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2009年4月27日 (月)

竜打一丸16安打Gに快勝、川井雄太今季初勝利!

守護神がまさかのサヨナラ被弾
まさに天国から地獄へという敗戦を味わい、
1勝1敗で迎えた東京ドームでの巨人との第3戦。
14時1分開始のデーゲームとなりましたが、
打線が相手先発・中4日のグライシンガーに対し、
森野、ブランコ、藤井と3本の適時打で鮮やかに先制すると、
投げては今季初先発となった川井雄太
緩急をしっかり使った投球で、5イニングを無失点。
その後も6回に積極的な采配で2点を加えたドラゴンズが、
小刻みな継投で巨人打線完封リレー
16安打8得点で快勝しカード勝ち越し。勝率を5割に戻しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 6回戦
(26日・東京ドーム | 中日2勝4敗)
43020人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 川井(1試合1勝)
[D本] ブランコ4号
[Dバッテリー]
川井、齊藤、小林正人、菊地、平井、ネルソン - 小山

◇対巨人6回戦・スタメン
1 (二)荒木  (6打数2安打2打点)
2 (遊)井端  (5打数1安打)
3 (三)森野  (5打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打2打点)
5 (左)和田  (4打数2安打1打点)
6 (右)チェン野本 (5打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数3安打1打点)
8 (捕)小山  (5打数2安打)
9 (投)川井  (2打数1安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・グライシンガー
荒木中飛、井端中前打、
1死一塁から、森野左翼フェンス直撃適時二塁打
(D 1-0 G)
1死二塁から、ブランコ初球中前適時打(D 2-0 G)
和田初球左前打、代打野本一ゴロ、
2死一、三塁から、藤井左前落とす適時打
(D 3-0 G)

<3回・中日> P・グライシンガー
森野左翼線二塁打、ブランコ右飛・森野タッチアップ三進、
1死三塁から、和田右犠飛
(D 4-0 G)

<4回・中日> P・グライシンガー
藤井遊飛、小山中飛、川井左中間二塁打、荒木右前打、
2死一、三塁から、井端遊ゴロ


<4回ウラ・巨人> P・川井
ラミレス空三振、四球、坂本左前打、
アルフォンゾ中飛・タッチアップ三進
2死一、三塁から、鶴岡二ゴロ

<6回・中日> P・藤田
藤井左翼線落ちる二塁打、小山二塁グラブ弾く右前打、
代打小池 P・西村健太朗
代打の代打立浪四球
無死満塁から、荒木右翼線落とす2点適時打
(D 6-0 G)
井端見三振、森野三飛、ブランコ左手死球、
2死満塁から、和田一ゴロ


<6回ウラ・巨人> P・齊藤
小笠原四球、ラミレス中飛、中前打、
1死一、三塁から、坂本右飛・
野本前進スライディングキャッチ・三走動けず
アルフォンゾ四球、
代打イ・スンヨプ P・小林正人
2死満塁から、代打イ・スンヨプ遊飛

<7回・中日> P・西村健太朗
野本左翼フェンス直撃二塁打、藤井投犠打、
小山二ゴロ、デラロサ四球、
荒木初球捕逸・デラロサ二進
2死二、三塁から、荒木二ゴロ


<8回・中日> P・ウィルフィン・オビスポ
井端遊直、森野二ゴロ、
2死から、ブランコ右越え最前列本塁打
(D 7-0 G)

<9回・中日> P・古川祐樹
野本左飛、藤井右翼線二塁打、小山三塁内野安打、
1死一、三塁から、
代打小川二ゴロ4-6-3併殺崩れの間
(D 8-0 G)


【ゲームレビュー】
6投手の継投で完封勝ち
勝率を5割に戻し、2カード連続で勝ち越した

立ち上がりの速攻だった。
森野の先制二塁打など5長短打を集めて3点を先制。
3回には和田の犠飛で貴重な追加点を挙げた。
今季初登板の川井は、緩急を使った丁寧な投球。
5イニング無失点で1年ぶりの勝ち星を手にした。
巨人は今季初の零敗を喫した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


思い出したくもないような嫌な負け方だった前夜。
3タテ返しこそ逃したものの、何とかやり返したい。
しかしこの日の先発は、
巨人が前回の完封を含む3連勝中のグライシンガー
一方、ドラゴンズは半ば谷間、今季初登板の川井雄太
名前だけ見ると、ちょっとヤバいような気もしましたが、
全く逆の結果が出て、本当によかったですね。
今季このカードは接戦が多かったにも関わらず、
この日は初回の5安打3点から、9回の小川併殺崩れの間まで
効果的に加点しての、18安打8得点
実質「先発全員安打」で、巨人相手に敵地でのワンサイド。
これまでのうっぷんもかなり晴れる快勝となりました。

あまりに得点シーンが多く、
ポイントを絞りづらいゲームにはなりましたが、
やはりインパクトが強かったのは、鮮やかな先制攻撃
今季好調のグライシンガーではありますが、やはり中4日
制球力を誇る投手が、疲れもあってかボールが高い、甘い
そこをうまく付いての一気の猛攻
グライシンガーキラーの森野がレフトフェンスにぶつけ、
井端が一塁から激走して、先制すると、
ブランコ、和田と積極的な初球攻撃
さらに藤井も流れに乗って、タイムリーを放つなど、
やはりチーム全体に、昨夜の悔しさ
そして絶対に勝ってやる!という気持ちが溢れていましたね。

ただ初回3点は、今季においては逆フラグ
攻撃が終わったときには、
カンベンしてくれよと思いましたが、
その後立ち直り始めたグライシンガーを攻め、
3回に和田の犠飛でもう1点加えられたことも大きかったなと。

さらに落合監督がポイントに挙げたのが、6回
藤井、小山の連打でつくった無死一、三塁のチャンスで、
投手の川井を迎えた際に、勝負をかけましたね。
5イニングを無失点に抑え、その回の攻撃中も
キャッチボールをしていた左腕に代打・小池
その上、相手が右投手に代えると、代打の代打・立浪投入。
とにかくこの回でケリを付けるというベンチの姿勢。
それに応え、立浪が四球を選ぶと、
荒木が詰まりながらもライト線に落とす2点適時打
至って得点が入りにくい無死満塁にも関わらず、
何とか追加点を挙げたことで、相手もゲームを諦めたよう。
一気にたたみかける攻撃で相手投手陣を攻略し、
「岩瀬を出さなくていい展開」に持っていっての快勝は、
観ていてとてもうれしく、本当に見事だったと思います。


一方、投手陣は、
川井-齊藤-小林正人-菊地-平井-ネルソンと、
あまり勝ちパターンではない面々ながら、
巨人打線を5安打に抑えて、完封リレーを完成。
7連投だった岩瀬を休ませることに成功しましたし、
それぞれがしっかり役割を果たしたといえるものでしたね。

「ゆうだい」な投球!その中でも特に
今季初先発初勝利となった川井
ファームで結果を出しての
昇格となったものの、
なかなか出番が来ず、
間隔も空いてしまい、
大丈夫かな?という思いで
立ち上がりからのマウンドを観ていましたが、
持ち味である低めにボールを集め、
内外角のコーナーを使い、緩急を使った投球をしっかりと披露。
初回いきなりの援護というのも大きかったでしょうが、
久々の1軍登板であれだけ投げられれば、十分ですね。
4回に若干ボールが甘くなりましたが、
2死一、三塁のピンチを食い止めると、5回も三者凡退。
荒木、井端をはじめとしたバックの好守にも助けられ、
昨年4月以来のプロ2勝目をマーク。
初勝利以降、勝てなかった昨季からの成長も見せましたし、
次の先発チャンスもきっとあると思います。
そうなれば今季はしっかりと両目を開けてもらいたい。
「雄太(ゆうだい)」改名効果とともに、
今後も丁寧かつ、大胆な投球を期待したいところです。


3タテ返しを目指し乗り込んできた敵地3連戦
惜しくも逃しはしたものの、2勝1敗でカード勝ち越し。
さらに快勝したことで、巨人に意地を見せられたと思います。
またこの日で20試合を終え、10勝10敗のちょうど5割。
4月は、あす28日からの東京ヤクルト3連戦で終了となりますが、
何とか地元でツバメを倒し、4月勝ち越しをお願いしたい。
そして勢いつけて、5月最初の9連戦に臨んでほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(26日)

◎川井雄太

<今季初登板初先発、5イニング4安打無失点で初勝利。
昨年4月16日・巨人戦以来のプロ2勝目をマーク>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(マウンドに上がる前はどんな気持ちで?)
いやもう、今日は初登板だったんで、
あの、どんどんこう、まあ小山をね、キャッチャーを目がけて、
思い切って投げていこうかなと思いました。はい。
(立ち上がりから非常に丁寧に緩急をつけた投球)
まああのう、低めに投げれば何とかゴロになったりね、
みんなも守ってくれると思いましたので、よかったです。はい。
(味方もよく守ってくれた)
はい、そうですね。もう周りが本当に守ってくれましたし、
えー、チームでもすごく盛り上がっていて、
ファンもこう一生懸命応援してくれたので、
本当に感謝がいっぱいで、いっぱいです。はい、気持ちで。
(いきなりすぐに点を取ってくれた)
そうですね。まああのう、
楽になれたっていうことはないんですけど、
まあどんどん1人1人アウトを1つずつ
取っていこうかなと思いました。
(5回で降板、もっと投げたかったか)
そうですね、あのう、いけるところまでは
いこうかなと思ってましたけど、
ま、どんどん、交代だって言われましたので、
ま、しょうがないなと思いました。はい。
(これで1勝目、昨年も初勝利が巨人戦)
そうですね。はい。
(自信になるのでは)
そうですね、はい。頑張りたいと思います。
(これからの抱負を)
そうですね、もう、与えられたチャンスを
一生懸命頑張りたいと思います」



<昨年4月16日のプロ初勝利から丸1年。
ようやく2個目のウイニングボールを手にしたが、
自分に言い聞かせるように語って>
「去年もこのくらいの時期に1勝しました。
この1勝を大事に、1球1球の重みを感じながら
どんどん投げていきたいです」

<先制の3点を得た直後の1回。
順調に2死を取ったが、小笠原に右前打。
4番・ラミレスに変化球を4つ続けて追い込み、
最後は低めのスライダーで遊ゴロに打ち取った>
「3点もらっても楽だとは思わなかった。
一人一人打ち取ることだけを考えていた。
強打者が多い巨人相手でも、低めに投げれば何とかなる。
冷静に対処しようと思っていた」

<昨年はシーズン初先発でいきなり初勝利を挙げたが、
その後、先発すること9試合。
惜しい好投もありながら、一度も勝てなかった。
昨年10月、シーズンの佳境に差しかかったころ
志願してドミニカ共和国のウインター・リーグに参戦。
あえて2度目に挑んだのは、実戦での先発機会を得て、
勝つための答えを探すため。
また昨オフには名前も進(すすむ)から雄太(ゆうだい)に変更。
ずいぶん遠回りをしたが、一つの答えの感触が手の中にある>
「(一番変わったのは)気持ちの面じゃないですかね。
ランナーを出したらアップアップしていたのが去年のボク。
今はキャッチャーのミットを目がけて投げることだけを考えています」

<今年は春季キャンプからオープン戦序盤まで
一度もファームに落ちることはなく、
プロ5年目で初の開幕1軍も夢ではなかったが、
3月5日のオープン戦で巨人に4イニング5失点。
即座にファームへの降格を告げられた>
「肝心なところで狙ったコースと逆に球が行った」

<人気(ひとけ)のないナゴヤ球場で
自分が置かれた現実をしっかりと受け止め、
自らの『開幕』に向けて気持ちを切り替えた>
「仕方ない。またここでしっかり作っていきたい。
開幕? そんな近いところはもう見ていません。
いい状態で上がれるように。
(降格後は)1球への集中をさらに徹底して投げ込んできた」

<誰だって勝ちたいが、その欲に惑わされては結果が出ない。
無心にミット目がけて投げ続けた。
この日も途中、危ういと感じるところがあったという。
それでも自力で軌道を戻して>
「それができなかったとき、やっぱり乱れているところがありました。
その辺りは修正していかないといけないです」

<黙々と、丹念に投げた5イニング、89球。
結果は4安打1四球無失点と、最高だった。
同級生を信じ、白星へと導かれていき>
「先頭打者を切れたことで、いいリズムで投げられたと思います。
捕手が同級生の小山だったので、
自分は今季初登板だったし、小山のミット目がけて投げただけです」

<また調整の難しさも克服。
2軍戦で完封したのが10日。そこから一度も登板がなかった。
チーム事情に従い、異例の中15日での登板。
緊張の糸をピンと張りながら、スタンバイし続け、
ようやく出番。完ぺきに仕事を遂行して>
「自分なりにやってきました。
いつでもいけるようにしておけと言われていました。
先発の日は直前まで分からなかったですが、
いつでも投げられるよう準備していました」

<通算2勝目は『川井雄太』としての初勝利でもあった。
少し照れながらはにかんで>
「よかったです。まあ、心機一転ということで」

<昨年の唯一の勝利も巨人戦。
これで巨人には通算2勝負けなし。
宿敵の独走を止める『キラー』になってくれそうな気配>
「与えられたチャンスでしっかり投げていきたいです」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○小林正人
<6回2死満塁のピンチで、3番手で登板。
代打のイ・スンヨプを遊飛に打ち取り>
「しっかり腕を振って投げられました」
(中スポ)

○菊地正法
<7回からの1イニング1/3をパーフェクトも>
「(重圧で)ガチガチでしたよ。結果的に抑えられてよかった」
(中スポ)

○森バッテリーチーフコーチ
<緩急をつけた投球で相手の攻撃をしのいだ
川井を手放しでほめて>
「川井がきっちり投げたから打線が点を取った。
中継ぎも楽になったし、岩瀬も休めた。
すべての流れをつくったのはあいつ」

<投手と野手、お互いの信頼関係が生んだ継投に>
「打線もあそこ(6回の攻撃)で打ってくれたから、
リリーフも楽に投げられる」

<中継ぎ陣が安定した力を発揮したことで、
7連投の岩瀬や、4連投の高橋を休ませる効果もあった>
「(27日の移動日を含めて)岩瀬を2日休ませることができる」
(中スポ、中日新聞


○森野将彦
<1回1死一塁から左翼フェンス直撃の先制適時二塁打を放つと、
3回には4点目につながる左翼線二塁打。
昨季も11打数6安打の『グライシンガー・キラー』は健在。
今季初対決でいきなり相性の良さを見せつけ、
サヨナラ負けした昨夜からの嫌な流れを断ち切って>
「(1回は)チェンジアップが高めに抜けてきたんですが、
ボールを、うまくたたけましたね。
グライシンガー? 悪いイメージはないですよ。
好相性? 自分はそういうのをプラスに考えてやっています」

<この一打で打線が活気づき、一気に計3点を奪った。
中日らしいつなぐ攻撃で奪った先制点を、笑顔で振り返って>
「打線がつながるかは僕次第じゃないですか。
これまでは、僕のところでなかなか1本が出なかったんでね。
結局、グライシンガーからしか打てなかったけど、
きょうは本塁打攻勢じゃなく、みんなで打ったことがでかい」
(中スポ、サンスポ朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○藤井淳志
<2点リードで迎えた1回2死一、三塁から
13試合ぶりの打点となる左前適時打を皮切りに
6回は左翼線二塁打、9回にも1死から右翼線二塁打を放って、
プロ入り初の猛打賞をマーク。
28日は故郷・豊橋での東京ヤクルト戦。
凱旋を前に最高の結果を残して>
「ここのところ、まったく貢献できていなかったですからね。
いままで考えすぎていた。
(1回は)いい流れで来たので思い切って振った。
来た球に向かっていこうと思ったんですが、
安打が出て気が楽になりました」
中スポ毎日jp

○和田一浩
<3回1死三塁、右翼に放ったライナーが犠飛となり、4点目。
初回に3点先取したのは、これで4試合目だったが、
それまでは全敗。そのジンクスを知っていた>
「今まで勝ってなかったでしょ? 
それは強く意識して打席に入りました。
なんとしても点を入れなきゃいけないなと。
3点だけじゃワンチャンスですからね。
それにこの球場、巨人打線…。まだまだわかりません。
でも追加点を取れば相手の作戦も変わってくる。
だから、あの場面(3回)は『絶対』だったんです」

<グライシンガーにカウント2-1と追い込まれいた。
打ったのはカットボール。
ただしすべての球種に対応する準備はできていた>
「三振だけはしちゃダメです。
次の打者にプレッシャーがかかりますから。
当てれば何とかなるから、空振りは絶対しないように…。
軽打ではないですが当てることを意識していたんです」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<6-0で迎えた8回2死、巨人4番手・オビスポの
外角高めの真っすぐを流し打ってダメ押しの4号ソロ。
19日の巨人戦以来1週間ぶりのアーチに>
「ファウルかと思ったけれど、本塁打になってびっくりしたよ。
147キロ? オビスポの球はそんなに出ていたのかい」

<1回11二塁にはグライシンガーのカットボールを中前適時打。
森野の先制打に続いて勝利をぐっと引き寄せて>
「流れを止めたくなかった。
何としても自分も走者をかえしたかった」

<19日の本塁打以来、この日の1回の適時打まで
5試合26打席打点なし。主砲は悩みの中にいた。
前日の4回の打席では、空振り三振に倒れると、
ベンチ前で自らのバットをひざで折った。
野球に取り組む姿勢は至ってまじめ。
道具も大切に扱う男がそこまで追い込まれていた>
「ここまでチームの力になれていなかった」

<でも今は心強い味方がいる。
24日に1軍合流した3歳年上のデラロサ。
母国語のスペイン語で相談できる。
またこの3連戦、フリー打撃の後にブルペンにこもって
特打を繰り返すなど、心を折らずに努力を続けた>
「大親友だし、とても尊敬している。
神様がデラロサと一緒に幸運を持ってきてくれたみたいだね」

<この日は球場を出てネルソンを加えて
ドミニカン3人で記念写真に収まった。
前日に『話したくない』とうつむいていた4番は笑顔でいっぱい>
「チームに貢献できた。日本の野球にはちょっとずつ慣れてきた。
自分は球場に来て力いっぱいバットを振るだけ。
これからもっと打てるように頑張るよ」
中スポサンスポ毎日jp

○立浪和義
<6回無死一、三塁から小池の代打で登場したが、
代わったばかりの西村健太朗は、3球続けてボール。
結局カウント1-3から四球を選んで>
「ボールはよく見えているよ。
あえていうならノースリーからあえて打てばよかったと思うけどね」

<四球を選ぶと無死満塁から
荒木の右前適時打で一塁から三塁に激走。気合を入れ直して>
「この球場は何点あっても足りないからね。
勝ててよかった。また来週から頑張りたい」
(中スポ)

○荒木雅博
<6回無死満塁、右前に弾き返す2点タイムリー>
「(落合監督が)勝負にいっているのが分かったので、気合が入った。
チャンスだったので、何とか打ちたかった」

<気持ちは高ぶったが、頭の中は冷静。
カウント2-2からのシュートを狙い通りに右翼線に落とし>
「併殺だけは嫌なので、右を狙った」
(中スポ、サンスポおおさか報知

○小川将俊
<9回に今季初打席。1死一、三塁からの二ゴロを
全力疾走で併殺は阻止して、8点目を入れる。
会心の打席とはいかなかったが、これがプロ初打点。
試合後はフォア・ザ・チームを強調して>
「自分のことより、チームが勝てばそれでいいです」
(中スポ)


◇浅尾拓也
<ユニホームの下に着るアンダーシャツは
長袖を避け、半袖を着ることがほとんど。
といっても、もちろんファンサービスが目的ではなく、
れっきとした理由がある>
「半袖のほうが、腕が軽くなるような気がするんですよ。
練習では長袖が多いですけど、
試合ではよっぽど寒い時以外は半袖を着るようにしています。
8割くらいは着ていると思いますよ。
たしか大学(日本福祉大)時代くらいから、半袖にしてます」
(中スポ)

◇勝崎コンディショニングコーチ
<半袖効果をこう分析して>
「腕が軽く感じるのは個人の感覚だと思いますが、
半袖のほうが腕を回したときに布地が突っ張りにくいので、
肩などの可動域が広がりやすいという部分はあるかもしれません。
憲伸(川上・ブレーブス)も半袖が好きでしたしね」
(中スポ)


○落合監督
<16安打で8点を奪う快勝で、巨人相手に勝ち越し。
岩瀬不要の圧勝を満足そうに振り返って>
「たまには岩瀬を休ませなきゃ。中継ぎは無理させてないから」

<6回の攻防が勝負>
「あそこがすべてだった。両チームともな。
取れるか取れないか。取られるか抑えるか」

<呪縛を解いた>
「(問わず語りで)初回に3点取って勝ったのは、
(4度目で)初めてじゃないか。
そういうの(ジンクス)は毎年あるけど。
3回(に次の1点を取ったこと)が大きかったな」

<川井、菊地、小林正人ら昇格投手が頑張る>
「悪いやつは上げない。
下(2軍)で状態がいいから(1軍に)上がって来たんだ。
外せないやつもいるけど、うちは最後まで競争だよ」
(中スポ、中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(26日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 5回戦
(26日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 000 100 000 = 1
 Bs 000 000 000 = 0
[勝] 小笠原(4試合1勝2敗)
[S] 金剛(8試合4S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 小笠原、金剛 - 前田
公式サイト・戦評

○小笠原孝
<ウエスタン・オリックス戦(北神戸)に先発し、
8イニングを4安打無失点と、今季最高の投球で初勝利を挙げる。
今季は開幕1軍から外れ、2軍でも3試合、
結果を出していなかったが、この日は別人。
右打者7人をオーダーに並べたオリックス相手に快投。
持ち味の高速シンカーとスライダーのコンビネーションがさえ渡り、
24アウトのうち16個がフライアウトで先発全員から奪う会心の内容。
自身の投球に合格点をつけて>
「きょうくらい投げられたら良いですね」
中スポ

●一輝(オリックス)
<初回に小笠原から右前打したオリックスの3番打者。
小笠原のこの日の投球を評して>
「高めの直球に力があった。
(一方で)スライダーは去年の方が切れていたと思う」
中スポ


◇谷繁元信
<右ふくらはぎを痛めて2軍で調整中だが、
故障後初めて打撃練習でマスクをかぶる。
中里が投げる球を約20分間受けると、
自らの打撃練習では、最終打席で佐藤亮太から
レフトフェンス直撃の痛烈なライナーを放ちガッツポーズ。
その後は、スパイクを履いたまま軽めに、
一塁への走塁を4本行い、故障個所の状態を確認して>
「大丈夫な範囲でできている」
中スポ




コメント

年に何回もないような最高のゲーム展開でした。
こういう試合を観たかったです
監督の采配がことごとく当たりましたし、
ブランコが東京ドームでアーチを放ったので
来月の対戦でも期待できそうな気がします
ホント岩瀬を休ませることができて良かったです。
これで少しは投手のローテの目処が立ちそうです。
明日から連勝してもらいましょう!

昨日はお疲れさまでした。「生応援+祝勝会
+帰宅の電車での歓談」=約8時間
超ロングランでしたが、とても楽しかったですね。

初回の効率的な3点と、和田選手の犠飛が
大きかったですね。川井投手の頑張りは
予想以上のものでしたが、これをきっかけに
先発ローテに定着してもらいましょう。

<PS>
小川選手の「プロ初打点」、トーチュウに載りましたね

ししょー、昨日はお疲れちゃんでした(^^ゞ
雄太くんにとっての山場?(はやっ!)をクリアして、
6回の攻撃がポイントでしたね~。あと、ベンちゃんの犠飛も!
和田コールがなかったのが寂しかったでふが(>_<)
小川の記事、載ってたね~。
さすが大ファンだけあって念力が強いようで(笑)
約束のコーラ、ゴチしまふよ(._.)_

監督をはじめチーム内でも初回3点は意識してたんだね。
ボクもやばいと思ってたけど、その後の和田の犠飛がよかったね。
川井も良いピッチングでした。今年は5つくらいは勝って欲しい。もちろんそれ以上でも。

さて、20試合くらい終わったけど、
手探り感ありありの中で半分拾ってるわけで、何か思ったよりやるじゃん、って感想です。
巨人戦のチェンが投げた2試合など惜しい試合もあるけど、
だんだんそういうのが少なくなると良いチームになるんじゃないかなあ。
今年はホント面白い。

みなさんコメントありがとうございます!
さすがに昨夜は3時間しか寝ていないこともあってか、
家に帰るとすぐにバタンキュー(死語)。
よって返事が遅くなって申し訳ありません


>ギンタロウ。さん
久々の左うちわ状態のゲーム。
まあ両軍ともに勝ちパターンの投手がでてきませんでしたが、
さい配的にはよかったのではと思います。
岩瀬投手もこれでリフレッシュできましたし、
3タテ返しは、次回の東京ドームでお願いしましょう


>ドライチさん
いつも祝勝会はロングランになってしまうのですが、
今回も楽しい席をありがとうございました。
おかげさまで小川選手も東京中日の記事になりましたし、
自分的にはバンバンザイでした

初回3点には一抹の不安もありましたが、
和田選手の犠飛による中押しが大きかったなと。
なのになぜ出ない「和田コール」…。
まあ次回もこんなゲームが見られたら、うれしいです


>たつなみこさま
川井投手、もう何イニングか投げられたでしょうが、
良いところで区切ることになってかえってよかったかも

我らが小川捕手、中スポ記者見ていてくれて、ホッ
埼玉県出身ですし、これからもフォア・ザ・チームの精神を。
とりあえず次回はコーラよろしくです


>コロンビーさん
今回で初回3点は、4度目らしいですからね。
その後、悪いなりにもグライシンガー投手も立ち直ってきましたし、
中押し点がほんと大きかったと思います。

10勝10敗で、現在2位
巨人が飛び出しすぎた感もありますが、
開幕4連勝もありましたし、当初の予想よりは良い感じですね。
あとは谷繁選手が復帰して、チームがどう締まるか期待します

乙カレーさまでした
観戦してたんですね

ボクの所はまだ追記記事アップしてませんが(笑
アップの予定は未定です(苦笑

球場で怪しい17番を着たおっさんを発見しましたか?
その怪しいおっさんがボクなんですけど
今後は恥ずかしがらずにタンスから出して着て行ける様になったので
見つけたら気軽に肩でも叩いてください

それにしても全てが上手く行った快心の勝利は嬉しいです。
こういう試合を沢山見たいですよね。

PS
8回裏にを買いに行ったら売店は閉店・・・・(涙
やっている売店で師匠のマネをしてアイス(東京ドームモナカ)
を買ってみました(笑
球場で食べるアイス!意外とオツな食べ物ですね

コメントありがとうございます!

>daiさん
川井投手初勝利、観戦乙カレーさまでした。
自分もタンス君好投、生観戦でしたよ
その前までが4連敗していただけに、
サイドバーのみの地味な出陣アピールでしたが、
まあ勝ててよかったです。
自分はレフトのポール際で観戦していたのですが、
17番ユニを着た方、外野にいましたよ
終了後、自発的にスタンドのゴミ収集をされていましたが、
記事のフォトの角度ではdaiさんじゃなかったかも?
次回以降は、うまく見つけてお声をかけさせてもらいますね。

球場のアイス、けっこういいですよね。
これからの季節、デザート代わりにどうぞ

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