野本水素水にギタリスト伊藤、昇竜館入寮完了。
ドラゴンズの新人選手9人(育成含む)が
この日、名古屋市の合宿所『昇竜館』に入寮しました。
母校・東海大のOB会に出席した岩﨑恭平と
前日に荷物を運び入れていた岩田を除く7人が引っ越しを完了。
プロの世界で第一歩を踏み出し、きょう11日から
ナゴヤ球場で始まる新人合同自主トレに備えたもよう。
入寮恒例の持ち込み品チェックも含めて、紹介します。
ドラゴンズトピックス(10日)
◇野本圭(ドラフト1位)
<ナゴヤ球場に隣接する選手寮『昇竜館』に入寮。
埼玉県の合宿所から単身で名古屋に来たが、
所属していた日本通運の『単身パック』を利用して、
段ボール6個、ハンガーボックス3個などを運び込む。
駒大卒業後、2年間お世話になった会社にしっかりと恩返し>
「日本通運を使わないといけないことはない」
<運び込んだ荷物の中でひときわ異彩を放っていたのが
銀の箱に入った水だったが>
「あれは水素水です。二酸化炭素プラス水素は酸素ですからね」
<1本約500円の『水素水』を30本。
水素には体内の活性酸素と結合し、
不必要な老廃物や余分なものを身体の外へ出す働きがあるが、
疲労がたまりにくく、健康にいいとされる「水素水」を
駒大から日通に入社後、愛飲しているという>
「飲むと疲れが取れやすいんです」
<『秘密兵器』はプロとしての意識の現れ。
先月は大学・社会人の先輩、北海道日本ハム・武田久と
自主トレを行ったが、こう教えられたという>
「プロは野球が仕事。体が資本。体にお金をかけるべきだ、と。
(武田久には)プロとしての心構えを教えてもらった」
<それについて本人も納得顔。
また昨年12月の入団発表で落合監督から受けた訓示通り、
体の手入れにもこれまで以上に気を配る決意>
「落合監督も同じことをおっしゃっていましたが、
自分の体に投資するということが大事だと思います」
<コンディションづくりも順調。
ほぼ無休で練習を続けてきた成果もあり>
「昨年の今ごろよりは体が動いている」
<すでにキャンプ1軍スタートが内定している期待のルーキー。
窓からナゴヤ球場が見える部屋でプロ生活への決意を見せて>
「朝から晩まで野球ができる環境。
母校の駒大などで練習し、投げる方も打つ方もある程度仕上がっている。
合同自主トレではしっかり走り込みたい」
(カメラブログ、中スポ、中日新聞、スポニチ名古屋、ニッカン)
◇伊藤準規(ドラフト2位)
<選手寮『昇竜館』に一番乗り。
午前10時に両親を伴って到着するとテレビなどを運び込んだが、
国内メーカーの受注販売もので新品なら20万円以上する
『ムーン』のエレキギターを持参。
昨秋、同級生から格安で譲り受けたという>
「中学時代は同級生と組んだバンドでボーカルをしていました。
好きなのは日本のロック。
ギターは趣味程度にしか弾けませんが、大切なリラックスアイテムです」
<中学時代に文化祭ではボーカルを務めた美声の持ち主。
現在も邦楽を中心に、レパートリー増強に精を出す日々。
185センチの長身に甘いマスク。
イケメン投手としても人気を集めそうだが
ファンの前で弾くことはありそう?と聞かれて>
「ギターを弾いてる時が、一番気持ちが落ち着く瞬間なんです。
今は皆さんに聞かせる技術はないですけど、
うまく弾けるようになったら、そういうこともあるかも」
<もっとも厳しい練習を想定しているからこそ忍ばせたギター。
枕元には猫とディズニーキャラクターのぬいぐるみ。
自らアレンジしたお気に入りの空間で
音楽を奏で、身も心もリフレッシュする>
「野球と体を休める時間の切り替えをしっかりしたいです。
野球で限界まで頑張るために、自分の時間はしっかりリラックスしたい」
<きょう11日からの新人合同自主トレに向け、体の準備も怠りない。
年末年始も岐阜城北高グラウンドなどで走り込んだ。
大幅な体力アップを狙って、ウエートトレに多くの時間を割き
プロの厳しさに耐える覚悟はできている。
寮の自室から隣接するナゴヤ球場を見て>
「昇竜館に足を踏み入れ、窓から球場が見える部屋に来て、
あらためてやってやろうという気持ちがわいてきました。
早く1軍にあがるため、新人合同自主トレも、
気持ちを引き締めて参加したい。
みんなに負けないように頑張ります」
(カメラブログ、中スポ、中日新聞、ニッカン、デイリー)
◇高島祥平(ドラフト4位)
<お気に入りの音楽CDとDVDを持参して入寮。
CDのほとんどは『中学2年からの大ファン』というEXILE。
昨年12月の東京ドームでのコンサートにも足を運んだという。
あらためてプロでの意気込みを示して>
「同期の先陣を切るような活躍がしたい。
休み時間にEXILEの音楽で心を落ちつかせて、
厳しいプロの世界を乗り切りたい。目標は開幕1軍、新人王」
(カメラブログ、中スポ)
◇小熊凌祐(ドラフト6位)
<中学時代に所属した硬式のボーイズリーグ、
大津瀬田レイカーズの同期生15人から贈られた
寄せ書き入りの黒いバットを持参。
『湖国の怪腕』『1軍登板』など所狭しと書き込まれたバットを手に笑顔で>
「毎日野球ができる環境に来られたことがうれしい」
<日本学生野球協会の08年度表彰選手に
高校・滋賀県代表として選出されたアマの優等生。
昨年11月に右ひじを手術したが、術後にあった違和感はもうない。
プロ1年目に臨む抱負を語り>
「周りがどんどん投げていても焦らず、
ひじをしっかり治して体をつくり上げる」
(カメラブログ、中スポ)
◇井藤真吾(ドラフト7位)
<入寮初日にして、早くも『危機感』を口にして闘志を燃やす>
「ここに来たからには一日一日が勝負です。
危機感を感じます。気合が入ってきましたよ」
<合宿所の印象をこう表現した初々しい高校生だが、
心の内はすっかり『勝負師』になっているよう>
「きれい。マンションみたい」
(カメラブログ、中スポ)
◇加藤聡(育成ドラフト1位)
<育成枠で入団したが、寮生活の不安に『朝』を挙げる>
「これまで一人暮らしをしたことがない。
ちゃんと朝起きられるのか、心配です」
<入寮に当たって、早速ホームセンターで
目覚まし時計を買い込む。苦笑いしながら>
「ホームセンターで大音量のものを選びました」
(カメラブログ、中スポ)
◇小林高也(育成ドラフト2位)
<クラブチームから育成選手で
プロ入りを果たした24歳は、恵まれた環境に目を輝かせて>
「幸せな気分です。野球をするのが本当に楽しみです」
<これまでは友人らと3人で共同生活を送り、
練習もままならない環境だったが、
これからは思う存分野球に打ち込める。やる気をみなぎらせて>
「一日も早く支配下選手登録されたい」
(カメラブログ、中スポ)
◇高橋聡文
<今年初めてナゴヤ球場で練習。
キャッチボールとウエートトレを合わせて3時間汗を流す。
元日から自宅周辺を走るなど、休まず体を動かしていたという。
昨年はチーム最多の54試合に登板したが、今年もフル回転を誓い>
「今年もシーズン通じて1軍で投げるのが目標。
そうすれば同じくらいの数字がついてくるはず」
(中スポ)
◇小川将俊
<レギュラーの谷繁に続く捕手として、1軍定着を目指すが、
日本通運の後輩にあたる新人・野本の加入に刺激を受ける>
「後輩が入ってくるし、自分も頑張らないといけない」
<数日前に電話であいさつを受けこう答えたという>
「分からないことがあったら何でも聞いてくれ」
<この日はナゴヤ球場では
年明け初めてとなる練習を行う。目の色を変えて>
「キャンプが一番大事になる。アピールしたい」
(中スポ)
◇山内壮馬
<出身地である愛知県豊田市の
『宣伝マン』を買って出ることを明かす。
2年目の今季、プロ初勝利を収めた場合、試合後に豊田市、
そして同市を代表する企業であるトヨタ自動車をPRするという。
この日は豊田市内で約100人の小学生を対象に開かれた
野球教室で講師役を務め、故郷への恩返しの気持ちを強くした>
「僕なんかの力では、大したことはないかもしれませんが、
育ててくれた豊田市に少しでも恩返しがしたいです。
初勝利の時に何かできれば。
豊田市代表のつもりで、全力を尽くしたいです」
<具体的な方法については『まだ決めてません』というが、
この日もちゃっかり!?故郷をPR。
今オフにトヨタ自動車のクラウンを購入したことを明かし笑う>
「とても乗り心地がいいです」
<イキな恩返しプランだが、実は、自らを発奮させる狙いもある>
「豊田市をアピールするためにも、期待を裏切らないようにしたい。
今年は本当に頑張りたいですね」
(中スポ)
◇中村公治
<初詣では郷里である神戸市中央区の湊川神社へ。
南北朝時代の名将・楠木正成ゆかりの神社だけに
いかにも野球選手らしい>
「勝負の神様として有名ですよ」
(中スポ<ドラ番記者>)
◇中村一生
<初詣でに訪れたのは、柴又帝釈天。
映画『男はつらいよ』シリーズでも有名な寺だが>
「子どものころから初詣ではあそこと決まっているんです」
(中スポ<ドラ番記者>)
◇佐藤充
<東北楽天・山﨑武司、カブス・福留とともに、
ハワイ島・コナで行われてる自主トレに参加中。
7キロランニングでは先輩2人を引き連れ、黙々と走っている。
コンドミニアムに住み、食事は自炊。
一番若いため先輩の『パシリ役』だがニコリと笑って>
「(トレーニングは)楽しい。
夜は、両先輩から打者の心理を教えてもらっています。
右打者の山﨑さんと、左打者の福留さんの意見が
微妙に違っていて勉強になります」
(中スポ)
◇岩瀬仁紀
<鳥取市内のトレーニングジム「ワールドウィング」で、
年明け後の『初投げ』を行う。
山本昌とキャッチボールし、左腕の感触を確かめたのだが、
動きは悪かった。初投げの感想をこう話し>
「去年の方が(体が)動いたね。今年は動かない」
<34歳で迎える今シーズン、体が動かなくなった。
一般的には衰えと受け止められるが、鉄腕には当てはまらない。
動かなくなったこと。それが若返りの兆し>
「こんなもんだよ。これでいいと思う。
今年は以前の感じに近い。
オフには疲れがドッと出た。
シーズンが終わって1カ月くらいしてからですね。
筋肉が落ちてきて、体が抵抗できなくなったときに出る。
体の自由が利かなくなる」
<この日の初投げで数年前と同じ感覚を確かめ、
そして今シーズンへの手応えと進化計画を語る>
「自分のイメージのなかにある
(過去の)いいかたちの、さらに上を目指したい。
ストレートとスライダーで押していけるようにしたい。
去年はかわしすぎた。かわすばかりでは厳しい。
やっぱり押すところは押していかないと…。
実際は難しいけどね。でも、何とか踏ん張っていけたらいいと思う」
(中スポ)
◆小山代表(ワールドウィング)
<山本昌と岩瀬の助言を聞き、
このオフ、ジムに「若返り」を助ける
新たにトレーニング機器に導入。
昨年11月にも岩瀬は同ジムを訪れ、新マシンを使っているが、
成果は既に現れているという。
中日入団直前から10年来の付き合いの岩瀬について>
「入団前よりもすごい下半身の動きになっています」
(中スポ)
◆Braves, Kawakami reach agreement
Japanese right-hander scheduled to undergo physical Monday
(braves.com: News)
◆川上がブレーブスと合意 早ければ12日にも正式発表(共同通信社)
◆川上、ブレーブスと合意=先発で起用か-米メディア(時事通信)
◆川上、13日もに身体検査 ブレーブス入団へカウントダウン(中スポ)
◆川上、ブレーブス最有力 あすにも渡米か(中日新聞)
◆川上「合意間近」ブレーブス移籍が決定的(サンスポ)
◆中日・川上はブレーブス 基本合意成立(朝日新聞)
◆中日・憲伸「ブレーブスと合意間近」好条件3年21億(スポニチ名古屋)
◆川上、ブレーブス入りへ、12日身体検査か(ニッカン)
(米大リーグ、ブレーブスの公式HPは、
10日、中日からFAになっていた川上憲伸が
同球団と契約合意に達したと伝えた。
同HPは、球団の公式見解を伝えるものではないが、
複数の大リーグ関係者が認めたという。
川上は11日にアトランタ入りし、12日に身体検査を受ける予定で、
問題がなければ12日にも入団が正式発表される。
手薄になった先発投手の補強を進めていたブレーブスは川上を高く評価。
先発の3、4番手を任せると予想されている)
◇川上憲伸
<この日、ブレーブスを最終候補の1つにして
決断するなどと報じられていることについて>
「基本的に僕の口からは何も言えない。
最終的に決めるのは自分だが、交渉している人の邪魔をしたくない」
<渡米の日時も明らかにしなかったが>
「10、11日ということはない」
(中日新聞、スポーツ報知、スポニチ名古屋、ニッカン)
以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
ついに憲伸がブレーブスと契約合意に達したもよう。
スポーツ紙のWEBでは、ニッカンが
『川上がブレーブス入りで合意』との見出しで一番早かったですね。
憲伸自身もきょう11日に渡米し、
12日にアトランタ入りして、メディカルチェックを行う見込み。
その後の交渉が順調に進んでいけば、
いよいよ「メジャーリーガー・川上憲伸」が誕生することになりそうです。
それはさておき、
この日のメインは、新人選手の入寮。
きょう11日からの新人合同自主トレ開始を前に、
ナゴヤ球場に隣接する合宿所『昇竜館』に
正式に入寮することになっていますが、
この日、育成選手を含む7人が一気に入寮。
プロの世界での第一歩を踏み出しましたね。
中スポなどでもその話題が触れられていましたが、
一番フォトが多く、わかりやすかったのが、
公式カメラブログの『新人入寮』。
この日、東海大野球部のOB会に出席するため、
すでに荷物を運び入れていた岩﨑恭平を除く
8選手の入寮の様子を伝えていました。
この日の一番乗りは、
午前10時すぎに両親を伴って到着した伊藤準規でしたが、
その伊藤も含め新人選手たち、
今年も様々なものを運び入れたようで。
毎年恒例の話題にもなってきたりもしますが、
ドラゴンズの歴代の新人選手も、
05年中田(加湿器)、鈴木(木刀)を始めとして、
06年は、吉見(サプリメントとバランスボールなど)、
平田(ドカベンシリーズ約100冊など漫画本)、
新井(尊敬する金本らとのフォト)など。
07年堂上直倫(イチロー、兄との寄せ書きサイン)、
福田(高校時代からの丸秘野球ノート)、
浅尾(初めてのオーダーメードのグラブ)、
岩﨑達郎(93年から06年までのプロ野球名鑑14冊)
西川(金色の招き猫型貯金箱)、
そして昨年は山内(立浪の通算1000打点達成バット)
谷(アニメ『ドラゴンボールZ』のDVD約45巻)と
さまざまなモノを昇竜館に運び込んでいましたが、
今年の選手も思いも寄らぬ品を見せてくれました!
とりあえずドラフト1位から順にまとめておくと、
野本(水素水30本、駒大野球部の恩師、
太田前監督からの色紙「本当の出逢いに別れはこない」)
伊藤準規(高級エレキギター)
岩﨑恭平(ニトリのふとんとクッション)
高島(EXILEなどのCD・DVD30枚、『直球戦闘機』刺繍のグラブ)
岩田(真新しい「Dragons」の刺繍入りなど5つのグラブ)
小熊(中学時代のチームメートからの寄せ書き入りのバット)
井藤真吾(『危機感』)
加藤(朝が不安なため「目覚まし時計」)
小林高也(3本の黒いバット)
その中でもっとも
大きな扱いだったのは、
伊藤準規のエレキギター。
かつて佐藤亮太が
『投げるDJ』として、
話題になった記憶がありますが、
こちらはそれ以上の『投げるギタリスト』。
中学時代にバンドでボーカルもしていたそうで、
それ以来のリラックスアイテムとのこと。
顔がイケメンなうえ、野球ができて、ギターも弾ける。
まさにモテモテ男の極みじゃないかと、
ある意味とてもうらやましくもなりますが、
いずれはファンの前でギターを披露してくれればいいですね。
ただ今日からの本業はあくまでも『プロ野球選手』。
オンとオフを切り替えるためのギターだそうですが、
しっかりとオンのスイッチを入れ、練習に励んでほしいと願います。
一方、ドラフト1位の野本は、さすがは社会人。
それも出身である日通の単身パックで
荷物を運び込んだそうですね。
しっかりと恩返しするあたりは、抜け目がないなと。
さらに目を引いたのが、『水素水』。
疲労がたまりにくいとされる水素水を、
日通時代から愛飲しているそうですが、
そこに自分の体に投資するというプロの心構えが見えました。
落合語録でも「プロで長くやりたければ
自分の体に金をかけろ」というのがありましたが、
早くもそれを実践しているのは、ヨシでしょう。
またドラフト6位・小熊の寄せ書きバット。
黒のバットに様々な色で激励のことばが書かれていますが
こういうのが、けっこう元気付けられますよね。
昨年11月にヒジの手術を受けたため、
マイナスからのスタートとなる右腕ですが、
焦らずにじっくり調整していってほしいものです。
その他の選手もそれぞれ入寮を果たし、夜には入寮式。
そしてきょう11日からナゴヤ球場で
新人合同自主トレが始まります。
しばらくは『野球漬け』の日々が続くことになるでしょう。
部屋に戻っても、ヘトヘトでいることが多いでしょうか、
それでも『竜の門』を叩いたこの日の初心を忘れないでほしいなと。
誰が将来の竜の主力として、飛び出してくるかは、
まだまだわかりませんが、同じスタートラインに立った9選手。
しっかり気を引き締めて、頑張ってもらいたいなと思います。



野本選手の意識の高さに感嘆しました。
社会人出身とはいえ、ルーキーイヤーは
身体のケアまで頭が回らないと思うのですが、
日常で口にする水のことまで気を配って
いたとは……。ますます期待が大きくなりましたよ。
それにしても、伊藤投手……。楽器もこなせるとは
恐れ入りました。これで1年目から活躍したら、
まさにツッコミどころが皆無になりますよね(笑)。
投稿: ドライチ | 2009年1月12日 (月) 21時39分