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2009年2月 7日 (土)

吉見に神様フォーク伝授と新井野球漬けの日々。

ドラゴンズ沖縄キャンプは、第1クール6日目。
徐々に選手も最初の疲れのピークとなるなか、
この日も早朝から暗くなるまで鍛錬が続きます。
そんななか、前日合流した杉下臨時投手コーチが、
4年目右腕の吉見宝刀・フォークボールの投げ方を伝授。
フォークの精度の向上を課題にしている吉見は、
『神様』からのアドバイスに真剣に聞き入っていたもよう。
その他新井豪快場外弾、井端練習欠席などこの日の話題を。

ドラゴンズトピックス(6日)

◇吉見一起
<沖縄キャンプ6日目、北谷球場のブルペンで
『フォークの神様』杉下臨時コーチからアドバイスを受ける>
「初めてアドバイスをもらいました。
直球とフォークは一緒だから手首を使いなさい、と。
これまでフォークは(指の間からボールを)
抜くものだと思っていました。
ところが杉下さんからは手首の使い方を教わりました」

<プロ4年目にして、初めて受ける具体的なアドバイス。
それを受けて、すぐフォークを2度投げたが、1球はワンバウンド。
この日投げたのは81球。そのうち10数球をフォークに費やしたが、
投げ終わった後も再び耳を傾ける。
時間にしてわずか3分だったが、ブルペンを整備する手を休め、
身ぶり手ぶりを交えた講義に真剣に聞き入る>
「今までは(指から)抜くことを意識していて、手首が固まっていた。
正直、投げてみてもまだバラバラ。
手首が寝ているからワンバウンドになると指摘されました。
ほんの数センチのことだと思いますけど…。
手首を使うのは難しかったけど参考にします」

<また杉下コーチが直球に太鼓判を押したことには>
「ストレートがよくなっている実感もないし、心当たりもありません」

<今キャンプのテーマは、フォークを磨いて投球の幅を広げること。
オフには、社会人時代の先輩であるオリックス・金子から
元大リーガーの野茂英雄氏に指導されたというコツを教わった。
この日はまだ、完全に理解はできなかったが、
ありがたい『神様』の教えを生かしていくつもり>
「ことしはもっと研究されるだろうから、フォークの精度を上げたい。
まだばらつきがあるので、試行錯誤を重ねていきたい。
フォークがいかないといいピッチングはできない。
少しでも教えていただいたことを吸収できれば。
野茂さんの言われていたことと一緒でした。
手首を直球の時と同じように使うことが重要ですね。
(アドバイスを)参考にして
(しっかり決まる)確率を上げていきたいですね」
中スポサンスポ朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー


◇杉下茂臨時コーチ
(中日OBで臨時コーチを務めるが、
この日、北谷球場で吉見に宝刀・フォークボールを指導。
腕組みをし、ブルペン投球を見守り、背後から近寄ると>
「ストレートを投げてごらん。次はフォーク」

<両方を見た『フォークの神様』の教えは意外だった>
「フォークとまっすぐは一緒。
ストレートと同じように、手首を使って投げなさい」

<昨年も吉見を指導しているが
『遊び感覚でボール拾いの時に指で挟んでみなさい』と
握りの覚え方を伝える程度。
今年は実戦編となり、具体的な投球法を説く。
フォークを教えたのは、吉見のストレートに、
昨年からの成長を見たからという。太鼓判を押して>
「フォークはまだものになるかわからないが、
昨年よりずっといいストレートを投げている。
ストレートが満足に投げられなければ
(フォークを覚えても)小手先になる。
藤川(阪神)もフォークを教えるのに
(弟子入りを志願してから)3年かかったんだ。
吉見は(プロ)4年目にしてはいいストレートだった。
今年、一番いいボールを放っている。
ストレートが良くなれば、自然とフォークは良くなる。
フォークってそういうもの。これから良くなるでしょ」

<またドラフト5位ルーキーの岩田にも変化球を指導。
『杉下塾』の開講で、中日投手陣のレベルは確実にアップしていく>
「変化球を投げるときに腕の振りがゆるくなっちゃう。
それだと変化球と(打者に)分かる。
ストレートと同じように振らなきゃ」
中スポ12朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇谷繁元信
<この日ブルペンで吉見のボールを受け、成長を認める>
「去年と今年じゃ全然違うよ。意識の問題だと思うけど」
中スポニッカン

◇岩田慎司(ドラフト5位)
<フリー打撃に登板。
速球から変化球に切り替えたとたん、打球は鈍い音ばかりに。
プロの打者に変化球を投げるのは初めて。
澤井と藤井に対し、カーブ、スライダー、フォークを生き生きと操る>
「自分の持ち味がだんだん出るようになってきました。
変化球が持ち味だと思っているので」

<打者が投手の変化球を打つのはこの日が初めて。
投手有利の状況ながら、緩急、コースをうまく利用。
ひときわ目を引いたのが100キロ前後の超スローカーブ。
見逃しストライクを奪う場面も。
フレッシュな投手にはスピード感を求めがちだが、
この新人右腕は、遅い球が光る。
ブルペンで杉下臨時コーチから変化球について指導を受けて>
「自分のカーブを見るのが初めてだったからじゃないですか。
慣れていないからですよ。
(スローカーブは)大学の時から武器にしているボール」
中スポ

◇都スコアラー
<岩田のフリー打撃登板を後方から見て>
「どの球種でもストライクにできるコントロールがある」
中スポ


◇チェン・ウェイン
<実戦練習でマウンドに立った翌日のこの日、
計画していなかった投球練習をあえて行う>
「昨日、投げた感じがよくなかった。
本当は今日は投げないつもりだったけど、投球のバランスを確認したかった」

<直球と変化球を交え、ラスト3球。
納得いかず最後にもう1球投げた。自分に言い聞かせるように>
「疲れがたまっている。
だけど、昨年初めて1軍で1シーズン投げたばかり。
だから、頑張らなくてはいけない」

<1年前のキャンプは左ひじのけがが治り、支配下登録されて迎えた。
一つ壁を乗り越えると、こんなにも貫禄がつくのかと思うぐらい
輝いている。その存在感と責任感は確実に増した>
「昨年は勝負の年だと思った。成績を残さないと首になってしまう。
自分の投球をしよう、自分の投球をしよう、とそれだけを考えた。
そうしたら、結果が出た」

<連日20℃を超える暖かさ。ステップアップの予感が漂う>
「台湾より暑いぐらい。
台湾と同じような暖かさだから、気持ちがいい」
中日新聞

◇勝崎コンディショニングコーチ
<チェンの体調面を担当>
「(チェンは)ひじを悪くしたことで、
リハビリテーションをしながら鍛えているため、
ひじ、肩、体幹とバランスよく体が大きくなっている」
中日新聞

◇三木トレーニングコーチ
<同じくチェンの状態について>
「もともと筋肉も股関節も柔らかい。
かつての今中に似ているが、
ひざが柔らかいので下半身をしっかり使って投げられる」
中日新聞

◇久本祐一
<フリー打撃に登板し、ブランコとデラロサに合わせて48球。
カーブも織り交ぜつつ、真っすぐでは詰まらせて
フライを打ち上げさせる場面もしばしば。それでも不満顔で>
「クイックモーションに切り替えてから
4球ほど(制球が)ばらついた。
実戦ならいきなりヒットを打たれた場合に対処できない」
(中スポ)

◇金剛弘樹
<打撃投手として、デラロサと小田に約50球。
コントロールに満足顔。実際サク越えは1つも許さず、
約10球の変化球もしっかり決まった。好調をアピールして>
「直球が低めに集められた。
頭の上を越されるような打球も少なかった。
いい感じで(肩が)できあがっています」
(中スポ)

◇佐藤亮太
<今キャンプの自身最多球数を投げ込む。
フリー打撃登板の後、再びブルペンへ。計147球を投げて>
「打者が相手だとどうしても腕が横振りになってしまう。
そこを意識して、縦に振れるようにブルペンで修正しました」
(中スポ)

◇中田ブログ「かなり久しぶりです・・・。」
中田が昨年10月1日のサイトリニューアル以来初めて、ブログを更新
「かなり久々の更新になってしまいすみません・・・。
更新しようと思いながらも、なかなかタイミングが見つからず、
ここまで延びてしまいました。
今は、ご存知の通り沖縄でキャンプ中です。
体調は、怪我もなく痛い箇所もなく順調なのですが、
体の張りはなかなかパンチ効いとります(笑)」
と近況報告)


◇新井良太
<両翼98メートルの北谷球場でのフリー打撃で、
推定飛距離140メートルの場外弾を放つ。
打球は左翼席の高さ約20メートルの防球ネットをも越えた。
球場に隣接するソフトボール場手前の芝生に転がる。
怪力の新外国人・ブランコでさえ、いまだに打っていない場外弾。
さらにフリー打撃全体では46スイングで9本のサク越え。
自身も、飛距離アップの手応えを感じ取って>
「越えたんですか? 打球の行方は見ていませんでした。
確かに今は強い打球が打てているという感触があるんです」

<『力』と『技』が一つの形として融合しつつある。
オフの間は筋トレに没頭。地元・広島に帰省した際も
ジムに通い、ハードなトレーニングに終始した>
「体全体が大きくなりました。胸囲、腕回り、太もも…。
すべてのサイズが太くなったんです」

<そして『技術』。今キャンプでは連日、
立浪兼任コーチにマンツーマンで特訓を施されている。
おかげで『体が開く』という悪癖は矯正されつつある>
「体に巻き付くようにバットが出るようになりました。
以前よりバットのヘッドが利いていると思います。
力だけじゃない、理にかなった打ち方が身に付いてきました」

<4年目の自身にとっては定位置獲得の今が最大のチャンス。
それを十分に分かっているからこそ、
沖縄にあえてファーストミットしか持参しなかった>
「昨年は外野のグラブも持ってきましたけどね。
決意の表れ? そういうことです」

<ブランコが加入し、和田と小池は新しく一塁に挑戦する。
レギュラーどりへの道はまだまだ平坦ではないが、
あくまで『わが道』を歩く。迷いなく、こう言い切り>
「人のことは気にしません。自分のできることをやるしかない」

<まさに『野球漬け』の日々。
この日は全選手で最も早い午前9時20分には球場に入り、
球場を出たのは最も遅い午後7時だった。
打って守って走っての長時間の過酷なメニューに>
「キャンプで1、2キロは体重が減りました」

<それなのに、宿舎に帰っても頭から野球が離れることはない。
『今やらなければ』という気持ちが、それほど強い>
「寝る前に30分くらいは自分の打撃フォームをDVDでチェックします」

<『自分には才能がない』が口癖。だからこそ力を込めて言う>
「毎日一番多く振って、一番多く守る。腹を据えて頑張ります」
中スポ

◇立浪和義兼任コーチ
<朝一番からが精力的に動く。
早出の新井を特訓するべく、いち早く北谷球場入り。
屋内練習場では自ら『打撃投手』を務め、
7~8メートル先の新井へ投球。投げながら細かく指導を施し>
「コースに逆らわずに打て。タマを呼び込め」

<身ぶり手ぶりを交えた1時間近くにわたる熱血指導。
新井を『師弟強化選手』にすると宣言。
将来性豊かな大砲に、自らの打撃理論を徹底的にたたき込む>
「キャンプで見てみたら悪くなっていた。
体が早く開いてしまう。新井はよくなってきているけど、
練習は反複しかない。集中的に鍛えたいね」
(中スポ、時事通信ニッカン

◇野本圭(ドラフト1位)
<連日、精力的に打ち込んでいる。
この日は早出特打に続き、フリー打撃で
川井、佐藤亮太の両左腕を相手に、中堅方向へはじき返して>
「力のある球に振り負けないように」

<全体練習後は室内練習場でマシン打撃に取り組み、
同じ左打ちでコーチ兼任の立浪から下半身の使い方、
また川相コーチからバントを教わるなど勉強の日々。
外野のレギュラー候補に挙がるルーキーは>
「少しずつ課題をクリアしていきたい」
毎日jp

◇藤井淳志
<屋内練習場で笘篠コーチから送球の指導を受ける。
100点の送球ができるが、0点の悪送球もありうる。
要は『腹八分目』ができるかどうか。
たとえば和田はこの達人。元捕手ならではの
コンパクトなフォームから、ほぼ狂いのない軌道で本塁へ返す。
送球に必要なのは、正確さ、速さ、そして強さ。
この3要素を備えているのは、イチロー(マリナーズ)。
テークバックをしっかり取るダイナミックなフォーム。
目指しているのはこのイチロー型という。
宿舎の夕食会場でも立浪、和田、井端から
強肩の制御を説かれたそう>
「ボクは和田さんのようには投げられない。
イチローさんのように時間をつくってやりたいんです。
そうすればボールの握り替えもできるし…。
軸足に体重を乗せて、前でリリースする。
そういうフォームを固めていきたいです」
(中スポ)

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<外野手の特守なのに、屋内練習場。
メーン球場でのノックではなく、
キャッチボールとゴロ捕球からのスローイングを反復。
藤井とのマンツーマンレッスンの目的を説明>
「あの肩はもったいないから。
でも、今の藤井ならボクが(敵の)三塁コーチなら
回します(本塁に突入させるという意味)。
100の力で放ったら、140キロ出るものも逆に出ない。
力まずに80の力で放ったら、すばらしい球がいくんです。
その力加減、コツがわかってくれれば」
(中スポ)

◇荒木雅博
<左肩リハビリのため、打撃は別メニューだがマシン打撃を再開。
屋内練習場でカーブを32スイング。
なお手探りの状態だが、上向いているのは間違いない>
「徐々にでも左肩を慣らしていかなきゃいけないですから。
打ちたくなった。そんな感じです」
(中スポ)

◇井端、4年連続キャンプ途中離脱…中日(おおさか報知)
◇井端、4年連続で“珍病リタイア”…右目に腫れ物(スポニチ名古屋)
◇井端が欠席(中スポ)
井端がこの日、体調不良(右目のものもらい)のため練習を休む。
かかりつけの病院で検査を受けるため、沖縄を離れ、東京都内に移動。
近日中に復帰できる見込み。
チーム方針で詳細の発表はなかったが、関係者によると症状は軽い模様。
「目に何かがあってはいけないし、東京で治療を受けるようだ。
大丈夫だと思う。心配していない」)


◆加藤聡(育成ドラフト1位)
<読谷球場のシート打撃で2本塁打を放つ。
同期の小林高也がサク越えを連発しているなか、負けじとアピール。
実戦想定のシート打撃で自由に打つことが許されたのは、4球だけ。
その初球をバックスクリーンに運ぶと、4球目は左翼の防球ネットへ。
スタンドそしてコーチ陣からは感嘆の声が漏れる>
「たまたまですけど、うまく打ててよかった」

<長打力には自信があったが、
プロでは真価が発揮できないでいた。
復調のきっかけは前日の練習。高柳コーチに
『もっとリラックスして打て』と助言されたという。感謝しきりに>
「力を抜いて打ったんです」
(中スポ)

◆小林高也(育成ドラフト2位)
<何もかもが嫌になっていた。
衝撃の言葉で失意の3年前を振り返る。
05年、北海道日本ハムから
育成での指名の可能性が伝えられたが、
入社内定していた企業が育成では行かせられないと主張。
『絶対にプロに行きたい』という思いは実らず>
「人間不信になってしまいました」

<ルールには反していないが、あまりのショックで
冷静な視点など持てるはずもなく、わずか3カ月で企業を退社。
野球を忘れるため、一般企業に就職し、仕事に没頭。
寮と職場を自転車で往復するだけの毎日。引きこもりに近かった>
「野球をやれって言われるので、誰にも連絡しなかった。
親とも電話しなかった」

<そんな失意のときに、1本の電話が。
東京経済大時のエースで親友の大塩将之さん。
ドラフト候補だったが、右肩を痛めプロ入りを断念。
一般企業に勤めながら、クラブチームで野球を楽しんでいた。
昔話に花を咲かせ、電話を切った後自問自答。
再びプロを志す決心をした>
「オレは何をやっているんだ。
アイツはもうプロを目指せない。オレはプロを目指せるのに。
逃げているだけじゃないのか」

<その後、大塩さんは毎週、電車で片道30分かけて訪れ、
自身の打撃フォームを見てくれたり、相談にも乗ってくれた。
そして昨秋の育成ドラフト。親友と二人三脚で夢を掴んだ>
「大塩のためにも、2人分活躍しないといけないんです」

<キャンプでは読谷球場で、復活した長打力をアピール。
この日はシート打撃で右翼に本塁打。かつての自分はもういない>
「今は野球が楽しい。楽しいっす」

<書き初めは力強い字で『氣』。「気」の旧字体>
「(新潟明訓)高校時代の
佐藤(和也)監督に教えてもらった言葉です。
普通の気より力強い感じがしますね。
プロでも気持ちの持ちようで変わってくると思うので、
大事にしていきたいですね」
(中スポ)

◆山本昌
<2日連続で読谷球場のブルペンへ。
中野ブルペン捕手を立たせたまま10球投げると
こう要求して、その後30球を投げる>
「軽く座って」

<ストライクゾーンの高め付近に
投げ続けて、ベテランはボヤいていたが>
「まだバランスが悪いから低くはいかないなあ」

<途中、ストライクゾーンの低めにビシッと決まると満足そう>
「おお。1球入ったね」

<計40球を投げ終えると>
「このクールはあと2日あるので、もう一度ブルペンに入るつもり。
徐々にペースを上げていきます」
(山本昌公式『2009キャンプ日誌』2月6日、中スポ)

◆杉山2軍用具担当
<キャンプ中のある日の出来事。
読谷球場の一塁側スタンドに隣接した荒れ地。
高さ1メートルはあろうかというヤブをかき分け、突き進む。
フリー打撃などで場外に飛んでしまったボールをひたすら拾う。
読谷球場の防球ネットは非常に低い上、ところどころ破れているため、
ボールが場外に出てしまうことも多い。
ヤブは深く、ボールを見つけるのすら困難。あまりの大変さに
『2、3日に1回拾うようにしたらどうですか』と提案したが>
「早く拾わないと、ぬれたりして
ボールが駄目になるかもしれないからね」
(中スポ<ドラ番記者>


◇その他の沖縄キャンプの様子は、おなじみ
中日ドラゴンズ 北谷キャンプ 2009』で。
キャンプ6日目のセレクト動画は、この4つ↓
2009/2/6 野本の早出打撃練習
2009/2/6 新井を早朝打撃指導する立浪
2009/2/6 1ヶ所打撃 菊地 vs 堂上直倫 @読谷球場 HD
2009/2/6 1ヶ所打撃 樋口 vs 加藤 @読谷球場 HD

久々に一塁守備を行う我らが渡邉コーチの姿も見られます!


ドラゴンズ沖縄キャンプは、第1クール6日目。
この日も晴れのち曇り、最高気温22.8℃と
依然として雨も降らずに、好天続きの沖縄。
北谷球場では、若手投手陣が打撃投手を務め、
主力を除く野手陣が、状況を設定したケース打撃で実戦練習。
またティー打撃しかしていなかった谷繁荒木
初めて屋内練習場でマシン相手にフリー打撃を行ったそうです。

それにしてもキャンプ6日目、こう雨が降らないと
さすがの選手たちも、最初の疲れのピークとなっているのでは。
今朝のスポーツ紙からの話題では、
選手よりも、むしろコーチ陣の方が元気な印象が。
特に精力的に動いていたのが、前日北谷入りした杉下茂氏。
今春も『臨時投手コーチ』として直接指導して下さるそうですが、
その初日、4年目右腕の吉見
宝刀・フォークの投げ方を伝授していたもよう。

昨年も握りこそ教えてはいたものの、あくまで遊び程度
元々自らが認めた良いストレートが投げられるようになって、
初めてフォークを教えるというのが、『杉下流』なのだそう。
そんな杉下コーチの眼鏡にかかったのが、この日の吉見
ブルペンで質のよいストレートを投げ込んでいるのを
後ろで見守ったのち、スッと近づきこうアドバイス。
「指でボールを挟み、
ストレートと同じように、手首を使って投げなさい」。

『フォークの神様』からの初めてのアドバイスをもらい、
さっそく手首を使って、フォークを試投してみたものの、
ワンバウンドしてしまうなど、なかなかうまくいかない。
それでも投球の幅を広げるために、
フォークのレベルアップを今季の重点課題に掲げている吉見
ブルペン投球を終え、マウンドをならす際にも
再び受けた杉下コーチからの助言に真剣に聞き入っていたそうです。


神様フォーク伝授。中スポのフォトなどで、
杉下臨時コーチ
吉見に優しい顔で
アドバイスしている姿がありましたが、
83歳の御大
まずはお元気で何よりですね。
合流初日から吉見、そして明大の後輩でもある
ルーキーの岩田に助言していたようですが、
今季も御大ならではのアドバイスをビシバシ送ってもらい、
投手陣のレベルアップに一役買ってほしいところですね。

そんな杉下コーチのお眼鏡にかかり、
今年『神様フォーク』を伝授してもらったのが、吉見
もしかしたら落合監督辺りが、
「吉見にフォークを教えてやって下さい」
事前にお願いしていたのかもしれませんが、
どちらにしても、吉見にとってはまさに願ったり叶ったり
キャンプ前に教わったという『野茂フォーク』のコツと
うまくミックスさせて、より自分にフィットする
吉見ならではフォークを完成させてほしいところですね。

そのフォークとともに、杉下コーチが絶賛したストレート
もともと吉見のストレートというのは、あまり印象にはないですが、
スライダー、フォーク、パーム、シュートという
変化球を生かすためには、真っすぐがしっかりしていないと。
チェンのコメントにもあったように、
昨季初めて1年間投げ抜いたことによる疲れも心配されますが、
現状の吉見に関しては、それはなさそうなムード。
エース不在でシーズンを迎えるであろう今季、
もちろん首脳陣の計算には、当然入っていることでしょう。
この日伝授された神様からの金言をしっかり理解して、
今後のキャンプで投げ込むことで、フォークを磨きをかけ、
シーズンでの新たな武器としてほしいと期待します。


一方、打の方のコーチで目立つのは、
やはり立浪兼任コーチでしょうか。
この日も早出特打から新井を中心にみっちり若竜を指導。
その効果が出始めたのか、新井がこの日のフリー打撃で
レフトへ140メートルの場外弾を放ったようですね。
まさにパワーアップした和製大砲候補
豪快なスイングからようやく放たれた一発という感じですが。
それにしても新井にとって、今年のキャンプは、
まさに『ライオン』状態と言えるでしょうね。
といっても、百獣の王という表現ではなく、
おはようからお休みまで「野球」を見つめるという意味ですが。

まあ一塁のレギュラーというこれ以上ないチャンスが
目の前にぶら下がっているのですから、
絶対にモノにするというぐらいの気持ちで臨まないといけない。
徐々にながら、チームとしても、
ブランコ、和田、そして小池に一塁を守らせ、
外堀を埋めてきている気配もチラチラするものの、
やはり若竜の旗頭であり、『立浪チルドレン』である新井
この選手の成長が、イコールチームの底上げにも繋がってくるでしょう。
きょうを含め第1クールもあと2日、踏ん張ってほしいですね。


その他の話題としては、
読谷球場での1カ所バッティングで、
育成ドラフト1位の加藤と2位の小林高也アーチ競演
特に加藤にとっては、うれしい一発となったのでは。
これまでは「谷繁に似ている」という話題しかなかった背番号201ですが、
リラックス効果によるこの復調弾で、今後調子を上げてくるかも。
さらにハツラツさを見せ、アピールを続けてほしいですね。

また主力選手のなかでは、井端がこの日の練習を欠席
球団発表ではお得意の「体調不良」となっていますが、
スポーツ紙によると「右目のものもらい」とのこと。
東京に戻って診察を受けたのち、再びの合流となりそうです。

それにしても、これで4年連続の離脱
06、07年と2年連続で虫刺されが悪化し、練習欠席。
昨年は視力矯正のレーシック手術の後遺症
第1クールは別メニュー。そして今年と…。
もはや春の井端離脱は、読谷の「牛一匹丸焼きパーティー」とともに
沖縄キャンプの恒例行事といえるでしょう。
それでもは野球選手にとって大切な部分
今シーズンは再び全試合出場に挑むでしょうし、
まあ今のうちにしっかり休んでおいてください、と言うことで。




コメント

小林高也
がぜん応援したくなってきますね
果たして背番号が
3ケタでなくなる日は来るのでしょうか?

ところで
井端選手の箇所で気になったんですが
レーシックって後遺症あるんですね?
「あの御方」は大丈夫なんでしょうか?

吉見投手に関しては、心配なさそうですね。
昨シーズンの実績が自信になり、生き生きと
調整しているように思います。開幕投手候補の
1人でもありますが、4月のウイークデーに
6試合対戦する阪神戦を見据えて、まずは
神宮で初登板するかも?…と予想しています。

育成の2選手も元気いっぱいですね。
週べの選手名鑑で、「加藤選手=谷繁選手」を
あらためて認識したところです

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