キャンプ最後の休日、最終クールは実戦の連続。
ドラゴンズは、沖縄キャンプ3度目にして最後の休日。
前日1軍宿舎へ移動した高校生ルーキー・高島や
43歳ベテラン・山本昌などは一夜明け、合流を実感したもよう。
残り1週間となったキャンプですが、
きょう24日からの最終クールは、6日間で実戦が5試合。
総仕上げの段階に入るとともに、投手陣を中心に
さらなるサバイバルの様相を呈してきそうです。
休日の話題を中心に、この日のドラゴンズを。
ドラゴンズトピックス(23日)
◇高島祥平(ドラフト4位)
<きょう24日の最終クールから1軍北谷組に合流。
高卒のルーキー投手としては15年ぶりとなる
1軍キャンプ抜てきとなるが、昇格の喜びを語って>
「宿舎が代わって、上がったんだという実感がわいてきた」
<この日は、1軍宿舎で迎える休日を満喫。
昼食は球団支給の昼食券をどこで使ってよいか分からず
広い宿舎内を探検。1階ロビーで杉下臨時コーチと鉢合わせ、
あいさつすると『おう、がんばれよ』と激励を受ける。
午後は宿舎近くの船着き場へ出かけ、
係員に生き餌を針につけてもらって投げ釣りに挑戦。
結局魚は1匹もヒットせず、残念な結果に終わったが>
「ピッチャーにとってヒットがないのはいい日です」
<3月5、6日に行われるオープン戦・巨人戦での登板を熱望。
『打倒巨人』で開幕1軍へアピールする夢を描く>
「できる限り、1軍にいられるようにアピールしたい。
オープン戦もどんどん投げたいと思います。
できるなら巨人戦で投げたいです。
オープン戦の登板機会があれば、
家族や知人も名古屋まで見に来てくれる。
家族はみんなアンチ巨人。倒したい」
<昨年12月の入団会見では対戦したい相手を聞かれて
『巨人のクリーンアップを抑えたい』と即答。
一瞬の判断。つまりは本音>
「入団会見では聞かれる質問をいろいろ考えていたんですけど、
想定外の質問にとっさに出てきたんです」
<きょう24日には北谷球場で、首脳陣や先輩たちを前に
あいさつすることになっているが、どんと構える。
ルーキーらしからぬ強心臓を持っている>
「どう自己紹介するか特に考えていません。なんとかなると思います」
<開幕1軍に意気込みを見せて>
「せっかく呼んでもらったので、
(首脳陣の)期待を裏切らないように最終クールも頑張りたい。
直球をアピールしたいですね。シーズン開幕まで残りたい」
(中スポ、おおさか報知、スポニチ名古屋、ニッカン)
◇浅尾拓也
<きょう24日の練習試合、韓国・SK戦に登板予定。
昨季の活躍からすれば、開幕1軍、
少なくともオープン戦同行は確実視されるが、
本人は2軍行きにおびえる。真顔で話して>
「まず結果を出さないといけません。
悪かったら(2軍組に)落とされますから。
他の投手がみんな調子がいいので、
自分も(相手を)抑えないといけません。
結果を残さないと開幕に残れないので、結果にこだわっていきたい」
<今キャンプでは、各クール最終日に投げ込みを行い、
翌クール初日にはブルペンには入らないなど、
先発転向を視野に独自調整を続けてきた。
第2クール中に森コーチから今季の先発挑戦を告げられ、
キャンプ前から掲げてきた『先発だったら10勝』という
目標を実現すべく、まずは今季初の対外試合でアピールしていく>
「第1クールからそのつもりでやってきましたから」
<第1関門となるSK戦では、結果重視でマウンドに立つ>
「結果が大事。最悪、点を取られるにしても、悪くない内容で投げたい」
(中スポ、ニッカン)
◇吉見一起
<開幕投手候補にも挙げられるほどだが、結果を求める。
先発として1軍枠を勝ち取るため、執着心は今年も持ち続ける>
「やっぱり結果を出していかないと
先発はさせてもらえないと思います。
先発で投げたいという気持ちがあるので結果を出していきたい」
(中スポ)
◇野本圭(ドラフト1位)
<休日のこの日は宿舎近くのスーパーへ出掛けて
ドリンクなどを書き込む。準備万端に備え試合に集中。
ルーキーはキャンプ終盤の実戦でのアピールに燃えて>
「実戦が増えてきて、体も普段とは違うところが張ってきました。
でも集中して頑張ります」
(中スポ)
◇小池正晃
<キャンプ休日を家族と過ごして、英気を養う。
この日沖縄を訪れた妻子と両親と一緒に出かけたのは、
恩納村宿舎近くの植物園『ビオスの丘』。
久々に家族との時間を楽しんで、笑顔>
「毎年キャンプには家族を呼んでいます。いいリフレッシュになりました」
(中スポ)
◇立浪和義
<今キャンプ最後の休日となったこの日もゴルフでリラックス。
沖縄県内のゴルフ場でラウンドを終えると、
すっきりとした表情で宿舎に帰ってくる。
ラストイヤーで迎えた沖縄、悔いのない最終クールにしたい>
「リラックスできたね。残り1週間、しっかり練習していきたい」
(中スポ)
◆伊藤準規(ドラフト2位)
<この日は母親らと首里城などを観光して過ごす。
キャンプ序盤は右肩の違和感でスロー調整となったが、
ここへきてピッチは急。高島の後を追いかけるつもり>
「やっとブルペン入りできたので、
最終クールでキャッチャーを座らせるところまでいけたら」
(中スポ)
◆小林高也(育成ドラフト2位)
<キャンプ最後の休み、午前中宿舎でのんびり過ごし、
午後は1人で北谷まで買い物。
キャンプ序盤は長打力で話題になったものの、
さすがに中盤は疲れもあってか、やや下降気味、
最後の一踏ん張りを誓って>
「服を買いに行きました。明日から集中して頑張ります」
(中スポ)
◇山本昌
<恩納村の1軍宿舎へ引っ越して一夜明けたが苦笑い>
「きのう急いでまとめた荷物を広げたり、散歩したりして過ごしました」
<ただ食事会場などで1軍メンバーと顔を合わせ、
北谷組合流をより実感して>
「明日、練習始めるころにはもっと多くの選手に会うし、
ピリッと気合も入るのでしょうねえ」
(中スポ、山本昌公式『キャンプ日誌』2月23日)
◇岩瀬仁紀
<宮崎から届く華々しいニュースを耳にしても、迷いはないはず。
シーズンへ向けた調整を最優先するため、
WBC日本代表候補選出を辞退して数カ月。
その答えはおそらく『大正解』。笑顔で手応えを口に>
「コンディションはいい。昨年とは違うよ」
<昨年の同じ時期、かすかに異変の予兆を感じていた
酷使した体を満足に休ませる時間もなくキャンプイン
結果的に36セーブは挙げたものの、防御率は自己ワースト2位の2.94。
内容自体は満足できるものではなかった>
「なぜか体が軽かった」
<反省から、オフは徹底的に体を休めて今キャンプに臨んだ。
それにより表現はこう変わり、復調へ自信がにじみ出る>
「重い。それもいい感じでね」
<今年で35歳。
スポーツ選手としてはピークを過ぎた年齢といえるが、
そんな外野の声も、今はモチベーションをさらにかき立てる>
「プロ野球選手である限り、誰でも衰えるときはくる。
でも自分の場合はまだまだ伸びる。
真っすぐだって速くなる。そういう気持ちは常に持っているよ」
<キャンプではフォーム改造や新球の習得に励む。
苦笑いしながらも、若手顔負けの向上心は健在>
「球数を抑えようと思ったけど、そうもいかないね。
やることがたくさんあって」
<オフには4年の長期契約を結んだ。
4年後の理想像を尋ねると、少し考えた後で>
「誰もいない。投げ方も年の取り方も人それぞれ違うからね」
(中スポ)
◇森バッテリーチーフコーチ
<第2クールに浅尾に先発挑戦へゲキを入れる>
「先発やりたいんだろ? じゃあ、やってみろ!」
<浅尾の先発起用については、仕上がりさえ良ければと明言>
「良ければ使うし、悪ければ使わない」
<先発の人選について、若手投手陣にかける期待も大きい>
「今年は先発投手を育てないといけない。
去年は過去の実績や経験も計算して失敗した。
今年は調子のいいものから使う」
<また3月のセ球団相手のオープン戦5試合で
パヤノ、ブランコの新助っ人を温存する可能性が浮上。
開幕前から情報戦を仕掛ける。今後の展望を明かして>
「試合ができるメンバーをそろえることが前提になるけど、
同一リーグの球団には新戦力を隠すかもしれない」
(おおさか報知、ニッカン)
◇トニ・ブランコ
<オープン戦全試合出場を志願しているが、
巨人など同一リーグの球団相手には温存することについて>
今キャンプのフリー打撃で特大弾を連発するは
「試合には全部出たいけど、首脳陣の指示に従う」
(おおさか報知)
◇川相内野守備走塁コーチ
<夕方、ホテルからふらり外出。
ここまでの練習試合3試合を振り返って。
最終クールは実戦中心。キャンプの仕上がりに手応えを感じ>
「勝った負けたじゃなくて、3つとも内容があった。
盗塁にしたって、打者は走者を助ける空振りができていた。
目指す玄人ごのみの野球ができるのかな」
(川相ブログ「コーチ日記317 090223」、中スポ)
◇今中慎二氏VS朝倉 新旧背番号「14」対談(中スポ)
(中スポ紙面で今中慎二氏と朝倉との白熱トーク。
「投手陣には表で投げるヤツが必要。
だから(朝倉が)思い切って堂々と表に立てばいい。
立つためには開幕やれって。立つイコール開幕だって。
1年間勝つためには。だから言えって。開幕やるって」など
エース襲名へ背番号14の先輩・今中氏から熱いゲキとエールを送られる)
◆中日・ドアラに今度は「主題歌」 まずは着うた配信
(スポニチ名古屋)
(ドアラに、今度は「主題歌」ができることが明らかに。
タイトルは『わたくしドアラです』(原盤Tera Box、発売元CBC)。
ドアラのプロデュースの下、作詞作曲を
ゲームミュージック界では有名な田中敬一氏に依頼。
4月2日発売のニンテンドーWii『ドアラでWii』に使用されており、
ゲームに先駆け、今月27日からCBCモバイルサイト『ドラ似』で
着うた(105円)と着うたフル(315円)を配信予定)
◇最終クールの実戦日程(公式サイトより)
24日(火)練習試合 対韓国・SK(13時予定・北谷)
25日(水)練習試合 対東北楽天(13時予定・北谷)
26日(木)練習試合 対韓国・サムスン(13時予定・北谷)
28日(土)オープン戦 対東京ヤクルト(13時・北谷)
3月1日(日)オープン戦 対北海道日本ハム(13時・名護)
3度目にして最後の休日となった
この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
いよいよ沖縄キャンプも残りあと1週間。
来週の今ごろは、ナゴヤドームで
オープン戦が始まっているんだと思うと、ほんと月日が早いなと。
今春は天候もよかったこともあり、メニューも順調に消化。
多少の故障、離脱者もいるとはいえ、
川相コーチも「若手の動きが非常にいいし、
目的意識を持ったプレーが出来るようになってきている」との弁。
総仕上げに向けて、手応えを感じているようです。
ところできょうからの最終・第4クール。
相変わらず6勤というのは、変わりないですが、
6日間のうち、前半は練習試合が3試合、
そして週末はいよいよオープン戦がスタートと、
ほぼ毎日がゲームばかりというスケジュールとなっています。
まあ投手では岩瀬、昌さん、
野手では立浪、谷繁、和田、ビョン、荒木、森野あたりは
まだ出場してこないとは思われますが、
読谷組も含めた若手を中心に、
前クール以上に競争がし烈となってきそう。
特に1軍、2軍のボーダーラインにいる選手にとっては、
結果を残せば、ナゴヤドームでのオープン戦に帯同、
出なければ、3月4日から始まるウエスタン・教育リーグ行き。
1週間後に、自宅のあるナゴヤに帰れるのか、
それとも福岡・雁の巣に向かうことになるのか、
まさに正念場といえるところでしょう。
中でも今クールから3投手が合流したことで、
現状20人が北谷組となっている投手陣。
さらなる大所帯となりましたが、
その競争はよりハイレベルとなってくるでしょうね。
今クールの実戦5試合には、昌さん、岩瀬を除く
18人が登板する見込みだそうですが、
相手をゼロに抑えることに加え、その投球内容も問われてきそう。
吉見、浅尾といった昨季1軍で実績を残した投手でも
その危機感は、かなりあるそうで、
1つ1つの登板が緊張感を伴うものとなってきそうです。
まさにサバイバルウイークといえる
最終クールの6日間。
主力やベテラン、
またルーキーなら
首脳陣もある程度の
物差しで見てくれるでしょうが、
ボーダーラインの投手にとっては、
かなりのプレッシャーがかかる登板になりそうですね。
もちろん今季あえて多く組んでいるオープン戦。
勝負の行方はそこまでもつれるだろうとは思われますが、
その前段階といえるこのクールで結果を出せなければ、
それこそ即、教育リーグ行きとなってしまう。
例年になくそのレベルが高いだけに、
その場その場で、いかに内容ある投球が出来るか。
そこがポイントとなってくることでしょう。
開始前は毎日でも入れ替えがあるのでは、
と言われてきた今キャンプ。
その予想に反し、入れ替えはここまでごくわずか。
そうなると、脱落することなく、
ずっと北谷でやってきた選手個々が、
この3週間で力をつけてきたでしょうし、収穫も多くあったはず。
チャンスの舞台で、ぜひともそれを出してほしいなと。
もちろん投手陣だけではなく、若手野手も同様。
今春だけでなく、昨年の秋、そしてオフを通じて
やってきた事をこれからの実戦の場でどんどん出してアピール。
その結果がライバルを蹴落とし、開幕1軍の道へと繋がってくるでしょう。
ファンはもちろん、首脳陣も楽しみにしているであろうこのクール。
どんな選手がどんな形で飛び出してくるのか、
キャンプ最後の1週間、より注目していきたいと思います。
なおきょう24日の練習試合は、韓国・SKワイバーンズ戦。
さすがに韓国の強豪相手ということもあるのか、先発は朝倉。
さらに金剛、浅尾、チェン、赤坂も登板予定とのこと。
今朝の中スポ休日企画・今中氏との対談では、
熱くゲキる今中さんに対して、自信のなさというか、
かなりネガティブな印象を受けた朝倉ですが、
ぜひとも結果を出して、対外試合4連勝を期待しています。



たしかに朝倉投手は弱気でしたね・・・
先発争いは激しいですが
落合監督のような強気姿勢でがんばってほしいですね。
投稿: ハナ | 2009年2月24日 (火) 18時41分
吉見投手も浅尾投手も、気持ちは張りつめた
ままですね。おっしゃるとおり、危機感が
感じられますし、まだまだ向上していこうという
強い意欲もうかがえます。2人とも先発ローテに
定着して1シーズン、フルに活躍してほしいです!
御大・昌投手も、いよいよ1軍に登場ですね。
読谷でじっくりと順調に練習できたようですから、
今後の最終調整と実戦登板がとても楽しみですね
投稿: ドライチ | 2009年2月24日 (火) 19時13分
”同一リーグの球団相手には温存”
って・・・
トニ・ブランコ
何か弱点があるんでしょうか?
期待が大きかっただけに
少し心配です・・・
投稿: モア伊 | 2009年2月24日 (火) 20時37分