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2009年5月

2009年5月31日 (日)

5点差追いつくも中継ぎ崩れ、竜鷹首位攻防落とす。

勝率5割に戻し、今度こそ貯金をと臨むドラゴンズ
交流戦5カード目は、ヤフードームに遠征しての、
交流戦もっか首位の福岡ソフトバンクとの2連戦。
2位タイのドラゴンズとの対戦は、
いわゆる首位攻防という形にもなりましたが、
先発・チェン体調不良からか
ボールに切れなく、4回途中4失点で降板。
しかし5回、打線が奮起し、打者10人で5点をもぎとり同点に。
ところが直後の5回ウラ、再びピンチから勝ち越しを許すと、
8回にさらにダメを押されて、5-9で黒星。
投手陣の乱調が響き、またもや5割を割ってしまいました。

◇日本生命セ・パ交流戦
福岡ソフトバンク-中日 1回戦
(30日・福岡Yahoo! JAPANドーム | 中日1敗)
30387人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ソフトバンク ×
[敗] 長峰(2試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、長峰、河原、高橋、平井 - 谷繁

◇対福岡ソフトバンク1回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打1打点)
2 (二)荒木  (5打数2安打1打点)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (2打数無安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (DH)デラロサ (4打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打1打点)
8 (右)平田  (2打数1安打1打点)
9 (捕)谷繁  (2打数無安打)
P (投)チェン

【イニング経過】

<1回・中日> P・大隣
井端遊ゴロ、荒木中前打、
森野初球・荒木二盗失敗、森野ハーフスイング三振


<3回・中日> P・大隣
藤井空三振、平田四球、谷繁一ゴロ・平田二進、
2死二塁から、井端内直球右前打・
二走平田本塁突入・ライト多村好返球本塁憤死


<3回ウラ・福岡ソフトバンク> P・チェン
長谷川勇也右前打、
田上投犠打・チェン一塁送球逸れる(記録は荒木のエラー)、
森本学投犠打、
1死二、三塁から、本多内高め直球中越え2点二塁打(D 0-2 H)
川﨑三塁セーフティバント内野安打、
1死一、三塁からホセ・オーティズ内スライダー左犠飛(D 0-3 H)

<4回ウラ・福岡ソフトバンク> P・チェン
松中一邪飛、小久保中飛、多村中前打、
チェンに異変・ベンチに下がるとそのまま降板
P・長峰
2死一塁から、長谷川フルカウント外スライダー・
左中間突破適時二塁打(D 0-4 H)
2死二塁から、田上中高めスライダー右中間突破二塁打(D 0-5 H)

<5回・中日> P・大隣
和田二塁強襲内野安打、
デラロサ左翼ライナー・伸びて松中捕れず二塁打、
無死二、三塁から、
藤井中スライダー右前適時打(D 1-5 H)
無死一、三塁から、平田ど真ん中直球・
左翼フェンス上部直撃適時二塁打(D 2-5 H)

谷繁足死球
P・水田
無死満塁から、井端外スライダー右犠飛(D 3-5 H)
1死一、三塁から、荒木外低めスライダー右前適時打(D 4-5 H)
1死一、二塁から、森野外フォーク右前打、
1死満塁から、
ブランコ(背番号96)ストレート押し出し四球(D 5-5 H)
P・佐藤誠
1死満塁から、和田外カーブ遊ゴロ6-4-3併殺・同点止まり

<5回ウラ・福岡ソフトバンク> P・長峰
本多四球、川﨑三塁高いバウンド内野安打・一走本多三進、
P・河原
オーティズ四球、
1死満塁から、松中二ゴロ併殺崩れの間(D 5-6 H)
1死一、三塁から、小久保左足死球、
1死満塁から、多村右邪飛・三走川﨑タッチアップ生還(D 5-7 H)
2死一、三塁から、長谷川大きな中飛

<6回・中日> P・佐藤誠
デラロサ三ゴロ、藤井粘るも内カット空三振、
平田四球、谷繁外カット見三振


<7回・中日> P・攝津正
井端初球投ゴロ、荒木投ゴロ、
森野四球、ブランコカーブ外れ四球、
2死一、二塁から、和田粘るも外スライダー三ゴロ


<8回ウラ・福岡ソフトバンク> P・平井
小久保大きな中飛、
1死から、多村中甘いフォーク左中間越え本塁打(D 5-8 H)
長谷川内直球左中間突破二塁打、田上外フォーク空三振
2死二塁から、森本外フォーク左中間適時二塁打(D 5-9 H)

<9回・中日> P・馬原
代打立浪一度もバットを振ることなく四球・代走新井
井端中高めフォーク三ゴロ二封、
荒木初球投ゴロ二封、森野中フォーク空三振、試合終了。



【ゲームレビュー】
投手が踏ん張れず、再び勝率5割を割った

チェンが不調。3回、ミスも絡んで3失点。
4回2死から安打を許して降板した。
救援陣も崩れ、同点とした直後の5回、
内野ゴロと犠飛で2点を奪われ、勝ち越しを許した。
5回、相手の拙守に乗じ、
6長短打を集めて5点を入れたが、同点止まり
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


2年ぶりとなったヤフードーム生観戦でしたが、
今回は投手陣が踏ん張れずに、5-9で黒星。
わざわざ遠征して、負けゲームを見ることになるとは
思いませんでしたが、0-5で終わっていたはずのゲームが、
下位打線から打線がつながり、
今季最多の1イニング6安打2四球を絡め、一気に5-5の同点
それまでの大隣の投球がよかっただけに、
このまま終わってしまうと思っていましたが、
5点というリードを意識してしまったんでしょうね。
それはさておき、ゲームをあきらめずに
しっかり叩いた藤井、平田の適時打はうれしかったですし、
無死満塁となったときにヤバいと思いましたが、
井端が犠飛を上げ、さらに1点追加。
さらに荒木、森野がつないで満塁となった際はまだいけると。
そしてブランコの押し出しのときは、信じられなかったですね。
援護の少ないチェンが登板した試合での爆発でしたが、
チェン自身体調不良もあってか、
いつもの投球ができずに降板したあと。
ある意味皮肉とも思えましたが、まあ負けを消せたしヨシでしょう。

思わぬ展開によって、同点となりましたが、
1死満塁というさらなるチャンスで、和田痛恨のゲッツー
この場面で出てきた佐藤誠という投手の存在を、
自分的には、すっかり忘れていましたが、
和田も打ち気にはやったか、変化球に手を出してしまい遊ゴロ。
あそこで一歩前に出られなかったことが、やはり敗因でしょう。

さらに違いが出てしまったのが、中継ぎの差
同点にはなったものの、まだ5回ウラ、
前の回にスクランブル登板した長峰をそのまま投げさせましたが、
同点になったことで、こちらも力が入ってしまったのかも。
先頭の本多に対し、内を攻めながら四球で出すと、
川﨑に足で稼がれ、オーティズにはまた四球。
せっかくのチャンスにも関わらず、こういう投球は残念だったなと。
代わった河原が2点を失い、再びリードを許すと、
8回には5番手・平井多村ダメ押し弾を食らうなど2失点。
それに対してドラゴンズ打線は、6回以降、
佐藤誠-攝津-ブライアン・ファルケンボーグという
勝ちパターンの中継ぎに押さえ込まれて、再反撃できず
ここまでの交流戦、先発が試合を作っていただけに
なかなか目立ちませんでしたが、競ったさいの中継ぎの使い方
今後戦っていく上での課題となってくると思われます。


MIWAじゃ勝てんよ。再逆転を願いながら、
声援を送りましたが及ばず
信用金庫協賛の
勝利の花火と、
ドームの屋根が開くのを
生で初めて見させていただきました。
遠征での敗戦は広島でも
体験していますが、
ほんとしんどい
打撃好調の長谷川や、
多村仁志(改名)の働きぶりなど、
交流戦首位の
ホークスの力というものをいくらかは感じましたが、
ただ1カード2連戦の交流戦だけに、連敗は避けてほしいですね。
第2戦は、13:00開始のデーゲーム。
先発はドラゴンズが、おそらく川井
一方、福岡ソフトバンクは5月負け知らずの杉内が来そう。
正直ミスターメイ候補は、かなり手強いと思いますが、
この日の5回の攻撃のように、うまくつないで突破口を。
そして勝って、再び勝率5割に戻してほしいと期待したいです。


★プレーヤーズ・ボイス(30日)

●チェン・ウェイン
<リーグ2位の防御率1.33と抜群の安定感を誇っていたが
4回2死から多村に中前打を打たれた後、左肩を押さえ途中降板。
降板時に左肩を押さえるしぐさをしたが
のどの痛みがあったことを明かして>
「肩は大丈夫です。ケガではないです。
2、3日前から、風邪をひいていました。
のどを痛め、今日も体がしんどかったです。
調整不足? そうですね。
最初からボールが全然いかないし、ボールのキレもなかった」

<最初からいつもと様子が違った。
普段は150キロ近く出る速球が、この日は140キロ前後しか出ない。
高熱は出ていないが、体のだるさはこの日まで残った。
マウンドに上がるときは、気持ちの張りでだるさは抑え、
いつものように投げきるつもりだったが、ボールは正直だった>
「(マウンドに上がるときは)そんなに感じていなかった。
それでも何とかしないといけないので、
コース、コースに投げようとしたんですけど、全然できなかった」

<3回、長谷川に右前打を浴びたあと、
田上のバントを自ら処理して一塁に送球。
ややそれた球を荒木が落とし、田上もセーフ。
森本にも犠打を決められ、1死二、三塁。
本多への1-0からの2球目、見せ球にしようとした球が
ストライクゾーンに寄り、中越えの先制2点二塁打を浴びると、
川﨑にも動揺を見透かされたかのようなセーフティーバントを決められ、
オーティズには左犠飛を打たれて3点目を失った>
「高めのボール気味にするつもりだったのに、甘く入った」

<結局3イニング2/3で4失点(自責2)。早々とマウンドを降りた。
今季はここまで完封を含む2完投。
KO降板など一度もなかったがまさかの『早退』。
敗戦後のバスに乗る前、雪辱を誓って>
「風邪を治して、次はしっかり投げられるようにしたい。
(左肩周辺の張りも)大丈夫」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー、西スポ)

●森バッテリーチーフコーチ
<左肩周辺の張りを訴えたチェンの交代について説明>
「本人が肩が張ってるって言うから、それ以上投げさせられないだろ」

<絶対的な安定感を保ってきたチェンが
早々にマウンドを去ったことで、ゲームプランは完全に崩れ、
後を継いだ長峰と河原らは、あっさり追加点を献上。
先発頼みの現状にあきらめにも似た心情を口に>
「こうやって勝ったり負けたりしていくしかないだろう」
中スポ中日新聞おおさか報知デイリー、西スポ)


●長峰昌司

<チェンに代わって、4回2死一塁から登板。
長谷川、田上に連続適時二塁打を浴びると、
味方が同点に追いついた直後の5回ウラ、
先頭打者に四球を与えるなど、ピンチを作り降板。
振り返ったのは、意識ではなく技術>
「自分自身のボールの問題です。
低めにいくところを甘くなったり、先頭打者に四球を出したり…」
中スポ

●河原純一
<同点の5回無死一、三塁から登板すると、
オーティズに四球を与えて満塁。
その後、松中の二ゴロで勝ち越しを許し、
1死満塁から多村に右犠飛とピンチをしのげず。
数字だけなら2イニング無安打無失点も決勝点を与え反省しきり。
6回には三者凡退に仕留めたが、悔しい表情を浮かべて>
「あそこは1点に抑えないと。
オーティズへの四球が余計。
それがなかったら、多村の犠飛もなかった」
(中スポ)

●高橋聡文
<2点を追う7回に登板し、
三ゴロ、遊ゴロ、空振り三振と1イニングを三者凡退に。
前カードの東北楽天戦では、2試合連続で
いいところがなかっただけに、ホッとした表情>
「3人で抑えられて良かったです。これを続けていきたいですね」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<遠征の荷物にビジター用ユニホームを入れ忘れ、
三輪ブルペン捕手の背番号『96』のユニホームを着用して出場。
5月で2試合目の無安打に終わる。
もちろん試合前に福岡ソフトバンク側からも
了承を取り付けての処置だが、照れくさいのか冗談を交えて答える>
「インタビューを受けすぎて(ユニホームを)忘れてしまいました」

<裏方の中でも体の大きい三輪ブルペン捕手のユニホームを借りたが、
見た目には明らかにピッチピチで、いかにも窮屈そう。
それで打撃も萎縮してしまったかのように、
2回先頭の第1打席で放ったセンター後方への飛球は最後に失速。
2打席目も三振に倒れると、続く2打席では
ストライクを1球しか投げてもらえず連続四球。
1打点はマークしたが、月間MVP争いに決定打を放つことはできず
16日の横浜戦からの連続試合安打が『10』でストップ。
きょう31日の試合までには届く予定。苦笑いで心機一転を誓って>
「明日には届くから大丈夫。頑張るよ」
中スポサンスポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋、西スポ)

●三輪ブルペン捕手
<ユニホームを忘れたブランコに、ユニホームを貸す。
試合後に報道陣に取り囲まれて苦笑い>
「自分のくらいしかサイズがなかったんでしょう」
サンスポ、西スポ)

●桂川通訳
<ユニホームを名古屋の自宅に忘れ、
ユニホームを借りてプレーしたブランコについて>
「影響はなかったと思いますよ」
中スポ


●藤井淳志
<5点を追う5回無死二、三塁から右前適時打。
一挙5得点の突破口を開く。
相手先発は昨年の交流戦で本塁打を放った大隣。
昨年の自身初安打を放った相手に再び痛打をお見舞い>
「点差もあったんで、とにかく思い切っていこうと思っていました。
いいところで打てました。
大隣? 覚えています。悪いイメージはなかった」

<ある日のナゴヤドームでの試合後、笑顔でこう語る。
2割8、9分あたりで推移している自らの打率を、
自虐的に『は虫類の体温』に例えて>
「ボクの打率って、
は虫類の体温(体温は一般的に30度以下)みたいでしょ。
早く人間の体温になれるように頑張ります」
(中スポ、中スポ<ドラ番記者>

●平田良介
<今季3度目のスタメン出場で期待に応える。
5回無死一、三塁、カウント1-3からの真ん中直球を
ドンピシャで捉え、左中間フェンス直撃の適時二塁打。
悔しがるほどの完ぺきな一撃で今季初打点>
「真っすぐを待って思い切りよく振った。
もう少し弾道が高ければ、ホームランだったのに。
次、放り込めるよう日々精進します」

<外野の定位置争いで遅れを取っていたが、今後の巻き返しを予告して>
「きょうのような打撃を続けられれば、試合にも出られると思います」
(中スポ)

●トマス・デラロサ
<5回の大量5点を誘ったのは指名打者。
無死一塁から左翼・松中の頭上を越す二塁打でチャンスを広げる。
ここまでの交流戦ビジター5試合、すべて指名打者で出場。
DHでの打率も.313と結果を残している。
きょう31日は左腕・杉内が先発予想。またもDHに起用されそう>
「とにかく明日は勝つ!」
(中スポ)

●井端弘和
<5回無死満塁から右犠飛を放つ>
「最低限です」
(中スポ、西スポ)

●荒木雅博
<3試合ぶりのマルチヒット。
初回に1死から中前打で出塁すると、
5回1死一、三塁では、カウント1-1から
水田のスライダーを右前にしぶとく落とすタイムリー。
試合中は広報を通じ、こうコメントしていたが、
敗れただけに試合後は悔しそうな表情を浮かべて>
「いいところに落ちてくれました」
(中スポ)

●和田一浩
<5回1死満塁、この回2度目の打席で
強い遊ゴロでゲッツーに倒れ、悔しがる>
「あのチャンスで打たないと」
(中スポ、西スポ)

●立浪和義
<4点を追う9回先頭、馬原から四球を選んで出塁。
『顔』で相手の守護神を圧倒したが、勝利には繋がらず。
5点差を追いつきながらの惜敗とあって言葉は少なかった>
「走者がいなければ塁に出る、走者がいなければかえす。
それができるように頑張るよ」
(中スポ)


●吉見一起
<たびたびキャッチボールで使う球は一回り大きい。
それもそのはず、野球のボールではないのだから。
周囲30センチのゴム製のソフトボール。
キャンプで愛用し、シーズン中は一時やめていたが、
最近になって使い始めたという>
「(硬式球での)キャッチボールの前に投げることが多いですね。
この球でキャッチボールするのを嫌がる人もいますから、
1人で壁当てをすることもありますけど」

<目的は指先の感覚を鍛えること。
ソフトボールは硬式球とは違い、
糸の縫い目がないため、指にかかりにくい。
そのためしっかりしたフォームで投げないと、
すべて抜け球になってしまうという。
ソフトボールの効果あってか、開幕から安定した成績。
ボールとともに、存在感も日増しに大きくなってきている>
「ソフトボールでちゃんとした感覚を身につければ、
試合に生きてくる気がするんです」
(中スポ)

●勝崎コンディショニングコーチ
<ソフトボールで練習する理由をこう解説>
「重い球でやると、負担が大きくなってしまうんですが、
ゴムでできたソフトボールなら、負担もそんなにありません。
吉見も使いますけど、健太(朝倉)もよく投げます。
実は、ソフトボールの代わりに
かまぼこの板で回転を確認してもいいんですよ」
(中スポ)


●落合監督
<投手陣の乱調が響き、再び勝率5割を切る。
前日に散髪したリフレッシュ効果もなく、
こう何度も繰り返してバスに乗り込む>
「見ての通りです。あとは何もございません」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(30日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 11回戦
(30日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 000 000 003 0 = 3
 C 000 201 000 1x = 4
[敗] パヤノ(7試合2敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山井、赤坂、岩田、菊地、清水昭信、パヤノ - 清水将海、前田
公式サイト・戦評

●山井大介
<ウエスタン・広島戦(由宇)に先発。
6イニングを投げ、2安打3四死球3失点。
まずまずの投球を披露し、順調な調整ぶりをうかがわせる。
降格後3戦目の2軍戦先発。前回登板では、
復調の兆しを語るにとどまっていたが、
この日の登板後は復調への確かな手応えを口に。
投げるごとに、着実に完全復調への階段を上っているよう>
「点は取られはしたが、まずまずのピッチングができた。
修正ポイントも見つかったので、次回登板に生かしたい」
中スポ

2009年5月30日 (土)

鷹を落として貯金生活、きょうから福岡首位攻防。

東北楽天にサヨナラ勝ちし、勝率5割に復帰。
通算5勝3敗交流戦2位タイを走るドラゴンズ
5月最後は地元ナゴヤを離れ、福岡・ヤフードーム
交流戦首位の福岡ソフトバンクとのデーゲーム2連戦。
この日ナインはナゴヤドームで練習後に、博多へ移動。
好調同士の対戦を制して、貯金づくりを。
遅くなりましたが、5月29日のドラゴンズの話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(29日)

◇トニ・ブランコ

<福岡ソフトバンクとの交流戦首位対決を控え、
ナゴヤドームで練習を行う。
そこで、セ・リーグの球団が交流戦で
優勝したことがないのを知ると、並々ならぬ意欲を見せて>
「本当かい? もちろん、すべての戦いに勝ちたい気持ちはある」

<この日もフリー打撃ではサク越えを
連発するなど、豪快リハーサルで腕ぶし。
絶好調の主砲だが、3月20日からのオープン戦3連戦では
11打数1安打6三振と、こてんぱんにやりこめられた。
生まれ変わったバッティングで
ホークスの投手陣を震え上がらせる決意>
「今はもう100打席以上、積み重ねてきたから、
シーズン初めより(日本の野球に)慣れてきたし、調子も上がっている」

<16日の横浜戦から10戦連続安打を記録中。
交流戦に入ってからは8戦で31打数13安打4本塁打と
当たりに当たっているが、自身で絶好調だったと振り返る、
交流戦開幕当初のビデオを何度も見て、
スイングの感触を忘れないように努めているという。
交流戦での好調の秘訣について>
「知らないピッチャーばかりだが、
まずはストライクを振るということだね。
(パ・リーグは)少しストライクゾーンが小さく感じるから。
普段よりゾーンを絞って、ストライクゾーンに
きた球だけを打とうと心がけている。
失投を待つだけ我慢強くもなってきている」

<もう1つの秘訣は、球審との『友好関係』。
オープン戦では日本のストライクゾーンに戸惑って
腹を立てたこともあったが、球審に抗議することで
自分を見失っている他球団の外国人選手たちを反面教師にした>
「オープン戦のころはストライクゾーンがよく分からなかった。
(他チームの)外国人選手が審判に文句を言うところを
よく見ていたし、自分もそんな感じだった。
今は、審判と戦っても仕方ない、相手はピッチャーと分かっている。
審判と戦うのではなく自分と戦うようにしている。ケンカしても仕方がない」

<自身の記録も懸かっている。5月は計35安打。
あと『7』で54年の西沢道夫、64年の高木守道の持つ
球団月間安打記録に肩を並べる。
残り2試合と実現の厳しい数字ではあるが
日本野球に適応してきた今ならば期待感の方が上回る>
「投手の投げる球の軌道が分かってきた」

<打率.389、20打点、8本塁打と月間MVPも射程圏。
月間MVPの賞金は30万円。交流戦で優勝すれば、
5000万円の賞金をゲットできるが、
自分の名声に話が及ぶと途端に謙虚になるドミニカン。
最後の2戦を華々しく飾れば、月間MVPだけでなく、
その言葉どおりチームを交流戦首位に導くことも可能>
「結果は神様にしか分からないけど、チャンスだからね。
誰が選ばれるか分からないけれど、とにかく一生懸命やること。
チームに貢献できるよう頑張るだけ」
中スポスポニチ名古屋ニッカンデイリー


◇野本圭
<ルーキーがフライの捕球姿勢を修正。
笘篠コーチから『落下点の真下に入りすぎ』と
指摘され、外野ノック捕球を繰り返す。
すぐに修正できたことをコーチに褒められると、
吸収力の早さに胸を張って>
「僕はスポンジですから」
(中スポ)

◇川相内野守備走塁コーチ
<28日の東北楽天戦で三ゴロを悪送球した森野を指導。
身ぶり手ぶりを交えて約15分、
送球時の下半身の使い方について教える>
「ステップをしっかりしないと。
上半身だけでは投げられない。
本人も悔しいだろうし、チームにとってもマイナスだから」
(中スポ)

◇立浪和義
<博多へ移動する前のナゴヤドームでの練習に参加。
フリー打撃のほか、ルイス通訳兼ブルペン捕手を相手に
トスで汗を流すなど、精力的に動く。
17日の横浜戦で左太もも裏を痛めたが>
「だんだんよくなってきた。
これから徐々に走る方も力を入れていきます」
(中スポ)


◇イ・ビョンギュ
<25日にようやく1軍へ昇格したが、はつらつと動き回る。
早速3試合連続でスタメンに起用されると、
27日の東北楽天戦ではマルチ安打も記録。
今後に期待を抱かせるスタートを切った。
開幕2軍はショッキングな出来事だったはず。苦笑いで>
「2軍スタート? 野球をやってきて初めての経験だね」

<慣れないナゴヤ球場での2軍生活。
それでもこの2カ月間を無駄にはしなかった。
特に力を入れたのはウエートトレーニング。
2軍にいることを逆手にとって、入念にコンディションを整えた>
「ウエートは基本だから、1軍にいてもやることはやっている。
だけど2軍なら午後3時に練習が終わることもあるから、
時間がたっぷり取れるんだ」

<そして満を持して1軍へ。現在の状態をこう説明>
「昨季終盤のいいときのイメージを持って練習してきた。
今はそれに近い状態だと思う」

<昨年はシーズンを通して見れば苦しんだが、
9月20日以降の14試合に限れば、打率.367と打ちまくった。
言葉通りなら、爆発は時間の問題ともいえる。
深刻な得点力不足に悩む打線の『起爆剤』として、
遅ればせながら、名乗りを上げた>
「今の時期、疲れがある選手もいて当たり前。
でも自分は大丈夫。少しでもチームのプラスになりたい」
(中スポ)


◇チェン・ウェイン
<きょう30日の福岡ソフトバンク戦に先発が予想される。
交流戦首位を走るホークス戦、
自身にとっては『リベンジ』の舞台になる。
貯金ロードへ立ちふさがる強敵との初戦に、強い気持ちでマウンドに登る>
「あのときと全然違う、とまでは言えませんけれど、今度は抑えたいです」

<同じヤフードームで行われた3月21日のオープン戦。
先発したが、1回に松中に豪快な右越え3ランを浴びると、
あれよあれよで3イニング6失点。屈辱的な試合になった>
「松中さんにはホームランを打たれましたし、
ほかにもいい選手がいます。打線が強いという印象があります。
松中さんには本塁打を打たれているので、
コントロールではなく全力で投げていきたい」

<開幕を前にした失態。
これが自身にとっては『薬』になったよう。
フォームを一から見直した結果、
シーズンでは一転して快投を続けている。
現在の防御率は1.33で堂々のリーグ2位。
打線の援護に恵まれず、ここまで2勝止まりだが、
チーム全体にも勝たせようという空気が充満している。
今度こそあるはずの攻撃陣のバックアップを信じ、
自然体で福岡ソフトバンクに借りを返す>
「いつも通りに投げます。
しっかり腕を振って、下半身を使って。
注意する打者? 全員一緒。意識しないで投げたい」
中スポスポニチ名古屋

◇川井雄太
<31日の福岡ソフトバンク第2戦に先発するとみられる。
昨年は越えられなかった2勝の壁を越えたばかりか、
3勝負けなしという安定ぶりを示している。
交流戦首位の相手については気を引き締めて>
「(福岡ソフトバンクは)投手も打線もいい。
相手のことを考えていてもしょうがないので、
自分のピッチングを思い切ってやるだけ」

<1軍では対戦したことはないが、落ち着いてマウンドに上がれそう>
「ウエスタン(2軍)では顔を知られていると思う。
僕も(売り出し中の長谷川らを2軍で対戦して)知っている」
中スポ

◇浅尾拓也
<23日の千葉ロッテ戦以来、登板から遠ざかっているがニヤリ>
「そろそろ(出番が)あるんじゃないですか」

<2試合連続でリリーフ失敗したが、
1週間近くたち、気分的にもすっかり吹っ切れた様子。
起用されなかったこの期間も実戦勘は鈍っていないことを強調>
「常に臨戦態勢でいますから」
(中スポ)


◆落合監督に厳重注意 日本プロ野球組織(共同通信社)
(NPBの加藤コミッショナーはこの日、
中日落合監督厳重注意処分を科した。
落合監督は28日の東北楽天2回戦(ナゴヤドーム)で
審判員への長時間の抗議による遅延行為で退場処分を受けていた)

◇オールスター、30日からファン投票開始(サンスポ)
(プロ野球オールスターゲーム運営委員会はこの日、
『マツダオールスターゲーム2009』のファン投票の実施方法などを発表。
第1戦は7月24日に札幌ドームで午後6時半、
第2戦は同25日にマツダスタジアムで午後6時10分から行われる。
ファン投票の受け付けはきょう30日に開始。
セ、パ各リーグは28人でチームを編成。
出場選手はファン投票監督推薦に加え、
昨年から始まった支配下選手全員による選手間投票で選出する。
ファン投票の締め切りは6月21日で、
最終結果は選手間投票とともに同29日に、
監督推薦を含む全陣容は7月6日に発表される。
なお中日球団からノミネートされた選手は以下の通り。
【先発】朝倉、吉見、浅尾 【中継ぎ】高橋 【抑え】岩瀬
【捕手】谷繁 【一塁手】ブランコ 【二塁手】荒木
【三塁手】森野 【遊撃手】井端 【外野手】藤井、和田、野本


【ドラゴンズ・今週末の日程】
30日(土)対福岡ソフトバンク (14:00・福岡Yahoo! JAPANドーム)
31日(日)対福岡ソフトバンク (13:00・福岡Yahoo! JAPANドーム)

<ファーム>
30日(土)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
31日(日)対広島 (12:00・廿日市市佐伯総合スポーツ公園野球場)


若竜トピックス(29日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 10回戦
(29日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 002 010 000 = 3
 C 000 000 000 = 0
[勝] 山本昌(8試合3勝3敗)
[S] 清水昭信(11試合1勝1敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、パヤノ、清水昭信 - 小田、前田
公式サイト・戦評

○山本昌
<ウエスタン・広島戦(由宇)に先発して
7イニング117球を投げ、6安打無失点に抑える。
3回には2死から2安打で一、三塁に、
4回には3本の単打で2死満塁のピンチを招いたが、
落ち着いて後続を封じ込めた。
直球、カーブ、スライダー、スクリューなどを
低めに集めて広島の若い打者を翻弄。
7イニング無失点だった前回21日のソフトバンク戦に続く好投で、
14日のオリックス戦からは17イニング連続無失点>
「徐々によくなっているよ。4月はボール、ボールとなり、
ストライクが入らなかったけど、それも解消している。
あとは1軍から必要とされるときに力を発揮できるかだね」

<4月の不振はどこへやら。
あとは1軍首脳陣からの『出撃指令』を待つだけとなった。
ようやく本来の姿を取り戻した204勝左腕は
人生初となった広島の2軍本拠地・由宇での登板に笑って>
「由宇? カブトムシを取りたくなったね」

<ただ、即1軍に昇格できるチーム状況ではない。
現在の先発陣の中で交流戦で負け投手になった先発はいない。
さらに、ここ10試合すべてで6イニング以上投球している。
とりあえずは順番待ち>
「とにかくしっかり調整するよ」
中スポ


『投げるたびによくなっていくという感触があります。
ただ現在の1軍の状況を考えれば、
まだまだ2軍で結果を残していかないとという気持ちです。
これだけ2軍戦に投げたのは本当に久しぶりですが、
今の緊張感をずっと保てるよう頑張ります。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)

○小林投手コーチ
<前回登板に続く好投の山本昌に太鼓判を押す>
「安定感があったね。あとは1軍との兼ね合いだけど、
これならスタンバイOKの段階だよ」

<戻ったのは右打者への外角球>
「直球、シュート系でストライクが取れるようになったことで、
ほかのボールが生きるようになった」
中スポ


○清水昭信
<3点リードの9回に登板し、3人でピシャリ。
2死からは代打・尾形佳紀を内角直球で
見逃し三振に仕留め、2軍戦で今季初セーブ。
最速は140キロだったが威力は十分。
不振で2軍落ちしたが、何とか復調へのキッカケにしたいところ>
「ブルペンではよくなかったけど、
打者と対戦してよくなった。これをキッカケにしたい」
(中スポ)

○谷哲也
<3回2死一、三塁で迎えた第2打席で
長谷川から右越えの2点適時三塁打。
2試合連続打点で1軍再昇格ヘアピール>
「風で伸びましたけど、芯には当たりました。
その後は打てなかったけど、内容はよかった」

<今月19日に昇格したが、1試合も出場することなく
25日に2軍落ち。気合を入れ直して>
「2軍でいっぱい試合に出て経験を積みたい」
(中スポ)

○北野2軍マネジャー
<山口県岩国市にある広島の2軍本拠地・由宇球場は遠く、山奥。
最寄り駅のJR山陽線の由宇駅は海沿いにあり、
球場はかなり登った高台にある。
名古屋市内にあるナゴヤ球場からは想像できない『秘境』に苦笑い>
「ほら、ゴルフ場が下に見えるでしょ。
こんなところほかにないですよ」
(中スポ<ドラ番記者>

○高橋俊晴打撃投手兼スコアラー
<93年に開場した由宇球場をこう表現。
それだけ野球に集中できる環境、ということか>
「ここはマチュ・ピチュ
(『空中の楼閣』と称されるペルーにあるインカ帝国の遺跡)だよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○柳田殖生
<中スポ・若竜なびより。
4年目内野手が自慢の打力でアピールを続けている。
この日は無安打だったが、26日のウエスタン・阪神戦では
今季2度目となる3安打で、公式戦初の4打点を挙げた>
「やっぱりファームで結果を出さないとダメですから」

<今季目指すのは2年ぶりの1軍昇格。
26日の試合では1安打目は同点の右前適時打。2安打目は中前へ。
3安打目は8回1死満塁から右中間へ走者一掃の三塁打。
いずれも球のコースに逆らわず、センターから右方向へ打った>
「今年は練習からセンター方向を中心に、
力まず大振りしないように心掛けています。それを試合でも意識してます。
今はワンバウンドの球にも手が出なくなったし、タイミングよく打てています」

<5月の月間成績はここまで51打数16安打。
打率.314、1本塁打、11打点と好調。
今季の通算打率も.281まで上昇し、3割目前>
「もっと数字を上げられるように、練習するしかないです」
(中スポ『若竜なび』より)


以上この日の話題を集めましたが、
5月最後の2連戦、中スポの先発予想は、
大隣-チェン、杉内-川井となっていますが、
初戦が07年から交流戦6連勝中の大隣
2戦目が5月4勝無敗・ミスターメイ有力候補の杉内と、
相手先発もかなり強烈ではありますが、
なんとかそこを叩いて、優位に試合を進めてほしいところ。

12イニング無失点と抜群の安定感を誇るチェンですが、
チェンヤフードームといえば、
思い出すのが、オープン戦の3イニング6失点
相性の問題があったかどうかはわかりませんが、あれはひどかった。
こんな状態では開幕ローテ入りどころじゃなく、
自分的にも、正直ないだろうなと思っていましたからね。
それでもその登板をきっかけに、しっかりと修正
復調してローテに入ると、シーズンでの活躍は周知の通り。
ぜひとも交流戦という舞台でホークスにリベンジして、
久々ともいえそうな白星をゲットしてほしい。
そのためには攻撃陣がいかに援護してやれるかがカギ。
まあ「チーム全体にも勝たせようという空気が充満している」
そうですから、それがうまく機能して、
得点に結びつけばいいなと願います。

また川井も5月に2勝をあげるなど、好調を維持。
ウエスタンで対戦しているホークスの打者も多く、
落ち着いてマウンドに上がれることは、プラスになりそう。
とにかく「自分のピッチング」に徹して、
低めにボールを集め、抑え込んでほしいところです。


野手陣に関してのスポーツ紙の注目は、
やはり5月月間MVP候補ブランコ
交流戦に入ってからの成績は、打率.419、4本塁打、6打点。
本塁打はトップタイ、打率4位の好位置につけているだけあって、
相手にとってはやはり脅威となってきそう。
ヤフードームのスコアボード下は、推定180メートルだそうですが、
ぜひとも痛烈なライナーでそこにぶつけてほしいなと。

それ以外では、主に守備の矯正の話題が多かったもよう。
中でも現在リーグワーストの11失策という森野
前日のゲームのように、何でもないゴロを一塁悪送球など、
何で?というプレーが多い今シーズン。
この日は、川相コーチに送球での下半身の使い方について、
指導を仰いだようですが、肉体改造の悪影響と
いうところもあるのでしょうか。
サード専任ではありますが、あまりに動きが悪ければ、
逆にユーティリティーに使われた方が、
足の動きなども良くなってくるかもと、言われかねません。
そう言われないためにも、しっかり地に足つけたプレーを。
そして守備からリズムを作り、打撃に好影響を与えてほしいと願います。


その他としては、ファームからの話題も少々。
由宇で行われたウエスタン・カープ戦の初戦。
大ベテランの昌さんが、7イニングを6安打無失点。
前回に続く好投で、ようやく1軍スタンバイOKのお墨付きが。
昌さん自身からも「カブトムシを取りたくなったね」とか、
らしいジョークも出るなど、口の方も滑らかになっていますし、
そろそろというところなのでしょうか。

昌さん復帰間近?ただ現状の1軍先発陣の
安定感がピカイチ。
交流戦のチーム防御率も、
12球団トップのなんと1.85
「いいときに投げさせたい」
いうのもありますが、
そういうことも踏まえていくと、
現状はひたすら待ち続けるのみの感が。
夏場には必ず上がって来るであろう背番号34
備えあれば憂いなし、昌あれば竜憂いなし
そこへ向けて、さらに調整を重ね続けてほしいです。

2009年5月29日 (金)

和田燃えたサヨナラ弾、落合監督退場も竜劇勝!

無死満塁の絶好機に決定打が出ず、惜敗
わずか1試合で再び借金生活となってしまったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの東北楽天との第2戦。
2回、藤井の二塁打で先制したものの、
9回、この日通算600試合登板となった岩瀬が捕まり同点。
さらにその際の本塁での封殺プレーの判定に猛抗議した
落合監督がなんと遅延行為で退場処分に。
絶対に負けられないムードのなか、迎えた延長10回、
2死から和田がライトスタンドへ持って行く本塁打
今季4度目のサヨナラ勝ちで、勝率を再び5割へ戻しました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-東北楽天 2回戦
(28日・ナゴヤドーム | 中日1勝1敗)
28262人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
東北楽天
中 日 1x
[勝] 長峰(1試合1勝)
[D本] 和田12号
[Dバッテリー]
吉見、高橋、平井、岩瀬、長峰 - 谷繁

◇対東北楽天2回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (5打数3安打1打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (2打数無安打)
7 (中)藤井  (1打数1安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)吉見 (3打数1安打)

【イニング経過】
<1回・東北楽天> P・吉見
中村真人中飛、小坂内直球中前打、
草野外直球左前打、
山﨑武司フォーク空三振、鉄平外フォーク遊ゴロ

<2回・東北楽天> P・吉見
中村紀洋強い三ゴロ・森野一塁送球逸れる=エラー
投犠打、横川ボテ投ゴロ・中村紀洋三進、
2死三塁から、永井外直球浅い左飛

<2回ウラ・中日> P・永井
ブランコ外フォーク左翼フェンス直撃二塁打・
二塁突進ヘッドスライディング、
和田右飛・ブランコタッチアップ三進、
イ・ビョンギュ内フォーク空三振、
2死三塁から、
藤井淳志初球内フォーク・
右翼線運ぶ適時二塁打(D 1-0 E)

谷繁勝負避けられ敬遠、
2死一、二塁から、吉見11球粘るも内フォーク見三振


<4回・東北楽天> P・吉見
山﨑武司中フォーク空三振、鉄平外フォーク空三振、
中村紀洋三遊間ゴロ・森野飛びつき送球慎重

<4回ウラ・中日> P・永井
和田左前打、イ・ビョンギュ投犠打、藤井四球、
谷繁ハーフスイング三振、吉見浅い中前打、
2死満塁から、井端初球中フォーク捉えるも中飛


<6回・東北楽天> P・吉見
中村真人叩きつけ投ゴロ、小坂左前打、
草野初球外直球投ゴロ1-6-3併殺

<6回ウラ・中日> P・永井
イ・ビョンギュ外低めカーブ空三振、藤井四球、
谷繁3球目・藤井二盗、谷繁三ゴロ・藤井ディレード三進、
2死三塁から、吉見投ゴロ


<7回ウラ・中日> P・永井
井端右中間突破二塁打、荒木投犠打、
1死三塁から、森野中スライダーやや浅め中飛、
三走井端タッチアップも鉄平好返球&ブロック憤死


<8回・東北楽天> P・吉見
外フォーク遊ゴロ、横川外フォーク投ゴロ
代打憲史森コーチマウンドへ→吉見降板
P・高橋
代打の代打中島左前打、代走聖澤
P・平井
代打リック初球・聖澤二盗、
2死二塁から、代打リック中フォーク三ゴロ

<8回ウラ・中日> P・小山
ブランコ空三振、和田ライトオーバーフェンス直撃三塁打、
1死三塁から、代打立浪粘って11球目内シンカー空三振、
藤井敬遠、
2死一、三塁から、谷繁高め直球捉えるも左飛

<9回・東北楽天> P・岩瀬(プロ通算600試合登板)
代打藤井彰人内直球見三振、
草野外直球中前打・代走内村
山﨑武司内直球ライト前落ちるヒット・内村三進、
鉄平初球シュートひじかする死球、
1死満塁から、中村紀洋高いバウンド遊ゴロ、
井端バックホームも三走内村足早く生還(D 1-1 E)
谷繁猛アピール・落合監督ベンチ飛び出し猛抗議・
引き下がらず時間5分超え遅延行為で退場・代行森コーチ、

2死二、三塁から、三ゴロ

<9回ウラ・中日> P・小山
野本初球二ゴロ、井端外直球見三振、荒木一飛・延長戦へ

<10回・東北楽天> P・長峰
横川外直球見三振、聖澤一ゴロ、
小山そのまま打席へ空三振

<10回ウラ・中日> P・青山
森野外直球空三振、ブランコ外スライダー空三振、
2死から、和田0-1からの2球目外直球・
こすった感じも右方向伸びて、右翼ポール際・
最前列ラバー当たり飛び込むサヨナラ本塁打(D 2x-1 E)



【ゲームレビュー】
延長10回、和田が右へサヨナラ本塁打
勝率5割に復帰し、5月の勝ち越しを決めた

2回、藤井の適時打で先制した後、追加点が入らなかった。
7回、8回と一死三塁の好機を生かせず、
9回に岩瀬が一死満塁から内野ゴロで
同点に追いつかれ、延長にもつれ込んだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


試合後のお立ち台のアナウンサーからも
「あらゆる意味で…」というフレーズが出ていましたが、
東北楽天との第2戦、
本当にいろんなことがありましたね。
岩瀬600試合登板に、落合監督退場長峰今季初登板
そして最後は和田の移籍後初となるサヨナラホームラン!
吉見が投げていた8回2死までと、
それ以降とは、全く別のゲームだったんじゃないか。
そんな風にも思えた一戦でありました。

立ち上がりこそ連打を浴びたものの、
3回以降は二塁をも踏ませない投球を続けていた吉見
フォークが効果的に決まり、球数もまずまず。
援護こそ1点しかないものの、抜群の安定感
このまま完封してくれると思っていましたが、
8回、2死を取ったところで突然の降板
その前に指を気にするしぐさもあったことから、
マメなど小さなアクシデントがあったと思われますが、
その後のベンチでのしぐさを見ても、ちょっと不可思議でしたね。
ファンがそう思っていたぐらいですから、
相手の東北楽天にとっては、ラッキーだったかも。
案の定、以降は前夜同様に若干ゲームがもつれる方向へ。

さらにドラゴンズにとって誤算といえたのが、
この日が記念すべき
プロ600試合目の登板となった守護神・岩瀬
先頭の藤井彰人を三振にとったものの、
4割打者の草野、さらにこの日3三振の山﨑武司に連打、
そして鉄平にはアンラッキーな死球と、
今イチの際のバロメーターがちらほらと。
それでも踏ん張るのが、守護神
1死満塁のピンチで迎えた中村紀洋
初球、内へのストレートでおあつらえ向けの遊ゴロ
井端がバックホームし、ホームゲッツーでゲームセットと思いきや、
三走・内村の足の方が一瞬速く、本塁セーフで同点
そして落合監督が判定に猛抗議して、遅延行為で退場に…。

正直、自分が見る限りは足の方が速かったかなと。
通常際どいプレーの場合は何度もVTRで確認しますが、
今回に関しては、初見でセーフと分かりましたし。
それでもゲームの一番のヤマ場
さらに谷繁があれだけのアピールをしている。
指揮官としても引き下がれない部分もあったでしょうね。
さすがに長いなと思いましたが、それだけの勝負へのこだわり
ただこの退場によって、ナインのムードを変化して、
延長でのサヨナラ勝ちに繋がったのは、明らか。

相手は投手に代打さえも送れず、やや手詰まり状態
そんなチームに負けちゃいけない。
延長10回、青山の前に森野、ブランコが凡退したものの、
この日2安打と好調の和田が残っていたのも大きかった。

歓喜の生還!その前の打席もライトオーバーの
特大三塁打を放っていましたし、
突破口にはなってくれるのではと
期待していましたが、
一振りで決めるところは、さすが中軸
しかもいつもの本塁打の時とは違い、
塁上でガッツポーズ
さらに三塁を回ると、何度も飛び上がりながらのホームインは、
ベテランの和田にしては、ほんと珍しいこと。
指揮官の退場劇により、それだけ燃えていたんでしょうね。
勝つと負ける、勝つと引き分けでは大違い。
まさにドラマティックな勝利となったことで、
チームの士気もより上がっていくんじゃないかと思いました。


まあすんなり1-0で勝てないところ、
また中押しができないところに、
チームとしてのモタモタ感もまだあったりしますが、
今季交流戦初のサヨナラ勝ちは、勢いをつけるには効果絶大。
わずか1日で勝率5割に復帰しましたし、
今度こそは貯金ロードへ進めるんじゃないかと信じたいですね。
きょう29日は移動日で、5月最後は福岡遠征
現在交流戦首位の福岡ソフトバンクとヤフードームでの2連戦。
巨人、東京ヤクルトにも勝ち、強さを感じるホークスですが、
こちらも5勝3敗で、2位タイですし、
他のチームとは、少しは違うところを見せてほしいなと。
デーゲームでの2連戦の先発予想は、チェン川井
特に前回の千葉でも勝ちに恵まれなかったチェンに勝たせたいですし、
今度の今度こそは、打線の援護に期待したいところ。
ドラゴンズキラー小久保などに注意ながら、最低で1勝1敗。
いややはり強気に連勝をと言っておきましょう。
月の最後をしっかり勝っての貯金締め
ぜひとも勢いに乗って、成し遂げてほしいと願います。


☆ウィナーズ・ボイス(28日)

◎和田一浩

<延長10回、右越えにサヨナラ本塁打を放つ>
「(ナイスホームラン!)ありがとうございます。
(あらゆる意味でどうしても負けられない試合になった)
そうですね!あのう、いろんな状況がありましたんで、
えー、絶対勝ちたいという気持ちでバッターボックスに入りました。
(打ったボール、感触は?)
えー、ちょっと、外高めの真っすぐか、カットボールか、
ちょっと分からないんですけどね。
はい、ちょっと滑ったボールでしたね。
(感触は)うーん、どっちかなっていう感じだったんで、
あのとにかく、フェンスを越えてくれと思って、えー行きました。
(ライブビジョンに映像が映っていますが、良いガッツポーズ)
そうですね、あのう、思わずちょっと出ちゃいましたけど、はい。
(9回1死、猛抗議から落合監督退場。
ベンチの雰囲気は変わったのか?)
そうですね。あのう、やっぱり、えー、
いろいろちょっと難しい状況だったと思うんですけど、
あのう、とにかく、ま、勝たなきゃいけない状況に変わりなかったんで、
そういう意味では結果も出て、よかったと思います。
(また5割に戻した=場内拍手)
そうですね、あのう、本当にえー、なかなか貯金できずに
苦しい戦いが続いてますけども、
えー、まだ残り100試合近くあるんで、
えー、一戦一戦頑張って、貯金していきたいと思います。
(またロードに出るが、ファンに抱負を)
そうですね、あのう、ちょっとピッチャーがずっと頑張っている状況で
えー、僕も含めてなかなかあのう、点が取れない状況が続いてるんで、
えー、何とか、打線で点を取って勝っていきたいと思います。
(ぜひ貯金をいっぱい作って戻ってきてください)
そうですね。頑張ってきます!」


<延長10回。3、4番が連続三振に倒れた後。
青山の外角高めの球をたたくと、打球は高々と舞い上がり、
観客席手前のラバーに当たってスタンドイン。
一塁ベースをまわると、普段はあまり見せない
ガッツポーズで喜びをあらわにした。
今季12号は公式戦では、西武時代の04年4月11日の
大阪近鉄戦(西武ドーム)以来、自身2度目のサヨナラ本塁打。
一振りで決めるつもりはなかったが、長打は狙っていたという>
「コースに関係なく、とにかく高い球を打とうと。
高い球なら(長打の)チャンスはあるから。
芯だったけど、こすったんです。だからどうかなって。
バットの先、少しバットでこすった感じだったので、
いくか、どうかはわからなかった。
派手なガッツポーズ? そうですね。
なるべくそういうことはしたくないんですけどね。
久々にスカッとしたというか、素直に喜びました」

<意気に感じる、というよりも驚きが正直な感想だった。
1点リードの9回1死満塁から、微妙な判定をめぐって
落合監督が抗議すると、そのまま退場。
問題のシーンは左翼の位置だけに言葉を濁したが>
「遠くからでしたから」

<ただ衝撃の光景から数十分後、気持ちは高ぶっていた。
勝利への執念が、自分の打撃への集中力を呼び起こした>
「監督があそこまで抗議するのは珍しい。
退場は考えられないことでしたからね。
監督があれだけ抗議されたくらいですから。
何とかしたいと思っていました。
それだけにいつも以上に勝たないといけないと思った」

<自身にとって落合監督は師匠。
師匠の言葉で感銘を受けたことがある。
ボールぎみのストライクの判定。それまでは
審判に『いっぱいですか』と聞いていたが、
移籍後、師匠にこう教えられたという>
「『まだ(ストライクの余地は)
ありますかって聞くんだよ』と教えられました」

<吉見が最高の投球をみせるなか、
打線がなかなか追加点を奪えない。再三の得点機に凡退。
継投もチグハグで、9回には岩瀬が同点に追いつかれた。
ヒーローのはずが反省の言葉を続けて>
「一番の問題は追加点を取れなかったこと。
先発が頑張り、1点でも2点でも取れれば楽に勝てるのに、
きつい状況をつくってしまっている。
きょうに始まったことじゃなく、責任を感じている」

<土壇場で勝ちを拾って、再び勝率5割に戻したが、
打者全員の決意をこの日の殊勲者があらわにして>
「なんとか打線で点を取って頑張っていきたい」
中スポ中日新聞サンスポ12時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○吉見一起
<7イニング2/3を3安打無失点の快投>
「いつもと同じ気持ちで、先取点を与えないことと、
ゴロアウトを取ることを心がけて投げたら
今日のような結果につながったので、これからも続けていきたいです」

<自身3連勝、チームトップタイの5勝目の権利は
9回に消失したが、結末は劇的な延長サヨナラ。いい流れができた>
「自分が勝つのが1番いいんでしょうけど、
白星が付かなくても、チームが勝っていればそれでいいです。
いい流れだと思う。そのいい流れに食らい付いていけるようにしていきたい」

<3回以降は二塁も踏ませない、揺るぎない安定感。
この日も完封ペースで、防御率1.43はリーグ3位。
奪三振は『65』まで伸ばし、リーグ1位をキープ。
打たせて取るという姿勢は頑として曲げないが、
空振りを取る力は上昇している>
「何でも1番はいいことですけど、
ボクは三振を取るピッチャーじゃないので。
そこだけは勘違いしないようにしたい。
自分の持ち味はゴロアウトを取ること」

<フィニッシュで多く使っているのがフォークボール。
昨オフから、コツコツと改良してきた>
「練習してきたことなので、100%ではないですけど、
ある程度しっかり自分のものにしたいと思っています。
きょうはストライクも取れたし、ボールにするところはボールにできた」

<オフからの練習は『副業』の打撃にも表れている。
この日は中前打を放ち、三振だった第1打席も11球粘っている。
昨季33打数ノーヒットだった打撃が明らかに変わり、
早くも今季3安打。勝つための意欲はグラウンドで強烈に表れている>
「本職じゃないので、たまたまです。
オフもマシンを打ったり、春のキャンプでも練習しました。
去年は『絶対アカンわ』と思って打席に立ってたんですけど、
今年はいい打者、たくさん安打を打っている打者の
マネをしようと思ってやってるんです。ステップを踏んだり…」
カメラブログ中スポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋

○森監督代行(バッテリーチーフコーチ)
<吉見の8回2死での降板理由について。
右手にマメができたようで、軽傷で大事を取っての降板と説明>
「いつものあれだ」
中スポ

○長峰昌司
<延長10回、5番手で登板。1イニングを三者凡退に封じる。
15日に登録され、実に14日目の今季初マウンド。
ブランクなどを感じさせない投球を見せ、
最後は野手がいなくなり、そのまま打席に立った
投手の小山を空振り三振に仕留めて、悠々とマウンドを降りる。
流れを引き戻し、和田のサヨナラ弾で今季初勝利を得て>
「緊張したが、意気に感じて思い切り投げようと思った。
しっかりゼロで抑えて、チームが勝ったのでよかったと思います」

<登板機会がない間もひたすらリリーフ準備を繰り返した。
すべての力を込めた13球が、まぎれもなくチームを救い>
「それが自分の役割」
(中スポ、サンスポ

○藤井淳志
<2回2死三塁、右翼線にタイムリー二塁打を放つ。
悔しい惜敗を喫した前日から一夜明けたこの日、
鮮やかな一打で先制点をもたらして>
「打ったのはフォーク。
高めの甘い球は全部いこうと思っていたので、
思い切って振りました!」
カメラブログ、中スポ、共同通信社毎日jpニッカン

○立浪和義
<サヨナラ劇にも兼任コーチは浮かない顔。
1点リードの8回1死三塁から小池の代打で出場するも、
フルカウントから小山の内角フォークに空振り三振。
計6球ファウルで粘ったが、仕留めることができず>
「あそこは打たないとね。
最後はフォークがいいところに決まった」
(中スポ)

○新井良太
<投手の打席で控え野手が準備するのは日常。
サヨナラ本塁打の和田の次は投手・長峰だったが、
ネクストサークルでバットを振って準備していた。
おそらく代打はデラロサ。
それでもアピールした方がいいに決まっている>
「自分からです。あるかなって。アピール? そうですね」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<史上33人目の600試合登板を果たしたが、
記念登板がまさかの乱調に。9回、1点のリードを守りきれず、
落合監督の退場劇まで招いて悲痛な表情。広報を通じてコメント>
「(勝利投手の権利が飛んだ)吉見に申し訳ない。後は何もありません」

<中村紀洋の遊ゴロで追いつかれた後、2死二、三塁から
嶋を三ゴロに仕留めて逆転を許さなかったのがせめてもの意地。
守護神の責任感が、次の登板へと気持ちを向けさせて>
「どこかで(借りを)返すようにしないと」
中スポ共同通信社


●野村監督(東北楽天)
<サヨナラ負けにぼう然。勝ち運のなさをボヤき続ける。
この日は、前日の試合直後に激怒した『種明かし』から。
怒鳴りあげられたのは、2年目の内野手・内村と判明。
9回の守備で、2度も一塁へ併殺狙いの送球をしなかったことが、
逆鱗に触れていたという>
「なんでチャレンジせんのや!! 
まだ若いんやから、チャレンジしなければ進歩はない。
二束三文の選手にしかなれん!!」

<試合では9回に同点。野手も使い切り、
10回には投手の小山をそのまま打席に立たせて、
青山へスイッチ。刀折れ矢尽きてのサヨナラ負け>
「(和田のサヨナラ弾に)よぉ~飛ぶなぁ~~。
こすったような打球だな。
どこのボールだ? 火をつけて燃やしてしまえ!!
ライトフライだぞ。オレも今ごろ(現役で)野球やりたかったよ。
あれじゃ野球にならんよ、あんなんじゃ。…まぁしゃあない」

<8回までゼロ行進。貧打を自嘲気味に評して>
「『楽天饅頭』が製造過多になってきたな。打てんなぁ」

<9回の攻撃で一気に行きたいところだった>
「向こうに助けられていたしね。その程度の打線ですから」

<相手先発の吉見をなかなか攻略できなかった>
「聞いていた情報とイメージが違ったな。
もっとストレートをバンバン投げてくるのかと思っていたら、
フォークばっかり。きょうは情報不足ですよ」

<リリーフの青山はよく粘って投げた>
「青山は運気が一番下で、下降線なんだ。
それを分かっていて出す俺もアホだけど…。
占いは分からないけど、彼は最悪のところにいるんじゃない? 
考えられないような事が多すぎる…」

<先発の永井も好投した>
「永井は予想以上に頑張ってくれた。上々です」

<9回1死満塁から中村紀洋が遊ゴロ。
三走・内村の好スタートで同点に追い付いたものの、同点止まり>
「馬鹿力って表現はどこから来たか知っている? 
要するに、バッティングは力の抜きようなんだよ。
あそこで一気にいかなきゃ。内村の好走塁で1点取れたけど、
選手の事を悪く言いたくないけど、
ノリ(中村紀洋)があぁ言うバッティングをするのは寂しい…。
外野フライでも良いと思えば自然と力が抜けてくるもんだ。

私の時は、あのような場面で
『同点までは任せてください』と言って打席に向かったもんだ。
ホームランを狙うと言うのは、2ストライクに追い込まれるまでは
ホームランを打てる球が来るのを待つって言う事なんだ。

寂しいよ、あのようなベテランが、
あのようなバッティングしか出来ないなんて…。
鉄平が良いお膳立てをしてくれたのに。あそこで一気にいかないと。
最低でも歩いて帰れるような犠飛を打たないといけないのに。
ボテボテのゴロで寂しいよ。
力を抜くコツをもう知ってても良いはずだけど。
考えて頭使って工夫してやってこなかったツケですよ」

<その際の本塁セーフの判定に抗議し、
退場処分となった敵将・落合監督の
現役時代のリラックスした打撃を引き合いに出して>
「俺の中で右の最強打者は落合なんだけど、
全然力を入れていないのに、あんなに打球を飛ばせる。
バット操作じゃなくて、ヘッド操作なんだ。何でもリラックス」
東北楽天公式サンスポ時事通信ニッカン


○谷繁元信
<9回1死満塁のの追い疲れた場面。
一度はガッツポーズをしてみせたが、
直後に本塁がセーフと気付くと、
つみかからんばかりの勢いで杉永球審に食い下がる。
あわや退場となる抗議だったが、直後に落合監督が代わって
抗議したこともあって、自身の退場は免れたが>
「アウトと思った。やばい、と思って手を引っ込めました」
(中スポ)

◆杉永球審(セ・リーグ)
<長時間の抗議による遅延行為で退場となった
落合監督の処分について>
「暴言、侮辱行為はありません。
5分過ぎたので、ルール通りに退場です。
ルールには詳しい監督なので、すべて分かっていました。
判定? 送球より足の方が速かった。
その説明をしましたが、押し問答でした」
中スポ

○山田球団広報
<試合後の会見場には現れなかった落合監督に代わり、
胸の前で×マークをつくり、指揮官の声を伝える>
「監督は『退場だから来れないよ』って」
デイリー


○落合監督
<9回一死満塁。中村紀洋の遊ゴロを井端が本塁へ送球。
谷繁が一塁へ転送し、併殺完成と思われたが、
杉永球審の本塁判定はセーフ。
判定を不服とし、規定の5分を超えて猛抗議したが、
遅延行為で、06年7月5日・巨人戦以来、
選手時代の2度を含めて通算4度目となる退場処分を受ける>
「タッチプレーじゃねえんだ。何でだ!」

<退場になったからという理由で、試合後の会見室には姿を見せず。
広報にコメントを託して定例会見をキャンセル>
「退場だから出られないと言っておいてくれ」
おおさか報知


記録備忘録。(28日)

落合監督は28日の東北楽天2回戦(ナゴヤドーム)で、
遅延行為のため退場処分を受けた。
監督の退場は今季セ・リーグ3人目、両リーグでは4人目。
中日9回の守備で1死満塁から中村紀洋の遊ゴロで
井端の本塁送球が間に合わず同点に。
この判定を不服とし、規定の5分を超える抗議を行い、
試合が7分間中断した。
落合監督退場は06年7月5日・巨人11回戦(東京ドーム)で、
遅延行為により退場して以来、2度目
現役選手時代には、ロッテ在籍時の86年10月8日・西武戦と、
巨人在籍時の95年6月7日・横浜戦で、いずれも判定に不服として、
審判を小突いて退場処分を受けており、今回が4度目
(中スポ、共同通信社時事通信

岩瀬は28日、東北楽天2回戦(ナゴヤドーム)の9回に
4番手として救援登板し、通算600試合登板を達成。プロ野球33人目
初登板は1999年4月2日、広島1回戦(ナゴヤドーム)の6回に中継ぎで。
中スポ時事通信

2009年5月28日 (木)

無死満塁絶好機逃す、楽天ノリの恩返しで惜敗。

地元で連勝して、勝率5割に復帰したドラゴンズ
このまま一気に貯金ロードへ突入すべく
迎えた4カード目は、パ・リーグ2位の東北楽天戦。
ナゴヤドームでの初戦、相手先発・田中の前に
封じ込められていた打線が、
7回、藤井の好走塁でついに同点に追いつくも、
8回に中村紀洋恩返しの適時打を喫し、再び1点差。
それでもそのウラ、相手中継ぎを攻めて無死満塁のチャンス。
しかし後続が凡退して、その絶好機を逃す始末。
そのまま逃げ切られて、連勝ストップとなったドラゴンズ
再び5割を割って、借金生活となってしまいました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-東北楽天 1回戦
(27日・ナゴヤドーム | 中日1敗)
32208人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
東北楽天
中 日
[敗] 高橋(18試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、高橋、河原、小林正人 - 谷繁、小山

◇対東北楽天1回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打)
2 (二)荒木  (5打数1安打)
3 (三)森野  (4打数2安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (2打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数2安打1打点)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)小笠原 (2打数無安打)

【イニング経過】
<2回・東北楽天> P・小笠原
山﨑武司
投ゴロ、中村紀洋右前打、
中島俊哉左前打、右前打、
1死満塁から、塩川外高め直球右犠飛(D 0-1 E)

<2回ウラ・中日> P・田中
ブランコ痛烈二ゴロ、和田泳ぎ遊ゴロ、
イ・ビョンギュ内スライダー詰まりながら中前打、
藤井スイング取られ空三振


<3回・東北楽天> P・小笠原
鉄平二ゴロ、小坂二ゴロ、
草野四球、山﨑武司ストレート四球、
2死一、二塁から、中村紀洋中低めスライダー右飛

<4回・東北楽天> P・小笠原
中島初球右前落ちるヒット・
イ・ビョンギュ打球胸で弾いて見失う=安打と右失策
捕犠打・中島三進、
1死三塁から、塩川二ゴロ・前進荒木バックホームも・
三走中島ブロックの間に足入れて生還(D 0-2 E)
2死一塁から、田中スリーバント三塁正面ゴロ併殺

<4回ウラ・中日> P・田中
荒木右前打、森野ストレート四球、
無死一、二塁から、
ブランコ初球内シュート遊ゴロ6-4-3併殺、
2死三塁から、和田四球、
2死一、三塁から、
イ・ビョンギュ中低めチェンジアップ・
強振せず一、二塁間抜く適時打(D 1-2 E)

2死一、二塁から、藤井内沈むスライダー空三振

<6回・東北楽天> P・小笠原
山﨑武司左飛、中村紀洋二ゴロ、
中島左中間突破二塁打、外低め直球空三振

<6回ウラ・中日> P・田中
森野シュート叩き右前打、ブランコ中飛、
和田外直球見三振、イ・ビョンギュ内スライダー空三振


<7回ウラ・中日> P・田中
藤井内高め直球右前打、
谷繁捕前高いバウンド犠打・嶋一塁送球・
一走藤井好判断ガラ空きの三塁狙う・
中村紀洋戻るも送球弾き後逸・藤井一気に生還(D 2-2 E)

代打新井一邪飛、井端左前打、荒木右飛

<8回・東北楽天> P・高橋
代打リック低め直球見三振、草野内スライダー右前打、
山﨑武司ボテボテ投ゴロ・草野二進、
2死二塁から、中村紀洋オール直球勝負・
フルカウント7球目・外高め直球右前適時打(D 2-3 E)

<8回ウラ・中日> P・川井貴志
森野初球スライダー中前打、
P・グウィン
ブランコ初球外直球右中間突破二塁打、和田四球、
P・有銘
無死満塁から、イ・ビョンギュ外低めスライダー手を出し空三振、
1死満塁から、藤井右打席内フォーク空三振、
2死満塁から、代打立浪フルカウント外直球投ゴロ・絶好機逃す


<9回・東北楽天> P・河原 捕・小山桂司
右前打、塩川投犠打、宮出→代打中村真人
P・小林正人
代打中村真人三塁線突破ヒット、
鉄平2球目・中村真人二盗、
1死二、三塁から、鉄平外スライダー空三振、
2死二、三塁から、内村賢介投ゴロ

<9回ウラ・中日> P・小山伸一郎
代打平田四球、井端投ゴロバント失敗二封、荒木二ゴロ二封、
P・青山
2死一塁から、森野内フォーク空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
継投失敗 連勝は2で止まり、再び勝率5割を割った
追いついた直後の8回、2番手の高橋が打たれた。
2死二塁から中村紀洋に右前打され、勝ち越し点を奪われた。
8回無死満塁でイ・ビョンギュ藤井が連続三振。
代打・立浪が投ゴロに倒れたのが痛かった。
東北楽天の先発・田中は7イニング2失点で開幕から7連勝
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


開幕6連勝中のマー君こと、東北楽天先発・田中
序盤は『評判通り』の投球をされたものの、
4回ウラに表の守備でミスを犯したイ・ビョンギュが、
それを帳消しにするタイムリーを放ち、1点差。
さらに7回には、相手の守備の緩さを突いて、藤井が好走塁。
谷繁の送りバントで一塁から空いた三塁を狙うと、
相手の悪送球を誘って一気に生還、ついに同点
難攻不落の田中を追い詰めたものの、結局はそこまで

8回に2番手・高橋が、2死二塁から中村紀洋
逆球の外角高め直球を叩かれ、ライトへのタイムリー。
こちらもミスを帳消し+恩返しの一打を喫すると、
8回ウラは、東北楽天中継ぎ陣の代わり端を
次々攻め込み、無死満塁という絶好のチャンス。
ところがこのイニング3人目となる左腕・有銘から、
イ・ビョンギュが焦って、外へのスライダーに手を出し三振。
藤井が2球ファウルを打たされたうえ、内に沈むフォークに三振。
さらに谷繁に代打・立浪を投入し、
カウント1-3と追い込んだものの、フルカウントから
外の直球を叩くも、弱い当たりのピッチャーゴロ。
あと一本が出ずに、惜敗となってしまったドラゴンズ
田中の連勝を止められず、わずか1試合で
再び借金生活へと逆戻りとなってしまいました。


8回ウラ、無死満塁となったとき、
自分もご多分に漏れず、イケる、最低でも1点は入る
そしてマー君の連勝も止められる。正直そんな風に踏んでいました。
ところが「無死満塁は得てして点が入らない」とはよく言ったもの。
その通りに、得点が奪えませんでしたね。
この日タイムリーを放っているイ・ビョンギュ
前の回に好走塁を見せた藤井、さらに切り札・立浪
ビョンのところで立浪という手もあったでしょうが、
この日マルチ安打でしたし、そうは代えられない。
また外野フライなら打てると踏んでいたのでしょうが、実らず。
もしも無死満塁で中軸ならば、展開は変わっていたでしょうが、
あそこまで追い込みながら、有銘に踏ん張られてしまった打線。
この辺りがまだ力不足というところなのでしょうね。

勝ってる投手の「神通力」というものも少しは感じましたし、
大敗にならず、惜敗になったことぐらいがとりあえず救いかなと。
ただビョン、藤井辺りは相当悔しいはず
ぜひともこの悔しさを第2戦にぶつけてほしい。
そしてチャンスに己の力を発揮し、
再びの5割復帰に貢献してくれることを願います。

ノリの恩返し。それにしても、
交流戦恒例・『楽天の恩返し』。
今回は、ノリさん
やられてしまいましたね。
エラーでポカしたときは、
見ていてカワイソウでしたが、
それを帳消しにしてしまう、
ここぞの勝負強さ
さすがと思うとともに、
逆に「かわいさ余って憎さ○○」も?
高橋草野に変化球を打たれたことで、
真っすぐを重ねる策しかなかった面もありましたが、
勝負球あんなところにいってはいけないなと。
球威こそありましたが、制御が今イチできなかった。
高橋もよく投げたましたが、その辺の細かさ
今後こういうシーンでは必要でしょうし、修正してほしいです。


貯金ロード突入を目指したものの、早くも逆戻り
ただ今回に関しては、勝ち負けの差は紙一重
ドラゴンズらしい攻めもありましたし、悪くはないでしょう。
あとは効果的な一本がしっかり打てるかどうか。
第2戦は、吉見-永井の先発予定。
こちらのエース格が投げるだけに、負けは許されません。。
打線ができるだけ援護して、楽に投げさせてほしい。
さらに恩返しもできるだけ慎ませること
鉄平、山﨑武司などはしっかり眠ったままにしておいてほしい。
なんとかタイに持ち込んで、流れを取り戻せるよう期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(27日)

●高橋聡文

<8回2死二塁、昨年までの同僚・中村紀洋に
決勝の右前適時打を浴びる。
自慢の球を打たれ、残念そうに振り返って>
「今季一番というぐらい直球がよかった。もったいなかった」

<力が入っていたことは、3球目の高めに浮いたボール球で分かる。
フルカウントから勝負球は外角にいった。
待っている打者には一番打ちごろの球。右へ運ばれた>
「きわどいところをついていこうと思った。
最後も内角のボール気味の球にするつもりだったが、
狙ったところとは違うところにいった」
中日新聞

●森バッテリーチーフコーチ
<中村紀洋との対戦前には、マウンドに出向き、
『内角に速い球を投げろ』と指示を飛ばしたが、
指先を離れた球は外角高めに。背信左腕の技量不足を嘆いて>
「あれだけいい球を持ってるのに、自分で苦しんでるわ」
デイリー


●小笠原孝
<7イニングで114球を投げ、6安打2失点。
惜しくもチームは勝てなかったが、先発としての役割は果たす。
雲行きが怪しくなる場面は、何度もあったが粘りの投球。、
4回以降出塁は許したが、ホームベースは踏ませなかった>
「序盤はフォームがバラバラで、どうなるかと思いましたけど、
後半立ち直れたから良かったです。
きょうは良くなかったが、1点もやらないつもりで投げた。
先に点を与えてはいけないと思っていたんですが…。
谷繁さんにアドバイスされて、少しずつ修正できました。
腕を振らないといけないのに、体を振っていました」

<投げ合った田中とは、同じ7イニング2失点。
いまだに未勝利だが、内容では負けていない。
勝ちにはつながらなかったが、今後には十分つながりそうな投球に>
「途中からは修正できたので、これをこのまま続けたいです」
カメラブログ中スポ共同通信社時事通信毎日jpニッカン


●イ・ビョンギュ
<4回2死一、三塁、右前に適時打を放つなど、
この日4打数2安打。今季初の安打と打点に>
「守備でミス(中島の右前への打球を弾く)をしたので、
なんとか挽回したかった。
得点圏にランナーがいたので、返せてよかったです」

<しかし8回無死満塁。長打が出れば一気に逆転。
犠飛でも同点というおいしい場面で、痛恨の空振り三振。
存在感を示したものの、試合後はうなだれて>
「2安打と初打点もあったけど、最後のチャンスで打てなかった。
外野フライでもよかったのに。チームにごめんなさい」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●石嶺打撃コーチ
<8回無死満塁の絶好機を逃し、ため息をつく>
「何とかしようと選手はしていたけど最後の1本が出ていればね…」
スポニチ名古屋

●藤井淳志
<1点を追う7回。先頭で右前打で出塁すると、
続く谷繁のワンバウンドで高く上がったバントで、
二塁から誰もいない三塁へ突進。
三塁ベースにあわてて戻った中村紀洋が
送球を後逸(記録は三塁手の失策)する間に、
一気に同点の本塁を踏む好走塁。
相手のスキを突き、わずか1本の安打で得点したプレーについて>
「三塁が空いているのが見えたし、
ノリさん(中村紀洋)も戻る気配がなかった。
常に先の塁を狙っているんで、思い切っていきました」

<しかし8回1死満塁のチャンスで、有銘に
ファウル、ファウルで追い込まれて、3球目スライダーに空振り三振。
外野フライでも同点になる場面。1点も返せずうなだれて>
「三振以外で何とかしたかった。結果がすべてです」
中スポ

●立浪和義
<8回2死満塁、一打逆転の場面で谷繁の代打で登場。
最大の見せ場だったが、結果はフルカウントから
有銘のスライダーの前に投ゴロ。一気にため息が充満。
気持ちを切り替えて、球場を後に>
「ストレートかスライダーの投手。
追い込まれてからはどっちも対応できるようにしたんだけど。
もうちょっと(スライダーが)内寄りだったらねえ。
紙一重。またあした頑張ります」
(中スポ)


●河原純一
<24日の北海道日本ハム戦、
堂々の無失点リリーフで新天地での初登板を飾ったが、
その夜携帯電話は鳴りっぱなしだったという。
中でも胸にしみたのは、旧友からの祝福。
『浪人生活』に励ましてくれた川崎北高・駒澤大のチームメート。
挫折を味わった自身に手を差し伸べてくれた>
「よく一緒に食事をしました。口々に『頑張れ』って言ってくれました」

<プロの世界の現実を痛いほどわかっているから、
変わらない友人の存在がうれしかったという。
応援してくれる周囲の力を背に受け、
プロ生活の最終コーナーへ向かって走り出す>
「もっとよくなると思う。これからですよ」
(中スポ)


○中村紀洋(東北楽天)
<開幕から不振にあえぐが、執念の一打で古巣・中日に恩返し。
同点の8回2死二塁、高橋の149キロを右前に決勝適時打。
7回に三塁の守備で送球をそらす痛恨のタイムリー失策。
チームを勝利に導く一打こそが、できる『恩返し』だった>
「僕のエラーで田中の頑張りをふいにしてしまったので燃えた。
フォーク狙いだったけど、何とか(直球に)食らいついていけました。
直球に差し込まれたけど、気合で打った。いい恩返しができた」

<人差し指と中指を広げるしぐさでニヤリと笑って>
「実はこれ(フォーク)を待っていたんです。
いやあ、(速球で攻める)谷繁さんのリードですよね。
おもしろかった。弱点もばれているわけだし…。
(高橋も)めっちゃ速かったです。差し込まれましたからね」

<この日の試合前は落合監督のもとを訪れた。
低打率に苦しんでいることを打ち明けると、
在籍した2年間は教われなかった打撃論に触れてくれたという>
「ボクのことをわかっている部分もあるしね。
いる間はなかったんですが…。
『腰の影響もあるんじゃないか』と言ってくださいました」

<ヒーローインタビュー中、中日ファンからの拍手に笑顔で応えて>、
「元気な姿を見せることが、何よりの恩返しになると思います。
自分にとっても良かったと思います」
東北楽天公式中スポサンスポスポーツ報知スポニチ

○田中将大(東北楽天)
<7イニングを投げ、7安打2失点。
開幕から無傷の7連勝でリーグ単独トップに立つ。
試合後のベンチ裏。有銘の元へ掛けより、
ウイニングボールを手渡す姿があった。
固辞されても食い下がり。こみ上げる感謝の思いを伝えたかった>
「きょうはオレじゃないです。有銘さんですよ」

<球数は今季最少の86。
降板の理由について本人は語らなかったものの、
狙い打ちに苦しみながらも、ナゴヤドームでつかんだ初勝利に>
「調子は悪かったけど、それ以上に
中日打線が普通に投げさせてくれないような打撃をしていた。
スライダーも打ってきた。
有銘さん、小山さん、青山さん、
リリーフの人たちの踏ん張りで勝たせてもらいました。
投手陣は助け合い。よければ完投したいし、
次はリリーフに楽に投げてもらえるよう、しっかりゲームをつくりたい」
東北楽天公式中スポサンスポスポーツ報知毎日jpニッカン

○野村監督(東北楽天)
<継投で綱渡り勝利。試合後、細かいミスが続出した
若手守備陣をベンチでしかり飛ばし、大きなため息をつく。
試合後記者会見では>
「あぁ…、殺されるわ・…。2軍戦ばっかりやらされて」

<最後は小山から青山の継投になった>
「どっちもどっち、勘だよ。根拠も何もなし。
青山は(25日の横浜戦で)ふがいない投球をしたから、
リベンジの気概で投げるか見ていただけだ」

<8回無死満塁を有銘がしのいだ>
「あそこだな。よくノーアウト満塁を切り抜けた。
あそこを切り抜けただけに、負けられない。
一時は負けを覚悟した。勝った気がしない。
立浪の時に、投手コーチじゃなくて、
山田バッテリーコーチが伝令? あれで立浪も迷うよ。
それだけで効果がある。ふ~。疲労困憊だよ」

<田中は86球で降板>
「不満だよ。6回で肩がつったとか言ってきた。
それで(7回に)150キロ出ているんだから。
終わって聞いたら『全治3日です』言うとったよ。
チームに『心身インフルエンザ』が蔓延しとるよ。
あしたからマスクしてこようか? 
俺は顔が大きいから特注のをしないとな
次回登板に影響? 知らない。全治3日らしいよ。
こっちが休みたいわ。まあ、来年から
ゆっくりできると思ってやっているけど」

<中村紀洋が決勝打>
「ノリが打ってよかった。喜んでたよ。
ベンチに戻ってきた時、オレに向かって
『監督、打ちました、やりました』って
興奮しながら言っていたけど、オレなんて言えば良いんだよ(笑)。
『おう、ようやった!!』って返してやりゃあいいんだけど、
貧乏性かな、言えんかった。
『やっと出ました~!』って嬉しそうに言ってたな。
おとといのゲッツーを気にしてたのか? 
そりゃ三振もゲッツーもあるわな」
東北楽天公式中スポサンスポスポーツ報知毎日jpニッカン


●落合監督
<投打がかみ合わずに連勝が2で止まり、
わずか1試合で借金生活に逆戻り。
笑顔に隠された怒りが充満していた。
会見場に現れるといつもより声を大にしてまくしたて、
わずか5秒で切り上げ、早々に引き揚げる>
「きょうは何もない。ないから(会見場から)帰るわ。
あとは選手に聞いてくれ。なっ」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(27日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 9回戦
(27日・ナゴヤドーム)
 T 000 000 003 = 3
 D 001 010 02× = 4
[勝] 中里(9試合3勝2敗)
[S] 菊地(12試合1勝2敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 中里、中田、齊藤、菊地 - 前田
公式サイト・戦評

○中里篤史
<ナゴヤドームでのウエスタン・阪神戦に先発。
5イニングを1安打4奪三振1四球無失点と好投。
今季3勝目(2敗)を挙げる。
直球の最速は144キロで、球速はあまり上がらなかったが、
球のキレ味は抜群で、相手のバットを3本へし折るなど、
各打者をきりきり舞い。打者の手元で浮き上がるような、
強烈にスピンのかかったストレートで、阪神打線を牛耳って>
「きょうの真っすぐは、指によく掛かってよかった。
今までそういうのはなかったけど、
困った時に真っすぐを投げれば、抑えられるという感覚が出てきました。
ここ3試合でいい投球が続けられている。
このまま継続していけば、チャンスが巡ってくると思うので、
モチベーションを保ってやっていきたいですね」

<『変身』は見た目にもはっきりしている。
大きく振りかぶるワインドアップの投球フォームを変え、
ランナーがいなくてもセットポジションで投げるようになった。
すると課題だったコントロールは目に見えて良くなり、
スピードも140キロ半ばをコンスタントに出している。
フォームを変えた効果はてきめん>
「ワインドアップは野球を始めたころからずっと続けていました。
こだわりはあります。いずれは戻したいという気持ちはありますが、
今はセットで結果が出ているのでこれで行きます」

<球界ではフォーム変更が一つのきっかけになる例が数多い。
殻を破れなかった自身にとって『転機』は大きな転機となりそう。
このままの調子を維持すれば、遠からず1軍昇格はかなうはず>
「後がないという気持ちでやっています」
中スポ

○小林投手コーチ
<チーム事情によりスタミナ不足の課題克服こそ
次回以降に持ち越しとなったが、直球で圧倒した中里を絶賛>
「きょうのピッチングだったら、あと2、3回は余裕でいけたね。
投げるたびに安定感が増しているし、無駄な力が全然入っていなかった。
いい方向で、自分の投球スタイルが確立されてきているんじゃないかな」
中スポ

○中田賢一
<2軍で調整中の右腕が6回からリリーフ登板も、
3イニング1/3を投げ、7安打3失点で途中降板。
直球は最速149キロを記録したものの、
制球に苦しみ『暴れ馬ぶり』は相変わらず。
8回まで3イニングは無失点で切り抜けたが、
9回に4安打を固め打ちされた。
今後は2軍での先発登板を経て1軍合流を目指すが>
「ものすごいいい球もあったが、
打たれているのは力が入っていないボール。まちまちなところがある」
中スポ


○平田良介
<今季初めてナゴヤドームで行われた2軍戦。
現在は1軍で出場選手登録されており、
夜には東北楽天戦も控えていたが、
実戦経験を積む意味もあり、野本とともに出場。
いわゆる親子ゲーム。2軍戦の開始は午前10時20分。
試合前の練習は、なんと午前7時前から行われていた。
親子ゲームとはいい縁があり、昨年の9月8日。
2軍戦で一発を放つと、夜の1軍戦では
プロ初アーチとなるサヨナラ弾。結果がつながったことも。
この日の2軍阪神戦では2安打。1軍でも代打で四球で出塁して>
「朝5時半に起きました。6時すぎには寮を出ましたね」
(中スポ<ドラ番記者>

◇中村捕手コーチ
<これこそ、血が騒ぐということだろう。
8年ぶり復帰したが、山本昌も小笠原も、
コーチが実際に試合で受けたことのある投手。
2軍戦のベンチから見届けていても、
どのカウントで何を投げたがっているか今でも感じ取り、
その当時の記憶がよみがえるらしい>
「山本(昌)さんや小笠原が首を振ってると、あのボール投げたいのに
(捕手は)どんなサイン出してるんだろうって思っちゃって…」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年5月27日 (水)

貯金ロードへマー君叩き、きょうからナゴド楽天戦。

北海道日本ハムに連勝して、交流戦4勝2敗と好発進。
さらに約1カ月ぶりに勝率5割に復帰と、
反攻ロードを着々と突き進むドラゴンズ
迎える4カード目は、ナゴヤドームでの東北楽天2連戦
その初戦に待ち構えているのが、開幕から6連勝中の田中将大
いきなりの難敵ではあるものの、ぜひとも叩いて久々の貯金を。
この日ナゴヤドームでのピックアップ練習を行ったナイン
休日返上で落合指導を受けた森野を始め、
東北楽天戦に向け意気込む竜の話題を集めました。


ドラゴンズトピックス(26日)

○森野将彦
<ナゴヤドームで、休日返上トレを敢行。
打率.239となかなか波に乗れないが、復調へ向け、懸命に汗を流す。
小池、藤井、新井、小山ら一部野手だけが
指名された練習だったが、主力でたった1人現れると、
落合監督に指導を受けながら約50分間、バットを振って>
「色々とアドバイスをいただきました。
きょう? 指名ですけど、やるつもりではいました」

<指揮官から最後に取材カメラマンに
『写真を見せてもらってこい!』と指示されると、
その撮影画像を見せてもらって、がくぜん。
インパクトの瞬間に体の軸が前に突っ込んでいたという>
「軸が全然ぶれていました」

<22日の千葉ロッテ戦では、28試合ぶりとなる
決勝2ランを放ったが、その後はまた低空飛行。
熱い『落合塾』により、再びエキスが注入された>
「いい当たりが正面を突いたりで、何で? っていうのはありますよ。
打っても、次の日に打てなかったり。
きっかけがきっかけになっていない。
打ちたいという気持ちが強すぎるんでしょう。打てる球を待てていない」

<その意味でも、きょう27日の東北楽天戦はもってこい。
相手先発予想は、目下6戦6勝の田中将大。
過去3戦1敗で、今季オープン戦では
5イニング回3安打無得点に抑えられた相手。
真のきっかけにするには、相手に不足はないが>
「そういう投手を打ってキッカケに? そうですね。
まあいいじゃないですか。
もともと普通のピッチャーも打てていないから一緒ですよ。
すべてをプラスに考えます」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン

◇落合監督
<ナゴヤドームで悩める主砲・森野に熱烈指導。
ピックアップ練習に姿を現すと、直接指導を開始。
まずはティー打撃で分かりやすく左打ちで
指揮官自らかお手本を見せるなど、フォームを修正。
続いてのフリー打撃は、20分間ずつ、2カ所を指示>
「20分、打たせとけ」

<後方に腰掛け、森野からひとときも目を離さない。
低めの難しい球に森野が手を出した瞬間、こう声が飛ぶ>
「上体で球を追っかけるな!下半身でいけ」

<打撃投手にはこう指令を送る>
「西(打撃投手)、たまにはボール球も投げろよ」

<また低めの球を引っかけると、厳しい声も>
「その球を追っかけるから2割4分のバッターなんだ。
2割4分じゃあ、給料下がるんじゃないか?」

<甘い球を快打したときなど、鋭い指摘を延々と繰り返して>
「その高さを打ってりゃあ、3割5分は打てるんだ」

<さらに珍指令も出た。写真撮影していた
ベテランカメラマンの元へ、森野を走らせ、
レンズ越しに被写体を熟知するプロに、
フォームのズレを聞きに行かせる>
「ボク、ひどいですか? って、ご教授願ってこい」

<最後には打順降格まで示唆して>
「みんな戻って来てるぞ。お前打てなかったら6番だぞ!」

<自らの現役時代、取材カメラマンに
スイングを撮影してもらい、連続写真でフォームの変化を確認。
日々、定点観測を続ける第三者の目がいかに頼りになるか、
知り尽くしているからこその助言ににやり>
「カメラマンが1番よく見ているさ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン


◇荒木雅博
<東北楽天・田中との昨季の対戦で、3打数2安打と好相性>
「10回、20回と対戦して打っているのなら分かるけど、
1回、2回の対戦ではね…」

<そうは言いながら、バットマンとしての本能は刺激されている>
「いいピッチャーであることには変わりない。
勝ってるピッチャーを止めたいと思うのが野球選手ですからね」

<揺さぶる足にも期待がかかる。
盗塁のスタートを切るポイントなどは、新たに見極めるつもり>
「そのときそのときで変わるからね。とにかくがんばります」
中スポ


◇小笠原孝
<きょう27日の東北楽天初戦の先発が予想される。
田中の連勝を止めるのは『楽天キラー』。
若さで向かってくるなら、ベテラン左腕の経験だって負けていない。
無関心を示しつつ、心の内の闘争心をちらりとのぞかせて>
「田中? それは考えません。自分のピッチングを心がけます。
先に点を与えないようにするだけです」

<好投を予感させるような心強いデータが残っている。
交流戦では18試合で防御率3.13と、抜群の安定感を誇ってきたが、
特に東北楽天戦となると4試合に先発して2勝(1敗)、
防御率は2.55まではね上がる。
好相性の相手だけに、対策はしっかり頭の中にある。
山﨑武司、中村紀洋の元中日勢らの一発を警戒し、失点を防ぐ心構え>
「とにかく振ってくるというイメージはあるから、
初球の入り方には注意します。
クリーンアップは凄い。一発も気をつけないといけないし、
長打があるから、その前にランナーを出さないようにしたい」
中スポスポニチ名古屋

◇吉見一起
<28日の東北楽天第2戦での先発が予想される。
5月は3試合で2勝、防御率1.48と好調を維持しているが>
「週に一度の先発ですから、責任感を持って投げたい。
どこが相手でも自分のピッチングをすることに変わりはありません」
(中スポ)

◇山内壮馬
<森コーチからノックの雨を浴びる。
フリー打撃開始の約1時間前から投内連係の練習を
45分間やり通して、へろへろ。
前日の北海道日本ハム戦では9回2死一塁、
一塁線へのゴロにベースカバーが遅れ、
内野安打にされていた。『復習』するノックに>
「(森コーチの)愛情を感じました。
ゲームで返していかなければならないと思います」
(中スポ)

◇小林正人
<23日の千葉ロッテ戦ではサヨナラ安打を浴びたが、
前日の北海道日本ハム戦で稲葉を空振り三振と立ち直った。
東北楽天戦に向けても、心の準備はできている。
25日に規定打席に到達した『天才打者』草野も左打者。
左殺しのリリーバーが進化を発揮する>
「(相手が)誰と言うことなく、与えられた仕事をしっかり」
(中スポ)


◇立浪和義
<この日、名古屋市内でリラックス。
痛めた左太もも裏にとっても静養が一番。
交流戦はここまで代打で3試合に出場し、1打数1安打2四球。
出塁率10割、打率10割を継続したいところ>
「よくなっている」

<中スポ・『立浪の氣』第4回より抜粋>
「いまは交流戦の真っただ中ですが、正直ちょっと悔しいですね。
というのも今年の交流戦、DHで出るチャンスがあるなら、と
開幕のときから準備していたんです。
体調管理にも努めて、体も鍛えていた。それが…。
交流戦が始まる最後の試合(17日横浜戦)で
足(左太もも裏)をケガしたというのは本当に情けない。
正直、ショックを受けました。
実はあの日、交流戦用の新しいスパイクを履いたんですが、
それもよくなかったのかもしれない。
一昨年も交流戦でケガをしましたが、交流戦は縁がないのかなって。
でもそんなことは言っていられない。
足を一日でも早く治して、代打で結果を残せるようにしたい、と
気持ちを切り替えています。

ただ、この1カ月を振り返ると、
サヨナラヒット(7日広島戦)を打てたのは大きな出来事です。
代打でサヨナラヒットというのは、投手の打席で
そういうチャンスが巡ってくるのはなかなかない。
レギュラーの打順で代打ならあるけど。
そのときは代わった人に悪いな、
その人の分まで頑張らないと、と思って打席に入ります。
あのときは小池だったかな。
まあ、今年は投手の打席だけでなく
藤井や野本の代打で行くこともあるけど、
コーチとしては複雑な気分かな。
あいつらがそれまでに1本でも2本でも打っていれば
ボクに行くこともない。
もう一皮も二皮もむけてほしいと思っています」
(中スポ)


◆田中将大(東北楽天)
<開幕から6連勝中の右腕。
きょう27日のナゴヤドーム・中日戦の先発が予想されるが、
打者としてのプロ初安打達成を予告。
この日は、中日室内練習場で軽めの前日調整。
昨季の交流戦では初打点を記録したが、通算8打数無安打。
ひそかに闘志を燃やしている>
「このあいだ(24日の横浜戦)、長谷部さんが打っちゃいましたからね。
先越されちゃったので打ちたいです」

<もちろん開幕7連勝は最優先。
白星を落とせないチーム状況は理解しているが、連勝については冷静>
「当然投げる試合は全部勝つつもりでやりますけど、
全部勝てる投手はいないし、
あまり自分を追い詰めて投げないようにしている」
中スポサンスポスポーツ報知ニッカン

◆嶋基宏(東北楽天)
<切れと制球力が飛躍的に増した
田中の直球について、威力の違いを語り>
「去年ならとらえられていた球が、今年は空振りかファウルになる」
中スポ

◆中村紀洋(東北楽天)
<打率.236と苦戦しているが、この日の練習に志願参加。
打撃練習前には、野村監督から直接アドバイスを送られる。
持病の腰痛が悪化しているが、自虐的に語って>
「自衛隊(守り専門の意)やから」

<約20分間、野村監督と打撃論を交わして>
「短い時間だったけど、勉強になった。
(野村イズムを)注入されたよ」

<昨年まで所属したセ・リーグ相手の交流戦も
6試合で20打数3安打の打率.150。
古巣・中日との一戦を復調のきっかけにする決意>
「(中日戦は)楽しみ。勝って会心のガッツポーズで恩返ししたい」
(中スポ、サンスポニッカン

◆野村監督(東北楽天)
<不振の中村紀洋に直接アドバイスを送り>
「ヘッドの入り方が浅い。
ヘッドからインパクトへ真っすぐ振り抜くようにしないと」

<さらに『ノムラ流』の打撃を勧める。
約20分間、中村紀洋と2人で打撃論を語り合い>
「落合がどう言ってたか分からんが、打撃は頭だぞ。
器用か不器用か、己を知らんとな。
不器用だと思ったら、考える、備える。『ノムラの道』を行け! 
配球を読め。ヤマを張れ。無難に行ったら無難に終わるぞ」
(中スポ、サンスポニッカン


◇石黒球団広報
<交流戦ならではのパフォーマンスについて気合十分>
「楽天戦はクラッチが来て交流します。
一番の楽しみはロッテ戦。
千葉マリンであれだけお世話になったから、こちらも恩返ししないと」
(中スポ<ドラ番記者>


◇和田選手200本塁打達成記念グッズ」販売のお知らせ
(公式サイト)
(4月25日・巨人戦でプロ通算200本塁打を放った
和田の記録達成を記念して、本人監修のデザインを
プリントした『200本塁打達成記念グッズ』が発売されることに。
Tシャツ、サインボール、ストラップ。
ドラゴンズショップとドラゴンズ通販サイトなどで販売)

◇西川球団社長
<キューバから育成選手を獲得する方針を明らかに。
実現すれば02年から04年に在籍した
オマール・リナレス氏以来、5年ぶりに
野球大国とのパイプが復活することになる。
あくまで『交流』の一環として獲得する方針だが、
国内リーグで指導者を務めているリナレス氏が紹介する
若手投手が候補に挙がっている>
「連絡待ちだが、キューバから育成選手を獲得する話はある。
補強じゃなく交流が目的になる」
ニッカン


若竜トピックス(26日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 8回戦
(26日・ナゴヤ球場)
 T 000 100 000 = 1
 D 000 100 14× = 6
[勝] 清水昭信(10試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] ネルソン、清水昭信、パヤノ、齊藤 - 小田、清水将海
公式サイト・戦評

○平田良介
<ウエスタン・阪神戦(ナゴヤ球場)に
5番・中堅で先発出場。4打数2安打とマルチ安打をマーク>
「結果が出て良かった」

<現在、1軍に出場選手登録されているが、
実戦感覚をつかむ意味もあり、
前日の北海道日本ハム戦の試合後に
首脳陣からファームへの『出張』を言い渡されたという>
「調子は上がってきています。あしたも打ちたいですね」

<きょう1軍先発の東北楽天・田中への苦手意識はない。
プロ入り後に、昨年8月9日に1度だけ対戦。
東京ドームで行われた北京五輪代表の壮行試合。
セ・リーグ選抜で出場し、日本代表の田中から右前打。
マー君打ちを力強く語って>
「1度だけですが、対戦したことはありますからね。
(マー君を)打てるように頑張ります」

<7月23日に行われる
フレッシュオールスターゲーム(札幌ドーム)の
出場候補選手に、谷、西川、山内とともに名を連ねて>
「出る機会があったら、頑張りたいですね」
中スポニッカン

○野本圭
<同じく1軍登録されているが、
3番・右翼で先発出場して、3打数1安打。
自らの調子については手応えを得た様子>
「昨日(25日)出場するように言われた。
試合に出場するからには自分の仕事をしっかりしようと思った」

<田中との対戦はないが、若竜が攻略の突破口になる>
「試合でヒットが出たので」
中スポニッカン

○谷哲也
<平田らとともにフレッシュ球宴の出場候補選手となり、意欲的>
「フレッシュオールスターで活躍した選手は、
その後も活躍することが多いですからね。
もし出たら、僕も結果を残せるように頑張ります」
(中スポ)

◆プロ野球フレッシュオールスターゲーム2009 出場候補選手
(NPB公式サイト)


○岩﨑恭平
<同点で迎えた7回1死一、三塁の場面に
清水昭信の代打で出場し、決勝の右犠飛を放つ。
打席に向かう前の、自らに対する意識付けが、
うれしいプロ入り初打点に結び付いた。
石川の初球の137キロの直球を、一振りできっちり右翼に運び>
「ストレート系の球種を狙って、
高いの(高めのボール)行こうと頭に入れて打席に立ちました。
インハイだったけど、うまく打てたと思います」

<22日のウエスタン・広島戦(ナゴヤ球場)で
プロ入り初安打を記録して以降、打撃が上昇カーブを描く>
「同点のいい場面で、せっかく使ってもらったので、
結果が出せてよかったです。
最近はタイミングが取れて、感じがよくなってきたので、
これを続けていきたいですね」
中スポ


◆佐藤充
<ナゴヤ球場に隣接する屋内練習場にポツンと1人。
左ひざを手術したが『皆勤』でリハビリを続けている。
ひざはまだ使えず、軽いジョギングすらできない。
イスに座り、上半身だけでネットに向かって球を投げ続ける。
体に残る感触を逃がさないように、黙々と練習>
「手術する前、ようやく投球の感じが良くなってきたところでした。
せっかくいい感覚をつかんだので、忘れないようにしたいんです」

<左ひざ半月板損傷で手術を受けたのが今月13日。
3日間入院し退院すると、一日も休まずリハビリを開始。
それからずっと体を動かし続けている。
1軍へのチャンスは逃したが、新たにつかむしかない。
一日も早く左ひざを回復させることに集中して>
「7月中には投げられるようにしたい。
調子は良かったので、投げることに関しては
『どこが悪いんだろう』と悩むようなところは今はないです」

<プロ入り後、最初にメスを入れたのは05年3月。
右ひじの遊離軟骨除去手術を受け、
復帰まで時間はかかったが、翌06年に大ブレーク。
交流戦では日本生命賞(優秀選手賞)に選ばれた。
手術を乗り越えて復活ということは、
過去に経験があるだけに道筋は見えている>
「5年間で3回も手術した選手なんてあまりいないですよね…」
中スポ


【ドラゴンズ・今週の日程】
27日(水)対東北楽天 (18:00・ナゴヤドーム)
28日(木)対東北楽天 (18:00・ナゴヤドーム)
30日(土)対福岡ソフトバンク (14:00・福岡Yahoo! JAPANドーム)
31日(日)対福岡ソフトバンク (13:00・福岡Yahoo! JAPANドーム)

<ファーム>
27日(水)対阪神 (10:20・ナゴヤドーム)
28日(木)対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
29日(金)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
30日(土)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
31日(日)対広島 (12:00・廿日市市佐伯総合スポーツ公園野球場)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
交流戦の予備日となったこの日は、
4連戦を終えたこともあり、主力選手は休養。
ナゴヤドームでは一部野手と投手による
ピックアップ練習が行われたもよう。

初戦を1-0と僅差を守りきっての勝利
2戦目は、相手のミスに乗じての逆転勝ち。
まさか北海道日本ハムに連勝できるとは思いませんでしたが、
打線も一挙7点の猛攻を仕掛けるなど、
一時の底からはだいぶ抜け出しているようですね。
あとは本来のドラゴンズらしい、
守りを中心とした、ミスなくそつない野球
それができるようになれば、さらなる上昇も夢ではないでしょう。

そういう状況のなか、迎える交流戦4カード目は、
同じくナゴヤドームでの東北楽天戦
現在2位好調のイヌワシ軍団と相対することになりますが、
その初戦にいきなり待ち構えているのが、
開幕から絶好調、6連勝中というマー君こと、田中将大
交流戦前はその快進撃をスゴイなあとは思いつつも、
正直、他人事として見ていましたが、
いざ対戦相手となってみると、実に脅威
今季はストレートの威力が増しているようですし、
本来の投球をされてしまった場合、
正直攻略するのは、困難なのではないかと。

ただチームとしては、プロ初完封こそ許してはいるものの、
田中との対戦成績は、通算3試合で、0勝1敗。
昨季のナゴヤドームでの対戦でも、
井上、英智、小田らが活躍し、3点を奪い、
5イニングで降板させるなど、苦にはしていない相手
まあ↑に挙げた3選手が、すべてファーム
さらに昨季の田中と今季の田中ではケタ違いとはいえども、
前週の(埼玉西武)に続いて、
どんな形であっても、その連勝をストップさせてほしいなと。
そうなれば、ようやく5割に復帰したチームに勢いが加わり、
より加速することができるのではないかと思います。

まあはじめから負けを考えているヤツなどはいませんし、
そろそろ負けどきともいえる頃合い。
この日、指揮官から熱血指導を受けた森野を含めた
中軸が打点をかせぐ展開となってほしい。
さらに1、2番がいかに田中を揺さぶるか。
相性が良さそうな荒木の出塁もカギとなってくるはず。
また平田、野本といった連中は、
きょう27日はナゴヤドームでのウエスタン・阪神戦にも出場。
年に数度の『親子ゲーム』となるものの、
昨季9月の親子ゲームでは、平田がデーゲームを勢いつけ、
ナイトゲームでサヨナラ弾を放ったことも。
そんな要素も多分絡めながら、難敵を叩いてくれることを期待。
3カード連続で初戦を取って、貯金ロードに突入してほしいです。


中スポによる東北楽天戦先発予想は、
小笠原-田中、吉見-永井となっています。
注目は、マー君と投げ合うことになる小笠原

マー君に投げ勝つお!毎年、交流戦では
安定感を誇る左腕ですが、
東北楽天戦は相性がよく、
防御率2.55とのこと。
昨季のKスタ宮城での
開幕戦登板では、終盤足にかき回され、
残念ながら黒星となってしまいましたが、
それでも7イニング0/3を2失点と、粘り強く投げていた印象も。
前回登板の西武ドームでも11三振と奪う好投。
うまく立ち上がってくれるとともに、初球の入りに気をつける。
さらにノムラ野球に翻弄されるとなく、自分のペースに持ち込む。
そして、今度こそ、今季初の白星を。
ぜひともマー君に投げ勝って、
逆にお立ち台をと期待したいところです。

2009年5月26日 (火)

ラッキー7猛攻一挙7得点、竜ハムに連勝5割復帰!

1-0と僅差をモノにして、北海道日本ハムに先勝。
交流戦初の連勝を目指すこととなったドラゴンズ
月曜日のナイトゲームとなったナゴヤドームでの第2戦は、
序盤は両軍なかなか流れを掴めない展開だったものの、
1点を追った5回、井端の適時打で同点に追いつくと、
6回には和田の適時二塁打で勝ち越しに成功。
さらに7回には相手のミス連発に乗じて、
長短6安打で一挙7点を奪う猛攻。
一気に試合を決め、今季2度目の2ケタ10得点で大勝。
ドラゴンズ、約1カ月ぶりとなる5割復帰を果たしました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-北海道日本ハム 2回戦
(25日・ナゴヤドーム | 中日2勝)
29051人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本ハム
中 日 × 10
[勝] 朝倉(8試合5勝2敗)
[D本] 藤井7号
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、小林正人、平井、山内 - 谷繁、小山

◇対北海道日本ハム2回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打2打点)
2 (二)荒木  (5打数3安打1打点)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点)
5 (左)和田  (4打数2安打1打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (3打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数3安打3打点)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)朝倉  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・北海道日本ハム> P・朝倉
田中賢介四球、森本高いバウンド遊ゴロ・田中賢介二進、
稲葉二ゴロ進塁打、
2死三塁から、高橋初球シュート三ゴロ

<1回ウラ・中日> P・糸数敬作
井端三ゴロ、荒木左前打、
森野3球目・荒木二盗、森野四球、
1死一、二塁から、ブランコ外スライダー三飛、
2死一、二塁から、和田外高め直球右飛


<2回・北海道日本ハム> P・朝倉
小谷野遊飛、糸井四球、金子誠遊飛、大野左前打、
2死一、二塁から、糸数二ゴロ

<2回ウラ・中日> P・糸数
イ・ビョンギュ内フォーク詰まり中飛、
1死から、
藤井中高め直球ジャストミート・
センターバックスクリーン右飛び込む本塁打(D 1-0 F)


<3回・北海道日本ハム> P・朝倉
田中賢介中前落ちるヒット、森本投犠打、
稲葉ショートオーバー左前打、
1死一、三塁から、高橋初球内シュート左中間落とす適時打
(D 1-1 F)
1死一、三塁から、小谷野中シュート左前適時打(D 1-2 F)
1死一、二塁から、糸井外シュート遊ゴロ6-4-3併殺

<5回ウラ・中日> P・糸数
藤井左前打、谷繁バントの構え・
内角球よけたバットの先が捕手大野のミットに接触・
打球ファウルに見えたが球審当たっていないと判断・
打撃妨害=大野失策、梨田監督7分間抗議判定覆らず、
無死一、二塁から、
朝倉一犠打、
1死二、三塁から、井端中直球右前適時打(D 2-2 F)
1死一、三塁から、荒木外カーブひっかけ6-4-3併殺

<6回・北海道日本ハム> P・朝倉
小谷野左前打、糸井中前に抜けそうな当たり・
荒木ダイビングキャッチで止めグラブトス4-6二封、
1死一塁から、金子誠中シュート注文通り4-6-3併殺

<6回ウラ・中日> P・糸数
森野一ゴロ、ブランコ背中死球、
1死一塁から、
和田初球外直球センター伸びる当たり・
糸井ジャンプもフェンス直撃適時二塁打(D 3-2 F)

ブランコ長駆生還も和田三塁欲張り手前でアウト

<7回・北海道日本ハム> P・朝倉
代打ヒメネスフォーク空三振、代打坪井らしい左前打
P・高橋 右・小池
田中賢介中低め直球空三振、森本高いバウンド二ゴロ

<7回ウラ・中日> P・建山
藤井左飛、谷繁一ゴロ・ヒメネスファンブルエラー、
小池ショート後方ポテンヒット、
1死一、二塁から、
井端粘り9球目中高めスライダー・
引っ張り三塁線突破適時二塁打(D 4-2 F)

1死二、三塁から、荒木外スライダー打ち上げるも・
左翼前方落ちるポテン適時打(D 5-2 F)

森野中飛、
2死一、二塁から、
ブランコ外スライダー・
右中間ライナー稲葉バウンド合わず後逸=適時二塁打
(D 7-2 F)

P・江尻
2死二塁から、和田三塁線ゴロ・小谷野止めるも
バウンド送球ヒメネス取れず=三塁内野安打&小谷野エラー
その間に和田二進(D 8-2 F)

代打立浪初球建山暴投・和田三進、
代打立浪ストレート四球・代走野本
藤井2球目・野本二進(盗塁付かず)、
2死二、三塁から、
藤井中前2点適時打(D 10-2 F)

<8回・北海道日本ハム> P・小林正人 捕・小山
稲葉内直球空三振
P・平井
高橋中飛、小谷野四球、糸井四球、
P・山内
2死一、二塁から、金子誠中高め直球右飛

<8回ウラ・中日> P・宮本賢
小池三ゴロ、井端ストレート四球、荒木中前落ちるヒット、
代打新井中フォークバット粉々三ゴロ二封、
2死一、三塁から、ブランコ遊ゴロ


<9回・北海道日本ハム>
P・山内 三・デラロサ 一・新井
中田バットの先二ゴロ、代打稲田中前打、田中賢介遊ゴロ、
森本一塁線ゴロ・新井止めるも送球走者直撃=内野安打、
2死一、二塁から、村田中高め直球左翼線の当たり・
和田クッション処理誤る間に村田三進=適時三塁打(D 10-4 F)
2死三塁から、飯山中高めスライダー中飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転勝ちで連勝 約1カ月ぶりに勝率5割に復帰した
打線が粘った。5回、相手ミスなどでつくった
1死二、三塁で井端が同点打。
6回には1死一塁から和田が勝ち越し二塁打を放ち、
7回には集中打大量7点を奪った。
7回途中まで投げた朝倉が5勝目。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


先発の朝倉の調子が今一つ。
立ち上がりから制球を乱すなど、ピンチの連続。
2回ウラ、藤井の先制弾で援護をもらったものの、
すぐさま3回にヒット、犠打、3連打逆転を喫するありさま。
それでも以降はいくらか復調し、ゴロの山を築くも、
打線がプロ初先発の糸数に手こずり、劣勢の展開。
しかし5回ウラ、谷繁打撃妨害をきっかけに掴んだチャンスで
井端がじっくり見定めた上での右打ちで同点タイムリー。
勝負強さを見せ、ようやく攻略への手がかりを掴むと、
6回にはセンターに抜けそうな当たりを荒木が好捕。
徐々にながら流れはドラゴンズへと傾き、
6回には和田のセンターオーバーのタイムリーで、逆転に成功

ここまでは競った展開でしたが、
7回ウラ、一気にゲームが変化してしまいましたね。
一塁に入ったヒメネス関のファンブルをきっかけに
堅守であるはずの北海道日本ハムミスを連発

打ち取ったショート後方のフライがポテンヒットになるわ、
追いつけるはずのレフトフライを捕れないわ、
イージーなライナーをライトがそらすわ
必死に三塁線のゴロを止めたにもかからず、
バウンド送球を関取が逸らして、悪送球になってしまうわ、
ワイルドピッチでみすみす走者を進めてしまうわ、
これでもかというぐらい、まとめて飛び出すありさま。

5割復帰タイムリー!まさにラッキー7とも言える、
相手のサービスプレーに乗じて、
打者一巡の猛攻で、
一気に7点を奪い取り、
ゲームを決めたものの、
正直井端、荒木
タイムリーぐらいまでは、
イケイケのムードと共に、
うれしさを感じていましたが、
それ以降は、
野球の神様
あまりのいたずらっぷりに、思わず苦笑いといった感も。
いくら相手のことであるにしろ、
堅守であるはずの野手陣が、何でそんなミスをしてしまうのか。
あまりのグダグダさに、一種の怖さを感じましたね。

10-2と一方的になり、すっかり緊張感もなくなったこともあるのか、
ドラゴンズ側もお付き合いしている訳ではないながらも、
すんなりゲームが運べずに、だらだら
8回の連続四球、9回のベースカバー遅れに、クッション処理ミス
失策という記録には残らないものの、
なんとなく締まらなかった終盤にいくらかの不満も。
こういう大味なゲーム「たまにはヨシ」とはしたいですが、
くれぐれも逆の立場にならぬよう、気を引き締めていただきたい。
そんな風にも感じたゲームでありました。


それにしても、野球というのは不思議なスポーツ。
ミスした方が負けとはよくいいますが、
ここまで連鎖反応で、大崩れしてしまうとは…。
大勝のなか、そんなことを考えていたのは、
自分だけかもしれませんが、ほんと怖いなと
ただ一方的な展開になったことで、できたことも結構ありましたね。
1軍昇格即スタメンイ・ビョンギュをはじめ、
高橋、山内、新井と、一気に上げた4選手をすべて起用。
さらに森野代打を送ったり、ブランコお役ご免として下げ、
一塁・新井、三塁・デラロサというシフトのテストもできた。
藤井が猛打賞と爆発したのも、ビョンの影響が多大にあるかも。

また前日まで1点ずつしか取れなかった打線
相手のミスを絡めながらも、しっかり繋がって、
今季2度目の2ケタ得点を奪うこともできましたし、
前向きに考えると、これからにおいての
起爆剤になりえるゲームだったと言えるかも。
それでも欲を言えば、もう少し締まったゲームを見せてほしい。
まあ10-2のまま、すんなり締めてくれれば
そういう思いはなかったかもしれませんが…。


パ・リーグ首位の北海道日本ハムに連勝して、
交流戦3カードを終え、4勝2敗と良い滑り出し。
さらに5度目の挑戦で、ついに5割に復帰し、
2位・東京ヤクルトとも3ゲーム差と、だいぶ縮まってきました。
約1カ月間に渡った借金生活は、実に辛くて重苦しいものでしたが、
できればもうそんな思いはしたくない
今後は落ちずに、貯金を積み上げていってほしいですね。
明るいムードのまま、地元・ナゴヤドームで
4カード目を迎えることになりますが、
相手が今季好調、パ・リーグ2位の東北楽天
「ナゴヤの楽天はガチで強い」と言われていますし、
連勝中の田中マー君との対戦も予想されている。
けっこう手強そうですが、この勢いでぜひとも突破してほしいなと。
5割に復帰したものの、まだ上を見上げることなく、
一戦一戦地道に戦い、勝利を重ねていくこと。
恒例の恩返しもほどほどに、さらなる竜の反撃を期待したいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(24日)

◎井端弘和

<5回、7回、流れ呼び込む2本のタイムリー>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(5回、カウント2-3までじーっと見て、一振りで見事ライトへ)
あまり早く打って凡打すると、お客さんが
『あーあ』というので、はい、あのう(笑)、
多く投げさせて、はい、あのう球をじっくり見て、
甘いボールを打っていこうと思いました。
(7回、2ストライクから粘って粘って引っ張っての二塁打)
やっぱりあそこで1点取るか取らないかで、
あのう、楽に勝てるか勝てないかになってくると思ったんで、
うーん、いつも以上に集中しましたけど。
まあ結果的にあのう、後ろにつなごうという気持ちが、はい、
あったので、はい、うまく抜けてくれたと思いますけど。
(絶対に点がほしいときに決めてくれた、らしいタイムリー)
そうですね。あのう、接戦ばっかなので、
やってる僕らもキツいので、あのう、こういうゲームをね。
たまにはできたら楽に勝てるなと改めて思ったので、
どんどん打っていきたいと思います。
(1カ月ぶりの5割復帰、ファイターズに連勝、
明後日から楽天戦。田中マー君がやってくるが、意気込みを)
あのう。こういったゲームがね、1試合でも多くできるようにと
えー、何とかね。(田中は)エース級なので、
打ち崩したいと思いますんで、頑張ります」


<5回、タイムリー談話>
「とにかく同点に追いついてよかったです」

<7回、タイムリー談話>
「突き放せて良かったです」

<1点を追う5回1死二、三塁。
谷繁の打撃妨害など幸運なプレーも絡んだ好機で打席へ。
一球も振ることなくフルカウントになると、
すべての球に対応できるよう、頭を切り替えたという。
6球目は高めの直球。体の右斜め前に押しやるように
バットを出すと、打球は測ったように右翼手の前で弾む。
得意の右打ちで、同点の走者を迎え入れて>
「いつも以上に集中して打席に入りました。
我慢して打てる球を待った。
直球なら中堅から右へ打ち返すつもりで。
変化球でも何とかバットに引っ掛けようと」

<7回1死一、二塁には、左翼線を破る適時二塁打。
一振りで貧打に悩んでいた最近の戦いに決別して>
「3-2のまま(最後まで)いくのが今までのパターン。
あそこで1本出れば楽に運べるというところだったから。
抜けてくれと祈りました」

<藤井とともにお立ち台に上がってこう言う。
チームに余裕さえ漂ってきた>
「接戦ばかりだと競ってる僕たちもつらい。
こういう試合を週に1回はしたいなと思いました」

<最後に勝率5割を切ってから約1カ月。
あと1勝で負け越しを無くせる試合を、4つ続けて落としていた。
交流戦に入ってからの2試合は、投手が踏ん張りながら打線が沈黙。
分かっていたから集中力を高めていた>
「取れるときに点を取っておかないから苦しくなってしまっていた。
今年なかなか勝てないのは、一つのミスが
連鎖反応を起こしてしまっていたから。
一人ひとりがやるべきことをやっていけば、上昇につながる」

<チームも交流戦初の連勝で勝率5割復帰。
しかし勝ち方を熟知するチームだと
誰よりも自負するだけに、5割に満足はしていない>
「今までは勝てるときに守りきれなかった。
まずはきちんと守って(点を)取れるときに取っていけば、
どんどん貯金できると思う」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポ
共同通信社時事通信毎日jpニッカンデイリー


◎藤井淳志
<先制の7号ソロを含む3安打3打点>
「(まずはあの大きな本塁打、どんな感触?>
えー、プロ野球に入って一番いい当たりでした。
(その良い当たりの後きっちり2本、その辺りが大きい)
えー、1打席目に1本出たので、
あのう、何とかその1打席目だけで終わらないという
気持ちだったので、よかったです。
(本塁打と猛打賞。また大きく乗っていけるきっかけになった)
えー、最近、あのう、今日試合前にある先輩に
『最近目立ってないな』って言われたので、
これをきっかけに、チームでも目立てるように頑張ります。
(今後に向けての意気込みを)
えー、何とか、あのう、チームに貢献して、
えー、このまま乗っていけるように一生懸命頑張ります」


<2回1死、バックスクリーン右へ先制のソロアーチ。
推定飛距離130メートルの放物線は、大歓声の中堅最前列へ。
本塁打は4日の横浜戦以来、18試合67打席ぶり。
打点を挙げるのも6日の広島戦以来、16試合60打席ぶり>
「頭で考えず、思い切って振っていこうと思っていました」

<5回にも先頭打者で左前打し、井端の右前適時打で
同点のホームを踏むと、7回2死二、三塁では、
4月10日の広島戦以来となる2けた得点を決める中前2点適時打。
今季3度目の猛打賞をマークして>
「四球の後だったので、おもいきって振ろうと
思っていたので、よかったです」

<開幕2軍だったイ・ビョンギュがこの日1軍に復帰。
同じ外野手として、指揮官に尻をたたかれた形となったが、
競争に目をぎらつかせて>
「1試合、1試合やるしかない。
自分としては(競争のある)こういう状況を
プラスにしていかないといけない」
カメラブログ、中スポ、サンスポニッカン


○和田一浩
<6回1死一塁、右中間フェンス直撃の適時二塁打を放つが、
三塁を狙ってタッチアウトに>
「少し差し込まれていたけど何とか早いタイミングで打てた。
間を抜けたのはたまたまですよ。
強く打とうと思ったのが、たまたま間を抜けて
ヒットになりましたが、走塁が大チョンボです…」

<7回2死二塁からは、三塁内野安打で小谷野のエラーを誘う。
幸運も重なったが、得点につなげる集中力を発揮して>。
「1試合だけじゃ、まだわかんないですけどね。
1試合だけでなく、毎試合できるのがベスト。
ピッチャーも頑張っているから」
中スポカメラブログスポニチ名古屋

○荒木雅博
<大勝の陰に隠れてしまったビッグプレーは
同点で迎えた6回無死一塁。
糸井の打球は痛烈なゴロでセンター前へ。
抜ける、と思われた瞬間、
飛びつくと寝たまま井端にトスして封殺に成功。
抜けていれば無死一、二塁。
相手が守備の乱れで失点していただけに、余計に光り輝くプレー>
「その前に打てなかったからね。
(追いついた直後の5回1死一、三塁で遊ゴロ併殺打)
何とか失点を防ぎたいと思っていた。
打った瞬間? 取れると思いましたよ」

<前を向いて自分のプレーに徹した選手会長に
野球の神様はご褒美をプレゼント。
7回1死二、三塁からの左前適時打はポテンヒット。
さらに8回1死一塁からの中前打で、5試合ぶり6度目の猛打賞>
「(タイムリーは)いいところに落ちてくれましたね。
これからはバントとか、やるべきことをきっちりやっていきたい」
カメラブログ中スポ

○トニ・ブランコ
<7回2死一、二塁、右中間へ2点二塁打>
「初球、中途半端なスイングをしてしまったが、
2球目はボールをしっかり見てジャストミートできたよ」
カメラブログ中スポ

○立浪和義
<7回、5点を取ってなお2死二塁の場面で代打登場。
大歓声に迎えられて江尻に対したが、
1球もストライクがないまま一塁へ歩く。照れたように笑って>
「まあそれ(四球)はいいですよ」

<この日は新たに新井が1軍メンバーに加わり、
早出特打で見守らなければならない対象が増えたが、
打者としても、指導者としても、さらに気合が入る>
「チームが調子を上げられるよう、これからも力を尽くします」
(中スポ)


○朝倉健太
<8安打を浴びながらも、7回途中まで2失点で踏ん張り、
チーム単独トップの5勝目を手に入れる>
「今日は最低なピッチングでしたが、
6回までは何とか粘ることができた。次につなげたいと思います」

<直球にスピードがなく、スライダーはたびたび高めへすっぽ抜けた。
3回には1死一、三塁から高橋、小谷野に
得意のシュートを立て続けに適時打され、リードをひっくり返された。
それでも一気に崩れず、3回の続くピンチをダブルプレーで切りぬけると、
中盤は本来の打たせて取る投球で立ち直って>
「きょう勝てば5割に復帰することは頭にはありました。
でも最低なピッチングでそれどころじゃなかった。
悪い中で修正はできたけど、次に向けてしっかり直さないといけない」

<投げれば必ず試合をつくる。その安定感は今やチーム屈指。
交流戦6試合を終え、チーム防御率は12球団ダントツの1.66。
先発陣は自責点2以下に抑えている
若手リーダー格の右腕がチームの借金をゼロにして、
反攻ムードをさらに盛り上げて>
「全員含めて、そういうことは考えずに、
自分の仕事をしようとしているんで。
自分の仕事をしようとお互いに言い合っています」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信ニッカン

○小林正人
<8回先頭・稲葉の場面で登板。
7球粘られたものの最後は空振り三振に仕留める。
23日の千葉ロッテ戦では左の大松に
サヨナラ安打を打たれたが、この日はきっちり仕事をして>
「場面が場面(8点リード)だったので、
四球を出さないように気を付けるだけだった。
でも、しっかり抑えられて良かったです」
中スポ


○長峰昌司
<待ち続けて11日間が過ぎた。
15日に1軍昇格した左腕にまだ一度も出番が訪れない。
不調ではなく、試合展開上、出る幕がないという>
「先発投手が全員6イニング以上投げているので、
仕方がない面があります」

<期待されるのは、ロングリリーフ。
特に先発が早い回でKOされたときの2番手という役割。
待機の毎日の待ち時間がまた長い。
試合が始まると、最初の組で登板準備を始めるが、
序盤に声がかからなければまた待機。
最後まで緊張感とともに、ブルペンにいるという>
「延長戦に入れば投げる機会が増えるでしょうから」

<最後の実戦登板は14日のウエスタン・オリックス戦。
翌15日に昇格後は、ブルペンにこもりっきり。
心配されるのは実戦カンの鈍りや、
メンタルのすり減りだが、意外にも前向き>
「それが仕事ですから。何とかするしかないでしょう」

<自分で工夫して『何とかする』。
そうしなければ生き残れない土地もある。
昨冬まで3年連続して参加したドミニカ・ウィンターリーグ。
日本と違って、調整メニューは与えられず、
登板まで自分でメニューを組み、調整してきたという。
調整の工夫、気持ちの切り替え、当時の苦労は生きている>
「ドミニカでは自分で考えて練習しないといけないですからね」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<守護神が戦々恐々としている。
600試合登板まであと1に迫ったが、
怖いのは記念のマウンドではなく、
後日、試合前に行われる表彰式だという>
「ああいうの、ホント苦手なんだよね。
ものすごく緊張するんですよ。試合で投げる方がどれだけ楽か…」

<前日24日には通算200セーブの表彰を
グラウンドで受けたばかりだが、これがたまらない『苦行』だったとか。
緊張し、たっぷりエネルギーを消耗したそう>
「試合前に『素』で出て行くのが苦手で…」

<一握りの成功者だけが受けられる連盟表彰。
しかも200セーブ、600試合と連続。
ありがたい。だけど、しんどい。
強心臓の鉄腕にも意外な『弱点』がある>
「(表彰式が)2つまとめてだったら良かったのに…」
(中スポ<ドラ番記者>


◆井野球審(セ・リーグ審判部長)
<5回無死一塁、捕手・大野による打撃妨害について。
打者のバットが捕手のミットに触れれば、打撃妨害となるが、
通常のスイングなら先にミットに触れ、
そこからボールに当たるから問題はないが、
今回のようにボールが先にバットに当たり、後からミットの場合は?>
「それはファウルです。
が、私は(ボールは)谷繁選手のバットに当たっていないと判断しました。
バットを引こうとしている段階でミットに触れたので、
打撃妨害というジャッジです。
(34年のキャリアで)初めてのケースです。審判泣かせですね」
(中スポ)

○谷繁元信
<5回無死一塁、引いたバットに
捕手のミットが接触。打撃妨害によって出塁。
おそらく『真実』を知っているがあえてやぶの中から取り出さず>
「オレにもよくわからない」
(中スポ)


○落合監督
<7回に相手失策も絡み大量7点。
快勝で4月26日以来、約1カ月ぶりに勝率5割復帰。
7回の北海道日本ハムの守乱を自滅と評して>
「野球って面白いな。
見えるミスと見えないミスが重なったらこういう試合になっちゃう」

<相手だけじゃない>
「うちのミスも、ああいうふう(大量得点差)になっちゃったから
消えたけど、見えないミスはいっぱいあった」

<この日から1軍合流させたイ・ビョンギュについて。
カンフル剤としての効果を示唆>
「ビョン(イ・ビョンギュ)が(この日1軍に)上がってきて、
やっと構想通りになってきたかな。
これで(他の選手の)尻に火がついた。うかうかしておれない、と」
中スポスポーツ報知時事通信ニッカン


今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 高橋聡文投手、山内壮馬投手、
      新井良太内野手、イ・ビョンギュ外野手

【出場選手登録抹消】
▼中日 金剛弘樹投手、マキシモ・ネルソン投手、
      小田幸平捕手、谷哲也内野手

(再登録は6月4日以降。公式サイト共同通信社


△イ・ビョンギュ
<打撃不振で開幕を2軍で迎えたが、ようやく1軍に合流。
オープン戦を打率.146で終えたが、
ウエスタンの26試合で打率.321と復調。
報道陣の質問に日本語で答えて笑わせるなど上機嫌。
この日『6番・右翼』で先発出場。
しかし3打数無安打と期待に応えられず、7回途中で退いた>
「お久しぶり。チームに貢献したい」
サンスポ

△高橋聡文
<2軍で再調整した左腕が即結果を出した。
リードが最少1点だった7回1死一塁、
先発の朝倉からバトンを受けると、
田中賢介を空振り三振、森本を二ゴロに仕留める。
最短10日間で1軍復帰。頼もしいセットアッパーが復調して帰ってきた>
「真っすぐでファウルを取れるようになっているので、
いい感じになってきたかなと思います」
中スポ

◇田村捕手コーチ
<小田の出場選手登録が抹消され、
1軍捕手が今季初めて2人制になったことについて。
谷繁の回復が著しいこともあっての判断>
「アクシデントがない限り、試合途中で捕手を代える必要がない。
それに(谷繁を)休ませるときも(小山を)代えなくていい」
(中スポ)


【ドラゴンズ・今週の日程】
<ファーム>
26日(火)対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
27日(水)対阪神 (10:20・ナゴヤドーム)
28日(木)対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
29日(金)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
30日(土)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
31日(日)対広島 (12:00・廿日市市佐伯総合スポーツ公園野球場)

2009年5月25日 (月)

河原復帰登板川井ゼロ封、ハムに守り切り勝利!

2勝2敗で交流戦・関東遠征を終えたドラゴンズ
地元・ナゴヤドームでの今季交流戦開幕カードは、
パ・リーグ首位の北海道日本ハムとの2連戦。
先発・川井がバックの美技にも支えられ、
緩急を生かした投球で7イニング無失点に封じ込めると、
8回からは、2年ぶりの復帰となる河原純一を起用。
久々の1軍登板ながら、丁寧に投げ込み1イニングを無失点。
そして最後は岩瀬が締めて、見事な完封リレー
ブランコのバックスクリーン弾による1点を守り切りました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-北海道日本ハム 1回戦
(24日・ナゴヤドーム | 中日1勝)
31711人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本ハム
中 日 ×
[勝] 川井(5試合3勝)
[S] 岩瀬(17試合1勝1敗11S)
[D本] ブランコ12号
[Dバッテリー]
川井、河原、岩瀬 - 谷繁

◇対北海道日本ハム1回戦・スタメン
1 (遊)井端  (2打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数2安打1打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)平田  (3打数無安打)
7 (中)藤井  (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)川井  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回ウラ・中日> P・武田勝
井端四球、荒木4球目井端二盗、
荒木見三振、森野四球、
1死一、二塁からブランコ投ゴロ・武田勝弾くも
バックアップ遊撃正面6-4-3併殺


<2回・北海道日本ハム> P・川井
小谷野投ゴロ、高橋高いバウンド二塁内野安打、
糸井嘉男外スライダー空三振、鶴岡外カーブ遊ゴロ

<3回・北海道日本ハム> P・川井
武田勝空三振、金子誠右飛、
田中賢介粘り四球、森本初球田中賢介二盗、森本三ゴロ

<4回・北海道日本ハム> P・川井
稲葉初球中越えフェンス直撃二塁打、
小谷野初球カーブ投ゴロ、高橋遊ゴロ進塁打、
糸井投ゴロ川井好反応

<4回ウラ・中日> P・武田勝
荒木三ゴロ、森野投ゴロ、
2死から、
ブランコ外チェンジアップバットの先・
センターバックスクリーン飛び込む本塁打(D 1-0 F)


<5回・北海道日本ハム> P・川井
鶴岡左前打、武田勝バントの構え・川井制球乱し四球、
金子誠投犠打、
1死二、三塁から田中賢介左飛・
三走鶴岡・コーチストップ指示も本塁突入・和田ワンバウンド返球・
若干逸れるも谷繁掴んで横っ飛びタッチ本塁死守

<6回・北海道日本ハム> P・川井
森本二ゴロ、稲葉四球、
小谷野カーブ二直・一走稲葉飛び出し併殺

<6回ウラ・中日> P・武田勝
井端左中間フェンス直撃二塁打、
荒木バント投手正面・武田勝三塁送球・井端二、三塁間挟殺、
森野中飛、

P・江尻慎太郎
ブランコ右前打、
2死一、二塁から、和田高いバウンド遊ゴロ


<7回・北海道日本ハム> P・川井
高橋左中間ライナー・和田追いかけダイビングキャッチ
糸井空三進、代打中田中前打、
代打二岡右翼線ヒット・代走大野奨太
2死二、三塁から、金子誠内直球三ゴロ・川井踏ん張る

<8回・北海道日本ハム> P・河原
田中賢介内直球左飛、森本中直球右飛、
稲葉外低め直球三塁線突破二塁打、
ライト・平田→小池
2死二塁から、小谷野外フォーク空三振

<9回・北海道日本ハム> P・岩瀬
高橋外低め際どい四球・代走村田和哉
糸井バスター投ゴロ・村田二進、
代打ヒメネス遊ゴロバウンド変化も処理、
2死二塁から、大野詰まり二ゴロ・試合終了。


【ゲームレビュー】
完封リレー 1点を守り切った
川井は5回1死二、三塁、7回2死一、三塁など
走者を背負いながらも、強打の相手打線を緩急で翻弄
8回は河原が抑え、最後は岩瀬につないだ。
4回、ブランコの放ったソロ本塁打が決勝点になった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


地元・ナゴヤドームでの今季交流戦開幕戦。
パ・リーグ首位の北海道日本ハムとの一戦となりましたが、
先発・川井緩急をうまく使う投球で
12球団トップのチーム打率を誇る北海道日本ハム打線
序盤からゼロに封じ込める好投。
中盤以降は、自滅しかける場面こそあれど、
和田の補殺などバックの好守に助けられ、
4回に飛び出したブランコのバックスクリーン弾での1点を
必死に守って、7イニングを5安打無失点。
7回ウラ、その川井が代打が送られたことで降板。
これによって、奇しくも前日の千葉マリン同様、
「7回を終えて1-0で継投策」という展開に。

いかに8回を乗り越え、岩瀬につなぐか。
前日の暴投の雪辱をさせるためにも、浅尾に投げさせるのか。
それとも当初の勝ちパターン通り、平井を送るのか。
または左の田中賢介、稲葉を迎えることで左投手を起用するのか。、
様々なプランが頭を渦巻くなか、
ドアラのバック転タイムのあと、告げられたコールに驚きましたね。
マウンドに上がったのは、背番号60
1年間の野球浪人を経て、昨オフ、ドラゴンズにテスト入団。
そして15日に、1軍登録された河原純一でした。

齊藤、高橋、菊地といった不調の中継ぎ陣に代わって
金剛、長峰らとともに昇格していた河原
中継ぎを支える役割になるだろうとは思っていましたが、
試運転もなく、いきなりの復帰マウンド
さらに1-0という最少点差での起用は、
正直、かなり思い切ったことをするなと思いましたね。
ただ前日の9回も小林正人がワンポイントで出て、
もしも大松を抑えていたら、次のサブローのところでは、
河原が出ていたかもしれない。
結果的には出番はなく、この日が久々の1軍マウンドでしたが、
おそらく森コーチ首脳陣も、過去に抑えもやっている
河原『経験』というものを買ったのかもしれませんね。

?とスタンドがどよめく中での登板でしたが、
先頭の田中賢介に対して、いきなりストライク2つ。
しかしその後ボールが決まらず、フルカウントになりましたが、
明らかにボールの6球目、内角スライダーに
相手が手を出してくれたのが、大きかったなと。
続く7球目、140キロ内角低め直球で左飛に取ると、
森本に対しては初球カーブが抜けたものの、
真ん中へのストレートで詰まらせ、右飛。
稲葉には外へのストレートを続け、
4球目をうまく三塁線へと運ばれ、二塁打を許したものの、
4番・小谷野をカウント2-2からの5球目、
この日投じてなかったフォークを外角低めに投げ込み、空振り三振
ゼロに抑えてベンチに戻る際、フーッと大きく息を吐いた河原
しかしその表情は、巨人時代同様に冷静そのもの
2年ぶりの1軍登板を、まずまずの結果で終え、
無失点のまま、岩瀬にバトンを繋いだベテラン右腕
その好投が、チームの勝利大きく貢献したのは間違いないでしょう。


帰ってきたぞ!この日のお立ち台は、
川井ブランコ
中スポの1面の見出しも、川井と、
河原復帰登板
記事の扱いは、
それほど大きなものでは
なかったですが、
自分的にはこの1イニング
とても印象深かったですね。
自らの諦めない努力に加え、
さまざまな人たちの協力などもあって、
昨オフに、ドラゴンズのテストに合格。
しかし入団しただけでは終わらない。
再び1軍のマウンドに立って、新たな働き場所を掴む。
往年の球威こそないですが、低めに丁寧にボールを集め、
北海道日本ハム打線を封じこんだこの日の20球
顔は相変わらず鉄仮面ではありましたが、
ひと仕事終えたことで、よしやれるという手応えも得たのでは。
たださすがはベテラン。感慨に浸ってばかりではなく、
「きょうのことはこれで終わり」
に目を向けているようで。
中継ぎ事情が苦しい現状だけに、
こういう投手が加わってくれるのは頼もしいこと
ただそうなるためにも、今後さらに結果を重ねてほしい。
復活した背番号60のさらなる投球を注目していきたいです。


巨人から16点を奪って、大勝するなど
繋がる北海道日本ハム打線を完封できたのは、大きいですね。
これでまたもや借金1となり、
第2戦は、5割復帰への再挑戦試合となりました。
今季の交流戦、3カード連続初戦を取りましたが、
2戦目は、2カード連続でサヨナラ負け
しかし今回はホームですし、その心配はまずありません。
変則日程で月曜日のナイトゲーム。
朝倉が中5日でマウンドに立つことになりますが、
久々のホームグラウンドで好投を見せてほしい。
そして1点ずつしか取れない打線
糸数敬作という投手が投げるようですが、
何とかうまく捕まえて、朝倉を援護してあげてほしい。
「連勝」「5割復帰」という2つのカベ
それを一気に飛び越え、地元ファンを沸かせてほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(24日)

◎トニ・ブランコ
<4回、センターバックスクリーンに
リーグ単独トップの決勝12号ソロ本塁打を放つ>
「(ナイスホームランでした)
ありがとうございます。
勝つために一生懸命打ちました。
そして日々練習でアドバイスをいただいている
監督、石嶺打撃コーチ、みなさんに感謝したいと思います。
ありがとうございます。
(いつもながらのすごいホームラン)
これは神様がくれた力だと思います。
そして何回も言いますけども、4月から、キャンプから、
監督が自分にいろんなことを教えてくれまして、
それが実った結果だと思います。本当にありがとうごさいます。
(5月8本目、交流戦4本目、交流戦の打率は5割超。好調の秘訣は)
コーチや監督からのアドバイスを聞きまして、
とにかくジャストミートを心がける。それだけです。
(あしたも頑張ってください)
(日本語で)アリガトウゴザイマシタ」


<漂い始めていた重苦しい空気を、一振りで振り払った。
4回2死、手を伸ばしてとらえた外角のチェンジアップは、
高い放物線を描いてバックスクリーン左端に突き刺さる135メートル弾。
会心のあたりではなかったが、力で持っていって>
「バットの先だったから、何とか入ってくれてよかったよ。
ボールをよく見てインコースなら引っ張るし、
アウトコースなら流す。ジャストミートを心掛けました」

<この時点でついに、ホームランキング争いで
単独トップに躍り出たが、安定感には色気を見せて>
「アベレージヒッターにもなってきた? そうなりたいよね」

<それもこれも4番としての責任感から。
この日の第1打席は1回1死一、二塁。
痛烈なピッチャー返しを放ったが、
武田勝にグラブではじかれ、遊ゴロ併殺打
自らが突破口を開いてチームに勝利をもたらした>
「(武田勝は)スライダーは真っすぐかと思うくらい
急に曲がったし、とてもいい球を投げていた。
あれがヒットになっていたら、チームも楽になっていたはず。
悔しく思っていました」

<打線はこの日もわずか5安打。
唯一マルチ安打の自身を除くとわずか3安打と相変わらず湿りがち。
たくましい主砲ははっきりと『責任感』を口にして>
「今は疲れているのか、そういう時期に入っているのかもしれない。
でも必ず浮上する時が来る。
自分としても4番の仕事をまっとうしたいし、そういう責任感も感じている」
カメラブログ中スポ中日新聞時事通信毎日jpニッカン


◎川井雄太
<7イニングを5安打無失点に抑えて今季無傷の3勝目>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(2試合続けて、13イニングスゼロに抑えている)
たまたまだと思いますけど。はい。
(今日の投球を振り返って)
そうですね。あのう、後ろで守ってくれた人たちというか、
先輩が本当にあのう、一生懸命守ってくれたんで、
特に和田さんなんて2度もファインプレーをしてもらいまして
本当に助かりました。はい。
(5回、投手に四球を与えてからのピンチ)
そうですね。あそこを何とか、
あのう頑張らなきゃいけないところだったんですけども、
自分で自滅してしまいまして、ちょっと悔しかったです。
(7回の和田のファインプレーには勇気をもらった)
そうですね。いただきました。本当にありがとうございます。
(無傷の3勝目、今季の投球はどこが良いのか)
えー、自信を持って投げるとこです。はい。
(次に投げた河原の投球、どんな気持ちで見つめていたか)
そうですね。あのう、久々だったんですけども、
気迫のあるピッチングですごいと思いました。はい。
(これから連勝を続けて、早く借金返済といきたい)
そうですね。何とか勝ちたいと思います。はい。
(ファンにひと言)
えー、何とか借金を返して、頑張りたいと思います。
応援よろしくお願いします!」


<この日の直球の最速は141キロと、すごみはないが、
それでも12球団ナンバーワンのチーム打率と
機動力を誇る北海道日本ハム打線を緩急で翻弄>
「打率がすごいのは知っていましたが、
それを気にしていたら、自分から逃げる感じになってしまう。
それよりも自分のピッチングだけをしよう。そう思ったんです」

<7回、代打攻勢で連打され2死一、三塁のピンチ。
打席にはリーグ打率トップに立つ金子誠。
縦割れのカーブから入り、内角へのクロスファイヤーを3球続ける。
チェンジアップと外角直球をはさんでカウント2-2。
7球目もクロスファイヤーだった。球速表示は133キロ。
右打者の内角に切れ込み、低めに制御された絶品の1球で三ゴロ。
はにかんだが、緊迫した場面でも
自分の気持ちを制御する冷静さがあった>
「恥ずかしいんですけど、真っすぐです。
あそこを何とか抑えないと…。
内角というか、粘ってきていたので
とにかく低め、低めに投げようと思っていました。
その意識があったから、ゴロになって抑えることができたんだと思います」

<過去1勝の左腕が、3個目の白星をつかみ取った。
しかも13イニング連続無失点。
それでも苦労を知るだけに胸を張らないのが川井らしさ>
「自分だけでこんなゲームができるなんて思ってないです。
後ろで先輩たちが一生懸命に守ってくれた。
特に和田さん(の美技)にすごく助けられたし、ありがたかったです。
自分も後ろを信頼して踏ん張らないといけないと思った。
皆さんがいるから、1-0で勝てる。
オマケで自分に勝ちがついた。そう思っています」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポ時事通信

○谷繁元信
<構えたミットを突き刺す川井の好投を褒めたたえて>
「あのカーブと(内角への)真っすぐがあいつ(川井)の生命線だから」
中スポ


○河原純一
<1-0で迎えた8回、2番手として今季初登板。
西武時代の07年8月31日の東北楽天戦以来、
632日ぶりのマウンドで、1イニングを無失点に抑える。
わずか1点リードの8回。マウンドに向かうと、
スタンドからどよめきが起こったが、
長年の経験と持ち前の度胸で、北海道日本ハム打線に立ち向かう>
「今はうれしいというより、勝ったのでホッとしている。
とにかくチームが勝てた。それが一番良かった。
マウンドに上がって、『そうだ。ここがナゴヤドームだ』と思いました。
何かフワフワした感じでした。
投球練習をしてナゴヤドームの感触だと思い、
いつもと同じ緊張感で投げられた」

<往年の球威はなくとも信頼に応えた。最速は140キロ。
13年間のプロ生活で培ったコーナーを突く投球術で
田中賢介、森本を料理。稲葉に左翼線二塁打を許すが、
小谷野をこん身のフォークで空振り三振に仕留めた。
強心臓でピンチを切り抜けたが、苦笑いで投球を振り返り>
「結構大変でしたね。すっぽ抜けたりもしていたし。
とにかく甘くならないよう、本塁打だけはダメだと思い投げた。
甘くなるくらいなら、ワンバウンドでもいいと思っていた。
そのあたりは不思議と冷静に考えられた」

<07年オフに西武から戦力外通告を受け、1年間の浪人生活。
昨年の今ごろは、母校の駒澤大などで後輩らと一緒に練習していた。
見通しの立たない毎日。それでも日本でプロに復帰するという
意思は変わらなかった。西武を戦力外になる原因になった
右ひざの故障を癒やしつつ、ひたすら汗を流していた>
「(ケガをした)左ひざのこともあったし、
試合に出るよりも、ちゃんと治して、もう1度日本でやりたかった。
海外でのプレー? 頭になかった。
日本の野球がどれだけレベルが高いかも知っている。
やっぱり日本のプロ野球のレベルは高い。そこでプレーしたかった。
日本以外の国でやるという選択肢はまったくなかった」

<弱った下半身を一からつくり直した。走り込みにプールトレ。
府中市の自宅から世田谷区のグラウンドは10数キロ。
最初はベンツで通ったが、最後の2カ月は自転車で通った。
とことん鍛え直して、中日の入団テストに合格>
「自分自身が納得していないし、もう一度現役にこだわりたい」

<今月15日に1軍昇格も、なかなか出番は回ってこなかったが、
晴れ舞台に上がり、夢をあきらめない信念が実を結んで>
「ずっとこういう展開で、投げそうで投げない日が続いていた。
最初はどうしても緊張するから早く投げたい気持ちはあった」

<完封リレーを演出し自身もプロ14年目で初ホールドをマーク。
裸一貫になって出直し、強い決意が復活への道筋をつくり、
手薄なブルペンに頼もしい男が加わった。
試合後は早くも次回登板を見据えて>
「でも、今日のことはこれで終わり。
きょう抑えたからといって喜んではいられません。
(この日のマウンドでは)いい球と悪い球がはっきりしていた。
これからも一つ、一つの積み重ねです。
まだ先もあるし、一球一球しっかりと投げたい」」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信
スポニチスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<球界復帰を決してあきらめなかった
河原の姿勢を見逃さなかったのが、駒澤大の先輩。
この日は右腕をこう送り出して>
「きょう腕が折れて終わってもいいぐらいの気持ちでいけ」
スポニチ名古屋

○岩瀬仁紀
<零封リレーの最後を締める。
9回先頭の高橋を四球で歩かせたものの、後続を3人で切る。
通算599試合目。過去32人の600試合登板に王手をかけて>
「先頭がポイントだと思って集中していたのに、
結果的に出してしまった。
だけど早く切り替えて、その後を抑えられてよかった」
(中スポ)

○和田一浩
<肩とグラブで先発・川井を強力援護。
まずは肩。5回1死二、三塁で
田中賢介の当たりは、定位置よりやや浅めの飛球。
三塁コーチの制止を振り切って本塁へ走った鶴岡を刺す。
苦笑いしてみせた左翼手は、
やるべきことができた安堵感に、ほおが緩んで>。
「あそこは刺さなきゃいけないでしょう。
というか、あのフライで走られちゃあ情けないんですけどね。
ちょっと(一塁方向へ)それたけど、アウトになってよかったです」

<7回先頭・高橋の左中間への飛球にダイビング。
グラウンドに胸をついてしゃちほこポーズをつくりながら、
グラブにはしっかり白球を収めた。
ただ2試合連続無安打とあって、すぐに表情が厳しくなり>
「(打つほうが)不本意です。
ちょっとずれてるのかな。ピッチャーに迷惑を掛けているので…」

<また1軍デビューを果たしたばかりの
北海道日本ハム・中田翔を激賞。確信に満ちた口調で語り>
「このまま練習を積んでいけば、
将来は日本を代表するバッターになるはずですよ」

<底知れぬポテンシャルを秘めた弱冠20歳の中田。
一番に認めたのは『振る力』だという>
「ボールを飛ばす力、バットを振る力がある。
あれだけバットを振ることができる日本人はそういない。
練習して身に付くものじゃありません。天性のものです」

<同じ右の長距離砲。似ているところはないのか?
という問いにはきっぱりと否定して>
「ありませんね」
中スポ<ドラ番記者>

○井端弘和
<得点にはつながらなかったが、
4度の打席で2打数1安打2四球と計3度出塁。
6回先頭の左中間二塁打で5試合連続安打に。
さらに守備でも9回1死二塁から、代打・ヒメネスの
人工芝ながら大きくイレギュラーする遊ゴロを俊敏に対応。
さばきはしたが、目を丸くして>
「あんな打球は初めて。まぐれです」
(中スポ)

○立浪和義兼任コーチ
<出番のなかった兼任コーチは苦笑い>
「出番がなくて勝つのが一番いい」

<この日は先発の川井に白星がついたが、
好投しても報われない先発もいる。
力投を続ける先発陣に恩返しすることを誓って>
「いまは投手が頑張っているけど、また助けられるように頑張りたい」
(中スポ)


○浅尾拓也
<ここ3試合、リリーフで手痛い失点を繰り返しているが、
自分を責めて、肩を落とす>
「もったいない取られ方の失点が多すぎるんですよ…」

<リリーフに配置転換後、計4試合に投げたが、
失点の場面以外はピシャリと抑えている。
結果を見ればくやしいばかりだが、試行錯誤しながらも
球速がリリーフ専門だった昨年と同じくらいの
150キロ近くが出るようになったという>
「先発で投げていた時より、今の方が
スピードやボールの力は出ていると思います」

<今年はキャンプから先発転向を目指して練習。
数カ月間かけ、長いイニングを投げる
先発としての投球フォームを築いてきたが、
5月中旬、その新しいフォームを思い切って捨てた。
昨季の映像を見て、自分で考え、消化し、一つ一つ取り戻してきた>
「去年は普通に出来たことができなくなっているんです」

<本来は先発志向だが、そんな願望も封印。
今は盤石のセットアッパーを目指し、前に進むしかない>
「とにかく結果がほしいです」
(中スポ)


○落合監督
<3投手のリレーで今季6度目の完封勝利。
1-0で迎えた8回、大方の予想に反して河原を投入。
中継ぎ陣が本調子ではなく、継投のやりくりに
苦心する中での好投に手放しで喜び>
「(ほかに)いないんだよ。河原が投げられたのが大収穫。
(河原は)経験もあるし、2年間放ってないから、
どっかで使わないと。一番苦しいところで使えばいい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(24日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 9回戦
(24日・蒲郡市公園グラウンド野球場)
 C 103 202 001 = 9
 D 102 300 100 = 7
[敗] パヤノ(4試合1敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 佐藤亮太、菊地、パヤノ、高橋、齊藤 - 小川、前田
公式サイト・戦評

●中川裕貴
<ウエスタン・広島戦で今季初のマルチ安打を記録。
この試合前まで、14試合に出場して、21打数3安打の打率.143。
凡退の半分が三振(9三振)と、打撃不振のどん底であえいでいたが、
復調への確かな手応えをつかんで>
「タイミングがよくなってきたし、バットが振れてきました。
結果を残さないと試合に出られないので、
一打席一打席が勝負だと思って打席に入ってます」

<不振打開のために取った行動は、とにかく振り込むこと。
ナゴヤ球場で試合がある日は、早朝から球場に出向き、
一人黙々とマシン相手に打ち込んでから、チームのアップに合流。
試合後も同じく、納得がいくまで振り込んだ。
6年目の今季。腹をくくって取り組んでいく決意>
「何とか結果を残そうと思って必死です。
後がないと思ってやっている。
試合に出たら、何とか1本打ってアピールしていかないと…」
中スポ

●新井良太
<4打数3安打2打点の固め打ちは、
8日の福岡ソフトバンク戦以来、今季3度目の1試合3安打。
打率も.321と、一気に3割台に戻したが>
「感じはよくなってきたけど、
いい当たりが(野手の)正面をついたりしているので、
(打撃の)精度を上げるためにもっともっと練習します」
中スポ

2009年5月24日 (日)

浅尾痛恨暴投、竜サヨナラ負け5割復帰またならず。

吉見の粘りの投球に森野の久々の一発で
千葉ロッテとの初戦を取ったドラゴンズ
勝利5割復帰を目指した第2戦は、13時開始のデーゲーム。
強い日差しの千葉マリンで行われたゲームは、
4回に森野のタイムリーで先制こそしたものの、
8回に2番手・浅尾が2死三塁で痛恨の暴投
いともあっさりと同点に追いつかれてしまうと、
9回1死二、三塁から、4番手・小林正人
大松に左安打を許して、今季3度目のサヨナラ負け
7イニング無失点と粘った先発・チェンでしたが、
またしても白星を掴むことができませんでした。

◇日本生命セ・パ交流戦
千葉ロッテ-中日 2回戦
(23日・千葉マリンスタジアム | 中日1勝1敗)
28117人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
千葉ロッテ 1x
[敗] 平井(17試合1敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、平井、小林正人 - 小山、谷繁

◇対千葉ロッテ2回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (3打数無安打)
3 (三)森野  (4打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (DH)デラロサ (2打数無安打)
7 (捕)小山  (2打数無安打)
8 (中)藤井  (4打数無安打)
9 (右)野本  (3打数無安打)
P (投)チェン

【イニング経過】

<1回ウラ・千葉ロッテ> P・チェン
西岡左前打、竹原詰まり二飛、
サブロー内高め際どい四球、井口内低め四球、
1死満塁から、里崎内沈むスライダー空三振
2死満塁から、ベニー初球中フォーク三ゴロ

<4回・中日> P・渡辺俊介
井端外カーブ引っ張り左前打、荒木初球投犠打、
1死二塁から、
森野初球中低め直球・
右越えフェンス直撃適時二塁打(D 1-0 M)

ブランコ外カーブふらふら右前落ちるヒット、
1死一、三塁から、和田初球中直球打ち損じ二飛、
2死一、三塁から、デラロサカーブ合わず空三振


<4回ウラ・千葉ロッテ> P・チェン
井口外フォーク空三振、里崎三ゴロ、
ベニー四球、中直球左越えフェンス直撃もシングル、
2死一、三塁から、チェイス・ランビン内詰まり一ゴロ

<5回・中日> P・渡辺俊介
小山ストレート四球、藤井遊ゴロエンドラン小山二進、
野本引っ張り右翼大きな飛球・ランビン背走フェンス際好捕
2死二塁から、井端内シンカーぼてぼて二ゴロ


<5回ウラ・千葉ロッテ> P・チェン
今江遊ゴロ、西岡右前打、
竹原センターフェンス際大きな飛球、
サブロー3球目西岡二盗、サブロー粘って四球、
2死一、二塁から、井口3球勝負内直球一邪飛

<6回・中日> P・渡辺俊介
荒木遊ゴロ、森野左前打、
ブランコ投ゴロ・スタート森野二進、
和田勝負避けられ敬遠、
代打立浪中シンカー弱い遊ゴロ内野安打・代走平田
2死満塁から、小山外シンカー空三振


<6回ウラ・千葉ロッテ> P・チェン
里崎空三振、ベニーフォーク合わせて右前打、
外フォークバットの先左前飛球・
和田前進スライディングキャッチ試みるも後逸=二塁打、
1死二、三塁から、ランビン内直球打ち上げ浅い遊飛、
2死二、三塁から、今江初球浅い中飛・
藤井突進スライディングキャッチ好捕・チェン救う

<7回ウラ・千葉ロッテ> P・チェン
西岡中前落ちるヒット、
竹原初球外直球打ち上げ右飛・場内ブーイング、
サブロー中前抜けそうな打球・井端追いつき6-4-3併殺

<8回ウラ・千葉ロッテ> P・浅尾 捕・谷繁
井口初球ど真ん中直球中越えフェンス直撃二塁打、
里崎投犠打・井口三進、
1死三塁から、ベニー外フォーク空三振、
2死三塁から代打福浦森コーチマウンドで指示
代打福浦初球内直球叩きつけ暴投・三走井口生還(D 1-1 M)

<9回・中日> P・渡辺俊介
和田遊ゴロ、平田カーブ左フェンス直撃二塁打、
P・シコースキー
谷繁初球内直球詰まり浅い右飛、
2死二塁から、藤井内直球詰まり三飛


<9回ウラ・千葉ロッテ> P・平井
ランビン外フォーク右翼線運ぶ二塁打・
無駄なダイビングスライディングで二塁到達・代走早坂
今江投犠打、西岡敬遠、
P・小林正人
大松初球シュート足下あわや死球・西岡二盗、
1死二、三塁から、大松2球目外低めスライダー・
合わせられ左前サヨナラ安打(D 1-2x M)

【ゲームレビュー】

継投失敗 今季3度目のサヨナラ負けを喫した
1点リードの8回に救援した浅尾が、
2死三塁から暴投で追いつかれた。
9回1死二、三塁のピンチから、
小林正人大松に左へサヨナラ打を浴びた。
4回1死二塁から森野の右越え二塁打で先制したが、
追加点が奪えなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


当初先発が予想されていた小林宏之ではなく、
ドラゴンズと相性の良い渡辺俊介
前倒しして、先発に持ってきた千葉ロッテ
前日の強風がウソのように、風なんかほとんどないなか、
その渡辺俊介が今季最高ともいえる投球を披露。
それでもドラゴンズ打線は二回り目の4回に、
前夜のヒーロー・森野が右越えにタイムリーツーベース。
うまく先制こそしたものの、奪えたのはその1点のみ
一方、中6日で先発したチェンでしたが、
立ち上がりは千葉マリンのマウンドに馴染めず、制球が不安定。
西岡のヒットと、サブロー、井口に連続四球で
1死満塁としてしまい、一体どうなることかと不安になりましたが、
そこをゼロで切り抜けると、その後は徐々に自分のペースに。
しかし中盤以降は、再三走者を出すピンチの連続
それでも6回は藤井、7回は井端とバックの好捕に助けられて、
終わって見れば、7イニング114球、6安打4奪三振4四球。
粘り強く投げ抜き、この日も無失点投球。
あとはうまく繋いで、岩瀬で逃げ切る。
まさに『守り勝つ野球』を貫くことを描いての終盤でしたが、
結果的には継投が逆効果となってしまったようで。


1点リードのまま迎えた8回ウラ、
2番手としてマウンドに上がったのは、平井ではなく浅尾
この交流戦からセットアッパーを任される右腕でしたが、
代わり端、井口への初球は甘いど真ん中。
狙い打ちされ飛ばされると、あわや本塁打という
センターフェンス直撃のツーベースに。
あまりに不用意にも思えましたが、
まだ本塁打にならない分よかったかなと。
続く里崎に送られたものの、ベニーをフォークで空振り三振。
2死までこぎ着けたものの、迎えるはこの日2安打のベテラン・
しかしここで千葉ロッテベンチが動き、代打に福浦を起用。
その際に森コーチがマウンドに出向き、
「勝負しろ」という指示、さらにハッパをかけたものの、
これがプレッシャーになってしまったのか…。

そこで暴投かよ…。初球、低めを突こうとした直球が
谷繁が構えたが外ではなく、
逆に内角へ。
しかも力みすぎたか
叩きつけてしまい、ワンバウンド
あまりの勢いに谷繁も抑えられずに、
ボールはそのままバックネット裏を転々…。
その間に三塁走者の井口は労せずに生還。
前日もこの日もあと一歩のところでタイムリーが出ず、
再三残塁を重ねてきた千葉ロッテに、
わざわざ1点を献上しまったバッテリー
その瞬間、「なんでここで暴投するか…」
思わずつっこんでしまうとともに、
05年の交流戦、同じくここ千葉マリンでの岡本真也のサヨナラ暴投
それを思い出してしまいましたね。

まさに悪夢ふたたび
これで粘投のチェンの3勝目をフイにするとともに、
流れも相手に引き渡してしまった感が。
9回、平井ランビンに右翼線に二塁打を許すと、
1死二、三塁からは、代わった小林正人
大学の後輩である大松にサヨナラ打を浴び、ジ・エンド
中継ぎ陣が踏ん張りきれず、今季3度目となるサヨナラ負け
初の千葉マリン連勝を逃し、5割復帰もお預けとなりました。


勝ちパターンの1人である浅尾の起用。
それは順当とも言えますが、今回に関しては完全に裏目
8回平井、9回岩瀬で繋いでもよかったとは思いますが…。
サヨナラのショックを振り払う意味合いもあったようですが、
さらに上塗りになってしまった感も。。
ただこの交流戦期間中は、先発復帰はないでしょうし、
与えられたポジションをしっかり遂行するしかないというもの。
浅尾自身がしっかり気持ちを整理し、切り替えて、
今後もあるであろうそういう場面を
抑え込んでいくことで、自信を取り戻すしかないでしょう。

それにしてもチェンが勝てないですね。
この日の無失点で、防御率はなんとリーグ2位の1.33
そんな投手が、4月、5月に各1勝ずつの
2勝というのは、本当に信じられないですし、気の毒
相手の渡辺俊介が良すぎたこともありますが、
やっぱり打線が援護してあげないといけないですね。
中盤にピンチを招いたチェンでしたが、
打線がその間に少しでも援護しておけば、
もう少し楽な展開で投げられていたかもしれない。
2回先制直後の和田デラロサ、6回2死一、三塁での小山
さらに最終回の2死二塁、ここで一本出ていれば、
好守と共にお立ち台確実ともいえた藤井
アピールできるチャンスがありながら、
ここぞでの一本が出ずに萎んでしまったドラゴンズ打線
次回のチェン登板のときは必ず早いイニングで援護し、
何とか借りを返してほしいものです。


交流戦5年目で初の千葉マリン連勝を
目論みましたが、叶わずに1勝1敗
関東遠征を2勝2敗の五分で終え、
今季の交流戦も例年同様、5割キープで進んでいくようなムード。
そして地元に戻って迎えるは、北海道日本ハムとの2連戦。
移動日なしということで、日月ともに18時開始のナイトゲーム。
先発予想は、川井-武田勝、朝倉-糸数敬作とのこと。
パの首位チームとの対戦を迎えることになりますが、
ここで躓かないよう、踏ん張ってほしいなと。
ここ数年交流戦で当たりたくない一番のチームが北海道日本ハム
札幌ドームでは勝てる気もしないうえ、
ナゴヤドームでもけっこうイヤな負け方をしている印象。
しかしこのチームを叩くことで、
今度こそ上昇機運を掴めるかもしれないですね。
交流戦に入って、早くも2試合サヨナラ負けしていますが、
その分地元に戻って、サヨナラでゲームを決めてほしい。
そのためには打線元気を出すことと、
そして中継ぎ陣が切り替えて、しっかり踏ん張ること。
交流戦ナゴド開幕、ぜひとも初戦白星といってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(23日)

●浅尾拓也

<1-0の8回から2番手で登板。
先頭の井口に左中間二塁打を浴びると、
2死三塁から福浦への初球がワンバウンドする
暴投となり、同点に追いつかれる。
代打・福浦を迎えた場面では
森バッテリーチーフコーチがマウンドへ。
腹をくくった初球がまさかの暴投。痛恨の一球を悔やんで>
「1点を守らなければいけないと思った。
勝負だから、ということだったんですけど…。
思い切っていこうと投げたんですが、ちょっと低めを狙いすぎました。
意味のない1球でした。もったいないです」

<試合後は反省の連続。暴投だけでなく、
先頭・井口に二塁打された147キロの初球も悔やんで>
「井口さんに対しての入りも甘かったですし…」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<8回、暴投で失点した浅尾をかばう>
「あそこは勝負の場面。力んだんじゃないですか。
あそこまで球が逆にくるのだから。
下にたたきつけているように投げていた。
あんな場面だから、力が入らないわけがない。
だけど、力を入れて抑えないと」
中日新聞時事通信ニッカン

●小林正人
<9回1死一、三塁のピンチで
平井の後を受け、4番手でマウンドに立ったが、
東海大の後輩・大松に左前打を浴び、サヨナラ負けを食らう。
打たれたのは外角スライダー。自身の2球を振り返り>
「初球はすっぽ抜けたというより、
厳しくいこうとしすぎてしまいました。
(大松のところで)行く準備はできていたんですが…。
甘く入ってしまった」
(中スポ、共同通信社ニッカン

●平井正史
<9回から3番手で登板。
ランビンに右翼線に落とされる二塁打を許すと、
犠打と敬遠で1死一、三塁として降板>
「うまく拾われた? いい球を投げていても、
結果が変わらなければダメですよ。
カウントがよかった(2-1)だけに、
ワンバウンドでもいいくらいのつもりで
低めに投げなきゃいけませんでした」
(中スポ)


●チェン・ウェイン
<7イニングを6安打無失点に抑えながらも、救援陣が崩れ勝ち星を逃す。
これで3失点完投の前々回、9イニング1失点の前回登板に続き、
3試合連続で好投しながら報われない結果に。
それでもチームメートを必死に気遣って>
「勝てない? それは(勝ち星に恵まれないのは)しょうがないです。
相手(渡辺俊介)もいい投球をしていたことですし。
自分がよくない時に打ってくれることだって、何度もありますから。
この調子でいけばそのうち勝てるでしょう」

<立ち上がりは不安定だった。
初回、いきなり連続四球などで1死満塁のピンチを招いてしまうが、
必死の修正で里崎を空振り三振、ベニーを三ゴロに仕留め、
このピンチを切り抜けると、あとは自らのペース。
150キロ前後の直球とスライダーなどの変化球を
テンポよく投げ込むスコアボードに『0』を刻み続けた>
「最初はマウンドが合わなかったんです。
少しマウンドが合わず、投げにくかった。
ナゴヤドームより、角度がないというか、平らな感じがしたんです。
(ストライクゾーンの)高さに合わせて投げるため、
指先の感覚を確認しました。
四球は多かったが、何とか0点に抑えられてよかった」

<防御率はリーグ2位の1.33なのに、まだ2勝止まり。
しかし白星に恵まれない近況を、過剰に悔しがることはしない。
ただチームのために、左腕を振り続ける決意>
「僕も次に勝てるように頑張るだけですから」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


●森野将彦
<4回1死二塁、右翼フェンス直撃の先制二塁打を放つ>
「(打ったのは)ストレートだと思います。
渡辺俊介さんから初めてヒットを打ててうれしいです。
いままでやられていましたから」

<これまで四球や犠打などもなく
封じ込められていた天敵を、13打席目で攻略。
6回1死から左前打を放って、完全に苦手意識を払拭>
「1打席目は普通に打ったんですが、
2打席目はしっかり前で打とうと思ったんです。
速い球か遅い球の二つに一つ。うまく対応できました」

<05年の交流戦元年から始まった対戦。
何にも白旗を挙げていたわけではない。
2年ぶりの対戦、過去の記憶を呼び覚まして好結果に繋げた>
「いつもこうすればいいのにって
思ったところで次の年になっていたんです。
つぎにつながる? そうかもしれませんね。
(状態は)少しずつよくなっています」
(中スポ、ニッカン

●平田良介
<6回に立浪の代走で途中出場し、
この日初めての打席となった9回1死、
渡辺俊介の初球のカーブをとらえ、左翼フェンス直撃の二塁打。
今季初となる長打を放ち、塁上では両手でガッツポーズしたが、
試合後は敗れただけに悔しそうな表情>
「立浪さんに狙い球を絞るようにアドバイスされたので、
カーブを狙っていました。あれがホームランになっていたら…」
中スポ

●野本圭
<前日は平田にスタメンを譲ったが、
この日は初めての9番で先発。
5回1死二塁の得点機では会心の打球を右翼後方に放ったが、
ランビンの俊敏な動きに阻まれる。
手応えがあっただけに悔しそうに振り返って>
「いい感じでした。少し風で戻されたかもしれませんね」
(中スポ)

●立浪和義
<6回2死一、二塁の加点機で代打で登場し、遊撃内野安打。
痛めた左太もも裏はまだ完治に至っていないが、激走して>
「なんとか一塁までは

<しかし後続なくあと1点が奪えなかったのが、
最後にあだとなり、外野へ抜ける安打でなかったことを悔やむ>
「何とか1点が入るヒットを打ちたかった」

<24日からは休む間もなく北海道日本ハム戦。
交流戦に入って初の本拠地ということもあり、言葉に力を込める>
「また頑張ります」
(中スポ)

●井端弘和
<4回、先制の口火打となる左前打を放ったが、
9回途中まで1失点に抑え込まれた渡辺俊介について>
「去年よりもよかったということじゃないですか」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<過去5試合で4つの白星を献上している渡辺俊介に
打線がまたも封じ込まれて>
「去年と違う感じはなかった。個々に頑張ってもらうしかなかった」
(中スポ)


●勝崎コンディショニングコーチ
<2人1組に並んだ選手が左右いずれかの開く拳に全神経を集中。
そして開いた拳と逆の方向に駆け出す。
主にホームゲームの試合開始直前のワンシーン。
自らが駆け出す方向を指示し、腕を軽く左右に開き、
片手の拳を開いて、スタートの合図とするが>
「目の情報を体の動きにつなげるトレーニングです」

<人間の体は合図のあった方向に反射的に動きがちだが、
『逆方向へ』というルールが選手に集中力を要求しているという>
「あんまり変わったことをしても
選手が混乱してしまうだけだけど、
情報を変換する刺激としては適当なんですよ」

<選手が2人1組でやるからゲーム感覚が息抜き効果も生む。
高い集中力とリラックス。
一見相反する2つを両立させる効果ももたらしている>
「リフレッシュする部分も必要だからね。
出し抜いてやろうなんてことは考えていないけど、
集中力を高めてもらうためには真剣勝負ですよ。
(3連戦の)3つめなどによくやるんです。
体が疲れてくると集中力も下がってくるからね」
(中スポ)

●小山桂司
<ビジターゲームのため、この日はこのメニューはなかったが>
「かなり集中力を高めないと対応できません。
試合中も、走塁でどちらに踏み切るかという
一瞬の判断がある。そこの練習にもなりますね」
(中スポ)


●落合監督
<今季3度目のサヨナラ負け、勝率5割復帰を逃す。
8回に追いつかれたのが痛かった?>
「8回? サヨナラ負けはサヨナラ負け。
1-0で勝つのが理想だった? 
そんなことないよ。1-0でも10-9で勝ってくれれば」

<チェンが2試合続けて好投報われず。
穏やかな口調ながら野手陣に奮起をうながして>
「いいときにチェンに勝たせてやらないといかん。
今のまま投げ続けてくれたら、そのうち勝てるだろうけど。
野手も(チェンに)そうは借りをつくれんだろう」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(23日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 8回戦
(23日・ナゴヤ球場)
 C 000 000 003 = 3
 D 400 000 00× = 4
[勝] 山井(3試合2勝)
[S] パヤノ(3試合1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山井、中田、パヤノ - 小川、清水将海
公式サイト・戦評

○中田賢一
<背中や下半身の張りなど体調不良で戦列を離れていたが、
ウエスタン・広島戦で約1カ月ぶりに実戦復帰。
8回から2番手で登板し、立ち上がり先頭・尾形佳紀を
152キロの速球で一ゴロに打ち取ると、
次打者・松本の4球目にはファウルにはなったが
この日最速の153キロを計測。
5球目の速球で空振り三振を奪うなどこの回は無失点。
2イニング目の9回は3失点し、走者を残してマウンドを降りたが、
1イニング2/3を投げ5安打3失点ながらも、復調をアピール。
試合後は今後の課題を掲げて>
「思ったよりスピードは出ていたけど、
指の掛かりが安定していなかった。
セットポジションから(速球の)伸びがもう一つ。
でもめちゃくちゃ悪くなっていないので。
あとは最後の押し込みができるようになれば」
中スポ

○山井大介
<先発し、7イニングを5安打無失点。
9日に出場選手登録を抹消され、16日の阪神戦
(7イニング4安打2失点)に続いて2試合連続の好投>
「尻上がりに感じは良くなった」
中スポ

○小林投手コーチ
<約1カ月ぶりに実戦復帰した中田について。
今後は27日にナゴヤドームで行われる
ウエスタン・阪神戦にリリーフ登板し、その後先発復帰する見込み>
「復帰できたことが何より。
ポイントにしていたフォームの修正ができていたし、
力のあるストレートも投げていた」

<2戦連続好投し、無四球の山井の投球について>
「前回よりもいい。追い込んでからも変化球でストライクが取れた」
中スポ12

2009年5月23日 (土)

森野感謝28試合ぶりの槍弾、吉見粘って4勝目!

ドラゴンズの今季交流戦2カード目は、
千葉マリンスタジアムでのマリーンズ戦
18時30分と若干遅めの試合開始となった初戦は、
3回に、ここまで不振にあえいでいた森野が、
28試合ぶりとなる本塁打を放って、先制すると、
その後は吉見-大嶺の両先発による粘り合い。
それでも終盤8回デラロサの犠飛で追加点を挙げると、
9回には井端の右翼線適時打でダメ押し。
今季初の先発全員安打千葉ロッテに先勝。
要所を締めて7イニング1失点の吉見が4勝目をマークしました。

◇日本生命セ・パ交流戦
千葉ロッテ-中日 1回戦
(22日・千葉マリンスタジアム | 中日1勝)
14660人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
千葉ロッテ
[勝] 吉見(8試合4勝2敗)
[S] 岩瀬(16試合1勝1敗16S)
[D本] 森野6号2ラン
[Dバッテリー]
吉見、平井、岩瀬 - 谷繁

◇対千葉ロッテ1回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打1打点)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (5打数2安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (DH)デラロサ (2打数1安打1打点)
7 (右)平田  (4打数1安打)
8 (中)藤井  (4打数1安打)
9 (捕)谷繁  (3打数1安打)
P (投)吉見

【イニング経過】

<1回・中日> P・大嶺
井端右飛、荒木空三振、
森野外チェンジアップ右翼右二塁打、
2死二塁から、ブランコ外低め直球空三振


<1回ウラ・千葉ロッテ> P・吉見
西岡初球左前打、福浦初球エンドラン二ゴロ・西岡二進、
サブロー外フォーク空三振、
井口フルカウント内低め直球手が出ず見三振

<2回・中日> P・大嶺
和田左前落ちるヒット、デラロサ遊飛、
平田中高めスライダー左前打、藤井内直球空三振、
2死一、二塁から、谷繁右方向一塁ライナー・
福浦弾くが和田三塁回ってストップも平田オーバーラン・
平田二、三塁間挟まれた後、和田も三本間挟まれアウト


<2回ウラ・千葉ロッテ> P・吉見
里崎二直、大松中直、
ベニー外スライダーセンターオーバーフェンス直撃二塁打、
2死二塁から、バーナム・ジュニア内直球詰まり一ゴロ

<3回・中日> P・大嶺
井端二直、荒木中前打、
1死一塁から、
森野初球内高め直球振り抜く・
右中間中段飛び込む2ラン本塁打(D 2-0 M)

ブランコ遊撃弾く左前打、和田二飛、デラロサ四球、
2死一、二塁から、平田外スライダー遊ゴロ


<3回ウラ・千葉ロッテ> P・吉見
今江三飛森野井端とぶつかりそう、西岡四球、
福浦二塁小飛球・荒木ワンバウンドで捕り二封、
サブロー左前打、
2死一、二塁から、井口内フォーク空三振

<5回ウラ・千葉ロッテ> P・吉見
今江外直球空三振、西岡外高め落ちないフォーク見三振、
福浦センター抜けそうな当たり井端飛びつき好捕遊ゴロ

<6回ウラ・千葉ロッテ> P・吉見
サブロー遊ゴロ、井口初球外スライダー左前打、
里崎外ボール球空三振、大松右前打、
2死一、二塁から、ベニー中高めつり球空三振

<7回・中日> P・大嶺
谷繁遊ゴロ、井端詰まり遊直、
荒木高め抜け四球、森野初球荒木二盗、
2死二塁から、森野内直球二ゴロ


<7回ウラ・千葉ロッテ> P・吉見
バーナム・ジュニア二ゴロ、今江遊撃内野安打、
西岡外高め外れ四球、福浦フォーク見逃され四球、
1死満塁から、サブロー外フォーク二ゴロ6-4の間(D 2-1 M)
2死一、三塁から、井口外スライダー際どい四球
2死満塁から、里崎外低め渾身の144キロ空三振

<8回・中日> P・伊藤義弘
ブランコ初球右前打、
和田初球伊藤暴投・ブランコ二進、和田遊ゴロ、
デラロサ初球伊藤高め抜け暴投、ブランコ三進、
1死三塁から、
デラロサ外スライダー右犠飛・
ブランコタッチアップ転がりながら生還(D 3-1 M)


<8回ウラ・千葉ロッテ> P・平井
大松右中間飛球藤井ランニング好捕、
ベニー外カット空三振、
バーナム・ジュニア外低めシュート見三振・完ぺき

<9回・中日> P・橋本健太郎
藤井右翼ポール際フェンス直撃二塁打、
谷繁投犠打・橋本健太郎三塁送球もセーフ=犠打野選、
無死一、三塁から、
井端内直球右翼線落ちる適時打(D 4-1 M)
無死一、三塁から、荒木三ゴロ・三走谷繁三本間挟殺、
1死一、二塁から、森野二ゴロ4-6-3併殺


<9回ウラ・千葉ロッテ> P・岩瀬
今江外直球三球見三振、西岡内スライダー二飛、
代打竹原フルカウント内スライダー空三振、試合終了。

【ゲームレビュー】
先発・吉見が踏ん張って快勝
吉見は5回以外は毎回得点圏に走者を背負う
苦しい投球だったが、要所を締めた。
7回、内野ゴロで1点を失ったが、その後は継投で逃げ切った。
3回、森野が右中間へ放った先制の2ランが効いた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


朝から強い風が吹いていたこの日の関東地方。
試合前の千葉マリンスタジアムの風向きは、
ホーム方向へ9メートルと計測。
ただでさえ、が影響するスタジアムなだけに、
慣れないドラゴンズナインにはキツイかなと思いましたが、
そういう飛球が少なくて、ほんと安心しましたね。
ゲーム的には吉見-大嶺の両先発が
ヒットこそ打たれたものの、要所を締める粘り合い
終盤の継投に差が出たことで、ドラゴンズが一気にダメ押し。
埼玉西武戦でのサヨナラ負けのショックを払拭し、
敵地・千葉マリンでのを取ることに成功しました。


相手先発・大嶺は前回完封勝利を挙げるなど好調。
オープン戦では打っているとはいえ、
その時とは状況が違いますし、どうなるかなと思いましたが、
やはり3回に出た森野の一発が効きましたね。
なんと4月18日以来約1カ月ぶりというホームラン。
確かに不振とはいえ、1カ月も出てなかったとは、
自分もすっかり忘れていましたが、それだけ苦しんでいたんですね。
絶好調のブランコ、復調した和田に対して、まさに泥沼状態
あまりの深刻さに、前日の長時間特打では、
首脳陣だけでなく、ナインからも助言を受けていた背番号31
これだけ周りが心配し、自分を手助けしてくれる。
その期待に何としても応えたいと発奮した成果が、
第1打席の二塁打、そしてこの先制弾に繋がったんじゃないかと。
「ホッとしました」というフレーズは、
森野自身偽らざる本心だったと思います。

感謝の槍弾。まあそのまま猛打賞となれば、
完全復調ともいえますが、
併殺などもありましたし、
兆しだけは掴んだかなと。
それでも長いトンネルも抜けましたし、
ここから一気に飛び出してくれれば。
久しぶりに飛び出した『槍アーチ』。
これをきっかけにした
森野の今後の巻き返しぶり
大いに楽しみにしたいと思います。


一方、投手陣吉見が7イニングを投げ、1失点。
ただ強風の影響で集中できないこともあったか、
制球面でかなり苦労していましたね。
毎回のように得点圏に走者を運ばれ、ピンチの連続
しかし井口、里崎といった中軸を要所で押さえていたのは、
さすが吉見というところでしょうか。
7回は決め球のフォークを相手に見切られてしまい、
連続四球など、一気に崩れそうでしたが、
それでも粘って、併殺崩れの間の失点のみ。
まあ本人にとっては反省点も多いでしょうが、
悪いなりにも粘ってゲームを作れた。
良くても勝ちがつかないなか、こういう投球で
4勝目を付いたのは、きっと野球の神様
粘りをしっかり見てくれていたからでしょう。


あまり良い印象のない千葉マリンで、
初戦を取れたというのは大きいですね。
過去はかなり苦労しましたが、ここ数年は1勝1敗。
さらにナゴドでは完ぺきにカモにしていることもあり、
千葉ロッテに対する苦手意識も薄れているのかも。
こうなれば借金も1となりましたし、連勝を期待したいですね。
おそらく先発は、中6日でチェンが来るでしょう。
前回登板では、9イニングを投げ抜きながら
勝ち負けが付きませんでしたが、防御率1.50と安定感はピカイチ。
交流戦での登板でパワーピッチが通用するかなという
不安もありますが、本来の投球を見せてくれれば問題ないはず。
ぜひとも3勝目を挙げ、チームの5割復帰に貢献してほしい。
13時開始の屋外のデーゲームと日程はタイトですが、
交流戦5年目で初の千葉マリン連勝、大いに期待したいです!


☆ウィナーズ・ボイス(22日)

◎森野将彦

<3回1死一塁から、右中間中段へ
4月18日の巨人戦以来28試合ぶりとなる先制6号2ラン>
「(見事な一振り、いいゲームでした)
はい、よかったです。はい。
(第1打席に二塁打が出た。きっかけが作れる打席になったか)
まあ、正直、ちょっとホッとしました。
(そして迎えた第2打席、手応えは)
もう、十分ありましたね。
(久々の感触、あれを思い出して下さい)
そうですねえ、ほんとにね。
えー、全然ホームランを打ってなかったですし、
ヒットさえ出ない状況だったんで、本当によかったと思います。
(ほぼ1カ月、121打席ぶりという長い期間、
どんな思いでゲームに臨み、このゲームにどう繋がったのか)
正直、自分でも情けなくて、悔しくて、
ま、とにかく一本何とかね、チームのために
打てるようにっていう気持ちで打席に立ちました。
(吉見に対しても良い援護になった)
そうですね。ほんとはね、もっとね、打ちたかったんですけども、
えー、まあ何とかね、吉見も頑張っていたんでね。
はい、よかったと思います。
(チームの連勝が止まり、
新たな出発を切るという意味で大切なゲームだった)
そうですね。交流戦はほんとにね、2連戦なんで、
とにかく頭を取るというのが大事だと思うんで、
それで明日もね、勝てれば最高だと思います。
(ファンも復調への手応えを感じた。ご自身でお願いします)
ま、明日からもっとね、打てるように
頑張っていきたいと思います。はい。
(いいホームランでした)はい、ありがとうございました」


<待望のアーチが飛び出したのは、両軍無得点の3回1死一塁。
千葉ロッテ・大嶺の初球、138キロの高め直球を振り抜いた。
この先制アーチが、そのまま決勝点となって>
「甘い球だったので、逃さず打つことができました。
(手応えは)もう、十分ありましたね」

<初回には大嶺の変化球を鋭く右翼線へはじき返す
二塁打を放ち、6試合ぶりのマルチ安打を記録>
「あの1打席目が大きかった。ストライクを振ればいいんだと思えた」

<クリーンアップトリオの一角を担いながら、
打率が2割台前半と打撃そのものが不振。
不振を極めていた自身を、周囲は必死に支えた。
顕著なのは前日に千葉マリンで行われた全体練習。
落合監督はノックバットを使った打撃練習で指導。
石嶺打撃コーチだけでなく、立浪兼任コーチ、
和田、井端らもそれぞれの視点でアドバイスした。
指揮官によるつきっきりの指導は、この日の試合前も行われた。
みんなの後押しが心にしみた。感謝の思いをバットで示して>
「きのう(21日)も僕のバッティングを
みんなが心配して、ずっと見ててくれて。
井端さん、和田さん、そして立浪さんまで…。
ああいう人までアドバイスをくれた。
何とかしたいという気持ちがありました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○石嶺打撃コーチ
<復活の兆しを見せた森野について>
「本人が一番手応えをつかんでいるんじゃないですか。
後はよくなるだけだと思います」
中スポ


○吉見一起
<苦しみながらも粘りの投球で4勝目を挙げる。
初めて先発として登った千葉マリンのマウンド。
いきなり交流戦ならではの違和感があった。
最初のハードル。それが風だった。
投手には逆風になるという海からの風。
いつもは抜群のハズの制球が微妙にずれた>
「いつもと違う感じがしていました。
風とかです。調子は悪くなかったです」

<そして初めて先発として勝負する千葉ロッテ打線。
昨季の交流戦は中継ぎ起用されており、
先発でパ・リーグに投げることも初めて。
ここにもいつもと違う感覚があったという>
「ロッテ打線は初球から振ってくるイメージがあったので、
しっかりコースに投げないといけない、と思っていました。
でも、初めは修正が効かなくて高めにいってしまった。
なかなか修正できなくて、苦労しました」

<思うようにコントロールできずに
4回までは毎回得点圏に走者を背負ったが、ここで耐えた。
得点圏に走者を背負わなかったのは5回だけ。
苦しみながら、7回まで1失点で粘った>
「(風の影響は)初めは感じました。早くに慣れたのが良かったです」

<定まらなかった制球面を課題に挙げて、謙虚にコメント>
「何とか粘れはしましたが、
しっかり反省するところは反省して、次回に生かしたい」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○谷繁元信
<調子が悪くても今季4勝目を挙げた吉見について。
風への予備知識を持っていることを
確認した上で、マウンドへ送り出すと、
風をうまく操るリードで苦投の吉見を支えた>
「試合前に吉見と話したら、
去年ここ(千葉)で投げているって言うんで、
じゃあ『自分で考えてみろ』って。
フォーク? 多かったですね。
序盤は真っすぐとフォーク。
途中からスライダーを入れるよう組み立てを変えました。
思い通りのところに球がこなかったから、
勘弁してくれって感じでした。
その分、きょうの吉見は苦しんだと思う。
そんな中で抑えられたのは収穫ですよね。
何とか粘って勝ったことが自信になると思う」
(中スポ、中日新聞


○トニ・ブランコ
<8回1死三塁、デラロサの右飛で本塁に猛然と突入。
大回転のヘッドスライディングで追加点を奪う。
デラロサと2人で貴重な追加点をたたき出してニヤリ>
「クロスプレーになると思ったから突っ込んだんだ。
勝ってよかったよ」
中スポ

○トマス・デラロサ
<1点差にされた8回1死三塁、右犠飛を放つ。
今季初打点の喜びを表現して>
「今年初めての打点だからね。
神様のおかげ、感謝したいね。きょうは勝ってよかったよ。
つぎも勝利に貢献したいね」

<交流戦では、指名打者で3試合連続安打。
ブランコとはとにかく仲が良く、
春季キャンプ中も行動は常に一緒。
2年目を迎える後輩のに日本の野球をレクチャーしていた。
だが当時、自身は外国人枠に入るかどうかの当落線上。
いわばブランコはライバル関係にあったが、こう発言していた。
開幕は2軍も左腕・パヤノの故障によって4月末に昇格。
野球の神様はそんな姿をちゃんと見ていた>
「トニ(ブランコ)をライバルだと思っていない。
ボクはボクの仕事でチームの勝利に貢献するだけ。
2軍は嫌だけど、そうなっても仕方ない」
中スポ

○井端弘和
<9回無死一、三塁で右前適時打。
リードを3点に広げる貴重な一打を放ち、最後の最後で大きな仕事。
交流戦に入って3試合とも1安打ずつだが、
すべてが走者を得点圏においてのヒット>
「最近、チャンスでしか打ってない」

<不服そうな顔をしたものの、自らを納得させて>
「まったく打てないよりはましか」
(中スポ)

○平田良介
<7番右翼で今季初のスタメン出場。
2回1死一塁で左前へ運んだが、その後3打席は凡退
8回から守備固めの小池に交代したのに浮かぬ顔。
反省ばかりが口をついて>
「力不足を痛感しました。
代えられちゃいましたからね。
守備を磨いて、最後まで出られるようにならないと」
(中スポ、おおさか報知

○平井正史
<8回にリリーフ登板し、大松を中飛、
ベニーとバーナム・ジュニアを連続の見逃し三振と
三者凡退に切る。17日の横浜戦では内川に
ソロを浴びたがショックを引きずった様子はみじんもない>
「この間やられているんで、その分もやり返さないとね」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<3点差の9回、危なげない投球で3人をピシャリ。
これで、今季10個目のセーブをマーク。
接戦をしのぎきっての快勝に顔をほころばせて>
「このところチームの勝ち方がいいよね」
(中スポ)

○小池正晃
<交流戦を経て、成績がよくなるケースがある。
この選手も交流戦できっかけを掴んだという>
「昨年(移籍直後に決勝打)も
05年(レギュラーに定着)もそうだったように
交流戦にはいいイメージがありますよ。
何事もきっかけですから。
交流戦はセとパ、リーグを超えて対戦するわけですから、
普段と大きく違う舞台。
だから『ゼロから頑張ろう』と気持ちを切り替えて臨んでいます。
それが結果的によい結果につながってきたのではないかと思います」

<昨年は中堅のレギュラー格として活躍したが、
今季はここまでスタメン出場は7試合だけ。
この日の出番は守備固めだったが、交流戦はまだ2カード目。
今年もきっかけを逃さないつもりでいる>
「今年は現状、こんな(立場)ですからね。
何とか交流戦できっかけをつかんでバッティングを向上させたいです」
(中スポ)

○立浪和義兼任コーチ
<2試合連続で出番がなかったが、
痛めている左太もも裏の状態も考えれば休みもよし。
この日の試合前には平田を教えると、試合中は出番に備える>
「打つことに関しては問題ないけど、
(左太もも裏は)日に日によくなっているよ。
またあした出番があれば期待に応えたいね」
(中スポ)

◇石黒球団広報
<試合直前の千葉マリン。千葉ロッテのチアリーダー
「M☆Splash!!(エム・スプラッシュ)」がダンスを披露。
よく見ると、見慣れた人影が。
チアドラゴンズも一緒に踊っている。シャオロン、パオロンも。
相変わらず、ドアラも意味不明な動きを…。
でもナゴヤドームでもないのに、なぜ彼女たちが?
ダンスの交流は今年で4度目で、6月5、6日の千葉ロッテ戦
(ナゴヤドーム)では逆に「M☆Splash!!」が名古屋に来て、
チアドラのダンスを披露するという>
「勉強の意味もあって、
ロッテのダンスを覚えて、一緒に踊りに来ているんです。
関東の中日ファンにチアドラを見せられる、
いい機会になるかもしれませんね」
公式ブログ、中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<今季初の先発全員安打で、昨年から千葉ロッテ戦4連勝。
先発・吉見を殊勲者として挙げ、粘りを絶賛>
「きょうは吉見だろ。
今季で一番(状態は)悪かったんじゃないか。
でも、ああやって我慢してくれれば。自滅しかけたけどな」

<ピンチの連続だったが、
7回投げ切るまで助け舟は出さなかった>
「先発は5、6日休んでるんだから」

<打線については楽観ムードを一蹴>
「打線が戻った? 誰が(調子が)戻ってきたっていうの。
森野? 誰も戻っていないだろ」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン12


若竜トピックス(22日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 7回戦
(22日・ナゴヤ球場)
 C 004 000 001 = 5
 D 000 100 000 = 1
[敗] 清水昭信(9試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 清水昭信、菊地、齊藤 - 前田
公式サイト・戦評

●清水昭信
<ウエスタン・広島戦(ナゴヤ球場)で先発。
5イニングを投げ、8安打4失点(自責1)の内容ながら、
尻上がりに調子を上げ復調の兆しを見せる。
結果こそ良くはなかったが、表情に暗さはなく>
「(3回に)4点を取られたのはよくないけど、
4回(三者凡退)、5回(2安打されたが無失点)の
ピッチングができれば大丈夫です。
(5回の)ヒットもゴロなので。自分のピッチングができたと思う」

<中継ぎの柱として初の開幕1軍入りを果たしたが、
4月20日に出場選手登録を抹消。
2軍降格後は状態が上向いた時期もあったが、
中継ぎ8試合で、7イニング2/3を投げ7失点と成績はいまひとつ。
そこで2軍首脳陣は、長いイニング、球数を投げることで
何かきっかけをつかんでほしいという思いから、
この日先発起用する運びとなった。
3年目右腕は再昇格に向けて手応えをつかんだよう>
「こうやって先発させてもらった経験を大事にしたい。
次につなげられるようにしたい」
中スポ

●岩﨑恭平
<ドラフト3位ルーキーがプロ初安打をマーク。
8回に菊地の代打で登場し、広島2番手・岸本が投げた
147キロの速球を中前へ痛烈にはじき返した。
14試合、15打席目での初安打に、最高の笑顔>
「長かったです。(開幕して)2カ月ですから。
これからがスタートです。
調子を上げていいところを見せていきたい」
中スポ

2009年5月22日 (金)

ブランコ目指せ月間MVPと不振森野長時間特打。

延長10回、埼玉西武サヨナラ負けを喫し、
交流戦最初のカードを1勝1敗で終えたドラゴンズ
関東遠征2カード目は、千葉マリンでのマリーンズ戦
交流戦最初の予備日となったこの日のナインは、
対戦に備え、同球場で全体練習を行ったもよう。
もっか打撃3部門リーグトップブランコが精力的だったのに際し、
不振脱出を目指す森野は必死の形相で長時間特打を。
そのほか1軍近しなど、竜の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(21日)

◇トニ・ブランコ

<5月の打率.403、7本塁打、17打点は
いずれもリーグトップと、絶好調の新助っ人。
交流戦初カードだった埼玉西武との2連戦では
8打数5安打、3本塁打、3打点と爆発。
きょう22日からの千葉ロッテ戦でも特大弾が見られそう。
中日の野手では07年5月のウッズ以来となる
月間MVPも十分視野に入ってきているが、意欲的に話して>
「神様のおかげでいい数字が残せてきている。
アメリカに月間MVPがあることは知っていたけど、
日本にあるとは知らなかった。
勝つことが一番なので、意識はしないですけど、
後からそういう結果がついてくれればいいですね」

<この活躍によって壮大な野望が見えてきた。
リーグではあの86年のバース(阪神)以来、
23年ぶり、球団では初となる三冠王。
練習後、打撃3部門の目標を聞かれると>
「打率も、本塁打も、打点もすべてにこだわる。
やはり自分としては個人の記録よりも
チームが勝つことの方が大事だと思っている。
とにかく今はバットのしんに当てること。
賞は神様が後からくれるものさ」

<この日千葉マリンで行われた全体練習では、
2度ティー打撃をこなすなど精力的に調整。
フリー打撃では強風をものともせず、サク越えを連発して>
「最近は投手が高めに投げてくるからその対策だよ。
風が強いんで、打席でも集中しないと」

<唯一の弱点は屋外デーゲーム。
ここまで5試合で20打数4安打の打率2割と低迷。
あす23日の第2戦は13時開始。対策を明かして>
「できればサングラスを使って打席に立とうと思っているんだ」

<交流戦の本拠地・ナゴヤドーム開幕戦となる
24日の北海道日本ハム戦から、打席に入る際の登場曲を
映画『ターミネーター』シリーズの
イメージサウンドにすることが明らかになったが>
「何度か見たことがあって、いい映画だと思う。
ターミネーターのようになれるように頑張るよ。
とにかく神様がそういう曲を使うチャンスを
与えてくれたのだから、それに応えたいですね」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン


◇石嶺打撃コーチ
<5月に入って大爆発したブランコの変化に納得顔。
従来の打撃フォームからスタンスを
オープンに変化させるなど周囲の助言を受け入れる
柔軟性が好結果を生んでいるよう>
「どんな練習でも、いつもいろいろなことを意識してやっている。
1つのやり方だけじゃなく、いろいろなことを試しているから」
ニッカン

◆ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント社 宣伝担当者
<6月13日からシリーズ最新作『ターミネーター4』が公開されるが、
配給元がPRも兼ね、ブランコの打席登場曲にオファーを出したという。
その理由を説明して>
「ブランコ選手は(ターミネーターを制作している)
米国でプレーしていたこともあり、
ホームランで破壊するイメージもターミネーターとぴったり。
(7日の広島戦で)ナゴヤドームの天井に当てたり、
(8日の巨人戦で)東京ドームの看板を越えたり。
ホームランの内容もド迫力。
ターミネーターのように、相手を破壊しまくってほしいですね」
中スポ


◇森野将彦
<不振脱出へ計80分の長時間特打を行う。
5分×2カ所の通常フリー打撃を2人分。
その後ノックバットを使ったロングティーを40分間こなすと、
最後は笘篠コーチの投げるボールを20分間打ち込む。
打ち込みは落合監督の指令でもあったようで、
指揮官からもグリップの位置を下げない、
猫背にならない、などの技術面を指摘を受けた。
内容は明かさなかったが、復調へ向け必死で汗を流し>
「何も聞かないでください」

<異例の長時間の打ち込みについては、冗談交じりに答えて>
「ボクはよくやりますよ。
いつもこれぐらいは振っています。
札幌ドームでやるイメージがある。ここ(千葉マリン)でも」

<ただ、周囲のサポートに話が及ぶと
期待にきっちり結果を出して応える決意を明かして、
帰りのバスに乗り込む>
「頑張ります」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

◇井端弘和
<不振の森野に周囲の心配も相当。
森野のフリー打撃後、和田とともにアドバイスを送る。
ブランコが好調なだけに、打線をつなぐ3番を盛り上げようとして>
「長年一緒にやってるので荒木、森野ぐらいは
(どうしたらよくなるか)分かりますよ」

<自身はフリー打撃は行わなかったものの、
代わりに中堅の守備位置で打球を追って体を動かす。
最近10試合ではコンスタントに結果を残しており、体は軽そう>
「(苦笑いで)疲れました。特にここ(千葉)は風が強いので」
中スポ


◇落合監督
<千葉マリンでの全体練習で、森野を直接指導。
左翼ポール際へ向かって打つロングティーでは、
自分の名前の入ったノックバットを手渡す場面も。
悩める3番打者の復活が反攻には欠かせないが、報道陣にはそっけなく>
「今日は休み。みんな(報道陣)も休みな」
おおさか報知


◇和田一浩
<きょう22日先発が予想される千葉ロッテ・大嶺から
3月3日のオープン戦では2打数2安打。返り討ちにしたい>
「大嶺から2安打? 覚えているけどオープン戦だからね。
それに前回(13日・福岡ソフトバンク戦)完封したんでしょ。
速い投手というイメージだけど、あのときはお互いに調整段階だから」

<ブランコの陰に隠れてはいるが、調子は上げている。
ここ10試合は38打数12安打の打率.316と、高打率をキープ。
さらに千葉ロッテにはリベンジする必要もある。
昨年の対戦では15打数2安打と不振。
千葉マリンでは7打数無安打に封じ込められた。
しかも薄暮でボールを見失うミスも。この日は外野で飛球をチェック>
「きょうぐらいの風なら大丈夫」
(中スポ)

◇藤井淳志
<オープン戦では大嶺から3打数1安打ながら、
ブレークのキッカケとなる1号2ランを右翼に運んだ。
平常心で再現したい。攻略に意欲を見せて>
「覚えていますよ。追い込まれてからカーブを打ちました。
ただきのうも(埼玉西武の)石井一久さんを
(オープン戦で)打っていると言われながら打てなかった。
意識せずに集中して打ちたい」
(中スポ)

◇野本圭
<千葉マリンスタジアム独特の強風対策のため、
内外野ともフライの捕球練習を入念に行う。
日によっても変わる風向きを警戒>
「社会人時代にもこの球場は経験しています。
でも文字通り、明日は明日の風が吹きますから」
(中スポ)

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<千葉マリン独特の強風について>
「まだまだ今日は弱い方ですよ。
この季節は10数メートルとまではないでしょうけど、
この風を頭に入れておかないと、えらい目にあいますから」
(中スポ)

◇立浪和義兼任コーチ
<約3時間の練習で猛烈に指導したのが、
数日前に昇格したばかりの平田。
ティー打撃でトスを上げると、フリー打撃では助言を送る>
「前から言っているけど、(アドバイスしたのは)下半身の使い方。
せっかく上半身は力があるのに、下半身がうまく使えていないからね」
(中スポ)


◇吉見一起
<きょう22日の千葉ロッテ初戦で先発予定。
昨季の千葉ロッテ戦は、全4試合に登板。
計5イニング2/3で無失点、1勝2ホールドと、
セットアッパーとして鉄壁のピッチングを見せたが、
今年は先発として敵地での初戦に臨む。
この日の練習ではマウンドの感触などを入念に確認。
相性抜群の千葉ロッテ封じへの青写真をこう説明>
「クリーンアップの前にランナーを出さないようにしたい」

<どうしても抑えなければいけない打者がいる。
それは千葉ロッテの1番打者・西岡。
ともに大阪府出身で、高校時代からのライバル関係。
プロでの初顔合わせとなった昨季は、
2打数ノーヒットに抑えて完勝。存分にお互いを意識していた>
「打席に入る前に(西岡が)ずっとこっちを見ていましたね。
西岡? もちろん抑えたいです」

<交流戦の直前には髪を極端な短髪に刈りそろえた。
交流戦登板へ向けて気持ちを入れ替え、笑顔で>
「丸刈りにしようかと思ったんですけどね」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<23日の千葉ロッテ第2戦の先発が予想される。
勝ち星こそ2勝に止まっているものの、
現在の防御率は1.50と、開幕から好調を維持している>
「今の調子を落とさないようにしたい」
(中スポ)

◇浅尾拓也
<前夜の埼玉西武戦では延長10回、2死からの3連打で
悪夢のサヨナラ負け。投球内容は悪くなく、
気持ちの切り替えを強調して>
「確かにきのうは考え込みました。
けれども、日付が変わったら切り替えるのが大切です」
(中スポ)


◇谷哲也
<今季2度目の1軍入りを果たしたが、
アピールのチャンスを待つための時間を
乗り越えさせてくれるのは、笑顔でいること。
ベンチで声を張り上げるのも若手の仕事>
「笑顔でベンチを盛り上げなきゃならないですからね」

<プロ初めて掴んだ1軍も4月11日の広島戦で
代走起用されたの唯一の出場。翌日に抹消されたが、
失意の中合流したファームに得難いお手本がいた。
チームの看板打者のひとり、井上。
一時の不振とはいえ2軍にいるが、それでも変わらぬ明るい姿が
強い印象を残し、野球に取り組む姿勢を教えてくれたという>
「井上さんはいつも笑顔を振りまいて、
それでチームの雰囲気もよくなっていました。
直接技術的なことをなにか教えてもらったことは
ありませんが、大切な物を見て習った気がします」

<2軍合流以降、ウエスタンで18試合、打率.304。
結果を残して交流戦初戦から1軍再合流を果たした。
例年ペナント争いの流れが変わる交流戦でラッキーボーイとなりたい>
「常に笑顔でチャンスを待ちたいと思います」
(中スポ)


【ドラゴンズ・今週末の日程】
22日(金)対千葉ロッテ (18:30・千葉マリンスタジアム)
23日(土)対千葉ロッテ (13:00・千葉マリンスタジアム)
24日(日)対北海道日本ハム (18:00・ナゴヤドーム)
25日(月)対北海道日本ハム (18:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
22日(金)対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
23日(土)対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
24日(日)対広島 (13:00・蒲郡市公園グラウンド野球場)


交流戦最初の予備日となったこの日は、
埼玉から千葉と比較的移動距離も短いこともあり、
主力選手も休養ということはなく、
きょう22日からの千葉ロッテ戦に備えて、
千葉マリンスタジアムで全体練習が行われたもよう。

ダダンダンダダン、ダダンダンダダン。けさの中スポでは、
この5月一気に上昇の波の乗った
主砲・ブランコ
1面にデカデカと出ていましたが、
ここに来ての快進撃は、
目を見張るものがありますね。
あのナゴヤドーム天井直撃弾から始まったこの旋風。
先日の埼玉西武戦でも、県営大宮で2打席連続弾を放つと、
西武ドームでも右中間にもっていく先制弾。
その一発一発が実に印象に強く残るものばかりで、
ファンのなかにも「ブランコの本塁打が楽しみ」という方も
かなり増えてきているのではないでしょうか。

YouTubeでも、ブランコのホームラン集というのが
動画で上がっていましたが、
リプレーのVTRを見ると必ず解説者がいうのが、
「スイングの軸がぶれていない」。
安定したスイングにより、しっかりとパワーが伝わっている。
それがこの急上昇に繋がっているようですね。
日本のストライクゾーンにもようやく慣れ、
ボールを見極められていることも、良い傾向。
打率も先日ついに3割に乗せましたし、
週末の横浜戦ではサヨナラヒットを放つなど、勝負強さもある。
開幕当初はこんな選手になるとは思いもよりませんでしたが、
いろいろ試行錯誤を重ねながらも、
まじめに練習に取り組んできたのが大きかったようです。

月間MVPの有力候補にも挙がっているようですが、
やれ三冠王だとチヤホヤしてくる周囲を気にせず、
今後も一戦一戦集中して、臨んでほしいものですね。
そしてできるだけ、この好調をキープしてほしいもの。
千葉マリンのゲームは、3月のオープン戦以来となる主砲
しかしその一戦でも、寒風のなかの第1打席に
エースの清水直行から、レフトに一発を放っています。
今朝から関東地方は、かなり風が強く
おそらく幕張はもっと強い風が吹くのでは思われますが、
それをモロともしない豪快弾を期待したい。
それがチームの連勝に結びつき、5割復帰となればなおうれしいです。


そのブランコ、そして復調してきた和田
さらに井端、荒木にもヒットが出ているなか、
今一つ調子が上がってこないのが、間に座る3番打者の森野
この日は異例ともいえる長時間の特打を敢行したようですね。
落合監督からの手取り足取りの直接指導に加え、
石嶺、立浪両打撃コーチ、そして井端らナインからも
アドバイスをもらうなど、不振打開に必死だったもよう。

1カ月前には3割あった打率があっという間に降下し、
現在打率は、リーグ28位の.237
若手ならとっくに代えられてもおかしくない数字ですが、
中軸を担う主力なだけに、ひたすらその復調を願うばかり
そして「森野に何とか調子を上げてほしい」という気持ちが、
チーム全体としても、溢れているのでしょうね。
打てなくてもどかしいというのは、
本人が一番感じているはずでしょうし、悔しさもあるはず。
ただチームが波に乗るためには、その打撃上昇が不可欠。
本調子にできるだけ早く戻して、
あの『槍』のようなアーチを架けてほしいなと。
奇しくも「波」が近くにある千葉マリンスタジアム
ノッていくきっかけにはもってこいでしょうし、
そこで、不振脱出の兆しだけでも見せてほしいもの。
ぜひともブランコとの連係で、過去4年間の交流戦で
通算3勝7敗と苦手にしているマリンを克服してほしいです。


若竜トピックス(21日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 11回戦
(21日・ナゴヤ球場)
  000 000 010 = 1
  300 001 10× = 5
[勝] 山本昌(7試合2勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、齊藤、高橋、パヤノ - 清水将海、小川
公式サイト・戦評

○山本昌
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発し、
7イニングを投げて、5安打6奪三振無四球の無失点。
2軍降格後5試合目の先発登板。
立ち上がりからテンポよく投げ込み、
2回以外は、各イニングの先頭打者を
きっちり打ち取り、優位に試合を運ぶ投球。
打者の内外角いっぱいをつくコーナーワークと、
緩急を織り交ぜた熟練の技を発揮して、相手打線を翻弄。
着実に状態が良くなっていることをアピールして>
「徐々によくなっているよ。
キャッチャーとの呼吸もよかったし、上り調子だね。
まだまだ(状態を)上げていきたいし、しっかりとしたいところがある」
中スポ

『暖かくなってきて変化球も切れがよくなってきた感じです。
何よりきょうは、このところ自分でも納得いかなかった
四球がゼロで、やっぱりそういう走者を出さないと
簡単には点は取られないものだと再確認しました。
今は1軍の先発陣が調子よく、すぐに呼ばれることはないと思いますが、
いつ呼ばれてもいいようしっかり調整しておきます。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)

○小林投手コーチ
<2度のピンチにも決してリズムを崩すことなく、
巧みな投球術で切り抜けて見せた山本昌のこの日の投球に
完全復調間近を感じ取ったよう>
「やっと本人も本来の投球ができたと思ってるんじゃないかな。
今季、見ている中で一番いい投球だった。
粘りも出てきたし、すべてが向上しているね」
中スポ

○齊藤信介
<4日の東京ヤクルト戦で連続押し出しを記録して
2軍落ちしたが、再び不安を露呈。
8回に2番手で登板すると、3連続四球を与えて、
1死も取れずに降板。挽回を誓って>
「これじゃあ何を言っても言い訳になる。
自分の実力が無いと言うこと。これから結果を出していくだけです」
(中スポ)


◇佐藤亮太
<今季初先発となった17日のウエスタン・阪神戦で
5イニング2失点。不本意な投球が続いていただけに
うれしそうな表情で胸をなで下ろす>
「やっと結果が出たのでホッとしています」

<昨年12月22日に佐知夫人と入籍。
結婚後は名古屋市内のマンションに共に暮らしているが>
「食事は本当にバランスよく作ってくれるんです。
おかげで体調はずっと良かったんです。ただ結果が出ていなくて…」

<夫人の思いに応えるためにも、必死に研究を重ねた。
まず取り組んだのは不振の原因をさぐること。
さらに捕手を務めた小川とも相談し、投球のテンポも早めた>
「カウントを不利にして、
ストライクを取りにいって打たれることが多かったんです。
だから、有利なカウントをつくって勝負していこうと」

<1度結果が出ただけで満足などしていない。
支えてくれる新妻を安心させるためにも、さらなる飛躍をもくろむ>
「次はもっといい投球ができるように頑張ります」
(中スポ『若竜なび』より)

2009年5月21日 (木)

延長10回勝ちを逃した、竜連勝ストップ5割ならず。

鮮やかな逆転勝ちで、5年目にして初めての
交流戦初戦白星を飾ったドラゴンズ
勝率5割復帰を臨んだ西武ドームでの埼玉西武との第2戦は、
小笠原-石井一久の両先発が譲らず、1-1のまま延長戦へ。
しかし延長10回、1死一、三塁で荒木スクイズ失敗
併殺となり絶好機を逃すと、
そのウラ、2番手・浅尾が2死から捕まり、中島にサヨナラヒット。
みすみす勝機を逃したドラゴンズ
連勝は4でストップ。5割復帰もなりませんでした。

◇日本生命セ・パ交流戦
埼玉西武-中日 2回戦
(20日・西武ドーム | 中日1勝1敗)
19203人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
中 日
埼玉西武 1x
[敗] 浅尾(10試合3勝5敗)
[D本] ブランコ11号
[Dバッテリー]
小笠原、浅尾 - 谷繁

◇対埼玉西武2回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数1安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (DH)デラロサ (4打数2安打)
8 (中)藤井  (3打数1安打)
9 (捕)谷繁  (2打数無安打)
P (投)小笠原


【イニング経過】

<1回・中日> P・石井一久
井端粘って四球、荒木右飛、
森野3球目井端二盗失敗、森野中スライダー空三振


<2回・中日> P・石井一久
ブランコ外スライダー右中間スタンド飛び込む本塁打(D 1-0 L)
和田左前打、小池捕犠打、
デラロサ中飛・和田タッチアップ三進、
2死三塁から、28歳誕生日藤井外直球空三振


<3回ウラ・埼玉西武> P・小笠原
銀仁朗遊ゴロ、ボカチカ初球一塁線フライ・
ブランコ捕球姿勢も遠慮荒木とお見合い=ポテンヒット、
片岡外スクリュー空三振も谷繁捕れず暴投・ボカチカ二進、
2死二塁から、栗山内低め直球空三振

<4回ウラ・埼玉西武> P・小笠原
中島2球目外低めスクリュー・
打った瞬間センターバックスクリーン本塁打(D 1-1 L)

<5回・中日> P・石井一久
デラロサ左前打、藤井捕犠打、
谷繁4球目石井一久暴投・デラロサ三進、
1死三塁から、谷繁内低め直球見三振、
2死三塁から、井端外直球右方向も右飛


<5回ウラ・埼玉西武> P・小笠原
銀仁朗捕飛、ボカチカ内低め四球、片岡中前打、
1死一、二塁から、栗山外低め一杯スライダー見三振
2死一、二塁から、中島内高め直球空三振

<6回・中日> P・石井一久
荒木左飛、森野バット折られ一ゴロ、
ブランコバット折られるも右前打、和田四球、
2死一、二塁から、小池内沈むスライダー空三振


<6回ウラ・埼玉西武> P・小笠原
1死から、平尾5球目高々打ち上げ・
三塁側ドーム天井の骨組みに直撃・
跳ね返ったボールを森野キャッチも
グラウンドルールによりボールデッド=ファウル
平尾6球目内直球空三振

<7回・中日> P・石井一久
デラロサ左中間突破二塁打、
藤井捕ゴロ三塁封殺・バント失敗、
谷繁投犠打・藤井二進、
2死二塁から、井端内低め直球ズバ見三振


<7回ウラ・埼玉西武> P・小笠原
松坂三ゴロ、銀仁朗外抜けスライダー空三振11個目、
ボカチカ左腕死球、片岡右翼フェンス際飛

<8回・中日> P・野上亮磨
荒木ピッチャー返し中前打、森野初球打ち上げ遊飛、
ブランコ外スライダー引っかけ遊ゴロ6-4-3併殺


<8回ウラ・埼玉西武> P・浅尾
栗山フォーク空三振、中島外高め直球二ゴロ、
中村外フォーク空三振完ぺき

<9回ウラ・埼玉西武> P・浅尾
平尾高いバウンド三塁線ゴロ浅尾好守、
G.G.佐藤三ゴロ、代打大﨑内フォーク空三振

<10回・中日> P・野上
藤井チェンジアップ中前打、谷繁投犠打、
井端内直球ひっぱり左前打、
1死一、三塁から、荒木3球目スクイズも内直球上げて捕邪飛・
三塁転送藤井戻れず併殺・絶好機逸す


<10回ウラ・埼玉西武> P・浅尾
代打上本達之フォーク空三振、ボカチカフォーク空三振、
片岡初球直球中前打、
栗山2球目片岡二盗・谷繁二塁送球・
タイミングアウトも井端こぼし落球盗塁成功、
栗山ピッチャー返しライナー浅尾弾く・井端止めるも内野安打、
2死一、二塁から、
中島ど真ん中146キロ直球右方向へ弾き返す・
右翼小池前進及ばずサヨナラヒット(D 1-2x L)


【ゲームレビュー】
今季2度目のサヨナラ負け 連勝が4で止まった
8回から登板の2番手・浅尾が10回、打たれた。
2死一、三塁から中島に右翼線へサヨナラ打を許した。
10回のスクイズ失敗が痛かった。
1死一、三塁から、荒木が捕邪飛。
三塁から飛び出した藤井も刺され、絶好機を逸した
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前夜とは打って変わって、最少点差での展開。
1-1のまま、交流戦初の延長戦に入りましたが、
やはり10回の攻防が、この日の勝負を分けてしまいましたね。
絶好のチャンスを作りながら、
するりと逃げたというか、みすみす逃したというか、
実にもったいない負け方で、連勝がストップ
5割復帰も今回は見送りとなってしまいました。

10回、攻め、守り両方でポイントはあるでしょうが、
一番は、やはり1死一、三塁からの
スクイズ敢行、そして失敗
埼玉西武2番手・ルーキーの野上に対し、
藤井が出て、谷繁が送り、そして井端がしぶとくつないだ。
そして迎えるは、前の打席痛烈なピッチャー返しで
ヒットを放つなど、この日打撃の感触の悪くない荒木
3イニングス目となった野上もけっこうアップアップでしたし、
このまま打たせていくのではと思いましたが、
カウント1-1からの3球目に、まさかのスクイズ

上がってしまった…。確かにこの日は犠打が多く、
いつもよりも手堅いなとは
感じてはいましたが、
相手も予測していませんでしたし、
作戦としては悪くはなかった
ただ転がせず、
上がってしまったのが
痛かったですね。
「回転の良い真っすぐ」を
野上は意識していたそうですが、
その分ボールが生きていたということでしょうか。
決めていれば、さい配ズバリでしたが、
決まらないところが今季のドラゴンズというところ。
今季初のスクイズ指令は、荒木にとっても、
チームにとっても、実に悔やまれるプレーとなってしまいました。

一方、それを含めて迎えた10回ウラの守り
8回から2番手として登板した浅尾
この日はフォークがキレキレでしたね。
通常は追い込んでパームボールというのが多いですが、
この日はひたすら落としに落とし、三振を奪う投球。
10回ウラも簡単に2死を取ったものの、
片岡を塁に出してしまったのが、残念だったなと。
続く栗山の2球目に、すぐさま片岡が二塁へスタート。
素早く谷繁が二塁へ送球したものの、ここで再びミスが。
タイミングは完全アウトにも関わらず、
二塁ベースカバーに入った井端がボールをこぼしてしまい落球…。
左手首をスパイクされてしまったようですが、
自分的には、ここがセーフになってしまったことが、
スクイズ以上に、ショックに思えましたね。

こうなってしまうと、自然に流れが相手に傾くというもの。
栗山の打球は、ピッチャー返し。
しかし守備の良い浅尾が弾いてしまい、内野安打。
2死一、三塁となって、ベンチ中島勝負を選択。
得点圏4割強の中島ですが、そうするしかない場面。
あと1人何とか抑えてほしい、そう願いましたが、
さすがに浅尾も3連投のうえ3イニングス目
疲れも見えたか、2ストライクと追い込みながら、
1球つり球を見送られたあとの4球目、
ストレートが甘く真ん中に入ってしまいましたね。
失投を逆らわずに右方向へ弾き返されると、
必死に突っ込むライト・小池の前でワンバウンド。
流れはそのまま変わらず、サヨナラヒットとなってしまいました。


まあ勝てたゲームではありましたが、
こちらから勝機を逃してしまいましたし、しょうがない
しっかり切り替え、リスタートといってほしいですね。
もちろんベンチも、ナインも、それぞれ悔しい思いは当然あるでしょう。
それをきちんと整理して、次回以降の戦いにぶつけてくれれば。
先発・小笠原好投など収穫もありましたし、
前週のナゴド3タテのときよりは、状態も悪くない
連勝こそ止まりましたが、前に進めるとは思います。

交流戦ということもあり、21日は移動日で休み。
1日置いて週末は、千葉マリンで千葉ロッテと、
そして日月はナゴヤドームで北海道日本ハムと、
ともに2つずつの、4連戦を戦います。
千葉マリンにはあまり良い思い出がないドラゴンズですが、
できれば最低1勝1敗で乗り切り、
地元でパの首位チームを迎えてほしいところ。
吉見、チェン、川井と安定した先発陣が控えていますが、
やはり打線の援護というものもほしいですね。
一休みして、再び反攻への道を進むドラゴンズ
あすからの4連戦で必ず5割復帰を成し遂げてほしいと期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●荒木雅博

<延長10回1死一、三塁と攻め立て、
3球目にスクイズを試みたが、高めの速球に押されて捕邪飛、
飛び出していた三走の藤井も帰塁できずに併殺を喫する。
責任を一身に背負い、うつろな表情で声を絞り出して>
「(スクイズの球は)高めのまっすぐでした。
高めだった? そんなこと言ってられる場合じゃないです。
あそこは絶対に転がさなければならなかった。
何とも言いようがない。完全なる自分のミスですから。
負けたのは僕のせいです」

<今季2ストライク後は、8回先頭でフルカウントから
中前打したこの日を含め、79打数22安打の打率.278。
東京ヤクルト・福地(.290)に続きリーグ2位だが、傾向を分析>
「いままで1球目や2球目のストライクは、
ストライクゾーンとか慎重になっていることがあった。
逆に追い込まれたとき開き直って打っているのが、いいのかもしれません」
中スポサンスポおおさか報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●川相内野守備走塁コーチ
<2回にブランコの先制ソロが出て以降、遠かった本塁。
ベンチは、走者が出るとほとんどバントのサインを出した。
成功した犠打は今季最多の4つ。
7回は無死二塁から藤井がバントを失敗したが、
次の谷繁に再び送らせるほど徹底していたが>
「今日の展開を見ていれば、
何としても点を取りたいベンチの気持ちの表れだと思う。
それだけスコアリングポジションに進めて、
どうしても1点を取りたい試合だったということです。
当然ああいう作戦(スクイズ)もある」

<動きに動いた試合のクライマックスが今季初のスクイズ。
転がしさえすれば、成功する確率は高かった。
常に体の前でバットを構え、球を視野に入れながら
バントをする基本を教えてきたコーチは首をかしげて>
「(試合後すぐに)ビデオで見たけど、
ボールが当たるところに目(視線)がいってなかった。
当たった瞬間、球の方を見ていないようなバントだった。
でも、その悔しさは荒木自身が一番感じているんです」
(中スポ、中日新聞ニッカン


●井端弘和
<10回2死一塁、栗山の打席で一走・片岡が盗塁。
二塁をカバーしたが、タッチを取りに行った左手首をスパイクされた。
治療のためタイムを取られたが、ベンチに下がることなくプレーに復帰。
試合終了の時点では幸い腫れもなく>
「大丈夫です」

<今季の打撃の数字で見ると、これまでの特徴と変化。
長所は、ファーストストライクの成績で、
初球を含めて打った場合、33打数18安打の打率.545と驚異的。
一方、2ストライク後の数字が課題。
75打数13安打の打率.173と苦しんでいる。
追い込まれてからのしぶとい打撃が魅力だが、この傾向について>
「ファーストストライクで成績がいいのは
最初からタイミングが合っているからだと思います。
追い込まれて悪いのは、よく分からないですね」
(中スポ)


●浅尾拓也
<8回から2番手で登板し、10回二死まで
無安打5奪三振と力投していたものの、そこから暗転。
連打で一、三塁とされ、続く中島に右前へ運ばれてサヨナラ負け。
3試合連続の登板はベンチの期待の表れだったが、
この日は期待に応えることができず、今季5敗目。
フォークが切れて二者連続三振を奪った直後の3連打に>
「思い切り投げることしか考えてなかったけど、打たれたら意味がない。
2アウトまでうまいこと(アウトが)取れたのに、そこから連打連打で…」

<今季開幕投手を務めた24歳。
チームの方針で中継ぎに回ったが、自らを責めて>
「調子が良かった? 勝たなきゃ意味がないです。
せっかく投げさせてもらっているのに、結果がこうですから。
勝たないと何のために投げさせてもらったいるのか分からない。
3イニング目? 影響はありません」
中スポサンスポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●小笠原孝
<7イニングで11三振を奪い、4安打1失点。
間違いなく、快投の部類に入るだろうが、
それでも、試合後の左腕に笑顔はない。
チームが敗れてしまっただけに、喜ぶそぶりすら見せず>
「自分の役割はまずまずやったと思いますが…」

<埼玉西武打線のバットが面白いように空を切った。
初回、先頭の片岡から直球で空振り三振を奪うと、
130キロ台後半の直球と変化球をうまく組み合わせ、毎回奪三振。
07年8月25日・阪神戦で記録した自己最多の15奪三振には及ばなかったが、
11三振は今季のチームで2番目(トップは吉見の13)。
前回登板の反省をきっちり生かして>
「(三振は)たまたまです。
前回のマウンドでは、初球に打たれてしまうことが多かったので、
そこを気をつけました。今回は低め、低めに投げることを意識しました」

<打線の援護がなく白星はお預けとなったが、
ローテの軸となれる左腕の安定感が戻ってきたのは収穫>
「きょうはピンチになっても粘り強く投げることができたと思います」

<昨季の交流戦では、チームトップタイの3勝、防御率2.64。
今季の交流戦でも、まずまずのスタートを切って>
「次も頑張ります」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン


●トニ・ブランコ
<2回先頭の打席で、埼玉西武先発・石井一久の外角球を
右中間スタンドに運ぶ11号先制ソロを放つ。
外角の逃げる変化球を逆らわずにはじき返してスタンドへ一直線。
あふれるパワーで獅子を震えあがらせて>
「(打ったのは)シンカーかな。
しんでうまくとらえることができたよ。強く振れた。
ホームランレースの行方は神のみぞ知るだけど、
同じように鋭いスイングを続けるだけさ」

<2打席連発した前日に続いて2日で3本。5月に入って7本目。
絶好調を迎えた大砲が、いよいよ本塁打の量産態勢に入り>
「状態? 自分としてはとてもいいと思っているよ。
昨日(19日)の2発も驚くことではないさ」

<西武ドームに刻まれた『記念碑』に、自信をくすぐられた。
左翼席のフェンスの約60メートル上、天井のへりに
ホームランボール直撃地点がプレートで示してある。
05年6月3日、オリックスのカブレラが
西武時代に交流戦で放った推定180メートル特大弾の着弾点。
フリー打撃の前にそのことを聞くと、
体がねじ切れんばかりのフルスイングを続け、左翼場外へも2発披露>
「すばらしく高いところだね。自分もと思って狙ってみたよ」

<結局天井直撃はかなわず首をすくめたが、
感触自体はよかったのか、自信をみせていた>
「全然届かなかったね。
ゲームでは神様の力がもらえればできるかも」

<試合には負け、結果的には空砲となってしまったが、
第3打席にも右前打を放ち、打率は.303と大台に乗せた。
5月の打率は.403と驚異的な数字>
「アベレージヒッターでもありたいんだ」
中スポニッカン

●トマス・デラロサ
<チーム全体が石井一久に苦しめられる中で、
5回は左前打、7回には左中間へ二塁打を相次いで放ち、
今季初のマルチ安打。指名打者での起用に応えて>
「コンディションは? ダイジョウブ」
(中スポ)

●藤井淳志
<28歳の誕生日を白星で飾れなかった。
スタンドのファンは打席に入るたびに
『ハッピーバースデー』の大合唱で祝福。
試合前にはこう語っていただけに、
今度は自らの活躍で勝利に導きたかったが、果たせず残念そう>
「野球では誕生日にこれといった記憶がないんです」
(中スポ)

●立浪和義
<接戦ながらも出番なし。
ベンチ裏のスイングルームで黙々と備えていたが>
「(代打で)行きそうなところは準備していたんだけどね。
きょうはこういう形で負けたけど、気持ちを切り替えていきます」
(中スポ)


●落合監督
<今季2度目のサヨナラ負けで、連勝は4でストップ。
球場入り時と同様に、マスク姿でベンチ裏から姿を見せて>
「マスクしているときは聞かないほうがいいよ。
みんなマスクしてきて。寄りつきたくない」
サンスポおおさか報知ニッカン


若竜トピックス(20日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 10回戦
(20日・ナゴヤ球場)
  000 005 001 = 6
  100 200 000 = 3
[敗] 中里(8試合2勝2敗)
[D本] イ・ビョンギュ2号、3号 柳田2号
[Dバッテリー] 中里、菊地、岩田 - 小川、前田
公式サイト・戦評

●中里篤史
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に公式戦2度目の先発。
5回まで3安打、6奪三振の無失点と好投しながら、
6回に入ると球速も10キロ近く落ちるなど、
それまでとは制球力も球威もまるで別人のような投球。
2被弾を含む5安打を集められて、一挙に5失点と崩れ、
スタミナ面での課題を露呈>
「全体的なスタミナ不足です。
6回になったら急に体が重くなって、低めに投げようと意識しても、
思うように投げられなかった。課題はスタミナですね」

<真価が問われる先発3戦目での課題露呈。
克服に全力を傾けるべく、決意を新たにして>
「先発として合格点をもらうには、
長いイニングをしっかり投げないと信頼されない。
そのためのコンディショニングや、
トレーニングをしっかりやっていきたい」
中スポ

●小林高也
<育成選手がプロ入り初安打を放つ。
7回の守備から途中出場すると、そのウラの打席で、
柳川洋平の投じた初球、139キロの直球を右前に運ぶ。
プロ3打席目で出た一打に、満面の笑みをたたえて>
「打った瞬間(一、二塁間を)抜けたと思いました。うれしいです」
中スポ

2009年5月20日 (水)

ブランコ連発和田決勝弾、竜逆転交流初戦初勝利!

5年目を迎えた日本生命セ・パ交流戦がこの日開幕。
ドラゴンズは、埼玉県営大宮公園野球場で
パ・リーグ3位の埼玉西武ライオンズとの2連戦。
その初戦、朝倉-岸両先発が粘りの投げ合い。
7回に朝倉中村に一発を浴び、2点差となったものの、
8回、相手守備の乱れを突き、森野の犠飛と暴投で
同点に追いつくと、2死一塁から和田決勝の2ラン
鮮やかな逆転で、5年目で初の交流戦初戦勝利
借金も1となり、いよいよ5割が見えてきました。

◇日本生命セ・パ交流戦
埼玉西武-中日 1回戦
(19日・埼玉県営大宮公園野球場 | 中日1勝)
18110人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
埼玉西武
[勝] 朝倉(7試合4勝2敗)
[S] 岩瀬(15試合1勝1敗9S)
[D本] ブランコ9号、10号 和田11号2ラン
[Dバッテリー]
朝倉、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対埼玉西武1回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打1打点)
2 (二)荒木  (5打数3安打)
3 (三)森野  (3打数無安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数3安打2打点)
5 (左)和田  (4打数1安打2打点)
6 (DH)デラロサ (4打数1安打)
7 (右)野本  (3打数無安打)
8 (中)藤井  (3打数無安打)
9 (捕)谷繁  (4打数2安打)
P (投)朝倉  

【イニング経過】
<1回ウラ・埼玉西武> P・朝倉
片岡四球、栗山3球目片岡二盗失敗、栗山見三振、
中島初球左前打、中村良い角度も左飛

<2回・中日> P・
ブランコ三ゴロイレギュラー中村弾き左前打、和田痛烈三直、
デラロサ三ゴロ中村弾きエラー、
1死一、二塁から、野本中飛、藤井右チェンジアップ空三振


<2回ウラ・埼玉西武> P・朝倉
石井義人二ゴロ、G.G.佐藤中前落ちるヒット、
大﨑雄太朗外シュート左前打、銀仁朗外直球見三振、
2死一、二塁から、ボカチカ内シュートバットへし折り
ショート後方飛球・井端後ろ向き追うも捕球できず=エラー
その間に二走G.G.佐藤生還(D 0-1 L)

<3回・中日> P・
谷繁外直球右翼線二塁打、
井端中高めカーブ二直、荒木外低め直球遊ゴロ、
2死二塁から、森野内直球空三振


<3回ウラ・埼玉西武> P・朝倉
栗山空三振、中島三塁強襲ゴロ森野弾きエラー、
中島浮いたフォーク三塁線突破ヒット、
1死一、三塁から、石井義人シュートぼてぼて投ゴロの間
(D 0-2 L)

<4回・中日> P・
ブランコ初球中高め浮いたスライダー・弾丸ライナー
センタースコアボード下バックスクリーン直撃本塁打(D 1-2 L)


<4回ウラ・埼玉西武> P・朝倉
大﨑左中間突破二塁打、
無死二塁から、銀仁朗バスター中前落ちるヒット、
二走大﨑本塁突入・藤井バックホーム大暴投(D 1-3 L)
ボカチカ三ゴロ、片岡二ゴロ進塁打、
2死三塁から、栗山外シュート三ゴロ

<5回ウラ・埼玉西武> P・朝倉
中島詰まり左前打、中村2球目朝倉暴投、
中村詰まり遊飛、石井義人フォーク空三振、
2死二塁から、G.G.佐藤三塁線ゴロ・森野止めて遠投好守

<6回・中日> P・
荒木外チェンジアップちょこんと当てるヒット、
森野外チェンジアップボテ三ゴロ5-4-3併殺、
2死から、ブランコ初球中低め直球ジャストミート・
左翼席後方ネット直撃2打席連続本塁打(D 2-3 L)


<6回ウラ・埼玉西武> P・朝倉
大﨑右中間突破二塁打、銀仁朗投犠打、
ボカチカ左翼線ライナー和田追いつき好捕、
2死三塁から、片岡外フォーク空三振

<7回ウラ・埼玉西武> P・朝倉
栗山投ゴロ、中島一邪飛、
中村左大ファウルの後外高め直球・
右中間照明塔柱直撃本塁打(D 2-4 L)

<8回・中日> P・
谷繁外スライダーライナー中前打、井端投正面バント失敗、
荒木外低め直球右中間落とすヒット・
ライトG.G.佐藤ボール蹴ってエラー・走者それぞれ進塁、

P・星野
1死二、三塁から、森野初球外カーブ右犠飛(D 3-4 L)
P・大沼
ブランコ2球目大沼力み暴投・三走荒木生還(D 4-4 L)
ブランコストレート四球
2死一塁から、
和田中甘く入るスライダー・
打った瞬間左越え2ラン本塁打(D 6-4 L)


<8回ウラ・埼玉西武> P・浅尾
G.G.佐藤パーム三塁線ゴロ、大﨑外パーム三邪飛、
2死から、代打平尾外パーム左中間越え本塁打(D 6-5 L)

<9回・中日> P・小野寺
代打立浪四球・代走小池藤井捕犠打、
谷繁初球詰まり三ゴロ・二走そのまま、
2死二塁から、
井端中高め直球右方向・
ライトG.G.佐藤前進もバウンド合わずタイムリー(D 7-5 L)

荒木バット折りながら左前落とすヒット、森野四球、
2死満塁から、ブランコ内直球詰まり三直


<9回ウラ・埼玉西武> P・岩瀬
片岡一、二塁間ゴロ・荒木ベースカバー岩瀬に送球・
岩瀬捕球の際ベースに足滑らし右ひざ痛める
代打佐藤友亮一ゴロ・岩瀬ベースカバー顔しかめる、
2死から、中島内直球遊ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転勝ちで今季2度目の4連勝
交流戦5年目で初めて開幕戦勝利を飾った

2点を追う8回、相手のミスなども絡んで
1死二、三塁から森野の右犠飛と暴投で同点。
ブランコが四球の後、和田が左へ勝ち越し2ランを放った。
朝倉は7回まで投げて、4勝目
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


5年目となった『日本生命セ・パ交流戦』の初戦、
慣れない地方球場・県営大宮で、
序盤からエラーなども絡み、あれよあれよのうちに
細かい失点を重ねてしまうありさま。
ブランコが孤軍奮闘し、2打席連続の驚弾を放つも、
7回2死からパの本塁打王・中村に右中間に運ばれ、2-4
打たれた瞬間、「しまった…」という表情の朝倉を見たときには、
正直これで決まってしまったかと思いましたね。
しかしその後、一気にひっくり返す展開となるとは…。

相手先発は開幕から6連勝中岸孝之
正直あまり良いようにも感じませんでしたが、
粘り強く投げる姿は、さすがは勝ち運のある投手。
たださすがに終盤はややバテも来ていたよう。
それでも現状抑えが不在埼玉西武だけに、8回も続投。
先頭の谷繁がヒットで出たものの、続く井端がバント失敗。
そのを助けてしまい、チャンスを潰し1死一塁。
これまでのドラゴンズならそのままに抑え込まれ、
終了というのが関の山でしたが、
うまいところで相手のミスが絡みましたね。

続く荒木のライト前の打球を、
G.G.佐藤が捕れず、さらに蹴飛ばしてしまいエラー。
二、三塁と一気に同点のチャンスを掴み、をKO。
森野を迎えるということで、左の星野を持ってきたようですが、
と比べたら、やはりレベルが落ちるのは明らか。
初球をいとも簡単にライトへ持って行っての犠牲フライ
1点差に迫り、これでわからなくなってきたなと。

さらにそれに勢いを加えてくれたのが、代わった3番手・大沼
このところ不調というのを、実況でも聞いていましたが、
ここまで2連発のブランコを迎えて、かなりの意識過剰
それが力みとなってしまい、2球目外への真っすぐがワンバウンド。
ワイルドピッチとなって井端が生還。
4-4の同点となって、岸の連勝をストップさせることに。
こうなってしまえば、あとは押せ押せ
ブランコ四球で2死一塁となって迎えるは、5番・和田
1年振りの古巣との対戦、当初は力みもあったようですが、
ようやく復調気配の主砲は、甘い球を逃しませんね。
カウント1-1からの3球目、
真ん中高めに入ってきたスライダーを
ものの見事にジャストミートすると、
打球は皮肉にも埼玉西武ファンが陣取るレフトスタンドへ!
『恩返し』ともいえる2ランを放ち、この回一挙4得点
相手中継ぎの不調をきっちりモノにし、鮮やかな逆転勝ち
4連勝で借金をついに『1』にするとともに、
交流戦5年目で初めて開幕戦に勝利することとなりました。


大宮で和田の恩返し。相手のミス
助けられた部分もありますが、
ここぞで勝負強さを見せた
中軸による打ち勝っての勝利
それにしても実に良い粘りでしたね。
苦しい戦いが続く今季、
こういう勝ち方があまりなかっただけに
チームにとっても大きな弾みとなると思います。
またブランコがパ・リーグの投手に対しても、
その脅威的なパワーを早々と見せてくれましたし、
不振だった和田が2試合連続のお立ち台
和田に関しては、これで復調と言っても問題ないのでは。
さらに8回の犠飛の森野、9回のダメ押しタイムリーの井端
ともにエラーをして、足を引っ張っていただけに、
そのゲームのうちに汚名返上できたのは、大きいですね。
粘り強く投げていた朝倉4勝目をプレゼントでき、
なんとか丸く収まってよかったなと思いました。


交流戦開幕初勝利を挙げ、ついに借金返済目前となりました。
良い勝ち方もできましたし、ぜひともこの流れをキープしてほしい。
県営大宮から場所を西武ドームに移し、行われる第2戦。
先発予想は、小笠原-石井一久となっています。
数少ない千葉マリンキラーである小笠原には
ぜひとも週末のマリーンズ戦で投げてほしかったですが、
まあ順番ですし、しょうがない。
それでも先発4番手争いがし烈なだけに
しっかりと結果を出して、地位を固めてほしいもの。
西武ドームですし、イレギュラーはないと思いますが、
できるだけミスを防ぎ、優位に戦いを進めてほしい。
そして今季初の5連勝で、借金完済といってほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(19日)

◎和田一浩

<8回2死一塁、左翼席へリーグ単独トップとなる
勝ち越しの11号2ランを放つ>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(8回同点に追いついた後の打席、どんな気持ちで)
そうですね。ちょっとあのう、押せ押せだったんで、
あのう、まあ何とか塁に出たいなという気持ちで
あのう、行ったのがよかったと思います。
(先発の朝倉が粘り強く投げていた。応えたいという気持ちもあった)
そうですね。あのう、すごく頑張ってたんで、
あのう、まあバッターが何とかするしかないなという気持ちで
あのう、やっていました。
(これで11号、セ・リーグ本塁打争い単独トップ)
いやあのう、まあホームランの数っていうのは、
あのう、そんなに気にしてないんで、
えー、勝てるところであのう、しっかり勝ちにつながる
バッティングをしたいなと思いました。
(17日の横浜戦で久々の猛打賞。良い流れで試合に入れた)
そうですね。あの、交流戦があのう、初戦だったんで、
えー、気持ちも新たに今日から臨みました。
(交流戦初戦を取った。今後への意気込みを)
そうですね。あのう、目の前の1試合を
全力で頑張りたいと思います。
(最後にファンにメッセージを)
そうですねえ、明日も勝てるように頑張ります。
応援よろしくお願いします!」


<同点に追いついた直後の8回2死一塁。
カウント1-1から大沼の高めに浮いたスライダーを
左翼席に放り込む、リーグ単独トップの11号2ラン。
軽快にベースを回ると、ホームで待ち構えていた
ブランコと、笑顔でハイタッチを交わして>
「(先発の朝倉)健太が必死に頑張っていたので、
何としても勝ちをつけたかった。積極的に振っていけました。
追いついた後だったんで、チームもいけいけだったし、
四球のすぐ後。たまたまいいところで打てました」

<ルーキーイヤーから11年間在籍したチームだから、
もちろん相手投手のデータは頭の中に入っている。
昨年の埼玉西武戦でも16打数7安打とめった打ちにしている。
それでも、慎重だった>
「知っている投手でも持ち球が変わっているかもしれないし、
やってみないと分からないところもある。
きょうは(古巣の)西武相手だったんで少し力が入りました。
本塁打までは3打席抑えられているわけですし、
あしたからもまた(活躍できる)というのは分からない」

<古巣・埼玉西武からの初本塁打となり、
『恩返し』の一発で手応えを掴む>
「昨年も意識して力んでいた。
今日も力んでいたけど、気持ちの上で明日はいけると思う」

<これでチームは4連勝で、
借金も『1』に減らして5割に王手をかけた。
きょう20日は慣れ親しんだ西武ドームで再び埼玉西武戦。
気持ちを引き締め、自らのバットでチームを5割復帰に導く>
「交流戦でペナントレースの流れが変わるというのは
僕もそう思います。ここから勝っていかなきゃならない」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
MSN産経毎日jpスポニチ名古屋デイリー


○トニ・ブランコ
<来日初の2打席連続本塁打を放つ。
大宮の空に放った2発の驚弾、ともに打席で行方を見届けた。
一発目は2点を追う4回先頭。岸の失投、
高めのスライダーを逃さずはじき返すと、バックスクリーンを越え、
スコアボードにぶち当たる140メートル級の9号ソロ>
「打ったのはスライダー。うまく芯で捕らえられたよ」

<6回には同じく岸の低め直球を左翼席後方、
防球ネット上部に突き刺す130メートル弾の10号ソロ>
「いいタイミングで打てた」

<2打席連発をいつものセリフで振り返って>
「2本とも神様が打たせてくれた」

<第1打席でも三塁を強襲し左前へ達するヒットを放ち、
今季2度目の猛打賞。ここにきて調子が急上昇している
新外国人は手応えを口にして>
「2打席連発は初? でも、ヒットは3本打っただろ。
ヒットの延長がホームランになっているんだ」

<右肩上がりの打率の伸びの要因に、
ボールを見極める力の向上を挙げて>
「ストライクを打てるようになった。
最近はボールがよくみえて、反応できるようになってきたんだ。
僕はボールを見て振るだけ。
どこまで飛ぶかは神様が決めてくれるさ」

<もう一つ、重要なカギを握っていたのは、
最低だったころに1軍に上がってきたデラロサの存在。
オフにはスカウト的な役割もこなし、
ドラゴンズという活躍の場を与えてくれた。
自身にはない大リーグ経験を持つデラロサを>
「とても尊敬している」

<日本の野球についてのアドバイスをはじめ、
デラロサが近くにいることの意味の大きさについて>
「もちろんです」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○石嶺打撃コーチ
<存在感を見せつけたブランコについて>
「リードされていても、ソロ本塁打で点が入った。
4番が打てば、打線が安定する」
中日新聞


○森野将彦
<8回1死二、三塁から右犠飛>
「最低限の仕事ができた」

<3回中島の打球をファンブルし、失点につながったが、
19日現在、チーム失策数は12球団ワーストの30。
投手別では朝倉の登板時が7と、チームの失策が一番多い>
「健太(朝倉)のときにとくに多いのはわかっています。
そしてそれが失点につながっているんですよね…。
僕たちもちゃんと守ろうとしているし、
健太もミスが出たときはしっかりと思っているんでしょうが…」
中スポサンスポ

○井端弘和
<2回2死一、二塁の場面で遊撃後方の飛球を落球して、
先制点を与えてしまい、試合後に反省>
「エラーしたり、バント失敗したり…」

<8回のバント失敗も悔やんだが、
1点リードの9回2死二塁からは
貴重な追加点となる右前適時打。気持ちを切り替えて>
「5の0と5の1では気持ち的に違ってくる。
あしたにつなげたい」
(中スポ)

○荒木雅博
<打率3割を目前とする今季5度目の猛打賞を獲得。
6回先頭で左前打を放つと、
8回1死一塁からは同点を呼び込む右前打。
9回にも左前打を放って、5打数3安打と気を吐く。
これで打率は.297。早く4月末以来の3割に復帰したい>
「たまたまというところもあるけど、
バットが振れているのでいい結果が出ているんだと思います」
(中スポ)

○立浪和義
<9回に野本の代打で登場し、8球粘って四球をゲット。
代走・小池が井端の適時打で生還。
手負いの切り札が貴重な追加点に貢献。
左太ももの状態は万全ではないが、1打席の集中力はさすが>
「大事な場面だったので、何が何でも塁に出ようと思っていました。
満足に走れないので四球はなおよかったですね」

<ドラ番記者とシーズン中の疲労度について
話していたときのこと、こうポツリ>
「昔は130試合やったからよかったよ」

<そうはいっても途中までは一緒のはず。
だが、いまと昔では大きく違うらしい>
「昔はそんなに6連戦がなかったからね。
それにナゴヤドームもなかったから、
雨で中止というのもたくさんあった。
いまは若いヤツらにしたらキツイと思うよ」
(中スポ、<ドラ番記者>


○朝倉健太
<7イニングを投げ、9安打4失点(自責2)。
2点リードを許して降板したが、味方が8回表に逆転。
チームトップとなる今季4勝目が転がり込んできた>
「状態は良くなかったが、6回までは何とか粘れていた。
ただ、7回にいらないホームランを打たれたのが残念」

<126球の熱投が最高の形で報われた。
7回終了時、ベンチへ戻る視線は地面をさまよっていたが、
その数十分後、味方の大逆転で一気に生気がよみがえった>
「試合を壊さないで粘れたのがよかった。悪いなりに投げられた」

<味方の拙守に再三足を引っ張られた。
2回には2死一、二塁から井端のタイムリーエラーで先制点を奪われ、
続く3回には森野の失策をきっかけに追加点。
心が折れてもおかしくない展開だったが、踏ん張り抜いた>
「守備がどうこうより、自分のピッチングをすることを心がけました。
ランナーを出してから粘った? 自分にはそれしかないんです」

<7回まで三者凡退は一度もなし。
それでも試合中に微調整を施して決定打を与えないのは
経験のなせる技。フォークを多投して強打の埼玉西武を封じ込めた>
「立ち上がりは高めに浮いていたフォークが中盤以降はよくなった」

<今季は投げた試合すべてで6イニング以上投げ、
しかも自責点は3以下に抑えている。
交流戦の開幕でもきっちりと役割を果たして>
「何も考えず、目の前の一試合一試合に集中している結果です」
朝倉健太公式中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋

○浅尾拓也
<開幕投手が2試合連続でセットアッパーとして登場。
2点を勝ち越した直後の8回から登板すると、
2死走者なしから代打・平尾にソロを許したが、
リードしたまま岩瀬につないで>
「3人で終わりたかった。ただ、調子はよくなっています」
中スポ


○三輪ブルペン捕手
<守護神・岩瀬が史上4人目の通算200セーブを達成。
その姿をうれしそうに見つめる。
この球団スタッフこそ、大記録を支える陰の功労者。
単なる投手とブルペン捕手の関係ではなく、
いつしか欠点を修正するための大事な『鏡』という存在に。
ブルペン捕手による岩瀬のフォームチェックは
5回前後から始める1回目のブルペン投球。
そこでいい状態との違いがあれば、進言するという>
「たまに『ムカついた。この怒りをマウンドでぶつける』
って言われますけどね。でも本当に岩瀬さんはすごい。
200セーブは通過点。250まではボクが受けますって言っています」

<19日まで202セーブの岩瀬は、04年から守護神に定着。
03年まで6セーブだったから、残りの196セーブは
04年から1軍ブルペン捕手となった自身と
2人で歩んできたことになる>
「同じ愛知県出身で年下というのもあったのかもしれませんね」

<ちなみに1番印象に残っているセーブは公式戦ではなく、
パーフェクトリレーとなった07年の日本シリーズ第5戦>
「あのときの岩瀬さんのこわばった顔はいまでも覚えています」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<2点リードの9回から登板すると、
先頭打者・片岡の二ゴロのベースカバーに入った際、
ベース上で右足を滑らせ、右ひざを痛めたように見えた。
ヒヤリとするシーンだったものの、その後も投げ続け
1イニングを3人で抑えて今季9セーブ目をマーク>
「右足は何ともないんだけど、逆の左足に変な感じがした
ひざの裏が伸びた感じです。
でも、その後も投げているし、大丈夫ですよ」

<金字塔をアシストしてくれた三輪ブルペン捕手について>
「誰よりもボクのボールを受けていますからね。
いいところも悪いところも知っている。
だから(悪いところがあったら)言ってくれって。
いまは(三輪ブルペン捕手の)顔色で分かりますよ」
中スポスポーツ報知


◇小笠原孝
<きょう20日の先発が予想される。
今季初先発した14日の東京ヤクルト戦では、
7回途中で6失点降板と不本意な結果に終わっただけに、
巻き返しへの気持ちは強い。力を込めて語って>
「(交流戦は)相手より自分のピッチングを心がけたい。
前回は初球を狙われ、甘く入って連打を食らった。そこを課題にしたい」
(中スポ)


○落合監督
<5年目で初となる交流戦の白星発進。
それに関しては淡々としていたが、
幸先いいスタートを切れたことは間違いない>
「そうなの? 知らなかったよ。
でも、何度言ってもパ・リーグの本拠地で始まるのは変わらないんだから」

<序盤、2失策が失点につながったことに、
公式記録員に注文をつける。
口調から察するに2回にデラロサの三ゴロを弾いた中村、
3回に中島の三ゴロをはじいた森野の失策を指しているよう>
「あれはミスというより、記録員がいかん。
あの当たりをエラーとつけられては…。お互いにだが。
選手も生活がかかっているんだから」

<2本塁打のブランコについて>
「ブランコ? 本人に聞いて」
中スポ<ドラ番記者>サンスポスポーツ報知毎日jpニッカン


今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 谷哲也内野手、平田良介外野手
公式サイト共同通信社


ドラゴンズトピックス(19日)

◆久本に第2子(中スポ)
ゆか夫人が17日午後、名古屋市内の病院で
3100グラムの第2子(次女)を出産。母子ともに健康)


◇西脇球団代表
<19日発売の一部週刊誌で、女性トラブルが報じられた
立浪に関して、球団側は静観する構えを示す>
「犯罪行為があったわけでもないし、1年も前のこと。
特段、何かするつもりはない。
あまり格好のいい話ではないけどね」
スポニチ


若竜トピックス(19日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 9回戦
(19日・ナゴヤ球場)
  000 000 200 = 2
  000 000 000 = 0
[敗] 山内(6試合1勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山内、パヤノ、高橋、齊藤 - 前田
公式サイト・戦評

●山内壮馬
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)に先発し、
5回1死までノーヒット、6回までわずか1安打に抑える好投。
7イニングを5安打2失点にまとめ、1軍昇格をアピール。
試合後は7回に多村と江川にソロ本塁打を許して
失点したことを真っ先に反省したが、収穫も口にして>
「先に点を取られたらいけないです。
7回に多村さんのホームランは、後ろに下がって構えたので
外角に投げたら踏み込んで打たれました。騙されました!
江川さんのホームランは四球を嫌い甘い所に投げてしまいました。
今日は、投げていて気持ちが良かったです。
思ったところに投げられました。
カット(ボール)、スライダーをあまり使わずに、
真っすぐとカーブで組み立てられたことがよかった。
調子が良いので上で呼ばれたら自信を持って投げますよ」
ファームブログ中スポ

●小林投手コーチ
<先発し、7イニング2失点の山内について>
「前回(12日オリックス戦、5イニング5失点)が
悪かったくらいで、ここまでいい内容を継続している。
あとは勝ち星が付く投球を期待したい」
中スポ

●ネルソン・パヤノ
<左肩痛で戦列を離れていたが、
4月23日の1軍阪神戦以来、約1カ月ぶりに実戦復帰。
8回から2番手で登板。1イニングを投げ、1四球2奪三振無失点。
速球はMAX148キロを計測して>
「感触はよかったし、肩に痛みも違和感もなかった。
(球は)狙ったところにいっていた。
ストレート、変化球もコントロール良く投げられた。
明日また投げると思うが、連投した時どうなるかだけだ。
いつ呼ばれても良いように準備するよ」
ファームブログ中スポ

2009年5月19日 (火)

竜埼玉から出撃、2009年セ・パ交流戦今夜開幕。

今季で5年目を迎える『日本生命セ・パ交流戦』。
パ・リーグの6球団とホーム、ビジター2試合ずつの
4回戦で、6月末まで合計24試合を戦います。
現在リーグ3位ながら、借金2と苦しい戦いが続くドラゴンズ
埼玉・県営大宮球場で、昨季の日本一である
埼玉西武ライオンズとの対戦で幕を開けますが、
この日はナゴヤドームでの指名練習後、東京に移動したもよう。
反攻に向けて、リスタートをかけたい交流戦。
それを直前に控えたこの日のドラゴンズの話題を集めました。


ドラゴンズトピックス(18日)

◇野本圭
<ルーキーにとっては初の交流戦。
その初戦では駒澤大時代に06年の大学ジャパンでともに戦った
岸(当時・東北学院大)との対決が予想される。
有望株がひしめいたの大学ジャパン。
投打の柱として日の丸を背負った仲。
昨年の日本シリーズが終わった直後、岸へ祝福の電話をかけると、
『中日に入ったのか。
それじゃああまり対戦する機会はないかもな』と返されたという。
大学のときは一度もなかった2人の対決が、
いきなり実現するのも何かの縁。
一目置く好敵手を打ち砕けば、最高の交流戦スタートを切れるはず>
「(岸は)球界を代表する投手です。
レベルが違いますよ。自分は新人ですから、思い切って振っていきます」

<1年前までは一人の野球ファンとして交流戦を楽しみにしていた>
「(アメリカの)メジャーリーグでもやっていますよね。
交流戦は見ている方は楽しいです」

<しかし今は違う。交流戦とはいえ
真剣勝負であることに変わりない。気を引き締めて>
「この1年は全部同じです。
まだ大変とか楽しいとか考える選手じゃありません」

<入団時の宣言通り早々にレギュラーを奪った形とはいえ、
打率.254はとうてい満足できない数字のはずであり、今がまさに正念場。
開幕時と同様、初対戦の投手ばかりの攻略をしいられる交流戦。
万全の準備で未知の投手に立ち向かう考え>
「しっかりデータを見直し、
傾向をつかんで打席に立ちたいと思います」

<初めて交流戦に挑む県営大宮球場は、
自身にとって『ホーム』とも言える場所。
昨季まで在籍していた日本通運のグラウンドはさいたま市浦和区。
同市大宮区とは近く、野球部関係者も大勢応援に駆けつけるはず>
「応援? (川井や金剛も含めて)ボク以外にも
日通OBはいますからね。どうでしょうか」

<都市対抗の予選でも何度もプレーしている。
地方球場に限っては7打数無安打と結果が出ていないが、
慣れ親しんだ大宮なら心配は無用だろう>
「よく知っている球場ですね」
中スポ

◆岸孝之(埼玉西武)
<開幕から6戦全勝の絶好調右腕。
きょう19日先発が予想される中日戦を前に、
大学全日本でのチームメートとの対戦を希望>
「野本と対戦したいです。
オープン戦(3月9~11日の3連戦)は
自分が風邪をひいたせいでダメだったんで」
(東京中日)


◆平田良介
<谷とともにこの日、ナゴヤドームで行われた1軍の指名練習に合流。
岩﨑達郎、中村公治に代わり、出場選手登録される予定。
今季2度目の1軍。こう決意を話してから、
大宮-西武ドーム-千葉マリンと続く交流戦最初の遠征に出発>
「前より調子はいい。すぐに落とされないよう頑張る」

<自身にとって師匠ともいえる
千葉ロッテ・西岡との対決を控えた交流戦開始直前。
22日から敵地で顔を合わせるが、さっそく昇格を報告するという>
「電話するつもりです」

<初めて開幕を1軍で迎えた今季。
しかしキャンプ終盤の右肩故障の影響も残り、
わずか3打席(2打数)無安打で降格。
それでもウエスタンでは17試合に出場。
51打数15安打の打率.294、1本塁打、16打点の結果を残し>
「(2軍で)ずっと試合に出られた。
開幕で1軍にいたときよりも調子は上がってきています。
上で結果を残したい」

<特に14日のオリックス戦で西から放った今季1号は、
強い逆風を突いたバックスクリーン左への強烈な当たり。
自信を深めた一発で、再昇格を決めたともいえる>
「会心でした。(バットに当たった瞬間の)音が違っていた」

<1軍ではまた、ベンチ中心の日々になるが、
パ・リーグの本拠地では指名打者が採用されるため、
セ・リーグとの対戦時よりも野手の出番は増える。
指名打者候補の立浪が左太もも裏の違和感を訴えており、
先発のチャンスも浮上。21歳の若武者は意気込んで>
「すぐに落とされないよう
(2軍での好調さを)1軍でも継続していきたい。
取り組んできたことを試合で出したい」

<またファームは16、17の両日、和歌山県の上富田町で
ウエスタン・阪神戦に臨んだのだが、その移動中、
バスの車窓から『クジラ』を目の当たりにしたという>
「ボク、クジラを見たんですよ」

<目撃したのは田辺市の内ノ浦湾に迷い込んだマッコウクジラ。
地元の漁協などが救出活動をする様子は全国ニュースでも流れていたが、
野生のクジラを見る機会はほとんどないだけに、驚きの『遭遇』に>
「アレはでかかったですね」
中スポ<ドラ番記者>スポーツ報知スポニチ名古屋

◆谷哲也
<4月11日以来、37日ぶりに1軍に合流。
平田とともにナゴヤドームでのピックアップ練習に参加し、
バント練習などを精力的にこなす。
きょう19日に出場選手登録されると見られるが>
「いつ出番がきてもいいように、準備はしっかりして、
結果を残せるように頑張ります」
(中スポ)


◇和田一浩
<昨季はチームトップの打率.344、
同3位の3本塁打、同2位の12打点をマークするなど
得意の交流戦での活躍を誓って>
「やってみないとわからないですけど、打てるように頑張ります」

<この日はチームとともに新幹線で東京に移動。
きょう19日から行われる古巣戦に向け、しっかり体調管理に努めた。
過去の交流戦では好成績を残してきたとはいえ、
もちろん油断するつもりはない。
一昨年まで西武に在籍し、パ・リーグの投手の特徴は
ある程度、把握してはいるが、再度、データを洗い直す考えのよう>
「パ・リーグにはいましたが、ニュースを見てても
知らない投手が出てくるので、注意しないといけません」
和田ブログ「交流戦スタート ~カブトムシパワーで!!~」、中スポ

◇トマス・デラロサ
<交流戦での出番が増えそう。
現在の打率は3割。パ・リーグの本拠地で指名打者が採用される際、
打力を買われてスタメン起用される可能性がある。意気込んで>
「出たときは自分の仕事をしっかりするだけさ。
チームが早く5割に復帰するのが先決だ」
(中スポ)

◇立浪和義
<前日の横浜戦の走塁中に左太もも裏を痛めたが、
この日夕方に東京入り。万全の状態とはいえないが、
交流戦でも勝負強い打撃を見せつけたい>
「状態? よくなったということはない。
でも代打はできるから」

<パ・リーグ主催試合なら指名打者として
出場することが可能だったが、『代打専門』に。
全力疾走できるまでに時間がかかりそうだが、気合を入れて>
「とにかく頑張るよ」
(中スポ)


◇朝倉健太
<きょう19日の埼玉西武戦(大宮)の先発が濃厚。
交流戦の『開幕投手』を任されることに。
この日はナゴヤドームでの練習に参加し、
先発前日慣例のメニューをこなす。
今季7度目の先発で、3勝2敗、防御率2.91と安定感がある。
埼玉西武打線については、
得意のシュートやスライダーでゴロの山を築く考え>
「西武はブンブン振ってくるイメージ。
若い選手が多いので、乗らせないようにしたい」

<4月28日の豊橋、前回12日の岐阜に続き、
今回の大宮で、3度目の地方球場登板となるが、
通算10勝2敗と抜群の強さを誇っているだけに、全く不安はなさそう>
「野球が変わるわけじゃない」

<中スポ『旬撃』より。
右腕の血行障害から復活し、今や先発陣を引っ張る男。
ようやく本来の力が出はじめたか?>
「そうですね。自分の中での感覚と
実際にいってるボールの差が減ってきたかなと思います」

<昨年はほとんど棒に振った。
シーズン終盤に投げ始めたけど、すぐ元には戻らなかった?>
「なかなか戻らなかったですね。自分のイメージ的に」

<どの辺から感覚が戻ってきた?>
「キャンプ中も違和感というか
何か変な感じだな、というのはあったんです。
それがオープン戦の後半ぐらいから
『ああ、こんな感じだったかなあ』というのが
分かりだしたんです。それで今に至る、です」

<ブランクを埋めるきっかけは何かあった?>
「そういうのは特にないです。
投げていくうちに、感覚が出だした、みたいな感じで」

<故障前と今とで投球スタイルに変化は?>
「何も変えてないです。
ただ、スライダーでストライクを取れることが
多くなったかなと思います。
キャンプでそういう練習をしたので、
それが今、生きてるんじゃないかなと感じてます」

<故障後、食事など生活面で気を付けていることは?>
「水分を多めにとって、
(再発防止の)薬を絶対に飲むことですね。
あとは自然な流れで、ですね。食べたいもの食べて…。
今は特に変えたところはないです。
今よりも、汗をかく夏場の時期にどれだけ気を付けられるか、ですね。
汗のかき過ぎとか、水分補給とか、
うまい感じでやりたいなと思います。
これはやってみないと分からないので」

<昨年と一昨年の交流戦は計1勝3敗と苦戦、
逆に06年は4勝2敗だった。印象は悪くない?>
「06年は良かったですね。
去年と一昨年はちょうど調子が落っこちてきたときに入った。
だからそんな悪いイメージはないです」

<セ・リーグと交流戦との違いは?>
「交流戦の相手は日ごろ対戦しない相手なので、
こっちもそうなんですけど、向こうもデータ的に分かりづらい。
デメリットでもあり、メリットでもあるかなとは思います。
まあ、基本的にボクはデータをもとにしてはやらないんですけどね。
イメージとしては、パのバッターって
思い切りぶんぶん振ってくるイメージがあります」

<パは『振る』のが特徴と言われる。対策は?>
「長打、長打を食らわないように投げれば、
そんなに悪いイメージはないかなと思います。
振ってくるので、なおさら低め低めにいかないと、
持っていかれるかなというのはイメージとしてあります」

<岐阜で育ったけど、
子どものころはパ・リーグの印象ってあった?>
「打線がすごいというイメージはやっぱりありました。
よく言うじゃないですか、人気のセ、実力のパ、って。
(セ・リーグは)絶対勝てないだろうなって、
オールスターとかでは思ってましたね」

<今もそれに近い?>
「打線がすごくいいイメージは今も変わらずあります。
パの試合を見てると、6対0とか9対8とか、
打線が打って相手に勝つという試合の割合が多いと思うんですよ。
僅差の試合もあるでしょうけど、
全体的に豪快なイメージはありますね」

<これまでカードの頭に投げてきた。
交流戦は1カード2試合。その重要な第1戦で投げそう>
「頭を任されたら、今と変わらずに絶対勝ちたいなと思っています。
内容とか抜きにチームが勝てればそれでいいかなと思います」

<自分の結果より、勝ちを引っ張ってくる。
リーダーらしい姿勢。練習を見ていても、
投手陣を引っ張っているように見える>
「ボクの年齢が中堅というか、
上の人もいて、下のやつもいて、ちょうど中間がボクになるんです。
それで、やっぱり上の人から言われることもあるし、
下からは、こういうふうにならないですか、みたいなことも言われる。
なので、それを何とか上の人に伝えたり、
ピッチャー陣がうまく回っていけるように、
それはまあ、ちゃんと心がけてますね」

<先発ローテーションの中でも
練習でもリーダーの役割ができている>
「自分で意識はしてはいないですけど、
周りがそう見てくれるんだったら、それでいいんじゃないかなと思います」
中スポスポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<きょう19日から始まる交流戦について、
朝倉、吉見、チェンを軸に先発投手を原則5人で回していくことを明言。
その中で先発要員の浅尾、川井、小笠原の3人を、
時に中継ぎ要員としてベンチで待機させ、
ロングリリーフを含め、状況に応じて
柔軟に起用していくことを明かす>
「吉見やチェンに中継ぎをさせる気はないけど、
浅尾、小笠原、川井は、ベンチ入りする日に
中継ぎとしてロングリリーフをさせる場合もある」

<交流戦に先立って、すでに17日の横浜戦では、
浅尾が1点リードの7回から
中継ぎとして2イニングに登板したが、こう説明。
昨年も、交流戦前まで先発を務めていた
吉見、川井を交流戦中に中継ぎに回しているが、
今年は平井がセットアッパーとして8回を任される予定>
「浅尾は開幕を任せた投手なんだし、
今年1年かけて育てていこうと思っている。
今の状態では先発では投げさせられないが、
何度かブルペンを見て、試合で使える状態になったと判断したから使った。
(状態が)良くなれば、交流戦中でも交流戦後でも先発で使う」
ニッカン

◇浅尾拓也
<交流戦での起用法について、すでに気持ちを切り替えている>
「(17日の)勝ち試合で起用され、期待されていることが分かりました。
先発はやりたいが、試合に出るほうが大事。
交流戦でも言われたところで頑張りたい」
ニッカン

◇川井雄太
<同じく重要な任務を託されたが、
フォア・ザ・チームで交流戦のマウンドに向かう>
「行くぞと言われたところで行くだけ」
ニッカン


◇笘篠外野守備走塁コーチ
<きょう19日から幕を開ける交流戦を特別な思いで迎える。
98年から07年までの10年間、西武でコーチを務めてきた。
中島や中村、栗山ら現在の主力は教え子でもあるが>
「中日でコーチをさせていただくようになって2年なので、
交流戦で対戦するのは初めてではないんですが、
彼らは昨年、日本一になりましたから。やっぱり違いますよ。
胸を借りるつもり? そうですね。
今年は最初の試合ですし、ぜひとも勝ちたいですね」

<難敵になりそうな中島らに共通するのは、
豊富な練習量だったと振り返る>
「やめろって言うまでやめませんでした」

<やはり教え子だけに、新聞で成績はチェックしてしまうとか>
「アイツらには、ほかの試合では活躍してほしいですけど、
ウチとの試合では、打たせるわけにはいきません」

<埼玉西武との昨年の成績は3勝1敗。
今季も勝ち越し、まな弟子の『恩返し』を阻止すべく、
対策はしている。スコアラーのデータをじっくり読み込み、
自身の経験に基づき、特徴を把握、チームに浸透させてきた。
冗談を言いながらも笑い、そしてこうも話す>
「打ったらしばくぞとも行っておこうかなあ。
彼らはいい選手ですけど、ウチだって負けていません。
練習もしっかりしてきていますし。
和田はもちろんですけど、藤井や野本、小池ら
若い選手も開幕から頑張っています」
(中スポ)


◇小池正晃
<横浜の大矢監督の解任に驚きの表情を浮かべる。
昨季途中にトレードで中日入りするまで、
指導を受けていただけに>
「(携帯電話の)速報で知りました。残念です」

<監督代行を務める田代2軍監督については>
「ファームで一緒でしたし、
僕の悪いところも知っていると思います。
警戒しないといけないですけど、チームが勝てるように頑張ります」
(中スポ)


◇落合監督
<打線活性化のため、起爆剤を投入。
2軍から平田がナゴヤドームでの指名練習に合流。
再び声がかかることになったのには理由があった。
外野手の野本、藤井の調子が下降気味。
若手の競争激化に期待を寄せて>
「今の野本と藤井に刺激を与えられるとしたら平田だろう」

<また横浜・大矢監督が成績不振を理由に
シーズン途中での電撃解任を通告されたことに>
「大変お疲れ様でした、としか言いようがありません」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋


<『日本生命セ・パ交流戦』公式サイト・監督宣言より。
開幕してある程度の時間がたち、
各チームの戦力、戦略もある程度見えてきたと思います。
その上で、現在のチーム状況はいかがでしょうか?>
「みなさん、ごらんの通りです」

<2004年のプロ野球構造改革の流れで
「ファンのために」の合言葉の下に
05年から交流戦が始まりましたが、
5年目を迎えた今年、交流戦は、「ファンのために」
有意義な要素となっていますでしょうか?
また、プロ野球界にどんな影響をもたらしているとお考えでしょうか?>
「選手にしても私にしても
現場の人間は一つでも多くの試合に勝利することに専念する。
これが交流戦に限らず、もっとも大切なこと。
今年もその姿勢で臨みます」

<交流戦を行う上で、ふだん対戦機会の少ない
他リーグチームと戦うときに、監督として
何か特別な準備、心構えはありますでしょうか?>
「ありません」

<セ・パ交流戦は、07年から対戦数が変わり、
レギュラーシーズンとは違う、1カード2試合制で行われます。
この方式も3年目となり、ある程度対応の仕方が
見えてきたかと思いますが、
移動やローテーションの組み方などで、
どこがポイントになってくるとお考えでしょうか?>
「条件は対戦相手と変わらないので、意識したことはありません」

<交流戦では、他リーグのファンも
監督のチームを目の当たりにします。
そういったファンや、もちろんご自身のチームのファンに向けて、
交流戦への意気込みをお聞かせください>
「144試合のペナントレースで
最後に一番上にいることが最大の目標です。
常にコンディションのいい選手、
70人を使い切って頂点に立とうと考えています。
選手それぞれが、いい面を補いあって、
戦いながら『進化』していくよう、全力を尽くしていきたい」
(『日本生命セ・パ交流戦』公式サイト・監督宣言より)


◇希望者にマスク(中スポ)
中日ナインにも『新型インフルエンザ感染防止令』が出された。
国内感染確認後、初めての新幹線移動。
希望者にマスクが配布され、自己管理を求めた。
ナゴヤドームでの指名練習後に東京に移動した野本、平田、谷なども
鼻まで覆う大きなマスクを着用して、列車に乗り込んだ)

◆日本生命セ・パ交流戦開幕記念「ドラゴンズ応援アナウンス」
(公式サイト)
(日本生命セ・パ交流戦開幕を記念して、
24日の北海道日本ハム戦(ナゴヤドーム)に
荒木の入場テーマを作曲するなど、交流の深い
名古屋のタレント&DJ・黒岩唯一さんが
「ドラゴンズ応援アナウンス」を行うことに。
当日は始球式にも登場。試合中も中日の攻撃時の
アナウンスなどでスタジアムを盛り上げる予定)


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 岩﨑達郎内野手、中村公治外野手
(再登録は28日以降。公式サイト共同通信社


【ドラゴンズ・今週の日程】
19日(火)対埼玉西武 (18:00・埼玉県営大宮公園野球場)
20日(水)対埼玉西武 (18:00・西武ドーム)
21日(木)(対埼玉西武 予備日)
22日(金)対千葉ロッテ (18:30・千葉マリンスタジアム)
23日(土)対千葉ロッテ (13:00・千葉マリンスタジアム)
24日(日)対北海道日本ハム (18:00・ナゴヤドーム)
25日(月)対北海道日本ハム (18:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
19日(火)対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)
20日(水)対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)
21日(木)対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)
22日(金)対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
23日(土)対広島 (12:00・ナゴヤ球場)
24日(日)対広島 (13:00・蒲郡市公園グラウンド野球場)


セ、パ両リーグの球団が対戦する
この時期恒例となった『日本生命セ・パ交流戦』。
きょう19日から、6月21日ごろまでの約1カ月間
その戦いの火ぶたが切られるわけですが、
さすがに5年目ともなると、目新しさもなく、
シーズンに組み込まれている日程の流れの一つ
同じリーグの球団と当たらないにもかかわらず、
その勝敗次第で順位、ゲーム差が大きく変動するだけに
ある意味怖さというものが多分に含まれますが、
その行方によっては一気の浮上もありますし、
この時期をいかにうまく戦っていくか、大事な24試合となるでしょうね。

相変わらずパ・リーグホームでの開幕となりますが、
今季のドラゴンズは、関東からの出陣。
初戦ながら地方球場での開催となる
埼玉・県営大宮球場での埼玉西武戦からスタートし、
翌日は西武ドームに場所を移しての1試合。
そして週末金・土はマリンへ移動しての、千葉ロッテと2試合戦い、
日・月でナゴヤドームに戻っての北海道日本ハム戦。
埼玉西武戦と千葉ロッテ戦の間の木曜日に、
雨傘用の予備日が組まれていますが、
実質この3カード6試合、特にアウェー4試合でいかにうまく滑り出せるか。
その辺りが今季交流戦、最初のカギとなりそうです。

その一歩目となる大宮での埼玉西武戦
今季、埼玉西武はホームを三塁側にしたため、
この大宮も西武ドーム同様、ドラゴンズは一塁側ベンチ。
ただ関東レフドラファンのなかには、
ついいつものクセで三塁側、もしくはレフト側のキップを
買ってしまった方もいるとか、いないとか…。
当日券購入のファンは、くれぐれも注意が必要です。

初の交流戦に挑む。またチームとしては、
初の上陸となる県営大宮
さいたま市・日通出身の野本
アマ時代に経験があるそうですが、
ほとんどの選手は
おそらく全くの初めてかも?
それによって、
地方球場ならではともいえる
思わぬプレー
飛び出すかもしれませんが、
できるだけつまらないミスは避けてほしいもの。
ただ先発するのは、本家地方球場の鬼・朝倉健太
今季もすでに2試合地方で登板していますし、その辺の心配はなさそう。
先日の地元・岐阜でもいらない失点こそあったものの、
7イニング3失点とまずまずの好投でしたし、上り調子と見ています。
交流戦の『開幕投手』という大役も兼ねますが、
シーズンの一環として、変わらぬ投球を期待。
そしてチームが良き滑り出しとなるよう、貢献してほしいところです。


一方、野手陣の方は、この日入れ替えがあり、
岩﨑達郎中村公治が登録抹消。
代わって平田、谷といった『打てる若手』
1軍に上げてくるようですね。。
特に平田に関しては、野本、藤井カンフル剤としての
意味合いも多分に含まれているようで。
先日の横浜2戦目の試合後には、
落合監督から野本、藤井らを指して、
「明日から職を失うよ」という発言もありましたし、
この3人でさらなるレギュラー競争激化となりそうな感が。

ただ競争という見方の他にも、
パ・リーグホームでのDH起用としての選択肢となりそう。
交流戦の注目の1つである指名打者
しかしドラゴンズは、例年この制度を
今一つ上手く使いこなせていないような。
さらに先日「DHに誰を?」と思い浮かべましたが、
正直、すぐさま名前が出てきませんでしたから。
最有力候補と見られた立浪がここに来て故障。
左太もも裏に違和感を感じ、
代打1打席専任なら打席に立てるそうですが、
4打席というDHでの起用は無理なよう。
そうなれば思い切って、元気の良い若手を使うのは手かも。

それ以外の有力候補としては、
腰に不安のある和田をDHに入れ、レフトに平田または小池
もしくは守備に難のあるブランコ
DHにして、森野一塁、デラロサ三塁。
逆に平田、小池、デラロサをDHとして起用というのもアリでしょう。
そのほかにも打撃が買われ、昨季までパ・リーグ在籍小山
一方で小山スタメンマスクのときの谷繁
場合によっては、野本がDHに使われるかもしれないですね。
まあまずは埼玉、千葉と続く4試合での起用に注目です。


DHに加え、原則5本で回すと言う森構想の先発陣など
いろいろ取り上げ、しっかり考えてみると
やはりシーズンとは違う見方ができそうな交流戦
ただチーム的には、5割復帰の方が先決
いきなり6連勝中のと当たるという運のなさもありますが、
逆に知らないことをうまく利用し、攻略しての4連勝を期待。
この先どんな展開が待ち受けるかは分かりませんが、
さいたまの地からうまく浮上し、この1カ月間を
好調の波に乗れる季節にしてほしいなと思います!

2009年5月18日 (月)

川井快投2勝目掴む、ミスに付込みベイを3タテ!

2戦連続のサヨナラで延長戦を制し、横浜に連勝。
勢いを取り戻しつつある印象のドラゴンズ
交流戦前最後のリーグ戦となる、ナゴヤドームでの横浜第3戦。
先発・川井が持ち味を発揮し、
6回途中まで無安打と安定した投球を見せると、
打線は相手のミスを突いての先制・中押し・ダメ押し。
2回谷繁の犠飛で先制すると、6回には森野が好判断の走塁。
そして7回には不振に苦しむ和田久々のタイムリー
開幕以来の同一カード3連勝で、借金2としてひとまずの締め。
5年目となる交流戦へと戦いの歩を進めていきます。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 9回戦
(17日・ナゴヤドーム | 中日8勝1敗)
33935人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 川井(4試合2勝)
[S] 岩瀬(14試合1勝1敗8S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、浅尾、平井、岩瀬 - 谷繁

◇対横浜9回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (3打数1安打)
5 (左)和田  (4打数3安打2打点)
6 (右)野本  (3打数無安打)
7 (中)藤井  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打1打点)
9 (投)川井  (2打数1安打)

【得点経過】
<1回・横浜> P・川井
下窪外チェンジアップ高いバウンド二ゴロ、
石川外カーブ投ゴロ、内川内スライダー三ゴロいい動き

<2回・横浜> P・川井
村田外カーブ空三振、吉村際どいが四球、
ジョンソンボテボテ三ゴロ・森野ファンブルエラー、
細山田一ゴロ二封、山崎無理せず歩かし四球、
2死満塁から、小林初球内スライダー弱い三ゴロ

<2回ウラ・中日> P・小林
和田左前打、野本投犠打・小林一塁送球逸れセーフ=エラー、
藤井小フライ気味捕犠打、
1死二、三塁から、
谷繁中直球中犠飛(D 1-0 YB)
2死二塁から、川井強い一ゴロ・小林ベースカバー遅れ内野安打、
2死一、三塁から、井端チェンジアップ当てただけ二ゴロ


<3回・横浜> P・川井
下窪内低め直球遊ゴロ、石川初球スライダー遊ゴロ、
内川外高め直球空三振ガッツポーズ

<6回・横浜> P・川井
下窪三ゴロ、石川高いバウンド三ゴロ、
内川初球内直球ライト前落ちるヒット(川井初被安打)、
村田内低めカーブ空三振・会心グラブ叩く

<6回ウラ・中日> P・小林
森野中前打、ブランコ詰まり遊飛、
1死一塁から、
和田内直球遊撃後方落ちるヒット・
森野一気に三塁へ・和田オーバーラン一、二塁間挟まれる・
それを見て森野本塁突入・二塁山崎バックホーム・
森野顔面から飛び込みヘッスラセーフ・和田も二進(D 2-0 YB)

野本詰まり右飛、藤井敬遠、
谷繁2球目小林暴投・走者それぞれ進塁、
谷繁勝負避け四球、2死満塁・代打立浪

P・工藤
39歳ベテラン-46歳大ベテラン・
代打立浪外スライダー打たされ遊ゴロ・大ベテランに軍配


<7回・横浜> P・浅尾
吉村外スライダー二ゴロ、ジョンソン初球150キロ左飛、
細山田外直球一塁正面ライナー

<7回ウラ・中日> P・藤江均
井端初球遊ゴロ、荒木フルカウント左前打、
森野2球目荒木二盗、森野フォーク空三振、
ブランコ右手死球、
2死一、二塁から、
和田内高めフォーク引っ張り左翼線突破・
一走ブランコも生還・2点適時二塁打(D 4-0 YB)


<9回・横浜> P・平井
石川初球カット二ゴロ、
1死から内川甘い中高め直球センターバックスクリーン下本塁打
(D 4-1 YB)
村田外カット中前落ちるヒット
P・岩瀬
吉村内直球ライト右ヒット、
1死一、二塁から、ジョンソン高めスライダー空三振、
代打呉本内低め直球外れ四球、
2死満塁から、山崎初球外直球叩きつけ二ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
今季2度目の3連勝 負け越しを2とし交流戦に入る
川井が6回を1安打に抑える好投で2勝目
7回に浅尾を投入する継投で逃げ切った。
2回、相手ミスなどでつくった1死二、三塁から
谷繁が先制の中犠飛。6回は相手守備の乱れをついて追加点を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


連日の延長10回サヨナラ勝ちが続きましたが、
交流戦前最後のリーグ戦、何とか通常の9回で終わりましたね。
すんなり完封リレーで締めておけば良いものの、
平井が一発を食らうなど、久々に良くないところをみせると、
準備不足もあったか、岩瀬も2死満塁と思わぬピンチ。
ただここからは守護神の貫禄
若い山崎を初球で仕留め、ヒヤヒヤながらもゲームセット
開幕カード以来の同一カード3連勝
18勝20敗の借金2、首位に8.5ゲーム差の3位
リーグ戦をひとまずの締めとなりました。


森野しゃちほこスライディング!この試合を振り返る
スポーツ紙のWEBの
見出しの1つに
「ミスに付け込んだ中日が3連勝」
いうのがありましたが、
こういうドラゴンズらしい見出し、ほんと久々だなと。
先制点のきっかけは、相手先発・小林けん制悪送球
さらに中押し2点目は、和田のオーバーランがあったとはいえ、
相手のスキを付いて、森野が好判断の本塁突入
ホームインしたうえ、和田も二塁で生き残るなど
相手の拙い守備に助けられた部分が多かったですね。
今季ここまで7勝1敗とカモにしている横浜
この日も打線に元気がなく、6回途中までノーヒット。
そんな相手にうまく付け込み、少ないチャンスで足を駆使。
そして相手にダメージを与えるような得点を奪っていく。
連勝の勢いがあったからこそかもしれませんが、
ようやくこういう攻めのパターンが見られるようになって
ひとまずはよかったと感じましたね。
今後さらに浮上していくためには、しぶとい攻めは効果大。
交流戦に入っても、ぜひとも続けてほしいところです。

また中軸では、和田が約1カ月ぶりとなる猛打賞をマーク。
前日の打席でもいくらかの兆しは見られましたが、
この日の第1打席、レフトへの打球も強かったですし、
3打席目の6回はタイムリーではないですが、
森野の生還を助け、追加点ゲットに貢献。
そして7回の第4打席には久々の適時打となる
引っ張ってのレフト線へのツーベース
5月に入って急降下、かなりどん底背番号5でしたが、
この猛打賞でようやく復調と見ても良さそう。
何とか交流戦の時期に間に合ったことも
チームにとっても大きいですね。
同じく復調気配の森野、さらに4番・ブランコとともに、
しっかり中軸を担い、得点力アップに貢献してほしいです。


一方、投手陣は、川井が6回途中までノーヒット投球
前回の対戦で横浜に自信を持っていることもあるのか、
立ち上がりから本来の持ち味を発揮。
2回にやや制球を乱しはしたものの、
スローカーブ、ナチュラルカットなどを駆使し、
低め低めに集める投球で、内野ゴロの山
正直、横浜打線に全く打たれる気がしませんでしたね。
6回満塁のチャンスで立浪がコールされましたが、
思わず「何で代える!」と言ってしまったくらい。
ただ良い感じのところで止めておいて、
次回に繋ぐというのも一種の好調維持の秘訣と言えそう。

これで昨季なしえなかったシーズン2勝目もついにマーク。
カベを越えたことがさらなる自信となってほしい。
森コメントによると、交流戦の先発は、
おそらく4本になることが濃厚。
朝倉、吉見、チェンの3枚は確実として、
残る1枚を浅尾、小笠原とともに、川井が争うことになりそう。
ただ自分的には、浅尾の先発にはいくらかの疑問もありますし、
この日のような中継ぎとしての役割がありじゃないかと。
現状、齊藤、高橋らがファームに落ち、
信頼のおけるセットアッパーがいないだけに、
昨季経験のある浅尾を使ってほしいと思いますが。
ただ今季は中継ぎとしての調整をしていないだけに、
昨季の同時期の吉見のようになってしまうのは、やや不安。
その辺を考慮しての森コーチのやり繰り、
そして指揮官の起用法に注目していきたいと思います。


苦しい状況が続く今シーズンですが、
何とか3タテして、勢いよく交流戦に臨めるのは良いこと。
導入時から苦手としている感のある交流戦
昨季も12勝12敗の五分と、あまり良くはないものの、
今季はこの時期をさらなる反攻の起爆剤にしてほしいなと。
まあそこまではいかなくとも、
チーム状態をより整えられるよう、持って行ってほしいですね。
あす19日の初戦は、埼玉・県営大宮での埼玉西武戦
昨季も3勝1敗と勝ち越すなど、相性の良い相手とはいえ、
連勝中というの先発も予想されますし、
引き立て役にならないよう、頑張ってほしいなと。
対するドラゴンズは、本家地方球場の鬼・朝倉で先陣。
前回の岐阜同様、苦にせず投げ込んで勝利を呼んでもらいたい。
どこかのチーム貯金15となっていますが、
そこら辺がうまくコケることを祈りつつ、
こちらはうまく立ち上がって、良い流れ
これからの1カ月間、戦い続けてくれることを期待したいです。


☆ウィナーズ・ボイス(17日)

◎川井雄太

<6イニング1安打無失点と好投。自身初のシーズン2勝目を挙げる>
「(すばらしいピッチングでしたね)
ありがとうございます。はい。
(昨日おとといと先発陣の頑張り、参考や励みになったか)
そうですね。あのう、みんないいピッチングしてたんで、
ボクもそれに乗っていこうと思いました。はい。
(2回のピンチがあったが、6回2死までノーヒット投球)
全然気づかなかったです(笑)。
(きょうはどこに気をつけて投げたのか)
あのう、とりあえず低め低めと考えて投げました。はい。
(もう少し投げたい気分は)
そうですね。ありましたけど、
まあちょうど打席回ってきたので、しょうがないです。はい。
(プロ初勝利以来のナゴヤドームでのお立ち台の気分は)
うれしいですね!はい。
(交流戦の抱負も含め、ファンにひと言)
えー、まあ、自分の中では一戦一戦頑張っていくつもりなので、
みなさんも応援よろしくお願いします!」


<先発談話>
「テンポ良く投げられたことと、
先頭打者を抑えられたことが良かったと思います」

<取った18個のアウトのうち、12個が内野ゴロ。
微妙に動く直球やカーブを丁寧に投げ分けて
試合をつくり、満足そうに笑う>
「力で押すピッチャーじゃない。
低めに投げて、打たせてとることを考えていました」

<失敗を糧にした。10日の東京ドーム。
巨人に2連敗して迎えた3戦目、勢いは完全に向こう。
敵地の空気に圧迫された結果、
4イニング2/3を6失点とのみ込まれた>
「前回は場の雰囲気にのまれたところがあった。
きょうは自分に勝つというか、
基本的には谷繁さんのミットを目がけて投げました」

<2回は失策絡みで満塁のピンチもあったが>
「途中、谷繁さんに言われたことが
『自分との戦いではなく、バッターとの戦いだ。
オレが(リードで)抑えるんじゃなく、自分で抑えるんだ』ということでした。
それで1つ、切り替わったと思います」

<助言をのみ込み、そして冷静に消化。
基本は谷繁のミットに集中しながら、
打者との駆け引きにも意識を置く。バランス良く制御した>
「それまでがいいリズムだったので、
頭の片隅に置いておくというくらいにして、
いつもの延長線で投げていました」

<昨年は1勝目を挙げた後、9度先発機会がありながら、
2勝目を挙げることはできなかったが、
今年は初勝利から3度目の登板で2勝目をつかんで>
「勝ち負けにはこだわっていない。
(自分が)勝てなくても、チームの流れ、
試合の流れがつくれればいいと思う。
勝っても負けても、得られるものもあるし、反省するところもある。
両方得られる。それをどうするか」

<今週からは交流戦。
1週間の試合数が少ない交流戦期間は先発の枠も減るため、
その立場が危うくなる可能性もあったが、
無心で結果を出したことでこれからも先発のイスは与えられそう>
「生き残ることとか、そこまで考えていなくて、
行くぞ、と言われたところで行くだけだと思っています」
カメラブログ中スポ共同通信社時事通信ニッカン


◎和田一浩
<7回の2点適時打を含む、3安打猛打賞>
「(いい3安打になりましたね)
そうですね。あのう、かなり自分自身苦しんでたんで、
えー、よかったと思います。
(昨日辺りから良い感じになっていたのでは)
いや、そうでもないんですけど、あのう、
きょうはほんとたまたまだと思うんで、
えー、これを自信に変えていきたいなと思ってます。
(猛打賞、タイムリーもけっこう久々。感触はいかが)
そうですね。あのう、ほんとにあのう
5月入ってあのう、ピッチャーが頑張ってたんですけども、
あのう、僕自身が、あのう良くなくて、
えー、大分チームに迷惑かけてたんで、
これから、これをきっかけに、
どんどんピッチャーを助けていきたいなと思ってます。
(交流戦前に見事な3連勝、これでもう乗っていって、
次回ナゴヤドームに戻るときは貯金ぐらいで帰ってきてくれないか)
そうですね。あのう、やっぱり一戦一戦勝てるように、
できればそういう形でナゴヤに帰ってきたいなと思います。
(ファンにひと言)
そうですね。あのう、まだちょっと借金があって、
あのう、苦しい状況ですけども、
本当にあのう、声援はあのう、僕たちの力になっています。
これからもどんどん球場に足を運んで下さい。よろしくお願いします!」



<4月15日の阪神戦以来、28試合ぶりの猛打賞。
肩の荷が下りたようにホッとした表情で笑って>
「3安打もうれしいけど、ようやくタイムリーが出た。
自分自身、かなり苦しんでいました。
追加点が欲しい場面だったので、本当によかったです。
ずっと投手陣が頑張っていた中で迷惑を掛けていたし、
これをきっかけに乗っていきたい」

<4月22日の阪神戦で2つの適時打を放って以降、
本塁打4本、犠飛1本で打点こそ稼いでいたものの(7点)、
タイムリーヒットはゼロ。実に23試合96打席ぶりの適時打。
苦しかった胸の内を明かして>
「本塁打は出ていたけれど、4月末から状態は悪かったし、
これというのがつかめなかったんです。得点圏(での打席)が重かった」

<4月末から打率が落ち始め、5月3日を最後に3割から陥落。
得点圏に走者を置いた時の勝負強さが今ひとつと感じて、悩んでいた。
フリー打撃の後で首脳陣に助言を求める姿がたびたび見られ、
何度も落合監督と話し込んだが、
『ベンちゃん(和田の愛称)の打撃理論は
難しくてオレには分からん』と指揮官が言うほど、
深く、暗いトンネルで迷っていた。
今カードでは、井端や荒木らに交じって
内野でノックを受けるなど、体のキレを取り戻そうと必死>
「そのときによって練習も変わるけれど、
知らず知らずのうちに崩れていたのを
指摘してもらえることもありました。
長かったですね。自分でもどうしちゃったのかって
いうぐらい空回りしてました。
考えすぎですかね。一つの凡退を重くとらえすぎていたり、
不安になりすぎていたのかもしれないです。
映像で見ても、自分のイメージとだいぶズレてましたから」

<6回にも自身の安打で追加点を引き出した。
1死一塁で左前打して、一塁走者・森野は三進。
三塁手の一塁転送で一、二塁間の挟殺プレー。
一瞬のスキをついて森野が生還して、
よい結果をもたらしたプレーでも浮かれない>
「(左翼手が)サードに投げたら
(二塁へ)走ろうと思っていたんですけど、浅すぎて…。
挟まれたのははっきりミスです。
あのミスで負けているということもあった」

<チームは3連勝で交流戦を迎える。
過去4年間の交流戦で通算59勝59敗2分けと、思うように勝てない。
それだけに西武に11年いたパ・リーグでの経験が頼りになる。
西武から移籍2季目でこう言うが、
強打者の復調は、チームの順位浮上の大きなカギとなる>
「(パ・リーグも)知らない投手が増えてきた。
明日への感触? あるような、ないような。
でも努力はしていかないといけないと思います。
今日がいいきっかけになれば」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋デイリー


○森野将彦
<1点リードの6回1死一塁で和田が左前打を放つと、
一気に三塁を陥れた後、和田が一、二塁間で挟まれるのを見て、
本塁にヘッドスライディング。間一髪でセーフとなり笑顔>
「足がフラフラでしたよ。必死でした。
ヘッドスライディング? 倒れただけって感じです。
でももしスキがあったら行こうと思っていた。
(和田の挟殺プレーに参加した一塁手の)
ジョンソンがなかなかこっちを見なかったので、それで行きました。
最近、みんな挟殺が多いですから。
あの場面で何とかしたかったんでね。今日は点につながってよかった」

<打撃復調へ試行錯誤を続けているが、
試合前に落合監督に指導を仰いできた効果もあって、
6日に.216まで下降した打率は.248まで復調。
この日も練習中にこう気合を入れて>
「何とか良いときに戻そうとしている。
タイミングとか。もうちょっと上げていければ」

<一時は最下位の危機すらあったが、
今季2度目となる3連勝で借金を『2』まで減らし、
チームはようやく息を吹き返した。
19日は埼玉西武戦で交流戦の開幕を迎えるが、
パ・リーグを相手にさらなる活躍を誓って>
「打ってスカッとして迎えたかったが、仕方ない。
何とかチームが勝てたんで良かった。
今年はいい交流戦にしたいですね」
(中スポ、ニッカン

○笘篠外野守備走塁コーチ
<森野の本塁突入について>
「スタートは少し遅かったけど、よく走ってくれたね」
(中スポ)

○荒木雅博
<7回1死から左前打で出ると、森野の2球目で完ぺきなスタート。
直前に3つ連続でけん制球を送られたが、
ものともせず、3試合連続盗塁を決めると、
和田の左翼線への適時二塁打で生還。得点に繋がった盗塁に満足そう>
「ああいう場面でどんどん走って、
これからもチームに貢献していきたいと思います」
(中スポ)

○谷繁元信
<2回1死二、三塁から横浜先発・小林の直球を
はじき返して、先制の中犠飛を放つ。
カウント0-3でも自分のスイングを心掛けて>
「ベンチからは打てのサインだったので。
まっすぐに狙いをしぼっていました。
最低限の仕事はできました」

<今季初めて中継ぎで登板。
2イニングを完ぺきに抑えた浅尾について>
「がむしゃらさが伝わり、直球が戻ってきた。
交流戦でもきょうのような投球を期待したい」

<リード面でも4投手のリレーで横浜打線をわずか1失点。
右ふくらはぎのケアは欠かせないが、強い気持ちで勝利に貢献>
「なるべく早く借金を返さないといけない」
カメラブログ、中スポ、中日新聞ニッカン


○浅尾拓也
<今季は先発枠に入り3勝(4敗)を挙げている
開幕投手が、7回から2番手で登板。
2点リードの大事な場面で、今季初めて中継ぎのマウンドに立つと、
150キロの直球に変化球を織り交ぜ、7、8回を3人ずつでピシャリ。
相手に流れを渡さず、胸をなで下ろして>
「普通は負け試合とかで慣らすことが多いのに、
点差のないところで使ってくれた。
期待しているのが分かったので、期待に応えたかった」

<先発に転向した今季、好不調の波が交互に訪れた。
前回登板の東京ヤクルト戦では6イニング回13安打で5失点と散々。
昔のビデオを見て腕の振りなどをチェックした>
「いいときとよくないときがはっきりしているし、
DVDで何度もフォームを見直し、
ようやくきのう(16日)のブルペンで、
きっかけのようなものをつかんだ。
自分はこういう投手だったんだということを取り戻せた」

<ストライク先行のリズム感のある投球がよみがえり、
2イニングを無走者で乗り切った。
力むところは力むという投手の本能を、救援のマウンドで思い出して>
「吉見のピッチングを見ていて、うらやましかった。
先発では力を抜いて速いボールを投げるということに
こだわりすぎていた。今日は全力でいけた」

<チームは岩瀬につなぐセットアッパーを固定できないのが現状。
昨年セットアッパーを務めた右腕は、
フル回転でチームを上昇気流に導くつもり。意欲を示して>
「やっぱり試合に投げたい。
先発をやりたいですけど、試合に出る方が大事なんで頑張ります
交流戦では先発でもきょうみたいなかたちでも、
行けと言われたところで頑張りたい」
中スポ中日新聞スポーツ報知時事通信


○平井正史
<4点リードの9回から登板。
1死から3番・内川にソロ本塁打を打たれ、4番・村田にも中前打。
セーブの条件が整ったため、ここで岩瀬にスイッチ。
結果的には201セーブ目のお膳立てとなったものの、反省しきり>
「本塁打も痛かったけど、次の村田(への投球)がいけない。
追い込んでから…」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<3点差に詰め寄られた9回1死一塁から4番手で登板。
2死満塁のピンチを招いたが、
山崎を二ゴロに打ち取って、今季8つ目のセーブをマーク。
吉村に浴びた右前打と細山田の四球については>
「力を入ってしまいました。いい形で入れるよう考えていかないと」
(中スポ)

○立浪和義
<古くからのファンにも胸躍らす対決が実現。
6回2死満塁、川井に代わって打席に立つと、
横浜がマウンドに送り出したのが、工藤。
今年の誕生日で合わせて86歳という顔合わせ。
ちなみに2人の初対決は工藤が西武時代の21年前、
88年の日本シリーズ第3戦で結果は4打数無安打。
この日は1ボールからスライダーに手を出したが、
バットの先で遊ゴロに倒れ、6歳年上の左腕に脱帽>
「(スライダーは)狙っていたが、いいコースだった」

<しかも一塁へ走った際に左太ももに違和感。
心配そうにさすりながら>
「足をやってしまった」
(中スポ)

○中村公治
<球界は不規則な生活の影響で、夜型人間が多いが、
それとは一線を画し、たとえ前日がナイトゲームであっても、
午前8時には必ず起床し、家族とともに食事をしているという>
「毎日、同じリズムで過ごすことが大事だと思うんです。
どんなに遅くなっても、朝は起きるようにしてますよ。
目覚ましは息子です。遊んでほしいみたいで、
枕元でじゃれてくるんですよ」

<朝食も毎日、変えていない。
自宅近くのショッピングモールで売っているという食パン。
冗談めかして笑いながらも、食事に細かくこだわるほど、
朝のルーティンワークを非常に大切にしている>
「米も好きなんですが、僕は朝にミソ汁を飲むと、
必ずおなかが緩くなるんです。夜なら大丈夫なんですけど。
これも体調管理といえますかね」

<早起きの成果なのか、ファームでは結果が出ていた。
14日に今季初めて1軍に呼ばれたが、験を担ぐ意味もあり、
昇格してからも早起きをやめなかったという>
「急にやめて打てなくなったら、イヤですからね。
試合後は気持ちが高まってなかなか寝られないんですが、
無理やりにでも、布団に入るようにしていますよ」

<昇格初日の14日に代打で死球で出塁。
翌15日は勝ちに直結する犠打で貢献したが、
この日は代打で一ゴロに倒れ、試合後に2軍落ちを通告されたもよう。
悔しさはあるが、腐らずにこれからも8時前の起床を続ける>
「また頑張って出直します」
(中スポ)


○森バッテリーチーフコーチ
<この日の浅尾のリリーフ起用を
交流戦に向けた布陣とはせずに、煙幕を張る>
「ここ一発だけの起用。
中継ぎで固定? みんながそう書くなら、先発で使うよ」

<19日からは2連戦がメーンの交流戦が始まるが、
先発から中継ぎに回るのが浅尾だけではないことを示唆。
投手陣のフル回転を強調して>
「先発で考えているのは4人だけ。
浅尾や小笠原、川井に中継ぎをやらせる可能性がある」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信スポニチ名古屋


○落合監督
<開幕4連勝した4月7日以来の3連勝。
浅尾の中継ぎ起用について、
試合後はいつものように手の内を明かさず>
「聞きたいことはわかっているけど、
中(チーム内部)のことだから言えない」


<この日の試合前に、国内での感染が確認された
新型インフルエンザの現状について危惧し、
不特定多数の人が集まるプロ野球の試合について言及。
自らは今回の騒動以前から移動時にマスクを着けるなど
体調管理に気を使っているだけに、感染の広がりが気にかかる様子>
「開催するか中止にするかは最終的に国の判断だ。
オレたちは決定に従うだけ。
野球界に1人(感染者が)出たら、
その試合だけでなく全試合中止だぞ。
そのくらいのことだ。軽々しくは言えない。
学級閉鎖だって1週間といっても終わらないかもしれない。
プロ野球は1週間休んだら8日目に再開できるようなもんじゃない。
へたしたらシーズンが終わるよ」
中スポスポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(17日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 7回戦
(17日・上富田スポーツセンター野球場)
 D 100 100 100 = 3
 T 020 000 02× = 4
[敗] 菊池(8試合1勝2敗)
[D本] 谷2号
[Dバッテリー] 佐藤亮太、清水昭信、菊地、齊藤 - 小川、前田
公式サイト・戦評

●佐藤亮太
<和歌山県上富田町で行われたウエスタン・阪神戦に、
2軍公式戦5試合目の登板で今季初先発。
5イニング4安打2三振2失点と、まずまずの結果を残す。
初回は三者凡退と上々の立ち上がり。
2回はヒット3本で2点を奪われ逆転を許したが、
3、4回は2イニング連続で打者3人をピシャリ。
5回は1安打されたが無失点と、今季初めてだったが、
先発としての役割はきっちりと果たして>
「開幕してから今まで結果が悪かったので、
結果が出たことにホッとしています。
修正点はまだまだたくさんあるけど、きょうはよかったです」
中スポ


◆鈴木義広
<右ひじ手術から復帰を目指し、ナゴヤ球場で別メニュー調整中。
フォーム改造を目指し、今は捕手を立たせて投げている状態という。
計算通りに進まず、復帰の見通しも立たない。
それでも本人はコツコツと一歩ずつ進もうとしている>
「以前の投げ方だとどうしても負担が大きい。
今は余分な負担がかからないフォームを練習しています」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年5月17日 (日)

ブランコ決めたサヨナラ打、竜2戦連続延長勝利!

劇的勝利で連敗と悪い流れを止めたドラゴンズ
勢いを付けて迎えたナゴヤドームでの横浜との第2戦は、
チェン-グリン両先発の投げ合いと打線の拙攻で、
1-1のまま、2戦連続となる延長戦へと突入。
そして迎えた10回ウラ、荒木、森野の連打などで
築いた無死二、三塁のチャンスに、
4番・ブランコが右前へ弾き返す決勝打!
2戦連続となる延長サヨナラで、横浜に連勝
借金を3とし、10回を抑えた岩瀬今季初勝利が付きました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 8回戦
(16日・ナゴヤドーム | 中日7勝1敗)
32896人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 岩瀬(13試合1勝1敗7S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、岩瀬 - 小山、谷繁

◇対横浜8回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (4打数2安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)野本  (3打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)チェン (3打数1安打)

【得点経過】
<1回・横浜> P・チェン
下窪151キロ高めつり球空三振、
石川外スライダー空三振、内川内高め150キロ見三振

<1回ウラ・中日> P・グリン
井端初球遊撃内野安打、荒木投犠打、
森野二ゴロ進塁打、
2死三塁から、ブランコ外高めスライダー空三振


<2回ウラ・中日> P・グリン
和田二ゴロ、野本外スライダー三遊間突破ヒット、
グリンけん制悪送球・野本一気に三進、
1死三塁から、藤井外低め直球セルフ見三振
小山勝負避け四球、
2死一、三塁から、チェン初球三邪飛


<4回・横浜> P・チェン
内川外低め147キロ空三振、村田詰まり右飛、
吉村詰まり中前打、ジョンソン3球目吉村二盗失敗

<5回・横浜> P・チェン
ジョンソン内147キロ直球とらえ右越え本塁打(D 0-1 YB)

<5回ウラ・中日> P・グリン
藤井中前打、小山6球目空三振・藤井二盗、
チェン高いバウンド三塁内野安打・藤井三進、
1死一、三塁から、
井端外スライダー左前適時打(D 1-1 YB)
1死一、二塁から、荒木右飛、森野中カーブ打ち上げ三飛

<6回・横浜> P・チェン
下窪二ゴロ、石川遊撃内野安打、
内川詰まり右飛、村田外高め直球右前打、
2死一、三塁から、吉村内直球遊ゴロ

<6回ウラ・中日> P・グリン
ブランコ中前打、
和田引っ張り左飛球・内川グラブからポロリ二塁打、
無死二、三塁から、野本外高めつり球空三振、
1死二、三塁から、藤井中高めつり球空三振、
小山外スライダー外れ四球、
2死満塁から、チェン内高め直球三ゴロ


<7回ウラ・中日> P・グリン
井端遊ゴロ、荒木右前落とすヒット、
グリンけん制悪送球・荒木二進、森野粘り四球、

P・木塚
1死一、二塁から、ブランコ外シンカー二ゴロ4-6-3併殺

<8回・横浜> P・チェン
代打金城三塁線強いゴロ・森野飛びつき好守、
下窪二飛、石川高いバウンド投内野安打、
内川内高め直球弱い二飛

<9回ウラ・中日> P・山口
小山外直球空三振、代打中村公治中低め直球空三振、
井端外スライダー見三振、2戦連続延長戦


<10回・横浜> P・岩瀬 捕・谷繁
代打呉本初球スライダー遊ハーフライナー、
細山田詰まり一、二塁間ヒット、
金城内直球バットへし折り遊ゴロ6-4-3併殺

<10回ウラ・中日> P・山口
荒木内高め150キロ直球左前打、
森野3球目荒木二盗、
森野フルカウント中スライダー引っ張り右前打、
ブランコ初球森野二盗、
無死二、三塁から、

ブランコ直球勝負2-1から5球目
外高め152キロ直球・右方向ゴロで抜けるサヨナラ打

(来日初サヨナラ打)、試合終了(D 2x-1 YB)



【ゲームレビュー】
2005年4月以来の2試合連続サヨナラ勝ち
10回、先頭の荒木が安打。
盗塁と森野の安打などで二、三塁とし、
ブランコが一、二塁間を破るサヨナラ打を放った。
先発・チェンが好投したが、拙攻続き。
2回1死三塁、6回無死二、三塁、7回1死一、二塁など
好機を逸し、延長にもつれ込んだ。岩瀬が今季初勝利。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前夜に続き、2戦連続の延長戦
9イニング1失点と踏ん張ったチェンに代わり、
4試合ぶりの登板となる岩瀬が10回表の攻撃を抑えると
そのウラ、マウンドには2イニングス目となる山口
前の回は三者三振に封じ込められたものの、
先頭の荒木が積極的に初球150キロを叩いて、
レフト前ヒットで出塁すると、
続く森野の3球目に好スタートを切り、スチール成功。
サヨナラの走者が自慢の足で揺さぶりをかけると、
森野も続いて、フルカウントから
中に入ったスライダーを引っ張り、ライト前へと運ぶヒット。
連打で無死一、三塁とチャンスを広げて
サヨナラの気運がより高まるなか迎えるは、4番・ブランコ

5月に入って調子を上げてきた主砲ながら
この日は初回、そして7回と好機に凡退
そんなブランコに対し、横浜ベンチ勝負を選択。
初球、森野が二塁へ走るも、バッテリーは打者を優先。
しかも強気のストレート一辺倒
初球ハーフスイング、2球目を空振り、
さらに3球目は打ち損じたか、ボックスで思わずジャンプのブランコ
それに対し、真っすぐを投げ続けてくる山口
4球目力みもあったか、152キロは高めに抜けてボール。
ここまでずっとストレートばかり。
そろそろ変化球を投じてくるかと思いきや、
カウント2-1からの5球目、
投じたのは、またしても152キロの高め真っすぐ
これにはさすがに目が慣れたか、ブランコが見逃さずしっかり反応。
しかも強振して、引っ張るのではなく、
外へ浮いたボールに素直にバットを出して、右方向へ。
ミートした打球は、ゴロで一、二塁間を抜けていくタイムリー!
打った瞬間抜けると確信、三走の荒木を指さしながら
一塁へと駆け抜けたヒーローは、すぐさまもみくちゃに
05年、あの開幕カード以来となる2戦連続サヨナラ勝ち
拙攻続きの厳しい状況のなか、最後の最後は得点を奪い、
何とか勝利をモノにしたドラゴンズ
また一つ借金を減らし、3位に浮上となりました。


神様に感謝したい。連日の延長戦
そして10回ウラでの決着。
しかし時間は前夜の
2時間49分に比べ、
この日はなんと
3時間56分というロングゲームに。
相手先発・グリン
実に時間をかけて投げる投手とはいえ、
そんな時間をかけるぐらいのチャンスが中盤以降再三ありながら、
ドラゴンズ打線は、そのチャンスを潰し続ける始末
「6回に終わらせなくてはいけない試合だ」
落合監督もコメントしていましたが、
野本、藤井の連続三振で、無死二、三塁を潰した6回に加え、
5回の井端のタイムリーのあとの1死一、二塁、
7回の相手のけん制悪送球でもらったチャンス。
どこか一つでもモノにしてさえすれば、
こんなにストレスがたまるゲームにはならなかったのでは。
11安打で2得点と、貧打の横浜につきあうような攻めは、
見ていてとてもしんどくも感じましたね。

延長戦でのサヨナラは劇的とはいえ、
そこに至ってしまうということは
勝ちパターンに持っていけてないということでもあるかなと。
まあ現状はとにかく勝ちを重ねて、借金完済することが先決。
とはいえ、勝って兜の緒を締めよではないですが、
より勝ち続けるためには、もらったチャンスは必ずモノにする。
そういった姿勢というのも必要となるはず。
「高い授業料」を払った若い選手たちも、
その辺りを考えながら、3戦目に臨んでほしいです。


一方ハマスタでの完封試合ほどではなかったですが、
先発のチェンが9イニング、132球を投げ、7安打1失点。
ジョンソンの一発で先制こそ許したものの、
それ以外は横浜打線にほぼまともな打撃をさせませんでしたし、
良い感じで投げられていたと思います。
ただ好投しながらも、勝ち星が付かないのはツライところ。
それでも本人にはさらに自信になったでしょうし、
その分を交流戦で稼いでほしいなと期待したいです。


苦しみながらの連夜のサヨナラで連勝。
流れは悪くないですし、横浜打線も元気がなさそう。
そんななか迎える第3戦の先発は、中6日の川井が濃厚。
前回登板の巨人戦では援護をもらいながら、
逆転を許してしまいましたが、
そのハマスタでは9イニングを投げ切るなど、
好投しましたし、ぜひともその部分での再現を期待したい。
一方打線は、できれば9回までで決めてくださいと。
このゲームが終わると、次週からはいよいよ交流戦
そこに勢いのあるまま突入するためにも、地元で3タテを。
一区切りとなりますし、ぜひとも笑顔で締めてほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎トニ・ブランコ

<延長10回無死二、三塁、右前に来日初のサヨナラ打を放つ>
「(来日初のサヨナラヒット、
ガッツポーズも出ていたが、どんな気持ちか)
厳しい状況でしたけども、とにかく思い切って振ろうとしました。
とにかくチームが勝つことを考えて、思い切り振りました。
(一塁を回ってもみくちゃに、初めての経験だが)
最高の気分でした。
初めてナゴヤドームでサヨナラヒットを打てて、
ファンの皆さまと一緒に喜べて、最高にうれしかったです。
(投手が頑張っていた、自身も1回、7回と悔しい思いを晴らした)
まず最初に神様にありがとうと言いたいと思います。
そしてチェンも9回しっかり投げてくれて
本当にありがとうと言いたいです。
これからももっともっと勝っていきたいと思います。
(明日は交流戦前最後の試合、
同一カード3タテに向け、ファンに抱負を)
チームがいい感じです。
このまま勝って、この調子で頑張っていきたいと思います」


<連日の延長戦となった10回、無死二、三塁で
152キロの外角高め直球に力負けせず、
右前へきれいにはじき返した。ナインの祝福を受け声を弾ませて>
「とにかくジャストミートを心掛けた。
結果がどうであろうと思い切っていこうと。
相手の失投だと思う。厳しい状況の中、思い切って振れた」

<何度も得点機に恵まれながら、あと一本が出ない打線。
7回には1死一、二塁の勝ち越し機を自身が二ゴロ併殺でつぶしていた。
10回は雪辱の場面だったが、切り替えは早かった>
「そういうことより、試合だから1打席だけを考えた。
前の打席は終わったこと。次は次」

<開幕戦こそ初打席で本塁打の華々しいデビューを飾ったが、
4月中旬から低迷。打率は2割を切りそうになった。
それでも首脳陣は不動の4番に座らせた。
5月に入り調子は上昇。特大ホームランで話題を提供するだけでなく、
5月だけなら.375の高打率を残す。
ひたむきさは日本の若手選手も真っ青。、謙虚な言葉を並べて>
「プロ選手になって10年。
今まで1年を通して使ってもらった経験は数年しかないから。
自分は若くて未熟だけれど、こういうチャンスをもらっている。
ずっと(4番に)置いてくれている
落合監督に、神様と同じように感謝したい」

<ケタ外れのパワーばかりは目立つが、実は器用さが持ち味。
大リーグ・ナショナルズに所属していた05年。
主な役割は代打というより美容師だった。
クラブハウスでチームメートの髪をバリカンで刈る係。
巨体を折り曲げ毎日要求に応じた。
ロビンソン監督の髪も2回手入れしたという>
「打撃より髪を刈っていたような気がするよ」

<日本に来て一番学んだことは『我慢』と言う。
三振の数は42個とリーグで圧倒的に多いが、
『我慢』がもたらす勝負強さで
もろさを打ち消すことが、チーム浮上には欠かせない>
「日本に来て我慢と積極性を学んだ。
日本の投手はみんないい。コーナーを丁寧についてくる。
制球がいいから、少しでも甘ければ積極的にいかないといけない。
でもすべて振ることが積極的ではない。
悪い球は我慢して打たず、いい球を打っていこうと考えている」
公式ブログ中スポ中日新聞おおさか報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○石嶺打撃コーチ
<4月は打率.227で終えたが、そこから打率がぐんぐん上昇。
日本野球に適応してきた新主砲・ブランコに目を細めて>
「日本の投手がいろんな攻め方をするなかで
いきなり結果を問うのは酷だった。
ボールを遠くに飛ばすパワーとスピードなど
もともと能力はあるし、何とかしたいという貪欲さがある」
中日新聞共同通信社


○チェン・ウェイン
<初回に3者連続三振を奪うなど球威抜群で9イニングを7安打1失点。
自身に白星はつかなかったが、間違いなく勝利の立役者に。
前夜の吉見に続いて力投、防御率1.50と文句なしの安定感>
「前半はあまりコントロールがもうひとつだったけど、
後半は徐々に良くなってきたと思います。
(ソロを浴びた)ジョンソンにはうまく打たれてしまった」

<未知の世界に自信を持って踏み込んだ。
120球、130球…と自己最多となる球数をどんどん更新していく。
過去、自己最多の球数は昨年9月16日の阪神戦での115球。
はるかに上回る132球を投げたが、最後の9回は
150キロ近い速球でグイグイ押し、151キロも計測。
終わってみればジョンソンのソロによる1失点だけ。
9イニング投げ、9奪三振無四球。ドッシリ落ち着いた『完投』に>
「負ける気は持っていませんでした。
気持ちでは負けないように、投げました」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋


○井端弘和
<1点を先制された5回1死一、三塁、
カウント0-1から横浜先発・グリンのスライダーを
うまく左前に運び、貴重な同点タイムリーを放つ。
前日のサヨナラ打に続く、価値ある働きに>
「同点に追いついてよかったです」
カメラブログ、中スポ、ニッカン

○森野将彦
<10回無死二塁から右前打を放ち、ブランコのサヨナラ打に繋いだが、
それは落合監督のささやきから始まったという。
手招きされたのは10回無死一塁から一走・荒木が盗塁した直後。
この時点でカウント2-1。頭に浮かんだのは
最低でも進塁打だったが、この言葉で楽になり
最終的にフルカウントからの8球目のスライダーを
右前にはじき返してサヨナラ劇を呼び込んだ>
「『小細工しなくていいから。何も考えなくていいから』と言われた。
あの言葉がなかったら、その後、三振していたかもしれないですね」

<実はもう一つ、守備で大きな仕事をやっていた。
同点で迎えた8回先頭、代打・金城の三塁線への
痛烈な打球を横っ跳びしてピンチの芽を摘む。
抜けていれば無死二塁の大ピンチ。前夜に続くビッグプレーに>
「あれはベンチの指示です。
1球前に三塁線に寄ったんです。
もし最初の位置だったら抜けていましたね」

<これで4試合連続安打の3番はニヤリと笑って>
「打撃の状態? 底は抜けています。
悪いクセも打席の中で修正できるようになってきましたね」
中スポ

○荒木雅博
<10回先頭で迎えた第5打席、
初球の150キロ直球を左前に弾き返すと、
森野の3球目に盗塁成功。あっという間に好機演出>
「直球は狙っていました。
盗塁? あれはイチかバチか的なところはありましたけどね。
勢いでいきましたよ」

<7回には繋がらなかったが、1死から右前打で
チャンスメークして、この日は4打数2安打。
これで3試合連続の2安打以上で、2試合連続盗塁。
持ち味の積極性に体がついてきている>
「体の調子はよくなっています」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<同点の延長10回に登板し、今季初白星を飾る。
1死から細山田に右前打を許したものの、続く金城を遊ゴロ併殺に。
結局、打者3人で仕留め、サヨナラ勝ちにつなげた>
「(9イニング1失点の)チェンに勝ちがつけばよかったんですけどね。
落ち着いて投げられました。
チームが勝ったんで、よかったんじゃないですか」
中スポ


○立浪和義
<出番はなかった切り札だが、
見事な演技?で『張り子のトラ』になりきる。
6回2死二、三塁、小山のところで
横浜・杉本投手コーチがマウンドへ。
安全策は敬遠だがチェンに代打の可能性も考慮。
結論は小山と勝負し、四球で満塁となったが、
その間、ネクストで『氣』を発し続ける。
もしも小山が適時打を放っていたら『助演賞』確実だったかも>
「向こうも代わるとは思ってなかったんじゃないですか? 
(指示ではなく)勝手にいきました」
(中スポ)

○中村公治
<今季初めて1軍に昇格した14日の東京ヤクルト戦で、
木田から左脇腹に死球。平然と一塁に向かったが、
試合後に直撃してみると>
「痛みは全然、大丈夫ですよ」

<見せてもらうと、内出血で肌が真っ黒になっている。
プロ野球選手が死球の痛みをおして出場するのは、
自身に限ったことではないとはいえ、
翌日の15日には、サヨナラにつながる犠牲バントをきっちり決めた。
この日は代打で空振り三振に倒れてしまったが、
その気持ちの強さはきっと実ると信じたい>
「そりゃ、ちょっとは痛いですよ。
湿布は感覚的にじゃまになるからしていませんね。
それに、僕は痛いとか言っている立場じゃありませんから」
(中スポ<ドラ番記者>


○小山桂司
<交際してからちょうど3年目の今月14日、夕季夫人と結婚。
この日はスタメンマスクを任され、勝利に貢献。
これで今季27試合目の出場。昨季までの北海道日本ハム時代は
プロ通算3年で出場27試合だったから、5月半ばにして早くも並んだ。
そんな活躍の裏には、夫人の支えがあった。
夫人は実家は三重県ということもあり、婚姻届を出す前から
度々名古屋市内の部屋を訪れ、食事を作ってくれたという。
一人暮らしでは不足しがちな野菜を使った
メニューも多いとか。うれしそうに笑って>
「本当にバランス良く作ってくれるんです。
好きな料理ですか? オムライスですね。
昨年の秋に中日に入ったらころは
体重が85キロぐらいはあったんですけど、今は77キロくらいです。
体重が減ったのは、中日の練習量が
多いというのもあるかもしれませんけど。
奥さんのおかげで、体が少し軽く感じているんです。
自分のベスト体重は、これまで80キロくらいと思っていたんです。
今はすこし少なくなっているんですが、
そこまでパワー不足とは感じていません。
(12日にはプロ初の)ホームランも打てましたしね。
(夫人の食事で)体の中身がよくなっているのかもしれません」

<夕季夫人は今後ずっと自宅にいて、
食事などの生活面をサポートしてくれる。
大きな力を得て、さらなる活躍を狙う。
結婚しての目標を尋ねると、きっぱりとこう言って>
「やっぱり幸せにすることですよね。
結婚して成績が悪くなったとかは言われたくないので、
そう言われないように、一生懸命、頑張りたいですね」
(中スポ)


○野本圭
<6回無死二、三塁の絶好機で、グリンの直球に3球三振。
この日が28試合目の先発出場。悔しがり声を絞り出す>
「結果を出したかったんですが…。
これがボクの実力です。(あの打席は)速く感じました」
(中スポ、おおさか報知

○藤井淳志
<同じく6回1死二、三塁で、4球目を空振り三振。
今季全37試合に先発出場している若竜は正念場を迎える>
「来た球をしっかり打とうと思ったんですが、
結果が出ませんでした」
中スポ


○落合監督
<チームでは1971年9月25、27日のヤクルト戦以来
38年ぶりの快挙となる2戦連続のサヨナラ勝ち。
それでも指揮官は苦笑いを浮かべただけ>
「本来なら(先発した)チェンに勝ち星が付いて、
岩瀬にセーブが付かないといけないゲームだ。
6回で終わらせなくてはいけない試合。
あそこでバットが出てこないようじゃ困る」

<最後まで実名は出さなかったのだが、
藤井と野本に向けられた苦言であることは明白。
同点の6回無死二、三塁の絶好機で、
野本がオール真っすぐで3球三振。藤井は4球目で空振り三振。
連続三振に倒れた2人の打撃が何とも歯がゆそう>
「いつまで高い授業料を払うんだってこと。
あしたから職を失うぞ。
よくやっているとは思うよ。
思うけど、あれらに失うものがなにがある? 
一番楽なところじゃないか。
ゲッツーはない、野手は前に出てくれる…。
オレだったら喜んで(打席に)出て行くけどな。
自分らで何、プレッシャーをかけているんだ。
あれは何億も稼いでいる選手が絶不調に陥るパターンだよ」

<彼らに限らずなぜ絶好機に固まる選手がいるのか>
「いろんなことを想定するのはいいんだよ。
でも、そこからはじき出さないと。
全部詰め込んであの四角(打席)の中には入れないんだ」

<推定年俸2760万円の4番打者・ブランコをたたえて>
「1番給料の安いヤツが打ったな」


<サヨナラ負けと背中合わせだった3日のチェンの完封。
結果チェンに自分でも気付いていなかった『余力』を引き出された。
チェンの完封の数日後、指揮官はこう振り返っていた>
「まだ余力を残してるだろ。
完投できるんだったら、完投してもらわなくちゃ困る。
球数的に、体力的にアップアップだったら
1人、2人とつないでいくけど、完投できるのなら完投しなきゃ。
8回まで投げて、あとは岩瀬さん、なんて考えを
持ってもらっちゃ困るんだ。後で困るのは自分だ」
中スポサンスポおおさか報知12
時事通信毎日jpニッカンデイリー


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 6回戦
(16日・上富田スポーツセンター野球場)
 D 200 000 000 = 2
 T 001 001 000 = 2
(規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山井、高橋、齊藤 - 小川、清水将海
公式サイト・戦評

▽山井大介
<ウエスタン・阪神戦(和歌山県上富田町)に
先発し、7イニングを投げ4安打2失点。
9日に出場選手登録を抹消されてから
初の2軍戦登板だったが、7イニング中5イニングを三者凡退に。
ただ3回と6回は四死球が絡み、それぞれ失点。
投球結果こそまずまずだったが、内容に課題を残す>
「コントロールにばらつきあったし、
思うようなところに投げられなかった。
ストレート、変化球とも精度を上げていかないといけない」
中スポ

2009年5月16日 (土)

井端決めたサヨナラ打、熱投吉見に白星付いた!

悪夢の3連続押し出し四球で逆転を喫し、地元で連敗。
落合政権ワースト借金5となってしまったドラゴンズ
交流戦前最後のカードは、地元・ナゴヤドームでの横浜3連戦
わずか1.5ゲーム差で迎える5、6位の直接対決でしたが、
その初戦、吉見-三浦の両先発が互いに譲らぬ投げ合いに。
そのまま0-0で迎えた延長10回ウラ、
勝負を決めたのが、井端
2死二塁のチャンスで、左越えに見事なサヨナラ二塁打
10イニング128球、自己最多の13奪三振と、
熱投吉見に約1カ月振りの白星が付けることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 7回戦
(15日・ナゴヤドーム | 中日6勝1敗)
27711人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 吉見(7試合3勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見 - 谷繁

◇対横浜7回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (4打数2安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)野本  (3打数1安打)
7 (中)藤井  (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)吉見  (3打数無安打)

【得点経過】
<1回・横浜> P・吉見
石川中フォーク空三振、
北川隼行外高めスライダー空三振、
内川外低め一杯ストレート見三振

<1回ウラ・中日> P・三浦
井端投ゴロ、荒木ピッチャー返し二塁内野安打、
森野ランエンドヒット・高いバウンド三ゴロ・
一塁送球の間に荒木三塁陥れる、
2死三塁から、ブランコ高めつり球右飛


<2回・横浜> P・吉見
村田フォーク拾われライト前落とす安打、
吉村外スライダー遊ゴロ6-4-3併殺、ジョンソン二飛

<4回・横浜> P・吉見
北川見三振、内川右前打、
村田外低めスライダー遊ゴロ6-4-3併殺

<4回ウラ・中日> P・三浦
ブランコ遊飛、和田左飛、
野本外カーブ流し打ち左前打、
藤井2球目野本二盗
(プロ初盗塁)藤井四球、
2死一、二塁から、谷繁外低め直球見三振


<6回ウラ・中日> P・三浦
森野ライトオーバーフェンス直撃もシングル、
ブランコ中高め打ち上げ一邪飛、
和田初球外高めスライダー遊ゴロ6-4-3併殺


<7回・横浜> P・吉見
内川遊ゴロ、村田遊ゴロ井端飛びつき好捕、
吉村中フォーク空三振この日10個目

<8回・横浜> P・吉見
ジョンソン遊撃後方飛、金城二ゴロ、
細山田外一杯直球手が出ず見三振

<8回ウラ・中日> P・三浦
吉見空三振、井端右飛、
荒木一塁線セーフティバント切れずに内野安打、
森野初球荒木二盗、
2死二塁から、森野外高め直球手が出ず見三振


<9回ウラ・中日> P・木塚
ブランコ内シンカー空三振、和田止めたバット投ゴロ、
P・石井
野本外クロスファイヤー直球見三振

<10回・横浜> P・吉見
内川中飛、村田二ゴロ、吉村外高め直球空三振13個目

<10回ウラ・中日> P・石井
藤井外低めシンカー左中間突破二塁打、
谷繁バントの構え2球目ボール見送り・
二走藤井大きく離塁・捕手けん制・戻れず痛恨タッチアウト
谷繁四球、代打中村公治投犠打、

P・真田
2死二塁から、井端2球目外高めスライダー振りきる・
レフトオーバーサヨナラ二塁打(D 1x-0 YB)



【ゲームレビュー】
吉見が今季2度目の完封で、10回サヨナラ勝ち
立ち上がりから制球が抜群によかった。
付け入るすきを与えない投球で、許した安打は4本。
二塁を踏ませず、13三振を奪い、
4月10日以来の3勝目を無四球で飾った。
10回、二塁打の藤井は飛び出してアウトになったが、谷繁が四球。
送りバントで2死二塁から、井端左越えサヨナラ二塁打を放った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・吉見、横浜・三浦
両先発が持ち味を存分に発揮し、互いに譲らぬ熱投
三浦には9回代打が送られたものの、
吉見は延長10回もそのままマウンドへ。
ベンチの後押しに気合が入ったか、
気持ちを切らさず、村田からの主軸を三者凡退に。
しかしそのウラに打席が回ってくれば、おそらく交代
これだけの好投をしながら、勝ちが付かないとなると、
自信こそ残れど、その反面ショックとなるだろう。
そうならないためにも、必ずこの回決めてくれ
打線の援護に期待しながら、10回ウラの攻撃を見つめましたが、
直前に走塁ミスこそあれど、2死から谷繁が四球を選び出塁。
吉見の代打・中村公治が犠打を決め、
2死二塁のチャンスで迎えるは、トップに戻って井端
横浜は右の真田にスイッチし、何とか防御線を張るものの、
井端がカウント0-1からの2球目、
外角高めに浮いたスライダーを思い切り振り抜くと、
ナインの、ファンの、そして吉見の思いを乗せた打球は、
良い角度で上がっていき、レフト・内川頭上をオーバー!
勝利を決めるサヨナラタイムリーツーベース。

いばちんよく決めた!打った瞬間、
いった!とは思いましたが、
しっかり決めてくれたことが、
とてもうれしかったですね。
一塁を回ると、
拳をあげて二塁に到達。
その後はヘルメットを外して、右手で掲げガッツポーズ
そのヒーローを荒木が追いかけ、
和田が、小池が、そして吉見が駆け寄り、歓喜の輪が。
ほんと勝つと負けるとでは大違い
悪い流れを一掃するには、実に価値ある劇的勝利じゃないかなと。
ナインそれぞれのホッとした表情がそれを物語っていましたね。
勝つというのは、実に大変なこと
なかなか1点が入らず、苦しみこそしましたが、
こういう締まったゲームを取ることこそが、本来のドラゴンズの野球
波に乗りきれない状態が続くチームですが、
ミス連発で忘れかけていた野球を、この勝利で思い出し、
そして今後の反攻に向けてのきっかけにしてほしい。
お立ち台を見て、ゲームを振り返りながら何度もそう思いました。


連敗を2で止めて借金4となり、4位タイに浮上。
まあ最下位の横浜相手だから出来たんじゃないか。
そういう考え方もいくらかはあるでしょうが、
この日の吉見が象徴しているように
「絶対に負けない」という気持ちを表に出して、
前向きに向かっていけば、苦境というものもいつかは打破できる。
まだまだ諦めずに、調子を上げることに全力を注いでほしいですね。
一つ勝つたびに、今度こそは浮上の兆し…。
何度もそう思わせてはガッカリさせる今季のドラゴンズですが、
この3連戦は必ず勝ち越して、弾みをつけて交流戦を迎えてほしい。
週末となる第2戦は、15時開始のデーゲーム
前回のハマスタで完封勝利を挙げたチェンの先発が濃厚。
この完封のときも打線の援護が少なく、好投が際立ちましたが、
リベンジを期すであろう横浜を返り討ちにして、3勝目を期待。
とにかくどんどん勝つことでリズムをつくる。
良い流れを取り戻すためにも、地元で連勝といってほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(15日)

◎井端弘和

<延長10回2死二塁、左越えサヨナラ二塁打を放つ>
「(興奮冷めやらないサヨナラ打の感触を)
はい、とてもうれしいです!
(10回ウラ、なかなか得点が取れないなか、2死二塁。
どんな気持ちでネクストで待っていたか)
決めてやろうと思って、はい、打席に入ったんですけど(大歓声)
あのう、ピッチャーが、真田くんは苦手なピッチャーだったので、
はい積極的にいこうと思って、
打席に立ったのがよかったと思います。
(打球が左中間を抜けていった、その時の気持ちは)
打った瞬間ね、あの、外野を越したと思ったので、
はいあのう、あとは(祝福する)荒木が追ってきたので、
必死に逃げてましたけど、はい。
(追ってきた荒木を含め、ナインにもみくちゃに)
そうですね、あのう、年に一度あるかないかなので、
はい、とてもいい日になったと思います。
(なかなか三浦を打ち崩せない反面、吉見の好投も頭にあったか)
あのう毎回吉見がね、いいピッチングしてるので、
えー、なかなか野手が点数取ってあげてないんでね、
何とかね、きょうも点数いっぱい取って、
楽に投げさせたいと思ったんですけど、
えー、ほんと吉見がいいピッチングした結果が
勝ててよかったと思います。
(ファンにひと言)
えー、これからどんどん勝っていきたいと思いますんで、
えー、応援してください。頑張ります!」


<延長10回2死二塁。はじき返したのは、
カウント0-1からの真田の高めに浮いたスライダー>
「打った瞬間、外野を越したと思った。
真田が出てきたから勝負だと思った。
これまで真田のシュートにやられていたんで、
シュート狙いだったけど『ないかな』とも思っていた」

<狙い球ではないスライダーを
完ぺきにとらえられたのには、伏線があった。
真田は6日の巨人戦で得意のシュートを
坂本にサヨナラ本塁打された。
そのことを和田から教えられており
『シュートはないかも』と思っていたという。
熟練の読みと駆け引きを、最後は気持ちが超越。
07年10月4日の広島戦以来、自身3度目のサヨナラ打>
「それでも80%はシュート狙いだったんですけどね。
(初球は体を開いて待ったが)狙いがばれたかなと思った。
まあ、最後はとにかく『行け!』って気持ちで打ちました」

<思いのこもった一打だった。
10イニング無失点の先発・吉見に
白星をプレゼントできるのは、この回が最後>
「いい守備ができて締まった試合になった。
吉見がいい投球していたので勝てて良かった。
いつも試合を作って、いい投球をしているのに
点を取ってやれなかった。だから何としてもって。
本当なら5、6勝しているピッチャー。みんな、そう思っていた」

<2日前の13日、東京ヤクルト戦で
打球を右手首に受け、途中交代。
目に見えて腫れ上がっていたが、
出場が危ぶまれた前日もフルにプレー。
右上腕の内側にはボールの縫い目のあとが
赤黒く残っているが、負傷をプラスの力に変えていた>
「きのうよりもっと痛かったけど、影響はない。
でも、逆に力みが取れたかも。
こんなのケガのうちに入らないっす。
むしろあれで(打撃の)バランスが良くなったかな。
ちょっと打席で右手がかぶり気味だったんで」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


◎吉見一起
<延長10回まで自己最多の13奪三振無失点の好投。
無四球、4安打で、二塁を踏ませず、
4月10日の広島戦以来、約1カ月ぶりとなる3勝目>
「(自己最長の10イニングを投げきった。今の気持ちは)
いやあ、えー、勝ててよかったなと思います。はい。
(どのようなことを考えてマウンドへ)
そうですね。前回があまりよくなかったので、
今日は自分の持ち味である、えー、低めに投げて、
ゴロアウトを取るというのを目標にして、
今日はマウンドに上がりました。
(立ち上がりから3連続三振、
10イニングで13奪三振、自己最高の記録です)
(歓声に)ありがとうございます。
それはでも、たまたまだと思います。はい。
(そして10回、チャンス到来。
井端の打席をどのように見ていたのか)
もう、お願いしますという思いだけです。はい。
(これで1カ月ぶりに勝ち星が付いた)
はい、ありがとうございます。
(次回登板は交流戦になるが、それに向けて)
そうですね。えー、今日の勝ちが
チームの勢いに出ればいいかなと思いますし、
えー、自分が投げる試合も
しっかり今日みたいな投球ができたらいいと思います。
(ファンにひと言)
えー、延長戦まで応援ありがとうございます。
えーーー、次も頑張ります、応援よろしくお願いします!」


<ベンチの信頼を胸いっぱいに受け止め、
10回のマウンドを踏むと、気持ちのこもった投球を貫き、
連敗を止めるサヨナラ勝ちを導いた>
「先発で延長まで投げさせてもらえたのは初めて。
10回を1人で投げたのは高校以来だと思います。
やってやろうという思いが生まれた。
絶対、相手より先に点をやりたくなかった」

<10回に迎えたのは相手の主軸。
好投しながら一発に泣くことが多かった
これまでの登板の記憶がちらつくが、球威は衰えず、
内川、村田、吉村のクリーンアップを三者凡退に>
「長打を打たれてはいけない。力を振り絞るつもりで投げた」

<相手の先発はエース・三浦>
「敵のエースに勝つことはチームにとっても大きい。
相手はエースだし、森さんからも
『1、2点の勝負だぞ』と言われていたので、
絶対に先にマウンドを降りたくないと燃えていた。
正直、ブルペンからあまり良くないなという感じで(ゲームに)入り、
抜くところは抜いて、力を入れるところは入れてと心がけました。
メチャメチャいいということはなかったけど、
途中からは球のキレとかじゃなくて、
『点はやらないぞ』という気持ち、その気持ちでいきました。
長打力のある打者が多いので
『ホームランはアカン』と自分に言い聞かせていた」

<これで奪三振はリーグ2位の51個。
だが持ち味のコントロールがさえ渡ったことを喜び>
「僕は三振を狙うような投手じゃないし、たまたま。
それよりも四球がゼロというのが一番うれしい」

<調子うんぬんではない。
ピンと張り詰めた気持ちが、一度も切れることはなかった>
「8回に打席が回ってきたときに交代があるかなと思ったけど、
森さん(バッテリーチーフコーチ)からも
『ガマンしておけ、ガマンしておけ』と言われていました。
頭のどこかで次もあるかなとずっと考えていました」

<初登板から続けて2勝を挙げたが、その後の4試合は白星なし。
防御率を2.01としながら援護に恵まれず、
自らも要所で打たれたが、この日はスキも間違いもなかった。
マイナスに引きずることなく、苦い教訓はしっかり生かした>
「正直、モヤモヤ感というのはありました。
でも、そういうことを気にしてもしょうがない。
低めでゴロを打たせる持ち味を出せば結果は付いてくると思っていた。
いつもと同じ気持ちでマウンドに上がりました」

<昨季10勝を挙げてブレークしたが、
このところ勝ち運に恵まれず、白星は約1カ月ぶりとなったが、
自らの存在感を示すには、十分過ぎる内容だった>
「去年はがむしゃらにやっていただけだが、
今年は考えながら臨めている」

<また負けられない理由があった。
アメリカで夢をかなえた16歳年上の大先輩、
高橋健(メッツ)のメジャー昇格に刺激を受けていた。
単身渡った異国の地でマイナーから必死にはい上がった姿に
自身を重ね合わせ、モチベーションを高めていた>
「同じトヨタ(自動車)の先輩ですし、陰ながら応援してますよ。
40歳になって夢を実現させているわけですからね。すごいですよ」

<井端がサヨナラ打を放った瞬間、
ベンチを飛び出し、先頭集団で井端に抱きついた。
決して俊足ではないが、このときばかりは速かった。
歓喜の輪の中で、子どものような笑みがはじけた>
「久しぶりに勝てたんで…。
打ってくれー、という思いで見ていた。勝てて本当に良かった。
久しぶりに勝てたことより、みんながこれで乗っていければいい」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン


○野本圭
<4回、中前打で出ると、
続く藤井の2球目に二塁へプロ初盗塁に成功。
ベテラン・三浦のモーションを完ぺきに盗んで、
タイミング良くスタートを切ると、
捕手の送球がややそれたこともあって、悠々とセーフに。
スタメン27試合目、俊足とまではいかないものの、
足でもチームに貢献できるところを見せて>
「常に先の塁を狙っているのですが、
(相手捕手が同じルーキーの)細山田だったというのもあって。
一歩目、いいスタートがきれたのでよかったです。
スタートした瞬間、大丈夫と思った」
カメラブログ中スポスポニチ

○藤井淳志
<延長10回、先頭で左中間の二塁打で出たが、
続く谷繁の2球目、大きく外角へ外れるボールにも関わらず、
大きく離塁。捕手からの送球にあえなく憤死。
井端のサヨナラ打に救われたが、試合後こう言って>
「どうもこうも、ボクの完全なミスです」

<ミスの直後に、ベンチでは和田から話しかけられ、
さらにほかの選手からも話を聞いたよう。
俊足の若手が陥る『イノシシ型』の走塁死。
生涯忘れてはならぬプレーとなって>
「誰もが一度は通る道だと言われました。勝ったから、切り替えろとも…」
(中スポ)

○中村公治
<10回1死一塁、投手の吉見の代打で登場。
カウント1-2から木塚の直球をきっちり投手の前に転がし、
勝利につながる送りバントを決める。
このプレーで二塁に進んだ走者の谷繁が
その後、サヨナラのホームを踏んだだけに喜んで>
「緊張しましたけど、決められて本当によかったです」
中スポ

○立浪和義兼任コーチ
<本当ならばサヨナラ劇のヒーローだったかも。
10回、先頭の藤井が二塁打で出塁。
続く谷繁がバントの構えを見せていたとき、
バットを振って代打の準備をしていた>
「(1死三塁の局面で)外野フライを打ってやろうと考えていました」

<藤井がけん制死したために出番はなくなったが、
それでもまな弟子・藤井の心境を思いつつ、チームの勝利を喜んで>
「チームが勝ったのでよかった。これで藤井も救われるでしょう」
(中スポ)

○荒木雅博
<1回1死から二塁内野安打で出塁すると、
森野の三ゴロで一気に三塁へ。
さらに8回2死からは一塁線への
絶妙なセーフティーバントで出塁すると、
直後に盗塁を決めてチャンスメイク。足と小技で打線を盛り上げる。
いずれも得点にはつながらなかったが、試合後は笑顔を浮かべて>
「(1回は)いけるときはどんどん行きたいと。
8回? 失敗バントだったんですけどね」
中スポ


○小池正晃
<この日、29歳の誕生日を迎える。
選手としてはそろそろベテランの域に差し掛かるが笑顔で>
「自分ではそんな気がしないんですけどね。体はまだまだ大丈夫ですよ」

<コンディションに気を配り、長く太く活躍を続ける決意>
「最近は脂っこい食べ物を食べないようになりました。
逆にサラダはよく食べています。
年を取って食生活に気を配るようになりましたね」
小池ブログ「祝☆29歳」、中スポ)

○トマス・デラロサ
<黒いグラブは非常に薄い、そして軽い。
『痛くないのか』と心配するナインも複数。
プロの世界ですら、敬遠する選手がいるほどの
道具を使うのには理由がある>
「以前から使い慣れているというのが、大きな理由ではあるけれど、
軽くて薄いほうが、手になじみやすい。
自分のものは、グラブの存在を気にせずプレーできると思う。
グラブの重さを気にするより、守備がしやすいんじゃないかな」

<実は黒いグラブには、かつての同僚への思いもこもっている。
米大リーグ・ジャイアンツ傘下の3Aでプレーしていた07年、
同じドミニカ共和国出身のチームメートとグラブを交換し、
今後の健闘を誓い合った、それがこのグラブという。
この日出番はなかったが、打率.333と結果を残している。
グラブは薄くとも、存在感は厚みを増すばかり>
「あまり有名ではない選手だけどね。もう3年くらい使っているよ」
(中スポ)

◇辻2軍監督
<現役時代、薄いグラブを愛用することで有名だったが、
守備の名手は、薄いグラブの有利な点をこう解説>
「手のひらに近い感覚でプレーできるからね。
素早く動ける? それもある」
(中スポ)

◇藤田チーフトレーナー
<ベンチ裏にお茶とスポーツドリンクの入った
大きなプラスチック製給水タンクが置かれているが
このうちお茶の入っているタンクが、
青色のものから黄色のものに替えられた。
よく見ると正面に、油性インクで『心機一転だ』と
手書きされたテーピング用テープが張り付けてあった>
「器だけね。きょう替えたよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<1-0で投手戦を制し、今季2度目のサヨナラ勝ち。
チームは連敗を2で止める。好守が勝因>
「1点も取れなきゃ、1点もやらなければいいんだ。
こうやって守ってくれれば、野球のリズムが出る。
これが普通の野球だろ」

<『敗因は3連続押し出しではない。簡単だ』という
前夜の発言の謎解きを>
「昨日の問題は分かった? 一日経ったから話すよ。
(3回)2アウトからの森野のエラー
(代打・川本の三塁ゴロで一塁へ悪送球)で、
すべての歯車が違ってきた。
だれでイニングを切って、だれで始めるか。
野球ってそういうもんだ。
捕って投げて終わりじゃない。
審判がアウトと言って、初めて一つのプレーが終わる。

(10回、藤井の飛び出しで石井は)ホッとしたんじゃないのか。
それでストライクが入らなくなった(谷繁に四球)んじゃないのか。
ベンチに帰ってホッとすればいい。
相手の話になるから、あまり話したくないんだけどな」

<制球も球威も抜群。
好投しながら、痛い一発を浴び
苦しんでいた吉見を指揮官はこう評していた>
「まあコントロールはいい方だ。だけど、間違いがある。
間違いがあると、ホームランを打たれる。
ホームランを打たれると、勝てない。
130球投げたうち、どれだけ間違いがあるかだ」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信毎日jpニッカン


ドラゴンズトピックス(15日)

◇小山桂司

<この日、球団を通じて結婚を発表。
お相手はアパレル関係の会社員の塩崎夕季さん。
友人の紹介で知り合い、今月14日に婚姻届を提出。挙式は未定。
昨季限りで北海道日本ハムを戦力外になり、トライアウトで入団。
今季は開幕からチーム最多22試合の先発マスクを任されてきたが、
生涯の伴侶を得て、さらなる飛躍を誓う>
「もう一人じゃないので、これを機にもっと活躍できるよう頑張ります」
(中スポ)


今日の公示。(15日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 河原純一投手、長峰昌司投手、金剛弘樹投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 齊藤信介投手、菊地正法投手、高橋聡文投手
(再登録は25日以降。公式サイト共同通信社

2009年5月15日 (金)

竜投自滅3連続押し出し、落合竜20敗目で借金5。

投打に精彩を欠き、東京ヤクルトに大敗。
正捕手・谷繁の先発復帰を飾れなかったドラゴンズ
1勝1敗で迎えたナゴヤドームでのカード第3戦
打線が奮起し、2回に打者一巡の猛攻。
大量4点を奪い、先発・小笠原を援護したものの、
1点差で迎えた7回、3連打を浴び1死満塁で小笠原が降板。
勝ちパターンの齊藤、高橋へと繋いだものの、
その両投手がともに制球を乱し、痛恨の3連続押し出し
自滅しての逆転負けで、今季チーム20敗目
借金も落合竜ワースト更新となる5となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 9回戦
(14日・ナゴヤドーム | 中日2勝7敗)
25010人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 小笠原(2試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、齊藤、高橋、平井、ネルソン - 谷繁

◇対東京ヤクルト9回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打2打点)
2 (二)荒木  (5打数3安打)
3 (三)森野  (5打数2安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)野本  (4打数2安打)
7 (中)藤井  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)小笠原 (2打数無安打)

【得点経過】
<2回ウラ・中日> P・高市俊
ブランコ外スライダー弾丸ライナー・
センターバックスクリーン右越え本塁打(D 1-0 S)

和田中飛、野本左前打、藤井四球、
谷繁四球、小笠原浅い左飛、
2死満塁から、
井端中カーブ引っ張り左前2点適時打(D 3-0 S)
荒木左前打、
2死満塁から、
森野外高めフォーク遊撃内野安打(D 4-0 S)
2死満塁から、ブランコカーブ打ち上げ中飛

<4回・東京ヤクルト> P・小笠原
福地粘り右前打、青木初球中前落とす安打、
無死一、二塁から、デントナ中高めスライダー・
右翼フェンスオーバー適時二塁打(D 4-1 S)
無死二、三塁から、ガイエル一塁強襲ゴロの間(D 4-2 S)
宮本高め釣り球空三振、
2死三塁から、相川初球外高めスクリュー右前適時打(D 4-3 S)

<7回・東京ヤクルト> P・小笠原
宮本左飛、相川粘り左前打、
野口初球ライナー遊撃グラブさわる左前打、
代打飯原初球カーブ左前打、
P・齊藤
1死満塁から、川島慶三スライダー6球連投フルカウント・
内低め直球外れ押し出し四球(D 4-4 S)
1死満塁から、福地フルカウントから
内低めスライダー決まらず連続押し出し四球(D 4-5 S)
P・高橋
1死満塁から、青木0-3から外直球外れ3連続押し出し(D 4-6 S)
1死満塁から、デントナ内直球右犠飛(D 4-7 S)
本塁返球の間一走青木二塁狙うも、谷繁送球走塁死

<7回ウラ・中日> P・木田
谷繁右飛、代打中村公治左わき腹死球、
井端右前打、荒木右前落とす安打、
1死満塁から、
森野外フォーク右前適時打(D 5-7 S)
P・押本
1死満塁から、ブランコ内高め直球二ゴロ4-6-3併殺

<8回ウラ・中日> P・五十嵐
和田四球、野本外フォーク左中間持って行く安打・和田三進・
野本二塁へ向かうも、遊撃川島慶三三塁送球カットし6-4-3と転送・
慌てて一塁へ戻る野本走塁死、
1死三塁から、代打立浪内高め直球浅い左飛、
2死三塁から、谷繁粘るも外直球二ゴロ


<9回・東京ヤクルト> P・ネルソン
野口粘り四球、飯原一塁強襲ゴロ・野口二進、
川島慶三遊ゴロ・野口三進、
2死三塁から、田中浩康外フォーク中前適時打(D 5-8 S)

<9回ウラ・中日> P・イム・チャンヨン
小池外スライダー空三振、井端高め直球二ゴロ、
荒木中高め直球遊撃後方落ちる安打、
2死一塁から、森野初球荒木二盗(記録付かず)、
森野中シンカー引っ張るも一ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
継投失敗 4点差を逆転され、
2002年8月以来の負け越し5になった

1点リードの7回1死後、小笠原が連打を許し一、二塁。
代打・飯原にも安打で満塁とし降板。
救援の齊藤、高橋3連続押し出し四球でひっくり返され、
デントナに犠飛で4点目を奪われた。
打線は2回、ブランコの先制ソロの後、打線がつながり
4点を入れたが、守りきれなかった。
東京ヤクルト戦3カード連続負け越し
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


大方予想の吉見ではなく、
先日1軍に昇格し、中3日となった小笠原を先発に起用。
その小笠原がある意味「らしくない」上々の立ち上がり。
しかも打線が2回、ブランコの先制弾からはじまり、
相手先発・高市の乱調を突いての打者一巡の猛攻
「らしくない」4点の大量援護。
昨季まで小笠原の登板時では考えられない展開に
うれしい誤算を感じていましたが、
その後は徐々に「らしい」展開へと変化。
4回、福地に初安打を許すとそこから一気に3連打
甘く入るボールを狙われ、1点差に迫られると、
その辺りから徐々に、流れが東京ヤクルトの方へ?
何とか中押しして、ペースを戻したいにも関わらず、
東京ヤクルト中継ぎ陣の鎌田、松岡の前に沈黙
その一方で走者さえ出さなければ抑え込める小笠原
しかし勝利投手の権利を得て、100球に近づいてきた7回、
下位打線に3連打を喰らってしまい、1死満塁のピンチ。
ここでベンチが動き、逃げ切るための継投へ。
…といきたかったところですが、
起用されたのが、このところともに不調の齊藤高橋

まずは齊藤が2番手として登板したものの、
川島慶三に対し、2-1と追い込みながら
続けてきたスライダーが決まらずにフルカウント。
そして7球目、差し込ませようと内に投げた
ストレートが大きく外れてしまい、押し出し四球
同点に追いつかれてしまうと、
ショックを受けたか齊藤は、続く福地に対しても、
2ストライクと追い込みながら、
内へのボールが決まらず、3球連続ボールでフルカウント。
そして6球目、内へ沈むスライダーが外れ、
連続押し出し四球で、逆転
これにはたまらずベンチも飛び出し、高橋にスイッチ。
しかし高橋悪い流れを止めることができず、
青木に対し、外へのストレートがまったく入らず、0-3。
そのまま4球目も外れてしまい、なんと3者連続押し出し
厳しい重圧に加え、相手を怖がり、谷繁を怖がり?
ピンチに腕が振れずに、自滅していったリリーフ陣
大事な場面でハートの弱さが出てしまい、逆転を許したドラゴンズ
これで完全に流れを掴んだ東京ヤクルトに対し、
何とかしなくてはという気持ちが、焦りとなったたのが8回ウラ。
野本の走塁と、それに対する川島慶三の冷静な処理などはその象徴。
9回に5番手・ネルソンがダメを押され、3点差に広がると、
最後はイム・チャンヨンに締められて、ゲームセット。
またしてもホームゲームツバメにカード負け越し。
早くも今季20敗目を喫するともに、
借金は落合政権ワーストとなる『5』に膨らんでしまいました。


昨夜のお返しで、前半にて大量リード
大事に至らず復帰した井端を中心に上位打線が繋がるなど、
いい流れで来ていたにもかかわらず、
終盤自分たちから勝手に乱れ首を絞め
そのままゲームの流れを渡してしまう始末。
これが「勝てていないチーム」というものなのでしょうか。
まあ走者を出してから踏ん張れず、
初球の入り方が甘い小笠原にも要因があったのでしょうが、
勝ちパターンであるはずの投手が、踏ん張りきれないのはツライもの。

気合伝わらず…。特に2試合連続被弾
このところ疲れもあるのか、
一時の勢いを失っている齊藤
勝っていても負けていても使われ、
結果を残してきたことで、
首脳陣の信頼を得てきた右腕
自信を取り戻させるための
荒療治という面もあったかもしれませんが、
持ち前の気合で向かっていく投球が見られずじまい。
失点を恐れ、昨季にもあったような心の弱さが出てしまったのは残念。
森コーチのコメントによると、降格も示唆されているようですが、
うまく切り替えて、本来の投球を取り戻してほしい。
そして再び勝ちパターンを担えるよう、成長を期待します。

それにしても、先発が長く投げられないと
岩瀬に繋げないというリリーフ陣
まあ次週からの交流戦は日程が緩やかなため、
再び陣容が再編成されるかもしれません。
できるだけ早く逃げ切れる体勢を確立すること。
それが「勝てるチーム」になるためのカギとなってくるでしょう。


またしても地元で東京ヤクルトに負け越し、これで借金5
交流戦前までの5割復帰が幻となってしまいました。
巨人、東京ヤクルトとの対戦成績が、ともに2勝7敗
上位2チームとの対戦で、マイナス10となってしまっては
浮上しろといっても、いささか難しいかも。
「(負けた原因)を感じてくれれば立ち直るのは早い」
監督は話していたようですが、
こんな現状では気付くのにまだまだ時間を要するかもしれません。
ただ交流戦前最後のカードとなるのは、
今季5勝1敗と、唯一大きく勝ち越せている横浜戦
せめて勝てるところには、しっかり勝っておかないと、
さらに沈むことにもなりかねません。
ちなみに中スポ先発予想は、初戦から
吉見-三浦、チェン-グリン、そして川井-小林
開幕カード、そして前々週のハマスタで好投した3枚ですし、
できるだけゲームを優位にすすめ、その上で完投も期待。
最下位・横浜とのゲーム差は、1.5
前回の対戦以上に正念場ともいえるドラゴンズ
せめてもの意地を見せ、良いカタチで交流戦を迎えてほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(14日)

●齊藤信介

<1点リードで迎えた7回1死満塁で小笠原を救援。
川島慶三に対し初球からスライダーを続け、
2-1と追い込んだが、後が続かずフルカウント。
7球目に初めて投げた直球は、
打者がのけぞるほど内側へ外れ、同点の押し出し四球。
続く福地も2球で追い込んだところから
ストライクが入らず、勝ち越しの連続四球。
必死の形相で13球を投じたが、持ち前の強気が影を潜め、
平常心を保てず、試合後に2軍降格を告げられた>
「知らず知らずのうちに、自分らしさが出せなくなっていた。
気合を入れたつもりでも、周りに伝わらない程度では意味がない。
全部、ボクが悪いです。
あそこで抑えないと。出直しです。申し訳ありません」
中スポ中日新聞朝日新聞スポニチ名古屋

●森バッテリーチーフコーチ
<齊藤、高橋の救援陣による3連続押し出し四球で自滅。
期待して2人を使い続けてきたが、2軍で調整させる可能性を示唆>
「ストライクが入らなくては野球にならない。
7回を1人でも抑えてくれればな。
情けないが、技術でなく、完全に気持ちの問題だからどうしようもない。
立ち直ってほしかったが、同じことを繰り返していては意味がない。
ほかに投手がいないわけじゃない」

<世代交代を掲げるチーム。
投手陣では、将来的に岩瀬から抑えを引き継ぐ
中継ぎ陣の育成が重点。日頃からこう口にする>
「岩瀬と同じ心理を克服できる経験を積ませなければならない」
中日新聞サンスポ朝日新聞毎日jp

●小笠原孝
<今季初先発も7回途中6失点>
「何もないです。
結果がすべて。自分でもあの回(7回)が大事と分かっていたが」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


●トニ・ブランコ
<2回先頭、ライナーで中堅右に運ぶ先制8号ソロを放つ。
苦手を克服。外角に逃げる変化球は最大の弱点のはずだったが
この日はじき返したのは外角高めに逃げる132キロ。
いつも控えめな男が珍しく自画自賛して>
「(打ったのは)カットボール。完ぺきにとらえられたよ」

<7回1死満塁では二ゴロ併殺打に倒れたが、落ち込んではいない>
「明日も頑張るよ。いつも頑張ろうという気持ちは同じだけれどね」

<『神様のおかげだよ』。
この言葉を何度聞いたか分からない。とにかく信心深い。
結果がよいものになるかどうかは神に委ねるほかないとしても、
毎日の練習と努力は自分自身のものではないのか?
と尋ねるとこう笑って答えて>
「努力を積み重ねさせてくれるのも神様のおかげだよ。
ところで日本人は信心深くないのかい? 君は?」
カメラブログ中スポ<ドラ番記者>サンスポニッカン

●石嶺打撃コーチ
<連続試合安打を『12』に伸ばした
ブランコの最近の安定感を評価>
「打てる球で勝負するようになった。
完全なボール球に手を出すシーンが減った」
中スポ


●井端弘和
<前日の守備で右手首を打撲していたが、
打っては5打数2安打2打点。守っても無難にプレー。
いきなり存在感を見せつけたのは、
1点を先制した直後の2回2死満塁。
東京ヤクルトの先発・高市のスライダーをはじき返して
左前への2点適時打。ビッグイニングを呼び込むと、
3点を追う7回にも1死一塁から右前打を放って、
森野の適時打につないだ。
鉄人ぶりを発揮したが、逆転負けに試合後は言葉少な>
「タイムリーはスライダーだったと思う。
1点で終わらなくてよかったです。
打っても勝てない? しかたないですよ。
試合中の痛み? (右手首は)大丈夫でしたね」

<前日打球を右前腕部受け、途中交代して病院に直行。
骨に異常はなかったものの、腫れ上がっていた。
しかしこの日の試合前は右腕にテーピングを巻いて登場すると、
守備、打撃ともに普段通りに練習。
試合中はそのテーピングを外すと、何と腫れは見事になくなっていた。
これが驚異の回復力。前夜はアイシング治療と圧迫治療。
目が覚めると腫れはひいていた。
少々のケガなら平気で乗り越えられる、ならではの鉄人ぶりに>
「自分でも驚くくらい腫れていたけどね。
ただ見た目ほど痛みはなかったんです。
大丈夫、影響はないですよ」
カメラブログ中スポスポニチ名古屋ニッカン

●荒木雅博
<この日5打数3安打と猛打賞をマーク。
自身を含めた打線のつながりについて、手応えを語って>
「きょうはいい感じでいけたかなと思います」

<井端、森野のトリオが1試合で2度の3連打。
上昇気流を起こせる役者たちが融合し始めたが、気を引き締めて>
「まだまだ先は長い。
早いうちに(本来の状態に)戻していかないといけない」
中スポ

●森野将彦
<2回2死満塁、遊撃内野安打を放つ。
センター方向への打球は相手の遊撃に捕球されたが、
二塁にトスするも、一塁走者の荒木の足が速かった。
今季初めての打者一巡の攻撃を完成させて>
「荒木さんのおかげです」

<きょう15日からは最下位・横浜との3連戦。
転落なんてごめん。浮力はこちらに働いている>
「明日です。また明日から何とかしていかないと」
中スポ

●立浪和義
<2点を追う8回1死三塁、藤井の代打で登場したが、
1-1から五十嵐の145キロ高め速球を叩くも、浅い左飛。
三塁走者の和田は本塁突入できず、打点をあげられなかった。
試合後は悔しそうな表情を浮かべて>
「高めのつり球だったね。真っすぐ1本に絞っていたんだけど。
1点返せば相手にプレッシャーをかけられたんだけど」
(中スポ)

●浅尾拓也
<森バッテリーチーフコーチからマンツーマン指導を受ける。
試合前の練習中にコーチと連れだって、
ドームの外にある土の練習用走路へ。そこで念入りにフォーム修正。
昨年までのフォームを思い出すため、みっちり指導を受けて>
「去年と今年の違いです。
普通にできていたことができなくなっているので」
(中スポ)


●落合監督
<4点リードを守れぬ、思わぬ逆転負けで
東京ヤクルト戦はナゴヤドーム4連敗。
3カード連続の負け越しで、借金も今季最多の5に。
3連続押し出しについて>
「珍しい? いいじゃん、野球だから。何でもある。
プレッシャー? そんな問題じゃない。
この世界で生きていこうと思ったら。
簡単だ。きょうの負けなんて。
四球? まるっきり関係ない。
みんな(報道陣)は3連続だなんだというけど、
負けた原因はそこ(3四球)じゃない。
別のところにある。勉強してくれ!
何かとは言わない。みんなに教える必要はない。
きょうの負け(の理由)は簡単。
この負けで選手は何を感じてくれるか。
そこを感じてくれれば立ち直るのは早い。
それが分かれば、はい上がれるだろう。
気が付いてなければ教えないといけない」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(14日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 中村公治外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 英智外野手
(再登録は24日以降。公式サイト共同通信社

△中村公治
<この日、今季初の1軍合流。
ウエスタンでは開幕から9試合こそ19打数1安打と
どん底を経験したが、4月半ばから驚異的なペースで打ちまくり、
打率を3割に乗せて抜てきされた。気合は十分>
「こっちでやってナンボです。これが最後のチャンスという覚悟で」
(中スポ)


若竜トピックス(14日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 8回戦
(14日・ナゴヤ球場)
 Bs 101 000 010 = 3
 D 104 001 41× = 11
[勝] 山本昌(6試合1勝3敗)
[D本] 平田1号3ラン 谷1号
[Dバッテリー] 山本昌、長峰、清水昭信、金剛 - 小川、前田
公式サイト・戦評

○平田良介
<ウエスタン・オリックス戦(ナゴヤ球場)に
『5番・中堅手』で先発出場し、勝ち越しの今季1号3ラン。
逆風をものともしない一撃が左中間のネットを揺らした。
試合中に最大瞬間風速18.9メートルを記録した強風の試合。
2-2の同点で迎えた3回無死二、三塁。
カウント0-1からオリックスのドラフト3位ルーキー・
西勇樹の投じた140キロの速球をとらえる。
1軍再昇格のアピール弾を放って>
「完ぺきでした。(今季初本塁打を)打ててよかったです」

<プロ4年目の今季は初の開幕1軍を果たしたが、
無安打で4月15日に出場選手登録を抹消。
以降2軍で14試合に出場し、40打数12安打13打点、打率はちょうど3割。
前日の試合でも1回に2点適時三塁打、4回には中前打を放ち
勝負強さを発揮。調子を上げてきている>
「(キャンプ終盤に右肩を)ケガしてから
感覚にズレがあったけど、何とかいいときの状態まできました。
こうやって試合に出られているので、ウエスタンで結果を出していきたい」
中スポ

○山本昌
<ファームで調整中のベテラン左腕が
2軍降格後、ウ・リーグ4試合目の先発登板で初勝利。
今季最長の6イニングを投げ、4安打8奪三振2失点(自責1)に抑えて>
「風で投げづらいところもあったけど、今年初勝利だったしよかった。
球数(119球)を放れたしぼちぼち。だいぶ上がり調子」
中スポ

『まだまだいいボールと悪いボールのバラツキはありますが、
前回よりもさらにいいボールがいっているという感触はあります。
球数を多く投げてもあまり疲れはなく、
そこが緊張感という点でまだダメなところかもしれませんが、
あと一息というところまではきていると思っています。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)


◇岩田慎司
<ルーキー右腕がカベにぶつかっている。
数日前のナゴヤ球場。全体練習が終わり静まり返った
屋内練習場で一心不乱にネットへ向かってボールを投げていたが>
「試行錯誤? そうですね。
フォームを一度根本的に見なしてみようと思っているんです」

<ここまでウエスタンで7試合に登板して、1敗。
その防御率は13.91と極端に悪いが、原因は分かっている>
「ストレートがダメ。ほとんどしんでとらえられてしまう」

<もともと変化球の制球で勝負するタイプだが、
大学時代では通用した140キロ前後の速球がプロには歯が立たない>
「大学のときと同じでは勝負できない。
もっと真っすぐの切れをよくするのが今の課題です」

<格好の『先生』にも教えを仰いだ。
今や左腕エースとしてローテーションを支えるチェン。
ナゴヤ球場で調整している際、悩む姿を見かね、
歩み寄って身振り手振りのアドバイスを施してくれたという。
尊敬する1歳年長の身近なお手本。
その剛球に一歩でも近づくため、ひたむきに汗を流す>
「投球時に左肩が(内側に)入る悪い癖があるんです。
だから左腕の使い方について、チェンさんから教えていただきました。
試したら全然違うんです。(チェンさんは)ものすごい投手」
(中スポ)

2009年5月14日 (木)

谷繁先発マスク復帰も浅尾乱調井端負傷で惨敗。

一発攻勢で得点を重ね、守護神・岩瀬200セーブ
メモリアルな展開により、岐阜で連敗を止め、
地元・ナゴヤドームに戻ってきたドラゴンズ
迎えた東京ヤクルトとの第2戦、
約1カ月ぶりに正捕手・谷繁先発マスクを被ったものの、
先発・浅尾が精彩を欠き、2回に3点を先制されると、
毎回の13安打を浴び、6イニング5失点でKO。
一方打線は東京ヤクルト・石川の術中にはまり沈黙。
つながりを欠き、6回の暴投による1点に抑えられる始末。
東京ヤクルトに雪辱され、またしても借金4となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 8回戦
(13日・ナゴヤドーム | 中日2勝6敗)
26258人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 浅尾(7試合3勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
浅尾、高橋、齊藤、菊地 - 谷繁、小山

◇対東京ヤクルト8回戦・スタメン
1 (遊)井端  (2打数1安打)
2 (二)荒木  (3打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打)
5 (左)和田  (4打数2安打)
6 (右)小池  (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)浅尾  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回・東京ヤクルト> P・浅尾
川島慶三左前打、福地高いバウンド三塁内野安打、
無死一、二塁から、青木フォーク打ち上げ中飛、
デントナ外直球二ゴロ4-6-3併殺

<1回ウラ・中日> P・石川
井端左前落ちるヒット、荒木捕犠打、森野二ゴロ進塁打、
2死三塁から、ブランコ浅い左飛


<2回・東京ヤクルト> P・浅尾
ガイエル内高め直球外野追わない右越え本塁打(D 0-1 S)
宮本空三振、相川中前打、
野口右前打、石川捕犠打、
2死二、三塁から、川島慶三初球中直球右前2点適時打(D 0-3 S)

<3回・東京ヤクルト> P・浅尾
宮本二ゴロ、デントナ中飛、
ガイエル左前落ちるヒット、宮本粘られ四球、
2死一、二塁から、相川三ゴロ

<4回・東京ヤクルト> P・浅尾
野口中前打、石川捕犠打、
川島慶三初球外直球谷繁弾きパスボール・野口三進、
1死三塁から、川島慶三浅い右飛・
三走野口タッチアップ・小池ストライク返球・本塁走塁死

<4回ウラ・中日> P・石川
荒木遊ゴロ、森野バット折られ二ゴロ、
ブランコ左翼左落ちるヒット、
和田外シュート右翼線二塁打・一走ブランコ本塁突入・
中継川島慶三好返球・へッドスライディング及ばず憤死


<5回・東京ヤクルト> P・浅尾
福地高いバウンド二塁内野安打、
青木ボテボテ三ゴロ、デントナ初球左前打、
1死一、三塁から、ガイエルひっかけ遊ゴロ6-4-3併殺

<6回・東京ヤクルト> P・浅尾
宮本右直、相川詰まり中前打、
野口二塁横抜く中前打、石川投犠打、
2死二、三塁から、川島慶三初球パーム・強烈なライナー・
井端逆シングルもグラブの下抜け右上腕部直撃
方向変わる間に二者生還=2点適時二塁打(D 0-5 S)
井端ベンチに下がり、デラロサと交代

<6回ウラ・中日> P・石川
デラロサ左前落とすヒット、荒木ひっかけ遊ゴロ二封、
森野センター返しヒット・一走荒木三進、

ブランコ初球チェンジアップ暴投・三走荒木生還(D 1-5 S)
ブランコバット折れ三ゴロ・二走森野三進、
2死三塁から、和田初球シンカー遊ゴロ


<7回・東京ヤクルト> P・高橋
青木見三振、デントナ三ゴロ、ガイエル中前打、
宮本4球目外フォーク谷繁前に弾きパスボール・ガイエル二進、
宮本5球目内フォーク高橋暴投・ガイエル三進、
宮本6球目打ち上げ一邪飛

<8回・東京ヤクルト> P・齊藤 捕・小山
相川二ゴロ、
1死から、野口中高め直球左越え本塁打(D 1-6 S)
代打武内高いバウンド投ゴロ・齊藤一塁悪送球エラー、
川島慶三四球、福地粘られ四球、
1死満塁から、青木初球中直・走者自重、
2死満塁から、田中浩康初球外高め直球中前適時打(D 1-7 S)
三走武内生還・二走川島慶三本塁突入・藤井好返球走塁死

<9回ウラ・中日> P・木田
森野右飛、ブランコ三塁強襲安打、和田右前打、
1死一、二塁から、小池外スライダー遊ゴロ二封、
2死一、三塁から、藤井初球フォーク二ゴロ4-6、試合終了。



【ゲームレビュー】
投打に精彩がなく完敗
先発・浅尾が打ち込まれた。
2回、ガイエルにこのカード4本目の本塁打を浴びて
先制を許し、川島慶三が2点打。
6回にも再び川島慶三に2点二塁打を打たれ、勝負が決した。
打線は緩急をつけた石川を打てず、
相手バッテリーのミスで1点を返しただけ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


雨の岐阜での劇的勝利で連敗ストップ。
そしてこの日から満を持して、正捕手・谷繁先発復帰
悪い流れを払拭し、さあこれから!
試合前はかなりの期待感を持って臨みましたが、
地元・ナゴヤドームに戻っての2戦目は、
はっきりいって、締まらない、つまらない展開
喜んでいたのは、ガラガラのレフトスタンドで
必死に応援していた東京ヤクルトファンぐらい。
見応えなどほとんどなく、
久々に「早く終わらねぇかな」と思ってしまいましたね。

今季東京ヤクルト戦、2戦2敗の浅尾
雪辱を期して先発したものの、
立ち上がりから球は走らないわ、高いわで今一つ。
初回こそゲッツーで凌いだものの、
2回に中日戦得意のガイエルに先制の一発を被弾。
その後、締まってくれるかなと期待しつつも、
気持ちの乗っていないボールが続き、毎回のようにピンチの連続
東京ヤクルトの拙攻に助けられ、5回まで何とか3点で凌いだものの、
6回に下位打線からチャンスを広げられると、
川島慶三に2点タイムリーを喫してノックアウト
持ち味を発揮することなく、
自己ワーストとなる13安打を浴び、5失点。
それより何もテンポの良さがまるで見られず、
長い守り攻撃陣の反撃ムードに悪影響を及ぼすばかり。

これで東京ヤクルト戦は、3戦3敗
交流戦後も先発ローテに入っていたならば、
もうこのカードでは、あまり投げさせたくないような。
相性というものはそういうものですし、
状態がよくなり、よほど自信があるとき以外は避けた方がいいかも。
これで3勝4敗と再び黒星が先行した開幕投手
初めて経験する先発ローテということで、
おそらく疲れなどもあると思われますが、
それらのカベを乗り越えてこそ、主戦投手というもの。
もらった課題にとくと取り組み、次回は締まった投球を期待します。


一方、この日もっとも注目していたのが、
スタメンマスク復帰谷繁でしたが、
やはり1カ月というブランクはあったようですね。
不調の浅尾をリードし、5回まで3失点にまとめていたのは
さすがともいえますが、信じられない2つのパスボール
特に7回の宮本4球目捕逸、5球目暴投にはガッカリ…。
やはりベテランも人の子ということなのでしょうか。
ただ本人「もう大丈夫」と言っていますし、
徐々にらしい姿となってくると信じています。
復帰勝利は飾れませんでしたが、今後は締めてほしいです。

34歳初のケガ。さらにチームにダメージを与えたのが、
6回の守りの際に、
負傷退場となってしまった井端
川島慶三の痛烈なライナーを
捕球に行く際、
ボールを右上腕部に当ててしまい、
無念の途中交代
アクシデントとはいえ、
開幕からのフルイニング出場が
34試合目でストップとなってしまいました。
幸い検査の結果は、骨折ではなく打撲ということですが、
ここに来て調子を上げてきていただけに、実に痛い
第3戦の出場は、腫れのひき具合など様子を見て判断。
長期離脱とはならないでしょうが、
利き腕ですし、攻守にいくらかの影響は避けられないでしょうね。
『竜の鉄人』と言われるだけに、強行出場してくるかもしれませんが、
くれぐれも無理だけはしないよう、お願いしたいです。


「こういう負けの方がすっきりしていいんじゃないか」。
試合後、落合監督前向きに話していたようですが、
正直ちっともスッキリなどせず、ストレスが溜まりまくりました。
いつまでたっても波に乗れない状態が続きますが、
せめて3戦目を取って、カード勝ち越しだけはしてほしいなと。
ホームゲームですし、少しは良いところを見せないと、
ますますナゴドのスタンドガラガラになってしまうかも。
そうならないよう、くれぐれも奮起を願いたいところ。
とりあえずは悪いところを反省し、切り替えて次戦に臨む。
ファンのじめじめ気分を吹き飛ばし、
スカッとさせるゲームを今夜は見せてほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(13日)

●浅尾拓也

<自己ワーストとなる13安打を浴び、6イニング5失点でKO。
制球難に苦しみ、毎回安打。同じようなシーンの繰り返し。
今季2敗していた東京ヤクルトに雪辱できず、
チームに迷惑をかけた無念の声を絞り出すのが精いっぱい>
「申し訳ないです…」

<もう1点も失えない6回。
1死後に7、8番の下位打線に連打を簡単に許した。
9番の投手に送りバントを決められ2死二、三塁。
トップの川島慶三に初球のスライダーをとらえられた。
遊撃を強襲するライナーは、井端の右手に当たり打球は左前に。
走者2人がかえり、勝利が一気に遠のいた。
2点適時打されていた2回と全く同じ状況で相手の狙いは明らか。
術中にはまった自分を責めて>
「初球狙いは分かっていたんですが…。甘い球になった」

<球威は1回から欠けていた。
制球も思い通りにならず、先頭打者を出しては苦闘。
3度に及ぶ併殺の拙攻に助けられ、
立ち直るチャンスはあったが、生かすことができず、
ゲーム中に修正できない悔しさが募った>
「入りが全部甘い。調子のせいにしたらダメなのは分かっている。
途中まで踏ん張ったといっても、
あれだけ先頭(打者)を出したらダメです」

<今季の対東京ヤクルト戦は3試合、
計16イニングを投げて、被安打は30本にも及んだ。
1試合平均に換算すると約17本では、さすがに勝てない。
対戦防御率は9.00。結果は3戦3敗と、本人も首をひねる相性の悪さ>
「分からないです」

<今年の開幕マウンドを託された男がもがいている。
毎日のように試行錯誤を続けているのが現状。
前日の岐阜での練習中には、
ブルペンで森コーチから何やら厳しく指摘され、
一度は終えた投球練習をチェックを受けながらもう一度行った。
修正の成果はあったようだが、即結果とはいかずに>
「球自体はきのうよりは良かったと思うんですが…」

<多くのアドバイスを吸収しながら、悩み、苦しんでいる。
ここまでの道のりはやたらと険しい>
「くやしいだけで終わったらダメですね」
中スポ中日新聞サンスポニッカン


●谷繁元信
<4月7日のヤクルト戦以来36日ぶりの先発出場。
痛めた右ふくらはぎをかばう様子はなかったが、
7イニングを守った復帰戦は不満が残った。
開幕戦以来のバッテリーを組んだ浅尾を好リードできない。
2回に3点を奪われると、6回にも2点を献上。
守備でも、らしくないプレーが目立ち、
いずれも失点にはつながらなかったが、4回、7回と2度の捕逸を記録。
これで今季4度目で、早くも昨年の3度を上回ってしまった。
打っては5回に左前打も試合後は悔しそうな表情を浮かべて>
「負けたから何もないよ。
疲れ? それはなかった。疲れてはないよ。
浅尾? 13安打でよく5点でもったなという感じ。
いいときもあれば悪いときもある」

<試合後、正捕手は気持ちを切り替えて>
「感覚的には悪くない。もう大丈夫。まあ、これからですよ」
中スポおおさか報知共同通信社時事通信


●井端弘和
<6回2死二、三塁、川島慶三の強烈なライナーを
逆シングルで捕球しようとしたところ、
右上腕部に当ててはじいてしまい(記録は二塁打)
無念の今季初途中交代。こう言い残し、
試合中に名古屋市内の病院へ向かい検査を受けたところ、
骨折はなく打撲と分かったが、利き腕だけに
きょう14日のヤクルト戦に出場できるかどうかは微妙>
「まだちょっとわからないです」
中スポニッカン

●トマス・デラロサ
<井端負傷のアクシデントで6回から途中出場。
交代直後遊ゴロをさばくと、そのウラに先頭打者で左前打。
守備でも打撃でも、しっかりと井端の穴を埋め、
頼もしい言葉を口に>
「いつでもいい状態をキープしているよ。
チャンス? あれば頑張りたい」
(中スポ)

●小池正晃
<4回1死三塁、川島慶三の右飛を本塁へストライク返球して、
タッチアップの三塁走者・野口を刺すも涼しい顔。
3試合ぶりのスタメン出場、守備で魅せて存在感を示す>
「取った位置が前だったのでコントロールだけ気をつけました。
まあ、普通ですよ」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<4回ウラ2死一塁、和田の打球が右翼線を襲ったさい、
安易に二塁に投げたガイエルの動きを見て、ブランコに本塁突入を指示。
しかし二塁ベースカバーの川島慶三からの素早い返球で、
頭から突っ込んだブランコは憤死。
試合後は、すぐにスコアラー室で映像を確認したようだが>
「二塁につないだ瞬間、『よっしゃ、いける』と思ったんですが…。
川島(慶三)がワンクッション置いてくれていたら、セーフだったと思います。
でも、ちゃんと投げられる選手だってことはわかりました」
中スポ

○川島慶三(東京ヤクルト)
<4回、二塁ベースカバーに入り、
ガイエルからの送球を受ると、素早く反転しバックホーム。
本塁にストライクが返ってきて、ブランコを間一髪タッチアウトに。
本塁突入を誘ったわけではないが、想定はできていたという>
「セカンドに来たら(中日は)回すと思っていたんで、
あわてませんでした。いい球がホームに投げられてよかったです」
中スポ


●高橋聡文
<7回に登板し、4月30日の東京ヤクルト戦以来の無失点投球。
ガイエルに中前打を許して捕逸、暴投で
三塁まで進塁を許したが、後続を断って>
「0点だったからよかっただけです。
コントロールも球の切れも不満。
次は笑顔を振り返ることができるようなピッチングをしたい」
(中スポ)

●齊藤信介
<8回1死、野口に真ん中高めのストレートを
左翼席に運ばれ、痛恨の2試合連続被弾。
気迫で押す右腕はショックを引きずらないのが身上だが>
「僕みたいな選手は、気合を入れて行かなきゃいけないのに…」
(中スポ)

●小山桂司
<前日にプロ初本塁打を放ったが、一夜明けて喜びをかみしめる。
記念のホームランボールは関係者により、手元に戻ってきた。
昨オフの戦力外通告を乗り越えての一発。
前日の夜には昨年までチームメートだった
日本ハムの八木らから祝福のメールが届いたという>
「きのうはお祝いのメールが何十件もきました。
うれしかったですね。
(記念のボールは)やけにきれいなので、
『本当にこれか』と思いました。
何か記念に書き込んで、両親にプレゼントしたいと思います」
(中スポ、ニッカン


●野本圭
<試合前の早出練習、フリー打撃を終えると、
立浪兼任コーチからの指令で、藤井の打撃練習を見学>
「藤井さんのいいところを見ろ、ということでした。
分かった? そうですね」

<プロ初本塁打も、猛打賞も記録したが、
開幕から1カ月半たった今も果たしていないのが『盗塁』。
50メートルのタイムは6秒1と決して遅いわけではないが>
「ボクは足が遅いですから」

<足だけで盗塁できるほどプロは甘くない。
本人もそれは承知。レベルが違うことを認めている>
「プロの投手はクイックが速い。
キャッチャーも捕って送球までが速い」

<そのうえでしっかりレベルアップの道筋を模索している。
盗塁王・荒木という最高の教材に学び、じっくり磨きをかける>
「荒木さんの走塁練習を見ていると、
とにかく『一歩目』が速い。あのあたりを見習いたいです。
技術、経験、両方が自分には足りません」
(中スポ)

●川相内野守備走塁コーチ
<ベンチが野本に盗塁のサインすら出さない理由を説明>
「スタートの速さや、相手投手のくせ…。
野本には勉強しなければならないことがたくさんある」
(中スポ)


●落合監督
<先発投手が6イニングで被安打13と役割を果たせず、
打線も石川の緩急ある投球にてこずった。
苦手になりつつある東京ヤクルトに戦う形すらつくれず完敗。
負傷退場した井端の故障について>
「井端の状況? 分かりません。
オレは医者じゃないんだから。まだ報告は入ってません」

<負けるなら完敗>
「勝負ごとだから負けていいってことはないけど、
こういう負け方のほうがすっきりしていいんじゃないか。
その代わり接戦になったら(勝ちを)拾う野球をしないと」
(中スポ、中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(13日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 7回戦
(13日・ナゴヤ球場)
 Bs 000 001 100 = 2
 D 440 000 30× = 11
[勝] 中里(7試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 中里、佐藤亮太 - 小川、清水将海
公式サイト・戦評

○中里篤史
<ナゴヤ球場でのウエスタン・オリックス戦に登板。
07年7月15日・サーパス戦以来、約2年ぶりの公式戦先発で力投。
立ち上がり、いきなり二者連続で空振り三振を奪い、
初回を三者凡退で切り抜けると一気に波に乗り、
2回は3つのアウトすべて三振で奪うなど、
7イニングで空振り三振8つ、見逃し三振5つの計13奪三振。
21アウトのうち、約3分の2のアウトが三振。
MAX146キロ。本来の伸びのあるストレートが低めに決まり、
カーブ、チェンジアップ、カットボールの変化球を
効果的に使い、打者のタイミングを外した。手応えを口にして>
「きょうは緩急を使えたし、カーブがうまくコントロールできた。
5回以降はスタミナに不安もあったけど、要所要所で1点に抑えられた。
きょうは7回まで投げられたことが収穫。内容にも満足しています。
6回は、ちょっと疲れました。あとはスタミナです。投げてつけます」
ファームブログ中スポ

○小林投手コーチ
<4日の社会人野球・ベーブルース杯先発に続いて
2試合連続の好投の中里について、期待をこめて>
「べ杯のときもそうだったけど、
セットポジションで投げ出してから軸足にしっかり体重が乗っている。
まとまりが出てきた。これが大きな要因だと思う。
本人も手応えを感じているはず。次につなげてほしいね」
(中スポ)

○新井良太
<2回に左中間へ2点適時二塁打。
7回は左前へ2点適時打を放つなど2安打4打点。
四球も2つ選び、5打席で4度出塁の活躍。
『仕事人』ぶりを発揮したが、気を引き締めて>
「もっと精度を高められるようにしないといけないです」
(中スポ)


◆佐藤充、左ひざ手術 実戦復帰は夏場に(中スポ)
佐藤充が左ひざの手術を受けていたことが明らかに。
試合の登板は4月28日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦が最後。
投球の際に左ひざ半月板を損傷したようで、
このところはナゴヤ球場で別メニュー調整を続けていた。
チーム方針により公表はされないが、この日、手術を受けたもよう。
昨オフには右ひざを手術したばかり。
右ひざのときは手術から2カ月ほどで実戦登板ができており、
今回も7、8月の夏場には実戦復帰できるとみられる)

2009年5月13日 (水)

守護神岩瀬200セーブ達成、竜岐阜で連敗阻止!

もっか3連敗中で、5位に低迷。
5月に入っても今一つ波に乗りきれない感のあるドラゴンズ
交流戦前最後の6連戦、最初のカードは、
今季1勝5敗とカモにされつつある東京ヤクルトが相手。
小雨降る岐阜・長良川球場での初戦は、序盤から一発攻勢
2回に小山プロ1号となる先制2ランを放つと、
続く3回にはブランコが左翼場外へ特大の3ラン。
さらに2点差の8回、地元凱旋・和田がダメ押しのソロを放つと、
最終回はプロ通算200セーブに王手をかけた岩瀬が登板。
相手中軸を三者凡退に斬って、ゲームセット。
チームの連敗を止めるとともに、偉業達成となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 7回戦
(12日・岐阜メモリアルセンター長良川球場 | 中日2勝5敗)
9059人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 朝倉(6試合3勝2敗)
[S] 岩瀬(12試合1敗7S)
[D本] 小山1号 ブランコ7号3ラン 和田10号
[Dバッテリー]
朝倉、平井、岩瀬 - 小山、谷繁

◇対東京ヤクルト7回戦・スタメン
1 (遊)井端  (2打数1安打)
2 (二)荒木  (2打数1安打)
3 (三)森野  (2打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打3打点)
5 (左)和田  (4打数2安打1打点)
6 (右)野本  (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数3安打)
8 (捕)小山  (3打数1安打2打点)
9 (投)朝倉  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・中日> P・一場
井端左前打、荒木投犠打、
1死二塁から、森野外低め直球空三振、ブランコ一邪飛


<2回・東京ヤクルト> P・朝倉
デントナ高めフォーク空三振、ガイエル中前打、宮本右前打、
1死一、二塁から、田中浩康外直球遊ゴロ6-4-3併殺

<2回ウラ・中日> P・一場
和田右中間オーバー二塁打・
激走で三塁欲張りタッチアウト・塁上で苦笑い、
野本空三振、藤井左翼線二塁打、
1死二塁から、
小山中高めチェンジアップ左越え2ラン
(プロ初本塁打)(D 2-0 S)


<3回ウラ・中日> P・一場
井端ストレート四球、荒木一犠打、森野高め抜け四球、
1死一、二塁から、
ブランコ低めスライダー・
レフトスタンド屋根に当たり場外への3ラン(D 5-0 S)


<4回ウラ・中日> P・イ・ヘチョン
藤井中前打、小山中飛、
朝倉粘るも空三振・一走藤井飛び出しアウト三振ゲッツー


<5回・東京ヤクルト> P・朝倉
ガイエル尻死球・ガイエル怒りの表情朝倉指さし厳しい言葉・
両チームベンチから飛び出し、一瞬不穏な空気、
宮本右前打・ガイエル三進、
無死一、三塁から、田中浩康外高め直球二ゴロ4-6-3併殺・
その間に三走ガイエル生還(D 5-1 S)
2死から、川本中高め直球左越え本塁打(D 5-2 S)

<6回・東京ヤクルト> P・朝倉
川島慶三遊ゴロ・一塁送球ブランコこぼしエラー、
福地中前打・一走川島慶三三塁へ突入も
藤井ストライク送球タッチアウト・その間に福地二進、
1死二塁から、青木高めフォーク叩きつけ中前適時打(D 5-3 S)
デントナ外ボール球スライダー空三振、
ガイエル痛烈一塁ライナー・ブランコ好捕

<7回ウラ・中日> P・松岡
小山空三振、代打デラロサ空三振、
井端四球、荒木左前打、
2死一、二塁から、森野外フォーク空三振


<8回ウラ・中日> P・丸山
ブランコ右中間飛、
1死から、
和田外高め直球・若干ボール球振り抜き
左中間越えダメ押し本塁打(D 6-3 S)


<9回・東京ヤクルト> P・岩瀬
青木カウント2-2内高めシュート空三振、
デントナ初球中高めスライダー力ない左飛、
ガイエルカウント2-2内高め135キロ直球空三振、試合終了。
(岩瀬プロ野球史上4人目の通算200セーブ達成)


【ゲームレビュー】
連敗3で止める

2回に小山の2ランで先制。
3回は1死一、二塁でブランコが本塁打した。
先発・朝倉は7イニング3失点で3勝目。
9回を締めた岩瀬は7セーブ目で、通算200セーブを達成。
東京ヤクルト一場が3イニングでKOされた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


時折小雨も降るなか行われた岐阜でのナイトゲーム。
雨の影響もあるのか、観客はかなり少なめでしたが、
久々となる一発攻勢連敗をストップ!
2回に小山プロ初本塁打で先制すると、
3回には、2四球で塁上を埋めると、
4番・ブランコレフトスタンドの屋根にぶつける
場外3ランを放ち、序盤で一気に5点のリード。
しかし中盤、朝倉が若干もたつき3点を返されたものの、
8回にご当地選手和田が、高めのボール球を
半ば強引にひっぱたいての凱旋弾でダメ押し。
岐阜名物の紙吹雪、紙テープが舞うなか、6-3とすると、
最終回のマウンドは、4試合ぶりの登板となった岩瀬
大台に王手をかけてのマウンドでしたが、
いつも通りの守護神の投球に終始。
因縁の青木を内角球で空振り三振に仕留めると、
続くデントナも初球で左飛に打ち取り、2アウト。
そして最後はガイエルをカウント2-2から
高めのストレートで三振に斬って、ゲームセット
チームの連敗を3、東京ヤクルト戦の連敗を5で止めるとともに、
公約通り「一発登板」史上4人目の通算200セーブを達成!
お祝いの花束を受け取った守護神は、
スタンドのファンへ向けて、手を挙げ喜びを表しました。


とにかく連敗を脱出して、悪い流れを止めてほしい。
そういう思いを込めながら観ていたゲームでしたが、
効率の良い一発攻勢で序盤からワンサイド
相手先発・一場の調子が良くないことも幸いしましたが、
チャンスをきっちりとモノにしたことが大きかったですね。
まあ中盤東京ヤクルトに粘られ、2点差に詰め寄られはしましたが、
8回に飛び出した地元岐阜出身・和田ダメ押し弾
これが相手の勢いを沈めたかなと。
地元・岐阜での凱旋試合にハッスルしたか!?
2回の第1打席も右中間オーバーの二塁打でいいにも関わらず、
足が若干もつれながらも三塁へ向かって激走
結局は走塁死となりながらも、先制の口火を切った背番号5
その後の打席でもかなりの力みが見られましたが、
何とか故郷で一本打っておきたい。
そういう気持ちがようやく最後の最後で実を結びましたね。
5月に入って急ブレーキとなった感の和田ですが、
岐阜での一発で、上昇へのきっかけが掴めたでしょうか。
故郷に錦を飾り、チームの連敗ストップにも貢献した和田
さらに調子を上げ、主軸の一員として引っ張ってほしいです。


一方、この日のお立ち台背番号13
ここ数年、岐阜でのお立ち台はなかったですが、今回は特別
プロ11年目で通算200セーブを達成した守護神・岩瀬
大台達成、おめでとうございます!!
6日のナゴヤドームで、大台に王手をかけ、
そのまま東京ドームで達成してくれると思いきや、
チームがまさかの3タテを喰らい、残念ながら出番なし。
そうなるとやはり本拠地・ナゴヤドーム
決めるのではと言われるなか、雨の岐阜での達成に。
もっとたくさんのファンの見守るなかで
大記録を達成させてあげたい気持ちもありましたが、
チームがリードし、登板の条件さえ揃えば、
その出番、場所というのは選べないという役割のクローザー
自身にとっては通過点でしょうから、
場所はどこでもよかったのかもしれませんね。
ただ振り返る際、この雨はきっと記憶に残っていることでしょう。

毎日1つ1つの積み重ね。1つ1つコツコツと
積み上げてきた『200』という数字。
「ピンとこない」
本人も語っていましたが、
常に準備し、1点差など
厳しい条件での登板の連続。
そこで淡々と投げ抜くことで重ねてきた数字だけに、
「スゴい」というありきたりの言葉だけでは
表現できないと思いますね。
特に今季は7連投後、サヨナラ被弾、危険球退場、
登板機会回避など、様々なことがありましたし、
それを乗り越えての200越えは、
今まで以上に苦労があったことと思います。

最多セーブの日本記録は、286
昨オフに4年契約も結んでいますし、
まだまだ『竜の守護神』として、投げ続けてくれることでしょう。
年齢、そして限界との戦いにもなってくるでしょうが、
それらにも打ち勝ち、これからも最後を締めていってもらいたい。
「できるだけ、頑張ります!」とファンに宣言。
今後も金字塔を積み重ねるであろう我らが岩瀬仁紀
修羅場をしっかり投げ抜き、チームの勝利に貢献してほしいです。


何とか連敗が止まり、まずはホッとしました
ただ中盤、東京ヤクルトの中継ぎ陣の
押本、松岡らに封じ込められ、ダメが押せないなど、
まだまだ復調には時間がかかりそう。
第2戦からは舞台がナゴヤドームに移りますが、
とにかく地元で勝ち続けることが、浮上への条件といえるでしょう。
そのためにもまず連勝し、流れを手放さないこと。
優位なゲーム展開に持っていけることを期待しています!


☆ウィナーズ・ボイス(12日)

◎岩瀬仁紀

<プロ野球史上4人目となる通算200セーブを達成>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(200セーブという数字、実際にどんな風に感じているか)
そうですね。まあ、ピントこないんですけど、
えー、よくここまで積み上げたなと思います。
(プロ11年目、抑え6年目序盤での達成。本当にすごい記録)
そうですね。本当にあのう、毎年毎年の積み重ねが
ここまで来たと思うんで、これからも続けていきたいと思います。
(ストッパー、クローザー、守護神。
色々呼ばれるが、いつもどのような気持ちでマウンドへ?)
とにかく、あのう、試合を勝って終わるのが、
僕の仕事だと思ってるんで、常にそれを心がけてやってます。
(岐阜で、クリーンアップを迎えての登板。
今日はどんな気持ちでマウンドに上がったのか)
そうですね。とにかくえー、
一発で決めようと思ってたんで、今日決めれてよかったです。
(6日に199セーブ以降、東京ドームでは登板なし。
早く決めたいという気持ちはあったか)
そうですね。そういった気持ちはありますけど、
まあ、えー、僕は試合の展開によってでないと出られないんで、
えー、そういう味方を信じてね、常に待ってます。
(200セーブは1つの区切り、どこまでいきましょう?)
いや、1つ1つの積み重ねで、を、またしていきたいと思います。
(一番上は286、あと86で歴代1位です。ファンにひと言)
できるだけ、頑張ります!」


<雨の降る長良川球場でいつもと同じ仕事をした。
9回のマウンド先頭は青木。4月30日、頭部直撃の死球で
自身初の危険球退場を喫した記憶が脳裏をよぎるが、
2-2から内角シュートでバットを振らせ三振に>
「ちょっとは気にしましたけど、まだシーズンは長いし、
シーズン中に何度も対戦する打者なんで。
自分の中で割り切っていきました」

<4番・デントナを左飛。そして5番・ガイエルを
カウント2-2から直球で空振り三振に仕留め、3人でピシャリ。
史上4人目の通算200セーブを一発で決めた>
「記念球はもらいました。
とりあえず一発で決めようと思っていたし、ホッとしましたね」

<苦しんだ。節目まで残り7セーブで迎えた今年。
早ければ4月中旬にも記録を達成するはずだったが、
チームは負けが続いて、
1週間出番がなかったかと思えば、7連投もあった。
4月25日の巨人戦で代打・亀井にサヨナラ弾を浴び、
次の登板の同30日ヤクルト戦ではわずか1球での危険球退場。
それでも落ち込むことはなかった>
「こんなに極端なことはなかった。
でも、これは今後のいい教訓にしないといけない」

<切り替えの上手さはチーム随一。
どんな試合も翌日には引きずらないことで守護神を守ってきた>
「打たれた試合のほうが疲れているからよく眠れる」

<守護神に愛着を感じている一方で、
再び野球人生を送れるなら野手を選ぶという。
愛知大時代は野手としてリーグ歴代2位の124安打を
記録しただけに、偽らざる本音だろう>
「小さい頃のあこがれの選手は
ゲーリー(中日)とか篠塚さん(巨人)でしたね。
正直、好きな投手は思い浮かばないんです」

<200の足跡から、1個だけ選べという無理を聞いてもらった。
05年の10月1日(広島戦、ナゴヤドーム)。
シーズンセーブの日本記録を更新した試合を挙げて>
「やっぱり、46個目ですかね…」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○谷繁元信
<女房役は、チームを支える左腕・岩瀬を称賛>
「きょうは良かった。ただの通過点じゃないですか」
サンスポ時事通信

○平井正史
<岩瀬の200セーブへ、完ぺきなつなぎ役を果たす。
朝倉からバトンを受け、8回に登板。
3人をパーフェクトに封じ、リズムよくバトンを渡す。
岩瀬と何度も終盤を繋いできた『戦友』がきれいなお膳立て>
「流れよくつなげたので良かったです」
(中スポ)


○朝倉健太
<序盤に5点のリードをもらいながら
7イニング6安打3失点で救援をあおぐ。
5回に川本のソロ本塁打などで2点を失い、
6回にも青木に適時打を許してリードは2点に縮まった。
平井、岩瀬の踏ん張りで、3勝目を手にしたが反省しきり>
「点を取ってもらってからのピッチングが、
防げる点というか、いらないところで点を取られて、
じわじわ追い上げられたので…。
5点もらったところで完投しなければいけない気持ちは
あったのですが。次回はもっといいピッチングをしたいです」

<4月28日の豊橋ではデントナに痛恨の2ランを被弾。
しかしこの日は3度対して、すべて三振に切る。
追い込んでから低めに変化球を丁寧に落としての奪三振に>
「狙って三振が取れるということはないですけど、
打たれないようにと思って投げました。
(カードの)初戦に勝ててよかったです」
朝倉健太公式カメラブログ、中スポ、共同通信社時事通信毎日jp

○和田一浩
<8回1死、丸山の高めの直球をとらえ、
左中間席へ大きな10号ソロアーチ。
3点差に広げる一発は故郷・岐阜での初アーチとなり>
「ホント久しぶりに(バットの)芯に当たりました。
調子自体は悪かったんですけど、
ここに来て出たというのは、何かあるのかなと思います。
オープン戦でも打てましたし、場所が良かったのかも」

<故郷・岐阜で行われた試合は母親も観戦に訪れた。
2回にも二塁打を放つなど錦を飾り、ファンの大歓声に感謝。
本塁打争いでは再び単独トップとなる10号。
昨年の10号は7月10日。2カ月も早いペースだがあっさり>
「二けた? それはあまり気にすることではないけど、
きっかけにしたいですね」
(中スポ、サンスポおおさか報知時事通信

○小山桂司
<2回2死二塁、東京ヤクルト先発・一場に
2-0と追い込まれながら、高めのチェンジアップをジャストミート。
左翼スタンドへ運ぶ先制の1号2ラン。
プロ4年目でのうれしいうれしいプロ初ホームランに>
「2アウトだったので、つないでいこうと思った結果が、
いい結果になってよかったです。
(スタンドには)行くかなとは思っていましたけど、
入ったのが分かった瞬間は、うれしかったですね」

<偉大な2人のバットマンからの金言を生かした。
前カード・巨人戦の試合前。立浪兼任コーチに呼び止められ、
『おまえはパワーがあるんだから、
内角がきたら、右打ちにこだわらず、思い切って振ってみろ』と
アドバイスされたという。
実は、直後に落合監督からも同じ指示を受けていた。
アドバイスを成就させ、うれしそうに笑って>
「フリー打撃とかで練習してました。
少し内角の甘い球だったので、思い切って振りました」

<趣味はビデオ観賞。
遠征中、レンタルビデオ店でDVDを借りることもしばしば。
現在、ハマっているのは『24-TWENTY FOUR-』。
すでに100巻以上出ているが>
「1回限りで終わる映画は、寂しいからあんまり見ないんです。
長い間、続くほうが好きなんですよ」
カメラブログ中スポスポニチ名古屋ニッカン

○立浪和義兼任コーチ
<自らの出番はなかったが、
試合後は笑顔を振りまいて名古屋へ向かうバスに乗り込む。
それは『本塁打指令』を発した小山がプロ初アーチを放ったから。
指導者冥利に尽きる夜となって>
「(小山は)打てるやつやから。
ああいうバッティングをしてくれないと、もったいない」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<3回1死一、二塁、一場の外寄りのスライダーを
しばき上げると、打球は漆黒の闇夜に舞い上がり、
左翼席上部の屋根にドスン。球場の外へと飛び出す特大3ラン>
「ちょっとバットの先だったけど、うまく運べたよ。
まさか場外まで飛ぶとは思わなかった。
なぜそんなに力が強いのか? 確かに肉は大好物で
よく食べるけど、神様が与えてくれた体のおかげだよ」

<試合前には場外弾を『予告』。
球場近くを流れる長良川で夜に鵜飼いが
行われていることを聞きつけると、こう言って>
「そうか。じゃあフィッシャーマン(鵜匠)に当てないようにしないとな」

<これで打点はチームトップの24打点。
連続試合安打は『10』に伸びた。
竜の4番がすっかり板についてきた主砲は
いつもの謙虚なコメントを繰り返し、軽い足取りで帰りのバスへ>
「すべて神様のおかげです」
カメラブログ中スポサンスポおおさか報知ニッカン

○藤井淳志
<6回無死一塁、福地の中前打で一走・川島慶三が三塁へ。
ここで強肩『発動』。ノーバウンドのストライク送球が
待ち構えていた森野のグラブへ。スーパー返球で悠々アウトに。
打っても3安打で、岐阜のファンを盛り上げる>
「余裕があったので、普通に投げられました。
ベンチでも普通のことのように過ぎ去りました」
(中スポ)

○井端弘和
<34回目の誕生日を勝利で飾る。苦笑いで>
「もうおじさんです。
自分では5歳くらい若いつもりだけどね」

<右翼席からバースデーソングが奏でられた
7回の打席では四球を選び、この日は2打数1安打2四球。
1番打者の仕事をまっとうして>
「今日? よかったんじゃないの?」
(中スポ)


○落合監督
<本塁打攻勢で連敗を3で止める。
淡々とした口ぶりも、岩瀬に対する確固たる信頼がにじむ>
「お祝いごとは本人に聞いて」

<200個のうち194個。
クローザー・岩瀬の歴史は、落合政権とともに始まった。
だが04年の開幕直前に左足中指を骨折。
何とか開幕に間に合わせたが、5月までに5度も救援に失敗。
早くも3敗となり、防御率は5.48まで跳ね上がった>
「200セーブの原点はあのシーズン初めの悔しさだろう。
オレにも経験があるけど、それが野球なんだ」

<2軍で再調整させる手もあったが、
指揮官は頑として首を振らずに使い続けた。
チームの骨格となる選手は、
どんなに状態が悪くても使い続ける。
当時も今も、その軸にぶれはない。
就任して6年目。岩瀬はアテネ、北京と2度の五輪を除けば、
1度も出場選手登録を外れていない>
「あのころのオレはぼろかすに言われたよな。
『岩瀬をつぶす気か』って。
でも、打たれたから再調整って選手と、
絶対に乗り越えてもらわなきゃ困る選手がいる。
岩瀬は後者。だから1日もファームにはいってないだろ? 
信頼というのとはまた少し違うんだけど、
それだけのポジションにいる選手ってことだ」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋


記録備忘録。(12日)

岩瀬がこの日、岐阜・長良川球場で行われた
東京ヤクルト7回戦で今季7セーブ目を挙げ、
プロ野球史上4人目通算200セーブを達成
初セーブは1999年6月23日の巨人戦で。
岩瀬は6-3の9回に3番手で登板、
三者凡退で0点に抑え、通算252セーブの佐々木主浩(元横浜)、
同286セーブの高津臣吾(元東京ヤクルト)、
通算227セーブを挙げた小林雅英
(元千葉ロッテ、現インディアンス)に続く大台到達。

岩瀬は99年にNTT東海からドラフト2位で中日に入団。
2005年にシーズン最多の46セーブを挙げたほか、
昨年は史上初の10年連続50試合登板、4年連続30セーブを達成。
通算成績は594試合で47勝29敗200セーブ。
共同通信社時事通信毎日jp


今日の公示。(12日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 小田幸平捕手
公式サイト共同通信社


若竜トピックス(12日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 6回戦
(12日・ナゴヤ球場)
 Bs 000 231 020 = 8
 D 000 000 000 = 0
[敗] 山内(5試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山内、河原、清水昭信、赤坂、長峰 - 前田、清水将海
公式サイト・戦評

●イ・ビョンギュ
<ウエスタン・オリックス戦に3番・右翼で先発出場。
チームが4安打完封負けと打ちあぐねる中で、
4打数2安打と気を吐き、好調ぶりをアピール>
「今の立場は関係ないよ。
野球の選手だから、野球を一生懸命、頑張るだけだよ」

<好調な打撃だけではなく、
走塁で、守備で、はつらつとした動き。
6回の第3打席では、左前への打球が2、3メートル左中間寄りに
落ちるのを見届けるや、ちゅうちょなく一塁をけって、
二塁へ気迫のヘッドスライディングを見せ、単打を二塁打に。
8回の守備では、2死一、二塁から由田の右前打に猛チャージ、
本塁に好返球して追加点を阻止。
決して下を向くことなく、前だけを見据えて野球に取り組んでいく覚悟>
「1軍では藤井や野本がすごく活躍してるから、
今すぐ(1軍昇格の)チャンスはないけど、
自分のやれることをしっかりやっていくよ」
中スポ

●山内壮馬
<好調を持続していたが、
5イニングを9安打5失点と打ち込まれ、反省しきり>
「せっかく真っすぐ主体でやってきたのに、
この日は変化球に頼ってしまって、投球が単調になってしまいました。
でも、次の試合が大事だと思うので、
これを引きずらずに、気持ちを切り替えていきたい」
中スポ

◆井藤真吾
<ルーキーが2軍の練習で目新しいグラブを使用。
生地は一般的な黄土色だが、目を引いたのは
ローマ字で名前を縫い付けている刺しゅうの部分。
まばゆいばかりのピンク色が使われていた。
少し恥ずかしそうにほほ笑んで>
「2、3日前から使い始めました。
グラブ自体はありふれた色なので、刺しゅうだけでも
人と違う色がいいと思いまして」

<中日で『ピンク』といえばベテラン井上。
リストバンドなどに好んで使っている色だが、こう真顔で語って>
「そう、井上さんですよね。ああいうのはいいですね。
ピンクは格好いい人が似合う色だと思うんです」
(中スポ<ドラ番記者>


◆ネルソン・パヤノ
<4月に獅子奮迅の投げっぷりで中継ぎ陣を支えた新外国人が、
左肩痛のリハビリを終えて、戦列復帰へメドがついた。
この日はナゴヤ球場で故障後初のブルペン入り。
変化球を交えて40球。上々の試運転を終えると、
明るく軽口をたたきつつ、復活の手応えを語る>
「痛み? それはもうない。
それよりきょうは暑い。ドミニカと違って湿気が多い。
だから調子は85%くらいかな」

<4月23日・阪神戦の延長12回、リリーフした左肩に鋭い痛みが。
無理に投げたわずか132キロ直球を鳥谷に叩かれ、3ランを被弾。
来日初失点を記録した翌日、登録を抹消された。
痛めたのは初めての個所。特に思い当たるフシはないというが>
「ただ…日本の環境に慣れていなかったという面はあるかもしれないね」

<来日1年目、戸惑ったのは『日本式』のトレーニング。
キャンプでは8時間に及ぶメニューに目を丸くした>
「ここの練習は厳しいと思う」

<何とかキャンプを乗り切ってシーズンに入ると、
開幕直後の18試合中、12試合で登板。
心身両面で蓄積した疲労があったかもしれない。
故障後は筋力トレーニングを欠かさず続け、
早々に味わった挫折が気持ちを強くした。
順調なら19日以降の2軍戦でテスト登板し、
状態次第では1軍に再昇格する見通し。
故障を経験した今、力を込めてこう語る>
「日本の調整法に順応していかなければならない。
(チームメートの)ネルソンも同じようにして
日本で成長してきたから。二度と同じ失敗はできないんだ」
(中スポ)

2009年5月12日 (火)

朝倉和田岐阜凱旋、交流戦前立て直しの6連戦。

敵地・東京ドームで巨人悪夢の3連戦3連敗
今季最多の借金4で5位転落と、波に乗れないドラゴンズ
この日ナインは一部投手陣がナゴヤドームでの調整。
一方、主力選手は地元で9連戦の疲れを癒したのち、
次戦開催地・岐阜へと移動したもよう。
交流戦前最後となる6連戦は、地元で東京ヤクルト・横浜が相手。
まずは連敗を止めて、チームとしての立て直しが必須となりそう。
投手陣の声を中心に、この日のドラゴンズの話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(11日)

◇朝倉健太

<きょう12日の東京ヤクルト戦の先発が有力。
この日はナゴヤドームでダッシュキャッチボールなどで調整。
短い言葉に決意をこめ、岐阜へ向かうバスに乗り込み>
「試合をつくりたい? まあそんなところです。しっかり頑張ります」

<前回登板となった5日の試合後、こうお語っていた。
チームも連敗しているが、実は自らも2連敗中。
両者の立て直しを図るため、故郷の岐阜で全力を尽くす>
「カードの頭をやらせてもらうということは、
どんな形であれ、チームが勝てるように投げないといけない」
中スポ

◇浅尾拓也
<東京ヤクルトとの第2戦で先発する見通し。
現在チームトップの3勝を挙げているものの、
東京ヤクルト戦に限っては、2戦2敗と苦しんでいる。
小技を絡めてつないでくる打線だけに集中打だけは禁物>
「ヒットを打たれることがあっても、そこから粘りたい」

<前回登板の6日・広島戦の3回、
本塁へヘッドスライディングして生還。
これによってムードが高まり、勝利したが、
投手としては選手生命にかかわるケガにつながる
おそれがあるため、『ヘッドスライディング自粛』を宣言>
「あの時は無意識になってしまった。もう、やりません」
(中スポ、ニッカン

◇吉見一起
<4月10日の広島戦以来、白星から遠ざかっているが、
傾斜のないグラウンドで受け手を座らせる
軽い投球練習で調整。フォームチェックに専念して>
「あごが上がってしまうことが多いので、気をつけて投げました」

<勝てなかった1カ月間も8イニング2失点が2試合など、
惜しい内容が多いが、勝ちたいという欲を抑えて、
14日の第3戦とみられる次回登板に備える>
「自分が勝つというよりもチームが勝てば。
自分に黒星がつかなければいいと思って」
(中スポ)


◇齊藤信介
<巨人・坂本に痛恨の逆転2ランを浴びた今季初黒星から、
一夜が明けたが、すっきりとした顔をしていた。
体と声であふれる闘志を表すのが持ち味だが、
自分の意思に反して、周囲にはいつもと違っていたように見えたという>
「最高に燃え上がらなきゃいけない場面なのに、
みんなに『叫んでなかった』って言われました。
自分では叫んでたつもりだったのに」

<もちろん、落ち込んではいられない>
「きょうはゆっくり練習したので、また切り替えます。
近藤コーチや、小林(正人)さんからも
(打たれた後の気持ちの切り替え方など)いい話を聞かせてもらいました」
(中スポ<ドラ番記者>

◇小林正人
<きょう12日の先発が有力な東京ヤクルト・一場は
桐生第一高の2学年下。後輩との初対決を心待ちに>
「先発とリリーフですから、あまり関係はないですけど、
投げ合うことがあったら頑張ります」
(中スポ)


◇平井正史
<中継ぎ陣では最年長、34歳のベテラン右腕。
今季ここまで12試合に登板して防御率は3.60。
4日の横浜戦では4年ぶりとなるセーブを挙げた。
絶対的なセットアッパーが不在のブルペンにあって、
貴重な役割を果たしているが、昨季は『大』の付く不調だった。
シーズン途中で何度も2軍落ちを味わい、防御率は5.14。
1軍で投げる試合の大半は、大差で勝負が決まった場面だった。
原因は明らか。腰痛を抱え、
だましだましのピッチングを強いられていたのだと言う>
「椎間板(ついかんばん)ヘルニアだったんですよ。
腰が痛くて、思うように投げられなかった」

<オフには腰痛を克服するために、
治療やトレーニングを続けた。明るい表情で語り>
「今では痛みが消えている。不安が全くなくなった」

<復活を示しているのはスピード。
昨季は直球がおおむね130キロ台から140キロ台前半にとどまったが、
今季はコンスタントに140キロ台中盤が出ている。
まだまだ老け込むには早い。
腰痛を乗り越え、復活した剛球でブルペンを支える>
「やっぱり投手はストレートが基本。
ストレートが走れば(カット、フォークなどの)変化球が生きる。
昨年は思うように真っすぐが投げられなかったからね」
中スポ

◇岩瀬仁紀
<愛知県警が、来年3月末まで展開する
『交通安全マナーアップキャンペーン』のPR役として、
守護神をイメージモデルに起用することをこの日発表。
ポスター2万枚、チラシ20万枚などを作製。
マナー向上に一役買ってもらう狙いとのこと。
愛知県は昨年の交通事故死亡者数が276人と全国ワースト。
地元出身で、ストッパーとしての実績十分の左腕に、
交通事故の『抑えの切り札』として、一役買ってもらうのが狙い。
協力を快諾。自身も常々、安全運転を心掛けているという>
「ぼくはゴールド免許ですから」

<ドライバーにメッセージを寄せて>
「全国でもワーストということで、
愛知県出身者の1人として大変残念な思いがします。
なんとか交通事故にストップをかけるお役に立てればと考えています。
ドライバーの方も『事故を起こさない』という気持ちで
ハンドルに向き合い、今年こそ、一人ひとりが
交通事故のストッパーとなって、『安心・安全な愛知』を実現させましょう」

<自身は史上4人目の通算200セーブに王手をかけているが、
4試合足踏み中。平常心でその時を待つ>
「こればっかりは仕方ないですが、早く出番がくるといいですね。
あまり自分に負担をかけないようにします」
(中スポ、中日新聞スポニチ名古屋


◇和田一浩
<5月に入って失速しているが、地元・岐阜に凱旋登場。
12日の東京ヤクルト戦で先発が予想される一場靖弘は
昨年こそ対戦していないが、西武時代は打ちまくった相手。
05年からの3年間、『楽天・一場』に対して、
27打数11安打1本塁打、4打点の打率.407。
浮上のキッカケをつかむ相手としては申し分ない>
「相性がいい? そういうイメージはないんですけどね。
一場という投手はいいときと悪いときの差が激しい。
いいときは手が付けられないけど、
悪いときに打ったのかもしれませんね」

<4月こそ好スタートを切ったが、5月に入ってブレーキ。
4試合連続で無安打など一時は打率2割5分台まで落ち込んだ。
だが、前日まで3試合連続安打を記録するなど、徐々に調子は上向いている。
そんな中での岐阜での試合は心強い。
公式戦初出場となった昨年は3打数1安打と初安打をマーク。
オープン戦でも通算17打数8安打の打率.471。
たかがオープン戦とはいえない故郷の後押しがある。
この日は岐阜に移動して、9連戦の疲れを癒やしたが>
「岐阜? そんなに意識はしないんですけどね。
でも声援はうれしいですね」
中スポ

◇荒木雅博
<18打数6安打で打率.333、3打点と
相性の良い岐阜での活躍を誓って>
「その数字だけ考えながら頑張りますよ」

<前カードの巨人戦では3連敗を喫するなか、
毎試合安打を放っており、調子も上向いてきた>
「(本調子には)まだもう少しですね。
暑くなったら良くなると思うから、頑張っていきます」
(中スポ)

◇トニ・ブランコ
<7日の広島戦で左翼天井のスピーカーを直撃する
認定本塁打を放ったが、直撃個所に目印をつけるプランが浮上>
「チームのためにもまた大きい一発を打ちたい」
おおさか報知

◆加茂広報部長
<ブランコの特大弾がナゴヤドームの歴史に刻まれる可能性が浮上。
今後、ドームに観戦に訪れるファンのため、
認定本塁打の直撃個所にマークや印をつけるプランを披露>
「決定権は球場側だけど、スピーカーに色を塗ったり、
マークをつけたらおもしろいね」
おおさか報知

◆近藤営業部長
<初の認定本塁打は全国にニュース映像が流れたほどの
衝撃だったが、そのインパクトを売り上げに結びつける狙い>
「ブランコは売り出さないといけないと思っている。
まだ確定したものはないが、
いろいろなアイデアを出している段階です」

<検討されているのはまずTシャツなどのグッズ販売。
直撃弾を放った瞬間の写真をTシャツにプリントして
売り出すというプラン>
「広島のブラウン監督がベースを投げて退場になった時に
つくったTシャツが売れていた。ああいうイメージです」
ニッカン


◆中村公治
<中スポ『若竜なび』より。
5日の社会人野球との交流戦・ベーブルース杯の決勝では、
勝負を決める適時打で大会MVP。上昇気流の中で手にした勲章に>
「(ウエスタン・リーグの)開幕からしばらくは
ずっと打てませんでしたけど、やっと3割近くまでもってきましたよ」

<4月上旬まではどん底だった。
ウエスタン開幕戦で適時打を1本放って、それっきり。
4戦目で早くもスタメンから名前が消え、
代打や途中出場でも結果が出なかった>
「バッティングが唯一の売りですからね」

<悩みの中、転機は意外なところに転がっていた。
全体練習のメニューを消化すると、
バットを振るよりも走ることを選んで、
上田コーチに頼んで、通常より走る量の多いアメリカンノックを受けた。
4月12日を境にして、以降11戦で39打数16安打。
ベーブルース杯でも18打数5安打と安定した打撃を披露>
「あまりにも打てなかったんで、
バッティングと違うことをしようと思ったんです。
気分転換と思っていたのが、結果的に吉に出ましたね。
前は疲れて粘りがなくなっていましたから。
今は下半身が安定しているんです」

<大会MVPのトロフィーは2歳の長男に、
こどもの日のプレゼントとして持ち帰った。
6日に28歳になったばかりの若者が、父親の顔になって>
「でもね、家族にも親せきにも言われるんです。
ナゴヤドームのお立ち台で、ぬいぐるみをとってこいって」

<その後も打ち続け、
10日の福岡ソフトバンク戦までで打率308と、大台に乗せた>
「まず上(1軍)に行くことです。だからファームで結果を出さないと」
中スポ

◆小田幸平
<4月29日に出場選手登録を抹消されていたが、1軍に復帰。
ナゴヤドームでの練習に参加し、キャッチボールなど汗を流す。
慎重に言葉を選んだが、小川が2軍落ちしたため再昇格が濃厚>
「まだ登録されたわけではありませんから」
(中スポ)


今日の公示。(11日) 

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 小川将俊捕手
(再登録は21日以降。公式サイト共同通信社


【ドラゴンズ・今週の日程】
12日(火)対東京ヤクルト (18:00・岐阜メモリアルセンター長良川球場)
13日(水)対東京ヤクルト (18:00・ナゴヤドーム)
14日(木)対東京ヤクルト (18:00・ナゴヤドーム)
15日(金)対横浜 (18:00・ナゴヤドーム)
16日(土)対横浜 (15:00・ナゴヤドーム)
17日(日)対横浜 (14:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
12日(火)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
13日(水)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
14日(木)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
16日(土)対阪神 (12:30・上富田スポーツセンター野球場)
17日(日)対阪神 (12:00・上富田スポーツセンター野球場)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
先週末の巨人戦では、悪夢の敵地3タテ
特に第3戦などは、打線が奮起し再逆転までしながら、
投手陣が踏ん張れずに敗れ去るなど、
今一つチーム全体が噛み合わない状態。
ファンとしても歯がゆく思うシーズンが続いていますが、
まあ少しずつながら、主力選手「動き始め」ましたし、
徐々ではありますが、上向いているようなムードも。
ガマンこそまだまだ続いていくでしょうが、
うまく勝ちパターンを築き、白星を掴んでほしいところ。

現在3連敗中で、5位に位置するドラゴンズですが、
次週からセ・パ交流戦に突入するため、
今回の6連戦で、リーグ戦としてはひとまず区切り
岐阜で1試合戦い、地元・ナゴドで5連戦という日程。
今季はホームゲームでもあまり良いところが見られませんが、
前日のブランコ衝撃弾、さらに立浪サヨナラのように
劇的な勝利で、詰めかけたファンを沸かせる展開となってくれたら。

そんななか迎える東京ヤクルト戦ですが、
今季ここまでの対戦成績が、なんと1勝5敗と散々。
神宮での初戦、藤井の勝ち越し打などで、
1つ勝った以降、神宮で2つ続けてやられ、
2週前の豊橋でやられ、そしてナゴドでまさかの3タテ
巨人に続いて、苦手球団に続けて当たってしまうとは、
まるで傷口にスリスリと塩を塗られているよう。
キツイなあと、ボヤキたくもなりますが、
まあ移動日で、少し英気を養えたこともありますし、
まずは岐阜で直接対決の連敗を止め、悪い流れを変えてほしいですね。

気になる先発予想としては、初戦から
朝倉-一場、浅尾-石川、そして吉見-高市俊の順。
ドラゴンズ的には、表ローテといえる面々ですが、
今一つ勝ち星を重ねられていないのがツライなと。

まずは初戦、2週前の豊橋に続き、
地方球場東京ヤクルトと対戦する朝倉
連敗ストッパーとしての期待もかかりますが、
4番に座るであろうデントナに注意してほしいですね。
中日戦打率.348、1本塁打、5打点の新外国人をいかに封じるかが、
それこそがツバメ退治へのカギとなってきそう。
チームとしてもやられっぱなしはいけませんし、
朝倉自身も豊橋での痛恨の一球の借りを
きっちりと返すためにも、そこに重きを置いてほしい。
屋外で汗ダラダラのなかの奮投を大いに楽しみにしています。

また2戦目の浅尾は、前回の広島戦が投打に奮闘
投球的には納得いかない部分もあったようですが、
チームトップとなる3勝目もマーク。
東京ヤクルト戦は、2試合続けてやられていますが、
三度目の正直で雪辱し、交流戦登板へと繋いでほしいなと。
そして3戦目濃厚の吉見は、勝ち星こそがクスリとなりそう。
ある意味軸にならないといけない右腕が、
まだ2勝しかできていないというのが、チーム低迷の原因の1つ。
安打を打たれつつもしっかり粘り、
約1カ月振りとなる勝利を掴んでほしいです。


一方、打線は前週の広島戦で
スタメンオーダーをシャッフルしましたが、
結局はアライバイバアラがなった程度で、
また元の位置に落ち着いてきたような感が。
それでも不調を極めていた森野、和田に復調の兆し。
そしてここにきて4番・ブランコ株が急上昇。
球団側「売り込み」を始めるようですし、
ぜひとも前週見せてくれた勝負強さを今週もキープしてほしいなと。

凱旋で光輝け!また今カードの初戦は、
岐阜・長良川球場での開催。
そうなる『凱旋』となる和田のバット
期待したいものですね。
11日・巨人戦の9回には、
センターオーバーの大きな二塁打。
打点こそなかったものの、
一時の底からは
抜けたように見えますし、
これ以上ない大声援の後押しを受けて、
ぜひとも打棒完全復調となってほしいと願うばかりですね。


8ゲームも離れている「巨人を追っかける」には、
それ相当のチーム力アップが必要。
しかし備えているであろう底力というものは、
他球団も警戒していることでしょうし、
そういうチームに戻るべく、一歩一歩体勢を整えてほしい。
交流戦まで残り6試合、まずは初戦を取って、
連敗を止めて、5月反攻リスタートへのきっかけにしたい。
そのためにも集中して、つまらないミスのないゲームを。
投打の主役が凱旋する岐阜での初戦、頑張ってもらいましょう。

2009年5月11日 (月)

先制再逆転16安打実らず、Gに今季2度目の3タテ。

打線が沈黙し、力投のチェンを援護できず、
敵地・東京ドーム巨人に連敗したドラゴンズ
5月9連戦ラスト、デーゲームでの第3戦は、
序盤から打線が奮起し、毎回得点を奪う幸先良い展開
しかし先発・川井が3点リードを守れず、
5回に小笠原、ラミレスの連続被弾で逆転を許すと、
8回に代打・立浪、井端の連続適時打で再逆転しながら、
そのウラ5番手・齊藤坂本痛恨の2ランを被弾。
逆転負けを喫し、対巨人今季2度目の3連戦3連敗
今季ワーストタイの借金4で、5位転落となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 9回戦
(10日・東京ドーム | 中日2勝7敗)
43185人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 齊藤(16試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、小林正人、小笠原、高橋、齊藤 - 小山、谷繁

◇対巨人9回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (5打数1安打)
3 (三)森野  (5打数4安打)
4 (一)ブランコ (3打数2安打3打点)
5 (左)和田  (5打数1安打)
6 (右)野本  (5打数3安打1打点)
7 (中)藤井  (2打数無安打)
8 (捕)小山  (3打数無安打)
9 (投)川井  (2打数1安打1打点)

【得点経過】
<1回・中日> P・東野
井端左前打、荒木二ゴロ二封、
森野初球荒木二盗失敗、森野二塁強襲ヒット、
ブランコ初球・東野暴投、
2死二塁から、
ブランコセンター返し適時打(D 1-0 G)

<1回ウラ・巨人> P・川井
坂本右中間二塁打、松本捕犠打、
1死三塁から、小笠原道大ライナー右犠飛(D 1-1 G)

<2回・中日> P・東野
野本左前落とす安打、藤井スイング取られ三振、
小山二ゴロ進塁打、
2死二塁から、
川井一、二塁間鋭く抜く適時打(D 2-1 G)

<3回・中日> P・東野
荒木右飛、森野センター右突破二塁打、
1死二塁から、
ブランコ中低め直球右前適時打(D 3-1 G)
和田レフト伸びるライナーグラブの中入る、
2死一塁から、
野本外スライダー・
レフトフェンス最上部直撃適時二塁打(D 4-1 G)


<4回ウラ・巨人> P・川井
小笠原道大一ゴロ、ラミレス右前打、内外れ四球、
1死一、二塁から、イ・スンヨプ中高め甘く入る直球・
左中間突破2点二塁打(D 4-3 G)

<5回ウラ・巨人> P・川井
野間口見三振、坂本左前打、松本粘り遊ゴロ坂本二進、
2死二塁から、小笠原道大外スライダー・
右中間最前列飛び込む2ラン(D 4-5 G)
2死から、ラミレス外低めチェンジアップ・左中間上段本塁打(D 4-6 G)
初球左前打・川井KO

<6回ウラ・巨人> P・小笠原孝 捕・谷繁
木村拓也外外れ四球、鶴岡投犠打、
1死二塁から、野間口見三振、坂本詰まり右飛

<7回・中日> P・野間口
井端一小フライ、荒木中前打、
P・古川
森野右翼線落ちる二塁打、
P・西村健太朗
1死二、三塁から、ブランコ右翼フェンス際犠飛(D 5-6 G)
2死三塁から、和田外直球空三振

<7回ウラ・巨人> P・小笠原孝
松本遊ゴロ、小笠原道大一塁線突破二塁打、ラミレス左前打、
1死一、三塁から、二ゴロ・三走小笠原道大三本間挟殺、
2死一、二塁から、イ・スンヨプ外低めスライダー空三振

<8回・中日> P・西村健太朗
野本ボテボテ一塁線ゴロオンライン内野安打、
藤井捕犠打、谷繁初球左前打、

P・山口
1死一、三塁から、代打立浪フルカウント内高めスライダー・
一塁線突破適時二塁打(D 6-6 G)

代走岩﨑達郎
1死二、三塁から、井端初球中直球中前適時打(D 7-6 G)
1死一、三塁から、荒木中高め直球遊ゴロ6-4-3併殺

<8回ウラ・巨人> P・高橋
木村拓也初球右前打・代走鈴木鶴岡投犠打、
脇谷初球左中間飛、
P・齊藤
2死二塁から、坂本内低めシュート左中間越え2ラン(D 7-8 G)

<9回・中日> P・山口
左前打
P・M・中村
ブランコスライダー攻め・外スラ空三振、
和田外スライダー中越えフェンス直撃二塁打、
1死二、三塁から、野本外スライダー空三振
P・越智
2死二、三塁から、ストライク入らず藤井敬遠
2死満塁から、谷繁中高め打ち損じ一邪飛、試合終了。



【ゲームレビュー】
今季3度目の同一カード3連敗で、5位転落
長打力にねじ伏せられた。8回2死二塁で登板した
5番手・齊藤坂本逆転2ランを浴びた。
序盤から点の取り合い。1点を追う8回1死一、三塁から
代打・立浪の適時二塁打で同点とし、
井端が勝ち越し打を放ったが、守りきれなかった。巨人は5連勝。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


敗れると、早くも今季2度目の
対巨人戦3タテを喫することになる第3戦。
9連戦の最後の最後で、相手は4連勝中
さすがにそろそろ止まるころなうえに、止めないといけない
初回からヒットを連ねて先制、ゲームのペースを握り、
一度は逆転されたものの、8回にベテランの連打再逆転
にも関わらず、勝ちきれず再々逆転を許してしまう…。
最終回まで息詰まる展開のシーソーゲームは、
踏ん張りきれず、空中戦にしてやられての1点差負け
悪夢の3タテを喫し、9連戦を4勝5敗で終えることとなりました。


ここで打つかよ…。それにしても、
勝ちきれないですね。
空調のきかない東京ドームで
3時間48分の戦いを
見終えてからきたものは、
喜びではなく、虚脱感極度の疲れのみ。
ファンにとってはかなりダメージが大きな黒星となりましたね。
人それぞれ感じ方とらえ方は違うでしょうが、
自分的には「勝てる」と思った瞬間がいくつもあったなと。
初回に中4日でボールが来ない東野を攻め込み、
森野、ブランコの連打で先制点を奪ったとき。
さらに2回に、投手の川井が野手顔負けの
一、二塁間突破のタイムリーを自ら放ち、2点目を奪ったとき。
そして8回、代打・立浪、井端の連続タイムリーが飛び出し、
主力の底力でゲームをひっくり返したとき。

ただ7-6という1点差は、この球場では、
セーフティーリードにはならない。
二転三転の乱打戦なだけに、まだ一波乱ありそう。
それを防ぐためにはもう一押しほしい。
ただそのとき、併殺網にかかってその1点が奪えなかった。
荒木も積極的にいったのでしょうが、飛んだのはショート正面
さすがにあのときはちょっとガックリきましたね。

そしてそのウラ、高橋がわずか3球で2死二塁として
迎えるは、今季やられまくっている坂本
そのまま高橋で行き、坂本を歩かせ、
次の松本で勝負という手もありましたが、
ベンチは高橋から齊藤へのスイッチ、そして勝負を選択
前回の対戦では内へのボール坂本を抑えていたという齊藤
そういう印象もあってのことだったのでしょうが、
逆に内で攻めてくることが読まれていたようですね。
そしてカウント2-1と追い込んでの4球目、
谷繁の構えた内角へシュートを投じたものの、
ボールが若干甘く入ったところを叩かれると、
まさに巨人らしい点の取り方といいますか、
ものの見事に左中間に飛び込んでしまっての痛恨の2ラン
思った以上に伸びたこともありましたが、
何でこういう打球が、こういうところで出てしまうんだ、と。
勢いのある若者にしてやられた逆転劇
投げた齊藤を責めることはしませんが、
この場で齊藤しか投入できず、
岩瀬に繋げない中継ぎ陣層の薄さ
その辺がとてもツラく感じた瞬間でもありました。


接戦をモノに出来ずに、
今季33試合目で早くも3度目の3タテ
確かにダメージこそ受けましたが、
ただショックというのは、殊の外少なかったですね。
というのは、やはり本塁打なしで16安打7得点
前日に監督「やっと野球らしくなってきた」と話していましたが、
この日はチームに躍動感と、さらに粘りもあったと思いますし、
絶対に負けられない、何とかするという必死さも、
随所で出ていたように感じました。
まあ結果的に勝利には結びつかなかったものの、
この一敗ナインがそれぞれ何かを感じてくれたのでは。
これで今季の巨人戦は、2勝7敗
昨季の阪神戦のように一方的になってしまいそうですが、
交流戦後、7月の再戦の際には、絶対にやり返してほしいなと。
そのためにはそこまでの間に、さらにチーム力を高めること。
そして選手個々自身の役割
遂行できるようになっていることが必要となるでしょう。


悪夢の3タテを喰らって、失意のまま地元に戻り、一休み。
そして12日からは、交流戦前最後の6連戦となってきます。
その対戦相手となるのは、巨人同様
今季やられている東京ヤクルトと、逆に得意にしている横浜
今季ワーストの借金4ということで、
交流戦前までに5割に乗せるためには、かなりのハイスコアが必要。
現状のチームではちょっと難しいかなと感じつつも、
何とか1つでも少なくしておきたいところですね。
まずは岐阜東京ヤクルトと当たることとなりますが、
竜キラーの館山はこの日松山で登板したようですし、
今回は来なくて、まずはひと安心
ただ他の投手をいかに打つか、さらにミスを減らすことが、
ツバメ軍団を倒すためのカギとなってきそう。
チーム的はまだまだ苦難の道が続いていくでしょうが、
少しずつは上向いていると信じつつ、
今週の戦いを見守っていこうと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(10日)

●齊藤信介

<1点リードの8回、坂本に逆転2ランを浴び今季初黒星。
カウント2-1からシュートをレフトスタンドに運ばれた。
まさかの被弾にマウンド上でぼうぜん>
「投げた瞬間はいいと思ったんですが、狙いより曲がらなかった。
腹をくくって投げたんですけど…。空振りだと思った。
腕をたたんで打たれたから、バットの芯じゃないと思ったのに…。
(ボール)もうひとつ分、内に投げられなかった。力不足といえば力不足」
中スポ中日新聞時事通信ニッカン

●谷繁元信
<8回、齊藤が坂本に痛恨の2ランを許したが、
要求した内角よりもわずかに甘く入ったシュートを悔やむ>
「(坂本が)自然にバットが出たのか、狙ったのかは
本人に聞かないと分かりませんが、
ホームランを打たれちゃダメな場面で打たれた。
お互いに意図したボールじゃなかったような気はします。
思ったことが(齊藤に)伝わっていないのは、こちらの責任です」
中スポ中日新聞共同通信社ニッカン


●トニ・ブランコ
<1回2死二塁、巨人先発・東野から中前へ先制適時打を放つ>
「(打ったのは)ストレート。
ランナーが二塁にいたんで集中して打席に入った。打ててうれしいです」

<3回1死二塁でも右前適時打を放ち、7回の右犠飛を含めて3打点>
「いいところに飛んでくれた」

<3打数2安打の暴れっぷりで9試合連続安打と調子も上向き。
5月に入ってから無安打に終わった試合は一度もない。
これで得点圏打率はチームトップの.432。
主砲としての存在感を大いに示したが、
敗れただけに、試合後は喜ぶことはなく、
悔しそうに押し黙り、帰りのバスに乗り込む>
「たとえ打ったとしても、負けてしまったのでうれしくはない」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●井端弘和
<8回1死二、三塁に、一時勝ち越しの適時打。
2回にはダイビングキャッチの華麗な守備もみせ、
ヒーローになるハズだったが、悔しがり>
「勝たないと意味がないです…」

<惜敗にも、打線のつながりには手応えを感じて>
「点を取られてもあきらめずに、
最後まで粘って、こういう展開になったし、
最後もあと1本、というところまでいった。
(チームが)ちょっとずつ良くなっていると思います」
(中スポ、サンスポ

●立浪和義
<1点を追う8回1死一、三塁で代打登場。
左腕・山口から、一塁線を鋭く破る同点二塁打を放つ。
自身の持つ通算最多記録を483に伸ばす会心の今季初二塁打。
フルカウントから内角へのスライダーを引っ張った>
「すべての球種を考えておかなければいけない場面。
(すべての球種に)対応できるように構えていた。
スライダーを反応で打てた。いい形で次につなげられた」

<井端が勝ち越し打を放ち、一時は試合をひっくり返した。
しかしそのウラ、リリーフ陣が逆転を許し、競り負け。
試合後も厳しい表情で帰りのバスに乗り込む。
ただ巨人の空中戦に本塁打ゼロで対抗したのも間違いない事実>
「最後、越智まで引きずり出したし、
こういう粘りでやっていけば勝てると思う。
今日のように粘っていけば何かが起こる。前向きにやっていくしかない」
(中スポ、中日新聞

●森野将彦
<ここまで打率.221と苦しんでいたが、
二塁打2本を含む、5打数4安打と復調の気配>
「当たりが戻ってきた? 今日は。
いいきっかけになればと思います」

<齊藤が逆転被弾した直後の9回には
先頭で左前打し、食い下がった
言葉の端々に主軸としての責任感をにじませて>
「あきらめない気持ち? それは当然です」

<開幕後10試合をすぎたころから不振に陥り、
自身の打撃成績とともにチームの得点力も下降。
しかしこの日は甘い変化球をきっちりとらえて固め打ち。
それでも負け試合の重苦しさの中で、あえて自らにムチ打つ言葉を選び>
「当分来ないでしょう。
調子が戻ってきた、もう大丈夫、と言える日は。
今日打ったからといって明日も打てるかは分からないが、
これがきっかけになればいい」

<この日の試合前練習ではフリー打撃の後、
落合監督に直接の打撃指導を受け軸足の使い方を修正。
主軸として、自分でも納得できる輝きを得るその日までもがき続ける>
「まだもがいている最中です。
言葉にできるほど簡単なものでもないし、甘いものでもないですから」
中スポサンスポ

●野本圭
<5試合ぶりにスタメン出場したが、3安打と気を吐く。
2得点、1打点とすべての安打が得点に絡んだが、
試合後は1点を追った9回の打席で三振に倒れたことを猛反省>
「最後、外野フライでも何でもいいから
ランナーを返さないといけないところで三振してしまった。
自分はまだまだです」
(中スポ)


●川井雄太
<1点リードの5回2死。
勝ち投手の権利まであとアウト1つに迫りながら、
連続本塁打を浴びて、壮絶なKO。
ベンチへ戻ると、悔しさのあまりグラブをいすへ激しく投げつけた。
小笠原の逆転2ランが痛すぎた。カウント2-2と追い込んでから、
勝負球のスライダーが真ん中近くへ吸い込まれるように曲がった>
「(2死一塁で)一塁が空いていることは頭にありましたけど、
カウントが有利になったので。
勝ち投手のことは頭にありませんでしたが…。
打者のみなさんに打ってもらったのに、本当に申し訳ない」

<ショックを引きずったまま続くラミレスには
左中間へ完ぺきに運ばれた。
立ち上がり3イニングを1安打に抑えていたが、まさかの『暗転』。
2回にはプロ初打点となる右安打を放ったものの、その喜びも消え去り>
「低めへ投げることの大切さを思い知りました。
低めならば打たれても大きいのはないはずですから。
もっと低めで勝負するべきだった」
(中スポ、中日新聞サンスポ時事通信

●小笠原孝
<今季初登板が上々のリリーフを見せる。
マウンドに上がった6回をノーヒットでゼロに抑えると、
7回は1死二、三塁のピンチを招いてから、
谷、イ・スンヨプを二ゴロ、三振でピシャリ。
貫禄の2イニング無失点で味方の反撃を引き出して>
「きょうは力みすぎた。ボールが全体的に高かった」

<ベテランらしく冷静に振り返ったが、
今後は先発での起用も十分にあり得る>
「チャンスがあれば頑張ります」
(中スポ、サンスポ


●樋口サブマネジャー
<選手たちが来る1時間半ほど前に球場入りし、
がらんとしたナゴヤドームでランニングを始める。
本拠地での試合前、仕事はこのランニングから>
「投げるための準備です。
走っておかないと投げられないし、ケガをしてしまったら
一緒に投げている方たちにも迷惑をかけますから」

<一昨年引退した左腕が『登板』するのは、
若手選手たちが早出特打をするとき。
早出で投げるのは球界では担当コーチが投げるのが一般的だが、
ドラゴンズでは他にも松永監督付広報と寺西1軍総務も投げる。
三輪ブルペン捕手もルイス通訳兼ブルペン捕手も投げる。
それぞれの本業とは関係なく、目に見える成果も残せないが、
ひそやかな楽しみもある>
「若い選手が活躍してくれることがうれしいんです。
去年、早出で投げていた西川がヒットを打ったとき、
寺西さんと2人で大喜びしました」

<こんな献身を続けながら、まだ納得しないという。
漠然とではなく、明確に課題を持っている>
「自分が投げるようになって、
あらためて打撃投手さんのすごさが分かりました。
同じ回転の球を、同じリズムで投げ続ける。すごく難しいんです。
難しいですけど、投げる以上は
打撃投手さんのレベルを目標に置いています」
(中スポ)


●落合監督
<早くも今季の巨人戦で2度目の3連戦3連敗。
一度は逆転しながら力負けしたが、意外にも笑みを。
破れはしたが、打線は16安打7得点>
「やっと野球らしくなってきた。
ようやく(チームが)動き始めたというところ。
あとはそれをいかに勝ちに結びつけるかだ。
勝ち始めたら前に進める。
ようやくスタートと思えば、いいんじゃないか」

<巨人の一発攻勢はしょうがない?の問いに>
「ホームラン? しょうがないことはない。
本塁打を打たれたことを、
しょうがないといってしまったら、何も始まらない」

<地上攻撃で対抗できたことには手応えを>
「野球にはなってきてる。
ここ(巨人)を追っかけられるのはうちだけ。
ここから始まると考えればいいし、これから追っかけますよ」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(10日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 8回戦
(10日・津久見市総合運動公園市民野球場)
  100 000 000 = 1
  110 901 40× = 16
[敗] 岩田(7試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 岩田、長峰、清水昭信、金剛 - 前田
公式サイト・戦評

●小林投手コーチ
<公式戦初先発、4イニングを投げ8安打5四球11失点。
プロの洗礼を浴び、大きく崩れたルーキー・岩田について>
「フォアボールを出して打たれるという最悪の内容だった。
プロ野球の厳しさを知るにはいい経験になったと思う」
中スポ

●井上一樹
<今のドラゴンズは2軍でも出番を巡る競争が激しくなっている。
今季は捕手以外のケガ人が少ないだけに、それぞれ出場機会は薄くなる。
もちろん2軍にいる実績のあるベテランにも特権は与えられない。
出場機会を求め、若手と一緒に汗を流している。
そんなベテランから先日、こういう言葉を聞いた>
「1軍とか2軍とか、そういうことは考えないようにしたんだ…」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年5月10日 (日)

竜好機に一本出ず、チェン完投報われず連敗。

4併殺の拙攻と投手陣が軒並み乱調
東京ドームでの巨人との初戦を落とし、
5割復帰が足踏みとなってしまったドラゴンズ
迎えた第2戦は、巨人先発・ゴンザレスを相手に
序盤から再三好機を作りながらもあと一本が出ない展開。
3点ビハインドの8回、ブランコの適時打で
ようやく1点を返したものの、2死満塁の好機に藤井が三振。
またもや一本出ずに、反撃はここまで。
8イニングを投げ抜いたチェンを援護できず、連敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 8回戦
(9日・東京ドーム | 中日2勝6敗)
42047人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] チェン(6試合2勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン - 小山

◇対巨人8回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数3安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)小池  (3打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (3打数無安打)
9 (投)山井  (3打数無安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・ゴンザレス
井端遊ゴロ、荒木中前打、
森野2球目荒木二盗、森野遊ゴロ進塁打、
2死二塁から、ブランコ低めスライダー空三振


<1回ウラ・巨人> P・チェン
坂本一邪飛、松本中前打、
小笠原5球目松本盗塁失敗、
小笠原四球、ラミレス外フォーク右飛

<2回・中日> P・ゴンザレス
和田左前打、小池左前打、
藤井ボテボテ捕ゴロ・阿部三塁送球封殺、
小山一ゴロ進塁打、
2死二、三塁から、チェン外スライダー二ゴロ


<2回ウラ・巨人> P・チェン
三ゴロ、イ・スンヨプ右ひじ死球、
1死一塁から、阿部外スライダー運ばれ右越え2ラン(D 0-2 G)

<3回・中日> P・ゴンザレス
井端二ゴロ、荒木遊直、森野左中間突破二塁打、
2死二塁から、ブランコ外縦スラ空三振


<4回・中日> P・ゴンザレス
和田中飛、小池遊ゴロ、
藤井中前打、小山3球目藤井二盗、5球目ゴンザレス暴投、
2死三塁から、小山左中間飛球・松本背走キャッチ


<5回・中日> P・ゴンザレス
チェン遊ゴロ、井端遊ゴロ、
荒木左前打、森野2球目荒木二盗、森野左飛


<6回ウラ・巨人> P・チェン
小笠原左飛、
1死から、ラミレス内低めスライダー左中段本塁打(D 0-3 G)
中前打、イ・スンヨプ右前打、
1死一、二塁から、阿部二ゴロ4-6-3併殺

<8回・中日> P・山口
井端二ゴロ、荒木右翼線二塁打、
森野外高めスライダー見三振、
P・越智
2死二塁から、
ブランコ内直球バット折れるも
二塁後方右前落ちる適時打(D 1-3 G)

和田四球、代打立浪四球、
2死満塁から、藤井外直球空三振

<9回・中日> P・越智
代打野本高めつり球空三振、代打デラロサ三ゴロ、
井端右前打、荒木中フォーク遊ゴロ、試合終了。



【ゲームレビュー】
連敗でこのカード負け越し
チェンが本塁打2発に沈んだ。
2回1死からイ・スンヨプに死球。阿部に右へ先制2ランを浴びた。
6回にはラミレスのソロ本塁打で追加点を許した。
5回まで毎回安打を放って得点圏に走者を進めたが、
点を取れなかったのが最後まで響いた。
巨人は4連勝で両リーグを通じて20勝一番乗り。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


『好機に一本出ず』というのは、
こういうゲームのことを言うのでしょうね。
↑の得点経過で振り返っても、
ヤクルト時代から苦手にしていた感のゴンザレス相手に
1回から5回までは、毎回のように得点圏に走者を進め、
再三チャンスを作りながらも、
あと一押しが出来ないじれったい展開
まあ併殺だらけの前日に比べたら、
よっぽど希望のある打線とは思いつつも、結局は拙攻に泣くことに。
3日の横浜戦同様、先発・チェンを援護できませんでしたね。

2回の2死二、三塁は
打順の巡りが悪かったので、仕方ないとしても、
8回のチャンスは、活かしてほしかったなところ。
要所を締められていたゴンザレスが降板して、
代わった巨人の風神雷神?を相手に1点を奪い、
なおも連続四球でつないで、2死満塁。
ここでもう一押し出来ていたら…。
迎えたのが、今季成長著しい藤井だっただけに、
「何かやってくれそう」とわくわくしながら、
その可能性にかけてみたものの、
早々ファウルで2ストライクに追い込まれると、
その後もファウルで2球粘りはしたものの、
最後は外へのストレートを振らされ、空振り三振
その直前に「貫禄の四球」を選んだ立浪との差が
見え隠れしてしまいましたが、まあこれも成長への糧
今後こういう場面で、藤井がどういう風に対処できるようになるか、
その辺を楽しみにしようと、前向きにとらえさせてもらいました。

この日も荒木を2番に戻すなど、試行錯誤が続く打線。
ただその荒木が2盗塁、藤井が1盗塁と、
足を駆使しはじめましたし、
落合監督「ちょっと野球らしくなってきた」とコメント。
もちろん目先の1勝もほしいですが、長いシーズン。
それなりに収穫のあった負けと見ても良いのでは。

2発に沈偉殷。それは同時に
先発のチェンにおいてもそう。
好投しながらも2発に沈んで、
またもG戦今季初勝利はお預け。
ただボール自体は悪くないですし、
あとはその投球が
いかに打線とかみ合うかでしょう。
6回のラミレスの一発で
おそらくガクッときたものの、
その後のピンチを踏ん張り、
続投となった7、8回の2イニングも
しっかりと抑えて、2試合連続の完投
被弾こそ悔やまれますが、その辺りは評価したいなと思いました。


3カードぶりに負け越しが決まり、
9連戦の星取りは、4勝4敗の五分となりました。
選手にとっておそらく疲れのピークでしょうが、
残り1試合、何とか踏ん張ってほしいですね。
第3戦は日曜日ということもあり、14時からのデーゲーム
ドラゴンズの先発は、中5日で川井が来るでしょう。
前々回の巨人戦、前回の横浜戦と2試合連続の好投。
それと同じように、1イニング1イニングを丁寧に投げてほしい。
一方、巨人の方は谷間のようですね。
中4日で東野が来るのか、昇格した野間口が来るのか、
その辺りとの対戦となりそうですが、
くれぐれも3連戦3連敗だけは、絶対に阻止してもらいたい。
「何とかしようという気持ちが強い」打線だけに
力みの部分も心配されますが、1打席1打席を大事に。
そしてなるべく平常心で打席に迎い、
「好機に一本」しっかり打ってほしいと期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(9日)

●チェン・ウェイン

<8イニング3失点と踏ん張ったが、援護なく2敗目。
味方の貧打に泣かされた格好になったが、
すべてを背負って投げきった8イニング113球の完投。
試合後は勝者のように朗らかだった>
「きょうのピッチング(の調子)は別に悪くはない。
たまに抜けることはあったが、
真っすぐは走っていたし、変化球もいい感じだった。
(本塁打を打たれた球は)向こうのバッターがいいからしょうがない」

<2本の本塁打を除けば、文句のつけようのないピッチング。
ストレートはMAX151キロ。スライダーやカーブを織り交ぜて
強力打線をねじ伏せた。失点は2回阿部の2ラン、
6回ラミレスのソロによる3点だけ。
敗れた悔しさはあっても、『後悔』はなかった>
「打たれた2球とも失投じゃない。コースも高さもよかったと思う。
悪いボールではないけど、うまく打たれた。
それでも打たれたのだから、もう少し低ければよかったのかも」

<これで開幕から6試合に先発し、
すべての試合で失点は3点以下。防御率は1.60の低さをキープ。
不安要素を挙げるならば、巨人以外のカードでは
計22イニング無失点と完ぺきに抑えている一方、
巨人戦では3試合で23イニング8失点とやや苦しんでいる点。
それすら本人はこう言い切って>
「巨人? 昨年とイメージは変わっていないんですけど。
ぼこぼこに打たれているわけじゃない。心配はないです。
次に対戦する時はホームランに気をつけたい」

<試合中、ベンチでは谷繁から
『味方が点数を取ってくれないとは考えるな』と諭されたという。
打線も巨人を上回る9安打を放ちながら、
10残塁と拙攻が響いたが、反省を口に>
「逆転を信じて投げれば打たれる気がしない。
なかなか点を取ってもらえなかったが、
もともとは、自分が先に点を取られたことがいけない。
味方が点を取るまで抑えなくてはいけない。
自分も(2回のチャンスで)打てなかったですからね」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●小山桂司
<巨人が誇る長打力に完敗したチェンについて>
「球自体は悪くなかった。巨人打線の怖さをあらためて感じた。
(6回の)ラミレスに対しては、
内角にストライクの直球を投げてはダメという打ち合わせがあった。
ミスしてストライクに入ったら本塁打になるんで、
それならスライダーの方がいいと思った。
ほぼボール球だったと思うんですが…。
あそこは配球ミス。外にいくべきだった」
中日新聞ニッカン


●トニ・ブランコ
<3点を追う8回2死二塁、越智のストレートに
バットを折られながらも、怪力で右前に落とす適時打。
これで8試合連続安打、4試合連続打点となり好調をキープ。
敗れたとあって言葉は少なかったが、
4番の仕事を果たせるようになってきた>
「適時打? 神様のおかげさ」
スポニチ名古屋

●荒木雅博
<敗戦のなか気を吐き、4月25日の巨人戦以来、
12試合ぶりとなる3安打の猛打賞。そして今季初の2盗塁。
ただ自身が9回に最後の打者となり、
敗れてしまっただけに、試合後は喜ぶことはなく>
「悔しいですね。(ゴンザレスは)とにかく
コントロールが良くて本当にいい投手なんで。
僕は頑張るだけですから」

<今季初の2番打者だったが、
昨年も後半戦は主に2番で出場しており、問題はなさそう。
影響はまったく感じさせず、存分に持ち味を発揮>
「打順はあまり関係ないです。(落合)監督が決めることですしね」
<昨季は対巨人戦で打率.207と苦しんだが、今季はこの日を含めて同4割。
チームが2勝6敗と負け越しているなか、好結果を残している。
新たな巨人キラーとなりつつある選手会長は前だけを見すえて>
「また、明日ですね」
中スポサンスポニッカン

●森野将彦
<昨季は6打数2安打とゴンザレスとは好相性。
この日も左中間二塁打を放ち、3打数1安打。
相性の良さは変わらなかったものの、
得点圏に走者を置いた3打席目は凡退。
打線として攻略できず、試合後は悔しがる>
「(投げる)ボールは同じです。甘い球もありました。
つながるときはつながるけど、つながらないときはつながらない…」
(中スポ)

●井端弘和
<1番に入って4試合目。過去3試合は
いずれも2打席目までにヒットを放っていたが、
ゴンザレスには3打席とも内野ゴロ。
変化球を軸の投球に変身した相手右腕に戸惑う>
「04、05年は打っていたと(2年計18打数7安打の打率.389)
思うんだけど、去年は(自分の)けがもあって
あまり当たっていないので(3打数無安打)イメージがなかった。
次当たったときは何とか打てるようにしたい」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<9安打を放ちながら1点止まりと、あと1本出ずに
拙攻を重ねた打線について、打席での気負いを心配>
「大事なところで打てなかった。
5回までは毎回、得点圏に走者を進めてるんだから、
早めに1本出てれば違ってくるんだろうけど。
何とかしようという気持ちが強いのかもしれない」
(中スポ、共同通信社

●英智
<8回、立浪の代走で途中出場。
そのまま右翼の守備につくと、小笠原の右翼フェンスに
直撃しようかというライナーをジャンピングキャッチ。
体ごとフェンスに激突しながらボールをしっかりつかむ。
名手が守備で起用に応えたが、ビッグプレーも
逆転の流れを呼び込むには至らず。引き揚げる足取りも重く>
「久しぶりだったんで試合に出られたことがよかったです」
中スポ


●笘篠外野守備走塁コーチ
<すごい後日談を聞いた。
4日・横浜戦の11回2死満塁、ライト野本が低いライナーを
ダイビングキャッチし、ゲームセットになった場面。
事前にベンチが一歩、前で守るように指示したのが、
大ファインプレーにつながったが、
実は、その裏には落合監督の驚異的な指示があったという。
プロであるコーチすら驚くほどの指揮官の先見の明>
「本当はもう少し後ろで守るように指示したんです。
でも監督が『もう少し前で守らせたらどうだ』と言われて。
最初の位置のままなら、ダイビングは難しかったと思います。
ワンバウンドで同点に追いつかれたかもしれません。
やっぱり監督はすごいです」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<好機が続いた前半に適時打が
1本でも出ていれば、と悔やまれる展開。
ただ無抵抗の完敗ではなき、1得点ながら攻撃面では収穫も。
3盗塁と機動力もようやく機能し始めたことに手応えを口にして>
「ちょっと野球らしくなってきたな。もう大丈夫だろ」

<3点ビハインドで迎えた7回の攻撃。
あえてチェンに代打を送らず、8回まで続投させたことに>
「ほかに誰がいますか? 誰がいる?
野球はきょうだけじゃない。昨日もあれば明日もある」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(9日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 小笠原孝投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 山井大介投手
(再登録は19日以降。公式サイト共同通信社

△小笠原孝
<前日の試合中に名古屋に強制送還。
この日登録を抹消された山井に代わって、今季初めて1軍に昇格。
ファームの福岡遠征に参加していたが、
前日8日の夜に通達され、この日の朝、飛行機に飛び乗ったという>
「昨日言われて、きょうの朝、福岡から来ました。
10時くらいの便に乗りました」

<前回登板の4月26日・オリックス戦で
8イニング無失点に抑えるなど、上り調子。
先発として起用されるとみられるが>
「与えられた場所で自分のできることをきっちりやっていきたいですね」
(中スポ、ニッカン


若竜トピックス(9日)

◆練習試合
福岡ソフトバンク-中日
(9日・雁の巣球場)
  001 102 000 = 4
  402 001 00× = 7
[D本] 前田
[Dバッテリー] 佐藤亮太、赤坂、清水昭信、河原、金剛 - 前田
(中スポ)

●前田章宏
<捕手にとってまず一番に要求される
キャッチングの技術。自身の意識を聞くと>
「もう8年目なので、
技術的なことはある程度はできてきたと思います。
あとはそれを試合でしっかりできるようにしていきたいと思います」

<捕球、送球など基礎的な反復練習には
恐ろしいほど長い時間を費やした。
この日の福岡ソフトバンクとの練習試合では本塁打を放った。
打撃も磨き、基礎はある。求めていたのは実戦。
そんな捕手に予想外の転機が訪れた。
チームを襲った『捕手受難』。
1軍で谷繁、清水将海が故障。不振の小田は2軍でリフレッシュ。
2軍の田中も故障。元気な捕手は1軍の小山、小川。
そして自身の3人だけとなり、必然的に2軍は1人マスクが続いた。
4月19日からはほとんどの2軍戦でマスクをかぶり、
中村捕手コーチのマンツーマン指導を受け、黙々と経験を積んでいる>
「今は試合の中での考え方を勉強しています。
試合中も中村(捕手コーチ)さんがずっと考え方を教えてくれています。
本当にいい経験をさせてもらってます」
(中スポ)

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山本 昌
ベースボール・マガジン社

2009年5月 9日 (土)

山井1回KO即強制送還、ブランコ弾も拙攻で大敗。

代打・立浪のサヨナラヒットで広島に劇的勝利。
良い流れで東京ドームに乗り込むこととなったドラゴンズ
5月9連戦最後のカードは、敵地で巨人との3連戦。
その初戦の明暗を大きく分けたのが、初回の攻防
表の攻撃で1死満塁のチャンスを併殺で逃したドラゴンズ
一方そのウラ、先発・山井が連続四球から3ランを浴びる始末。。
制球を乱して、わずか1イニングでKOとなった山井
即2軍落ちとなり、試合中にナゴヤへ強制送還となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 7回戦
(8日・東京ドーム | 中日2勝5敗)
42927人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 × 10
[敗] 山井(4試合2敗)
[D本] ブランコ6号
[Dバッテリー]
山井、ネルソン、菊地、小林正人、平井、高橋 - 小山

◇対巨人7回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (右)小池  (4打数無安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (4打数2安打)
6 (中)藤井  (4打数2安打)
7 (二)荒木  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (3打数2安打3打点)
9 (投)山井  (0打数無安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・グライシンガー
井端四球、小池腹かする死球、
森野初球打ち上げ右邪飛、
ブランコバット折られ投ゴロ・グライシンガー弾く内野安打、
1死満塁から、和田外カットボール二ゴロ4-6-3併殺


<1回ウラ・巨人> P・山井
坂本高め抜け四球、松本ストレート四球、
無死一、二塁から、小笠原内低めカーブ右越え3ラン(D 0-3 G)
ラミレスセンターフェンス直撃二塁打・
藤井ダイレクトキャッチ主張・監督抗議も却下

<2回・中日> P・グライシンガー
藤井右中間突破二塁打、荒木二ゴロ進塁打、小山四球、
1死一、三塁から、代打野本内カットボール二ゴロ4-6-3併殺


<3回ウラ・巨人> P・ネルソン
亀井四球、
無死一塁から、イ・スンヨプ四球後の初球ライナー右越え2ラン
(D 0-5 G)

<4回・中日> P・グライシンガー
ブランコ中チェンジアップ左翼看板の上直撃本塁打(D 1-5 G)
和田右前落ちるヒット、藤井左前落ちるヒット
1死一、二塁から、荒木内直球二ゴロ4-6-3併殺
2死三塁から、
小山初球直球左翼線突破適時二塁打(D 2-5 G)
代打デラロサ初球左飛

<4回ウラ・巨人> P・菊地
坂本空三振、松本ストレート四球、小笠原右前打、
1死一、三塁から、ラミレス内スラ右前落とす適時打(D 2-6 G)

<5回・中日> P・グライシンガー
井端左前打、小池外カット三ゴロ5-4-3併殺・この日4つ目

<5回ウラ・巨人> P・菊地
阿部左中間突破二塁打、脇谷右前打、グライシンガー投犠打、
1死二、三塁から、坂本左犠飛(D 2-7 G)
2死三塁から、松本二塁ベース後方内野安打(D 2-8 G)

<6回・中日> P・グライシンガー
ブランコ右飛、和田叩きつけ三塁オーバーヒット、
藤井初球三邪飛、荒木三塁線突破二塁打、
2死二、三塁から、
小山中低めカット中前2点適時打(D 4-8 G)
代打谷繁詰まり中飛

<8回ウラ・巨人> P・高橋
小笠原左前打・代走鈴木ラミレス左中間打・代走寺内
亀井初球浅い右飛、
1死二、三塁から、イ・スンヨプ右前2点適時打(D 4-10 G)

<9回・中日> P・豊田
小山三ゴロ・寺内送球逸れエラー、
代打小川外高め見三振、井端初球詰まり二飛、
小池外フォーク三ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
拙攻 中盤までに4併殺打を打って好機を逸した
1回1死満塁から和田、2回は1死一、三塁から
代打・野本がいずれも二ゴロ併殺打。試合の流れを手放した。
投手は一発攻勢に沈んだ。山井小笠原に先制3ラン。
2番手・ネルソンイ・スンヨプに2ランを浴びた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


劇的なサヨナラ勝ちで勢いつけて、東京ドームへ。
2週間前の再現といきたいところでしたが、
終わって見れば15安打を許し、2ケタ失点での大敗
ただすべては、1回表ウラの攻防で決まってしまいましたね。

中5日での先発となったグライシンガーの立ち上がり、
制球が定まらず、井端の四球と小池の死球で無死一、二塁。
前回4月26日の対戦でも、4連打で一気に攻め込んだだけに、
今回も!?と大きな期待を寄せましたが、
「グライシンガーキラー」であるはずの3番・森野
初球、中のチェンジアップをあっさり打ち上げて右邪飛。
相変わらずの不調ぶりを見せてしまうと、
続くブランコの投ゴロをグライシンガーが弾いて内野安打。
1死満塁とチャンスが広がり、今度こそという場面で、
5番・和田が外のカットボールを叩くも、二塁正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレーで1点も入らずじまい。
その後も立ち直ることなく、
悪い状態が続いたグライシンガーだっただけに、。
ここで1点でも取れていたら、展開は変わっていたでしょうし、
ゲームのペースをおそらく握れていたはず。
そう考えると中軸中途半端な凡退は、
本当に悔やまれるものとなりました。


一方、それ以上にひどいなと感じたのが、先発した山井
前回登板・横浜戦では、制球が定まらず、4イニング4四死球5失点。
しかしその前の登板となった東京ドームでは、
巨人打線を7回までわずか内野安打1本に抑える快投。
両極端な面を見せている今季の背番号29ですが、
この日は前者の方が顔を出してしまったようで…。

立ち上がり、先頭・坂本に対して、
ボールが高めに抜け、四球を与えると、
続く松本にはストレートが全く入らず、四球
そして迎えるは、前夜3ランを放っている小笠原
初球スライダーが低めに外れ、これで7球連続ボール
おいおいどうなっちゃてるんだ?と思った矢先、
続く2球目、内角低めのスローカーブをガツン!
まさに打った瞬間という当たりは、
そのままライトスタンドへ飛び込む先制弾に。
どのボールを投げても決まらないため、苦肉の策のカーブでしたが、
ものの見事に対応されてしまい、一挙3失点
味方打線が初回、同じようなチャンスを逸していただけに、
この被弾が実に痛いものに感じましたね。

続くラミレスにもセンター右に運ばれるツーベース。
その後は亀井、イ・スンヨプを左飛に打ち取り、
アウトカウントこそ稼いではいるものの、制球は定まらないばかり。
特に心配になったのは、バランスを崩したか、
投球後に、前につんのめったようになったこと。
こんな風にフォームもバラバラになってしまっては、
その後も立ち直りが見込めない。
続く2回の打席に代打を送られ、この日はわずか1イニング、34球
ヒットこそわずか2本ながら、3四球1奪三振3失点。
そして試合終了を待たず、そのままナゴヤに強制送還されたとのこと。

これでほぼ決まり。前回の横浜戦の反省
全く生かせず、
同じように四球を出して、
同じように失点してしまう。
ほんと1週間、
何をやっていたんだ!

言いたくもなりますが、
せっかく良いボールを持ちながら、
こんなに荒れていては、
現状ではちょっと厳しいかなと。
きょうからは「放牧」となるようですが、
何とか制御できるフォームを固め、戻ってきてほしいと願いたいです。

立ち上がり、投手が不安定で同じように得たチャンス。
それを併殺で潰してしまったドラゴンズに対し、
一発で仕留め、ペースを握ってしまった巨人
その流れで今回のゲームは進んでしまった印象が。

ただそんななかで、ドラゴンズ的収穫だったのは、
4番・ブランコ連日の超特大弾
レフトスタンドの上の「ブルガリアヨーグルト」
「けむタンちゃん」の看板の境目あたりのその上の壁を直撃!
前日のスピーカー直撃弾もスゴかったですが、
またしてもパワーを見せつける衝撃の一発
さすがにこれには、巨人ベンチ脅威を感じたのでは…。
守備の方では、ベースカバーに入った平井
雑なグラブトスなどもありましたが、
打撃に関しては、すべて来日初となる
2試合連続本塁打、7試合連続安打、
そして3試合連続マルチとだいぶ上がってきているようですし、
2戦目以降は、勝利に貢献するアーチを期待します。


併殺連発の拙攻と、投手陣の乱調で、
せっかくの良い流れをフイにしてしまいましたが、
移動日ゲームということもありましたし、まあ切り替えること
そしてきょうあすと連勝して、勝ち越してくれればヨシでしょう。
ちなみに第2戦は、チェンの先発が濃厚。
相手が嫌がるキラーにも関わらず、今季巨人戦まだ未勝利
そろそろ本領を発揮して、しっかり白星を付けてほしいですね。
前回登板の横浜戦では見事な完封
その好投のなかで得たものを今回も披露して、封じ込んでほしい。
そして打線はとにかく繋いで、点を取る。
和田にもようやくヒットが出ましたし、あとは森野の覚醒待ち。
連敗だけはくれぐれも避け、必ず1つ返してほしいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(8日)

●山井大介

<立ち上がりから制球がまったく定まらず、
2者連続四球の後に小笠原に3ランを許すなど、
2安打3四球3失点のひどい内容。
2回の攻撃で代打を送られ、わずか34球で屈辱の降板。
名古屋への強制送還を命じられ、試合中に1人で球場を後に。
球団広報を通じて、こうコメントするのが精いっぱい>
「何もないです…。何もありません」
中スポサンスポおおさか報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●森バッテリーチーフコーチ
<連続四球から先制3ランを浴び、
試合をブチ壊した山井の2軍降格を明言>
「毎回同じ(失敗)だろう。
チャンス? もう何回もあげてきた。次はファームで投げるしかないだろ」
中スポサンスポ


●トニ・ブランコ
<4回無死、特大の6号ソロを放つ。
グライシンガーのチェンジアップを強振した打球は、
左中間スタンド上にある広告看板をさらに越え、
天井と照明の間まで達する連夜の特大アーチ。
前日にはナゴヤドームの天井のスピーカーを直撃する
認定本塁打を放った怪力の持ち主は、推定150メートル弾に>
「(飛距離は)チームメートに教えてもらって初めて知った。
完ぺきに打てた。ジャストミートだけを心がけたよ。
ホームランを狙ったわけじゃない。
日本の投手はみんないいから、
ジャストミートすることだけを心がけているんだ」

<広告看板に当たっていれば、
賞金100万円などが得られただけに、飛びすぎた打球に苦笑い>
「上か? そうか上だったのか…。
看板に当たったら賞金がもらえるのは知っていたから、
当たってくれたらよかったんだけどね」

<年俸2760万の新外国人大砲にとって
100万円はありがたいボーナス。この日も試合前、気合満点だった>
「看板直撃で100万円ゲット? アイ・ウィッシュ(ぜひ決めたいね)」
中スポおおさか報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


●森野将彦
<1回無死一、二塁と絶好の先制機で、
初球を打ったが浅い右邪飛に倒れる。
振り返るのを拒んだ一振り。ボール気味の変化球に
出したバットが止まらず、当てただけの打撃。
走者を進めることもできずに終わったことで、後続の重圧も増す。
ブランコは投手がゴロをはじく幸運な内野安打を放ったが、
和田は二ゴロ併殺打。自滅の道をたどろうとしていた
巨人先発・グライシンガーを救う形となった>
「何も話したくない。話したらさらに打てなくなる気がする」
中日新聞

●石嶺打撃コーチ
<打線のつながりを欠くため、6日から打順を入れ替えた。
それでも主軸の顔触れが変わることがないことに>
「打つことはそう簡単にはいかない」
中日新聞

●和田一浩
<4回無死、カウント1-1からグライシンガーの速球を右翼に運ぶ。
さらに続く6回の打席でも左前打でマルチヒットに。
5試合ぶりに安打を放ち、前向きに話して>
「打ったことをプラスにとらえていかないと」

<しかし1回1死満塁で二ゴロ併殺に倒れていただけに反省も忘れず>
「仕事をすべきところで仕事ができませんでしたから」
(中スポ、和田ブログ「さー、巨人戦!!」)


●藤井淳志
<1回ウラ無死、ラミレスのセンター後方への打球を、
背走してフェンスにくっつき、ジャンプ一番。
グラブに収めたかに見えたが、直接捕球とみなされず二塁打に。
グラブを頭上に差し出してのプレーで、本人はやや不満そう>
「ボクの視野には入ってないので何とも言えませんが、
モニター(画面でVTR)を見ていた人は
(フェンスに当たらず)捕ってたと言ってました」

<打っては5試合連続安打となる4打数2安打で
試合終了時では、4月15日以来の打率3割に乗せたが、
チームは大敗とあって小さな声で話すにとどまり>
「大事なところで打てるよう頑張ります」
中スポ

●小山桂司
<この日3打数2安打3打点。2本のタイムリー打で
チームの全4得点のうち3点をたたき出し、4打席すべて出塁。
攻撃面で一番目立ったが、それでも大敗の試合後、
唇をゆがめ、まるで自分を戦犯のように責める>
「打つことも大事だけど、抑えることが大事なので。
あれだけ点を取られてしまって…。
何とかして取り返したいという気持ちだけでやってました」

<スタメンで最後までマスクをかぶり、10失点。
チームの今季最多タイの失点であり、
マスクをかぶった試合では最多となる失点に。
先発の山井がいきなり大乱調。
ミットを構えたところに、ボールが来ない。敗戦の責任を抱え込んで>
「それも考えてリードできるようにならないといけない。
(制球が)悪いなら悪いなりに、緩急を使ったりしていかないといけない」

<正捕手・谷繁の離脱後、奮闘してきた。
先発出場で定着した4月19日から5月7日までの16試合、
攻撃陣低調の苦しい戦いが続く中で、8勝8敗の五分と健闘。
この日ショックを受けた身にムチ打つように言う>
「今までができ過ぎだったんです。
もう一度、気を引き締め直します。緩んでいたわけではないですけど」

<守るだけではなく、やれることはやる。
試合前の練習では、立浪兼任コーチの発案でスローボールを打ち返した。
戦力外となり、落合監督のもとで一からやり直している男。
打撃、守備と、どん欲にドラゴンズのエキスを吸収。
スコアボードに刻まれた屈辱の『10点』を糧にする>
「明日はどうなるか分からないけど、
若い投手が多いし、思い切ってやるしかない。
多少甘く入った球でも、気持ちがしっかり入った球なら
そんなに打たれることはないと思う」
中スポサンスポ

●立浪和義兼任コーチ
<ネクストでバットを振ったのは2度。
4回2死三塁、6回2死二、三塁の好機で、ともに打席に小山。
どちらも小山が適時打したため、その後のチャンスに備え、
それぞれデラロサ、谷繁にバトンタッチ。
しかしその後は大差を付けられ、結局お呼びはかからず。
そんな事情を尋ねられると謙そんして>
「そんないいもんじゃないです。どんな場面でもいきます」

<この日のフリー打撃時に付きっきりで指導した小山の活躍には>
「もともとバッティングは力がある。ああいうふうに打ってくれれば」
(中スポ)

●谷繁元信
<『四球から失点』という典型的なパターンなど
敗因の1つとなる四球。今季94与四球はリーグワースト。
バッテリーの歯車が微妙にずれている今季、
竜投をむしばむ『四球症候群』について>
「きょうの山井は悪すぎたというのはあるかもしれません。
でも初球の入り方1つでサポートできる部分もあるかなと思います。
たとえば(1回の)松本。
バントをしにきているところに、ボールが2つ続いた。
あそこで一呼吸置くという方法もあるだろうし…」
(中スポ)

●田村捕手コーチ
<1軍合流後は途中出場が続いている
正捕手・谷繁のスタメン復帰について>
「まだ。もうちょっと先だろうね。(チームが)落ち着いてきたし」
ニッカン


◆朝倉健太
<4月下旬、携帯が鳴り、『おめでとう…』と国際電話が。
聞こえてきた声の主は米大リーグ・ブレーブスの川上憲伸。
その少し前に朝倉家では次男が誕生。
直後の登板でプロ入り時に最初の目標に掲げた通算50勝。
二重の喜びに包まれていたころ、祝福の電話があったという。
米国にいても、川上はドラゴンズの戦いぶり、
そして自身のこともチェックし続けているよう。
昨年まで竜のエースと呼ばれた男からのメッセージ。
投手陣の新リーダーになるべき存在として、期待をかけているよう>
「ケンシンさん(川上)が、どうやって知ったのかは
分からないですけど、気にかけてくれていたんですね…」

<昨年まで強烈な存在感を示した背番号『11』。
その背中をずっと見続けてきたが、今、思うことがある>
「ケンシンさんはいつもカードの頭に投げて、勝っていた。
負けることもありましたけど、ほとんどは勝つか、
チームに勝ちをもってこれるような投球をしていた」

<カードの初戦を中心に投げていた川上。
今、自分がその役割を受け持っている。
開幕から基本的に毎週火曜日、つねにカードの初戦で先発。
相手エース格と張り合いながら、
ここ3試合はすべて8回まで力投と、健闘しているが>
「ケンシンさんと比較されては困りますけど…。
1年間通してやれるようにしたい」
(中スポ)


●落合監督
<先発の山井が1回で降板したのが誤算。
早々と劣勢に回っての大敗に>
「何にもないよ。何を聞いてもしょうがないでしょ」

<山井について、試合途中で名古屋へ帰したことを
明らかにしつつ、2軍降格を示唆>
「山井? もう今ごろ(名古屋行きの)電車に乗っているよ。
話を聞きたきゃ、追っかけな。それだけ言えば十分だろう。
放牧だよ、放牧。あしたになれば分かる。
下にいっぱい(代わりが)いる。
仕方ないでしょ。もともと、力のあるボールを持っているだけにな。
そう(万全に)なるまで待ちましょうか」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(8日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 7回戦
(8日・雁の巣球場)
  002 020 000 = 4
  000 200 50× = 7
[敗] 長峰(7試合1敗)
[D本] 新井4号2ラン
[Dバッテリー] 山本昌、長峰、清水昭信、河原 - 小田
公式サイト・戦評

●山本昌
<雁の巣でのウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発。
5イニングを投げ、6安打2失点。2軍で調整中だが、
降格後3試合目の先発で、ようやく復調の手がかり。
これまでの登板2試合では、生命線の制球力を欠いていたが、
この日は5イニングで1四球と安定感が出てきた。
速球も、何球か納得のボールが投球できたようで、
1軍復帰に向けて一歩前進したよう>
「今までに比べて、ストライクも入るようになったし、
ストレートも良くなってきた」
中スポ

『ノー感じの四球もなく、かなり状態は上がってきたと思います。
6安打のうち、カチンと打たれたのは1本だけ。
まあいい当たりでないのにヒットになってしまうというのは、
まだまだボールが高いという意味なのかもしれませんが、
よくなっているという実感はありました。』

山本昌公式ホームページより引用)


●新井良太

<『4番・一塁手』として出場し
先制の2ランを含む4打数3安打3打点。
二塁打が出ていればサイクル安打達成という活躍で、
好調な打撃をアピール。さらに気合を入れ直して>
「(打撃面で)今やっていることをこのまま続けて、
おごらずに、一生懸命頑張ります」
(中スポ)

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山本 昌
ベースボール・マガジン社

2009年5月 8日 (金)

立浪決めたサヨナラ打、ブランコ天井弾竜劇勝!

シャッフルスタメンが効果を発揮しゼロ行進をストップ。
浅尾が奮闘、岩瀬が復帰登板と、競り勝ったドラゴンズ
1勝1敗で迎えたナゴヤドームでの広島との第3戦は、
3-3で迎えた9回2死、代打・野本が気合の三塁打を放つと、
一、三塁のチャンスで登場した代打の切り札・立浪和義が、
鮮やかに勝負を決めるセンターオーバーのタイムリー。
今季初となるサヨナラ勝ちをおさめたドラゴンズ
2カード連続勝ち越しで借金1となり、3位に浮上しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 6回戦
(7日・ナゴヤドーム | 中日3勝3敗)
26978人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 1x
[勝] 齊藤(15試合2勝)
[D本] ブランコ5号2ラン
[Dバッテリー]
吉見、齊藤 - 小山

◇対広島6回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (右)小池  (3打数1安打)
3 (三)森野  (4打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打2打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (中)藤井  (4打数1安打)
7 (二)荒木  (4打数無安打)
8 (捕)小山  (4打数無安打)
9 (投)吉見  (3打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・中日> P・前田健太
井端初球右前打、小池初球投犠打、
森野外直球手が出ず見三振、ブランコフォーク空三振


<2回・広島> P・吉見
栗原三ゴロ、左フェンス際飛、
シーボル左翼線ヒットも二塁欲張り走塁死

<3回・広島> P・吉見
石原二ゴロ、右翼線・小池クッション処理誤り三塁打、
1死三塁から、前田健太二ゴロ、東出フォーク泳いで二ゴロ

<4回・広島> P・吉見
赤松四球、天谷投犠打、
1死二塁から、栗原外フォーク対応左翼線適時二塁打(D 0-1 C)

<4回ウラ・中日> P・前田健太
森野バットの先センター前落とすヒット、
無死一塁から、

ブランコ初球内直球強振・矢のような打球・
ドーム天井付近左翼後方スピーカー直撃・
球場特別ルールで初の認定本塁打(D 2-1 C)


<5回・広島> P・吉見
石原左前打、三ゴロ進塁打、前田健太中前打、
1死一、三塁から、東出外フォーク二正面ゴロ4-6-3併殺

<6回・広島> P・吉見
赤松右飛、天谷粘り中前打、栗原初球右前打、
1死一、三塁から、左犠飛(D 2-2 C)

<6回ウラ・中日> P・前田健太
小池左翼線二塁打、森野遊ゴロ進塁打、
1死三塁から、ブランコ内直球見三振、和田四球、
2死一、三塁から、藤井詰まり三ゴロ


<7回・広島> P・吉見
石原空三振、右前打、前田健太投犠打、
2死二塁から、東出スイング取られ空三振

<8回・広島> P・吉見
赤松左前打、天谷4球目赤松二盗、
天谷フォーク空三振、栗原四球、
1死一、二塁から、真ん中直球左中間適時打(D 2-3 C)
P・齊藤
2死一、二塁から、シーボル初球三邪飛、石原見三振

<8回ウラ・中日> P・前田健太
井端左前打、小池バスターエンドラン三ゴロ、
P・シュルツ
1死二塁から、森野初球外直球左越え適時二塁打(D 3-3 C)
ブランコ左前打、
1死一、三塁から、和田初球力ない右飛・走者動けず、
2死一、三塁から、藤井遊ゴロ


<9回ウラ・中日> P・梅津
荒木遊ゴロ、小山見三振、
代打野本外直球右中間突破三塁打、井端四球、
代打立浪初球・井端二盗、
2死二、三塁から、
立浪4球目外高め直球ジャストミート・
伸びるライナー背走中堅届かず・サヨナラ適時打(D 4x-3 C)



【ゲームレビュー】
今季初のサヨナラ勝ち 9回に代打立浪が決めた
2死から代打・野本が中堅右を破る三塁打。
井端が四球の後、立浪が中越えのサヨナラ打を放った。
打線が粘った。4回、ブランコが特大の逆転2ラン。
8回は森野の二塁打で同点に追いついた。2カード連続で勝ち越した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


大型連休が終了。通常のウィークデーに戻り、
ナイトゲームで行われた広島との第3戦。
連休が終わったばかりということもあり、
ナゴヤドームは満員だった前日に比べ、観客が約10000人も減少。
空席がいつも以上に目立っていたように感じましたが、
この日駆けつけたファンは、ほんとトクをしましたね

吉見-前田健太の若い投手による粘り合いに、
4回、ブランコの信じられないような天井スピーカー直撃弾
さらに8回、不振の森野にようやく出たタイムリーで同点に追いつくと、
クライマックスは、まな弟子・野本らを塁上に置いて、
代打の切り札、ミスタードラゴンズ・立浪和義
センターオーバーのサヨナラタイムリー!
正直「めったに見られない」ものがたくさん見られた
まさにドラマティックなサヨナラ勝ち。
ほんと近くにナゴドがあれば、絶対現地で観たかった
そんな風に何度も感じたゲームでした。


それにしても、驚いたのは
ブランコのナゴヤドーム初の認定ホームラン!
自分はCS(東海テレビ制作)の中継を観ていたのですが、
あまりの打球の速さに、カメラが追えませんでしたからね。
結局中継内では観ることができず、
NHKのスポーツニュースで、ようやくその打球の行方を確認。
認定ホームランといえば、
かつて近鉄にいた(中日にもちょっといた)
ラルフ・ブライアントの一撃がとても印象深いのですが、
それに負けず劣らずの衝撃でしたね。
内角低めのストレートを思いっきり振り抜きましたが、
ツボに入れば、矢のように飛んでいく。
このところヒットも増えだし、
ようやく調子が上がって来た感の新主砲
ぜひとも東京ドームでも天井にぶつけてほしいと期待します。

一方、最終9回2死からの鮮やかなサヨナラ劇
まさに千両役者の一振りを魅せていただきました。
このまま延長戦かなと思っていた矢先、
代打で登場した野本が外のストレートを弾き返して、
ゴロで右中間を抜けていくスリーベース。
気持ちもかなり入っていたんでしょう。
三塁にヘッドスライディングで陥れると、
拳でベースを叩いてガッツポーズ
このところ疲れを考慮されて、スタメンから外れていますが、
ここの場面で気合の一打が飛び出し、アピールしましたね。

さらに井端が四球で繋いで、一、三塁となり、
大歓声のなか登場したのは、代打・立浪
まさに絶好の場面、あとは立浪がどう決めてくれるか。
それだけを楽しみに見つめていましたが、
この日の立浪「平常心」だったとのこと。
3球目、真ん中高めのスライダーを反応せず見送り。
けっこう甘く見えましたが、特に狙いを定めず、
好球必打でとにかく振り抜く構えだったよう。
そしてカウント1-2からの4球目、梅津が投じた、
高めにややシュート回転してきたストレート。(立浪はシュートとコメント)
それをものの見事に弾き還すと、打球はセンター方向へ一直線。
俊足の赤松だけに追いついてしまうかなとも思いましたが、
気持ちの乗った打球は、それを上回る伸びを見せ、
グラブをかすめながらも落ちて、勝負を決めるサヨナラヒットに!

劇的サヨナラ!チーム今季初の
サヨナラ勝ち
となりましたが、
決めたのが立浪だっただけに、
ベンチのムードも最高潮!
一塁を回って両手で
ガッツポーズの背番号3
まずは井端が、野本が抱きつき、
そして一斉にベンチを
飛び出したナイン
二塁後方へかけつけると、もうもみくちゃに。
さらに足は大丈夫なのか?谷繁立浪を担ぎ上げると、
その姿勢のまま、ヒーローはナインと次々にハイタッチ!
そしてハイテンションの笑顔のまま、先頭でベンチへ戻り、
コーチ陣とハイタッチし、最後は落合監督と握手。
今季これほどの盛り上がりはないというぐらい、盛り上がっての劇勝は、
チームにとって大きな1勝となったことでしょう。
現役ラストイヤーをひた走るミスタードラゴンズ
今季は調子もよさそうですし、
こういう場面がまだまだ多く見られそうですね。
ぜひともここ一番で見事なヒットをこれからも重ねてほしいです。


それにしても、価値ある勝利だったなと。
これで広島との対戦成績を3勝3敗の五分にもどし、
さらに借金1となって、単独3位に浮上。
良いムードで、東京ドームに乗り込むことができますね。
そして9連戦最後のカードとなるのが、巨人との3連戦。
中スポ先発予想は、山井-グライシンガー
チェン-ゴンザレス、そして川井-東野の順。
2週間前に同地で当たったばかりですが、
その時は勝ち越していますし、ぜひともその再現を。
まずは初戦、この日登場のなかった
守護神・岩瀬メモリアルゲームにしてほしい。
前回の第2戦では、1死も奪えずまさかのサヨナラ被弾
それをきっかけに、受難モードに入ってしまっただけに、
ぜひとも巨人にやり返し、その目前で200セーブを決めてほしいもの。
選手の疲れもピークでしょうが、
何とか気持ち、気迫で補い、週末の東京でまずは借金完済
そしてさらなる白星を重ねて、軌道に乗ってほしいと願います。


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎立浪和義

<9回2死二、三塁、中越えに3年ぶりとなるサヨナラ打>
「(まずはこの歓声に応えてください)
いやあのう、本当にいいところでチャンスを作ってくれたんでね。
もう打てて最高にうれしいです。
(9回2死から熱心に指導する野本が作ったチャンス。
井端がつないで回ってきたが、歓声を聞いたときの気持ちは)
いやあのう、ちょっと、いつも力んでしまうんですけど、
きょうはあのう、ほんと平常心でいい感じで打席に立ったので、
絶対に打ってやろうと思いました。
(思いを乗せた打球がセンターに弾んだ。その時の気持ちは)
あのう、打った瞬間、どうかなと思ったんですけど、
抜けてくれ、っとこう叫びながら走りました。
(割れんばかりの声援を改めて聞いた、その感想は)
いやもう、ほんとにね。
いつもたくさん応援していただいてるんで、
あの、期待に応えようと思って、必死にやってます。
とにかくまだ、あのう、始まったばっかりですからね。
これからもあのう、なかなかこういう機会は
少ないと思いますけど、一本でも打てるように、
あのう、日々頑張っていきたいと思います。
(これで2カード連続勝ち越し、明日からは東京ドームに乗り込む)
いやあのう、ほんとに1試合1試合ね、全力で戦っていきたいです。
(改めてドームに詰めかけたファンにひと言)
はい、あのう、これからも頑張ってヒットが打てるように、
やっていきたいと思いますので、チームともども
ご声援よろしくお願いします。ありがとうございました!」



<9回2死走者なしから、連日アドバイスを送る野本が三塁打。
2死一、三塁で、小池に代わって代打がコールされると
ナゴヤドームは地鳴りのような歓声に包まれたが、
背番号『3』は冷静さを失ってはいなかった。
6打席ヒットから遠ざかっていた切り札に、これ以上ない気合が入った>
「野本が非常にいい打球を打ってベンチで喜んでいたんです。
もしかしたら小池のところで代打があるかも、と準備していた」

<迎えた打席で自らに言い聞かせたのは『好球必打』。
初球誘ってくる梅津のシンカーを見送ると、井端が走り二、三塁。
2球目も見極め、2ボール。一塁が空いていたが
「打ちにいきながらバットが止まった。
この場面、見てるだけではだめ。1球しか(好球は)ない。
次の森野も左だし、きょうは打っていたので、自分で勝負だと思った」

<1ストライクのあとの4球目。
球種は定かではないが、そんなことは問題ではなかった。
無心で振り抜いた打球は、中堅・赤松のグラブをかすめ人工芝にポトリ。
二塁ベースを回ったところで、チームメートにもみくちゃにされた>
「ちょっと甘い球がきた。シュートじゃないですか」

<平常心で臨めたのは前日の失敗があったから。
8回無死一、三塁で三振に倒れた。
しかしすぐに修正できる強さと経験があった>
「いいチャンスで使ってもらえた。
昨日、大事にいきすぎて、絶好球で三振した。
終わってから反省しました。
今日は平常心でいこうと。好球必打で打ちにいったのがよかった。
変にボールを選ばず、打ちにいったのがよかった」

<不本意な結果に終わった昨年の悔しさが、今年も現役を続ける源。
これでサヨナラ安打は通算13本目。
歴代6位タイだが、現役ではトップの快挙。
今季限りでの引退を表明している39歳は、
まだまだ物足りない、と言わんばかりの表情で>
「22年で(押し出し四球を含めて)14度しかない。
レギュラーでやっていても、
なかなかこういうチャンスに打席が回ってこない。
代打でサヨナラのチャンスは年に1、2度だと思うが、
こんなに速く巡ってきて、こういう早い時期に結果を残せた。
去年打てなかった分を取り返していきたい。
今年はしっかり準備して、出番を待っていきたい」

<なかなか乗り切れないチームだけに
劇的な幕切れに浮かれない。これもまたベテランらしさ>
「これで勢いがドンドン付いていけばいい。
きょうはきょう。またあしたから」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○トニ・ブランコ
<4回無死一塁から超特大の逆転の5号2ラン。
驚弾がナゴヤドームを震撼させる。
広島先発・前田健太の低め141キロを豪快にすくい上げると、
レフトへ異次元の放物線を描いた打球は、
高さ50メートルの位置にある天井の懸垂物
(サテライトスピーカー)にガツン。
なすすべなく打球を見上げていた、
左翼・嶋の前方にポトリと落ちて転がった。
97年の開場以来ナゴヤドーム初となる認定ホームラン>
「(打ったのは)シンカーだと思う。
芯に当たったので、ホームランになると思ったけど、
それにしても高く上がったね。
いい感じで振り抜けたけど、
まさか上(スピーカー)に当たるとは思わなかった。
(認定ホームランは)初めてだって? それはうれしいね。
こんなことはアメリカでもなかった。
そんなルールは知らなかったし、ボールがどこに飛んだか
分からなかったから、二塁まで全力で走っていたよ」

<前日は来日初の猛打賞3安打。
そしてこの日はインパクト十分の2ラン。
開幕して1カ月は苦しんだ主砲が本領を発揮してきた>
「神様のおかげで、ようやく調子も上がってきたし、
自分が打ってチームの勝利に貢献したいね」
カメラブログ中スポおおさか報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチニッカンデイリー

◆ナゴヤドーム広報担当者
<ドームの外野天井には9カ所にスピーカーが設置されているが、
これに打球が当たった場合、特別ルールで本塁打になる。
ナゴヤドームで天井直撃打は99年と06年の2度記録されているが、
本塁打と認定される懸垂物に当たったのは97年の開場以来初の快挙。
ドーム側は規格外の一発に目を白黒。
普段は大型スクリーンに推定飛距離が表示されるが、お手上げ>
「スタンドに届いた場合はすべて飛距離を発表できるんですが…。
この場合は計測不能です。正直、計算ができません」
中スポおおさか報知スポニチ


○野本圭
<9回2死から、齊藤の代打で登場。
2球目の直球をはじき返すと打球は低いライナーで右中間を真っ二つ。
懸命に走ったプロ初の三塁打でサヨナラ劇の幕は開けると、
立浪の一打でサヨナラの瞬間、目の前にある本塁を踏むと
猛ダッシュで『師匠』のもとに駆け出し、思わず抱きついていた。
アマ時代も含めた人生初のサヨナラ劇に>
「早く立浪さんのところに行きたかった。
実は初めてのサヨナラだったんですが本当にうれしかった」

<試合前の早出練習の教えが効いた。
右手の使い方に苦しんでいたまな弟子に
師匠は『巻きつけるように打て』。
その言葉通りにフリー打撃をすると>
「打球がいつもより鋭いライナーになったんです」
中スポ

○齊藤信介
<1点を勝ち越された8回一死一、二塁で
吉見の後を受け、2番手で登板。
シーボルを三邪飛、石原を三振で切り抜けると、
同点の9回も三者凡退と完ぺきに抑えた
その力投がサヨナラ勝ちを呼び込んで、2勝目をゲット>
「コースを狙ってもしょうがないので、思い切り腕を振った」

<劇的な幕切れとなり、興奮を抑えられない様子>
「感動した。半泣きになった」
サンスポ

○吉見一起
<粘りきれず、7イニング1/3を10安打3失点。
2回以降は毎イニング得点圏に走者を背負った内容に>
「今日は粘れませんでした。持ち味が出せませんでした。
こういう投球をしていたらいけませんね。
低めを投げられず打たれてランナーを出してしまった」

<安打を打たれても、粘って得点を許さないのが持ち味だが、
この日は先制、同点、勝ち越しと、
3度の痛い失点を止められなかった。口からは反省ばかり>
「試合中に修正しようと思ったけど、修正できませんでした。
ボールが高いです。いつもならゴロを打たせるのに、
今日の当たりはライナーでした」
中スポスポニチ名古屋

○森野将彦
<8回、左越えの同点適時二塁打>
「(打ったのは)ストレート。何も考えず積極的にいった。
(調子は)まあ、あしたどうなるか…」
カメラブログサンスポ時事通信毎日jp

○井端弘和
<代打・立浪を迎えた9回2死一、三塁。
もちろん一塁手の栗原がまったくマークしていなかったことが
前提ではあるが、あえて走って二、三塁に。
『なぜ走ろうと思ったのか?』。その問いにこう答えて>
「1つ目はフォースプレーの可能性がなくなることです」

<三塁への深いゴロなど封殺の可能性を摘み取ったが、
続けた2つ目の理由は、ドラ番記者の予想範囲をはるかに超え、
なおかつ説得力があったという。
前進守備からさらに一歩、前に出てしまった中堅・赤松は、
立浪の打球に対して全速後退したが、出したグラブはほんのわずか及ばず。
守る側の心理に立って走り、外野手を前へ、前へと
おびき寄せた、くせものの仕事だった>
「(二、三塁になると)無意識のうちに、
前に一歩踏み出してしまうんじゃないかなと…。内野も外野も」
(中スポ)

○小池正晃
<今季初めて2試合連続スタメンとなったが、
6回先頭で左翼線に二塁打。
後続なく得点に結びつかなかったが、指揮官の起用に応える。
4月30日の東京ヤクルト戦以来9打席ぶりのヒットだが、
その間の8打席で凡退は3度だけ。自分の仕事をこなし続ける>
「スタメンも代打も一打席一打席が大事なことに変わりはない。
いつも必死ですよ」

<キャンプでは三塁の守備練習もこなしたが、
出番を本職の外野で得た以上、下手なまねはできない。
出れば必ず結果を出す職人が、チームを支える>
「本当は外野一本がいいんですが、打撃を買ってもらってると思う。
出番さえあれば何でもやります」
(中スポ)


○荒木雅博
<広島・石井琢朗からこう声をかけられ苦笑い>
「『(打順)8番、似合ってるよ』と。みんなからそう言われます」

<もっとも6日の2二塁打を、
打順を下げられて奮起したとは言わないのが荒木流。
強気なセリフを口にして>
「そろそろ打てるころだと思っていたら、8番でびっくりした」
(中スポ)

○小山桂司
<本拠地で練習するの右手に、出番を待つ道具が。
ドラゴンズブルーで統一されたキャッチャーミット。
現在、試合で使っているミットは
北海道日本ハム時代の背番号『37』と
ファイターズのロゴが縫いつけられている>
「日本ハム時代からですから、もう3年ぐらい使っています」

<新品は、約1カ月前に届けられたもので
ナゴヤドームでの試合前練習で、自身の練習の合間を見ては
バント練習用のマシンから飛んでくるボールを受けて型作りにいそしんでいる>
「まだ芯ができていないんですよね。
もっとマシンのボールを受けないと。
時間がかかるんですが、いったんできると長く使えるので」
(中スポ<ドラ番記者>

○小川将俊
<成長のヒントは試合中のベンチにあった。
それは、4月29日から1軍に合流している谷繁の存在>
「試合中の谷繁さんのつぶやきがとても参考になります。
これまで試合中にベンチで近くにいるなんてあり得なかったですから」

<昨年までの1軍出場はルーキーイヤーの04年と昨年の計18試合。
これまでは球界を代表する大捕手の頭脳に触れることはできなかったが
今は谷繁がベンチにいる。それが絶好の学習機会に。
谷繁が合流したその日に。まずは大きな金言を手に。
4月29日の東京ヤクルト戦、3回2死一、二塁、
4番・デントナに先制左中間適時二塁打を浴びたとき、
初球の直球がファウルとなったあとの2球目、
スライダーが逆球になって再びファウルに。
続けて内に構えた小山を見た谷繁がこうつぶやいたという。
案の定、内に甘く入ったスライダーは痛打され決勝打となった>
「『逆球が来たんだから、またインコースに構えちゃだめだ』と。
内角への要求が逆球になったら、スライダーでもストレートでも、
外のボールで立て直すことが大切ということを、あらためて教わりました」

<小さな失敗でも投手が自信を損なえば傷は広がる。
投手心理を大切にするリードを再認識したという。
谷繁の故障もあり、2番手以降の捕手に大きなチャンスが訪れている。
今のところ先発マスクは打撃好調の小山が被っているが、
自身ももちろんいつまでも3番手に甘んじているつもりはない。
そのために耳をそばだてて集める大捕手の『金言集』。
少しでも厚くして、小山との競争を勝ち抜くつもり>
「リードの面では小山に勝っていかなければ」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<試合前の練習、投手陣のゴロ捕球では
いつも森コーチがノッカーを務めるが、この日は替わった。
普段ノックバットを手放さないコーチが守護神にバットを託し、
投手陣の気分転換を図ったよう。
しかし『代打・岩瀬』のノック。これが強弱とコーチ顔負けのうまさ。
大学時代までは外野手としてプロ注目だった男。
バットコントロールはさすが>
「そうかな。まあ、打つことはね…」
(中スポ)


○落合監督
<今季初のサヨナラ勝ち>
「こういう試合は選手に聞いて」

<試合後に多くを語らなかったが、
ブランコの特大の認定本塁打には驚きを隠さず>
「初めてスピーカーに当たるのを見させていただきました」
中スポサンスポおおさか報知時事通信毎日jpスポニチニッカン


記録備忘録。(7日)

立浪が広島6回戦(ナゴヤドーム)の9回に、
06年10月4日・広島戦で自身初の代打サヨナラ安打を放って以来、
通算13本目サヨナラ安打を放った。
サヨナラ安打の歴代最多は清原和博(オリックス)の20本で、
中村紀洋(東北楽天)と並び6位タイ。現役では最多タイ。
セ・リーグでは王貞治(巨人)の15本、長嶋茂雄(巨人)の14本に
次いで歴代単独3位になった。
中スポ

◆ナゴヤドームのグラウンドルール
セ・リーグのアグリーメント(申し合わせ事項)によれば
打球が天井の懸垂物(スピーカーなど)に触れた場合、
その懸垂物の場所によって扱いが変わる。
(1)外野フェア地域の9カ所=本塁打
(2)ファウル地域=ファウル
(3)内野中央=ボールインプレー
(4)内野中央(挟まった場合)=二塁打。
この日のブランコの打球は(1)に該当した。
スポニチ

2009年5月 7日 (木)

落合動いたスタメンシャッフル、奮起竜コイに快勝!

お粗末な展開で、広島3戦連続完封負け
地元ナゴヤドームで4連敗となってしまったドラゴンズ
上がってこないチーム状態に歯止めをかけるべく、
開幕28試合目にして、落合監督が動きました。
なんと1番・井端、2番・小池を筆頭に、
4番のブランコ以外の打順を全て組み替える
まさに驚きの「スタメンシャッフル」。
それがナインの刺激となったか、効果を発揮し、
ついに30イニング目にしてゼロ行進をストップ。
投げては先発・浅尾が踏ん張り、8イニングを2失点。
最後は復帰登板守護神・岩瀬がピシャリと締めて
競り勝ったドラゴンズ、悪い流れを食い止めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 5回戦
(6日・ナゴヤドーム | 中日2勝3敗)
36159人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 浅尾(6試合3勝3敗)
[S] 岩瀬(11試合1敗6S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
浅尾、岩瀬- 小山、谷繁

◆対広島4回戦  ◇対広島5回戦・スタメン
1 (二)荒木    1 (遊)井端  (4打数1安打2打点)
2 (遊)井端    2 (右)小池  (1打数無安打)
3 (三)森野    3 (左)和田  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ  4 (一)ブランコ (4打数3安打1打点)
5 (左)和田    5 (三)森野  (3打数無安打)
6 (右)野本    6 (中)藤井  (4打数2安打1打点)
7 (中)藤井    7 (捕)小山  (3打数無安打)
8 (捕)小山    8 (二)荒木  (4打数2安打)
9 (投)朝倉    9 (投)浅尾  (3打数1安打)

【得点経過】
<2回・広島> P・浅尾
栗原左ひじ死球、マクレーン空三振、
シーボル中前打、石井琢朗ストレート四球、
1死満塁から、石原外低め直球投ゴロ1-2-3併殺

<3回ウラ・中日> P・齊藤
荒木左中間突破二塁打、
浅尾バスター・高いバウンド三塁内野安打、
無死一、三塁から、

井端初球外低め直球右中間突破2点二塁打・
浅尾激走どうすればいいかわかんないスライディング生還(D 2-0 C)

小池投犠打、和田低めチェンジアップ空三振、
2死三塁から、
ブランコ中直球三塁突破適時二塁打(D 3-0 C)

<4回・広島> P・浅尾
天谷左前打、栗原パーム中飛、マクレーン内直球遊ゴロ6-4-3併殺

<5回・広島> P・浅尾
シーボル中低め直球バックスクリーン左本塁打(D 3-1 C)
石井琢朗一ゴロ、石原二塁後方落ちるヒット、
齊藤捕小フライバント失敗、
東出2球目・石原ディレー