« 森野フル出場へ変革トレ、体づくりにひと工夫。 | トップページ | 中田始動復活へのテーマと和田竜2年目の目標。 »

2009年1月14日 (水)

魂を込めて投げる、ブレーブス・川上憲伸誕生。

ついに『この日』がやってきました。
ドラゴンズからFAとなり、アメリカ・メジャーリーグの
アトランタ・ブレーブスと3年契約で正式合意した
川上憲伸が新本拠地ターナー・フィールドで入団会見に臨みました。
憧れだったメジャーについに挑戦することになった
『ブレーブス・憲伸』の第一声を紹介したいと思います。


◆ブレーブス・川上が入団会見=背番号11、「魂込めて投げる」
中日からFAとなり、米大リーグの
アトランタ・ブレーブス入団が決まった川上憲伸
13日、当地にある本拠地球場ターナー・フィールドで
記者会見に臨み、意気込みを語った。
3年契約で、地元紙によると2300万ドル(約20億5000万円)の契約内容。
背番号は中日時代と同じ『11』で、
ブレーブスとメジャー契約を結ぶ初めての日本人選手となった。
3年連続でプレーオフ進出を逃している同チームは
投手陣の整備を進めており、川上には先発として期待が掛かる)


◆川上憲伸
<アトランタ・ブレーブスへの入団が決定し、
本拠地球場ターナー・フィールドで記者会見。
冒頭でははにかみながら、英語で自己紹介>
「Hello! My name is Kenshin Kawakami.
Y'll call me 『KENSHIN』.
(私の名前は川上憲伸です。『ケンシン』と呼んでください)

わたしのピッチングは、魂を込めて1球1球投げることです。
それをこのアメリカの地でも実行できるように頑張りたいと思います。
その気持ちを一筆で書いて表してきました」

<力強い字で『魂』と書いた色紙を取り出し、意気込みを語る>
「僕は日本でプロ野球(生活)を始めてから、
さらに高いレベルで野球をしたいと思い、
そしてこのメジャーというレベルを目指して今まで頑張ってきました」

<入団の決め手は>
「(ブレーブスは)数年前から自分を見てくれていたし、
FA宣言して最初から最後まで一番熱心に、愛情を込めてアタックしてくれた。
その気持ちが親身なものだと思って、この球団に決めた」

<かつて『精密機械』の異名をとり、
このオフに引退を表明したグレグ・マダックスが目標だった>
「ブレーブスといえばマダックス。
(遊撃手から)投手に転向した高校(徳島商高)2年の時、
マダックスを見て、あれだけ制球がいいと、
あれほど楽な投げ方でいい投球ができるのだと分かり、
すごく彼にあこがれるようになった」

<アトランタの印象は>
「日本と同じような気候だし、人々がすごく温かい。
(球場は)マウンドは見ていないが、素晴らしいの一言。
ナゴヤドームが人工芝だったので、天然芝で素晴らしい雰囲気でした」

<スモルツ(レッドソックスへ移籍)が抜けた穴を埋められるか>
「スモルツ選手は偉大すぎますし、
僕が穴を埋めるというのは自信を持って言えませんが、
とにかく自分の最大限の力を出して、チームの力になっていきたいと思う」

<松坂(レッドソックス)が投げるというジャイロボールを投げられるか>
「僕にはジャイロボールがカットボールに見えるが、
カットボールなら僕も投げる」

<武器は>
「遅いカーブとカットボールが僕の中心の球になる。
まだアメリカで投げたことがないので、何とも分かりませんけど、
とにかくアメリカも、日本も逃げたら負けてしまうと思いますので、
逃げない気持ちで頑張りたいと思います」

<具体的な数字の目標は>
「数字を言うと、自分の中で変なプレッシャーになる。
(具体的な)数字よりも、1年間しっかり先発ローテーションを守りたい」

<中4日への不安は>
「慣れたらという問題ではない。
球数が制限されれば、安定してくるんじゃないかと思います」

<マダックスは打撃も得意です>
「僕も得意とまでは言いませんけど、
セ・リーグでやってきた環境をそのまま移せるかなというのはあります」

<同じナ・リーグのカブスに中日の同僚だった福留がいるが>
「(オフに)名古屋で何回かゴルフをしたが、
アメリカがどうこうという話はあまりしなかった。
同じリーグにいるのは少しは気が楽ですね。
(対戦の)チャンスがあれば頑張りたい。負けないように」

<アトランタで有名なファストフード店『Versity』では何を食べた>
「チーズバーガーとホットドッグです」


<会見を終えた心境は>
「会見が終わったので、ようやく決まったのかな、という気持ち」

<新しい環境への不安は>
「これだけ温かい、愛情のこもったコックス監督らに
見守られていると、何の心配もないと思う」

<コックス監督も会見に同席したが>
「コックス監督は(抗議などで)審判に退場を宣告された回数が
一番多いという印象があったんですけど、
全然優しい方で、すごく気軽に声もかけてくださいました。
身近に感じるし、優しい感じ」

<入団会見を終えて、正式契約を交わすと
球場内にあるクラブ『サントラスト』に駆けつける。
日本領事館主催で、100人以上の邦人に大きな拍手で迎えられ>
「こちらに来てから(日本語だけで話せるのは)初めて。ホッとしますね」

<記念撮影に応じ、次々と差し出されるブレーブスの帽子などにサイン。
スピーチであいさつし、再び大きな拍手を受ける>
「アトランタに来られて幸せです。
でも、これからは試合でいい結果を残していかなければなりません。
その時に皆さんの力がぜひ必要です。サポートをお願いします」
中スポサンスポ12時事通信123スポニチ12ニッカン123

<川上投手記者会見 動画>
◆Kenshin Kawakami is introduced in Atlanta - Video
(braves.com: Multimedia)


◆ダン・エバンス氏(川上の代理人)
<3年総額2300万ドル(約20億7000万円)の大型契約となったが>
「最初は入団候補が14球団あり、その後に4球団に絞った。
金額でいえばブレーブスの条件は最高額ではなかったが、
フィールド内外についての条件を考えると
アトランタがベストだった。住居は今後決める」
(東京中日、サンスポニッカン

◆花谷卓治氏(アトランタ総領事)
<川上のブレーブス入団会見に同席し、喜ぶ。
昨年9月に同職に就き、レンGMから相談を受けた際も、
日本のコミュニティーの充実度を説明>
「これまでの総領事がブレーブスに対して行ってきた努力、協力が、
たまたま自分の時に結実したのは幸運だと思う」

<会見後、球場内にあるクラブ『サントラスト』で
日本領事館が「ウエルカムパーティー」を主催。
アトランタの都市圏には約5000人の在留邦人、
約350の日本企業があるというが>
「(パーティー開催は)ブレーブスから直前に通知されたため、
アトランタ在留の皆さまに伝えたのはきのうだった。
出席したい人はもっと多くいたのですが…」
(東京中日、時事通信

◆オブライエン記者
(地元紙・アトランタジャーナル・コンスティチューション)
<通訳が『魂』を『soul』と訳すと、米国の記者たちはうなずいて感心。
さっそくハートをつかまれて>
「ナイスガイだ。何よりも個性がある」
中スポ

◇西川球団社長(中日ドラゴンズ)
<長年エースを張ってきた川上の門出を祝う。
所用のため不在だったが、広報を通じてコメント。
「数年前からメジャーへの憧れや夢を語っていた。
本人にとって非常に喜ばしいこと。
メジャーに活躍の場を移すことになるが、
中日ファンや野球ファンのためにも頑張ってほしい。健闘を祈ります」
スポニチ名古屋


◆フランク・レンGM(ブレーブス)
<入団が決まった川上についてコメント。
会見で『ユー(You)』を南部流フランクな言い方の
『ヤー(Y'all=You allの略)』にした川上の機転にうなる>
「チームに初めての日本選手を迎えられてうれしい。
(前夜)夕食をともにした。
きのう一緒に食事した時から、英語も予想以上にできると思った。
好印象ばかりだ。すぐ順応できると思う」

<川上の活躍なくしてチーム再建は達成できないと考えている。
日本人投手の1年目では07年松坂(レッドソックス)しか
到達していない『ノルマ「』“を課して>
「川上は06年に215イニング投げた。当然200イニング投げてもらいたい」
中スポスポニチニッカン

◆大屋国際スカウト(ブレーブス)
<川上獲得で尽力、入団決定の喜びに浸る>
「このチームで10年間働いてきて、やっと夢がかなったかなと思う」

<ブレーブスが日本人選手とメジャー契約を結ぶのは今回が初めて。
一昨年に就任したレンGMが日本人選手の技術の高さを
重視する姿勢のため、チームの方針が変わったという>
「若い選手の発掘にこだわってきたけど、こういう結果になって驚いている」
(東京中日、時事通信

◆チッパー・ジョーンズ(ブレーブス)
<ブレーブスの主砲も川上の入団を歓迎。高い期待を寄せて>
「川上が先発ローテの真ん中にいて、
登板ごとに7回をきっちり投げて試合をつくってくれれば、
ブレーブスの人気者になること間違いない。
心配なのは、中4日の登板にどう順応していくかということだけ。
これまでに野茂、伊良部や松坂など、とてもいい投手と対戦してきた。
斎藤隆や佐々木もいい結果を残しているから、
日本人投手がメジャーでも活躍できることは、すでに証明済みだ」
(東京中日)

◆ボビー・コックス監督(ブレーブス)
<入団会見に同席し、川上についてコメント。
投球の映像を事前に見た上で言い切る>
「チームは先発投手の補強が急務。川上が来てくれてうれしい。
映像を見たが、投げ方がスムーズで制球が素晴らしい。
投手は制球と緩急の使い方に尽きる。球速は問題ではない。
川上はあのカーブが魅力的。早く(実際に)ピッチングを生で見たい。
先発の何番手で起用するかは、キャンプで見極めてから決めたいと思う。
とにかく1年間、ローテーションを守ってほしい。
それができれば2ケタは勝てる投手だ。
(元ブレーブスの)マダックスは制球力と緩急があるが、
川上もたくさんの球種をうまく制球できるし、スピードも変えられる。
マダックスのようになれるし、2ケタは勝てる」
時事通信12スポニチニッカン


◆Braves introduce Kawakami to Atlanta
Japanese right-hander signed to three-year contract

(braves.com: News)
◆Braves land Japanese ace Kawakami
Acquisition of 33-year-old right-hander could help pursuit of Lowe

(ajc.com=The Atlanta Journal-Constitution)

◆川上の入団を発表 ブレーブス、背番号「11」(共同通信社)
◆川上、上原超える3年2400万ドルで契約(ニッカン)
◆「魂」で戦うメジャーの舞台=
決め手はブレーブスの熱意-川上・米大リーグ
(時事通信)
◆川上、マダックスにあこがれて(時事通信)
◆憲伸、鬼門の背番号選んだ 「11」に決定、きょう入団会見(中スポ)
◆憲伸がブレーブスと3年契約で合意 背番号は「11」(スポニチ名古屋)
◆ブレーブスが川上の入団発表 3年20億円契約(毎日jp)
◆大リーグ:川上、野外球場への順応が課題に(毎日jp)
◆ブレーブス球団小史=米大リーグ(時事通信)


川上憲伸アトランタ・ブレーブスと3年契約を結び、記者会見。
新たな本拠地となるターナー・フィールド決意表明をしましたね。

「CALL ME KENSHIN」ちょうどNHKの昼のニュースで
憲伸の入団会見の様子を
見ていましたが、
レンGMコックス監督にはさまれ、
真ん中に立つと、
GMの手には、
アトランタの帽子とともに、
慣れ親しみ、そして新天地でも着ける背番号『11』のユニホームが。
プレス撮影のために目の前に出されると、満面の笑顔
そして「ハロー、マイネーム・イズ・ケンシン・カワカーミ」から始まって、
『Y'all call me KENSHIN(ケンシンと呼んで)』といった、
英語でのスピーチもなかなか決まっていましたね。

さらに日本語で語った、
「わたしのピッチングは、魂を込めて1球1球投げることです。
それをこのアメリカの地でも実行できるように頑張りたい」


僕ではなく「わたし」と言ったのも印象に残りましたが、
『魂を込めて投げる』 
その言葉に、憲伸らしさ強い意気込みを感じましたね。
また自らを「地味」と評していながらも、
『魂』と書した色紙という、アイテムを持ってくる辺りとは、
なかなかやるじゃないかと。
またその他の記者会見からのコメントでも、
「アメリカも、日本も逃げたら負けてしまうと思いますので、
逃げない気持ちで頑張りたい」

この辺は、気持ちで投げてきたエースの信条そのもの。
「頑張ってくれよ!」と、画面に向かってゲキってしまいました。

契約内容なども、奇しくも同じ日の発表になった
上原浩治(巨人-オリオールズ)の条件をかなり上回り、
代理人の仕事ぶりと、周囲の期待の大きさを感じますが、
まずは自身の力を信じて、自ら望んだ世界へ向かっていってほしいなと。
投手王国再建に向けて、最大限のベストを尽くして、
アトランタの、そして日本の憲伸ファンを沸かせてほしいと願います。
頑張れ、アトランタ・ブレーブス 川上憲伸!




コメント

憲伸投手、無事に記者会見を終えてホッとしました。
笑顔も多かったですし、比較的リラックスして
臨めたんじゃないかなと思います。

それにしても、『魂』の色紙には驚きましたが、
ものすごく勢いのある書体に、今後への
強い意気込みが感じられて嬉しかったです!

<PS>
似たような書体の『魂』グッズ、探してみます(笑)。

この記事へのコメントは終了しました。

フォト

ST観戦試合一覧

インフォメーション

STブックマーク

無料ブログはココログ