いきなり落合ノック解禁、竜沖縄キャンプスタート!
リーグ優勝と日本一奪回を目指す
中日ドラゴンズの沖縄キャンプが、この日スタート。
主力が北谷球場で、若手主体が読谷球場で
それぞれ約1カ月間、シーズンへの土台づくりに励んでいきます。
『全員競争』を掲げた今年のキャンプ。
その初日、落合監督がいきなり昨季は封印していたノックを解禁。
遊撃へのコンバートとなる荒木らにノックの雨を降らせました。
その他ブランコ8連発、新人野本に立浪指導など初日の話題を。
ドラゴンズトピックス(1日)
◇落合監督
<6度目の春季キャンプを迎えたこの日、
練習に先立ち、北谷球場では歓迎セレモニーが開かれ、
グラウンドであいさつ。セ・リーグ制覇と日本一奪回を力強く誓う>
「えー、おはようございます。
2009年、中日ドラゴンズは完全優勝をこの手につかみ取る。
その土台づくりがきょうからはじまります。
2月1日、きょうこの場から11月いっぱいまでかけて
それを達成するために我々はこの地で鍛えられるだけ鍛え上げて
2009年のシーズンに入りたいと思います。
ご支援ご声援のほどよろしくお願い致します。ありがとうございました」
<練習開始前に行われた記者会見から。
キャンプ初日を迎えて>
「また野球が始まるなっていう、それだけですね。
これから大変だと思います」
<どんな方針で臨む?>
「まあ1カ月間のキャンプで、1年の体力っていうのは
付けられるものじゃないんだけども、
まずは4月3日(の開幕戦)にメンバーそろえるための、
その取っかかりなんだろうと思います、きょうからは。
あとは選手が自分らで白黒決着を付けるんじゃないですか。
選手も生き残りをかけて、必死に野球をやってくれるんだろうと思います」
<今季はかなり状況が変わったが、レギュラーは想定している?>
「今年は1つも(ポジションは)埋まってません。
元気な者が、(開幕戦の)4月3日のグラウンドに立つ。
今から構想は立ててません。
現実には、井端がいて、荒木がいて、森野がいて、和田がいて、
まあ谷繁、ビョン(イ・ビョンギュ)にしても、
そういうメンバーがいるわけです。
ただ、彼らがどういう状態で4月3日を迎えられるか、
今のところ見当がついてないっていうだけのことであってね。
その辺埋まってないっていうのを、誤解しないでくださいね。
メンバーはいるんですよ。これらをどうやって
うまくそこへ持っていくかっていうだけのことですから。
空いてるっていうのは、そういうことなんです。
元気な者(が立つ)、そこが基本線だと思います」
<若手にチャンスは?>
「これは、このキャンプだけじゃなくて、
一度ユニホームを着た人間であれば、
誰しもレギュラー獲りたいと思ってるんでね、
それは今年始まったことではないんだろうと。
そこを押しのけて誰が出てくるか、
どれだけ強力な選手がそこのポジションにいても、
それを押しのけて出てこれるだけのものを持たなければ、
この世界では生き抜いていけないんでね。
そりゃチャンスは全員にあるんじゃないですか。
力のない者は使いません」
<キャンプでノックバットを握るかどうか問われ、
荒木、井端、森野を『強化指定選手』に指名>
「(バットを)握らざるをえないでしょうね。
ただターゲットは決まってます。
荒木、井端、森野、この3人が主になるだろうと思います。
彼らにはもうひと回り大きな選手になってもらわなきゃいけないんでね」
<今年のキャンプはどこを重点的に見る?>
「今年もそうなる(じっくり見ることになる)と思います。
ある程度5年間で見てきたものはありますから、新人を除いてね。
だいたいどのくらいの能力、どのくらいの体力あるかっていうのは、
だいたいこちらの方でも把握してるんで。
同時にそれ(現在の評価)プラス何か新しいものを、
これから探してやらないといけないんだろうなと。
今まで通りではダメなんだろうと。
だから新たな発見をこちらもしなきゃいけないし、
選手も気が付いてくれるっていうのかな。
自分にはこういう別の面があったんだっていう、
そういうキャンプになるんだろうと思います。
だから今は頭の中には何の色も付いてません」
<04年も06年も守り勝つ野球でリーグVを果たした。
ほぼ野手正面だけに絞ったノックは、まだまだ序章に過ぎない>
「勝ち負けは相手より1点余計に取ってりゃ勝つっていう、
そこはもうはっきりしているわけですから、
だから勝つ野球をもう一度しなけりゃいけないんだろうと。
今までもそれをしてきたんですけども、
それをもう一回植え付けていかなきゃいけないのかな」
(中京テレビ「スポスタ」より、中スポ1、2、おおさか報知、
共同通信社、時事通信、毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン1、2)
◇荒木雅博
<落合監督にグラブの使い方などを指導されながら
30分間ノックの嵐を受け、初の遊撃守備。
遊撃の定位置が見つけられず戸惑い、
初日からの特守に疲れた様子だったが、満足感を漂わせ>
「非常にいい打球を受けさせていただきました。
監督からはグラブの使い方をアドバイスされた。
景色や意識が違うので難しい。
ショートでは素人。ゼロからのスタートです。
1つずつ課題をクリアしていきたい。
もう一度、レギュラーを取る気で頑張ります」
<また左肩を痛めていたが、昨季のCS巨人戦以来、
約3カ月ぶりとなる打撃練習を屋内で行う。
立浪兼任コーチに指導を受けながら
ティー打撃を行い、上々の感触に納得顔>
「違和感がないと言ったらウソになるけど、
痛みがなかったからやりました」
<第2クールではフリー打撃?という問いかけに、
約1週間後には本格的に打撃を再開すると言明>
「そういう感じになるでしょう」
(中スポ、おおさか報知、共同通信社、時事通信、スポニチ名古屋、ニッカン)
◇井端弘和
<亜細亜大学以来の二塁に転向。
指揮官直々のノックは受けなかったが、
『体が二塁ベースに向きすぎ』
『もっと先に(打球に)入ってこい』という助言を受けながら、打球を追う。
黄緑色の二塁用グラブを使用しながら
併殺の動きに何度も首をかしげるなどブランクも。
ゴールデングラブ賞5年連続受賞野手は苦笑いで>
「学生時代を思い出しながらやったけど、体が覚えていなかった。
(二塁の動きを)頭の中では覚えているけど遊撃の動きになってしまう。
基本を反復するしかない。とにかく体で覚えていきたい」
(おおさか報知、共同通信社、スポニチ名古屋、ニッカン)
◆河野明子アナウンサー(テレビ朝日)
<昨年12月に井端と結婚。
この日、中日北谷キャンプを訪れて、ドーナツとTシャツを差し入れ。
サブグラウンドでの特守では約1時間、
新妻は一般客とともに熱視線を注ぎ
新たなポジションに挑戦する夫を気遣って>
「今日はプライベートで来ました。
遊撃からコンバート? 楽しみですね。
いろいろ試していたみたいですけど、どうなんでしょう」
(おおさか報知、ニッカン)
◇トニ・ブランコ
<注目の新外国人内野手が衝撃のフリー打撃を披露。
落合監督もケージ裏から注視する中、
『8連発』を含む96スイングで15本のサク越え。
その実力を推し量ろうと見守っていた関係者に、
驚異のパワーを見せつける。
右投手、マシン、左投手の3カ所で行った来日初のフリー打撃。
周囲を驚かせたのは相手が左の永田打撃投手に代わったとき。
この日の75スイング目に右翼芝生席に運ぶと、
次々と快音を残した白球がフェンスの向こうに消えていく
終わらないサク越え弾は8本目をもって終了>
「8連発? 風のおかげだよ。
力? きょうは最初だから80%くらいかな。
中堅から右へ素直に打つことを心がけた。
初日だから最初は難しかったけど、
だんだんリズムが出てきた。きょうはいい練習ができたね」
<右投手、マシン、左投手の順番で行われた
フリー打撃は言葉通り、最初は低調。
特にマシン打撃ではタイミングが合わず、
ポップフライを打ち上げるなど苦しんだが、
最後に左の打撃投手と対戦すると急変したかのように鋭い当たりを連発。
ちらりと『左キラー』の片りんものぞかせて>
「一般的に右打者は左投手に強いものだから」
<『8連発』の内訳はすべて中堅から右翼方向、
15本のサク越えがあったが、左方向は2本だけ。
本塁打以外の打球も低い弾道で中堅から右への打球が大半を占める>
「いつも右翼方向に打つことを意識しているんだ。
もちろん、インコースのボールなら引っ張るよ。
でも中堅から右翼方向への打球は自分のスタイル。
理由? 変化球に対応するためだよ」
<中堅から右へコースに逆らわない姿勢は、
日本野球に対応するための努力。
橋渡しを務めたのは同じドミニカ人で通訳兼ブルペン捕手のルイス>
「彼から日本の野球は外への変化球が多いと聞いてたから。
それに合わせるためさ。でも、まだ8割の力だよ」
(中スポ、ニッカン、デイリー)
◇石嶺打撃コーチ
<初めてブランコの打撃を見て、
クレバーな一面を披露した新外国人に高評価>
「まだ初日だからどんな打撃スタイルかはわからないけど、
スイングはシャープだし、右方向にも打てる。
それに柔らかさがあるね」
(中スポ、ニッカン、デイリー)
◇森野将彦
<久々のユニホーム姿で『イメチェン』。
ユニホームのすそをひざまで上げて、ストッキングを露出させる
『クラシックスタイル』で登場。笑いながら>
「この方が楽です。野球少年みたい? プリップリでしょ」
<キャンプ初日のフリー打撃で快音を響かせる。
終了を知らせる合図から連続3発。
真芯でとらえた打球は同じ軌道を描き、右中間の芝生席へ。
満足感を口にするには早すぎる。求めるレベルは低くない>
「もうちょいかな。もう少しセンター寄りが理想」
<キャンプでやりたいことを聞けば即答。
何をするかでなく、絶対にしてはいけないことが一つ>
「けがをしないこと。
ここでの練習の量と質は十分にある。
でもそれを減らしてしまう原因がけがだから」
<絶対的な長距離打者が不在の今季、
新たな4番候補に挙げられるが>
「(4番への意気込みは)ない。
4番がしっかりしていて3、5番が生きてくる。
3、5番が4番を楽にすることもある。今年は『助け合い』になると思う」
<力まず、最善を尽くそうとする決意がにじむ>
「今年は何かしなきゃいけない立場になった。その責任感がある」
(中スポ、中日新聞)
◇野本圭(ドラフト1位)
<主力の北谷組に抜てきされた新人は、初日を終えて充実した様子。
全体練習終了後の特打で『目標の人』
立浪兼任コーチから早速教えを受ける。
指摘されたのは、主に打撃時の『下半身の使い方』。
矯正のために、足を上げずにノーステップで打つ動作を
繰り返すように教わり、うれしそうに目を輝かせて>
「タイミングの取り方と、下半身の使い方を教えてもらった。
今までに聞いたことがないようなアドバイスをいただきました」
<アマ時代には未体験の過酷な練習にもめげず、
新人らしくどん欲に上を目指す意気込み>
「宿舎に帰ったら、教えていただいたことを試してみたい」
(中スポ、共同通信社)
◇岩田慎司(ドラフト5位)
<真後ろから落合監督が見守るなかブルペンで投球練習。
直球にカーブ、スライダー、フォークの持ち球すべてを交え50球。
宣言通り、沖縄自主トレから連日ブルペンも続けている>
「緊張しましたけど、これからもどんどんアピールしていかないと」
<ブルペンで、審判員から投球フォームの一時静止が
違反投球になるおそれがあることを
指摘されたが、直後に修正し、OKをもらって>
「厳しいとは思いません。普通ですよ」
(中スポ、<ドラ番記者>、共同通信社)
◇赤坂和幸
<2年目右腕がプロ初の1軍キャンプに張り切りすぎ?
キャンプで北谷のブルペンで投げるのは初めて。
しかも落合監督の目の前>
「気合が入りました。だいぶ肩も張っています」
(中スポ)
◇清水昭信
<キャンプ初日から指揮官に直々に助言を受ける。
ブルペン投球中、スライダーを投げると、
斜め後ろから見ていた落合監督に呼び止められると、
直立不動でこくり、こくりとうなずいて>
「スライダーが一度ワンバウンドしてしまい、
その後はコントロールばかり気にして投げていました。
腕が思い切り振れていなくて、『ごまかすな』と…。
(指摘を受けて)その通りだな…、と。
投げても打たれるような、試合では使えないような球を投げていたので」
(中スポ)
◇中田賢一
<初日からブルペン入り。
圧倒的な存在感を誇示していた
エース川上(現・ブレーブス)がいない今年のキャンプ。
『エースってなんだ?』と聞かれこう答える>
「チームのすべてを託される存在です。
ボクの中では(川上)憲伸さんそのものです。
でもボクがそう呼ばれるかどうかなんて、どうでもいいです。
そこに目的は置いていませんから。そこを目指すものでもないですし」
<この日の投手陣の5キロ走では独走V。
とびっきりの球威もタフネスさもあるが、昨年は勝てなかった。
四球は減ったが、被打率が悪化したことが原因>
「不思議なんですが、ボールをリリースするときに
安定していたのは(四球が多かった)おととしの方なんです。
指先で押して、最後に切る。その感覚は自分で覚えていますから」
<この日もその試行錯誤をブルペンで繰り返していたが>
「どんなに悪いときでも何とかして勝つ。そういう投手になりたいです」
(中スポ)
◇岩瀬仁紀
<昨季までは胸の前でグラブを構えて投げていたが、
この日は新投球フォームに挑戦。
下腹の前でグラブを一度構え、胸の前でもう一度止めて投球。
落合監督の指摘を受け、チェックした審判員が二段モーションと判断。
その後は審判員と話して、微調整を行う。
今後も審判員と話しながら、セーフの投球フォームを固めていく>
「(グラブの構えが)一番いいところを探してあそこになった」
(中スポ)
◇小田幸平
<プロ野球選手にとっての正月。
自主トレ期間中よりも早く床を離れ、
窓からの景色を眺めて心を落ち着かせ、
まっさらな気持ちで戦闘服に身を包む>
「あまりに気持ちが入りすぎてたんか、
6時前に目が覚めてもうた。体って正直やね」
(デイリー)
◇小池正晃
<昨季途中に横浜から移籍。
初体験となる中日のハードなキャンプに目を丸くする。
日が落ちても続く練習に苦笑。気合を入れ直して>
「横浜時代はこの時間は宿舎でゆっくりしていましたよ。
これだけ練習するのだから、
何とかレベルアップしたい。まずは打撃です」
(中スポ)
◇立浪和義兼任コーチ
<現役最後のキャンプインは兼任コーチならではの幕開け。
アップを終えた直後、キャッチボールの相手に指名したのは20歳の福田。
その後のペッパーでは19歳下の後輩にお手本を見せると、
今度はアドバイスを送りながら、ボールを投げ込み>
「(福田が)空いていたからね。
いい経験になるんじゃないかな。いい緊張感があって」
<あえて内角に投げて、こうアドバイス>
「腕をたたんで芯で打て」
<またドラフト1位の野本を指導して、高く評価>
「(野本は)センスがある打者だよ。
両足をうまく使えるようになれば、打率を残せる選手になる」
<選手・立浪としては
2年ぶりに『スローボール打ち』からスタート。
選手としてもコーチとしても、充実なスタートを切って>
「しっかり打ちたいからね。
速いボールも打つけど、2、3日はこうやって打つんじゃないかな」
(中スポ)
◇福田永将
<練習を終え自室に戻ると、すぐにブラシで汚れを落とし、
硬式球を2つはさんで、布の袋にしまう。
大きくて重い、黒のファーストミットに対し、毎日行うルーティン。
少し古びているが、とても大切にしているのは
大好きな師匠にもらった宝物だから。
新人時代の07年の秋、落合監督から一塁手への転向を伝えられ>
「正直、捕手をやめろって言われた時はショックでした。
野球を始めて、ずっと捕手でしたから」
<新しい職場は想像以上に難しく、
ゴロを捕るのもままならず、連係プレーも思うようにいかない>
「打球が怖くてしょうがなかった」
<そんな昨年4月、ファームでの練習中、
渡邉動作解析担当(現・育成コーチ)に声をかけられると
現役時代の最後に使っていたミットを借り、そしてもらう。
師匠がオイルを何度も塗り、サウナで熟成させた
ミットの実力がすさまじかった>
「吸い込まれるように打球が入る」
<その後も少なくて1時間、多くて2時間半ものノックを
連日つきっきりでおこなってくれた。
するとメキメキ上達。新井やブランコとレギュラーを争うまでに成長。
自身にとって、今季は二人三脚で守備を鍛えてきた昨年の集大成>
「捕手でダメで終わるなら納得するでしょうけど、
ポジションを変えて臨んでいるし、終わるわけにはいかない。
渡邉さんのミットで開幕戦に出るのが夢なんです」
<キャンプ初日、今年の抱負の書き初めは『貫』。
渡邉育成コーチに報いるためにも、プロに入って活躍するという
自分の意志を貫き、厳しい練習に耐え抜く覚悟>
「(理由は)今まではふらふらしていましたけど、
3年目で自分の考えを貫き、レギュラーを取ります」
<この日は落合監督のノックを約40分受け、
右ひざが内に入るクセを矯正される。師匠への恩返しが始まった>
「最後はだいぶできるようになりました」
(中スポ)
◇渡邉育成コーチ
<現役時代の04年、一塁手でゴールデングラブ賞を獲得した名手。
昨年4月ファームで、一塁守備に取り組む福田に声をかける>
「このミット貸してやるよ」
<そしてこう約束を>
「試合で長打を打ったらおまえのものにしていい」
<約束を果たし、今は福田の宝物。
それでも『5 NABE』との白の刺繍は黒のマジックで消すように指示>
「恥ずかしいから」
<その後も福田の練習に付き合い、
連日つきっきりでノックを。そのころを振り返って>
「最初、守備はどうしようもなかった」
(中スポ)
◆堂上剛裕
<読谷球場でのキャンプ初日、フリー打撃で288スイング。
右中間場外への推定140メートル弾を含む計53本のサク越え。
初日からエンジン全開で振りまくる。
サク越えの数には謙遜したが、充実の様子>
「(両翼95メートルの)ここは距離はあてになりません。
全部流さず振れました。疲れ? まだわかりません」
<期待の若手も昨年は出場わずか1試合。
自らのバットに復活をかける。
北谷へ、そして中堅レギュラー奪取へ、振って振って振りまくる>
「中堅争いのためには(守備も)すべてが必要。
でも最後は打撃がないと話にならないから」
(中スポ)
◆辻2軍監督
<サク越え連発の堂上剛裕の成長ぶりに目を細めて>
「自分なりに打ち方を考えているようだ。昨年よりよくなっている」
(中スポ)
◆井上一樹
<読谷のフリー打撃で快音を連発。
50スイングで右の打撃投手から9本のサク越え。好感触を得た様子で>
「6~7割くらい(の力で振った)。
(フォームを)さぐる感じで入ったけれど、
思ったよりひゅっと飛んでいく。いい感じでスタートが切れたね」
(中スポ)
◆河原純一
<1年の浪人生活を経て、今季入団。
事前に宣言していた通り、キャンプ初日からブルペン入り。
立ち投げで60球を投げ込む。メニューでは指示されていなかったが>
「(コーチ陣に)決められてやるわけじゃない。感触? これからです」
(中スポ)
◆山本昌
<26回目のキャンプ初日は軽めの調整。
キャッチボールの後はサブグラウンドで河原、佐藤充とノック。
室内ではバント練習を行う。若手の動きに目を細めて>
「4カ月ぶりにユニホームを着ると(体の)感じもいい。
ルーキーが無理してけがするのが分かる気がする」
<この日はブルペンに足を踏み入れなかったが、
早めにブルペン入りする予定>
「沖縄で実戦を投げられたらいい」
(山本昌公式「2009キャンプ日誌」2月1日、中スポ)
◇その他の北谷キャンプ情報は、今年もおなじみ
『中日ドラゴンズ 北谷キャンプ2009』で。
YouTubeによる再生リストは→こちら。
ちなみにSTの初日おすすめは、以下の4つ↓
「2009/2/1 ブランコのフリー打撃 HD」
「2009/2/1 ブルペン Part2」
「2009/2/1 落合ノック後のセカンド井端・ショート荒木 Part3 HD」
「2009/2/1 ファースト新井・福田への落合ノック後の指導 Part6 HD」
2月1日、ついに12球団キャンプイン!
2009年のプロ野球のシーズンがスタートしました。
この日の沖縄は、太陽がふりそそぎ、とても暖かいという
ここ数年では最も良い気候だったようですが、
荒木選手会長の指示で、全員がしっかりとユニホームを
着用してのランニング、及びアップ。
やはり戦闘服である真っ白なユニホームを着込むと
選手たちの気持ちもより引き締まってくるでしょうし、
いよいよ始まったんだなと、こちらもうれしくなりますね。
12球団一の厳しさと言われるドラゴンズのキャンプだけに
やはり初日から日が暮れるまでたっぷりと練習が行われたよう。
キャンプ初日の話題を集めましたが、
まさに『オレ竜度全開』という感じでしたね。
そのなかでこの日の一番注目は、
初日から『解禁』された落合ノック。
そのターゲットは事前の予告通り、やはり主力選手。
二塁から遊撃へコンバートされる荒木選手会長でした。
この日の全体練習中は、森野、ブランコ、野本らの
フリー打撃をゲージ裏から眺めたり、
全員ブルペン入りした投手陣を見る姿があった落合監督。
しかし自らが動いたのが、午後3時過ぎ、
北谷球場のサブグラウンドに現れた指揮官は
ショートの位置に入った荒木に約30分間のノックを。
2年ぶりに沖縄解禁となった落合ノックでしたが、
内容的には、本来の体力強化目的のものではなく、
あくまでも新しい守備位置に慣れさせるための技術的なもの。
キャンプイン初日ですし、序章的な部分も多々あったでしょうが、
それから先の動きが、実に精力的。
ノックを終えると荒木に近づき、グラブの使い方をアドバイス。
さらにセカンドの位置に入って、川相ノックを受けていた
井端にはノックこそ打たなかったものの
つきっきりで観察した後、二塁送球の際のステップなどを指導。
その後は、一塁の特守を行っていた新井、福田に対し
声をかけると、再び約40分間ノックの雨を。
しかしこちらも100本をすぎると、後ろ向きに立たせて、
打球音を合図に振り向いて打球を追うという特別バージョン。
そしてノック後は、左右に動いて打球を処理する際の
足の運び方を教え込むなど、濃密な指導を行ったそうです。
昨年はあえてノックを
『封印』していた落合監督。
しかし変革の年である今年は
打って変わって、
初日から自らバットを振り続け、
ノックの雨を降らせたようですね。
しかもその解禁した相手が、
今季シャッフルコンバートを行うアライバコンビ。
その様子を北谷レポさんの動画などで見ましたが、
いわゆる『沖縄キャンプの風物詩』が、
まさか初日から炸裂するとは、正直思っていませんでした。
まあノック自体は比較的緩やかなものだったようですが、
それ以上にこの日重要視されたのは、
ショートの位置に入っての基本的な動き。
再び『守り勝つ野球』に着手するであろうドラゴンズ。
その中核を担うのが、リニューアルされるアライバ二遊間。
その後の一塁候補への指導も含め、この部分に
最初にメスを入れたところが、実に落合監督らしいなと感じました。
さらに練習前の全体会見では、
その荒木、井端に加え、森野を『強化指定選手』に指名。
前日の全体ミーティングでは、若手を中心とした選手に
「やんちゃになれ」と競争を煽った指揮官でしたが、
この日はチームを担う主力選手に対してのメッセージ。
「もうひと回り大きな選手になってもらわないと」。
再び強いチームを作り出すうえでは、
主力である井端、荒木、森野でさえも、さらなる成長が必要。
しかも一人前にするために、再び自らがノックバットを握り、鍛え抜く。
『じっくり見る』ことプラス指揮官が自ら動いて、
選手の能力をより引き出し、新たな戦力として育てていく。
変革の年となる就任6年目、
チームを立て直すために指揮官自体もチェンジ。
そんな意気込みを感じたキャンプ初日の動きだったと思います。
1年間戦うための『体力』を作るための厳しいキャンプ。
4月3日の開幕戦のメンバーに名を連ねるために、
例年以上の過酷なサバイバルが繰り広げられることでしょう。
一塁、センターをはじめ、空いているポジションに、
どんな選手が名乗りを挙げてくるか、とても楽しみですね。
まあキャンプは、始まったばかりですし、
今季のドラゴンズがどの程度のチカラを
秘めているのかは、まだまだ未知数。
それでも主力も、新人も、若手も、ベテランも含め、
個々の課題にしっかりと取り組み、結果として
チーム全体としての『完全優勝』へと繋がってほしいなと。
その土台作りとなるであろう1カ月間、
沖縄の地で泥と汗にまみれるであろう選手たち。
その動きに注目しながら、熱く応援していきたいと思います。



天候も恵まれ、気持ちよくキャンプを
スタートできてまずは良かったです。
落合監督のいきなりのノックは、
「6年目で今年が一番楽しみ」と
言っていた意気込みの表れ
だったのではないでしょうか。
それにても、森野選手の「プリップリ」
というコメント。いまひとつ意味不明ながら、
思わず噴き出してしまいました(笑)。
心技体すべてで順調だからこそ、
こういう楽しい表現も出来るんでしょうね!
投稿: ドライチ | 2009年2月 2日 (月) 17時19分
久しぶりのナベさん登場に
目頭が熱くなります・・・
それにしても
昌さんは毎年2軍と一緒にキャンプインなんですかw
またしてもド素人露呈で
お恥ずかしい限りです(汗
投稿: 伊トケン | 2009年2月 2日 (月) 22時09分