CS対戦相手決まる、落合竜第一の標的は阪神!
ようやくセ・リーグの上位の順位が確定し、
クライマックスシリーズの組み合わせが決定。
3位のドラゴンズは、18日より京セラドーム大阪で
2位・阪神と第1ステージを戦うことになりました。
そこを勝ち進み、第2ステージで1位・巨人を叩いて、
連覇のための日本シリーズ出場権を掴みたい。
この日ナインは、前日に続きナゴヤドームで練習を行いました。
ドラゴンズトピックス(10日)
◇落合監督
<クライマックスシリーズ第1ステージの相手が阪神に決定。
巨人、阪神両チームの試合結果を受けて、こうコメント>
「2008年度のセ・リーグ優勝争いには最後までからめなかったが、
敗者復活戦から日本一連覇をめざします」
<すでにV逸の現実は9月下旬に突きつけられていた。
そこから『逆襲』に目標を切り替え、牙をといできた。
あす12日はその阪神との『前哨戦』となるが、
すでに宣言している通り、ベストオーダーを組む>
「相手はどちらからでも関係ない。
だってどっちともやらなきゃ勝ち上がれないんだから。
お互いに手の内は知り尽くしているわけだから」
<この日は不振の和田に対し、1時間10分の直接指導。
指導は、和田独特の打撃フォームに及び、
自らもバットを持ち、14スイングの実演を披露。
タイミングを取るためのバットの上下運動を抑え、
左足を高く上げることをやめさせ、スムーズなスイングを求める。
ご飯を食べるポーズで和田の現状を指摘>
「(バットが)窮屈になっている。
ご飯を食べる時にそんな窮屈で食べられるか?
今日は休みだろ。だから休みに何をやったって、別にいいだろ」
(中スポ、スポーツ報知、時事通信、毎日jp、ニッカン、名タイ、デイリー)
◇井端弘和
<CS第1ステージの相手は阪神に決まったが、
連勝での勝ち上がり以外、倒す手はないと踏む>
「いかに最初のゲームを取るかじゃないですか。
先手を取れれば、ウチに流れが来るはず。
先に取られたら、マズい流れになるし」
(デイリー)
◇森野将彦
<4番打者として出場するレギュラーシーズン残り1試合、
さらにクライマックスシリーズに向けて決意表明>
「これから4番で勝つ試合、負ける試合が出てくると思う。
そんなときに打てるようになりたい。
理想? 何でもできる4番かな。
つなぐところはつなぎ、決めるところは決める打者ですね」
<CSも日本シリーズも4番と落合監督は発言>
「(打順については)特に意識はない。
(目標の4番は)特にいません」
<すでに五輪出場選手の特別措置で
年間の規定打席(403打席)には到達済み。
自身初の3割打者(10日現在.324)となるが>
「興味がない。チームに迷惑をかけたから」
(中スポ)
◇和田一浩
<クライマックスシリーズに向け打撃改造に挑む。
全体練習終了後に落合監督が付きっきりでキャンプ並みの直接指導。
ティー打撃、ノック合わせて20分に、フリー打撃は50分間。
1時間10分で、195スイングの居残り特打。
指揮官の中断は17回に及び、自ら手本を見せるなか、
バットの出し方やタイミングの取り方などを修正。
独特のオープンスタンスは、ほぼスクエアに変更された>
「細かいことよりも、これだけズレたんだから、
思い切って違うことをやらなきゃということです。
相当悪かったですからね。矯正ということですね。
シーズン中ならドカッと変えるわけにもいかないし、
怖い部分もありますからね。
時間があるからというのもありますし。努力はしないと。
18日(のCS第1ステージ)からの本当の戦いが始まるので、
打席では不安がないようにしたい。
大丈夫と自信を持って、打席に立てるようにしたいです」
<実戦テストはあす12日の阪神戦のみ。
まずは4打数無安打なら切ってしまう打率3割を死守>
「ちょっと疲れました。でも、大丈夫。
矯正するのは難しいけど、いい形にはなったかなと思います」
(中スポ、サンスポ、スポーツ報知、スポニチ名古屋、ニッカン)
◇井上一樹
<和田が居残り特打を始める前、本塁付近から左翼に向けて、
ノックで打撃の感触を取り戻そうとしていたが、うまく飛ばない。
そこに通りがかった際、落合監督に『おまえも打ってみろ』と言われると
そのファーストスイング、鮮やかに左翼スタンドに突き刺さる。
あまりに見事な一撃に報道陣が殺到。得意満面で語る>
「コツ? そりゃトスするポイントでしょ。
まあベン(和田)にも『こうやるんだ』って言っときましたけどね」
<ただ我慢できなくなったのか、最後に『タネ』を明かして>
「ホントはね…。自分でもあんなにうまくいくとは思わなかったんだよね」
(中スポ<ドラ番記者>)
◇荒木雅博
<ナゴヤドームでの練習開始時間になっても姿を見せず、
約30分遅れてグラウンドに現れると、
『寝坊です』とひと言残して落合監督のもとへ。
その後軽くノックを受け、打撃練習に汗を流す。
肩に疲労がたまりパンク寸前。ケアのため病院に足を運んだもよう>
「いろいろ行ってきました。(CS出場は)大丈夫です。
調整のやり方はある程度分かっている」
(スポニチ名古屋、名タイ)
◇高代野手総合チーフコーチ
<12日の公式戦終了後、18日のCS初戦まで中5日。
昨年は実戦感覚を維持するためにシート打撃を行ったが>
「シートも紅白戦も今のところやる予定はない」
(名タイ)
◇チェン・ウェイン
<18日から始まるCS第1ステージに向けて笑顔>
「ポストシーズンを楽しみにしています」
(ニッカン)
◇浅尾拓也
<セットアッパー役は、『一、三塁間投球』で調整。
三塁ベース付近でコーチからのノックを受け、
一塁への送球を繰り返すことで、腕の振りや指のかかり具合を確認>
「感じがよかった」
(中スポ)
◇森バッテリーチーフコーチ
<CSの前哨戦となる12日の阪神戦。
エース・川上らを惜しげもなく登板させ、
ライバルを全力でたたきのめすことになりそう>
「うちが(12日の)阪神戦で勝てば(阪神は)相当がっくりくるだろうな」
<阪神側は精神的優位に立つために
今季の対戦データを持ち出すだろうが、意に介していない>
「序盤戦でかなり負けたのは
うちの調子が良くなかった時と阪神の勢いのいい時が重なっただけ。
今の勢いを考えれば(結果は)分かること」
<山井、朝倉といったもともと力のある投手が
宮崎でのフェニックス・リーグで調子を上げているが、煙幕を張る>
「あいつらは日本シリーズでいい」
(名タイ)
◇小笠原孝
<7日の東京ヤクルト戦でふがいない投球。
急きょフェニックスリーグへの参戦を命じられ、この日宮崎入り>
「修正点は自分で分かっています」
(中スポ)
◇小林正人
<小笠原、長峰、田中、樋口らとともに宮崎に到着。
日中30度近くに達する暑さに苦笑い>
「(宮崎は)暑いですね」
<CSでの登板機会に関わる『臨時試験』。語気を強めて>
「今の状態がどうこうより、結果を出すしかない。
疲れたなんて言っていられないですよ」
(中スポ)
◆田中大輔
<フェニックス・リーグ出場のために宮崎入り。
この日は1軍と一緒に練習後、空路で移動>
「上では出番がないから
下で受けてこいと(コーチに)言われました。
工夫してリードしたいですね」
<最短でも再昇格は19日、
CS第2ステージに進出すれば昇格の可能があるが>
「第2ステージで呼ばれるように準備します」
(東京中日)
◇タイロン・ウッズ
<この日、『仰天プラン』を明かす。
今年も日本一に立てたなら、愛車でパレードに参加すると約束>
「あの車(シボレー・カマロ)、本当に人気があるんだよ。
車好きのヤマモトサン(山本昌)も『いいねえ』って。
もしドラゴンズが今年も日本一になったらパレードで披露してもいい。
自慢の車だから、皆にも見てもらいたい。よし、パレードで乗る!」
<先月、派手なオレンジ色の愛車
シボレー・カマロが納車されたのだが、周囲の反響も大きかった。
チーム内で評判になっているのはもちろんのこと、
最近、車雑誌の取材まで受け、オーナーはニヤリ。
現在はさらに一部を改造中。11月までには完成する予定という>
「車と一緒の写真を撮られたよ」
<昨年は当初の帰国予定を
わざわざ遅らせてまで、日本一パレードに参加。
パレード車両として認められれば、歓喜の名古屋を走れるかもしれない。
そのためにはCS撃破、そして日本シリーズ制覇が絶対条件>
「とにかく日本一にならなきゃ。
誰でも経験できることじゃない。だからこそ日本一の称号がほしい」
<全体練習のフリー打撃では快音を連発。
CSに向けて手応えを感じている様子>
「それなりにいい感じで振れたかな」
<シーズン終盤の腰痛も最近は徐々に回復している様子>
「うまく付き合っていかなきゃいけないけど、大丈夫。状態は悪くないよ」
(中スポ、東京中日)
【ドラゴンズ・今後の日程】
10月12日(日) 対 阪神(18:00・スカイマークスタジアム)
<クライマックス・セ 第1ステージ>
10月18日(土) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月19日(日) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月20日(月) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月21日(火) (予備日)
(先に2勝した球団が勝者とする)
<クライマックス・セ 第2ステージ>
10月22日(水) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月23日(木) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月24日(金) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月25日(土) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月26日(日) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月27日(月) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月28日(火)、29日(水) (予備日)
(1位球団・巨人にあらかじめ1勝のアドバンテージを与え、
アドバンテージを含め先に4勝した球団を勝者とする)
終盤もつれた今季セ・リーグのペナントレースもこの日決着。
クライマックスシリーズの組み合わせもようやく決まり、
3位のドラゴンズは京セラドーム大阪に乗り込み、2位・阪神と。
そして勝ち上がった際は、1位・巨人と東京ドームで対戦することに。
「どちらと当たりたい?」「どちらからなら戦いやすい?」
そんな論争にもようやく終止符。
日本一連覇への挑戦権を掴むためには、阪神に3戦で2勝、
巨人からは6戦で4勝しなくてはならないこととなりました。
昨夜、自分はスカパー!で2つのゲームをザッピング。
最後はハマスタでの横浜-阪神戦を見て、
その後はそのまま村田(横浜)のヒロインまで流し、
神宮の様子は見ることなく、そのままTVを消しましたが、
巨人の胴上げに関しては、昨季ほどの悔しさが沸かなかったなと。
逆にけっこうそれに冷めていたような感もありましたね。
それはやはり、ドラゴンズが低迷し、
大事なシーズン終盤の優勝争いに絡めなかったから。
9月20日の時点で「完全優勝」の可能性が消滅。
さらに8月、9月と失速してしまったことで、
こちらは、5割ギリギリで広島、東京ヤクルトとの3位争い。
自らが直接優勝争いに関わって敗れたのなら、
かなりの悔しさも出てきますが、
10ゲーム以上離されている身では、正直おこがましく、
そんな話にも加わることさえできないなと…。
この日の2試合に関しても、印象に残ったのは、
神宮球場のスコアボードの映像がきれいで、
これならPVが十分にできるなぐらいに止まりました。
まあ結果は結果として受け止めて、その目は先へ。
これで第1ステージは、今季苦手とした阪神が相手。
甲子園は使えず、京セラドーム大阪での対戦となりますが、
短期決戦だけにうまく流れを掴んで、一気に叩きたいですね。
その上で気になるのは、13ゲーム差をひっくり返され、
V逸した阪神サイドのモチベーション。
ここ数試合を見る限り、かなりのダメージを
喰らっているようにも見えますし、同じ2位にしては、
昨季のドラゴンズよりもテンションが低いような。
ある意味「燃え尽き症候群」の感もありますし、
できれば沈んだまま、第1ステージを迎えていただきたいところ。
ただ向こうはホームですし、阪神も阪神なりの悔しさもあるはず。
甘いことを期待せず、しっかり気を引き締めないといけないでしょう。
期せずして、あす12日はスカイマークでの阪神戦。
『CS前哨戦』と言われながらも、
おそらく向こうは消化試合モードで来るのでは。
ベストで臨むドラゴンズとしては、必ず取っておきたいですね。
しっかりと結果を出して、傷心の相手に、
よりイヤな印象を植え付けたいところです。
一方、1位の巨人に関しては、こう言ったら誠に失礼なのですが、
今シーズンの直接対決で勝ち越していることや
3位を決めたゲームなどで劇勝していることもあり、
正直、それほどの怖さはないですね。
最大13ゲームをひっくり返したり、12連勝したことについては
「スゴイ」と思いはするものの、決して「強い」とは感じてませんし。
それゆえに、第1ステージさえ突破すれば、
良い勝負はできるんじゃないか。そんな風にさえ思っています。
ただそこまで行けるかということと、「4勝」しなくてはいけない。
そのためには投手をもう少し揃えておかないといけないでしょう。昨季の戦い方や結果からも
分かる部分がありますが、
クライマックスシリーズは、
ペナントレースと違う一種独特なもの。
一度リセットしてからの
新たな戦いにもなりますし、
ある意味敗者が復活し、
上位を倒すことだって十分に考えられるはず。
残念ながら、ペナントレースでは優勝争いに絡めなかったものの、
失うものはないですし、全力でぶつかってほしいですね。
そしてチャンスを活かし、ぜひとも悲願達成を。
まだ1週間先のことになるとはいえど、これからの戦い。
まずは大阪で苦手相手に、きっちりと勢いに乗り、
そして東京に乗り込んでの「メーク落とし」を願いたい。
相手が決まり、プランも練りやすくなったことでしょう。
あとはチームとして、いかに状態を上げていくことができるか。
レギュラーシーズンのラストゲームで、総仕上げ。
これから先の決戦へ向け、準備を進めていってほしいです。
ところでドラゴンズのこの日の話題としては、
不振脱出のため、和田に落合監督のメスが。
居残り特打での直接指導で、フォームをいくらか矯正したもよう。
「思い切って違うことをやらなくちゃ」という和田でしたが、
時期が時期だけに良い方向へ作用してくれれば。
またコメントこそなかったですが、
今朝の中スポに、中継ぎ右腕の鈴木の情報が。
右ひじの痛みを訴え、4月下旬に登録を抹消された当初、
骨折ではないと診断されましたが、回復が遅いため、
8月に再検査した際、なんと骨折していたことが判明。
9月25日に右ひじの手術を受け、骨折した個所をボルトで接合。
翌26日に退院し、現在はナゴヤ球場でのリハビリに入ったもよう。
今後は今月下旬に行われる秋季練習からネット投球を再開。
来年2月のキャンプではブルペン投球ができる見込みとのこと。
故障以降、なかなか話題に出てこなかった
スーさんでしたが、やっぱり「骨折」だったんですか。
いくらか遠回りになりましたが、きっちり治すことでしょう。
その穴は大きかったですが、その分来季に返してほしいです。
タイロンのカマロを是非パレードで見たいですねぇ~^^
ますます日本一への願いが高まりました。
スーさんはやはり骨折でしたか(>_<)
4月は頑張ってくれたのでいなくなってからは
中継ぎが厳しかったように思います。
無事、手術も終わったようなので来年見事に復活して欲しいですね☆
投稿: gachao | 2008年10月11日 (土) 14時53分
ししょー、こんにちは(^^)
ベンちゃん大改造、大丈夫なんでふかねぇ?
楽しみだけど心配でもありまふ。
私も神宮のPVをみましたよ!スゴいでふね~。
アニキの表情が印象的でした。
ドラゴンズは、しっかり調整して
CSはガンガンガンと一気に勝っちゃってもらいましょう(^^)
カードでふが、ナガミーネ&コバヤーシはありまふが、
小池さぁ~んは残念ながらありません。寝損くんもないでふ。
レギュラーカードは、結構そろってまふよ!
連続写真?のカードは、ノリさんだけ3枚そろってまふけど…。
憲伸&タイロンは2枚ずつしかありませんですよ。
それでもよいでふか?
幻のクルス、引退の上田コーチ(はやっ)ありまふ。
投稿: たつなみこ | 2008年10月11日 (土) 15時52分
和田選手、不振脱出へ向けて懸命のようですが、
あまり考えすぎると力んでしまいそうで心配です。
CSでは、1試合に1本、いい場面で打つくらいの
リラックスした気持ちで臨んでほしいのですが、
真面目な方だけに、完璧を追求してしまうのかも
しれませんね……。まずは、明日の打席に注目です。
CSは、打線の活発な得点で1stをクリアーし、
2ndは“東京Dホームラン”を警戒することが
何よりも大事かなと思います!
投稿: ドライチ | 2008年10月11日 (土) 17時46分
みなさんコメントありがとうございます!
位の北海道日本ハムが勝ちましたが、
クライマックス・パが始まりましたね。
いきなり
1週間後も同じく3位のチームが頑張ってほしいなと思います。
>gachaoさん
ウッズ選手のカマロ
ただオープンカー仕様じゃないので、
お姿が観られないのが、寂しいかなと。
さらにオレンジをドラゴンズブルーに塗り替えたら
怒られちゃうかもしれないですし
鈴木投手、苦しいシーズンになりましたが、
来季は復活を自分も期待しています。
>たつなみこさま
神宮のPVの画面は見ていましたが、
フジ739の放送でTBSニュースバードの映像が
そのまま流れていいのか?とドキドキ
CSも第2ステージまでいったら
ナゴドでPVやればいいのになと思いましたよ。
カードの件は、お分けいただけるのならノープロブレム
たつなみこセレクションでいいモノをくらはい!
>ドライチさん
和田選手のフォームですが、改造なのか修正なのか
その辺りが気になりますね
ただ実績ある打者ですし、三冠理論をうまく吸収。
自らのフォームに役立ててほしいところです。
阪神も「辞める」とか言っているようですし、
で進んでもらい、
このままローテンション
メーク落としできるよう、勝っていってほしいです
投稿: Toshikichi | 2008年10月12日 (日) 09時40分