ブランコパヤノ新外国人来日と朝倉変革の初投げ。
キャンプインまであと3日。
この日、ドラゴンズの新外国人選手、
トニ・ブランコとネルソン・パヤノが中部国際空港へ来日。
日本に降り立ったドミニカンは、V奪回の使者となるべく
異国の地での活躍をそれぞれ誓いました。
また沖縄での選手会合同自主トレは、2日目。
北谷では朝倉が初ブルペン。しかし調整法が例年と違うようです。
その他、今季の主催試合入場券発売要項発表などの話題を。
ドラゴンズトピックス(28日)
◇トニ・ブランコ(内野手・背番号『42』)
<中日の新外国人が、米国から中部国際空港へ来日。
赤いTシャツに茶の皮ジャケットを羽織り、
グッチのシューズでビシッときめて
長旅に疲れた様子もなく、元気に中部国際空港に姿を現す。
抱負を問われると、はっきりこう口にして>
「タイロンのようになりたいんだ」
<言わずと知れた竜の『元』主砲タイロン・ウッズ。
日本での6年間で240発を放った球史に残る超優良外国人。
面識はないが、球団関係者から受け取った
ガイドブックで日本での実績を知ったという。
圧倒的、かつコンスタントな実績。
同じような成功を思い描き、力強く語る>
「1軍で5、6年は活躍できるような選手になりたい」
<日本で活躍することの難しさはすでに知っている。
オフに参加したドミニカ共和国のウインターリーグで、
かつて西武、巨人で活躍したマルティネス打撃コーチから
細かなアドバイスをもらい、日本野球の特徴をインプット。
ウインターリーグで顔を合わせた川井や前田とも話をしたという。
メジャーでプレーしたというプライドはひとまず脇に置き、
緻密な日本野球に適応することを第一に考えるつもり>
「選手やチームについてはよくわからないけど、
日本人投手は縦に落ちるスプリット(フォーク系のボール)で
攻めてきて、コントロールがいいらしいね。
日本の野球は大リーグと同じくらいレベルが高い。
対応できるような打撃をしていきたい」
<だまってポジションを与えられるとは思っていない。
メジャーに定着できなかった米国時代から、
チーム内競争には慣れている。
キャンプで状態を上げ、オープン戦で結果を出した上で
ラインアップに名を連ねるつもり>
「自分にとってもチャンスがあるということ。グラウンドで結果を出したい」
<持ち味は長打力。昨季はロッキーズ2Aで23本塁打を放った。
ウッズを目標にする以上、本塁打の量産を義務と考えている。
4番候補の一人は報道陣に持ち味のパワーをアピールして>
「自分は本塁打と打点を稼ぐ打者だから。
打順? マネジャー(監督)に任せるけど、できれば4番、5番を打ちたいね。
一塁、左翼、三塁を守れるけど希望はファースト。
神様が許してくれるなら(ホームランを)30本は打ちたいね」
(中スポ、ニッカン)
◇ネルソン・パヤノ(投手・背番号『45』)
<ネルソンとともに、ドミニカ共和国から中部国際空港へ来日。
ドイツ・フランクフルト経由で名古屋へ着くまでおよそ2日間。
フライトに疲れた様子だったが、陽気な笑顔で空港に降り立つ。
アメリカではメジャーに昇格したことがないが、
日本で成功しなければならない理由があった。
ドミニカに残してきた婚約者のゾイラ・マリーアさんと、
今年の年末にも結婚する予定だという。照れくさそうに語って>
「長年ドミニカでは一緒に住んでいる人だよ。
シーズン途中で一度は日本にも呼びたいと思っているんだ」
<終始笑顔で婚約者の話をしていたが、さらに『爆弾発言』も。
シーズン終了後に『できちゃった婚』を予定していると明かす。
現在、マリーアさんのおなかには第1子が宿っている。
9月には生まれる予定。同時にペナント争いも佳境な時期だけに>
「実はもう赤ちゃんが彼女のおなかにいるんだ。2カ月になる。
あれ、日本では先につくっちゃダメなの!
(結婚前に子どもができるのは)あまりよくないことなのかなあ。
向こう(ドミニカ共和国)じゃ事実婚というのは普通なんだ。
ダブルでオメデタ? そうなればいい。
妻子のためにも、チームが優勝できるように頑張りたい」
<マリナーズ傘下の2Aに所属していた昨季は4勝3敗、防御率4.16。
中継ぎ左腕は150キロ超の数字をたたき出す
剛腕を武器に活躍することを誓って>
「スライダーには自信がある。
球速もだいたい150キロ近く出るよ。
直球は最速では96マイル(153~154キロ)を出したことがあるんだ」
<日本球界や環境に関して、来日前には同じドミニカンで
元中日のグラセスキ、ガルバの両投手から日本の事情を『予習』。
早くも異国での野球のイメージを膨らませている>
「リリーフをやるつもりで日本に来た。
ブルペンで15球もあれば準備は万端さ」
<それでも日本野球をテレビゲームで研究すると珍宣言。
スーツケースに詰め込んだPS2を沖縄に持ち込み、
野球のゲームソフトを購入して、
打者の名前と特徴を脳裏に刻み込む考え。
昨年もヤンキースの松井秀喜も登場する
メジャー版野球ゲームで余暇の時間を過ごしたという>
「日本の野球は全く知らない。まだ時間があるからね。
ゲームは気分転換にもなるし、名前を覚えるのにもいいしね」
<早速、この日ナゴヤ球場を見学。
桂川通訳やネルソンらから球場の説明を受けると>
「いいグラウンドだね。ただ内野に芝がないのが不思議」
<米国マイナーやドミニカでも
球場は全面天然芝が当たり前なだけに、違和感を覚えたよう。
両翼100メートルの広さについては>
「今までのホームグラウンドと同じぐらい」
(中スポ、おおさか報知、スポニチ名古屋、ニッカン、デイリー)
◇森バッテリーチーフコーチ
<パヤノ獲得の理由について説明>
「うちの中継ぎ左腕でボールが速いのは
(高橋)聡文しかいない。だからパヤノを獲った」
(中スポ)
◇マキシモ・ネルソン
<パヤノとともにドミニカ共和国から中部国際空港へ来日。
2年目の飛躍に自信を見せる>
「昨年はなにも知らずに日本に来たけど、
今年はやらなきゃいけないことがわかっている」
<今オフはドミニカのウインターリーグに参加し、
スライダーやカーブの精度を磨いてきたという。
荒削りな右腕がどう『化けた』のかが楽しみ>
「今の状態もいいし、今年も頑張るよ」
(中スポ)
この日のナゴヤからの話題としては、
ドミニカ出身の4選手が中部国際空港へ来日。
新外国人選手となるトニ・ブランコとネルソン・パヤノが、
ついに日本の報道陣の前に姿を見せました。
その中からまずは、今朝の東京中日1面を飾ったブランコ。
ポスト・ウッズの期待のかかる内野手ですが、
顔は公式サイトでのWANTED的なフォトとほとんど同じ。
思わずニヤついてしまいましたが、
なかなか粋ないでだちで、第一印象的にはヨシという感じですね。
中部国際空港に詰めかけた報道陣には、
持ち前のパワーをアピールして、ホームラン30発を宣言。
おそらく一塁を任されることになりますが、
本人も「希望はファースト」とコメント。
さらに「できれば4番、5番を打ちたい」との意気込みましたが、
そのためにまずは、キャンプなどで日本野球に慣れること。
そしてオープン戦である程度の結果を出すことでしょうね。
ここ数年は主に2Aでの出場が多い28歳ですが、
日本野球への対応次第では、主砲が抜けた今季、
クリーンアップの一角に名を連ねてくるかも。
まあまだベールを脱いだわけではありませんし、期待過多は禁物。
それでも「タイロンのようになりたいんだ」という目標に
少しでも近づける選手であることを願いたいところです。一方、こちらはドイツ経由の
長旅の末、来日。
中継ぎ左腕としての
期待がかかるパヤノですが、
いきなり「できちゃった結婚」を
告白してしまうなど、
けっこう陽気な選手のようですね。
「MAX160キロ出せる」といった
嘘だかほんとだかの発言もなかったですし、
少なくとも昨春時点でのネルソンみたいなことはないはず。
日本野球については、知識こそないながらも
「リリーフをやるつもりで日本に来た」と意識漬けはしっかり。
スライダーと150キロオーバーのストレートが武器のパヤノ。
シーズン佳境の9月ごろに第一子が産まれるそうですが、
ジャパニーズドリームとお子さんと
ダブルで掴めるよう、ドラゴンズで頑張ってほしいです。
なお、2年目を迎えるネルソンと、デラロサもこの日来日。
こちらに関しては、環境に慣れたうえでのさらなる進化に期待。
デラロサはもう少し打率を上げてほしいですし、
ネルソンに関しては、長身ならではの投球を見せてほしいところ。
あす30日にキャンプ地の沖縄に入る予定ですが、
4人のドミニカンの健闘を祈っています。
◇朝倉健太
<沖縄での初ブルペンとなったが、
捕手を立たせての投球はわずか11球でやめ、
いきなり捕手を座らせ、さらに13球。
豪州・ゴールドコーストで体づくりはしてきたが、
捕手を座らせての本格投球は今年初めて。
これまでは多くの日本人投手と同じように、
捕手を立たせて肩をつくっていったのだが、今年は変えた>
「これまでは捕手に立ってもらって投げていたけど、
今年から変えてみようと思ったんです。
同じ投げるのなら、捕手に座ってもらって投げようと。
高めにいってもいいから、座ってもらった方がいいと考えたので」
<日本では、ほとんどの投手が初ブルペンでは捕手を立たせ、
数日間かけ、徐々にミットの高さを下げ、最終的に座らせる。
この日の北谷もほとんどの投手が捕手を立たせたが、この過程をカット。
すぐに座らせるのは米国などでは逆に主流。
そして最初から低めに投げ続けることで、
低めへの意識付けも早くなる上、仕上がるステップも短縮できるが>
「(ゲームで)投げろと言われたときに
投げられるようにしておかないといけないですから」
(中スポ)
◇長峰昌司
<ブルペンで捕手を座らせ、速球にカーブを織り交ぜ23球。
ナゴヤでも捕手を座らせていたが、アクセル全開でのキャンプ突入を宣言>
「名古屋より力を入れた。
投げ込めるときにいっておかないと(アピールにつながらない)」
(中スポ)
◇金剛弘樹
<5年目右腕が沖縄では初のブルペン入り。
立ち投げ40球の後、『最後10球』と捕手を座らせたが、
直球の伸びに気をよくして、予定より2球余分に投げ込む。
好調な仕上がりに笑顔がこぼれる>
「(体の)バランス重視で投げましたが、球もいってました。
調整過程は計画通り。キャンプの第1クールの終わりくらいに
紅白戦はあると思う。そのあたりで結果が出せるよう焦点を合わせたい」
(中スポ)
◇チェン・ウェイン
<左ひじに不安を抱えていたが、
昨年の秋季練習以来となるブルペン投球を行う。
捕手を立たせたまま約30球。自主トレは慎重に仕上げていく>
「だいぶ良くなったと思いました。
ゆっくりゆっくり、球数も少しずつ増やしていきながら、
キャンプインからはしっかり投げられるようにしたい」
(中スポ)
◇浅尾拓也
<ものもらいで沖縄入りが1日遅れたが、合同自主トレに合流。
もっと暑いグアムですでに体をほぐしてきた。
寒い名古屋で2日間過ごし眼科へ行き、すぐに沖縄組に合流>
「体は何も問題ないので大丈夫です。暖かい所は動きやすいですね」
(中スポ)
◇小山桂司
<沖縄合同自主トレで北谷組に参加。
捕手は谷繁という絶対的存在がいるものの、2,3番手争いはし烈。
売り物は50メートル5秒8の俊足。もちろん捕手の生命線の
強肩も自慢だが、出せるものはすべて出し切る考え>
「足(の速さ)はほかの人にないところ。代走でも使ってもらえれば」
<昨秋移籍したばかりだけに、主力投手の特徴を覚えることは急務。
この日はブルペンで長峰の速球とカーブを受ける。
『1軍候補生』に囲まれるのは願ったり叶ったり>
「少しでもたくさんの投手を受けて、手の内に入れたいと思います」
(中スポ)
◇野本圭(ドラフト1位)
<前日はフリー打撃で広角に打ち分けるシュアな打撃を披露したが、
この日も丁寧に打ち分けながら、右へサク越えを4発とパンチ力も。
気を引き締めるが、サク越えの数は北谷では森野の6本に次ぐ2番目>
「先輩方に優しくしていただいているので何とかやれています。
でもまだキャンプが始まったワケではないですから」
(中スポ)
◆佐藤充
<読谷球場のブルペンでバランスを確認しながら、
マウンド後方の上り傾斜を利用して40球を投げ込む>
「この練習がしたくて、これまでブルペンを控えていたんです。
ナゴヤ球場には(後方に上り坂がない)普通のブルペンしかないですから」
<オフに入っても100球を超える投げ込みを連日行い、
フォームを固めてきた過去とは、一線を画す調整法。
一般的にブルペンは、マウンドと異なり下り坂しかないことが多いが、
読谷球場には1カ所だけ、後方に上り傾斜がついたブルペンがある。
ずっと狙っていたブルペンで、理にかなったフォームを確認したかったという>
「バランスを確認しやすいんです。
しっかりした投球フォームを固めてから
ブルペンに入らないと、意味がないですから」
<投球だけでなく、走り方も基本を意識。
トレーニングコーチらの指導を仰ぎ、
足を少し高く上げることを心がけている>
「(右ひざを)かばうような走り方で、
別のところを痛めてしまってもいけませんからね。
自分では正しい走り方のつもりだったんですけど、
引きずっていたみたいです」
<復活のための基礎工事は着々と進んでいる。目を輝かせて>
「きょうは40球くらいだったんですけど、感触はよかった。
キャンプでは、シーズンでちゃんと投げられると
いうところを見せていきたいですね」
(中スポ)
◆齊藤信介
<読谷球場で2日連続のブルペン入り。
捕手を座らせ、変化球を交えて約40球の投球だったが涼しい顔で>
「キャッチボールみたいなものです。変化球? 遊びですよ」
(中スポ)
◆鈴木義広
<この時期、見違える思いで選手を見ることがよくある。
横にガッチリしたり、日焼けしたり、たくましく感じることは多いが、
横だけでなく、縦にも大きくなったと感じたのがこの投手。
今26歳、背が伸びるなんてことはないはずだが>
「そうなんですよ。身長が伸びていたんです。
去年は188.1センチだったんですけど、今年は189センチになっていたんですよ」
(中スポ<ドラ番記者>)
◆仲宗根社長(FMよみたん)
<昨年11月に開局したばかりの地元FM局
『FMよみたん』(78.6メガヘルツ)に
中日の応援番組が制作されることが明らかになったが、意図を説明>
「せっかく読谷でキャンプをしているのに、村民の中で知らない人が多い。
ぜひ知ってもらいたい、みんなで応援したいという思いから
球団の方と相談して番組を作ることになりました」
<予定では毎週金曜日の午後2時から1時間、
キャンプの模様を伝えることになる。
パーソナリティーは地元出身で中日ファンの女性が務め、
選手へのインタビュー、さらには球団関係者を
ゲストとして招くなどで番組を構成するという。
応援番組は2月6日に始まって13、20、27日の計4回の予定>
「(1軍キャンプ地の)北谷でも聞けるので、
応援に来た中日ファンの方にもレンタカーの中などで聞いてもらいたい」
(中スポ)
◆平田良介
<この日、練習後に読谷村役場の隣の
読谷村文化センター内にあるFMよみたんスタジオに立ち寄る。
同局からさっそく出演を依頼され、快諾>
「こういうFM局があるなら協力したい。
読谷はボクが初めてキャンプした場所。のどかですごく好きなんです」
(中スポ)
◆塚本トレーニングコーチ
<読谷球場に隣接する健康増進センターにある
20メートルの温水プールの利用について>
「秋のキャンプのように全体でプールトレというのは考えていませんが、
リハビリの一環として利用する可能性はあると思います」
(中スポ)
◆山内事務長(健康増進センター)
<昨年4月オープンの施設側は選手の利用を歓迎。全面協力を約束>
「どんどん使ってもらいたい。
月曜日はメンテナンスの日ですが、
必要ならば2、3時間、開けることも考えています」
(中スポ)
◇若狭営業部課長
<前日から選手をサポートしているスタッフの
ジャンパーにあるロゴは何と『ゴーヤー・ドアラ』。
沖縄の名産であるゴーヤーとドアラをミックスしたデザイン。
これらを販売する予定はなく、スタッフだけのお宝グッズだが、
球団サイドがこのキモかわいいデザインに注目。
今後、Tシャツやタオルなどを限定販売する可能性はありそう>
「スタッフが着ている同じモノを売ることはないですが、
このロゴを使った商品の販売は検討しています」
(中スポ)
◇表敬訪問(中スポ)
(合同自主トレ中の荒木選手会長がこの日、
北谷町役場の野国町長と読谷村役場の比嘉教育長を表敬訪問した)
◆チケット発売日、入場料金、購入方法他を公開(公式サイト)
◆今季の入場券発売要項発表(中スポ)
(中日はこの日、今季のナゴヤドーム主催試合
(オープン戦、レギュラーシーズン)の入場券募集要項を発表。
入場料金は、昨年から据え置きで、全席指定。
今季からはe+(イープラス)で購入した場合、『座席選択』が可能となった。
また昨年までは電話とファクスのみだった
グループ観戦(8枚から29枚まで)の受付方法にWEB受付が追加。
今年度のオープン戦の発売日は、2月21日(土)。
レギュラーシーズンの発売日は3月7日から
8月8日までの隔週土曜日に、2カードごと(8月8日のみ3カード)発売。
チケット発売日一覧は、こちら)
一方、沖縄での選手会合同自主トレは2日目。
最高気温23.5℃のなか、初日同様、
北谷、読谷でそれぞれ汗を流したそうですが、
北谷組では投手陣がぞくぞくとブルペン入りを果たしたもよう。
↑の朝倉、長峰、金剛、チェンをはじめ、
清水昭信、川井、赤坂なども投球練習を行いました。
ラジオ情報では、調整順調の金剛が、
「キャンプでは『うわっ金剛スゲエな』と言われるようなアピールをしたい」
とコメントしたそうですが、勝負の5年目、
ほんとにスゲエなと言わせてほしいなと。
それはさておき、この日周囲の目をさらったのが、
沖縄で初ブルペンとなった朝倉。
これまでの初投げのパターンなら、
まずは「捕手を立たせて○○球」といったところなのですが、
今季の背番号14はその意識をチェンジ。
キャッチボールもそこそこに、
いきなり捕手を座らせて、13球を投げ込んだとのこと。
メジャーでは主流となっているという座らせての調整法ですが、
「今までの概念を覆すようなつもりでやってみた」と語った朝倉。
オーストラリアである程度、カタチを作ってきたからこそ
できることでもありますが、巻き返しのために、
意識を変えていることを示した「初投げ」となりました。
読谷の佐藤充のブルペンも同様ですが、
意識を変えて、新たな調整方法に取り組むことは、
プロの投手としては、悪いことではないと思います。
それによって、成果が出るかはわかりませんが、
出たならば、これからのスタンダードにしていけばいいですし、
ダメなら元に戻せばいい。
それよりも現状で、自分が何をすべきか、
やるべきことを踏まえている姿勢に頼もしさを感じました。
他の投手の口ぶりからもキャンプ第1クールなど
早い時期での実戦形式の登板があるようにも思えます。
エースが抜け、例年以上の競争になると思われる今季の投手陣、
朝倉、佐藤充にはその中で
しっかりと結果を出せる投手になってほしい。
2投手のリベンジへの道のり、注目していきたいです。
その他の話題としては、おなじみ北谷レポさんから
読谷での新人の基礎トレーニングの動画が。
メディシンボールなどの器具の使い方の説明を
トレーニングコーチから聞いて、練習に取り組んでいるものの、
まだまだ初々しい部分も多々見られますね。
平田、齊藤、西川、谷ら慣れている
先輩たちの動きとの対比が、とても面白く感じました。
また新人たちの中で異色に見えたのが、育成ドラフト1位の加藤。
まさに「新人です!」というくりくり坊主頭は、気合十分!
将来はぜひとも小田軍団に入ってほしいなと。
さらに中スポにも載っていた『ゴーヤードアラ』のイラストは、こちら。
「Amazonメーター:どっちが売れてる? ドアラ vs つば九郎」では、
つば九郎とどっこいどっこいのドアラ先生。
しかし沖縄の地では、しっかり存在感を示しているようです。
ラテン軍団そろいましたね~
鬼ブランコ(笑)頼もしい発言じゃないですかぁ
顔で相手投手をビビらせてHRを量産して欲しいです
パヤノは手が早そう

日本の女子を毒牙から守らなければなりません
投稿: 伊トケン | 2009年1月29日 (木) 15時32分
ブランコ選手は、独特の雰囲気がありますね。
威圧感のある顔はもちろん(笑)、そのパワーは
相手チームにとって脅威になるのでは?
アベレージヒッターではないようなので、
とにかくホームランを量産してほしいなと!
主軸として勝利に貢献できれば、タイロン選手と
同じくらいの人気者になれそうですね。
パヤノ投手は、コントロールは未知数ですが、
ストレートの球威は魅力ですね。リリーフとして
定着できれば、聡文投手の負担も軽くなって
大きな戦力になってくれるのではないでしょうか!
投稿: ドライチ | 2009年1月29日 (木) 17時26分
やっと来ましたね。トニ・ブランコ!
期待を裏切らない風貌で良かったです
目標はタイロンということですが、まずは
日本の野球に慣れてもらいましょう。
1塁のポジション争いが楽しみです。
キャンプ情報が待ち遠しいですね。
投稿: ギンタロウ。 | 2009年1月29日 (木) 20時03分
みなさんコメントありがとうございます!
>伊トケンさん
ラテン軍団、揃いましたよね。
毎年、さまざなな色合いの選手が多いですが、
顔的には鬼ブランコ選手、インパクト大です。
パヤノ投手、まあでき婚はいいんじゃないかと思いますが、
日本で浮気しないよう、見守っていきましょう(^^)
>ドライチさん
ブランコ選手、パワフルな打撃は魅力ですね。
日本人ではとうていマネできない打球を飛ばす力。
早く日本野球に対応して、活躍を期待します。
めざせ「デラうめーがや」です(^^)
パヤノ投手、球威がカギとなってきそう。
制球の良い投手ならチャンスはありそうな気もします。
>ギンタロウ。さん
ブランコ選手、ついにやって来ましたね。
WANTED顔は変わらずでしたが(^^ゞ
プレーでWANTEDとならないよう、ガンバッテほしいところです。
さらに一塁守備、どうなのでしょうか?
まだ28歳と若いですし、おそらくは「動ける」でしょう。
まじめではつらつとしたプレーを期待してます!
投稿: Toshikichi | 2009年1月30日 (金) 13時17分