スイッチ藤井左1号でアピール、対外試合第1戦!
ドラゴンズの沖縄キャンプは、第3クール2日目。
この日からは、いよいよ対外試合がスタート。
その初戦となった韓国・LGツインズとの練習試合は、
終盤逆転に成功して、6-4と勝利。
スイッチヒッター再転向の藤井淳志が、
左打席での本塁打を含む2安打3打点と活躍を見せました。
またルーキー・野本も対外試合初安打をマーク。
その他、浅尾熱投201球、立浪打撃投手200球、
さらに昌VS和田フリー対決など、この日のドラゴンズを。
ドラゴンズトピックス(18日)
| ◇練習試合 中日-LG (18日・北谷公園野球場) | ||||||||||
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
| L G | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
| 中 日 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | × | 6 |
| [D本]藤井 | ||||||||||
| [Dバッテリー] 長峰、山内、岩田、赤坂、佐藤亮太、金剛 - 小山、前田、小田 | ||||||||||
◇練習試合・LGツインズ戦スタメン
1 (中)野本 (4打数1安打)
2 (左)藤井 (4打数2安打3打点)
3 (DH)中川 (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (2打数無安打1打点)
5 (三)小池 (2打数無安打)
6 (右)中村一生 (3打数1安打)
7 (二)西川 (3打数無安打)
8 (捕)小山 (2打数1安打)
9 (遊)岩﨑達郎 (3打数1安打)
◇藤井淳志
<今キャンプ初の対外試合となる、
北谷球場での韓国・LGとの練習試合に2番・左翼でフル出場。
今季からスイッチヒッターに再転向したが、
この日は4打数で本塁打を含む2安打3打点の大活躍。
3点を追う5回2死三塁、左打席で、
初球の高め直球を思い切りたたくと、ライナー性の打球は、
追い風に乗って右翼スタンドに突き刺さる2ランに>
「初球ですし、内角を意識して待っていました。
左打席のホームランは久しぶりですね。
違和感なく打席に立てた。ゲームは結果がすべてですから。
たまたまですけど、強い打球が打てている。しっかり振れていた。
右でやってきたことを左でもできるようになってきた。
(左右)両方で打てることが必ずプラスになるはず」
<わずか0.25インチ(約0.6センチ)のこだわりが生んだ一発。
スイッチヒッターに再転向するにあたり、
不慣れな左打席でのバットコントロールを容易にするため、
右打席用の34インチ(約86.3センチ)の白いバットより
0.25インチだけ短い黒いバットを用意。
同僚の新井と同じモデルで、材質はメープル。
今季は打席によって、バットを使い分けるという>
「0.5ンチ(約1.3センチ)変えたら短すぎると思って、
0.25インチにしているんです。
重さは900グラムとか910グラムくらい。
ほんの少しの違いですが、振り抜きやすいんです」
<初めての練習試合。
ずっと守備練習でついていた中堅手ではなく、
2番・左翼手として出場。中堅には1番で新人の野本。
じゃんけんの勝ち負けで、ポジションを決めたという>
「じゃんけんで負けたのだから、仕方ない。何とも思っていません」
<最初の打席は1回無死一塁。カウント2-2から盗塁のサイン。
ストライクがきて打って出たが、右への飛球。
走者は進められなかったが、こう言われ気持ちを楽に>
「ベンチからは、あの場面は盗塁のサインが出ていたのだから、
あの打撃でよかったんだと言われた」
<3回の第2打席、左打席でカウント1-1からの直球に
詰まりながらも、左翼線ギリギリに落とす二塁打。
立浪兼任コーチから学んだ最短距離でバットを出す術を発揮。
この日も約30分間の居残り特打で、左打席ばかりを徹底的に鍛えた>
「以前はバットが外側から出て、打てなかった。
1年目だったら、今よりバットが外から回っていたので、
バットが折れていたと思うんです。上達したと思います」
<1点を追う7回1死一、三塁では、
本職の右打席で強烈なセンター返し。
二塁手の好守に阻まれたものの、当たりは完ぺき。
その間に三塁走者が生還して同点に>
「運が悪かったですけど、この運はシーズンに取っておけばいいんですよ。
一打席一打席、内容がよかったので、納得している」
<もともと両打ち。プロに入って1年間は両打ちだったが、
ここ2年間は右打ちだけに絞り、再び両打ちに戻すことになった。
プロ4年目。野本や平田、英智らと
中堅のレギュラーを争っている中、猛アピールに成功。
右打ちだけでは遠かった定位置。
生き残るだけでは満足できない、もっと大きな目標を掲げて>
「レギュラーをとるため、ですかね。
もうそろそろ戻そうかなと思っていた。
前にもやっていたので戻すだけ。
左で打つことで、見えてくるものがある。
今年は本当に何とかしたいんです」
<朝と夜の1日2回、入浴するのが健康法。
約30分間、マンガやファッション誌を読みながら、
浴槽でじっくり体を温めるのだという。
その効果もあってか、キャンプ後半も元気いっぱい>
「シャワーより疲れが取れるんですよ。
本を読むのが好きなので、じっくり風呂に入れば、
読む時間も取れますしね。
長風呂するのなんて、なんだかOLみたいですけどね」
(中スポ、中日新聞、おおさか報知、共同通信社、スポニチ名古屋)
◇石嶺打撃コーチ
<スイッチ再転向の藤井の成長を証言>
「左打席もよくなっている。
打ち込み量も増やしているし、練習していますからね」
(中スポ)
◇野本圭(ドラフト1位)
<LGとの練習試合に、1番・中堅でスタメン出場。
プロデビュー戦の初回第1打席で右中間へプロ初安打を放つ。
1ボールの後、2球目の内角球を迷わず振り切った
鮮やかなライナー性の当たりに>
「前回は考えすぎていたけど、きょうは積極的に振れました」
<安打はその1本だけだったが、
初球から積極的に振りにいくらしさを取り戻す。
この日は5打席中、4度の打席でファーストストライクをスイング。
四球も選んで計2度の出塁。1番の役割をこなし、
開幕スタメンに向け、バットでは快調な第一歩を切る>
「1番は出塁するのが仕事ですから。
積極的に振ることができたのはよかったと思う」
<一方、走塁面では課題も残す。
初回1死二塁、中川の打球が快音とともに左翼に伸びていき、
捕球の構えに入ったレフトの動きを見て、
タッチアップのため二塁に帰塁しかける。
だが、左翼手の動きはフェイクプレー。
打球がフェンスに当たったのを見て、
慌てて三塁に進塁したが、本塁には戻れず。
「相手のレフトが捕球動作に入ったので抜けないと思った。
打球を判断しないといけないのに、相手を見てしまったから、
ああいう失敗になってしまいました。あれは僕のミスです」
<例年よりも走塁が重要となってくる今季、
走塁ミスの克服は必須条件となってくる。
試合中には笘篠、川相両コーチから指摘と指導を受けて>
「もう少しセンター方向なら、いけたのかもしれませんね。
打順も(次は)4番だったわけですから…。
日々、課題が見つかっています。一つずつ課題を解決していきたい」
(中スポ、中日新聞、おおさか報知、ニッカン)
◇笘篠外野守備走塁コーチ
<初回の中川の打球について>
「打った瞬間に越えるとわかる打球。
タッチアップと思って戻ったんでしょう」
(中スポ、ニッカン)
◆堂上直倫
<6回の守備から、三塁で出場。
6回1死からの最初の打席は初球勝負も捕邪飛。
しかし7回2死一、二塁の第2打席、
結果を恐れることなく、初球のスライダーを振り抜くと
強烈なゴロが三塁手の横を抜け、左前適時打>
「振るしかないですから。
まあ痛烈なサードゴロですけどね。
ただ、いまはいい感じで振れていると思います。
石嶺さん(打撃コーチ)からも秋より良くなっている、と言われました」
(中スポ)
◆中村公治
<同点の7回2死二塁、中川の代打で出場。
勝ち越しとなる左前適時打を放ち>
「内容どうこうじゃない。
まずここ(1軍の北谷)にいないと始まらないですからね」
(中スポ)
◆谷哲也
<8回2死から代打で出場して、左前打を放つ。
謙そんしたが、手応えはつかんで>
「まぐれです」
(中スポ)
◇小山桂司
<8番・捕手で先発出場。
5回無死から中前打で出塁すると、直後に二盗に成功。
移籍後初の対外試合で俊足を見せ、『走れる捕手』をアピール>
「サイン通りに走れました。
捕手の中では走れる方なので、期待に応えていきたい」
<ただ、リード面では反省しきり>
「(2失点の)1回は相手の打者をなめていました」
(中スポ)
◇トニ・ブランコ
<『4番・一塁手』で出場した新外国人は2打数無安打。
1打席目は変化球を引っかけて遊ゴロ、
2打席目は外角の直球を見逃して三振に終わった。
4回で退いた後はすぐに屋内練習場に向かい、約1時間打撃練習>
「今日は相手に失投がなかった。
できるだけ多くの試合に出て慣れていきたい」
(中日新聞)
◇長峰昌司
<初の対外試合となるLGとの練習試合に先発。
立ち上がり無死一塁から2番打者に被弾し、3番にも中前安打。
どちらも初球の真っすぐ。猛反省して>
「簡単に取りにいきすぎました。
もっと考えて慎重に投げないといけなかった…」
<ただ、ミスはここだけ。
その後は打者9人をパーフェクトで、3イニングを2失点と修正。
新球のチェンジアップも有効に使い、成長した姿を見せる>
「2、3回は持ち味を出せたと思います。
またチャンスがあれば、立ち上がりに気をつけます」
(中スポ)
◇佐藤亮太
<7回から登板し、2イニングを1安打無失点と好投。
最速135キロと速くはなかったが、投げた26球のほとんどが変化球。
スライダー、チェンジアップ、カーブを駆使し、
打者のタイミングをを外し続ける。
先発の一角を狙っている新婚左腕は、してやったりの笑顔>
「ゴロを打たせてアウトを取ることを心がけました。
結果を出すことを目指していたので良かったです」
<國學院大出の4年目は考え方を変え、結果を出すことに集中>
「去年はコースとか、低めとかを意識しすぎていた。
今年は、打たせてアウトにできればいい、と考えるようになりました」
(中スポ)
◇赤坂和幸
<2年目右腕が好投。1イニングを1奪三振の3人斬り。
生き残りへ力強くアピール>
「今日は今まで一番良かったと思います。
投球フォームのことなど考えずに投げました。
悪いときはいつもフォームを意識し過ぎているので」
(中スポ)
◇金剛弘樹
<2点リードの9回を1安打無失点、最終回を締める>
「ボクの場合は結果を求めていかないといけない。
もう1年目、2年目の投手ではないので」
(中スポ)
◇岩田慎司(ドラフト5位)
<プロ初の対外試合となったLGとの練習試合で、
1イニングを投げ、1死から風にも乗ったソロ本塁打を浴びて1失点>
「本塁打は内角に厳しくいこうと思った球が甘く入ってしまいました」
<それでも制球もよく、打者4人とも3ボールまで
ならなかっただけに、自信も深めたよう>
「あれ(本塁打されたボール)以外はよかったので、
打たれたことはあまり気にしていません」
(中スポ)
◇山内壮馬
<4回に登板したが、制球に苦しんだ。
1死一塁から連続四球で満塁とすると、
センターへの大きな犠飛で1失点>
「ブルペンでは肩を開かずにと意識しているのですが、
マウンドで悪いほうが出ちゃいました。次は修正します」
(中スポ)
◆大坪監督(名城大学)
<北谷球場を訪れ、教え子の清水昭信と山内を激励。
LG戦をスタンドで観戦、1失点だった山内について>
「きょうは躍動感がなかった。
変化球のコントロールが悪かった。
投手の調子には波があるもの。今年は頑張ってほしいね」
<登板しなかった清水昭信とはグラウンド脇で談笑>
「頑張れよ」
(中スポ)
◇浅尾拓也
<人生最多の投げ込みで先発ローテ入りを猛アピール。
北谷球場でブルペン入りすると、プロはおろか
大学や高校でも経験のない『201球』のピッチング。
スタミナアップを目的にした『2試合分』に及ぶ投げ込み。
午前中にブルペン入りすると、一心不乱に右腕を振り続け、
最後は他の投手陣が引きあげたため落合監督の視線を独占。
直球、スライダー、フォークなどすべての球種を投げ続ける。
指揮官が立ち去ったあとも、打席に打者役の
長谷部コーチを立たせて、ボールカウントを想定。
実戦さながらの鬼気迫る投球を続ける。
『未体験ゾーン』に達した投球後、満足そうに汗をぬぐって>
「アピールしないといけないので。
変化球も交えたのでそんなに疲れませんでした。
ほかの先発投手に比べればボクは全然投げ込みが足りない。
試合と同じように、疲れた中で投げる練習がしたかった。
きょうは調子が悪かったんですが、
先発になったら調子が悪くても試合をつくらないといけないので」
<昨季は岩瀬につなぐセットアッパーを任され、好成績でこたえた。
スタミナにも自信があるようで手応えを口に>
「けがもなく順調にきている」
(中スポ、おおさか報知、共同通信社、ニッカン)
◇落合監督
<浅尾のブルペン投球を辛抱強く見守っていたが、
途中で苦笑いしながら、メーン球場へと去る>
「最後までは付き合ってられないな。向こう(試合)が始まるわ」
(中スポ、ニッカン)
◇吉見一起
<夕刻のブルペンに毎日決まって姿を現す。
ランニングメニュー後に、シャドーピッチングに
取り組むのが、今キャンプの日課>
「フォームチェックの意味もありますが、
ボールの軌道を考えてイメージトレーニングしています」
<本来は神経質で完ぺき主義者というが、
昨年は細かく考えるのをやめ、『がむしゃら』にと心に決めた>
「一昨年はそれで失敗した。
結果を出せるはずの調子の時でも、理想を追求して修正していた。
それでかえって悪くしてしまったり…。
(昨年は)ゴロでヒットならOK。フライアウトは失敗、と開き直った」
<開き直った考えで、低めへのコントロールに集中。
そして開幕1軍、シーズン10勝。
ブレークした翌年だからこそ、危機感を隠さない>
「開幕ローテ入りは最低限と思っています。1年では散らない」
<そのために封印していた自身の神経質な部分を一部取り戻すという。
反省したのは昨年7月の不振、右肩痛の影響と言われたが>
「痛めたのは2軍落ちしてからだから関係ないんです」
<実は6月から何かおかしい感覚があったという>
「フォームの歯車がどこかずれていた。
でも、結果的にボールは思ったところにいってたし、勝ってもいた。
『がむしゃらに』って決めていたから修正を考えずに突っ走ったんです」
<外れた小さな歯車を見つけるのは困難だった。
同じ轍は踏まない。そのために今年はズレ始めた歯車に神経質になる。
一昨年と昨年の反省点を足し算して、新境地を見いだす>
「ビデオではセットの位置がずれていた。
でもそこを直してももう戻らない。訳が分からなくなっていた。
(今年は)右足に体重を乗せる感覚とか、
意識するポイントとを決めようと思うんです
(中スポ)
◇森野将彦
<4日ぶりに打撃練習を再開。
屋内練習場で約30分間、黙々と打ち込む。
第2クール最終日に打撃練習を取り止め、
この日もノックを受けるなど、問題はないよう>
「やっと打てましたね。
状態? よかったですよ。問題はないです」
(中スポ)
◇荒木雅博
<屋内練習場でブランコの打撃を指導。
午後、練習試合から引き揚げて屋内特打にいそしむ
ブランコの隣でマシン打撃。10分ほどで手を止めると、
通訳を介して体重移動の仕方などをアドバイス。
自身も30分ほど打ち込むと、ボールを片付けながらこう話す>
「試合になったら考えすぎないほうがいい」
<屋内練習場で、今季初のフリー打撃を行い、
『立浪打撃投手』の投げる球を約30分間、打ち込む。
途中には左打席に立つように指示されると、
今キャンプ挑戦しているスイッチを師匠がじっくりチェック>
「めちゃめちゃ緊張しました。でも気持ちよかったです」
(中スポ)
◇立浪和義兼任コーチ
<午前中、屋内練習場で荒木を見かけるとこう言う。
今季初のフリー打撃となった荒木に対し、約30分200球。
左肩からの復活を目指す後輩のために投げ続ける>
「オレが投げるよ」
<実は予告通りの打撃投手。
昨年末から開始したキャッチボール。
代打専門なら投げる必要がないが、
教え子の状態をチェックする意味の打撃投手だった。
その後も練習試合後に特打した堂上兄弟や野本に
アドバイスを送るなど、コーチとしては大忙しの一日に>
「今年は(打撃投手として)投げるから。
打撃フォームをチェックするのは、
横から見るのと投手側から見るのがいい。
マシンを打つくらいなら人の球を打った方がいいでしょ。
これからも協力していくよ」
(中スポ)
◆山本昌
<読谷球場で今季初めて打撃投手に登板。
屋外での打撃練習のために読谷を訪れていた
和田を相手に約10分間で48球。
低めに丁寧に集めてサク越えを一本も許さず、内容も上々だった。
順調な仕上がりをアピールし、充実感たっぷりにコメント>
「いい日があったら(入りたい)と前から思っていたし、
バッター(と正対するの)とブルペンとは違うからね」
<朝、宿舎から球場まで約2キロの道のりは曇り空。
肌寒く、一時は細かい雨も降った。歩きながらこう話していたが>
「(打撃投手の登板は)ないと思うよ」
<ところが球場に着いてからは天候はみるみる好転。
自身のブルペン入りと、和田の打撃練習の時間が一致。
朝のウオーミングアップで和田に声をかけて>
「投げたいんだけどいいかい?」
<和田のバットが止まると、
マウンドからは大きな声で周囲にアピールして>
「今のは絶対に(ストライクコースに)入ってる」
<9球を見送った和田にこう声をかけ>
「ボール球が多くてごめんな」
<200勝左腕は確実に調整ピッチを上げてきている>
「順調かって? 見た通りですよ」
(山本昌公式『2009キャンプ日誌』2月18日、中スポ、スポニチ名古屋)
◇和田一浩
<この日は屋外での打撃練習のために読谷を訪れたが、
フリー打撃初登板の山本昌と48球の真剣勝負。
39スイングし、安打性の当たりは左右ほぼ均等に13本。
サク越えは一本も許さなかった大ベテランに
敬意を表して、状態の良さを口に>
「ボールといってもすべて低めに決まって、
すっぽ抜けたボール球はありませんでした。
球持ちとかキレがよかったし、調整も順調そうですね」
(中スポ、スポニチ名古屋)
◇その他の沖縄キャンプの様子は、おなじみ
『中日ドラゴンズ 北谷キャンプ 2009』で。
LGツインズとの練習試合のスコア・ログは、こちら。
練習試合の動画などは、こちらのリストからチェック。
沖縄キャンプ第3クール2日目、
北谷球場では、今季初の対外試合となる
韓国・LGツインズとの練習試合が行われ、
1点ビハインドで迎えた7回ウラ、1死一、三塁から
相手のタイムリーエラーにより、4-4の同点に追いつくと、
なおも2死二塁のチャンスで、
代打・中村公治がレフト前への勝ち越しタイムリー。
さらに新井が四球を選び、2死一、二塁から、
途中出場の堂上直倫の三遊間突破のタイムリーで、さらに1点追加。
この2点のリードを佐藤亮太、金剛と繋ぎ、守りきっての逆転勝利。
2009年最初のゲームを白星で飾ることとなりました。
北谷組の若手選手を中心に、
途中からは読谷組の野手陣も加わったこのLG戦。
初回いきなり2点を奪われ、その後じわじわと追加点。
その一方でなかなか点を奪えぬ展開でしたが、
後半うまく畳みかけて、逆転することができましたね。
まだ結果に一喜一憂する時期ではないというものの、
幸先良く勝てたことは、やっぱりうれしく思います。
このゲーム最も目立っていたと言えるのが、
『2番・レフト』でスタメン出場した藤井。
この日は、1本塁打を含む2安打3打点の大活躍。
相手が右投手ということもあって、再転向中の左打席で登場すると、
1-4で迎えた5回ウラ、2死三塁での第3打席、
初球、高めストレートを強振すると、打球はまさに打った瞬間。
弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺さる2ランホームラン!
積極的に振り抜けた一撃は、左打席からということもあり、
本人的にも大きな価値となったもよう。
ただ藤井本人がそれ以上に「うれしかった」と話したのが、
3回の第2打席のレフト線へのツーベース。
内へのストレートをうまく押っつけ、
詰まりながらも逆方向に持って行った一打でしたが、
これこそが、上達した証とのこと。
うまくバットが出せた内容に加え、結果も伴ったことが、
それが次の打席の2ランにも繋がったそうです。
昨秋のドミニカ・ウィンターリーグで
ポジティブ思考となり、
オフからはスイッチヒッターに再転向。
このキャンプでも立浪兼任コーチの
熱血指導を受けながら、
チャンスを掴むべく、
左打席で振り続けている背番号4。
まさしく必死に振り込んできた
成果ともいえる一発が、
対外試合の初戦で
いきなり結果が出たことは、
自身にとっても、
とても大きな自信となったのでしょうね。
右ではパワフルな本塁打を放ったこともある藤井ですが、
「左でもできるようになってきた」ことに手応えも得たはず。
まあまだ1試合だけとはいえ、自信を付けていくことは、
今後へのプラスと同時に、首脳陣へのアピールとなります。
もともと守備、走塁には定評があり、
あとは打撃と言われてきた社会人出身の4年目。
空いているセンターの有力候補でもありますし、
今後も良い感じで、花開いてほしいものですね。
左打席にもメドが立ち、まずは最初のアピールに成功した藤井。
さらにしっかり振り込んで、結果を積み重ねてほしいと思います。
一方、その藤井の直接のライバルといえるのが、
『1番・中堅』でスタメン出場を果たしたルーキー・野本圭。
1、2番を組んだものの、センターが野本で、レフトが藤井。
これが現時点での首脳陣の評価なのかと思ったら、
実際はじゃんけんで決まったようですね。
それはされおき、即戦力ルーキーの初の対外試合は、
うれしさ半分、悔しさ半分という結果に。
まずうれしかった面は、初回の第1打席。
カウント0-1からの2球目、内へのストレートを
積極的に叩くと、打球は右中間へと落ちるクリーンヒット。
初の実戦となった紅白戦では、無安打3三振に終わりましたが、
対外試合の初打席では、見事な一打となりました。
ところがその喜びもあっという間、
今回は走塁面で、やらかしてしまったようで…。
1死一塁からワイルドピッチにより、二塁へ進むと、
3番・中川の当たりは、レフトへと大きな伸びていく飛球。
ところが打球ではなく、レフトの動きを追ってしまった野本。
しかもそのレフトが捕球しようとする
フェイクプレーをかましたことが拍車をかけた様子。
これにまんまとひっかかり、帰塁してしまった野本。
フェンス直撃の当たりにもかかわらず、生還できずに三塁止まり。
痛い走塁ミスを犯してしまい、試合中に指導を受けていたようです。
せっかくのルーキーの対外試合初安打。
しかしその後の走塁で、それがすべてパー!
しかも持ち上げ上手の中スポにさえ、辛口で書かれる始末。
緊張していたのかどうか、そこまではわかりませんが、
1つのプレーが流れを変えるプロの世界。
野本くん、良い経験をさせてもらいましたね。
ただその中スポにもありましたが、
練習試合の中でそれが経験できたのは、ほんとに救い。
ファンも含め周囲から「即戦力」という目で見られていますが、
まだまだルーキーであるのは、紛れもない事実。
藤井を始めとしたライバルとの争いは、続いていきますが、
ひとつひとつもらった課題を克服していくことが大事。
ハーフ&ハーフの初戦を糧に、成長していってほしいです。
その他の若竜も、自分らしさを出していたようですね。
3番・DHに抜てきされた中川は、いきなり快音。
初回にレフトフェンス直撃の見事なツーベースを放つと、
同じく好調の岩﨑達郎は、5回の第2打席、
ヒットで出て、二盗に成功した小山を進めるべく、
粘った末に、何とか右に持って行っての一ゴロ進塁打。
自らの役割をしっかり果たすと、
続く7回の打席でも叩きつけての三塁内野安打。
得点への口火となる渋い打撃を見せました。
さらに事前には予告がなかった
読谷組の野手が、ゲーム後半から続々と登場。
ドラフト3位の岩﨑恭平も初出場を果たしたようで(二ゴロ)。
しかも同点に追いつき、さらにチャンスの場面で
代打で登場した中村公治が、勝ち越しタイムリーを放つと、
途中出場の堂上直倫も続き、初球を積極的に振り抜いてのタイムリー。
ケガ人以外では入れ替えが行われない今春ですが、
「オレたちもいるぞ!」とアピールに成功しました。
一方の投手陣ですが、こちらも悲喜こもごも。
とりあえず良かったといえるのは、
立ち上がりいきなり2ランを喰らうなど捕まったものの、
その後立ち直って、2回3回を三者凡退に切った先発・長峰と、
実質勝ち投手となった5番手の佐藤亮太。
2イニング1安打無失点の亮太は、今季「吉見思考」で臨むようですね。
その反面、ホロ苦となったのが、
変化球の制球が悪く、ボール先行の苦しい投球となった2番手・山内と、
ストレートが走っていない感の3番手のルーキー・岩田。
紅白戦に続き、この日も被弾した岩田は、
残念ながら、2軍落ちとなってしまったようです。
フェンスギリギリではあったようですが、
甘く入ったストレートを叩かれ、
またしても一発を浴びてしまった岩田。
まあ先日も杉下臨時コーチが話していましたが、
やはりストレートあっての変化球。
ルーキー唯一の北谷組投手でしたが、ひとまずやり直し。
それでも期待の大きな右腕ですから、課題を克服すべく、
今後もしっかり投げ込み、この先の再合流を願いたいです。



藤井選手の活躍は喜ばしいですね。今シーズンへの
意気込み強く、しっかりと練習を積み重ねてきましたので
まずは結果が出て良かったと思います。不断の努力が
報われるのは、すごく嬉しいことですから!
長峰投手はいきなり被弾してしまいましたが、
その後は見事に立ち直ったようですね。
熾烈な競争を勝ち抜いて先発を目指していくなら、
コンスタントに結果を残していかなければ
なりませんから。次回は立ち上がりに気をつけて
完璧に抑えて欲しいですね!
投稿: ドライチ | 2009年2月19日 (木) 16時07分