保留選手名簿公示と正式退団ウッズ近況報告。
今季の支配下選手のうち、
各球団が来季の戦力として契約する権利を持つ保留選手名簿と、
名簿から外れた自由契約選手がそれぞれ公示されましたが、
正式にドラゴンズ退団が決まったタイロン・ウッズは、
日本でのプレー続行を望み、日々トレーニングを続けているようです。
ナゴヤ球場の自主トレ便りとともに、この日ドラゴンズの話題を。
今日の公示。(2日)
◆コミッショナー
【自由契約選手】
▼中日 高江洲拓哉投手、小山良男捕手、
タイロン・ウッズ内野手、森岡良介内野手、普久原淳一外野手
(NPB公式サイト、共同通信社)
◆2009年度 契約保留選手(中日ドラゴンズ) 57名
【投 手】 金剛、岩瀬、朝倉、佐藤充、川井、中里、
吉見、中田、チェン、鈴木、山内、山井、
平井、山本昌、齊藤、浅尾、小笠原、菊地、
ネルソン、佐藤亮太、赤坂、樋口、久本、
清水昭信、高橋、長峰、小林
【捕 手】 前田、田中、谷繁、小田、清水将海、小川
【内野手】 堂上直倫、荒木、立浪、井端、新井、
森野、中川、谷、西川、岩﨑、澤井、
柳田、福田、デラロサ
【外野手】 藤井、和田、イ・ビョンギュ、平田、井上、
英智、小池、中村一生、中村公治、堂上剛裕
(背番号順・NPB公式サイト)
◆タイロン・ウッズ
<今季限りでの中日退団が決定していたが、
この日、球団の保留選手名簿から外れ、
正式に自由契約選手として公示される。
米国フロリダ州の自宅で過ごしているが、
中スポの国際電話取材に対し、日本でのプレー続行を熱望。
以下一問一答、きょう正式に退団が決まったが>
「とても寂しい気持ちでいる。
でも、中日ドラゴンズに対しては感謝の気持ちでいっぱい。
いい思い出をたくさんつくらせてもらった」
<特に印象に残っていることは>
「一番は、やっぱり日本一になれたこと。
それとファンの応援かな。球場で『44』の応援ユニホームや
Tシャツを見ることは自分にとって何よりの励みになっていた。
ファンと一体となって過ごした時間は一生忘れられない」
<帰国から1カ月。近況は>
「まだ野球を続けたいと思っている。
だから、すでにトレーニングを再開している。
体調管理で毎日忙しいよ。
ただ、いまだに時差ボケが残っていて…。
夜中になると妙に目がさえちゃう(笑い)」
<野球を続けるなら、やはり日本>
「そう、日本でプレーしたい。
他球団でプレーすることを希望している。
アメリカでは考えていない。
これから当面はオファーを待つことになると思う」
<条件などについて考えているのか>
「それは話がきてから。
今はとにかく待つだけで、先のことはあまり考えていない」
<帰国後に中村紀洋が退団、
川上もメジャー挑戦が有力と見られている>
「中村紀洋のニュースはインターネットで知ってショックだったよ。
てっきり彼が次の一塁手だと思っていたから。
川上もそうだけど、素晴らしいチームメートだった。
どこへ行っても一ファンとして彼らを応援したい」
<名古屋のファンに伝えたいことは>
「ドラゴンズの選手として会えなくなるのは残念だけど、
いずれまた名古屋へ行くことはあると思う。見かけたら声をかけてほしい」
(中スポ)
◇西川球団社長
<この日、外国人の育成選手を獲得することを明言。
来季の助っ人はドミニカ視察中の森コーチが探しているが、
それに加え育成選手として数選手を獲得予定だという>
「外国人の育成選手を何人かとるつもり。
ちゃんと育てれば戦力になる可能性は十分」
(ニッカン)
NPBコミッショナー事務局はこの日、
今季の支配下選手のうち、各球団が来季の戦力として
契約する権利を持つ保留選手名簿と、
名簿から外れた自由契約選手100人(セ43、パ57)を公示。
ドラゴンズは、57選手を保留すると共に、
ウッズ、高江洲、小山、森岡、普久原の5選手が
正式に自由契約選手となりました。
そのなかで、今朝の中スポでは、
正式に「退団」が決まったウッズに電話取材を。
現在は、アメリカ・フロリダ州の自宅にいるそうですが、
すでにトレーニングを開始するなど、
日本でのプレー続行を望んでいるようですね。
しかし高額な年俸がネックか、
獲得を示唆した福岡ソフトバンクが早々断念するなど、
現時点ではそのもとには、オファーが来ていないとのこと。
「今はとにかく待つだけで、先のことはあまり考えていない」
そう話した主砲ですが、果たして他球団の動向はどうなのでしょうか?
あくまでウッズ自身の判断にもよりますが、
もしかしたらかなりの「激安契約」で、再びユニホームを着ることも。
その一方で、中村紀洋もFA移籍することで、
大砲が次々といなくなってしまったドラゴンズ。
来季、貧打が続くようならば、
01年のゴメスのようにまさかの復帰があったりも。
まあそうなる可能性はほぼないでしょうが、
もしも来季日本でプレーし、他の街で見かけるようなことがあれば、
もちろん「タイロン!」と声をかけたいなと思っています。
一方、他球団で自由契約選手となったなかには、
グリン(北海道日本ハム)、フェルナンデス(東北楽天)、
ゴンザレス(東京ヤクルト)、ボーグルソン(阪神)、
ズレータ(千葉ロッテ)、アレックス(広島)などの主力の名前も。
なかでもグリンやボーグルソンは
早くも他球団からのオファーがある様子。
渉外が弱いといえるドラゴンズとしては、
日本で実績がある外国人の獲得も悪くない話ですが、
フロントにはそういう考えはなさそう。
おなじみの森ルートで「外国人の育成選手を何人かとるつもり」とのことで、
即戦力よりも、「育てていくこと」にあくまで重点を置くようです。
ドラゴンズトピックス(2日)
◇佐藤亮太
<ナゴヤ球場でランニングなどで精力的に体を動かす。
今秋参加したドミニカ共和国でのウインターリーグで、
多くの投手が投げていたという
チェンジアップの習得に挑戦することを決意。
言葉が通じない中で、1Aや2Aレベルの若手投手たちに
投げ方をレクチャーされ、試しに試合で投げると>
「三振を取れた」
<自身の真っすぐは130キロ台後半。
覚えたてのチェンジアップは10キロ程度球速が遅いという。
直球と似た軌道で緩急をつけられる>
「打者のタイミングを外すことができる」
<この日キャッチボールでもチェンジアップを試すなど
自主トレ期間中も試行錯誤しながら投げていく予定>
「向こうのボールではよく変化した。あとは日本のボールでどうなるか。
ドミニカで投げていた球と日本の球は少し違いますからね。
感触はまだまだです。
あれば武器になる球なので何とかマスターしたい」
<4試合で防御率8.03と、数字だけ見れば振るわなかった
ドミニカでの成績だったが、その表情には充実感が>
「数字以上のものを持ち帰ってきました」
<治安は近年急速に悪化というドミニカ共和国。
無事に帰国したが、『恐怖体験』を話す>
「選手が普通に銃を持っているんですよ。
試しに持たせてもらったら、ズシッと重かった」
<その選手はジーンズの腰あたりにスポッと差して、
携帯電話と一緒に持っていたという。
弾丸を抜いた状態で銃口を向けられたそうで>
「さすがに動けませんでした」
<そんな銃社会だから、できるだけ外出は控えたというが>
「来年も行きたい。野球の環境や雰囲気がすごくいいんです」
(中スポ、<ドラ番記者>、ニッカン)
◇吉見一紀
<今季10勝3敗、防御率3.23とブレーク。
4年目の来季に向け、ドジャース・黒田の
『打者幻惑法』を習得しようと自主トレに励んでいる>
「野球のことはあまり考えず、頭もリセットしてから。
でも、来季は黒田さんのように
微妙にタイミングをずらすフォームに取り組んでみます」
<今季、入団以来初めてほぼフルにシーズンを1軍で働いた。
『オフはいつもと同じことをしてたらダメだよ』と
オフに入る前、近藤コーチらからの言葉をこう解釈>
「いったんゼロにして上げていくんだと思っています」
<重視しているのは頭もリセットすること。
オフは体作りの時間だが、考えすぎていたところがあったという。
下半身強化は怠らないが、心と肩をリフレッシュ>
「フォームのチェックポイントとか、今年のこととか、
いろんなことを考えるだけで疲れるんですよ。
オフからガンガン飛ばすのはやめて、今オフは肩を十分に休めます」
(中スポ、スポニチ名古屋)
◇鈴木義広
<9月に右ひじを手術したが、順調な回復ぶりをアピール。
ナゴヤ球場での自主トレでは約50メートルの遠投をこなし笑顔。
今後も慎重にリハビリを進める予定だが、
来季の開幕は万全の状態で迎えられそう>
「痛みは全くない。
ブルペンでの立ち投げくらいはやろうと思えばできます」
(鈴木ブログ「キャンプ終了!」、中スポ)
◇山本昌
<この日所用のため、中日新聞社を訪れる。
ベテラン左腕は、チームの投手陣に対して
来季の『開幕戦争』への参戦を呼びかけ>
「もちろん、ぼくは4月3日(来季の開幕戦)に
照準を合わせてやっていくつもりですよ。
でも、実際はぼくだけがそんな気持ちでやっていてはいけない。
若い投手たちにも狙う気持ちでやってほしいですね。
それがうちのチームを強くするのだから」
<実際に指名されれば7年ぶり5度目、
しかも43歳というのは史上最年長という快挙に。
狙うことが大きな励みになるが、
エース流出の危機にいる今だからこそ、
あえて自分から開幕投手に立候補することで競争をあおり、
チーム強化、若手育成に役立ちたいと思っている>
「皆で争うことに意味があると思います」
<今年は200勝を達成したことで、
このオフは取材やイベントなどで引っ張りだこ。
今月中旬にはハワイで開催される名球会行事への初参加も控える。
一刻も早く恩師である故アイク生原氏の墓前に報告したいのだが>
「このままじゃ、行けるのはクリスマスとか正月になるかも。
でも、本当にありがたいことだよね」
(中スポ)
◇福田永将
<屋内練習場でマシン打撃を念入りに行う。
打撃、守備で下半身強化の必要性を感じ、
打撃練習だけでなく、ウエートトレにも力を入れる考え>
「これまでのオフより練習量を多くしないといけないです」
<ただ予定がいろいろ入って、毎日練習できないのが悩みの種>
「自分でメニューを考えて頑張ります」
(中スポ)
◇井端弘和
<現役引退までの連続試合出場を来季以降の目標に掲げ、
鉄の肉体構築へ、食生活の見直しに着手。
栄養とバランスを考え、肉食中心から
魚、野菜を多く取り入れた食事の摂取に努める>
「今までは腹が減ったときに好きな物を好きなだけ食べてきた。
でも、これからの1年1年っていうのは重みが違ってくる」
<ケガには強いと自負してきたが、今季は2度の故障に泣き、
04年開幕からの連続試合出場も637でストップ
本家鉄人に迫るため、食を変え、体内環境を整えて覇権奪回に挑む>
「優勝を逃した責任も感じてる。
金本さん(阪神)の偉大さを改めて感じた。
ゼロからの出発じゃないけど、
金本さんに少しでも近づけるように来年から出直したい」
(デイリー)
◇荒木雅博
<痛めている左肩リハビリのためナゴヤ球場を訪れる。
来季から遊撃手に挑戦するが、
『遊撃手・荒木』として本格始動する日について>
「2月1日から(ノックを)受けますよ」
<キャンプ初日から落合監督が
ノックバットを握ることも十分に考えられるが、
入団時から遊撃だっただけに、不安は少ない>
「普段から遊撃でノックは受けているからね。
自主トレでもいろいろなポジションでやっているし。問題ないでしょう」
<4月3日の開幕戦のグラウンドに遊撃手として立つのか。
答えは『オレ流ノック』の先にありそう>
「まだ(守備位置が)どうなるかはわからない。
気持ちが(遊撃手に)入れ替わるのは開幕戦でそうなったらだと思う」
(ニッカン)
◇落合監督
<来春キャンプで和田の打撃フォーム改造に乗り出すことを明らかに>
「ベンちゃん(和田)とはもう一度、
俺と一緒にフォームを作り直そうという話はしている」
(スポーツ報知)
◇チャオにドアラがやってくる!(チャオ御岳スノーリゾートHP)
(あす4日オープンのチャオ御岳スノーリゾートの
オープン特別ゲストとして、ドアラが来場予定。
スキー初体験のドアラがどんな滑りをするのか大注目。
13時~ドアラのスキー初体験、14時30分~記念撮影&握手会)
この日の関東地方は、ぐずつき気味の天気で
けっこう寒く、12月に入ったなと感じましたが、
ナゴヤ球場などは小春日和だったようですね。
そんな中からの自主トレ便りを集めましたが、
まず前日触れた新井とともに、ドミニカから帰国した佐藤亮太を。
現地でチェンジアップを
習ってきたようですね。
向こうの投手では
誰でも投げている球種のようですが
「打者のタイミングを外すことができる」
ということで自らも挑戦を決意。
自主トレ期間中も
試行錯誤しながら投げていくそうです。
昨季の久本もドミニカから帰国後、
チェンジアップを習得すべく、
必死に投げ込んでいた
記憶がありますが、
亮太も異国からの土産として、学んできたようで。
緩急が勝負の投手だけに、ぜひともモノにできればいいですね。
また今季、初の2ケタ勝利を挙げ、ブレークした吉見。
前日は、福留ゴルフコンペに参加していたそうですが、
このオフ、まずは頭と肩をリフレッシュしていく構えのよう。
その一方で、投げるタイミングをわずかコンマ何秒か変え、
打者のタイミングを狂わせるという
黒田(ドジャース)のフォームも参考にしようという意欲も。
今朝の中スポ1面で、ベテラン43歳の昌さんが、
「4月3日に照準を合わせて調整する。ほかの皆も争ってほしい」として、
エースが抜けるであろう投手陣にハッパをかけていましたが、
朝倉、中田らとともに『開幕戦争』にぜひ加わってほしい背番号19。
フル回転のケアと同時に、さらなる飛躍も期待しています。



うわ~、森ルートか……と、思わず小声で
つぶやいてしまいましたが(苦笑)、逸材を
発掘できるといいですね。他球団を自由契約に
なった外国人選手では、アレックス選手の名前に
目がいってしまいました。やはり、愛着があるので…。
昌投手は超多忙のようですので、疲れが残らないか
心配ですが、時期が来ればしっかりと調整を
進めていってくれるでしょう。来シーズンも期待大ですね!
投稿: ドライチ | 2008年12月 3日 (水) 14時32分
森ルートの育成選手・・・
お手並み拝見です。
長続きする選手がほしいですね。
デラ☆ロサもネルソンもどちらかといえば
育成選手みたいな感じですから、これからの
成長が楽しみな選手です。
タイロン復帰なんてことになると面白いですね。
新井良太は必死に止めに入ると思います。
投稿: ギンタロウ。 | 2008年12月 4日 (木) 08時00分
コメントありがとうございます!
>ドライチさん
すっかり定着した「森ルート」。
すこしは名が知れた選手を発掘してくるのか、
それとも数カ月前は釣りをやっていたようなのが来るのか(^^ゞ
たまには当たりくじを引いてほしいなとも思います。
アレックス選手、自由契約なんですね。
やはり新市民球場の広さがネックになったようですが、
寂しい一方で、ドラゴンズ戦よく打たれていたので、
その辺りは助かったりもします。お元気でと言いたいです。
>ギンタロウ。さん
デラ☆ローサは地味に頑張りましたが、
ネルソン投手に関しては、育成選手同様でしたね。
2年目になりますし、進化してほしいなと願っています。
ウッズ選手の行方、どうなるでしょうね?
もしもの復帰?の時に備え、筋トレは続けていてもらいたいです(^^)
投稿: Toshikichi | 2008年12月 4日 (木) 09時38分