竜左腕陣打たれ放題、雨の神宮どしゃぶり17失点。
3位を確定し、CSに向け調整段階に入ったドラゴンズ。
今季最後となる神宮での東京ヤクルトとの一戦は、
対戦成績のごとく、終始劣勢の展開に。
先発・小笠原が初回失点を含む5点を奪われ、3回で降板。
7回からは救援陣も捕まり、長峰がわずか1/3イニングで5失点。
さらに小林も7点を奪われるなど、左腕陣が大崩れ。
一方主力を4人も休ませた打線は、竜キラー・館山の前に
小池のタイムリーによる1点に抑え込まれるありさま。
投打に精彩を欠き、今季ワーストの17失点。
最後まで相性の悪さを拭えぬ大敗となってしまいました。
◇セントラル・リーグ公式戦 東京ヤクルト-中日 最終戦 (7日・明治神宮野球場 | 中日9勝13敗2分け) | ||||||||||
11246人 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
中 日 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ヤクルト | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 7 | × | 17 |
[敗] 小笠原(26試合8勝11敗) [D本] なし | ||||||||||
[Dバッテリー] 小笠原、清水昭信、長峰、齊藤、小林 - 小田、田中 |
【ゲームレビュー】
今季最多失点で、東京ヤクルト最終戦に大敗
2週間ぶりに先発の小笠原が簡単に失点。
1回、青木に中犠飛で先制を許した。
2回には川端慎吾に3ラン。
3回にも野口にソロ本塁打を浴び、序盤で勝負が決した。
主力を休ませた打線は、
4回に小池の適時打で1点を返しただけに終わった。
(公式サイト、中日新聞、共同通信社、ニッカン式スコア)
【イニング経過】
試合前から雨が時折ぱらつくコンディション。
それも踏まえ、ウッズ、和田に続き、
この日は井端、谷繁の2人もスタメンから外れ、
3番に何と平田、6番・中堅で小池、そしてデラロサが7番・遊撃で入る。
東京ヤクルトの先発はもっか5連勝中、
ドラゴンズ戦も3連勝中という館山。
立ち上がり、先頭のイ・ビョンギュがボテボテの投ゴロに倒れると、
続く荒木は外のボールを流し打ち、一塁強襲の内野安打。
しかし期待の平田が、カウント1-2からの4球目、
内角高目のストレートに詰まってしまい、ショートゴロ。
6-4-3と渡ってダブルプレー。3番初打席を飾れず。
一方、ドラゴンズの先発は、
大方予想の防御率隠れ1位・川上ではなく、中12日で小笠原。
この日は谷繁ではなく、久々に小田とのバッテリー。
間隔を空け、課題を修正したかが注目されたが、
1死からアンラッキーな当たりでピンチに。
先頭の福地を右飛に取ったものの、
2番に入る野口祥順に真ん中高目のストレートを叩かれると、
フラフラとライト線へと上がった当たりは、
イ・ビョンギュの頭を越え、ワンバウンドでフェンスへ。
さらにビョンがクッション処理を誤る間に、野口は一気に三塁へ。
スリーベースとなり、今回も先制点を奪われてしまうピンチ。
ここを踏ん張り、流れに乗ってほしいところだったが、
青木にフルカウントからの6球目、
真ん中高目のスライダーを叩かれ、センターへ犠牲フライ。
いとも簡単に1点を失った。(0-1)
2回、先頭・森野が内角高目のスライダーを打ち上げ、ショートフライ。
しかしこれをショート・川端慎吾が掴み損ない、エラー。
相手のミスからチャンスをもらったものの、
続く中村紀洋は内へ沈むフォークに空振り三振。
さらに小池も真ん中低目のフォークに空振り三振。
そしてデラロサも遊ゴロと、竜キラーにひねられてしまう。
いつもの如く初回失点したものの、
何とか立ち直ってもらいたい小笠原。
ところが2回ウラ、先頭・飯原のヒジにぶつけ、死球で出すと、
続く田中浩康にライト線へ持って行かれるツーベース。
無死二、三塁とまたもやピンチを迎えてしまう。
ここで迎えるは、表の攻撃でエラーの川端慎吾。
下位打線ということもあり、凌いでほしい場面だったが、
初球、内角低目のストレートを積極的に振り抜かれると、
伸びた打球はそのままライトスタンドに飛び込む3ランホームラン。(0-4)
伏兵にプロ初本塁打を許し、一気に点差は4点に広がった。
3回ウラ、依然続投の小笠原。
しかし今度は先頭・野口にカウント0-1からの2球目、
内角低目のカットボールをジャストミートされると、
高々と上がった打球が、なんと左中間へ。
そのまま深いところに入ってしまい、ソロホームラン。(0-5)
プロ初本塁打のあとは、4年ぶりの今季第1号を献上。
普段本塁打を打たない打者に、2被弾を喫し5失点。
これ以上はさすがに投げさせてはいられない。
今季最後ともいえる先発チャンスで、
またしても結果を残せなかった小笠原は、この回で降板となった。
5点ビハインドとなったドラゴンズ。
この日も丁寧にコーナーを突く館山に苦戦していたが、
4回、2死から連打でようやくチャンス。
森野が一、二塁間を抜くヒットで出ると、
中村紀洋も技ありの右打ちで続き、一、三塁。
ここで迎えた小池が初球、中に入ってきたスライダーを弾き返して、
センター左へ落とすタイムリー!(1-5)
3連打で竜キラーからようやく1点を奪い取る。
4回ウラ、ドラゴンズはバッテリーを入れ替え、
2番手として清水昭信が上がると、受ける捕手も田中大輔に交代。
何とか流れを変えてほしいところだったが、
1死から川端慎吾にフルカウントから四球を与えると、
投手の館山にうまくライトへ運ばれ、2死一、二塁。
この回もピンチを背負ったものの、投手が変われば抑えられる。
続く福地を外へのフォークで二塁後方高いバウンドのゴロ。
デラロサがしっかり回り込んで、このゲーム初めてのゼロに。
5回、反撃のためにもいくらか返したいドラゴンズ。
1死から清水昭信がセンター前に落とすヒットで出ると、
続くイ・ビョンギュの4球目に、館山がワイルドピッチ。
ランナーが得点圏へ進み、追加点のチャンス。
しかしビョンはフルカウントからの6球目、
中に入ったスライダーを捉えるも、ライト正面のライナー。
さらに荒木が粘ったものの、
外へのスライダーをズバッと決められ、見逃し三振。
またしても封じ込められてしまうと、
続く6回もクリーンアップが三者凡退に倒れ、ゼロ。
打てそうで打てない館山に今夜も翻弄され、
結局、7イニングを最少失点で投げ抜かれてしまった。
清水昭信が自分の持ち味を発揮し、3イニングをゼロ。
4点差で迎えた7回ウラ、ドラゴンズは長峰にスイッチ。
しかし先頭・川本に粘られた末、センター前にヒットを許すと、
館山の代打・志田に四球を与えてしまい、一、二塁。
さらに福地の詰まった遊ゴロはコースよく内野安打。
代わり端を攻め込まれて、無死満塁とされてしまう。
このイニングから落ちだした雨の勢いが強くなるのと同様、
東京ヤクルト打線にめった打ちを喰らってしまう長峰。
続く野口にカウント1-0からの2球目、
外へのストレートを叩かれ、ライト前へのタイムリー。(1-7)
2点を追加され、サイクルヒットに王手をかけられてしまうと、
なおも無死一、三塁で、青木には、
内角高目のスライダーを打ち上げられ、ライトオーバー。
フェンス上部の金網を直撃し、大きく跳ね返ったボールが転々。
タイムリースリーベースとなってしまい、さらに二者が生還。(1-9)
アウトを1つも取れる間に、4点を奪われダメを押される。
何とか続く梶本勇介を空振り三振に取り、1死を取った長峰。
ここで落合監督がマウンドへ行き、齊藤にスイッチ。
しかし齊藤も2死三塁から田中浩康に
外角高目のスライダーを叩かれ、二塁左を破られるタイムリー。(1-10)
自責0ながら打たれてしまい、失点はついに2ケタに。
雨の激しさは増す一方で、ゲームはそのまま続行。
8回ウラ、ドラゴンズ5番手は、左の小林。
ワンポイントではなく、敗戦処理のマウンドとなったが、
雨の影響もあるのか、制球定まらず。
代わり端、川本の足にぶつけ死球で出してしまうと、
木田の代打・米野に対し内へのストレートが外れ、四球。
連続四死球で無死一、二塁としてしまう。
ここで踏ん張れれば問題なかったものの、
続く福地にカウント0-1からの2球目、
真ん中に甘く入ったカーブを強振されると、
左中間スタンドへ飛び込んでしまう3ランホームラン。(1-13)
死球、四球でホームランをパコーン!
雨の中見ているドラゴンズファンを不快にさせる。
続く野口を遊ゴロ、さらに青木を外へのスライダーで空振り三振。
何とか2死まで取った小林だったが、ここからがまた長い。
梶本に詰まりながらも三遊間深いところへの内野安打を許すと、
飯原にもライトへ運ばれてしまい、一、二塁。
さらに田中浩康には初球、シュートを叩かれ、一、二塁間を抜くヒット。
ライト・英智からのビームでクロスプレーとなったもの、セーフ。
タイムリーヒットとなってしまい、さらに1点を奪われる。(1-14)
なおも送球の間に走者は進み、2死二、三塁。
続く川端慎吾を外へのスライダーで中飛に打ち取り、3アウト…。
…と思いきや、前進してきた小池が目測を誤り、まさかの落球。
タイムリーエラーで二者が生還し、この回6点目。(1-16)
あまりのダラダラさに守備も壊れてしまったドラゴンズ。
それでも投げるしかない小林は、2死二塁から
打者一巡の川本にレフト前に落とされてしまいタイムリー。(1-17)
四死球を皮切りに本塁打にヒットを重ねられ、トドメはエラー。
もはや苦笑いさえも飛び出さない終盤の「5」、「7」の大量失点。
16点ビハインドの9回も、2死から中村紀洋が四球を選んだものの、
汚名返上の打席に立った小池が中飛に倒れ、ゲームセット。
左腕陣が打ち込まれて、今季ワーストの17失点。
大惨敗で、東京ヤクルトとの最終戦を終えることとなったドラゴンズ。
今季キラーと化してしまった館山に5敗目を喫するとともに、
対戦成績も9勝13敗2分けと、大きな負け越し。
来季優勝を狙うためには、ツバメ対策が必至となった。
レギュラーシーズン
関東最終戦ということで、
自分も神宮に参戦しましたが、
止まない雨同様に
打ち込まれる左腕リリーフ陣。
一方的な今季ワースト17失点での大敗は、
びしょびしょに濡れてしまったビジユニとともに、
記憶に残っていくだろうゲームとなってしまいました。
天候も予報もよくないということで、
主力野手を4人も外し、サブ中心で臨んだゲームでしたが、
先発・小笠原が先制点を含む5点を奪われてしまったところで
ほぼゲームの方向は決まってしまったような。
その後はテンポ良く進んでいたことで、
午後9時前には終わるかな?と思っていましたが、
7回ウラからが、すごく長かったなと。
ちょうど長峰が登板したころから、雨が落ちだしたわけですが、
集中砲火を浴びていた間は、雨はずっと降りっぱなし。
まさに長峰、小林にとっての涙雨というところも。
それでも最終戦ということで、込み上げる怒りも抑えつつ、
時折呆れながらも見ていましたが、
いつになっても敵の攻撃は終わらずじまい。
途中からは風も吹き出し、本当に寒かったですね。
それでも終わりというものは、必ず来るもので、
何とかゲームセットにたどり着いたものの、
終わったとたん雨が小やみになったのは、ウソのような本当の話。
あまりに計られた天候に、皮肉さえも感じてしまいました。
それにしても心配になってしまったのは、左腕陣ですね。
この日の落合監督のコメントに
「使えるやつと使えないやつがはっきりした」というのがありましたが、
ちょっと小笠原に関しては、よほどのことがない限り、
クライマックスシリーズでは使えなさそう。
さらに敗戦処理さえもできず、火に油を注ぐ長峰。
左のワンポイントはできれど、長いイニングは無理な小林。
3イニングを抑えた清水昭信には、光明がありましたが、
それ以外はちょっと無理だなと感じるとともに、今後においてやや不安も。
確かに悪天候というのもありましたが、ちょっとやられすぎ。
とにかく打たれた投手は、個々でしっかり猛省。
チャンスを得るためにも、課題をこなしてほしいと思います。
一方、打線に関しては、
『3番・平田』はちょっと荷が重かったかなと。
初回のチャンスでヒットでも出ていれば、
起爆剤になったかもしれませんが、ひっかけてのゲッツー。
その後も館山に翻弄されてしまいましたし、
まだまだ経験不足の感が。
また「若さ」が出てしまったのは、12点を奪われた田中も同様。
打ち込まれてしまった投手たちと同じぐらい、
リードしていた捕手にも、試合を壊した責任はあるでしょう。
ただ若竜たちに関しては、こういう経験をしていくことが
未来へと繋がりますし、前向きに考えておきたい。
ただCSなどにおいては、こういう起用は考えものとなるでしょう。
関東での6試合を終え、これでレギュラーシーズンはあと1試合。
12日のスカイマークでの阪神戦を残すのみとなりました。
クライマックスシリーズでも当たることになる阪神ですし、
最後の調整試合ということで、2試合休んだ主力も出場することになりそう。
ただ注目は、そのゲームがどういうシチュエーションで行われるのか。
きょう8日、首位タイで並ぶ阪神と巨人の直接対決。
それによって、ペナントの行方が大方決まるとは思いますが、
それでももつれて、12日のゲームが、
阪神にとって、優勝をかけた大一番となってしまうのか。
そうなるとある意味ガチンコ、楽しみなCS前哨戦ともなりそう。
ドラゴンズ的には、もうしばらく「高み?の見物」。
まだ日もありますし、まずは旅の疲れを取ってくれればと。
そしてベストな状態で最終戦に臨み、白星で締めてほしい。
その上で来るべきポストシーズンを迎えてもらいたいと思います。
★プレーヤーズ・ボイス(7日)
●小笠原孝
<約2週間ぶりの先発も3イニングを5失点。
2発を含む4長打を浴びて、11敗目を喫する。
さすがにショックを隠せず、降板後はベンチでガックリ肩を落とす>
「何もありません…」
<ポストシーズンの登板機会をかけたマウンドだったが、
本来の投球を取り戻せず、厳しい現実。
残された時間で信用を回復させたい>
「最後まで立ち上がりの課題を克服できませんでした。
チャンスをもらい続けたのに…。本当に悔しいです。
次のチャンスがあるなら修正したい。
(CSの)メンバーに入れるかどうかわかりませんが、
もしチャンスがあれば、それまでにやるべきことはたくさんあります」
(中スポ、中日新聞)
●小池正晃
<4回2死一、三塁、中前にタイムリーを放つ>
「チャンスだったし、使ってもらっている間に
結果を出さなければいけない立場なので、
甘いボールを積極的にいった結果がよかったです」
(中スポ)
●平田良介
<プロ入り初の『3番』で先発出場。
だが4打席とも凡退し、試合後は厳しい表情>
「打順のことは意識しないでやりましたが、
最近打てなくなってしまっているので…」
<まだ2試合連続無安打だが、自身が不振を感じている>
「いいときのビデオを見て直したい」
(東京中日)
●清水昭信
<4回から2番手で登板し、3イニングを無得点>
「(4回に)四球で走者を出しましたが、
抑えられたので良かった。内容は良かったと思います」
<ここ4試合は中継ぎでいずれも無失点。
ロングリリーフもこなした右腕は気を引き締めて>
「ぼくはどこでも投げられるところで結果を出していくことが大事です」
(中スポ)
●森野将彦
<東京ヤクルト・館山に7回まで最少1点に抑えられ完敗。
昨季の対戦はで1勝も許さなかった投手に今季5勝目を献上。
変わった部分について、新4番はあくまで自分自身の問題ととらえる>
「ボクはそんなに『いい』とは感じていない。
自分が打ち損じている、という感じです」
(中スポ)
●中村紀洋
<館山の変わった部分について。
制球難だったが、課題を克服しつつあるという>
「コントロールがよくなったと思います」
<天敵とはもう今季の対戦はない。さばさばと語り>
「今年は今年、来年は来年ですよ」
(中スポ)
●井上一樹
<母方の祖母が逝去。
早朝に東京都内のホテルで連絡を受け
神宮球場に入ると沈痛な表情>
「急なことだったからね…。しばらく会っていなかった。
(今後については)とにかくきょうは試合を頑張って、それから考える」
(ニッカン)
◆西川球団社長
<神宮での東京ヤクルト戦終了後、取材に応じ、
川上らチーム内のFA選手との交渉は、シーズン終了後に行う考えを示す>
「条件提示を含め、交渉はシーズンが終わってからのこと」
<先月25日の川上との会談についても>
「先日、川上君に球団の希望を伝えました。
複数年契約とかそういうことは話してないので、下交渉ではありません。
必要な選手だから残ってくださいよと、こちらの希望を伝えただけ」
(東京中日、スポニチ名古屋)
●落合監督
<野手は調整のためベストメンバーを組まなかったが、
結果は今季ワースト17失点で雨中の大惨敗。
それでも悔しがるそぶりを見せず、杞憂だと言わんばかりに>
「これで(CSで)使えるやつと
使えないやつがハッキリするんじゃないのか。
今年に関して言えば、神宮は(けが人が出るなど)鬼門だった。
ここ(森野が負傷離脱した5月14日のこと)から狂ったわけだから。
無事に終わってくれればそれでいい」
<12日の阪神戦がラストゲーム。
リーグ優勝決定戦となる可能性もあるが、
そこは本番を意識した戦いとする>
「神戸(スカイマークスタジアム)はそうはいかないよ。
(最終戦の)神戸は主力で行く。
痛んでいるやつがいる。
休ませて、調整させて、動けるようにしていかないと。
練習して、疲れを取って、実戦感覚を取り戻して…。
痛んでいるやつらもある程度、戻ってくるだろう。
どうやったって、主力でいくしかないんだから」
<防御率のタイトル獲得が有望だった川上を先発させず>
「3イニングや4イニングならともかく、
(タイトル獲得の理由だけでは)投げさせない」
(中スポ、中日新聞、サンスポ、スポーツ報知、
時事通信、毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン)
若竜トピックス(7日)
◆フェニックス・リーグ
中日-湘南
(7日・サンマリンスタジアム宮崎)
SR 000 000 000 = 0
D 006 000 01× = 7
[D本] なし
[D投] ネルソン、山井、久本、平井
(公式サイト、フェニックスリーグ2008公式サイト)
【ゲームレビュー】
3回ウラ、1死から澤井が中前打で出塁すると、
中川が左中間へ適時二塁打を放ち先取点を挙げる。
なおも柳田右中間二塁打、堂上剛裕中越え二塁打と3連続二塁打で追加点。
続く中村一生も左前打、中村公治左越え二塁打、
そして堂上直倫も左翼線に二塁打を放ち、
打者一巡の7連打、5二塁打で一挙6点を挙げた。
先発・ネルソンは、140キロ台後半のストレートを武器に、
5イニングを8奪三振、2四球と安定した投球で無失点。
変化球の制球が良くなれば、飛躍も期待できそう。
2番手・山井も2イニングを1安打無失点の好投。
その後は久本-平井のリレーで、7-0と完封した。
(公式サイトより)
○山井大介
<右ひじ痛から復帰後、初めて対外試合で登板。
フェニックス・リーグ・湘南戦で
中継ぎで2イニング1安打無失点と好投。
ポストシーズンの戦力になる可能性を見せて>
「状態は上がっていると思います。
まあ、きょうは投げられただけでもよかった。
いまは自分のできることをやって、先に進んでいきたい。
(ポストシーズンは)出番があれば頑張りたいです」
<球種は直球とスライダーだけだったが、MAXは142キロ。
まだ昨秋の状態には遠いが確実に前進>
「思ったところに半分もいかなかった」
<翌日の状態がよければ、中1日で東北楽天戦に登板する予定>
「まあ、あした目が覚めてどうかというところはあります。
それからですね。やるべきことをやっていきたいですね」
(中スポ)
◇中田賢一
<不振にあえいでいるが、この日2軍練習に合流。
フォームチェックに余念がなく、9日の東北楽天戦で先発する予定>
「とにかく結果を出すことだけを考えたい。必死で投げます」
(中スポ)
○上田佳範
<今季限りで引退し、2軍外野守備走塁コーチとして内定している中、
この日の湘南戦で一塁コーチとしてグラウンドに立つと、
走者にアドバイスを送るなど、コーチとしての『初陣』を飾る。
まだ正式発表はないとあって背番号は現役時代の『35』のまま>
「目の行き届かないところはあると思うけど、いろいろ勉強していきたいですね」
(中スポ)
秋季教育リーグの『フェニックス・リーグ』がこの日開幕。
ドラゴンズは、サンマリンスタジアム宮崎で
湘南との開幕戦を行い、7-0で大勝しました。
観衆はわずか15人。のんびりとしたスタンドだったようですが、
3回ウラに打線が一気に大爆発して、
7連打、5二塁打の猛攻で、一挙6点のビッグイニング。
投げては右ひじ痛から復帰3試合目となる山井が好投。
本調子まではいかないものの貫禄の投球で、
2イニングを1安打無失点に抑え、一歩前進したようです。
今朝の中スポでは、何と1面に載っていた山井。
スタミナを付けていくことや、球の精度を高めることなどが、
完全復活への今後の課題となってきそう。
またこの日、一塁ベースコーチを務め、
走者に指示を出していたのが、今季限りで引退した上田。
「2軍外野守備走塁コーチ(仮)」として初陣となったこの日、
練習でノックをするなど、早くもはつらつとした動きを見せていたそうです。
「いろいろ勉強していきたい」と意気込む新米コーチ・上田。
ぜひとも玄人好みのシブい外野手を育てていただきたいなと思います。
ししょー、こんにちは&お疲れさま~(^^ゞ
雨の中、最後まで観戦したそうで…頑張りましたね(笑)
控え選手を全員みたのでは?
大好きな?イケメン一樹&ナガミーネなどなど。
「私のルイス」は、いなかったみたいでふね。
でも「私の米ちゃん(米野)」をみれました(^^ゞ
阪神戦はベストメンバーで観たいでふね。
ベンちゃんのツルスイングに期待でふ。
ノリさんは、休ませてもらえなかったでふね~。なんでだろ。
投稿: たつなみこ | 2008年10月 8日 (水) 12時05分
最悪の観戦でしたね
ゼッケン5番のビジユニ乾かして
嫌なことは忘れましょう
心を鬼にして言いますが
個人的にはCS第2ステージは東京ドームの方が良いですね
甲子園でドラゴンズが日本シリーズ進出を決めてしまうと暴動が起こるような気がして・・・
投稿: 伊トケン | 2008年10月 8日 (水) 12時20分
雨の中、乙カレーでした
7回から本当に長かったですね
それにしても(笑)
最後の最後に雨男に当たっちゃったて感じでしょうか(爆
ツバメさんに年に1回は、こういうゲームを
やられてしまう・・・・。
しょうがないかなと思ってます。
お互い風邪は気をつけましょうね!
P.S.
ボク以外にもタンスユニ発見しましたw
「いるんだぁ~」って言っちゃいました(^◇^)
投稿: dai | 2008年10月 8日 (水) 12時49分
昨日はご一緒させていただき有難うございました。
まさに「なんじゃ、こりゃ」の大敗でしたね。
「簡単に失点」というフレーズとともに、あとで
笑える試合になったと解釈しましょう。
結果はともかく、選手の皆さんをお見送りできて
楽しかったです。それにしても、笘篠コーチは
めちゃくちゃスタイルがいいですよね~
投稿: ドライチ | 2008年10月 8日 (水) 14時04分
昨日はありがとうございました~v
あんな試合でも、師匠たちと一緒だと楽しいですわ。
でもー、私が帰った後が長かったのですね。
しかも寒かったのね(泣)
なんか、大ちゃんにとっても拷問のような終盤になっちゃいましたね~。
若者はこれからがんばれ。
ところで、帰ったらウチの方、雨降ってなかったんですよ。
ハマスタ近辺だけが局地的にすごかったみたい。
虎さんにはお気の毒。
投稿: doraco | 2008年10月 8日 (水) 21時38分
みなさんコメントありがとうございます!
そして神宮でともに観戦された方々には御礼申し上げます。
ようやくセ・リーグの順位も決まりそうで、
昨夜あわててCS第2ステージの先行予約を申し込みました。
>たつなみこさま
自分的にも腰が痛いなか、よく頑張ったと思います。
ナガミーネや小林さんなど、ひいきの投手が
あんなことになってしまい、ちょっと悲しかったです
そういえば「私のルイス」いなかったですね。
デラロサ選手、1人で戻っていきましたよ。
和田さんはともかく、井端選手はゲームにすごい出たそうでした
>伊トケンさん
とりあえず、和田ユニはきちんと洗濯いたしました。
果たして次回は着る機会はいつになることやら?
伊トケンさんが心を鬼にしたこともあり?
CS第2ステージは東京ドームの方になりそう。
ドラゴンズはまずはトラ退治に全力を挙げそうです。
>daiさん
こちらこそ、乙カレーでしたね。
それにしても雨男本領発揮?
ハマスタが中止になってヤバイとは思いましたが、
まさかこんなことになるとは思いませんでしたよ。
タンスユニ、いましたか
ドミニカでさらに一皮むけてくると思いますし、
来季もしっかり着込んで下さいね
>ドライチさん
ほんと「なんじゃ、こりゃ」でしたよね。
笘篠コーチの腰の位置の高さはピカイチ!
馬場コーチと比べ、すごいスタイリッシュでした。
ところで話題になった館山投手の3敗。
調べてみると、4月初登板の横浜戦で1敗。
6月の交流戦、福岡ソフトバンクに1敗。
そしてもう1敗は、8月7日の松山でのドラゴンズ戦。
佐藤充投手が久々勝ったゲームで、デラローサが決勝弾。
実は勝っていたとはすっかり忘れておりました
>doraco団長さま
こちらこそいろいろお世話になりました。
ただ7回で帰られて正解だったと思います。
あのあとは、雨のなか正直拷問でしたから…
田中選手には良い経験になったでしょうし、
今後もぜひとも頑張ってほしいです。
最後の見送りで、団長たちの代わりに
「谷繁さん、頑張ってください!」と
声をかけましたら、にこっとしてくれました。
思わず興奮してしまったため、隣の小田選手には
「小田さんも」と「も」扱いしてしまい後悔です。
投稿: Toshikichi | 2008年10月 9日 (木) 09時22分