立浪岩瀬若竜へ向けてと昌茅ヶ崎市民栄誉賞。
今年もいよいよあと4日。
前日に「仕事納め」となったドラゴンズだけに、
今朝のスポーツ紙からの話題は、イベントからが多し。
そんななか、立浪、岩瀬という投打のベテランが
若竜に向けて、成長への秘訣を示しました。
そのほか茅ヶ崎市民栄誉賞を受賞、
地元に錦を飾った山本昌など
この日のドラゴンズの話題とともに、どうぞ。
ドラゴンズトピックス(27日)
◇立浪和義兼任コーチ
<静岡県浜松市天竜区の
天竜球場で行われた少年野球教室に参加。
約200人の小中学生を相手に兼任コーチは指導して>
「野球は基本が大事。
つまらなくても反復練習すれば上を目指せる」
<指導した後、中日の若手に大号令。
内容は『年末年始は自分を見つめ直して考えよ!』>
「いま何をやるべきか、自覚を持って考えていかないといけない。
みんな秋にしっかり練習したし、その後も練習していると思う。
年末年始に休むのも大切だけど、考えることは必要だよ」
<年末年始は帰郷してホッとするひとときだが、
時間があるからこそ自分を見つめ直すことを
絶対に忘れるな、というのが何よりのメッセージ。
自分自身も考えてプロの世界で生きてきた。
転機になったのが2年目の右肩痛。そのオフは筋力強化に励んだ。
20代前半の年末年始についても、キャンプで故障しないために
走り込んで下半身を強化したという>
「まあ、よく覚えてないけど、
計画的に動いていたかな。ちょくちょくね。
キャンプでケガをしたらすぐ置いていかれるからね。
しっかり体をつくってきてほしいね」
(中スポ)
◇岩瀬仁紀
<名古屋市のボートピア名古屋でトークショーに出演。
野球ファンだけでなく、競艇ファンも耳を傾けるなか、
駆け引き、テクニック、自己暗示など
競艇にも通じそうな勝負師のノウハウを、気前よく披露>
「打者が狙っているのはこれだろう。
じゃあ、ここにこの球を投げれば…」
<知恵。これが投手として大成する秘訣のよう>
「シーズンは調子がいいというときは少ない。
調子が悪いときにいかに抑えていくかが大事だと思う。
プロに入るような選手なら、
調子がいいときは誰だって抑えられる力はある」
<プロ11年目となる来季、若手に対して
アドバイスを求められれば答える姿勢を示して>
「聞きに来れば話しますよ」
<球界最高峰のクローザーのノウハウ。
聞いた後輩が伸びれば、チーム力の底上げになる>
「若い投手を見ていて、もったいないな、と思うことはある。
こんなにいいボールが投げられるのに、と」
(中スポ)
◇浅尾拓也
<東海テレビ『スーパーサタデー』に生出演後、
ナゴヤドームで行われた茨城ゴールデンゴールズ対
ドラHOTリューターズの親善試合にサプライズゲストで登場。
始球式で片岡安祐美選手とガチンコ対決。
しかし身長153センチの片岡選手との対決にも困惑。
制球が難しく、2つ続けて高めのボール球。
そしてスピードを殺した球にバットは空を切ったが>
「さすがにストライクゾーンが狭くて投げにくかったです」
<リューターズには日本福祉大時代にバッテリーを組んだ先輩がおり、
試合中はカメラマンに早変わりして、けなげに先輩の勇姿を追う。
チームは応援むなしく0-3で負け。
ただ両チーム無失策のしまったゲーム内容に気を引き締めて>
「みなさん真剣に野球をやっていらしたので、感動しました。
恥ずかしくないようぼくもがんばります」
(中スポ)
◆萩本欽一監督(茨城ゴールデンゴールズ)
<始球式のマウンドに上がった浅尾に対し、打者に片岡を指名。
その後おなじみのマイクパフォーマンスを繰り広げて>
「キミ、独身? 安祐美(片岡)もまだいないもんですから」
(中スポ)
◆峰竜太監督(ドラHOTリューターズ)
<萩本監督のつっこみに困った表情の浅尾とともに苦笑い>
「早い」
(中スポ)
◇高橋聡文
<名古屋市名東区の藤が丘駅前で行われた
年末もちつき大会にゲスト参加して、トークショーとサイン会を開催。
今季チーム最多だった54試合登板を、来季は上回ることを公約>
「今年は自分にとっていいシーズンでした。
来年はもっといい年にできるよう、がんばって投げたいと思います」
<寒風が吹き荒れる中でのイベントにもかかわらず、
ファン約250人が集結。この現実がその胸を熱くして>
「すごい感動しました」
(中スポ)
◇チェン・ウェイン
<正月といえば食べ過ぎというドラ番記者にキョトン。
自身は年末年始もトレーニングするという。
ただ、あえて正月を『返上』するのではなく、
いわゆる旧正月を大切にする台湾では、
大学も通常通りに開かれているそう>
「台湾のお正月は1月の下旬なんですよ。
だから年末年始は普通に練習しますよ」
<1月4日に再来日する予定>
「しっかり絞って帰ってきますよ」
(中スポ<ドラ番記者>)
◇和田一浩
<中スポ『ドラ番・蔵出し秘話』より。
CS第2ステージを控えた10月21日の練習中に
神宮室内横のグラウンドで四つ葉のクローバーを見つける。
喜んで摘み取ると、真っ先に山本昌の元へ。
翌日先発の同僚に幸運をと、プレゼント>
「四つ葉のクローバーを見たのは本当に久々。
マサさんはすぐに帽子に挟んでいましたね」
<幸運を呼ぶ四つ葉のクローバーの効果はあったという>
「マサさんには勝ち星はつかなかったけど、チームは勝ったからね」
<だが、オチはあった。実はその日、
2つ目を見つけようと、森野と必死に探したそうだが…>
「見つからなかったんですよ。
見つかっていれば日本シリーズに行けたかも」
(中スポ)
◇山本昌
<故郷の神奈川県茅ケ崎市から『茅ヶ崎市民栄誉賞』を受け、
総合体育館で開かれた授賞式と、200勝達成記念イベントに出席。
12歳からプロ入りまでを過ごした故郷からの表彰に感激>
「今回は車で帰ってきましたが、厚木インターで降りて、
茅ケ崎までの道の風景があまり変わっていなくてホッとしました。
少年野球も、ボクが子どものころからあるチームが
今も活動してくれています。子どもの数も減っているだろうに…」
<服部市長から市民栄誉賞の賞状と記念の盾が贈られると、
自身からは額入りのユニフォームをプレゼント>
「市民栄誉賞の名に恥じないよう、力尽きるまでがんばっていきたい」
<茅ヶ崎といえば若大将こと加山雄三と、
サザンオールスターズの桑田佳祐が有名。
どうやらタイミングの問題のようだが、
それでも“超大物”2人に先駆けての受賞に上機嫌>
「そうなんだよね。あのサザンでももらっていないって言うんだから。
ホント、ありがたいことです。励みにしたいと思います。
それに野口(聡一=宇宙飛行士)さんとは同級生。
ボクは覚えていないんだけど、高校のころに会ったこともあると聞きました。
そういう地元の縁は何歳になってもうれしいもんです」
<また200勝達成記念イベントでは、
少年野球33チーム、700人の野球少年たちにピッチングを指導
質問コーナーでは『ピンチの時に心がけていることは』という質問に>
「ピンチになればなるほど、
冷静に落ち着いて、丁寧に投げるようにしています」
<『なぜ投げるときに舌を出すのですか』
という質問には、ちょっと困った顔に>
「小中学生の時も、高校生の時も出ていなかった。
プロになって最初の頃も出ていなかった。
自分では、出ていることは気づいていないけど、
シーズン中に試合でたくさん投げると、唇が痛くなるときがあります。
よっぽど舌が出ているのかな」
<生まれ育った地元での栄誉を受けて、来季への誓いを>
「元気なところを見せたい。
ローテーションで投げるのは最低限。
2ケタ勝利を挙げたいし、規定投球回数も到達したい」
<最後にこう話し、笑顔で手を振る>
「今日は茅ヶ崎の子ども達と触れ合えて楽しかったです。
みなさんも夢をあきらめないで、がんばってください」
<イベントには自身が所属した
ブラックサニーズの後輩たちも参加していた。
すっかり『茅ヶ崎市民』に戻ったベテランは、
地元への恩返しとして少年野球大会
『茅ヶ崎市・山本昌杯』や講演会の実現にも意欲十分>
「知っているチームが存続しているのがうれしい。
(野球大会のオファーに)いいじゃないですか。
(野球教室は)井端も(神奈川県川崎市で)やっている。
茅ヶ崎は野球も盛んだし、大会が出来ればね。
どんどんやってよ。プレゼンターとして毎年出て行ってもいいし、
ボールとかもプレゼントできればいいですね。
協力するよ。今の僕があるのも、ここで育ったからですから」
<野球大会のほかにも、現役引退後には、
野球少年たちに講演会を開くプランもある>
「今はまだ現役なんで、講演会は(現役が)終わってから。
僕も小中学生の時はエースじゃなかったけど、努力をすればうまくなれる」
(茅ヶ崎市役所HP「日めくり茅ヶ崎」、中スポ、スポニチ名古屋、ニッカン)
◆野口聡一氏(宇宙飛行士)
<茅ヶ崎市民栄誉賞第1号から山本昌にメッセージが届けられ>
「市民栄誉賞の受賞、誠におめでとうございます。
長年にわたる努力と精進の賜物だと思います。
私も同年代ですので、同じ茅ヶ崎出身の山本さんの活躍を
いつも頼もしく拝見しています。
これからも大きな舞台でいつまでも活躍し、
茅ヶ崎の子供たちに大きな夢を与えてあげて下さい」
(茅ヶ崎市役所HP「日めくり茅ヶ崎」)
◆服部信明市長(神奈川県茅ヶ崎市)
<茅ヶ崎市にゆかりのある人間の中から、
各分野で卓越した業績、成績を残すことなどが、授与の条件。
山本昌は野口聡一氏、土井隆雄氏(いずれも宇宙飛行士)、
三科真澄選手(北京五輪ソフトボール金メダル)に続く4人目の栄誉>
「市民や子どもたちに夢を与えてくれる」
<山本昌の名を冠とした野球大会開催プランについて、
早ければ来オフにも実現となりそう>
「これから話し合っていきたいと思います。
今後も野球教室や講演など、
何らかの形で茅ケ崎の子供たちとかかわって欲しい」
(中スポ、スポーツ報知、ニッカン)
この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
自分的には和田さんの「クローバー」ネタが
とても微笑ましかったのですが、それはさておき、
投打のベテランから、若竜に向けての発言がありましたね。
まずは浜松での野球教室に参加した立浪兼任コーチ。
すでにコーチということもあり、
少年たちに対しての指導も堂に入っているようでしたが、
若竜に対してのモノとはやはり別。
オフに入り、すでに荒木選手会長を通じて
「チャラチャラするな」というお達しは出てはいましたが、
今回のメッセージは、兼任コーチからの
年末年始に対して、さらなる宿題ということでしょうか。
例年になく、
年末年始を返上して
トレーニングに打ち込む
若竜が多いですが、
がむしゃらに行う反復練習も大切ながら、
それ以上に必要なことは、考えること。
「いま何をやるべきか、自覚を持つ」
ただやるだけではダメ、考えたうえで行動を起こした方が、
より目的が明確になりますし、進歩もある。
また今回の発言の趣旨は、球団納会で落合監督が訓辞した
「1月31日までに、今までの野球人生を振り返って、
自分が何をすべきかもう一度考え、リセットして
2月1日のキャンプを迎えてください」
にも通ずるところがありますし、
ドラゴンズの首脳陣が求めるのは、そういう選手だということが
改めて知らされる号令のようにも感じました。
野球選手ならずとも、新年においては目標を立てるもの。
その際でも良いですから、しっかり自分を見つめ直し、
すべきことを明確にした上で、来春を迎えてほしいものです。
またもう一方の発言としては、トークショーに出演の岩瀬。
先日、現役日本人投手最高年俸で更改した守護神ですが、
来季はその成功のノウハウを「求められれば」
若手にも伝えていく考えを示したそうですね。
数日前にCBCラジオ「ドラワル」にゲスト出演した際、
岩瀬のコメントのなかで印象に残ったのが、
「若手、本当に良いピッチャー多いですよ。
ただ頭が使えないなっていうのがありますけど。
もったいないですよね。あんなボールあったら、
自分ならもうちょっと頑張れるだろうなと思いますけど」。
今朝の中スポでも、同じような発言がありましたが、
そういう若手がぜひとも岩瀬に教えを扱いて、
少しでも自らの成長へと繋げていってほしいですね。
年齢差もありますし、立場も違う。
正直なかなか聞きにくいところがあるでしょうが、
扉が開いているなら、活用しない手はない。
さらに聞く選手、聞かない選手で違いも出てくるのでは。
いかに頭を使い、知恵を駆使し、球界最高峰にまで上りつめたのか。
その一片でも学べるチャンスがあるのは、喜ばしいこと。
憲伸のアドバイスの巧さに、定評があるのは周知のところですが、
岩瀬においてもそういう面で、チームに還元してほしいなと。
まさに聞かなければ損という感の守護神理論。
来季の投手陣の充実に繋がることを願いたいところです。



昌投手、立浪兼任コーチ、岩瀬投手のコメントには
一つひとつ重みがありますよね。濃厚なキャリアを
積み重ねてきたベテランならではの含蓄が
ありますから、後進の選手たちはぜひ貴重な言葉を
噛みしめて財産にして欲しいです。
和田選手の四つ葉のクローバー、心温まる
エピソードでした。昌投手とのツーショット写真、
ぜひ中日新聞フォトサービスで販売して欲しいです。
大きいサイズで注文して、部屋に飾りたいですよ。
投稿: ドライチ | 2008年12月28日 (日) 14時15分
山本昌の茅ヶ崎市民栄誉賞は遅すぎた感じがします。
団体で戦ったソフトボールよりも独りで築いた
記録の方が重たいような気がします。
でも、加山雄三やサザンよりも先に受賞して
良かったです。
来季もサザンのテーマで登場してもらいましょう!
投稿: ギンタロウ。 | 2008年12月28日 (日) 21時51分