竜戦士初体感、広島新球場マツダスタジアム。
今季から広島カープの新本拠地となる新広島市民球場。
そのこけら落としの対戦相手であるドラゴンズが
この日、ビジターチームとしては初めてとなる練習を行いました。
報道陣非公開のなか、マツダスタジアムを初体感した竜戦士。
その感想を中心に、この日のドラゴンズをまとめました。
ドラゴンズトピックス(19日)
◇和田一浩
<今年から広島の新本拠地となるマツダスタジアムで練習を行う。
ボールを投げて、クッションの仕方を確認するなど
左翼部分にある金網を入念にチェックしたことを明かしたが、
新球場の目玉の一つである左翼席『砂かぶり席』の金網に
要注意マークをつける。険しい表情で語り>
「フェンスまでの距離感をつかまないと、
あれ(金網)はちょっと危ないですよ」
<自身が守る左翼のポール際には
グラウンドレベルより低い位置から試合を観戦できる
『砂かぶり席』が約15メートルの幅で設けられているため、
ラバーフェンスではなく、観戦用の金網になっている。
ほとんど守備に割いたこの日の練習で、
最初に金網を手でゆさゆさと揺らすと、お次は軽く体当たり。
体へのダメージ具合を入念に体感し、導き出した結論が『危ない』。
左翼手ならば、フェンスとの接触プレーは避けられないが、
足を引っかけての転倒など故障のリスクを指摘>
「かといって、足をかけて昇れるようなものでもないし。
西武ドームのファールグラウンドのフェンスが
あんな感じですけど、そこで骨折した選手もいるくらいだから」
<それでも外野手としての
『チャレンジ精神』に火が付いたか、ニヤリ>
「まあ、思ったほどやりにくくはなかったですよ」
(中スポ、おおさか報知、スポニチ名古屋)
◇笘篠外野守備走塁コーチ
<左翼部分にある金網について、危険性を指摘>
「(接触で)指とかを切る可能性もあります」
<フェンスには、打球のはね返り方にも特徴があった。
クッションボールを『待つ』姿勢は通用しないということ。
対策に気を遣うことになりそう>
「フェンスがラバーの部分でも金網でもほとんどはね返ってこない。
あそこに飛ぶとフェンスまで達した時点で
無条件に二塁打になるかもしれない」
<狭い広島市民球場とは違って
新球場は外野のカバーするエリアが格段に広くなるが>
「外野手の走力、肩の強さが大事になる」
(中スポ、おおさか報知、スポニチ名古屋)
◇藤井淳志
<俊足強肩の持ち味を生かせる広い新球場を歓迎。
スリリングなプレーを数多く見せてくれそう>
「やりやすそうですね。
芝の状態? 雨が降ったら打球の勢いが
死にやすそうなので、そこは気をつけたい」
<ただ練習した選手たちもすべてを見たわけではなく、
期待感を膨らませて>
「きょうはロッカールームまで入れませんでした。
広島市民球場よりは良くなっていると思いますけどね」
(中スポ、<ドラ番記者>)
◇トニ・ブランコ
<新4番の期待がかかる新外国人。
この日は打撃練習こそなかったが、
内外野からグラウンドとスタンドの様子を確かめる。
控えめながら、マツダスタジアムでの左翼場外弾へ
可能性に含みを持たせて自信をのぞかせる>
「昨年、ロッキーズ傘下1Aチームに派遣されたときに、
左中間に510フィート(155メートル)飛ばしているからね。
それくらいの当たりで場外弾?
できるかどうかは『神のみぞ知る』だよ」
<新球場では、レフト側に球場の外側から
グラウンドをのぞくことができる吹き抜けが設けられており、
打席からは球場の外を列車が走る様子が目に入るが>
「気にならないし、問題ないよ」
<また左右非対称な構造の新球場。
地元の広島ファンの多さを考慮して
右翼側が極端に大きく設計されているが、
座席数で2倍ほども大きい右翼席も目を引いたという。
広角に打ち分ける持ち味も発揮して、
カープファンでいっぱいの右翼席へたたき込むイメージを>
「調子のいいときはセンターからライトにボールが飛ぶからね。
本塁打も右翼席の方が多くなるんじゃないかな」
(中スポ、ニッカン)
◆新広島市民球場関係者
<新球場のレフトスタンド後方には、
高さ約33メートルの防護ネットが張られているが、
打球が大きな弧を描けば、ネットを越え、
JR山陽本線が走る線路まで飛んでいく可能性も十分考えられるが>
「防護ネットは過去に日本のプロ野球で飛び出した
清原(前・オリックス)、松井(現・ヤンキース)らの
特大アーチにも対応できるように設計されている」
(ニッカン)
◇荒木雅博
<セ・リーグの本拠地では唯一となる
内野にも芝生があるマツダスタジアム。
守備練習で感触を確かめ、不安の色が消えた様子。声を弾ませて>
「こういう球場の経験があるから違和感はないけど、
練習できたのは大きいですね。
グラウンドがやわらかいというのが印象。
もうちょっと硬い方がボクはいいですね」
(中スポ)
◇井端弘和
<5年連続ゴールデングラブの名手からすれば、
内野天然芝もたいした問題ではないのかもしれない>
「どこのグラウンドでも一緒ですよ。まあ、大丈夫です」
(中スポ)
◇川相内野守備走塁コーチ
<内野の芝があるといっても、球場によって特徴はさまざま
この日のシートノックでは気になるポイントを確かめたよう>
「芝が短いせいか、芝の部分で思ったほど打球が死なない。
ただ、芝と土の切れ目の違和感はない」
(中スポ、川相ブログ「コーチ日記323 090319」)
◇谷哲也
<ショートなどで内野ノックを受け、新球場の感触を確かめる。
やはり目についたのは左右非対称の構造。
プレーには影響がなさそうだが>
「(外野スタンドが)右と左で景色が違って、
ちょっと変な感じがしますね。でも守ってて問題はないですよ」
(中スポ)
◇小山桂司
<外野スタンドがあまり高くないことにビックリ。
グラウンドのサイズとしてはナゴヤドームなど
大きな球場と変わらないが、捕手の位置から見た
スタジアムの全体像が、他の球場とは違う印象を与えたよう>
「開放感があるというか、広い感じがします」
(中スポ)
◇新井良太
<故郷に誕生した新球場に決意を新たに。
マツダスタジアムに初めて足を踏み入れて>
「アメリカンというか、雰囲気ありますね」
<左右非対称なスタンド、
グラウンドの高さに近い内野席などが
メジャーリーグのスタジアムを彷彿させるというが、
もちろん1軍に居続けなければ
ここでプレーすることもできない。短い言葉に力を込めて>
「頑張ります」
(中スポ)
◇立浪和義
<広島新球場で練習。この日は打撃練習ができなかったため、
『立浪教室』は開店休業。黙々と外野をランニング。
公式戦では安打を記録した球場リストにマツダスタジアムも加えたい>
「新球場の印象? アメリカの球場っぽいね。
内野が芝生だから内野手は守りにくいかも」
(中スポ)
◇中田賢一
<投手陣も野手陣とともにマツダスタジアムで練習を行い、
マウンド、ブルペンなどをチェック。
昨季まで、マウンドの傾斜が緩やかな広島市民球場では
通算1勝4敗、防御率6.56と苦手としていた右腕だが
新マウンドに好感触を口にして>
「マウンドに傾斜があってこれまでの球場より投げやすそう。
広島ではあまり成績が良くなかったので」
<マウンドの傾斜が緩やかな上に、
両翼91.4メートルと狭いグラウンドに手を焼いていたが、
新球場は左翼101メートル、右翼100メートルと広がり、
投手有利は間違いない。前向きにとらえて>
「楽天のKスタみたいで、いい雰囲気でしたね。
球場が変わることをプラスにしていければ」
(おおさか報知、スポニチ名古屋)
◇岩瀬仁紀
<新球場のマウンドを中心にチェックしたが、違和感なく練習>
「少しマウンドが低いかなと思ったけど問題はないでしょう」
(中スポ)
◇清水昭信
<投手にとっては新球場は歓迎との感想>
「(マウンドは)低いと感じた。
広島市民球場に比べると投げやすいと思います」
(中スポ)
◇山本昌
<眼下に光る緑に若き日の光景を思い浮かべる。
内野にも天然芝が敷かれたマツダスタジアムのマウンドに
野球留学した米国での日々を重ねて>
「内野も芝生なんて久しぶり。20年前…、こうだったなあ」
<前日夜名古屋から広島入りし、この日の新球場視察に加わる。
公式戦で何度も投げることになるかもしれない
新しい戦いの場を見る絶好のチャンスを逃したくなかった。
マツダスタジアムは自身にとって
新たなコレクションを加える場になりそう。
四半世紀をかけて積み重ねた204勝。
舞台は21の球場を数え、施設の整っていない地方遠征も
苦にせず投げてきたもう1つの勲章でもある。目を輝かせて>
「22個目ですか。ぜひそうなるように頑張りたい」
<今春2度先発したのはいずれも週末。
今回の福岡ソフトバンク3連戦も週末で、このままいけば
開幕の横浜3連戦のいずれかに先発しそう。
となれば、次の週がマツダスタジアムでの3連戦。
コレクションを増やすチャンスがいきなりやってくる可能性が高い>
「まだそういうこと(開幕後のローテーション)は聞いていない」
<ホームランの出やすい広島市民球場から、
広い新球場へと変わるのは、自分にだけ優位に働くわけではないが、
中日の本拠地を除けば最多の19勝を記録している
相性の良いマウンドで投げることはもうない。
ただ、全面天然芝のグラウンドが大きな勇気を与えてくれた>
「条件は(相手投手も)同じ。
それにボクは(広島)市民球場が得意でしたから、
残念という思いもありますよ」
(中スポ)
◇吉見一起
<この日広島の新球場で行われた1軍の練習に合流。
練習後は博多へ移動。次回登板は今週末の福岡ソフトバンク戦になりそう。
今回週末に投げれば、来週も同じく週末、
ナゴヤドームでの登板が予想される。その翌週末が横浜との開幕3連戦。
日程と照らし合わせると、いよいよ4月3日の開幕戦に照準が合ってきた>
「ずっと零点に抑え続けることは現実的に難しいので、
いい結果を求めながら、内容を大切にしていきたいです」
<開幕へ向けて順調にステップアップしてきた。
前回、12日の広島戦では5イニング4失点。
失策も絡んで結果は良くなかったが、
走者を背負っての投球、スライダーとシュートの精度など、
抱えていた不安が一気に軽くなり、大きな手応えがあったという>
「キャンプ中から1日に1つはテーマを持って練習するようにしてきました。
前回もテーマを持ってマウンドに上がったんですが、
いくつも課題をこなすことができた試合でした」
(中スポ)
◇浅尾拓也
<きょう20日の福岡ソフトバンク戦の先発予想。
広島の新球場で練習した後、博多へ移動。
ここまで順調に結果を残してきたが、
開幕ローテーションへの生き残りをかけて投げる>
「先発投手がたくさんいるので、
失敗すると(先発候補から)外されるかもしれません。
次に投げるときはしっかり結果を出せるようにしたい」
<広島の本拠地球場が新しくなることを歓迎>
「新しいから奇麗だし、前の球場と比べても、
こっちのほうが全然いいですよ」
(中スポ、ニッカンドラ番ブログ)
【ドラゴンズ・今週末の日程】
20日(金・祝)対福岡ソフトバンク(18:00・福岡Yahoo!JAPANドーム)
21日(土)対福岡ソフトバンク (14:00・福岡Yahoo!JAPANドーム)
22日(日)対福岡ソフトバンク (13:00・福岡Yahoo!JAPANドーム)
若竜トピックス(19日)
◆交流戦
中日-王子製紙
(19日・ナゴヤ球場)
王 000 102 320 = 8
D 000 001 020 = 3
[D本] 平田
[Dバッテリー] 佐藤亮太、金剛、中里、高島 - 田中、小川
(公式サイト・戦評)
●佐藤亮太
<プロ・アマ交流戦の王子製紙戦(ナゴヤ球場)に先発。
5イニングを投げ、5安打1失点に抑えたが、
5四死球を出すなど毎回走者を背負う苦しい投球内容。
自らを叱責、ただただ反省の弁を並べるだけ>
「ひどいです。フォアボール何個出したか覚えてないぐらい。
こんなに制球が悪かったのは記憶にないです」
<2死球を含めて与えた四死球は『5』。
制球の良さを武器に打たせて取ることを持ち味とする投手が、
制球力という言葉をどこかに置き忘れてきたような投球を猛省>
「5イニングを1失点に抑えられたのが救いと言えば救いだけど、
これが公式戦だったらそうはいかない。
四死球減らさないと、自分のような投手は先が見えてこない」
<4日以来の実戦登板も言い訳にしない。
反省を次戦登板に生かす決意>
「打者への感覚を忘れないように、
BP(打撃投手)を多めに取り入れたり練習の中で工夫すればよかった。
次回登板までの課題ですね」
(中スポ、ファームブログ)
●中川裕貴
<右肩痛や体調不良などで、約1カ月ぶりに実戦復帰。
6番・DHとして先発したが、4打数3安打と起用に応える。
第2、第4打席では追い込まれながらも
自分の間合いで打撃ができたことに納得顔>
「タイミングがうまく取れてた。
2ストライクから粘りが出せたことがよかった」
<9日に第一子(長男)が誕生し、
パパになった男の巻き返しが始まった>
「後は守り。守らないと、上(1軍)にはDHがないんで」
(中スポ)
アメリカ・サンディエゴで行われている第2回WBC。
前日韓国代表に敗れ、「負ければ終了」という
瀬戸際に立たされていた日本代表は、
日本時間19日、2次ラウンド1組の敗者復活2回戦で、
キューバ代表に5-0と快勝し、準決勝進出を決めました。
それにしても光っていたのが、やはりピッチャー。
先発した岩隈(東北楽天)が実に見事な投球でしたね。
打ち気にはやるキューバ打線に対し、
徹底的にボールを低めに集め、ゴロを「打たせる投球」。
18アウトのうち、実に15アウトがゴロ。
プランが見事にはまり、6イニングを5安打無失点に抑え込むと、
開始当初は前日の韓国戦の敗戦を引きづっていたか、
やや重いムードがあった打線も、
相手センターのエラーで2点を先制した後は、
この日4安打と大当たりの青木(東京ヤクルト)が放った2本の適時打、
中島(埼玉西武)の犠飛などで小刻みに加点。
また不振を極めていたイチロー(マリナーズ)にも
久々にヒットが飛び出し、いくらかの復調の兆しを示すと、
岩隈を継いだ杉内(福岡ソフトバンク)がさらなる完ぺき投球。
日本投手のレベルの高さを世界に示し、最強キューバを連続完封。
続く日本時間きょう20日、韓国との1組1位決定戦。
当初は消化試合の風合いを感じながらも、ゲームは徐々に白熱。
2-2で迎えた8回、青木のバントヒット、
代打・稲葉(北海道日本ハム)の右前打で
無死一、三塁のチャンスで、代打・小笠原(巨人)が、
韓国5番手・キム・グァンヒョンの外のスライダーを
バランスを崩しながらも、ライト前へ運んでいく勝ち越しタイムリー。
さらに岩村(レイズ)のタイムリーで追加点を挙げると、
9回には青木のセンター前タイムリーでダメ押し。
今大会実に4度目となった対決を6-2と制して、1位で通過。
因縁の韓国にきっちりと雪辱を果たすとともに、
連覇への夢をかけ、堂々とロサンゼルスでの決勝ラウンドへ。
2組2位のアメリカと準決勝を戦うこととなりました。
連日、TBSやスカパー!でWBCの戦いを見ていますが、
試合内容とともに、面白いなと感じていたのが、
2次ラウンドが行われているサンディエゴのペトコパーク。
左翼、右翼非対称なうえ、ところどころが角張っている外野フェンス。
さらにビルの角が左翼ポールになっていたり、
バックスクリーン右側には砂浜があったりするなど
日本のスタジアムと比べて、変わった作りではありますが、
これからの野球場は、スタジアムというよりも
「ボールパーク」としての意味合いが強くなってくるのでしょうか。
そんなムードを醸し出してきそうなのが、
今季から広島カープの新本拠地となる新広島市民球場。
通称「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」ですが、
4月10日にこけら落としの相手を務めるのが、我がドラゴンズ。
それに備え、この日ホーム以外の球団では初めて、
そのマツダスタジアムで練習を行い、
新たな敵の本拠地をじっくりと視察したもよう。もともと初戦となる
4月10日を前に、
新球場で練習可能な
移動日がないことから
広島球団側に要望して
実現したこの練習日。
しかし、未だ工事中ということで、広島市側の要請もあり、
報道陣が一歩も球場内へ入れず、非公開での練習に。
事情により、守備練習が中心という内容ながら、
まずは敵地を体感することができてヨシというところでしょうか。
これまでは狭い狭いと言われていた市民球場から
グラウンドは左翼101メートル、右翼100メートルと広くなった新球場。
内野も含め天然芝が敷かれた実にきれいなフィールドに、
左翼スタンドのすぐ奥に電車が走る立地条件と、
地元の広島ファンの多さも考慮してという
右翼スタンドが極端に大きく左右非対称な構造。
メジャーリーグの球場では一般的とはいうものの、
日本のスタジアムでは、個性的とも取られない特殊なスタンド。
広さ的にはナゴドとそれほど変わらないようですが、
レフトスタンドの小ささによる球場の見え方に
慣れるまでは一種の違和感があるかもしれませんね。
そんなマツダスタジアムについて、
投手陣は、傾斜のあるマウンドに
好感触を抱いた選手が多かったようで。
さらにこれまでの両翼91メートルよりも広くなることで、
これまでよりも安心して投げ込めることにもなってきそう。
ホームランが多く飛び出すなど、
これまで乱戦が多かった広島戦ですが、
今季からは落ち着いてきそうな気配も。
また天然芝となる内野エリアに、
アライバら内野陣は、違和感ない様子。
「どこのグラウンドでも一緒」と気にしない井端に加え、
どちらかというとネガティブ要素の強い荒木も
ぶっつけ本番にならないことで、不安が吹き飛んだとのこと。
これまでの土のグラウンドということで、
イニングを追うごとに予期せぬイレギュラーも多かった
市民球場のイメージに変わり、
今後は芝への対応というのが、注目されてくるでしょう。
その一方で不安の声が上がっていたのが、外野陣。
特にレフトのレギュラーである和田が、
左翼ポール際に設けられる『砂かぶり席』の金網に警戒感を。
また外野陣全体としても、金網だけでなく、
ラバーフェンスにおいても、吸収が良く、
ボールがあまりはね返らないことに、要注意マーク。
実際に打球が飛んでこないとわからない面もありそうですし、
しばらくは色々なことが起こりそうですね。
まあ徐々に経験しながら、慣れていってくれればと思います。
この日は打撃練習ができなかったということもあり、
打球の飛び具合などはわからなかったようですが、
この新たなボールパークでどんなドラマが繰り広げられるのか、
ドラゴンズファンから見ても、非常に楽しみですね。
さらにこれまでのレフドラの方々は、三塁側内野席の上の方にある
「ビジターパフォーマンスシート」での応援になってきそう。
まずはこけら落としの3連戦で、どういう風に見えるのか注目です。
歴史的にドラゴンズは、
新球場での初年度のゲームに苦手傾向があるようで。
中スポによると、「人工芝恐怖症」と揶揄された
後楽園球場(76年・0勝12敗1分)をはじめ、
横浜スタジアム(78年・1勝8敗)、東京ドーム(88年・4勝6敗)、
ナゴヤドーム(97年・26勝37敗1分け)、
甲子園球場(08年・2勝7敗)、神宮球場(08年・3勝7敗)と
あまり分がよくないデータが残っているとのこと。
しかし今季こそは、このマツダスタジアムをうまく利用し、
対広島戦の貯金を増やしてほしいものですね。
この日の初視察がうまく実ることを願いたいところです。
和田選手のコメントには、ちょっとヒヤリとする部分も
ありましたが、マツダスタジアムの印象は概ね
良いようですね。昨年までの市民球場での戦い方、
試合展開とは、また違ったものになりそうです。
それにしても、内野が天然芝というのは映えますね。
後楽園人工芝での2年越しの19連敗で印象的だったのは
初年度の6月に、最終回の土壇場で末次選手に
同点弾を浴びて「9-9」で引き分けた試合です。
当時・小学5年だった私は、3塁側内野席で大泣きし、
親父に慰められながら水道橋から黄色い電車に乗りました
投稿: ドライチ | 2009年3月20日 (金) 16時12分
こんばんは。googleの検索からたどってきました。
私はプロ野球のファンではないのですが、
観光および公共事業としての
“新広島市民球場”の成功を願っている広島在住の者です。
私はスポーツ新聞は購読していないので、
地元紙「中国新聞」でも実際に“新広島市民球場”で
練習した選手の感想というのは、
簡単にしか書かれていなかったので、とても参考になりました。
和田一浩外野手のコメントで、
外野砂かぶり席の金網への危惧が心配ですけれど
「思ったほどやりにくくはなかったですよ」との結びにホッとしました。
投稿: shirusu | 2009年3月20日 (金) 22時45分
コメントありがとうございます!
>ドライチさん
金網には警戒という部分こそありますが、
全面天然芝のきれいなフィールド。
和田選手も野球人として、新球場に好感触のようですね(^o^)
ただくれぐれも故障、そしてエラーには気をつけてほしいです。
後楽園のエピソード、うるうるものですね(T.T)
19連敗という信じられない数字ですが、
そこで末次さんが打たなければ、
そこまで連敗は続かなかったでしょうし、悔しいです。
>shirusuさん
ブログの記事、拝見しました。
フォトのマツダズタジアムの看板の上に見える
カープうどんの店がとても印象に残りました。
新広島市民球場、こけら落としが楽しみですね。
自分的に気になったのは、ナイトゲーム
プレーボール直後の西日。
市民球場では動く大きな看板でさえぎっていましたが、
新球場ではどんな感じになっているのか気になります。
今後、実際にゲームが行われていくうえで、
いろんなものが見えてくると思いますが、
中日ファンながら、新球場の成功を願っています(^o^)
投稿: Toshikichi | 2009年3月21日 (土) 14時16分