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2009年5月 4日 (月)

チェン力投完封、連敗も最下位転落も止めた!

いいところなく横浜にもやられて今季2度目の4連敗
その横浜についに0.5ゲーム差と迫られ、
最下位転落の危機を迎えてしまったドラゴンズ
嫌な流れを食い止めるべく臨んだハマスタでの第2戦。
先発したチェンが立ち上がりから見事な投球を披露し、
なんと横浜打線を6回までパーフェクト
初安打を許した7回以降はピンチの連続だったものの、
すべて凌ぎきって、5安打完封で今季2勝目をマーク。
若き左腕の力投で、連敗を4でストップしたドラゴンズ
なんとかギリギリで転落の危機を免れることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 5回戦
(3日・横浜スタジアム | 中日4勝1敗)
23920人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] チェン(5試合2勝1敗)
[D本] 和田9号2ラン
[Dバッテリー]
チェン - 小山

◇対横浜5回戦・スタメン
1 (二)荒木  (5打数無安打)
2 (遊)井端  (4打数2安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (3打数1安打2打点)
6 (右)野本  (4打数2安打)
7 (中)藤井  (4打数無安打)
8 (捕)小山  (4打数2安打)
9 (投)チェン (4打数1安打)

【得点経過】
<2回・中日> P・グリン
和田二ゴロ、野本右前打、藤井三邪飛、
小山二塁後方内野安打、
2死一、二塁から、チェン三ゴロベース踏んで三封


<4回・中日> P・グリン
ブランコ右翼線突破二塁打、
無死二塁から、和田中高め直球右越え2ラン(D 2-0 YB)

<6回ウラ・横浜> P・チェン
大西中飛、細山田初球一邪飛、グリン二飛
(6回終了まで打者18人パーフェクト)

<7回ウラ・横浜> P・チェン
石川初球外直球左前打・パーフェクトならず
山崎投犠打、内川遊ゴロ・二走動けず、村田四球、
2死二塁から、ジョンソン中飛・藤井前進キャッチ

<8回ウラ・横浜> P・チェン
吉村左翼フェンス直撃もシングル、
大西流し打ち右前落とすヒット、
無死一、三塁から、細山田初球内直球一邪飛、
1死一、三塁から、代打金城初球外直球遊飛、
石川四球、
2死満塁から、山崎内スライダー遊ゴロ二封

<9回・中日> P・工藤
野本中前打、藤井空三振、小山詰まり三ゴロ二封、
チェンそのまま打席へ・二塁内野安打、
2死一、二塁から、荒木三ゴロ


<9回ウラ・横浜> P・チェン
内川遊ゴロ、村田初球中前打、
ジョンソン引っ張り右前打・代走梶谷
1死一、三塁から、吉村遊ゴロ6-4-3併殺、試合終了。


【ゲームレビュー】
チェンが昨年9月22日の東京ヤクルト戦以来の完封。
連敗を4で止めた

制球がよく、球威もあり、7回先頭の石川
安打されるまではパーフェクト投球。
7回以降は毎回、得点圏に走者を進めたが要所を締めた。
4回、和田が右翼席へ放った先制2ランが決勝点となった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


負ければ、04年5月以来の最下位転落の危機
先週の日曜日・東京ドームに続き、
今季2度目の生観戦として、ハマスタに出陣しましたが、
何とか観戦勝利となってくれましたね!

チェンが止めた!この日のヒーロー
何と言っても、チェン・ウェイン
中7日での先発となりましたが、
立ち上がりからボールも走っていましたし、
制球も乱れがなく、
横浜打線を圧倒
特に本来の持ち味でもあるストレートが抜群。
3回の細山田、4回の内川、そして5回の吉村など、
右打者の内を攻め込むクロスファイヤーが実にいいなと。

ただ危なげない投球で、テンポ良く0を重ねていたものの、
正直、6回までパーフェクトでいくことになるとは。
自分が何となく気づいたのが、4回辺り
序盤3人ずつで抑えていたのは、打順の巡りでわかりましたが、
内容を振り返るうちに、あれっ併殺もない、四球もない。
とすると、もしかしたらもしかすると…!?
その後は、ドキドキとわくわくが入り交じりながら
マウンド上のチェンの投球を見守っていましたが、
5回先頭、村田の右中間への大きな飛球は、
野本が追いつき、無事にキャッチ。
さらに6回の大西に中飛もヤバイと思いましたが、これもクリア。
6回を終えたときには、行けそうな予感が多分にありました。

しかし立ち上がりから飛ばしてきたこともあり、
7回先頭・石川に、この日の66球目、
外よりのストレートを振り抜かれてしまい、レフト前へクリーンヒット
和田の前にワンバウンドが跳ねたときに、
やはり場内から「あーっ…」という、残念なそうな声が。
初安打が出てしまったことで、
パーフェクトもノーヒットノーランもとなりましたが、
ここからがこの日のチェンの真骨頂だったなと。
続く山崎に犠打で送られ、得点圏に走者を背負ったものの、
内川を内へのストレートで遊ゴロに仕留め、
三塁へ走者を進ませなかったのが、大きかった。
4番・村田とは勝負を避け、2死一、二塁としたものの、
ジョンソンを中飛に仕留め、ピンチを退けゼロに。

さらに続く8回には、吉村、大西と連打を喰らい、
無死一、三塁と再びのピンチ
正直1点奪われるのは覚悟していましたが、
ここでもストレートが見事に力を発揮。
細山田、代打・金城が打ち急いだか、
ともに初球に手を出してくれたことで、非常に助かりましたね。
続く初安打を喫した石川はあえて避けて四球。
2死満塁となったものの、ルーキー・山崎に対して
カウント1-2からの4球目、内へのスライダーで詰まらせ遊ゴロに。
貫禄勝ちという部分もあったかもしれませんが、
逃げるのではなく、攻めの姿勢が十分に出ていて、
抑えた瞬間には、前や横に横浜ファンがいるにも関わらず、
自分も思わず立ち上がって、両手でガッツポーズ!
そして「もらった!」と口走ってしまいました。

それでも4連敗中のチームにとって久々となる白星
神様もそうやすやすとは与えてくれないもの。
最終回、岩瀬を繋がずマウンドを託されたチェンでしたが、
1死から村田、ジョンソンに連打を浴び、
一、三塁と一発出れば、逆転サヨナラという大ピンチが。
そして迎えるは、ここ数試合好調という6番・吉村
最後の最後で厳しい場面が来ましたが、
この勝負がとても面白かったなと。

いかにも一発狙いで、初球から豪快なスイング。
その後もボールに食らいつき、ファウルを重ねる吉村
それに対して、最終回にも関わらず、
150、151キロのストレートを投げ込み、力勝負を挑むチェン
特に初球から5球目までは内へのストレート一辺倒
打者と投手の意地の張り合いに、
一球一球、うなりながら見てしまいました。
そして外に1球ストレートを外した後の
カウント2-1からの7球目、外へ沈むフォークでショートゴロ。
6-4-3とボールが渡って、ゲームセット
今季自己最長の9イニング、116球を投げ、
5安打5奪三振2四球で、無失点
昨年9月以来プロ入り2度目の完封勝利をマーク。
実にしびれる投球で、横浜打線を封じ込み、
チームの連敗を4で止め、最下位転落の危機を救ってくれた背番号21
まさに「チェンさまさま」と、改めて感謝したいと思いました。


とりあえずは、最下位に転落しなくてよかったなと。
さらにこの日は久々にノーエラーで終わるなど
「守り勝つ野球」ができたことも収穫でしたね。
和田の効果絶大な決勝2ランこそありましたが、
打線は相変わらず調子の上がらない状態が続いています。
それでもやはり先発がしっかり投げてくれれば、
ゲームは締まり、良い方向へと傾いていくことは明らかですね。
そしてこの1勝チームにとって、落ち着きを取り戻す良薬となったのでは。
たかが1つ勝っただけじゃないか。
そう思われる方々も多いでしょうが、
逆にチェンがあそこまでの好投をして、
終盤ひっくり返され、逆転負けでも喫したときには、
チーム的には、悲劇のどん底へと沈んでいたでしょうし、
本当に勝ててよかったですよ。

この日のハマスタ、7回表の攻撃前にBGMとして、
RCサクセション「雨上がりの夜空」にが流れていました。
スタッフが意識して選曲したかは定かではないですが、
前日に亡くなられた熱烈竜党忌野清志郎さん
もしかしたら、この日のチェンに、そしてドラゴンズに、
力を貸してくれたのかもしれませんね。
この勝利を生かすためにも、ぜひとも連勝が必須
3戦目の先発予想は、川井-小林太志となっています。
前回登板の巨人戦で、1年振りの勝利を挙げた川井ですが、
チェンとはまた違う持ち味で、横浜打線を封じ、
続いてもらいたいなと思いますし、
打線も前回同様に、早めの援護をしてあげてほしいなと。
ここで停滞することなく、より前に進めるよう、
ベイにしっかり勝ち越して、ナゴヤに戻ってほしいと願います!


☆ウィナーズ・ボイス(3日)

◎チェン・ウェイン

<6回まで一人の走者を出さない力投。
昨年9月22日の東京ヤクルト戦以来の完封で、今季2勝目をマーク>
「(嫌な流れを止めた、素晴らしい1勝)
そうですね。まあ、何とか勝てて、まあそういう気持ちだけで
持っていって、しっかり投げる、それだけです。
(それにしてもハマスタのみなさん、ヒヤヒヤでした)
そうですね。まあ、もう自分のピッチングで
まあヒットでも打たれて、まあそれでもしょうがない感じ以外で、
しっかり腕を振って、下半身使って、まあ投げるだけです。はい。
(6回までパーフェクト。終盤ピンチを迎えたが、
抑えて、何度もガッツポーズが出た)
そうですね。まあ、でも、抑えたから、そういうだけでいいです。はい。
(今日のピッチングを振り返って)
まあまだシーズン始まったばっかりで、
いやでも、まあ、続けて頑張りたいと思います。
(自身プロ2度目の完封勝利の味は)
まあ、やっぱりうれしいですね。はい。気持ちいいです。
(最後は完封を意識したか)
いや、でも1点取られてでも、
しょうがないくらいの気持ち持って、
まあボールもけっこう走っていて、まあそれでいいです。はい。
(もしチームが負けていたら、
どういう状況になっていたか分かっていたか)
まあ、借金5ぐらいあるんで、
いや、でも、何とかチームが勝って、
まあそれで、優勝目指して、はい、それでいいです。
(ゴールデンウィーク、
いっぱいのファンが詰めかけたが、ファンにひと言)
いや、よかったから、ファンのみなさんで、
まあ球場に来て、ボクのピッチングで見せて、
まあ何とかいいピッチング(をしますので)
そしてみなさん(応援)よろしくお願いします」


<満面の笑みでベンチに戻ると、
落合監督とがっちり握手を交わす。
期待に応える快投ショー。6回までは完全ペース、
終盤にやや息切れしたが、5安打の完封で連敗を4で止めた>
「きょうは真っすぐが良かった。
腕を振って、下半身をしっかり使って投げようとした。
負けたら(落合政権では最多の)借金5になることは知っていました。
完封はうれしいですけど、するつもりはなかったんです。
最後は1点を取られてもしょうがない気持ちで投げました。
完全試合? それは意識はしなかったですね。
ヒットを打たれても仕方ないという気持ちで
1回1回、しっかり投げることだけを考えました」

<鋭い直球を有効に使った。
全113球で直球は6割強に当たる69球。MAX152キロも記録。
前々回登板の4月18日の巨人戦で変化球を多用し、
敗戦投手になった反省から思い直したという。
5三振のうち4個が見逃し。打者をぼうぜんと見送らせた。
球威を効果的に使うための工夫だった>
「高くてもちゃんと勢いのある球を使っていけば大丈夫。
高めのインコースを厳しく。低めにいかないようにした」

<7回、先頭の石川に初安打を許した後は、
9回までピンチの連続だったが、どんなに追い込まれても、
はね返す強力な壁を築き上げた投球だった>
「自分のピッチングをして打たれたヒットだったので、
気持ちをすぐ切り替えられた」

<8回は連打を許すなど、終盤になって上体に力みが出た。
9回の打席では名前がコールされてから1分余り、
ベンチ裏から大あわてで飛び出した。試合後こう振り返って>
「9回も行くとは思わなかった。
小池さんが用意していたので(打席は)ないかなあと。
9回まで行けるようなピッチングじゃなかったし」

<後輩の活躍も刺激になっている。
今季から阪神に加入したジェン・カイウンは、
2004年に日本球界初の現役大学生外国人選手として
中日入りした自身の後を追うように日本にやってきた。
ライバル球団に入った後輩にエールを送りつつ、プライドものぞかせ>
「よく知っています。変化球がいい投手。
でも、僕の真っすぐは負けませんよ」

<チームの最下位転落を防いだ完封で
防御率1.22はリーグトップ。
何より、チームを苦しみから解放させた勝利を喜んで>
「シーズンはまだ始まったばかりなので、がんばっていきたいです」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○小山桂司
<6回まで完ぺきな投球のチェンについて>
「ちょっと完全試合を意識してたのかな。
こっちは意識してなかったけど」

<チェンの完封をリードしたが、打っても2安打。
相手のグリンは昨年、北海道日本ハムでチームメート>
「イメージが違った。
あんなに変化球を(多く)投げるピッチャーじゃなかった」

<この日はバッテリーエラーもなく、必死さをアピール>
「あれだけ練習しているし、
使ってもらっているので結果を出さないと」
(中スポ、サンスポ

●内川聖一(横浜)
<調子を上げていたが、4回の見逃し三振など4タコ>
「(チェンは)適当に荒れていた。
どう打とうか決められないまま終わってしまった」
(中スポ)

●杉村打撃コーチ(横浜)
<完封を喰らった中日先発・チェンについて脱帽>
「球が速く、力で押す投球だった」
(中スポ)

●大矢監督(横浜)
<バットに当てても振り遅れによるファウルや
内野フライが目立ち、9回でも151キロをマークするなど
球威は衰えなかったチェンに敵将も脱帽>
「7回くらいでつかまえられると思ったけど、きょうは直球がよかった」
中スポ毎日jp

○森バッテリーチーフコーチ
<2点差の9回、岩瀬への継投も考えられた場面だったが、
チェンに続投を指示して>
「チェンで行く方が勢いがつく。
チームに勢いを付けるには、競い合ってる若い連中が
完封するのが一番なんだ。よく投げ切ってくれたよ」
サンスポデイリー


○和田一浩
<4回無死二塁、右翼中段へ決勝の9号2ラン。
初球をファウルした直後、真ん中高めの142キロをはじき返した>
「得点圏に走者がいたので何とかしたかった。
シュート回転して甘く入ってきました。
たまたま上がってホームランになりましたね。
勝ちにつながってよかったです」

<28日の東京ヤクルト戦の同点ソロ以来、17打席ぶりの本塁打。
この時点で阪神・金本を超え、ホームランキング争いで
リーグ単独トップに躍り出たが、それでも口ぶりは静か>
「単独トップ? 僕の場合、本数は関係ないと思っているんで。
つなげることを心がけているから。
本数は本当にどうでもいい。勝ったことが大事です」

<この日、敗れれば単独最下位となる状況。
中でも打線は4試合でわずか4得点。
森野、ブランコ、和田のクリーンアップは連敗中44打数6安打、
打率.136と、不振が敗北に直結していた。苦悩ぶりを明かして>
「みんな何とかしようと思っているんだけど、
流れが悪い時はそれがつながらない」

<強調するのはあくまで『フォア・ザ・チーム』。
自身のアーチで連敗を止めたことにも、口元は過剰にゆるまない。
これからの反撃にもこう繰り返して>
「とにかくチームが勝てるように」

<もちろん連敗を止めただけでは満足していない。
最下位は免れたが、この日も得点は本塁打による2点のみ。
チームの沈滞ムードを振り払うのは主軸。
帰りのバスに乗り込む直前、すでに4日の試合へ気持ちを切り替えて>
「連敗中は野手も投手も苦しいですよ。
だからクリーンアップが打たないと。
まずはチームが勝たないことにはね。
それだけ責任が重いところですから。
みんな何とかしようと思ってやっている。
これからいい方向にいけばいい」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○トニ・ブランコ
<4回先頭、外角真っすぐを逆らわずに弾き返すと、
ライナーがあっという間に一塁手の右を抜き、
フェンスに達する右翼線への二塁打。怪力が和田の2ランを呼び込む。
4番打者は調子が上がっていることを認めて>
「だんだんよくなっている」

<ただヒットはこの1本だけ。まだまだ安定と呼ぶには早すぎる>
「つかんだ、と思うときと、逃したと思うときがある」

<4月7日の東京ヤクルト戦(神宮)の試合前以来、
今年2度目。またもや丸刈りになっていた。
本当に見事なほど青々とした丸刈り。どうしたの?>
「きょうの朝、自分でやったんだよ。理由はなんとなくだね」

<実は丸刈りとは相性が良い。因果関係は定かではないが、
前回にそった後は4試合連続で安打を放ち、この日も勝利に貢献。
それにしても頭の形が美しい。
こんな表現をしたら怒るかもしれないが、
電球のようになめらか。そうほめると>
「そうかな。ありがとう」
(中スポ<ドラ番記者>

○井端弘和
<1回1死から左前打、5回1死から中前打で
この日4打数2安打と、2試合ぶりのマルチ安打を記録。
得点にはつながらなかったが、しっかりチャンスメーク。
ここ10試合では37打数13安打の打率.351。
好調をキープして、これからも勝利に貢献していきたい>
「状態はよくなっているよ。振れてきているから」
(中スポ)

○立浪和義兼任コーチ
<先発メンバーのみが出場した試合とあって、
出番がなかったが、まな弟子の奮起に目を細める。
試合前、落合監督とともに不振のルーキー・野本を指導すると、
2回1死から右前打、9回先頭で中前打と4打数2安打。
4月10日の広島戦以来のマルチ安打を記録>
「野本はどうしても右肩が下がる。
監督も首が寝ているからバットが下から出ると指摘していた。
きょうはきのうよりもよくなっていたね。結果が出れば自信になる」

<チームの連敗も4で止まり、安堵の表情>
「勝ってよかったよ」
(中スポ)

○小林正人
<2月の春季キャンプからもがき苦しんでいた
リリーフ左腕が別人になって帰ってきた。
その答えはベテラン選手の観察から始まったという。
今年唯一登板したオープン戦(3月14日・北海道日本ハム戦)で
2/3イニングで2安打1四球2失点と散々な結果に。
以降は2軍暮らし。そんなとき1年間の浪人生活を経て
入団してきた河原がブルペンで投球。
それは目指している理想的なフォームだった>
「格好いいなって。
巨人のときもきれいなフォームだなって思っていましたけど、
球持ちがすごくよかったです」

<投手は一般的に、できる限りリリースを遅らせたいと思っている。
ボールの出どころを打者寄りにすることで、
打者のタイミングを狂わせるためだが、その理想が目の前にあった。
チームメートになるまで面識はなかったが、
自分のフォームを見てもらうと、復調に繋がるアドバイスを授かった>
「下半身の使い方を変えたんです。
左ひざをやわらかくして、前に突っ込むというか、
少しでも球持ちをよくしようと。
1センチでも2センチでも、前で投げたいですから」

<フォームを修正し、4月24日に昇格以降、2試合で1勝0敗。
24日の巨人戦では1球勝利も経験。結果がガラリと変わった。
工夫して、努力しながら生きてきたプロの世界。
そしてまた、新たな成長を遂げた>
「まだ2試合ですからね。これからです。
河原さんには本当に感謝しています」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<2点差の9回、3番・内川からの打順だったが投入なし。
前回登板は3日前。登板を妨げる特別な事情はなく、
ブルペンにもいたし、投球練習もしていたよう。
一昨年8月31日の広島戦以来となる
セーブがつく状況での『温存』について、試合後聞いてみると>
「準備? していましたよ。体調も大丈夫です」
中スポ


○落合監督
<チェンの好投で連敗を4で止め、最下位転落の危機を回避。
1週間ぶりの白星を手にしても、試合後はこれまでと何ら変わりなく>
「この前言った通り、(コメントは)何もないよ。
この前(4月29日)1カ月分話した。
(1試合)勝ったから、負けたからといって
話をしなきゃいけないというわけじゃない。
オレにとっては、ただの日曜日」

<移動のバスに向かうチェンの背中を指し一言>
「そこに(チェンが)いるからそいつに聞いてくれ」

<この日、連敗を抜ける前にこう話していた>
「どの球団だって、1回、2回はこういう時期がある。
人間のやることだ。
毎年あるよ。でもそれが分かんないだけで」
(中スポ、中日新聞おおさか報知共同通信社時事通信毎日jpニッカン


若竜トピックス(3日)

◆第63回JABA(地区)ベーブルース杯争奪大会
予選リーグA組 第2試合
西濃運輸-中日
(3日・岐阜メモリアルセンター長良川球場)
 D 000 000 100 = 1
 西  000 140 00× = 5
[D本] 新井
[Dバッテリー] 佐藤亮太、赤坂、高島 - 小田、前田
日本野球連盟公式HPファームブログSEINO-SPORTS.com

●新井良太
<社会人野球ベーブルース杯の予選リーグ2日目、
西濃運輸(岐阜)戦で、7回無死、左翼へ本塁打を放つ。
弾丸ライナーで左翼席中段へ突き刺し、
チーム唯一の得点となる一撃。何とか完封負けは阻止したが>
「ホームランはいい感じで打てました」

<打線が西濃運輸のエース・佐伯尚治にわずか5安打に抑えられ、
自身も4打数1安打に終わり、その表情は渋いまま。
プロ選手のプライドにかけて、きょう4日予選リーグ最終戦に挑む>
「必死こいてやってたんですが…。
またあしたがあるんで気合入れていきます」。
中スポ

●赤坂和幸
<右肩痛で別メニュー調整を続けていたが、実戦復帰。
6回から2番手で登板し、2イニング打者6人を完ぺきに抑える。
4月12日の2軍オリックス戦以来の登板に>
「久しぶりで多少の不安があったけど大丈夫でした。
きょうは開き直って投げたのがよかったと思います」
中スポ




コメント

観戦勝利おめでとうございます。
生観戦の連勝記録を伸ばして下さい。

昨日はチェンだけで済みましたから
疲労が残り気味の投手陣にとっては
助かりました。

今日は川井でしょうが、前回の勢いを
そのままキープしていてほしいです。
GW後半から上昇気流に乗ってもらいましょう!

観戦。乙カレーです

最後はジャッキーどうなるの?
何て思いましたが耐えて完封勝利でした
あの脅威のベイ打線を抑えてですから
頼もしい限りですよね。

問題は今日のタンスくん・・・・・。
大丈夫か少し不安ですが
ローテ確保の大事なマウンドで
躍動することを願ってます。

昨日は、お疲れさまでした。残念ながら
お会いできなかったので、「コーラ」は
10日の東京ドームに順延で

安打数のわりに得点は少なかったのですが、
チェン投手が本当によく頑張りましたね。
防御率トップに躍進したのも嬉しいです。
和田選手の決勝弾は、nojimaスタジアムの
アーカイブで何度も再生して観ました。
力強く巧みな「右方向アーチ」でしたね

ししょー、こんちは(^^)
チェンくんナイスピッチングでしたね~!
完全試合を密かに期待してたんだけど残念(>_<)
横浜キラーになったチェンくん。次回登板も楽しみでふね。
生観戦、オープン戦を含めて3連勝中な私(^^)
日曜日の巨人戦でも記録更新したいもんです。
コーラは、その時にね~(^^ゞ
P.S.チェンくんのインタビュー中に
寝損くんが堂々と?笑顔で歩いていたのが印象的でした。
活躍したっけ?昨日…(笑)

みなさんコメントありがとうございます!
1週間ぶりの勝利、やっぱりいいですね
きょうも自分は録画観戦ですが、何とか連勝の瞬間を見たいです。
先発の川井投手、頑張ってほしいですね。


>ギンタロウ。さん
今季はとりあえず観戦連勝スタートとなりました。
次回も日曜日の観戦なのですが、
ハッピーサンデーとなってほしいです

中スポは何で岩瀬温存?と出ていましたが、
9連戦ですし、休ませる方に重きを置いて正解でしょう。
ただ9回の連打のときには繋ぐと思いましたが。
リリーフ陣も休めましたし、連勝に貢献してほしいですね


>daiさん
みかん氷、初めて食することができました。
ただアイスと違い、氷が多すぎてちょっと飽きましたが

チェン投手、よく投げてくれました。
特にストレートが走っていたのが大きかったです。
よくぞあの打線を封じてくれたと思います。

タンス君、続いてほしいですよ。
チェン投手とはタイプが違いますが、
うまく緩急を使ってもらいたいですね


>ドライチさん
こちらこそ観戦おつかれさまでした。
昨日は球場入りまでがかなりのドタバタで、
試合開始前まではほんと余裕がなかったので、
ご挨拶も出来ず&コーラをいただけず、とても残念。
次週はぜひともよろしくお願いします

チェン投手、完全ペースでしたが、
ナゴドの巨人戦のようなこともありましたし、
打たれた後が不安でしたが、よく踏ん張ってくれました。

和田選手、見事な主軸のお仕事
最後のレフスタへのボール投げ込みはさすがの「いいひと」です。


>たつなみこさま
生観戦3連勝、おめでとうございます。
すっかり勝利の女神様じゃございませんか
チェン投手、さすがは防御率1点台。
こういう投球ができれば、さらにベイキラーになれそうです。

次回の巨人戦は、9連戦のオーラス。
もしかしたらネルソン投手が投げるかもしれないので、
しっかり応援しましょうね。

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