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2009年2月 6日 (金)

黄金バッテリー復活、26年目山本昌初ブルペン。

ドラゴンズ沖縄キャンプは、第1クール5日目。
26年目のシーズンを迎える大ベテラン・山本昌
今キャンプ初めてとなるブルペン投球を行いました。
読谷球場で、かつてバッテリーを組んだ
中村武志捕手コーチを相手に立たせての24球。
8年ぶりに『黄金バッテリー復活』となった初投げに、
昌さん本人も満足の表情だったようです。
その他1カ所バッティング小池内野特守などこの日の話題を。

ドラゴンズトピックス(5日)

◆山本昌
<沖縄キャンプ5日目、読谷球場で今季初のブルペン入り。
受けたのは、今季から古巣復帰の中村武志捕手コーチ。
立ち投げのみで24球。わずか10分足らずの初投げだったが、
気持ち良くミットの音を響かせて>
「ブルペンは筋肉痛が取れてからと思っていた。
きょうは暖かいしね。天気がいいので(ブルペンに)入った。
今から色々形作ったり、投げ込みしたり大変だなと思いますけど
でもなんか『始まったな』って感じですね。
ぼちぼちです。これから実戦に向けて投げ込みます。
まあ普通だったけど、体に不安がないのがいい。
中村(捕手コーチ)相手に気持ちよく投げられたよ。
中村? 昔と変わらないですね。
ブルペンでは普通のキャッチャーなので。
『新品のミットを試させてもらっていいですか』と言ってきたんだ。
なんか中村は『8年ぶり』なんて言っていましたけど
(久しぶりに)捕ってもらいまして、まあどう思っているのかな…あれ」

<1年のスタートとなる初ブルペンは大事な『儀式』。
大ベテランは、細部にまでこだわりを持つ。
この日は前日までと違う焦げ茶色のグラブに新しいスパイクで登場。
球数も44歳を迎える今季に合わせ、当然受ける相手もこだわる>
「オレは律義だから」

<今季『新任』で中村コーチがチームに戻ってきた。
88年8月30日、プロ初勝利を挙げた日に
バッテリーを組んで以来、常にそばにいた盟友。
誰よりも自分を知る捕手が戻ってきたことで、
初投げの相手を決めていたのかもしれない。
01年以来8年ぶりの『黄金バッテリー』の復活。
ブルペンに入り、ミットを構えた中村コーチと向き合った瞬間、
時を超えて『エースと女房役』の空気が流れ出した>
「こっちが投げたいと思うタマを感じ取って投げさせてくれた」

<過酷なシーズンの第一歩だが、
共に歩んだ元女房からのお墨付きは何にも替え難い自信になる。
オフに2年契約を結び心機一転、球史に名を残す左腕が決意を新たに。
プロ野球史上最高齢となる7年ぶり5度目の開幕投手にも色気を見せ>
「指名してもらえるよう頑張ります」

<最大目標の200勝はすでに乗り越えた。
今季の目標はあと7勝と迫った球団最多記録となる211勝。
そして自身初の日本シリーズでの勝利。
プロ26年目のベテラン左腕はこの日から
プレーオフの行われる10月半ばまで投げ続けると宣言>
「キャンプは長いからね。
これから投げ込みが増えて大変になるね。
きょうから10月の終わりまで投げ続けないといけないから。
日本シリーズの勝利? みんながそこ(日本一)を目指していますから」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


『たくさんの報道陣の注目の中、ブルペンに入ると
そこで待っていてくれたのは中村武志君、
という呼び名はもはやにあいませんね。中村コーチでした。
ウオームアップを終えて着替えをしている時に聞かれたので
「投げるよ」と言ってはいたのですが、
まさか待っていてくれるとは思っていませんでした。
実に8年数カ月ぶりの再開でしたが、
昨日も話した通りに幾分体型が変わっている以外は昔そのもの。
中村コーチも「8年前と変わっていない」と
言ってくれてとてもうれしかったです。
キャッチャーミットを新調したばかりだそうで、
そのミットの形つくりにこれから貢献するのかなあとも思いますが、
それも彼との長い付き合いを考えるととても懐かしく、
とても楽しい作業でもあります。
投球自体は立ってもらったまま6、7分の力で今年の満年齢と同じ44球。
感触はとてもよく、もう少し力を入れたら
いいボールがいくだろうなあという手応えもあります。』

(山本昌公式「2009キャンプ日誌」2月5日より抜粋引用)


◆中村武志捕手コーチ
<今季から古巣・中日の捕手コーチに就任。
かつての女房役は、山本昌の初ブルペンの相手を務める。
途中で山本昌に『10年ぶりか?』と問い掛けられると、感慨深げに訂正>
「8年です」

<練習前、山本昌が『きょう投げるんだ』と語りかけると、
コーチは間髪入れずに答えたという>
「新しいキャッチャーミットでもいいですか」

<山本昌の球を新しいミットで受け、こう笑う
「昔はキャンプで山本(昌)さんと今中の球を受け、
新しいミットの型作りしていたものです」

<『あうんの呼吸』での名コンビ復活。
左手の感触で昔を思い出しながらの、わずか10分の顔合わせ。
しかし当時と変わらない上質な球に、舌を巻いて>
「8年前と何も変わっていない。
オレが言うのも何だけど、さすがだね。
ブレがない。フォームのブレ、球の軌道のブレ。
山本さんの球筋は死ぬまで忘れないけど、
むしろ当時よりよくなっている。
ボールにけっこう角度があったですからね。
あと(ボールの)回転とかは相変わらずいいし。
年齢を考えると恐ろしいですよ。怪物ですね」

<球界きっての『オジサン』投手と言えば、工藤(横浜)。
コーチは2人の投手のボールを実際に受けたが、
いずれの投手にも尊敬をこめて、『化け物』と表現>
「工藤さんもすごいし、山本さんもすごい。
年を感じさせないボールを投げる」

<ただし2人の間の『微妙な違い』も感じていた。
工藤の方が2歳年長ということを割り引いても、
山本昌の丈夫さは、ズバ抜けているという。
かつての女房役は半ばあきれながらこう『予測』>
「工藤さんと比べても体は山本さんの方が強いと思う。
ボールが若い。山本さんは、普通にあと5、6年はやるんじゃないかな。
昔に比べたら、初投げの時期が早くなったけど、
あと10や20勝って終わる感じじゃなく、もっと勝っていける。
オレが言うことじゃないけど、普通に2ケタ計算出来るでしょう。
やっぱり風格も出てきたしね。
あんまり誉めてるところカットしといてください」
中スポスポーツ報知時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


◆高島祥平(ドラフト4位)
<読谷でのシート打撃に登板し、仕上がりの早さを見せつける。
この日登板した佐藤充、齊藤を上回る最速140キロをマーク。
キレのある速球で打者を空振りさせる場面も。
自慢の速球で1軍昇格をアピールしていく>
「今は8割ぐらい。もっとスピードは出ると思います」
(中スポ)

◆平田良介
<キャンプ初日の読谷球場。
玄関で、荷物を丁寧に並べ直していた。
見ればドラフト4位ルーキー高島のもの。
現れた高島に『ネーティブ』の関西弁で小言>
「あのな、トレーニングルーム入るときは
泥のついてないウエアに着替えてから行くねんで。
機械が汚れたりするからな」

<『なんか大阪のおかんみたいやね』と記者が言うとさらり。
後輩思い。寮の部屋に若手が集うというのも分かる気がする>
「僕が1年目は分からんことばっかりでしたからね。
自分も高校ではトレーニングルームなんて
泥のついたウエアでそのまま入ってたし。
それで怒られたら『そんなん聞いてへんやん』ってなるでしょ。
それでくさったり(すねたり)したら
その子のためにならへんし、かわいそうやないですか」
(中スポ<ドラ番記者>

◆樋口賢
<読谷球場のブルペンで小気味よく投げ込む。
今季習得を目指しているフォーク。
ひじへの負担が大きいとされ、初旬は避けることは多いが、
初日からフォークばかりを投げまくっている。
すでに持ち球のカーブやスライダーには見向きもしない>
「一度も肩やひじを故障したことがないんです。
丈夫な体に産んでくれたんで」

<ロンドンで英国人の父と日本人の母との間で産まれたが、
3歳で両親が離婚。母・いづみさんと日本に来たが、
学生時代は母と考え方があわず、衝突することもあったという>
「僕を優等生に育てたかったみたいなんです。
勉強しろとか、いろいろ口うるさかったですね」

<転機は卒業後。自信を持って入団したはずが、
1軍の登板機会すら奪えない。勝負の世界の厳しさとともに、
自分でお金を稼がないといけない環境におかれ、
母のありがたみも思い知った>
「高校生で入団した新人の子たちを見ていると、
若いなあって思います。少し大人になったのかもしれませんね」

<『結果を残さないと』。昨年末の練習中、
4歳上でたまに焼き肉に連れて行ってくれるという
同じ合宿所暮らしの山内にチェンジアップを教わった。
が、うまく投げられない。先輩と同じ球を投げるのは難しい>
「(山内)壮馬さんみたいな変化ではなくて、
フォークみたいな落ち方をしちゃってたんです」

<そこで自己流に改良。チェンジアップではなく、
フォークの習得を目指すことを決めた。
新球のネーミングを尋ねると、こう言って笑う。
丈夫に生み、育ててくれた尊敬する親の名字が入っている。
習得できたときに、それは抜群の切れ味を見せるはず>
「樋口フォークです」

<恒例の書き初めの漢字1文字、しかし2文字にこだわり『強気』。
イケメンで穏やかな性格と裏腹に、強い気持ちを持っている>
「フォークも大事ですけど、変化球はまっすぐがあってこそですから。
強気に行きたい気持ちはいつもあるんです」
(中スポ)

◆堂上剛裕
<発熱で2日の練習を途中リタイアしたが、3日ぶりに練習に復帰。
大事を取ってランニング、ティー打撃など
軽めのメニューに終始したが、ケロリとした表情。
体調はすっかり回復したようで、きょう6日にも通常の練習に戻れそう>
「もう大丈夫です」
(中スポ)


◇マキシモ・ネルソン
<キャンプ第1クール、
1カ所シート打撃に登板し、断トツの最速147キロマーク。
しかし本人はこれでもまだ軽めの段階だと言う>
「今日は初めて打者に対して投げたから制球を意識した。
マックスの力では投げていないよ」

<球速は昨年も出ていたが、来日2年目の今年は内容が違う。
投球フォームが安定して、角度のある球を投げるなど成長が。
その進化を実感するのは自身。
ドミニカ共和国に帰国後はウインターリーグのリセイに所属。
出場はほとんどなかったものの、まじめに練習参加を続けた>
「今年は自分でも良くなっているのを感じる。
下半身の使い方を変えた。オフの間もずっと練習していたから」

<また中日入りして収入は増え、食事面も格段に改善され>
「体重も少し増えた」
中スポ

◇ネルソン・パヤノ
<1カ所シート打撃に登板し、最速144キロをマーク。
直球しか投げられないという打者優位の設定で21球を投げ、
安打は前田の一発だけ。チェン、高橋ら本格派左腕が
140キロどまりの中、存在感を示す。納得顔で話して>
「感触はよかった。日本のボールも問題ない。
これからまだ速くなる自信はある。
あとはストライクゾーンの確認などもしたい」
(中スポ、おおさか報知

◆田畑スコアラー(巨人)
<1カ所シート打撃で早くも147キロが出たネルソンに舌を巻く>
「(速球派の)浅尾くんでも140しか出ていなんですから」

<負けじと144キロのパヤノには警戒感を強め>
「体を開かないで投げてくるから、ボールが見にくい。
スピードガンより速く見えると思う。
たまたま1本打たれたけど、打者は差し込まれていた」
中スポ

◇中田賢一
<1カ所シート打撃に登板し、打者との感覚を確かめる。
日本人投手の中で、144キロと最速を記録したが、
ほとんどが130キロ台後半と
制球重視の投球で調整途上であることを強調>
「144キロ? でも、1球だけですよね。
この時期に(ボールが)いっていたらすごいこと」

<球速にはこだわっていないようで、
この日はボールの質に納得いかなかったという。
内容は小池、小田に計21球投げ、許した安打は3本。
その後にブルペンで102球の投げ込みを行い、きっちり修正>
「(ボールの質は)あまり良くなかった。
でも、ブルペンで投げていい感じになったので良かった」

<昨年はと不本意な成績に終わり、今季は巻き返しを図る。
エース候補として期待される右腕は徐々にペースを上げていく>
「まだ先があるし、これから」
(中スポ、時事通信

◇吉見一起
<北谷球場で今季初めて打者に投げる。
1カ所打撃でブランコ、中川に17球を投げ、打たれた安打は2本だけ。
最速は139キロと目立たなかったが、低めに抜群の制球を見せて>
「打者に投げるのは久しぶりだったけど、けっこう感覚が残っていた。
低めにコントロール良く投げることを考えて、それができたので良かった。
低めを意識したけどまだまだです」
(中スポ、ニッカン


◇藤井淳志
<北谷での1カ所シート打撃で
高橋からバックスクリーン右へ125メートル弾>
「自分の想像よりよく飛んでいる。打撃の成長を実感しています」
(中スポ)

◇新井良太
<同じ1カ所打撃で浅尾から左翼ポール際のネット中段へ一直線>
「結果が出たという意味ではよかったが、今日は直球と分かっていたから。
変化球が混ざっても打てるように頑張りたい」
(中スポ)

◇前田章宏
<本塁打を放つも一人歯切れが悪く、反省しきり。
パヤノの140キロをバックスクリーン真ん中へ弾き返したが>
「バントやエンドランの設定で差し込まれて失敗。
今日は本塁打を打つ練習じゃないから」
(中スポ)

◇中村一生
<1カ所打撃で前日に続いて3安打。
1死三塁の設定でもしっかり左犠飛を放つ。
しかし当人は浮かぬ顔。2回のバントを失敗したから。
足早に屋内練習場へ行き、カーブマシンを相手に20分打ち込む>
「こういうミスが痛いんです。せっかく早出でバント練習したのに…」
(中スポ)

◇小山桂司
<俊足自慢がシート打撃でこの日唯一の三塁打を放つ。
右中間を真っ二つの当たりに謙そん>
「飛んだところがよかった。
あれで3つ行けないと、かえってまずいです」

<マスクを被り、小笠原、朝倉、中田と
3人の投手を受けたが、気を引き締めて>
「まだまっすぐを外めに構えているだけ。これからです」
(中スポ)

◇野本圭(ドラフト1位)
<前日に続き、1カシート打撃に参加。
最速147キロを投げたネルソンから2本の左前打を放ち、
走者を置いた場面でも2本とも進塁打に成功。
自身では納得していなかったが、
バントも2本きっちりと決め、打撃で安定感を見せつける>
「でも、まだまだです。
センター方向に飛ばさないといけないんで」

<特打で打撃投手を務めてくれた橋本氏に絶賛され、にっこり>
「『いいスイングをしている』と言っていただきました」
ニッカン

◆奥スコアラー(広島)
<この日北谷球場を訪れ、中日の新戦力を視察。
ドラフト1位の野本について警戒を強める>
「レギュラー獲るんじゃないかな」

<守備では、センターからのバックホームの際に
送球が右にそれる場面もあったが、
野本の実力を認め、特徴を細かにチェック>
「守備は抜群にうまいわけじゃないけど、下手じゃない。
打撃でカバーできれば、レギュラーもある」と
ニッカン

◆橋本清 氏(元・巨人、野球評論家)
<北谷キャンプのフリー打撃で投手役を務める。
落合監督やPL学園高で同期だった立浪に頼まれ、
約1時間黙々と伸びのある球を投げ続け、苦笑い>
「疲れた。明日も投げてくれと言われ、体が持つか心配」

<また特打で打撃投手を務めた野本を絶賛して>
「いいスイングをしていて、フォームが崩れない。
レギュラー争いに加われると思う。
足を上げる姿が立浪に似ているね。
中距離打者だけど、20本くらい打つかもしれない」
共同通信社ニッカン

◇立浪和義兼任コーチ
<キャンプ2日目からキャッチボールの相手を務める澤井に
こう言って、右打席用の構えでペッパーを。
確実にワンバウンドで返し、右打席でもバットコントロールで魅了。
またこの日はシート打撃前の守備練習にも参加。
かつてのポジション・二塁に就いていきいきと動く>
「右で打っても、ええか?」
(中スポ)

◇荒木雅博
<ブルペンに現れ、清水昭信の投球練習する打席へ。
20球、じっくりと目を慣らす。
左肩痛からの回復ステップを慎重に踏んでおり、
ティー打撃までに自重しているが、工夫して仕上げている>
「そんなに速くは感じなかった。けっこう慣れましたよ。
いろいろやっていかないと出遅れますから」
(中スポ)


◇小池正晃
<外野争いの渦中にいるが、
この日一塁と三塁の守備位置で初めて落合監督のノックを受ける。
内野ノックの相手に指名され、とまどった様子だったが内容は上々>
「めちゃくちゃ緊張しましたが、うれしかったです。
内野を守るとは思っていなかったので…」

<一塁で15分、さらに三塁に回って15分。
打球のコースも手抜きなし。和田や森野とほぼ同じ性質の打球を追う。
それでも計30分間でミスらしいミスは2度だけ。
難しいショートバウンドもきれいに処理し、無難な守備を披露>
「監督のノックは足をしっかり運ばないと捕れない所に飛んでくる」

<1軍の公式戦で内野に就いたのは、横浜時代の05年4月が最後。
しかし横浜時代の08年はオープン戦で一塁、2軍戦では三塁の経験があり、
昨年6月、中日に移籍した後も落合監督から
『守れるなら練習しておけ。シーズン中はミットを持っていなさい』と
指示されていたという。この日の一塁も01年から使っている自分のもの。
伏線はこの日のシート打撃にあった。
最後の投手パヤノが登板すると、森野に代わって三塁に。
計22球に守備機会はなかったが>
「外野でレギュラーを取りたいが、ことしは勝負の年で
試合出場の可能性が広がるとプラスに受け止めています。
可能性があるなら頑張りたい。監督に飽きられないようにしたい」

<今オフ、右打ちに磨きをかけており、
前日のシート打撃では赤坂から右中間へ長打を放った。
この日も打球を右方向へ集中させて>
「(監督が)自分の打撃を買ってくれたからこそ、
守りの幅を増やせということだと信じています。
むしろその期待にバットでも応えなければならない」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

◇岩瀬仁紀
<北谷球場のブルペンで50球の投球練習。
落合監督が自ら打席に立ち、握りの見え方をチェック。
こうした微調整の作業をしているのも、
今キャンプでフォーム改造に取り組んでいるから。
へその前でセットし、そこから胸まで引き上げる。
一見余分な動きが増えたような気がするが、もちろん意図はある。
何度も左手を回して、トップの位置に持って行きながら説明>
「腕の振りをよくする、スムーズに出すことができるんです。
ただ、今は『これだ』っていうものを探している段階です。
どういう形になるかは、まだ自分でもわからないんです。
テークバックで後ろに入らないように気をつけていますけど」
(中スポ)

◇落合監督
<この日投手陣より先にブルペンに入る。
待っている間に野球人の血が騒いだのか、
三輪ブルペン捕手を相手に投球練習を始める。
現役時代にもスローイングの正確さに定評があったが、
現在でも投げた約20球のほとんどがストライク。悦に入って>
「バッティング投手いけるやろ」
(中スポ)

◇杉下臨時コーチ沖縄入り(中スポ)
中日OB杉下茂氏がこの日、北谷で臨時投手コーチとして指導を開始)


◇その他の沖縄キャンプの様子は、おなじみ
中日ドラゴンズ 北谷キャンプ 2009』で。
キャンプ5日目、1カ所バッティングの動画、人気ベスト3はこれ↓
2009/2/5 1ヵ所打撃 吉見 vs ブランコ HD
2009/2/5 1ヵ所打撃 ネルソン vs 野本 HD
2009/2/5 1ヵ所打撃 浅尾 vs 新井 HD


◆ドアラの本情報。(公式ブログ)
ドアラ先生著書第2弾『ドアラのへや』の「帯」が完成。
今回のコメントは、なんと善村スコアラーが担当↓
「面白くないけど愛嬌はあるし、身体能力も高く意外に球速もある。
ポーカーフェイスで不気味な存在。そこそこ売れるんじゃないかな」

さらに善村スコアラーは、つば九郎の本の帯にもコメントを↓
「ぽっちゃりしていて可愛いいのに、スイングは鋭くて軸がブレない。
選手のサインも熱心に集めているし、将来性は未知数だと思うよ」


◆元中日監督・山内一弘氏死去 76歳肝不全で(中スポ)
元中日監督で、現役時代は毎日オリオンズ(現・千葉ロッテ)などで
ミサイル打線の強打者として活躍した山内一弘氏が
2日午後、肝不全のため東京都内の病院で死去していたことがこの日判明。
愛知県一宮市出身、76歳。近親者で密葬をすませた)

◆川又米利 氏(中日OB・野球評論家)
<中日監督就任1年目の84年、
山内氏からユニークな『バケツ指導』を受けた。
満々と水をたたえたバケツを振って、水をまく練習をさせられたという>
「体重移動のタイミングとか、
(バットの)始動の練習だったようだけど、最初は驚いた」

<その成果もあってか、翌85年に7年目で初めて規定打席に到達>
「私にとっては大恩人。プロで19年できたのも、
山内さんが使ってくれたから。ご冥福をお祈りします」
中スポ

◆彦野利勝 氏(中日OB・野球評論家)
<中日監督時代の山内氏に内角打ちの極意を伝授される。
プロ初出場、初安打、初本塁打に初打点と
すべてが山内さんが指揮をとっていた85年だった>
「現役時代、内角打ちを徹底的に指導された。
特に右ひじ、左ひじの抜き方なんて、
それまで教えてもらったことがなかったから
今も印象に残っているし、財産になった」
中スポ

◇落合監督
<山内氏死去のニュースは中日のキャンプ地、沖縄にも届く。
東芝府中から78年にドラフト3位でロッテに入団。
プロデビューした79年は山内さんの監督就任1年目だった。
中日監督としても先輩となる恩師の訃報に接し、コメントを発表>
「ドラフトで指名していただき、
私にプロ野球への道筋をつけていただいた方です。
山内さんがドラフトで指名してくださったおかげで
私はプロに入ることができました。
私をプロに導く大きなきっかけをつくってくださった方です。
今はただただ、ご冥福ををお祈り申し上げます」
中スポ中日新聞時事通信毎日jpニッカン


キャンプ5日目ドラゴンズの話題を集めましたが、
この日の一番の話題は、
やはり大ベテラン・昌さんブルペン入り
おそらくマスコミもこの話題を書きたかったようで、
この日の読谷には、今キャンプ最多という報道陣がつめかけたもよう。
当初は昨年と同じペース、もしくはキャンプ初日で
ブルペン入りするのではと言われていた昌さんでしたが、
思った以上の『筋肉痛』により、その時期は若干遅れ気味。
それでも隠密投球を行った前日には、この日の登板も若干予告。
そしてついにブルペンでの投球開始となりました。

長ければこの日から10月末まで投げ込んでいくことになる。
その『初日』ということもあり、験担ぎでも有名な昌さんは、
ビシッと『正装』で臨んだもようですね。
野球選手の正装といえば、まっ先にユニホームが思い浮かびますが、
昌さんによると、それだけでは足りないようで。
ユニホームに加え、今年使おうと思っている試合用のグラブと、
さらに昨年から使っているというスエードの試合用スパイク
この3つが揃って、初めて『正装』と呼ぶのだそうです。

その正装をまとっての初ブルペン
ところがそれにさらに拍車をかけたのが、そのお相手
なんとこの日、受けたいと立候補したのが、
今季から古巣・ドラゴンズに復帰した中村捕手コーチ
昌さんよりも1学年下の、
言わずと知れた90年代のドラゴンズの正捕手中村武志
その盟友の志願を断ることなく、むしろ快諾。
まさかの『黄金バッテリー』による初投げは、
立ち投げのみで24球、プラス前後のキャッチボールを足すと、
ちょうど昌さんの年齢である44球でのフィニッシュに。

それでも背筋をピンと張り、
ゆったりとしたフォームからミットをめがけて投げ込み、
小気味良いリズムを奏でたその1球1球は、
8年ぶりながらも、ブランクを感じさせなかった様子。
片や気持ちよさそうに、初マウンドの感触を確かめた昌さん
一方で「もうスピードは仕上がってますね」などと茶々を入れつつも、
フォームも球筋もぶれない43歳の投球に「さすが」と舌を巻いた上に
終了後「10や20じゃなくもっと勝っていける」と絶賛した中村コーチ
プロ26年目を迎えるシーズンの『儀式』は、
まさに原点と未来がクロスオーバーするシーンとなりました。


昌09年初投げ。昌さんがついに
今季初のブルペン入り
さらに受ける相手が、
中村武志コーチ
かつては、いや今も「タケシ」
呼んでいそうな感じですが、
かつての盟友同士
まあコーチとしての部分も
ありはするものの、
中村武志ドラゴンスのユニホームを着て、
200勝を突破した昌さんのボール
再び受ける機会が来ようとは。
ファンとしても懐かしく、さらに感慨深い瞬間となりました。

プロ初勝利の88年から14シーズン、
昌さんのボールを受け続け、全てを知り尽くしている
中村コーチではありますが、8年ぶりに受けたボール。
ただ『怪物』の進化ぶりに、少なくとも驚いた部分もあったのでは。
多少のリップサービスこそあるにしろ、コーチの口から
「普通にあと5、6年はやるんじゃないかな。
あと10や20勝って終わる感じじゃなく、もっと勝っていける。
普通に2ケタ計算出来るでしょう」

お墨付きをもらえるのは、とてもうれしい限りじゃないかと。
あとは昌さん自身が、シーズンに向け、
しっかりと仕上げてくれれば、まずは問題ないと思われます。

今季43歳、常々年齢の話題がつきまとう昌さんですが、
200勝イヤーの多忙なオフを過ごしながらも、
合間を見て体を動かしてきたこともあり、まずまず順調のようですね。
例年通りの読谷スタートとはいえ、全力坂ダッシュでも、
親子キャッチボールや、ノック役を買って出たりしているところでも、
その表情が明るいのは、ここまで無難に来ている証なのでしょう。
ぜひともこのままうまく調整を進めてほしいところですね。
ちなみに今後は、第1クール中に2回はブルペンに入り、
捕手を座らせての投げ込みも行うとのこと。
今季の目標は、球団最多となる211勝の更新
さらにオールスター出場、そして悲願の日本シリーズ初勝利
そのためには並々ならぬ準備が必要ではありますが、
頼もしき43歳、しっかり投げ込み、竜投を支えてほしいと願います。


その他の話題としては、
北谷では、前日に引き続いての1カ所バッティングが。
北谷レポさんの動画で、その様子がじっくり見られますが、
この日は朝倉、中田、吉見、チェンをはじめとした、
主力投手陣が打者に向かっての初投げを披露。
その中で一番の話題は、147キロをマークしたネルソンでした。
昨季の今ごろのネルソンは、正直とんでもなかったですが、
来日2年目の今季、意外と安定しているそうですね。
昨年以上に外国人枠争いはし烈となりますが、大化け期待しています。

それよりも、この日「おおっ!」と思ったのが、
全体練習後の小池への落合ノック
前日の1カ所バッティングで活躍し、このSTでも
「外野争い、小池を忘れるな」と書きましたが、
実は、小池内野も守れたりするんですよね。
この日の1カ所バッティング中も、一塁、三塁の守備に就き、
特守では和田、森野とともに、それぞれの位置で落合ノックを。
計30分受けたようですが、まずは無難な動きだったそうです。

ファンの間でも、空いている一塁に
「小池はどうか?」という案がありましたが、
落合監督、やはり動いてきましたかという印象ですね。
正直、現時点では和田よりも小池の方が
一塁守備においては、うまいのではと思われます。
それにしても改めて感じるのは、小池への期待
打撃では右打ちを、守りでは外野争いプラス内野への挑戦
攻守に「幅を広げる」良い機会でもありますし、
大きなチャンスと思って、頑張ってほしいものですね。
外野の守備には定評がある小池が、内野もOKとなれば、
チーム全体のプランも広がるのは、確かですし、
しっかり鍛錬し、アピールしてもらいたいなと。
この春良き結果が咲くよう、今後も見守りたいと思います。


そして最後は、訃報を紹介。
『打撃の職人』、『シュート打ちの名人』、
『オールスター男』と呼ばれたプロ野球の往年の強打の外野手で、
ドラゴンズなどで監督を務めた山内一弘氏が2日午後、
肝不全のため、死去していたことがこの日明らかになりました。

自分がドラゴンズファン予備軍だったころ、
そのドラゴンズの監督だったのが、この山内さんでした。
ゆえに名選手としての印象は、ほとんどなく、
『山内監督=かっぱえびせん』。
その名前を聞くと、教えだしたら止まらないという、
その情熱的な指導ぶりが、思い出されます。
それでもドラゴンズに限らす、その指導を受けた選手は数多く。
そういう面でも、野球界に功績を残した方であるでしょう。
ご冥福を心からお祈りいたします。




コメント

昌投手と中村コーチの黄金バッテリー復活は
めちゃくちゃ嬉しかったです。二人の
若かりし頃の雄姿が甦ってきましたし、
今でも本当に絵になるコンビだな?と!

小池選手のサードノックは驚きましたが、
横浜時代に経験ずみだったんですね。
出場機会が増えますし、ディフェンス面の
オプションも増えますから、楽しみですね!

中村コーチのおっしゃることが、ホントなら、とんでもない投手ですよね・・・・。
でも今年2年契約っていうのも、驚きだったし、
ホントにアト5年くらいやってくれそうな気もしてきます。
そして、いろんな選手が、いろんなところを守っていますね。
小池のサードはびっくりでしたが、シーズン中はないような気がするし、
あるようでは、これまた危険ではなかろうかと感じました。
アト。和田よか、小池の方がうまいっていうのも、無知な私は驚きでした。。。。
充分にありえる選択肢なのかな?小池のファースト。

中村コーチとの
黄金バッテリー復活で
気をよくした昌さんが
今年20勝あげそうな予感を感じているのは
私だけでしょうか?
またしてもド素人発言でした~

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