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2009年4月

2009年4月30日 (木)

またしても守乱で自滅、落合竜初の4月負け越し。

守乱が失点につながり、自滅してしまい、
東京ヤクルトとの初戦を落としたドラゴンズ。
ナゴヤドームに場所を移して行われた第2戦。
何とか切り替えて臨んでほしいものでしたが、
前夜の続きを見ているようなゲーム展開。
中盤にまたしてもエラーが絡み、ずるずると失点を重ねると、
打線は竜キラー・館山に抑え込まれ、完投勝利を献上。
連敗で借金2となったドラゴンズ
落合政権6年目で初の4月負け越しが決まってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 5回戦
(29日・ナゴヤドーム | 中日1勝4敗)
33318人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 浅尾(5試合2勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
浅尾、齊藤、ネルソン - 小山、小川

◇対東京ヤクルト5回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数無安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)野本  (4打数1安打)
7 (中)藤井  (3打数1安打)
8 (捕)小山  (3打数1安打1打点)
9 (投)浅尾  (2打数無安打)

【得点経過】
<3回・東京ヤクルト> P・浅尾
館山見三振、福地四球、宮本三ゴロ進塁打、青木四球、
2死一、二塁から、デントナライトオーバー2点適時二塁打(D 0-2 S)

<4回ウラ・中日> P・館山
荒木二飛、井端右飛、森野右前打、ブランコ中前落ちるヒット、
2死一、二塁から、和田詰まり三飛


<5回ウラ・中日> P・館山
野本三邪飛、藤井右翼右二塁打、
1死二塁から、小山前進左中間突破適時二塁打
(D 1-2 S)
浅尾二ゴロ進塁打、
2死三塁から、荒木初球打ち上げ一飛・場内ため息


<6回・東京ヤクルト> P・浅尾
デントナピッチャー返し右太もも強襲・
跳ね上がり三前・森野掴み三ゴロ、浅尾ベンチに下がり治療、
ガイエルライナー右翼フェンス直撃ヒット、
川島慶三中前打、相川3球目浅尾暴投・走者ともに進塁、
1死二、三塁から、相川一ゴロ・ブランコ弾きエラー(D 1-3 S)
1死一、三塁から、田中浩康中犠飛(D 1-4 S)

<6回ウラ・中日> P・館山
井端右前打、森野中飛、ブランコひっかけ遊ゴロ二封、
和田振り遅れ右飛


<7回・東京ヤクルト> P・齊藤
福地ライトオーバー二塁打、宮本一ゴロ進塁打、
青木2球目・小山弾きパスボール・三走福地生還(D 1-5 S)

<7回ウラ・中日> P・館山
野本中前打、藤井遊ゴロ・野本二進、小山空三振、
代打立浪大きな右飛


<8回・東京ヤクルト> P・ネルソン
ガイエル二ゴロ、川島慶三四球、相川右翼線落ちるヒット、
田中浩康3球目ネルソン暴投・相川二進、田中浩康空三振、
2死二、三塁から、館山左前適時打(D 1-6 S)

<9回・東京ヤクルト> P・ネルソン
宮本遊ゴロ、青木遊ゴロ、
デントナ左中間突破二塁打・代走野口
ガイエルライトオーバー適時二塁打(D 1-7 S)


【ゲームレビュー】
ミス続出 投打に精彩がなく連敗
東京ヤクルト戦は4連敗。4月の負け越しが決まった。
浅尾は3回、2四球で2死一、二塁とし、
デントナに先制の2点二塁打を浴びた。
6回に暴投と失策などが重なり2点を失い降板。
打線は5回1死二塁から小山の適時二塁打の1点にとどまった。
東京ヤクルト館山が4年ぶりの完投勝利。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


2失策に野選、捕逸など守備が乱れ、
自滅してしまった前日の豊橋での初戦。
何とか切り替えて臨んでほしいと願っていた
ナゴヤドームでのナイトゲーム。
約3週間ぶりにベンチに正捕手・谷繁が戻ってきて、
さあこれからというムードで向かってほしかったですが、
切り替えるどころか、それを引きずりまくる始末
勝負どころの中盤以降、やれワイルドピッチ
やれゴロを弾いてどこにも投げられない。
さらにランナーを三塁においているにも関わらず、
サイン違いか、ポーンとボールを弾いてパスボールで失点。
そしてトドメはワイルドピッチで二、三塁として、
疲れているであろう投手にタイムリーを打たれるありさま。

大型連休に入り、どこのスタジアムも大入り。
ナゴヤドームは三塁側のエメラルド色のシートが
かなり空いてはいたものの、それでも3万3000人強
そんなファンにため息ばかりをつかせ、
あげくの果てに、ドラゴンズキラー・館山には
4年ぶりの完投勝利を献上してしまうなど、至れり尽くせり。
同情の余地もなく、すっかりシラける結果となってしまいました。

またリベンジを期して先発した浅尾も、
意識しすぎて力んだのか、制球が今ひとつ
高めに浮くボール、大きく外れるボールも目立ちましたし、
悪いなりの制球というのも、今後身につけてほしいもの。
6回はデントナの打球が太ももに強襲するなどの影響もあったか、
投球のリズムが狂ってしまったようですが、、
味方が1点を返した直後でしたし、
もう少し踏ん張ってほしかったという印象も。
これで東京ヤクルトには2敗目となりましたが、
苦手意識につながらないよう、今後やっていってほしいです。


うんと苦しめ。それにしても
痛すぎる連敗
それもこちらから
自滅してという悪循環。
本来優位であるはずの
ホームゲーム
ここまで5勝6敗と、
思うように勝ち星を重ねられないのが、
チームの低空飛行につながっていますね。
ただこのままでもいれられませんし、
守り勝つ野球をしていくためにも、
選手個々がそれぞれの課題をしっかり取り組み、
できるだけ丁寧なプレーを心がけてほしい。
ただそれを意識しすぎて、
さらに硬くなってしまうというのも困りものですが…。

チーム今季ワーストの借金2
10勝12敗となってしまい、4月の勝ち越しがなくなりました。
落合政権6年目で初のことだそうですが、
まずは『アリ地獄』から、いかに抜け出せるかがカギ。
特効薬が見つからない現状でもありますし、
まだまだガマンの日々が続いていきそうですが、
こういうときこと、先発投手が踏ん張ること。
おそらく登板するであろう吉見(中スポ予想は山井)に
意地を見せてもらいたいですね。
さらに野手陣は、今度こそ気持ちを切り替え、
気を引き締めなおして、第3戦に臨んでほしいと期待。
同一カード3連敗だけは、何としても阻止
できるだけ良いカタチを見いだし、4月を締めてほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(28日)

●浅尾拓也

<先発で6イニングを投げ、
5安打3奪三振4四球、4失点(自責3)で3敗目。
勝負どころで制球を乱したことを反省して>
「力みすぎて思うようにいかなかった。
調子は悪かったが、悪いなら悪いなりに
もう少し何とかしなければいけなかった。
次は悔いのないように、やるべきことをやりたい」

<失点はいずれも小山とのバッテリーミスが絡んだ。
失点はしなかったが、5回の福地に盗塁された場面、
1死からストレートの四球。宮本の初球に走られた。
けん制の気配すらなく、小山は二塁へ送球する形もつくれなかった。
投げることと受けることだけに必死な2人が浮き彫りに>
「完全にモーションを盗まれた。
警戒はしていたが、試合に入り込んでいて、
打者、打者とそちらに気持ちが向いてしまった」
(中スポ、中日新聞サンスポおおさか報知時事通信

●小山桂司
<5回1死二塁から、左中間突破の適時二塁打>
「先取点を取られたので、
何としても追いつこうと気持ちで打ちました」
カメラブログニッカン


●藤井淳志
<5回の第2打席で右翼線に痛烈な二塁打を放ち、
7日の本塁打に続いて『館山キラー』ぶりを見せつける。
前日はノーヒットに終わっていただけに、ホッとした様子で>
「何とかうまく打てました。最近結果が出ていませんでしたが、
気持ちを変えなかったのがよかった」
(中スポ)

●和田一浩
<館山に完投されてしまい>
「球種を絞るとか、もっと対策を考えなければならない」
中スポサンスポ

●荒木雅博
<昨季5つの白星を献上した館山に、今季初の完投勝利をプレゼント。
館山に対して今季8打数ノーヒットの1番打者は言葉少な>
「やっぱりいいピッチャーですね」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<館山対策について、思わず『嘆き節』も飛び出し>
「対策? 教えてほしいよ」
中スポ中日新聞

●トニ・ブランコ
<守備ではエラーもやらかしたが、
今季4度目のマルチ安打で兆しを見せる。
2回にはショートへ内野安打。
巨体を揺らす大激走で一塁を駆け抜けると、
4回2死一塁では内角高めの速球に詰まりながらも中前にぽとり。
結果が一番のくすりになるが、
実はこの日初めて妻と2人の子どもをナゴヤドームに招待。
ハッスルする理由はそこだった>
「必死に走ったよ。神に感謝したい」

<試合前には石嶺打撃コーチから徹底指導を受けたが、
2回のヒットは、苦手な外角への速球>
「教えてくれれば教えてくれるほど、
自分がよくなっていくのを実感しているよ。
最終的な結果は神様に委ねるほかないけれど。
これから状態はもっとよくなっていくから、楽しみにしてよ」
中スポ


●岩﨑達郎
<昨季限りで中日を戦力外となり、
東京ヤクルトへ移籍した森岡とは同い年で、同じポジション。
互いにしのぎを削ってきた戦友との競争は、
違うユニホームを着るようになっても続いている>
「負けたくないという気持ちはいつも持っています」

<昨季まではお互いに主に2軍暮らしが続いていたが、
今季はがらりと状況は変わり、自身は開幕から1軍に定着。
森岡も新天地で代打などで出場機会を得るようになった。
ライバル物語はワンランク上に突入して>
「お互い一生懸命頑張ろうと(森岡)良介と話しています。
まだまだ出番は少ないですが、
いつかは2人でレギュラーを取って張り合いたいですね」
(中スポ)

○森岡良介(東京ヤクルト)
<中日時代、1軍枠を争う相手だったと同時に
グラウンドを離れても付き合っていた岩﨑達郎について、
懐かしそうに振り返って>
「タツ(岩﨑達郎)とは公私ともに一緒に行動していましたね。
メシを食べているときにはお互い野球の悩みなんかも話しました」
(中スポ)


●落合監督
<前夜に続き2失策1捕逸と守備が乱れ、連敗。
もどかしい敗戦を、意外にも冗舌に語って>
「うちのチームらしくない? それは誰しもが思ってることじゃないか? 
選手が一番思っているんじゃないか。
だって、らしくないんだから。
ただ、現状を考えりゃ、みんなリハビリやってきたヤツや、
開幕に間に合うか分からなかったヤツら。どこかに不安がある。
ミスに見えるかもしれないが、
体が動いていない、足が動いていないんだ。
これが動くようにならないとダメ。
1回故障して急に仕上げてきたヤツら。
そう簡単には元には戻らないよ。
本人たちが一番感じていると思うよ。
やっている自分たちが。それでいいと思うよ」

<この日から1軍に上がった谷繁についてはこう断言>
「当分ダメだよ。当分先発で使うのは無理。
(シーズン)先は長いんだ。もうちょっとの辛抱なんだろうな」

<不動の第2捕手と思われた小田も2軍落ちした>
「小田も放牧してやらないとイカンだろう」

<今は小山にかけるしかないが
この日は捕逸一つ、暴投も阻止できず、傷口を広げた。
若手たちも、きっと悩んでいるはずだが…>
「若いヤツらはそこまでいってないと思う。
ガムシャラにやればいいんだ。そこを勘違いしちゃいけない。
外国人もそう。なんぼエラーしたって、
三振したって、使わなきゃならないヤツは使う。
シーズン通して使うかは別だけど、今は使う」

<指揮官は元気な若手にガムシャラさを求める>
「パニックになっている選手はいっぱいいる。
アリジゴクにどんどん入っているようなもんじゃないか。
うんと苦しめ。相手だってそういい思いはさせてくれない。
それがプロ野球界というもの。
恐らく選手は今はオレがヒント与えても、分からない。
彼らが自分の力で(問題を)解消しないといけない。
迷路に入り込めばいい」

<一呼吸置いて、さらに続けて>
「もっと選手はストレスをためていいんじゃないかと思う。
粘りがないとか、淡泊に映るかもしれないけど、
それに耐えられるかどうか。それで1人前になる。
ちょっと様子を見る。一線を越えない間に。
それまで辛抱するのがオレの仕事」

<借金2となり、就任6年目で初めて
4月を終えての負け越しも決定。だがこれからは昇るはず>
「そう思うよ。それが早いのか、遅いのか。
ちょっとした火遊びみたいなもんだ。
そんなに長くはないよ。もうちょっとのところまで来ている。
今はそういう時期。
日にち薬みたいなところがあるし(脱出は)そう遠くはない」
中スポ中日新聞おおさか報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(29日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 谷繁元信捕手
【出場選手登録抹消】
▼中日 小田幸平捕手
(再登録は5月9日以降。公式サイト共同通信社


△谷繁元信
<右ふくらはぎ痛で離脱していたが、
この日小田に代わって出場選手登録され、約3週間ぶりに1軍に合流。
試合前練習はフリー打撃など通常通りのメニューをこなしたが、
試合には出場することなくベンチで戦況を見つめた>
「大丈夫です。出場するかどうかは首脳陣が決めることですから」

<当分は勝ち試合の終盤でマスクを被る予定で、
スタメン復帰のメドは現状では立っていない>
「(28日に)2軍で3イニング出たけど、全然違和感なくやれた。
フルイニングはまだ無理でしょうけど。
我慢だね。(スタメン復帰の)メド? 
ふくらはぎにスタミナがつけばいいんだけど、
それがいつかになるか分からない」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン


ドラゴンズトピックス(29日)

◆山井に第1子誕生(中スポ)
山井投手の友佳子夫人が28日、
愛知県内の病院で第1子となる長女を出産した)

◆遼にドアラヘッドカバー押しつけた! 中日クラウンズきょう開幕
(中スポ)
(今年が50回の記念大会となるゴルフ・中日クラウンズ
きょう30日開幕するが、ドアラがこの日、練習前の石川遼を襲撃。
しかし突然の乱入にもまったく動じず、さわやかにあいさつする石川
見事な先制攻撃でハートを打ち抜かれたドアラは、
額がひざにつきそうなほど丁寧なおじぎで初対面のあいさつ。
そして用意していたドライバー用のヘッドカバーをプレゼント。
ドアラが体育すわりをしている人形が
ヘッドカバーに縫い付けられているオリジナルで、
この日のために特別に作ったという。
「わ、これ、くれるの。ドアラって、テレビで見るよりかっこいい」。
無邪気な石川のリアクションにドアラも感激。
2人でがっちりと握手を交わし、今後の健闘を誓いあった)


若竜トピックス(29日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 5回戦
(29日・ナゴヤ球場)
  100 100 100 = 3
  000 113 00× = 5
[勝] 河原(5試合1勝1敗)
[S] 金剛(9試合5S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、河原、清水昭信、長峰、金剛 - 前田
公式サイト・戦評

○山本昌
<ナゴヤ球場でのウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発。
5イニングを投げ、7安打2失点だったが、
200勝投手のキャリアからすれば物足りない内容。
立ち上がりから苦しんで、1回、1安打と2四球で
2死満塁としたところで押し出し四球。
4回には4連打でもう1失点。投手の高橋徹にも2安打を許した。
5イニングで96球と球数にも制球に苦しんだあとが。本人も不満顔>
「ボチボチです。序盤は投げるタイミングがつかめなかった。
次回ははじめからしっかり投げていきたい」

<ただ、復調のきっかけは見え始めている。
まだ時間はかかりそうだが、1軍復帰へ着々と歩を進めている>
「途中から徐々に修正できた。感じもつかめました。
3回から多少良くなったが、まだだね。
もう少し暑くなると調子も上がってくるよ」
ファームブログ中スポ

『立ち上がり上半身と下半身のタイミングが合わず、
ストライクをとるのに苦労しました。
ファームで押し出しなんてしゃれにもならないですね。
ベンチの中村コーチが心配したのか、
何球か前田捕手にサインを出してくれたぐらいでした。
途中からはタイミングも合ってきましたが、
最初からそういうふうに投げられるようにならないとダメですね。』

山本昌公式ホームページより引用)

○小林投手コーチ
<物足りない内容の山本昌について、渋い顔で話して>
「シュートとスクリューのコントロールがまだまだ。
これではまだよい報告はできません」
中スポ


○河原純一
<一浪の末、昨オフに中日の入団テストを受けて現役復帰。
2軍戦ながらプロ復帰初勝利をマーク。
開口一番感謝の言葉を口にして>
「みなさんのおかげです」

<同点の6回に2番手で中継ぎ登板すると、
2安打1死球で満塁のピンチを招くものの、
3アウトすべてを三振で打ち取って、白星を呼び込んで>
「上(1軍)で少しでも投げなきゃいけないと思っている。
これから調子を上げていきたいですね」
(中スポ)

2009年4月29日 (水)

朝倉痛恨の一球、守乱連鎖竜一気に5位転落。

ドラゴンズの今季初となる地方球場での公式戦は、
豊橋市民球場での東京ヤクルトとの一戦。
もっか8連勝中という地方球場の鬼朝倉健太
先発に立てましたが、守備の乱れもあって劣勢の展開に。
それでも同点にまで追いついたものの、8回朝倉痛恨の一球
デントナに甘いスライダーを右翼席に運ばれ決勝2ラン。
打線は最終回に無死二、三塁のチャンスを作ったものの、
主軸が相次いで凡退し、2-4で黒星。
再び5割を割ったドラゴンズ5位転落となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 4回戦
(28日・豊橋市民球場 | 中日1勝3敗)
12115人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 朝倉(4試合2勝1敗)
[D本] 和田8号
[Dバッテリー]
朝倉、平井 - 小山

◇対東京ヤクルト4回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数1安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打1打点)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打1打点)
6 (右)野本  (3打数無安打)
7 (中)藤井  (3打数無安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)朝倉  (1打数無安打)

【得点経過】
<2回・東京ヤクルト> P・朝倉
武内四球、川島慶三一ゴロ、
1死二塁から、相川中前適時打(D 0-1 S)

<2回ウラ・中日> P・川島亮
ブランコ見三振、
1死から、和田右中間越え本塁打
(D 1-1 S)

<3回・東京ヤクルト> P・朝倉
福地レフトフェンス際飛球・
和田ジャンプもグラブの土手に当て落球=二塁打、
宮本遊ゴロ、
1死三塁から、青木遊直・三塁転送併殺

<5回・東京ヤクルト> P・朝倉
相川三ゴロ森野こぼしエラー、
田中浩康遊ゴロ・井端二塁トスもセーフ・
荒木一塁への送球ジャックルして遅れ一塁セーフ=井端野選
川島亮投犠打、
福地高いバウンド一ゴロ・ブランコ一塁へトス左へ逸れる・
右手で捕りにいった荒木こぼす=荒木エラー
1死満塁から、宮本左犠飛(D 1-2 S)

<6回・東京ヤクルト> P・朝倉
デントナ右飛、武内遊ゴロ、
川島慶三左中間飛球・藤井ダイブ逆シングルで好捕

<7回・東京ヤクルト> P・朝倉
相川左前打、田中浩康投犠打、代打ガイエル尻死球、
1死一、二塁から、福地二ゴロ4-6-3併殺

<7回ウラ・中日> P・木田
森野空三振、ブランコ空三振、和田四球、
2死一塁から、野本2球目・相川こぼす・
和田二塁狙うもボール主審の足下・
和田慌てて一塁に戻るがアウト苦笑


<8回・東京ヤクルト> P・朝倉
宮本二ゴロ、青木右前打、
デントナ3球目小山パスボール・青木二進、
1死二塁から、デントナ右越え2ラン本塁打(D 2-4 S)

<9回・中日> P・イム・チャンヨン
代打立浪四球・代走岩﨑達郎
荒木右翼線二塁打、井端空三振、森野敬遠、
1死満塁から、ブランコ空三振、
2死満塁から、和田当てただけ二ゴロ、試合終了



【ゲームレビュー】
朝倉が好投も守備に乱れ
守備が乱れ、好投を続けた朝倉の足を引っ張った。
東京ヤクルトが連敗を5で止めた。
2-2の8回1死二塁からデントナが右翼へ勝ち越し本塁打。
投手陣も早めの継投で、9回は無死二、三塁のピンチを切り抜けた。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


今シーズン初めての地方球場での主催試合は
両翼93メートル・中堅115メートルの豊橋市民球場
試合前から右から左へホームラン風が吹き、
ドラゴンズの先発は、地方球場8連勝中の鬼・朝倉
さらに相手はもっか5連敗中東京ヤクルト
豊橋出身・藤井凱旋試合ということも含め、
勝てる要素をいっぱい持って臨んだ一戦でしたが、
結果的には多くを語りたくない展開に。
せっかく多数詰めかけてくれた豊橋の竜党
申し訳ないというゲームになってしまいました。

ほとんどのイニングで先頭打者を出しながらも、
持ち前のゴロを打たせる投球で粘ってきた朝倉
5回、内野陣が揃って足を引っ張りまくるという
最低の展開のなかでも最少失点に止めるなど、
先発陣の軸としての投球をしていましたが、
終盤に入ると、やはりボールがやや甘くなりましたね。

2-2の同点のまま迎えた8回、
1死から青木に外角やや高めのシュートをライト前に運ばれると、
続く4番・デントナの3球目、外へのフォークを小山パスボール
またしてもミスが絡んで、ランナーを進めると、
その後、フォークを連投するもややボールが高め。
ファウルで2球粘られてしまうと、6球目のストレートもファウルに。
そして迎えたカウント2-1からの7球目、
投じたスライダーは、緩く、そして甘くど真ん中に入ってしまう失投。
それまで凡退しつつも、やはり4番打者
それを逃さずに捉えらてしまうと、
打球は狭い豊橋のライトスタンドへ飛び込む2ランに。
この場面での失点の重みを十分に理解する朝倉は、
その瞬間、肩を落とし、両手をひざにつけてガックリ
そこまで要所をしっかり締めてきた背番号14でしたが、
やはり悔やまれるは、その一球
この一発がそのまま決勝点となり、今季初めての黒星
そして地方球場での連勝もストップすることとなりました。


地方球場の鬼、沈む。この日の敗因として、
挙げられてくるのは、
やはり守備の乱れでしょうが、
そのバックに再三助けられてきた
朝倉だっただけに
「それでも勝つ」というところを
見せてほしかったなと。
悔やまれるは、
8回のデントナへの1球ですが、
2ストライクと追い込んでいただけに、
3球目の捕逸後に粘りきれなかったのが、残念でしたね。
変化球という選択は間違っていないでしょうが、
あまりに甘く入ってしまいすぎたのが、うーん…。
ただそこまでは「らしい投球」も見せていましたし、
これを教訓にして、一球の重みをより理解していければ。
次回はやってくれるだろうと期待しています。

ただ朝倉の痛恨の一球が勝負を決めはしたものの、
他にもっと矛先を違うところにぶつけられるゲームもありましたが。
まあミスしてしまった者はそれぞれが反省し、
次戦に臨んでくれると思われますが、
ミスが連鎖してしまっては、やはり勝てるものも勝てない
勝負の神様はそういうところを見逃さないというのは、
十分わかったことでしょう。


勝ってナゴヤに戻りたかったですが、
寝ていた相手を起こしてしまい、借金生活に逆戻り。
さらに2位以下はダンゴ状態なため、なんと一気に5位に転落
まあ順位を気にする段階ではありませんが、
4月勝ち越すためには、連敗は許されなくなりました。
きょう29日は、昭和の日で祝日ですが、
ゲームは18時開始のナイトゲームとなるもよう。
ナゴヤドームでは、あの延長黒星以来のゲームとなりますが、
大型連休に入りましたし、多くのドラゴンズファンが訪れそう。
それらを喜ばせるようなゲーム展開をお願いしたいなと。
そして苦手相手を作らぬよう、しっかりと星を戻してほしい。
ツバメ相手にリベンジを期す浅尾の好投を楽しみにしています。


★プレーヤーズ・ボイス(28日)

●朝倉健太

<7回まで球を低めに集めて2失点。
しかし8回のピンチでデントナに対して制球が乱れ、
甘く入ったスライダーをはじき返されると、
打球は両翼93メートルと狭い豊橋市民球場の右翼席へ。
あまりのショックに両手をひざに当てて
しばらく腰を折ったまま。敗戦投手となり言葉少なに>
「あの一球ですね。
こういう(狭い)球場で一番、やってはいけないボールだった」

<プロ入り以来、地方球場では14試合で9勝1敗、
防御率2.02と無類の強さを誇ってきた。
05年7月からは8連勝中だったが、不敗神話も幕が閉じた。
スターターとしての責任は十分に果たしたが、
常にこの右腕の勝率を左右する天敵こそが外国人。
今季初対戦の7日もデントナに3安打、
ガイエルに2安打打たれている。
一方、連勝した阪神戦はメンチを5打数無安打と封じていた。
この夜のリターンマッチ、8回の被弾までは
完ぺきに抑えていたのだが…>
「この前はやられたけど、嫌じゃなかったんです。
だいたい攻め方がわかっていたし、
あの打席も低めに投げとけばどうなったかわかりませんから…」
朝倉健太公式、中スポ、サンスポおおさか報知時事通信毎日jp


●和田一浩
<0-1で迎えた2回1死、カウント2-1から、
外角への速球を振り抜いて、右中間へ同点の8号ソロ。
両翼93メートルの狭い地方球場。
合わせた打球がフェンスを越え驚いた様子>
「(カウントが)追い込まれていたので、
コンパクトにいったら、入ってしまいました」

<今季は第1打席の成績が際立っており、
これで21試合中10試合で安打を記録。
心掛けが結果につながっているよう>
「1打席目に何となく入ると、何となく試合が終わってしまう。
集中力のない打席をなくそうと思っている」

<ホームランキング争いを独走していた
阪神・金本についに並んだが、当人はあっさりしたもの。
21戦目で早くも8号、驚異的なペースでアーチを量産している>
「並んだ? それは関係ない」

<しかし2点を追う9回2死満塁、
絶好のサヨナラ機には二ゴロに倒れて最後の打者に。
悔しい打席もさばさばと振り返って>
「低めのいいところに投げられてしまったからね」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカン


●井端弘和
<6回2死三塁、左前に同点タイムリーを放つ>
「打ったのはスライダー、
ランナーを返すことができてよかったです」
カメラブログ

●荒木雅博
<5回1死二、三塁、福地の打球は前進守備の一塁へのゴロ。
一塁ベースカバーに入ったが、ブランコからのトスを
グラブのない右手で捕球しようとしてポロリ。
2死二、三塁となるはずが1死満塁。
続く宮本の左犠飛、無安打での1点を呼んでしまった。
9回無死一塁の最終打席ではイム・チャンヨンから
右翼線二塁打を放って反撃機を演出したが、
自らのプレーで失った流れは戻ってはこなかった。
試合後はこう言って口をつぐんで>
「あれはぼくのミスです」
中スポ

●小山桂司
<8回1死一塁、朝倉のデントナへの3球目は低くワンバウンド。
これが腰の浮き上がった股間を通過。
公式記録員が当然、捕球可能とみて『捕逸』をつけたこのプレーは、
得点圏に走者を背負った投手に重圧をかけたのも間違いない。
直後の2ラン被弾の責任を負うかのように話して>
「止められる球でした」

<最近10試合でスタメンマスクをかぶっているが、
守備以上に目立っているのが『打撃』。
強打の8番打者として、打線に厚みを加えている。
かつて一人の強打者から打撃向上の『ヒント』をつかんだ。
06年、北海道日本ハムに入団したばかりの新人が
目を奪われたのが球界屈指の強打者、
小笠原(現・巨人)のバッティングだった>
「ボクは調子が悪くなると上半身の力で打つことが多かったから、
小笠原さんの下半身を使う打撃が一番勉強になりました。
カウントが追い込まれると、スタンスを広げて重心を低くしていた。
簡単に取り入れられるフォームではないですけど、参考にしました」

<上半身のパワー頼みから、
下半身に意識を置いたバランスのいいフォームへ。
と同時に、打撃スタイルも変わった>
「アマではほぼ引っ張り一辺倒でした。
それが右方向へ打ち始めて率が残せるようになった」

<故障が癒えた谷繁は近日中の1軍復帰が確実。
再び控えに回る可能性が高いが、
その打撃力はベンチ要員としても頼もしい。
赤丸急上昇中の新女房役は『打』でもどん欲に上を目指す>
「たとえスタメンで出られないとしても、
代打でも出られるように打撃でもアピールしたい」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<『ガッツ打法』を参考に工夫を重ねた花開いた
小山の打撃を評価して>
「もともとバッティングはいいものを持っている。
思い切りよく振れているから結果につながっている」
(中スポ)


●藤井淳志
<豊橋出身が超美技で地元のファンを沸かせる。
6回2死の守備で、川島慶三の左中間への痛烈なライナーを
地面スレスレ、見事にダイビングキャッチ。
家族や友人、恩師ら大応援団の前で
自慢の俊足と守備範囲の広さを見せつける。
ただ、打つ方では3打席無安打で
チームも敗戦とあってと悔しそう>
「勝ちにつながれば良かったんですけど。しょうがないです」

<打席でもひときわ大きな歓声を浴びたが、
故郷での初安打は来年以降に持ち越しとなって>
「1本打ちたかったんですけど…。また切り替えてやるしかないです」

<プロ4年目。豊橋も1軍で4度目ながら
今回が本当の意味での凱旋だった。
中堅に定着し初めて主力級として帰ってきた。
力んでも不思議はないが、その言葉通りに
超美技を地元ファンの目の前で演じた>
「それは別になかったです。
やるべきことはやったので仕方がないです」
中スポスポニチ名古屋

●立浪和義
<2点ビハインドの9回に先頭打者として、
代打に立つと、抑えのイム・チャンヨンから
きっちり四球を選んでチャンスメーク。
試合には負けたが、代打の切り札としての存在感を示して>
「昨年はやられていた相手(3打数無安打)だった。
何とか塁に出たかったから、役割は果たせたと思う」
(中スポ)

●トニ・ブランコ
<2回の第1打席から3打席連続で三振。
9回1死満塁の絶好機でもイム・チャンヨンの前に
あっさり3球三振に倒れ、チャンスをしぼませてしまった。
来日初の1試合4三振という結果に、
試合後は口を真一文字に結んで、足早に帰りのバスに乗り込み>
「見ての通り」
(中スポ)

●野本圭
<ドラフト1位ルーキーにとって、初の地方での公式戦。
地方球場では照明の具合などがそれぞれに異なるため
難しい面があるが、無難に右翼を守って>
「そういうことは特別ありませんでした」
(中スポ)

●平井正史
<9回に2番手で登板すると、
あっさり三者凡退に封じて、1イニングを無失点。
今季初登板で失点して以後は無失点を継続中。
これで7試合連続、計6イニング1/3で失点していない>
「言われたところでしっかり結果を出すようにしていますから」
(中スポ)


◆吉見一起
<30日のカード3戦目に先発する可能性が高いが、
東京ヤクルトのフリー打撃を一塁側ベンチから観察して>
「この球場でなくてよかった? いやそうでもないですよ。
むちゃ振りしてくる打者も多いので、
そういうものを逆手に取る方法もある」
(中スポ)

◆菊地正法
<試合前の練習中、東京ヤクルト・福川にあいさつに行く。
自身の経歴は『富士宮東高-東邦ガス』。
福川はどちらの出身でもないが、
実は高校卒業後、三菱自動車岡崎へ。
しかし同部が活動休止となり、東邦ガスへ移籍した。
『出身』は東邦ガスだが、三菱岡崎OBでもある。
同部の先輩への礼儀を大切にして>
「(三菱自動車)岡崎の先輩なんです」
(中スポ)


●落合監督
<2失策、1野選、1捕逸と
自慢の守備が乱れに乱れての惜敗に試合後は苦笑い。
報道陣の質問に同じ言葉を二度繰り返し、足早にバスに乗り込む>
「らしくない守備のミス? 
オレの言おうとしていることを言うな。それがすべて」

<バスに乗る直前にもう一度言い残して>
「それがすべて!」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋デイリー


若竜トピックス(28日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 4回戦
(28日・ナゴヤ球場)
  000 100 002 = 3
  720 000 30× = 12
[勝] 佐藤充(4試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 佐藤充、清水昭信、高島 - 谷繁、前田
公式サイト・戦評

○谷繁元信
<右ふくらはぎ痛でファーム調整していたが
きょう29日から1軍に合流することが明らかに。
ナゴヤドームで行われる東京ヤクルト戦の
試合前の練習に参加し、状態しだいでは出場選手登録されそう。
この日、ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)で
故障後初めて実戦に臨み、8番・捕手で先発し、3回まで出場。
打撃では2打席で遊ゴロ、見逃し三振に終わったが、
守備では佐藤充とバッテリーを組み、3イニングを無失点。
21日ぶりの実戦だったが、手応えを感じた様子>
「(実戦の)感覚はありました。
(状態は)100(パーセント)じゃないですけど。
行けと言われれば行けます。今日ぐらいだったらできるかなと思う。
もし(1軍に)上がったら、少しでも力になれるように頑張ります」
中スポニッカン

○中村捕手コーチ
<順調にリハビリをこなし、実戦復帰した谷繁について>
「技術的なことは見た目は問題ない」
中スポ


○佐藤充
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)に先発。
7イニングを7安打5奪三振1四球の1失点で、今季初勝利>
「今日は、本当にシュートが切れました。
チョット力んでストレートが浮いてしましましたが、
ゴロを打たそうと思って投げました。
7割くらい出来た感じがありました」

<ポンポンとテンポよく、最後まで攻めの意識を
前面に出しながら、しっかりと腕を振り切った。
状態がいい時だからこそ、すぐさま試合での修正ポイントを
あぶり出し、次回への課題を自分に課す>
「(調子は)ずっといいです。
真っすぐがちょっと浮いていたので、
もうちょっと低めに集められれば良かったですけどね」

<攻めの意識でシュートを使い始めたことが、
好結果につながっていると、好投の秘訣を自己分析>
「今季からシュートを意識して使っている。
右打者の内側を攻めることで、
余裕を持ってスライダーを投げられるようになった」
ファームブログ中スポ

○小林投手コーチ
<7イニングを1失点に抑えた佐藤充について>
「内容的に4試合続けて安定している。
昨年良かった時より、今の方がいい。
06年に9勝した前みたいな感じ。
継続して力を維持していければ本物かな」
中スポ

2009年4月28日 (火)

豊橋凱旋藤井ここから、4月最後はツバメ退治。

投打の歯車がかみ合っての快勝で、巨人に勝ち越し。
勝率5割に復帰し、再び2位へ浮上したドラゴンズ
きょう28日からは豊橋・ナゴドでの東京ヤクルト3連戦
この日は初戦が行われる豊橋市民球場で練習したナイン。
強風注意報が発令されるというコンディションながら、
投手陣を中心にナインは練習に汗を流したようです。
故郷・豊橋に凱旋する藤井、地方球場の鬼・朝倉
さらに谷繁2軍戦で実戦復帰など、ドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(27日)

◇藤井淳志

<レギュラーをつかんで生まれ故郷の豊橋に凱旋。
誓ったのは地元での1軍初安打>
「家族と友人と、とにかくたくさん(チケットを)手配しました。
自分で買ってくれる人もいる。
地元でまだヒットを打っていないので、打てるように頑張ります」

<豊橋東高出身の4年目にとって、
きょう28日の東京ヤクルト戦が行われる
豊橋市民球場は思い出の地。
過去3年も1軍メンバーとして帯同していたが、
試合に出たのは07年5月31日の東北楽天戦のみ。
2番・左翼で先発出場したものの
2打数無安打に終わり、7回に代打を送られている。
しかし今年は立場が違う。
打率.288、4本塁打、10打点。
開幕からここまで20戦、一度も外れることなく
フルイニング出場してきた自信が今はある。
初めてレギュラーとして故郷に錦を飾るが、
だからこそ平常心を心がける>
「(地元だからといって)
自分が何かを変えるということなく臨みます。
普通にやるだけ。一生懸命やるだけです」

<豊橋入りしたのは、26日の夜。
幼なじみもたくさんいるが、
旧友と街に繰り出すようなこともしなかった。
今は目の前の試合に集中して、
地元初安打を幾多の友にささげる決意>
「(シーズン中の)忙しい時に無理して遊ぶこともないですからね」

<この日は左右両打席でのフリー打撃。
サク越えこそ右で打った1本だけだったが、
打撃投手の保護用ネットに強い打球を何度も当てて、
ミート感が向上している様子をうかがわせた。
26日の巨人戦で3安打してプロ初の猛打賞。
復調の手応えはしっかりつかんでいる>
「調子を落としていたとは考えていません。
でも、直前に結果を出して
(地元に)戻ってこれたことはよかったと思っています。
知ってる人も大勢来てくれるんで頑張ります」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン


◇朝倉健太
<今季地方球場初戦に、最高の右腕が先発する。
05年7月17日のヤクルト戦(岐阜)から負けなしの8連勝中。
この日豊橋市民球場で投球練習などの調整を終え、
報道陣に囲まれると、こう言って苦笑い>
「地方に強い? みなさん、そういう話が好きですねえ」

<過去、地方球場で14試合に登板して9勝。
黒星は04年に岐阜で喫した1つだけで、防御率も2.02。
とりわけ07年には、先発で5試合に登板して4勝。
マウンドの高さが一定ではなく、
グラウンドもゴロがイレギュラーバウンドしやすい地方球場。
狭い球場も多く、決して有利を感じていないことを明かしながらも、
過剰に意識しないことが、好結果を招いているよう>
「(地方球場が)好きな人はいないでしょうけど、
僕の場合はどこでやろうと特別関係ないですね。
チームが勝つように投げるだけですから」

<豊橋での登板は、愛知・東邦高時代にも
『記憶にない』というが、前回登板の21日・阪神戦では
8イニング1失点の快投で通算20勝目をマーク。
目下2連勝中で、開幕ローテ陣では唯一、無敗と安定感はピカイチ。
いずれも週の頭に登板しているため、登板前日がすべて練習日。
必ず報道陣に囲まれていることにも笑顔を振りまいて>
「そうですね。チームが勝てるように頑張ります」
中スポスポニチ名古屋

◇浅尾拓也
<29日の東京ヤクルト第2戦で先発が予想される。
9日の神宮では12安打を浴びて、8失点KO。
悔しさを晴らすには、快投で白星をもぎ取るしかない>
「やり返すしかありません。
前回はほとんどのバッターに打たれてしまいましたから」
(中スポ)

◇齊藤信介
<練習終了間際、ロッカールームから
投手陣がそろってグラウンドに出てきた。
砂ぼこりの激しく舞う強風の中、向かった先はマウンド。
代わる代わるプレートの上に立って、土の硬さなど感触を確かめる。
地方球場での主催試合を控えた練習ならではの光景だったが>
「(風も強いし)よくわかんないです」
中スポ

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<この日の豊橋は19.3メートルの最大瞬間風速を記録し、
東三河南部に強風注意報が発令された。
球場でも、本塁から中堅方向にスコアボード上の旗が
音を立ててはためくほどの強風が吹いたが、心配顔で>
「これでは上がったらみんなホームランになってしまう。
たまったものじゃないね。
明日は風がやむと聞いているからいいけれど…」
中スポ

◇マキシモ・ネルソン
<今季初の地方球場に目を丸くしていたのが204センチ。
ベンチ裏のドアの高さが自身の身長より低い。
かがんでグラウンドに姿を現すと>
「日本に来てから気をつけているから、
1度も頭をぶつけたことはないよ」
(中スポ)

◇平井正史
<26日に通算450本塁打を達成したローズ(オリックス)に
現在の中日の投手で最多の3本の本塁打を浴びている。
上位は対戦数が多い先発投手が占めているだけに、
リリーフ型の右腕の名前は予想外だったが、特殊事情がある。
オリックスで長くプレーしていたから、
ローズが近鉄にいた時代から何度も顔を合わせていた>
「もう10年以上前から対戦しているよ。
ローズの前にはブライアントがいた。それぐらい昔の話です」

<通算の対戦成績は22打数6安打。
96年5月15日の初対戦では見逃し三振を奪っている。
10年以上にわたる『隠れた』名勝負。
今年も交流戦での対決が実現するかもしれない>
「うまいバッターだという印象はある。
同じタマを続けたときには打たれたね」
(中スポ<ドラ番記者>

◇立浪和義
<この日の兼任コーチは豊橋市内の宿舎で静養。
きょう28日からの東京ヤクルト3連戦に備える>
「今週も勝ち越していきたいね」

<中スポ『立浪の氣』より抜粋。
ここまで9打数4安打の打率.444。4月を振り返って>
「4月はいいスタートが切れました。
去年はああいうスタートで、1カ月半近くヒットが打てなかった。
あれはあれでいい経験をさせてもらったんですが、
今年は何とか早く1本を打ちたいというのがありました。
その中で11日の広島戦(マツダ)で1本打てた。
だいぶ気持ちが楽になった。気持ちの余裕は大きいですからね。
分岐点というか、手応えを感じたのが、
その前のカードのヤクルト戦(神宮)。
何となしにこんな感じだなというのが見つかって。
相手が五十嵐(9日・2死二塁から中飛)のときです。
凡打だったけど、これなら打てるボールがくれば
打てるなって思いました。
今年は最後だからといって、野球を楽しみという感覚はありません。
活躍して現役生活を終えたい。
とにかく体調万全でいけるように
日々心掛けてトレーニングしています。
これからも応援、よろしくお願いします」
(中スポ)


◆谷繁元信
<右ふくらはぎ痛で2軍調整中だが、
きょう28日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)で
実戦復帰することがこの日、明らかに。
2軍の練習が休日となったこの日、ナゴヤ球場で調整。
軽いランニングと治療などを行って足の状態を確認。
復帰戦は3イニング程度を予定しており、
早ければ翌29日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)から
1軍復帰することになりそう>
「あした出るつもりです。
先週からこのくらいには(実戦に復帰する)という予定を
トレーニングコーチと相談して立てて、ここを目標にしていました。
今のところ、その通りにきている。順調ですよ。
1軍? それは試合に出て、1軍の指示を待つことになります」

<7日の東京ヤクルト戦の走塁で痛めて以降、
順調にリハビリメニューを消化。
前日には残留組で行われたシート打撃でマスクをかぶって>
「違和感はなかったね」

<復帰戦では打席にも立つ予定だが、確かめるポイントは>
「まず守れるかどうか」

<チームは阪神、巨人を相手に2カード連続で勝ち越し。
離脱直後の大不振からは脱出したように見えるが、
25日の巨人戦では2点リードの9回ウラに
逆転されて敗れるなど勝ちゲームを落とすケースも目立つ。
正捕手がこのまま順調に復帰すれば、上昇のきっかけとなりそう>
「落ちついてきたんじゃないかな」
中スポニッカン

◇田村捕手コーチ
<注目される谷繁の1軍復帰について。
登録即スタメンが目標なら、
2軍戦でイニング数をのばす必要があるが、
勝ちゲームの終盤などで起用しながら
完全復帰を目指すなら、即昇格が可能と説明>
「出た翌日の状態を見てからでないと分からないが、
すぐ登録ということはある」
中スポ

◆住田コンディショニングコーチ
<故障中の谷繁がナゴヤ球場でリハビリを続けている間、
付きっきりでサポート。復帰までのプログラムを組み立て、
万全の状態で戦線に送り返すのがその役割。
もともとは一線級のラガーマンという異色の経歴。
中日に入団する前は、米・フィリーズ傘下の3Aで腕を磨いた。
メジャーを知るコーチの知識と経験は中日で生きている。
昨季は井端や森野など故障者が相次いだが、
的確なリハビリで戦列へ復帰させた>
「ここの選手、特にベテランは自分の体をよくわかっている。
だからボクは『ダメなときにダメと言う』ことに徹しています。
リハビリは一つ一つステップを踏んでいくもの。
野球に関しては素人ですが、体の構造はどんなスポーツでも変わらない」
(中スポ)


◆山本昌に4年後“再登板”のラブコール(おおさか報知)
山本昌がイメージキャラクターを務めた
名古屋市長選が26日に投開票され、
投票率は前回の05年から23.04ポイントもアップする50.54%をマーク。
名古屋市選挙管理委員会は、早くも4年後の『連投』の可能性を示唆。
「幅広い年齢層に人気のある山本投手の存在は大きかったと思います。
4年後は47歳ですか? それまでぜひ現役で頑張っていただきたいですね」)

◆阪神、初の年俸トップ=巨人15年ぶり「陥落」-選手会調査
(時事通信)
◆プロ野球:平均年俸で阪神が初のトップに 選手会調査(毎日jp)
(労組日本プロ野球選手会(新井貴浩会長)は
この日、今年度の年俸調査結果(出来高分を除く)を発表。
12球団の支配下公示選手738人の平均年俸
中日・チェン以外の組合未加入外国人選手を除く。
個人の年俸は非公表)は、前年比162万円(4.5%)増の
3793万円で2年連続アップとなった。
球団別では14年連続1位だった巨人が3位になり、
阪神が5794万円(前年比517万円増)で初めてトップになった。
川上憲伸(推定3億4000万円)らが移籍した中日は、
745万円減となり、4311万円で5位(前年4位)となった)


【ドラゴンズ・今週前半の日程】
28日(火)対東京ヤクルト (18:00・豊橋市民球場)
29日(祝)対東京ヤクルト (18:00・ナゴヤドーム)
30日(木)対東京ヤクルト (18:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
28日(火)対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)
29日(祝)対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)
30日(木)対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)


投打の歯車がかみ合っての快勝で、巨人に勝ち越し。
勝率5割に復帰し、再び2位へ浮上したドラゴンズ
26日のデーゲームを終えると、ナゴヤには戻らず
そのまま豊橋の方に入ったようですね。
そしてこの日は、東京ヤクルトとの初戦が行われる
豊橋市民球場での練習。
強風注意報が発令されるというコンディションながら、
今シーズン初の地方球場でのゲームに備え、
投手陣を中心としたナインは汗を流したようです。

大型連休に入るということで、今週はやや日程が変則
通常なら火水木で1カード、
金土日で1カードの6連戦となるところが、
5月1日の金曜日が移動日となり、
2日からは横浜-ナゴド-東京ドームと行ったり来たりの9連戦
相変わらずおかしな日程ではありますが、
そこに良いムードで入るためにも、今回の3連戦、
ぜひとも勝ち越しておきたいところです。

4月最後の3連戦の相手となるのは、東京ヤクルト
今季初対戦での神宮では、1勝2敗と負け越しましたが、
チームにとっては大きなダメージを負った印象が。
初戦に谷繁が故障で離脱、2戦目に中田が魔の5回にKO。
さらに3戦目には、浅尾がめった打ちされて炎上。
かなり手強い相手になってきそうだなと感じましたが、
なぜか巨人にはからっきし弱く、九州で3タテを喰らう始末。
その影響もあってか、もっか5連敗中とのこと。
やや下降気味でもありますし、ここはチャンスかも?
ちなみに今朝の中スポによる先発予想は、初戦から、
朝倉-川島亮、浅尾-館山、そして吉見-石川
またしても館山が出てくるのが、何となく嫌ですが、
そこを除いた2試合をしっかり取って、勝ち越してもらいたいですね。


また地方球場絡みといえば、
落合中日になってからは、05年から毎年1試合ずつ
行われている豊橋市民球場でのゲーム。
振り返ってみると、あの試合か!というのもけっこうありまして。

05年4月の広島戦は、プロ初登板となった石井裕也
その初球を前田智徳にいきなり叩かれての被弾。
06年8月の広島戦は、逆転3ラン、同点2ランとウッズの2発に、
24分間に及ぶ選手交代をめぐる中断。
そして飛び出した福留のスコアボード直撃の勝ち越し2ラン。
さらに07年5月の東北楽天戦は、
右中間、中堅へと中村紀洋の1試合2本塁打に
ウッズの自己最速の20号、そして谷繁が4安打&決勝2ラン。
昨年7月の横浜戦は、シーズン前半の最終戦。
中村紀洋の1試合3本塁打で同点に追いつき、
最後は森野が左中間へライナーのサヨナラ打。
地方球場のわりには、インパクトの強いゲームが多かったなと。

石井(横浜)、福留(カブス)、
ウッズ(退団)、中村紀洋(東北楽天)と総じて
現在のチームにはいない面々の活躍が目立ちますが、
今季の豊橋も、投打に目玉がありそうですね。

ちくわパワー炸裂だ! 野手では、レギュラーとして
初の地元凱旋となる藤井
過去3年間も
1軍メンバーには
入っていましたが、
今回は正真正銘の主力なだけに、
意気込みも違うでしょう。
オープン戦でブレークし、
開幕センターをゲット。
ただその疲れも出たか、
このところ1日1本前後が続いていたものの、
26日の東京ドームでは、自身初の猛打賞もマーク。
凱旋試合で活躍して、再加速へのきっかけとしてほしいですね。

一方、投手では前回好投し、
誕生した次男にウィニングボールをプレゼントした朝倉
もっか2連勝中と、先発陣のなかでは最も安定していることに加え、
本家『地方球場の鬼』(元祖は昌さん
という一面も今回は優位に作用しそう。
前回の神宮での対戦でも、再三のピンチこそ背負いながらも
崩れず粘って、復活への兆しを掴んだだけに、
今回は好投して、さらに手応えを確固たるものにしてほしいですね。

下からの情報では、右ふくらはぎ痛で
リハビリを続けてきた谷繁がいよいよウエスタンで実戦復帰
その状態次第では、2戦目以降のナゴドでの1軍昇格もありそう。
ただ実戦復帰2戦目で故障が再発した矢野(阪神)の例もありますし、
くれぐれも慎重にとも思いますが、
正捕手の復帰は実に待望といえますし、楽しみですね。


とにもかくにも、神宮のリベンジをしつつ、
チームの状態を出来るだけ上げて、5月最初の9連戦を迎えてほしい。
その初戦、豪快なゲームとの予感もありますが、
しっかり掴んで、ナゴヤに戻ってくれることを期待します!

2009年4月27日 (月)

竜打一丸16安打Gに快勝、川井雄太今季初勝利!

守護神がまさかのサヨナラ被弾
まさに天国から地獄へという敗戦を味わい、
1勝1敗で迎えた東京ドームでの巨人との第3戦。
14時1分開始のデーゲームとなりましたが、
打線が相手先発・中4日のグライシンガーに対し、
森野、ブランコ、藤井と3本の適時打で鮮やかに先制すると、
投げては今季初先発となった川井雄太
緩急をしっかり使った投球で、5イニングを無失点。
その後も6回に積極的な采配で2点を加えたドラゴンズが、
小刻みな継投で巨人打線完封リレー
16安打8得点で快勝しカード勝ち越し。勝率を5割に戻しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 6回戦
(26日・東京ドーム | 中日2勝4敗)
43020人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 川井(1試合1勝)
[D本] ブランコ4号
[Dバッテリー]
川井、齊藤、小林正人、菊地、平井、ネルソン - 小山

◇対巨人6回戦・スタメン
1 (二)荒木  (6打数2安打2打点)
2 (遊)井端  (5打数1安打)
3 (三)森野  (5打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打2打点)
5 (左)和田  (4打数2安打1打点)
6 (右)チェン野本 (5打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数3安打1打点)
8 (捕)小山  (5打数2安打)
9 (投)川井  (2打数1安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・グライシンガー
荒木中飛、井端中前打、
1死一塁から、森野左翼フェンス直撃適時二塁打
(D 1-0 G)
1死二塁から、ブランコ初球中前適時打(D 2-0 G)
和田初球左前打、代打野本一ゴロ、
2死一、三塁から、藤井左前落とす適時打
(D 3-0 G)

<3回・中日> P・グライシンガー
森野左翼線二塁打、ブランコ右飛・森野タッチアップ三進、
1死三塁から、和田右犠飛
(D 4-0 G)

<4回・中日> P・グライシンガー
藤井遊飛、小山中飛、川井左中間二塁打、荒木右前打、
2死一、三塁から、井端遊ゴロ


<4回ウラ・巨人> P・川井
ラミレス空三振、四球、坂本左前打、
アルフォンゾ中飛・タッチアップ三進
2死一、三塁から、鶴岡二ゴロ

<6回・中日> P・藤田
藤井左翼線落ちる二塁打、小山二塁グラブ弾く右前打、
代打小池 P・西村健太朗
代打の代打立浪四球
無死満塁から、荒木右翼線落とす2点適時打
(D 6-0 G)
井端見三振、森野三飛、ブランコ左手死球、
2死満塁から、和田一ゴロ


<6回ウラ・巨人> P・齊藤
小笠原四球、ラミレス中飛、中前打、
1死一、三塁から、坂本右飛・
野本前進スライディングキャッチ・三走動けず
アルフォンゾ四球、
代打イ・スンヨプ P・小林正人
2死満塁から、代打イ・スンヨプ遊飛

<7回・中日> P・西村健太朗
野本左翼フェンス直撃二塁打、藤井投犠打、
小山二ゴロ、デラロサ四球、
荒木初球捕逸・デラロサ二進
2死二、三塁から、荒木二ゴロ


<8回・中日> P・ウィルフィン・オビスポ
井端遊直、森野二ゴロ、
2死から、ブランコ右越え最前列本塁打
(D 7-0 G)

<9回・中日> P・古川祐樹
野本左飛、藤井右翼線二塁打、小山三塁内野安打、
1死一、三塁から、
代打小川二ゴロ4-6-3併殺崩れの間
(D 8-0 G)


【ゲームレビュー】
6投手の継投で完封勝ち
勝率を5割に戻し、2カード連続で勝ち越した

立ち上がりの速攻だった。
森野の先制二塁打など5長短打を集めて3点を先制。
3回には和田の犠飛で貴重な追加点を挙げた。
今季初登板の川井は、緩急を使った丁寧な投球。
5イニング無失点で1年ぶりの勝ち星を手にした。
巨人は今季初の零敗を喫した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


思い出したくもないような嫌な負け方だった前夜。
3タテ返しこそ逃したものの、何とかやり返したい。
しかしこの日の先発は、
巨人が前回の完封を含む3連勝中のグライシンガー
一方、ドラゴンズは半ば谷間、今季初登板の川井雄太
名前だけ見ると、ちょっとヤバいような気もしましたが、
全く逆の結果が出て、本当によかったですね。
今季このカードは接戦が多かったにも関わらず、
この日は初回の5安打3点から、9回の小川併殺崩れの間まで
効果的に加点しての、18安打8得点
実質「先発全員安打」で、巨人相手に敵地でのワンサイド。
これまでのうっぷんもかなり晴れる快勝となりました。

あまりに得点シーンが多く、
ポイントを絞りづらいゲームにはなりましたが、
やはりインパクトが強かったのは、鮮やかな先制攻撃
今季好調のグライシンガーではありますが、やはり中4日
制球力を誇る投手が、疲れもあってかボールが高い、甘い
そこをうまく付いての一気の猛攻
グライシンガーキラーの森野がレフトフェンスにぶつけ、
井端が一塁から激走して、先制すると、
ブランコ、和田と積極的な初球攻撃
さらに藤井も流れに乗って、タイムリーを放つなど、
やはりチーム全体に、昨夜の悔しさ
そして絶対に勝ってやる!という気持ちが溢れていましたね。

ただ初回3点は、今季においては逆フラグ
攻撃が終わったときには、
カンベンしてくれよと思いましたが、
その後立ち直り始めたグライシンガーを攻め、
3回に和田の犠飛でもう1点加えられたことも大きかったなと。

さらに落合監督がポイントに挙げたのが、6回
藤井、小山の連打でつくった無死一、三塁のチャンスで、
投手の川井を迎えた際に、勝負をかけましたね。
5イニングを無失点に抑え、その回の攻撃中も
キャッチボールをしていた左腕に代打・小池
その上、相手が右投手に代えると、代打の代打・立浪投入。
とにかくこの回でケリを付けるというベンチの姿勢。
それに応え、立浪が四球を選ぶと、
荒木が詰まりながらもライト線に落とす2点適時打
至って得点が入りにくい無死満塁にも関わらず、
何とか追加点を挙げたことで、相手もゲームを諦めたよう。
一気にたたみかける攻撃で相手投手陣を攻略し、
「岩瀬を出さなくていい展開」に持っていっての快勝は、
観ていてとてもうれしく、本当に見事だったと思います。


一方、投手陣は、
川井-齊藤-小林正人-菊地-平井-ネルソンと、
あまり勝ちパターンではない面々ながら、
巨人打線を5安打に抑えて、完封リレーを完成。
7連投だった岩瀬を休ませることに成功しましたし、
それぞれがしっかり役割を果たしたといえるものでしたね。

「ゆうだい」な投球!その中でも特に
今季初先発初勝利となった川井
ファームで結果を出しての
昇格となったものの、
なかなか出番が来ず、
間隔も空いてしまい、
大丈夫かな?という思いで
立ち上がりからのマウンドを観ていましたが、
持ち味である低めにボールを集め、
内外角のコーナーを使い、緩急を使った投球をしっかりと披露。
初回いきなりの援護というのも大きかったでしょうが、
久々の1軍登板であれだけ投げられれば、十分ですね。
4回に若干ボールが甘くなりましたが、
2死一、三塁のピンチを食い止めると、5回も三者凡退。
荒木、井端をはじめとしたバックの好守にも助けられ、
昨年4月以来のプロ2勝目をマーク。
初勝利以降、勝てなかった昨季からの成長も見せましたし、
次の先発チャンスもきっとあると思います。
そうなれば今季はしっかりと両目を開けてもらいたい。
「雄太(ゆうだい)」改名効果とともに、
今後も丁寧かつ、大胆な投球を期待したいところです。


3タテ返しを目指し乗り込んできた敵地3連戦
惜しくも逃しはしたものの、2勝1敗でカード勝ち越し。
さらに快勝したことで、巨人に意地を見せられたと思います。
またこの日で20試合を終え、10勝10敗のちょうど5割。
4月は、あす28日からの東京ヤクルト3連戦で終了となりますが、
何とか地元でツバメを倒し、4月勝ち越しをお願いしたい。
そして勢いつけて、5月最初の9連戦に臨んでほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(26日)

◎川井雄太

<今季初登板初先発、5イニング4安打無失点で初勝利。
昨年4月16日・巨人戦以来のプロ2勝目をマーク>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(マウンドに上がる前はどんな気持ちで?)
いやもう、今日は初登板だったんで、
あの、どんどんこう、まあ小山をね、キャッチャーを目がけて、
思い切って投げていこうかなと思いました。はい。
(立ち上がりから非常に丁寧に緩急をつけた投球)
まああのう、低めに投げれば何とかゴロになったりね、
みんなも守ってくれると思いましたので、よかったです。はい。
(味方もよく守ってくれた)
はい、そうですね。もう周りが本当に守ってくれましたし、
えー、チームでもすごく盛り上がっていて、
ファンもこう一生懸命応援してくれたので、
本当に感謝がいっぱいで、いっぱいです。はい、気持ちで。
(いきなりすぐに点を取ってくれた)
そうですね。まああのう、
楽になれたっていうことはないんですけど、
まあどんどん1人1人アウトを1つずつ
取っていこうかなと思いました。
(5回で降板、もっと投げたかったか)
そうですね、あのう、いけるところまでは
いこうかなと思ってましたけど、
ま、どんどん、交代だって言われましたので、
ま、しょうがないなと思いました。はい。
(これで1勝目、昨年も初勝利が巨人戦)
そうですね。はい。
(自信になるのでは)
そうですね、はい。頑張りたいと思います。
(これからの抱負を)
そうですね、もう、与えられたチャンスを
一生懸命頑張りたいと思います」



<昨年4月16日のプロ初勝利から丸1年。
ようやく2個目のウイニングボールを手にしたが、
自分に言い聞かせるように語って>
「去年もこのくらいの時期に1勝しました。
この1勝を大事に、1球1球の重みを感じながら
どんどん投げていきたいです」

<先制の3点を得た直後の1回。
順調に2死を取ったが、小笠原に右前打。
4番・ラミレスに変化球を4つ続けて追い込み、
最後は低めのスライダーで遊ゴロに打ち取った>
「3点もらっても楽だとは思わなかった。
一人一人打ち取ることだけを考えていた。
強打者が多い巨人相手でも、低めに投げれば何とかなる。
冷静に対処しようと思っていた」

<昨年はシーズン初先発でいきなり初勝利を挙げたが、
その後、先発すること9試合。
惜しい好投もありながら、一度も勝てなかった。
昨年10月、シーズンの佳境に差しかかったころ
志願してドミニカ共和国のウインター・リーグに参戦。
あえて2度目に挑んだのは、実戦での先発機会を得て、
勝つための答えを探すため。
また昨オフには名前も進(すすむ)から雄太(ゆうだい)に変更。
ずいぶん遠回りをしたが、一つの答えの感触が手の中にある>
「(一番変わったのは)気持ちの面じゃないですかね。
ランナーを出したらアップアップしていたのが去年のボク。
今はキャッチャーのミットを目がけて投げることだけを考えています」

<今年は春季キャンプからオープン戦序盤まで
一度もファームに落ちることはなく、
プロ5年目で初の開幕1軍も夢ではなかったが、
3月5日のオープン戦で巨人に4イニング5失点。
即座にファームへの降格を告げられた>
「肝心なところで狙ったコースと逆に球が行った」

<人気(ひとけ)のないナゴヤ球場で
自分が置かれた現実をしっかりと受け止め、
自らの『開幕』に向けて気持ちを切り替えた>
「仕方ない。またここでしっかり作っていきたい。
開幕? そんな近いところはもう見ていません。
いい状態で上がれるように。
(降格後は)1球への集中をさらに徹底して投げ込んできた」

<誰だって勝ちたいが、その欲に惑わされては結果が出ない。
無心にミット目がけて投げ続けた。
この日も途中、危ういと感じるところがあったという。
それでも自力で軌道を戻して>
「それができなかったとき、やっぱり乱れているところがありました。
その辺りは修正していかないといけないです」

<黙々と、丹念に投げた5イニング、89球。
結果は4安打1四球無失点と、最高だった。
同級生を信じ、白星へと導かれていき>
「先頭打者を切れたことで、いいリズムで投げられたと思います。
捕手が同級生の小山だったので、
自分は今季初登板だったし、小山のミット目がけて投げただけです」

<また調整の難しさも克服。
2軍戦で完封したのが10日。そこから一度も登板がなかった。
チーム事情に従い、異例の中15日での登板。
緊張の糸をピンと張りながら、スタンバイし続け、
ようやく出番。完ぺきに仕事を遂行して>
「自分なりにやってきました。
いつでもいけるようにしておけと言われていました。
先発の日は直前まで分からなかったですが、
いつでも投げられるよう準備していました」

<通算2勝目は『川井雄太』としての初勝利でもあった。
少し照れながらはにかんで>
「よかったです。まあ、心機一転ということで」

<昨年の唯一の勝利も巨人戦。
これで巨人には通算2勝負けなし。
宿敵の独走を止める『キラー』になってくれそうな気配>
「与えられたチャンスでしっかり投げていきたいです」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○小林正人
<6回2死満塁のピンチで、3番手で登板。
代打のイ・スンヨプを遊飛に打ち取り>
「しっかり腕を振って投げられました」
(中スポ)

○菊地正法
<7回からの1イニング1/3をパーフェクトも>
「(重圧で)ガチガチでしたよ。結果的に抑えられてよかった」
(中スポ)

○森バッテリーチーフコーチ
<緩急をつけた投球で相手の攻撃をしのいだ
川井を手放しでほめて>
「川井がきっちり投げたから打線が点を取った。
中継ぎも楽になったし、岩瀬も休めた。
すべての流れをつくったのはあいつ」

<投手と野手、お互いの信頼関係が生んだ継投に>
「打線もあそこ(6回の攻撃)で打ってくれたから、
リリーフも楽に投げられる」

<中継ぎ陣が安定した力を発揮したことで、
7連投の岩瀬や、4連投の高橋を休ませる効果もあった>
「(27日の移動日を含めて)岩瀬を2日休ませることができる」
(中スポ、中日新聞


○森野将彦
<1回1死一塁から左翼フェンス直撃の先制適時二塁打を放つと、
3回には4点目につながる左翼線二塁打。
昨季も11打数6安打の『グライシンガー・キラー』は健在。
今季初対決でいきなり相性の良さを見せつけ、
サヨナラ負けした昨夜からの嫌な流れを断ち切って>
「(1回は)チェンジアップが高めに抜けてきたんですが、
ボールを、うまくたたけましたね。
グライシンガー? 悪いイメージはないですよ。
好相性? 自分はそういうのをプラスに考えてやっています」

<この一打で打線が活気づき、一気に計3点を奪った。
中日らしいつなぐ攻撃で奪った先制点を、笑顔で振り返って>
「打線がつながるかは僕次第じゃないですか。
これまでは、僕のところでなかなか1本が出なかったんでね。
結局、グライシンガーからしか打てなかったけど、
きょうは本塁打攻勢じゃなく、みんなで打ったことがでかい」
(中スポ、サンスポ朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○藤井淳志
<2点リードで迎えた1回2死一、三塁から
13試合ぶりの打点となる左前適時打を皮切りに
6回は左翼線二塁打、9回にも1死から右翼線二塁打を放って、
プロ入り初の猛打賞をマーク。
28日は故郷・豊橋での東京ヤクルト戦。
凱旋を前に最高の結果を残して>
「ここのところ、まったく貢献できていなかったですからね。
いままで考えすぎていた。
(1回は)いい流れで来たので思い切って振った。
来た球に向かっていこうと思ったんですが、
安打が出て気が楽になりました」
中スポ毎日jp

○和田一浩
<3回1死三塁、右翼に放ったライナーが犠飛となり、4点目。
初回に3点先取したのは、これで4試合目だったが、
それまでは全敗。そのジンクスを知っていた>
「今まで勝ってなかったでしょ? 
それは強く意識して打席に入りました。
なんとしても点を入れなきゃいけないなと。
3点だけじゃワンチャンスですからね。
それにこの球場、巨人打線…。まだまだわかりません。
でも追加点を取れば相手の作戦も変わってくる。
だから、あの場面(3回)は『絶対』だったんです」

<グライシンガーにカウント2-1と追い込まれいた。
打ったのはカットボール。
ただしすべての球種に対応する準備はできていた>
「三振だけはしちゃダメです。
次の打者にプレッシャーがかかりますから。
当てれば何とかなるから、空振りは絶対しないように…。
軽打ではないですが当てることを意識していたんです」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<6-0で迎えた8回2死、巨人4番手・オビスポの
外角高めの真っすぐを流し打ってダメ押しの4号ソロ。
19日の巨人戦以来1週間ぶりのアーチに>
「ファウルかと思ったけれど、本塁打になってびっくりしたよ。
147キロ? オビスポの球はそんなに出ていたのかい」

<1回11二塁にはグライシンガーのカットボールを中前適時打。
森野の先制打に続いて勝利をぐっと引き寄せて>
「流れを止めたくなかった。
何としても自分も走者をかえしたかった」

<19日の本塁打以来、この日の1回の適時打まで
5試合26打席打点なし。主砲は悩みの中にいた。
前日の4回の打席では、空振り三振に倒れると、
ベンチ前で自らのバットをひざで折った。
野球に取り組む姿勢は至ってまじめ。
道具も大切に扱う男がそこまで追い込まれていた>
「ここまでチームの力になれていなかった」

<でも今は心強い味方がいる。
24日に1軍合流した3歳年上のデラロサ。
母国語のスペイン語で相談できる。
またこの3連戦、フリー打撃の後にブルペンにこもって
特打を繰り返すなど、心を折らずに努力を続けた>
「大親友だし、とても尊敬している。
神様がデラロサと一緒に幸運を持ってきてくれたみたいだね」

<この日は球場を出てネルソンを加えて
ドミニカン3人で記念写真に収まった。
前日に『話したくない』とうつむいていた4番は笑顔でいっぱい>
「チームに貢献できた。日本の野球にはちょっとずつ慣れてきた。
自分は球場に来て力いっぱいバットを振るだけ。
これからもっと打てるように頑張るよ」
中スポサンスポ毎日jp

○立浪和義
<6回無死一、三塁から小池の代打で登場したが、
代わったばかりの西村健太朗は、3球続けてボール。
結局カウント1-3から四球を選んで>
「ボールはよく見えているよ。
あえていうならノースリーからあえて打てばよかったと思うけどね」

<四球を選ぶと無死満塁から
荒木の右前適時打で一塁から三塁に激走。気合を入れ直して>
「この球場は何点あっても足りないからね。
勝ててよかった。また来週から頑張りたい」
(中スポ)

○荒木雅博
<6回無死満塁、右前に弾き返す2点タイムリー>
「(落合監督が)勝負にいっているのが分かったので、気合が入った。
チャンスだったので、何とか打ちたかった」

<気持ちは高ぶったが、頭の中は冷静。
カウント2-2からのシュートを狙い通りに右翼線に落とし>
「併殺だけは嫌なので、右を狙った」
(中スポ、サンスポおおさか報知

○小川将俊
<9回に今季初打席。1死一、三塁からの二ゴロを
全力疾走で併殺は阻止して、8点目を入れる。
会心の打席とはいかなかったが、これがプロ初打点。
試合後はフォア・ザ・チームを強調して>
「自分のことより、チームが勝てばそれでいいです」
(中スポ)


◇浅尾拓也
<ユニホームの下に着るアンダーシャツは
長袖を避け、半袖を着ることがほとんど。
といっても、もちろんファンサービスが目的ではなく、
れっきとした理由がある>
「半袖のほうが、腕が軽くなるような気がするんですよ。
練習では長袖が多いですけど、
試合ではよっぽど寒い時以外は半袖を着るようにしています。
8割くらいは着ていると思いますよ。
たしか大学(日本福祉大)時代くらいから、半袖にしてます」
(中スポ)

◇勝崎コンディショニングコーチ
<半袖効果をこう分析して>
「腕が軽く感じるのは個人の感覚だと思いますが、
半袖のほうが腕を回したときに布地が突っ張りにくいので、
肩などの可動域が広がりやすいという部分はあるかもしれません。
憲伸(川上・ブレーブス)も半袖が好きでしたしね」
(中スポ)


○落合監督
<16安打で8点を奪う快勝で、巨人相手に勝ち越し。
岩瀬不要の圧勝を満足そうに振り返って>
「たまには岩瀬を休ませなきゃ。中継ぎは無理させてないから」

<6回の攻防が勝負>
「あそこがすべてだった。両チームともな。
取れるか取れないか。取られるか抑えるか」

<呪縛を解いた>
「(問わず語りで)初回に3点取って勝ったのは、
(4度目で)初めてじゃないか。
そういうの(ジンクス)は毎年あるけど。
3回(に次の1点を取ったこと)が大きかったな」

<川井、菊地、小林正人ら昇格投手が頑張る>
「悪いやつは上げない。
下(2軍)で状態がいいから(1軍に)上がって来たんだ。
外せないやつもいるけど、うちは最後まで競争だよ」
(中スポ、中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(26日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 5回戦
(26日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 000 100 000 = 1
 Bs 000 000 000 = 0
[勝] 小笠原(4試合1勝2敗)
[S] 金剛(8試合4S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 小笠原、金剛 - 前田
公式サイト・戦評

○小笠原孝
<ウエスタン・オリックス戦(北神戸)に先発し、
8イニングを4安打無失点と、今季最高の投球で初勝利を挙げる。
今季は開幕1軍から外れ、2軍でも3試合、
結果を出していなかったが、この日は別人。
右打者7人をオーダーに並べたオリックス相手に快投。
持ち味の高速シンカーとスライダーのコンビネーションがさえ渡り、
24アウトのうち16個がフライアウトで先発全員から奪う会心の内容。
自身の投球に合格点をつけて>
「きょうくらい投げられたら良いですね」
中スポ

●一輝(オリックス)
<初回に小笠原から右前打したオリックスの3番打者。
小笠原のこの日の投球を評して>
「高めの直球に力があった。
(一方で)スライダーは去年の方が切れていたと思う」
中スポ


◇谷繁元信
<右ふくらはぎを痛めて2軍で調整中だが、
故障後初めて打撃練習でマスクをかぶる。
中里が投げる球を約20分間受けると、
自らの打撃練習では、最終打席で佐藤亮太から
レフトフェンス直撃の痛烈なライナーを放ちガッツポーズ。
その後は、スパイクを履いたまま軽めに、
一塁への走塁を4本行い、故障個所の状態を確認して>
「大丈夫な範囲でできている」
中スポ

2009年4月26日 (日)

和田200号歓喜も一瞬、7連投岩瀬サヨナラ被弾。

延長戦を制し、3タテを喰らった巨人に対し、
まず1つ「やり返した」ドラゴンズ
リベンジシリーズ、東京ドームでの第2戦は、
ともにペースを握れず、2-2のまま最終の9回へ。
その表、和田一浩プロ通算200号となる2ランを放ち、
勝ち越しに成功しましたが、そのウラに思わぬ展開。
7連投となった守護神・岩瀬仁紀がつかまり、
無死一、二塁から代打・亀井サヨナラ3ラン
まさに一振りが明暗を分け、痛い負けとなってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 5回戦
(25日・東京ドーム | 中日1勝4敗)
43707人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 3x
[敗] 岩瀬(9試合1敗5S)
[D本] 小池1号 和田7号2ラン
[Dバッテリー]
チェン、高橋、岩瀬 - 小山、小田

◇対巨人5回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数3安打1打点)
2 (遊)井端  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (3打数1安打2打点)
6 (右)小池  (4打数1安打1打点)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (4打数2安打)
9 (投)チェン (2打数無安打)

【得点経過】
<2回ウラ・巨人> P・チェン
ラミレス左中間越え本塁打(D 0-1 G)

<5回・中日> P・高橋尚成
和田捕飛、
1死から、小池右越え本塁打
(D 1-1 G)

<5回ウラ・巨人> P・チェン
坂本左前打、鶴岡捕犠打、高橋尚成二ゴロ進塁打、
2死三塁から、鈴木レフト左適時打(D 1-2 G)
寺内左前打・エンドラン鈴木三進、
2死一、三塁から、小笠原三ゴロ

<6回・中日> P・高橋尚成
荒木左前打、井端初球前荒木けん制誘い出され走塁死、
井端遊ゴロ、森野遊ゴロ


<7回ウラ・巨人> P・チェン
坂本四球、
鶴岡バント失敗捕邪飛・一走坂本戻れず併殺
代打イ・スンヨプ左飛

<8回・中日> P・山口
藤井空三振、小山右中間突破二塁打、
代打デラロサ左前打、
1死一、三塁から、荒木左前適時打
(D 2-2 G)
1死一、二塁から、井端遊ゴロ併殺打

<9回・中日> P・山口
森野空三振、
P・豊田
ブランコバット折りながら力で左前打、
1死一塁から、和田左翼上段2ラン本塁打
(D 4-2 G)
(プロ92人目の通算200本塁打)

<9回ウラ・巨人> P・岩瀬
ラミレスセンター返し・荒木打球止め二塁内野安打、
中前打、
無死一、二塁から、
代打亀井センター右サヨナラ3ラン(D 4-5 G)

【ゲームレビュー】

今季初の逆転サヨナラ負け。再び勝率5割を割った
7試合連続登板の岩瀬が誤算。
2点リードの9回無死一、二塁から、
代打・亀井に中堅右へ逆転3ランを浴びた。
9回に和田の通算200号となる2ランで
勝ち越したが、逃げ切れなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


まさに『一振りの明暗』というところでしょうか。
両チームともにペースを握れぬまま迎えた9回、
1死から登板した豊田から、ブランコが左前打で出ると、
続く和田見事な一振り
カウント1-2からの4球目、
外角低めのフォークをきっちりと捉え、振り抜くと
打球はドラゴンズファンが埋まるレフトスタンド上段に
吸い込まれるように飛び込んでいく2ランホームラン
この一発が節目となる通算200号本塁打
さすがは元同僚、見慣れた球筋を読み切っての
フルスイングにしびれましたし、これでいけると!
あとは9回ウラをきっちり凌いで、
終了後「そうですねぇ、あのう」ではじまる
和田お立ち台を見るのを楽しみにしていたのですが…。

2点リードの9回ウラ、
もちろんマウンドには、守護神・岩瀬
ただこの日で5日連続、7連投となるだけに、
心配な部分もありましたが、それこそ「ストッパーの宿命」。
何とか踏ん張ってほしいと願いましたが、
最初に相対したラミレス
高めに浮いたストレートを叩かれ、ピッチャー返し
それをよけてマウンドに倒れこんだ岩瀬を見て、
少々、嫌な予感もしたんですよね。
普段あまり汚れないユニホームに付いた土を払う守護神
めったに見られない光景でしたが、何となくその後を感じたような。
続くにはボールが先行。
フルカウントにはもってきたものの、球威が今イチ
そして7球目、内へのストレートをきっちりとセンター返し。
連打を浴びてしまい、無死一、二塁となりましたが、
点差も2点ありますし、ファンとしては、
ここから踏ん張ってほしいと祈るのみ。
そして投手の打順で、巨人ベンチは左打者の亀井を起用。

左投手の岩瀬にあえて左をぶつける
セオリーなら手堅くバントで送る場面でしたが、
巨人ベンチの指示はそんなことは考えず
「何もない。お前さんに任せた」だったよう。
打ってくるという気配も感じつつ、
初球投じたのは、外へのスライダー。
ただ甘く高めに浮いてしまいましたね。
それを積極的に振り抜かれると、打球はセンター方向へ。
フェンス直撃ぐらいかなと思いましたが、ここは東京ドーム
センターバックスクリーン右の前列に
飛び込んでしまうサヨナラ3ラン
2点のリードならいくら疲れのある岩瀬でもいけるだろう。
そんな願いむなしく、力尽き、一振りに沈んだ守護神
3タテ返しの目論みは残念ながら崩れることとなりました。


悪夢のサヨナラ被弾。ナゴヤドームなら、
おそらくフェンス直撃でしたが、
まあそんなことを言っても、
後の祭りかなと。
前週のビハインド登板から、
ここ7試合ずっとマウンドに
上がり続けた岩瀬ですし、
やはり仕方がない。責めることはできないでしょう。
相手の山口豊田だって登板過多
その歪みがこのゲームには出ていましたし、どっちもどっち。
まあこういうこともあるのが、野球というもの。
ただプロ野球ですし、やり返す機会も山ほどある。
それがもしかしたら、あす早々と訪れるかもしれませんし。
連日の被弾巨人に苦手意識を持つことは
100%ないとは思いますが、しっかり切り替え、
自らの手でやり返してくれることを願うのみでしょう。

3タテ返しを期して臨みましたが、1勝1敗
ただカード勝ち越しだけは、譲らないようにしないと。
第3戦は、14時開始のデーゲーム
おそらくこちらの先発は、満を持して川井今季初登板
相手は今季3勝のグライシンガーが来るようです。
この日は高橋尚成に抑え込まれ、沈黙していた打線ですが、
相手のエース格を叩いて、敵地で必ず勝ち越しを決め、
そして胸を張って、再び地元に戻ってもらいたいと期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●岩瀬仁紀

<7試合連続で登板したが、今季初めて救援に失敗。
9回に勝ち越し、満を持して3番手で登板したが、
ラミレスと谷に連打を浴び一、二塁とされると、
代打・亀井に初球をバックスクリーン右に本塁打を喫し、
1死も奪えずに逆転サヨナラ負け。
2点差の無死一、二塁という状況を考えれば、犠打もあり得る。
守る側にその迷いはなかったか?>
「バントで送ってくるかと考えましたが
(亀井に)その気配がなかったので、打ってくるとは思っていました。
投げるときにはもう、気持ちは切り替わっていました」

<心のスキはなかったが、
初球の131キロスライダーは高めに浮いた。
昨年6月14日のオリックス戦以来、プロ人生2度目のサヨナラ被弾。
ショックも悔しさもあるだろうが、質問を拒まなかった>
「きょうはきのうより調子はよかったんですが。野球は難しい…」

<最初の反省は、ラミレスに二塁への内野安打。
打球を避けながら、差し出したグラブは打球に触れることができなかった。
谷にもフルカウントから二遊間を破られ一、二塁。ここで亀井を迎えた>
「ピッチャーライナーだと思ったんだけど、
どこにも(打球が)当たらなかった。
あれを何とかグラブに当てていたら、アウトにできたんだろうけど」

<17日の巨人戦(ナゴヤドーム)から7試合連続登板は、
そのキャリアをもってしても05年8月以来2度目の経験。
さらに5連投。疲労はあるに決まっているが、
それを尋ねたところで、返ってくる答えも1つしかない>
「疲れ? それはマウンドに上がっている以上、関係ない。
2点差だったんだから。
マウンドに上がる以上は責任がある。結果を出さないと」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


●和田一浩
<同点の9回1死一塁、西武時代のチームメートだった豊田から
通算200号となる2ランを左翼席上段へ運ぶ>
「(打ったのは)抜けたフォークです。
打席にはなんとなく立ちました。力を抜いてリラックスして」

<外角低めに落ちかけたフォークをシンでとらえ、手応えは十分。
がっくりと肩を落とす豊田を尻目に、ダイヤモンドを一周。
勝ち越しの凱歌を挙げ、これ以上ない形で
勝利に花を添えるはずだったが、岩瀬がまさかのサヨナラ被弾。
記念すべきアーチも空砲になってしまえば苦い記憶とともに残る。
さすがに笑顔はなく、足取りも重い>
「200号? 本塁打に重きを置いていないし、
そこを目指してきたわけじゃないから、
そんなに気にする数字じゃないです。
どれが1番というホームランもない。
打っても勝たなきゃ意味がないですから」

<前日は4打数無安打と、今季4試合目のノーヒット。
宿舎へのバスには乗らず、
まだ勝利の余韻が漂う東京ドームのブルペンで特打。
即座に修正して翌日に結果を残した>
「ボールにつっかかっていたからね。状態もよくなかったから」。

<この日は2回、5回と先頭でまわってきて凡退、7回1死では四球。
9回はこの日初めて走者をおいての打席だったが、自分に厳しい>
「前半の打席にも、打たなきゃいけないところもあったから」

<これでセ・リーグ本塁打トップの阪神・金本に
1本差と迫ったが、それでもそっけない>
「状態は悪いです」

<こう言って宿舎へのバスに乗り込む。
前を向いて、今カード勝ち越しのかかる
きょう26日のデーゲームでの奮起を誓って>
「それより、明日(26日)は何とか勝ちたい。
序盤から打てるように頑張ります」
和田ブログ「200号ホームラン!」、
中スポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

●チェン・ウェイン
<先発し、7イニング2失点は合格点だが、
試合後は反省ばかりを口にして>
「ラミレスの一発が悔やまれるが、
全体的に直球は良かったと思う。
(失点は)防げる点だったと思います。
ストレート自体はよかったと思うんですが、
勝負球が甘く入ってしまって。
もっと厳しくいかないといけない」

<そのいずれもが惜しまれ、悔やまれる失点。
まずは2回、先頭のラミレスに先制ソロを許した。
打たれたのは149キロ直球。フルカウントからの7球目。
そして2点目は5回2死三塁から鈴木に左前適時打。
表の回に小池のソロで追いついてもらった直後。
何としても抑えたいイニングでの失点だった>
「インコースに投げるつもりだったんです。
それが真ん中に入ってしまって。悔やまれますね。
四球を嫌がった? それはないですが…」

<前回逆転負けを喫したときと同じメンバー。
絶対にリベンジしたかった。
8回に味方が追いついてくれたことで
負け投手にこそならなかったが、
決勝ソロを許した伏兵・寺内には安打を許し、
同点タイムリーの坂本には2安打。
7イニング2失点という数字以上に不完全燃焼。
この日で防御率は1.61、リーグトップから3位に
陥落こそしたが、チームトップには変わりない>
「0点で抑えないといけないですね」
中スポサンスポ

●小池正晃
<『6番・右翼』で今季初スタメン。
0-1で迎えた2打席目の5回、カウント1-1から
外角高めのカーブをとらえ、右中間スタンドに運ぶ今季1号ソロ。
起用したベンチの期待に見事に応えて>
「左投手が相手で使ってもらったので、何とか結果を残したかった。
いい結果でよかったです」

<ベース一周を終え、
ベンチ前のハイタッチの列で、最後に待っていたのが、
キャンプ中から親身の指導をしてくれている立浪兼任コーチ。
恩師に最敬礼で感謝の気持ちを示す。
試合前に習慣としていることは、遊撃の定位置で
立浪兼任コーチとともにノックを受けること。
ユーティリティープレーヤーだが、遊撃ノックは守備練習ではない。
ノックを受けて下半身を鍛え、コーチと打撃談義を繰り返す。
そんな日々の積み重ねが、少しずつ実を結んでいる>
「下半身主導で打たなければいけないので」
(中スポ、サンスポニッカン

●トマス・デラロサ
<1点を追う8回1死二塁、チェンの代打で登場。
山口の外角の変化球を左前に運び、
続く荒木のタイムリーにつなげる今季初安打。
試合後は、複雑な表情を浮かべて>
「おかげさまで打てることができました。
勝っていれば、うれしかったんですけどね」
中スポ

●トニ・ブランコ
<3打席までは凡退したが、最後の打席となった
9回1死ではバットを折られながらも、豊田から左前打。
4試合連続安打となったが、敗戦のショックのためか、
試合後は、固く口をつぐむ>
「話したくありません」
(中スポ)

●小山桂司
<移籍後初のマルチ安打をマーク。
5回に高橋尚成から中前打を放つと、
8回には山口のスライダーを右中間にはじき返す二塁打。
それでも味方が2点を勝ち越した後の9回2死一塁では凡退し、
そのウラの攻撃で逆転されただけに、反省しきり>
「打撃の調子は上がってきたけど、最後の打席で出ていれば…」
(中スポ)

●荒木雅博
<今季2度目の猛打賞となったが、走塁面でのミスを反省。
6回無死で左前打を放ち、一塁走者となったが、
けん制球で飛び出してしまい、あえなくアウトに。
8回の適時二塁打など打撃面での活躍を喜びことなく、
自らに言い聞かせるように話して>
「勝ちたい気持ちがやっぱりあって…。
もっと確実にやっていかないといけません」
(中スポ)

●藤井淳志
<同点だった8回、小笠原の右中間に抜けそうな飛球を
猛スピードでランニングキャッチ。
好守でピンチの芽を摘んで>
「あれはイージーな打球です。
でも、打てないときでも、ああいうプレーで
チームに入っていけたらいいと思います」
(中スポ)

●高橋聡文
<同点だった8回ウラを3人でピシャリ。
9回に勝ち越し、2勝目の権利が転がり込んでいたが、消えて>
「それは仕方がないです。ボクは先発投手ではないですから」

<これがプロ通算200試合登板。
こだわるのは勝利投手ではなく、自分の仕事>
「今日はいい投球ができた。これを続けていきたい」
中スポ

●立浪和義
<いったん勝ち越した9回、小山が出塁していれば
高橋への代打として打席に立つはずだったが、出番なし。
もちろんその時点では想像もしなかった岩瀬のリリーフ失敗。
試合後は厳しい表情で、こう言うとぎゅっと唇をかみしめて>
「明日は勝てるよう頑張るだけです」

<今季1号アーチから一夜明け、こう言い切れるほどに。
この日もアップを終えると、背筋など体幹の筋肉を鍛える
トレーニングを入念にこなし、フリー打撃では
緩いボールを中心に打ち込んでいた>
「体調は万全です」
(中スポ)

●井端弘和
<薄いゴム製のホームベースを持ち上げ、約50センチ前にずらす。
そして自身も数歩、前に出てフリー打撃をこなすのが日課。
打撃投手の球速は100キロを少し超える程度であることがほとんど。
フリー打撃ではマウンドを保護する意味もあり、
3メートルほど打者に寄って投げることが多い。
試合で投手からホームベースまでの距離は18.44メートル。
これを15メートルにすることで体感速度は上がると考えられるが、
さらに50センチほど前で打ち、もっと速い球を体感している>
「体の切れを出すためです」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<打撃投手の球速を105キロと仮定して計算すると、
通常の体感速度が129キロで、井端の場合が133キロ。
わずか4キロの違いではあるが、前で打つ効果をわかりやすく説明>
「試合とは投手の距離が違うから、一概には言えないけど、
感覚的には実戦に近い感覚で練習できると思う。
体の切れが必要? そうですね。
前で打つということは、当然、
打つタイミングを早くしないと対応できないからね」

<井端以外にも、立浪や堂上剛裕ら
同じ方法を取り入れているチームメートもいる>
「こちら(首脳陣)から指示しているわけではない」
(中スポ)

●平井正史
<同じ誕生日の選手がやたらと多く、何と7組もいた。
2月12日の金剛・齊藤組に始まり、4月2日の西川・中村一生組。
8月11日の山本昌・小熊組、11月10日の岩瀬・ブランコ組などがいた。
わずか70人の集団で7組である。
単なる偶然か、運命の糸でもあるのか。
ネルソンと同じ4月21日生まれの右腕に聞いてみると…>
「どうなんでしょうね。
同じ誕生日の選手は気にはなりますけど。他球団はどうなんですか?
(福岡ソフトバンクは11組、千葉ロッテ、広島、埼玉西武も7組)」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<岩瀬が2点のリードを守れず、
痛いサヨナラ負けを喫したが、余裕の表情で守護神をかばう>
「うちは岩瀬でやられたら仕方がない。
そういうふうにチームをつくってきたんだから」

<何連投になっても岩瀬を投入?>
「そう。あいつだって打たれるときもあれば、抑えるときもある」

<打線はホームラン依存?>
「(開幕から)何試合目だよ。まだ何試合も残っている。
先は長い。トーナメント(形式の試合)じゃないんだから」
中スポ中日新聞サンスポ
スポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


記録備忘録。(25日)

和田は巨人5回戦(東京ドーム)で
9回に豊田から2ランを放ち、
プロ92人目の通算200本塁打を記録した。
初本塁打は西武時代の1998年8月4日、
近鉄17回戦(大阪ドーム)でマットソンから。
時事通信

2009年4月25日 (土)

立浪同点弾森野決勝打、強い気持ちでGに雪辱!

4時間超の延長戦を落とし、借金生活に逆戻りのドラゴンズ
しかし気持ちを切り替え向かうは、敵地・東京ドーム
前週に屈辱の3タテを喰らった巨人とのリベンジ3連戦。
その初戦、初回に先発・山井が不運な失点をしてしまい、
1点ビハインドのまま、終盤を迎えましたが、
8回先頭、代打・立浪今季初本塁打で同点に追いつくと、
延長10回、1死一、三塁のチャンスで
森野が左中間突破の勝ち越し2点適時三塁打
そのウラ守護神・岩瀬が捕まり、1点こそ返されたものの、
何とか逃げ切り巨人戦今季初勝利。まずは1つ返しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 4回戦
(24日・東京ドーム | 中日1勝3敗)
42262人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
中 日
巨 人
[勝] 小林正人(1試合1勝)
[S] 岩瀬(8試合5S)
[D本] 立浪1号
[Dバッテリー]
山井、高橋、齊藤、小林正人、岩瀬 - 小山、小田

◇対巨人4回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数2安打)
2 (遊)井端  (3打数3安打)
3 (三)森野  (5打数1安打2打点)
4 (一)ブランコ (5打数1安打)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)野本  (3打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (4打数1安打)
9 (投)山井  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・巨人> P・山井
鈴木空三振、脇谷見三振、小笠原四球、
ラミレス6球目・山井暴投・小山ボール見失う間に小笠原三進、
ラミレス投ゴロ・山井弾く=適時内野安打(D 0-1 G)

<5回・中日> P・福田
和田四球、野本バント失敗一邪飛、藤井空三振、小山中前打、
1死一、二塁から、山井二ゴロ・小山二塁手と交錯=守備妨害


<7回・中日> P・M・中村
和田投ゴロ、野本右直、藤井中前打、
小山2球目・藤井二盗、小山見三振


<8回・中日> P・豊田
代打立浪右中間越え本塁打(D 1-1 G)
荒木左前打、
P・山口
井端三犠打、森野投ゴロ・荒木二、三塁間挟殺、
ブランコ遊撃内野安打、
2死一、二塁から、和田タイミング外され投ゴロ


<9回ウラ・巨人> P・高橋
小笠原見三振、
P・齊藤
ラミレス中飛、松本中前落ちるヒット、
P・小林正人
2死一塁から、イ・スンヨプ初球一邪飛

<10回・中日> P・越智
代打デラロサ空三振、荒木右前打、
井端叩きつけ左前打・荒木一気に三進、
1死一、三塁から、森野左中間の打球・
中堅鈴木飛び込むも抜かれ適時2点三塁打
(D 3-1 G)
ブランコ
三ゴロ・森野飛び出し三本間挟殺、和田空三振

<10回ウラ・巨人> P・岩瀬
阿部初球右越え本塁打(D 3-2 G)
坂本左前打、木村拓也空三振・坂本二盗、
代打加地前三ゴロ・坂本飛び出し三塁走塁死、
代打鶴岡右前打・加地前三進、
2死一、三塁から、小笠原空三振、試合終了

【ゲームレビュー】
延長制し逆転勝ち
逆転勝ちで勝率を5割に戻した。
0-1の8回に代打・立浪の1号ソロ本塁打で追いつき、
10回1死一、三塁から森野の2点三塁打で勝ち越した。
巨人の連勝は6でストップ
10回に阿部の3号ソロで追い上げたが、一歩及ばなかった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


前週の対戦では地元・ナゴドで屈辱の3タテ
移動日なしで敵地・東京ドームに乗り込み、
絶対にやり返さなくてはいけない3連戦の初戦。
序盤は、山井-福田の両先発投手が好投し、
投手戦の装いを呈していましたが、
1点ビハインドで迎えた終盤8回、
代打・立浪一発で一気にゲームの流れが変わりましたね。

今季中継ぎ陣が鉄壁と言われる巨人だけに、
このまま0-1で終わってしまうかなと思っていましたが、
気迫がこもった見事な一振りで、俄然やる気が!
前日の阪神戦、8回に代打・桧山の同点弾。
結果的には、それにより流れが変わってしまいましたが、
相手にとっては、こういうムードだったのでしょう。
その後、点こそ奪えないながらも徐々にドラゴンズペースに。
そして延長10回、荒木が出て、走るかに見せ投手をじらす。
続く井端が難しいボールを叩きつけて、
三塁の頭を越えるヒットでしっかりと繋いで、一、三塁。
チャンスを広げて迎えるは、主軸の3番・森野

このところ調子はやや落とし気味
前夜も再三のチャンスで凡退し、
やや不安ではありましたが、
相手は「これ以上負けられない」巨人
強い気持ちでしっかり食らいつきましたね。
カウント1-1からの3球目、
真ん中高めのストレートを弾き還すと、
打球は低いライナーでセンターやや左へ。
俊足・鈴木が追いつき取るかに見えましたが、
打球の力が勝り、飛び込むも後逸
左中間を転々とする間に、荒木、井端が相次ぎ生還!
さすがは巨人キラーという一撃で、ついに勝ち越し。
そのウラ、4日連続、6試合連続登板となった岩瀬が、
疲れもあってか、多少ドタバタしましたが、
最後は小笠原に対して、気合の三球三振締め
若干ヒヤヒヤの展開にはなったものの、競り合いを制し、
まずは巨人1つやり返すことができました。


中4日での先発となった山井が好投。
立ち上がりこそ、バッテリーエラーと、
当たり損ないの投ゴロを自ら弾いてしまい、
不運な失点をしてしまいましたが、
それ以降は、巨人打線を完全に封じる見事な投球
制球がばらついていることもあり、
ムダな四球を出すことこそありましたが、
7回までわずかにその内野安打1本のみ。
前週の雪辱をきっちり果たすとともに、
今後の先発ローテ入りを確立できたかなと。

価値ある一発!そんな投球をしながらも、
打線の援護がなく降板
このままで終わったら、
ほんとかわいそうだな
思っていた矢先に
代打・立浪の一発で、1-1の同点。
結果的には2年ぶりの白星こそ
付かなかったものの、
これで山井の投球が報われた思いがしてうれしかったですね。
同時にこのベテランの一振りが
ほんとにチームに力を与えてくれたと思います。

まあこの日当日移動で九州から戻ったばかりの巨人
中継ぎ陣にも疲れが出ていたようですが、
どんなカタチでも雪辱しなくてはいけないだけに、
しぶとく競り合いを制したことは、大きかったと思いますね。
まあ最終回に岩瀬が、その怖さを知らない若手に
単打を連ねられてピンチを作ってしまいましたが、
最後の最後で調子の良くない小笠原に当たったのは幸いだったかも。
ただしっかりとコースを突いて、三球三振に仕留めたのは、
悪い内容のなかでも、仕事を全うする守護神ならではでしょう。


もしも0-1のまま落としていたら、
巨人に対して大きな苦手意識を持つことになっていたかも。
そうならなくて、本当によかったですし、
2、3戦目に向けて、大きく繋がるのではないでしょうか。
そして迎える第2戦は、デーゲームではなく
18時開始のナイトゲーム
おそらく先発は、中6日でチェンが来るでしょう。
前週の対戦では、中盤までノーヒット投球でいきながら、
最後の最後に詰めを誤り、伏兵に被弾
その寺内辺りも起用されるでしょうが、
今回もしっかり封じて、Gキラーぶりを発揮してほしい。
そして打線はしぶとく繋いで、ぜひとも連勝。
とにかく強い気持ちを持って、ライバルを叩き、
独走態勢に歯止めをかけてほしいと願います!


☆ウィナーズ・ボイス(24日)

◎森野将彦

<延長10回1死一、三塁、決勝2点タイムリー三塁打>
「(ゲームセットの瞬間までわくわくの展開。守っていてどうだったか)
いや(笑)わくわくはしないですけど。
まあドキドキしながら守ってました。はい。
(緊迫するこのカード)
そうですね。この間も3連敗してますし、
ジャイアンツに負けられないんでね。
何とか1つ返せたんでよかったと思います。
(タイムリーの場面、どんな気持ちで打席へ)
とにかくランナーを還すんだっていうね、
強い気持ちでいきました。はい。
(これまで結果が出ず、取り返すという気持ちも強かったか)
そうですね。ほんとにね、
1、2番がすごいいい形で回してくれたんですけど、
僕がね、ほんとにチャンスで潰してしまってたんで、
ま、何とかああいうところで一本出てよかったと思います。
(3連敗を取り返す良い初戦になった)
そうですね。えー、明日もあさってもね、
何とか勝ちたいと思います。
(連続の延長戦、今夜は疲れが吹き飛ぶ勝利)
そうですね、ほんとにね、まあ2日連続延長なんですけど、
まあ1つ勝てば、気持ちも変わりますし、
はい、あしたに繋がると思います。
(今度は3連戦3連勝で取り返してください)何とか頑張ります。はい」



<荒木、井端の連打でつかんだ1死一、三塁のチャンス。
越智の145キロ外角高め速球に素直にバットが反応。
鋭いライナーが中堅左を襲い、
飛び込んだ中堅手・鈴木の脇を打球が抜けた。
主軸の意地の一撃が、接戦に終止符を打ち>
「無心で。何も考えず、強く振ることだけを意識した。
この前は3連敗しているし、負けられないと必死だった」

<前日の阪神戦では5回に先制打を放ちながら、
その後3打席連続三振。後ろの2打席はサヨナラ機だった。
それをひきずるかのように、この夜も8回まで
4打席とも走者を置きながら凡退を繰り返した>
「出ている以上は結果がすべて」

<前日のことは頭から切り離し
気持ちだけで振ったバットが、快音を残して>
「とにかく走者をかえしたい」

<もちろん巨人に1つ勝っただけでは喜べない。
疲れは口に出さず、ただ目の前のあと2試合を勝つ>
「2日連続の延長戦だけど、これで流れも変わるでしょう。
3連敗というのは3連勝でなければ取り返せないんです」
中スポサンスポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋


○立浪和義
<1点ビハインドの8回先頭、山井の代打で登場。
カウント1-1から巨人3番手・豊田の143キロ直球を仕留め、
右中間スタンドに突き刺す起死回生の今季1号。
価値ある一発を謙虚に振り返ったが、
1球で仕留める打撃技術はまったくさび付いていない>
「出合い頭だよ。でも1球(一振り)で仕留められたから良かった。
先頭打者だったから出塁することだけを考えていたんだけどね。
(豊田は)真っすぐかフォークだけなんで、思い切っていこうと。
打った瞬間? 最近、ボールが飛ばなくなってきたからね。
ホームランなんてありえないと思っていた。
去年までだったら『いった』って思ったんだろうけど、
飛ばなくなった今はそれも分からなくなった。
抜けてくれって、必死に走ったよ。
だから本塁に帰ってきたときは足が張っていたね。
山井が頑張っていたので何とかしたかった」

<ジョークで振り返った衝撃の一発だが、
球史に残る安打製造機には根拠も自信もあった。
1-0からの2球目、速球を待っていたが、
フォークに体はピクリとも動かなかった。
3球目は当然、速球待ち。そして完ぺきにとらえて>
「よく見えているなって…」

<昨年の契約更改時に今季限りでの引退を宣言。
今季使用しているバットには『09 final season』と書かれている。
打撃コーチ兼任ということもあり、キャンプ、オープン戦中は
若手の指導も兼ねて連日の早出特打。その効果もあり>
「今年は自信を持って打席に立てている。去年とは全然違う」

<球界1位の二塁打数(482本)、球団トップの安打数(2463本)、
球界、球団と幾多の記録を持つレコードホルダーに
22年連続本塁打という、新たな勲章が加わった。
球界では王貞治(元・巨人)、
大島康徳(元・中日-日本ハム)に並ぶ4位タイとなり、
中日では高木守道氏の21年(60~80年)を抜いて球団新記録。
プロ入り1年目からの22年連続は、
PL学園高の2つ上の先輩・清原和博(元・オリックス)の
21年連続を越え、史上3位タイに浮上。
(1年目からの最長は張本勲(元・ロッテ)、
門田博光(元・福岡ダイエー)の23年連続)
清原氏の記録を超えたことには驚いて>
「そうなんですか」

<ホームラン打者でもなく、体も小さいが、
記録を作り続けるにはワケがある。
16日の阪神戦の試合前、ノックを受けていたとき、
イレギュラーした白球が左腕を直撃。
これが予想以上に深刻で
翌日以降4日間、練習でバットを持たなかった。
腫れ上がった左腕だが、それでもノックだけは続けていた。
断言こそできないが、試合でグラブを持つことなんてない。
それでもどんなときでも信念を持ってベストの道を進む>
「打撃は下半身。下半身を鍛えるのはノックが1番だから」

<これで安打は今年4本目で、打率は.444。
ラストイヤーにするにはもったいない、最高のスタートを切って>
「とにかく勝ってよかったよ。
手ごわい相手に勝ったことが大きい。
本塁打はうれしい誤算だったけどね」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○山井大介
<右肩痛など度重なる故障に泣かされてきたが、
7イニングを内野安打1本だけ、最少1失点の快投>
「1回の1点がもったいなかった。
四球でリズムが悪くなったので、次は修正していく」

<マウンドで投げ込んだ100球が、完全復活を宣言。
言葉は謙虚だったが、投球はえげつなく、
140キロ台後半の速球、独特の大きな弧を描くスライダー、
ストンと落ちるフォークボールと、本来の投球がよみがえり
勝利投手にこそなれなかったものの、文句なしの内容に>
「ボールの力はあったと思うし、大きなミスをしなければ、
そんなに打たれることはないかなと思いました」

<復帰戦は散々だった。
今季初登板だった19日、巨人相手に先発で2イニング4失点。
KOから中4日。巨人打線への雪辱の念を燃やしてきた>
「前回はホント、ダサイ投球をしてしまった。
ああいう投球をすると野手の方たちにも変なリズムをつくってしまう。
もう1回チャンスをもらえたら、絶対にものにしようと思っていました」

<恩師への、感謝の快投でもあった。
メールの送信先は鳥取市のトレーニングジム
『ワールドウィング』の小山裕史代表。
昨季のほとんどを棒に振り、迎えた昨オフ。
初めて同ジムの門をくぐると、投球フォームを大胆に改造。
体に無駄な負担がかからないような投げ方に変えた。
試合後、笑顔でこう言って>
「(小山代表に)メールします」

<東京ドームで刻んだ新生の第一歩。
復活ストーリーはまだまだ先へと続いていく>
「前回よりは良かったです。1球1球の感じは良かった。
でも(カウント)0-3にしたり、『ノー感じ』の球もありました。
ああいうのが大量失点につながるので、反省しないといけない」
中スポ時事通信

○小林正人
<乱戦の白星が転がり込んできたのは、4番手左腕。
9回、2死一塁でイ・スンヨプを任されたが、一塁への高い飛球。
直後に味方が勝ち越して『1球勝利』を手に入れる>
「準備はしていました。チームが勝ってよかった」

<左肩を痛めたパヤノと入れ替わりで、
この日から1軍に昇格して、すぐに巡ってきた登板機。
つまり今季の第1球でもあったが、こん身のシュート。
帽子のひさしには『強気』『低く』と
マジックで書き込んでいるワンポイントリリーバーの真骨頂。
精彩を欠き、2軍行きを命じられた3月半ばから、
肝に銘じてフォーム修正に取り組んできた。
巨人の連勝を止め、独走を謳歌する東海大相模高の大先輩に、
久々に敗戦の苦さを思い出させたて>
「3月に比べれば、下(半身)の使い方を変えました。
(踏み出す右足の)ひざを軟らかく使って、球持ちをよくしようと…。
力がなかったら、きょうのボールももっていかれてしまいますから」
中スポおおさか報知

○岩瀬仁紀
<2点リードの延長10回に、4試合連続での登板。
先頭打者の阿部の3号ソロ本塁打で1点差に詰め寄られ、
後続にも2安打を浴びるなどピンチはつくったが、
何とか締めくくり、通算200セーブまであと『2』に迫る。
自戒を込めて話して>
「勝ち越したら、(マウンドに)行くということでした。
最後は抑えた? 最初からああいうふうにやらんといかん。
もっとタフにならないと」
(中スポ、おおさか報知


○荒木雅博
<延長10回1死、カウント1-0から巨人5番手・越智の速球を
右前に弾き返して出塁すると、続く井端の左前打で一気に三塁へ。
そして森野の2点三塁打で生還。俊足が勝負どころで生きて>
「外野が後ろに下がっていましたし、あれはいけますよ」
(中スポ)

○井端弘和
<今季2度目の猛打賞で勝利に貢献。
1回に右前打、4回に中前打を放つと、
延長10回1死一塁ではカウント2-2と追い込まれながらも、
越智のフォークを捉え、大きく弾んで左前に抜ける安打。
続く森野の2点三塁打を引き出す一打となり>
「食らいついただけですよ。打つ方はできてよかったです」
(中スポ)

○野本圭
<目的地にたどり着いたのは開幕寸前。
キャンプ中から何本も寄り道したバット探しの旅。
重さ910グラム、アオダモの黒いバットをようやく見つけた>
「注文して届いたのは、開幕2日前だったんです。
変えるのは勇気が要りましたけどね。今はしっくりきていますよ」

<この日も使用し、打率は.268。
新人ながら戦力してフル回転している。
07年まで中日の打線の中心を担っていた
福留(カブス)のモデルでミズノ社製。
福留は長年SSK社のバットを
愛用してきたが、最近はミズノ社製も使用。
そんな縁もあり手に入れることができた>
「福留さんは素晴らしい成績を残していますけど、
どちらかというとホームランバッターというより、
アベレージヒッターだと思うんです。
それが自分に近いと思って。
立浪さんにも勧められて、決めたんです」

<長距離砲が好むバットより重心が少し手前にあり、
その分振り抜きやすい。またアオダモでできているため、
メープルなどよりも、しなりがあるという。
旅は苦労の連続だった。悩みに悩んだ>
「アマから使っているのと、(重心が先端にある)
小久保さん(福岡ソフトバンク)の中間のバットを
作ってもらったこともありました」

<そして最後にたどり着いたのが福留型だった。
すべては『2000安打』の目標に近づくため。
その旅はまだ終わらない>
「今は自分に合っているような気がしていますけど、
疲れなどでバットが振れなくなってきたら、
変えないといけないかもしれません。
また自分に合うものを見つけないといけませんね」
(中スポ)

○川相内野守備走塁コーチ
<名古屋から移動日なしで乗り込んできた東京ドームで、
古巣・巨人のフリー打撃を見ながら『ほおっ』と声をあげる。
通常、ホームチームは2人1組で約10分ずつ、
2カ所の打撃ケージを使って打つ。
5分間、1人が同じ打席に立ちっぱなしになる計算。
しかしこの日、巨人は4人組で5スイングほどすると交代する
『回し打ち』で練習していた。
疲労を考慮して、気分転換も兼ねての措置と思われ感心>
「この前、移動日なしで名古屋に来たときは
(試合前の)シートノックをしなかったし、いろいろ考えてるね」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<今季巨人戦初勝利。勝率5割に戻し2位に並ぶ。
それでも終盤にミスが目立った展開に手厳しく>
「これから野球をやろうという人には見せられない試合。
お互い(両チーム)の10回の走塁を見てみろ。
(表は1死三塁の三走・森野がブランコの三ゴロで飛び出し。
ウラは1死二塁の二走・坂本が加地前の三ゴロで
まさかの進塁を狙いタッチアウト)
草野球でもあんなことはしないぞ」

<岩瀬が4日連続、6試合連続の登板で1失点したが>
「それはストッパーの宿命。
投げ始めたら毎日投げるときもある。
(間隔が)開けば1週間も10日も開くときがある」

<先発して好投の山井について>
「山井はまあよくはなっているが、
あいつの本当の力を知っているからな。
徐々によくなっていくんじゃないか」
サンスポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 小林正人投手、トマス・デラロサ内野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 ネルソン・パヤノ投手、澤井道久内野手
(再登録は5月4日以降。公式サイト共同通信社


若竜トピックス(24日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 4回戦
(24日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 120 000 001 = 4
 Bs 300 002 00× = 5
[敗] 中田(3試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 中田、長峰、金剛 - 前田
公式サイト・戦評

●中田賢一
<ファームで調整しているが、
ウエスタン・オリックス戦(北神戸)に先発し、敗戦投手。
6イニングを投げて、6安打4四球5失点。
ともに連打されての失点。1回1死一、二塁から4番・岡田に、
2球続けてストライクを取りに行ったところを狙い打たれて右越え3ラン。
6回はカウント2-0から相川に右前打されたのが失点につながった。
それでも最速150キロのストレートを武器に
2回から5回までの4イニングに限っては
無安打に抑えており、復調の兆しを見せる。登板を振り返って>
「勝負どころの失投は課題だが、
前回登板(17日ウエスタン・広島戦)より、タマ自体は良かったと思う」
中スポ

●辻2軍監督
<1軍復帰を目指す中田に注文をつけて>
「球威はあるが、詰めの甘さがある。
6回の2失点も制球ミスから。
ピンチでしっかり投げられるようにしてほしい」
中スポ

2009年4月24日 (金)

今季初の延長戦も12回痛恨被弾、竜3タテ逃す。

阪神に連勝し、勝率5割に復帰したドラゴンズ
らしい野球が出来はじめたことで、
勢いを取り戻してきた感もありますが、
ナゴヤドームでの阪神との第3戦は、
1-1のまま今季チーム初となる延長戦へ。
チャンスこそ掴めど、あと一押しが出来ぬまま
迎えた延長12回、7番手パヤノ鳥谷痛恨の3ランを被弾。
残念ながら3タテを逃し、再び借金1となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 5回戦
(23日・ナゴヤドーム | 中日3勝2敗)
30850人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
阪 神 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 3
中 日 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
[敗] ネルソン(5試合2敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、岩瀬、齊藤、高橋、平井、ネルソン、パヤノ、菊地 - 小山、小田

◇対阪神5回戦・スタメン
1 (二)荒木  (6打数1安打)
2 (遊)井端  (4打数2安打)
3 (三)森野  (6打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (5打数1安打)
5 (左)和田  (5打数2安打)
6 (右)野本  (3打数1安打)
7 (中)藤井  (5打数1安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)吉見  (3打数無安打)

【得点経過】
<5回ウラ・中日> P・安藤
吉見見三振、荒木二ゴロ・平野悪送球エラー、
井端3球目荒木二盗、井端右前打、
1死一、三塁から、森野右翼フェンス直撃適時二塁打
三走荒木生還・一走井端本塁手前走塁死
(D 1-0 T)
ブランコ遊撃内野安打、
2死一、三塁から、和田遊飛


<6回・阪神> P・吉見
赤星左前打、関本初球・赤星二盗、関本四球、
無死一、二塁から、鳥谷左中間飛・和田好捕、
金本左飛、新井遊ゴロ二封

<8回・阪神> P・吉見
代打桧山センターバックスクリーン右越え本塁打(D 1-1 T)

<9回・阪神> P・岩瀬
金本右中間二塁打、新井三ゴロ、
代打今岡遊ゴロ・バウンド送球ブランコ後逸エラー、
1死二、三塁から、バルディリスバットへし折る三ゴロ本封、
2死一、三塁から、狩野初球バット折り遊ゴロ二封

<9回ウラ・中日> P・アッチソン
英智投ゴロ、代打澤井見三振、
荒木右前打、井端ランエンドヒット左前打・荒木三進、
森野初球・井端二盗、
2死二、三塁から、森野内スライダー空三振


<10回・阪神> P・齊藤
桜井空三振、赤星二ゴロ、関本左前打、
P・高橋
鳥谷右前打、金本2球目・高橋暴投、
2死二、三塁から、金本フォーク空三振

<10回ウラ・中日> P・アッチソン
ブランコ二ゴロ、和田中前打、小田投犠打、
2死二塁から、藤井二ゴロ


<11回ウラ・中日> P・藤川
代打立浪左前打・代走岩﨑達郎
代打小池バント失敗二封、荒木右飛、
井端バット1度も振らず四球、
2死一、二塁から、森野高め釣り球空三振


<12回・阪神> P・ネルソン
狩野左前打、代打浅井投犠打、
P・パヤノ
赤星四球、関本三ゴロ進塁打、
2死二、三塁から、鳥谷ライトポール際3ラン(D 1-4 T)

【ゲームレビュー】

延長12回力尽きる
阪神が連敗を3で止めた。
1-1の延長12回、狩野の安打と赤星の四球などで
2死二、三塁とし、鳥谷が右越えに3号本塁打を放って勝ち越した。
中日吉見が8イニング1失点と好投したが、
8回以降の好機に適時打が出なかった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


今シーズン初めての延長戦に突入。
ここまではだいたい3時間ちょっとで
終わっていたゲームでしたが、この日はなんと4時間35分
投手は上がり扱いの山井浅尾
野手は捕手の小川以外、すべて使った総力戦でしたが、
土壇場延長12回、2死から鳥谷にライトポール際へ決勝3ラン。
元気のない阪神に3タテして、
弾みを付けて東京に乗り込むはずが、
終わって残ったのは、疲れのみという悔しい結果に…。

立ち上がりのピンチを切り抜け、以後奪三振ショー。
いつもよりもストレートが走り、
気持ちのこもった投球をしていた吉見でしたが、
8回先頭、代打・桧山にカウント0-2から
置きにいったか、中に入ったストレートを捉えられ、
センターバックスクリーン右へ持って行かれる同点弾
そこまでの好投をフイにするとともに、試合の流れが変化
詰めの甘さが出てしまい、とても残念でしたね。

その後、両軍チャンスこそ作れど、
9回の岩瀬のねじ伏せる快投、10回の高橋の金本斬りなど、
リリーフ陣が必死の踏ん張りで凌ぐ一方、
9回、11回とサヨナラのチャンスで森野連続三振
序盤ブレーキとなった和田とともに、
左右のポイントゲッターがこの日は大事なところで凡退
たらればはいけませんが、
その一つでもモノに出来たら、ほんと展開は違っていたでしょう。

そしてこのままドローかなと思われた12回、
6番手・ネルソンがヒットと犠打で二塁に進められ、
代わって登板したのが、12試合目の登板となるパヤノ
ただこの日は見るからに、不調モード
腕も振れていないうえに、制球も今イチ。
しかも中スポによると、関本を三ゴロに打ち取った際
「左肩に違和感を覚えた」というアクシデントが。
異変を感じながら投げ続けたものの、やはり真っすぐに力なし
相手の数少ない好調選手であった鳥谷
内寄り高めの133キロを思い切り振り抜かれて、ライトポール際へ。
今季初失点が、痛恨の被弾となってしまいジ・エンド
虎3タテは惜しくも叶わず、借金生活に逆戻りとなりました。


言ってくれればよかったのに…。勝てたゲームでもありましたが、
チャンスをしっかり
モノに出来ないとこうなる。
あと一押し
足りなかったゲームでしたね。
まあ見ている方も疲れましたし、
ドローでは得られない
経験をしたということで、今回は納得します。
ただ前日に続き、繋がる野球をしていますし、
決してチーム状態は、悪くないのでは。
そしてきょう24日からは、当日移動で東京に乗り込み、
敵地・東京ドームでの巨人とのリベンジ3連戦。
2カード連続3タテとすっかり勢いに乗ってしまった感の相手ですが、
それに火を付けた責任をしっかり取るべく雪辱を期待
中スポによる先発予想は、初戦から
川井-福田チェン-高橋尚成ネルソン-グライシンガーとのこと。
疲れも残っているとはいうものの、
一週前のあの屈辱を必ず晴らすべく、気合を入れ直して臨んでほしい。
最低でもカード勝ち越し、願わくば3タテ返しを。
ドラゴンズナイン「逆襲力」を楽しみにしています。


★プレーヤーズ・ボイス(23日)

●吉見一起

<7回まで2安打無失点の好投も、
8回、代打・桧山に同点ソロを許して降板。
自己最多の10奪三振を奪いながら、1球に泣く。
ど真ん中に入った143キロ直球をバックスクリーンへ運ばれ、
土壇場で阪神戦初勝利を逃し、降板後は猛反省>
「いいピッチングをしても、
最後にああいう(点の)取られ方をしたら意味がないと思う。
次にしっかり生かします」

<自身の『歴史』にも刻まれる投げ合いだった。
阪神先発・安藤は社会人で在籍したトヨタ自動車の先輩。
前日(22日)の練習中にはそのもとへ走ってあいさつに行った。
結果試合は敗れたが、プロ4年目で初めて
先発で投げ合い、内容は互角以上だったが>
「(安藤さんは)意識はしました。
相手のエースですし、エースに投げ勝つことが大事だと思っていた。
それなのに勝てなかった」
中スポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●ネルソン・パヤノ
<延長12回、鳥谷に決勝3ランを浴びたが、
直前に関本を三ゴロに打ち取った際、左肩に違和感を覚えたという。
異変を感じながら投げ続け、結果的に被弾。
開幕から続けてきた連続無失点も11試合でストップ>
「自分のピッチングができなかった」

<左肩も痛めたようで、
きょう24日にも出場選手登録を抹消される見込み>
「明日(24日)病院に行くと思う」
中スポニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<延長12回、四球の後の関本の打席の際に
左肩を痛めたにもかかわらず、首脳陣に申告せず続投。
続く鳥谷への力ない132キロ直球を右翼席に運ばれた
パヤノについて、怒りが収まらず>
「一番頭に来るパターン。
言えばこっちだって次の手を打てる。
受けてるキャッチャー(小田)もおかしいって分かるだろう」
スポニチ名古屋ニッカン


●森野将彦
<5回、相手の失策から始まったチャンスで
1死一、三塁から、右翼フェンス直撃の適時二塁打。
18日の巨人戦以来、117打席ぶりの打点は先制タイムリーに>
「打ったのはスライダー。
最近、チャンスで打てていなかったし
(先発)吉見も頑張っているので、先制点が取れてよかったです」

<勝っていればお立ち台の有力候補だったが、
この日は自身にとって晴れのち雨の一日に。
同点で迎えた9回2死一、三塁から、アッチソンの前に空振り三振。
さらに11回。先頭の代打・立浪の左前打などで
2死一、二塁のチャンスをつくったが、またもフルカウントから
藤川の高め直球に空振り三振に倒れる。それでも試合後は前を向いて>
「(安藤には昨年も)打球が正面を突いていたんで、
嫌なイメージはなかったんです。これで相手も考えてくれるでしょう。
惜しい敗戦? 忘れるしかないですね」
カメラブログ中スポニッカン

●荒木雅博
<5回1死、二塁手・平野の悪送球で一塁に生きると
井端の3球目に盗塁。さらに井端、森野の連続安打で生還。
俊足が起爆剤になったが、チームは接戦を落として>
「勝てないと意味がないですから。明日もありますから、頑張ります」
中スポ

●井端弘和
<6回2死一、二塁、新井のショートへの強いゴロを
スライディングキャッチ。二塁封殺で同点を許さず。
攻撃でも3回と9回に盗塁を決めたが、悔しい敗戦に言葉少な>
「あれくらいの守備は普通です。盗塁もラッキーだった」
(中スポ)

●立浪和義
<同点で迎えた延長11回先頭、英智の代打で登場すると、
カウント1-1から藤川の146キロ直球を左前へ。
勝利には繋がらなかったが、今季3本目の安打で存在感を見せつける>
「藤川との対戦は楽しみにしているからね。
なかなか打てない投手だけど、打てば余裕が出てくる。
ヒットが打てたのはよかったと思う」

<惜敗については気持ちを切り替えて>
「サヨナラになればよかったんだけど。
また、次のチャンスで結果を残したい」
(中スポ)

●和田一浩
<前夜まで3試合連続打点だったが、この夜は守備でみせる。
ようやく1点を先制した6回無死一、二塁のピンチで、
鳥谷の打球はライナーで左中間を真っ二つ…
と見えたが、スルスルと忍者のように打球に近づくと、
最後はスライディングして、地面スレスレで好捕。
その後後続を打ち取って、この回を凌いだ吉見が
ベンチ前で出迎えるほどの価値あるプレー。
この局面で重んじたのは、打者・鳥谷の心理分析だったという。
ならではの謙そんも含みつつ、打つ側の心理を推し量って
打球に備えたことを説明して>
「傾向でいうなら、鳥谷は金本さん以上に
ライン際(を意識する打者)です。
でも、あの場面はひょっとして引っ張りにくるんじゃないか…。
そう思った分だけ、左中間方向に意識をおきました。
でも、あれは捕らなきゃ。うまい人なら正面で捕っていますよ」

<あと1本で通算200本塁打に達するが、
試合前に自身の記録よりもチームへの思いを話していた。
5回2死一、三塁では遊飛に倒れていただけに、
その借りを返しなおお釣りがきそうなビッグプレーだった>
「それだけ打てたのはうれしいけれど、
ぼくはホームランバッターじゃないので、
気にせず勝利に貢献できたらいい」
和田ブログ「200号ホームランまであと1本!」、中スポ)


●岩瀬仁紀
<同点の9回に登板すると、
先頭の金本に右中間二塁打を許したが、新井を三ゴロ。
さらに今岡を遊ゴロに打ち取ったが、
一塁・ブランコが送球をそらして1死二、三塁の大ピンチに。
だが何とか後続を打ち取り、1イニングを無失点に抑えて>
「結果的に0で抑えられてよかった」

<きょう24日からは首位を走る巨人と対戦するが、気合を入れて>
「誰かが止めないとセ・リーグがおもしろくなくなる」
(中スポ)

●平井正史
<延長11回に登板。藤本に中前打を許したが、
後続を断って12回に望みをつなぐ。
17日以来6日ぶりの登板で好投して>
「前のピッチャーが頑張っていたからね。
なんとか抑えたかった。危ない球もあったけど」
(中スポ)

●菊地正法
<延長12回2死、金本を中飛に打ち取る。
試合は事実上決まっていたが、自信になる4球。
21日に1軍に合流した3年目左腕。
控えめに抱負を語ったが、昨年よりも制球力をつけた>
「ファームで何を評価してもらえたのかは
分かりませんが、頑張るだけです」

<カーブ、スクリュー、スライダーと
多彩な変化球を駆使し、ボールを低めに集める技巧派だが、
昨年は制球力への意識が過剰になっていたという>
「びくびく投げていました。
四球が怖くてストライクを取りに行くから、
しっかり腕が振れなかったんです」

<悩み解消のきっかけは2軍・読谷で過ごした今春キャンプ。
そこで左腕の大先輩・山本昌から、
制球力を取り戻す大事なヒントをもらった。
投手はまずグラブをはめた手を前に振り出すが、
それを意識することで、迷いが吹っ切れた>
「グラブを体の外側に出せば肩が開くし、
内に入れすぎれば縮こまる。山本さんに指摘されたのは、
グラブが内側に出て、右肩がつっこんでいたことです」

<1日の2軍・広島戦では1イニングで3失点し、
負け投手になったが、望外の教科書に触れることができた。
ともに2軍で調整中だった山本昌と小笠原。
キャンプに教わったことを再確認して>
「勝手にですけど、ブルペンで後ろから見させていただきました。
2人とも、真っすぐ前にグラブが出るんです」

<その後、2軍では5試合に登板し、4イニング2/3で自責1。
17日の2軍・広島戦では勝ち投手になり、1軍にはい上がってきた>
「後は思い切って腕を振ります。
(グラブをはめた)右手を意識すれば、
コントロールはついてくるはずですから」
(中スポ)


●小山桂司
<プロ生活初のヒーローインタビューから
一夜明けたが、気合を入れ直す。
慢心はなく、4連連続先発マスクに気を引き締めて>
「いいことも悪いことも、すぐに切り替えるタイプです。
寝たら、リセット。昨日のお立ち台は忘れて、また一から頑張ります」
(中スポ)

●浅尾拓也
<球場に到着すると、元気がなくグッタリ。
前日の阪神戦は7イニング2失点で2勝目をゲット。
球数は102球とそれほど多くなかったものの、
相当神経をすり減らす投球だったよう。
練習はランニング、キャッチボールなど問題なく消化し>
「でも大丈夫です」
(中スポ)

●マキシモ・ネルソン
<バント練習に取り組んだが、そのおぼつかない格好に
打球がそれて飛んでくる脅威を感じた報道陣が避難を開始。
それを見ると、自信たっぷりにこうひとこと。
ところが打ち上げた打球は5メートルほど離れた場所で
別の方向を見ていた報道陣の一団へポトリ。
長身を折り曲げ平謝りしていた>
「(日本語で)ダイジョウブ」
(中スポ)


●落合監督
<連勝が止まって再び借金1に逆戻り。4位に転落。
4時間35分の競り合いに敗れ、こう切り出す。
その表情にはうっすら笑みが浮かんでいた>
「今日は何もねぇな」

<好投しながら桧山に同点弾を浴びた吉見について>
「吉見はボールを置きにいったな。
なんであそこでボール置きにいくのかな」

<一瞬残念がってみせたが、すぐに>
「でもしょうがない。打ったやつを褒めなきゃ。
真ん中放っても打てないやつは打てない」

<ただベンチ入りメンバーのうち投手で山井、浅尾、
捕手で小川を除いた22選手を起用しながら、
敗れたことについて、珍しくぼやいてみせて>
「それにしても一日疲れた日だな。何にも残らねぇってやつだな」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(23日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 5回戦
(23日・ナゴヤ球場)
 T 000 011 101 = 4
 D 011 007 00× = 9
[勝] 山内(3試合1勝)
[D本] 新井3号 デラロサ2号2ラン
[Dバッテリー] 山内、長峰、清水昭信、佐藤亮太 - 前田
公式サイト・戦評

○山内壮馬
<ウエスタン・阪神戦(ナゴヤ球場)に先発。
6イニングを投げ、6安打2失点の好投で今季初勝利を挙げる>
「スライダー、カーブが良かったです。
ボールが手に引っかかる感じが今日はありました」

<変化球の切れ、制球ともによく、四球は1個。
打者23人に対し、18打者に初球ストライクが入っていた。
持ち味のテンポのいい投球を取り戻し、手応えを口にして>
「ストレートがよくなったからだと思います」

<前日(22日)22安打を放った阪神打線を
4回までわずか1安打に抑え、5、6回のピンチは、
それぞれ最少失点で切り抜ける。
2軍開幕以降、プロ・アマ交流戦を含め4試合、
19イニング2/3で計5失点。そのアピールは続く>
「最後の2イニングは点を取られたけど、
ウエスタンが開幕してから内容はいいと思うのでこれを続けていきたい」
ファームブログ中スポ

○小林投手コーチ
<今季初勝利を挙げた山内の投球を評価して>
「前回(11日オリックス戦・6イニング2/3を1失点)から
2試合連続で内容がいい。
真っすぐが安定してきたからスライダー、カットが生きる。
ピッチングの組み立てもよくなった」
中スポ

○トマス・デラロサ
<6回1死三塁から、レフトへ2ランを放つ>
「打ったのはスライダー、
甘い球がきたらしっかり叩こうと思っていた。うまく打てたよ」
ファームブログ


◇中田賢一
<現在2軍調整中だが、きょう24日から始まる
ウエスタン・オリックス3連戦(北神戸)に先発予定。
この日はキャッチボールやノックなど約2時間の練習で汗を流す。
前回登板17日のウエスタン・広島戦では
7イニング6安打2失点とまずまずの結果は残したが、制球に課題が残った>
「まだまだ課題はある。
納得できるような投球ができるように頑張ります」
ニッカン

◇山本昌
<26日が投票日の名古屋市長選挙PRの
イメージキャラクターを務めている。
最近、ポスターやテレビCMでよく見るが、
白いポロシャツを着た、典型的なさわやか路線。
実際の本人はもっとくだけたイメージなのだが、
がんばって実物以上の?清純派を演じたよう>
「ま、選挙だからね…」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年4月23日 (木)

繋がる打線で虎に連勝、ドラゴンズ5割復帰!

朝倉の好投などで、連敗を4で止めたドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの阪神との第2戦は、
前週苦しめられた久保を攻め込み、
同点の5回に野本の内野ゴロの間に勝ち越すと、
小山の適時打にミスが絡んで、追加点。
続く6回にも和田、野本の連続適時打でダメ押し。
投げては、先発・浅尾が何とか粘って7イニングを2失点。
最後は岩瀬も注ぎ込む継投で阪神に連勝勝率5割に戻しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 4回戦
(22日・ナゴヤドーム | 中日3勝1敗)
31650人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] 浅尾(4試合2勝2敗)
[S] 岩瀬(6試合4S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
浅尾、パヤノ、齊藤、高橋、岩瀬 - 小山、小田

◇対阪神4回戦・スタメン
1 (二)荒木  (5打数2安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打)
3 (三)森野  (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (3打数2安打2打点)
6 (右)野本  (3打数1安打2打点)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (2打数1安打1打点)
9 (投)浅尾  (3打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・中日> P・久保
荒木中前打、井端バント失敗二封、
森野四球、ブランコ見三振、
2死一、二塁から、和田左前運ぶ適時打
(D 1-0 T)
野本太もも死球、2死満塁から、藤井見三振

<3回・阪神> P・浅尾
平野遊ゴロ・送球ブランコ弾く=内野安打、
久保一犠打、赤星二ゴロ進塁打、
2死三塁から、関本右前適時打(D 1-1 T)

<3回ウラ・中日> P・久保
井端左中間突破二塁打、森野セルフ見三振、
ブランコ四球、和田四球、
1死満塁から、野本打ち上げ遊飛、藤井空三振


<5回ウラ・中日> P・久保
森野レフトオーバー二塁打、
ブランコ投ゴロ・森野三進、和田四球、
1死一、三塁から、野本遊ゴロ併殺崩れの間
(D 2-1 T)
藤井左前打、
2死一、二塁から、小山左前適時打
(D 3-1 T)
レフト金本本塁へ悪送球・一走藤井も生還(D 4-1 T)

<6回・阪神> P・浅尾
赤星四球、関本見三振、鳥谷右前打、
金本ストレート四球、
1死満塁から、新井遊ゴロ6-4の間(D 4-2 T)

<6回ウラ・中日> P・阿部
荒木空三振、井端四球、森野見三振、ブランコ左前打、
2死一、二塁から、和田右前適時打
(D 5-2 T)
2死一、二塁から、野本センター左適時二塁打(D 6-2 T)

【ゲームレビュー】
投打がかみ合い、勝率を5割に戻した
開幕カード以来、5カードぶりの勝ち越し。
浅尾はピンチで踏ん張った。
6回、四球から1死満塁としたが、内野ゴロでの1点にとどめた。
打線は序盤の好機を逸したが、5回、一気に3点を奪った。
1死一、三塁から野本の遊ゴロ併殺崩れの間に勝ち越し。
小山の適時打と相手のミスでさらに2点を加えた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


「やっとこういう試合になったかな。
うちらしい試合で勝てた。これで落ち着くんじゃないか」

前日に連敗を4で止めた後、
落合監督がこうコメントしていましたが、
その通りに、チームがだいぶ落ち着いてきたようですね。
6-2で阪神を下したゲームは、本塁打もなく、
打線が繋いで得点を奪っていく「らしい」展開での勝利でした。

前回の甲子園で苦しめられた阪神先発・久保との再戦。
立ち上がりに和田が詰まりながらも
レフト前に落とすタイムリーで先制をしたものの、
その後の満塁のチャンスで藤井が見逃し三振。
さらに、3回も制球に苦しむ久保から
連続四球で再び1死満塁のチャンスを得ながら、
野本が打ち上げ浅いショートフライ。
藤井がボール球のフォークに手を出し空振り三振。

点が取れるところで何とか凌がれてしまい、
なかなかペースを握れなかったものの、
5回、森野が先頭で二塁打で出ると、
続くブランコの三塁側の投ゴロに対して、サード・新井が反応。
三塁ベースを離れてしまい、進塁を許すミス
続く和田が歩かされて、1死一、三塁から
野本の併殺崩れの間に勝ち越しましたが、
こういう風にしぶとく得点を奪うのが、まさにドラゴンズ
さらに藤井が繋いで、2死一、二塁から、
小山がレフト前にタイムリーを放つと、再び相手のミス
レフト・金本の本塁返球が悪送球となり、一走の藤井まで生還。
この回の3点でようやく流れが来たような。

直後の6回、点差を意識したのか、
浅尾の制球が乱れ、2四球が絡んで、
新井の遊ゴロの間に1点を失いましたが、
すぐさまそのウラに、ダメ押しとも言える2点を追加。
阪神2番手・阿部から井端が四球を選ぶと、
ブランコが三遊間を抜いて2死一、二塁。
ここで初回にも適時打を放った和田が、外角スライダーにうまく対応。
右方向へ持って行く、勝負強い打撃を披露すると、
本塁は際どいタイミングにも見えましたが、二走の井端好走塁
捕手のタッチに対し、回り込んで手でベースタッチする姿は実にお見事
これに野本も続いて、外へのチェンジアップに反応。
バットの先ながらも、センター左へ持って行くタイムリー
ここまで幾度もチャンスで回ってきながら、
積極性が見られかった野本でしたが、ここでは奮起!
ヘッドスライディングで二塁を陥れたのも、
その現れだったのではと思いました。


井端ナイスラン!柄にもないとは言いませんが、
開幕から本塁打で
得点を奪う展開が
多かった打線ですが、
この日のように、相手のミスをしっかり突く。
さらにヒットで繋いで、タイムリーで得点を重ねる。
こういう戦い方でゲームを進められれば、
より相手が嫌がりますし、強さも引き出される。
ぜひともこの良い流れをうまくキープしたまま、
週末の東京、巨人との再戦を迎えてほしいものですね。
そのためには、元気のない阪神にぜひとも3タテを希望。
相手先発は、おそらく安藤が濃厚ですが、
繋がる野球で、攻略してもらいたいなと。
借金も清算し、勝率5割に戻って新たなスタート。
この先は下がらず、に進んでいくのみ。
景気よく3タテして、勢いを付けてほしいと期待します。


☆ウィナーズ・ボイス(22日)

◎浅尾拓也

<7イニングを4安打4奪三振3四球の安定した内容で
阪神打線を2点に抑え、開幕戦以来の今季2勝目>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(開幕勝利以来のナゴヤドームでのマウンド、
どんな気持ちで上がったか)
えー、そうですね。あのう、2試合連続で負けてて、
ちょっと悔しい思いをしてたんで、何とか勝ちたかったです。
(ピンチもたくさんあったが、どの辺りが苦しかったか)
あのう、6回?(スコアボードを確認)6回に点数が、
最少点差に抑えられたんで、それはそれで良かったです。
(6回新井との勝負、厳しい場面だったが)
いや、もうヒットは打たれないようにと考えてました。
(打ち取ったボールは)フォークです。
(フォークで?)は!?(慌てて)真っすぐです。
(真っすぐですか)真っすぐです。
(非常に力強いボールだったと思いますが)
そうですね、全力で投げました。
(これでチームは5割に戻って、新しいスタート)
そうですね。このまま勝ち続けたいです」



<先発談話>
「今まで点を取ってもらったのに、
すぐに追いつかれたり逆転されたりしていたので、
点をとられた回も最少失点できりぬけてなんとか粘れました。
今日の反省は次につなげたいです」

<19日ぶりの勝利がとてつもなく長く感じた>
「今まで打たれてきたことを無駄にしなくてよかった。
悔しい負け方をしたので、今日は絶対に勝ちたかった。
朝倉さんが連敗を止めてチームに勢いが出たので、
それを止めたくなかった。
5回まで持たなくてもいいからっていうぐらいの気持ちで飛ばしました」

<1回、先頭の赤星に四球を与えたが、
続く関本の投前バントを好守備で併殺に仕留め自らピンチを防ぐ。
一級品と自負する守りで自分を救い、胸を張って>
「無理する場面ではないんでしょうけど、
刺せると思ったし、小山さんの『セカンド』という声もあったので…。
フィールディングは沖縄(キャンプ)でもずっとやっていたし、
(併殺は)ある程度自信があったから(二塁へ)投げました」

<その勇気の源は球歴にある。常滑北高2年まで捕手だった>
「だからどれくらいの強さのゴロなら
刺せる、刺せないっていうのがだいたいわかるんです」

<正念場は3点を勝ち越してくれた直後の6回に訪れた。
安打と2四球で満塁。打席に新井を迎えた。
ここ2試合、援護点を守れなかった嫌な思い出が重なる。
しかし弱気とは無縁。カウント2-1から思い切り内角を攻め、
147キロの直球で詰まらせて三遊間への弱いゴロ。
二塁封殺の間に1点を失ったが、傷口を最小限にとどめる>
「打者に当たったら仕方ないくらいの気持ちでいきました。
後悔だけはしたくない。甘くなったら悔しい思いをするのは自分ですから。
今まで味方が得点を取ってくれたのに逆転されていたから
何とか踏ん張りたかった。最少失点で切り抜けられてよかったです」

<中継ぎから先発へ転向した今季、二つの戸惑いがあった。
登板間隔となる5、6日間は自分との闘いでもあった>
「中継ぎは失敗しても自信を回復させるチャンスはすぐ巡ってくる。
先発は1回失敗するとずっと不安な日が続く」

<燃料切れを必要以上に意識しすぎたことも災いした。
次の回を見てしまい、墓穴を掘る。導き出した答えは>
「今までのボクは先の回を見ていた部分があったと思う。
でも(先週の)阪神戦でわかったんです。
点差を考えずに1回、1回だと。
勝ちにこだわらず、5回を持たなくてもいいという感じでいく。
1回、1回、この回で終わりだと思って投げた。
吉見やチェン、朝倉さんと比べればまだまだと思う部分がありますが、
いつかは『きょうはメッチャよかったです』と言えるようにしたいです」

<おっとりしたイケメンの外見とは裏腹に研究熱心な一面もある。
バッテリーミーティングでは自身の配球チャートに目を凝らし、
打ち取った球や打たれやすいコースなどノートにビッシリとメモを取る。
事も無げに言うが、同僚も感服するほど>
「少ないチャンスの中でいかに結果を出すかが大事なんで」

<プロ3年目で初の開幕投手に抜てきされ
勝利を収めたが、その後2連敗。
ようやく先発の責任を果たし、安堵の表情。さらなる活躍を誓い>
「まだ、満足はしていない。
先頭に四球を出したり反省点はあります。
きょうは良かったと(周りに)言わせたい」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポ
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー

●関本賢太郎(阪神)
<1回のバント失敗について>
「もう少し打球を殺せていたらよかったんですが。
浅尾の守りは上手ですね」
(中スポ)

●山脇守備走塁コーチ(阪神)
<1回の関本のバント失敗について>
「浅尾の守備がいいのは把握しています。
ただ(打球の)コースがもうちょっとどちらかに寄っていてくれたら…」
(中スポ)

○森バッテリーチーフコーチ
<前回苦汁をなめた相手へリベンジした浅尾に目を細める>
「一つ前進した」
スポニチ名古屋


◎小山桂司
<5回2死一、二塁、左前にタイムリーを放つ>
「(ナゴヤドームの初めてのお立ち台、どんな気持ちか)
いや、もう、最高ですね。
(日本ハムからやってきて、このところスタメンマスクも。
どんな気持ちでゲームに出ているか)
もう、ほんとに中日ドラゴンズには、もうこうやって
拾ってもらって、もう感謝の気持ちでいっぱいですね。はい。
(トライアウトを経て今野球をやっている。それはどんな思いか)
もう、やっぱり、獲ってもらったからには、
もう全力でやるって、思いっきりやるというのは、
もうモットーなんで、はい。
(1点勝ち越した後のチャンス。どんな気持ちで打席に)
やっぱりチャンスだったんで、
もう思い切っていってやろうと思って、
それが良い結果になったと思います。はい。
(執念で打ったように見えたが)
そうですね。もう気持ちで打ちました。はい。
(今日の浅尾投手はどうだったか)
もう、最高ですね。はい。
(最高ですか?)はい。
(バッテリーで盛り上げた勝利ですね)
まあ、やっぱ、ピッチャーの浅尾くんがすごく良かったんで、
打者の方もすごく打ってくれるんで、はい、助かります。
(これでコヤマと呼ばれず、『オヤマ』と呼んでもらえる)
はい。ほんと。あは(笑)、
たまに、コヤマって呼ばれるんで(笑)、
この機会に名前を覚えてください。
(明日阪神戦、そして巨人戦へと続くが)でら頑張ります!」



<5回、タイムリー談話>
「三遊間が空いていたので、引っ張りにいこうと思っていて、
なんとしても欲しい点だったので気持ちでいきました!」

<28歳・プロ生活4年目で初めてのお立ち台。
北海道日本ハムを戦力外になり
昨季オフのトライアウトで中日に拾われた。素直に喜んで>
「うるっときましたね。
まさか(お立ち台に)上がれると思っていなかったし、うれしい。
一度終わってる身で、チャンスをもらってるわけですから。
感謝の気持ちがわいてきました」

<殊勲の一打は5回、1点を勝ち越してなおも2死一、二塁。
外へ逃げるスライダーに食らいついて左翼へ引っ張った。
二塁走者・野本が生還。金本が本塁へ悪送球する間に
一塁走者の藤井もかえって一挙2点。
捕手らしいデータ分析と冷静な目が最高の結果を引き出して>
「思い切り踏み込みました。
(阪神には)自分は右方向へ打つデータが出ているはず。
三遊間は空いているし、引っ張れば抜ける」

<捕手陣が振るわない中、『第3の男』が貢献。
6回1死満塁のピンチ。新井を147キロの直球、
代打・桧山をフォークでそれぞれ内野ゴロに打ち取り、
1失点で切り抜けるなど、しぼらせない配球について明かして>
「浅尾は変化球の制球も良かった。
直球は速いので少々甘くても打たれない。
変化球も使えて楽にリードできた」

<ベンチで迎えた勝利の瞬間には
田村、長谷部の両捕手コーチとがっちり握手。
休みの日も自分のためにキャッチングの練習につきあってくれる
コーチ陣に感謝の気持ちを表して>
「毎日、ワンバウンドを止める練習をやってもらっている。
これだけ出してもらったんで、硬くならずに頑張らなきゃいけません」

<これで自身のスタメンマスクでの戦績も3勝2敗と勝ち越した。
控えめに話すが、捕手としての存在感も確実に増している>
「投手がいいからです。浅尾君がすごくよかった。自分は引き出すだけ。
硬くならず、できることを思い切りやるだけ」
カメラブログ中スポおおさか報知共同通信社毎日jp


○和田一浩
<1回2死一、二塁、左前に先制のタイムリーを放つ>
「先制のチャンスだったので、絶対返すつもりでいきました」

<6回2死一、二塁、右前にタイムリー>
「点をとられた後だったので、
なんとかランナーを返すことを心がけました。
点を返されて、これで点が入らないと嫌な感じになる。
ヒットでつなぐしかないと思ったが、最高の形になった」

<この日、3打数2安打2打点で3試合連続打点。
得点圏での成績は13打数7安打で、得点圏打率は5割オーバー。
どこまでも頼りになる主砲の貢献度は大。
サラリと言うが、実に効果的な『たまたま』だ>
「得点圏でよく回ってくるんでね。
そこで1本でも打つのがクリーンアップの仕事。
結果はたまたまだけどね」

<得点圏での成績も秀逸だが、
さらに特筆すべきは1回に和田まで回ったときの成績。
この日を含めて6打数5安打4打点と、脅威だ。
『たまたま』という言葉の裏には確かな根拠がある>
「それもたまたまでしょ。
でも、最初の打席から集中しているのは確か。
何となく入ったら、そのまま試合が終わるから」
カメラブログ中スポサンスポニッカン

○井端弘和
<2点リードに迫られた6回2死一、二塁から和田が右前へ放つと、
二塁走者として、捕手・岡﨑のブロックをかいくぐって生還。
絶妙なスライディングで追加点を奪って>
「足が遅いからああいうスライディングになるんですよ」

<この日は打っても3回先頭から左中間二塁打と存在感を見せる。
試合前の練習ではティー打撃を左打ちで行うなど、
体の切れを取り戻すのに必死の様子。
もっとも表情は明るく、きっかけをつかむのも近そう>
「まだまだ。だめだからいろいろやらなきゃ」
中スポ

○野本圭
<3点リードの6回2死一、二塁から左中間への適時二塁打。
ヘッドスライディングで二塁を奪った。
前日の阪神戦でスタメンから外れたが
気迫あふれるプレーでダメ押し点を奪って>
「チャンスにずっと回ってきていたので、消極的にならず積極的にいきました。
タイムリーになってよかったです」
カメラブログ、中スポ)

○岩瀬仁紀
<4点差の9回、左腕・高橋があと1死までこぎつけながら
走者一、二塁に。セーブの付く状況となり、万全を期して登板。
関本を中飛に仕留め、4セーブ目を手に入れる>
「しっかり自分のポジションの働きをするだけです」
(中スポ)

○立浪和義兼任コーチ
<切り札の使いどころがないほどの快勝。
攻撃陣は6試合ぶりに6点奪取。大量点のつなぎ役となったのが、
2人のまな弟子、野本と藤井の6、7番だった。
チャンスに食らい付き、結果を出した弟子たちに目を細めて>
「あそこが絡んでくると点が入りますからね。
せっかくチャンスをもらっているんだからがんばってほしいです」
(中スポ)


○トニ・ブランコ
<首を長くして待った家族がやってきた。
妻のケニアさん、長男トニ・ジュニア君、次男のペドロ君の3人。
小さい子どもを2人連れたドミニカ共和国からの長旅。
心配していたが、無事に出迎えられた。
家に帰って、家族と過ごす、
日本の選手ならごく当たり前のリラックスタイムに飢えていた。
スペイン語がほとんど通じない日本での生活は不自由も多い。
打撃で悩み始めると、1人胸の内で膨らませることもあったという。
異国で迎えた精神面のピンチは、3月下旬にあったが、
開幕まで1週間あまりとなった夜、転機となる誘いが。
森コーチがドミニカの選手たちに声をかけ、
東京の焼き鳥屋に出掛けたという。
ドミニカ人の好物の鳥を食べ、小さな宴会だったが>
「とてもリラックスできた」
(中スポ)

◇桂川通訳
<翌日の試合で本塁打を2発放ち、不安を吹き飛ばす。
ブランコを担当するが、宴会による心の変化を感じて>
「あの食事会は大きかったと思います」
(中スポ)

◇松永監督付広報
<試合前練習の内野ノック。
ファーストで荒木や岩﨑達郎らからの送球を受けていたが、
しばしばポケットに手をつっこみ、なにやら取り出している。
目を凝らして見るとどうやら携帯電話。
左手でミットを鳴らしたかと思うと、
同時に右手では携帯電話を操っている。
中にはすぐに対応しなければならない連絡事項もあるようで、
来たらすぐに確認しなければならないとか>
「仕事の連絡メールが入るんだよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<阪神に連勝で、勝率を5割に戻すが、
序盤の好機で凡退した野本と藤井に苦言>
「6(野本)、7番(藤井)からガムシャラさが消えた。
結果を気にしているんだろうけど。まだレギュラーじゃない。
数字を残したいのは分かる。一生懸命やっているのも分かる。
必死なのも分かるが、もっと余裕を持ってやっていい」

<余裕があればガムシャラになれる?>
「ちょっと違うんだが。
1回は、いや何回も落ち込む状況なんだろうけどな。
もう一回、キャンプやオープン戦のころを思い出すと余裕が出てくる」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(22日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 小川将俊捕手
【出場選手登録抹消】
▼中日 清水将海捕手
(再登録は5月2日以降。公式サイト共同通信社

△小川将俊
<6年目の捕手がこの日、清水将海に代わって出場選手登録。
正捕手・谷繁が不在のチーム状況の中、めぐってきたチャンスに>
「与えられた場所で自分の持ち味を出したい。
投手の力を引き出すリードをしていきたい」
ニッカン


若竜トピックス(22日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 4回戦
(22日・ナゴヤ球場)
 T 002 024 420 = 14
 D 020 011 000 = 4
[敗] 山本昌(3試合3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、河原、小林正人、高島、岩田 - 前田
公式サイト・戦評

●山本昌
<不調のため2軍調整中。ナゴヤ球場で行われた
ウエスタン・阪神戦に先発し、5イニングを8安打4失点と低調。
1、2回はヒットを打たれても後続を断ったが、
3回以降は高めに浮いた直球を狙われ、
2-2の5回、浅井に左翼席へ勝ち越しの2点本塁打を運ばれた。
4奪三振も、8安打と打たれ、四球3つと制球も乱した。
5イニングで97球に及んだ球数は苦戦の表れ。
球速は137、8キロまで出ていたが、内容は不満ばかりのよう
本人にとってもショックな結果に降板後、肩を落として>
「きょうは(話すことは)何もないよ…。
いいところがなかったわけではないから頑張りたい」
ファームブログ中スポ朝日新聞

『まだまだいいボールも悪いボールもあるという状態で
安定しませんが、少しずつ上向いてはいると思います。
ご心配をおかけしていますが、もう少しお待ちください。
きちんと結果を残して1軍に呼んでもらえるよう頑張ります。』

山本昌公式ホームページより引用)


◆白井オーナー
<中日ドラゴンズの2軍と、茨城ゴールデンゴールズとの
ドリームマッチが実現することになった。
この日、中日スポーツ創刊55周年のお祝いと
『ちょんまげワールド』(三重県伊勢市)復興の
バックアップのお礼を兼ねて、萩本欽一監督が中日新聞社を訪問。
萩本監督が突然、対戦を申し入れると、
『挑戦』を受け入れる姿勢を見せて>
「ファームの日程とナゴヤドームの空いている状況さえあえば、
シーズンオフとは言わず、シーズン中にもしてもいいんじゃないですか」
中スポ

◇萩本欽一監督(茨城ゴールデンゴールズ)
<ドリームマッチの実現にすっかりその気。
おなじみになったゲーム中のマイクパフォーマンスも
やる気満々で、夢を膨らませていた>
「うちのベンチに立浪さんを入れたりしたら、
盛り上がるだろうね。テレビもついてくれないかな」
中スポ

2009年4月22日 (水)

朝倉岩瀬経験物語る投球、奮起竜連敗ストップ!

屈辱の3タテを含め、もっか4連敗中ドラゴンズ
切り替えるべく臨んだナゴヤドームでの阪神3連戦の初戦。
両先発の投げ合いとなりましたが、それに勝利したのが朝倉健太
立ち上がりに1点を失ったものの、その後は持ち味である
ゴロを打たせて取る投球が光り、8イニングをわずか2安打。
阪神打線を沈黙させると、9回にそれを継ぎ、
球団歴代最多の通算587試合登板を達成した守護神・岩瀬仁紀が、
ランナー1人出したものの、鳥谷、金本と連続三振締め。
逃げ切っての今季3セーブ目。チームの連敗を4で止めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 3回戦
(21日・ナゴヤドーム | 中日2勝1敗)
30434人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] 朝倉(3試合2勝)
[S] 岩瀬(5試合3S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、岩瀬 - 小山、小田

◇対阪神3回戦・スタメン
1 (二)荒木  (3打数2安打)
2 (遊)井端  (3打数1安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (2打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打2打点)
6 (右)山井英智 (4打数無安打)
7 (中)藤井  (2打数無安打)
8 (捕)小山  (2打数1安打)
9 (投)朝倉  (3打数無安打)

【得点経過】
<1回・阪神> P・朝倉
赤星初球左前打、平野3球目・赤星二盗、
平野右飛・赤星タッチアップ三進、
1死三塁から、鳥谷遊ゴロの間(D 0-1 T)

<3回ウラ・中日> P・下柳
荒木左前打、
井端バントの構え→バスターエンドラン、
ショートオーバー中前打・荒木三進、
森野一直・関本そのままベース踏み併殺、ブランコ四球、
2死一、三塁から、和田左中間突破2点二塁打
(D 2-1 T)

【ゲームレビュー】
朝倉の好投で連敗を止めた
立ち上がり、赤星に安打を許し、
内野ゴロの間に1点を失ったが、その後は自分の投球に徹した。
2回から8回まで1安打に抑え、9回は岩瀬
チーム新記録となる587試合目の登板をセーブで飾った。
投手の踏ん張りに打線も応えた。
3回2死一、三塁から和田が左中間へ逆転の2点二塁打を放った。
公式サイト、中日新聞、共同通信社ニッカン式スコア


屈辱の地元3タテを含む、4連敗中。
あまりの急降下にチーム的にも重いムードが漂うなか、
迎えたゲームでしたが、2-1阪神に勝利。
最少点差での競り合いとなりましたが、
なんとか踏ん張ってくれましたね。
その立役者となったのは、やはりピッチャー
先発・朝倉から守護神・岩瀬へのダイレクトリレーとなりましたが、
ともに持ち味を大いに発揮しての投球。
特にそこからは『経験』というものを感じました。

約1年ぶりの白星から中5日での登板となった朝倉
立ち上がり、初球ヒットに二盗、タッチアップに内野ゴロの間と
まさに流れるように、1点を先制されてしまいましたが、
結果的にはその『スミ1』に封じ込める好投。
前半はボールが引っかかって、外角に大きく外れるなど
けっして調子が良さそうには感じませんでしたが、
イニングを追うごとに増えていくのは、ゴロと三振の山
併殺を効果的に奪っていくさまは、実にお見事。
相手の打線のキーマンでもある
鳥谷金本にもほぼ打撃をさせずに封じこめ、
特に鳥谷に繋がせなかったことが大きかったですね。
その前の平野が四球を選び、出た4回無死一塁は、
内へのストレートで4-6-3のゲッツーに。
さらに6回、狩野のヒットと犠打、
そして平野の四球で、1死一、二塁となったものの、
今後は外へのストレートを引っかけさせて、二塁ゴロに。
ランナーをためて、金本を迎えるというのが、
相手の最も欲する得点パターンだっただけに
そのような展開へ持って行かせなかったことが、
勝利へ繋がったのではと思いました。

それにしても、この日の朝倉堂々としていたなと。
荒れていた投球が次第に落ち着き、
終盤は思うところにボールが決まっていましたし、
まったく危なげなかったですね。
このところ、浅尾、吉見、チェンという若い先発陣
捕まるシーンが数多くありましたが、
さすが10年目ともなると『経験』が違うな、と。
これまで酸いも甘いもたくさん経験してきた背番号14
それがチカラとなって、ピンチを迎えても動ずることなく、
自らの持ち味を発揮することができる。
こういう姿を若い投手たちも、見て勉強してほしいなと。
ただその朝倉だって、まだまだ若い27歳
連敗ストッパーとなれたことで、
より存在を示すことができたと思いますし、手応えも得ているはず。
この勢いに乗って、さらに投手陣を引っ張ってほしいと思います。


またゲームを締めたのは、
こちらも『経験』がモノを言うクローザー。
1点差の9回に登板した守護神・岩瀬
ここ数試合で、ビハインドでのマウンドでしたが、
今回は、まさに自分の仕事場ともいえる展開。
先頭の赤星ブランコのエラーで出し、
平野に犠打で進められはしたものの、
クリーンアップに対しては、さすがといえる投球。
鳥谷に対してストライクを先行させ、素早く追い込むと、
若干中に入ったものの、低めのストレートで3球三振
そして金本に対しても、勝負を選択。
徹底しての外角攻めながら、宝刀・スライダー2球で
2ストライクと追い込むと、ファウルで若干粘られたものの、
2-2からの7球目、最後は144キロ、
外角高めへの渾身のストレートで、空振り三振斬り
球団新記録となる587試合登板を、
見事な投球ぶりで飾る辺りは、貫禄というものも感じましたね。

ウィニングボールと花束。鉄腕の証明ともいえる587試合
先発登板はたった一度で、
ほぼ救援一筋での達成。
それこそ様々な『経験』
培ってきたものでしょうし、
それを積み重ねていくことで、
チームから『信頼』というものを得てきた。
いくらタフな守護神とはいえ、
球団史上最多という偉業を成し遂げていくなかで、
苦労などもたくさんあったと思いますが、
それをも自らの引き出しに変えて、修羅場を乗り越え続ける。
ほんと頭が下がる思いですし、よくやってくれています。
さらに今シーズンはほんと調子がよさそうですね。
例年スロースターターな守護神ですが、
調整がうまくいっているということでしょうか。
本人は眼中にないでしょうが、次の目標はあと4に迫る200セーブ
まだまだ不安定、そして未確定要素の大きい投手陣ですが、
今シーズンも大いに頼りにさせてもらいます。
今後も持ち味を発揮し、さらなる記録更新を期待しています。

一方、久々の偵察要員を使ったうえで、
ルーキー・野本をスタメンから下げ、
代わってこの日昇格した英智を即スタメンで起用した打線は、
3回に荒木ヒット、井端バスターエンドランと
1、2番が機能して掴んだチャンスを、
いったんアンラッキーな併殺で潰しそうになりましたが、
和田が見事に外への沈むフォークを捉えての逆転2点二塁打
その後もう一押しできていれば、下柳をKOできたかもしれませんが、
この点差だから、朝倉緊張感を持って投げさせられたでしょうし、
まあ勝つこともできましたし、今回に関してはヨシでしょう。


これで何とか連敗を止め、再び3位に浮上
「リベンジシリーズ」となる今後、まずは阪神に連勝して、
勝率を5割に戻しておきたいところですね。
第2戦の先発は浅尾か、この日登録の川井のどちらか。
対する阪神は、久保でほぼ間違いないでしょう。
前週の甲子園では緩急に苦しめられましたが、
打線が結束して、二度目は違うというところを見せてほしいもの。
週末の巨人との再戦に向けて、さらに状態を上げてほしいですし、
勝ちグセを付けて、東京へ乗り込んでほしいなと。
週末の3タテでガッカリした地元ファンを喜ばせる連勝で、
ぜひとも5割復帰をお願いしたいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎朝倉健太

<8イニング2安打1失点の好投。
今季2勝目を挙げ、節目の通算50勝に到達>
「(8回までわずか2安打、
三振か内野ゴロかという素晴らしい投球でしたね)
そうですね。あのう、低めに頭があったので、
その通り投げれたと思います。
(立ち上がり初球ヒットを許したが、立ち上がりの状態は)
そうですね、ブルペンから悪くなかったので、
まあ大丈夫だろうと思っていたんですけど、
ちょっとに初球ヒット打たれまして、
ちょっと慌てたかなと思います。はい。
(四球の後の併殺など、逆に落ち着いているようにも見えたが)
そうですね。あのう、経験だけさせてもらっているので、
あのう、そこらへんは頭切り替えて、投げれたかと思います。
(チームが苦しい状態というのは頭にあったか)
そうですね、連敗してるってことは、頭にあったんですけど、
まあ自分のピッチングをすれば、
絶対良い結果が出るんじゃないかと思ってました。
(今日の勝利で自信通算50勝、一つの節目となったが)
そうですね。あのう、ま、素直にうれしいです。
(2人目のお子さんが誕生後初めての勝利というのもある)
そうですね。ウィニングボール持って帰れそうです。
(どんな風に声をかけましょうか)
いや、まだしゃべれないので、枕元に置きたいなと思います」



<1回、初球の直球を赤星に左前へ運ばれ、
内野ゴロで先制を許した。不用意に高めに投げた1球。
気持ちを引き締めるきっかけになった>
「あれで初球の大事さを思い出すことができた。
やっぱり初球は大事。2回から大事に行こうと吹っ切れた」

<以降8回まで投げて打たれた安打はわずか2本。
投げた24アウト中、16アウトがゴロによるもの>
「今日は思ったところに投げられた。
自分はゴロを打たせてなんぼの投手。
内野ゴロを打たせるのが持ち味なので良かった」

<真骨頂は4、6回の鳥谷との対戦。
4回は先頭の平野を歩かせ、無死一塁。
カウント1-1から内角シュートで詰まらせ、二ゴロ併殺に。
2死一、二塁で迎えた六回は一転して外角攻め。
2球で追い込み、3球目の外角シュートを引っかけさせて
詰まった二ゴロに打ち取ると、
グラブを右手で強くたたいてベンチへ引き揚げた>
「バタバタしたってしょうがない。
ピンチをつくっても、頭を切り替えられた」

<勝利のボールは、球団新記録を打ち立てた
岩瀬ではなく、その手に渡された。
10年目で通算50勝に到達。
『50』とは、ドラフト1位で入団した男が自らに課したノルマ。
7年前の1勝目から、コツコツとウイニングボールを収集。
03年までの12個は岐阜市内の実家に、
04年からは自宅のリビングに日付を書き込んで保管している。
「ボクにとって50勝というのは、
プロに入ったという証しなんですよ」

<02年に11勝も翌年から故障で低迷。
06、07年に2けた勝利を挙げたが、昨季は右腕の血行障害で手術。
浮き沈みの大きい経歴だが、これまでの悔しい思いが今を支える。
若い投手が踏ん張りきれずにチームは4連敗中。
巡ってきたマウンドの意味は十分に理解。
自分を見失うことなく投げた右腕には、
チームを安心させてくれる存在感があった>
「自分が彼らに勝てているのは経験だけ。
ボクは決してエリートで進んできたわけじゃないし、
いろんな苦い経験もしてきているつもり。
だからきょうも落ち着いて投げることができたんだと思います」

<今季初勝利が15日の阪神3連戦の初戦。
そして若手が先発して喫した連敗を、阪神3連戦の初戦で止めた。
投げた3試合はチームがすべて勝利。
先発としての仕事を着実にこなし、
チームを支える柱の役割を果たしているが、
繰り返したのはキャンプの時と同じ言葉。
ただ語調には、当時と比較にならないほどの自信が表れていた>
「初戦を任されたらしっかり投げたいと思っている」
柱かどうかそれは僕が決めることではない。
周りからそう思われていればいい」

<16日に第二子の次男が誕生したばかりという発奮材料もあった。
照れながらもニッコリ笑みを浮かべ、白球を手に家路につく>
「野球と子どもは別。子供は子供。野球は野球。
名前は陸(りく)にすると思う。ウイニングボールを持って帰ります」
朝倉健太公式中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpニッカンデイリー


◎岩瀬仁紀
<球団歴代最多の通算587試合登板を達成>
「(鈴木孝政さんを越えて、587試合という
球団史に残る記録を立てました。どんな思いがあるか)
そうですね。ほんとによくここまで
頑張っているなと思いますけど。
(1点差で迎えた金本との勝負で三振を奪ったが)
そうですね。それよりもきょうは(朝倉)健太がね、
子どもが生まれて初めての登板だったんで、
絶対勝たないと、あとで何言われるか
わからないでしたし、必死でした。
(ウィニングボールは朝倉投手に?)
そうですね。朝倉選手にはい、渡したいと思います。
(チームは苦しい状況、巨人戦ではビハインドでの登板も。
登板に気持ちが入っているようにも見えたが)
そうですね。こういった展開なんで、
気合はすごく入りましたね。
(1点差を凌ぎ、地元での記録。
登板後は『おめでとう』とファンからの声援があった)
そうですね。ほんとにありがとうございます。
これからも頑張っていきたいと思います。
(今後の目標などを教えてください)
そうですね。早く借金を返済して、
えー、何とか、上を目指していきたいと思います」


<1点差で9回に登板。内野の失策から
1死二塁とされ中軸を迎えたが、慌てずに鳥谷を3球三振。
続く4番金本に対し、強気の投球でカウント2-2と追い込み、
7球目、こん身の高めの直球で連続三振に仕留める>
「あの展開で気合がすごく入った。必死だった。
一塁が空いていた? (森コーチから)
『カウントが悪くなれば次の打者にいってもいい』と言われたが、
金本さんを出したら逆転の走者になるし、
あそこは勝負にいくしかなかった」

<球団新記録となる587試合目のマウンドを
しびれる1点差のセーブで決めたが、
淡々と結果を残してきた守護神らしく
勝利の瞬間は、ガッツポーズはなし>
「そんな余裕はなかったよ。必死だった」

<最多登板記録について真摯に振り返って>
「ここまで来られるとは思わなかった。
(抑えは)精神的に強くならないといけない。
いろいろ経験してきたことが引き出しになっている」

<わずか10年余りで積み上げてきた偉大な数字。
その間中継ぎから抑えへと役割は変わり、
マウンドでは無数の喜びと、ときには挫折も味わってきたが、
最も思い出深い登板に迷わず挙げたのが『最初の試合』。
99年4月2日の広島戦(ナゴヤドーム)のプロ初登板。
ドラフト2位指名で開幕1軍入りを果たした左腕は、
いきなり開幕戦の6回途中に中継ぎ起用されたが、結果は最悪。
打者3人に3連打を許し、1つのアウトも取れずに降板。
わずか12球、屈辱のプロデビュー戦だった。
10年前の出来事を、ついこの前のように振り返り>
「あれがボクの原点。すべての始まりだった。
いまだに一球一球を覚えているよ」

<どれだけ実績を残しても、
自分への厳しい目線を失ったことはない。
オフの間も体を鍛え上げ、シーズン中はケアを欠かさない>
「毎年毎年、1年間やるのは相当な覚悟がいる。
そんなに簡単なものじゃない。体も気持ちも妥協できない」

<昨オフには新たに4年契約を結んだばかり。
34歳の鉄腕に、まだまだ限界は見えていない>
「中日の歴史に名前を残せたことはうれしい。
よくここまで来たと思うけど、まだ投げ続けないといけないし、
これからも1つ1つ、必死に積み上げていきたい。
これから先投げ続けて、抜かれないような数字にしていきたい」

<数々の金字塔を打ち立ててきた守護神は
チームとともに上昇気流に乗ることを誓って>
「今季はチームと同じで、まだ乗り切っていない。
でも、調子はいいと思う」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋


○和田一浩
<1点を追う3回2死一、三塁。
下柳が投じた外角低めの変化球を完ぺきにとらえ、
左中間を真っ二つに破る逆転の2点適時二塁打。
前回対戦の15日にも初回に先制打を放っており、
今季はことごとく下柳を打ち崩している。
勝利の瞬間は、家族が見守るスタンドに向かって
手を振り、喜びを分かち合って>
「(打ったのは)フォークかチェンジアップか。
得点圏にランナーがいたし、絶対に返そうという気持ちでいきました。
ストライク近辺だったので何とか対応できた。
(下柳対策は)低めのボール球をいかに振らないかが大事。
ワンバウンドさえ振らなければ何とかなると思って、
来た球を強く振ろうと考えていた。
ストライクゾーンを打とうという意識で振りました」

<昨季は.275に終わった得点圏打率は、
打撃フォームを改造した今季は現在.455と、
勝負どころで結果を出している。
構えをややスクエアにし、左足の上げ幅を小さくした。その結果、
顔の上下動が小さくなり、球の見極めがしやすくなったという>
「動きが小さくなった分だけボールがよく見えるというのはあります。
ブレが少なくなって、体の波がなくなった。手応えを感じている」

<試合前の時点で4連敗中。
悪い流れを変えるためか、ベンチは積極的に動いた。
開幕2戦目から6番・右翼で先発出場していた野本に代え、
投手の山井を起用。いわゆる偵察要員。
さらに山井に代え、下柳と相性のいい英智を起用。
そんな『動き』が、勝利への執念を感じさせ、伝わった>
「何とかしようという意識はあったと思いました」

<日本ハム・下柳、西武・和田の時代から続く対決。
今季はまずアドバンテージを握ったが>
「昔は剛速球を投げてきた。
今の下柳さんとはイメージが違いますけど
難しいことに変わりはない。術を持っている投手ですから」

<まだ借金は残っているが、
シーズンはまだ2回り目に入ったばかり>
「6連戦の初めを取れたので、この1週間、勝てる第1歩になれば」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○小山桂司
<好リードで朝倉の通算50勝をアシスト。
阪神打線を2安打に抑えてホッとした表情>
「助かりました。健太がよかった。
前回の登板で真っすぐがよかったので、
今回は裏をかいて変化球を多くしました。

<打席では下柳から2回に中前打を放って、無邪気に喜ぶ>
「下柳さんから『ナイスヒット』と言われたんです」
(中スポ)

○荒木雅博
<今季2度目の3試合連続安打。
1試合複合安打も今季5度目。試合後、全開間近を宣言して>
「良かったり悪かったりがぼくの4月なんで。
これで乗っていきたいと思います」

<この日3打席目まですべて先頭で回ってきた。
初回は立ち上がりのよくない下柳のボールをよく見て四球。
3回の第2打席は高めの甘い変化球を逃さず左前へはじき返すと、
次打者・井端の初球でバスターエンドランを成功させ、
逆転劇を導くなど、リードオフマンとして打線を引っ張った>
「先頭が出ればリズムができますからね。
(バスターエンドランも)こういう試合では動かないと。
初球から行ける準備はしてました」

<オープン戦終盤に左太ももを痛め、開幕を迎えたが、
15日の阪神戦で初盗塁を決めて以降は、
足の不安を感じさせないプレーが続く>
「けがをしたのは自分の責任。しばらくは我慢の日々が続くと思う」

<何よりも初回の1点で踏ん張っていた朝倉を
早い段階で援護する口火打となったことを喜んで>
「いいところで打ててよかった」
中スポ


○藤井淳志
<少し苦い味の『祝杯』だった。
先週末の試合後のこと、
久しぶりにある親友と酒を酌み交わしていた。
その親友とは、巨人・脇谷>
「今でもよく一緒に食事するんです」

<時間さえ許せば飲むし、一緒に卓を囲んでいるが、
この日の杯にはちょっとした意味があった。
19日の試合、初めて2人揃ってスタメンで名前を並べた。
2人は社会人のNTT西日本で同期入社の同い年。
ポジションは違えど、良きライバルとして切磋琢磨。
05年のドラフトで自身は中日、脇谷は巨人へ>
「やっぱり、いいものですね」

<脇谷は1年目から巨人のレギュラー格で活躍したが、
自分は1年目に開幕スタメンを勝ち取ったものの、
その後はスタメンに定着することはなかった>
「向こうは1年目に活躍してましたからね。
ボクにとってはずっといい刺激になってました。
2人そろってスタメンで出られるようになりたいと思っていました」

<会って話せば、また刺激になる。
話題は当然、仕事のことにも広がるが、
ライバル球団にいるだけに、話せないこともある。
ともに2軍選手なら、それほど神経を使うことはないが、
微妙な一線も2人がランクアップした証拠>
「いろんな話をしますよ。野球の話にもなりますけどね…」
(中スポ)


○野本圭
<ドラフト1位ルーキーが初めて出場なしに終わる。
阪神先発は前回対戦で3打数無安打だった下柳。
開幕2試合目から初のスタメン落ちとなり、
最後まで出番なし。ベンチで声をからして>
「今日は声を出しました」

<チームの連敗が4で止まったことを喜んで>
「勝つというのはいいですね」
(中スポ)

○立浪和義兼任コーチ
<早出練習している若手を教えるのが
日課にになっているが、この日は野本に熱血指導。
三塁側ファウルグラウンドで約10分、身振り手振りで教えて>
「まだまだ伸びていくから、しっかりチェックしないと。
もっと大きく育つ選手ですから」
(中スポ)


○落合監督
<チームの連敗を4でストップ。
2年ぶり3度目の偵察要員起用に>
「ピッチャー13人いるもん。
(ベンチ入りの印はつけても実際には
ベンチに入らない投手がいるという意味)」

<先発・朝倉から直接岩瀬につなぐ理想の展開。
接戦を制し納得の表情>
「やっとこういう試合になったかな。
うちらしい試合で勝てた。これで落ち着くんじゃないか。
らしくない勝ち方してたから。
こういう試合に慣れてるでしょう。
こういう展開にならなきゃいけない」

<追加点がとれなくても>
「逆に1点差が2点差になっていたら、
(朝倉の)緊張感が変わっていたかもしれない。
結果論だけどな。それで全部やられてた。
追加点取れるにこしたことはないけど、
取れなかったからよしとしなきゃいかん」

<ブランコには苦言>
「最後(9回)のエラーはいかん。あんな迷惑をかけちゃいかん」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jp


今日の公示。(21日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 川井雄太投手、菊地正法投手、英智外野手
公式サイト共同通信社


若竜トピックス(21日)

◆山内壮馬

<ナゴヤ球場でのウエスタン・阪神戦は、
試合前に降り出した雨が強くなり、
メンバー交換を済ませながら、雨天中止。
この日先発予定だったは、恨めしそうに雨空を見上げる。
今季2試合に登板し、8イニング2/3を1失点、
防御率1.04と調子が良かっただけに、中止を残念がって>
「今日はストレートで攻めていこうと思っていた。
上(1軍)に上がったときにストレートが悪かったら
話にならないので、それを試したかった」

<ただ、試合後すぐに23日のスライド登板が決まり、
気持ちを切り替え、次戦を見据える>
「次、頑張ります」
ファームブログ中スポ

◆高柳コーチと長峰投手が大使に任命されました(公式サイト)
◆長峰、高柳コーチ 鉾田市の大使に(中スポ)
(茨城県鉾田市出身の高柳コーチ長峰の2人が、
この日、鉾田大使に任命された。
ナゴヤ球場を訪れた鉾田市の鬼沢市長から委嘱状が手渡された。
今後はタレントの磯山さやかや、巨人の東野も含む、
総勢11人が大使に任命される予定だという)

2009年4月21日 (火)

やられた分はやり返す、苦戦竜雪辱のTG6連戦。

阪神・巨人というライバルとの今季初対戦を
1勝4敗1雨と大きく負け越し、もっか4連敗中ドラゴンズ
何とか切り替えて、再浮上へのきっかけを掴んでほしいですが、
奇しくも今週は、その2チームとリベンジマッチの6連戦。
ぜひともやられた分、しっかりやり返してもらいたいところ。
この日はナインは、ナゴヤドームでの指名練習
そこからの話題を中心に、この日のドラゴンズをまとめました。

ドラゴンズトピックス(20日)

◇朝倉健太

<きょう21日からの阪神3連戦の初戦先発予想。
この日はナゴヤドームでランニングなどで最終調整。
黒星が4つ並んだ危機的状況で迎える阪神戦。
勝利への高まる願いを一身に背負い、静かに燃えている>
「連敗しているのは事実ですからね。
僕がそれを止めなきゃって思ってます」

<右腕の血行障害を克服し、
361日ぶりの白星を挙げたのが15日の同じ阪神戦(甲子園)。
いたずらっぽく笑ったが、投球の内容には満足感を表していた>
「361日ぶり? みなさんそういうのが好きですね。
調子はよくなってきた」

<上り調子を持続して再び迎える阪神戦。
相性はキャリアを通じて悪くなく、最近は3連勝中。
さらにカード初戦は最近4年間では32試合に先発して、15勝9敗。
連敗ストッパーを安心して託すだけの条件はそろっている>
「相手は関係ない。阪神にいいイメージは残ってますけど、
いろいろと頭を使って投げたいです。とにかく自分の力を出すだけです」

<『吉兆』となるべき出来事も起きた。
6回2失点で今季初白星を挙げた
翌日の16日夕方、第2子(次男)が誕生。
ちょうど大阪から名古屋への移動中、電話で吉報を受けたという。
これ以上ないうれしい知らせに、ほおを緩めて>
「名古屋への移動中に電話で聞きました。
立ち会えなかったけど、うれしかったですね」

<自らの右腕で出産祝い星を飾るべく気合が入っている。
守るべき家族が1人増えたが、グラウンドに集中する決意を示して>
「野球と子どもは別もの。
マウンドに立てば特別な思いはない。ボクはいつも通りに頑張りたい」
朝倉健太公式中スポスポニチ名古屋デイリー


◇浅尾拓也
<阪神第2戦に先発するとみられるが、
16日に甲子園で敗れた阪神へのリベンジに燃えている>
「初回から思い切っていきたい。
変化球でかわすところはかわして、
ストレートで押すところはしっかりと押していきたい」

<虎倒へのキーポイントに3番・鳥谷、4番・金本を
機能させないことを挙げる>
「鳥谷さんには打たれたから、今度は抑えたい。
金本さんの前にランナーを溜めないことが大切です」

<登板に向け、意気込んで>
「今までの負けを無駄にしないように、全力を尽くします」
(中スポ、おおさか報知ニッカン

◇小山桂司
<ナゴヤドームでランニング、キャッチボール、
マシン打撃など休日返上トレを行う。
谷繁が右ふくらはぎ痛で離脱して以降、
3試合でスタメンマスクをかぶるなど、出場機会が急増中。
先発マスク確保に闘志を燃やして>
「休みだけど、少し汗を流しておきたかった。
また試合に出られるように頑張ります」
おおさか報知

◇森野将彦
<きょうからの阪神3連戦。攻撃陣のキーマン。
ライバルの虎が近づくと、責任感が人一倍膨らむ男がいる>
「去年は阪神戦だけ良くなかった。
今年は阪神戦で打てるようにしたい」

<打倒阪神。年明け早々から、そんな思いを語っていた。
雪辱の思いと対策。何カ月も前から胸に秘めてきた。
今年はいきなり宣言を実行。先週の阪神戦は1勝1敗。
勝った15日の試合、3点適時三塁打を含む4打点を稼いだ>
「同じことを繰り返すワケにはいかないですから、
そのあたりのことはもう考えてますよ」

<今回の3連戦、天敵がいないのも好材料。
打席の後ろにいる矢野がくせ者だったが>
「阪神の投手陣にやられたというより、
矢野さんとの駆け引きでやられた印象が強いです。
(先週の対戦での好結果も、捕手が)矢野さんじゃなかったからでしょう。
矢野さんのときに打ちたいんですけど」
中スポ

◇立浪和義
<この日は名古屋市内でリラックス。
ここまで代打として、7打数2安打の打率.286。
自宅で英気を養うと連敗脱出を誓って>
「あしたから折り返しで阪神と巨人戦。
今週は2カードとも勝ち越せるように頑張ります」
(中スポ)


◆川井雄太
<5年目左腕がこの日から1軍投手の練習に合流。
10日のウエスタン・オリックス戦で3安打完封の快投を見せるなど、
2試合に投げて、防御率1.29と抜群の数字を残している。
24日からの巨人3連戦で先発機会がめぐってきそうだが>
「いつでもいけるようにしておきたい。
思い切って低めに投げていくだけですね」

<中田、山本昌らが不安定だけに、
先発の『救世主』としての働きが期待される。
プロ初勝利を飾った昨年4月16日の巨人戦(ナゴヤドーム)以来、
1年ぶりの2勝目を狙いたい>
「低めに力強い球を投げたい。
低めに投げれば何とかなる。結果うんぬんより思い切って投げる。
調子は悪くない。言われたところで頑張りたい」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

◆菊地正法
<中継ぎ左腕も1軍の練習に合流。
21日に昇格となればルーキーイヤーの
07年以来2年ぶりの1軍となるが、
昨年末にはドミニカ共和国のウインターリーグで
武者修行した若竜が成果を見せつけたい。
左キラーとして期待されるなか、気合を入れ直して>
「今年は腕が振れているんで、いい状態です。
(左打者の)金本さんや鳥谷さんと対戦したことはないけど、
気持ちで負けないようにしたい」
中スポ

◇森バッテリーチーフコーチ
<21日からは阪神3連戦が始まるが、ターゲットはあくまで巨人戦。
川井、菊地と強力サウスポーをそろえてリベンジを果たす考え。
他球団とは異なる対策の理由を説明して>
「巨人だけには左投手を先発させた方がいいと感じた。
アルフォンゾ、谷の右打者の方が機動力は使いづらいのでは」
スポーツ報知


▼清水昭信
<右のセットアッパーに期待されたが、2軍の練習に合流。
開幕から8試合に登板し、防御率3.86。
まずまずの成績ながら、本人にも首脳陣にも
本来の状態とは映っていなかったよう。
パワフルな投球をもう一度磨き直す>
「修正するところは自分で分かっています」
(中スポ)

▼堂上剛裕
<9日に1軍へ昇格したが、4打数1安打で再び2軍に戻る。
再昇格に向け、決意を新たにして>
「球の見極めを課題にしていきたいですね。
(無安打に終わった)昨年のようにならないように、
頑張っていきたいですね」
(中スポ)

▼新井良太
<大きなファーストミットでサードを守る。
最近はフリー打撃の合間に三塁も自主的に守っている。
どうしても目立つが、決してアピールではない。
先日落合監督が『オレだったら一塁だけじゃなく、
三塁も守るけどな…』と語っていたが、その真意をこう理解して>
「一塁だと投げる距離は短いし、動きは三塁より少ない。
三塁から送球すれば肩も使うし、フットワークも使う。
足腰を鍛え、肩を弱くしないようにできる。
下半身を使えば打撃も生きると思っています」

<慌ただしく練習で走り回る場所は、
この日からナゴヤ球場に移った。出場選手登録を抹消されたから。
開幕から1軍にいたものの、出場は代打の3打席のみ。
結果は3打数無安打2三振と、数字は残せなかった>
「3打席もチャンスをもらったのに結果が出せなかった。自分が悪いです」

<悔しい2軍落ちとなったが、手ぶらでは落ちなかった。
ある遠征中の夜、宿舎の食事会場で落合監督と話す機会があった。
指揮官の持つ膨大な打撃理論の一端を胸に刻むと、
打撃に対する考え方が変わったという>
「自分の中で目指しているイメージがあります。
でも今はまだ、その打ち方が試合の打席でできるか分かりません。
ファームでもう一度しっかりやります。練習あるのみです」
(中スポ)


◆加藤聡
<中スポ『若竜なび』より。
育成枠で入団した新人は、これを合言葉に日夜練習に励んでいる>
「アイツからホームランを打ちたい」

<『アイツ』とは日本のエースとも形容される
ダルビッシュ(北海道日本ハム)。
ともに大阪出身で同級生。中学時代はともにエースだった>
「手前みそですけど、2人とも大阪では有名な投手でした。
直接対決は1度もなかったんですけどね。
でも僕はジャイアンツカップで全国3位になりましたから、
実績では負けてませんよ」

<右肩のケガで大阪産業大時代に野手に転向したが、
ライバルへの対抗心は変わっていない。
対戦を夢見て、人一倍練習を心がけている。
自室でテレビを見るときも極力、バットを手放さない>
「よっぽどしんどくない時以外は、
毎日、マシンを打つようにしています」

<公式戦はまだ無安打だが、持ち前の長打力を生かすため、
努力は必死に続けている。今はまだ遠い存在ではあるが、
プロで勝つ日を目指し、バットを振りまくる>
「試合に使ってもらうためにも、打撃だけじゃなくて、
守備も走塁もレベルアップを心がけています。
アイツがあれだけ活躍しているんだから、
自分も-という気持ちはあります」
(中スポ『若竜なび』)


◆谷繁元信
<右ふくらはぎを痛め2軍で調整中だが、
本格的なフリー打撃を再開。
前日はわずか6スイングだったが、
この日はナゴヤ球場でほかのナインに交じり、
真っ先に打席に入ると、感触を確かめるように約15分間。
マシンと合わせて約50スイング。
まだフルスイングではないが、快音を連発した。
実戦復帰の時期について問われると言葉を濁したが>
「よくなっていますよ。
(復帰時期は試合に)出たらわかりますよ。
(実戦?)それはわからない。その日になればわかるよ」

<フリー打撃の前には、やはり故障後初となる
二塁へのスローイングも行っており、調整は実戦モードに突入。
関係者によれば、28日からのナゴヤ球場、
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦で出場できれば、
5月2日からの横浜戦にも1軍合流できる見通しだという。
スケジュールを総合すると、今月中の1軍合流は難しい状況。
離脱して以降、チームは2勝8敗と急降下。
不在の10試合のチーム防御率は、6.90。
あらためてその存在感が浮き彫りになったが、
まずはリハビリに集中する構え>
「僕はコーチではないから、そういうことはわからない。
今は自分のことで精いっぱいですよ」
中スポニッカン

◆住田コンディショニングコーチ
<1軍離脱後、2軍で谷繁のリハビリを見守っているが>
「きょうフリー打撃を始めましたし、
段階を確実に上がっているということです」
(中スポ)

◇落合監督
<2軍で調整中の谷繁の今後の見通しについて、19日にコメント>
「今はオレの管轄外。
(コンディショニングコーチの)住田の管轄だ」
中スポ


◆20年を記念して(公式ブログ)

◆金田進さん(中日球団渉外部)
<中日と韓国プロ野球・LGツインズが友好提携を結んで、
今年で20周年になるが、それを記念して
ドアラが韓国に招待されることがこの日決定。
日本でのドアラ人気は、すでに韓国内でも話題になっており、
LGはその点に注目。ドアラ本人を招いて、
その人気の秘密を研究し、応用できないかを考えたという。
さらにJTBが、ドアラと一緒に試合観戦もできる韓国ツアーを企画。
出発日は7月28日と29日で、それぞれ2泊3日。
申し込み受け付けの開始は5月8日からとのこと>
「LGは韓国リーグでは人気球団の一つ。
もちろんマスコット(双子の男の子たち)もいます。
けど、ドアラほど成功しているとは言えない。
今回はちょうど友好提携20周年にもなるし、
マスコットやグッズの開発などを中日から学ぼうということになりました」
中スポ


今日の公示。(20日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 清水昭信投手、新井良太内野手、堂上剛裕外野手
(再登録は30日以降。公式サイト共同通信社


【ドラゴンズ・今週の日程】
21日(火)対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
22日(水)対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
23日(木)対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
24日(金)対巨人 (18:00・東京ドーム)
25日(土)対巨人 (18:00・東京ドーム)
26日(日)対巨人 (14:00・東京ドーム)

<ファーム>
21日(火)対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
12:45・雨のため中止
22日(水)対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
23日(木)対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
24日(金)対オリックス (12:30・あじさいスタジアム北神戸)
25日(土)対オリックス (12:30・あじさいスタジアム北神戸)
26日(日)対オリックス (12:30・あじさいスタジアム北神戸)


今季もライバルになるであろう
阪神・巨人との6連戦を、
屈辱の地元3タテを含む1勝4敗1雨と
大きく負け越してしまったドラゴンズ
借金も2となり、開幕4連勝の勢いを完全に失った感がありますが、
まあまだ対戦カードが一巡したばかりですし、
見つかった課題をしっかりと修正
そして早くチームの勝ちパターンというものを
確立していくことが、浮上への手がかりとなっていくでしょう。

そして迎える今週は、
前週の『折り返し』ともいえる阪神・巨人との6連戦。
当初このスケジュールを見たとき、
なんで同じ相手と2週続けて当たるんだとも思いましたが、
こういう結果となり、それは奇しくも『リベンジ』の舞台に。
特にナゴヤドームで3タテを喰らった巨人には、
敵地・東京ドームで何としても、やり返さないといけない
逆に間隔が開かなかったことで、
雪辱への闘志も沸いてくることでしょうし、かえって良かったのでは。
正捕手不在の状況は依然として変わりませんが、
共倒れとなった先発投手、浅尾、吉見、チェン、山井
この辺の頑張りが、チームの浮沈のカギを握ると思います。

そんななかまずは、ナゴヤドームでの阪神3連戦
中スポの先発予想は、初戦から
朝倉-下柳、浅尾-久保、そして吉見-阿部、の順。
サンスポやニッカンでは、第3戦に
安藤が登板する見込みとなっていましたが、
前回は叩けたとはいえ、天敵ともいえる下柳
緩急を付けられ、苦しめられた久保
そこに安藤まで加わってしまうと、攻略にかなり手こずりそう
そうなると、やはり先発投手
いかにゲームを作れるかがポイントとなってくるでしょう。

特にチーム的にも重要となってくるであろう初戦、
おそらく中5日で、朝倉が来ると思われますが、
4連敗中と苦しんでいるチームの
連敗ストッパーにぜひともなってほしいところ。
スライド登板となった前回15日の甲子園。
5回2死二、三塁のピンチで金本を打ち取るなど、
粘りの投球を見せて、約1年振りの白星をマーク。
そこからチームが勝てていないだけに、
今回も引き続き虎打線を封じて、チームを蘇生させてほしいですね。

頑張れ二児のパパ。初白星の翌日に
次男も誕生するなど、
おめでた続きの背番号14
今イチ乗り切れないチームに、
その勢いをぜひとも分けてくれたら。
長男誕生のさいには、
なかなかお祝いのウィニングボールが
渡せなかったですが、今回はすんなりゲットといきたい。
苦境に立たされたチームを救うべく、好投を期待したいと思います。


その他の話題としては、
右のセットアッパーとして期待された清水昭信と、
左右の代打として使われた新井堂上剛裕が、
この日、出場選手登録を抹消されました。
対戦カードが一巡したということや、
テコ入れしなければいけないこともあり、入れ替えてきましたが、
野手の2人については、チャンスで結果を残せずじまい。
代打だけのチャンスというのは、正直でしたが、
これは!と思える打球がなかったのも、痛かったなと。
まあまだ上がれるチャンスもあるでしょうし、
しっかり自分の打撃が出来るよう、鍛錬を期待します。

また清水昭信に関しては、ストライクとボールの差がありすぎ。
8試合で防御率3.86と結果的には抑えていたものの、
オープン戦から一環して調子が上がっていないように見えましたし、
そういう決断は、致し方ない部分もあるでしょうね。
まあ打者の後ろにボールが行っているようでは、
さすがに競った場面では、コワイ部分もあるなと。
ただ昨季前半の清水昭信はそういう部分に課題がありましたし、
本人も個所が分かっているだけに、修正は可能でしょう。
中継ぎ陣は手薄なだけに、早く本来の投球を取り戻し、
戦線に復帰してきてほしいと願います。

2009年4月20日 (月)

打線粘って一度は逆転も、屈辱竜Gに3タテ喫す。

連日の逆転で巨人に連敗。
トータル3連敗となり、借金生活に入ってしまったドラゴンズ
これ以上の負けは許されないナゴヤドームでの第3戦でしたが、
1年ぶりの公式戦登板となった山井が立ち上がりから乱調。
バックのミス連発も重なって、初回に4点を献上。
それでも3回、ブランコ・和田の連続アーチなどで同点に追いつくと、
続く4回には荒木のタイムリーで、ついに5-4と逆転。
打線が粘りを見せたものの、直後の5回にネルソン
2死から連打を浴び再逆転。そのまま逃げ切られ、
地元では7年ぶりという巨人に3タテを喰らうこととなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 3回戦
(19日・ナゴヤドーム | 中日3敗)
37815人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] ネルソン(4試合1敗1S)
[D本] ブランコ3号2ラン 和田6号
[Dバッテリー]
山井、ネルソン、パヤノ、高橋、岩瀬 - 小山、小田

◇対巨人3回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数1安打1打点)
2 (遊)井端  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点)
5 (左)和田  (4打数2安打1打点)
6 (右)野本  (3打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (2打数1安打1打点)
9 (投)山井  (0打数無安打)

【得点経過】
<1回・巨人> P・山井
松本哲也右足死球、脇谷5球目松本二盗、脇谷見三振、
1死二塁から、小笠原中前適時打(D 0-1 G)
藤井本塁悪送球・その間に小笠原二進、
ラミレス3球目山井暴投・小笠原三進、
1死三塁から、ラミレス一ゴロ・ブランコ弾く&トス逸れる、
ダブルエラーの間に小笠原生還(D 0-2 G)
亀井レフトオーバー二塁打、イ・スンヨプストレート四球、
1死満塁から、阿部左犠飛(D 0-3 G)
2死一、二塁から、坂本左前適時打(D 0-4 G)

<2回ウラ・中日> P・高橋尚成
和田遊直・坂本弾きエラー、野本空三振、藤井空三振、
2死一塁から、小山右中間突破適時三塁打
(D 1-4 G)
2死三塁から、代打新井空三振

<3回ウラ・中日>P・高橋尚成
荒木一ゴロ、井端中前打、森野空三振、
ブランコ2球目高橋尚成ボーク・井端二進、
2死二塁から、ブランコ左翼5階席特大2ラン本塁打
(D 3-4 G)
2死から、和田左中間越え本塁打(D 4-4 G)

<4回ウラ・中日>P・西村健太朗
藤井中前打、小山投犠打、ネルソン空三振、
2死二塁から、荒木中前適時打
(D 5-4 G)

<5回・巨人>P・ネルソン
ラミレス遊ゴロ、亀井中飛、イ・スンヨプストレート四球、
2死一塁から、阿部一塁線突破適時三塁打(D 5-5 G)
2死三塁から、坂本左前適時打(D 5-6 G)


【ゲームレビュー】
昨年8月以来の4連敗。ナゴヤドームでは
2002年7月以来の巨人戦同一カード3連敗を喫した

中継ぎが踏ん張れなかった。
2番手・ネルソンが1点リードの5回2死一塁から
阿部に同点三塁打。坂本の左前打で決勝点を奪われた。
4点を先制されたが、3回、ブランコの2ランと和田のソロで追いついた。
4回に荒木の適時打で勝ち越したが、
5回以降は小刻みな継投で1安打に抑えられた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


1年ぶりの公式戦登板となった先発・山井乱調
エラー大連発から始まったこのゲーム。
3失策2四死球が重なり、打者10人で一挙4点も奪われ、
開始早々かなり呆れてしまいましたが、
その4点が思いも寄らぬ逆フラグとなるとは。
ただでさえ連敗して、絶対に負けられない第3戦。
その立ち上がりにいきなりの大量失点
意気消沈してもおかしくないにも関わらず、
そこから追い上げて、さらに一度は一歩前に出た
結局は勝利には繋がらなかったものの、
その追い上げるさまが、自分的にはとても面白かったです。

2回2死一塁から、相手バッテリーにとって
完全ノーマークの小山が、高橋尚成の甘いカーブを
弾き還しての右中間オーバーのタイムリースリーベース
初回のミスを1つ取り返す一打が口火となると、
続く3回には、山井を継いだネルソンが落ち着いて三者凡退。
そのウラには、1死から井端がカモの高橋尚成に対して、
粘ったうえでのセンター前ヒットで出ると、
2死からブランコの際、高橋尚成がボーク。
そして直後に飛び出したのが、ブランコの5階席中段弾!

ブランコ、キョーレツゥ!カウント1-1からの3球目、
内へのスライダーを
完ぺきに捉えた一撃でしたが、
それにしてもスゴかった!!
上体のみでの、
まさにパワフルショットでしたが、
レフト5階席の中段に
飛び込む当たりは、
正直初めて見ましたよ。
もしも自分が観客なら、
これを見られただけでも満足でしたが、
続く和田高橋尚成のショックを見透かすかように
真ん中低めのストレートをしっかり叩くと、
高々と上がった打球は、左中間スタンドへ!
2者連続アーチとなって、4点差を追いついたときは
ほんとこれは、もしかしたらもしかするぞ!?と。

さらに続く4回には代わった2番手・西村健太朗から、
先頭・藤井が鮮やかにセンター返しで出ると、
続く小山が一度ファウルしながら、
送りバントを成功させて、二塁へ進める。
ネルソンは想定内の三振に倒れたものの、
続く荒木がセンターへのタイムリー。
内へのシュートを叩いた当たりは、けっこう浅く、
本塁上での際どいクロスプレーになりながらも、
阿部のタッチを見事にかいくぐった
藤井の生還には、しびれましたね。

結果的にはその1点のリードを守りきれず、
続く5回にネルソンが2廻り目に捕まり、
阿部坂本に連続適時打を浴びて、ひっくり返されはしたものの、
初回である程度捨てていたゲームを、二転三転させたことは、
これからのシーズンに向け、繋がりそうな気が。

たしかに地元・ナゴヤドームでは、
7年ぶりとなるという巨人戦同一カード3連敗
まさに屈辱以外の何モノでもありませんが、
現状では、正捕手が抜けているうえに、
投手陣のカタチがガタガタとなっているドラゴンズと、
うまく歯車がかみ合い、さまざまなバリエーションのオーダーと
勝ちパターンが確立している投手陣を擁する巨人
残念ながらその差が明確に出ているだけであって、
長いシーズン、ずっとこのままでいくことはまずない
まだ14試合、対戦カードがたった一回りしただけですし、
こちらはある程度『ガマン』を要する時期の最中。
巨人に対しては、いつとは言いませんが、
今季中にしっかりと3タテ返しをやってくれればと。

負け惜しみとでもとらえていただいても一向にかまいませんし、
昨季の阪神戦のようになる可能性もないとはいえませんが、
ネガティブに考えず、前を向きたいなと。
リードが問題視されていた小田
スタメンこそ下げられましたが、岩瀬の登板時にはマスクを被った。
小山も初回こそ余裕がなかったものの、5回には盗塁を刺し、
7回の満塁のピンチを凌ぎ、8回には三振ゲッツーもあった。
ダブルエラーがあったブランコも、
衝撃弾と6回のフェンスぎりぎりでファウルフライを好捕
初回にホームへの悪送球で足を引っ張った藤井も、
持ち味の足で勝ち越しのホームを踏んだ。
悪い部分があっても、それなりに取り返していますし、
ナインみんなが「このままでは終わらない」という気持ちを持っている。
4連敗となってしまっただけに、
白星が最大のクスリになってきそうですが、
そのためにも、ここで得た反省点をきちんと修正し、
二回り目の対戦に向かってほしいところですね。


対戦一回り目を終えて、6勝8敗。借金2の同率4位。
開幕カードで3タテした横浜と、3タテを喰らった巨人は別にして、
それ以外のチームに1勝ずつしかできなかったというのが、
正直誤算といえば、誤算ですが、
まずは守り勝つ野球への陣容をしっかりと整備すること。
「谷繁待ち」という部分も大きいとはいうものの、
それまででもできるだけ、勝ちを拾っていくことが大事。

1日おいて、21日からは阪神、巨人との6連戦。
前回対戦とは逆となり、阪神とはホーム、
巨人とはビジターでの対戦となりますが、
まさに和田のコメントのごとく「やられてばかりじゃいけない」。
気持ちを切り替えて、しっかり出直し
不安にびくつかずに『これぞドラゴンズ』というプレーをして、
きっちりとやり返してくれることを、ファンとしてぜひとも願いたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(19日)

●山井大介

<昨年4月17日以来約1年ぶりの登板となったが、
味方の守乱にも足を引っられ、失意のKOを喰らう。
1回先頭の松本をカウント2-1と追い込みながら
死球で出塁させたのが悪夢の始まり。
以降は3安打に3つのエラーも絡んで、またたく間に4失点(自責1)。
勝ち負けはつかなかったが、2年ぶりの白星へ
意気込んでいただけに、思わぬ結果に肩を落とす>
「ボクのリズムが悪かったので守備も乱れた。
感触自体は悪くなかったけど、常にボールが先行してしまった。
勝手に一人でボール球を投げて、一人でリズムを悪くして、
最悪な方向に行ってしまった。チームに申し訳ないです」
(中スポ、サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●マキシモ・ネルソン
<山井に代わり3回から登板すると、
持ち味のストレートとフォークのコンビネーションで
3、4回は打者3人ずつでピシャリ。
好投に応えるように攻撃陣が逆転。
一時は来日初白星の権利を手にしたが、
5回2死から四球をきっかけに連続適時打で2失点。
それが悔やまれるが、4イニングを2失点で粘り切り>
「きょうは調子がよかったよ。コントロールもまずまずだった」

<2年目の成長を象徴するシーンもあった。
5回2死一塁で坂本が盗塁でアウトになった場面。
異国で1年間地道に練習に励んだ結果が、
クイックの向上、そして一つのアウトにつながった。
現在の中継ぎ陣は手薄なだけに、接戦で投げられるめどが立てば、
チームにとって大きい。短い言葉で球場を後にして>
「次も頑張るよ」
中スポ

●森バッテリーチーフコーチ
<ワンサイドになりかけたゲームを
逆に接戦に引き戻したネルソンの投球に合格点を与えて>
「あれだけ投げられれば十分だろ」
中スポ


●トニ・ブランコ
<3回2死二塁、カウント1-1から
高橋尚成の外角スライダーをたたきつぶすと、
レフト5階席へ飛び込む推定135メートル、特大の2ラン。
広報を通じてコメント。
それでもチームが敗れただけに、試合後は悔しげな表情。
初回に2失策するなど守備で足を引っ張ったこともあり、
報道陣の取材には応じず、帰りのタクシーに乗り込む>
「(ホームランは)完ぺきにとらえられたよ!」
カメラブログ中スポニッカン

●和田一浩
<3回2死、左越えに同点とするソロ本塁打。
高橋尚成をとらえ、左中間にぶち込んだ飛距離は130メートル>
「(打ったのは)ストレート、打てて良かったよ!」

<ただ敗戦にその口は重く、強い口調で雪辱を誓って>
「勝たないとね。やられてばかりじゃいけない。
またやり返せるように、準備していきます」
カメラブログ中スポサンスポニッカン

●小山桂司
<今季3試合目のスタメンマスクをかぶったが『打』で貢献。
2回2死一塁、右中間を破るタイムリー三塁打を放つ>
「初回、自分のミスで点を取られたので、
何としても打ってやろうと思って打席に入りました。
(変化球が)くると思っていた」

<もっとも試合後はチームを勝利に導けなかったことが残念そう>
「『谷繁さんがいないから勝てない』と思われるのは悔しいです」
カメラブログ、中スポ)

●荒木雅博
<4回2死二塁、中前にタイムリーを放つ>
「うまいこと打てました、藤井がよく走ってくれました!
絶対に連敗したくない気持ちが強くて…」

<1回のブランコの失策については>
「難しい打球は任せろと言ってある。4月中に連係を深めたい」
カメラブログ中スポサンスポ

●藤井淳志
<4回、荒木の適時打で二塁から生還。
タイミングはギリギリだったが、
巨人・阿部のタッチをかいくぐり、ホームをかすめて>
「セーフになろう、と思ってましたから」
中スポ

●立浪和義
<1点を追う9回1死、逆転機を作るべくクルーンと対戦。
フルカウントから抜けたフォークを振り切ったが遊ゴロ。
17日の内野安打の再現ならず、気持ちを切り替えて>
「何が何でも塁に出たかった。
ボール球につっかかってしまって、見逃せば四球をとれたかも。
前回と同じようなシーンになったけど、ボールは見えているから」
(中スポ)

●ネルソン・パヤノ
<新外国人左腕が無失点記録を継続。
1点を追う7回に登板し、1イニングを1安打2四球で無失点。
開幕14試合目にして早くも10試合目の登板となり、
疲れはたまっているはずだが、影響を感じさせなかった>
「調子はいいよ。疲れはないよ」
(中スポ)

●高橋聡文
<絶対に追加点を許せない8回、無失点で岩瀬に繋ぐ。
小笠原に二塁打されたものの、中軸相手に1イニング無失点。
1点ビハインドとはいえ、期待通りの橋渡し役をこなして>
「小笠原さんに打たれたところはいただけないですけど、
そのあとはよかったと思います」

<今季は開幕から中継ぎのエース格として起用されている。
仕事上の立場は少しずつ変わっているが、
私生活では、仕事以上に大きな変化が。
今年1月に婚姻届を提出。その食生活は大きく変わった。
料理が得意な静香夫人、栄養バランスを考えた上で、
メニューを工夫してくれるという>
「野菜中心の食事をつくってくれます。
遠征の時はやっぱり外食になるので、肉中心になってしまいます。
野菜はあまり食べないですね。でも家では野菜が多いです」

<太りやすい体質が左腕の悩みの種。
身長176センチと大柄ではないのに、一時は体重が>
「90キロまでいった」

<4年前に知り合った夫人は、体質を十分理解。
時間も不規則な夫の生活リズムに合わせてくれるという>
「夜遅くに帰っても食事をつくってくれます。
朝もちゃんとつくってくれます。
朝は時間に余裕がないので、食べきれないくらいです」

<今は体重87キロくらいでキープできているという>
「(仕事も)まずまずです」
(中スポ)


◆鈴木孝政
<中日の最多登板試合『586』の記録保持者。
この日岩瀬の名が告げられた瞬間、
その意味を知っていて、記者席で苦笑い>
「オレのひそかな自慢だったのに…」

<そして岩瀬との出会いを語る。
1998年晩秋、逆指名での中日入団が決まった岩瀬が、
名古屋市内の鈴木邸を訪問。
NTT東海の監督が球友ということから依頼され、快諾。
自宅でくつろいだ席を用意したというが>
「正直『プロで大丈夫なのかな』と思ったんだよ。
先輩の前というのもあるんだろうけど、とにかくもの静かで…。
あの青年がまさかオレの記録を抜くなんて。それが第一印象だね」

<だがそんな予想?を覆して、1年目から投げ続けた。
素直に脱帽し、これからも登板数を増やすであろう
後輩に、祝福の言葉を贈る>
「強靱な体と信頼度の維持に敬意を表します」
(中スポ)

●岩瀬仁紀
<9回表から登板し、球団史上最多タイとなる
プロ通算586試合登板の記録を打ち立てる。
輝かしい節目のマウンドに、残念ながら笑顔はなく、
シーズンでは異例ともいえる、2日続けてビハインドでの登板。
それでもこの日も与えられた仕事をきっちりとこなし、
前日に続く対戦となったイ・スンヨプを遊ゴロ、
続く阿部は4球ファウルで粘られながらも、
最後は外角高めの直球で空振り三振。
坂本も遊ゴロと三者凡退で打ち取り、
普段通りの涼しい表情でベンチに引き上げる>
「試合後に(チーム関係者に)言われて知りました。
なかなかできないこと。
これからもどんどん伸ばしていけるように、ケガをしないで頑張りたい」

<偉大なOBが17年かけて打ち立てた記録に、わずか11年で並んで>
「鈴木さんの現役時代は微かに覚えているくらい。
現役だったのは子供のころだもんね」

<決して体格に恵まれていたわけではない。
それでも大きなケガをすることなく、ルーキーイヤーから10年続けて
50試合以上マウンドに上がることができたのは、
自分の体を誰よりも理解していたから。
試合前のブルペンでは、三輪ブルペン捕手に
その日の球の状態を聞くのが長年の日課。
この日も約20球を投げて調子を確かめ、マウンドに向かった>
「長いシーズンの中で、体がベストの状態にあることは少ない。
その時々の状態で、どこまでやっていいのかを常に自分で判断してきた。
時には交わすピッチングでしのいだこともあったけど、
無理して攻め続けていたら、
きっとどこかでケガをしていて、今の自分はいない」

<そしていよいよ次の登板で球団新記録だが、
どんな記録よりも、守護神として
9回を締めくくって勝つことにこだわりを見せて>
「次は勝ち試合で投げたいね」

<鈴木先輩からのメッセージを伝え聞くと、
そのリアクションにも、鉄腕の人柄がにじんでいる>
「鈴木さんのお宅に伺ったことは、覚えていますよ。
プロ入って大丈夫かなって、ボク自身が思ってたんだから…。
そう思われるのも当然でしょうね」

<タイトルをとっても、記録を作っても、
この男は変わらない。失礼だが、何とも頼りなく映るのだ>
「でしょ? 自分でもそう思うもん」
(中スポ、ニッカン

●川相内野守備走塁コーチ
<1回のブランコのダブルエラーについて>
「去年までのウッズであれば、あの打球は捕りに行かない。
きょうは動きすぎて裏目に出たけど積極的なミスだから」
ニッカン


●落合監督
<連日の1点差負けで、昨年8月以来の4連敗。
巨人に本拠地で喫した同一カード3タテで、借金は2に。
重苦しい敗戦後の会見ルームのはずが、意外な言葉を口に。
指揮官は薄く笑みを浮かべ、そしてつぶやく>
「周りは同一カード3連敗だとか、4連敗したとか言うかもしれないが、
まあ、でも、意味のある1敗だろうな。ウチにとってはいい1敗だと思うよ」

<本拠地での巨人戦の3連戦3連敗は実に7年ぶり。
屈辱的な結果だが、見ているのは目の前だけではなく、
見える現実のもっと先、もっと奥深くを見つめていた>
「ちょっと今までの負け方とは違う。
普通だったらボロボロになっているところ。
それがああいう戦いができるということだけで勝負になる。
喜ばしい負けと思っていいんじゃないかな。
みんな(報道陣)が思っている負けと、とらえ方が違う」

<ポイントは再逆転されたネルソンより山井?>
「そんなことはない。山井なんて今年初(登板)じゃん」

<エラーにも、プラス評価のものがあった。
1回は一塁・ブランコのダブルエラー、
中継ミス(失策は中堅・藤井)と、3つの失策がからんだが
昨年の一塁手・ウッズなら『エラー』以前の問題だった>
「そういうふうに映っちゃうんだけど、本人たちは最善を尽くしている。
責めるつもりはない。去年のことを考えりゃ、良くやってる。
去年はみんなヒットだったんだから」

<敗戦の過程をたどれば、見えてくるのが上向きの手応え。
不敵な笑みを残して、会見を切り上げる>
「これで5球団全チームと当たったし、
どの球団が、どういう野球をするか大体わかった。
もうひと回り当たって、こんなものかと思うだろう。
十分これから勝負になるってことだ…」

<会見場を出る際、担当記者たちを振り返り、付け加えて>
「…あとは選手がびくつかなきゃな」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(19日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 6回戦
(19日・宇部市野球場)
 D 000 000 010 = 1
 C 000 100 03× = 4
[敗] 中里(6試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 佐藤充、中里、菊地、岩田 - 前田、小川
公式サイト・戦評

●佐藤充
<ウエスタン・広島戦(宇部)で今季3試合目の先発。
長いイニングを投げることをテーマに掲げたマウンドで、
今季自身最長となる7イニングを、3安打4奪三振2四球、1失点。
最大のピンチだった3回1死二、三塁では、
攻めの姿勢を前面に押し出して後続を打ち取り、
1、2、5、6回は三者凡退に打ち取るなど、投球に安定感も。
ピンチにも粘り強く投げ抜き、調子上昇をアピール>
「前回のことも(4イニング2/3で危険球退場)あるし
長いイニングを投げることが目標だったけど、
調子も良かったし、攻めの投球ができたと思う」
中スポ


◆谷繁元信
<右ふくらはぎ痛でファーム調整中だが、
ナゴヤ球場で故障後初めて屋外でのフリー打撃に臨む。
長峰を相手にわずか6スイングだったが、
直前に屋内練習場でマシン打撃を約15分間行っていた。
順調に回復しており、明るい表情で話す>
「きのうよりもいいということです」
(中スポ)

2009年4月19日 (日)

チェンよもやの伏兵被弾、竜3連敗勝率5割切る。

一発攻勢に屈し、地元での巨人初戦を落としたドラゴンズ
ナゴヤドームでの今季初のデーゲームは、
先発したGキラーチェンが序盤から見事な投球。
5回2死までノーヒットと今季最高ともいえる調子でしたが、
終盤捕まってしまい、7回に2-2の同点に追いつかれると、
8回、伏兵・寺内によもやの決勝弾を献上。
逆転負けを喫したドラゴンズは、今季初の3連敗
勝率5割を切って、ついに借金生活へ入ってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 2回戦
(18日・ナゴヤドーム | 中日2敗)
37883人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] チェン(3試合1勝1敗)
[D本] 森野5号
[Dバッテリー]
チェン、清水昭信、岩瀬 - 小田

◇対巨人2回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数2安打)
2 (遊)井端  (3打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)野本  (3打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小田  (3打数無安打)
9 (投)チェン  (3打数1安打)

【得点経過】
<4回ウラ・中日> P・福田
荒木左前打、井端3球目・荒木二盗、井端四球、
森野大きな中飛・荒木タッチアップ三塁へ、
1死一、三塁から、ブランコ右前適時打
(D 1-0 G)
和田遊ゴロ、野本敬遠、2死満塁から、藤井一ゴロ

<6回ウラ・中日> P・福田
森野ライナー右越え本塁打(D 2-0 G)

<7回・巨人> P・チェン
小笠原中前打、ラミレス中飛、
レフトフェンス直撃二塁打、
1死二、三塁から、アルフォンゾ中前適時打(D 2-1 G)
代走脇谷
1死一、三塁から、坂本三塁線突破適時二塁打(D 2-2 G)
1死二、三塁から、鶴岡遊ゴロ本封、代打阿部空三振

<8回・巨人> P・チェン
鈴木投ゴロ、
1死から、寺内左越え本塁打(D 2-3 G)

【ゲームレビュー】

ブランコ先制打も逆転され3連敗
4回にブランコの右前適時打で先制し、
6回に森野の右越え本塁打で追加点を挙げたが、
巨人に逆転負け。3連敗で勝利5割を割った。
先発のチェンが力投したものの、勝負どころで踏ん張れなかった。
7回1死二、三塁からアルフォンゾ、坂本の連続適時打で
同点に追いつかれ、8回、寺内にプロ初となる
ソロ本塁打を浴びて決勝点を許した。巨人は2連勝。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ、チェン・ウェイン
巨人・福田聡志の先発が上々の立ち上がり。
序盤3回まではともに危なげなく、投手戦の様相。
4回、2巡目に入った福田を攻め込み、
荒木のヒットと二盗、井端の四球など
1、2番が塁に出て作ったチャンスで、
不振に悩むブランコが右方向へタイムリー。
久々に4番の役割を果たし、先制点を奪うと、
6回には森野がライトへ弾丸ライナーの中押しソロ
その2点の援護を受けたチェンは、
直球主体の力強い投球で5回2死までノーヒット投球
このまま押し切ってほしいと思いましたが、
7回にに浮いたフォークをレフトフェンスに直撃されると、
1死二、三塁から、アルフォンゾ続けたチェンジアップ
センター前に運ばれ、ついに失点
さらに坂本にも低めのスライダーをうまく捌かれ、適時二塁打。
2-2の同点に追いつかれてしまうと、
いっぱいの状態に見えたものの、そのまま続投
そして8回、先頭の鈴木は投ゴロに取ったものの、
主軸を迎える前の2番・寺内に内角高めのストレートを
コンパクトに振り抜かれると、打球はレフトスタンドへ。
思いも寄らぬ『伏兵』の一振り
またしても一発に泣き、巨人に連敗
開幕4連勝した勢いは、どこぞのもの。
ついに勝率5割を切り、今季初の借金1となってしまいました。


前夜2本塁打を放ったイ・スンヨプを始め、
亀井、阿部といった左打者をスタメンから下げ、
寺内、谷、アルフォンゾ、鶴岡といった選手を起用。
小笠原以外は、すべて右打者という
極端なスタメンを組んできた巨人に対して、
まさ返り討ちという投球を、序盤見せていたチェン
特に右打者の内を攻めていくストレートに力がありましたし、
ほんと今季最高ともいえる投球をしていましたね。
あまりの圧巻さに、5回辺りは
「ノーヒットノーラン」の匂いもいくらか感じましたし、
その後、多少は制球が甘くなったものの、
このまま行けるのではと、その投球を見守っていましたが、
7回に変化球を連打され、同点に追いつかれると、
8回には、伏兵の一撃でまさかの逆転負け。
振り返ると、この日の初安打を放ったのが、アルフォンゾ
同点のきっかけを作ったのが、アルフォンゾ
さらに勝負を決めたのが、寺内と、
結果的に相手の采配がズバリとはまってしまったことに
ゲーム後、とても悔しく感じました。

チェンも吹っ飛ぶ!直球主体で押し切ってきた
中盤までと一変して、
終盤は、変化球主体
投球となったチェン
それを狙われての失点ということもあって、
試合後は連日の
「小田に苦言」となっていますが、
テレビの映像では、
チェンがストレートのサインに
けっこう首を振っていた印象もありましたし、
どんなものかなと。
ただあれだけのストレートで押し切れず、
終盤「逃げ腰」姿勢になってしまったバッテリー
気持ちで負けていた部分が見えたことは、とても残念でした。

それ以上に、おやっ?と思ったのがチェンの続投
ボール自体はそれほど悪くないながらも、
7回に打ち込まれ、いっぱいの状態に見えましたが、
そのウラ、そのまま打席に立たせて8回のマウンドへ。
中継ぎ陣の状態チェンの投球
天秤にかけてのものでしょうが、それが結果的には裏目に。
確かに前日、高橋、齊藤がばたつき、パヤノが登板過多。
清水昭信も細かい制球がおぼつかないありさま。
平井一番まともという現状では、
そうなるのが、順当ではありますが、
中継ぎが万全なら、継投策を打っていたのでは。
その辺の弱さも、ここ最近の失速に繋がっているのではと思います。

一方、打線は4回の先制時に
そのまま福田を潰せなかったのが、痛かったなと。
それでもチェンが好投していましたし、
2点でも勝てそうと思いましたが、うまくいかず…。
叩けるときに叩けなかったのが、やはり悔やまれますね。
それでも不振に悩むブランコにようやくの2安打。
森野、和田と繋がるためにも、4番の奮起は必要。
なんとかきっかけを掴んでほしいものです。


地元・ナゴヤに戻ってきて、巨人にまさかの連敗
それも吉見、チェンと立てながらのものとなり、
自分的にもけっこうショックではあります。
あまりの劣勢の展開続きのため、
出番がなかった岩瀬登板せざるを得ないというのも、
悪い流れを象徴しているのかなと。
ただこのままズルズルいって、3タテを喰らうのはカンベン。
おそらく先発は、ついに山井が上がるのでしょう。
ちょっと登板間隔が気になりますが、
1年ぶりの公式戦で、復活を印象付ける投球をしてほしい。
その山井にぜひとも打線の援護を。
初回3点以外のバリエーションで点を重ねての後押しを期待。
ぜひとも巨人に雪辱をして、悪い流れを食い止めてほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(18日)

●チェン・ウェイン

<6回まで速球主体で無失点と力投したが、7、8回に3失点。
今季初黒星を喫して、開幕からの連勝はならず。
切れのある直球で押し、6回まで2安打無失点に抑えていたが、
7回に4長短打で2失点。開幕からの無失点イニングが19で止まると、
8回に伏兵の寺内に決勝ソロ本塁打を浴びる。
8イニング3失点。先発の役割を果たした左腕は前向きに話して>
「まだまだいろいろ勉強しなければいけないし
まだ甘いところがあるので、もっと次は良くしていきたいです」

<7回、アルフォンゾに3球続けてのチェンジアップ。
その前の2球はファールされたが、3球同じ球種は通用しなかった>
「真っすぐは結構良かったし、直球でもよかったと思う。
速い球が3球連続だったら、ああいうことはなかった。
迷いがあったのかもしれない。
キャッチャー(小田)から
『真っすぐだけでなく、変化をつけたほうがいい』と言われ、信頼して…」
中スポサンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<この日は直球が走っていただけに、
周囲には7回のバッテリーの攻めが弱気に映った>
「あそこでチェンジアップを3球続けるくらいなら、
インの真っすぐで三振をとりにいって欲しかった」
ニッカン


●トニ・ブランコ
<4回1死一、三塁、狙いすましての初球打ち。
内角低めへの140キロ速球を引っ張らず、右に運んで先制打>
「とにかく三塁ランナーをかえすために、ミートすることだけを考えたよ」

<15日・阪神戦以来、11打席ぶりのヒット。
『打てるまで秘密』と話していた落合監督からの
直接指導の内容を明かし、ホッと一息ついて>
「チームが勝たなきゃ喜べないけれど、スイングがよくなってきた。
右腰に体重を残すこととか(落合監督に)言われたことができたよ」

<自慢のパワーを一時封印して、
チームバッティングに徹したのには理由がある>
「タイロン(ウッズ=昨季限りで退団)は
ビッグチャンスを必ずものにしていた。
その点、きょうの自分は4番としての役割を果たせた。
まだまだ遠い目標だけど、タイロンに一歩近づいたかな」

<9回には先頭打者でクルーンから中前打を奪い、
10日の広島戦以来、6試合ぶりのマルチ安打。
2割ちょうどまで下がっていた打率は.224まで回復>
「タイロンに近づくためにはもっと打率を上げなきゃいけない。
守備も頑張らなきゃね。守備はもう越してる? 
そう言ってもらえるように頑張るよ」
カメラブログ、中スポ、ニッカン

●森野将彦
<6回無死、右翼席へソロ本塁打を放つ。
巨人先発・福田のスライダーを完ぺきに打ち抜き>
「(打ったのは)スライダー、上手く打てました!」

<巨人キラーは今年も健在。試合後、笑顔はなかったが、
巨人戦の今季の初安打が価値ある一発となり>
「まぐれですよ。たまたまです。
調子は良くはない。まだ、打つべき球を打っていない。
難しい球を打ちにいって、甘い球を打ち損じている。
きょうは難しい球を打って、たまたま本塁打になっただけです」

<開幕から打率3割をキープしているとはいえ、好調とは思っていない。
この日の試合前、落合監督からアドバイスを受けて、
足りないポイントを指摘された直後の試合でアーチを描いた>
「打ちたい打ちたい、となって体が前に突っ込んでいたんです。
(監督には)それを言われました。
まだいいとは言えません。何とか状態が悪くならないようにしています」

<13試合で5号というハイペースにも、気合を入れ直して>
「去年は4月はよくて5月にケガ。今年はそうならないようにしないと」
カメラブログ中スポサンスポスポニチ名古屋

●和田一浩
<1点差を追う9回無死一塁、
打球は角度よく中堅方向に上がったが、残念ながら失速。
中飛に終わり、逆転サヨナラ2ランにはならず>
「だいぶ(バットの)先っぽだったね。打った瞬間、あーって」
(中スポ)


●清水昭信
<2番手で9回に登板したが、浮かない顔。
打者3人を1四球で無安打に抑えたものの、
ボールとストライクがはっきりしていた。今後を見据えて>
「いいタマもあるんですが、悪いタマとの差がありすぎる。
原因はわかっているので、何とか修正していきたい」
(中スポ)

●岩瀬仁紀
<2-3とリードされていた9回2死二塁で登板。
代打で登場した『天敵』イ・スンヨプを左飛に仕留める>
「これから何度も対戦していくバッターだからね。
やられてばかりいるワケにはいかないから、
しっかり抑えていかないとね」

<いつもはセーブがつく場面、少なくともリードしているか、
同点かの場面での起用に限定されているクローザーが
リードを許している場面で出てきた。
7日の東京ヤクルト戦以来、中10日のマウンド。
感覚を鈍らせないための調整の意味合いがあったが>
「登板(間隔)が空いていたから、
(1点ビハインドでの登板も)仕方がないです。準備はしていました」

<昨夜の敵役を討ったが、チームは巨人に連敗。
それでも任された場面で自分の力を出すだけ。
第3戦に向け、しぶとさは萎えていないところを見せて>
「こればかりはしょうがない」
(中スポ)


●堂上剛裕
<意外な時間にバットを持ってグラウンドに現し、
練習時間終盤、打撃ゲージに入る。
ホームゲームでのフリー打撃は
おおよそ若手から主力の順番で打つが、
6年目が主力に前後してフリー打撃に入るのは、
立浪兼任コーチから時間をもらってのこと。
早い時間とあわせて、いつもの時間と合わせて、
いつもの倍の打撃練習ができたことを喜んで>
「立浪さんが『きょうはフリー打撃に立たない』というので、
時間を頂くことができました」

<取り組んでいることがある。3カード連続の遠征中から、
グリップを少しだけ短く持つようにした>
「ボールが(感覚より)速いんで、少し短く持ってみました。
アウトになったらなんにもなりませんから」

<本来は左の長距離砲だが、
たとえ泥くさくても、結果を求めている。
15日の阪神戦で放った今季初安打も
三塁ベースに当たってはねる内野安打だった。
ホッとしたのは、自分の選択が間違っていないと、
手応えをつかんだから>
「1本出るとずいぶん気が楽になりますね」

<15日に平田が抹消され、1軍に外野手は5人になったが、
死にものぐるいで結果を求める決意の6年目は、
バットに自らの存在をかけている>
「ライバルのことは考えません。
外野手というよりも、左の代打としてしっかり仕事をします」
(中スポ)

●立浪和義
<1点を追う9回2死一塁から三振に倒れた藤井が
出塁していれば、打席に立っていたが>
「まあ、仕方がないね。何とかつぎのチャンスを生かしたい」

<これでチームは3連敗。
兼任コーチとしても悔しい日々が続いているが、前を向いて>
「今年は特に全員で勝っていかないといけない。
だから最初から出る選手も後から出る選手も
必死でチャンスをモノにしないといけないね」
(中スポ)


●田村捕手コーチ
<小田の立場に十分配慮しながらも、
7回、アルフォンゾへの7球について言及>
「監督もオレたちもどうしても配球に敏感になる。
それが2番手捕手のつらいところ。
あれが谷繁なら、また違う反応になるんだろうけど…」

<最も問題視したのは球種の偏り。
実に5球がチェンジアップだった。
カウント2-2からチェンジアップを2球ファウルされた後、
直球で攻めず、さらにチェンジアップを続けて中前へ運ばれたことに>
「沈む球に弱いというデータは確かにあるんだけど、3球続けて。
しかもあの打席だけで5球見せているわけだからね。
真っすぐあってのチェンジアップ。
こちらからは怖がっているようにしか見えないんだ。
いい球はどんどん使えばよかったんだけど」
中スポ共同通信社


●落合監督
<3連敗で今季初の借金1で、4位転落。
わずか数秒の試合後会見に『評価』が凝縮されていた。
7、8回の失点の原因を問われ、名前こそ出さないが、
リードした小田の先発落ちを示唆>
「チェンはよかったよ。今年一番でよかったんじゃないかな。
ん? あした(19日)のスタメン見りゃ分かるんじゃないか」
中スポスポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 5回戦
(18日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 000 000 021 = 3
 C 110 001 10× = 4
[敗] 小笠原(3試合2敗)
[D本] 福田2号
[Dバッテリー] 小笠原、河原、佐藤亮太 - 田中、前田
公式サイト・戦評

●小笠原孝
<ウエスタン・広島戦(由宇)で先発し、敗戦投手に。
6イニングを投げて、8安打6奪三振2四球3失点。
この日が2軍で今季3試合目の登板。
徐々に戻りつつある感覚に、次戦以降への光を見いだして>
「前回の登板よりも、いいボールが投げられるようになっている」

<4イニングで6失点、6イニング4本塁打5失点と、
これまでの登板では、調子が上がらなかったが、
今回登板までにフォームの微調整など地道に取り組んできた。
気持ちは既に次戦に向いて>
「決め球が思うように決まらず、球数が増えたことが反省です」
中スポ


◆山本昌
<ナゴヤ球場で行われた2軍残留組の練習で、
13日に登録抹消されたあとでは初めてシート打撃に登板。
12日の広島戦で10失点と打ち込まれ、大敗したが、
この日は井上、加藤、小林高也を相手に元気よく66球を投げ込む。
次回登板は21日からのウエスタン・阪神戦が濃厚>
「(打者に対する)感覚が『あいて』いたので、投げただけです。
調子? まあ、普通ですよ」
(中スポ)

◆谷繁元信
<右足ふくらはぎを痛めて2軍で調整中だが、
この日、故障後初めてランニング練習を行う。
ウオーキング終了後に外野のポール間を軽めのランニングで3往復。
それが終わると、さらに30メートルほどの距離で軽めのダッシュを5本。
練習再開後は日を追うごとにペースアップ。
今月中の戦列復帰は十分あり得る>
「きのうよりも、きょうという感じです」
(中スポ)

2009年4月18日 (土)

吉見痛恨魔の3被弾、地元対G初戦は逆転負け。

開幕カード以来、久々に地元に戻ってきたドラゴンズ
5カード目は、ナゴヤドームでの巨人との初対戦。
その初戦、立ち上がり不安定の巨人先発・東野を攻め、
アライバの速攻を皮切りに、和田、野本の適時打で
3点を先制したものの、ドラゴンズ先発吉見が、
4回、ラミレスの2ランで同点に追いつかれると、
前打席で一発を浴びたイ・スンヨプに再びの被弾。
本塁打攻勢でひっくり返され、悔しい黒星を喫してしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 1回戦
(17日・ナゴヤドーム | 中日1敗)
35669人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 吉見(3試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、高橋、齊藤、パヤノ、平井 - 小田、小山

◇対巨人1回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数無安打)
2 (遊)井端  (4打数3安打1打点)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (2打数1安打1打点)
6 (右)野本  (4打数1安打1打点)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小田  (2打数無安打)
9 (投)吉見  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・中日> P・東野
荒木四球、
無死一塁から、井端左越え適時二塁打
(D 1-0 G)
森野二ゴロ・井端三塁へ、ブランコ詰まり二ゴロ、
2死三塁から、和田センター左適時二塁打
(D 2-0 G)
2死二塁から、野本ショート後方落ちる適時打(D 3-0 G)

<2回・巨人> P・吉見
ラミレス空三振、亀井左飛、
2死から、イ・スンヨプ右越え本塁打(D 3-1 G)

<3回ウラ・中日> P・東野
井端中越え二塁打、森野空三振、ブランコ四球、和田四球、
1死満塁から、野本詰まりショートハーフライナー、
飛び出した三走井端戻れず併殺


<4回・巨人> P・吉見
木村拓也二ゴロ、小笠原中前打、
1死一塁から、ラミレス左中間越え2ラン本塁打(D 3-3 G)
亀井投ゴロ・吉見悪送球・亀井二塁狙うも荒木バックアップ二封、
2死から、イ・スンヨプ右越え本塁打(D 3-4 G)

<8回・巨人> P・高橋
鈴木左前二塁打、木村拓也遊ゴロ、
小笠原右太もも死球・代走寺内
P・齊藤
ラミレス中飛・鈴木タッチアップ三塁へ
2死一、三塁から、亀井6球目・齊藤暴投(D 3-5 G)

【ゲームレビュー】

3点先制も連敗
巨人は0-3の2回にイ・スンヨプがソロ本塁打。
4回はラミレスの同点2ランの後、
イ・スンヨプの2打席連続のソロで勝ち越した。
8回は2死一、三塁から暴投で1点を奪い、
4投手の継投で逃げ切った。
中日は2回以降は本塁を踏めず2連敗
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


地元に戻って迎えた巨人との今季初対戦
初回に幸先良く3点を先制したうえに
両先発投手の立ち上がりの違いを見る限りでは、
よほどのことがなければ、おそらくイケルだろう。
そう思いながら、ゲーム序盤を見ていましたが、
「好事魔多し」といいますか、まさに魔の4回
ちょうど地上波の中継が始まったばかりの時に
吉見が思いもよらぬカタチでつかまってしまいましたね。

3点の援護をもらって上がった今季3試合目のマウンド。
立ち上がりからストレートでカウントを稼ぎ、
キレのあるフォークで、3回までわずか1安打。
イ・スンヨプに外のスライダーを
うまくすくわれたソロのみで抑えていましたが、
4回、先頭の木村拓也を二ゴロに取ったものの、
続く小笠原は強烈なセンター返し。
打球の勢いに思わず倒れこんでしまった吉見でしたが、
ここからリズムが変わってしまったような。
続くラミレスに対し、スライダーを外に3球。
慎重に相対していましたが、カウント1-2からの4球目。
不用意なストレートが甘くど真ん中へ。
まさに「打たれるところに投げてしまった」ボール。
初回に守りでミスを犯したラミレスだけに、その失投を逃すわけもなく、
完ぺきに叩かれると、左中間に高々と上がる2ランホームラン
あっという間にリードを吐き出してしまい、3-3の同点
さらに動揺したか、吉見は続く亀井の投ゴロを一塁へ悪送球。
荒木のバックアップで事なきを得たものの、
落ち着きを取り戻せなかったようで…。
迎えたイ・スンヨプに対し、制球が定まらずカウント1-3。
そして5球目、ここまでキレのあったフォークが落ちずに真ん中へ。
ものの見事に弾き還されると、
打球はまたしてもライトスタンドへ飛び込んでいく。
この回2本の本塁打を浴びて、あっという間に逆転を許した吉見

結局この日は7イニング、105球、5安打8奪三振2四球。
投球内容こそ、巨人先発の東野よりも勝っていたものの、
要所で持ち味の制球が乱れたことが、勝負の明暗に。
3連勝を逃し、今季初黒星を喫した背番号19は、
悔しさに唇を噛みしめつつも、しっかりと反省
「次に生かしたい」と、次戦に雪辱を誓うこととなりました。


吉見倒れる。まさに『魔の4回』。
その直前に味方打線が
1死満塁という
中押しのチャンスを掴みながらも、
ミスが絡んでダブルプレー
アップアップ状態の東野
潰せなかったことで
イヤなムードがあったのですが、その直後に2発で逆転
ブレークした昨季はそれほど目に付かなかったですが、
それ以前の吉見を思い出させるかのような、
当たれば飛んでいくという、被弾の連続
持ち味の低めを丁寧に付く投球ができていれば、
抑えられていただろうというものの、
4回の2発はともに甘く入ってしまったボールを叩かれたもの。
配球どうこうの問題もあるでしょうが、投げるのは投手
いくらそこまで良いボールを放っていても、
たった一つの失投で、ゲームの流れはどうにでも変わる。
しかもその失投をいくつも重ねては、やられてしまう
勝ちを計算していた上に、巨人にやられたのが正直悔しいですが、
「まだまだ若いな」、と思いましたね。
これからのローテの軸を担ってほしい存在ですし、
今回勉強したことをムダにせず、次週の再戦に生かしてくれればと。
そしてくれぐれも巨人相手「空中戦」だけは避けるよう、
心してかかり、本来の投球を取り戻してほしいなと思います。

また8回のダメ押し暴投については、
こちらも『若さ』が出てしまったということでしょうが、
あんなにバタバタしてしまっては、要所で使うのは難しいなと。
ただ現状、中継ぎ陣がいかんせん手薄
齊藤、パヤノは、ほぼ毎日出てきている感も。
まだ開幕一回り目、「経験」を積ませると
前向きに考えはしていますが、その一方で寂しいものもありました。


せっかくの地元初戦、かなり悔しい黒星となりましたが、
しっかり個々が反省して、2戦目以降に繋げてほしいなと。
週末は土曜が15時、日曜が14時開始のデーゲーム
おそらく今日よりはファンも多く詰めかけることと思います。
そんななかで初回の速攻のようなプレーを数多く魅せて、
スタンドのファンを大いに沸かせてほしいですね。
まずは第2戦、中6日でチェンの先発と見ていますが、
相手が嫌がるGキラーが本領を発揮し、
巨人に雪辱してくれることを願いたいなと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(17日)

●吉見一起

<7イニング4失点で今季初黒星。
失点はいずれも本塁打で、5安打のうち3本をスタンドへ。
3点リードを守り切れず、気持ちの切り替えに懸命>
「(イ・スンヨプへの)1本目はともかく2本目は。
打たれるところに投げてしまった…。調子自体は良かっただけに」

<自身にとって、今シーズンのテーマの一つが『G倒』。
10勝を挙げた昨季も巨人戦に限っては結果を残せず、
登板3試合で勝ち星なしの防御率13.50に終わった。
中心投手として強い決意でマウンドに登ったが、
一発ではね返されてしまった。
1試合3被弾はプロ初の屈辱。苦い記憶をバネに反攻を誓って>
「悔しいですけど、しっかりそれを頭に置いて、次に生かしたいです」
カメラブログ中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●小田幸平
<3試合ぶりにスタメン起用されたが、本塁打を連発される。
試合後、報道陣に囲まれると、こう言い残して球場を後に>
「いい。きょうは」
ニッカン

●田村捕手コーチ
<4回にラミレスに浴びた同点2ラン。
カウント1-2で小田は内角直球を要求。
吉見の投じた直球はやや真ん中に入り、
打球は左翼席中段へと消えたが、小田のリードミスを指摘>
「キャッチャーだね。
(カウント)1-2から投手はストライクを欲しがるから、
あそこ(内角)にいってはいけない」
ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<ラミレスへの配球に首をかしげて>
「投手が悪いのか、捕手が悪いのかは知らないが、
ミーティングで話し合っていることと実際にやることが違う。
ラミレスに内角で勝負しなくてもよかったんじゃないか」
ニッカン


●井端弘和
<1回無死一塁から左中間へ先制適時二塁打。
今季2打点目となる適時打に>
「転がさないといけないのに、上げちゃいました」

<試合は劣勢で進んだが、バットは勢いづいたまま。
続く3回無死では、再び東野の直球を中越えに二塁打。
そして7回には、2番手・越智から左前打をマークし、
今季12試合目にして初の猛打賞。
確実に調子は上向いていると、本人も手応えを語る>
「しっかり打てているので、流れはよくなっているよね」

<ただ、反省も忘れず。
3回1死満塁、野本が遊撃に小フライを打ち上げた場面。
三塁走者として飛び出し、封殺される。
まるでこのプレーで流れが巨人に傾いたかのように、
続く4回に逆転されただけに
試合後は責任を背負い込むように、下を向いて>
「(打球が)バウンドすると思った。
ベースに張り付いていればよかった…。
走塁ミスで流れが変わってしまったので…」

<10年ぶりとなる開幕4連勝で築いた貯金は底をつき、
そして順位も3位に。この日の敗戦は確かに痛いが、
その復調は、チームにとって明るい材料といえる>
「足も少しずつよくなっている。あとはチームが勝てればいい」
カメラブログ中スポニッカン

●和田一浩
<1回2死三塁、センター左へ適時二塁打。
東野のスライダーを運び、流れをつなぐ>
「ランナー三塁だったので、ランナーを返すことだけを心掛けました」

<これで3試合連続で打点を挙げ、2けたの10に乗せる。
さらに続く2打席で四球と、相手バッテリーを恐れさせる存在にも。
試合後にみせた悔しそうな表情がまた、頼もしく見せる>
「でもきょうは後が続かなかったから」
カメラブログ毎日jpスポニチ名古屋

●野本圭
<1回2死二塁、中前に適時打を放つ>
「詰まったけど、いいところに飛んでくれて、ヒットになってよかったです」
カメラブログ毎日jp

●立浪和義
<9回2死から平井の代打で登場し、二塁へ内野安打。
必死にベースを駆け抜け、意地を見せた。
練習前は若手の早出特打を見守り、
終わってベンチを引き揚げるとき、
地元テレビ局からのインタビューを受けたが、
その内容を聞くと思わず後ろを振り返って。
ちなみに怒りぎみに見えた『師匠』も
結構、喜んで弟子のことを説明していた>
「オイ、藤井! いっつもお前のことばかり聞かれるぞ」
(中スポ)


●小山桂司
<8回2死、齊藤からワンバウンドされた変化球を弾くと、
三塁から鈴木が生還して、5点目のホームを踏む。
記録は暴投だったが、責任を感じてうなだれた。
その試合前、大切にしている10分間。
練習が終盤に差し掛かるころ、
田村捕手コーチから受けるワンバウンドのキャッチング特守。
捕手にとっては日常的な練習だが、志願して参加している>
「キャンプからずっと、毎日欠かさないと決めてやってきました。
絶対に後ろにそらさない。それを今年のテーマに掲げたんです」

<自ら特守を課したのにはわけがある。
中日ではキャンプから捕手一本。こう話して>
「日本ハムでは(三塁、一塁、外野につくなど)
捕手に専念できなかった。
今は捕手として勝負させてもらえてることがうれしいです」

<移籍後はキャンプからずっと1軍に居続け、
15日の阪神戦ではスタメンマスクを被ったが、ミスをやらかした。
3回無死二塁、平野を空振り三振に打ち取った
ワンバウンドの変化球を止め損ね、二走を三塁に進めてしまい、
田村コーチもこっぴどくしかられた>
「見失いはしなかったんですが、
少し離れたところまでボールが転がってしまって。
一つ間違えば(平野も振り逃げで)一、三塁でした」

<捕手に専念できる喜びを胸に、その日課はまだまだ続く>
「パスボールだけは絶対につけない。
そう思って毎日の練習を続けています」
(中スポ)


●落合監督
<3被弾で今季の本拠地初黒星。
井端らしくない走塁ミスには>
「そこを責めないでよ」

<小田を含めたバッテリーに苦言を呈して>
「(狭い)東京ドームで空中戦なら分かるけど、
ここ(ナゴヤドーム)で空中戦をやったらダメ。
この球場であれだけホームランを打たれたらいかん。
しかも3本とも完ぺきな当たり。
何か考え違いをしてるんじゃないのかな。誰とは言わないけどな。
野球だから(狙いと)違うところにいったかもしれないが。
よく考えれば防げる点だったと思う」

<3発が『薬』になることを願って>
「まあ勉強だな。若い子には勉強になる。
若い子は勉強で済むけど、中堅クラスは勉強じゃ済まされないな」


<こういうときに、投手の目ではなく、
打者の目で配球を分析する。なぜならば>
「オレ、投手はやったことないもん。
やったことないのにわかるわけないだろ」

<昨季までイニング途中での投手交代は、必ず自ら足を運んでいたが、
今季は森バッテリーチーフコーチが、その役目を任されている。
開幕第3戦(5日・横浜戦)で清水昭信から
パヤノにつないで以降はすべてコーチ管轄。
降板する投手へのねぎらい、登板する投手への激励などの
権限?を委譲した理由を、こう答えて>
「今年は(投手陣に)若いのが多いからだ。
そもそも(野手出身の)オレが行ったって、言えることなんかないんだよ。
オレは投手のことはわからない。
わからない人間が行くよりは、わかっている人間が行く方がいい」

<若き投手陣ゆえの方針転換。
平均年齢が大幅に若返った今季の竜投に必要なのは
『投手目線』のアドバイスだという結論。
降板の際もねぎらいよりも、技術面の指摘を優先するということ>
「若いのは勉強でしょう。
ベテランの投手だったら? いや、それでも行かないよ」
中スポ12おおさか報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(17日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 4回戦
(17日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 000 000 003 = 3
 C 010 100 000 = 2
[勝] 菊地(6試合1勝1敗)
[S] 金剛(6試合3S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 中田、菊地、小林正人、金剛 - 田中、小川、前田
公式サイト・戦評

○中田賢一
<ウエスタン・広島戦(由宇)に先発し、
7イニングを投げ、6安打3奪三振4四球の2失点。
9日に登録抹消されてから初の2軍戦登板で、まずまずの投球を見せる。
2回2死から押し出し四球を出すなど、2回までに4四球。
序盤は制球に苦しんだが、3回以降は無四球と制球も安定。
6、7回の2イニングはいずれも三者凡退に抑えて>
「(試合)前半はストレート、変化球も球にばらつきがあった。
後半の6回、7回は納得のいくストレートが投げられたので、
この感じを忘れないで次は前半から投げられるようにしたい」
中スポ

2009年4月17日 (金)

浅尾113球力尽きる、和田弾及ばず連勝ならず。

天敵を攻略し、敵地・甲子園での初戦を取ったドラゴンズ
連敗も止まり、この勢いのまま進んでほしいところでしたが、
迎えた第2戦、打線が阪神先発・久保の前に沈黙。
一方、先発した浅尾が初回に2ランこそ浴びたものの、
2回以降は立ち直り、踏ん張ってきましたが、
2-2で迎えた7回につかまってしまい、勝ち越しの2点を献上。
最終回、和田2試合連続の一発を放ったもの及ばず、
惜しくも敵地での連勝を逃すこととなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 2回戦
(16日・阪神甲子園球場 | 中日1勝1敗)
40195人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 浅尾(3試合1勝2敗)
[D本] 井端1号 森野4号 和田5号
[Dバッテリー]
浅尾、パヤノ、齊藤、清水昭信 - 小山

◇対阪神2回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数無安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打1打点)
3 (三)森野  (4打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打1打点)
6 (右)野本  (4打数1安打)
7 (中)藤井  (2打数無安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)浅尾  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・阪神> P・浅尾
赤星遊ゴロ、平野中前打、
1死一塁から、鳥谷センター右越え2ラン本塁打(D 0-2 T)

<4回・中日> P・久保
井端ライトポール際本塁打(D 1-2 T)

<6回・中日> P・久保
井端投ゴロ
1死から、森野センターバックスクリーン本塁打
(D 2-2 T)


<7回ウラ・阪神> P・浅尾
岡﨑太一空三振、桜井四球、
赤星右前打、平野遊ゴロ二封、
2死一、三塁から、鳥谷右前適時打(D 2-3 T)
P・パヤノ
2死一、三塁から、金本ライトフェンス直撃二塁打(D 2-4 T)

<9回・中日> P・藤川
森野見三振、ブランコ空三振、
2死から、和田ライナーセンターバックスクリーン本塁打
(D 3-4 T)

【ゲームレビュー】

和田のソロで1点差に迫るも…
阪神が引き分けを挟んだ連敗を4で止めた。
2-2の7回に鳥谷、金本の連続適時打で
2点を勝ち越し、何とか逃げ切った。
中日は井端、森野、和田ソロ本塁打が出たが、
先発の浅尾が7回に攻略されたのが響いた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


初回、ボールが高いところを叩かれ、
鳥谷に先制の2ランを喫した浅尾
しかし2回以降、尻上がりに調子を上げて、
要所を締めていたものの、
先発投手のヤマでもある100球前後
やはり疲れがきていたのかもしれませんね。

2-2の同点で迎えた7回ウラ、
先頭の岡﨑をパームボールで空振り三振に取ったものの、
途中から9番に入っていた桜井に対し、
追い込みながらも、フォーク、パームが決まらず四球
ちょうど桜井の2球目がこの日の100球目。
しんどいながらも何とか踏ん張ってほしい場面でしたが、
続く赤星に対しては、ボールが浮く始末。
そして3球目ストレートを叩きつけられ、一、二塁間を破られると、
続く平野は初球フォークに手を出し、ボテボテの遊ゴロ。
打った瞬間、助かったなと思いましたが、
当たりが弱すぎて二封のみ。
2死一、三塁となって迎えるは、初回先制弾の鳥谷

鳥谷、金本と左打者が続くだけに、
パヤノ辺りを投入してくるかとも思えましたが、
ベンチはそのまま浅尾に託す構え。
それに応えるべく、バッテリーは変化球中心の配球。
初球真ん中低めのフォークは外れたものの、
2球目パーム、3球目フォークで追い込みカウント2-1。
続く4球目、147キロ外へのストレートは外れてボール。
そうなると、おそらく勝負球は、フォークかパーム。
迎えた5球目、バッテリーの選択は、やはりフォーク
見逃させばボール気味の真ん中低めでしたが、
鳥谷にうまく食らいつかれてしまうと、
打球は一、二塁間を抜かれ、ライト前に達するタイムリーヒット
またしても鳥谷にやられ、勝ち越しの1点を献上。
ここでベンチもようやく動き、マウンドを降りることに。
結局この日は、6イニング1/3
113球を投げ、9安打5奪三振、2四球。
代わったパヤノ金本に適時打を許したため、4失点。
開幕勝利で鮮烈な印象を与えた背番号41
前回の反省は生かしつつ、よく投げたとは言えるものの、
結果が付いてこず、今季2勝目はお預けとなりました。


鳥谷にやられた…。前回の神宮では、
5回に捕まり炎上した浅尾
立ち上がりから、
力みもあるのか、
若干ボールが高いように
感じましたが、
2ラン後の2死一、二塁の
ピンチを凌いでからは、
落ち着いたようで、
2回以降は自分の投球に終始。
その間に味方が二発
同点に追いついたこともあり、
踏ん張っていれば、勝ち目もあるなと期待しましたが、
終盤につかまってしまいましたね。
その前の6回も2死から関本に左前打とディレードスチール。
揺さぶりをかけられたものの、
メンチの右への飛球を、野本がフェンスを恐れずナイスキャッチ
運も来ていたようにも見えましたが、とても残念
ただ7回のピンチでも代えられずに、
そのまま続投させたのは、やはりベンチからの期待でしょうね。
試合後の落合語録にもありましたが、
「あそこで代えても何にもならない」
今回こそ打たれてしまいましたが、ここで喫した悔しさを糧に
反省と修正をして、次回に備えてほしいところ。
奇しくも折り返しとなり、ナゴドで阪神との再戦が組まれています。
ぜひともきっちりリベンジして、2勝目を掴んでほしいです。


一方、打線は散発の4安打
前日終盤7回に繋がってのビッグイニング。
天敵・下柳を攻略したことで、良い流れとなるかなと思いましたが、
阪神先発・久保緩急にひねられ、わずか3安打と沈黙。
そのうち2本がソロ本塁打でしたが、
単発でそれ以上に繋がらなかったという印象。
ただ中盤辺りになると、多少は慣れた感も見られましたし、
次回再び当たったときは、違った展開になりそうな気配も。
まあ森野が6回に完ぺきに捉えた一発を放ったから
そんな風に思えたのかもしれませんが、
やられっぱなしではいけませんし、
対策をしっかり立てて、叩いてほしいと願います。

その久保を継いだアッチソンもよかったかなと。
伸びのあるストレートを振らされ、7、8回と無得点
久保田がいないこともありますし、
このアッチソンJKで勝ちパターンとなるのでしょうか。
また9回に出てきた藤川も相変わらずの剛球でしたが、
ちょっとストレート一本槍すぎ。
そのストレートを見事に「潰して」
ライナーでセンターバックスクリーンに持って行った和田
打たれた藤川もビックリしていましたが、それにしてもスゴイ伸びでしたね。
勝利には繋がらなかったものの、この一発で、
少しは溜飲が下がったような気がしました。
前夜の9回、右方向への一発が、
甲子園では初の本塁打だったという和田でしたが、
2試合続けてのアーチは、より手応えを得るものとなったはず。
阪神戦、そして対藤川、今後も期待が持てそうでうれしかったです。


初戦うまく取れたので、一気に2ついけるかなと思いましたが、
さすがは敵地、そううまくはいきませんでしたね。
神宮、マツダスタジアム、そして甲子園と経た
3カード連続のビジター遠征は、3勝5敗で終了。
広島では悲喜こもごもでしたが、大きく負け越さなかったので
とりあえずはヨシとしておきましょう。
そして17日からは、久々地元に戻っての6試合。
まずは、開幕好スタートと切った巨人との初対戦を迎えます。
中スポによる3連戦先発予想は、
吉見-東野、チェン-福田、山井-高橋尚成の順。
順番は定かではないですが、この3人で間違いないでしょう。
下馬評通りの力を見せる相手ではありますが、
「ウチと当たってなかったから、連勝できた」
そんな風に言いたいので、ぜひとも初戦を取ってほしいなと。
貯金も1となっていますし、地元での巻き返しを!
そういう期待を抱きながら、週末の3連戦を見ていきたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(16日)

●浅尾拓也

<7回に阪神打線に捕まり、今季2敗目を喫す。
初回に2ランを許した後は、制球を取り戻して
6回まで追加点を許さなかったが、
7回、四球と安打でピンチを招き、
鳥谷にフォークをすくわれて勝ち越し点を献上。
無念の降板に肩を落として>
「結果がすべてです」

<好投したが、鳥谷ひとりにやられた。
先制2ランで出ばなをくじかれ、7回は勝ち越しタイムリー。
3点目を許した瞬間、思わず天を仰いで悔しがって>
「初回のホームランが…。
高めに甘いタマがいってしまった。
最後は低めのいいところにフォークを投げたんですが」

<それでも収穫はあった。
前回登板の東京ヤクルト戦では5回途中で12安打を浴び8失点>
「低めに集めることの大切さをあらためて感じました」

<今回はその反省を生かし、低めに変化球を集めた>
「前の試合から高めに浮いていて、
不安の中での投球でしたが、2回以降は修正することができました」

<順当なら次の先発は21日からの
ナゴヤドーム・阪神3連戦。次戦でのリベンジを誓い>
「使ってもらっているうちに、何とか結果を出さないと」
中スポサンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<7回の浅尾について>
「四球を出したことが一番悪い」

<今季最少タイの4安打と打線の援護も少なかったが、
期待しているからこそ試練を与えて>
「もっと厳しい場面は出てくる。あそこを抑えないと。
(前回よりは)良くはなっている。もうひと踏ん張り」
サンスポスポニチ名古屋

●小山桂司
<2試合連続でスタメン出場したが、厳しい表情。
先発の浅尾について>
「自分の配球が読まれていたのかもしれない」

<また1点を勝ち越された直後、
金本に致命傷となる右翼線適時二塁打。
左腕・パヤノに全6球ストレートを要求して打たれた場面を振り返り>
「1番いい球で打たれたら仕方がないと思って…。
パヤノも首を振らなかったんで」
(中スポ、サンスポ

●清水昭信
<中継ぎ右腕が2点ビハインドの8回から登板。
2死から死球こそ許したが、1イニングを無安打無失点>
「どんな状況でも0点に抑えないといけないですからね。
気持ちをこめて投げました」
(中スポ)


●井端弘和
<0-2で迎えた4回先頭、右翼ポール際に
反撃の第1号ソロで今季初打点を挙げる>
「振ったら当たっただけですよ。久々に(バットの)しんに当たりました」

<開幕からの10戦で35打数6安打、
打率.171と、決していい滑り出しではない。
早々に沖縄キャンプから離脱した影響も少なからず自覚。
この日の試合前には立浪兼任コーチに打撃指導を仰ぎ、
左翼ライン際で向かい合い、タメのつくり方の手本を示されると、
感覚を取り戻そうと、鏡映しのように動きをまねた>
「(今年は)練習を休んだ分、4月はこうなると思っていた」

<前日の阪神戦では、左ふくらはぎ付近に死球を受け
もんどり打って倒れたが、痛みをこらえてフル出場。
一晩たつと足の反対側まではれたが、痛いそぶりは一つも見せず>
「大丈夫です」

<守備でも執念。7回、2点勝ち越されなお2死二、三塁の場面。
新井の三遊間への当たりを逆シングルで追いついて好捕。
起き上がりざまノーステップで一塁にノーバウンド送球し、ピンチを脱す。
抜けていれば2点。一塁送球が間に合わなくても1点>
「迷惑掛けてきましたから」

<開幕11試合目で放った1発。
バッティングを上向かせるには絶好の転機になるに違いない>
「きっかけ? 毎年こんなものですよ。
守り以外のところでもしっかり。これからどんどん打っていきたい」
中スポサンスポニッカン

●森野将彦
<一度は同点とする4号ソロをセンターバックスクリーンに運ぶ。
1点を追う6回1死から阪神・久保の140キロ直球を
ドンピシャのタイミングでとらえる。同点を呼ぶ一撃に>
「完ぺきなバッティングができましたね」

<最終的にチームは敗れ、自身の安打もこの1本のみ。
きょう17日からの巨人戦に向けて、気合を入れ直して>
「状態はいいというわけじゃないけど、
何とか維持はできていると思います」
中スポニッカン

●和田一浩
<9回、藤川から1点差に迫るソロ本塁打。
独特のバットを上からたたきつけて、
ライナー性でバックスクリーンに飛び込んだ一発に手応え十分>
「うまくボールをつぶせた。
完ぺきな当たりで(外野の頭を)越えるとは思ったが、
入るかどうかは分からなかった」

<前夜も『> 甲子園では初めて』という
右へのアーチをかけたが、内容の濃さを再確認してみせて>
「きのうのは風(のせいでスタンドイン)かもしれないが、
きょうのは風は関係ない」

<しかも藤川からの本塁打は、
チームでは昨年はイ・ビョンギュが1本打っただけ。
かぶりを振ったが、今季も勝負どころで
何度も対戦することになる相手に浴びせた先制パンチにもなった>
「投手が誰とかは関係ないです」

<07年まで在籍した西武時代にも対戦があり、
攻略の先陣にならねばならなかった久保に対して3打数無安打。
4安打11三振と打線もつながらず、厳しい表情>
「欲を言えばもっと早く打ちたかった。
もう少し意味のあるところで打たないといけない」
和田ブログ「悔しい一戦!」、中スポサンスポスポーツ報知


●野本圭
<6回2死、メンチの打球は
ファウルグラウンドのフェンスぎりぎりへの飛球に。
それをフェンスに激突しながらもキャッチする超美技。
守備を終え、ベンチへ戻る際にはナインからハイタッチで迎えられた>
「浅尾が頑張って投げていたので、何とかしてやりたかった」

<ただ打撃では2回に中前打を放ったきり。
その後安打が出なかっただけに、反省も忘れず>
「あのプレーの後、打ちたかったんですけど」
(中スポ)

◆都スコアラー
<この日の阪神先発・久保は
クイックモーションが速いことで知られる。
真顔で『世界最速』という言葉を使って>
「ボクが見ている限りは日本で一番速いでしょうね。
ということは、世界で一番なのかもしれない」
(中スポ)

●藤井淳志
<社会人時代から対戦経験のある
久保の超速クイックについて聞くと>
「当時はそれほど速いという印象はないんですが、
きょうはたしかに速かったです。
(5回1死一塁の)あれが(エンドランではなく)盗塁だったら、
スタートをもう少し早めに切ったでしょうけど…。
左足をあげたのを見てからじゃ、アウトでしょうね。
けん制のタイミングとかを分析して、足があがるころには
走り出しているくらいじゃないと」

<実際昨季の久保は6度盗塁を企図されて、
3度成功されている。どこかに弱点はあるはず。
さらに2回2死一塁で空振り三振をしたが>
「走者としてもそうですが、打者としても考えないと。
(走者がいるときに)打席にいると、
あのクイックに構え遅れしてしまうんです」
(中スポ)

●立浪和義
<与えられたこの日の出番はチャンスメーク。
2点勝ち越された直後の8回先頭、
齊藤の代打で登場したが、アッチソンの前に遊ゴロに倒れる。
厳しいコースで追い込まれると、打ち損じた4球目、
内角のカットボールもやはり厳しいコース。気持ちを切り替えて>
「相手がよかった? そうだね。
褒めてばかりもいられないけど。
ただ、ボールは見えている。つぎの機会で結果を残していきたい」
(中スポ)


●新井良太
<この選手ほどたくさんのアニキを持つ選手はいない。
実兄の阪神・貴裕、球界のアニキこと金本。
中日でも立浪兼任コーチや和田ら気にかけてくれる先輩は多い。
その中の1人、東北楽天・中村紀洋からもらった宝物を大切にしている。
昨年12月、ロッカーの整理で訪れたときに愛用のバットをもらった。
1本はマスコットバットで、2本は試合用。
大切に持ち帰ると、早速自主トレから使い始めた>
「ノリさん(中村紀洋)のバットはヘッドがよく効く。
自分のバットのバットとは違うんで、試合で使うことはないけど、
気分転換というか、1人でマシンを打つときに使いますね」

<同じ右の長距離砲で同じ内野手とこともあり、
常に声をかけてくれた中村紀洋。ナイターの試合後、
遠征先のホテルで打撃論を教わったこともある>
「持っていたイメージと違ったんです。
最初は近寄りがたいのかなって思っていたけど、
『いつでも聞きにこい』って」

<代打に向かうときは
『腹をくくって思いっきり3回振ってこい』と送り出された。
そんな先輩からの置き土産は素直にうれしかった。
いまは代打要員としてベンチを温めている弟としては、
結果を残してはい上がりたい>
「ノリさんは親分肌というか、ボクにとってはアニキみたいな存在です。
いい報告ができるように頑張りたいですね」
(中スポ)


◇久本祐一
<今月13日に名古屋市内の病院で
左ひじの手術をしていたことがこの日判明。
詳しい内容についてはチーム事情により明らかにされていない。
昨季から左ひじ痛に悩まされていたが、
トレーニング方法などの改善により、一時は復調。
春季キャンプでは順調そのものに見えていたが、
その後痛みが再発し、今回の手術に踏み切ったもよう。
この日、ナゴヤ球場に姿を現し、こう話して>
「今後はリハビリに集中して、1日も早い復帰を目指していきたい」
中スポ


●落合監督
<9回に1点差に詰め寄ったが、連勝ならず>
「連勝を逃した? そんな簡単にはいかないよ」

<浅尾の交代時期について>
「あそこで交代させる気はさらさらなかった。
あそこ(7回2死一、三塁、打者・鳥谷)で代えても、
あの子(浅尾)には何にも残んないじゃん。
自分で決着をつけるのが先発投手だ。
抑えて成長し、打たれて次抑えようとする。まだ先は長いんだから。
(前回登板の東京ヤクルト戦より)きょうのがよかった。
今年から初めての先発(ローテーション)じゃないか。
少しずつよくなっていくでしょう」

<6イニング3安打に抑えられた久保とは次週また対戦>
「知らない。相手のローテーションはわからない」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー

2009年4月16日 (木)

運も味方で天敵攻略、朝倉粘投1年ぶりの白星!

前日は試合開始直前で雨天中止となり、
仕切り直しとなった阪神との今季初対戦。
2-2で迎えた7回、この日先発マスクの小山の二塁打を皮切りに
相手エラーで勝ち越すと、森野が走者一掃の3点三塁打
昨季3敗と苦手としていた下柳を攻略すると、
投げてはスライド先発となった朝倉健太が、
5回2死満塁で金本を二飛に打ち取るなど粘りの力投
6イニングを2失点に抑え、約1年ぶりの勝利をマーク。
鬼門とされた甲子園で、幸先の良い初戦となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 1回戦
(15日・阪神甲子園球場 | 中日1勝)
40976人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 朝倉(1試合1勝)
[D本] 和田4号2ラン
[Dバッテリー]
朝倉、清水昭信、パヤノ、齊藤、平井 - 小山

◇対阪神1回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数2安打)
2 (遊)井端  (2打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打3打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (5打数3安打3打点)
6 (右)野本  (4打数無安打)
7 (中)藤井  (5打数1安打)
8 (捕)小山  (4打数1安打)
9 (投)朝倉 (2打数無安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・下柳
荒木死球、井端2球目・荒木二盗、井端四球、
森野投ゴロ併殺、ブランコ右足かする死球、
2死一、三塁から、和田中前適時打
(D 1-0 T)

<2回・中日> P・下柳
藤井三塁線抜く二塁打、小山中飛、朝倉遊ゴロ、
2死二塁から、荒木中越え適時二塁打
(D 2-0 T)

<2回ウラ・阪神> P・朝倉
金本センター右フェンス直撃二塁打、新井中飛、
1死二塁から、関本三塁突破適時二塁打(D 2-1 T)

<3回ウラ・阪神> P・朝倉
赤星左翼線二塁打、
平野空三振・朝倉暴投の間に赤星三塁へ、
1死三塁から、鳥谷遊ゴロの間(D 2-2 T)

<7回・中日> P・下柳
藤井空三振、小山左翼線二塁打、
代打小池止めたバット右前落ちる安打、
1死一、三塁から、荒木左飛・金本落球&悪送球
(D 3-2 T)
井端ストレート四球、
1死満塁から、森野右越え3点適時三塁打(D 6-2 T)
1死三塁から、ブランコ左前適時打
(D 7-2 T)

<9回・中日> P・石川
森野四球、ブランコ空三振、
1死一塁から、和田右越え2点本塁打
(D 9-2 T)

【ゲームレビュー】
朝倉の粘投で、連敗を止めた

立ち上がりの2点リードを簡単に追いつかれたが、
その後は踏ん張った。
5回2死満塁のピンチで金本を二飛。打線の集中力を呼び込んだ。
7回、1死一、三塁から荒木の左飛を金本が落球して勝ち越し。
満塁から森野が走者一掃の右越え三塁打を放ち、勝負を決めた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


阪神先発・下柳の不安定な立ち上がりを攻め、
初回、2回と1点ずつ奪ったものの、
スライド先発となった朝倉がシュートを狙い打ちされ、2回に1点。
さらに続く3回には赤星にかき回され、内野ゴロの間に同点に。
その後は尻上がりに調子を上げる下柳に対し、
粘りの投球で5回の満塁のピンチを切り抜けた朝倉

そして2-2のまま、ゲームは終盤へ。
昨季までの阪神戦といえば、6回までに点を取らないと、
なかなか勝利へは結びつかないと言われていましたが、
スタンドの多くがジェット風船をふくらますこの7回、
それも8番から打線がつながっていくとは思いませんでしたね。

6回まで下柳の前にわずか3安打でしたが、
1死からこの日スタメンマスクの小山が、
真ん中高めのゆるいスライダーを叩き、
レフト線へと運ぶツーベースで、口火を切ると、
朝倉には代打が送られ、右の小池
初球、2球目とあっていないようでしたが、
3球目、真ん中やや内寄りに浮いたスライダーが
止めたバットに当たると、打球はフラフラと右方向
ところが詰まり具合が幸いし、ライト線に落ちるヒットで1死一、三塁。
チャンスが広がり迎えるは、トップに戻って荒木
2回の2打席目にセンターオーバーの
タイムリーツーベースを放っていた荒木でしたが、
カウント2-1からの4球目、外へ沈むフォークに泳がされ、
打球はレフト線へと上がるフライ
しかし前進してきた金本が追いついたものの、
差し出したグラブからボールがポロリ
さらに中継に入った鳥谷への返球が、悪送球になってダブルエラー
その間に三塁走者の小山が生還。
ともに打ち取られた当たりながらも運も味方し、勝ち越しに成功!

さらに気落ちした下柳から井端がストレートの四球を選び、
1死満塁というチャンスで迎えるは、森野
この日は初回無死一、二塁で投ゴロ併殺打を放つなど、
下柳の緩急の前に、今ひとつ合っていない感の3番打者
初球・スライダーを見逃し、2球目のフォークを空振りして、
あっという間に2ストライク。
またしてもダメかと思われましたが、
外寄りのスライダーをカットし、沈むフォークを見極めて
迎えたカウント2-2からの6球目、
真ん中高めに浮いたスライダーを思い切り叩くと、
打球はライナーでライト・メンチの頭上をはるかオーバー!
その間に満塁の走者が一斉に還って、6-2
なおも続投となった下柳から、
続くブランコも外のフォークを拾い、レフト前に運ぶタイムリー!
この回打者9人で5長短打などを絡ませ、大量5点を奪うビッグイニング

打ち損ないの積み重なりが、下柳を徐々に追い込み、
仕上げは、主軸の連打ノックアウト
さらに9回には、雨天中止翌日には驚異的な打撃を見せるという
和田がライトスタンドへ持って行くダメ押しの2ラン
終盤大きく流れを引き寄せたドラゴンズが、
11安打9得点を挙げ、2試合連続完封をくらった悪夢を払拭
連敗を止めるとともに、鬼門突破に向けての1勝目をマークしました。


昨季は2勝9敗といいところがなかった敵地・甲子園
しかし今季は初戦から、天敵・下柳を結果的に攻略
まあ金本のダブルエラーや、継投ミスもありましたが、
鬼門突破に向けて、まずは良き一歩となってよかったですね。
7回1死から小山移籍後初安打となるツーベース。
その時はビッグイニングになるとは、全く思っていませんでしたが、
その後の代打・小池、そして荒木の一打。
ともに打ち取られた当たりながらも、気持ちが乗っていたのか、
うまいところに落ちてくれたのが幸いでしたね。
下柳もおそらく「何で?」と思っていたかもしれません。
ただラッキーな結果といえど、
こういう粘りの打撃が昨季の甲子園での対戦では、
あまり見られなかったのも、事実。
まあ正捕手・矢野を欠く阪神ではありますが、
「今季のドラゴンズは違う」という部分は見せられたのでは。
勝負的には、森野3点三塁打で決まりましたが、
そこまでの課程が、その一打を引き出したのではないかと感じました。

またこの日の中スポなどで、
「雨天中止の翌日になると、異常なほど活躍」という
データが出ていた和田でしたが、この日も初回のタイムリー、
9回のダメ押し2ランを含め、なんと5打数3安打3打点
和田本人意識していたかどうかはわかりませんが、
あながち間違っていないことを、自ら証明!
新たな「和田伝説」として、今後加えてもいいんじゃないでしょうか。


さらに投手陣では、朝倉にうれしい1年ぶりの白星が!
自分的にはスライドはないんじゃないかと思いましたし、
この日、山井を登録したことで、より「ない」なと。
しかしふたを開ければ、そのままスライド
まんまとかく乱作戦にはめられてしまったようで…。
前日発表され、同じくスライドとなった小山とのバッテリーでしたが、
中盤5回のピンチ、ここをよくぞ切り抜けてくれましたね。

1年ぶり勝利!2死二、三塁で鳥谷を迎え、
制球が定まらず四球
満塁として、好調・金本を迎えたときは、
正直大量失点も覚悟しましたが、
ここからまさに気迫の投球
フォークが決まらず、
1-3となったときは、
押し出しもやむを得ないと、半ば諦めでしたが、
「腹をくくって」投じたという真ん中低めへのシュート。
タイミングを外された金本が打ち損じ、
二塁フライでピンチを脱しましたが、
その瞬間、思わず自分もガッツポーズをしてしまいましたね。
その力投が打線に大きな後押しとなったか、
代打を送られた7回には、味方打線が一挙5点を奪って、
実に1年ぶりとなるうれしい白星をゲット。

調子の良いときの朝倉とは違う内容とはいえ、
あまり相性もよくなかった甲子園の阪神戦で、
復活を告げる勝利をマークできたのは、
本人にとっても、大きな自信となってくるはず。
ローテーションがうまく固まらない現状ではありますが、
やはりその中心にいてほしい、
そしていなくてはいけないのが、背番号14でしょう。
次週、折り返しで再び阪神と対戦しますが、
返り討ちにできるよう、頑張ってほしいと願います。


18イニング無得点だった打線が、9点を奪う快勝。
またも敵地初戦で爆発しましたが、
できればそのまま続け、先発投手を援護してもらいたいですね。
おそらく第2戦、可能性のあるのは、
この日登録された山井か、中6日での浅尾
自分的には、浅尾が来るんじゃないかと思いますが、
首脳陣の判断はいかに…。(ちなみに中スポ予想は中5日で吉見
さらに今季の阪神を初めて見ることとなりましたが、
やはり監督が代わり、矢野もいない。
ゲームの運び方も、若干昨年とは違うムードを感じました。
となれば、元気がないうちにもう1つ叩きたい。
この勝利を弾みにして、ぜひとも連勝を期待したいところです!


☆ウィナーズ・ボイス(15日)

◎朝倉健太

<阪神打線を6イニング6安打2失点に抑え、
昨年4月19日以来、361日ぶりの勝利をマーク>
「(初勝利おめでとうございます)
ありがとうございます。
(ご自身で振り返って)
点数の取られ方が悪すぎたので、
次回また調整してしっかり投げたいなと思います。
(5回2死満塁で金本を迎えた場面は)
ホームランを打たれなければ大丈夫だと。
カウントが悪くなったけど、腹をくくって真っすぐ…、
シュートを落とせばいいと思って投げました。
(代打を出された7回に打線がつながった)
そうですね。野手のみなさんに感謝したいです。
(昨年悔しい思いをして、まず1勝。今年はどんな年にしたいか)
このままどんどんいって、2けた勝ちたいなと思います!」
(中スポ)

<3回に暴投が絡んで同点とされたが、
その後の投球に力があった。
圧巻は2-2の5回。2死満塁で打席には好調の金本。
力みから球が上ずりカウント1-3としたが、
直球のサインに首を振り、宝刀のシュートでタイミングを外し、
二飛に仕留めてグラブをポンとたたく。笑顔で振り返って>
「弱気になっても仕方ない。
カウントが悪くなったし、割り切って真ん中にシュートを落とし、
本塁打さえ打たれなければいいと思って、強気で投げた」

<ひるまない気持ちの大切さ。それが土壇場で生きた。
勝負の分岐点の1球を振り返る表情は頼もしく>
「びびっていても仕方がない。攻めるしかなかった」

<劇的な復活劇には『読み勝ち』もあった。
前日はオーダー発表後の試合開始10分前に雨天中止。
だが先発ながら、ブルペンで捕手を座らせず、
立ち投げのみで調整。したり顔で振り返って>
「スライド? 全く気にしてない。
影響はなかったと思います」

<昨年は右腕血行障害で苦しんだ。
その思いを胸に、復活を目指してきた>
「僕はまだ死んでいないぞ、とみせたい」

<6イニング2失点でマウンドを譲ったが、
許した6安打のうち3本が先頭打者。
このうち2本が失点につながり、反省も忘れず。
早くも次戦登板を見据えて>
「点の取られ方が悪いので、修正したい。
反省して次に生かさないといけないけど、
このままどんどん勝っていきたい」
朝倉健太公式中スポ中日新聞おおさか報知
共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○森バッテリーチーフコーチ
<5回の朝倉の踏ん張りをほめて>
「あそこで崩れることが多いのが朝倉。
金本を抑えたことは次につながる。きょうは粘ってよく投げた」
中スポ


○小山桂司
<トライアウトで入団し、移籍後初のスタメンマスク。
朝倉の勝利を引き出して勝利を演出>
「直球が一番走っていた。ボールになる球をうまく使えた」

<打撃では7回1死から高めスライダーをたたき、
ビッグイニングの口火となる左翼線二塁打。
移籍後初の活躍に笑顔を浮かべる>
「あそこから得点につながったのは嬉しかった。
拾ってもらって中日に感謝しています。恩返しが少しでもしたかった」

<正妻・谷繁の負傷離脱で得たチャンスで、
アピールに成功した苦労人は白い歯をこぼして>
「きょうだけじゃなく続けていければよい」
中スポ時事通信スポニチ名古屋

○ネルソン・パヤノ
<新外国人左腕がまたも好リリーフ。
5点リードの7回無死一塁から登板すると、直球主体で
今季最長となる1イニング2/3をパーフェクト投球。
大量リードの中、相手に反撃の糸口すら与えず>
「キャンプのときは疲れていたけど、
慣れてきて直球がよくなってきたよ」

<今季10試合中7試合に登板しているが、笑い飛ばして>
「疲れ? ないよ」
(中スポ)


○森野将彦
<7回1死満塁、走者一掃の右越え3点三塁打。
下柳の高めのスライダーをとらえた打球は、
悠々と右翼手の頭上を飛び越えて>
「やっと甘いところにきました。
2-0から2-2にもってこれたのが大きかった。
何とか(朝倉)健太のときに打ちたいと思っていたので、よかったです」

<昨年、下柳にはイヤというほど苦しめられた。
4試合で3勝無敗。防御率は0.33。
対阪神戦で大きく負け越す一因になった。
ナイン全員の気持ちを代弁するかのように言う>
「負け越したのは、打てなかったのが
原因の一つだったので、本当に何とかしたかった」

<試合前のミーティングなどでは、
スコアラー陣を中心に必死に対策を話し合った>
「年間を通して、特に下柳さんには、
低めを振らないという意識はみんなあると思う」

<昨季の天敵を初戦で攻略した意味も大きい。
チーム全体の気持ちを説明するかのように>
「まず最初に勝ったのはよかったけど、明日からも打ちたいですね」

<開幕からの10試合で打率.350と好調をキープ。
それでも、前の3打席は凡退していただけに気を引き締めて>
「いい形で打てたけど、もっと早い回に点を取らないとけない」
中スポおおさか報知毎日jpニッカン

○和田一浩
<昨年雨天中止の翌日に4戦3発8打点と
打ちに打っていた心強いデータは今年も生きていた。
この日5打数3安打の猛打賞で3打点。
圧巻は9回のダメ押し2ラン。
5点リードで迎えた1死一塁、右翼最前列へ運ぶ4号。
会心の当たりで連敗脱出に花を添えて>
「逆風でもなかったから、打った瞬間に入ったと思いました」

<先制点もそのバットから生まれた。
1回2死一、三塁、外角低めに落ちるフォークをとらえて
二遊間を突破するタイムリー。
最近2試合、無安打で連敗していただけにホッと胸をなで下ろし>
「先制のチャンスだったので打ててよかったです」

<雨上がり翌日に決まって猛打を見せるが>
「関係ないですよ。たまたま」

<当人はそういうが、休養で気力も充実した効果は
試合前の練習での観察眼を鋭くしていた>
「練習の時から、ことしの甲子園はボールが飛ぶと感じた。
ボールが思ったより飛ぶんです。
僕だけじゃなくて、守っていても、打球が良く伸びてくる。
(リニューアルした)球場のせいなのか、
ボールのせいか分からないけれど」
中スポサンスポニッカン


○荒木雅博
<今季初めて盗塁を試み、鮮やかに成功させる。
初回、死球で出ると井端の22球目にスタート。
オープン戦終盤に左太ももを痛め、
開幕時は自重気味だったが、全快をアピール>
「2、3試合前から、もういついってもいい状態になっていた。
ただチャンスがなかっただけ」

<その後は2回2死二塁から、中越えに適時二塁打。
さらに7回には、金本の落球を誘う『決勝左飛』、
8回の右前打とバットでもラッキーボーイとなり、
チームの勝利に笑顔を振りまく>
「(左飛は)まあ点が入ったからよかった」
中スポ

○小池正晃
<同点の7回1死二塁から朝倉の代打で登場すると、
止めたバットに当たった打球はフラフラと右前にポトリ。
これが一挙5得点へのつなぎの一打となりニヤリ>
「代打は結果ですからね。止めたバットですけど、
バットの軌道がよかったからああなった、って思います」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<4番打者が『落合効果』で復調気配。
4点を勝ち越した直後の7回1死三塁から左前適時打。
11打席ぶりの安打に手応えを感じて>
「最近、打ててなかったから、これで乗っていけるかな」

<実は甲子園室内練習場にあった小道具を拝借し、
復調のきっかけをつかんでいた。
片手用、長さ約60センチの短尺バット。
これを左手だけで振るのが、ドミニカ共和国で
スランプ時に取り組んでいたトレーニングだった。
練習日だった13日、雨天のため室内で練習した14日と
2日間、片手だけのティー打撃を繰り返した>
「左手の使い方の練習になるんだ。いい感じになってきたね」
(中スポ、ニッカン

○堂上剛裕
<平田の登録抹消で外野手は5人、その存在感が一層大きくなる。
9回に代打で登場して、三塁ベースに当たるラッキーな今季初安打。
こう言っていた顔から笑みがこぼれて>
「早く1本打ちたい」
(中スポ)

○井端弘和
<5回2死の打席、下柳の投球を左足ふくらはぎ付近に受け、
グラウンドに倒れ込み、いったんベンチへ下がる。
しばらく治療を受け復帰。その後も最後までプレーを続け、
こう言って球場を後に>
「大丈夫」
(中スポ)

○立浪和義
<出番はなかったが、兼任コーチは快勝にニンマリ>
「去年やられた相手だからね。やり返さないといけない。
最初の試合で勝てたのは大きいよ」

<この日は5点リードの9回1死で和田の場面で
次打席サークルに立ったが、和田の2ランで
代打は若手の堂上剛裕にスイッチ>
「いまは状態がいい。
投手の(打順の)ときはいつでも準備しているよ」
(中スポ)

○野本圭
<打っては4打数1安打、
守っては1度も打球を処理することはなかったが、
神宮、広島、甲子園と続く屋外球場の遠征。その印象について>
「きょうは飛んできませんでしたが、
やはり新しい球場に行くたびに特徴をつかむ努力はしています。
風もそうだし、芝生やフェンスにも違いがあると思います」

<アマとプロ、2軍と1軍の違いの1つに『ナイター』がある。
ささいなこととはいえ、実際にその場に立ち、
初めて昼間との感覚の差にがくぜんとするという。
大学で慣れ親しんでいるはずの神宮で、
初めて処理した飛球をミスしかけた>
「とくに6時から7時までの薄暮はきつかったです。
(ミスをしかけて)危なかった」
(中スポ)


◇浅尾拓也
<イメージが少し変わり、顔の男前度が増したような気がする。
短めに刈った分、顔の両側できちんとそろったもみあげが
相対的に目立つようになったよう>
「もみあげは特に伸ばしたりしていないですけど、
髪を切ったからじゃないですか?」

<『プチイメチェン』の思わぬ効果に、本人もまんざらでもなさそう>
「男っぽくなった? それならもみあげを伸ばしてみようかな」
(中スポ<ドラ番記者>

◆稲葉投手コーチ
<ナイトゲームが始まる午後6時になれば、
メモを手に自宅にあるテレビの前に座る。
これもまたコーチの仕事。
『カウンセラー』として、1軍投手の状態をチェックしている>
「どの投手がどういう状態なのか、見たいですからね。
だから毎日、試合は見ていますよ」

<01年以来の現場復帰となったコーチの主な役割は
ナゴヤ球場にいる残留組の指導。この日のルーキーの
伊藤準規や小熊を教え込んだように、基本的には若手の講師役。
そしてもう1つの重要な役割が、
1軍で結果を残せず、2軍に降格した投手のメンタルケア。
数日前、予期せぬ『患者』がナゴヤ球場に帰ってきた。
8日の東京ヤクルト戦で5回途中KOされた中田。
もちろんその試合もテレビで見ていたコーチ。
ナゴヤ球場で会ったとき、こう話したという>
「ああやってグラブを投げてもいいんだよ。
もっと気持ちを出していいんだよ」

<若手だった山本昌や落合英二氏ら、様々な選手を見てきたし、
通算104勝を記録した自分も現役時代には苦労した。
その経験をもとにアドバイス。決して目立つことのない
60歳の『カウンセラー』は大きな戦力になるはず>
「中田の状態は悪くなかったと思う。
メンタル面の問題だと思います。そこを何とかしてあげたい。
メンタルケア? そうですね。
少しでもいいから、みんなの役に立ちたいですね」
(中スポ)

◆谷繁元信
<右ふくらはぎを痛めて2軍でリハビリ中。
この日新たに階段の昇降練習を取り入れるなど、
連日の順調な回復ぶりを見せる。
ナゴヤ球場の外野で入念なウオーキングを念入りに行うと、
そのまま右翼外野スタンドへ。平たんな道を歩くよりも、
患部にさらに負担がかかる階段練習を故障後初めて行い、
状態を確認しながらのゆっくりとした上り下りで4往復。明るい表情で>
「日々よくなっている感じ? そうですね。
できることをやっていかないとね」
(中スポ)


○落合監督
<今季初めてとなる対阪神戦を白星で飾り、連敗ストップ。
史上37人目(球団史上3人目)の監督通算400勝を飾る。
先発・朝倉が粘投。5回2死満塁で金本を抑えて>
「5回? 2死から(鳥谷を)歩かせて(満塁で金本)。
あそこがポイントだった。一番打ってるバッターだし。
あそこを避けて通れない。
あそこを抑えたのがきょうのすべてだろう。
(二飛に終わった球はボール気味だったかと問われ)ストライクでしょう。
今日はウチに勝ち運があったのかな。
どうだろうなあ。まあ、去年までとは全く逆の展開だわな」

<天敵・下柳討ちに>
「各打者が低めを捨てた? 一切何も(攻略法は)言ってないよ。
シモ(下柳)とはもう何年もやってる。
抑えられる年もあれば、打ち込む年もある。
初めて対戦するわけじゃない」

<監督通算400勝の節目も、指揮官は気にも留めない>
「オレは私利私欲のためにやってるんじゃないんだ。
常に選手を最高の状態でグラウンドに送り出すことしか考えてない」
中スポおおさか報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(15日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 山井大介投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 平田良介外野手
(再登録は25日以降。公式サイト共同通信社

2009年4月15日 (水)

試合開始直前雨天中止、竜仕切り直しの甲子園。

今季初対戦となる甲子園球場での阪神戦
試合前のメンバー交換などを済ませたものの、
試合開始10分前の17時50分に、雨天中止のアナウンス。
降りしきる雨の中詰めかけたファンにとっては、
気の毒な展開となってしまいましたが、
ドラゴンズナインにとっては『恵みの雨』という意味合いも。
朝倉-小山の新バッテリーが組まれていたスタメン。
雨天中止翌日は脅威和田など、この日の竜の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(14日)

◇朝倉健太

<阪神戦の先発と発表されたが、残念な『水入り』に。
中止が決まったのは試合開始直前。
ブルペンでの投球練習は佳境に入り、
試合に向かって気持ちを高めていたところだった。
行き場を失った闘志を押し殺すように、淡々とタオルで汗をぬぐい>
「中止について? 答えにくいことを聞きますね。
別にしゃべることはないですよ」

<調子自体は上向き。
今季初登板だった7日の東京ヤクルト戦では
7回途中まで3失点に抑える好投を披露。
話しぶりにも自信がよみがえってきた。
だから先発が流れたといっても、焦りはない>
「大丈夫です。相手が変わる? もともと興味がないです」

<きょう15日の予想先発は山井で、
場合によっては週末まで先発機会が遠のく。
15、16の両日はブルペンでリリーフ待機する可能性もありそう。
早くも次のマウンドへ気持ちを切り替えて>
「シーズンに入ったら試すことは何もない。
目の前の試合に全力で投げるだけです」
中スポサンスポ

◇小山桂司
<移籍初スタメンが流れたが、笑顔だった。
雨天中止を伝え聞くと、恵みの雨だったことを明かして>
「残念ですけど、これで考える余裕ができましたからね」

<移籍後初スタメンを告げられたのは、
甲子園に着いて練習をしている間。
思わぬ抜てきにアドレナリンが体中を駆けめぐり、
集中力は極限まで高まっていたが、正直な心境も口に。
それでもこれで少なくとも一晩、阪神打線や
味方投手陣について考える時間を与えられた。
スタメンとなると気構えも違い、この24時間の意味は大きいはず>
「急だったので緊張した」

<自身にとっては感慨深い先発メンバー入りだった。
感謝の気持ちを、グラウンドで表すつもりで
キャンプから取り組んできた姿勢を評価されたからこその起用。
ドラゴンズで生きていく自信がまた深まった>
「去年(日本ハムを)クビになって、
こうして野球を続けているだけでも幸せなのに、
スタメンで出られるなんて考えられなかった」

<この日は幻に終わり、きょう15日もスタメンかどうかは分からない。
ただ、それまでは想像すらできなかったことを、
現実のものとして考えられるようになったのは間違いない。
こう言って、またニッコリ笑う>
「ボクはプレーで表現していくしかないですから。
またスタメンだったら、相手をよく見て、いい意味で楽しみたい」
中スポニッカン


◇野本圭
<自身にとってプロ初めての雨天中止に。
この日はグラウンドに出られなかったが、
室内練習場でゴロ補やフリー打撃と通常のメニュー>
「ずっと(試合を)やるという話だったので、
そのつもりで準備をしていました。
こういう日は気持ちが切れるのが一番怖いですから」

<落ち着いて話すが、ここまで5試合連続安打が
続いているだけに、本音もチラリ>
「調子がいいだけに、試合がしたかったですね」
(中スポ)

◇新井良太
<試合中止にがっかりした様子。
8日の東京ヤクルト戦、12日の広島戦で
代打で出場機会を得たが、初安打がまだ。
動きたくてうずうずしている>
「試合のない月曜の翌日が中止では無駄な休みです」
(中スポ)


◇和田一浩
<阪神との今季初戦は雨天中止となったが、
自身にとっては『恵みの雨』に。
開幕から7試合連続安打だったが、最近2試合音なし。
苦笑いを浮かべつつも慢性的な腰痛持ちにとって、
リフレッシュできたことは大きい>
「(雨天中止は)しょうがないです。
休みが1日あった方が体が軽くなることもある。
試合間隔が空くと、体が重くなるときもありますが、
いい休みになる場合もありますから」

<『恵みの雨』が、吉兆かもしれない。
実は雨天中止の翌日になると、
異常なほど活躍しているというデータがある。
雨天中止は昨年5度あり、翌日に試合が開催されたのは4度。
そこで16打数5安打、打率.313の成績を残している。
本人は苦笑いするが、内容はすさまじい>
「大したことはない数字ですね」

<さらに甲子園での雨天中止の翌日に限れば、
2試合で7打数3安打、3本塁打、8打点。
2試合ともに本塁打を放っており、確率は100%>
「そんな数字もあったんですか。
まあ、数字はそんなに気にはしていませんけどね。
打てるように頑張りますよ」

<雨天中止の影響をこう分析して>
「中止で2日も3日も休みがあると、
自分の打つ感覚がずれてしまうことがあるので、
やりづらいですけど、1日なら大丈夫です。
休んで調子が上がることもあります。
逆効果になってしまう時もあるんですけどね。
きょうは打つこともできましたし、大丈夫ですよ」

<昨季対阪神戦は打率.325。
スタメンでは最も好成績を残しているが、
チーム大きく負け越したためにイメージは良くない。
雨天中止をきっかけに、阪神への雪辱を誓い>
「阪神戦は去年チームが負けているんで打ったという思いはない」

<この日は雨天中止が決まる前の午後4時すぎ、
室内練習場でフリー打撃などを行った。
今季初となる阪神との対決へ向け、しっかり準備は整えている。
さらに試合前練習では東北福祉大の先輩・金本にあいさつ。
目下7本塁打と絶好調のアニキに頭をなでられ、御利益?ももらった。
雨天中止にまつわるデータも、心強い後押しになりそう>
「きょうはゆっくり休んで、また明日、頑張りますよ」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋


◇森野将彦
<朝風呂ならぬ『昼風呂』が日課になっている。
浴槽にお湯を張り、時間をかけて下半身を温める。
雨天中止にはなったが、この日も儀式を済ませて出陣していた。
昨年痛めた右ふくらはぎはもちろん完治しているが、
再発しないための予防策が、温めて筋力をほぐすこと。
だから毎日続けている>
「ナゴヤドームで試合があるときは、
ロッカールームの隣にある風呂に入りますけどね。
できることをやっていこうということです。
あんな経験(肉離れでの離脱)はもうしたくないですから」

<7日の東京ヤクルト戦、谷繁が大ファウルを打った後に
一塁を回ったところで倒れ込んだが、背筋が凍るのを感じたという>
「見たくないものを見てしまいましたね。凍りつきました。
あの日のことを思い出すと、いまでも怖い。怖いですよ」

<だからといって、逃げるわけにはいかない。
昨年から根付いてしまった恐怖心、だがそれも試合前まで。
それをしまい込むのも日課となっている>
「始まれば怖さはないですよ。忘れます」

<この日は試合開始直前の雨天中止にホッとした表情を浮かべ>
「きょうは中止でよかったです。
風邪をひいてもいけないし、こんな早い時期に故障したら最悪ですから」
(中スポ)

◇井端弘和
<開幕4連勝後、1勝4敗のチームについて、
突如、低空飛行に陥った局面を足で打開する考え。
負の流れを変えるための作戦を口にして>
「こんな時は打線が打ちまくるのが一番だけど、
僕や荒木が足でかき回して、得点のおぜん立てを整えることが大事」
デイリー

◇立浪和義
<練習中、室内練習場の扉を開けては
雨空をチェックしていたが、雨天中止に安堵の表情。
ぬかるんだグラウンドはケガにつながる危険性がある。
ホッとした顔でバスに乗り込み>
「このままやったら最初から出る選手が危ないからね」
(中スポ)


◆山井大介
<きょう15日の先発が予想されるが、
この日は室内でのアップの後、
浅尾と一緒にブルペンに入って調整。気合を入れて>
「全部が全部、万全なわけではないけれど、
やれることをやったところで呼ばれた。しっかり抑えたい」

<甲子園は昨年4月9日以来。リニューアル後は初めてだが>
「景色がずいぶん変わったね。
ただ、投げてもそんなに気にならない程度でしょう」
(中スポ)

◆谷繁元信
<右足を痛めてリハビリ中だが、
この日ナゴヤ球場の屋内練習場で、故障後初となるマシン打撃を敢行。
ウオーキング、キャッチボール、ティー打撃に続き、
向かった先はピッチングマシン。
故障の影響を感じさせないスイングで、鋭い打球を放って>
「今やっている動きについては問題ない。回復? そうだね」

<力強く語ったが、肝心の復帰時期については言葉を濁す。
とはいえ、一番の障害となっているランニングも
近く再開できる見通しで、見通しは明るい>
「分からない、普通の練習ができていないんだから」
(中スポ)


◇落合監督
<試合開始予定10分前の中止決定。
阪神側がかなり強行しようという雰囲気もあったが、泰然自若。
制御できないことを想像しても意味がないといった口ぶり。
余裕のコメントを残し、帰りのバスに乗り込む>
「決定が遅かった? そんなことはないよ。
こちら(中日)に決定権はないもん。
ホームチームが決めてビジターはそれに従うだけだ。
主催者がやるといえばやる」

<予報も悪く、この結果は予想できたはずだが、戦う姿勢を強調>
「やるつもりで(球場に)きた。
(微妙な天気でも)試合をやるつもりでいないと。
やるつもりでいかないといけないし、
それでやれるなら、そのまま試合に入っていけばいい。
だめならああそうですかというだけだ。
(中止を思い込んで開催になると)選手は気持ちの切り替えが難しい。
何事も思い込みは駄目ということ」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(14日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 澤井道久内野手
公式サイト共同通信社

◇対阪神1回戦(→雨天中止)発表スタメン
1 (二)荒木  
2 (遊)井端  
3 (三)森野  
4 (一)ブランコ 
5 (左)和田  
6 (右)野本  
7 (中)藤井  
8 (捕)小山  
9 (投)朝倉  


今季初めてとなる甲子園球場での阪神との公式戦。
天気予報では、当初からと出ていて
明らかに「中止」だろうという見方が強かったものの、
阪神球団サイドは、雨が徐々に上がっていくと見ていたようで。
確かに予報サイトも雨から曇りへと変化したことに加え、
さらに甲子園のある兵庫県の一部だけ、
よけるかのようにアメダスの青い部分がなかったのも事実。
それでも雨雲の進む方向が変わり、むしろ雨が強まったことで、
メンバー交換を終え、グラウンドのシートを一度外したものの、
結局は試合開始10分前17時50分に、『中止』のアナウンス。
雨のなか半信半疑で待たされたファンにとっては、
気の毒なこととなりましたが、そんななかでも落合監督泰然自若
決定が遅かったにもかかわらず、落ち着いて対応。
余裕のコメントを残して、帰りのバスに乗り込んだようです。


予報を見る限りでは、おそらく無理だろう
さらにチーム状態を考えると、できれば中止にしてほしい
そんなことを思いながら、ネットを追っていましたが、
いつまで経っても「中止」のアナウンスが来ない…。
おまけに↑のようにスタメンまで発表されたときは、
さすが阪神園芸、見事な仕上げだと思いつつ、
慌ててビデオのタイマー予約をセット。
ところが一転、開始直前にいきなりの中止発表
まあ故障の危険性もあるぬかるんだグラウンド。
そうなってからでは遅いですし、
連敗中、さらに体調に不安がある選手が多いドラゴンズにとっては、
『恵みの雨』という意味合いが大きいかなと。
主力選手のコメントを見ると、安堵の表情が多かったようですね。

それでも中止の発表が『開始直前』になってしまったことで、
逆に不具合が生まれてきてしまったことも、確か。
特にこの日の先発投手として、直前まで準備をしていた朝倉
もう少し早く中止が決まれば、調整の仕方も違っていたでしょうが、
気持ちの面を含め、ここまで上げてしまうと、
おそらくスライド登板は、できなさそうですね。
今朝の中スポによると、きょうあすの2連戦は山井、浅尾
その一方で朝倉は甲子園ではリリーフで待機して、
場合によっては、週末の巨人戦で先発もという予想。
ただでさえ、先発投手がいくらか足りない現状。
しかも阪神、巨人、阪神、巨人という日程のこの2週間。
もしかしたら、ローテーションの微調整があるかもしれません。


またこの日発表されたスタメンマスクは、なんと小山
谷繁が故障し、小田がリードに精彩を欠く状態。、
ベテランの清水将海を使う手もあるとはいうものの、
経験の少ない小山にあえて白羽の矢が立てたという見方も。
本人に知らされたのは、この日の練習中。
指名後はけっこう「緊張した」そうですね。
試合後は「恵みの雨」と明かしていたようですし、
そのまま試合に出していたら、どう傾いていたか…。

小山チャンスだ!もちろん小山にとって、
ようやく手にしたスタメンのチャンス
選手である上では
「やる」つもりで準備し、
本人もかなりアドレナリン
上がっていたでしょうが、
逆に中止となったことで、
改めての用意
シミュレーションも出来たでしょうし、
落ち着くことで、
本来のチカラを出せることにも繋がる。
流れたこと自体は残念ですが、今後戦っていくことを踏まえ、
この水入りプラスにとらえてほしいですね。
まあそのままスライドさせるかは、決定事項でもなく、
再び小田がスタメン復帰の可能性もありそう。
それでもお声がかかった時には、ぜひとも奮闘を。
「相手をよく見て、いい意味で楽しみたい」
そういう展開になってくれることを願いたいところです。


なお中止になったカードは、10月に組み込まれる見込み。
仕切り直しの2連戦となりますが、
まずは0行進を止め、悪い流れにピリオドを打ってほしい。
そして鬼門突破へ良き滑り出しとなってくれればと期待しています。

2009年4月14日 (火)

鬼門突破へまずは雨?きょうから甲子園阪神戦。

マツダスタジアムでのこけら落とし3連戦を
1勝2敗と負け越したドラゴンズでしたが、
ナインは前日のうちに広島から大阪に移動。
この日は翌日からの阪神との3連戦に備え、
一部の投手・野手が甲子園球場で練習を行ったもよう。
前日10失点でKOされた山本昌に代わって、山井が1軍に合流。
阪神、巨人と続く6連戦での先発登板が濃厚。
また悩める4番・ブランコに連日の落合指導が施されたとのこと。
その他、好調野本野球に集中など、この日の竜の話題を。

ドラゴンズトピックス(13日)

◆山井大介

<甲子園室内練習場での1軍練習に今季初合流。
この日朝、名古屋から大阪入りし、
キャッチボールやダッシュなど、入念に調整。
阪神3連戦の第2戦の先発が有力で、
約1年ぶりの公式戦マウンドに立ちそう>
「きのう(12日)合流を告げられました。いよいよですね。
想定より早い? そんな空気をうすうす感じてはいましたが、
なんとも言えないところです」

<オープン戦終盤に結果を残せず、先発ローテ争いから脱落。
開幕後、2軍で調整を続けてきたが
チームは若い先発投手陣が崩れ、2カード連続の負け越し。
事情を敏感に感じ取り、調整ペースを上げてきた。
その一端が昨オフから取り組んできたフォーム大改造。
それについては、一定の着地点を見いだして>
「(フォームは)一から十まで全部変えた
シーズン通して変えていくものだけど、現時点ではまあまあ」

<7日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦では
先発して8イニングを109球で2失点と、
スタミナ面の課題も克服し、手応えをつかんだ。
この日の練習は朝倉、浅尾と行動を共に。
あす15日なら中7日。万全の状態で登板できる>
「(7日は)球数を投げられたのが一番の収穫だった。
調子は上がっている。そんなに悪くない。
どんな場面になるか分かりませんが、チームに貢献したい。
(好調の)金本さんの前に走者を出さないように気をつけたい」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン

◇朝倉健太
<きょう14日からの阪神3連戦の初戦先発が濃厚。
この日は浅尾、山井と先発登板にむけた最終調整。
最後は約30分間、ブルペンに入った。
7日の東京ヤクルト戦は、6イニング1/3で3失点。
中6日での登板となるが、今度こそ今季初白星を手にする>
「前のことは持ち越さず。深く考えずに投げます」
(中スポ)

◇浅尾拓也
<今季から先発に転向し開幕勝利を挙げたが、
前回の東京ヤクルト戦では4イニング8失点でKO。
思わぬ精神面のきつさに今は必死に耐えている。
16日の3戦目の先発が濃厚。甲子園での快投を誓って>
「中継ぎの時はすぐにくる次の登板で
結果を出せば、不安から解放された。
先発は登板間隔があくから、その間不安がずっと続くんです」
(中スポ)

◇小田幸平
<昨年6勝17敗と大敗を喫した天敵・阪神との今季初対決を前に
勝つための策として、好調の金本に『じらし作戦』を打つ考え>
「状況にもよりますけど、金本さんに
真っ正面からぶつかることは避けたいですね。
それが今の阪神に勝つ一番の近道だと思うんで」
デイリー

◇森バッテリーチーフコーチ
<無理に勝負せずにじらして、
打ち損じを待つというのは、首脳陣も同意見。
次の新井貴浩を封じ込めれば、必然的に勝算が高くなると踏んでいる>
「打つ確率の高いバッターと勝負する必要はないだろ。
たとえ歩かせても、後のバッターを抑えりゃいいだけの話なんだから」
デイリー

◇落合監督
<甲子園での移動日練習に参加し、
昨日に続いて2日連続でブランコに対しての打撃指導。
開幕4連勝も、2カード連続負け越しでやや停滞ムード。
同級生の敵将・真弓監督との初バトルに>
「同じ相手に何回も負けてられないからな」
デイリー


◇トニ・ブランコ
<開幕から2本塁打ながら、9試合で打率.235。
ここ2試合は7打数無安打5三振と、悩める4番打者が、
この日、甲子園での移動日指名練習に参加。
前日に続いて、落合監督の指導の下、1時間30分の打撃練習。
球場隣接の室内練習場でティー打撃中に
指揮官に実演指導を受け、その後フリー打撃ケージに直行。
終わると自発的に再びティー打撃を黙々と約1時間こなす。
ニヤリと笑って、指導内容を明かさなかったが、
構えた際の動きを小さくする新フォームに修正して>
「調子が悪いから休むより練習しようと思った。
(監督との)話の内容? 何を言われたかを話してしまうと
打てないことが多いから、きょうは秘密ということにしてくれ。
結果が出たときに何をアドバイスしてもらったか話すよ。
時間が空いたときに練習して、とにかく体に覚え込ませておかないとね」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン

◇平田良介
<フリー打撃中、落合監督から付きっきりで指導を受ける>
「スタンスをもう少し広くとるように言われました」

<前日の広島戦では途中から今季初めて左翼の守備に。
回ってきた打席ではまずまずの当たりを放つも中飛。一日たっても悔しそう>
「ふつう(の当たり)です」
(中スポ)


◇野本圭
<開幕9試合を終え、打率.379はチームトップでリーグ5位。
驚異的な活躍をしているドラフト1位ルーキーは、
開幕2試合目から『6番・右翼』でスタメン出場を続け、
チームの開幕4連勝に大きく貢献。
好結果の一因になっているのは、野球だけに集中している姿勢>
「今までずっと野球をやってきたんですけど、
アマチュア時代も教えてくださった方はたくさんいるんですが、
落合監督とか立浪(打撃コーチ)さんとか、
プロでも一流の中の一流の人たちの話を聞くことができて、
野球っていうスポーツに対して、考え方が180度変わったんです。
24時間、野球を考えている自分がいて。
野球というものを、仕事としてやっていけるという素晴らしさを感じています」

<『今は野球に集中できています』と言うとおり、
日常生活でも、体のケアに必死。
オープン戦終盤に左足のふくらはぎの違和感を発症し、
離脱を余儀なくされたが、開幕1軍にはギリギリで間に合った。
普段のその姿勢が回復を早めたと推測できる>
「立浪さんはケアの方法も教えてくれているんです。
練習や試合前は、部屋の風呂に10分くらいつかるんです。
その後にストレッチして、足に電気(治療器)を当てたりとかは、
絶対していますね。試合や練習から帰ってきても、
湯船にゆっくりつかって、電気を足に当てていますしね」

<落合監督にも日常生活の大切さを説かれた。
前カードの広島戦のとある日。
朝食会場で偶然一緒になり、興味深い話をされたという。
それを素直に受け止め、今後に生かそうとしている>
「人間って、どんな動きでもそうなんですけど、
開いたら負けだと教わったんです。
ものを食べるときも、(脇を)開いて食べるわけではなくて、
(脇を閉じて)体の内側で食べるわけじゃないですか。
バッティングも同じなんです。
野球も体の内側から外にやらないと力が出ないというか。
相撲のつっぱりも同じなんです。
ただ単に手を前に出すのではなくて、
内側から外に向かって出ているわけじゃないですか。
本当に興味深い話を聞かせてもらいました」

<日常生活すべての行動が野球につながると信じている。
だからこの日、甲子園球場での指名練習に自主的に参加。
フリー打撃の後、自ら進んでマシンを相手にバットも振った。
宿舎に張り出されたメンバー表には名前がなかったが、あえて志願>
「僕は試合に出ているから疲れて休むとか、
そういう立場の選手じゃないので。
ほかの選手が一生懸命やっている。
今は元気なので、(練習を)やっていかないと。
『アイツが(試合に)出て、ああいうプレーをして』とか思う方が、
中にはいると思うんです。しっかり反省して練習をやらないと、
また同じことをしてしまいますから」

<打撃では開幕から才能を発揮している一方、
守備では不慣れな場面をのぞかせることも。
今は守備のレベルアップを主眼に置いているという>
「打撃面ではしっかりとボールをとらえられるようになってきています。
直すところはまだまだあるんですけど、
ヒットも出ているんで、今のところはいいかなと。
でも守備の面であわてているというか、
落ち着いてプレーできていない自分がいるんです。
ワンプレーで流れが変わるのが野球。
中日の勝ちパターンは少ない点数で守り勝つっていうことじゃないですか。
試合に出ている以上は、投手を入れて9人のうちの1人なんで、
これ以上、足を引っ張るわけにはいきません」

<すべてにひたむき。インタビューの最後、
リラックスするための方法を聞いてみると、大まじめな表情でこう語る>
「(リラックスに関して)
一つ上の新井さんとかお話ししてくれたりするんですけど、
毎日いっぱいいっぱいっていうか、
今はまだリラックスする方法は考えられないんです。
野球だけに集中する。そういう時期だと思っているんです」
中スポ


◇新井良太
<控え組中心だったこの日の練習、
甲子園球場の外野で測定された10メートル走で何とトップタイム。
盗塁の技術となると別物だろうが、この瞬発力は武器になる。
速くなった秘訣を本人に聞くと>
「よく分からないんですよ。
スムーズに走れるようにはなったと思いますが」
(中スポ<ドラ番記者>

◇宮前トレーニングコーチ
<この日は荒木、藤井のレギュラーは不在だったが、
岩﨑達郎や澤井ら俊足組を押しのけての新井トップに>
「意外でしょ。でも良太(新井)は今年からすごく速くなった。
荒木や藤井にはかなわないけど、チームで5本の指に入るかもしれないよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇小池正晃
<常識外れの長い長いバット。
これが自分を変えた、といっても過言ではない>
「(好調の要因が)このバットのおかげかどうかわかりません。
ただ、よくなったのなら、このバットの影響はあると思います。
今でもずっと使っていますから。
(長さ、重さともに)よく分からない」

<担当者によれば、長さ40インチ(約102センチ)。
通常よりも約10センチも長い物干しざお級の
バットに出会ったのは、昨年秋の秋季練習。
石嶺コーチから使ってみないかと言われた。
長い分扱いにくいが、スムーズな軌道を描けば振れる。
ティー打撃で毎日、使うようになった。
春季キャンプはおろか、オープン戦でも使用。
やってきたことが間違いでないことを証明すると、
公式戦では用具担当からもらって、自分のバットケースに入れた>
「長いバットは初めてでした。しなるように振らないといけない。
ドアスイングではダメなんです。ティー(打撃)で打って、
フリー(打撃)で普通のバットを持つと、
スムーズに振れるような感じになるんです」

<昨年6月の移籍から、1年がたとうとしている。
開幕1軍をゲットし、前日の広島戦では代打で今季初安打をマーク。
11年目・28歳は、横浜時代との違いをこう感じていた。
この日の甲子園球場の練習でも振り続けて>
「いまは楽しい。目標に向かっていますから。
横浜のときはやらされていた、という感じでした。
でも今は自分で考えてやらないといけない。
最初、落合監督から『自分のスイングをしろ』と言われた。
今は自分のスイングをするために練習しています」
(中スポ)

◇立浪和義
<この日は大阪市内のホテルで休養。逆襲へ向け英気を養う。
昨年2勝9敗の甲子園での逆襲に気合十分>
「きょうはゆっくりさせてもらいました。
甲子園では去年、やられましたからね。今年は何とかしたい。
あした(14日)は雨(で中止)かもしれないけど、
初戦から結果を残していきたいですね」
(中スポ)

◆澤井道久
<この日、甲子園での指名練習に合流。
ウエスタンで連日安打を重ね、猛烈アピール。
前日現在、12試合で49打数21安打の打率.429。
持ち前の打撃で、1軍昇格を勝ち取った>
「きのう(12日に1軍合流を)言われました。
バットがいい感じで振れている。
打てる球を確実にとらえようとしているのが、
いい感じにつながっていると思う」

<『今年ダメだったら終わりくらいの覚悟』で迎えた5年目。
6月には三十路を迎える男は、4年間やってきたことを
すべて出しきる気持ちで、1軍定着を目標に臨んだが、
順調にアピールを続けていたキャンプ終盤に、
左ふくらはぎを故障。それを乗り越え精神的にもタフになった>
「全力でアピールした結果なので、
マイナスに考えるんじゃなくて、逆にそれを生かしていこうと
すぐに気持ちを切り替えた」

<打撃練習などで汗を流し、きょう14日からの阪神戦に備える>
「調子は悪くないので、自分のやれることをやるだけ。
与えられた仕事をやるだけです」
中スポニッカン


◆2009年版選手テーマ曲を公開(公式サイト)
2008年からテーマ曲を変更したのは、以下の通り)
<打席時登場曲>
荒木 (「RUN&RUN」 黒岩唯一)
井端 (「While My Guitar Gently Weeps」 The Beatles)
平田 (「Whine Up feat.Elephant Man」 Kat DeLuna)
井上 (「男流 ~第五章~」 吉永幸一)
吉見 (「君という名の翼」 コブクロ)
チェン (「パリピポ」 GReeeeN)
谷繁 (「HOTEL PACIFIC」 サザンオールスターズ)
森野 (「ブルーバード」 いきものがかり)
浅尾 (「なにしてんの」 SURFACE)
小池 (「ひまわり」 遊助)
小田 (「Time To Say Goodbye」 Sarah Brightman)

<登板時投手登場曲>
平井(「It's My Life」 Bon Jovi)
(※2009年4月10日現在)

◇井端弘和
<今季から打席に向かう際に採用しているテーマソングが
ビートルズの『While My Guitar Gently Weeps』。
一般には有名ではないかもしれないが、
ファンの間では人気の隠れた名曲。
曲自体はブルース調で、
あまり登場曲には似つかわしくないかもしれないが、
前奏でピアノがリズミカルな旋律を奏でる部分を採用。
センスのよさを感じさせる、こだわりの選曲に>
「(ビートルズは)全般的に好きだけど、
これは知ってる人が少ないだろうと思って」
(中スポ<ドラ番記者>

◇森野将彦
<今季から『ブルーバード』という曲を
テーマソングに流しているが、結構耳に残る。
「いきものがかり」のメンバーの出身地は神奈川県。
しかも男性2人は20代後半。知り合い?と思って聞くと>
「選んだ理由? 好きだからですよ。
知り合い? いや。違いますよ。
厚木市でしょ。それは知っています」
(中スポ)



今日の公示。
(13日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 山本昌投手
(再登録は23日以降、公式サイト共同通信社


【ドラゴンズ・今週の日程】
14日(火)対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
17:50 雨天のため中止
15日(水)対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
16日(木)対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
17日(金)対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)
18日(土)対巨人 (15:00・ナゴヤドーム)
19日(日)対巨人 (14:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
14日(火)プロアマ交流戦・対三菱重工名古屋(12:30・ナゴヤ球場)
10:30 雨天のため中止
17日(金)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
18日(土)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
19日(日)対広島 (12:00・宇部市野球場)


2カード連続負け越しと、やや勢いに陰りドラゴンズ
移動日となったこの日は、甲子園での指名練習。
きょうからの阪神3連戦に備え、
主力野手は休養を取ったようですが、
参加した落合監督は、前日に続いてのブランコへの打撃指導。
自らお手本を示すなど、悩める新主砲への指導は
かなりの熱を帯びていたようです。

ところで開幕から3カード、9試合を終え5勝4敗
やはり正捕手・谷繁の離脱が攻守に響いていますが、
そこは小田、小山らいる面々で補わないといけない。
先週の戦いでは、ツラい場面が多かった小田ですが、
スタメンマスクも2週目に入りますし、
そろそろ落ち着いてくるのではと見ています。
ピンチにもテンパらずに、ゲームに臨んでほしいものですね。

また打線に関しては、和田が良い滑り出しをして、
森野がここに来て一気に調子を上げてきた。
さらに野本、藤井の若竜組がオープン戦の状態をうまくキープ。
ただ問題となるのは、不安視された1、2番と4番・ブランコ

実るか連日指導。ブランコに関しては、
ある程度こういう攻めをされるだろうと
当初から思われていましたし、
その結果も想定内の範囲。
それでもそのまま
やられっぱなしでもいけません。
落合監督からの指導では、構えた際の動きを小さくする
新フォームに修正しているようですが、
その教えをしっかり体に覚え込むことが、浮上へのカギ。
まあ休日を返上し、「自分のものにしようと必死」という
まじめな姿勢はうかがえますので、あとは結果がついてくれば。

そしてまだエンジンがかからずの荒木、井端
それでも広島との初戦のように、
どちらかが機能すれば、得点により結びつきますし、
どうにかうまく上向いてほしいもの。
一通りの対戦を済ます間に、時折出る良い動きが、
常に出てくるようになってくれればと期待します。


一方、中田、昌さんと期待された2人の先発が
ともに炎上してしまい、まさかの即登録抹消
それにより、先発ローテーションが4人という現状の投手陣
きょうからの阪神3連戦、中スポの先発予想
初戦から 朝倉-久保、山井-下柳、浅尾-石川の順。
この日1軍に合流した山井が、甲子園で投げると見られていますが、
好投してくれると、チームにとっては心強い限り
昨季の4月、甲子園での好投はまだ覚えていますし、
ぜひともその再現をして、復活をアピールしてほしいところ。

ただ、きょう14日の甲子園の天気は、こんな感じ。
ウェザーニュースの予報では
「雨は今夜まで続いて、強く降ることも。傘が必須です」とのこと。
正直きょうの初戦、できれば雨で流れてくれないかなと。
やる前から雨乞いとは、我ながらあまりのネガさに呆れてしまいますが、
もしそうなれば、週末のナゴヤドームでの巨人戦を、
浅尾(山井)、吉見、チェンで回すことができる。
一応19日に中田が再登録できますが、
おそらくウエスタンで登板させてからになるはずですし、
川井などファームから推薦出来そうな投手もいますが、判断はいかに。

現状の先発陣では、吉見が評判通りの安定感を見せていますが、
朝倉、浅尾、この2投手がいかに踏ん張ることができるか。
そこにチームの行く道がかかってきそうな気がします。
昨季は2勝9敗と『鬼門』となった敵地・甲子園でのマウンド。
相変わらずのアウェーでの舞台となりますが、
そこで好投できれば、その存在というものを大いに示せるはず。
「点を取られない野球」の根幹は、やはり投手
週末やられた広島の前田健太、篠田ではないですが、
続けざまの好投で結果を出して、その地位を固めてほしいと願います。

2009年4月13日 (月)

昌悲惨自己ワースト10失点、竜2戦連続完封負け。

こけら落としは、打線爆発で大勝。
2戦目はまさかの連続押し出し四球完封負け
1勝1敗のタイで迎えたマツダスタジアムでの
広島との第3戦でしたが、なんと0-10での大敗。
満を持して、今季初先発となった山本昌
3回、広島打線につかまり5点を失うと、
続く4回にもさらに5点を加えられ、自己ワーストの10失点KO
一方、打線は広島先発・篠田
わずか4安打に封じ込まれ、2試合連続完封負け
2カード連続負け越しとなってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 3回戦
(12日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日1勝2敗)
30139人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 × 10
[敗] 山本昌(1試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、平井、ネルソン、清水昭信、高橋 - 小田、小山

◇対広島3回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数1安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (2打数無安打)
6 (右)野本  (3打数1安打)
7 (中)藤井  (3打数無安打)
8 (捕)小田  (1打数無安打)
9 (投)山本昌 (1打数無安打)

【得点経過】
<3回ウラ・広島> P・山本昌
篠田遊ゴロ、赤松ライト線三塁打、東出四球、
1死一、三塁から、石原左前適時打(D 0-1 C)
栗原左飛、シーボル四球、
2死満塁から、右前2点適時打(D 0-3 C)
2死二、三塁から、中前2点適時打(D 0-5 C)

<4回ウラ・広島> P・山本昌
篠田空三振、赤松左前打、東出右前打、
1死一、三塁から、石原レフト線適時二塁打(D 0-6 C)
1死二、三塁から、栗原中前適時打(D 0-7 C)
1死一、三塁から、シーボル三ゴロ・森野弾くエラー(D 0-8 C)
四球、
1死満塁から、レフト線2点適時二塁打(D 0-10 C)

<9回・中日> P・篠田
代打小池右手前飛球・天谷ダイブもこぼす=右前打、
荒木左飛、井端中前打、
1死一、二塁から、森野一直・二走小池戻れず併殺、試合終了。


【ゲームレビュー】
山本昌が4イニング10失点
先発・山本昌が、4イニング10安打10失点。
4四球を出すなど制球が不安定で、甘く入ったところをつかまった。
広島は3回に石原の先制打、の適時打などで5点。
4回にも打者10人で5点を奪った。
広島篠田は球に切れがあり、4安打で三塁を踏ませず、
プロ初完封を無四球で飾った。中日は2カード連続の負け越し。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


日曜日のデーゲーム、時折雨もぱらつくなか、
マツダスタジアムにお越しのカープファンのみなさん、
新球場でのゲームを存分にお楽しみいただけましたか?

そんな言葉くらいしか出てこない辛い内容でしたね。

今季初登録即先発となった昌さんでしたが、
実働24年目の初マウンドは、悲惨なものに…。
初回は三者凡退、2回は四球とヒット1本許したもののゼロと
まずまずの立ち上がりかと思われましたが、
3回、2廻り目に入ると一気につかまる始末
ケチの付き始めは、1死からの赤松のライト線の三塁打。
野本がクッション処理を誤ったこともありますが、
これでカープ打線に火が付いたような。
さらにこの日の昌さんは、制球が今ひとつ
続く好調・東出に対し、外へのストレート2球で追い込みながら、
低めを振らすボールが決まらず、4球連続ボールで四球。
1死一、三塁とピンチを広げてしまうと、
ここで迎えるは昨季12打数7安打と苦手にしていた石原
その石原に対しても安定しない制球。
それでもカウント2-1と追い込み、併殺を取ろうと、
決め球のスクリューを投じるものの、決まらずボール。
そして5球目、再びスクリューを投じるも、前のボールよりもやや真ん中に。
これをうまく捉えられ、狭い三遊間を抜いていくタイムリー。

続く栗原を外へのスクリューでレフトフライ。
和田藤井が交錯しながら、2死一、二塁としたものの、
シーボルに対して警戒したのか、カウント0-3。
何とか1つストライクを奪ったものの、
ストレートが大きく高目に外れての四球で、満塁に。
ストレートでストライクが取れず、変化球主体のリードに切り替えながら、
その変化球もキレがなく、次々と打たれてしまう昌さん
迎えたに甘く入ったスライダーをライト前に運ばれ、2点を失うと、
続くには高めに浮いたストレートを叩かれ、さらに2点
ビッグイニングを作られ、まさかの5失点

さらに続投となった3回ウラも、炎上は続き、
赤松、東出に連打を許し、1死一、三塁とされると、
石原にまたしても真ん中低めのスクリューを拾われ、
レフト線への2点タイムリーツーベース
続く栗原にもスクリューをすくわれ、センター返しのタイムリー。
クリーンアップの連打で3点を奪われ、ここでほぼ白旗
それでもベンチは動かず、そのまま続投
すっかり沈んでしまった昌さんをさらに襲うカープ打線
続くシーボルの三塁ゴロがタイムリーエラーとなり、1点を奪われると、
に対しては変化球が全く入らず、四球で満塁
そしてトドメはのレフト線への2点タイムリーツーベース。
結局この日は、4イニング、99球を投げ、
10安打3奪三振、4四球でなんと10失点(自責9)。
満を持してのシーズン初登板が、思いも寄らぬ大乱調
期待を大きく裏切り、「申し訳ありません」と話したベテラン左腕
試合後の表情はさすがにこわばっていたようです。


ツラすぎる今季初登板…。抜群の制球力緩急
持ち味である昌さん
しかしオープン戦、
そしてウエスタンでの登板と、
締まらぬ投球で、
調子が上がらない状態での開幕。
それでも「まあまあ」といっていた
本人の手応えを信じていましたが、
まだまだ本調子には遠いのかもしれませんね。
10失点は、自己ワーストだそうですが、
まさか26年目の初登板がこんな炎上になるとは、
本人も全く思っていなかったことと思います。
とにかくもう少しコントロールをよくしないと。
生命線が崩れてしまっては、ちょっと辛いかもしれません。
試合後は、やはり「2軍でのやり直し」を告げられたようですが、
こういう苦しい投球も、これまでのキャリアで
何度もあるでしょうし、打開策もわかっているはず。
しっかりと頭の中を整理し、そして課題を修正し、
なるべく早く1軍に戻ってきてほしいと思います。

一方打線に関しては、
広島先発・篠田の前にわずか4安打と沈黙。
よかったのは、4回に荒木がレフトへチーム初ヒットを放ち、
続く井端の左飛で一塁からタッチアップしたことぐらい。
これで2試合連続完封負けと、初戦の大爆発がウソのよう。
ちょっと波がありすぎですよね。
ただまだ開幕したばかりとはいえ、そろそろを取ってもらわないと、
次の甲子園では奮起して、まずは0行進を止めてほしいです。


開幕3カードを終え、5勝4敗の貯金1。
東京ヤクルトとともに、3位を位置するドラゴンズ
2カード連続負け越しにより、
4連勝の貯金を吐き出してしまっているようですが、
まあまだ始まったばかり、まずはカタチを作ることでしょうね。
週明け火曜日からは、甲子園阪神との初対戦。
谷繁同様、正捕手・矢野を欠き、苦戦気味の阪神
4番の金本が打率.528、7本塁打、21打点と、
とんでもないことになっていますが、
その辺に注意しながら、うまく抑え込んでほしい。
朝倉、浅尾辺りの先発が濃厚。
依然としてビジターゲームが続きますが、うまく勝ち越し、
チームの状態を上げて、ナゴヤに戻れるよう期待したいところです!


★プレーヤーズ・ボイス(12日)

●山本昌

<今季初めて出場選手登録され、広島戦に即先発。
今季初登板となったが、制球を乱し3回に5失点。
続く4回にも4連続長短打などで5点を奪われ、
4イニング99球、10安打10失点でKO。
2ケタ失点は26年目のプロ生活で自己ワースト。
まさかの大炎上に、大ベテランは肩を落として>
「申し訳ありません…」

<最多失点を記録したことについて、こうつぶやくのが精いっぱい>
「10失点は初めて? まあ、まあ…」

<6本の適時打のうち4本が追い込んでから。
紙一重の部分もあっただろうが、本人は否定>
「きょうはコントロールが悪かった。紙一重? いや全然です…」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー

『楽しみに待っていたみなさんに
顔向けができないピッチングになってしまいました。
コントロールが悪すぎて。一からやり直してきます』

山本昌公式ホームページより引用)

●小田幸平
<山本昌とは何度もバッテリーを組み、
テンポの良いコンビを見せてきた捕手も、弁解の余地なし>
「10点取られてるんで、(自分も含めて)悪いです…」
中スポ

●森バッテリーチーフコーチ
<開幕ローテーションを外れて
慎重に調整してきた山本昌が、10安打4四球と大乱調。
途中で中継ぎ陣に代える選択肢もあったが、試合を託す>
「引っ張りすぎたということはない。
今日はマサの試合なんだから。100球は投げさせなきゃいかんだろ」
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


●平井正史
<山本昌の後を受けて、5回から登板。
ムード的に最悪だったが、冷静に三者凡退で終える>
「自分のやるべきことだけしっかりやろうと思って投げました」

<8日の東京ヤクルト戦では2本塁打されたものの、
状態はまずまずと言う。経験豊富なリリーバーの存在は心強い>
「ボール自体はそんなに悪くない」
(中スポ)

●清水昭信
<前日は敬遠を含む3四球を与え、敗戦投手となったが、
7回から4番手で登板。代わり端、天谷にいきなり0-3としたが、
そこから二ゴロに仕留めると、後続2人も抑える。
失敗からすぐ立ち直るのも中継ぎの重要な役割>
「昨日は昨日で反省して引きずらないようにした。
開き直って投げたのがよかった」
(中スポ)


●野本圭
<ルーキーが守備で大きな失敗を犯してしまう。
3回、赤松の右翼線への二塁打性の打球の処理を誤り、
深追いしすぎて後逸。三塁打にしてしまう。
フェンスに到達する前に捕球するのと、
クッションボールを待つという2つの方法があったが、後者を選択。
結果的にこれが裏目に出て、球がうまく手につかず。
ほかにも3回2死満塁で嶋が右前打。
とても間に合わないタイミングなのに、二塁走者の生還を阻止しようと、
目いっぱい投げてしまい、そのスキに打者走者に二塁を奪われた。
5戦連続の安打となる8回の左前打も、素直に喜べるはずなどなく、
試合後は終始申し訳なさそうにうつむき、帰りのバスに乗り込んで>
「きょう(の負けの責任)は完全に僕ですね。
フェンスに当たる前に捕ろうと思ったんですが、
どんどん打球が切れていって、ああなってしまった…」
中スポおおさか報知ニッカン

●笘篠外野守備走塁コーチ
<試合前は必死に対策はしていたが、
守備で大きな失敗を犯した野本に、反省を促して>
「(処理の方法を)迷ったんだろうな。
ただ、あそこはフェンスにぶつかってでも止めないと」
中スポ

●トニ・ブランコ
<広島先発・篠田に封じ込まれ、3打席すべて空振り三振。
すべて外角低めのチェンジアップを振らされる。
この日の試合前の練習で、落合監督から直接指導を受けたが、
バッティングの感触を聞かれても、無言で球場を後にして>
「何も言うことはない」
中スポニッカン

●石嶺打撃コーチ
<2試合連続無安打のブランコについて>
「こういうことを繰り返しながら、
試しながらやっていくしかないですから」
中スポ

●森野将彦
<4打数無安打と完全に沈黙。
9回、一塁線への痛烈なライナーも栗原の好守に阻まれ>
「僕の力がないだけ。今日は何もありません」
中スポ

●小池正晃
<今季3打席目にして、初安打を放つ。
9回無死、高橋の代打で登場。
カウント1-0から篠田の高め速球を右前に落とす。
大量リードを奪われながらも、集中力を切らさぬ一打に>
「1打席しかないですし、集中していました。
(篠田は)球が動くと聞いていました。
低めに手を出さないようにしていました」
(中スポ)

●井端弘和
<9回の第4打席で、篠田のストレート技ありの右前打。
19打席ぶりの安打で一矢報いる。
不振を脱するため、試合前練習では
打撃フォームを微調整するなど試行錯誤。
前日から2日連続で落合監督の指導も受けていた。
復調への手ごたえを口にして>
「形はできてきたかな」
ニッカン

●新井良太
<6回、平井の代打で今季2打席目の出場。
カウント1-2から振りにいったが、三邪飛に倒れる。
こう強がり、今季初安打を誓う>
「タイミングを外された? そういうことはなかった。
次は結果を残せるよう頑張りたい」
(中スポ)

●立浪和義兼任コーチ
<序盤で大勢が決まってしまい、自分の出番はなし。
打線も淡泊になった上に、逆にこういうゲームだからこそ
チャンスをもらった新井、平田が結果を残せなかっただけに悔しそう>
「ダメですね。こういうゲームは」

<1日置いてきょう14日からは甲子園での阪神戦。
昨年は7連敗を含む2勝9敗と
大きく負け越した球場だが、決意を新たにして>
「気持ちを切り替えて臨みたい。(相性も)年が変われば違うでしょう」
(中スポ)


●堂上剛裕
<試合前の守備練習、ノックをキャッチするや、
地を這うような低いボールを返球。
ワンバウンドで測ったように、捕手のミットに収まる。
目に見えないところで着々と進化を遂げている。
昨年の秋季練習、今春のキャンプでは徹底的に守備を鍛えた。
その1つはスローイング。以前は力任せに投げていたが>
「力まず投げるようにしています。
やっぱりコントロールが大事ですから。
前よりよくなっているという感じはありますね」

<身近な手本は昨季リーグ補殺王の和田。
強肩というわけではないが、ピンポイントの送球で補殺を量産>
「和田さんのレベルはとても無理ですが、近づきたい」

<守備意識も変わった。名手・英智の教えで
打者の細かい動きにも気を使うようになった。
それがポジショニングや打球への反応にいい影響を及ぼすようになった>
「蔵本(英智)さんに言われたんです。『打者をよく観察しろ』って。
実際に守備についているときも
よくアドバイスを頂きます。勉強になっています」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<堂上剛裕の守備面の成長を認めて>
「うまくなっている。どこというより、全体的にレベルアップしている」
(中スポ)


●落合監督
<2試合連続完封負けで、2カード連続負け越し。
先発・山本昌の人生ワースト10失点について問われ>
「10失点は初? いい経験したねぇ」

<交代の選択肢がなかったかという問いには、こう言い切って>
「ありません」
中スポスポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋デイリー


ドラゴンズトピックス(12日)

◆川上 魂のメジャー1勝目!! 「何とかやっていけるかな」
(中スポ)

◇岩瀬仁紀
<ブレーブス・川上憲伸のメジャーデビュー初勝利を、
昨季まで同僚だった中日の選手たちも祝福>
「よかった。よかった。何回で何失点だったの?
(6イニング、4安打3奪三振4四球、3失点)
3月に連絡してから、連絡がこないからなあ。連絡待ってます」
(中スポ)

◇吉見一起
<同じ右腕投手は先輩の熱投に発奮して>
「今日投げると聞いていましたが、すごいですね。
僕も負けないように頑張ります」
(中スポ)

◆小笠原孝
<川上のメジャー初先発初勝利を、自分のことのようにうれしがる。
明大時代からの後輩で、中日でも弟のようにかわいがってもらっていた。
初勝利を知ると、早速お祝いのメールを送ったという。ニコッとほほ笑んで>
「『6イニング3失点で勝ち投手になって』と嫌みを言っておきました」

<自身は開幕1軍を逃し、
それどころか2軍戦でも結果を残せずに苦しんでいる。
海を渡った『兄貴分』の奮投を刺激にして、
一日も早く本来いるべき1軍のマウンドで活躍したいところ>
「ボクはそれ(川上)以上に点を取られているんで。
励みにして頑張るしかないですよ」
(中スポ<ドラ番記者>


記録備忘録。(12日)

山本昌がマツダスタジアムで行われた
広島3回戦に先発で今季初登板し、
実働年数をセ・リーグ単独最長記録となる24年に伸ばした。
衣笠祥雄(広島)、八重樫幸雄(ヤクルト)、
川相昌弘(巨人-中日)の23年を更新し、
大島康徳(中日-日本ハム)と並びプロ野球歴代3位となった。
プロ野球最長記録は、セ、パ両リーグの球団に在籍し、
8日の巨人戦に先発した工藤公康
(西武-福岡ダイエー-巨人-横浜)の28年。
共同通信社時事通信


今日の公示。(12日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 山本昌投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 谷哲也内野手
(再登録は22日以降。公式サイト共同通信社

▼谷哲也
<この日登録された山本昌に代わって、
出場選手登録を抹消されたが、
ナゴヤ球場でのウエスタン・オリックス戦に2番・遊撃で先発出場。
久しぶりの実戦に前向きに話して>
「打てはしなかったけど(4タコ)、内容は悪くなかった。
しっかり練習して、また1軍に呼んでもらえるよう準備していきたい」
(中スポ)


若竜トピックス(12日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 3回戦
(12日・ナゴヤ球場)
 Bs 000 000 101 = 2
 D 200 002 00× = 4
[勝] 小林正人(5試合1勝)
[S] 金剛(5試合2S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 赤坂、小林正人、中里、菊地、金剛 - 小川
公式サイト・戦評

○小林正人
<ウエスタン・オリックス戦に2番手で中継ぎ登板し、
3イニングを2安打、2奪三振、1四球の無失点。
4回無死一塁、カウント0-3で先発・赤坂に
アクシデントが発生しての緊急登板だったが、
低めへの制球が光り、後続を無難に打ち取る。
目の前の打者を打ち取ることだけに集中。
この日の登板状況よりも、自分本来の投球に近づいた
手応えが何よりの収穫だった>
「しっかりと下(下半身)を使えるようになってきた。
バランスがよくなってきたんで、
後は試合で結果を出すことにこだわっていきたい」
中スポファームブログ

○小林聖始投手コーチ
<小林正人のこの日の投球を高評価>
「あの状況で良く投げた。毎日の積み重ねがようやく実ってきた。
本人が地道にやってきた結果だろう。
これなら(1軍に)推薦するときに、すぐに名前が出せるよ」
中スポ

○赤坂和幸
<4回途中に異変を訴え、途中降板したが、
試合後は何事もなかったかのように平静を装う>
「右肩にちょっと違和感があったんで、
大事を取って降板させてもらいました。
3回まで感じがよかったので、もったいなかったですけど、
いい経験ができました」

<右肩は問題なかったようで、
試合後は報道陣の前で投げるマネをしなからこう繰り返し>
「全然大丈夫です」
(中スポ)

2009年4月12日 (日)

竜中継ぎ陣揃って自滅、痛恨の連続押し出し。

新広島市民球場・マツダスタジアム
行われた初めてのデーゲーム
こけら落としの前夜は、17安打11得点と爆発した
ドラゴンズ打線がこの日は広島先発・前田健太の前に沈黙。
一方先発のチェンが力投し、終盤まで0-0のまま進んでいきましたが、
8回ウラ、チェンを継いだ中継ぎ陣が、軒並み乱調
清水昭信3四球で満塁としてしまうと、
代わったパヤノ、齊藤が、まさかの連続押し出し
自滅してしまい、広島新球場初勝利を献上してしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 2回戦
(11日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日1勝1敗)
30268人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 清水昭信(4試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、清水昭信、パヤノ、齊藤 - 小田

◇対広島2回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数無安打)
2 (遊)井端  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数2安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)野本  (3打数1安打)
7 (中)藤井  (2打数1安打)
8 (捕)小田  (3打数無安打)
9 (投)チェン  (2打数無安打)

【得点経過】
<8回ウラ・広島> P・清水昭信
東出四球、
石原犠打投前小フライ・清水昭信落球・
小田拾い一塁送球アウト、二塁送球はセーフ(記録は捕犠打)、
栗原敬遠四球、シーボル四球、
P・パヤノ
1死満塁から、代打緒方孝市押し出し四球(D 0-1 C)
代走・木村
P・齊藤
1死満塁から、代打石井琢朗押し出し四球(D 0-2 C)

【ゲームレビュー】
中継ぎ陣が総崩れ
同点の8回から登板した清水昭信は敬遠を含む3四球。
1死満塁のピンチを招くと、救援したパヤノ、齊藤とも
制球が定まらず、代打・緒方孝市と続く代打・石井琢朗
連続押し出し四球と乱調。この回無安打で2失点と自滅し、
7イニング無失点と力投した先発・チェンの力投をフイにした。
広島は新本拠地球場で初勝利。
前田健太はテンポの良い投球で散発5安打、無四球完封で2勝目。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


午後2時試合開始のデーゲーム
イニングが進むごとに、本塁方向からの西日
かなり強くなってくると言うことで、
この日は和田、藤井ら外野手を始はじめとして、
かなりの選手が遮光の強いサングラスを着用していたようですが、
ゲーム展開としては、先発の2人による投手戦
両投手ともにゼロに抑え、終盤まで均衡が破れない状態。

しかしその内容としては、球威、制球ともに完ぺき
直球、変化球を低めに集め、前夜17安打11得点を挙げた
ドラゴンズ打線にほとんどチャンスを与えない前田健太に対し、
不安定な制球により、リズムこそ悪いながら、
力のあるボールで、要所をしっかり凌いできたチェン
それでも結果的には、0-0のまま。
このまま両投手の投げ合いが続くと見られましたが、
8回ウラ、2死二塁のチャンスで、
粘りの力投をしてきたチェンに、代打・立浪
結果的にはプロ22年目の立浪が、
PL学園の後輩でもある前田健太に対し、
「生まれる前からプロの意地」を見せ、
痛烈に一、二塁間を破るヒットを放ち、策が成功しましたが、
この交代が、まさかチームの首を絞めることとなるとは…。

2死一、三塁とチャンスが広がったものの、
続く荒木が初球、外角低めのストレートを打ち損じての二ゴロ。
二者残塁で得点が入らず、
8回ウラ、ドラゴンズの2番手は、清水昭信
ゲームも終盤、右のセットアッパーを起用しましたが、
この清水昭信が、想像以上に硬かったのが痛かったなと。
先頭の東出に対し、フォークが決まらず、
すべて見逃されたうえで、やってはいけない四球を与えると、
続くこの日3番に入っていた石原は、初球バント。
投手への小フライとなり、ラッキーと思われましたが、
太陽の光が目に入ってしまったか、
清水昭信が捕れずに、こぼしてしまう始末。
さらに捕球した小田が一塁に送球し、結果犠打成功のカタチ。
試合前から恐れれらていたアクシデントでもありますが、
その被害が懸念された外野でなく、投手に及ぶとは。
これでさらに動揺した清水昭信は、
栗原敬遠の際も、投球がやや乱れ、
続くシーボルに対しても、いきなりカウント0-3。
その後ストレートとフォークがようやくゾーンに入ったものの、
フルカウントから、フォークが内に外れて四球。
敬遠も含め、まさかの3四球
腕がほとんど振れず、制球難が顔を出してしまうありさま。

さらに1死満塁で迎えるは、左の
ベンチも動き、左のワンポイント・パヤノを送りましたが、
この投手も代わり端が今イチ心配な投手。
嶋の代打・緒方孝市に対し、スライダー、ストレートともに、
低めに大きく外れると、そのままストレートで押し出し
ノーヒットで均衡が破れてしまうとは…。
これがシーズン8試合で6試合目の登板。
疲れはないと本人はいえども、少しはあったかもしれませんし、
また満員のスタンドの赤い旋風にも飲まれてしまった感が。
流れを止めるべく、右の齊藤にチェンジしましたが、
この齊藤も意外とこういうムードがダメなタイプ。
1点が入り、さらに盛り上がる球場のムードプラス、
の代打には、ベテランの石井琢朗
平常心で投げられずに、続いてしまう負の連鎖
ストレート、シュートともに外れて、連続の押し出し四球
結局このイニング、敬遠を1つを含む5四球で2失点。
中継ぎ陣が続けざまに自滅してしまい、
前田健太に完封で、新球場初勝利を献上することとなりました。


収穫は立浪初安打。ただでさえ、
得点に結びつきやすい
先頭打者への四球
これを清水昭信が与えたときに
嫌な予感がしましたが、
ただそういう流れになった際でも、
この日のチェンは、
何とか踏ん張り抑えてきた
それに続いてほしいと思いましたが、
逆に勢いに完全に押しつぶされてしまった感が。
さらに打ち込まれたのではなく、
こちらからの自滅というのが、実に痛すぎるなと。
確かにこけら落とししたばかりの新球場
カープファンの声援は、半端じゃないと思います。
ただこういうムードは、ここだけでなく、
甲子園の阪神戦でも、東京ドームの巨人戦でもあるはず。
そういうアウェーのなかも投げ抜くのが中継ぎとしての役目。
今回の悔しさを胸に刻みつつも、しっかりと課題を修正し、
次回以降の登板では、きっちり汚名返上を願いたいです。


前田健太の完封というと、
思い出されるは、昨年の9月20日・広島市民球場
0-10で敗れたゲーム。自分も生観戦していましたが、
その時よりも今回は良い内容。
実に落ち着いた投球に、成長の跡が見られましたね。
この日21歳になったばかりだそうですが、
できれば苦手にはしてほしくないですし、
次回対戦ではぜひとも雪辱してほしいなと。
一方、第3戦の先発は、いよいよ43歳の出番。
現状4人の先発ローテでは「谷間」となりますし、
昌さんの今季初登板となってきそう。
日曜日のデーゲーム。この日と同じように
かなりの「アウェー」状態での登板となりそう。
永遠の若手ゆえに、シーズン初登板で緊張もあるとは思いますが、
元祖・地方球場の鬼の実力を発揮してもらい、
2カード連続負け越しを阻止するよう、期待したいところです!


★プレーヤーズ・ボイス(11日)

●チェン・ウェイン

<今季2度目の先発となったが、
4四球を与えながらも力強い直球とフォークを武器に
7イニングを3安打無失点。いつもより闘争心を燃やし、
堂々と向かったマウンドで孤軍奮闘>
「新球場で負けたくない気持ちが強かった。
下半身を意識した粘りのあるピッチングができた。
今まではゲームに入るときに自信がなかった。
きょうは最初から自信を持って、思い切って投げた方がいいと思った」

<立ち上がりから『大暴れ』。
4四球、114球も投げ、明らかなボール球も多かった。
しかし細かいことは気にしない。
独特の、鋭く、強い球を思い切り投げ込んだ>
「四球は出してもいいけど、自分はボールに切れがないと打たれてしまう」

<これが、本来の自分らしい姿なのだろう。
生まれ育った台湾の野球は、緻密な日本式より
パワーをぶつける米国式に近いと言う>
「自分は昔からそういう感じだったけど、
日本に来たからと思って、いろいろと考えて投げるようになった。
それがあまり良くないようになったところがあると思う」

<豪快な投球は、投げ合った前田健太とは対照的。
日本のエリートらしく、精密な制球と投球術の前田健太に対し、
こちらはパワーを前面に出した。
新世代のエース候補同士が個性をぶつけ合い、張り合った>
「(前田健太は)いいピッチャーですね。
向こうはコントロールがいいから、ボクはスピードで負けないようにしたい」
中スポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン


●清水昭信
<無失点のチェンから8回にバトンを受け取ったが、
代わり端の東出を四球で歩かせると、
続く3番・石原のバントが小飛球となり、投手前に飛んできたが、
強烈な西日に目がくらんだか、捕球できず(記録は犠打)。
日差し対策なしで飛球を見上げたのが災いしたよう。
不運を引きずるように、栗原敬遠の後、
シーボルも四球で満塁として降板>
「太陽がちょうど目に入っちゃいました」
中スポ<ドラ番記者>共同通信社ニッカンデイリー

●小田幸平
<8回、石原のバントの飛球を、太陽が目に入って
グラブに収まらなかった清水昭信のボールを
すぐ捕球したが、一塁に送球したことで、
結果的に一塁走者の東出の進塁を許してしまう。
打者走者をアウトにするために一塁へ送球のは、
小フライになったバントを故意に落として
併殺をとるときのセオリーだが、うなだれて>
「(最初に送球するのは)二塁だったかな。
ランナーが野手と重なって正直、見えなかった。
(二塁には)行ってないと思った。僕のミスです」
中スポデイリー

●川相内野守備走塁コーチ
<8回無死一塁でのバント処理について。
清水昭信が捕っても、小田が落ち着いて二塁送球しても、
バント失敗で1死一塁となるところだったが、
あたかも成功したかのような1死二塁にしてしまったことに>
「わざとワンバウンドで捕ったならともかく、
はじいているから、まず前の走者をアウトにすべきだった」
中スポ

●ネルソン・パヤノ
<両軍無得点の8回1死満塁から、3番手で登板。
6試合連続登板となったが、代打の緒方孝市を相手に
1球もストライクが入らず、押し出し四球を与える>
「連投の疲れ? それはない。あそこで四球はいけない」
(中スポ)

●齊藤信介
<8回1死満塁から、4番手で登板。
代打・石井琢朗を任されたが、
カウント1-3から押し出し四球を与えてしまい、反省>
「フォアボールはいけません」
(中スポ、時事通信


●立浪和義
<今季限りでの引退を表明しているが、
今季4打席目で初安打。健在ぶりを見せつける。
8回2死二塁でチェンに代わって打席に登場。
右前にライナーではじき返し、好機は広げたが、
前田健太を攻め落とすことはできなかった>
「正面だったので(走者が)かえってこられなかったですね」

<今季4打席目での一打は歴代8位の通算2460安打目。
練習からいい手応えがあったそうだが、複雑な表情を浮かべて>
「1本出て良かった。
絶対得点の欲しい場面だったんで残念だけど、
今年は自信を持って打席に立てています。
チームが勝てば一番良かったんだけど」

<昨季は1打席だけあった対決を覚えていた。
抑えられた球は、相手から見れば抑えた球。そこに網を張った>
「カーブを打ってゲッツー(併殺打)だったんです」

<網に獲物はかからずカウント2-2。
当然ながらストライクはすべて打つ。
前田健太が勝負球に選んだチェンジアップを的確に仕留めたのは、
自身の状態が上がってきた証しと見ていいだろう>
「(前田健太の)遅い球がどこかでくると思っていたけど…」

<この日が21歳の誕生日だった前田健太。
誕生の3日前に自身はプロでデビューを果たしていた。
そんなPL学園高の後輩を昨年の開幕前に一喝。
オープン戦であいさつを受けた時、
頭髪に目がいった。嫌いな『茶髪』だった。
翌日、きれいな黒髪に戻した前田健太は、シーズン9勝2敗>
「おまえ、髪の毛染める前にやらなあかんことあるんとちゃうか?」

<ラストイヤーの初安打。
グラウンドを離れればかわいい後輩だが、
打席に立てば手ごわい投手へと成長。
打ってなお、前田健太を認めねばならぬ打席となった>
「若いのに投げっぷりがいいし、センスのある投球をしますよね。
センスがあるのは打撃を見ていてもわかります」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

●森野将彦
<完封負けの中、相変わらず元気。
チーム唯一のマルチ安打で4試合連続の安打に。
敗れただけに、試合後は終始、うつむき加減だったが、
調子を尋ねられると>
「悪くはないですよ」

<1回、前田健太が投じた初球の外角速球をうまくとらえると、
打球は高く上がり、左中間にワンバウンドして、
そのままスタンドに入るエンタイトル二塁打。
そして2点を追った9回には、1死から中前打。
カウント1-0からチェンジアップをうまくたたいた>
「最初の打席はいい形? そうですね」

<打率はさらに上がり、チームトップの打率.406。
打線は沈黙したが、そのバットは元気さを失っていない>
「また明日、出直す? そうですね」
中スポ

●野本圭
<8回、前田健太から意地の一打。
初球の真ん中低めは見逃したが、
2球連続で来た外角高めのチェンジアップを中前に運ぶ。
甘い球を打ち損じず、これで4試合連続安打>
「攻めてくるのは分かっていたので
甘い球を積極的にいこうと決めていた」
(中スポ)

●和田一浩
<今季初のノーヒット。開幕からの連続試合安打は
『7』で途切れる。とはいえ、涼しい顔で>
「全然気にすることはないです」

<試合前に人一倍『太陽』を気にして、
心配顔で晴れわたった広島の空を見上げていた。
デーゲームの際、特に左翼手と中堅手は太陽と重なって
打球を見失いやすいのではないかと懸念されているが>
「日差しは相当なものですよ。もろに視界に入る。
サングラスをかけてプレーするしかないけど、
これだけはやってみないとわからない」

<自身はめったにサングラスをかけてプレーしないという。
それでもこの試合ではサングラスで守備につかざるを得なかった。
しかも対策を万全にするため
『強力バージョン』のサングラスを手に入れていた。
普段使っているのは可視光線透過率23%のものだが、
新球場用に『透過率9%』のサングラスを用意。
サングラスの効果もあって、1回に東出の左飛を無難に捕球>
「慣れていないからあまり着けたくはない。
着けるとすれば、打球が目にくくなる薄暮のときくらい。
太陽対策でサングラスをかけた記憶はないですね」
和田ブログ「8日の食事会!!」、中スポ、<ドラ番記者>

●笘篠外野守備走塁コーチ
<マツダスタジアムはホームが「西」、
センターが「東」にあり、午後の日差しが
まともに守っている野手を照らすという>
「(サングラスで太陽光を遮っていても)
完全に目に入ったらアウト。目に入らないように祈るしかない」
中スポ<ドラ番記者>

◇サングラスメーカー『オークリー』担当者
<公式戦開催2戦目のこの日も、両球団を訪問。
可視透過率23%が標準とされる中、
7段階で1番暗い9%のものを配った>
「9%を日本のプロ野球選手が使うのは初めて。
動いているボールを追う競技では、
普段は暗すぎるので使われません。
たとえば陸上のマラソン選手とか釣りで使うようなものです。
野球では、ヤンキースの松井秀喜選手が試したことがあるくらいです」
(中スポ、ニッカン


◆山本昌

<きょう12日の広島戦での今季初先発マウンドが有力。
この日の練習から1軍に合流。
オープン戦、調整登板の2軍戦とずっと低調だったが、
今週に入って本人によると上向いたという>
「(調子は)まあまあ」

<200勝左腕には力みはない様子。
広島の新球場開場記念の3連戦ではあるが、
遠慮せずに、このカード勝ち越しを狙う>
「ま、頑張りますよ」
(中スポ)


●落合監督
<救援陣が自滅し、後味の悪い敗戦に苦笑い。
連続押し出し四球など無安打、5四球で重い2点を与え、
太陽のいたずらにも惑わされたナインにチクリとクギを刺して>
「負けた気がしない? 負けは負け。負けですよ。
点を取るとか取らないとかの問題じゃない。
うちはいかに点数をやらないかっていう野球をするかなのに」
中スポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(11日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 2回戦
(11日・ナゴヤ球場)
 Bs 010 000 020 = 3
 D 001 010 000 = 2
[敗] 河原(2試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山内、小林正人、河原、菊地、金剛 - 前田、小川
公式サイト・戦評

●澤井道久
<ウエスタン・オリックス戦で、
チームが計5安打に抑えられる中で、
唯一のマルチ安打(4打数2安打)を記録。
開幕か打撃が好調。スタメン出場したすべての試合で
安打を記録し、11試合で45打数19安打の打率.422。
打ちまくって、昇格へ向けてアピールを続けている>
「バットがいい感じで振れている。
打てる球を確実にとらえようとしているのが、
いい感じにつながっていると思う」

<好調さに浮かれることなく、気を引き締めなおして>
「いま調子がよくても、上(1軍の選手)が調子悪くなったときに、
僕も調子を落としていたら意味がない。
この調子をずっと継続できるようにしていきたい」
中スポ

2009年4月11日 (土)

広島新球場こけら落とし、竜17安打11点大暴れ!

今季から広島カープの本拠地となる
新広島市民球場・マツダスタジアムのこけら落とし。
その相手を務めることになったドラゴンズでしたが、
初戦からビジターにも関わらず、打線が大爆発
和田一浩の記念すべき新球場第1号で口火を切ると、
打線がつながり、広島先発・ルイスを攻略。
その後も攻撃の手を緩めずに、17安打11点を奪い大勝。
新球場初戦を逆に白星で飾り、連敗を2で止めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 1回戦
(10日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日1勝)
30618人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日 11
広 島
[勝] 吉見(2試合2勝)
[S] ネルソン(2試合1S)
[D本] 和田3号 森野3号2ラン
[Dバッテリー]
吉見、パヤノ、齊藤、ネルソン - 小田

◇対広島1回戦・スタメン
1 (二)荒木  (5打数4安打1打点)
2 (遊)井端  (2打数無安打)
3 (三)森野  (5打数3安打5打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (3打数1安打1打点)
6 (右)野本  (5打数2安打)
7 (中)藤井  (4打数2安打1打点)
8 (捕)小田  (4打数1安打1打点)
9 (投)吉見  (3打数2安打1打点)

【得点経過】
<2回・中日> P・ルイス
和田初球ライナー左中間越え本塁打(D 1-0 C)
(マツダスタジアム・新球場第1号本塁打)

<2回・中日> P・ルイス
吉見右前打、荒木左前打、井端投犠打、
1死二、三塁から、森野前進二塁突破中前適時打
(D 2-0 C)
1死一、三塁から、ブランコ中犠飛(D 3-0 C)

<3回ウラ・広島> P・吉見
石原四球、ルイス投犠打、赤松中飛、
2死二塁から、東出右中間適時打(D 3-1 C)

<5回・中日> P・ルイス
荒木左前打、井端投犠打、
1死二塁から、森野右越え2ラン本塁打
(D 5-1 C)

<6回・中日> P・ルイス
野本投ゴロエラー、藤井左翼右二塁打、小田空三振、
1死二、三塁から、吉見投返し中前適時打
(D 6-1 C)
1死一、三塁から、荒木右前適時打(D 7-1 C)
井端二ゴロ進塁打、

P・上野
2死二、三塁から、森野中前2点適時打(D 9-1 C)

<7回・中日> P・上野
野本左中間エンタイトル二塁打、藤井左前打、
無死一、三塁から、小田右犠飛
(D 10-1 C)

<9回・中日> P・
ブランコ左前打、小池三ゴロ、野本二塁内野安打、
1死一、三塁から、藤井中犠飛
(D 11-1 C)

<9回ウラ・広島> P・ネルソン
石井琢朗遊ゴロ、中前打、
代打喜田剛初球小田パスボール・二塁へ、
6球目ネルソン暴投・喜田剛振り逃げ・三塁へ、
1死一、三塁から、赤松右犠飛(D 11-2 C)
ライト野本本塁返球逸れる間に喜田剛二塁へ、東出中前打、
2死一、三塁から、天谷右前適時打(D 11-3 C)
栗原四球、右飛、試合終了。

【ゲームレビュー】
打線がつながり、連敗を止めた。
今季最多の17安打を放ち、初の2けた得点で大勝

2回、和田が先制ソロ。
3回は連打と送りバントで1死二、三塁から
森野の適時打とブランコの犠飛で2点を追加し、
5回は1死二塁から森野の2ランで突き放した。
吉見は6回途中で降板したが、危なげない投球で2勝目
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


昨年で51年の幕を下ろした広島市民球場に代わって、
今季からカープの新本拠地となる
新広島市民球場・マツダスタジアム
建設費90億円。中堅122メートル、左翼101メートル、
右翼100メートルの左右非対称が特徴。
内外野ともに天然芝が敷き詰められた見事なボールパーク
TVで見ていて、行ってみたいなあと何度も思いましたね。
そのこけら落としのゲームとなりましたが、
移動日なしの当日移動。さらに相手の記念のゲームとあって、
開始前は、おそらく引き立て役
なってしまうんじゃないかと思いましたが、
なんのことはない、新球場でいきいきと暴れていたのは、
ホームのカープではなく、ドラゴンズの方でした。

新広島市民球場第1号。2回、和田が初球、
外角高めのストレートを狙い打ち、
フルスイングすると、
独特のライナーでの打球は、
左中間深いところへと
飛び込むホームラン
してやったりの『新球場第1号』を号砲に、
前日集中砲火を喰らい
敗戦したショックを振り払うかのように、
打線が打つや繋がるやの17安打11得点
満を持して登板してきた相手エース・ルイス
落ち着かないところを上手く付いての、速攻
早いカウントから積極的にバットを出して、
細かいヒットで出ると、井端3犠打を始め、
小技でこつこつと塁を進め、主軸の森野、ブランコで還す。
また野本、藤井『恐怖の下位打線』も健在。
さらに投手である吉見もタイムリーを含むマルチ安打
大事なゲームで硬くなっている広島ナイン
あざ笑うかのような攻めは、実に見事だったなと。

特に開幕戦当初、調子を落としていた荒木
左へ右へ、タイムリーを含むなんと4安打を放つと、
さらに森野も2ランを含む3安打5打点と、上昇気流。
森野は神宮で3ランを放つなど、
上向きなのはわかっていましたが、
荒木がここにきてようやくエンジンがかかった様子。
TV中継では6回に7点目を取られたルイスに、
実況が「どうしたルイス!」と叫んでいましたが、
逆に自分は「どうした荒木!?」と思わず言ってしまいましたね。
不調が懸念されていた上位打線
しかしこの日のように、荒木が出て、
井端が犠打などで進め、そして森野が打って還す。
このような攻撃こそが、今季ドラゴンズが目指す野球
それがようやく見られたことが、とてもうれしかったです。


一方投手陣は、中5日での先発・吉見
5イニング1/3、69球を投げ、5安打3奪三振1四球で1失点。
中田、浅尾と続けざまに先発が炎上していたここ数試合。
吉見だけが頼りと思っていましたが、さすがの投球
初回わずか9球ですいすいと立ち上がると、
持ち前の打たせて取る投球
3点リードとなった3回に、やや力みもあって
ムダな先頭四球から失点しましたが、
低めをしっかり突く、本来の投球ができていたのでは。
さらに5回を終えて50球と省エネも健在。
ただ6回に栗原に粘り負け、ヒットを許した後、
ベンチ裏に下がっての突如の降板
何らかのアクシデントがあったのかもしれませんが、
コメントを見る限りは、大きな影響はないようですね。
やはり今季の先発の軸は、吉見となってきそうな感が。
今後も安心して見られる投球を続け、
投手陣を引っ張っていってほしいものです。


連敗を2で止めて、仕切り直しの大勝
ただ9回にネルソンがドタバタさせての2失点。
11-3のゲーム展開で初セーブをマークしたのには、思わず苦笑い
まあ「引き立て役」の部分も必要だったとはいえ、
心配なのは、これで広島打線が目覚めてしまったこと。
こけら落としカードは、まだ続いて行きますし、
できればもう少し緊張させておきたかった気もしましたが。

週末はデーゲームでの開催となるマツダスタジアム
試合開始時はセンター方向に向けての西日
けっこう強く感じましたが、新たな球場だけに
慣れない上でのさまざなな現象も起きてくるかもしれません。
ただチーム的にはこの日の大勝をきっかけに
再び前へ進んでいってもらいたいところ。
おそらく先発は中5日でチェンが来ると思われます。
前回は無失点ながらも不満な投球内容でしたが、
今回はそれを払拭する快投で、連勝に貢献してほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(10日)

◎森野将彦

<3号2ランを含む3安打5打点の活躍>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(こけらおとしのゲーム。
マツダスタジアムのバッターボックスの雰囲気、
そして5回の一発を打ったときの感触、いかがでしたか)
そうですね。初回はやっぱり力がちょっと入っちゃったですけども、
えー、まあ何とかね、タイムリーも出ましたし、
ホームランもね、いいところで出たんで、よかったです。
(荒木、井端が良い形で回してくれた、
程よい緊張感が走ったのでは)
そうですね。ほんとにね、全てがだいたい
得点圏にランナーがいる状態だったんで。
ま、何とか自分のバッティングをして、
還そうという気持ちで臨みました。
(チームは4連勝の後、連敗中。雰囲気はどうでしたか)
まあ、始まったばっかなんでね。
そこまで気にせず、まあとにかく点取られたら
僕たちが何とかしようという気持ちで臨んでたんで、
特にそういう悪い雰囲気は流れてなかったですね。
(チームも17安打11得点。いいきっかけになりそう)
そうですね。バッティングの方はほんとにね、
えー、うまいことみんな打ってますし、若い選手も打ってますからね。
それに負けないように、僕たちもたくさん打ちたいと思います。
(こけら落としの日に、最初のゲームで
第1号の和田選手に続いてのホームラン。良い雰囲気でいけそう)
そうですね。そのイメージをね、残したまんまずっとやりたいと思います。
(昨日ヒット4本、きょう3本。開幕からの調子はどうか)
まだ手探りですけど、まあだいぶいいんじゃないかと思います。
(チームもこのあと乗っていけそうか)
乗っていきたいですね、これでね、はい」


<ホームラン談話>
「甘いスライダーを逃さず打てました」

<1回1死二塁の先制機は空振り三振に倒れた>
「打ちたい、打ちたいという思いで力が入ってしまった」

<再挑戦の場が次の打席でやってきた。
3回、吉見、荒木の連打と井端のバントでつくった1死二、三塁。
同じ失敗は繰り返せない。だから初球をたたいた
中前に運ぶ適時打。つなぎの野球で追加点が入った>
「初球から何でも打っていこうと思っていた」

<初回無死一塁の場面を皮切りに、
2番・井端に合計3度の送りバントを命じるなど、
自分の前にチャンスを演出してくれた指揮官の信頼を
自信に変えて、結果を出した>
「すべて得点圏にランナーがいた状態だったので、
自分の打撃をしようと思った。
逆に監督が僕の打撃の調子をみて調子を見て、
そうしてくれたんじゃないですか。プラス思考で考えている。
だから僕も『打てる』と思えた」

<昨年は7打数4安打3打点、
『お得意さま』にしたルイスを今年も難なく打ち砕く。
その秘密は『初球打ち』だと明かす。
3回1死二、三塁、言葉どおり初球のストレートを
中前にはじき返して、適時打とした>
「初球をうたないといけないんです。じゃないと打つ球がなくなる。
(ルイスは)ボール球を振らせるようなタイプじゃない。
コントロールがいい投手ですから。
常にベースの上で勝負してくる。それをどう仕留めるか。
ボール自体もいいんで初球を打たないと勝負する球がない」

<新球場ヒーローインタビュー第1号は
しっかりつかんだが、こう笑いを誘い>
「(インタビューは)記録に残らないね」
中スポ中日新聞サンスポ
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○和田一浩
<広島の新本拠地・マツダスタジアムでの
こけら落としゲームで、同球場での第1号本塁打を放つ。
先頭で迎えた2回の第1打席、広島・先発ルイスの初球、
外角高めのストレートを左中間席にライナーで突き刺す。
歴史に名を刻む記念のアーチに、ほおを緩めて>
「自分の好きなボールが来たので。
打った瞬間、行ったと思いました。低めだけどうまく打てた。
メモリアル弾? 記憶にない。
そんなに特別な思いはないですけど、(記念弾は)ラッキーだった。
(新球場)第1号は光栄ですね」

<自身が守る左翼の守備位置後方には、
フェンス越しにファンが地面の高さで見つめる『砂かぶり席』がある。
まともに『口撃』にさらされそうな施設に苦笑いを浮かべたが、
そんな見えない敵を初打席でやっつけて>
「調子悪いとやじられそうですね」

<続く第2打席の初球で死球を食らい、
マウンドのルイスとの間に緊張が走ったが、試合後は一笑に付して>
「一瞬目が合ってムッとした」

<6回の守備からベンチに下がったが、
チームではただ一人、全7試合で安打を記録し続けている。
24打数9安打の.375というロケットスタートになったが、まだまだ不満げ>
「連続ヒット? まあ1本ずつですからね。
内容のいい悪いがはっきりしている。
(1試合)1本という日もあるし、
タコる(無安打に終わる)よりはいいんだけど。耐えてるという状態」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○荒木雅博
<1回先頭、バットを折りながらも
左前へ記念すべき新球場初安打を記録すると、
6回の第4打席まで4打席連続安打。
昨年7月21日、ナゴヤドーム・広島戦で記録して以来
21度目の1試合4安打で、打線をけん引>
「バットが折れても1本出たことで、
気持ちが楽になったし、そのことが大きかった」
中スポ

○井端弘和
<1、3、5回は犠打で、6回は二ゴロで4安打の荒木を進め続けた。
本人はクールだが、確実に転がす職人芸で大量得点をアシスト>
「サインが出るのはボクの状態が悪いからでしょ」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<3回1死二、三塁から中犠飛を打ち上げ、
ポイントゲッターらしい打撃で突き放す>
「高めを待って少なくとも外野フライを」
(中スポ)

○藤井淳志
<6回に左中間二塁打を放って、
ビッグイニングのきっかけをつくると、
7回は左前打、9回はチャンスで中犠飛を放って
役割を果たす。しめて2安打1打点の活躍>
「打つことでチームに貢献できてよかった」
(中スポ)

○新井良太
<新球場の感触をうれしそうに確かめる選手の中で、
複雑な表情を浮かべていた。
地元広島出身。『旧』広島市民球場には
青春時代に流した汗と思い出が染みこんでいた>
「ボクにとっては(前の)市民球場の方がよかったですね」

<グラウンドでストレッチを始めると、
そばにいた立浪兼任コーチから熱心なアドバイスを受ける。
2人の視線の先にいたのは、広島・栗原。
同じタイプの長距離砲。確実性も高く『教材』として最適の存在。
立浪という『解説者』付きの見学会は10分ほど続き、
栗原の動きにじっとと目を凝らす>
「ボクは打てないときに『割れ』がなくなる。
こうして意識付けをすることが大切です。すべてが勉強になります」
(中スポ)

○立浪和義兼任コーチ
<新球場での出番は11日以降にお預けとなったが、
柔和な表情で今季最多の17安打を放ったチームメートをたたえて>
「よく打ってくれました」

<特に荒木の4安打は、ずっとアドバイスを
送り続けていただけに自分のことのようにうれしいはず。
そしてこう言うと表情をぐっと引き締め>
「必ずぼくらの力が必要になるときがくる。
そのときのためにしっかり準備しておかなかれば」

<ラストイヤーに誕生した新たな戦いの場については笑顔。
練習ではサードの定位置でノックも受け、
総天然芝の感触もしっかり確かめる>
「いい球場です」

<練習中、栗原を見ながら新井にアドバイス。
『割れ』とは、スイング以前にバットを後ろに引いた状態で
しっかりした「形」があること>
「栗原は右打者では指折りのいいバッター。
きちんと『割れ』がある。
(新井)良太にはそれがない。だから『見ておけ』と言ったんです」
(中スポ)


○吉見一起
<新球場のマウンドに上がる最初の敵役。
そんな完全『アウェー』の空気をものともせず、カープを黙らせる。
5イニング1/3を1失点と、顔色一つ変えることなく、
淡々とリードを守り続けて、開幕2連勝>
「良くはないけど、悪くもなく、粘れたかなと思います」

<球場が真新しく変わっても、好相性は変わっていなかった。
昨季の広島戦成績は完封を含む2勝。対戦防御率1.86と圧倒。
2勝はともに旧・広島市民球場で挙げた。
新球場初戦でも白星。無邪気な笑顔を見せて>
「たまたまです」

<3回に3年ぶり2本目となる右前打を放つと、
6回には中前適時打も放ち、
マルチ安打をマーク。照れ笑いを浮かべて>
「たまたまです。
真っすぐと思って振ったら、球が曲がってくれたので、
バットを出したところに当たってくれました」

<昨年から大事にしている幸運のアイテムがある。
健康グッズのネックレスやクルマの置物など、赤色を意識して使っている。
トヨタ自動車の先輩、オリックス・金子に教えてもらった風水の助言>
「ボクのラッキーカラーが赤だそうです」

<開幕2戦目の完封に続く自身2連勝。
チームの連敗も2で止めたが、試合後はちょっと不満顔>
「それより、あんなに点を取ってもらったのに、
あんなに早い回に降板してしまって、
後に投げたピッチャーの人たちに申し訳ないことをしてしまいました…」

<完投ペースで順調に投げていた6回途中、
1死一、二塁となったところで急きょ降板するアクシデント。
本人は負傷個所の明言は避けたが、
降板後のベンチの映像では右手の指に何か着けていた。
試合後には明るく話しており、重傷ではなさそう>
「大丈夫です」
中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋

○齊藤信介
<8点リードの6回2死一、二塁で登板し、
一発のあるシーボルをスライダーで空振り三振。
気迫のこもった投球で反撃の芽を摘む。
前日の東京ヤクルト戦では2安打1失点と結果を残せなかっただけに>
「打たれて迷惑をかけていましたから、抑えることができてよかったです」
(中スポ)

○マキシモ・ネルソン
<大量得点差に守られて、ラスト3イニングを任せられる。
9回は制球が乱れて2点を失ったが、うれしい来日初セーブをマーク。
3四球、1暴投と課題はあるが、成長しているのは間違いない>
「この試合に満足することなく、これからもチームに貢献したいです」
(中スポ)

○小田幸平
<スタメンマスク3試合目にして初めてチームを導く。
第5打席では今季初安打となる左前打。
谷繁の代役として徐々に存在感を発揮。
ただ、9回の2失点が悔しいようで、気持ちを引き締めて>
「最後がよくなかった。勉強します」
(中スポ)


◆谷繁元信

<右ふくらはぎ痛で出場選手登録が抹消されているが
この日、ナゴヤ球場で練習を再開。
患部にバンテージを巻いて屋内練習場でウオーキングすると、
軽めながらティー打撃、キャッチボールを行う。
7日の東京ヤクルト戦でファウルを打って一塁を回った際に痛めて離脱。
それ以来の練習再開となったが、表情は明るい>
「ティー(打撃)とかキャッチボールとか、
そう呼べるものじゃない。感触を確かめただけ」

<チームの方針で詳細は不明だが、考えられる症状は肉離れ。
ただ、故障後3日目から動けただけに重症ではなさそう。
復帰時期について、早ければ今月下旬にも復帰できそう>
「初めて痛めた個所だから分からない。
1日でも早く? そうですね」
中スポ


○落合監督
<小刻みに加点しての大量得点。
つながりを見せた打線に合格点を与える>
「コツコツとな。それがうちの野球でしょ」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(10日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 1回戦
(10日・ナゴヤ球場)
 Bs 000 000 000 = 0
 D 112 010 00× = 5
[勝] 川井(2試合1勝)
[D本] 小川1号
[Dバッテリー] 川井 - 小川
公式サイト・戦評

○川井雄太
<ナゴヤ球場でのウエスタン・オリックス戦に先発し、
被安打3、7三振を奪う好投。プロ初完投を完封勝利で飾る。
1回1死二、三塁で岡田を直球で空振り三振に仕留めると、
2死満塁では古木を直球で空振り三振に。力でねじ伏せて>
「ランナーがたまってから腕が振れた」

<それ以降は完ぺき。8イニング中、三者凡退は6度。
長打を1本も許さず、オリックス打線を散発3安打に抑える。
プロ5年目で初完投初完封を挙げて>
「6連戦の4戦目だったし、いつも5回か6回で降りていたので
何とか長いイニングを投げたかった。
きょうはバッターが低めの球に手を出してくれた。
9回まで投げられたことは自信になります。
次も同じようなピッチングができたらいいと思います」
ファームブログ中スポ

○小川将俊
<3年ぶりの本塁打など2打点で援護し、
リードでも川井を完封に導く>
「ブルペンから良かった。最後まで集中力を切らさなかった」
中スポ

○小林投手コーチ
<プロ初完投初完封の川井の好投を褒めて>
「生きた真っすぐを投げていたし、ナチュラルカットが良かった。
きょうを切っ掛けにしてほしい」
中スポ

2009年4月10日 (金)

浅尾5連打KOも終盤反撃に光、竜今季初の連敗。

中田の乱調などで開幕からの連勝
4でストップしてしまったドラゴンズ
1勝1敗で迎えた神宮での東京ヤクルトとの第3戦。
荒木プレーボール本塁打など初回に3点を先制したものの、
今季2度目の先発となった浅尾がつかまり、
5回にはまさかの5連打を喰らって、12安打8失点でKO。
その後野本の適時打、藤井の2ランなどで
追い上げを見せるも及ばず、7-10で黒星。
今季初の連敗及びカード負け越しとなってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 3回戦
(9日・明治神宮野球場 | 中日1勝2敗)
14526人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト × 10
[敗] 浅尾(2試合1勝1敗)
[D本] 荒木1号 藤井4号2ラン
[Dバッテリー]
浅尾、齊藤、パヤノ、平井、清水昭信、高橋 - 小田、清水将海

◇対東京ヤクルト3回戦・スタメン
1 (二)荒木  (5打数2安打1打点)
2 (遊)井端  (4打数無安打)
3 (三)森野  (5打数4安打1打点)
4 (一)ブランコ (5打数2安打)
5 (左)和田  (4打数1安打1打点)
6 (右)野本  (4打数3安打2打点)
7 (中)藤井  (4打数1安打2打点)
8 (捕)小田  (2打数無安打)
9 (投)浅尾  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・石川
荒木初球、左越え先頭打者本塁打(D 1-0 S)
井端見三振、森野左翼飛球・飯原薄暮見失い二塁打、
ブランコ中前落ちるヒット、
1死一、三塁から、和田左前適時打
(D 2-0 S)
1死一、二塁から、野本中前適時打(D 3-0 S)

<1回ウラ・東京ヤクルト> P・浅尾
福地一ゴロ、川島慶三二ゴロ、
青木ライト飛球・野本ダイブ及ばず二塁打、
2死二塁から、ガイエル左前落ちる適時打(D 3-1 S)
飯原4球目・浅尾ワイルドピッチ・ガイエル二塁へ、
2死二塁から、飯原左翼線適時二塁打(D 3-2 S)

<2回ウラ・東京ヤクルト> P・浅尾
田中浩康三ゴロ、相川左翼線二塁打、
石川ボテボテ三ゴロ・森野送球逸れ内野安打、
1死一、三塁から、福地中前適時打(D 3-3 S)

<5回ウラ・東京ヤクルト> P・浅尾
川島慶三右前打、青木投手強襲内野安打、
無死一、二塁から、ガイエル右前落ちる適時打(D 3-4 S)
無死一、二塁から、飯原中越え適時二塁打(D 3-5 S)
無死二、二塁から、宮本右前適時打(D 3-6 S)
P・齊藤
無死二、二塁から、代打武内初球中前適時打(D 3-7 S)
相川四球、石川空三振、
1死満塁から、福地左翼落ちる適時打(D 3-8 S)
捕手・清水将海
1死満塁から、川島慶三左翼犠牲フライ(D 3-9 S)

<6回・中日> P・石川
森野左中間突破二塁打、ブランコ一ゴロ進塁打、
和田初球一邪飛、
2死三塁から、野本投手強襲適時内野安打
(D 4-9 S)
2死一塁から、藤井センター左2ラン本塁打(D 6-9 S)

<7回・中日> P・松岡
代打堂上剛裕一ゴロ、
荒木投手強襲ヘッドスライディング内野安打、
井端ストレート四球、

P・萩原
1死一、二塁から、森野レフト左適時二塁打(D 7-9 S)

<8回ウラ・東京ヤクルト> P・高橋
ガイエル左越え本塁打(D 7-10 S)

【ゲームレビュー】

2試合連続の逆転負けで、このカード負け越し
先発・浅尾が5回途中までで12安打8失点と崩れた

1回に荒木の先頭打者本塁打などで3点を先制したが、
浅尾は制球が甘く、同点で迎えた5回、無死一、二塁から
ガイエルの右前打で勝ち越されるなど5連打されて降板。
2番手・齊藤も打たれ、この回6点を失った。
打線は6回に藤井の2ランなどで
追い上げる粘りを見せたが、及ばなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


荒木初球先頭打者本塁打で始まったゲーム。
終わってみれば、両軍合わせて29安打の乱打戦に。
ドラゴンズ打線が前日同様に、初回一気に攻め込み3点を先制
ただこの「初回3点」に正直嫌な予感がしたんですよね。

浅尾キュうーん…。それでも開幕戦で
好投した浅尾だけに
大丈夫だろうと期待したものの、
この日はめった打ち
初回、スライダー、パームを
打たれ2点を失うと、
2回には配球を変えるも、
ストレートを叩かれて、3-3の同点に。
それでも3、4回と落ち着きを
取り戻したかに見えましたが、
5回にまさに悪夢の「5連続長短打」。
川島慶三にはストレート、青木にはフォーク、
ガイエルにパームを捉えられ、勝ち越しを許すと、
飯原には高めストレート、そして宮本には低めストレートを痛打。
すべての持ち球をことどとく叩かれ、なすすべなし
降板後も申し訳なさそうに、
ベンチ内で直立不動で戦況を追っていた背番号41
中継ぎと違い、1試合中に何度も同じ打者と対戦する先発
ボールを見られることで、少しでも甘くなればやられる
まあ中5日での登板ということもありますし、
痛い経験をしたことで、勉強にもなったでしょう。
その反省を次回登板に役立ててほしいものです。


と、やや楽観的な論調になったのは、
この6連続長短打齊藤も1本打たれた)までで、
ゲームが終わらなかったから。
3-9のまま終わっていたら、不愉快そのものでしたが、
その直後からの追い上げが、この日の収穫でしたね。
2回以降、復調した石川が味方の長い攻撃により、
これまでのテンポが崩れたかどうかはわかりませんが、
6点ビハインドの6回に、すぐさま反撃開始
この日当たっていた森野の二塁打で口火を切ると、
2死から野本が思いきり叩いて、ピッチャー強襲。
投手のグラブをかすり、二遊間深いところへの適時内野安打
反撃の1点を返すと、続く藤井が右打席で、
ど真ん中のストレートをしっかり捉えて、
センターバックスリーン左へと運ぶ2ランホームラン
すぐさま3点を返したことで、これは!?と思いましたね。

さらに続く7回には、1死から荒木がピッチャー強襲。
松岡が左手に打球を当て、後ろにこぼれるのを見るや、
一塁に向け、ヘッドスライディングを敢行。
かなり胸を打ったようですが、
「このままで終われるか」という姿勢が見えましたし、
続く井端がストレートの四球を選び、
森野がこの日4安打目となるレフト左へのタイムリー二塁打。
これで2点差、なおも1死二、三塁。
面白そうな展開になるなと思いましたが、
続くブランコが高めの釣り球に、空振り三振。
さらに和田に対しては、ヤクルトバッテリー
いかにも勝負を避けるかという姿勢を見せながらも、逆球で2ストライク。
そして2-2からの5球目、外へのストレートを振らされ三振
迷いもあったのかもしれませんが、結果的にははめられてしまい、
惜しくも反撃の糸が途切れることとなりました。

続く8回にもヒットと犠打で二塁に走者を進めるなど、
粘りの姿勢を見せたものの、
そのウラのガイエルの一発がダメ押しに。
それでもやられっぱなしではなく、
粘りを見せられたことは、ある程度は評価できますし、
長いシーズン、こういう経験がプラスとなるというもの。
短期決戦では「何やってるんだ!」となるような内容でしたが、
まだ開幕2カード目が終わったばかり。
プロ入り初の猛打賞となった野本、早くも4号を放った藤井ら、
イキの良い若竜コンビの活躍には、わくわく感が。
それを見られたことで、今回の敗戦に関しては
長い目で見ておこうとも思いました。

連勝が4で止められたうえ、
今季初のカード負け越しとなってしまいましたが、
それにしても好調の4番・デントナを外しながらも、
打線に繋がりを見せた東京ヤクルト、やはり手強いなと。
ただ神宮ではやられましたが、
その分ナゴドではしっかりやり返してほしいものですね。
そして、10日からはついに新球場のこけら落としのカード、
「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」でのカープとの3連戦。
新広島市民球場での初の公式戦となりますが、
くれぐれも「引き立て役」に徹し過ぎないよう
気をつけながら、この3試合を戦ってもらいたいところ。

この日、中田が登録を抹消され、先発投手が4人に。
そうなると、いよいよあの大ベテランが昇格となるのでしょうか。
中スポ予想では、初戦から吉見-ルイスチェン-前田健太
そして山本昌-篠田の順となっていますが、果たして実際は…。
それでも中田、浅尾と先発投手が連日の轟沈
ぜひとも安定感のある吉見で、それを食い止めてほしいもの。
こけら落としだけに、ある種異様なムードとなりそうですが、
負けじと踏ん張って、快投を期待したいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(9日)

●浅尾拓也

<開幕投手で白星スタートを切ったが、まさかの乱調。
初回に3点の援護をもらいながら、すぐに同点にされ、
5回には大炎上。先頭の川島慶三から5連打を浴びたところで
タオルが投げ込まれ、4イニング0/3を12安打8失点で初黒星。
試合後うつむきがちにロッカー室まで歩きながら、
自分なりの考えを語り>
「調子自体は悪くなかったんですけど、決め球が甘かったと思います。
パームが高かった。今まで空振りが取れていたのに、
パームやフォークボールがバットに当てられた。
当てられたということは、その高さにいっているということだと思う。
序盤に先取点を取ってもらったのに、
すぐに追いつかれ、試合をつくれなかったことが申し訳ない」

<ほぼ完ぺきだった開幕戦からわずか6日後、
まさかの大炎上となったはなぜか。
状況の変化を探せば、まず捕手。
開幕戦の谷繁から小田へ。この影響を完全否定して>
「小田さんがどうとかではなく、打たれたのは自分の責任。
次に投げるチャンスがあればしっかり投げたい」

<体調面はどうだったのか。
心身ともに擦り減らす開幕投手から中5日での先発。
しかも、本格的に先発ローテとして投げることは
初めてだが、それらの影響も否定>
「疲れとかは全然なかったです」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋


●荒木雅博
<自身通算4本目となる先頭打者本塁打を放つ。
石川の初球の直球をとらえ、ライナー性の打球を左翼席へ。
初球で決めるのは05年4月24日の巨人戦以来で自身2度目。
「初球をファウルでもいいから、
思い切って引っ張ってみようと思っただけです」

<7回には投手強襲の当たりを放つと、
一塁にヘッドスライディングして内野安打とし、
森野の二塁打で生還して2点差まで迫る。
敗戦にも、しぶとい戦いぶりには手応えがあった様子>
「投手が一生懸命投げているので、点差があっても頑張らないと。
ことしはそういう野球をやっていかないといけないですから」

<前夜に2安打。少しずつ状態が上向いてきたようだが、
試合は前日の展開をなぞるように逆転負け。厳しい表情で>
「勝たないと」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知毎日jpニッカンデイリー

●森野将彦
<二塁打3本を含む5打数4安打と大当たり。
1試合3二塁打という自身初の快挙に>
「なかなかないでしょ。ぼくも覚えがない」

<二塁打はいずれも左翼方向に流し打ったもので、収穫を強調。
「外角の球を左方向に打ったのが大きい。
ヤクルトバッテリーの配球は外角主体の傾向があるので」

<キャンプからそれを想定して、外角球を強く
左翼線へはじき返す練習を重ねてきた。
思い通りの打球が飛ばず悩んだ時期もあったが、
開幕から1週間で手応えをつかんで>
「思うようなバッティングができつつある」

<チーム初の猛打賞をマークした上に
単打を追加し、打率は一気に.348に。
打つだけではなく三塁へ戻って守備でもはつらつ。
この日も青木の三遊間へのゴロを2つ、飛びついて捕球しアウトにした>
「きのうと同じような展開になったが、追い上げられたのでそこが違う」
中スポサンスポ毎日jp

●野本圭
<適時打2本を含む4打数3安打2打点。
6試合目にしてプロ初猛打賞を記録し、
打率.389でチームの首位打者に立つ>
「きょうは甘い球をしっかりとらえることができました」

<6点を追う6回2死三塁の第3打席では、
スライダーをはじき返して石川を強襲する痛烈な適時内野安打。
1回の第1打席には、石川のストレートを
きっちり中前にはじき返し、3点目の適時打。
8回先頭の第4打席にも、五十嵐から右前打。
猛打賞はこの日4安打の森野とともに、今季のチーム一番乗り>
「まだ中盤だったし、あそこで点を返せたのは良かったと思う」

<プロ初の猛打賞獲得については>
「積極的に打っていった結果だと思います。
甘い球を逃さずに打とうとしているのが、結果につながっている」

<だが喜びはなく、自分を責めていた。
反省したのは1回2死から青木の場面。
右前への飛球に飛び込んだことで二塁打に。その後2点を失い>
「1回のプレーは考えないといけないです。
捕っていればファインプレーでしょうけど…」
中スポサンスポおおさか報知スポニチ名古屋

●藤井淳志
<6回2死一塁、左中間に2点本塁打を放つ。
カウント1-2からの4球目、石川の137キロ直球を振り抜くと
打球は左中間席に消えていった。
右打席で今季初の本塁打を振り返って>
「甘い球を思い切って振ろうと思って打席に入りました」

<昨年まで通算3本塁打だったが、4年目の今季早くも4号。
だは試合後、その口から出てくるのは守備の反省だけ。
悔やんだのは1点を勝ち越された直後の
5回無死一、二塁から飯原の中越え二塁打を捕れなかったこと>
「本塁打? ホームランは関係ないです。それよりも守備が…。
あれを捕らないとボクが出ている意味がない。
ちょっと(ジャンプが)合わなかった。
あれで完全に流れがいってしまいましたから。
僕は守備で貢献しなくちゃいけないのに、それができなかった。
守りで相手の勢いを止められなかった。
打つ方で少しでも取り返したかった。
借りを返せた? いや、勝たないことには」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信毎日jpニッカン

●和田一浩
<中日の先発でただ一人、開幕から6試合連続安打を記録。
1回1死一、三塁で左前適時打を放ち、淡々と振り返って>
「何とか走者を返すことができて良かった。打撃は良くも悪くもなく普通」

<しかし2点差に追い上げた7回、2死二、三塁で空振り三振。
相手の出方を探っているうちに追い込まれていたことを猛省。
毎試合安打より、好機に空振り三振に倒れたことを気にかけ>
「自分の中で踏ん切りがつかなかった。
勝負なのか、歩かせされるのか…。
大事なところで打てなかった。大後悔です」
(中スポ、中日新聞

●立浪和義
<8回2死二塁、清水昭信の代打で登場。
安打でつなげば一気に夢膨らむ場面だったが、
五十嵐の143キロのフォークをとらえたが、中飛に倒れ>
「凡打はしましたが、内容はよくなってきているんです。
しっかりと振れてはきているので、
あとは打席の中で何をねらい、どう打っていくかという問題です」

<上昇のきっかけはつかみつつある。10日は広島への移動&試合>
「気持ちを切り替えます」
(中スポ)

●ネルソン・パヤノ
<新外国人左腕がまたまた好救援。
5回2死一、二塁で登板し、青木を中飛に仕留めると、
続く6回先頭のガイエルを三邪飛に打ち取り降板。
4試合連続での登板だったが、MAX150キロも記録し、
疲れを感じさせなかった。いまだ開幕から無失点>
「たくさんの打者と毎回、対戦しているわけではありませんから、
疲れは大丈夫です。150キロ? そのくらいは出ますよ」
(中スポ)


◆吉見一起
<きょう10日広島の新本拠地、
マツダスタジアムでのこけら落としの先発予想。
この日は神宮室内練習場で軽めの調整投球を行い、
チームよりひとあし先に広島入り。
3月19日にチームが新球場で練習を行ったとき、
マウンドの感触などを確かめるために、名古屋から広島入り。
『遠征練習』していることもあり、事前情報の収集はできている>
「一度見ているので」

<今季初マウンドだった4日、横浜打線を3安打完封。
昨年の春先はガムシャラだったというが、
今年は冷静に好調を維持している>
「やるべきことをやれている」
中スポ

◆稲葉投手コーチ
<今季はまだ出場選手登録されておらず、
この日はナゴヤ球場で約90球の投球練習を行った山本昌について>
「(山本昌本人が)
『上半身と下半身のバランスが合っていた』と言っていた」
(中スポ)

◆田中監督付スコアラー
<練習開始前に東京ヤクルト担当の前田スコアラーから
『広島の長谷川が登録された』と聞き、納得顔。
この日の広島-阪神戦の先発は中5日でルイスという読みもあったが>
「そうだろう。読み通りだ。
広島は新球場の初戦をエース(ルイス)で来るはず」
(中スポ)

◆豊田館長(選手寮『昇竜館』)
<午後6時、1軍の試合開始時刻になると
テレビの前に腰掛け、選手の一挙手一投足に一喜一憂する。
昨年末館長に就任。それまでは主に関東地区を担当するスカウトだった>
「(球団からの打診は)10月くらいだったかな。
最初は大変そうだなと思ったけどね」

<自宅は名古屋市のマンションで夫人と2人暮らし。
館長になれば、泊まり込みの勤務がほとんど。
全国を飛び回っていたスカウト時代よりも、会う機会は減る。
迷って悩んだが、最終的には決心し首をタテに振った>
「1軍に1人でも多く送り込みたい」

<仕事ぶりは、父そのものといっていい。
朝食の時間に遅れればしかるし、パックのジュースが
部屋に転がっていれば、即座に片付けさせる。
特には罰金を取ることも。
明治大時代、厳しい指導で有名な島岡監督に教わった
人間教育の大切さを寮生に伝えている>
「みんな自分の子どもみたいなものだよ。
生活をしっかりしてない子が、野球でしっかりするのは難しい。
厳しくしてますよ。自分もそう育ってきたから」

<目を細めて、目標をこう語って>
「プロの世界だから、難しいのは分かっているんだけど、
(寮生)全員に活躍してほしいですよ。
そりゃそうですよ。みんな自分の子どもだからね」
(中スポ)

●谷哲也
<野本、平田らとともに、1軍の寮生の1人。
豊田寮長への感謝は尽きない。笑顔で話して>
「しっかりとしたことをいろいろ教えてくれます。ありがたいですね」
(中スポ)


●落合監督
<追い上げも及ばず今季初の連敗。連夜の逆転負けに奮起を促して>
「こういう試合で(選手が)何を感じ取ってくれるかだ。
個々の問題じゃない。どれだけ感じ取るか。
何かを感じ取るやつもいれば、取らないやつもいる。
いいときもあれば悪いときもある。それをいかにつぶしていくか」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(9日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 堂上剛裕外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 中田賢一投手
(再登録は19日以降。公式サイト共同通信社

△堂上剛裕
<前日に先発して5回途中6失点の中田が2軍落ちした代わりに1軍昇格。
2軍戦で遠征中だった福岡からこの日の朝、東京入り。意気込んで>
「チャンスだと思って頑張りたい」
ニッカン

◇落合監督
<中田について挽回のチャンスを与えず、2軍での再調整を命じる>
「悪ければ下(2軍)にいって、
また状態をあげて戻ってくりゃいいんだよ。
これでシーズンが終わりってわけじゃないんだから」
(中スポ)


若竜トピックス(9日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 3回戦
(9日・雁の巣球場)
  021 025 040 = 14
  000 030 000 = 3
[勝] 中里(4試合1勝)
[D本] デラロサ1号2ラン 柳田1号2ラン 
    イ・ビョンギュ1号 福田1号3ラン
[Dバッテリー] 佐藤充、中里、菊地、岩田 - 前田
公式サイト・戦評

○佐藤充
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(雁の巣)に先発。
5回2死から頭部に死球を与えて危険球退場処分となったが、
1、2、4回を3者凡退に抑えるなど、今後につながる投球。
勝利投手の権利を得るまであと1アウトまで迫っていたが、
そこから連打を浴び一、二塁。さらに堂上隼人の頭にぶつけ危険球退場。
快調な投球を繰り広げていただけに、まさかの『1球』を悔やむ>
「ストレートも走っていたし、次回につながる投球はできたと思います。
調子がよかったので、本当にもったいない1球になってしまった」
中スポ

◇第63回ベーブルース杯争奪全国社会人野球大会へ出場のお知らせ
(公式サイト)
(5月2日(土)から4日間(雨天順延)、
岐阜メモリアルセンター長良川球場などで行われる
第63回ベーブルース杯争奪全国社会人野球大会に、
ドラゴンズ2軍が今年も出場することが決まった。日程は以下の通り)

5月2日(土)予選リーグ・対 住友金属鹿島
5月3日(日)予選リーグ・対 西濃運輸
5月4日(月)予選リーグ・対 日本製紙石巻
(試合開始は11時30分予定。岐阜メモリアルセンター長良川球場)
5月5日(火)決勝トーナメント・準決勝、決勝
(出場決定の場合、岐阜メモリアルセンター長良川球場)

2009年4月 9日 (木)

初回猛攻も濡れ手に粟、中田KO開幕連勝止まる。

接戦を制し、10年ぶりの開幕4連勝
さらなる勢いを感じさせるドラゴンズですが、
神宮での東京ヤクルトとの第2戦。
初回、森野将彦の3ランで先行したものの、
先発の中田賢一が回を追うごとに乱調。
制球に苦しみ、ジリジリと追い上げられると、
5回に捕まり、ガイエル、相川に適時打を浴びてKO。
打線も初回以降は、40歳・木田らに封じこまれ黒星。
開幕からの連勝は、4でストップしてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 2回戦
(8日・明治神宮野球場 | 中日1勝1敗)
15089人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 中田(1試合1敗)
[D本] 森野2号3ラン ブランコ2号
[Dバッテリー]
中田、パヤノ、平井、ネルソン - 小田、小山

◇対東京ヤクルト2回戦・スタメン
1 (二)荒木  (5打数2安打)
2 (遊)井端  (5打数2安打)
3 (三)森野  (4打数1安打3打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)野本  (3打数1安打)
7 (中)藤井  (3打数1安打)
8 (捕)小田  (1打数無安打)
9 (投)中田  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・木田
荒木投手強襲内野安打、
井端中飛・薄暮青木打球見失う=安打に、
森野初球右中間越え3ラン本塁打
(D 3-0 S)

<2回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
デントナ遊ゴロ、ガイエル右中間突破二塁打、
宮本中前打、藤井返球も中継ブランコはじく
その間に三走ガイエル生還=藤井悪送球(D 3-1 S)

<3回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
木田三塁内野安打、福地四球、
川島慶三犠打投ゴロ-三封、青木空三振、
2死一、二塁から、デントナ右前適時打(D 3-2 S)

<5回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
福地遊撃内野安打、川島慶三一犠打、青木中前打、
デントナ3球目・青木二盗、デントナ浅い中飛、
2死二、三塁から、ガイエルライナー右越え2点二塁打(D 3-4 S)
宮本四球、代打武内一塁強襲安打、
2死満塁から、相川遊撃弾く左前2点適時打・中田KO(D 3-6 S)

<6回ウラ・東京ヤクルト> P・平井
川島慶三右飛、
1死から、青木左中間越え本塁打(D 3-7 S)
デントナ空三振、
2死から、ガイエル右越え本塁打(D 3-8 S)

<8回・中日> P・押本
ブランコライナー左越え本塁打(D 4-8 S)

【ゲームレビュー】
逆転負けで今季初黒星。開幕からの連勝は4で止まった

中田が持ちこたえられなかった。
1点リードの5回2死二、三塁から、ガイエルに右へ逆転の2点二塁打。
四球と安打で満塁から相川に2点打を許し4点を奪われた。
打線は1回に森野の3ランで先行したが、
2回以降は振るわず、8回のブランコのソロ本塁打にとどまった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前日の5回に右ふくらはぎを痛め、
負傷交代していた谷繁ですが、やはり登録を抹消
再登録は18日以降ということで、
しばらくは苦しい戦いを強いられることになりそうですね。

そんなショックを振り払うかのように、
立ち上がり、11年ぶりの先発登板となった
東京ヤクルトの40歳・木田を攻め込み、
荒木の投手強襲打、井端の飛球を青木が見失うヒット。
さらに森野が初球、ストレートを完ぺきに狙い打っての3ラン
相手がバタつく間に、一気に3点を奪いましたが、
その3点はラッキーが重なって奪ったもの。
結局は「濡れ手に粟」という感じになってしまいましたね。
2回以降は、打てそうで打てない木田動くボールの前に
5回までわずかに荒木の右前打のみ。
そうなると、中田がその3点をどれだけ守れるかが焦点でしたが、
ジリジリと追い上げられてしまう始末。

立ち上がりは、実に落ち着いた投球
151キロを出すなど、ストレートは走り、
変化球を有効に使って、良い感じでカウントを稼ぐ。
バタバタした木田と比べ、これはイケルと思いましたが、
イニングが進むにつれて、木田との立場は次第に逆転
2回の中継エラーの失点は仕方ないにしても、
3回は青木にボール球を振らせて三振に取り、
2死までいきながら、デントナに外へのストレートを
ライトへ持って行かれてのタイムリー。
さらに5回には青木に甘く浮いたフォークをセンターに運ばれると、
デントナを意識する間に、青木に走られ二、三塁。
そのデントナを内へのストレートで浅い中飛に仕留めたものの、
ガイエルにボール、ボール、ファウルのあと
ストライクを取りにいった真ん中低めのストレートを
完ぺきにミートされての、ライトオーバー2点ツーベース
痛烈なライナーが野本の頭上を越えた時点でジ・エンド

賢一激高!その後、四球と連打を浴び、
KOされましたが、
やはり課題は、
制球ということになってくるんでしょうね。
確かに「いいボール」
随所には見られたものの、
それが有効に生かせないもどかしさ
降板後、ベンチに戻ると、
グラブを投げつけ、
さらにベンチを蹴り上げと、かなりの激高ぶりでしたが、
次のチャンスまでにできるだけ修正し、
その悔しさを晴らすピッチングをしてほしいなと。
現状の調子なら「5番目の投手」という評価しかないでしょう。
背番号20の復調に期待したいところです。


ところでゲームを見ていて、昨日から感じていたのですが、
今季は投手交代時に、落合監督はマウンドに行かないようですね。
昨日も審判に交代を告げるのみで、
森コーチがボールを持ってマウンドへ。
まあまだシーズン序盤ということもありますし、
大事な場面では自らマウンドへということもあるでしょうが、
これまでは「監督が出てきた=投手交代」と、
わかりやすい図式だっただけに、その辺はちょっと残念です。

開幕からの連勝は、4でストップ
パ・リーグで同じように連勝していたチームも敗れ、
「やっぱり春の珍事でしたな」とトーンダウンしていたようですが、
こちらはそうならないように、踏ん張ってほしいもの。
しっかり切り替えて、勝ち越して
次の新広島こけら落としに向かってほしい。
おそらく先発は、開幕の大役を果たした浅尾と予想。
相手の中軸に注意しながら投げ込み、連勝を期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(8日)

●中田賢一

<先発し、4イニング2/3を10安打3四球6失点で屈辱のKO。
降板後は珍しくわれを失い、ベンチにグラブを投げつけ、
腰を下ろした直後には前の席を思い切りけり上げるなど、
人目もはばからず、怒りをあらわに。
試合後はウインドブレーカーのジッパーを口元まで上げ、
報道陣の質問には一言も応じず、足早にバスに乗り込む。
広報を通じて短いコメントを残すのがやっと>
「何も言うことはありません…。制球が悪かった? うーん…」
中スポ中日新聞おおさか報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●小田幸平
<今季初スタメンの捕手は、練習前から冷やかされっぱなし。
裏方さんからの心温まる励ましの言葉をもらっていた。
谷繁の故障がきっかけとはいえ、巡ってきたチャンスを
ものにしようという意気込みに溢れていたが>
「控えのつもりで練習したことは一度もない。
去年の秋も今年の春も若手と同じぐらい走り込んできた。
何とか花を咲かせたい」

<この夜は序盤から不安定の中田を支えきれず。
5回に4点を奪われ逆転を許すと6回の攻撃で代打を送られ、
降板した先発投手よりも悔しそうな表情。
中田の投球について代弁して>
「ボールとストライクがはっきりしていた。
中田も今日の投球では、思うところがあったと思う」
(中スポ、中日新聞


●森野将彦
<1回無死一、二塁で東京ヤクルト先発・木田の
初球、140キロストレートを狙いすましたかのように
右中間スタンドに運ぶ先制の2号3ラン>
「完ぺきなバッティングができました。
まずは先制点を取れてよかったです」

<それでも試合後は2打席目以降を反省>
「でも追加点を奪いたかったですね」

<価値ある一発だったとはいえ、決して満足はできない。
浮かれたようすはなく、自嘲気味に笑って>
「初回に走者がいたのは今季初めて。
何かあるなと思いました。
普段打たない(荒木、井端、森野の)3人が打ったから
負けたのかもしれないね」

<開幕戦をクリーンアップで迎えるのは今年が初めて。
そんな中、ハードルを高く設定して今年を戦っている>
「何でもできるのが3番打者。
チャンスもつくれてチャンスにも強く、小技や足もある。
それを求めていきますよ」

<連勝ストップにはこう言って、気合を入れ直して>
「とにかくあしたです」
中スポサンスポニッカン

●トニ・ブランコ
<8回先頭、押本の外角スライダーに食らいつき、
左翼スタンドに運ぶ2号ソロ。
3試合ぶりの一発は、苦手とされた外に落ちる球を
とらえてのものだけに、今後につながるはず>
「追い込まれていたけど、うまく打てた。
バットの先っぽだったけど、スタンドまで運べてよかったよ」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

●荒木雅博
<今季初のマルチヒットで復調気配を漂わせる。
初回に痛烈なセンター返しで内野安打とすると、
2回には右前打。前向きに話して>
「きのう(7日)の終わりごろから、
何となく、(復調の)感触はあったんですけどね。
これ(2本)をきっかけにしたいですね」
(中スポ、おおさか報知ニッカン

●井端弘和
<完敗のなか、2安打と気を吐く。
初回詰まりながらも中前にしぶとく落とすと、
次打者の森野の先制3ランにつながったが>
「いいヒットではないですけどね」

<7回には右前打。それでも試合に敗れただけに厳しい表情>
「先制の後、1点でも2点でも取れていれば、
(展開が)変わっていたと思います」
(中スポ)

●小池正晃
<9回先頭、ネルソンの代打で登場。
出場3試合目で、打席に立つのは今季初めて。
いい角度の飛球の飛球が左翼に上がったが、フェンス前で失速>
「ちょっと詰まって」

<こういうと唇を固く結んで、帰りのバスに乗り込む>
「ずっといい感じではいるが、あとは結果」
(中スポ)

●立浪和義
<3点を追う6回2死一塁、
打席に平田が立っているときにネクストサークルで準備。
おそらく出塁すれば代打で登場したが、平田が三振に倒れた>
「こういう試合もあるよ。とにかくあしたですね」

<試合前には遊撃の位置で谷とともに
ノックを受けるなど、精力的に動いた>
「体は元気ですからね。早く1本打ちたいね」
(中スポ)

●小山桂司
<ベンチでの定位置は、落合監督のすぐそば。
この日も味方の攻撃中はベンチ前で投手のキャッチボールの
相手を務めていたが、守備中は最も近い位置に座っていた。
もちろん理由もあり、オープン戦からずっと続けている日課>
「監督がぼそっと言ったことを聞いておくためです。
本当に勉強になるんです。
たくさん教わったので、具体例は挙げきれません」

<オープン戦期間中、特に印象に残った場面は、
3月24日の横浜戦の攻撃中『プッシュバントをしたら面白いな』。
相手のセカンドが少しだけ二塁ベース寄りに守っていたのを見逃さず>
「確かランナーが出ていました。
打者は誰だったかは覚えていないんですが、
状況を細かく見ることの大切さを再認識しました。
捕手としても、打者としても、そこに気付けば、全然。違いますから」

<ベンチで指揮官に近づく習慣は、
社会人・シダックス時代に身についた。
当時の先生は野村監督(現・東北楽天監督)>
「半径5メートル以内に座っておけって言われました。
おかげで野球観が変わったというか、
野球を考えることが楽しくなりましたね」

<谷繁が出場選手登録を抹消され、存在感は増すばかり。
この日は6回からマスクを被り、中日での公式戦初出場を果たす>
「僕は去年、日本ハムを戦力外になったのに、
トライアウトで拾ってもらって。少しでも勝利に貢献したいんです」
(中スポ)


●マキシモ・ネルソン
<今季初登板で好投。7回からの2イニングを1安打無失点。
速球は154キロを何度も計測するなど、威力十分。
急成長を見せている今季はひと味違う>
「今日は良かったと思う。
154キロ? それくらい出ればいい感じだね」
(中スポ)

◆ルイス通訳兼ブルペン捕手
<6日の夜に丸刈りになったブランコ。
『かゆくなったから』という理由で自分でそったそうだが、
気になったのがドミニカ共和国の『丸刈り事情』>
「そんなに多くはないですね。日本よりちょっと少ないくらいかも」

<もう1つ気になったのが日本の風習との違い。
日本では反省の意味を込めて、丸刈りにするケースがあるが、
ドミニカ共和国では? 流ちょうな日本語で説明して>
「それはないです。
だって、そもそもドミニカの人は反省しないですもん。
投手なら打たれたらマウンドのせい、ってね」

<ただその直後に>
「もちろん、ここに来ている彼らは違いますよ。ボクもね」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<開幕5戦目で初黒星を喫し、
努めてさばさばとした口調で振り返る>
「負けるときはこんなもんだよ。中田? 本人に聞いてくれ」

<初回4得点で『こういうゲームが一番難しい』と
言ったのは開幕3戦目・5日の横浜戦。
この夜は同じように初回3得点でスタートしたが>
「そこまで(難しいゲーム)じゃない」

<こんな展開だからこそ、
平井、ネルソン、小山、新井といった
開幕から1軍にいながら出番のなかった選手を
グラウンドに立たせることもできたが、こうポツリ>
「そのうち、使える者と使えない者が見えてくる。
今はまだ見極めの段階か? まだ何試合目なんだよ」
中スポおおさか報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(8日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 中田賢一投手、清水将海捕手
【出場選手登録抹消】
▼中日 谷繁元信捕手、井上一樹外野手
(再登録は18日以降。公式サイト共同通信社

◆田村捕手コーチ
<登録を抹消され、この日は宿舎で静養した谷繁について。
きょう9日にも名古屋で精密検査を受け、
治療方針などを決めることになるもよう>
「まずは治すのが先」
(中スポ)

▼井上一樹
<この日、出場選手登録を抹消され、
早朝、東京の宿舎で荷物を抱えたスーツ姿。
開幕からわずか3打数、無安打。
辛酸はたくさんなめてきた37歳がまたショックを受け、
これまで見たことないほど落ち込んでいた>
「結果を出せなかったオレが悪い…」
(中スポ<ドラ番記者>


若竜トピックス(8日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 2回戦
(8日・雁の巣球場)
  000 000 000 = 0
  100 202 02× = 7
[敗] 小笠原(2試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 小笠原、河原、岩田、小林正人 - 田中
公式サイト・戦評

●河原純一
<昨オフ入団テストに合格して中日入りしたが
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦で入団後公式戦初登板。
7回の1イニングを打者3人でピシャリと抑え、2三振を奪う。
西武時代の07年9月22日・湘南戦以来、564日ぶりの公式戦登板。
通算27勝40セーブを挙げている36歳のベテラン右腕は>
「公式戦は久しぶりだったので、ちょっと緊張しました。
何とか抑えられてホッとしています」
中スポ

2009年4月 8日 (水)

またも藤井強運決勝打、落合竜初の開幕4連勝!

開幕3連勝と最高のスタートを切ったドラゴンズ
今季初のビジターゲームは、神宮での東京ヤクルト3連戦。
その初戦、3-3の同点で迎えた9回、1死二塁のチャンスで
藤井淳志がレフト線に落とす勝ち越しタイムリー。
この日初めてリードを奪うと、そのウラを岩瀬が締めてゲームセット。
10年ぶり、落合政権では初となる開幕4連勝をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 1回戦
(7日・明治神宮野球場 | 中日1勝)
17538人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト
[勝] 高橋(2試合1勝)
[S] 岩瀬(2試合2S)
[D本] 藤井3号2ラン
[Dバッテリー]
朝倉、パヤノ、清水昭信、高橋、岩瀬 - 谷繁、小田

◇対東京ヤクルト1回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数無安打)
2 (遊)井端  (3打数1安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (4打数2安打)
6 (右)野本  (2打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数2安打3打点)
8 (捕)谷繁  (1打数無安打)
9 (投)朝倉  (3打数無安打)

【得点経過】
<2回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
ジェイミー・デントナ三塁線突破二塁打、
ガイエル二ゴロ進塁打、
1死三塁から、宮本左前適時打(D 0-1 S)

<4回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
デントナ三塁線突破二塁打、ガイエル右前打、
無死一、三塁から、宮本右前適時打(D 0-2 S)

<5回・中日> P・館山
野本右足死球、藤井右越え2ラン本塁打(D 2-2 S)

<5回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
福地一ゴロ、川島慶三三ゴロ、
青木右前打、デントナ左前打、
2死一、二塁から、ガイエル左前落ちる適時打(D 2-3 S)

<6回・中日> P・館山
一、二塁間突破安打、
森野2球目・井端二盗・相川悪送球・井端三塁へ
森野空三振、
1死三塁から、ブランコ中前適時打
(D 3-3 S)

<9回・中日> P・押本
和田痛烈ライナー中前打、野本投犠打、
1死二塁から、藤井左翼線ポテン適時打
(D 4-3 S)

【ゲームレビュー】

逆転勝ちで開幕4連勝。打線が粘った
9回、和田の安打をきっかけに、野本の送りバントで一死二塁。
藤井が左翼線際にテキサス安打を放って勝ち越した。
藤井は5回にも同点2ランを放つ活躍を見せた。
投手は7回以降の継投が成功した。4番手・高橋が初勝利。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


「いい形でシーズンに入れました。
明日からも考えすぎず、思い切り振りたい。
それで打球がいいところに飛んでくれればいいですね」

前日のピックアップ練習で、こう話していた藤井ですが、
まさにその通りに「打球がいいところに飛んで」くれましたね。

点を奪われては追いつき、
離されれば追いつくというゲーム展開。
その後は再三のピンチを凌ぎ、3-3の同点で迎えた9回、
この回から登板の東京ヤクルト2番手・押本から
先頭の和田が、痛烈にセンターへ抜けていくヒットを放つと、
続く野本が初球、一塁側へ送りバントを決めて1死二塁。

ここで迎えるは、5回に同点に追いつく2ランを放っている藤井
開幕3連勝にも大きく貢献し、
3試合連続弾を放つなど乗っている男
にも関わらず、東京ヤクルトベンチは、あえてその藤井と勝負
2ストライクと追い込まれ、その後ボール、ファウル、
そしてボールと来たカウント2-2からの6球目、
押本が投じたのは、内角胸元近い150キロのストレート。
しかし「来た球を打つことだけ考え」反応すると、
詰まりながらもふわりと上がった打球が、
そのままレフト線へと落ちるラッキーなポテンヒットに。
その間に二塁から好スタートを切っていた和田が、
一気に本塁まで駆け抜け、4-3と勝ち越し!
しぶとい一打で、この日初めてリードを奪ったドラゴンズ
そのウラ、守護神・岩瀬が粘られながらも
この日4安打の4番・デントナを、遊ゴロ併殺に取ってゲームセット。
競り合いを制して、落合政権初となる開幕4連勝を飾りました。


敵地・神宮の開幕戦
さらに相手先発が、昨季5敗を喫した館山
開始前は不利な要素がいくつもありましたが、
最後の最後に抜け出しての開幕4連勝!
藤井の飛球が、レフト線に落ちたときは
本当にうれしかったですね。

まさに神がかり!それにしても、あの9回、
ヤクルトベンチ
よく藤井勝負してくれたなと。
1死二塁と、
一塁が空いている状況に加え、
次は正直当たっていない
途中出場の小田
さらに投手に代打が出てきたとしても、
藤井よりは与しやすいはず。
にも関わらず、この日2打点と勢いに乗る背番号4を選択。
今春のオープン戦での対戦が、2月の北谷のわずか1試合
それがいくらか影響しているかどうか分かりませんが、
おそらく押本の力のあるストレートで
左打席の藤井を押し切れると判断したのでしょう。
結果的には「打ち取った打球」にはなりましたが、
ただ藤井の持つ『強運』までは計算できなかったかも。

さらにこの時点ですでに、
ドラゴンズ流れが来ていた部分も。
中盤以降、チャンスを常に掴んでいたのは、東京ヤクルト
しかし再三の拙攻でそれを逃す始末。
特に8回ウラ、先頭の田中浩康
ストレートの四球で出塁したにも関わらず、
続く相川が犠打で送れないうえに、
三塁コーチャーにサインを確認するなど、作戦に迷いの部分が。
それに対し、ドラゴンズは9回、和田が出塁すると、
続く野本初球、きっちりと送りバントを転がした。
こういう部分も、勝負の明暗を分けたかもしれませんね。
それでも『強運』はしっかり振り抜いたからこその結果。
まさに今季の藤井だから打てた一打だったと思います。


一方投手陣は、今季初先発となった朝倉が、
6イニング1/3、108球を投げ、9安打5奪三振2四死球で3失点。
今シーズンの竜投で初めて
防御率0.00以外の数字(4.26)が記録されましたが、
3点は奪われはしたものの、よく投げたと言えるのでは。
まあ2回、4回と同じような失点の仕方をしたのは反省でしょうが、
『それ以上』となる手前でよく踏ん張った感が。

4回ウラ、宮本の2打席連続の適時打など3連打を喰らい、
なおも無死一、二塁というところで、田中浩康を4-6-3の併殺。
5回ウラ、ガイエルの適時打のあと、
2死一、二塁で、2打点の宮本を迎えたものの、
外へのスライダーで、三ゴロで凌ぐ。
さらに6回ウラは、かすった死球+パスボールで、
無死三塁というピンチを迎えながら、
相川をシュートで遊ゴロ、館山を高め真っすぐで二塁フライ。
そして福地をシュートで三塁正面のゴロに仕留め、ゼロに。
内野手のポジション取りのうまさもありましたが、
再三のピンチで粘ったことは、評価できると思います。
これで先発ローテの一員に加わった朝倉
次回登板では「あサクラ咲く」復活勝利を期待します。


神宮の初戦を取って、10年ぶりの開幕4連勝
これで中スポ辺りには「V確率」うんぬんという
文字が出てきたりもするのでしょうか。
ただその一方で、正捕手にまさかのアクシデント
この試合の5回、藤井の同点2ランの直後、
レフト線へ打ち返し、ファウルとなった打球の際に、
一塁を回ったところで右足を痛め、手を付いて倒れてしまった谷繁
おそらく右のふくらはぎに違和感があったようで、
立ち上がりはしたものの、プレーできるような状態ではなく、
ベンチに戻るとそのまま小田と交代。
アイシングを施して、トレーナーとともに球場を後にしたもよう。

今季はまずまずのスタートを切った感のある谷繁ですが、
開幕4試合目で故障となると、正直かなり痛いですね。
ふくらはぎという個所が個所だけに、難しい部分もあるかも。
元々故障者情報を表に出さないドラゴンズ
このまま戦線離脱となってしまうのか。
それとも1軍に帯同しながら、様子をみるのか。
それは今後の情報次第で明らかになるでしょうが、
できれば軽めで済んでくれることを願いたいですね。
昨季の森野に続いての神宮でのアクシデント
かなり心配ではありますが、今後の動向を見守りたいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎藤井淳志

<同点2ランに決勝適時打と、2安打3打点の大活躍>
「(おめでとうございます)ありがとうございます!
(2試合連続のお立ち台、気分はいかが?)
そうですね、あのう、一番最初のヒーローインタビューを
逃したことが、今に生きているのかなと思います。
(3試合連続の本塁打、その感触は)
えー、そうですね。僕はあのう、
振ったらたまたま飛んだというだけなので、
えー、とにかく打席で思い切り振ることを考えてたので、
結果的にああいうことになってよかったです。
(9回の適時打、同点の場面、どんな気持ちで打席へ?)
えー、きょうはあのう、
そういう場面が来るような気がしたので、
あのう、何とかしたいと思っていたので、
えー、結果的に何とかなってよかったです(笑)
(レフト前に弾んだ。どんな気持ちで一塁を回ったか)
そうですね、あのう、ただうれしかったっす。
(チームは開幕4連勝)
そうですね。あのう、えー、ファンの方も
勝つことが一番喜んでくれると思うので、
僕も一生懸命チームの力になれるように頑張りたいので、
結果がこういうことになっているのが、すごくうれしいです。
(ファンに明日以降の抱負を)
えー、名古屋だけでなく、
東京にもこんなにたくさんのファンが来て下さっているので、
えー、勝つことによって、
もっと球場に来ていただけるようになると思うので、
一生懸命頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!」


<4回、ホームラン談話>
「甘い球が来たら思い切って振っていこうと
思っていたので、よかったです」

<9回、タイムリー談話>
「ただ来た球を打つことだけ考えた」

<9回1死二塁。東京ヤクルト2番手・押本の
内角高め150キロのストレートに完全に詰まらされながらも、
気持ちで振り抜いた打球は左翼線にポトリと落ちた。
歓喜の表情でホームを踏む和田を見やり、
二塁ベース上で何度も手をたたいて>
「どん詰まりだったけど、打った瞬間に落ちたと思いました。
9回は和田さんから始まる打順。
ランナーを置いて回ってくる気がしていた。
何とかしたいと思っていたし、何とかできてよかった」

<本塁打は4、5日の横浜戦に続いて3試合連続。
昨季のチームのレギュラーシーズンで誰もできなかった離れ業を、
レギュラーを奪取したばかり男がやってのけた>
「タマタマですよ。打ったらたまたま飛んだだけ。
僕の場合、球種がどうとか考えず打席で思い切り振るだけ。
その結果が、ホームランになっているだけです」

<館山は昨年チームが1勝5敗と苦杯をなめた天敵だが、
自身にはいいイメージがあった。
2月28日の今季最初のオープン戦で
3年ぶりに挑戦している左打席で中前打。
この1本がスイッチ再挑戦の大きな自信となった。
打ちまくったオープン戦がフロックではないことを証明して>
「あれが今年の左での初ヒット。
(館山さんは)いい投手ですし、自信になりました」

<入団から昨季までの3年間の通算打率は
わずか.179だが、スイッチ打者に戻して大化けを果たす。
こう自覚しながら、無心のプレーで日に日に存在感を増している>
「考えながらできるタイプではない」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン12


○和田一浩
<9回の決勝点の『助演男優賞』。
口火を切る中前打を放つと、野本の犠打で二塁へ。
そして藤井のフラフラと上がった打球の落下地点を
素早く、そして的確に読み込みロケットスタート。
決勝のホームを踏む好走塁を見せる>
「あそこは腹をくくりました。
捕られたら仕方ない。それよりもちゅうちょしたら、
この先ずっと後悔する。そう思ったんです」
(中スポ)

○笘篠外野守備走塁コーチ
<本塁突入を指示したが、和田のスタートを激賞して>
「あのタイミングで走ってくれなかったら、
ボクは回せませんでした。ベンちゃん(和田)の好走塁ですよ」
(中スポ)


○朝倉健太
<レギュラーシーズンでは約9カ月ぶりとなるマウンド。
先発の役割を十分果たし、6イニング1/3を3失点。
9安打を浴びピンチの連続だったが、それでも崩れない。
復活の舞台で踏ん張って>
「味方が点を取ってくれた後に取られたり、
2死から連打されて取られたり、点の取られ方が悪かった。
でも、自分の持ち味は出せたと思います」

<昨年は右腕の血行障害でほぼ1年間を棒に振った。
マウンドに立つと、熱い思いが込み上げてきた。
1軍のマウンドに立てる幸せをかみしめながら、1球1球投げた>
「苦労してきたので、幸せに感じながら投げました」

<この一歩でようやく前に進めた。花開くときは近い>
「状態自体はまずまずだったと思います。次につながると思います」
朝倉健太公式中スポ

○高橋聡文
<勝利投手となったのは好救援の左腕。
同点の8回1死一塁で登板すると、代打の飯原、福地を連続三振。
直後の9回表に藤井の決勝打が飛び出し、今季初勝利を手にして>
「結果(勝利投手)はたまたま。
それより、しっかり抑えられたことがよかった。
このところ、ずっとストレートが走っているので…」
中スポ

○岩瀬仁紀
<9回に救援登板すると、
先頭の川島慶三にフルカウントから5球粘られたが、
根負けすることなく13球目を打たせ二ゴロ。
青木に右前打を許したものの、この日4安打のデントナを
遊ゴロ併殺に仕留め、開幕以来の2セーブ目を挙げる>
「(川島慶三には)負けないようにと思って投げた。
こういう試合が、これから結構多くなるだろうね。
それをしっかり取っていかないと…」
(中スポ)


○トニ・ブランコ
<頭を丸刈りにして球場に現れる。
これまでは約10センチの髪を編み込んでいたが、
自らの手で刈ったという>
「伸びてきて暑いからね」

<出身のドミニカ共和国と比べれば
ずいぶん涼しいはずだが、必死の思いが体温まで上げているのか>
「なるべく長く日本でプレーしたいんだ」

<6回一死三塁で巡ってきた第3打席では、
同点の中前打を放ち、見事に期待に応えて>
「ミートすることを心掛けた。走者をかえせてよかった」
中スポサンスポ

○井端弘和
<右目に不安を抱えるが、今春オープン戦を含めても
屋外球場でのナイトゲームでプレーするのは、
この日が初めて。心強いセリフで>
「ナイターでもデーゲームでも変わらないと思います」
(中スポ)

○立浪和義
<この日の試合前も『遅球打ち』。
平沼用具担当打撃投手にスローボールを要求。
しっかりと引きつけて打ち込んで>
「ちょっと体が前に突っ込んでいたからね。
しっかり引きつけて打とうと思って」
(中スポ)

○谷哲也
<この日の出場機会はなかったが、
ともに体調に不安を抱える荒木、井端の
バックアップ役を担っている。
普段は穏やかな男だが、こう水を向けると珍しくハッキリ言う>
「1軍で一番練習量が多い? 多分そうだと思います。
僕は常に練習していないといけないんです。
じゃないと、一生、追いつけないですから」

<こんなエピソードがある。
社会人出身選手は、入団して1年経つと、
退寮しての1人暮らしが認められるが、あえて拒否。
理由は練習に打ち込みたいから。
また、遠征中は必ずバットとともに床に就くという>
「寮(昇竜館)は隣に室内(練習場)があるから、
いつでも練習できるじゃないですか。
練習しないと不安になるんです。
ちょっとでも振らないと、変な感じになるんです」

<昨年の開幕直後は、2軍での出場機会すらもらえず>
「悔しくて室内で打ったりとかしてたんです。部屋でも振ってましたね」

<その努力が実り、徐々に出場機会をもらい、
ウエスタンでは好成績を残すことができた。
練習が結果に繋がる楽しさを知った>
「今は僕が多いかもしれませんけど、
先輩たちはこれまでずっと練習してきたと思うんです」
(中スポ)

○石嶺打撃コーチ
<厳しい言葉ながら谷の豊富な練習量を認める>
「プロだから練習するのは当たり前だけどね」
(中スポ)

◇チェン・ウェイン
<神宮外苑のグラウンドで入念なキャッチボールを行う。
5日の横浜戦で今季初勝利を挙げたが
投球内容に満足しておらず、次回登板に向けフォームチェック。
近藤投手コーチを相手に直球、変化球を投げ分けて>
「下半身を使うよう意識して投げました。力は入れていません」
ニッカン


○谷繁元信
<5回の第2打席で、ファウルを放ち一塁を回った際に
右足ふくらはぎを痛め、すぐに代打・小田を送られ退く。
5回裏終了後、右足ふくらはぎにアイシングを施し、
自力で歩きながら倒れ込むようにタクシーに乗り込み、
安藤トレーナーとともに、球場を後に>
「(右ふくらはぎが)ピリッときた? うん」

<約30分後に宿舎に戻ったところをみると、
病院で治療を受けた様子。言葉少なに>
「状態? わからない」
中スポサンスポニッカン

○小田幸平
<試合終了の瞬間、誰よりも喜んでいたのが途中出場の捕手。
谷繁の途中退場によって、5回から出場するとリリーフ陣を好リード。
同点になった6回以降を無失点で切り抜けて笑顔>
「こういう形だとは思わなかったけど、いつでも準備はしていますから」

<谷繁の状況次第ではその力が必要となるが落ち着いている>
「シゲさん(谷繁)の次はボクでしょう。
いつも準備はしているし、自分の色を出すだけ」
(中スポ)


○落合監督
<競り勝って6年目で初の開幕4連勝>
「こういう試合をしようと思っているわけじゃないけど、
こういう試合が多くなるだろうな。みんな経験があるからな」

<4試合目で野手初の送りバントが決勝点を生み>
「だれが考えてもそういう戦い方になるでしょう」

<アクシデントにも泰然自若>
「(谷繁故障にも)何も心配してません。
そのために(育成選手も含めて)70人がいるんだろ。
キャッチャーはいます」
中スポ12毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(7日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 1回戦
(7日・雁の巣球場)
  300 003 000 = 6
  020 000 000 = 2
[勝] 山井(1試合1勝)
[D本] 中村一生1号2ラン
[Dバッテリー] 山井、金剛 - 田中、前田
公式サイト・戦評

○山井大介
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦で好投し、復調をアピール。
先発で8イニングを投げて、4安打7奪三振4四球で2失点。
今年に入っては自身最長となる8イニング、
球数は109球を投げ、調子は確実に上がってきた>
「今シーズン初めて(試合で)100球以上
投げられたことがよかったですね」

<今春オープン戦では4試合で0勝3敗、防御率6.75。
投球回は4イニング1/3が最長で、球数も72球が最多だった。
この日の投球内容には、ほぼ納得の様子>
「無駄な四球はあったけど、要所を抑えることができた」
中スポ

◇山内壮馬
<ナゴヤ球場のすぐ脇にある公園では
今まさにソメイヨシノが満開。
野球漬けの選手たちにとっても、桜はさぞかし
『清涼剤』になっていることだろう…と思ったら全く違った。
球場に隣接する合宿所・昇竜館に住んでいるがバッサリと>
「今まで花とかを見て感動したことがないんですよ。花見? しません」
(中スポ<ドラ番記者>

◇小林高也
<同じく合宿所住まいも、さばさばと語って>
「夜中に騒いでいる声は聞こえてきますけどね」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年4月 7日 (火)

咲けよあサクラ神宮で、連勝竜対ツバメ3連戦。

打っては野本、藤井、ブランコといった新戦力の躍動
投げては浅尾、吉見ら若い世代の頑張りで、防御率0.00と、
これ以上ない滑り出しで、開幕3連勝スタートとなったドラゴンズ
きょうからは神宮、広島、甲子園と3カード連続のビジター遠征。
その最初のカードとなるのが、東京ヤクルトとの3連戦。
落合政権後では初となる、開幕4連勝以上となってくるのか。
それに臨むドラゴンズナインの声を中心に、この日の話題を。

ドラゴンズトピックス(6日)

◇朝倉健太

<開幕4連勝をかけた7日の東京ヤクルト戦先発が予想される。
かつては『ツバメキラー』と呼ばれ思う存分に暴れた神宮の杜。
今季初登板のマウンドが、そんな因縁の相手と場所になりそう
この日、神宮球場の隣にある室内練習場とグラウンドで汗を流し>
「調子自体はずっといい感じできているので、
あとはそれを試合で出すだけだと思います」

<神宮球場では05年4月5日の白星を最後に7連敗中。
連敗の話題には素っ気ない返事だったが、
練習ではリラックスムードを漂わせていた。
チームの開幕3連勝の勢いを借りて『鬼門』突破を狙う>
「神宮では勝ててない? それは知らない」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋

◇中田賢一
<8日の東京ヤクルト第2戦の先発が予想される。
この日は、ほかの投手たちと一緒に神宮室内などで練習。
ブルペンにも向かい、今季初登板への仕上げとなる調整を行なったよう>
「自分は自分のピッチングをできるようにするだけです」

<オープン戦では3試合で防御率7.62と乱調が多く、
悩み続けるうちに終ったが、開幕直前の3月31日、
2軍戦での登板で、6イニング無失点。
7奪三振、無四球と制球、球威とも抜群。
ステップを上がっている実感がしっかりとあったという>
「感覚的に徐々に良くなってきたものを出していきたい」
(中スポ、ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<神宮で7連敗中の朝倉をあえて先発させる。
開幕3試合を驚異のチーム防御率0.00で終えた勢いを生かし、
苦手意識を払しょくさせる考え。
若手主体で開幕カードを乗り切った相乗効果に期待を寄せて>
「浅尾、吉見の投球を見れば、
朝倉や中田だって期するものがあるだろう」
おおさか報知


◇浅尾拓也
<開幕投手の大役を果たしたが、
次回は9日の東京ヤクルト戦第3戦に先発しそう。
この日は東京移動後、神宮室内で練習に参加。
軽快にランニング、キャッチボールなどをこなす。
開幕戦の疲れが出てもおかしくないが、元気いっぱい>
「疲れは問題ないです」
(中スポ)

◇山本昌
<今季初登板は10日からの広島3連戦が有力に。
この日ナゴヤ球場で練習し、東京遠征には帯同せず。
登板日については未定の様子。軽い口調で>
「言われてないよ。オレ、(ローテーションから)外れてるもん」

<練習ではブルペンで投球を細かくチェック。
実戦を重ねてもなかなか調子が上がらず苦労してきたが、
この日は上向いた手応えがあったという。
円熟のベテランが後方待機しているのは心強い>
「(調子は)まあまあ。ま、がんばりますよ」
(中スポ)

◇清水昭信
<神宮室内の練習で『野手送球』で調整。
遊撃のポジションでノックを受けると、
一塁方向へ約40メートルほどの低い送球を繰り返す。
しっかり腕を振り抜くことを意識した様子>
「腕を振れるようにしました」
(中スポ)


◇藤井淳志
<神宮外苑でのピックアップ練習に参加。
キャッチボールなどで約2時間、汗を流す。
きょう7日の先発が有力な『打倒・館山』を誓う。
チームにとって、昨年1勝5敗と大きく負け越した天敵・館山。
オープン戦での対戦成績は、わずか1打数1安打。
されど自身にとっては、大きな意味を持つ安打だった>
「苦手というかいい投手というイメージしかない。
オープン戦で左打席でヒットを打ったんです」

<北谷球場で行われた2月28日のオープン戦初戦。
今季から取り組んでいる左打席で、
初回に完ぺきなセンター返しを放ったことで、
両打ちへの再転向に手応えをつかんだという。
過去、プロ3年間で館山からの安打は1本もなく、
いわばオープン戦でブレークするきっかけを与えてくれた一打に>
「去年まで右打席で対戦してたときは、
見逃し三振とかしていたんです。
館山さんから打てて自信になりました。
(きっかけを与えてくれた投手なので)いいイメージで臨めればいいですね」

<横浜との開幕3連戦では、2本塁打で3連勝に大きく貢献。
頼もしい言葉を口にして>
「まず1本が出たことで、いい形でシーズンに入れています。
明日からも考えすぎず、しっかり振っていきたい。
それで打球がいいところに飛んでくれればいいですね」
中スポニッカン

◇野本圭
<神宮外苑で汗を流したが、久々の『凱旋』に喜びを隠さず。
神宮球場は東都大学リーグなどで
何度も試合を経験しただけに、対応には問題なさそう。
今季初の神宮球場での試合に自信をのぞかせて>
「大学(駒澤大)のときによくやっていましたから。
ここでよく打ったいいイメージがありますよ」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇井上一樹
<プロ20年目のベテランが若手に交じって、
神宮外苑でのピックアップ練習で汗を流す。
ランニングや室内でのフリー打撃など、
若手と同じメニューを消化して>
「体を動かしている方がいいんだよ。
休むと逆に気持ち悪くなるっていうかね」

<冗談めかして、そう話したが、本当の狙いは別にある。
1軍に生き残るための意気込みの表れといっていい>
「レギュラーなら、疲れてるから
休んでっていうことになるんだろうけど、
そういう立場じゃないからね。感覚を保つため? それもあるね」

<開幕から3打数無安打。
サバイバルは厳しいに違いないが、1軍枠に生き残る決意を示して>
「早めに(安打が)1本出るといいね」
中スポ

◇谷哲也
<今季まだ未出場。1軍枠の争いはシ烈を極めているが>
「調子はいいです。1本打ちたいですね」
中スポ

◇平田良介
<開幕直前に練習を発熱で休んだが、
この日のピックアップ練習で懸命に汗を流して>
「元気です」
中スポ

【ドラゴンズ・今週の日程】
7日 (火)対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)
8日 (水)対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)
9日 (木)対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)
10日(金)対広島 (18:00・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
11日(土)対広島 (14:00・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
12日(日)対広島 (13:30・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)


若竜トピックス(6日)

◆岩﨑恭平
<全体練習を終えると、ファウルグラウンドに向かうのが日課。
そしてネットに向かって何度も何度もスローイング。
奈良原コーチが身ぶり手ぶりを交え、守備の基本をたたきこむ。
時に辻2軍監督も一緒に見守ることも。
練習後だけでなく、早出特守もしばしば。
守備の名手からいわば英才教育を受けている>
「僕のアピールポイントは守備ですから。
まだまだですけど、鍛えていきたいですね」

<キャンプからずっと続けてきた練習方法。
成果は実り、3月28日の阪神戦(鳴尾浜)で
ウエスタン・リーグの公式戦デビューを飾ることができた。
新人では岩田とともに最速。
試合では遊撃の守備を無難にこなし、手応えをつかんだ様子>
「緊張はしませんでした。楽しくプレーできました」
中スポ<若竜なび>)

◆伊藤準規
<将来の竜投を背負って立つ快腕が静かにつめを研いでいる。
右肩の張りでキャンプから出遅れているが、
調整過程は当初見込みよりもかなり早く、
今月中旬に打撃投手やシート打撃に登板し、夏前に2軍戦登板の予定。
チームの力になりたいと、闘志を燃やして>
「焦るわけではないですが、最終目標はシーズン中に1軍に上がること」

<心の炎を燃やすのは、岐阜城北高で指導を仰いだ
恩師・藤田監督への感謝の気持ち。
下宿で学校に通った3年間、監督は親も同然だった>
「投手としてはさして目立つわけでもなかったのに、
1年のうちから僕を投手の道に導いてくれたのが藤田監督でした。
2年生の先輩もいたのに、僕が1年のうちから鍛えてくれた。
だから今の自分があるのだと思っています」

<その藤田監督がこの4月、自身の母校である県岐阜商高に異動。
野球部での役割は未定だが、将来的には監督になる可能性もある。
心中複雑でも、恩師の活躍を願う気持ちは変わらない>
「岐阜城北高から巣立った身としては、
恩師が異動してしまうのはさびしいです。
でも母校に帰るのだから、
監督にとってはステップアップになるんですよね」

<だから自分も負けられない>
「(藤田)先生に負けないように、
僕もステップアップしていかなきゃならないです。
先生が県岐阜商高を甲子園に連れて行くより先に、
1軍で初勝利を挙げられたら」
(中スポ)

【ドラゴンズ・今週の日程(ファーム)】
7日 (火)対福岡ソフトバンク (12:30・雁の巣球場)
8日 (水)対福岡ソフトバンク (12:30・雁の巣球場)
9日 (木)対福岡ソフトバンク (12:30・雁の巣球場)
10日(金)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
11日(土)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
12日(日)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)


この日ドラゴンズナインは、ナゴヤから東京へと移動し、
神宮室内練習場などで調整したとのことですが、
毎週月曜恒例、若手野手中心の『ピックアップ練習』は、
今季も行われていくことになりそうですね。
3連戦の試合展開がああいう展開だっただけに、
野手では、小田、小山、新井、岩﨑達郎、谷がまだ未出場
平田も代打で1打席こそあったものの、左足に死球と不完全燃焼。
ベテランの井上も含め、1軍枠は相変わらずサバイバル
おそらくきょう、あすの間に先発要員の中田が昇格するため、
最低でも誰かしら『1人』は降格することになります。
当落線上の選手にとっては、まずは試合に出ること
そして「1つ」打つなり、守るなり、走るなり、
仕事をすることが、生き残りへと繋がっていくでしょう。

ところで、きょうからは神宮での3連戦。
開幕カードで阪神に2勝1敗で勝ち越した東京ヤクルト
村田ショックもあったか、元気のなかった横浜に比べ、
手強そうなイメージも強いですが、
今季初戦でガツンといって、対戦を優位に進めたいですね。
中スポによる先発予想は、初戦から
朝倉-館山、中田-木田、浅尾-石川 の順。
自分的には、中田の初戦先発もあるんじゃないかと。
「開幕・浅尾」「2戦目・吉見」をことごとく外した中スポですし、
週の頭を投げさせる意味では、中田の方が、とも思いますが、
ただオープン戦の状態は、朝倉の方がよかったですし、果たして…。
先発候補としては、ネルソンも登板していませんが、
まあどちらかが投げるということで、ほぼ間違いないでしょう。

あサクラ何分咲き?その中で注目となるのは、
竜投の若頭といえる朝倉
一昨年までは
『ツバメキラー』という
触れ込みもありましたが、
神宮は05年4月以来、
7連敗中と相性がよくないようですね。
どちらかというと援護なく、
負けていたという部分もありましたが、
右腕の血行障害からの復活を目指す今季、
因縁の地で再出発となれば、本人にとっては大きいかも。
今朝の中スポの見出しでは、満開中の桜に引っかけ
『咲かせるア“サクラ”』となっていましたが、
果たしてあす、あさっての見出しで
『ア“サクラ”』「満開」となるのか、
それとも「散って」しまうのか、それは本人の投球次第
抜けたエースに変わって、竜投を引っ張ってほしい10年目
シーズン初戦で、その存在を示し、
投手陣にさらなる勢いを加えてほしいと願います。


一方東京ヤクルトは、おそらく館山が初戦に来るんでしょうね。
昨季は松山で1つ勝った以外は、5敗とやられにやられた相手。
めったにお目にかからない
『ドラキラー』というフレーズが、スポーツ紙に躍り、
ファンとしても、その存在をかなり意識させられていますが、
シーズン変われば、相性も変わると言いますし、
意識過剰にならないことが、攻略にむけてまず必要かも。

その天敵攻略に向けて、突破口を開いてほしいのが、
好調の藤井・野本若竜コンビ
5敗した昨季には「いなかった」2人がきっかけとなり、
今季のドラゴンズはひと味違うぞというところを見せてほしいですね。
もちろん森野、ブランコ、和田といった中軸にも
やってもらわないとという部分もありますが、
粘り強く投げられてしまうなかで、
少ないであろうチャンスをしっかり活かし、
キラー攻略につなげてほしいなと。
新兵器・ナックルカーブを搭載したというキラーさんですが、
今年も勢いづかせないためにも、初対戦でぜひとも叩いてほしい。
今シーズン関東初戦、良いカタチでゲットして、
ナゴヤ同様、関東竜党も喜ばせてくれることを期待しています。

2009年4月 6日 (月)

藤井価値ある2安打2打点、新生竜開幕3連勝!

ナゴヤドームでの横浜との開幕第3戦は、
初回、相手先発・小林の立ち上がりを攻め、
押し出し四球と2本の適時打で4点を先行。
序盤で一気にゲームの流れを掴むと、
中盤には、藤井淳志の2試合連続本塁打などで追加点。
投げては先発・チェンが5四球と不安定ながら
粘って、6イニングを無失点に抑えると、
7回以降は齊藤、パヤノら4人の継投での完封リレー
若手、新戦力が機能して、開幕3連勝となったドラゴンズ
最高のスタートを切るかたちとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 3回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日3勝)
33496人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] チェン(1試合1勝)
[D本] 藤井2号
[Dバッテリー]
チェン、齊藤、清水昭信、パヤノ、高橋 - 谷繁

◇対横浜3回戦・スタメン
1 (二)荒木  (5打数無安打)
2 (遊)井端  (3打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打1打点)
6 (右)野本  (3打数1安打1打点)
7 (中)藤井  (4打数2安打2打点)
8 (捕)谷繁  (4打数1安打2打点)
9 (投)チェン (2打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・中日> P・小林
荒木右邪飛、井端四球、森野ライト右二塁打、
ブランコストレート四球、和田空三振、
2死満塁から、野本押し出し四球
(D 1-0 YB)
2死満塁から、藤井三遊間遊撃内野安打(D 2-0 YB)
2死満塁から、谷繁中前2点適時打(D 4-0 YB)

<5回ウラ・中日> P・小林
井端投ゴロ、森野三ゴロ、
ブランコ投ゴロ・小林弾く&一塁悪送球、ブランコ二塁へ。
2死二塁から、和田左前適時打
(D 5-0 YB)

<6回ウラ・中日> P・真田
藤井ライトポール際本塁打(D 6-0 YB)

【ゲームレビュー】

投打がかみ合い快勝。
2007年以来の開幕戦からの3連勝を飾った

1回の攻撃で試合を決めた。井端の四球をきっかけに
森野の二塁打などで2死満塁とし、
野本が押し出しの四球を選び先制。
藤井の内野安打で1点、谷繁の中前打で2点を加えた。
投手は完封リレー。6回まで投げた先発・チェン
毎回走者を背負いながら要所を締めた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前日と同じ、6-0のスコアでしたが、
内容的には、けっこうヒヤヒヤしたゲームに思えました。
振り返るとやはり、初回の4点というのが大きかったなと。
特に点の取り方が相手に随分ダメージを与えたように感じます。

横浜先発・小林に対して、
1死から井端がじっくり投げさせての四球を選ぶと、
森野が一塁線を痛烈に破っていくライト右へのツーベース。
上位が繋がり、チャンスを作ると、
力んだ小林は、ブランコにストレートの四球。
1死満塁とチャンス拡大で迎えるは、開幕2試合で打率.429の和田
140キロ後半のストレートの小林に対し、
フルスイングで相対する和田との力勝負は面白かったですが、
結局は、フルカウントからの10球目、
外角高めのボール球にバットが空を切ってしまい、三振
おいしい場面を逃して、2死となりましたが、
なおも満塁で迎えるは、前日初安打初本塁打のルーキー・野本

社会人出身同士の対戦としても注目でしたが、
小林が力んでしまい、ボール先行。
カウント1-3からの5球目、外へのストレートを見逃し、
歩こうとした野本に対し、球審がストライクの判定。
正直ボールかと思いましたが、フルカウントに。
これで野本の方が若干分が悪くなったかに見えましたが、
スライダー、ストレートと2球ファウルした後の8球目、
小林が投じたのは、内角低め149キロストレート。
しかしこれをしっかり野本が見定め、押し出し四球
前日の一発に続き、この日は見ることでゲットした打点1
普通なら意気込んで振ってしまうところですが、よく選んだなと。
自分の役割を果たしたルーキーなかなかやるなと思いましたね。

シーズンでも打撃開眼!さらに続く藤井が負けじと、
らしいひと仕事
依然2死満塁のチャンスで、
カウント1-1からの3球目、
外寄り真ん中、
149キロのストレートを叩きつけると、
打球は高く弾んで、
サードの頭上を越え、
カバーしたショートが捕ったものの、
投げられずに内野安打
その間に三塁走者の森野が還って、追加点。
押し出しの1点だけで
終わっていたならば、押しが今イチでしたが、
打ち取ったはずの当たりで、さらに失点を重ねるのは
相手にとっては、実にショック
動揺したであろう小林に対し、続く谷繁がベテランの一振り。
3球目、真ん中高目に浮いたストレートを
確実に弾き還しての、センター前2点タイムリー
いきなり初回、打者9人攻撃で奪った4点は、
この2試合で内野ゴロの間に1点しか奪えない
貧打の横浜には、実にしんどい失点となったはず。

その後5回ウラには、2死からエラーで出た走者を
初回三振した和田が、狭い三遊間をきっちり抜くタイムリー
名誉挽回の一打で、中押しに成功すると、
続く6回ウラには、初回適時内野安打を放った藤井が、
前日に続いて左打席でライトポール際へ運ぶ見事な本塁打
実質、中押し、ダメ押しとなりましたが、
最後まで重くのしかかったのは、初回の4点
ここまでの2試合は、主に一発攻勢でしか点が奪えませんでしたが、
今回はそうでなく、じっくり繋いで奪った得点。
若い力それぞれが自分の持ち味をしっかりと披露したことも
その得点の価値を高めたと思います。

一発攻勢はそうは長く好調をキープできませんが、
こういうしぶとい攻撃を続けていけば、
あさってからの東京ヤクルト戦でも、効果があるはず。
開幕ダッシュに成功するためにも、さらなる継続を期待します。


一方、投手陣は、先発したチェン
6イニングを投げ、3安打無失点今季初勝利
こう書くと、一見好投に思えたりもしますが、
実際は決して誉められない投球
実に不安定で、正直何やってるんだと思うことも。

開幕3戦目で迎えた今季初登板
立ち上がりに落ち着かない部分が出るのは、
「開幕戦」ですし、仕方ないとしても、
4点の援護をもらったあとも、安定せずにフラフラ
2回は2死から四球、二塁打、四球で満塁のピンチ。
谷繁も、森コーチも共にマウンドに向かい、を入れるありさま。
続く3回、4回と先頭打者を背負い、5回にはストレートの四球
さらに6回も良い感じで2死を取りながら、また四球
そのたびに横浜打線が打ち損じ、
ポップフライや、ゲッツーで助けてくれはするものの、
最後まで今イチピリッとしなかった感が。
持ち味の下半身を使って投げ込むことが出来ず、
ボールがいかない部分もありましたが、
今後登板していくなかで、落ち着きある制球を取り戻し、
昨季の良い状態に近づけていってほしいもの。
今回は打線に助けられましたが、次回は自らの力で2勝目を期待します。

その他では、4投手今季初登板
その中では、齊藤の投球が光っていましたね。
7回からチェンを継ぎ、2番手で登板。
6点の大量リードのなかでの今季初マウンドとなったものの、
先頭の細山田を外へのスライダーで空振り三振に取ると、
続く好調・山崎に対してはスライダー2球のあと、
外角高め、147キロのストレートでズバッと見逃し三振
さらに仁志を外へのスライダーで中飛に打ち取り、三者凡退
気迫こもった投球で、ゲームを締めてくれました。

また8回無死一、二塁という場面で初登板となった新外国人・パヤノ
左のジョンソン相手いうことで起用されましたが、
真ん中低めのストレートで、1-6-3のゲッツーに取ると、
2死三塁から続く右の金城も148キロのストレートで見逃し三振
わずか6球、見事な火消しでアピールに成功。
最終回を締めた高橋に関しては、ある種「貫禄」といえるでしょう。


いくつもの不安要素を抱えながら迎えた開幕でしたが、
終わってみれば、07年以来、2年ぶりとなる開幕3連勝
最高の結果が出たことが、とてもうれしいですね。
若手、新戦力の活躍がその原動力となりましたが、
新生ドラゴンズにおいては、監督のコメントにもありましたが、
3つ勝つことと同様に「大きな意味があった」と思います。
この勢いそのままに、開幕ダッシュに繋げてほしいですね。

開幕カードを終えると、あすからは東京に移動。
阪神に勝ち越した東京ヤクルト神宮で3連戦を行い、
移動日なしで、広島新球場・マツダスタジアムのこけら落とし。
さらに翌週は、昨季苦手とした甲子園での3連戦。
3カード連続ビジターと、やや納得いかない日程になっています。
特に東京ヤクルト、広島とともに調子がよさそう。
この6連戦でいかに勝ち越すことができるか。
それがイコール開幕ダッシュとなってきそうですね。

まあ一通り対戦するまでは、チームの調子を計りしれませんが、
好スタートを切った者は、それをキープし、
今イチの者はできるだけ、上昇のきっかけを掴むこと。
「吉兆」をプラスに捉え、あすからのロードでも
好調ぶりを披露して、勝ち進んでほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(5日)

◎チェン・ウェイン

<6イニング3安打無失点で今季初勝利>
「(6回無失点、自身の投球を振り返って)
いや、確かにフォアボールが多いなんですけど、
でも自分の方がもう何とか抑えたいんで、はい。
(ピンチを迎えたから粘った)
そうですね。まあ、抑えたいんだけで、
まあ何とかしたい。はい。
(浅尾、吉見と同世代の好投が刺激になったか)
いや、浅尾さんと吉見さん、けっこう抑えてたんで、
自分も何とか抑えたいんで、でもきょう立ち上がり、
まあちょっと緊張した(部分も)あるんで。
でも自分のピッチングがあまりよくない。
でも何とか抑えてよかったと思います。はい。
(後を受けた投手も完封リレーで、3連戦自責点0です)
まあ、まだ試合があるんで、その後の試合で
まあ何とか0で抑えたいです。
(今シーズンの抱負を)
まあ、10勝以上に投げたいんで、
まあ、みなさん応援して(下さい)よろしくお願いします」


<先発談話>
「調子はあまり良くなかったが、
途中から下半身を意識して良くなってきたので、
これを続けていきたいです」

<直球は最速148キロをマークした一方、
5四球を与えて自らを苦しめた。
初勝利を挙げながらも、悔しげな表情を浮かべて>
「内容は良くなかったけど何とか抑えられたんで良かった。
試合が始まると下半身を使うのを忘れてしまう。
四球が多くて、自分が許せない。まだまだ甘い」

<本調子とは言い難いピッチング。
1回は2死一、二塁、2回は2死満塁と次々にピンチをつくったが、
リズムをつかんだ中盤からは尻上がりに調子を上げ、
「0」を並べ切り、先発としての責任を果たす>
「1、2回は球が死んでいた。キレがなかった。
途中から下半身を使うことを意識した。
まず勝てたのは大きいけど、次はもっといい投球をしたい」

<昨季は6試合で防御率6.97と打たれていた
横浜からの勝利にも意味がある。
この数字を十分意識した上で、こう意気込んでいた>
「抑えられるのは(相性のいい)
巨人、阪神だけじゃないというところを見せたい」

<初登板で幸先よく横浜を倒して>
「今年はセ・リーグの5チームすべてを抑えます」

<今季へかける強い気持ちがある。
第2回WBCで、代表入りを辞退した台湾は東京ラウンドで惨敗
複雑な心境を吐露していたが、その代表を辞退してまで調整を優先。
決断の正誤は別にして、それだけの『覚悟』がある>
「まさか中国にも負けるとは。
ボクがいたら? それは考えませんけど…。
辞退という決断が正しかったのかどうか。
シーズンにならないとそれはわかりません。
最低10勝はしたい。防御率は3.30以下を目指します」
カメラブログ中スポ共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


◎藤井淳志
<適時内野安打と本塁打、打撃で価値ある働き>
「(ナイスバッティング)ありがとうございます!
(今年初めてのお立ち台、まずはファンに一言お願いします)
えー、昨日試合後に、あのう、
本当はヒーローインタビューだったんですけど、って言われたので、
あのう、次の機会があるかどうか、ちょっと心配だったんですけど、
こうしてみなさんの前に立てることを、うれしく思います。
ありがとうございます!
(初回のタイムリー、藤井さんらしい内野安打)
そうですね。あのう、いいところに飛んでくれたので、
あのう、気持ちで打ったヒットだと思います。
(二者が生還して、どんな気持ちだったか)
そうですね。えー、1人しか還ってきてないんですけども(場内笑い)
あのう、結果的にチームに勢いを付けれたので、よかったです。
(大変失礼しました。その後の本塁打の手応えを)
そうですね。あのう、振ったらボールがそっちにちょうど
来てくれたという感じだったので、意識して打ったのではなく、
たまたま打てたんですけど、でもまあよかったです。
(たまたまはご謙そんじゃないかと思いますが)
謙そんじゃなく(正=謙そんで)言える日が来るように頑張ります。
(今日も早出で特打、活きましたね)
そうですね。あのう、やっぱり結果につながると、
練習のしがいもあるので、えー、よかったです。
(開幕3連勝、これは1999、2004、2007年と続いていますが、
この年を聞いて、何かピンと来ませんか)
優勝した年ですか?
(優勝2回と日本一1回、ドラゴンズにとって好スタートになります)
そうですね。あのう、最後まで戦力として、あのう
戦えるように、一生懸命頑張ります。
(ファンに最後に一言)
えー、応援の方が入ってくれれば入ってくれるほど、
力になりますので、これからもお客さんが来たくなるような
プレーができるように頑張りますので、よろしくお願いします!」


<初回2死満塁、タイムリー内野安打>
「とにかく思い切って振っていこうと思っていました。
試合の流れとして1点で終わってしまうのとは全然違うと思う。
1点で終わらず、流れを続けるヒットを打ててよかった」

<6回無死、右翼ポール際に今季2号ソロ>
「(打ったのは)スライダー、うまく打てたと思います。
思い切って振ったらいい結果になりました。
ホームランはたまたまだけど、うまいこと反応して打てました。
あれ(1打席目)がヒットになって、気持ちに余裕ができました。
バットをしっかり振れたからだと思います」

<野本との若竜コンビが争えば争うほど、力は伸びるが>
「相乗効果? そんな意識はないですね」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信朝日新聞毎日jpスポニチニッカン


○野本圭
<1回2死満塁、フルカウントからスライダー、直球と
2球ファウルで粘った8球目は低めボール球。
しっかりと見極めて、押し出しで先制点をもぎ取り、
2試合連続で先制打点を挙げる>
「打ちにいってボール球を見逃せました。
それがキッカケに大量点につながってよかったです」

<前日にプロ初安打を放ったが、
一夜明けても喜びを抑えきれない様子。
携帯電話には知人からお祝いのメールが
約100件も舞い込んだという。うれしそうに笑って>
「昨日は興奮してなかなか寝付けませんでしたよ。
もともとホームランバッターではないんで、まさか打てるとは…。
今日は今日で切り替えていきます」
中スポスポニチニッカン

○谷繁元信
<1回2死満塁から中前への2点適時打を放つ。
腰痛からのリハビリでキャンプ中は出遅れていたが、
開幕から3試合連続安打と好スタートを切り>
「前の野本や藤井たちが粘って、チャンスで自分に回してくれたので、
何とか1点でも2点でもと思っていたので、よかったです」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポ

○和田一浩
<5回、敵失でつかんだ2死二塁の好機に
左前打で貴重な追加点を挙げる。
初回1死満塁の先制機に、フルカウントからファウル4つ粘ったが、
高めの見逃せばボール球になる真っすぐを空振りして三振。
再び巡ってきた好機は汚名返上のチャンス。
2打席凡退されられている小林に対し、初球の変化球を見逃す(ボール)と、
2球目の同じような球をきっちりとらえて満足そう>
「打ったのはスライダー。
停滞ムードだったので、何とか追加点が欲しかった。
ランナーがいるところで打ててよかったです」
カメラブログ、中スポ、中日新聞サンスポ

○井端弘和
<初回1死後、横浜先発・小林に
2-1と追い込まれてから、直球が外角に外れたところを選ぶと、
フルカウントからのチェンジアップも確実に見切って出塁。
相手を自滅させた一つの四球が、大量4点をもたらして>
「ずっと、変化球で攻めてくるケースが多かった。
だから直球を待っていた。
その直球がボールになり、もう、直球はこないと思った。
変化球を待っていたから、見極められた」

<3夜連続の快勝。落合政権6年間で
開幕カードは15勝2敗1分けと圧倒的だが、
6年間すべて開幕スタメンの選手の分析は>
「今年に限らず、投手がよく頑張っている。
だからボクたちは、まずしっかり守ろうと思うんですよ」
(中スポ、中日新聞

○荒木雅博
<同じく開幕カード18戦15勝を分析して>
「落ち着いて野球をやれているからですかねえ…」

<ただ井端と共に声を揃えて苦笑い>
「自分が活躍した記憶はまったくありません」
(中スポ)


○ネルソン・パヤノ
<8回無死一、二塁から、4番手で登板。
この夜最大の失点ピンチで来日初のマウンドが巡ってきたが>
「緊張の中で仕事をしなければならないことは
分かっているのだが、最初は緊張した。特に初球は」

<ジョンソンへの第1球はボールとなってしまったが、
2球目で投ゴロ併殺打に打ち取り、自分を取り戻すと、
続く金城は2球で追い込み、ファウルを打たせた後の4球目で
見逃し三振に仕留める。自らに合格点を与えて>
「きょうの結果は満足以上。力で押し切れたよ」
中スポ

○清水昭信
<8回に3番手で登板したが、内川、吉村から
連続で中前打を浴びて、1死も取れずに降板。
今季初登板は苦い記憶となったが、
貴重な反省材料にして、次は巻き返す>
「甘い球がいってしまった。
内川さんに2ストライクから投げた1球を、今季ずっと忘れない」
(中スポ)

○齊藤信介
<7回で中継ぎで登板し、細山田、山崎と2者連続三振。
仁志を中飛にしとめて、堂々とマウンドを降りる。
よみがえる苦い記憶は昨年9月13日、横浜戦。
2点リードの8回1死二塁から登板。
2死から内川に適時打。村田に逆転2ランを浴びたが、
その脳裏には不安と打算が渦巻いていたという>
「打たれたらどうしよう。
これを抑えたら評価が上がるかな(と考えていた)」

<マウンドにひざまずいて気がついた>
「そんなこと投げる前に考えても仕方ないんですよね。
冷静になったら当たり前のことなんですけど」

<だからそれ以降は心に決めた。
今季公式戦初登板も2球続けてボールから入った。
それでも弱気にならなかったのは、
あの悪夢が教えてくれた教訓のおかげ。
どんな場面で登板しても、無心になって力いっぱい腕を振る>
「人間弱いから、必ずいろんな考えが(頭の中に)入ってくる。
それを意識して無視することにしたんです。
目の前に集中することの大切さを、
村田さんにホームランを打たれて教わったんです。
先のことは考えません。考え出すと僕はだめになる」
(中スポ)


○立浪和義兼任コーチ
<3夜連続で勝利のハイタッチを先頭で出迎える。
それでかぶとの緒を締めるのを忘れず、長期遠征に備えて>
「今回は相手の4番(村田)が出られなかったということもありますから。
いいスタートを切るにこしたことはないけど、
次もうまくいくとは限りませんからね」
(中スポ)

○川相内野守備走塁コーチ
<開幕からドラゴンズ攻撃時の風景に、昨年とは違ったものがある。
笘篠三塁ベースコーチとともに、一塁ベースコーチは
ヘルメットをかぶって立っている。
もちろん危険防止策。大リーグでは昨シーズンから義務づけられている>
「落合監督からかぶれって言われた。
球界全体でも来年あたりからそうなる可能性もあるらしい」
(中スポ<ドラ番記者>

○笘篠外野守備走塁コーチ
<ベースコーチは走者に目を配るのが仕事だけに、
投球だけを見続けるわけにはいかない。
しかも、どの野手よりもホームに近い位置にいるから、
強烈な打球をよけきれないケースも出てくる。
安全の保証があってこそ、ゲームにも専念できるという>
「実際、身の危険を感じることはある。
ちょっと蒸し暑いことを除けば苦にはならないし、
新しいことを真っ先に始めるのはいいんじゃないかな」
(中スポ<ドラ番記者>

○小山桂司
<三塁の定位置付近で一塁へスローイング練習をしていたが、
打撃練習をケージ裏から見つめているはずの
落合監督から身振り手振りでアドバイスを受ける。
想像もしていなかった指導に感激>
「左足に体重を乗せて投げろ、ということ(ジェスチャー)でした。
よく見ててくれました。さすがですね」
(中スポ)


○落合監督
<2年ぶりの開幕3連勝。3試合終えて防御率0.00>
「防御率0点? そういうのは、
それほど問題にしてないんだけどね。
(開幕3連勝も)負けるより勝つほうがいい。
ただ、きょうの持つ試合の意味は、昨年からの課題。
昨年は(9月まで)同一カード3連勝がほとんどなかった。
1戦目、2戦目以上に、きょうは3つ目を勝ったという意味がある」

<初回4点で楽勝?>
「こういうゲームが一番難しいんだ。周りが見てるほど楽じゃない」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(5日)

◆練習試合
中日-富山サンダーバーズ
(5日・ナゴヤ球場)
  000 000 000 = 0
   280 014 02× =17
[D本] 福田(2ラン)、柳田、加藤(2ラン)
[Dバッテリー] 赤坂、佐藤亮太、菊地 - 田中、小川
ファームブログ富山サンダーバーズ公式

○赤坂和幸
<BCリーグ・富山サンダーバーズとの練習試合に先発。
6イニングを4安打2奪三振3四球の無失点に抑え、
改造中の新フォームに手応えをつかむ>
「結果を出すことを考えて、絶対に点をやらない気持ちで投げました。
6イニングを無失点に抑えられたことは収穫ですね」

<1回無死二塁、4回無死二、三塁、
5回2死二、三塁の3度のピンチも、
気持ちを前面に押し出しながら、強気の投球でしのいだ。
三者凡退に抑えた3、6回の投球を振り返り、次なる目標を掲げる>
「立ち上がりから、調子が良くなかったです。
指に掛かった球は無く5回まで、やっと投げていました。
5回の合間にブルペンで投げたら、6回は良かったです。
いい投げ方ができました。
これをすべてのイニングでできるようにしていきたい。
感覚を思い出しました。次回が楽しみです」
ファームブログ中スポ

○加藤聡
<8回2死一塁で打席に立つと、
打った瞬間に本塁打と分かる打球が、左中間最深部ネット上段を揺らす。
育成ドラフト1位が豪快な一撃で富山の度肝を抜いて>
「結果が出せたのはよかったですけど、ミスをしているんで…」

<喜ぶかと思いきや、口をついたのは反省の弁。向上心も旺盛>
「(長打を)打てるボールをファウルにしてしまった。
もっと確実性を高めないと」
中スポ

○福田永将
<8番・一塁で先発出場。
2回無死2塁、内寄りのストレートを叩き、レフトに2ラン。
この日は5打数4安打3打点と大活躍>
「快心の当たりでした。
調子が悪かったので良い感じで打てたので良かったです」
ファームブログ

2009年4月 5日 (日)

野本プロ初安打が本塁打、吉見95球完封で連勝!

開幕投手・浅尾の好投とクリーンアップの一発攻勢で、
横浜との開幕戦に快勝したドラゴンズ
ナゴヤドームでの第2戦は、
6番・右翼で初のスタメン出場となった
ルーキー・野本圭が2回、右越えに先制2ラン
プロ入り初安打本塁打で飾ると、
3回、4回と長打攻勢で、横浜先発・グリンをKO。
投げては先発・吉見一起が安定かつ省エネ投球で
横浜打線を翻弄し、わずか3安打
今季初登板を完封で飾り、開幕2連勝に貢献しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 2回戦
(4日・ナゴヤドーム | 中日2勝)
36528人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 吉見(1試合1勝)
[D本] 野本1号2ラン 藤井1号
[Dバッテリー]
吉見 - 谷繁

◇対横浜2回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数1安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打)
3 (三)森野  (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)野本  (4打数2安打2打点)
7 (中)藤井  (4打数1安打1打点)
8 (捕)谷繁  (4打数1安打)
9 (投)吉見  (2打数無安打)

【得点経過】
<2回ウラ・中日> P・グリン
ブランコ空三振、和田四球、
1死一塁から、野本右越え2ラン
(D 2-0 YB)
(プロ初安打初本塁打)

<3回ウラ・中日> P・グリン
吉見投ゴロ、荒木右前打、
井端右前打、森野初球・グリン暴投、
森野四球、1死満塁から、
ブランコ右越えフェンス直撃2点二塁打
(D 4-0 YB)

<4回ウラ・中日> P・グリン
藤井右越え本塁打(D 5-0 YB)

<8回ウラ・中日> P・那須野
森野中前打
P・加藤武治
ブランコ遊直、和田左前打・代走小池野本左前打、
1死満塁から、藤井3球目・加藤武治暴投
(D 6-0 YB)

【ゲームレビュー】
吉見が3安打完封で連勝。
7年連続開幕カードの勝ち越しを決めた

立ち上がりから球を低めに集め、制球が抜群。
3回2死一、三塁のピンチをしのぐと、4回以降は三塁を踏ませなかった。
プロ初先発出場の野本が2回に先制2ラン
3回にはブランコの2点二塁打で追加点を入れ、
4回には藤井のソロアーチで突き放した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前日の開幕戦、5回の守備から
プロ初出場を果たしたルーキー・野本
7回ウラの初打席では凡退(左飛)してしまいましたが、
2戦目となるこの日、やはりスタメンで使われましたね。
「6番・ライト」と前日先発の井上をそのまま踏襲する形でしたが、
2回ウラの第1打席で、いきなりの大仕事を。
この回先頭のブランコは空振り三振に取られたものの、
和田が四球を選んで、1死一塁。
走者を気にして、集中力を欠くグリン
野本に対しても、初球から3連続ボール。
2球見逃してのフルカウントに戻されたものの、
野本の表情は、比較的落ち着いた様子。
続く6球目、外へのストレートを打ちに出て三塁側へファウル。
やや合わなかったものの、この日初めてバットを振った背番号30

そして迎えたフルカウントからの7球目、
141キロストレートが真ん中高めに。
ストレート一本に絞っていたという野本が、
思い切りバットを振り抜くと、ライナー性の打球は、
そのまま伸びてライトフェンス上の黒のラバーを直撃!
プロ2打席目、待望の初安打は、なんと先制2ランに!
無我夢中での一撃がホームランとわかると、
力強く左拳を突き上げ、派手にガッツポーズ。
オープン戦終盤に故障で戦線離脱。
最後の最後で逆転1軍入りを果たしたドラフト1位ルーキー
「出るからには勝ちに貢献したい」という言葉通りに、
スタメン起用に応えた一発をきっかけに、
流れは徐々にドラゴンズペースに。
3回ウラには1死満塁からブランコが、
やや窮屈ながらもパワーでライトまで持って行っての
フェンス直撃2点タイムリーツーベースを放つと、
続く4回ウラには、左打席の藤井が内角低めに沈むカーブを
うまくすくい上げて、ライトスタンドへ放り込む技ありのソロ
今季の新戦力が結集して5点を奪い、グリンをノックアウト。
開幕2連勝へ繋がることとなりました。


北海道日本ハム時代に、
けっこうやられた印象があるグリン
今回も手こずるのではと思っていましたが、
力みもあったか、この日は別人のようでしたね。

ど派手プロ初安打!その攻略のきっかけとなったのは、
やはり野本の先制2ラン。
初スタメンで、ぜひとも初安打をと
期待していましたが、
それがホームランとなるとは…。
カメラブログなどには、
一塁を回って
ど派手に拳を振り上げる
野本の後ろ姿がありましたが、
あまりのうれしさ
無意識に出てしまったとのこと。
プロ野球人生において、記念すべき1本目
この一発は、実に忘れられないものとなったことでしょう。

さらに7回1死一、二塁での第4打席には、
横浜5番手・加藤武治の外へ沈むシンカーを
体勢を崩しながらも、逆方向へ持って行き、
三遊間を抜いていく技ありのヒット
本塁打だけで終わらず、もう1本出たのも大きいですね。
お立ち台では言葉に詰まり、照れ笑いと
実に初々しいところを見せてくれた背番号30
「完全優勝できるように、少しでもチームに貢献したい」
威勢の良いコメントもありましたが、
ぜひともそうなるよう、さらなる活躍を期待したいです。

またその野本のライバルである藤井も、
4回ウラに、ライトスタンドへ運ぶ今季第1号
こちらも負けず劣らずのガッツポーズをしていたようで。
ただ本人にとっては、待望の今季初安打
開幕戦ではノーヒットでしたし、周りはみんな打っている。
「やっと出た」という喜びもあったのでは。
それにしても同じ日に今季初安打
そして初本塁打を放った野本藤井
今後も激しいレギュラー争いが続いていきそうな感じですが、
ともに切磋琢磨しながら、成長してくれればと思います。


一方投手陣では、大方開幕投手予想だった吉見が、
2戦目で、今季初の先発マウンドに。
初回先頭・松本に対しての初球は、146キロ外へのストレート。
その松本を外へ沈むフォークで空振り三振に取ると、
続く仁志を初球、スライダーで二塁ゴロ。
さらにジョンソンは146キロ、高めのストレートで
詰まらせてのレフトフライと、落ち着いた立ち上がりでしたね。
開幕投手こそ浅尾に譲ったものの、その安定感はさすが。
危なかったのは、2点の援護をもらった直後の3回、
山崎中前打、グリン一犠打、さらに松本の3球目に
谷繁がパスボールで三塁へ進むと、その松本に四球。
やや慎重になったか制球を乱して、2死一、三塁とピンチ。
長打が出ると流れが変わりそうな場面でしたが、
仁志に外へのフォークをセンターに運ばれるも、
やや伸びすぎてのセンターフライ。
背走して掴んだ藤井の好守にも助けられましたが、
ヒヤヒヤしたのは、そのイニングぐらい。

さらに2点の援護をもらった4回ウラは、
内川に高めのストレートをセンターに運ばれるも、
続く吉村を内へのシュートで、6-4-3のゲッツーに。
6回は1死から松本に一、二塁間を抜かれそうになったものの、
荒木が横っ飛びで好捕。バックの援護に助けられゼロ。
球数が少なかったこともあり、
終盤を迎えても球威もスタミナも衰えることなく、
7回には内川に対して、内角低めに
ストレートをズバッと投げ込み、見送り三振
さらに8回には、先頭・山崎を内へのストレートで見逃し、
代打・佐伯は外へのフォークで空振りと連続三振
細山田武史をスライダーで捕邪飛と、まさにスキなし。
結局、9イニングを95球で投げ抜き、3安打6奪三振1四球で無失点。
昨季同様、初戦を完封勝利で飾ることとなりました。


立ち上がりから球威、制球、テンポともにまずまず。
しっかり低めに丁寧に投げ込んでいましたし、
よほどのことがない限り、行けそうだなと。
まあ横浜の早打ちにも助けられた感がありますが、
まさに吉見ペースといった投球だったかも。
前日の開幕戦、同い年浅尾が大役を堂々務めましたが、
逆にそれが吉見には良い刺激となったようで。
外野手の藤井、野本同様に、
投手陣も吉見、浅尾辺りが競い合っていけば、
チームにおいて、さらなる活性化となってきそう。
昨季と同じ完封スタートとなった吉見ですが、
今季はやはりローテの中軸を担う1人となってほしい。
次回以降もその安定感で、白星を重ねてほしいと願います。


巨人が連敗、阪神が今季初黒星。
2連勝は、ドラゴンズ広島のみだそうですが、
まずは開幕カードを勝ち越せたのは、大きいですね。
ただここまで来たら、3タテしてさらなる弾みをつけてほしい。
おそらく先発は、チェン朝倉が濃厚。
ただ浅尾、吉見に関しては、自信を持って送り出せましたが、
それ以降の投手は、やや安定感に欠けるところも…。
それでも何とかこの2人に続いての好投を。
良い意味で期待を裏切る投球で、
3タテに貢献してくれればいいなと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(4日)

◎吉見一起

<わずか95球で、3安打完封勝利を収める>
「(素晴らしいピッチングでした)
ありがとうございます。
はい、低めを意識して投げた結果だと思います。はい。
(今季初マウンド、昨年と違う思いがあったのでは)
いやあ、昨日勝ったので、
あのう、浅尾君に続けたらいいかなと思って投げました。
(浅尾投手の好投が刺激になったか)
そうですね。やっぱり同い年なので。
ライバルとかはないですけども、
はい、続けるように思って投げました。
(ヒットわずかに3本だけ、何が良かったか)
いやあ、もう低めに投げることと、
ゴロアウトを目標にしていたので。はい、それだと思います。
(思い通りの投球ができたということか)
はい、ほぼ、出来たと思います。
(昨年2ケタ勝利を挙げ、今年は中心的な役割をこなすと思うが)
いやあ、そんな気持ちは全くないですけども、
去年があったので、1年で散らないようにと思って、
このキャンプは、今年のキャンプからやってきました。
(昨季の初勝利も4月前半、ナゴヤドーム、完封勝利。
そこから8連勝でしたが、今年もそんな予感は?>
いえ、先のことを考えずに、1試合1試合、
1球1球、必死に投げていきたいと思います。
(今シーズンの抱負を、どんなシーズンに)
えー、1球1球丁寧に投げて、
1つでも多く勝てるようにしたいと思います。
(ファンに一言)
えー、そうですね。
昨日と今日と、すごい声援ありがとうございます。
明日も勝ちます! 応援よろしくお願いします!!」


<前日の開幕戦、先発だけに許される
試合途中での帰宅を拒み、開幕投手の大役を果たした
浅尾の姿をロッカー室で見て、刺激を受けた。
同時に横浜打線の特徴が脳裏に刻まれ、攻略図が固まった>
「浅尾が低めに投げていい結果を出してたんで。
僕もそれに続こうと。ほぼイメージ通りですね。
浅尾も低めを意識して投げてるなと思ったけど、
ボクはボクなりに投げようと思った」

<浅尾以上に低めを丹念に突き、
自分の持ち味を色濃く出すと、見事な完封勝利>
「結果的に完封できたので良かったです」

<大方の予想では、開幕投手だったが、
本人はオープン戦の中盤あたりからこの日に照準を合わせていたという>
「うすうす2戦目かなと気付いていた。
森さん(バッテリーチーフコーチ)と話していく中で、2戦目かなと。
(開幕投手の意識は)まったくなかった」

<そう言うが、早くから『覚悟』だけはさせられていた。
万一に備え、腹を据えてオフから練習してきた。
迎えた本番。立ち上がりは緊張が少し残ったが、冷静に修正>
「ブルペンでは緊張したけど、マウンドに上がったら
いい緊張感で、いい感じで集中して入れたかなと思います。
調子はめちゃめちゃいいわけではなかった。
立ち上がりはあまりよくなかった」

<昨年の完封との違いについて>
「昨年は必死の結果でした。
今日は、必死ではあったけど自分なりに考えて投げられました」
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◎野本圭
<6番・右翼で初の先発出場。
2回、プロ入り初安打となる1号先制2ランを放つ>
「(1本目のヒットがホームランでした)
はい、えー…、そうっすね。
えー…うーん(歓声に照れ笑い)。すみません。
いや、とても、この声援が本当にすごかったので、
僕も思い切ってボールを振りました。
(もちろん初のお立ち台。ちょっと緊張していますか?)
はい、き、緊張してます。
(あの打席、どんな気持ちで入ったのか)
やっぱり和田さんが一塁にいましたし、
えー、何とか引っ張って進塁打でも、って思ってました。
(先制2ランでしたから、本当に大きなホームランでした)
はい、もう本当にうれしかったです。
(やっぱり早く1本打ちたいという気持ちはあったのか)
そうですね。そういう気持ちもありましたけども、
やっぱり思い切って振っていこうって思っていましたので、
それがいい結果につながったと思います。
(初本塁打の感触は?)
いえ、とてもいい感触でした。
(一塁を回ったところで左手でガッツポーズしてましたね)
はい、ちょっと無意識だったかもしれませんが、
はい、良かったです。
(ケガの方はもう大丈夫ですか)
はい、もう大丈夫です。
(素晴らしいプロ野球人生の第一歩を記したが、
今季これからどういう気持ちで戦っていくのか)
はい、えー、本当に、完全優勝できるように、
少しでもチームに貢献したいと思ってます。
一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします!
(ファンに一言)
はい、本当に大声援なので、
とてもわくわくしながら野球ができてます。
えー、明日からもよろしくお願いします」


<ヒーローインタビューが終わって、広報に開口一番>
「うまく話せました?」

<プロ初安打が初本塁打、しかも値千金の先制2ラン。
その瞬間、左の拳を突き上げたことも、
もう1度、ガッツポーズをしたことも、よく覚えていないという。
われに返ったのは三塁ベースを回ったときだった>
「ちょっと詰まったけど、フルスイングができたのでよかったと思います。
入った、と思った後、気づいたらハイタッチしていました。
その間のことをよく覚えていないんです。
あの打席、一塁に走者がいたんで、
何とか進塁打を、と引っ張ったんです。
タイミングが合っていないと思ったが、
余計なことを考えて結果が出た試しがない。
追い込まれていましたが、真っすぐ1本に絞っていました。
ファウルは打ち損じたので次はしっかり振った。
でも(スタンドに)入るとは思いませんでしたね。
入った瞬間から、三塁を回るまでは『フワーッ』とした感じでした」

<プロ2打席目での初安打が初本塁打。初ものづくしに照れ笑い>
「ぼくはホームランバッターではないので、
初ヒットが本塁打というのは出来すぎ。
先制点を挙げられたことがうれしかった」

<初先発のチャンスをもらって
きっちりと期待に応え、照れながらも胸を張って>
「出るからには勝ちに貢献したかった」

<試合前のフリー打撃中、落合監督にケージ外まで呼び出された。
昨秋のドラフトで『わがまま』を押し通して
1位指名してくれた指揮官に、見事なアーチで応えて>
「(監督からは)バットが外から出ていると言われた。
上からしっかり叩いて、いいバックスピンをかけられたと思います。
監督、立浪さん、(打撃コーチの)石嶺さんには
ずっと教えてもらったし、恩返しできてよかったです」

<ベンチに帰ると、立浪兼任コーチから
『ナイスバッティング』と握手を求められた。
二人三脚でつかんだ初アーチ。
キャンプから密着指導を受けてきた成果が、ここ一番で発揮された。
だから弟子はこの日も感謝の言葉を口にして>
「いままで立浪さんからいろいろ教えてもらって感謝しています。
きょうも打ったあとに『やるやないか』といわれて本当にうれしかった。
熱心に教えてくださった立浪さんをはじめ、
周りの期待に応えなければと思った。
これからも結果で恩返ししないといけないんです」

<そんな師匠から試合後、最高のプレゼントが届いた。
スタンドに入った記念のホームランボール。
実は立浪兼任コーチがすぐに関係者をスタンドに派遣。
自らのサインボールと引き換えにもらってきたという。
無事に手元に届き、はにかむ>
「実家に送ると思うけど、まずは家に飾ります」

<キャンプは終始1軍で過ごし、
オープン戦も中堅で多く先発起用されたが、
3月下旬に左脚を痛めて離脱。
2軍が練習するナゴヤ球場で調整する中、
身に染みたのは自らの恵まれた立場だった。
開幕直前の1日に合流。開幕戦では途中出場し、
先発出場した2戦目でチームの勝利を引き寄せる存在になった>
「チャンスを得ようと励んでいる周りの選手を見て、
1軍で野球ができるありがたさを知った」

<駒澤大-日本通運とアマ球界のエリート街道を走ってきたが、
優勝には縁がなかった。リーグ制覇、日本一を野球人生の勲章にする>
「自分は今まで一度も全国制覇の経験がない。
勝ちにつながる打撃を続け、プロで優勝に貢献したい。
いいスタートを切れてますし、1つでも勝ちに貢献したい」
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○藤井淳志
<4回無死、右越えに今季1号ソロを放つ。
この日の先発野手でシーズン初安打が出ていないのは
自分だけだったが、5打席目の初安打が本塁打に。
そして通算4本目にして初の左打席でのアーチだった>
「(打ったのは)カーブ。
余計なことを考えず思い切っていこうと思っただけです。
荒木さんが(3回に)打って、ボクが最後だったんで
何でもいいからHマークをつけたかったんです。ホッとしました」

<オープン戦絶好調も開幕戦では3打数無安打。
この日は早出特打を行い、必死に汗を流して>
「昨日は何となく開幕戦に入ってしまったので、きょうは特別に意識した。
もっと緊張感を感じないとだめですね」

<3年ぶりの両打ち転向だが、両打ちになるべくしてなった男。
毎オフ恒例の視力検査でのこと、『利き目がない』ことが判明。
信じられないドラ番記者から色々確かめられると>
「カメラはどっちの目でのぞく? ボク、デジカメ世代っす。
顕微鏡や望遠鏡は? うーん、右かな。いや、左かも…」

<要するにどちらも均等にこなせるという
見方もできるが、笑顔でこう返して>
「まあ、そう考えることにしときますよ」
カメラブログ中スポサンスポニッカン

○立浪和義兼任コーチ
<開幕戦で結果が出なかったまな弟子・藤井にアドバイス。
試合前の打撃ケージで身ぶり手ぶりで指導>
「相手が右投手のときに体が前に突っ込んでいたからね」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<3回1死満塁、右中間を破るタイムリー二塁打。
2試合連続打点をマーク、4番の仕事で連勝に貢献>。
「打ったのは直球。少し詰まったけど、うまく抜けてくれて、
何とかランナーをかえすことができてよかったよ」
カメラブログ、中スポ、中日新聞おおさか報知

○荒木雅博
<3回1死、グリンの外角球に逆らわず右前打。
それまで本塁打でしか得点していなかった打線が、
トップバッターの今季6打席目の初安打でつながった。
オープン戦終盤に左足太ももを痛めたが、
前日の開幕戦を終えて感じたのは物足りなさ>
「普通の人ぐらいには走れるけど、まだ自分の走りじゃない」

<とても万全とは言えないが
患部をテーピングで固定しての出場を続ける>
「(左足は)体重がかかるスタートのときは特に慎重になる。
徐々によくなると信じている」

<守っても6回1死、松本の一、二塁間を破りそうなゴロを
ダイビングで好捕。吉見の完封を少なからずサポート。
捕球するとき、グラウンドに痛めている左足を打ち付けたが>
「あれぐらいはやらなきゃ」
中スポ

○井端弘和
<2試合連続の右前打。
得意の右打ちがさえているが、慢心はない。
守備でも荒木とのコンビで2試合で早くも3併殺を完成>
「毎打席、あっちの方向は意識している。たまたまです」
(中スポ)

○和田一浩
<8回1死一塁、三遊間を破るゴロのヒットを放ち、
チームは先発野手全員安打を記録。
もっとも本人は浅い右飛に倒れた3回1死二、三塁の打席が不満>
「あそこで外野フライが打てなかったので
(8回に)ヒットは打ったけどだめです」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<開幕戦で今季初セーブを挙げたが、
一夜明け、好調な滑り出しに満足そう。
オープン戦では主に130キロ後半だったストレートが、
開幕戦では最速145キロ。改めて気合が入った様子>
「公式戦だとなんというかな、
アドレナリンが出るのも違うよね。
浮かれずに気を引き締めて、まず4月をいい形で乗り切りたい」
(中スポ)


○落合監督
<若い2投手で開幕連勝>
「完封というのは、何が足りなくてもできない。
張り合うでしょう。あの2人(浅尾と吉見)だけじゃなく、
あの年代の投手が多いから」

<センターを競わせた2人がアーチ競演>
「センター(藤井)とライト(野本)2人セットで考えている。
いい自信になってくれれば」

<競争は続く>
「(キャンプやオープン戦だけでなく)最後まで競争。
ゲームに出たくてうずうずしてるやつが(ベンチに)いる。
最後までみんな競争してもらわないと」
中スポ12共同通信社時事通信毎日jp


若竜トピックス(4日)

◆プロ・アマ交流戦
中日-トヨタ自動車
(4日・ナゴヤ球場)
 ト 100 010 000 = 2
 D 000 100 11× = 3
[Dバッテリー] 山内、河原、鈴木、岩田 - 前田
ファームブログ

○山内壮馬
<社会人のトヨタ自動車とのプロ・アマ交流戦に先発。
5イニングを投げ、4安打2失点とまずまずの結果にまとめる。
3月10日の教育リーグ・広島戦以来、今季2度目の先発マウンド。
初回に先制を許し、2回までは球がやや高めに集まるなど
制球に苦しんだが、収穫を口にして>
「今日は、最近では良い方です。
立ち上がり高目に浮いた球が多かったですが、
3回以降は修正できた。4回から低めに行くようになりました。
ま~!試合中に低目に行くように調整出来たし、
ゴロを打たせることができた。良かったです」
ファームブログ中スポ

○小林投手コーチ
<5回2失点とまずまずの投球を見せた山内について>
「5回(2死二塁から)のタイムリーはもったいなかったが、
ボール自体は良くなってきている。
球に勢いが出てきた。これから先発での出番が回ってくるだろう」
中スポ

○西川明
<ウエスタン開幕後初スタメン。
1番・二塁手で出場し、3回1死一塁では
もう少しでスタンドインという右翼フェンス上部直撃二塁打を放つ。
初回も四球を選び、3打席で2度出塁してアピール>
「バットの先でしたけど、チェンジアップをうまく拾えました。
意外と球が伸びましたね」
(中スポ)

2009年4月 4日 (土)

開幕浅尾大役果たす好投、中軸4発競演で快勝!

3年ぶりのリーグ優勝と2年ぶりの日本一を目指す
ドラゴンズ2009年シーズンがこの日スタート。
地元・ナゴヤドームでの横浜との開幕戦は、
初の開幕投手に指名された浅尾拓也が見事な投球。
2年ぶりの先発ながら、8イニングを1失点に抑え込むと、
打線は森野、ブランコ、そして和田
新クリーンアップが、合計4発の本塁打競演
効果的に得点を重ね、横浜先発・三浦を粉砕。
鮮やかな快勝で今季の初陣を飾りました。

◇2009セントラル・リーグ開幕戦
中日-横浜 1回戦
(3日・ナゴヤドーム | 中日1勝)
37678人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 浅尾(1試合1勝)
[S] 岩瀬(1試合1S)
[D本] ブランコ1号 森野1号 和田1号、2号
[Dバッテリー]
浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対横浜1回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数無安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (3打数1安打1打点)
5 (左)和田  (3打数2安打2打点)
6 (右)井上  (2打数無安打)
7 (中)藤井  (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)浅尾  (2打数無安打)

【得点経過】
<2回ウラ・中日> P・三浦
ブランコセンターバックスクリーン本塁打(D 1-0 YB)
(来日初打席初本塁打)

<3回・横浜> P・浅尾
山崎憲晴中前打、三浦投犠打、
松本啓二朗一ゴロ・ブランコ弾きエラー、
1死一、三塁から、仁志遊ゴロの間(D 1-1 YB)

<4回ウラ・中日> P・三浦
井端二ゴロ、
1死から、森野センター左ライナー本塁打
(D 2-1 YB)
ブランコ遊ゴロ、
2死から、和田センター左越え本塁打
(D 3-1 YB)

<7回ウラ・中日> P・三浦
和田左中間越え本塁打(D 4-1 YB)

【ゲームレビュー】

新生の投打がかみ合い、開幕戦で快勝
初の開幕投手を務めた浅尾が好投した。
守りのミスが絡んで1点を失ったが、
付け入るすきを与えない投球。9回は岩瀬が締めた。
得点は主軸の一発攻勢。2回、新外国人ブランコが先制ソロ。
同点の4回は森野のソロで勝ち越し、和田も続いた。
7回には和田の2打席連発で突き放した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


「開幕スタメンも、開幕投手も分かりません。
みなさんの考えているのと変わるかもしれない」

開幕前日の会見で、こうコメントしていた落合監督
試合前にスタメンをチェックすると、驚きましたね。
「みなさんの考えている」のと変わっていたのは、
開幕投手、そして開幕スタメンのライト
てっきり吉見が投げるものだとばかり思っていましたが、
フタを開けると、3年目右腕の浅尾
相変わらず中スポ予想当たらないなぁと苦笑いでしたが、
確かに浅尾は中継ぎながら、昨季横浜戦12イニング無失点
さらにオープン戦の登板では、吉見以上結果を出していた投手。
中7日という間隔も含め、有力候補だったんですよね。
単に先発経験の少なさから、開幕を外していましたが、
そんな予想をも大きく覆す素晴らしい投球で、
見事に『開幕投手』という大役を果たしてくれたと思います。

マウンドに上がる際に、
ひときわ大きな拍手で送られた背番号41
たださすがに緊張からか、立ち上がりはボール先行。
1死から仁志に対してはカウント0-3。
しかし何とかフルカウントまで持ち直すと、
2球ファウルのあと、首を振って選択したフォークでセンターフライ。
さらに新外国人のダン・ジョンソンには、
フルカウントから内角低めに沈むパームボールで空振り三振。
これでようやく落ち着いたように感じましたね。
続く2回には、先頭の4番・内川
レフトフェンス直撃の二塁打を浴び、吉村には進塁打。
1死三塁と、初めてのピンチを背負ったものの、
続く藤田を初球パームでボテボテの遊ゴロ。
ランナー動けず2死とすると、野口も外へのフォークで空振り三振。
パーム、フォークがここぞで決まったのが大きかったですね。

そのウラにブランコの先制弾で援護をもらうも、
直後の3回にそのブランコのエラーが絡んで、内野ゴロの間に失点。
同点に追いつかれはしたものの、それ以上の危なげはなし
4回に森野、和田の本塁打競演で再びのリードをもらうと、
5回2死二塁では、松本のピッチャー返しを自ら好捕して、ゼロに抑え込む。
6回も荒木のエラーで走者を背負うも、
内川を142キロストレートで打ち損じの4-6-3ゲッツー
なぜか合っていた8番・ルーキーの山崎には、
3安打を許したものの、それ以外は完全に翻弄
オープン戦でも放っていない8イニングに突入し、
その山崎代打・金城に連打を許したものの、
1死一、三塁から、仁志をフォークでボテボテの遊ゴロ併殺。
見事に踏ん張り、岩瀬にバトンを渡す好投。
結局この日は、8イニング、101球を投げ、
5安打4奪三振無四球で1失点(自責0)。
2時間18分という省エネ時間でゲームが終わったのは、
テンポの良い浅尾の持ち味がしっかりと発揮されていたから。