ノリCS進出弾炸裂、凄強竜7連勝で3位確定!
敵地で横浜を3タテして、今季2度目の6連勝!
上昇気流でCSマジックを『1』としたドラゴンズ。
ところ変わってこの日から、東京ドームに乗り込み、
同率首位の巨人との今季最後の2連戦。
その初戦、投手戦のまま1-1で迎えた9回、
打線が巨人2番手・クルーンを攻め、1死二、三塁とすると、
中村紀洋がセンターバックスクリーン右に鮮やかな3ラン。
勝利を決定づけると、そのウラ、守護神・岩瀬が
1点差に詰め寄られものの何とか締めて、36セーブ目をマーク。
今季初の7連勝で、3位を確定させたドラゴンズ。
ついにクライマックスシリーズ進出を決めました!
◇セントラル・リーグ公式戦 巨人-中日 23回戦 (4日・東京ドーム | 中日14勝9敗) | ||||||||||
45124人 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
中 日 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 |
巨 人 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 |
[勝] 高橋(52試合2勝1敗1S) [S] 岩瀬(51試合3勝3敗36S) [D本] 森野19号 中村紀洋24号3ラン | ||||||||||
[Dバッテリー] 山本昌、高橋、岩瀬 - 谷繁 |
【ゲームレビュー】
今季初の7連勝でシーズン3位を確保し、
クライマックスシリーズ進出を決めた
9回、抑えのクルーンを攻略した。
制球難を見極めて、和田、森野が連続四球。
暴投も絡んで1死二、三塁から、
中村紀洋が中堅右へ勝ち越しの3ランを放った。
約2週間ぶりに先発した山本昌が好投し、7回まで投げきった。
2番手・高橋が2勝目。岩瀬は1点差まで詰められたが、
36セーブ目をマークした。
(公式サイト、中日新聞、共同通信社、ニッカン式スコア)
【イニング経過】
ドラゴンズの先発は、背中の張りの影響もあり、
登板間隔が中16日も空いたベテラン・山本昌。
大事な一戦での登板となったが、立ち上がり2死からピンチ。
小笠原に内へのスクリューを詰まりながらも
センター前に落とされると、
ラミレスにも外へのスクリューを
痛烈にセンターに弾き返され、連打で一、三塁。
迎えるは、今季1打席しか対戦のないイ・スンヨプ。
しかしフルカウントからの6球目、
外角低目一杯にストレートをズバッと決めると、
イ・スンヨプはピクリとも動かず、見逃し三振。
このピンチを食い止めたことが、その後の好投に繋がった。
一方、巨人先発は、対中日戦4勝1敗のグライシンガー。
初回、簡単に三者凡退に打ち取られた打線だったが、
2回、先頭はグライキラーの4番・森野。
初球、2球目と外へのボールが高低に外れ、
カウント0-2からの3球目、カットボールが甘く内角高目に。
これを逃さずに振り抜くと、高く上がった打球は
そのままライトスタンド中段へ!
8打数5安打の好相性も生きたうえ、
巨人ファンを一瞬フリーズさせたホームラン!(1-0)
4番になって初の一発で、ドラゴンズが先制した。
続く3回、2死からグライを攻め込むドラゴンズ。
イ・ビョンギュが投手の足下を抜いていくヒットで出ると、
荒木も真ん中高目のストレートを叩いて、
左中間へと落ちるヒット。ビョンが三塁まで進むと、
レフト・ラミレスの緩慢さを突いて、荒木は一気に二塁へ。
二、三塁とチャンスを広げたが、
和田が外へのカーブを右へ持って行くも、ライトフライ。
惜しくも追加点を挙げることはできず。
1点を先制してもらった山本昌。
落ち着きも取り戻し、2回、3回と三者凡退。
変化球を意識させ、ストレートに振り遅れさせるという
らしい投球をみせていたが、4回にまさかの一発。
この回先頭、小笠原に初球、真ん中低目のスクリューを
うまく押っつけられると、レフトへ上がった打球は
そのまま最前列に飛び込んでしまう同点弾に(1-1)。
小笠原自身も入るとは思わなかった東京ドームラン。
アンラッキーな一発でゲームが振り出しへと戻る。
その後は山本昌、グライシンガー両投手の投げ合いに。
緩急自在の投球で淡々と投げ込んでいく山本昌に対し、
ストレート、カットボールを中心に、内角を突く投球で
安定感を取り戻したグライシンガー。
とても点を奪えるようなムードはなく、緊迫した展開が続く。
6回、ようやく先頭打者が出たドラゴンズ。
この回先頭、イ・ビョンギュが中に入ったチェンジアップを叩き、
右中間突破のツーベースで出ると、続く荒木はバントを空振り。
何とかヒッティングへ切り替えたものの、浅いライトフライ。
ランナーを進められないと、和田の遊ゴロが進塁打となり三塁へ。
ここで先制弾の森野を迎えたが、カウント1-1からの3球目、
外角低目のチェンジアップを叩くも三遊間のゴロ。
キラー炸裂は再び起こらず、少ないチャンスを逃す。
6回を投げ終え、86球。
小笠原の一発以降はわずか1安打に抑え込んできた山本昌。
7回ウラ、1死から谷に外へのカーブを
ライト前に持って行かれ、久々にヒットを許し、
続く阿部に対しては、カウント0-3。
疲れが見え始めたようにも思えたが、
ここから踏ん張り、味な投球。
落ち着いてスライダーでストライクを1つ取ると、
続く5球目は、内へのスクリューでファウルを打たせ2-3。
そして6球目、外へのストレートを打たせてのセンターフライ。
谷繁の強気のリードが冴え、2死とすると、
さらに続く坂本の時は、相手の打ち気を逸らすように
けん制を入れたりと、実に老獪な間でペースを握らせず。
そして最後は、内角低目のスクリューで遊撃フライ。
登板間隔が空いたにも関わらず、しっかりとゲームを作り、
7イニング、103球を投げ、5安打4奪三振無四球。
勝ち星こそ付かなかったものの、
ソロ本塁打による1失点で切り抜け、後続に3位確保を託した。
8回ウラ、ドラゴンズ2番手は、高橋。
膠着した展開なだけに、投手交代がゲームを動かす危険性も。
しかしこの日の高橋は、実に淡々。
先頭のグライシンガーの代打・大道を初球、二ゴロに取ると、
続く鈴木尚広を2球目、外へのフォークでバットを折り三ゴロに。
さらに木村拓也に対しては、ファウルと見逃しで
2ストライクと追い込むと、3球勝負で空振り三振。
わずか6球であっという間に抑え、流れを変えない好投を見せた。
そして迎えた9回、巨人の方も2番手が登板。
負けられない気持ちの表れか、同点にも関わらず、
クローザーのクルーンを投入する。
迎えるは、和田、森野、ウッズのクリーンアップ。
初球、いきなり160キロを投げ込むクルーン。
しかしボールは速いが、制球が定まらない。
和田に対して1-3からストレートを叩きつけ、四球を出すと、
続くバントの構えの森野に対しては、ストライク1つ入らず、
ストレートの四球。労せずに一、二塁とランナーが進む。
そして迎えるは、一発が期待できるウッズ。
しかしこういうタイプはクルーンは与しやすいのか、
カウント2-1からの内へのストレートで空振り三振。
ウッズのバットが空を切り、1アウトを奪われてしまう。
ところが続く中村紀洋の初球で、再び展開が変化。
外角低目にフォークを投げ込むも。
ワンバウンドしてしまい、ワイルドピッチ!
ランナーがそれぞれ進み、1死二、三塁。
外野フライ1つ上がれば、勝ち越しの状況を迎える。
ここで打席を外した中村紀洋に、
ベンチから落合監督が歩み寄って、耳打ち。
「お前の持ち味を出せ。低目はゴロになるから高目を狙え」
今季初の指揮官からのアドバイスで、
気持ちが楽になった中村紀洋に対し、
切羽詰まったクルーンが投じた、カウント1-1からの3球目は
外角高めに浮いた144キロのフォーク。
力を抜いてコンパクトに振り抜くと、
打球は前進守備のセンターのはるか頭上を越え、
センターバックスクリーン右に飛び込む特大弾に!
土壇場9回に驚弾炸裂!
勝利を、そしてCS進出を決定づける3ランホームラン!(4-1)
右手を高々と突き上げてダイヤモンドを一周し、
ベンチへと戻ってきた背番号99に、落合監督も思わずニンマリ。
巨人の絶対的な守護神に今季初めて一発を浴びせKO。
勝ち越しに成功して、ゲームの流れをようやく掴んだ。
そして3点リードで迎えた9回ウラ、
ドラゴンズ3番手は、もちろん守護神・岩瀬。
先頭の小笠原を外へのストレートで空振り三振。
まずまずの調子に見えた岩瀬だったが、
続くラミレスに内へのストレートで詰まらせながら、
三塁線を抜かれてしまうツーベースを許すと、
続くイ・スンヨプに対し、外へのスライダーが抜けて四球。
一、二塁と走者を溜めてしまう。
ここで巨人ベンチが勝負をかけ、谷に代えて高橋由伸。
長打を期待しての代打策となったが、
ここは岩瀬が落ち着き、外角高目のスライダーで空振り三振。
何とか2死までこぎ着けたものの、ここで切れなかったのがやや痛恨。
続く阿部にフルカウントから、外角低目のストレートが外れ四球。
2死満塁としてしまうと、今季2安打を許している坂本に
中に入ったシュートを叩かれ、三遊間を抜くタイムリー(4-3)。
二者が生還し、1点差に迫られてしまう。
なおも2死一、二塁と、同点のピンチ。
しかし、最後の砦だけは守るのが今季の守護神。
続く越智の代打・亀井に対し、2ストライクと追い込むと、
最後は外角低目のスライダーでショート正面のゴロ。
井端ががっちり掴んで、中村紀洋に送ってゲームセット!
両軍のクローザーが得点を奪われ、
最後は若干ヒヤヒヤの展開ながら、
何とか逃げ切り、巨人を振り切ったドラゴンズ。
首位タイの巨人を破って、今季初となる7連勝!
さらにこの日の勝利で、ついに今季の3位が確定するとともに、
現状の目標としていたクライマックスシリーズ進出が決定。
とりあえずまずは1つハードルをクリアしたドラゴンズ。
3位からながら、2年連続日本一に向け、
阪神と巨人のうちどちらか2位のチームと、
18日からのCS第1ステージで対戦することとなった。
両チーム勝ち頭による緊迫した投手戦。
なかなか突破口が見いだせないまま、最終回に突入。
相手の守護神の制球が定まらず、もらったチャンスに
勝負強い男が見せた、鮮やかな決勝弾。
すでに広島が敗れたため、決まってはいたものの、
しっかり自力で勝って、CS出場権を得たドラゴンズ。
ドラマチックに7連勝を飾って、3位を確保。
とりあえず最低限の目標をクリアすることができて、
本当によかったですし、うれしかったです!
それにしても、9回のノリさんの勝ち越し3ラン。
クルーンの抜けたフォークをしっかりと捉え、
軽い感じで振り抜きましたが、
思った以上に伸びていきましたね。
ワイルドピッチで二、三塁となり、外野フライ一本でOK。
自分的にはお得意の右方向への打球で、
外野の頭を越えてくれればと思っていましたが、
お釣りが来るぐらいの好結果。
やはりその直前の落合監督からのアドバイスが、効果的だったようですね。
「低目はゴロになるから高目を狙え」というのは
もちろんわかってはいたでしょうが、
「お前の持ち味を出せ」というひと言、これが大きかったのでは。
これでかなり気持ちが楽になっていたようで、
もともと気持ちでフルスイングする男が
指揮官の言葉に意を感じて、さらにやってやろうと燃えた。
そして狙い通りに高目にフォークが浮いてきた。
得てして、こういう時には、打ち損ないがあったりもするものですが、
勝負強い男というのは、やはり違う。
センターバックスクリーン右へときっちりとぶち込み、
巨人を黙らせ、レフドラを歓喜の渦へと導いた驚弾。
入った瞬間、ホントに感動しましたし、スゴイ男だと。
そしてそういう選手が6番にいるドラゴンズ。
順位こそ3位とはいえど、現状では最も強い!
そんな風に感じながら、この日のゲームを見届けました。
中16日での復帰登板となった昌さんも、
空いた間隔を感じさせず、らしい投球を見せてくれましたし、
2番手の高橋が3人でピシャリと抑えたのが、スパイスとなった。
さらに1点差に詰め寄られた岩瀬は、
決め球こそ決まらず苦しかったものの、最後の砦だけは守った。
この1勝はおそらくCS第1ステージで当たりそうな巨人に、
大きなダメージを与えたゲームになったんじゃないかなと。
まあこの7連勝の状態が、
2週間後も続いているかといえば、そうではないと思いますし、
今後さらに調整していかないといけないでしょう。
ただ3位を確保し、日本シリーズへの挑戦権を掴んでしまえば、
この先は勝ち上がってしまった方が勝ち。
昨季、短期決戦の弱さを克服したドラゴンズなら、
きっと大きな『波乱』を巻き起こしてくれると思います。
レギュラーシーズンは、残り3試合。
おそらくスタメンも飛車角抜きになってきそう。
ただもうこの先に向け、調整してもらえば結構。
そしてファンとしては前代未聞の『3位からの日本一』。
その道程を見届けていくのを、楽しみにしています。
とりあえずは、3位確保おめでとうございます!
ただここで終わるのではなく、スタートラインに立ったのみ。
残り試合も良きものとして、良い形で2週間後の
クライマックスシリーズへ突入できるよう頑張ってほしいと思います!
☆ウィナーズ・ボイス(4日)
◎中村紀洋
<9回、バックスクリーン右へ決勝の24号3ランを放つ>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(クルーンから放った見事なホームラン。感触は)
えー、そうですね、あのう、外野フライでいいという気持ちで
打席に入ったんで、あとは、監督から、あのう、
その前にアドバイスをいただいて、
まあ、気楽に打席に入れたのがよかったと思います。
(暴投のあとの落合監督のアドバイス。
具体的にはどんなアドバイスがあったのか)
いや、まあ、自分のスイングを心がけて、あのう、
高目のボールを意識して、あのう、
自分のバッティングをしろというふうに言われたんで、
本当に、気楽に打席に立てたので、
まあ、結果が、結果も出ましたし、良かったです。
(あの大歓声に包まれながら、
気持ち良さそうにダイヤモンドを一周)
そうですね。あのう、本当にね、勝つしかないと思ってやってますんで、
あと残り試合すべて勝つつもりで、あのう、その意味でもね、
今日のホームランというのは、貴重なホームランだと思います。はい。
(これで7連勝、CS進出の3位以内が今日で決まった)
そうですね、あのう、ホッとしてます。
あとはね、あのう、クライマックスに向けてね、
やっぱり、自分の調子もね、上げていきたいと思いますし、
まあ、この流れでいきたいなと思っています」
<打球も価値も実に大きな本塁打だった>
「何とか外野フライでと思ってた。うまいこと打てました。
強いスイングで、泳がずに、うまく真芯でとらえられた」
<打席に入る前、落合監督に耳打ちされた>
「(監督からは)『おまえの持ち味を出せ。
自分の打ち方をすればいい。高めを狙え』と言われました。
(打席に入る前に)アドバイスをもらったのは
今年初めてだと思います。あのおかげで楽に打席に立てた」
<監督のアドバイスで、ふと力みが抜けた。
余計なことを思考から取り除いたら、素晴らしい結果が待っていた>
「腰の問題もあるし、負担がかからないように考えてたけど、
あの打席で忘れることができた。
低めを打ってもゴロになるだけ。高めを意識していった。
持ち味のスイングができました。
自然にバットが出た。理想の打撃。
力が抜けてバットのヘッドも走ったし。
ゴルフのドライバーみたい? そうですね」
<試合終了前に広島が敗れたため、CS出場は決まっていたが、
自分たちの力で出場権を得た。チームの勝利優先を強調>
「CSが決まってホッとした。このホームランはいい兆しになる。
この流れで入れたらいいね。
何とかチームのために。それしか考えられない」
<痛み止めの注射、コルセットの着用と、
昨年同様の腰痛対策をしているが、グラウンドに立てば弱音は吐けない。
レギュラーシーズン残り3試合も、全力で戦う>
「体がボロボロでも、勝てば、すべてが報われる。
みんなそのつもりでやってる。負けることは許されん.
(CSは)決まったけど、残り試合も全部勝つつもりでやりますよ」
<今季クルーンが初めて浴びた本塁打となり>
「ウソ! あした(5日)クルーンに怒られるかもしれないね。
いつもあいつに話し掛けられるから」
(中スポ、サンスポ1、2、スポーツ報知、時事通信、
朝日新聞、毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン)
○山本昌
<グライシンガーとの堂々の投げ合いで、7イニングを5安打1失点。
勝ち投手こそ後輩に譲ったが、快投とともにマウンドに帰ってきた>
「(登板間隔があき)やっぱり少し変な感じがしたね。
試合にできたのは、谷繁のリードのおかげ。勝ててよかったですよ」
<1回に2死一、三塁のピンチを招いたが、
イ・スンヨプをカウント2-3と追い込み、
最後は外角低目142キロの速球で見逃し三振。自画自賛の1球に>
「思い通りのコース。ぼくのキャリアの中でもトップクラスのボール」
<前回登板の9月17日の阪神戦後、背中の張りを訴えた。
フル稼働の『代償』は少なからずあったのだが、
無理をせずにしっかり回復させてから、中16日で先発。
103球を投げたことでブランクによるスタミナの不安もぬぐい去る>
「久しぶりだから感覚があわなくて。調子自体は良くなかった。
苦しかったけど、それでもぼちぼちは投げられた」
<昨季は出場すらできずに涙をのんだポストシーズンへ、
今季はローテの軸として胸を張って臨む。
最大の目標は日本シリーズ初勝利>
「今日でクライマックス出場が決まったからね。
日本シリーズに出るには、ここを通らなきゃいけない。
巨人と阪神を勝ち抜けば、いける。
クライマックスは阪神、巨人どっちが先になるか
わからないけど、とにかく頑張ります」
(中スポ、サンスポ、スポーツ報知、時事通信、スポニチ名古屋、ニッカン)
『なんとかゲームに できてホッとしています。
ひさしぶりで感触はなかったのですが。
クライマックスシリーズ出場がかかった大事な試合だったので、
チームが勝ってくれて何より。
ここまできたら個人の勝ちとか言ってる場合じゃないですからね。
それに東京ドームは、日本シリーズ出場のためには
もう1度通らなきゃいけない球場。
先になるか後になるかは分かりませんけどね。
少なくとも今季の東京ドームではいい結果も残ったので、
チャンスがあれば頑張ります。
今季のレギュラーシーズンとしては、登板があと1回あるかないか。
でもその後も続きますから、しっかり準備します』
(『山本昌公式ホームページ』より抜粋引用)
○森野将彦
<2回先頭、右翼席中段へ先制の19号ソロを放つ>
「完ぺき。(左手で)ボールを押し込めました」
<4番では7試合目にして初めての一発だが、
ここ数試合はバットが湿りがちだっただけに謙虚>
「まだまだ。4番とはいってもチームに迷惑をかけてきたからね」
<自己ベストも更新。これまでの最多本塁打は昨季の18本。
今季は2カ月以上戦列を離脱したが、
それでも出場93試合目にして『公約』を果たしクールに笑う>
「まあまあだね。『19』という数字はそんなに意識していなかったけど」
<4番に座ってから、チームは負けなしの7連勝でCSを決めた>
「まだ喜ぶのは早い。これからです」
(中スポ、ニッカン)
○高橋聡文
<8回に2番手で登板。3人を6球で片付け、白星を手に。
チーム最多の52試合目。パワーピッチが中盤を支えている>
「きょうはよく球が走っていました。
これからもしっかりとつないでいきたいです」
<今季6打数1安打、打率.167に封じている小笠原について>
「少しでも甘いと打たれます。でも、怖がらずにいこう。
そう思って攻めているのがいい結果になっているのかもしれません」
(中スポ)
○岩瀬仁紀
<3点リードした直後の9回に登板、
北京五輪以来の対戦となるイ・スンヨプへの四球などで、
2死満塁のピンチから坂本に2点適時打を浴びたが、
続く代打・亀井を遊ゴロに退け、辛くも逃げ切り36セーブ目。
いつもはクールな守護神だが、さすがに冷や汗たらり>
「こんな状態じゃコメントのしようがないです。
シゲさん(谷繁)に『ボールそのものはいい』と言われたのですが」
(東京中日、スポニチ名古屋)
◇清水昭信
<東京ドームに着いたバスから降りてきたが、少し緊張していた>
「プロになってから東京ドーム初めてなんですよ。
大学(06年の大学選手権)のときに1イニング投げているんですよ。
練習中もくるくる景色を見てました。
景色はあのときと変わってなかったですね」
(中スポ<ドラ番記者>)
◇トマス・デラロサ
<ドミニカ共和国のウインターリーグに参加するため、
6日に川井、佐藤亮太、菊地、前田、新井、藤井の6選手が旅立つが、
ドミニカ出身でこのリーグを熟知している>
「子どものころ外野席からよく試合を見ていたよ。
『あそこにオレも立ちたい』って思ったものさ」
<大リーグでプレーするようになっても、
毎年冬はドミニカで白球を追いかけてきた。
それゆえ来日前から竜戦士たちのプレーぶりを目の当たりに。
一昨年は高橋、昨年は長峰、吉見と同じチームでプレー>
「低めを丁寧に突いているという印象があった。
みんなチームに貢献していたよ」
<日本から見れば、地球の裏側にあるドミニカ。
野球の質も全く異なるという>
「全然違うよ。向こうは力と力の勝負が多い。
それにレベルもすごく高い。
ゲレロ(エンゼルス)、テハダ(アストロズ)…。
大リーグの一流選手もここでプレーしているからね」
<だからこそドミニカに行く選手にエールを送る>
「向こうで得られることはたくさんある。
世界中から選手が集まり、活躍しなければ
試合に出られない厳しいリーグだけど、
競争の中で貴重な経験できるはずだ」
<自身もポストシーズンが終わり次第、
帰国してウインターリーグに身を投じる予定>
「ゆっくり休むのは引退してからでいい。
来季への準備をしっかり整える方が大切だよ」
(中スポ)
○落合監督
<今季初の7連勝でCS出場圏の3位を確保し、
2年連続日本一への挑戦権を手に。
シーズンの苦悩は、このひと言に凝縮。
2度も繰り返したところに、苦心がうかがえる>
「やっと、やっとだな。
7連勝? そんなに勝ってたのか? 知らなかった。
でも強いっていう勝ち方じゃない。
だいぶいい形にはなってきたけどな。
満足はしない。日本一になっても? しないだろうな。
何があっても満足しないよ。
シーズン144勝したら、初めて満足できるかな。
オレたちはそこを目指してるんだから」
<7月には優勝が絶望的となった失意のシーズン。
2位から日本一となった昨季の再現へと
目標を切り替えてもおかしくなかったが、
指揮官はCS不要論者として持論を曲げなかった>
「オレの頭にはリーグ制覇して、
日本一になる完全優勝ということしかない。
優勝できる力のあるチームにとって
クライマックスシリーズはいらないんだ」
<ただ、持論は曲げずともルールには従う。
今年6月1日から、タクシーの後部座席に乗り込むと
真っ先にシートベルトを締める>
「決まったことなんだから締めるのは当たり前だ。
それに締めてないとドライバーが罰則を受けるんだぞ。
運転手さんが迷惑だろう。
オレたちは決められた通りにやるしかない」
<次のステージへの扉のカギは手に入れた。
ここから先の3試合は有意義な消化試合となる。
最後まで死闘が続きそうな阪神、巨人を横目にCSだけに集中できる>
「みんな、万全で野球をやっているわけじゃない。
これでちょっとへたっているやつは休ませられるな。
優勝が懸かっていれば別だが、そうじゃないからな。
有効に? 使わないといけないだろうな」
(中スポ、サンスポ、スポーツ報知、時事通信、
朝日新聞、毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン、デイリー)
CS進出決めてきました!

って、ただ飲んで騒いでいただけですけど
森野のアーチはドーム内が静か過ぎてアウトかと
思ってしまいました。
正にライトスタンドがフリーズしてました
ノリの3ランは一瞬沈黙の後、周りのドラゴンズファンと


大騒ぎをしました
このまま強いドラゴンズでいてもらいましょう!
日本一まで一直線です
それでは、後でお会いしましょう
投稿: ギンタロウ | 2008年10月 5日 (日) 10時14分
初回、昌投手の奪三振のストレートは確かに
凄かったです。ご本人が「ベストピッチのひとつ」と
振り返っていたように、本当にシビレましたよ!
試合終盤は、聡文投手の完璧なピッチングが
良いリズムを作りましたね。シーズンを通して
奮投を続ける貴重なセットアッパーの1人。
防御率2点台前半は、立派の一言ですね!
投稿: ドライチ | 2008年10月 5日 (日) 10時35分
ボクが行かないと東京ドームだと
強いですね(^◇^)
多分、行っていたらサヨナラだったかもw
それにしてもノリの一撃でクルーン撃沈
見ていて気分が良かったです。
これで日シリ連覇のチャンスが出来たので
あとは上手く調整してほしいですね。
今頃は現地ですかね(^^♪
今日はタンスくんが出てこないので
安心して声援お願いします(笑
投稿: dai | 2008年10月 5日 (日) 12時37分
やりましたね、CS出場!!
首位と10ゲーム以上はなされての日本一はちょっと複雑ですがルールはルール。
達成して東京大手町の新聞社の呆けジジイを慌てさせてやりましょう。
(実現したら今度はCSが無くなるかもも・・・。)
勝った負けたのバカ騒ぎは2チームに任せて、ドラはしっかり休養・調整をしてCSに望んでもらいたいですね。
個人的には巨人相手に日シリを決める方がいいかな。
最後まで応援頑張りましょうね。
投稿: りくぶっち | 2008年10月 5日 (日) 16時50分
みなさんコメントありがとうございます!
そして3位決定、本当によかったですね。
昨日は観戦に出かけたりしたうえ、
帰宅したのち、いろいろあって、
返事が遅くなってしまいました。申し訳ありません。
>ギンタロウさん
観戦おつかれさまでした。
森野選手の一発のとき、ライト完全にフリーズでした。
ああなってしまうと、本当にホームランなのか
一瞬疑ってしまうときも…。
4番での初本塁打でしたが、効果は大きかったと思います。
ノリさんの3ランは、劇的でしたね(^^)
ああいうのを生で観られると、さらに喜びがわきますが。
これからのポストシーズンでさらに盛り上がりを期待します。
>ドライチさん
観戦おつかれさまでした。
昌さん、中16日で心配していましたが、
しっかりと復調してくれて、とてもうれしいですね(^^)
特にあの初回のストレートは、とてもしびれました。
夢のシリーズ初勝利へ一歩近づきましたし、
ポストシーズンでさらに頑張ってほしいです。
高橋投手ももちろんセットアッパーとして期待します。
>daiさん
最後はヒヤッとしましたね。
ただ最後の砦を守るところはさすが岩瀬投手でした。
ノリさんの3ラン、大きかったですね。
クルーン投手、今季初被弾だったようで、
その辺でも大きなダメージを与えたと思います。
すみません、安心して声援しましたが及ばず…。
これで観戦では2試合連続完封負け。
燃えドラでバンザイ、しばらくやっておりません(T.T)
>りくぶっちさん
さすがに5割切って、CS出場はみっともないと思いましたが、
しっかり貯金もありますし、まあ胸張って出場しましょう。
思わぬ高見の見物となりましたが、
残り2週間で、うまく調整してもらいたいですね。
もう少しシーズンが続いていくようでうれしい。
まだまだ応援していこうと思います(^^)
投稿: Toshikichi | 2008年10月 6日 (月) 10時39分