« 落合竜きょう紅白戦、全員サバイバルの幕が開く。 | トップページ | キャンプ初めての休日とベテラン昌長寿の秘訣。 »

2009年2月 9日 (月)

明暗分けた紅白戦、竜キャンプ第1クール終了。

ドラゴンズ沖縄キャンプは、第1クール8日間の最終日。
北谷球場では、今キャンプ初となる紅白戦が行われました。
1軍投手陣のほとんどが、1イニングずつ登板。
一方の野手陣も、注目の選手が続々出場した一戦。
5本塁打が飛び交う予想外の乱打戦は、
投打それぞれに明暗が分かれる結果となりました。
その紅白戦を中心に、この日のドラゴンズの話題を。

◇中日紅白戦
(8日・北谷公園野球場)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9  R
紅 組
白 組
[本] 井端、岩﨑達郎(以上紅)
    中川、デラロサ2(以上白)
[バッテリー]
(紅)久本、ネルソン、浅尾、チェン、高橋、吉見、
清水昭信、長峰、赤坂 - 小山、前田

(白)小笠原、金剛、朝倉、パヤノ、中田、川井、
佐藤亮太、山内、岩田 - 前田、小田

◇紅白戦スタメン
【紅組(ビジター)】   【白組(ホーム)】
1 (中)藤井       1(左)中川
2 (二)井端       2(中)野本
3 (右)イ・ビョンギュ  3(三)森野
4 (左)和田       4(一)ブランコ
5 (三)小池       5(右)中村一生
6 (一)新井       6(遊)デラロサ
7 (捕)小山前田)   7(捕)前田小田
8 (遊)岩﨑達郎    8(二)澤井

ドラゴンズトピックス(8日)

◇中田賢一(白組・5番手)
<キャンプ第1クール最終日、北谷球場で
初の紅白戦が行われ、投手は岩瀬を除く北谷組全員が登板。
白組5番手で登板し、1イニングを2奪三振のパーフェクトと
抜群の仕上がりを見せる。完ぺきかつ、強烈なインパクトの快投に>
「ブルペンではわやくちゃ(全然だめ)だったんです。
どうなるかと思ったけど、ゲームにいったら良くなったんです。
今のところいい感じでいってるので、これを継続していきたいです」

<ドッシリと安定した投球。
背景には地道に続けてきたフォーム修正と大先輩の助言が>
「体が開かないように、重心を後ろに残して投げるフォームを
練習しているんですけど、きのう杉下(臨時コーチ)さんから
ちょうど同じことをアドバイスしていただいたんです。
それを意識してやっているんですけど、いい感じで投げられました」

<持ち味と言えば、やはり快速球。あの『暴れ馬』が復活の気配>
「いい感覚、ありましたね、きょうは。
まっすぐが思ったよりよかった。
これからどんどん実戦が増えるし、いつもより早めに仕上げている」

<実戦で威力を発揮した新フォームを固めるため、降板後もブルペンへ。
160球投げ込み、この日1日で計230球も投げた。
エースの称号には無関心だが、地盤固めは着々>
「自分のやることをやるだけです」
中スポおおさか報知

◇吉見一起(紅組・6番手)
<開幕投手候補の1人が順調な仕上がりを見せる。
低めに速球と変化球を集め、
危なげなく1イニング打者3人を、1奪三振無失点。
わずかな制球ミスを反省したが、ほとんどミットの構え通り>
「まだ思ったよりも真ん中に入ることがあるので、
その辺は気を付けていかないといけないところ」
(中スポ)

◇久本祐一(紅組・先発)
<紅組先発は先頭の中川以下、ドラフト1位新人の野本、
主力の森野から3者連続三振を奪い、ぴりっと引き締める>
「結果よりも、球の回転やフォームのバランスに気をつけて投げた。
ひじの不安なく投げられた。これからも継続していきたい」
毎日jp

◇小笠原孝(白組・先発)
<紅白戦の『開幕投手』を務める。
北谷組投手の最年長ということで、白組の1番手で登板。
1イニング、わずか8球で打者3人を仕留める。冷静に自己分析>
「まだちょっとボールが高いので、第2クールの課題です」
(中スポ)

◇浅尾拓也(紅組・3番手)
<紅組の3番手で登板、1イニングを無失点に抑える。
先頭の前田に中前打を打たれたが、
続く澤井の投前バントをさばき、二塁封殺>
「ヒットは打たれたけど腕は振れていた。
第2クールは変化球を投げていきたい」
ニッカン

◇マキシモ・ネルソン(紅組・2番手)
<1イニングを無安打2奪三振無失点と順調な仕上がり。
球団スコアラーのスピードガンは故障していたが、
間違いなく登板全18投手の中で一番のスピード。
角度のある直球、精度を上げたスライダー、十八番のフォーク。
課題の制球もまずまずで納得顔>
「きょうは自分でもよく投げられたと思うよ。
ストライクを投げることを意識したけど、内容はよかった。
三振を奪ったのは2つともスライダー。もっと調子を上げていきたいね」
(中スポ、デイリー

◇ネルソン・パヤノ(白組・4番手)
<初の紅白戦登板で、1イニングを無失点。
実戦で初めて変化球を披露。3番のイ・ビョンギュを
見逃し三振に仕留め、4番の和田からは空振りを奪う。
また2死から出塁した和田がけん制であわやアウトになる場面が2度。
打者5人に1安打1四球を許したが、周囲からは高評価。
セットポジションでの静止時間が短く、ボークを取られたのはご愛敬>
「自覚しているので、これからしっかり直していきたいですね」
(中スポ、おおさか報知

◆樽見スコアラー(巨人)
<紅白戦に登板したパヤノについて警戒心を強め>
「真っすぐがピシッと伸びる感じ。
リリースポイントが見づらい。打者が差し込まれていた。
(巨人が苦手にしている)チェンと比べても遜色ない。
クイックもできるし、器用ですね」
(中スポ、おおさか報知


◇朝倉健太(白組・3番手)
<1イニングを3安打3四球4失点と大失態を演じる。
内角を突くシュート投手にとって
心理的に不利に働いたことは否めないが、
球がすっぽ抜けるシーンが多く、
2つの押し出し四球も。散々な結果に肩を落とす>
「シュートが抜けるというのはなかったけど、
相手が味方なので、投げづらかった。
シュートに多少遠慮があった。
シュートが見られた後の外角の真っすぐ、
スライダー、フォークが決まらなかった。直球や変化球は決めないと」

<投球後はブルペンに直行、132球を投げ込んで修正に努める。
前向きに話したが、今のままでは苦しい>
「あまりにもひどかったので修正しないと。
早い段階で課題が見つかったのは良かった」
(中スポ、おおさか報知スポニチ名古屋

◇田中監督付スコアラー
<スピードガンの故障で球速は計測されなかったが、
球威も欠いた朝倉のストレートは>
「たぶんMAX135キロ前後」
スポニチ名古屋

◇岩田慎司(ドラフト5位・白組・9番手)
<ルーキーが紅白戦でいきなり『洗礼』を浴びる。
9回に登板、緊張からか制球に苦しみ、
ストライクを取りにいった甘い球を
岩﨑達郎、井端に本塁打され、その後も2四球を与える。
1イニング打者8人に対し、2三振を奪ったものの
2本塁打を含む3安打2四球で2失点。
自分の投球ができず、ほろ苦い結果に終わった実戦初登板に>
「緊張しました。ブルペンで投げるようにはいかなかった。
置きにいったり、甘く入ると(スタンドに)持って行かれる。
コントロールとテンポを意識したいですね」
(中スポ、おおさか報知共同通信社

◇チェン・ウェイン(紅組・4番手)
<順調に2死まで取った後、平凡な三ゴロ。
しかしこれを三塁の練習を始めて間もない小池が失策(高投)。
直後デラロサに2ラン本塁打を浴びる。
1イニング2失点、自責ゼロながら反省>
「デラロサの本塁打も真ん中に入ってしまった。
ストレートが真ん中に行ってしまう。
右打者のインコースにもっと厳しいストレートを投げないと」
(中スポ)

◇山内壮馬(白組・8番手)
<すべてのメニュー終了後、三輪ブルペン捕手の防具を身に着け、
サブグラウンドで地獄ノックの洗礼を浴びる。
直前の紅白戦でイ・ビョンギュに股間を抜かれる中前打を
打たれたことを受け手の臨時特訓。
森コーチが放つ手加減なしの猛烈な打球に、被るマスクが飛ぶ。
見守る選手から『トンネル王子』と冷やかされながら約20分のノックに>
「こんな練習は初めて。痛いッス」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<散々だった朝倉の2軍降格を否定、復調を辛抱強く待つ構え>
「四球を出したことは最悪だが、本人も自覚している。
今の段階ではまだ結果は求めない」

<外国人1軍枠。まずは一歩前に出たネルソンについて>
「必死でやろうという姿勢は見える」

<キャンプ初の紅白戦を受け、
じっくりと投手陣の実力を見極める方針を示す>
「(入れ替えを)考えたくもないけど。
(ケガなどで)自分から下に落ちていくやつは別だけど、
(第3クール最終日の)22日まではこのメンバーでと思っている」

<今後の予定について、実力を見極めるためのプランを明かす>
「1軍を2つのグループに分けて、
若い選手は18日の練習試合(韓国LG戦・北谷)に投げて、
22日の練習試合(韓国LG戦・北谷)は残りの選手に投げさせたい。
20日(練習試合=韓国サムスン戦・北谷)は
カバ(佐藤充)とか中里とか下の選手を投げさせる。
3月(3日から8日のオープン戦)の
ナゴヤドーム6連戦では全員を投げさせたい」
(中スポ、おおさか報知スポニチ名古屋デイリー


◇トマス・デラロサ(白組6番・遊撃)
<北谷球場で行われた紅白戦でパワーをアピール。
4回2死三塁からチェンの直球を左翼席に運ぶと、
9回無死には赤坂の直球を左越えソロ。2本塁打3打点と結果を残す>
「強くたたくことだけ考えた。強くたたけば何かが起こる。
最初の試合で結果を残せて満足しているよ。
今年もチームに貢献できるよう頑張っていきたい」

<野手ではイ・ビョンギュ、ブランコと外国人枠を争うが>
「それは気にしていない。ベストを尽くすだけだ」
中スポニッカン

◇イ・ビョンギュ(紅組3番・右翼)
<来日3年目が貫禄の猛打ショー発進。
3回1死一、二塁から先制点となる中前適時打を放つと、
8回1死から中前打、9回2死から右前打と計3安打でアピール。
過去2年以上の成績に向けて好感触>
「3安打? 投手はまだ仕上がっていない状態だからね。
センター返し? 意識的にそうしているわけじゃないけど、
自然とそうなっているね」
中スポ

◇中川裕貴(白組1番・左翼)
<9回、赤坂からバックスクリーン左に運ぶ本塁打。
7回には、清水昭信からも右中間に三塁打。
この日合わせて7塁打&3打点のデモンストレーション。
今キャンプはかなり大きめのオープンスタンスに取り組んでいる。
転機は昨年の秋季練習。左肩が内側に入る悪癖を見抜いた
立浪兼任コーチに『相手投手におまえの背番号を見せるな』と言われ、
肩が入るのなら、あらかじめ開いておけばいいと変更。
すると内角がさばけ、バットの軌道も驚くほどスムーズになった>
「立浪さんのひと言で考えが変わったんです」

<北谷で『ドラフト1位』の肩書をもつ10人のうちの1人。
才能はあるが、病院との縁が切れなかった5年間。
右肩にメスを入れ、リハビリを経た昨季、ようやく2軍で3打席。
今は違う。開幕28人を争うラインに立っている>
「去年の今ごろは1時くらいから
プレハブ(トレーニングルーム)にこもっていました。
日に焼けることすらなかったし、オレは何しに沖縄に来たんやろって…」
中スポ

◇荒木雅博
<紅白戦は欠席、9回赤坂と対する中川を見つめて>
「こいつがいつか内野に戻ってきたら、オレも危ないんだよなあ」
中スポ

◇岩﨑達郎(紅組9番・遊撃)
<3回無死からの右前打を皮切りに、7回2死から左前打、
9回1死からの左越えソロの計3安打とバットで猛アピール。
7回には盗塁も決めて、走攻守で奮闘。
二遊間は荒木、井端がいるだけに、
レギュラーの壁は高いが、虎視眈々と力をつけていく>
「打席では強く振ることを心がけていますが、
きょうはそれができていたと思います。本塁打はその結果ですね」
(中スポ)

◇藤井淳志(紅組1番・中堅)
<3回無死一塁、朝倉からバスターで二塁の頭上を越える右前打。
スイッチ再挑戦後、左打席での記念すべき初安打をマーク。
しかし実は直前の初球に『待て』のサインを間違えてバント(結果は失敗)。
この日は6打数1安打、反省点もあるが、
それでも中堅のレギュラーを狙う自身にとって大きい一打だった>
「その前にサインミスをしていたんで、素直には喜べません。
バットの先っぽでしたし。でも、打った相手は一線級。
まだまだですけど、ホッとした面はあります」

<持ち味の足も見せつける。
8回1死、9回2死とそれぞれ紅組の3番・イ・ビョンギュが
安打を放つと特別ルールの『臨時代走』として一塁へ。
どうみても走るケースで8回が初球、9回が3球目と
相手投手のモーションを盗んでスタートを切り、二盗を成功させる。
平然と成功を振り返って>
「あの場面は成功させないと」

<スイッチ打者としての一歩目は刻んだ。
ライバルの存在は気になるが、我が道を進んで結果を待つ>
「きょうは凡打の中にも内容はありました。
これから1つ1つ課題をクリアしたい」
中スポ


◇野本圭(ドラフト1位・白組2番・中堅)
<ドラフト1位新人の実戦デビューはホロ苦。
白組の2番中堅でフル出場したが、5打数無安打で3三振。
甘い球を見逃すシーンが何度も見られ、反省>
「積極的に打つのが自分のスタイルですが、
手が出なかった。迷いがありました。
次は頭の中で整理して打席に立ちたい。
もう一回チャンスをいただければ、結果を出したい」
中スポ

◇トニ・ブランコ(白組4番・一塁)
<新外国人の初実戦は、2三振を含む5打数無安打。
結果は残せなかったが、8回の第4打席ではあと数センチで
本塁打となる左翼ポール際への大ファウルでスタンドを沸かせる>
「あれはバットの先っぽだったね」

<守備面ではボールに食らいつく。
6回、三塁ゴロを森野が捕って一塁へ。
送球はワンバウンドになったが、
逆シングルでうまくすくい上げると、スタンドから拍手が。
日本での実戦デビューを終え攻守に渡って反省しきり>
「守備では(難しい送球を)一つ捕って、一つ後逸してしまった。
打撃でも日本の投手は直球もいいし、変化球のコントロールもいい。
日本の投手はやっぱりレベルが高いね。
これからは試合でタイミングをつかんでいきたい」

<環境の違う日本でのゲームに戸惑いを隠せず。
対策として試合に出場しながら、日本の野球に慣れていくことを誓って>
「これからすべての試合に出たい。そうやってリズムをつかんでいきたい」
中スポニッカン


◇井端弘和(紅組2番・二塁)
<二塁にコンバートされたが、初の実戦で『肩透かし』。
スタメン出場したが、二塁へのゴロは一度もなく、
苦笑いを浮かべたが、
バットではスタンドで見守っていた明子夫人にアピール?
5打席目まで無安打も6打席目の9回2死から左翼へアーチを架ける。
カウント0-3からストライクを取りに来た甘い直球。
コンパクトなスイングで狙いすまし、ルーキー・岩田にプロの厳しさを教える。
試合後に荒木とともに受けた落合監督のノックも軽快にさばいて>
「まだ実戦でボールが飛んできていないから分からないね」
(中スポ、おおさか報知ニッカン

◆河野明子アナウンサー(テレビ朝日)
<井端夫人は北谷球場のスタンドで紅白戦を見守る。
東京での多忙な仕事の合間を縫ってのプライベート観戦>
「休みの日はできるだけ来たいと思います。
毎週土曜の朝に来て、日曜の夜に帰ります」
ニッカン

◆岸本耕作さん(ミズノ社・グラブマイスター)
<先日、北谷球場をグラブづくりの名人が訪れる。
目的は荒木と井端のコンバートの『アシスト』。
荒木の遊撃用、井端の二塁用の新グラブの使い心地を
チェックするために沖縄を訪問。
現状、大きな問題もなく好感触だという>
「大変なのはこれからだと思います。
実戦的な動きの中でいろいろと(グラブの)問題が出てくるものですから」
(中スポ<ドラ番記者>

◆吉年スコアラー(広島)
<紅白戦をネット裏で偵察して>
「中田くんはすごく良くなっている。
体が(前に)突っ込まなくなっている。
(登板した投手で)一番いいんじゃないですか。
藤井君は足もあるし、スタメンで出てくると怖い存在ですよ」
中スポ

◆みのもんた(タレント)
<沖縄・北谷の中日キャンプを訪れる。
同キャンプは3年連続の来訪。親交が深い落合監督と1時間会談談。
横浜の公式応援団長も務めるが、会談で落合監督に『仰天オファー』>
「一区切りついたら横浜(監督)に来てよ」

<また落合監督との会談について、感心して>
「監督は今まで本塁打が出やすかった広島が、
今年からは新広島球場になって微妙に影響するぞと言っていた。
やはり一流監督は見る観点が違うね」
スポニチ


◇落合監督
<紅白戦後、捕手の直接指導に乗り出す。
両軍合わせて4つの盗塁を決められたことを受け、
小田、前田、小山の送球を徹底的にチェック。
カーブマシンの前でミットを構えさせ、
身ぶり手ぶりを交えて約15分間、練習を見守る。
厳しい一言で、奮起を促して>
「クイックが1.2秒とかなのに、
盗塁を決められたら、試合で守らせられないよ」

<また新外国人・ブランコの一塁に『合格点』。
初めての紅白戦に出場したブランコの守備について
問われるとにやりと笑って、こう評価>
「うまいじゃん」

<ただ、この『うまい』は条件付きでもある。こう続いて>
「タイロン(ウッズ)よりうまけりゃ、うまいんだよ。ハハハハッ」
(中スポ、ニッカン

◇立浪和義兼任コーチ
<紅白戦を欠場したが、足を運んだ先は何とブルペン。
登板前の投球練習をしているチェンを見つけると、
早速バットを片手にバッターボックスへ。
チェンのシュートに賛辞をおくる一幕も>
「これは打てへん」

<直後には川井の投球練習でも打席に立ち、
スライダーやカーブの軌道を入念に確認。
試合には出なくても、開幕へ向けた調整に怠りはない>
「きょうはバッターボックスに立っただけ。
チェン? 一番速いから目が慣れる」
(中スポ)


◆中里篤史
<読谷球場のシート打撃に登板し、
打者10人をすべて直球で打ち取る。
この日は最速137キロながら、空振り三振も2つ。
速球派右腕が、読谷から復活へのろしを上げて>
「打者が真っすぐだけと分かっていた中で詰まらせた。
まずまず満足いく結果です」

<各打者カウント1-1からスタートするシート打撃。
3番目に登板すると、立ち上がりこそボール2つが続いたが、
井上を136キロで一ゴロに打ち取ると止まらない。
外野に飛んだのは柳田の右飛と加藤(育成)の左飛、
岩﨑恭平の中飛だけ。それでも自分に厳しく>
「いい球と悪い球がハッキリしていました。
シュート回転した球もありました。精度を上げていかなければ…」

<『後がないつもりで』と臨む09年。復活の兆しが見え始めている>
「今日もいい球の中に、去年とは違う感じの球があった。
勢いやスピードだけじゃない伸びがあった。
キレ、伸び、質。どれをとってもほかの人と違う真っすぐを投げたい」
中スポ

◆西川明
<中里に空振り三振をとられ、こう証言>
「高めのボールだったのに、振ってしまいました。
中里さん独特の伸びがありました」
中スポ

◆高橋スコアラー
<バックネット裏から見つめ、中里の投球に首をひねる>
「はじめの方で変化球を投げたのかもしれないね」
中スポ

◆小林2軍投手コーチ
<中里への評価は辛口>
「結果的に凡打にしているから悪いとは言えない。
キレを増す部分でフォームに修正点がある。
もっとよくなるべきところがある」
中スポ

◆岩﨑恭平(ドラフト3位)
<読谷でのシート打撃で高島から右中間を破る三塁打。
好走塁で俊足をアピール。
しかし樋口に二ゴロに打ち取られた2打席目を反省>
「高めをしっかりたたけたのがよかったが、
打てたのは直球だけ。変化球にはやられました」
(中スポ)

◆加藤聡(育成ドラフト1位)
<シート打撃で齊藤から2連発。
この日の初打席でバックスクリーン左へ
推定130メートル弾を放つと、
2打席目には左翼ポール際へ推定120メートル弾。
6日にも4スイングで2発を放ったばかりの大砲は>
「うまくタイミングがとれて、好感触で打てています。
自分は全力を出し続けるだけです」
(中スポ)

◆山本昌
<ブルペンで捕手を座らせ45球。
5日の初ブルペンから4日連続で、この日は最後の約10球、
シート打撃を控えた井上を打席に立たせて投げ込む。
練習後は読谷村の少年野球チームを招いて恒例の野球教室も。
1日のオフを挟んでペースを上げていく>
「(井上を打席に呼んだのは)あまり意味はないよ。
感触? まだまだだよね」
(山本昌公式『2009キャンプ日誌』2月8日、中スポ)


◇その他の沖縄キャンプの様子は、おなじみ
中日ドラゴンズ 北谷キャンプ 2009』で。
キャンプ8日目、北谷球場での紅白戦のスコア・ログは、こちら
紅白戦などの動画は、こちらのリストからチェック。


2月1日から始まったドラゴンズの沖縄キャンプ。
その第1クール、いきなりの8勤となりましたが、
連日好天に恵まれたこともあり、
順調に練習を消化できたようですね。
もちろん選手たちにとっては、
長くハードな8日間だったと思われますが、
多少の離脱者こそあったものの、大きな故障者なし
日々成長している若手もいるそうで、
まずまずの出来の8日間となったことでしょう。

その第1クールの最終日、北谷球場では
今キャンプ初の紅白戦が行われましたが、
選手によって、その結果に明暗が分かれたようですね。
岩瀬を除く北谷組の投手陣18人が、それぞれ1イニングずつ登板。
一方野手陣では、ドラフト1位のルーキー・野本をはじめ、
新外国人選手のブランコ。三塁スタメンの小池
さらにスイッチヒッター再転向の藤井に、
連日、立浪兼任コーチの熱い指導を受ける新井などが出場。
初の実戦でどのような結果を出してくれるのか、
楽しみな部分が多々ありましたが、
意外な選手の思わぬ活躍するなど、
新たな期待を寄せられそうな場面も多かったようです。

ところでこの日の紅白戦、
スコアボードなどを見て、気付いたのですが、
後攻めの白のホームユニ着用チーム『紅組』
一方、先攻めの青のビジターユニ着用チーム『白組』だったんですね。
白のユニホームなのに『紅組』とは、ちょっと紛らわしいなと…。

…と思っていたら、北谷レポさんからのご指摘が。
この日の投手陣のスケジュール表のフォトに、
『※ 紅白戦 白:ホーム用、紅:ビジター用 ユニホーム着用』の文字が!
どうやら北谷球場のスコアボードを見て、
中スポなどのマスコミが、間違えたようです。
北谷レポさんに感謝するとともに、STの記事上では訂正致しました。


それはさておき、始まった紅白戦。
投手陣の明暗エース候補の投手に出ていましたね。
まず『明』の方は、白組の5番手で登板した中田
5回に登板すると、先頭の小山を内への速球で空振り三振
続く岩﨑達郎に対しては、ストライク先行で追い込むと、
フィニッシュは内角低めフォークで空振り三振。
さらに3人目の藤井を高めのストレートで中飛。
持ち味でもあるストレートが思った以上に走っていたようで、
2者連続三振を含む、1イニングをピシャリという上々の結果に。
その投球における安定感は、際だっていたようです。

一方『暗』となったのが、白組3番手の朝倉
中田の2イニングス前の3回に登板すると、
いきなり岩﨑達郎、藤井に連打を浴び、1死一、二塁。
続く3番イ・ビョンギュにセンターへ運ばれ、先制を許すと、
4番の和田に対してはボール先行。
ストレートは高めに、変化球は低めに外れ、四球で1死満塁。
さらに続く小池に対し、フルカウントから
際どいながらも四球で、なんと押し出し
なおも満塁が続き、新井を捕邪飛に取って2死としたものの、
小山に対して、再びボールが先行。
変化球が決まらずに、この日2つ目の押し出しを与えると、
さらに打者一巡して迎えた岩﨑達郎の遊ゴロを
デラロサがエラーし、もう1点。
結局1イニング、打者10人に3安打0奪三振3四球で4失点
やや遠慮もあったか、宝刀・シュートが使えないうえ、
制球が荒れ、外角へのボールが決まらない。
あまりの散々さに、降板後はブルペンで即修正の投げ込み。
まさに良いところなしの今季初実戦となってしまいました。


これまでのブルペン投球などを見るうえでは、、
朝倉の方が出来がよさそうに感じていましたが、
結果的には、中田がまずは一歩リードという形になりましたね。
まあチームメートにシュートを投げ込めない部分はあったにせよ、
その他のボールもコントロールできなかったのは、痛いなと。
ただまだ第1クール、今後しっかり修正して、
実戦勘も取り戻してくれればいいかなと。
森コーチ長い目で見ていくようですし、
その間にしっかりと本来の投球を取り戻してほしいところです。

またその他の投手陣を見ると、
中田に負けじと、吉見も1イニングを1奪三振。
細かな制球をやや気にしたようですが、危なげなかったようで。
さらに紅組先発の久本が、なんと3者連続三振
最後は森野を外角低め一杯で見逃し三振にとったもよう。
現状では先発での調整ですが、この調子をキープしてほしいもの。
そしてネルソン、パヤノもまずまずの投球だったようです。

それに対してゲーム後半、若手投手がけっこう捕まっていたようで。
特に北谷組ただ1人のルーキー・岩田
初めての実戦に、岩田本人「緊張した」と言っていましたが、
完全に試合のムードに飲み込まれてしまった感じですね。
ストライクを取るのに一苦労。
さらに取りに行った甘い球を次々と本塁打されてしまう始末。
結局打者8人に対し、3安打2奪三振2四球で2失点。
同じく2本塁打を喫した赤坂同様に、
ホロ苦のデビューになってしまいました。
まあ森プランによると、22日の第3クール終了までは、
原則的に1、2軍の入れ替えをしないとのことですが、
次回の実戦では挽回して、これだというところを見せてほしい。
しっかり切り替え、前へと進んでほしいと期待します。


一方打者陣では、和田、井端、森野
主力選手も出場したものの、この日結果を出したのは、
中川、岩﨑達郎、デラロサといった脇役選手たち。
特にここまで中スポにも
それほど取り上げられていなかった中川が、
4打席目に三塁打、5打席目に一発と、非凡な打撃を披露したもよう。

中川アピール!今季からは外野手に転向した
背番号32ですが、
今春から打撃フォーム
大きく変わったそうで。
なんと昨季までの
和田ばり大きなオープンスタンス
悪癖を直すための秘策だそうですが、
それによりスイングの軌道
よくなったのだそうです。
昨季の今ごろは、
手術した右肩のリハビリに専念。
満足に練習さえもできなかったことを考えると、
野球をやれる喜びというのを、人一倍感じ、
それが活力となっているのでしょう。
選手間において、そのセンスに対する評価が高い中川
今後は主力級相手に結果が出せるよう、やっていってほしいです。

またデラロサが、チェン岩田から2発の本塁打。
ショートに入った守備でもハッスルプレーを魅せるなど
『パパ』はイキイキしていたようですね。
一塁以外の内野を守るスーパーサブですが、
思わぬパンチ力を秘めているのも、魅力のひとつ。
4番候補のブランコ、この日猛打賞のビョンらとの
外国人枠争いが、今季は激しくなることでしょう。
さらに打撃に磨きをかけて、アピールを続けてほしいです。


脇役たちがアピールした反面、
注目された野手たちは、ホロ苦だった様子。
特に実戦初登場となったルーキー・野本圭
公式戦でも起用されそうな
『2番・センター』でのデビューでしたが、
結果的には、5打数ノーヒット3三振
初回の第1打席、久本の外へのスライダーに
対応できず、空振り三振に倒れると、
2打席目は、浅尾の低めの変化球にタイミングが合わず空振り三振
3打席目は、高橋の外角低めに泳いでの中飛。
4打席目は、清水昭信と対し、すくい上げるも中飛。
そして最後は、赤坂のストレートに反応できず、見逃し三振
さすがのルーキーもやはり人の子か。
持ち味の積極さも出せずじまいに終わり、
初の実戦は、反省ばかりの内容になってしまったようです。

5打数ノーヒット3三振
これもやはり『プロの洗礼』と言えるでしょうね。
このルーキーには打たせるかという思いも
相手となる先輩たちにも、いくらかはあるでしょうし、
そう簡単にはいかないのが、またプロといえるところ。
ただこれも経験。休みなしでぶっ通しの8日間の8日目
まだ勝手を知らぬプロのキャンプ。
かなりの疲れもあるでしょうし、仕方ない部分もあるのでは。
きょう9日は、ようやく来たキャンプ初の休日
そこでうまくリフレッシュし、次こそは真価を発揮してほしいです。

また一塁のレギュラーを争うブランコ新井
片や白組4番のブランコに、紅組6番でスタメンの新井
持ち味の打撃でアピールし、競争を優位に進めたいところでしたが、
2人とも打撃では目立つことができず…。
ブランコ変化球に対応できず、2三振を含む5打数無安打。
対する新井も力んでしまったのか、
第1打席こそ詰まりながらもセンター前に運んだものの、
その後の4打席は捕邪飛2つに、三振、中飛と今イチの結果に。
この日も三塁に入った小池の守備が、無難だったことで、
場合によっては、森野が一塁へ?となってしまうかも。
新井にとっては、今後の実戦で結果がほしいところでしょう。

初の実戦で、自分をアピールできた選手もいれば、
その一方で、新たな課題を得た選手も多々。
数少ない休日を経て、あす10日から始まる第2クール
鍛錬の日々が、再び続くことになりますが、
競争を勝ち抜くためにも、頑張ってほしいと思います。




コメント

河野アナが北谷に来てたんですねぇ
行けば良かった~(って何が目当て?笑)

ブランコは守備を誉められたそうですが
「タイロンよりうまけりゃ」って・・・
それなら誰でもゴールデングラブ賞ですよ

外国人選手が揃って高評価を受けてますね
チェンは運が悪かったと思いますので
気持ちを切り替えて行って欲しいと思います

ところで念願のゼッケン65ユニが完成しました
こんど機会があれば披露しますのでお楽しみに~

(拙ブログのプロフィールでも写真を公開しています)

こんにちわ、いつもありがとうございます。
昨日の紅白戦は久しぶりの試合ということで見てて楽しかったですねえ・・・
投手ではやっぱり吉見と中田の仕上がりのよさが目立ちました。特に吉見はほとんど低めにきてたし球威も充分。この時期としてはホントにすばらしい球投げてましたね。あと、久本とネルソン、長峰あたりがとてもよかったです。ネルソンは去年に比べて全然ちゃんとした投手になってましたね・・・充分秘密兵器でいけるんじゃないでしょうか。久本はしっかり腕が振れてスライダーの切れも良かったし、怪我さえしなきゃ充分活躍してくれそうです。

打者では一発を放ったデラロサや井端は別として、とにかく中川と岩崎達にはびっくりしました。岩崎はとにかく自主トレで見た時点でで体が大きくなってるのが分かって期待してたんですが、右へ左へ甘い球を見逃さず持っていくバッティングを見せてくれました。そして中川。これまで野球が出来なかった長い時間を取り戻すのは今しかないという気迫を自主トレからずっと感じています。構えが去年までの和田そっくりのオープンスタンスになっています。

第2クール初日に選手の入れ替えがあると思いますが、どうなるか楽しみですね・・・

あと、北谷のスケジュール表を見てもらうと分かると思うんですが、紅白戦スコアの紅組と白組が逆になってますよ。当日のスコアボードの写真は紅白逆になっちゃってますが面倒なのでそのままやってたんでしょうね。ドラゴンズの紅白戦は紅組がビジターユニで先攻と決まっているようです。

健太投手、残念な結果に終わりましたね。
まだまだ調整段階ですから、1試合だけで
悲観することはありませんが、心配なのは
メンタル面というか……。昨年のCSが
散々な結果だっただけに、早く一度
きっちりと抑えて、気持ちをクリアにしてほしいです。

対照的に、中田投手は良い感じですね~。
フォームがしっかりと固まってくれば
昨シーズンのようなことは、まず無いでしょう。
このままレギュラーシーズン開幕まで、
調子を大きく落とさずに頑張ってほしいです!

紅白戦で一喜一憂しちゃいけないとは思っていても
ビョン様猛打賞にひと安心でした
ライトは死守できそうですが、センターとファーストは
熾烈な争いになりそうですね。
ショートもどうなるか興味深いです。
サードが小池さんならハマスタは内野席で
ダイレクト応援です
1クール目から話題が豊富でわくわくします。

この記事へのコメントは終了しました。

フォト

ST観戦試合一覧

インフォメーション






STおすすめ品

  • COMING SOON

ドラゴンズリンク

STブックマーク

無料ブログはココログ