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2008年12月17日 (水)

井端生涯ドラゴンズ、球団史上最長の5年契約。

井端がこの日、球団事務所で契約更改交渉を行い、
2000万ダウンの2億5000万円でサイン。
同時に中日球団では過去最長となる5年契約を結びました。
年俸は1年ごとの変動制とはいうものの、
交渉後の会見で長期契約を結んだ理由を
「できればドラゴンズで現役を終わりたい」と説明した井端
来季からの二塁コンバートに意欲を示すとともに、
今季途切れた連続試合出場記録への再挑戦を目標に掲げました。
その他、ドミニカ戦士の更改の話題も紹介します。

ドラゴンズトピックス(16日)

◇井端弘和
<名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、
球団史上最長となる5年契約を結ぶ。
年俸は各年変動制がとられ、
来季は2000万ダウンの2億5000万円プラス出来高払い。
会見で長期契約を結んだ理由を説明。
中日に骨をうずめる覚悟を示し、深い球団への愛着を表現>
「生涯ドラゴンズにいたい。
40歳までレギュラーを張る気持ちでいるので、
本当はひとつの区切りである40歳まで
(の7年契約)をお願いしたんですが、
球団にもリスクがありますからね。断られました。
普通は(FA再取得までの)4年だと思うので、
さらに1年長くしてくれたことに感謝したいです」

<ドラフト5位で入団して11年目。
自らの努力だけでなく、周囲の支えがあって
現在の地位を築いたと知るからこそ、名古屋でプレーを続ける道を選んだ>
「期待されて入ったわけではなかったのに、10年以上やらせてもらえた」

<身分は保証されても年俸は保証されない変動制。
来季は9年ぶりの減俸。2度の故障離脱が痛かった>
「いくらでも押そうと思っていたし、
今年下がった分は来年、取り戻すだけ。
できれば40歳まで契約したかった。
ドラゴンズで現役生活を終えたいという気持ちなんで。
5年契約が終わって、また契約してもらえるように頑張ります。
僕自身、試合に出るのが仕事だと思っています。
ケガをしたらいけないと改めて思った
またイチから連続試合出場をスタートさせて、
637試合(で止まった自己記録)を更新したいです」

<右ひざのリハビリは順調。
食事面など私生活のサイクル改善も計画を立てた。
すでに健康を害する恐れがない『電子タバコ』も注文したという。
来季は二塁手コンバートという大きな挑戦が待つ。
5年契約に甘えることなく、進化した姿を見せ続ける>
「(遊撃は)長いことやってきて寂しい面もあるが、
チームの方針ですし、こだわりはない。与えられた仕事をやろうと思う。
来年は抜ける選手がいるし、ガラッとポジションも変わる。
新しいドラゴンズを見せられるんじゃないかと思います。
何年か前のように、足を使ったスピーディーな攻撃
プラス手堅い守りで優勝争いをしたい。
二塁? やるからにはノーエラー。
ウチにはずっとゴールデングラブ賞を獲り続けた荒木がいる。
荒木に追いつけ、追い越せで頑張っていきたい。
年々疲労が抜けにくくなっていく。もう1度私生活から改善していかないと。
トレーニングも怠らないようにしたい」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


◇清水昭信
<プロ初先発初勝利を含む2勝2敗、防御率2.45の成績が認められ、
740万アップの1600万円でサインしたが、
交渉中に当初の提示から100万円上積みされたことに気づかず、
30分以上かみ合わない話を続けていたという。
気づいて即座に判を押すと、井手編成担当に怒られた>
「30分返せと言われました。ぜんぜん気がつきませんでした。
ぼくの勘違いというか、上がったことに気づかず悩んでいました」

<大幅アップに加え、来季から背番号も『12』に。
前任者・岡本真也(埼玉西武)の名を挙げながら気持ちを新たにして>
「嬉しい。12番は頼りがいのある投手の印象。
来年、がんばろうという気になった。1年間ずっと(1軍に)いたい。
(先発でも中継ぎでも)与えられたところで仕事をやるだけです」
(中スポ、おおさか報知スポニチ名古屋ニッカン

◇井手編成担当
<井端に球団史上最長の5年契約を提示。
事前にFA取得者への複数年提示を示唆していたが、
全盛期の山本昌や立浪にも、昨年の福留にも提示されなかった
破格の年数について、交渉役がその舞台裏を明かす>
「ありがたいことに、ずっとウチでやりたいと言ってくれた。
なるべく長くという本人の要望もあって、
今までで最長の契約を用意しました。来季はケガなく出場してほしい」

<また交渉中に100万円上積みされたことに気づかず、
かみ合わない話を続けていた清水昭信にはため息をついて>
「声が小さくて聞こえてなかったみたいだ」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇長峰昌司
<600万アップの1300万円で契約を更改。
今季は主に中継ぎとしてプロ入り最多の33試合に登板。
43イニングを投げ、2勝1敗、防御率5.65と自己最高成績。
3年連続で参加したドミニカ・ウインターリーグで自信を深めたようす。
来季の先発ローテーション入りに意欲を>
「これまでは全体的に実力不足でしたが、
来年は自分としては先発をやりたい」

<球団が前日に獲得を発表した新外国人・ブランコについて。
ドミニカではエストレージャスでチームメートだったが>
「パワーはすごい」

<自身が先発した今月6日のプエルトリコでの交流戦で
強烈な援護弾を放ったのがブランコ。
打たれたのは昨年、中日で戦力になれず、
シーズン途中に米国に帰ったジョー・バレンタイン>
「すごく広い球場で、こんなところでは
本塁打は出ないだろうな、と思ってたら、打ったんです…。
(ブランコの)7本塁打はほとんど完ぺきな当たりだった」
中スポおおさか報知ニッカン

◇前田章宏
<契約更改交渉に臨み、現状維持の630万円でサイン。
7年目の今季は、2年ぶりに1軍で3試合に出場。
ドミニカ共和国のウインターリーグに参加して
飛躍へのヒントを探した。来年はステップアップの年にする>
「ドミニカで学んだことを早くキャンプで試したい。
打撃はちょっと自信がついた。
これでだめならラストのつもりでやりたい」

<またドミニカでチームメートだったブランコについて。
現役メジャーら猛者が並ぶ中でも、飛距離は目立ったという>
「引っ張る感じで中堅から左翼への打球が多かったけど、
飛ばす力はあった。フリー打撃の飛距離はチームで1、2番だったと思う」
中スポニッカン

◇佐藤亮太
<ドミニカ・ウインターリーグでブランコと一緒にプレー>
「パワーはウッズ級です。当たれば飛びます。
直球だけじゃなくて、変化球も本塁打にするし、
しかも打ったのは全部場外。
120~130メートルは飛ばしていたと思う。
仲間だった選手と一緒にプレーできるのはうれしいですね」
(東京中日、ニッカン


◇川井進
<今季は3年ぶりに1軍登板し、
4月16日の巨人戦でのプロ初勝利を挙げるなど、1勝5敗。
200万アップの1100万円でサイン>
「文句を言わずに押しました。それほど仕事をしていないので
上げてもらっただけでうれしい。
今年は初めて10試合以上(14試合)投げた。
来年は今年よりも、いい成績を残したい」

<新外国人となるパヤノとはドミニカでチームメート>
「球はけっこう速いけど、速球だけでなくスライダーもいいですよ」
(中スポ、スポーツ報知ニッカン

◇デラロサ、ネルソンが契約(共同通信社)
中日はともに今季が来日1年目だったデラロサ、ネルソン
来季の契約を結んだと発表。年俸はいずれも現状維持

△ドラゴンズ・契約更改▼
12月16日(金額は推定・単位は万円)
前田  630(□ 0・0%)
長峰 1300(△ 600・86%)
川井 1100(△ 200・22%)
清水昭信 1600(△ 740・86%)
井端 25000(▼ 2000・7%)

デラロサ 20万ドル=約1800(□ 0・0%)
ネルソン 10万ドル=約 900(□ 0・0%)

◇新井良太
<一塁を守れる新外国人・ブランコの加入で、
競争は激しさを増すが、気を引き締めて>
「自分の立場的に、人がどうこうじゃないです」

<参加したドミニカ・ウインターリーグでは
出会うことはなかったため、ライバルがどんな選手かは知らない>
「新外国人が来たから、ああだ、どうだとかは言えません。
自分がしっかりやるだけです」

<ドミニカでは質を高めた練習をしなければ
いけないことに気付かされた>
「自分がしっかりやれば、おのずといろいろと見えてくると思います」
中スポ

◇福田永将
<一塁競争を勝ち抜くために、意欲的に体を動かしている。
秋季練習で渡邉コーチから股関節の硬さを指摘され、
柔らかくすることで、捕球の動きが良くなることを教えてもらい
このオフはナゴヤ球場のスタンド階段を利用して鍛えている>
「足の付け根部分を使うことを意識して、
腰を入れて、走ったり、階段を上がっています」
中スポ

◇ドアラが映画デビュー! 役者魂がほとばしる!?
(東海ウォーカー)
ドアラが20日公開の映画『劇場版ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』に登場。
スリリングなストーリーのなか見事に演じきった!?ドアラ本人を直撃。
なぜ自分に出演依頼がきたのか?「イケメンだから」
鬼太郎で好きなキャラクターは? 
「……。(一反木綿とぬりかべらしい絵を描く)」
目標とする俳優は?「たちひろし」 とのことだった。)


◆川上人気さらに過熱!ツインズなども参戦(スポニチ)
(メジャーに挑戦する川上の人気が急騰中。
これまで獲得に興味を示していたオリオールズやブレーブスに加え
ツインズ、ジャイアンツなどが新規参戦してきたとみられる。
「川上は2番手グループの1人。多くの球団が興味を持っている」
代理人エバンス氏によると、人気上昇の理由は3つ。
(1)30球団の話をオープンに聞く姿勢。
(2)獲得しても他球団にドラフトの上位指名権を奪われる心配がない。
(3)近年大きな故障をしていない。からとのこと)


この時期にしては珍しい、
大量7選手の契約更改となりましたが、
奇しくもほどんどがドミニカ修行経験者
清水昭信、長峰などほとんどがアップ更改となりましたが、
これを意気に感じて、来季も頑張ってほしいものですね。

それはさておき、この日の契約更改のなかで、
もっとも驚きだったのは、やはり井端の更改でしょうか。
2000万ダウンの2億5000万円という金額はさることながら、
球団側も事前に複数年提示を示唆していましたが、
まさか「5年」という長期契約になるとは…。
これまでのドラゴンズでは、複数年契約の選手こそいたものの、
年数となると、立浪、谷繁(ともに02~05年)の4年が最高。
FAが再取得できる4年ではなく、プラス1年としたところにも
球団としての誠意、そして期待があるように感じました。

ただ井端的には、さらなる「野望」があったようで。
現在33歳の井端は、すでにドラゴンズに骨を埋める覚悟。
さらに「40歳までレギュラーを張ること」
自分としての一区切りとしているようで、それらを踏まえ、
なんとその40歳までの7年契約を要求したとのこと。
過去日本人選手の長期契約としては、
松中(福岡ソフトバンク)の7年が最長ですが、
さすがに球団もそこまでは想定外だったようで、
慌てて首を横に振ったもよう。
故障など複数年契約を結ぶうえでのリスクを説いた
球団側に井端も納得し、最終的に5年での合意となったようです。


ずーっとドラゴンズ!以前の日本プロ野球、
ドラゴンズでは
考えられなかった
破格の長期契約
しかしFA権という絡みもありますし、
こういう時代だからということでしょうか。
それでもこれまでの交渉では、
昨年FA交渉した際、岩瀬に4年が提示されたものの、
今年の中村紀洋(東北楽天に移籍)、平井には、いずれも単年の提示。
今後も岩瀬には同様な条件が提示されそうですが、
荒木、森野といったところは、そういう年数になるのかどうか。
それだけ『井端弘和』という選手の価値が、
ドラゴンズにおいては高く、将来的には立浪のように
幹部候補生となっていくのかなとも思える交渉となりました。

「ドラゴンズで野球人生を終えたい」という
強い思いが球団に届き、5年の『身分保障』を得た井端ですが、
年俸は成績によって上下する変動制。
さらに長期契約を結んだことによって、
安心すると言うわけでもないでしょうが、
その後あまり活躍しないという選手もいたりするだけに、
心配になる部分もあったりもしますが、
そうならないためにも、結果を残してほしいものですね。
まずは新たな挑戦となる二塁へのコンバート
本人は遊撃にこだわりはないといいますが、
新たな持ち場でもしっかりと役目を果たしてほしい。
また打撃面でも持ち前の粘りを発揮し、3割前後はキープしてほしいなと。
長期契約を結んだということは、球団必要としている証拠。
それを意気に感じて、さらにドラゴンズを引っ張ってもらいたい。
その一方で、ケガをしっかりと治すとともに、
これからの5年間、体のケアにより取り組んで、
付きものである故障などともうまく付き合うことも大事。
基本的に野望を抱くタイプの井端ですが、
今回は「またイチから連続試合出場をスタートさせて、
自己記録の637試合を更新したい」
と宣言。
ぜひともこれを達成させたうえで、
40歳までのレギュラーに繋げてほしいものです。

5年という長期契約に決してあぐらをかかない。
ファンとしてはそう信じて、来季の背番号6に注目したい。
V奪回のために変わるドラゴンズ
目玉の1つともいえるアライバコンバート
それを担う中心選手であり、優勝のカギを握るであろう
井端の再挑戦を、これからも見守っていきたいです。


なお次年度の契約保留選手で残る未更改は、
きょう17日に契約交渉を行う森野、荒木を含め、7選手
岩瀬、山本昌、平井(保留中)、谷繁
そしてイ・ビョンギュ(3年契約3年目)となっています。




コメント

「将来的には立浪のように幹部候補生」……
おっしゃるとおりですね。そう思います。

生え抜きの野手の中でも、井端選手は
これまでの実績や実力、野球に取り組む姿勢、
考え方などのレベルが非常に高いですし、
別格の存在と言えるでしょう。それならば
“もう1声”、いや“2声”で、7年契約でも
良かったのでは!?…と思いましたよ。

井端に続いて荒木、森野も5年契約ですね。
WBCの悪い評判を払拭するような話題提供です。
急にやさしくなった球団の姿勢に?ですが、
ドラゴンズ愛が実感できて良かったです。
井端には万全の体調に戻して、連続試合出場更新を
めざしてもらいましょう!

コメントありがとうございます!

>ドライチさん
落合監督のいう「野球頭の良い選手」
井端選手はまさにそれに当てはまるといえるでしょう。
ならではというプレーを見られる選手ですし、
来季からのセカンドでも井端色を魅せてくれると思います。
それにしても7年はすごい要求です


>ギンタロウ。さん
荒木選手、森野選手も5年でしたね。
自分的には3年ぐらいと思っていましたが、
その辺はみんな平等なんだなと。
球団としてもこれ以上の流出は避けたいと
珍しく企業努力が見られたなと感じました。
このレギュラー3人とも、あと5年残ることで
若手にとっては大変ですが、高い壁でいてほしいです

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