岩瀬始動攻めの投球取り戻すとチェンWBC辞退。
ドラゴンズの守護神・岩瀬仁紀が
この日、毎年恒例となっている
鳥取市内のジム『ワールドウイング』で始動。
到着後さっそくトレーニングを行い、充実した表情。
11年目となる今季は、攻めの投球を取り戻す構え。
直球とスライダーを磨き、真っ向勝負を宣言しました。
その他、鳥取トリオである山本昌、清水昭信。
さらにチェンWBC辞退の意向など、1月9日のドラゴンズの話題を。
ドラゴンズトピックス(9日)
◇岩瀬仁紀
<毎年恒例となっている
鳥取県鳥取市内のジム「ワールドウイング」で始動。
この日夕方に鳥取に到着すると、そのまま約1時間、
軽めのトレーニングで体を動かし、充実した表情>
「ここに来ると始まるなという気持ちにさせられますね」
<昨季は日本代表として北京五輪に出場しながら、
史上初の10年連続50試合登板を達成。
シーズン終了後は『疲れがどっと出た』そうだが、
ゆっくりと体を休め、疲労も解消。
疲弊し切っていた昨年より、はるかに手応えを感じている様子>
「憂うつなときもあるけど、今年は全然違う。
しっかりやらないといけない気持ちになっていますけど、
気持ちの中では去年よりもいい。
去年はキャンプも空元気だったけど、
自分の自身の中で、今年の方ができるんじゃないかと、
いう気持ちはあるんじゃないですかね。
(去年は)疲れがたまって、動いているように見えても
中身が伴っていなかった」
<マウンドでは、攻めのピッチングを取り戻すつもり。
昨年は右打者の外角低めに『逃げる』投球を試みた時もあったが、
オフの休養を糧に今季は真っ向勝負を宣言>
「右打者の内をしっかりつけないと始まらない。
真っすぐとスライダーをきちっとやりたい。
かわすのはいつでもできる。
ことしはなるべくかわさないピッチングでいきたい」
<そのうえで目標に自身の持つプロ野球記録更新を掲げる。
11年連続50試合登板と5年連続30セーブをを口にして>
「最低限の目標だし、どうなるかは分からないけど、
それができればいいかなと思う」
<きょう10日からは投球を含め、本格的な練習を始めるが、
球界を代表する守護神が、いよいよ戦闘モードに入る>
「あとはどれだけ(体調が)戻っていくか。
相当な覚悟もいるし、気持ちも体もしっかりとやりたい」
(中スポ、共同通信社、スポニチ名古屋、ニッカン)
◇山本昌
<前日から「ワールドウイング」で自主トレを開始し、
この日はキャッチボールで今年の初投げを行う。
鳥取市営美保球場での大ベテランの『投げ初め』は、好感触。
左腕の感触を確かめると、自然と笑顔に。
昨年末も軽く投げたことはあったものの、
本格的に投げたのは約1カ月ぶりだったが>
「きょうは気持ち良く投げられた。ホント、よかったよ」
(山本昌公式HPエッセイ・路傍の一球
「第159話今年も記録更新!?」、中スポ)
◇清水昭信
<5日から「ワールドウィング」で自主トレを行っているが
この日新しい“魔球”習得に取り組んでいることを明かす。
その名は『ワールドウィング13号&17号』。
考案した同ジムの小山代表に握りとコツを教えてもらい、
習得にはほど遠いが、しっかりと頭にたたき込んだ>
「まだ1日しか試していないので、
どうなるか分かりません。まだまだです」
<2種類の新球については>
「(17号が)タテに落ちるような感じ。(13号は)少し戻るイメージ」
<手応えがあるのは落ちる方のよう。
実は出世の足掛かりになったのも魔球だった。
その名は『ワールドウィング8号』。
普段は「スプリット(SFF)」と呼んでいる微妙に沈む球だが、
同ジムで伝授され完ぺきにマスター。
とんとん拍子に階段を上がった。この『8号』も改良していく>
「ちょっと試行錯誤して変えたい」
<「ワールドウィング」門下には
山本昌、岩瀬という中日の大先輩2人がいるが、
自身は名城大時代にインターネットで調べ、
単身入門。それからもう5年になる>
「ワンポイントだけでも、『ここを忘れてるぞ』とか、
体のズレ的なことを教えてもらうだけで、それだけでも違う。
いい感じに進んできていると思います」
<今年は背番号が「64」から『12』になるなど、
背中も、周囲の期待度も大きくなった>
「先発でもリリーフでも、チームに貢献する」
(中スポ)
◇平田良介
<東京都内の東京ガスグラウンドで
大阪桐蔭高の先輩である千葉ロッテ・西岡、
後輩の北海道日本ハム・中田らと合同自主トレをスタート。
西岡、中田との共同インタビューでリクエストされた
今年の目標は『全試合出場』。
いつも通りの笑顔ではあったが、
色紙に書き込んだ目標に強い意志が込められていた>
「これくらいしないとダメでしょ。今年は。
1軍の移動とか試合とか、去年で分かった。
今年はスタメンで出られるように頑張ります」
<昨年はプロ初本塁打を含めて、
59試合で打率.268と結果を残したが、
レギュラーを獲得して全試合出場できるだけの実力はまだない。
昨年は母校で行った『大阪桐蔭組』の自主トレだったが、
今年は中田に加えて、第一線でバリバリ活躍する先輩、
西岡の背中を見ながら都内で鍛えることになる>
「先輩や後輩から学ぶことはすごく多いと思う。
西岡さんからはすべて吸収したいですね」
<そして選んだもう1人の師匠が福岡ソフトバンクの城所。
学年で2つ上の外野手は全国的には無名だが、安定した守備力。
今回宿泊するホテルの部屋は隣で、積極的に教えを請うという>
「外野の守備がすごくうまいんです。
ボクのステップはぎこちない。いろいろ吸収したい」
<この日はアップ、キャッチボール、ノックなどで汗を流す。
昨年の秋季練習で右太もも肉離れで途中リタイア。
キャンプは2軍スタートが決定しているが、前向きにとらえている>
「(右太ももは)もう大丈夫です。問題はない。
去年も読谷スタートでしたから。
しっかり力を蓄えて、実戦で結果を残したい」
(中スポ、サンスポ、共同通信社)
◇英智
<ナゴヤ球場で始動。室内練習場を走り、
ウエートトレーニングと合わせて90分汗を流す。
岐阜県羽島市の実家には2日に帰省し、
初詣で同県揖斐川町の谷汲山華厳寺へ出かけたという。
年始の抱負を聞かれると、平常心で過ごすシーズンを強調>
「例年と特に変わらず、いつも通りに」
(東京中日)
◇柳田殖生
<1年定着を狙う4年目が、
ナゴヤ球場では年明け初めてとなる練習を行う。
年末年始は母校の京都・福知山商高で
体を動かしていたとあって、コンディションは上々のよう。
いきなりノックやマシン打撃に取り組み>
「これまでになくいいオフを過ごせている。今年こそ勝負をかけたい」
(東京中日)
◇チェン・ウェイン
<3月の第2回WBCの台湾代表候補に選ばれていたが、
この日中華民国棒球協会に、出場を辞退する意向を伝える。
球団も週明けに文書で出場辞退を伝える予定。
当初は出場に意欲を見せていたが、理由を説明>
「選ばれたのはうれしいですけど、
WBC出場には肩やひじの状態が思わしくないので難しいと思います。
3月はまだ寒いし、シーズンのほうが大事」
<名古屋の冬の寒さが、その心を決めさせた。
この日の名古屋は3月下旬並みの最低気温5度。
室内練習場で鈴木をパートナーに
キャッチボールやダッシュで体を温めたが、
台湾より5度も低く、不安を口に>
「寒いところで動いて体の悪いところがよく分かりました。
(06年秋に手術した)ひじの状態が少し怖くなりました」
<痛みも、違和感もないが、
それでもどちらかを選ばなければならないなら、ペナントをとる。
今年は先発ローテ定着を目標に掲げて>
「WBC出場とペナントの両立は難しい。
WBCで故障して帰ってくるのだけは避けなければ…。
今年一番大切なのは1年間先発で活躍すること」
<もちろん故郷を裏切るわけではない。
調整の不安を完全になくしてマウンドに立ちたいというのが結論。
この日、ナゴヤ球場の屋内練習場で自主トレを再開し、
ランニングやキャッチボールなど約3時間のメニューを消化。
8日に来日するまで、母国でも走り込みなどを行っていたという>
「WBCに出たい気持ちも強かった。
でもWBCは3月。こっち(ペナント)は開幕まで時間もある。
下半身の使い方を磨いて、
コントロールを磨くことに重点を置きたい。
今年は先発で10勝以上することが目標です」
(中スポ、スポーツ報知、共同通信社、ニッカン、デイリー)
◇岩田慎司(ドラフト5位)
<入寮日のきょう10日を前に、
この日名古屋市内の合宿所『昇竜館』を訪れ、
荷物を運び入れるなどして、プロ生活の準備を進める。
住まいとなるのは昨年までチェンが住んでいた『409』号室。
『ゲンのいい』門出にその顔がほころんで>
「そうなんですか。うれしいですね。出世部屋にしたい」
<真新しい「Dragons」の刺繍入りグラブを
合計5つのグラブを持参したが、早速サプライズも。
ナゴヤ球場で練習を終えたチェン本人と合宿所でばったり。
『頑張れよ』と激励されて、感謝しきり。
1年上の左腕にあやかるべく、野球漬けの日々が始まる>
「思っていた以上に体が大きいですね」
(カメラブログ、中スポ)
◆高橋氏が韓国LGコーチに(中スポ)
(昨季まで中日コーチを務めた高橋三千丈氏が、この日、
韓国プロ野球のLGツインズと契約し、1軍投手コーチに就任した。
高橋氏は中日を退団後、韓国で行われていたLGの秋季キャンプに参加。
同キャンプ終了後に内定を受けていた)
◆憲伸はブレーブス!! 大筋合意で週明けにも渡米へ(中スポ)
(FA宣言し、大リーグ球団と入団交渉を続けていた川上が
8日(日本時間9日)、アトランタ・ブレーブスと大筋で合意に達した。
川上に近い関係者が明らかにした。週明けにも渡米し、
身体検査後にアトランタで正式契約、入団会見を行う見込み。
日本選手がブレーブスとメジャー契約を結ぶのは初めてで、
先発の2、3番手として期待されている。
川上の契約額は現時点で不明だが、メジャー1年目の昨季に
9勝10敗、防御率3.73の成績を残したドジャースの黒田博樹の
3年総額3530万ドル(約32億円)に匹敵する額を求めているとされ、
現在は最後の詰めとなる交渉を継続している)
今朝の東京中日の見出しが『さらば!!憲伸』。
いまさら「さらば」もないだろうとも思いましたが、
いよいよ新天地と合意間近となったようですね。
そのチームとは、アトランタ・ブレーブス。
中スポでも「大筋で合意に達した」と伝え、
憲伸自身も週明けにも渡米するようです。
年明けに一気に移籍先の候補として、
浮上してきた感のあったブレーブスですが、
得てして本命というのは、後々から出てくることもありますし。
獲得したいという熱意と、先発ローテの確約、
そして打席にも立てるというのが、決め手となったのかも。
まだ正式に絞ったわけではないそうですが、おそらく決まりと思われます。
一方、日本のドラゴンズの話題からは、
大阪桐蔭トリオの『好奇心』ではなく、
鳥取のワールドウィングトリオの方に触れたいなと。
5日から現地でトレーニングを行っている清水昭信に、
前日8日にやってきたベテランの昌さん、
そしてこの日鳥取入りして、即始動となった守護神・岩瀬。
元・中日の正津(埼玉西武)もいるそうで、
これで昌さん曰く「オールキャストが勢揃い」となったもよう。
そのなかでこの日が始動となった岩瀬ですが、
昨季の疲れもだいぶ取れたようですね。
始動としては、昨年よりも動けていないようですが、
その「動けなさ」が逆に手応えに繋がっているそうで。
その守護神が今季のモットーとして挙げたのが「攻めの投球」。
真っすぐと宝刀・スライダーのキレを本来のものに戻し、
押す投球をしていきたいと、意気込みました。
史上初の
10年連続50試合登板を
達成した守護神。
11年目となる今季、
まさに原点回帰。
持ち味であるストレートと
スライダーのコンビネーション。
そのキレを取り戻していくというのは、良い姿勢だなと。
まだまだ34歳、かわしてばかりでは厳しいですし、
やはり攻めの投球こそが、ストッパーとしての成功の秘訣。
疲れも取れつつある今季、鉄腕において、
さらなる進化が見られることになるかもしれませんね。
ただそのためには、この鳥取でいかに調整して、
コンディションを上げていくことができるか。
やはり勤続疲労という部分が心配ではありますが、
まあ岩瀬に関しては、故障さえしなければ、
開幕にきっちり合わせてさえくれるものと信じています。
『鉄腕製造工場』ともいえるワールドウィングで、
動き出した背番号13を今季も見守っていきたいと思います。
その他の話題としては、
ナゴヤ球場で自主トレを行ったチェンですが、
悩んでいたWBC台湾代表候補について、
辞退する意向を示したようですね。
「WBC出場には肩やひじの状態が思わしくない」そうで、
今月半ばにも名古屋市内の病院で検査を受ける予定。
検査結果を待って、正式に辞退を申し入れる方向となりました。
これでドラゴンズは、日本代表候補に挙がった5選手が辞退。
さらに台湾代表のチェンが今回辞退したことで、
再び「なお、WBCについては候補に挙がった中日の選手が…」
となってしまいましたが、ただそれよりも
「肩やひじの状態が思わしくない」という部分が心配ですね。
自主トレも行っていますし、それほどではないと思われますが、
キャンプまでに不安な部分をケアしてほしいなと。
昨季7勝を挙げ、今季は2ケタ勝利を目標に掲げるチェン。
チームとしての期待も大きいと思われます。
迷いを吹っ切ったことで、キャンプに専念。
しっかりと開幕までに状態を上げてくれることを願います。



昌投手も岩瀬投手も、気持ちよく始動できて
良かったです。おふたりに関しては、調整は
すべてお任せですから、怪我なく順調に
開幕に合わせてくださいと言うだけですよね。
チェン投手のWBC辞退は予想外でした。
かなり悩んだと思いますが、決めたからには
きっちりと身体をケアして、ペナントレースに
専念していただきましょう!
投稿: ドライチ | 2009年1月12日 (月) 21時31分