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2008年10月

2008年10月31日 (金)

野本圭・伊藤準規ら9選手指名、オレ流満足ドラフト!

高校生と大学・社会人に分かれていたドラフト会議
4年ぶりに一括開催となり、この日東京都内のホテルで開催。
ドラゴンズは、育成2人を含む9選手を指名しました。
注目の指名選手は以下の通りです。


☆中日ドラゴンズ ドラフト確定選手☆

◇1巡目 交渉権獲得選手
野本 圭(のもと けい)
岡山南高-駒澤大学-日本通運
外野手 左投左打
1984.7.7生 180センチ 81キロ

岡山県生まれの24歳。
岡山南高-駒大を経て、日本通運に07年入社。
50メートル走は6秒1の俊足。駒大では1年時からベンチ入りし、
4年夏に世界大学選手権の日本代表で首位打者と盗塁王を獲得。
ドーハ・アジア大会では打率.375で銀メダル獲得に貢献。
日本通運では入社直後から3番打者。
昨秋の野球W杯にはアマ日本代表として出場。
打力・走力・地肩すべてにおいてプロレベル。
勝負強い打撃には定評がある。パンチ力も非凡。
チームの中心選手として信頼度は高い。
家族は両親と兄、弟、妹。
(東京中日評価 A、公式サイト中スポスポニチ時事通信

<野本選手紹介記事>
日本通運・野本が急浮上 きょう運命のドラフト(中スポ)
走攻守3拍子そろった即戦力・野本(スポーツナビ)
日本通運・野本、絶好調3安打/都市対抗(サンスポ)
◇3安打、成長の証し--野本圭外野手(毎日jp)

<野本選手紹介動画>
社会人の2008年度ドラフト候補らしき方々
Nomoto
日本通運・野本 圭 打撃動画


<東京都港区の日本通運本社で会見。
中日から1位指名の吉報を聞き、水谷、仁村の両スカウトから
指名あいさつを受けると、素直に喜びを表す>
「とても楽しみにしていた。幸せな気持ちでいっぱい」

<駒大時代には大学野球日本代表にも選ばれたが、
ドラフトで指名されず、悔しい思いを抱えて
社会人野球に進んだだけに、今回の指名には>
「正直、ほっとした」

<社会人野球をと振り返りと活躍を誓う>
「今は11月の(社会人の)日本選手権に向けた気持ちが大きい」
人間的にも野球人として濃い2年間だった。少しずつでも恩返しをしたい」

<日本通運からは03年に小川、04年には川井に金剛と
中日入り選手が多く、辻2軍監督も大先輩。チームの印象を語り>
「すごく身近に感じる。
昨年は日本一、今年もクライマックスシリーズに進出していて、
常に好成績を残してレベルの高い野球をするチーム」

<落合監督については>
「選手でも監督でも『すごい』の一言。
しっかり見て盗めるものは盗みたい」

<喜びを表すのもそこそこに、早くも次なる目標を見据える>
「中日は昨年日本一になっている。
レベルが高いチームですが、自分は打力に自信がある。
まずは来年、開幕から試合に出たい。
そして10年後には、中日を代表する選手になっていたい」

<目標を問われると端正な顔を一層引き締め、
チームの偉大な先輩の名を挙げる。
目指すは『ミスタードラゴンズ』と同じような安打製造機>
「アベレージには特にこだわりがある。
3割を打ち、できれば1番を任されたい。
選手としては立浪さんが目標です。
今は雲の上の人ですけれど、いつかは自分も2000本打ちたい」

<小さいころは巨人ファン。
ただ熱烈なG党というほどではなかったらしい>
「岡山では巨人戦しかやっていなかった。
落合監督の姿も印象に残っています」

<尊敬する人は、駒澤大の大田誠・前監督>
「野球人である前に、人として
大きくならないとダメだと教わりました。
駒大に入って自分の野球に対する姿勢が変わりました」

<名古屋の印象は>
「みそかつです。もちろん中日もあります」
中スポ中日新聞、スポーツ報知、共同通信社
時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


◆神長監督(日本通運)
<野本選手の練習でのひたむきな姿勢を絶賛>
「ダッシュ一つをとっても、
100%の力を出し切るような姿勢がある」
中スポ

◇仁村スカウト
<野本選手の記者会見に同席。
走攻守3拍子を兼ね備えた即戦力として、最高の評価>
「足、肩、打撃とどれもプロレベルにあり、
社会人ではナンバーワンの野手。必ずレギュラーを取ってくれる」
中スポ中日新聞毎日jp


◇2巡目 交渉権獲得選手
伊藤 準規(いとう じゅんき)
岐阜城北高等学校
投手 右投左打
1991.1.7生 185センチ 72キロ

愛知県稲沢市生まれの17歳。
片原一色小2年の時に硬式「稲沢リトル」で野球を始める。
明治中ではヤングリーグ「西尾張ドリームス」でプレー。
3年時にエースとして全国グランドチャンピオン大会に出場。
岐阜城北では1年夏からベンチ入り。
2年夏の岐阜大会準々決勝で清翔高を相手にノーヒットノーラン達成。
最後の夏は、市岐阜商高に4回戦、延長10回で惜敗。
角度のあるストレートは球威、キレ抜群。
打撃も非凡で投打にセンスが光る。
将来のエース候補、ストレートはMAX144キロ。
(東京中日評価 A、公式サイトスポニチ

<伊藤準規投手紹介記事>
大物感漂う大型右腕=岐阜城北高の伊藤準規投手(時事通信)
岐阜城北・伊藤延長10回力尽く(ニッカン)
最速147キロ 球種も豊富…伊藤準規投手(読売新聞)

<伊藤準規投手紹介動画>
2007年全国高校野球岐阜大会 岐阜城北 伊藤準規投手(2年時)


<中日から2位指名を受け、岐阜市内の同校で会見。
地元球団からの指名に、端正なマスクが緩み、みるみる笑顔が広がる>
「ホッとしました。1位指名もあるかと思っていたので、
ちょっと遅れてドキドキしました。
(中日は)小さいころからのファンだったので、本当にうれしいです。
監督やコーチ、チームメートに感謝したい。
けがをした自分を支えてくれた皆への恩返しを、
甲子園に連れていくことで果たしたかったが負けてしまった。
プロの世界で活躍した姿を見せて恩返ししたい」

<公言はしなかったが、
心の中では中日からの指名を待っていた。
29日に自宅近所の神社に祈願。
2位とはいえ、あこがれ続けた地元球団からの指名は
やはり格別。落合監督について>
「自分の考えやさい配を持っている。すごいさい配をする」

<目標の投手にはエースの名前を挙げ>
「あこがれの投手は川上さん。
川上憲伸さんはここという時に三振を取れる。
ピンチの際の気迫もすごい」

<MAX147キロの速球派右腕。
北海道日本ハムのダルビッシュらの投球フォームをよく見て、
スピードが増したという研究熱心なところも。
投球のスケール同様、夢も大きく>
「(昨年9月頃に痛めた右ひじも)もう大丈夫です。
プロに比べたら体は小さいけど、
(1年目から)体づくりだけではなく、活躍するつもりでやりたい。
プロが厳しいのは分かっているが、
球の伸びや切れを生かしていきたい。
1年目から活躍し、新人王を取るくらいの気持ちで、
将来は日本のエースになるくらいの心構えでやっていきたい」
(中スポ、中日新聞共同通信社朝日新聞毎日jp
読売新聞スポニチ名古屋ニッカン

◆藤田監督(岐阜城北高)
<中日に指名された伊藤準規投手に期待を込めて>
「1年の頃はマッチ棒みたいな体だったが、頼もしくなった。
負けず嫌いで研究熱心。中日のエースに育ってほしい。
将来は球界を代表する投手になってほしい」
中日新聞朝日新聞


◇3巡目 交渉権獲得選手
岩﨑 恭平(いわさき きょうへい)
東海大相模高-東海大学
内野手 右投左打
1986.4.4生 178センチ 73キロ

神奈川県平塚市生まれの22歳。
小4年から野球を始める、中学時代は硬式「平塚シニア」に所属。
東海大相模高では1年秋から「3番・二塁」で
高校通算40本塁打も、県大会準優勝が最高で甲子園出場はなし。
東海大学では2年秋から三塁手の定位置を確保し、ベストナイン2度。
今春から遊撃手に転向。2年連続大学選手権準優勝に貢献。
2年秋から首都大学リーグで5季連続打率3割以上、昨秋は.417をマーク。
日本代表にも選出。50メートル5秒7の俊足。
野球センスが光る、特に走塁部門がすばらしい。打撃は広角打法。
(東京中日評価 A、公式サイトスポニチ

<岩﨑恭平選手紹介記事>
東海大が1安打で勝利(ニッカン)

<岩﨑恭平選手紹介動画>
岩崎 恭平(東海大・4年)遊撃手
IWASAKI


<仲間の「プリンス」コールに乗り、会見場に現れる。
『首都のヒットマン』はアマ球界一のイケメン>
「すごくホッとして気が抜けた感じ。
中日には尊敬する二遊間の荒木さんと井端さんがいるし、
(高校の)先輩の森野さんもいる。光栄です」

<実は4位以降の下位指名なら社会人に進むことを決めていた。
ようやく3位で名前が読み上げられると『やった』と声を上げる>
「かなりドキドキしました」

<50メートル5秒8の快足と左右に打ち分ける打撃センス。
それ以上に注目なのは、俳優顔負けの甘いマスク。
ニックネームは『プリンス』、グローブに刺繍を入れている。
竜の王子様は足で、バットで、そして顔で魅せる>
「(売りは)みんなは顔って言うんですが…。
走塁には自信がある。
いきなり定位置を取れるとは思ってないが、
1年目は足でチームの力になりたい。
将来的には首位打者を取りたい」
(中スポ、記者会見本人コメントはこちらでも↓)
【ドラフト】岩﨑恭平、中日ドラゴンズから3巡目指名【硬式野球部】
(東海スポーツ)


◇4巡目 交渉権獲得選手
高島 祥平(たかしま しょうへい)
帝京高等学校
投手 右投右打
1990.8.4生 175センチ 80キロ

埼玉県朝霞市生まれの18歳。
朝霞市立第二小時代はアイスホッケーチームに所属。
朝霞第二中から野球を始め、2年秋から投手。
帝京高では06年夏、07年春夏の甲子園に出場。
アイスホッケーで鍛えた強靭な足腰と、
MAX151キロの直球が魅力。パンチ力ある打撃も○。
(東京中日評価 A、公式サイトスポニチ

<高島投手紹介記事>
『後輩を甲子園へ』かなわず 帝京3年・高島祥平投手(東京新聞)
「スター右腕」49球の終章(朝日新聞)
3連覇狙う帝京カギ握る152キロ右腕高島(ニッカン)

<高島投手紹介動画>
高島 祥平(帝京/2年夏)投手 08年候補


<朗報は練習中に届いた。
ウオーキングをしているときに4位指名の連絡があり>
「中日が指名するとうわさでは聞いていましたが、
プロに指名されるとは思っていなかったので、うれしいです。
中日は打倒巨人で戦っているイメージがあります」

<自らのキャッチフレーズは『直球戦闘機』。
アイスホッケーの経験や高校での走り込みで
下半身が鍛えられ、太ももの周囲は64センチと、
その強さが武器である速球を生み出している>
「真っすぐで三振を取れるピッチャーになりたいです。
川上憲伸投手とタイプが似ていると思います。
川上さんのような投手になりたいです」
(中スポ)


◇5巡目 交渉権獲得選手
岩田 慎司(いわた しんじ)
東邦高-明治大学
投手 右投左打
1987.1.27生 181センチ 80キロ

岐阜県岐阜市生まれの21歳。
小1から野球を始め、中学では硬式ボーイズリーグに所属。
東邦高では2年と3年のセンバツ出場。明治大では1年春から登板。
今春の東京六大学リーグで4勝を挙げ、8季ぶりの優勝に貢献。
日本代表として世界大学野球選手権準優勝にも貢献。
MAX143キロ、スライダーが武器の投手。
どんなカウントからでも変化球でストライクがとれる。
(東京中日評価 C、公式サイトスポニチ明治大学野球部HP

<岩田投手紹介記事>
岩田7回1失点!明大 連覇へ白星発進(スポニチ)
明大・岩田10回熱投も/世界大学選手権(ニッカン)
しこ踏み制球力改善 明大4年(東京六)岩田慎司投手(読売新聞)
投手陣を支える大黒柱・岩田慎司(明大スポーツWEB)


<明治大学HPより・中日ドラゴンズに5位で指名され>
「中日は地元のチームで子どもの頃から一番見てきた球団。
明大野球部で学んだことは「人間力」。
「人間力」とは「技術×精神力」。
厳しい世界なので、今以上に練習して一軍で活躍したい。
40歳までプレーできるような選手になりたい」

<あこがれていた球団からの指名に弾けるような笑顔>
「地元が岐阜なんで指名されたいと思っていた。
指名していただいてうれしい。
小さいときから見ている球団。いいイメージがある」

<尊敬している選手は高校の先輩・朝倉と、
明大の先輩・川上の両投手。投手王国に頼もしいルーキーが加わる>
「目標は、新人王。
落合監督の印象? 怖そうな感じ。怒られないようにしとうと思う」
明治大学HP、中スポ)


◇6巡目 交渉権獲得選手
小熊 凌祐(おぐま りょうすけ)
近江高等学校
投手 右投右打
1990.8.11生 180センチ 80キロ

滋賀県大津市生まれの18歳。
小3年で野球を始め、志賀中では硬式少年野球リーグ
「大津瀬田レイカーズ」に所属。中2時に全国3位。
近江高では1年夏からベンチ入り。2、3年夏甲子園出場。
今春の県大会決勝では17奪三振。
制球力があり、ボールに力がある。
完投能力もあり、投手センス抜群。
MAX145キロ、右ひじの不安がなくなれば大化けも。
(東京中日評価 C、公式サイトスポニチ

<小熊投手紹介記事>
スカウト熱視線!近江・小熊が好発進(デイリー)

<小熊投手紹介動画>
小熊 凌祐(近江/2年夏)投手 08年候補


<夢が現実に。諦めかけていたところの指名に武者震い。
真っすぐな眼差しで答えて>
「甲子園の後、プロ行きを決心した。
(指名は)微妙だと思っていたから、6位で入り、びっくりしました。
野球をやりたかったので12球団どこでも嬉しいです。
プロに行きたかったので指名されてよかった。まず両親に伝えたい。
自分の力だけではここまで来られない。
皆に支えられたお陰。チームメイトや家族に感謝している」

<速球の伸び、キレに魅力のあるMAX145キロ右腕。
高校時代に抱えていた不安を払拭するため、
来月上旬には右ひじ手術の予定。
すべてを了解して将来性を買った中日の『将来性』が身に染みる>
「中日ドラゴンズはセンターがしっかりとしていて
守りのチームだと思うので,近江高と重なる。
真っすぐで三振が取れるのが理想。
気迫ある投球の川上憲伸選手が目標です。
川上憲伸投手のような直球で勝負ができる投手になりたい」

<あこがれの選手はレッドソックス・松坂。プロでの抱負を語り>
「自分の力を信じて努力し、一日も早く1軍に入り、
監督に信頼されるような選手になって活躍したい。
どんな練習にも耐え、頑張ります。
人一倍努力してレギュラーになります!」
近江高校HP、中スポ、中日新聞朝日新聞毎日jp読売新聞


◆多賀監督(近江高硬式野球部)
<小熊投手の記者会見に同席して>
「早い段階でプロを志願していたので,
何とかしてやりたい一心で今日まで来た。
喜怒哀楽を見せないプロ向きの性格。
マウンドでの頼もしい姿などはプロ向き。
ひじを早く完治させ、シーズンを戦い抜く
基礎体力をつけて活躍してほしい」
近江高校HP、東京中日、中日新聞読売新聞


◇7巡目 交渉権獲得選手
井藤 真吾(いとう しんご)
中京大学附属中京高等学校
外野手 右投左打
1990.5.27生 185センチ 79キロ

岐阜県関市生まれの18歳。
博愛小2年で野球を始め、中学時代は先輩に
長谷部(東北楽天)がいる「岐阜中濃シニア」に所属。
中京大中京高では2年秋に投手から外野手に転向。
3年春には4番打者でセンバツ出場。
バットコントロールが上手く、
投球に対して逆らわない打撃はシャープである。
(東京中日評価 C、公式サイトスポニチ

<井藤真吾選手紹介記事>
稲葉を目指す注目のスラッガー~中京大中京高・井藤真吾~
(スポーツナビ)

<井藤真吾選手紹介動画>
20080722 井藤真吾 1、3打席目
井藤 真吾(中京大中京/3年春)外野手 08年候補


<指名を知ったのは午後5時30分。
最後の最後で地元球団から指名を受けて>
「もう(指名が)終わったかなと思っていたけど、
仲間が抱きついてきたので指名が分かった。
6巡目までに名前がなくて
正直あきらめてたんですけど、本当にうれしいです。
プロに行けるのは、みんなのおかげ」

<もちろん中日ファン。初めて生観戦したのは、
小学校6年の時、ナゴヤドームでの巨人戦>
「あのドームのグラウンドに立つのは大変だと思うけど、
ずっと夢だったのでうれしい。
(中日の印象は)一番行きたかった球団。
常に上位にいる強いチームで、練習が厳しいイメージ」

<広角に打ち分けるバットコントロールが武器。
同校OBの稲葉(北海道日本ハム)2世とも言われる好素材>
「好きな選手は打つのがうまいイ・ビョンギュ選手。
指名は運に任せて、ダメだったら社会人に進むつもりだった。
プロでは一番下のレベルだけど、
まずはプロでやっていく力を付けていきたい。
プロの世界は甘くないが、
これから毎日野球が出来るので、努力していきたい。
もっと練習してうまくなりたいです。
将来は日本代表に選ばれたい」
(東京中日、中日新聞朝日新聞読売新聞ニッカン


◆大藤監督(中京大中京高)
<チームの誰もが認める練習の虫。
誰よりもバットを振り、今春の選抜大会出場の原動力になった
井藤真吾選手について、誇らしげに話す>
「伸びしろはいっぱいある選手。
プロでもしっかり取り組んで、大きな野球選手になってほしい」
朝日新聞


◇育成1巡目 交渉権獲得選手
加藤 聡(かとう さとし)
上宮太子高-大阪産業大学
外野手 右投右打
1986.9.5生 185センチ 90キロ

大阪府生まれの22歳。
上宮太子高時代は2年秋の大阪大会準優勝。甲子園出場なし。
大型選手だが50メートルを5秒台で走る。
打者転向2年目で将来楽しみな選手。
打者に専念した3年春に.386で首位打者獲得。
長打力があり、走れる選手。
(東京中日評価 C、公式サイトスポニチ

<加藤選手紹介記事>
大産大が内田、加藤の活躍で逆王手(スポニチ大阪)
大産大「勝ち点2」加藤、怪力で三塁打(スポニチ大阪)


<育成枠で指名されたが、率直に指名を喜ぶ>
「形としては育成ですが、
同じプロの世界に入って第1歩を踏み出せたことはうれしい」

<セールスポイントは『打撃と足』ときっぱり>
「一日でも早く試合に出て、支配下選手登録されるよう頑張ります」
(東京中日)


◇育成2巡目 交渉権獲得選手
小林 高也(こばやし たかや)
新潟明訓高-東京経済大学-東京弥生クラブ
外野手 右投右打
1984.2.26生 180センチ 85キロ

東京都生まれの24歳。
小2から野球を始め、中学時代は「調布シニア」で全国大会優勝。
中学卒業後に家族と五泉市(旧・村松町)に転居し、
新潟明訓高では3年春からベンチ入りし同年夏は新潟大会4強。
東京経済大学では首都大学リーグ通算13本塁打。
卒業後、明治安田生命を経て、昨年から東京弥生クラブに所属。
豪快なスイングが魅力の長距離砲。
(東京中日評価 C、公式サイトスポニチ

<小林高也選手紹介記事>
中日 東京弥生クラブの大砲・小林獲り(スポニチ)


<クラブチームから育成枠に指名され、安堵の表情。
中日の指名を受けて、喜びを語る>
「ダメかなあと思っていたので、安心しました。
言葉にならない。指名を受けることができて、本当にうれしいです。
がむしゃらに頑張りたいと思います」

<東経大でも豪快な打撃にプロ野球のスカウトが注目したが、
4年時の05年にはドラフトで指名がなく涙をのんだ。
悔しさを糧に、卒業後は企業チームを経て、
クラブチームでプレーを続けてきた>
「あの経験があったから今日まで頑張ることができた」

<会社員をしながらプロを目指してきた苦労人。
1カ月前に勤め先を辞め、ドラフトに懸けていた。
今後は70人の支配下選手枠入りを目指すことになるが、
目標とする選手に中村紀洋と和田を挙げ、気合を入れる>
「一番下からはい上がっていくだけ。
自分の武器はバッティング。
バッティングだけは誰にも負けたくない。
キャンプからガンガンアピールしたい」
東京弥生クラブHP、東京中日、新潟日報


◇西川球団社長
<過去4戦3勝の強敵、東北楽天・島田球団社長との
一騎打ちを制して、野本選手の交渉権を獲得>
「狙い通り。野本くんは競合したけど、
幸いにして先に外れくじを引いてくれて助かりました」

<東海大相模高・大田選手を回避しての指名理由を説明>
「スカウトからは大田くんという話もあった。
ただ差し当たって来季の戦力と考えた時に、
左で打てて守れて肩のいい野手が欲しいと考えていた」

<2位指名の伊藤準規投手について、
高い評価をしていたことを明かし>
「地元だし、野本君が外れた場合の1位だった」

<昨年は3戦全敗だったが、一昨年に堂上直倫を
引き当てて以来の当たりくじ。笑顔で会場を後に>
「ねらい通りのドラフトでした」
(東京中日、時事通信、スポニチ名古屋ニッカン

◇中田スカウト部長
<競合覚悟で大田選手の指名を促していたが>
「清原、松井秀喜、福留と、
これという打者が出てきたときに、必ず入札してきたのは中日だけでした。
そういう意味では大田君を、とも思いましたが…。
ただ、イキのいい選手は指名できました。獲った選手には満足しています。
思ったよりもいい選手が残っていたので、
無理を言って予定になかった育成も復活してもらいました。
(支配下選手の)枠がないからまずは育成ですが、
能力は非常に高いと思っています」
(東京中日、共同通信社スポニチ名古屋


◇落合監督
<スカウト陣は東海大相模高・大田選手を
1位に推したが、押し切っての野本選手指名。
そして確率5割を制しての交渉権獲得。
会議を終えた表情は、満足そう>
「ひと言で言えば難しいドラフトだった。
誰を頭(1位)でいくかという点で。
現場のわがままを通してもらったという感じ。
獲りたい者を獲れた。
ほぼ100%に近いものを獲れたんじゃないかな。
ドラフトらしいドラフトだった」

<ドラフトに対して、採点すること自体が、
就任以来初めて。それほどまでに大満足。
大田選手の存在は知っている。
それでもスカウトを説き伏せ、球団の総意を取り付け>
「ものからいえば、何年かに1人の逸材がドラフト戦線にいた。
だが、来季のシミュレーションをしたときに、
誰が入ってどう動くのか。それで出した結論。
現状でセンターがいないわけだから。
2つの考え方はある。でも、5年、10年先じゃなく、
来季の戦いに勝たないといけないんだ。
来季勝って、その中で将来を見据える。
一番の課題は外野で左で、足が速くて、ある程度打てる選手」

<自らの情報網を駆使して野本圭という名前に行き着いた。
映像で確かめ、その条件に合致する選手だと再認識した>
「(野本選手の)生のプレーは見ていない。キャンプに行って、見て…」

<自ら認めた『わがまま』を通した以上、
野本選手をチームの中核に育てる義務もある>
「何とか育て上げて、骨格をつくっていかないと」
中スポサンスポ共同通信社時事通信12
毎日jpスポニチ名古屋2ニッカン


高校生と大学・社会人に分かれていた
ドラフト会議が、4年ぶりに一括開催
希望入団枠などが廃止された形となると、
92年以来16年ぶりという今回の統一ドラフト
ドラゴンズは、1巡目に前日の中スポなどで、
突如1巡目候補として、急浮上した野本圭外野手を指名。
東北楽天との競合となりましたが、
西川球団社長が見事に当たりくじを引き当て、交渉権を獲得
今季の社会人ナンバーワン外野手をゲットすると、
2巡目以降も伊藤準規投手、岩﨑恭平選手、
さらに高島投手と当初から予定していた選手の指名に続々成功。
育成選手2人を含む大量9選手の指名となりましたが、
惚れ込んだ即戦力の素材が取れたこともあり、
落合監督「ほぼ100%に近い」と満足の表情だったようです。


スカウト陣が大田選手(東海大相模高-巨人指名)を推すなか、
『現場主導』で指名する可能性が高いと言われていましたが、
結果的にはやはり落合監督押し切った形になったのでしょうね。
ある意味、強行主張での指名という形ではありますが、
それでも今ドラフトで、野手としては、
ナンバーワン候補に挙げられていた逸材だけに、期待は十分
それ以上に野本選手を引き当てた
西川球団社長、グッジョブ!というところでしょうか。
あの「黄金の右」との争いにも関わらず、競り勝てたのはお見事
昨季の高校生ドラフトでの2連敗のリベンジ
きっちりと果たした形となり、ホッとしたことでしょう。

オレ竜の即戦力!1巡目で指名された
野本圭選手は、岡山出身の24歳。
駒大時代で打撃が開花し、
3度のベストナインを
獲得するとともに、
国際大会でも活躍。
日本通運に入社後は、
社会人2年目の今年も、
長打力と確実性を併せ持ち、
公式戦の打率が.350オーバー。
さらに50メートル6秒1、遠投110メートルと、
身体能力も優れているという、文字通り俊足好打の外野手。
現状ドラゴンズに不足している、
「左打者、外野手、俊足、強肩、好守」さらに「即戦力」
すべてが網羅されている極めてマレな選手。
将来性を買えば、恐らく大田選手の方が上なのかもしれませんが、
来季勝つためには、やはりドラゴンズでは、野本選手
ウイークポイントを埋めることができそうな選手の加入は、
チームにとって大きな補強となってくるでしょう。

その野本選手ですが、日本通運での記者会見では、
「まずは来年、開幕から試合に出たい。
そして10年後には、中日を代表する選手になっていたい」
「3割打者となって、いつかは自分も2000本打ちたい」

早くもその期待に応えてくれそうな意気込みを披露してくれましたね。
実際の映像をそれほど見たことがないのですが、
ミートがうまく、背の高い青木(東京ヤクルト)という印象なのでしょうか。
来季は森野が内野に戻るということで、空くセンター
その位置に、この新戦力に飛び込んでもらいたい。
プロの世界への適応力や、ライバルとの争いもあるでしょうが、
ぜひとも突破してもらい、1年目からの活躍を期待。
そして本人が言うように、開幕でセンターの定位置が取れるよう、
これから頑張ってもらいたいなと思います。

岐阜王子登場!2巡目指名は、
当初は1位指名もウワサされた
地元・岐阜城北高の伊藤準規投手
MAX147キロのストレートと、
多彩な変化球が武器の右腕ですが、
ここは将来性を買ったと
いうところでしょうか。
186センチという長身から
繰り出される角度のあるボールや、
本人も参考にしているということもあり、
ダルビッシュ(北海道日本ハム)のようなイメージですが、
地元屈指の右腕ですし、まだ伸びしろも十分。
将来のエース候補として頑張ってもらいたいです。

これが「プリンス」だ!また3巡目指名は、
首都のプリンス・岩﨑恭平内野手
こちらも野本選手同様、
左打者で俊足好打
おまけにかなりのイケメンで、
人気では早くも即戦力の感も。
ドラゴンズには、同じ俊足で岩﨑達郎という選手いますが、
正直ウカウカしてはいられなくなるでしょうね。
ただ内野には「アライバ」という巨大な壁がそびえ立ちますし、
それを越えることができるかが、プロでの目標となりそう。
まずは「足でアピール」と話すプリンスですが、
ぜひとも力を発揮して、ナゴヤドームで魅せてほしいです。

4巡目以降は、投手が並び、
MAX151キロのパワーピッチャー・高島投手
明大のリーグ制覇に貢献した必殺スライダーの岩田投手
さらに「湖国のエース」といわれた小熊投手
この辺りは、投手王国をさらに充実させようという目的が。
小熊投手に関しては、ヒジのリハビリから始まるそうですが、
打者と違い、投手はチャンスがあると思いますし、
まずは自らの持ち味をアピールし、出てきてほしいです。
そして7巡目は稲葉2世の井藤真吾選手
好きな選手が「ビョン様」というのが笑えましたが、
ぜひとも共にプレーすることで、ミートをよりうまくなってほしい。
さらにチームとしては、3年ぶりに指名され、
育成選手となる加藤選手小林高也選手
ともに打撃をウリとする大卒の選手だけに、
キャンプから気合を入れて、チャンスを見いだしてほしいです。


1巡目で即戦力の選手をゲットしたうえ、
上位指名候補に挙がっていた選手を、
他球団に獲られることなく順当に指名できましたし、
ドラゴンズ的には「満足」がいくドラフトとなったのでは。
ただ獲得したで終わるのではなく、育てて戦力にしていくこと。
チームとしても、新たに加わる7+2選手に、
現状の若竜を含めた全体での底上げが必要となっていくでしょう。
今後は契約交渉などを行い、入団発表と進んでいきますが、
将来のドラゴンズを担っていくであろう新竜たち
今後もしっかりトレーニングを重ねてもらい、
来春からドラゴンズブルーのユニホーム姿
躍動する姿を、大いに楽しみにしたいと思います。


ドラゴンズトピックス(30日)

◇タイロン・ウッズ
<この日、中部国際空港発の航空機で米国へ帰国。
球団との来季の契約交渉はまだ行われないままだが>
「自分のオプションは終わった。
あとは球団の判断。自分は待つだけだ」

<一時の怒気は完全に消え、主砲の顔つきは穏やか。
空港では約20人のファンに囲まれ、サインや写真撮影に応じ、
ファンの1人から英語で『来年も中日でプレーしてください』
『残留交渉』されるとこう言って>
「ありがとう。そうなるといいね」

<交渉が行われるのかさえわからないままの帰国だが、
わだかまりのないことを強調し>
「まだ球団とは何も話していない。
自宅に帰ったら連絡をもらうことになっているけど。
日本に戻ってくるかどうかは分からない。
誰も恨んでないし、嫌な気持ちはない。
6年間、日本でプレーできて、いい思い出しかないよ」

<メジャー移籍については>
「メジャー? それはない」

<国内移籍には>
「まだどことも話せないからわからない」

<現役引退の可能性を問われると、来季に向け意欲も見せ>
「一時は(引退を)考えたこともあったが、
まだまだプレーできる自信がある。
日本が大好き。日本のファンも好き。
アメリカに帰ってしばらく休んだら、また体を動かすよ」

<今後はフロリダ州の自宅で過ごし、
日課の筋力トレーニングは続けて、野球ができる体にしておくという。
最後は桂川通訳ら球団関係者と固い握手を交わし、
手を振って搭乗口へ消えていった>
「中日と契約しなくても、バケーションでまだ名古屋に来るよ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇鈴木義広
<9月25日に骨折した右ひじの手術を行ったが、
この日、中日屋内練習場で手術後初めてスローイングを行う。
ここまで回復は順調で、予定通り秋季練習からネット投げを再開。
ブルペンのネットに向かって約5メートルの距離で、計40球。
今後は一日おきのペースでスローイング練習をしていく>
「不安はありましたけど、痛くなかったので良かったです。
これから徐々にやっていきたいと思います」
中スポ

◇樋口賢
<ナゴヤ球場で、1年前をしみじみと思い起こし、
ドラフトで指名されたときの興奮が頭をよぎる。
激動のルーキーイヤーを経て、確実に一回りたくましくなったが>
「もう一度、あの喜びを味わいたいって思いますよね。本当にうれしかった」
(中スポ<ドラ番記者>

◇朝倉健太
<阿久比で完全復活への土台を固める。
今や27歳、小笠原、久本に継ぐ年長者で実績はリーダー格。
最も本人には気負いがないが>
「みんなでワイワイガヤガヤやれればいいと思っています」
(東京中日)

◆竜チーム1の愛読者マサ 本紙に別れの言葉
(名タイ)

ドラフト以外のドラゴンズの話題からは、
残留が微妙な情勢となっている主砲・ウッズの話題を。
この日、セントレアからの航空機で、米国に帰国しましたが、
コメントのなかには退団を覚悟したかのフレーズも。
球団との来季の契約交渉は、いまだ行われず、
先日行われた球団首脳落合監督との話し合いでは、
ドラフトやトライアウトなどでの補強状況
見てからということで、結論持ち越しに。
ただドラフトで7選手を指名したことで、
支配下選手枠もこのままだと、70人ギリギリ
そのうえ即戦力の選手を指名できたとなると…。
これが主砲のラストメッセージとなってしまうのでしょうか。
またウッズとともに、この日イ・ビョンギュも韓国へ帰国。
ただ、その記事がわずかにこれだけ↓

◆イが帰国
中日のイ・ビョンギュ外野手(34)が30日、
中部国際空港ソウル行き航空機で帰国した。
(中スポ)

3年契約で来季も来るとはいえ、いくらなんでも…(苦笑
野本選手というライバルも出来ますし、ぜひ頑張ってください!

2008年10月30日 (木)

アライバノリ防衛Gグラブ賞と阿久比森道場開講。

守備の名手に贈られる『三井ゴールデン・グラブ賞』
受賞者がこの日発表され、ドラゴンズからは、
5年連続5度目となる荒木、井端の二遊間コンビと、
三塁手で2年連続となる中村紀洋の3選手が選ばれました。
その他、秋季練習が本格的にスタート。
精鋭投手陣による阿久比では、初日から8時間の猛練習
道場主である森コーチにたっぷりしごかれたようです。
その他、ドラフト直前などこの日の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(29日)

◇荒木雅博
<二塁手・得票数108・5年連続5度目。
落合監督が『世界でナンバーワンの守備範囲』と
絶賛する技を今年も十分に発揮。
5年連続での受賞だが、喜びもそこそこに気を引き締めて>
「まだまだ追求することがあります。
これに満足することなく、精進していきたいと思います。
自分の中では守りでやるべきことはいっぱいあります。
それをここから改善して、もっと上を追求していきたいです」
公式サイト中スポ中日新聞時事通信毎日jp

◇井端弘和
<遊撃手・得票数110・5年連続5度目。
足のけがに苦しみながらも、
今年も『セ・ナンバーワン遊撃手』の称号を守りきる。
荒木とともに5年連続の受賞。守備率.983はリーグトップ。
広い守備範囲、正確な送球で、追随を許さなかった>
「連続して取れているのでうれしいです。
今年はケガをして出場試合が少なかったですけど、
来年はもっとしっかり鍛えて頑張ります」
公式サイト中スポ中日新聞時事通信毎日jp

◇中村紀洋
<三塁手・得票数99・2年連続2度目(他にパで5度)。
中日では2年連続の受賞、大阪近鉄時代の5回を含めると7度目。
今年の両リーグ受賞選手の中では最多受賞となるが>
「この賞を目標にやってきました。
(投票して)いただいた方に感謝します。
来年も取れるように頑張ります」
公式サイト、中スポ、中日新聞時事通信毎日jp

【その他のドラゴンズ選手の得票数】
谷繁(捕手3位・32票) 中村紀洋(一塁手・1票)
森野(外野手6位・18票) 和田(外野手14位・6票)
NPB公式サイトより)


今年度の『三井ゴールデン・グラブ賞』が発表され、
ドラゴンズからは、荒木二塁手、井端遊撃手
そして、中村紀洋三塁手の3選手が受賞しました。
おめでとうございます!

今季に関しては、ケガ人も多かったうえ、
チーム守備率(.986)失策数(71)と、ともにリーグ4位
「守り勝つ野球」が出来なかったこともあり、
多くの選手が受賞するのは難しいと思っていましたが、
3選手がしっかりと「防衛」しましたね。
もともと「主観や先入観」が強く反映される賞ではありますが、
他の選手とどっこいどっこいというのではなく、
少なくとも2位以降に3倍離す票数を得ていますし、
そういう意味合いでは、文句なしの受賞なのでは。
守備が好きな選手にとっては「もらってうれしい賞」ですし、
腕を磨いていくなかでも、励みとなる。
今後もさらに連続受賞を伸ばしていってほしいです。

アライバV5!もはや『常連』といえる
アライバコンビにとって、
今季に限っていえば、
胸を張ってもらえる賞ではなかった感も。
ただ1年間トータルで見ると、
やはりその守備は堅く、そして華麗
さらにCS第2ステージの
巨人との初戦の8回のように、
ゲームの流れを変えるプレーができるということも
チームにとっては、ものすごく大きいと言えるでしょう。
さらに広い守備範囲というものも、他球団にとっては脅威
落合野球の根幹の1つともいえる「堅守」。
それを支えているのは、やはり「セ界一の二遊間」。
今後もさらに深い領域その業を追求していってもらいたいです。

またドラゴンズ移籍後、2年連続受賞となった中村紀洋
ややドタバタ気味の部分もあった昨季に比べ、
今季に関しては安定していましたね。
独特のハンドリングも健在ですし、やはりうまいまあと。
ただ来季は森野内野に専念ということで、
三塁を巡っては競争となってくるでしょう。
それでもすんなり一塁に回るのではなく、
森野を成長させるためにも、となってもらいたいですね。
キャンプで競り合って、勝った方がレギュラーとなれば、
チーム内もより活性化してくることでしょう。
「この賞を目標にやってきた」と話すノリさん
ぜひとも来季も好守でファンを沸かせ、連続受賞を期待したいです。

その他では、憲伸昌さんなど
投手部門で誰もランキングに入っていないのは、
先発投手の選考資格が、規定投球回数に達していないとダメなため。
また和田6票も入っているんだ?という方もいるでしょうが、
おそらく補殺「11」が効いているのでは。
ちなみに今季の和田外野手、3失策で守備率は.988でした。


◇朝倉健太
<愛知県知多郡の阿久比球場での秋季練習に参加。
午後5時20分。ようやく練習が終わり、
薄暗がりの中、靴を履き替えようとすると顔をゆがめて>
「イテテッ、足がつる…」

<練習が始まったのは朝9時半。
ほとんどぶっ通しの約8時間。ようやく開放されて苦笑い>
「まだ1日目ですから。かなり疲れました。
バタンキューのニオイがします。
初日からやばいっす。結構ハードだった。
やるしかないです。頑張ります」

<締めはプールでの約1時間のトレーニング。
西武時代に取り入れていたという森コーチの指導で
水中で体を動かし続けたが、これがかなり疲れさせたよう>
「水泳は小6からやっているので好きだけど、
水圧がかかるのでけっこうきついです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇小笠原孝
<珍しいプールでのトレーニングに>
「良い感じで筋肉痛。体に効いてます」
中スポスポニチ名古屋

◇中田賢一
<プールでは、泳いだり歩いたりしながら
股関節や肩関節を動かすトレーニングを行ったそうで>
「なかなか難しいです。
昔から泳ぐのが得意じゃないけど、泳ぎが苦手な人にはきつい。
なかなかきついです。また明日から頑張ります」
中スポ共同通信社ニッカン

◇吉見一起
<いきなり8時間の練習が終わり>
「今日は1日きつかったです」
ニッカン

◇高橋聡文
<10人全員が行なったロングティー打撃で
右翼席最上部の壁にぶち当てる柵越えアーチを披露。
推定飛距離約120メートルの特大弾。
救援投手のため普段は打席に立たず、打撃練習もしないが、
高岡第一高時代は地元では有名なスラッガー。
謙遜するも、天性のセンスは健在のよう>
「まだまだです。ちょっとつかんできた感じです」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<いきなり8時間のハードトレにについて、平然と話す>
「8時間? そんなにやったか」
ニッカン


ドラゴンズ秋季練習が、この日本格的にスタート
例年と違い分離方式をとる今秋は、一部投手陣が、
愛知県知多郡阿久比町の体育施設「阿久比スポーツ村」で、
それ以外はナゴヤ球場と、2組に分かれての練習となりました。

その中でやはり注目されるのが、阿久比組
投手陣を司る森コーチによって厳選された
小笠原、久本、朝倉、中田、高橋、
清水昭信、吉見、浅尾、長峰、チェン
という10投手が
参加しましたが、初日からいきなり約8時間にわたる猛練習
キャッチボール、ランニングという基本から
壁当て、ソフトボール投げ、球種とコースやカウントを想定した投球、
さらに内外野ノック、トス打撃、下半身強化、
5キロ走、腹筋背筋と『地獄道場』のメニューは多種多彩
そして最後の1時間が、珍しいプールでのトレーニング
森コーチ西武時代に取り入れていたというトレだそうですが、
単に泳ぐというのではなく、野球に通じる体の動きを
水圧をかけながら行うというもの。
長く、きつい練習には慣れている竜投陣といえど、
水陸両方でたっぷり鍛えられると、さすがにぐったり。
とことんまで追い詰め、鍛えることを主眼とするこの『地獄道場』。
休日1日を挟んで、来月7日まで繰り広げられそうです。


『地獄の阿久比』がいよいよ幕を開けましたね。
いきなり8時間ぶっ通しだとは思いませんでしたが。
まあ選手の口々から「きつい」と出てくるのは、
ある程度は想定内といったところでしょう。

少数精鋭に絞り「1年間戦えるタフな投手」
育成していくことが目的の秋季練習
森コーチももちろんのことでしょうが、
10人の投手それぞれも覚悟して臨み、
とことん自分を追い込んでいってもらいたい。
ただしごかれるばかりではなく、その辺はプロ。
来春へ、そして来季へと繋がるものもしっかり掴んでほしいなと。
いわば『強化指定選手』ともいえる
この10人全員が来季の1軍スタッフとして、
今季低迷した投手陣を支えてくれることを願うばかり。
まだ始まったばかりですが、とことん鍛えまくり、
「竜投再建」へと繋げてほしいと思います。


◆豊田誠佑スカウト(東京六大学および関東甲信越担当)
<中日選手寮・昇竜館の新館長に就任することが明らかに。
次代の中日を担う竜戦士を発掘する立場から生活指導役に転身。
ドラフト会議など、一連のスカウト業務を終え次第、着任する>
「30日のドラフトを無事に済ませることが先決です。
それから、球団から何か正式な話があるかもしれませんが、
今はスカウトの仕事に集中しています」
中スポ

◇堂上直倫
<堂上照・現館長は退任、そのまま退団となる。
父ではあるが、昇竜館にいるときは館長と選手の関係。
礼儀と生活態度を教えられたという>
「部屋は片付けろとか身の回りはきちんとしろとか、
社会人としてどうあるべきか教えてもらいました」
(中スポ)

◇堂上剛裕
<シーズン中に昇竜館を出て、独り立ちしているが、
秋季練習で頑張ることを誓う>
「1軍に上がって期待に応えられるように頑張ります」
(中スポ)


◇山本昌
<秋季練習中のナゴヤ球場に姿を見せ、
約1時間ほどのウエートトレで汗を流す。
11月4日から岐阜県内でのオーバーホールに参加するが、
昨年同様、オフも精力的に練習するつもり>
「それまでも時間があったら、ナゴヤ球場に来て練習しますよ」

<MLBのワールドシリーズ第3戦に先発した
フィリーズのモイヤーは46歳になる現役メジャー最高齢選手。
42歳7カ月で200勝を成し遂げた。典型的な遅咲き投手であるが、
3歳上のメジャーリーガーに共感、熱い視線を送る>
「勝ちだしたのが遅かったしね。自分でも似ているのかなと思うよ。
ワールドシリーズも応援してましたもん」
(東京中日、<ドラ番記者>

◇赤坂和幸
<ナゴヤ球場でのゴロ捕練習中に急に地面を見ながら探し物。
一緒に練習していた選手も探して落ちているものを拾い、
無事にすべて拾われ、自身のところに戻ったが苦笑い>
「小林(投手コーチ)さんからもらった
お守り代わりの数珠の糸が切れて玉が落ちたんです。
練習前に外しておけばよかったんですが」
(東京中日)

その他の話題からは、若手選手寮である
『昇竜館』館長が、交代することが明らかに。
これまでの堂上照館長に代わり、
来季からは豊田誠佑スカウトが就任することになりました。

プロ野球選手である若竜たちを、
社会人としても、一人前に育てていくという昇竜館館長
大事な役割ではありますが、かつての『江川キラー』。
明るく、ガッツあるハートも持っているという
豊田スカウトですし、その指導力に期待したいですね。
一方、任期満了で退団となる
堂上照館長、5年間お疲れ様でした
館長と選手という関係から離れ、「堂上パパ」に戻られますが、
これからも「兄弟の活躍」を熱く見守ってください。


◆西川球団社長
<きょう30日午後3時から開かれるドラフト会議を前に、
この日、東京都内で開催された指名戦略会議に出席。
球団首脳、落合監督、全スカウト陣が出席して。
実に3時間30分を要した会議だったが、
最終結論をドラフト会議当日の直前会議で出すことを強調>
「順位は決めていません。
彼(落合監督)なりに映像を見て、
チェックしているようだったけど、きょうは情報を出し合っただけ。
会議は午後3時から。あした(30日)、
最新情報を交えながら決めることになります。
最新の情報を入れて、そこで最終結論を出す」

<今季もくじ引きを担当。
昨年は高校生1巡目の抽選で2連敗、リベンジを期す>
「落合監督が嫌がるから…」
中スポスポニチ名古屋

◆中田スカウト部長
<この日の指名戦略会議の概要を説明。
そのほとんどは、候補選手およそ30人のプレーを収めた映像を、
落合監督が確かめるために費やされたよう。
結論は出ず。落合監督からの要望もなし>
「一通りはビデオを見ました。
監督から? 意見は何もなかったですね。
アマチュア選手ですから(プロと比べて)
どうしても『まだまだだな』というのはあったでしょうが…。
自分が指名してほしい選手がいるかどうかはわかりませんが
『これでいこう』もなかったですね」

<スカウト陣は、高校通算65本塁打の
東海大相模高・大田泰示遊撃手を強く推薦したが>
「スカウト部の意見としては大田。
今年、評価が圧倒的に高く、競合してもほしい。
監督には、何年かに1人の選手だと説明した。押し切りたい」
中スポ中日新聞スポニチ名古屋


それからきょう30日の午後3時からは、
プロ野球のドラフト会議が開かれます。
昨年までの「高校生」「大学・社会人ほか」に分ける方式ではなく、
4年ぶりに一括開催に戻されることになったドラフト
今朝の中スポでは、スカウト陣が推す選手とは
違う名前が出てきたりもしましたが、果たしてどうなりますか。
西川球団社長クジ運とともに注目です。

2008年10月29日 (水)

落合竜09年スタッフ発表と渡邉コーチ背番号77。

本格的な秋季練習スタートを前に、
ドラゴンズはこの日、来季のコーチングスタッフを発表。
落合政権発足時からチームを支えた高代、宇野両コーチが退団。
代わって稲葉、高木、中村武志ら5人が新たに加わりました。
また1軍投手精鋭による秋季練習阿久比組のメンバー10人が決定。
そのほか、デラロサ帰国、ウッズ結論持ち越しなど
この日のドラゴンズの話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(28日)

◆高代野手総合チーフコーチ
<来季の契約を結ばないことを通告され、退団が決まる。
落合政権1年目から主に三塁ベースコーチとして活躍。
今季は落合監督の『腹心』として、ベンチ担当に配置転換されていたが>
「今年は自分の仕事を果たすことができなかった。それが心残り。
選手たちには来年以降も頑張ってもらいたい」
(中スポ)

◆宇野打撃コーチ
<同じく今季限りでの退団が決まる>
「今年はチーム打率が低迷した。
打撃部門のコーチとして、やはり責任を感じている」
(中スポ)


◇中日の来季コーチ陣◇
(左から担当、背番号、名前、年齢、出身校)
【監 督】  66 落合博満(54) 秋田工高
【2軍監督】 85 辻 発彦(50) 佐賀東高
【バッテリーチーフ】 80 森 繁和(53) 駒澤大
□【投手コーチ】 89 稲葉光雄(60) 清水工高
○【投手コーチ】 86 高木宣宏(45) 北陽高
【投手コーチ】 78 小林聖始(50) 広島工高
【投手コーチ】 76 近藤真市(40) 享栄高
【捕手コーチ】 72 田村藤夫(49) 関東一高
△【捕手コーチ】 83 中村武志(41) 京都・花園高
【捕手コーチ】 79 長谷部裕(40) 享栄高
【打撃コーチ】 88 高柳秀樹(51) 国士舘大
【打撃コーチ】 75 石嶺和彦(47) 豊見城高
【選手兼打撃】  3 立浪和義(39) PL学園高
【内野守備走塁】 71 川相昌弘(44) 岡山南高
【内野守備走塁】 74 風岡尚幸(40) 中部大春日丘高
【内野守備走塁】 82 奈良原浩(40) 青山学院大
【外野守備走塁】 73 笘篠誠治(44) 上宮高
※【外野守備走塁】 87 上田佳範(34) 松商学園高
【野手コーチ】 84 早川和夫(48) 国士舘大
【トレーニング】 90 三木安司(48) 中京大
【トレーニング】 93 宮前岳巳(39) 大阪体育大
【トレーニング】 91 塚本 洋(33) 大阪体育大
【コンディショニング】 92 勝崎耕世(43) 日本体育大
【コンディショニング】 94 住田ワタリ(31) 帝京大
○【育成コーチ】 77 渡邉博幸(38) 日本大
(○新任、△移籍、□復帰、※現役引退してコーチ就任
チームの方針で、1、2軍の振り分けは発表されていない。
中スポ、共同通信社より)


日本一連覇を掲げた今シーズン、
低迷してしまい、リーグ3位に終わったドラゴンズ
巻き返しのためには、あらゆる面でチームの刷新も必要ですが、
その一環として、コーチ陣の入れ替えが。
この日、中日球団は、高代野手総合チーフコーチ
宇野打撃コーチに対し、来季の契約を結ばないことを通告。
落合政権発足時から、攻撃面でチームを支えた2人でしたが
今季、チーム打率がリーグ最下位となるなど攻撃面が低調
その責任を取る形で、ユニホームを脱ぐこととなりました。


一部スポーツ紙にはすでに「退団へ」と出ていましたが、
落合政権発足時から監督の腹心として、チームを支え、
また堅守な内野陣の礎を築いた1人ともいえる高代コーチ
数少ない中日OBで、平田、堂上剛裕など
若手野手の育成に力を注いできた宇野コーチ
5年間ともにやってきたことで、思い入れもありますし、
その2人がドラゴンズを去ることは、とても残念
ただこれも「強いチーム」にしていくための決断

やはり今季に関しては「ドラゴンズらしい」といえる
繋がりのある野球ができなかったことが大きかったですね。
主力にケガ人が多かったこともありますが、
本塁打に頼らざるをえない状況になってしまったことが
結果的にチームを低迷に陥らせる原因となった。
そういう面で、攻撃面を司る者たちが、
責任を取らざるを得なかったということでしょう。
来季の課題としては、やはり得点力アップ
さらにチーム打率、チーム盗塁数
その当たりの部分を上げていかないといけない。
それは今後残されたスタッフの課題となってくると思います。

ただその2人に代わる新コーチは入れないようですね。
これで1軍の打撃コーチは、石嶺コーチ立浪兼任コーチの2人に。
まあ内野担当の川相コーチや、外野担当の笘篠コーチ
作戦を立てる面では加わってくると思われますし、
さらに打撃に関しては、落合監督自らも、
これまで以上に指導を行い、力を注いでいくのでは。
今回のコーチ陣粛清、さらに入れ替えによって、
チーム全体がより良き方向へ向かっていけば。
そう願いながら、今後を見守っていきたいと思います。
最後に高代、宇野両コーチ、5年間本当におつかれさまでした


◇久本祐一
<きょう29日から愛知県知多郡阿久比(あぐい)町で行われる
一部投手陣の秋季練習のメンバーに選出される。
この日荷物出しを兼ねて、ナゴヤドームでの練習に合流。
秋季練習に臨む決意を神妙な表情で話し>
「ようやく1軍? そうですね。
今年初めてナゴヤドームに来ました。
練習は厳しくなると思いますけど、
今年1年のことを無駄にしないようにしたいです」

<選抜された10選手の中でただ1人、今季の1軍経験なし。
2月のキャンプから左ひじ周囲炎で苦しみ、
ファームでもなかなか投げられなかった>
「キャンプのとき、1球で痛みが来て、これは長引くと思いました。
これまでの自分が感じる痛みと違っていました」

<4月下旬にウエスタンで復活登板を果たしたが
1カ月で再発。その後は8月下旬まで投げられず>
「つらかったです。
でも、その間、いいフォームを研究して、自分を見直す時間になった。
半年(ちゃんと)投げられなかったですからね」

<復帰してからの歩みは順調。
フェニックス・リーグでは5試合に登板。
6イニングで4失点だったが、手応えをつかむ>
「たくさん投げさせてもらって、いい内容だった。
去年のいい感じに戻りました」

<今年は棒に振ったが、
来年への大きな期待が寄せられた『抜てき』に>
「期待されてる? そうですね。
いい形で秋季練習に入れるので、しっかりと体を鍛えたいです」
中スポ

◇浅尾拓也
<きょう29日からの阿久比秋季練習には、
プールでたっぷり泳ぐというトレーニングメニューが組まれている。
泳ぎが苦手な選手にはつらいプールトレだが、快速右腕は胸を張って>
「泳ぐのは大丈夫です。高校(常滑北高)の行事で
3キロ水泳があったので、泳ぎには自信があります」
(中スポ)

◇高橋聡文
<秋季練習といえば、過酷なランニング。
昨秋、落合監督から『2時間走っとけ!』と言われ、
本当に2時間ぶっ通しで走ったことがあった。
今季は1年間フル稼働し、十分タフにはなっているが、
ハードメニューを課せられても、完走を誓い>
「何とかがんばります」
(中スポ)

◇阿久比秋季キャンプの日程と参加メンバーのお知らせ
(公式サイト)

◇中日の秋季練習始まる
(時事通信)

◇ナゴヤ球場秋季キャンプ練習休みのお知らせ
(公式サイト)


話は変わって、この日ドラゴンズナインは、
ナゴヤドームで、約3時間の練習。
主力は姿を見せず、若手中心のメンバーでしたが、
平田、吉見、浅尾をはじめとしたCSを終えた選手たちも、
2日間の休みを終えて参加。汗を流したもよう。
ところで今後は、野手陣を中心としたナゴヤ球場組と、
一部精鋭投手陣による阿久比(あぐい)組に分かれ、
本格的な秋季練習がスタートすることになりますが、
特に森コーチ「厳しいメニューになる」ことを示唆している
阿久比組のメンバーがこの日発表され、以下の通りに。

【阿久比秋季練習参加メンバー】
朝倉、吉見、中田、チェン、浅尾、
小笠原、久本、清水昭信、高橋、長峰


最年長の小笠原を筆頭に、
今季1軍で活躍した吉見、チェン、高橋、
浅尾、清水昭信、長峰
という面々に、
来季は投手陣を担っていかなくてはいけない朝倉、中田
ある意味順当にセレクトされたようですが、
その中で異質といえるのが、左腕の久本
もともと力がある中継ぎ左腕ではありますが、
キャンプで痛めた左ひじの影響で、今季1年を棒に
本来なら、山井小林が入るのでは思われた枠ですが、
地獄の阿久比にあえて抜てき。
そこには、来季に向けての首脳陣大きな期待が、
十分込められているような感じることとなりました。


今季、多くのケガ人が出た投手陣でしたが、
鈴木とともに、誤算と言われたのが、久本でしたね。
昨季は先発、ロング、セットアッパー、敗戦処理と、
投手版・森野といえるようなユーティリティさで36試合に登板。
さらにオフのドミニカ修行では、新球・チェンジアップを習得し、
それをモノにしようと冬もずっと投げ込みを行うなど、
意欲的だったにも関わらず、春のキャンプで左ひじ痛を訴えリタイア。
努力を積み重ねてきたことが報われず、
悔しいシーズンとなりましたが、
この秋再びもまれることで、ぜひ復活へとつながってほしいなと。
本来の力さえ戻れば、1軍でも十分やれると思いますし、
チーム的には、ぜひとも帰ってきてほしいところ。
自らが離脱していた間に、高橋、小林、長峰
そのポジションに入ったこともあり、危機感があるのも確か。
その投手たちと今回一緒に汗にまみれることで、
さらに競っていってほしい。
地獄の阿久比でしっかり鍛錬し、背番号61
再び1軍のマウンドへ戻ってきてくれることを期待したいです。

なお、この阿久比秋季練習は、11月7日までの予定。
(11月2日(日)は、練習休み)
見学もできるそうなので、近隣の方は、
精鋭投手陣鍛えられっぷりに、熱い声援を送ってください!


◇トマス・デラロサ
<この日、中部国際空港発の航空機でドミニカ共和国に帰国。
来日1年目の今季は93試合に出場。
井端、荒木らレギュラー不在時の『代役』を担った活躍が認められ、
すでに帰国しているネルソンとともに来季残留が内定。
来季もドラゴンズの一員として奮闘する決意を>
「また日本に来られるなら、今年以上に活躍する自信はある。
どう準備してくればいいか、今はわかるからね。
優勝できなかったのは残念だけど、この1年はすごく勉強になった」

<帰国後は、11月半ばから母国のウインターリーグに参戦予定。
地元での野球を楽しみながら来季に備える。
さらに、新外国人選手候補を探すため、
同国への訪問を予定している首脳陣らとタッグを組み、
チーム補強のための助っ人探しに協力したいという>
「ウインターリーグにいい選手がいれば紹介したいね。
日本の野球やドラゴンズのチーム事情は
わかっているから、合う選手がいたら」
中スポ共同通信社


◆西川球団社長
<この日、伊藤球団代表、井手編成担当、落合監督とともに
ナゴヤドームで来季のチーム構想について話し合う。
最大の焦点となったのが、ウッズの契約問題だが、
およそ1時間の話し合いで結論は保留された>
「(戦力として必要かどうかの)結論は出ていません。
ドラフトが終わってみないと、来季のチーム構成が見えてこない。
決断、判断しかねるということ。
例え話だが(ドラフトで)ウッズに代わる選手が取れるなら
1年でも2年でも早い時期に起用するのも一手。
長い目で見たらそういうケースもある。
きょうは持ち越してドラフトが終わって、
チームの新しい構成が決まってから結論を出す。もう1度監督と話し合います」

<また来季のチーム編成については>
「FA選手にはことしは手を出さない。
補強はドラフト、トライアウト、ドミニカ共和国での
ウインターリーグに参加している(外国人)選手から探す」

<今季FA権を取得した中日の選手で
唯一残留を表明していない川上について、
長期戦やむなしの姿勢。今後の交渉は未定という>
「残ってほしいという考えはすでに伝えてある。
次に会うときは条件面の話だが、まだ先になるだろう」

<通常「必要な選手」ならば、FA解禁前に下交渉も含めて、
引き留めに全力を上げるが川上サイドの『意向待ち』の姿勢。
FA宣言した際に真っ先に交渉する意思がないことを明らかに>
「本人が望めば(交渉の)用意はする。
他球団との交渉を(自軍より)先に行ってもいい。
こっちが先に条件を提示すると金銭のつり上げになる可能性もある。
他球団の話を聞いてからの方が比較できて交渉しやすいかもしれない。
(昨季の)福留(FA宣言-カブス)は
先に一発で条件がほしいということだったから、そうした。
選手によってそれぞれ違う」
中スポ、東京中日、共同通信社毎日jpスポニチ名古屋12ニッカン


◇和田一浩
<シドニー五輪女子マラソン金メダリストの
高橋尚子選手がこの日、現役引退を発表。
県岐阜商の同級生の引退表明にショックを受ける>
「残念です。
引退は残念ですけど、本人が一生懸命やってきた上で
判断し、決断したことだと思います。
すごい記録を出し、ずっと一流としてトップを走ってきたので、
これからはゆっくりしてもらいたいですね」
(東京中日)


その他の話題からは、
来日1年目のシーズンを終えたデラロサを。
ドミニカ共和国へ帰国するため、この日、日本を離れました。
アライバのバックアップ要員として、沖縄キャンプでテスト合格
シーズンに入ると、派手さこそはないながらも、
まじめな姿勢ドラゴンズの野球に取り組み、力を発揮した背番号57
球団としてもその仕事ぶりを評価し、
来季の契約を結ぶ見込みとなっています。
母国に戻ってからは、ウインター・リーグに参戦する予定のデラロサですが、
球団としては「スカウト」としての側面でも、強力を要請
おそらく現地入りするであろう森コーチらとタッグを組み、
『ポスト・ウッズ』を発掘していくことになりそうです。


マタライネン!今朝の東京中日には
「スカウト活動も」とありましたが、
まあウッズほどの選手は
いないと思いますが、
パワフルな、もしくは
スピード感ある選手がいたらいいなあと。
ただデラロサに任せっきりじゃなくて、
編成もしっかり仕事しなさいと!
ウッズの契約問題に関しては、
予想された通り、
「結論は持ち越し。ドラフトが終わってから」
となりましたが、
取り方によれば、あすのドラフトで指名する新素材と、
来季40歳を迎える6億円の主砲を天秤に掛けるのかとも。
まあそういうことでもないでしょうが、
タイロンには、もうちょっとだけ待っていてもらいましょう。


PS 今日の渡邉コーチ。

新コーチ5人の担当と背番号を発表

新コーチ5人の担当と背番号を発表します。

投手コーチ 稲葉光雄(清水工) 背番号89
投手コーチ 高木宣宏(北陽高) 背番号86
捕手コーチ 中村武志(花園高) 背番号83
外野守備走塁コーチ 上田佳範(松商学園高) 背番号87
育成コーチ 渡邉博幸(日大) 背番号77

これまで育成コーチだった早川和夫は野手コーチになります。
(公式サイト)

稲葉、高木、中村武志、上田
そして我らが渡邉コーチと、合わせて5名の新コーチ
この日、新たなコーチングスタッフが
正式に発表されたことで、その背番号も明らかになりました。
前々日にも注目していましたが、
早川コーチに代わって、育成部門を任される
我らが渡邉コーチの背番号は、なんと『77』に…。

……(゚◇゚)ガーン………。
基本的に少々のことではめげない自分ですが、
公式サイトでこれを知った瞬間、
久々にどん底に叩き落とされたような気がしてしまいました。
たしかに前任の宇野コーチが退団したことで空いた番号ですが、
よりによって、何で『77』なんだと!
どうしても『77』というと、あの方のイメージが強すぎて…。
「育成コーチ育てる育てた『77』」ということなのでしょうか。
まあ意識してそうしたのか、貧乏くじを引かされたのか、
それともたまたまなのか、その辺りは微妙ですが、
来季のNEWナベユニ作成に、正直気持ちが揺らいでしまいました。

ただ渡邉コーチ自身は、そんなことは全く気にせず、
「育成」という新たな仕事に、情熱を持ってやっていってほしいです!

2008年10月28日 (火)

田中学ぶぞ竜捕の業と、落合監督発掘するよ。

阪神真弓新監督が就任会見を行い、
巨人原監督にWBC・日本代表監督就任を要請するなど、
野球界はそこそこ話題豊富なようですが、
きょう28日からの1軍秋季練習開始を前にした
ドラゴンズに至っては、やや微風の様相。
中村武志コーチのマンツーマン指導に、
落合監督の12球団合同トライアウト視察示唆、
そしてウッズ契約折衷案など、
少ないながらも集まってきたこの日の話題を紹介します。

ドラゴンズトピックス(27日)

◇中村武志コーチ(前・横浜バッテリーコーチ)
<ナゴヤ球場で行われている秋季練習で、
プロ2年目の田中を初めての熱血指導。
個別に1時間のスローイング練習を行い、身ぶり手ぶりで指導。
初めて見た田中のスローイングについて>
「素質はあると思う。いい投げ方をしているよ」

<今後の厳しい?指導を予告しつつ、
ひじ肩のケアの大切さを力説>
「きょうは『あいさつ』みたいなもの。まあ、またこれからだね。
ひじ肩は(捕手の)財産だから大事にして」
中スポ

◇田中大輔
<個別練習が始まると、中村コーチに呼ばれ、
屋内練習場で60分間、初めてのマンツーマン指導を受ける>
「いつでも正確でないといけませんので、
そのために足、下半身をしっかり使って投げること。
その使い方などを教えていただきました。
谷繁さんもそうですけど、中村さんも長いこと
プロの第一線で活躍された方ですから。
いろんなことを吸収していきたい」

<思いがけない『縁』に驚く。
学生時代に新しいミットを初めて注文するため、
いろいろ試して最もしっくりきたのが、中村コーチが
現役時代に使用していた形の物と同じだったと思い出し>
「びっくりです。大学時代に初めて注文してつくったミットが
偶然、中村さんモデルでした。
『すごいな』と思いながら現役時代をテレビで見ていましたよ」
中スポ<ドラ番記者>

◇福田永将
<28日からは1軍の秋季練習が始まるが、
来季に向けて、落合監督に『猛烈アピール宣言』>
「とにかくアピールしたいですね。
打撃だけじゃなくて守備も。
来年は3年目、そろそろという気持ちはあります。
もちろん、レギュラーを取りたい。
そのためにアピールしていくつもりです」

<フェニックス・リーグでは同リーグ最多の5本塁打を記録。
実は昨年の同リーグ最多本塁打を記録したのは
今季パ・リーグの本塁打王にまで成長した埼玉西武・中村だった。
飛躍への登竜門での活躍に>
「去年は自分のフォームばかりを気にしていたけど、
今年は相手に向かっていっている。そこがいいんだと思います」

<思えば昨年の秋季練習で、落合監督から
捕手から一塁手への転向を命じられた。
課題の一塁守備については>
「慣れてきました」
中スポ

◇中里篤史
<屋内練習場での投手陣のトス打撃に参加。
最初右で打っていたが、本来は右投げ左打ち。
体重移動や下半身強化が目的の練習だったため
右で投げさせるときのように、体重移動させる右で打っていた>
「下半身強化のためです。投げる時は右なので」
(中スポ)

◇鈴木義広
<右ひじ痛で今季のほとんどを棒に振った中継ぎ右腕。
9月下旬に右ひじの手術を行い、秋季練習では
送球こそ行っていないが、ノックを受けるなど経過は順調>
「11月ごろからキャッチボールを始めることができると思います。
順調にきていますよ」

<悔しさが残ったシーズン。
ただし気持ちは来季に切り替わっている。
今オフは休みなしのリハビリを決意。
来年2月から始まる春季キャンプに間に合わせることを誓い>
「(春季)キャンプの最初は
2軍だと思いますが、間に合うと思います。
そのためにはオフはないですね。ナゴヤ球場で投げていきます」
名タイ


◇笘篠外野守備走塁コーチ
<中スポ『竜夢届かず・'08敗戦の検証』より。
4月を終えてチーム盗塁数がわずか4個だったことについて。
結果的に盗塁数が激減、機動力を欠くことになったが>
「開幕から20試合くらいは足を使わなくても
打線がつながって得点が取れた。危険を冒す必要がなかった」
(中スポ)


◇落合監督
<11月11日に横須賀ベイスターズ球場で行われる
12球団合同トライアウトを視察することを明らかに。
就任5年目で初めてで、その狙いは潜在戦力の発掘>
「トライアウトは(11月の)11日にあるんでしょ? 
行きますよ。横須賀へ。どんな選手がいるのか。
使えるのがいるか、いないのか…。それは見ないとわからない。
今まではどんなもんか報告を聞くだけだったけど直接見る」

<今オフはFA戦線への参戦を見送ることは、
すでにフロントとも確認済み。
ドラフト以外の手段でも投手陣の補強、補充は必須課題>
「ウチはいま、投手が29人しかいない。
ドラフトでどうなるかわからないが、今年はFAに動くこともないだろうからな」

<チーム再建に向け、精力的に動くことを宣言>
「この秋は(名古屋と東京を)行ったり来たりだよ」
中スポニッカン


CSを終えた1軍ナインは、この日まで休み。
きょう28日からナゴヤドームで練習を再開し、
その後は、地獄の秋季練習へと突入していきそうです。
この日の主なコメントを集めてみましたが、
主力選手がいないこともあり、いささかおとなしめ
早くも2日目で、ネタ枯れの感も否めませんが、
その中から、前日からナゴヤ球場でスタートしている
ファームの秋季練習からの話題を。
中スポの目玉は、この日も中村武志コーチ
8年ぶりに古巣・中日に復帰して、
「ポスト谷繁の育成」が使命とされている中村コーチですが、
その最右翼といえる2年目の田中マンツーマン指導
個別練習が始まると、田中を呼び寄せ、
手始めにスローイングなど、その力具合を拝見。
その後は、足、下半身の使い方など、
身ぶり手ぶりを交え、約60分間。
とりあえずは『挨拶代わり』の内容とはいうものの、
マンツーマンでかなりの熱血ぶり。
今後はこの師弟コンビによって、
猛練習が繰り広げられることになりそうですが、
その序章ともいえる初指導となったようです。

谷繁という『絶対捕手』がいるものの、
その谷繁が今季中盤、わき腹を痛めるなどで戦線離脱
その穴を埋めるべく、控えの小田、小川らも奮闘しましたが、
改めて感じたのは、その大きな存在感
ただそうも言っていられないのが、チームとしての現状
来季に向けて、控え選手のレベルアップ
必須といえるドラゴンズですが、
「ポスト谷繁」という捕手の台頭は、
そのなかでも重要なものの1つとなってくるでしょう。

新師弟コンビ誕生か?そこで白羽の矢が立つのは、
若竜・田中
2年目の今季、
1軍では17試合に出場しましたが、
希望枠で入団してきたいきさつからも、
やはりその最右翼
清水昭信とのコンビで、
完投勝利も経験しましたが、
さらに一皮むけるためにも、この秋、そして来春と、
中村コーチにみっちり鍛えてもらい、
さらにチャンスがもらえるよう、成長してほしいですね。
そのきっかけとして「肩」をアピールするのもヨシ。
今季の谷繁は、ケガの影響もあってか、
かなり走られていた印象がありましたし、衰えが懸念される部分。
まだまだ力としては、大きく分があるとはいえ、
そういう部分を磨いていくことは大切。
さらに捕手としての動きや、そしてインサイドワーク。
ドラゴンズで長年、正捕手を張ってきた中村コーチ
コーチ自身もまだ若く、動けることもあり、
そういう「経験」の部分も、身をもって学べることになりそう。
まだまだ若い2年目「一流の捕手の業」を、
吸収していくことで、自らの血や肉としていってほしいなと。
「師弟」としては、まだまだ始まったばかりですが、
未来の正捕手となるためにも、ともに切磋琢磨しあい、
そしていつかは「新旧ドラゴンズの正捕手」と言われるような
そんな関係になってくれることを、期待したいと思います。


その他の話題としては、前日の「森野内野専念」に続き、
この日も落合監督が新たなプランを。
11月に行われる12球団トライアウトを視察する意向を示し、
潜在能力がある選手を自らの手で発掘していく構え。
とりあえずは今季空いていた
『70番枠』の発掘となってくるでしょうが、
選手によっては『再生工場』といった面持ちも。
ここ数年は、逆にドラゴンズ戦力外になった選手が
他球団に見いだされる展開となっていたこのトライアウト
前・横浜の土肥義弘、元・西武の河原純一といった名も
今朝の中スポには、候補として挙がっていましたが、
果たして、目ぼしい投手が見つかることになりますか…。

またナゴヤ球場での秋季練習に、
韓国・LGの3投手がこの日から合流。
キャンプ恒例ともいえる『短期留学』で、
11月24日までナゴヤ球場でともに練習する予定。
参加する選手は、今季抑えのウ・ギョミュン
中継ぎのイ・ジェヨン、そして先発で6勝のシム・スチャン
ともに右投げの投手ですが、「ビョンルート?」による留学で、
何かを掴むことができるでしょうか。
若竜たちとともに、汗を流してほしいと思います。


◆西川球団社長
<ウッズの来季契約について、
きょう28日にも落合監督と話し合う予定。
現場の意見を尊重する意向を示して>
「現場の判断を受けて検討します。
現場がどうしても(来季も)残してほしいというのなら検討し、
現場の考えに沿うように交渉するつもり。
ただ、今季の成績で査定。年俸? 抑えざるを得ないでしょう。
経営内容に見合った資金しか注入できない」

<主砲の残留策について、折衷案。
あくまで一般論としながら高額出来高設定プランを披露>
「出来高のウエートを高めればいい。
2億円で契約するより、1億円プラス出来高2億円で契約したほうがいい。
出来高が2億円でも3億円でもいい。
出来高を増やせばリスクも少なくなるし、
それが選手の(奮起の)動機にもなる。
出来高を高くすれば球団にも選手にもメリットがある」

<巨人・原監督にWBC監督を要請することについて、
この日の夕方、中日球団にも正式に連絡が>
「決まればそれでいいんです。
実行委員会でコミッショナーに一任したのだから。
(今後は)できる範囲の強力はします。
新しい代表監督が方針をどうするか決めるでしょう。
ポストシーズンがからむので、選手の意志も関係してくる」
(東京中日、スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン


◇デラロサ内野手きょう帰国!来季も契約の見込み
(スポニチ名古屋)

◆ヤクルト2軍コーチに古久保氏
古久保ブログ「ヤクルトスワローズ。」、サンスポ、時事通信)

◆上原、川上らFA資格者83選手を公示
(共同通信社)

【2008年度 フリーエージェント資格選手・中日】
<今年国内FA資格を取得した選手>
清水将海、森野

<今年海外FA資格(国内FA資格も含む)を取得した選手>
川上、荒木、井端、○中村紀洋

<海外FA資格(国内FA資格も含む)を有する選手>
井上、上田、立浪、山本昌、平井、岩瀬
(○= 反復してFA資格を取得したもの、NPB公式サイトより)


契約関係のコメントや見出しをまとめましたが、
そのなかではやはり、その去就が注目される主砲・ウッズ
今季700万ドルの高年俸がネックとなるため、
これまでは交渉をしない可能性も示していたフロントでしたが、
ここに来て「残してほしいと言われれば残す」と、
あくまで現場の意向にゆだねる様子。
きょう28日に西川球団社長と、落合監督が話し合い、
その結論を出すそうですが、果たしてどうなるのでしょうか。
ただ仮に「残留」の方向で契約交渉する場合、
今季の査定を基にしながら、契約条件を検討することになりそう。
ここ数年、高額選手の年俸と経営のバランスを取る意味で、
かなり増えてきた「出来高払い」炸裂するかもしれません。

一方、同じ外国人選手のデラロサが、
きょう28日に中部国際空港から帰国。
すでに帰国しているネルソンとともに、
ドミニカ共和国で行われているウインターリーグに参加するとのこと。
ウッズと違い、この2選手に関しては来季も契約する見込み
2年目となるデ ラ ロサ、できれば来季は、
オリジナルの応援歌を作ってもらいましょう。

またNPBはこの日、
2008年度のフリーエージェント(FA)資格選手を公示。
取得年数9年の海外国内FA資格、取得年数8年の国内FA資格
さらに資格保持中再度取得を含めると、FA選手は83名に。
そのなかでドラゴンズは、↑のように、全部で12選手
しかし岩瀬、井端、荒木、森野はすでに行使せずの残留を示唆。
動向が注目されるのは、川上ぐらいでしょうね。

ちなみにFA権を行使する場合は、日本シリーズ終了日の翌日から
土、日曜日と祝日を除く7日以内在籍球団に通知し、
コミッショナー事務局から『FA宣言選手』として
公示された翌日から、契約交渉が可能となるそうです。
ドラゴンズとしては、今季FA戦線に参戦しない見込みなので、
他球団のFA選手については、我関せずということにしておきましょう。

2008年10月27日 (月)

武志コーチ復帰秋季練習開始と岩瀬FAせず残留へ。

クライマックスシリーズ第2ステージで巨人に敗退。
3年連続の日本シリーズ出場を逃したドラゴンズ
激闘を終えたナインは東京から名古屋に戻り、休息に入りました。
一方、この日からナゴヤ球場で2軍の秋季練習がスタート。
来季の新コーチに内定している中村武志、高木宣宏ら4氏も参加。
練習ぶりを見守り、新たな一歩を踏み出しました。
その他岩瀬、ウッズなどストーブリーグ最初の話題を。

ドラゴンズトピックス(26日)

◇中村武志コーチ(前・横浜バッテリーコーチ)
<来季の新コーチ就任が内定。
この日からナゴヤ球場で始まった2軍の秋季練習に参加。
中日OBは熱烈なファンに迎えられ、大人気。
練習後は即席サイン会が開かれ、長蛇の列ができる>
「まだどんな選手がいるか分からないから、当分は観察ですね」

<8年ぶりに古巣の古巣のユニホームに袖を通す。背番号は『83』>
「敵から見たら憎たらしいと思っていたけど、
実際に着ると違和感はないね。
いずれは中日に帰ってコーチをしたいと思っていたから」

<谷繁を脅かす若手捕手の育成を任されることになる。意気込みを述べ>
「みんな技術は持っている。1軍への切符を渡したい」


<25日・中スポ「ドラ新2軍バッテリーコーチに直撃」より。
以下一問一答、8年ぶりの中日復帰です>
「いずれ帰ってきたいと思っていました。
ぼくも中日から、横浜、東北楽天といろいろ動いて
現役としてやらせてもらいましたが、
やっぱり中日のことはいつも気になっていました。
また名古屋の皆と野球をやりたい、という考えはあったので、
このような機会を得られたことを感謝しています」

<顔ぶれは変わりましたよね>
「1軍の選手はわかるけど、2軍の選手はほとんど知らないんですよ。
でも、かえっていいかなと思っています。
新鮮ですし、お互いに甘えが出ませんから」

<横浜、湘南で、すでにコーチ業3年>
「(コーチ)1年目は現役気分。
まだ選手たちと一緒にプレーしているような感覚でした。
本当は一線を引かなきゃいけないのに。
だけど、田代(湘南監督)さん怒られたりしながら、
2年目からはその一線が引けるようになりました。
指導者はかなり大変だけど、自分が2軍で教えた選手が
1軍に上がるとうれしいし、テレビを見ながら
ドキドキする感覚は楽しいです」

<ドラゴンズの2軍バッテリーコーチとしての決意を>
「中日には谷繁という絶対的な存在がいる。
その谷繁を脅かすような捕手を1人、2人と1軍に送り込みたいです。
そうすることで、谷繁も張り合いが出て長く現役ができるでしょう。
中日には田中や前田ら、若い捕手がいますよね。
(正捕手を)抜く、抜かないは個人の勝負ですけど、
認められるレベルに上げて、チャンスを与えることが
自分の仕事だと思っています。
そのために技術、野球を教えられたらいいな、と。
中日は昔から投手力がよく、勝つことが義務付けられるチーム。
ぼく自身、現役時代は山本昌さん、今中をリードするときに
必勝の重圧を感じていましたから、その重圧に強くなることも大切ですね」

<『中村武志2世』の育成ですか>
「そういうことになるのかな(笑い)。ナゴヤ球場でがんばります」
(中スポ、サンスポ


◇高木宣宏コーチ(背番号『86』)
<秋季練習初日に合流。新たな一歩を踏み出す。
93年に現役引退後、石材会社勤務、保険代理店経営など、
第2の人生を歩んでいたが、今年9月、コーチの打診が…。
西武時代のコーチだった森コーチの推薦。
即座に中日入りを決め、16年ぶりにプロの世界に戻ってきたが>
「ちょっとしたキッカケで花が開くことがある。
自分がいることで若い選手のキッカケになればと思っています。
信念は『人間到る処青山有り』。死ぬ気になってやりたいですね」

<落合監督ともちょっとした縁がある。
広島時代の90年に対戦。初対戦こそ3ランを打たれたが、
同年8月30日の中日戦でリベンジ。
4打数無安打に抑えて、見事5年ぶりの完封勝利を飾った>
「あのときは本当にうれしかったですね。
落合さんを抑えるためにチェンジアップを覚えましたから」
中スポスポニチ名古屋


◇森バッテリーチーフコーチ
<今年は愛知県阿久比町で行われる
投手陣の秋季練習について、
少数精鋭の超ハード練習になることを示唆>
「春のキャンプと秋のキャンプは違う。
多少どこか痛いところが出てきても、それでもいいと考えている。
故障につながらない程度なら仕方がない」

<シーズンへ向けた調整の春と違い、
その後にオフがある秋の方が、より厳しくしごける。
目指すはタフな集団。猛練習で若い芽を徹底的に鍛えるという>
「今年はこの5年間で一番、若い投手に経験を積ませられたと思う。
先が見えたし、希望も持てた。でもセ・リーグ王者には勝てない。
あとは一人一人を、1年間戦えるタフな投手にしていかないといけない」

<監視の目も行き届かせる。
指導対象を、小笠原、中田、朝倉ら
ずっと観察してきた1軍クラスに絞る。そしてみっちりしごく>
「9人か10人くらいになるだろう。
(阿久比町の施設には)色々なものがある。
一つのグラウンドに9、10人だったら色々できる」
中スポスポニチ名古屋

◇中田賢一
<CS中に出場選手登録を抹消されたが、1軍に同行。
この日、山井、齊藤と共にナゴヤ球場での秋季練習に合流。
阿久比での猛練習に、戦々恐々>
「かなりハードになりそうです。
厳しい練習になるのは覚悟しています。
フォームを含め、いろいろと直さなければ
いけないところがあるので、しっかりと取り組みたい」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇齊藤信介
<中田、山井とともに、ナゴヤ球場でスタートした秋季練習に参加>
「巨人とのCS第2ステージは不本意だったので、鍛え直したい」
ニッカン

◇小笠原孝
<チェン、吉見、浅尾ら一部を除く主力投手陣は
28日からナゴヤドームで練習を再開予定。
わずか2日間の休みを経ての、鍛錬の日々に向けて>
「今年は負け数の方が多かった(8勝11敗)し、防御率も悪かった。
一皮むけて、勝ち負けが逆になるようにしたい」
(東京中日)


◇森野将彦
<CSの激闘から一夜明け。東京都内の宿舎を後に。
その際、口からは早くも『練習』の2文字が飛び出した。
迷いなく、短い言葉で決意を明かし>
「しばらくは休みます。その後? 練習するつもりです」

<秋季練習が『出世』への道しるべ。
定位置をつかんだ06年、志願参加した秋季練習で、
落合監督の猛ノックを浴びるなどして鍛え抜くと、
翌07年に一気にクリーンアップへ飛躍を遂げた。
自己初の打率3割をマークした今季、
数字上は文句なしと言えそうだが、悔しさが向上心に火を付けている>
「けがでチームに迷惑をかけた時期もあった。
北京五輪? 不本意。当然です」
中スポ

◇落合監督
<来季、森野を本来の内野に『専従』させることを明言>
「少なくとも来年、(森野が)外野をやっていることはない」
中スポ

◇荒木雅博
<当面、長いシーズンで負ったダメージの回復に重点。
主力が集まるオーバーホールにも参加しない予定>
「休めるときに休まないと。体のケアをしたいと思います」
(東京中日)

◇石嶺打撃コーチ
<中スポ『竜夢届かず・'08敗戦の検証』より。
得点力が落ち、本塁打頼りになったことについて>
「メンバーにけがが多くて、ベストメンバーが組めないことが多く、
結果的には連打が出なかった」
(中スポ)

◇高代野手総合チーフコーチ
<中スポ『竜夢届かず・'08敗戦の検証』より。
ベストメンバーを組めないことが予想以上に長く、
本塁打頼りから脱却できなかった打線について>
「細かい作戦を組みづらいところは確かにあった。
ホームランを狙ってというわけじゃないけど、決定打が出なくて、
その結果としてホームランでしか点を取れなかった」
(中スポ)


1勝3敗1分けで巨人に敗退。
151試合目で力尽き、今季を終えたドラゴンズ
日本一連覇の夢は絶たれてしまいましたが、
一夜明け、チームは来季に向けて、早くもスタート。
ナゴヤ球場では、2軍の秋季練習が始まり、
宮崎でのフェニックスリーグを終えた残留組に加え、
出場選手登録を抹消されながら
1軍に帯同していた中田、齊藤、山井らも合流。
投手陣、野手陣に分かれ、それぞれ軽い練習を行ったもよう。

秋季練習初日、若竜たちの話題に注目していましたが、
今朝の東京中日、1面はなんとFC東京
シーズンも終わったということで、致し方ない部分もありますが、
その紙面で目立っていたのは、新任となるコーチの面々。
01年以来、8年ぶりに古巣に復帰する中村武志コーチ
さらに元広島・西武に在籍した左腕で、
15年ぶりに球界復帰となる高木宣宏コーチ
新たに竜の一員に加わる2氏の話題が大きく取り上げられていました。

中村武志コーチに関しては、ご存じの通り。
90年代のドラゴンズを支えた正捕手で、
横浜-東北楽天と移籍後も、相変わらず地元人気は健在。
さらに現役引退後、3年のコーチ経験を積んでの復帰となりましたが、
ドラゴンズのユニホーム姿に全く違和感を感じなかったのは、
やはり長年見てきたからかもしれないですね。
ただ他球団を経験してきたこともあり、
チームとしても、新たな風を吹き込むこととなりそう。
東京中日には、2年目捕手の田中との2ショットがありましたが、
その田中を始め、前田、小川、小山など若手捕手をぜひとも鍛え、
プロの捕手として成長されてほしいところ。
まだ41歳と若いですし、兄貴分としての役割も期待したいです。

右が高木コーチです。一方、高木コーチに関しては、
正直あまり印象がなく、
広島にいたサウスポーという
イメージでしたが、
本人のコメントを読んで、
「チェンジアップの高木だよ」と思い出しました。
しかし現役引退後は、
墓石セールスマンなど
第二の人生を歩まれていたそうですが、
「森ルート」が発動しての今回の入閣へ。
主に人数が多い左投手の指導や、育成を任されるそうですが、
ぜひとも若手投手に、技術の他に「人生経験」を伝えて、
精神面でもタフになれる投手を育ててくれればと願います。

オフシーズンに入り、一抹の寂しさを感じますが、
それは勝負が決した結果。
チームとしても、多くの課題をもらったことですし、
反省を踏まえ、来季に向けてやっていくことが大切。
来季に向けて早く始動できることをプラスにとらえ、
実りの秋となるよう、汗を流してほしいと思います。


その他の話題では、
CSで出場選手登録されていた1軍メンバー
あす28日にナゴヤドームで練習再開。
その後、ベテランを除く1軍クラスの投手陣が、
野手組の練習が行われるナゴヤ球場から離れ、
98年まで2軍本拠地だった愛知県知多郡阿久比町の
阿久比スポーツ村野球場で、キャンプイン。
投手陣を仕切る森コーチによると、
心身ともにギリギリまで追い込む超ハードな練習になること。
中田、朝倉、小笠原を始めとした少数精鋭になりますが、
わずか2週間弱とはいえ、地獄の様相を呈してきそうです。

一方、主力選手は、休養に専念。
11月4日から約1週間、岐阜・下呂でオーバーホールの予定ですが、
そのなかで、森野がオーバーホール終了後、
ナゴヤ球場での秋季練習に合流する考えを示唆。
不満足に終わったシーズンのリベンジのために、鍛え直すそうです。
中スポによると、来季の森野内野に専従とのこと。
このあと↓に出てくる選手の去就にもよりますが、注目です。


◇岩瀬仁紀
<昨年フリーエージェント(FA)権を取得していたが、
この日、権利を行使せずに残留することを示唆>
「いつ(正式に球団と)話し合うかは決まってないが、
自分の中では割り切っている部分がある。
残留を決めたのは、自分の気持ちの問題。
好きで入った球団なので、揺れ動いた時期はなかった。
だけど、去年は考える時間はなかった。
(決断した)今はスッキリしています。
契約の内容はこれからです」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

◇川上憲伸
<FA権を行使するかどうかが注目されるが、
CS第2ステージ敗退から一夜明けた未明に
選手宿舎をチェックアウトして雲隠れ。
25日の深夜の宿舎にて、こう話していたが>
「まだシーズンが終わったばかり。
しばらくゆっくりしたい。しゃべることはないです」
(中スポ、デイリー

◇タイロン・ウッズ
<この日、東京から名古屋へ戻る。
航空券が確保できそうな今週半ばにも
中部国際空港から米国へ帰国する予定だが>
「まだ球団からの連絡はないよ。
(残留は報酬次第と発言した)昨日と考えに変わりはない。
これはビジネスだからね」
中スポ

◇落合監督
<前日の試合後、ウッズが去就に関する話をしたのを受け、
現場と球団のトップ会談で、来季契約の方針が決まることを示す>
「ドラフトが終わるまでは動かない。
(ウッズの契約については)28日に社長と話す」

<今季のウッズについて、こう評すも、
7試合で5発を放ったポストシーズンの活躍を高評価>
「ここ何年かの基準値からすると、満たしていないかもしれない。
CSのような集中力を発揮してくれれば戦力。
戦力として必要かといわれれば、それはそうだろう」

<再契約へのネックは今季700万ドルの高年俸。
「金の問題がある。金を出すのはおれじゃなくて球団だ。
(11月上旬に予定されている)オーナー報告が
終わってからじゃないと決まらない」

<また今オフのFA補強封印の方針を明かして>
「FAには手を出さないだろうな。
中日に来たくないっていう選手に頭を下げていく必要もない。
よっぽど入れてくれっていう選手がいれば別だけどな…」

<現在、エース・川上は宣言してのメジャー移籍が最有力。
4番のウッズも球団の減俸提示を受け入れなければ
退団となる可能性が高い。2人の穴は決して小さくないが>
「何のためにドミニカに藤井と新井を行かせたんだ? 
こっちだってクライマックスあるのに、
あいつらを行かすっていうのはどういうことかわかるだろ」
中スポニッカン12

◇西川球団社長
<FAの権利を行使せずに残留することを示唆した
岩瀬について、4年をメドとした長期契約を提示する意向>
「長くやってほしい。
彼が望むなら単年でも複数年でも検討する。
変動制になるか、固定になるかは分かりませんが、
それも含めて考えたい」

<11年で112勝のエース・川上について、残留説得に全力の構え>
「ずっとエースでやってくれた。
球団として必要だと、私が直接会って話をしている」

<前日に大幅減俸なら退団も辞さずの考えを
公表したウッズについて、猛反発。
28日に落合監督と会談し、主砲の処遇を決める予定>
「戦力(編成)は現場が決めること。
契約の話は11月になってから。
査定を見て、監督の意見を聞いて年俸を決める」
サンスポ12スポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋


シーズンが終わったと同時に、
一気に吹き出してきた、ストーブリーグの話題。
阪神などは毎日大騒ぎですが、ドラゴンズもいろいろありますね。

そんななかで、この日最もうれしかったのは、
守護神・岩瀬がFA権を行使せず、残留を示唆したこと。
昨オフ、ポストシーズンに五輪予選と多忙だったため、
「結論」を先延ばしにしていましたが、ようやく決断
10年間チームを支え続けた鉄腕は、
来季も代わらず、ドラゴンズに居続けてくれるそうです。

「好きで入った球団なので、揺れ動いた時期はなかった」
このひと言、とてもうれしいですね!
なお契約年数や金銭面などの細部は未定。

一方、前日に大幅減俸なら退団も辞さずの
考えを示した主砲・ウッズについて、
西川球団社長は、現場の責任者である落合監督と28日に会談。
その去就について、話し合うことなりました。
CSでは見事な仕事をしたウッズでしたが、
シーズントータルで考えると…。
果たして主砲はそのまま残ることになるのでしょうか。

また今季FA権を取得し、行使するかどうかが
注目されているエース・川上憲伸について、
早くも2紙が、↓のような見出しを。

中日・川上FAメジャー移籍決定的、Rソックス有力
(スポニチ名古屋)

敏腕代理人と契約 憲伸メジャー移籍決定的
(デイリー)

レッドソックス?、トニー・アタナシオ氏?
いかにもリアリティーがあったりもしますが、真相はいかに。
これからのシーズン、我がSTでも
「西川球団社長」「伊藤球団代表」そして「井手編成担当」。
この方々の名前を多く目にするようになりますが、
できるだけ波風立たないような感じで、進んでほしい。
交渉事ではありますが、ファンをガッカリさせない展開を望みます。


PS 今日の渡邉コーチ。

来季のコーチ就任が決まり、
この日からファームの秋季練習に合流した
我らが渡邉新コーチでありますが、
早くも「中村コーチ『ら』扱い。
そんななか、スポニチ名古屋には「コーチ」としての初コメントが!


◇渡邉博幸コーチ
<ナゴヤ球場での秋季練習に新任コーチも参加。
07年の引退後は球団職員を経て2年ぶり現場復帰>
「選手とコミュニケーションを密にとって長所を伸ばしていきたい」
スポニチ名古屋


今季までの動作解析担当の経験をより活かし、
それを踏まえたコミュニケーションを期待したいですね。
ところで久々のユニホーム姿になったであろう、
渡邉新コーチですが、注目の背番号に関しての情報が、なし。
中村武志コーチ『83』、高木コーチ『86』
決まりましたが、果たして何番なんでしょうね。
自分としては、現役時代の『5』を活かした
「85」がいいなと思っていましたら、
実は「85」は、辻2軍監督が着けていたんですね。
となると、もちろんNG。
あとは現状では、「87」「89」などが空いていますが、
年下の上田コーチと相談しながら、良い番号をもらってほしいです。

2008年10月26日 (日)

粘るも最後は力尽く、落合竜立直しの秋がはじまる。

4時間を超える総力戦延長12回ドロー
もはや日本シリーズに進出するためには、
負けが許されない状況となったドラゴンズ
迎えた東京ドームでのCS第2ステージ・巨人との第4戦。
1点差で迎えた8回に粘りを見せ、
ウッズの犠飛で同点に追いついたものの、そこまでが精一杯
勝ち越すことができずに迎えた8回ウラ、
3番手・高橋聡文ラミレスに痛恨の2ランを許すと、
それを継いだ長峰、小林も失点を重ねてしまい、勝負あり
1勝3敗1分けで、シリーズ敗退が決まったドラゴンズ
2008年のシーズンは、この日で終幕となりました。

◇クライマックス セ 第2ステージ
巨人-中日 第4戦
(25日・東京ドーム | 中日1勝3敗1分け)
46797人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 高橋(3試合1敗)
[D本] ウッズ3号
[Dバッテリー]
チェン、清水昭信、高橋、長峰、小林 - 谷繁

【ゲームレビュー】
継投失敗、1勝3敗1分で日本シリーズ進出を逃した
試合は終盤に動いた。6回、ウッズのソロで1点差。
8回には1死一、三塁から再びウッズが犠飛を放って
同点としたが、粘ったのはそこまで
その直後の8回、7回から登板の高橋聡文
ラミレスに左中間へ決勝の2点本塁打を浴びた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 岩崎達郎内野手
【同抹消】
▽中日 山井大介投手
公式サイト共同通信社

【イニング経過】
1勝2敗1分けとなり、これ以上負けが許されないドラゴンズ
前日に左手首に死球を受け、出場が心配された中村紀洋も、
『6番・三塁』で名前を連ね、ベストメンバーで臨む。

巨人先発は、今季中日戦2試合、1勝0敗の高橋尚成
1回、この日34歳の誕生日を迎えたイ・ビョンギュ
外へのスライダーをちょこんと当て、
レフト前に落とすヒットで出ると、続く荒木が送って二塁へ。
さらに森野の一ゴロ進塁打で三塁に進むと、
ウッズはフルカウントから見極めての四球
2死一、三塁とチャンスで迎えるは、前日本塁打の和田
しかし内へのストレートに詰まってしまい、二塁フライ。先制機を逃す

ドラゴンズ先発は、中5日でチェン・ウェイン
CS第1ステージ・阪神戦では4イニング4失点で黒星。
もはや後がないだけに、相性の良い巨人戦での好投に期待。
その立ち上がり、先頭・亀井はセンターへ抜けそうな当たり。
しかし荒木が追いつき、一塁へジャンピングスロー。
さすがの好守でもり立てると、続く木村拓也を内への直球で三塁ゴロ。
さらに小笠原も二塁ゴロに打ち取り、ピシャリを切り抜ける。

2回ウラ、先頭、19-9と苦手にしているラミレスに、
中に入ったストレートを叩かれ、左中間突破のツーベースを許したが、
イ・スンヨプを初球、内へのシュートで詰まらせ、二塁フライ。
続くの二ゴロ進塁打で、三塁へ進まれるも、
坂本にレフトへあわやホームランというファウルを浴びたが、
カウント1-1からの3球目、真ん中高目のシュートでセンターフライ。
制球はおぼつかないものの、球威とキレは上々。
この日初のピンチを食い止める。

3回、2死から荒木がライト前ヒットで出るが、
続く森野の2球目、けん制に誘い出されてしまう。
しかしイ・スンヨプの二塁への送球が変化したか、
ベースカバーの坂本が捕れずに、後逸。
その間に荒木が一気に三塁へと進む。(記録は盗塁一塁エラー
相手のミスからもらった先制のチャンス。
森野のバットに期待がかかるが、カウント2-2からの6球目、
外角低目のストレートにハーフスイングを取られ、三振
制球の良い高橋尚成の前に屈す。

4回、先頭・ウッズがセンター前ヒットで出たが、
和田、中村紀洋と、ともに打ち損じての内野フライ。
ランナーを進められず、アウトカウントばかり増えると、
井端もバットを折られての投ゴロに取られ、この回もゼロ。
要所を締められ、先制点を奪い取ることができず。

3回までわずか1安打と、まずまずのチェン
しかし4回ウラ、先頭・木村拓也に三遊間を抜けるヒットを許すと、
続く小笠原に対しては、内へのシュートが左手を直撃
シーズンの対戦でも、チェンに右手小指に
死球をぶつけられた小笠原憮然の表情
一旦ベンチに下がり、治療を受けた後に試合再開
無死一、二塁で苦手のラミレスを迎えたが、
初球、中へのストレートで打ち上げさせてのライトフライ。
さらにイ・スンヨプも外へのスライダーで空振り三振に取り、2アウト。
怖いクリーンアップを乗り切ったものの、ここで油断したか。
続くにカウント1-1からの3球目、
逆球になった内角低目に入ったシュートを弾き返されると、
レフト線へと転がるタイムリーツーベース。(0-1)
取らなければいけない先制点を逆に相手に与えてしまう。
さらに2死二、三塁で、坂本にも初球、
内角高目に甘いストレートを積極的に叩かれると、
レフト前に落ちるタイムリーヒット。(0-2)
三走のラミレスが生還したが、和田がレフトからワンバウンドで好返球
二走の谷繁がしっかりブロックし、3点目は食い止めた。

5回ウラ、チェンに代打が出たことで継投策。
ドラゴンズは2番手に、清水昭信を起用する。
しかし代わり端、鶴岡に三遊間への内野安打を許すと、
続く高橋尚成にきっちり送られ、二塁へ。
「次の1点」致命傷になってしまう大事な場面。
ところが亀井に四球を与えてしまい、1死一、二塁。
ピンチを広げた清水昭信だったが、ここから踏ん張り、
木村拓也を外へのフォークで一塁ゴロに取ると、
小笠原に代わって三塁に入っていた寺内
フォークを叩かれたものの、センターフライ。
森野が追いつき、結果無失点で切り抜ける。

想定外の好投高橋尚成の前に、5回まで3安打無失点。
勝つためにはそろそろ反撃しないといけないドラゴンズ
そんなムードの中、主砲うれしい一発を。
2死から迎えたウッズが、カウント1-1からの3球目、
真ん中高目に甘く入ったストレートを弾き返すと、
まさに打った瞬間という打球は、左中間スタンド、
さらに上の「明治ブルガリアヨーグルト」の看板を直撃!
推定飛距離150メートルという特大のホームラン。(1-2)
CS合わせて5号となる一発で、ようやく1点を返す。

さらに7回、降板間近の高橋尚成を攻め込み、
先頭・中村紀洋が左中間を破るツーベースを放つと、
続く井端が、初球送って三塁へ。
同点のチャンスで迎えるは、前日2打点の谷繁を迎えるが、
フルカウントからの6球目、外角低目のスクリューを
引っ張るも、ショート正面のゴロ。
ランナー動けず、釘付けとなってしまうと、
清水昭信の代打には、初戦代打弾平田を起用。
ところが初球、内角高目のつり球を
打ち上げてしまい、セカンド後方へのフライ。
先頭打者の出塁を生かせず、7イニングを投げきられてしまった。

それでも諦めてはいけないドラゴンズ
8回、巨人ベンチは、3番手に左腕の山口を起用。
しかし前夜3イニングを放っただけに、ボールが来ていない。
そこをつけ込み、先頭イ・ビョンギュ
レフト前に持って行くヒットを放ち出ると、荒木が送って二塁へ。
さらに森野の当たりはセンターへと抜けそうなゴロ。
木村拓也が打球に追いついたものの、
ボールを握り損なってしまい、一塁間に合わずセーフ。
内野安打となって、1死一、三塁とチャンス拡大!
そして迎えるは、前の打席『ブルガリア弾』ウッズ
巨人ベンチも動き、山口から越智へとスイッチする。
犠牲フライでも同点、一発出れば一気に勝ち越し
現状もっとも期待が持てる主砲に巡ってきたチャンス。
4球目、落ちないフォークを捉えると、
打球は伸びて、ライトポール際への大ファウル
これはやってくれるという、さらなる高揚感とともに、
迎えたカウント2-1からの5球目、内へのストレートを叩くと、
詰まりながらもライト後方へと持っていく、犠牲フライ!(2-2)
三走のビョンは、もちろん生還。
飛び出してしまった一走の森野が、
ライトからの返球で刺されそうになるも、
足をもつれさせながら、何とか一塁へたどり着きセーフ
前夜同様、ゲーム終盤ようやく同点に追いつく。
なおも2死一塁とチャンスが続き、迎えるは和田
しかしここは越智が踏ん張られ、外へのフォークに空振り三振。
追いつきはしたが、この日も前には出られなかった。

同点となった8回ウラ、
ドラゴンズ浅尾投入かと思われたが、
7回から登板していた高橋聡文がそのまま続投。
しかし先頭・寺内に真ん中低目のストレートを叩かれ、
三塁線を鋭く抜けていくツーべースを許してしまうと、
続くラミレスに対し、初球、甘いストレートが真ん中高目に。
積極的に振ってくる4番打者がこれを見逃すはずもなく、
フルスイングされると、打球は伸びて、
オレンジ色の左中間スタンドへと飛び込む2ランホームラン。(2-4)
気を付けなければいけない初球に、痛恨の投げ損ない
たった一振りで日本シリーズを大きくたぐり寄せられてしまう。

さすがにこれには、ガックリ高橋聡文はボールが先行。
イ・スンヨプにフルカウントから四球を与えると、
続くにも連続四球で無死一、二塁。
さらに坂本が送られ、1死二、三塁となると、
さすがに落合監督もマウンドへ。
しかしここでも浅尾ではなく、長峰が起用される。
反撃するためにも、2点で止めたいところだが、
火が点いてしまった巨人打線の勢いは止められない。
長峰が続く鶴岡に前進守備の三遊間を抜かれ、1点を失うと(2-5)、
さらに2死二、三塁で、亀井を迎えて登板の小林
代わり端の初球、真ん中高目のスライダーを
センターへ運ばれてしまいタイムリー(2-6)。
決定的な2点を失い、敗色濃厚のなか最後の攻撃を迎えることに。

9回、巨人4番手は、前夜わずか1人に投げて降板のクルーン
絶対に諦めないドラゴンズファンの声援のなか、
因縁となった感の中村紀洋が、先頭として向かったが、
2ストライクと追い込まれると、外へのフォーク3球三振
さらに井端も152キロのストレートを弾き返すもライトフライ。
あっという間にあと1人に追い込まれるも、
谷繁に対してはボール先行。結局外れて四球を選ぶ。
そして土壇場に迎えるは、小林の代打・立浪
最後の意地をみせてほしいところだったが、流れは完全に巨人
ファウル2球で追い込まれたカウント2-1からの4球目、
外角低目のフォークに空振り三振に倒れ、ゲームセット
土壇場追いつく粘りを見せるも、
勝ち抜けぬまま、逆転を許してしまったドラゴンズ
これで第2ステージの通算成績は、1勝3敗1分け
ドラゴンズ日本一連覇の夢が潰え、
巨人の6年振りの日本シリーズ進出が決まった。


08年ドラゴンズ終戦。もはや勝つしかないという
崖っぷちの状況のなか、
なんとか意地を見せて、
相手に食らい付いてほしいと
願いながら、生観戦していたゲーム。
しかし「勝ちたい」という気持ちは、
今回に関しては、相手の方が上回っていたようで。
連日同様、粘りこそ見せたものの、あと一押しすることができない。
そうしているうちに、逆に相手に攻め込まれ、
あっという間に勝ち越しを許してしまうありさま。
取らなくてはいけないゲームを取れず、
2008年のドラゴンズは、東京で、
最期のときを迎えることとなりました。

レギュラーシーズンは勝ち越したことで、
阪神ほどの怖さを感じていなかった巨人でしたが、
最後の最後でやられてしまって、とても悔しいですね
まあ最後は力の差を見せられましたし、今回のステージにおいては、、
やはり相手が上手だったと思わざるを得ないでしょう。

ただ今回の戦いを見てきたうえで感じたのは、
巨人の強さというより、ドラゴンズの「力不足」。
そのなかでも特に、何度も感じたのが、
「追いつくことはできても、勝ち越すことができない」ということ。
あと一押しが出来ないという展開がいくつあったことか。
まあリーグ戦を戦っていく際にも、ありはしましたが、
たった一歩でも相手の先に出ることができなかったことが、
悔しい結果となってしまいましたね。
やはり勝たなくてはいけないゲームはしっかり取る
それができないと、上に立つことはできない
「競り勝てるチーム」に成長することが、
ドラゴンズにとって、今後の課題となってくるでしょう。

また巨人選手層の厚さというものも感じましたね。
今シーズンを戦う際に、落合監督
「レギュラー8人で戦っていく」と話していましたが、
長いシーズン、そして厳しい短期決戦と進んでいくなか、
やはりレギュラーだけでは、戦えないなと。
それを補う控え選手のレベルアップが必要と感じましたね。
今回の第2ステージ、巨人阿部が、鈴木尚広が抜け、
この日は小笠原もケガで途中退場した。
にも関わらず、鶴岡、亀井、寺内という代役が、それを補う活躍
その一方で、ドラゴンズは足を故障している井端
左手首を痛めた中村紀洋をスタメンに使わざるを得ない。
怖いものなしの若さにやられた感もありますが、
ドラゴンズでもそういう選手を育てていかないと。
そんな観点からも、課題をもらった敗戦とも思いました。


まあ敗れてしまったということで、反省は多いもの。
ただ終わってしまったことにグチグチ言っても仕方ない。
その辺りは、おいおい考えていくとして、
やはりファンとしては、日本シリーズ進出こそ逃したものの、
レギュラーシーズン、クライマックスシリーズと、のべ151試合
そのなかでさまざまな感動をくれた
中日ドラゴンズの監督、コーチ、選手、
スタッフのみなさんに、今季も感謝したいですね。

そして「お疲れ様でした」と、ねぎらいの気持ちも。

この悔しさを来季に。53年ぶりの日本一を成し遂げた
昨季と違うカタチでの幕切れ
満足に戦い抜けなかったナインには、
当然悔しさがあることと思います。
ただその悔しさを忘れず、
来季への糧としてほしい。
そして続投要請の際には、
「強いチームにします」
意欲を語った落合監督
「私なりの責任の取り方」
チームを立て直し
就任6年目となる来季は、強くなったドラゴンズ
今季逃した完全制覇を成し遂げてくれることを期待します。

きょう26日からナゴヤ球場で、秋季練習がスタート。
チームとしては、早くも来季に向けて動き始めました。
若竜たちが中心となっていくでしょうが、
ケガが癒えるであろう主力たちも、
再びの栄冠へ向け、秋、春としっかり鍛錬してほしい。
他のチームよりも早くシーズンが終わってしまうのは、
とても残念ですが、その分も来季は
「強いドラゴンズ」に一喜一憂し、最後の最後まで喜びたい。
そうなることを期待しながら、今後も見守っていきたいと思います。
これからも頑張れ、中日ドラゴンズ!


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●高橋聡文
<7回から3番手で登板。
8回、ラミレスに喫した決勝2ランを悔しがる。
初球。真ん中高目に制球ミスした自慢の速球を
左中間スタンドへ運ばれて>
「内角に投げるつもりでしたが、真ん中に入ってしまった。
あれは当てるくらい(もっと内角寄り)でよかった。
ボール自体も高かった。悔しいし、情けない」

<今季はチーム最多の54試合に登板。
中継ぎの中心として活躍したが、最後は残酷な結末に。
自分に言い聞かせるように語り>
「この悔しさをバネにする」
中スポスポーツ報知時事通信

●チェン・ウェイン
<先発して、4イニング2失点で無念の降板。
立ち上がりから球威、制球とも十分だったが、
4回2死から打たれた谷の先制打が痛恨だった。
最後の登板は不完全燃焼に終わり、唇をかんで>
「プレッシャーはあったけど逆球がもったいなかった。
谷選手への逆球の1球に悔いが残ります。
ボール自体は悪くなかったんですけど…。
外角を狙ったタマが内角にいってしまった」

<CS登板は2試合ともに納得いく内容ではなかったが、
今季は先発、中継ぎにフル回転。育成選手だった昨季から一転、
今では投手陣になくてはならない存在になりつつある。
さらなるパワーアップを誓い>
「もっとスタミナをつけて下半身を強くしないと。
来年は1年間ローテーションを守れるようにしたい」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<同点に追いついた直後の8回、高橋が続投させたことに>
「なぜ浅尾じゃないのか、と言いたいのかもしれないが、
治療をしていて投げさせられない事情があるんだ」
中日新聞


●タイロン・ウッズ
<2点を追う6回、
左中間スタンドの上方の看板にぶち当てる
推定150メートルの特大ソロ本塁打をかっ飛ばし、
広告主の明治乳業から賞金100万円&
明治ブルガリアヨーグルト1年分をゲット>
「完ぺきだった」

<さらに8回1死一、三塁では一時は同点となる右犠飛>
「とにかく走者をかえそうということだけ心掛けた」

<CS7試合で5発と打ちまくったが、今季は第2ステージで敗退。
日本シリーズ連覇の夢が途絶え、主砲は潔く敗北を認める>
「最高の当たりが出たんだけどね。
勝つか負けるかが野球。今回はうちが負けたんだ」

<ただシーズン終了に伴い、
来季について話が及ぶと徐々に口調がヒートアップ。
球団側がいまだ契約について話がないことに少しいら立ちを見せる>
「(来年の契約については)オレの方が聞きたいくらいだ。
来年のことはわからない。
去年はCS前に連絡がきて球団との話し合いが行われたけど、
今年はまだ話をしていないから。
プロ野球選手である以上、戻ってくるかは当然、条件の問題になってくる」

<レギュラーシーズンは主に4番として
140試合で35本塁打、77打点。
ポストシーズンを含めれば40発を放った成績にと胸を張る>
「もう少しできたかな、とは思う。
ただ、リーグでも上位の成績だという自負はある。
パワーにはまだまだ自信がある。
まだまだ力があることは、今夜でわかっただろ?」

<球団側はウッズの処遇を落合監督に委ねる方針でいるが、
今季年俸を公にした上で、減俸なら退団も辞さずの姿勢も>
「減俸? それはばかげている。
今年の年俸は700万ドル(約6億6500万円)。
これが300万ドルに下がるならばかげている。
オレにもプライドはある。そうなったら家族と相談して決める。
他のチームでプレーするのか? すべてはお金次第だ。
月曜日(27日)に帰国するよ」
公式写真中スポサンスポ12スポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●清水昭信
<5回から2番手で登板。
走者を出すが、2イニングを無失点に抑え>
「いい感じでずっと投げられていたんですが…」

<CSは阪神との第1ステージから計4試合に登板。
中継ぎの切り札として起用されたが、
5イニング2/3を投げ、無失点を貫く>
「1点もやれない状況ばかりだったので、
プレッシャーはありましたけど、いい経験になりました」

<来季へ向け、すぐに新たな『挑戦』が始まる。
11月上旬、ドミニカ共和国へ渡る予定。
現在6人が派遣されており、そこに合流して、
ウインターリーグに参戦を目指す>
「この経験を来年につなげないと意味がなくなってしまう。
明日からまた来年につなげられるようにやっていきたい」

<初出場のクライマックスシリーズ。
投げた後は、メールや電話が次々と舞い込むそう。
出身の三重県松阪市では、ちょっとした『街頭中継』状態も>
「今回の反響はすごかったです」
中スポ<ドラ番記者>

●中村紀洋
<第3戦で死球を受け、左手打撲で出場が心配されたが、
『6番・三塁』で先発出場し、7回には左中間二塁打を放つ。
痛みをこらえて意地をみせたが、
連続日本一の夢が絶たれたことを悔しがる>
「痛みを感じずにバットを振れた。
精いっぱいやれました。でも、負けたのは悔しい。
悔しさはあるが、後悔はない。
来年はリベンジ、この気持ちを胸に戦いたい」

<試合前は笑顔を見せながらと気合を入れて>
「156キロやで、どれだけ痛いか。笑い事ちゃうで。
出ろと言われたら、死んでも出る」

<今年も終盤は腰痛に苦しんだ。しばらくは治療に専念>
「痛いところをしっかり治さないといけないです。
来年に間に合うように治します」
中スポサンスポ12時事通信

●イ・ビョンギュ
<この日34歳の誕生日を迎えたが
3試合ぶりにマルチ安打を放ち、チャンスメーク。
8回の安打は同点につながったが、
勝利には届かず、険しい表情で話す>
「打ったけど、全然だめだった。負けて残念」

<CS第2ステージは19打数4安打、打率.211と期待外れに終わる。
最後は報道陣に礼をして、帰りのバスに乗り込み>
「(今年も)ありがとう」
中スポ

●和田一浩
<1回、2死一、三塁の先制機に凡退>
「あそこで打てれば良かったんですけど」
毎日jp

●谷繁元信
<クライマックスシリーズ第2ステージを振り返り>
「(巨人との)対戦成績は良かったが、
お互いの気持ちと気持ちがぶつかり合ってこの結果になった」
サンスポ

●荒木雅博
<3、4戦は接戦に持ち込みながら、
勝ちきれなかったことに厳しい表情。敗戦の悔しさをかみしめて>
「流れが来そうでこなかった。
簡単に終わってしまった感じがして悔しい」

<この日は好守に加え、盗塁、犠打も決めて
しっかり仕事をこなしたが、打撃を悔やみ>
「最低限の仕事です。もう少し打たないといけなかった」

<けがに苦しみながら出場し続け、北京五輪にも行った。
奮闘した1年だったが、反省の言葉を口にして>
「今年は最後まで(波に)乗れなかった」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞


◆齊藤信介
<登録抹消中だが、中田、山井とともに1軍で汗を流す。
出番はあったとしても、日本シリーズまでないが>
「日本シリーズ? その気持ちで練習しています。
いまできることをやろうと思っています」
中スポ

◆川上憲伸
<前夜の第3戦では先発して6イニング5失点。
この日は登板翌日のためベンチ入りメンバーから外れたが、
逆転でのCS優勝へ向けてブルペンで待機する姿勢を見せ>
「明日(第5戦)以降はチームの方針に従ってやりますよ」

<第6戦でリリーフ待機する気持ちはあるのか?>
「そういう気持ちはありますよ。
もちろん、使えない状態で(首脳陣が)使うことはないでしょうけど。
そういう状況になればいいですね」

<プロ11年目の今季にFA権を初めて獲得。
メジャー挑戦、国内移籍を含め最も去就が注目されるが、
こう話し、試合中に球場を離れる>
「チームが戦っているのにFAの話なんてできない。
すべては(シーズンが)終わってから考えたい」
中スポスポニチ名古屋ニッカン12


◆山本昌
<今シーズン、CSを総括して>
『名古屋に戻るという約束を果たせず、申し訳ありませんでした。
そして、今季もファンのみなさまに
後押ししていただき、ありがとうございました。
今季はご心配いただき、そして期待してもいただいた
記録を達成できたということもあり、昨年の悔しさもあり、
規定投球回数にも達しないシーズンでしたが、
個人的には及第点をつけられるかな。
きょう巨人に負けたばかりで、頭の中には
マイナスな考えになっている部分はあるのですが、
満点ではないけれどかろうじて合格点というところです。
ボク自身の去就に関してはまだ何の話もありませんが、
落合監督がおっしゃっておられるように、
ボク自身が決められるのであれば、
頑張ります、と言わせていただきます。
次の目標はやはり、今年も達成できなかった日本シリーズでの勝利、
というよりもチームの日本一に貢献すること。
来季は今年より記録といったものを
意識することなく投げられるとも思っているので、
そこからまた新しい力も生まれてくると信じています。
また近いうちにエッセイでおめにかかりましょう。
本当にたくさんのご心配とご声援をありがとうございました。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)


◆岩瀬仁紀
<来季もチームに残留することが濃厚。
CS終了後、自身のFA権行使について口を閉ざして>
「今話せることはありません。これから考えます」
スポニチ名古屋ニッカン

◇西川球団社長
<来年で40歳を迎えるウッズについて、
年俸6億円プラス出来高払い1億円という報酬に対して、
減俸なら退団も辞さずの姿勢を示す>
「来季の戦力として見る場合、
1年間コンスタントに働けるかが大事になる。
交渉するとしても年俸が今年のままというわけにはいかないし、
交渉しない可能性もある」

<岩瀬については、水面下ではシーズン終盤に
球団が残留要請を行い、手ごたえを得ていた様子。
残留へ自信を見せたように>
「もちろん残ってほしい。我々が望む結果になってほしい」
ニッカン12

◇伊藤球団代表
<山本昌、立浪、谷繁、井上のベテラン4選手について。
来季も現役続行することが決まり>
「(来年も)やってもらうことになると思う」
スポニチ名古屋


●落合監督
<1勝3敗1分けとなり、CS第2ステージで敗退。
3年連続の日本シリーズ進出を逃したが、
さばさばした表情。開口一番>
「監督がもうちょっとな、頭の回転がよければ、
こんなシーズンにならなかったと思うけど。
選手は誰ひとり手を抜いてやったわけでもないし。
いろんな問題点があるから、この次に生かすしかないんじゃないかな。
まずは監督が頭をリフレッシュしてからだな。
からっぽの状態にしなきゃダメだな。
失敗はすべて監督の責任。ヘタな野球をやらせてしまった」

<5年間を振り返って>
「5年前を考えたら、よくここまで成長したなというのはあるよ。
ほぼゼロからの出発みたいなもんだったからね。それを考えれば。
ここからどれだけ伸びていけるかだ。
監督の頭を含めてな。やることはヤマほどある」

<今年を総括して>
「このメンバーで戦って、悔いはない。
この5年間で一番悔いはない。
ただ責任の取り方というのは
人の責任の取り方とオレの責任の取り方は別だと思う。
オレに(指揮官を)やれといって、できた体制だから。
オレがやるやらないを決めるのはオレにはない。
その権限を持っているのはオーナーだけ。
オーナーがやれというなら、
もう1回、一からつくり直さないといけない。
どうやってキャンプをやって、
どういう野球をやるのかはまだ分からないけど。
ただ、いまのままならダメなんだなと」

<とりあえずは>
「けが人をどうやって2月1日のキャンプに
万全な状態できてもらうかというのが、いまの一番の課題。
出発はそこから」

<今年は故障に泣いた?>
「故障に泣いているわけじゃない。
生身の人間がやるわけだから。
みんながみんな万全の状態でやれるほど甘い世界じゃない。
目いっぱいやってのケガだから。
ケガしないようなことをもう1回やっていかないと」

<来季から新たに3年契約を結ぶ。
再び『オレ』を閉じ込めて、原点に立ち返る>
「好きな野球をオレはできたよ。
でも、そういう野球をウチの選手はできないことが1年かけてわかった。
秋は鍛えるよ。オレも元気になるはずだ。
もう任せるわけじゃないからな。秋はすぐ始まるよ。すぐにな」
中スポ12中日新聞サンスポ12時事通信12
毎日jp12スポニチ名古屋ニッカン12デイリー


今日の渡邉球団職員。(25日)

渡辺氏 竜2軍育成コーチ就任

中日の2軍・育成コーチに
前・球団動作解析担当の渡邉博幸氏(38)が
就任することが25日まで決まった。
詳しい担当部門は未定。
26日から始まる2軍の秋季練習(ナゴヤ球場)で、
中村武志、高木宣宏、上田佳範
各新コーチとともに指導を始める。
また、秋季練習はスタンド開放し、無料で見学できる。
(中スポ、公式サイト『秋季練習のお知らせ』)

◇落合監督
<前・横浜の中村武志氏、元・広島、西武の高木宣宏氏、
動作解析担当だった渡邉博幸氏、今季限りで引退した上田佳範氏と、
コーチ陣を刷新したことについて>
「長いことやってると、いろんなところに手を打っていかないといけない。
明日から秋季練習が始まる訳だし、若手もだいぶ伸びてきている。
それぞれの特性を生かしてやってくれればいい」
デイリー


全国の渡邉球団職員ファン?のみなさん、おまたせいたしました!
ついに「大本営」といえる中スポ、東京中日にて、
我らが渡邉球団職員コーチ就任記事が、掲載されました。
前日の東京中日で高木宣宏氏と契約を結ぶことが
発表されていたのですが、渡邉球団職員については、なし。
スポーツ報知の記事はガセか?
ドキドキしていたのですが、これで確実!
さらに公式サイトにも出たことで、よりそれを実感しました!

ただそのポストについて、いくつかの話が。
スポーツ報知「内野守備走塁コーチ」。
一方、スポニチ名古屋は、なんと「打撃」。
また中スポは「育成コーチ」となっていて、果たしてどこなんでしょう。
まあ秋季練習でその適性を見てもらうのもいいでしょうね。

ちなみに秋季練習は、スタンド開放により見学可能
ぜひとも我らが渡邉コーチの指導ぶりを
ごらんになりたい方は、ナゴヤ球場へGO!
自分もシーズンオフの楽しみの1つとして、
できる限り、記事をさがしてみたいと思います!


PS ごあいさつ。

今季、日本一連覇を含む「完全制覇」を目指した
ドラゴンズを応援してきた『ST ドラゴンズスタジアム』。
「2008シーズン」「2008交流戦」
そして「2008クライマックスシリーズ」と終え、
今回の記事でひと区切りとなります。

最後はかなり開き直って、
いつも以上に時間が遅くなっての更新となりましたが、
1シーズンご愛読していただいた方、
シーズン途中まで、また途中からお読みいただいた方、
またトラックバックやコメントを下さった方、
本当にどうもありがとうございました!

シーズンオフは、今まで以上に時間を気にせず、
ぼちぼちやっていきたいなと思っていますので、
お時間のあるときによろしかったら、おつきあい下さい。
これからもよろしくお願いします!

2008年10月25日 (土)

負けに等しいドロー、断崖竜残り3つすべて勝て。

抜てきしたフェニックス・リーグ組が、
巨人の本塁打攻勢に遭い、11失点での大敗。
実質1勝2敗となったクライマックスシリーズ第2ステージ。
迎えた東京ドームでの巨人との第3戦
和田の2ランと谷繁の適時打などでリードしていた6回、
そこまで好投していたエース・川上が突如捕まり、
イ・スンヨプ逆転3ランを浴びるなど、一挙4失点
しかし終盤、粘りを見せてウッズの一発と
谷繁の適時打で追いつき、ゲームは延長戦へ進めたが。
延長11、12回と決定打が出ず、負けに等しいドロー
日本シリーズ進出へ向け、巨人王手をかけられたドラゴンズ
ついに崖っぷちまで追い込まれてしまいました。

◇クライマックス セ 第2ステージ
巨人-中日 第3戦
(24日・東京ドーム | 中日1勝2敗1分け)
45846人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
中日 0 0 0 3 0 0 0 1 1 0 0 0
巨人 0 0 1 0 0 4 0 0 0 0 0 0
(延長12回規定により引き分け)
[D本] 和田1号2ラン ウッズ2号
[Dバッテリー]
川上、清水昭信、高橋、浅尾、岩瀬、朝倉 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
あと一押しができずに引き分け
対戦成績が1勝2敗1分けで、土壇場に追い込まれた
川上が6回につかまった。内野安打で1点を失ったあと、
イ・スンヨプに中堅左へ逆転3ラン。
8回にウッズのソロ、9回に谷繁の適時打で追いつき、
延長戦まで持ち込んだが、巨人の継投にかわされた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・川上憲伸、巨人・内海哲也の先発。
ともに上々の立ち上がりで、2回まで無失点。

3回ウラ、クリーンアップをすべて三振で打ち取るなど
再三の注意を払っていた川上思わぬ伏兵に被弾。
先頭・鶴岡にカウント1-1からの3球目、
中に入ったカットボールを弾き返されると、
打球は真っ直ぐ伸びて、そのままバックスクリーンへ。(0-1)
勝負に行く前の段階でのボールを運ばれ、先制を許す。

直後の4回、ようやく今季5勝とカモにしている内海を捕まえ、
先頭・森野が外へのボールを見極め、四球で出ると、
続くウッズは真ん中低目のチェンジアップに空振り三振。
しかし和田が、フルカウントからの6球目、
外へのストレートを鮮やかにフルスイング
打球はそのままライトスタンドへ吸い込まれるホームラン!(2-1)
今季対内海打率5割、シーズン通りに叩き、逆転に成功する。
なおも内海を攻め込むドラゴンズ打線
2死から井端が、外角低目のチェンジアップをうまく拾って、
ライト線へと落とすツーベースで出ると、
続く谷繁がカウント1-2からの4球目、
内に入ってきたスライダーを叩き、
センター右へとしぶとく落とすタイムリーツーベース!(3-1)
ここまでのCS、16-0だった谷繁、ようやく出た初安打で追加点。

逆転をしてもらった川上の投球はますます快調
4回ウラ、先頭・小笠原を外一杯のストレートで見逃し三振に取ると、
続くラミレスを注文通りに詰まらせ、ショートゴロ。
さらにイ・スンヨプをこの日初めて投じたスローカーブで空振り三振。
中軸を完ぺきに抑えると、続く5回も三者凡退。
5イニングを投げ終え、わずか2安打とまさに貫禄の好投

ところが6回ウラ、そのエースにまさかの展開が。
先頭、西村健太朗の代打・木村拓也
初球、外へのシュートを叩かれ、一、二塁間を抜かれると、
続く亀井にも初球、外へのフォークを拾われ、左中間突破のツーベース。
わずか2球で、二、三塁とこの日初めてのピンチ
ここで迎えた脇谷を追い込むと、
外へのストレートを打たせて、ショートゴロ。
しかし一塁への送球が若干逸れてしまい、一塁セーフ。
タイムリー内野安打となってしまい、1点を返される。(3-2)

なおも無死一、二塁で迎えるは、小笠原
打者に集中しなくてはいけない場面となったが、
そのスキを突き、初球、なんとダブルスチールを敢行
鮮やかに決められ、無死二、三塁とピンチが広がる。
リズムを狂わされた川上だったが、ここから踏ん張り、
小笠原を続く2球目、外へのフォークで打ち損じの一塁ゴロ。
さらに続くラミレスを初球、内へのシュートで詰まらせると、
打球は、二塁後方に落ちようかという飛球。
これに前進守備を敷いていた荒木猛然と背走!
最後は後ろ向きでキャッチするファインプレー!
怖い3、4番を何とか打ち取り、2アウトまでたどり着く。
そして迎えるはこの日2三振のイ・スンヨプ
ところがカウント0-1からの2球目、
それまで合っていなかったはずの外角低目のフォークを
ジャストミートされると、左中間へのライナーは
そのままスタンドに飛び込み、3ランホームランに。(3-5)
わずか13球一挙4点を奪われ、流れは一気に巨人へ。
まさに「痛恨」といえる被弾に、悔しがる川上
せっかくの好投がすべて水の泡となってしまった。

勝ちムードが一転、2点を追うことになったドラゴンズ
しかし8回、巨人4番手・豊田から主砲が反撃の一発。
2死から迎えたウッズが、カウント0-2からの3球目、
中に甘く入ってきたストレートを叩くと、
右へと伸びたライナーは、そのままライトスタンドへ!(4-5)
1点を奪い、まだまだ諦めない姿勢を見せる。

さらに9回、巨人5番手はクローザーのクルーン
初戦攻略したクルーンだけに、レフトスタンドからも大歓声
しかも先頭がその立役者となった中村紀洋
その再現を期待したが、ここで思いも寄らぬアクシデント
全球ストレート勝負で挑んできた
クルーンが投じたカウント2-2からの8球目、
内角高目、156キロのストレートが、中村紀洋の左手首を直撃!
左手首に古傷を持つノリは、その場にもんどり打って倒れ込む。
苦痛の表情を浮かべながらも、何とか立ち上がったノリ
しかしそのままベンチに下がり交代。代走に英智が起用される。

この状況に場内は騒然とするなか、
巨人ベンチ異例の決断
なんとクルーンを下げ、山口にスイッチする。
ノリの死球は痛いが、クローザーを降ろしたことで、
ドラゴンズサイドとしては、チャンス到来。
落ち着かない山口を攻め込み、
井端が初球をきっちり送って、1死二塁とすると、
続く谷繁が初球、外へのストレートを叩き、右へ!
打球は前進守備のライト・高橋由伸の頭上を越えていく
同点のタイムリーツーベース!(5-5)

英智が生還し、土壇場で5-5の同点に追いつく。
なおも1死二塁と、今度は勝ち越しのチャンス。
ここでドラゴンズベンチは、高橋聡文に代えて立浪を投入。
一気に突き放し、勝負を決めたいところ。
しかしさすがは11勝を挙げる中継ぎ左腕
立浪が内へのストレートに詰まり、投ゴロに倒れると、
イ・ビョンギュも内角高目のシュートに二塁ゴロ。
勝ち越しはならなかったが、ゲームは振り出し
そのまま延長戦へと突入することとなった。

延長10回はともに譲らず、ゼロ。
しかし続く延長11回、3イニングス目に入った山口を攻め、
先頭・英智が食らい付いての二塁内野安打で出ると、
続く井端が送って、1死二塁とチャンス。
9回と同じ状況で迎えるは、この日タイムリー2本の谷繁
ようやく目覚めた昨季CSのMVP「もう一本」を期待。
それに応えようと、ファウルで粘る谷繁だったが、
カウント2-2からの7球目、内角低目のストレートに手が出ず、見逃し三振
惜しくも再現はならずも、まだまだファイティングポーズのドラゴンズ
続く浅尾の代打・デラロサは、内角低目のチェンジアップに、
バットが空を切るが、鶴岡が後逸してしまい、振り逃げ
その間に英智が三塁へ進み、2死一、三塁に!
チャンスが拡大して迎えるは、この日無安打のイ・ビョンギュ
スンヨプに負けじと、ここぞの力を披露してほしい。
ところが思い届かず、初球、内へのシュートを引っ張るも二塁正面のゴロ
4-6と渡ってしまい、勝ち越しはならなかった。

延長11回ウラを5番手・岩瀬がゼロに抑え、
いよいよ勝負は、最終12回に。
このまま引き分けに終わると、1勝2敗1分け
もしもこの先の残り1試合に巨人が勝ちさえすれば、
勝ち抜け成立=王手がかかることに。
是が非でも阻止しなければいけないドラゴンズ
この回から登板の巨人7番手・東野を攻め、
先頭・荒木がセンター前に弾き返すと、続く森野は送りバントの構え。
しかし2ストライクと追い込まれ、ヒッティングに切り替えるも、
中へのスライダーを打ち上げてしまい、二塁後方のフライ。
荒木を進められず、1アウトとなると、
続くウッズは、フルカウントまで持ち込んだものの、
真ん中高目ややボール気味のストレートに空振り三振。
それでもスタートを切った荒木が盗塁成功。
2死二塁とチャンスを広げる。
ところが逆に一塁が空いたことで、和田は敬遠。
2死一、二塁という場面で、英智を迎えることに。
残りの野手は、小田小池井上のみのドラゴンズ
ここは前の打席にヒットの英智に託す。
総力戦の様相のなか、打席に入った英智の顔はやや硬い
それでも食らい付いての打撃に期待したい!
しかし東野にあっという間に2-1と追い込まれると、
最後は外角低目のスライダーに、空振り三振
二者残塁となってしまい、無得点。
この時点でドラゴンズの勝ちがなくなり、
巨人の日本シリーズ王手が決まってしまった。

勝ちがなくなったドラゴンズは、
岩瀬を使う必要がなくなり、6番手に前日先発した朝倉を起用。
さらに谷繁を下げて、小田にスイッチ。
レフトにも小池を入れるなど、すっかり敗戦モードに入る。
ここまで来たら、引き分けでも負けでも一緒。
それでも朝倉が踏ん張り、3人で斬ってゲームセット
4時間22分に渡った激闘は、結局延長12回規定によりドロー
しかしレギュラーシーズンと違い、
ドラゴンズにとっては、「負けに等しい引き分け」に。
第2ステージの通算成績は、1勝2敗1分けとなり、
ドラゴンズが勝ち抜くためには、
残り3試合で3連勝、もしくは2勝1分け
まさに崖っぷちともいえる状況まで追い込まれた。


落合竜、断崖絶壁。延長12回、
4時間42分
に渡る総力戦
中盤を過ぎ、勝てそうだな
少々油断したとたん、
一気に攻め込まれて、
6回まさかの大逆転
それでも8回、9回、
アクシデントもありながらも、持ち前の粘りを見せて、
同点に追いつき延長戦に突入。
しかしチャンスであと一押しが出来ずに、痛恨のドロー
延長12回、英智のバットが空を切った時点で、勝負あり。
あとは負けようが、引き分けようが状況は一緒
「負けに等しい引き分け」となり、実質1勝2敗1分け。
ドラゴンズ的には、まさに窮地に追い込まれる状況となってしまいました。

もはやこうなってしまうと、何で負けてしまったのかとか、
こう攻めておけばとか振り返るのは、一切無用
ドラゴンズナインのみなさんには、残り3試合すべて勝つ
それだけのために、全力を尽くしてもらいたいですね。
今季12ゲーム離されてのリーグ3位
それでもポストシーズン、ここまで必死にやってきた。
もともと失うものがないうえに、崖っぷちまで追い込まれたなら、
あとは這い上がるのみ、そして食らい付くのみ。
余計なことを考えず、シンプルに勝つことのみに集中
それでいいんじゃないかと思います。

たとえ少なかろうが、小さいだろうが、
その可能性がある限り、全力を戦う
そして昨年のチャンピオンチームとしての意地を見せる。
厳しい戦いが1試合で終わるのか、
2、3試合になるのかはわかりませんが、
ゼロになるまでは、絶対に諦めてないでほしい
流れ的にも逆転の可能性が極めて低いのは承知の上で、
そこからのドラゴンズの底力というものを見てみたい。
残された3試合、運命に望みを託しながら、
ナイン最後の戦いぶりを熱く見守っていこうと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(24日)

▼谷繁元信
<9回1死二塁から右越えに同点二塁打を放つ>
「とにかくストライクゾーンにきたら
絶対に打ってやろうと思って、それが結果いい所に飛びました」

<人知れずいら立ちを覚えていた。
CSに突入してから前夜(23日)までノーヒット。
第2ステージ開幕を控えた21日には『特打』を志願。
乗り遅れるわけにいかない思いが、この夜のCS初安打を生み出した>
「オレだけ打ってないんだから当然でしょ」

<しかし延長11回の勝ち越し機には見逃し三振に倒れる。
チームが追い込まれた状況に自分に言い聞かせるように話して>
「こういう(競った)勝負は勝たなくちゃダメ。
もう勝つしかないでしょ。勝たなきゃ終わっちゃうんだから。
とにかく勝たなきゃどうにもならない。
自分たちのやるべきことをしっかりやるしかない
ここまできたらだれが打つ、打たないは問題じゃない。
勝つか。負けるか。それだけ。とにかくあと3つ勝つしかない」

<5回まで好投していた川上について。
6回無死二、三塁から、脇谷に当たり損ねの
遊撃適時内野安打を打たれて、リズムが狂ったと悔やむ>
「あの当たり。アウトにできていれば。仕方ないことだけど」
公式写真中スポ中日新聞サンスポ
時事通信12スポニチ名古屋ニッカン

▼和田一浩
<4回1死一塁、右越えに一度は逆転弾となる2ランを放つ。
相変わらずの内海キラーぶりを発揮して>
「1点先制されていたので、何としてもつないでいこうと
思った結果がホームランになりました」

<それにしても内海には強い。
レギュラーシーズンでは14打数7安打の打率5割と完全にカモ>
「たまたまボクの調子がいいときに
対戦していただけかもしれないですしね。たまたまですよ。
コーナーに投げられたらそう打てない。
相手はボクのこと嫌がっているでしょうね」

<延長12回は2死二塁で敬遠四球。引き分けを残念がる>
「その後、仕事ができたら良かった。
ホームランは打ったが、その後凡退してしまった。
引き分けだと負けと一緒だから、12回は何とか…と思ったが」
公式写真中スポサンスポ時事通信ニッカン

▼タイロン・ウッズ
<8回2死、右越えに追撃の本塁打を放つ>
「芯でうまくとらえられたよ」

<結果的に延長12回で引き分けたため、
第4戦以降は負けられない戦いとなるが>
「こんなルールでやるのは初めてだよ。今は勝つことしか考えていない」
公式写真中スポ

▼川上憲伸
<先発し、6イニングを投げ6安打5失点。
6回にイ・スンヨプに痛恨の逆転3ランを浴びる。
悔やみきれない1球に肩を落として>
「せっかく2アウトまでいって、あと1つ。
決して慌てたワケじゃないですけど、悔しい一発になりました。
(こつこつ当てられ)巨人の場合はああいうのが痛い。
ホームランバッターに回ってしまう。
それでホームランバッターの前に走者を置いてしまった。
失投じゃないとか、そういうことではなく、
いいコースにいってもボールに力がなければ打たれる。
打たれたから失投というわけじゃない」

<チームに勢いをつけた投球を
この日は再現できず、引き揚げる足取りは重い。
チームが勝つことだけをエースは願い>
「自分はもう、明日投げることができない」
憲伸の声「CS第2ステージ敗戦」、公式写真、中スポ
中日新聞サンスポ12時事通信朝日新聞スポニチ名古屋

▼浅尾拓也
<同点に追いついた直後の9回から、CS第2ステージ初登板。
2イニング打者6人をパーフェクトに抑え込み、
勝利への望みをつなぐ好投を披露したが、
負けに等しい引き分けに悔しそうな表情を浮かべ>
「勝ちたかったですね。状態? 悪くはないですよ」

<残り試合もフル回転が期待されるが、気合を入れて>
「頑張ります」
中スポ

▼岩瀬仁紀
<同点で迎えた11回に登板し、1イニングを1安打無失点。
味方が勝ち越せずにこの回だけで降板。負けと同等の引き分けに>
「勝ち越せば12回もいくつもりだった。
引き分けには意味はない。ルールだから仕方ないよ。
とにかくあしたのことだけ考える。
先のことを考えずに、目の前の1試合に集中していくしかないね」
中スポサンスポ時事通信

▼朝倉健太
<前夜に先発して2イニング6失点と炎上したが、
同点で迎えた12回、2試合連続で登板。
負けと引き分けがほぼ同等の場面だが、打者3人をピシャリと抑え>
「嫌なイメージはありましたけど、
とにかく腕を振って思いっきり投げようと思っていました」

<これで少しは吹っ切れたようす。
残り試合で登板する可能性があるが、前を向いて>
「機会があれば、気持ちを込めて1球1球投げたい」
中スポ

▼中村紀洋
<9回にクルーンから左手首に死球を受け、そのまま英智と交代。
9回終了後に東京ドームを離れ、病院へ向かう>
「(以前に)手術したところに当たった。
大丈夫とは思うけど、古傷の近くだから。
念のため病院へ行きます」

<検査の結果、骨には異常がなく打撲と診断。
当たった瞬間はもんどり打って倒れ、
かなり痛がっていたが、病院へ行くときは笑顔もみせ>
「同点になったので報われた。チームメートに感謝したい。
状態が良ければ(第4戦も)出られます」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

▼平田良介
<前日、代打本塁打を放つなど、好調をキープしているが
個人記録よりもチームの勝利を優先>
「今は個人の成績はどうでもいいです。
とにかくチームが勝ってくれればいいんです」
ニッカン

◆井上一樹
<試合前のベンチ前で野手が円陣を組む際、
その中心でげきを飛ばす役目は、交代制をとっている。
20日の阪神との大一番から23日まで、それを3連投。
短く、簡潔に、何よりも熱くと、いかにも『演説上手』。
23日はこう言ったそう。ちなみにこの日は和田が務めた>
「パ・リーグも終わったぜ。こっちに注目が集まる。
ドラゴンズファンのためにがんばろう。
チームのためにがんばろう。そして、自分のためにがんばろう!」
(中スポ<ドラ番記者>

◆山本昌
<試合前、中堅の守備位置付近で行われる
恒例の投手守備練習で、森コーチに代わりノッカーを務める。
しかも普段は左打ちなのに、右で打つ不思議な光景。
ときおり笑い声を響かせるなど、雰囲気づくりにひと役買い>
「そういうトシなんで。
もうすぐ専門家(コーチ)になるからね。
盛り上げたかった? はい。みんなが盛り上がってくれればね」
中スポニッカン

▼近藤投手コーチ
<山本昌はノックをするときは>
「なぜか右(打ち)なんですよ」
中スポ

▼清水昭信
<ベテランノッカー・山本昌が
前夜打ち込まれた投手陣の暗いムードを吹き飛ばし>
「良い感じの練習が出来ました」
中スポ

◆チェン・ウェイン
<きょう25日のCS第4戦の先発が予想される。
阪神との第1ステージ第2戦の先発を任されたが、4イニング4失点。
大事な第4戦、自身にとってはリベンジのマウンド
前回のKO後、緩急を生かすスローカーブの修正にも着手し>
「カーブも使っていかないと先発では抑えるのは難しいので」
中スポ


▼落合監督
<延長12回の総力戦の末、引き分けに終わり、
連続日本一へ1敗も許されない苦境に陥る。
追いついたが、痛い引き分け>
「今日の引き分けは負けと一緒だからな。
負けられない状況だったから、それは変わらない」

<延長11回の岩瀬とイ・スンヨプの対戦、
谷繁は座ってはいたが、4球続けてボール球を投げ込んだ>
「あんなとこで勝負しませんよ。12回表もあるのに。
あんなとこで勝負させたら監督をやめなきゃいけない」

<延長12回は岩瀬を引っ込めた>
「引き分けじゃ意味がないから。
勝ち越せなかった時点で、使う必要はないだろ。
使う必要があるか? 残されているのは2勝1分けだろ? 
選択も何も…。負けられないわけだから。条件は一緒。
(残りは)勝ちにいかないといけない。そういうシステムである以上はな」

<厳しい戦いが続くが>
「残り3試合、もう負けられない。
1試合も落とせないということだ。
あと3つ勝つしかない。勝ち続けるしかない。
前だけを見て進むしかないってことだな」。
中スポサンスポ12スポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


<試合前、来春行われるWBCの日本代表監督について、
東北楽天の野村監督を推す考えを明らかに>
「オレはノムさん(野村監督)を推すよ。
現役(の監督)では一番野球を知っているノムさんしかいない。
ノムさん以上の人がいるか。これまでの数字を見れば分かるだろ。
短期決戦に強いんだから。実績も経験も豊富だし、
オレはノムさんがやるのが、一番いいと思ってるよ」

<コミッショナー特別顧問を務める王貞治氏が示した
日本シリーズ優勝監督が就任する案には否定的な見解を示し>
「最初にルールを決めようとした時に足並みがそろわなかったんだろ。
今さら日本一の監督がやればいいって言うのもおかしいと思わないか。
時間がないんだから、いまさら日本一の監督と言わず、
ノムさんにやってもらうのが一番いい」

<球宴前に水面下で打診された監督就任を断ったが>
「なんでって、オレはそんなタマじゃないし、短期決戦には向いてないよ。
それにあの時期(2、3月)にチームを離れられるわけないだろ。
それはノムさんも一緒だけどな」

<ネットでのアンケートで上位になったことも説明>
「日本国民が一番、納得する形がいいんじゃないか。
(野球ファンの)みんなもそう思っているんだろ。ノムさんにやってもらいなよ」
(東京中日、サンスポスポーツ報知時事通信毎日jpニッカンデイリー

2008年10月24日 (金)

フェニックス組ぶっ飛ぶ、谷間竜11失点の大敗。

土壇場9回、中村紀洋クルーンから意地の決勝打。
接戦を制し、クライマックスシリーズ第2ステージの
対戦成績を実質1勝1敗のタイに持ち込んだドラゴンズ
迎えた東京ドームでの巨人との第2戦は、
初戦とは打って変わって本塁打が飛び交う展開に。
初回、森野巨人先発・上原から先制弾を放ったものの、
この日登録即先発となった朝倉が大乱調。
小笠原道大に2ラン、満塁と2発を浴びて6失点KO
その後も小笠原孝、山井と打ち込まれ、なんと11失点
「谷間」とはいえ大敗を喫し、相手に優位に立たれました。

◇クライマックス セ 第2ステージ
巨人-中日 第2戦
(23日・東京ドーム | 中日1勝2敗)
43536人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 × 11
[敗] 朝倉(1試合1敗)
[D本] 森野1号 平田1号
[Dバッテリー]
朝倉、小笠原、山井、長峰 - 谷繁

【ゲームレビュー】
巨人の主軸に本塁打4発を浴び、大敗
7月初め以来の登板となった朝倉は1回、小笠原道大に逆転2ラン。
2回にも小笠原道大に満塁アーチを許した。
2番手・小笠原孝ラミレスに2ラン、
イ・スンヨプにソロといいところがなかった。
打線は1回に森野、3回に代打・平田が放ったソロ本塁打のみだった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

今日の公示。(23日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 朝倉健太投手
【同抹消】
▼中日 齊藤信介投手
公式サイト共同通信社

【イニング経過】
先勝し、巨人アドバンテージを帳消しにしたドラゴンズ
この日もこれまで通りのスタメンで臨む。
一方、巨人は前夜のゲームで右足を痛めた鈴木尚広が偵察要員に。
1番・中堅に亀井、6番・右翼には結局高橋由伸が入った。

巨人先発は、後半戦調子を上げたエースの上原浩治
鶴岡とのバッテリーとなったが、
立ち上がり、やや飛ばし気味ながらもテンポの良い投球。
先頭イ・ビョンギュが空振りで三球三振に倒れると、
荒木もバットを折られての二塁フライ。
あっという間に2死とされたが、
続く森野がカウント2-2からの5球目、
内角高目に抜けて入ったカットボールを振り抜くと、
高々と上がった打球は、ライトスタンドに飛び込むホームラン!(1-0)
このCSヒット3本は、すべて本塁打という森野
上原の出鼻をくじき、幸先よく先制点を奪う。

一方、第1ステージからの連戦で、
「ローテの谷間」となったドラゴンズの先発には、
この日登録即登板。右手の血行障害が癒え、
7月3日以来の1軍マウンドとなる朝倉が起用される。
今季初登板となる巨人戦
フェニックス・リーグでの成果を披露してほしいところだが、
いきなり亀井に初球、外角高目のシュートを叩かれ、
一、二塁間を抜けていくヒットで出してしまうと、続く木村拓也に送られ、二塁へ。
迎えるは、初戦無安打だった小笠原道大
警戒しながら攻め込み、2球目スライダー、3球目フォークと
低目の変化球で空振りを取って迎えたカウント2-1からの4球目、
ところが、内角に構えた谷繁のミットとは違い、
真ん中高目、ややボール気味に甘いストレートが。
逃さずにひっぱたかれると、打球はオレンジ色のライトスタンドへ。
2ランホームランとなってしまい、一気に逆転。(1-2)
球威と制球のなさを突かれ、ゲームをひっくり返されてしまう。

なおも続くラミレスに外へのカーブをレフト前に運ばれると、
イ・スンヨプにも外へのシュートを叩かれ、一、三塁。
連打でピンチを広げた朝倉だったが、
続く高橋由伸を内へのフォークで空振り三振。
さらに坂本も外へのシュートで遊ゴロに取り、3アウト。
2ランを含む4安打を喰らったものの、何とか2点で踏みとどまる。

逆転を許してしまったドラゴンズ
2回、上原に反撃を試みたものの、
先頭・和田が外へのストレートに見逃し三振。
相性の良い中村紀洋は、ボテボテの遊ゴロ。
井端は高々打ち上げてのショートフライ。三者凡退に終わる。

2回ウラ、立ち直りを期待した朝倉だったが、
1死からの上原の当たりは三塁線への超ボテボテのゴロ。
しかし打球が死んでいたにも関わらず、そのまま切れずに内野安打
アンラッキーな当たりで出してしまうと、
亀井にはまたしても初球を叩かれ、ライト前で一、二塁。
そして続く木村拓也の当たりは、緩い遊ゴロ。
ゲッツーコースかと見られたが、一走の亀井が素早いスタート。
捕った井端は二塁をけん制したものの、投げられず一塁へ。
しかしその送球がワンテンポ遅れたため、一塁もセーフ。
内野安打となってしまい、1死満塁のピンチに。
ここで迎えるは、初回に2ランを放っている小笠原道大
さらに警戒して臨んだ朝倉だが、ここも制球が今ひとつ。
フォークが決まらず、カウント1-2にした後の4球目、
フォークを投じたものの、落ちずに外角やや中寄りに。
モノの見事にジャストミートされると、
ライナーでライトスタンドに飛び込むグランドスラム(1-6)
乗せてはいけない男に2打席連続で被弾を喫し、一気に5点差
続くラミレスにもセンターフェンス直撃のスリーベースを許すなど、
このイニング5連打を喰らった朝倉
もらったチャンスを活かすことができず、44球の大炎上
2イニング、9安打1奪三振無四球の6失点で、マウンドを降りた。

一気に5点差に広げられてしまったドラゴンズ
しかし直後の3回、点差が広がったことで気が緩んだ上原から
1死から朝倉の代打で登場した平田が、
カウント1-2からの4球目、
真ん中低目のストレートをうまく捉えると、
打球は伸びて右中間スタンドへ!
ホームランには、代打ホームランでお返しをする(2-6)
さらに2死から荒木がセンター前に運び、出塁すると、
続く森野の3球目に二塁へスチール。
先制弾の森野に2発目の期待をかけるが、
外へのフォークを打ち上げてしまってのセンターフライ。
反撃は1点止まりに終わってしまう。

ドラゴンズ2番手は、こちらもフェニックス組
復調して戻ってきた左腕・小笠原孝がマウンドへ。
代わり端、坂本をタイミングを外しての二塁ゴロに取り、
まずまずかと思いきや、続く鶴岡にフルカウントから
内へスライダーを運ばれ、レフト左へのツーベース。
巨人のヒットが10本となり、得点圏に走者を背負うが、
続く上原の当たりは、一塁正面のライナー。
ウッズが捕って、素早く二塁へ送球。ランナー戻れずダブルプレー。
ようやくこのゲーム、巨人のボードに『0』が点った。

ところが、その小笠原孝も一発を浴びてしまう始末。
4回ウラ、先頭・亀井にセンター前に弾き返されるも
木村拓也は犠打失敗、小笠原道大も中飛と打ち取り2アウト。
何とかここも凌げるかと思いきや、
続くラミレスにカウント0-1からの2球目、
外角高目のスクリューをジャストミートされると、
打球は伸びてしまい、レフトスタンドへ一直線。(2-8)
まさに東京ドームならではとも言える花火大会。
それも小笠原道大、ラミレスという
相手の中軸に打たれてしまっての3発8失点
点差も大きく広がったことで、ゲームの行方がほぼ決してしまった。

重みのある得点を積み上げられるにつれ、
ドラゴンズの反撃意欲は、削がれていく一方。
平田の一発以降、気を引き締め直した上原に、
4回、5回と三者凡退に切られると、
6回も2死から森野がライト前ヒットで出たものの、
ウッズが初球をカットボールを打たされてしまい、三塁ゴロ。
制球よく、テンポのいい投球に沈黙
反撃の糸口さえ掴めなくなってしまう。

その一方、続投となった小笠原孝は、
5回、6回とゼロに抑えたものの、
7回ウラ、1死から今度はイ・スンヨプに被弾。
カウント2-2からの5球目、外へのストレートを叩かれると、
逆らわずに左中間へ運ばれてしまうホームランに。(2-9)
結局5イニング、70球を投げ、
6安打1奪三振無四球という内容の小笠原孝だったが、
失った3点は、すべて本塁打でのもの。
復調さは見受けられたものの、一発病は変わりはなかった。

8回ウラ、ドラゴンズは3番手に、山井を起用。
4月17日以来、約半年ぶりの1軍マウンドとなったが、
力みもあるのか、ストレートがやや上ずり気味。
先頭・上原の代打・古城に四球を与えてしまうと、
続く亀井はスライダーで中飛に打ち取ったものの、
途中出場の脇谷にライト前に運ばれてしまい、一、二塁。
続く小笠原道大は外角低目のフォークを振らせ、三振に取りながらも、
谷繁が前に弾く間に、ランナーがそれぞれ進塁。
そして2死二、三塁で迎えるは、
サイクルヒット目前だったラミレスではなく
8回からレフトの守備についている加治前
ところがカウント2-1からの4球目、
真ん中低目のスライダーを叩かれると、三遊間を抜いていくタイムリー。
二者が一気に生還し、失点はついに2ケタの11点に。(2-11)
復帰登板となった山井だったが、本調子にはまだ遠く、
1イニングさえ抑えきれずに、長峰と交代となった。

9点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
最終回、巨人2番手・東野を攻め、
荒木が一、二塁間を破るヒットで出たものの、
続く森野は外角、ウッズは内角高目とストレートに連続三振
和田が四球を選んで、粘りこそ見せたはしたが、
最後は前夜のヒーロー・中村紀洋
超ボテボテのキャッチャーゴロに倒れ、ゲームセット
巨人お得意の本塁打攻勢に屈し、
「CS初勝利」を献上してしまったドラゴンズ
ローテの谷間とはいえ、17安打11失点は取られすぎ。
これで対戦成績は、実質1勝2敗と一歩後退。
それでも落合監督は不敵に笑い、「あしたがある」と前を見据えた。


初回に森野の先制弾が飛び出し、
今夜もドラゴンズペースだなと思いましたが、
それもつかの間、谷間先発に抜擢された朝倉が、
すぐさま小笠原道大に2ランを喰らい、逆転されると、
続く2回にも、不運な当たりが続いて、満塁のピンチ
ここでまたしても迎えた小笠原道大に、
今後はグランドスラムを喰らってしまう大炎上。
わずか2イニングでKOされてしまうと、
続いて出てきた小笠原孝、山井もそれぞれ失点
ポストシーズンの『秘密兵器』と言われていた
フェニックス・リーグ組が、まとめて打ち込まれてしまう展開に
思わず苦笑いを浮かべるしかありませんでした。

確かにともに久々となる1軍マウンド
それが大舞台となることで、緊張の度合いはかなりのもの。
ある意味半か丁。どちらかに転ぶしかないとは思いつつも、
できれば良い方向に傾いてほしかったのですが、
しかしそういうものは、なかなかうまくはいかないようで。
現実としての「勝負の厳しさ」というものを感じた一戦でした。

不死鳥健太撃沈。まあ先発した朝倉に関しては、
制球、キレともになかったですね。
特に谷繁が構えるところに
ボールがいかないうえ、
大事な場面で甘くなってしまうのが、
痛かったなと。
立ち上がりは誰かれ、
不安があるものですし、
仕方ない部分も多々ありますが、
2失点で止まれた後の
2イニングス目は、何とか踏ん張ってほしかった。
まあこれでおそらく、このステージは出番がないでしょうが、
現状の「自分の力」をわかったことでしょうし、
これをしっかり捉え、今後に活かしてもらいたいです。

一方、小笠原孝は一時の最悪状態よりは、良くなったようですね。
まあ2本の本塁打は、展開的には痛かったですが、
5イニングを投げた上での手応えもあったことでしょう。
今後も中継ぎでの起用になりそうですが、
ファンの気を削ぐような被弾は、
できるだけなくしてほしいところですね。
また山井に関しては、まだまだという感じ。
どうしてもあの「8回完全」のイメージを求めてしまいますが、
昨季調子が良くないときは、あんな感じだったような。
ただ再び1軍のマウンドに上がれたことが、
本人的には明らかにプラス
今後使われるかは微妙ですが、頑張ってほしいなと思います。

ゲームが序盤で決まってしまったことで、
ナイン的には、切り替えやすいゲームになっていると感じます。
その上で大事になってくるのは、第3戦
これを落としてしまうと、相手王手がかかる。
それゆえに必ず取らないといけないでしょう。
おそらく先発は、中5日でエース・憲伸でほぼ決まり。
CS第1ステージ初戦では7イニング無失点の好投でしたが、
第2ステージでもその再現を願いたいですね。
フェニックス組が、相手の中軸を目覚めさせてしまったのが
やや痛いと感じますし、狭い東京ドームでの登板。
それでもゲームの「重要さ」を十分承知しているエース
特に相性の良くない小笠原道大には
最大限の注意を払いながら、巨人打線を封じ込んでほしい。
谷繁のリードも含め、バッテリーの頑張りに期待します。

またこの日は、上原に沈黙してしまった打線
相変わらず一発でしか点が入らないのが、気になりますが、
自分的には、森野本塁打以外のヒットが出たのがよかったなと。
本塁打を放ってくれるのも、もちろん良いのですが、
やはりこの選手にはヒットで繋いでもらわないと。
またウッズに関しては、相手バッテリーが味を占めたことで、
内角を大いに突かれるかもしれませんが、
ぜひとも負けずに、弾き返してほしいですね。
相手のクリーンアップは、フェニックス組から4発放ちました。
戦いを勝ち抜くためには、こちらも負けられない。
第3戦の相手先発は、今季カモにしている内海が濃厚。
ぜひともシーズン通りに叩いてほしいと願います。


1勝2敗と、一歩後退してしまいましたが、
まあこの日に関しては、巨人の方に
「負けたくない」という部分で分があったかなと。
そんな風に考え、次戦に向けて切り替えること
そして再び気を引き締め直して、臨んでほしい。
相手のスゴさを理解したうえ、倒していくのが挑戦者の醍醐味
その味を合わせてくれるようなゲーム展開になってほしいですね。
気迫のエースを中心にチーム一丸となり、再び2勝2敗のタイへ。
ドラゴンズナインの巻き返しをぜひとも望みたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(23日)

●朝倉健太
<右腕の血行障害で、公式戦は7月3日以来の登板。
先発に起用され、初回に先制点をもらいながら、
2イニングを投げて9安打6失点と役割を果たせず>
「緊張はなかったと思います。力んだというのも違います。
何を言っても結果がこれですから。
まあ、これがいまの自分の力じゃないですかね。
せっかくチャンスをもらったのに、
こんな形でチームに迷惑をかけて本当に申し訳ないです」

<宮崎のフェニックス・リーグに参加後、
この第2ステージから合流。試合前は意気込んで>
「しっかりやらないといけない」
朝倉健太公式中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
共同通信社時事通信朝日新聞毎日jpニッカン12

●谷繁元信
<初回、小笠原道大に対して、内角低めにミットを構えたが、
高めの直球を右中間席へ運ばれ、逆転を許す>
「もともとコントロールじゃなく、球威で抑えるタイプ。
打たれたということは、力が足りなかったということ」
中日新聞

●小笠原孝
<3回から2番手で5イニング投げて6安打3失点。
ラミレスに2ラン、イスンヨプにソロを被弾。
巨人打線の勢いを止められず、反省>
「点差は考えず、自分のできることをしようと思った。
感覚はよかったけど、甘いところに投げたら打たれる」

<シーズン終盤は不調でフェニックスリーグで調整。
これがCS初登板。ピッチング自体には手応えを感じて>
「前より感覚はだいぶ良くなってきている」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●山井大介
<右ひじ痛から半年ぶりに復帰。
3番手で8回に登板して、2/3イニングを2失点。
四球や暴投などで招いた2死二、三塁のピンチで
途中出場の加治前に2点適時打を浴び降板。
ポストシーズン大抜擢だったが、リベンジを誓い>
「教育リーグで投げたが、きょうのマウンドは全然違った。
思ったよりブランクを感じた。
今季中に投げられたことだけは良かった。
どうこう言えない。次のチャンスがあればがんばるだけです」
中スポサンスポスポニチ名古屋

●森バッテリーチーフコーチ
<きょう24日の第3戦から好調の川上、チェン、吉見が控えるが>
「1勝1敗。これからだ」
スポニチ名古屋


●森野将彦
<1回、右翼へ運ぶ先制ソロ本塁打を放つ>
「打ったのはスライダー、次も打てるように頑張ります」

<第1ステージからCS通算3本目となる本塁打を放ち>
「3本目? それはたまたま。
たまたまと言えば、たまたまなんですけど…。
フォークだけを気を付ければいいと思っていた」

<6回にも痛烈な右前安打を放ったが、
一塁へ走りだすとき、首をかしげて>
「もうちょっとスムーズに
自分のバッティングができればいい、というのがあったので」

<だがリードも一瞬で、投手陣が打ち込まれ11失点で大敗。
第3戦へさばさばと気持ちを切り替え>
「あした、あした。
あれだけ打たれたら(投手陣が)しょうがない。
日付が変われば、変わるでしょう。
短期決戦は引きずってもしょうがないし。1戦、1戦です」
公式写真中スポサンスポ時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン

●平田良介
<3回1死、朝倉の代打で登場。
今季、無安打の上原から中越えに代打本塁打を放つ。
巨人のエースから打てたことは励みになり>
「少し詰まったけど、打った瞬間行ったと思いました。
これでチームが流れに乗れればなと思います。
上原さんには打ててなかった(4打数無安打)ので、
とにかく早いカウントで打とうとしました。
狙い球はなかったです。打つことしか考えてなかった。
自信? そうですね。自信になります」

<レギュラーシーズンの終盤、悩んでいたが、
CS直前には自信が回復し、その通りに結果を出している>
「直すところはいろいろとありました。
打てる気がするんです。CSに出たい」
公式写真中スポサンスポ時事通信朝日新聞毎日jp

●石嶺打撃コーチ
<平田の修正点を具体的に説明>
「下半身がしっかりしていなかった。
上半身だけで打っていたけど、バランスをうまく取れるようになった」
中スポ

●荒木雅博
<3回に上原から中前打を放つと、すかさず二盗。
敗色濃厚の9回にも東野から右前打。2安打1盗塁と気を吐く。
負けられない第3戦へ気持ちを切り替えて>
「きょうは大差がついたので、
明日(24日)は接戦になるでしょう」
中スポ

●タイロン・ウッズ
<無安打2三振と抑え込まれた上原について>
「タイミングを外された。制球が良かった」
サンスポ


◆小池正晃
<22日、一足先に埼玉西武がパ・リーグのCSを制したが、
その戦いぶりを熱いまなざしを注ぐ。
横浜高で同級生だった後藤武敏が、
CSで2本塁打を放つ大活躍を見せていた>
「励みになりました。『今度もオレも』って思いました」

<ともにプロで苦しんできた。
レギュラーどころか、昨年は出場機会すらほとんどなかった。
2人はオフに酒を酌み交わしながら励まし合った。苦境を振り返って>
「『このままファームで終わってしまうかもしれない』と思った」

<危機感を糧に、ともに1軍で活躍の場を得ている。
後藤との日本シリーズ対決を実現させるため、出番を待つ>
「昨年の秋はCSに出るなんて考えもしなかった。
この緊張感の中でプレーできるのがうれしい」
(中スポ)

▼齊藤信介
<この日、朝倉に代わって出場選手登録を抹消。
CS期間中の再登録はできないが、
日本シリーズに進めば、新しく登録が可能。
練習では最後までグラウンドに残ってフォームの修正に努める>
「落ち込んでません。元気です」
ニッカン

◆川上憲伸
<中5日で第3戦の先発が予想される。
今季の基本は中6日以上で、中5日先発は4月と6月に計2度だけ。
体調の回復具合が気になるところだが>
「体調は普通です」
中スポ


●落合監督
<大敗で巨人のアドバンテージを含め1勝2敗とされたが
プラス思考で第3戦以降を見据える。一番嫌な展開に>
「そんなことはない。
(先発の谷間で)中田でぶっ飛ぶか、
(フェニックス・リーグで調整していた朝倉、小笠原孝、山井の)
宮崎組でぶっ飛ぶか、どっちかだろ?
今までいなかったやつらが投げれたんだから、それが収穫だよ」

<朝倉、小笠原孝の2人で6イニングの計算だった>
「いやいや、いけるんだったら(2人で)最後までと考えていた」

<小笠原孝を先発させなかったのは>
「タイプ的に中(継ぎ)だからね」

<敗戦のなかで収穫は>
「あの3人(朝倉、小笠原孝、山井)が
放れるのが分かっただけでも十分だ。
しょうがないじゃない。いないんだから。
やられちゃいけない野球ってことはない。
いい経験になったんじゃないの。
それに、どれだけ投げられるかが分かっただけでもね。
それにしても(フェニックス・リーグの)
宮崎組が全員ぶっ飛んだな。中田に続いて。
いつ以来だ? 投げてないやつが投げてられたわけだから。
それだけでも(来季に向けて)頭数がそろってくる。
あいつら3人はゼロが前に進んだんだから、よしとしないと。
またあしただよ。あしたのことを考える。
(CS阪神戦で)中田がめちゃくちゃになっても、あしたがあるって言っただろ」


<試合前、WBC体制検討会議が12球団の監督を対象に
実施した代表候補選手についてのアンケートに
選手名を書かずに回答したことを明らかに>
「うちのチームの選手ならわかるけど、
よその選手がどういう状態なんてわからない。
けがをしているかもしれないし、他のチームのことはわからない。
2月の状態だって今から分からないからな。
12球団のキャンプを回って、調子のいいやつを選ばないと。
人気投票じゃないし、無責任に名前なんて書けない」
中スポ中日新聞サンスポ12スポーツ報知12時事通信12
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン12デイリー


若竜トピックス(23日)

◆福田永将
<この日、閉幕したフェニックス・リーグ
全13試合に出場して、3試合連発を含む計5本塁打。
持ち前のパワフルな打撃を存分に発揮し、
辻2軍監督から野手成長株ナンバーワンと認められる。
捕手から一塁に転向したことからウエスタンでは、
出番に恵まれなかったが、同リーグでは10試合にスタメン出場、
9試合にフル出場して、経験を積めたことが大きかった>
「今シーズン(2軍公式戦)の成績のまま
(32試合に出場し、本塁打0)だったら自信を付けられなかったと思う。
まだまだダメだけど、少しは成長できたと思う」

<宮崎で付けた自信を胸に、
3年目の来季をブレークの年にしてみせる>
「オフの過ごし方が大事。
秋季キャンプでもやることをしっかりやって、
春からアピールできるようにしたい」
中スポ

◆辻2軍監督
<2年目の福田を野手成長株ナンバーワンと認めて>
「成長株? 結果を残した福田だろう。
守備の方もうまくなった。
本人も手応えを感じているんじゃないかな」
中スポ)

◆赤坂和幸
<リーグ最終戦となる巨人戦の先発が予定されていたが、
降雨中止になり、60球の投球練習で汗を流す。
18日の千葉ロッテ戦は3イニング6安打4四球6失点とKO。
巻き返しのチャンスを狙っていただけに残念そう。課題を挙げて>
「投げたかったけど仕方がないです。
ああゆう終わり方だったので、悔しい分頑張れると思う。
キャンプではスピードアップです」
中スポ


7日から宮崎県内で行われていた秋季教育リーグ、
フェニックス・リーグがこの日、閉幕
ドラゴンズの最終戦は、生目の杜第2での
巨人戦の予定したが、降雨のため中止
若竜たちは、はんぴドームなどの屋内施設で練習を行ったもよう。
ドラゴンズはリーグ戦13試合行い、6勝6敗1分け
参加14チーム中、7位の成績に終わりました。(優勝はサーパス

「過ぎたシーズンを反省して、
チームおよび個人の課題を明らかにし
翌シーズンに向けてその克服を目指す。
併せて、公式戦で出番が少なかった若手選手を
積極的に起用し、試合を通じて新しい芽を育てること」
が目的という、フェニックス・リーグ
全日程を終え、辻2軍監督はこの秋の『成長株ナンバーワン』
5本塁打をマークした2年目内野手の福田を挙げました。
ウエスタンでは、なかなか出番がなかったものの、
9試合にフル出場した宮崎では、
持ち前のパワフルな打撃を存分に発揮。
結果を出した部分を大きく評価したようです。


確かに連日、話題に上がっていたのは「福ちゃん」でしたね。
捕手から一塁にコンバートされ、苦労した今季でしたが、
実りの秋に経験を積み、自分なりの「収穫」があったのはよかったですね。
今後はナゴヤに戻って、「地獄の」秋季練習が待っていますが、
来季の1軍昇格を目指して、さらに鍛錬
現在、ドミニカでスキルアップに努めている新井と、
一塁のポジションを争えるよう、より頑張ってほしいです。

2008年10月23日 (木)

ノリ意地の決勝打、CS第2ステージ先勝でタイに!

セ・リーグのクライマックスシリーズ
第2ステージがこの日、東京ドームで開幕。
第1ステージを勝ち上がった3位・ドラゴンズ
リーグを連覇した巨人に挑んだその初戦。
互いに救援陣が踏ん張り、3-3で迎えた9回、
巨人のクローザー・クルーンを攻め、
森野の四球と和田のヒットで
2死一、三塁と勝ち越しのチャンスを掴むと、
この日チャンスで2度凡退していた中村紀洋
意地を見せて、中前へ決勝のタイムリー
粘り強い攻撃で奪った1点を、守護神・岩瀬がきっちり守って先勝
実質1勝1敗のタイとして、ステージの主導権を握りました。

◇クライマックス セ 第2ステージ
巨人-中日 第1戦
(22日・東京ドーム | 中日1勝1敗)
44072人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 小林(1試合1勝)
[S] 岩瀬(1試合1S)
[D本] イ・ビョンギュ1号 ウッズ1号
[Dバッテリー]
山本昌、清水昭信、高橋、齊藤、小林、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
接戦を制し、対戦成績をタイに持ち込んだ
9回、抑えのクルーンから決勝点をもぎ取った。
森野の四球と和田の安打で2死一、三塁から
中村紀洋が中前へ決勝打を放った。
1回に本塁打2発で先制。5回には押し出し四球
追加点を挙げたが、ダメを押せずに苦しい展開。
8回1死満塁のピンチで、代打・高橋由伸の遊ゴロを
井端好判断で併殺打に取って流れを変えた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
1位・巨人に1勝のアドバンテージ
4戦先勝、最大6試合制の第2ステージ
ドラゴンズのスタメンは、第1ステージ同様。
イ・ビョンギュ、荒木、森野、ウッズ、和田、中村紀洋、井端、谷繁
第1ステージ第3戦で右手首に死球を受けたビョンも元気に復帰。
ベストメンバーで、巨人に挑む。

巨人先発は、リーグ最多の17勝を挙げたグライシンガー
ドラゴンズ戦も4勝1敗、防御率2.32という右腕だが、
その立ち上がりをドラゴンズ打線が攻め、
初回先頭、イ・ビョンギュがカウント1-1からの3球目、
外へのストレートを叩くと、打球は伸びて、
左中間スタンドギリギリに飛び込むホームラン!(1-0)
ケガの影響を感じさせない先頭打者本塁打で出鼻をくじくと、
さらに2死から4番・ウッズがさらなる一撃。
フルカウントからの6球目、シュート回転して
中に入ってきたストレートを捉え、振り抜くと、
打球は軽々とライトスタンドへ飛び込むホームラン!(2-0)
グライシンガーが落ち着かぬ間に、二発で先制点を奪う。

一方ドラゴンズの先発は、大方予想通りの山本昌
第1ステージは、あえて温存
今季3勝1敗、防御率2.50と相性の良い巨人戦での登板となったが、
立ち上がり、いきなり鈴木尚広に死球を与え、
先頭打者を出してしまうと、続く木村拓也が送って二塁へ。
さらに小笠原の右飛で三塁へ進まれ、ピンチを迎えると、
4番・ラミレスにフルカウントからの6球目、
内角低目を突いたストレートをうまく叩かれると、
詰まりながらもセンター前へと落ちるタイムリー。(2-1)
攻め込みながらも巧さにやられ、1点を奪われてしまう。

2回、3回は無得点で迎えた4回ウラ、
ラミレス中飛、イ・スンヨプ二塁ゴロと2死を取った山本昌
しかし続くにカウント0-2からの3球目、
中に入ったスクリューをうまく回転してとらえられると、
高々上がった打球がレフトポール際に飛び込むホームラン。(2-2)
技の一発同点に追いつかれてしまう。
なおも続く坂本にセンター前に弾き返され、
動揺もあるのか、続く鶴岡にも力んでボール先行。
それでもフルカウントまで戻すと、
最後は外へのストレートで空振り三振。何とか同点で踏みとどまる。

同点となった直後の5回、ドラゴンズがすぐさま反撃
先頭イ・ビョンギュが一、二塁間を抜くヒットで出ると、
荒木の送りバントは、投手前に転がってしまう。
しかし二塁封殺を意識したか、
グライシンガーがボールを握り損ない、オールセーフ
相手のミスから無死一、二塁のチャンスを掴む。
続く森野も、送りバントの構え。
ところが動揺するグライシンガーは制球を乱し、カウント0-3。
しかしフルカウントまで戻されると、6球目外角高目のストレート。
悠然と見送った森野だったが、判定はストライク。
見逃し三振となってしまい、悔しがる
1死一、二塁となって迎えるは、2安打1打点のウッズ
しかし外へのチェンジアップをひっかけてしまい、
高いバウンドのショートゴロ。
捕った坂本が二塁へ送ったものの、
好スタートを切っていた荒木はすでに二塁へ到達。
フィルダースチョイスとなり、1死満塁とチャンスが広がる。
守備の乱れが続き、グライシンガーはさらに動揺。
続く和田に対し、外へのボールが外れ続けると、
結局カウント1-3からの5球目、外へのカットボールも外れ四球
押し出しとなり、労せず勝ち越しに成功する。(3-2)
ここで巨人ベンチグライシンガーを諦め、西村健太朗にスイッチ。
なおも1死満塁で迎えるは、中村紀洋
ところが力んでしまったノリは、カウント0-1からの2球目、
内へのシュートを引っかけてしまい、三塁線へのゴロ。
前進守備の小笠原が掴むと、5-2-3と渡るダブルプレーに。
相手を一気に潰せるチャンスを一瞬にして逃し、わずか1点止まりに。

再び味方からの援護をもらった山本昌
しかし5回ウラ、先頭・西村健太朗の代打・亀井
レフト前ヒットを許すと、続く鈴木尚広が送って、二塁へ。
ポストシーズン初勝利のためにも、踏ん張りどころとなったが、
木村拓也に粘られた末、カウント2-2からの6球目、
外角低目のスクリューに食らいつかれると、
センター前へと抜けていくタイムリー。(3-3)
勝ち越しはほんのつかの間、再び同点に追いつかれてしまう。
なおも1死一塁で、クリーンアップを迎えたが、
小笠原を内角低目のスクリューで打ち損じの遊飛にとると、
続くラミレスも三ゴロで3アウト。それ以上の失点はきっちりと凌いだ。

またもや同点に追いつかれたドラゴンズ
6回、巨人3番手・越智から谷繁が四球を選ぶと、
1死一塁となったことで、山本昌はそのまま打席へ。
しかし送りバントを失敗してしまい、入れ替わりで塁上に残るはめに。
そのまま6回ウラのマウンドに上がり、
先頭のイ・スンヨプを二塁ゴロに打ち取ったところで、お役ご免
結局この日は、5イニング1/3、85球を投げ、
5安打2奪三振2四球で、3失点。
内容はまずまずではあったものの、同点での降板に。
ポストシーズン初勝利は、お預けとなった。

代わって2番手で登板は、清水昭信
巨人戦は今季1試合のみ、ある意味「初モノ」的な起用となったが、
かなりが入っており、外へのボールが大きく逸れることも。
代わり端のを遊ゴロに打ち取りはしたものの、
坂本に詰まりながらもセンター前に落とされると、
鶴岡に対しては、高目が抜けてしまい四球で2死一、二塁とピンチ。
それでも越智の代打・脇谷を、外角低目一杯のストレートで見逃し三振
何とか踏ん張り、勝ち越されることは防いだ。

7回、巨人4番手は、唯一の左腕・山口
再び勝ち越したいドラゴンズではあったが、
先頭・荒木が内へのストレートに見逃し三振に倒れると、
森野のセンター前方への当たりは、鈴木尚広が好捕。
あっという間に2死とされてしまう。
それでもウッズに対しては逃げたか四球。
さらに和田が低目のチェンジアップを振り抜き、三遊間を抜くヒット。
2死一、二塁のチャンスとなり、迎えるは再び中村紀洋
ところがカウント2-1からの4球目、
内角低目のチェンジアップにバットが空を切ってしまい、三振
4回に続いてこの回も、不発に終わってしまう。

7回ウラは、続投の清水昭信が落ち着きを取り戻し、
トップからの3人を危なげなく三者凡退に取ると、
一方8回は、山口が安定した投球。
2死から代打・平田に三遊間を抜くヒットが飛び出すが、
続くイ・ビョンギュは遊ゴロに倒れ、二塁封殺。
第1ステージ第3戦同様に、勝負は終盤までもつれることに。

8回ウラ、ドラゴンズは3番手に
高橋聡文を送ったが、硬さからか調子が今ひとつ。
先頭・ラミレスに三遊間を抜かれてしまうと、
続くイ・スンヨプの送りバントは浮いてしまい、一塁への小フライ。
相手のミスに助けてもらったものの、
続くに対し、変化球が抜けてしまい四球で一、二塁。
イニングも終盤、次の1点が命取りになるということで、
ドラゴンズベンチ高橋聡文から右の齊藤へとスイッチする。

ところがその齊藤高橋聡文以上に硬く、制球定まらず
坂本への4球目、外へのスライダーがワンバウンド。
ワイルドピッチとなって、二、三塁へと進まれてしまうと、
結局四球で歩かせ、満塁策を敷くことに。
ここで巨人ベンチは、鶴岡の代打にとっておきの高橋由伸
そのコールを聞いたドラゴンズベンチも動き、
齊藤から、左の小林にスイッチする。
一打さえ出れば、確実に勝負が決まってしまう正念場
内外角高目にストレートを投げ分けたことで、
勝負球は、やはり変化球か。
そして迎えたカウント2-2からの5球目、
やはり外角高目へのスライダー。
高橋由伸が叩くと、打球は二遊間を抜けていくかというゴロ。
ここでゲームの流れを変える好プレーが!
前進守備の井端が下がりながら、これを掴むと、
本塁は間に合わないとみるや、すかさず自ら二塁ベースを踏む。
そして、回転しながら一塁へと転送し、6-6-3のダブルプレーを完成。
名手の見事な判断で、あっという間に3アウト!
バックの超好守小林は吠え、谷繁はガッツポーズ。

絶好のチャンスを逃した巨人は、
9回、5番手にクローザーのクルーンを投入。
代打が出たことで捕手は、實松に代わる。
迎えるドラゴンズは、2番からの好打順。
しかしこの日のクルーンは、まずまずの調子なのか。
先頭・荒木が低目のフォークに空振り三振に倒れると、
続く森野もあっという間に2ストライク。
ところが追い込んでから、最近の?クルーンに変貌。
低目に4球投げ込んできたものの、
すべて外れて四球。勝ち越しの走者が出ることに。
そして迎えるは、4番・ウッズ
この日2本目に期待を掛けるが、カウント2-2からの5球目、
外角低目一杯のストレートに見逃し三振
踏ん張られ、2死となってしまうが、
続く和田が、2ストライクと追い込まれながらも、
3球目、外へのフォークに食らいつき、センター前へ落とすヒット。
森野が一気に三塁を陥れ、絶好の勝ち越しチャンスに。
さらにここで巨人サイドアクシデント
和田の打球を処理したさい、右脚を痛めたか、
鈴木尚広がその場に倒れ込み、そのまま担架に運ばれ退場
好守のセンターを大事な場面で失うことに。

徐々にながら、流れがドラゴンズへ傾くなか、
迎えるは、この日ブレーキとなっている中村紀洋
5回、7回とチャンスで回ってきながらも、凡退した背番号99
しかしチーム唯一ともいえる「クルーンキラー」。
ぜひとも3ランを放って、3位を決めた10.4の再現を。
初球、外角低目へストレートは、ボール。
しかし2球目、一転して胸元へのストレート。
よけただけにもかかわらず、スイングを取られストライク
これには落合監督がベンチから出て、激しい口調で抗議
大事な場面でもあり、ムードがヒートアップしていく。

さらにストレートで追い込まれ、カウント2-2。
しかし「意地」を見せたいノリは、
150キロオーバーのストレートに食らいつき、ファウルを2つ。
そろそろフォークが来てもおかしくない。
しかしそれを待っていたら、ストレートに振り遅れる。
そんなことが頭に浮かぶなか、迎えた7球目、
實松のサインに再三首を振った
クルーンが投じたのは、外角低目へのフォーク
しかしこれが全く落ちずに棒球となると、ノリがきっちり対応。
気持ちで食らいついた打球は、
ライナーでセンター前へと運ぶ勝ち越しのタイムリーに!(4-3)
まさに「名誉挽回」の一打を放ったノリは、ガッツポーズ
右手を高々上げながら一塁へ駆け込むと、川相コーチと喜びのタッチ!
第1ステージ第3戦に続き「ラッキー9」を再現したドラゴンズ
1点リードとなれば、そのウラはもちろん守護神がマウンドへ。

9回ウラ、ドラゴンズ6番手は、守護神・岩瀬
またしても、勝ち越し直後の登板となったが、
CSに入ってからは、その安定感がピカイチ。
先頭、實松の代打・大道に対し、
外へのシュートで中途半端なスイングの三振に打ち取ると、
続く古城の代打・加治前を高いバウンドの三塁ゴロに。
そして迎えた木村拓也を早々追い込むと、
最後は外角高目のスライダーで空振り三振。
危なげなく3人でピシャリと抑えて、ゲームセット!
ステージの主導権を握るうえで大事な初戦
4時間を超える激戦を制したのは、3位のドラゴンズ
巨人の1勝のアドバンテージを帳消しにする先勝で、
対戦成績を、実質1勝1敗のタイに。
同点に追いつかれたものの、一度もには進ませず、
最後に相手のクローザー攻略しての勝利は、
相手に大きなダメージを与えるともに、
チームをさらに勢いづかせるものとなった。


クルーン討ってノリ吠えた!相手に1勝の
アドバンテージ
あるということもあり、
ステージの行方を占う意味で
大事な初戦
いきなり4時間を超える
激闘となりましたが、
最後の最後で中村紀洋が意地を見せてのクルーン討ち!
まさに10.4の再現ともいえる、粘り強い攻撃
勝利を収めることができて、本当によかったですね。

9回、クルーンが出てきた際に、
やや勝ち運が来たようにも思えましたが、
荒木が三振に倒れ、森野も2ストライク。
一転して、ちょっと嫌なムードも頭をよぎりましたが、
森野四球で出て、ウッズが倒れたものの、
和田がフォークをうまく拾って繋ぎの打撃。
そしてクルーンキラーのノリさんが、
三度目の正直で、見事に決めてくれた。
この試合ブレーキになっていたものの、
大事な場面で勝負強さを見せてくれた一打が出たときは
まさにTVに向かって、バンザイ!
思わず感服してしまいました。

まあ阪神よりは、与しやすいとはいえ、
相手は13ゲームをひっくり返すほどの強さを見せた巨人
いきなりグライシンガーから2点を先制できて、
ラッキーと思いましたが、そう勝負はうまく進まないもので、
点を取っては、すぐに追いつかれる始末。
それでも一度もに行かせず、
凌ぎ抜けたのが大きかったですね。
清水昭信、小林という経験少ない投手たちが、
何とか踏ん張って、失点を防いでいた姿は見事でした。

守道さん、どうですか?さらに勝負の流れ
変えたといえる
8回の井端好判断
足の影響で満足にプレーできない
背番号6ですが、
こういうプレーができるのは、
やはり名手たるものでしょうね。
落合監督も試合後、話していましたが、
これこそがレギュラーの動き
これこそがドラゴンズのショート
さすが井端と何度もうなった
実に素晴らしいプレーでした。

それにしても、0勝2敗1勝1敗では大きな違い。
さらに勝ち方も良いことで、巨人に対し、
大きなダメージを与えることができたのでは。
勝ちたい気持ちは、ともに持っているもの。
しかしこちらには試合運びの巧さと、
激戦を勝ち抜いてきた勢いがある。
本来のドラゴンズの野球さえできれば、
いくらリーグを連覇した相手といえど、倒すことはきっとできる。
そういう予感さえした先勝、本当に大きかったです。

この日、パ・リーグは、埼玉西武
北海道日本ハムを破り、日本シリーズ出場を決めました。
ここまで来たら、こちらも巨人を倒し、
ぜひとも所沢で戦えるよう、一気に突き進んでほしいですね。
まあちょっと浮かれすぎじゃないかという心配もあったりしますが、
それだけ今回の1勝は大きかったということ。
ただファンは、勝手に浮かれていても、
ナインは引き続き、気を引き締めていくことが大事。
とりあえずは、目先の一戦一戦をしっかり戦い、
白星を重ねていってもらいたいなと。

初戦取れましたが、まだ実質1勝1敗のタイ
2戦目を取って、勝ち越すことで初めて優位となるでしょう。
ただドラゴンズの先発が「谷間」となる第2戦。
中スポは、登録即先発となりそうな朝倉を予想していますが、
果たして違ったサプライズは起こりうるのか。
どちらにしても、打線の援護が必要となりそう。
巨人の巻き返しが怖いところもありますが、
これまでのゲーム同様粘り強く戦い、勝利を掴んでほしい。
そして数字的にもきっちり勝ち越してもらいたいなと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(22日)

◎中村紀洋
<9回2死一、三塁、中前に決勝点となる適時打を放つ>
「(ナイスバッティングでした)
ありがとうございます。ありがとうございます。
(汗びっしょり、あの場面を振り返って下さい)
そうですねえ、あのう、2打席ともね、
チャンスで打てなかったんで、
まあ、あのう、あそこに集中して、
もうヒットでもいいという気持ちでやりました。はい。
(クルーンが相手、ファウルで粘った末に)
そうですね。まああのう、きょうの試合が
一番大事だと思ってましたんで、
まあこれでタイなので、これからです。はい。
(打ったボールは)
フォークです。はい。
(狙っていたボール?)
いや、狙ってないですね。
あのう、ね、クルーンといえばね、
150後半のストレートが来てますからね。
まあ、あのう、うまく対応できたと思います。はい。
(8回の井端の守りなど、チーム一丸すごい試合だった)
そうですね。これで流れに乗って、
あのう、何とか日本シリーズに出れるように、
勝ち上がっていきたいと思います。
(明日からもどんどんチームを引っ張って下さい)
はい、頑張ります」


<打った瞬間、心の底から吠えていた。
吠えながら一塁ベースまで右の拳を突き上げていた>
「どんな形でもいい。
何でもいいから打とうと思っていた。食らいついていこうと。
きょうはずっとチャンスで打てなかったから。
チャンスよ来い、と思っていた。ホンマによかった」

<マウンドにはクルーン。実は戦う前から優位に立っていた。
伏線は10月4日の巨人戦。同じ場所、同じ同点、同じ9回に
バックスクリーンに決勝3ラン。あのとき仕留めたのはフォーク。
狙い球とは違っても、体があの日を覚えていた>
「打てると思って打席に入りました。
この前と同じボールだったね。あの打席は開き直れた。
クルーンも力んでましたからね。
向こうが投げにくそうにしているのは分かったよ。
(フォークには)あのときは真っすぐを待っていた。
150キロ後半の真っすぐを投げる投手。
真っすぐを待っていなければ、内角にきたときに逃げられない。
だから最後も、頭の中にあったのは真っすぐ。
真っすぐだと思ってたけどね。何とか食らいついていこうと思った。
真っすぐだけ待っていたら無理だった。自然と体が反応したよ」

<5回1死満塁から三ゴロ併殺打、
7回にも2死一、二塁で空振り三振に終わっていた。
同じ轍を踏むわけにはいかない>
「この試合の意味を考え、自分自身、力んでいた。
気持ちがずっと空回りしていた」

<持病の腰痛の状態は極限に近い。痛み止めの注射も効かない。
前日21日も東京到着後の練習に参加。筋肉をほぐした>
「ダマしダマしでやるしかない。
長時間座ってたら腰の周りが固まって…」

<アドバンテージを消し、数字の上では1勝1敗で並んだ。
短期決戦での強さは昨年の日本シリーズMVPでも証明済み。
バットでチームを波に乗せていく>
「きょうは大事な試合やったからね。これでタイ。これからや。
初戦に勝てたのは僕の力だけじゃない。みんなの力。
前の打席まで力んでいたけど、これからは開き直っていきたいね。
これで何とか流れに乗って、日本シリーズにつなげたい」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○井端弘和
<8回1死満塁、代打・高橋由伸の二遊間のゴロを
グラブに収めると、反転しながら二塁ベースに到達。
その勢いで回転しながら一塁に、矢のような送球を投げ込み、
併殺を完成。無失点に切り抜ける。
試合後も興奮さめやらぬ表情で喜んだ>
「あの後、ノリさん(中村紀洋)が打ってくれて試合に勝てた。
本当にうれしいですよ」

<試合の流れを変える好プレーを
演じるも、名手は事も無げに話し>
「ホームへ送球しても、セーフになると思った。
あそこはあのプレーで2つアウト取りにいくしかなかった。
全部を頭の中で予測してた。斜めに動いたから、
最初(捕球の瞬間)は二塁ベースの位置が
どこかも分からなかったけどね。
二塁ベースが思った以上に遠く感じましたけどね。
送球は感覚? というより『適当』です。
ああいう打球もあると思っていた。
以前の試合で高橋由伸がスライダーにバットを合わせ、
あのあたりに打ってきたことが頭にあった。読みが当たりました。
特別なプレーというわけでもない。ただ確実なプレーを選択しただけ。
あれは常に頭に入れているプレーだから」

<痛めている右ひざの状態は相変わらず。
試合前には痛み止めを飲み続けている。
『クラシック・スタイル』を続けているのも、
少しでも足を軽くして動きやすくしたいという思いから。それでも強調し>
「足が壊れてでもやりますよ」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信ニッカンデイリー

○イ・ビョンギュ
<『1番・右翼』で元気に先発出場。
1回、左中間に本塁打を放つ。日本で初となる先頭打者アーチに>
「先制打が打ててよかったです!」

<韓国時代から対戦してきた球界きっての『グラキラー』。
日本での2年間も計31打数14安打、打率.452を誇る>
「対戦を多く重ねているから、それが有利に働いていると思う」

<20日の阪神戦で右手首に死球を受けて負傷も
この日の試合前練習のフリー打撃では意欲を見せて>
「テーピングをしてある。大丈夫」

<その右手首は試合後、ぷっくり腫れていた。今も痛む>
「(打撲した右手首は)少し影響があった
打っているときはそうでもないけど、バットを振った後はちょっと痛い」
公式写真中スポサンスポスポーツ報知ニッカン

○タイロン・ウッズ
<1回2死、右越えに本塁打を放つ>
「とにかく強く打つことを心掛けた。芯でうまくとらえられたよ」

<第1ステージから3試合連続本塁打>
「今は集中してボールがよく見えているし、
すごくリラックスしてやれている。
明日からもチームが勝つことだけに集中してプレーするよ」
公式写真中スポサンスポ毎日jpニッカン

○荒木雅博
<5回1死一、二塁でウッズが遊ゴロ。
常人ならば二塁アウトの場面で劇走、野選を誘う。
次の和田の押し出し四球を導き、胸を張る>
「ボクの読み勝ちです。
ボテボテのゴロが飛んだらいけるように、
リードを大きめに取っていたんです」
中スポデイリー

○和田一浩
<9回2死一塁で中前打を放って、勝ち越しのおぜん立て。
この日は3安打を放ち、CSでチーム初の猛打賞を記録。
5回には3点目の押し出し四球も選ぶ。勝利に貢献して笑顔>
「(打撃の)感じはよくなっているとはいえないですね。
こういう試合は一塁に出ることです。
一塁に立てばそれだけで相手投手は疲れるし、そういう意味で良かった」
中スポ


○山本昌
<先発し、5イニング1/3を3失点で降板。
味方が勝ち越してくれた直後の5回の失点を悔やんだが、
劇的勝利に喜びと、ほっとした気持ちが入り交じり>
「悪いながらも同点でよくしのげたよ。
リードしてマウンドを降りたかったですね。
(5回の)3点目がもったいなかった。
同点にされなければ良かったんだけど。
チームが勝ってくれて良かった」

<悲願のポストシーズンゲーム初勝利はならなかったが、
気にすることなく、さばさばとして>
「次戦はもっと楽な心境? そうですね。次、頑張りますよ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

『チームが勝って本当によかった。
投球自体はもう一つしっくりこなかったのですが
先に点をもらったこともあり、
悪いなりになんとかリードされることなくバトンを渡せて。
巨人戦でもう1度投げる可能性もありますし、
その前に日本シリーズ進出が決まれば
それはそれでいいんですけど(笑)、また次に向けて頑張ります。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)


○清水昭信
<同点で迎えた6回1死から2番手で登板。
2死から坂本に中前打、鶴岡を四球で歩かせて一、二塁と
ピンチを背負ったが、代打・脇谷を142キロ速球で見逃し三振。
続投した7回は1番からの好打順を3人で完ぺきに退ける>
「絶対に気持ちで負けないようにと思ってマウンドに上がりました。
とにかく低めに。すごい打線だけど、点は与えないんだと」

<これまで巨人との対戦は7月5日の1試合のみ。
データが少ないことを強みに、自分の投球に集中>
「知られていない? そうですね。思い切っていきました」

<右の中継ぎとして十分な戦力になる
メドが立ったことは首脳陣にとって心強い>
「自信にはなります。でも、まだ1試合ですから。
先は長いです。これからも低めを突くことを
しっかり意識して、どんどん抑えていきたいですね」
中スポ

○小林正人
<8回1死満塁の場面でCS初登板。
代打・高橋由伸を井端のスーパープレーで遊ゴロ併殺打に打ち取る。
念願の登板と白星にほっとした表情をみせて>
「勝ててよかったです。井端さんが助けてくれた。
とにかく0点に抑えようと思った。厳しいところには投げられました」
中スポ共同通信社

○岩瀬仁紀
<9回に6番手で登板。
3人でピシャリと抑え、今季CS3個目のセーブを記録。
99年の日本シリーズ第3戦で、初登板を果たしてから、
ポストシーズン16試合、20イニング連続無失点、
9連続セーブと記録を積み重ねる。緊迫感のある試合展開に>
「こういうゲームになると球場の雰囲気も違う。
なかなか出ないアドレナリンが出るね」
中スポ


○落合監督
<2年連続でCS第2ステージ初戦を制する>
「(いきなりの4時間ゲーム。
最後は中村紀洋がクルーンから決勝打)
うん、その前に打ってくれりゃ、何のこともないんだけどね。
まあ、そこまで引っ張ったっていうのは。
でも、きょうはきょうとして、あしたのことを考えます。
(8回1死満塁のピンチ、井端の好守が大きかった)
ええ、あれが長年、
レギュラー張っている選手の動きじゃないですか。
もうあれしかないだろうと思うし。
(走塁面でも結果押し出しに結びついた
荒木のスライディングなど、選手の動きを見てどうか)
普通のことを普通にやれてるんでね。
あのう、別にそれは問題ないと思います。
まあただ、経験のない連中がちょっと硬いかなという程度で。
まあでも、まあそれなりにみんな、若者たちがね、
まあ必死こいて抑えてる分だけ
次にいい経験になってんじゃないですか。
(初回の2本の本塁打については)
うーん、まあ相手のこと言ってもしょうがないけども、
やはり独特な雰囲気は持っているでしょう。
きょうからのゲームっていうのは。
まあ(こっちが)慣れている分だけ、
対応能力があるのかなって感じじゃないでしょうか。
(6回途中3失点、先発の山本昌について)
まあ、まあまあでしょ。
よくもなく、悪くもなく…。まああんなもんじゃないでしょうか。
(ここに来て岩瀬も素晴らしい投球を続けている)
ええ、まあ本来の姿に戻りつつあるかなってとこじゃないですか。
(きょう先勝、星の上では1勝1敗。あすからです)
いえ、あしたのことしか考えてません。先のことは考えてません」


<野手では>
「(イ)ビョンギュが試合に出られたのが、大きいんじゃないかな。
(死球から)2日しかたっていないわけだから」
中スポ12中日新聞サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信123朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン12デイリー


今日の公示。(22日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 山井大介投手
【同抹消】
▼中日 中田賢一投手
公式サイト共同通信社

△山井大介
<前日に1軍に合流して、この日出場選手登録。
右ひじ痛で4月25日に抹消されて以来、半年ぶりの1軍。
この日の登板はなかったが、今後のCSでの活躍を誓う>
「投げるかどうかは分からないですけど、投げるときは頑張ります」
中スポニッカン

◆朝倉健太
<きょう23日に出場選手登録され、即先発が予想される。
右腕の血行障害で戦列を離れていたが、
約3カ月間かけて地道に復活を目指してきた。
復帰マウンドは大勝負となりそうだが>
「とにかくやるしかないです」
中スポ


CS第2ステージに入るということで、
相手の巨人は、この日大量7選手が登録されましたが、
ドラゴンズ『フェニックス組』の1人である山井が、
4月25日の抹消以来、約半年ぶりに1軍に登録されました。
今季は右ひじ痛のため、わずか2試合に登板しただけで
ほぼシーズンを棒に振った山井でしたが、
宮崎・フェニックスリーグでの好投を評価されての復帰。
もしも延長戦に入ったら、登板の可能性もありましたが、
9回で勝負が決したため、復帰は第2戦以降となりました。
またともに1軍合流した朝倉に関しては、登録を見送り。
おそらくきょう23日に出場選手登録され、即先発となりそうです。


若竜トピックス(22日)

◆フェニックス・リーグ
中日-千葉ロッテ
(22日・清武町総合運動公園野球場)
  100 000 001  =
  002 100 00× =
[D本] 西川(2ラン)
[D投] 山内
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、先発・山内が連続四球を与え、無死一、二塁とピンチ。
続く根元俊一の投ゴロ併殺打で2死三塁になるが、
細谷に一塁への適時打を打たれ、先取点を与える。
打線は3回ウラ、先頭・普久原が左翼線に二塁打を放つと、
続く西川が右越えに2点本塁打を放ち、逆転
さらに4回ウラ、中村公治左翼線二塁打、福田左前打で
無死一、三塁から堂上直倫の中犠飛で追加点を挙げる。
山内は2回以降は安定した投球を続け、8回まで1失点。
9回に2死二塁から神戸に右へ適時二塁打を許したが、
後続を断ち試合終了。
9イニングを8安打2失点で投げきり、完投勝利を挙げた。
公式サイトより)

○山内壮馬
<フェニックスリーグ・千葉ロッテ戦に先発し、
8安打3奪三振2四球の2失点に抑え、完投勝利を挙げる。
立ち上がりこそ連続四球を出すなど制球が定まらなかったが、
2回以降は8回まで二塁を踏ませない投球。
4併殺を完成させ、打たせて取る投球を披露>
「(1回を)1点で乗り切ってからリズムに乗れた。
6回からいつもより真っすぐを多くして打ち取れた。
宮崎でのテーマが真っすぐだったのでよかったと思います」
(中スポ)

○小林2軍投手コーチ
<宮崎で成長の跡を刻んだ山内について>
「こっちに来てから19イニングで3失点。
目に見えて成長が見られる。
(来季は)競争の輪の中に入ってくるだろう」
(中スポ)

○西川明
<3回無死二塁から逆転となる今リーグ初アーチ。
内角真っすぐを狙い、右翼へ豪快にたたき込む>
「追い風にうまく乗ってくれた。開き気味に対応ができた」

<それでも次の打席で空振り三振に倒れ、反省も忘れず>
「ランエンドヒットだったので最低でも転がさないと…」
(中スポ)


清武でのフェニックスリーグ・千葉ロッテ戦は、
先発したルーキー・山内が同リーグ初となる完投勝利
立ち上がりこそ連続四球でピンチを招いたものの、
2回以降は落ち着きを取り戻し、粘りの投球で8安打2失点。
フェニックス・リーグでは3試合連続の好投で、
今季の登板を締めくくったもよう。

今季1軍ではわずか4試合の登板に終わった山内ですが、
やはり初先発となったハマスタでの
『強制送還』の印象が強く残ってしまいましたね。
ただ小林コーチによると、目に見えて成長が見られるとのこと。
「(来季は)競争の輪の中に入ってくるだろう」のお言葉を信じ、
背番号26の2年目の飛躍を期待したいと思います。

また公式サイトに、↓のようなものが。
ドミニカウィンターリーグ速報 vol.12008/10/22

ドミニカで武者修行を続ける、若竜たちの成績が掲載されています。
やはり投手の方が出番があるようで、
佐藤亮太(エストレージャス)は、開幕投手を務め、
川井(エスコヒード)も先発登板したようですが、今後の活躍やいかに。
野手陣の新井(エスコヒード)、前田(エストレージャス)、
藤井(リセイ)もチャンスを掴むべく、頑張ってほしいです!

2008年10月22日 (水)

逆襲第2章へ突入、竜巨クライマックス今夜開戦!

日本シリーズ出場権をかけたクライマックスシリーズ
セ・リーグの第2ステージが、今夜から幕を開けます。
第1ステージを勝ち上がった3位・ドラゴンズが、
リーグ覇者・巨人に挑戦する4戦先勝、6試合制のステージ。
昨季と同じ対戦ながら、巨人に1勝のアドバンテージ
この新方式がどう戦いに影響してくるのか。
この日、ナインは東京ドームでの決戦に備え、最終調整を行いました。

ドラゴンズトピックス(21日)

◇山本昌
<巨人とのCS第2ステージ第1戦の先発が濃厚。
この日は、神宮球場室内練習場で
ブルペン登板やランニングなどで最終調整。
程よい緊張感をにじませ、大一番への決意を静かに話す>
「いよいよ、という感じだね。しっかりやります。
今年はシーズンでも(巨人戦に)けっこう投げていますし、
東京ドームでも何度か投げている。イメージはできているよ」

<ポストシーズン初勝利を誓う。
現役通算204勝を誇りながら、ポストシーズンは
過去5試合(すべて日本シリーズ)に登板し、0勝4敗。
不名誉な記録は十分意識している。
今季3勝1敗、防御率2.50と好相性の巨人戦で
自らのジンクスをはね返し、弾みをつけたい>
「未勝利? そうだね。何とか勝てればいい。
気にはしてないけど、早く勝ちたいよね。やっぱり。
クライマックスシリーズで勝てれば悪い流れが変わる」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋名タイデイリー

◆朝倉健太
<右腕の血行障害から復帰し、
フェニックス・リーグに参加していたが、この日1軍に合流。
第2戦先発が予想されるが、自信ありげに>
「とにかくしっかりやるしかないです」
中スポスポニチ名古屋

◆小笠原孝
<フェニックス・リーグで手応えをつかんでの1軍合流に>
「よくなってきました」
中スポ

◆山井大介
<今季右ひじ痛に悩まされてきたが、ついに1軍合流。
フェニックス・リーグでは救援で6試合に登板し、1失点(自責0)と復調。
MAX147キロも計測し、得意のスライダーにもキレが戻った。
合流に笑顔をのぞかせ、活躍を誓う>
「間に合ってよかったです。
体はもう大丈夫。スタンバイOK。
もっと早く投げたかったけど、出番がくればやるしかありません」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇川上憲伸
<24日の第3戦先発が予想される。
第1ステージ突破を決めた20日はベンチ入りせず、
ナインの戦いに声援を送っていた>
「試合は(テレビで)見ていました」

<この日練習に参加。第2ステージでも好投を期待されるが>
「体調は普通ですよ」
中スポ


◇タイロン・ウッズ
<東京・神宮室内練習場での調整後、
CS第1ステージ突破のヒーローが、巨人投手陣に宣戦布告。
ストライク勝負を要求。阪神・藤川との名勝負を、
第2ステージの敵地でも再現するつもり>
「藤川との勝負みたいなのが東京ドームでもできたら、
エキサイティングだよ。巨人はいい投手ばかりなんだから、
逃げずにどんどん真ん中に投げてきてくれ!」

<この日、主力のほとんどが打撃練習を免除されていたが、
新品のバットを使い、予定になかったマシン打撃を敢行>
「いい感じを忘れたくないからね」

<そもそも東京ドームが得意。
京セラドーム大阪よりも、一発を決める可能性は高い。
となると、厄介なのが四球覚悟のボール攻め。
相手が最も嫌がる作戦に出てくることも予想できるが、
こう言って不敵にニヤリと笑う>
「でも、四球だって構わないよ。
なぜなら、オレが歩けば(後に続く)和田と中村紀洋が熱くなる。
彼らが絶対に打つよ。ソロより2ラン、3ランの方が効果的だろ? 
さあ、巨人はどっちがいいのかな」
中スポ

◇谷繁元信
<阪神との第1ステージでは9打数無安打。
主力でただ1人打撃練習に参加し、苦笑い>
「オレだけ打ってないんだから仕方ないだろ」

<もっとも、打撃よりも注目されるのがリード面。
今年の巨人について昨季との違いを分析。
多彩な攻撃が出来る打線を警戒する>
「1番に鈴木尚広、4番にラミレスが入って去年と変わった。
一発のある打者が多いけど、足も絡めてくるから。
つなぐことができるし、一発もあるし、やはり怖い。
(警戒する選手については)全員だね」
中スポスポニチ名古屋

◇荒木雅博
<第2ステージを控え、選手会長が初戦必勝を誓う>
「短期決戦は初戦が大事です。何としても取りたい」
中スポサンスポ

◇小池正晃
<イ・ビョンギュがスタメンを外れた場合の代役候補。
この日は室内フリー打撃でしっかりとバットを振り込む。
20日の試合にイ・ビョンギュの代役で出場したが、
初のCS出場にも落ち着いている様子>
「気負いはないです。楽しんでできればいいと思っています」
中スポ

◇平田良介
<20日に守備固めで右翼を守ったが、
この日の室内フリー打撃では、鋭い打球を飛ばし>
「バッティングの感じは悪くはないです」
中スポ

◆中村一生
<前日までフェニックス・リーグに出場。
イ・ビョンギュの負傷を受け、東京入りを命じられたのは20日の夜。
一夜明け、宮崎からやって来たが、突然の『空輸』に>
「びっくりしました」

<8月28日以来の1軍合流。緊張気味に話し>
「出場選手登録はされないかもしれないですけど、
自分にできる準備はしっかりやっておきたいです」
中スポ

◇高代野手総合チーフコーチ
<CS第1ステージ第3戦で右手に死球を受けた
イ・ビョンギュの現状に説明。手首の打撲だけで済んだようで>
「ビョン(イ・ビョンギュ)は打撲。
大丈夫だと聞いている。明日の出場は明日の様子を見てから。
本人に聞いてみないと分からないが、大丈夫じゃないかな。
練習にいない? きょうは出たい人が出る、という練習だから」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋


◇落合監督
<神宮室内練習場での練習を穏やかな表情で視察。
打撃練習を免除されていた和田、森野と座り込んで
野球談議に花を咲かせるなど、リラックスムードを貫く。
帰り際、報道陣に対しては質問を受けつけず>
「きょうは(報道陣への対応は)休み!」

<20日の阪神戦で死球を受けて負傷交代した
イ・ビョンギュの状態については>
「よくわからない」

<公式談話>
「ある程度このメンバーでやってきた強みはある。
(右手首を痛めた)イ・ビョンギュがどういう状態かで考える。
(巨人のアドバンテージは)関係ないんじゃない?」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン


【ドラゴンズ・ポストシーズンの日程】
<クライマックス・セ 第2ステージ>
10月22日(水) 対 巨人 (18:00・東京ドーム)
10月23日(木) 対 巨人 (18:00・東京ドーム)
10月24日(金) 対 巨人 (18:00・東京ドーム)
10月25日(土) 対 巨人 (18:00・東京ドーム)
10月26日(日) 対 巨人 (18:00・東京ドーム)
10月27日(月) 対 巨人 (18:00・東京ドーム)
10月28日(火)、29日(水) (予備日)
(1位球団・巨人にあらかじめ1勝のアドバンテージを与え、
アドバンテージを含め先に4勝した球団を勝者とする。
引き分けを含んで勝敗数が並んだ場合は巨人が勝ち上がる)


2勝1敗で阪神を下し、第1ステージを突破したドラゴンズ
中1日を置いて、再び決戦が始まることになりますが、
この日ナインは、午前中に大阪から東京へ移動し、
午後から神宮球場の室内練習場などで約1時間半の練習を。
第1ステージ第3戦で右手を打撲したイ・ビョンギュ
さらにひざなどに不安がある井端が、
大事を取って休んだ以外は、主力組も全員参加。
しかし打撃練習を行わず、ランニングやキャッチボールなど
体を動かす程度の軽めの調整に終始したもよう。
いつもは無表情の落合監督も、練習を穏やかな表情で視察。
この日宮崎から合流し、練習前のあいさつにきた
小笠原、山井、朝倉の3投手を笑顔で迎えると、
和田、森野と座り込んで野球談議に花を咲かせるなど、
終始リラックスムードだったようです。

昨年に続いて、敵地・東京ドームで
リーグを連覇した巨人との対戦となりますが、
注目の初戦先発が予想されるのが、ベテラン・山本昌
この日は、神宮室内練習場で最終調整。
キャッチボール、ブルペンでの投球練習に、
ランニングなど、すべてのメニューを消化。
満を持しての登板に向け、しっかりと調子を整えたもよう。

当初は第1ステージ第3戦の先発が
濃厚とされていた昌さんでしたが、
ふたを開けてみれば、何と吉見の先発。
首脳陣巨人との第2ステージを見据え、
あえて温存したところを見ると、
おそらく初戦に投げてくることで、間違いはないでしょう。
それもこれも、やはり巨人との好相性から。
今季6試合に先発して、3勝1敗、防御率2.50
東京ドームでも3試合で1勝0敗、防御率1.04と好成績
また通算でも史上3位の40勝を稼いでいるGキラーだけに、
強力打線への恐れは、全くなし。
今月4日、チームの3位を確定させたゲームでも、
リーグ最多勝のグライシンガーと堂々投げ合い、
7イニングをわずか1失点に抑え込む好投。
今回もその再現をと、望みたいものです。

そんな昌さんですが、登板する上で、
ややマイナス要素となっているのが、
「ポストシーズン未勝利」ということ。
1988年、西武との日本シリーズ第3戦に先発し、
6回途中4失点で敗戦投手となって以来、
通算5試合に登板し、0勝4敗と白星なし。
さらに昨季は不調でポストシーズンに登板できず、
未だに「短期決戦に弱い」というレッテルが貼られているのも現状。
昌さん本人も、200勝以降の目標を
「日本シリーズ初勝利」とするぐらい、記録を意識。
初登板となるクライマックスシリーズで、
そのジンクスを跳ね返せるかも、注目となってくるでしょう。


ついに出番。そもそも一昨年までの
セ・リーグでは、
日本シリーズしかなかった
ポストシーズン
それも何年かに1度しか
出られないものでしたし、
そんなに気にすることも
ないかとは思いますが、
200勝を達成している
大ベテランとしては、
できるだけ早く勝っておきたいと
いうところなのでしょうね。
しかし今季はそれまで苦手にしていた
交流戦でも白星を挙げていますし、相手は勝手知ったる巨人
それ以上にあるのは、24年という「経験」。
普段通りの投球さえできれば、問題はないのでは。
ただ気になるのは、CS初登板ということ。
第2戦はチェンが緊張し、第3戦は野手陣がガチガチになった。
そういう大舞台なだけに、ベテランながら
時に若手みたいなところもある昌さんだけに、
心配な部分もないとはいえないでしょう。

それでも実際、マウンドに立ってしまえば、
そんなことはすべて吹き飛んでしまうもの。
勝負を大きく左右する初戦を託されているだけに、
とにかく立ち上がりだけには気をつけて、
できるだけ落ち着き、味のある投球を見せてほしいものですね。
そして強力な巨人打線を封じ込み、
ステージの主導権を掴めるよう、導いてもらいたい。
日本シリーズへは、ベテランの力なくしては進めません。
ぜひとも積み重ねた経験実績を生かして、好投を期待。
そして待望のポストシーズン1勝をこの手に掴んでもらいたいです。


またこの日、投手陣に朗報が!
故障と不調で、第1ステージのメンバーには入らず、
宮崎・フェニックス・リーグで調整を続けていた
小笠原、朝倉、山井の3投手がこの日、1軍に合流
これにより、投手陣の層により厚みが帯びることとなりました。
フェニックス・リーグで調子を上げていることもあり、
登録されたままだった小笠原に加え、
朝倉、山井も、近日中には登録されることになりそう。
さらに朝倉においては「谷間」となる
あす23日の第2戦の先発候補としても、その名が挙がっているようです。


昨季の巨人とのCSといって
思い出されるのが、やはり『初戦先発・小笠原』。
ファン、報道陣はおろか、
相手の巨人サイドまでを大いにだまし、
ステージの主導権を大きく握ったともいえる大サプライズ
この時期に、その小笠原を含む3投手が合流したことで、
今季もその再現があるのかも注目されています。

この日、その『フェニックス組』
揃ってランニングなどで汗を流したようですが、
果たしてこのなかから2戦目の先発はあるのでしょうか。
ただ山井は復帰後、ずっと中継ぎでの登板でしたし、
小笠原は、19日のフェニックスリーグで6イニング投げている。
一番可能性があるとしたら、朝倉じゃないかなと。
ただその朝倉「素直に」使ってくるのか。
中3日でのチェンや、清水昭信という線もないとはいえませんし。
ただ対する巨人も、中日戦5敗と相性の良くない
内海を正攻法で使ってくるのかわかりませんので、
両軍の投手起用が注目されるところ。
それ以上に、起用うんぬんよりも、朝倉、山井、小笠原の3投手が
『秘密兵器』たる力を発揮できるのかが、カギ。
大炎上した中田の二の舞にならぬよう、頑張ってほしいです。


昨季の5試合から6試合に変わったうえ、
1位の巨人に、あらかじめ1勝のアドバンテージ
その前提で、4勝しなくてはいけない新方式でのステージ。
巨人戦に相性の良い昌さんを温存できたり、
4番に復帰したウッズが劇的弾を放ち、
調子を上げてきているなど、好材料はあるとはいえ、
やはり厳しい戦いとなってくるのは確か。
そんな決戦を勝ち抜くためには、
ぜひとも初戦を取っておきいところですね。
そうなれば実質1勝1敗のタイとなり、
不利という部分もいくらかは消える。
そして今季14勝10敗と、好相性の相手だけに
以降は落ち着いた戦いもできてくるのではと思われます。
もちろん勢いにも乗れますし、必ず取りたいところ。

ファンとして望むのは、もちろん昨季の再現
まあ一気の4連勝は難しいにしても、常に主導権を握り、
戦いを優位に進め、そして日本シリーズへの道を切り開く。
ここまで来たら、3年連続でファイナルまで進んでほしい。
そこへ進むリスタートとなる今夜からの第2ステージ
ドラゴンズナインのさらなる奮闘に期待しています!


若竜トピックス(21日)

◆フェニックス・リーグ
北海道日本ハム-中日
(21日・サンマリンスタジアム宮崎)
  002 300 020 =
  000 100 101 =
[D本] 田中、中村公治(2ラン)
[D投] 樋口、中里
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
3回、北海道日本ハム先発・八木から、
先頭・田中が左越えに先制のソロ本塁打を放つと、
澤井四球、中前打で無死一、三塁から、柳田の犠飛で追加点。
4回、中村公治左越え二塁打と、福田の左前打で無死一、三塁。
続く中川が倒れたものの、堂上直倫の内野ゴロの間に1点。
さらに2死二塁から田中の右中間適時二塁打、
澤井にも右中間二塁打が飛び出し、この回合計3点を奪う。
先発・樋口は、立ち上がりから直球のキレ良く3回まで無安打。
しかし4回ウラ、安打、四球、安打で無死満塁のピンチ。
佐藤吉宏の犠飛で1点を失ったが、後続を断ち最少失点で切り抜ける。
7回ウラ、村田和哉に適時二塁打を喫し、2点目を追加されたが、
8回、中村公治にダメ押しの2点本塁打が飛び出し、7-2。
9回、2番手・中里中田翔の適時打で1点を失ったが、7-3で勝利。
公式サイトより)


○樋口賢
<フェニックスリーグ・北海道日本ハム戦に先発し、
プロ入り後最長の8イニングを、8安打2失点に抑え、
2年目の来季につながる投球を披露>
「最後の最後でいい経験ができた。
投球フォームもよかったと思うし、コースにも投げられた」

<中田翔との同級生対決では、4打席目こそ左飛に打ち取ったが、
それまでの3打席は連続四球と中前打と完敗しガックリ>
「楽しみにしていたけど情けない…。力んじゃいました」
中スポ

○田中大輔
<3回に左翼席中段への先制のソロを放つなど、
3打数2安打2打点の活躍。完ぺきな当たりに>
「練習でも打ったことのないいい当たりでした」

<4回には2死二塁から右越え適時二塁打で
今リーグ初のマルチ安打を記録>
「残り2試合、出たら続けられるようにしたい」
中スポ


宮崎でのフェニックス・リーグも、いよいよ最終クール
サンマリンスタジアム宮崎での北海道日本ハム戦は、7-3と勝利。
先発した高卒ルーキーの樋口が、
プロ入り最多となる8イニングを投げ、8安打5四球2失点と好投。
4回以降、再三ピンチを招きながらも、要所を凌ぎ
約3カ月ぶりの先発となった今季最後となる登板で、
来季への手応えを掴んだようです。

キャンプ中に一時脚光を浴びた樋口でしたが、やはりルーキー。
様々なプロの壁というものにも当たったことと思います。
それでも最後を好投で締められたのは、良かったですね。
今後は秋季練習などでさらに力を付けていくと思いますが、
さらに持ち味でもあるストレートを磨き、
来季こそは1軍へ上がれるよう、鍛錬を続けてもらいたいです。

2008年10月21日 (火)

ウッズ劇勝弾吉見大好投、竜CS第2ステージ進出!

1勝1敗のタイで迎えた3位・ドラゴンズ
2位・阪神のクライマックスシリーズ第1ステージ。
決着を付けるべく迎えた京セラドーム大阪での第3戦は、
吉見、岩田の両先発による息詰まる投手戦に。
ともに合い譲らぬまま、0-0で迎えた9回、
阪神2番手・藤川を攻め、2死三塁から
ウッズが左中間席へ運ぶ豪快な決勝2ラン
力勝負を制すると、その2点を岩瀬が守り完封勝ち
通算成績を2勝1敗としたドラゴンズが、第1ステージを突破。
リーグ1位の巨人と対戦する第2ステージ進出を決めました!

◇クライマックス セ 第1ステージ
阪神-中日 第3戦
(20日・京セラドーム大阪 | 中日2勝1敗)
33021人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 吉見(1試合1勝)
[S] 岩瀬(2試合2S)
[D本] ウッズ2号2ラン
[Dバッテリー]
吉見、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
粘り勝ち 第2シリーズ進出を完封勝ちで決めた
9回に登板の抑えのエース・藤川につけ込んだ。
先頭、代打・立浪が中前打。
送りバントと暴投で代走・英智が三塁まで進み、
ウッズが左中間へ決勝の2ランを放った。
試合は吉見岩田の投げ合い。
ミスが続出した雑な展開の中、
吉見は8回まで踏ん張り、岩瀬につなげた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
勝てば第2ステージ進出、負ければそのままジ・エンド
泣いても笑っても、それが決する大一番となった第3戦。

阪神先発は、今季中日戦3勝負けなしの左腕・岩田
ドラゴンズは、初戦、2戦目と同じスタメンで臨んだが、
初回、いきなりその1人が欠けてしまうことに…。

先頭、イ・ビョンギュがこの日は初球を見逃すと、
カウント2-1からの5球目、内角高目のシュートが右手首付近を直撃
悲鳴を上げその場に倒れ込んだビョンは、そのままベンチに退き治療。
しかし出場不可能と判断、代走に小池が送られる。
ゲームが再開され、続く荒木が送って二塁へ。
大事な一戦、いかに先制点を奪うことができるか。
しかし森野がカウント2-2からの5球目、
内へのシュートに空振り三振に倒れると、
続くウッズもフルカウントから、外へのシュートに空振り三振。
前夜ともに一発を放った主軸が倒れ、先制機を逃す。

一方、ドラゴンズの先発は、
大方予想の山本昌ではなく、もう一方の予想にあった吉見
今季阪神戦は、5試合に登板し0勝1敗、防御率2.57。
12日のスカイマーク以来、中7日での登板となったが、
立ち上がり、先頭・赤星に粘られた末、
内角低目のストレートをレフト前に落とされると、
続く関本の初球に二盗を決められ、一気に得点圏へ。
関本はバントを失敗したものの、右への進塁打で赤星は三塁へ。
そして迎えるは、新井、金本のクリーンアップ。
最初の試練となった吉見だったが、
力む新井を外へのスライダーで遊ゴロに打ち取ると、
続く金本も外へのフォークでショートフライに打ち取り、3アウト。
いきなりのピンチを、落ち着いて凌いだ。

2回、先頭・和田の当たりは、ボテボテの三塁ゴロ。
しかしサード・関本からの一塁への送球がハーフバウンド。
一塁・新井がこぼしてしまい、エラーで出塁する。
硬くなってのミスから得たチャンス。
しかし中村紀洋が外角低目のシュートを打たされ、4-6-3のダブルプレー
続く井端が詰まりながらもセンター前に運んで出たものの、
谷繁が三塁ゴロに倒れ、この回もゼロに終わる。

2回ウラ、先頭・鳥谷は強い当たりの二塁ゴロ。
これを荒木が好捕し止めたものの、送球が悪くウッズが後逸。
ミスからのランナーとなると思いきや、
谷繁が、素早くバックアップして、一塁へ送球。
フェアゾーンにオーバーランした鳥谷が戻れず、タッチアウト。
大事な一戦という意識が強すぎるのか、
両軍ともに野手の動きが硬く、思いも寄らぬミス連発となる。

3回、先頭・吉見の打球はボテボテの投ゴロ。
しかしランナーが重なったか、
岩田からの送球を新井が捕れずに後逸。
またもや相手のミスにより出塁したが、今度はドラゴンズ手痛いミス
続く小池の送りバントはキャッチャー正面。
しかし矢野がこれを素手で掴むと、そのまま二塁へ送球。
2-6-4と渡ってしまい、ダブルプレー
2イニング連続の併殺となり、岩田を助けてしまう。

続く4回もクリーンアップからの攻撃ながら、
先頭・森野が中飛に倒れると、ウッズは四球を選んだものの、
和田が初球、外へのシュートをひっかけてしまい、遊ゴロ。
6-4-3と渡って、またもやダブルプレー…。
3イニング連続かと思いきや、判定は際どいながらもセーフ
それでも続く中村紀洋が空振り三振。
毎回走者こそ出すものの、またしても得点を奪えず。

一方、吉見も3回ウラ、このゲーム初めて三者凡退に抑えると、
続く4回も、新井、金本、鳥谷と3者連続内野ゴロに取り、無得点。
両先発がともに踏ん張り、ゲームは投手戦の様相に。

5回ウラ、先頭・葛城を外一杯のストレートで
見逃し三振に取った吉見
しかし続く矢野が三塁方向へ意表をつくセーフティーバント。
吉見が掴むものの、一塁への送球がワンバウンド。
ウッズがこぼしてしまい、久々にランナーを出してしまう。
自らのミスによる動揺が心配されたが、この日の吉見終始安定
続く平野を外へのフォークでセンターフライに打ち取ると、
岩田に初球を叩かれるも、センター・森野の守備範囲で3アウト。
しっかりと凌ぎ、無失点のまま前半を折り返す。

好投を続ける吉見を援護したいドラゴンズ打線
しかし岩田翻弄され続けるありさま。
6回はトップからとなったものの、あっけなく三者凡退に終わると、
続く7回は、4番・ウッズからの好打順。
しかし初球スライダーを叩き、遊ゴロに倒れると、
和田も外へのシュートを打たされ、ボテボテの遊ゴロ。
中村紀洋に至っては、真ん中低目のシュートに空振り三振。
3イニング連続の三者凡退に終わり、突破口さえ見いだせなくなる。

ゲームが終盤にさしかかり、
1点勝負の趣きとなってきたが、両投手が依然として好投
かたや吉見が、7回ウラ、2死から葛城に三遊間を破られ、
2回の矢野以来のヒットを許したものの、
続く平野を外へのフォークを引っかけさせ、三塁ゴロ。
きっちりと凌いでゼロを重ねると、
一方の岩田は8回、1安打の井端を遊ゴロに打ち取ると、
谷繁右飛、吉見二塁ゴロと、落ち着いて三者凡退。
問題なしの投球を続け、こちらも無失点
ゲームの結末が見えぬまま、8回ウラを迎えることに。

7回を投げ終え、わずか82球。
無四球ということもあり、省エネ投球を続ける吉見
下位打線からの攻撃となった8回ウラも、
先頭・平野にセーフティーバントを敢行されるも、
荒木が素早い反応を見せ、二塁ゴロで1アウト。
続く岩田の代打・桧山も早々追い込み、
外角低目のフォークで空振り三振を奪い、2アウト。
会心の投球に自らガッツポーズも出たものの、
続く赤星に、内へのスライダーを叩かれると、
ライト線を抜けていくツーベース。
ライトが追いつき、一旦二塁へ止まった赤星だったが、
カットに入った荒木から三塁への送球が、何と悪送球に。
中村紀洋がレフト方向へ弾く間に、赤星は一気に三塁へ。
大事な局面でやってしまった中継ミス
京セラドーム内の阪神ファンは、この日一番の大盛り上がり

そんな向かい風のなか迎えるは、得点圏打率.378の関本
ここで落合監督がマウンドへ。
バッテリーに、内野陣に声をかけ指示を与える。
続く新井が当たっていないだけに、
関本を歩かせる策もあったが、バッテリーは勝負を選択。
初球、外へのスライダーでファウルを打たせると、
2球目は内角高目へ食い込むシュート。
これに手を出し打ち上げてしまった関本
二遊間に上がったフライを、井端がガッチリ掴んで3アウト。
三塁に赤星が残塁。渾身の投球この日最大のピンチを凌いだ。

岩田に代打が送られたことで、阪神は投手交代。
9回、2番手としてクローザーの藤川がマウンドへ。
サヨナラを目論み、最高の投手を投入する。
ところが、岩田を打ちあぐんでいた打線にとっては、これが幸い。
ドラゴンズベンチも勝負をかけ、
先頭・小池に代えて、切り札・立浪を起用すると、
その立浪が期待に応え、カウント1-0からの2球目、
外角低目のフォークをうまく拾い、センター前へのヒット。
ベテランならではの一打で、突破口を開く。
代走に英智が送られると、荒木が初球きっちり送って二塁へ。
さらに続く森野の初球に、信じられないバッテリーミス
真ん中低目のカーブがワンバウンドし、矢野が後逸。
ワイルドピッチとなったと思いきや、
ボールは審判のプロテクターに当たって、森野の足下周辺に。
ところがこれを矢野が見失ってしまい、周囲をきょろきょろ。
そのスキを突いて、英智が一気に三塁を陥れる。
土壇場9回にようやく訪れた得点のチャンス
阪神ベンチは守備固め、二塁に藤本を入れ、平野をライトへ。

犠牲フライでも1点というおいしい場面。
2試合連続本塁打の森野に大きな期待がかかったが、
カウント2-2からの5球目、真ん中高目、
つり球のストレートに力負けしてしまい、浅い二塁フライ
外野に運べず、2アウトとなってしまう。
そして迎えるは、4番・ウッズ
虎のクローザーVS竜の主砲
昨季もあった力と力の勝負が、大一番の土壇場で再現
しかし力みもあるのかボール先行、0-3としてしまう藤川
そのまま勝負を避けられるかと思いきや、
4球目、外角高目のストレートにハーフスイング。
1ストライクを取られると、続く5球目、
外へのストレートが止めたバットに当たってファウル。
あっという間にフルカウントに。
ここまでの5球は、すべてストレート
これこそが藤川の一番の武器でもあるが、
その一方でフォークなどの変化球で交わすことも十分に可能。
ウィニングショットが果たしてどちらか、
一方、それをウッズが仕留められるか否か。
注目の6球目、投じたのは150キロ、真ん中高目のストレート
振らせよう投げ込んだ渾身の一球に、ウッズが見事に反応!
完ぺきに捉えて振り抜くと、まさに打った瞬間という打球は
阪神ファンが陣取る左中間スタンド2階席へ突き刺さる2ランに!(2-0)
打った瞬間、バット片手にバンザイ
静まりかえる中、右手人さし指を高く突き上げ、
余韻にひたるようにゆっくりとベースを回ったウッズ
一方、両ひざに手をつき、打球の行方をぼうぜんと見送った藤川
力と力の勝負の結末は、そのままゲームの行方をも決定。
ついに0-0の均衡が破れ、ドラゴンズ『2』の文字が点った。

2点リードで迎えた9回ウラ、
マウンドにはもちろん背番号13、守護神・岩瀬
初戦に続き、2試合目の登板。
クリーンアップとの対戦となったものの、この日も冷静な投球
先頭・新井を内へのスライダーで一塁ファウルフライに取ると、
続く金本も外角高目のスライダーで力のないセンターフライ。
あっという間に2死を奪うと、最後は鳥谷をカウント2-1からの4球目、
真ん中高目のストレートで、空振り三振に斬ってゲームセット!

息詰まる投手戦を制し、主砲の値千金弾
勝利を掴んだのはドラゴンズ
今季苦しめられた阪神に最後の最後で雪辱を果たし、
対戦成績2勝1敗で、CS第2ステージ進出も決定
まさに紙一重の結末ではありながらも、決戦を制した落合竜
1位の巨人が待つ東京ドームへと、戦いの歩を進めることとなった。


いろんなことはさておき、
とりあえずは、中日ドラゴンズ
クライマックスシリーズ第2ステージ進出、
本当におめでとうございます!

まさに勝つことのみが、次へ進むための条件。
序盤からかなりの緊張感が漂い、
硬さがそのままプレーに出てしまう始末。
かたや投内連係でポロポロボールをこぼし、
もう一方で、再三併殺を繰り返すなど
ミス連発で決して褒められる内容でなかった部分もありますが、
どちらも「負けられない」という気持ちがいっぱい。
人間がプレーしているんだということを
いつも以上に感じたゲームとなりました。

それにしても、吉見-岩田の両先発が
まさにシーズン最高の投球をして、全く寄せ付けず。
終盤まできれいに0が並ぶという見事な投手戦
途中、何度もやられると思いましたし、
その一方で打線に歯がゆさを感じたりと、気持ち的に起伏の連続
イニングが進んで行くにつれ、このままならおそらく
0-0のまま、延長12回ドローで逃げられてしまうのでは。
終いにはそんなことまで頭がよぎってしまいました。

ゲームを分けたのは、やはり8回ウラ
ここまでわずか2安打に抑えていた吉見
2死から赤星にライト線へのツーベースを許し、
そのうえ、中継ミスがあって、一気に三塁へ。
「ミスした方が負ける」。
その典型的なプレーが大事な場面に出てしまったことで、
これでやられてしまうと思いましたが、
よく吉見が踏ん張ってくれたなと。

すごいぞ吉見! 『天王山』の先発に
抜擢された3年目右腕
今季10勝を挙げているとはいえ、
緊張してもおかしくない状況。
当初それをかなり心配しましたが、
それを見事に覆し、
お釣りが来るほどのナイスピッチング
相手が岩田だったということも、
良い方に作用したようですが、
「絶対に先に点をやらない」という気持ちが、
中盤以降は随分こもっていたうえ、ボールにがありましたね。
8回のピンチも、これまで同様の投球を
そのまましてくれと願っていましたが、
変わることなく、関本を内角高目のシュートで料理し。
まさにチームを救ったとも言えるナイスピッチ。
この投球があったからこそ、勝利が掴めたのだと思いました。

一方、打線の方は8回までわずか1安打。
中盤以降は、チャンスの糸口さえ見いだせず、
岩田いつも以上に苦しめられましたが、
9回、その岩田代わってくれたことが大きかったですね。
おそらく藤川が来るのは承知の上でしたが、
代わってくれたことで、逆にやりやすくなるなと。
その上で出たのが、代打・立浪のセンター前。
それを実証してくれたことで、これは行けると感じました。

さらに荒木の犠打と相手のバッテリーミスで、英智が一気に三塁へ。
ミスしてはいけないところで、相手にミスが出た
これで一気に決めてくれると期待しましたが、
森野は釣り球に引っかかり、浅い二塁フライ。
2死となってしまい、ちょっとヤバイかなと…。
それでも頼れる主砲がやってくれましたね。

やっぱり4番はタイロンだ!当初カウントが0-3になったときに、
歩かされるかなと思いましたが、
フルカウントまで持ち直し。
おそらくフォークが来るんだろう、
振らされると思いましたが、
ここは藤川の性格が、
勝負のあやとなりましたね。
三振を取ろうと、
高目に投げ込んだ渾身のストレート
これをストレート狙いのウッズがジャストミート!
見事な集中力によって放たれた一発に、
思わず打った瞬間、「行ったあ!!」と叫びましたし、
さすがウッズ、これぞ『4番の一撃』だなと。
ドラゴンズの4番は、やはりタイロンだろと再確認するとともに、
勝利を、そして東京進出を確信した、大きな一発。
岩瀬が3人でピシャリと抑え、ゲームセットとなった後は、
まさに気分爽快となりました。

今回の第1ステージ、本当にしんどい3試合となりましたね。
全く負ける気がしなかった昨季と比べて、
今季は2戦目に嫌な負け方での黒星。
『天王山』といえる第3戦にかかる比重というものは、
これまで以上にかなり大きかったのでは。
まあ相手にそれほどの余裕がなかったところにも、助けられましたが、
それでも、ここぞで選手いつも以上の力を発揮し、
少ないチャンスをしぶとくモノにして勝ち上がる。
これこそやはりドラゴンズの『底力』と言えるでしょう。
おそらく巨人にとっては、嫌なイメージとなるでしょうし、
こういう勝ち方で上がったことが、次のステージを戦ううえで、
逆にプラスになるのではと思います。


間髪入れず東京に移動し、あす22日からは
東京ドームで、リーグ1位の巨人との第2ステージが始まります。
相手に1勝のアドバンテージがあるなかで4戦先勝での6試合制。
昨季以上に厳しい戦いとなってくるのは間違いないでしょう。
ただドラゴンズとしては、失うものもないですし、
今回は良い意味で『気楽』に戦ってほしいものですね。
おそらく巨人はその選手層の厚さから、
様々な選手を起用してくることと思われるうえ、
連戦してきたドラゴンズナインの方が、現状疲労度が高いのでは。
ただ苦しかった第1ステージを紙一重ながら突破し、
上がってきた勢いというものは、やはり強力
さらに阪神と違い、今季勝ち越し、苦にしなかった巨人相手
初戦、2戦目辺りまでは、手探りとなりそうですが、
それ以降は良い戦いになってくるのでは思います。
とにかくこちらはチャレンジャー、当たって砕けても問題なし。
その上で巨人を破ってくれたら、うれしさこの上ないもの。
とりあえず、ドラゴンズの戦いはまだ続いていきます。
そのハードルは、さらに高くなりますが、
ぜひとも再びナゴヤドームで戦えるよう、頑張ってほしい。
あすからの第2ステージも大いに期待したいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(20日)

◎タイロン・ウッズ
<9回2死三塁、左中間席へ運ぶ豪快な決勝2ラン>
「(ナイスバッティングでした)
(日本語で)アリガトウゴザイマシタ。
(自分のバットで試合を決めた気持ちを)
気分は最高ですね。
そしてまた次の戦いができますので、気分は最高です。
(藤川との一騎打ち、どんな準備、考えで打席へ)
藤川投手はみなさんもご存じの通り、良い投手です。
ましてやストレートは良いボールなので、
ストレートを待っていました。
そしてそのストレートを強く打つことができました。
(ボールが当たった瞬間の感触は)
いや、打った瞬間にもう入ると思いました。最高の感触です。
(巨人と戦うが、自身にとって巨人はどんな相手)
ジャイアンツはもちろん強いです。
でもウチらもリラックスして、勝ちたいと思います。
(期待しています)OK、ありがとうございます」


<藤川との力と力の勝負を制し、
決勝2ランの余韻を味わいながら、悠々とダイヤモンドを1周。
己を信じ、敵まで信じ、絶対に速球しかないとわかっていた>
「こんなゲームは経験ない。
藤川はストレートが一番の武器。
それ以外で勝負したら彼に悔いが残るはず。
そう思って、ストレートを待っていたんだ。
だってそうだろ? 藤川は速球が一番いい球の投手なんだ。
もし2番目の球を投げて打たれたら必ず悔いが残る。
だから、真っすぐを投げ込んでくるんだよ。
打った瞬間、入ると確信したよ。
負けて帰りたくなかったから、最高の気分。
オレにとっては今までにないベストゲームだ」

<シーズン終盤は5番に降格。強がってみせたが、
いつしか頭部に円形脱毛症のような症状が現れていた>
「打順は関係ないよ」

<ポストシーズン開幕とともに生き返った主砲。
突然4番に戻した指揮官の思いも心に大きく響いていた>
「きょうの先発はヤマモトさん(山本昌)だと
思ったのに吉見だなんて。びっくりした。
『オチアイさん、やるな。クールだぜ』って思ったよ」

<岡田阪神に引導を渡し、あす22日から
リーグ王者巨人との第2ステージを迎える>
「これで東京に行ける。次も苦しいタフなゲームになるだろう。
巨人はとても強いチームだけど、絶対にうちが勝つ!」

<この日、ワールドシリーズ進出を決めた
タンパベイ・レイズの本拠地は、米国の自宅のすぐ近く。
劇的勝利に朝から興奮してしまった。笑いながら>
「タンパベイがワールドシリーズに出るなんて!
でも、試合はちょっとしか見られなかった。
だって今は自分のトレーニング優先だから。
きょう負けていれば(ワールドシリーズ)の応援に
行っていたかもしれないけど。
でも、日本一になれるチャンスだからね」
中スポサンスポ12スポーツ報知時事通信朝日新聞
毎日jp12スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


◎吉見一起
<安定した投球で8イニング4安打無失点の好投>
「(ナイスピッチングでした)
あ、ありがとうございます。
(この大一番で素晴らしい投球、振り返って)
そうですね、もう必死に投げたので、
あまり覚えてないですけども、勝ててよかったです。はい。
(何が良かったと思うか)
いやもう、自分のスタイルで、低めを投げるんだという
自分に言い聞かせて投げた結果が良かったんだと思います。
(同じ3年目、岩田との投げ合い。岩田はどのように見えたか)
いや、まあ、連絡を取り合う先輩なので、
意識したんですけども、一緒に投げ合えてよかったです。はい。
(クリーンアップを抑えたが、どんな準備、作戦で臨んだか)
いや、もう、連打だけは打たれないように思って、
あのう、低めに投げました。はい。
(3年目で10勝、そして大一番で好投。今年はどんな一年だったか)
いや、とても充実した一年です。はい。
(東京に乗り込むが、巨人戦どんな投球を)
えー、そうですね。えー、自分のスタイルをしっかり持って、
今日のような投球をできたらいいかなと思います。はい。
(関西・大阪出身、タイガースの分も巨人を叩きますように)
はい、頑張ります。ありがとうございました」


<重圧を『無視』する度胸で8イニングを零封。
球威、制球とも満点の見事な投球に胸を張る>
「いつも通り(試合に)入れました。
勝つか負けるかの試合だったので、悔いのない投球をしようと思った。
攻める気持ちと低めに投げる気持ちが結果につながったと思う。
負けたら終わりとかあまり考えず、ゴロを打たせて
アウトを積み重ねていこうと思った結果がよかったと思う。
連打は打たれないように低めに集めた。
今日はいろんな球種でストライクが取れた」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信朝日新聞毎日jp名タイ

○谷繁元信
<女房役は好投の吉見をほめちぎる>
「粘って粘ってよく抑えてくれた。
シーズン中盤で勝てなくて苦しんだ思いを、ここで出したんじゃないかな」

<自らも2回に好プレーを披露。
先頭・鳥谷が荒木の悪送球で出塁した瞬間、即座にバックアップ
オーバーランを見逃さずに一塁へ送球し、アウトに。
基本に忠実な動きで吉見をもり立て>
「できることはやる。それだけです」
中スポサンスポ


○立浪和義
<9回先頭、小池の代打で登場。
藤川の代わり端の速球をきれいに中前へ。
チーム2本目の安打を放ち、ウッズの決勝2ランをお膳立て。
何度も『よかった』を口にするほど興奮して>
「よかった。勝ててよかったよ。
T(ウッズ)がいいところで打ってくれたね」

<代打で第2戦に続く登場。
前日は三振に倒れたが、ただやられたわけではなく、
虎の守護神の軌道を鮮明に頭に刻み込んでいた>
「真っすぐを狙った。
きのう打席に立てたのが大きかったね。イメージができていたから」

<CS直前には腰痛に苦しみ、打撃練習を休んだことも。
そんな状況での大仕事。第2ステージにも意欲を見せて>
「せっかくいい形で勝ち進めたからね。
1試合1試合大切に戦っていきたい。
でも、個人的にはもう1回、だね。
1回? 1シリーズ1個、貢献していきたいね。
(第2ステージで)もう1本打てるようにしたい」
中スポサンスポ朝日新聞時事通信スポニチ名古屋

○英智
<9回、安打を放った立浪の代走として出場。
バントで二塁に進むと、森野の初球を
矢野が見失う間に、すかさず三塁を陥れる絶妙の走塁。
藤川にプレッシャーをかけ、ウッズの2ランをアシスト>
「こういう展開になったら出番があると思っていた。
練習しているプレーができた」
中スポ

○荒木雅博
<8回先頭の平野が二塁方向にプッシュバント。
吉見の脇を抜けた瞬間はセーフかと思われたが、
驚異的なダッシュを見せ、鮮やかにアウトに。
この日は珍しく2失策を犯してしまったが、
『経験値』を生かした守りでチームを救い>
「あのバントは今シーズン何回もやられている。
あそこでやられるわけにはいかなかった」
中スポ

○岩瀬仁紀
<9回をピシャリと締め、第1戦に続くセーブ。
昨年から続くCSでの連続セーブを6に伸ばす。
阪神のクリーンアップを完全に封じて、緊迫した試合に終止符を打ち>
「0-0なら9回はいかなかった。
リードした段階で出ていくことになってた。あの一発で流れがきたね」

<素晴らしい投げ合いの中、
緊張感いっぱいで登板準備をしていた。正直に心境を明かし>
「ホームランで気持ちにスイッチが入った。
あのままではきつかった。勝てるところで投げられてよかった」

<登板した2試合は危なげない投球を披露。
第1ステージを突破し、安堵感はあるが、喜びはない。
次の舞台は東京ドーム、第2ステージでもフル回転>
「まだまだ。喜べるのは日本一になったときだけ。
一つ一つ条件をクリアしていくだけです。
ぼくらに失うものは何もないんだから」
中スポサンスポ朝日新聞時事通信スポニチ名古屋

○高代野手総合チーフコーチ
<1回に岩田の投球を右手に受け、
負傷交代したイ・ビョンギュについて。
骨には異常はなく、22日のCS第2ステージ
巨人戦出場は今後の様子をみることに>
「大丈夫」
中スポサンスポ時事通信

◇チェン・ウェイン
<前日の第2戦、にクライマックスシリーズ初先発で黒星。
4失点KOされたショックはさすがに残っているようで>
「昨日は今年一番緊張しました。
プロ初登板くらい緊張しました。
あんなに緊張した試合は今年初めてでした。
抑えようという気持ちが強すぎたかもしれません」

<試合後は宿舎の部屋にこもり、
スコアラーから渡されたチャート表をじっと見つめていたという。
反省と悔しさで頭がいっぱいになり>
「真ん中ばかりでした。あれでは打たれるはずです」

<この日の試合前、キャッチボールでカーブばかりを
繰り返し投げる。第2ステージに気持ちを切り替え>
「打者にカーブを意識させることが
大切だとあらためて気付いたんです。
やり返すチャンスがあると思って頑張りたい」
中スポニッカン

○中田賢一
<前日の第2戦、中継ぎで大炎上。
チェン同様、宿舎でチャート表を苦悩のまなざしで見つめる。
ブルペンでの調子は悪くなかったが、
狙ったコースの反対に投げた結果の被弾。
この日は出場メンバーからも外され、激戦をベンチ裏で見守る>
「(鳥谷の)ホームランは逆球でした」
中スポ


◆原監督(巨人)
<CS第2ステージの相手が中日に決まり>
「キャンプからセ・リーグ連覇、日本一奪回を目標にやってきました。
対戦相手が明確になったことで、しっかりと準備をし、
22日からは全力で戦いたいと思います」
スポーツ報知時事通信毎日jp


○落合監督
<息詰まる熱戦を制し、CS第2ステージ進出を決める。
少し息を吐いた後に、1勝1敗で迎えた大一番を評して>
「これが本当の天王山だった。
勝つか負けるかしかないゲーム。
天王山で吉見がいいピッチングをしてくれた。
ある程度、ここ何年かで(大一番を)
経験している強みじゃないのかな。
負けたら後がない。われわれも腹をくくった。
選手もそういうところがあったんじゃないのかな」

<先発に起用した吉見について。
先を見据え、山本昌を温存したことを明かした>
「いい、悪いじゃない。
シーズン中も故障はあったけど、ゲームはつくっていた。
復帰してからの状態も悪くなかった。
先のことを考えちゃいけないんだろうけど、
きょうのゲームは(山本昌より)
吉見の方がいいというピッチングコーチの判断。
素晴らしいピッチングをしてくれた」

<9回、代打・立浪で動いた>
「あれ(岩田の交代)はオレでも動く。
あれだけのピッチャーをもっているわけだから。
動かざるをえないでしょう。岩田にしても、藤川にしても嫌だから。
立浪? 引き分けは負けですから。打てる手は打っていかないと。
一番から始まる。あそこしか勝負をかける展開はなかった。
よく応えてくれた」

<4番・ウッズが決めた>
「見応えあったでしょ? あれだけの抑えのエースと4番。
打つ、打たないは別としてこれが野球の醍醐味。
たまたま勝ち運が(中日に)合っただけで、阪神さんは強かった。
がっぷり四つに組んだというゲーム。
この試合に負けたら(今季は)阪神に負けっぱなしですから。
去年も言っていたけど、選手が(レギュラーシーズンで)悔しい思いをしている。
阪神には惨敗(6勝17敗1分け)していたから。
負けた悔しさがあったんじゃないか。
シーズン中は1回も3連戦で勝ち越してないんだから。
借金11もつくって、ずっと負けっ放しだったんだから。
その中で、今年一番のゲームをしてくれた」

<中1日をはさんで、第2ステージ・巨人戦。
結果的に総力戦は回避し、山本昌を温存できたが>
「巨人戦? 明日(20日)見て、
ビョン(右手首死球のイ・ビョンギュ)がどんな状態なのか。そこで考えます」
中スポ12サンスポ12スポーツ報知12
時事通信12朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋12ニッカン

2008年10月20日 (月)

チェン中田ダブル誤算、CS竜虎決戦最終章へ。

エース・川上憲伸の力投などで完封リレー
阪神に守り勝って、CS第2ステージ進出に王手をかけたドラゴンズ
迎えた京セラドーム大阪での第1ステージの第2戦
しかし先発・チェンが後がない阪神打線に捕まり、
初回、タイムリーと3ランで一挙4点を奪われてしまうと、
森野2試合連続弾で2点差に迫った6回、
3番手で起用された中田が被弾に2暴投の大乱調で3失点
若い投手が誤算となって大敗し、1勝1敗のタイに。
決着は第3戦に持ち越しとなってしまいました。

◇クライマックス セ 第1ステージ
阪神-中日 第2戦
(19日・京セラドーム大阪 | 中日1勝1敗)
33881人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] チェン(1試合1敗)
[D本] 森野2号 ウッズ1号
[Dバッテリー]
チェン、清水昭信、中田、齊藤、長峰 - 谷繁

【ゲームレビュー】
チェンが誤算 第3戦に勝負を持ち越した
立ち上がりにいきなり4失点。主導権を握られた。
関本、新井の連打で1死一、二塁から金本に先制打。
鳥谷に右へ3ランを許した。
6回には3番手・中田が3失点し、ダメを押された。
打線は森野が2試合連続のソロ本塁打を放つなどしたが、
先発・下柳を崩せなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 中田賢一投手
公式サイト共同通信社

【イニング経過】
打線組み替えが功を奏し、阪神に先勝したドラゴンズ
前日同様、森野、ウッズ、和田のクリーンアップ。
後がない阪神は、先発に今季中日戦3勝、防御率0.33の下柳を立てる。

その立ち上がり、先頭イ・ビョンギュ
初球、外へのシュートを積極的に叩くも、三塁正面のライナー。
この日三塁に入ったバルディリスに好捕されると、
続く荒木も二塁ゴロ、さらに森野が左に持って行くもレフトフライ。
大事な初回、3人で攻撃を終えることに。

一方、ドラゴンズ先発は、大方の予想通りチェン・ウェイン
公式戦最終戦以来、中6日での先発となったが、
立ち上がり1死から関本に初球、
内角低目のストレートをレフト前に運ばれると、
続く新井にも初球を叩かれ、三遊間のゴロ。
バウンド合わず、中村紀洋が弾いての内野安打となり、
1死一、二塁と先制のピンチを迎えてしまう。
ここで迎えるは、初戦ノーヒットの4番・金本
緊張もあってか、ボールが走らないチェンは、
カウント0-1からの2球目、
甘く外角低目に入ったストレートを弾き返されると、
センター前へと抜けていくタイムリー。(0-1)
二走の関本のスタートが遅かったものの、
中継した荒木がバックホームを躊躇し、先制点を奪われる。
なおも1死一、二塁と、ピンチが続くチェン
ここで食い止めておけばよかったものの、
動揺もあったか、続く鳥谷に対し、カウント0-1からの2球目、
135キロ、棒球気味のストレートが内角中寄りに。
思い切り振り抜かれると、打球は伸びてライトスタンドへ。
痛恨の3ランとなり、初回一挙4点を献上。(0-4)
前夜の0封から一転、波乱の幕開けとなってしまった。

4点を追うことになったドラゴンズ
2回、先頭・ウッズが初球、外角高目のシュートを叩くと、
打球は、ライトフェンスに向かって一直線。
しかしこれをライト・浅井がフェンスにぶつかりながらもキャッチ。
初回の流れそのままの好プレー下柳をもり立てたが、
4点を意識したのか、下柳の制球がやや不安定。
そこを突いて、和田が四球を選び、出塁すると、
中村紀洋もフルカウントからストレートを弾き返して、レフト前へ。
スタートを切っていた和田が三塁を陥れ、反撃のチャンス。
続く井端が初球、内へのスライダーを積極的に叩きつけると、
高いバウンドで前進守備のサードの頭を越えていくタイムリー!(1-4)
連打で繋いで、すかさず1点を返す。
なおも1死一、二塁と追加点のチャンスとなったが、
谷繁が真ん中低目のフォークを引っかけてしまい、5-4-3のダブルプレー
下柳の術中にはまり、反撃は1点のみで終わってしまう。

3回、先頭・チェンが初球を叩き、センター前へ抜けるヒット。
自ら突破口を開き、味方の援護を期待するが、
続くイ・ビョンギュが外角低目のスライダーに3球三振。
さらに荒木が外角低目のシュートを引っ張ると、ショート正面のゴロ。
6-6-3のゲッツーとなり、チャンスを潰す。

その後はボールが低目に安定しだした下柳
キラーに本来の投球をされてしまい、ドラゴンズ打線は沈黙。
4回、2死から和田が2打席連続の四球を選ぶも、
中村紀洋はフルカウントから抜けたフォークに空振り三振。
せっかくのクリーンアップも点差を縮めることができず。

一方、2回以降、徐々に落ち着いてきたチェン
しかし4回ウラ、先頭・矢野に中に入ったスライダーを叩かれ、
センターオーバーのツーベースを許すと、
続く浅井にも初球、詰まりながらもライトに落とされヒット。
連打で無死一、三塁と、追加点のピンチを迎える。
ところが、続くバルディリスの時、阪神サイドがややちぐはぐな攻め。
初球、内角高目のストレートを引っ張るも、強い当たりの三塁ゴロ。
しかし三走の矢野躊躇してしまい、スタート切らずそのまま。
その動きをけん制しながら、中村紀洋が二塁へ送球。
5-4-3のゲッツーが成立し、あっという間に2死三塁に。
走塁ミスに助けられたチェンは、下柳を外へのストレートで見逃し三振。
「次の1点」だけはきっちりと食い止めた。

ピンチのあとにチャンスあり。
5回、先頭・井端がフルカウントから
真ん中高目のスライダーを叩き、センター前ヒットを放つと、
続く谷繁が送って、1死二塁とカタチを作る。
ここでチェンに代えて、英智を起用。
『下柳キラー』に託したが、これが裏目
初球、外角低目のフォークを叩くも、ショート正面のゴロ。
これでは井端が三塁へ進めず、立ち往生。
それでも続くイ・ビョンギュが四球を選び、2死一、二塁。
繋いで迎えるは、前の打席併殺打の荒木
ここはぜひとも挽回のタイムリーを願ったが、
初球、内へのスライダーを引っ張ると、三塁正面のゴロ。
バルディリスが体で止めると、そのままベースを踏んで3アウト。
チャンスこそ作るも、ここも下柳に踏ん張られてしまう。

5回ウラ、ドラゴンズ2番手は、清水昭信
阪神戦はそれほど投げていない秘密兵器を投入したが、
1死から関本に右中間へツーベースを浴びると、
さらに続く新井の初球になんとサインミス
チェン同様に硬くなるのを心配されたものの、
新井を内へのストレートで詰まらせ、二塁フライに打ち取ると、
金本には中に入ったストレートをセンターへ運ばれるも、
森野が追いつきキャッチ。何とか踏ん張り、ピンチを凌いだ。

6回、何とかゲームを動かしたいドラゴンズだったが、
3番・森野がそれに応える一撃を。
カウント2-2からの5球目、中に入ったスライダーを完ぺきに振り抜くと、
打球は伸びて、右中間スタンドへ飛び込むホームラン。(2-4)
2試合連続の一発で、「次の1点」を奪い取ると、
続くウッズは二塁後方のフライに倒れたものの、
2四球の和田を迎えたところで、阪神ベンチが動き、
下柳からアッチソンにスイッチ。
打ちあぐねた下柳が降板したことが、プラスに働いてほしい。
これに応え和田がライト前へ落とし、
1死一塁とチャンスメークをしたが、
中村紀洋が初球を右へ持って行くも、もう一伸びなくフライ。
さらに井端も打ち上げてしまってのレフトフライ。
もう一押し出来ず、ここも1点止まりに終わる。

2点差となった6回ウラ、
ドラゴンズは、3番手にこの日登録された中田を送る。
しかしその代わり端、鳥谷にカウント0-1からの2球目、
内へのストレートを引っ張られると、
ライトポール際へと飛び込むソロホームラン。(2-5)
出鼻をくじかれ、再びリードを広げられてしまう。
これにはガクッと来たか、落ち着かない中田
続く矢野に初球、真ん中高目のストレートを叩かれ、
ライト前に落とされると、浅井に送られ、二塁へ。
さらにバルディリスの代打・リンにも
中に入ったフォークを捉えられ、センター前ヒット。
1死一、三塁となったところで、
畳みかけたい阪神ベンチは、代打の切り札・桧山を送る。
これ以上の失点は、ゲームを決めてしまうだけに防いでおきたい。
しかし中田の炎上ぶりはおさまらず、
カウント2-1からの4球目、内角低目のスライダーを放るも、
ワンバウンドとなり、谷繁が止められず後逸。
ワイルドピッチで、痛恨の失点を喫してしまう。(2-6)
その間に一走の代走・平野が三塁へ到達する好走塁。
それでも何とか桧山を抑えておきたかったものの、
粘られたすえに、根負けして四球
再び一、三塁となって、トップの赤星を迎えることに。
ここで中田を交代するという手もあったが、ベンチは動かずそのまま続投
しかし歯止めがきかない中田は、カウント1-3からの5球目、
外角高目のストレートが抜けてしまう大暴投
この回2個目のワイルドピッチとなってしまい、さらに1点を献上。(2-7)
結局、送りバントでのアウト1つしか取れず、
3安打2四球2暴投で3失点の中田
反撃ムードに大きく水を差し、大事な試合をぶちこわした

5点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
7回、阪神3番手は、定番通りのウィリアムス
しかしこの日は、いささか不調のようで、
先頭・谷繁がストレートの四球を選ぶと、
続く小池が6-4-3のダブルプレーに倒れたものの、
イ・ビョンギュ、荒木の連打で、2死一、二塁に。
チャンスとなって迎えるは、前の打席本塁打を放った森野
願わくば3ラン、もしくは出塁して好調・ウッズへ繋げたい。
もちろん森野もそのつもりのようで、
追い込まれながらもボールを見定め、フルカウントへと持ち込む。
しかし7球目、投げ損ないのスライダーが内角高目に。
打ち気にはやる森野はタイミングを外されてしまい、空振り三振
二者残塁となり、ある意味最後のチャンスを逃したドラゴンズ
8回に阪神5番手・久保田からウッズが、外へ抜けたフォークを叩き、
バックスクリーン左へ飛び込むホームランを放ったものの(3-7)
やはり4点という差は大きく、反撃はここまで。
最終回は、クローザーの藤川に、3人で抑えられてしまい、ゲームセット

チェン、中田と若い投手が誤算となり、ともに大量失点。
その一方で3併殺でチャンスを潰すなど、良いところがなかったドラゴンズ
後がない2位・阪神に意地を見せられての大敗で、
昨季から続いていたCSでの連勝が『6』でストップ。
また対戦成績も1勝1敗のタイとなり、
第2ステージへ進出するための決着は、
第3戦へと持ち込まれることとなった。


初戦に良い勝ち方をしただけに、
勢いを付けるためにも、連勝での突破を
期待したのですが、叶わずにとても残念
初回、先頭のビョンの当たりを好捕されたときに
やや嫌な予感がしたのですが、そのウラの攻撃で不安が現実に。
短期決戦独特の重圧に潰されてしまったチェンが、
不安定な立ち上がりを畳みかけられ、一挙4失点
CSでのドラゴンズの「お家芸」を逆にやられてしまうと、
2点差に迫った6回には、中田が勝手に自滅してしまい、3失点。
期待をしていた若い投手が、思いも寄らぬダブル誤算
眠っていた阪神を元気づけてしまったことで、
ちょっとヤバイといえるムードも漂ってきました。

これも経験。前夜、エース・憲伸
粘りの力投を見せ、先勝。
シーズン終盤はその憲伸以上に
好調だったチェンだけに、
これに続いてほしいと
願っていましたが、
一番心配していた『若さ』という部分が
出てしまいましたね。
ベテランが揃い、大舞台での
『経験』が豊富な野手陣と比べ、
今季の投手陣は、川上、岩瀬を除くと、
チェン、吉見、清水昭信、齊藤、浅尾、長峰、小林
ほとんどが「CS初体験」という面々ばかり。
独特の雰囲気に飲み込まれ、緊張などで、
自分の投球ができなくなるのが、怖いなと思っていましたが、
いきなりそれが立ち上がりに出てしまうとは…。
初回、金本のタイムリーによる1点に抑えておけば、
まだ何とかなったものでしたが、
さらに強烈なダメージとなったのが、直後の鳥谷の3ラン。
前夜も比較的当たっていましたし、
気をつけなくてはいけない選手の1人ではありましたが、
動揺してしまったのか、やや不注意な印象も。
力なく内角に入ったストレートを振り抜かれたとき、
流れを一気に持って行かれてしまったなと、とても悔しく思いました。

キレのよいストレートが売りのチェンですが、
腕が振れていなければ、ただの棒球になってしまう。
今回のKO登板で、良い経験をしたことと思います。
もしもチームが第2ステージに進むことになった際は
その辺りに気をつけ、自分の投球ができるようになることを期待。
最悪それが叶わなくとも、来季以降に活かしてほしいと思います。

一方、6回に期待を背負って登板。
その投球ぶりが注目された中田でしたが、結果的には大誤算
いきなりの鳥谷の一発で、ペースを掴み損ねた部分もありますが、
それにしても、本当に悪すぎました。
宮崎でGOサインが出たとは思えないぐらいの乱調ぶり
これでおそらく今季の登板は「終了」したともいえるでしょう。

実際自分も、中田がマウンドに上がった際も、
TVに向かって、思わず「何で?」と言ってしまったのですが、
この起用に、首脳陣中田に対する「こだわり」を感じましたね。
さらに先に進むためには、この投手に復調してほしいという願いも。
ただそれが悪い方向へ作用してしまったのは、残念だなと。
正直このイニング、いくらでも代える機会はありました。
ただ大事な試合が壊されていくにも関わらず、
ベンチは代えることなく、そのまま投げさせた
これを中田自身がどのように捉えているのか、
それは来季、「結果」として出してもらうしかないでしょう。


それにしても、ついに1勝1敗のイーブン。
ただ3位のドラゴンズとしては、引き分けでもダメ。
勝つしか次へ進める方法は、なくなってしまいました。
まあ、シーズンでも10ゲームと大きく離されての3位
「負けてもともと」という部分も多大にあるのですが、
ただここまできたら、やっぱり第3戦を必ず取って、
ぜひとも東京へと進んでほしいですよね。

第3戦の先発を任されるのは、おそらくベテランの昌さん
今季のチーム勝ち頭が、すべてを託されるのではと思います。
まあ4番手として控える吉見という線も考えられますが、
ある意味「今季のチームの象徴」ともいえる
昌さんを起用するのが最適なのではと思いますが、これいかに。
『若さ』が出てしまったチェンとは、
対極の位置にいる25年の『経験』を持つ左腕ですし、
大舞台でその力を十分に発揮してくれるのではと思います。
ただ昌さんにとっても、実はCS初体験
さらに「ポストシーズン未勝利」という部分もありはしますが、
もはやそんなことは言っていられませんし、ぜひとも頑張ってほしい。

その昌さんを支えるバックにおいても、
とにかく全力で立ち向かい、虎との最終決戦を制してもらいたい。
できれば先制点による援護、さらに本塁打だけでなく、
繋がりによって、得点を奪い、優位に進めてほしいところです。

勝てば東京へ、負ければジ・エンド
今季147試合目は、文字通りの『決戦』となってきそうですが、
とにかく勝ちたいという気持ちは、相手より勝ってほしい。
そしてチームの総力を結集して、悔いのないプレーを。
その上で掴む勝利を、ドラゴンズファンとして願いたいと思います!


★プレーヤーズ・ボイス(18日)

●チェン・ウェイン
<先発して4イニングを6安打4失点。
1回1死から鳥谷に3ランを浴びるなどいきなり4失点>
「今日はボール球が多く、調子はよくなかった。
バランスがよくなかった。指の掛かりもよくなかった。
変化球をうまくコントロールできず、
鳥谷さんにはストレートを狙われていた。タマが走っていなかった…。
(ストレートを)打ってくると分かっていたけれど、完ぺきに打たれた」

<好調を見込まれての第2戦起用だっただけに、
まさかの大誤算。CSの独特の雰囲気にのみ込まれて>
「これまで投げてきた公式戦とは、全然違った。
緊張感、大事なゲームというのがあった。
『きょうで第2ステージ進出が決まるかも』という
思いもあって、かなり緊張していました。
もっと自分の方が強くならないと。気持ちが弱い」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jp12スポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<立ち上がりから硬かったチェンの投球について>
「前回(12日・スカイマーク)との違い? うーん。
緊張して弱い部分が出たんじゃないのかな。
(打たれた原因は)いろいろあると思うけど、悪いところが出てしまった」
(東京中日、中日新聞

●中田賢一
<この日出場選手登録され、6回から3番手で登板。
先頭・鳥谷に本塁打を皮切りに3安打2四球2暴投で3失点。
反撃ムードに水を差し、1死しか取れずに降板。
試合後、報道陣に何を聞かれても無言のまま球場を去る。
『中継ぎの準備はしていたか』と聞かれて>
「そうですね」
共同通信社毎日jp

●森野将彦
<6回、右中間へ2試合連続の特大ソロ本塁打を放つ>
「打ったのは、スライダーだった。
打った瞬間、行ったと思った。
いい球は逃さない? そうですね。まだまだこれからです!」

<レギュラーシーズン終盤からCSにかけての間、
聞かれることは同じだった。この日の試合前も苦笑いして>
「最近、調子のことを毎日聞かれますよ。
また同じことを聞くのかなって」

<連勝で第1ステージを突破することはできず、気持ちを切り替え>
「普通に打席には行きましたけど…。まあ、あしたです。
あした(20日)、何とかしないと。勝たないと」
公式写真中スポサンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<8回、バックスクリーン左に飛び込む特大の本塁打を放つ>
「点差は離れていたけど集中していた。
うまく打てたと思う。芯でうまくとらえられたよ」

<数字だけなら4打数1安打だが、
本人が悔やんだのが、右飛に倒れた2回の打席。
浅井にフェンスにぶつかりながら好捕され>
「何でフェンスに当たらなかったのか。
あれがヒットになってれば流れが変わったのに。
いい当たりが出ているし、バッティングの感じはいい」

<きょう20日の決戦で行き先が決まる。
胸を張って東京へ行くか、すべてが終わって名古屋へ帰るか>
「勝つだけだ。負けるために大阪に来たんじゃない。
あしたは負ける訳にはいかない。気持ちを切り替えるよ」
公式写真中スポ時事通信スポニチ名古屋

●井端弘和
<2回1死一、三塁で今季CS初安打となる
左前適時打を放ったが、勝利には結びつかずじまい。
試合後は悔しい敗戦にくちびるをかんで>
「打ったのはスライダー。(適時打は)ラッキーです。
でも、負けては意味がない」
公式写真中スポ時事通信ニッカン

●中村紀洋
<2回1死一塁から左前打でチャンスを広げると、
8回1死から右前打と、打点こそないもののチャンスメーク。
第3戦での巻き返しを誓い>
「2安打? それは関係ない。勝たないと。
とにかくあした、あしたですよ」
(東京中日)

●清水昭信
<2番手として5回から登板。
1死から関本に二塁打を打たれたが、
続く新井を二飛、金本を中飛と封じ、
CS初マウンドを無失点で切り抜ける>
「ランナーを出したけど落ち着いて投げられました。
点を取られてはいけないので、気合を入れていきました」
中スポ

●齊藤信介
<炎上した中田の後を受け、6回1死一、二塁のピンチで登板。
関本、新井の2人を連続三振に仕留め、失点を防ぐ>
「気持ちだけで投げました。
気持ちだけで、ほかのことは何も考えずにいきました」
(東京中日)

●長峰昌司
<CS初登板で7回からの2イニングを無失点に抑える。
昨年の今ごろは、吉見、長峰、小林らとともに、
ドミニカウインターリーグに参加していた。
朝に目が覚めてはホテルのパソコンでチェック。
日本語は文字化けするらしく、
写真と数字を見て、中日の快進撃を知ったという>
「とにかく毎日、ネットでチェックしていましたね。
また勝ったって。来年こそはって思っていましたよ」
中スポ

◆川上憲伸
<第1戦に先発し、7イニング4安打無失点ので白星。
一夜明けて、ランニングなどクールダウンを行う。
次回登板について、チームの勝利を最優先に掲げ、
長いイニングを投げることにこだわらない考えを示す>
「短期決戦だから、5回で交代することもあるかもしれない」
ニッカン

◆山本昌
<第3戦の先発が予想される。
この日はやや緊張感を漂わせながらも、落ち着いて最終調整>
「頑張りますよ」
(東京中日)

◆吉見一起
<山本昌とともに『ダブル先発』でスタンバイしそう。
この日は軽めの練習で切り上げ、気合は十分>
「投げろと言われれば、どこでもいけるように準備します。
どんなゲーム展開でも気を抜かないように、
いつ出番が来てもいいようにしたい」
(東京中日)


●落合監督
<先発・チェンと3番手・中田と期待した若手2投手が沈み、
昨季から続いたCS連勝は『6』でストップ。
立ち上がり乱れた先発・チェンについて>
「立ち上がり? いいじゃない。
(チェンは)きょうのような(緊張感のある)ゲームに
初めて投げられただけでも、成長したんじゃないか。
いい経験をしたんじゃないか。それで十分。経験を積んでいけば…」

<決戦へ向け、総力戦での必勝を予告>
「でも、きょう(第2戦)の戦い方と
あす(第3戦)の戦い方は変わってくる。
手の打ち方が変わってくる。
きょうは(選手を)使い切るわけにはいかないんだ。
それがうまくはまるかどうかは別にして。
(中田は)使うためにおいている。
使わないピッチャーならベンチには入れてない。結果は別にして」
中スポ12中日新聞サンスポ12スポーツ報知
時事通信12毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(19日)

◆フェニックス・リーグ
中日-北海道日本ハム
(19日・西都原運動公園野球場)
  000 000 000 =
  120 200 30× =
[D本] 清水将海 2
[D投] 小笠原、平井、山井、久本
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
1回ウラ、北海道日本ハム先発・植村祐介を攻め、
中村一生左前打、堂上剛裕内野安打などで2死一、二塁から、
5番・福田の左翼線適時二塁打で先制する。
続く2回ウラ、2死から清水将海が左越えにソロ本塁打を放つと、
澤井が中前打と盗塁を決め二塁。続く西川の右翼線へ適時二塁打。
さらに4回ウラ、清水将海の2打席連続本塁打で、1点を加えると、
1死一、三塁から堂上剛裕の投ゴロを植村が悪送球。相手のミスでもう1点。
7回ウラにも森岡四球、右前打で出ると、
堂上直倫の内野ゴロの間に追加点。
なおも田中、澤井の適時打でこの回合計3点を奪った。
先発・小笠原は、4回までパーフェクト。
5回に初安打、6回に2安打目を打たれたが、完ぺきな投球
この日6イニングを投げ、2安打4奪三振1四球で無失点。
直球、変化球ともに両コーナーに決める制球が素晴らしかった。
3番手・山井はMAX147キロ、直球、変化球ともに安定。
投手陣は完封。攻撃陣は先制-中押し-ダメ押しと、
まさに理想の攻撃8-0と、北海道日本ハムに快勝。
公式サイトより)


○小笠原孝
<フェニックスリーグ・北海道日本ハム戦で先発し、
6イニングを2安打4奪三振1四球で無失点。
長いスランプから脱出し、抱えていた不安を一掃>
「感覚がようやくしっくりくるようになった。
これぐらいの感覚だったら、もう大丈夫だと思います。
修正したかったこともできたし、気持ちの部分での不安もなくなった」

<シーズン終盤は本当に苦しかった。
突然投げようと思ったところに投げられなくなった。
自分の意思と指先の微妙な感覚の違いに戸惑ったが、
宮崎入りしてから、バドミントンのラケットを使った
練習などを取り入れ、徐々に感覚を取り戻してきた>
「プロに入ってから初めての経験。
状態も悪くなかったのに、理由が全然分からなかった」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<小笠原の復調に太鼓判を押して>
「もう大丈夫。唯一の目的だった感覚を取り戻せたし、
頭の中も整理できたんじゃないかな」
中スポ

○中村一生
<『3番・中堅』で先発出場し、5打数3安打。
18日の千葉ロッテ戦に続いての2試合連続の猛打賞>
「教育リーグ前半は、上半身だけで
打っていた感じでしっくりこなかったけど、
今は下半身がうまく使えて打てるようになってきた。
下半身を徹底的に強化した効果が出てきました」
中スポ


西都原でのフェニックスリーグ・北海道日本ハム戦
序盤からドラゴンズ打線が攻め込み、快勝。
まんべんなく安打を放ち、15安打6得点
特に「9番・捕手」でスタメン出場の清水将海
なんと2打席連続の本塁打を放つなど爆発しました。

そんななか注目は、シーズン終盤に調子を落とし、
宮崎でずっと再調整していた小笠原
この日先発すると、好調時の小気味のいい投球が甦り、
4回まで4奪三振を含むパーフェクト
その後2安打されたもの、結局6回を投げ無失点。
本来の持ち味である内への強気の投球や、スローカーブも冴え、
ようやく長い『スランプ』から脱出したそうです。


CSが始まってもそのまま宮崎に残留していたため、
調子が上がらないのかと心配していましたが、どうやら間に合ったようで…。
この試合後に朝倉らとともに、第2ステージ進出時に備えて
急きょ帰名したそうですが、復調した投球を見るためには、
第3戦チームが勝たないと。
この登板が「今季最後」にならないことを願うばかりです。

2008年10月19日 (日)

憲伸浅尾岩瀬完封リレー、凌ぎ竜先勝早くも王手!

日本シリーズ出場権を争うクライマックスシリーズ
セ・リーグの第1ステージがこの日、開幕しました。
レギュラーシーズン3位のドラゴンズと。
2位の阪神が相対した京セラドーム大阪での第1戦。
初回、2死三塁から4番に復帰したウッズが先制の適時打を放つと、
6回には3番・森野はライト上段へ鮮やかな本塁打で追加点。
援護点はこの2点だったものの、投手陣が見事な踏ん張り。
先発したエース・川上憲伸が、再三走者を背負いながら、
粘りの力投で、7イニングを無失点に抑えると、
8回以降も浅尾-岩瀬と繋いで、無失点リレー。
敵地で阪神に守り勝ち、第2ステージ進出へ王手をかけました。

◇クライマックス セ 第1ステージ
阪神-中日 第1戦
(18日・京セラドーム大阪 | 中日1勝)
33824人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 川上(1試合1勝)
[S] 岩瀬(1試合1S)
[D本] 森野1号
[Dバッテリー]
川上、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
エース・川上が踏ん張り完封リレー
第2ステージ進出へあと1勝とした

立ち上がりからすきのない投球。
金本を完ぺきに封じ、相手を寄せ付けなかった。
8回は浅尾、9回は岩瀬につないで逃げ切った。
打線は1回に先制点。イ・ビョンギュの安打を足がかりに
二死三塁から、ウッズが適時打。
6回には森野のソロ本塁打で貴重な追加点を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
2戦先勝の最大3試合制のCS第1ステージ。
スタメンは、クリーンアップの並びを入れ替え、
イ・ビョンギュ、荒木、森野、ウッズ、和田、中村紀洋、井端、谷繁
大事な初戦先発には、正攻法でエース・川上憲伸を持ってきた。

阪神先発は、シーズン13勝9敗、
ドラゴンズ戦3勝負けなし、防御率1.64の安藤
初回、先頭のイ・ビョンギュが初球、
中に入ったストレートを積極的に叩き、
センターに落とすヒットで出ると、荒木が送って二塁へ。
さらに森野の一ゴロの間に三塁へ進み、先制のチャンス。
迎えるは、4番に復帰したウッズ
初球、外へのストレートを見逃すと、
2球目、シュートが内角やや中寄りへ。
それを見逃さずにコンパクトに振り抜くと、
三遊間を抜けていく先制のタイムリー!(1-0)
続く和田が見逃し三振に倒れたものの、幸先良く1点を奪う。

12日の今季最終戦以来、中5日でのマウンドとなった川上
1点の援護をもらって迎えた立ち上がり、
先頭の赤星を内角高めの力のあるストレートで
詰まらせてのレフトフライに取ると、
続く関本を外へのカットボールで投手正面のゴロ。
さらに新井も外へのカットボールで遊ゴロに取り、3アウト。
安藤と対照的に、ピシャリと3人で打ち取る上々のスタート
続く2回ウラも、先頭の金本をフルカウントから
真ん中高目のフォークで空振り三振に打ち取ると、
鳥谷には同じくフォークでタイミングを外し、ライトフライ。
さらにリンをストレートで三邪飛に取り、危なげなく三者凡退。

しかし3回ウラ、先頭・矢野に初球、
内角高目のシュートを叩かれ、レフト前に落ちるヒット。
このゲーム初めて走者を背負うと、続く平野に対してはフルカウント。
それでもここから粘りを発揮して、
6球目、逆球ながら内角高目のストレートで二邪飛に打ち取ると、
続くバントの構えの安藤に対しては、真ん中高目のストレート。
打ち上げさせての一塁小フライでバント失敗
さらに続く赤星を初球、外へのシュートで遊ゴロに。
走者を進めさせず、最初のピンチをきっちり凌いだ。

4回、先頭・ウッズは良い当たりの二塁ゴロに倒れるも、
続く和田が三塁線を痛烈に破るツーベースで出塁。
初回以来、久々の追加点のチャンスを迎えたが、
中村紀洋は打ち上げてしまい、キャッチャーフライ。
2死二塁としてしまうと、続く井端は勝負を避けられ四球。
一、二塁で谷繁を迎えたが、カウント1-1からの3球目、
内へのシュートを打ち上げてしまい、三塁ファウルフライ。
チャンスを逃し、無念の表情谷繁

4回ウラ、先頭・関本をフォークで三振に取った川上
しかし新井に対し、やや力んだかストレートの四球。
それでも続く金本に対して、内へのストレートでのけぞらせると、
一転外へストレートを続けて、空振り三振。
2死としたものの、鳥谷に初球、
外へのフォークを軽くミートされ、ライト前へ落ちるヒット。
新井が一気に三塁へ進み、2死一、三塁と再びピンチ。
ところが川上は、ここも落ち着いて対処。
リンをカウント1-0からの2球目、
外へのストレートで二塁正面のゴロ。
球威で勝り、またしてもチャンスの芽を摘む。

5回ウラ、1死を取った川上だったが、
続く平野に外へのフォークを拾われると、
フラフラと上がった打球は、レフト線へ落ちるツーベース。
またしても得点圏にランナーを背負うと、
ここで早くも阪神は、勝負をかけての代打策
好投してきた安藤に代え、切り札・桧山を投入する。
長打が出れば、一気に同点。
さらにゲームの流れが一気に傾く重要な場面。
しかしここから川上が、気迫のこもった投球を。
桧山を2ストライクと追い込んだ末、2-2からの6球目、
外一杯のストレートで見逃し三振に取ると、
続く赤星もカウント1-2からの4球目、
外へのストレートを打ち上げての浅いレフトフライ。
毎回のようにピンチを背負いながらも、粘りの投球
阪神の拙攻にも助けられ、5回を無失点で通過する。

力投を続ける川上を援護したいドラゴンズ
6回、代打を出された安藤に代わり、2番手はアッチソン
しかしその代わり端、3番・森野が大きな一振り。
ややボールが高いところを見極め、フルカウントとすると、
続く6球目、内角高目のストレートをジャストミート!
きっちり腕を畳んで振り抜いた打球は、
ライトスタンド上段に当たって、はね返る特大のホームラン!(2-0)
詰め掛けた阪神ファンを静まり返らせる見事な一発は、
川上にとっても、チームにとっても大きな中押しとなった。

ようやく援護点を加えてもらった川上
6回ウラは、2死から金本に四球を与えたものの、
続く鳥谷をボテボテの三塁ゴロに打ち取り、無失点。
しかし疲れも見え始めた7回ウラ、再びのピンチを。
先頭・リンに初球、外へのフォークを叩かれ、ライト前ヒット。
久々に先頭を出してしまうと、矢野の三ゴロの間に二塁へ。
迎えるは、前の打席に二塁打を放っている平野
警戒しなくてはならない場面となったが、
相手の力みにも助けられたか、カウント0-1からの2球目、
外角高目のシュートで打ち損じの三塁ファウルフライに。
2死まで辿りついたものの、
阪神ベンチが動き、アッチソンには代打・葛城
このコールを聞き、落合監督がこの日初めてマウンドへ。
川上に現状を確認すると、そのまま指示を与え、続投。
マウンドを託され、最後の力を振り絞る川上
カウント0-1からの2球目、外角高目のフォークで
打ち損じの一塁ゴロに仕留めると、
下から突き上げるように小さくガッツポーズ
結局7イニング、92球を投げ、4安打6奪三振2四球で無失点
大舞台でここぞの力を発揮したエース
しっかりと責務を果たし、マウンドを降りた。

8回ウラ、ドラゴンズ2番手は、浅尾
バックもセンターに英智を入れ、森野三塁、ノリ一塁と守備固め
しかし先頭の赤星に、高いバウンドで
二遊間をしぶとく抜けるヒットを許すと、
続く関本にもショート右を破られ、センター前ヒット。
この日初めての連打で、無死一、二塁としてしまう。
迎えるはクリーンアップ、新井、金本、そして鳥谷
ところが、浅尾も川上同様に粘りの投球
新井をカウント0-1からの2球目、内へのストレートで詰まらせ、
一塁へのファウルフライに打ち取ると、
続く金本には初球、150キロ外角高目のストレートを
叩かれたものの、球威が勝り、センターフライ。
二走の赤星がタッチアップして、2死一、三塁に。
鳥谷を迎えたところで、森コーチがマウンドへ。
絶妙なタイミングで間を置くと、
カウント1-0からの2球目、外へのストレートを叩かれるも、
芯を外して高いバウンドでの投ゴロで料理。
浅尾がガッチリ掴み、一塁の中村紀洋に送って、3アウト。
大きなピンチを切り抜け、無失点のバトンを守護神へと繋ぐ。

そして迎えた最終回、3番手はもちろん守護神
いつも通りの9回のマウンドに岩瀬が上がる。
厳しい場面のマウンドながら、この日は落ち着いた投球に終始。
先頭のリンの代打・高橋光信を外へのシュートで
力のないセンターフライに打ち取ると、
続く矢野も同じく外へのシュートで空振り三振に取り、淡々と2アウト。
平野の代打・浅井には四球を与え、2死一塁としたものの、
最後は、藤川の代打・今岡を外へのシュートで、
ライト正面のフライに打ち取り、ゲームセット!
再三のピンチを背負いながら、キッチリ凌いで完封リレー
接戦を制し、大事な初戦を取ったドラゴンズ
レギュラーシーズンの対戦ではなかった、
らしい勝ち方を退治し、これでCSは昨季から負けなしの6連勝
今季も短期決戦で力を発揮し、早くも第2ステージに王手をかけた。


2戦先勝の3試合制という短期決戦
勝った方に早くも王手がかかるという大事な一戦。
両先発が投げ合い、最少点差で進み、
しかもイニング経過でも示したように、
中盤以降、毎回のように得点圏に走者を背負うピンチの連続
それでもあと1本を打たせず、きっちり凌いでの完封リレー
阪神「守り勝つこと」ができての王手。
久々に『らしい勝利』が見られて、とてもうれしかったです。

「エース」の貫禄。それにしても、
この日はやはり投手陣
その立役者は、
7イニング無失点のエース・憲伸でしょう。
初回に先制してもらったものの、
リードはわずか1点のみ
ストレートこそ走っていたものの、
中盤以降はやや制球に苦しみ、
常に走者を背負う展開。
しかしそこから落ち着いていたのは、
さすがエースの貫禄というところでしょうか。
この日は、カットボール、カーブが少なく、
追い込んだあとは、フォークを多投し凌いでいた印象。
本人も「調子はよくなかった」と話していましたが、
それでもきちっとゲームを作ってしまう技量はお見事。
特に今季チームがかなりやられた新井と、天敵ともいえる金本
この2人は全く仕事をさせなかったのが、大きかったですね。
さらに相手が勝負をかけてきた5回、
代打・桧山に対しては、バットを振らせず追い込んだすえに、
外一杯、渾身のストレートでの見逃し三振
これには相手もかなりガクッと来たと思いますし、
勝負のポイントで、流れをしっかり食い止めた力投だったなと。
大舞台できっちり仕事を果たし、文字通り完全復活エース
東京に行くことになった際には、
さらなる好投で、チームをへと導いてほしいです。

その憲伸を継いだ浅尾もよく踏ん張ってくれましたね。
代わり端、いきなり連打を浴びた際は、ヤバイと思いましたが、
緊張もあるなか、ストレートを思い切り投げ込んでくれたなと。
やはりこういう大舞台は、いかに自分の力を出し切れるか。
そういう部分では、きっちり気持ちが入ったナイスボール
クリーンアップと対戦となったものの、
きっちり打ち取っての無失点リレーは、お見事でした。
今季積みかねてきたことが、
自身初のCSでもしっかり発揮できている背番号41
今後の展開でも頼れる存在となってきそうです。


一方、打線の方は、少ないチャンスをきっちり活かしました。
得点こそわずかに2点でしたが、その両方に価値あり
立ち上がり、積極的に初球を叩いたビョンのヒット。
そのまま繋いで、三塁へと進めると
4番に復帰したウッズが、コンパクトにミートとしてのタイムリー。
ともに『1番、4番』という打順がフィットしての先制劇
「経験」というものがうまく作用した感もありますが、
その後、安藤を打ちあぐむ結果となっただけに、
あの場面、先に1点取れてよかったなと。
今後もこの打順でいくとは思いますが、2戦目以降も
さらなるチャンスメーク、そして得点ゲットに結び付けてほしいです。

さらに6回には、こちらも入れ替え効果がてきめん。
アッチソンの代わり端をきっちり叩いた森野
正直、1点のみでは心許ないと思っていただけに、
この一発が出たときは、かなりホッとしましたね。
4番に入って結果が出ず、ここ数日での練習でも
かなり苦しんでいたようですが、大舞台で見事な一発
本当にこの選手は勝負強いなと感じましたね。
さらに『3番』に戻ったことも、心理的には大きく、
重圧から解放されて、本来の打撃ができるようになったのでは。
ウッズとともに、この選手の活躍なしには、
CSを突破することは、不可能
このままの調子で一気に進んでほしいなと思います。

またチーム全体としては、ミスが出なかったのもよかったですね。。
緊迫したゲームでは命取りになるミス
しかしこの日のナインには適度な緊張感もあったようで、
そんなムードをまったく感じさせませんでした。
やはりこういう部分は、昨季の経験が生きているのでしょう。


らしい勝ち方で初戦を取り、
早くも第2ステージへ王手をかけました。
3試合制とはいえど、こうなれば一気に突破すること。
ぜひとも連勝で進出を決めたいですね。
力投の憲伸に続く第2戦の先発は、おそらくチェン
後のない阪神は、おそらくベテラン・下柳でしょう。
終盤に来て、好調をキープしているチェンですが、
まずは気負わず、思う存分投げてほしいですね。
相手打線は完全に湿っていますし、
自分の投球を見せさえすれば、決して怖さはなさそう。。
ただ負けられない阪神が必死で向かってくるのは確か。
それでもナインがこの日のようなゲームを続けられれば、行けます。
このまま主導権を渡すことなく終わらせ、一気に突破
そして次のステージが控える東京ドームへ乗り込めるよう、
さらに気を引き締め、第2戦も頑張ってほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(18日)

◎川上憲伸
<7イニングを投げ、4安打無失点。
その力投で第2ステージ進出に王手をかける>
「(大事なCS初戦、見事なピッチング)
ありがとうございます。
(きょうのピッチングを振り返って)
そうですね。あのう、まあ、えー、打つ方がですね、
先に先取点を取ってくれたので、
まあこの1点を何とか追いつかれないように
えー、なんとか頑張ろうと思いました。
(7イニング無失点の結果については)
そうですね。あのう、結果的にはすごい満足してますけど、
もう投げてる時は、そんなに0点で抑えるとか、
えー、そういう気持ちは全くなく、
もう1点でも1ヒットでも取られたら、
おしまいだという気持ちで投げてましたね。
(開幕投手を任され、エースのプライドを感じたが)
いやあ、プライドとかエースだとか、
そういうものは全く、えー、頭の中にはなくですね、
(開幕は)多分ボクだろうということも、想像してましたし、
ま、けっこう慣れましたね、はい。
(今年は3位からの挑戦。チームの雰囲気は)
もちろん、あのう、きょう勝ったことによってですね、
雰囲気もだいぶ良くなったと思いますし、
まあ、最後残されているチャンスがまだある限りね、
しっかりした試合をして、そしてあのう、東京に行ってですね、
あのう、日本シリーズに出たいなと思います。
(これで第2ステージに王手、ファンにひと言)
そうですね、明日もこういう試合で、
えー、気合の入ったゲームをしたいと思います。
また応援よろしくお願いします。きょうはありがとうございました」


<先発談話>
「調子は良くなかったが、
谷繁さんのいつもと違う変化のあるリードで、
うまく0点に抑えることができました。
こういう試合は接戦になると思っていたので、
あとはチームが勝ってくれればいいですね」

<予想した通りの形で試合は進み>
「こういう試合は接戦になると思っていた」

<3回以降は毎回走者を許す苦しい投球だったが
シュートやフォークで要所をしめる粘り強さ>
「調子は良くなかった。スタミナもやばかった。
いつもよりもフォークを多めに使いました。
カウントを取るのにも使いました。
ストレートというストレートはほとんどなかった。動かすボールばかりだった」

<北京五輪から帰国した8月24日、
成田空港近くのホテルで、疲労をそう表現>
「骨折したんだ。体全体が…」

<2軍調整に1カ月を費やし、
初の最優秀防御率タイトルや5年連続2ケタ勝利を逃した。
心の穴を埋めてくれるのは、個人タイトルではなく、
チームの2年連続日本一。こう割り切って>
「僕はロボットじゃない。全部を狙うことは無理」

<エースの魂とプライドが弱気の虫を封印、
自らの存在意義を頭から指先へと伝える>
「この時期に万全の体調である訳がない。でも、やるしかないんだから」

<お立ち台の後で勝利球を客席に投げようとしたが、
右腕がアイシングで固定されたため、
自分の真上に上がって手元に戻る。
しきりに照れてから、惜しげもなく笑顔で勝利球をプレゼント>
「失敗した。ギャグじゃないのよ」
憲伸の声「CS第1ステージ初戦勝利」、公式写真
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○谷繁元信
<好リードで勝利をもたらし、川上を持ち上げる。
この日はフォークを効果的に多用するなど、
シーズンと微妙に違うリードだったが、エースが応えてくれた格好。
結果が0封に繋がっただけに試合後は笑顔満開>
「その日の状態によって(投球)スタイルを変えられるのは
あいつ(川上)だからできること。
こっちはいろいろ考えながらやっています」
中スポ中日新聞時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○浅尾拓也
<8回に2番手で登板。
無死一、二塁のピンチを招いたが、クリーンアップを封じ込める。
冷や汗をかきながらも無失点でリレー>
「最初から全力でいきました。
ピンチ? とにかく一生懸命投げました。
緊張したけれど、思い切って投げるだけです。
結果的に0に抑えられたので、これをつなげていきたいです」
中スポサンスポ時事通信

○岩瀬仁紀
<2点リードの9回に3番手でマウンドに登ると、
阪神打線を手堅くノーヒットに封じ、試合を締めくくる。
CS独特の緊張感の中でも、守護神は落ち着き払っていた>
「きょうは調子が良かったね。
頭と体がよく動いていたよ。冷静にいけました」

<昨年のCSから登板した5試合連続セーブで、
この間、通算7イニングで打たれたヒットはわずか1本。
今季もその働きは欠かせない。気を引き締め直して>
「昨年と同じようにゼロを続けられればいい。
でも、まだ一試合終わっただけ。一戦一戦ですよ」
中スポサンスポスポニチ名古屋


○タイロン・ウッズ
<1回2死三塁、左前に先制タイムリーを放つ>
「打ったのは、シュート。
ランナーを還すことだけを考えた
うまく打てたよ。先に点が取れてよかった。
5日間、試合がなかったからね。
最初の打席で打点を挙げることができて、気持ちが楽になったよ」

<9月23日の東京ヤクルト戦以来の4番。
復帰に特別な思いはなく、それよりも勝ち進むこと。
過去にこだわることはなく、前向きな姿勢で活躍を誓い>
「4番でも、5番でも関係ないよ。自分の仕事をするだけだ。
短いゲームなんだから、勝つチャンスはあるんだ。
だから、レギュラーシーズンで負けたことは忘れたんだ。
症状が変わることはあるかもしれないけど、
今は腰の調子もいいから、バッティングもいいよ。
このままの調子を続けたい」
公式写真中スポ中日新聞サンスポ
スポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○森野将彦
<6回、代わったばかりのアッチソンの内角球に
うまく反応し、リードを2点に広げる貴重なソロ。
右翼5階席のフェンスに当たる特大のアーチに>
「打ったのは、ストレート。
いつも1番速い球を狙っている。
完ぺきでした。いいところで打ててよかったです。
(本塁打を)狙ってた? 
いや、全然そんなことないです。自然に打てた感じでした」

<初回の第1打席は1死二塁の好機に一ゴロ>
「最初は緊張しましたよ。
でも、もう考え込む暇はなかった。必死でした」

<昨年もCSや日本シリーズで
勝利につながる本塁打を放つなど、大舞台でも勝負強い>
「初戦でいいスタートを切れた。
状態がいいわけではないので、これがきっかけになってくれれば」
公式写真中スポサンスポスポーツ報知
時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○イ・ビョンギュ
<1回無死、初球を狙い、中堅左へ安打。
ウッズの適時打で先制のホームを踏み>
「最初から積極的にいこうと思っていた。得点につながってよかったよ」
中スポ中日新聞サンスポ

○和田一浩
<打撃フォーム改造中だが、これまでのオープンスタンスで出場。
4回1死からの第2打席では、左翼線二塁打でチャンスを広げる>
「きのう(17日)の練習後に(落合)監督から
『自信を持てないなら、元の打ち方で』と言われました。
久々といっても違和感はありません。とにかくきょうは勝ってよかった」
中スポ

○英智
<8回ウラからセンターの守備固めで出場。
素早いカバーリングで、走者の進塁を防ぐ>
「(関本の打球は)井端さんがどうしても
本来の動きじゃないところがあるので、備えていました。
そして金本さんのとき(中飛)は関本に二塁を取らせたらいけないと。
それだけは強く思っていたんです」
中スポ

○井端弘和
<ユニホームのズボンのすそを上げるオールドスタイルで登場>
「オールドスタイル? 足を上げようと思ってね。
(たくし上げて)いつもより軽かったね」

<しかしこの日のプレーに不満顔。
8回無死から記録的には2連打で一、二塁となったが、
いずれも遊撃への強烈なゴロ。反省しきりに>
「2つともアウトにできましたね」
中スポ

◇井本スコアラー(阪神担当)
<選手宿舎でのミーティングは普段通り。
ただ再確認されたのは、矢野の配球だったよう>
「同じ右対右でも、打者によって攻め方が全然違いますからね。
それに短期決戦ともなると、リードが違ってくる。
ボクはバッテリー組のミーティングに参加しましたが、
その選手はわかっていると思います」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<連勝突破がかかる第2戦の先発が予想される。
この日はキャッチボール、軽めのランニングで最終仕上げ。
練習中もリラックスしており、明るい顔で>
「ムダな四球を出さないように投げたい。
足がある赤星さんや、新井さんを簡単に出さないようにしたい」
(東京中日)

◇齊藤信介
<京セラドーム大阪は験がいい場所。
NTT西日本時代の05年、主力投手として
同じマウンドに立ち、日本選手権準優勝に導いたことがある。
思い出の地での登板を意気込み>
「いいイメージはありますね。マウンドが高くて投げやすいんです」
(中スポ<ドラ番記者>

◇中田賢一
<この日の試合前練習でも他の選手とともに汗を流したが、
結局入れ替えはなし。今後、先発起用も予想されるが>
「どこでも出番があれば、結果を出すだけです」
(東京中日)


○落合監督
<完封勝利でCSは昨年から通算6連勝、
第2ステージ進出に王手をかける。まずは先勝>
「このチーム(阪神)とやるときは、
キチッとした野球をやらないと、勝てない。
スキを見せないように。そういう意味では、いい試合ができた。
いい緊張感をもって、選手が試合に臨んでくれたと思う」

<今季『145試合目』にして、本来の野球を取り戻し>
「これがウチの野球じゃないのか。それが今まではまらなかったけどな」

<力投のエース・川上について>
「慣れもあるだろうし、プライドもあるだろう。
投げられるようになっただけでもいいんじゃないか。
川上だけじゃない。いま試合に出ているみんなが
最高のものを出さないとこのチームには勝てない。
きょうは最高のものを出してくれた」

<浅尾が8回のピンチをしのいだ>
「岩瀬がオリンピックにいっている間、経験しているから。
そんなにあわてることはなかった」

<イ・ビョンギュの初球打ちから始まった>
「長年1年を打っているだけあって、
彼(イ・ビョンギュ)にとっては1番というところが、
居心地がいいところじゃないですか」

<ウッズを4番に戻した>
「タイロン(ウッズ)はこの何日かの状態は悪くなかった。
この4年間(タイロン)中心につくったチームだから、
それに懸けた。彼のプライドもあるし、
周りを生かすにはこの並びが一番いいのかもしれない。
森野はある程度、4番の重圧から解放されたんじゃないかな」

<選手の体調は>
「みんな痛んだ状態でシーズンを戦っていたので、
うまく試合のない日(休養)を利用してくれた。
でも、まだ始まったばかり。
あしたはあした。1つ勝って終わりってわけじゃない」
中スポ1234中日新聞サンスポ12スポーツ報知
時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン12デイリー


若竜トピックス(18日)

◆フェニックス・リーグ
千葉ロッテ-中日
(18日・生目の杜運動公園・アイビースタジアム)
  100 000 001 =
  105 000 00× =
[D本] 福田
[D投] 赤坂、樋口、中里、久本、金剛
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、千葉ロッテ先発・植松優友の立ち上がりを突き、
澤井右中間二塁打、四球で無死一、二塁。
しかし続く中村一生の時にランエンドヒット失敗。
中村一生が三振に倒れ、澤井も三塁で刺されるが、
2死二塁から堂上剛裕が三塁へ内野安打を放ち、先制点を挙げる。
1回ウラ、先発・赤坂が、先頭・早坂
中前打を許すと、盗塁を決められ、二進。
続く根元俊一に中前へ適時打を浴び、すぐさま同点に追いつかれる。
さらに3回ウラ、内野安打と四球で1死一、二塁とすると、
細谷圭に適時二塁打を浴びて、勝ち越しを許す。
なおも南、代田の適時打など捕まり続ける赤坂
結局このイニング4長短打、3四球を集中され、一挙5点を失った。
攻撃陣は初回以降、4回無死一、二塁、6回2死満塁と
チャンスこそあったものの、あと1本が出ずゼロ行進
最終回に、福田が左越えにソロ本塁打を放つも、
序盤の大量失点が響き、2-6で破れる。
公式サイトより)


●赤坂和幸
<フェニックスリーグ・千葉ロッテ戦に先発し、
3イニングを投げ、6安打4四球で6失点と大崩れ>
「マウンドで投球フォームを気にしてしまって、
試合をつくる以前に、打者と戦えてなかったです」
(中スポ)


前日と同じアイビースタジアムで行われた
フェニックスリーグ・千葉ロッテ戦は、2-6で黒星
先発した赤坂が、3回に一挙5点を失う大炎上
当初5イニングの登板予定だったものの、
投げきることができませんでした。

今朝の東京中日の見出しが『赤坂また崩壊』。
どうやらフォームが混乱してしまったようですね。
まあ「打者と戦えてない」状態では、
KOされるのも致し方ないところ。
「秋季教育リーグ」ですし、これも勉強
しっかりやり直し、次回の登板チャンスで雪辱しましょう。

2008年10月18日 (土)

逆襲への第一歩、竜虎クライマックス今夜初戦!

いよいよ今夜からセ・リーグの
クライマックスシリーズ第1ステージが開幕します。
レギュラーシーズン3位のドラゴンズ
京セラドーム大阪に乗り込んで、2位・阪神との3試合制。
初戦を翌日に控えたこの日のナインは、ナゴヤドームで最終調整。
グラウンドにピリッとした雰囲気が張り詰めるなか、
入念に練習を行った後、決戦の地・大阪へと移動しました。
昨季の第1ステージでは、同じ阪神に連勝。
弾みをつけ、そのまま日本一へと上り詰めたドラゴンズ
もちろん今季もその再現を狙う構えです。

ドラゴンズトピックス(17日)

◇川上憲伸
<CS第1ステージ初戦で先発が予想されるエース。
この日はキャッチボールやランニングなどで調整。
練習後はコメントを封印する開幕モード。
少しうつむきがちに歩き、報道陣の質問を制して早めに球場を後に>
「ごめん。ボクがしゃべるといろいろとね…。
余計なことをしゃべってしまって
チームに迷惑をかけてはいけないので、ノーコメントでお願いします」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇チェン・ウェイン
<一方、第2戦の先発が予想されるが、こちらは雄弁>
「後半の阪神はシーズン当初の怖さがなかった。
調子はいい。いつも通り気にせず投げれば大丈夫だと思います。
(警戒する打者は)赤星さんと新井さん。
赤星さんを四球、ヒットで出さないことと、
新井さんの前に走者を出さないこと。
勝負強い新井さんを抑えることに集中したい」
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン

◇山本昌
<第2戦中スポ先発予想は、バント練習を怠らず。
昨年のCSでは登板がなかったが、意気込みをのぞかせ>
「登板間隔は開くが、
レギュラーシーズンと同じような投球ができればいい」
中スポ

◇岩瀬仁紀
<CS勝ちゲーム6試合にすべてに登板する決意を語る>
「全試合投げるつもりです。そういう展開になれば一番いい。
あとは出番を待つだけ。気を引き締めてやらんといかんでしょ。
リフレッシュはできてないけど、何とかいい形にはなってきた。
シーズンとは違った感覚がある。状況によっては考え方も変わるでしょう」

<昨年のプレーオフも大活躍。
CS4試合すべて8回途中からマウンドに上がり、
6イニングを投げ被安打1、1与四球の無失点。今季もフル回転を宣言>
「今年もイニングをまたぐつもりで準備してます」
スポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<阪神とのCSに竜投スクランブル態勢で臨む。
試合の展開次第でどんどん投手をつぎ込むことを示唆>
「もうここまできたら相性とかは関係ない。
そんなもんあるのか。いるメンバーでやるしかないんだ。
前の試合(計7投手を登板させた12日の阪神戦)のように
たくさんの投手を使っていけばいいだろ」

<連続日本一への秘策は頭の中にあるようで、
笑みを浮かべて敵地へ移動>
「先発の3人にはもう(先発日を)伝えてある」
名タイ


◇イ・ビョンギュ
<1番で出場濃厚なクライマックスシリーズに向けて>
「打順は分からないけど、これまでと同じような気持ちで頑張りたい。
しっかり準備して試合に臨みたい」
(中スポ)

◇荒木雅博
<2番が予想されるが、シーズン中と同じように
フリー打撃だけでなく、入念にバント練習を。
阪神内野陣をかき回す作戦を明かし>
「昨年は積極的に向かっていったことがよかった。
ビョン(イ・ビョンギュ)が塁に出ても
即バントでなく、バスターとか、いろいろやってみたい」

<クライマックスシリーズに向け、気を引き締め>
「去年(のポストシーズン)と
おなじようにいくわけがないですからね。
ホーム、ビジターは関係ない。
とにかく一生懸命やるだけです。それしかない」
(中スポ、中日新聞スポニチ名古屋

◇和田一浩
<今季は対阪神.325とレギュラーで最も高い打率を残したが、
シーズン終盤で不振に陥り、落合監督の指導で打撃フォームを大きく変更。
やや不安ものぞかせるが、そのバットが勝利の鍵を握りそう>
「やれることはやったので、後は試合で頑張るだけです。
新フォーム? 試合でやってみないとまだ分からない。
練習と試合は違うから、やるしかない」
(中スポ、サンスポ


◇森野将彦
<この日も、打撃練習で汗を流す。
悲壮なようで強気な決意を、新4番が気迫の『10割宣言』>
「調子はよくわからないです。
ここまで来たら(調子が)いいも悪いもないから、
もう気にしてません。今の状態でやるしかない。
最初に打ちたい、という気持ちは誰でも一緒でしょ。
チャンスでは1発で決めたいと思うし、とにかく全部打つつもりでやります」

<昨年は『CS第1ステージ男』だった。
阪神との2連戦では9打数5安打、1本塁打、4打点。
2試合とも初打席で値千金のヒットを決めている。
同じ阪神が相手となる今年も昨季の再現を狙う>
「去年と違って今年はゲーム差のついた3位。
負けても当然くらいの気持ちで思い切りやりますよ」
中スポ共同通信社

◇タイロン・ウッズ
<クライマックスシリーズに向けて>
「いまは興奮している。
最初が肝心、いい試合、いい打撃をしたい。
いままでの気持ちも成績もリセットしていくよ」
(中スポ)

◇中村紀洋
<クライマックスシリーズに向けて>
「勝つしかない。体が痛い、かゆいは言ってられない。
シーズンのことは気にせず平常心で挑みたい」
(中スポ)


◇井端弘和
<初戦に全力を傾ける構え>
「ポイントは初戦です。
今年は阪神にやられたので、初戦が大事。
勝てばいやなことを忘れられる。
打順? 下位でしょ? どんな形でもいいから勝ちます」
(中スポ、スポニチ名古屋

<中スポコラム『巧・井端の流儀』では、
CSへのみなぎる闘志と揺るぎない覚悟を披露>
「いよいよCSが始まります。
右ひざは完全に固定した状態で試合に出ることになると思います。
正直、今の自分が動けるパーセンテージもわかりません。
でも、殻を打ち破っていきます。
ケガをしていない。そういうつもりでグラウンドに立ちます。
去年は初めてでCSというものがわからない部分がありましたが。
雰囲気はレギュラーシーズンと違います。
日本シリーズに近い。それだけの舞台なんで、いきますよ。
みんなが同じ考えだと思いますが、阪神は先、
巨人が後といっても気にはしていないんです。
日本シリーズに出るためにはどちらも勝たなきゃいけないんですから。
去年との違いは3位なので第1ステージもビジター。
阪神ファンが熱狂的だから、と言う人もいますが、
選手は集中していますから。(大阪)ドーム球場じゃなく、
甲子園だったとしても問題はないんですよ。

(打撃は)フォームに少し工夫をしていこうと考えています。
練習でも投手が投げる前から左足をあげて、
待っている感じで打っています。
打撃はタイミングです。が、今のボクは
軸足のひざを痛めていますから。一番使うところが使えない。
普通にいくと遅れる、粘れない、力が伝わらないんです。
それなら、早めに始動しよう。そして我慢する…。
差し込まれないためには、
早くタイミングを取るしかないということです。

(守備は)落合監督もシーズン中の阪神戦は
守り負けたと分析しています。
チームの失策数が16個。ボクも1個やっています。
(荒木5、ウッズ3、中村紀洋・森野2、谷繁・チェン・イ・ビョンギュ1)
阪神はスキをつくのがうまいチーム。たたみかけるのもうまい。
無駄な進塁を与えないことが勝ちにつながる。
でも、こっちもそう。似たようなチームなんです。
ミスした方が負ける。ですが、ここまできたら
シーズン中がどうだったかとかは関係ないです。
気にしないで思いきったプレーをすることだと思っています。

京セラドームといえば、思い出しますねえ。
今年に限ればいい球場だと思いません。
(6月15日、左太ももを負傷。翌16日に出場選手登録抹消。
04年の開幕戦から続いていた連続試合出場がストップ)
でも、そこをマイナスには考えませんよ。
払しょくすればいい。それに懸けたいと思っています。
とにかくシーズンを通じて仕事をしていないのは
久々ですから。その悔しさはあります。
そして、それをぶつけるチャンスはもうここから先しかないんです。
何とか借りを返したい。そう思うのは当然です。
思うだけじゃなく、実践したい。ケガをしている自分を忘れて…。
いや、最悪してもいいぐらいの覚悟でCSの舞台に立ちます」
(中スポ『巧・井端の流儀』第8回・あふれる闘志より抜粋引用)


◇谷繁元信
<投内連係の練習では若い投手に気合を入れる>
「だらだらするなよ」

<昨年はCS男だったが>
「昨年はCS男? 去年は去年、今年は今年です。
気持ちの高ぶり? 明日になってからです」
(中スポ、共同通信社

◆岩﨑達郎
<フェニックス・リ-グに参加していたが、
この日宮崎での試合後、1軍合流に向けて移動。
夜に大阪市内の選手宿舎に到着。
同リーグでは8試合で24打数8安打、打率.333と打撃も好調。
滑り込んだ2年目内野手が自慢の守備とともに勝利に貢献したい>
「また帰ってくることができました。
クライマックスシリーズの時期に、合流できてうれしい。
出番があれば頑張りたい。
与えられた仕事をきっちりこなしていきたいです」
(中スポ、ニッカン


◇落合監督
<昨年に続いて2度目のCS第1ステージから指揮を執るが、
普段と変わらぬ様子。柔らかい笑みを浮かべながら、
ナゴヤドームを離れるときにこう話す>
「きょうは(CS第2ステージをやっている)パ・リーグを書いてやってくれ」

<虎を倒し東京に駒を進めるための
戦略、策を頭の中でまとめ上げている。
つないで、しのぐ普段着野球をやるだけ。
この日も森野、中村紀洋ら主軸が自らバント練習に向かい>
「タイロン(ウッズ)以外はみんなバントをやると言っているだろ。
何が一番得点の確率が高くなるかだ」

<阪神との対戦成績は6勝17敗1分けと大きく負け越したが、
パ・リーグが前後期制だった1973年に南海が、
後期1勝もできなかった阪急をプレーオフで下した例を引き合いに出し>
「(今季の)対戦成績は関係ない。
長い間、野球をやってきてるけど、ペナントの数字が、
そのまま短期決戦に反映されるとは限らない。
シーズン中一つも勝ってなくて、プレーオフに勝った例もある。
我々にはまだ戦うチャンスがある。
可能性がある限り、最後まで全力で戦うだけだよ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信デイリー


【ドラゴンズ・ポストシーズンの日程】
<クライマックス・セ 第1ステージ>
10月18日(土) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月19日(日) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月20日(月) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月21日(火) (予備日)
(先に2勝した球団が勝者とする。
1勝1敗1分けの場合は公式戦の上位球団・阪神を勝者とする)

<クライマックス・セ 第2ステージ>
10月22日(水) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月23日(木) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月24日(金) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月25日(土) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月26日(日) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月27日(月) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月28日(火)、29日(水) (予備日)
(1位球団・巨人にあらかじめ1勝のアドバンテージを与え、
アドバンテージを含め先に4勝した球団を勝者とする)


クライマックスシリーズ(CS)初戦を翌日に控えたこの日、
ナインは、舞台となる京セラドーム大阪では練習せず、
前日同様ナゴヤドームで、約2時間半の最終調整
全体でウオーミングアップ、キャッチボールの後、
投手と内野手の連係守備やシートノックなどの守備練習
長めに行い、状況を設定しながら入念に動きを確認。
その後は、投手と野手にそれぞれ分かれ、
投手は走り込みやバント練習、野手は打撃練習を。
荒木、森野、中村紀洋らは自らバント練習にも取り組んだとのこと。
また前日の練習では自らバットを握った落合監督でしたが、
この日は中堅最深部のフェンス際のいすに腰を下ろし、
投内連係などを悠然と見守ると、
フリー打撃はレフトの人工芝に腰を下ろしてチェック。
その後、打撃ケージ近くに移動して、
和田井端、立浪らに、柔和な表情でアドバイスを。
グラウンドにピリッとした雰囲気が漂うなか、
しっかりとCSに向けての準備を終えたナインは、
夜に決戦の地・大阪へと移動、初戦に備えたようです。


CS初戦を前にしたドラゴンズナインのコメントを
↑にまとめてみましたが、大一番を前に
「いよいよ」と言う感じがみなぎっていますね。
昨年と違い、今シーズンは3位
第1、第2ステージともビジターでの戦いとなってきますが、
シーズン終盤から主力が揃ったことで、投打とも調子が尻上がり
さらに3位確定後は、CSを見据えた戦いを行うなど、
上位3チームのなかでは、一番『準備』ができている感も。
第1ステージで対戦する阪神には、
今季借金11と大きく負け越してはいるものの、
ここまできたら、もはやシーズン中がどうだとかは関係なく、
とにかく思い切りの良いプレーができるかどうか、
その一方で思わぬミスからつけ込まれないようにすること。
昨季掴んだ短期決戦での戦い方を踏襲しつつ、プラスアルファ。
また気負うことなく戦ってほしいと、願うのみです。

スタメンに関しては、奇をてらうことなくシーズン終盤同様。
1番にビョンを置き、和田、森野、ウッズのクリーンアップ。
ひざに不安を抱える井端は、7番に座ることとなるのでしょうね。
一方で迷いそうなのが、初戦となる今夜の先発
大方の予想は、エースの憲伸となっていますが、
12日の前哨戦ではチェンが先発していますし、果たしてどうなのか。
ただチームにとって、逆襲への第一歩となるゲーム。
できればエースを立てて、向かっていってほしい。
その上で次戦は、相手が嫌がるチェンを起用する。
そういった正攻法でいいんじゃないかと思います。

エースで先陣!この日の憲伸
かなりの沈黙モードだったようですが、
同じ阪神が相手だった
昨季のCS第1ステージ初戦では、
7イニングを無失点に抑え、勝ち投手。
まさに『エースの投球』を披露してくれましたし、
ぜひとも今季もその再現を期待したいところ。
まあ復帰後、力をややセーブしていることもあり、
最長でも6イニングしか投げていないなど
スタミナ面で、若干の不安があったりはしますが、
大事な一戦ですし、おそらく気持ちも入っていることでしょう。
その投球がチームの浮沈を直に握ることになりますが、
ここは頼れるエース渾身の投げっぷりに期待しています。

一方、打線に関しては、
とにかく「最初」に良いスタートが切れるかどうか。
特にビョン、荒木、和田、森野、ウッズ
この辺の選手が結果を出せるかにかかると思います。
相手の先発は、おそらく安藤が濃厚ですが、
この中で1人でも、シーズンと違う対戦結果を導き出し、
CS男となることができるか。
そのカギは「初戦」にあると思いますし、頑張ってほしいです。

シーズンでは大差を付けられ、文字通り何もないドラゴンズ
しかし昨季の5連勝のインパクトは強く、
想像以上に、相手が恐れているのも、確か。
ファンとしても、昨季の再現を望みたいところですね。
ただそのためには、普段通りの野球をやれるかどうか。
特に超短期決戦でもある、第1ステージ。
とにかく先手必勝の気持ちで攻め、阪神守り負けないでほしいなと。
そして必ず初戦を取って、今後の戦いに弾みを付けたい。
昨季以上の逆襲となるであろう今季のクライマックスシリーズ
いよいよ始まりますが、ファンとしても
余計なことを考えず、声援で選手の背中を押したいですね。
そして必ずや巨人への挑戦権を掴んで、東京に乗り込むこと。
シーズン以上の全力プレーでのトラ退治、大いに期待しています!


若竜トピックス(17日)

◆フェニックス・リーグ
中日-東京ヤクルト
(17日・生目の杜運動公園・アイビースタジアム)
  000 010 020 =
  000 000 011 =
[D本] 中村公治
[D投] 山内、山井、高江州、平井
公式サイト東京ヤクルト公式フェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
ドラゴンズ・山内、東京ヤクルト・加藤幹典
両先発の投手戦で、0-0のまま試合は進んだが、
5回、山内梶本に四球を与えると、盗塁を許し1死二塁。
続く川端慎吾に右前へ適時打を打たれ、先制点を与える。
6回から登板の2番手・山井は2イニングを完ぺきに抑えたが、
8回、3番手・高江洲川端慎吾に右翼線二塁打を許し、
1死二塁とされると、続く米野を三振に取ったものの、
上田に右翼線へ適時二塁打を浴び、追加点。
さらに2死二塁から中尾にも中前適時打を浴び、計2点を失う。
粘投を続ける加藤に手こずり、7回まで3安打無得点だった打線は、
8回ウラ、中村公治が左越えにソロ本塁打を放ち、ようやく反撃。
さらに9回ウラ、岩﨑内野安打、堂上剛裕四球で1死一、二塁から、
中村一生の併殺の間に1点を返したが及ばず、2-3で敗れる。
公式サイトより)


●山内壮馬
<先発し、5イニングを3安打4奪三振1四球で1失点。
好投したが、打線の援護に恵まれず、敗戦投手。
それでも打者17人中11人にストライクを先行させるなど、
課題だった制球力に安定感。先輩の助言に感謝して>
「YFS(山井腹筋スペシャル)のおかげです。
投球フォームがぶれなくなるから
腹筋をやったほうがいいと言われて、一気にやったら、
効果が表れてきました。これからも続けていきたいです」
(中スポ)

●山井大介
<6回から2番手で中継ぎ登板し、
2イニングを2奪三振のパーフェクトに抑える。
速球のMAXは144キロ止まりだったが、
変化球の切れも鋭く、これで5試合連続で自責点0に>
「8割方良くなった。
全部が全部、納得できるわけではないけど、
バッターと勝負ができる状態にはなったと思います」

<教育リーグ9試合中、この日が5試合目の登板。
イニング数は短いが、中1日ペースで投げていることからも、
右ひじの状態の良さがうかがい知れる>
「もうちょっとイニング数も増やしたいし、
完全ではないけど、(1軍に)呼ばれたらやるしかない。
投げたい気持ちは当然あるし、投げられると思う」
(中スポ)

●小林2軍投手コーチ
<登板ごとに精度を上げて、
本来の切れ味を取り戻してきた山井について>
「ネクスト(CS第2ステージ以降)を考えた場合、
(1軍首脳に)いい報告ができる。
スライダー、フォークも彼本来のものになってきた。
(ポストシーズンの)戦力として十分に考えられる状態になっている」
(中スポ)


◆稲葉光雄 氏(中日OB・野球解説者)
<2軍担当の投手コーチに就任することが決定。
球団が17日までに就任を正式に要請し快諾。
正式な入団発表はポストシーズン終了後になるが、
97年以来、12シーズンぶりとなる古巣復帰に>
「球団からコーチ就任のお話をいただきました。
快く引き受けますと伝えました」
中スポ


アイビースタジアムで行われた
フェニックスリーグ・東京ヤクルト戦
山内-加藤の大卒ルーキー対決となりましたが、
好投していた山内が四球から捕まり、先に失点すると、
8回には3番手・高江洲が2点を奪われ、3点差。
終盤、打線が反撃し中村公治の一発などで1点差まで迫ったものの、
粘りの投球を続けた加藤完投勝利を許してしまいました。
中スポによると、2番手の山井抜群だったようで。
先発は無理にしても、場合によっては中継ぎで使えそうな感も。
まあ焦らず、来季の完全復活を待つのも手ではありますが。

ところで、先日スポニチに出ていた
稲葉光雄氏の2軍投手コーチ就任が正式に決まったようです。
97年以来、12年ぶりの古巣復帰となりますが、
卓越した理論は、落合監督も認めるもの。
ぜひともファームで第2の山本昌、落合英二を育ててほしいものです。

ところで、その来季の2軍スタッフについてですが、
中スポの記事の続きを読むと、
『外野守備走塁コーチは、今季限りで引退した上田の就任が内定。
捕手コーチは、今季限りで横浜を退団した
中村武志コーチの就任が有力視されている。
そして、この日、稲葉氏の投手コーチ就任が決まったことで、
2軍首脳陣の配置はほぼ決まった
 とのこと…。

すみません、我らが渡邉球団職員はどうなるのでしょうか??

2008年10月17日 (金)

4番森野決意の居残り特打、CS竜虎決戦迫る!

18日開幕のクライマックスシリーズ第1ステージに向け、
ドラゴンズナインは前日に続き、ナゴヤドームで全体練習を。
投内連係では落合監督が自らバットを握り、選手の動きをチェック。
さらに終了後には4番が濃厚な森野が、志願の居残り特打
決戦での復調に向け、黙々と振り込んでいたもよう。
その他朝倉好投など、この日のドラゴンズの様子をまとめました。

ドラゴンズトピックス(16日)

◇森野将彦
<ナゴヤドームでの練習後、志願の特打を敢行。
1人だけ残って、約35分に渡って黙々と打ち込む>
「最近(状態が)よくないですからね。だから打ちました。
バットが振れていなかったのでもう一度振ってみたかった。
こうしたらいいんじゃないかというのは、だいぶんつかめてきた。
バットを振って確かめたかった。
悪いポイントは分かってるんで大丈夫です。
きょうでちょっとはよくなりました。
これであした(17日)よくなればいいですけど」

<シーズン終盤からウッズに代わって4番を務めるが、
ここ10試合で35打数7安打1本塁打の打率2割。
低空飛行が続いているが、CSでの復活に向けて修正に懸命>
「打たなかったら短期決戦に弱いと言われる。打って強いと言われるように」

<相手の予想先発は安藤、下柳、岩田。
今季この3人に対し29打数5安打1打点、打率.172と苦手としたが
リベンジの時はすぐそこに迫っている>
「それは分かってます。(阪神戦は)全然打ってない。
でも、短期決戦で違うところをみせたい」
(東京中日、サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

◇タイロン・ウッズ
<フリー打撃で5階席に突き刺したパワーは健在。
目標を逆転日本一に設定。タテジマ投手陣を自慢の怪力で打ち砕く決意>
「オカダさん(岡田監督)が辞めるという話は聞いてるよ。
これで阪神がさらに一丸となる可能性がある。
でも、オレたちはそれ以上に強い気持ちで臨めばいいんだ」

<先発が予想される安藤、下柳、岩田にチームは0勝9敗、
自身も30打数4安打の打率.133と、徹底的に封じられたが>
「それはシーズン中の話だろ。
短期決戦はその数字通りにいくとは限らないぜ。
オレの気持ちはリセットしたから」

<懸念材料の腰痛にもGOサイン>
「急に良くはならないけど、心配ない。
チャンピオンになるために戦うだけさ」
デイリー

◇イ・ビョンギュ
<チームの天敵・阪神との再戦に燃える1番打者。
強みは「阪神戦」と「短期決戦」。
阪神戦打率.278と主力では和田に次いで2番目の数字
さらに打てば不思議とチームの勝率がグンと上昇。
2安打以上放った30試合は、21勝9敗1分けの勝率7割。
本塁打を放った14試合、10勝4敗の勝率.714。
打点を挙げた39試合、24勝15敗の勝率.615と好成績>
「相手がどことかは関係ない」

<強いインパクトを残しているのは短期決戦の勝負強さ。
昨年のポストシーズン全14試合で計13打点。
短期決戦で結果を出す秘訣をシンプルに答える>
「塁に出ること。
ヒット以外でも、四球でも何でもいい。
塁に出ることができれば、あとは乗っていける」

<韓国と日本で場数を踏んできた男。
出塁するための準備について、胸と頭を指さし>
「ココとココ。
気持ちと頭の準備をしっかりやって試合に臨んで、
塁に出ることができれば、あとは問題ないよ」
中スポ

◇トマス・デラロサ
<対阪神戦の打率が.346と意外な虎キラー。
この日のフリー打撃でも快音を連発。
生き残りもかかっていることもあり、
貴重な右の代打としても、気合を入れる>
「阪神戦で打ったのは、偶然だと思う。
どの相手でもいい結果を出そうと一生懸命やっていたからね。
でも、次は重要な試合。最後までいけるように頑張りたい」
(東京中日)

◇小池正晃
<CS第1ステージの先発に予告された
下柳、安藤、岩田の3人に対し、キラリと光る成績を残す。
今季下柳に2打数1安打、安藤に3打数1安打、
岩田に5打数2安打で、計10打数4安打の打率4割>
「そんなに対戦していないからでしょう」

<横浜時代、下柳、安藤に対しては>
「打ち取られているイメージがありました」

<しかし、実際は下柳に対しては05、06年と打率.333。
自分自身にあった打てなかったというイメージは、
中日に入ってから取り除かれる。好球必打がいい形で表れて>
「それまでは、球をじっくり見て打つところがあったんですが、
中日では初球からいい球は打てと言われています。
それでいい結果が出ている。積極的に打っています」

<3人に強いことを武器に、牙を研いで出番を待つ>
「3人が投げてくるんでしょうけど、
試合に出たらいいイメージを持って打席に入りたい。
気持ちだけでも負けないようにします」
中スポ

◇荒木雅博
<CS第1ステージで突破口を開く決意をみせた。
思い切ったプレーでチームにいい流れを呼び込むつもり>
「短期決戦は勢いが必要。まず勢いに乗るプレーがほしい」

<昨年は盗塁を成功させたことで気持ちが楽になり、
自分のリズムでプレーできるようになった>
「去年は最初に盗塁を決めて乗ったところがあります。
試合には流れというものがあるし、相手も緊張しているわけですからね」

<ナゴヤドームに阪神を迎えた昨年と違い、
今年は敵地の京セラドーム大阪だが、
自分たちのペースをつかむ戦い方に変わりはない>
「打撃でも守備でも走塁でも、勢いに乗るプレーがほしい」

<レギュラーシーズンは打率.243、4本塁打、28打点で32盗塁。
守備ではチーム最多の11失策と到底満足できる成績ではなかったが
気持ちを切り替えている>
「反省するのはまだです。CSがありますから」
名タイ


◇川上憲伸
<阪神とのCS第1ステージに先発が予想されるが、
チェンと同じ練習メニューで、けむに巻く。
練習中は投内連係からダッシュ、ベンチ裏に消えるタイミングまで全く同じ>
「阪神ファンの応援の中でいかに平常心で投げられるかが大事」
ニッカン

◇中田賢一
<打倒虎の大きなキーポイントになるのが『赤星封じ』。
今季チームは10度盗塁を企図され、成功率8割をマークされる。
しかし自身は赤星を計10度も塁に出したのに、一度もスタートを切らせず。
クイックモーションの速さはチームでも指折り。
加えて、走者に『間合い』を計らせないような工夫を入念に施していた>
「赤星さんのような足の速い走者がいる場合は、
クイックはもちろん、けん制をするタイミングをずらしたり、
逆にけん制をするタイミングでホームに投げたりと、いろいろ考えています」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<CS阪神戦で先発の可能性があるが、
投手陣一丸になって、赤星を塁上にくぎ付けにする構え>
「赤星さんを塁に出したら? 特にクイックを速くしますよ」
中スポ

◇谷繁元信
<ペナントレースから警戒を強めてきた赤星について、
新たに対策を練り直すことはないが>
「赤星の盗塁? 今に始まったことじゃない。対策は変わらない」
中スポ

◇都スコアラー
<球界屈指の『赤星の足』に対して、投手を中心に警戒レベルを上げる>
「盗塁を阻止できるかどうかは、7割が投手にかかっている。
特に赤星の場合はスタートを切らせてしまったら成功率が高い。
ボールを長く持ったりして、スタートを切りにくくすることが大切。
投手の『意識』が重要になる」
中スポ

◇浅尾拓也
<大事な試合を前に右目がものもらいの影響で
やや腫れているが、初のCS登板へ気持ちは高ぶる>
「マウンドに立てば、すごく緊張すると思います。
今季はいろいろな厳しいところで投げさせてもらった。
普通なら代えられてしまうような場面でも使ってもらえた。
そういう経験を生かして投げたい」

<昨年の今ごろは、右肩痛で2軍教育リーグの
戦列からも離れていた。初のCS参戦に向け>
「しっかりと攻めていきたい。どんな場面でもいい。
あとちょっとだし、連投でも大丈夫。とにかく勝ちたい」
名タイ

◇高橋聡文
<今季はほぼフルシーズン、チームに貢献。
昨季の倍以上の54イニングを投げたが、四球数は昨季と同じ10個>
「変化球の精度が上がったと思います。
カウント0-3からストライクを取れて粘れるようになった」

<昨年のCSで登板機会がなかった。
その悔しさもあり、CSの話になると厳しい表情に変わり>
「負けている場面でも勝っている場面でも関係ない。
シーズンとやることは変わらないし、
与えられた回を抑えるという強い気持ちでやるだけです」
名タイ

◇森バッテリーチーフコーチ
<急成長した左右のセットアッパー浅尾、高橋に期待>
「若い連中がどれだけ頑張れるかだと思う」
名タイ


◇落合監督
<練習最初のメニューである投内連係と
内野のシートノックで約30分間、ノッカーを務め、
無死一塁、1死三塁などを想定した場面で、
投手と野手の間など、絶妙なゴロを転がして>
「それじゃあ、だめだ。そのプレーで負けるぞ!」

<ノックを打った理由については
苦笑いを浮かべながら、こう話しただけ>
「(選手の)汗の出が悪いから、ちょっと遊んだだけだよ」

<全勝でCSを突破した昨季は
直前の選手の動きを見て『勝てる』と確信したというが、
果たして今年はどうか? こう言ってにやりと笑う>
「選手の動き? 見ていればわかるだろう」

<居残り特打の森野がライナー性の当たりを連発する姿に
ひと言もアドバイスせず、監督室に消える>
「(森野は)振り込んだら状態が上がってくる子。
だからきょう、やったんだろ」
(中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋12ニッカン


【ドラゴンズ・ポストシーズンの日程】
<クライマックス・セ 第1ステージ>
10月18日(土) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月19日(日) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月20日(月) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月21日(火) (予備日)
(先に2勝した球団が勝者とする。
1勝1敗1分けの場合は公式戦の上位球団・阪神を勝者とする)

<クライマックス・セ 第2ステージ>
10月22日(水) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月23日(木) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月24日(金) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月25日(土) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月26日(日) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月27日(月) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月28日(火)、29日(水) (予備日)
(1位球団・巨人にあらかじめ1勝のアドバンテージを与え、
アドバンテージを含め先に4勝した球団を勝者とする)


ここ数日、プロ野球のゲームがなく、
やや『間延び』も心配されるなか、
きょう16日からは、パ・リーグ優勝の埼玉西武
3位で勝ち上がった北海道日本ハムのCS第2ステージが。
一方で、セ・リーグもいよいよあす18日から、
京セラドーム大阪で、3位のドラゴンズ
2位・阪神とのCS第1ステージがはじまります。

この日のドラゴンズナインは、
前日に続き、ナゴヤドームで約2時間半の全体練習。
ウオーミングアップをした後、投内連係、シートノックに打撃練習。
シートノックでは落合監督自らバットを握り、『オレ流ノック』を披露。
相変わらず厳しいところに転がる打球に、
川上、チェンら投手陣、そして荒木、井端ら内野陣は、四苦八苦。
それが逆に、CSに向けての緊張感を醸し出すこととなったようです。

この日の各紙からのコメントをまとめましたが、
阪神サイドもそうなんですが、
互いにポジティブな要素の記事が多かったですね。
確かに対戦成績で大差が付いた今季ではありますが、
一旦リセットし、ある意味一発勝負的な要素もある超短期決戦。
特に中スポなどは、阪神に、安藤、下柳、岩田に強いのは誰と、
躍起になって探した印象の強い記事が並んでおりました。

そんななか、この日の注目は、
クライマックスシリーズでも『4番』に座ることが確実な森野
この日の全体練習後には、ただ1人居残っての特打を敢行。
「最近バットが振れていなかったので、
もう一度振ってみたかった」
という決意のもと、
約35分、黙々とバットを振り込みましたが、
ライナー性の当たりを連発するなど、修正ポイントを掴んだ感も。
「あしたよくなればいいですけど」と話しながら、表情は明るかった様子。
今シーズン打率.321と自身最高の成績を残しながら、
対阪神戦は73打数18安打7打点、打率.247と、唯一の打率2割台。
しかし「短期決戦で違うところをみせたい」と意気込みを。
気合を入れ直した新4番は、決戦でのリベンジを誓っていたようです。


4番・森野将彦放てよ!チームトップの高打率
勝負強さを評価され、
シーズン終盤、
4番に指名された森野
当初こそ戸惑いがあったものの、
それ以降チームが波に乗り、
3位の座を勝ち取る一因にもなりました。
しかし12日の阪神戦では、
岩田にタイミングが合わず凡退するなど、
ここ数試合は、やや調子を落としている感も。
古くは88年の落合
最近では06年のウッズと、
ポストシーズンでは「4番の働き」が、チームの勝敗を左右するうえ、
フォームを改造して間もない3番・和田
腰の状態が不安な5番・ウッズと、前後の打者の調子が
不安定なだけに、やはり4番がしっかりしないと。
主軸としての責任感が決意させたと思われる特打効果によって、
ぜひとも調子が上向いてほしいと願っています。

相手の監督が早々と予告した
安藤、下柳、岩田の先発が濃厚なCS第1ステージ。
今季合わせて0勝9敗と完全に抑え込まれている3投手に対し、
正直公式戦が終わり、一旦リセットしたからといえ、
急に打てるようになるかといえば、やはり違うというもの。
それでも1試合のうちには、必ずチャンスが1つは来る。
そこを逃さずにしっかり繋いで、得点を奪うことが大事でしょう。
もちろんその攻略は、チーム一丸として行うものですが、
やはりその中核として期待したいのが、森野の爆発
4番が打てば、チームに勢いが付きますし、
相手においても、大きなダメージを与えられるのは、確か。
苦手な阪神を撃破し、良い流れで得意とする巨人戦へと
歩を進めるために、ぜひキーマンとなってほしい背番号31
残り期間での上昇を願うとともに、
4番・森野CSでの働きを、大いに楽しみにしていきたいと思います。


その他の話題からは、投手陣の赤星対策が出ていましたが、
自分的には正直、赤星よりも平野の方がコワイなと。
とにかく1、2番に働かせないよう、
バッテリーで、うまい対策を立ててほしいところです。


若竜トピックス(16日)

◆フェニックス・リーグ
東北楽天-中日
(16日・ひむかスタジアム)
  100 000 010 = 2
  000 000 101 = 2
[D本] なし
[D投] 朝倉、樋口、久本、中里、金剛
公式サイト東北楽天公式フェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、東北楽天先発・片山の立ち上がりを攻め、
1死から岩﨑が中前打で出塁すると、すぐさま二盗。
2死後、4番・堂上剛裕の中前適時打で先制する。
先発・朝倉は、3回まで1安打投球。
5回ウラ、1死一、三塁のピンチを迎えたが、
1-6-3の併殺打で切り抜け、この回で降板。
5イニングを投げ、4安打1四球無失点と危なげなかった
1点リードのまま迎えた7回ウラ、3番手・久本
伊志嶺に右越えのソロ本塁打を浴び、同点にされたが、
続く8回、東北楽天3番手・石川から柳田が中前打で出ると、
堂上剛裕が左中間に適時二塁打を放ち、再び勝ち越し。
しかし9回ウラ、5番手・金剛が先頭・横川に右前へ安打を許すと、
ライト・堂上剛裕後逸する間に、二塁へ到達。
さらに次打者・山下の2球目に捕逸で走者は三塁へ。
山下からは三振を奪って1死としたものの、
続く中島の遊ゴロをファンブル
拙守の間に同点に追いつかれ、2-2の引き分けに終わる。
公式サイトより)


△朝倉健太
<フェニックス・リーグの東北楽天戦で先発し、
5イニングを4安打1四球無失点。宝刀・シュートがさえ渡り、
5イニングで実に3併殺を完成。らしさが戻ってきた>
「ボールは良くなってきている。
三振は無かったけど、球数(63球)も少なかったし、持ち味も出せたと思う」
朝倉健太公式中スポ

△小林2軍投手コーチ
<朝倉の投球を見守り、内容を高評価>
「前回に引き続いて良かった。
投球は目に見えて良くなっている。
ボール自体の力やキレも出てきたし、明らかに上昇カーブを描いているね。
CS第2ステージ以降の登板? 十分あると思うよ」
中スポ

△樋口賢
<当初名古屋に残って調整し、10日に宮崎入り。
2番手でフェニックスリーグ初登板。6回の1イニングを1安打無失点>
「(味方が)零点に抑えていたので
プレッシャーがあったけど、無失点に抑えられて良かった。
ストレートとか、今まで取り組んでいたことができたので良かったです」
(中スポ)

△堂上剛裕
<この日もチームの全打点を挙げる4打数2安打2打点の活躍。
リーグ通算で、32打数17安打の打率.531、2本塁打、15打点と大暴れ>
「こっちに来てから調子はいいと思います。
結果が悪い時でも、いい感じで打てているので、これを続けていきたいです」
(中スポ)


◇西川明
<二塁が本職だが、このリーグでは外野手としても起用されている。
数多くのポジションをカバーする器用さを新たな売りにするつもり。
もともと外野は素人ではなく、法大2年までは左翼が定位置だった>
「外野の守備に不安はありません」

<出場機会増加に結び付く外野への挑戦を大歓迎。
現在は堂上剛裕のグラブを借りているが、近く新調する考え>
「ポジションが多い方が、使いやすいでしょうからね」
(中スポ)

◇辻2軍監督
<宮崎では先発で1試合、途中出場で1試合、西川を左翼で起用>
「西川は打球に対する勘がいい。
外野手は少ないし、いろんなところを守れた方がいいだろう」
(中スポ)


フェニックス・リーグは、いよいよ後半戦に突入。
宮崎市・ひむかスタジアムでの東北楽天戦は、
終盤まで1点リードしていたものの、
最終回に拙守が重なり、同点に追いつかれてのドロー。
絶好調の堂上剛裕が2本のタイムリーを放つ活躍を見せましたが、
最後の最後に、詰めの甘さが見られる結果となってしまいました。

そのゲームに先発したのが、
ポストシーズン・第5の先発としても期待のかかる朝倉
前回登板の埼玉西武戦(8日・7イニング2失点)に続き、
この日も5イニングを危なげなく、4安打無失点。
特に宝刀・シュートが威力を発揮。
1回1死一塁、3回1死一塁、そして5回1死一、三塁と
3度の場面を併殺で完成させるなど「らしい投球」を披露。
ランナーを背負い、ピンチを招きながらも、
失点は許さないという粘りの投球で結果を残し、
1軍復帰へ再びのアピールとなったようです。


朝倉本来の持ち味でもある、打たせて取る投球
5イニングで63球という省エネぶりもお見事。
少なくとも小笠原よりは状態が良さそうですし、
一足早く1軍に合流した中田との争いになってきそう。
まあ第2ステージに進んだ場合というくくりがあるにせよ、
背番号14が復調してきていることは、
チームに大きなプラスといえるでしょう。

2008年10月16日 (木)

挑戦竜CSへ練習再開、岩瀬今季もイニングまたぐ。

来る18日からクライマックスシリーズ第1ステージ
2位・阪神と戦うことになった3位・ドラゴンズ
それに向けてこの日、チームは練習を再開
ナゴヤドームで約2時間の全体練習のあと、
岩瀬、浅尾、清水昭信がシート打撃に登板。
打者と対戦して実戦感覚を磨いたもよう。
日本一連覇へ向けての最初の決戦まであと3日、
チームの全体の緊張感もだいぶ増してきたようです。

ドラゴンズトピックス(15日)

◇岩瀬仁紀
<ナゴヤドームでの練習でシート打撃に登板。
荒木や和田ら主力を相手にキレのある球を投げ込み、上々の試運転。
大詰めの戦いに向け、力強く『イニングまたぎ』の解禁を宣言>
「総力戦だから。必要ならば投げるよ」

<昨季日本一への切り札になった『イニングまたぎ』。
唯一、不安材料を挙げるとすれば、北京五輪での悪いデータ。
回をまたいで登板した1次リーグ2試合では、ともに敗戦投手。
もっとも、当の本人はCSへの影響をきっぱり否定>
「今度は相手が違うからね」

<実戦からは4日の巨人戦以来遠ざかっているが、調整は順調そのもの>
CS前最後の実戦形式となるシート打撃では打者5人を相手に1安打だけ。
1四球はあったが2つの三振を奪い、好感触を得たよう>
「きょうはバッターとの感覚をつかみたかった。
今のところ不安はない。あとは気持ちをどう持っていくかだけ。
チャレンジャー精神の気持ちで向かっていきます」

<発奮材料がある。12月に第2子となる次男が誕生予定。
生まれてくる愛息のためにも、最後の力を振り絞る>
「優勝しても優勝旅行には行けないかな。
どうせなら記念の年になるように、いい形で締めくくりたいよね」

<今季は10年連続50試合登板の金字塔を打ち立て、
蓄積した疲労はあるはず。とはいえ守護神はそれを口にしない>
「今年は本当につらい1年だった。
特に北京(五輪)から帰ってきてからは。
だけど、まだ戦えるチャンスがある。
泣いても笑ってもこれからが最後の試合になる。
体がヘトヘトになるまで投げます」
中スポ共同通信社時事通信デイリー

◇浅尾拓也
<シート打撃に登板し、打者18人に6安打、2四球。
三振も4人から奪ったが、球のばらつきが目立ち、
登板後に森バッテリーチーフコーチから忠告を受ける>
「最初のうちは球のリリースポイントもわからなかったんですが、
最終的に納得して終われました。
(森コーチからは)体重移動のことについて、アドバイスを受けました。
あと2日。しっかり頑張って合わせていきたいです」
(東京中日、ニッカン

◇清水昭信
<シート打撃で万全の仕上がりぶりを披露。
打者9人に2安打、3三振。CSではブルペン待機となりそうだが>
「いい感じで投げることができました」
(東京中日)

◇吉見一起
<川上、山本昌、チェンとともに投手の打撃練習に参加。
第1ステージ・阪神戦はリリーフ待機が予想されていたが>
「自分ではどこで投げたいとか、
そんなこと言える立場でもないし、
行けと言われたところでチームに貢献したい。考えるのはそれだけです」

<一方、阪神の先発は安藤、岩田、下柳でほぼ決まり。
その1人の名前に反応して>
「岩田さんは1年間ローテーションを守って、CSでも先発するでしょう。
苦労されていたことも知ってますし、すごいと思います。
同じ治療院に通っていた2人が10勝できてよかった、という話はしました」
(中スポ)

◇チェン・ウェイン
<ランニングやバント練習などで汗を流す。
CSを前に昨季の左ひじ手術からの足取りを振り返り>
「去年の今ごろは今の自分を想像できなかった。
まさかここまで1軍で投げられるなんて」

<今季学んだものをすべてCSで出す考え。
森コーチも以前から評価する『中継ぎスタイル』。
CSでの登板を今季の集大成にすることを誓い>
「CSは中継ぎのイメージでいく。
まずは初回。僕の場合は初回がすべて。
全力で真ん中目掛けて思い切り腕を振っていく。
厳しいコースを狙うといいことがない。
ちょっと甘いコースを狙おうと思っている。
それで相手を打ち損じさせたい。
なるべく球数を少なく、テンポ良く投げること。
そうすれば長い回を投げられる。
それがことし1年間やって覚えたこと」

<既に阪神を相手に投げるイメージは固まっている>
「赤星さんや平野さんとか足が速くて粘るタイプが多い。
四球などで走者を出さないようにしたいし、
早いカウントで打たせるようにしないといけない」

<今季の阪神戦は2勝2敗だが、それはリセット>
「CSで先発なら、投げても2試合。任された試合でただ頑張るだけ。
(レギュラー)シーズンはシーズン。
これからが一番大事になるし、しっかりとした投球をします。
日本一になりたいから」
名タイ

◇中田賢一
<宮崎・フェニックスリーグに参加していたが
この日、長峰、小林とともに1軍練習に合流。
11日ぶりに1軍へ戻ってきたが>
「上と下(1軍と2軍)では違うので分からないけど、
ボクの中ではしっかりとした球が投げられるようになったと思っています」

<CS第1ステージでは第3戦までもつれた場合、
スクランブル登板もありそう>
「全体的なことを調整してきた。
場所を選んで投げる投手じゃないので、与えられた場所でシッカリ投げたい」
(東京中日、スポニチ名古屋


◇英智
<シート打撃で、第2打席に浅尾から左越え本塁打。
さらに第1打席は右中間への二塁打、
第3打席は右中間突破の三塁打、第5打席は左前打と
打者も走らなかったため推定だが、サイクル安打をマーク。
守備、走塁にとどまらず、右の代打として楽しみになったが>
「打ちましたが、そんな重要な問題じゃないですよ」

<今年は途中出場が多く、77打席。
打席に入ることが少ないため、その間の感覚を保っておくことが重要。
このシート打撃は感覚を研ぎ澄ますいい機会となったが>
「間が空いていても、常にイメージを大切にしています。
ここのところ(練習で)感じが良かったので、
実戦で試す機会がほしかったんです。それ以上のものはないですよ」

<昨年は好調だった9月末に右太ももの肉離れを起こし登録抹消。
CS、日本シリーズに出られなかったが、今年は念願のグラウンドに立てる>
「去年はテレビを見て応援していました。
今年はCSに出られる。この場にいられる喜びが強いです。
試合に出られたら、守備、走塁を頑張って、ひとつの戦力になりたいです」
中スポ


◇森バッテリーチーフコーチ
<決戦の地・京セラドーム大阪で練習を行わず、
前日17日にナゴヤドームで練習後に大阪入りという
異例の『ぶっつけ本番』で臨むことについて説明。
時間を無駄なく使えることを強調して>
「日本シリーズのように公式練習が決められていることじゃない。
向こうの練習が終わるのを待ってからやるか?
それならこっちで練習した方が良い」
スポニチ名古屋

◇高代野手総合チーフコーチ
<『ぶっつけ本番』で臨むことについて、
本拠地と同じグラウンド条件を理由に挙げて>
「当初の予定通りスカイマーク(球場)ならば
天然芝だから練習しないといけないし、前日に確認していたかもしれない。
でも人工芝ならシーズン中にたくさんやっているから」
スポーツ報知スポニチ名古屋


前日は全休だったものの、
この日からナゴヤドームで全体練習を再開
いよいよクライマックスシリーズまであと3日。
ムードもかなり高まってきている感のあるドラゴンズですが、
その中で注目は、シート打撃に登板した守護神・岩瀬
12日の公式戦最終戦が、劣勢になったため出番がなく、
4日の巨人戦以来の実戦形式のマウンドとなりましたが、
和田、荒木ら打者5人と対戦し、1安打2奪三振1四球とまずまず。
「今のところ不安はない」と好感触を得たもよう。

さらにこの日、守護神の口からは、
シーズンではなかった『イニングまたぎ』の解禁宣言が。
それまで短期決戦に弱いと言われていたドラゴンズ
昨季CS第1、第2ステージで勝ち抜くことができたのは、
従来の概念を破り、8回1死から登板し、
イニングを『またぎ』、封じ込んだ守護神のチカラがあったから。
今季も公式戦では1イニング限定での起用だったものの、
一戦必勝の決戦では、再びその禁を破って起用の命が下ることも。
もちろん本人も「必要ならば投げる」と了承の姿勢。
日本シリーズに進出するため、どうしても勝たなければいけない。
さらに終盤に厳しい場面も多々予想されるこれからのステージ。
たとえ奪うアウトが増えたとしても、
歴戦を投げ抜いてきた鉄腕は、きっちりと請け負う構え。
蓄積している疲労はあれど、気持ちでしっかりカバー。
チームの勝利のために、渾身の力を振り絞る守護神の投球、
今季の大事な戦いでも観られることになりそうです。


頼むぞ、岩瀬!守護神・岩瀬
『イニングまたぎ』解禁。
最終戦で投げられず、
実戦感覚が鈍ることを
若干の不安材料と
感じていたのですが、
この日のシートの様子を見る限り、大丈夫そうですね。
昨季のCSでは、4度の登板がすべて8回途中。
それでもチカラを振り絞って、投げ込んでくれた。
今季もその再現となることをファンとしては望んでいます。

ただ10年連続50試合登板という勤続疲労
さらに激務を強いられた北京五輪と、
様々なものを乗り越えてきている今季だけに、、
シーズン通じての調子自体は、昨季ほどはなく、
「岩瀬」という名前だけでは抑えられないことが増えているのも確か。
その辺りが心配な部分ではありますが、
それでもここ一番で頼りになるのは、やっぱり岩瀬
その信用度は、数字以上に計り知れないものですから。

正直、キツい場面での登板が続いていきそうですが、
ここまできたら、疲労どうこう言っていられないですし、
さらにチーム的にも、もはや失うものもない。
とにかく勝利のために持てる力を振り絞って、投げ込んでくれれば。
3位からの逆襲には必要となるであろう『イニングまたぎ』。
ぜひとも今季も決めて、チーム勝利へと導いてほしいです。


その他の話題では、そのシート打撃で、
英智『推定・サイクル安打』をマーク。
昨季は9月の天王山で故障離脱し、ポストシーズンを棒に振っただけに、
その意気込みたるや、他の選手とは違うところがあるのでしょう。
ぜひともさらにアピールして、「ひとつの戦力」になってほしいところですね。

また宮崎・フェニックスリーグで調整していた投手陣のなかで、
中田、長峰、小林がこの日、1軍へ再合流。
小笠原の名前がなかったのが、気になりますが、
現在登録抹消されている中田が加わり、
CS第1ステージの投手陣は、川上、山本昌、吉見、チェン、
中田、齊藤、浅尾、小笠原、清水昭信、高橋、小林、

そして岩瀬という、12人体制でいくことになりそうです。

それから首脳陣からは、異例の『ぶっつけ本番』発言が。
まあ初めての球場でもないですし、悪くはないですが、
果たしてそれが吉凶どう出てくるのか。
ただ今季、ドラゴンズは京セラドーム大阪で、1勝1敗。
オリックスとの交流戦では戦いましたが、阪神戦はなかったんですね。
その一方で、阪神が現在、京セラドーム大阪で、
交流戦を含め、なんと7連敗中とのこと。
ホームであってホームではないこのありさま。
できれば相性を気にしたくない今季のCSですが、
こういうものは好材料として、考えておきたいところです。

2008年10月15日 (水)

CSの達人和田語ると渡邉球団職員コーチ就任か。

朝から雨だったというこの日のナゴヤ。
ドラゴンズは、18日からのクライマックスシリーズ
第1ステージ・阪神戦に向けての最後の休養日
1軍の練習は全休で、ナインは思い思いに英気を養ったもよう。
3日後に控えたCSですが、今季のドラゴンズにはその達人が。
さらに宮崎では復活を期す中田が好投で1軍へGOサイン。
そのほか「休日竜の話題」を集めましたのでどうぞ。

ドラゴンズトピックス(14日)

◇和田一浩
<この日、クライマックスシリーズへの決意を表明。
昨年までの西武時代では現行制度のプレーオフ13試合で
打率.348、3本塁打、10打点と好成績。
レギュラーシーズンを不本意な成績で終えた『CSの達人』が
その極意を披露するとともに、別人になって活躍することを誓う>
「シーズン中なら2本ヒットを、3本ヒットをって思うけど、
CSは勝つための大事な1本が打てればいい。
1試合目で打てなくても、数字が残らないから2試合目に切り替えやすい。
それに先を考えなくていいから、思い切ったプレーができる。
極端にいえば故障してもいいってくらいにね。
そう思えたときに結果はついてくると思う」

<実は下位チームが精神的に有利であることも力説。
負けたところで当然、という心理状態で戦うのは好結果を生む>
「やっぱり日本シリーズに出場しないと優勝が薄れるでしょ。
だから優勝チームは守る意識が強くなる。
でも下位のチームは失うものがないから
気楽というか切羽詰まらない。それは大きいよ」

<CS第1ステージの舞台は京セラドーム大阪。
実は自身にとっては好相性。ここ5年間で打率.407、7本塁打、27打点>
「甲子園じゃないというのは大きいと思います。
今年はずっと勝てなかったからね。京セラドームなら気持ちが違う」

<ただ達人が万全の状態で今回のCSに向かえないのが現状。
今季は.302と3割こそキープしたが、9月以降は打率.224と失速。
ついに落合監督の勧めでフォームを大改造。
いままでのオープンスタンスもやめた>
「あれほどの成績を残した監督がボクのために言ってくれたこと。
打つために常にベストを尽くさないといけない。
スクエアにはスクエアのメリットがあるから」

<実戦で試したのも1試合だけ。不安がないといえばウソになるが>
「少ない時間だけど本番までには何とかしますよ。
投手に向かっていく状態にね。
今年のボクの成績ではファンが満足なんてできないと思う。
だからこれからの残り試合で頑張りたい。ファンの期待に応えたいんです」

<13日は大阪市内のホテルを早朝に出発して帰名。
子どもを釣りにつれていったもよう。
精いっぱいの家族サービスをして、いよいよ戦闘モード>
「(祝日で)幼稚園が休みだったからね。
これから先に進めば遊んであげられなくなるから」
中スポ

◇谷繁元信
<関本、矢野と主軸を打たない2人にに打たれ、
赤星、平野の1、2番コンビにも打たれた今季。
チャンスの芽をいかに摘み取るか、CSの阪神対策についてこう話す>
「阪神だけでなく、どことやるときもそうですけど、
1、2番を出すと、チャンスで3、4、5番に回ってしまう。
下位打線に打たれても、1、2番に回ってしまうから、そこを抑えられるかです」
中スポ

◇都スコアラー
<CSの阪神対策について>
「(新井、金本の)3、4番に打たれても、その前を抑えられるか。
中盤まで接戦に持ち込むことが大事」
中スポ

◇浅尾拓也
<12日の今季最終戦で対阪神戦初失点を喫す。
しかしこの失点『1』をヒントにしようにしている。
試合間隔が空く今、思い切ったフォーム修正中>
「あのままCSに入っていたら、CSで同じことをやらかしていたと思う。
あの試合で悪いところが出て、良かったと思う。修正点がはっきり出ました」
(中スポ)

◇井端弘和
<右ヒザじん帯損傷などで、
過去5年間で最低となる106試合出場に止まった今季。
CSでは不完全燃焼に終わったシーズンのウサ晴らしに出る>
「調子がどうのこうのと言ってる時期じゃないんでね。
今年はケガでチームに迷惑ばかり掛けた。少しでも貢献したい。
とにかく初戦を取る。その気持ちで向かっていくだけです」

<1日の戦列復帰以降、6試合で24打数4安打の打率.167。
患部の右ヒザも万全には程遠い状態。
それでも日本一連覇のチャンスがある。
阪神には大惨敗を喫したが、相手に不足はない>
「借りを返すチャンス。
今年の対戦成績は悪いけど、短期決戦になれば関係ない。
勢いに乗ったモン勝ちでしょ。勝つためのプレー。最大集中です」。
デイリー


この日のスポーツ各紙からのコメントをまとめてみましたが、
目を引いたのは、今朝の東京中日裏1面。

ドラゴンズ的には、今季で2回目となる
クライマックスシリーズですが、
今季はCSの戦い方、勝ち方を知り尽くす『達人』がいるらしい。
その選手とは、昨季までの西武時代、
04年からの3年間で13試合のプレーオフに出場した和田
厳しい戦いのなか、通算打率.348、3本塁打、10打点と
好成績をマークしているとは、まさに『達人』の域。
昨季はじめて短期決戦を勝ち抜くことができたドラゴンズですが、
主軸にこういう選手がいるというのは、実に心強い限りでしょう。
シーズンとは違い、一戦必勝の意味合いが高いCS。
そこで勝ち抜くために、『達人』はその極意を、
「勝つための大事な1本」「思い切ったプレー」
さらに気持ちの持ち方にあると、語ってくれました。

頼むぞCSの達人。「失うものがないから、
気楽というか切羽詰まらない」

そう話していた和田さんですが、
最後まで覇権を争った昨季の2位と、
大差を付けられた今季の3位
選手のモチベーション
どのように違うのか、気になりますね。
ルール的には3位までに権利があるCSですが、
ナインが今回の戦いをどのように意識しているのか。
それによって、戦い方も変わってくるのではと思います。
ただ井端が言っていたように「短期決戦になれば関係ない」
「借りを返すチャンス」
と考えてくれればいいなあと。
守るものは何もないうえ、ビジターからのスタート。
さらに大阪、東京と勝ち上がれば、最長で9試合を戦うことになる。
ある意味トーナメント的な様相のなか、
いかにプラス思考で捉えられるか、それが勝負を左右していくと考えます。

きょう15日からは、ナゴヤドームで全体練習が再開。
フォームを改造したばかりの『達人』の調子も
気になりはしますが、大事なところでの1本を期待。
そしてその1本によってチームが勢いづき、
先へ先への勝利へ繋げてもらいたいなと。
いよいよ本格的に『CSモード』に入るドラゴンズ
ぜひとも好結果でファンが喜べるよう、頑張ってほしいです!


若竜トピックス(14日)

◆フェニックス・リーグ
中日-巨人
(14日・天福球場)
  010 100 000 =
  000 100 000 =
[D本] なし
[D投] 中田、山井、赤坂
公式サイト巨人公式フェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
教育リーグでは中々見られない
中日・中田-巨人・木佐貫という両先発での投げ合い。
2回表、中田が1死から田中大二郎に左翼へ二塁打を打たれると、
加治前にも左前に運ばれ、連打で1死一、三塁。
続く円谷に左翼へ犠飛を打たれ、先制を許す。
さらに4回、中井大介、田中大二郎と連続四球で無死一、二塁。
続く加治前を三振に取ったが、円谷に中前適時打を喫し、追加点。
攻撃陣は、木佐貫に4回1死までパーフェクトに抑えられていたが、
の左翼線二塁打、森岡右前打で1死一、三塁。
ここで4番・堂上剛裕が中前に適時打を放ち、1点差に迫る。
なおも6回、巨人2番手・上野貴久を攻め、
1死から森岡、堂上剛裕の連打と柳田四球で満塁としたが、
福田、中村一生と2者連続三振で無得点。
2番手・山井、3番手・赤坂と好投したが、
7回以降、巨人3番手ウィルフィン・オビスポの前に
1安打4三振と打ち崩せず、1-2の僅差で敗れる。
公式サイトより)


●中田賢一
<フェニックス・リーグの巨人戦で先発、
5イニングを5安打6奪三振2失点に抑える。
小雨がぱらつくぐずついた空の下での投球だったが、
投げ終えた表情は晴れ晴れとして>
「だいぶいい感じで投げられました。
フォームも安定していたと思います」

<納得の理由は『生命線』の快速球の切れ。
4回・加治前、5回・隠善と
ともに内角ギリギリの直球で見逃しの三振。
MAXは抑えめの145キロだったが>
「きょうは力まずに投げようと思っていました。
その分、指にしっかりかかったボールが多かった」

<11日の練習ではマウンドの下から頂上へ向かって
左足を踏み出す形でキャッチボール。
ミリ単位のズレを修正するため、最後まで残って繰り返した>
「(意図は)頭が突っ込む悪い癖が出ている。
左足を早く着地させることで、頭が突っ込まず、
右腕をスムーズに回転させることができる。
(好調時と不調時のフォームの違いは)
ビデオで見てもわからない。感覚的なものです」

<宮崎では下半身もいじめ抜いた>
「スクワットを多めにやりました。土台から作り直そうと思って」

<15日には名古屋へ戻って1軍に合流する。
巨人とのCS第2ステージを見据えれば、頼もしい右腕の帰還>
「短期間でこれだけ変えることができたことが、
自分の中で手応えになっています」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<最高の褒め言葉で、中田へ『GOサイン』を贈る>
「『スタンバイ・オーケー』と言えるんじゃないかな」
中スポ

●山井大介
<6回から2番手で、宮崎では早くも4度目となる中継ぎ登板。
加治前に左前打を許したものの、円谷を遊ゴロ併殺。
打者3人に対して無失点で切り抜ける。MAXは145キロをマーク>
「右ひじの状態? 問題ありません。普段通りに投げられた」
(中スポ)

●堂上剛裕
<フェニックスリーグ不動の4番の勢いが止まらない。
4回にチーム唯一の打点を挙げる中前適時打を放つと、
6回にも再び中前打。今リーグでは驚異の『5割』をキープ>
「1年間やってきたことが結果に出ている」
(中スポ)

●鈴木義広
<ナゴヤ球場で、手術を受けた右ひじのリハビリを行う。
9月25日に手術。来季の復活を目指し意気込む>
「経過は順調ですね。ひじの可動域も広がった。
来年2月の春季キャンプでみんなと同じスタートが切れるようにしたい。
そのためには休みなしです」
鈴木ブログ「ご無沙汰しています」、ニッカン


宮崎・フェニックス・リーグは、
日南市・天福球場での巨人戦
小雨がパラつく空の下でのゲームでしたが、1-2と惜敗。
その中で注目は、CSへ向けての『追試登板』となった中田
先発で5イニングを投げ、5安打2失点。
円谷に犠飛と適時打を放たれ、2点こそ失いましたが、
課題となっていたストレートのキレに、復活の気配
MAXこそ抑え気味の145キロだったものの、
指にしっかりかかったボールが多く、6個の奪三振。
その投球ぶりにファームの小林コーチ「スタンバイOK」との声。
突貫工事を終え、1軍に再合流することが決まりました。

ある意味、後がない状況でのマウンドでしたが、
何とか『追試』で結果を残したようですね。
ただ4回の失点は、先頭からの連続四球がきっかけ。
おそらく劇場的な要素は、残っているのでしょうが、
中田本来のボールが戻ってきたのは、うれしい限り。
憲伸、チェン、昌さんと先発しそうな
CS第1ステージでは、おそらく出番がないでしょうが、
最大6試合ある第2ステージでの登板はありそう。
昨季は伸びのあるストレートで、巨人を圧倒。
チームを日本シリーズに導いた背番号20
ぜひともその再現となるよう、今後さらに調子を上げてほしいです。


PS 今日の渡邉球団職員。

福岡ソフトバンク、横浜などが
来季のコーチングスタッフを発表するなど、
ストーブリーグの話題もちらほら出ていますが、
ドラゴンズの戦力外通告などは、
CSなどのポストシーズンを終えてからとなってくるでしょう。

しかし今朝のスポーツ報知に、ST的超うれしい話題が

渡辺氏が守備走塁コーチ就任…中日

中日の来季の守備走塁コーチに、
OBの渡辺博幸氏(38)が就任する。
1、2軍のポストなどを含めて現在調整中だが、
リーグV奪回に向けサポート態勢を整える。
落合監督就任初年度の2004年こそ
シーズン失策数は45だったが、昨季は69、今季は75と増加。
渡辺氏は04年に一塁のレギュラーに定着し、
ゴールデングラブ賞を受賞した。
昨季限りで現役引退し、今季は球団職員としてチームを支えてきた。
守り勝つ野球をテーマに掲げる中日だけに、
渡辺氏若さと経験で守備力アップを目指す。
スポーツ報知

◆西川球団社長
<来季を見据えて組織をリストラ。
ナゴヤ球場の屋内練習場2階にある
動作解析室を廃止することをこの日までに決め、説明。
廃止することで、年間で約1000万円の節約になるという>
「動作解析室はポスト自体をなくします。
映像はナゴヤドームのスコアラー室で見ることができる。
球団経営の問題もあるし、組織のスリム化です」
ニッカン

◆井手編成担当
<動作解析室の発案者。05年シーズン前からスタートし、
ファームの選手を中心に、技術向上の一助となってきたが>
「仕事の役割を終えたということ」
ニッカン


なんと、1年の時を経て、
あの渡邉球団職員が、再びドラゴンズのユニホームに
袖を通す可能性が出てきたようです。
はじめ『渡辺氏』って誰? と思いましたが、
良く読むと、我らが渡邉球団職員じゃございませんか!
ニッカンに比べては、信憑性のありそうな報知に出ていたので、
おおっという感じですが、そのポストがというのが
「守備走塁コーチ」とのこと。
守備はわかるにせよ、走塁というのはいかに…。

ニッカンによると、今季所属していた
「動作解析室」が廃止されるということで、
配置転換の意味合いもあるようですが、
どちらにしても、再びグラウンドに
戻ってきてくれるのは、うれしいことですよ。
上田同様、新米コーチになった際には、
若さ(笑)と経験、そして動作解析で培った力を活かしてほしい。
そしてファームの指導に当たるなら、新井、福田など
一塁手としての『名人芸』を伝授してもらいたいなと。

スポニチの『来季2軍投手コーチに稲葉氏を招へい』ともども
決定事項ではないのですが、まずは景気づけにひと喜び。
ぜひとも「渡邉コーチ」の実現、お願いしたいところです!

2008年10月14日 (火)

ウッズ荒木ら休日返上、投手陣もCSへ準備開始。

レギュラーシーズンを12日に終えたドラゴンズ
一夜明けたこの日は、ナゴヤドームで、
投手陣控え野手を中心に練習を行いました。
その一方で主力野手はクライマックスシリーズに備えて、
休息期間として、14日まで休みを与えられたものの、
ウッズ、荒木をはじめ、谷繁、立浪など返上して参加。
18日からの第1ステージ・阪神戦に向けて、
竜戦士の気持ちも、徐々に引き締まってきているようです。

ドラゴンズトピックス(13日)

◇タイロン・ウッズ
<CS第1ステージ・阪神戦に向け休日返上練習を敢行。
午後2時前、デラロサを伴ってグラウンドに現れる。
控え野手主体の練習に主砲がやってきたのだから、やはり珍しい>
「休日返上? そう」

<準備運動、そして打撃練習を終えると、
あらためて練習に来た理由を真剣な表情で話す>
「(13、14日と)2日間も休みだから、
どうするか自分で選択した。きょうはやろうとね。
両方休む選択肢はなかった」

<今季阪神戦は打率.185と苦手にしているだけに、決意の表れ。
今年は5番での出場が濃厚だが、主砲としての責任を感じる>
「腰の状態はいいというほどじゃないけど、まあまあだよ」

<CS第1ステージの相手となる阪神を警戒。
岡田監督の辞意が明らかになって、チームは揺れ動いているが、
短期決戦で逆に結束する可能性を示して>
「岡田さんが監督を辞めるという話は知っている。
だから選手たちが岡田さんのためにと、
余計にみんな一丸でくるかもしれないのが怖いね」

<シーズンとは別物を強調したものの、
阪神は今季6勝17敗1分けと最もカモにされた相手>
「シーズンのことは関係ない。今は0-0なんだ。
京セラと甲子園球場の違い? いや、相手は変わらないんだから」

<フリー打撃で快音を連発した主砲。
昨年は相手の守護神・藤川を出すことなく勝利を収めたが、
それを含め、序盤に相手の戦意をなえさせることを誓う>
「彼の出る幕はない。今年もそういう展開になることを願いたい。
相手のことは考えない。自分たちの仕事をするだけさ」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇荒木雅博
<前日の阪神戦でフル出場したが、
この日のナゴヤドームの休日練習に参加。
フリー打撃ではスイングをチェックするように入念に打ち込む。
休日を返上し、たっぷり動いたことには1つの決意が>
「ちょっと追い込んでいこうかな、と。
正直、今までやってないですから…」
(中スポ)

◇高代野手総合チーフコーチ
<休日を返上したウッズと荒木の姿勢に感心>
「打っておきたいと思ったんでしょう。
CSに向けてそういう気持ちになってきたんだと思う」
(東京中日)

◇立浪和義
<休日を返上してナゴヤドームで若手選手と調整。
この日はフリー打撃は行わず、ウエートトレで汗を流し>
「あしたが休みだからね。きょう動かしておこうと思ってね」
(東京中日)

◇谷繁元信
<この日、ナゴヤドームでの練習に参加。打撃練習に取り組む。
短期決戦の怖さを、自らの例も出して説明>
「野球は生きもの。簡単にはいかない。
何が起こるか分からない。
(公式戦で)打たれていても、抑えることだってあるし。
(昨年のCSで)ボクがあれだけ打ったのだって、
阪神や巨人は分からないだろうし。
その時の状況を察知してやるだけ。
どのチームが相手でも気を付けることは同じ」
(東京中日、スポニチ名古屋名タイ

◇井上一樹
<休日返上組のなかで黙々とバットを振ったベテラン。
CS第1ステージ、竜の天敵・藤川が出て来たとき送り出せる刺客。
通算打率3割、藤川に対するイメージは>
「踏ん切りがつけやすいピッチャーではあるからね。
最大の持ち味はあのまっすぐでしょ。
そこに混じってくるのはフォークボールぐらい、という感じ。
こっちで来るか、あっちで来るか…と、
迷うタイプのピッチャーではないからね」

<『いいピッチャー』とは認めるが、『天敵』という雰囲気はない>
「オレはそんなに嫌なイメージはないけどね」
中スポ


◇チェン・ウェイン
<CS第1ステージでの先発が予想される。
この日は、ナゴヤドームでランニング中心の練習で汗を流す。
MAX153キロを3度も記録した前日のスカイマークの球速表示にビックリ。
ちなみに記憶では153キロが自己最速>
「試合が終わって、チャートを見てビックリしました。
きのうは140キロ後半くらいかなって思っていたんで。つぎも頑張ります」

<阪神、巨人を倒し、日本シリーズに進出した場合は、
台湾に住む家族を招待するプランを披露。目を輝かせて>
「日本シリーズまでいけば7試合あるし、ぜひ親を呼びたいと思っています」
(東京中日、スポーツ報知

◇浅尾拓也
<吉見、齊藤、清水昭信、高橋とともに、
森コーチによる両翼ポール間のアメリカンノックのえじきに。
懸命に打球を追う厳しいメニューを終えて>
「きついッス。もう足がつりそうですよ」
(中スポ)

◇高橋聡文
<アメリカンノックを振り返り>
「本当にしんどかった」
(中スポ)

◇吉見一起
<同じくアメリカンノックで外野を走り回り>
「体はそんなに張っていないけど、結構きつかったです」

<この中にいるということは、CS第1ステージはリリーフ待機が濃厚。
プロ3年目は10勝をマーク。その内容は充実していたが>
「ボクはこの1年、いろんな経験をさせてもらった。
言われたところでいつも通りに投げるだけです」
(中スポ、ニッカン


新聞休刊日の今朝、
休日発行版の東京中日スポーツを
コンビニで購入しましたが、写真が大きかったなと。
写真が大きいということは、その分、字数が減る。
まあレギュラーシーズンが終わったばかり、
1軍選手はしばしの休息になるのかなと思いましたが、
「体育の日」ということもあってか?
しっかりと調整に励んでいたようです。

この日、ドラゴンズナインは、
ナゴヤドームで投手陣と、控え野手主体の練習を。
宮崎組を除いて1軍に在籍する全員が顔を揃えた投手陣は、
キャッチボールや、両翼間を走り回らされるアメリカンノック。
一方、控え野手陣は、フリー打撃や
ウエートトレなどで汗を流したもよう。
しかし当初の予定では、井上、小池ら5選手のみが
参加する予定の野手陣でしたが、それに交じって思わぬ主力組も。
デラロサを伴いて現れた主砲・ウッズをはじめ、
前日の阪神戦にフル出場した荒木、そしてベテランの谷繁、立浪らの姿も。
14日が全休ということもありますが、
あえて志願して、自ら率先して打ち込みを行う。
そこには、CSに向けて「やってやる」という気持ちが
十分に出てきているようにも感じました。


CSはヤルゼ!超・短期決戦と言われる
CS第1ステージ。
その相手が今季大きく負け越した
阪神ということもあり、
ドラゴンズ的には、
いかに「先手」を奪えるかがカギ。
特に終盤安定しているリリーフ陣を持っている阪神だけに、
昨季のような先制攻撃をして、リードを広げたいもの。
そのためには、切り込み隊長としての荒木の役割。
さらに和田、森野で繋いだあとのウッズの一撃。
そういうものが勝利に必要となってくるのは、明らかでしょう。
谷繁が語っているように「何が起こるか分からない」戦い。
昨季に続いて自らが『CS男』になってくれてもいいですし、
思わぬところからそういう選手が出てくるかもしれないですが、
逆にそれを相手に作らせてはいけない。
特にここ数日で、相手の指揮官が辞任を表明。
昨季の北海道日本ハムとは、辞める経緯に違いがあるだけに、
何となくという以上に、相手が一丸になりそうな恐れが十分。
しかしそういう状況になった際でも、それを突破できる力。
さらに絶対に勝って、先のステージへ乗り込むんだという気持ち。
もちろん打撃の状態を上げることが最重点でしょうが、
そういうものを高める一環としても、
体を動かしておくということが、必要だったのではと思いました。

今季の成績に関しては、とりあえずリセット
データなどを改めて洗い出し、そして迎える最初の決戦
ぜひとも残り期間で、やれることはすべてやって、
しっかりと準備して、敵地に乗り込んでほしいですね。
そのための第1段階としては、ヨシと感じましたし、
15日の全体練習から、さらにスイッチを入れてもらいたい。
優勝争いに絡めなかったとはいうものの、
昨季の「経験」を活かし、まずはに勝ち抜くこと。
そして悲願の日本一連覇のため、さらに歩を進める。
その準備期間に入ったドラゴンズを、楽しみに見ていこうと思います。


若竜トピックス(13日)

◆フェニックス・リーグ
東京ヤクルト-中日
(13日・生目の杜第2野球場)
  000 040 001 =
  002 002 011x =
[D本] 福田
[D投] 小笠原、長峰、小林、平井
公式サイト東京ヤクルト公式フェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・小笠原は初回、2回と四球を与えただけの順調な立ち上がり。
しかし3回ウラ、水野祐希の四球と、中尾敏浩の左越え二塁打で、
1死二、三塁とされると、三輪正義に犠飛を喫し先取点。
続く衣川にも右翼へ適時打を浴び、2点を先制される。
一方、4回まで東京ヤクルト先発・山本斉の前に、
わずか内野安打1本と抑えられていた打線は、
5回、先頭・福田が左中間に反撃のソロ本塁打を放つと、
小川、岩﨑の四球、さらに澤井の中前打で1死満塁。
続く柳田の死球で同点に追いつくと、
なおも満塁から堂上剛裕が右前へ2点適時打を放ち、4-2と勝ち越す。
しかし6回ウラ、疲れが見えてきた小笠原
2死から梶本四球、代打・川端慎吾中前打で一、二塁。
さらに自らのボークでピンチを広げると、
代打・志田に左中間へ2点適時二塁打を打たれ、4-4の同点
さらに8回ウラ、3番手・小林梶本左翼二塁打、四球などで
2死一、二塁とされると、米野に中前へ適時打、4-5と勝ち越される。
それでも9回、東京ヤクルト4番手・岡本秀寛から
先頭・福田が四球を選ぶと、代打・谷の犠打、
さらに代打・堂上直倫、岩﨑と連続四球で1死満塁。
続く澤井の内野ゴロの間に1点を加え、ゲームは振り出しに。
しかし9回ウラ、4番手・平井が、先頭・三輪に四球を与えると、
続く衣川の際に二盗を許し、無死二塁。
そしてカウント2-1と追い込みながら、右翼線に運ばれサヨナラ
小笠原は、6イニングを投げ、5安打4失点。
失点したイニング以外は安定していたが、
走者を背負った時の投球が不安定だった。
公式サイトより)


●小笠原孝
<フェニックス・リーグ、東京ヤクルト戦に先発し、
6イニングを投げ、5安打4失点という内容。
スカッと不安を払しょくすることはできず、
試合後の浮かない表情が、すべてを物語る>
「自分ではいい感覚があまりありません。
KOされた7日(東京ヤクルト戦・神宮)との比較?
『ほんのちょっとは良くなっている』という程度です」

<宮崎での『テスト』は今回一度きり。
15日には名古屋へ戻り、再び1軍に合流する予定。
強い決意とともに、完全復活へ全神経を集中>
「クライマックスへ向けて? 
今さら何も言いません。やるだけです」
中スポ

●小林聖始2軍投手コーチ
<小笠原の復調を認めたうえで、あえてメンタルを課題に挙げる>
「状態は上がってきているよ。
ただし、本人の自信のなさが失点につながっている面はある」
中スポ

●小林正人
<8回から3番手で登板。2安打1四球で1失点したものの、
対戦した3人の左打者には、三飛、三振、中飛と悪くない結果。
CSに向けて、心強い復調ぶりを見せる>
「2ストライクの後に打たれたのは
反省材料ですが、感触自体は悪くない」
(中スポ)

●福田永将
<7番・一塁で先発フル出場。
5回、東京ヤクルト先発・山本の速球を完ぺきに捉えると、
打球は左中間フェンスを楽々と越える本塁打。
フェニックス・リーグ6戦4発と脅威の量産ぶりに思わず苦笑い>
「好調の秘密? 何ですかね」
(中スポ)


フェニックス・リーグは、生目の杜第2での東京ヤクルト戦
最終回に相手投手の乱調を突き、同点に追いついたものの、
4番手・平井がサヨナラ打を喫し、5-6で敗れました。
そのゲームの注目は、やはりこの投手
シーズン終盤、調子を落とし、CSでの復活を期す小笠原
宮崎入り後初めて、先発で登板したものの、
力を発揮できず、6イニングを5安打4失点
特に走者を背負ってからの投球に安定感がなく、
今後に向けて、変わらぬ不安を残したもよう。

7日の神宮で苦汁を飲まされた東京ヤクルト相手でしたが、
またしても浮上することができなかったようで…。
ただファームの首脳陣は、課題に『メンタル面』を挙げていましたね。
気が強く、堂々と投げる感のある小笠原ですが、
不調続きに自信喪失という部分が多くなっているのでしょうか。
第2ステージに進んだ際には必要な投手でもあるだけに、
できるだけの復調を待つしかないのですが。
今後は15日に1軍に再合流する予定という背番号43
しかし秘密兵器になるための道は、まだまだ険しそうです。

2008年10月13日 (月)

中日71勝68敗5分、いざ3位からの逆襲。

3月28日から始まった2008年の公式戦も今夜で終了。
ドラゴンズもついに144試合目を迎えました。
最終戦は、スカイマークスタジアムでの阪神とのナイトゲーム。
6日後のクライマックスシリーズで相対するだけに
前哨戦の意味合いも兼ねましたが、
豪華な投手リレーの3番手・山本昌が捕まってしまい、
3連打で2死満塁から、まさかの2者連続押し出し
代わった齊藤も押し出しで3点を奪われると、
試合間隔が空いた打線はウッズの先制打こそあったものの
つながりを欠き、その1点のみで終了。
阪神に逆転負けし、CSに弾みを付けられませんでした。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 最終戦
(12日・スカイマークスタジアム | 中日6勝17敗1分け)
31139人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 山本昌(23試合11勝7敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、川上、山本昌、齊藤、吉見、浅尾、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季最終戦を飾れず
クライマックスシリーズを見据えた投手起用。
3番手・山本昌がつかまった。
6回2死満塁からプロ初の連続押し出しで逆転され、
リリーフ・齊藤押し出しで追加点を奪われた。
4回1死二塁からウッズの適時打で先制点を入れたが、
その後が続かなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
「神戸では主力でいく」のコメント通り。
ドラゴンズは、CS第1ステージを見据えたベストメンバー
イ・ビョンギュ、荒木、和田、森野、ウッズ、中村紀洋、井端、谷繁
豪華リレーとなるこの日の先発は、中6日でチェンを持ってきた。

1回、阪神先発・岩田から、
先頭のイ・ビョンギュが四球を選ぶと、
荒木が初球を弾き返して、ライト前へ。
無死一、二塁とチャンスを広げたものの、
続く和田が外へのシュートを叩きつけるも、二塁ゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレーで2死三塁。
一打先制、4番・森野に期待をかけたが、
内へのシュートに合わずに、一塁ゴロ。
不安定な岩田の立ち上がりを攻め込めず、チャンスを逸す。

一方、チェンの方は、上々の立ち上がり。
MAX153キロをマークしたストレートを主体に、球威十分の投球。
1回ウラ、赤星を外へのストレートで三塁ゴロに取ると、
初の3割を目指す関本も中へのストレートでセンター正面のフライ。
さらに新井は中へのスライダーでセンターフライ。
続く2回ウラもきっちりと三者凡退に打ち取り、まさに万全
CS第1ステージでの先発に大きく弾みをつけた。

3回、なおも不安定の岩田から
先頭・チェンの代打・小池が四球を選んだものの、
イ・ビョンギュは外へのスライダーを打ち上げ、レフトフライ。
さらに続く荒木の2球目、けん制に誘い出されてしまい盗塁死。
いらぬ走塁ミスで相手を助けてしまう。

3回ウラ、ドラゴンズ2番手は、エース・川上憲伸
先発と言われていたものの、予想に反し2番手での登板。
久々のスカイマークとなったものの、問題なしの投球。
下位打線が相手とはいえ、しっかりと3人で打ち取る。

4回、先頭の和田がストレートの四球を選ぶと、
続く森野にベンチはなんと送りバントを指示。
小技が効く新4番の利点を活かし、ランナーが二塁へ進むと、
迎えた5番・ウッズが、ひと仕事!
カウント1-1からの3球目、
外へのシュートをうまく右方向へ持って行くと、
打球はライト線へ落ちるタイムリーヒット!(1-0)
技ありの一打できっちり繋いで、先制点を奪う。
なおも続く中村紀洋がレフト前ヒットを放ち、1死一、二塁。
一気に岩田を畳み込めるチャンスだったが、
井端が中へのスライダーを打ち損じてのショートフライ。
谷繁はつないで三遊間を抜くヒットで満塁としたものの、
川上が内角低目へ沈むスライダーに空振り三振。
もう一押しができずに、1点止まりに終わる。

1点のリードをもらった川上
しかし直後の4回ウラ、先頭の赤星を四球で出すと、
続く関本の初球に、二塁へスチール。
さらに関本の中飛でタッチアップで、三塁へ。
一打同点の場面でクリーンアップを迎えたものの、
ここからはエースの投球
新井を内角高目のシュートで詰まらせ、一邪飛に取ると、
天敵・金本にも厳しい攻めの末、2-2からの5球目、
真ん中低目のフォークで、空振り三振
しっかりとゼロで抑え、公式戦最後の登板を終えた。

5回ウラ、ドラゴンズ3番手は、チーム勝ち頭の山本昌
ここまでノーヒットで繋いできた投手陣
大ベテランもこれにしっかりと追随。
鳥谷を外へのストレートで二塁ゴロに取ると、
葛城も内へのストレートでボテボテの投ゴロ。
さらに矢野も強引に振らせてのレフトフライ。
きっちりと3人で抑え、危なげなしと思われた。

がしかし、続く6回ウラにまさかの乱調
先頭の平野を三塁ライナーに打ち取るも、
続く投手の岩田に、外角低目へのカーブを
うまく叩かれ、ショート右を抜けていくヒット。
この日チーム18人目にして、ついに初安打を許してしまう。
これでリズムが崩れたわけでもないだろうが、
続く赤星に外へのカーブをちょこんと当てられ、
レフト前に落とされると、関本にもセンター前に落とされヒット。
なんと3連打となって、1死満塁のピンチ。
相手を乗せないためにも、踏ん張らなければいけない場面。
迎えた新井を素早く追い込み、3球勝負。
内角高目のストレートで空振り三振に取り、2アウト。
ここまではよかったものの、続く金本の際、
コーナーギリギリを突くものの、球審と合わずに苦労。
2球目、内角低目のスクリューを取ってもらえず0-2とすると、
4球目、外角低目ギリギリのスライダーもボールの判定。
そして続くカウント1-3からの5球目、
外一杯を突くも、ストレートが外れてしまい四球
押し出しとなって、同点に追いつかれる。(1-1)

山本昌らしからぬ展開となり、本人も動揺か、
なおも2死満塁で、続く鳥谷に対しても、ボール先行。
ボール2つとファウル2つでカウント2-2とすると、
5球目、内角高目のストレートが外れ、フルカウント。
そして6球目、内角低目のストレートがこれまた外れ、四球
まさかまさかの連続押し出しで、勝ち越しを献上。(1-2)
続く葛城代打・高橋光信が告げられると、落合監督がマウンドへ。
今季最終登板で、思いも寄らぬ乱調
1イニング2/3、40球を投げ、3安打1奪三振2四球で3失点。
CSにやや不安を残して、山本昌はマウンドを降りた。

代わって4番手でマウンドは、齊藤
しかし9月20日の広島戦の再来か、
迎えた代打の代打・桧山に対し、制球定まらず、0-3。
そして4球目、外へのストレートが外れてしまい四球
なんと3者連続押し出しとなってしまい、さらなる追加点。(1-3)
タイムリーを打たれることなく、自滅しての逆転劇
粘っていた岩田に2ケタ勝利の権利をみすみす与えてしまう。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
7回、阪神岩田からスイッチして、2番手・アッチソン
しかし先頭の谷繁に対し、ストレートの四球。
不安定な趣きを感じたが、続く齊藤の代打・立浪
四球のあとの初球を狙ったものの、打ち損じ
弱いセンターフライとなってしまい、イヤな雰囲気
さらに続くイ・ビョンギュがフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートを叩くも、二塁寄りのゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、画に描いたようなゲッツー
先頭打者を全く生かせず、流れが阪神の方へと傾いた。

7回ウラ、5番手・吉見が、赤星に走られながらも、
2死一、二塁のピンチを切り抜けると、
8回ウラからは、6番手として浅尾が登板。
しかしマウンドが合わないのか、制球が不安定
先頭の新井に四球を与えてしまうと、
続く金本はレフトフライに打ち取ったものの、
鳥谷に痛烈に足下を抜かれてしまい、センター前。
1死一、二塁とピンチを背負ってしまう。
ここでベンチが動き、左の高橋へとスイッチ。
そしてセンターに平田を入れるなど守備固め。
起用に応えた高橋は、代わり端のリン
外へのスライダーで投ゴロに取り、2死までにはしたものの、
続く矢野に四球を与えてしまい、2死満塁。
そして迎えた平野に、カウント1-1からの3球目、
真ん中低目のストレートを弾き返されると、
打球はライト前へと抜けていくタイムリー。(1-4)
ダメ押しといえる4点目を献上。勝負が決まってしまった。

最終回、阪神のマウンドはもちろん藤川
何とか意地を見せたいドラゴンズだったが、
中村紀洋、井端と連続三振に倒れ、あっけなく2アウト。
そして最後の打者・谷繁もカウント1-2からの4球目、
外へのストレートを叩くも、ライトフライでゲームセット
今季相性の良くなかった阪神戦
やはりそれは最後まで変わることなく、まさかの展開で逆転負け
レギュラーシーズン最終戦を白星で飾れなかったドラゴンズ
しかし落合監督「優勝の決まった後のゲーム」と話すとともに、。
山本昌以外の先発陣が上々など、これからの戦いに向けての収穫も。
18日からは、同じ阪神と戦うクライマックスシリー第1ステージ
そこでの逆襲を誓い、ひとまず144試合目を終えることとなった。


マサかの連続押し出し。レギュラーシーズン最終戦、
奇しくも相手は、
CS第1ステージでぶつかる阪神
もっか4連敗中と低調なうえ、
歴史的V逸の責任を取り、
指揮官はが辞意表明。
元気のない相手をしっかり叩いて
今後に向け、優位にしておきたかったところでしたが、
お人好しというか、盛り上げ上手というのか、
まさかの3者連続押し出しによる失点での逆転負け。
まあ相手のホームゲーム最終戦ということもありますし、
消化試合だからということもありますが、
ちょっともったいなく、残念なゲームとなりました。

ゲームを振り返ると、
やはり序盤に打線がもう一押ししたかったなと。
相手先発・岩田がいつもよりも不安定だっただけに、
攻め込めるチャンスがいくつかありましたが、
やはり間隔が空いていたこともあってか、振りが鈍い選手もいましたね。
予行練習とはいえど、もう少しイヤなイメージを与えてもよかったような。
ただ4番の森野にバントをさせるなど、采配面でいくつかの工夫も。
おそらく相手は、下柳、安藤らが先発しそう。
リリーフ陣は相変わらずなだけに、序盤に点が奪えるか
そこで打線がいかに火を噴くかに、勝負を掛かってくるでしょう。

一方、投手陣は、チェン、川上上々の出来。
さらに吉見も持ち味を発揮しましたが、
昌さんがまさかの大誤算となりましたね。
ジャッジとかみ合わなかったことも一因ではありますが、
制球に定評のある投手が、まさかの2者連続押し出しとは…。
ここまで数々の修羅場を抜けてきた大ベテラン
ただポストシーズンには強くないというデータあり。
それでも悲願達成のためには、CSは勝ち抜かないといけませんし、
何とか本番で汚名を返上してほしいものですね。
まあバランスが崩れていたのが原因のようですし、
しっかり修正さえすれば大丈夫そうですから、次回に期待
とにかく流れが大きくモノをいう超短期決戦
相手にみすみすチャンスを与え、自らの首を絞める必要は皆無。
その辺りしっかり気を引き締めて、向かってほしいところです。


ところで、この日でレギュラーシーズンが終了。
完全制覇を掲げ、シーズンに臨んだドラゴンズでしたが、
71勝68敗5分と、首位・巨人とは12ゲーム差の3位。
2位・阪神にも10ゲーム差を付けられ、
後半以降は優勝争いにさえも絡めませんでした。
しかし今季の戦いはまだ終わったわけではなく、
18日からは敵地・京セラドーム大阪に乗り込み、
2位・阪神とのクライマックスシリーズ第1ステージ
前哨戦こそ敗れはしたものの、今後の5日間で切り替え、
まず苦手チームを撃破して、その後の東京での第2ステージへ。
日本一連覇の可能性は、まだ残されています。

阪神もおそらく辞任する監督に花道を飾らせたいでしょう。
ただこちらはそんなことを考えずに、自分たちの戦いを。
そのためにはこれからの5日間、それぞれ課題に取り組み、
不安材料をできるだけ取り除き、良い状態で臨んでほしいなと。
昨季と違って、ビジターからの幕開け。
おそらく厳しい戦いとなるでしょうが、
それに勝ち抜き、ぜひとも再びの栄冠を掴んでほしい。
パ・リーグも第1ステージを3位のチームが勝ち抜きましたし、
これに続けとは言いませんが、いざ3位からの逆襲
ドラゴンズの今季最後の頑張りに期待したいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(12日)

●チェン・ウェイン
<先発で2イニングを投げ、無安打無失点。
最初からグイグイと飛ばして、150キロ超えを連発。
この日のMAX153キロを3度も記録し、阪神打線を封じ込める。。
球場によってスピード表示の差はあるものの、
安定して速い球を投げていたのは事実>
「スピードは出てたけど、コントロールはちょっと…。
先発といっても、2イニングだから思い切りいきました。
真っすぐとスライダーのコントロールを試しました。
今日はコントロールがもう少しだった。
もっと厳しいところに投げれば抑えられる」

<今季7勝のうち、阪神と巨人から計5勝。
手応えをつかみ、CS期待の星は不安なく、本番を迎えられる>
「CS前の準備期間とすれば、心配なく順調にいっています」
中スポニッカン

●川上憲伸
<3回から2番手で登板。順調に2イニングを投げ終える。
4回、先頭の赤星に四球を許し、盗塁などで
1死三塁のピンチを作ったが、新井、金本を封じて無失点。
規定投球回数到達の夢はならず、残念がっていたが、
すぐにCSへと気持ちを切り替え>
「ストレートだけじゃなく、いろいろと投げました。
いい調整? 調整じゃないですよ。試合なんですから。
そんなこといったら阪神に失礼です。
(状態は)普通じゃないですか。次もしっかりいきたい」
憲伸の声「ペナント最終戦」、中スポニッカン

●吉見一起
<7回から登板して1イニングを1安打無失点。
収穫もあったが、セットでの投球など課題もあったようす>
「思ったところに投げられたと思います。
ただ、いろいろ課題も見えてきました。
しっかり修正していきたいです」
中スポ

●山本昌
<5回から3番手で登板。
2イニング目の6回1死から3連打で満塁とされると、
新井を三振にとりながら金本、鳥谷と連続押し出し。
05年7月以来の押し出しで、2者連続はプロ入り初の屈辱。
ふがいない結果にしょんぼり>
「ストライクが入らないようでは心もとないからね。
もう一度しっかり調整していきます」
中スポサンスポ朝日新聞

『みっともないピッチングで
レギュラーシーズンを締めくくってしまい、申し訳ありませんでした。
調子は悪くないと思っていたのですが、バランスが崩れていたようです。
CSまで約1週間、しっかり調整します。
それまでにエッセイも更新できればと思いますので、お待ちください。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)

●浅尾拓也
<8回に6番手で登板し、2人の走者を許したところで降板。
代わった7番手・高橋が平野に適時打を浴び、
今季7試合目で初めて、阪神戦で失点>
「先頭打者(新井)に四球を出したことがすべてだと思います」
(東京中日)


●タイロン・ウッズ
<4回1死二塁から右翼線への先制タイムリーを放つ>
「うまく打てたよ」
ニッカン

●森野将彦
<0-0のまま迎えた4回無死一塁。
初球を投前にきっちり転がし、送りバントに成功。
続くウッズの先制適時打を呼び込ぶ。
落合監督が04年に就任してから、
スタメン4番の犠打成功は今回がわずか3度目だが、事もなげ。
今年は2度の大きな故障を経験しながら、
初めて打率3割超え(.321)でシーズンを終了>
「(4番に犠打といっても)意識はないですよ。
前(4日・巨人戦の9回)もサインは出てましたから。
サインが出れば、自分はしっかりやるだけです」
中スポ

●高代野手総合チーフコーチ
<4回表無死一塁、4番・森野の犠牲バントに>
「バントはサイン。そういう4番であるということ」
中スポ

●和田一浩
<FA移籍1年目のレギュラーシーズンは打率.302で幕を閉じる。
8回1死から右中間二塁打を放ち、3打数1安打。
後半は失速したが、CSに向けて希望が見えたか>
「3割? すべてが最低です。打率も、打点(74)も」

<不満を口にしたが、
汚名返上のチャンスは残っている。気合を入れ直して>
「試行錯誤できたのはよかった。これからです」
(東京中日)


●中村紀洋
<阪神・岡田監督辞任の報に触れ、複雑な表情>
「何と言えばいいか…。ノーコメントとしかいいようがない」
ニッカン

●荒木雅博
<選手会長は、球場の正面入り口を通り抜けた直後に
ライバル球団の激震を肌で感じ取って>
「どことなくだけど
(阪神)球団の方々に元気がないような気がします」
ニッカン

◆田中監督付スコアラー
<甲子園の改装工事とオリックスのCS進出が重なって、
この日の阪神戦の舞台は神戸のスカイマークスタジアム。
元阪急選手で、92年から98年までオリックスのスコアラー、営業部員。
予想外の訪問に懐かしい表情を浮かべて>
「懐かしいねえ。この球場が一番好きだよ。
開放感があって、お客さんにとっても見やすい球場だと思うよ」

<阪神ファンが多いことに
『昔はこんなに人がいなかったんじゃないですか』と聞くと>
「昔の方がすごかったよ。
96年のときなんか、阪神の試合がガラガラだったんだから」。
(中スポ<ドラ番記者>

◆伊藤球団代表
<今季限りで横浜を退団することが決定的な中村武志氏を
来季のバッテリーコーチとして招へいする方針を固める。
全日程終了後にも正式発表される見込み>
「他球団の人のことなんで今は何も言えない」
中スポスポニチ名古屋


●落合監督
<今季レギュラーシーズン最終戦には敗れたものの、
ポストシーズンの戦いに向け、万全であることを強調>
「投げさせるやつを投げさせて、
ゲームにいかせるやつをいかせられた。
優勝が決まったあとの試合はこんなもん。
勝ち負けは関係ない。この先があるわけだから」

<CSで戦う敵将・岡田監督が辞任の意向を示したことには>
「まだちゃんと決まった話じゃないんだろ? 
決まっていないことには話しようがない。オレは何も言えん」

<総得点、チーム打率はリーグワースト。得失点差はマイナス21点。
9年ぶりにタイトルホルダーが出ず、球団史上初めて
規定投球回数をクリアした投手も出なかった。それでも貯金『3』の3位。
今後は2年連続の美酒をにらみ、決戦に備える構え。
頼もしいセリフを残してバスに乗り込み>
「あと5日間? うまいこと調整させないとな。
うまいこと調整してね。オレの頭の中では仕上がっている」
中スポスポーツ報知時事通信朝日新聞
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(12日)

◆フェニックス・リーグ
中日-埼玉西武
(12日・串間市総合運動公園野球場)
  210 000 030 = 6
  110 000 000 = 2
[D本] 福田
[D投] ネルソン、山井、久本、金剛
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、先発・ネルソンが先頭打者を四球で出すと、
1死一塁から中島2ランを打たれ、先取点を与える。
2回、無死から四球とバスターエンドランなどで
1死三塁から内野ゴロの間に追加点。ノーヒットで失点を許す。
結局、ネルソンは5イニングを投げ2安打、3失点。
フェニックス・リーグでは、安定した投球を続けている。
8回、3番手・久本原、平尾、三浦と3安打を集中され、3失点。
攻撃陣は、1回ウラ、埼玉西武先発・石井一久から
岩﨑左前打、柳田死球などで2死二、三塁から
中村一生の右飛を佐藤友亮が落球。タイムリーエラーで1点を返すと、
2回ウラ、福田が左翼にソロ本塁打を放ち、追加点。
しかし3回以降、大沼-小野寺-岡本篤志-松永と繋いだ
埼玉西武の投手陣に大きなチャンスもなく抑えられ、2-6で敗戦。
堂上剛裕はこの日も4打数3安打。
ひとり気を吐き、フェニックス・リーグ絶好調。
公式サイトより)


●福田永将
<『8番・一塁』で先発フル出場。
2回、石井一久からフェニックス・リーグ3本目のアーチを架ける。
甘いカットボールをとらえると、打球は高い弧を描いて左翼席へ>
「完ぺきな当たり。
石井さんは小さいころからテレビで見ていた投手だから、
この一発は自信になりそうです」

<今リーグでは13打数5安打で3本塁打。
持ち前の長打力を存分に発揮している。
特に成長の跡を示したのが、8日(埼玉西武戦)に右翼へ放った本塁打>
「これまでは右方向にホームランを打てなかった。
打ち方が良くなっているから、
ボールが飛ぶようになったのかもしれません」
中スポ

●マキシモ・ネルソン
<埼玉西武戦に先発し、5イニングを2安打3失点。
日本での今季最終戦を終え、きょう13日に帰名。
今後は15日にドミニカ共和国に帰国し、
23日からウインターリーグに参加する予定>
「とにかくオレは来年も日本でプレーしたいんだ」
(中スポ)

●小林2軍投手コーチ
<2軍では11試合で3セーブ、防御率0.56。
CSとは無縁だが、急成長と遂げたという大器?ネルソンについて>
「1年間の成長はチームでも指折り」
(中スポ)

●井手編成担当
<15日にドミニカ共和国に帰国するネルソンについて>
「まだ決まってはいないが、残す方向で考えている」
(中スポ)


フェニックス・リーグは、
パ・リーグの覇者・埼玉西武と串間での一戦。
日曜日ということで、1500人の観衆が集まったそうですが、
序盤、両軍点の取り合いだったものの、
4回以降は、埼玉西武の継投の前に若竜打線が沈黙。
8回に3番手・久本がダメ押しの3点を奪われ、2-6で敗れたもよう。
確かに石井一久に始まって、名だたるレオ投手陣
4番で絶好調の堂上剛裕が、3安打猛打賞と
孤軍奮闘したようですが、及ばずだったようで。

そんななか、このリーグ一塁で起用の多い
2年目の福田が、早くも3本目となる本塁打を放ち、
持ち前の長打力をアピールしたとのこと。
今季ファームでも新井の控えになることが多かった福田ですが、
この秋さらに頑張り、打力&守備力を上げ、
来季こそは『ブレーク』といってもらいたいです!

2008年10月12日 (日)

さあCS前哨戦、公式戦ラストゲームは本番モード。

ドラゴンズのレギュラーシーズンも残り1試合
今夜のスカイマークスタジアムで最終戦を迎えます。
しかしこのゲーム、単なる消化試合とはならず、
相手がCS第1ステージでぶつかることになる阪神
いわゆる前哨戦となるだけに、ドラゴンズ本番モード
投打に渡って主力が総登場の豪華ゲームとなるようです。
CSへ向かい、緊張感が漂ってきたドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(11日)

◇落合監督
<ナゴヤドームでの全体練習で
内外野の連係プレーが行われていた時、
突然グラウンドへ足を運び、声を張り上げる。
珍しく語気を荒げ、身ぶり手ぶりの指示に
ナインは息をのみ、神妙な顔で耳を傾けた>
「練習のつもりでやるな!」

<実戦に則さないプレーをした内野陣に猛ゲキを飛ばす。
左翼からの返球を受ける中村紀洋が、
カット位置のそばでノックを待っていると>
「普通はそんなところにいないだろ。定位置から始めろ」

<中堅からの送球にマウンドまで歩きながら
カットに入った遊撃・井端と二塁・荒木にも
マウンドと二塁ベースの中間辺りにポジショニングするよう指示>
「(試合で)じっと立ってることなんてありえないだろ!
打球を追った後にマウンド近くまでは行けない。
(試合では)そこまでが目いっぱいだ」

<CS前哨戦を前にチームに喝を入れたが、報道陣に対しては>
「今日は休みだ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇荒木雅博
<わずかな気のゆるみではあるが
『練習のための練習』を許さず、
容赦なく注文をつけた指揮官の指摘に素直に反省>
「言われると思っていました」
ニッカン

◇森野将彦
<ナゴヤドームで3日連続の練習。
淡々とした練習が続き、気が緩みそうだが内面は違う。
試合がなくても、気持ちを切ることなく、先を見る>
「気持ちを切らないことが大事でしょう。
クライマックスシリーズへ、いかに自分の気持ちを高ぶらせて臨めるか。
多少は気が抜けるところはあるかもしれないけど、
スイッチを入れたときにグッと気持ちを高ぶらせていけるようにね」
(中スポ)

◇和田一浩
<打撃練習後、ウッズとともにデラロサへの内野ノックを買って出る。
スイングチェックの一環だったが、
鋭い打球を飛ばすウッズに対し、慣れないノックに四苦八苦>
「バットを出す軌道ですね。
ボクは基本的にヘタです。センス、ないですから」
(東京中日)

◇タイロン・ウッズ
<CS第1ステージの相が阪神に決まったことに
対戦する順番は関係ない、といった風情で>
「とにかく勝つだけ」
共同通信社


◇川上憲伸
<阪神との今季最終戦での先発が予想される。
2、3イニングの登板になるとみられるが、
調整というだけではなく、結果も求める。
規定投球回数到達はほぼ不可能。もう集中するのはCSだけ>
「(第1ステージの相が阪神に決まったことに)興味がない。
CSがあるので、それなりにきちんとした形にやっておかないと。
監督、コーチが使いたくないと思わせないようにしたい」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

◇山本昌
<レギュラーシーズン最終戦のマウンドに気を引き締める。
通算200勝を達成し、数々の最年長記録を塗り替えた
素晴らしいシーズンをしっかり締めて、自身初出場となるCSへ向かいたい>
「気持ちが高まってきたね。
(12日は)登板するかどうかは別にして、
レギュラーシーズン最後の試合だから、しっかり終わりたい」

<12日に登板すると、中5日でCSを迎えられる。
先発陣にとっては調整しやすくなったが>
「巨人? 阪神? 相手は関係ない。
相手は知っているし、あとはこっちの問題。
自分のピッチングをするだけ」
中スポスポニチ名古屋

◇チェン・ウェイン
<CS第1ステージの先発候補で阪神戦の登板もある。
ナゴヤドームでの練習後、大阪入り。
好調をキープしている様子で>
「次はいつ投げるか分からないけど、調子は問題ない。大丈夫です」
(東京中日)

◇吉見一起
<CS第1ステージの相手が阪神に決定したことについて>
「相手はどこでも同じです。頑張りたい」

<阪神戦登板については、平常心を保つ>
「投げる機会があれば、いつも通り零点に抑えられるよう頑張るだけです」
(東京中日、ニッカン

◇岩瀬仁紀
<守護神も最終戦に登板予定。
最後に登板した4日の巨人戦から
間隔が1週間も空いているため、調整登板となりそう>
「予定は未定だからね。
たぶん投げるとは思うけど、展開によるから」

<12日の最終戦が終われば、また5日間試合なし。
しかし試合のない期間でも、スイッチは切れていない>
「体よりも精神面でしょう。
気持ちの持っていき方が大事だと思う」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<CSのローテーションについて説明>
「明日の登板を見れば分かるよ」
スポニチ名古屋


7日の東京ヤクルト戦から4日間空き、
いよいよ迎えるレギュラーシーズン最終戦。
阪神が2位となったことで、『CS前哨戦』となりますが、
相手の監督辞意をもらそうが、その辺りは気にせず、
1週間後に再び相対する相手に、
できるだけイヤな印象を与えてほしいものです。

実は9月30日の甲子園最終戦として組まれていたこのゲーム。
降雨中止になったことで、今夜に振り返られましたが、
逆にこの日に変更になって、ほんとラッキーだったなと。
7日の神宮が、あんなゲームで終わったうえに、
さらに10日も間隔が空いてしまっては
CSを向けて、正直たまったもんじゃない。
あくまで本番は1週間後ですが、相手の感触を掴めそうな前哨戦
今季、分が悪かった阪神相手ですが、ぜひとも勝って、
さらに乗っていけるような一戦にしてほしいと期待します。

この日のドラゴンズナインは、
前日同様、ナゴヤドームでの全体練習
野手はシートノックとフリー打撃、
投手はキャッチボールとランニングで調整。
終了後、前哨戦に向け大阪へと移動したもよう。

ところでこの練習中に、
落合監督からカミナリが落ちたようですね。
東京中日の宅配版では全面カットになっていましたが、
中スポWEBや、スポニチなどにはその様子が。
内外野の連係プレーの練習の際、
「練習のつもりでやるな!」一喝
その後中村紀洋、井端、荒木に対し、細かい守備位置にまで指示。
ぴりぴりした雰囲気に、ドーム内には緊張感が走ったそうです。


オレ流カミナリ炸裂!淡々と続いていく練習に、
気持ちが切れることもありがちですが、
このカミナリによって、
チームが再び締まったようですね。
今季阪神に大きく負け越した理由に
『守り負け』を挙げていた落合監督
1つのミスで一気に流れが変わる
超短期決戦なだけに、
できるだけそのような綻びが出ないようにしておきたい。
普段はコーチ陣に任せ、じっと見ていることの多い守備練習
さらに名手が多い内野陣に対する注文
気持ちのオン、オフも大事とはいえ、緊張感も必要。
あえて手綱を締めておくことで、CSに向けムードをより高める。
その一環と言えるような『カミナリ』に、自分的には感じました。

CS第1ステージでの先発が予想される
憲伸、昌さん、チェン、吉見が登板予定の今夜のゲーム。
スタメンに関しても、落合監督「主力でいく」というように
ここ数試合にない『本番モード』となるのではないでしょうか。
かなりの消沈モードとなっている相手は、
どう組んでくるかはわかりませんが、
ドラゴンズ的には、絶対に落としてほしくないですね。
第1ステージを占う意味での注目となるゲームに
CSモード全開で臨むであろうドラゴンズ
敵地ながら全力で戦い、CSへ向け弾みを付けてほしいです。


若竜トピックス(11日)

◆フェニックス・リーグ
湘南-中日
(11日・清武町総合運動公園野球場)
   004 100 200 = 7
 SR 000 000 101 = 2
[D本] 堂上剛裕(3ラン)、福田(2ラン)
[D投] 山内、長峰、中里、小林、平井
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・山内が初回から素晴らしい投球を展開。
三者三振を奪うなど気合いの入った立ち上がりをした。
2回以降も毎回三振も奪う一方、毎回先頭打者に安打を許すなど
不安な面もあったが、5イニングを投げ、5安打7奪三振無失点。
攻撃陣は、3回、湘南先発・三橋から
西川右翼線二塁打、柳田四球などで1死一、二塁とすると、
堂上剛裕が右越えの3点本塁打を放ち、先制。
なおも中村公治四球、福田右前打で1死一、二塁から
堂上直倫が左前へ適時打。この回の4点を兄弟で叩き出す。
続く4回も左前打と二盗の柳田を置き、
1死二塁から中村一生が左翼線に適時打を放ち、1点を追加。
7回にも右翼線二塁打の堂上剛裕を置き、
1死三塁から福田が左越えにダメ押しの2点本塁打
7回ウラに3番手・中里が、9回ウラに5番手・平井
1点ずつを失ったものの、7-2湘南シーレックスに勝利。
公式サイトより)


○長峰昌司
<6回に2番手で登板し、1イニングを無安打無失点。
いきなり2つの四死球でピンチを招いたものの、
後続を力のある真っすぐでねじ伏せる。
CSへの『出直し登板』で結果を残し>
「変化球でストライクを取れなかったのが課題です」
中スポ

○小林正人
<8回に4番手で登板。生命線のスライダーを軸に打者3人でピシャリ。
2つの三振を奪って、1軍で投げ続けてきた貫禄を示す。
CS出場は楽観できない状況だけに、慎重なコメントに終始>
「無失点は良かったですけど、まだまだこれからです」
中スポ

○小林聖始2軍投手コーチ
<長峰、小林を残り3試合ある今クール中に
あと1、2度登板させ、復調具合を確かめる方針>
「2人とも修正するポイントがある。
それをしっかりクリアできるかどうか」
中スポ

○山内壮馬
<フェニックスリーグ・湘南戦に先発し力強い投球。
立ち上がりの1回にいきなり3者連続三振など
5イニングを毎回の7奪三振で無失点に>
「きょうはスライダーにキレがあったし、真っすぐも良かった」

<無四球で投げきったことにも手応え。
1年間の反省を踏まえたピッチングに満足顔>
「悪かったときは無駄な四球を出していたけれど、最近はそれがない」
(中スポ)

○堂上剛裕
<3回に右翼へ先制3ランを放つなど3安打3打点の大爆発。
これでフェニックす・リーグでは4試合で打率5割、10打点。
CS出場へ『猛烈デモ』を続けている>
「今はボールがうまくさばけているし、間が取れている」
(中スポ)


○岩﨑達郎
<フェニックス・リーグ取材で初めて宮崎を訪れたドラ番記者。
すでに1週間近く滞在している選手たちに『ご当地グルメ』を聞くと>
「居酒屋で食べたんですけど、『地鶏』はやっぱりおいしいですよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇高江洲拓哉
<もう一つ気になっているのが『マンゴー』。
1個数千円もする高級品、『めちゃめちゃおいしい』という
リアクションを期待したが、ケロリ>
「マンゴーですか。
ボクは出身の沖縄でたくさん食べていますからね。
わざわざ宮崎で食べませんよ」
(中スポ<ドラ番記者>


前日は、予備日でゲームがなかった宮崎・フェニックスリーグ
開幕戦で当たった湘南との再戦となった清武でのゲーム。
打っては、4番・堂上剛裕が先制3ランを放つなど、この日も大当たり。
一方投げては、先発・山内が5イニング7奪三振無失点の好投。
先制、中押し、ダメ押しと理想的展開で、7-2と大勝しました。

この日の注目は、
7日の東京ヤクルト戦でともに大量失点
やり直しとして『宮崎行き』を命じられた長峰、小林の両左腕。
中継ぎとして1イニングずつ登板し、
決死の覚悟で腕を振り、ともにノーヒット無失点
CSへ向けての第一関門をまずは突破したもよう。

結果的には無安打無失点でしたが、
長峰の方は、いきなり2四球と危なっかしかったようで…。
ただ、もともと力のある投手
あと1、2度の登板があるようですが、
ポイントをきっちり修正して、戻ってきてくれればと。
それ以上に気になるのは、やはり小笠原
果たしてどういう投球をしてくれるのか、注目です。

その他の情報としては、
ドミニカ・ウインターリーグに参加している6選手は、
15日の開幕に向けて、練習に参加中。
9日に行われた練習試合では、
新井(エスコヒド)、藤井(リセー)が途中出場。
なかでも藤井は初打席で左翼線二塁打を放ち、
見事な『ドミニカ・デビュー』を飾ったもよう。

また今朝のニッカンには↓
横浜中村コーチ退団、古巣中日へ

今季限りで横浜を退団する中村武志バッテリーコーチ
「プロ入りから17年間プレーした
古巣・中日への復帰が有力視」
と報じられていますが、
もし帰ってきてくれたら、うれしいなと。
01年以来の『タケシ・リターンズ』、ちょっと楽しみにしたいと思います。

2008年10月11日 (土)

CS対戦相手決まる、落合竜第一の標的は阪神!

ようやくセ・リーグの上位の順位が確定し、
クライマックスシリーズの組み合わせが決定。
3位のドラゴンズは、18日より京セラドーム大阪で
2位・阪神と第1ステージを戦うことになりました。
そこを勝ち進み、第2ステージで1位・巨人を叩いて、
連覇のための日本シリーズ出場権を掴みたい。
この日ナインは、前日に続きナゴヤドームで練習を行いました。

ドラゴンズトピックス(10日)

◇落合監督
<クライマックスシリーズ第1ステージの相手が阪神に決定。
巨人、阪神両チームの試合結果を受けて、こうコメント>
「2008年度のセ・リーグ優勝争いには最後までからめなかったが、
敗者復活戦から日本一連覇をめざします」

<すでにV逸の現実は9月下旬に突きつけられていた。
そこから『逆襲』に目標を切り替え、牙をといできた。
あす12日はその阪神との『前哨戦』となるが、
すでに宣言している通り、ベストオーダーを組む>
「相手はどちらからでも関係ない。
だってどっちともやらなきゃ勝ち上がれないんだから。
お互いに手の内は知り尽くしているわけだから」

<この日は不振の和田に対し、1時間10分の直接指導。
指導は、和田独特の打撃フォームに及び、
自らもバットを持ち、14スイングの実演を披露。
タイミングを取るためのバットの上下運動を抑え、
左足を高く上げることをやめさせ、スムーズなスイングを求める。
ご飯を食べるポーズで和田の現状を指摘>
「(バットが)窮屈になっている。
ご飯を食べる時にそんな窮屈で食べられるか?
今日は休みだろ。だから休みに何をやったって、別にいいだろ」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jpニッカン名タイデイリー

◇井端弘和
<CS第1ステージの相手は阪神に決まったが、
連勝での勝ち上がり以外、倒す手はないと踏む>
「いかに最初のゲームを取るかじゃないですか。
先手を取れれば、ウチに流れが来るはず。
先に取られたら、マズい流れになるし」
デイリー

◇森野将彦
<4番打者として出場するレギュラーシーズン残り1試合、
さらにクライマックスシリーズに向けて決意表明>
「これから4番で勝つ試合、負ける試合が出てくると思う。
そんなときに打てるようになりたい。
理想? 何でもできる4番かな。
つなぐところはつなぎ、決めるところは決める打者ですね」

<CSも日本シリーズも4番と落合監督は発言>
「(打順については)特に意識はない。
(目標の4番は)特にいません」

<すでに五輪出場選手の特別措置で
年間の規定打席(403打席)には到達済み。
自身初の3割打者(10日現在.324)となるが>
「興味がない。チームに迷惑をかけたから」
中スポ

◇和田一浩
<クライマックスシリーズに向け打撃改造に挑む。
全体練習終了後に落合監督が付きっきりでキャンプ並みの直接指導。
ティー打撃、ノック合わせて20分に、フリー打撃は50分間。
1時間10分で、195スイングの居残り特打。
指揮官の中断は17回に及び、自ら手本を見せるなか、
バットの出し方やタイミングの取り方などを修正。
独特のオープンスタンスは、ほぼスクエアに変更された>
「細かいことよりも、これだけズレたんだから、
思い切って違うことをやらなきゃということです。
相当悪かったですからね。矯正ということですね。
シーズン中ならドカッと変えるわけにもいかないし、
怖い部分もありますからね。
時間があるからというのもありますし。努力はしないと。
18日(のCS第1ステージ)からの本当の戦いが始まるので、
打席では不安がないようにしたい。
大丈夫と自信を持って、打席に立てるようにしたいです」

<実戦テストはあす12日の阪神戦のみ。
まずは4打数無安打なら切ってしまう打率3割を死守>
「ちょっと疲れました。でも、大丈夫。
矯正するのは難しいけど、いい形にはなったかなと思います」
(中スポ、サンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇井上一樹
<和田が居残り特打を始める前、本塁付近から左翼に向けて、
ノックで打撃の感触を取り戻そうとしていたが、うまく飛ばない。
そこに通りがかった際、落合監督に『おまえも打ってみろ』と言われると
そのファーストスイング、鮮やかに左翼スタンドに突き刺さる。
あまりに見事な一撃に報道陣が殺到。得意満面で語る>
「コツ? そりゃトスするポイントでしょ。
まあベン(和田)にも『こうやるんだ』って言っときましたけどね」

<ただ我慢できなくなったのか、最後に『タネ』を明かして>
「ホントはね…。自分でもあんなにうまくいくとは思わなかったんだよね」
(中スポ<ドラ番記者>

◇荒木雅博
<ナゴヤドームでの練習開始時間になっても姿を見せず、
約30分遅れてグラウンドに現れると、
『寝坊です』とひと言残して落合監督のもとへ。
その後軽くノックを受け、打撃練習に汗を流す。
肩に疲労がたまりパンク寸前。ケアのため病院に足を運んだもよう>
「いろいろ行ってきました。(CS出場は)大丈夫です。
調整のやり方はある程度分かっている」
スポニチ名古屋名タイ

◇高代野手総合チーフコーチ
<12日の公式戦終了後、18日のCS初戦まで中5日。
昨年は実戦感覚を維持するためにシート打撃を行ったが>
「シートも紅白戦も今のところやる予定はない」
名タイ

◇チェン・ウェイン
<18日から始まるCS第1ステージに向けて笑顔>
「ポストシーズンを楽しみにしています」
ニッカン

◇浅尾拓也
<セットアッパー役は、『一、三塁間投球』で調整。
三塁ベース付近でコーチからのノックを受け、
一塁への送球を繰り返すことで、腕の振りや指のかかり具合を確認>
「感じがよかった」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<CSの前哨戦となる12日の阪神戦。
エース・川上らを惜しげもなく登板させ、
ライバルを全力でたたきのめすことになりそう>
「うちが(12日の)阪神戦で勝てば(阪神は)相当がっくりくるだろうな」

<阪神側は精神的優位に立つために
今季の対戦データを持ち出すだろうが、意に介していない>
「序盤戦でかなり負けたのは
うちの調子が良くなかった時と阪神の勢いのいい時が重なっただけ。
今の勢いを考えれば(結果は)分かること」

<山井、朝倉といったもともと力のある投手が
宮崎でのフェニックス・リーグで調子を上げているが、煙幕を張る>
「あいつらは日本シリーズでいい」
名タイ


◇小笠原孝
<7日の東京ヤクルト戦でふがいない投球。
急きょフェニックスリーグへの参戦を命じられ、この日宮崎入り>
「修正点は自分で分かっています」
(中スポ)

◇小林正人
<小笠原、長峰、田中、樋口らとともに宮崎に到着。
日中30度近くに達する暑さに苦笑い>
「(宮崎は)暑いですね」

<CSでの登板機会に関わる『臨時試験』。語気を強めて>
「今の状態がどうこうより、結果を出すしかない。
疲れたなんて言っていられないですよ」
(中スポ)

◆田中大輔
<フェニックス・リーグ出場のために宮崎入り。
この日は1軍と一緒に練習後、空路で移動>
「上では出番がないから
下で受けてこいと(コーチに)言われました。
工夫してリードしたいですね」

<最短でも再昇格は19日、
CS第2ステージに進出すれば昇格の可能があるが>
「第2ステージで呼ばれるように準備します」
(東京中日)


◇タイロン・ウッズ
<この日、『仰天プラン』を明かす。
今年も日本一に立てたなら、愛車でパレードに参加すると約束>
「あの車(シボレー・カマロ)、本当に人気があるんだよ。
車好きのヤマモトサン(山本昌)も『いいねえ』って。
もしドラゴンズが今年も日本一になったらパレードで披露してもいい。
自慢の車だから、皆にも見てもらいたい。よし、パレードで乗る!」

<先月、派手なオレンジ色の愛車
シボレー・カマロが納車されたのだが、周囲の反響も大きかった。
チーム内で評判になっているのはもちろんのこと、
最近、車雑誌の取材まで受け、オーナーはニヤリ。
現在はさらに一部を改造中。11月までには完成する予定という>
「車と一緒の写真を撮られたよ」

<昨年は当初の帰国予定を
わざわざ遅らせてまで、日本一パレードに参加。
パレード車両として認められれば、歓喜の名古屋を走れるかもしれない。
そのためにはCS撃破、そして日本シリーズ制覇が絶対条件>
「とにかく日本一にならなきゃ。
誰でも経験できることじゃない。だからこそ日本一の称号がほしい」

<全体練習のフリー打撃では快音を連発。
CSに向けて手応えを感じている様子>
「それなりにいい感じで振れたかな」

<シーズン終盤の腰痛も最近は徐々に回復している様子>
「うまく付き合っていかなきゃいけないけど、大丈夫。状態は悪くないよ」
中スポ、東京中日)


【ドラゴンズ・今後の日程】
10月12日(日) 対 阪神(18:00・スカイマークスタジアム)

<クライマックス・セ 第1ステージ>
10月18日(土) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月19日(日) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月20日(月) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月21日(火) (予備日)
(先に2勝した球団が勝者とする)

<クライマックス・セ 第2ステージ>
10月22日(水) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月23日(木) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月24日(金) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月25日(土) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月26日(日) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月27日(月) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月28日(火)、29日(水) (予備日)
(1位球団・巨人にあらかじめ1勝のアドバンテージを与え、
アドバンテージを含め先に4勝した球団を勝者とする)


終盤もつれた今季セ・リーグのペナントレースもこの日決着
クライマックスシリーズの組み合わせもようやく決まり、
3位のドラゴンズは京セラドーム大阪に乗り込み、2位・阪神と。
そして勝ち上がった際は、1位・巨人と東京ドームで対戦することに。
「どちらと当たりたい?」「どちらからなら戦いやすい?」
そんな論争にもようやく終止符
日本一連覇への挑戦権を掴むためには、阪神に3戦で2勝、
巨人からは6戦で4勝しなくてはならないこととなりました。

昨夜、自分はスカパー!で2つのゲームをザッピング。
最後はハマスタでの横浜-阪神戦を見て、
その後はそのまま村田(横浜)のヒロインまで流し、
神宮の様子は見ることなく、そのままTVを消しましたが、
巨人の胴上げに関しては、昨季ほどの悔しさが沸かなかったなと。
逆にけっこうそれに冷めていたような感もありましたね。

それはやはり、ドラゴンズが低迷し、
大事なシーズン終盤の優勝争いに絡めなかったから。
9月20日の時点で「完全優勝」の可能性が消滅。
さらに8月、9月と失速してしまったことで、
こちらは、5割ギリギリで広島、東京ヤクルトとの3位争い
自らが直接優勝争いに関わって敗れたのなら、
かなりの悔しさも出てきますが、
10ゲーム以上離されている身では、正直おこがましく、
そんな話にも加わることさえできないなと…。
この日の2試合に関しても、印象に残ったのは、
神宮球場のスコアボードの映像がきれいで、
これならPVが十分にできるなぐらいに止まりました。


まあ結果は結果として受け止めて、その目はへ。
これで第1ステージは、今季苦手とした阪神が相手。
甲子園は使えず、京セラドーム大阪での対戦となりますが、
短期決戦だけにうまく流れを掴んで、一気に叩きたいですね。
その上で気になるのは、13ゲーム差をひっくり返され、
V逸した阪神サイドのモチベーション。
ここ数試合を見る限り、かなりのダメージを
喰らっているようにも見えますし、同じ2位にしては、
昨季のドラゴンズよりもテンションが低いような。
ある意味「燃え尽き症候群」の感もありますし、
できれば沈んだまま、第1ステージを迎えていただきたいところ。
ただ向こうはホームですし、阪神も阪神なりの悔しさもあるはず。
甘いことを期待せず、しっかり気を引き締めないといけないでしょう。
期せずして、あす12日はスカイマークでの阪神戦
『CS前哨戦』と言われながらも、
おそらく向こうは消化試合モードで来るのでは。
ベストで臨むドラゴンズとしては、必ず取っておきたいですね。
しっかりと結果を出して、傷心の相手に、
よりイヤな印象を植え付けたいところです。

一方、1位の巨人に関しては、こう言ったら誠に失礼なのですが、
今シーズンの直接対決で勝ち越していることや
3位を決めたゲームなどで劇勝していることもあり、
正直、それほどの怖さはないですね。
最大13ゲームをひっくり返したり、12連勝したことについては
「スゴイ」と思いはするものの、決して「強い」とは感じてませんし。
それゆえに、第1ステージさえ突破すれば、
良い勝負はできるんじゃないか。そんな風にさえ思っています。
ただそこまで行けるかということと、「4勝」しなくてはいけない。
そのためには投手をもう少し揃えておかないといけないでしょう。


オレ流下克上!昨季の戦い方や結果からも
分かる部分がありますが、
クライマックスシリーズは、
ペナントレースと違う一種独特なもの
一度リセットしてからの
新たな戦いにもなりますし、
ある意味敗者が復活し、
上位を倒すことだって十分に考えられるはず。
残念ながら、ペナントレースでは優勝争いに絡めなかったものの、
失うものはないですし、全力でぶつかってほしいですね。
そしてチャンスを活かし、ぜひとも悲願達成を。
まだ1週間先のことになるとはいえど、これからの戦い。
まずは大阪で苦手相手に、きっちりと勢いに乗り、
そして東京に乗り込んでの「メーク落とし」を願いたい。
相手が決まり、プランも練りやすくなったことでしょう。
あとはチームとして、いかに状態を上げていくことができるか。
レギュラーシーズンのラストゲームで、総仕上げ
これから先の決戦へ向け、準備を進めていってほしいです。


ところでドラゴンズのこの日の話題としては、
不振脱出のため、和田落合監督のメスが。
居残り特打での直接指導で、フォームをいくらか矯正したもよう。
「思い切って違うことをやらなくちゃ」という和田でしたが、
時期が時期だけに良い方向へ作用してくれれば。

またコメントこそなかったですが、
今朝の中スポに、中継ぎ右腕の鈴木の情報が。
右ひじの痛みを訴え、4月下旬に登録を抹消された当初、
骨折ではないと診断されましたが、回復が遅いため、
8月に再検査した際、なんと骨折していたことが判明。
9月25日に右ひじの手術を受け、骨折した個所をボルトで接合。
翌26日に退院し、現在はナゴヤ球場でのリハビリに入ったもよう。
今後は今月下旬に行われる秋季練習からネット投球を再開。
来年2月のキャンプではブルペン投球ができる見込みとのこと。

故障以降、なかなか話題に出てこなかった
スーさんでしたが、やっぱり「骨折」だったんですか。
いくらか遠回りになりましたが、きっちり治すことでしょう。
その穴は大きかったですが、その分来季に返してほしいです。

2008年10月10日 (金)

和田緩球特打でCS貢献と中田乱調復帰へ追試。

レギュラーシーズン最終戦まで間隔が空いている
ドラゴンズですが、クライマックスシリーズも見据え、
この日、ナゴヤドームで全体練習を再開。
打撃が低迷している和田はこの期間を利用して、
『緩球』による特打に励み、一心不乱に振り込んだもよう。
またフェニックス・リーグでは
CSの先発要員として期待される中田が登板。
力のあるボールもありはしたものの、
5イニング6四球4失点と乱調。追試となりそうです。

ドラゴンズトピックス(9日)

◇和田一浩
<この日、誰よりも早くグラウンドへ現れ、特打を敢行。
打撃投手を担ったコーチ陣の投げるスローボールを約30分間、
時々、立浪兼任コーチのアドバイスを受けながら、
一心不乱に打ち返す。志願の特打に思いがにじみ出る>
「昔から悪い時は緩い球を打つようにしています。
しっかり待って打てるようにするためです。何とかしたい。
最近は『打ちたい、打ちたい』となってしまっていたので。
試合がある時はなかなか(特打が)できないので今しかないと思った」

<移籍1年目のシーズン終盤は失速。
チーム最多44度のマルチ安打を誇るが、9月24日以降はなし。
打率は3割を超えているが、思い描いていた活躍ができず。
だからこそ、原点に戻っての『スローボール打ち』>
「悪くなるとシーズン中にも時々やるんです。ずれているところを直さないと」

<腰の痛みは3カ月たった今も、完治はしていない。
五体満足には程遠いが、逆転日本一へ最後の力を振り絞る>
「ここ1カ月ぐらい、状態はあまり変わってないですね」

<CSを勝ち抜くため、そして日本シリーズを制すため、
その復調はチームにとっての絶対条件となる。
もちろん自身が百も承知。勝負強い打撃の完全復活を誓って>
「シーズン終盤はチームに貢献できなかったので、
何とかCSは貢献したいですね。
相手どうこうではなく、自分の野球をシッカリやりたい。
自分たちの野球ができれば勝てる。その考え方は変わっていません。
ウチらしい野球をするだけ。それに僕も全力で臨むだけ」
中スポスポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇タイロン・ウッズ
<全体練習を終えると、自主的に外野グラウンドを15分間ジョギング。
最近2試合はスタメンから外れているが、先を見据え本格的に再始動>
「一時は腰の状態がかなり悪かったけど、
休んだおかげで今はよくなったよ。
2年連続で日本一になりたいからね。もうひと踏ん張りだ」
(東京中日)


◇チェン・ウェイン
<CS第1ステージでの先発が予想されるが、阪神との対戦を希望。
今季は対巨人戦が防御率1.87と封じ込めているのに対し、
阪神戦は3.86。数字だけを見れば不利に見えるが>
「阪神の方が投げやすい」
スポーツ報知

◇清水昭信
<シーズン終盤、先発、中継ぎ両方で安定した働きを続け、
苦しかった投手の台所を助けた若武者。
CSで挑戦する巨人と阪神の両チームにほとんど投げていないが、
『秘密兵器』の意識はなく、目の前の相手を抑えることだけに集中>
「自分はまだ、どこが相手とか関係ないです。
言われたところでしっかり投げるだけです」
中スポ

◇森バッテリーチーフコーチ
<この日、宮崎で調整を続ける朝倉と山井について、
CS第1ステージ温存の意向を明かす>
「第1ステージに関しては先発3人とあと1、2人の投手がいればいい。
第2ステージになれば先発6人くらいいるから、その時に考えれば」

<性急な昇格は否定的な見解。
今季最終戦の12日の阪神戦で直接チェックする可能性についても>
「ない。日本シリーズまで考えている? そりゃそうだろ」
スポニチ名古屋


◇落合監督
<巨人、阪神が激しい首位争いを繰り広げていることについては
相変わらず、われ関せず。前夜(8日)の天王山を見たかと問われ>
「そのころは(東京から名古屋への)新幹線だったな。
ニュース? 見てない。
今朝(広報に)『どっちが勝ったんだ?』て聞いたんだよ。
何度も言ってるじゃん。
どっちみちどちらともやらなくちゃいけないんだからって。関係ない」

<泰然自若ではあるが、
今季借金『10』と大敗した阪神戦のスタメンについて言及。
打倒阪神のキーポイントは守備。そしてラストスパートの
原動力ともなった1番・イ・ビョンギュを継続>
「阪神には守り負けしたんだ。
だからしっかりと守ること。メンバーは一緒だ。
谷繁、タイロン(ウッズ)、荒木、井端、中村(紀洋)、
ベン(和田)、森野にビョン(イ・ビョンギュ)。
あとはその並びだけど、一番勝っている並びはどれかって考えると、
森野を4番にして、1番にビョンをおいてからだろ。
6、7番をどうするかは別にして、そうなるだろうな」
中スポニッカン


首位・巨人横浜に敗れて、マジック2で足踏み。
おそらく今夜こそ決まるんじゃないかとは思われますが、
たとえCS第1ステージで阪神が来ても、巨人が来ても、
とにかく叩かないと、先へは進めない。
そのためには、レギュラーをはじめとした主力
しっかりと働いてもらわないといけないでしょう。

そんななか、この日の全体練習が始まる前、
早出特打を敢行し、打撃フォーム修正に努めていたのが和田
他の選手の誰よりも早く、グラウンドに現れると、
午後2時前から打撃投手を務めた笘篠コーチらが投げる
スローボールを黙々と打ち込むこと、約30分。
ケージ裏で見守っていた立浪兼任コーチのアドバイスを
時折受けながら、一心不乱に振り込んでいたとのこと。

この『緩球打ち』こそ、和田が西武時代から
打撃フォームを確認する際に行ってきた調整法
春の北谷キャンプ、また今季の開幕直前でも
ひたすら緩い球を打ち込んでいましたが、
『本来の打撃』を取り戻し、不振から脱出するためには、
やはりこの方法しかない。
シーズン終盤、調子を落としてしまっただけに、
ポストシーズンでは何としても活躍し、日本一連覇貢献したい。
まとまった時間が取れるこの時期を活かし、
必死に汗を流しながら、振り込む姿には、
この先に向けての強い決意が満ちていたようです。


今朝の中スポは、またも『秘密兵器』ネタ
清水“ゲンさん”昭信の方が大きな扱いでしたが、
自分的には、やはり和田さんをプッシュしたい。
CSを勝ち抜くためには、先発を含めた
投手陣の頑張りも、もちろんなのですが、
いくらゼロに抑え込んでも、点を取らないと勝てない。
そのためには、おそらく組まれるだろうクリーンアップ
和田、森野、ウッズの3人が、いかに本来の打撃をできるか。
そこにかかってくるのではと思います。

和田の特打。開幕当初は不振でしたが、
徐々に持ち味を発揮し、
きっちりと打率3割台を
キープしてきた和田でしたが、
終盤チームが低迷してくると同様に、
その調子はやや下降線に。
さらに腰痛の影響もあってか、ここ数試合はスタメン落ち。
打率.302と3割キープが危うく、へたってしまっている状況に
本人もかなりの無念さを持っていることでしょう。
完全優勝を成し遂げるのために補強されたFA砲
それこそは逃してしまったものの、
まだチームには、日本一連覇という目標が。
そのためにぜひとも貢献してほしいところですね。
森野がようやく4番にも慣れはじめ、
大砲・ウッズ、勝負強い中村紀洋がその後に控える。
それまでの5番とは役目が違う3番とはいえど、
持ち前の打撃を見せてほしいというのが、ファンの願い。
安打、二塁打、三塁打は、ともにチームトップ
さらに長打率も高い背番号5の復調は、CSを勝ち抜くカギの1つ。
ぜひとも古巣との日本シリーズを実現させるためにも
そのバットが火を噴いてほしいなと。
ここに来て『原点』に戻った和田の復調。
まずはシーズン最終戦で、上昇気配を確認したいです。


今日の公示。(9日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 田中大輔捕手
公式サイト共同通信社


◇小笠原孝
<今季開幕から一度も落ちることなく、ずっと1軍。
ほとんど先発ローテーションの一角を担っていたものの、
シーズン前半で7勝しながら後半戦は低迷したのが悔しい。
ぽつりとつぶやいて苦笑い>
「1軍にいさせてもらっただけですよ。
終盤が情けないですね。せっかくチャンスをもらったのに。
最後の方で少しでも調子が上がってくれば、
よかったと思えたかもしれません」

<ただ不振から脱しようともがき、ひたすら研究、
努力していたことはチーム内でも有名だった。
結果だけでは語れない収穫。『完走』に意義はあるはず>
「今までと違うシーズンだったことは確かですね。
絶対に次につなげないと」
(中スポ<ドラ番記者>


シーズン最終戦を前に入れ替えが行われ、
今月5日に昇格したばかりの田中がわずか2試合で登録抹消。
これでCS第1ステージのベンチ入りは事実上なくなりました。

やはり雨の神宮でマスクを被った際の12失点が効いているのでしょうか。
ただスポニチによると、その田中とともに、
神宮で集中砲火を浴びた小笠原、小林、長峰の3左腕が
フェニックス・リーグが行われる宮崎へ向かったもよう。
抹消しないカタチとなるのでしょうが、田中ともどもしっかり調整し直し
ポストシーズンで貢献してくれることを願いたいところです。


若竜トピックス(9日)

◆フェニックス・リーグ
中日-東北楽天
(9日・西都原運動公園野球場)
  004 000 212 = 9
  000 320 000 = 5
[D本] なし
[D投] 中田、赤坂、山井、高江洲
公式サイト東北楽天公式フェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
3回、好投していた先発・中田が突然崩れ、
先頭・西谷尚徳に右越えの先制ソロ本塁打を許すと、
2死から中堅・中村一生失策を機に、伊志嶺四球、井野卓右安打で
2死一、二塁から横川に左越えの適時二塁打を打たれ、計4点を失う。
4回ウラ、東北楽天先発・寺田龍平から柳田、堂上剛裕の連打で
無死一、二塁とすると、中村一生が右前に反撃の適時打。
続く中川が右へ犠飛を放つと、なおも2死一、二塁から
普久原の内野安打が適時打となり、1点差に迫る。
5回ウラ、森岡振り逃げ、柳田死球で無死一、二塁から、
堂上剛裕が右翼線へ適時二塁打。4-4の同点に追いつくと、
さらに無死二、三塁から中村一生の犠飛で逆転する。
しかし7回、2番手・赤坂が捕まり、1死を取った後、
山下、伊志嶺、井野、横川に4連打を許し、逆転されると、
8回には3番手・山井が三塁失策と自らの暴投が絡み、1失点。
そして9回は、4番手・高江洲横川にダメ押しの2ランを被弾。
5回の逆転も空しく、終盤は一方的にされ、5-9で敗れる。
公式サイトより


●中田賢一
<フェニックス・リーグ、東北楽天戦で先発したが、
5イニングを投げ、4安打6四球4失点(自責1)。
113球中、ボール球が半数近い53球。
ただ、その中に力のあるボールがうなっていた>
「いいボールはあったと思います。
ただ、何球かに1球ですけど。
きょうはフォームを確認しながら投げました。まだバラバラですね。
それでも、ようやく指にボールがかかったというか、
こうすれば、というのは見えてきたと思うんです」

<苦悩したままレギュラーシーズンが終わったが、
復調への方向性は見えてきた様子。
『第5の先発』へ、悩める右腕はまだあきらめていない>
「キャッチボールでも確認していますが、
日に日によくなっていると思います。短期間で何とかしたい」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<5イニング4失点の中田の投球について、見守った評価は>
「追試ってとこかな。いいボールはあったよ」
中スポ

●山井大介
<8回から3番手で登板。1イニング23球を投げ、
味方の失策、自らの暴投などで1安打1失点(自責0)。
しかし直球のMAXは前回より速い145キロ。
中1日でも問題ないことを証明>
「前回よりストレートは思ったところに投げられましたね」
(中スポ)

●中村一生
<『5番・中堅』で先発フル出場。
一塁側には『パワー炸裂! 中村一生』という横断幕が張られ、
たまたま張った位置で登板機会のない選手たちが観戦。
犠飛を含む3打数1安打2打点も、痛恨の落球にションボリ>
「無回転のボールで。特守です」
(中スポ)


フェニックス・リーグは、西都での東北楽天戦
両チーム激しい打ち合いとなったこの試合、
一時は逆転したものの、2番手以降が捕まり、再逆転にダメ押し。
結局5-9と大差を付けられ、3連勝はなりませんでした。

そのゲームに先発したのが、
シーズン終盤、不調に終わってしまった中田賢一
CSでの先発要員として、チームも期待しているのですが、
相変わらずの乱調だったようですね。
立ち上がりいきなり乱れ、先頭から2者連続四球、
さらに内野安打で無死満塁のピンチを招く『劇場』ぶり
ただ後続を断ちゼロに抑えたのもまた『劇場』。
さらに3回には先頭打者に一発を浴びてしまうと、
2死から味方のエラー(一生の落球)をきっかけに、
四球を絡めた連続タイムリーを浴びてしまい、4点を献上。
ストレートのMAXこそ148キロだったものの、
制球が定まらずに痛打を食らう乱調ぶりでは、1軍復帰は微妙。
結果を残せず、ファームとしても
『追試』の評価を下すしかなかったようです。

ボール自体は力があったようですが、やはり制球が…。
今季に関しては、このまま終了となってしまうのでしょうか。
ほんと「もったいないな」としか、言いようがないですが、
ただここで終わりというわけでもないですし、
CSで使える、使えないは別としても、
今後へ向け、何とか活路を見いだしてほしいなと。
マウンド上で必死にもがき続ける背番号20
ただ本人的には「日に日によくなっている」とのこと。
この言葉を信じ、不振脱出へ期待していこうと思います。

2008年10月 9日 (木)

憲伸昌ら準備着々と朝倉好投秘密兵器へ名乗り。

巨人阪神との直接対決を制し、優勝マジック2が点灯。
いよいよセ・リーグのペナントレースも結末が見え始め、
CS第1ステージでドラゴンズと当たる相手も決まりそう。
9月29日からの関東遠征を終え、地元に戻ったドラゴンズナイン
この日は、投手・野手ともに休日ではあったものの、
川上、山本昌らはCSに向け、休日返上のトレーニングを。
また宮崎・フェニックスリーグでは、
パの王者・埼玉西武の主力を相手に復活を期す朝倉が好投。
この日のドラゴンズの話題をまとめました。

ドラゴンズトピックス(8日)

◇川上憲伸
<東京から名古屋へ移動後、
山本昌、チェンらとともに、ナゴヤ球場で休日返上の練習を行い、
ランニング、キャッチボール、ウエートトレなどで軽めの汗を流す。
前日の東京ヤクルト戦登板がなかったことで、
見えていた防御率タイトルの獲得はほぼ絶望的となったが>
「ボクが(登板日を)決めることじゃないです。
言われたところで投げるだけです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇山本昌
<同じく、ナゴヤ球場で休日返上の練習を行う。
4日の巨人戦で体調面の不安を消し、フル回転モードに入る>
「もう大丈夫です」

<短期決戦では中4日、中5日の
ハードな起用になる可能性が高いが、請け負う覚悟>
「問題ない。今までもやっている」

<可能な限り完ぺきに仕上げたい。
場合によっては、長旅も辞さない構え。
選択肢に入れる行き先は宮崎・フェニックス・リーグ>
「イニングが足りない、長いイニングを投げたいと思ったら、
行かせてほしい、と言うかもしれない。
まだどうなるか分からないけどね。いつ投げるかにもよるし」
中スポ

◇吉見一起
<ほとんどの選手が早朝に選手宿舎を出発して、
名古屋へ帰っていくなか、午前9時を回ってから出てきて>
「みなさん早く帰ってるんですよね。
でも、ボクはそんなに早く起きられないですよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇田中監督付スコアラー
<この日の東京ドームでのGT決戦を
巨人担当・筒井、阪神担当・井本の他に
東京ヤクルト担当・前田、横浜担当・善村と
4人のスコアラーで試合を追いかけたことについて>
「(担当チームとの)対戦が終わって、
手が空いているから見てもらった方がいい。
担当では気付かなかった視点で
(巨人、阪神の特徴が)見つかるかもしれない」

<新しい視点の活用だけでなく、これまでの対戦も再分析>
「第1ステージはどちらがくるかは分からないし、
勝ち進めば両方対戦するのだから、データを洗い直すように言ってある」
(東京中日)

◇荒木雅博
<CS第1ステージで戦う相手を待つ立場だが、
阪神か、巨人か。どっちとやりたい?>
「今年は阪神にヤラれた気持ちがすごく強い。
だから第2ステージで6試合戦うより、3試合なら勢いで勝てるかも」
デイリー

◇井端弘和
<こちらも阪神派>
「今年の相性が悪いから、先に突破しときたいです」
デイリー

◇森バッテリーチーフコーチ
<一方、こちらは巨人派>
「巨人にアドバンテージをやったら、あの球場(東京ドーム)だからな。
阪神にアドバンテージがあった方が、戦いやすいんじゃないか」
デイリー

◇谷繁元信
<守備の要は中立派>
「どっちみち両方とやらなきゃいけないんだから一緒」
デイリー

◇落合監督
<指揮官は次なる敵について、あくまで自然体>
「3位で通過したウチに選ぶ権利なんかないよ」
デイリー


◆西川球団社長
<日本シリーズ連覇を果たしても、
V旅行を開催しない可能性を示唆。現場の意向を聞くとした上で>
「落合監督もシーズン前から
完全制覇が目標だと言っていたから、絶対に行くとは言い切れない」

<また、今オフの契約更改交渉について、連続日本一になっても
契約更改はコーチ、選手ともに軒並み年俸ダウンになりそう>
「そりゃ厳しくなる。査定はシーズンで行うもの。
クライマックスも2位通過でないだけでも減収だし、ない袖は振れません」
スポーツ報知スポニチ名古屋


同率首位に並んでいた巨人阪神の今季最終戦は、
巨人が3-1で競り勝ち、ついに最大13ゲーム差を逆転
優勝へのマジックナンバー『2』が初点灯し、
リーグ2連覇へ大きく前進したもよう。
このままいけば、10日にもセ・リーグの順位が確定し、
3位・ドラゴンズとのCS第1ステージの相手も決まりそうです。

多分にもれず、自分もG+でこの一戦を見ていましたが、
阪神の動きがあまり良くなかったですね。
ほぼベストメンバーでは臨んでいるものの、動きが硬い
そのうえ、初回、2回でゲッツーでチャンスを潰していくと、
ますます重いムードになってしまった感じが。
チャンスこそ作るものの、あと1本が出ずより後手後手。
そうしているうちにラミレスが効果的な一発を放ち、
2番手・山口がうまくイニングをまたいで踏ん張ると、最後はクルーン
ドラゴンズ戦のあと、特訓?したようで、
ストライクがまずまず入れば、巨人に勝ちが行くのは当然かも。
現状での勢いの差も感じましたし、
おそらくこのまま行っちゃいそうな気がします。

ただ野球というものは最後までわかりませんし、
ヨソさまの話は、その辺にしておいて、
12日の最終戦を残すのみとなったドラゴンズ
関東でのロードを終え、この日早朝に東京から帰名
まだ次のゲームまで日があるということで、
野手陣などは、休日となったもよう。
ただ投手陣のなかには、休日を返上した選手も。
神宮で投げられたものの、チーム事情で回避した憲伸
また中16日を経た上での登板で復調をアピールした昌さん
さらにチェン、清水昭信、吉見、浅尾らが名古屋へ移動後、
ランニング、キャッチボールなどで汗を流したそうです。


おそらく第1ステージで『阪神』が相手となれば、
この両輪が初戦、2戦目に来るんでしょうね。
敵地での登板になるとはいえ、一気に叩くためにも、
2人には調子を上げておいてもらわないといけないなと。
ただ1軍での登板機会は、あと1試合のみ。
注目されるのはスカイマークでの阪神戦、どんな感じの継投になるのか。
自分的には「憲伸-昌さん-チェン-吉見-(高橋、浅尾)-岩瀬」
憲伸が3、昌さん3、チェン、吉見各1、そして最後は1人1殺
そんな小刻みなものになってくるのではと、予想します。
ただ首脳陣と我が予想は、得てして噛み合わないですし、
まだ日もあることから、幾人かは宮崎へ派遣の可能性も。

まあどちらにしても、先発陣にとっては一発勝負の短期決戦。
勝つ抜くためにも、できるときにしっかり爪を研いでほしい。
とにかく10日後に控えた初戦を、選手各人が、
ベストな状態で迎えてもらいたいというのが願い。
しばし調整が続きますが、この期間を有効に使い、
来たるべきポストシーズンに臨んでほしいなと思います。


若竜トピックス(8日)

◆フェニックス・リーグ
埼玉西武-中日
(8日・南郷スタジアム)
  022 030 011 = 9
   010 000 101 = 3
[D本] 堂上剛裕(3ラン)、福田
[D投] 朝倉、金剛、中里
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
2回、無死から堂上剛裕が四球で出塁。
続く中村一生の内野ゴロの間に二塁へ進むと、
2死二塁から堂上直倫が左翼線に二塁打を放ち先制。
なおも2死二塁から小川が左前に適時打を放ち、2点を奪う。
2回ウラ、先発・朝倉後藤にソロ本塁打を喫し、1点差になるが、
3回、西川内野安打、柳田左前打、森岡犠打で1死二、三塁から
堂上剛裕が左翼線へ適時二塁打を放ち、2点を加える。
5回、柳田、森岡の連続安打で1死一、二塁とすると、
堂上剛裕が右中間越えの3ラン本塁打を放ち、7-1と大きくリード。
さらに8回、小川の犠飛、9回、福田のソロ本塁打でダメ押し。
朝倉は7イニングを投げ5安打2失点。
課題のコントロールも四球2個と落ち着いていた。
3番手・中里は9回ウラ三浦に本塁打を喫したが、まずまずの投球。
11安打9得点と打線が頑張り、9-3の大差で勝利。
公式サイトより)


○朝倉健太
<右腕の血行障害からの復活を目指す。
フェニックス・リーグ・埼玉西武戦で先発し、
7イニングを投げ、5安打2失点(自責1)。
パ・リーグ最強打線を相手に力強い投球をやってのけ、
ポストシーズンの先発候補に名乗りを上げる>
「ホッとした、というのが1番です。
腕は何ともないし、何の不安もない。
その中で長いイニングが投げられたわけですから。
ただ、ボクは気持ちで投げる投手。
相手はいい打線、きょうは気合を入れて投げました」

<8月にグラウンドに帰ってきたが、思うように状態が上がらず。
練習試合では失点を重ね、9月には危険球退場も>
「焦っていました。何とか上がりたいって無理をしていた」

<空回りしていた9月だったが、
レギュラー・シーズンでの復帰をあきらめた瞬間、光が差した>
「フォームを見直してよくなってきました。
きょうのシュートはよかったけど、
ストレート、スライダーは指にかかっていなかった。それが次の課題ですね」
朝倉健太公式中スポ

○堂上剛裕
<『4番・右翼手』で出場。
5回の右越え3ランを含む4打数2安打5打点と活躍>
「きょうは集中していましたね。
3ラン? いい形で打てたと思います。
CS? もちろん、チャンスがあれば出たいと思っていますよ」

<相手はパ・リーグの覇者・埼玉西武>
「意識はしていました」
中スポ

○辻2軍監督
<2試合で8打数3安打6打点の堂上剛裕に目を細め>
「何でも振るんじゃなく、打てるコースを打てばいい。
いいアピールになっているよ」
中スポ

○堂上直倫
<2回2死二塁から左翼線へ先制の適時二塁打。
まだ本調子とはいかないようだが、前日に続いて2試合連続打点>
「スライダーをうまく打てたと思います。
状態? それはどうですかね。アウトの内容がよくないんですよ」

<プロ2年目の今季は初の1軍昇格を果たしたものの、
1打席だけで結果は三振。ファームでも打率.244、
5本塁打、36打点と、2年目の飛躍とはいかなかった>
「全くチームに貢献できませんでした」

<今秋の課題に打撃強化を挙げ、
今後のテーマを『自分の打撃を探すこと』に設定>
「いま自分の打撃が分からなくなっている。
(教育リーグ終了後の秋季練習では)
やらせてもらえるなら、長い時間打ち込みたい」
中スポ名タイ


フェニックス・リーグは、南郷スタジアムでの埼玉西武戦
4番に入る堂上剛裕が、3ランを含む2安打5打点と活躍。
それに引っ張られた打線が、11安打9得点と爆発。
CSに備え合宿を張っているパの王者に、9-3で大勝しました。

そのなかで最も光っていたのが、先発の朝倉
右腕の血行障害からの復活を目指していますが、
この日は、片岡、栗山、中島、後藤、中村…と並ぶ
強力な埼玉西武打線と対することもあり、かなり燃えたもよう。
2回ウラに先頭・後藤に左翼へ一発を喫し、
続く中村にも左前打を許したものの、
石井義人を宝刀・シュートで一ゴロ併殺打。
ピンチを凌ぐと、その後はMAX143キロのストレートと
自慢のシュートを駆使し、安定した投球を続け、
復帰後最多の7イニング、91球。
5安打2失点(自責1)と充実した内容で、大いにアピール。
ポストシーズンでの先発候補に名乗りを上げたようです。


健太来るのか?前日の山井に続き、
この日は朝倉
シーズンを棒に振り、
『秘密兵器』と化している投手たちが
ポストシーズンに向け、
続々と名乗りを挙げていますね。
現状での1軍先発陣は、
憲伸、昌さん、チェン、吉見と4本は確定、
しかし小笠原の調子が依然上がらず、
清水昭信は、中継ぎとしての起用もありそう。
そうなってくると、もしもCS第2ステージに進んだ場合、
どうしても投手が足りなくなってしまう。
実績のある朝倉が調子を上げ、推薦されれば、
大舞台での出番というものもないとはいえないかも。

ただCS第2ステージまでは時間もありますし、やや時期尚早の感も。
おそらく小笠原、そして同じ宮崎にいる中田ら
天秤に掛けての話となってくるのでは。
それでもようやくここに来て、ようやく上向き気配背番号14
とてもうれしいことですし、来季への希望が。
今後も宮崎でしっかり投げ込み、『先』へと繋いでほしいです。

2008年10月 8日 (水)

竜左腕陣打たれ放題、雨の神宮どしゃぶり17失点。

3位を確定し、CSに向け調整段階に入ったドラゴンズ
今季最後となる神宮での東京ヤクルトとの一戦は、
対戦成績のごとく、終始劣勢の展開に。
先発・小笠原初回失点を含む5点を奪われ、3回で降板。
7回からは救援陣も捕まり、長峰がわずか1/3イニングで5失点。
さらに小林も7点を奪われるなど、左腕陣大崩れ
一方主力を4人も休ませた打線は、竜キラー・館山の前に
小池のタイムリーによる1点に抑え込まれるありさま。
投打に精彩を欠き、今季ワーストの17失点
最後まで相性の悪さを拭えぬ大敗となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 最終戦
(7日・明治神宮野球場 | 中日9勝13敗2分け)
11246人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト × 17
[敗] 小笠原(26試合8勝11敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、清水昭信、長峰、齊藤、小林 - 小田、田中

【ゲームレビュー】
今季最多失点で、東京ヤクルト最終戦に大敗
2週間ぶりに先発の小笠原簡単に失点
1回、青木に中犠飛で先制を許した。
2回には川端慎吾に3ラン。
3回にも野口にソロ本塁打を浴び、序盤で勝負が決した。
主力を休ませた打線は、
4回に小池の適時打で1点を返しただけに終わった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
試合前からが時折ぱらつくコンディション。
それも踏まえ、ウッズ、和田に続き、
この日は井端、谷繁の2人もスタメンから外れ、
3番に何と平田、6番・中堅で小池、そしてデラロサが7番・遊撃で入る。

東京ヤクルトの先発はもっか5連勝中、
ドラゴンズ戦も3連勝中という館山
立ち上がり、先頭のイ・ビョンギュがボテボテの投ゴロに倒れると、
続く荒木は外のボールを流し打ち、一塁強襲の内野安打。
しかし期待の平田が、カウント1-2からの4球目、
内角高目のストレートに詰まってしまい、ショートゴロ。
6-4-3と渡ってダブルプレー3番初打席を飾れず。

一方、ドラゴンズの先発は、
大方予想の防御率隠れ1位・川上ではなく、中12日で小笠原
この日は谷繁ではなく、久々に小田とのバッテリー。
間隔を空け、課題を修正したかが注目されたが、
1死からアンラッキーな当たりでピンチに。
先頭の福地を右飛に取ったものの、
2番に入る野口祥順に真ん中高目のストレートを叩かれると、
フラフラとライト線へと上がった当たりは、
イ・ビョンギュの頭を越え、ワンバウンドでフェンスへ。
さらにビョンがクッション処理を誤る間に、野口は一気に三塁へ。
スリーベースとなり、今回も先制点を奪われてしまうピンチ。
ここを踏ん張り、流れに乗ってほしいところだったが、
青木にフルカウントからの6球目、
真ん中高目のスライダーを叩かれ、センターへ犠牲フライ。
いとも簡単に1点を失った。(0-1)

2回、先頭・森野が内角高目のスライダーを打ち上げ、ショートフライ。
しかしこれをショート・川端慎吾が掴み損ない、エラー
相手のミスからチャンスをもらったものの、
続く中村紀洋は内へ沈むフォークに空振り三振。
さらに小池も真ん中低目のフォークに空振り三振。
そしてデラロサも遊ゴロと、竜キラーにひねられてしまう。

いつもの如く初回失点したものの、
何とか立ち直ってもらいたい小笠原
ところが2回ウラ、先頭・飯原のヒジにぶつけ、死球で出すと、
続く田中浩康にライト線へ持って行かれるツーベース。
無死二、三塁とまたもやピンチを迎えてしまう。
ここで迎えるは、表の攻撃でエラーの川端慎吾
下位打線ということもあり、凌いでほしい場面だったが、
初球、内角低目のストレートを積極的に振り抜かれると、
伸びた打球はそのままライトスタンドに飛び込む3ランホームラン。(0-4)
伏兵プロ初本塁打を許し、一気に点差は4点に広がった。

3回ウラ、依然続投の小笠原
しかし今度は先頭・野口にカウント0-1からの2球目、
内角低目のカットボールをジャストミートされると、
高々と上がった打球が、なんと左中間へ。
そのまま深いところに入ってしまい、ソロホームラン。(0-5)
プロ初本塁打のあとは、4年ぶりの今季第1号を献上。
普段本塁打を打たない打者に、2被弾を喫し5失点
これ以上はさすがに投げさせてはいられない。
今季最後ともいえる先発チャンスで、
またしても結果を残せなかった小笠原は、この回で降板となった。

5点ビハインドとなったドラゴンズ
この日も丁寧にコーナーを突く館山に苦戦していたが、
4回、2死から連打でようやくチャンス
森野が一、二塁間を抜くヒットで出ると、
中村紀洋も技ありの右打ちで続き、一、三塁。
ここで迎えた小池が初球、中に入ってきたスライダーを弾き返して、
センター左へ落とすタイムリー!(1-5)
3連打竜キラーからようやく1点を奪い取る。

4回ウラ、ドラゴンズはバッテリーを入れ替え、
2番手として清水昭信が上がると、受ける捕手も田中大輔に交代。
何とか流れを変えてほしいところだったが、
1死から川端慎吾にフルカウントから四球を与えると、
投手の館山にうまくライトへ運ばれ、2死一、二塁。
この回もピンチを背負ったものの、投手が変われば抑えられる。
続く福地を外へのフォークで二塁後方高いバウンドのゴロ。
デラロサがしっかり回り込んで、このゲーム初めてのゼロに。

5回、反撃のためにもいくらか返したいドラゴンズ
1死から清水昭信がセンター前に落とすヒットで出ると、
続くイ・ビョンギュの4球目に、館山がワイルドピッチ。
ランナーが得点圏へ進み、追加点のチャンス。
しかしビョンはフルカウントからの6球目、
中に入ったスライダーを捉えるも、ライト正面のライナー。
さらに荒木が粘ったものの、
外へのスライダーをズバッと決められ、見逃し三振
またしても封じ込められてしまうと、
続く6回もクリーンアップが三者凡退に倒れ、ゼロ。
打てそうで打てない館山に今夜も翻弄され、
結局、7イニングを最少失点で投げ抜かれてしまった。

清水昭信が自分の持ち味を発揮し、3イニングをゼロ。
4点差で迎えた7回ウラ、ドラゴンズ長峰にスイッチ。
しかし先頭・川本に粘られた末、センター前にヒットを許すと、
館山の代打・志田に四球を与えてしまい、一、二塁。
さらに福地の詰まった遊ゴロはコースよく内野安打。
代わり端を攻め込まれて、無死満塁とされてしまう。
このイニングから落ちだした雨の勢いが強くなるのと同様、
東京ヤクルト打線めった打ちを喰らってしまう長峰
続く野口にカウント1-0からの2球目、
外へのストレートを叩かれ、ライト前へのタイムリー。(1-7)
2点を追加され、サイクルヒットに王手をかけられてしまうと、
なおも無死一、三塁で、青木には、
内角高目のスライダーを打ち上げられ、ライトオーバー。
フェンス上部の金網を直撃し、大きく跳ね返ったボールが転々。
タイムリースリーベースとなってしまい、さらに二者が生還。(1-9)
アウトを1つも取れる間に、4点を奪われダメを押される。
何とか続く梶本勇介を空振り三振に取り、1死を取った長峰
ここで落合監督がマウンドへ行き、齊藤にスイッチ。
しかし齊藤も2死三塁から田中浩康
外角高目のスライダーを叩かれ、二塁左を破られるタイムリー。(1-10)
自責0ながら打たれてしまい、失点はついに2ケタに。

雨の激しさは増す一方で、ゲームはそのまま続行
8回ウラ、ドラゴンズ5番手は、左の小林
ワンポイントではなく、敗戦処理のマウンドとなったが、
雨の影響もあるのか、制球定まらず
代わり端、川本の足にぶつけ死球で出してしまうと、
木田の代打・米野に対し内へのストレートが外れ、四球。
連続四死球で無死一、二塁としてしまう。
ここで踏ん張れれば問題なかったものの、
続く福地にカウント0-1からの2球目、
真ん中に甘く入ったカーブを強振されると、
左中間スタンドへ飛び込んでしまう3ランホームラン(1-13)
死球、四球でホームランをパコーン!
雨の中見ているドラゴンズファン不快にさせる。
続く野口を遊ゴロ、さらに青木を外へのスライダーで空振り三振。
何とか2死まで取った小林だったが、ここからがまた長い。
梶本に詰まりながらも三遊間深いところへの内野安打を許すと、
飯原にもライトへ運ばれてしまい、一、二塁。
さらに田中浩康には初球、シュートを叩かれ、一、二塁間を抜くヒット。
ライト・英智からのビームでクロスプレーとなったもの、セーフ。
タイムリーヒットとなってしまい、さらに1点を奪われる。(1-14)
なおも送球の間に走者は進み、2死二、三塁。
続く川端慎吾を外へのスライダーで中飛に打ち取り、3アウト…。
…と思いきや、前進してきた小池が目測を誤り、まさかの落球
タイムリーエラーで二者が生還し、この回6点目。(1-16)
あまりのダラダラさに守備も壊れてしまったドラゴンズ
それでも投げるしかない小林は、2死二塁から
打者一巡の川本にレフト前に落とされてしまいタイムリー。(1-17)

四死球を皮切りに本塁打にヒットを重ねられ、トドメはエラー
もはや苦笑いさえも飛び出さない終盤の「5」、「7」の大量失点。
16点ビハインドの9回も、2死から中村紀洋が四球を選んだものの、
汚名返上の打席に立った小池が中飛に倒れ、ゲームセット
左腕陣が打ち込まれて、今季ワーストの17失点
大惨敗で、東京ヤクルトとの最終戦を終えることとなったドラゴンズ
今季キラーと化してしまった館山5敗目を喫するとともに、
対戦成績も9勝13敗2分けと、大きな負け越し。
来季優勝を狙うためには、ツバメ対策が必至となった。


ラストチャンス吹っ飛ぶ!レギュラーシーズン
関東最終戦ということで、
自分も神宮に参戦しましたが、
止まない雨同様に
打ち込まれる左腕リリーフ陣
一方的な今季ワースト17失点での大敗は、
びしょびしょに濡れてしまったビジユニとともに、
記憶に残っていくだろうゲームとなってしまいました。

天候も予報もよくないということで、
主力野手を4人も外し、サブ中心で臨んだゲームでしたが、
先発・小笠原が先制点を含む5点を奪われてしまったところで
ほぼゲームの方向は決まってしまったような。
その後はテンポ良く進んでいたことで、
午後9時前には終わるかな?と思っていましたが、
7回ウラからが、すごく長かったなと。
ちょうど長峰が登板したころから、雨が落ちだしたわけですが、
集中砲火を浴びていた間は、雨はずっと降りっぱなし
まさに長峰、小林にとっての涙雨というところも。
それでも最終戦ということで、込み上げる怒りも抑えつつ、
時折呆れながらも見ていましたが、
いつになっても敵の攻撃終わらずじまい
途中からは風も吹き出し、本当に寒かったですね。
それでも終わりというものは、必ず来るもので、
何とかゲームセットにたどり着いたものの、
終わったとたん雨が小やみになったのは、ウソのような本当の話。
あまりに計られた天候に、皮肉さえも感じてしまいました。

それにしても心配になってしまったのは、左腕陣ですね。
この日の落合監督のコメントに
「使えるやつと使えないやつがはっきりした」というのがありましたが、
ちょっと小笠原に関しては、よほどのことがない限り、
クライマックスシリーズでは使えなさそう。
さらに敗戦処理さえもできず、火に油を注ぐ長峰
左のワンポイントはできれど、長いイニングは無理な小林
3イニングを抑えた清水昭信には、光明がありましたが、
それ以外はちょっと無理だなと感じるとともに、今後においてやや不安も。
確かに悪天候というのもありましたが、ちょっとやられすぎ
とにかく打たれた投手は、個々でしっかり猛省
チャンスを得るためにも、課題をこなしてほしいと思います。

一方、打線に関しては、
『3番・平田』はちょっと荷が重かったかなと。
初回のチャンスでヒットでも出ていれば、
起爆剤になったかもしれませんが、ひっかけてのゲッツー
その後も館山に翻弄されてしまいましたし、
まだまだ経験不足の感が。
また「若さ」が出てしまったのは、12点を奪われた田中も同様。
打ち込まれてしまった投手たちと同じぐらい、
リードしていた捕手にも、試合を壊した責任はあるでしょう。
ただ若竜たちに関しては、こういう経験をしていくことが
未来へと繋がりますし、前向きに考えておきたい。
ただCSなどにおいては、こういう起用は考えものとなるでしょう。


関東での6試合を終え、これでレギュラーシーズンはあと1試合
12日のスカイマークでの阪神戦を残すのみとなりました。
クライマックスシリーズでも当たることになる阪神ですし、
最後の調整試合ということで、2試合休んだ主力も出場することになりそう。
ただ注目は、そのゲームがどういうシチュエーションで行われるのか。
きょう8日、首位タイで並ぶ阪神巨人の直接対決。
それによって、ペナントの行方が大方決まるとは思いますが、
それでももつれて、12日のゲームが、
阪神にとって、優勝をかけた大一番となってしまうのか。
そうなるとある意味ガチンコ、楽しみなCS前哨戦ともなりそう。
ドラゴンズ的には、もうしばらく「高み?の見物」。
まだ日もありますし、まずは旅の疲れを取ってくれればと。
そしてベストな状態で最終戦に臨み、白星で締めてほしい。
その上で来るべきポストシーズンを迎えてもらいたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(7日)

●小笠原孝
<約2週間ぶりの先発も3イニングを5失点。
2発を含む4長打を浴びて、11敗目を喫する。
さすがにショックを隠せず、降板後はベンチでガックリ肩を落とす>
「何もありません…」

<ポストシーズンの登板機会をかけたマウンドだったが、
本来の投球を取り戻せず、厳しい現実。
残された時間で信用を回復させたい>
「最後まで立ち上がりの課題を克服できませんでした。
チャンスをもらい続けたのに…。本当に悔しいです。
次のチャンスがあるなら修正したい。
(CSの)メンバーに入れるかどうかわかりませんが、
もしチャンスがあれば、それまでにやるべきことはたくさんあります」
(中スポ、中日新聞

●小池正晃
<4回2死一、三塁、中前にタイムリーを放つ>
「チャンスだったし、使ってもらっている間に
結果を出さなければいけない立場なので、
甘いボールを積極的にいった結果がよかったです」
(中スポ)

●平田良介
<プロ入り初の『3番』で先発出場。
だが4打席とも凡退し、試合後は厳しい表情>
「打順のことは意識しないでやりましたが、
最近打てなくなってしまっているので…」

<まだ2試合連続無安打だが、自身が不振を感じている>
「いいときのビデオを見て直したい」
(東京中日)

●清水昭信
<4回から2番手で登板し、3イニングを無得点>
「(4回に)四球で走者を出しましたが、
抑えられたので良かった。内容は良かったと思います」

<ここ4試合は中継ぎでいずれも無失点。
ロングリリーフもこなした右腕は気を引き締めて>
「ぼくはどこでも投げられるところで結果を出していくことが大事です」
(中スポ)

●森野将彦
<東京ヤクルト・館山に7回まで最少1点に抑えられ完敗。
昨季の対戦はで1勝も許さなかった投手に今季5勝目を献上。
変わった部分について、新4番はあくまで自分自身の問題ととらえる>
「ボクはそんなに『いい』とは感じていない。
自分が打ち損じている、という感じです」
中スポ

●中村紀洋
<館山の変わった部分について。
制球難だったが、課題を克服しつつあるという>
「コントロールがよくなったと思います」

<天敵とはもう今季の対戦はない。さばさばと語り>
「今年は今年、来年は来年ですよ」
中スポ

●井上一樹
<母方の祖母が逝去。
早朝に東京都内のホテルで連絡を受け
神宮球場に入ると沈痛な表情>
「急なことだったからね…。しばらく会っていなかった。
(今後については)とにかくきょうは試合を頑張って、それから考える」
ニッカン

◆西川球団社長
<神宮での東京ヤクルト戦終了後、取材に応じ、
川上らチーム内のFA選手との交渉は、シーズン終了後に行う考えを示す>
「条件提示を含め、交渉はシーズンが終わってからのこと」

<先月25日の川上との会談についても>
「先日、川上君に球団の希望を伝えました。
複数年契約とかそういうことは話してないので、下交渉ではありません。
必要な選手だから残ってくださいよと、こちらの希望を伝えただけ」
(東京中日、スポニチ名古屋


●落合監督
<野手は調整のためベストメンバーを組まなかったが、
結果は今季ワースト17失点で雨中の大惨敗。
それでも悔しがるそぶりを見せず、杞憂だと言わんばかりに>
「これで(CSで)使えるやつと
使えないやつがハッキリするんじゃないのか。
今年に関して言えば、神宮は(けが人が出るなど)鬼門だった。
ここ(森野が負傷離脱した5月14日のこと)から狂ったわけだから。
無事に終わってくれればそれでいい」

<12日の阪神戦がラストゲーム。
リーグ優勝決定戦となる可能性もあるが、
そこは本番を意識した戦いとする>
「神戸(スカイマークスタジアム)はそうはいかないよ。
(最終戦の)神戸は主力で行く。
痛んでいるやつがいる。
休ませて、調整させて、動けるようにしていかないと。
練習して、疲れを取って、実戦感覚を取り戻して…。
痛んでいるやつらもある程度、戻ってくるだろう。
どうやったって、主力でいくしかないんだから」

<防御率のタイトル獲得が有望だった川上を先発させず>
「3イニングや4イニングならともかく、
(タイトル獲得の理由だけでは)投げさせない」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(7日)

◆フェニックス・リーグ
中日-湘南
(7日・サンマリンスタジアム宮崎)
 SR 000 000 000 = 0
   006 000 01× = 7
[D本] なし
[D投] ネルソン、山井、久本、平井
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
3回ウラ、1死から澤井が中前打で出塁すると、
中川が左中間へ適時二塁打を放ち先取点を挙げる。
なおも柳田右中間二塁打、堂上剛裕中越え二塁打と3連続二塁打で追加点。
続く中村一生も左前打、中村公治左越え二塁打、
そして堂上直倫も左翼線に二塁打を放ち、
打者一巡の7連打、5二塁打で一挙6点を挙げた。
先発・ネルソンは、140キロ台後半のストレートを武器に、
5イニングを8奪三振、2四球と安定した投球で無失点。
変化球の制球が良くなれば、飛躍も期待できそう。
2番手・山井も2イニングを1安打無失点の好投。
その後は久本-平井のリレーで、7-0と完封した。
公式サイトより)


○山井大介
<右ひじ痛から復帰後、初めて対外試合で登板。
フェニックス・リーグ・湘南戦で
中継ぎで2イニング1安打無失点と好投。
ポストシーズンの戦力になる可能性を見せて>
「状態は上がっていると思います。
まあ、きょうは投げられただけでもよかった。
いまは自分のできることをやって、先に進んでいきたい。
(ポストシーズンは)出番があれば頑張りたいです」

<球種は直球とスライダーだけだったが、MAXは142キロ。
まだ昨秋の状態には遠いが確実に前進>
「思ったところに半分もいかなかった」

<翌日の状態がよければ、中1日で東北楽天戦に登板する予定>
「まあ、あした目が覚めてどうかというところはあります。
それからですね。やるべきことをやっていきたいですね」
中スポ

◇中田賢一
<不振にあえいでいるが、この日2軍練習に合流。
フォームチェックに余念がなく、9日の東北楽天戦で先発する予定>
「とにかく結果を出すことだけを考えたい。必死で投げます」
(中スポ)

○上田佳範
<今季限りで引退し、2軍外野守備走塁コーチとして内定している中、
この日の湘南戦で一塁コーチとしてグラウンドに立つと、
走者にアドバイスを送るなど、コーチとしての『初陣』を飾る。
まだ正式発表はないとあって背番号は現役時代の『35』のまま>
「目の行き届かないところはあると思うけど、いろいろ勉強していきたいですね」
中スポ


秋季教育リーグの『フェニックス・リーグ』がこの日開幕。
ドラゴンズは、サンマリンスタジアム宮崎で
湘南との開幕戦を行い、7-0で大勝しました。
観衆はわずか15人。のんびりとしたスタンドだったようですが、
3回ウラに打線が一気に大爆発して、
7連打、5二塁打の猛攻で、一挙6点のビッグイニング。
投げては右ひじ痛から復帰3試合目となる山井が好投。
本調子まではいかないものの貫禄の投球で、
2イニングを1安打無失点に抑え、一歩前進したようです。
今朝の中スポでは、何と1面に載っていた山井
スタミナを付けていくことや、球の精度を高めることなどが、
完全復活への今後の課題となってきそう。

またこの日、一塁ベースコーチを務め、
走者に指示を出していたのが、今季限りで引退した上田
「2軍外野守備走塁コーチ(仮)」として初陣となったこの日、
練習でノックをするなど、早くもはつらつとした動きを見せていたそうです。
「いろいろ勉強していきたい」と意気込む新米コーチ・上田
ぜひとも玄人好みのシブい外野手を育てていただきたいなと思います。

2008年10月 7日 (火)

憲伸防御率隠れ1位と若竜ドミニカに宮崎に出発。

ドラゴンズのレギュラーシーズンも
きょうの東京ヤクルト戦と12日の阪神戦で終了。
消化試合とはいえど、18日から控えるクライマックスシリーズに向け、
しっかりと調整していくことが大切となるでしょう。
この日1軍は午前中に神宮屋内練習場で一部投手陣が練習。
一方、若竜ドミニカ・ウインターリーグ参加のため、
新井、川井ら精鋭6選手がこの日、セントレアから旅立ち。
またファーム本隊もきょう7日から宮崎県内で行われる
フェニックス・リーグに向け、出発したとのこと。
「菊地結婚していた」なども含め、この日の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(6日)

◇川上憲伸
<タイトル獲得の可能性が、急浮上。
あと9イニング2/3を投げれば、規定投球回に達し、
失点が『7点以内』なら、リーグ防御率1位に躍り出る。
事の重大さにチーム関係者や本人が気づき、動き始めたのは前日>
「ぼくって、あと何回で規定投球回になるんですか」

<現在、115イニング1/3で規定に届いていないが、
北京五輪派遣選手に対する特別措置により
投げさえすればタイトルは射程圏内となってくるが>
「規定投球回? 知ってますよ。
そうみたいですね。どうしましょうねえ…」

<きょう7日の東京ヤクルト戦のスポニチ先発予想。
さらに12日の阪神戦で先発登板が濃厚。
この日は神宮屋内練習場で行われた一部投手陣の練習に参加。
ランニング中心の軽めの練習に汗を流したが>
「まだ、いつ投げるか分からないんですよね。
シーズンの疲れは蓄積しているけど、前回登板の疲れはありません。
2ケタ、ぜひ勝ちたい。狙いますよ」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇小笠原孝
<きょう7日の東京ヤクルト戦・中スポ先発予想。
13日ぶりの先発、今季のラストチャンスで『復活投』を目指す。
好投を誓うとともに川上の防御率タイトルにも興味津々>
「チャンスがあるなら獲得してほしいですよね」
(東京中日)

◇山本昌
<前日5日は休日だったが、この日の練習に参加。
CSに向けての調整を再開。次登板があれば12日の阪神戦>
「日程的にはいけるけど、チェンも(川上)憲伸も投げられるからね。
(宮崎の)フェニックス・リーグもあるし、どうなるかは分からないよ」

<200勝達成後は、日本シリーズ初白星を
最大の目標に掲げているが、短期決戦は得意とはいえないだけに>
「CSに向けてしっかり投げ込んで、
ちゃんと投げられるようにしたいです」
(東京中日、ニッカン

【ドラゴンズ・残り試合の日程】
10月7日(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
10月12日(日) 対阪神(18:00・スカイマークスタジアム)


ドラゴンズレギュラーシーズンも残り2試合。
まだCS第1ステージの相手も決まらぬ事態ですが、
しっかり準備ができる分、その利点を活かし、
残りゲームを戦ってほしいなと思います。

ところできょう7日は、公式戦としては
関東最終戦となる神宮での東京ヤクルト戦
ロードに出る前は、苦手のビジターをどう克服するかが
課題とされてしましたが、ハマスタで3連勝
そして東京ドームを1勝1敗で抜けて、3位を確保
見違えるような戦いに、『強さ』を感じましたが、
ここまで来たら、良いカタチで最後も締めて、
地元・ナゴヤへと戻ってほしいところです。

気になる先発予想は、2つに割れましたね。
大方の予想は、中5日でエース・川上憲伸
一方中スポだけは、9月24日以来登板がない小笠原
明治の先輩・後輩コンビの名前が挙がっていますが、
川上を揃って予想しているのには、
思わぬタイトル獲得の可能性が浮上したからということも。

実は、川上があと9イニング2/3を投げると、
北京五輪派遣選手に対する特別措置(19イニング免除)により
規定投球回数に到達することに。
しかもそのイニングで、失点を7点以内に抑えたならば、
現在防御率1位のルイス(広島・2.680)を抜き、2.66。
なんと最優秀防御率を獲得できることになるのだそうです。
過去、最多勝2回、最多奪三振1回、沢村賞のタイトルを
獲得している川上ですが、防御率1位というのはこれまでなし。
ルイスが4日の横浜戦で8失点と炎上したことで防御率が急上昇。
それにより、チーム関係者及び川上が気付いたのが、前日5日。
まさに降ってわいてきたものではあるものの、
悲願のタイトル獲得への大きなチャンス。
右肩の状態などを考え、できれば強行登板は避けたい首脳陣
この日12勝目を挙げ、2.682まで迫った石川(東京ヤクルト)、
またあす8日の首位直接対決に登板濃厚の内海(巨人・2.77)など
逆転1位の可能性を残す投手の動向を見ながら、
エースの登板機会を判断していくことになるようです。

5日の巨人戦を仲間と団体観戦して、
終了後、水道橋の居酒屋で『CS進出祝賀会』なるものを開催。
大いに盛り上がり、楽しかったのですが、
そのなかの雑談で出てきたのが、
和田の打率が3割を切りそうで、どうなるのか。
また昌さんは規定投球回数に届かず、
今季ドラゴンズの投手陣では、到達者がゼロになりそう。
小笠原は、惜しくも勝ち星伸びず8勝で終わってしまうのかなど。
ただエースに関しては、ここまで来たら5年連続の2ケタ勝利は、
達成してほしいなという期待こそ出たぐらい。
まさか『防御率1位』のタイトルが手中にあるというのは
正直、まったく頭になかっただけに、
今朝のスポーツ紙を見て、ちょっと驚きましたね。
さらにこうなれば、先発で長いイニングでなくても、
うまく登板をやりくりして、ぜひとも獲得してほしいなと思いました。

今夜投げるの?今季、右足内転筋の張りなどの影響で
開幕直後の1カ月は調子が上がらず、
ファーム落ちや中継ぎを経験。
しかし復帰し、
今季初勝利を挙げた5月以降は、
得意とする交流戦
うまく乗り越え、先発の柱として奮闘。
北京五輪の関係で2カ月チームを離脱したものの、
復活以降は調子も上々ですし、気がつけば防御率2.34
確かに大きく打たれた試合もあったものの、
それ以外はきっちりと抑えているんですよね。
北京で心身ともに大きなダメージを喰らうなど、
例年になく厳しいシーズンではあるものの、
最後にこういうタイトルが取れれば、報われるというもの。
さらに今後のポストシーズンに向けても、
大きな弾みが付くのではと期待したくなるのも当然でしょう。

まあチームとしては、残り試合いろんな投手を投げさせたい。
先発としても、憲伸の他にも、小笠原、吉見、
昌さん、チェン、清水昭信ら
、多くの名前が挙がります。
あとはこのチャンスを、投手陣の長である
森コーチ首脳陣がどう判断するかでしょう。
ライバルも多く、場合によっては回避の可能性もありますが、
単純計算なら、残り2試合で9イニング2/3は可能な数字。
そんななかで果たして『隠れ1位』本当の1位になってくるのか。
残りゲームでのエースの登板に大いに注目したいです。


若竜トピックス(6日)

◆菊地正法
<15日に開幕するドミニカ・ウインターリーグに
参加するため、中部国際空港発の航空機で出発。
7歳年上の有美さんと結婚していたことがこの日明らかに。
帰国するのが、12月5日で名古屋市内での挙式が同7日。
姉さん女房を喜ばせるためにも、収穫を手に帰ってくることを誓う>
「嫁さんのためにも、という思いはありますね。
せっかくのチャンスですから、何かを得て帰ってきたいですね」

<今年1月に婚姻届を提出。
知り合ったのは東邦ガス時代で知人の紹介
今回は夫人の希望で写真は『NG』だが、それでもちゃっかり自慢>
「(7歳年上ながら)彼女が若く見えて、ボクが老け顔。
だから釣り合って見えるんですよ。一緒にいて本当に楽しいです」

<挙式が12月初旬とあって夫人の負担が増えるが、背中を押された。
日本で待ってくれる新妻のためにも、無駄な時間を過ごすわけにはいかない>
「長打力がある打者に左右の変化で抑えられるようにしたいですね。
シュート、スライダーの精度を磨きたいんです。
打者との駆け引きとか、いろんなことを吸収したいですね」
中スポ

◆川井進
<2年連続2度目の『ドミニカ武者修行』に余裕の表情。
今年は選手会から要望されていた帰国期限がないだけに、
12月に実現する本物の大リーガーとの対戦を楽しみに>
「スゴイ選手は12月に来るんです。歓声が全然、違いますよ。
そういう打者を抑えたいですね」

<また新井と共に所属するエスコヒドで
住田コーチがマネジャー的な仕事をこなすことを喜び>
「(住田)ワタリさんがいれば安心です」
(中スポ、<ドラ番記者>

◆新井良太
<3年目を迎えるウインター・リーグへの派遣だが、
今回は初めて野手が参加。まずは出場を目標に
猛アピールしなければならないが、ウエスタンの首位打者は>
「不安はないです。いまはワクワクしています。
メジャーリーガーからいっぱい盗みたいですね」
(東京中日)

◆藤井淳志
<ウインターリーグ出場のためドミニカ共和国へ出発。
異国の地で『大リーグ級ボディー』を身に付けて帰ってくる決意。
楽な環境ではないことは理解しているが、それでも笑って>
「楽しみですよ」

<競争が激しく、定位置争いをするだけでも
力が付きそうだが、首脳陣の思惑はそれだけではなかった。
落合監督はドミニカ派遣を伝えた時
『おまえの体は日本人離れしているんだ。
メジャーリーガーの体の使い方をしっかり見て学んでこい』と話したという。
生かし切れていない潜在能力を引き出すことが今回の目的>
「こういうチャンスはなかなかないですから。何か少しでも得て帰ってきます」
名タイ

◆住田コンディショニングコーチ
<飛躍が期待されるドミニカ組に強力な援軍が同行。
昨季までドミニカ・ウインターリーグの
アギラスのコンディショニングコーチ。
ドミニカには2シーズン在籍、環境、言葉の面でも頼りになる存在>
「ボクにしてみたら帰るようなものですね。
向こうは雰囲気がいい。街全体が野球中心なんです」
(中スポ<ドラ番記者>

◇小林正人
<昨季、ドミニカ・ウインターリーグに参加。
『昨年の今ごろはドミニカだったね』と聞かれると>
「CSで投げたいという気持ちはありました。
でも、ドミニカへ行って、いい経験をすることができました」

<セットアッパーだったドミニカでの修行はやはり貴重。
その経験があるからこそ、今がある。
このままならCSの出場メンバーに名前を連ねることになるが>
「CSに投げられるように頑張りたいです」
(中スポ)

◇落合監督
<藤井、新井などCSメンバーに入れても
おかしくないはずの面々をドミニカに行かせることに>
「あえて行かせたんだよ。来年のことを考えてみろ。
あいつらが少しでもうまくなって帰ってきてくれれば…」
(中スポ)


◆朝倉健太
<右腕の血行障害からの復活を目指す。
この日、25選手とともに、中部国際空港発の航空機で宮崎入り。
きょう7日から宮崎で始まるフェニックス・リーグに参加し、
あす8日の埼玉西武戦で先発予定。
猛アピールすれば1軍への道が開けるが>
「チャンスがあったら(1軍に)行きたい気持ちがある」
中スポ

◆小林2軍投手コーチ
<フェニックス・リーグの主目的は若手の育成だが、
結果次第で1軍への道が開けることを説明>
「この中から上に行く選手がないことはないよ。
どんな状況にでも対応できるようにするだけだから」
中スポ

◆久本祐一
<昨オフの左ひじ故障で今季1軍登板なしに終わり、
フェニックス・リーグで結果を求める。
今季何度も痛みがぶり返した左ひじだが、もう心配なし。
ようやく納得のいく投球ができるようになり>
「もう問題ないですね。時間はかかってしまったけど、
それぐらいのけがだったと思うし仕方がない」

<リーグ参加前の最終練習となった5日、
ナゴヤ球場内のブルペンで切れのいい球を56球投げ込み>
「スピードは意識していないけど、球の切れが戻ってきましたね」

<苦しいシーズンになった中、得るものはあった。
それを来季に生かすため、完全復活を印象付ける決意>
「正直もう駄目かと思ったこともあった。
でもけがをプラスに考えようと思いました。
いろいろな人の話も聞けたし、
投球フォームについても考えることができた。
とにかく結果を出したい。フェニックス・リーグは
イースタン・リーグのチームが相手になるし、
あまり知らない打者相手でも結果を残せるように頑張りたい」
名タイ


【2008年フェニックス・リーグ 中日試合日程】
10月7日(火)H 対湘南(12:30・サンマリンスタジアム宮崎)
10月8日(水)V 対埼玉西武(12:30・南郷スタジアム)
10月9日(木)H 対東北楽天(12:30・西都原運動公園野球場)
10月11日(土)V 対湘南(12:30・清武町総合運動公園野球場)
10月12日(日)H 対埼玉西武(12:30・串間市総合運動公園野球場)
10月13日(月)V 対東京ヤクルト(12:30・生目の杜第2野球場)
10月14日(火)H 対巨人(13:00・日南市天福球場)
10月16日(木)V 対東北楽天(12:30・ひむかスタジアム)
10月17日(金)H 対東京ヤクルト(12:30・アイビースタジアム)
10月18日(土)V 対千葉ロッテ(12:30・アイビースタジアム)
10月19日(日)H 対北海道日本ハム(12:30・西都原運動公園野球場)
10月21日(火)V 対北海道日本ハム(12:30・サンマリンスタジアム宮崎)
10月22日(水)H 対千葉ロッテ(12:30・清武町総合運動公園野球場)
10月23日(木)V 対巨人(12:30・生目の杜第2野球場)
(H=ホーム、V=ビジター、10、15、20日は練習日・予備日。
NPB公式フェニックスリーグ2008公式サイトより)


【中日ドラゴンズ参加予定選手(フェニックスリーグ2008)】

<投 手>金剛、朝倉、中里、山内、山井、
       平井、ネルソン、赤坂、高江洲、久本

<捕 手>小山、清水将海、小川
<内野手>堂上直倫、中川、谷、西川、森岡、岩﨑、澤井、柳田、福田
<外野手>中村一生、中村公治、普久原、堂上剛裕
(背番号順・公式サイト、中スポ、フェニックスリーグ2008公式サイト


ウエスタン・リーグの全日程が終了後、
ナゴヤ球場でずっと練習を行っていた若竜たちですが、
この日、一部が海外への厳しい『武者修行』。
もう一方は、秋の教育リーグを戦うためにナゴヤから旅立ちました。

まずは15日に開幕する『ドミニカ・ウインターリーグ』
参加するため、飛び立ったのが精鋭6選手
川井、佐藤亮太、菊地の3投手に、前田、新井、藤井の3野手。
3年目となるドミニカですが、今回は野手も参加。
中田、高橋、長峰、吉見、小林らが歩んだきた
『活躍への登竜門』とはいえ、日本では考えられない
厳しいサバイバルとなるのは、想像つくところ。
それでもぜひともチャンスを得て、何かを掴んでもらいたいですね。
特に新井、藤井などは来季こそはぜひとも1軍に定着し、
レギュラーを脅かしてほしい存在だけに、期待は大きいところです。
また今朝の中スポで「結婚していた」ことが明らかになった菊地
今季は結局1軍に上がれなかったうえ、ファームでも炎上。
不本意なシーズンとなっただけに、
この遠征が飛躍のきっかけとなるよう、奮投してもらいたいです。
ちなみに今年からは帰国期限がないだけに、
12月に実現するメジャーリーガーとの対戦も可能とのこと。
住田コーチが同行し、川井、新井「エスコヒド」、
佐藤亮太、前田「エストレージャス」、
そして藤井、菊地「リセイ」にそれぞれ所属するもよう。

またその他のファーム26選手は、
この日、中部国際空港発の航空機で宮崎入り。
きょう7日から宮崎県内で行われる
ファームの秋季教育リーグ『フェニックス・リーグ』に参加します。
NPB、独立リーグ、また韓国KBOからのチームと、
合わせて14球団が参加して、繰り広げられる同リーグ。
ドラゴンズは、イースタン7球団との対戦に。
若手の育成が主目的とはなってはいるものの、
参加メンバーのなかには、再起をかける朝倉山井らの名前も。
それぞれが課題や目的を持って、試合に挑んでいくようですが、
猛アピールすれば、CSに向かう1軍への道が開けることも。
特に投手陣からは、昇格の可能性があるかもしれませんし、
チャンスを掴めるよう、しっかり取り組んでほしいなと思います。

2008年10月 6日 (月)

必死な巨人に完封負け、3位竜余裕の小休止。

中村紀洋の劇的な逆転弾で、巨人に勝利。
7連勝でついに3位を確定させ、
クライマックスシリーズ出場を決めたドラゴンズ
前日に続き、デーゲームで行われた
東京ドームでの巨人との今季最終戦は、
チェン-上原という両先発投手の投げ合いに。
しかし先制、中押しと本塁打で失点するチェンに対し、
要所を締める上原の前に、打線が沈黙してしまい無得点。
8回には高橋小笠原にダメ押し弾を喫すると、
最終回、クルーンから1死満塁のチャンスを作るも、
最後は代打・ウッズが併殺に倒れてしまい、完封負け
「必死な」巨人にリベンジされ、連勝は『7』でストップしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 最終戦
(5日・東京ドーム | 中日14勝10敗)
45139人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] チェン(38試合7勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、高橋、浅尾 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
完封負けで、連勝ストップ
打線が上原を崩せず、巨人との最終戦を白星で飾れなかった。
1回1死二塁で井端、森野が凡退。先制機を逃したのが痛かった。
チェンは直球に威力があったが、鈴木尚広阿部の一発に沈んだ。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
前日に3位を確保し、CS出場を決めたドラゴンズ
「へたっているやつは休ませる」という落合監督のコメント通り、
疲れが目立つウッズ和田をスタメンから外し、
井端、森野、中村紀洋のクリーンアップ。
6番・レフトで平田、7番・センターには小池が入る。

ドラゴンズ・チェン、巨人・上原
前週のナゴヤドームと同じ投手の先発対決。
1回、先頭のイ・ビョンギュが初球、
外角高目のストレートを叩き、センター前へ。
前進してきた鈴木尚広のグラブからボールがこぼれ、ヒットとなると、
続く荒木が初球送って、わずか2球で得点圏へ。
迎えるは、注目のクリーンアップ。
しかし井端が内へのストレートを打ち上げ、一邪飛に倒れると、
森野はフルカウントから外一杯のストレートに見逃し三振。
絶好の先制機を逃してしまう。

前回登板では8イニング無失点。
巨人戦は3勝1敗、防御率1.73と強さを見せるチェン
しかし1回ウラ、いきなり出会い頭の被弾
先頭・鈴木尚広にカウント1-0からの2球目、
真ん中高目のストレートを積極的に叩かれると、
打球は伸びて、左中間スタンドの
オレンジの間に飛び込むホームラン。(0-1)
思わぬ先頭打者本塁打を浴びてしまうと、
なおも1死から小笠原に対し、フルカウントから四球。
しかしラミレスを内へ沈むスライダーで3球三振に取ると、
続くイ・スンヨプも内2球で追い込んだあと、
外一杯のストレートで空振り三振。
ホームランのみの1点でしっかりと食い止める。

1点先行されたドラゴンズ
2回、先頭・中村紀洋がショートオーバーのヒットで出ると、
平田の詰まった遊ゴロの間に、二塁へ。
さらに小池がフルカウントからフォークを叩き、
レフト前ヒットで、1死一、三塁と同点のチャンス。
しかし谷繁がカウント2-1からの4球目、
外角低目のカットボールを右へ持って行くも二塁正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレー
2イニング連続でチャンスを潰し、上原を乗せてしまう。

一方、2回以降は持ち直し、自分の投球を続けるチェン
力のあるストレートで相手を差し込ませ、
詰まらせる投球は、この日も健在。
3回ウラは2死から亀井に死球を当ててしまうが、
小笠原を外角低目一杯のストレートで見逃し三振。
さらに4回ウラは、先頭・ラミレスに遊撃内野安打を許すも、
続くイ・スンヨプを注文通りに、4-6-3のゲッツーに取り2アウト。
ここまでは良かったものの、思わぬ落とし穴
迎えた阿部にファウルで6球粘られると、
外角高目に1球ボールが外れた後の8球目、
外角に構える谷繁の意図に反して、ストレートが内角低目に。
逆球をコンパクトに振り抜かれると、
高々と上がった打球は、ライトスタンド2階席へのホームラン(0-2)。
失投を逃さずモノにされ、手痛い追加点を奪われてしまう。

2点差となり反撃したいドラゴンズ
5回、1死から谷繁がレフト前ヒットで出ると、
チェンが送って、ランナーは二塁へ。
しかし続くイ・ビョンギュが、フルカウントまで持ち込んだものの、
6球目、外角低目のフォークに空振り三振。
コースを巧みに突き、制球力のよい上原の前に、
要所を凌がれてしまい、ゼロの山を重ねてしまう。

4回までわずか3安打だが、そのうち2本が本塁打のチェン
5回ウラ、先頭・寺内が意表を突くセーフティバント。
一塁の中村紀洋が掴んだものの、慌ててしまい、
ベースカバーの荒木へのトスが大きく逸れて悪送球。
ライト方向へと転がる間に、寺内は一塁を蹴って二塁へ。
さらに欲張って三塁へと突入。
しかしこれはさすがに暴走
イ・ビョンギュから森野にボールが送られ、あえなく自爆
足に揺さぶられはしたものの、後続を抑え追加点を与えず。

この自爆が流れを変えそうな感じがしたものの、
必死こいて投げ続ける上原の前に、打線がなおも沈黙
6回、2番からの好打順もフライアウト3つに仕留められると、
7回は最後の力を振り絞られてしまい、
先頭・中村紀洋が外へのフォークに空振り三振。
続く平田が外へのストレートに見逃し三振。
さらに小池も内へのフォークに空振り三振。
結局上原からは得点が奪えずに終わってしまった。

8回、巨人2番手は、豊田
代わった投手を攻めようと、ドラゴンズ代打攻勢
しかし先頭、谷繁の代打・立浪
内角ややボール気味のストレートで見逃し三振に倒れると、
続くチェンの代打・和田も外へのフォークに空振り三振
それでもイ・ビョンギュが低目のフォークをうまく拾って
センター前に運ぶヒットで出ると、
荒木の一撃は三遊間を抜けようかという当たり。
しかしこれを坂本が飛びついて止めると、6-4と渡り3アウト。
惜しくも攻め込めず、この回もゼロに終わる。

8回ウラ、ドラゴンズ3番手高橋
好投した前日同様、鈴木尚広、亀井と簡単に打ち取り2アウト。
しかし続く小笠原にフルカウントからの6球目、
外へのストレートをレフトへ持って行かれると、
そのままスタンドに飛び込んでしまうホームラン(0-3)。
ダメを押されてしまったものの、最終回にもう一波乱が。

9回、巨人3番手は、クルーン
前日KOされたクローザーが再び登場したものの、この日もボール先行
そんななか先頭の井端が、中に入ったストレートを弾き返し、
ライト前ヒットで出ると、続く森野は外へのフォークに空振り三振。
しかし前日殊勲打の中村紀洋がフルカウントから四球を選ぶと、
続く平田もファウルで粘った末に四球で、1死満塁
長打が出れば同点、一発出れば逆転というチャンスに
ベンチから出てきたのは、背番号44
この日スタメン落ちしていたウッズが代打としてコール。
大きなチャンスで絶好の代打の切り札
ところがカウント0-1からの2球目、153キロ
外角低目のストレートにバットを折ると、打球は二塁正面へ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレーでゲームセット
不安定なクローザーに辛くも逃げ切られ、完封負け
ここまで続けてきた連勝が『7』でストップしてしまったドラゴンズ
それでもあくまで見据えるのは、クライマックスシリーズ
巨人との最終戦で黒星にはなったものの、
そのなかから、いくつかの収穫を得ることとなった。


代打・タイロン撃沈…。前日にやっと3位
確保することが出来たため、
ドラゴンズにとって、
この日は実質『消化試合』。
予想していた通り、
ウッズ、和田といった主力選手が軒並み欠場。
飛車角抜きでの一戦となりましたが、
ゲームを観終えて思わずつぶやいてしまったのが、
『讀賣、必死だな』
リーグ制覇のため、これ以上の黒星が許されない巨人に対し、
もはやクライマックスシリーズでの戦いに向け、
戦力を整える段階となっているドラゴンズ
まだ順位が確定していないチームと
先を見据えることができるチームというがあることで、
3位にも関わらず、上位のチームを思わず「上から目線」で見てしまう。
ある意味逆転現象ではありますが、
そんな余裕すら感じたゲームとなりました。

ゲームを振り返ると、
打線が上原の前に沈黙させられてしまいましたね。
前回のナゴヤドームの対戦では、
荒木の値千金弾により、1-0で何とか勝つことができましたが、
今回はそれ以上の投球をされてしまい、7イニング無得点。
できれば初回、2回のチャンスをモノにできれば、
もう少し有利な展開に持って行けたと思いますが、
その辺りで得点を奪えなかったのが、痛かったかなと。
ただこちらはウッズ、和田が欠場し、本調子でない井端が今季初3番。
そうなってしまうと、やはり攻略するというのは難しいのかも?
ただCSで巨人と当たった際には、必ず当てられるだろう投手
今後さらに研究して、攻略できるようにしておきたいところです。

それでも一筋の光を放っていたのが、6番に抜擢された平田
珍しくこの日レフトでの出場となりましたが、
最終回、クルーンから粘った末にもぎ取った四球
あれは評価できるんじゃないかと。
今までの平田なら追い込まれたら、変化球を振らされ、
やられてしまうというのが、パターンでしたが、
今回しっかりボールを選んでいたのは、成長じゃないかなと。
平田にとって今季1軍に長くいられたことは、大きかったと思いますし、
こういう経験を経ることで、今後さらに伸びていってほしい。
昨季はポストシーズンで存在感を示した背番号8
今季のCSではさらに成長した姿を披露し、
チームの勝利に貢献してほしいと思います。

一方、投手陣では、先発したチェン
7イニングを投げ、5安打6奪三振3四死球で2失点。
前回投げ勝った上原に、リベンジこそされましたが、
内容的には、決して悪くはなかったんじゃないかなと。
ただ不用意な失投、さらに逆球
この辺りは注意しないといけないでしょうね。
せっかくの球威あるストレートも投げ間違うと致命傷に。
特に阿部に喰らった特大弾、あれは反省点の1つでしょう。
せっかく相手が苦手意識を持っているのですから、それを生かせる投球を。
CSでまた上原との先発対決があるかもしれませんが、
その時は、必ず投げ勝ってほしいなと期待します。


連敗こそ止まってしまったものの、
9回の粘りなどを見るからに、チームにおいては、
まだまだパワーダウンはないようですね。
対する巨人の方に、ああいう投手が抑えでいいのか?など
不安な材料が見え隠れして、大丈夫なんだろうかと疑問を抱きました。
まあドラゴンズ3位にいるということは
巨人にとっては、かなり不気味じゃないかなと思いますし、
できれば第1ステージで当たって、潰しておきたいですね。
ただその辺が決まるのは、もうちょっと先になりそう。
それを尻目にドラゴンズ的には、
残り2試合でさらに調整を進めておくことですね。
いろいろあった関東でのビジターゲームは、
あす7日の東京ヤクルト戦で、終了となります。
今季かなり苦しめられた相手ですが、最後は勝って締めておきたい。
まあ主力を休ませたり、策を試したりすることで、
ベストなメンバーとはならないでしょうが、
関東最後の試合、しっかり取ってひとまずナゴヤに戻ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●チェン・ウェイン
<力のある速球を中心に、7回まで5安打に抑え、
失点はソロ本塁打2本の2点のみで、連打は許さず。
敗戦投手にはなったが、表情は明るく>
「2点は取られてしまいましたけど、調子は悪くなかったです。
まっすぐ、変化球ともに制球よく投げられました。
ただ、少しコースが甘くなってしまった。
しょうがない。大事なところで逆球になった。
(巨人は)怖い打線だが、内容には満足」

<この日は大一番に向けての研究と対策のマウンドでもあった。
4回、阿部に低目147キロを右翼席上段まで完ぺきにはじき返されたが>
「巨人は強いですよ。3、4、5番を抑えてもほかに打たれますから。
阿部さんは、やっぱり低めが強いですね」

<今後の課題として挙げたのがラミレスとの対決。
巨人戦に相性はいいが、ラミレスだけは19打数9安打>
「きょうもラミレスに2安打されちゃいました」

<昨季は左ひじ手術からの復活を目指して練習に明け暮れていたが、
今季は一転、主戦としてポストシーズンを迎える>
「去年と気持ちは全然、違います。楽しみです」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jpデイリー

●森野将彦
<1回2死二塁の先制機で、
外角ギリギリの直球を見逃して三振に倒れる。
巨人先発・上原の復調ぶりを素直に認めて>
「あのタマは打ってもヒットにできない。
もともといい投手だけれど、調子を上げてきた」

<4番8試合目で初めて黒星を味わう。
上原の攻略法はじゅうぶん分かっているはずなのに、
打ち崩せなかった悔しさがありあり>
「ベース板の上に投げてくるタイプの投手。
低めのフォークに手を出さないことが大切になる」
中スポ

●荒木雅博
<この日3打数無安打に終わる。
本来の手ごわい姿に戻った上原について>
「コントロールが良かった」
中スポ

●中村紀洋
<前日打ち砕いたクルーンとこの日も対戦。
9回1死一塁の場面で、四球を選ぶ。
得点には結びつかなかったが、攻撃につなげる出塁を納得>
「あれでいいんです」

<試合前にクルーンがやってきて談笑>
「『どうして打つの』と言ってたよ」

<もう一度対戦がありそうな上原については>
「次は大一番になるからね。またやりたいよ」
中スポ

●イ・ビョンギュ
<1、8回にそれぞれ中前打を放ち、マルチ安打を記録。
これで1番に入ってから、12試合連続安打となり>
「センター方向に飛んでいるのが、
好調の目安かどうかというのは分からないよ」

<10月に入ってからは好調さがさらに際立つ。
全5試合すべてマルチ安打で、24打数12安打の打率5割ちょうど。
1番の打順がよほど水に合っているとしか言いようがないが>
「最近だけじゃなくて、いつも打席に入るときは
リラックスして、気分良く打つようには心がけている」
中スポ

●井端弘和
<和田、ウッズが先発を外れた影響で、
今季初の3番に座り、9回にクルーンから右前打を放つ。
この日は先発を外れる選択肢もあったが、出場に踏み切り>
「(3番を)打つ人が休んじゃったからでしょう。
CSは連戦になるから、そのためにも
体を慣らしておかないといけないので出ました。
あとの試合は監督にお任せしますが、最後の試合(12日)は出ますよ」
(東京中日)

●和田一浩
<この日先発メンバーから外れたが、
体調に大きな問題はなく、おどけながら言う>
「お休み? それは言えませんよー」

<しかしCSのことを聞かれると、まじめな表情に戻り>
「万全に? そうですね。
まだ(レギュラーシーズンの)試合はありますが、
CSにいい形で臨まないといけないですから」

●立浪和義
<8回先頭、谷繁の代打で登場。
豊田の前に見逃し三振に倒れ、史上43人目の通算1000三振を記録。
ちなみにチーム内では谷繁、中村紀洋に次ぐ到達。
安打数(2459)と比べれば、三振の少なさは際立っているが>
「最後はストライクですか? 
コースが外れていると思いましたが…。見えてなかったです。
まあ、こんなこと言っちゃダメだけど、1000三振も立派な勲章でしょ。
ボクはホームラン打者じゃないんで、三振は少ない方がいいとは思いますが、
これも立派な勲章だと考えるようにします」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


●落合監督
<前日にクライマックスシリーズ進出を決め、
ウッズと和田を先発から外す余裕の布陣。
散発5安打で連勝は7で止まったが、涼しい表情>
「(選手には)めいっぱいいけと言った。
めいっぱいきているから、
その上で休ませるところは休ませないといけない。
収穫を挙げるとすれば、タイロン(ウッズ)も和田も、
代打では使えないということだ。(CSは)だれを使おうかな」

<優勝争いがもつれる阪神と巨人について。
CS第1ステージでどちらとあたるかが注目されるが>
「CS? さあ、どうでしょう。
でも手の内は互いに知り尽くしているわけだから。
探りを入れるなんてことはない。
手の内も何もない。お互い何年もやってよく知っているチームだ。
阪神にしても、巨人にしても、
どっちとやるにしても、ウチは両方とやらないといけない。
(順番は)どちらでもいい。
普通は1位になって『どちらでも』となるんだけど、
ウチは3位で『どちらでも』。
阪神と巨人で勝手に決めてください。
8日に(直接対決で)思う存分戦ってくれればいいです。
こっちが決める立場じゃないから。2位のチームをさし置いて、
先に1位のチームとやるわけにはいかないんだから」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(5日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 田中大輔捕手
【同抹消】
▼中日 中田賢一投手
公式サイト共同通信社


今シーズン残り2試合ながら、選手の入れ替えがあり、
谷繁を休ませるため捕手の補充として、
田中を登録。再び捕手が3人制となりました。
9月25日に出場選手登録を抹消された以降も、
「CSでまた1軍に上がりたい」と意気込んでいた
田中でしたが、ここに来ての再昇格
このままポストシーズンも1軍に残り、
大舞台の雰囲気を経験していってほしいですね。

一方、代わって登録抹消となったのは、中田
2日の横浜戦で久々に先発したものの、
初回いきなり捕まるなど、3イニング1/3で7安打3失点KO
その後も不調から脱出するために、いろいろ調整していたようですが、
残り試合も少ないこともあり、抹消となったもよう。
結局今シーズンの成績は7勝9敗、防御率4.65に終わり、
昨季の14勝を大きく下回る成績となってしまいました。

田中が上がって、中田が下がる。
ある意味、漢字遊びにも思えたりもしますが、
今後気になるのは、その中田の処遇。
ナゴヤに残って、残留組とともに調整するのか、
それともあす7日からの宮崎とかへ行くことになるのか。
ポストシーズンでの起用法も含め、注目されるところです。

2008年10月 5日 (日)

ノリCS進出弾炸裂、凄強竜7連勝で3位確定!

敵地で横浜を3タテして、今季2度目の6連勝!
上昇気流でCSマジックを『1』としたドラゴンズ。
ところ変わってこの日から、東京ドームに乗り込み、
同率首位の巨人との今季最後の2連戦。
その初戦、投手戦のまま1-1で迎えた9回、
打線が巨人2番手・クルーンを攻め、1死二、三塁とすると、
中村紀洋がセンターバックスクリーン右に鮮やかな3ラン。
勝利を決定づけると、そのウラ、守護神・岩瀬が
1点差に詰め寄られものの何とか締めて、36セーブ目をマーク。
今季初の7連勝で、3位を確定させたドラゴンズ。
ついにクライマックスシリーズ進出を決めました!

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 23回戦
(4日・東京ドーム | 中日14勝9敗)
45124人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 高橋(52試合2勝1敗1S)
[S] 岩瀬(51試合3勝3敗36S)
[D本] 森野19号 中村紀洋24号3ラン
[Dバッテリー]
山本昌、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季初の7連勝でシーズン3位を確保し、
クライマックスシリーズ進出を決めた
9回、抑えのクルーンを攻略した。
制球難を見極めて、和田、森野が連続四球。
暴投も絡んで1死二、三塁から、
中村紀洋が中堅右へ勝ち越しの3ランを放った。
約2週間ぶりに先発した山本昌が好投し、7回まで投げきった。
2番手・高橋が2勝目。岩瀬は1点差まで詰められたが、
36セーブ目をマークした。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズの先発は、背中の張りの影響もあり、
登板間隔が中16日も空いたベテラン・山本昌。
大事な一戦での登板となったが、立ち上がり2死からピンチ。
小笠原に内へのスクリューを詰まりながらも
センター前に落とされると、
ラミレスにも外へのスクリューを
痛烈にセンターに弾き返され、連打で一、三塁。
迎えるは、今季1打席しか対戦のないイ・スンヨプ。
しかしフルカウントからの6球目、
外角低目一杯にストレートをズバッと決めると、
イ・スンヨプはピクリとも動かず、見逃し三振。
このピンチを食い止めたことが、その後の好投に繋がった。

一方、巨人先発は、対中日戦4勝1敗のグライシンガー。
初回、簡単に三者凡退に打ち取られた打線だったが、
2回、先頭はグライキラーの4番・森野。
初球、2球目と外へのボールが高低に外れ、
カウント0-2からの3球目、カットボールが甘く内角高目に。
これを逃さずに振り抜くと、高く上がった打球は
そのままライトスタンド中段へ!
8打数5安打の好相性も生きたうえ、
巨人ファンを一瞬フリーズさせたホームラン!(1-0)
4番になって初の一発で、ドラゴンズが先制した。

続く3回、2死からグライを攻め込むドラゴンズ。
イ・ビョンギュが投手の足下を抜いていくヒットで出ると、
荒木も真ん中高目のストレートを叩いて、
左中間へと落ちるヒット。ビョンが三塁まで進むと、
レフト・ラミレスの緩慢さを突いて、荒木は一気に二塁へ。
二、三塁とチャンスを広げたが、
和田が外へのカーブを右へ持って行くも、ライトフライ。
惜しくも追加点を挙げることはできず。

1点を先制してもらった山本昌。
落ち着きも取り戻し、2回、3回と三者凡退。
変化球を意識させ、ストレートに振り遅れさせるという
らしい投球をみせていたが、4回にまさかの一発。
この回先頭、小笠原に初球、真ん中低目のスクリューを
うまく押っつけられると、レフトへ上がった打球は
そのまま最前列に飛び込んでしまう同点弾に(1-1)。
小笠原自身も入るとは思わなかった東京ドームラン。
アンラッキーな一発でゲームが振り出しへと戻る。

その後は山本昌、グライシンガー両投手の投げ合いに。
緩急自在の投球で淡々と投げ込んでいく山本昌に対し、
ストレート、カットボールを中心に、内角を突く投球で
安定感を取り戻したグライシンガー。
とても点を奪えるようなムードはなく、緊迫した展開が続く。

6回、ようやく先頭打者が出たドラゴンズ。
この回先頭、イ・ビョンギュが中に入ったチェンジアップを叩き、
右中間突破のツーベースで出ると、続く荒木はバントを空振り。
何とかヒッティングへ切り替えたものの、浅いライトフライ。
ランナーを進められないと、和田の遊ゴロが進塁打となり三塁へ。
ここで先制弾の森野を迎えたが、カウント1-1からの3球目、
外角低目のチェンジアップを叩くも三遊間のゴロ。
キラー炸裂は再び起こらず、少ないチャンスを逃す。

6回を投げ終え、86球。
小笠原の一発以降はわずか1安打に抑え込んできた山本昌。
7回ウラ、1死から谷に外へのカーブを
ライト前に持って行かれ、久々にヒットを許し、
続く阿部に対しては、カウント0-3。
疲れが見え始めたようにも思えたが、
ここから踏ん張り、味な投球。
落ち着いてスライダーでストライクを1つ取ると、
続く5球目は、内へのスクリューでファウルを打たせ2-3。
そして6球目、外へのストレートを打たせてのセンターフライ。
谷繁の強気のリードが冴え、2死とすると、
さらに続く坂本の時は、相手の打ち気を逸らすように
けん制を入れたりと、実に老獪な間でペースを握らせず。
そして最後は、内角低目のスクリューで遊撃フライ。
登板間隔が空いたにも関わらず、しっかりとゲームを作り、
7イニング、103球を投げ、5安打4奪三振無四球。
勝ち星こそ付かなかったものの、
ソロ本塁打による1失点で切り抜け、後続に3位確保を託した。

8回ウラ、ドラゴンズ2番手は、高橋。
膠着した展開なだけに、投手交代がゲームを動かす危険性も。
しかしこの日の高橋は、実に淡々。
先頭のグライシンガーの代打・大道を初球、二ゴロに取ると、
続く鈴木尚広を2球目、外へのフォークでバットを折り三ゴロに。
さらに木村拓也に対しては、ファウルと見逃しで
2ストライクと追い込むと、3球勝負で空振り三振。
わずか6球であっという間に抑え、流れを変えない好投を見せた。

そして迎えた9回、巨人の方も2番手が登板。
負けられない気持ちの表れか、同点にも関わらず、
クローザーのクルーンを投入する。
迎えるは、和田、森野、ウッズのクリーンアップ。
初球、いきなり160キロを投げ込むクルーン。
しかしボールは速いが、制球が定まらない。
和田に対して1-3からストレートを叩きつけ、四球を出すと、
続くバントの構えの森野に対しては、ストライク1つ入らず、
ストレートの四球。労せずに一、二塁とランナーが進む。
そして迎えるは、一発が期待できるウッズ。
しかしこういうタイプはクルーンは与しやすいのか、
カウント2-1からの内へのストレートで空振り三振。
ウッズのバットが空を切り、1アウトを奪われてしまう。

ところが続く中村紀洋の初球で、再び展開が変化。
外角低目にフォークを投げ込むも。
ワンバウンドしてしまい、ワイルドピッチ!
ランナーがそれぞれ進み、1死二、三塁。
外野フライ1つ上がれば、勝ち越しの状況を迎える。
ここで打席を外した中村紀洋に、
ベンチから落合監督が歩み寄って、耳打ち。
「お前の持ち味を出せ。低目はゴロになるから高目を狙え」
今季初の指揮官からのアドバイスで、
気持ちが楽になった中村紀洋に対し、
切羽詰まったクルーンが投じた、カウント1-1からの3球目は
外角高めに浮いた144キロのフォーク。
力を抜いてコンパクトに振り抜くと、
打球は前進守備のセンターのはるか頭上を越え、
センターバックスクリーン右に飛び込む特大弾に!
土壇場9回に驚弾炸裂!
勝利を、そしてCS進出を決定づける3ランホームラン!(4-1)
右手を高々と突き上げてダイヤモンドを一周し、
ベンチへと戻ってきた背番号99に、落合監督も思わずニンマリ。
巨人の絶対的な守護神に今季初めて一発を浴びせKO。
勝ち越しに成功して、ゲームの流れをようやく掴んだ。

そして3点リードで迎えた9回ウラ、
ドラゴンズ3番手は、もちろん守護神・岩瀬。
先頭の小笠原を外へのストレートで空振り三振。
まずまずの調子に見えた岩瀬だったが、
続くラミレスに内へのストレートで詰まらせながら、
三塁線を抜かれてしまうツーベースを許すと、
続くイ・スンヨプに対し、外へのスライダーが抜けて四球。
一、二塁と走者を溜めてしまう。
ここで巨人ベンチが勝負をかけ、谷に代えて高橋由伸。
長打を期待しての代打策となったが、
ここは岩瀬が落ち着き、外角高目のスライダーで空振り三振。
何とか2死までこぎ着けたものの、ここで切れなかったのがやや痛恨。
続く阿部にフルカウントから、外角低目のストレートが外れ四球。
2死満塁としてしまうと、今季2安打を許している坂本に
中に入ったシュートを叩かれ、三遊間を抜くタイムリー(4-3)。
二者が生還し、1点差に迫られてしまう。
なおも2死一、二塁と、同点のピンチ。
しかし、最後の砦だけは守るのが今季の守護神。
続く越智の代打・亀井に対し、2ストライクと追い込むと、
最後は外角低目のスライダーでショート正面のゴロ。
井端ががっちり掴んで、中村紀洋に送ってゲームセット!
両軍のクローザーが得点を奪われ、
最後は若干ヒヤヒヤの展開ながら、
何とか逃げ切り、巨人を振り切ったドラゴンズ。
首位タイの巨人を破って、今季初となる7連勝!
さらにこの日の勝利で、ついに今季の3位が確定するとともに、
現状の目標としていたクライマックスシリーズ進出が決定。
とりあえずまずは1つハードルをクリアしたドラゴンズ。
3位からながら、2年連続日本一に向け、
阪神と巨人のうちどちらか2位のチームと、
18日からのCS第1ステージで対戦することとなった。


両チーム勝ち頭による緊迫した投手戦。
なかなか突破口が見いだせないまま、最終回に突入。
相手の守護神の制球が定まらず、もらったチャンスに
勝負強い男が見せた、鮮やかな決勝弾。
すでに広島が敗れたため、決まってはいたものの、
しっかり自力で勝って、CS出場権を得たドラゴンズ。
ドラマチックに7連勝を飾って、3位を確保。
とりあえず最低限の目標をクリアすることができて、
本当によかったですし、うれしかったです!

それにしても、9回のノリさんの勝ち越し3ラン。
クルーンの抜けたフォークをしっかりと捉え、
軽い感じで振り抜きましたが、
思った以上に伸びていきましたね。
ワイルドピッチで二、三塁となり、外野フライ一本でOK。
自分的にはお得意の右方向への打球で、
外野の頭を越えてくれればと思っていましたが、
お釣りが来るぐらいの好結果。
やはりその直前の落合監督からのアドバイスが、効果的だったようですね。
「低目はゴロになるから高目を狙え」というのは
もちろんわかってはいたでしょうが、
「お前の持ち味を出せ」というひと言、これが大きかったのでは。
これでかなり気持ちが楽になっていたようで、
もともと気持ちでフルスイングする男が
指揮官の言葉に意を感じて、さらにやってやろうと燃えた。
そして狙い通りに高目にフォークが浮いてきた。
得てして、こういう時には、打ち損ないがあったりもするものですが、
勝負強い男というのは、やはり違う。
センターバックスクリーン右へときっちりとぶち込み、
巨人を黙らせ、レフドラを歓喜の渦へと導いた驚弾。
入った瞬間、ホントに感動しましたし、スゴイ男だと。
そしてそういう選手が6番にいるドラゴンズ。
順位こそ3位とはいえど、現状では最も強い!
そんな風に感じながら、この日のゲームを見届けました。

中16日での復帰登板となった昌さんも、
空いた間隔を感じさせず、らしい投球を見せてくれましたし、
2番手の高橋が3人でピシャリと抑えたのが、スパイスとなった。
さらに1点差に詰め寄られた岩瀬は、
決め球こそ決まらず苦しかったものの、最後の砦だけは守った。
この1勝はおそらくCS第1ステージで当たりそうな巨人に、
大きなダメージを与えたゲームになったんじゃないかなと。

まあこの7連勝の状態が、
2週間後も続いているかといえば、そうではないと思いますし、
今後さらに調整していかないといけないでしょう。
ただ3位を確保し、日本シリーズへの挑戦権を掴んでしまえば、
この先は勝ち上がってしまった方が勝ち。
昨季、短期決戦の弱さを克服したドラゴ