すと、
いくらか落ち着いたか、川本を内へのスライダーで三邪飛に。
さらに石川もフルカウントから見逃し三振に取り、結果3人で凌いだ。

2回ウラ、先頭・平田の当たりは高いバウンドの三塁ゴロ。
しかしサードの宮本が突っ込むもバウンド合わず、内野安打。
先頭打者が出ると、デラロサも内へのストレートを叩いて、
ライナーでレフトフェンスを直撃するヒットで無死一、三塁。
さらにここから石川の制球に乱れが生じ、
谷繁が四球を選んで、無死満塁
小笠原の打順を迎えるが、ベンチは代打に小池を投入。
まだ2回ながら早くも見切りを付け、勝負をかけると、
それが活きたか、フルカウントから1球ファウルの後の7球目、
石川が投じたスクリューが内角低目に外れてしまい、押し出し!
連続四球で、1点を取り返す。(1-2)
なおも無死満塁で迎えるは、1番のイ・ビョンギュ
狙っていたのは、四球のあとの初球
ど真ん中に入ってきたスライダーを引っ張ると、
強い打球で一、二塁間を抜いていくタイムリー!(2-2)
石川の動揺を見事に突いて、同点に追いつく。

なおも無死満塁のチャンスは続く。
しかし荒木が低目のスクリューを打ち上げてしまい、三邪飛に倒れると、
和田も初球を積極的に引っ張るも、ショートへのライナー。
あっという間に2死となり、やや重くなりそうなところで迎えるは森野
またしてもチャンスに巡ってきた4番
しかし初回よりは落ち着いている様子。
フルカウントからスライダーを叩き、左への良い当たりのファウルを2つ。
そして迎えた8球目は、一転して内へのシュート。
しかしそれにしっかり反応して引っ張ると、
打球は、一塁左を破っていく2点タイムリーヒット!(4-2)
ここで打てなかったら、流れを持って行かれる場面。
しかし森野『4番の仕事』を果たし、勝ち越しに成功!
このイニング一挙4点を奪い、石川をKOした。

3回、ドラゴンズの投手コールに、ドーム全体から大きな歓声が!
なんと2番手として、この日1軍登録されたばかりの川上を起用。
北京五輪3位決定戦以来、約1カ月ぶり、
また公式戦では7月25日以来のマウンドにエースが帰ってきた
ファームでの復帰登板もなく、ある意味ぶっつけ本番
しかしそのボールには、これまで同様の力強さが!
先頭の青木にいきなり真ん中高目に145キロを投じると、
フルカウントから内角高目のストレートを打ち上げさせてのセンターフライ。
続く川島慶三を外へのカーブで空振り三振に取ると、
さらに飯原も初球147キロ、内へのシュートで詰まらせてのショートフライ。
小笠原が苦しめられた上位打線をあっさりと三者凡退で片付ける。

続く4回もマウンドに上がる川上
この日はフライアウトが多かったエース。
若干ボールが高く感じたが、球威が勝って打撃をさせず。
この回先頭・畠山を内へのシュートで詰まらせ、中飛に取ると、
続く福地も内へのストレートで三邪飛に。
宮本には詰まりながらも三遊間後方に落とされ、
内野安打を許したものの、田中浩康をこれまた打ち上げさせての中飛に。
まさにこれがエースの存在感というものか。
その投球でそれまでの流れを一変させた川上
結局この日は3イニング31球を投げ、1安打1奪三振無四球で無失点。
ちなみに打席でもレフトフェンス直撃のヒットを放ち1安打。
投打にほぼ完ぺきと言える内容で、上々の復帰登板を終えた。

エースの快投で、すっかり流れはドラゴンズへ。
その快気祝いというわけではないが、打線がさらなる中押し
この回から登板の東京ヤクルト3番手・由規を攻め、
先頭・中村紀洋が内へのスライダーを引っ張り、
レフト左へのツーベースを放つと、平田の4球目ワイルドピッチで三塁へ。
さらに力む由規から、平田が四球を選び一、三塁とすると、
デラロサがカウントカウント2-0からの3球目、
真ん中高目のストレートを叩き、ライト前へのタイムリー!(5-2)
高卒ビッグルーキーから追加点を奪い取る。
なおも無死一、三塁から谷繁も続き、カウント1-3からの5球目、
外へのスライダーを逃さず叩き、左中間へのタイムリーヒット。(6-2)
アウト1つ取れずに、由規をKOすると、
川上の代打で登場した立浪も流れに乗り、
代わった4番手・押本の2球目、真ん中高目のストレートを
しっかり叩いてのライト前へのタイムリー!(7-2)
四球を挟んで4連打、3連続タイムリーと繋がる打線。
初戦に続き、先発野手全員安打を達成し、リードを5点に。
猛打爆発でゲームを一方的にした。

6回以降は、完全なドラゴンズの勝ちパターン。
6回、7回と3番手・浅尾が結果6人でピシャリと抑えると、
8回に4番手・高橋が2死から1点を奪われたものの、(7-3)
8回ウラに、平田、デラロサが共に猛打賞となる
連続タイムリーツーベースを放って2点を追加!(9-3)
そして最終回は、6点リードにも関わらず、
今季47試合目の登板となる守護神・岩瀬が締めてゲームセット!
約2カ月ぶりに復帰した川上の見事な力投と、
初4番・森野の決勝打を始め、16安打9得点と打線が爆発。
前夜のうっぷんをきっちり果たし、勝率を5割に戻したドラゴンズ
3位・広島巨人に敗れたため、0.5ゲーム差ながら単独3位に浮上
さらに残り9試合ながら、待望のクライマックス進出マジック『9』が点灯!
3位確保に向けたチームに、エースが待望の復帰。
それは単なる1勝以上に、大きな弾みを付けることとなった。


快勝のち惨敗で、再び4位に転落。
さらに序盤、小笠原が東京ヤクルトの足攻
翻弄されてしまい、またしても初回失点。
重苦しく、イヤなムードでしたが、
2回以降は、全く違うゲームになってしまったような感が。
満塁のチャンスで初4番・森野のタイムリーで勝ち越すと、
3回からは、2番手でエース・川上が待望の復帰登板。
それも見事な好投で、その存在感を見せつけると、
以降は一方的なドラゴンズペース
「もやもやのち爽快」という感じの勝利となりました。

エースが帰ってきた!この日のお立ち台には、
猛打賞の平田が上がりましたが、
このゲームの流れを変えたのは、
まさにエースと4番でしょう。
特に復帰登板を果たした
エース・憲伸の投球がすごかったですね。
2軍での調整登板なしで、
この日約2カ月ぶりに登録。
それまで投球練習を
控えめにしていたこともあり、
負けてる場面で出てきて、
とりあえず投げさせる。
そんな感じで復帰させると思っていたのですが、
2点リードの3回に、2番手として登板すると、
立ち上がりから力のあるストレートをビュンビュン
思っていたよりも状態がよかったことに、かなり安心するとともに、
こんな投球ができるなら、何でもっと早く出てこないんだと。
それまでちょこまかしていた東京ヤクルト打線
ほとんど打撃をさせず、ねじ伏せていく姿に、
エースとしての存在感頼もしさを改めて感じさせていただきました。
まあ憲伸本人にとっても、まだ復帰したばかり。
若干ボールが高かったですし、今後も微調整をするでしょうが、
残り9試合のうち、できれば2つは先発で放ってほしいですね。
そして必ず勝って2ケタと、チームを3位に導いてほしい。
とりあえず「お帰りエース」ということで、
これからの憲伸、さらに期待させてもらいます。

一方、打線では、プロ12年目で初の4番森野
ウッズが腰の張りを訴えたようで、この日欠場。
ただこれまで代わりに4番に入っていた
和田中村紀洋の調子が今イチなだけに、
現状最も好調な森野を入れるのは妥当というところ。
ただ自分的には、1番、3番、5番辺りが
適任と思っていたので、スタメンを見たときには、
正直「かなり苦肉の策だな」とも思いましたね。
それでも2回の2死満塁。
これを逃すと流れを持って行かれる場面で放った2点タイムリー
あれこそは「4番の仕事」だったですね。
ファンの、ベンチの期待に応えるとともに、
しっかりとチャンスで結果が出せるというのが、4番というもの。
おそらく残り試合は、ウッズが復帰してくるでしょうが、
森野にとっても、今回の「4番」で得られたことも多かったはず。
残り試合、この調子をキープして、よりチームを引っ張ってほしいです。


東京ヤクルトに結果的には2勝1敗と勝ち越し。
初戦に快勝したときに、乗れそうな気もしましたが、
それ以上の弾みがついたであろう今度こそは
ぜひとも上昇気流に乗って、CS行きのキップを掴んでほしいですね。
単独3位に浮上、さらにCS進出マジックも点灯したことで、
モチベーションも上がるのではと思われます。
そのうえで迎えるは、週末のナゴヤドームでの今季最終戦
3位以下が確定していることもあり、
クライマックスシリーズが行われないナゴヤドームですが、
今季最後の地元でのゲームを良い形でとって締めくくってほしい。
そしてそれが3位の座を掴むことに繋がっていく。
エースが復帰し、チームのムードもより上昇
ドラゴンズの残り試合、楽しみに見ていきたいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(24日)

◎平田良介
<今季初、昨年10月以来2度目の猛打賞を獲得>
「(価値ある猛打賞になった)
はい、すごい、非常にうれしいです。
(まずは1本目。このヒットでチームの流れが大きく変わった)
あっ、そうですね。まあ、ボクの当たりは
あんまりよくなかったんですけど、一生懸命走って、
森野さんがしっかり繋いでくれて、すごくうれしかったです。
(そこで一気に同点、逆転した)
はい、えー、チームの流れもだいぶよくなってきて、
すごくいいなあと思います。
(2本目、3本目のヒットはいかがでした)
えー、2本目も3本目も、
まあ、自分自身納得していない面もあるんで、
もっと意識を向上させて頑張りたいです。
(チームは昨日、嫌な負けをした。
そんななかチーム16安打。本当に良い勝ち方になった)
ああ、もう昨日のことは忘れてたんで、
な、何て言っていいのか分からないですけど、
でも、きょうはすごく打てて、で、2日間空きますけど、
まだナゴヤドームであと2試合あるんで、
いっぱい打って、声援をすごくいっぱい聞きたいです。
(広島が負けて、再び3位浮上です)
あの、広島もすごく強いんで、
あのう、広島との直接対決はもうありませんですけど、
しっかり、中日がずっと勝っていけば抜かれることはないんで、
一戦一戦思い切ってやって、勝っていきたいです。
(残り9試合、意地を見せて、私たちを喜ばせてください)
絶対、クライマックスに行きましょう、イェーイ…(笑)」


<終わってみれば3安打>
「1本目が出るときは3本出るなんて思ってもいなかったんです。
よくないフォームで…。でも、最後の打席はうまく打てたと思います。
勝利に貢献できてうれしい。クライマックスへぜひ行きたい」

<師匠の助言が見事に効いた。
この日1本目は2回先頭での三塁内野安打。
ベンチに帰ると立浪選手兼任コーチからのアドバイスが…。
そのかいあって6回2死から左前打に、8回2死二塁から左前適時打>
「バットが遠回りしていると。何とか修正しようと思いました」

<試合前で早出特打、フリー打撃を終えると、
コーチからもう一度、打撃練習するように言われた。本来ならウッズの時間>
「あれ、タイロン出ないのかなって。
だったら外野が1つ空く。何とかしようって思いました。
(打撃練習は)監督が見ている前では力みすぎて全然ダメでした」
中スポサンスポニッカン


○川上憲伸
<北京五輪から帰国後初のマウンドは、
3回から2番手として登板し、3イニングを
内野安打1本に抑え無失点。7月4日以来の8勝目を挙げる>
「久しぶりだけど、結果的によかったんじゃないですか。
投球練習ではほとんど真っすぐしか投げていない。
きょうは内角のタマに結構詰まってくれた。
いろいろなプレッシャーがあったけど、なんとかクリアできたかな」

<北京五輪から帰国したのがちょうど1カ月前の8月24日。
目先の復帰を急ぐより、右肩と精神的な疲れを癒やし、
100%のコンディションに戻すことにこだわった。
CSの出場権を争っている状況からは勇気のいる決断だったが>
「正直言うと、(帰国後は)すぐに投げられる状態でした。
でも、その後に投げられない状態になるような気がしたから。
一番肝心な時に投げられず、テレビで見るしかできないのは嫌だと思った」

<ついにエースとして姿を取り戻したが、
この『1勝』だけでは全く満足していない>
「ホッとした? ホッとするという状況じゃない。
これで安心というのはありません。
次の投球が重要になる。いっぱいいっぱいの
3位争いをしている中で、十分な力を発揮するということ。
でも、ここまで来たら、誰も万全な人なんていない。
CSを別にすれば投げても残り1、2試合。全力で行くしかないでしょ。
僕が投げることで、チームの雰囲気が盛り上がり、活気づいてくれれば。
そういう意味でも自分も頑張らないといけない」
憲伸の声「2ヶ月ぶりの登板」、中スポサンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<川上にとって最高の復帰戦となったが、
裏では復帰プランの変更を余儀なくされる大ピンチに。
偶然の復帰舞台であることを隠さず>
「予定通りではなく、たまたまだった。
もともと昨日(23日・清水昭信)ときょう(24日・小笠原)は
投げるはずじゃないやつが投げているんだから」

<ローテーション通りならば山本昌だったが、
体調不良で急きょ前日の先発を変更。
さらに翌日になっても状態は上がらず、2日連続で先発を回避。
この回避が川上の復帰プランにも影響を及ぼした>
「いろいろ計算通りにいかなかった。
川上は2軍戦で投げる予定が雨で流れたし、(23日の)紅白戦もやめた。
本当なら下で投げて、上に来たら(北京)五輪みたいに
2回ぐらい中継ぎで投げさせるつもりだった。
復帰を焦らせるつもりはなかった」

<危機的状況の中でのマウンドに意味が付いたことを喜ぶ>
「逆転してもらった後で、気分も良く投げられただろう。
憲伸にも大きいし、チームにも大きい。
勝負どころはまだ先にあると思うし、
その試合の前に一度投げられたのは結果的に良かった」
名タイ


○森野将彦
<プロ入り初の4番に座り、
2回2死満塁の場面で、右前に勝ち越しの2点適時打>
「打ったのは、シュート。
いいバッティングじゃなかったけど、
何とかすることができて良かったです。
ほっとした? そりゃ、しますよ。
打てなかったら何を言われるか分からないですからね」

<試合前ウッズが腰痛を訴えて、すべての練習をキャンセル。
スタメン落ちは早くから予期できたが、
プロ12年間、1度も座ったことのなかった男に白羽の矢が立ち>
「うち(のチーム)らしく、
4番を言われたのは(試合直前の)シートノックの前です。
意外と言えば意外…。1打席目は性に合わず硬かったです。
普通にやろうと思ったんですけどね。どこか力が入ってたんでしょうね」

<当然といえば当然の抜てきだが、
座ってみた本人の緊張感はこれまでとまったく違ったよう。
初めての重責から解放され、本音がこぼれる>
「無事に1日が終わってよかったです。
本当に勝ってよかった。みんなのおかげです」
公式写真中スポサンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○イ・ビョンギュ
<2回無死満塁、右前にきれい弾き返す同点適時打。
これで5試合連続安打と、打撃好調はキープ>
「打ったのは、スライダー。
何としてもランナーを返そうと思って、打席に入ったんです」
公式写真、東京中日)

○谷繁元信
<5回無死一、三塁、中前にタイムリーヒットを放つ>
「何とか1点でも多く、1点でも多く点を取りたいので」

<実は通算安打数が、現在1667安打。
あの掛布さん(雅之=元阪神・1656本)を越えた。
コツコツと20年間、打ち続けてきたからこその記録に>
「えっ、オレが掛布超えかあ。
まあ、プロに入った年齢が…。あ、それは一緒か。
じゃあ、ボクの方が長くやってるからですよ」
公式写真、中スポ<ドラ番記者>

○立浪和義
<5回無死一、三塁で、川上の代打で登場。
押本の変化球を鋭く右前に打ち返し、連夜の適時打>
「何とかヒットでつなげてよかったです。
だいぶ感じが良くなってきたので、
残り試合、チームに貢献したいですね」
公式写真、中スポ)

○トマス・デラロサ
<この日3安打2打点。新人右腕・由規には
5回、右前への適時打でプロの怖さを見せつける>
「きのうまで低い球を打っていたので、
高い球を積極的に打とうと思っていた。
これからもチームの勝利のために貢献するよ」
(東京中日、サンスポ

○小笠原孝
<先発したが、またしても『鬼門』の1回に崩れる。
1死二塁からボークで三塁進塁を許すと、飯原に右前適時打。
さらに福地にも適時打を許し2失点。これで初回失点は11度目。
20日の広島戦での中継ぎから中3日での先発も実らず>
「大事なときに、またチームに迷惑をかけてしまった…」
(東京中日、ニッカン


◇チェン・ウェイン
<台湾球界にとってプロ経験がない『海外流出組』の1人。
03年末に入団したが、中日行きを選んだことについて>
「あのとき、ボクはアメリカに行きたいという思いはありました。
でもアメリカはいろんな人種がいる。
言葉や環境など苦労すると思いました。
だから大豊さんのいる中日を選んだんだけど、間違いではなかった。
中日は育ててくれるという環境があったから」

<新日本石油ENEOSの田澤投手が米大リーグに挑戦。
日本球界はアマ選手の海外流出という新たな問題を抱えるが>
「田澤君の問題ですか? 知っています。
ボクから何も言うことはないですけど、
ボクは中日に来て、本当によかったと思います。
台湾球界? 引退する間際にプレーできたらいいですね」
(中スポ)

◇タイロン・ウッズ
<持病の腰痛を悪化させて、この日は欠場。
試合前は練習を行わずに治療に専念。
試合中はベンチで戦況を見守る>
「腰がちょっと張ってね。大事を取って休ませてもらったよ。
あした(25日)、あさって(26日)と
試合がないから休めば、大丈夫だと思う。
(レギュラーシーズンは残り9試合)出るつもりだよ」
(東京中日)


○落合監督
<3位を奪回し、CS進出マジック『9』が点灯。
中3日の先発・小笠原を2イニングで見限り、
2番手で川上を投入するなど総力戦の様相に>
「あした、あさってが休みだから、総力戦といってもな。
1人(川上)帰ってきたからできるんであって…」

<エース・川上の復帰を1カ月待ったことに>
「『痛い』と言われたら使えない。
野手ならまだ『痛い』って言っても使えるけど。
無理させるやつは決まっている。
だからそいつらが、『ダメ』って言ってきたときは長引くことになる。
からだに異常があると、防衛本能が働くだろ?
そんなときに試合に使ってもいい仕事はしない。
痛いって言った時点でダメだ。
(報道陣を見渡し)みんなも仕事したくないってときには
腹が痛いって休み届け出すだろ?
ルンルン気分の時には言わないだろ? それといっしょだよ」

<森野が4番だったことについて>
「(ただの)4番目だよ」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 川上憲伸投手
【同抹消】
▼中日 藤井淳志外野手
(再登録は10月4日以降。公式サイト共同通信社


◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷で戦列を離脱中。
この日、ナゴヤ球場で故障後初となる
フリー打撃を行うとともに、守備練習を行う。
打撃では計92スイング。うち3本が左翼フェンスを越え>
「ほかにも2本『フェン直』(フェンス直撃の打球)がありましたね。
見ていないようで、自分でも(弾道を)追っていました。
違和感はなかったです。振れるから大丈夫です」

<本人は28日の本拠地最終戦に照準を合わせているが
27日に予定のファームでの紅白戦が、復帰への最終テストとなりそう>
「よくはなっています。
ただ、今シーズン中に復帰できるかは微妙。
目標にはしていますけど。
決めるのは首脳陣です。呼ばれているわけじゃなく、
現時点ではボクが出たいという目標です」
中スポニッカン


この日、約2カ月ぶりに出場選手登録された憲伸が、
周囲の心配をよそに、まさにエースといえる投球を披露。
3イニングを1安打無失点に抑え、今季8勝目をマーク。
チームの3位再浮上とCSマジック点灯の原動力となりました。

こうなると、残る「主力ピース」は、攻守の要・井端
その井端ですがこの日、故障後はじめて
屋外でのフリー打撃を敢行し、92スイングでサク越え3本。
さらに遊撃の守備位置でのノックに加え、
軽めながら一塁から三塁までのベースランニングも行うなど、
復帰へ向けて、さらにワンステップ上がったようです。
ただ肝心の復帰については、あくまで「微妙」。
中スポによると『Xデー』9.28のナゴド・巨人戦になっていますが、
果たしてそこに間に合うかは、今後の回復具合と、
紅白戦などを見た首脳陣の判断によりそうです。

2008年9月24日 (水)

打線沈黙中田背信、ミス竜単独3位掴み損なう。

チェンプロ初完封勝利に先発野手全員安打
地元に戻って、東京ヤクルトに快勝。
勝率を5割に戻し、同率3位タイに復帰したドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦。
連勝して単独3位をゲットしたいところでしたが、
この日は打って変わって、打線沈黙し7回までゼロ行進。
その一方で先発・清水昭信味方のミスが絡んで失点を許すと、
2番手で起用された中田は、4四死球で2点を失う乱調
終盤反撃したものの及ばず黒星。再び4位に転落しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 22回戦
(23日・ナゴヤドーム | 中日8勝12敗2分け)
28868人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 清水昭信(11試合2勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
清水昭信、中田、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
ミスが失点につながり、4位に転落
5回1死二塁から田中浩康に中前打。
中継が乱れて、先制点を許し、田中浩康も二進。
川本の適時二塁打で2点目を失った。
8回は2番手・中田独り相撲
死球が絡み、決定的な2点を奪われた。
打線は8回、代打・立浪、イ・ビョンギュの連続適時二塁打で
2点を返したが、継投にかわされた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、大方予想の山本昌ではなく、
3試合の中継ぎを経て、中3日で先発復帰となった清水昭信
ナゴヤドームでの好相性もあって、起用されたが、
いつもの田中ではなく、打撃好調の谷繁と組むことに。

1回、先頭・青木を内へのスライダーでレフトフライに取ると、
続く川島慶三に対しては、内へのストレートで見逃し三振に。
さらに飯原も外へのスライダーで空振り三振。
2つの三振を奪い、上々の立ち上がり。

一方、東京ヤクルトの先発は、館山
今季は3勝を許している右腕だが、立ち上がりやや不安定
1死から荒木が一塁方向へプッシュバントを決めると、
打球を掴んだ一塁の畠山がベースカバーに入った田中浩康
送球するも、一二塁方向に逸れる悪送球
絶妙なバントヒットが失策を呼び、荒木は一気に二塁へと進む。
続く森野の一塁ゴロで、荒木が三塁へと進むと、
館山と相性の良いウッズは歩かされて、2死一、三塁。
ここで迎えるは、2試合連続本塁打の和田
しかしカウント1-1からの3球目、内角高目のストレートを
打ち上げてしまい、センターフライ。
相手にもらった先制のチャンスを惜しくも逃す。

先発としては初の東京ヤクルト戦登板となった清水昭信
しかしストレートを軸にした力のある投球で、相手を圧倒。
2回先頭・畠山をライト前ヒットで出すも、
続く福地を外へのフォークで6-6-3の併殺に仕留めると、
3回も危なげなく三者凡退
一方の館山も2回以降は、落ち着きを取り戻したかの投球。
早いテンポで序盤を終え、投手戦の様相を呈してきた。

4回、清水昭信がこの日初めてのピンチ。
先頭・青木に外へのフォークを当てられ、レフト前に落とされると、
川島慶三がきっちりと送って、二塁へ。
さらに飯原の深いレフトフライで、青木が三塁へタッチアップ。
何気に足を駆使され、2死三塁で迎えるは、畠山
しかしカウント2-2からの6球目、
内角低目のストレートで詰まらせての二塁ゴロ。
きっちりと凌いで、味方の先制を待つ。

4回ウラ、2巡目に入ったクリーンアップ
しかし森野が外へのチェンジアップに
タイミングを外され、センターフライに倒れると、
ウッズは外へのフォークに芯を外されてのセンターフライ。
さらに和田は低目のフォークを引っかけてしまい、遊ゴロ。
館山の前に荒木のバントヒット1本に抑え込まれてしまう。

ここまで東京ヤクルト打線を2安打に抑えている清水昭信
しかし5回、1死から宮本に落ちの甘いフォークを捉えられ、
左中間を破るツーベースを許してしまうと、
続く田中浩康にも真ん中低目のフォークを運ばれ、センター前に落ちるヒット。
ボールが落ちたのを見てからスタートした宮本は三塁へ進んだが、
ここでドラゴンズの守りにあり得ないミス
センター・森野からのショートバウンド気味の返球を
中継した荒木が弾いてしまい、ボールが一塁ファウルゾーンへ転々。
それを見た宮本にホームを陥れられ、まさかの先制点。(0-1)
記録はセンター・森野悪送球
ちょっとした油断を突かれ、やらずもがなの点を奪われる。

なおも1死二塁となって迎えるは、8番・川本
しかし動揺したか、清水昭信の制球にやや乱れ。
ボール2球のあと空振りを取ってのカウント1-2からの4球目、
シュート回転して、ど真ん中に入ったストレートを逃さず弾き返されると、
打球はセンター左を大きく抜いていくタイムリーツーベース。(0-2)
3連打エラーも絡んで、2点のリードを許す。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
しかし館山に封じ込められ、いまだにチャンスを掴めぬ始末。
5回ウラには、デラロサの三遊間深い当たりを
川島慶三の好守に阻まれ、久々の安打を逃すと、
円陣を組んで臨んだ6回も、清水昭信の代打・小池
イ・ビョンギュと続けての内野ゴロ。
さらに荒木も外一杯のストレートに見逃し三振。
前日のチェンお返しをされているかのようなゼロ行進が続く。

7回、ドラゴンズは2番手になんと中田を起用。
これ以上失点を防ぐことと、復調を願ってマウンドとなったが、
1死から宮本に三遊間への内野安打を許すと、
続く田中浩康のピッチャー返しをダイレクトでキャッチ。
ところが飛び出した走者を刺そうと一塁へ送るも、
これが悪送球となってしまい、宮本は二塁へ。
川本を敬遠し、館山を空振り三振に取りはしたものの、
自らのミスで、いらないピンチを招いた。

6回までわずか1安打のドラゴンズ
7回ウラ、先頭・森野がセンター前に久々にヒットを放ったものの、
ウッズ打ち上げ遊フライ、さらに和田引っかけ6-4-3の併殺崩れ。
2死一塁と繋げられないながらも、館山の暴投で走者が二塁へ。
何とか中村紀洋で1点でも返したいところだったが、
カウント2-2からの7球目、外一杯のスライダーに見逃し三振
館山に踏ん張られてしまい、この回もゼロ。

8回、2イニング目となった中田だが、
先頭・青木にレフト左にツーベースを許すと、
続く川島慶三には送られ、三塁へ。
これ以上の失点は、勝敗に直結するもの。
ところがここから中田の制球が暴れだし
飯原に初球、ストレートを背中へぶつけると、
続く畠山にも同じく初球、今度は左ひじに当ててしまい死球。
なんと連続死球で、1死満塁とピンチを招いてしまう。
ここで迎えるは5番、得点圏打率.330という福地
自分で招いたピンチは、自分で凌げと期待を掛けるも、
制御が効かない中田のボールは高目に浮きまくり。
そしてカウント2-1からの6球目、
外角高目のストレートを叩きつけられると、
高いバウンドが、前進守備の中村紀洋の頭上を越えていく…。
レフトへのタイムリーツーベースとなってしまい、2点を献上。(0-4)
ベンチの期待に応えられず、独り相撲となってしまった中田
その後の2死満塁こそ凌いだものの、実に重い追加点を失った。

4点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
8回ウラも館山の前に、デラロサが倒れ早くも1アウト。
しかし谷繁がレフト前にクリーンヒットを放つと、
続く中田の代打・立浪がカウント0-1からの2球目、
外へのシュートを逆らわずに持って行くと、レフト前へ落ちるライナー。
ところが前進してきたレフト・飯原がこれを後逸
フェンスへと転々とする間に、谷繁が一気に生還!
記録はタイムリーツーベースとなって、ようやく1点を返す。(1-4)
なおも1死二塁でイ・ビョンギュが続き、
カウント0-1からの2球目、外へのストレートを弾き返すと、
これまた左中間を深々と破るタイムリーツーベースに!(2-4)
連続適時二塁打で、これまで手こずっていた館山をKO。
なおも1死二塁というチャンスでクリーンアップを迎える。
4回の先制点を奪われる要因となった荒木、森野と続く場面。
ところが代わった東京ヤクルト2番手・松岡の前に、
荒木がフルカウントからの6球目、
内角高目一杯のストレートに手が出ず三振に倒れると、
森野もカウント2-1からの4球目、
外角低目に沈むフォークに空振り三振
やり返せずに連続三振。反撃は2点のみに終わってしまう。

そして迎えた最終回、東京ヤクルト3番手は五十嵐
ドラゴンズも4番からの好打順となったものの、
先頭・ウッズがフォークに手を出し三振に倒れると、
和田も内へのストレートに詰まらされ、三塁ゴロ。
早くも2死となったが、中村紀洋が食い下がり、
外角高目、150キロのストレートを弾き返すと、
ライトフェンスに直撃するツーベース。
何とか反撃への意地を見せ、後続へとつなぐ。
そして2死二塁となって迎えるは、デラロサ
狙い球は、おそらくストレート
追い込まれはしたものの、2球フォークを見逃し、フルカウントに。
そして迎えた7球目、五十嵐が投じるはまたしてもフォーク。
デラロサも手を出したが、バットが空を切ってゲームセット

快勝した前夜から一転。相手投手に好投されたうえに、
守備ではミスを突かれ、失点を重ねるなど
東京ヤクルト悪い内容で敗れてしまったドラゴンズ
このカード、1勝1敗と五分にされるとともに、
4年ぶりとなる東京ヤクルト戦負け越しが決定
さらに借金を再び1となり、デーゲームで引き分けた3位・広島とは、
0.5ゲーム離されての4位に転落
痛い失点でゲームを落とし「半歩後退」となってしまった。


またしてもミスが…。前夜の投打噛み合った快勝で、
今度こそクライマックスシリーズ進出へ
弾みが付くのではと、
期待していたゲームでしたし、
デーゲームで広島が引き分けていたため、
勝てば単独3位になれる
絶好のチャンスでしたが、
前夜のチェンの快投を、
やり返されてしまっての打線沈黙
おまけにちょっとした中継ミスをきっかけに
先制を許してしまうと、2番手で起用された中田が、
ベンチの意図を理解しながらも、制球乱してまたも自滅
ようやく8回に反撃し、2点こそ返したものの、
その前に失った2点が響いてしまっての敗戦。
膨らんでいた期待感を一気にしぼませ、
さらに失望させるようなゲームのように思えました。

それにしても、打線が打てませんでしたね。
館山も立ち上がりは、あまりよくなさそうだったので、
相性の良いウッズ、和田で叩ければと思いましたが、
初回のチャンスを逃してしまったのが響いたようで…。
その後は力のあるストレート、またはシュートに差し込まれ、
または変化球にタイミングをずらされての凡打の山
6回までヒットわずか2本に抑えられ、何もできずにジリジリ
相手のペースでテンポよく投げ込まれてしまったのが、痛かったです。
これで館山には、今季4敗目。
今まではカモだったといえ、今季これだけやられては…。
次回、そして来季に向けては、何とかしないといけないでしょう。

投手陣では、先発した清水昭信は良かったと思います。
普段の田中ではなく、谷繁とのコンビでしたが、
ストレートにもキレがありましたし、まずまずの出来だったのでは。
ただ味方のミスに足を引っ張られ、5回で代打を出されての交代。
これはちょっと残念でしたね。
中3日とはいえ、もうちょっと投げられたでしょうし、
確かにタイムリーを許したとはいえ、自責0での降板でしたし。
ただ次のチャンスもあるとは思うので、この調子を維持してくれればと思います。

一方、このゲームの敗因となったのが、2番手の中田
2点ビハインドの7回から登板したものの、
2イニングス目となった8回に、3四死球を与え2失点と乱調
自分どんな状況で起用されたのか、
その意味をでは理解しているようですが、
どうも体がついていかないようで…。
投球のバランスも悪く、ストライク、ボールがバラバラ
こうなると受ける谷繁もどう組み立てていいか、正直困りもの
またしても「制御不能」となってしまい、結果沈んでしまいました。
それにしても、前回の反省があまり活きているように思えましたし、
こんな状態では、大事なゲームの先発には使えないという印象も。
またしても迷路に迷いこんでしまった感のある背番号20
何とか抜けだして、復調してくれることを願います。


今シーズンもこれで、いよいよ残り10試合
いまだに一進一退を繰り返すドラゴンズですが、
残り10の中でいくらか貯金を作らないと、3位確保は難しいかも。
広島も崩れてくる気配もないですし、キツイ状況は今後も続くでしょう。
ただそれでもファンとしては、やはりCSには進出してほしいなと。
迎える第3戦、トータルでは負け越しが決まったものの、
このゲームは、必ず取って再び5割に。
そして広島にいくらかでも、プレッシャーを掛けてほしいところ。
とりあえず1試合に集中し、こつこつ戦っていくことが大事でしょう。
泣いても笑っても雌雄が決する10ゲーム
必ずや「意地」をが見せてくれると信じ、応援していきたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(24日)

●中田賢一
<19日の広島戦から中3日で今季2度目の中継ぎ登板。
7回から2番手で登板も、4四死球などで痛恨の2失点。
試合後は絞り出すように答えるのが精いっぱい>
「もったいない? そうですね。歯がゆい? そうですね。
思ったところに(球が)いかない。
原因は力み? 全部ですね。修正しないといけないです」
(中スポ、サンスポニッカン名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<2イニングを2失点と復調ムードのない中田について、
中継ぎへの『降格人事』も浮上のきっかけにならず>
「勝ち試合では中継ぎとして使えないと思っていた。
ブルペンではいい球を投げているけど、
試合になるとどうなるか分からない。
良くなると思っているから中継ぎをさせている」

<シーズン最後までの中継ぎ起用を明言。
期待した投手の『裏切り』に吐き捨てるように>
「今後も中継ぎ? どこで先発させるんだ。
先発の頭数はそろっている。
広島が(3位に)決まったら先発させてやってもいい。
あいつは使い勝手がいいし、このままだ。
クライマックスシリーズで登板? (チームが)出られたら考えるよ」
名タイ

●清水昭信
<3試合ぶりに先発復帰し、6イニングを5安打2失点(自責0)。
味方の援護に恵まれず痛い2敗目>
「(5回に)宮本さんに投げた1球が悔やまれます。
もっと慎重に低めに投げるべきでした」
中スポ

●荒木雅博
<5回1死二塁から田中浩康の中前打の後、
中堅・森野からのショートバウンドの返球を
中継する際、一塁側に大きくそらし(記録は森野の失策)、
先制点を奪われたことを反省>
「送球が低くきたからボクが止めないと」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<5回1死二塁からのあり得ない守備の乱れについて>
「ランナーが止まっていたし、
(森野は)焦らなくてもいい場面だったけどね」
(中スポ)

●森野将彦
<打線が館山になすすべなく抑えられたことに>
「いい当たりがなぜか正面を突いている。
抑えられているという感覚はない」
(中スポ)

●立浪和義
<4点を追う8回1死一塁、代打で登場。
左前に弾き返すと、この当たりを左翼手・飯原が後逸したため、
二走の谷繁が一気に生還する適時二塁打に。意地を見せて>
「打ったのは、シュート。
ラッキーでした。いい形でつなげたのでよかったです」
公式写真、中スポ)

●イ・ビョンギュ
<8回1死二塁の好機で、左中間を真っ二つに破る適時二塁打。
2点差までに詰め寄る快打だったが、試合後の表情は険しく>
「打ったのは、ストレート。とにかくランナーを返せてよかった」
公式写真、東京中日)

◆チェン・ウェイン
<プロ初完投初完封での今季6勝目から一夜明け、
ナゴヤドームでランニングやキャッチボールなどで調整。
あらためて喜びをかみしめて笑顔>
「今までなかなか完投できなかったから
1人で最後まで投げ切れてうれしい。また一生懸命投げていきたい」
ニッカン

◆田中大輔
<今季先発出場6試合中、
3試合は同期の清水昭信とバッテリーを組んでいるが、
この試合は先発・清水昭信の投球を初めてベンチから見ることに。
生きた教材・谷繁の意表を突くリードにハッとさせられることも>
「ああ、なるほどなって思うこと多いです。
谷繁さんと自分とでは、経験が違いすぎます」

<いつか主戦級を実際にリードできる日を信じて、
地道に頭脳と感性をベンチで磨いていく>
「日々、勉強です」
(中スポ)

◆田村捕手コーチ
<若手の控え捕手に義務づけている『シミュレーション』について。
正捕手のマネではなく、自分なりの回答を求めている>
「もちろん『そこは絶対に内角じゃない』といった
基本はあるけど、リードに正解はない。
だから例え谷繁と違っても、その過程をどう考えているかが大事。
あとは失敗を含めた経験をして養っていくしかない」
(中スポ)


◇井端弘和
<右ひざ靱帯損傷でリハビリ中。
ナゴヤ球場の屋内練習場で故障後初めてフリー打撃を行う。
早川コーチが約10メートルの距離から投げる山なりのタマを、
感触を確かめるように76スイング。鋭い打球を連発。
きょう24日には屋外で本格的な打撃を再開する予定>
「下半身の粘りがもう少しでしたが、力を入れるところは入れました」
中スポ

●和田一浩
<WBCの時、その下でプレーした王監督の退任について>
「大変な仕事だったと思う。
寂しいものもあると思うけど、
今いるプレーヤーで盛り上げていかないといけない」
(東京中日)


●落合監督
<前日の快勝とは一転、ミス、死球からの失点。
終盤の反撃も及ばず痛い敗戦。
同率3位の広島が引き分けたため、再び4位に転落。
流れに乗れない長丁場のまか不思議をこう語る>
「これはウチだけじゃなく、どこももっている現象だろう。
きのう(7-0で圧勝)みたいな野球をやれば全部勝つし、
きょうみたいな試合をやると全部負ける。
その中で、どう拾っていくかってことだろう」

<独特の言い回しでもどかしさを表現>
「ここにきて選手がどうのこうの、そういう次元の問題じゃない。
ないものを一生懸命表現しようとしている選手もいるのに、
せっかく持っているものを表現しきれない選手がいる。
選手自身が立ち直っていくのは立ち直っていくだろうし、
立ち直ってこれないのはこのままシーズンが終わる。
そういうことじゃないか。
できないものはやらせるしかない。
頭の中身だけは見られないだけに、一番難しいところ。
我々には責任があるし、本人にもある。
それをどうやってうまく解消していくかだ。
だからみんな(マスコミ)も協力してくれって頼んでいる。
スーパースターにしてくれるなよって。
プロ野球界のスーパースターはONだけ。あとはいない」

<祭り上げている気はないが、本人はそう思う?>
「本人はそう思う。だから困る。
みんなは新聞売らないといけないし、
こっちは何とか地に足をつけてやらせようとする。
それを経験している者にはわかるんだ。
とはいえ、昔と違って持ち上げることはあっても、
けなすことはあまりないけどね。今の新聞はおとなしいから。
我々はけなされるのに慣れているから。いい時代だと思う。
今の時代じゃスーパースターは出てこないんだろうな」

<先発・清水昭信について>
「よく放った方。それだけ成長したのかな。
突っかえ棒がポキッと折れて、我にかえった。
(突っかえ棒が必要な選手は)いっぱいいる」

<我にかえってくれただけよかった?>
「こちらが手助けしてやれる部分とやれない部分があるから」

<福岡ソフトバンク・王監督が
今季限りで退任すると発表したことについて>
「長い間、お疲れさまでした。
ユニホームを脱ぐということは相当健康的にきつかったんだと思う。
これで本当の意味のスーパースターがユニホーム組から消える。
またいつか(ユニホームを)着る機会があることを願うけど。
われわれが脱ぐのとはわけが違うから。
これからは健康に気をつけて過ごしてほしい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(23日)

◆中日2軍紅白戦
(23日・ナゴヤ球場)
  000 010 0 =1
  031 000 0 =4
(7回打ち切り)
[本] 井上(白)
[投](紅)●佐藤充、久本 (白)○佐藤亮太、高江洲
(中スポ)

○井上一樹
<白組キャプテンに指名され『4番・右翼』で出場。
先制ソロを含む2長打を放つ活躍で勝利に貢献>
「(負けると)終わってからのランニングがきつくなるから、
みんなの尻をたたいたよ」

<2回に詰まりながらも右中間最深部へたたき込んだ一発には>
「パワーがついたかな?」
中スポ

●久本祐一
<左ひじ周囲炎からの完全復活を目指す。
紅組の2番手で6回から登板。2イニングを1安打無失点。
MAX142キロを計測し、2つの空振り三振を奪うなど
復調を感じさせる投球。今季初の1軍昇格へ意欲を見せて>
「シーズンはまだ終わっていないので、
1試合でも残っている限り上(1軍)を目指したい」
中スポ


◆古久保2軍捕手コーチ
<高橋2軍投手コーチ、音2軍外野守備走塁コーチとともに
今季限りで退団することに。4年間、若手育成にあたってきたが>
「田中もそうですが、若い捕手が育ってきています。
来季からベテランを脅かす存在になってほしい。
自分には野球しかありません。他球団から話があればいいのですが」
古久保ブログ「緊急報告。」、中スポ

◇西川球団社長
<2軍3コーチの退団について、現場主導人事であることを説明>
「人員削減ということではありません。
現場の大将(落合監督)が判断したということ」
中スポニッカン


ウエスタンの公式戦が終了し、
10月7日のフェニックス・リーグ開幕までは、
まだ日があるなか、ファームでは紅白戦が行われ、
井上キャプテン率いる白組が勝利を収めたもよう。
罰ゲームランニングを避けるため、自ら奮闘、
さらに白組ナインの尻をひっぱたたいたようです。
また阪神との練習試合が雨で流れ、
この紅白戦で投げるのではと言われていた、
エース・川上の登板もなかったもよう。

ところで早くもストーブリーグの話題が入り、
中日球団はこの日、ナゴヤドームにて、
2軍の高橋三千丈投手コーチ、音外野守備走塁コーチ、
古久保捕手コーチ
の3コーチに来季の契約を結ばないことを通告。
よって今季限りで3氏はドラゴンズ退団することになりました。

戦力外通告などともに寂しい話題ではありますが、
こういう部分でも動き始めたようですね。
特に古久保コーチは、楽しいブログによって、
親しみもありましたし、退団はとても残念な部分も。
高橋三千丈、音、古久保コーチ、お疲れ様でした。
3コーチによって指導を受けた若竜が、
いつかを咲かせてくれることを願いたいと思います。

2008年9月23日 (火)

快投チェンプロ初完封、積極竜3位タイに復帰!

広島市民球場での直接対決に負け越し、
4位に転落して、ナゴヤへ戻ってきたドラゴンズ
6連戦の2カード目は、ナゴヤドームでの東京ヤクルト3連戦。
巻き返しのための初戦、先発のチェン抜群の出来。
ストレートが切れ、立ち上がりから相手打線を圧倒すると、
打線も呼応し、2回にデラロサの2ランで先制すると、
3回荒木、森野の連続適時打を含む4連打、
さらに7回和田のダメ押し弾など、先発野手全員安打の14安打7得点。
大量の援護をもらったチェンは、そのまま9回を投げ抜き、
4安打10奪三振無四球で、プロ初完投初完封勝利をマーク。
また連勝で勝率5割に戻したドラゴンズ
広島が敗れたため、再び同率3位タイに復帰しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 21回戦
(22日・ナゴヤドーム | 中日8勝11敗2分け)
29963人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] チェン(36試合6勝5敗)
[D本] デラロサ7号2ラン 和田15号
[Dバッテリー]
チェン - 谷繁

【ゲームレビュー】
チェンがプロ初完封
勝率5割に戻し、広島に並んだ

チェンは立ち上がりからテンポがよく、威力のある直球で押した。
打たれた安打はわずか4本。10三振を奪い、三塁を踏ませなかった。
打線は先発野手全員安打
2回、デラロサが左へ先制2ラン。
3回には荒木、森野の連続適時打などで3点を加え、突き放した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
移動日ゲームとなったが、スタメンは前日同様。
ビョン、荒木、森野、ウッズ、和田、中村紀洋、デラロサ、谷繁
この日特打を行ったという中村紀洋も名を連ねる。

ドラゴンズ先発は、中5日でチェン
この日は立ち上がりから快調
先頭・青木を外への大きなカーブで
ハーフスイングでの空振り三振に取ると、
続く川島慶三も、内へのストレートに手が出ず見逃し三振
飯原には初球、スライダーをうまくレフト前に運ばれたが、
4番・畠山を外角低目のストレートで見逃し三振
三者三振という抜群の立ち上がりを見せる。

対する東京ヤクルトの先発は、ゴンザレス
ナゴヤドームでのドラゴンズキラーとの対戦となったが、
2回ウラ、先頭・ウッズが三遊間深いところへの内野安打で出ると、
和田は中飛に倒れたものの、中村紀洋の遊ゴロの間に二塁へ。
得点圏のチャンスで迎えるは、7番・デラロサ
積極的にいこうと思っていたというデラロサ
初球、外角高目に浮いたスライダーを叩くと、大きな当たりは、
レフトポール際のスタンド前列に飛び込む2ランホームラン!(2-0)
快投を見せるチェンに、大きな先制点が入る。

この一発で勢い付いたか、その後も繋がるドラゴンズ打線
3回ウラ、先頭イ・ビョンギュが初球、真ん中低目のストレートを叩くと、
センターオーバー、フェンス直撃となるツーベース。
やや際どいタイミングながらも、二塁を落としいれると、
続く荒木も間髪入れずに初球攻撃!
外角低目のストレートを右へ持って行くと、
鋭く一塁横を抜き、ライト線へと転がるタイムリー!(3-0)
わずか2球で1点を追加する。
さらに森野の初球に、荒木が二盗を決めると、
フルカウントからの8球目、内へのストレートを弾き返して、
詰まりながらも、センター前へのタイムリー!(4-0)
二塁から荒木が最後はミットを吹き飛ばしての生還
その間に森野も二塁へと進み、さらに後続へと繋げる。
続くウッズも三遊間をしぶとく抜き、これで4連打
依然無死一、三塁で迎えるは、和田
しかし初球、外へのストレートを打つも、6-4-3と渡るダブルプレー
それでもその間に三塁走者の森野が還って、さらに1点を追加。(5-0)
続く中村紀洋の右前打も含め、
このイニング5安打を集中させ、3点を奪ったドラゴンズ
一気にゲームの主導権を握った。

5点の援護をもらったチェン
しかし4回、先頭・飯原を内角高目のストレートで空振り三振に取ると、
続く畠山にはカウント0-3となったものの、
しっかり持ち直してフルカウントからライトライナーに。
さらに福地を内へのスライダーで遊ゴロに取り、3アウト。
3回に続いて、2イニング連続の三者凡退とますます乗ってきた。

4回ウラ、下位打線からチャンスメーク
先頭・谷繁がスライダーを上手く拾って、
センター前に落ちるヒットを放つと、続くチェンが送って二塁へ。
ここで迎えるは、前のイニングに集中打の口火を切ったビョン
カウント1-3からの5球目、真ん中高目へのスライダーを
しっかりと捉えると、打球はライトの頭上を大きく越え、
フェンスまで到達するタイムリーツーベース!(6-0)
投手のリズムが良いと、やはり打線呼応するのか。
3イニング連続で得点を奪い、ゴンザレスをKOする

勝利投手の権利がかかる5回を迎えたチェン
しかしそのボールは衰えることなく、さらに快調
この回先頭の宮本を外角高目を振らせ、三振に取ると、
田中浩康も早いカウントで打ち上げさせての三塁フライ。
続く川本には粘られ、9球投げさせられたものの、
最後はスライダーでライトフライに取って、この回もゼロ
繋がると怖い東京ヤクルト打線を圧倒し、5回を終えて被安打わずかに1
さらに課題の制球も、2回田中浩康の足にかすった死球1個のみ。
まさに今季最高の出来ともいえるチェン
球数もまだ61球、プロ初の完投、完封も視界に入ってきた。

6回、ドラゴンズは早くもウッズを下げ、
センターに英智を入れるなどの守備固め
しかしチェンのスイスイ投球はなおも続き、
先頭、途中から出場の米野を初球、簡単に捕邪飛に取ると、
続く青木は3球目、内へのスライダーで詰まらせての
ショート左へのハーフライナー。
さらに川島慶三も初球、あっさりとレフトフライ。
毎回奪三振こそ止まったが、わずか5球で退ける。

6回ウラ、東京ヤクルト2番手・松井を2死から攻め、
荒木が1球も振らず、フルカウントから四球を選ぶと、
森野の右中間へ落ちるヒットで、一、三塁。
4番に入っていた英智に期待を寄せたが、
カウント2-1からの内角低目のフォークに空振り三振。
惜しくもダメを押せず、6点リードのまま終盤へ。

6回まで広島打線に、二塁さえも踏ませていないチェン
しかし7回、やや疲れも見え始めたか、
先頭の飯原にストレートをセンターに弾き返されると、
1死から福地にもライト前に運ばれ、一、二塁。
この日初めて得点圏に走者を背負ったものの、
続く宮本に初球、真ん中高目のストレートを打ち損じ。
二塁ベース寄りの遊ゴロとなり、6-4-3と渡りダブルプレー。
最大のピンチを凌いだチェンは、飛び跳ねてのガッツポーズ!

7回ウラ、東京ヤクルト3番手は、花田
しかしその代わり端、先頭の和田見事な一振り!
カウント1-2からの4球目、真ん中低目のフォークに反応。
迷わずにフルスイングすると、弾丸ライナーでレフトスタンド一直線!
この日先発野手で唯一ヒットのなかった和田
お待たせのヒットは、ダメのダメを押す大きな一発。(7-0)
先発野手全員安打を達成し、14安打7得点
こうなると残りの焦点は、チェン初完投、完封のみとなった。

8回も田中浩康、梶本、そして米野
いずれもフライアウトで打ち取り、ついに9回のマウンドに登ったチェン
しかし先頭・青木をショート内野安打で出してしまうと、
記録を意識したか、力みが目立ちはじめ、ボールがやや高目に。
それでも川島慶三を打ち損じの三塁フライに取ると、
飯原は内角低目のストレートで見逃し三振。
この日10個目、自己初となる2ケタ奪三振も達成すると、
最後は畠山を、真ん中高目のストレートで
センター後方へのフライに打ち取り、ゲームセット!

9イニング、109球を投げ、4安打10奪三振1死球で無失点。
来日5年目で初となる完投勝利を、
見事な完封で飾ったチェン・ウェイン
マウンド付近でナインとハイタッチを交わすと、
荒木選手会長からウィニングボールを手渡されて、笑顔
さらにその勝利の価値は、チームにはとても大きく、
勝率を再び5割に戻すとともに、
広島が敗れたため、同率3位タイにも復帰。
地元に戻って、ようやく投打がかみ合っての快勝は、
3位奪還へ向けて、より勢いが付きそうな白星となった。


広島との直接対決で、まさかの1勝2敗と負け越し。
4位に転落して、地元・ナゴヤへ戻ってきたドラゴンズでしたが、
やはり我が家が落ち着くのか、この日は久々に一方的な展開
打っては打線がつながり、苦手・ゴンザレスをKOすると、
投げては、チェン今季最高ともいえる投球。
力のあるストレートを右打者の内角へビシッと投げ込み、
バッタバッタと三振を奪うなど、東京ヤクルト打線圧倒
終盤若干バテもあったものの、最後まで投げきってプロ初完封を達成。
チーム的にも投打がかみ合っての快勝というカタチで、
神宮3連敗の屈辱を少しは晴らすことができ、とてもうれしかったです。

やったぜプロ初完封!それにしても、
今夜はチェンに尽きるでしょう。
プロ初完投、初完封
そして初の2ケタ奪三振
チェン投手、
本当におめでとうございます!

前回の阪神戦で五輪復帰後
初の白星を挙げたことで
吹っ切れたのかもしれませんが、
この日立ち上がりから快調でしたね。
初回先頭の青木のハーフスイングを
球審が取ってくれたのをきっかけに、
素早くリズムを掴んで、3奪三振と上々の立ち上がり。
その後も、140キロ台後半というスピード以上に
キレのあるストレートを軸に、スライダーなどの変化球を交え、
東京ヤクルト打線に対して、全くスキを与えぬ投球。
課題でもあった制球面も、無四球と安定し、
さらに早いカウントで抑え込むため、テンポも上々
その相乗効果によって、打線の大量援護ももらえるという、
まさに好循環となった今回のマウンド。
危なげなかったですし、本当に安心して観ていられました。

特に一番収穫となり、うれしかったのは、
久々に観られたイキの良いストレート
やはりチェンの売りというのは、力のある真っすぐ
ビシッとインサイドを突く投球には思わずうなりましたね。
五輪から復帰後は、これが欠けていたものの、
ようやく下半身も使え、が振れるようになってきたのか、
この日のストレートは、ここ最近では一番の力強さ
こういうボールが投げられれば、なかなか打てはしないでしょうし、
この投球を忘れずに、今後もできるだけ持続できるよう
残りシーズン、そしてこの先もやっていってほしいなと。
プロ5年目、ここまでいろいろありはしましたが、
ようやく掴むことができたプロ初完封
これを自信にして、さらに成長していってほしいと思います。


「悔しさ」改め積極打線がこの日もつながり、14安打
さらにしっかりと相手のスキも突けましたし、
いくらかはドラゴンズの野球を取り戻しつつある感も。
そして再び勝率も5割に戻し、3位タイにも復帰。
相手のモチベーションも神宮の時とは違うように見えましたし、
ここは一気に勝ち越したいものですね。
クライマックスシリーズに進出するためには、ただ勝ち続けるのみ
そのためにも、地元での残り試合すべて勝つという意気込みを。
第2戦の先発は、おそらく昌さん
このところやや勝てない印象もありますが、
とにかくチーム全体で現状「エース」を盛り上げ、貯金1単独3位を。
ドラゴンズのより一層の頑張りに期待しています!


☆ウィナーズ・ボイス(22日)

◎チェン・ウェイン
<4安打、1死球、10奪三振、三塁を踏ませぬ好投。
来日5年目で、プロ初完投初完封を挙げる>
「(初めての完封勝利、どんな気持ち)
うれしいです、はい。
(すべて投げきった)
そうですね。まあ何とか完封したいんで、はい。まあうれしいです。
(立ち上がりから奪三振ショー、今日はどこがよかったか)
やっぱりコントロールと変化球でもいいし、
やっぱち真っすぐの、先にストライクを取れるから、
まあ早くアウトを取れたいし、はい。
(四球がなかった)
そうですね。まあフォアボールが一番気になるので、
まあ何とかフォアボール出さないで、
しっかりアウト取って、それだけです、はい。
(打線がよく打って、乗っていけた)
そうですね。デラロサもけっこう打ったし、
まあ、シゲ(谷繁)さんも猛打賞だし、
まあ打席に、バッターの方は何とか点数が入るし、
まあ、自分の投げる方もいいし、はい。
(チームが3位タイに並んだ。ファンに抱負を)
ありがとうございます。
何とかクライマックスシリーズに入りたい、いきたい。
まあ、自分の力になるし、何とかみなさん
ドームで応援してくれるよう、お願いします」


「うれしいです。きょうはコントロールがよかった。
変化球、真っすぐもよかったです。
上半身が開かないように意識したことがよかったんだと思います。
上半身を開かず、下半身を使って…。
一つ一つアウトを取ることだけ考えた。
早くアウトが取れて球数が少なかったのもよかったですね。
打たせてアウトを取ろうと思った。
6、7回で疲れるんで、球数を少なくしようとした」

<見て聞いて、感じたことが生きている。
11日の巨人戦、森コーチからの指示でベンチに座って
山本昌の投球を見て勉強。先輩の背中から学んだことを生かして成長>
「マサさん(山本昌)とボクはタイプが違うけど、すごく勉強になりました。
勉強になったのはコースの重要性です。
マサさんは(右打者の)アウトコース、
ボクはインコースにいいボールがあるけど、
やっぱりコースに投げないと意味がない」

<今季6勝目、そしてプロ6勝目。
台湾出身で同い年の投手、巨人・ジャン・チェンミンの
通算勝ち星をわずか1シーズンで抜き去ったことに>
「姜建銘(ジャン・チェンミン)を抜いた? 
そんなことはあんまり意識しませんね。
お互いに日本で頑張ればいいと思っています。
いまはとにかくCSに出たい。日本一にもなりたい。
ボクはいままで何にも経験していないですから」

<台湾代表として出場した五輪だが、帰ってくると絶不調。
苦しんでいた8月末,疲れを癒し助けてくれたのは大豊飯店>
「大豊さんにはいろいろアドバイスしてもらっています。
(北京から)帰ってきてからも、大豊飯店には行きました」

<ようやく復調。チームは再び広島と同率3位に並び意欲を>
「何とか自分の力で貢献して、クライマックスシリーズにいきたい。
自分の力で勝って日本一になりたい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○谷繁元信
<プロ初完封勝利のチェンについて。
快投の予感は、ブルペンからプンプンと漂っていた>
「来日最高の投球でしょ。ブルペンからよかったです。
それがマウンドへ行っても変わることはなかったし、
最後まで落ちることもなかった。
外の真っすぐを1本打たれたけど、
内は1球も捕らえられることはありませんでしたから。
楽しかった? うーん、というよりも
まずは絶対に勝たなきゃいけない試合だったから」
中スポ

◆大豊泰昭
<元中日選手。名古屋市で『大豊飯店』を営む親代わりは、
チェンのプロ入り初完封に大喜び>
「去年のことを考えればよくやっているよ。
今年のボクの(与えた)目標は5勝だったから、きょうで越えたね。
この前に会った時(五輪後)は、さすがに疲れもあったようで、
『リリースポイントがちょっとおかしい』と悩んでいましたね。
私はいつも『自分の足の幅、リリースポイントさえ決まれば大丈夫』と
言っています。でも完封したということは、
いいフォームで投げられたということでしょう。
まだ若いし、失敗することもある。
でも、それも含め、今は経験をたくさん積んでほしい。
体も大きくなってきたし、顔つきや会話も、
最近は随分、プロ野球選手らしくなってきたと思います。
今年も残り少ないけど、ぜひクライマックスシリーズに
出られるように頑張ってもらいたいですね」
(中スポ)


◎トマス・デラロサ
<2回2死二塁、左越えに先制2ランを放つ>
「(素晴らしい本塁打でした)
ありがとうございます。
(ホームランの感触は)
そうですね。チームの勝利のために
一試合一試合貢献していきたいと思います。
(クライマックスシリーズ目指して抱負を)
そうですね。最後の最後まで諦めずに
プレーオフに出られるように、頑張っていきたいと思います」


<ホームラン談話>
「打ったのはスライダー。
広島では打てなくて悔しかった。
今日はチェンが頑張っていたし、オレたちもやらなきゃと思った。
だから、きょうは積極的にいこうと思っていた。
神様のおかげ。いいところで打たせてもらえて本当にうれしいよ」

<前日までの広島3連戦はノーヒット。
大事な試合で結果を残せなかったことに、
きまじめな男は責任を感じていた。
もどかしさから胸の内をこう吐露したことがある>
「ドラゴンズは去年の日本一チームなんだろ? 
自分が来て弱くなったなんて思われたくない。
とにかくプレーオフには出なくちゃ」
公式写真中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○荒木雅博
<3回無死二塁、右翼線にタイムリーを放つ。
一塁線へ技ありの流し打ちで攻撃を加速させる。
続く森野の初球に二盗、今季31個目の盗塁でトップに5差に迫る>
「つなぐつもりだったけど、いいところを抜けてくれました」
公式写真、東京中日、スポニチ名古屋

○森野将彦
<3回無死二塁、中前にタイムリーを放ち、5点目をたたき出す。
6回にも右前安打を放ち、2試合連続マルチ安打>
「ランナーを進めようと思ったら、結果、ヒットになってよかったです」
公式写真、東京中日、スポニチ名古屋

○イ・ビョンギュ
<4回1死二塁、右越えにタイムリー二塁打を放つ。
打順1番に入ってから3試合連続安打と好調>
「チェンがいいピッチングをしているので、打ててよかったです」
公式写真、東京中日)

○和田一浩
<7回無死、左越えにソロ本塁打を放つ>
「自分自身、ふがいないバッティングが続いていた。
ずっと調子が良くなくても、落合監督は試合に使ってくれている。
もう調子が悪いとかいっていられない。
これを機に調子が戻ってきたらいいなと思います」
公式写真中スポ共同通信社ニッカン

○中村紀洋
<移籍後初めての早出特打を行う。
平田、藤井ら若手にまじって練習開始前に約20分間のフリー打撃。
持病の腰痛を抱えているだけに、手応えを口に>
「腰に負担のかからない、
苦しくないフォームを探すためにやりました。
感触はまあまあよかったと思う。
腰の状態は変わらないけど、痛み止めの注射は打った。
残り試合も少ないし、クライマックス・シリーズに
出るためには意地でもやる」
共同通信社ニッカン12

◇山本昌
<普段は年齢を気にすることのないベテランが
今夏『睡眠』で年を感じたという。
中田と話していた時、完全休養日の睡眠時間を聞いたところ、
10時間近く目が覚めなかったという答えが返ってきたことに>
「驚いちゃったよ。10時間以上も寝て、
一度も目が覚めなかったって言うんだから。
若いころは、ぼくもそうだった。何時間でも平気で眠れた。
だけど、最近はさすがに8時間も寝れば目が覚めるもんなあ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇吉見一起
<チームで『エース』と呼ばれる人間は影響力が強い。
前日の広島戦で3カ月ぶりに勝利した後輩は、
勝てない間、2軍にいる間、川上のアドバイスを思い出した>
「2軍に落ちるときに川上さんから言われたことがあるんです。
『体をリセットすれば、それでいいんだ』ということを。
川上さんだけでなく、ほかの方からもそういう意味のことを言われましたけど」

<これからどうすればいいのか、
不安と迷いの中で聞いたエースの言葉。
2軍落ちを前に勇気をもらい、そう信じた。
自分のスタイルを貫き、しっかりと戦列に戻ってきた>
「体をリセットして、体さえ元の状態に
戻すことができれば、投球も元通りになる。
(投球やフォームの面は)考えないようにしました。
今年の自分のテーマが『悩まない』と言うことですから」
(中スポ)

◆川上憲伸
<北京五輪後に疲労などを訴え、2軍調整を続けてきたが、
この日ナゴヤドームで行われた試合前の1軍練習に参加。
首脳陣に現時点での状態を披露。
練習後、大勢の報道陣に囲まれると、こうかわしながらも笑顔>
「まあ、まだ(1軍に)上がったわけじゃないので」
(中スポ、名タイ

○高代野手総合チーフコーチ
<先発野手全員安打、14安打の猛攻について>
「今日のように打てれば、何もいうことはない」
ニッカン


○落合監督
<快勝で勝率を5割に戻し、広島と並ぶ3位に復帰。
来日5年目で初完投初完封のチェンを絶賛。
力のある真っすぐを内角中心に配したインサイドワークをこう評し>
「きょうに関していえば、力負けしてない。
多少の投げ間違えはあっても、ファウルになるか、フライになるか…。
珍しいんじゃないかな。あれだけインサイドを使ったのは。
それがすべてなんじゃないのか。
それに本人が気付いているのかどうか。
スポーツってわかんないもんだな。
野球もそう。1個勝ってこんなに変わるのかね。
あんだけ苦しんでたのに。今はいい。
今はいいけど、まだ打たれる怖さを知らないから。
あいつ(チェン)の場合は始まったばかりだし。
でも、今年(あまり)勝ってない投手に、ああいうのを見せてやりたい。
今、ウチの投手は打たれる怖さを
嫌っていうほど味わっているから。これがひと山越えれば…」
中スポサンスポスポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋


若竜トピックス(22日)

新井首位打者、最高出塁率タイトル獲得 佐藤充は投手3冠
(中スポ)

この日、ウエスタン・リーグが今季の全日程を終了
福岡ソフトバンクが24年ぶりのリーグ優勝を決め、
38勝43敗7分けのドラゴンズ4位となりました。
また個人タイトルも発表され、
不動の4番・新井良太が規定打席に4不足しながらも、
首位打者(.332)と最高出塁率(.418)のタイトルを初めて獲得。
また投手陣では、佐藤充最優秀防御率(2.64)、
最多勝利(7勝=3人でタイ)、勝率1位(.636=2人でタイ)の
3部門のタイトルを掴みました。

ちなみに各選手の成績は、以下を参照のこと↓
2008年度 中日ドラゴンズ個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)
2008年度 中日ドラゴンズ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)
2008年度 中日ドラゴンズ 個人守備成績(ウエスタン・リーグ)


規定打席に4不足という新井でしたが、
もしこの4打席を凡退したと仮定しても、
2位の(阪神)の打率.292を上回るため、
規定で首位打者に決まったもよう。

ファームで規定打席に達していたのが、
打率.267で6位の堂上剛裕だけと認識していたので、
何で新井が選ばれるんだとビックリしましたが、
こういう規定があるんですね。
ただそれはどうあれ、
新井選手、佐藤充投手おめでとうございます!
特にもはやファームでは『無敵』な存在となりつつある新井ですが、
このままファームの帝王になることなく、
来季こそは1軍へと飛躍してもらいたいなと期待します。

2008年9月22日 (月)

吉見粘ってコイ封じ、逆襲竜集中打で3タテ阻止!

投打とも覇気がなく、カープに不甲斐ない連敗
ついにリーグ制覇自力3位が消滅してしまったドラゴンズ
広島市民球場での最後のゲームとなった第3戦は、
ついに「悔しさ」を表したのか、打線が初回に集中攻撃!
広島先発・ルイスを攻め、森野、ウッズの連続タイムリーで
先制すると、和田も続いて2ランを放つなど一挙4点
その援護をもらったサンデー吉見が、粘りの投球
勢いに乗る広島打線を7回途中まで2失点に抑えると、
その後を勝ちパターンの継投で凌ぎ、直接対決3連敗を阻止
3位争いに何とか踏みとどまるとともに、
吉見が約3カ月ぶりとなる9勝目をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 最終戦
(21日・広島市民球場 | 中日13勝9敗2分け)
29960人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 吉見(32試合9勝3敗)
[S] 岩瀬(46試合3勝3敗32S)
[D本] 和田14号2ラン
[Dバッテリー]
吉見、高橋、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
投打で踏ん張り、連敗を3でストップ
今季の広島最終戦を白星で飾った

1回、ルイスの立ち上がりを攻めた。
1死二塁から森野ウッズが連続適時二塁打。
さらに和田の2ランで一気に4点を入れた。
吉見は安打を許しながらも落ち着いた投球。
3カ月ぶりの勝ち星で9勝目を挙げた。
7回以降は継投でしのいだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
昨夜から降り続く激しい雨の影響で、
試合開始を30分ずらし、14時開始となったデーゲーム。
ドラゴンズのスタメンは、前日同様
イ・ビョンギュ、荒木、森野の1、2、3番。
しかし6番・三塁で中村紀洋が復帰。現状でのベストとなる。

その新オーダーがこの日はいきなり機能
広島先発・ルイスの立ち上がりを攻め、
1回、先頭イ・ビョンギュが外へのストレートを
レフトへ運び出塁すると、荒木が初球送って二塁へ。
先制のチャンスで迎えるは、森野
初球、ど真ん中に入ってきたスライダーを叩き、
左中間へのタイムリーツーベース。(1-0)
前日完封負けの屈辱を晴らすべく、わずか4球で先制する。
なおも積極果敢な攻撃は続き、ウッズがカウント2-2からの6球目、
外角やや中寄りに入ったスライダーを逆らわずに叩くと、
右中間へ持って行くタイムリーツーベース!(2-0)
連打で追加点を挙げると、さらに続いたのが和田
カウント1-0からの2球目、シュート回転し
内角高目に入ったストレートを弾き返すと、
レフトスタンドへ飛び込む2ランホームラン!(4-0)
まさに連手必勝、その立ち上がりのみに狙いを定め、
ファーストストライクを叩いての4長打4得点
防御率リーグトップで14勝の相手のエースをいきなり攻略した。

ドラゴンズ先発は、中7日で吉見
幸先良く4点の援護をもらったものの、
立ち上がり、いきなり得点圏に走者を。
1回ウラ、先頭の東出にレフト前ヒットを許すと、
続く天谷にセーフティー気味に送られ、二塁へ。
ここで迎えるは、前日猛打賞5打点のアレックス
しかしひるまず向かっていくと、カウント2-1からの4球目、
内へのストレートで空振り三振に。
さらに栗原も外へのフォークを引っかけさせての遊ゴロ。
相手の主軸を封じ込み、反撃機を断ち切る。

この日は、内角への投球が光った吉見
2回ウラ、先頭・嶋を内へのストレートで見逃し三振に取ると、
続くシーボルを内へのシュートで詰まらせ、レフトフライ。
さらに3回ウラも、東出を内へのストレートで二塁ゴロに取るなど、
谷繁のリードに従い、攻める姿勢を見せ、
勢いに乗るカープ打線にチャンスを与えず、ゼロを重ねる。

しかし4回ウラ、思わぬ味方のエラーからピンチ。
この回先頭、アレックスが外へのストレートを
右方向へ持って行き、ライト前へのヒット。
ところが雨でかなり濡れていた天然芝の影響か、
球足が速くなっていたゴロをライトのビョントンネル
1ヒット1エラーで二塁まで進まれてしまうと、
続く栗原を詰まらせ、浅いセンターフライに落ち取ったものの、
にカウント1-2からの4球目、
外へのストレートをレフト前に運ばれてのヒット。
ところが今度は和田が濡れた打球のバウンドが合わずにお手玉
さらに芝に足を取られる間に、
アレックスが三塁から一気にホームイン(4-1)。
気の毒な打球の連続で、1点を返される。
さらにシーボルにもフォークを拾われ、レフト前ヒット。
1死一、二塁と追加点のピンチを迎えてしまうが、
ここからは落ち着き、石原を内角高目のストレートで二塁フライ。
さらにを外へのフォークでライトフライ。
後続をしっかり打ち取り、それ以上の失点は防いだ。

1点を奪われた吉見だったが、
中盤以降は相手の拙攻にも助けられる。
5回ウラ、先頭・ルイスに初球をレフト前に運ばれると、
天谷にもセンターに返され、1死一、二塁。
得点圏で迎えるは、再びアレックス
しかしここもバッテリーはやはり内角攻め
初球、内へのシュートを投げ込むと、三塁正面のゴロ。
5-4-3と渡って、まさに狙い通りのダブルプレー
さらに続く6回ウラも、1死からにセンター前へヒットを許すも、
シーボルを内へのシュートで詰まらせ、5-4-3のゲッツー
毎回、誰かしらにヒットを許し、ランナーこそ出すものの、
要所で粘り強さを披露して、追加点だけは許さない。
らしい投球広島打線を封じ、ゲームは3点差のまま終盤へ。

6回を投げ終え78球と、完投もできそうなペースの吉見
しかし7回ウラ、1死からにレフト前ヒットを許すと、
続くルイスには代打が送られ、左の前田智徳
このコールを聞くと、落合監督がマウンドへ。
まだいけそうな感じながらも、早めの継投
2番手として、左の高橋を投入する。
しかしここでやや流れが変化
前田智徳に粘られた末、真ん中高目のストレートを
引っ張られ、ライト前に落とされると、
1死一、三塁から東出に外角高目のストレートを
左方向へ持って行かれての犠牲フライ。(4-2)
じりじりと攻め寄られ、2点差に迫られてしまう。
なおも2死一塁で天谷には代打・緒方孝市
一方ドラゴンズベンチも、高橋から右の浅尾にスイッチ。
長打が出れば、再び追いつかれてしまうピンチ。
しかしここで踏ん張ったのが、浅尾
カウント2-2からの6球目、谷繁のサインに2度首を振り、
自ら選択したのは、外へのパームボール
振らされた緒方孝市は打ち上げてしまい、センターフライ。
見事にピンチを切り抜けると、そのまま8回も続投。
クリーンアップとの対戦ながら、この日始めての三者凡退に取る好投。
2点差のまま、守護神へと勝利のバトンを繋ぐ。

9回ウラ、ドラゴンズ4番手は、岩瀬
野手陣もセンターに英智を入れるなど、勝利のフォーメーションに。
しかし先頭のシーボルにレフト前ヒットを許すと、
木村の代打・倉にも外へのシュートをセンター前に運ばれ、1死一、二塁。
勝負を諦めない姿勢を見せられたものの、
ここでドラゴンズサイド大きなプレーが!
続く赤松の引っ張った強い打球は、三遊間へ。
しかしサードに入っていた森野がこれを横っ飛びで掴むと、
走ってきた二塁走者のシーボルに直接タッチしてアウト。
まさに「命懸け」の好守で、岩瀬を助けると、
救われた岩瀬は、続く東出をシュートで詰まらせ、
二塁正面のゴロに仕留めて、ゲームセット!
初回の集中打で奪った4点を辛くも守りきり、
直接対決3連敗を食い止め、カード最終戦を飾ったドラゴンズ
広げられていたゲーム差を1に縮めるとともに、借金も再び1に。
さらに9安打を許したものの、粘りの投球
7回途中まで2失点に凌いだ先発・吉見が、約3カ月ぶりとなる9勝目をマーク。
「3位天王山」に1勝2敗と負け越し、4位に転落したものの、
広島市民球場でのラストゲームで、せめてもの意地を見せた。


不甲斐ない連敗を喫し、リーグ制覇自力3位が消滅。
普通ならモチベーションが下がってしまうゲームですが、
ナインがようやく「悔しさ」を表し、
広島に1つ返してくれたことがうれしかったですね。
まあ繋がったのが初回だけ
2回以降は9回に森野が放った1安打だけというところに
相変わらずの調子の悪さもうかがえはするものの、
相手のエースを一気に攻め込み、主軸が繋がってのビッグイニング
そして何とか踏みとどまっての連敗脱出は、
チームにとっても大きかったことと思います。

それにしても初回の集中打は、鮮やかでしたね。
弱い雨が降っているうえ、雨70%と予報も良くない。
勝つためには早い回から得点を奪うことが鉄則といえども、
ここまで集中して、ワンチャンスを生かせたのは久しぶり。
さらに1人1人が早いカウントから甘い球を狙って打ち返す。
それがこの日は徹底していたなと。
前日までは覇気もなく沈んでいた打線でしたが
ここに来て、ようやく諦めない姿勢意地を見せてくれた。
TVを見ながら思わず「こうじゃなくっちゃ」と言ってしまいましたね。
特にウッズ、和田という主軸が、ようやく仕事をしてくれたのもプラス。
チームの状態的には、広島の方が上とはいえ、
底力はまだまだこちらに分があると思いますし、
残り試合がわずかなものの、この日のような集中力
自分たちの戦いにさえ持ち込めれば、
再び3位を奪い返すことはできる。
それができそうな予感もした初回の4点だったと思います。

吉見攻めた!またこの日のヒーロー
誰かを挙げるとすれば、
やはり先発で好投した吉見でしょう。
初戦に投げてくるのではと
思っていましたが、
たっぷり間を空けて、
再び相性の良い『サンデー』に。
初戦に中田が、2戦目に川井が、
小笠原がやられたことも、
少なからず目の当たりにしてきたと思いますが、
この日はまさに、攻め込む投球に終始。
勢いある相手に臆せず向かっていき、
内角を徹底的に攻め、打球を詰まらせて、
打ち取っていたのが、印象に残りましたね。
9安打と相変わらずヒットこそ打たれてはいるものの、
要所でしっかり粘って、得点は奪わせない。
さらに制球も安定し、無四球というのもよかったですね。
復帰して3試合目の登板となった背番号19ですが、
ようやく本来の「らしさ」を取り戻してくれたなと。
残り試合、さらにその先にもまだ登板があると思いますが、
この日のような投球を続けてもらいたい。
さらにここまで来たら、ぜひ自己初となる2ケタ勝利も。
窮地を救ってくれた右腕に感謝するとともに、
必ずそれらを成し遂げてほしいと期待します。


「3位天王山」1勝2敗と負け越し、
4位という状態で、ナゴヤに戻ることとなりました。
しかしその差は、まだ1ゲーム
これ以上落とすことができなくなっている現状ではありますが、
とにかく諦めずに戦う姿勢を見せてほしいものですね。
そして今週は、今季のナゴヤドームでの最後の5試合
まずは神宮で翻弄されてしまった東京ヤクルトとの3連戦を迎えます。
ドラゴンズ相手ではいやらしさを醸し出すスワローズですが、
そんなことは気にせず、1試合1試合に集中することが大事。
とにかく現状で目指すものは、日本一連覇への挑戦権
そのためには、勝ち続けるのみということはわかっているはず。
地元に戻って、竜党の熱い声援をバックにして戦える5試合。
それを必ずやチカラにして、残された目標のために、
チーム一丸となって、全力を尽くしてほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎吉見一起
<6イニング1/3を投げ、9安打2失点。
粘り強い投球で、約3カ月ぶりの9勝目をマーク>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(チームは連敗。負けられない試合だったと思うが、
どんな気持ちでマウンドへ)
そうですね、今日はもう、初回に4点取ってくれたので、
あのう、一人一人丁寧にいこうと思っていきました。
(6イニング1/3を2失点。投球を振り返って)
そうですね、まあ、7回も投げきりたかったんですけども、
まあそれは、次回の課題にしたいと思います。
(自身6月22日以来、約3カ月ぶりの白星の気持ちは)
いや、まあ、特に何もないんですけども、
はい、まあ、うれしいです、はい。
(チームとしては負けると広島との差が3ゲーム。
今日勝って1ゲームにできたのは大きいのでは)
そうですね、今日勝てたっていうことは、大きいと思います。
(チーム残り試合12試合。今後に向けてひと言)
えー、そうですね、もう、一試合も落とせないと思いますので、
まあ、一試合一試合大事に戦っていきたいと思います、はい」



<毎回のように塁上に走者を背負ったが、
ひたすら攻めに徹し、7回途中まで失策絡みの1点にしのぎ>
「(安打を打たれても得点を許さない)
僕らしい粘りだったんじゃないですか。
(1回に)4点取ってもらったので、
ランナーを出しても1点は与えてもいいという気持ちで投げた」

<試合前は心配そうに雨雲を見上げ、
半信半疑のまま、ロッカールームとベンチを行き来>
「まだ降ってますよね。
気持ちだけは切らさないようにしていた」

<日曜日としては7つ目の白星で『サンデー神話』も復活。
二けた勝利にリーチをかけたことで、
新人王レースにも再び名乗りを上げたが>
「新人王? 全然意識していませんよ。
それより、一試合一試合全力で投げるだけです」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○和田一浩
<初回1死二塁から左翼席へ14号2ランを放つ>
「苦しいゲームが続いてた。
ずっと調子が悪くてチームにずっと迷惑をかけてたんで、
何とか打てて良かった」

<『悔しくないのかね。ウチの連中は…』という
前夜の落合監督の談話を新聞で読み、雪辱の念を表に出す>
「悔しいですし、悔しさは(各選手が)それぞれ持っていると思います。
きょうはそういう気持ちもありました。
とにかく気合を入れて、勝とうという気持ちでいってます」

<決して好調ではなく、試行錯誤を続けている。
前日の練習でも落合監督から打撃フォームの指導を受け>
「きのう落合監督からアドバイスをもらって…。
打ててよかった。勝つと負けるのでは大違いですからね。
まだちょっとうまく合ってないところがあるけど、いい兆しはあると思います」

<主軸一人一人の思いが重なり合い、
凝縮された4点。しかし反省も胸に刻んで>
「いい形で点を取ることができた。
その後、取れなかったのがいけない」
中スポ中日新聞サンスポスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森野将彦
<初回1死二塁、初球攻撃で中堅左への先制タイムリー二塁打>
「打ったのは、スライダー。
相手はいい投手。甘いところはどんどんいこうと思ってました。
1回に点が取れてよかった」

<守備固めシフトで中堅から三塁に回った
2点リードの9回1死一、二塁、赤松の打球に飛びついて好捕。
二走・シーボルをタッチアウトして、大ピンチを救う>
「命がけです。必死です」

<全打席、どんな展開でも必死に結果を求める。試合前にこんな話を>
「みんな悔しいと思っている。でもそれだけじゃプロじゃない。
どれだけ打ってもいい。打てるだけ打つ? そんな感じです。
1打席で調子を崩すこともあるし、
ボクには気を抜けるような打席はないです。
今までもなかったけど、これからはもちろんないです」
中スポ12中日新聞サンスポ時事通信ニッカン

○タイロン・ウッズ
<1回1死二塁から中堅右へタイムリー二塁打>
「バットを少し短く持って、コンパクトに打つことを心掛けた」

<普段はグリップエンドまで目いっぱい長く握る。
一つのスタイルを崩してまで、初回バットを短く持った。
これは今季初めての行動でタイムリーを放ち>
「握りが変わることはあるが、短く持ったのは初めて。
とにかくいいふうに打とうと考えて、
心持ちバットを短く握ったんだ。3つ負けるワケにはいかない」
中スポ中日新聞サンスポ毎日jpニッカン

○浅尾拓也
<7回2死一塁で3番手で登場。代打・緒方孝市を
中飛に打ち取ると、8回は三者凡退とパーフェクトリリーフ。
8月13日の試合で5点を失った屈辱を
広島市民球場最後の試合で晴らすことが出来>
「広島の勢いを止めることができて良かったです。
この前、ここで5点を取られたので、その借りを返したかった」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<9回、2安打を許したが、得点されることなく32セーブ目。
ストレートはMAX145キロを記録。勝利への意欲は球速に表れ>
「きょうはストレートの感じが良かった。
間隔も空いている(中4日)から、きちっと投げないとね。
ボクが最後に投げないことにはチームは勝ちませんから」

<前日までの試合はいずれも大差で敗戦。
肩をつくるまでもない悔しい一方的な試合展開に。
3戦目ようやくの出番で仕事を果たし>
「何とかつないでくれと思って見てた」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇田中大輔
<午前中は大雨洪水警報が発令されるほどの激しい雨。
その雨空がうらめしそうを見つめる。
この日、中学時代に在籍した少年野球チームと
母校・如水館高の関係者100人を球場に招待していたが、
判断をギリギリまで待ったおかげで無事、試合も開催。
出場機会はなかったが、1軍で頑張る姿を地元でみせることができ>
「中止になって、10月にもう1回来るのは
ぼくはいいんですけど、招待したみなさんにとっては残念ですからね」
(中スポ<ドラ番記者>


○笘篠外野守備走塁コーチ
<午前中の雨で外野の芝部分は水が浮き、最後まで乾かず。
4回にバウンドを合わせ損なったイ・ビョンギュがトンネル。
さらに和田が濡れた芝に足を滑らせとり損なうなど、
外野陣につらいプレーが続き、苦笑い>
「田んぼの中でやっているような感じで、
試合前に気を付けるように言ったけど、2つもエラーが出てしまって」

<それでも大量失点につながらなかったことに胸をなで落とし>
「吉見がよく抑えてくれました」
(東京中日)

○高代野手総合チーフコーチ
<今の中日で広島市民球場に最もゆかりのある関係者。
現役最後の89年、さらに90年から98年までコーチとして
計10年間広島に在籍。感慨深げに話す>
「コーチになったのがここからだからね」

<在籍時代には野村謙二郎、緒方孝市、金本、
江藤、前田智徳らが主力として活躍。名選手に鍛え上げたが>
「育てたという思いはないよ。
彼らに勉強させられたことが多かった。
(コーチの)人数が少なくて、
それでいて選手の練習量は多かったから大変だった。
今と比べものにならないほど動いていたよ」

<広島の練習量の多さを物語る思い出として挙げたのが、
現・巨人の木村拓也。捕手から外野、そして内野へコンバート。
当然、練習には付き添い、指導した>
「涙を流して練習していた。でも、どこでも守れる選手になった。
今や巨人のセカンドで名前が出てくるんやからね」

<試合後、グラウンドに深々と礼をして、球場を後に>
「やっぱり、この球場がなくなるのは寂しいね」
(中スポ)


○落合監督
<広島先発・ルイスを初回の一気攻撃で攻略。
4点のリードを守って逃げ切り、CS進出に望みをつなぐ。
3位・広島に1差と踏みとどまり、安どの表情。
視線の先には『スミ4』を示すスコアボードが>
「ん? 初回だけじゃないか、初回。見てみろ」

<前日の敗戦でリーグ優勝の可能性が消滅。
しかし試合前には気持ちを切り替える。残る目標は連続日本一だけ>
「(優勝が)なくなったんだろ。
なくなったといっても、終わったわけじゃない。
負けたという現実はあるわけだけど、まだ試合は残っているんだ」

<広島の本拠地は来季から新球場となるため、
中日にとって、この日が広島市民球場でのラストゲーム。
球場を出る時は深々とグラウンドに深々と一礼して>
「(中日にとって)広島球場で最後のゲームに勝ってよかった。
これでもう終わりなんだろ? 1つずつ昔の球場が消えていく中で、
いろんなことがあった球場だからな。
1000打点とか、オールスターMVPとか、
いい思い出も悪い思い出もたくさんあるよ。
打ったこともある。抑えられたこともある。
勝ったことも、負けたことも…。本当にいろんなことがあった。
投手が目の前から投げてくる感じのする球場なんだよな」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(21日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 中里篤史投手
【同抹消】
▼中日 川井進投手
(再登録は10月1日以降。公式サイト共同通信社


◆川上憲伸
<疲労などのために2軍調整中。
この日、ナゴヤ球場で行われる阪神との練習試合で、
北京五輪後、初の実戦マウンド(2イニング)が
予定されていたが、雨天中止。
中止が決まると淡々。正午すぎには球場を後に>
「なるようになる? そうそう」
中スポ名タイ

◆高橋2軍投手コーチ
<登板が雨で流れた川上の直近の見通しを語り、
紅白戦での復帰登板を視野に入れる>
「しょうがない。次は(23日に予定されている)紅白戦? 
本人が『投げたい』と言えば、投げさせる可能性がある」
中スポ名タイ

◆井端弘和
<前日に故障後初のダッシュを行い、
右ひざ靱帯損傷の回復ぶりをアピール。
一夜明けたこの日は初のゴロ捕練習を行う。
自身が回復のバロメーターとして挙げていた練習を開始し>
「まだ球拾いみたいなもの」

<縦の動きに終始したが、軽快にゴロをさばく。
踏ん張りを必要とする横の動きについては>
「週明けから」
(東京中日)


前日の広島第2戦、1軍に再昇格して、
即先発に抜てきされたものの、
先制を許すなど、4回途中6安打2失点でKO
首脳陣の期待に応えることはできなかった川井が、
この日出場選手登録を抹消されました。
やはり大一番のプレッシャーがあったのでしょうか。
市民球場の登板は初めてではなかったものの、
あの歓声やムードは一種異様なものがありましたからね。
今後の先発陣の状態によって、代わりはしますが、
もしかしたら今季最後の1軍登板の可能性も。
4月16日の巨人戦でプロ初勝利を挙げて以来の2勝目は、
来季に持ち越しとなるかもしれません。

代わって1軍には、右の中継ぎとして中里を登録。
ウエスタンの終盤は、絶好調と言われていた背番号18
ぜひとも変わった姿1軍でのマウンドで披露してほしいです。

2008年9月21日 (日)

直接対決不甲斐ない連敗、惨め竜自力3位も消滅。

広島との同率3位直接対決の初戦を落とし、
ついに04年5月以来の4位転落となってしまったドラゴンズ。
クライマックスシリーズ進出のためにも
何とか悪い流れに歯止めをかけたい広島市民球場での第2戦。
しかしまたしてもカープの勢いに投打ともに圧倒される始末。
投手陣は踏ん張れず、アレックスに先制打と3ランと
5打点を許してしまうなど、15被安打10失点を浴びると、
一方、打線はここまでカモにしていた前田健太の前に
わずか4安打、屈辱のプロ初完封を喫してしまう始末。
前日に続いての完敗で、なんと自力3位も消滅してしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 23回戦
(20日・広島市民球場 | 中日12勝9敗2分け)
29632人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 × 10
[敗] 川井(14試合1勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、齊藤、小笠原、長峰 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
今季10度目の完封負けで3連敗し、地力3位が消えた
投打とも覇気がなかった。
川井は立ち上がり、アレックスと嶋に適時打され、2点の先制を許した。
その後も毎回先頭打者を出し、攻撃のリズムをつくれなかった。
打線は4回1死一、三塁でウッズ、和田が凡退。わずか4安打に終わった。
広島は前田健太がプロ初勝利。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

今日の公示。(20日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 川井進投手
【同抹消】
▼中日 平井正史投手
(再登録は9月30日以降。公式サイト共同通信社

【イニング経過】
04年5月以来の4位転落となってしまったドラゴンズ。
これ以上負けられないこともあり、スタメンにも工夫を。
イ・ビョンギュを1番にして、森野を3番。
また4番には前夜体調不良を訴えていたウッズが復帰。
6番・センターには平田が入る。

ドラゴンズ先発は、この日再登録即先発。
1軍では9月3日以来の登板となる左腕・川井。
しかし立ち上がり、いきなりのピンチ。
先頭・赤松に四球を与えると、東出の犠打で二塁へ。
さらにアレックスにフルカウントからの6球目、
外角低目のチェンジアップを叩かれると、
センターに返されてしまい、先制タイムリー(0-1)。
なおも続く栗原の二塁ゴロの間に、アレックスが三塁へと進むと、
嶋にカウント1-1からの3球目、
真ん中低目のストレートを叩かれると、
三遊間を抜けていくタイムリー。(0-2)
昨夜のムードそのままに、先制を許してしまう。

広島先発は、中6日で左腕の前田健太。
ドラゴンズ戦過去2試合の防御率は17.36。
前回8月31日の対戦でもKOしている相性の良い相手。
しかしこの日は、その前田健太に一苦労。
2回、先頭・ウッズが外へのストレートにセンターフライに倒れると、
続く和田は同じく外へのストレートに見逃しの3球三振。
さらに平田も外へのスライダーに遊ゴロに倒れるなど
一回り目をパーフェクトに抑え込まれてしまう。

2回ウラ、先頭・倉にレフト左へのヒットを許した川井。
しかし二塁も陥れようとすると、レフト和田からストライク返球。
楽々アウトとなって、ピンチを救われると、
2死から赤松の高いバウンドの遊ゴロを
デラロサがうまく合わせて一塁へ送球。
バックの好プレーに助けられ、三者凡退に抑える。

さらに3回ウラ、先頭・東出にセンター前ヒットを許すも、
続くアレックスを内へのストレートで5-4-3のゲッツー。
先頭打者こそ出しながらも、ゼロを重ねるうちに、
徐々にながら、反撃へのムードも高まりつつあった。

4回、2巡目に入ったドラゴンズ打線。
先頭この日1番のイ・ビョンギュがライトへ落ちるヒットを放つと、
続く荒木は際どいながらも内角高目のストレートに見逃し三振。
しかし森野がフルカウントからセンター前にヒットを放つと、
スタートを切っていたイ・ビョンギュが三塁へと進む。
1死一、三塁と繋いで、迎えるはクリーンアップ。
しかしウッズが外角低目へのストレートで追い込まれると、
2-1からの4球目、外へのスライダーにバットが空を切り三振。
さらに和田も初球、外角低目のスライダーをうまく叩くも、
打球上がらず、低いショートライナーに倒れ、3アウト。
ここまで無四球とまずまずの制球。
さらにこの日は右打者への
外角低目のボールが効果的に決まる前田健太。
大きなチャンスを逃してしまい、波に乗せてしまう。

2回、3回と落ち着き始めたかに見えた川井。
しかし4回、ボールが高く浮きはじめ、
先頭・シーボルに四球を与えてしまうと、
続く梵にも初球、大きく外への外れるボール。
何とか遊ゴロに打ち取り、ランナーを入れ替えたものの、
倉を迎えたところで、落合監督が早々とマウンドへ。
わずか3イニング1/3で川井に代えて、齊藤へとスイッチする。

しかしその齊藤がこの日は制球にひと苦労。
代わり端、倉を初球、遊ゴロに打ち取ったものの、
投手の前田健太にストレートが決まらず四球を与えてしまうと、
続く赤松に対しても、ストレートの四球。
7球連続でストライクが定まらず、満塁のピンチを迎えてしまう。
続く東出に対しても、初球真ん中低目のストレートが外れボール。
大観衆の市民球場のムードに飲み込まれたのか、
それとも失点を怖がっているのか、弱気にも見える投球の齊藤。
しかし2球目ようやくストライクが入ると、
2-2まで追い込み、最後は内へのストレートでセンターフライ。
何とかピンチを凌ぎ、マウンドを降りた。

ピンチのあとにチャンスあり。
厳しい場面が続きながらも、まだ失点は初回の2点のみ。
何とか反撃をと5回、先頭・平田がセンター前ヒットで出ると、
デラロサは外角低目のストレートに空振り三振。
しかし谷繁がフルカウントから高目のストレートを
弾き返して、センター前ヒット。
2死一、三塁となって、ドラゴンズベンチは早くもカードを切り、
齊藤の代打に立浪を起用する。
前夜、2死満塁のチャンスでは、一ゴロに倒れた立浪。
挽回の、そしてゲームの流れを変えるためもタイムリーを。
しかし初球から積極的バットを振ってきたものの、
外へのカーブを叩くと、打球はセカンド正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、まさに痛恨のダブルプレー。
ドラゴンズファンからは大きなため息。この日最大のチャンスを逃した。

5回ウラ、ドラゴンズ3番手はなんと先発ローテ投手の小笠原。
このところ結果を出せない左腕を中継ぎとして起用。
しかし自身の「立ち上がり」やはり投球は不安定。
先頭のアレックスに制球定まらず、四球を与えてしまう。
しかし続く栗原を初球、外へのスクリューで
打ち損じのセンターフライに凌ぐと、
嶋も外へのストレートで空振り三振に取り、2アウト。
シーボルにセンター前に運ばれ、一、三塁とされたものの、
梵を内角低目のストレートで空振り三振。
ランナーこそ背負ったものの、次の1点は与えずに踏ん張る。

しかし守りの時間が長いこともあるのか、リズムに乗れない攻撃陣。
ピンチを凌ぎ、トップからの好打順だった6回、
先頭、イ・ビョンギュのレフト後方の打球を
嶋に好捕されてしまうと、荒木も打ち上げセンターフライ。
さらに森野も外へのストレートを叩くも、遊ゴロ。
あっさりと三者凡退に倒れてしまう。

6回ウラ、2イニング目に入った小笠原。
しかし先頭・倉にセンター前に運ばれると、
続く前田健太に送られ、二塁へ。
さらに赤松にも中に入ったストレートでセンターに返され、
1死一、三塁とピンチを背負ってしまう。
「次の1点」の価値が大きくなってきている中盤。
何とか踏ん張ってほしいところだったが、
迎えた東出にカウント1-1からの3球目、
外へのスライダーを叩かれ、ピッチャー返し。
打球は小笠原の股間を抜けると、
グラブで弾いたか、方向が変わってしまい、
バックアップの荒木も捕れずにタイムリー(0-3)。
アンラッキーな一打で、ついに失点を許してしまう。
大きく沸く真っ赤なカープファン。
その歓声のなか一、三塁で迎えるは、初回タイムリーのアレックス。
ゲームを壊さないためにも、これ以上の失点は厳禁。
ところが警戒も入っているのか、カウント0-3としてしまうと、
4球目、なんとストレートがど真ん中へ…。
逃さずに叩かれると、高々上がった打球は
左中間スタンドに飛び込む3ランホームランに(0-6)。
犠打を挟んで4連打で一挙4点のビッグイニング。
中継ぎでも踏ん張れなかった小笠原、これでゲームの大勢は決まった。

6点ビハインドとなってしまったドラゴンズ。
しかし反撃の意味でもそろそろ点を奪ってほしい。
7回、4番からの打順に期待をかけるも、
先頭・ウッズが初球をパコーンと叩いてしまい、センターフライ。
まったく存在感を示せずに倒れると、
続く和田もこの日決まっている外への攻めで空振り三振。
さらに平田も二塁ゴロに倒れ、ゼロ。
大量リードでさらに乗ってきた前田健太に翻弄されてしまう。

7回ウラ、ドラゴンズ4番手は、やはり長峰。
ところが2死からリズムを崩し、まさかの大炎上に…。
打つ気のない投手の前田健太に四球を与えたのをきっかけに、
赤松、東出と続いてセンター前にヒットを許し、
2死満塁とされてしまうと、この日4打点のアレックスに
外へのストレートを叩かれると、ショートゴロ。
しかし打球が弱いことも幸いしたか、一塁セーフで内野安打(0-7)。
結果3連打で、もったいない追加点を奪われてしまう。
なおも2死満塁で迎えるは、4番・栗原。
ところがびびってしまっているのか、
なんと死球をぶつけてしまい、押し出し(0-8)。
こうなってしまうと、もはやイケイケ状態のカープ。
対する長峰は逆にボロボロ。
続く途中出場の天谷に初球、高目のスライダーを
弾き返されると、ダメのダメ押すセンターへの2点タイムリー(0-10)。
ついに点差が10点となり、完全なワンサイドに。
それは同時に現状での両チームの力の差のようにも思えた。

こうなるとあとの焦点は、前田健太がプロ初完封となるのか。
しかし意気消沈し覇気のないドラゴンズ打線から
それを成し遂げるのはたやすいもの。
8回、デラロサ、藤井、田中とわずか5球で倒れると、
最終回もイ・ビョンギュがチェンジアップに空振り三振。
荒木が外へのストレートを叩くも三塁ゴロ。
せめてもと森野に期待をかけるも、低目のチェンジアップを叩き、
二塁正面のゴロとなって、ゲームセット。
投げては、15安打に9四死球と踏ん張れずに10失点。
一方打線は、前日の齊藤に続き、
この日も同じ若き左腕・前田健太の前にわずか4安打。
プロ初完封を喫する大敗で、直接対決に連敗となったドラゴンズ。
3位・広島とのゲーム差が2に開いてしまい
この日敗れたことにより、自力3位の可能性が消滅。
さらにこの日、完全制覇のためのリーグ優勝の可能性も消滅
しかしこんな不甲斐ないゲームを続ける現状では、
そんなことはもはや絵空事にしか思えぬことととなった。


昨季に続いて、行ってきました広島市民球場。
前夜の黒星、そして4位転落を引きずって、
ズルズルいってしまうことを心配しながら、
三塁側の内野席から、思っていたよりも多かった
ドラゴンズファンとともに直接対決での雪辱を応援しましたが、
結果的には、前日以上のふがいない内容。
昨季観戦した前田智徳の2000本フィーバーに続き、
今季は同じ前田でも前田健太のプロ初完封。
「カープの前田」の引き立て役になるゲームを、
またも観させられると思いませんでした。

それにしてもこの2試合、ドラゴンズナインに元気がない。
確かに相手に勢いがあることもありますが、
何とかしようというものが、伝わって来ないのが寂しいですね。
特に打線では、ウッズ、和田の主砲二門。
前夜欠場しただけに、この日無事に出てきてくれたことは、
とてもうれしかったのですが、結果的にただ出てきただけ。
前田健太に完全に翻弄されてしまい、いいところなし。
一方、和田も守備ではビームが1つありましたが、
初回の見逃し三振、6回の空振り三振と
好調時と比べると、あまり振れていない印象が。
そうなってしまうと、いくら打線が繋いでもそこで切れてしまう。
勝負を知り尽くすベテランだけに戦局をある意味
見極めてしまったということもないとはいえませんが、
こういう時こそ一発などで展開を変えてほしいですよね。
現状では、17イニング無失点という寂しい現状。
調子に乗っているカープを黙らせ、
カベをぶち破るには、やはり主軸が爆発しないと。
悔しさを晴らす一打、自分的にはウッズ、和田に
それを求めたいと思っています。

一方、投手陣はやられにやられましたね、
打線がゼロ行進だとまず嘆きはしましたが、
この日に関しては、だらしない投球が守りの時間を長くし、
打者のリズムを狂わせたということもあるでしょう。
久々の先発となった川井としては、やはり立ち上がり。
大事なゲームを任されたことを意気に感じたことも
あったでしょうが、制球が不安定でしたね。
結果的にスミ2で防げたことは、それなりにプラスでしたは、
先頭打者を常に出していたことを、反省しないといけないでしょう。
一方2番手の齊藤は、なんでそんな弱気になるのかと。
強気に攻める投球がウリに投手がそんな投球でどうする。
あまりの制球のなさと弱気な投球に、今回は頭を抱えてしまいました。
そして3番手以降は、もう開いた口がふさがりません。
中継ぎで登板した小笠原には、もう少し踏ん張ってほしかったですが、
東出に股間を抜かれたタイムリーでキレてしまったかも?
今後の起用法はわかりませんが、ちょっと重症。
復調には時間がかかるようにも思えました。
一方、長峰に関してはあと1人が抑えられなかったなと。
特にやってはいけない投手への四球からというのが悪印象。
4点奪われながらも、2イニング目もいくことになったのは、
自らがそうしてしまったからこと。そう認識して猛省ほしいです。


それにしても、さあ直接対決だ!
しっかり勝ち越して、3位確保だと意気込んでいたのは、
果たしてファンだけだったのか。
そう思わせるほどの惨敗続きに、とても寂しく思えます。
ただいくら監督が嘆き、ファンが悔しがっても、
結局やるのは、選手たちですからね。
一人一人で見ていけば、悔しさは持っていると思います。
しかしそれがチーム全体の爆発力とならないのが辛いところ。
残り10数試合、おそらくこんなゲームが続くのかもしれません。

そう嘆きながらも迎える第3戦。
しかし広島の雨の確率は、なんと70%
こうなるとちょっと雨乞いでもした方がいいかも?
このまま行っても、カープの一気に3タテを喰らいそうですし、
ここはひとつブレイクというのも必要でしょう。
ただそう言いつつもうまくいかないのが、世の中。
少々の雨で強行し、ゲームが行われることになったとしたら、
ナイン個々が現状で出し切れるものをすべて出す。
そして最後の市民球場で、せめての雪辱をしてほしいなと。
とにかく今はそういうことしか言えませんが、
残りシーズン、さらなる悔いを残さぬよう、
ドラゴンズ全体として、気を締め直して戦ってくれること願います。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●川井進
<この日1軍に再昇格して即、大一番の先発に抜てきされたが、
期待に応えられず、4回途中6安打2失点でKO>
「何もありません。
先頭を出さないように気をつけていた。それなのに結果的に出してしまった。
プレッシャー? それを重く感じないようにはしていたんですけど…」
中スポサンスポニッカン

●小笠原孝
<先発要員だったが、3番手として5回から登場。
5月13日以来のリリーフとなったが、6回に東出に適時打、
アレックスに3ランを許し4失点。悔しげに話し>
「見ての通りです。
(久々の中継ぎについて)影響はなかったです」
(中スポ)

●立浪和義
<2点を追う5回1死一、二塁で代打で登場。
初球攻撃は結果に繋がらず、二ゴロ併殺打に倒れる>
「あそこで打っていれば流れを変えられたのに、
チャンスをつぶして申し訳ない」

<チームは自力3位が消滅したが、3戦目の必勝を誓い>
「まだ試合は多く残っているし、チャンスはある。
勝って帰らないといけない」
(中スポ)

●和田一浩
<4回2死一、三塁のチャンスで遊直に倒れる。
2三振を喫した広島・前田健太について>
「前田健太は変化球だけでなく直球も制球がよかった。
制球がよく、両サイドにうまく決められた。
もっとアバウトな投手かと思っていたが…」

<試合前に落合監督から打撃指導を受けたが>
「いろいろとですね。左足の運びもそうですし、
右足(の体重の乗せ方)もそうです。
間が取れていないので、それができるようにです。
自分でも感じていたので」

<打率3割を超え、規定打席到達者ではチームトップだが、
前日までの段階で9月の打率は.259と不振に陥っているが、打開に必死>
「このところ調子も良くないですし。
でも、試合は続くわけですから、その中で何とかしないと。
1人1人が自分の役割を果たすしかない」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

●タイロン・ウッズ
<4回1死一、三塁、空振り三振に倒れる。
今季カモにしていた前田健太にプロ初完封を献上したことに>
「きょうは彼(前田健太)がラッキーだっただけだ。
こっちの打ち損じが多かったんだ」

<前日は体調不良で欠場し、ゲーム中は宿舎で静養。
1日で定位置に戻り、気合を入れたが3打数ノーヒットに>
「体調? 大丈夫だ。(惨敗に)それも野球だ」
(中スポ)

●森野将彦
<決して打ち崩せない球ではなかったが、苦々しげに振り返り>
「前回対戦と結果が違った? 試合展開が違うからです。
印象は前回と変わらない。ボールが来ていたわけでもない。
しっかり守って、リズムよく守っていかないと勝てません。
(相手に)楽に投げられる展開にしてしまった」
(中スポ)

●イ・ビョンギュ
<今季初めて1番に入ったが不発。試合後はノーコメントを貫き>
「…」
(中スポ)

●荒木雅博
<なすすべなしの10-0の完封負けに選手会長は>
「自分に腹が立つ」
スポニチ名古屋

●谷繁元信
<今季限りの広島市民球場に対して、
特別な思いを持っている選手の一人。
広島出身で、幼いころに広島-巨人戦を観戦したのが、
初めてプロ野球選手を目の当たりにしたときだったという>
「『体が大きいなあ』と感じたことを覚えているよ」

<江の川高では中国大会で球場の土を踏みしめ、感動>
「これがあの球場か」

<プロ入り後は、広島で不思議とよくホームランを打ったが>
「たまたまだと思うけど」

<そんな思い出の球場が、来季から広島の本拠地ではなくなる。
プロ20年目の大ベテランが、ちょっぴりノスタルジックな気分に>
「これも時代の流れだよ」
(中スポ<ドラ番記者>


◇井端弘和
<右ひざ靱帯損傷からの1軍復帰を目指す。
日に日に体調は上向き、この日はナゴヤ球場で、
故障後初となる50メートルの全力ダッシュを取り入れる。
5本中最後の1本は小山を呼んで競争するなど、回復ぶりをアピール>
「チーム内で1、2番に遅い小山をバロメーターにしたんだけど、
負けてなかったんでよかった(笑い)。
初めて走ったんで、2、3本は(患部と)逆の足に
違和感があったけど、あとは大丈夫だった」

<故障してから3週間。当初一週間は完全休養に充てるなど、
早期復帰するために、あえて調整を急がない選択肢を選んだ。
これまで思いのほか調整が進まなかったことに>
「前(6月の左足故障)は筋肉だったけど、
今回は靱帯なんで、慎重にやってきた」

<28日の今季ナゴヤドーム最終戦
(巨人戦)での復帰を明確な目標に掲げ>
「9.28の最終戦を目指したい。試合に出られなくても、ベンチにはいたい」

<チームは3位・広島に連敗し、2ゲーム差。
CS進出に赤信号が点滅する危機的状態だが>
「迷惑をかけているんで、一日も早く(チームに)貢献したい気持ちです。
(野球がしたくて)毎日ストレスで胃が痛い。
このストレスを皆さんの前で、いいプレーをすることで発散したい」
中スポ


●落合監督
<3位争いのライバル・広島に投打に精彩を欠く内容で連敗。
リーグ優勝と自力3位の可能性が完全に消滅。
口調こそ冷静だったが、笑みが消え、少し青く見えた>
「しかし、悔しくないのかね。ウチの連中は…。
そういうのがにじみ出てくるプレーが1つもない。
勝つ喜びは知っているんだけど、負ける悔しさを知らないってやつだ。
ということは、野球をやる以前の問題だ」

<広島入りする前、今季の敗因を吐露していた>
「総括するわけじゃないけどな。
取っておかないといけない時に点が取れないから負けたんだ。
投手陣はこのメンバーで防御率3点台はそこそこ投げている。
まあ、決めたメンバーで負けたなら悔いはないんだけど…。
(5月に)森野がいなくなるまではある程度予想通り。
でもそれからメンバーを組めなかった。
これほどメンバーがそろわない年もない。今年はそういう年なんだ」

<『監督は悔しくないのか?』と球場を去り際に質問され即答>。
「悔しいってのがなかったら、とっくにユニホームを脱いでるよ」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年9月20日 (土)

中田カープ台風に自滅、直接対決完敗竜4位転落。

ついに迎えた『3位天王山』
同率3位で並ぶドラゴンズカープの直接対決が始まりました。
広島市民球場での初戦、復帰即先発となった中田が不調。
3回に栗原に2ランを浴び、逆転を許すと、
4回にはシーボルのソロ本塁打をきっかけに、
自らの悪送球などでピンチを広げてしまい、4失点KO
一方、ウッズ体調不良で欠場した打線は、
初回に相手のミスで先制こそしたものの、結局そのスミ1のみ。
「勢い」という名のカープ台風に飲み込まれて、
完敗となってしまったドラゴンズ
勝率5割を切るともに、04年5月以来の4位転落となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 22回戦
(19日・広島市民球場 | 中日12勝8敗2分け)
23901人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 中田(21試合7勝9敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、清水昭信、平井、長峰 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
広島との同率対決に敗れ、2004年5月以来の4位転落。
投打に精彩がなく、勝率5割を割った

約1カ月ぶりに登板の中田は制球が悪く、自滅した。
3回、栗原に逆転2ラン。4回にはシーボルのソロで追加点を許し、
さらに自分のミスでピンチを広げて降板した。
打線は立ち上がりに相手のミスで1点を取っただけ。
わずか5安打に終わった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 中田賢一投手
公式サイト共同通信社


【イニング経過】
この日のスタメンにまずは驚き!
「体調不良」により、試合前の練習中に球場を離れ、
宿舎に戻ったというウッズがスタメンから外れ、欠場
空いた4番・一塁には、この日先発復帰の中村紀洋が急きょ入った。

広島先発は、中6日で齊藤悠葵
石原が神宮で故障したため、とのバッテリー。
1回、1死から荒木が三塁線を抜くツーベースで出塁すると、
イ・ビョンギュの二塁ゴロの間に、三塁へ。
ここで迎えるは注目の4番・中村紀洋
先制点がほしい場面だったが、カウント1-1からの3球目、
内角高目のストレートに差し込まれての三塁ゴロ。
ところが、これをサードのシーボルが弾いてしまいエラー!
相手のミスに助けられ、先制に成功する。(1-0)

ドラゴンズ先発は、当初予想された吉見ではなく、
この日再登録され、8月25日以来の登板となった中田賢一
その立ち上がり、先頭の東出を一塁への内野安打で出すと、
続く天谷に送られ、ランナーは二塁へ。
得点圏に走者を背負い、迎えるはアレックス
ところがの2球目、内へのストレートが抜けて左腕を直撃
死球で一、二塁としてしまうと、
続く栗原の初球も内へのストレートが抜けてしまい、顔面付近へ。
内へのストレートを制御できず、苦しむ中田
何とか栗原を外へのストレートで一塁ファウルフライに取ったものの、
続くにもストレートの四球を与え、2死満塁のピンチ。
迎えるは、先制タイムリーエラーのシーボル
しかしカウント1-1からの3球目、真ん中低目のカーブで、
打ち上げさせてのセンターフライ。
三者残塁、いきなりのピンチを何とか切り抜ける。

2回ウラ、先頭のにフルカウントから四球を与えた中田
しかし続くをセンターフライに打ち取ると、
齊藤が送りバントを失敗し、投手への小フライ。
この打球を地面スレスレでワンバウンドで捕った中田
一塁へ送ると、スタートが遅れたも挟殺されてゲッツー!
頭脳プレーで、ピンチを事前に食い止める。

3回、バント失敗で動揺する齊藤を攻め、
この回先頭の森野がセンター前へ抜けていくヒットを放つと、
続く荒木の2球目に内へのチェンジアップがワンバウンド。
が弾いたのを見て、森野は判断良く二塁へスタート。
ところが落ち着いていたが素早く拾って二塁へ送球。
森野は二塁手前で刺されてしまい、走塁死。
アンラッキーながらも、ちぐはぐな攻撃となってしまう。

3回ウラ、東出、天谷と内野ゴロに取って、2アウト。
ようやく自分のペースに持ち込めたかに見えた中田だったが、
アレックスに内角高目に浮いたストレートを叩かれ、
センター前に抜けるヒットを許してしまうと、
続く栗原には初球、外への141キロストレートを
うまく持って行かれて、ライトスタンドへ。(1-2)
まさに市民球場ならではの一発に、大盛り上がりの広島ファン
逆転2ランとなってしまい、流れも一気に持って行かれることに。

1点ビハインドとなったドラゴンズ
4回、先頭の中村紀洋がフルカウントから四球を選んだが、
続く和田は外角高目のストレートを
右へ持って行くも、惜しいライトライナー。
さらに小池は外へのシュートを引っかけてしまい、二塁ゴロ。
4-6-3と渡ってしまいダブルプレー。反撃に繋がらず。

勝ち越しを許すも、点差はまだ1点
何とか切り替えたい中田だったが、
4回ウラ、この回先頭のシーボルに対し、カウント0-2とすると、
続く3球目、ストライクを取りに行ったか、ストレートが甘く中寄りに。
逃さずに叩かれると、置きに行ったボールだけに
球威もなく、打球はレフトスタンドへ一直線。(1-3)
初回のエラーを挽回するソロ本塁打。
痛恨の失投で、いともたやすく追加点を許してしまう。

これには少なからず動揺した中田
続くをフルカウントからカーブで空振り三振に取ったものの、
には低目のスライダーをレフト前に運ばれ、ヒット。
続く齊藤の送りバントは失敗して、ピッチャー正面。
ところがこれに反応し、ダッシュ良く掴んだ中田が、
焦ったか、ボールが抜けてしまい二塁へ何と悪送球
自らのミスで、一、二塁としてしまうと、
東出に対してはもやは制御が効かず、四球を与え満塁に。
これにはたまらず、落合監督がマウンドへ。
独り相撲を演じてしまい、自滅してしまった背番号20
結局この日は、3イニング1/3、70球を投げ、
5安打2奪三振、4四死球で4失点(自責3)。
大事な一戦を託されながら、
ベンチの期待に応えられず、降板となった。

代わって2番手は、17日に続き中継ぎ起用の清水昭信
何とか流れを食い止めてほしかったものの、
迎えた天谷にカウント1-1からの3球目、
真ん中高目のストレートを持って行かれ、右中間へ犠牲フライ(1-4)。
しかし後続は凌ぎ、それ以上の失点は防ぐ。

3点ビハインドとなったドラゴンズ
1点ずつでも反撃したいところだが、
5回、1死から谷繁が四球を選んだものの、
続く平田がフルカウントからの6球目、
内角高目のストレートに空振り三振に倒れると、
スタートを切っていた谷繁も二塁で刺されてしまい、三振ゲッツー
またしてもちぐはぐな拙攻でチャンスを潰すと、
さらに6回は、トップからの打順にも関わらず、三者凡退
球持ちのいいフォームで、力みなく腕を振り、
球速以上にキレのあるストレートを投げ込んでくる齊藤
タイミングを外され、自分の打撃ができないドラゴンズ打線
結局6イニングをエラーによる1点のみに抑え込まれてしまう。

6回ウラ、1死から広島ベンチは齊藤代打・喜田剛
しかし3イニング目となった清水昭信
カウント2-2からの5球目、真ん中低目のストレートを
すくい上げられると、打球はライトスタンド中段へ(1-5)。
まだ早いと思われた齊藤の降板だったが、
代わった喜田剛にまさか一発が飛び出すとは…。
ベンチの采配が的中してしまい、流れはますます広島へ。

7回、広島2番手は、右のサイドハンド・梅津
しかし齊藤に苦しんでいたドラゴンズ打線がようやく反撃
先頭の中村紀洋が四球を選ぶと、
清水昭信の代打・英智が初球を叩き、レフト前へ。
さらに谷繁が四球を選び、2死満塁とチャンス。
ここでドラゴンズベンチ勝負をかけ、
平田に代えて、切り札・立浪を投入する。
対する広島ベンチも動き、3番手にシュルツ
一発出れば、一気に同点。
それはなくとも、ここはぜひとも繋いで1点でも返してほしい。
ところが、カウント0-2からの3球目、
外角低目のストレートを叩きつけると、高いバウンドの一塁ゴロ。
栗原に腕を伸ばされキャッチされ、悔しい三者残塁に。

この日最大のチャンスを逸してしまうと、
そのウラには、ドラゴンズ3番手・平井が捕まり、
シーボル、にも連続適時二塁打を浴びてしまい、6点差に(1-7)。
これでダメを押された打線は、すっかり意気消沈し、
8回から登板の4番手・上野に完ぺきに抑え込まれ、ゲームセット
投打に精彩なく、広島に完敗してしまったドラゴンズ
再び勝率5割を切るとともに、広島に抜かれてしまい、
ついに04年5月17日以来の4位転落
今季苦手としている敵地でのゲームでまたしても黒星。
しかも点差以上に勢いの差を見せつけられたこともあり、
チームにとってはダメージが大きく残りそうなゲームとなった。


3位確保、クライマックスシリーズ進出のためには
落とせない今回の直接対決3連戦
展開を優位に進めるためにも、
初戦はぜひとも取りたかったところですが、
結局は、相手エラーでの「スミ1」だけ。
一発攻勢でひっくり返させたうえに、小刻みに加点され、
ボディーブローのようにダメージをもらう一方、
打線はまたしても赤いハンカチ王子に抑え込まれてしまう始末。
市民球場のカープファンの大声援も含め、
想像以上の勢いを見せつけられての完敗に、
思わずかなりの危機感も芽生えてしまいました。

ただこの日、自分的に一番ショックだったのは、
やはり主砲・ウッズの欠場でしたね。
スタメン発表を見たとき、一瞬エッ?と。
そしてこんな大事な一戦を迎えているにも関わらず、
またしてもベストメンバーが組めないのか…と、
正直、試合前にかなりの怒りと悔しさをがこみ上げてしまいました。
しかし、いない者は、しょうがない
あとのメンバーで頑張ってほしいと期待しましたが、
それも叶わず、残念な結果に。
落合監督「体調不良」とコメントしましたが、
またも背中の張り腰痛などが再発してしまったのでしょうか。
ただ今後不在となってしまうと、ますます戦況が苦しくなるのは確か。
できれば明日以降は、復帰してほしいところですが、
とりあえずは主砲体調回復を見守りたいと思います。

復帰飾れず…。ゲームを振り返ると、
やはり中田の乱調が痛かった。
故障が癒え、約1カ月ぶりの
復帰登板となった背番号20
おそらく第2戦に投げるのかなと
思っていましたが、
いきなり再登録即先発
起用してきましたね。
それだけベンチも期待し、
託したようですが、
力みもあったのか、いつも以上の暴れっぷり
立ち上がりの満塁のピンチを切り抜け、
3回2死ぐらいまでは、自分の投球ができつつありましたが、
アレックスにヒットを打たれたあとの栗原への2ラン
これで流れが変わってしまったかなと。
その後は、制球定まらないうえ、
ボールが甘く入ってしまったところをもっていかれ、被弾
そしてショックが尾を引き、まさかの二塁悪送球
まさに独り相撲のよる自滅となってしまった感の中田
復帰登板だからという見方もありますが、
それにしても、ショッキングな内容となってしまった今回の登板。
ただ残り試合もわずかですし、やり直しを告げられるほど、
1軍投手陣の陣容は豊富な状況ではない。
とりあえずは今回の内容を猛省し、自分の投球を取り戻せるよう、
修正してくれることを望むしかないでしょう。
次回以降の背番号20の奮起に期待したいです。


栗原の2ランにしても、シーボルのソロにしても、
いかにも市民球場らしいホームラン
それらは球場全体カープを後押ししているようにも感じました。
ただこの勢いにやられ、ズルズル転落するのだけは困ります。
第2戦は、久しぶりのデーゲームでの戦いとなりますが、
今回の結果を引きずらず、切り替えて臨んでほしいなと。
さらに先発するであろう吉見には、常にプラス思考
持ち味である低目への投球に徹してもらいたい。
また打線に関しては、物おじしなかった若者に翻弄されて、
「単独3位、キターッ!」と絶叫されて悔しくないのか。
おそらくそんなことはないはずだと思いますし、そうあってほしい。
とにかくチーム一丸となって、やり返すこと
そして再びタイに戻して、その先へと進んでくれることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(19日)

●中田賢一
<左ひざ痛から復帰し、8月25日以来の先発も
3イニング1/3を5安打4失点で自己最多の9敗目>
「チームに申し訳ありません」

<3回、2死を取りながら、栗原に逆転2ランを浴び>
「2死から? そうですね…。甘かった? ウーン。
もったいなかった? そうですね」

<4回、先頭のシーボルにソロ本塁打を浴びると、
1死一塁で齊藤のバント処理を誤り、二塁へ悪送球>
「焦ったわけじゃないですけど…。
(バント処理の悪送球は)今季はちょくちょくやっているので、
ちゃんと投げなきゃいけなかった。練習はきちんとしているんですが」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

●清水昭信
<2番手で4回途中から登板。
6回に代打・喜田剛にソロ本塁打を浴びる>
「あの1球が…。カウント2-2だったからボールになっても2-3。
もっとインコースの厳しいところに投げないといけなかった」
(中スポ)

●平井正史
<3番手で7回から登板したが、
シーボル、梵に連続適時二塁打。
1イニングを投げ、3被安打2失点と辛い結果となり反省>
「広島の打者が振れているとかじゃなくて、投球が全体的に高かった。
もっと低めに投げないといけなかった」
(中スポ)

●中村紀洋
<ウッズ欠場で今季初の4番を任され>
「ボク自身がびっくりしました。
(試合前の)シートノックまで何も知らなかったので。
でも、そんなこといってる場合じゃない。
いつでもいけるつもりでやる。
4番はチャンスで回ってくることが多いから、
何としても1点を取りにいくという気持ちで打っている」
(中スポ、サンスポ

●立浪和義
<7回2死満塁で代打で登場。
しかしシュルツの150キロを打ち返したゴロは、
一塁線ぎりぎりのフェア。一ゴロとなり万事休す>
「カウント0-2だったから速球を狙っていったんですが…。
チャンスだったから何とかしたかったんですが…。
切り替えて、また明日頑張ります」
(中スポ)

●荒木雅博
<今季最後の広島での3連戦。
試合前、最後となる広島市民球場に感慨深げに>
「プロ初安打、ここだったんだよなあ。
満塁本塁打も打ったことがある。最後だから頑張らないと」

<しかし試合は完敗、当事者には目的意識があるのだろうが、
少なくとも見ている側には伝わってこない負け試合に>
「試合に負けているから、元気がないように見られても仕方がない」
(中スポ、中日新聞

●谷繁元信
<広島市民球場との別れを惜しむ。
広島の本拠地は来季から新球場となるため、
プレーするのはこの3連戦が最後。感慨に浸って>
「初めてプロの試合を観たのもここだし、
高校時代に試合をしたこともある。
(本拠地移転は)仕方ないけど、オレは広島出身だからね…」
ニッカン

◆山本昌
<20年前に初めて先発のチャンスを与えられたのが広島市民球場。
通算19勝は、200勝左腕にとってビジター球場では最多勝>
「ボクにとってはすごく思い出深い球場だからね。
何といっても投げやすいマウンドだった。15年から10年くらい前までは。
マウンドって、月日がたつと変わっちゃうもんなんだよね。
でも、来年も少しでいいからここでやってくれないかなとは思います」
(中スポ<ドラ番記者>

◆浅尾拓也
<150キロキロ台の速球を投げる限られた人間だが、
もうひとつ希少な球種を持っている>
「パームがあって、良かったです」

<その珍しい球種が自身を助けている。
グイグイ押すだけではなく、ときには引く。
それを可能にするのが、120キロ台のパームボール。
完全な我流。親指と薬指の腹ではさむ>
「ボクのパームの握りはちょっと変なんですよ。
普通はこうやって握るんですけど、
(親指と小指でボールを挟み、その他3本の指で浮かす)
それだと指がつりそうになるんです」

<オリジナルの握りを編み出したのは高校生のころ。
当時は捕手だったが、ときどき投手も務めた。
雑草だからこそ生まれた独自の変化球。
それが激務をこなす今、大きな武器となっている>
「遊びながら覚えた、って感じです。
遊びでいろんな球種を試していて、
それでこのパームを投げるようになりました。
スライダーを投げるようになったのは大学から。
高校のときは曲がらなかったんです」
(中スポ)


◆タイロン・ウッズ
<試合前、いつものようにフリー打撃をしていたが
途中で打撃練習を中止するとベンチ裏のロッカーへ下がり、
決戦の直前、突然球場の隣にある宿舎へ戻り、試合を欠場。
怒気を込めて言い残すと通訳とともに外出>
「落合さんに聞いてくれ!」
ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<ウッズが練習中に突然宿舎へ戻り、試合を欠場したことに>
「体調が悪いということ。明日? わからない」
ニッカン


●落合監督
<同率3位で並んでいた広島に完敗し、
04年5月17日以来、1586日ぶりの4位転落。
ウッズ欠場の理由を説明した後、
貧打について、4番不在を敗因にはせず>
「タイロン? 体調不良だよ。
でもそんなのは(敗戦と)関係ない。他にも選手はいるんだから。
先発が崩れたら? こういうゲームになるな。
順位? 別に3位になるために野球をやってるんじゃないんだから」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋12ニッカンデイリー

2008年9月19日 (金)

いざ竜鯉同率決戦、きょうから広島3位天王山。

今シーズンもいよいよ残り15試合
現在62勝62敗5分けで3位タイのドラゴンズ
きょう19日からは、いよいよ直接対決
同率で並ぶカープと敵地・広島市民球場での3連戦に臨みます。
クライマックスシリーズ進出を懸けての『3位天王山』。
この対決を制して、3位の座を完全確保してほしい。
大事な一戦を前に向けての調整を行った竜戦士の声を集めました。

ドラゴンズトピックス(18日)

◇吉見一起
<きょう19日の広島3連戦の初戦先発が濃厚。
右肩痛から復帰後の初勝利を目指す>
「次はもっと長いイニングを投げられるよう頑張りたいですね」
中スポ

◇中田賢一
<左ひざ痛から満を持しての復帰。
20日の第2戦に先発予定>
「(2軍戦での好投で)変なイメージはもうないですね。
体? 何ともないです。大丈夫です」

<復活の課題に挙げていた直球も本来の力強さが戻ってきた。
ただ最高の投球だったように思えた前回のプロアマ交流戦も
『ある球』が投げられなかったことで納得がいかなかった>
「外角低めの直球ですね。
その球を投げたいんです。あとちょっとなんですよ」

<短い言葉に巻き返しへの決意を込め>
「頑張ります」
中スポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◆川井進
<出場選手登録を抹消されているが、広島入り。
再登録は20日から可能だが、第3戦に先発起用される可能性が高い。
2軍には数日間しかいなかったが、微調整を行ってきたよう>
「ファームで修正? ファームにいた2、3日だけでは、修正が難しいです」
(東京中日)

◇小笠原孝
<9月に入って未勝利だが、この日『特守』を敢行。
個別に約20分間、森コーチのノックを受ける。
広島遠征にも帯同。中5日での第3戦先発もありそうなムード>
「体のキレを戻したかった。
(ノック効果を)試合で出せればいいんですけど」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<山本昌、小笠原の両ローテーション投手を広島遠征に帯同。
ナゴヤドームの投手陣練習を終え、報道陣をけむに巻き>
「知らない」
スポニチ名古屋

◇高橋聡文
<中スポ『丸ごと高橋選手』より。
以下ミニインタビュー、今季好調のワケは?>
「体が強くなったと思います。
投球フォーム的なものもありますけど、
今年は肩、ひじの状態が落ち着いてきました」

<今年はウエートトレーニングも積極的に増やしている>
「今年は太りました。
春先から比べると体重が5、6キロ増えています。
増えた分は、自分では筋肉だと思ってます」

<体のケアは>
「今年から始めた『おぎ体操』が大きいと思う。
春のキャンプで佐藤亮太君(ニックネームが『おぎ』)に
教えてもらった体操なんですが、
今年はブルペンで投げる前にいつもやってます。
肩回りとかを柔らかくするストレッチなんですけど、
これをやると肩の回りがいいんです」
(中スポ)


◇森野将彦
<打率.329、6本塁打と広島戦を得意とし、
9月は61打数25安打で打率.410と打撃好調をキープ。
3位死守を懸けた広島との直接対決を迎え、
脅威の1番打者は闘志を内に秘めて>
「どの試合も大切だし、どことやるのも一緒。
プレーする立場としては、いま相手を考える余裕はない」

<いつも同様、自然体で打席に入る心づもり。
おどけつつ、決戦の地へと乗り込んで>
「台風がきているらしいから、
ひょっとしたら勝負は最終戦へ持ち越しになるかもしれないよ」
中スポ


【ドラゴンズ・今週末の日程】
19日(金) 対広島(18:00・広島市民球場)
20日(土) 対広島(14:00・広島市民球場)
21日(日) 対広島(13:30・広島市民球場)
22日(月) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
23日(火・祝)対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
24日(水) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)


9連戦を4勝5敗と負け越し、
3位争いを抜け出せなかったドラゴンズ
今季最後の広島市民球場での3連戦は、
クライマックスシリーズ進出に向けての大一番となりました。
引き分けの数こそ違えど、ともに62勝62敗
決して調子がよくないながらも勝率5割で踏ん張るドラゴンズ
もっか上り調子で「最後の市民球場」で夢を見たい広島
状態こそ違えど、目指しているのはAクラスの確保
直接交わるのは、これが最後となるだけに、
両チームとも勝ち越しもしくは、3タテを狙うことと思われます。

今季の対戦成績は、12勝7敗2分けドラゴンズが優位。
しかしこれが広島市民球場になると、話は別。
過去の対戦を振り返ると、以下のように↓

【今季の広島市民球場でのカープ戦寸評】
4月11日(○ 7-3)和田満塁3ランで7打点、朝倉2勝目コイに6連勝。
4月12日(● 1-3)先発小笠原2ランとソロ被弾で3失点。
4月13日(○ 7-0)先発野手全員17安打、吉見11安打打たれながらも完封。
7月8日 (● 0-3)中5日山本昌、6イニング3失点も無援。
7月9日 (● 2-3)荒木痛恨の失策、サヨナラ負けで今季2度目の4連敗。
7月10日(○ 8-7)7点先行も追いつかれ同点、9回ウッズ弾でケリ。
8月12日(○ 5-4)復帰ビョン来日初の1試合2発、たなぼた201勝目。
8月13日(● 5-11)イバノリアベックで5点も、中田ひっくり返される。
8月14日(● 0-4)好投川井6回痛恨の2ラン、打線はゼロ行進。
(9試合・4勝5敗)


4月12、13日はデーゲームで、あとはナイトゲーム。
ただ印象として残るのが、
ドラゴンズが一方的にリードしながら、
追いつかれるなり、ひっくり返されてしまう展開。
その一方で、完封負けが2試合あるなど打てないことも。
特に土のグラウンドの影響もあるのか、
野手に思わぬミスが起こるうえ、広島ファンの異様なムードなど、
地の利も十分に生かされていることもあるようです。

そういうことも踏まえながらの3連戦。
初戦ナイトゲームで、土日はデーゲーム
さらに今季苦手としているビジターゲームということで、
ドラゴンズ的にはやりにくい部分もかなりありそう。
広島市民球場でのゲームは残り9試合ということで、
おそらく週末は「最後の市民球場」を観に満員となるかも。
そんななかでいかに平常心を保ち、ゲームを進められるか。
それが今回の3連戦のカギとなってくると思われます。

注目される先発投手は、中スポ予想によると、
初戦・吉見、2戦目・中田、3戦目が川井という布陣。
その一方で、中田が初戦に来るのではないかとか、
3戦目に小笠原を中5日で持ってくるという予想も。
先週の横浜戦の初戦に先発した清水昭信は、17日に中継ぎで登板。
さらに3戦目先発の山内は降板後即強制送還で2軍落ち。
よって顔ぶれはだいぶ変わってくることでしょう。

突撃!そのなかでは、吉見、中田
両右腕に期待したいですね。
ともに故障でファーム落ちし、
復帰勝利を目指す2人。
復帰後3試合目となる吉見としては、
徐々に調子を上げてきていますし、
大事な一戦で復帰白星となれば、
本人にとっても、チームにとっては大きいこと。
持ち前の低目を突く投球で、広島打線を抑え込み、
この3連戦の先手を掴めるように導いてほしいです。

一方、おそらくきょう明日で登録されるであろう中田
ゲーム中のケガという不本意な形で降格してしまっただけに、
上がったらチームに貢献したいという気持ちは十分あるでしょう。
故障が癒え、ウエスタンの登板では今イチだったものの、
先日のプロアマ交流試合では、本来の持ち味を披露。
左ひざの不安を一掃しただけでなく、
課題だった制球力にも手応えを掴んだとのこと。
体の方も心配なさそうですし、今季これまで苦しんできた分も
一掃できるような投球を見せてほしいと思いますね。
夏場踏ん張り、実質エースとなっていた昌さん
さらにずっと先発ローテを守っていた小笠原という面々に
疲れも目立ち始めてきたこの時期。
ようやく戻ってきた若き右腕の2人に、
チームの命運もかかっていると言えるでしょう。

この日の夜、投手陣は移動した広島市内で、
昌さんの200勝祝いを兼ねた決起集会を開催したようですが、
とにかく投手陣がいかに踏ん張れるかですね。
野手陣も含め、相変わらずベストメンバーが揃わないうえ、
シーズンの疲労が見え隠れドラゴンズですが、
ぜひともここは最後の踏ん張りを見せてほしい。
そして決戦を制し、3位の座の完全確保を。
世間は東京ドームの首位攻防に目が行くでしょうが、
それより深い意味合いの『3位天王山』。大いに注目したいと思います。


ところで今朝の中スポ『丸ごと高橋選手』の中で、
高橋浅尾に顔が「ポニョ」に似ていると言われ、
わざわざ映画館にまで観に行ったとのこと。
確かに雰囲気はあったりしますね。
ただ今は筋肉で体重増ですが、オフは食べ過ぎで、
「お腹がポニョポニョ」とか言われないようにしないと(笑)。
それよりも笑ってしまったのが、佐藤亮太のニックネーム『おぎ』。
おそらく「おぎやはぎ」の小木博明さんから
来ているんでしょうが、こちらの方が似てるかも?
それにしても清水昭信「ゲンさん」といえ、
ドラゴンズナインのネーミングって、けっこう安易だなあと。


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 小林正人投手
公式サイト共同通信社


◆川上憲伸
<北京五輪から帰国後の公式戦復帰が遅れているが
この日、練習先のナゴヤ球場でCS前の
レギュラーシーズンでの登板に向けて意欲を見せる>
「CS(クライマックスシリーズ)で復帰? いやいや。
CSより前にできれば1試合、何とか投げたいと思っています」

<帰国後は投球練習すらできない日が続いたが、
すでに変化球を投げられるまでに状態は回復している。
勝利が宿命づけられているエースだけに、早期復帰については言葉を濁し>
「順調? うーん。まだまだ」
憲伸の声「我慢」、中スポ

◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷からの戦列復帰を目指す
この日、故障から約3週間を経て、本格的なランニングを開始。
ナゴヤ球場周辺を約20分間にわたってみっちりジョギング。
室内練習場ではこれも故障後初のティー打撃を敢行>
「そろそろ上げていかないと。痛みはないし、順調です」

<今後もひざの状態を見ながらペースアップを図ることになりそう。
慎重に言葉を選びながら、復帰への意欲を口に>
「クライマックスシリーズ? 分からない。
まずはゴロを捕れるようにならないと…」

<チームは19日から広島との3連戦。熱いエールも忘れず>
「何とか勝ってほしい」
中スポ


17日の阪神戦の8回に中継ぎで登板。
1死から今岡に四球を与え、
続く金本にダメ押しの2ランを打たれた小林が、
この日登録を抹消されました。
この3連戦で、中田、川井が再昇格するため、
投手陣の枠を空けるための処置ともいえますが、
このところ、追い込みながらもボールが甘くなって、
手痛い一打を食らっていた小林だけに、ここはやり直しかなと。
しっかり修正して、次のチャンスを待ってほしいです。

また現在ファームで調整中の主力選手の情報が。
井端が故障から約3週間を経て、
ついに走り出すと共に、故障後初のティー打撃を敢行。
さらに北京五輪後、公式戦復帰が遅れている
エース・川上がようやく口を開き、マウンドへの熱い思いを語ったもよう。

この日はナゴヤ球場で、山井
力強くキャッチボールしていたという憲伸ですが、
まさに『我慢』という状態なのでしょう。
もどかしい気持ちもあるとは思いますが、
ここは、はやる気持ちを抑え、調子を整えることが大事でしょう。
井端もそうですが、ここまで来たら、とにかく焦らずしっかり治すこと
そして万全に近い状態で戻ってきてくれること。
もしそれが今シーズンが無理だとしても仕方がない。
再び力投、好守を魅せるためにも、じっくり向かってほしいです。


若竜トピックス(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 22回戦
(18日・あじさいスタジアム北神戸)
   001 200 000 = 3
 SU 031 101 00× = 6
[敗] 佐藤充(14試合7勝4敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤充、金剛、久本、中里
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
先発・佐藤充は2回ウラ、1死から相川に四球を許すと、
の左前先制適時打、岡田の右中間2点二塁打などで、3点を奪われる。
3回、サーパス先発・コロンカから西川が内野安打で出塁すると、
柳田が左中間に適時二塁打を放ち、反撃。
しかし直後の3回ウラに一輝の右中間適時二塁打で再び3点差とされる。
それでも続く4回、右中間三塁打の中村一生を置き、
中村公治の右中間適時二塁打で、点差を縮めると
なおも打線が繋がり、堂上剛裕の右前打で無死一、三塁から
前田の遊ゴロ併殺打の間に追加点を加え、3-4と1点差に迫る。
しかし4回ウラ、佐藤充に左越えのソロ本塁打を打たれると、
6回ウラにも、2番手・金剛に右中間へソロ本塁打を被弾。
攻撃陣は5回以降、5人を継ぎこむ
サーパスリリーフ陣を攻略できず、3-6で敗れる。
公式サイトより)


●佐藤充
<勝利数、勝率、防御率の3部門でウ・リーグトップ。
しかしこの日は精彩を欠き、4敗目(7勝)を喫す。
先発で5イニングを投げて6安打2奪三振1四球の5失点。
1軍再昇格に向け、最悪の結果となってしまい>
「ノーコメント」
中スポ

●高橋2軍投手コーチ
<精彩を欠いた佐藤充の投球に辛口評価>
「いい球と悪い球がはっきりしていた。失投も多かった」
中スポ

●西川明
<この日は5打数3安打の固め打ち。
打撃絶好調、最近10試合では.480の高打率をマークしている。
この日の3安打中2本を左腕・コロンカから、その内容に満足顔>
「左ピッチャーだったが、
ポイントを後ろに置いてうまく打つことができました」
中スポ

◇伊藤球団代表
<今秋、投手陣だけがナゴヤ球場以外の地で
キャンプを行うことが明らかに。
日程、場所共に未定だが、阿久比町など愛知県内で選定中。
ファームの選手だけでなく、1軍選手も参加させる方針>
「CSや日本シリーズに出れば話は別だけどね。
(会場)候補地に話はしてある」
(東京中日、スポーツ報知ニッカン


ウエスタン・リーグの公式戦もいよいよ残りわずか。
北神戸で行われたサーパス戦は、
序盤から点の取り合いとなったものの、先発・佐藤充の出来が今ひとつ。
せっかく味方が反撃してくれたにも関わらず、
直後のイニングで失点し、踏ん張れずに5イニングを5失点
その他も攻守にそれほど目立つところなく、3-6で敗れてしまいました。

今後のファームの日程は、
あす20日にナゴヤ球場で阪神戦(21、22日が予備日)。
その後は10月に宮崎で行われるフェニックス・リーグ
そしてさらにかなりハードになりそうな
ナゴヤ球場などでの秋季練習へと繋がっていきます。

2008年9月18日 (木)

昌大誤算3回7失点KO、谷繁追撃1号及ばず大敗。

立浪メモリアルゲームを白星で飾り、
今季最後のナゴヤドームでの阪神3連戦
1勝1敗のタイに持ちこんだドラゴンズ
何とか勝ち越して、今後へ勢いを付けたい第3戦でしたが、
中5日で先発したベテラン・山本昌がまさかの大誤算
初回、鳥谷に自身10年ぶりの満塁弾を浴びてしまうと、
その後も踏ん張れず、3イニング7失点でKO
中盤打線が反撃し、一時は3点差まで迫ったものの、
結局は及ばず、またしても阪神にカード負け越し。
勝率5割で並んで、広島との直接対決を迎えることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 23回戦
(17日・ナゴヤドーム | 中日6勝16敗1分け)
35446人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神 11
中 日
[敗] 山本昌(21試合11勝6敗)
[D本] 谷繁1号3ラン 小池4号2ラン
[Dバッテリー]
山本昌、長峰、清水昭信、齊藤、小林、平井 -
谷繁、田中

【ゲームレビュー】
山本昌が不調で大敗
今季阪神戦で一度もカード勝ち越しができなかった

球に切れがなく、制球も甘かった。
1回、鳥谷に右へ満塁本塁打を浴びて先制を許し、
その後も立ち直れなかった。
打線は4回に谷繁の3ラン、5回に小池の2ランで
追い上げたが、失点が多すぎた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中5日で山本昌
1回、先頭・赤星に内へのストレートを叩かれ、
センター前ヒットを許すと、平野に送られ、二塁へ。
さらに今岡に対しては、ボールが先行して四球
大事なゲームだけに慎重な投球にも思えたが、
続く金本に対しても制球定まらず、カウント0-3。
何とかフルカウントまで持ち直したものの、結局は四球
らしからぬ連続四球で、1死満塁のピンチ。
ここで迎えるは、5番・鳥谷
初球、外へのスライダーが外れたあと、
2球目、ストライクを取りにきたのか、スライダーが真ん中に。
完ぺきに捉えられると、高々と舞い上がった打球は、
そのままライトスタンドに飛び込むグランドスラムに…(0-4)
10年ぶりとなる満塁被弾で、いきなりの大量リードを許す。

続く2回、さらに捕まってしまう山本昌
先頭・矢野に内へのスクリューをセンター前に運ばれると、
続くリーソップはスリーバント失敗で空振り三振。
さらに赤星の遊ゴロでランナーが入れ替わり、2死一塁。
なんとか修正できたかに思われたが、
そうはいかなかったのがこの日の昌
続く平野にカウント1-0からの2球目、
外角高目に浮いたストレートを強振されると、
ライトオーバー、フェンス直撃のタイムリーツーベース。(0-5)
赤星の長駆生還を許してしまうとともに、
中継した荒木の悪送球で、平野が三塁へ。
ミスも重なり、追加点を奪われてしまうと、
勢いづいた阪神打線にさらに捕まり、
今岡にもカウント2-1からの4球目、内角ながら
またも高いストレートを叩かれ、レフト前へのタイムリー。(0-6)
さらに3回も関本四球、高橋光信センター前ヒットで
1死一、二塁から矢野にカウント0-2からの3球目、
ど真ん中に入ったストレートを叩かれ、
レフトオーバー、フェンス直撃のタイムリー。(0-7)
球のキレ、制球ともに悪く、まるで別人
悪いながらも修正できる術も今回においては機能せず
最後まで本来の投球を取り戻すことができず、
まさかまさかの3イニング7安打3四球7失点(自責6)。
「申し訳ない」のコメントとともに、わずか62球で轟沈してしまった。

7点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
しかし3回ウラ、阪神先発、クリス・リーソップを攻め込み、
1死から山本昌の代打・藤井
右中間フェンス直撃のツーベースで出ると、
続く森野が四球を選び、一、二塁。
荒木の三塁ゴロで2死となってしまうが、
イ・ビョンギュがカウント1-2からの4球目、
外角低目のチェンジアップにうまく合わせて、
センター前に落とすタイムリーヒット!(1-7)
まだ回も浅いこともあり、繋ぎの攻撃でこつこつと反撃する。

4回、ドラゴンズ2番手は、長峰
前回登板では好投を見せていた左腕がこの日は不調
いきなり先頭・平野に三遊間を抜かれると、
1死から金本に初球を叩かれ、一、二塁間を抜くヒット。
一、二塁と走者を背負うと、続く鳥谷には、カウント1-1からの3球目、
真ん中低目のストレートを叩かれてしまい、
左中間を割っていくタイムリーツーベース。(1-8)
さらに1死二、三塁から関本には、
中に入ったフォークを楽々レフトへ運ばれての犠牲フライ。(1-9)
これで4イニング連続失点となり、ついに8点差
せっかく芽生えた反撃ムードに水を差す

それでも諦めないのが今夜のドラゴンズ打線
4回ウラ、1死から小池が左中間に落とすヒットで出ると、
デラロサも四球を選んで、一、二塁。
ここで迎えるは、このところ打撃上向きの谷繁
カウント1-2からの4球目、
ど真ん中に甘く入ったストレートを思い切り振り向くと、
良い角度で上がった打球は、見事に左中間スタンドへ!
今季99試合目にして、ついに飛び出した今季第1号!
まさにお待たせの一発は、再反撃へ口火となる3ランに。(4-9)
大量リードをもらいながらも踏ん張れないリーソップをKOする。

5回、ドラゴンズ3番手は、清水昭信
12日の横浜戦で先発し、今季初黒星を喫した右腕
中3日ながらも中継ぎでの起用。
しかしこの日は、ナゴヤドームということもあってか、
本来の力強いピッチングを披露。
先頭・矢野を真ん中高目のストレートで空振り三振に取ると、
江草の代打・リンには四球を与えたものの、
赤星を外へのフォークで空振り三振。
さらに平野もスライダーで詰まらせてのセンターフライ。
毎回得点の阪神打線からこの試合初のゼロを奪う。

この投球がリズムを変えたか、5回ウラさらなる反撃
ウッズ死球、和田二塁ゴロなどで迎えた2死一塁から、
この日当たっている小池が一振り。
カウント1-3からの5球目、阪神3番手・阿部の投じた
内へのストレートにうまく反応すると、
高々と上がった打球はそのままレフトスタンドへ!
「とにかく後ろにつなげる」という気持ちが
打たせた見事な2ランホームラン!(6-9)
3点差となり、本当に何が起こるかわからなくなってきた。

6回も清水昭信がそのまま続投。
好調を持続し、今岡、金本と打ち取り2アウト。
しかし鳥谷に右中間突破のスリーベースを許すと、
関本にも死球をぶつけてしまい、2死一、三塁とピンチ。
しかし葛城に対しては落ち着きを取り戻し、渾身の投球
2ストライクと追い込むと、3球目は内角高目のストレート。
ズバッと見逃し三振で、反撃気運をさらに高める。

6回ウラ、阪神4番手アッチソン
好調セットアッパーながら、何とか叩いてさらに点差を詰めたいところ。
しかし先頭・谷繁の右中間の当たりを赤星に好捕されてしまうと、
続く清水昭信の代打・英智は外へのカーブに見逃し三振。
さらに森野も外へのストレートを空振り三振に倒れてしまうと、
続く7回もクリーンアップの好打順を迎えながら、
荒木が当てただけの遊ゴロに倒れると、
イ・ビョンギュもスライダーを叩くが、二塁ゴロ。
そしてウッズが外へのストレートに手が出ず見逃し三振
ストライク先行のテンポ良い投球のアッチソンに、
積み重ねてきた勢いを完全に止められてしまった。

3点差で迎えた終盤8回、
ドラゴンズ5番手は、左の小林
ところが1死から今岡に四球を与えてしまうと、
続く金本にカウント2-2からの5球目、
甘く内に入ったカーブを持って行かれ、ライトスタンドへ。(6-11)
金本キラーが喰らってしまったまさかのダメ押し弾
これで勝負がほぼ決してしまうと、
8、9回は、5点差にも関わらず出てくる
ウィリアムス-藤川のリレーに、
いつもの如く封じられてしまい、ゲームセット。
中盤反撃して、惜しいところまで迫りはしたものの、
やはり響いたのは、序盤の大量失点
今季最後のナゴヤドームの阪神戦を落とし、
またしてもカード負け越しとなってしまったドラゴンズ
広島も敗れたため、3位タイこそキープしたものの、
勢い付けて、敵地へ乗り込むことは叶わなかった。


もっかエースで、ローテーションの軸
チーム勝ち頭の昌さんを立て、必勝を期したものの、
初回に満塁弾を喰らってしまうなど、まさかの3回7失点KO
さらに長峰も捕まってしまい、序盤でなんと8点差
このまま一方的にやられてしまうのかなと
かなり諦めムードで見ていましたが、
中盤にイ・ビョンギュ、谷繁、小池らが意地を見せ、長打攻勢で反撃。
さらに清水昭信、齊藤の踏ん張りもあったことで、
もしかしたら?という気持ちもかなり芽生えましたが、
アッチソンの好投と金本のダメ押し弾によってジ・エンド
終わって見れば、まさに今季の阪神戦での劣勢
象徴するかの黒星となってしまいました。

それにしても、今夜の昌さんはよくなかったですね。
初回、今岡に対しての四球は、
慎重に放っているのだろうなと思っていましたが、
金本に対しては明らかに制球定まらず
こりゃやばいと感じる間もなく、鳥谷にまさかのグランドスラム
その後も調子が上がらず、あれよあれよの7失点
やはり43歳には連続の中5日はキツかったのかと
思ってしまうほど、ボールがほとんど来ませんでした。
ただいつもなら投げているうちに、
いくらかの修正が効くはずなのですが、今回はそれもダメ
結果大事なゲームで、信じられない早期降板に。
この9連戦ローテの軸として、巨人、阪神
上位2チームと相対した昌さんでしたが、ともに勝てず連敗
確かに夏場飛ばしてきた疲れもあるのでしょうが、
ここにきて踏ん張れなかったのは、とても残念
ただここまで頑張ってきたのは、みんなわかっていますし、
仕方がないと思える部分もありますが…。
残り登板はあと数試合ですし、ぜひとも最後のもう一踏ん張りを。
しっかり切り替え、修正して次に臨んでほしいと思います。

お待たせシゲ1号!一方打線は、主軸以外の
ワキ役が頑張ってくれました。
特に印象に残ったのは、
ようやく飛び出した谷繁今季第1号
ワンサイドにされてしまったなかでの反撃弾は、
チームに「諦めないぞ」という
気持ちを示す一打になったと思いますし、
その後の小池の2ランや
中継ぎ陣の頑張りに繋がったと思います。
まさか9月半ばになるまで、1号が出ないとは
谷繁自身も思ってはいなかったでしょうが、
こういうシーズンも良い経験となるでしょう。
サザン効果もあって、ここに来てようやく上向き気配の背番号27
そして19日からは、最後の広島市民球場での3連戦。
思い出ある故郷の球場で「キラーぶり」を魅せてほしいです。


長いなあと感じた今回の9連戦
結局4勝5敗と勝ち越すことができませんでした。
まあ阪神戦に関しては、ある意味想定内とはいえ、
巨人を3タテし損なったのと、ベイに連敗したのは誤算でしたね。
ただ満身創痍な状況ではありながらも、
チーム全体としては、3位死守には燃えていると思います。
明日からついに『3位天王山』。
敵地・広島市民球場に乗り込んでの直接対決となります。
台風13号の影響があるようで、お天気が心配ですが、
かなりのアウェーモードのなか、ぜひとも勝ち越してほしい。
向こうには勢いがありますが、こちらには底力があるはず。
この3連戦によって、今季が決まるぐらいの意気込みで臨み、
ミスに気を付けながらも、うまく競り勝ってほしい。
そしてクライマックスシリーズ進出を当確させてほしいと願います!


★プレーヤーズ・ボイス(17日)

●山本昌
<3イニング7安打7失点とよもやの大乱調。
広島との激しい3位争いの中、試合を早々に壊し>
「申し訳ないです。
結果を考えても仕方ないんだけど、本当に…。
仕方ないでは済まされないけど、
まだ先があるので、次、頑張ります」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

『一生懸命調整してきたつもりだったのですが、
何かが足りなかったのかな。
シーズン終盤の大事な試合なのに
序盤でぶち壊してしまい、申し訳ありません。
あと今季も残りわずか。今回の反省も踏まえて、
残りの登板は全部勝てるよう頑張ります。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)

●森バッテリーチーフコーチ
<初回1死満塁から鳥谷に満塁被弾した山本昌について>
「今岡への四球が総てだ」
スポニチ名古屋


●谷繁元信
<4回1死一、二塁、左中間へ今季1号3ランを放つ>
「打ったのは、ストレート。
大きく点差は離れたこういう状況だけど、
最後まであきらめないという気持ちと、後ろにつなげようという思いでした」

<今季332打席目で出た待望の一発に照れる>
「今ごろなんて恥ずかしいね。遅すぎるよ」

<勝利への意欲を、ベテランがプレーと言葉で示す。
試合後もそれを受ける形で続けて>
「次につながる? 試合中にもコメントを残したけど、
最後まであきらめないという姿勢をみんなが出していければいい」

<19日からは敵地で広島と3位をかけた直接対決を迎える。
同率で戦うことについて>
「ある程度予想はできた。今の状況じゃね。
変化についていかなければ…と。自分も勉強になっている。
最後の広島(市民球場)なんで、相性のいいところをみせたい」
公式写真中スポサンスポ時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●小池正晃
<5回2死一塁、左越えに2ランを放つ>
「点差は離れているけど、何があるか分からないので。
とにかく後ろにつなげる気持ちで、たまたまいい結果になりました。
どうなるか分からないという展開になったという意味では
打てて良かったです」

<3連戦初戦で代打本塁打、一日置いてこの日の一発。
打撃の調子が上がってきたが、悔しそうな表情>
「勝ったときに打てたらいいんですが、勝たないと打っても意味がないので。
残り試合、一戦一戦大事になるので、きっちり勝っていきたい」

<横浜高時代のチームメート、
レッドソックス・松坂が日本人歴代最多の17勝目を
マークしたばかりだが、目前の打席に集中して>
「テレビは見ていない」
小池ブログ「悔しいっv(>w<)v」、公式写真中スポサンスポニッカン

●イ・ビョンギュ
<3回2死一、二塁、中前にタイムリーを放つ>
「つなげる事を考えて打席に入ったが、
結果的にタイムリーになってよかったです」
公式写真ニッカン

●藤井淳志
<3回に代打で出場し、右中間へ二塁打。
反撃の1点目の口火となり>
「自分にできることは、与えられたチャンスで
結果を出せるように全力をつくすことだけです」
(中スポ)

●齊藤信介
<7回に4番手で登板。
矢野とアッチソンを連続三振。赤星を中飛に抑える>
「いつも必死で投げています。
きょうはスライダーのコントロールがよかった」
(東京中日)

●清水昭信
<この日は3番手として登板し、2イニングを4奪三振無失点。
DVDに映っていた異国の投手の投球に自分の目指すべき道を発見。
その投手の名は『ペドロ・マルティネス』>
「レッドソックスで投げていた全盛期のころは、
三振をバッタバッタと取っていた。
コントロールもいいし、とにかくすごい投手です」

<ヒントになったメジャーのDVDは先輩の小林が貸してくれた。
その映像を見て、投球のすごみだけでなく自分に似た部分を感じ取る>
「メジャーでは180センチぐらいの身長は決して大きくはない。
それなのにあのピッチング。
自分もピッチャーとしては小さい(175センチ)ですからね。
(DVDからは)投球フォームを参考にしたいと思っています。
リズムの良さは特に取り入れたい部分です」

<現在でも球速は140キロ台中盤と決して遅くはないが>
「まだまだ速くなると思っています」
(中スポ)

●小林正人
<8回から5番手で登板。
1死から今岡に四球を与え、金本には2ランを打たれる。
カウント2-2から甘い変化球を右翼席に運ばれ反省。2軍落ちとなる>
「追い込んだ後は、もっと厳しくいかなければいけなかった」
名タイ

◆チェン・ウェイン
<今季5勝目から一夜明けて、
ランニングや軽いキャッチボールで体をほぐす。
台湾代表で出場した北京五輪後は初めての白星。
ベテラン・山本昌から『おめでとう』と握手も求められて>
「本当に久しぶりに勝てたので、ほっとした」

<前回登板翌日の11日には1時間9分走っていた、
この日のランニング時間が気になったが>
「今回は30分です。
近藤さん(投手コーチ)、勝崎さん(トレーニングコーチ)に
30分でいいと言われました」

<普段は30分だが、5イニングKOされた前回は、
近藤コーチからスタミナ強化をアドバイスされ>
「球数も少なかった(86球)ので走りました」

<その時間1時間9分。もちろんコーチに
時間を計ってもらったのだと思ったら>
「いいえ、自分で時計を見て時間を計りました」
(中スポ<ドラ番記者>ニッカン

◇井端弘和
<右ひざ靱帯損傷でリハビリ中。
この日ナゴヤ球場で故障後初めてバットを握り、
約5分間にわたってペッパー打撃を行う。
まだ本格的なランニングを再開しておらず、
復帰には時間がかかりそうだが>
「意外と感じは良かった。ひざは問題ないです」
中スポ

◆立浪和義
<この日、来季も打撃コーチを兼任しながら
現役を続ける意思を明らかに>
「(落合監督と)話し合って、来年もやるということで決めました。
本当だったら来年やれるような成績ではないが、
やらせていただけるならということで…。
最後はチームが勝って終わりたいし、
まだまだチームに貢献できると思っているので、頑張りたい」

<励みにしているのが長嶋茂雄氏の歴代7位の記録、
2471安打を抜くこと。あと15本で並ぶが、
残り試合などを考えると今季中の達成は厳しい状況>
「長嶋さんにあと15本ですか。それも頑張ります」

<チームは本当の正念場。広島と3位で並ぶ状況で、
クライマックスシリーズ進出を争う直接対決を迎えるが>
「これからが勝負です」
中日新聞共同通信社朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン

◆西川球団社長
<立浪が来季現役続行を明言したことについて>
「本人が希望して監督が了承しているならば
我々が言うことはない。現場のことは監督に任せている」
ニッカン


●落合監督
<山本昌の乱調が誤算。
中盤の追い上げも及ばず、勝率5割に逆戻り。
インタビュールームに現れると、10秒足らずできびすを返す>
「きょうは(話すことは)何もねえど。帰るぞ。
いいだろ? そういう日があっても」

<現役続行を明言した立浪について>
「(契約書に)サインはしていないだろ。
来年もやることは決まっている」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

2008年9月17日 (水)

森野猛打チェン力投、激走立浪祝2500試合出場!

「プロ野球選手として恥ずかしい」ミスを連発
勝手に自滅しての黒星で、ついに広島
同率3位タイで並ばれてしまったドラゴンズ
やり返すべく迎えたナゴヤドームでの阪神との第2戦。
この日は実にホームチームらしいゲームを披露。
1番に戻った森野が、先制弾にダメ押しの猛打賞で
チームをけん引すると、投げては先発・チェン
走者を背負いながらも、力でねじ伏せる粘投。
さらにこの日プロ通算2500試合出場を果たした
ベテラン・立浪激走を魅せ、チームを鼓舞
効率良い攻めで快勝のドラゴンズ3位をキープしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 22回戦
(16日・ナゴヤドーム | 中日6勝15敗1分け)
34382人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] チェン(35試合5勝5敗)
[S] 岩瀬(45試合3勝3敗31S)
[D本] 森野18号 イ・ビョンギュ13号2ラン
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
効率のいい攻めで快勝 
チェンが約2カ月ぶりの5勝目を挙げた

3回2死から森野が左中間へ先制のソロ。
さらにイ・ビョンギュが右へ2ランを放った。
7回も2死から、四球と立浪の安打で一、二塁とし、
森野の2点二塁打で突き放した。
チェンは力で押す投球。4回、鳥谷に2ランを浴びたが、
その後は相手の拙攻にも助けられた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
前夜不発だったクリーンアップ。
この日はスタメンを再び元に戻し、
1番・森野、2番・荒木、そして3番はイ・ビョンギュ
中村紀洋はスタメン落ち、6番には前夜本塁打の小池が座る。

ドラゴンズ先発は、中5日でチェン
1回、先頭・赤星が初球を叩き、三塁線へのツーベース。
平野の二ゴロ進塁打で三塁へ進まれたが、
続く今岡を内へのストレートで詰まらせての二塁フライ。
金本とは勝負を避け、ストレートの四球を与えるも、
鳥谷を外角低目のストレートで見逃しの3球三振
ゼロで切り抜け、まずまずの立ち上がり。

一方阪神先発は、中5日で福原
1回ウラ、先頭・森野がセンター地面スレスレのヒットで出ると、
荒木は二塁ゴロに倒れるが、エンドランで二塁へ。
続くイ・ビョンギュは痛烈に引っ張るも二塁ライナー。
2死二塁となって迎えるは、ウッズ
しかし外角低目のスライダーに手が出ず見逃し三振
ともに初回の得点圏のチャンスは逃す。

ゲームが動いたのは、3回ウラ、
谷繁センターフライ、チェン一塁ゴロで2アウト。
しかし2廻り目に入り迎えた森野が、
初球、甘く入ってきたど真ん中のストレートを振り抜くと、
逆方向へ持って行った打球は伸びて、
左中間スタンド最前列へ飛び込むホームラン!(1-0)
3番に入った前夜は3三振と期待に応えられなかった森野
しかし恐怖の1番に戻って放った一発で、先制に成功する
なおも攻撃の手を緩めないドラゴンズ打線
続く荒木がフルカウントから外角高目のスライダーを
右へ持って行き、ライト線へ落とすツーベースで出ると、
イ・ビョンギュはカウント2-2からの7球目、
中に入ってきたスライダーを強振!
ライトスタンドへ軽々と持って行く2ランホームラン!(3-0)
組み替えた上位打線で一気に攻め込み、3点のリードを奪う。

3点のリードをもらったチェン
しかし直後の4回、阪神打線にまさかの連打を。
先頭・金本に詰まりながらも、三塁後方へ落とされ、
ツーベースを許してしまうと、
続く鳥谷にはカウント1-1からの3球目、
外角やや内寄りのストレートを弾き返されると、
弾丸ライナーが右中間スタンドへ一直線。(3-2)
2ランとなってしまい、すぐさま1点差に詰め寄られる。
さらにたたみ込まれるチェン
苦手の矢野に右中間へ弾き返されると、
関本にも引っ張られての三遊間を抜くヒット。
さらに浅井の犠打でランナーそれぞれ進み、1死二、三塁。
4連打に犠打を絡められ、一打逆転のピンチを迎えてしまう。

ところがここで阪神サイド大きなミスが。
福原に代えて、代打にはリン
カウント0-1からの2球目、中へのシュートを叩かれると、
打球は高いバウンドでの一塁ゴロ。
ゴロゴーのため、同点はやむを得ないと思いきや、
なんと三塁走者の矢野が突っ込まずに、三本間で止まったまま。
一方でスタートを切っていた二塁走者の関本はほぼ三塁手前。
ちぐはぐな走塁を見せる阪神を横目に、
打球を処理し、リンにタッチしたウッズが本塁へ送球。
まずは矢野を三本間で挟むと、三塁に戻ったと見るや、
動けぬ関本を二、三塁間で挟んでタッチアウト。
まさに流れを手放す走塁ミス
崩れかけていたチェンだったが、思わぬ相手の拙攻に救われた。

これ以降は、両軍投手が好投。
阪神は2番手・阿部が4回からの3イニングをパーフェクト。
一方、チェンもランナーこそ出すものの、要所を締める投球
5回、簡単に2死を取りながら、今岡に四球を与えると、
しかし金本を外一杯のストレートで見逃し三振に!
さらに100球を越えた7回も、赤星四球、平野バントヒットで
1死一、二塁のピンチを迎えるも、
今岡を内角高目のストレートでキャッチャーフライ。
そして金本をフルカウントから
外へのストレートをズバッと決めて、空振り三振。
中盤以降、本来の投球を取り戻しつつあったチェン
力のこもった投球で最少点差を守りきった。

その力投にようやく報いる打線
7回ウラ、阪神3番手・渡辺を2死から攻め込み、
谷繁が四球を選び出塁すると、
好投のチェンには代打が出され、
この日通算2500試合目の出場となる立浪が起用される。
これに阪神ベンチも反応し、左の江草を送るが、
メモリアルを飾ったベテラン気迫の一撃
カウント2-2からの5球目、外角低目のスライダーに食らいつくと、
打球は投手のグラブを痛烈にはじき、遊前に転がる内野安打
しぶとく繋いで、一、二塁と追加点のお膳立てをする。
そして繋ぎに感謝し、見事に応えたのが、1番・森野
カウント1-3からの5球目、真ん中低目のストレートを弾き返すと、
三塁左を鋭く抜き、レフトの左も突破する
2点タイムリーツーベース!(5-2)

二塁走者の谷繁に続いて、一塁走者の立浪も激走!
途中足をもつれながらも必死に走り、ホームに滑りこんで笑顔
2死から連打で攻め込んで、ダメを押した。

ミスタードラゴンズのメモリアルゲームを
白星で飾るべく、8回以降は正調・勝ちパターン
8回は2番手・浅尾が2死から二塁打1本許したものの、
浅井の代打・葛城を外へのフォークで空振り三振に取ると、
9回は、もちろん守護神・岩瀬
先頭の代打・高橋光信の高いバウンドの一塁ゴロを
この回から守備固めに入った中村紀洋がお手玉。
さらに赤星にセンター前に落とされ、無死一、二塁としたものの、
平野の代打・桧山、そして今岡を打ち取り、2アウト。
そして最後は、金本をフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートで見逃し三振に斬って、ゲームセット!
先発・チェンの力投と、打線の2死からの粘り
さらに森野の猛打賞の活躍で阪神に雪辱したドラゴンズ
貯金を1に戻すとともに、3位タイの座もしっかりキープ。
マウンド上でハイタッチするナイン
いつものように真っ先に出迎えた立浪にいきな計らい。
最後を締めた岩瀬からこの日のウィニングボールが。
いいの?という顔で受け取った立浪だったが、
その表情はとてもうれしそうだった。


笑顔で生還!前夜のゲームが
とてもみっともない負け方、
さらにこの日落とすと
3位から転落する。
かなり大事な意味合い
ゲームとなりましたが、今回はしっかり
ホームチームらしいゲームをしてくれましたね。
1番に戻った森野がチームを引っ張り、見事な先制弾を放つと。
僅差で迎えた7回には、ベテランのチャンスメークに応え、
ダメを押す大きな2点タイムリー
一方、投げては先発・チェン阪神の拙攻に助けられると、
その後は尻上がりに調子を上げ、力でねじ伏せる好投
10安打を打たれながらも、失点は本塁打での2点のみ。
そして最後は、浅尾-岩瀬でしっかり締める。
鮮やかな白星で、立浪メモリアルゲームを飾ることができ、
本当によかったなと思いました。

ゲームを決めたポイントは、4回の攻撃になるのでしょうが、
2ランを含む4連打を喰らい、崩れかけていたチェン
あの走塁ミスが救ってくれましたね。
リンの打球が一塁へ飛んだとき、思わずやられたと感じましたが、、
本塁上が映ったときに、ランナーおらず、あれっ?と。
矢野が三本間にいたときは本当にラッキーだと思いました。
昨夜は再三再四のミスをしでかしたドラゴンズでしたが、
この日は逆に阪神の方に、ミスが出た
これで持ち直したチェンは、持ち直って久々の白星へ。
まさに「ありがたや」と感謝したい1プレーでした。

チェンにとっても、この1勝は大きいでしょうね。
五輪から復帰後、なかなか抜け出せなかったトンネル
ようやく這い出せるきっかけとなったのでは。
をしっかり振って、下半身を使っての投球。
この持ち味を5回以降は、かなり出せたと思いますし、
今後に向けての手応えも掴んだことでしょう。
まだまだ厳しい戦いが続きますが、背番号21に期待。
この白星をきっかけにして、さらなる好投を願いたいです。

一方、打線はわずかに6安打
それも森野、荒木、ビョンの上位打線での5本に、
代打・立浪の内野安打での1本という内容。
特に和田、デラロサなどは全く合っていませんでしたが、
当たっている打順にチャンスが巡ってきましたね。
なかでも猛打賞3打点と、森野が実に見事な活躍。
前夜3番に組み替えられ、かなり残念だったのですが、
この日再び1番に戻ったことでイキイキしたようですね。
現状では、森野を1番に置いた方が効果があるうえ、
相手チームにとっても、脅威となるのでは。
残り10数試合ですが、今後も1番打者として
大いに暴れて、チームを引っ張っていってほしいです。

またこの日は、ベテラン・立浪メモリアル
通算2500試合出場、本当におめでとうございます!
過去6人しか成し遂げてない記録だけに
実に価値があると感じますし、21年間ずっと第一線
活躍してきたからこそできた、素晴らしい記録だと思います。

それにしてもその2500試合目は、見事な激走ぶりを披露。
食らいついて投手のグラブを弾く内野安打で出ると、
御役御免かと思いきや、塁上に残る背番号3
英智、藤井、岩﨑という代走要員がいるにも関わらず、
そのまま起用されたのは、足の状態がいいこともありますが、
この一戦が絶対に落とせないということを、
チーム全体に認識させ、さらに勢いを付けるため、
あえて残したという考え方もあるのではと思いました。
続く森野のレフト線へのツーベースで一塁から一気に生還
久々の激走ぶりは、見ていてとてもうれしかったですね。
立浪本人「足がもつれた」と照れ笑いだったようですが、
まだまだやれるんだというところを見せてもらったなと。
中スポによると、来季も現役続行を決意したそうですが、
背番号3の勇姿が、来季も見ることができるのはうれしいこと
まだまだこのまま幕を引かれては困ります
今季はかなり苦しんだ打撃の状態を上げてもらい、
立浪健在というところを見せてくれるとともに、
今後もさらにその背中後輩たち鼓舞してもらいたいです。


とりあえず今季最後のナゴヤドーム阪神3連戦を
1勝1敗のタイとすることができて、うれしく思います。
こうなると、9連戦の最後をきっちりと締めてほしいところ。
広島も食らいついて離れないようですが、
こちらが負けなければ、転落することはないですからね。
おそらく第3戦は、チーム勝ち頭の昌さんの先発が濃厚。
週末の直接対決へ勢いを付けるために、しっかり勝って、
敵地・広島へと乗り込んでほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎チェン・ウェイン
<7イニング2失点の好投で7月22日以来の5勝目>
「(久しぶりの白星でしたね)
そうですね、まあ、久しぶりです。
(今日のピッチングを振り返って)
まあ、阪神タイガースに負けたくないの気持ちだけです、はい。
(もし今日敗れると3位転落のピンチ。
いつもとゲームに臨む気持ちは違ったか)
まあ、1点も取られないように、しっかり腕振って、
下半身使って、コントロールに、それだけです。はい。
(7回、金本を三振に取ったボールはすばらしかった。
あの場面はどんな気持ちで向かったのか)
あの時も、まあ、ボールでもいいし、
しっかり腕振っただけです、はい。
(ファンのみなさんにひと言)
まあ、みなさん、また応援くれて、よろしくお願いします」


「きょうは絶対阪神に負けたくなかった。
下半身を使って腕を振れたし、良かったと思う。
しっかり腕を振ってコントロール良く抑えられた」

<7回2死一、二塁、金本をカウント2-3から空振り三振。
最後は外角にズバッと142キロ。抑えていた感情を解き放つ>
「負けない、の気持ちだけです。四球でもいいから思い切り投げた」

<ポイントとして明かした助言。
それは打撃の達人・立浪が語った感想。
力強く下半身を使う。大先輩のひと言を心掛けて
マウンドに上がると、速球がグッと加速した>
「5回に入る前に立浪さんから、
投げるときの足の使い方がゆるく見える、
もうちょっと足に力を入れろと言われました。
(調子は)最初からあまり良くなかった。
7回はちょっと疲れたけど、5、6回が良かった。
5、6回くらいが一番球速出ていた」

<北京五輪後、精彩を欠いていた原因は
当初言われていた国際試合との感覚のずれではなかった。
北京から戻ると、体重が2キロ増えていたという。
微妙な変化が体の切れを奪い、下半身の粘りも失っていた>
「台湾代表にはトレーニングコーチがいなかった。
自分で走ったりして調整したけど、うまくいかなかったのかもしれない」

<中盤で再加速するための体力強化にも取り組んでいた。
前回登板でKOされた翌日、近藤コーチからアドバイスを受け、
スタミナ強化のため、外野を延々1時間9分も走った。
さらにその日はベンチで山本昌の登板も見守り、
森コーチから投球術のレクチャーも受けていた>
「投げるスタミナをつけないといけないので。
100球以上投げられるようにしないといけないから」

<手応えは試合前のブルペン投球で感じていた>
「下半身が使えるようになってきた。
やっぱり下半身が使えるといい球を投げられる」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


◎森野将彦
<先制弾を含む3安打3打点の活躍>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(先制ホームランの手応えは)
まあ、入るかわかんなかったんですけど、
まあ、えー、思いっきりね、
自分のバッティングをしようと思って、打席に立ちました。
(追加点のタイムリーも大きかった)
そうですね、えー、目の前でね、
立浪さんが何とかつないでくれたんで、
僕も何とか打とうと思って、えー、必死に食らいついていきました。
(今日は絶対に負けられないという気持ちが伝わってきた)
毎試合ねえ、負けられないんですけど。
えー、もうね、勝つしかないんで、思い切りやってます、はい。
(なめられていたタイガースにガブリと)
そうですね、僕自身も、えー、阪神戦打ってなかったんで、
えー、これからもっともっと打ちたいと思います」


「きょうは立浪さんの記録の試合だって知っていたし、
必ず打つとわかっていたから、
自分に打席が回ってくると思ってました。
ボクが還したかった。必死に食らいつきました。
ベンチに戻ってからは、立浪さんに『(走らせて)すみません』と」

<3回2死には、左越えに先制のソロ本塁打>
「打ったのはストレート、うまく押し込めました。
いつもだったら狙っているんですけどね。あれは、たまたまです」

<8月30日の1番起用以降15試合で
打率.460、15打点、6本塁打の大暴れ>
「最近は確かにバットが振れています。
多分、甘い球しか打ってないと思うが、それを打てている。
結果的にミスショットがない? まあ、そうですね」

<そこには1番ならではのプラス思考が。
立ち上がりに不安を抱える先発投手心理につけ込み>
「相手投手はいきなり四球を出したくないと思っているでしょうから、
甘いボールがくるはずという意識で打席に立っています」

<故障や北京五輪で戦列を離れていた時期があったのに、
猛打賞は早くも今季9回目。また今季6度目のサイクル王手には苦笑い>
「サイクル安打? 三塁打は出ないですよ。
1、2打席目で三塁打とホームランが出なければ無理ですよ」
公式写真中スポサンスポ時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


◎立浪和義
<7回2死一塁、代打で投手強襲安打を放ち
森野の2点二塁打で一塁から生還。
プロ野球史上7人目の通算2500試合出場を達成>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(2500試合目がとんでもなく厳しいゲームになったが)
ええ、あのう、本当に大事な試合でね、
あの、森野がいいところで返してくれて、
勝ちゲームにしてもらったことが、何よりもうれしいです、はい。
(その森野の当たりでは一塁から激走、まだまだ若いですね)
いやあ、あのう、三塁回ったところで、少し足がもつれて、
ちょっと恥ずかしかったんですけど、今もちょっと気持ちが悪いです。
(ただこのお立ち台の上、気持ちは最高じゃないか)
いや、あのう、本当に、ナゴヤドームで、みなさんの前で、
こういう記念の試合をね、出してもらった監督にも
ほんとに感謝しております、はい。
(プロ21年目、史上7人目、過去6人しかいないという大記録)
そうですね、本当に、この体で、
これだけたくさん試合に出してもらったということは、
あのう、自分だけの力じゃなく、みなさんに支えてもらって、
ここまで試合が出れたと思っていますので、
本当に、まあ、あとどれだけ試合に出れるかわかんないですけど、
とにかく、ユニホームを脱ぐまでは、全力で頑張りたいと思います。
(まだまだ大事な試合が続きます。また、お願いしますよ)
はい、今までの分を残り試合で
しっかりと取り返せるように頑張ります!」


「次の打者は森野。ヒットで何とかつなぎたいと思った。
だいぶ足の状態は良くなっているけど、
(森野の安打で)三塁を回ったところでもつれた。
足が棒になりましたよ(笑)。恥ずかしい。
でも、こういう記念の試合を勝てたことはすごくうれしいし、
みんなに感謝の気持ちでいっぱいです」

<日本プロ野球史上7人目の通算2500試合出場。
大記録を本拠地で、しかも勝利に貢献する形で達成。
2000本安打(37人)よりはるかに少ない達成者。
太く、長い野球人生に胸を張り>
「まさかプロに入ってこんなに試合に出られるとは思ってなかった。
たくさん試合に出させてもらって感謝している。
前に6人しかいないというのはすごいことだと思う。
21年という実働年数に誇りをもっています」

<来季も現役を続行する意向であることが明らかに。
すでに球団、落合監督に意思を伝え、快諾を得ている>
「正直、迷った時期もありましたよ。
成績を残せていないし、自分が退けば、
若手にチャンスが広がるわけですから。
あれだけの声援をもらいながら応えられない自分がいる。
『何やってんねん』と腹が立つんです。
それならもう1回練習して、悔いのないシーズンを、
完全燃焼したろやないかと」

<もちろん打撃コーチ兼任の肩書は来季も継続。
後輩を指導する39歳は決意を語る>
「正直、予想以上にきつい部分はありました。
でも、若い子と一緒にやる楽しさも大きかった。
その上で、ユニホームを脱ぐまでは向上心を持ち続けたい。
勝ちに貢献できるように1試合ずつ頑張るだけです」

<負ければ4位転落の可能性もあった一戦。
CS進出だけは譲れない>
「何とかはね返して残り16試合、勝ちに貢献したい」

<地元での達成を配慮してくれた落合監督に感謝>
「監督からもそういう話を横浜でしていただきました。
記録のことも知っていてもらって、
配慮していただいて…。本当にありがたいです」
中スポ中日新聞時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○イ・ビョンギュ
<3回2死二塁、右越えに2点本塁打を放つ>
「打ったのは、フォーク。
ランナー二塁で2ストライクと追い込まれたので、
ストライクゾーンを広くして待っていた。うまく打てたよ」

<9月に入ってから調子を落とし、無安打が7試合。
12試合ぶりとなる本塁打は復調への良いきっかけになるかも>
「打てるときもあれば、打てないときもあるけれど、
今のコンディションはまずまずだ」
公式写真、東京中日)

○浅尾拓也
<3点リードの8回から2番手で登板。
2死から関本に右中間二塁打を許すも、
その後の代打・葛城を三振に仕留めてピンチを切り抜け>
「(7回に)3点リードになったんで楽にはなりましたね。
ただ、最近2死からよく打たれるんで。反省点です」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<9回、味方のエラーなどで迎えた2死一、三塁。
一発出れば追いつかれるという場面で、
主砲・金本を外角一杯の直球で見逃し三振。ホッと胸をなで下ろして>
「ボール自体が走っていた」

<立浪の2500試合出場を祝うセーブにもなり笑う>
「きょうは負けるわけにはいかなかった」
(中スポ)

○荒木雅博
<3回に右翼線に二塁打を放ったが、走塁の際に右足を痛める。
トレーナーが駆け寄ったが、試合終了まで出場。
今後の出場への強い意欲をにじませ>
「あしたになってみないとわからないですが、大丈夫だと思います」
(東京中日)

○中村紀洋
<前日に続いて2試合連続でスタメンから外れる。
慢性的な腰痛は9月に入って深刻な状態。
ついに前日の試合前、名古屋市内の病院で痛み止めの注射を>
「うまく押し込めなくなった。
腰の影響が相当あるなって。ずっと我慢していたんやけど…。
これじゃアカンって。だから今年始めて痛み止めの注射を打ったよ」

<何をするにしても痛い状態になって数カ月。
それでも痛み止めを打たなかったのにはワケがある>
「だって効かなくなったら意味がないからね。
だからギリギリまで我慢していた」

<ポストシーズンを戦っても残り30試合弱。
これからは痛み止めの注射とともに歩んでいくことになるが、
ただ1ついえることは、その目は死んでいない>
「(スタメンで)使うのかどうかを決めるのは監督ですよ。
でもいざ使うとなったときにベストの状態にするのは選手の役目。
結果が出るように準備をするだけです」
(中スポ)

◇清水昭信
<『源さん』のニックネームがすっかり定着しているが、
早くも次なるあだ名が生まれている。名付け親はベテランの山本昌。
練習中などに呼ばれているのは『ファルコン』。その由来を説明>
「話せば長くなるんですが…」

<大学ジャパンに選ばれた2年前、
アニメ・シティーハンターの登場人物・『海坊主』に
似ているという理由で、そう呼ばれていたのを知った山本昌が、
それではあんまりだと、同一人物のニックネームになっている
『ファルコン』と名付けたのが経緯らしい。
イメージはピッタリだが、本人は苦笑い>
「どうなんですかね」
(中スポ<ドラ番記者>

◆山内壮馬
<14日の横浜戦でプロ初先発しながら、
相手の4番・村田に2被弾。試合中に名古屋に強制送還される。
この日ナゴヤ球場で練習を再開。
わずか4イニングでの2軍降格となったことを反省>
「交代した後に『帰れ』と言われました。
厳しく内角を突こうと思ったんですが、ストライクになってしまった。
自分の足りないところがわかりました」
ニッカン

◆小林2軍投手コーチ
<川上がナゴヤ球場の屋内練習場で五輪後初の打撃投手を務め、
井上、中村一生、西川に対し、直球のみで計50球を投げ込む。
7割程度の力ながら、ヒット性の当りは6本のみ。
川上は投球後ノーコメントだったが、投球を見て上々の評価>
「真っすぐの力は戻ってきている。
次は変化球を交えて投げるとか、もう1つ、2つ段階を経る必要がある」
(中スポ)


◆加藤コミッショナー(NPB・日本プロ野球組織)
<この日ナゴヤドームの視察に訪れ、試合前に落合監督と会談。
球団首脳は同席せず、1時間ほど両者だけで話し合いを。
来年3月のWBC監督の人選を一任されているが>
「そういう趣旨の話じゃない。
あくまで今回の目的は球場視察で、雑談をさせて頂いた。
落合監督も私も秋田県で同郷。
試合前に邪魔しない方がいいんですけど、
落合監督がまあまあと言うので長めに話をさせていただいた。
時間の許す限り懇談しました。落合監督は野球が好きですね」

<中日については高い評価を>
「いい選手が育っている。中田、浅尾、高橋…」

<一方、WBCの日本代表監督の選考期限については、
今月中がメドになりそう。人選が進んでいることを示唆し>
「WBCの監督については意見の吸い上げをしているところ。
私なりに早くしたい。どの辺かは分からないが、
いたずらに引っ張るのがよくないのは承知しています。
有識者の意見をもらうことは大事。その途中。
どの程度か? 比率では表せないが始めていることは事実です」
(東京中日、スポーツ報知時事通信スポニチ名古屋


○落合監督
<2死から全得点を挙げて阪神に雪辱、貯金1としたが>
「お互いに野球が下手。人間のやることなんだけど。
考えられないことがお互いに多すぎますな。
そんなに状況判断は難しいかね。
プロ野球選手を何年もやってて。
それがすんなりいかない要因なんだろうね」

<阪神は走塁ミスがあったが、中日は?>
「何で(9回無死から)高橋光信のファーストゴロで
(一塁の中村紀洋が)頭から突っ込まないといけないの。
赤星、平野じゃないで。おそらく野球界で一番足の遅いヤツやで。
オレ、使っていたから分かるけど。
右打者であそこまで振られて走れるか? 
待って取って自分でベース踏んだって、
まだ三間(さんげん)前にいるよ。
一間(いっけん)って分かるか? 1.8(メートル)か。
三間で5.4メートル? そのぐらい前でアウトだ。何でエラーしちゃうの。
おかげで岩瀬が40球(実際は27球)も投げちゃった。
中村がどうのこうのじゃなくて、もうちょっと状況判断してくれないと。
前もってこういうものが起きたら、
こう動けばいいというのが分からないと、野球にならなくなる。
こういうのが尾を引くんだ。
阪神も尾を引くよ。これ。ウチよりは少ないだけ。
だからこの位置にいる。ウチはもっと尾を引いている。
ある1つのプレーからガタガタになる。それが今年の現状。
もうちょっと野球を頭で考えてくれないと。
1から教えなきゃダメなのかな。
見ていてそう思わない? 不思議なプレーが多いだろ、今年。
人間のやることだけど。みんなに迷惑をかける。
ただ1つ言えることは、本人らは一生懸命やってること、それは分かる。
否定しないけど、ただ、もうちょっと頭を使って野球をやらないと」

<試合前にNPBの加藤コミッショナーと会談したことについて>
「聞きたいことは分かっているが、雑談しただけ」

<立浪の出場試合が『2498』で乗り込んできた横浜遠征。
ドラ番記者を呼び、気配りと要望を>
「タツ(立浪)の2500試合は素晴らしい記録だ。
できれば名古屋でやらせたいと思っているんだ。
中スポは1面でいかなきゃダメだぞ。それくらい価値のある記録なんだから」

<そういえば、しみじみとこんな話も。
厳密には岩瀬は2度の五輪で外れている。オレ流フル参戦は立浪ただ1人>
「オレが就任して5年。
1度も2軍にいってないのはタツと岩瀬だけだな」
(中スポ、サンスポ時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


記録備忘録。(16日)

立浪が阪神22回戦(ナゴヤドーム)の7回に代打で出場。
プロ野球7人目の通算2500試合出場を達成した。
初出場は1988年4月8日の横浜大洋1回戦(ナゴヤ球場)に2番遊撃手で。
プロ21年目で到達した節目での打席は、投手強襲の内野安打を記録した。
出場試合数のプロ野球記録は、
南海などで活躍した野村克也(現・東北楽天監督)の3017試合で、
セ・リーグ最多は王貞治(現・福岡ソフトバンク監督)の2831試合。
共同通信社時事通信

2008年9月16日 (火)

自滅竜空回ってミス続出、ついにコイに並ばれた。

いよいよ残り18試合となった今シーズン。
Aクラスを確保し、CS進出を目指す3位・ドラゴンズは、
地元・ナゴヤドームに戻って首位・阪神との3連戦。
その初戦、2番・藤井、3番・森野など
オーダーを組み替え臨んだものの、先発・小笠原が不調。
阪神打線に捉えられてしまい、5回まで7点を奪われると、
期待の打線は、空回りしてしまってのミスが続出
チャンスで2度の走塁ミス、さらに併殺も4度記録しては
正直勝てるどころではなく、大敗で勝率5割に逆戻り。
ついに広島同率3位で並ばれることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 21回戦
(15日・ナゴヤドーム | 中日5勝15敗1分け)
38212人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 小笠原(23試合8勝10敗)
[D本] 小池3号2ラン
[Dバッテリー]
小笠原、長峰、小林 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
ミスに次ぐミスで自滅
3回は二塁打で出たデラロサ
小笠原のバント空振りで飛び出して刺された。
4回の守備では藤井と交錯したイ・ビョンギュ
野口の安打を後逸し、一気に三塁まで進まれた。
さらに5回無死二塁でデラロサは中前打を放ったが、
三塁を回りかけた走者のイ・ビョンギュ
笘篠三塁コーチが触れたとされ、野球規則7.09(h)の
「肉体的に援助した」としてイ・ビョンギュがアウトになった。
4併殺を喫するなど攻守にふがいない内容で、
ついに広島に同率で3位に並ばれた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
オーダーを組み替えたドラゴンズ
荒木を7月25日以来の1番に戻し、2番にはこの日再昇格の藤井
好調・森野を3番に据え、ウッズ、和田というクリーンアップ。
横浜戦無安打のイ・ビョンギュを6番。
移動日ゲームとあって、中村紀洋は欠場となった。

ドラゴンズ先発は、中5日で小笠原
1回、いきなり先頭・赤星を二塁内野安打で出したが、
平野を左中間のフライ。今岡を空振り三振。
しかし金本に対しては外のカーブが抜けて四球。
2死一、二塁で鳥谷を迎えたが、内角高目のストレートで
打ち上げさせ三塁フライ。課題の初回をゼロで乗り越える。

しかし2回、先頭・高橋光信にカウント1-0からの2球目、
真ん中低目のカーブを狙い打ちされると、
センターバックスクリーンに持って行かれるホームラン(0-1)
光信に対して今季2本目の被弾で、先制を許す。
なおも1死から野口を四球で出し、岩田に送られたものの、
赤星を見逃し三振に取り、追加点は防ぐ。

阪神先発は、中5日で岩田
2回ウラ、先頭・ウッズが四球を選び出塁するも、
和田は徹底した内攻めの末にライトフライ。
さらにイ・ビョンギュが外へのスライダーに泳がされ二塁ゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレー。
新オーダー機能せず、上々の立ち上がりを許してしまう。

3回、上位打線につかまる小笠原
先頭・平野に高目に浮いたカーブを叩かれ、レフト前ヒット。
またしてもイニングの先頭打者を出してしまうと、
続く今岡には外へのスクリューをちょこんと当てられ、ライト前。
スタートを切っていた一走の平野は一気に三塁を陥れる。
無死一、三塁となって迎えるは、4番・金本
カウント2-1からの5球目、内へのストレートを振り抜かれると、
一、二塁間を抜けていくかという強烈なゴロ。
荒木が飛び込み好捕したものの、足が勝って一塁セーフ。
タイムリー内野安打となってしまい、追加点を奪われる。(0-2)

2点ビハインドとなったドラゴンズ
3回ウラ、先頭・デラロサがレフト線へのツーベースで出ると、
さらに谷繁が足先に当たる死球で、無死一、二塁とチャンス。
しかしここで手痛いミスが…。
続く小笠原はバントの構え。
初球見逃してボール。2球目見逃しでストライクで、
1-1となったあとの3球目は、ど真ん中のストレート。
ところが小笠原がバントを空振りしてしまうと、
二走のデラロサが飛び出してしまい、二、三塁間に挟まれて憤死
またしてもやってしまったデラロサ岩田を助けてしまう。
それでも、続く4球目にバントを決め、
2死二塁とすると、続く荒木選手会長の一打
カウント0-2からの3球目、外へのシュートを叩くと、
左中間へと落とすタイムリーツーベース!(1-2)
デラロサ、小笠原のミスをいくらかカバーし、1点を返す。

4回、先頭・野口が右中間をゴロで抜けていくかという当たり。
しかし打球を追うセンター・藤井ライト・ビョン
なんと交錯してしまい、これを後逸
(記録は野口の単打とイ・ビョンギュのエラー)。
珍しい「ゴロのお見合い」で一気に三塁まで進まれてしまう。
続く岩田を見逃し三振に取った小笠原だったが、
赤星には初球、真ん中低目のスクリューをうまく払われ、
レフト前へ落ちてしまうタイムリー。(1-3)
この回も失点を許してしまうと、
1死二塁から迎えた今岡に、カウント2-2からの5球目、
外角高目、ボール気味のストレートを叩かれると、
レフトスタンドに飛び込んでしまう2ランホームラン。(1-5)
味方のミスをカバーするどころか、さらに傷口を広げてしまう。

4回ウラの攻撃中、ベンチで長い時間、
谷繁と話を交わしていた小笠原
いくらか修正が施されるかと期待したものの、
それどころか、さらに捉えられてしまうありさま。
5回、1死から高橋光信に外角高目のストレートを持って行かれ、
ライトフェンス直撃のツーベースを許すと、
続くバルディリスには粘られた末に四球を与え、1死一、二塁。
そして野口には、カウント1-1からの3球目、
今度は高目に甘く入ったスライダーを弾き返され、
左中間突破の2点タイムリーツーベース。(1-7)
精彩を欠き、ヒットを重ねられること11本
結局小笠原はこのイニングを投げ終えて、降板。
111球を投げ、11安打6奪三振3四球で7失点(自責6)。
大事な一戦で結果を出せなかった左腕の表情は、
まさに「申し訳ない」という悲壮感が満ちていた。

6点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
しかしややバテ始めてきた岩田を捉え、
先頭・イ・ビョンギュがしぶとくレフト線へ運ぶツーベースで出ると、
デラロサも中に入ったスライダーを弾き返し、センター前に落ちるヒット。
ところがここで信じられないミスが!
当初は腕を回していた三塁コーチャーの笘篠コーチ
慌ててイ・ビョンギュを止めたものの、勢い余ってオーバーラン。
何とか止まり三塁へは戻ったものの、ここで阪神ベンチがアピール。
審判団の協議の結果、三塁走者のビョンアウトを宣告。
三塁塁審の笠原審判によると、
イ・ビョンギュ笘篠三塁ベースコーチが接触し、
『走者の三塁帰塁を肉体的に援助した』と見なしたとのこと。
またしても起きてしまった走塁ミス
無死一、三塁が一転、1死一塁とチャンスがしぼんでしまう。

それでも2死後、小笠原の代打・小池の初球、
ワイルドピッチでデラロサが二塁へと進むと、
カウント1-2からの4球目、ど真ん中のストレートを弾き返し、
レフトスタンド最前列に放り込む2ランホームラン。(3-7)
劣勢でも諦めない見事な一発だったものの、
悔やまれるは、もっとランナーが溜まっていてほしかった…。

6回、ドラゴンズ2番手は、長峰
捕手も田中となり、バッテリーが入れ替わったが、
この長峰がこの日は好投
いきなりクリーンアップとの対戦となったが、
今岡を内へのストレートで遊飛に取ると、
金本も外へのスライダーで空振り三振。
さらに鳥谷をシュートでレフトフライに取り、三者凡退
ピリッとしなかった小笠原とは対照的な投球を披露する。

そのリズムに乗ったか、
6回ウラ、先頭・藤井が三遊間をしぶとく抜いていくヒットを放つと、
森野もど真ん中のストレートをセンター返し。
無死一、三塁と反撃への足がかりを作り、岩田をKOする。
ところがここで機能しなかったのが主砲・ウッズ
代わった阪神2番手・アッチソンの初球、
外へのスライダーを打ちにいくと、バットをへし折られての遊ゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、最悪のダブルプレー
その間に藤井が還り、1点こそ入ったものの意気消沈。(4-7)

続く和田が二塁ゴロに倒れ、1点止まりに終わってしまうと、
7回も続投のアッチソンの前に、
イ・ビョンギュがレフト前ヒットで出たものの、田中が1-6-3のゲッツー。
さらに8回以降は、ウィリアムス-藤川のおなじみリレー前に
いつもの如く沈黙してしまい、そのままゲームセット
攻守にミスを連発し、自滅したうえ、
4併殺を喫するなど攻守にふがいない内容で、
またもや阪神に苦汁を飲まされたドラゴンズ
これで昨季に続きナゴヤドームでの阪神戦負け越しが決定。
さらにこの日勝った広島に、ついに61勝61敗と
まったくの同率3位で並ばれてしまうことに。
しかしこの日のようなゲーム内容では、
そのままあっさり交わされてしまう恐れも出てきた。


触れてナイツ!ビジターでの連敗を止めて、
移動日なしで臨んだ
7月末以来の
地元・ナゴヤドームでの阪神戦
しかし相変わらず、
どちらのホームかわからず、
まさに「ヘビに睨まれたカエル」状態
さらに気負いすぎなのか、空回りが目立つ上に、
考えられないプレーまで披露してしまう始末。
内弁慶だと揶揄されていたチームにも関わらず、
ホームの利などはあったんもんじゃなかったこの日のゲーム。
ほんと見ていて、みっともなかったですし、
「申し訳ない」と謝っていただきたいなと思えるぐらい、
ドラゴンズにとっては寂しい内容になってしまいました。

それにしても、阪神ドラゴンズ戦になると元気ですね。
「サヨナラでないと勝てない」、「1カードで数点しか取れない」
そんなことを風のウワサで聞いていたので、
今回こそは雪辱できるだろうと思っていましたが、繋がるのなんのって。
それもこれも先発した小笠原が踏ん張れなかったからですが、
11安打で7失点は、いくら何でもやられすぎじゃないかと。
ただ残り試合も少ないですし、他に持ち駒があるわけでもない。
そしてここまでローテをずっと守り続けてきた左腕
正直、今の状態では2ケタ勝利達成は厳しそうですが、
できるだけ本来の姿を思い出し、次こそは雪辱を願いたいです。

また打線は、新オーダーが機能せず。
恐怖の1番になりそうだった森野を3番に据えて、
新たなクリーンアップで臨みましたが、それも空回り
ハマスタそのままの勢いで阪神にぶつかってほしかったですが、
この変更もある意味、効果なしに終わってしまったかなと。
さらに再三の走塁ミス
5回のデラロサのは、やるかなと思っていたら案の定。
ただあれはバントを空振りした小笠原もいけない。
一方、6回のビョン笘篠コーチのは、
TVのVTRで見る限りは、触れてないように見えましたが、
審判がああ言うから仕方ないですね。
ただそう思わせてしまうほど、落ち着きがなかったのも事実
4回のゴロのお見合いも、藤井が深追いしすぎ。
何をそんなに慌てているんだと。
なぜか阪神相手では、気負ってしまうところが目立ちますが、
もはや阪神とは見据えているは違うのですから、
1つ1つのプレーにできるだけ集中し、
堅実にプレーしてくれることを願いたいものです。


ついに広島に追いつかれ、3位で並ばれてしまいました。
その下の東京ヤクルトとの差は、5ゲームありますし、
現状でのライバルは、このチームに絞られましたね。
週末に敵地で最後の直接対決がありますが、
そこまでにできるだけ、優位な状況を揃えておきたいところ。
ただこの日のゲームを見る限り、阪神とはしんどくなりそう。
それでも諦めないで、前を見てプレーしてもらいたいなと。
一生懸命やっているのは、見ていて理解しています。
ただ反省すべき点は反省し、詰めかけた地元ファンを
これ以上ガッカリさせないよう、9連戦の残りあと2戦
もう一度気を引き締め直して戦ってほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(15日)

●小笠原孝
<5イニングで被安打11、今季ワーストの7失点。
ついに2ケタとなる10敗目を喫す>
「全体的に球が高かった。
こんな時期に迷惑をかけてチームの皆さんに本当に申し訳ないです。
ファンの皆さんにも本当に申し訳ないです」

<かつての同僚・高橋光信にカモにされている。
1歳年上で入団も1年違い。同じように下積み時代が
長かっただけに気が合う仲間でもあるが、
この日の3打数2安打1本塁打を含めて
今季はこれで7打数5安打2本塁打4打点>
「高橋光信? よく打たれていますね。
まあ、いつものことですが、打たれる球は高いんです」
中スポ時事通信名タイ

●トマス・デラロサ
<3回無死一、二塁、犠打を狙った打者・小笠原の空振りに
飛び出してしまい憤死。己を責めて>
「悪いのはボク。転がったところで三塁にいかなきゃいけないのに…。
岩田を助けてしまった。次はちゃんとやらないと」
中スポサンスポニッカン

●笘篠外野守備走塁コーチ
<5回無死二塁、デラロサの中前打で
二走・イ・ビョンギュが三塁を回ったところで
ストップをかけたプレーが『肉体的援助』と判断され>
「まったく触っていません。誤審です」
中スポサンスポ

●イ・ビョンギュ
<5回無死二塁、デラロサの中前打の時、
笘篠コーチと接触したとの判定でアウトになったが>
「笘篠さんは触れていない。テレビを見たらわかると思う」
中スポ

●小池正晃
<5回2死二塁、代打で左越えに3号2ランを放つ>
「こすった感じでしたけど、よく飛んでくれました。
点差はあっても、1点でも返しておけば
後半わからないですからね。ホームランは出来過ぎですけど」

<最近は途中出場がほとんどだが、
ナゴヤドームでは連日、若手とともに早出特打に参加。
しっかりとタイミングが取れるよう打ち込んでいる。努力が報われての一撃に>
「試合には負けてしまいましたけど、
早い回に追い上げられたという意味ではいいところで打てたと思います」
公式写真中スポ

●荒木雅博
<3回2死二塁、左中間にタイムリー二塁打を放つ>
「得点圏にランナーがいたので、
何としてもかえそうと思っていました」

<この日は23試合ぶりに1番に復帰したが、
試合前、打率2割5分台に低迷している自分をこう話す>
「まだ打席で迷いがある。
『次はまっすぐかな』『いや、カーブかな』という感じで。
何とかして、その迷いをなくしたい。
腹をくくって思い切りやるしかないですね」
公式写真、東京中日、ニッカン

●田中大輔
<前日の横浜戦、先発した山内が試合中に名古屋に帰らされた。
バッテリーを組んだ女房役として、責任を感じていた>
「ぼくだって。ああなっておかしくなかったはず。
次やったらぼくなんだと思いました」

<ボール球を投げるはずが制球ミスでストライクゾーンへ。
だが、自分のリードにも反省点はあると感じている。
特に村田には2本の本塁打とも内角球を要求して打たれた>
「内角へ外す球を要求しました。
ただ、その球をカットしているのに
ぼくが気付いて、リードを変えるべきでした。
(山内と試合前に)打ち合わせはしたんですが、
(結果は)うまくいきませんでした。この3連戦は勉強になりました」

<いつもなら試合中や、試合翌日には
コンビを組んだ投手と、検証することにしているが、
今回は思いも寄らない形で山内が球場を離れたため、
2人の反省会はできなかった。
「次に失敗したら落とされると思って頑張らないといけないです」
(中スポ)


●落合監督
<ミス連発で再び貯金が無くなり、広島に並ばれる>
「単なる自滅じゃないのか。
野球にはいろんなことがあるけども。
けども、考えられないことが多い。
あり得ないことが多すぎる。野球になってない」

<選手は日々、反省していると思うが>
「どうだろ。そこまで頭回らないんじゃないか。
みんな一生懸命やっているよ。
でもプロは一生懸命やるのが仕事じゃない。
結果を残すのが仕事なんだ。アマじゃないんだから。
生活をかけてやっているわけだから。そういう集団。
できなければ下にいってもらうしかない。
でもその責任が誰にあるのかって言えば監督。
監督が(メンバー表に)名前を書かないと選手は出られないんだから」

<阪神戦の借金『10』について>
「阪神の栄養剤になっちゃいけないな。
ウチも栄養剤にした時期はあったけども。
何年か前の(低迷期の)阪神を見てるようなもんだ。
まあ、選手は明日も出られると思っているか
わからないけど、多少メンバーは変わるかもな。

なぜ? ひと言でいえば力がない。
やるべきことができていない。
そして時間をかけてやれるようにするしかない。
今からでも遅くはない。そう手が打てるメンバーじゃないけどね。
残り10何試合しかないわけだから。
意識付け? 何の意識をうながすの? 
考えられないことが多すぎる。それしか言いようがない。
練習でできないことを試合でやろうとしてもできるはずない。
おろそかにしているとは思わないけど。
プロ野球選手としては恥ずかしいのが多すぎる」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


今日の公示。(15日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 藤井淳志外野手
【同抹消】
▼中日 山内壮馬投手
公式サイト共同通信社


△藤井淳志
<この日、出場選手登録され『2番・中堅』で先発出場。
8回の第3打席に左前打を放ち、4打数1安打をマーク>
「1本出てほっとしました。
ウエスタンでの打撃の調子が良かったので、それを出していきたい。
1軍の投手との対戦はまた違ってくるけど、頑張りたいです」
(中スポ)

◆中田賢一
<この日、21日ぶりに1軍に合流。
出場選手登録はされなかったが、
ナゴヤドームでキャッチボールやランニングを行う。
満を持してチームに復帰、短い言葉に決意を込めて>
「出番があれば、がんばります」
ニッカン


前日の横浜戦に先発し、村田、吉村に3被本塁打。
首脳陣の逆鱗に触れ、試合中に強制送還された山内に代わり、
この日、ウエスタンで打撃好調の藤井
約1カ月半ぶりに1軍へ再登録されました。
期待も大きく、さっそく『2番・中堅』でスタメンに抜擢された藤井
ところが気負いすぎたか、4回に野口の右中間への打球を
ライトのイ・ビョンギュと互いに譲らず交錯。
後逸してしまい、三塁まで進塁を許してしまいました。
しかし打撃では、6回に岩田からしぶとくレフト前へ運び、
好調ぶりの一端を披露。
ライバルになりそうな小池にも代打本塁打が出ましたし、
あくまでも中村紀洋腰の状態次第ですが、
今後の外野及び右の代打を巡る争いにも注目したいですね。

2008年9月15日 (月)

森野脅威の場外弾、5回怒濤の猛攻竜連敗脱出!

終盤8回ウラ、まさかの逆転被弾
脅威の横浜クリーンアップに屈してしまい、3連敗
再び勝率5割と尻に火が点いてしまったドラゴンズ
カード3連戦3連敗を阻止すべく迎えたハマスタでの第3戦
序盤は一発合戦で追いつ追われつの展開だったものの、
1点を追う5回、相手失策四球でチャンスを掴むと、
デラロサ、谷繁、そして森野の適時二塁打などで
一挙5点を奪う怒濤のビッグイニング
一気に試合を決めて連敗を3でストップ。5割も死守しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 20回戦
(14日・横浜スタジアム | 中日13勝7敗)
16913人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 平井(35試合1勝1敗)
[D本] ウッズ33号 森野17号
[Dバッテリー]
山内、平井、齊藤、高橋、浅尾、岩瀬 - 田中、谷繁

【ゲームレビュー】
一挙に大量点を奪い、連敗を3で止めた
1点を追う5回、敵失で同点とし、
さらにデラロサの勝ち越し二塁打、代打・平田の中犠飛、
代打・谷繁の中越え適時二塁打などで
一気に5点を入れて、試合をひっくり返した。
立ち上がりから本塁打を打ち合う荒れた展開だったが、
5回以降は継投に持ち込み、最後は岩瀬が抑えた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
横浜先発は、中6日で大社1巡目ルーキー・小林太志
レフトには今季初1軍の下園辰哉が入る。

1回、先頭・森野がフルカウントから四球を選ぶと、
荒木、イ・ビョンギュとともにレフトフライに倒れ、2アウト。
しかしウッズに対しては力んだか、四球で2死一、二塁。
迎えた和田がフルカウントからの9球目、
内角低目のストレートを
しぶとくセンター前に持って行くタイムリー!先制に成功する。(1-0)

なおも続く中村紀洋に対しても、外へのストレートが外れ四球。
2死満塁でデラロサを迎えたが、外へのスライダーに三塁ゴロ。
3四球に1安打を絡めたものの、1点のみに終わる。

ドラゴンズ先発は、この日1軍再昇格。
プロ4試合目で初先発となる大社1巡目ルーキーの山内壮馬
2年目の田中との若いバッテリーで臨んだが、
立ち上がり、石川、仁志と内野ゴロに取ったものの、
3番・もっか打率.380内川に、内角高目のシュートを叩かれ、
三遊間深いところへの内野安打、出塁を許してしまう。
ここで迎えるは昨夜のヒーロー、4番・村田
初先発のルーキーにとっては、キツイ場面となったが、
カウント1-2からの4球目、ストレートがシュート回転し、
内角高目に入ったところを捉えられると、
やや詰まりながらも打球はライナーでセンターへ一直線。
そのままバックスクリーン下へ飛び込むホームラン。(1-2)
力で運ばれた2試合連続の一発で、ゲームをひっくり返される。

2回、先頭・田中が一、二塁間を抜くヒットで出ると、
続く山内のバントは、ピッチャー正面。
3-6-4と渡ってダブルプレーと思いきや、送球が逸れ一塁セーフ。
しかし駆け抜けた山内がファウルゾーンへと抜けず、
二塁へ走るそぶりを見せてしまったため、仁志にタッチされアウト。
1人で2つのミスをしてしまい、チャンスを潰したかに見えたが、
森野ライト前、荒木遊撃内野安打で、2死一、二塁。
同点のチャンスを作るも、イ・ビョンギュ
初球、内へのストレートを打ち上げてしまい、捕邪飛。
初回、2回で早くも残塁が5を数えてしまう。

それでも3回、制球が不安定な小林から主砲の一発
0-3からフルカウントに戻されうえの6球目、
インハイに構える武山に対し、ボールは真ん中高目へ!
ウッズが強く叩くと、高々上がった打球は
そのまま左中間スタンドへ飛び込むホームラン!(2-2)
4番の一発に対しては、こちらも4番の一発を。
前夜の場外弾に続く2戦連発弾で、同点に追いつく
なおも和田が四球を選び、出塁したが、
続く中村紀洋が外角低目のスライダーを引っかけ、6-6-3のゲッツー
せっかくの反撃ムードが潰えてしまう。

4回、さらなる強烈な一発が飛び出す。
下位打線の田中、山内と簡単に倒れて、2アウト。
ところが、森野がカウント0-2からの3球目、
内へのストレートをきっちり振り抜くと、
まさに高速弾丸ライナーという打球は、ライト方向一直線!
固まってしまったライトスタンド上段に入ると思われたが、
打球はその上をも越えていき、何と場外へ!
推定飛距離145メートルとなった実に見事な場外アーチ!
これがまさに森野ならではという一発は、
強烈なインパクトを場内に植え付け、再び勝ち越す。(3-2)

2回、3回は落ち着いたか、ともに三者凡退に取った山内
しかし再びリードをもらった4回ウラ、
先頭・内川を外へのスライダーでレフトフライに取ったものの、
続く村田に対し、再びの痛恨…。
カウント1-1からの3球目、田中の構えたミットは内角。
しかし力んでしまったか、ストレートが甘くやや真ん中に。
モノの見事に振り抜かれると、打球はライナーで左中間スタンドへ。
またしても捉えられてしまい、前日から何と3打席連続のホームラン
止まらない村田のアーチで再び同点に追いつかれる。(3-3)
少なからず動揺しているルーキーにさらなる追い打ちが。
続く吉村に対し、カウント0-1からの2球目、
シュートを投じるも、得意の真ん中低目へ。
見事にすくい上げられると、高々と上がった打球は、
右中間スタンドに持って行かれるアベックアーチに。(3-4)
この日浴びた4安打のうち、3安打がホームラン
しかも最悪無理に勝負しなくてもいいという
指示があった主軸に打たれてしまってのもの。
バックの好守もあって、後続を何とか抑えたものの、
結局山内は4イニング、63球を投げ、
4安打3奪三振無四球4失点で降板
そのまま試合中に球場を後にし、
ナゴヤへ強制送還となってしまうなど、
実にほろ苦すぎる初先発マウンドとなった。

再びゲームをひっくり返されたドラゴンズ
5回、横浜は不調の先発・小林を下げて、2番手に牛田を投入。
しかしゲームというのは何が起こるかわからないもの。
その代わり端、イ・ビョンギュの痛烈な投ゴロが
その牛田左すねを直撃!
何とかボールを拾ったものの、焦ったか一塁へ悪送球
エラーとなってイ・ビョンギュはそのまま二塁へと陥れる。
一旦治療のためベンチへ下がる牛田だったが、
そのまま降板となり、緊急登板で3番手・横山がマウンドへ。

思わぬアクシデントでもらった無死二塁。
続くウッズは三塁ゴロに倒れたものの、
和田がフルカウントから四球を選び、1死一、二塁に。
ここで迎えるは、前の打席に併殺の中村紀洋
一番イヤなパターンは、当然内野ゴロでのゲッツー
ところが予感が的中してしまい、
初球、真ん中低目のストレートを引っかけると、
まさにおあつらえ向きとも言える遊ゴロが…。
しかしここで横浜サイド再びのミス
強い打球を処理しようとした石川だったが、
バウンドが合わずになんと後逸
その間にイ・ビョンギュがホームイン!(4-4)
併殺が一転、またしてもエラーで再び同点へと追いつく。

これで流れは一気にドラゴンズサイドへ!
なおも1死一、二塁で、デラロサがカウント2-2からの5球目、
外へのフォークを叩くと、強い打球が三塁の頭を越え
レフト線へと転がるタイムリーツーベース。(5-4)
このイニング初めてのヒットで、1点を加えると、
続く田中代打・平田が送られると、
初球、内角高目のストレートをセンターに打ち上げ犠牲フライ。(6-4)
さらにイケイケの状態で迎えるは、山内の代打・谷繁
フルカウントからの7球目、内へのストレートを弾き返すと、
打球は前進守備のセンターの頭を越え、フェンス直撃!
タイムリーツーベースとなって、さらに1点を追加。(7-4)
そしてトドメは、前の打席場外弾を放った森野
カウント1-1からの3球目、外へのフォークをしっかり拾って、
右中間を大きく破るタイムリーツーベース!(8-4)
相手のミスを絡め、打者9人一挙5点のビッグイニング
一気に勝負を決めてしまった。

4点リードになったものの、イニングはまだ中盤5回
しかしここからドラゴンズリリーフ陣が踏ん張りを。
5回ウラ、2番手で登板は、平井
初戦では村田、吉村に被弾を許したものの、この日はまずまず。
1死から横山の代打・佐伯にライトオーバー、
フェンス直撃のツーベースを許すも、
後続をきっちり凌いで、反撃への流れを断つと、
6回ウラは、3番手で前夜黒星齊藤が登板。
またしてもクリーンアップとの対戦となったが、
臆せずに先頭の内川を遊ゴロに取ると、
村田には粘られた末に四球を選ばれるも、防御のうち。
続く吉村を一邪飛に取り、仕事をさせずに乗り切ると、
金城にはライト前に運ばれ、ややもたついたものの、
下園をスライダーで二塁ゴロにとり、きっちり前夜のリベンジ
そして7回以降は、高橋-浅尾と勝ちパターンで繋ぐと、
最終回は、4点差にも関わらず、守護神・岩瀬を投入。
先頭・金城の三塁ゴロをデラロサが弾き、出してしまったものの、
以降はいつもの岩瀬らしい投球に。
下園の代打・大西を外角低目のスライダーで空振り三振に取ると、
続く武山はシュートで二塁ゴロで2アウト。
そして最後は、真田の代打・斉藤俊雄
粘られながらもフルカウントからの10球目、
内へのスライダーで空振り三振に取って、ゲームセット!
相手のミスに乗じて一気に勝ち越して、連敗を3でストップしたドラゴンズ
カード3連戦3連敗借金生活転落を逃れるとともに、
このところ続いていたビジターでの連敗も6でストップ。
4位・広島が勝ったため、ゲーム差は1と変わらずも、
悪い流れを何とか食い止め、ナゴヤへ戻ることとなった。


このゲーム、ハマスタのレフトスタンド
仲間と団体観戦をしていたのですが、
5回の怒濤の猛攻の時は、
レフドラほんとにスゴかったですね。
石川のエラーで同点に追いついた以降は、
まさに高速チャンステーマがノンストップ!
デラロサのタイムリーに、平田の犠牲フライ。
そして谷繁、森野の連続タイムリーツーベースと
いつになっても止まらない攻撃に、最後はついに酸欠状態に。
荒木が打席に立つ頃には、正直もういいでしょうと言う感じでした。

まあそれはさておき、
とりあえずカード3連戦3連敗
阻止することができて、まずはよかったなと。
立ち上がり、先発の両ルーキーがともに不安定で、
一発打てば、相手に打たれるという花火大会
まさにグダグダという展開で、このまま行ってしまうと、
かなりのロングゲームになるんじゃないかと思っていましたが、
5回の相手のミスに助けられましたね。
牛田石川にはとても気の毒ですが、
あのアクシデントとエラーがなかったら、
そのまま流れは横浜サイドのままだったかもしれない。
ただそういうミスをきっちりとモノに出来たドラゴンズの執念
とにかくこの日の打線は、絶対に負けられないという
気持ちが強く出ていましたし、それが結実して、
連敗阻止に繋がったのではないかと感じました。

森野振り抜く!特にそのなかでは猛打賞を放ち、
お立ち台に上がった森野
4回のライトへの場外弾は、
ほんとにスゴかったなあと。
内へのストレートを
振り抜いての弾丸ライナー
打った瞬間は切れるんじゃないかと
心配でしたが、その不安はなかったですね。
ライトスタンドがフリーズしてしまったのを見て、
ホームランを確信しましたが、まさか場外まで飛んでいくとは…。
ああいう打球、現状のドラゴンズ打線で打てるのは、
おそらく森野だけでしょう。それぐらい見事な場外弾でした。
そしてこの日は、右前安打、本塁打、そして右中間二塁打
あと三塁打が1本出れば、サイクルヒット達成でしたが、
まあハマスタではちょっと出にくいでしょうし、仕方ないかなと。
ただここに来て、恐怖の1番・森野のさらなる上昇
これはチームにとってはうれしいことですね
本人も話していましたが、ナゴヤに戻っての阪神戦
そして週末の広島との直接対決でも、
ぜひともリードオフマンとして、打線を引っ張り、
勝利に貢献してほしいと思います。


このまま3タテされてしまうのだけが怖かっただけに、
1つとは言いながらも、雪辱できたのはよかったです。
そして長い9連戦、最後のカードは、
地元・ナゴヤドームに戻っての首位・阪神との3連戦。
今季思いっきりカモにされている阪神ですが、
最近はやっとこ勝っているようで、決して状態は良くなさそうですし、
これまでやられている分もやり返せるチャンスでしょう。
広島に追い抜かれないためも、できれば勝ち越しを期待したいなと。
おそらく先発は、小笠原-チェン-山本昌となりそう。
左腕トリオでをうまく寝かせて、そして広島との直接対決へ繋ぎたい。
しんどいゲームになりそうですが、
地元最後の阪神戦で、せめてものの意地を見せてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(14日)

◎森野将彦
<推定飛距離145メートルの特大場外アーチに
ダメ押し二塁打を含む3安打猛打賞>
「(連敗で迎えた大切な試合、大きな勝利になった)
そうですね、そう簡単に3連敗できないですし、
えー、絶対に勝ちたかったんで、
いい結果が残せてよかったと思います。
(ファンは本当に心配した。その中での3安打)
そうですね、もう、打つしかないんでね。
えー、思い切って、いきました、はい。
(二転三転する試合、その中で大きなホームランがまず出た)
そうですね、まあ、思いっきりね、
真っすぐ待って、振っただけです、はい。
(どこまで飛んでいきました?)
もうね、手応え十分だったんで、はい。
まあ、場外まで行ってね、よかったです、はい。
(そして試合を決定付けるツーベース)
そうですね、昨日もあと1点というところで、
えー、点が入らなかったんで、
絶対に1点を取るという気持ちで打席に立ちました。
(この勝利でまた再びチームに波を呼び起こす?)
そうですね、えー、とにかくね。
明日もう一回気を引き締め直して、絶対に勝ちたいと思います。
(明日から首位・阪神との戦い、
そして週末は広島と。大切な6連戦ですね)
そうですね、もう、とにかくね。勝つしかないんで、
目の前の試合に全力を尽くして頑張りたいと思います。
(あと一本出ればまたサイクルというところだった)
いや、ボクには三塁打がないんで。
ええ、別にそんな気にしてなかったですけど。
(これからも乗っていってください)
そうですね、どんどん打ちたいと思います、はい」


<4回2死、横浜・小林の144キロ直球を振り抜くと
打球は弧を描くことなく右翼スタンドを越えた。
前夜のウッズの『場外弾』に続く驚弾に>
「ホームランは思い切り振り抜けました。
場外? ハイ。見ていました。手応えはよかった」

<インパクトが場外弾なら自己評価は3本目。
5回2死二塁から、鮮やかに右中間を破る適時二塁打>
「3本目が1番大きい。3点差と4点差は違います。
3点差なら向こうは何とかなるって思いますからね」

<北京五輪での経験が生きている。
打率.111、報われず、いい思い出はなかったが>
「いい経験にはなったと思う」。

<この日で年間自己最多タイとなる
今季8度目の猛打賞を獲得したが、何と5回が『サイクル安打リーチ』。
あと三塁打でサイクル安打となったが、8回は一ゴロに倒れ>
「ボクには三塁打はないです。ここは狭いから。
それよりも(15日からの阪神、広島との)6連戦で
どんどん打っていかないと」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋

○トマス・デラロサ
<5回1死一、二塁、左翼線へ勝ち越し適時打を放つ>
「勝ち越しのランナーを返そうという気持ちで打席に立ちました。
せっかくもらったチャンスだったから絶対に決めようと。
変化球を打ってやろうと思っていたよ。
これからも勝つ。そしてプレーオフに出る!」
中スポ毎日jpニッカン

○谷繁元信
<先発マスクを田中に譲ったが、5回2死二塁に代打で登場。
中越えに適時二塁打し、貴重な追加点を挙げると、
ウラの守りからマスクをかぶり、強力打線を5イニング無失点>
「チャンスでの代打だったから、
何とかランナーをかえしたかったんです」
(東京中日、サンスポ

○中村紀洋
<1点を追う5回1死一、二塁、
最悪の遊ゴロ併殺打かと思われたが、
遊撃手が後逸して同点に追いつく>
「魂の打球や。捕る直前でバウンドしたと思う。
今はどんな結果であれ、勝つことが大事」
中スポ

○タイロン・ウッズ
<3回、左中間へ2試合連続の33号ソロ本塁打。
打った瞬間に本塁打と分かる会心の当たりに>
「いつも通り、強く打つことを心がけた。いい感触だったよ」
(東京中日、サンスポ

○小池正晃
<古巣・横浜から16打席目にして初安打を放つ。
代打で出た7回に右前打、9回にも中前打。
『恩返し』を済ませ、これで1つ肩から荷が下りる>
「ようやくですね。チームも勝ったし、
自分もしばらく結果が出ていなかったからよけいにうれしいです。
ホッとしました。雨で流された時(8月21日)は
『もう今年は打てないかも…』って覚悟しましたから」
小池ブログ「やっと打てたぁー!!」、東京中日、<ドラ番記者>

○平井正史
<5回から2番手で登板。
1イニングを無失点で今季35試合目で初勝利。
ベテランの好投が試合の流れを変えた形となったが>
「上位に回さないようにと思った。
流れを止めた? それは(中軸を抑えた)齊藤と浅尾ですよ。
(内川、村田、吉村の)3、4、5番を抑えたんですから」
(中スポ、サンスポ

○齊藤信介
<3番手で登板し、6回1イニングを無失点に抑える。
1死から村田と『再戦』すると熱さの中に冷たさも保ち、
8球かけ、フルカウントからの145キロで歩かせる。
攻めの結果であって、逃げの四球ではなかった>
「村田さんは一発がある人。
際どいところをついて、中には入らないように…。
あそこで一発を打たれると3点差になってしまいます。
だから四球でも仕方ない。そう思って投げました。
0点に抑えられてよかったです」

<1日前の自分が投げきれなかった『1球』を、この日は投げきり>
「きのうは谷繁さんがボール球を要求しているのに
ボクが投げきれなかったんです」
中スポニッカン

○岩瀬仁紀
<4点リードの9回、セーブのつかない場面で登板。
2三振を奪い、逃げ切る>
「セーブ? そんなこと言ってる場合じゃないですから」
スポニチ名古屋

○山内壮馬
<この日出場選手登録され、プロ初先発。
4イニング4失点で降板すると、2軍落ちを通告され、
試合中に名古屋へ新幹線で強制送還の指令。
広報にコメントを残して、横浜スタジアムを後に>
「クリーンアップに対するインコースのボール球を、
もっと投げられるようにならないといけないです」
中スポ共同通信社

○森バッテリーチーフコーチ
<バッテリーミーティングでは絶好調の村田には
『四球OK』の指示が出ていたにもかかわらず、
2打席連続でとらえられた山内について、バッサリ>
「技術がないんだから仕方ないだろ」
スポニチ名古屋

○和田一浩
<13日に起こるといわれた東海地震。
心配していたが、結局名古屋にいたままで何も起こらなかった>
「家族を東京(にある自宅)に『避難』させようと考えたけどね」

<高校時代まで岐阜、大学時代を仙台で過ごしたが>
「小さいときから東海大地震が起こると言われたけど、
高校時代まで地震の経験がなかった。
大学のときの方がよっぽど地震があったよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇吉見一起
<前日横浜戦は6回途中5安打2失点。
勝利投手の権利を得たが、チームが逆転負けして9勝目が消滅。
一夜明けて、次回登板での白星を誓う>
「昨日は制球重視だったけど、スピードも出ていた。
悪くはなかったと思うので、次で頑張ります」
ニッカン


○落合監督
<序盤の乱打戦を制して連敗を3で止める。5回の得点に>
「0点が5点になった。うちもよくあることだけど」

<村田と吉村に3被弾の先発・山内について。
試合中に名古屋に帰らせたことを明かし>
「2番手以降は抑えたけどな。
同じバッターに打たれ過ぎ。歩かせろって言ったのに。
試合途中に名古屋へ帰らせたよ。
技術がない。だれ以来だ。名古屋へ返したのは。
野口以来(現・巨人、04年8月7日の広島戦に先発。
1/3イニング5失点でKOされ、広島から名古屋へ帰し2軍行き)か。
探したっていないよ。あいつ(山内)は今ごろもう電車に乗ってるだろう。
ストライク放るなって。ボールを投げろって言ってるのに。
フォアボールでいいんだから」
中スポ12サンスポ共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(14日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 山内壮馬投手
【同抹消】
▼中日 澤井道久内野手
公式サイト共同通信社

入れ替えがあり、この日先発予定の山内が昇格。
代わって先日緊急昇格したばかりの澤井が抹消されました。
ただ澤井はこの日ハマスタでの1軍練習に参加。
試合前の打撃練習も普通にやっていました。
一方山内の方は、ベンチの逆鱗に触れたか、
4イニング4失点で降板すると、異例の即強制送還
まさか抹消された選手よりも先に戻ることになるとは、
山内本人も思わなかったでしょうね…。


若竜トピックス(14日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-三菱重工名古屋
(14日・ナゴヤ球場)
  000 000 520 =7
  D 321 002 01× =9
[D本] 中川、新井
[D投] 川井、樋口、久本
日本野球連盟公式HP

【得点経過】
1回ウラ、1死満塁から井上遊ゴロ併殺崩れで先制(D 1-0 三)
なおも2死一、三塁から、中村公治が左前適時打(D 2-0 三)
さらに2死一、二塁から、柳田が左翼線適時二塁打(D 3-0 三)
2回ウラ、先頭・中川が左越えにソロ本塁打(D 4-0 三)
2死一、二塁から井上が右前適時打(D 5-0 三)
3回ウラ、2死二塁から藤井が中越えの適時三塁打(D 6-0 三)
6回ウラ、1死二、三塁から代打・福田が右前2点適時打(D 8-0 三)
7回、無死満塁から佐藤康平の右犠飛(D 8-1 三)
なおも1死一、三塁から西崎純司が遊撃内野安打(D 8-2 三)
さらに1死一、二塁から寺田保幸が中前適時打(D 8-3 三)
2死二、三塁から三森大輔が中前へ2点適時打(D 8-5 三)
8回、無死二塁から東忠克が右中間適時二塁打(D 8-6 三)
なおも2死二塁から西崎の中前適時打で1点差(D 8-7 三)
8回ウラ、新井が左越え本塁打でダメを押す(D 9-7 三)


○中川裕貴
<昨オフの右肩手術から8月初旬に実戦復帰。
この日プロ・アマ交流試合の三菱重工名古屋戦に
『9番・遊撃』で約2年ぶりの先発出場。
2回、左翼に復帰初安打となるソロ本塁打を放つ>
「ストレートを狙って行こうと思っていましたが、スライダーに合いました。
手応えは十分です。本当に気持ち良かったです。
早くヒットを打ちたかった。ああやってホームランを打ててよかった」

<一方で、初回、先頭打者の遊撃へのゴロを
ファンブルして失策を記録したことを反省>
「ホッとしてますけど、いきなりエラーをして迷惑をかけてしまった」

<ただそれも戦いの場に立てればこそのこと>
「もっと試合に出て、お世話になったトレーナー、
トレーニングコーチ、病院の先生のためにどんどん打ちたい」
公式ファーム中スポ

○川井進
<10日に出場選手登録抹消後、初登板。
先発で3回まで無安打に抑えるなど、
5イニングを投げ2安打無失点も内容に不満そう>
「きょうはカウントを有利にできなかった。
右打者の外があまく入ってしまったので、きっちり投げないといけない」
(中スポ)


◆高橋2軍投手コーチ
<川上がナゴヤ球場のブルペンで3度目の本格的な投球練習。
この日はストレートのみを66球、
30球すぎからはほぼ全力に近いボールを投げ込む。
川上のブルペン投球を見守って>
「(前回はシュート回転していたが)徐々によくなっている」
中スポ


前日に続いてのプロ・アマ交流試合
ナゴヤ球場での三菱重工名古屋(愛知)戦は9-7で辛勝。
序盤までに大きくリードし、6回終了時では8-0でしたが、
終盤以降、樋口、久本の中継ぎ陣が捕まってしまい、
8回表が終わった時点では、8-7とついに1点差。
しかしそのウラ、4番・新井がソロ本塁打を放ち、
ダメを押し、何とか逃げ切りました。

ところでこのゲームで、06年のフェニックス・リーグ以来、
約2年ぶりとなるスタメン出場を果たしたのが、
右肩痛を克服した、高卒5年目内野手の中川
「9番・遊撃」で出場すると、復帰5打席目となった2回ウラ、
三菱重工名古屋先発の中根慎一郎の初球・スライダーを振り切ると、
左翼ネットに突き刺す本塁打を放ったもよう。
ようやく飛び出した復帰初安打を本塁打で飾った背番号32
この日は3打数1安打1打点で、三振もエラーもあったようですが、
改めて野球が出来る喜びを感じていたようです。
また6回1死二、三塁から井上の代打で出場。
ライト前に2点タイムリーを放ったのが、高卒2年目内野手・福田
何と3カ月ぶりのヒットだったとのこと。

ともに公式戦ではなかなか出場のチャンスは少ないものの、
こういう機会でもヒットが出ればうれしいことですね。
今後は、10月のフェニックス・リーグ
または秋季練習などでアピールして、来季に繋げてほしいです。

2008年9月14日 (日)

ウッズ場外弾実らずまたしても悲弾、竜5割逆戻り。

落合政権5年目にして「最低の試合」で完敗。
5連勝のあと、2連敗となってしまったドラゴンズ
雪辱を期すべく迎えたハマスタでの第2戦
1点ビハインドの3回、ウッズ場外3ランで逆転に成功。
さらに5回に相手のミスから1点を追加したものの、
8回2死から4番手・齊藤が捕まり、内川に適時二塁打。
さらに村田にも2ランを喰らってしまい、痛恨の逆転負け
逃げ切れずに3連敗で、再び5割へ逆戻りとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 19回戦
(13日・横浜スタジアム | 中日12勝7敗)
18586人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜 ×
[敗] 齊藤(11試合1勝1敗)
[D本] ウッズ32号3ラン
[Dバッテリー]
吉見、浅尾、高橋、齊藤 - 谷繁

【ゲームレビュー】
継投失敗で逆転負けし、勝率5割に逆戻り
村田の一発で決められた。
8回、1死二塁で登板した4番手・齊藤が2死を取った後、
内川に適時二塁打で1点差とされ、
村田に中堅左へ逆転の2ランを浴びた。
打線はウッズが3回、場外へ逆転3ラン。
5回にも1点を追加したが、相手のミスにつけ込めなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
横浜先発は、中6日で桑原謙太朗
1回、1死からこの日31歳誕生日荒木が四球を選ぶが、
イ・ビョンギュが初球打ち上げ、キャッチャーフライ。
ウッズは真ん中高目のスライダーに空振り三振に倒れる。

ドラゴンズ先発は、中5日で吉見
1回ウラ、2死から内川にフォークを叩かれ、
三遊間を抜くヒットを許すも、
しかし村田を外へのスライダーで空振り三振。上々の立ち上がり。

しかし2回ウラ、先頭・吉村にカウント1-3からの5球目、
中に甘く入ったスライダーを叩かれると、
良い角度で上がっていった飛球は、
何とレフトの照明塔を直撃し、上段へと落ちるホームラン。(0-1)
前夜のバックスクリーン直撃弾に続いての一発で先制を許す。

3回、ドラゴンズ打線がすぐさま反撃。
先頭・森野が初球を積極的に叩き、ライト前に落とすヒットで出ると、
続く荒木はストレートの四球を選び、無死一、二塁。
さらにイ・ビョンギュが初球送って、1死二、三塁。
ここで迎えるは、4番・ウッズ
初球、内へのストレートを完ぺきに捉えると、
高々と上がった打球は、センターバックスクリーン左側、
フェンス上方の看板を越え、そのまま場外へ!
推定飛距離なんと150メートルという場外弾は、
チームにとっても大きな逆転の3ランに。(3-1)

一発には一発でやりかえし、吉村のさらに上を行くインパクトを残した。

なおも攻撃の手を緩めないドラゴンズ
動揺する桑原謙太朗から和田が四球を選ぶと、
続く中村紀洋の3球目に、和田が二塁へスタート。
さらにそのボールがワイルドピッチとなって、そのまま三塁へ。
(記録は和田今季初盗塁と暴投)
相手のミスも重なって、チャンスを広げる。
しかしこの後、アンラッキーなプレーが、
続く4球目、中村紀洋の当たりは三塁線へのゴロ。
ところが飛んだコースが悪く、捕った村田が、
飛び出していた和田に直接タッチすると、
そのまま一塁へ送球し、なんとダブルプレーに。
チャンスが一転してチェンジ。
ここで追加点を奪えなかったことが痛かった。

2点のリードをもらった吉見
しかし3回ウラ、桑原謙太朗、石井琢朗に対しボールが先行。
谷繁がマウンドへ行き、気合を入れ直すと
落ち着いたか、このイニングを3人でキッチリ切る。

その後は落ち着いた投球を見せる吉見
4回ウラ、内川を真ん中高目のストレートでライトフライに取ると、
続く村田をフルカウントから内角低目のシュートでズバッと見逃し三振。
さらに吉村も内角高目のスライダーでタイミングを外しての空振り三振。
コワいクリーンアップをきっちり取って、流れに乗る。

そんな吉見に再び打線の援護。
5回、制球乱れる桑原謙太朗から、
先頭・森野がフルカウントから四球を選ぶと、
荒木へはボールが抜けて、死球となり無死一、二塁。
さらにイ・ビョンギュが三塁線へバントを決めて、二、三塁。
3回と同じシチュエーションで、ウッズを迎える。
2打席連続の場外弾を期待するドラゴンズファン
しかしカウント2-1からの4球目、
ど真ん中に入ったスライダーを打ち損じての一邪飛
惜しくも幻と消えたが、続く和田の4球目にバッテリーミス
外角低目へのチェンジアップを叩きつけてしまい、
相川が止められずにワイルドピッチ。
労せずに追加点をゲットする。(4-1)

なおも和田が四球を選び、2死一、三塁とチャンスは続くが、
中村紀洋がカウント1-0からの2球目、
外角低目のスライダーを打ち上げ、ショート後方へのフライ。
四球、四球、犠打、暴投とノーヒットで1点を追加したものの、
それ以上には至らず、やや消化不良の感も。

5回を投げ終え、87球の吉見
久々の9勝目の権利ももらい、さらに長いイニングを。
しかし6回ウラ、先頭の石井琢朗
高いバウンドのショート内野安打を許すと、
続く仁志の2球目には、二塁へスチール。
衰えぬベテランの足に揺さぶられると、
仁志には粘られつつも、外へのフォークで空振り三振。
しかし続く内川に初球、中に入ったフォークを
弾き返されると、打球は伸びてセンターオーバー。
タイムリーツーベースとなってしまう。(4-2)
ここで落合監督がマウンドへ。
村田への指示を送るのかと思いきや、投手交代
まだ6回にも関わらず、2番手に早くも浅尾を投入する。
相手は、村田、吉村という一発のある打者だけに
勝負どころと見たベンチの早期起用
これにきっちりと応えたのが、浅尾
村田を内へのストレートで詰まらせ、ライトフライに取ると、
吉村に対しては、2球で追い込むと、
3球目、外角高目のスライダーで見逃しの三振。
見事に踏ん張って、傾きそうな流れを食い止めた。

次の1点でほぼ勝負が決しそう。
しかしここからチャンスを掴めないドラゴンズ打線
6回から登板の2番手・山口に完ぺきに抑え込まれると、
8回も3番手・真田の前に1死から英智が内野安打で出るも、
デラロサがシュートを引っかけ、6-4-3のゲッツー
ダメが押せないまま、ゲームは終盤8回ウラへ。

6回途中から登板の浅尾が7回も抑え、
8回ウラからは、3番手で高橋
勝ちパターンの継投となったが、
先頭、真田の代打・石川に三遊間への内野安打を許すと、
続く石井琢朗にはセーフティ気味に送られ二塁へ。
仁志を迎えたところで、ベンチが動き、右投手にスイッチ。
しかし浅尾をすでに使っているため、好調の齊藤が起用される。
この日4連投となった齊藤だが、持ち前の気迫の投球。
仁志を内へのシュートで三塁ゴロに取り、2アウト。
守護神・岩瀬へとあと1人というところまでもって来たが、
続く内川にカウント1-2からの4球目、
内へのシュートを叩かれると、打球は三塁線を抜き、
レフト線へと転がっていくタイムリーツーベース。(4-3)
「次の1点」横浜へと入ってしまう。

なおも迎えるは、4番・村田
この日は2三振に右飛とノーヒットながら、コワイ相手
さらに一塁も空いている。とはいうもののまずは勝負
2球目、真ん中に甘いスライダーが入るも見逃されホッと。
さらに3球目以降は、定石通りに外攻めで追い込み、
迎えたフルカウントからの6球目。
四球でもOKという谷繁のサインは、外角へのスライダー。
ところが四球を怖がった齊藤のボールは、
腕の振りが鈍ったか、それよりも甘くやや中寄りへ。
逃さずに振り抜かれてしまうと、
高々と上がった打球は、バックスクリーン左へ…。
まさに4番の一振りといえる逆転の2ランホームラン。(4-5)
打たれた瞬間、マウンド上に片膝を付く齊藤
前夜同様に投手に若さが出てしまい、継投に失敗
ついにゲームをひっくり返されてしまった。

9回、横浜4番手・クローザーの寺原
2死から攻め込み、森野の遊撃失策と、
荒木のセンター前で一、二塁と粘りこそ見せたものの、
最後はイ・ビョンギュがレフトライナーに倒れ、ゲームセット。
勝ちパターンを繋いでの継投ながら、
またしても一発に屈し、横浜まさかの連敗となったドラゴンズ
5連勝した後の3連敗となってしまい、勝率5割に逆戻り。
4位・広島が敗れ、1ゲーム差こそキープしたものの、
ここに来ての連敗は、まさに後味の悪いものとなった。


齊藤ああ無情。2点リードで迎えた8回ウラ、
前の2イニングを浅尾がナイスピッチング。
そのまま勝ちパターンを繋いで、
何とか最後は岩瀬
逃げ切ってほしいと願っていましたが、
さすがはもつれるハマスタと、
脅威の横浜クリーンアップ
高橋が代わってしまったところで、
やや手詰まりの感も否めませんでしたが、
抜てきされた齊藤に頑張ってくれと期待したものの、
村田に対し、フルカウントからスライダーが甘く真ん中へ。
投じた瞬間、思わず「甘い!」と叫んだものの後の祭り。
前夜に続き、またしても男弾にやられてしまい、
とても悔しい結末となったこの日のゲームでした。

振り返ると、ウッズの見事な場外弾
逆転には成功したものの、それ以降に
今ひとつ攻め込めなかったのが、逆転負けに繋がったかなと。
特に3ランが出た直後、四球で出た和田が好走塁。
三塁まで進んだところはよかったものの、その直後の三塁ゲッツー
さらに5回、3回と同じく1死二、三塁という状況を
迎えたにも関わらず、奪ったのは暴投での1点のみ。
さらに6回から登板の口に完全に抑え込まれ、
ダメを押す展開に持って行けなかったのも痛かった。
リードこそはしているものの、
何となく「劣勢」に感じたのはそのせいかも。
結果的に浅尾を早めに投入することになり、
その後の投手起用のパターンも狂った。
そして8回の逆転劇へと繋がったのかなとも感じました。

それにしても、スゴイのが横浜のクリーンアップ
特に内川モンスターぶりが恐ろしいなと。
この日も猛打賞でついに打率が.380に。
できれば勝負を避けたいなとも思うのですが、
ただこの打者と勝負しないと、村田、吉村と一発のある打者が控える。
ナゴドと違って、狭いハマスタだけに
やはり内川と相対しないといけないんでしょうね。
ただ怖がってばかりいてもしょうがない。
前夜の清水昭信、そしてこの日の齊藤
若い投手が捕まってしまいましたが、これを経験として活かしてほしい。
さらに今後においては、時にはうまく勝負を避けたりしながら、
できるだけ相手のペースに持ち込ませずに、凌ぐこと。
そうしないと、ハマスタでは横浜に勝つことはできないでしょう。


ここに来ての連敗は、ほんと痛いですね。
広島がサヨナラ負けしたことで、1ゲーム差はそのままですが、
負け方のダメージとしては、こちらの方が大きいかなと。
ただこのまま3タテを喰らってしまっては、
せっかくの5連勝が全くのムダになってしまう。
とにかくここで食い止め、ナゴヤに戻ってほしいですね。
迎える第3戦、先発はプロ初先発の山内が濃厚。
若い投手だけに心配な部分もありますが、
とにかく自分の持ち味を発揮してくれればと。
そして打線はさらなる援護をこのルーキーにしてあげてほしい。
このままズルズルいかず、5割を死守してくれよと節に願います。


★プレーヤーズ・ボイス(13日)

●齊藤信介
<8回1死二塁から4番手で登板。
内川に適時二塁打、村田には逆転2ランを許す。
プロ初黒星を喫し、ガックリと肩を落とし>
「ボクの実力不足です。
あの場面(8回2死二塁から村田)は
(フルカウントからの)スライダーをボールにしなければいけなかった。
リリーフなので1点も取られちゃいけないのに…。力不足です」

<この夜は初めてリードした場面で
マウンドに上がったが、悔しい結果に>
「しっかり腕を振ろうと思ったんですが…」
(東京中日、サンスポ朝日新聞

●谷繁元信
<8回2死、フルカウントから村田に浴びた逆転弾。
ラストボールを悔いとともに振り返り>
「ボクは(前2球と同じ)ボールでいいと思って
要求しているけど、齊藤は『三振を取りにいきました』と…。
意思の疎通をしっかりやるべきでした」
中スポ

●吉見一起
<復帰2戦目は、5イニング1/3を2失点で降板>
「6回を投げきれなかったことが本当に悔やまれます…。
6回を投げきっていたら違う展開になっていたと思う。
でも前回よりよかった。
慌てず、攻めの投球ができたので、次につなげたいです」

<前回登板、7日の同じ横浜戦では、黒星こそ逃れたものの
主軸の3連続適時打と村田の一発に泣いた。
同じ過ちだけはしないと誓ってのこの夜のマウンド。
内川には2安打、吉村にもソロ一発を浴びたが、一度も連打を許さず>
「連打だけはされないように意識した」
中スポサンスポ朝日新聞

●タイロン・ウッズ
<3回、バックスクリーン左の場外に消える特大の32号3ランを放つ。
推定飛距離は150メートル表示された一発に満足げ>
「打ったのは、ストレート。
完ぺき。最高の手応えだったよ。
3ランだし、チームが勝つためのホームランになりそうだったから、
そのときはうれしかったよ」

<横浜スタジアムは場外弾を見られる数少ない球場。
06年8月3日には今回とは反対のスコアボードの右、
球場外の横浜公園の木に直接当てた一発を放っている>
「場外へ飛んでいったのは知ってたよ。最初じゃないからね。
横浜時代はけっこう打っていたんだよ」

<試合前、スタンドのファンからうれしい差し入れがあった。
スーパーのレジ袋いっぱいに入った大好物の炭酸飲料。
東京遠征の時には、自ら宿舎の売店に寄ってまとめ買いするほど、
その飲料が大好き。もらってすぐに1本飲み干した>
「うれしかった。打ったのはたまたまだったけど、
もらってそれに応えることができた」

<それでも勝利にはつながらず、残念がる>
「あの打席まで。負けたからね」

<これで5試合連続安打、調子が上向いてきたのは間違いない。
楽しみながらも、チームの勝利に貢献して、
クライマックスシリーズ出場を目指す思いは強い>
「毎日野球を楽しんでやってるよ。打ったときも、打てないときもね」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン

●和田一浩
<逆転した直後の3回1死から四球で出塁すると、
中村紀洋の打席で二塁にスタートし、今季初盗塁。
完ぺきにモーションを盗んでいた上に、
暴投も加わって、一気に三塁まで進塁>
「サイン通りですよ。モーションも大きかったからね」

<これで11年連続で盗塁を記録。惜敗にも前を向いて>
「あしたも頑張ります」
(東京中日)

●高代野手総合チーフコーチ
<和田の今季初盗塁について>
「トラ(荒木)が出塁しているときと比べて
(投手の)モーションが大きかった。
和田は決して足は遅くない。
(西武にいた)去年だって7盗塁しているんだから」

<昨季はリーグ1位の83盗塁を記録したが
今年は一転、ここまで49盗塁。
チームの総得点が低迷していることに
少なからず影響したかもしれない>
「もっと和田や森野あたりに走らせられたら、よかったんだけれど」
(中スポ)

●荒木雅博
<31歳の誕生日を迎えて気持ちを新たに。
高代コーチらに『おめでとう』と祝福されて、
左翼席の中日ファンからはバースデーソングが。
笑顔でジョークを飛ばして>
「早いもんで荒木雅博も31歳です。
31歳になった感想は、疲れが抜けにくい年齢になったということかな。
悔いのないように頑張ります」

<誕生日は1安打3四死球。5回に美技を披露するなど
気を吐いたが、祝い星だけが手に入らず>
「試合に勝たないと…」
(中スポ、ニッカン

●森野将彦
<プロ12年目にして初の3割打者になるチャンス。
それでも無関心を装い>
「この先、けがをするかもしれないですからね。
3割は意識していません。
とにかく勝ちたい、チームのために打ちたいということです」

<あえて目標と口にしないのは『2度の離脱』があるから。
いまできることはCS進出に向け、打って打って打ちまくること>
「故障でいなかったときに迷惑かけましたからね。
復帰してこれからというときに五輪。
今年は迷惑をかけているという思いが強いんです」
(中スポ)

◆山内壮馬
<12日から1軍に合流したが、14日の第3戦に先発濃厚。
この日はキャッチボール、ダッシュと通常メニューをこなす。
1軍では中継ぎで3試合も、先発は初めてになる>
「(8月3日の出場選手登録抹消時は)
次投げると(右肩痛で)駄目になるかなという状態だったので、
(休んで)今は問題ありません。
1軍に上がって投げる機会があれば頑張りたいです」
(東京中日)


●落合監督
<序盤のリードを守りきれず、
終盤で救援陣が捕まり3連敗。再び勝率5割に逆戻り>
「見ての通りのゲーム。わかりやすいだろ? 
どうやって8回まで守るかっていうゲームだった」

<8回、一塁が空いた場面で村田と勝負した場面も、
村田を歩かせて次の吉村と勝負という手もあったが、
非常に歯切れの悪い言葉だが、そこに苦しみもうかがえる>
「しょうがない。打たれる時はある。
吉村なら確実に抑えられるかっていえば、そうでもないんだけど…。
結果論で言っちゃいかんけど、確率からいえば
どっちかというと考える余地はあるんじゃないかな」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(13日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-Honda鈴鹿
(13日・ナゴヤ球場)
 ホ 000 000 000 =0
  D 210 020 00× =5
[D本] 藤井
[D投] 中田、高江洲、赤坂
日本野球連盟公式HP

【得点経過】
1回ウラ、2死二、三塁、堂上剛裕遊撃内野安打(D 1-0 ホ)
さらに2死一、三塁から中村一生右前適時打(D 2-0 ホ)
2回ウラ、2死から藤井中越えにソロ本塁打(D 3-0 ホ)
5回ウラ、1死二塁から代打・柳田が右越え適時三塁打(D 4-0 ホ)
なおも1死三塁から新井の中犠飛で追加点。(D 5-0 ホ)
先発・中田は5イニングを2安打7奪三振無四球無失点。
6回以降、高江洲-赤坂と繋ぎ、5-0で完封勝利。


○中田賢一
<左ひざを負傷し、2軍調整中。
プロ・アマ交流戦のHonda鈴鹿戦に先発。
5イニングを2安打7三振無四球の無失点。
非の打ちどころがない投球で完全復調をアピール。
自分の評価に厳しいが、この日の投球には納得顔>
「全体的にすごくよかった」

<前回登板時でカウントを悪くした投球を反省・
投手有利なカウントにすることをテーマにしたマウンドで、
打者18人中10人に初球ストライク。
全体でも59球中43球がストライクだった>
「コントロールに気を付けて投げました。
どんどんストライクを先行していこう、と。
今日の(投げた)感覚として、(状態を)もう少し上へ上げられそう。
前回より少しだけ段階上がったかな。いつになくいい形で投げられました」

<1軍復帰登板を視界に入れて>
「全体的にバランスよかった。でもまだまだです。
上(1軍)のゲームでしっかり投げてかないと…」
公式ファーム中スポ

○小林2軍投手コーチ
<この日の投球で中田の1軍復帰の準備は整ったと判断>
「ボールも安定してた。
左ひざの方も不安は払しょくできたんじゃないかな。
もう大丈夫だと思うよ。後は上(1軍)の指示待ちだね」
中スポ

○藤井淳志
<2回のバックスクリーン左への特大本塁打を含む
4打数2安打1打点と、この日も打撃が好調。
ウ・リーグではここ2試合で
8打席連続出塁を記録するなど、打ち出の小づち状態>
「力をあまり入れなかったですが、良く飛びました。あの打ち方ですよね。
調子いい時に無意識にできていたことが、
2軍でいろいろ試しながらやっているうちに、意識してできるようになった。
準備がしっかりできるようになったし、相手との距離もうまく取れるようになった」
公式ファーム、中スポ)


今週末はナゴヤ球場でプロ・アマ交流試合を行うファーム
その初戦、11月の社会人日本選手権に出場が決まっている
Honda鈴鹿(三重)との一戦は、5-0で完封勝ちを収めました。

その一戦に先発したのが、
左ひざを負傷して2軍調整中の中田賢一
実戦復帰2戦目のマウンドとなりましたが、
5イニング、59球を投げ、2安打7奪三振の無失点。
直球もMAX148キロを計測し、フォークなど変化球のキレも良好。
さらにストライク先行で無四球という『良馬』ぶり
本人も納得の好投で、完全復調をアピールしたもよう。

ひょっとしたら、きょう14日の横浜第3戦
1軍に復帰してくるのではと思っていましたが、
ブルペン投球の調子などが良くなく、
未だにナゴヤでの調整が続いていた背番号20
ただこの日の様子からすると、そろそろという感じでしょうか。
CS進出へ正念場を迎えている1軍だけに、
『暴れ馬』の復調は、うれしい限り!
来週末の広島3連戦あたりを楽しみにしたいところです。

2008年9月13日 (土)

清水昭信男弾に屈す、散々竜移動日ゲーム完敗。

山本昌が痛恨の被弾、後続も捕まってしまい、
連勝が5でストップしてしまったドラゴンズ
この日からは、9連戦の2カード目。
横浜スタジアムでのベイスターズとの3連戦。
その初戦、前回の対戦でプロ初完投勝利した清水昭信
先発に立てたものの、2回に連続適時打で先制を許すと、
5回には村田に痛恨の2ランを浴び、4失点で降板。
その後も一発攻勢で加点する横浜に対し、
打線は10安打を放ったものの、捕逸によるわずか1点のみ
移動日ゲームは攻守に精彩を欠き、見事な完敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 18回戦
(12日・横浜スタジアム | 中日12勝6敗)
10474人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜 ×
[敗] 清水昭信(8試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
清水昭信、小林、齊藤、平井、長峰 - 田中、小田

【ゲームレビュー】
横浜の一発攻勢に沈み、連敗
1点差の5回、清水昭信が無死二塁から
村田に左へ2ランを浴び、突き放された。
6回には小林代打・鈴木尚に今季初アーチを許し、
7回には平井村田、吉村に連続ソロを打たれた。
打線は1回1死満塁で和田が遊ゴロ併殺打。
4回に相手バッテリーミスで1点を返しただけ。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
1回、横浜先発・ウッドの立ち上がりを突き、
先頭・森野が外へのボールにちょこんと当てるヒットで出ると、
荒木も続き、二塁ベース寄りの内野安打で無死一、二塁。
さらにイ・ビョンギュの二ゴロでそれぞれ進塁すると、
ウッズが敬遠気味の四球で、1死満塁と先制のチャンス。
しかし和田が初球、真ん中高目のストレートを
積極的に叩くも、ボテボテの遊ゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、ダブルプレー。
大きなチャンスで1点も奪えず、ウッドを乗せてしまう。

ドラゴンズ先発は、中5日で清水昭信
前回登板では横浜相手プロ初完投勝利をマーク。
今回も同じ田中とのバッテリーで臨んだが、
立ち上がり、1死から石井琢朗にライト前に落ちるヒットを許すと、
続く内川にも外へのストレートをライト前へ。
さらに村田に対しては、尻に死球をぶつけてしまい、満塁。
表のウッド同様いきなりのピンチを迎えたが、
吉村を外角高目のスライダーで空振り三振に取ると、
続く佐伯もフルカウントから内への150キロストレートで空振り三振。
でねじ伏せ、最初のピンチをゼロで凌ぐ。

しかし2回ウラ、再び捕まる清水昭信
先頭・金城に外へのフォークをライト前に運ばれると、
1死からウッドが送って、2死二塁。
ここで迎えるは、トップにかえって石川
初球、外角低目のフォークを弾き返されると、
打球はセンター前へのタイムリーヒット。(0-1)
積極的に振ってくる横浜に先制を許すと、
なおも2死二塁から、石井琢朗にはこれまた初球、
甘い外へのストレートをライト前へと運ばれるタイムリー。(0-2)
力みもあってか、ボールが高目に浮くところを叩かれ、2点を失った。

4回、先頭のウッズが初球、内へのストレートを叩き、
三塁線を抜いていくツーベースで出ると、
和田は初球、中へのカーブを打ち損じて一塁フライ。
しかし中村紀洋が痛烈にセンターへ抜いていくヒットで繋ぎ、1死一、三塁。
続くデラロサの初球に横浜バッテリーミス
外角低目のスライダーを捕手の武山が捕り損なってパスボール
労せず得点を奪い、1点差に詰め寄る。(1-2)
なおも1死二塁と、同点へのチャンスは続くが、
デラロサが内へのスライダーに空振り三振に倒れると、
続く田中は敬遠されて、2死一、二塁。
投手の清水昭信との勝負となったが、
2球目、内角高目のストレートを打ち上げてしまい、三塁フライ。
パスボールでの1点のみで、あと一押しができず。

4回ウラ、清水昭信の制球がやや乱れ、
先頭・金城に死球を与えると、続く武山に送られ二塁へ。
ウッドを三振に取ったものの、
石川には慎重になったか、四球を与え2死一、二塁。
続く石井琢朗に外へのストレートを叩かれると、
あわや左中間をぬけるかという当たり。
しかしセンター・森野が背走し、最後は腕を伸ばしてキャッチ。
ファインプレーによって、清水昭信が救われる。

5回、2死からイ・ビョンギュが四球を選ぶと、
続くウッズの2球目に、ウッドがワイルドピッチ。
労せず二塁へと進むと、カウント1-3からの5球目、
内へのストレートを弾き返し、一、二塁間を抜けていくヒット。
イ・ビョンギュが三塁を回り、一気に本塁を突くも、
ライト・吉村の好返球と武山のブロックの前にタッチアウト
憤死してしまい、ここも得点を奪えなかったドラゴンズ
対するウッドは拳を強く握ってのガッツポーズ。

決して調子が良くないながらも踏ん張る清水昭信
しかし5回ウラ、先頭・内川に初球、ライト線に落とされ、ツーベースを許すと、
続く村田に対しては、勝負を避け気味か、カウント0-3に。
しかし外へのストレート2球でストライクを取り、
フルカウントまで戻したものの、
6球目、勝負球のスライダーが甘く内角中寄りに…。
スライダー狙いの村田に逃さずフルスイングされると、
完ぺきに捉えられた打球は、なんとレフト上段へ!(1-4)
「ごちそうさま」の談話のごとく、
貫禄の違いを見せつけれた2ランホームラン
バッテリーの若さが出てしまい、手痛い追加点を奪われた。

3点ビハインドとなったドラゴンズ
ますます乗るウッドの前に、和田、中村紀洋と内野ゴロで早々2アウト。
しかしデラロサが中に入ったスライダーを叩き、左中間へのツーベース。
反撃への糸口を掴み、田中には代打・平田が送られたが、
ここで痛すぎる走塁ミスが発生。
カウント0-1からの2球目に、ウッドが二塁へけん制。
しかし逆をつかれたデラロサは戻れずにタッチアウト。
ガックリと凹んでしまい、orz状態デラロサ
再三の拙攻を重ねてきたが、これが決め手にとなり、
ゲームの流れが完全に横浜へと傾いた。

6回ウラ、いったんマウンドに上がった清水昭信
しかしウッドの代打に左の鈴木尚が告げられると、
森コーチがボールを持ってマウンドへ。
左キラーの小林へとスイッチする。
ところが昨日の今日でショックが癒えなかったか、
小林がカウント2-1と追い込みながら、痛恨の失投。
4球目、スライダーがまさかのど真ん中に。
完ぺきに振り抜かれると、打球はライトスタンド一直線。(1-5)
鈴木尚に今季初アーチを献上。さらに点差が広がった。

7回、横浜2番手・牛田から、
先頭・小田があわやホームランかいう
レフトフェンス直撃のヒットで出塁すると、
1死から森野の二塁フライを石川が落球したものの、
スタートが遅れた小田が二封され、走者が入れ替わる。
それでも荒木が外へのフォークをレフト前に運び、2死一、二塁。
イ・ビョンギュを迎えたところで、横浜ベンチが動き、3番手・横山にスイッチ。
同じ右のフォークボールピッチャーが出てきて、
攻略のチャンスもあるかと思われたが、カウント2-1からの4球目、
外角低目のフォークにビョンのバットが空を切り、三振。
ドラゴンズにとっては、これがこの日最後のチャンスとなった。

8回、4番手・平井が捕まってしまい、
代わり端、村田にカウント1-1からの3球目、
内へのフォークを詰まりながらもレフトへ運ばれると、
パワーが勝ってしまい、最前列へ飛び込むホームラン。(1-6)
2打席連続の一発を浴び、ダメを押されると、
続く吉村にはカウント1-1からの3球目、
外へのフォークを真っすぐ弾き返され、
センターバックスクリーンへ一直線。(1-7)
二者連続の本塁打でトドメを刺され、まさに万事休す。
投げてはベイ打線一発攻勢に屈し、4本塁打で7失点。
一方打っては10安打を放つも、
得点はパスボールでの1点だけという拙攻
投打に精彩を欠いて、前週3タテした横浜見事な完敗
貯金が再び1となり、4位・広島との差も1ゲームに縮まった。


ゲンさん、やられた…。前夜の巨人戦で連勝が5でストップ。
移動日ゲームとなったこの日、
相手は前週3タテした横浜
今回もと臨んだものの、
そうはうまくいかないのが野球。
相手のホームで
見事にやり返されて、
投打にいいところなしの完敗
あまりの展開に
呆れかえってしまい、久々に
「早く終わんねーかな」と思ってしまいました。

振り返れば、初回の1死満塁で1点も入らなかったことで
このゲームの流れは、ほぼ決まってしまったような。
それにしても打線がここぞで繋がりませんでしたね。
これまでカモにしてきたウッドに封じ込まれ、
得点は相手バッテリーミスからのわずか1点のみ。
さらに5回にはビョンが果敢に本塁へ突くも憤死。
続く6回にも、デラロサがまたもやってしもたの走塁ミス。
相手をこう何度も助けてしまっては、
自分らのペースに持ち込むことは不可能でしょう。
まあミスに関しては、反省しないといけないですが、
とりあえずはこの悪い流れを引きずらないことが大事。
ガツンとやられましたし、切り替えにはちょうど良いかも。
気を引き締め直して、次戦以降臨んでほしいところです。

一方投手陣は、先発・清水昭信
5イニング、83球を投げ、8安打4奪三振3四球で4失点。
2回に初球を連続して突かれ、2点を先制されると、
5回には、村田にまさに狙い打ちの2ランを被弾。
前週プロ初完投を果たした横浜打線に、
モノの見事にリベンジされてしまいました。
まあこれに関しては、ある意味想定内のこと。
やはり相手もプロですし、2週連続で勝てるほど甘くはないもの。
打者にも前回の残像があるでしょうし、当然研究もしてくる。
その上で前回に比べ、ボールが来てなければ、
打たれてしまうのは、致し方ないところ。
まあ田中も含め、今回の黒星が勉強になってくれればいいなあと。
反省できる部分はしっかり反省して、
次回は自分の持ち味を発揮しての好投を願います。


5連勝のあと、2連敗
まさか連勝疲れということはないでしょうね。
せっかく3位争いから抜け出せるかと思いきや、
広島がピタリと付いてくるのが、困りもの。
ハマスタでは3連敗となり、甲子園、神宮と、
ここ最近ビジターでなかなか勝てないようですが、
そうは言われても、ここは1つ取って貯金を死守してもらわないと。
第2戦の先発は、中5日で吉見が濃厚。
3連休の初日でもありますし、昨夜よりはレフドラも埋まるでしょう。
その声援を力に変えて、「内弁慶」と揶揄されないよう雪辱を期待します!


★プレーヤーズ・ボイス(12日)

●清水昭信
<5イニングを8安打4失点、プロ初黒星を喫する>
「ボールはまあまあだったと思います。でもコントロールが…。
低めを意識したんですが、そこにいかなくて…。
修正できなかったのが悔しいです。
やりづらさ? うーん、相手も研究してくるのは分かっていました。
でも自分の問題なんです」

<痛恨の1球が5回無死二塁で村田の2ラン。
フルカウントからのスライダーを完ぺきに左翼席まで運ばれ>
「村田さんの一発が悔いが残ります。
ワンバウンドのボール球でもよかったのに…。
何であんなところに入ったんだろう」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpニッカン

●小林正人
<2番手として登板した6回、代打・鈴木尚に
右翼スタンドへ一発を突き刺される。
左打者に本塁打を浴びるのは、昨年4月1日の東京ヤクルト戦で
青木に許して以来。痛い追加点に肩を落とす>
「カウント2-1だったので、もう少し外してもよかったのですが…」
(東京中日)

●平井正史
<7回から登板。村田、吉村に連続本塁打を許す。
フォークが甘くなっての連弾にガッカリ>
「落ちなかった。2発目も同じところに投げてしまった。
ボールになるように投げないといけないのに」
(東京中日)

●和田一浩
<前夜は3打数3安打だったが、この日は一転4打数無安打。
1回1死満塁の好機では遊ゴロに倒れるなど、ウッド攻略に失敗。
主軸としての責任を果たせず、申し訳なさそう>
「(球の)軌道とかは分かっていたが、自分のミス…。
積極的にいかないといけないので、打っていったのですが…。
タイミングが取れませんでした」
(東京中日、サンスポ

●タイロン・ウッズ
<2安打を放ち、ただ1人ホームを踏む。
今季3勝とカモにし、主力のほとんどは
打ち込んでいたウッドに白星を献上したことに>
「そうすごい投手ではないんだよ。
外国人に特有のムービングボール、特にシュートだね。
自分は常にどう攻められるか考えて打席に入っている。
みんなもいつもはやっているんだよ。
でも、きょうだけはそれができていなかったのかもしれないな」
中スポ

●英智
<9回に代打で登場し、左前打を放つ。
3日に1軍復帰してから、初めての安打となったが、
チームが負けたことで、あまり喜ぶことはできず>
「勝ったときに打てれば良かったんですけどね。
1本打てたのは良かったです」
中スポ

●平田良介
<6回に代打で登場したが、何もしないままに打席が終わる。
カウント0-1のとき、二走・デラロサがけん制で刺されてチェンジ。
代わって小田が守備に入ったため、記録なしに>
「アレッという感じでした」
(東京中日)

●高代野手総合チーフコーチ
<打線の拙攻に、まゆをひそめ>
「1回の満塁だけじゃない。
6回2死二塁でのデラロサのけん制死だよ。
代打に平田を起用しているのに…。
リードが大きいから刺されるぞ、とあれほど注意したのに」
スポニチ名古屋デイリー


◆齊藤信介
<試合前、高松一高の大先輩・中西太氏の元へ駆け寄り>
「あいさつしました。お会いするのは2回目ですかね。
偉大な先輩です。中西さんが高校の先輩であることは、
高校にいたときから知っていました」

<高松一高出身のプロ野球選手は
他にもいるが、最近では自分しかいない>
「後輩が県大会で優勝(06年秋)してますけど、
盛んというほどではないですね。
ぼくらのときは1日7時間授業があったから、
野球をやってる暇なんてなかったですよ」

<この日は6回2死から登板し、内川を三ゴロ。
首脳陣、大先輩の期待に応えるために1軍で結果を出していく>
「中西さんから『これからもずっと見てるからな』と
言われてうれしかったです」
(中スポ)

◇中西太
<高松一高の後輩・齊藤とケージ裏でしばらく会話。
途中では横手投げのジェスチャーも交え>
「ここ2、3試合、彼の登板を見ていたから、
気づいたことをアドバイスしてあげたんだよ。
きのう(11日・巨人戦)はラミレスにいいスライダー投げてたね。
齊藤は孫みたいな年やもんね。
高松一高を出た野球選手は少ないから頑張ってほしいね」
(中スポ)

◆岩﨑達郎
<試合前の遊撃守備で落合監督の指導を受ける。
ノックで6-4-3の併殺プレーを練習中に、
背後に立った落合監督から足の運び方を何度もアドバイスされ>
「僕の場合、ゴロを回り込んでとりにいく癖があった。
監督に『もっと直線的に動くように』と言われました」
ニッカン

◆山内壮馬
<この日1軍に再合流。
14日の横浜戦でのプロ初先発が予想される。
一時は右肩の不調を訴えていたが>
「今はもう大丈夫です」
(東京中日)

◆中田賢一
<14日の横浜戦先発も考えられたが、名古屋に残留。
今週2度目のブルペンに入ったが、不満げ>
「まだまだです。直球が思ったように投げられていない」
名タイ

◆高橋2軍投手コーチ
<この日、ナゴヤ球場で2度目のブルペン投球。
捕手を座らせカーブを交えて60球を投げ込んだ川上について。
川上自身は無言だったが、表情は明るく近日中にも復帰しそう>
「カーブはベース板にきていないし、真っすぐはシュート回転している。
(復調は)まだまだってところじゃないですか。
ちょっとはピッチが上がってきている。あとは本人次第」

<11日のサーパス戦で復帰後3試合目の先発マウンドに立ったが、
2回途中で危険球退場した朝倉について>
「感覚のずれが相当なようだ。時間がかかりそう」
(中スポ、ニッカン名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<川上、朝倉、中田の3人の名前の頭文字を取って
苦悩の表情を浮かべる>
「『3K』がいないから、今いるメンバーで頑張らないと」
名タイ


●落合監督
<投手陣が横浜の一発攻勢に沈み、連敗。
4位・広島とのゲーム差は再び1になる。
3時間10分の完敗劇。試合後のコメントがすべて>
「きょうの試合は最悪だったな。
(就任)5年目にして最悪。見てりゃわかるだろ」

<5イニング4失点KOの先発・清水昭信について。
ジョーク交じりに皮肉を口にした後、『メッセージ』を>
「だから持ち上げるなと言ったじゃないか。
(マスコミが)その気にさせるから。お願いしたのに。
そう簡単には勝てないよ。
村田の2ラン? それ以前の問題。己を分析しないと。
いい勉強にするか、これで沈んでいくかは自分次第だよ」
中スポ12共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年9月12日 (金)

山本昌痛恨の逆球、残念竜2カード連続3タテならず。

打線が繋がり大爆発、今季最多の11得点
巨人を連破し、5連勝と上昇気配のドラゴンズ
2カード連続3タテを目指すべく迎えた、
ナゴヤドームでの巨人との第3戦。
14勝のグライシンガーと、11勝の山本昌という
両軍勝ち頭の投げ合いは、
同点で迎えた7回に、山本昌阿部に痛恨の被弾。
勝ち越しを許してしまうと、8回、1死満塁とチャンスを作るも、
打線があと一歩攻めきれずに悔しい敗戦
連勝が5で止まってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 21回戦
(11日・ナゴヤドーム | 中日12勝9敗)
33348人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 山本昌(20試合11勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、齊藤、小林、平井 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が終盤に痛い一発を浴びた
同点に追いついた直後の7回無死一塁から、
阿部に右へ勝ち越し2ランを許した。
8回には四球からピンチを招き、3番手・小林
高橋由伸に適時二塁打され、追加点を奪われた。
打線は5回と9回を除いて毎回先頭打者が安打で出塁。
8回は1死満塁の好機を逸した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中5日で山本昌
今季巨人戦負けなしのベテランに6連勝を託す。

1回、今季初一番のに初球、真ん中高目のストレートを
積極的に叩かれ、左中間へのツーベース。
いきなり出鼻をくじかれると、
続く木村拓也に四球を与えて一、二塁。
さらに小笠原の一塁ゴロが進塁打となり、1死二、三塁。
ここで迎えるは、4番・ラミレス
カウント1-1からの3球目、
内へのストレートを取ってもらえなかった山本昌
それでも4球目、真ん中低目のスクリューでボテボテの三塁ゴロ。
打ち取ったかに見えたが、高いバウンドが影響。
捕った中村紀洋はバックホームも出来ず、
一塁へ送球するも、間に合わず内野安打に。
アンラッキーな一打で、先制を許す。(0-1)
なおも1死一、二塁と走者を背負う山本昌
しかし高橋由伸を外へのスライダーで1-6-3のダブルプレー。
にしては不安定だったが、1失点のみで食い止める。

巨人先発は、ハーラートップ14勝のグライシンガー
1回ウラ、先頭・森野が初球、真ん中高目のカットボールを
積極的に叩いて、ライト前に落とすヒット。
続く荒木が送って二塁と、同点のチャンス。
表の巨人と同じような攻めを見せたが、
イ・ビョンギュは内へのストレートに詰まり三塁フライ。
ウッズも外へのチェンジアップを引っかけ三塁ゴロに倒れる。

2回、先頭・坂本を四球で出した山本昌
しかし続く阿部を外へのストレートで6-4-3のダブルプレー
まさにおあつらえ向きの一打でピンチを未然に防ぐと、
4回も先頭・小笠原にライト前に持って行かれるも、
続くラミレスを初球、真ん中低目のスクリューで5-4-3のゲッツー
好調ではないものの、粘りの投球でゼロを重ねていく。

一方打線は、毎回のように先頭打者が出塁するも、
要所を締められてしまい、得点に結びつかぬありさま。
2回ウラ、2死一、三塁とチャンスを作るも、
山本昌が当てただけの三塁ゴロに倒れてしまうと、
続く3回ウラは、1死三塁でビョンが遊飛、ウッズが三振。
さらに4回ウラも、2死一塁で谷繁がセンターフライ。
グライシンガーの術中にまんまとはまって、ゼロ行進。
さすがは両軍勝ち頭の投げ合い。
ある意味ガマン比べの展開で、ゲームは中盤へと進む。

5回ウラはこの日初めて三者凡退に取られたドラゴンズ
しかし6回ウラ、先頭のイ・ビョンギュ
外のチェンジアップを弾き返し、一、二塁間を抜くヒットで出ると、
続くウッズが初球、外へのカットボールを
バットを折りながらも、ライト線へと落とすヒット。
ビョンは三塁へと進み、一打同点のチャンス。
ここで迎えるは、この日2安打の和田
最低限でも1点は望める場面。
期待に応えカウント2-1からの4球目、内へのストレートを叩くと、
左中間へ飛距離十分の犠牲フライ。(1-1)
6回にして、ようやく同点に追いつく。

得点が入ったことで、動き始めたゲーム。
6回を終え、77球という山本昌
しかし7回、先頭・坂本に外へのスクリューを
ライト前に落とされ、出塁を許すと、
続く阿部のカウント1-2からの4球目にまさかの逆球
ストレートが谷繁の構える外角ではなく、甘く真ん中低目に…。
思い切りすくい上げられると、打った瞬間という打球は、
高々と上がり、そのままライト上段へ飛び込む2ランホームラン。(1-3)
打球を見送ると、思わず天を仰ぎガックリ山本昌
持ち味の制球が乱れてしまい、勝ち越しを許すこととなった。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
それでも諦めずにグライシンガーを攻め込み、
7回ウラ、先頭・谷繁が三塁のグラブを弾くツーベースで出ると、
山本昌はそのまま打席へ向かい、送りバントで三塁へ。
ここで迎えるは、この日2安打の森野
初球、外角高目のストレートをきっちり弾き返すと、
レフトへの犠牲フライ。(2-3)
しぶとく点差を詰めて、相手にプレッシャーを掛ける。

7回の打席にも立ったことで、山本昌はそのまま続投
しかしもはや精根尽きたか、8回、1死を取ったものの、
続く小笠原には制球が定まらずに、ストレートの四球。
ここで落合監督がマウンドへ向かい、投手交代。
結局この日は、7イニング1/3、ちょうど100球を投げ、
8安打4奪三振3四球で3失点(結果4失点)。
粘りを見せたベテランだったが、やはり阿部の一発が痛かった

代わって2番手で登板は、前夜プロ初勝利の齊藤
1死一塁でラミレスを迎え、初球スライダーが
甘く入ったものの、打ち損じてくれてのレフトフライ。
何とか2死まで持ち込むと、、左の高橋由伸を迎えるということで、
ベンチが動き、3番手・小林にスイッチ。
今季まだノーヒットと相性の良い左キラーに、
この場を託したが、この日の出来が今ひとつ
3球目に、小笠原の代走・鈴木尚広に二盗を許すと、
続く4球目、スライダーが浮いたところを叩かれてしまい、
右中間を大きく割っていくタイムリーツーベース。(2-4)
想定外の失点を喫したことで、流れが巨人へ傾いた。

8回ウラ、100球を越えたグライシンガーだがそのまま続投。
しかし先頭、イ・ビョンギュが低目のチェンジアップを叩き、
センター前に持って行くヒットを放つと、
ウッズは遊飛に倒れたものの、
和田が外角高目のチェンジアップに詰まりながらも、
しぶとくライト線へと落とすツーべース。
技を超越した一打で、1死二、三塁と同点へのお膳立てをする。
ここで巨人ベンチグライシンガーを諦め、継投策に。
しかしセットアッパーを挟まず、
そのままクローザーのクルーンに直結。勝負を懸けてくる。

ところが中7日と間隔が空いていたからか、
クルーンの制球定まらず、
中村紀洋がストレートの四球を選び、1死満塁
大チャンス到来で、今度はドラゴンズベンチが勝負をかけ、
代打の切り札・立浪を投入。
早々2ストライクと追い込まれてしまったものの、
そこからストレート、フォークに食らいつき、粘る立浪
何とか繋いでもらいたいところだったが、
カウント2-1からの8球目、
外角低目に154キロストレートがズバッと
バットが出ずに、見逃し三振に倒れてしまうと、
続く谷繁も153キロストレートに詰まり、一塁ファウルフライ。
クルーンのパワーピッチに封じ込まれ、万事休すのドラゴンズ
またぎとなった最終回も、2死から荒木が四球を選んだものの、
イ・ビョンギュが外へのフォークに空振り三振に倒れ、ゲームセット
終盤の反撃及ばず、6連勝を逃したドラゴンズ
粘りを見せていた山本昌は、今季巨人戦初黒星となる5敗目
またこの日勝った4位・広島とのゲーム差が、若干詰まって2ゲームに。
天敵にまたしてもやられ、2カード連続の3タテはとなった。


2カード連続3タテをもくろみ、ローテの軸である
昌さんを立てて、臨んだ一戦でしたが、
終盤7回、その昌さん阿部痛恨の被弾
その後、グライシンガーを攻め込みはしたものの、
反撃及ばすに、連勝ストップ
まあ巨人もこれ以上は負けられないでしょうし、
こちらもそろそろ負けどきではあったものの、
実際に負けてしまうと、やはり悔しいですね。
毎回のように走者を出し、畳み込めそうな気がしながらも、
グライシンガーの緩急ついた投球の前に、残塁の山
得点もタイムリーではなく、犠牲フライ2つによるものでしたし、
またしても「天敵」に抑え込まれてしまったなと。
序盤のチャンスをひとつでも活かせれば、
もっと楽な展開にできたかと思うと、残念な気もしました。

痛恨…。粘投及ばず、
巨人戦今季初黒星となった昌さん
今回の登板に関しては、
あの1球でしょうね。
立ち上がりから、
苦しい投球となりましたが、
それでも凌いで、
スミ1で抑えていた。
ようやく同点に追いついてもらった
直後の7回、さあこれからというときに、
制球が乱れてしまい、
やってはいけない一発での失点
昌さん自身にとっても、まさに悔いが残る1球となったでしょう。
ただとりあえずは反省材料として、次に繋げることですね。
おそらくクライマックスシリーズに進出できれば、
今季3勝1敗の巨人戦での登板は考えられるでしょう。
その時にしっかりとリベンジできるよう、調整してほしい。
たかが1つの負けでは、粘投のベテランを誰も責めません。
今回は惜しくも「連勝ストッパー」となってしまいましたが、
次、そして今後の勝負どころでは、好投を見せてほしいです。


それにしても、連勝を伸ばすというのはやはり難しいなと。
ただここで止まってしまい、これからまた黒星続きというのは
ぜひとも避けてもらいたいですね。
9連戦の2カード目は、ハマスタへ移動しての横浜との3連戦。
前週の対戦では、3タテを喰らわせはしたものの、
あくまで油断は禁物
きっちりとチャンスを活かし、白星を重ねてほしい。
先発予想は、清水昭信-吉見
そしてもう1人(中スポ予想は中田)という感じでしょうか?
もしかしたら第3戦雨かもしれませんが、
お得意さまのベイ相手にしっかりと稼いでもらいたいもの。
その初戦、移動日ゲームとなりますが、
しっかりと気持ちを切り替えて、
再び連勝への足がかりとしてほしいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(11日)

●山本昌
<7イニング1/3を投げ、8安打4失点。
7回無死一塁、阿部に痛恨の決勝2ランを被弾。
今季、対巨人戦初黒星で12勝目を逃す>
「ホームランと最後まで投げきれなかったことに悔いが残ります…。
よく粘れた? きょうは調子よくなかったし、そうかもしれないね。
でも、あそこでホームランを打たれちゃ…。悔いが残ります。
あのホームランはアカンね。逆球になってしまった。
せっかく同点にしてもらった直後だったのに。
あの回(8回)までせっかくいったんだから。
また気を取り直して、次ですね。頑張ります」
公式写真中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

『阿部君への失投ですべてが終わりましたね。
連勝を止めてしまって申し訳ない。
ただ、投げる感触は悪くないので
また次に向けてしっかり調整します。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)

●都スコアラー
<調子が悪くても、試合をしっかりとつくれる
山本昌の『修正術』について>
「彼独特のチェックポイントがあって、
それを調整すれば試合中でも修正してしまうんだ。
いろいろポイントはあるようだが、
この前の巨人戦(8月24日、東京ドーム)で完投した時は
『バランスが崩れていたからそれを直したら良くなった』と言っていたよ。
もともと調子の波は少ない投手。中4日、5日と変わっても平気。
いつも勝てるわけじゃない。
悪くても修正がしっかりできているから
ちょっと負けても心配することはない」
名タイ


●小林正人
<8回途中から登板したが、最初の打者・高橋由伸に
右中間適時二塁打を浴び、4点目を許す。
これまでは7打数無安打と封じていたが、初被安打が痛い一打に>
「もっと際どくいって良かったんじゃないかということは
森(バッテリーチーフコーチ)さんにも言われました。
盗塁されて一塁が空いていましたから
(四球でもいいと)割り切って投げるべきでした。
あそこで割り切って投げられませんでした。
スリーボールにしたくない気持ちの方が大きかった。
この経験を次に生かして頑張りたいです」
(中スポ、名タイ

●立浪和義
<8回1死満塁、代打で登場して見逃し三振に倒れる。
最後の8球目、見送った外角低目ギリギリの154キロはストライク。
最大の逆転チャンスを逃し、試合後も悔しがる>
「その前のファウルした外の真っすぐを
何とか(フェアゾーンに)入れないといけなかった。
あそこは真っすぐ1本で腹くくっていかなアカンけど…。
大事なところで三振はアカン」
中スポ

●和田一浩
<6回無死一、三塁、左翼に同点犠飛を放つ>
「1点ビハインドだったので
最低でも三塁ランナーをかえしたいという気持ちが、
あのような結果になったと思います」

<これまで9打数1安打と苦手としていた
グライシンガーからこの日は3安打と1犠飛で1打点>
「(グライシンガーとの)対戦成績が悪いのは知っていました。
でも、きょうはいつもより(ボールが)切れていなかったんじゃないですかね。
前に対戦したときとはイメージが違った。まあ、楽にはなりましたね。
自分にとってはいい結果が出たが、
チームの調子がよかったので何とか勝ちたかった」
公式写真中スポサンスポニッカン

●森野将彦
<この日の対グライシンガーは3打数2安打1犠飛。
打率.625というお得意さまの『攻略法』の一端を披露>
「とにかく早いカウントからいかないと打てない。
(カウント2-2からの3回の)二塁打はたまたま」
中スポ

●イ・ビョンギュ
<この日2安打で13打数5安打。
グライシンガーとの相性の良さを継続>
「たまたまだと思うよ」
中スポ

●谷繁元信
<試合前、黙々とバント練習に取り組む。
前日の巨人戦でバント安打を決めた
森野とすれ違うとライバル心をメラメラ>
「負けてられない」
ニッカン

●齊藤信介
<前日の巨人戦でプロ初勝利。
試合後から次々とお祝いが殺到。うれしい悲鳴を上げる>
「メールが50通くらいきました」

<しかも律儀にすべてに返信したという。
笑いながらも、ちょっと悔しがり>
「清水(昭信)には80通もきたらしいですからね。勝てなかったですね」
(東京中日)

◆チェン・ウェイン
<北京五輪から復帰して3試合に先発し、未勝利ともがく。
この日は黙々とランニングで体力強化を>
「1試合、1試合、よくはなっているけど、
同じではいけないので何かやっていかないといけない」

<五輪では調子が悪かったが、
本来の能力をメジャーのスカウト陣は評価。
その資質の高さは北京のネット裏でホットな話題になっていたという。
小さいことからメジャー指向が強く、評判はうれしいことだが>
「自分なんか、全然ダメです。
今は中日でやることしか考えられないです」

<契約更改はオフの作業だが、
来年も中日で投げる自分の姿を見ている>
「やっと1軍で投げられようになったばかり。
今は1軍で投げるのが楽しいです。
まだ先発としての調整がちゃんとできていないし、
今年しっかりやって、そして来年、1年間先発として
しっかり投げられるようになりたい」
(中スポ)

◆中田賢一
<現在、2軍調整中。
一躍、時の人となった女子ソフトボールの上野由岐子投手。
中日と交流が深く、金メダルを喜ぶ関係者は多かったがその1人>
「上野さん、すごいですよね」

<この男、ソフトボールにはちょっとうるさい。
元ソフトボーラー。小学生の5、6年のときは投手だった>
「キャンプでも見ました。
あのスピードで変化球も投げるんですよね。
スライダーとか、どうやって投げるんですかね…」

<同い年で同じ福岡県出身。
上野さんは少年ソフトボールチームに所属し、有名な投手だったという>
「(対戦したことは)ないです」

<それでも野球選手は負けず嫌い>
「ボクもけっこう球は速かったんですよ。その地区では」
(中スポ<ドラ番記者>

◆井端弘和
<右ひざじん帯損傷でリハビリ中。
前日に続いてキャッチボール、ウエートトレで汗を流す。
足を引きずりながらも表情は明るく>
「(報道陣から)見えているのはこれだけですけど、
陰でいろんなことをやっているんですよ」
(東京中日)


●落合監督
<打線つながらず5連勝でストップ。
連敗も、連勝も山本昌で止まったが>
「嫌なこと思い出さすな。
ああいうこと(昨年、連勝ストッパーとコメント)言っちゃいけないんだな。
でも、きょうの出来からすれば、よくあそこまで抑えた方じゃないか」

<7回、無死二塁で山本昌をそのまま打席に向かわせ、
送らせて、森野の左犠飛で1点。
走者の有無にもかかわらず、そのままだったのか>
「そのまま。(自分が描いた)展開通りにはきてるんだけどな。
向こうの後ろ(救援陣)を考えながら、1点(差)にしとけば…」

<キラー小林が高橋由伸に初被安打>
「相手だって考える。ど真ん中だろ?
その辺が幼いというのか(ストライクを)欲しがらなきゃいいのに。
必死になり過ぎて周りが見えていない。
(塁を埋めて)次のこと考えりゃいいのにな。
いいじゃん。四球でも。そしたらピッチャー交代だ」

<当事者はなかなか難しい>
「そうなって初めて一人前なのかな。周りが見えてきて。
だからって歩かせてばかりもいられないし。
次にいったやつが抑えるとも限らないし。
何でも突っかかっていっても無理だ。
そこまで考える余裕はまだ(小林には)ないってことでしょう。
なかなか、そうはならないんだろうけど。
いいじゃん。これを次に生かせば」

<グライシンガーに今季4敗目を喫したが、こう不敵に笑う>
「グライシンガー? 苦手意識は持ってない。あれに関しては。
負けてはいるけど、楽なピッチャーだと思うけどな。オレが打席に入ったら」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


若竜トピックス(11日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 21回戦
(11日・ナゴヤ球場)
 SU 000 120 100 = 4
   101 101 01× = 5
[勝] 金剛(21試合2勝1敗3S)
[S] 中里(15試合1勝2敗3S)
[D本] 井上1号 西川3号
[D投] 朝倉、菊地、久本、金剛、中里
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
1回ウラ、サーパス先発・小林の立ち上がりを攻め、
澤井中前打、藤井、新井が連続四球で1死満塁とすると、
中村公治が右へ犠飛を打ち上げ、先制する。
先発・朝倉は初回を三者凡退に抑えたが、
2回、2死一、三塁から横山の頭部に死球をぶつけ、危険球退場
満塁のピンチを2番手・菊地が絶ち、無失点に抑える。
3回ウラ、澤井四球と藤井中前打で放ち1死一、二塁。
続く新井の三塁ゴロを一塁手・岡田が落球、相手ミスで追加点。
4回、菊地相川に左越えにソロ本塁打を打たれるが、
そのウラ、柳田左前打、前田死球などで1死一、二塁から
澤井が左翼線に適時打を放ち、点差を広げる。
しかし5回、2死一、二塁から一輝に右へ適時二塁打を浴び、
1点差に迫られると、なおも2死二、三塁から
古木の初球に菊地が暴投。3-3の同点に追いつかれる。
6回ウラ、サーパス2番手・仁藤拓馬から
代打・井上勝ち越し本塁打を放ち、再びリードを奪ったものの、
7回、4番手・金剛山崎浩司に中前適時打を許し、再び同点。
しかし8回ウラ、サーパス4番手・コロンカから
先頭・西川が右翼席へ本塁打を放ち、5-4と勝ち越すと、
最後は、絶好調の中里が3人で締め、シーソーゲームに決着。
公式サイトより)


○朝倉健太
<右腕の血行障害から1軍復帰を目指す。
ウエスタン・サーパス戦に先発したが、
2回に頭部死球を与えた危険球によって退場。
サーパス・横山に対しての6球目、
抜けた140キロのシュートが、そのまま頭部に直撃してしまい>
「きょうは行けるところまで行こうと思っていたので、残念です」
朝倉健太公式中スポ

○西川明
<7回の守備から途中出場。
同点で迎えた8回、右翼席へ決勝ソロ本塁打を放つ>
「追い込まれていたので粘りを出して、
簡単に三振しないように意識しました。
感触は完ぺきに近い感じ。しっかり振っているから、
その結果がホームランにつながったと思います」
中スポ


ナゴヤ球場でのサーパス3連戦の3戦目は、
中盤以降、1点を争うシーソーゲームの展開に。
6回に代打・井上の本塁打で勝ち越したものの、7回に再び同点に。
しかし8回先頭、途中登場の西川が、
ライトスタンドへソロ本塁打を放ち、勝負を決めました。

ところでこの日の先発は、
右腕血行障害からの復帰後3戦目の登板となった朝倉
しかしまずまずの立ち上がりを見せていた2回に、
2死一、三塁から横山に対し、抜けたシュートが頭部を直撃
危険球を宣告され、わずか37球、1イニング2/3で退場になったもよう。
本人的には長いイニングを投げたかったようですが、
まあ調子的には悪くなかったようですし、次回に期待しましょう。
その他の投手陣では、緊急登板となった菊地が好投。
さらに1点差の最終回を締めた5番手・中里絶好調
おなじみ古久保コーチによると
「球威、コントロールとも全開バリバリや(笑)」とのこと。
ぜひそのままの調子を1軍の舞台で見たいものです。

2008年9月11日 (木)

谷繁久々打点に気合齊藤プロ1勝、強竜5連勝キター!

ワンチャンスをモノにして、巨人に逆転勝ち。
9連戦の初戦を飾り、連勝を4に伸ばしたドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦。
先発・チェンの乱調などで同点で迎えた6回、
2番手・齊藤信介気迫こもった投球でピシャリと抑えて、
流れを引き戻すと、それ以降は打線が大爆発
6回ウラに谷繁の2点適時打で勝ち越しに成功すると、
7回には5安打集中で一挙4点を奪ってダメ押し。
今季最多の11得点で、今季3度目の5連勝となったドラゴンズ
貢献した齊藤が3年目でのプロ初勝利をマークしました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 20回戦
(10日・ナゴヤドーム | 中日12勝8敗)
33563人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 × 11
[勝] 齊藤(8試合1勝)
[D本] ウッズ31号
[Dバッテリー]
チェン、齊藤、高橋、浅尾、長峰、平井 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
今季最多得点で巨人を寄せ付けず、5連勝
1回、森野のバント安打をきっかけに
ウッズ、和田、中村紀洋が3連続適時打。
同点の6回は1死二、三塁から谷繁が左へ勝ち越しの2点打を放ち、
7回には5長短打を絡めて大量4点を奪った。
6回に登板の3年目の齊藤プロ初勝利を飾った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中5日でチェン
1回、先頭・鈴木尚広を四球を出すと、続く木村拓也に送られ、二塁へ。
さらに小笠原にも四球を与えてしまい、1死一、二塁とすると、
4番・ラミレスに内へのストレートを叩かれ、
ショート横を抜かれるタイムリー。(0-1)
リリースポイント定まらず、ボールにばらつきのあるチェン
いきなり先制点を奪われる。

対する巨人先発は、左腕・金刃
1回ウラ、先頭・森野がいきなり意表を突く攻め
初球見逃した後の2球目に、セーフティバントを敢行!
三塁方向へ転がすと、そのまま切れずに一塁セーフ。
敵も味方も驚いた絶妙なバントヒットで出塁すると、
続く荒木の4球目には、ランエンドヒットのサインで二塁へスタート
荒木が空振りしたため、決まりはしなかったものの、
見事に今季初盗塁を決める。
さらに荒木の遊ゴロ進塁打で、三塁へ進むと、
1死から4番・ウッズがカウント0-1からの2球目、
中に入ったスライダーを引っ張り、
ライナーでレフトへ運ぶタイムリー!(1-1)
思いもよらぬ『1番・森野』の足に揺さぶられた金刃
その動揺を突いて、すかさず同点に追いつく。
なおも2死一塁で迎えるは、和田
フルカウントからの7球目、内角低目のスライダーを
うまくバットに乗せると、あわやホームランかという打球は、
レフトフェンスの一番上に当たり、跳ね返る。
その間に一塁走者のウッズが一気に生還。
見事なタイムリーツーベースで、逆転に成功する。(2-1)
さらに続くは、中村紀洋
カウント0-1からの2球目、真ん中高目のストレートを弾き返すと、
レフト前に落ちるタイムリー!
レフトからのバックホームもクロスプレーに至らず、1点追加!(3-1)
主軸の3連続タイムリーでゲームを一気にひっくり返した。

2回ウラ、続投の金刃から先頭・谷繁がレフトへ大きな飛球。
今季初ホームランかと思われたが、オーバーまであと20センチ
レフトフェンス上段に当たるツーベースに終わる。

3回、2死から小笠原にレフト前ヒットを許したチェン
続くラミレスのボテボテの三塁ゴロも内野安打となり、一、二塁に。
ここで迎えるは、5番・高橋由伸
一発が出れば逆転というピンチだったが、
内、外、内へのストレートで、2-1と追い込むと、
4球目、外角高目へ142キロストレートをズバッと
見逃し三振で凌ぎ、ようやくリズムに乗ってきた。

3回ウラ、早くも金刃を諦め、巨人2番手は東野
しかしその代わり端、ウッズが初球、
真ん中高目のカーブをジャストミート!
高々上がった打球は、そのままセンターバックスクリーンへ!
まさにウッズならではといえるパワーアーチ。(4-1)
リードをさらに広げ、このままドラゴンズペースかに思われた。

ところがチェンの調子が不安定
4回、レフト線へのツーベースで出した坂本に三盗を決められると、
寺内に詰まりながらもライト前に落とされ、タイムリー。(4-2)
さらに勝利投手の権利がかかった5回には、
鈴木尚広、木村拓也に連打を浴び、一、三塁とされると、
続く小笠原を一ゴロに取ったものの、ラミレスに対し死球。
1死満塁として、再び迎えた高橋由伸に対しても、
スライダーが決まらず、フルカウントとすると、
6球目、真ん中高目のスライダーを弾き返されてしまい、
ライト前へのタイムリー。1点差に迫られる。(4-3)
さらに制球が定まらなくなるチェン
続く坂本を初球、捕邪飛に取って2死満塁とはしたものの、
阿部にはスライダーを見切られてしまい、四球。(4-4)
押し出しとなってしまい、ついに同点に。
五輪前の調子に戻すと話していたチェンだったが、
まだまだ本来の出来からは程遠し
結局この日は、5イニング86球を投げ、
8安打5奪三振4四死球で4失点。勝ち星を逃し降板した。

同点に追いつかれてしまったドラゴンズ
5回ウラ、東野の前に荒木、イ・ビョンギュ、ウッズと三者連続三振。
すっかり流れは巨人へと傾きつつあったが、
そんな中で見事な投球をしたのが、6回から登板の齊藤
先頭の東野の代打・加藤をセンターフライに打ち取ると、
続く鈴木尚広をフルカウントから外角高目のスライダーで空振り三振に。
ここでガッツポーズし、大きく吠えた齊藤
勢いに乗って、木村拓也も外へのシュートで
二塁正面のゴロに切って取り、あっという間に三者凡退
気合がこもった小気味よい投球で、流れを一気に引き戻す

齊藤の投球に刺激されたか、打線が再び活気づき、
そのウラ、巨人3番手・越智を攻め、
先頭の和田が四球を選ぶと、中村紀洋は三振に倒れたものの、
デラロサが外へのストレートを見事に捉えて、
痛烈な打球でライト線へと運ぶツーベース。
1死二、三塁とチャンスを広げて迎えるは、谷繁
ここ1カ月打点がないなど、打撃低調の背番号27だったが、
1打席目の感触が残っていたか、カウント0-1からの2球目、
外角低目のスライダーを弾き返すと、
レフト前へと運ぶ、タイムリーヒットに!(6-4)
和田に続いて、二塁からデラロサも一気に生還。
ベテランの久々の打点で、再び勝ち越しに成功する。

これで流れを完全に掴んだドラゴンズ
以降はそれまでの競り合いがウソのように、
巨人の中継ぎ陣めった打ち
7回ウラ、4番手・山口を攻め、
森野の中前打と荒木の犠打で1死二塁とすると、
イ・ビョンギュ右中間を大きく破るタイムリースリーベース。(7-4)
さらにウッズ三振、和田四球で2死一、三塁から、
中村紀洋ライト前へ運ぶタイムリー!(8-4)
塁上で思わず笑顔の一打で、ほぼダメを押すと
デラロサ、谷繁連続タイムリーで、ついに2ケタ得点に。(10-4)
さらに8回ウラ、5番手・の乱調で1死満塁とチャンスをもらうと、
和田の打ち損じの二塁ゴロの間に、1点を追加。(11-4)
終わって見れば、打線が14安打と爆発。
今季最多の11得点を奪ったドラゴンズ
巨人に連破し、今季3度目となる5連勝に。
またこの白星の立役者、6回に見事な投球をした2番手・齊藤
3年目にして、待望のプロ初勝利をマーク!
ここに来て地力を発揮し、勢いを加速しつつある強竜
激しい3位争いから抜け出せそうなムードとなってきた。


プロ初勝利キター!初回、失点したものの、
そのウラ、主軸
3連続タイムリーで逆転。
さらに3回にウッズ
バックスクリーン弾が出たときは
一方的になるのではと思いましたが、
チェンの乱調で、4-4の同点に。
それでも新たな若竜・齊藤の快投
流れを引き戻すと、
その後は、まさにやりたい放題の大爆発
終わってみれば、今季最多の11得点で大勝。
巨人にある意味引導を渡してしまったようですが、
ドラゴンズ的には、大きな1勝となったことと思います。

振り返れば、いろいろポイントがありますが、
中でも印象に残ったのは、初回先頭の森野セーフティバント
1点を先制され、やや重くなりそうなムードのなか、
敵も味方も驚くような、超意表を突いたバントヒット
ここ最近の森野の充実度を示すとともに、
完全に金刃の出鼻をくじきましたね。
何をしでかすか、わからないというイメージと
大きな動揺を相手に与えた一方で、チームには勢いを。
ウッズ、ノリべんのタイムリーへと繋がった初回の逆転劇。
そのきっかけとなった見事な攻めだったと思います。

また6回のデラロサのライト線へのツーベース、これも高価値
やや流れが巨人へ行きそうな上に、
その回から登板してきたのが、前夜やられた越智
そんな状況下で飛び出した繋ぎの右打ち
打球が痛烈だったことがさらによく、打線に勢いを与えましたし、
続く谷繁の決勝タイムリーへと見事に繋がった一打でした。
さらにそのタイムリーを放った谷繁
わき腹痛などの影響もあり、思うように動けなかった今シーズン。
本塁打ゼロというのが、それを象徴していますが、
ここに来て、ようやく上昇してきたような感が。
「エロティカ・セブン効果」もあったようですが、
やはりこの選手が元気だと打線が繋がります
もちろん本業の守備でも、見事なリードで勝利に貢献。
お立ち台も久々だったでしょうが、もちろん「忘れられては」いません。
これからさらに調子を上げ、次は今季初本塁打を見たいです。

一方投手陣では、やはり2番手の齊藤でしょう。
プロ初勝利、おめでとうございます!
やや劣勢になりつつあるなか、流れを引き戻した三者凡退
本当に見事なピッチングだったと思います。
とにかく思い切って腕を振ることが持ち味。
気持ちを全面に出す投球は、はまると気持ちいいですね。
今季はケガなどもあり、途中離脱しましたが、
この初勝利でさらに乗ってくるのでは。
これからも気合の投球でピンチを凌ぎ、よりチームに貢献してほしいです。

正直、こういうカタチで巨人を連破するとは思いませんでした。
ただこうなったからには、ぜひとも地元で3タテして、
今季最多タイとなる6連勝へと繋げてほしい。
相手は最後の砦・グライシンガーを投入してくるでしょうが、
こちらだって、現状エース昌さんが登板予定。
この連勝は、昌さんの投打の活躍から始まったものですし、
チーム全体で勢いに乗ってきたなか、
ベテランの好投でさらにそれを伸ばしていってほしい。
ようやく「らしい戦い」ができるようになってきたドラゴンズ
さらなる連勝更新を楽しみにしたいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(10日)

◎谷繁元信
<決勝タイムリーを含む3安打の活躍>
「(4-4で迎えた6回1死二、三塁、どんな気持ちで打席へ)
いや、あのうね、最近、最近ていうか、
ここ1カ月ぐらい、打点もなく、
そのうちお客、ファンの方に忘れられるんじゃないかなと思いながら、
まあ、何とか打ちたいなと思って、はい。
(貴重な1本になった)
はい、あのう、やっと、こう打てたなという、はい。よかったです。
(7回にも追加点となる適時打、あの場面は)
まあ、あのう、もう勢いで、はい。
振ったら飛んでいきました。はい。
(これでチームは5連勝。
9月に入ってナゴヤドームで一回も負けてません)
はい、そうですね、あのう、ファンの声援が、
こう、ものすごく、こう、打てない自分にもね、
いつも声かけてもらっているんで、
何とか僕は打ちたいなと思って、いつもやってます。
(ファンに熱いメッセージを)
あのう、まあ、1戦1戦とにかく、
まあ、僕のスタイルというのは、そういうスタイルなんで、
えー、それを貫いて、最後は、えー、みんな笑顔で、
シーズンオフを迎えられるように頑張ります」


<6回、勝ち越し2点タイムリー談話>
「打ったのは、スライダー。
ランナーをかえせてよかった、やっといいところで打てました」

<7月21日の広島戦以来、95打席ぶりの打点に胸をなで下ろし>
「最近、ここ1カ月ほど打点がなくて、
ファンの方に忘れられるんじゃないかと思いながらやってました。
何とか打ちたいと思っていた。やっと打てました。よかった」

<速球とフォークが武器の巨人・越智。でも頭にはスライダーがあった。
前日対戦したさい、スライダーを見送って四球を選んでいる>
「スライダーが頭のどこかにあった。
フォークはないなと思いながら。
この(タイムリーの)感覚を忘れそうになっていました」

<打点のなかったこの1カ月半について。
振り返るよりも、前向きな姿をみせる>
「いろいろモヤモヤしたものはありますけど、
自分の中で処理していかないといけないんで。
まだまだ頑張りたいと思うから。
故障の影響は今年、終わったときに考えてみたい」

<マスクをかぶっては若手投手を引っ張る。
5回に同点に追いつかれ、なお2死満塁のピンチを、
チェン得意の直球でしのぐと、6回は齊藤、
7回には高橋をリードし、いずれも三者凡退。齊藤、高橋について>
「場数を踏んで、どっしりとしてきた」

<今季は腰痛離脱などもあって規定打席すら到達していない。
そんな中、ちょっとした心境の変化があった。
この試合から打席に入る際のテーマ曲をサザンオールスターズの
『エロティカ・セブン』に変更すると、即効力は絶大。
サザン世代がそろった取材陣の顔を見て笑い>
「みんな分かった? この顔触れを見たら気付くか。
理由? 何もないけど、なんか変えたいなと思った。
サザンの波がボクに呼びかけたのかな。
そろそろかなと思って曲を変えたら本当に波というか。
打席に入る時に口ずさんで入ったよ。
ファンなんで。今、車のなかでガンガン聞いている。
サザンの曲がかかったら、お客さんもノッていけるでしょ」
公式ブログ公式写真中スポサンスポスポーツ報知
時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○田村捕手コーチ
<つながりを欠いていた打線を活発にする『谷繁効果』を期待>
「確かに投手陣の不調もあったし
リードのことなど考えることはたくさんある。
でも打席に立てば打者なんだから。
やっぱりこうやって8番が打つと打線がつながって大量得点になる。
これで彼(谷繁)も乗ればチームも乗れる」
名タイ


◎齊藤信介
<2番手で1イニングを無失点に抑え、3年目でのプロ初勝利を挙げる>
「(初勝利、今どんな気持ちか)
あ、あのう、うれしいという一言だけです、はい。
(そして初めてのお立ち台)
そうですね、それもうれしいという一言だけです。はい。
(苦しい場面でのリリーフとなったが、
どんな気持ちでマウンドに上がったのか)
いや、もう、僕の場合は、腕をしっかり、
思い切って振るということだけを考えて、
あとはもう、谷繁さんに任せて、
しっかり腕を振っていこうと思ってマウンドに上がりました。
(三振を取った場面では吠えていた。気合が入っていた)
いや、たまたまガッツポーズが出てしまったんですけども、
まあ気持ちを前面に出せるように頑張って投げたいと思います。
(この初勝利の喜び、一番伝えたいのは)
そうですね、やっぱり、まあ、自、あのう、えー、
去年、あのちょっと、他界したオヤジに一番報告したいと思います。
(同僚が、初勝利、初セーブ、初完投。刺激になったのでは)
そうですね、自分も何とか続きたいという気持ちがあったんですけど、
まずはまあ、しっかりマウンドに、1軍のマウンドに立って、
しっかり腕を振るってことだけを考えてやってきました。
(ファンにメッセージを)
これからもしっかり、自分が出る場面があったら、
しっかり腕を振っていきたいと思うので、応援よろしくお願いします」


<白星を受けた本人は『たまたま』と照れる>
「1イニング投げて、たまたま。
とりあえず腕を振っていくだけっすから。ボクは」

<悪い流れにもへこたれない気迫の持ち主だ。
鈴木尚広を見逃し三振に仕留めたとき、何やらほえた。
これが自身のスタイル。気持ちが入ると出てしまう>
「たまたまあそこは出てしまったというか、気持ちを前面に出していった」

<NTT西日本時代はトレードマークだった『雄たけび投法』。
プロ入り後は2軍生活が続き、控え気味だったが>
「(アマチュア時代は)いまの10倍やっていた。
気持ちを前面に押し出して、しっかり腕を振らなければ打たれますからね。
これからはもっと(ガッツポーズが)出るような投球をしたいですね」

<1軍でチャンスをつかみかけた6月、
試合中のバント処理で左ひざを痛めた。
つらいリハビリ生活でも強い気持ちを持ち続け、この日につなげる>
「悔しかったですけど
『また1軍で投げるんだ』と思ってやってきました」

<今季、この試合を前に登板した7試合はすべてチームが敗れている。
勝利を呼ぶガッツポーズがようやく1軍のマウンドで実現>
「(落合)監督に握手してもらえて、うれしかったです。
入団発表の時以来ですね」

<ウイニングボールは昨年他界した父の仏前にささげるという>
「オヤジの仏壇に飾っておきます。
一番(感謝したいの)は、オヤジにっていう思いがある」
中スポ共同通信社時事通信ニッカン名タイ

○森野将彦
<1回先頭で、三塁線に絶妙のバント安打を決める。
記者席で目を疑い、スタンドがたまげ、落合監督でさえも仰天。
そして、一塁で勝ち誇った男がいる>
「そりゃ驚くでしょう。(決まった)ボクが一番驚いているんですから。
いつひらめいた? 初球からやろうかなとは思ったんですが、
甘い球がきたらもったいないなと。
(最終的には)投手が振りかぶったときですかね。
とにかく三塁手がいつも以上に後ろに下がっていた。
だから転がれば絶対にセーフだなとは思ったんです。
すきがあれば、いつでも狙っている。
これからもすきがあればやっていきたい」
中スポ中日新聞サンスポ

○都スコアラー
<森野のセーフティーバントについて>
「記憶にない」
中日新聞

○タイロン・ウッズ
<初回、レフト前へ同点タイムリー>
「とにかくランナーをかえしたかったので集中していたよ」

<3回にはバックスクリーン奥深くに突き刺さる特大の31号。
怪力を見せつけて、自画自賛>
「あのホームランは自分でも完ぺきだと思う」
公式写真中スポスポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<初回、あと数センチでスタンドインの
左翼フェンス直撃適時二塁打を放つ>
「きのうの試合(4打数無安打)では貢献できなかったので、
きょうは絶対頑張ると決めて球場(ドーム)に来ました。
1打席目で結果がでてよかったです」
公式写真、東京中日、スポニチ名古屋

○中村紀洋
<7回2死一、三塁から4点差とするダメ押し適時打>
「最低限の仕事ができた」

<1回には、2死二塁から左前に適時打>
「和田さんが打てば、楽に打席に入れる」

<これでチームトップの得点圏打率を.373に伸ばし>
「得点圏で打つかどうかが勝敗を左右するからね」
(東京中日、スポニチ名古屋

○イ・ビョンギュ
<7回1死二塁、右中間を深々と破る適時打。
これが今季初の三塁打となり、巨人にとどめを刺す>
「その前に2回もチャンスで打てなかったので、
絶対にランナーをかえせるように打とうと思って打席に立ちました。
絶対に走者をかえしたかったんです」
公式写真、東京中日)

○チェン・ウェイン
<先発し、5イニングまでに4失点。
制球に苦しみ、8安打で4四死球。
同点のところで降板し、また五輪後初勝利を逃す>
「今日はバランスは悪くなかったが、コントロールがあまり良くなかった」
(東京中日、サンスポ


◇清水昭信
<プロ初先発から2連勝中。
ブレークの背景には、1つのアドバイスが。
助言したのは、名城大の先輩に当たる外野手の英智>
「投球のときに踏み出した左足が開いてしまうことに悩んでいました。
そのとき、英智さんから『体が開くなら最初から開いていればいい』と
教わりました。そういう考え方もあるのかと驚きましたね」

<英智は同じ大学の先輩という以上に頼りになる存在。
体の使い方からピッチングのことまで
普段なら言われないこともズバッと指摘してくれる>
「『変化球を投げるときはもっと腕を振った方がいい』とか
本当にありがたいですよ」

<今、こうしたアドバイスをノートに書き留め続けている。
昔を振り返って、しみじみと語る>
「大学のときに講演に来ていただいたことはありましたが、
まともに話をしたことはなかった。
とにかく『すごい人』だと思っていました」
(中スポ)

○英智
<清水昭信に対するアドバイスについて>
「野手の目線から思ったことを言うようにしています。
ほかの投手よりも思い入れがあるし、良くなってほしいと思っています。
あいつ(清水昭信)は変わりましたよ。後ろで守っていても、安心感がある」
(中スポ)


○落合監督
<4カ月ぶりの2ケタにして、今季最多の11得点。
今季2度目の5連勝で節目の60勝目に到達し、満面の笑み>
「4カ月ぶりか。そんなになかったのか…。
でもきょうは齊藤でしょ。
あの展開、一番流れが向こうにいってるところで3人で帰ってきた。
あれで流れがこっちに来た。
だから勝ち星が齊藤のところにいったんだ。
チェンもよくあそこで(同点までで)
終わらせてきたというのもあるにしても。
それにしてもオリンピックから帰ってきて悪いな。
悩み? 悩むピッチャーじゃない。
何を悩むんだ。(それだけの)経験がないのに。
ボールは一級品。でもまだそんなピッチャーじゃない。
いい経験していると思えばいいんじゃないのか。
同点で収めてきたのを、収穫としないといけないのかもしれない」

<初回先頭・森野の意表を突くバント安打に>
「森野のセーフティー? 初めて見ました!
本当は(走者を)かえすタイプなんだけどな。
自分が塁に出て、じゃなく。
荒木を1番に置くと、今度は2番がいなくなる。
井端が帰ってきたら考える。それまでは森野でいくしかない」

<主軸にそろって打点がつき、故障者や、不振で
かみ合わなかった打線がようやくつながり>
「きょうみたいにみんながグラウンドを走り回らないと野球にならないよ」
中スポ12中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


今日の公示。(10日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 澤井道久内野手
【同抹消】
▼中日 川井進投手
(再登録は20日以降。公式サイト共同通信社


◆川上憲伸
<五輪出場後、疲労などで公式戦復帰が大幅に遅れている。
この日、ナゴヤ球場のブルペンで本格的な投球練習を再開。
立ち投げを開始すると途中から捕手を中腰に。
さらに井上が打席に立って、最後の約10球は捕手を座らせる。
直球を計71球投げ>
「まだ全力ではないです」
(中スポ)

◆井上一樹
<川上のブルペン投球のさいに打席に立ち>
「(川上にしては)まずまずなんじゃないかな。
ほかのピッチャーとは全然スジ(球筋)が違うから」
(中スポ)

◆井端弘和
<右ひざ靭帯損傷で戦列離脱中。
この日、ナゴヤ球場隣の屋内練習場で練習を再開。
8月29日以降は初となる練習で、キャッチボール、
筋力&歩行トレーニングを行ない、再スタートを切る>
「きょうは手応えがありました。
動きだしにしては手応えがあった。
動かせば動くんだな、と。(これまでは)固まってたけど」

<右ひざにはコルセットをつけていたが、
回復は予測以上に早いようで、今季中の復帰に意欲を語る>
「早く戻りたいとは思っています。一試合でも出られるように…」

<メドに定めた1カ月先の戦列復帰は、
とても無理なように映ったが、意を決して宣言>
「10月4日の巨人戦から、ラスト3試合に出るつもりです。
クライマックスシリーズもありますから、その辺から出ておかないと。
今度やったら選手寿命にかかわるかもしれないですけど、
これが僕のやり方なんで」
(中スポ、デイリー


入れ替えがあり、ファームで打撃好調の澤井が1軍に昇格。
ウエスタン・サーパス戦に出場後、急きょ合流すると、
ナイトゲームの巨人戦では、8回に浅尾の代打で登場。四球を選びました。

また今朝の中スポ紙面には、
疲労などで復帰が大幅に遅れている川上
右ひざのケガでリハビリ中の井端の近況が。
憲伸については、ついに投球を開始したもよう。
立ち投げ-中腰、そして最後は座らせての流れだったようですが、
状態としてはまだ一歩階段が上がった程度とのこと。
依然として、実戦復帰へのメドは立っていないようです。


若竜トピックス(10日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 20回戦
(10日・ナゴヤ球場)
 SU 001 010 000 = 2
   041 010 10× = 7
[勝] 佐藤亮太(10試合4勝4敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤亮太、ネルソン、菊地
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回ウラ、サーパス先発・オルティズから、
新井、中村一生、さらに平田と3連続右前打で
無死満塁とすると、柳田の中前適時打で2点を先制。
さらに2死一、三塁から藤井遊ゴロ失策と
オルティズのボークで追加点。計4点を奪う。
3回、先発・佐藤亮太が投手のオルティズ
左越えのソロ本塁打を浴びるが、
そのウラ、2死二塁から平田が左前に適時打を放ち、5-1。
5回、一輝の中前適時打など3安打を集中され1点を失うが、
そのウラ藤井、新井の連打で1死一、三塁から、
サーパス2番手・康介のワイルドピッチで追加点。
7回ウラには、藤井の中前打と二盗で1死二塁とすると、
新井が右翼線にダメ押しの適時打を放ち、7-2
6回以降は、ネルソン-菊地が無失点に抑えて、勝利した。
公式サイトより)


○藤井淳志
<ウエスタン・サーパス戦に『3番・右翼手』で
先発フル出場。4打数4安打2盗塁と大暴れ>
「追い込まれてからヒットを打てたことが収穫です。
きょうは内容がある試合でした。
これまでいろいろ試して失敗もあったけど、
やっと1つこれだというのが見つかった」

<降格後初となる猛打賞で、打率は.304まで一気に上昇。
2軍落ちしてから約1カ月。『打撃&走塁』で復調を印象づけ>
「(課題の打撃で結果が出た?)
総合的に力が付いていることをアピールしていきたいですね」
中スポ

○佐藤亮太
<先発し、5イニングを7安打2失点>
「あまり、感じは良くなかったですが、
結果が出ていますから…良いです」
公式ファーム

ナゴヤ球場でのウエスタン・サーパス3連戦の2戦目は、
2回にドラゴンズ打線が鮮やかな攻撃を見せ、
柳田のタイムリーなど4連打を連ねて、2点を先制すると、
相手エラーにボークとミスを絡ませて、2点を追加。
一挙4点のビッグイニングを作り、流れをがっちりと掴むと、
その後もそつなく得点を重ね、7-2で勝利しました。

この日13安打と活発だった打線のなかで、
4安打と大爆発だったのが、3番・藤井
追い込まれながらもしっかり狙い球を絞り、
右方向へのヒットでチャンスメークをした背番号4
これだという手応えを感じ取れたのが、収穫だったようです。
2軍落ちしてから約1カ月、再昇格に向けて
さらなるアピールを期待したいところですね。

2008年9月10日 (水)

集中竜繋がり逆転4連勝、岩瀬4年連続30S達成!

横浜を3タテして貯金1に戻した3位・ドラゴンズ
シーズンもいよいよ大詰めに差し掛かり、
この日からは、よりハードな9連戦を迎えることに。
最初のカードは、ナゴヤドームで2位・巨人との3連戦。
その初戦、1点ビハインドの8回無死二塁から
荒木がライトへ鮮やかなタイムリーを放ち、同点に追いつくと、
なおも1死三塁からウッズが左中間へのタイムリー二塁打。
繋ぎの野球で一気に勝ち越すと、守護神・岩瀬
キッチリ締めて、史上初の4年連続の30セーブを達成。
見事な逆転勝ち巨人を撃破、久々となる4連勝を飾りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 19回戦
(9日・ナゴヤドーム | 中日11勝8敗)
32987人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 浅尾(32試合2勝1敗1S)
[S] 岩瀬(43試合3勝3敗30S)
[D本] 森野16号
[Dバッテリー]
小笠原、高橋、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
打線が粘り、逆転勝ちで4連勝
8回、巨人の3番手・豊田を攻略した。
先頭・森野が左へ二塁打。荒木が一塁線を破る適時打で同点とし、
イ・ビョンギュが送りバントで1死二塁。
ウッズが左中間へ勝ち越しの適時二塁打を放って、
試合をひっくり返した。
8回途中から登板の3番手・浅尾が2勝目。
最後は岩瀬が締めて、史上初の4年連続30セーブをマークした。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、予想通り中5日で小笠原孝
しかし相変わらず不安定な立ち上がりを突かれ、
先頭・鈴木尚広に、一、二塁間を抜かれると、
木村拓也に送られ二塁へ。
続く小笠原道大にフルカウントから
外へのスライダーが決まらず、四球を与えると、
ラミレスは内角低目のストレートで三球三振に取ったものの、
に対して制球乱れ、再び四球で2死満塁。
続く二岡に初球、高目に浮いたスクリューを叩かれると、
弱いながらもセンターへ抜けていくかという当たり。
ショートのデラロサが回り込んで、一塁へ送るも、
その送球が乱れたうえ、ウッズが捕れずに後逸。
記録はショート内野安打とデラロサの悪送球。
守備の乱れから二者生還。先制を許す。(0-2)

その後も落ち着かず、調子が上がらない小笠原孝
3回、先頭の小笠原道大にフルカウントからライト前へ運ばれると、
ラミレスにも初球、右方向へ弾き返され、無死一、二塁。
しかしここから巨人が続けての拙攻
送りバントを2球失敗したが、
内へのストレートでレフトフライに倒れると、
続く二岡はフルカウントからの7球目、
真ん中低目のストレートで見送り三振に。
さらにランエンドヒットでスタートしていた
小笠原道大が盗塁失敗となり、三塁手前でタッチアウト。
三振ゲッツーに助けられ、ピンチを凌いだ小笠原孝
その後は徐々にリズムに乗り、調子を上げてくる。

巨人先発は、中5日で上原
初回、2回とゼロに抑え込まれたものの、
3回ウラ、1死から小笠原孝が粘った末に三振に倒れると、
続く森野がフルカウントからの6球目、
ど真ん中に入ってきたストレートを真っすぐに弾き返すと、
打球は伸びてセンターバックスクリーン下へ!
鮮やかな一発で、1点差に迫ったドラゴンズ。(1-2)
さらに荒木が続き、ライト前に落とすと、
イ・ビョンギュの3球目に、スチール成功
しかしビョンは当てただけの二塁ゴロ。1点止まりに終わる。

5回、1死から小笠原道大に初球、
外へのカーブを叩かれ、センター前へのヒット。
またも走者を背負った小笠原孝だったが、
続くラミレスの三塁線への当たりに、中村紀洋が好反応。
掴んで素早く二塁へ送ると、5-4-3のダブルプレー!
バックの好守と谷繁の苦心のリードにも助けられ、
2回以降はゼロを重ねていく。

流れが徐々にドラゴンズに傾きつつあるなか、
5回ウラ、スタミナ不足の上原を攻め込み、
1死から谷繁が四球を選ぶと、続く小笠原孝にはバントのサイン。
しかし打球が何と空いた三遊間へと転がり、絶妙なバントヒット
一、二塁と走者を溜めると、森野の右飛で2死一、三塁に。
ここで迎えるは、2番・荒木
ややアップアップの上原を攻略できるチャンスだったが、
カウント2-2からの7球目、ど真ん中のストレートに
バットが出ずに見逃し三振。凌がれてしまい勝ち投手の権利を許す。

6回ウラ、巨人2番手は、越智
上原降板で流れが変わるかと思いきや、
その越智が上原以上の見事な投球を披露。
球威のあるストレートと落差のあるフォークの前に
ドラゴンズ打線は、翻弄される始末。
ウッズ、和田が低目のフォークに連続三振に倒れると、
続く7回ウラも、中村紀洋、デラロサ
そして小笠原の代打・平田も三振に倒れ、反撃の活路を見いだせず。

8回、ドラゴンズ2番手は、高橋
先頭の木村拓也に外へのフォークをチョコンと当てられ、
ライト前に落とされると、続く小笠原道大には
外へのスライダーをすくい上げられるも、レフトフライ。
すでに木村拓也は二塁を回っていたが、
中継のデラロサがもたついたため、ゲッツーを取れず。
さらに3番手・浅尾にスイッチし、ラミレスを三塁ゴロに取るも、
中村紀洋がややボールを握り損ない、5-4-3を完成できず。
守備の乱れからの綻びが心配だったものの、
浅尾が踏ん張り、谷の代打・亀井
内へのパームボールで一塁フライに取り、3アウト。
1点差のまま、ゲームは終盤8回ウラに。

8回ウラ、巨人3番手はセットアッパーの豊田
しかし先頭・森野がカウント2-2から
真ん中に甘く入ってきたストレートを弾き返し、
レフトフェンス直撃のツーベースで出ると、
続く荒木ベンチは、強攻・右打ちのサイン。
これに応えて、荒木が甘い外角高目をきっちり叩くと、
鋭い打球が一塁線を抜いていき、同点のタイムリーに!(2-2)
連打で一気に流れを変えると、続くイ・ビョンギュが送って1死三塁。
勝ち越しのチャンスで迎えるは、4番・ウッズ
「フォークボールを待っていた」という主砲は、
ストレートを見送り、フォークのみ対してスイング。
そして迎えたフルカウントからの6球目、
それまでよりも落ちが甘く、真ん中に入ったフォーク
きっちりとミートすると、打球はライナーで左中間を大きく突破!
三塁から荒木が生還、勝ち越しのタイムリーツーベース!(3-2)
繋ぎの野球でワンチャンスをモノにして、
土壇場8回、逆転に成功したドラゴンズ
最終回のマウンドには、今季43試合目となる守護神が。

9回、ドラゴンズ4番手は、岩瀬
久々の僅差での登板となった守護神
先頭の二岡に対し、ややボールが上ずっていたものの、
フルカウントから外角高目のストレートで空振り三振に取ると、
続く阿部をシュートで遊ゴロに打ち取り、2アウト。
坂本にはスライダーを叩かれ、右中間へのヒットを許したものの、
この回から守備固めの英智が強肩で進塁を抑制
ここで巨人ベンチは、左キラーの代打・大道を投入。
それでもまだまだ守護神の許容範囲。
初球ボールになったことで、
谷繁がマウンドに行き、声を掛けると、
続く2球目、外へのシュートを叩かせての二塁ゴロ。
荒木ががっちり掴み一塁へ送られ、ゲームセット!

先制こそ許したものの、スミ2のままで抑え込み、
終盤8回に鮮やかな集中打で逆転し、
そのまま逃げ切り、勝利を掴んだドラゴンズ
6月27日以来となる今季3度目の4連勝をマークするとともに、
4位・広島とのゲーム差をさらに広げて、3ゲームに。
また8回のピンチを凌いだ浅尾2試合連続の白星
さらに守護神・岩瀬が、史上初となる4年連続30セーブの偉業を達成。
3タテの流れそのままに、地元で巨人も撃破。
9連戦の初戦を良いカタチで取ることとなった。


タイロン様のお戻りだあ!9月のヤマ場ともいえる
この日からの9連戦。
その初戦、立ち上がり
守りの乱れから
先制を許してしまったものの、
徐々に流れを引き戻し、
終盤、相手投手の乱調
キッチリ突いての逆転勝利。
その展開も、繋いで主砲で返すという理想的なもの。
荒木の鮮やかな右打ちと、
ウッズの4番のお仕事は、本当に見事だったなと。
巨人拙攻と継投ミスにも助けられはしたものの、
ようやく本来のドラゴンズらしさを感じることができたこの1勝
チームにとっても、大きかったのではと思います。

この日のお立ち台には、勝ち越し打のウッズが立ちましたが、
殊勲者の1人として、森野も挙げたいですね。
丁寧には放ってはいるものの、やや小手先で投げているような上原
それでも一回り目はゼロに押さえ込まれてしまいましたが、
3回に放った反撃のバックスクリーン弾。あれが大きかったですね。
その表の攻撃で、巨人がバントで送れずチャンスを潰していただけに、
直後の攻めで、1点でも返せたことは、
ゲームを進めていくうえで、価値があったと思います。
さらに8回先頭で、豊田から放ったツーベース。
6、7回と越智に完ぺきに抑え込まれ、
やや重たい空気が流れていた中で飛び出したレフトオーバー
これで流れが変わったうえに、「イケるかも?」という予感を
チームにもたらす見事な一打となりました。

さらにその森野の一打に続いた荒木のタイムリー。
進塁打をいう気持ちで右へ持っていったようですが、
一塁線を抜いていく打球には、気持ちが入っていましたね。
苦しかった北京の経験が、こういう場面で活きたのでしょう。
同じ五輪戦士森野と連ねる1、2番。
残り試合もより一層繋がってもらい、勝利に貢献してほしいです。

一方、投手陣は、先発・小笠原孝が7イニングを4失点。
制球が定まらず、またも失点してしまった立ち上がり
腕も振れず、球威もないなど悪すぎて
この先どうなるかと、かなり心配でしたが、
途中からは持ち直してきましたね。
相手の三振ゲッツーなどにも助けられましたが、
谷繁のリードに中盤以降、ようやく応えられようになった。
自らの投球のリズムを取り戻せたことで安定し、結局はスミ2のみ
あと一押しされていたら、おそらくやられていたでしょうし、
まだまだもがいているという印象こそ残ったものの、
中盤のような投球ができれば、
あと2つの白星はきっと重ねられるのでは。
完全には修正はできなかったものの、
ある程度の手応えは得たと思われる背番号43
次回こそは先制を許さず、より良い投球を期待します。

そして守護神・岩瀬史上初の4年連続30セーブ
偉業達成、おめでとうございます!
今季は勤続疲労もあってか、時に精彩を欠くこともありましたが、
そんななかでもきっちりと結果を出すのは、さすがだなと。
その鉄腕ぶりにはいつもながら頭が下がります。
北京の疲労も徐々に取れてきているようにも思えますが、
こうなるとやはり成し遂げてほしいのが、
前人未到となる「10年連続50試合登板」。
残り23試合で7試合ですから、
決して無理な数字ではないでしょうが、
そのためには、チームが勝っていることが大事。
今後も厳しい戦いが続きますが、
やはり最後は岩瀬に締めてもらいたい。
偉業がさらに続いていくことを、今後も願いたいと思います。


巨人との初戦を取って、久々の4連勝!
さらに4位以降との差も広がって、うれしさ格別ですね。
チーム状態も上向いていますし、ここをうまくキープして、
これまでやられた分をたくさん返してほしいなと。
第2戦の先発は、チェンが濃厚ですが、
やや不安定なだけに、打線には早めの援護を。
さらに流れを巨人に奪われることなく、連勝を積み上げてほしい。
ハードな9連戦はまだ始まったばかりですが、
ぜひともビッグウィークに繋がるよう、頑張ってもらいたいです。


☆ウィナーズ・ボイス(9日)

◎タイロン・ウッズ
<8回、左中間へ決勝の適時二塁打>
「(ナイスバッティングでした)
(日本語で)アリガトウゴザイマシタ。
(チャンスの場面、どんな気持ちで打席に入ったのか)
とにかくあの打席、強く打つことを心がけていました。
そして(カウント)2-3だったんですけども、
フォークボールを待っていました。
うまくフォークボールが来まして、
うまくバットに当てることができました。
(左中間に打球が抜けるときの気持ちは)
抜けたときはうれしかったですね。
1打席、2打席目、少しストライクゾーンが
ちょっと自分では広いと思ったんですけども、
でもあの打球が抜けてくれて、
チームが勝ったことで、とてもうれしいです。
(暑くて苦しい夏場に、隣にいる通訳の桂川さんと一緒に
よく走っていましたね。その成果が出たのでは)
そうですね、ノボルサン(桂川通訳)と一緒に走りました。
体調がすごく良くなりまして、
えー、とにかくチームが勝ててよかったです。
(これでドラゴンズは4連勝。
これからもどんな活躍を見せてくれるか)
そうですね、あまり自分自身にプレッシャーをかけたくないんですけど、
とにかくチームが勝てるように、プレーオフに行けるように頑張ります。
(最後にファンにメッセージを)
みなさん、勝つために応援に来て力を貸してください。
プレーオフに行きましょう!」


<タイムリー談話>
「打ったのは、フォーク。
フォークを待っててうまく当てることができた。
あの打席はフォークしか頭になかった。
ほかの球で勝負されたら打てなかったね。
ランナーをかえしたい一心だった。
初球から待ってたのはもちろんだよ。
(豊田は)いつもフォーク(ボール)だからな。
相手がどうアウトにしてくるか考えたらそうだろう。
打てているのは調子がいいとかではない。
プランを立てて打席にいるからなんだ」

<猛暑続きだった7、8月、グラウンドを走り続け、
『きつい』とはっきり言いながら、落合監督のノックを受け続けた。
ノック直後は話す気力もないほど疲れていたが、
8、9月の成績は打率.320と、効果はてきめん。今振り返り>
「体調がすごく良くなった。
どこ? 体全体だね。フットワークが良くなった」

<チームの3位死守に全力で立ち向かう>
「大事な試合が続いている。
まずはプレーオフに出られるように頑張るだけだ」
中スポ公式写真サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○森野将彦
<8回無死、左翼フェンス直撃の二塁打を放つ。
もう少しで同点弾という一打が、押せ押せムードをつくり上げる。
チャンスメークが勝利に直結し、満足そうに笑う>
「あと少しでホームラン? それはいいですよ。
それより、1番らしい仕事ができました」

<3回には、北京五輪で日本代表のチームメートだった
上原からバックスクリーンへ16号ソロ。
この日も2本の長打で存在感をまざまざと見せつけ>
「打ったのは、ストレート。
センター返しを心がけて打ちました。いい打撃ができた」

<ピタリとはまった『1番・森野』の連日の活躍で
チームは息を吹き返し、上昇気流に乗ったが>
「まだまだ気は抜けません」
中スポ公式写真ニッカン

○荒木雅博
<8回無死二塁、右翼線へ同点適時打を放つ>
「打ったのは、ストレート。
とにかくランナーを送りたかった、たまたまいい所へいきました」

<極度のプレッシャーを強いられた北京五輪。
急性胃炎にも至った大舞台での経験が、
いろいろなところでプラスになっている>
「やっぱりプラスになります。自分の中で財産になると思います。
(五輪前と打席に入る気持ちが)変わったわけじゃないですけどね」

<3回には二盗に成功し、5年連続となる30盗塁を記録。
自らが持つ球団記録を更新して>
「30は目標にしていた数字ですからね。これからももっと走っていきたい」

<FA権取得も残留を宣言。13年間在籍したチーム愛を強調>
「ここまで育ててくれたのは中日球団ですから。
他球団の話を聞きたいというのはありますが、
権利を行使するつもりはありません」
中スポ公式写真サンスポスポニチ名古屋名タイ

◇伊藤球団代表
<荒木の中日残留宣言を伝え聞いて喜ぶ>
「まだ話していないけど、それはうれしいことだね」
スポニチ名古屋

○小笠原孝
<7イニングを投げ、7安打4奪三振2失点。
1回に2失点と先制を許したが、2回以降は走者を出しても
無失点に抑える粘りの投球で黒星を逃れる。
課題は立ち上がりと自覚して工夫して練習をしているだけに、
チームの逆転勝ちにも笑顔は控えめ>
「きょうも先制点を与えてしまいました。それが反省点です。
いろいろ試しているのにダメ。何とかしたいんですが」
公式写真、東京中日、サンスポ

○浅尾拓也
<1点リードされた展開の8回1死一塁から3番手で登板。
ラミレスを三ゴロ、代打・亀井を一飛に退けると、
そのウラ味方が逆転。2試合連続で勝利投手となる>
「最近(練習などで)やってきたことが
結果につながってよかったです。
これからも持続していけるようにしたいです」
(東京中日)


○岩瀬仁紀
<9回を締めて、今季30回目のセーブをマーク。
05年から数えて4年連続30セーブは日本球界初の快挙>
「久しぶりに緊張感のある場面だったので、
気持ちをしっかり持って投げました。
とりあえずホッとしましたね。
1つの目安として最低50試合(登板)と30セーブは
ある程度、意識している数字ですから。クリアできたのはよかった。
4年連続? ずっとケガなくやれているのも、
こういう数字につながっているのかな。
ケガなく頑張っているからできたんだと思う」

<4試合で3敗、防御率11.57。
プライドが粉々になった北京五輪について、言い訳をしていない。
帰国後、五輪の映像はまったく見ていないという。
言い訳をしてもいい試合はあったはずだが、すでに前を向いている>
「期待されている以上、打たれる方が悪いんだよ。
過去のことを引きずっても仕方ない」

<残り23試合。先には10年連続50試合登板、
4年連続40セーブという前人未到の記録が待っている>
「疲れはだれしもある。
まだ踏ん張らないといけないと思っている」

<この日までの通算574試合で防御率2.01。
決して折れない、サビつかないハートがある限り、鉄腕であり続ける>
「まだ頑張らないといけないからね。
これからが大事と思っているので、しっかり投げられるように調整したい」
中スポスポーツ報知時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<かつてセーブ王に輝いた経験を持つが、
ケアや調整など数字に表れない日々の努力を含めて、岩瀬を称える>
「大したモンだ」

<北京五輪帰国後、4試合登板で
3イニング1/3を無失点と完ぺきに抑えている
岩瀬の立ち直りの早さについて>
「五輪前も後も変わっていない」
スポニチ名古屋

○平田良介
<1点を追う7回2死一塁で代打で登場。
一発逆転の場面にドームは盛り上がったが、
越智の速球に手が出ず見逃し三振。2打席連発はならず。
本塁打を決めた夜同様、昼間の2軍戦に出場してからの参戦。
しかし『ダブルヘッダー効果』はなく苦笑い>
「さすがに疲れましたね」
(東京中日)

○中村紀洋
<五輪後初対戦となった巨人先発・上原について>
「上原? 今までよりはずいぶんよかったですよ。
真っすぐも、フォークの抜け方も。
ただ、飛ばしていた分だけバテたんでしょうね」
(中スポ)

○トマス・デラロサ
<今季11勝4敗の山本昌。
このベテランが投げる試合は進行が速く、好守も多い。
さらにタイミングよく援護点も入るが、
その因果関係のヒントがこの言葉に隠されている>
「あの日(5日)、山本昌の投球はすばらしかった。
『最初からストライク』が多く、すごく守りやすかった。
だからいい守備ができたし、いい攻撃につながったと思う。
時には負けるのも野球だけど、
神宮では守る時間が長く、正直つらかった」
(中スポ)

◇吉見一起
<約2カ月ぶりの先発マウンドに上がった7日、
6イニング4失点と勝敗はつかなかったが、
この日、右肩の不安が一掃されたことを明かす>
「登板後が心配だったんですが、
今も痛みがないのでほっとしています。
次にチャンスをもらえたら勝ちたいです」
ニッカン


○落合監督
<終盤の逆転で6月27日以来、今季3度目の4連勝。
自ら切り出して>
「久々ですか。こういう勝ち方は」

<8回は犠打ではなく強攻で追いついた>
「あそこは打たせます。
(荒木なら)普通に打ってもセカンドゴロは打てる。
普通に打って一塁線を抜けていった。
オリンピックに行ったのはプラスになったんじゃないかな。
今まで以上に。一発勝負だから。
あそこは送らせるのは簡単。
どっちが(相手にとって)嫌なのか。オレなら守りづらい。
向こう(巨人)は(バントと)決めきっていたんじゃないか。
ここは絶対に送ってくると、先入観をもっていたと思う」

<結果は吉に>
「送らせてサードにいって、
右に打たせてサードにいって1点取れていたか、それはわからん。
(そこまで)そういうゲームにしてないわけだから」

<追いついたら一転、犠打>
「同点になってビョン(イ・ビョンギュ)。
何の迷いもなかった。選手もそう思っている」

<3回表、無死一、二塁からの谷はバント失敗のあと、強攻でアウト>
「逆に谷で送られるのが(守備側には)一番嫌なケースだった。
ずっと同じ事ことを言ってるな。守れなければ負ける。
バント失敗したら負ける。エラーしたら負ける…」

<五輪後最多の100球を放り、5回で降板した巨人・上原。
凡打しながらも手こずらせたことが継投のスキを作り出した>
「上原を5回で引きずり降ろしたのは正解だったな。
あのコントロールのいいピッチャーが100球放ったか。
後ろ(救援陣)がいるとはいっても、きついわな」

<先発・小笠原孝について>
「みんな小笠原のときは
点を取ってないって言うけど、余分な2点だった。
0-0でいってくれれば、点を取ってくれる可能性も高くなるんだ。
確かに取ってない、取ってないんだけど…。
初回に(点を)取られるのはわかっている。
(立ち上がりではなく)『1回』がダメなら、
誰か1イニングだけ投げさせて、2回から放らせたら
抑えるかもしれないな。というところまで考えちゃうよ。
本人はいろいろ工夫してるんだろうけど。
もがき苦しんでるところだろうな。

古い話だけど、
昔のマサ(山本昌)は1回から3回までピタッと抑えてた。
今中(慎二氏)は悪かったけど、マサの立ち上がりはよかった。
こんなに立ち上がりのいいピッチャーは珍しいってくらいに。
ブルペンで投げりゃいいってもんじゃないだろうから、
そういう話を聞いてみるのもいいかもしれない」
中スポ共同通信社毎日jp名タイ


記録備忘録。(9日)

岩瀬が9日、巨人19回戦(ナゴヤドーム)でセーブを挙げ、
史上初の4年連続30セーブを達成した。
1点リードの9回に登板し、無得点に抑えた。
これまでは岩瀬のほか、
2001-03年に高津臣吾(ヤクルト)と小林雅英(千葉ロッテ)が
3年連続で30セーブ以上をマークしたのが最高だった。
岩瀬は昨季、自らのプロ野球記録を更新する
3年連続40セーブを達成している。
中スポ共同通信社時事通信


若竜トピックス(9日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 19回戦
(9日・ナゴヤ球場)
 SU 002 021 000 = 5
   300 010 000 = 4
[敗] 久本(9試合2敗1S)
[D本] なし
[D投] 佐藤充、久本、金剛、中里
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
1回ウラ、先頭・澤井が左前打で出たが、飛び出して走塁死。
しかし続く岩﨑が内野安打で出塁すると、藤井が左中間へ先制三塁打。
なおも1死三塁から新井の犠飛で追加点を挙げると、
2死三塁から平田が右前適時打を放ち、この回合計3点を挙げる。
先発・佐藤充は、2回に2死満塁のピンチを凌いだが、
3回、先頭・柴田に中越えのソロ本塁打を浴びると、
さらに由田の左中間二塁打と一輝の右飛で1死三塁。
続く古木に中犠飛を喫し、1点差に迫られる。
なおも5回、一輝右翼線二塁打、古木内野安打で1死一、三塁から
木元に中前に適時打を浴び、3-3の同点に追いつかれると、
2死一、二塁から岡田の右前適時打で勝ち越される。
5回、堂上剛裕四球とけん制悪送球で1死三塁から
澤井が左前に適時打を放ち、再び4-4の同点に追いついたが、
6回、2番手・久本が捕まり、柴田、由田に四球を与えると、
2度の暴投柴田の生還を許し、勝ち越し点。
打線は6回以降もチャンスを作ったが、決定打が出ず4-5で敗れる。
公式サイトより)


●佐藤充
<ウエスタン・サーパス戦に先発し、
5イニングを10安打4失点>
「高目に浮いてしまいました」
公式ファーム

●中里篤史
<3日に出場選手登録抹消後、初登板。
8回から4番手で登板し、MAX149キロを計測するなど
2イニングを1安打3奪三振無失点に抑える>
「1イニング目から感じはよかった。
これまで上(1軍)でやってきたことを下でも継続してやっていきたい。
早く上に行けるように頑張りたい」
中スポ

●澤井道久
<6日の福岡ソフトバンク戦の4安打に続き、
この日も3安打を放ち、打撃好調をアピール。
しかし試合後は3安打よりも見逃し三振2つを反省>
「振り方が良くなってきたのでいい当たりで抜けたり、
詰まってもヒットになるようになってきた」
中スポ


残り試合もわずかになったウエスタン・リーグ
今週のファームは、この日からナゴヤ球場でサーパスと3連戦。
週末には同じくナゴヤ球場で、ホンダ鈴鹿(13日)、
三菱重工名古屋(14日)とプロ・アマ交流戦が組まれています。

そのサーパス3連戦の初戦は、
初回、藤井の先制三塁打、新井の犠飛、
平田の適時打で、一挙3点を奪ったものの、
中盤に先発・佐藤充が捕まり、勝ち越しを許すと、
同点に追いついた直後の6回、2番手・久本が乱調。
再び逆転を許し、4-5で敗れてしまいました。
そのなかでは、4番手として登板の中里が収穫。
制球難などで3日に1軍登録を抹消されたものの、
この日はボールに力があるなど、持ち味を発揮した投球。
ストレートのMAXも149キロをマーク、2回をピシャリと抑えたもよう。

もともと期待が大きな中里ではありますが、
球威とともに、制球が果たしてどうなのかなと。
平井、齊藤辺りとの比較になってくると思いますが、
再昇格できるよう、調子をキープしてほしいです。

2008年9月 9日 (火)

昌頼む試練の9連戦開始とFA荒木中日残留宣言。

平田の劇的サヨナラ弾などで、横浜を3タテ
一時はマイナス2まで抱えた借金を返済したドラゴンズ
きょう9日からは、今月最大のヤマ場ともいえる9連戦が開始。
しんどい日程が続くものの、いかに踏ん張り、
3位を死守し、クライマックスシリーズへと繋いでいくか。
この日ナインは、ナゴヤドームで投手陣と野手指名組による調整。
9連戦の軸となるのは、現状ローテの柱といえる山本昌
そのほか、この日のドラゴンズの声を集めました。

ドラゴンズトピックス(8日)

◇山本昌
<今やエースとしてフル回転している大ベテラン。
予想では中5日で11日の巨人第3戦に登板し、
さらに中5日置いて17日の阪神戦で投げることに。
ベテランにしては異例の中5日が4度続くことになるが、平然としたもの>
「中4日も5日も昔からやっている。問題ない」

<今季4試合で負けなしの3勝と巨人を完全に抑え込んでいる。
8月に先発した2試合でいずれも1失点完投勝利をマーク>
「相性がいい? そんなことはないけどね。まあ、任せられたら頑張るよ」

<次回の登板で白星を挙げれば、また一つ球史に名前を刻む。
史上2人目の『40代での12勝』。もっともそんな記録へのこだわりはない。
その視線はCS、日本シリーズを見据えている>
「ここまで来たら頑張るだけ。
数字のことより、今はチームのこと。クライマックスだね。
昨年の日本一には貢献できなかった。日本シリーズで投げたい」
中スポスポニチ名古屋

◇小笠原孝
<きょう9日からの巨人3連戦に先陣を任されそう。
前回登板では制球に苦しみ、5回途中6失点KO。
その課題をどう修正するかがカギとなる>
「考えすぎないように。
若手も(山本)マサさんも頑張ってるんで。
自分だけ駄目なので頑張らなければいけない。
何が原因で、どうすればいいかというのは自分でも分かっています」

<チームで唯一、開幕から先発ローテを守り続けている。
シーズンを通してローテを守った経験がなく、未知の世界。
体力的に苦しい時期に入ってきたが>
「正直なところ疲れはあります」

<ここまで自己最多の8勝(9敗)を挙げているが
交流戦後は1勝5敗と大きく負け越している。
このまま沈んでいくわけにはいかない。
シーズン終了までローテを守り抜くつもり>
「ここ2、3試合は7、8月のころより良くなっていると思う。
疲れはあるけど、そんなことは言っていられない。
もうゴールも見えていますからね」

<好調な巨人打線との対戦だが、自分との闘いを強調>
「相手がどうこうではない。自分の投球ができるかどうか」
ベテランや若手の活躍は刺激になります」
(中スポ、スポニチ名古屋名タイ

◇チェン・ウェイン
<北京五輪後勝ち星がないが、この日は遠投で調整。
森バッテリーチーフコーチが見守る中、
三塁の位置から一塁まで下半身を意識しながら投げ>
「森さんに相談して下半身の使い方などを注意してもらった。
遠投をやって、これまでよりはいい感じになりました。
五輪から帰ってきて最初の試合はよくなかったけど、
前回はよかった。五輪前のいい状態に近づいている。
五輪前のイメージで投げたい」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン

◇吉見一起
<前日の復帰登板で6イニング4失点(自責3)。
この日はナゴヤドームで軽めの調整。
次回登板に向けて不安がないことを強調>
「右肩? 張りはあるけど痛みはないです。
投げた翌日というのはボクも心配でしたけど大丈夫ですね」
(東京中日)


◇平田良介
<劇的な代打サヨナラ弾となるプロ1号を放った
横浜戦から一夜明け、ナゴヤドームで行われた練習に参加。
お祝いの電話、メールが殺到したそうだが、そう快な笑顔を見せて>
「3時半まで飯食ってました。それでも7時間は寝ましたよ」

<打席に入る際に流していたテーマ曲を変更する計画を明かす。
安室奈美恵のベストアルバム
『BEST FICTION』の中の1曲をテーマ曲にしたいとか>
「安室奈美恵にしたいんです。
初めて聴いた時からいいなあ…と思っていて。
これを聴いたから、ホームランが打てたのかもしれません」

<巨人戦でここまで17打数6安打(打率.353)の好成績。
この日は練習後に荷物をまとめて車に乗り込み
巨人、横浜、阪神と続く9連戦での活躍を誓う>
「明日(10日)から3試合、毎日2軍の試合に出ます。
12連戦ですね。1本出たんでまた次も」
中スポスポニチ名古屋

【ドラゴンズ・9連戦の日程】
 9日(火) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)
10日(水) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)
11日(木) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)
12日(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
13日(土) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
14日(日) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
15日(月・祝)対阪神(18:00・ナゴヤドーム)
16日(火) 対阪神(18:00・ナゴヤドーム)
17日(水) 対阪神(18:00・ナゴヤドーム)


↑で見るように、
今週末は3連休となるため、9連戦という日程に。
しかも相手は、巨人、阪神という上位チームとの対戦。
その間に前回3タテした横浜戦も組まれていますが、
ビジターですし、足をすくわれないようくれぐれも注意。
夏の疲れが出てくるこの時期、ベテランどころが多い
ドラゴンズナインにとっては、厳しい戦いともいえるでしょう。

ほぼ4位で並ぶ広島、東京ヤクルトとは、現在2ゲーム差
即Bクラス陥落という可能性はないものの、
最初のカードが、首位を猛追している巨人なだけに、
3タテというのは、正直厳しいんじゃないかと。
それでも地元での対戦ですし、できるだけ優位に進め、
せめてもの意地を見せてもらいたいです。

翌週の阪神戦のことなどは頭から外し、
とりあえずは、今回の巨人3連戦
中スポ予想は、ともに中5日小笠原-チェン-山本昌
現状では中田、川上、佐藤充などの再昇格も考えにくいこともあり、
おそらくこの順番でほぼ確定じゃないかと思われます。

目指せ日シリ!その中でやはり
頼らざるを得ないのが、
ベテランの昌さん
巨人第3戦の先発が
予想されますが、
もはや『ローテの軸』となっていますし、
まずはここでひとつ、
勝ちを計算させてもらいたいなと。
前回は6イニング2/3と
やや早めの降板となりましたが、
それも中5日での
今回の巨人戦を見込んでのもの。
今季巨人戦は3勝負けなしと、抜群の相性を誇りますし、
暦は秋に入ったものの、動きは8月とほぼ変わらぬ様子。
その視線はポストシーズンを見据えているようですし、
キツイのは確かでしょうが、ぜひともその左腕
チームを引っ張っていってもらいたい。
巨人戦の次は、再び中5日で阪神戦と、
43歳にはいささかハードなノルマが課されるようですが、
ぜひとも「らしい投球」で相手を抑え込み、喜ばせてほしいです。

一方、初戦、2戦目も左腕が登板する予定。
ただ小笠原、チェンとともに前回の神宮では苦汁を飲まされました。
なかでも小笠原は、課題である制球面が
ほとんど修正されずに捕まってしまうありさま。
小笠原道大、ラミレスと打撃陣が好調な巨人相手なだけに
ちょっとでも甘く入ると、やられてしまう可能性も大。
まずは立ち上がりに気を付けながら、丁寧に放ってほしいなと。
またチェンは、力のあるストレートをいかに投げこめるか。
「下半身が使えず、腕も振れない」という状態だったようですが、
ビシッと決まれば、相手を封じ込められるだけに、
五輪前の投球をいかに取り戻せるかがカギに。
遠投効果が出て、球威が増すことを期待しています。


◇荒木雅博
<すでに取得済みのフリーエージェント(FA)権を行使せず、
来季以降も残留する決意を固める。
この日、チームへの愛着心を激白。
約5カ月で結論を出した表情は、まさに秋晴れ>
「心の中は決まっています。中日に残ります。
たぶん権利は行使せずにということになるんでしょうが、
別に来年以降にどうのこうの(凍結する)というわけではないですよ」

<13年かけて取得した一流の証明書。
権利を取得してからは、他球団のユニホームを着ている
もう1人の『荒木』を想像したりもした>
「九州の男なら、1度はソフトバンクのことも考えますよ。
でも、やっぱり違うでしょ。
残留の理由? それがよくわからないんですよ(笑)。
中日で野球をやりたいから…。それくらいしかないんですよね」

<つまりは、中日が好き。それ以外にはない。
早々の『残竜宣言』は球団にも大朗報>
「完全優勝する! と言って臨んだシーズンが
今、こうじゃないですか。みんな納得していません。
このチームで勝ちたい。そう思ってみんなが戦っているんです」
中スポ

◇森バッテリーチーフコーチ
<今秋キャンプを投手と野手を分離して行うプランが浮上。
野手は当初の予定通りにナゴヤ球場で行うが、
投手はかつて中日2軍が本拠地とした
愛知県知多郡阿久比町が有力候補地に。
故障者続出の投手陣にハードな練習を科して、
来季以降を見据えようというもの。
人選も若手中心ではなく、1軍投手を参加させる方針>
「今年の秋季キャンプは徹底的に鍛えるつもり」
スポニチ名古屋


9月に入ったこともあり、
そろそろ来季に向けての話題もちらほらと。
今朝の中スポには、FA荒木『残竜宣言』が。
井端のときは1面トップに来ましたが、
さすがに今回は相撲に負けたか?3面に。
それでも来季も『アライバコンビ』が継続されることが
確定したことを、まずはとてもうれしく思います。

荒木のコメントを読んで、意外に思ったのが、
その選択肢に「福岡ソフトバンク」が挙がっていたこと。
和田さんではないですが、故郷でのプレーというものが、
プレーヤーにとっては、モチベーションの1つになるんだなと。
サッカー選手でも「最後は故郷で」という話を聞きますが、
荒木自身にとっても「九州」というのは大切なもの。そんな風に感じましたね。
ただ故郷・熊本を離れて13年。
お世話になっているナゴヤ、そしてドラゴンズ
これからもそこで野球をやっていきたい。
さらに選手会長として臨んだ今季、
チームも自身も不本意な成績なだけに
「このままじゃ終われない」という部分も。
そういうことを含めての残留ではないかと思います。

とりあえず残留とはなりましたが、
まあオフの交渉次第でどうなるのか。
昨季の交渉ではかなり怒りを抑えていましたしね。
ただドラゴンズファンが見たいのは、やはり「ドラゴンズの荒木」。
来季もチームの中心として、先頭を走ってほしい。
またさらなるアライバ芸術プレーを魅せてほしい。
そしてそれ以上に、まずは残りシーズン、
内野の要とチームを引っ張ってもらい、
深まっていく秋の戦いに、より貢献してほしいと願います。

2008年9月 8日 (月)

劇的代打サヨナラ弾、プロ初本塁打平田が決めた!

2年目の清水昭信が力投し、プロ初完投
投打がかみ合い連勝、勝率を再び5割に戻したドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの横浜との第3戦。
4-4の同点で迎えた9回ウラ、代打で登場した3年目の平田が大仕事。
横浜5番手・横山の変化球を弾き返し、右中間席へ放った
プロ初本塁打が勝負を決めるサヨナラアーチに!
若竜の劇的弾で、サヨナラ勝ちのドラゴンズ
今季初となる同一カード3連戦3連勝を飾りました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 17回戦
(7日・ナゴヤドーム | 中日12勝5敗)
32996人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 浅尾(31試合1勝1敗1S)
[D本] 平田1号
[Dバッテリー]
吉見、高橋、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
9回、代打・平田が右中間へプロ初本塁打を放ち、
今季5度目のサヨナラ勝ち。3連勝で勝ち越しを1とした

劣勢の展開でも打線が粘った。
4回にデラロサの犠飛で1点差とし、5回にはイ・ビョンギュが同点打。
再度勝ち越された後の6回には、四球からチャンスをつくり、
立浪の内野ゴロの間に同点とした。
8回途中から登板の3番手・浅尾今季初勝利を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは右肩関節炎が癒え、7月20日以来の吉見
一方、横浜は中6日でルーキーの小林太志が先発。
ともに上々の立ち上がりを見せる。

3回ウラ、先頭の谷繁が内角低目のストレートを引っ張り、
レフト左へのツーベースで出ると、吉見は初球送って二塁へ。
続く森野がフルカウントから四球を選ぶと、
荒木も力みが見える小林から、ストレートの四球。
1死満塁のチャンスで迎えるは、イ・ビョンギュ
カウント2-2からの6球目、
内角低目のチェンジアップをすくいあげると
打球は伸びて、レフト後方へ抜けそうな当たり。
佐伯が背走して好捕も、犠牲フライには十分。(1-0)
続くウッズが三塁正面のゴロに倒れたものの、最低限の1点は奪う。

先制してもらった吉見だったが、
4回、先頭・石川に4球目、セーフティーバントを仕掛けられると、
絶妙な打球が二塁方向へ転がり、内野安打に。
意表を突く攻めでこの日初めて走者を出されると、
続く仁志にきっちり送られ、二塁へ。
ここで迎えるは、首位打者の内川
2ストライクと追い込みながら、2-1からの4球目、
内へのシュートを詰まりながらも
センター前へ運ばれてしまい、タイムリー。(1-1)
すぐさま同点に追いつかれてしまうと、
続く村田にも3球ファウルで粘られた末の2-2からの8球目、
真ん中の落ちないフォークを完ぺきに捉えられ、
左中間突破のタイムリーツーベース。(1-2)
それまでの投球とは一変、一気に勝ち越される
なおも続く吉村には、カウント0-1からの2球目、
内角低目へワンバウンドしそうなシュートを
叩かれると打球は三遊間を抜けていくタイムリー。(1-3)
リズムを崩され、3連続タイムリーを浴びた吉見
カード3戦目で初めて、横浜にペースを握られた。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
4回ウラ、先頭・和田が真ん中高目のストレートを
強烈に引っ張り、レフト左へのツーベースで出ると、
続く中村紀洋のライトフライでタッチアップして三塁へ。
さらにこの3連戦当たっているデラロサ
真ん中低目のチェンジアップを叩くと、
レフトへ打ち上げての犠牲フライ。(2-3)
点差を1点に詰めると、続く谷繁のときに小林にアクシデント。
4球目を投じたあと、左足の付け根に張りを訴え
ベンチ裏へ下がると、そのまま降板となった。

5回ウラ、横浜は緊急登板の牛田がそのまま続投。
しかし2死から乱れ、荒木がストレートの四球を選ぶと、
続くイ・ビョンギュの2球目にすかさず盗塁成功
さらにカウント1-3からの5球目、真ん中低目のフォークを叩くと、
三遊間を抜いていくタイムリー!(3-3)
相手のミスにつけ込んで絵に描いたように、同点に追いつく。
なおも代わった3番手・小山田からウッズがストレートの四球。
2死一、二塁とチャンスで和田を迎えるも、
真ん中高目のシンカーに遊ゴロ。惜しくも勝ち越しはならず。

同点に追いついてもらった吉見
しかし直後の6回、やってはいけない失点を。
2死から迎えるは、4番・村田
2球ボールとカウントを悪くし、
1球ファウルのあとの4球目、スライダーが甘く真ん中に…。
見逃さずに振り抜かれると、高い放物線を描いて
そのままレフトスタンド上段へ。
再び勝ち越しを許す痛恨のホームラン。(4-3)
防げた得点を与えてしまった吉見
結局この日は6イニング、90球を投げ、
5安打8奪三振で4失点(自責3)。復活勝利はお預けとなった。

再び1点ビハインドのドラゴンズだが、粘りを見せ、
続投の小山田から先頭の中村紀洋が四球を選ぶと、
続くデラロサが初球、送って二塁へ。
さらに谷繁がセンター前に弾き返して、1死一、三塁。
ここで吉見の代打には、立浪を起用。
一方の横浜も左の石井裕也を投入、ドーム内は歓声とどよめきが交互。
ミスタードラゴンズVSサイレントK。
注目すべき対決となったが、結果勝ったのは好調の立浪
カウント0-1からの2球目、外へのスライダーを引っ張ると、
二塁後方へのゴロ。仁志が掴み二塁へ送り、
4-6-3と渡ったものの、一塁セーフ。
内野ゴロの間にしぶとく同点に追いつく。(4-4)
なおも2死一塁で森野を迎えたが、カウント2-2から
外一杯のストレートに見逃し三振に倒れ、続けなかった。

同点以降は、リリーフ陣の投げ合いに。
ドラゴンズは7回から高橋
そして8回途中から浅尾に繋ぎゼロに抑えると、
横浜石井裕也がそのまま続投。
6月までいた古巣の本拠地で力強い投球を披露。
7回ウラは、荒木、ウッズが力のあるストレートに押され、
ともにフライアウトに倒れると、続く8回ウラは、
中村紀洋が外へのストレートに三球三振。
さらにデラロサも内への144キロに手が出ず三振。
強烈な恩返しをされてしまい、ゲームは同点のまま9回に。

9回、3番手・浅尾がそのまま続投。
しかしいきなり村田に外へのストレートを
右方向へ持って行かれ、ライト線に落ちるツーベース。
勝ち越しの走者を背負ってしまうと、
続く吉村に対し、横浜ベンチはバントを指示。
ところが吉村は2球目、内へのストレートを当てるも、
一塁方向へ上げてしまい、送りバント失敗
ランナーを進められないと、ここから浅尾が踏ん張りを見せ、
続く大西を外へのパームボールで空振り三振。
さらに金城武山という2つの選択肢こそあったものの、
バッテリーは、金城との勝負を選択。
結果カウント1-2からまたもパームで打ち上げさての三塁フライ。
無死二塁の大きなピンチを凌いで、味方のサヨナラを待つことに。

9回ウラ、好投の石井裕也からバトンを継いだのは横山
先頭の谷繁がピッチャー返し。横山の足に当たったものの、
遊撃の石川がバックアップして、1アウト。
ドラゴンズ的には、ややアンラッキーとなったが、
続く浅尾の代打で、平田が登場。
サヨナラに持って行くためにも、何とか塁に出てほしい
しかしこの日の親子ゲーム3ランを放っていた
背番号8が、ここで値千金の大仕事!
カウント0-1からの2球目、
中に入ってきたカットボールを弾き返すと、
右中間への打球はぐんぐんと伸びていき、そのままスタンド最前列へ!
プロ3年目でついに飛び出した初本塁打は、
ゲームを決めるサヨナラホームランに!!(5x-4)

フェンス直撃かと思い、一塁まで全力で走っていた平田は、
一塁を回ると、両手を大きく広げて笑顔!
さらに興奮気味に塁を周り、三塁コーチャーの笘篠コーチ
跳び上がりながら両手でタッチすると、
ナインが待ち構える本塁に飛び込むようにホームイン!
諸先輩方におなじみの手荒い祝福を受けたあと、
本塁ベース付近で『師匠』立浪とがっちりと抱擁
劇的な幕切れで今季初の同一カード3連勝を成し遂げたドラゴンズ
9回のピンチを凌いだ浅尾今季初白星
またこれで再び貯金を『1』に戻すとともに、
4位以降に2ゲームの差を付けることとなった。


やったあ、初ホームラン!4-4のまま迎えた最終9回ウラ
前の攻撃で横浜
大きなチャンスを逃し、
流れがややドラゴンズの方に
傾いてはいましたが、
代打で登場した3年目の若竜・平田
待望のプロ初アーチ
それが見事なサヨナラ弾となって、劇的な3連勝
右中間スタンドに飛び込んだ瞬間は、
「やったー!」と思わず叫んでしまいましたね。

高校時代はスラッガーだったものの、1軍では本塁打がゼロ
正直この場面、平田に一発などは全く望んでませんでしたし、
頭のなかにはそういう展開はありませんでした。
ただ親子ゲームで3ランを放っていた感触が残っていたのか、
それともゲーム中の立浪のアドバイスが効いたのか。
狙って打った一発は、見事なホームランに
平田自身も待ちに待っていた一発だったのでしょう。
塁を回る間も生還してからも、さらにお立ち台でも興奮しっぱなし
まさにこの長かった1日の出来事が、平田のプロ人生において、
大きな1ページとなったことでしょうね。
平田選手、本当におめでとう、そしてよくやった!

それにしても、このサヨナラ弾。
チームにとっても、大きな一発となりましたね。
この日は、前日までとは違いやや劣勢の展開
それでもしぶとく追いつきこそしたものの、
相変わらずあと一押しができずに、ズルズルと。
さらに石井裕也には強烈な恩返しもされてしまい、
ヒットもなかなか出ないような状況。
けっこう重たいムードとなっていただけに、
それらをも救った平田の一振り、まさに感謝だったと思いました。

一方投手陣は、先発・吉見が久々の登板。
3回までは力のあるストレートを軸にして、
横浜打線を封じ込み、パーフェクトと上々でしたが、
先制してもらったうえで、2廻り目に入ると、
追い込んだ後の決め球が若干甘くなってしまったような。
さらに6回には村田に対し、もったいない一発
結局1点ビハインドで降板し、味方が同点に追いついたため、
勝ち負けはつかずでしたが、
とりあえずは右肩に不安がなさそうなのは、収穫でしょう。
スタミナについては、今後さらに投げていくうちに
自然とついてきそうな感じがしますし、実戦勘も同様。
一時は「今季絶望」とされながらも戻ってきた背番号19
おそらく次回もハマスタで登板があるでしょう。
今回の投球を修正し、久々の勝ち星を手にしてほしいです。


神宮での悪夢を地元に戻って一掃
ここに来ての同一カード3連勝は、弾みが付きますね。
そしてあす9日からは、9月の大きなヤマ場
よりハードとなる9連戦が待ち構えています。
そして最初のカードは、首位を猛追している2位・巨人
しかし地元でのゲームですし、勝ち越している相手。
厳しい展開も予想されますが、できれば優位に進めてほしいところ。
ただチーム状態も一時よりはだいぶ上向いてきましたし、
清水昭信、平田のような投打に若い力が出てきたこともあり、
決してがけっぷちということでもないはず。
相手も落とせないでしょうが、こちらも負けられない
試練の9連戦、できるだけ白星を掴めるよう、
ドラゴンズナインの踏ん張りに期待したいと思います!


☆プレーヤーズ・ボイス(7日)

◎平田良介
<9回1死、代打で登場。
右中間にプロ3年目で公式戦初本塁打となるサヨナラ弾。
チームに今季初の同一カード3連勝をもたらす>
「(初めてのプロでの本塁打、
それがサヨナラ。どんな感触だったか)
いや、打った瞬間に行ったかと思ったんですけど、
でも、あのう、午前中にも、あの、親子の試合がありまして、
ウエスタンのほうの試合も出てまして、
えーと、もう12時間以上ナゴヤドームにいるんですけど、
えー、とにかく打ててよかったです。
(大歓声、大拍手を受けていますが、どんな気持ち?)
あのう、やっぱり大勢のみなさんに、
応援していただいているんだなっていうのをと
すごく感じ取れる人の数だと思います。
(9回、サヨナラしかないというところ、
どんな気持ちでバッターボックスに入ったのか)
あのう、立浪さんに『もう代打ランナーおらんかったら、
ホームラン狙っていけよ』って言われたんで、
もう、ホームラン狙っていきました。
(いろんな人に握手、声をかけられてましたが、どんな言葉が)
あ…『ナイスバッティング』とか
『おまえ、1日2本じゃん』とか、いろいろ言われましたね(笑)。
まあすごいうれしいです(笑)。
(これでチームは再び貯金生活、
それから、今シーズン初の同一カード3連勝)
あの、もう、すごいうれしいですし、
ボク自身も交流戦明けからしか、上に上がれてなかったんで、
あのう、初めて今知ったんですけど、
そういう大事なところに、
の舞台に立てたことがすごいうれしいです。
(高校時代からホームランバッター、プロとしてはようやく第一歩)
そうですね、あのう、監督…本人からは言われてないんですけど、
神宮とかでも、大事なところで代打出させてもらって、
結果出せてなかったんで、『もうそろそろ出るやろ』と
いうことは話されていたみたいです(苦笑)。
(ファンに最後にメッセージを)
えー、中日ドラゴンズは今年もクライマックスシリーズに出て、
で、リーグ優勝して、日本シリーズも優勝して、
最後まで野球しますんで、応援よろしくお願いします」


「打った瞬間、行ったと思いました。
でもフェン直(フェンス直撃)だったら
怒られると思って、全力で走りました。
それに完ぺきやのに(スタンド)ぎりぎりやったし。まだまだです。
すんごい、うれしいです。
昨年の日本シリーズの決勝犠飛よりうれしかった」

<『師匠』のひと言が大きく効いた。
この夜は代打での途中出場に備え、
時々ベンチ裏でバットを振りながら出番を待っていたが、
立浪兼任コーチから『センターに打てる球が来たら狙え。
ホームランじゃないなら三振でいいんだから』と耳打ちされ>
「えっ、本当にいいんですか?」

<思わず聞き返しても、立浪は笑いながらうなずく。
このひと言で肩の力が抜けた>
「素振りルームで立浪さんに言われたんです。
代打で出て、走者がいなかったから(本塁打を)狙っていけよ、
その代わりバックスクリーンだぞ。と。
本当にその通りになっちゃいました。
今まで狙う場合は、引っ張って変に力みが入っていたんです。
でも立浪さんに『バックスクリーン狙いで』って
言われたことでリラックスできました。
言われなかったら、引っ張っていたかも。立浪さんの一言で楽になりました」

<実はこの日2本目のアーチだった。
この日の昼間に出場したウエスタン・福岡ソフトバンク戦で
右中間スタンドに逆転3ランをぶち込み>
「昼に出場した2軍戦でも本塁打を打っていたので、
いいイメージで打席に立てた」

<起床したのは午前5時。
ベンチではウッズにひまわりの種をもらい、
バリバリ噛んで眠気を吹き飛ばした。
次打者の森野から『早く帰りたいやろ。終わらせろ』と一発指令。
眠気もプロ1号で吹っ飛ばして>
「(1日2試合に出て)せきは出るし、正直、試合中は少し眠くなるし…。
眠くてタイロン(ウッズ)からヒマワリの種をもらっていました」

<初めて1軍に定着した3年目の今季。
こつこつと安打を重ねても、大阪桐蔭高時代に
70発を記録した本塁打とは縁がなかった。
バットを振り続けた成果が、シーズン終盤でようやく実り>
「高校までと違い、生活を懸けたプロは1球ずつが必死。
簡単にホームランは打てない。
何で打てへんのやろと考えたこともあった」

<それだけ本塁打が出ずに
じれったい思いをしたのにはある理由がある。
それは大好きな漫画『ドカベン・スーパースターズ編』の作中で
自身が現実よりも先に本塁打を放っていたから>
「(同い年の)高江洲と
『現実よりも漫画の方が先に打ってもうたな』とか話していたんです。
負けられませんからね。良かったです」

<大好きな漫画の中にいる『自分超え』を果たすために
今後、本塁打を打ち続けることを誓う>
「なるべく早く次の本塁打を打ちたいっすね。
1打席でも多く打席に立ちたい。次の目標はそこですね」

<価値ある一打に、思わず満面の笑みがこぼれる>
「(本塁打は)早く欲しかった。
大事なところで打ててうれしい。
でも、これをいいきっかけにしたい。
自分の本当のプロ野球生活が始まるんかなと思います。
長かったですけど、自分ひとりの力で
来れたわけではないので。皆さんに感謝してます」

<記念球の捜索は試合後すぐにはじまり、
あっさりと手にすることができたが、このボールの行方は>
「実家に甲子園の時のホームランボールとか、
中学時代の記念のボールを50個ぐらい飾っている棚があるんです。
そこに入れようと思っています」

<プロに入ってから収めたのは、2軍の初ヒット、初本塁打。
そして1軍での初ヒットの3球。今月末にも実家へ持参する>
「その後しばらくなかったんで、よかった」
公式ブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○立浪和義兼任コーチ
<まな弟子・平田の劇弾に、真っ先に反応。
『狙ってこい』と送りだしたのは、もちろん気休めではない。
周囲は『立浪組』と呼ぶホームゲームでの
早出特打は、もはやドームの新名物。
門下生の大仕事だけに誰よりも早く迎えてやりたかった>
「予感があったから言ったんですよね。
(その後見ていたら)1球目の見逃し方に雰囲気ありましたよ。
逆方向への一発ですからね。
1軍で結果を残すことで、自信をつけてくれればいいです」

<打撃の師匠としてでなく、ドラゴンズの先輩としての姿も。
1点を追う6回、1死一、三塁から二ゴロを放ち、同点に戻すと、
2死一塁で森野の5球目にスチールを敢行。
結果は見逃し三振となったが、ボール球なら間違いなくセーフ。
幻の二盗を振り返り>
「本当はもっと早く(若いカウントで)走ろうと思っていたんです。
完全にノーマークでしたから。
足の状態も良かったし、最近タイムを計ったらよかったんですよ」
(中スポ)

○浅尾拓也
<8回途中から3番手で登板。
自らつくった9回のピンチも切り抜け、今季初勝利を挙げる>
「いい形で勝つことができて良かったです。
9回はちょっと良くなかったですが」

<9回先頭の村田に右翼線二塁打を許したが、
続く吉村のバントを決めさせることなく一飛に。
内角高めの直球で失敗を誘い、後続も抑えて>
「あれで楽になりました。
簡単にバントさせないようにしようと考えて投げました」

<貴重な右の中継ぎだが、8月に入ってから突然打ち込まれることも。
配球を捕手任せにすることなく、自分で考えるように、
谷繁からアドバイスも受け取り組んでいる>
「打たれたりすることで、考えながら投げることができています。
自分が投げようと思っているボールと
(谷繁のサインと)合ってきているんです。
打者に球種を絞らせないようにして、投球の幅が広がってきた。
去年に比べたら粘れるようになってきたと思います」
中スポサンスポ名タイ

○吉見一起
<1カ月半ぶりに1軍登板。いきなり強烈な印象を残す。
初回先頭・石川への7球目、MAXの148キロをたたき出すと、
最後は147キロの快速球で空振り三振>
「最初は力を入れていきました。
スピード表示を見たら147キロとか出てたので、
これは飛ばし過ぎだな、と思って、
その後からはコントロール重視でいきました」

<球速こそ抑えたものの、3回までは5奪三振のパーフェクト。
右肩関節炎からの復帰登板だが、不安など少しも感じさせず>
「今日は不安と緊張の中での投球でした」

<失点も、自分なりに消化できるもの>
「以前だったら四球が絡んでの失点が多かったけど、
今日は四球もなかったし、攻めていっての3失点だった。
反省すべきところは反省していきたいけど、ある程度は納得できています」

<それでも反省は6回の村田に浴びた一発。
直前独り言で禁じたが、直後スライダーが真ん中に入り、やられた>
「ホームランだけはダメだ、と、口に出して言ったんです。
慣れないことをしてはいけませんね」

<2軍での1カ月半、考え続け、
あのときと今の自分の違いを細かく分析し、修正し。
また1軍ではなかなかできなかった体力面の強化にも力を入れ>
「とにかく良かったときの状態に
戻すことを考えてずっとやっていました。
ランニングとウエートトレーニングはけっこうできました」

<この日の結果は6イニング4失点。復帰星は飾れなかったが>
「4点目は防げる失点だったので、もったいなかった。
反省して、次回、チャンスをもらえたらやり返したいです」。
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋

○イ・ビョンギュ
<3回1死満塁で先制の左犠飛。4試合ぶりの打点をマークすると、
1点を追う5回2死二塁で同点となる左前適時打を放ち、この日2打点>
「(犠飛は)打ったのは、チェンジアップ。
とにかくランナーを返せてよかった。最低限の仕事ができました。
(5回の)タイムリーでいったんは同点に追いつくこともできたし良かった」
(東京中日、ニッカン

◇清水昭信
<プロ初完投勝利を挙げた前日の横浜戦で再三送りバントを失敗。
この日、ナゴヤドームでバントの特訓を受ける。
『達人』の川相コーチから身ぶり手ぶりで指導され>
「やりやすくなりました」
ニッカン


○落合監督
<今季初の同一カード3連勝で再び貯金『1』とする。
平田の歓喜弾を見届けると、3年前の夏に思いをはせる。
報道陣にくぎを刺したその顔は、ほんの少し笑っていた>
「プロ初打席でホームランってのもすごいけど、
初めてのホームランがサヨナラってのもちょっとかっこよすぎないか? 
まあ、きょうは平田君を書いといて。でもスーパースターにはするなよ!」

<平田獲得の経緯を振り返り>
「坊やがねえ…。高校生のときに
あっち(右方向)に打てたから、無理して獲ったんだ。
スカウトは別(の選手)だったけど、強引にいったんだ。
1年、2年遊ばしてもこいつならと思った。
引っ張りばかりなら疑問符がつくけどな。
あれが持ち味。あっちに長いのを打てるのは大成するんだ。
とはいえ…これから、これから。まだリハビリだ。
2年かかってるんだ。体力がない。
(打ったから)スタメンで使ってって
思うかもしれないけど、まだそこまでいってない」

<試合のポイントについて>
「勝たせてくれたのは吉村(9回無死二塁からのバント失敗)だ。
野球って、そういう流れだろ? 
エラーがからむか、バント失敗がからむか、四球か…。
成るべくして成っている感じじゃないのかな」

<先発・吉見について>
「ストライクさえほしがらなけりゃ。村田のホームラン。
ホームラン打者にあれだけきれいなホームランを
打たれるってことは、投げ間違いと言うしかない。
本人は勝ちたい、勝ちたいだろうけど、そう簡単にはいかないよ。
改善しないと勝手に沈んでいくことになる。
まあ、投げられるようになっただけめっけもん、というところか」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋12ニッカン


今日の公示。(7日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 吉見一起投手
【同抹消】
▼中日 堂上剛裕外野手
公式サイト共同通信社

▼堂上剛裕
<吉見と入れ替わりで2軍に降格。
5日に昇格も、1軍滞在2日間で2軍へ逆戻り。
この日はナゴヤ球場で練習。気合を入れて>
「難しいかもしれませんが、
(再昇格可能な最短の)10日間で1軍に戻ることを目指して頑張ります」
(中スポ)


右肩関節炎が癒え、前日から1軍に合流していた吉見が昇格。
この日のゲームに先発し、6イニングを5安打4失点。
勝利こそ飾れなかったものの、段階を踏んできたこともあり、
まずまずの投球で、1軍復帰を果たしました。
一方、代わって抹消されたのが、野手の堂上剛裕
5日に今季初昇格し、即スタメンだった兄リンでしたが、
残念ながら、2打数無安打1四球とアピールに至らず。
9連戦を迎えるにあたり、投手を増やす事情もあり、
わずか2日で再びファーム落ちとなりました。
この日はナゴドでの親子ゲームに参加せず、ナゴヤ球場で練習した剛裕
厳しい結果になりましたが、腐らず頑張ってほしいです。


若竜トピックス(7日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 21回戦
(7日・ナゴヤドーム)
  000 101 100 = 3
  000 302 00× = 5
[勝] 山内(15試合2勝3敗1S)
[S] ネルソン(9試合3S)
[D本] 平田4号3ラン
[D投] 山内、中田、ネルソン
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・山内は3回まで福岡ソフトバンク打線をパーフェクト。
しかし4回、先頭・福田に内野安打で出塁を許すと、
1死後、小斉右前打で1死一、三塁。
さらにレストビッチの内野ゴロの間に先制点を与える。
4回ウラ、福岡ソフトバンク先発・大場から
岩﨑が中前打を放つと、藤井が四球を選び無死一、二塁。
新井、中村公治と連続内野飛で2死となり、
チャンスを潰したかに見えたが、
6番・平田右中間最前列へ3ランを打ち込み、逆転
6回、柴原に右へソロ本塁打を打たれ、1点差に迫られるが、
そのウラ、相手二塁手・吉川の連続失策で追加点。
なおも無死三塁から小川が右前へ適時打を放ち、5-2とする。
7回、この回から登板の2番手・中田が、
レストビッチ四球と中西三塁失策で、1死一、二塁。
さらに自らの暴投で二塁から生還を許してしまい、1失点。
ボーンヘッドもあり、ムダな点を与えてしまうが、
最終回、3番手・ネルソンが三者凡退に抑え、試合終了。
5-3で、福岡ソフトバンクに連勝!
公式サイトより)


○中田賢一
<左ひざを痛めて出場選手登録を抹消中。
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に7回から2番手で登板。
負傷退場した8月25日の巨人戦以来となる実戦は、
2イニングを投げ、1安打2四球。
暴投で1失点(自責0)と今イチの内容に終わる>
「まっすぐで早めのストライクが取れず、
変化球に切り替えたんですが、うまくいきませんでしたね。
足はボチボチ。体は、まあ大丈夫です」

<9日から1軍は9連戦に突入する。
1人でも多く先発投手を確保したい台所事情を考えれば、
復帰戦はそう遠くなさそうだが>
「次? まだ何も言われていないのでわかりません。
実戦形式だとうまいこといかなかった。
まだまだやらなきゃいけないことがある」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

○山内壮馬
<先発で6イニングを3安打2失点で2勝目。
毎回の9三振を奪う力投で、1軍再昇格をアピール>
「今日は腕が振れていたし、四球がなかったのが収穫です。
(先発初白星は)うれしいです」

<この日はMAX144キロの速球に加え、
切れのあるスライダーで福岡ソフトバンク打線を圧倒。
本来のテンポのある投球を披露したが、
6回2死から柴原にソロ本塁打を許し、反省も忘れず>
「次は余分なホームランを打たれないようにしたい」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<力投し先発初白星を挙げた山内を評価>
「よかった。(右肩痛で)離脱する前
(8月7日ウ・リーグ広島戦、9イニング1失点の完投)に近い投球内容」
中スポ

○岩﨑達郎
<2番・遊撃で出場し、4打数2安打4盗塁。
この日使っていた黄土色のグラブには井端の名前が刺繍してあったが>
「井端さんのグラブです。
04年のモデルで、立浪さんからいただきました。
いただいたのは、ついこの前です」

<左手にはめた瞬間、その素晴らしさが伝わってきた>
「これは違うなと思った。形もそうですけど、ゴロも捕りやすい。
手にした感触が良くて、使いやすいんですよ」

<使い込んで、さらに磨きがかかった名手のグラブ。
それにほれ込み、すぐに試合用に使うことに決めた。
当の井端と入れ替わったため、使用することを連絡していないが>
「井端さんが使っていたから、
余計使いやすさを感じるのかもしれません。
井端さんのように守備がうまくなりたい」
(中スポ)


今季最後となったナゴヤドームでの親子ゲーム
午前10時20分からのウエスタン・福岡ソフトバンク戦は、
投打かみ合う好ゲームとなり、5-3で勝利。
今季ウエスタン優勝チームに地元で連勝となりました。
先発したルーキー・山内が安定した投球を見せ、
6イニングを3安打9奪三振2失点。
プロ2勝目ながら、先発として初白星をマークしました。
また先月27日の巨人戦で左足を負傷。
登録を抹消されファームで調整中の中田が、実戦復帰。
2番手で7回から登板して、2イニングで4三振を奪う一方、
1安打2四球1暴投で1失点(自責点0)と、ある意味「らしさ」も発揮。
体調面での不安はなさそうなものの、
本格的な復帰まではまだまだ課題もありそうです。

一方野手陣は、1軍から平田岩﨑が参加。
朝5時起きというキツいスケジュールながらも、
1軍首脳陣がネット裏から見守るなか、
岩﨑2安打4盗塁と「足」を魅せると、
平田は、4回2死一、二塁から右中間へ逆転の3ラン!
この一発で好感触を掴んだことが、
ナイトゲームでの見事なサヨナラ弾へ繋がったようです。

2008年9月 7日 (日)

清水昭信初完投、ノリべん鮮やか快勝竜5割復帰!

大ベテラン・山本昌の投げて打っての活躍と
デラロサの見事な働きで連敗を止めたドラゴンズ。
借金を1に戻して迎えたナゴヤドームでの横浜との第2戦。
初回、打線が鮮やかな先制攻撃を見せ、
和田の適時打、中村紀洋の2ランなどで4点を先制すると、
大量援護をもらったプロ2戦目の先発の清水昭信が好投。
最後まで重い直球と変化球を低目に集め、
横浜打線を9回5安打1失点に封じ、うれしいプロ初完投勝利!
久々の連勝となったドラゴンズ、勝率を5割に戻しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 16回戦
(6日・ナゴヤドーム | 中日11勝5敗)
36970人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 清水昭信(7試合2勝)
[D本] 中村紀洋23号2ラン デラロサ6号
[Dバッテリー]
清水昭信 - 田中

【ゲームレビュー】
清水昭信がプロ初完投。投打がかみ合い勝率を5割に戻した
清水昭信はストライク先行でテンポのいい投球。
6回2死一、二塁から村田に適時打を許し、
1点を失ったが、2勝目を挙げた。
1回の先制攻撃が効いた。和田が中堅左へ先制の2点二塁打。
中村紀洋が2ランで続き、大量4点を入れ、
4回にはデラロサのソロで突き放した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは、中村紀洋がスタメンに復帰。
先発は中5日で前回プロ初勝利の清水昭信。
捕手も前回同様、同期の田中とのバッテリーに。

1回ウラ、横浜先発・桑原謙太朗から
先頭・森野が詰まりながらも二塁内野安打で出ると、
続く荒木が送って、二塁へ。
さらにウッズが二塁深いところへの内野安打で1死一、三塁のチャンス。
迎えた和田が初球、外角低目のスライダーを弾き返し、
センターへと抜けていくタイムリー!(2-0)
幸先良く先制すると、なおも2死二塁から
中村紀洋がカウント1-2からの4球目、
ど真ん中のストレートを右へ持って行くと、
そのままライトスタンドへ飛び込む2ランホームラン!(4-0)
久々の『ノリべんそろい踏み』で畳み込んでの一挙4点。
前回同様、打線の大量援護で清水昭信をもり立てる。

4点リードをもらった清水昭信。
2回、先頭の村田にいきなり四球を与えたものの。
続く吉村を内角高目のストレートで当てただけの一塁ゴロ。
さらに佐伯を外へのフォークで空振り三振。
金城も外へのストレートで三振に取り、きっちり切り抜ける。

3回も2死から石川に四球を与えるも、
仁志を外へのスライダーで空振り三振。
4回、先頭の内川に中に入ったスライダーを
センター前に運ばれ、この日初ヒットを許し、
続く村田にボールが先行するも、内へのフォークでセンターフライ。
さらに吉村を外へのフォークで6-4-3のダブルプレー。
時折ボールが先行するも低目を突く投球で序盤を無失点に抑える。

そんな清水昭信にさらなる追加点。
4回ウラ、先頭のデラロサがカウント1-0からの2球目、
内角高目のカーブを叩くと、高々上がった打球は
レフトポール際へと落ちるホームラン!(5-0)
2試合連続の一発で5点目を追加。さらに流れはドラゴンズへ。

5回も三者凡退に切り抜け、2勝目の権利を手にした清水昭信。
しかし6回、この日初めてともいえるピンチ。
1死から石川にセンター前にヒットを許すと、
続く仁志を二塁ライナーに取ったものの、
内川の4球目に、石川に走られ、ランナー二塁。
さらに内川に四球を与え、2死一、二塁にして迎えるは、村田。
この日村田に対しては、やや逃げ気味の清水昭信。
点差こそあるものの、ここを抑えればさらに勝利に近づく。
しかしカウント1-2からの4球目、
中に入ったフォークをレフト前に運ばれるタイムリー。(5-1)
1点を奪われ、完封は消える。
それでも気を取り直し、続く吉村を内へのストレートで遊ゴロ。
それ以上の追加点を与えず、きっちり凌ぐ。

6回ウラ、横浜4番手・小山田の制球がやや不安定。
1死からデラロサが四球を選ぶと、
続く田中に対してもストレートの四球で、一、二塁。
清水昭信は送れず、見送りの三振に倒れたものの、
この日2安打の森野がここでひと仕事。
カウント1-1からの3球目、外角低目のシンカーを叩くと、
ライト前へのタイムリーヒット!(6-1)
ホームがクロスプレーとなるもデラロサが生還し、
再びリードを5点へと広げる。

6回のピンチを切り抜けた清水昭信。
この後の注目は、そのまま完投するか否か。
やや危なくなった8回、先頭の代打・鈴木尚が
真ん中低目のストレートを叩くと、
打球はセンター後方へ抜けそうな当たり。
しかしこの回から入っていた英智が
見事に背走し最後はグラブを伸ばして好捕。
バックの援護に助けられると、2死から仁志に
センター前ヒットを許すも、内川を遊ゴロに取りゼロ。
こうなると、残りあと3人。
最終回もマウンドに上がった清水昭信。
先頭・村田を外へのスライダーで
ハーフスイングでの三振に打ち取ると、
吉村も詰まった打球でのレフトフライであと1人。
続く佐伯にライト右に運ばれ、ヒットを許したものの、
最後は金城を外へのフォークで二塁ゴロに仕留め、ゲームセット!
132球、9イニングを投げ抜き、
5安打8奪三振3四球で1失点と見事な投球を見せた
清水昭信がプロ初となる完投で2勝目をマーク。
チームも横浜に連勝し、勝利5割に見事に復帰!
勝利の瞬間をプロ入り初めてマウンド上で笑顔で迎えた清水昭信。
この日のヒーローは、そのまま2度目となるお立ち台へと上がった。


このところ連敗こそあるものの、連勝がなかったドラゴンズ。
さらにこの日の先発が、先発2戦目の清水昭信ということで
どのような展開になるのか、若干不安な部分がありましたが、
初回の鮮やかな先制攻撃によって、一気にペースを握ったことで、
久々に気持ちよく最後まで見ていられましたね。
やはり打線がしっかり爆発し、投手がきっちり抑えれば、
自然とナイスゲームになるんだなと。
勝利5割にすんなりと戻ることができて本当によかったです。

立ち上がりの4点は、
先日も落合監督が言っていた「こういう攻撃」。
ドラゴンズらしい攻めが出た先制点だったと思います。
まあ桑原謙太朗の出来が良くなかったこともありますが、
きっかけとなった森野の内野安打も二塁の仁志が判断を誤ってものの。
ミスとまでは言いませんが、前夜の流れを引き継ぎましたね。
さらに塁を埋めて、一、三塁としてから
このところチャンスで当たってなかった和田の初球攻撃。
積極的に叩いた一打は、実に見事でした。
さらにそれに続いたのが、腰に不安を抱える中村紀洋。
注射を打っての出場のようですが、右へ持っていた2ラン。
久々の『ノリべんそろい踏み』での4点は、
清水昭信にとっては、まさに頼もしく、
そしてとても大きなチカラになったことでしょう。

その清水昭信でしたが、安定していましたね。
4点をもらった直後、いきなり村田に四球を与えましたが、
後続をしっかりと抑えて、見事なゼロ行進。
横浜打線にとっては初モノ的なところもありましたが、
それ以上に投球が力強く、テンポもよい投球。
同期・田中とのコンビネーションも抜群で
ペースを相手に握らせないところがよかったです。
6回以降、若干ペースが落ちたところがありましたが、
それでも大きく崩れることは皆無。
7回辺りで下がるかなと思いましたが、そのまま投げ続け、
9イニング132球で、プロ初となる完投勝利。
この2試合の快投は、チームにとっても大きいですし、
本人にとっても、自信となったことでしょう。
落合監督はやや辛口評価ですが、次回もしっかり投げて、
層の薄い先発陣をさらに支えてほしいです。


とりあえずは、勝率5割に戻せたことが一番。
広島が敗れ、2ゲームと差が広がりましたが、
東京ヤクルトは高卒ルーキーのプロ初勝利でまだ1.5差。
ただゲーム差は気にせず、一戦一戦しっかり戦い、
まずは再び貯金を作ることですね。
連勝で久々に迎える第3戦。
おそらく先発は、昇格即登板となりそうな『サンデー吉見』。
前半戦頑張った若き右腕を後押しして、楽な展開で投げさせてほしい。
打線も上昇ムードですし、おそらくそれができるはず。
地元で3タテして、より3位の座を固めてほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(6日)

◎清水昭信
<9回5安打1失点に抑え、プロ初の完投で今季2勝目を挙げる>
「(ナイスピッチングでした)
ありがとうございました。
(全部自分一人で投げきった、どんな気分?)
気持ちよかったです、はい。
(最後の最後、マウンド上で笑顔があった)
あ、そうですか?(苦笑)
(自分では意識してなかった?)
意識してなかったです、はい。
(打線の大きな援護もあったが、
自分ではどんなところを心がけたのか)
打線をすごく、はい、あのう(スコアボードを見て)
楽に、はい、なったんで、ピッチングで見せようと思って、
低目低目を心がけてやってきました。
(低目低目の投球で、気がつけばヒット5本、すべてシングル)
そうですね、たまたまよかったです、はい。
(前回勝利と今回の完投勝利、同期入団の田中との息もぴったり)
そうですね、よくプライベートでも遊んでるんで、よかったです。
(今日の試合の中では、その田中とは、
どんなことを話しながら、完投までたどり着いたのか)
いや、ファームと一緒のように、
気持ちで投げようということで、頑張っていきました。
(投球のテンポがいい)
そうですか、やっぱり打線もよかったので、
テンポよく投げることができました。
(これでチームも勝率5割に戻った。
大事なゲームが続いていくが、どんな投球を見せてくれるか)
今まで通りに、やっぱ、低目低目に突いて、
テンポよく行っていきたいと思います、はい。
(頼りになる『ゲンさん』をファンにアピールした。
ファンのみなさんに応えてください)
きょうは本当にありがとうございました。
また、次も頑張るのでよろしくお願いします」

<プロ初となる完投勝利を挙げて>
「完投はファームでもしたことがなかったので、すごくうれしい。
意識してませんでしたが、気持ちいいです」

<前回にプロ初勝利をマークして真価が問われた登板。
見事な投球を披露し、と安堵の表情>
「きょう勝たないとこの前の1勝が消えてしまう。
自分にプレッシャーをかけて臨んだ」

<山本昌から『どうしたら低めに球がいくか』の
アドバイスを受け、テンポ良く投球を低目に集める。
8回を終えて状態を聞かれると、続投を志願>
「まだいけます」

<チームに約半月ぶりの連勝をもたらし、
勝率5割復帰に貢献もまだ夢心地>
「2回連続でお立ち台なんて」

<エース・川上ら三本柱を欠く中、
CS進出に向けてチームの救世主となった右腕。さらなる活躍を誓い>
「いい投手がたくさんいるのでチャンスをものにしたい」
サンスポスポーツ報知時事通信ニッカン

○田中大輔
<2試合連続でコンビを組んだ清水昭信について>
「前回より良かった。
スプリットも良かったし、組み立てやすかった」
サンスポ

○和田一浩
<1回2死一、三塁、先制の適時二塁打を放つ>
「打ったのはスライダー。
今までチャンスで打てなかった。
先制のチャンスだったので、
何としてもランナーを返そうと思いました」
公式写真中日新聞サンスポ時事通信毎日jpニッカン

○中村紀洋
<1回2死二塁、右越えに23号2ラン。8月17日以来の一発に>
「打ったのは、ストレート。
若い投手(清水昭信)が投げているので、
早いうちに点を取って、楽に投げさせたかった」

<持病の腰痛が悪化し、
痛み止めの注射を打ちながらのプレーが続くが、
低迷するチームの浮上のために必死>
「勝たないと意味がない。腰のことは言っていられない」
公式写真中日新聞共同通信社毎日jpニッカン

○トマス・デラロサ
<4回、左越えに2試合連続の6号本塁打>
「甘い球がきたら思いきって振っていく、
積極的に行っているからいい結果が出ているんじゃないかな」
公式写真


◆吉見一起
<この日、1軍に合流。ナゴヤドームで
キャッチボール、ランニングなど投手メニューを消化。
7日にも再登録される見込み>
「もう不安はない」
ニッカン


●落合監督
<8月19日以来の連勝で勝率を5割に戻す。
プロ初完投の清水昭信について>
「また頑張ってくれたな。
まだどういう評価をしていいかわからない。まだ2試合目だし。
内容は悪くない。でも持ち上げるなよ。
簡単にローテーションには入れない」
サンスポスポーツ報知毎日jp

2008年9月 6日 (土)

昌投げて打って11勝、デラも活躍連敗止めた!

神宮でまさかの3タテを喰らい、
借金を背負って、地元・ナゴヤに戻ってきたドラゴンズ。
4位・東京ヤクルトに0.5ゲームと迫られ、Bクラス転落の危機。
そんななかで迎えたナゴヤドームでの横浜との3連戦。
その初戦、2回にデラロサが先制の2ランを放つと、
4回にはデラロサ、山本昌と2本の適時打、
さらに森野の2ランで4点を奪い、一気に主導権。
投げては先発・山本昌が9安打を浴びながら、要所を締めて、
7回途中まで1失点と好投。11勝目を挙げると共に、
チームの連敗を3でストップ。3位をしっかり守りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 15回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日10勝5敗)
30978人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 山本昌(19試合11勝4敗)
[D本] デラロサ5号2ラン 森野15号2ラン
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が打たれながらも踏ん張り、連敗を3で止めた
2点リードの4回、相手のまずい走塁に助けられて
無死二、三塁のピンチで中軸を抑え、無失点で切り抜けた。
7回途中1失点で降板。その後は継投で抑えた。
打線は2回、デラロサが左へ2ラン。
4回にはデラロサと山本昌の適時二塁打で追加点を挙げ、
さらに森野の2ランが飛び出した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
連敗阻止と3位死守すべく、先発にはローテの軸・山本昌。
注目のスタメンは荒木は二塁、遊撃にはデラロサといつも通り。
移動日ゲームに弱い中村紀洋が先発から外れ、
『6番・右翼』で今季初昇格の堂上剛裕が起用される。

2回ウラ、1死から今季初打席となった
堂上剛裕がフルカウントから四球を選ぶと、
続くデラロサがカウント0-1からの2球目、
真ん中高目のストレートをジャストミート!
まさに打った瞬間という打球は、
レフトスタンドへ飛び込む2ランホームラン!(2-0)
神宮では精彩を欠いたデラロサ、
しっかり切り替え、積極打法で山本昌に先制点をプレゼント。

3回ウラ、先頭・森野がストレートの四球で出ると、
荒木がきっちり送って二塁へ。
さらにイ・ビョンギュの投ゴロの間に三塁へ進むも、
ウッズが外へのカーブにスイング取られ、三振に倒れる。

コースを投げ分ける投球で、
3回まで内川のヒット1本に抑えていた山本昌。
しかし4回、先頭の仁志にレフト線へのツーベースを許すと、
続く内川には外へのスクリューを右へ運ばれ、
ライト右へと落ちるツーベース。
しかしスタートが遅れたか、二走・仁志はなぜか三塁でストップ。
それでも無死二、三塁とピンチで、4番・村田。
踏ん張りどころとなったが、カウント2-2からの6球目、
内角低目のストレートを叩くと、ショート深めのゴロ。
1失点は覚悟したものの、ここで横浜サイドにまずい走塁。
一塁へ送るだろうという頭もあったか、
三走・仁志のスタートが悪く、逆に好判断をしたデラロサから
バックホームされると、仁志は三本間に挟まれタッチアウト。
さらに挟殺プレーがあったにも関わらず、
二塁走者の内川は三塁に進まず、そのまま。
相手の度重なる走塁ミスに救われた山本昌。
なおも1死一、二塁と走者を背負いながらも、きっちり切り替え、
吉村を内へのスライダーで、キャッチャーファウルフライ。
さらに大西を初球、外へのカーブでライトフライに取って3アウト。
大きなピンチを見事に凌ぎ、無失点で切り抜けた。

4回ウラ、先頭・和田が三遊間を抜くヒットで出ると、
続く堂上剛裕はライトフェンスギリギリのフライに倒れ、1アウト。
しかしここでデラロサがさらなるグッジョブ。
フルカウントからの6球目、中に甘く入った
チェンジアップを叩くと、三塁線を抜いていく長打コース。
和田が激走し、一塁から長駆ホームイン!
この日3打点目となるタイムリーツーベースで1点を加える(3-0)
なおも2死二塁で迎えるは、山本昌。
ボールが高く浮くなど制球定まらない
ウッドの緩い球はまさに打ちごろ。
4球ファウルで粘ったカウント2-2からの8球目、
真ん中低め、99キロのスローカーブを狙い打つと、
打球は前進守備の右中間を大きく破っていくツーベース!
今季2本目のヒットがタイムリーとなり、自らを楽にする(4-0)
さらに走塁疲れ?のベテランを、続く森野が優しく援護。
カウント1-2からの4球目、中に甘く入った
チェンジアップを振り抜くと、打球はライトスタンドへ!
2試合連続となるホームランで、点差は一気に6点に。(6-0)
ウッドをKOし、完全に流れはドラゴンズへ傾く。

6点の援護をもらった山本昌。
直後の5回、先頭・金城にセンター前ヒットを許すも
続く相川を初球、外へのスクリューで、1-6-3のゲッツー。
注文通りに凌ぎはしたものの、
本人的には「調子は良くなかった」この日。
確かにヒットを連ねられることも多く、
6回には、内川、村田に連打などで、2死一、二塁から
大西に内角低目のカーブをうまく捉えられ、
レフト左へのタイムリーツーベース。(6-1)
気がつけば、4回以降2安打以上を浴び、6回までで何と8安打。
それでも大量援護にも守られ、1失点のみ。
7回、1死から山口の代打・野中に右中間へ二塁打を許すも、
続く石川を外へのスライダーで
三塁ゴロに取ると、落合監督がマウンドへ。
結局この日は、6イニング2/3、99球を投げ、
9安打3奪三振無四球で1失点。
次回、中5日での巨人戦をにらんだか、
早期降板となったが、ベンチへ向かう際には、
スタンドからの大きな拍手に包まれた。

代わって2番手で登板は、勝ちパターンの浅尾。
代わり端・仁志にフルカウントから四球を与え、
2死一、二塁としたものの、
続く猛打賞の内川を初球、真ん中低目のフォークで遊ゴロに料理。
ピンチを凌ぐと、続く8回は村田を外へのスライダーで
タイミングを外し、三球三振に取るなどきっちり三者凡退。
そして9回は3番手・高橋が2人を抑えると、
あと1人というところで、登板間隔が空いている岩瀬を投入。
真田の代打・武山にヒットを許したものの、
最後は石川を外へのストレートで遊ゴロに仕留め、ゲームセット!
効果的な集中打で、チームの連敗を3で止めたドラゴンズ。
要所を締める投球で6回2/3を1失点の山本昌が、
通算204勝となる今季11勝目をマーク。
さらに借金も減らし再び1とするとともに、
4位・広島とは1ゲーム、5位転落の東京ヤクルトとの差は1.5に。
地元に戻っての9月初勝利で、敗れると
Bクラス転落という危機をまずは乗り越えた。


神宮で5位・東京ヤクルトにまさかの3タテ。
どちらが上位かわからないぐらいに翻弄され、
チームの状態の悪さを明るさまにしていたドラゴンズでしたが、
地元に戻って迎えた横浜戦。
良いカタチで取ることができてよかったですね。
最悪負ければ、ついにBクラス転落かという危機だっただけに
ナインも奮起したのではと思いましたし、
やはりに頼りになるのは大ベテラン。そう感じる勝利でした。

振り返ると、打者ではデラロサが頑張りましたね。
2回に久々の本塁打となる先制の2ランを放ちましたが、
この日のデラロサは攻守にかなり奮起していたなあと。
神宮では今ひとつ精彩に欠け、途中交代。
あげくには荒木が5年ぶりにショートを守るということもありましたが、
これが本人にとっては、ある意味ショッキングだったのでは。
「考えすぎずに、思い切っていこう」と
切り替えて臨んだこの日のゲームだったようですが、
第1打席でいきなり良い効果が出たのは大きかったでしょうね。
これで乗ったか、4回には守備で好判断。
無死二、三塁で村田の遊ゴロを深い位置で掴みながらも
バックホームして、三本間に挟んでタッチアウト。
相手に流れが行きかねない場面を阻止すると、
そのウラの第2打席では、甘いチェンジアップを見逃さず
積極打法で、大量点への足がかり。
7回の満塁のチャンスは逃してしまったものの、
この日は結局、3打数2安打3打点。
チームの危機とともに、自身の危機をも救った背番号57。
井端の欠場が続くだけに、この選手の力もやはり必要。
今後も前向きにプレーして、チームに貢献してほしいです。

一方、こちらもこの日の勝利の立役者。
9安打を浴びたものの、要所を締め7回途中1失点、
連敗ストッパーとなってくれた昌さん。
8月月間MVPが、9月最初の登板でもきっちり投げてくれましたね。
神宮では、佐藤充、小笠原、チェンと先発投手陣が
軒並み捕まってしまい、大量失点を喰らっていましたが、
さすがは現状・ローテの軸。
悪いながらも、しっかり投げてくれたと思います。

ポイントとなったのは、やはり4回。
まああれは相手が横浜で本当に助かったなと。
前日までの東京ヤクルトだったら、
間違いなく一気に畳み込まれていたかも?
それでも結果的にあの場面をゼロに抑えられたのは、
やはり他の投手とは違う、大ベテランならではの
経験がモノを言ったからではないでしょうか。
3位争いが混沌としているなか、厳しい戦いが続く9月。
ここを抜け出すためにも、今後も昌さんには頼らせてもらいたいなと。
次回はおそらく中5日で、地元での巨人戦。
さらなる白星を重ねられるよう、頑張ってほしいです。
またこの日は、打つ方でも2年ぶりの打点をマーク。
いつもの三遊間抜きではなく、右中間に打球が飛んでいったのには
驚きでしたが、あのタイムリーも大きかったですね。
次回はぜひとも一発も期待したいなと思いました。


まあそれがさておき、とりあえず初戦を取りました。
相変わらず1.5ゲーム差のなかに、3チームがいる状況ですが、
ドラゴンズ的に大事なのは、まずは勝率5割に戻すこと。
この日の勝利で、再び前を向きましたし、
得意の横浜戦できっちり連勝してもらいたいですね。
おそらく先発は、前回初勝利を挙げた源さん・清水昭信が濃厚。
あの日の好投再びといってほしいところ。
さらに打線も一夜限りで終わらずに援護して、
より一層、3位を死守してもらいたいなと期待します!


☆ウィナーズ・ボイス(5日)

◎トマス・デラロサ
<来日初の1試合3打点で、連敗ストップに貢献>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(先制2ランと適時二塁打、3打点の活躍)
そうですね。今日はあのう、最初から
あまり考えすぎないように、思い切っていこうと思っていました。
(神宮では3試合ノーヒットだったんが、
何か新幹線の中でいいことでもあったか)
いえ、何もなかったんですけど、
野球っていうのは難しいなものですから、
最後まで最後まであきらめずに頑張らないといけないです。
(4回無死二、三塁で良い守備があった)
そうですね、グラウンドの中で何が起こるのかわからないので、
最初から準備しないと、何でもできるように。
(ハツラツプレーを見せて下さい)OK、ありがとうございます」

「3打点はうれしい。
きょうはあまり考え過ぎず積極的にいこうと思っていた」

<4回、適時二塁打談話>
「打ったのは、チェンジアップ。
甘い球がきたら、思いきり振ろうと思ってました」
公式写真サンスポ時事通信毎日jpニッカン


◎山本昌
<7回途中まで9安打されながら
要所を締める投球で1失点。今季11勝目を挙げる>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(それにしても夏場本当に強い、これで11勝目)
ええ、あのう、ね、本当に、あの、チームもね、
負けてましたし、あのう、いいピッチングができてよかったです。
(3連敗のチームのムードは、感じていたか)
いや、まあね、負けてましたけど、みんな一生懸命頑張ってますし、
えー、まあ、ボクも今日も調子はあまり良くなかったですけども、
えー、一生懸命投げました、はい。
(苦しんだ去年と白星が重なる今年、何が一番違うのか)
うーん、ボクも良くわからないんですけど、
ね、調子もそんな悪くないですし、えー、勝ち運もありますんで、
えー、これからもあのう、頑張っていきたいと思います。
(CS進出が危うくなっていますが、大丈夫ですよね)
いえ、もう、あのう、みんなね、
気合入ってますんで、頑張っていきたいと思います。
(ファンに力強いひと言を)
えー、また次も頑張りますんで、よろしくお願いします!」

<9安打を浴びながら、6回の1点でしのぎ、
前半に6点を奪った打線に感謝>
「きょうは苦しかったけど、4回を無失点で抑えられたのが大きい。
調子は良くなかったが、早めの援護で助かった。
点差があったので大胆にストライクを取っていけた。
接戦だったら苦しかったかもしれない。
調子は悪くても、変化球はうまくコントロールできた」

<打っても4回にウッドの変化球を
右中間へはじき返す適時二塁打。報道陣の笑いを誘い>
「2ベースはすごい久しぶり。あれで疲れました」
公式写真中日新聞サンスポ時事通信毎日jp


『調子はメロメロでしたが、
唯一変化球がまあまあだったので何とかなりました。
4回無死二、三塁の村田君の遊ゴロでは「ホーム」と叫んだら
デラロサがいいバックホームを投げてくれて助かりました。
そのデラロサの2ランなどで早々と援護をもらったのも幸運でした。
破れかぶれで投げていたところもあったので、
競ってたらどうなっていたか分からなかった。
とにかくチームの連敗も止まり、
ボクも連敗せずに勝ちがついてよかったです。
ボク自身の二塁打は10年ぶりだったそうで、これまたよかったです。』
(『山本昌公式ホームページ』より引用)


○森野将彦
<4回2死二塁、右越えに15号2ラン>
「打ったのは、チェンジアップ。
高いボールを打とうと思ってました、完璧なバッティングができました」
公式写真サンスポ


●青山三塁ベースコーチ(横浜)
<4回、内川の右翼線二塁打で、
二塁走者の仁志がなぜか三塁でストップ。
さらに村田の遊ゴロで三本間に挟まれてアウト>
「タッチアップでと仁志は判断したのだろう。
あのショートゴロも相手が一塁へ投げる守備隊形だった。
痛かったけど仕方ない」
時事通信


○落合監督
<山本昌の好投と、久々の集中打で
連敗を3で止め、単独3位をキープ。
辛口を交えながらも、ベテラン左腕への厚い信頼を口に>
「(連敗を)止めるのはマサ(山本昌)しかいないだろ。
去年全部連勝を止めたんだから」

<4回無死二、三塁の場面でデラロサが
村田の遊ゴロを本塁へ送球する好判断で失点を防いだことに>
「同点までは覚悟していた。
まさかホームに放るとは…。あそこは井端でもできない」

<効果的な2本塁打に>
「今年はこういう戦い方が一番。
みんな、足の状態が悪い。万全ならいろんなものを付け加えられる」
中日新聞サンスポ12時事通信毎日jp

2008年9月 5日 (金)

足攻ツバメにまさかの3タテ、弱竜Bクラス転落危機。

2試合続けての『魔の5回』。
投手陣が踏ん張りきれず大量失点を喫し、まさかの連敗
落合政権5年目で初となる
後半戦借金1となってしまったドラゴンズ
このまま沈んでしまうのか、それとも逆襲をかけるのか、
注目された神宮での東京ヤクルトとの第3戦。
しかしこの日も序盤からペースを握られ、先制を許すと、
中盤はにかき回され、まさに翻弄されまくり
最終回に森野、ウッズの本塁打で完封こそ逃れたものの、あとの祭り
今季2度目となる同一カード3連敗で、4位に0.5差と詰め寄られ、
Aクラスの座も、もはや風前の灯火となってきました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 20回戦
(4日・明治神宮野球場 | 中日7勝11敗2分け)
14047人 1 2 3 4 5 6 7 8